金沢・近江町市場

節約生活


 6月はお仕事充実して、日々退屈しない程度のトラブル事件処理もあって、日々過ぎ去るの速いこと!今年迎えた若い者はちょっと見捨ててしまって内心忸怩たるものはありつつ、2019年も半年経過、レーワ・ブームとやらは何処?今月は参議院選挙だそうです(投票率低いと予測)。あともうちょっとで予定通り消費増税は10%になって、消費者心理はいっそう冷え込むことでしょう。アソーさんが受け取り拒否した「老後2,000万」報告書は妙にリアルな印象もあって、報告書をまとめた座長は投資系のトップとか。タンス預金を投資に回せってか。数少ない成功例を宣伝に、ド・シロウト(もちろん含むワシ)が甘い言葉に乗せられ、貴重な虎の子を失う事例も多く発生するでしょう。世の中にラクしてカネが増えることなんて、あり得ませんって。誰かが儲ければ、誰かが損している・・・世の中の経済規模が変わらなければ。

 既に高級タワーマンションの契約が減っているという情報はほんまでしょうか?人口が減って、空き家が十数パーセント?なのに”新築神話”が続いている不思議、いずれ”無借金無財産”家計な我が家には無縁なこと、趣味は節約、あるだけで暮らすこと、生活を愉しむ術を日々探しております。新幹線で大阪の老母(好物はコンデンスミルク+きなこ)のもとに通っていた女房殿はバスに替えました。毎週末の外食、美味いもん探しの居酒屋通いは月一回ほどに。ぼちぼちボロ軽中古車も処分して、駐車場契約も解除いたしましょう。

 健康は基本中の基本、スポーツクラブ月4,500円(税抜/平日夜のみ利用限定)は継続中、月15回利用すれば@300(+税)ですから。シャワー代くらいなもんでしょう。休館日木曜+祝日土日は長久手市立体育館トレーニングルームを利用して、これが@110(税込。10月から上がるのか)エアコンやシャワーがないし、美しくないけど安い。利用時間は自由ですし目的は達成できます。これで体重微減中、体調も、筋トレ成果に体型も改善中。とくに夜の予定がなければ週4日スポーツクラブ、3日市立体育館のパターンとなります。両施設とも至近、歩いてすぐ。

 20年ぶりに寿命だったらしい左奥歯下治療あと激痛、今週末再建終了予定。歯周病虫歯に非ず、いくら熱心に歯を磨いても華麗なる加齢、あちこちガタが来るのですね。

 恒例、いつもの先月ヴェリベスト。

London F00L-59022/24   14枚組3,150円Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1970年)・・・お恥ずかしい駅売海賊盤以来のお付き合い(←コメントも恥ずかしい)。一番拝聴機会の多い”第5番”、幾度聴いて自分なり評価は揺れ動くもの。記憶ではシカゴ就任最初期(在任は1969-1991)の録音、いつのまにか半世紀前となりました。強烈世界一輝かしい金管の威力爆発、どこをとっても細部テンションの高い旋律リズムの扱いに圧倒されて、それは快感そのもの。要らぬ余情や情感交えぬスポーティな躍動に、現在の耳に保留なし賞賛を惜しみませんよ。当時Georg Solti(1912ー1997洪牙利ー独逸ー英国)58歳だもんなぁ、元気いっぱいですよ。

驚いたは英DECCAのマルチマイク録音、先のヤンソンス・ライヴとは対極!金管中心の音録り、時々ドでかい音量不自然前面にせり出して、定位も奥行きもどこへやら?ほとんどストコフスキーの世界でっせ。弦のバランスがよろしくない(引っ込んでいる)と感じるのは貧者のオーディオ環境だから?第4楽章「Adagietto」に於ける清涼な弦は見事だから、やはり金管重視収録の思想かと。各パートは明晰、というかバラバラに録って合成したのでしょう、”マルチ・モノ”の意味合いをようやく理解しました。各パートは響き合わず、孤立して鳴っておりました。おそらく現代では絶滅した”素晴らしい”音質でした。

EMI TOCE-55445Saint-Sae"ns 交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」〜ジョルジュ・プレートル/パリ音楽院管弦楽団/モーリス・デュリュフレ(or)(1963年)・・・LP時代はけっこう存在を知られた音源は21世紀に忘れられたような?ウィーン交響楽団との再録音に非ず、Georges Pretre(1924ー2017仏蘭西)40歳前の若き日の記録、LP時代よりお馴染み。残響たっぷり豊かな音質は記憶通り、前のめりにざっくりとした表現に少々細部描きこみが甘い、といった先入観は消えました。古典的構成+美しい旋律、華やかな管弦楽技法にダメ押しにオルガンの壮麗な響きの妙、名曲中の名曲はノリノリに颯爽とした勢いのあるものでした。アンサンブルに難があったらしいオケは弱点を補って余りある色彩、サウンドに色気がありました。

ABC 8.770032Bach/Scho"nberg編 「来ませ、創り主、聖霊なる神よ」BWV631/「装いせよ、おお、魂よ」BWV654/前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」BWV552(1994年)/Brahms ピアノ四重奏曲第1番ト短調(1996年)〜エド・デ・ワールト/シドニー交響楽団・・・実力のワリに意外と不遇なEdo de Waart(1941ー阿蘭陀)シドニー時代の録音(在任1995ー2004)。棚中在庫CDをすっかり失念して、久々の発見!ネットでもほとんど消息を探せぬ一枚也。Bachのオルガン作品はもともと巨大、但し色彩はモノクロ、そこに先人に敬意を評してわかりやすく大管弦楽編曲に仕上げたのですね。ストコフスキーもこの流れでしょう。なんか異様に巨魁な世界に仕上がって、怪しさ限りなし。Brahmも大好きでして、数ヶ月前ロバート・クラフトに言及しておりました。交響曲第5番ト短調とは言い得て妙、これは原曲よりかなり巨大化して重量感たっぷり、オケは上手いですよ。有名なオペラハウスでの録音も上々。

Gala GL 100.613Wagner 楽劇「トリスタンとイゾルデ」抜粋〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル/ジェス・トーマス(t)/アイリーン・ファーレル(s)(1969年ライヴ)・・・こんな(おそらく非正規)音源あったのですね。音質は良好。声楽はこの二人のみ、一気に60分続いて(幕転換に拍手有)この長さの演目だったのでしょう。いつもの「前奏曲」は避けて、第2幕第3幕抜粋?(ラスト「愛の死」はたっぷり堪能)あちこち馴染みの旋律が顔を出して飽きさせないもの。Jess Thomas(1927ー1993亜米利加)はバイロイトでも活躍した往年のヘルデンテノール、Eileen Farrell(1920ー2002亜米利加)の主戦場は国内でも、ここでの説得力は比類のない輝かしさ、オケも好調です。バーンスタインの燃えるような表現に全曲盤(バイエルン放送交響楽団1981年)が聴きたくなりました。

PHILIPS 411 102-2Mozart 行進曲ニ長調K.445/嬉遊曲第17番ニ長調K.334〜ケネス・シリトー/マルコム・ラッチェム(v)/スティーヴン・シングルス(va)/デニス・ヴィゲイ(vc)/レイムンド・コスター(cb)/ティモシー・ブラウン/ニコラス・ヒル(hr)(1982年)・・・今は亡き名門レーベルPHILIPS(p)1984西ドイツ輸入盤+日本語解説封入(32CD-168)番号から類推するに3,200円!プラケースが分厚くがっしりしております。入手経緯記憶なし、おそらくBOOK・OFFじゃないか。閑話休題(それはさておき)この作品との出会いはたしかレナー弦楽四重奏団+ブレイン父子による歴史的音源(1939年)だったはず、6楽章50分に及ぶ長大な”ディヴェルティメント”は愉悦に充ちて大好き。弦楽4部に+ホルン2本で音楽は大きくなるのですね。第3楽章「メヌエット」は誰でも知っている優雅な名曲でっせ。ここでは”楽隊の入場”である行進曲ニ長調K.445を冒頭に配して、英国の名人たち(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズのメンバー)が愉しげ、余裕に演奏しております。

Harmonia Mundi HMC 90218Mahler/Berio編 若き日の歌 Ablosung im Sommer/Zu Strassburg auf der Schanz/Nicht wiedersehen!/Erinnerung/Hans und Grethe/Ich ging mit Lust durch einen grunen Wald/Scheiden und Meiden(マティアス・ゲルネ-Matthias Goerne(br)/2015年)/Berlio シンフォニア(2012年)〜ジュゼップ・ポンス/シナジー・ヴォーカルズ-Synergy Vocals/BBC交響楽団・・・Josep Pons(1957-西班牙)は来日もして東京のオケを指揮しているようです。恥ずかしながら、この音源、ずっとファンホ・メナ(1965-西班牙。BBCフィル首席)と信じて、ノーミソ混乱して勘違いしておりました。

マティアス・ゲルネの押出のよろしい歌声に+Berio編曲色彩豊かな管弦楽編曲によるMahler声楽作品は、馴染みの旋律だけに聴き応えたっぷり。スケールが大きいもの。ここでのメインは「シンフォニア」、あちこちにMahlerの引用があって、声楽が超絶技巧(ここではシナジー・ヴォーカルズ、とか云うグループ)イメージはスイングル・シンガーズでっせ、初演から。(エルネスト・ブール1968年)作品との出会いはピエール・ブーレーズ来日公演のFM放送、フクザツ混沌としたサウンド、楽譜はどーなってんの?的自在なヴォーカル・パート、やがて統一されたリズムやらサウンド(馴染みのMahler旋律も)が浮かび上がると云った「復活」コラージュ。痺れましたよ。CDもすぐ買いました(1984年録音)。こんな”前衛的作品”も日常演目になりつつある21世紀であります。高い技巧を要求される演奏はもちろん文句なく立派なもの、音質も極上。

(2019年7月1日)

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written by wabisuke hayashi