20115年新居浜にて。冬の枯れた花畑

変わり映えせぬ2018年ラストの月へ


 昨日、自分+若い相棒主催、取引先を呼んでの行事対応、事前準備にも気を遣い、当日は終日立ちっぱなし、喋りっぱなし=結果足腰膝が鈍く痛みます・・・こうして継続雇用2年目もあっという間に過ぎ去って快速でっせ、一年遊んで暮らして、インフルエンザやその後遺症、秋にも咳に苦ししつみみ、華麗なる加齢に抗(あらが)って週3ー4回のスポーツクラブ通いも4年継続、若い人たちに囲まれてのお仕事も日々楽しかった。職場では元気な”過激老人”、年格好的に誰も文句も云えんし、迷惑で煙たい存在やろなぁ。それでも数日前若手数人と美味いもん喰いに行きましたよ、夜。一年前「2017年12月近況」を見ても変わり映えせんなぁ、好きなことをやって暮らしていることを自覚。

 2018年1月は寒く冷えて、2月はインフルエンザに自分の経験史上最悪に苦しみました。3月はミニノートパソコンを一台処分、敬愛する職場先輩完全引退(彼だけが自分に説教できた)一年間鍛え上げた新人若者お隣チームへ異動、4月は次の新人がやってきました。CD処分進捗し、大学先輩のお誘いに酒を呑むため(だけ)に金沢へ行ったのも酔狂でっせ。そして十数年前・岡山時代に”カワイガった”若者が立派なマネージャーとなって赴任再会、その成長に感慨と喜び有、5月は再び体調不良、とくに睡眠不如意に苦しんでおりました。 6月とは淡々とこれといった事件もなくて、暑い夏の予感がしておりました。

 7月は猛暑+全国あちこち異常気象、幸い体調を崩さず乗り切って、息子夫婦(小松市在住)は北海道の爺さん(93歳)婆さん(87歳)にご挨拶に、ちょっぴり親孝行できたかな?食洗機中古入手わずか半年でお釈迦は残念(即再入手済)8月は殺人猛暑継続、冗談じゃなくてご老人が幾人か亡くなっておりました。40度Cなんて人生でそう経験できるもんじゃないでしょう。恒例の京都OB会有。9月は息子の遅れ馳せ結婚式(ほんの身内のみ)金沢にて。北海道より婆さんを呼んで(爺さんは足腰立たんから)北陸の美味いもんたっぷりご馳走してきましたよ。こういった散財は嬉しいもの。10月はまたまた風邪症状をきっかけに体調不良、洟水痰の絡み咳き込んで眠れぬ日々・・・その合間に休日諸行事対応、富山迄出張もこなしました。11月は諸行事継続、東京出張、年末準備にやや緊張しつつ、OB会名古屋バージョンには大阪横浜からも参加、若者たちと呑みに行ったのも数回。東京でも旧知のネット友人と久々の酒を堪能いたしました。なんか呑んでばかり、自宅で晩酌の習慣はないけどね、毎日呑むことはないし。

 2月10月は体調不良でスポーツクラブ通い回数少なく、11月は出張とか祝日の関係で「週に1回」ということもありました。7-10月辺り、ずっと左膝の古傷が久々痛みだして、11月後半ようやく軽快、ちょっと諦めていたのでこれは嬉しいもの。できるだけ日々、しっかり下半身を鍛えて汗をかくこと、規則正しい生活でなんとか健康を維持できていると思います。日々淡々と過ごして、一年はあっという間、こうして振り返ってたらずいぶん昔のような気もします。12月に入っても、例年の爺さんからの年賀状宛先印刷依頼がありません。こちらも賀状準備の意欲が盛り上がっておりません。あと一世代回ったらこんな習慣もなくなってしまうかも。

EMI TOCE-13432Ravel ピアノ協奏曲ト長調/左手のためのピアノ協奏曲〜ジャン・フィリップ・コラール(p)/ロリン・マゼール/フランス国立管弦楽団(1978年)・・・Jean-Philippe Collard(1948ー)の若い頃、マゼールだって48歳壮年期の記録、これは音質鮮明、演奏も鮮烈でした。ピアニストは近代仏蘭西が十八番、繊細な細部の描きこみとラプソディックな躍動が両立する素晴らしき演奏、マゼールはかなり個性的に弄る人、このオケとは相性がよろしいようで雰囲気で聴かせる方向に非ず、テンポも動いて緻密明晰な個性・主張が決まって完成度も高いもの。軽妙なト長調、そして重厚なスケールを誇る「左手」たっぷり堪能いたしました。

DG 43027Schubert ヴァイオリン・ソナチネニ長調D.384/楽興の時D.780より2曲/歌曲集「白鳥の歌」より「セレナーデ」/ワルツ集D.969より「ワルツ第4番」/(ほかドイツ舞曲集たっぷり)/アルペジョーネ・ソナタ〜ギル・シャハム(v)/イェラン・セルシェル(g)(2002年?)・・・実演ではギターの音量は小さいから、どんなバランスなのでしょう。ピアノ伴奏よりぐっと親密さが増して、ヴァイオリンは馴染みの、懐かしい旋律たっぷり浮き立たせました。Gil Shaham(1971ー)は美しい音色としっかりとしたテクニック、現役旬のヴァイオリニストでしょう。Goran Sollscher(1955-)も久々の拝聴、瑞典の名手。ここ最近、大きな、賑々しい音楽は敬遠気味なんです。

BRILLIANT 92627/1Mozart 嬉遊曲 ニ長調K136/変ロ長調K.137/ヘ長調K.138/第17番ニ長調K.334〜フローリアン・ヘイエリック/マンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団/オルガ・ノーデル(v)(2002年)・・・10年以上前のコメント有、”飾りがないというか、素っ気ないくらいの淡々とした演奏”といった印象はそのまま。天衣無縫な愉悦に溢れる”ザルツブルク・シンフォニー”、ホルンが夢見るように美しいK.334、第3楽章「Menuett」は誰でも知っている名曲中の名曲・・・Brilliantの全集CDを入手して、セレナーデ、嬉遊曲、行進曲、舞曲集なんて一生聴く機会もないやろな、そんな夢が叶った頃の感慨が蘇りました。ちゃんとした音質、それなりの演奏であれば、それだけでシアワセでしたよ。

BerlinClassics BC90212Rossini 歌劇「セヴィリアの理髪師」(独逸語)〜オトマール・スイトナー/シュターツカペレ・ベルリン/州立歌劇場合唱団/ヘルマン・プライ(br/フィガロ)/ペーター・シュライアー(t/アルマヴィーヴァ伯爵)/ルース=マルグレート・ピュッツ(s/ロジーナ)/フリッツ・オーレンドルフ(b/バルトロ)/フランツ・クラス(b/ドン・バジリオ)(1965年)・・・これは”Der Barbier von Sevilla”であって、”Il Barbiere di Siviglia”に非ず・・・エラソーに書いたけれど、こちら日本語一筋61年、言葉の意味はさっぱり?状態。それでも言語のニュアンス、違和感はしっかり理解できるもの。1960年台には独逸語盤伊太利亜歌劇が盛んに録音されておりました。おそらく現在でも独逸の歌劇場ではそうなんでしょう。まず、音質がほとんど驚異的に鮮明、臨場感たっぷり、旧東独のオケは質実に味わい深く、現在とはかなり違う印象を得たものです。Otmar Suitner(1922ー2010)43歳、作品は”フィガロの結婚”(←イタリア語上演だけど)の前の物語(伯爵の嫁取り)独逸語の生真面目な印象もあってこれは”ほとんどMozart”のように響きました。

歌い手に名のある人を揃えて、闊達に生き生きとしたやり取りが素晴らしいもの。伊太利亜歌劇にありがちの”エエ加減で勢いだけのオケ”に非ず、しっとりとした、重心の低いサウンドに支えられて、馴染みの旋律をたっぷり堪能いたしました。

LP時代のデザインde Falla スペインの庭の夜(1957年)/Francaix ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ(1956年)/Honneger ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ(1955年)/Tcherepnin ピアノと管弦楽のための10のバガテル(1960年)/Rachmaninov パガニーニの主題による狂詩曲(1960年)〜マルグリット・ウェーバー(p)/フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団・・・これはLP時代よりの愛聴盤(Rachmaninov)。ほかも幾度も聴いております。Margrit Weber(1924ー2001瑞西)はもう誰も知らんと思うけど、瑞西の実業家の奥様、現代音楽に一言あったそう。たしかにモノラル時代にFrancaix、Honneger、Tcherepninなんてあまり録音はなかったでしょう。いくつか初演も担当しているらしい。de Fallaはのちにクーベリックとの再録音があって、これは旧モノラル、この作品って濃密かつ官能的な風情漂うエッチな作品!小粋なFrancaix、ゼンマイ仕掛けのおもちゃのように無機的かつ愉しいHonneger、忘れ去られるにはもったいないほどNikolayevich Tcherepnin(1899ー1977露西亜→仏蘭西)泥臭い民族的な旋律・・・最高。

白眉は”パガニーニ狂詩曲”、驚くほど音質がよろしいし、このステキな作品との出会いはこれだったんです。文句なく甘美な浪漫旋律、絶妙なタメがありがちな”上手いだけの若手”とは一線を画す、絶品。フリッチャイのバックもその効果に寄与していることでしょう。

MusicomMozart シンフォニア・コンチェルタンテ 変ホ長調K.364(1998年)/クラリネット協奏曲 イ長調K.622(1997年)〜リッカルド・ムーティ/スカラ座フィル/フランチェスコ・マラナ(v)/ダニーロ・ロッシ(va)/ファブリツィオ・メローニ(cl)・・・これはようわからんCD。ソロはスカラ座の団員ですか?前者の躍動、後者の諦念、思いっきり美しい作品+よう歌って仕上げはほとんど最高っす。ま、たいていどんな演奏を聴いても無条件幸福、イタリア勢のMozartの明るさ、愉しさ、文句ない上手さに感服です。

(2018年12月1日)

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written by wabisuke hayashi