吉野ヶ里遺跡

ようやくの秋


 いつまでも暑い日々が続いて、季節感覚がズレております。全国あちこち水害はあったけれど、9月は台風の影響は少なくて最小記録?2個のみ。10月以降はいかがでしょうか。情けない痛風発作幾度目再繰り返した前月始め、幸い隔日市立体育館鍛錬は一回休んだのみ、なんとか15回通うことができました。(@100円也)しばらく62kg台を維持したけれど、途中禁断のラーメンを喰ったことをキッカケに、ややリバウンドしたのは残念。9月最終日63.8kg、前月比+600gの結果はがっかり。年内は禁酒継続して通風対策(尿酸値は下がっているみたいだけれど)体調様子を見ましょう。夏バテはなんとか避けられた・・・と、思ったら

 ちょうど一ヶ月前も38.2度C発熱、昨日も気温30度C超えの気候に朝晩は秋の気温、寒暖の差のせいか微妙に頭痛もあって、鎮痛剤服用。ちょっとした風邪だったらまだしも、コロナもインフルエンザも巷では大流行らしいから気を付けないと。このまますっきり快復することを願いましょう。鍛えて治す! 昭和の(誤った)発想で乗り切ります。

 せっかく、季節のよろしい秋に至りました。日差しは相変わらずでも朝夜、そして風にはわずかに涼しさを感じるもの。63歳独身引退生活を堪能している爺友は現在、伊太利亜旅行中。それに刺激を受けて三内丸山古墳〜函館11月ツアーを予約しようと思ったら、女房殿のスケジュールが合わない。他人さまの生活をうらやましいと思ったことはないけれど、5月来体調崩して、痛風発作幾度繰り返して猛暑にも負け気味、ほぼ引き隠りな音楽生活のみ、コンサートに出掛ける元気も意欲もありません。毎日洗濯やらトレーニングルーム通いさておき、日々の節約料理工夫もなんやワン・パターンにマンネリ状態。時々、梅田駅前ビル地下の激安居酒屋に寿司とか居酒屋メニューを愉しむくらい(ノンアルコールだけど)。ノンビリして、刺激も変化もないジミ過ぎな節約生活ですよ。欲しいものはなにもないんです。

 DVDにたっぷり貯めた音源ファイル点検整理廃棄、数ヶ月に渡って延々HDDへの移動作業はほぼ終わりつつあります。かなり廃棄したけれど、これから更に内容しっかり吟味して減らすつもり。多く所有することが=シアワセに非ず。人生の残り時間は思ったほど多くはないと自覚しております。2023年も途中2ヶ月ほど寝込んで、残り3ヶ月となりました。なんとか元気を保って乗り切りたいもの。嗚呼オモロない人生やなぁ。女子バレー日本代表には励まされました。

 恒例ヴェリ・ベスト。引き続き集中力を失っております。

SONY-VivarteMozart 歌劇「イドメネオ」序曲 K.366/「後宮からの逃走」序曲 K.384/「劇場支配人」序曲 K.486/「フィガロの結婚」序曲 K.492/「ドン・ジョヴァンニ」 序曲K.527/「コシ・ファン・トゥッテ」序曲 K.588/「皇帝ティートの慈悲」序曲 K.621/「魔笛」序曲 K.620/セレナード第13番ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」〜ブルーノ・ヴァイル/ターフェルムジーク・バロック管弦楽団(1991年)・・・一部昔馴染みに聴いていた古楽器演奏。加奈陀の団体は最近噂を伺えないけれど、SONYに膨大な録音を残しておりました。粗野な明るい響き、勢いとリズムはヴィヴィッドな陰影と起伏、輝かしくも新鮮な音質、誰でも知っている名曲を揃えて文句なしの愉悦をくださいました。(序曲 4:29-4:36-4:21-4:50-6:09-4:32-4:46-6:32)(セレナード 7:36-4:36-2:01-5:09)

SUFWST FUNK-4Berio シンフォニア(エルネスト・ブール/バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団/スウィングル・シンガーズ1969年)/Liebermann ジャズ・バンドと交響楽団のための協奏曲(ハンス・ロスバウト/バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団/Werner Drexler(p)/Heinz Hermannsdorfer(tb)/Hans Wilfert(tp))/Halffter 暴力の犠牲者たちのための悲歌(Hans Peter Haller編/エルネスト・ブール/バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団)/Stravinsky 墓碑銘(フルートとクラリネットとハープのための/Sepp Fackler(cl)/Kraft-Thorwald Dilloo(fl)/Hildegard Heckel(hp)) ・・・同時代の音楽を発信し続けるドナウエッシンゲン音楽祭75周年記念(1921-1996年)音源。Berio以外の録音年の調査は付きませんでした。どれも音質良好。Berioのシンフォアには大好きな作品。Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」より第3楽章「Scherzo: In ruhig fliesender Bewegung」が自在にコラージュして登場。そしてスウィングル・シンガーズの自在な超絶技巧(楽譜はいったいどうなっているのか?)ものすごくカッコよい! エルネスト・ブールの緻密な集中力アンサンブルはライヴとは思えぬほど。(5:46-5:00-14:40-6:58)Liebermannはフリッツ・ライナーも録音している題名通りの作品、通常のオーケストラとジャズ・バンドが競い合って、これもカッコ良くて賑やかにノリノリ。(16:51)Halffterはもともと弦楽アンサンブルですか?電子音楽編曲とか、色彩に充ちて、神秘に繊細な衝撃的な作品でした。(21:14拍手有)Stravinskyの墓碑銘は7小節の儚い小品。ドナウエッシンゲン音楽祭のパトロンだったフュルステンベルク公爵の追悼曲、とのことです。そんな酔狂なパトロンがいらっしゃったのですね。(1:23)

NAXOS 8.555229Addinsell (1904-1977) 映画「チップス先生さようなら」 テーマ(1939)/映画「ワルツへの招待」より「リング・ラウンド・ザ・ムーン」(1950)/映画「スモーキー・マウンテンズ」(1950)(協奏曲)First Movemen ー Valley Song 谷の歌 - Old Joe Clark 老ジョー・クラーク/映画「りんごの島」(1940)/映画「王子と踊子」(1957)/映画「ト調の音楽」(1943)/映画「トム・ブラウンの学校生活」 序曲(1951)/映画「フェスティバル」(1947)/映画「 ロマンスへの旅」(1955)/映画「無敵艦隊」 組曲(1937)/映画「二都物語」 テーマ(1958)〜フィリップ・マーティン(p)/ロードリック・エルムス(p)/ケネス・オルウィン/BBCコンサート・オーケストラ(1994年)・・・Kenneth Alwyn(1925ー2020英国)は懐かしい名前。映画本編は見たことがないけれど、どれもどこかで聴いたように懐かしく、夢見るようにカッコ良い旋律ばかり。難解晦渋な音楽もノーミソには必須、だけどこんなワクワクするようなわかりやすい旋律、そしてピアノも登場するステキな編曲に心奪われました。

Supraphon SU3478-2Debussy 牧神の午後への前奏曲(1966年)/管弦楽のための映像(1977年)/遊戯(1966年)/神聖な舞曲と世俗的な舞曲(1977年)〜セルジュ・ボド/チェコ・フィル・・・収録作品が少々異なるけれど、2006年来の再聴。音質は極上。Serge Baudo(1927ー仏蘭西)は未だご存命?ややジミに質実なサウンドに細部緻密にていねいな描き込み、「牧神」のアンニュイな風情(9:40)「映像」に於けるリズム感のキレ(7:17-6:50-8:20-4:12-7:21)自在に旋律を歌う「遊戯」(17:07)神秘なハープが効果的な「舞曲」(4:23-4:45)どれも納得の演奏でした。

SONY SICC-2067Rimsky-korsakov 交響組曲「シェヘラザード」(1959年)/Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版/1957年)〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル/ジョン・コリリアーノ(v)・・・オリエンタルな甘美な旋律、デーハー豪華絢爛たるオーケストレーションが魅惑の作品。再録音がありそうで実はこれのみな「シェエラザード」は音質良好。バーンスタイン41歳、少々粗くても、勢いとエネルギー漲ってはち切れそうに大爆発!な記録でした。粘着質な細部描き込み、とことん!泣きの旋律強調、とくに最終楽章「バグダッドの祭り。海。船は青銅の騎士のある岩で難破。終曲」に於ける前のめりの熱気と打楽器の迫力、爽快感。ツボにはまった時のニューヨーク・フィルはノリノリにパワフル。まるでライヴのようなアツい演奏でした。(11:02-11:49-11:10-12:38)「火の鳥」はこどもの頃17cmLP時代より愛聴している熱血演奏、「魔王カスチェイの凶悪な踊り」と「子守歌」はいったん終始される版使用。これも音質良好でした。(3:19-0:14-1:09-5:14-3:57-3:51-3:28)

(2023月10月1日)

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written by wabisuke hayashi