2003年12月倉敷美観地区

血尿やら眼病疾病やら


 典型的な車社会向け居住地、”クルマなし”ご当地生活も半年(前任地・大阪では既に6年)、最近ようやく居住地北側の高級住宅街、南側の美しい新興住宅街+凝った公園(こどもが楽しげに遊んでいた)を発見、この辺りは稀有に美しいエリアであることを自覚いたしました。所要があっても目的地と主要通路しか見ていなかったのだね。先週の朝日新聞の記事にて、試してみるべき”農産レストラン”にも気付きました(幾度前を通っていた)。発見は続きます。

 ”ツボは抑えて、他はできるだけ手を抜く””ネット、OAの恩恵はできるだけ活用してラクする””拙速は巧遅に優る”、”謝って済む誤りは、誤りに非ず”、”お仕事終了目標は定時”(そのためには早出、昼休み費やすことも辞さず)”ラクするための工夫に徹夜辞さず””仕事は趣味だ””お仕事はリズムでこなす”〜そんなことをモットーに、長いサラリーマン人生を歩んで後期中年に至りました。ようはするに、”手を抜ければ、脚まで”っつうことでっせ、自慢にもな〜んにもならんけど。

 振り返って見れば異動転居する度幾度、一年ほど苦しんでおりました。3月末に名古屋(正確には長久手)に転居、職場には各々数十年の歴史、文化、風土があって、そこにカンタンに馴染むほど事態は単純シンプルに非ず、けっこう苦しみました(継続中)。偶然配置された自分の担当はちょいとムズかしい(フクザツな経緯)状態に有、また(自分とほぼ同時に赴任した)上司が内外に評判よろしくないのも試練。まずは健康こそ!最大の基礎、基盤、前提、そこからスタート・・・なのに。

 長年に渡る不摂生は、ようやく健康健全な生活を過ごしても若さ戻らず。血圧尿酸値はヤクを以ってコントロールしても、耳鳴り不眠は継続悪化、倦怠感は日常、”鋼鉄の胃袋”もいまいち不調、と思ったら結石10年ぶり発症(放出継続中)、眼病(視神経乳頭陥凹症)も指摘され〜あかんなぁ。ほぼ毎日、起床時の腹筋/腰ストレッチ+毎朝(ちょろ)ウォーキング(両肩首ストレッチ主眼)継続して、幸い腰痛肩痛とは無縁を喜ぶべきでしょう。

 それなり元気、毎日楽しく過ごしたい、それだけ。記憶力抜群によろしくないので、都合悪いことは忘れております。悪戦苦闘の2013年はラスト月を迎えました。

 時間もCDもたっぷりあるのに、聴き手の集中力にやや難有。それでも先月のヴェリベスト。

Chopin ピアノ協奏曲第2番ヘ短調〜ステファン・アスケナーゼ(p)/フリッツ・レーマン/ベルリン・フィル(1952年)・・・Stefan Askenase(1896-1985)はやや旧世代、一部ステレオ録音は残っていてようやく全貌が拝聴できるようになりました。(廃盤みたいだけど)これが最近聴けぬような、濃厚甘美な表現、しかし時代掛った異形に非ず、ゆったりとした余裕とスケールを感じさせるもの。安定した技巧は前提、クリアな音質も大切だけど、それだけで済まされぬ暖かい風情を感じたものです。

Chopin ピアノ・ソナタ第3番ロ短調〜ステファン・アスケナーゼ(p)・・・やや音質古びて、揺れ動く風情ある演奏であります。バリバリ弾き進んで技巧にキレがあるといったものではなく、セピア色の懐かしい情景のようでした。

Membran 232766  Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)〜ロベルト・パーテルノストロ/ヴュルテンベルク・フィル(2000年)・・・ことし6月にスピーカーを替えてからたしか初耳、たしか豊かな残響百難隠す!状態であったはず。音質改善印象著しく、残響の足が長すぎて細部曖昧に至るとは感じません。落ち着いて、オーソドックス、刺激的鋭角にならぬ表現、さほどに著名ではないオケに”弱さ”を感じません。ヴァント/ケルン放送交響楽団全集をリファレンスとして定めて、他処分を進めてきたけれど、こちらの全集のほうが聴き疲れしないかも。作品の美しさをシミジミ堪能させて下さる演奏です。

「第九」フラッシュ・モブ。昨年2012年クリスマスの羽田空港「東北支援」、制服も麗しいCAさんのハンドベルから始まって、やがてオケが結集して合唱に至る〜これが凄い、パソコンの小さな画面でも泣けるほど。

Mahler 交響曲第6番イ短調〜パブロ・ゴンザレス/カタルーニャ国立バルセロナ交響楽団(2011年1月23日ライヴ)・・・放送録音をネットより入手したもの。そうかぁ、もう2年経ったんだな、当時Mahler のライヴ音源ガンガン自主CD化しておりました。これは細部の彫琢云々別にして、情熱と勢い溢れるアツい演奏です。1975年生まれ西班牙の(英国にて教育を受けたらしい)若手は昨年2012年NHK交響楽団、ことしは京都市交響楽団に登場しております。2年前は”粗い、オケの技量はやや落ちる”風印象だったはずが、少なくとも車中ではヴィヴィッドなスケールを爽快に受け止めました。

Vnezia CDVE04368Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエット国立文化省交響楽団(1985年)・・・こんな露西亜風色彩モロの演奏を喜んで聴いているから、独墺系硬派愛好家から馬鹿にされる・・・かも(ショルティのも気に入ったし)。世評高きオイゲン・ヨッフムの新旧全集も、彼(か)のテンポの揺れ、疾走、煽り表現にどーしてもついていけない。こちら露西亜勢の演奏は、じっくり腰を据え、粘着質陰影がわかりやすい(所謂、”語り上手”)表現、木管のぴ〜ひゃら派手な存在感、金管のむき出し大爆発も凄い。オーソドックス王道に非ず、しかし、これほど変幻自在にノリノリな演奏も稀有でしょう。サウンドも音質も録音も荒削り(アンサンブルのことではなく)なんとも云えぬ、クサいスケールを堪能いたしました。

(2013年12月1日)


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written by wabisuke hayashi