妄想・誤変換
新年開けました。ことしは人生リセットの年でして、一人息子が独り立ち、ワタシと女房はいよいよ50の坂(下り坂?)へ。「過去に学び、過去に拘泥しない」・・・現代はヴェテランも若者も”サラリーマン受難”の時代でありまして、昔取った杵柄は役に立たない、かなり質の変化が激しいんです。ほんまの”本質”は、そう変わらないんだろうが、その本質の見極めは難物であります。ちんけなる過去の成功体験にノーミソ硬くしちゃいかんのです。
ワタシはたいがいゴーマンなる男との自覚はあるが、毎年自分のやり方を否定変更工夫するよう気を付けているつもり。そりゃ、変わらないものもありますよ、現場重視、行動重視、音楽重視、ノン・フィックション重視、人間関係重視、固定観念に縛られない、”あれ”と”これ”の連関を発見して新たな切り口を発見する・・・でも、視点は変えます。2006年のやり方を変えます。
● ・・・で、新年は少々「妄想」を。「誤変漢賞」が選定されたそうです。で、新年早々ウソ話を少々・・・では、第壱話〜
「幻の宝石・スターアイを守れ!」
名探偵・明智大五郎は、宿命のライヴァル”怪盗アンデス”からの挑戦を受けた。
「幻の宝石・スターアイを、明日夜12時ちょうどにいただく」と。
展示会場では厳重なる警備体制の元、明智大五郎も「スターアイ」を守るべく、間近に待機した。
そして・・・いよいよ12時・・・しかし、”怪盗アンデス”は現れない。
1時、2時、じりじりと固唾を飲む明智大五郎〜その時!
激しく点滅する照明!いよいよ”怪盗アンデス”登場か?臨戦態勢に入る警備陣。
すると、天上から一枚の紙が・・・
「遅くなりました。怪盗アンデス」
怪盗が遅れちゃいけないだろ?って、これは終電間近、ようやくでき上がった「回答」を上司に送ったものらしい。正しくは「回答案です」とのこと。第弐話いきます。
●
「悪魔の迷宮トイレ」
・・・いったいどこ迄行ったらよいのか。先ほどの売り場案内では、たしかにこちらがトイレと書いてあったはず。
でも、その方向に進むと「右です」と、更に廊下の奥へ太い矢印が〜
とうとう脂汗が滲み出て、歩行が内股に、歩幅が小さくなりつつある。危機は近い
その時、薄暗い廊下の突き当たりに、「左です」との矢印が!
今更戻ることもできず、「そういえば、この百貨店に入ったときから暗鬱な雰囲気だった」と回想しつつ、先を見やると〜
おお!数十人も及ぶ青ざめた人々が、似たような苦悶の表情でよろよろと微速前進・・・
それは
「お客彷徨うトイレ」
悲惨ですね。あってはいけない悲劇だ・・・って、コレ「お客様用トイレ」でしょ。いや、んもう、最高!
● ことしもバカやっていきます。【♪ KechiKechi Classics ♪】をよろしく。
(2007年1月1日)
●以前の「近況」です●最新の「近況」
●2006年12月●
●2006年11月● ●2006年10月● ●2006年9月● ●2006年8月●
●2006年7月● ●2006年6月● ●2006年5月● ●2006年4月●
●2006年3月● ●2006年2月● ●2006年1月● ●2005年12月●
●2005年11月● ●2005年10月● ●2005年9月● ●2005年8月●
●2005年7月● ●2005年6月● ●2005年5月● ●2005年4月●
●2005年3月● ●2005年2月● ●2005年1月●