2007年5月ご近所道端にて

”コレクター”の意味合い


 2007年も知らぬうちに半分過ぎました。空梅雨〜盛夏へ。困ったものです。もうずいぶんとこのサイトも継続して、「近況」「音楽日誌」も延々と長くなって、デフォルメして抽象化してあるけれど、この記録は自分にとって人生を有意義ものにしていることを実感できますね。お恥ずかしいが、情報検索で過去の記述を思わず熟読してしまう・・・そんなことも再々。忘れてしまうんですよ、楽しかったことも、苦しかったことも。2007年正月は京都に遊んだが、遠い昔のようです。大阪への転勤は青天の霹靂であり、その後の三ヶ月は苦渋の毎日であったが、それは全国のサラリーマンと(おそらく)同じです。

 CDは一年掛けて、ずいぶんと(オークションで)処分しました。もしかしたら500枚は減ったかな?(それ以前はBOOK・OFFなどに持ち込んでいた/やはり、のべ500枚程か)最初のキッカケは、激安で再発売された全集セットもの再購入のため、中途半端に揃った単発分を処分して原資にしたのが始まりでしたか。やがて、もうしばらく聴いていなくて、おそらくはこれからも・・・と思われるCDを処分開始。音楽は嗜好品だから、ちゃんとその音楽を愛して下さる方に(できるだけ安く)譲ろう、そんなことを考えたものです。聴きもしないCDを死蔵させても仕方ないでしょ。オークション出品は基本@300にしました。結果的にはオークションを通じて、全国の音楽ファンの方々と対話をしているような気持ちになったものです。

 転居後、収納場所問題もあってCD処分は加速しました〜でもね、残されたCDはまだまだ膨大だし、ぼちぼち追加購入もしております。残された人生の時間は永遠ではないだろうし、なにより聴き手の集中力が続かない。でもね、もっと欲しい〜最近、その意味合いを考えております。21世紀は廉価盤の時代であって、Bach やMozart の作品録音がごっそり、沢山、市井のサラリーマン(=ワタシ)にも入手できるようになった、そんな幸せな瞬間なのでしょう。

 ワタシが子供の頃、若かった頃、LP/CDの価格の高さ(経済的問題)はもちろんだが、知名度の高くない作品/演奏家は聴きたくても(なかなか)聴けなかったものです。昔馴染みの有名作品ばかり聴いても仕方ないでしょ。そんなCDを”オトナ買い”できるような時代になったが、”隅から隅まで”漏らさず!楽しんでいるわけでもなし。でもね、そこにはカノン集とか、アダージョとか、未知なる素敵な出会いが待っているんです。Bach のカンタータ全集(BRILLIANT ルーシンク)だって購入数年、未だに全部消化できていないけれど、時に応じ、必要に迫られて、棚中から取り出せることが幸せなんでしょう。(スリムな紙パックで再発されたときには、かなりショックだったが)

 Stravinskyの自作自演全集(CD22枚)を注文し、到着を待っております。既に9枚+3枚=12枚分は所有していた(つまりダブり)が、それをオークション処分し、万全の体制を準備・・・って、聴き手の耳/精神(こころ)こそ準備しなくてはっ!歌劇「ナイチンゲール(夜鶯)」など拝聴して、受け入れ態勢整えております。過半は馴染み(のはず)だが、初耳作品との出会いに期待は高まります。作曲者自身の解釈についてじっくり再考もしたいもの。

 ”Beeやんは苦手”と公言し、巷で大人気の交響曲全集も随分と処分済み(必ず売れる!)〜そんな不埒な音楽愛好家なのに、巨大87枚組発売にはココロ動きます。これも未知なる作品/演奏家が沢山揃っているから(+懐かしいPILZ音源それなり集大成という理由も)・・・これをちゃんと(Mozart 並に)消化できたら、フツウ人並みのの正統派音楽ファンとして認めていただけるでしょうか。

 繰り返すが、最大の宿題は聴き手の(心身共)健康であります。猛暑を乗り切りましょう。ワタシは元気です。大丈夫。目医者の見立て(眼精疲労ならぬ、老眼の兆し・・・)には少々ショックを受けたが。

(2007年7月1日)


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written by wabisuke hayashi