2015年長久手・ご近所

こだわり、意欲の低下


 体感、一気に秋となりました。そりゃ2017年も残るところ2か月ですから。先月は電気製品がつぎつぎ調子怪しい件を書いて、結局ONKYO CDプレイヤー/iPodドッグ CBX-Z10をオークション再入手しました。(送料込1,300円ほど)。食洗機に続き激安中古品を愛用中。

 半年ほど前のこと、業務用支給されているガラケー(人生これ一筋)は6年もの?液晶表示がやや欠けつつありました。東京本丸総務に相談したら、速攻で新品交換へ。昨年2015年5月女房殿スマホ・デビュー、ワイモバイルにお勧めされた無料機種(Digno?とやら)を選んで、なんの不満もないそうです。もうガラケーには戻れないくらい便利とのこと。Gメール、Googleカレンダー(パソコン連携)も使いこなしております。こちらスマホの機種機能性能活用にはまったく知識も興味もありません。実際いろいろ使ってみないとわからないものか。(アンドロイド・タブレットはお勉強のため数年経験/処分済)

 パソコンは家庭でも、職場でも使用頻度高いですよ。私用のものは概ね4年サイクルくらいで更新、現状メモリ4gb以上、HDDそれなりの容量、価格が安ければ文句ありません。OS(WindowsまたはLinux)各種ソフト、オフィス、ウィルス対策は(もちろん個人設定も)自分でなんとかしますし。著名なメーカー品は要らぬ体験版ソフト、宣伝満載!んなもの要りませんよ。メーカー指定、ブランドに興味もこだわりもない。願うのは堅牢であることのみ。(すごくカッコよい!痺れるようなのはないのか。hp spectre辺りよさげだけど、ちょっと高いでしょ? )マウス腱鞘炎だから、キーボード・マウスは別途外付けエルゴノミクス・タイプを揃えて、それは職場も同様、必須なこだわりであって新しい興味に非ず。使い回し利きますし。

eMachines E732Z(7)  歴代愛用してきたマシンはマザーボードそのものがアウトになったり、けち臭くHDDドライブを次々増設(旧マシン持ち越し)した挙句、寿命が来たり、そもそもマシンの基本性能がOSのアップデートに追いつかない(新しいものを求めざるを得ない)買い替え需要を喚起するものだったと思います。ところがここ最近、我が家の3台(ノートパソコン)は快調です。いずれもメモリ4gb(以上)CPUのスペックが少々旧式でも日常使いには充分、微妙に不具合ないでもないけど、日常使いに支障なし。ぼちぼち満5年超え現役です。新しいマシンに買い替える意欲は高まりません。

小さいディジタルアンプ。プレーヤーは中古DVDプレーヤー800円也  毎日激しく愛用するオーディオ機器もずっと安物、2013年6月、20年ぶり?にスピーカーを交換したけど、やはり中古で安いもの(それなりの品質)プレーヤーは中古680円のDVDプレーヤー代用(ビンボー臭いけど)それで充分、なんせ聴き手の耳が安物ですし。十数年前かなぁ、岡山時代ご近所HARD・OFFにタンノイの立派なスピーカーが売られていて、引退したらそれでゆっくり音楽聴きたいな、そんな贅沢夢見たこともありました。それから二度転居、途中東日本大震災+熊本阿蘇大分大震災もあって+華麗なる加齢に物欲ますます枯れ果て、大それた考えは雲散霧消しましたよ。

 愛用の電子レンジが30年を過ぎて現役なのは僥倖、手許にある家電製品、無事ぼちぼち動くのはありがたいものです。現在あるものをムダなく活用することが大切、やがてある日、雪崩のようにつぎつぎ寿命を迎えるのかもしれません。

ほんとうに欲しいもの、それを逡巡する理由が価格であるならば買うべき
安いから買う、買う理由がそれであるならば買うべきではない
 ・・・これはネットから拾った金言也。納得。でも微妙やなぁ、自分はもう”ほんとうに欲しいもの”なんて(物欲枯れすぎて)わからなくなりました。これは意欲の減退とのご指摘もありました。かつて廉価盤CDを怒涛の如く集めていたのは、高い=名演奏、安いCD=アカン演奏とは限らないという確信・反発から。C/P(コスト・パフォーマンス)でっせ。お洒落な仏蘭西料理レストランとか、クソ高い高級料亭の懐石料理が特別美味いとも限らず、ジジババのやっている場末の末枯(すが)れた居酒屋料理が絶品だったりすることもあるでしょ。あのノリでした。見栄を張ることもなし。

 節約も趣味の世界に至って、あまりに潤いのない生活もナニだし、自分の身の丈に似合ったつつましい贅沢も大切なのでしょう。サラリーマン人生ラストのボーナス支給が迫っております。10月は計10回ほどスポーツクラブに通って、足の痙攣を頻発させております。

前月のヴェリ・ベスト。

HM HMC 90066ネットで調べ物をしていて、同じような経験に感心したもの。●Marc-Aantoine Charpentier (マルカントワーヌ・シャルパンティエ/1643-1704)「聖女チェチーリアの殉教」「放蕩息子」「マニフィカトH.73」〜ウィリアム・クリスティー/レザール・フロリサン(1979年)・・・マニフィカトH.73というのが名曲なんです。若い頃FMエアチェックして日々痺れて聴いていた8:43、ゆったりとした三拍子のリズム、シンプルな旋律の繰り返し、フラウト・トラヴェルソ、フルート・アベック(縦笛)、ヴィオール、バス・ヴィオール、テオルボ、クラヴサンのバックにして、ドミニク・ヴィス(ct)、ミシェル・ラプレニー(t)、フィリップ・カンター(b)三人の声が絡んでその表情は妖しくも揺れて、豊かなこと!この作品、こんな名曲なのに他の録音を探せません。(H.72はエルヴェ・ニケのがNAXOSより出ている)CDをみつけたのは2003年夏、記憶を頼りに1,000円中古偶然入手、ビンゴ!(死語)でした。Les Arts Florissants(花咲ける芸術)って、なんて美しい言葉なんでしょう。

 EMI 5739242 Vaughan Williams トーマス・タリスの主題による幻想曲(1975年)/ロンドン交響曲(第2番)(1971年)〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル・・・鬱陶しいというか、激昂しない(美しい)旋律リズムを時々聴きたくなる・・・「タリス」幻想曲は著名な「グリーンスリーヴズ」をそのまま長く延長したような魅力溢れる作品、「ロンドン交響曲」は両端楽章に遠くからビッグ・ベンの鐘の音が響いて、これまたしっとり落ち着いた風情の作品です。英国作品は新旧種々音源を集めて、やはりエイドリアン・ボウルトが一番落ち着いて、安心して聴ける貫禄演奏かと。音質もかつての記憶と異なって、充分手応えのあるもの。オーディオ環境のせいかも。

EMI 4043092Mendelssohn 劇付随音楽「真夏の夜の夢」(序曲/スケルツォ/妖精たちの行進/妖精の歌/間奏曲/夜想曲/結婚行進曲/葬送行進曲/無骨者の舞踏/終曲)/交響曲第4番「イタリア」〜オーットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団/ヘザー・ハーパー(s)/ジャネット・ベイカー(ms)(1960年)・・・以前からのお気に入り音源、但し駅売海賊盤より収録の盛りが多いもの。驚いたのは音質の良さ、いつもながら感心したのは、ゆったり目のテンポは古色蒼然とした風情に非ず、しっかりとしたリズムを刻んで重心の低いサウンドはむしろ明晰、重苦しくないもの。楚々と甘美なヴァイオリン協奏曲ホ短調、希望と憧憬が吹き上がるような八重奏曲 変ホ長調は大好きだけど、交響曲は敬遠気味だったMendelssohn、クレンペラー盤石の演奏に目覚めたことを思い出しました。往年の女声も理想的、「真夏の夜」のメルヘン、しっかり感じ取りました。交響曲はクレンペラーから一歩も外に出ていないかも・・・ああ、ペーター・マークを聴いていたっけ。いずれ昔の思い出ばかりじゃあきまへんな。

8.550696Satie 3つの夜想曲 第1番/第2番/第3番 /第4の夜想曲/第5の夜想曲/バラ十字教団の最初の思想/バラ十字教団の鐘 教団の歌、導師の歌、大修道士の歌/パンタグリュエルの幼年時代の夢想/貧しき者の夢想/2つの夜の夢/天国の英雄的な門への前奏曲/オジーヴ 1.2.3.4/サラバンド 1.2.3〜クラーラ・ケルメンディ(p)(1992年)・・・クラーラ・ケルメンディはハンガリーの女流らしいけど詳細情報を探せません。NAXOSのCDを最初に買ったのは彼女の選集、その数年後に別途CD4枚分の録音があったことを初めて知りました。全曲録音予定途中挫折でもしたのかな?これがさらりと小粋なテイスト、洗練されたタッチ、例の如し奇矯な題名、変幻自在の旋律風情は静謐、美しく響いて、やや精神的に落ち込んだ聴き手にぴったりであります。

 Hanssler Swr Music 93130Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ミヒャエル・ギーレン/バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団(2003年)・・・硬質怜悧に整ったサウンド、飾りの少ない旋律表現、やや素っ気なくも揺れの少ないテンポ設定は辛口、これが作品風情に似合って最高。粗野でもエッチでもない。奥行き空間、各パートの定位をしっかり認識させる音質最高、ここぞ!というところの低音の迫力もおみごとでした。我が小さなディジタル・アンプはあまりに音源の素の姿モロだから、相性が難しいかも。著名な第4楽章「Adagietto」は楚々としてクール、抑制が床しいもの。巨大な作品に集中できました。こりゃヴェリ・ベストかも。

(2016年11月1日)

●歴代「近況」保存分●最新の「近況」
2016年10月2016年9月2016年8月2016年7月2016年6月2016年5月2016年4月2016年3月2016年2月2016年1月2015年12月2015年11月2015年10月2015年9月2015年8月2015年7月2015年6月2015年5月2015年4月2015年3月2015年2月2015年1月2014年12月2014年11月2014年10月2014年9月2014年8月2014年7月2014年6月2014年5月2014年4月2014年3月2014年2月2014年1月2013年12月2013年11月2013年10月2013年9月2013年8月2013年7月2013年6月2013年5月2013年4月2013年3月2013年2月2013年1月2012年12月2012年11月2012年10月2012年9月2012年8月2012年7月2012年6月2012年5月2012年4月2012年3月2012年2月2012年1月2011年12月2011年11月2011年10月2011年9月2011年8月2011年7月2011年6月2011年5月2011年4月2011年3月2011年2月2011年1月2010年12月2010年11月2010年10月2010年9月2010年8月2010年7月2010年6月2010年5月2010年4月2010年3月2010年2月2010年1月2009年12月2009年11月2009年10月2009年9月2009年8月2009年7月2009年6月2009年5月2009年4月2009年3月2009年2月2009年1月2008年12月2008年11月2008年10月2008年9月2008年8月2008年7月2008年6月2008年5月2008年4月2008年3月2008年2月2008年1月2007年12月2007年11月2007年10月2007年9月2007年8月2007年7月2007年6月2007年5月2007年4月2007年3月2007年2月2007年1月2006年12月2006年11月2006年10月2006年9月2006年8月2006年7月2006年6月2006年5月2006年4月2006年3月2006年2月2006年1月2005年12月2005年11月2005年10月2005年9月2005年8月2005年7月2005年6月2005年5月2005年4月2005年3月2005年2月2005年1月

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
▲To Top Page.▲
written by wabisuke hayashi