ご当地名物小倉トースト付きモーニング

春。華麗なる加齢にインフルエンザB型


 流行病に年齢は関係なしか、職場の若い人も罹患しましたから。でも女房殿は感染せず、クリアしたのは基礎体力の違いなのか、それとも抗体を持っていたせいか。インフルエンザは物心付いてからの記憶はなくて、これほど症状きついとは・・・参りました。体調万全に、お仕事やりくりして元気で休む!サボる!遊ぶ!というのが人生の醍醐味でっせ、寝たきり体調最悪だったら音楽も聴けない・・・これも人生の貴重な経験でしょう。起き上がれるようになったら、春になっておりました。

 元気がすべて、健康がまず第一、当たり前のことを実感いたしました。

 嬉しくもないお誕生月は、とても長かった・・・お仕事はヴェテラン・パートさんの引退(その他職場の都合+おとなの事情)を受け、歴代前任より引き継いだお仕事物量の2.5倍へ。それでもちゃんと手順改善やらシステム活用+作業合理化+習熟にて、さほどの残業もなくクリア、充実した日々を過ごしました。異動苦節一年、職場内での存在感、手応えもしっかり感じる日々。よんどころない急発生トラブル残ともかく、認識している宿題は絶対に残さぬ、一週間単位クリアを旨として、あと3年なんとか乗り切りまっせ。

 3月はオークションCD合計95枚削減!大きなボックスものが動いたこと+駅売海賊盤まとめて@1(実質上送料のみ)けっこう売れたこともありました。身の丈に似合った、音楽在庫に日々接近しております。自主CDも、ネットより入手未聴音源データも整理しなくては。

要らぬもの溜めすぎ、かえって大切なものが見えなくなっている・・・これって、自分のMusicLifeにずっと感じてきたこと。CD枚数を誇るような趣味はないけれど、大中4本あったラック(+溢れて最上段の上とか、パソコンラックなども占領)は7年掛けて実質上大1.5本に〜自主CDが増えているから一概に純減とは云えないけれど、目標は引退(≒失業)迄に大ラック1本迄縮小させたい・・・飢えて、寒いのはツラいけれど、どんなに飽食しても人間一人が食べられる量は知れているし、イメルダ並みに靴を集めても人間の脚は所詮2つでっせ、音楽を聴くべき時間も集中力も限られております。(2014年3月「音楽日誌」引用)
力みもなく、淡々とした新年度始まりました。本日より消費税8%へ、増税は喜ばしいことではないけれど、前夜深夜迄並んで買い物すべきことなんだろうか?

 一週間単位、まとめて集中聴きも2ヶ月目。先月のヴェリ・ベスト。

オリジナルデザインMAHLE 交響曲第2番ハ短調「復活」(ジェニー・トゥーレル(ms)1963年)/交響曲第3番ニ短調(マーサ・リプトン(ms)1961年)〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック・・・熱気に溢れ、荒削りな推進力を誇る素晴らしい演奏、第1番の印象、世評ともズレはない。今回の発見は声楽を伴う大規模管弦楽をみごとに捉えている音質であります。拝聴したのは当然通常CD、作品ごと微妙に音の個性は異なるけれど、奥行き広がり、そして鮮度とも現役と言ってもあながち過言ではないでしょう。当時はこんな大規模作品は日常演目ではなかったはず、長大なる作品をラストにピークをもってくる体力気力テンションに圧倒されるばかり。作品の普及にかける熱気に酔い、聴き手は50年を経、しっかり名曲を受け止める驚異。

Marco Polo 8.223324Schillings(マックス・フォン・シリングス、Max von Schillings, 1868 - 1933)ヴァイオリン協奏曲 作品25/歌劇「モロク」〜感謝祭/ソフォクレスの悲劇「エディプス王」のための交響的序章 作品11〜エルネ・ロージャ(v)/アルフレッド・ヴァルター/スロヴァキア国立コシツェ・フィル(1990年)・・・フルトヴェングラーの師匠であり、ナチスの賛美者(反ユダヤ主義者)は戦後、作品演奏の機会を得なかったもの。ヴァイオリン協奏曲は全46分に及ぶ堂々たる偉容を誇る作品、わかりやすい旋律、後期浪漫の残滓たっぷり漂ってけっこう甘美・ゴージャスであります。馴染みのBrahms 辺り、思いっきり爛熟させ切ない浪漫に至るといった風情に溢れ(名前から類推して)ハンガリー系と類推されるソロも軽快スムースな技巧を誇ります。やや線は細く、神経質かも。(NAXOSにPaganiniの録音有)

「感謝祭」はティンパニの迫力あるリズムに導かれ、賑々しいスケールを誇る、明るく華やかな作品(4:21)、「エディプス王」交響的序章もやや仰々しい劇的雰囲気+甘美な旋律にあふれた名曲(13:26)。アルフレッド・ヴァルター(1929-2005)はNAXOS系音源に膨大な録音を残しているオーストリア出身オペラ畑専門家。コシツェ・フィルのやや硬質な響きは久々の拝聴、なかなか立派な演奏でっせ。

PH09068SCHUNBERT 交響曲第8番ロ短調「未完成」(1993年ライヴ)+Brahms 交響曲第4番ホ短調(1994年ライヴ)〜ギュンター・ヴァント/ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)・・・「未完成」は当時FMにて拝聴して底知れぬ深さに戦(おのの)いた記憶有。最近苦手意識は遠のいたBrahms も小学生以来馴染みといえば馴染み(ベイヌムの900円盤)、ノーミソ中では少々手垢がついたような存在に〜これが!「未完成」は若い記憶そのままに静謐、暗く深く沈むような感銘有。Brahms も凄くて、あらゆるフレージングが正確劇的に構築され、オケの美しさを最大限引き出して、目眩く驚きの連続であります。このオケって、こんなサウンドでしたっけ?夢見るようなオーボエは、おそらくギュンター・パッシンでしょう。ベルリン・フィルに比べれば洗練に不足する〜そんなことを感じさせることもあるけれど、ヴァントとの相性で云えばこちらがずっと上。指揮者の意向や個性をみごとに表出して、その説得力は筆舌に尽くしがたい・・・音質極上。

SDG705Beethoven 序曲「コリオラン」作品62/Gabrielli サンクトゥス、ベネディクトゥス(12声)/SCHU”TZ「サウル、サウル、なぜ私を迫害するのか」SWV 415/Bach 「私の目は常に主に注がれています」/「主は私の足を」〜カンタータ「主よ、われは汝を求む」BWV 150より/Brahms 宗教的歌曲「惜しみなく与えよ」作品30(合唱)/混声8部合唱曲「祭典と記念の格言」作品109/交響曲第4番ホ短調 作品98〜ジョン・エリオット・ガーディナー/モンテヴェルディ合唱団/オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク(2008年)・・・メインは交響曲、速めのテンポ、燃えるようにヴィヴィッドな推進力に打たれることは前提。その前段、終楽章第1変奏に影響を与えていると研究から「コリオラン」、シャコンヌの主題はBach にインスパイアされている〜こんな知的な成果を凝縮した一枚也。歴代名演奏犇(ひし)めく名曲中の名曲に、新たな切り口を加え、世に問うといった真摯な姿勢に打たれたものです。新しい録音はこうじゃないと!

(2014年4月1日)


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written by wabisuke hayashi