日立電子オーブンレンジ/MRO-4100/1984年下期製造

日立電子オーブンレンジ/MRO-4100/1984年下期製造
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 一人息子は1985年2月生まれ、ほぼその当時、同時期に購入した電子レンジは30年を経、現役です。毎日激しく(けっこう乱暴に)活用しております。当時わりと高価格だったはず、型落ちを比較的安く入手した記憶もさだかではありません。フマキラー蚊取りマット・ベープはもっと古いかもしれないけれど、作りがシンプルだし、稼働時期が限られているでしょ?ぼちぼちマットも入手難になりつつありますし。こちら電子レンジは、いかにもフクザツな機器、使用頻度も高いものですから。試しにMRO-4100をネット検索しても出現しません。影も形もない。

 まだ若かった頃、次のボーナスが出たらなにを買いましょうか、そんなことが楽しみでした。そんな思い出の逸品、これだけ使いこなせば、この際高いとか安いとか論外、たっぷり使い込んだ満足感ありますよ。Made in Japanは堅牢ですね。不便だけどそれなり動いているとかじゃなくて、完全に現役稼働。北海道の親父はあと数日で満90歳になるけど、もうどちらが長く保つか勝負でっせ。人生、こうでなくっちゃ。

 7月から開始した週2回のスポーツクラブ、ほぼ皆勤賞にて継続できました。残念ながら体重はわずか▲1kgのみ、間食も意識して止めたのになぁ。12月に半日体調崩したのみ、寝込むようなことはなかったのは暖冬だったこともあり、有酸素運動の成果なのでしょう。しかし、耳鳴り、首筋のコリ、肘はマウス腱鞘炎、左膝は古傷有+腎臓には石が居座っていると指摘され、基本体調はスッキリしません。

 いよいよ実質サラリーマン引退ラスト年度を迎えます。若い人たちが活躍しているし、一年でお仕事整理・始末しようと考えているけれど、権利としての継続雇用はどうしようかなぁ、ちょっと職場の空気を読みつつ悩んでみましょう。いずれ健康第一。いまでもかなりヒマ(クサい言い訳すると物量はたっぷり、快速処理)もっとヒマになるのも嫌やな。女房殿のお仕事がご当地で続いていて、当面退散もできんので。

 2015年拝聴した音楽ヴェリ・ベスト集まとめ。

●2015年1月

これは最近の正規盤/SICC-30029Respighi 交響詩「ローマの松」(1953年)/「ローマの噴水」(1951年)/「ローマの祭」(1949年)〜アルトゥーロ・トスカニーニ/NBC交響楽団・・・これは20年以上前入手した駅売海賊盤(たしか1,000円→当時相場激安!)、少なくとも21世紀に入ってから聴いた記憶もなし(歴史的録音自主CD整理の流れ)久々の拝聴です。フルトヴェングラーもトスカニーニもLP時代それなり拝聴して、とくに後者は乾いて潤いのないキツい音に閉口気味、30枚ほどあったCDはほぼ全部処分して唯一残ったもの(ネットよりデータ入手可能ですし)・・・驚きました。ほとんどモノラルを意識させぬ驚異的音質(おそらくLP板起こし海賊盤CDでさえ)アンサンブルは非情なまでのテンションの高さ、華やか精緻な集中力、破壊的なほどの迫力・・・20世紀近代管弦楽の精華をみごとに表現して、CD一枚分圧倒され、息を呑んで興奮継続する驚きの鮮度。こういった作品には整った音質環境必須と考えてきたけれど、”歴史的音源”の意味合い価値を噛み締めて認識を改めました。

作品そのものの魅力をたっぷり思い出させて、じつはここ数年この(元気よい)作品を聴くのを敬遠していたんです。

●2015年2月

これはETERNA。オリジナルのデザインR.Strauss 歌劇「サロメ」〜オトマール・スイトナー/シュターツカペレ・ドレスデン/クリステル・ゴルツ((s)サロメ)/ヘルムート・メルヒャート((t)ヘロデ)/シウ・エリクスドッター((s)ヘロディアス)/エルンスト・グートシュタイン((b)ヨハナーン)他(1963年)・・・強靭なヒロイン(女声ソロ)+華やか美しい大管弦楽団って、Wagnerとテイスト似ている、ド・シロウトはそんな風に愉しみました。かつて(安かったから、という安易な理由から)ミトロプーロス(1955年)を聴いてギブ・アップ、こちら1963年?驚くほど鮮明な音質、ドレスデンの涼やかな金管の響き、熟達した歌い手に感銘深くCD2枚分、全曲しっかり堪能いたしましたよ(渋滞車中)。あらすじはこちら参照お願い、陰惨かつ官能的な筋書きでんな。後半に出現する「7つのヴェールの踊り」画像イメージもなかなかエッチじゃないの。初演を担当したオケの矜持、スイトナーは整ったアンサンブルに強烈なテンションも感じさせて最高っす。クリステル・ゴルツ(1912-2008)は独逸往年の名ドラマティック・ソプラノ、円熟51歳の声はヴィヴラートの振幅が大きく艶っぽい、惚れ惚れするほど。男声にも人を得て、これは価値ある録音と確信いたしました。(写真は2005年に出たもの。ワタシのは80歳記念ボックスより)

●2015年3月

UCCD-1260/1Bach マタイ受難曲 BWV244〜リッカルド・シャイー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団/テルツ少年合唱団(ゲルハルト・シュミット=ガーデン)/ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団(ゲオルク・クリストフ・ビラー)/ヨハネス・クム((t)福音史家)/ハンノ・ミュラー=ブラッハマン((b)イエス)/クリスティーナ・ラントシャマー(s)/マリー=クロード・シャピュイ(a)/マクシミリアン・シュミット(t)/トーマス・クヴァストホフ(b)/クラウス・ヘーガー((b)ピラト、ペテロ、ユダ)(2009年ライヴ)・・・すっかり”肉声”の虜となって、歌声の入らない管弦楽に物足りない気がしております。歌声にはしっかり情感を受け取れる〜噂ばかり、おそらくは伊太利亜のカトリックであるリッカルド・シャイーが独逸プロテスタントの総本山で「マタイ」を演る!これもまた一興。メンゲルベルクはしっかり棚中にCD保存して、真摯な敬意を払っているけれど、音質問題、それ以上にあまりの情感過多は聴き手は精神的に重苦しいものです。イメージとしてはあまりに決まりすぎた演歌のこぶしか。快速テンポ、さっぱりとした旋律の歌、冒頭「来たれ、娘たちよ、われとともに嘆け (Kommt, ihr Tochter, helft mir klagen)」(なんとフクザツな重唱!)から長年ノーミソ中に温めていた理想的クリア、わかりやすい世界が繰り広げられCD2枚分に収まるのもありがたい。声楽の洗練極まって合唱の透明な響きに痺れ(ゲルハルト・シュミット=ガーデンって未だ現役なんですね)ソロも前時代的大仰な表情に非ず、節度を以って個性不足ではない。ゲヴァントハウスはほとんど古楽奏法であって、「憐れみ給え、わが神よ」(Erbarme dich/泣ける旋律)にオブリガートするヴァイオリン・ソロにヴィヴラートは少なく、そして充分瑞々しい。

●2015年4月

BC20352■「Das_Rheingold_kempe_1959」といった圧縮ファイル発見。先日、コヴェントガーデンでの「リング」は音質を勘案してダウンロード断念、1-2年前に一部入手済だったのか・・・内容確認して驚き!Wagner 楽劇「ラインの黄金」(抜粋)〜ルドルフ・ケンペ/シュターツカペレ・ベルリン/フェルナンド・フランツ (br)/ベンノ・クッシェ(b)/ヨハンナ・ブラッター(a)/ルート・ジーヴェルト(a)/リサ・オットー(s)/メリッタ・ムセリ(s)/ジークリンデ・ワーグナー(a)/ヨーゼフ・メッテルニヒ(br)/ルドルフ・ショック (t)/ヘルムート・メルヒャート(t)(1959年)・・・こんなセッション録音あったのか!音質極めて良好。ベルリン州立歌劇場で「リング」全曲演奏された流れですか?これが5場面計47:30という適度な長さ(さすがに一番短い「ラインの黄金」でも朝一番からの拝聴はツラいもの)オペラ関係の知識に暗いワタシでも(名前は)知っている往年の知名度高い歌い手ズラリ、貫禄充分だけど妙な重苦しさを感じさせないのは、ケンペのモダーンかつ明晰な統率の成果なのでしょうか。オケの深い響き抜群、金管をデーハーに炸裂させるイメージはジョージ・ショルティの刷り込み(あれはあれで凄い成果)、こちらマイルドなバランス快く金管がサウンドに馴染みます。

願わくば(当時の)東独逸の威信を賭けて「リング」全曲、この演奏音質水準で録って欲しかった。「抜粋」のみはいかにも残念。

●2015年5月

Warner7046372Bartok ピアノ協奏曲第1番/第3番/2台ピアノと打楽器のためのソナタ〜ジョン・オグドン(p)/マルコム・サージェント/フィルハーモニア管弦楽団/ブレンダ・ルーカス(p)/ジェイムズ・ホランド、トリスタン・フライ(打楽器)(1965年)・・・偶然入手した音源、最初は伴奏や録音情報など確認せずに聴き始めて、リリカルなタッチ、わかりやすい表現、伴奏の上手さ、音質のよろしいこと〜データ確認してビックリ!けっこう昔のEMI録音だったのですね。いったいどの演奏の刷り込みか?それなり馴染んでいる作品をこれほど愉しく、美しく聴かせていただいたのも初体験、もっと強面な作品とばかり思っておりました。サージェントとBartokというのも似合わぬ感じというのは先入観、EMIの音質が薄っぺらいというのもすっかり名誉回復、充分現役の鮮度であります。

ソナタは子供の頃からのお気に入り、わずかな人数と楽器を以て、巨大な広がりと色彩を感じさせる名曲中の名曲!久々に堪能させていただきました。

●2015年6月

RCA BVCC-707R.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」/歌劇 「ばらの騎士」組曲 /交響詩「ドン・ファン」〜ロリン・マゼール/バイエルン放送交響楽団(1995年)・・・コリン・デイヴィスの流れ、その後のバイエルン放送交響楽団を確認したかったもの。そういえばコリン・デイヴィス迄、現役のマリス・ヤンソンスの録音も聴いていないかもしれない。(今は亡き)RCAと云えば40年前驚異のフリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団。ディジタル時代に至ってそれに比肩する水準の演奏、録音を目指したのでしょう。正直なところ(若いころを除く)マゼールの印象は「つくり過ぎいじり過ぎ」〜とくにピッツバーグ交響楽団との録音からの印象でした。

これが極上の音質、残響も低音も少なめ、各パートの存在がリアル誤魔化しなしに浮かび上がって、オケの実力も健在です。とくに木管金管が好きやなぁ、暖かくて質実そのもの。例の如しかなり揺れ動いて、強烈華やかに自己主張するマゼールのスタイル、これが作品個性とみごとにマッチして、近代オーケストレーションの効果抜群に発揮、濃厚にして緻密、わかりやすく聴き手を夢見心地に誘ってくださいます。耳の快感、これは表層に流れるといった意味に非ず、オケのサウンド(ホルンの朗々と深い響き!)に痺れましたよ。先月、ライナーの太古強面録音を拝聴しつつ、昔を懐かしがってばかりじゃあかんよね、そんな感慨も・・・その回答がここにありました、って、もう20年前、マゼールも昨年2014年に亡くなってしまったけれど。

●2015年7月

これはLP時代のデザインBrahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜クラウディオ・アラウ(p)/カルロ・マリア・ジュリーニ/フィルハーモニア管弦楽団(1960年)・・・苦手意識はほぼ消えたBrahms 、巨大なピアノ協奏曲2作品は例外的に若い頃からずっとお気に入り。リファレンスはカーゾンかな?出会いはルービンシュタイン(ラインスドルフLP)だったと記憶します。クラウディオ・アラウ(1903ー1991)のレパートリーは広いですよ、どれもまったり地に足の着いた落ち着きを感じさせ、期待を裏切ることはない。この巨大なる協奏曲(旧録音)も冒頭オケの威圧感はジュリーニの練り上げられたマイルドな響きに抑制され、しっとりと落ち着いたピアノは走らない、煽らない、叩かない。ぴかぴかクリアな音質とは云えぬけれど、雰囲気たっぷりな味わい風情に溢れます。馬齢を重ねると緩徐楽章への嗜好が強まるのもの、第2楽章 「Adagio」の静謐深淵は絶品。第3楽章 「Rondo: Allegro non troppo」は蒸気機関車が疾走するような作品は、リリカルに響いてバランス感覚抜群、いろいろ聴いてきたけど、これはヴェリ・ベストじゃないか。(世評高いギレリスは聴いていない・・・後述;この時点)

●2015年8月

EMI 3846992 17枚組2,356円Bach 半音階的幻想曲とフーガBWV.903(1946年)/トッカータBWV.913/イタリア協奏曲BWV.971(1946年)/インヴェンションとシンフォニアBWV.772〜BWV.801(1948年)〜マルセル・メイエ(p)・・・おお、スタジオ録音集成(17CD)は新装なって値下がりしたのですね。(2010年6月Amazon亜米利加より取り寄せた時は2,356円(税込))Marcelle Meyer(1897-1958)は往年の仏蘭西名女流、2枚組を入手してその柔らかい音色、しっかりとした技巧と粋に感心して(さらに自主CD4枚ほど追加を経)ボックス再入手した記憶も鮮明。おそらくプレイエル、打鍵に曖昧さのない力感に溢れ、しかも夢見るようにふっくらニュアンスに溢れます。馴染みのBach は強面に非ず、やや浪漫な風情、こんなマイルド瑞々しい世界には滅多に出会えない・・・音質は予想を超えて上等なもの。

●2015年9月

Octavia Exton KJCL-6 Beethoven 交響曲第3番変ホ長調「英雄」(弦楽五重奏版)/「エグモント」序曲/「プロメテウスの創造物」序曲/「フィデリオ」序曲(以上弦楽四重奏版)〜エンシェント・コンソート・プラハ(1999年)・・・仰け反りました。毎日できるだけ多くの音楽を聴いて、最初っから最後迄文句なし!なんてことは滅多になし。音楽の素の骨組みがリアルに表出され、もちろん管楽器の色彩やらオケの厚み、打楽器などで強化された迫力皆無。それでも昔馴染みの作品、ノーミソ中でそれを理想的に補っているのか、溌剌躍動に充ちた理想的な「英雄」が鳴り響きます。少人数のアンサンブルになれば当然テンポは速めに、キレのよいクリアなサウンド。古楽器らしいですね、一気呵成にラスト迄拝聴中、そのことに気付きませんでした、というか、そんなことを意識させぬ新鮮さ。子供の頃の無垢な感性を失って以来、Beeやんの序曲にこれほどの新鮮な感銘をうけたのも久々、ほとんど初めて。イロモノに非ず。

●2015年10月

UCCG-4919Bruckner 交響曲第5番変ロ長調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1976年)〜アナログ録音の技術、カラヤン−ベルリン・フィルとも最盛期也。スケールと余裕、低音の迫力、レガート表現が基本なのにアクセントは明瞭、とくにティンパニの活躍が凄い。響きの艶、どれだけ大音響に至っても響きが濁らず、力みがありません。時に流して緩いようでも要所を締めて、決然とした対比が文句なくカッコよい。テンポの動かし方が絶妙(第3楽章のスケルツォ)語り口が絶妙、テンポは中庸に慌てない、ホルンだって痺れるほど深く、終楽章のクラリネットの声の力強さ!(カール・ライスターですか?)こんな雄弁なクラリネットは初めて聴きましたよ。

カラヤン唯一のこの作品、正規録音らしい。ここ最近のリファレンスはギュンター・ヴァントだし、チェリビダッケを好んで聴くけれど、カラヤンも凄いな。これだけ聴いていなかったっけ、6年ほど前はけっこう厳しい聴き方をしておりました。それともオーディオ環境、聴き手の受容の変化か、聴力は落ちているけれど。

●2015年11月

Capriccio C10620Mozart 交響曲第31番ニ長調K.297「パリ」(1984年/ウルフ・ビョルリン)/ヴァイオリン協奏曲第7番ニ長調K.271i(1987年/ヒロ・クロサキ(v))/交響曲第25番ト短調K.183(1988年)〜ハンス・マルティン・リンデ/カペラ・コロニエンシス・・・幾度拝聴して【♪ KechiKechi Classics ♪】をサイト内検索してもコメントなし。今となっては古楽器初期のスタイルは穏健マイルド、人によっては技術のキレ云々されることもあるでしょう。元より「パリ」は強弱を強調したウケ狙い作品、いくらでも過激な表現は可能だけれど、温かい響きは薄くなり過ぎず、バランスの良く味わい深い素朴なもの。(この指揮はウルフ・ビョルリン 1933-1993)終楽章「Allegro」のテンポも意外なほど速くない。ヒロ・クロサキ(1959-)は古楽のスペシャリスト、当時カペラ・コロニエンシスのコンマスだっけ?ニ長調K.271iは偽作でも、作品旋律の美しさには関係ないこと、ほとんどオケと一体化したソロは激しい自己主張をしないもの。

いずれ、残響豊かな録音と古雅な響きを堪能しました。”自分は古楽器支持!”の原点って、この辺りにあったのかも。初期中期作品中屈指の劇性を誇るト短調交響曲K.183も基本その路線、但し、アンサンブルのバランスはリンデより、ビョルリンに一日の長があると受け止めました。

●2015年12月

これがオリジナルのジャケット・デザインStravinsky バレエ音楽「春の祭典」(クリーヴランド管弦楽団1969年)/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版/ニューヨーク・フィルハーモニック1971年/ポール・ヤコブス(p))〜ピエール・ブーレーズ・・・「春の祭典」はこどもの頃からの刷り込み、これがすべての原点也。なかなか1,000円以下にならなかったCD、ようやく2004年新宿にて800円中古入手とのメモ有。センス悪いジャケットデザインの国内盤(SRCR 9220)でも久々の拝聴は素晴らしく見通のよろしい音質、最近のマスタリング+高品質CDとか云々音源とか、きっともっと凄いのでしょう。我が家のオーディオ環境でも類推可能ですよ。

完璧な技巧、リズムの正確さ縦線の合い方、デフォルメ皆無、各パート理想的なバランス、聴こえぬところはない各声部、洗練されきった知的サウンドにノーミソ痺れますよ。ジョージ・セルの薫陶によるクリーヴランド管弦楽団のアンサンブルは、当時最盛期を迎えていたのでしょう。聞きかじり情報は怪しいけど、たった一日のセッション録音だったらしい。これに対抗できる個性は露西亜風泥臭い野蛮な大爆発しかない・・・

「ペトルーシュカ」も基本路線は同じ、凡百な演奏に非ず。但し音質がちょいと落ちて(SQ4チャンネル用?サウンドに芯が足りない)ニューヨーク・フィルのアンサンブルは緻密さに於いてクリーヴランドに比べられません。場面転換の太鼓連打も節約気味なのは残念でした。

(2016年1月1日)


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written by wabisuke hayashi