
春の日差しに社会不安と自分の体調も不安
世間ではGW真っ最中、すっかり春の日差しに市立体育館往復、トレーニングルームでもしっかり汗が出る季節となりました。ことしは桜はけっこう長く咲いていて、それでも月末にはすっかり青々とした緑ばかりに変貌いたします。花粉症もぼちぼち終了か。ここしばらく、右腹部奥や背中辺りの不快感継続中。
伊蘭情勢は混沌として、世界的な混乱継続中、中国の経済状況もヤバいようだけど、亜米利加も世界より孤立しているように感じます。我々日本もリアルに生活に影響が出て、ますます値上げが続くでしょう。先行きは読めません。1974年の石油ショックを経験しているけれど、あの時のようなトイレットロール買占めとか洗剤がないとか、そんなパニックはいまのところ発生していないようです。自分は伊達や酔狂ノーテンキに名古屋迄出掛けて先輩と酒、次回は諸先輩は7月大阪迄出掛けてくるそう。
地震は幾度も発生して、幸い大きな被害はいまのところないようだけど、不安です。南海トラフとか、富士山大爆発とか、いつとはわからぬけれど、必ず発生する可能性はありますから。中国ではそれに関するデマがSNS上に多く出回っているそう。岩手では大きな山火事が未だ完全には収まっていないし、物騒な殺人事件は毎日のように報道されております。クマもあちこち出現中。
春の選抜、地元(すぐご近所)大阪桐蔭決勝戦優勝。女子バレーSVリーグはSAGAスプリングスが優勝して、若者たちの躍動を堪能したけれどこちら体調は今一歩。毎日のストレッチ、短いYouTbe体操は継続中、隔日のトレーニングルームでのゆる筋トレは一か月16回休まず実施いたしました。体重は66kg台辺りをうろうろ、数年前には63kg迄落としたのに、思うように減って下さいません。
GW明けに健康診断予約済。そこはいつも通っているクリニックに非ず、腹部エコーもバリウム飲んで胃の透視もしっかりしてくださるところ。これで右腰奥や背中辺りの鈍い不快感の原因は判明するでしょうか。大きな病でないことを祈りましょう。
● 以下、恒例前月の振り返り。音楽に集中できる季節だけれど、体調のほうが問題です。。
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Brahms 交響曲第4番ホ短調(オットー・クレンペラー/1958年)/Wagner ジークフリート牧歌(ハンス・シュミット=イッセルシュテット/1963年)/Sibelius 交響的幻想曲「ポヒョラの娘」(トール・マン/1958年)〜ストックホルム・フィル・ライヴ・・・創立100周年記念8枚組より
Otto Klemperer(1985-1973独逸)によるBrahms 交響曲第4番ホ短調は強烈な印象にたっぷり浪漫、雄弁に悠々、大きな演奏でした。二管編成だけど立派に壮麗に響く名曲、音質云々飛び越えて(かなりバランスのよろしいモノラル)ストックホルム・フィルってこんなに立派な響きでしたっけ?不遜にも馴染み過ぎて、少々食傷気味だった名曲は新鮮に響きました。
第1楽章「Allegro non troppo」吐息のように切ない旋律は力強い推進力に歌われて骨太。イン・テンポを基調として表情豊かに決然、アクセントはしっかりしてパワフルに、ラストの追い込みも凄い説得力でした。(12:11)
第2楽章「Andante moderato」途方に暮れた雄弁なホルンから始まる緩徐楽章。ここもやや前のめり、アクセント明快に刻んでアツくスウィング、憧憬と陶酔の表情濃く、陰影豊かに表現されて大きなスケールでした。(10:23)
第3楽章「Allegro giocoso - Poco meno presto」ここは重量級に腰を据えて、間をしっかりとって噛み締めるようなスケルツォ。穏やかな中間部の対比も明快、やがてパワフルな躍動が戻って熱をいっそう加えました。(6:32)
第4楽章「Allegro energico e passionato - Piu allegro」はシャコンヌ(変奏曲/パッサカーリアと記憶していたけれど、どこがどう違うのか)。冒頭のシンプルな主題提示から表情付けに各パートのニュアンス付けは尋常に非ず(例えばティンパニのアクセント)各変奏曲は変幻自在に表情は緩急揺れ動いて、沈静化し、情感は高まり、テンポには停滞しない勢いを増して全曲を前のめりに締め括りました。(9:56/拍手有)
Hans Schmidt-Isserstedt(1900-1973独逸)による「ジークフリート牧歌」は、やや曇りがちだけれど雰囲気のあるステレオ。編成はfl/ob/2-cl/fg/2-hr/tp+弦五部、各管楽器が明快に浮き立って雄弁。デリケートな暖かい演奏でした。なんと穏健にシアワセな音楽なんでしょうか。(17:47/拍手有)
交響的幻想曲「ポヒョラの娘」は1906年初演(マリンスキー劇場)fl-2+piccoの三管編成、2-tp/2-コルネットの編成も珍しく、弦五部はディヴィジによってさらに細分化されるとのこと(Wikiより)例の如し芬蘭の民話に基づく音楽。
Teodor Mann(1894-1974瑞典)は初耳指揮者。主に国内で活躍した往年の指揮者らしい。これも状態のよろしいモノラル。鬱蒼とした風情に冷涼爽やかな旋律が続いてハープも幻想的、ホルンも雄弁にかなり勢いを感じさせるアツい演奏でした。自分なりに馴染んだ作品のつもりが、これもけっこう新鮮に感じさせる立派な完成度、ラストは消えゆくように終了。(12:42/拍手なし)■
Tchaikovsky 交響曲1番ト短調「冬の日の幻想」〜マイケル・ティルソン・トーマス/ボストン交響楽団(1970年)・・・先日逝去したMichael Tilson Thomas(1944-2026亜米利加)26歳のデビュー録音。当時はウィリアム・スタインバーグ時代、ボストン交響楽団の准指揮者だったそう。コンサート中心に活躍した栄光の指揮者人生だったと思います。 全曲初演は1868年。二管編成にティンパニを基本に、最終楽章には+ピッコロ、シンバルが加わります。著名な後期の交響曲に負けぬ、魅惑の憂愁暗鬱な甘い旋律が続きます。
某ブログによる作品評価は「メロディーや発想が陳腐で音の絡みもいまいち。後年の天才が発露しておらず、マイナー作曲家の書いた交響曲のようだ」と散々だったけれど、自分はどの楽章もセンチメンタルな旋律が大好でした。
露西亜風パワフルな泥臭さとは無縁、細部洗練されてクール。ボストン交響楽団の実力を活かして、デリケートに緻密な演奏はデビューしたての若者とは信じられぬ完成度の高さでしょう。MTTもボストン交響楽団も、この作品の唯一の録音と記憶します。雰囲気のある音質は現役。
第1楽章「冬の旅の幻想(Allegro tranquillo - Poco piu animato)」ヴァイオリンの囁きからフルートとファゴットが懐かし気に魅惑の旋律を歌い出す始まり。低弦のアクセントも聴かせて颯爽とキレのあるリズムはメリハリたっぷりの表情、ボストン交響楽団の弦もホルンも木管も極上に洗練され、優雅に響きあいました。浮き立つように細部デリケートに描き込んで、若者とは思えぬ精緻な配慮と、若者らしい熱気と軽快な勢いが両立しております。(11:28)
第2楽章「陰気な土地、霧の土地(Adagio cantabile ma non tanto - Pochissimo piu mosso)」さわさわとした弦が歌う、懐かしくも寂しげな旋律は粛々、そのテンポの動きはリズミカル、豊かなニュアンスやデリケートな音色は極上。表情は次々と移り変わって雄弁でした。ラスト近く強烈なホルンがその旋律を高らかに歌って、ここが腕に見せどころでしょう。しっかり圧巻の高揚がやってきました。(10:47)
第3楽章「Scherzo. Allegro scherzando giocoso」弱音が支配してリズムは有機的、とっても寂しげに儚い魅惑のスケルツォ。ここにも浮き立つような勢いを感じさせました。中間部のワルツは甘く優雅、ラスト辺り胸騒ぎのティンパニも活躍します。決然としたラストも切れ味充分。(8:07)
第4楽章「Finale. Andante lugubre - Allegro moderato - Allegro maestoso - Allegro vivo - Piu animato」暗鬱なファゴットから始まって、暗く、懐かしい民謡風の旋律が静かにエネルギーを貯めつつ・・・ラスト満を持しての華やかにゴージャスな金管と打楽器炸裂!フーガの扱いも上々、厚みのある余裕のパワーは軽快に響きは濁らない、威圧感を覚えさせぬ迫力に締め括りました。(13:48)■
Shostakovich 交響曲第8番ハ短調〜ルドルフ・バルシャイ/ケルン放送響楽団(WDR)(1994年)・・・5年ぶりの拝聴。Rudolf Barshai(1924-2010露西亜→以色列)による全集録音の登場は衝撃でした。音質は良好、オーケストの実力にも間違いないけれど、必ずしも世評盤石でもないらしい・・・けど虚心に、自分の耳でしっかり拝聴いたしましょう。この演奏はなかなか上出来かと。音質もクリアそのもの。たしかボーンマス交響楽団との旧録音があったはず。
この作品は1943年初演。四管編成。前作交響曲第7番が勇壮な戦い!勝利!風作品であったのに対して、こちらぐっと内省的な、亡くなった方々への追悼を感じさせる作品。最近、気に入っております。
第1楽章「Adagio/Allegro/Adagio」冒頭「スパイ大作戦」風ごりごりとした低弦の迫力は抑制気味、ムラヴィンスキー入魂の表情が記憶にあれば、それは物足りないのかも。その後、延々と続く弱音は極度な緊張感に非ず、クールな風情にわかりやすく明晰、音楽の行方が迷子になることもない。徐々にパワーを上げての怒りの高揚も壮絶な迫力!迄に至らぬ抑制を感じさせました。イングリッシュ・ホルンの長い虚無的なソロも印象的。管楽器の音色、打楽器の存在感、オーケストラの厚みあるサウンドには色気有。(27:22)
第2楽章「Allegretto」晴れやかに、剽軽に、そして壮絶に躍動するスケルツォ。ここも一歩引いて冷静に噛み締めるような風情にあまり急がない。大仰な表情に非ず、クリアなサウンドに狂気をほとんど表出させぬバランスを感じさせました。(6:41)
第3楽章「Allegro non troppo (Attacca)」弦の無機的無感情な繰り返し、ヒステリックな木管、打楽器の合いの手が印象的な始まり。やがてそれは金管に受け継がれ、緊張感を高めていくけれど、バルシャイは一貫して激昂しない。中間部のトランペットと小太鼓は妙にシニカル、ちょっと人をバカにしたような?いかにもShostakovichらしいアクセントもあって、元の弦の無機的無感情な繰り返しに戻ってヤケクソ感高まりました。ここが個人的には一番好き。(6:43)
第4楽章「Largo」はPassacaglia。嬰ト短調の陰鬱かつ哀悼、安らぎに充ちた緩徐楽章。静謐な弦は油断すると流れが行方不明になる可能性もあるけれど、バルシャイの緻密かつデリケートな統率に弦、ホルンもフルートも幻想的に表現されてわかりやすい。(10:06) (Attacca)
第5楽章「Allegretto」ファゴットの牧歌的な旋律から始まって、爽やかな弦、ピッコロとホルンの囁きを経、戦争勝利を声高に叫ばない、微妙に不安な静謐が続きました。じょじょにエネルギーを高め、高らかな管や盛大なる打楽器も参入、この辺りオーケストラの技量を感じさせる厚みがありました。やがてそれは静謐に収束して、ヴァイオリン・ソロ、そしてファゴット・ソロはいったいなにを表現してるのでしょう。(13:35)■
Scho"nberg ヴァイオリン協奏曲(ディミトリ・ミトロプーロス/ニューヨーク・フィル/1952年)/Berg ヴァイオリン協奏曲(アルトゥール・ロジンスキー/クリーヴランド管弦楽団/1940年)〜ルイス・クラスナー(v)・・・両曲とも初演者Louis Krasner(1903-1995烏克蘭→亜米利加)による録音。
Scho"nbergは1940年初演(伴奏はストコフスキー/フィラデルフィア)。ハイフェッツが初演を断ったというドデカフォニーの超難曲!なんだとか。もしかして初耳作品?聴いていても歯が立たず「聴かなかったことに」した可能性が高い。
音質はかなり良好。作品はつかみどころなく、かなり晦渋だけどクールに知的、端正な風情が感じられて美しくも暴力的な作品と感じました。クラスナーは休むことのない八面六臂の大活躍、ミトロプーロスの伴奏には厚みがあって緻密な響きでした。もうちょっと聴き込むと作品の真価は掌中に入りそうな予感がありました。
第1楽章「Poco Allegro」(12:18)第2楽章「Andante Grazioso」(7:44)第3楽章「Finale (Allegro)」(11:19)
Bergは1936年の初演(ヘルマン・シェルヘン)こちらもドデカフォニーだけど、天使のように美しく、演奏機会も多い作品。こちらも低音しっかり効いて音質は意外に良好。こちらは作品に馴染んで、最近の録音も聴いているから演奏個性を受け止めました。アツく、濃厚な表情豊かに前のめりなヴァイオリン、生まれたばかりの名曲へのアツい思いと壮絶な緊張感が迸る演奏でした。ロジンスキーのオーケストラも精密な仕上げ。ラストに向けて精神が浄化されるような名曲を堪能できました。
「Andante; Allegretto」 (10:38)「Allegro」(12:31)■
Dvora'k 交響曲第8番ト長調〜チャールズ・マッケラス/ハンブルク・フィル・・・Charles Mackerras(1925-2010濠太剌利)は1966-1970年ハンブルク国立歌劇場の第1指揮者を務めたらしいから、1960年代後半の録音と類推。音質は良好。表記はハンブルク・フィルとなっているけれど、Das Philharmonische Staatsorchester Hamburg、歌劇場のオーケストラのことでしょう。幾度同曲を録音して、これが一番最初のはず。
全9曲の交響曲中、ひときわ美しく懐かしい旋律際立つ名曲。1890年初演。二管編成+ティンパニ。さほどに大きな編成じゃないのに、立派に響くのは師匠筋であるBrahms譲りでしょう。
オーケストラの質は極上、やや速めのテンポにアクセントをしっかり、清潔に、郷愁の風情たっぷり歌って、このオーケストラのホルンはなかなか骨太の響きに魅惑でした。大好きな作品を久々に拝聴したけれど、これはヴェリ・ベストな演奏かも。
第1楽章「Allegro Con Brio」は郷愁の旋律から始まって、心持ちテンポは速めに若々しく颯爽としてノリノリと弾むような推進力。元気いっぱい、テンション高いオーケストラの響きには、コクと厚みがありました。(9:36)
第2楽章「Adagio」ハ短調だけど、深刻な激しさを感じさせぬ情感に充ちた緩徐楽章。中間部はハ長調、牧歌的な情景が広がって、マッケラスの表現はいっかんしてヴィヴィッドなアクセント、例のホルンも豪快に響いて金管の情熱的な盛り上がり、弦の静かな対比も熟達の表現でしょう。(10:42)
第3楽章「Allegretto Grazioso」スケルツォに非ず、甘く、懐かしく、哀愁の旋律にしっとり揺れる3/8拍子のワルツ。ここが一番人気でしょう。颯爽とした表情は継続して、中間部の旋律も優雅に懐かしい。ラストの追い込みもパワフル。(6:18)
第4楽章「Allegro Ma Non Troppo」トランペットのファンファーレから始まるカッコ良い変奏曲。チェロの悠々とした主題は浮き立つように、次第にギヤを上げて高揚、金管の豪快な大爆発へ、フルートのソロもみごとなもの。この辺り多彩な変化はDvora'kの技炸裂、マッケラスのテンポの変化にも不自然な恣意性を感じさせぬ流れでした。やがてしみじみとしたチェロとデリケートな木管の絡みに沈静化し、ラストは圧巻の金管爆発のうちに全曲を締め括りました。(9:28)■
Holst 組曲「惑星」〜ヘルベルト・カラヤン/ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場合唱団(1961年)・・・1918年初演された(エイドリアン・ボウルト)四管編成の巨大なる”映える”カッコよい作品。これは「惑星」ブームを導いた録音だったと記憶します。
20年ぶりの拝聴・・・のはず。当時は駅売海賊盤を聴いていて、音質に不満を漏らしておりました。久々の印象はクリアな音質とウィーン・フィルの迫力に打ちのめされました。Herbert von Karajan(1908-1989墺太利)53歳気力体力に充ちたスタイリッシュな表現、金管も打楽器強烈な迫力、弦の弱音の洗練も文句なし。これはこの作品ヴェリ・ベストかも。
「棺を蓋(おお)いて事定まる」自分も若い頃は、売れ筋カラヤンに対する反発心ばかリだったけれど、オーケストラ・コントロールの自在さ、グラマラスな表現に心奪われる機会が増えました。
初演当時は賛否両論だったそうだけど、現在はおそらく英国音楽最高の世界的人気作品。四管編成にティンパニ6台(2人)ほか9種の打楽器にハープ2台、チェレスタとオルガン、更には女声合唱も入る巨大なる編成。
「火星、戦争をもたらす者 (Mars, the Bringer of War)」鳴りきったウィーン・フィルの華やかにマイルドな金管、前向きな推進力たっぷりなリズム感はノリノリ。この時期ウィーン・フィルはこの作品にあまり慣れていなかったはず、そんなことを微塵も感じさせぬ圧倒的な統率でした。(7:08)
「金星、平和をもたらす者(Venus, the Bringer of Peace)」控えめなホルンから始まって、その旋律をオーボエとフルートが受け取る静謐穏健な始まり。ヴァイオリン・ソロの優雅な旋律、チェレスタも効果的に極限のデリカシーな弱音も緊張感たっぷり。夢見るように美しい。(8:25)
「水星、翼のある使者 (Mercury, the Winged Messenger)」囁くようなスケルツォは極弱音に流麗に流れて、この辺り、雄弁な盛り上げかたは熟練の技でした。(4:02)
「木星、快楽をもたらす者 (Jupiter, the Bringer of Jollity)」ここがカッコ良い一番人気。幻想的な木管に彩られ、圧巻のホルンが野太くヴィヴィッドに響いて颯爽、これ以上の迫力はなかなか経験できぬスケールと洗練サウンドでした。そして優雅な「我が祖国に誓う」登場、後にその歌詞を付けていっそう有名になったけれど、作曲者にはそんな愛国の意味を旋律には込めなかったそう。(Wiki英語版より)(7:41)
「土星、老いをもたらす者 (Saturn, the Bringer of Old Age)」ハ長調とは思えぬ不安に暗い、重苦しい歩み。弱音での細部クリアな響きには深みがあり、重量感、そしてしっかりとしたリズム感もありました。粛々とスケール大きく高揚させて、クライマックス(fff)での打楽器も効果的に彩りを添えました。やがて宇宙の果てのような幻想的サウンドは儚く消えていきました。(8:37)
「天王星、魔術師 (Uranus, the Magician)」剛直な金管と打楽器ぶちかまして、スケルツォのリズムに歩みだして「魔法使いの弟子」に似たユーモラスなところ。ファゴットのリズム感、強烈な金管と打楽器。なんと華やかにゴージャス、余裕の響きなのでしょうか。(5:51)
「海王星、神秘をもたらす者 (Neptune, the Mystic)」不規則な拍子、微弱音に絡み合って浮遊する木管は宇宙の果てを連想させるところ。やがて神秘の女声ヴォカリーズが響いて、それは「合唱団は隣の部屋に置く。部屋の扉は曲の最後の小節まで開けておき、ゆっくりと静かに閉じる。合唱団、扉、副指揮者達(必要な場合)は聴衆から完全に見えないようにする」との指示なんだそう(Wikiより孫引き御免)この消えるような締め括りには優秀な音質必須でしょう。(7:37)(2026年5月1日)
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