阿蘇の雄大なる風景

健康。減量中(ほとんどアリバイ的)


 体重74kg、過去最高記録継続中、あっという間に2015年も残りカレンダー2枚となりました。いまさら、カッコ良いことを目指さないけれど、健康診断はビミョーに各数値よろしくない、老医師(ニヤニヤしつつ)診立ては減量すれば解決すると。7月に週2回のスポーツクラブでの有酸素運動再開して既に4か月、体調的にはなかなかよろしい方向なので、禁断のダイエットに久々、おそらく10年ぶりに取り組みを初めております。

 前回ダイエットほぼ10年前、未だお仕事忙しく最盛期、酒席やら出張も多かったから、減量行為をストイックに実行すると、ハラといっしょに精神的にも少々凹みました。既に後期中年引退直前シニアに至った今回は、環境も変わって、ムリのないところを目指しましょう。

(1) 週2回のスポーツクラブ有酸素運動継続。毎朝のちょろウォーキング+ミニジョギング+ストレッチは止めてしまったけれど、再開するかどうか逡巡中です。気分転換程度なんだけど、それもたいせつと思っております。

(2) 間食を止めること(ここ最大というか、唯一のポイント)。喰いもんをお仕事で扱っていることもあって、職場でも、そしてサンプル持ち帰って自宅でも味見可能な(よろしくない)環境整っております。これを意志を以て止める。前回は炭水化物を極端に制限したけれど、今回は考えておりません。食事は通常通りで。

(3) 毎日、体重を計測し、記録する。まずは▲5kg/70kg切れを狙えぬものか。

じつは既に2週間経過、以下成果ありやなしや。

■2015年10月18日(日)74kg スタート!
■2015年10月19日(月)74kg 間食なし。とうぜん一日では変化なし。
■2015年10月20日(火)74kg 間食なし。2-3日間食なしではビクともせんのか、朝夕ちゃんと(昼はそれなり)喰っているからな。でも、あきらかにカラダがカルい。気分的なものかも。
■2015年10月21日(水)73kg 夕方、職場で新商品のサンプル飲料125ml(カロリー高そうなの)を喫したのが久々の間食。ま、三食たっぷり喰ってますから。夜、スポーツクラブにて激しい発汗後、正確な計測では73.5kg ちょっぴり減ってます。よーやく。
■2015年10月22日(木)74kg 間食抜きのみではあかんのか、正確ではない計量器のせいもあるのか、元に戻っております。
■2015年10月24日(土)朝、73kg。前夜呑み屋へ行って、帰宅後焼きそば追加、それでも減っております。昼からスポーツクラブへ行って、正確な体重計にて確認いたしましょう。→スポーツクラブの正確な計量でも73kgちょうど、間違いなし。昼食ミートースのスパゲッティ1.5人前ほどいただきました。
■2015年10月25日(日)夜、夕食(喰い過ぎ)後75kg! ウ○コしたら減るのか、それとも年季の入った計量器が不正確なのか。→寝る前に74kgに戻りました。カンタンには減りまへんで。
■2015年10月26日(月)夜。ナント76kg!たしかに職場にて昼飯といっしょにケーキ喰いました(商品試食・・・いいわけ)・・・けど、間食とか他はやめているんやけどなぁ。スタートより+2kgとはなんやねん→夜半に計測しなおすと74kg。どーなっとんのか。
■2015年10月27日(火)朝。74kg。昨夜の76kgは湿ったバスタオル込異常値?なかなか減りまヘンな。夜 74kg。昼におにぎり+カップラーメンという究極炭水化物コンビ+塩分過多?不健康食材接種の果て、夕食にとんかつ喰っても74kg変わらず。間食はずっとやめております。
■2015年10月28日(水)夜 73kg。夕食しっかり摂った後、スポーツクラブへ。激しい運動後の結果、我が家のエエ加減草臥れ計量器と異なって正確です。
■2015年10月29日(木)夜、夕食後73kg。かなり喰ったり呑んだりしたあとにもかかわらず減量傾向也。
■2015年10月30日(金)朝 73kg。お休みだったし昼、かなり喰いました。ぜんぜん動いていないし。
■2015年10月31日(土)朝 73kg。朝昼しっかり喰って、昼からスポーツクラブにて正確計測は72.5kg。おお、この調子で進んでほしい。夜、夕食後73kg

 間食をやめたのみで2週間▲1kg、良いテンポじゃないの、このまま続くか?カンタンにくじけるのか。

 Acer Aspire5750現在、メインにしているACER Aspire AS5750(Windows10/メモリ6gb)には外付けディスプレイ+エルゴノミクス・キーボード・マウスをつないでおります。

 これが2015年11月でちょうど入手丸4年経過、現役稼働しております。OS切り替え4度(7→8→8.1→10へ)OSまるごと入れ替えは幾度か数えきれないほど。ノートパソコンの不具合は(抜本的にマザーボード逝っちゃうのは別として)電源部分(女房殿前機種がそうであった)、USBの穴が死んでしまう(ま、一個生きていればなんとかなるけど)あとはキーボードが物理的に壊れてしまう(現・女房殿マシンは2か所ほど浮いている)あとは液晶ディスプレイとかHDの寿命かな?

 外付けキーボードはマウス腱鞘炎から否応なく使用しているけれど、これが結果的に本体キーボードの消耗を遅らせております。液晶ディスプレイもデカいのを接続しているから、あまり使っていないのかも。これだけ毎日酷使して4年保つというのも凄い。ま、キレイに美しく使っているからね。力尽きるまでたいせつにしたいものです。

 

 先月のヴェリ・ベスト。いかにもメジャーなライン・アップが堕落を感じさせる音楽生活也。

RCAR.Strauss 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」/交響詩「英雄の生涯」〜ロリン・マゼール/バイエルン放送交響楽団(1996年)・・・若いころのウィーン・フィル、クリーヴランドとのCBS録音にもR.Straussにはあまり感心しなかったけれど、こうしてみるとバイエルン時代(1993-2002)オーケストラとの相性は良かったのですね。恣意的ムリムリな表現に非ず(テンポは遅くなっている)、オーケストラには色気と馬力、重心の低さはあっても、ベルリン・フィルほどツヤツヤに非ず、サウンドにはもっと暖かさがありました。 「ティル」に於ける目の覚めるような躍動とユーモア、「英雄」には盤石のカッコ良い貫禄とデフォルメの少ない表現にすっかり感心いたしました。音質極上なのも特筆。

RCABruckner 交響曲第8番ハ短調〜ギュンター・ヴァント/ベルリン・フィル(2001年ライヴ)・・・同じ顔合わせで1986年の旧録音ってありましたっけ?こちら最晩年、SACDが出ておりました。若い頃、ヨッフム辺りメインで聴いて、やがてゲオルグ・ティントナーと出会った最近、ちょいと見なおしておりますBruckner、あまりに世間が持ち上げるからほとんど聴いていなかったギュンター・ヴァント。ケルン全集を拝聴したら、すべて(今までの嗜好は)ひっくり返ってしまいました。いろいろ聴くけど、彼が基準に。あとはチェリビダッケくらい?あれは別格の個性ですから。

盤石の構成感、墨痕鮮やかな太字の楷書、止め、ハネに曖昧さ一切なし。朗々と鳴り渡るベルリン・フィルは当代最高の実力派オーケストラ、アバドもラトルも自身の個性を発揮できたんでしょうか(あまり量は聴いていないけれど)。たいていはオーケストラの個性に負けて、先月拝聴したクーベリックの「新世界」にもそんなことを感じたものです。ヴァントだからここまでのコントロールができる(どや顔が浮かぶよう)。最初っから最後迄、納得できぬところはない。最高の演奏也。

UCCG-4919Bruckner 交響曲第5番変ロ長調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1976年)〜アナログ録音の技術、カラヤン−ベルリン・フィルとも最盛期也。スケールと余裕、低音の迫力、レガート表現が基本なのにアクセントは明瞭、とくにティンパニの活躍が凄い。響きの艶、どれだけ大音響に至っても響きが濁らず、力みがありません。時に流して緩いようでも要所を締めて、決然とした対比が文句なくカッコよい。テンポの動かし方が絶妙(第3楽章のスケルツォ)語り口が絶妙、テンポは中庸に慌てない、ホルンだって痺れるほど深く、終楽章のクラリネットの声の力強さ!(カール・ライスターですか?)こんな雄弁なクラリネットは初めて聴きましたよ。

カラヤン唯一のこの作品、正規録音らしい。ここ最近のリファレンスはギュンター・ヴァントだし、チェリビダッケを好んで聴くけれど、カラヤンも凄いな。これだけ聴いていなかったっけ、6年ほど前はけっこう厳しい聴き方をしておりました。それともオーディオ環境、聴き手の受容の変化か、聴力は落ちているけれど。

BVCC624Rimsky-Korsakov交響組曲「シェヘラザード」/序曲「ロシアの謝肉祭」〜ユーリ・テミルカーノフ/ニューヨーク・フィルハーモニック(1991年)・・・(昨日言及できなかったもの)テミルカーノフは1938年生まれ77歳、レニングラード・フィルとの関係も30年継続・・・西側のオーケストラとの録音もけっこうあって、聴いた限りどれも注目すべき出色の完成度であります。オーケストラを朗々と鳴らせてメリハリたっぷりに歌う風情はたしかに”露西亜風”、しかし、これはかつてないモダーンなセンスに溢れて語り口は(濃厚だけど)粘着質に非ず、馴染みの甘美な旋律はいつになくカッコ良いもの。ニューヨーク・フィルは出来不出来の差が大きいとの噂、明るい響きのオーケストラは緻密なアンサンブル、颯爽として色彩豊か、実タイミングさておき、なんとなくテンポも速いような体感ありますよ。

(2015年11月1日)


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written by wabisuke hayashi