ご近所の桜

いつもと変わらぬ値上げの春


 春めいて桜も咲きだした3月も、いつもと変わらぬ生活が続きました。女房殿は相変わらず婆さん(95歳)の介護に通っております。花粉症の季節に入って体調はいまいち、早朝覚醒と左膝腰は微妙に不快感が募って、ストレッチなどいろいろ工夫して、もちろん隔日筋トレも欠かしませんでした。呑みに行ったのは3度、体重はやや減傾向だけど、なかなか苦戦中。女房殿がいないと食事は手抜きになって、バランスよろしくなく、かえって増えることを実感しております。

 テレビはほんまに、ますます見なくなりました。浜ちゃんは不祥事じゃなくて、体調を崩してお休みとのこと。高齢者による残念な交通事故とか、悲惨な幼児児童虐待に胸を痛めて、個人的には自民党のカネよりまず物価高、トランプさんの有言実行の影響、そしてすき家のネズミ汁、G退治に興味を感じております。

 不注意から珈琲をこぼして愛用のキーボードをお釈迦にしたり、30年選手?コタツの電源スイッチ部分がとうとう故障。そして、なんといっても女房殿のスマホがわずか2年ほどでバッテリーがアウト、着信音が鳴らないと云う致命的な症状にキャリア含めて変更したのが最大の事件。その設定に半徹夜したのも佳き経験、ノーミソへの刺激となりました。愛用のコンピューターVaio Tapに接続する4台の外付けHDD対応に「電源付きUSBハブを使ったら」とのメール助言をいただいて、即入手。その後なかなか便利に使っております。貯めに貯めた音源ファイルはかなり大胆に廃棄を進めて、まだまだ捨てるつもり。

 50年の付き合いに至る大学の諸先輩(愛知と岐阜在住)と7月に萩旅行が決まり、その前5月に打ち合わせと称して大阪迄呑みに出張ってくるそうな。ミャンマーに大地震があり、世間が山火事、米騒動、なにもかも値上げ!そんな大騒ぎしている最中におめでたい身分と自覚しているけれど、それもこれもすべて健康が前提でしょう。これより本格的な春がやってきます。現在花粉症に大苦戦中。

 恒例前月分拝聴音楽の振り返り。

London SLC8010Bruckner 交響曲第4番 変ホ長調(Nowak版)〜カール・ベーム/ウィーン・フィル(1973年)・・・この作品がBrcuknerとの出会い(ブルーノ・ワルター/コロムビア交響楽団)全作品中、際立って明るく、わかりやすい旋律作品と感じます。20年前の論議も懐かしい今は昔。世間では鉄板の演奏。 当時はネット上も皆前向きで熱心でしたよ。自分は駅売海賊盤で聴いていたんですね(遠い目)CC-1074 駅売海賊盤です2014年にちょろ聴きした記録はあるけれど、それ以来何故か?疎遠になっておりました。以前にも話題となっていた音質の件、なんの前提もなしに虚心に聴けば優秀な英DECCA録音に間違いなし。但し、種々脚の長い会場残響に旋律余韻を委ねる録音を経験したあとでは、ちょっぴり不自然なあざとさが気になりました。二管編成+ティンパニと云った意外とシンプルな楽器編成。以前の印象は

後半に行けば行くほど(おそらくは聴き手の)興が乗ってきて、ベームの飾りの少ない(素っ気ない)表現とウィーン・フィル艶々サウンドが融け合って、陶然といたしました。最終楽章に圧巻の山有。正直なところ、第1楽章出足は少々テンション低い?ヤバいかも、と一瞬思っておりました。
今回幾度も聴き直して、もうこれで完璧じゃないのか。なんの不満があるのか、そんな感慨に至りました。たしかにデーハー(過ぎ)な音なんやけど。
第1楽章「Bewegt, nicht zu schnell(運動的に、しかし速すぎずに)」冒頭の魅惑のウィンナ・ホルンから金管群がクローズ・アップされ、鳴り切った録音。弦も美しく、厚みのある爽快な迫力満載と受け止めました。オーディオ通の方によるとLP時代の色が再現されていないんだそう。あまり飾りのないイン・テンポを基調に、悠々と余裕の表情。(20:14)
第2楽章「Andante quasi Allegretto」は緩徐楽章。鬱陶しくも静かな弦の旋律は、やがて圧巻の金管の爆発に情感が爆発しました。ここも金管際立つ録音が効果的と云えば効果的。(15:34)
第3楽章「Scherzo. Bewegt - Trio. Nicht zu schnell, Keinesfells schleppend」Brucknerのキモであるスケルツォ。ここは音質クリアに浮き立つように爽快な狩りの情景、ここも金管の厚み深み、とくにホルンの存在が際立ちました。トリオに於ける優雅な弦の艶も最高。(11:09)
第4楽章「Bewegt, nicht zu schnell(運動的に、しかし速すぎずに)」ここは文句なし、圧巻のフィナーレ。第1楽章冒頭主題が形を変えてウィーン・フィルの充実した金管は壮麗な爆発。やがて優しい弦と木管が悠々と優しく歌って、その対比も極上の余裕でした。この作品は屈指の明るい個性を誇って、ラストは怒涛の金管の圧が待っておりました。(21:13)

CAPRICCIO 49 288Mozart 交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」(1988年)/交響曲第1番 変ホ長調K.16/第4番ニ長調K.19/第5番 変ロ長調K.22(1989年)〜ハンス・グラーフ/ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団・・・この全集を前回拝聴したのは2010年辺りか(遠い目)CDをすべて処分して再びの邂逅を願って幾星霜、ようやく音源入手叶いました。オーディオ環境も変わって、自分の耳の華麗なる加齢もあるから、さてどんな感慨だろう〜結論から云えば以前のイメージと寸分違わない。モダーン楽器、要らぬ虚飾を脱ぎ去ったオーソドックス。力みもムダのないスムース穏健な表現、作品そのものを味わう演奏として日常座右に置くべき価値を再確認いたしました。全集では基本繰り返しすべて実施。
ハ長調交響曲K.425「リンツ」は1783年27歳の作品。フルート抜きの2 ob/2 fg/2 tp/2 hr/弦の編成。ハ長調という調性に相応しい明るさと広がりを感じさせる天衣無縫な作品、わずか4日間に仕上げられた天才の技。力みとかムリムリ強引なフレージングはどこにも見当たらぬスムースに温和な流れ、涼やかなサウンドに耳あたりもよろしい。往年の巨匠たちによる、もりもりパワフルに大きな演奏とは大違い!こちらうんと控えめに親しみやすい。「Adagio - Allegro spiritoso」(9:55)「Andante」(9:35)「Menuetto」(3:47)「Presto」(7:12)
第1番 変ホ長調K.16はわずか8歳の作品。編成は2 ob/2 hr/弦(数字付き低音ってなんですか?)緩急緩のイタリア式序曲(以下同じ)は「Allegro molto」から躍動する愉悦、ちゃんと暗転もあります。(4:17)「Andante」にはジュピター音型が優雅に登場して、栴檀は双葉より芳し。(4:29)「Presto」華やかに軽快なフィナーレ。(2:04)
第4番ニ長調K.19は9歳の作品と類推。2 ob/2 hr/弦五部。弾むようなリズムに始まる華やかな「Allegro」にはちゃんと陰の対比もあります。(2:18)「Andante」はそっと優しく寂しげな囁き。そっと控えめなホルンの響きが効いております。現代の小学生世代による絶品(4:19)「Presto」弦が力強いリズムを刻んで変幻自在に表情を変化させました。ここもシンプルなホルンが印象的。(2:44)
第5番 変ロ長調K.22もほぼ同時期同編成。軽快な笑顔に駆け出す「Allegro」ここでは明るいオーボエがサウンドに色付けしておりました。(2:44)「Andante」ここも哀愁の旋律をオーボエが朗々と歌います。(2:53)「Molto allegro」シンプルに力強いリズムを刻むフィナーレはあっと云う間に終わりました。(1:12)

Naxos 8.506002Mozart ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459/ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 K.238/ピアノ協奏曲第8番ハ長調 K.246「リュッツォウ」〜イェネ・ヤンドー(p)/マーティアス・アンタル/コンツェントゥス・フンガリクス(1990年)・・・Jeno" Jando'(1952-2023洪牙利)は日本では知名度さっぱりだけど、NAXOSに膨大な録音を残して、珍しく実演を経験したピアニストでもあります。無条件幸福なMozat作品中、更にお気に入りなのがピアノ協奏曲。こちらヤンドー全集はCD時代最初に入手したもの?いえゲザ・アンダだったかな。もう10年ほど聴いていなくて、久々の邂逅でした。これは豊かに鳴り響く(おそらく)スタンウェイ。しっかりと芯を感じさせて誠実にオーソドックス、ジミだけど落ち着いて、低音もしっかり効いたピアノでした。音質バランスも上々。 伴奏を担当する指揮者もほとんど見知らぬ方、オーケストラは洪牙利の放送局オーケストラのメンバーにより1985年創立とのこと、この全集以外の録音を見掛けたことがないから、録音用に集めたのかも。伴奏はソロを活かすことに専念して素朴に質実。Matyas Antal(1945-洪牙利)はもともとフルート奏者だったらしい。
ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459はウィーン時代に入った1784年の作品。fl/2 ob/2 fg/2 hr+弦の伴奏にはトランペットもティンパニにも入りません。どれもなんやけど、これもしみじみ凄い名曲。
第1楽章「Allegro」符点のリズムが弾む快活な行進曲。ソロは淡々として、飾りのないしっとりとしたタッチに歩みます。カデンツァも可憐。(12:19)
第2楽章「Allegretto」6/8拍子に淡々、そして瑞々しく、ちょっぴり哀しみが暗転する緩徐楽章。静かに落ち着いた対話が続きました。(8:01)
第3楽章「Allegro assai」ソロも伴奏も楚々と可憐にデリケートな始まり。一転の曇りもない笑顔に駆け出すようなフィナーレ。フルートとピアノの掛け合いが美しい。(8:06)
ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 K.238はザルツブルグ時代1776年の作品。伴奏は2 ob/2 fl(第2楽章のみ)/2 hr+弦
第1楽章「Allegro aperto」ギャラントな表情に快活な始まり。その旋律はシンプルな愉悦に充ちたもの。ソロと管弦楽の掛け合いは意外と緊張感漂うもの。この辺りの作品としてはヤンドーのピアノはちょっと立派過ぎかも。ソロが前面に出るような音質印象かもしれません。(6:39)
第2楽章「Andante un poco adagio」ピアノのアルペジオが優しい、ちょっぴり哀しい落ち着きに溢れた緩徐楽章。絶品。(5:51)
第3楽章「Rondeau: Allegro」平穏な気分に充たされ、流れるように優雅なフィナーレ。途中例の暗転も彩りを添えておりました。(6:52)
ピアノ協奏曲第8番ハ長調 K.246は同じく1776年の作品。伴奏は2 ob/2 hr+弦。
第1楽章「Allegro aperto」明朗平明な管弦楽の始まりはいかにもハ長調の大きな躍動。ソロの旋律には一転の曇りもない疾走から、わずかの暗転もいつものMozartでしょう。(7:09)
第2楽章「Andante」ここも平穏淡々粛々とした風情に飾りのない歩み。知らず高まる情感、ほんまMozartには駄作がない。(7:14)
第3楽章「Rondeau: Tempo di Menuetto」陰影豊かに符点のリズムも浮き立って多彩、優雅なフィナーレでした。(6:27)

DG UCCG-45115Ravel ピアノ協奏曲ト長調/左手のためのピアノ協奏曲ニ長調〜チョ・ソンジン(p)/アドリス・ネルソンス/ボストン交響楽団(2023年)・・・趙成珍(1994ー韓国)は若手人気No.1を競う今や旬のピアニスト。先にRavelのピアノソロ録音が出ていて、ちょっぴり拝聴してそのデリケートなタッチに魅せられた記憶もあります。これまた現役最高人気指揮者による伴奏を得て、眼が覚めるほどクリアな音質。
軽快ユーモラスなピアノ協奏曲ト長調は小さな二管編成?だけど多種打楽器+ハープが色彩豊かでした。初演は1932年(マルグリット・ロン)
第1楽章「Allegramente(明るく、楽しげに)」から思いっきり弾むように新鮮、デリケートなピアノ。ボストン交響楽団の伴奏がまた各パート伸び伸びとして愉しげ、凄い説得力でした。(8:37)
第2楽章「Adagio assai」は3/4拍子だけど、伴奏は6/8拍子というポリリズム。陶酔の静謐さ。(9:42)
第3楽章「Presto」軽妙に賑やかな、自在なフィナーレは正確な技巧、最後まで鮮度たっぷりに小粋タッチでした。(4:00)
重厚な左手のためのピアノ協奏曲ニ長調初演は1931年(パウル・ウィトゲンシュタインによる不完全な演奏)。三管編成+7種の打楽器+ハープという堂々たるもの。単一楽章だけど3部に分けられるそう。キラキラと繊細なピアノは華やかに歩みを続けました。(8:48-4:48-5:04)

MercuryMussorgsky 組曲「展覧会の絵」/Chopin 練習曲ヘ長調 作品25-3/ワルツ イ短調 作品34-2(バイロン・ジャニス(p)/1961年)/ Mussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵(アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団/1959年)・・・幾度聴いている「展覧会の絵」。Byron Janis(1928ー亜米利加)33歳の記録は音質もテクニックも爽快なキレ味。かつて「色白は百苦難隠す」(現在では不適切に至った格言)に音質良さを称賛したけれど、これは音質にとどまらぬ緊張感と推進力、陰影表現の激しさに打たれました。Promenade(1:33)Gnomus(2:26)Promenade(0:56)Old Castle(4:27)Promenade(0:29)Tuileries(1:01)Bydlo(2:52)Promenade(0:44)Ballet of the Chickens in their Shells(1:13)Samuel Goldenberg and Schmuyle(1:51)The Market-Place at Limoges(1:21)Catacombae(1:48)Con mortuis in lingua mortua(2:00)The Hut on Fowls' Legs, "Baba Yaga"(2:59)The Great Gate at Kiev(4:20)
余白のChopinは明るく軽妙な練習曲ヘ長調、哀愁のワルツ イ短調も明晰なタッチでした。(1:42/5:00)
かつて「手堅いというか、真面目というか、きっちりしているけれどイマイチおもろない」と感じたアンタル・ドラティによるRavel管弦楽版。低音もしっかりして音質引き続き良好。たしかに速めのテンポに飾りは少ない(素っ気ない?)けれど、オーケストラはアンサンブルに優れて爽快な推進力、集中力を堪能できる立派な演奏でした。最終盤の金管は輝かしく、打楽器の迫力もなかなか(ティンパニのリズムはズレない)さすがのMercury録音。Promenade(1:35)Gnomus(2:20)Promenade(0:46)Il vecchio castello(3:49)Promenade(0:31)Tuileries(0:59)Bydlo(2:25)Promenade(0:35)Ballet of the Chickens in their Shells(1:12)Samuel Goldenberg and Schmuyle(1:53)Limoges - The Market Place(1:27)Catacombae(1:55)Cum mortuis in Lingua mortua(1:44)The Hut on Fowls' Legs, "Baba Yaga"(3:15)The Great Gate of Kiev(5:01)

(2025月4月1日)

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written by wabisuke hayashi