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NAXOS
NAXOSの件(2007年11月外伝)
●Vivaldi 協奏曲集 作品8の1〜4「四季」(追加)/作品8の5〜8、10〜12「和声と創意への試み」(ブダペスト・ストリングス)
●Rossini 弦楽のための四重奏ソナタ集全曲(ロッシーニ・アンサンブル)
●ENGLISH STRING MUSIC(リチャード・シュトゥット/ボーンマス・シンフォニエッタ)
●Shostakovich バレエ組曲「ボルト」/ジャズ組曲第1番/ジャズ組曲第2番 (舞台管弦楽のための組曲)/タヒチ・トロット(ドミトリ・ヤブロンスキー/ロシア国立交響楽団)
●Bartok ピアノ協奏曲第1/2/3番(イェネ・ヤンドー(p)/アンドラーシュ・リゲティ/ブダペスト交響楽団)
●Scho"nberg 月に憑かれたピエロ 作品21(ロバート・クラフト/20世紀クラシック・アンサンブル/アニヤ・シリヤ)
●「ルール・ブリタニア」〜Last Night of the Proms(ポール・ダニエル/イギリス北部フィルハーモニア)
●Elgar 交響曲第1番 変イ長調 作品55(ジョージ・ハースト/BBCフィルハーモニック)
●スウェーデン管弦楽作品集(オッコ・カム/ヘルシンボリ交響楽団)
●Sibelius 交響曲第4/5番(ペトリ・サカリ/アイスランド交響楽団)
●Dvora'k 管楽セレナード ニ短調 作品44(オスロ・フィルハーモニック管楽アンサンブル)
●R.Strauss 交響詩「ドン・キホーテ」作品35(マルクソン/アイルランド・ナショナル交響楽団/ルーディン(vc))
●R.Strauss 交響的幻想曲「イタリアから」(コシュラー/スロヴァキア・フィル)
●Bruckner 交響曲第3番ニ短調(1973年初稿/ゲオルグ・ティントナー/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団)
●Haydn 弦楽四重奏曲 作品1 第1〜4番(コダーイ弦楽四重奏団)
●ENGLISH STRING FESTIVAL(エイドリアン・リーパー/カペラ・イストロポリターナ)
●Weber クラリネット五重奏曲 変ロ長調 作品34(カールマン・ベルケーシュ(cl)/アウアー弦楽四重奏団)
●Bruckner 交響曲第4番 変ホ長調(ティントナー/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団)
●Mozart ピアノ協奏曲第20/13番(ヤンドー(p)/リゲティ/コンチェントゥス・ハンガリクス)
●Messiaen 「嬰児(みどりご)イエスへの20のまなざし」(ホーコン・アウスタベ(p))
●西崎崇子 ヴァイオリン小曲集<Romantic Violin Favorites>
●Grieg ピアノ作品全集第11集(アイナル・ステーン・ノックレベルグ)
●Bax 室内楽曲集「ハープ五重奏曲」/「エレジー」/「幻想ソナタ」/「フルート・ソナタ」(モビウス)
●Korngold/Goldmarkヴァイオリン協奏曲(ヴェラ・ツウ(v)/ユー・ロン/ラズモフスキー・シンフォニア)
●Debussy 「牧神の午後への前奏曲」「夜想曲」「海」(アレクサンダー・ラハバリ/BRTフィルハーモニー)
●Rachmaninov 交響曲第2番ホ短調(アレクサンダー・アニシモフ/アイルランド・ナショナル交響楽団)
●Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調(ティントナー/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団)
●R.Strauss 交響詩「英雄の生涯」(マルクソン/アイルランド・ナショナル交響楽団)
●Mozart 序曲集(バリー・ワーズワース/カペラ・イストロポリターナ)
●Berwald 交響曲第1/2番(カム/ヘルシンボリ交響楽団)
●Mozart ピアノ協奏曲第9/27番(ヤンドー(p)/リゲティ/コンチェントゥス・ハンガリクス)
●Bach パルティータ第3/4/5番(ヴォルフ・ハーデン)
●Telemann 組曲イ短調/協奏曲集(エドリンガー/カペラ・イストロポリターナ)
●Mahler 交響曲第10番 嬰ヘ長調(フィーラー版1966年第4稿1997年改訂版)(オルソン/ポーランド国立放送交響楽団)
●Chopin ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11/ポーランド民謡による幻想曲 イ長調 作品13/アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ 作品22(ビレット)
●de Falla バレエ「恋は魔術師」(1915年初演版)/歌劇「ペドロ親方の人形芝居」(ディニ・チアッチ/イ・カメリスティ)
●Hummel ピアノ協奏曲第2/3番(パル/ブダペスト室内管弦楽団/チャン(p))
●Elgar 交響曲第2番 変ホ長調 作品63(ダウンズ/BBCフィルハーモニック)
●Schumann チェロ協奏曲イ短調/Brahms ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調(クリーゲル/カーラー)
●Copland「市民のためのファンファーレ」「ロデオ」「ビリー・ザ・キッド」「アパラチアの春」(グンゼンハウザー/スロヴァキア放響)
●Ibert 管弦楽曲集(佐渡 裕/コンセール・コロンヌ)
●Vaughan Williams 管弦楽作品集(ジャッド/ニュージーランド響)
●Haydn 弦楽四重奏曲 作品76-1/2/3(コダーイ弦楽四重奏団)
●ENGLISH FESTIVAL (リーパー/スロヴァキア放送交響楽団)
●Italian Baroque Favourites
●Grieg「ホルベアの時代より」「スロッテル」作品20(ノックレベルグ)
●イタリアのオーボエ協奏曲集(キャムデン)
●ゲオルグ・ティントナー Bruckner 交響曲全集に寄せて
●Go'recki 交響曲第3番「悲歌の交響曲」「三つの古風な小品」(ヴィト/ポーランド国立放送交響楽団)
●CHASSON 交響曲 変ロ長調/詩編/交響詩「ヴィヴィアン」(カルタンバック/ナンシー歌劇場管弦楽団)
●Grieg/Sibelius 弦楽アンサンブル作品(リーパー)
●Sibelius 交響曲第1/3番(サカリ/アイスランド交響楽団)
●Berwald 七重奏曲 変ロ長調、セレナード、ピアノ五重奏曲 変ホ長調(アリオン管楽五重奏団/シェイン弦楽四重奏団)
●Chopin 「スケルツォ」(ビレット)
●Bruckner 交響曲第4番は、なにを?(ノイホルト/クーベリック/ティントナー)
●Shostakovich 交響曲第5/9番ハ短調(スロヴァーク/スロヴァキア放響)
●J.S.Bach クリスマス・オラトリオ BWV248(オベルフランク/ファイロニ室内管弦楽団/ハンガリー放送合唱団)
●Schumann「フモレスケ」(ヴォルフ・ハーデン)
●Haydn 交響曲第85/92/103番(ワーズワース/カペラ・イストロポリターナ)
●Respighi 交響詩ローマ3部作(バティス/ロイヤル・フィル)
●Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」「ペトルーシュカ」(ラハバリ/BRTフィルハーモニー(ブリュッセル)/グロスロット(p))
●Shostakovich ピアノ協奏曲第1/2番(ヒューストン(p)/リンドン・ジー/ニュージーランド交響楽団/タバー(tp))
●Bach ブランデンブルク協奏曲全曲(M・ブリュール/ケルン室内管弦楽団)
●Sibelius 交響曲第5番(リーパー/スロヴァキア・フィルハーモニー )
●Bach ゴールドベルク変奏曲(チェン・ピ・シェン)
●Bach 管弦楽組曲第1/2番(ドヴォルザーク/カペラ・イストロポリターナ)
●Shostakovich 交響曲第 8番ハ短調(スロヴァーク/スロヴァキア放響)
●Bach ソプラノ・カンタータ集(ブレムベク/カペラ・イストロポリターナ/ワーグナー(s))
●Nielsen 弦楽四重奏曲集(オスロ弦楽四重奏団)
●Glie're 交響曲第3番「イリヤ・ムロメッツ」(ジョハノス/スロヴァキア放送交響楽団)
●Sibelius 交響曲第2/7番(リーパー/スロヴァキア・フィル)
●Franck 交響曲ニ短調(ノイホルト/ロイヤル・フランドル・フィルハーモニー)
●Mozart ピアノ協奏曲第26/5番/ロンド イ長調(ヤンドー)
●Gershwin (リチャード・ヘイマン)
●Sibelius 管弦楽曲集(スカーマーホーン/スロヴァキア放送交響楽団)
NAXOSが、廉価盤をひっさげて日本の市場に登場したのは1990年前後だったでしょうか。はじめは国内仕様で「ゴールド・フィデリティ」というような名前で、1,500円位したはずです。廉価盤を愛する人であればNAXOSは必ず避けて通れない道であり、最近では世界的に販売数量がメジャー・レーベルを凌駕する勢いとのこと。
新しい録音で、演奏家の知名度にこだわらず、知られざる名曲まで系統的に網羅し、しかも価格は激安、まさに廉価盤メーカーとして王道を歩んでいると評価できるでしょう。なによりバックヤード在庫が充実しているのが立派。(メジャー・レーベルは少し見習って欲しい)
私も毎月の新譜に注目、新しいレパートリーをCDで揃えようとするときに、まず「NAXOS」から、と決めています。(・・・した。というべきか。最近ちょっと疎遠気味)
演奏内容は「玉石混淆」で期待外れも多い。(それはそれで楽しみ)
演奏者は単発契約なのか、録音年代によって変遷があり、いろいろな都市のオーケストラが聴ける「闇鍋」的な楽しみではあります。
初期の頃(1980年代後半)は東欧のオーケストラが目に付き、CSR交響楽団(現在はスロヴァキア放送交響楽団)、スロヴァキア・フィル、カペラ・イストロポリターナ、スロヴァキア放送フィル(コシツェ)、ポーランド放送響(カトヴィツェ)、などが主力だったと思うのですが、最近新録音は少々減り気味?
ここ5・6年では、ニュージーランド交響楽団、アイルランド放送交響楽団、ウクライナ交響楽団、などが目に付くようになってきました。(最近真面目に新譜を確認していませんが、いっそう聴いたことのない演奏家が出てきている模様。どんどん新しい演奏家を開拓中)
録音のために編成したと想像されるオーケストラ(ラズモフスキー・シンフォニア?)も登場して、もう名前だけでは、演奏の水準を推し量ることは難しくなってきています。ま、だいたい廉価盤や海賊盤の購入は、すべてそんなもんでしょうが。
かつてこのレーベルで活躍したリーパーやラハバリは、別の廉価盤レーベルに移った模様。ティントナー(1999年没)やカーラーというスターも育ちました。古楽器関係も充実していますね。
NAXOSは本で云えば「岩波新書」のようなものでしょうか。(そんなに権威はないかな?)
とにかく、レパートリー的には素晴らしい。1,000円以下なら、どんなに見ず知らずの曲でも「ためしに聴いてみよか」となりますよね。音質的には、バラツキがあって「決まった音のパターンがないのがNAXOSだ」と、カタログで言い切っているのは立派。(でも、ときどきそうとう硬くて聴きにくい音も有)
良心的な内容で感動もあれば失望もあり、にやりとさせられるCDもあります。最近は歴史的録音の良心的な復刻にも熱心ですが、私はまだ未聴。マルコポーロもcpoも、少々高い(本当は相場より安いけど)ので、買ったことはありません。
価格の相場は1,000円以下であれば普通ですが、私は800円以下で探しています。昨今の円安で値上げされないことを願います。消費税付で1,000円を越すのは許せない感じ。
【♪ KechiKechi Classics ♪】 ●愉しく、とことん味わって音楽を●
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