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音楽日誌

JR福井駅にて
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●2009年1月某日

さて、休日出勤するかな、急ぎのデータ要望があったので。ワタシは純実務的に少々請負的お仕事スタイルがあって、これは構えや、準備が整ってから始める、ということではなく、とにかくやっつけ仕事でも当面乗りきっていく、そのうちそれが形として定着する、といったものだから。回りはやっかいですよね、自分にしかわからない、しかもウロ覚え、というのは。じつは東京本丸のサーバーにアクセスして、巨大ファイル2件こちらのパソコンにコピー(1)、それをCDRに焼いて(2)、土曜は集配にこないヤマト便を呼んで(3)、本日中に送付(主眼は月曜には到着)ということです。(1)がまず出勤者に電話にて指示すること不可能、だいたいどのファイルか探せないし(在処とファイル名で探す)、(2)は運が良ければ誰かが可能、(3)はもしかしたらお願いできるかも。

ついでに週次報告書、メールいくつか返信、できるだけ誰も出勤しないウチに出掛けて、予定時間壱時間。梅田の本局でゆうメール便出して、そのまま尼崎に戻って耳鼻科へ。昼までには帰宅して休日モードに戻りたい。休日出勤を記録するか、ヤミ出勤とするか悩ましい。この予定通り走れるか?クリアできるか、これがけっこうワタシの趣味というか、楽しみなんです。毎日ノーミソ中にて事前予定立てて、そんな感じでやってます。

昨日到着の「背筋が伸びない椅子」、無事メールで返事が来て元払いで返品可となりました。一週間ほど前より気になっていたオークション(EMI音源の英国音楽セットまとめて!かなりダブり有/でもおトク)に送料で質問したら(着払いとのことで)、「売れないから送料500円でよいですよ。おまけ2枚付けます」とのことで、即入札、早期終了をお願いしました。一昨日の返品騒動で「転売しようと思っていた」という姿勢を批判したが、今回落札した分はそれこそ”ダブり分転売”しなくちゃ。じつは、どーしても欲しかったものがかなり含まれていて、でもダブっているしな、と逡巡していたんです。誤って購入したPCメモリは半額にて処分出来。

BRILLIANT 99334お気に入りなのに、ずいぶんと聴いていなかった我らがヴォルフガングの室内楽、Mozart 弦楽四重奏曲ト長調K.387「春」/ニ短調K.421 (417b)〜チリンギリアン弦楽四重奏団(1980年CDR原盤)・・・所謂「ハイドン・セット」より。BRILLIANTの全集にはウィーン・シューベルト弦楽四重奏団(1994年)の音源が収録されたから、こちらの音源はちょっと珍しい存在となりました。この団体はたしか来日もしているが、イギリスの中小レーベルに録音が多かったので、意外と地味な存在の名団体であります。

名作中の名作であり、いつ聴いても痺れる作品。特に往年のウィーン系の名団体のような甘美雄弁でもなく、昨日聴いたときにはメリハリ少なく”ずいぶんと地味”といった印象でした・・・が、今朝再聴すると、抑制されたスタイルがむしろ好ましくて、(ハイドン・セット中唯一の短調である)ニ短調K.421 (417b)も粛々として劇性を強調しない。第3楽章のメヌエットの緊張感、終楽章の変奏曲も素晴らしい効果でほんまに凄い作品だ。ト長調K.387(「春」といった表題は知らなかった)晴れやかな表情が変幻自在に歌います。作品の姿が浮き立つ・・・かも。

でも、やっぱり大人しいというか、ジミなんだなぁ。

ほら、予定通りじゃないの。お昼前にすべてを済ませて帰宅。昼から完全に休暇モードへ。駅迄、そして乗り換え、職場迄、そして郵便局へ、かなりの速歩で移動して、気温がやや高めだから汗かきました。エエ運動にもなりました。

さて、二時間ドラマ見て、昼寝して音楽聴いて・・・サイト用原稿を執筆しなくちゃ。激動の、そして長〜い1月終了です。


●2009年1月某日

(在金沢ホテル)出張滞在中は音楽を聴かないので「非・音楽日誌」連続。いちおう定例サイト更新、一本のみしておきました。お仕事愚痴に、BBSにコメントあるのも情けない感じ。なるべく早めに残務終えて、大阪に戻りましょう。ゆっくり週末を過ごしたいもの。ま、体調悪くないですから。どんな苦境も元気であれば、生命(いのち)さえあればなんとかなる・・・とは、阪神大震災をお隣・大阪で経験し、現地を目の当たりにした時の感慨だったはず。

本日の商談は2勝1引き分けか。昨日会議で散々非難された幹部数人と出会って、雰囲気的には「組織恨んで人を恨まず」といったところか、笑顔で接してくださったが、ワタシの方が引きつっておりました。事情を知らぬ旧知の方が「元気のないハヤっさんは珍しいな!」だって。大阪へ予想より早く帰れたので、病院へ(尿酸値のヤクが切れかけたので)。様々ケータイにメールが飛び込んできて、明日実務処理をしに小一時間出掛けるか逡巡しております。いずれ、オークションで落札された分、ポストに投函できる厚みじゃなくて、大阪本局に行こうかな、と思っておりますが。大混雑の耳鼻科へ行く予定もあるんだけれど。

Elgar バラッド「聖ジョージの旗」("The Banner of St George") 作品33/「詩編48/Great is the Lord」/テ・デウムとベネディクトゥス 作品34〜リチャード・ヒコックス/ノーザン・シンフォニア・オブ・ロンドン/ロンドン交響楽団合唱団/ロバーツ(t)(1986年)・・・ヒコックスは亡くなっちゃったんだな、こんな知名度の低い渋い作品だけれど、誠実にしみじみ歌い上げ、晴れ晴れとした表情、時に激しく劇的であり感動的です。EMI系のやや腰のない音質はいつも通りだけれど、敬虔で無垢な精神はちゃんと無心論者のワタシにも伝わりました。

ルイ・ド・フロマン/ルクセンブルク放送管弦楽団による、Debussyのわりと珍しい作品集2枚分再聴。ちゃんとサイトにコメント上梓しているのに、作品にほとんど馴染みがない?のはどういうことか。忘れちまったのか。評価はコロコロ変えていて、音質もアンサンブルもそれなり、といったところだけれど、気怠くも怪しい雰囲気はけっして悪くない。出戻り買いだけれど、これは良い再会でした。もっとしっかり集中して聴かなくっちゃ。反省。

ワタシがパソコン用に(長年)愛用している「背筋が伸びる椅子」(腰にもよろしい)女房殿に奪われたので、通販注文していたら、先ほど届きました。これがアウト〜お尻が乗る部分の傾斜がなく、上手く膝方面に体重が乗りません。かえって腰に負担が掛かります。 これは設計上のミスでしょう、 わずか数分で(なんともない健康な)腰が痛くなりました。できれば返品したい(送料負担でも良いから)と業者にメールを入れたところ。なんか、昨日のオークション返品といいミソばかり付いてますな。そんな流れの時もあります。

サイト定例更新、もう一本分アリバイ実施しております。なんとか執筆しないと。


●2009年1月某日

(在金沢ホテル)人間至所青山有。想定の範囲内の苦しい立場に追い込まれました。上司は事前にとうとうお詫びの電話一本入れておらず、部下を裸で地雷源(取引先)に送り込んだようなもの。呆れました。でもね、上司が先に謝っておけば、部下を庇った立場、みたいに見えたと思うが、これで上司のミスを実務部隊長のワタシが矢面に立って受けた、というように見えることでしょう。朝一番で取引先へ行って資料読み込み、午前の会議2時間の報告(途中激しい頭痛有)、そのあと断続的に2本の打ち合わせ、昼飯も取引先と喰って、挙げ句、昼からの本ちゃん会議での”ど・ちょんぼ!”報告(この時点で初めて上司は逃げた、ということを知りました)。まいった。

いやぁ、ツラかったなぁ。さすがにいつもは足引っ張りするばかりのチームメンバーも、心より共感し(庇って)てくださって、連中は本日で帰阪するが、出発まで呑みました。サラリーマンというのはほんまにツラい。おそらくは上司はこれで職場から完全に孤立したと思います。バトンは渡したつもりだったが、そのままゴルフに行っていたんだね。

ホテルに入ってネットをつなぐと、先日送付したゲオルグ・ティントナーのBruckner全集、「届いたが外箱が函が破れています。気付かない様な破れではないようですが」とのクレーム有。外箱が破れているとは、どのような状態を指してしるのかわからないし、ゆうメールの穴あけの時に誤って破ったのかも。でも、プラケース、盤質ともぴかぴかです。少々むっときて「商品にご不満でしょうか。耐えられぬ瑕疵、音楽を愉しめぬ状態であるかお知らせ下さい。中古盤質良好との表示をさせていただきました。あとはご判断をいただいて対処いたします。こちらは商売であはりませんので、お金にはまったく執着いたしておりません」と、実質(気分的には)罵倒連絡しちゃいました。嗚呼、ハラ立つ!

明日、もう3発、ご当地で商談。けっこう難問残っております。

件のティントナーの全集落札者より返品連絡有。「聴いたあと転売しようと思っていたので」とのこと。嗚呼、情けない。音楽を愛する人じゃないんだね。人生いろいろ出会い有。きっとバカ高い着払いで戻ってくるのでしょう。オークションの出品時コメントを変えなくっちゃ。挙げ句、出品者都合で入札取り消したらワタシに悪い評価二つも付いちゃった。更に!送付した駅売海賊盤、到着したらケースが割れていたとのこと、久々。散々だ。

運勢も神も祟りも信じないが、流れとか、風というのはあるもんです。


●2009年1月某日

昨夜、会議の資料の目処付けて、本日上司に点検受け(校正す)るだけ、本日は自分個人の担当分野の資料作り、日常業務こなして現地に乗り込むことになります。昨夜は職場同僚と(久々)呑みに行きました。驚愕の情報入手。人生いろいろあるなぁ。おおきなちょんぼ、トラブル第一報お詫びを上司は、ちゃんと取引先幹部へ入れてくれているんだろうか?明日午前午後連続報告の会議資料の読み込みも必要(今回は上司帯同しないので)。今週、金曜は金沢現地在なのでサイト定例更新少々遅れます・・・って、そもそも、とうとう原稿執筆に手つかず。体調まぁまぁだけれど、出張出掛ける前から疲労が出ております。出張準備しなくっちゃ。

オークションCD本日締め切り分、とうとう動きがありません。2月に再々出直しか。

昨日の通勤音楽。Debussy 「夜想曲」「遊戯」「カンマ」〜ルイ・ド・フロマン/ルクセンブルク放送管弦楽団(1972年)・・・「夜想曲」はかつて聴いたものと同一音源でしょうか。(「シレーヌ」はロレーヌ聖歌合唱団とのこと)「祭」の小太鼓の入りが微妙に遅れるところが記憶通り。雰囲気があって、響きやや薄く、微妙にユルい味わいはけっして悪くない。「遊戯」「カンマ」はフクザツ怪奇、幻想的な作品であって、何度聴いても未だ馴染みが出ない・・・おっと、出勤時間が迫りました。

(在金沢いつものお気に入りホテル/既に今年3度目のご当地訪問/う〜む)一部商談の準備ができていないが、月次週次の日常作業完了、些少トラブル次々処理(仕切れないものも有)、明日の会議2本分の資料上司点検校閲印刷送付、夕方サンダーバードに飛び込んで・・・じつは大ちょんぼで取引先に大迷惑を掛けていて、本来であれば上司が伺うべきが東京本丸会議で不可。ワタシが全面的にお詫び土下座するしかない。上司には「せめて先に、電話でお詫びしておいてくださいね」とお願いしていたのに、忘れていた、と。(愕然)

移動中、先行訪問していたメンバーから「明日は相当覚悟していた方が・・・」とのメール有。尋常ならざる苦痛が待っている予感。せっかく準備した資料報告なんて、誰もまともに聞かんだろね。仕方がない。これも人生だ。

BRILLIANT 6243通勤〜金沢迄移動中音楽。Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜サイモン・ラトル/イギリス・ナショナル・ユース管弦楽団(1977年録音)/バレエ音楽「火の鳥」(1910年全曲版)〜アンタル・ドラティ/ロイヤル・フィルハーモニー(1976年録音)・・・5年ぶりかな?「春の祭典」はライヴなのか、それにオケはプロを目指す若者のオケだから、当然技術的にも音質的にも少々不備はあるのは前提です。でも、アンセルメ盤よりずっと溌剌リズム感やら、勢い、若々しい活力タップリあると思います。ただ細部の仕上げが雑然として、色気が足りないだけ。

「火の鳥」は、「録音がオフ・マイクというか様子が分かりにくい」という以前の感想そのまま。これはヴォリューム上げて、部屋で聴くべきでしょう。

Haydn 交響曲第25番ハ長調(1990年ライナー・キュッヘル)/第26番ニ短調/第27番ト長調/第28番イ長調/第29番ホ長調(2000年ヴォルフガング・レディック)〜アダム・フィッシャー/オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団・・・いつまで経っても全集全体概要を掴みきれない修行不足なワタシ。半分眠っていたので、個々の作品の記憶はないんだけれど、全集最末期の録音はかなり古楽器系の引き締まったリズム、旋律の立ち上がりが素早いキレのある演奏となっております。でも、もっと作品ごとの個性をたっぷり愉しまないと。大切な全集だし。

SONY 88697130942-08/ML5418Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調〜グレン・グールド(p)/バーンスタイン/コロムビア交響楽団(1959年)・・・いいですねぇ、まず収録が。LPオリジナルだから40分でお釣りが来ちゃう。第2番(1957年)に比べ、バーンスタインのオケは音質的にも、抑制されて落ち着いたアンサンブルもエエ感じです。この作品はハードで勇壮でカッコ良く、心身共に調子よいときにはけっこうぐっと来る作品也。第1/2番ではくつろいでMozart のような恬淡とした表現をしていたグールドも、ここではちょっと考え、ゆっくり細部明快に描き込んで冷静です。バーンスタインもここでは、ちゃんとお付き合いしております。(ガマンしているのか)ま、かつてのBeeやん的「荘厳激烈」とは別印象のクールな新鮮な味わいでした。


●2009年1月某日

ひとまずの山を乗り越えたが、緊張感が残っているのか?いつもの睡眠不如意途中覚醒、でも体調はそう悪くもなし。きょうでいろいろ、実質ケリつけて明日のお仕事は余裕でいきたいものです。昨日、オークションにて「送料込200円即決」にて駅売海賊盤売れて下さいました。正規盤購入しておりますからね。800円か1,000円で購入(?)となっているが、15年以上前なんじゃないか。現在相場では法外だけれど、これほど長く聴いていれば安いもの、と評価すべきか。機能上は立派に現役です。

CULTURE CCD-1027  RCAの駅売海賊盤Mendelssohn ヴァイオリン協奏曲ホ短調(1959年シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団)/Tchaikovsky ヴァイオリン協奏曲ニ長調(1957年フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団)〜ヤッシャ・ハイフェッツ(v)・・・これもワタシのCD導入もっとも初期の購入だった記憶があって、1990年頃新宿駅地下で350円だったんじゃないか。昔から定評ある名盤だけれど、相変わらず読者レビューの評価が割れている、というか、むしろ否定的なご意見多いですね。意外。

Mendelssohnの甘美浪漫、Tchaikovskyだったら纏綿たる叙情を期待したいんでしょう。完璧快速な技巧で、浪漫も叙情もクソもない、サラサラと淡々と音楽は流れて、聴き方の視点によっては素っ気ない、ツマらない、ということになるのでしょう。ワタシは虚飾ない、ドライな表現が好みである、ということを(おそらくは)十年ぶりの再聴で再確認いたしました。ほとんど嗜好の世界であって、これこそ”現代的な、モダーンな”演奏だと思います。ソロ、バックとも完璧、録音も極上です。

ちなみにこの駅売海賊盤(RCA録音)のデザインはスタンラン(Theophile Alexandre Steinlen/1859年〜1923年)の「ヴィンジャンヌ産純正滅菌牛乳」。画家というよりイラストレーター、これは宣伝用ポスターなんでしょう。このCDは思い入れがあって(なかなか)手放せません。


●2009年1月某日

さて、勝負の日であり、週でもあります。当面の会議を乗りきるための準備の意味でもあり、大きなトラブル処理の結末によっては現行部署罷免→閑職へ、という可能性も有。転勤はどうかな?経費節減だし。時節柄は良いが。不正ではないのでクビにはならんでしょう。人生、ひとつの岐路かも。毎日、引退したい、と考えているが、まだ次の道を考えていませんから。

昨日、PC増設メモリに続いて通販CD到着。HMVランキング第1位の「シャンドス創立30周年記念ボックス(30CD限定盤)」であります。未踏峰”ミチョランマ”(2009年継続)状態いやますばかり。ボックスサイズが微妙に大きくて(意味のない底上げ有)収納も不便っぽい・・・が、それらのことは音源の価値とは無縁でしょう。全部未聴。ダブりなし。早速一枚拝聴。

CHANOS ANNI0030(30)/26Vaughan Williams 映画音楽集 組曲「南極のスコット」/「沿岸警備隊」組曲/「人々の土地」(ホッジャー編)〜ラモン・ガンバ/BBCフィルハーモニック/シェフィールド・フィルハーモニー合唱団/メリン・ガンバ(s)/ジョナサン・スコット(or)(2002年)・・・ガンバは日本でも指揮しておりますね。「南極のスコット」は、交響曲第7番の元になった作品でして、素材としてほとんど同じ。さらさらと散文的であり、淡い幻想が続くような世界は、いかにも映像のバックに流れるのに相応しいものでしょう。音楽のみ、そして交響曲として愉しむには少々難解かも。あとのふたつは初耳で印象がまとまりません。演奏は非常にていねいなもので、BBCフィル(マンチェスター)って意外と実力派なんです。

では、出掛けてきましょう。さて、どーなるのか。

ま、なんらことは本質的に解決していないが、顛末詳細を上司へ。バトンは上司に渡りました。あとは知らん。ワタシは粛々と今週金沢での会議に向けてお仕事消化(というか資料作り/けっこう考えるお仕事)しております。日常様々なる大小トラブルが、次々飛び込んでくるのはいつものこと。それでもなんとかなる。体調さえ良ければね。昨年なんか、ずっと体調悪くてもなんとかしてきたじゃないの。デッド・ライン迄あと二日。余裕でっせ(!?)土曜日に送付したオークション落札分CD、本日続々到着報告有。嬉しいですね。残りも早よ、売れてくれんか。

CBC PSCD2030  6枚組2,671円全部聴いたつもりでいたグレン・グールドのCBC録音まだ残っておりました。てっきり4枚組かな、と。あと2枚有。Beethoven 創作主題による6つの変奏曲ヘ長調 作品34/エロイカ変奏曲とフーガ 変ホ長調 作品35(1952年)/ピアノ協奏曲第3番ハ短調〜グールド(p)/ハインツ・ウンガー/CBC交響楽団(1955年)・・・二十歳の時の録音である変奏曲はかなり録音がよろしくない。ワタシがエロイカ変奏曲を愛するのは、LP時代のリヒテルに痺れたからです。こちらかなり揺れ動いて、アツく走ったり、泰然としたり・・・雑然とした印象なのは音質故でしょうか。未だ表現としてしっかり芯が感じられない。

協奏曲のほうも音質は期待できないが、ハインツ・ウンガーのオケが意外とちゃんとしているし、ピアノは流麗でデリケート、”軽快なるBeethoven ”を実現しております。流れとノリの良い馴染みのスタイルが、ここでもちゃんと聴けました。第1楽章はMozart の第24番ハ短調K.491に似てませんか。カンデツァが素晴らしい効果!若い頃は終楽章のラッシュにドキドキしたもんだけれど・・・あれはミケランジェリだっけ?

今朝、聴いていたのはNAXOS「イギリスの弦楽小曲集(1)」〜デヴィッド・ロイド・ジョーンズ/ロイヤル・バレエ・シンフォニア(1996年)・・・超・地味渋作品連続であって、ワタシのツボそのもの。ジョン・ラター(John Rutter (1945-))「組曲」/チャールズ・ウィルフレッド・オール(Charles Wilfrid Orr (1893-1976))「コッツウォルド丘陵の民謡」/ジョージ・メラコリーノ (George Melachrino (1909-1965))「遊戯」/ピーター・ドッド(Peter Dodd (1930-))「アイルランド牧歌」/セシル・アームストロング・ギブス(Cecil Armstrong Gibbs (1889-1960))「小さな舞踏組曲」/フランク・コーデル(Frank Cordell (1918-1980))「チャールズT世のガイヤルド」/デイヴィッド・ライオン(David Lyon (1938-))「小組曲」/ロイ・ダグラス(Roy Douglas (1908-))「カンティレーナ」/フィリップ・レイン(Philip Lane (1950-))「パントマイム」〜短くて静かな作品ばかり。


●2009年1月某日

明日からの山積するお仕事消化(処理/後始末/責任)を考えるとウンザリするが、肩→腰と不調を訴えてきた女房殿、今度は左脚の筋肉に問題が・・・身動きがとれないのが苦しいですね。とにかく一病息災でもそれなり元気じゃないと。この間、通販注文掛けたものが次々到着予定連絡有〜パソコン増設メモリは発注即だったので嬉しく、昨年2008年12月初旬に注文して入荷を待っていたCDボックスは・・・今更・・・といった感じ。注文即到着だったら精神的高揚感が維持できるんだけれど、しばらく待っているうちに自分なり”消化計画”が出来上がってしまって、少々困惑気味。贅沢な悩みです。

昨日はいろいろ、様々ウィンナ・ワルツばかり聴いていたが、旧知の著名なものばかり。海賊流用だけれど、Marco PoloのJ.Strauss全集は第17集/アルフレッド・エシュヴェ/スロヴァキア放送交響楽団によるワルツ「自由の歌」作品52/慈善舞踏会ポルカ 作品176/ヴェルディの主題によるメロディー・カドリーユ 作品112/ワルツ「ウィンザーの調べ」作品104/ポルカ・シュネル「帝都はひとつ、ウィーンはひとつ」作品291/ワルツ「市民の心」作品295/ポルカ・マズルカ「恋人よ、舞い上がれ」作品394/ワルツ「おとぎ話」作品312/祝祭ポロネーズ 作品352/アデーレ・ワルツ 作品424/ポルカ・フランセーズ「ヴィオレッタ」 作品404/皇帝フランツ・ヨーゼフ行進曲 作品67(8.223217)・・・まるきり初耳作品ばかりでして、ま、どれも類型的に楽しいんだけれど、演奏はクセのない素直なもの。ブラティスラヴァのオケも(当時1990年代?)ずいぶんと沢山お仕事したものです。日払い一発買い取り契約(著作権がオケに発生しない)らしいが。.wma→.wav変換→CDRに焼いたにしては音質まぁまぁ(我慢できる程度)なのは先日コメント済み。

Werner 256463264-2  11枚組3,829円▲クーポン引有(2006年に購入した)”イル・ジャルディーノ・アルモニコ”11枚組ボックスより、5枚目。Vivaldi 2つのヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲 ニ長調 RV564/3つのヴァイオリンのための協奏曲へ長調RV551/2本のチェロのための協奏曲 ト短調 RV531 /ヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲 ハ長調 RV561/ヴァイオリンとチェロのための協奏曲ヘ長調「プロテウス、または逆の世界」 RV544〜オノフリ(v)/コイン(vc)他(1994年)・・・馴染みのない作品ばかりだけれど、これもまた”類型的”な作品ばかりで(初耳でも)親しみが持てます。テオルボやらオルガンの通奏低音が暖かく味わいがあり、切れ味鋭いリズムのソロと調和します。Vivaldiは嫌いじゃないが、あちこちいろいろCDを集めよう、といった気力は沸きませんね。

BRILLIANTでいろいろ激安ボックスが出ていたが、8枚組を早くに入手していただけで、巨大セットには手を出しておりません。日常聴く機会も少ない。

Bach 2台のピアのための協奏曲集 ハ短調BWV1060/ハ長調BWV1061/ハ短調BWV1062〜アンドラーシュ・シフ/ピーター・ゼルキン(p)/カメラータ・ベルン(1992年)・・・かなり以前、FMで聴いた好印象からBach の鍵盤作品12枚組は待望の入手だったが、微妙に入念な味付け配慮が逆にやや鬱陶しくて、保留条件を付けつつ聴き進んでおります。これも同時期の録音。先日、クリスティーヌ・ショルンスハイム等によるかなりキレの良い演奏を聴いたばかりだけれど、まるで別作品のような牧歌的な、というか暖かい味わいの演奏となります。以前は気に入っていたはずだけれど、この間の鍵盤ソロ作品と同様の”やや鬱陶しい”演奏に感じます。いずれ、Bach の協奏曲を現代楽器で再現するのは少々難しいでしょう。グールドでも全面共感できず

メモリ無事到着。これでメインのデスクトップマシンは768mb→1,536mbへ。だからどうなんだ、というほどのことです。どーせ、激しいゲームや動画なんて扱わないんだけれど。誤って注文して要らぬ出費もあったが、エエ勉強です。(これは流行のミニノート=Acer製にて更新)

明日でも良いんだけれど、忘れてしまうウッカリ者なので。このサイトは自分のための備忘録ですし。

Mozart ホルン協奏曲第1〜4番+第0番 変ホ長調(?)+フラグメント ホ長調K.Anh.98A〜バリー・タックウェル(hr)/フィルハーモニア管弦楽団(1990年)・・・購入してかなりになるが、(毎度)エエ加減なる聴き方をしていたから、収録作品から「?」状態。解説もないんです。COLLINS原盤であって、4度目の全集とのこと。第1番ニ長調K.417では自分の校訂版のロンドと旧来のジュスマイヤー版両方録音しているし、第0番とはK.370b+K.371でひとまとめにした、という趣向でしょう。名手タックウェル59歳熟達の演奏であって、明るくスムース、味のある技巧、フィルハーモニア管弦楽団のバックも上手い・・・が、作品確認のために取り出したセバスチャン・ヴァイクレ(hr)盤との比較では、イェルク・ペーター・ヴァイクレ/ドレスデン・フィルはニュアンスに富んだ響きで魅了しました。録音が極上だったんですね。ソロはヴァイクレのほうが若い。

BEEHTOVEN ヴァイオリン・ソナタ第1/5/7番〜ダヴィッド・オイストラフ(v)/レフ・オボーリン(p)(1963年ライヴ)・・・第5番ヘ長調は「春」だけれど、第7番ハ長調が「英雄」(?)、たしかに英雄交響曲と同時期の作品らしいが。著名なPHILIPS録音と同時期であって、極めて鮮明なる音質であります。オイストラフ53歳最盛期の艶々、貫禄も勢いも充分なる、瑞々しい美音であって、これは文句ない魅力横溢。作品もエエなぁ、名作ですっ。


●2009年1月某日

体調はよろしいが、睡眠不如意はいつものこと。いろいろと思い悩むことがありまして(お仕事別格として)・・・過ぎたことを悔やむ性格ではないんだけれど。きょうも混み混みの耳鼻科に行かなくては。

昨日のメモリ購入の誤りの件、4年前にデスクトップマシンが手に入ったときに自分でパソコン屋に購入しに行った記憶があるんです。おそらくは256mbのノーブランドのがそれで、ちゃんと型式を調べて、まちがいなく装着できております。つまり、4年間メモリをいじっていなかったし、世間はどんどん新しいテクノロジーとなっていて、自分のは旧式だ、という記憶のみで、更に一台前のものとごっちゃになっていた(ボケ)・・・DDR PC2100 CL2.5だったらフツウに通販で1gbが入手可能。で、ネット検索して(意地で/3,000円ほど)再度メモリ型式を確認して購入しました。いくらノーブランドとはいえ、ダントツに安いな、と再度サイト検索をしてみたら、先ほど購入した商品は「売り切れ」と。つまりラスト一枚だったんですね。ラッキーだったのか?エエ勉強をさせていただきました。誤って購入したメモリもそこそこで売れて下されば、と思います。

昨夜、オークションはかなり売れて下さいました。ブルーノ・ワルターのMahler 5枚組は、たくさん「ウォッチ・リスト」が入っていたし、競り上がるかな?と思ったら一件のみ1,980円にて落札。連絡したら、馴染みの山本さんでした。これでエエんです。タチアナ・ニコラエーワのBach 一枚物が1,500円まで上がったのにはびっくり!残りもなんとか売れて下さらぬか・・・購入したばかりのロベルト・シュトルツのワルツ/ポルカ集12枚組を出品したのは、ベルリン響(旧西)のアンサンブルと、音質の悪さ(ボワンとして金属的に響きが濁る)に耐えられなかった故。これはファンの方がいらっしゃるでしょう。貴重なる音源ですし。

最近、音質云々が気になっているのは、贅沢病でしょうか。

Debussyの管弦楽作品は、昨年2008年11月にマルティノン/フランス国立管弦楽団のボックスを購入。たいへん気に入っているんだけれど、じつはそれに先だってルイ・ド・フロマンの(珍しい作品ばかりを集めた)2枚組をオークション処分しておりました。(あまり上質な演奏とは感じなかった)現在はDOCUMENTSで衣装を替えて4枚組再発中(高い!/NAXOSのサイトでも聴けるが)。クアドロマニア 222125-444  4枚組1,380円(総経費込)ほどで入手これは(既に市場から消えた)「クアドロマニア」4枚組で出ていたんです。(VOXの正規ライセンスではい、との説も)数年前なら千円にて購入できたが、時既に遅い。ユーザーレビューを読むと再聴してみたいな・・・そこにオークション千円にて登場(+送料振込料)2週間ほど逡巡して誰の入札もなく、ある日とうとう入札即決、昨日到着いたしました。(半分”出戻り買い”)

Debussy 牧神の午後への前奏曲/海/管弦楽のための映像〜ルイ・ド・フロマン/ルクセンブルク放送管弦楽団(1972年)・・・こちら著名な作品録音は初耳。先の読者レビューでは「時にグロテスクにすら」「美しさだけでなく、醜く異形な部分に触れることにも喜びを」とものものしいコメントがあるけれど、非常にカルく、薄い響き、淡彩でさらりとした表現、ヴィヴラートの掛かったホルンなど雰囲気ありますね。オケの線が細く、腰がなく、低音が弱い印象があるけれど、けっこう洗練された繊細なる演奏であります。なんせこのオケとはVOXと長くお付き合いしているから、馴染みだし。最近、アンセルメ/スイス・ロマンド管ばかり聴いているせいか、技術的な弱さもほとんど感じない・・・そのかわりアンセルメには確固たる明快な個性を感じますが。

さて、サイト原稿をなんとかしなくっちゃ。来週はいろいろと忙しそうだし。

耳鼻科に通って、取引先よりトラブルの相談があり、チームメンバーからその関係で連絡もあり・・・で、断続的に音楽(ウィンナ・ワルツばかり)聴いていたが、落ち着いてサイト用原稿執筆できず。先のメモリ誤発注に見られるように、パソコン関連(いろいろな意味での)スキル習熟が追い付いていなくて、例えば光学ドライブも記録媒体も既にCDR→DVDになっているみたいなのに、ワタシは相変わらず旧態のまま。メモリ・オーディオ的なものは通勤電車中でいくらでも見掛けるが、ワタシは2年前に日立製のものを購入したっきり、先日女房にあげてしまいました。(ディスクマン愛用/職場で嗤われます!)OSが未だ「XP」(職場は2000)であることはともかく、PCネット環境はガチガチにカスタマイズ(要らぬ機能は削り込み、必要なものはフリーソフトで強化)しております。

で、先日久々に購入した「週刊アスキー」に掲載された「無料ソフト・ベスト100」を参照すると、ほぼ使いこなしている(ゲームはやらないから無縁)けれど、一部オーディオ関係ソフトが未経験でした。「DARU/SOUND-DECODER!」〜これが凄い。どんな音源データも一発で.wavに即変換してしまう。あちこち、最近けっこう著名なオケがダウンロード・サービスしているじゃないですか。それが簡単に.wav変換できるのならCDRに焼けば一丁上がり。ワタシはパソコンとかメモリー・オーディオ的なもので音楽を聴くのがいやなだけで、CDRになるんだったらエエじゃないの。

じつはかなり以前に、ワタシのウィンナ・ワルツ好きを知ってか、NAXOS全集音源をDVDでいただいたことがありました。(海賊運用陳謝)時々楽曲確認に使ってはいたが、音楽を愉しむにはちょっとね〜的感慨もあって、ところが「DARU/SOUND-DECODER!」で変換→CDR化を一枚のみ(第17集/アルフレッド・エシュヴェ/スロヴァキア放送交響楽団)実行〜これが・・・予想外に”聴ける”音質。もの凄く鮮明!とは言いかねるが、日常聴きには充分じゃないか?ちょっと考えを変えました。

歴史的録音なんか、これでいけるんじゃないか。で、以前から存在は知っていた「Blue Sky Label 」に登録依頼済。ま、棚中CD溢れかえり、人生に音楽をゆっくり聴くべき時間は限られているから、これ以上未踏峰ミチョランマ(2009年継続)状態を作っても仕方がない。音楽の幅を広げましょう、という趣旨であります。


●2009年1月某日

ず〜っとグズグズした体調なんだけど、今朝はワリとよろしい感じ。なんとか今日一日を乗り切らなくっちゃ。毎週のサイト定例更新済。好きでやっている行為だけれど、毎週苦しいっす・・・昨夜、BBSの書き込みにて、DG、DECCA、PHILIPSの音源満載のオペラ100枚セット出ていることを知りました。@130だから買えないことはないが、こうなると絶対に聴けない。年末年始に注文した巨大セット2つ分、相次いで入荷遅れのメールが届いて正直なところホっとしておるんです。未踏峰”ミチョランマ2009(続編)”のことは気にしないことにしているんだけれど、ていねいに音楽を聴かなくなる自覚はありますから。

あまり残業らしい残業は(体調的に)していないし、テレビドラマさえ見なければ音楽はちゃんと聴けるんです。昨夜は、Tchaikovsky 弦楽セレナード ハ長調(1947年)/バレエ音楽「くるみ割り人形」(3曲/1948年)/交響的幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」(1972年)〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル・・・BRILLIANTのセットは、米PIPELINE原盤だからYEDANGCLASICSと同じ音源だけれど、こちら収録に工夫があるというか、ちゃんと当たり前に考慮されております。ラスト1972年録音も含め、あまり音質はよろしくないが、いずれ引き締まったアンサンブル、リズム感良く歌うセンスに感銘深いもの。そろそろ敬遠しているShostakovich(1982年)を聴くべき時期かな?

サイテーの日。

先週から気になっていたお仕事最大ちょんぼ、とうとう真偽確認成〜って、自分で見つけたんだけれど。ワタシの点検ミスであり、上司の点検ミスが半年間続いたということです。取引先の損失補填(善後策)をこれから考えるのと、ワタシの責任問題(=上司も)が浮上するでしょう。長かった営業生活もこれで終わりか。コトはデカいちょんぼだけれど、職場内で責められるような種類のものでもない。チームメンバーに「短い間だったが、お世話になったね」と言うと、「なんか嬉しそうですね」と。

帰宅するとオークションで入手したメモリが到着しており、さっそくデスクトップマシンの筐体を開け、メモリを差し替えるべく取り出すと・・・型式が違う。思いこみによる確認ミス・・・って、お仕事と同じじゃないの。即、オークションに出しました。う〜む、大失敗。もう、このオールド・マシンでとことん行きまっせぇ。とにかく一週間終わった。日常お仕事はちゃんと進捗させたつもりだけれど。なんせ朝一番に出勤しておりますから(職場が近いと言うことも有)

通勤音楽は、Stravinsky 組曲「兵士の物語」(1961年)/組曲「プルチネルラ」(1957年)/交響曲ハ調(1960年)〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団・・・前者2曲は大好きで、ラストはちょっと嗜好から外れる・・・かな?でも、この演奏で親密感わきました。かなりヘロヘロ、アンサンブルもゆるゆる、リズムもよれよれ、で、結果妙に楽しい。いままでかっちりとした演奏ばかり聴きすぎたかな?「兵士の物語」は剽軽で楽しく、先日不機嫌なケーゲルで聴いた「プルチネルラ」は、ワザとユーモラスに弾いたのか、とさえ感慨がありました。コントラバス・ソロ最高。


●2009年1月某日

一日サボったが、肌寒い小雨模様に出掛ける意欲も起きずに終日ぼんやり。運動不足も気になります。昨夜はよく眠れました。要らぬヒマがあるとろくなことはなくて、オークションにて旧式SDRAM512mbのメモリ(ノーブランド)を購入、現在768mb→1gbへという思惑であります。別に現状でも日常不自由はしていないんだけれど、”ムリのない出費の範囲で、いろいろやってみる”というのが大切なので。現役のメモリに比べると割高なんですよね、すっぱり最新型マシンを買った方が安上がりなんだけど、4年もののデスクトップは現役で動いておりますから、ちゃんと。オークションCDは一昨日首都圏方面に送付したクロネコ・メール便2件、中一日で到着とのこと。優秀です。

お仕事いろいろと(大きな)心痛有。なんとか氷解して下さらぬか、自分の努力でなんとかなるものでもないんだけれど。とにかく出掛けましょう。

音楽は(ヒマだったし)断続的に聴いていたが、ちょっとだけコメント。Debussy 「遊戯」「管弦楽のための映像」「春」〜ジャン・マルティノン/フランス国立管弦楽団(1973年)・・・なんども聴いているはずの作品なのに、「映像」以外は肌に馴染んでいるとは言い難い作品也。繊細緻密で味わい深い演奏であり、軽妙で色彩豊かなサウンドに酔いしれました。雰囲気の豊かさに於いて、ブーレーズとは個性が異なります。音質も優秀。

あと、いくつか・・・帰宅後に記憶と余裕があれば。

お仕事進捗には少々不安だけれど、精神的負担は少々減少した一日でした。これでエエんです。明日、なんとか決着付けられないか。少々微妙だけれど、土曜は出勤したくない。大きなお仕事デッドラインは一週間後だけれど、毎日締め切りが来るんです。全体像が見えていれば、少々のお仕事量もクリアできる。ま、世間並みのサラリーマンでしょう。

BerlinClassics 0032072BC通勤音楽は、Scriabin 法悦の詩 作品54〜ヨハネス・ヴィンクラー/ドレスデン・フィル((p)1984)/Albeniz(ARBO'S編)「イベリア」〜イエルク・ペーター・ヴァイクレ/ドレスデン・フィル((p)1994)・・・6年ぶりの再聴。先日、ケーゲル時代のドレスデン・フィルを聴いたが、おそらくはヴィンクラーは同時期の録音だろうと類推されるけれど、ずいぶんと響きは洗練され、この作品に求められる”官能”はちゃんと存在します。技術的な不備もなし、ぎらぎらと華美ではないにせよ、ジミなサウンドとは呼べない盛り上がりがありました。けっこう堪能。この作品に目覚めたかも。Franck 交響曲ニ短調を思い出しました。

Albeniz「イベリア」は、いかにもスペイン情緒たっぷりの旋律連続して、楽しいですね。以前のワタシはどーしてこのアンサンブルに不満を持ったんだろう?不思議です。エエじゃないの。ミュンシュ盤(1966年)と聴き比べなくっちゃ。


●2009年1月某日

翌朝からの取引打ち合わせが変更となり、夕方〜夜に済ませてしまい、ホテルをキャンセル。遅くに帰阪しました。昼も夜も連続駅弁でゲンナリ。明日は休みましょう。本来出張予定だったし、煩い上司も出張不在なので。体調はまぁまぁ維持、お仕事成果はいまいち(なんと資料コピーしたまま忘れて、ファックスで送ってもらいました!)だけれど、人生こんなもんですよ。オークション出品CD動き鈍いです、相変わらず。不況なのかなぁ、音楽愛好家も財布の引き締めに入っているのか、それとも出費が苦しい月回りなのか。昨年末より大物ボックス連続購入、更に到着を待っているものもあるし、もっと収納棚に余裕を作りたいんだけれど・・・先ほど、勢いで一件入札してしまって(ちょっとだけ)後悔していたら、締め切り直前で競合があってほっといたしました。(でも、別なものを入札してしまった!)

サンダーバード移動中、けっこう音楽聴けました。SONY ML5298Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調〜グレン・グールド(p)/ウラディミール・ゴルシュマン/コロムビア交響楽団(1958年)・・・前年録音の第2番とは大違いの良好な音質、ゴルシュマンのオケがニュアンスたっぷりでソロとの息もぴたり!ノリノリ!であります。グールドのソロは(いつもながら/まるで)Haydn風の素朴さ+軽快に溢れて快いもの。もともとワリと好きな作品だったが、第1楽章のカデンツァ(フーガが素晴らしい効果!おそらく自作)には痺れました。フィル・アップはBach ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056だけれど、これはショルンスハイムの引き締まった演奏を聴いたばかり、さすがに大味で力みが気になったが、第2楽章「ラルゴ」の落ち着いた味わいは絶品でした。

Bach の協奏曲集の続編、2台のチェンバロのための協奏曲ハ長調BWV1061/2台のための、ハ短調 BWV1062/3台のための、ニ短調BWV1063/3台のための、ハ長調BWV1064〜ベルダー/デルフト/ヘンストラ(cem)/ムジカ・アンフィオン(2006年)・・・おそらくはBRILLIANT全集を揃えるときに、音源調達ができなかった分の追加新録音でしょう。このレーベル新録音の特徴だけれど、ややドン・シャリであって、残響+音像広がりすぎで定位、焦点が定まらない。1990年録音であるショルンスハイム盤の確かなる奥行き感、ソロとバックのバランスに及ばぬ”やかましさ”少々有(イヤホンでの印象)。閑話休題(それはさておき)

明るく牧歌的な旋律躍動するハ長調BWV1061(終楽章「フーガ」〜ソロのみの絡み合いから、やがて弦が参入する圧巻の感銘!)、2台のヴァイオリン協奏曲として有名なハ短調 BWV1062の緊張感、これは切なくも美しい旋律全編に渡って持続いたしました。3台のための協奏曲ハ長調BWV1064 は、第2楽章「シチリアーナ」(とても牧歌的で明るい)が有名でして、弦+チェンバロ(一台だと思う)のユニゾンが特殊楽器のような響き(まるで琴)を醸し出して素敵です。

3台のための協奏曲ハ長調BWV1064はワタシお気に入りでして(ヴァイオリンでもかまわない)、そういえば数ヶ月前ネヴィル・マリナーの演奏が気に喰わないとCD処分した記憶もありました。賑々しくも楽しい作品ですね。ソロの絡み合いの喜びに充ちた緊張感もタマらない。演奏は、旧東ドイツの古楽器陣より自由でソフト、もっと旋律の歌わせる方向でしょう。まずは名曲を名曲として愉しむのに不満なし。

Ravel ツィガーヌ(ソヴィエット国立交響楽団1947年)/Waxman カルメン幻想曲(モスクワ放送交響楽団1956年)〜レオニード・コーガン(v)/キリル・コンドラシン・・・これは何度聴いても濃厚、かつ完璧な技巧のキレに打ちのめされます。アクロバティックではなく、この作品に求められる技巧として万全の芸術表現の域であります。オン・マイクなモノラル録音だけれど、音質にもそう不満はない。

Stravinsky 組曲「プルチネルラ」(1947年版/1981年録音)/交響詩「ナイチンゲールの歌」(1983年)〜ヘルベルト・ケーゲル/ドレスデン・フィル・・・かなり昔馴染みの録音なんだけど、久々の聴取にはいろいろと感慨が・・・オケが上手くない、という感触は先日のアンセルメ時代のスイス・ロマンド管での話題とは違うんです。技術的にミスがあるとか、破綻している、ということじゃない。ちゃんと弾けております。メリハリも爆発もある。でも、どのパートも素っ気ない表現というか、とてもジミでして、不機嫌な感じ。「プルチネルラ」って、ユーモラスで明るい旋律じゃないですか。粛々と進めていって、独特の辛気臭い味わいがあります。これは個性であって、けっしてヘロ演奏ではない。「ナイチンゲールの歌」はハードで華やかな作品だから、この演奏スタイルとの対比はいっそう目立ちます。アンセルメ盤との対比も一興。


●2009年1月某日

さて体調は出張に耐え得るでしょうか。熟睡感は薄いが、なんとか眠れて朝を迎えました。さて、出張準備しなくては。ま、本番には強い、といった思い込みはあるので、なんとかなるでしょ。夜、どーするか。ホテルの小部屋で弁当か、ラーメンか。一人だし、腰を据えて呑む、といった(心身共の)調子でもなし。

昨夜、聴いた音楽。Ravel ラ・ヴァルス/マ・メール・ロワ〜ピエール・モントゥー/ロンドン交響楽団(1964年)・・・洗練、エレガントの極北。マルティノン、ブーレーズ、もちろんクリュイタンスへの感銘賛辞を惜しまぬが、モントゥーの粋には特別なる感慨有。この時期のロンドン響はやや不調、とのことだけれど、この演奏には特別なる気品を感じます。陶酔のひととき。

EMIDelius 「フィニモアとゲルダ」間奏曲/春、初めてのカッコウを聞いて/河の上の夏の夜/夜明け前の歌/「イルメリン」前奏曲〜ヴァーノン・ハンドリー/ロンドン・フィル(1977年)・・・惜しい人を亡くしました。ほとんど激昂とは無縁の、静かに語りかけるような音楽であり、それが明晰に、デリケートに表現されてわかりやすい。リファレンスは(文句なく)ビーチャムなんだろうが、私見ではほとんど優劣付けること不能。後ろ向きで、美しい過去を振り返るような音楽こそ、ワタシのツボであります。

今朝、Mahler 交響曲第9番ニ長調〜キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル(1964年)・・・速めのテンポ(全曲で74分ほど)、熱に浮かされたような演奏であって、諦念とか静寂方向とは異なります。金管のヴィヴラートが迫力に於いて”露西亜”だけれど、全体表現としてはモダーンであって、第3楽章「ロンド・ブルレスケ」(スケルツォか)圧巻の爆発、躍動、そして終楽章の優雅な歌が引き立ちます。1960年代の前半露西亜にて、こんな演奏が可能だったんですね、既に。音質もかなり良好。

では、出陣。


●2009年1月某日

嗚呼、重苦しい月曜開始。今週は金沢出張入っております。年末トラブルに端を発した担当変更の引継開始、他、いろいろあるいつもの一週間。体調だけは気を付けましょう。昨日は夕方に女房と食事に出ただけで、終日引きこもっておりました。雨模様だったし、寒かったし、眠かった。

BRILLIANT 93102/6Bach チェンバロ協奏曲ニ短調BWV1052/ホ長調BWV1053/ニ長調BWV1054/イ長調BWV1055〜クリスティーヌ・ショルンスハイム(cem)/ブルクハルト・グレッツナー/新バッハ・コレギウム・ムジクム(1990年)・・・いろいろ聴いてきた馴染みの作品だけれど、こりゃ凄いですよ。硬派で、リズムにキレと集中力ある快速推進力演奏也。悠々と楽しげに演奏するのも一興だと思うんだけれど、この緊張感はクセになりそう・・・昨日2度3度と聴いちゃいました。旧東ドイツ系の古楽演奏はこのパターンですね。オランダ系旋律中膨らみのトン・コープマン一種だけあれば良い、と処分を進めてきたけど、別種の魅力に目覚めました。

Hans Rott 交響曲第1番ホ長調〜セバスチャン・ヴァイクレ/ミュンヘン放送管弦楽団(2003年)・・・一部の好事家に話題の作品であり、ワタシもかなり以前からFMにて聴いていた(セーゲルスタムだったか?)作品。ネット検索してみると(例の如しで)”狂気と分裂の音楽”的論評が見受けられて、そうかなぁ・・・と。Brahms 、Wagner、Brucknerのエッセンスが未整理のまま並んでいる印象であって、素材としてはMahler に影響を与えているのでしょう。”未整理=狂気”でもなんでもない。若書きの秀作だから、そう思って聴けば良いんです。Mahler は結果的にもっと完成度の高い、魅力的な作品をたくさん作ったし、「Mahler はRottの剽窃を隠している!」的安物三流週刊誌的コメントには辟易。

久々の聴取は、やっぱり未整理だな、初めて聴いたときはもっと感銘があったんだけれど、という印象でした。ヴァイクレ/ミュンヘン放送管の演奏が少々弱いのかも。まだお勉強が必要です。

では、足取り重く行って参ります。

とにかく眠い。ヤクの副作用か。午前中の会議ともかく、昼からうち合わせ、さらに短いミーティング、そしてかなり長い会議〜冒頭報告して、あとはほとんど断片的な記憶あるのみ。それでも最低限の実務はこなして、明日から出張。いったいどーなるのか、この怠い体調は。相変わらず凄い耳鳴り有。とにかく帰宅してフロ入って、音楽聴いております。

今朝の音楽の件、Bartok 弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽/Debussy 牧神の午後への前奏曲〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(1965年)・・・これは恐るべき集中力演奏であって、Bartokの厳しさ、怪しさを表現して余りある魅力であります。「牧神」もけっして違和感のない、研ぎ澄まされた洗練がありました。

BRILLIANT 93102/7  美しいデザインだ昨日の続き、Bach チェンバロ協奏曲ヘ長調BWV1056/チェンバロと二本のリコーダーのための、ヘ長調BWV1057/ト短調BWV1058/2台のための、ハ短調BWV1060/4台のための、イ短調BWV1065〜クリスティーヌ・ショルンスハイム/タルハイム/シュタルク/リーブシュ(cem)/ブルクハルト・グレッツナー/新バッハ・コレギウム・ムジクム(1992年)・・・ヘ長調BWV1056はフルートでも演奏されることがあるけれど、遅いテンポでじっくり歌います。「ラルゴ」は著名な安らぎ旋律であります。ヘ長調BWV1057は、ブランデンブルク協奏曲第4番の異稿であり、リズムのキレと華やかさがバランスしております。ト短調BWV1058/ハ短調BWV1060はヴァイオリン協奏曲として有名であり、中庸なテンポで足取りはしっかり。

先の1990年録音では、快速テンポと厳しいリズムが際だったが、2年後の録音ではクールな佇まい+キレ味のままテンポは急がず、落ち着いた味わい+緊張感がバランスします。練り上げられた古楽器の技術として、ほぼ完成の域、録音が良好なことも特筆されるべきでしょう。ラスト、Vivaldiの編曲であるイ短調BWV1065に至るまで痺れっぱなし。

2台のための、ハ短調BWV1060って、LP時代レイモンド・レパード+アンドルー・デイヴィスの演奏でたいへん気に入っておりました。若き日、彼(か)の感動が蘇りました。


●2009年1月某日

よく眠れ、諸症状治まって起床。オークションは売れ残り再出品数周回目の「2枚組500円」(送料80円)に入札があり、嬉しくて即早期終了。1999年に購入した「Mozart MasterWorks(40枚組)」の声楽部分であって、BRILLIANT全集の旧収録となる、レクイエム(コシュラー)/ハ短調ミサ(ゲンネンヴァイン)。声楽ものって、人気薄いんですね。この間のBach 処分でもけっこう苦戦いたしました。他のもさっさと売れてくれんか。

DG 429042-2 10枚組 購入価格失念壱万円以上したと思う。1990年代前半のこと。昨日、Mahler 交響曲第7番ホ短調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1985年)に共感できなかったので、ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1970年)にて再確認。もともと大好きな作品だし、バーンスタインの旧録音も愉しんでいたんです。これが溌剌とした推進力に溢れた、燃えるように”健康的!な”明快演奏。”気怠い、夜の闇に濃密な霧が音もなく広がるような”〜そんなイメージとはかけ離れた新鮮なる表現に驚かされます。快速テンポ、ストレート系爽快な解釈が、かえって作品の怪しさを際だたせるといった趣か。字面だけみればマズア/ライプツィヒの方向か、とも思うが、表層をなでるだけの解釈とは桁が異なります。

嗚呼、久々、この作品を堪能しました。第2/4楽章(夜の歌)でさえ、弾むようなステップで進んでいきました。オケが上手いなぁ。これヴェリ・ベスト!かも。


●2009年1月某日

体調は快復した(なんせ、著名耳鼻咽咽科ではダイレクトに鼻、咽の治療して、一気に症状消えた/ヤクもいただいたし)が、睡眠不如意。途中覚醒。昨年来オークションにて売れ残っていたMozart のフルート協奏曲集(200円)にようやく買い手が付いたのが嬉しくて早期終了、ついでに次期予定分CD出品大量に出品しておきました。ダメ演奏ではなく、自分の聴く頻度問題であります。Yahoo!オークション「クラシック部門」は明らかに出品が1.5〜2倍になっていて、つまり売れなくて在庫が増えている状況なんです。それに出品者が値付け相場を少々上げている(最低500円ほどが趨勢に)のも気になります。ワタシは常に良心出品者ですから。

SONY FDCA556 300円Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜レナード・バーンスタイン/ロンドン交響楽団(1972年)・・・1958年の旧録音(未聴)に比べ少々評判の悪い再録音だけれど、ワタシは充分に愉しみました。所謂、縦線の合っていない、アンサンブルに乱れのある(ミスタッチも有)演奏だけれど、オケの力量不足、技術的不備ではないんです。演奏スタイルとして、晩年の成熟に向かう途中で荒々しい爆発にも不足する、とのご意見も拝見。ワタシはこれでも充分粗野で、作品のひとつの側面というか、神髄を表現したものと理解いたしました。録音も一時の徒(あだ)花と消えた「SQ4チャンネル」(2ちゃんねるに非ず)が、今となっては少々不自然だけれど、そう気になる音質でもない。

Mozart ホルン協奏曲4曲+4つの断章+他〜セバスチャン・ヴァイクレ(hr)/イェルク・ペーター・ヴァイクレ/ドレスデン・フィル(1988/89年)・・・これが残された断章とか、慣用版、校訂版、再構成版すべて含んだ一枚であって、我らがヴォルグガングを愛する人には必携の一枚也。ま、学術的なことを云々されてもワタシには理解の外だけれど、ホルン協奏曲第1番ニ長調の第2楽章「ロンド・アレグロ」K.514は弟子のジュスマイヤー(Susmayr)によって完成された「慣用版」だそう。これには「カール・マルゲール校訂版」も収録されました。”本来の姿”に近づける研究というのは大切なものです。

演奏は、昨日聴いたザイフェルトとはかなり違って、明るく流麗な音色、ヴィヴラート美しく、変化に富んだソロとなります。ヴァイクレってシュターツカペレ・ドレスデンの主席なんですね。(現役かどうか不明/Rottの交響曲第1番ホ長調の指揮はこの人?ミュンヘン放送管弦楽団2003年)どちらが良いかは好みの世界。録音、オケとも上々です。

北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」体調いまいち、出不精押して「四大(写楽歌麿北斎広重/中右コレクション)浮世絵師展」(京都駅美術館「えき」)行って参りました。これはワタシのツボでして、いくら巨大画集を眺めてもオリジナルの光沢(例えば雲母刷りの効果)にはかなわない。写楽の強烈な個性はいつも通りの感動だけれど、類型的な美女ばかり書いていた歌麿は「類型の繰り返しで画像全体の印象を描き分ける」ことに気付きました。

でも、やはり北斎は圧巻!だな。構図が強烈。「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」左上の波はまるで”襲いかかる怪獣”だけれど、小舟を呑み込んだ手前の波を奥の富士の形に似せて、リズムとなっているんです。よく見ると「富嶽三十六景」にはこのパターンが多い。今回最大の成果は「青富士」(稀覯品らしい)、「赤富士(凱風快晴)」は誰でも知っているが、同じ版木を使って青く白く、クールに仕上げているもの(変り摺り)。思わず絵はがき買いました。

広重は、色彩の鮮やかさと焦点のわかりやすさ(背景遠景が甘い)が人気だったんでしょう。北斎の比ではない、というのがワタシの感想です。

京都駅まではJRで一本だけれど、往復しっかり音楽聴きました。Mahler 交響曲第7番ホ短調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1985年)・・・第1楽章の前に第6番(ウィーン・フィル)の終楽章が収録され、驚くべき奥行きと深さ、スケールを再確認することに。カウベルの響きがこれほど効果的な録音っていままであったろうか?ところが、肝心の第7番が始まると、どうもしっくりこない。先ほどの陶然が醒めていくような・・・お気に入りの第2/4楽章(ここが「夜の歌」=セレナードの由縁)にも濃密な官能を感じません。体調かな?と思って先ほど自宅コンポで再聴したがやはり状況変わりません。

せっかくの全集ラスト聴取だけれど、機会を改めましょう。


●2009年1月某日

う〜む、どーもカラダが重い。朝、床から出たくない、と感じるのは珍しいんです。やや頭痛有。でも、なんやかんやで本日一週間終了。お仕事スケジュールはそれなりのスパンで組んでいるが、毎日の生活は、とにかく”目指せ!週末”です。本日は出先からそのまま帰宅〜前に耳鼻科に寄ります。無事、サイト定例更新。年末年始に原稿書き貯めたつもりが、(それなり)完成稿はこれにて在庫払底。週末になんとかしないと。

LONDON KICC 9329/2 3枚組総経費込1,190円にてオークション入手じつは昨日到着のCD中に、駅売海賊盤音源→正規盤(LONDON KICC 9329/2)に一枚分含まれます(つまりダブり)。Debussy 交響詩「海」(3つの交響的エスキス)/夜想曲/牧神の午後への前奏曲(1957年録音)〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団/ペパン(fl)・・・1999年発売の国内盤だけれど、「海」が1957年録音となっていて、でも「1964年」表示の駅売海賊盤とタイミングは同じ。この辺りの音源混乱の件は、以前に少々言及しておりました。一般に、現在流通している音源は「1964年」ということになっていて、もし「1957年」を信じるなら(ちょっとだけ)稀少音源かも。でも、単なる情報の間違いの可能性も高い。

演奏はすっかり馴染んだ、雰囲気とアンニュイな味わいと、色彩感溢れる個性的なもの。昨日、”「パシフィック2-3-1」はまさに記憶通り!これは機関車(かなりガタが来ているが)であって、最新鋭の700系超特急ではない”と書いたのは、自分なりの抑制であって、デュトワ/バイエルン放響辺りの演奏に馴染んだ現在の耳では、これほどへろへろのアンサンブル、リズムであったか!との驚き、正直なところありました。でもね、音楽って”ぴたり!アンサンブルの縦線が揃っている/ピッチがちゃんと合っている”だけじゃないでしょうに。それに基本、音楽は嗜好品ですし。それを前提の音楽論議を楽しめば良いんでしょう。ワタシは”アンセルメ支持派”であります。

ネット上の遣り取りはオモロいですねぇ。今や「ハコスカ」とは言い得て妙。但し、音楽はマシンではないし、排ガスも出しませんよ。2ちゃんねる「アンセルメはすごいぜ」だったら、その辺りの論点争点がモロ、罵倒合戦しているが、世評としてわかりやすいかも。「(正確な演奏を旨としない)そういう文化が存在した」という主張にも合点がいくところです。でも、ワタシはああいった「感情的な音楽談義(罵倒)」は好きじゃありません。参加したことは一度もないし、ネット関係集合の呑み屋でも音楽の話題は避けているんです。

では、行ってきます。

すべて予定通り・・・かな?お仕事ではちょっと内部打ち合わせに成果があったのと、風邪症状(今季5度目?)悪化して、頭痛→鼻水、咽も痛い・・・でも、ちょうど耳鼻咽咽科に行ったから、ちゃんと入念なる治療いただけました。更に散髪屋へ。女房実家行きで不在とわかっているので、(安易に)養老の滝で日本酒2合、しがない中年オトコの孤独な一人酒。パンを購入して帰宅です。ラーメン断念。洗濯しております。

本日は外出予定もあったので音楽持参しました。(実際は昼の移動中、かなり体調ツラく苦しかったが)Mozart ホルン協奏曲集第1〜4番〜ゲルト・ザイフェルト(hr)/カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー(1968年)・・・かなり以前の更新がサイト中に残っているが、いつもながらのこっ恥ずかしい無内容ぶり。(駅売海賊盤ながら)音質かなりよろしく、ソロも含めベルリン・フィルの厚みのある豊かな響きに充たされた演奏だともいます。ワタシは楽器演奏とは無縁(遠縁?)だし、ホルンの演奏云々できるはずもないけれど、ずいぶんとジミというか、派手なソロのパフォーマンス、といったイメージから離れたものだと思います。的確正確、粛々とした手堅い演奏であって、カラヤンの流麗も押さえ気味。ま、この作品はこればかり聴いてきましたから。棚中にはほか数枚のCDがあるはずなので、ちゃんと比較してみましょう。

更にCDもう一枚。Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団/合唱団/マティス(s)/プロクター(a)(1969年)・・・今朝更新した交響曲第1番ニ長調で、「音質に不満を感じたことはありません」と断言してしまったが、頭痛故か、はたまた声楽を伴う大きな編成故か?イヤホンで聴くと前言(ちょっとだけ)翻したくなりました。(帰宅してコンポで聴けば大丈夫)演奏には文句なし。峻厳で引き締まって、テンポやや速め、ストレート系虚飾ないスタイル爆発。バイエルン放送交響楽団の暖かい響きは大好きです。とくに金管が柔らかく、深く、素朴で、とてもよろしい感じ。弱音繊細なる声楽陣にも文句なし。しみじみとフィナーレの感銘を受け取りました。

帰宅して、先日聴き残したMahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1987年)・・・第4楽章「アダージエット」〜フィナーレ迄。ウィーン・フィルはさすがの美しさだけれど、それよりバーンスタインの成熟というか、老熟というか、枯淡というか、壮年期の録音とはずいぶんとイメージが異なって、”汗水熱気爆発前のめり”ではない。スケールいっそう大きく、抑制さえ感じさせて拝聴すべき貫禄個性でありました。但し、「アダージエット」は旧録音のほうがずっとエッチでしたね。


●2009年1月某日

いつものことながらお仕事意欲がわき上がらない。こりゃ、体調問題じゃないな、快復傾向でもこうだから。ここで休んじまえばヤバい道へ〜まず、規則正しく出勤するのがサラリーマンの肝要です。その上でいろいろとお仕事工夫して、できるるだけラクできる道を探しましょう。ベイスターズの工藤ちゃん、今年はちゃんと活躍できるかな?ワタシのサマリーマン人生とほぼ変わらぬ期間、一流のアスリートとして頑張ってきたことを賞賛したい。(但し、野球も相撲もサッカーも、全然興味なくなっちゃったんです)

RPO RPC-108  315円Mussorgsky/Ravel 組曲「展覧会の絵」〜ジャン・クロード・カサドシュ/ロイヤル・フィル(1994年)・・・どこでも、いつでも安く入手できるRPO音源、2004年に315円にて入手、との(サイト内)ネット検索出ました。「SBM」というのがどんなんか知らんが、鮮明鮮度ある音質であります。旋律末尾の詠嘆がストンとそっけない表現であり、ややスケールは小さいが日常聴きには悪くないものでしょう。さっぱり味のオケのサウンドも一流です。並み居る名盤中に存在を主張するには少々分が悪いが、これだけ所有して作品を楽しむのになんの不足もない。(フィル・アップのRavel は聴かず)

Debussy 12の練習曲+小品集(6曲)〜ゴードン・ファーガス・トンプソン(p)(1989年)・・・+ポール・クロスリーのRavel とセットになった全集を購入して何年になるだろう?Debussyといえば、ベネデッティ・ミケランジェリばかり聴いていて、まとまった印象を持てなかった(=ちゃんと集中して聴いていなかった)もの。ベーゼンドルファーの柔らかい響き、ヒリヒリするような神経質な表現ではなく、静謐で落ち着いた味わいのある立派な演奏。最近、Ravel 方面に傾注しがちなので、DEBUSSSYもちゃんと聴きましょう。

では、行ってきます。

午前中かなり集中して諸作業こなし、昼から長〜い会議で重〜い宿題たくさん乗せられました。さて、どのくらい消化できるでしょうか。一部この先地域間異動はあるけれど、基本次期職場体制発表有。ワタシは北陸方面にもう一年お世話になります。この年齢(とし)じゃ他にツブしも利かないしね。経費節減指示で出張が減ることを期待します。体力が保たん。

和歌山へはようやくCD到着した模様。良かった。HMVには発注残が膨大にあって、入荷待ち状態。できればしばらく間を置いて下されば聴き手にとっては助かるのだけれど。で、本日数日前にオークション落札した3枚組到着。購入する言い訳はナンボでもあるんです。先日アンセルメのStravinskyを入手したが、こんどは「フランス音楽3枚組」〜さっそく一枚聴いてみました。

Offenbach 喜歌劇「天国と地獄」序曲/Dukas 交響詩「魔法使いの弟子」/Thomas 歌劇「ミニヨン」序曲/Offenbach 喜歌劇「美しいエレーヌ」序曲/Chabrier 交響詩「スペイン」/Herold 歌劇「ザンパ」序曲/Lalo 歌劇「イスの王様」序曲/Honegger 交響的楽章「パシフィック2-3-1」〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1960/63/64年)・・・いくつか持っていない作品が含まれる(ほんまか?棚中探せばあるのかも)し、「パシフィック2-3-1」が聴きたかった。LP時代、Saint-Sae"ns 交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」(1962年)にフィル・アップされていて、いたく気に入っていたもの。

嗚呼、本日肩こり状態の自分にはありがたい、肩の凝らない作品ばかり。「美しいエレーヌ」序曲って、こんな美しい作品でしたっけ?著名なる「スペイン」はツボを押さえて上手いものです(オケはあまり上手くないが)。「イスの王様」はLP時代以来かな?しっとりとした旋律ですね。「パシフィック2-3-1」はまさに記憶通り!これは機関車(かなりガタが来ているが)であって、最新鋭の700系超特急ではない。

どことなく緩く、きっちりしていない演奏がよろしい。雰囲気たっぷり、作品に似合ってくつろいだスタイルであります。音質は往年の名録音も、ちょっと化粧が剥げてきたか、といったところ。1999年の国内盤なので、その分も勘案必要かも知れません。


●2009年1月某日

寝る前に、と聴いた音楽が止められずにちょっと遅くなったのと+睡眠不如意が重なりました。体調悪くないし、本日はお仕事宿題一気に進捗させないとヤバいので頑張りましょう。本日、締め切り分のオークションCDは昨年敗退で再出品分だけれど、相変わらず人気なし。なんとかならんか。そういえば、先週金曜日に(ゆうメール)送付した分、昨日火曜に北海道北見市に到着とのこと。中三日か。ご当地は凄く寒いだろうな、雪模様だろうし。先週まで尼崎にてこの棚にあったものが北海道もオホーツク沿岸まで、と思うと感慨無量です。ネットの威力は凄い。

DG 429918-2  3枚組1,380円Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/スタニスラフ・ヴィスロツキ/ワルシャワ国立フィル(1959年)・・・ずいぶんと久々の聴取。ワシは堕落した?録音が曖昧模糊として悪い、低音が弱い、ワルシャワ・フィルの響きが薄い〜そんなことばかり最初は気になりました。ヴァーシャーリ盤はその辺りがクリアされていたから、その単純なる先入観比較か。それともメインのオーディオとの相性でしょうか。聴き進むにつれ、露西亜的漆黒濃厚粘着との記憶では治まりのつかぬ、深淵かつ変幻自在なる浪漫に驚かされます。耳慣れか。今朝、ダイニング・コンポで再聴したが、文句ない悠然たる流れに陶酔いたしました。

引き続き、Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調〜リヒテル(p)/カラヤン/ウィーン交響楽団(1962年)・・・こちらのほうが明らかにオーディオ的に改善されていて、ウィーン響は低音豊かに迫力を以て鳴り響きました。HMVのユーザーレヴューでは、やや評価が分かれるが、ワタシにとってはこれが子供時代からの刷り込みとなります。オケがよそよそしい、ソロとの絡みが親密ではなく対立になっている・・・ワタシにとってはすべて賞賛の条件であります。それにしてもリヒテルってもの凄い強靱なるテクニック!両作品とも駅売海賊盤で入手後、ちゃんと正規盤を再購入いたしました。(平成12年って8年前?伝票が封入されておりました)

Debussy 「海」「夜想曲」「牧神」「スコットランド風行進曲」「英雄的子守歌」「リア王のファンファーレ」「リア王の眠り」〜ジャン・マルティノン/フランス国立管弦楽団(1973/4年)・・・昨年2008年11月に聴いていて、これが寝不足の一因となったもの。録音がとてもよろしい、というかサウンド全体の雰囲気がとてもよく捉えられております。深夜故音量下げていたんだけれど、それでもあちこちのパートをちゃんと聴き分けること可能。オーソドックスであり、要らぬ詠嘆など存在しないが、素っ気ない表現ではない。バランス良く細部配慮されていて、オケの美しさ(とくに管。トランペットの明るい音色なんて滅多に聴けない!)が際だっておりました。リズム感が鮮明で、しかも重くならない。こんなに「海」「夜想曲」に痺れたのは初めてかも。

静かな一日、お仕事進捗は(希望対比)75%くらい、上々としましょう。あと25%は明日(会議)、明後日(出先で行事参加)の隙間時間でなんとかならんか。睡眠不足が祟って、集中力弱まりました。風邪はすっかり良いはずなんだけど、時々妙に咳き込みます。

久々、通勤に音楽持参しました。Stravinsky バレエ音楽「プルチネルラ」(全曲)/「ミューズの神を率いるアポロ」〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団/タイラー(s)/フランジーニ(t)/カルメリ(b)(1965/1955年)・・・エエですね。微妙にアンサンブルが緩かったりするが、リズムにヴィヴィッドな味があって瑞々しい。バロックの旋律を引用した前者は、組曲版より声楽が入ったほうがずっと楽しく、ユーモラス。後者もアルカイックな妖しい弦のサウンドだけれど、両曲とも新古典主義時代の簡明素朴な響きを誇ります。「ミューズ」は広がりが狭いな、と思ったら1955年だったんですね。恐るべき集中力アンサンブル!みたいのってありませんか。そんなスタイルが似合うと思うんですが。

帰宅後、Holst 組曲「惑星」〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1975年)・・・購入壱年以上放置プレイしていたもの。お気に入り英国音楽中ではちょっと食傷気味なんです、正直。冒頭、火星に於ける弦がキンキンしていてサウンドが気に喰わないが、木星辺りに至ると金管の爽快な響きが快く感じられるように。もの凄くゴージャスで上手いオケに間違いなし。でも、もういいや、処分しようかな。「惑星」ばかり5種ほどオークションに出した記憶がある。

本日締め切り分のオークションCDは、とうとう救いの手は現れず。日曜に和歌山に送ったCDが未だ届かないのも、ちょっと心配です。


●2009年1月某日

さて、久々の出勤。本丸会議明けの上司はきっと罵倒の嵐でしょう。当初見込みと違って、業績悪化から(地域間)人事異動が最低限となり、もう一年在籍だそうです。一年間耐えるしかないか。なんせ数値が悪いからね、こうなると”上の顔色だけ見て仕事するやつ”出てくるんですよ、ますます。気持ちわからんでもないが、責任逃れ、転嫁、言い訳、誤魔化し、真のお仕事スキルとは別な実力を発揮しちゃう。ワタシ、マネージャー職に固執しないので、淡々粛々と自分なりのリズムでお仕事したいもの。まずは体調改善だな。

昨夜、ドラマ「そうか、もう君はいないのか」・・・味わい深いドラマでした。田村正和は声の調子が相変わらず良くないみたいだけれど、役柄に似合っていたし、富司純子、檀れいも美しい。城山三郎夫妻って、モダーンな大正世代だったのか。中村勘太郎/長澤まさみ演じる若き日の出会いは脚色はされているのだろうが、連絡さえ手続きが面倒であった時代ならではの”ときめき”が想像できました。女は家庭で亭主を支える、的、少々昔風ではあるけれど、美しい夫婦の情景だと思います。 茅ヶ崎の風景、住宅街が美しい。原作にあたらないと。

VOXBOX CDX5048今月はオークションの売れ残りを見守るだけだけれど、次回の出品を見据えてCD棚中在庫を確認しておりました。買ったときにはそれなりの意味を感じたが、やがて「似たような音源ばかり持っていても、聴かないな。不自由しないな」と。残すべき方の音源をちょっと聴きました。Grieg 交響的舞曲 作品64/ホルベアの時代から 作品40/演奏会用序曲 「秋に」 作品11/2つの悲しき旋律 作品34(「胸の痛手」「過ぎた春」)〜モーリス・アブラヴァネル/ユタ交響楽団/室内管弦楽団・・・旋律がシミジミ、染みるように美しい。アンサンブルはやや緩く、アンサンブルは洗練されないし、音質もちょっと落ちるけど、これを残して、ディジタル録音の2枚組の方を処分しましょう。

さて、きょうも一日、どうなるかな?

ほんま数ヶ月ぶりに体調フツウ。お仕事作業進捗はちょっと遅れ気味だけれど、エエことがありました。年末大ちょんぼしたチーム・メンバーが戦意喪失していることは既出、週報にて上司に直訴、その件を重視して緊急打ち合わせ開始。ま、彼のお仕事負担を減らすといった眼目だけれど、たいていワタシにしわ寄せが来るんですよ、今迄の経験上。ところがっ!予想外の結末がっ!一番ラクで絶対に仕事を背負い込まない奴が(なにをカンチガイしたのか)「オレがやる」との宣言。ま、当の本人が大苦戦している分担はワタシが交代して受けるんだけれど、現状実務分担の半分請け負ってくださることに。ま、誰が見てもワタシの(その他もろもろ)作業量は膨大ですから。

よかった。この調子で今週乗り切りたいもの。

SONY  ML5186 オリジナル・デザインが素晴らしい今朝、Bach パルティータ第5番ト長調/第6番ホ短調〜グレン・グールド(p)(1957年)・・・エエですね。明晰、明快なタッチ。曖昧な雰囲気で聴かせない音楽。馴染みの作品だし、彼の演奏で覚えたし、で、チェンバロでの演奏は別物として、ワタシにはぴったりフィットする安心感があるんです。オリジナルLPと同じ収録だから、40分で終わってしまうのもGood!最近、集中力が続かなくて・・・

R.Strauss 「メタモルフォーゼン」〜ルドルフ・ケンペ/シュターツカペレ・ドレスデン(1973年)・・・けっこう揺れ動いて”アツい”演奏也。馴染みはクレンペラーの悠揚迫らざる演奏(1961年/正規盤も購入しました!)であって、それとは味わいの異なる”浪漫”を感じます。しっとりとしたオケの響きは美しいが、大音響のところで濁るのが少々残念。ヨッフムのBrucknerもそうなんだけど、EMIのチームはドレスデンの録音に成功しておりません。


●2009年1月某日

連休三日目(厭きてきた)。どこにも出掛けず、ご近所の(やや高級)居酒屋に行ったのみ。(自分の感覚では)やや高かったが、刺身、鍋、ありきたりじゃなくて絶品でした。先週、大阪府下一人暮らしの婆さん宅に届いていた19型ディジタル・ハイビジョン・テレビ(by;Design 35,000円也送料込)は、甥がようやく設定に訪れて無事見られるようになったとのこと。喜んでいただきました。パソコンでは液晶ディスプレイへの変化は一気だったが、テレビでもそうなっているのか。昨夜、HMVのポイントが切れるということに気付いて、あわてて一件(かねて購入予定だった)CDボックス注文〜なにやってるんだか・・・売る方はその後さっぱりなのに。

昨日、断続的に聴いた音楽は、Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調〜タマーシュ・ヴァーシャーリ(p)/ユリ・アーロノヴィチ/ロンドン交響楽団(1976年)・・・10年ぶりの再聴か。忘れ去られたような演奏家/音源だけれど、絶品。痺れました。まず、アーロノヴィチ(故人)率いるロンドン響が聴き馴染んだこの作品中、おそらく最高の憂愁と洗練が同居して深遠であり、録音もよろしい。ヴァーシャーリ(またはヴァーシャリ)は既に指揮者としての活躍に軸を移しているが、露西亜的漆黒濃厚粘着(リヒテルが念頭にあるのか)方面ではなく、繊細抑制が利いて、まるでChopin のような繊細さを誇りました。お気に入りの作品であり、小学生の頃からの馴染みでもあるが、おそらくはマイ・ヴェリ・ベスト。

Tchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調〜ジョージ・セル/ロンドン交響楽団(1962年)・・・たしか指揮者存命中、発売許可が下りなかった英DECCA音源。息詰まるように硬派であって、アンサンブルの集中力も並ではない。露西亜ものは独墺系と並んで日本では大人気で演奏会での頻度も高いが、ワタシはさほどに好んで聴くことはありません。ここでは暑苦しい濃厚大爆発方向の表現ではなく、もっと細部きっちりと冷静であり、バランス良くメリハリある演奏は”露西亜風”とは縁遠いもの。ま、いつものことだけれど、聴き手に著しい緊張感を強要する演奏であります。フィル・アップはウィーン・フィルとのエグモント序曲(1969年)方向性は同様。

PHILIPS PHILIPS 17CD-88(1981年録音  1,700円)寝る前に、深夜に相応しい音源を探しました。Franck ヴァイオリン・ソナタイ長調〜ローラ・ボベスコ(v)/ジャック・ジャンティ(p)(1981年)・・・噎せ返るような妖しい官能作品。Franck の室内楽、ピアノ・ソロ作品はそんな感じ多いですよね。凛として気品漂う、美しい演奏であります。神経質ではなく、落ち着いて瑞々しい音色であり、表現。秘めた華やかさ、ため息、みたいなものが馥郁と香って静謐。たしか来日時の録音と記憶するが、みごとな音質であります。アクロバティック系超絶技巧作品には似合わないだろうが、作品によってはツボにぴたり。たしか1990年代前半に1,700円購入したものだけれど、ワタシ所有CD中もっと愛着ある一枚となります。

同曲のジャック・ティボー/コルトーで再確認しようと思ったが、棚中にその存在を探せません。どこにいったのか。売った記憶はないんだけれど。売る理由もないし。(15分後、無事発見)

深夜に相応しい音楽もうひとつ。Mozart クラリネット五重奏曲イ長調 K.581〜ジェルヴァーズ・ド・ペイエ(cl)/アマデウス弦楽四重奏団(1975年)・・・ペイエはイギリスとの名手であり、ワタシがほんの子供の頃から馴染みの存在でした。(ペーター・マークとのMozart クラリネット協奏曲〜17cmLP〜がこの名曲との出会い)プレヴィン時代のロンドン交響楽団の主席ですよね。ちょっと微笑んだような明るい、ちょっとヴィヴラートも掛かって、独墺系の音色とは違った華やかさがありました。アマデウスSQって、こんなに纏綿と浪漫的な表現したっけ?それにしても名曲!ほとんど陶然。

終日どこにも出掛けず、コタツとテレビで過ごす怠惰なる休日。【♪ KechiKechi Classics ♪】 のデザインをちょっとだけ変更しました。音楽もちょっとだけ。

Pergolesi/Piccinin/Boccherini/Mercadante フルート協奏曲集〜ペーター・ルーカス・グラーフ(fl)/ブルーノ・ジュランナ/パドヴァ・エ・デル・ヴェネトー室内管弦楽団(1991年)・・・BRILLIANTのフルート協奏曲集5枚組(99745/1,280円今は亡きキムラヤの値札有)はいつ買ったんだろう?聴く度に思うのは、個別短い作品を聴くのだったら充分愉しめるが、連続したらフルートの音色は厭きる(!失礼)ということです。これは我らがヴォルフガングだって同様だから、ワタシの嗜好と思って下さい。それとPiccinin/Boccheriniに作品表記(調性も)ないのは残念。グラーフのソロはほんまに立派で、ジュランナのバックだって瑞々しいが。

Mozart セレナード第10番 変ロ長調K.361(370a)(370a)「グラン・パルティータ」〜カール・ベーム/ベルリン・フィル(1970年)・・・大好きな作品。「大組曲」といった一般名詞が固有名詞に昇華している凄い影響力有。中学生の時だっけ?聴いたよなぁ、FMで。数日前、ロバート・ジョンソン/ニューヨーク・フィロムジカ管楽合奏団の演奏に痺れておりました。あまりのお気に入りに、ほとんど演奏のコメント云々不可の感動保証作品のハズだけれど、きょうに限りこのベーム盤はどうもいけない。愉しめません。のびのびとしていない、妙に堅苦しくて、スケールも小さい感じ。相性が悪いのか。


●2009年1月某日

転居して自家用車を処分したこと、お仕事環境の変化、体調いまいち、ネット環境活用の深化、ようはするに生活範囲はますます狭く、世間事象への興味が薄くなっていて、外出の機会が減っております。もうほとんど職場と自宅の往復+出張(それも定まった取引先)だけの世界。既に精神的”惚け”は始まっているかも。自分の趣味の範囲内だって、音楽媒体としてのメモリー・オーディオは定着しなくて女房殿にあげてしまったし、WindowsVistaにはついぞ手を出さぬ(世評ともかく)まま、次世代バージョンが出ちゃうらしい。”エコの時代”(ちょっと言葉そのものが陳腐化しちゃった)は望ましいことだけれど、我が家の家電製品は、転居時に洗濯機、エアコン、ディジタル・ハイビジョン・テレビを購入したが、残りはほぼ転居元より持参したもの(あと電気カーペット、空気清浄機、加湿器、プリンタくらいか)。ああ、ノート・パソコン2台購入していたか。けっこう日本経済に寄与しているじゃないの。

読書量はまぁまぁか。藤沢周平辺りに痺れるのは年齢(とし)か、それとも和風回帰の世情の反映でしょうか。CD整理+(結果)増殖は連日「音楽日誌」にて言及しているとおり。

「ジャクリーヌ・デュ・プレ初期BBC録音1961-1965」はオークションにて昨年2008年12月に入手。その中で半分ほど聴取、Bach 無伴奏チェロ組曲第1/2番+Brahms チェロ・ソナタ第2番へ長調(1962年/エルンスト・ラッシュ(p))・・・調べてみると17歳(デビューの翌年)の記録、絶句。この完成度、スケール、燃えるような情熱推進力はフツウの高校生の音楽じゃないわな。音質ちょっと厳しいが、音源の存在そのものに感謝しましょう。残された時間はわずか10年でした。

SONY SMM5054092 4枚組2,660円Ravel バレエ「ジャンヌの扇」よりファンファーレ/道化師の朝の歌*/クープランの墓/左手のためのピアノ協奏曲(フィリップ・アントルモン(p))*/逝ける女王のためのパヴァーヌ*/海原の小舟/ボレロ〜ピエール・ブーレーズ/ニューヨーク・フィル(1971/73年)/クリーヴランド管弦楽団*(1969/70年)・・・2002年2月10日ワルツ堂2,660円との値札有(4枚組)。閉店セールの時だろうか?どきどきするほど精緻であり、洗練され、完成されたアンサンブル。アクのあるような表現皆無であり、細部まで光が当てられ、ヒリヒリするような緊張感が漂います。「道化師」の躍動は文句なく溌剌としていて大爆発、「クープラン」にはちゃんとメルヘンが存在する。アントルモンは当時36歳の若手であって、小粋な(あまり力みのない、淡々とした)演奏であります(ト長調協奏曲はオーマンディ/フィラデデルフィア管弦楽団だったかな?)。

全体として音質もそう気になるほどの水準でもなし。ベルリン・フィルとの貫禄セクシーな演奏(1993年)との比較も楽しいものです。唯一、デザインがいただけない。これは数年前待望の入手を果たした「春の祭典」「ペトルーシュカ」(1969/1971年/オリジナルのイラストは素敵だった!)でも同様のセンスの悪さ。録音情報クレジットがないのも言語道断。

昨夜オークションにて落札されたCD一枚送付してきました(和歌山県郡部在住の女性)。グレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲」(1981年)、ダブり入手で@300出品だから即入札あるだろうと思ったら大間違い!何処も同じようで、けっこう量は出ているんですね。510円にて終了は適正価格だと思います。(しかもハヤシ商店は送料80円の良心商売)ヤフオク/クラシックは@500越えたらほぼ入札はないし、一枚単価が安くても高額なものはあまり動いておりません。往年のPILZ(幽霊演奏家)や、300円でどこでも買えるRPO音源を1,000円(送料別)で出品している人っていったいなんなのか。

IMP  KOS/IMP 110  1987年録音  4枚組 1,690円BBS書き込みの関係でBrahms 交響曲第1番ハ短調〜スクロヴァチェフスキ/ハレ管弦楽団(1987年)拝聴・・・懐かしいなぁ、1999年岡山に転居した年に購入したもの。書き込みでは”オケが弱い”とのこと。所謂独墺系伝統あるオケ(ベルリン・フィル辺りを代表として)の厚み、深み、重量感を念頭に置けば、”弱い”という評価も一理有。でも作品はもの凄くムツかしいパッセージ!とか、変拍子連続!みたいなものでもないし、ましてやスクロヴァチェフスキは手練れのヴェテラン、アンサンブルのまとめ方、演奏技量に不足は感じません。むしろすっきり明快なサウンドが快いもの。(楽譜に詳しい方に言わせると、ティンパニがいくつか落ちているとのこと)

でもさぁ、問題は聴き手の根性でして、やはりBrahms の交響曲はワタシにはツラい。最終楽章で疲れてしまって、フィル・アップの大学祝典序曲途中で断念いたしました。全国の独墺系音楽ファンのみなさまに申し訳なし。


●2009年1月某日

いつものように睡眠不如意だけれど、昨夜の要因は咳のため。今朝、女房に急かされて評判の耳鼻咽咽科へ(凄く混んでいるんです)。診立ては驚くことに!副鼻腔炎(蓄膿)である、と(初体験)。先月だったか、行った別の医院では「声帯がちょっと腫れている」といわれたがヤブだったんですね。(どーりで空いておりました)咽の奥の辺りはなんともないとのこと。写真で撮ってその場で見せて下さるんです。そうかぁ、そうだったのか。モウレツに混雑している医院に通うのはイヤだけど、仕方がない。

DOMENICO Scarlatti ソナタ集K.188〜202(2002年)〜ピーター・ヤン・ベルダー(cem)全集も13枚目。Bach のオルガン全集に似て、どれもとっても同質の感動を与えて下さって最高です。目の覚めるような極上の音質、ここでは半数ほどが短調の作品でして、陰影に富んだ旋律と躍動する演奏を堪能いたしました。

DECCA UCCD-3903  総経費込600円ほどElgar 弦楽セレナード ホ短調/序奏とアレグロ/ため息(ソスピーリ)/エレジー/「スペインの貴婦人」より(1967年)/ファゴットと管弦楽のためのロマンス ニ短調(1994年)〜ネヴィル・マリナー/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ/朝の歌/夜の歌〜イ・サロニスティ(1988年)/「セヴァーン川」組曲〜ハワース/グライムソープ・コリアリー・バンド(1976年)・・・既にEMI30枚組を購入しているが、先日オークションでDECCA録音を4枚ほど入手したウチの一枚。1970年迄のマリナーはほんまに親密で瑞々しいアンサンブルを実現しておりました。「朝の歌/夜の歌」は軽音楽版が貴重であり、「セヴァーン川」は勇壮荘厳なるブラス・バンドとなります。最高。泣けちゃう、癒される一枚也。

Stravinsky バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1955年録音)・・・再度ヴォリュームを上げて確認。やはり、「春の祭典」とはイメージが異なって、作品個性かな?色彩とメルヘンが勝って完成度高いものに間違いなし。当時、最先端のステレオ録音はオーディオ・マニアを驚喜させたでしょうね。現在でもそう不足は感じない、かなり鮮明なる音質。続く、交響詩「ナイチンゲールの歌」(1956年)・・・これは歌劇に馴染んだので旋律細部まで親しみ深く、作曲者自身のオケよりずっと華やかで刺激的でした。

未踏峰”ミチョランマ2009(続編)”増勢警報発令中!は自覚しているが、未だ購入意欲衰えず、というか、某3枚組オークション入札を逡巡しております。悩んでいるウチに他の方が入札して下されば諦めもつこうが、もう何週も回って掲載中。一枚は完全ダブりだけれど、それは駅売海賊盤ですから、世間に対する罪滅ぼしの意味も有。一枚はオークションにて処分したものに含まれておりました。結論的に3枚目の一部に執着があって、LP時代のお気に入りだったもの。たいした金額ではないんだけれど、音源入手に対する”抑制”、音楽に対する”矜持”みたいなものがワタシを悩ませるんです。(もう一件、2枚組でも似たような事例があったが、これは断念)

オークション出品は、昨夜一件(金額的に)大物が売れて下さり連絡を待っているところ。残りはさっぱり入札はありません。

年末に「Bach 150枚」を入手(これは実際上財政出動がなかったという言い訳可能)、その他、次々と購入して処分は追い付かない。今更隠していても仕方ないが、「グレン・グールド/オルジナル・ジャケットコレクション80枚組」購入しております。HMVより5,000円ほど安く出ていたし、もとより入手を視野に中途半端に在庫していたCDはほぼ全部昨年迄に処分済み、これはおそらく壱万円ほどになっていたでしょう。若い頃のCBC録音も入手したばかりなのに・・・う〜む。

SONY ML 5130 オリジナル収録+ジャケットの再現ですBeethoven ピアノ・ソナタ第30/31/32番〜グレン・グールド(p)(1956年)・・・じつは若い頃よりFMエア・チェック→DATで聴き込んでおりました。ワタシもっとも苦手系の音楽だけれど、グールドだったら自在、疾走、柔軟な表現に”Beeやん”をしばらく忘れるんです。かなり馴染んだ作品のつもりだけれど、ほとんど別種の音楽に感じてしまう。第30番ホ長調の水際だった美しさに驚くが、哲学的に深遠なる第32番ハ短調は”立派な”演奏ではない。もっと熱に浮かされたような、勢い優先の表現か。有名どころからではなく、最晩年作品から録音していくところが、いかにもグールドらしい。

Beethoven ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調/Bach ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜グレン・グールド(p)/バーンスタイン/コロムビア交響楽団(1957年)・・・これもLP時代より、そしてCDでも所有していた録音だけれど、オリジナル収録だそうです。ここからステレオ録音ながら、音質(とくにオケ)はよろしくない。バーンスタインのバックは力みが過ぎて響きが濁るし、タッチは乱暴すぎ。グールドは、それとは対照的に飄々淡々とした味わいがあって、1951年録音と同様の軽妙さが漂います。Bach の協奏曲は(これも)ちょっと苦手にしていたが、ピアニストの明快なる個性を拝聴していると、音質、オケの不備を忘れました。


●2009年1月某日

さて、本日を乗り切らなくては。(毎日だけれど)おそらくは机上に二日間分の急ぎ宿題が山積しているだろうから、これは午前中で終わらせる。昼から懸案事項を一気にやっつける。ゆったりとした週末を迎えたいもの。風邪症状かなり軽快だけれど、油断しないように完治目指さなければ。

YEDANGCLASSICS YCC-0161Schumann 交響的変奏曲 作品13〜ボリス・ベレゾフスキー(p)(1990年)・・・チャイコフスキー・コンクール時のライヴらしい。しっとりとした美音というより、若さの勢いと躍動を感じさせる演奏。Schumannの歌謡的な旋律が生き生きと響き渡ります。引き続き、Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調〜セミョン・コーガン/ロストフ・フィルハーモニック協会交響楽団・・・これも同時期のライヴか。指揮者もオケも初耳だけれど、やや食傷気味で久々の名曲を瑞々しく、鮮度を以て聴かせて下さいます。ワタシの基準はリヒテルとなるけれど、彼(か)の叩き付けるような緊張感は別格だったのか、もっとのびのびとして流れの良い、新世代の演奏でありました。

今朝、なんとかサイト定例更新済み。

お仕事はかなり順調に進んだ(つもり)だけれど、ラストに不快なことが・・・相も変わらず体調よろしくなく、夕方早々に帰宅いたしました。いったい、ここ数ヶ月どーなっちまったなんだろう?これは心療内科方面かな?それともヤクの副作用か。一発久々ストイックなダイエットでも試みるか。食欲はあるんだけれど、しみじみ旨いと最近感じていない。

音楽に対する集中力も失っていて、通勤で聴いた音楽も半分のみ・・・Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1987年)・・・肝心の第4楽章「アダージエット」にたどり着いていない。微に入り細を穿つ表現とでも言うのか、揺れ動き、叫び、悶え、しかも充分に練り上げられ、美しい。ニューヨーク・フィルとの旧録音とは洗練、深みの桁が違う・・・が、聴き手の緊張感が維持できません。


●2009年1月某日

(在金沢ホテル)これより取引先へ。打ち合わせ、会議出席、相手のご都合を伺いつつお詫び同行。できれば早く帰阪したい〜いろいろと待ったなし!の宿題が待っていて、明日(中期的なものはともかく)一気に終わらせたい・・・ホテルの空気はかなり乾燥したが(加湿器がなかったので濡れタオルでで対策)体調は快復傾向です。いろいろあっても体調さえ良ければ、なんとか出来るもんです。さて、タクシーにするか、それとも節約でバスで向かうか・・・時間次第。

朝一番にバスにて取引先へ。一番のエラいさんと実務打ち合わせ。更に内部会議を経、再度打ち合わせ。昼からチームメンバー合流し、年末の大きなトラブルお詫び。ワタシは(経験の差か)予想通りの評価だったが、当の本人はショックだったらしく、激しく落ち込んでおりました。もう担当は辞めたい、と。甘いで中年!仕事は選べる立場にないぞ、とは言わなかったが、金沢を出るまでちょっと呑んで愚痴を聞いてあげました。昨日もそうだったんだけれど、Webメールから報告を上げる(これは勝手に、自主的にやっている設定)ため、事務所でネット環境を借りました。なんか、取引先に馴染んで事務所に居ても違和感なし。じつは数日前に発覚したヤバいことがあって悩んでいたんだけれど、じつはそれは上司の言動が直接の原因であったことが判明・・・ちょっと救われた(?)が、トラブルはトラブルにかわりなし。

明日、いろいろ宿題残大量。なんとか消化させましょう。相変わらずオツカレ気味であります。

帰り便で聴いた音楽。Bach ブランデンブルク協奏曲第1/2/3番〜フリッツ・ライナー/室内管弦楽団(1949年)・・・昨日の残り。エエですね。かなり硬派な引き締まったアンサンブル。この人のセンスは時代の数十年先を走っていたのだな。NIMBUS NI1771 6枚組3,390円Bartok 「かかし王子」組曲/二つのポートレイト 作品5〜アダム・フィッシャー/ハンガリー国立交響楽団(1992年)・・・ヴァイオリン・ソロのクレジットなし(コンマスか)。オリジナルNIMBUS盤のセット、入手かなりの年数だけれど、当初の印象としては線が細い、弱い、といったところ。ところが、本日イヤホンで集中すると、繊細な味わいが素晴らしい演奏ではないかっ!なにを聴いていたのか、いままで。作品も最高、ワタシのツボ辺り。

ラストは、「20世紀不滅の名演奏家 ピエール・モントゥー」という駅売海賊オムニバス盤でして、ここ数年でこういった類のCDはほとんど処分済みだけれど、これのみ愛着たっぷり。本日痺れたのはBeethoven 交響曲第5番ハ短調第1楽章(じつは全曲盤処分済/充実しきってノリノリ)、幻想交響曲の終楽章(盤石の貫禄。ウィーン・フィルとの全曲録音が欲しい!ちなみに北ドイツ放響との録音も)、そしてDebussy「祭り」(ボストン響が上手い!快速)、Tchaikovsky 交響曲第4番の第3楽章(これは後期交響曲3曲全部欲しい!)ま、いかんね、やっぱり。全曲盤はちゃんと買わなくっちゃ。

昨夜はオークションでけっこうCD売れました。上手い具合に競合なし一件ずつで終了かな、と思っていたら、いくつか最終盤で値上がりがあったみたいです。明日送付予定。売れ残って何周か再出品されてるものもキレイに売れていただきたい。


●2009年1月某日

(在金沢ホテル)昨夜も睡眠不如意、体調もお仕事不調も相変わらず。福井での会議はなんとか乗り切ったが、上司の会議資料不充分とのことでなんとかせい!とせっつかれるが、会議中だし、締め切りギリギリの昼前に、取引先のネット環境を借りてWebメールにて送付・・・もう諦めたのか罵倒電話来ません。越前そば喰って、早々に金沢に移動しました。ちょっといつものホテルと換えてみました(安かったので)。エエ部屋です。もう本日予定はないのでノンビリ。

昨夜聴いたのはBach ゴールドベルク変奏曲〜グレン・グールド(p)(1955年)・・・伝説の録音だけれど、アンドラーシュ・シフ(だけではないが)との違いは、ひとつひとつのフレーズに”色”、”雰囲気”、”味”を付けない、ということ。装飾音は独特の個性だけれど、フレージングは清潔で明快、結果、変奏曲全体では見事に有機的な流れとなって、忘れられぬ効果を生みます。中途半端な”色付け演奏”は(ある意味)鬱陶しく感じるものです。ずいぶん長いお付き合いだけれど、聴く度に新鮮な発見がある・・・あちこちの変奏がノーミソ中に鳴り響いて、夢に出てきそう。

CBC PSCD2030  6枚組2,671円今朝、福井行き車中で聴いたのが(引き続き)Bach ゴールドベルク変奏曲〜グレン・グールド(p)(1954年)・・・CBC放送録音也。先月に続いての拝聴は比較のため。音質かなり厳しいが、基本翌年のスタジオ録音と解釈変わらず、それに生々しい熱気+ノリが付加されたような演奏でしょう。聴き進むにつれ、音質云々は忘れます。平均律クラヴィア曲集第2巻より前奏曲とフーガ第7番/第9番/第14番/第22番(1952/54年)が余白に収録されるのも配慮だと思います。これも非常に明晰な演奏。

Bach ブランデンブルク協奏曲第4/5/6番〜フリッツ・ライナー/室内管弦楽団(1949年)・・・知らなかったが、NAXOSで復刻されているんですね。(もう一枚)そちらにはちゃんとソロのクレジットがあって、ジュリウス・ベーカー/ラルフ・アイヒャー/フレデリック・ウィルキン(fl)/ヒューゴ・コルバーグ(v)/シルヴィア・マーロウ(cem)ほかロバート・ブルーム(ob)とかレナード・ローズ(vc)とか名手揃えてますねぇ。(当時のピッツバーグ響のメンバーか。ブルームは違ったか)購入以来6年以上経過経過しているはずだけれど、こんなに音質良かったとは!(針音があるからLP復刻か)スリムでモダーンなアンサンブルであり、現代楽器だけれど、表現的には巨匠時代とは考えられぬほど(現在の耳で)違和感ありません。

シルヴィア・マーロウのチェンバロは金属的な現代楽器が時代を感じさせるが、変幻自在な音色の変化が絶妙な効果であって、しかもテクニックが優れてスピード感がありました。

J.Strauss U「クラップフェンの森で 作品336」「証券取引所から 作品337」「人生の歓び 作品340」「千夜一夜 作品346」「インディゴ行進曲 作品349」「ウィーンかたぎ 作品354*」「わが家で 作品361」「こうもりカドリーユ 作品363」「シトロンの花咲く国 作品364」「チク・タク・ポルカ 作品365」「仲良しのワルツ 作品367」「カリオストロ・ワルツ 作品370」 〜ロベルト・シュトルツ/ベルリン交響楽団/ウィーン交響楽団*(1970年前後)・・・HMVで廃盤との情報に昨年末あわてて購入した12枚組だけれど、金属的な安っぽい残響+(ベルリン響の)ややガサツなアンサンブルに後悔が・・・フリッチャイのきりりとした演奏を聴いたばかりですし。でも、こんな気楽な楽しい作品だし、ま、あんまりムツかしいこと言わんでも、とエエでしょ。しっかり愉しみましょ。


●2009年1月某日

ワタシには「云々CD入手!」的記事を更新する趣味はない(ましてや未踏峰”ミチョランマ2009(続編)”発生警報発令中!)が、昨日オークションにて落札したCD到着。売る方はさっぱりなのに買う方は日々、いやます勢いであります。頑張って聴いて、そして働いて稼がなくては。

DECCA 467 818-2  8枚組総経費込みで3,800円ほどアンセルメによるStravinsky8枚組でして、以前から欲しかった、LP時代定評あったスイス・ロマンドとのステレオ録音集であります。(総経費込みで3,800円ほど)「アンセルメ」「Stravinsky」両方ツボであったのに、ずっと未聴であったもの。「火の鳥」(全曲)は最晩年のニュー・フィルハーモニア管弦楽団との録音「ペトルーシュカ」(1911版)はロンドン・フィルとの歴史的録音は聴いておりました。他、サイト中にはアンセルメの更新はけっこう多いのはお気に入りの証拠也。(駅売海賊盤がやや多いが・・・)

メカニックの正確さは演奏芸術の前提なのだろうが、”技術的に優れている”ことですべてが解決されないのは自明の理、”あいじわい系”と逃げるのもズルい感じだけれど、それはたしかに存在する手応え有。アンセルメは来日しての実演評価は「録音のマジックであった」とか、ほか次々と優秀なるアンサンブル演奏録音が登場するに至って(ブーレーズなどが代表例)「時代遅れ」とか「オケがヘタクソ」などとの論評も見掛けるようになったが、クールなサウンドの肌触りとか、旋律を生かす聴かせ上手な表現とか、聴きどころはいっぱいある、と思いますよ。

早速、Stravinsky バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1955年録音)拝聴・・・驚くほどの音質の明快さであって、色彩と熱気に充ちた演奏であります。後年の録音に比べ、それこそ録音水準、オケの技量の差は歴然だけれど、作品のメルヘンな味わいの表出は文句なく手慣れたもの。薄っぺらい軽妙なる管楽器サウンドも懐かしい。こうしてみると再録音は枯れていたのだなぁ。「火の鳥」は全曲版に限るね。組曲(1919年)版はあっという間に終わってしまってツマらない。きっとアンセルメは三大バレエの再録音を狙って、果たせなかったのでしょう。

馴染みの医院が本日夜休診であったこと、午前中、思わぬお仕事進捗出来(との錯覚)で、昼早々にお休み、通院。明日早朝より出張のため。この判断が大失敗!あらゆるトラブル連続到来で、ケータイとパソコンをフル活用でなんのための帰宅やら・・・状態。仕方がない。心身共に気分不快憂鬱です。自業自得也。

一人暮らし婆さん用小型テレビ本日送付とのこと。サイトに乗せるのも恥ずかしい某巨大ボックスCD、佐川急便のeなんとか、というので到着、その場にてカード決済しました。便利なもんだ。通勤往復にて、Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)「春の祭典」〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1957年録音)・・・これは予想通り。あまりにその通りなので深い満足有。オケが上手くない、各パートの立ち上がりが微妙に緩く、細部が弾けていない。縦線がぴたり!合うことがすべての価値観とは思わぬが、それにしても相当にゆるゆる。クールで雰囲気だけで聴かせようというスタイルでもなく、各パートがよく聞こえる(音質は年代から見れば出色)だけに、技術的な弱さを気にされる人はいるでしょう。

響きは(現在の耳では)洗練されないが、混沌の渦に音楽が行方不明になるほどでもない。時に爆発もあり、リズムのまとめ方もそれなりだけれど、キレが足りない。この時期だったら、もうマルケヴィッチがそうとう切れ味のあるアンサンブルを実現していたはず。でも、一昔前ってこんな演奏技術水準だったのだな、と妙に懐かしく拝聴いたしました。前所有者が処分した理由はわかりました。


●2009年1月某日

いろいろお仕事ムツかしい宿題も、体調も持ち越してしまって、本日より2009年お仕事スタート。今週既に北陸2泊の出張入っているが、できれば出掛けたくない程残務有。たんに量をこなせばよい、といったシンプルなもんじゃないんです。この寒空に住むところも、お仕事もない人々に思いを馳せつつ、出掛けましょう。気分だけでも切り替えたいが・・・

昨夜、すっかり若手に衣替えした「必殺仕事人2009」は、まぁまぁかな。新・ムコ殿の嫁姑は別嬪ですね。中越典子は日本髪がよく似合う。松岡の芝居は相変わらずクサ過ぎ。和久井映見もエエ女になりました。藤田まことは病明けで声にハリが足りない。初回スペシャルの悪役は各々役者を揃えて、題材も老人+医療問題+地上絡め工夫の跡が見られます。

エールディスク GRN-547、つまりDGの駅売海賊盤/中古@250也フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団(1961年)・・・「こうもり」序曲/アンネン・ポルカ/皇帝円舞曲/トリッチ・トラッチ・ポルカ/美しく青きドナウ/ハンガリー万歳/ウィーンの森の物語/ラデツキー行進曲・・・リズムが溌剌として、テンポの揺れも明快なる効果。キレのある演奏です。ベルリンのウィンナ・ワルツ?的野暮なもんじゃない。あちこち聴いてきた中でももっとも心躍る演奏のひとつとなります。

Bach ゴールドベルク変奏曲〜ロザリン・テューレック(p)(1957年)・・・旧録音。もともとEMIだったか。1998年録音よりテンポやや速め、細部明快なるタッチとリズム感は変わらず。グレン・グールドを連想させ(彼が学んだらしいが)、よりヴィヴィッドで柔らかく、自然な流れ+雰囲気で聴かせない決意があると思います。但し、時間切れで全曲消化できず。(456 979-2)

では、行ってきます。

朝、人身事故とやらで最寄りの駅ホームは人で溢れかえり、但し、ちょうど運行再開したところらしくて、一本待ったら乗れました。波乱のお仕事始め也。お仕事進捗かなり厳しく、体調も思わしくないが、エエことありました。ま、いろいろと。チーム・メンバーが連続ちょんぼして、それ絡みの相談(明後日お詫びに伺います)〜通院中止して、ちゃんと(酒)つき合いました。人生、なにをやっても裏目に出ることもある。粛々と毎日筋を通していると、いつの間にか自分の位置が定まっている感じ。上司にはいつも罵倒されているが、周りはそれを”丁々発止のやりとり”と見ているんだそう。ま、ワタシはびびるでもガックリするでもなく、淡々と(いや飄々と)お仕事こなしてますからね。

でも、明日お仕事デッドライン来る!かなり厳しいっす!


●2009年1月某日

お休みラスト、明日からのお仕事再開を考えるとウンザリ。きのうはいろいろありました。女房とトンカツ屋で昼飯を喰っていた話題で、婆さんのテレビがもうアウトだとのこと。一人暮らしの年寄りにはテレビは楽しみだろうし、どーせ”地デジ”(なんという美しくない日本語!そして政策)になったら全然見られないし、ということで買ってあげることに。即、ネットオークション(実際は業者の通販と一緒)にて手配するが、あわてたので同機種で相場より数千円高かったか?と(あとで)気付きました。ま、長保ちさえすればさしたる問題ではない。到着したら(ヒマな)甥を派遣してセッティングさせましょう。

ま、そこで大枚数万円消費したら急に金銭感覚がヘンになっちまって、(とうとう)数万円のボックスものCD発注〜通販で偶然相場より数千円安いものに出会った、ということもありました。一週間くらいで届くだろうが、それこそ未踏峰”ミチョランマ2009(続編)”に至る可能性極めて高い・・・今朝、愛用デスクトップマシンの電源スイッチいっそうヤバく、昨日の分解掃除も裏目に出たか?今朝こうして無事起動したが、どこかで見切らざるを得ないか?さっきのテレビや某大物CDボックスよりずっと出費は少ないんだけれど・・・但し、4年目を迎えたマシンには愛着があるし、スイッチ以外はどこも悪くないし〜悩みます。

昨夜、予定通りSyuzo師匠と新年会、ま、予想より元気そうで良かった。昨年末オークション落札して下さった方が、じつは【♪ KechiKechi Classics ♪】の熱心な読者であった(こういったパターンが多い)縁で、ご招待快く合流して下さいました。(このサイトでの人脈は)少々の幅はあるけれど、おおよそアフター団塊の人口も影も薄い世代なんです。若い女性どころか、かつて若かった女性の読者もほとんど存在しない・・・中年サラリーマンというのは、どーしても狭い価値観と人脈の中で治まりがちなので、全然違う職業のご経験から人類共通の真理を探り合うのも一興。家族の環境もずいぶんと違うが、親はおおよそ同世代となるんです(既に亡くなったり、現役介護中だったり、元気だったり、様々だけれど)。

音楽の話はあまりせず、ひたすら人生の喜怒哀楽の交流であったな、楽しかった。それにしても、書いた本人さえ忘れているような(大昔)サイトネタをしっかり覚えていらっしゃるのことに驚愕!ダイヤル・アップ時代にベラルーシ共和国から多額の請求を発生させた”エロックス息子”は、既に社会人でちゃんと自立しております。

HMF 88697 281822/26  50枚組5,348円Lully ディヴェルティスマンT、U、V〜スキップ・センペ(cem)/カプリッチョ・ストラヴァガンテ/ジュレメッテ・ローレンス(t)(1990年)・・・8ヶ月前に到着している未踏峰”ミチョランマ2008”/HMF50枚組より26枚目。(値は少々上がりつつ、限定盤のはずが在庫未だあるではないか)フランス・バロックは一般にリズムが緩くて好みではない(鬱陶しい)が、これはゆったりゆらゆらと優雅で典雅、練り上げられた古楽器であります。聴き知った旋律(?M.-A.Charpentierのマニフィカトとクリソツ/時代のパターンなのか)数カ所出現します。「ディヴェルティスマン」ってなんでしょうね。我らがMozart の「ディヴェルティメント」(嬉遊曲/名訳也!)とは別モンなんだろうが。リンク先情報だと「余興」との意。これはエエもんと出会ったな。ローレンスって、テナーになっているが、女声じゃないのか、カウンター・テナーかな?カストラート役だったのか。

ポール・パレーという往年のフランスの名匠(1886〜1976)がいらっしゃったが、オークションでは凄い人気です。ワタシも先月一件Schumannの交響曲2枚2,000円即決で試してみたが、出品した夜のうちにほんま”即決”しちゃったものです。(そういえば到着連絡がないな)たった今現在も一枚出しているが、残り5日で1,740円(13件)になっていて、”う〜む”状態。こういうのってどうなんでしょ。音楽は嗜好品だから人様のことを云々できんが。ワタシは基本@300で売れればよいと考えて出品しているんだけれど。

今朝、Gounod 歌劇「ファウスト」〜バレエ音楽8曲/Herold 歌劇「ザンパ」序曲/Saint-Sae"ns 歌劇「サムソンとデリラ」〜バッカナール/Thomas 歌劇「ミニヨン」〜ガヴォット/Massenet 歌劇「フェードル」序曲/Auber 歌劇「王冠とダイヤモンド」序曲〜ポール・パレー/デトロイト交響楽団(1960年〜64年)・・・これって、かつて熱心に聴いていたNHK-FMの音楽番組のテーマに多く用いられていて、一定の年齢層には涙モンのはず。フランスのオペラ・コミーク座のレパートリー演目らしくって、どれもウキウキ楽しい・・・というか、若く貧しかった頃の想ひ出ボロボロ(涙)。LPは(出始めのCDも)高くて、そうたくさん買えないから100円のカセットにエア・チェックしたんです。うまく塩梅できるか(テープ残量/電波状態調整)ドキドキもの、そんな記憶が蘇って、幸せってなんなのか?じつは、あの貧しい渇望こそ最高の瞬間だったのではないか、若くて、痩せていて、ぎらぎら元気であった自分。

録音はびっくりするくらい良好で、表現はさっぱりとして素っ気ないくらいだけれど、どこか粋なんです。これは売れませんよ、駅売海賊盤だし。(GX-659/1,000円で買った記憶がある)

昼は女房を誘って住吉の「楓林らーめん」へ。野菜とあっさりとしたしょうゆベースのスープが大人気で、行列できておりました。子供や高齢者も多かったのはさすが。女房殿はSEERで服などを購入してご満悦です。ワタシは(途中呑みに行ったりしているが)とうとう風邪(かな?)が治らないまま、いよいよ明日よりお仕事本番再開となります。いきなり無理難題が控えているのは、昨年末エエ加減していたツケだから仕方がない。2009年も”どれだけ最小限の努力で、最大限の成果を上げるか”、”お仕事の効率化(=ラクすること)の工夫なら徹夜も辞さず!”をモットーに邁進する決意だけれど、まず体調だな、問題は。明日は夕方早々に通院しなっくちゃ。

音楽はあまり聴いていないが、Tre'sor2002 FTS0108-3  3枚組1,990円Debussy 交響的素描「海」(1952年)/Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版/1957年)/R.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」(1953年)〜カール・シューリヒト/シュトゥットガルト放送交響楽団・・・怪しげ音源(ライヴ?)ながら意外と聴きやすい音質也。演奏は巨匠世代とも思えぬほど爽やかで軽快、明快さっぱり颯爽としたものであって、生粋の独逸の指揮者だけれどこんなにレパートリーが広かった、と意外なる感激です。音楽が素直に流れて、とてもわかりやすい。CD一枚の収納としても、よく考えられた選曲だと思います。

昨年末入手してちゃくちゃくと聴き進んでいる全集より、Mahler 交響曲第4番ト長調〜レナード・バーンスタイン/コンセルトヘボウ管弦楽団/ヴィテック(ボーイソプラノ)(1987年)・・・ワタシはこの作品が全曲中、もっとも”ようワカらん”ものとなっていて、結局、メンゲルベルクの徹底した味付けで初めて納得!いたしました。比較的楽器編成も、規模も小さめな古典的作品〜みたいな味付けしちゃうと様子がわからなくなっちゃう。バーンスタインは、先人の路線で細部徹底的なニュアンス味付けと揺れ、時に疾走し、瞑想し、極上の深いアンサンブルと音質を以て(たっぷり)酔わせて下さいました。いやぁ、凄い完成度だね、まったく。こんな美しくも巨大なる作品だったとは・・・ボーイ・ソプラノ起用は世評賛否が分かれるんだけれど、ワタシは他の録音とは”別もん”として拝聴いたしました。

オークションは一日動きなし。今夜以降動きがあるのか。それとも不況で苦戦続きか。


●2009年1月某日

昨日で正月休みは終了し、本日より通常の週末休みへ。結局2年越しで風邪を持ち越してしまった。新年になってから昨日の昼にご近所ラーメンを喰っただけで、まったく日本経済に寄与していない。じつは愛用デスクトップマシンのスイッチがおかしくて、接触が悪いみたい。なかなか電源が入らない。これはなんとかしなくっちゃ。絶対新品は買わんぞ。年末年始はテレビはオモロなくて苦労するんだけれど、満足したのは「すべらないはなし」(でも、勝俣州和のMVSには納得できず/お笑い系でない人への広がりを期待したのか)〜ま、一発芸は底が浅くてツマらないからね(予想通り短命芸人が次々と消えていく)。しゃべくりはお笑いの原点ですから。ワタシも学びたいところ。

昨夜、思わぬ拾いものだったのがNHKドラマ「福家警部補の挨拶 〜オッカムの剃刀〜」・・・草刈正雄が犯人であることは分かっていて、それに至る経緯、動機、トリック暴き、思わぬどんでん返しが素晴らしい!刑事コロンボ系です。なんていっても永作博美のトラッド+ロイド眼鏡が可愛い!完全にツボ。(所謂”ありきたりな女性風味”ではない)最後は殴り合って終わる安物の犯罪ものでもなく、細部造り込みが徹底的。温泉(銀山温泉かなぁ?)に元刑事(小松政夫)を訪ねて、落語を披露したり、お返しに電線踊りがあったり。(冬列車にて移動中演歌が流れるのもクサくて最高/被害者がバーでブレイク・ダンス?足が悪いはずなのに)脇役の演技は皆ヒトクセあって秀逸です。登場人物の刈り込みも徹底されて、ありきたりな捜査会議もない。完全オリジナル。マンガ原作じゃない。感服しました。

ま、男性目線の女優評だけど、「結婚できない男」に於ける夏川結衣演ずる女医さんって、一度もスカートを穿いていなくって、あれがもし診療の度にミニスカだったりしたら、ドラマの意味も視点も変わったと思いますよ。

オークション出品の動きは相変わらずだけれど、入札連続してしまい(本日明日終了)、某大物自粛抑制に苦悩。買えんことはないが、聴けないからね。じつは既に昨年中にHMVに注文して到着を待っている某巨大ボックスもあるし。

英DECCAの駅売海賊盤CC-1058/1990年代前半に1,000円で購入/現在ならオリジナルの方が安いR.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(1975年)「ドン・ファン」(1973年)〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団・・・もしかして10年以上ぶりの再聴か?ワタシはショルティのファンではないが、個性は尊重いたします。作品を選ぶ、ということじゃないでしょうか。こんな作品だったら、シカゴ交響楽団圧巻の迫力とラッシュ!+ライナー時代よりなんと言っても音質が改善されていて、ボリュームを上げて聴くと最高!っす。ノーミソ空にして、近代管弦楽の精華をたっぷり、文句なく堪能いたしました。いつも強引ムリムリと感じさせるショルティだけれど、ここではそんなことはない作品との相性か。

駅売海賊盤にて(第9番を除いて)揃えたMahler 集(14枚分)は年末に激安処分しちゃいました。「ゲオルグ」ではなくて「ジョージ」なのは、英国籍だから当たり前。ちなみにヘルベルト・カラヤンと「フォン」を入れない表記なのは、パスポートに従ったまでです。

Bach イギリス組曲第1/2/3番〜アンドラーシュ・シフ(p)((p)1988/録音情報なしとは!)・・・ワタシのリファレンスは(おそらく)グールドだろうが今現在手許になし、アルゲリッチとかポゴレリチになるんだろうな。それらに比べるとずいぶんソフトというか、抑制して静かに(したり顔にて)語るようなスタイルであって、ワタシは何故か”隔靴掻痒状態”に至るんです。でも、だいぶ慣れてきたかな。粛々としてリズムの躍動より細部ニュアンス味付けを重視するような、それはそれとしてBach はBach かな、と。


●2009年1月某日

昨日は神社にお参りに行っただけで、一切外出せず。大晦日に作った一人鍋(結局クジラはなくて、アンコウになったが)の残りで朝昼、夜は赤ワイン(+チーズなど)を呑んだだけ。元旦恒例「相棒」じっくり楽しんで就寝したが、咳き込んで眠れず。深夜映画などぼんやり眺めておりました。なにもする気が起きない、一階に年賀状も取りに行っていない。一年の計は元旦にあり、体調よろしくなく、動きの少ない、無欲な一年になりそうだ。今朝、定例サイト更新済。

Werner2564 63264-2 LC04281  11枚組3,839円聴いた音楽は(珍しく)Vivaldi 協奏曲集 作品8/「四季」+ニ短調(作品8-9)/ト短調(作品8-8)〜エンリーコ・オノフリ(v)/イル・ジャルディーノ・アルモニコ/パオロ・グラッツィ(ob)(1993年)・・・「四季」はあまりに子供時代より聴きすぎて、自分の中で鮮度と緊張感を保てません。変幻自在なるテンポの変化と強弱、装飾音の付加、チェンバロのみならずオルガン、テオルボで味付けされた通奏低音の効果。オノフリのバロック・ヴァイオリンは繊細です。うむ、けっこう堪能いたしました。ワタシは作品8「和声とインヴェンションへの試み」だったら、5番以降が大好きです。(元祖”衝撃”アーノンクール盤は昨年入手以来聴いていない)

作品8-6/7〜12は、ファビオ・ビオンディ(v)/エウロパ・ガランテ(2000年)に変更。手稿譜参照したとのことだけれど、シロウトにはとにかく自由自在にしか聞こえない。これも同趣向の強烈ノリノリの凄いテクニックです。アクロバティックで強烈爽快であり、彼(か)の穏健平和温暖なる世界はどこに行ったの?時代はすっかり遷ろいました。これでエエんです。

昨年末オークション送付でトラブった件、誤送付した方にムリお願いして転送、無事到着とのこと〜よかったぁ!ワタシ、じつはとても気になる質でして、昨年来咽に小骨が刺さっているような感触が拭えませんでした。ことしは少々ちょんぼがあっても、なんとかフォローができるような、そんな一年であって欲しい。関係者に深く感謝。オークション出品、ちょっとだけ入札あります。

HISTORY 205092/93-302 ワーグナー・マニア20枚組5,721円 2002年購入明日、(ご近所)Syuzo師匠とお会いすることになり、彼に敬意を表してWagner聴いております。楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜アルトゥール・トスカニーニ/ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場合唱団/ニッセン(br)/シュトルツィング(t)/レイニング(s)/ヴァイデマン(br)etc(1937年ザルツブルグ・ライヴ)・・・わざわざ音質状態の悪い太古録音を好んで聴かんでも・・・と言われそうだけれど、恥ずかしながら「マイスタージンガー」はこれしか持っていないんです(DOCUMENTS)。LP時代(誰の演奏かも失念したコンサートホール・レーベルの)抜粋盤を聴いていたし、若い頃は年末のバイロイトFMエアチェックでずいぶんと聴いた記憶がある(が、誰の指揮だったかの記憶もない)から旋律細部、かなり馴染みがあります。筋もFM放送の成果でけっこう知っている感じ。

ド・シロウトにはちゃんとした音質で聴くべきなんだけど、バイロイト名演集(33CD)出るのが遅すぎました!数年前までこれが一番安かったんですからっ。かなり酷い音質だけれど、やがてそのことを忘れるよな熱気、明晰なる推進力、歌い手のテンションの高さは(ワタシ如きでも)しっかり理解可能。初心者にツラいのは、Wagnerって会場の茫洋とした奥行きやら残響雰囲気そのものを楽しむべきが、そこが望めないと言うことかな。ちゃんと身に付けて、再度味わうべき音源なのでしょう。まだ途中だけれど、4枚続けるとさすがに聴き手は疲労しますね。

LP時代には、”カネがなくて買えない”、21世紀廉価盤の時代には”時間と気力がなくて買えない”ということになってしまいました。どちらが幸せか、ビミョーでっせ。


●2009年1月某日

ほんまは午前0時を以て元朝参りに行きたかったが、体調慮って早朝参りといたしました。

これでCD再生しております。ORION  DBF7000/BS内蔵だけれど意味を為さない。もちろんVHSビデオも存在せず新しい年を迎えて、また人生一区切りであります。昨年と異なって(どの)パソコンも快調。

去年(こぞ)今年貫く棒の如きもの 虚子
ほんまは何も変わっていない(風邪もひいたまま)んだけれど、鮮烈な気分に一新できるのも人間の智慧でしょう。この写真はワタシが毎日CD再生で愛聴しているDVDプレーヤー。ORION製で、ビデオは転居時に全部捨てたし、DVDはほとんど見ないので、CDプレーヤーを昨年壊したときに流用しました。ワタシはブランドは一切気にしない、いえ、むしろマイナーであることを誇りと思う人種であります。音質に不満などあろうはずもないが、唯一、現在演奏されているトラックがどこであるか?表示されないのが弱点。ま、本質的な問題ではない。(先ほど、ディスプレイ切り替えで表示できることに”初めて”気付きました・・・解説書は一切読まない主義故)

写真に載っているのが、Beethoven 6つのバガテル 作品126/ピアノ・ソナタ第28番イ長調 作品101/第4番ホ長調 作品7/第19番イ短調 作品49-1(1952年)/ピアノ三重奏曲第5番二長調 作品70-1「幽霊」〜グレン・グールド(p)/ザーラ・ネルソヴァ(vc)/アレクサンダー・シュナイダー(v)(1954年)・・・CBCの放送録音は音質かなり厳しいですね。グールドはCDでかなり集めていたが、オルジナルでの全集(80枚)が出たときに(ゴールドベルク変奏曲2種残して)全部処分しちゃいました。で、結局再購入はしなかった。いつか機が熟すのを待ちましょう。替わりといっちゃなんだけど、CBC時代の放送録音は入手しました。ふだん、滅多に聴かぬBeeやんだけれど、グールドだったら鮮烈に、厭きずにしっかり堪能させていただけます。繊細であり、変幻自在、繊細なタッチが愉しめます。「幽霊」ってこんな劇的な名曲でしたっけ?

PHILIPS 438 533-2 2枚組中古1,050円オークション放出音源選定しているが、なんどかその候補に挙げているBeethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜パウル・ファン・ケンペン/ベルリン・フィル(1951年)・・・ワタシはことさらに歴史的録音を有り難いとは思わないし、ま、苦手なBeeやんだし。で、念のために(再)確認するとこれが凄い!未だフルトヴェングラー時代で甘さの欠片もない、ハードで苦み走ったベルリン・フィルの響き。表現そのものは峻厳で19世紀浪漫から少々離れてモダーン、異形な表現皆無だけれど、たっぷり濃厚です。久々、最初から最後まで一気に、集中して聴けました。フィル・アップの 序曲「献堂式」作品124(1953年)も同様の印象。2枚目が交響曲第7/8番(1953年)だけれど、これは手放せまへんな。

DG 435162-2 13枚組 総経費込5,500円ほどにてオークション落札昨夜(去年)ラストに聴いたのが、Mahler 交響曲第3番ニ短調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル/ニューヨーク・コラール・アーティスツ/ブルックリン少年合唱団/クリスタ・ルートヴィヒ/フィリップ・スミス(ポストホルン)/ヨセフ・アレッシ(tb)/グレン・ディクテロウ(v)(1987年)・・・やられました!ぎんぎんに練り上げられ、勇壮な音楽を作り上げて下さるであろう、との予測大外し、第1楽章のホルン・ラッシュから元気が足りない。いえ、その後ずっと”七分”ほどの入れ具合で粛々と、やや大人しく神妙に音楽は進みます。それはそれ、御大の表現は立派だけど、バーンスタイン不調なのかっ!第5楽章の天使の歌声に癒され、いよいよ万感極まる終楽章へ〜そうか、終楽章の爆発のために抑制していたのだね。やられました。ワタシのヴェリ・ベストはバルビローリだけれど、これも金メダル候補に挙げるのに吝かではない。

ヒマだし、一人だし、体調イマイチだし、ということでずっと音楽聴いております。半分くらい居眠り。合間にちょっとだけサイト更新の駄文執筆。テレビは「相棒」迄封印なので、ネットにて、お馴染み「結婚できない男」の抱腹絶倒ドラマを堪能。出てくる女性が皆、フツウっぽくで魅力的です。とくに高島礼子。

NAXOS 8.660017-18  1,890円にて購入お正月らしくJ.Strauss 喜歌劇「こうもり」〜ヨハネス・ヴィルトナー/スロヴァキア放送交響楽団/ブラティスラヴァ・シティ合唱団/フォンタナ(s)/ディッキー(t)ect・・・ワタシの数少ない隅々まで旋律も筋も見知った、しかもナマでも聴いている!オペラ也。ところが体調かなぁ、なんか味が薄い(音質やらオケの響きか)というか、楽しい情景が眼前に浮かばない。クレメンス・クラウスを聴いてからワタシの棚中存在感が薄くなっちまったのか。ヴィルトナーって、日本でも「こうもり」やってますよね。いずれ、ほんまめでたい音楽だ。しっかり全曲聴きました。

Grieg ピアノ作品集(14)/ラルヴィク・ポルカ/23の小品EG104/ハルフダン・ヒェールルフの像にてEG167/自作の歌曲によるピアノ曲(第2集)作品52/4声のカノン(オルガン作品)/ノルウエイの旋律より第146番「聖トーマスのヨーデル云々」/ピアノ・ソナタ ホ短調作品7(初版)/ピアノ協奏曲ロ短調(断片)〜アイナル・ステーン・ノックレベルグ(p)(1994年)・・・Griegのピアノ作品全集14枚組(NAXOS)は宝物です。このCD半分くらい「グラーフ・ピアノ」(古楽器ですか?)を使っていて、シロウト耳にはありきたりなアップライト・ピアノのように素朴に響きます。どれも珠玉の旋律であって、全74分懐かしくも痺れっぱなし。自作の歌曲によるピアノ曲(第2集)作品52には「ソルヴェイグの歌」も含まれ、ま、おおよそあんなウェットな旋律ばかりと想像していただいて間違いはない。「初めての出会い」「海の永遠の動きをあなたは知らない」「老いた母」なんて、題名だけでも泣けそう。

Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜イシュトヴァン・ケルテス/ウィーン・フィル(1960年)・・・旧いつき合いのCDだけれど、久々の印象は音質、演奏とも?状態。こんなんだっけ。自分の感性が摩滅したのか。フィル・アップのSmetana 歌劇「売られた花嫁」〜「序曲」「ポルカ」「フリアント」〜イスラエル・フィル(1962年)・・・こちらのほうはノリノリでヴィヴィッドな感性に溢れました。う〜む。

 

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi