2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
昨日新しい一週間が始まって、気温は上がらなかったけれど佳き天候になりました。体調いまいちだったけれど、朝一番の洗濯、ストレッチ、そして亜米利加姉さんによるYouTubeエアロビクスは25分ほど、これがけっこうキツい。朝っぱらからへろへろ。市立体育館へ2kmはゆっくり、途中ゴミは比較的少なめ、ペットボトルはそれなりに拾ったものです。ほぼ顔馴染みにそれなり混み合って+若い学生さんも数人、幸いいつものメニューはしっかりこなせました。やはり春は近いのか、けっこうな汗をシャワーで流したら気分爽快、帰り食材仕入れにスーパーに寄りました。夕方早々に洗濯物がスッキリ乾いたのは風があったからでしょう。関東地方ではたいへんな風、火事も多かったそう。
今朝は2度C迄下がったとか、寒いですね。体重は66.3kg+900gまた逆戻り、しっかり鍛えてどか喰いということもない、体重の増減はどんなロジックなのか?理解できません。ちょっとガッカリ。今朝、ちょっと頭痛があります。
大東市のエマニュエル・カントである自分は規則正しい時間に沿って生活をしております(あくまで自称)。概ね朝8時5分前には洗濯を終え、ストレッチを始めます。我が団地の棟の南側は公園に面して、その時間にはベンチに座って新聞を熟読されるご老人が・・・雨の降らない時には必ずいらっしゃいます。かなり寒い時期にも例外はなし。熱心やなぁと思ったら煙草なのですね。自宅じゃ吸えないのか。
日本の喫煙率は現在17%ほどでしたっけ?これは例の電子煙草が含まれているのか不明。あちこち喫煙場所は限られているし、くわえ煙草に歩く人も滅多に見なくなりました。たいへんよろしい傾向と思います。嗜好品だから密室でとことん愉しむのは個人の自由、でもね、路上の吸い殻、空き箱の多さには閉口します。日本人のマナーはまだまだですよ。ガンは免れても、やがて来たるべき華麗なる加齢世代に入れば肺の機能ガタ落ちでしょう。自分は生涯無煙です。
Haydn 交響曲第80番ニ短調(フリッツ・シュティードリー/1955年)/交響曲第83番ト短調「めんどり」(ニコライ・マルコ/1960年)/交響曲第102番 変ロ長調 (ベイジル・キャメロン/1956年)〜BBC交響楽団・・・Lyritaの創業者 Richard Itter(1928-2014英国)が収集したHaydn放送音源より(エア・チェック含む)。モノラルだけど音質はまずまず良心的でした。Nikolai Malko(1883-1961烏克蘭)さておきFritz Stiedry(1883ー1968墺太利)Basil Cameron(1884ー1975英国)は名前さえ初耳。第80番ニ短調は第1楽章「Allegro spiritozo」からかなり劇的な旋律。ティンパニを含みません。第2楽章「Adagio」は優雅に穏健だけど、途中悲劇のような激しさも出現。第3楽章「Menuetto」はMozartのト短調交響曲を連想させてカッコ良いところ。第4楽章「Presto」はやや剽軽な味わいに軽快。シュティードリーは時代を感じさせぬ軽快な表現でした。(3:48-7:24-3:22-3:44)
「めんどり」の由来は第1楽章「Allegro spiritoso」に於ける第2主題オーボエの連続音より。この作品もティンパニはありません。冒頭よりこれもかなり逼迫した旋律、マルコの表現はやや大仰に悠々と慌てぬもの。第2楽章「Andante」は優雅にたっぷり、シミジミと歌います。第3楽章「Menuetto」は晴れやかな表情に朗々とスケールが大きい。第4楽章「Vivace」は速度指示より心持ち遅めに雄弁でした。これは音質がちょっと濁りって残念。(6:04-7:48-3:43-3:10)
交響曲第102番 変ロ長調は後期の傑作。ニ管編成にティンパニも入ります。第1楽章「Largo-Allegro vivace」は堂々たるスケールの序奏に始まり、闊達な主部も雄弁そのもの。キャメロンはアクセントをしっかり取ってスケール充分。第2楽章「Adagio」は安寧の美しい旋律をデリケートなニュアンに歌ってくださいました。第3楽章「Menuatto」は力強いリズムを刻んで、推進力も重量級。トリオは優雅なレントラー。第4楽章「Presto」はそっと囁くように細かい音型が勢いに乗って、やがて力強い爆発を迎えました。これはかなり大柄な演奏。(7:30-4:09-5:19-4:32)
de Falla 歌劇「恋は魔術師」〜ヘスス・ロペス=コボス/スペイン国立管弦楽団/ロシオ・フラド(ms)(1985年?)・・・これはローザンヌとは別物。Rocio Jurado(1943-2006西班牙)が惚れ惚れするほどドスの聴いたハスキーボイス。これは表記上いちおうメゾ・ソプラノとなっているけれど、そんな範疇概念に収まらぬ本場の声、それだけで痺れること請け合い。西班牙の旋律がむんむんと立ち込めるような濃厚な旋律リズムに酔い痴れる最高の演奏でした。(0:32-2:25-1:28-0:13-1:53-2:07-0:34-3:58-0:52-1:36-3:56)
後半は西班牙の大衆的な歌やギターが入ったフラメンコ?なんや知らんけどとてもアツい。
Flamenco Music By Antonio Gades & His Dancers
Alborea/Tangos De Boda/La Mosca/Azucar Moreno/Adiago/Los Peces En El Rio/Como El Agua/Tu Mira/Se Pone Como Una Fiera/Alegrias/Cancion Del Tendedero
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
また気温は低下傾向とか、一昨日はかなりしっかり眠れたのに、昨日日曜朝からどうも身体が重い。花粉症と季節の変わり目ですかね。ストレッチし忘れて、YouTubeはラジオ体操風軽いストレッチを10分ほど、ウォーキング兼ねて食材買い物に出掛けようと思ったけれどそんな元気も出ません。終日眠く、夕食は在庫食材かき集めて昼過ぎからゆっくり煮込んでおきました。気温はそれなり上がったらしいけど、小雨がぱらついて洗濯物は途中で室内干しへ。こんな時もありますよ。今朝の体重は65.4kg▲800g。エアリアル(塩)を一袋一気喰いしてしまって、身動きしなかったのに減ったのは謎、全身倦怠感継続中、微妙な頭痛有。本日は鍛えて治す! 昭和の誤った発想で乗り切りましょう。
北陸割りとやら、おっとり刀で楽天トラベルにて(どんな仕組みか?)「金沢」を検索したら既に売り切れとか。そりゃそうだろうなぁ、関西に入りきれぬ途中半端な北陸新幹線も開通して、それでもけっこう盛り上がっているみたいですね。こちら大阪方面からはちょっと縁遠くなった感じ。特急・雷鳥は幾度もお世話になったけれど、廃止になって残念。もう二度と乗れない。
Smetana 連作交響詩集「わが祖国」〜セオドア・クチャー/ヤナーチェク・フィル(2007年)・・・Theodore Kuchar(1960-亜米利加)による捷克オストラヴァのオーケストラによる名曲。これが音質も自然に予想外の快演!「高い城」「モルダウ」辺りはたっぷり泣ける懐かしい旋律が著名、残り4曲はちょっと息切れして続けるのはなかなか難物〜なのは粗忽な聴手(=ワシ)の責任でしょう。滋味深い響きのオーケストラはシミジミ味わいサウンド、細部ていねいな仕上げに共感たっぷり。比較的演奏や録音が少なめな残り4曲も初めて興味深く拝聴できました。劇的に疾走する「シャールカ」悠々たる自然描写が美しい「ボヘミアの森と草原から」「ターボル」は戦いの前の不気味な静けさ、同じリズムを刻みながらやがてコラール風に盛り上がり、戦いに突入(フス教徒の戦いは失敗に終わったとのこと)「ブラニーク」は前曲と同じリズムに始まり、ここに眠るフス戦士たちがいったん国家存亡の急(いざ!鎌倉)には蘇って戦うとの伝説に基づく劇的な締め括りなんだそう。威圧感や力みに過ぎず、最後まで集中力は途切れません。Vysehrad(14:51)Vltava (The Moldau)(11:33)Sarka(9:34)From Bohemia’s Meadows and Forests(12:21)Tabor(11:32)Blanik(12:56)
Mendelssohn 劇音楽「真夏の夜の夢」(ベルリン・フィル/1950年)/Brahms アルト・ラプソディ(RIAS室内合唱団/1957年)/Mahler リュッケルトの詩による歌曲集(以上モーリン・フォレスター(a)/ベルリン放送交響楽団/1958年)〜フェレンツ・フリッチャイ・・・ここ最近お気に入りに連続聴きしている「真夏の夜の夢」(リタ・シュトライヒ(s)/ディアナ・エウストラーティ(con)/RIAS室内合唱団)この演奏はかつて一度聴いて、そのあまりに硬質な表現に呆れた記憶もありました。音質は時代相応に良心的なもの。今回拝聴の印象は、耳許にそっとメルヘンを囁く序曲から引き締まった集中力に驚かされ、ベルリン・フィルの威力はたいしたもの。(11:43)スケルツォのアンサンブルもかっちり縦線が揃う。フルートの音色は魅惑です(4:50)妖精の行進(1:24)舌先裂けたまだら蛇(4:06)間奏曲(3:34)「夜想曲」のホルン重奏の美しさにはシミジミ惚れ惚れ(6:46)「結婚行進曲」は朗々として、ずしりとした重量感は噛み締めるよう。(5:44)道化師の踊り(1:47)フィナーレは二人の女声も可憐に味わい深いもの。(3:40)
鬱蒼として暗い「アルト・ラプソディ」は時代ほど期待の音質に非ず、この時期Maureen Forrester(1930-2010加奈陀)は全世界で活躍していたのですね。その深い声質に痺れました。(16:23)「リュッケルト歌曲集」はステレオ、私はこの世に捨てられ(6:14)私は仄かな香りを吸い込んだ(3:21)私の歌を覗き見しないで(1:30)美しさゆえに愛するのなら(2:37)真夜中に(6:23)Mahlerの歌は言葉の壁を超えて、いつも胸に刺さります。
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
映画「老後の資金がありません」大東市民会館にて無料上映有。天海祐希主演、草笛光子助演、女房殿がチケットを入手してくれておりました。てっきり「90歳、何がめでたい」と信じて、じつは2021年旧作の上映でした。会場は八割ほど7-80歳くらいの女性の方ばかり、内容は抱腹絶倒、ちょろ出も含めてキャストも多彩。見栄を張った舅の豪華葬儀に弔問客は少なく、娘は怪しいパンクロッカーと結婚(妊娠)、旦那は会社が倒産して失業、姑を引き取ることになってその婆さんはたいへんな浪費家、挙げ句手の込んだオレオレ詐欺に引っかかって・・・ところが真の悪人は登場しなくて、ハラハラしながらなんとなく丸く治まってなかなか愉しく、感動的な結末。久々に映画を堪能いしました。葬式の坊さんの読経が葬儀代の赤字明細になっていて抱腹絶倒。
昨日土曜も朝はいつもどおり、すっかり春の陽気に洗濯物はしっかり乾いて、ストレッチ、YouTubeエアロビクス済ませて市立体育館へ。ゴミの量はいつにも増して豊漁、しかも折よろしくビニール袋も連続して落ちていて、運動公園に散らばったゴミもしっかり回収。トレーニングルーム到着前にけっこうな汗。ベンチに座って寛ぐ80絡みの老夫婦が「いつもご苦労さま」〜そりゃニ年も続けていれば、幾度かはお会いしているのでしょう、その言葉だけで報われました。人生いろいろ自分のミスを密かに隠蔽したり、正しい道を見て見ぬふりした人生の諸行罪悪は限りなし、この齢に至ってせめてもの細やかな功徳(のつもり)であります。昼からの映画に女房殿と同行して、帰り市役所前の昼呑み可能な居酒屋にて軽くビール一杯+いろいろと美味いもん喰って〜これで体重は戻せるはずもない。今朝の体重は66.2kgわずか▲200g。壱萬五阡歩稼いでもかなり喰った自覚はあります。スッキリ出す方も改善されない中途半端状態。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調/第6番ヘ長調「田園」〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団(1965年)・・・LP時代が懐かしい廉価盤「世界の名曲1000シリーズ」。一昔前20世紀中日本ではは「亜米利加のBeeやんなんて・・・」軽視されていたものです。硬質にメタリックに明るく分厚い重量級サウンド(音質個性もあるのでしょう/解像度は高い)引き締まって緊張感のあるアンサンブルはこどもの頃から馴染みでした。ハードな作品であるハ短調交響曲は第1楽章「Allegro con brio」から剛直に分厚い響き、速めのテンポに追い込むような緊張感が漂います。もちろん提示部は繰り返し(7:15)第2楽章「Andante con moto」(9:20)第3楽章「Allegro」はイン・テンポを基調に剛直な表現(5:00)第4楽章「Allegro」も繰り返し有。初めて聴いたときには驚いたものですよ。パワフルなオーケストラの爆発に最後迄テンション高く乗り切りました。(11:23)
穏健牧歌的な風情漂うヘ長調交響曲「田園」第1楽章「Allegro ma non troppo」は素っ気なくも明るい、速いテンポに始まって、もちろん提示部繰り返し(11:08)第2楽章「Andante molt moto」は淡々として細部ニュアンスが光るていねいな仕上げ。木管の技量、それに呼応するホルンに痺れます。ここは昔からその自然描写に心躍らせて聴いた記憶有(12:16)第3楽章「Allegro」は村祭の風景、元気よろしいけれど弦の響きが金属的に過ぎて、ホルンはパワフル(5:19)第4楽章「Allegro」嵐は早足に疾走して、ピッコロの高音が刺激的(3:29)第5楽章「Allegretto」平穏な生活が戻って、ホルンはシミジミ雄弁、そして弦は感謝の念に溢れて感動的なラストを迎えました(9:15)
Mendelssohn 交響曲第1番ハ短調/第5番ニ長調「宗教改革」〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1972年)・・・15歳の作品であるハ短調交響曲はあちこち幾度も聴いていたけれど、御大カラヤンの演奏には仰け反りました。若書きの緊張感漂う才気走った古典的風情作品だったはずが、なんというスケールと力感、厚みのある豊満なサウンドはあまりに立派!な悲劇。 実演で取り上げたどうかは知らぬけれど、少年の作品を真摯に堂々朗々と再構築させて一切の手抜きがない。ベルリン・フィルのゴージャスな響きも立派でっせ。第1楽章「Allegro di molto」(8:20)第2楽章「Andante」(6:31)第3楽章「Menuetto: Allegro molto」(7:02)第4楽章「Allegro con fuoco」(8:41)
あまり人気のない「宗教改革」はいっそう凄い。第1楽章「Andante - Allegro con fuoco」序奏「Andante」の始まりが陶酔のように磨き上げられた「ドレスデン・アーメン」途中劇的に盛り上がりを見せつつ、最終盤に再び「ドレスデン・アーメン」が出現して、第1主題に締め括る・・・ここのティンパニがとんでも迫力でした。(13:01)第2楽章「Allegro vivace」軽快なスケルツォは優雅に、やがてホルンを呼び水に・・・このホルンが凄い厚みでして、いくら抑制した軽妙な味わいも、オーケストラのパワフルにゴージャス優雅な響きは隠せないといったところ。(6:58)第3楽章「Andante」ここは緩徐楽章。暗く哀しい旋律は楚々として短く、フルートはぞっとするほどセクシー。雰囲気たっぷりにそのまま終楽章にアタッカに突入(4:25)第4楽章「Andante con moto - Allegro vivace」冒頭敬虔なコラール「神はわがやぐら」がフルートに歌われ、やがて賑やかに晴れやかに盛り上げて、これほどの名曲であったか!そんな発見たっぷりな堂々たるフィナーレでした。(8:53)じつは両曲ともオーケストラの大音響部分で響きが濁って、おそらくは我が貧者のオーディオの再生限界と思われます。
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
週末。やっちまいました・・・夕方、女房殿が戻ってこないので夕食を仕立ててさっさと喰ってしまって、フロ入って音楽など聴いておりました。じつは自転車パンク(4,000円出費!)小一時間して女房殿が戻ってきたら・・・味噌汁は弱火のまま、鍋は焼き付いて、気付かんかった。危ないなぁ、こんな呆けは。閑話休題(それはさておき)昨日は佳き天気に気温も上がって、洗濯物は清々しく乾き、朝のストレッチ、YouTube20分ほどこなして業務スーパーへ食材補給もウォーキング、朝から総歩数は6,357歩に至りました。しかし、一昨日入手した甘いクリームの入ったパンが1.5個残っている・・・これがいけない。どうも腸にガスが溜まって、出す方もいまいちスッキリしておりません。今朝の体重は66.4kgわずか一日で+1.1kg。最近こんなことが繰り返されるけれど、ダイエット助言専門のYouTubeを眺めると、そんなに気にすることもない、水分の誤差とのこと。ほんまか?昨日朝の左首肩の鈍い痛みは解消、本日もしっかり筋トレして鍛えるつもり。
再放送していたドラマ「イチケイのカラス」最終回終わりました。昨年特番とそれに続く映画もしっかり見ましたよ。女性に大人気な竹野内豊、そして昭和を強く感じさせる黒木華の融通の効かぬ生真面目一本槍な性格も素敵。勧善懲悪、悪は必ず暴かれ正義は勝つ!(但しぎりぎり土俵際)という構図もハラハラ・ドキドキ、そしてスッキリ。ラストの「StarLight」(和楽器バンド)最高、終わったあとなんどもYouTubeに繰り返し聴いてしまいました。最近のドラマはほんまに見る気がしない。唯一見ていた「相棒」も今シーズン終わって残念、再放送もオモロいですよ、筋書きが凝っていて。成宮寛貴演じる「甲斐享」の時期が良かったなぁ。
パパラッチ必死の追求をあざ笑うかのように大谷翔平の奥様登場。背の高い別嬪さんやなぁといった感慨くらい。元ババスケットボール選手、ネットではすでに特定されていたそう。結婚発表直後にゆりやんが匂わせ投稿をして笑わせたけれど、自分としてはガンバレルーヤ・よしこに頑張って欲しかったところ。あのウザったらしい大カンチガイなキャラは大ファンなんです。ゴーメットのCM大好き。
Bartok 舞踏組曲/管弦楽のための4つの小品/バレエ音楽「不思議なマンダリン」〜デイヴィッド・ロバートソン/リヨン管弦楽団(2001年)・・・David Robertson(1958-亜米利加)はブーレーズの弟子、2018年セントルイス交響楽団を降りてから現在はどこで活動されているのか情報は探せませんでした。これはリヨン在任時(2000-2004年)の録音。音質は鮮明。粗野に熱狂的な変拍子が魅惑の「舞踏組曲」との出会いはジョージ・ショルティ/ロンドン交響楽団(1965年)LPでの出会い以来のお気に入り作品。ここでは緻密な演奏だけれど、洗練が過ぎていまいち野蛮な迫力に足りぬ感じ。オーケストラの個性でしょうか。(3:38-2:24-3:09-2:50-0:56-4:08)「4つの小品」は師匠ブーレーズの立派な演奏が思い出されるけれど(1992年)牧歌的かつ妖しく、暴力的な結末に至る迄、こちら洗練され緻密な表現は成功していると感じます。(7:53-6:41-4:37-4:55)陰惨なバーバリズムの極みである「不思議なマンダリン」は「原典稿復元版」とやら、聴き慣れたものとは少々違うとのこと。20小節ほど復元されている?細部の奏法指示の違いはド・シロウトには理解できないけれど、荒々しい野蛮さの強調に非ず、いつになくクールに精緻な表現はかつての作品イメージから遠いデリケートなもの。後半に向けての切迫感緊張感、追い込み切れ味もお見事。師匠との違いはオーケストラ?(シカゴ交響楽団)+メリハリ表現か、リヨン管弦楽団には少々芯が甘くヤワい感じがありました。(33:44)
Ravel 道化師の朝の歌*/ラ・ヴァルス/シェエラザード/Debussy 交響的素描「海」*/(Bu"sser編)小組曲〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団*/パリ音楽院管弦楽団/シュザンヌ・ダンコ(s)(1947-48年)・・・この時期にして驚異の音質。「道化師」はメリハリが足らんけど、不思議な味わいがある。あとは(「海」含めて/これも技術的にはかなりへろへろ)気怠い雰囲気がしっとりたっぷり、昨今のかっちり縦線を合わせたアンサンブルから程遠く、妖しい風情たっぷり堪能できます。シュザンヌ・ダンコの声も木管もセクシー、金管が薄っぺらい、サウンドに腰がなく、なんか調子外れ。とても懐かしい昔がセピア色に垣間見えるような〜こんなのに時々出会うから歴史的音源は止められない。小組曲は懐かしい旋律連続メルヘンな名曲です。(7:36/12:59/9:08-2:41-3:22/8:16-6:10-7:33/3:52-3:07-3:16-3:08)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
昨日は好天、日差しも春を感じさせるもの。朝は体重減傾向に気を良くして、いつもどおりに市立体育館へ出掛けました。帰り夕食の食材不足分を入手、その時に要らん甘いクリーム入りパンなど買ってしまってそれが豚の素。しっかりせっかく鍛えてもちゃらになったかも。昨日のさつまいも不良の件、店長よりていねいなお詫びのメールをいただいて、まずは合格点「お電話いただければ代わりを持参いたします」とのこと。クレーマーじゃあるまいし「持って来い!」とは電話できんですよ。「農産部門の点検を指示いたしました」とのことだけど、ま、体制的にムリでしょう。担当者は叱られたのかなぁ、ちょっと可哀想。この件快く了解。
今朝の結果は65.3kg+200g。せっかくの鍛錬もクリームパンで帳消しとなりました。なぜか今朝珍しく左首から肩に痛みを感じて、これはストレッチで治るでしょうか。
高知市の山中にある、崖っぷちのゴトゴト石は受験の聖地と云われた名物。(落ちそうで落ちない)それを大学生6人がムリムリ落とそうと動かして、挙げ句ゴトゴトしなくなったそう。器物破損で罰金刑で簡易裁判の判決が出たらしい。これって回転寿司屋のペロペロ事件に似てますね。罰当たりでっせ。どうしてそんなことを思いついたのか、その場のノリかなぁ。情けない。観光資源を失ったから、民事訴訟しても良いくらい。
Hindemith 管弦楽のための協奏曲(1958年)/Orff カルミナ・ブラーナ(1954年)〜ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ストックホルム・フィル・・・Hans Schmidt-Isserstedt(1900ー1973独逸)のモノラル音源。音質は良好です。Hindemithは1925年の作品、二管編成、バロックの合奏協奏曲から着想を得たそう。いかにもHindemithらしい乾いた情感漂う作品。ややヒステリックに管楽器が呼応し合う第1楽章「Mit Kraft,massig schnelle Viertel」(3:23)緊張感を讃えて疾走爆発する第2楽章「Sehr schnelle Halbe」(3:27)ちょっととぼけた風情のまま危機感を高めていく第3楽章「Marsch fur Holzblaser」(3:12)金管木管ソロが絡み合う付点のリズムも印象的にパワフルな第4楽章「Basso Ostinato」(2:20)かなりかっちりとして剛直な演奏。
「カルミナ・ブラーナ」は声楽も打楽器もデーハーな原始のエネルギーに充ちた作品。大好きだけど、体力や元気がないとウカツに再生できません。ところが・・・これってまるで別な作品?音質印象だけじゃないと思うけれど、思いっきりジミ。元気がないわけじゃないけれど、色彩感が薄く、とても質実に響きます。こんな方向を好む方もいらっしゃると思うけれど、なんかオモロないなぁ、生真面目過ぎて。これはこれで悪くないけど。O Fortuna-Fortune plango vulnera(5:33)/Primo Vere(9:19)/Uf dem Anger(14:00)/In Taberna(10:57)/Cour d'amours(16:49)/Blazifloe et Helena.Ave fortisissima(1:44)/Fortuna Imperatrix Mundi. O Fortuna(2:36)
Mahler 交響曲第10番 嬰ヘ短調(Yoel Gamzou編)〜ヨエル・ガムゾウ/インターナショナル・マーラー管弦楽団(2011年ライヴ)・・・Yoel Gamzou(1987-亜米利加)による意欲的な編曲補筆完成版。10年ほど前に聴いていたはずだけど、記憶にありません。仰々しい名前のオーケストラはおそらく臨時編成、この演奏会のためにしっかり練習時間を取ったのでしょう。個性とか特有の色合いは期待できなくても、アンサンブルの完成度はおみごと。著名なDeryck Cooke版含め、オリジナルのスケッチや各々詳細の工夫については預かり知らぬド・シロウトは、怪しくも心ざわめくような作品風情を愉しむのみ。
第1楽章「Adagio」冒頭の音量が低く、これは失敗だったかな?そう思ったらじつはヴィオラ・ソロで始まっていたのですね。さらりとした流れのよろしい表現、どこかのコメントに「NYP時代のバーンスタインのようにアコーギックのきいた、それでいてごく自然体で・・・」とあったけれど、あれほどのアクの強いパワフル熱血入れ込みに非ず、アンサンブルはかなり精緻。(25:29)第2楽章「Scherzo: Schnelle Vierteln」はダイナミックに力強く、破壊的なサウンドは新ウィーン楽派への接近を感じさせます。(13:23)第3楽章「Purgatorio(煉獄)」はかつてのイメージからするとかなりテンポは遅く、ジョージ・セルの演奏に初めて出会ったような不気味さは薄め。(5:16)第4楽章「Wild. Der Teufel tanzt es mit mir」のテンポは速く、ここもイメージ一新の粗野な印象でした。そしてラスト不気味な大太鼓一発(11:00)そのまま第5楽章「Finale」大太鼓連打による葬送行進曲は虚無とか悲痛な諦観を感じさせるところ。ところがガムゾウの手に掛かるといつになくヴィヴィッドであり、前向きにメリハリはっきりした推進力を感じさせました。この辺り先の「バーンスタイン云々」氏主張の所以か。朗々と金管が鳴り響いいて雄弁、長大なる作品を堪能いたしました。(24:19)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
今朝もちょっと寒いけど、気温は上がってくるみたいです。期待の民間ロケットは打ち上げ失敗、爆発してしまったとのこと。なんかちょっとガッカリ。昨日朝は曇って薄ら寒く、ちょっぴり小雨もぱらついて、やがて昼から晴れました。いつもの洗濯ストレッチYouTubeエアロビクスを済ませてご近所スーパーへ。ちょっぴり足りなかった野菜入手+セブン銀行端末に現金を下ろしたかった。先日の高千穂博多の旅は自分のヘソクリから支出するけれど、現在我が家のカードは一本化済、明細はFP女房殿に厳しくチェックされますから。一番近いスーパーは比較的やや高級(値段が・・・)Myブームであるさつまいももやや高、美味しかったら文句ありません。ところが・・・
帰宅して加熱すべく袋から出したら、一本端っこが腐っておりました。ま、概ね全部喰えたし、今更戻って交換も面倒臭い(残念、味はいまいち)・・・けど、現役時代は食品を扱って、お申し出対応も数限りなく経験した身としては黙ってはいられない。レシートと傷んだ部分を撮影(残念ながらネットの申込みフォームには画像貼付ができなかった)実名住所電話番号レシート番号購入時刻すべて記入の上
さつまいも398円を購入しましたが、端っこが腐っておりました。写真も撮影しましたが、画像貼付ができないようなので送れません。袋に入って帰宅するまでわからなかったのと、傷んだ部分は切り取って残りは使いましたのでとくべつな対応は必要ありません。再度出掛けるのも面倒なので諦めますが、貴店舗では二度と野菜は利用したくありません。残念です。
困った爺(=ワシ)の鬱憤晴らし。さて、どんな対応になることでしょう。ちゃんと迅速に正しい誠実なお詫び対応ができるのか、ちょっぴり楽しみです。一日掛けて4,000歩弱、今朝の体重は65.1kg▲700g。もうちょっと戻したい。夕食は美味しく出来上がりました。
R.Strauss 交響詩「ドン・ファン」/Dutilleux メタボール/Hindemith ウェーバーの主題による交響的変容〜アラン・ギルバート/ニューヨーク・フィルハーモニック(2011-2012シーズン・ライヴ)・・・マゼールの後を受けてAlan Gilbert(1967-亜米利加)がニューヨーク・フィルのシェフに在任したのが2009-2017年、かつてほど新しい録音がメジャーレーベルより発売されぬ時代に至って、その様子を知る情報は限られておりました。ややオン・マイクに乾いた音質、「ドン・ファン」は明るく骨太、やや粗いパワフルなサウンドはかつてのイメージに近いもの。(18:45)Dutilleuxは一転、静謐に幻想、緻密な作品はていねいに、そして乾いた仕上げ。初演はジョージ・セルでしたっけ?(18:35)Hindemithはわかりやすい作品、1944年ロジンスキー/ニューヨーク・フィル初演だから縁(ゆかり)の作品なのでしょう。フルトヴェングラー辺り、かなりの重量級演奏を聴き慣れていたせいか、妙に軽量なさっぱりとした表現に感じました。(4:05-8:22-4:18-4:36/いずれも拍手入り)
Brahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調〜スティーヴン・コワセヴィッチ(p)/ヴォルフガング・サヴァリッシュ/ロンドン・フィル(1993年)・・・Stephen Kovacevich(1940-亜米利加)による再録音。サヴァリッシュはウィーン交響楽団(PHILIPS)とロンドン・フィル(EMI)にBrahmsのまとまった作品録音を残して、こちら7枚組BOXになっておりました。コンセルトヘボウであれ、フィラデルフィアであれ、一連のEMI録音はどうにもオーソドックスに過ぎる表現、茫洋と芯の甘い音質にどれも愉しめなかった記憶有。久々にピアノ・オブリガート付き交響曲風情の大曲を聴いて、かなり印象を変えましたよ。豊かな残響にオフ・マイクっぽくフォーカスの甘い音質?は再生が難しいのか、しっかり音量を上げたら瑞々しく溶け合ったピアノとオーケストラの響きを堪能できました。ソロは力まず、大河の流れのように悠々として遅滞はない。サヴァリッシュの例の如くオーソドックスな姿勢を崩さず冷静なサポートぶり、第1楽章「Allegro non troppo」冒頭のホルンから、オーケストラは特別に色気を感じさせず、落ち着いて過不足のないソロは充分満足できるもの。(17:48)切迫する悲劇のような第2楽章「Allegro appassionato」も同様、バランスの取れた表現に不足を感じさせぬまま、いつの間にか音楽は熱気を加えていくもの。(8:53)第3楽章「Andante」は絶品の緩徐楽章。チェロもオーボエもずいぶんと控えめな音色、優しく歌うピアノはオーケストラの伴奏に溶け込んで個性を強く主張しない。ほとんど止まって消えそうな静謐が続きました。ちょっと眠なるほどステキ。(12:29)第4楽章「Allegretto grazioso - un poco piu presto」はピアノもオーケストラも抑制が効いて、余裕を感じさせてデリケート。(9:27)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
昨日は急な体重増にがっかりしつつ、冷たい雨も激しく洗濯物は室内干し、ヘルシーな朝食、ストレッチ、健康そうな亜米利加姉さん+陽気な仲間たちのエアロビクス15分、これはシンプルにノリノリ、楽しいもの。前日不調だった出すべきものしっかり、大量に放出完了!させて市立体育館へ向かいました。足下悪く、傘も飛ばされそうな天候にゴミ拾いもちょっぴり、参加者も少なめ、自転車組はお休みでしょう。自由にマシンは使えてしっかり自分なりのメニューをこなしました。帰宅すると丸一日掛けて(再)ダウンロード完了した某音源ファイル無事確保出来。ファイル分割保存も済ませて精神的には一段落、心安らかに楽しもうと思います。
今朝の体重は65.8kg▲400g。なかなか一気には戻せません。雨は上がって、週末に向けて気温は上がってくるそう。食材は足りているけれど、本日はスーパーに出かけて身体をを動かすつもり。
雑誌の取材を定期的に受け、書籍も上梓されている著名なブロガーによる「60代一人暮らし 大切にしたいこと」は同世代の女性、韓国料理コピちゃんの家「和韓内」へ行ったとの記事。これは時々拝聴するYouTube/IKITERU【イキテル】さんのお友達、開店の経緯が載って知っていて、思わぬところで旧知に出会ったような錯覚を得ました。隣国との関係は未だ微妙なところも残っているようだけど、できれば仲良く付き合っていきたいものです。また千葉方面で地震があったようですね。連続して発生しているので心配です。
Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジモン・ガウデンツ/イェナ・フィルハーモニー(2022年)・・・若い現役世代の指揮者、馴染みの少ないオーケストラに見聞を広げることも音楽を愛する者にとって大切なこと。Simon Gaudenz(1974-瑞西出身)がチューリンゲン州のオーケストラを振ってMahlerの全曲録音に臨んでいるようです。ネットを検索してもこの演奏に言及されるコメントは探せず、話題になっていみたい。この作品の前にAndrea Lorenzo Scartazzini(1971-瑞西)「調和」が収録され晦渋に濁った響きに非ず、静謐に幻想的作品でした。(5:58)巨大なるMahlerの傑作、オーケストラは予想外に余裕の技量を誇って第1楽章「Trauermarsch. In gemessenem Schritt. Streng. Wie ein Konduk」からあまり急がず、熱狂に前のめり風情から遠く冷静、落ち着いて細部しっかり描きこんだバランス演奏。音質には空間と適度な残響に不満を感じさせない。(12:28)第2楽章「Sturmisch bewegt. Mit grosster Vehemenz」の金管はデーハー強靭に響かず、マイルドなサウンドに意外と厚みを感じさせました。(14:54)第3楽章「Kraftig, nicht zu schnell」もあまり急がないけれど、テンポの揺れは意外と頻繁、けっこう熱がこもって興が乗ってきております。(17:02)第4楽章「Adagietto」は静謐な官能は一番人気。弦は練り上げられて薄さを感じさせぬ精緻な響きに官能は充分でしょう。(8:51)第5楽章「Rondo-Finale. Allegro」もあまり急がず、騒がず貫禄の演奏、オーケストラはあまり器用に尖ったアンサンブルに非ず、どこかちょっとノンビリとした風情も漂いました。(15:09)全曲聴き通して満足度は高い完成度。
Mendelssohn 劇音楽「真夏の夜の夢」(1976年)/Wagner 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(1970年)/歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲(1972年)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団/フィラデルフィア・メンデルスゾーン・クラブ女声合唱団/ジュディス・ブレゲン(s)/フレデリカ・フォン・シュターデ(ms)・・・オーマンディのRCA時代の録音はなぜかいま一歩なんすよね。フィラデルフィアのサウンドは極上、弦、金管も木管もたっぷり瑞々しく、オーソドックスに慌てぬ表現にメルヘンな旋律が浮き立ちます。ここ最近、夢見るようなこの作品旋律をすっかり気に入って、次々と連続聴きしております。序曲(12:36)スケルツォ(4:47)メロドラマと妖精の行進(2:00)舌の裂けたまだらの蛇も(4:57)間奏曲(3:33)メロドラマと夜想曲(9:09)結婚行進曲(5:25)葬送行進曲と道化者たちの踊り(2:53)メロドラマとフィナーレ(6:29)Wagnerもその方向、ちょっと真っ当に過ぎて平穏過ぎ、ややオモロない演奏か。(10:56-3:41)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
昨日月曜も好天、でも寒いんやなぁ。シアワセなマンネリ生活が復活しております。朝は体重がちょっぴり減ったことにほっとしつつ、いつもの洗濯、ストレッチ+YouTubeエアロビクスはほんの軽いもの実施。ありきたりの在庫食材にいつもと見た目が違うメニューをネットに検索して、結局ありきたりな味付けに戻ってしまいました。どこにも外出しておりません。歩数は千歩を超えず、じっとしていたら今朝は66.1kg! わずか一日で+1.3kg、最近こんな症状が時々有、ちょっとショック。本日は冷たい雨模様だけどしっかり鍛えましょう。出すべきものがいまいちであったことも要因かと。
例の如く誰の興味もないであろうヲタク趣味、ネットにクラシック音楽音源を求めて大物出現、ダウンロードして一部内容確認して演奏内容も音質も立派なことを確認、内容点検整理して圧縮保存して・・・元ファイルを削除、ゴミ箱もクリアして・・・その時点誤って保存圧縮ファイルもついでに廃棄してしまったことに気付いても後の祭り。再度ダウンロードは可能だけれど、これも縁がなかったものと諦めました。ひと月ほど前、数年間待望していたBeethoven交響曲全集某全曲分入手出来、ぼちぼち聴き進めていたら不良ファイル発見にガッカリ。自分で分割処理圧縮したファイルだから自己責任でしょう。再入手は可能だけど、無料ダウンロードには丸一日掛かります。諦めていたけれど、仕切り直しして現在進行中。ヒマな引退生活だから可能な作業と思います。
日産“下請けいじめ”が明るみに出て、これは構造的なこと。お仕事現役時代、メーカーとの関係で一番やってはいけないことと研修を受けました。最低っすよ、優越的地位の濫用は独占禁止法違反。芸能界に於ける枕営業の強要とどこが違うのか。日本を代表するクルマ関係の大企業が相次ぐ不正、Cool Japanの実態がこれ、最低っす。
Brahms ハンガリー舞曲第5番ト短調(1917年)/Beethoven 交響曲第5番ハ短調(1931年)〜レオポルド・ストコフスキー/フィラデルフィア管弦楽団・・・これは凄い。フィラデルフィア管弦楽団の初録音らしいハンガリー舞曲は想像以上にちゃんとした音質、35歳若者の演奏はまっすぐに飾りのないもの。(2:57)Beethovenは期待通りの大仰な表情やテンポの揺れが頻出!但し、フルトヴェングラーのような深刻さ重厚さに非ず、妙に賑々しい明るさをたっぷり感じさせて、楽しいこと限りない演奏でした。これも音質は予想外にちゃんとして、強奏部分でリミッターが掛かるのは時代ゆえでしょう。(6:23-11:30-5:28-8:11)
Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調(1962年)/Mendelssohn 劇音楽「真夏の夜の夢」序曲(1969年)〜ウィルヘルム・ケンプ(p)/ルドルフ・ケンペ/RAIイタリア放送トリノ交響楽団・・・まずまず我慢できる程度のライヴ放送音源。ライトナーとの素晴らしきセッション録音が1962年だから、この辺りBeethovenを集中的に取り上げていたのでしょう。Mozartのハ短調協奏曲 K 491を連想させて始まるBeeやんハ短調協奏曲は緊張感に充ちた傑作、全5曲中これが一番好き。ケンプはこの時期67歳、まだまだテクニックのキレは充分、明るい響きに流麗に華やかな演奏を繰り広げておりました。(34:27拍手有)序曲はオマケ、メルヘンの始まりを予感させるウキウキとした作品、そして親密な演奏でした。(11:59拍手込)
Bruckner 交響曲第7番ホ長調〜ヘルベルト・ブロムシュテット/ゲヴァントハウス管弦楽団(2006年ライヴ)・・・オーソドックスな音楽の運びは悪くないけれど、サウンドに潤いを欠いて正直なところガッカリ。実演経験者の談によるとこれは音質問題なんだそう。申し訳ないけれど、美しい旋律連続の名曲を堪能できませんでした。ハース版となっているけれど、第2楽章のクライマックスには盛大なる打楽器が入っていて、版のことにも疎いのでその辺りなんとも理解できません。第1楽章「Allegro moderato」(22:00)第2楽章「Adagio,Sehr feierlich und sehr langsam」(24:22)第3楽章「Scherzo:Sehr schnell-Trio,Etwas langsamer」(10:08)第4楽章「Finale:Bewegt, doch nicht schnell」(13:14)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
そう云えば本日3・11、もう13年経ったのか、当時お仕事現役、商品調達調整に日々苦しんだことを思い出します。たしか40日ほど休みがなかったはず(記憶曖昧)。昨日日曜は好天、だけどけっこう寒かったですね。桜はあと2週間ほどでしょうか。洗濯物は少なくて、いつものストレッチ、YouTubeエアロビクス済ませて市立体育館へ向かいました。ワリと空いていていつも通りの我流筋トレ+エアロバイク順番を順調にこなしました。気分は爽快です。ハイプーリーは久々、最初の一発目左肩奥に鈍い不快感を覚えてストレッチして解消しました。トレーニングを終えスーパーに向かう途中、狭い旧街道にて事故車+パトカーの事故検分に遭遇。軽自動車の前部は電柱に衝突しエアバッグ作動、怪我はないようだけど、運転手はうなだれておりました。歩道もない狭い通り、フツウ徐行必須な道になにがあったのか。
買い物はいつもより金額は張って、野菜果物辺りかな?しっかり料理しておきました。Myブームである焼き芋が美味く、久々のかっぱえびせんも思わず喰い過ぎました。今朝の体重はなんとか64.8kg▲400g戻しました。
(九州の旅続き/ラスト)そうえいえば天孫降臨・神話の街・高千穂では注連飾りは年中、記憶では伊勢もそうでしたっけ。博多に戻った日は67歳の誕生日。上の孫(4歳)よりHappy Birthdayの歌動画が届いておりました。夕方5時博多駅筑紫口集合時間より早めに出掛けて、先に女房殿(婆さん)へのお土産を入手、なんせ翌日は朝早いもので。爺友二人は時間丁度に集合、予約してあった昔馴染みの店にクエ鍋+刺し身、他博多らしい料理や酒をがんがん頼んで、事前に「萬は覚悟しておけ」と通告しておきました。散々喰って呑んで散財して、いちおう中洲方面の屋台に行ってみようかとタクシーに乗ったけれど、そこは観光客(おそらくインバウンド)長蛇の列! 速攻断念して駅前に戻って、安い居酒屋にて二次会へ。例の「大谷翔平が結婚できるのにどうして自分は・・・」問題で激論、いつもの罵倒合戦いたしました。
更にスタバにて閉店迄珈琲。いつもは早寝なのにしっかり話し込みました。それでも早朝目覚めて大浴場へ、どなたか入っている?鍵の掛かっていない脱衣(ジーパンなど)が見えて、中に入ったら誰もいない。酔って穿き忘れたのか。散々呑んで睡眠不足のワリに入浴したら気分は爽快、8時の福岡空港発の便に間に合うか?悩んでいた朝食は6:30より一番乗り、できるだけいつも通りのグラノーラやヨーグルト、珈琲を前提にしっかり、早足に地下鉄に向かったものです。(前日のやる気のないホテル朝食も悪くなかったけれど和風でした)余裕で搭乗口に到着、歯磨きと出すべきものしっかり出してからPEACHに乗りました。関空からJR、泉南風景をしっかり眺めつつ大阪、そしてそのまま京橋〜学研都市線に乗り換えてJR住道に到着、ちょうどコミュニティバスが待っておりました。全部で六萬圓くらい使ったかなぁ、佳き気分転換でっせ。健康で元気に体力があるから贅沢もできる。次はお嫁さんの実家である天草とか、久々に沖縄も行ってみたい。春は近いですよ。
Sibelius 交響曲第2番ニ長調(1972年)/悲しきワルツ/交響詩「トゥオネラの白鳥」(1973年)/交響詩「フィンランディア」(1972年/英語歌詞合唱付き)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団/合唱団・・・ステレオでは再録音、ゴージャスに瑞々しい響き、オーソドックスに奇を衒わぬ表現、日本ではことのほか人気が高い交響曲はほとんど理想的。鳴りきったフィラデルフィアのサウンドは瑞々しく輝かしく充実して、北欧の清涼な旋律をしっとり、悠々と表現してくださって感動的、全曲どこにも不満を感じません。(9:50-14:05-6:04-14:37)「悲しきワルツ」はサラリと速めのテンポ(4:12)「トゥオネラの白鳥」は三途の川に浮かぶ白鳥、こんな寂しい作品も明朗に響いて(9:52)一番人気「フィンランディア」は最終盤に感動的な合唱が待っておりました。(8:56)
Mendelssohn 劇音楽「真夏の夜の夢」〜クラウス・ペーター・フロール/バンベルク交響楽団/合唱団/ルチア・ポップ(s)/マリアナ・リポヴシェク(ms)(1987年)・・・Claus Peter Flor(1953ー独逸)は現在ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団音楽監督とか。録音の加減?オーケストラの響きが思いっきりジミに質実に響いて、バンベルク交響楽団は当時ホルスト・シュタイン時代、こんなサウンドだったような?そんな記憶もありました。ここ最近、この作品がすっかり気に入って種々色々愉しんでいるけれど、これはほの暗いローカルな風情が個性的。耳許にそっとメルヘンを囁くようなOverture(12:29)から/Scherzo(4:53)/March Of The Fairies(1:17)/Duet With Chorus(4:20)/Intermezzo(3:56)/Nocturne(6:48)/Wedding March(4:45)/Funeral March(1:06)/Dance Of The Clowns(1:39)/Nocturne(0:47)/Finale(4:47)どれも、なかなか味わい深い演奏だけど、やや忘れ去られた存在のようです。
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
週末日曜を迎えていつものマンネリ生活が戻ってきました。今朝も寒いですね。健康を前提として、こんな変わり映えせぬ毎日こそ貴重、旅行に出掛けたからこそ、そんなことを強く思ったものです。昨日は好天だったけれど、気温が上がらなかったし、朝一番にいつもの洗濯、そしていつものストレッチ、YouTubeエアロビクス15分も数日ぶり。冷蔵庫食材在庫を確認して買い物も必要ないと判断、引き隠りました。今朝の体重は65.2kg現状維持。身体を動かさず、居眠りばかりだからあたりまえ。自民党和歌山県連の青年局近畿ブロック会議とやら、なんかエッチな懇親会したとか?それが世間様にはどう映るのか自覚はないのでしょう。なんか他の不祥事と比べて質が低すぎる。それと最近千葉県辺り地震が多いようで心配だけど、これは人知の及ばぬ天変地異、なんともしようがありません。
(旅行の件、続き)旅行初日、関空→福岡空港→バスにて高千穂に移動して、昔馴染みの爺さんと呑んで喰って今生の別れ、やる気のないホテルにではほとんど眠れない。翌朝質素なホテル朝食を済ませて、バスセンターの位置関係を確認後高千穂神社へ参拝、朝一番なので誰もおらず静謐そのもの。ま、なんせ天孫降臨の地、樹齢思いっきり古そうな木々に囲まれて荘厳な気分最高、これって日本人だけの感受性なのかと思ったらインバウンドにもしっかり受け止められるようです。そして高千穂峡へ目指したけれど、それは1km先との案内。以前訪問時はどこに行くのもクルマで送ってもらったから距離感がわからない。でも、その1kmというのが・・・曲がりくねって急坂連続、これはまさに天然のステアマスター、汗まみれにエエ運動になりました。渓谷をデジカメで撮影していたら、欧州の方より「フラッシュは止めたほうが良い写真が撮れますよ」(英語にて)助言いただきました。この美しい風景は日本人以外の心にも染みるようです。もうしばらく行かんやろな、きっと。
かなり草臥れているバスセンター辺りの建物や街並みを名残惜しく探索したあと、午前11時7分のバスにて福岡バスセンターに戻りました。長時間のバス移動、スマホの充電をしつつ居眠りも快適でした。福岡のホテルは幾度か利用したところ、もちろん大浴場付き、夕方5時博多駅筑紫口爺友待ち合わせの時間迄ゆっくり休みました。(続く)
Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)〜オトマール・スイトナー/シュターツカペレレ・ベルリン(1989年)・・・Otmar Suitner(1922-2010墺太利)による鉄板の演奏。この時期のベルリンの歌劇場オーケストラはほんまにマイルド、惚れ惚れするほど暖かい魅惑の木質な響き。Bruckner中もっとも美しい交響曲は、それに相応しく馥郁と優しい風情に演奏された中庸のテンポ、どこをとってもムリムリな力みは見られない。諄々と歩みを進めて情感が広がる第1楽章「Allegro moderato」(18:57)追悼の念溢れクライマックスに打楽器の爆発が感極まる第2楽章「Adagio」(21:19)Brucknerのキモであるスケルツォは着実なリズムをしっかり刻む第3楽章「Scherzo」(10:20)最後迄息切れせず、余裕を感じさせる第4楽章「Bewegt, doch nicht schnell」(12:35)これは中庸の美に溢れた貴重な記録でしょう。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ハンス・ロスバウト/南西ドイツ放送交響楽団(1961年)・・・これは放送用セッション録音らしくて、モノラルだけど音質はまずまずの水準でした。同時代の音楽を養護してきたHans Rosbaud(1895ー1962墺太利)のMahlerは注目。かっちりとしたアンサンブルに遅めのテンポ、やがてじっくり歌ってクールな表情のまま熱を上げていく第1楽章「Langsam, schleppend」(提示部繰り返しなし14:20)第2楽章「Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell」もガッチリと正確にリズムを刻んで慌てない。かなり重く入念に旋律を確認している印象(8:13)第3楽章「Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen」無骨に流麗過ぎぬコントラバス・ソロ最高。ここでは俗っぽい旋律のフーガはあまりメリハリ強弱強調せず、流した感じ。(10:44)第4楽章「Sturmisch bewegt」は冒頭厚みのある金管が充実して、ここもヒステリックな疾走とは無縁のバランス、余裕。常に一歩引いて悠々と美しい旋律を噛み締めておりました。(19:32)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
本日は最高気温10度Cに届かぬそう。昨日帰宅したのは午前11時頃、最寄りの駅迄到着したらちょうどコミュニティバスが待っておりました。軽く昼食を摂って、一休みして3日空いた市立体育館へ、ハイプーリーは屈強なオジサンに独占されたけれど、ほぼいつもの我流メニューをこなしました。夜速攻で腕と肩が重い。旅先ではあまり眠られぬ性癖、久々ぐっすり眠って、今朝の体重は65.2kg旅行出発前より+100g。意外と増えていないのには助かりました。結局博多ラーメン喰ってません。
(高千穂の旅/続き)阿蘇を抜けるバスの景色を眺めると高千穂はダントツの都会!なんだけど、バスセンター辺り、メインストレート?辺り、仕舞って空き家になっている店は累々、その理由は?基本は高齢化、人口減少があるのはどこの地方も同じ。商売と時代の変遷、マッチング、建物設備のリニューアル、そして跡継ぎ問題でしょう。高千穂でパチンコはあかんですよ。新しい立派なホテル、大きなスーパー、ホームセンターもできて、車社会に人の流れも変わっておりました。今回訪問した乾物屋の先代も現在の社長である息子が三代目、自分が現役時代働いていた全国展開の取引先に販路を広げて大きくしたのが先代、現在若い世代はAmazon経由ワールド・ワイドに展開してますよ。テレビにも幾度か出ておりました。若い従業員も増えました。旧態としたお化け屋敷みたいに暗い、小さな地元スーパーにちょっと入ってみたけど、消えていくのは時間の問題でしょうしょう。
九州は韓国人観光客に大人気!(近いから)自分が30年前に通っていた頃はまともなホテルはなかったと記憶するけど、なんか凄い、カッコ良いお洒落なのがいくつか建っておりました。バスで団体客がやってきて、喰いもんもけっこう美味いですよ。宮崎のテレビは4チャンネルしかない。しかもボロ・ホテルはBSも映らない。先代は「なんであんなやる気のないホテルに泊まるの」(だって一番安かったんだもん!)「さっさと潰れれば良いんだよ」そんな過激なことを云っておりました。お客は工事関係者ばかりのようでした。夜の飯はなにか希望はあるかと訊かれたので、なんでも美味しくいただきますと返答。名物地鶏は美味かったけれど、虫系は数少ない苦手、蜂の子には絶句、オトコに二言はない!完食しました。山深い土地にタンパク質を摂取してきた伝統が残っているのでしょう。ふきのとうの天ぷらは旬のもの。どれも美味しかったですよ。(続く)
Mozart カッサシオン 変ロ長調 K.99/ピアノ協奏曲第8番ハ長調 K.246(1990年)/ディヴェルティメント ニ長調 K.136(1989年)/交響曲第25番ト短調 K.183(1990年)〜シャーンドル・ヴェーグ/カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク/アンドラーシュ・シフ(p)・・・何曲かセッション録音されているものとは別のライヴ。MozartはBachと並んで一番のお気に入りだけど、あまりに膨大なる傑作揃い、すべての作品に馴染んでいるワケでもありません。カッサシオン 変ロ長調 K.99(63a)は14歳の作品。オーボエ2本、ホルン2本+弦の編成。行進曲/Allegro Molto/Andante/Menuetto/Andante/Menuetto/Allegro 当たり前に魅惑の旋律が続いてうっとり〜これは新鮮な発見でした。(1:54-2:40-4:01-1:45-2:52-1:45-5:50)ピアノ協奏曲全曲をセッション録音しているAndras Schiff(1953ー洪牙利→英国)も別ライヴ。いつもの親密なタッチに抑制されたピアノは変わらない。(7:36-7:46-8:13)天翔ける嬉遊曲は同じメソッドを学ぶ師弟が爽やかなアンサンブルを奏で(4:12-4:09-3:05)映画「アマデウス」に一躍有名になった小ト短調交響曲K.183は劇性を強調せず、引き締まった緊張感が支配いたしました。これも清々しいサウンド。(8:14-4:45-3:19-5:44盛大なる拍手込)
Offenbach バレエ音楽「パリの喜び」〜シャルル・ミュンシュ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1966年)・・・これは大好きな作品。他、けっこう優秀録音のを聴いているせいか、やや落ち着かぬ刺激的な音質が気になりました。思いっきりデーハーに元気よろしい演奏に間違いはないけど、なんか喧騒と愉悦との対比、味わいが足らぬ感じ。ミュンシュはやはり、ボストンとの録音がよろしい感じ。Ouverture(1:59)Allegro Brillante(1:04)Polka(1:04)Allegro-Valse(2:00)Mazurka(1:44)Valse(2:37)Peruvien danse.Allegro(2:14)Polka(1:07)Valse lento(1:38)Tempo di marcia(2:49)Valse(1:24)Vivo.Valse(2:02)Allegro molto(2:42)Valse(2:21)Allegro.Can-Can(3:24)Quadrille.Can-Can(2:38)Allegro moderato(1:45)Allegro(0:52)Leggiero(0:31)Vivo(1:16)Vivo(1:07)Barcarolle(3:24)
Vivaldi チェロ協奏曲ト短調RV.416/イ短調RV.420/ハ短調RV.401/ト短調RV.417/イ短調RV.418/協奏曲ト長調RV.415/2台のチェロのための協奏曲ト短調RV.531〜ジョナサン・コーエン(vc)/サラ・マクマホン(vc)/ロバート・キング/キングズ・コンソート(2005年)・・・Robert King(1960-英国)は2007年に投獄され既に釈放、音楽活動を再開しているそう。Jonathan Cohen(1977-英国)による水際だった古楽器チェロは技術的に完成の域、英国系は一種クール端正な佇まいに、聴き慣れた伊太利亜系とはずいぶん異なる鋭さと集中力を感じさせるアンサンブル。明るい伊太利亜の陽光・・・をイメージされることの多いVivaldi、ここではほとんどが短調にけっこう劇的に暗い作品が続きました。但し、どうしても類型的な作風が多いので、ちょっと全曲聴き通すには根性が必要だったのが正直なところ。(タイミング記述はサボり)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
二泊三日の九州の旅を終えて帰宅しました。高千穂も博多も馴染みのところだけど、日常生活から離れてあちこち移動するのもノーミソには喝! は大切なことでしょう。事前準備や移動過程のちょっとしたトラブルもオモロいもの。早朝決起した出発の朝も冷たい雨の中、20分ほど精力的に最寄りの駅であるJR住道に到着、狙いより一本早い列車に乗れました。京橋に乗り換えて環状線へ、JR新今宮駅の発車音楽は「新世界交響曲」の終楽章の主題でした。乗り換え先の南海線に乗った記憶はあまりなくて、少なくとも数十年ぶり、これも狙いの列車より一本前のに間に合って関空行きの列車には帰国するインバウンドや、これから暖かい南国に旅立つらしい若い女性、出張と思われる男性を多く見かけました。平日だからね。
無事余裕を持って関空着。ところが・・・福岡行き自動搭乗手続きはエラー?!窓口へ、って、なんかやっちまったのか。PEACHの窓口ってどこか?もわからない。その辺りの制服の美しいお姉さんに訊いてなんとか窓口へ、エラー要因は7-800円ケチって座席指定なし、非常口の座席で良いですか?みたいな話しでした。すでに搭乗案内最中ぎりぎりの飛行機は満席。若い人、とくに日本人女性が多いですね。無事福岡空港に到着して出すべきものを出して、さて高千穂行きバス乗り場がわからない。案内所のお姉さんに教えを請うてシャトルバスで国際便発着まで移動、そちらはインバウンド満杯でした。韓国(博多大人気!)タイ、フィリピン、インドネシア、ヴェトナム辺りかなぁ、中国の方は少なめだと思います。
高千穂には午後1時40分頃到着。熊本から阿蘇山中を抜ける山中景色はまさに「ポツンと一軒家」風(道路は立派だけど)高千穂は壱萬人超えくらいの人口らしいけど、ダントツで「都会」ですよ。待っていた爺さん(86歳/乾物屋の先代専務)と久々の再会、なんと25年ぶりでした。担当の時には工場建て替えの相談に乗ったり、幾度も訪問したところ。十割そばをご馳走になったけれど、その親父は90歳!先代はいろいろ昔の思い出話をしてくれるけれど、声が小さくて60%くらいしか聞き取れない。懸命に意を汲み取って頷いておきました(続く)
Mozart ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482/Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調〜ホセ・イトゥルビ(p)/コンセール・コロンヌ(1956年)・・・Jose Iturbi(1895〜1980西班牙)はピアニストであり、チェンバロ奏者としてもランドフスカの弟子、指揮者としても活躍したそう。ここでは弾き振り録音をしております。音質はまずまず、良心的なAM放送みたいな水準。Mozartは典雅な名曲、表情の大きなピアノ、そして仏蘭西のオーケストラのフルート、ホルンが思いっきり色っぽいヴィヴラート、なかなか賑やかな明るい演奏でした。(35:24)冒頭ホルンのぶちかましがカッコ良いTchaikovskyも弾き振り。豪快に明晰なピアノ、これもかなり大見得を切ったようスタイルに華やかな演奏でした。イケイケだった時代を感じさせる熱気に充ちて雄弁。(33:58)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
きのうは朝から冷たい雨、そして強い風終日。洟水症状悪化を気にして耳鼻科にネット予約をしたら、なんと当日速攻で空きがあって、いつもは混み合う人気クリニック、おそらくは悪天候にキャンセルがあったのでしょう。前回は予約時間から小一時間くらいずれ込んだのに、ほぼ時間通り診療終了、そのまま明日の訪問先の菓子折りを買いに駅に寄りました。形だけのものなので一番安いのを入手、更に業務スーパーに玉ねぎ+マヨネーズなど買って、お米5kgは荷物と天候の関係で断念しました。昨日は市立体育館臨時休業、少々根性入れてYouTubeエアロビクスこなして、耳鼻科経由駅迄ウォーキングのみ、それでも一日の鍛錬目標はクリアできました。
いよいよ九州への旅へ。最寄り駅5:14発に乗れないと関空発の飛行機に間に合わない。乗換駅も初めてなのでなんとも心許ない。性格的に寝坊しちゃあかん!それが気になるとほとんど眠れない。飛行機は2年に一回くらいしか乗らないので、手続きもちょっと不安です。前日になって関空PEACHは第2ターミナル、バスで移動必要との情報、もっと早めに到着が必要なことに気づきました。無事福岡空港〜バスにて高千穂迄到着できることを祈るのみ。高千穂は20年ぶりくらい?不規則になる食事、運動不足に体重増も不安です。スマホの充電器忘れぬようにしなくては。
この間のいきなり+1kg以上体重増(そして全然戻らない)の件、ハラ周り体感とか、体重測定時パンイチ姿を鏡に眺めても、とくべつ増えた実感はない。ま、1kg程度でそう見た目変わらんと思うけど、体重増のときはたいてい出すべきものが(やや)不調、膨満感があったりするものです。今回それは当てはまらない。喰い過ぎはないと思うけれど、この間たまたま、偶然肉料理が連続しておりました。我が家の蛋白質の主力は豆腐や揚げ、豆類が基本+ちくわなど(=健康食≒貧民食)しっかり運動継続して+肉=筋肉が付いた?そう信じたい!甘い願いやけど。今朝の体重は65.1kg▲700g、2日後どのくらい増えているか不安です。
Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ベルリン・フィル/ブルーノ・キッテル合唱団/ティルラ・ブリーム(s)/エリーザベト・ヘンゲン(a)/ペーター・アンダース(t)/ルドルフ・ヴァツケ(bbr)(1942年3月22日/ベルリン旧フィルハーモニー・ライヴ)・・・LP時代1,000円盤を購入して、曖昧模糊とした音質の中から異様な緊張感を聴き取っていた音源。4月の「ヒトラーの第九」とは別物なんだそう。おそらくは40年数年ぶりの拝聴。オーディオのことは門外漢なのでなんと云えぬけれど(記憶より)解像度はぐっと上がっていると感じます。これは一期一会、日常聴きする記録ではないなぁ、すごい迫力だけど。神格化されている「バイロイトの第九」(1951年)は幾度聴いても自分の耳にはさほどに絶賛するほど?そんな粗忽耳な自分だけど、これは大昔初めて聴いた時よりその壮絶さに仰け反った記憶がありました。
第1楽章「Allegro ma non troppo, un poco maestoso」宇宙より神秘ななにものかが音もなく降ってくる〜そんなイメージそのままに神妙に始まり、エネルギッシュなタメが際立ちます。ティンパニの無遠慮な突出が目立って、それは録音の加減?壮絶なアクセントに感じさえてつつ、まだちょっと様子見〜そう思ったらやがて情感のこもったテンポの揺れと緊張感にあっという間に壮絶な熱気が押し寄せます。(17:15)第2楽章「Molto vivace」は激しく叩きつけるようなアクセント、自在に揺れ動くテンポが決まって、時に疾走する切迫感、時に抜いてサラリと流す対比の効果は比類がない。(11:24)
第3楽章「Adagio molto e cantabile - Andante moderato」深淵なる緩徐楽章には喧しいティンパニ連打も少なく、そっと息の長い弦の詠嘆が陶酔する荘厳な神秘。ゆったりとしたテンポにポルタメント奏法も異様にエッチな感じ。絡み合う静かな木管、遠いホルンも深淵なる魅惑の音色、ここはこの演奏全曲中の白眉。しわじわと興が乗って熱気を帯びて、聴手を興奮に導きます。(20:14)
第4楽章「Finale: Presto〜」冒頭は急ぎ足、おそらくは音質の関係から無遠慮に叩きつけるようなティンパニ際立って、前のめりに切迫した始まり。そして「喜びの歌」旋律の陶酔した詠嘆とテンポ・アップに興奮を高めていく凄み。バスバリトンのソロには雄弁と気品が感じられます。そしてブルーノ・キッテル合唱団の集中力はかつての記憶どおり、声楽陣の競演にテンポは速めに熱気を加えます。「Alla Marcia」前のタメとティンパニはみごとに決まっておりました。テナーは無頼な勢いがあり、それに応える合唱と打楽器(土耳古風)の迫力も尋常に非ず、そしてテンポをいっそう速めて息切れするほどに疾走する熱狂。「Andante maestoso(抱擁)」「Adagio ma non troppo, ma divoto(創造主の予感)」「Allegro energico, sempre ben marcato(「歓喜」と「抱擁」の二重フーガ)」この部分の合唱の充実ぶりは涙が出るほど。やがて独唱4人による立派な「Allegro ma non tanto」を経、例のごとしノー・リミッターに熱狂的なアッチェレランドに全曲を閉じる・・・(24:48拍手省略)全曲聴き通すと音質云々は忘れました。
明日一日「音楽日誌」お休み。明後日は余裕があれば夕方更新予定。
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
今朝は冷たい雨模様。そういえば一昨日はひな祭りだったのですね、うちは一人息子、孫も男の子なのでひな祭りとは無縁でした。昨日は朝どんより曇って薄ら寒く、洗濯とYouTubeエアロビクス(10分ほどのボクササイズ)済ませてコタツに隠って〜これではいかん!ウォーキング兼ねて激安美容室へ、ちょっと出遅れて7番札、待ち時間に横のスーパーでお買い物を済ませました。30分ほど待って残念、マスク眼鏡越し北川景子似の美容師さんはお隣の担当でした。そして意を決して市立体育館トレーニングルームに足を伸ばしたのは、前日腹筋マシンが使えなかったのと+ちょうど月間パスが切れる日だったから。腹筋+背筋+軽い負荷にエアロバイク15分、さっさと帰りました。本日は電気工事とやらでお休みですし。夕食料理は狙った通りの味に仕上がって満足。今朝の体重は65.8kg+200gもう体重の減らし方を忘れました。
バレーボールVリーグ1部女子ファイナルステージはNEC3−1JT。JTサンダースはシーズン無敗でも優勝ならず。エース古賀紗理那擁する(連続MVP)NECレッド・ロケッツは勝負強いっすよ、毎年、って、テレビ放映ありましたっけ?最近テレビを見ないので失念したのか、それとも未だ人気途上なのか。素っ気ないYouTube抜粋は昨夜拝見しました。大谷翔平が結婚したのに、どうして自分は結婚できないのでしょうか、そんなLINEが孤高を守る爺友(63歳)より届いて、答えに窮しました・・・先日そう書いたけれど、あとで考えたら生真面目一方の性格な彼としては渾身の自虐ネタだったのですね。でも、あまりにリアルにシリアス、気の利いたジョークで返すこともできぬほど。もう一人の爺友に「よろしく回答お願いします」と振ったら「・・・縁ですかね」ウィットな会話は続きません。そんな彼もとうとう自費出版書籍がそろそろ月末全国の書店に書籍が並ぶらしい。300万!自己負担、消費税30万は別と伺ってもっと驚きました。(親の遺産を使ったんでしょう)万が一ベストセラーになって再版続いたら奢ってもらいましょう。これが引退後の自己存在確認、無為無策閉門蟄居隠棲な自分に比べて、なんと充実した人生を送っていることでしょうか。明後日博多駅前の居酒屋にて落ち合います。
Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調「悲愴」(1936-37年)/Mussorgsky/Cailliet編 組曲「展覧会の絵」(1937年)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団・・・「展覧会の絵」には23年前に素朴な言及が残っておりました。「悲愴」のほうはいくつ録音があるのかわからぬほどのEugene Ormandy(1899-1985洪牙利→亜米利加)の十八番、これが一番最初の録音でしょう。音質は想像を超える上質、解像度も低音もかなりのもの。飾りの少ないストレート系表現はさっぱりとした表現に速めのテンポ、時代故の弦のポルタメント奏法も悠々と、この時期からオーケストラの実力をはっきり理解できます。第1楽章「Adagio,Allegro non troppo」からフィラデルフィアの弦は鳴り切ってたっぷり、瑞々しく歌います。とくに第3楽章「Allegro」スケルツォ楽章の緊張感とアンサンブルには惚れ惚れするほど。第4楽章「Adagio」はやはり速めのテンポに流れよろしく充実した響き、不気味なドラもちゃんと聴き取れました。全曲聴き通して時代の古さをほとんど感じさせない。(16:20-7:40-8:21-8:37)
Lucien Cailliet(1897-1985亜米利加)による「展覧会の絵」編曲録音は、当時Ravelの編曲がクーセヴィツキーに限定され、使用制限されていたからなんだそう。カイエと読んでいたけれど、仏蘭西系ではあるけれどカイリエが正しいのでしょう。冒頭のプロムナードは木管から始まって、優雅なバランス。「グノーム」はまるでストコフスキー風に大仰、「プロムナード」は低めの管楽器のみに始まり、静かに弦が加わります 。「古城」は弦主体+オーボエ(イングリッシュホルンかも)によって切々と歌われます。「プロムナード」は管楽器アンサンブルが華やか「テュイルリーの庭」こども達の口喧嘩は木管に表現されてRavelに似ております。「ビドロ」重い牛車は金管、弦がそれを追いかけてRavelほど重くない(テンポも速くてさっぱり)「プロムナード」ここは繊細な弦の弱音「卵の殻をつけた雛の踊り」ここも木管と金管が呼応してRavelに風情は似ております。「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」威圧的なサムエル・ゴールデンベルクは弦(後半は金管も加わる)縮こまっているシュムイレは木管に表現され、弱音の金管も入ります。「プロムナード」ここは朗々とした金管群のファンファーレ、そしてフル・オーケストラが参入して堂々スケールが大きい。「リモージュの市場」の喧騒は金管弦木管に小さく始まって、やがてテンポアップしていっそう賑やか。「カタコンベ」は金管の錚々たる爆発「死せる言葉による死者への呼びかけ」静謐だけどオーケストラが総動員されます。「バーバ・ヤガー」はRavel版だと打楽器のアクセント強烈、ここでは金管が前面にちょっとパワーが不足な感じ。ラスト「キーウの大門」は金管大爆発からの弦が優雅にサポートへ。チューブラーベルによる鐘が鳴り響きます。できれば新しい録音で聴いてみたいけれど、全体にRavelより打楽器の効果が弱い感じ。(1:37-2:34-0:51-3:25-0:29-0:59-1:53-0:49-1:16-2:03-1:39-1:18-1:46-1:54-3:36-3:47)
Mozart 交響曲第29番イ長調K.201(バイエルン放送交響楽団/1956年)/アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調K.525(ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団/1956年)/de Falla スペインの庭の夜(ウィレム・アンドリーセン(p)/コンセルトヘボウ管弦楽団/1951年)〜オットー・クレンペラー・・・いずれもライヴ。一昨年辺りから偶然Otto Klemperer(1885ー1973独逸)のライヴ音源に多く出会って、いずれもその世代らしからぬ”乾いた浪漫風情”な個性を気に入っております。イ長調交響曲K.201は音質をちょっぴり危惧したけれど、曇っても瑞々しい重心の低いオーケストラを堪能できました。諄々と語り掛けるように始まる第1楽章「Allegro morderato」から悠々と優雅であり(8:22)第2楽章「Andate」緩徐楽章の表情の豊かさはなかなか経験できぬもの(7:56)第3楽章「Menuetto」はリズリカルだけど重量感たっぷり(3:05)第4楽章「Allegro con spirit」は躍動して勢いは充分にデリケートだけど、ずしりと重い。そしてノーブルな風情がありました。(5:15/拍手込み)自分にとっては音楽への扉を開けてくれた名曲中名曲「アイネ・ク」こちらはやや残響が足りないけど、さほどに悪くはない音質。音質印象もあると思うけれど、ギュルツェニヒは引き締まった響きと颯爽としたテンポ設定、クレンペラーの表現はまさに”乾いた浪漫風情”に余裕の明るい表情でした。(5:39-5:43-2:00-3:59)組み合わせが頓珍漢だけど「スペインの庭の夜」はCD時代に怪しげな廉価盤とか、コンセルトヘボウとのライヴ音源にも含まれて馴染みのもの。記憶通りかなり曇った音質だけど、低音も臨場感もあって作品に相応しい濃密な夜の雰囲気はたっぷり。Willem Andriessen(1887-1964阿蘭陀)のピアノも明晰かつセクシーな雰囲気満載でした。カッコよいエッチな作品ですよね。(8:26-12:13拍手込)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
新しい一週間が始まって、本日は14度Cくらい迄気温は上がるらしいけれど、気温や天気は不安定、今週は九州へ旅行です。昨日も同じ、繰り返し書くのが虚しいほどのいつもの朝のルーティン。日曜のトレーニングルームは顔ぶれがちょっと違って、腹筋マシン独占見知らぬ爺が二人、じっと爪を見つめほとんど休憩中だから使用不可。下半身とくに内転筋(内側広筋?)の疲労感からなかなか抜けません。あとは食材自宅在庫からネット検索して圧力鍋など駆使して料理など工夫。他大正金時を煮たり、ブロコッリーを下処理したり。ヲタク趣味であるクラッシック音楽音源ファイル在庫整理しなくっちゃ、なんて数日前に書いたばかりなのに、また大物音源ネットに出現!ごっそりダウンロードしてしまいました。ファイル分割(CUEシート/ファイル名調整含む).wave→.ape変換などに時間を費やしてしまいました。これが引退生活のリアル。
博多女子中学校で公立高校の入試願書を学校側が出し忘れ、生徒3人が志望校を受験できずとの報道。前代未聞、最低っすね、これ。和解金30万払うとか?この学校も先生もヤバいんじゃないか、信頼失墜して志望者も激減するかも。生徒さんが可哀想やなぁ、怒りの持っていきどころがないことでしょう。先日校長先生がコンビニ珈琲のサイズ誤魔化して首になったけど、教育者がこんなんではあかんですよ。その福岡に明後日遊びに行ってまいります。今朝の体重は65.6kg現状維持、なぜ突然増えたまま戻らぬのか理解できません。ちゃんと鍛えて、そこそこ節制しているのに。旅行先では散々喰って呑むのは確定だから(予約済)先行き不安です。禁断の博多ラーメンも待っているし。
Brahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜アルトゥール・ルービンシュタイン(p)/フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1954年)・・・2010年来の再聴。この時期にして驚異のステレオ録音。ソロが前面なステレオ初期の収録スタイルでしょうか。その昔FM放送カセット・エアチェックに愛聴していた記憶も鮮明なお気に入りでした。巨大なスケールを感じさせるカッコ良い名曲(だけどニ管編成)67歳のルービンシュタインはしっかりとした技巧を前提に暖かいタッチのピアノが際立って、もちろんライナーのオーケストラは厳しい緊張感を湛えて第1楽章「Maestoso」が始まりました。第2楽章「Adagio」華麗なる加齢を重ねると緩徐楽章への嗜好が深まります、ここも絶品。第3楽章「Rondo: Allegro non troppo」怒涛の蒸気機関車を連想させる激しいフィナーレも、ピアノは明るく、しっかり芯を感じさせ豊かな音色に余裕を失いません。(21:32-13:18-11:24)フィル・アップはカプリッチョ ロ短調 作品76-2/間奏曲 変ホ短調 作品118-6/ラプソディ ロ短調 作品79-1(1959/70年)これは絶品!詫しげな中年男性の草臥れた後ろ姿を連想させる珠玉の名曲、暖かいピアノはぽってり明晰に、浮き立つようなタッチに表現されると、その味わいはいっそう深まるもの。(3:44-5:37-9:11)すべて作品はこの演奏が刷り込みです。
Mahler 交響曲第10番 嬰ヘ長調「Adagio」/「Purgatorium(煉獄)」〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1958年)・・・20年前当時曰く「清き正しきMahler 」。でも世間ではなんか評判悪いやんなぁ、これ。音質もこの時期にしてかなりの水準、イン・テンポを基本として飾りとか詠嘆を加えぬ怜悧、正確な演奏。だからこそ新ウィーン楽派にまっすぐ進んでいく巨魁な作品は、その怪しさがいっそう際立ちます。もしかして久々に聴いたらガッカリかも、なんて予想してたけれど、自分の嗜好は揺るがない。たしかこの作品を初めて聴いたのはこれ。「煉獄」の異様さに痺れたものです。(22:15-4:02)
Mozart セレナーデ第10番 変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」〜リッカルド・ムーティ/ミラノ・スカラ座フィルのメンバー(2001年ライヴ)・・・いったい何種集めているのか〜お気に入り中のお気に入り作品。ネットより入手したRAIの放送録音は極めて音質良好。コントラバス入り。稀代の名曲は管楽器が明るく優雅に瑞々しく、浪漫風情にたっぷり歌ってこれは貴重な音源。たしかこの作品彼の正規録音はなかったと記憶します。奏者はみな上手いもんですよ、(全楽章1ファイル48.:16)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
日曜の朝も寒いですね。昨日土曜はほぼ晴れ、朝一番に洗濯してYouTubeエアロビクス10分ほど(けっこうキツい)済ませて、馴染みのクリニックに出掛けたのはぼちぼち尿酸値の薬が切れそうだったから。待ち時間にお隣の業務スーパーに食材仕入れました。女房殿がどこかからキムチをもらってきて、御飯の友と云う概念がない我が家(お米を喰う量が少ない)一週間くらい眠っていたので、その消化を狙いました。ヨーグルトと混ぜてタンドリーチキン(風)しかも焼かずにタジン鍋にて加熱、ネットに検索してスンドゥブ風の汁物、いずれもけっこうおいしく出来上がりました。ウォーキング歩数は5,000ほど、下半身足腰とくに内転筋辺りの痛みが取れません。本日市立体育館に出掛けるけれど、4日ほど鍛錬お休みになるのが気掛かり。今朝の体重は65.6kg▲100g、そう簡単にはもとに戻らない。そもそも昨日の急増原因がわかっていない。
「ユニクロで何度も万引き」ベトナム国籍の女3人を送検との報道。ちょっと前の記事だけど、よく農村にある無人販売所の料金箱ごと持っていくとか、お賽銭や震災支援募金箱の中身を抜いた罰当たりな事件発生。名古屋時代にはよく訊いた高級車まるごと持って行っちゃうとか、なんか殺伐とした日本、安閑としていられない事件の話題があちこち。貧困が根底にあるのでしょうか。北関東高速にて逆走事故もあったとのこと(詳細不明)そんな報道が例外になるような平和、ノンビリとした社会にならんもんでしょうか。濃霧で48台絡む追突事故もあったそう。なんか気分は安閑と優れません。政治倫理審査会はやらないよりマシ、最初から新たな事実は出ないと思っておりました。山井さんが174分演説とか、あの人は(勝手なイメージだけど)どうも胡散臭い。パフォーマンスは日本人に似合いません。
Beethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」/交響曲第5番ハ短調〜ウィルヘルム・フルトヴェングラー/RAI ローマ放送交響楽団(1952年ライヴ)・・・その筋に人には有名な音源。自分はその筋の人ではないのであまり詳しくはないけれど、LP時代に購入したとても怪しいPHILIPS交響曲全集に一部含まれて、絶望的に音質が厳しかった記憶もありました。今回は胃腸の印象はかなり変わって、それなりに、まずまず聴ける水準・・・というか、歴史的音源の評価は難しくて「云々新マスタリング!」とかまったく興味も知識もなし、パブリック・ドメインだからたまたま入手できたのを聴いたのみ。「田園」は激遅テンポ、馴染みの薄いオーケストラ云々乗り越えて、自在にコントロールして自然への感謝と畏敬の念をしっかり感じさせて、これほど揺れ動く濃厚な表現は最近経験できぬものでしょう。(12:14-14:20-6:04-4:15-9:55)ハ短調交響曲は第1楽章「Allegro con brio」の運命の動機の響きが薄く散漫に響いて先行き不安を覚えるけれど(音質もいまいち)すぐにフルトヴェングラーの統率押し出しに熱気とテンションを加えて提示部は繰り返し、二度目の「ジャジャジャ・ジャーン」はかなり根性入ってました。「田園」もそうだけど、ベルリン・フィル辺りの響きと比べれてマイルドと云うか、サウンドの芯に少々甘さを感じて明るい響き、いつも通り自在に伸び縮みするテンポ、異様な緊張感。(8:58)第2楽章「Andante con moto」もオーケストラを叱咤激励する統率が眼前に浮かぶほど、悠々と雄弁。(12:02)第3楽章「Allegro」うねうねと怪しく神妙な歩みにホルンの音色はベルリン・フィルとは違う明るさ。響きはやや軽くても、ごりごりとした推進力は強烈、弱音の抑制も説得力たっぷり(6:29)第4楽章「Allegro」じっくり腰を据え、やがてじょじょにテンポと熱気を加えて輝かしい表情に、噛みしめるような勢い。ここは繰り返しなし。オーケストラが変わってもそのノリノリな説得力は変わらない。(9:26/拍手除)これはほとんど麻薬のような濃厚な味付け、病みつきになりそうな時代の証言でしょう。フルトヴェングラー崇拝者の気持ちはよ〜く理解できますよ。
Holst 組曲「惑星」〜レオポルド・ストコフスキー/ロサンゼルス・フィル/ロジェ・ワーグナー合唱団(1956年)・・・2009年以来の再聴。やや茫洋と芯の定まらぬ感じだけれど、この時期にして立派なステレオ録音、残響も豊かに雰囲気たっぷりな音質でした。当時のロサンゼルス・フィルはウォーレンステインからベイヌムへの移行時期、後のズビン・メータ以降ほどの盛んな録音は残されていないけれど、充分な実力を備えていたことが理解できるゴージャスな響き。カッコ良い進撃のリズムを刻む「火星」は最終盤長いドラの響きやピッコロ追加?ストコフスキーらしい付加(6:37)静謐な「金星」(8:04)ユーモラスなスケルツォである「水星」(4:04)悠々とスケールの大きな「木星」は意外にまっとうなストレートな表現だけど、ホルンを際立たせる編曲が見られました(7:38)「土星」には底しれぬ寂しげな静謐な歩み、しっかりとしたリズムはデリケート。全曲中ここが一番好き(7:48)「天王星」は大仰かつユーモラスにリズムを刻むスケルツォ。テンポはやや速め。賑やかにノリノリ、テンション高いですよ(5:45)「海王星」は宇宙の果ての静けさ、神秘の声が遠方より漂います。(6:44)全体として華やかだけどデーハーに偉業なデフォルメやらあおり表現などほとんどなくて、作品の個性を活かした立派な演奏と感じます。
今回拝聴のフィル・アップはScho"nberg 浄められた夜(彼の管弦楽団/1957年)2007年来の再聴。知らんかったけれど弦楽六重奏曲を弦楽合奏に編曲した自身の版とのこと。音質は記憶より良好、おそらくは亜米利加東海岸の録音用オーケストラは優秀、雰囲気たっぷりに後期浪漫の残滓濃厚な節回しはスタイリッシュ、セクシーなこと夥(おびただ)しい。(10:19-1:57-9:39-4:10)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
週末を迎えて、本日はいっそう冷えて最高気温10度Cに届かないとのこと。昨日は雨は上がって曇ったり晴れたり、ここ最近早朝覚醒が続いて、二度寝も叶いません。ま、体調はさほど悪くないし、こちらヒマな引退身分、昼寝すれば補えるから問題なし。洗濯物は少なくて、ストレッチ軽く済ませていつものYouTubeエアロビクスはわかりやすい亜米利加お姉さんのを選んだら、これがけっこうキツい20分、先日のヨガほどじゃないけどけっこうな汗が出ましたよ。市立体育館にいつも通りに鍛えて、太もも辺りやたらと筋肉疲労が気になります。そのまま帰りスーパーに寄って生椎茸入手がダブりました。ちゃんと食べ切ります。来週は体育館臨時休館+旅行で3日お休みになるので、ちょいと運動不足が気になります。呑んだり喰ったり連続だし。新しい(激安)スマートウォッチに替えてから日→土一週間のハートポイント150クリア(Google Fit)がちゃんと表示されるようになりました。
今朝の体重は65.7kg?一日で+1.2kgなんてどいうことか。本日はなんとか絞りましょう。たしか一週間前にもこんなことがあって、昨日は運動もして、但しピーナツをかなり喰った自覚はあります。大谷翔平が結婚したのに、どうして自分は結婚できないのでしょうか、そんなLINEが孤高を守る爺友(63歳)より届いて、答えに窮しました。
北朝鮮国家崩壊が噂されて数十年、未だに元気にロケットをたくさん打ち上げております。烏克蘭侵略に露西亜大苦戦、経済制裁に苦しんで先行きは暗い、そんな日々の報道も烏克蘭は武器も兵力も足りず一部撤退が報道されております。露西亜国民はそれなり生活できているらしい。スーパーの棚にはけっこう商品があるようです。中国の不況はほんまらしいけれど、廃墟のような工事途中のマンション、不良品の山に大苦戦するEV、そんな象徴的な報道ばかり。もう経済はあかんというのはほんまでしょうか。報道もバイアス掛かっているんじゃないのかな、自分の願い思いも含めて。ムネオさんは「大国・露西亜は負けるワケがない」揺るがぬ確信を以て発言しているけれど、彼(か)の国は石油と天然ガス持ってますから。次はインドだ!というのもそうカンタンに一筋縄ではいかぬらしいですよ。現実はいつもリアルに見ておかなくっちゃいけないと自戒しております。
Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調〜ウラディミール・ホロヴィッツ(p)/ズービン・メータ/ニューヨーク・フィルハーモニック(1978年ライヴ)・・・いったい何種あるのか?おそらくこれが一番ラストのライヴ音源(映像が出ている)。75歳のライヴだからちょっぴり(かなり)技術細部は怪しく流してミスタッチも多いけれど、その妖艶たる魅惑のタッチは伺い知れるもの。若かったメータとの息は合っていないけれど、もともと合わせる気などなかったのでしょう。先日若きアシュケナージのよく歌う美しい演奏に感心して(1963年)作品そのものの濃厚甘美な旋律の魅力に目覚めたけれど、こちらやや散漫な音質故か、ピアノのタッチに往年の艶も集中力もちょっぴり足りない。これは芸術ではない芸だ、そんなカスタマー・レビューを見掛けたけれど、上手いこと云うなぁ、でも晩年のホロヴィッツの芸を聴きたかったんですよ。それでも力任せの正確なテクニックのみ表層を糊塗して乗り切る演奏とは桁が違う、一種の色気を感じさせて、それが芸なんでしょう。全3楽章続けて40数分、ヒヤヒヤしつつそんな風情を堪能しておりました。(16:08-11:11-14:13)
Debussy 牧神の午後への前奏曲/夜想曲/交響的素描「海」/Ravel ボレロ〜コンスタンティン・シルヴェストリ/パリ音楽院管弦楽団/エリザベート・ブラッスール合唱団(1958年モノラル)・・・Constantin Silvestri(1913-1969羅馬尼亜→英国)は1960年前後EMIにまとまった録音を残して、ウィーン・フィル定期にも登場しておりました。なぜクリュイタンスじゃないのか、本場パリ音楽院の管弦楽団を起用した仏蘭西音楽の代表的作品録音の経緯は不明、なぜかこの時期にモノラルなのは残念だけど、音質はまずまずのところ。前回拝聴は2001年。ネット情報を探しても言及出現するのは【♪ KechiKechi Classics ♪】ばかり、忘れられた存在なのは寂しいですよ。意外と雰囲気豊かな「牧神」はフルートとホルンのヴィヴラートが思いっきりエッチな感じ(9:58)「夜想曲」はアンニュイにどんよりとした「雲」は雰囲気たっぷり (Nuages/8:40) 軽快なリズムを刻む「祭」 (Fetes/6:07) 女声ヴォカリーズも神秘な「シレーヌ」 (Sirenes/10:51)いちばん人気な「海」は名曲との世評も、若い頃Debussyの特異な個性的旋律に馴染めず、納得できるようになったのはかなり後のこと。第1楽章「海上の夜明けから真昼まで」はデリケートだけど、曖昧さはなく力強い(8:45)第2楽章「波の戯れ」(6:25)は軽快な流れを維持して、第3楽章「風と海の対話」に於ける金管乱舞は彼らしい個性でしょう。(8:17)そして「ボレロ」最終盤の大爆発はシルヴェストリの真骨頂。ヴィヴラートたっぷりな仏蘭西の明るい金管はいつになく際立って個性的でした。(15:51)
2024年3月某日/●隠居生活未だ初心者入門の日々
3月の声を聞いて三寒四温、花粉症はたしかに春の接近を物語るけれど、寒い日も温かい日もあって季節の変わり目は体調管理要注意。昨日は予報を信じて昼時点、洗濯物を室内に入れました。安易に週一カレーを準備して蛋白質が足りないと気付いたけれど、薄ら寒い空模様にご近所スーパーに出掛ける意欲を失って、そのままコタツにじっと、ぼんやり引き隠りました。結果、精進料理風になったのは不本意。朝、10分のYouTubeエアロビクスのみ総歩数千歩はあまりに運動不足。ま、ストレッチもしたけれど。
今朝の体重は64.5kg+100g。3月は体育館に休みがあったり、旅行したり、トレーニングの機会は減るので、本日はしっかり鍛えるつもり。
ヲタク趣味であるクラシック音楽は小学生以来この年齢迄継続中。もちろん昭和歌謡とかフュージョン、テクノポップ、ウエストコーストとか、それこそ現在世界で話題なシティ・ポップとかいろいろ聴いてますよ、いまも。閑話休題(それはさておき)10年以上掛けてネットより入手した種々音源ファイルは外付けHDD4台に保存済(7TBほど/DVDより抜き出し第1次点検整理済)これ以上は増やさない=日々新に入手する音源ファイル分に見合うだけ、既存保存分は廃棄が必要です。
ところが数日前、ごっそり新し目の音源ファイル出現!なんせまとめていろいろ14gbほど、すべて正常な状態、いくつか再生してみたけれど状態もなかなかよろしい・・・けど、半分ほど興味の範疇を超えております。その分は廃棄しました。たくさんあっても聴ける時間は限られて、挙げ句ネットより待望の音源入手出来!喜んで保存したらじつはダブり、その存在を忘れていただけ(虚しい)これからは日々真面目に聴いて、マメに捨てて在庫減らしましょう。
Fikret Amirov(1922ー1984阿塞拜疆) アゼルバイジャンの民謡による交響組曲/Shistakovich 交響曲第1番ヘ短調(1960年)/Vaughan Willams トーマス・タリスの主題による幻想曲/Robert Kurka(1921-1957亜米利加)シェイクスピア「ハムレット」による交響的エピソード(1962年)〜レオポルド・ストコフスキー/ニューヨーク・フィル・・・いずれもライヴ?音質はかなり良好。AmirovとKurkaは初耳作曲家、前者は民族的な親しみやすい旋律に(例えば)新ウィーン楽派みたいな晦渋さはありません。後者は冒険活劇映画音楽風。新しい音楽の普及に尽力したストコフスキーらしい選曲でしょう。いまでこそポピュラーな演目に至ったShostakovichだって、当時は先鋭な演目だったかも、わずかにリズムが重い感じがいたしました。Vaughan Williamsは纏綿と3群の弦が歌って、これはストコフスキーの個性に似合ってなかなかのグラマラス。(3:58-4:38-2:18-3:02/9:26-4:19-9:26-10:27/17:20(拍手入)/8:12)
Debussyu/Bu"sser編 小組曲/Bartok /二つのルーマニア舞曲/Ravel クープランの墓/Ravel 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」〜フリッツ・ライナー/NBC交響楽団(1952年1月19日ライヴ)・・・NBC交響楽団の放送用音源らしい。音質はかなり良好。トスカニーニに負けず劣らず硬派なイメージのFritz Reiner(1888-1963洪牙利)だけど、例の残響少なめの明晰な音質に、意外と柔軟な表現が聴かれます。オーケストラは思いっきり優秀。優しくメルヘンな「小組曲」は硬質なサウンド強靭なテンションのまま夢見るように美しい。(4:42-3:20-3:38-3:14)得意のBartokは泥臭い歩みにちょっぴりグロテスク、ユーモラスな変拍子を刻んで強面。これは初耳作品でした。(5:38-4:35)Ravelもメルヘンな作品だけど、これはかなり明晰にはっきりとリズムを厳しく刻んでいかにもライナーらしい。(3:21-3:50-4:30-2:46)R.Straussは文句なし、テンション高いパワフルな演奏でした。(14:53)