2026年7月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
昨日は曇り。気温は30度Cを超えたけれど、たいしたことはない。もう7月、大阪は梅雨明け宣言、盛夏はこれからですよ。台風9号は沖縄に接近しているそう。前夜は涼しくそれなりに眠れて朝、いつものストレッチ、YouTube体操も済ませて市立体育館へ。常連メンバー少数に筋トレマシンはゆっくり使えました。若い学生が5人、トレッドミルを独占して猛スピードに疾走しておりました。猛暑に向けて体調を整えて乗り切りましょう。今朝の体重は66.40kg▲250g。
KDDI、パスワード760万人分漏えい メールアドレス1,223万人分漏洩との報道。これって先日契約した新しいWifiじゃないの。自分の分も流出したんでしょうか。カード情報と紐づいている可能性も高い。ちょっと不安です。我が家の雀の涙財産が抜かれるかも・・・その件についてBIGLOBEからメールが届いていておりました。結果的にパスワード変更が功を奏したようです。
先日の委内瑞拉大地震の被害には、日本からも救援に掛け付けても、なかなか詳細情報が入りません。チャベス時代より始まってマドゥロウ前大統領も継続した公的住宅のビルが多く倒壊してるそう。それは例の一路一帯による中国製建築物、未だ断片的な情報だけど手抜き鉄筋工事だったらしい。昔ながらの伝統的平屋は大丈夫だったとか、ほんまでしょうか。これからの復興支援が重要だけど、既に日本では忘れられつつあるのが残念です。
夜は女子バレーは待望の因縁、最近負け続けの伯剌西爾戦。ガビは出ていないのですね。第1セットはベルグマンやクリスティナなど相手の高さとパワーにあっけなく取られ、暗雲が立ち込める始まり。ところが第2セットは和田の強烈なサーブから流れをつかんで奪取。第3セットは再び取られ、第4セットの流れは日本リードに期待したけれど逆転され、1-3で敗北、三敗目残念。決勝リーグ上位7位に入れるのか?
Rossini 弦楽のための四重奏ソナタ第1番ト長調/第2番イ長調/第3番ハ長調/第4番 変ロ長調/第5番 変ホ長調/第6番ニ長調/Danizetti 弦楽のためのアレグロ ハ長調〜アンドラーシュ・キシュ(v)/ロッシーニ・アンサンブル(ブダペスト)(1991年)・・・久々の拝聴。Andras Kiss(1943ー洪牙利)率いる弦楽アンサンブルは録音用の臨時編成でしょう。1991年辺りは東欧露西亜に政治的経済的に混乱が続いて、それに乗じてNAXOSが格安取っ払いで録音を推し進めました。これは自分がNAXOSの出現に感動して毎月CDを愉しみに購入していた最初期のものでした。
Sei sonate a quattroは1804年(12歳)夢見るように爽やかなな天才少年の旋律。緩急緩、そのデリケートに軽快な躍動、淡く優雅な陰影はMozartのディヴェルテメントを連想させました。編成は2-v/vc/cb、室内楽編成の演奏のみならず、弦楽アンサンブルとして多く録音が存在します。正直なところ、誰の演奏でも、合奏、室内楽どちらでもかまわない。作品との出会いはLP時代ネヴィル・マリナー(1962年)でした。
(過ぎ)クールな風情、恬淡とした響きがいつまでも続く・・・ほとんど飾りも、なんの色付けも感じさない静謐、強靭とか耳をつんざく爆発とは無縁に、粛々とした時間が流れます。心が沈静化するような音楽。
No.1 G Major/I Moderato(8:19)/II Andantino(4:42)/III Allegro(2:39)
No.2 A Minor/I Allegro(11:25)/II Andantino(3:13)/III Allegro(2:30)
No.3 C Major/I Allegro(6:33)/II Andante(4:41)III Moderato(3:08)
Donisetti 「Allegro」の編成は2-v/2-va/vc。これも爽やかに、Rossiniより旋律の動きは闊達でした。(6:14)
No.4 B Flat Major/I Allegro Vivace(11:43)/II Andantino(3:33)/III Allegretto(3:10)
No.5 E Flat Major/I Allegro Vivace(12:05)/II Andantino(4:55)/III Allegretto(3:48)
No.6 D Major/I Allegro Spiritoso(11:55)/II Andante Assai(3:27)III Tempesta (Allegro)(6:12)
Mozart 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」/交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」/交響曲第39番変ホ長調K.543〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ウィーン交響楽団(1955年)・・・Jascha Horenstein(1898ー1973烏克蘭→亜米利加)は特定のポストには就かなかった往年の巨匠。モノラル時期のVOX録音が多いこともあまり注目されなかった理由でしょう。自分は廉価盤フリークだったので彼の音源は多く聴いていたけれど、これは初耳。以前は「Vienna Pro Musica Orchestra」と表記され、混成メンバーとの説明もあったけれど、ここではウィーン交響楽団となっておりました。昔はいまいちの印象だったVOX録音は、ここ最近まずまずの解像度に驚かされることも再々。これはMozartによる後期屈指の名曲を集めたもの。
天翔ける巨大なる「ジュピター」は1788年の作品だけど、初演の記録が残っておりません。なんとフルートは1本のみ、2-ob/2-fg/2-hr/2-tp+ティンパニ。速めのテンポに颯爽として厚ぼったく響かず、大柄を強調しない引き締まったストレート系表現、オーケストラのアンサンブルも優秀。
第1楽章「Allegro vivace」テンポはやや速め。颯爽として軽快な推進力に始まって、提示部繰り返しなし。(7:37)
第2楽章「Andante cantabile」響きは清涼に洗練されて粛々、アクセントとリズム感はしっかりとした緩徐楽章。(8:48)
第3楽章「Menuetto: Allegretto」楷書にのリズムに、オーソドックスに淡々としたメヌエット。ここは天女が天上より舞い降りるような優雅なところ。(4:40)
第4楽章「Molto Allegro」テンポは中庸、アンサンブルはかっちりとして、アクセントは曖昧ではない。クールな佇まいにイン・テンポ、最後のフーガ迄勢いを失わぬカッコよいフィナーレでした。(6:35)
交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」は1787年初演。二管編成に+ティンパニ。クラリネットを欠いております。
第1楽章「Adagio - Allegro」序奏は八分の力感に始まって、ティンパニの存在感はしっかり。主部の推進力はノリノリ、愉悦に充ちた旋律は沸き立つように軽く、ラストはちょっぴり熱を帯びました。ここも提示部繰り返しなしは残念。(10:34)
第2楽章「Andante」テンポは中庸、淡々とした飾りのない緩徐楽章。決然とした暗転がいかにもMozartの魅力でしょう。(9:18)
第3楽章「Presto」軽快なスピードに一気呵成、テンションの高いフィナーレ。ここも要所の暗転が劇性と緊張感と熱気を高めました。(5:46)
交響曲第39番変ホ長調K.543も1788年の作品(初演の記録不明)ハ長調交響曲K.551の編成からオーボエが抜け、クラリネット2本が加わりました。
第1楽章「Adagio - Allegro」堂々たる序奏からフルートとクラリネットの存在感が際立ちます。これでもフルート一本なのですね。(カミロ・ワナウセクですか?)そして健全に前向きな主部へ、噛み締めるようにかっちりと進みました。提示部繰り返しなし。(9:36)
第2楽章「Andante con moto」付点のリズムにしっとり落ち着いた緩徐楽章。中間部の劇的な対比も素晴らしい。(9:47)
第3楽章「Menuetto: Allegretto」Haydnを連想させる素朴なリズムを刻むメヌエット。そしてシンプルなクラリネットが優雅な弦に支えられて歌うこの作品の白眉。これは誰なんでしょう。(4:10)
第4楽章「Finale: Allegro」几帳面にかっちりとリズムを刻んで、足取りしっかり熱を加えるフィナーレ。(4:14)
2026年7月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
西日本各地で大雨・雷雨が続いたらしいけれど、こちら昨日朝には雨は上がって曇り空。湿っぽい前日の洗濯物は布団乾燥機にかぶせて追加乾燥させました。いつものストレッチ、短いYouTubeエアロビクスを済ませて、激安美容院を目指して5番札(自分より)お姉さま軍団に先を越されたけれど、少々待って短くすっきり刈っていただきました。食材少々買い足して帰宅して、まずまずの運動量を確保出来。今朝の体重は66.65kg+450g。昼飯と菓子を喰い過ぎました。
夕方4時ころより裏手より連日響くラジオの大騒音・・・どこかの不良グループなのか、それとも昨今話題のガイコク人?土日休んで、収まったか?そう思っていたら前日夕方3時40分頃雨中 鳴り響き始めた大音響〜大阪府警の相談窓口に電話を入れてみたら残念、話し中。仕方がないので遠めに犯人を確認すべく傘をさして外に出ました。怖そうなガタイの良い悪人面だったらヤバいので、そっと遠目から忍び足に・・・と思ったら
なんとウチのすぐ裏に駐車する軽バン、歯の抜けた禿げ爺が窓全開に煙草吸いつつ大音響にラジオを聴いておりました。「音を下げていただけますか」と声を掛けても「は?耳が遠くて」〜なるほど、だから大音響で聴いていたのか。仕方がないので「うるさいぞ!警察呼ぶぞ」と警告したら「すみません」とのお詫びがありました。犯人は意外やったなぁ。こちら弱そうな相手には強気に出る小物でございます。ここしばらく続いた騒音事件は収まってくださるでしょうか。
今夜女子バレー大阪ランドは強豪伯剌西爾戦。期待して応援いたしましょう。
Theodor Schwartzkopff (1659-1732) 序曲ハ長調(トランペット)/Leopold Mozart (1719-1787) 室内交響曲ニ長調(コルノ・ダ・カッチャ)/Giuseppe Torelli (1658-1709) 二本のトランペットのための協奏曲ニ長調/(Anonymous) コルノ・ダ・カッチャ協奏曲 変ホ長調/Johann Georg Ro"llig (1710-1790) コルノ・ダ・カッチャ協奏曲ニ長調/Giuseppe Torelli トランペット協奏曲ニ長調 after the "Sinfonia avanti l'opera(オペラの前のシンフォニア)"〜ルートヴィヒ・ギュトラー(t)(Corno da caccia)/ヴィルトゥオージ・サクソニエ/ローラント・シュトラウマー(v)/ハインツ=ディーター・リヒター(tp)/Friedwart-Christian Dittmann(vc)((p)1996)・・・Ludwig Guttler(1943-独逸)はドレスデン・フィル(1969-1990)を経、ソロや指揮活動へ。教育活動や昔の楽器の復興にも取り組んだモダーン楽器の名手。ずいぶんと早くから注目しておりました。日本ではあまり人気はないけれど、膨大なる録音が残されております。初耳作曲家含め、初めて拝聴する作品ばかり(と、思う)。
Corno da cacciaとは狩りのホルン、現在のトランペットやホルンの先祖に当たるそう。いずれ古楽器系の素朴に粗野、ちょっと不器用な響きに非ず、そのスムースな技巧、明るく流麗な響きを堪能いたしました。
Schwartzkopff(独逸)とは初耳。大Bachが1685-だから一世代上か。序曲ハ長調は明るく軽く、スムースなトランペット・ソロが弦のアンサンブルに乗って、素直に屈託のない牧歌的な旋律が続きました。
Ouverture(緩急緩のフランス風)(4:02)Bourree(0:53)Menuet(0:52)Chaconne(1:40)Gigue(1:07)
父Mozart 室内交響曲ニ長調はコルノ・ダ・カッチャ大活躍。おそらく古楽器だったらもっと素朴な音色、たどたどしいフレージングと想像するけれど、なんともマイルドにちょっぴりセクシーなヴィヴラートも魅惑の音色。交響曲となっているけれど、ほとんど伴奏各パート一人、落ち着いて親密な掛け合いが懐かしい。時代は進んで旋律はずいぶんと多彩さと陰影を加えておりました。
Allegro moderato(5:07)Menuett(3:00)Andante(3:54)Allegro(2:32)
Torelliは伊太利バロックの巨匠。二本のトランペットのための協奏曲ニ長調は、溌剌快活なリズムに躍動いたします。Heinz-Dieter Richterはシュターツカペレ・ドレスデンのメンバー。緩徐楽章はヴァイオリン・ソロとオルガンのみの安らぎでした。
Allegro(2:23)Largo e staccato Presto Adagio e spicco(2:14)Allegro(1:48)
(Anonymous)作曲家不明 コルノ・ダ・カッチャ協奏曲 変ホ長調の由来はようわからない。マンハイム楽派辺り?しっとりとオーソドックスな旋律が優しい。これは悠々としたソロの技巧が自在に際立って、伴奏は弦楽のみ。緩徐楽章の付点のリズムも印象的、穏健な風情になかなかの名曲。
Allegro(5:59)Adagio(4:13)Tempo di Menuetto(2:19)
Ro"llig(独逸)も初耳。アンハルト=ツェルプスト宮廷楽長?だったとか、ほとんど作品は散逸しているそう。Haydnの一世代前くらいかなぁ。コルノ・ダ・カッチャ協奏曲ニ長調はソロの音域が低く、よりいっそう技巧的な扱いが増しているようです。ノンビリと荘厳、眠くなるようなステキな作品。
Allegro ma non molto(6:27)Siciliano(4:02)Allegro. Tempo di Menuetto(3:48)
ラストはTorelli トランペット協奏曲ニ長調。時代はあちこちだけど、独逸人生の中に伊太利作品が入ると、その明朗前向きな風情が陽光を感じさせて、その違いははっきり認識できました。
Allegro(2:47)Largo(3:51)Allegro(2:14)
Rossini 歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲/歌劇「泥棒かささぎ」/歌劇「セミラーミデ」序曲/歌劇「ウィリアム・テル」序曲/歌劇「アルジェのイタリア人」序曲/歌劇「イタリアのトルコ人」序曲/歌劇「結婚手形」序曲/歌劇「絹のはしご」序曲/歌劇「シンデレラ」序曲〜ユーディ・メニューイン/シンフォニア・ヴァルソヴィア(1998年)・・・Yehudi Menuhin(1916-1999亜米利加→英国)による最晩年の録音。Sinfonia Varsoviaは彼によって創立された室内管弦楽団。BeethovenやSchubertの交響曲残曲録音がありました。
Rossiniのオペラは自分が日常接する音楽から、ちょっと範疇が外れた存在でした。恥ずかしながらほぼ聴いたことはなくて「セヴィリアの理髪師」(ラインスドルフ/メトロポリタン)くらい?序曲集はどれもまずまず旋律は知っている〜程度。「結婚手形」は初耳でした。。この音源は忘れられたような感じ。評価を探ってネットを追い掛けたら「彼の立派な芸術はもっとオーケストラの状態の良いもので聴きたい」みたいな言及が一件出現したのみ。
この団体はオペラのピットに入らぬだろうし、Rossiniの管弦楽伴奏はさほどに「オペラハウスのオーケストラに限る」みたいなこだわりはないことでしょう。どれも明るく躍動して屈託のないストレートにステキな音楽、オーケストラに色気は足りないけれど、誠実に元気よろしい、悪くない演奏だけど・・・メニューインの演奏にはいつも同じような結論に至ります。なんかお粗末な感想やなぁ。
(7:00-9:31-11:07-12:10-7:33-7:10-5:29-5:47-7:09)
2026年7月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
新しい月曜が始まって、天気予報は曇り。ところが外は小雨模様、ストレッチ、ほんの短いYouTube体操終えて市立体育館への道も傘が必要でした。朝一番のトレーニングルームは常連メンバーに空いていて、ゆっくりマシンを使えました。南洋には大型台風が接近して沖縄方面はこれからタイヘンなようです。ことしは雨がたっぷり、昨年見掛けたオニフスベ?大きくて白い美味そうなキノコがことしはいっそう多く、あちこち顔を出しております。けっこう気温が低い。帰宅して洗濯物は室内干し、夕方迄にもちろん、朝に至っても乾いておりません。今朝の体重は66.2kg▲150g。
人気アイドルグループ「なんとか!?」活動停止とニュース、街の声に「応援していたのに残念!」そんなインタビューも出ておりました。そんな売れ筋らしいのに、自分はまったく知らん!名前も聞いたことがないし、名前も覚えておりません。アラ古希爺には無縁の世界なのでしょうか。幾度書いたけれど、どのアイドルグループを見掛けても「可愛らしいお嬢さんやな」と感じて、誰が誰やらわからない。日本人なのか韓国人なのか、混成グル−プなのか、その判断も付きません。どうも皆寿命は長くないようで、どんどこメンバーチェンジ(「卒業」という日本らしい曖昧な用語)それなりの年齢に至って消えていくのでしょう。
アイドルから「卒業」して、タレントとか起業、女優さんやタレンになったり、または引退して嫁に行ったりのパターン。大活躍している野呂佳代さん辺り、まさか(前)アイドル!?みたいな唯一無二のカンロクですよね。看護師さん役が多いけれど、専門筋からは「あんな感じのひと、ほんまにいる」との評判でした。
Mozart ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための協奏交響曲イ長調 K.Anh.104 (320e)(Pro Arte Streichtrio)/劇唱 レチタティーヴォ「わが美しき恋人よ、さようなら」とアリア「とどまって下さい、いとしい人よ」K.528/劇唱「どうしてあなたを忘れられようか」ロンド「恐れないで、愛する人よ」 K.505(ゲルティ・ツォイマー(s)/ディター・クレッカー(cl)/ベルリン放送交響楽団/1974年ライヴ)/Haydn 交響曲第64番イ長調「時のうつろい」(南西ドイツ放送交響楽団/1976年ライヴ)〜クラウス・テンシュテット・・・Klaus Tennstedt(1926-1998独逸)に残された放送音源?音質は良好です。拍手はカットされております。
Bachと並んで敬愛するMozartの作品はいろいろ聴いてきたつもりでも、初耳作品はまだまだ存在します。
未完の協奏交響曲イ長調 K.Anh.104は1779-80年ザルツブルク時代の作品。ヴィオラの調弦指示よりヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364と同時期と類推されるそう。ここでの演奏は誰が補筆完成させたのかわからないけれど、まったく違和感のない、愉悦に充ちた単一楽章として完成されております。そういえば三枝成彰(補作)版をFM放送に聴いたことを思いだして、それは途中からまったくのゲンダイオンガクに変貌しておりましたっけ。
Pro Arte Streichtrioとは豊田耕児(v)/ステーファノ・パッサージョ(va)/ゲオルク・ドンデラー(vc)当時の首席メンバーとのこと。(12:52)
Gerti Zeumer-Peer(1945-独逸)は知的にしっとりとしたソプラノ。単独の声楽作品はオペラ以上に拝聴機会は少なくて、この作品も初耳のはず。
K.528は情感に充ちて、夢見るような美しい旋律に歌います。
K.505にはDieter Klo"cker(1936-2011独逸)の優しいクラリネットがソプラノに寄り添いました。(10:14-8:52)以上オーケストラは旧西ベルリン、現在の現在のベルリン・ドイツ交響楽団でした。
Haydn 交響曲第64番イ長調「時のうつろい」は1773年頃(エステルハージ宮廷時代)の作品。フルートなし、2-ob/2-hr+弦の編成。Haydn交響曲の長旅もあちこち、摘み聴きしていくうちにちょっとずつ身近に感じられるようになりました。浪漫のスタイルだけど、清潔なオーケストラのサウンドに重過ぎず力みなく、軽快なテンションでした。
第1楽章「Allegro con spirito」転調の連続に陰影豊か。流麗、軽快快活、スムースにリズミカルな旋律が続く始まり。ホルンがとても深みがあって美しい。(6:11)
第2楽章「Largo」は荘厳なる緩徐楽章。静謐に陶酔する弦楽器は入念な表現、やがて深刻なオーボエとホルンがそっと参入して雄弁な高揚へと進みます。(7:49)
第3楽章「Menuet / Trio: Allegretto」ちょっと気粋に、剽軽なリズムを刻むメヌエット。ここのホルンとオーボエも雄弁。(2:53)
第4楽章「Finale: Presto」穏健な躍動、ちょっぴり暗転も加わって劇性も感じさせるフィナーレでした。(3:08)
Khachaturian 組曲「スターリングラードの戦い」(1989年)/組曲「オセロ」(1992年)〜アドリアーノ/スロヴァキア放送交響楽団/スロヴァキア・フィル合唱団/ヤナ・ヴァラスコヴァ(s)/ヴィクトル・シムチスコ(v)・・・Aram Khachaturian(1903-1978)は喬治亜生まれの亜美尼亜人作曲家、ソヴィエット時代、その民族的に泥臭い旋律リズムに大活躍いたしました。これはAdriano Baumann(1944-瑞西)らしい秘曲録音(映画音楽らしい)期待して聴いたけれど・・・
「The Battle Of Stalingrad」(Suite, 1949)とはいかにも権力者に阿(おもね)った勇壮な、1942年「スターリングラード攻防戦」を描いた映画(ヴラジーミル・ペトロフ監督)音楽。スターリンは1953年死去、スターリングラードもヴォルゴグラードに改名されました。演奏機会はなかなかないでしょう。賑やかにパワフルな(ある意味)いかにもカッコ良いリズム、旋律連続!なんやけど、オーケストラも作品との出会いは(おそらく)一期一会、大音量に響きは濁って、アドリアーノの統率もいまいち、リズムのノリやキレもよろしくない。
「A City On The Volga - The Invasion(ヴォルガ川沿いの都市 - 侵略)」(5:16)
「Stalingrad In Flames(炎上するスターリングラード)」(3:59)
「The Enemy Is Doomed(敵は滅びる)」(7:34)
「For Our Motherland; To The Attack! - Eternal Glory To The Heroes(祖国のために!攻撃せよ!英雄たちに永遠の栄光あれ!)」(6:34)
「To Victory - There Is A Cliff On The Volga(勝利へ - ヴォルガ川には崖がある)」(6:09)
「Othello」 (Suite, 1956) こちらはシェクスピア戯曲の映画化(監督はセルゲイ・ユトケヴィチ/1955年)。カンヌ映画祭では数々の受賞、専門筋には評価高い伝説的な映画なんだとか。こちらはしっとりとした旋律が連続して、なかなか味わい深いもの。こちらは幾度聴いて堪能する価値ある手応えでした。
「Prologue And Introduction」鬱蒼と静謐、荘厳な始まりからKhachaturianらしい粗野なリズムの躍動が続きます。ヴァイオリン・ソロが切ない。(Viktor Simcisko(v)/8:42)
「Desdemona's Arioso(デズデモーナのアリオソ)」ソプラノは情感高まるヴォカリーズ。(Jana Valaskova(s)/3:13)
「Vineyards(ブドウ畑)」静かな風にそよぐブドウ畑(3:44)
「Venice (Nocturne)(ヴェネツィア(夜想曲))」(2:37)
「Nocturnal Murder (Roderigo's Death)(夜の殺人(ロデリーゴの死))」哀しく不安な静謐。(2:31)
「Othello's Despair(オセロの絶望)」激しい慟哭。この辺り、オーケストラの爆発にパワーが足りない。(2:02)
「A Fit Of Jealousy(嫉妬の発作)」切迫したヒステリックな疾走はいかにもKhachaturianらしいところ。(2:04)
「Othello's Arrival(オセロの到着)」猜疑心に充ちた不安から荘厳なファンファーレへ(1:54)
「The Striking Of Desdemona (The Slap)(デズデモーナへの平手打ち)」(0:54)
「Othello's Farewell From The Camp(オセロのキャンプからの別れ)」ラストに合唱のヴォカリーズ登場(Slovak Philharmonic Chorus/1:59)
「Finale」切ない悲劇の締め括り。合唱のヴォカリーズはいっそう悩ましく、寂しげに消えていきました。(Slovak Philharmonic Chorus/Viktor Simcisko(v)/3:36)
2026年7月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
昨日日曜は朝から雨。熊本やら九州地方には大雨被害、こちらはあまり激しくは降っておりません。食材はすっかり尽きているのでストレッチ、YouTube体操済ませてウォーキングがてら業務スーパーにでも・・・と思ったら、平日介護疲れしている女房殿が恒例居酒屋メニューを欲しておりました。そこで昼前のコミュニティバスに乗って、いつものJR北新地を目指しました。雨の日曜でも昼から梅田駅前ビル地下は賑やかに混んで、土手焼き、とん平焼き、焼き鳥、ポテサラ、たたききゅうり等、王道の居酒屋メニューとビール喫して満足。更に別な寿司屋にちょっぴり寄って充分安かった。帰りの電車中、大量のバングラディッシュ?の若い人々(男女)が途中乗車。働いているのかなぁ、日本の生活を楽しんでいただきたいもの。
帰りはちょうどコミュニティバスが駅前から出たばかり、歩いて途中業務スーパーに寄ってから帰宅しました。一日目標の6,000歩はクリアして、今朝の体重は66.35kg▲350g。
横浜の市会議員78歳がセクハラとか。50歳の女性市会議員が告発、本人は「覚えない」と云っているらしいけど、おそらく間違いないでしょう。既にノーミソが老化してナニな感じ、後援会は先の選挙で引退勧告すべきでした。情けなくも恥ずかしい。全国にはあちこち、狭い範囲のムラ社会の価値観で固まった、遣りたい放題カンチガイ先生が生存するのでしょう。
例のネット契約の変更、二か月のみ義理で入った(例えばセキュリティ云々サービスとか)オプション二件の契約は2ヶ月無料期間で解約必須、代理店の営業の方より連絡がありました・・・が、例のBIGLOBEとやら?パスワード変更して、挙句忘れております。仕方がないので初期化して再設定、ところが「指示された番号に電話して確認」指示が上手くいかない。通話アプリを立ち上げる時に、誤ってBIGLOBEアプリを戻してしまう〜つまり、スマホにまったく慣れていないのが情けない。2‐3度繰り返してようやくログ・イン出来ました(汗)無事、「セキュリティ云々サービス」オプション契約解除出来。ところが「もうひとつ」がまったく探せない・・・困りました。(続く)
Honegger 映画音楽「レ・ミゼラブル」(Adriano編)〜アドリアーノ/スロヴァキア放送交響楽団(1989年)・・・文豪Victor Hugo(1802-1885仏蘭西)による歴史小説「Les Miserables」はあまりの名作ゆえ、戯曲化され、幾度映画化されました。日本でもその趣旨を活かしての映画化があったみたい。これは1934年レイモン・ベルナール監督の映画音楽をAdriano Baumann(1944-瑞西)が一部手を加えて録音したものだそう。じつはかなり以前から聴いていて、正直なところなんのことやら?さっぱりわからんかったもの。久々に音源が入手できたので捲土重来、一応聴いてみました。
映画は筋書きによって起伏を形作るもの、名作に印象的な映画音楽はたくさん存在するけれど、おそらくこれは登場人物の心情に寄り添って、それを際立たせる脇役に徹しているのでしょう。Honeggerの馴染みの世界を期待したけれど、どれも淡く呟くような美しい、時にユーモラスな旋律が延々と続いて、勇壮な浪漫の爆発!みたいな強烈とは異なる世界。正直気持ちよく眠くなるような音楽が延々。一度聴けば良いかな?
こんな演目の演奏会は想像できないから、Marco Poloが「Honeggerの秘曲!」録音を目指して一度きりの演奏なのでしょう。ブラティスラヴァのオーケストラも手探りっぽい感じでした。アンサンブルにキレも足りない。
オープニング*いかにも風、重苦しい始まり(3:41)
ジャン・バルジャンの旅*のんびりとした雰囲気(3:47)
囚人たちの喚起(1:55)
頭蓋骨の下の嵐(6:43)
ファンティーヌ(4:11)
ジャン・バルジャンの脱出(1:01)
コゼットとマリウス(2:09)
モンフェルメイユの見本市*ここはノンビリとしたメリーゴーラウンド(7:39)
ルクセンブルク(2:32)
プルメット通りの庭園 〜 夜の護送隊編曲*ここは重い足取りに、なかなかの苦渋(Adriano編/5:12)
暴動(2:46)*意外にもゆったりとパワフル
エポニーヌの死*荘厳さと怒りの爆発(2:18)
襲撃(2:15)
下水道にて(5:39)
ギレノルマンの音楽*ここは軽妙(1:55)
孤独(1:39)
ジャン・バルジャンの死(2:47)*おとなしい終結
Mozart セレナード第10番 変ホ長調K.361(370a)「グラン・パルティータ」〜カルロ・デ・マルティーニ/アッカデーミア・リッタ(2005年)・・・2025年に一度聴いた、というアリバイ・メモを残したもの。
Carlo de Martini(1956-伊太利)はミラノ出身のヴァイオリニスト・指揮者らしい。教育者としても活躍されているとのこと。Accademia Littaは彼が創立したミラノの古楽器アンサンブル(2005年)。
ウィーン時代1781年、または1783〜1784年?の作品。作曲経緯は不明。編成は2-ob/2-cl/2-bassett hr/4-hr/2-fg/cb、愉悦と陰影、陶酔に充ちて美しく巨大なる名曲中の名曲。機会があれば誰の演奏問わず必ず聴くようにしているけれど、作品の魅力に裏切られた経験は一度もありません。モダーン楽器/古楽器、新しい録音、往年の記録、ステレオ/モノラル問わずシアワセな時間を過ごせます。
以前「あまり器用な演奏じゃない」と感じて、艶やかに非ず枯れてジミめな素朴な音色、それは音質印象なのかも知れません。悪い音じゃないけれど低音がやや弱く、コントラバス抜き?と思ったけれど、第4楽章「Menuetto (Allegretto), Trio I, Trio II」に低弦ピチカートはしっかり響きました。大好きな第3楽章「Adagio」(映画「アマデウス」ではサリエリが陶酔のあまり楽譜を取り落とす場面)も素朴な風情が漂に全体にマイルドと云うか、決然たるリズムやアクセントを強調しない軽みに、抑制された演奏でした。
第1楽章「Largo, Allegro molto」(9:57)第2楽章「Menuetto, Trio I, Trio II」(9:28)第3楽章「Adagio」(5:29)第4楽章「Menuetto (Allegretto), Trio I, Trio II」(4:57)第5楽章「Romanza (Adagio, Allegro, Adagio)」(7:15)第6楽章「Tema (Andante) con variazioni」ここは低弦がよく浮き立ちまって、変幻自在な変奏曲が素晴らしい(10:31)第7楽章「Rondo (Allegro molto)」(3:28)
2026年7月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
土曜の朝は曇り、昼過ぎから雨が降り続いて、今朝は上がっているけれど、また降るそう。前夜は抗アレルギー剤が効いて、しっかり睡眠を摂れました。いつも通りのストレッチ、短いYpuTubeエアロビクス済ませて市立体育館へ。トレーニングルームはハードなバーベル野郎3人、トレッドミルは(自分より)お姉さん二人、筋トレマシンは自分が独占して、ゆっくりいつものメニューを消化できました。シャワーも使って気分爽快、帰宅したら女房殿が掃除を済ませてくれたので、自分は洗濯をして昼食を仕立てました。昼寝し過ぎたけれど、夕方在庫食材を使って素早く調理、けっこう美味しくて昼夜喰い過ぎました。今朝の体重は66.7kg+350g。
いつもと変わらぬ平穏な毎日だけど、ここ数日夕方、大音量にラジオを鳴し続けるクルマがご近所に連続・・・ウチはそうでもないけれど、その前の棟の方は大迷惑でしょうねぇ、前夜は夜8時過ぎ迄続きました。怖くて接近もできません。続くようなら警察に連絡して注意してもらいましょう。静かなところなんやけどなぁ、この辺り。幸い昨日夜は雨のせいかお休み。
もうテレビドラマはほとんど見ないけれど、最近唯一愉しんだのは「夫婦別姓刑事」。ところがハラスメントがあったとか、なかったとか、ネット上の勝手な類推も跋扈しているみたい。フジって、その辺りどうも動きと歯切れがよろしくない。佐藤二朗も橋本愛もステキな俳優さんと思うけどなぁ、芸能関係にはどうにも暗くてなんとも云えません。
de Falla バレエ組曲「恋は魔術師」/Jesper Koch(1967-丁抹)ファンファーレ/Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜ラファエル・フユーベック・デ・ブルゴス/デンマーク国立交響楽団(2013年コペンハーゲン・ライヴ)・・・Rafael Fruhbeck de Burgos(1933ー2014西班牙)引退直前亡くなる前年のライヴは音質極上。この人は独逸系の方なんだとか。ネットに音源が出現したので、いちおうBeethovenから聴き始めて驚きの上出来!1808年初演、誰でも知っているパワフルな二管編成、終楽章にピッコロ、コントラファゴット、トローンボーンが付加されるのは、この時代初めての趣向だったそう。主席を務めるオーケストラは余裕のバワー、アンサンブルの集中力とバランスが素晴らしい完成度。こんな力みのない、爽やかな「運命」を久々に堪能いたしました。
第1楽章「Allegro con brio」小編成?引き締まった響きはリズミカル、ノリとテンションは充分に重過ぎぬ、力まぬ始まり。提示部繰り返し有。
第2楽章「Andante con moto」中庸のテンポに快いスウィングを感じさせる緩徐楽章。
第3楽章「Allegro」諧謔曲と呼ぶにはあまりに不気味な怪しさ。流麗にホルンの響きは軽めにアクセントはしっかり。
第4楽章「Allegro」繰り返し有。颯爽として晴れ晴れとした風情に高揚して、病に犯され引退を決意していたとは信じがたい充実ぶりでした。(合計35:29/大喝采有)
de Fallaは彼にとって十八番みたいなもの。 「恋は魔術師」は1915年初演(オリジナル小編成)これは二管編成にティンパニ、鐘、ピアノ。西班牙のリズム噎せ返るような濃厚甘美妖しい作品、セクシーな女声による「悩ましい愛の歌」が抜けているのは残念でした。肩の力が抜けて洗練され、優雅な響きに色彩豊かな演奏。有名な「火祭りの踊り」にも一歩引いた余裕を感じさせます。弦も管もオーケストラは驚くほど上手い。(22:29/拍手有)
現役作曲家であるJesper Kochとは初耳。2013年の作品。金管7本+ティンパニの編成らしい。(AI検索はほんまに便利)勇壮に元気な作品を想像したけれど、剽軽に細かい音型が自在に散らばって、不協和音がとても美しい作品でした。(3:15/拍手有)
Mozart 協奏交響曲 変ホ長調K.297b(K.Anh.9/Robert Levin編)/ファゴット協奏曲 変ホ長調K.191 (186e)〜ディルク・フェルメーレン/プリーマ・ラ・ムジカ/Dirk Noyen(fg)/Carlos Bruneel(fl)/Luc Berge(hr)/Joris Van Den Hauwe(ob)(1995-96年)・・・Prima La Musicaとは白耳義のモダーン楽器アンサンブルらしい(Antonio Salieriのオペラが由来)。Dirk Vermeulen(1952-白耳義)も初耳でした。ソリストは皆白耳義の腕利きらしいけれど、文句なし流麗な技量と軽く明るい響きが魅力的でした。音質極上。
Concertante Symfonie Fluit, Hobo, Hoorn, Fagot En Orkest In Es G, KV 297bはMozartの真作とは確定されていないけれど、その旋律は多くの人々に愛されておりました。誰がなんと云おうと、これはMozartの愉悦が溢れた名曲中の名曲。1778年巴里での作品?ここでのソロはクラリネットならぬフルートへ編曲されております(残された資料からの類推/どちらでもその魅力は変わらない)。伴奏編成は2-ob/2-hr+弦。
第1楽章「Allegro」軽やかに爽やかな躍動、優しく控えめなバランスは流麗、微笑むようなソロの対話に始まりました。(9:55)
第2楽章「Adagio」陶酔に充ちた管楽器ソロの親密な掛け合いは、そっと夢見るよう。(6:46)
第3楽章「Andantino Con Variazioni」ノンビリと牧歌的なリズムに揺れるフィナーレ。冒頭フルートから始まって、馴染の風情とはずいぶんと色が違う。伴奏も大人しめ、ソロは各々色濃い主張に非ず、お互いの表情を読みあって淡い色彩、細かい音型を楽々クリアして、そっと控えめに歌い続けました。(11:11)
Concerto Voor Fagot En Orkest In Es G, KV 191は1774年ザルツブルグ時代の作品。伴奏編成はfg/2-ob/2-hr+弦。これは古今東西ファゴット協奏曲最高の名曲、ちょっと不器用な低音管楽器は巧まざるユーモアに充ちて、自在に歌います。
第1楽章「Allegro」冒頭ホルンの高い音色が印象的に響いて、ちょっぴり鼻声のファゴットはもちろん軽妙な技巧にな快く流れるような始まり。ユーモラスな風情に絶妙な陰影もありました。カデンツァはDirk Noyen自身によるものなんだそう。(7:26)
第2楽章「Andante Ma Adagio」ゆったりと瞑想するような緩徐楽章。こんなにたっぷりと歌うファゴットは他では経験できない。(6:25)
第3楽章「Rondo. Tempo Di Minuetto」なんと優雅な風情に充ちて、ゆったりとした3/4拍子の始まり。細かい音型のファゴットが自在な動きに表情は多彩、微妙な暗転もいかにもMozartらしい。軽みのある音色とリズムが落ち着いたフィナーレでした。(4:15)
2026年7月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
週末を迎え天気は快晴。朝、早々に洗濯やトイレ掃除を終えて、静かにライヴ音源など確認していたら、断続的にノイズが入る・・・そう思ったら団地の草刈り機の音でした。まずまず眠れて朝、ストレッチと軽いYouTubeエアロビクスをこなして、あとはなにもやる気が起きません。恒例自家製ヨーグルトを仕込んだくらい。
ちょっとぼんやり、午前中過してYouTubeを眺めたけれど、米大リーグの切り取り動画など、題名と内容がまったく異なるもの(所謂”釣り”)も多くてガッカリ。ようやく重い腰を上げて果物など切れていたのでご近所スーパーにウォーキング、要らんものをついで買い、昼は喰い過ぎを反省したけれど、今朝の体重は幸い66.35kgほぼ変わらず。
前年相次いでHDDお釈迦事件にお気に入りピアニストMarcelle Meyer(1897ー1958仏蘭西)
EMI録音17CD分を失っていることに気付いて愕然、これ自分にとっては手許にあって当たり前の存在、慌ててあちこちネットを探ってそれなりダウンロードしたけれど(不本意な.mp3音源含む)Mozart、Bachが探せない。それもまた運命、再入手できた大切な音源を襟を糺して拝聴いたしましょう。
Barber 交響曲第2番 作品19〜サミュエル・バーバー/新交響楽団(1950年)・・・1944年初演(クーセヴツキー/ボストン交響楽団)自らその改訂版を録音したものがこれ。しかし、本人は出来栄えに不満を感じて1964年に作品を廃棄したそう。三管編成+ティンパニ、打楽器二人(5種?)ピアノ迄入る大きな編成。第2楽章は交響詩「夜間飛行(Night Flight)」作品19aに改編されたそう。調性は表記されないけれど、例の如くわかりやすいポップな旋律が続いて、破壊的な不況和音とは無縁でした。LP復刻の音質はまずまず。ま、珍しい作品のお勉強のつもり。
第1楽章「Allegro ma non troppo」不安に暴力的な風情に雄弁、劇的なサウンド。Samuel Barber(1910-1981亜米利加)は時代のワリにずいぶん平易、多彩に変化に富んだ旋律や打楽器、まるで雄弁な冒険活劇映画音楽風な始まりでした。ラストは静かに収束。(10:53)
第2楽章「Andante, un poco mosso」オーボエ先頭に落ち着いた幽玄と暗闇、静謐な広がりを感じさせる緩徐楽章。良く聴くと、調性の範囲を超えた和声が上手に使われておりました。(8:07)
第3楽章「Presto, senza battuta-Allegro risoluto」冒険活劇映画は悲劇的な結末に向かう〜みたいな事件を感じさせる不安に動き回る旋律。旋律はわかりやすいけれど激しく、つかみどころがない。耳あたりがよろしいだけで感情の起伏や心擽る劇性には欠けるかも。(8:42)
D.Scarlatti ソナタ集 ニ短調K.141/ヘ長調K.518/ニ短調K.32/ヘ短調K.466/イ長調K.533/ロ短調K.27/ト長調K.125/Debussy ピアノのために/Schumann 交響的練習曲 作品13〜エミール・ギレリス(p)(1984年瑞西ロカルノ聖フランチェスコ教会ライヴ)・・・CD時代よりお気に入り、幾度繰り返して聴いても魅了される最高のコンサート・ライヴ。数年前の印象に付け加えるものはなくて、そのリアルな音質にはいっそう驚かされる鮮度でした。Emil Gilels(1916-1985烏克蘭)のテクニックは亡くなる前年でも瑞々しく正確、強靭に堅牢、考えてみれば未だ60歳代ですもんね。
Domenico Scarlatti(1685-1757伊太利)のソナタは魅力あふれる珠玉の小品連続、しっとりとした落ち着き(静)と躍動(動)の対比、重心の低さと軽快、哀愁と明るい軽妙が同居して、その作品ごとに変化する色合いの説得力は比類のないもの。
ニ短調K.141(4:38)ヘ長調K.518(5:00)ニ短調K.32(3:05)ヘ短調K.466(5:02)イ長調K.533(3:04)ロ短調K.27(4:46)ト長調K.125(2:29/拍手有)
Debussy Pour le Pianoは1902年初演。バロック風衣装による初期の力強い名曲。華やかにパワフル、芯を感じさせる硬質なタッチは圧巻の押し出し、鮮やかなテクニックに圧倒される 「Prelude」(4:08)神秘に深淵な「Srabande」(5:16)淡々と抑制した躍動が、リズミカルなノリとスケールを作り出す「Toccata」(4:23/拍手込み)最高。
Schumann 交響的練習曲の初演は1837年(クララ・ヴィーク)。嬰ハ短調の荘厳な主題(C#-G#-E-C#)から既にしっとりと神妙な風情は絶品、それが12回自在に変奏される天才の名曲。瑞々しいタッチに重心の低さ、刻々と変化する哀しげな表情は情感に揺れ、聴き手の胸を締め付け、揺さぶりました。
(1:43-1:08-4:02-1:17-0:42-1:19-0:58-1:17-0:42-1:19-0:58-1:17-2:26-0:38-1:20-3:09-6:49ラスト拍手含む)
2026年7月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
昨日朝一番はジャジャ降り状態、ところがすぐに雨は上がって朝一番に市立体育館に出掛ける時には傘は必要ありませんでした。ストレッチとYouTube体操はいつも通り、道中の小川の水量は増えていたけれど、先週の増水からは程遠いもの。しっかりゴミを拾って、トレーニングルームは常連メンバーに空いておりました。スムースに順繰りマシンを使っていつもの鍛錬メニューを消化、気分爽やかに帰宅いたしました。こちら、本日は晴れるようです。今朝の体重は66.4kg▲100g。
以前も書いたけれど、現金を使う機会はどんどん減っております。クリニックの医療費は現金が多く、薬局ではカードが使えます。あとはコミュニティバス(120圓也)くらいかなぁ、時々現金しか使えない激安居酒屋もあります。(爺友との酒はMy 別サイフより出費)激安美容院も現金のみ。JR移動はICOCAとなります。あとはカードや楽天PAYをできるだけ使っているのは、使用明細を残したいため。レシートを残すのは必須です。
お仕事現役中は経理財務のスペシャリストだった女房殿、FPはもう資格更新していないそう。カードや楽天PAYは使用都度メールが届くし、支払いしばらく前には月次の明細が案内されます。女房度にそれを送付すると、しっかりすべてレシートと照合点検〜なんせそれが仕事でしたから。
ある日某日の利用額「7,600圓ほど」この購入品がわからない。云々商店というのはわかるけれど、何を買ったのかはカード明細からわからない。「なにを買ったの!」と厳しい尋問に、身に覚えはございません。いろいろ考えても、まったく記憶はない・・・やがて着々と進む女房殿の探索・・・それは婆さんのために買った介護用の家具でした。冤罪は無事晴れました。
烏克蘭に押し込まれた露西亜はまたまた首都キーウを集中攻撃、二十数人がお亡くなりになったとのこと。燃料施設や軍事施設を狙う烏克蘭とは違って、一般市民を標的にする悪質な行為と感じます。「戦争反対!」は露西亜に向かって呼び掛けるものでしょう。
Schubert 交響曲第8番ハ長調〜ルネ・レイボヴィッツ/ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1959年初出)・・・旧録音(Westminster)。LP復刻音源はガマンできる程度のステレオ。ラスト迄続けて聴くと、最終盤に聴き疲れが出ました。これはウィーン・フィルの母体なのか、フォルクス・オーパーなのか不明。1960年前後のVienna State Opera Orchestra名義の録音はあちこち、けっこうちゃんとしたアンサンブル、エエ音に鳴っているからウィーン・フィルのほうかな?そう思ったら時に「いえいえフォルクス・オーパーですよ」そんな情報をいただいたりすることもあります。
Rene Leibowitz(1913ー1972波蘭→仏蘭西?)は同時代音楽の擁護者。新しすぎる表現のBeethovenの交響曲全集など、注目すべき録音が残っておりました。
初演は1839年(メンデルスゾーン/ゲヴァントハウス)古典的二管編成+ティンパニ、大柄に悠揚と浪漫的風情漂う作品〜そんなイメージだけど、当時の演奏はほんまにそうだったんでしょうか。自分はマッケラスとか、ハノーヴァー・バンドなど古楽器系すっきりとした軽い響きが好みでした。
これはレイボヴィッツらしい尖った演奏でした。オーケストラはマイルドな響きにアンサンブルには緻密さを欠きます。
第1楽章「Andante - Allegro ma non troppo」淡々としたホルンから始まる序奏はイン・テンポ、スピード・アップして主部に入る〜そんなスタイルに非ず、突然快速に疾走して素っ気ない軽快、さっぱり快速に疾走します。ティンパニ先頭にヴィヴィッドにテンションが高い。繰り返しなし。ラストは急ぎ足にテンポを上げた追い込み、詠嘆表現とは無縁でした。(12:34)
第2楽章「Andante con moto」よく歌って美しい緩徐楽章は溌剌としたリズムを刻んで速めのイン・テンポが基調、アクセントはしっかり。金管は良く鳴って、ウキウキするようなノリも熱もあるけれど、アンサンブルはちょっと粗く、素っ気ない。(13:36)
第3楽章「Scherzo. Allegro vivace」快活に躍動するスケルツォ。ティンパニの存在感が光ります。推進力のあるリズムに楷書の表現、トリオのワルツも含め、ここは文句なしのヴィヴィッドでした。(9:48)
第4楽章「Finale. Allegro vivace」雄弁に鳴り響く金管には味があって、ここはアクセントをしっかり噛み締めるよう、さほどに急がぬテンポ設定。ラストに向けてオーケストラにやや疲れが出たように感じました。(12:11)
Schubert 弦楽五重奏曲ハ長調 D.956〜ヴェーグ弦楽四重奏団/パブロ・カザルス(vc)(1961年ライヴ)・・・編成は2-v/va/2vcの編成、作曲者が亡くなる2か月前の作品、初演は22年後の1850年なんだそう。幾度、いつ聴いても、その悠然たる美しい歌謡的旋律に魅せられる巨大なる作品、そして演奏。その昔、駅売海賊盤に聴いたPablo Casals(1876ー1973西班牙)87歳の貫禄とスケールに打たれました。Sandor Vegh(1912-1997洪牙利→仏蘭西)は当時未だ40歳代。音質はかなりリアルでした。
第1楽章「Allegro ma non troppo」ゆっくり目覚めるように、たっぷり歌謡的旋律が始まって、噛み締めるように詠嘆する始まり。カザルスは技術的にはもう厳しいけれど、その重い、悠々と呼吸深いアクセントは重厚、濃い味わいを堪能できます。(15:30)
第2楽章「Adagio」陶酔漂う静謐、ここもいや増すスロウなテンポは慎重に重心が低い表現でした。ヴェーグのヴァイオリンは優しく、チェロのピチカートの存在感が凄い。中間部の緊張感に充ちた悲劇も濃密に強烈。(13:31)
第3楽章「Scherzo: Presto -Trio: Andante sostenuto」アクセントも入念、重量級に躍動するパワフルなスケルツォ。スケールの大きさ、喜びの爆発も尋常じゃない。トリオの落ち着いた節回しは、半端じゃない対比と至っております。(9:09)
第4楽章「Allegretto」付点のリズムに力強く躍動して進むフィナーレ。ここのアクセントも入念にごりごりと無骨、たっぷり歌って節回しはパワフル。かなり粗っぽいアンサンブルに遅いテンポ、朗々とスケール大きく、どっしりとした締め括りでした。(10:25/拍手はカット)
2026年7月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
7月に入って昨日は朝からどんより曇って、今朝はジャジャ降り。台風接近中なんだそう。またまた大増水警戒が必要なようです。
このところ鼻詰まり痰の絡みに苦しんで睡眠不如意連続、前夜久々に抗アレルギー剤服用(数か月前に処方いただいて、副反応=とっても気分が悪くなって使用断念して残ったもの)これがけっこう効いて、よく眠れました。朝はしっかりストレッチ、YouTube体操実施。朝からポテトサラダなど作って、食材はそれなり足りているので、買い物に出掛ける必要も意欲もありません。体調は悪くないけれど、ノーミソぼんやり、音楽にはあまり集中できません。終日ゆっくり引き隠りました。今朝の体重は66.5kg+100g。これから市立体育館へ出掛ける日だけれど、外出にはかなりの根性が必要です。
毎月のことだけど、またまた種々値上げが続いているそう。円安と原材料高、さらに石油ショック?が圧力となって、若い人の初任給や大手ははお給料上がっているところも多いようだけど、我ら年金世代は収入は増えないし、零細企業は経営もタイヘンでしょう。ま、自分は日々質素な節約生活に+時々気軽に激安居酒屋に出掛けたり、未だ余裕はあるほうかも。いずれ日々鍛えて健康維持が一番なのは今更云う迄もない当たり前でした。
「三日でキーウ陥落」のはずが露西亜の烏克蘭侵攻はもう4年以上継続中、第1次世界大戦の期間を超えたそう。日々関連情報を追って、現代戦争の変遷を目の当たりにしております。圧倒的な物量と火力(戦車や銃器、ミサイル)で押し切るのがかつての戦争、現在は情報戦、安価なドローンを駆使した偵察、ピン・ポイント攻撃、相手の兵站を断つのが戦略。露西亜は民間の住民に嫌がらせ(いじめ/見せしめ)を続けているけれど、烏克蘭は燃料施設やパイプライン、橋梁、港湾、鉄道、電力施設、防空施設、兵器製造工場、電子機器工場を攻撃、兵站通路を遮断して孤立させ、大苦戦に追い込んでいるとのこと。占領していたクリミア半島はほぼ閉鎖状態に至って危機的孤立、サンクトペテルブルグ、モスクワ近郊迄ドローンは飛んで攻撃、全露西亜的に燃料不足が続いているそう。露西亜は産油国ですよ。そろそろ戦争末期の様相、潮時なのでしょう。前線の兵士は欧州を襲う熱波に苦しんでいるそう。
ま、場末の引退爺が思い悩んでも何の足しにもならんけど。そういえば露西亜製のミサイルの不発弾を分解したら日本製の部品が多く出てきたそう。第3国経由で民用品が流用されているのでしょう。
昼前、お隣の棟にパトカーと救急車到着、なにか事件でもあったのか。
Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜若杉 弘/ザールブリュッケン放送交響楽団(1994年)・・・
以前の失礼なコメントが残って、十数年ぶりの再聴。1903年初演。終楽章は未完の神々しい名曲は三管編成、ホルンは8本(4本はワグナーチューバ持ち替え)+強烈なティンパニ。「愛する神に捧ぐ」(Dem lieben Gott)との宣伝文句はちょっと遣り過ぎでしょう。
若杉 弘さん(1935- 2009東京)は欧州に盛んに活躍して、国内ではMahlerもBrucknerも交響曲全曲録音を果たしております。それとは別の独逸録音(現Deutsche Radio Philharmonie Saarbrucken Kaiserslautern)。懐かしいARTE-NOVAは現在SONYに吸収され、いくつか音源を見掛けることもありました。高音の伸びも低音も、いまいち伸びは足りないけれど、まずまずの音質でしょう。
第1楽章「Feierlich, misterioso(荘重に、神秘的に)」オーケストラのサウンド印象もあるのか、強靭なメリハリや個性を表出させることのない、オーソドックスに粛々とした歩み。凄みとか熱狂、興奮、疾走を求めるのなら。これはややおとなし過ぎる演奏と感じられることでしょう。それでも充分なパワーとバランスに感銘をしっかり受け止めました。(24:55)
第2楽章「Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell(軽く、快活に - トリオ、急速に)」ここは法華の太鼓を連想させる熱血リズム。金管も木管も牧歌的な音色に、ティンパニの連打も正確なアクセント、精一杯の絶叫も一歩引いてイン・テンポが基調。煽りとか詠嘆とは無縁、トリオの優しい風情も絶品でした。(11:06)
第3楽章「Adagio. Langsam, feierlich(遅く、荘重に)」冒頭の弦、弦の陶酔も抑制が効いて徐々に高まる情感から、感動的な金管のコラールには今一歩のパワーと激情、厳しさ、厚みが欲しいところ。それは威圧感ある絶叫に非ず、常にバランスを感じさせて響きは濁らない。金管の各パートは分離よろしく、その旋律の動きはリアルに素朴でした。しみじみとした弦も素直に、色気にはちょいと足りない。先入観かも知れないけれど、これは日本人らしい清潔に落ち着いた、感銘深い完成度でしょう。(25:14)
題して「Revival」〜マグダ・タリアフェロ (p)・・・戦前戦中、そして戦後も華やかな活動を繰り広げた才色兼備なMagda Tagliaferro (1893-1986伯剌西爾?仏蘭西?)の人生は波乱万丈。再婚した旦那が投資に失敗して無一文どころか、膨大な借金を抱えてその返済のために懸命に働くことになった・・・とかなんとか、まるで週刊誌のゴシップネタ風。驚くべきスケールと雄弁かつ自然な浪漫に色気を感じさせて、正確かつ無機的にならぬテクニック、デリケートな息吹を感じさせるタッチに魅了されました。
西班牙音楽を集めた最初の5曲は音質良好なセッション録音。絶妙なリズム感とノリ、タメと揺れも時代を感じさせぬ小粋な風情に溢れておりました。
de Falla 歌劇「はかなき人生」〜スペン舞曲(2:59)
Gradados 組曲「ゴイェスカス」〜 第4曲「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」(5:27)
スペイン舞曲集 作品37〜第2曲「東洋風」(5:10)
スペイン組曲 作品47〜第3曲「セビーリャ」(4:11)
組曲「イベリア」〜第1曲「エヴォカシオン」(4:26/以上1960年)
次は仏蘭西もの中心、音質はちょっぴり落ちるライヴ。
Franck 「前奏曲、コラールとフーガ」切なくも遣る瀬ない表情豊か。素晴らしい名曲。(18:47/拍手有)
Faure 「即興曲第2番 ヘ短調 作品31」激しい音型の動きに一気呵成なテクニックが華やかでした。(3:23/拍手有)
Monpou 「庭の乙女たち」例の儚い風情が静かに、寂しげに囁きます。(2:26/拍手有/以上1965年ライヴ)
Ravel 道化師の朝の歌」ざっくりと躍動するノリノリのリズム!(6:23/拍手有/1955年)
Debussy 映像より「金色の魚」気紛れな細かい音型に、思わぬ重心の低さ、ヴィヴィッドな熱気(4:08/拍手有/以上1965年ライヴ)
妖しくセクシーな「月の光」(4:38/拍手有/1955年)正確かつ表情豊かな「トッカータ」(3:52/拍手有/1965年/ライヴ)
ラストは戦前のSP復刻?音質はちょっぴり落ちるけれど、沸き立つような雰囲気は伝わりました。
Poulenc 「パストラーレ」(2:16/拍手有)「トッカータ」(2:13/拍手有/1940年)
2026年7月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
2026年も半分過ぎて7月に入りました。大雨が過ぎてここ二日、かなり気温は上がっております。
前日調子に乗ってかなり呑んだけれど幸い、さほどに体調は悪くない。それでも呑んだ夜はいっそう睡眠は浅く、途中覚醒もありました。朝いつも通りの時間に目覚めて、報道番組やYouTubeをちょっぴり眺めてゴミ出しなどしていたら、時間調整をミスってストレッチは手抜き、なんとかYouTubeエアロビクスは実施してから市立体育館へ。トレーニングルームは空いて、ゆっくりマシンを使って汗をたっぷり出しました。シャワーを使って気分爽快、急ぎ帰宅して洗濯実施。一日分の運動目標をクリアいたしました。今朝の体重は66.4kg▲750g。別に苦しくもなし、減るもんですなぁ、一日で。
前日夕方梅田より戻って、スマホをリュックより取り出すのを失念。朝、そのまま運動靴、着替えやサポーターを入れて出掛けたら・・・途中電池切れ、それはあとで気付きました。自分は現役世代とは違って生活にスマホ依存はほぼなし、寸分も不便、不安、問題を感じない。女房殿のお古、かなり草臥れているスマホだけど、これで充分と自覚しております。体育館から戻るとき、運動靴がそうとうにぼろぼろ、靴底もすり減っていることを自覚して交換いたしました。
ワールドカップ決勝リーグ初戦日本は2-1伯剌西爾に敗退は残念。でも日本中、誰もが代表選手や監督へのねぎらい、奮闘努力への称賛を惜しみませんよ。韓国代表が帰国した空港では野次怒号が飛び交ったとのこと。「牢屋に入れ!」とか、なんでそうなるのかね。恥ずかしい。皆委縮しますよ。サッカーを愉しめない。
Mendelssohn 劇音楽「真夏の夜夢」抜粋/Schubert劇音楽「ロザムンデ」より4曲〜ジョージ・セル/コンセルトヘボウ管弦楽団(1957年) ・・・なんせ自分が生まれた年の太古ステレオ録音だから、音質的にはちょっと厳しい感じ。George Szell(1897-1970洪牙利→亜米利加)には後年の再録音もあるから、ムリして求めるような音源じゃないかも。しかし、かつての廉価盤フリークとして、これは見逃せぬ懐かしい存在でした。ジョージ・セルはいつも通り引き締まった表現に、ベイヌム時代のコンセルトヘボウにはマイルドな厚みがありました。
「A Midsummer Night's Dream」4曲のみ録音とは少々寂しい。音質印象か?そっと耳元にメルヘンを囁く「序曲」から、ちょぴり落ち着きと、潤いが足りないような気もするけれど、溌剌と躍動するテンションは充分。
「Overture」(11:29)「Scherzo」(4:21)「Notturno」(5:39)「Wedding March」(4:52)
「From The Incidental Music To "Rosamunde"」偶然だろうけれど、こちらのほうがちょっぴり音質状態はよろしい感じ。デリケートなアンサンブルや、マイルドなサウンドが際立ちます。
「Overture (Die Zauberharfe)」「魔法の竪琴」序曲。悲劇的な始まりから、爽やかな躍動が疾走いたしました。(10:02)
「Ballet Musik No. 2」はノンビリとして淡々、味わいあるバレエ音楽。(7:04)
「Entr'Acte No. 3」ここが一番有名、優雅に甘く、流れるような旋律はピアノ曲や弦楽四重奏にも流用されております。(どちらが先かは知らない)途中寂しげな陰影対比にうっとりいたしました。(6:37)
「Entr'Acte No. 1」引き締まった緊張感に、堂々たる変化に富んだ劇性。ここは音質の劣化が少々気になりました。(8:37)
Tchaikovsky 交響曲第5番ホ短調〜ジョージ・ショルティ/パリ音楽院管弦楽団(1956年)・・・甘く切ない旋律の名曲も1888年初演時には専門家筋の評価は厳しかったそう。二管編成?+打楽器はティンパニのみ。露西亜の憂愁旋律たっぷり堪能できる名曲です。
これはGeorg Solti(1912-1997洪牙利→英国)44歳若き日の記録、オペラ中心の活動から、そろそろコンサートでの評価を高めつつあった頃でしょう。この頃のパリ音楽院管弦楽団は仏蘭西の色気モロのサウンド、ショルティのかっちりと強引なアクセントとは相容れぬ、個性のぶつかり合いが興味深い記録でした。英DECCAによる初期ステレオ録音は不自然だけど、まずまず臨場感がありました。
第1楽章「Andante - Allegro con anima」もう期待通りの硬質に前のめりの勢い、例のほんわかとしたパリ音楽院のオーケストラのサウンドはあちこち聴こえてくるけれど(例えばホルンのヴィヴラート)甘く切ないはずの「運命の主題」はショルティの強引に鋭角な統率にテンション高く、落ち着きなく、素っ気なく叫びました。(13:40)
第2楽章「Andante cantabile con alcuna licenza」ホルン・ソロに注目。たっぷり遣る瀬ない甘美なヴィヴラートに充ちて、詠嘆の節回しにかなり動きのあるショルティの急き込んだ表現云々さておき、それだけで価値ある美しい緩徐楽章。Lucien Thevet(1914-2007仏蘭西)でしょうか。(13:12)
第3楽章「Valse: Allegro moderato」スケルツォに非ず、優雅なワルツが新機軸。ここは別に素っ気なかったり、強引でもない、弱音にかっちりとしたアンサンブルが優秀でした。(5:44)
第4楽章「Finale: Andante maestoso - Allegro vivace」決然たる行進曲はアクセント強調、ヤワいサウンドを否定して金管も隈取はっきりに導くけれど、例の金管の甘い響きは隠せない。ちょっぴりヒステリックな勢いと高揚もショルティの個性は明確、オーケストラのケツをたたいて決然たる前のめりに疾走いたしました。露西亜風ウェットな憂愁とは無縁の力感溢れる、オモロい演奏でした。(11:56)