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音楽日誌 ご近所の工場裏のドラえもん
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2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

どうも身体が重い、背中右腰奥に鈍い不快感も継続中、なにか悪い病ではないことを願うばかり。しっかりストレッチ済ませて、短いYouTubeエアロビクス済ませて市立体育館へウォーキング、途中桜の樹はすっかり緑豊かに葉が茂って春は本格化しております。もうぼちぼち花粉の時期も終わって、短パン姿で出掛けられることでしょう。途中の運動公園では熟年チームがソフトボール熱戦中、市立体育館大体育館は妙齢女性大挙して卓球の大会が開かれておりました。トレーニングルームはシルバー常連(含む自分)顔馴染みばかり、若い現役世代はお仕事か、GWに遊びに行っているのでしょう。いつものメニューにしっかり鍛えてシャワーを使ったら、ようやく体調は整いました。今朝の体重は66.35kg▲250g。

医師が足りない!?地域医療の新たな担い手?」ドキュメント番組拝見。
人口減、過疎化、高齢化、以前から話題になっていたけれど、地方の医者不足はいっそう深刻さを増しているそう。西日本には歴史的な流れがあって、国立大学医学部が多いんだけれど、若い医者はどうしても都会に出て行ってしまうそう。田舎はどんな症状でも診なくっちゃいけないし、都会ほど最新専門医療情報を得る機会も減って、しかも高齢化、人口減=お客は減っていくことでしょう。少子化の流れだから産科も閉院しているそう、小児科も同じでしょう。
地方の大学病院の若手育成の工夫改善をして、その地方に残るよう努力をしておりました。徳島県では唯一のNP(Nurse Practitioner)*の女性が片道二時間掛けて県南部の地方病院に通うのも、頭が下がる思い。

*Nurse Practitionerとは、大学院で高度な医学知識と技術を習得し、医師の包括的指示のもと、特定行為(診療行為)やタイムリーな患者ケアを行う「医師の視点を持つ看護師」
別なニュースだけど、富山での「働き方改革」〜長時間手術途中で医師交代の工夫、子育て中の女性外科医師も働けるよう人材活用している事例も拝見しました。幸い自分は医療環境が整っているところに住んでいるけれど、住みやすい日本をなんとか維持したいものです。

DG 2530 078Tchaikovsky 交響曲1番ト短調「冬の日の幻想」〜マイケル・ティルソン・トーマス/ボストン交響楽団(1970年)・・・先日逝去したMichael Tilson Thomas(1944-2026亜米利加)26歳のデビュー録音。当時はウィリアム・スタインバーグ時代、ボストン交響楽団の准指揮者だったそう。コンサート中心に活躍した栄光の指揮者人生だったと思います。 全曲初演は1868年。二管編成にティンパニを基本に、最終楽章には+ピッコロ、シンバルが加わります。著名な後期の交響曲に負けぬ、魅惑の憂愁暗鬱な甘い旋律が続きます。
某ブログによる作品評価は「メロディーや発想が陳腐で音の絡みもいまいち。後年の天才が発露しておらず、マイナー作曲家の書いた交響曲のようだ」と散々だったけれど、自分はどの楽章もセンチメンタルな旋律が大好でした。
露西亜風パワフルな泥臭さとは無縁、細部洗練されてクール。ボストン交響楽団の実力を活かして、デリケートに緻密な演奏はデビューしたての若者とは信じられぬ完成度の高さでしょう。MTTもボストン交響楽団も、この作品の唯一の録音と記憶します。雰囲気のある音質は現役。
第1楽章「冬の旅の幻想(Allegro tranquillo - Poco piu animato)」ヴァイオリンの囁きからフルートとファゴットが懐かし気に魅惑の旋律を歌い出す始まり。低弦のアクセントも聴かせて颯爽とキレのあるリズムはメリハリたっぷりの表情、ボストン交響楽団の弦もホルンも木管も極上に洗練され、優雅に響きあいました。浮き立つように細部デリケートに描き込んで、若者とは思えぬ精緻な配慮と、若者らしい熱気と軽快な勢いが両立しております。(11:28)
第2楽章「陰気な土地、霧の土地(Adagio cantabile ma non tanto - Pochissimo piu mosso)」さわさわとした弦が歌う、懐かしくも寂しげな旋律は粛々、そのテンポの動きはリズミカル、豊かなニュアンスやデリケートな音色は極上。表情は次々と移り変わって雄弁でした。ラスト近く強烈なホルンがその旋律を高らかに歌って、ここが腕に見せどころでしょう。しっかり圧巻の高揚がやってきました。(10:47)
第3楽章「Scherzo. Allegro scherzando giocoso」弱音が支配してリズムは有機的、とっても寂しげに儚い魅惑のスケルツォ。ここにも浮き立つような勢いを感じさせました。中間部のワルツは甘く優雅、ラスト辺り胸騒ぎのティンパニも活躍します。決然としたラストも切れ味充分。(8:07)
第4楽章「Finale. Andante lugubre - Allegro moderato - Allegro maestoso - Allegro vivo - Piu animato」暗鬱なファゴットから始まって、暗く、懐かしい民謡風の旋律が静かにエネルギーを貯めつつ・・・ラスト満を持しての華やかにゴージャスな金管と打楽器炸裂!フーガの扱いも上々、厚みのある余裕のパワーは軽快に響きは濁らない、威圧感を覚えさせぬ迫力に締め括りました。(13:48)

英ArgoLPMozart アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525/交響曲第32番ト長調 K.318/協奏交響曲変ホ長調 K.364(320d)〜ネヴィル・マリナー/ジ・アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ/アラン・ラヴデイ(v)/スティーヴン・シングルス(va)(1970年)・・・膨大なる録音を誇ったNeville Marriner(1924-2016英国)「The Argo Years」(28CD)のボックスに何故か含まれなかった魅惑の選曲音源は初耳、LP復刻音源を拝聴できました。音質はちょっぴり曇るけれど、バランスよろしく聴きやすいもの。角の取れた穏健、バランス感覚に溢れたマリナーらしいMozartでした。鋭角大仰にリズミカルな古楽器系に非ず、昔風重厚長大でもないマイルドにオーソドックスな表現は一周回って新鮮。かつてはフツウ過ぎて、オモロないと感じておりましたっけ。
誰も知っている上機嫌に躍動する「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は1787年ウィーン時代の作品。弦楽五部。作品目録によると本来第2楽章だった「Menuetto-Trio」が行方不明なんだそう。(サーストン・ダートが復元を試みた録音が存在する)優雅な小交響曲といった風情は愉悦に溢れ、上機嫌にしっとり、力みなく歌われました。
第1楽章「Allegro」(5:51)第2楽章「Andante」(5:44)第3楽章「Menuetto : Allegretto」(2:06)第4楽章「Rondo : Allegro」(4:14)
交響曲第32番ト長調は1779年ザルツブルグ時代の短い緩急感、明朗に華やかなシンフォニア。二管編成+ティンパニ。マリナーの表現はバランス感覚抜群に、ほのかな陰影と抑制が効いてノリノリでした。ホルンの響きに厚みを感じさせます (4本)。
「Allegro spiritoso」「Andante」「Primo tempo」(8:30)

ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調も1779年、のびのびと歌うような名曲。ヴァイオリンはもちろん(Alan Loveday/1928-2016新西蘭)豊かに響くヴィオラにも名人芸必須でしょう。(Stephen Shingles/1924−2008英国)伴奏編成は2-ob/2-hr、弦はヴィオラも二部に分かれいるのが珍しい。
第1楽章「Allegro maestoso」しっとりとスムースなオーケストラが二分くらい続いた後に、そっと二人のソロが参入。それはアンサンブルに溶け合って、あまり自己主張をせずに歌い交わすもの。(13:22)
第2楽章「Andante」哀しみに沈むハ短調の緩徐楽章。纏綿と雄弁に歌いそうになるソロは呟くようにデリケートでした。(10:26)
第3楽章「Presto」シアワセな気分が抑えられず、そっと走り出すフィナーレ。歴代著名な名人たちの録音を思い出せば、たっぷり華やかな掛け合いが丁々発止!ここでのソロはそっと抑制を効かせて、ずいぶんとおとなしく、マイルドな表情でした。(6:45)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日本日に休みが取れるラッキーな方は既にGWに入っていることでしょう。自分はいつも通りの一週間が始まって、今週末は息子一家孫と一緒に食事に出掛けます。週末で冷蔵庫在庫はキレイに消化したので、ストレッチと短いYouTube体操済ませて朝一番、お気に入りスーパーに野菜やたまご、嗜好品ちょっぴり買い物に出て、ウォーキングとしました。今朝の体重は66.6kg▲400g。
岩手では依然山火事継続中、煙の被害もひどいそう。前日、北海道中心に最大震度5の地震発生、先日の青森沖の余震ではないそう。著名な旭山動物園にて殺人事件(?)これからGWなのに、とんでもない事件が発生して営業中止、これからの集客に大きな影響が出ることでしょう。
トランプさんは銃に狙われ、伊蘭との関係は先行きは読めません。亜米利加産の原油が到着したそうだけど、それは国内消費のわずか一日分とか

自民党以外の政党はすべて支持率5%以下(3%以下という調査もある)なんだそう。一強多弱、がんばれ!野党。寄らば大樹の陰、状態なのか、現実生活の厳しさからのはけ口がないボトルネック状態なのか。圧倒的多数が推し進める政策が必ずしも良い結果を生まないことは、隣国を見てもあきらかでしょう。意見は多様性が必要、状況がヤバかったら修正できる柔軟な民主主義が必要です。独裁者には正しい情報は入らず、取り巻きは権力に阿(おもね)る報告ばかりするようになる・・・
地方首長選では意外と政府与党側推薦がけっこう負けているみたい。「高市おろし」とかなんとか、自民党の内部紛争云々?には興味はありません。

DENON COCQ-84624Dvora’k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜フランツ・コンヴィチュニー/バンベルク交響楽団(1961年)・・・LP時代コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズが懐かしい音源。初耳?乃至半世紀ぶりの再会、いずれ記憶は全く残っておりませんでした。音質は時代相応の劣化や粗さ、ノイズはあるけれど、まずまず解像度よろしく各パート各声部は際立って、しっかり音の芯や低音がありました。テンポは中庸、少々馴染み過ぎた名曲を新鮮に、独欧系重量級の演奏を堪能出来。
初演は1893年(アントン・ザイドル/ニューヨーク・フィル)大好評だったとのこと。二管編成+ティンパニ、トライアングル、シンバル。誰でも知っている郷愁の旋律溢れる名曲中の名曲、日本でもおそらく人気No.1でしょう。
第1楽章「Adagio - Allegro molto」静謐な冒頭から独欧系深みのある落ち着いた音色。憧れに充ちた旋律はパワフルにずしりとした低い重心、ホルン先頭に魅惑の渋い金管サウンドが響きました。提示部繰り返し有。(12:06)
第2楽章「Largo」そっと懐かしくデリケートに、イングリシュ・ホルンがしみじみ歌う「家路」旋律。ここもバックの遠いホルンが魅力的に響きました。中間部の哀しいフルートもしっとり味わいと深みが感じられました。(11:51)
第3楽章「Molto vivace」腰のある楷書リズムをかっちり刻んで、金管の合いの手がいつになく強烈に際立ってヴィヴィッド、大仰雄弁なスケルツォ。中間部の優雅なワルツもけっこう重量級でした。(8:17)
第4楽章「Allegro con fuoco」劇的に競り上がるようなフィナーレの幕開け、強烈なホルンとトランペットによる第1主題は決然、そのまま勢いと熱気を増して楷書のフレージングが続きました。バンベルク交響楽団の金管ってこんなに深みがあってパワフルでしたっけ?木管も弦も滋味深く響いて、わずかなテンポの動きも雄弁、壮麗に輝かしく締め括って、満足度の高い演奏でした。(11:25)

EMI 5 68745 2Dvora'k チェロ協奏曲ロ短調〜ヤーノシュ・シュタルケル(vc)/ワルター・ススキンド/フィルハーモニア管弦楽団(1956年)・・・1896年ロンドンにて初演。郷愁の旋律たっぷり、チェロ協奏曲の最高峰でしょう。Janos Starker(1924-2013洪牙利→亜米利加)はダラス交響曲楽団、メトロポリタン歌劇場、シカゴ交響楽団の首席を経てソロ活動へ専念。たしか三度録音したはずの最初のもの、未だシカゴ交響楽団在任中のステレオ初期録音はかなり良好な音質でした。驚異のスムースなテクニック、タメとか詠嘆とは無縁なストレートな表現、Walter Su"sskind(1913-1980捷克→英国?)率いるフィルハーモア管弦楽団は素直に明るく、優秀なアンサンブルにソロを支えました。豊かに懐かしい旋律を重過ぎず、粘らず、さっぱりとしたフレージングに歌って、快い熱と勢いが爽やかな演奏でした。
第1楽章「Allegro」クラリネットのソロがいきなり素っ気ない第1主題提示〜その素材を魔法のように発展させ、劇的に盛り上げていくDvora'kのマジック。チェロはぎらぎらのヴィヴラートに非ず、オーケストラも素直な響きに清潔感際立つアンサンブルでした。(14:19)
第2楽章「Adagio ma non troppo」切なくもノンビリとした旋律が木管に歌われ、それはチェロに引き継がれて、この辺りDvora'kのメロディ・メーカーの才能前面開花して、劇的な対比も絶品の緊張感に至る緩徐楽章。ソロも管弦楽もさらさらとしたフレージングに懐かしく、テンポは心持ち速めに流麗な技巧が続きました。(10:35)
第3楽章「Finale: Allegro moderato - Andante - Allegro vivo」ずんずんと刻むリズムは緊張感高まって劇的な始まり。自在に泥臭く、力強い旋律が歌う第1主題、これは黒人霊歌風?(Wikiによる)副主題も魅惑の動きに、ソロの力みのない超絶技巧はスムースでした。第2主題がまた夢見るような懐かしい旋律に情感は高まって、オーケストラとの絡み合いも息の合って緊張感たっぷり。(12:27)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

世間ではぼちぼちGWに本格的に突入でしょうか。こちら引退生活は連休だろうがGWだろうが関係なし、いつもの生活が続きます。背中?首筋辺りの不快感を感じつつ、しっかりストレッチ、短いオーソドックスなYouTubeエアロビクス済ませて市立体育館を目指したら、日差しはすっかり暖かい。短パンでも良かったかも。久々に両膝のサポーターを着用したら既に10年以上経過、ちょっと緩く感じてぼちぼち寿命かも知れません。途中ビニール袋を拾ったのでしっかりゴミ拾いをしながらトレーニングルームに到着。ここしばらく顔を見なかった常連バーベルのオジサン二人復活しておりました。日曜は若い現役男女が参加、マシンは空いていたので、いつもの順番通りゆる筋トレを消化できました。ますますしっかり汗が出る季節に至ってシャワーは爽快。帰宅して背中と首筋に膏薬を貼りました。今朝の体重は67.0kg+250g最悪。昼も夜も喰い過ぎを反省。身体を動かして鍛えてもあかんのか。今週しっかり減量いたしましょう。

ホワイトソックス・村上宗隆が快進撃!ベルトには「臥薪嘗胆」の刻印が・・・亜米利加の野球番組の司会者、解説者(往年の名選手名監督)がその意味を正確に理解しているかどうか疑問だけれど(欧米の方々は漢字だったらなんでもカッコ良い!オシャレと感じるらしい)これはおそらく全米で大流行することでしょう。Tシャツなんかも出現すると予想します。ドジャースの佐々木朗希は一年ぶりの勝利とか。

愛蘭土より来日した建築学を専攻する学生へのインタビュー動画拝見。日本の建築への称賛はもちろんだけれど、首都ダブリンでも「日本風の居酒屋」がぼちぼち、日本食ブームはほんまみたいですね。但し、それはちょっと高級路線なんだそう。ちょっぴりねじ曲がったカンチガイ和食ブームは世界に広がって、愛蘭土にもその波は押し寄せている・・・とは、ちょっと驚きました。

SVリーグ女子決勝第2戦はテレビ放映はBS-NHKにてじっくり観戦。SAGAスプリングス対大阪マーヴェラスは3-0SAGA完勝して優勝へ。MVPはリベロの西村弥菜美、彼女のディグは神掛かっておりました。ステファニー大爆発、中島も北窓も絶好調、荒木も相変わらずパワフルでした。栄もヴェテランの落ち着きを見せて、要所に交代した籾井、若い田中も活躍しました。大阪の宮部妹も良かったけどなぁ、前日ほどファンヘッケは活躍できませんでした。大阪マーヴェラス連覇ならず、たしか来季かなりメンバーチェンジがあるはず。どんなチームになるのでしょう。次は男子チャンピオンシップが5/1(金)より始まります。

Exton EXCL-00053Mahler 交響曲第1番ニ長調/「花の章」/歌曲集「さすらう若人の歌」〜ウラディミール・アシュケナージ/シドニー交響楽団/マルクス・アイケ(br)(2010年)・・・レビュー曰く

テンポがどこか不安定・・・なんか落ち着かない
オケの鳴らし方・・・もいま一つ・・・各楽章の性格の描き分けも不足
「新たな一枚」を加えるだけの価値があるとは、到底思えない
極めて凡庸で、無為に時間のみが流れていく
そんな散々な声がある一方で。
彼としては場外ホームランの部類
あらゆる声部をバランスよく整えて美しく鳴らす事に執心
瑞々しい響きが滔々と流れる。テンポは弛緩なく淀みなく自然な心地よさ
そんな養護の声もあって、音楽は嗜好品、ご意見評価は多様であればあるほど興味深いもの。歌い手の評価も真っ二つ。自分だって最近話題になった某Shostakovich交響曲全集にガッカリして音源ファイル廃棄したもの。嗜好に合わなかったら聴かなかったら良いだけですよ。
収録にも配慮と工夫があるし、Extonの録音は極端なダイナミックレンジに非ず、My Audioの貧相なパワーを泣かせることもない優秀録音。Vladimir Ashkenazy(1937-露西亜→氷島)は素朴さに充ちて、わかりやすい表現と受け止めました。シドニー交響楽団(首席在任2009-13)も好調でした。
交響曲第1番ニ長調は1889年に初稿初演(失敗)1899年に現在の版を出版。四管編成、ティンパニは二人、5種の打楽器には銅鑼も入る大掛かりな編成。現在では大人気でしょう。青春の胸の痛み、憧憬を感じさせるデリケートな旋律、名曲中の名曲。
第1楽章「Langsam, schleppend(ゆるやかに、重々しく)」大自然の和音、牧歌的なホルンも爽やかに「朝の野原を歩けば」の主題がデリケートに始まって、それはウキウキ弾むような速めの歩み。提示部繰り返し有。基本はさっぱりとした語り口に、大仰な構えとか暑苦しい熱狂とは無縁、後半の金管のクリアに爆発して躍動いたしました。(15:24)
第2楽章「Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell(力強く運動して)」スケルツォはレントラー。ムリのない熱を加えつつ、適度なバランス感覚にリズムのスウィングもいきいきとしておりました。マイルドな金管はけっこう上手いですね。中間部のホルンののびやかな響きに魅了されました。(7:59)
第3楽章「Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen(緩慢でなく、荘重に威厳をもって)」上手過ぎぬ無骨なコントラバス・ソロに乗せて、村の楽隊のように素朴に、淡々と歩む緩徐楽章。途中のテンポやアクセントの変化は控えめ、もっと極端に対比してもよいと感じました。中間部の「彼女の青い眼が」は夢見るように切ない。(9:36)
第4楽章「Sturmisch bewegt(嵐のように運動して)」金管も打楽器も力いっぱい鳴りきったオーケストラの響き、勢いに流さぬ楷書の表現に始まって、第2主題はデリケートな歌に充ちておりました。やがて渾身のクライマックスへ向けて、銅鑼や打楽器の響きも効果的に、重厚に過ぎず、粘らず重くなり過ぎぬ高揚がやってまいりました。(19:06)
Blumine(花の章)」は1899年版出版時に省かれた美しい間奏曲。柔らかいトランペットの歌は弓見るよう。(7:28)
交響曲と多く同じ旋律を共有する「Lieder eines fahrenden Gesellen」。Markus Eiche(1969-独逸)の声は落ち着かぬ、浮ついた印象があって、彼のヴィヴラートはあまり好みではありませんでした。
「Wenn mein Schatz Hochzeit macht(恋人の婚礼の時)」(4:01)「Ging heut' morgen uber's Feld(朝の野を歩けば)」(3:49)「Ich hab' ein gluhend Messer(僕の胸の中には燃える剣が)」(3:02)「Die zwei blauen Augen(恋人の青い目)」(4:59)

Living Stage LS1081Tchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1958年ライヴ)・・・Leonard Bernstein(1918-1990亜米利加)40歳直前の記録。後年1975年/1989年の音質状態のよろしい録音が存在するから、ムリして求める必要もないステレオ?ライヴ。露西亜風憂愁に非ず、その若さ、熱狂的にアツい、明るくパワフルな躍動も悪くないでしょう。40分ほど全曲一気呵成に堪能できて、聴衆の喝采も当時からの大人気を物語っておりました。
1878年初演。二管編成が基本、第3第4楽章にはピッコロが加わります。金管も2-3楽章では控えめ、盛大なる打楽器群も終楽章のみに登場。
第1楽章「Andante sostenuto - Moderato con anima」ホルンとファゴットによる深遠なる「運命のファンファーレ」に始まり、それは終楽章にも再帰します。パワフルな金管が精一杯にアツく劇的、テンポは速めに前のめり、落ち着かぬ粗削りな勢いでした。金管にはむき出しの明るさ、みたいな違和感を覚えました。(16:31)
第2楽章「Andantino in modo di canzona」重苦しいはずのオーボエから始まる憂愁な旋律もなにやらリズミカル、途中のテンポも明るく弾んで落ち着かない。(8:33)
第3楽章「Scherzo: Pizzicato ostinato - Allegro」スケルツォは意表を突いた弦のピチカート中心に疾走するスケルツォ。中間部の木管も華やかでした。この辺りのアンサンブルは優秀。(5:26)
第4楽章「Finale: Allegro con fuoco」途切れずそのまま、フィナーレは粗削りムリムリ若さいっぱいの熱血全力!金管ぶちかましに始まるフィナーレ。最終盤いや増す興奮に、音質の不備乗り越えてノリノリの熱気に聴衆に大受けでした。これはこれで貴重な記録でしょう。(8:38/大喝采有)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

土曜日はどんより曇り空。洗濯物も外干し、布団も外に出せました。本日は夕方より雨との予想です。
尿路結石?それとはまったく別な理由なのか、背中や首に微妙な不快感と云うか、鈍い痛み復活して、一発整体で「ぽきっ!」とあちこち関節を施術してもらったら治るものか、動画で眺めるとよさげだけど、当たり外れもありそう。怖くて試すこともできません。(一度だけDr.Strech40分お試したことはある/一週間筋肉痛、いかにも効いた感じ)入念なストレッチと短い、オーソドックスなYouTubeエアロビクスは実施して、自宅に隠りました。女房殿も持病であるぎっくり腰の前駆症状、コルセットを巻いて膏薬を貼って対応しておりました。

昼食は冷蔵庫在庫の総菜を活用して、野菜が多いパスタたっぷり。夕食もたっぷりいただいて、終日身動きせず結果は66.75kgほぼ変わらぬ高め安定。本日はこれからしっかり鍛えてきましょう。

昼からSVリーグ女子プレー・オフ決勝第1戦。SAGAスプリングス対大阪マーヴェラスをBSにて拝見。こちら大阪ではあるけれど、地方を応援するのが基本、凄い熱戦は3-2でSAGAスプリングス粘り勝ち。第1第2セットとSAGAが先行して、第3第4セットは大阪マーヴェラスが巻き返し、このまま勢いで準決勝みたいに逆転するかと思って肝を冷やしました。大阪のファンヘッケは高くて強力。SAGAの中島咲愛(さえ/なかなか読みが難しい)絶好調。キャプテンでありセッターの栄絵里香は的確なコントロールに日本代表である長身・北窓絢音や荒木彩花を使って、ステファニーもパワフル。本日第2戦も愉しみに応援しましょう。

伊蘭代表は巴基斯坦に入ったけれど、すぐ出国したそう。トランプさんは特使派遣しないとのこと。停戦交渉はどうなるのでしょう。

DG UCGG7024Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調/Mendelssohn ピアノ協奏曲第1番ト短調〜郎朗(p)/ダニエル・バレンボイム/シカゴ交響楽団(2003年)・・・1875年初演から大人気、冒頭ホルンのぶちかましも印象的に、露西亜風クサい濃厚旋律満載な傑作中の傑作。腕利きピアニストには名刺代わりの作品でしょう。
現役ピアニスト最高峰の人気を誇るLang Lang(1982-中国)21歳の記録。クリアな音質、バレンボイムの入念な伴奏に支えられ、若者らしからぬクールなタッチに「露西亜風クサい濃厚旋律」際立たぬ洗練、意外に落ち着いた表現でした。音質は極上。
第1楽章「Allegro non troppo e molto maestoso - Allegro con spirito」冒頭ホルンは期待のシカゴらしい豪快な始まり、勇壮巨大な第1楽章は予想外に抑制されたオーケストラ、郎朗のピアノも前のめりに走らない。余裕の技巧にリリカルなタッチ、瑞々しい音色に力みなく、アツくなり過ぎず緻密なスケールを感じさせました。テンポの動きには説得力充分、知的に爽やかなな高揚がありました。(23:04)
第2楽章「Andantino semplice - Prestissimo - Tempo I」可憐にデリケートな緩徐楽章。デリケートなソロにチェロ・ソロや木管もしっとり美しく、中間部のソロの鮮やかな技巧の対比も際立ちました。(8:16)
第3楽章「Allegro con fuoco」緊張感漂うフィナーレも、あまり急がぬテンポに激高が伴わない。叩き付けるようなタッチとは無縁のクールな流れを感じさせて、曖昧さのない技巧が疾走して、壮麗なフィナーレを迎えました。(7:18)
Tchaikovskyのフィル・アップとしては珍しいMendelsshonの組み合わせ。小ぶりな作品のイメージだったけれど、これも立派な、ちょっとゴージャスな演奏に仕上がりました。
第1楽章「Molto allegro con fuoco」劇的に落ち着かぬ疾走から静謐に収束してそのまま(7:31)
第2楽章「Andante」へ。懐かしい弦の調べに絶品の懐かしいソロが歌います。(6:33)
第3楽章「Presto」元気よく細かい音型が疾走しました。(6:44)

BROLLIANT 8593/10枚組 Salmanov 交響曲第2番ト長調(1960年ライヴ)/Khachaturian 交響曲第3番ハ長調「シンフォニー・ポエム」(1947年/ソヴィエット国立交響楽団)/Liadov ババ・ヤーガ/Mussorgsky 「モスクワ川の夜明け」(1965年ライヴ)〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル・・・1983年ライヴという情報は嘘っ八でしょう。ほぼ20年ぶりの再聴。偉大なるYevgeny Mravinsky(1903-1988露西亜)の膨大なる音源は音質が心配でした。
Vadim Salmanov(1912-1978露西亜)は1960年初演の記録。三管編成に7種の打楽器、ハープにピアノ(またはチェレスタ)という大編成。録音はムラヴィンスキーしか見掛けておりません。穏健保守的な作風に暗く優しくわかりやすく、ちょいと無機的に安易な旋律が続きました。駄作ではないけど、名曲でもないような・・・意外と良心的なステレオ録音。ムラヴィンスキーはいつも通りテンション高い、緊張感たっぷりの統率でした。
第1楽章「The Song of the Forest(森の歌)」目まぐるしくも辛気臭いクラリネットの旋律から弦へ、そっと様子見のように不安な始まり。(3:41)
第2楽章「Call of Nature(自然の呼び声)」緩徐楽章。イングリッシュ・ホルンがしみじみ静謐な旋律を歌い、森の奥に深呼吸するようにフルート、ホルン、トランペット、そして弦がたっぷり雄弁に情感を高めます。(9:41)
第3楽章「At the Sunset(日没に)」チューブラーベルも鳴り響いて、切迫感漂ってヒステリックな疾走。トランペットの超絶技巧も登場して銅鑼も鳴り響いて、なんだかとっても大仰でした。やがてヴァイオリン・ソロから静謐に沈んで・・・剽軽なピチカートが唐突に出現。チューブラーベルもトランペットも再登場、とっても賑やかな日没風景でした。(7:48)
第4楽章「The Forest is Singing(森は、なお歌っている)」不安な弦が蠢いて、金管も参入しつつ無表情のまま高揚が続きました。やがてびろびろのヴィヴラートたっぷりに生温かいホルンとトロンボーンが登場して、不安な弦に戻ります。やがて剽軽な木管から型通りありきたりな終了を迎えて・・・ちょっとがっかり。(7:06)
Khachaturian 交響曲第3番ハ長調の初演もムラヴィンスキー。1947年録音だからその時の記録でしょう。二管編成+喧しく絶叫するソロ・トランペット15本、自在に躍動するオルガン・ソロ!、スネア・ドラム、シンバル、大太鼓、銅鑼の打楽器群に馴染みのクサい、勇壮な泥臭い旋律が絡み合う〜連続する「Allegro moderato,maestoso - Allegro - Andante sostenuto - Maestoso - Tempo I」。オルガンはその存在感を主張して、響くのはスネア・ドラムばかり、他はあまり際立たぬ音質でした。リアルな音質で聴いたらとんでもない!であろうことは想像に難くありません。音質状態もよろしい、パワフルなオーケストラの録音を聴きたいもの。(24:41)
残りは有名なモスクワ音楽院大ホール・ライヴ。
不気味に躍動してちょっぴりユーモラスな「ババ・ヤーガ(3:33)壮麗爽快に静謐な「モスクワ川の夜明け(4:59/いずれも拍手有)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

呑んだ翌日は反省して、体調を整えました。入念なストレッチ、短いTouTubeエアロビクス、トイレ掃除、洗濯を済ませて、午前中は残り雨が心配だったけれど、外干ししてから市立体育館を目指しました。金曜朝一番のトレーニングルームは顔馴染みの常連も数人復帰しておりました。いつも通りのゆる筋トレメニュー+エアロバイク15分も無事消化、盛大なる汗を流しました。シャワーを使って、往復4kmウォーキングして帰宅したら女房殿が平日介護生活から戻っておりました。昼食夕食しっかり喰って、とくに夕食はちらし寿司が上出来、いつになくたくさんいただいて、結果66.8kg+350g。残念。

岩手県の山火事は鎮火の目途立たぬそう。心配です。
SVリーグ大阪ブルテオンの清水邦広(39)引退。最近は控えが多かったけれど、一時代を作った人でした。4/18(土)広島サンダーズ 2ー3 大阪ブルテオンの試合、甲斐優斗(23歳)が驚異の三連続サービスエース。スポーツの世界は若手が次々と出現し、追いかけてきます。女性に大人気の高橋藍(24)がサンバーズから波蘭へ。名人リベロの小川智大(29)も退団、どこにいくのでしょうか。

トランプさんが亜米利加での大麻規制を緩和検討するそう。それは事実既に広まってしまった実態からの対策であり、日本とは大きく状況が異なります。
予想だけど、これを受けて「日本でも解禁を!」騒ぐ人々がまたまた出現すると思いますよ、YouTube辺りで。十数年前だっけ?それを公約に選挙にも出ていましたっけ。何故、人口当たりの常習者が桁違いに少ない現状から、ムリして広げる必要があるのか、理解に苦しみます。

DECCA LPTchaikovsky 大序曲「1812年」/イタリア奇想曲/スラヴ行進曲〜ケネス・オルウィン/ロンドン交響楽団(1958年)・・・Kenneth Alwyn(1925-2020英国)はバレエ畑、ミュージカルや映画音楽に活躍していたそう。昔懐かしいステレオ初期の録音。音質は分離よろしく、全曲ロンドン交響楽団の金管はかなりの迫力。打楽器の存在感も手応え充分。
1812年」は1882年初演。鐘や大砲も入る大掛かりなもの。壮麗な金管爆発、スケール大きく、ストレート系すっきりとした表現に気持ちのよろしい演奏。ラスト帝政ロシア国歌「神よ、皇帝を護りたまえ」登場!大砲も入って、アンタル・ドラティほどのリアルな効果ではない感じ。(14:57)
イタリア奇想曲」は1880年初演。三管編成に6種の打楽器+ハープも加わるかなりの大編成。騎兵隊の信号ラッパから始まり、憂愁に鬱蒼とした旋律を経(Andante un poco rubato)優雅に伸びやか、賑やかな管楽器の歌へ(Allegro moderato)打楽器大活躍するタランテラは颯爽と優雅な疾走(Presto)冒頭の憂愁に鬱蒼とした旋律回帰(Allegro moderato)リズミカルなタランテラの疾走復活して、金管木管躍動!熱狂的なフィナーレへとなだれ込みました。(Presto - Piu presto - Prestissmo)(13:56)
スラヴ行進曲」は1876年初演。二管編成だけど、小太鼓大太鼓シンバル銅鑼迄入って、けっこう荘厳な作品。鬱蒼とした民謡風葬送行進曲から始まって、この憂愁な風情はいかにもTchaikovsky。軽快に明るく弾むような、これも民謡風旋律が続いて、冒頭旋律が回帰してテンポ・アップ。やがて例の帝政ロシア国歌「神よ、皇帝を護りたまえ」登場。賑やかに終了いたしました。(9:54)

EMI 7 49181 2Shostakovich 交響曲第5番ニ短調〜マリス・ヤンソンス/オスロ・フィル(1987年)・・・Mariss Jansons(1943-2019良都美野)の旧録音。ネットでの個別言及は少なく「案外呼吸,溜めが浅く、従って彫りの深さがない印象。言うならばかなり外面的で心を打たない。予想外に不出来な演奏」との手厳しい声が一件のみ探せました。音楽は嗜好品、自分は世評とか、他人様の言葉などまったく意に介さぬほうだけど、評判になった一連のオスロ・フィル(音楽監督在任1979-2002)録音をいくつか聴いて「そんなに騒ぐほど?」オーケストラの技量に少々疑念を感じておりました。
この著名な「革命」交響曲(←最近そんな表題使っているのでしょうか)三管編成+8種の打楽器、ハープ、ピアノ、チェレスタ迄入るそれなりの規模、1937年ムラヴィンスキーによる初演は大好評だったそう。
オーケストラのテンションが予想外に高く、若々しい演奏に好感を抱きました。音質はイマイチかなぁ。
第1楽章「Moderato」例のMozart(アダージョとフーガ ハ短調 K.546)にクリソツな冒頭主題から意外と知的に抑制が効いて煽った表現ではない。ピアノのリズムから無遠慮な金管が参入、テンポを徐々に上げていかにも!クライマックスを形作るところはウケ狙いっぽくて、かつてはご遠慮気味だったところ。若きヤンソンスはすっきりとした表現にオーケストラを鼓舞して、なかなか爽やかな躍動を感じさせました。濃厚な熱狂を求めれば「彫りの深さがない」という受け止め方になるのかも。(14:09)
第2楽章「Allegretto」スケルツォはレントラー。心持ち速めのテンポに四角四面にタメのないストレートにかっちり、さっぱりと飾りのない表現、これはこれでテンション高く、悪くないと感じました。(4:55)
第3楽章「Largo」「溜めが浅く・・・彫りの深さがない」とはこの辺りの評価かも。すすり泣くような慟哭表現を求めれば、ここは淡々に過ぎて、弦はさらさら流したように響きました。寂しげな木管も線が細い。(12:00)
第4楽章「Allegro non troppo」颯爽として快速、そしてさっぱりと軽量。その若々しい落ち着かぬ前のめりの勢いも悪くないでしょう。弱音部分にテンションが続かぬオスロ・フィルの弱さ、パワー不足が気になりました。音質印象もあるのかも。(10:12)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日は終日鬱陶しいかなりの雨模様。あいかわらずの睡眠状態だけど、体調はさほどに悪くない。朝一番にストレッチ、短いYouTube体操済ませていつもの生活は続きます。数日前にちょっと呑んだばかりだけど、一か月ぶりに爺友に声を掛けて誘いました。

かなりの雨だったからいつもの梅田駅前ビル地下はいつもより人出少なく、人気の店も席に余裕がありました。なんのこともない例の馬鹿話だけど、彼はお仕事引退後5年、未だ朝起きた時に「嗚呼、タイヘンなお仕事に行かなくても良いんだ」ほっとするそう。自分は日々無為無策な生活を堪能しております。呑んだ翌日は眠りいっそう浅いけれど、それなりに睡眠は摂れました、しっかり呑んで喰って今朝の体重は66.45kg+150gあまり変わらない。帰り最寄りの駅ではタクシーの列長く、雨の中歩いて帰宅いたしました。今朝雨は上がったようです。世間ではぼちぼちGW突入かも。

今シーズンもクマが冬眠から起きだしてきました。予想通りのトラブル、既に犠牲者ひとり、遭遇したり怪我人も出ているようです。仙台駅からわずか2kmのところにも目撃との情報もありました。さて、これからますますクマの活動は活発化するのは間違いない。どう対処するのか、動物保護は難しい課題ですね。「クマがかわいそう!」出没しない安全な場所より頑張っていらっしゃる方々の具体的対応策をぜひ伺いたいもの。個体数が増えすぎるのもまずいらしいし、森林の手入れもますます難しくなることでしょう。あたりまえだけど、住民の生命が最優先。
安い手間賃で生命を張って狩猟される方の苦労も考えましょうよ。挙句誹謗中傷されたり、ヘタすると訴えられたり、やってられませんよ。困ったものです。
こちら奈良県より大阪府に迷い込んだ鹿など、まだ可愛いほうでしょうか。

なにかとお騒がせのトランプさん、公然と人種差別的発言をしているそう。皆薄々感じていると思うけれど、ナニなんじゃないかなぁ、この人。ご高齢だし。

Leningrad Masters LM 1313Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版/1961年ライヴ・モノラル)/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版/1964年ライヴ・モノラル)〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル・・・ 久々の拝聴。これは音質がヘンやなぁ、歴史的録音も悪くないけれど、Stravinskyには鮮明な音質が欲しくなるところ。
火の鳥」は短い1919年版組曲。ニュアンスもまずまず、大仰な表情にアンサンブルにも鋭いキレと高揚を感じさせるけれど、それはメルヘンとは遠く素っ気なく、オーケストラのサウンドには硬質な違和感がありました。例の強烈金管のヴィヴラートは露西亜風個性満開。疑似ステレオでしょう。
「Introduction」(3:08)「Jeu des princesses avec les pommes d'or」(1:33)「Ronde des Princesses (Round of the Princesses)」(4:01)「Danse infernale du roi Kastchei (King Kastchei's Infernal Dance)」(4:05)「Berceuse (Lullaby)」(4:02)「Finale」(3:08/拍手込)
ペトルーシュカ」は1911年オリジナル四管編成。残響過多のオン・マイクっぽい音質。これも人工的な広がりを付加して、打楽器の低音も濁り勝ち。音質をガマンして聴けば例の峻厳な集中力とリズム、金管のキレは強烈、ほとんどヒステリック、遊園地の喧騒とかユーモラスな風情とは無縁な辛口、緻密な躍動に不気味、不機嫌な緊張感連続でした。ライヴ故のトランペットのミスもリアル。つなぎの小太鼓がないのか残念。終盤に向けていや増す疾走するテンポもある意味爽快、これはこれでムラヴィンスキーの個性を堪能すべき記録なのでしょう。
Scene 1「The Shrove-tide Fair, The Crowds, The Charlatan's Booth」(3:45)「Russian Dance」(1:34)Scene 2「Petrouchka'S Room」(4:24)Scene 3「The Moor's Room, Dance of the Ballerina」(9:00)「Waltz (Ballerina and Moor)」(2:42)Scene 4「The Shrove-tide Fair (near evening)」(13:23/拍手込)

OVCL00637Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調(Novak版)〜ジョンサン・ノット/東京交響楽団(2017年ミューザ川崎シンフォニーホール・ライヴ)・・・初演は1894年。第7番以外作曲者存命中に大好評で迎えられたことはないらしい。巨大な作品だけど意外や二管編成なのですね。交響曲中、これが一番お気に入り。
Jonathan Nott(1962-英国)は2014年来東京交響楽団の音楽監督(2026年迄)。云々と比べて〜というのはちょっと失礼な言い種やけど、同じ東京交響楽団(1995年)朝比奈隆の壮絶力演!とはずいぶんちがう・・・とても立派な、オーソドックスな演奏だけど、弱音部分に深みが不足すると感じます。スムースだけど金管大爆発の押し出しにも今一歩。オーケストラの個性なのか、音質印象なのかサウンドの芯も足りないような気もする・・・良くも悪くも大仰な威圧感に巨魁な作品は穏健に、いつになく親しみやすく響きました。
第1楽章「Adagio - Allegro」冒頭の怪しいピチカートから金管のコラール絶叫は分厚く洗練された響き、伸びやかな第1主題もスケールは悠々と大きく流麗だけど、凄みとか切迫感とか、この作品に求めたい入魂には不足を感じます。ティンパニのアクセントはもうちょっと強調してほしい。(21:38)
第2楽章「Adagio」落ち着いたテンポ設定、整ったアンサンブルにデリケートな緩徐楽章だけど、木管に色気が足りない。弱音はテンションが下がり気味。金管の叫びはもっと欲しいところ。(20:19)
第3楽章「Scherzo: Molto Vivace」Bruckner交響曲のキモであるスケルツォ。叩き付けるような粗野な推進力に非ず、適度な力感に端正なバランス表現でした。ここは追い込みの切迫感も決まってかなりの上出来。トリオの牧歌的なホルンの音色は今ひとつ。(13:16)
第4楽章「Finale: Adagio - Allegro Moderato」第1楽章冒頭が回帰する荘厳な始まり、やがてクラリネットを呼び水に悠然たる第1楽章主題第2楽章主題を回想しつつ、決然たる主部がフーガに歩み始めて、優雅に姿を変えたスケルツォも浮き立つような気分に至ります。クラリネットの音色にはちょっぴり不満を覚えても、その流れの美しさに間違いはない。やがて圧巻の金管の叫びと弦が分厚く疾走して、金管のコラールも荘厳そのもの。沈静化して遠いホルンの音色には(申し訳ないけど)ちょっぴり不満、弦のフーガには雰囲気があって金管の参入にも力感を感じさせつつ、力強い付点のリズムはラストへのクライマックスへ向けて高揚し・・・壮絶!と迄はたどり着かぬ、サウンドにヤワと軽さを感じました。(24:24)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

日々無為無策、ぼんやり過ごしても春の季節は進んで暖かくなってきました。トランプさんは伊蘭との停戦延長、伊蘭側は停戦延期要請せず、バンス副大統領は協議のための巴基斯坦行きを中止したそう。中東情勢の先行きは見えません。ぼちぼち世界的に航空燃料が枯渇するとか。岩手では地震があったばかりなのに、大規模山火事がタイヘンらしい。泣き面に蜂状態。

いつも通り早朝覚醒して、ストレッチと短いYouTubeエアロビクス済ませて市立体育館を目指したけれど、花粉対策のマスク着用を忘れました・・・けど、帰宅後症状はさほどに変わらない。ちょっぴり洟水が出るくらい。トレーニングルームはここ一週間、常連顔馴染みが3人消えて体調でも崩したのか、それとも新しいお仕事の関係でしょうか。無事いつもの鍛錬メニューを消化いたしました。帰宅して洗濯少々。曇っていたけれど夕方までにちゃんと乾きました。冷蔵庫在庫の豆腐と茄子、ちょっと危うくなってぜんぶ「麻婆豆腐の素」にぶち込んで調理、これがけっこう美味くて、半分残して保存するつもりが全部喰ってしまいました。後悔して「食後の有酸素運動」実施、結果今朝の体重は66.3kg辛くも▲100g。

音の犯罪捜査官 響奈津子「呪いのテープ殺人事件」(1999年)27年前の二時間ドラマの再放送拝見。この時点、もう画像の鮮明さは現在と変わりません。主演の古手川祐子はしっとり妙齢に美しく、上司である西岡徳馬も元気な中年、跳ねっ返りの若手刑事・岩崎ひろみ もNHKドラマ「ふたりっ子」からわずか3年後でした。もうテレビを見る時間はずいぶん少なくなって、これは初めて拝見したかも。時代やなぁ、岩崎ひろみが職場フロアや移動中の車中、幾度すぱすぱ煙草を吸っているし、上司の金田明夫 は「だから女はダメ!」現代ならセクハラパワハラまがいの罵声連続!やはり2-30年経ったら時代は変わっているものですね。
肝心の謎解き結末はわからない。途中から居眠りしてしまって、目覚めたときには別な番組に変わっておりました。

ALPHA1040Mozart セレナード第10番 変ホ長調「グラン・パルティータ」K.361(370a)〜ニコラ・バルディルー(cl)/アレクサンドル・シャボ(cl)/ガブリエル・ピドー(ob)/エレーヌ・ドゥヴィルヌーヴ(ob)/ダヴィド・ゲリエ(hr)/アントワーヌ・ドレフュス(hr)/アンヌ・ブサール(hr)/ユーグ・ヴィアロン(hr)/ダヴィド・ドゥソ(fg)/トマ・カンケネル(fg)/アレクサンドル・シャボ(バセット・ホルン)/フランソワ・ミケル(バセット・ホルン)/ヤン・デュボ(cb)(2021年)・・・1783-4年頃、ウィーンでの作品。Nicolas Baldeyrou(1979ー仏蘭西)は現在最高のクラリネット奏者。彼が率いる仏蘭西系中心のメンバーは古楽器を使用して、その技術的問題をまったく感じさない。装飾音も入って軽くデリケートに明るく健全に浮き立つようなセクシー・サウンド、心持ち速めのテンポに低音を強調せず、素朴さ無骨さとは無縁な流麗かつ端正清潔な演奏を繰り広げてくださいました。音質極上。
これは数少ない無条件幸福なお気に入り、躍動する名曲中の名曲作品。ネットに見掛ければ必ず拝聴して、失望したことは一度もありません。続けて幾種も拝聴して、お恥ずかしいけれど結果なんのコメントもできずそのまま「音楽日誌」に「聴いた」とのみ掲載したこともありましたっけ。
第6楽章「Tema (Andante) con variazioni」はフルート四重奏曲第3番K.Anh.171(285b) の第2楽章「Andantino-Adagio-Allegro」と同じ旋律。たまたま取り出した演奏に比較してみたら(ヴィリー・フライフォーゲル(fl))たっぷり浪漫の色濃くたっぷり歌ってしっとりしみじみ、俄かに同じ素材とは気付かぬほどの違い。こちら軽快に弾むように速めのテンポ、変幻自在に表情を変えて、夢見るような演奏でした。一番のお気に入りは第3楽章「Adagio」ホルンのシンプルな旋律からバセットホルンが伴奏を刻んで、優雅にクラリネットが歌う陶酔の場面でした。ここも重くならず、淡々と浮き立つよう。
第1楽章「Largo, Allegro molto」(8:50)第2楽章「Menuetto, Trio I, Trio II」(8:40)第3楽章「Adagio」(4:53)第4楽章「Menuetto (Allegretto), Trio I, Trio II」(4:49)第5楽章「Romanza (Adagio, Allegro, Adagio)」(6:52)第6楽章「Tema (Andante) con variazioni」(9:31)第7楽章「Rondo (Allegro molto)」(3:31)

Chesky Records CD53Elgar 行進曲「威風堂々」第1番ニ長調/Mendelssohn 序曲「フィンガルの洞窟」/Mussorgsky 交響詩/Sullivan 演奏会用序曲「舞踏会」/Liszt 交響詩「前奏曲」/Tchaikovsky バレエ組曲「くるみ割り人形」〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン新交響楽団(1960年)・・・英DECCAの録音チームによるChesky音源は鮮明な音質。The New Symphony Orchestra Of Londonは1905年に創立された団体とは別物、1948-1964年迄録音用団体として活躍したそう。Adrian Boult(1889ー1983英国)との相性よろしく、ちょっぴり響きは薄いけれど、実力充分のアンサンブルを聴かせてくださいました。
堂々たる「威風堂々」第1番は英国指揮者として当たり前の重量級貫禄とテンションたっぷり。(6:09)
フィンガルの洞窟」うねるような流れは思わぬ軽妙と陰影、ティンパニのアクセントが素晴らしい。(9:35)
禿山の一夜」はRimsky-Korasakov版を基本に微妙に手が入って、ゴージャスな打楽器がとっても賑やか。(8:58)
序曲「舞踏会」は初耳作品。華麗に弾むように踊る情景を彷彿とさせて、華やかに可愛らしい作品でした。ラストは賑やかな疾走。(10:41)
交響詩「前奏曲」は苦手とするLiszt作品中、数少ないこどもの頃からの馴染の作品。金管が勇壮にカッコ良く鳴り響いて、優しく優雅な旋律も可憐な作品。三管編成にハープ、4種の打楽器も入るそれなりの編成なのに、学生オーケストラのレパートリーに入っております。ボウルトの表現は肩の力が抜けて、堂々颯爽とラストを締め括りました。(15:18)
くるみ割り人形」は彼(か)の頑固爺風貌からは想像できぬデリケートなメルヘンたっぷりに快活な表現。クリスマスの夜に繰り広げられるおもちゃの物語は、快活溌剌に表現されました。
「Miniature Overture」(2:54)「March」(2:29)「Dance Of The Sugar Plum Fairy」(1:48)「Russian Dance」(1:07)「Arabian Dance」(3:15)「Chinese Dance」(1:08)「Dance Of The Mirlitons」(2:32)「Waltz Of The Flowers」(6:24)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日朝は小雨模様。相変わらずの早朝覚醒が続くけれど、例の右腰奥やら背中の鈍い痛みは幸い消えております。ストレッチと短いYouTube体操はいつも通り実施。あとは隠ってじっとしておりました。今朝の体重は66.4kg+350g、これから鍛えて減らしましょう。

その後、青森を中心とした地震の影響はいかがでしょうか。大きな被害と余震がないことを祈・・・っていたら、福島沖で地震発生したそう。不安です。そして陸上自衛隊事故に4人死傷。残念だけど、これがリアルに貴重な生命を失って戦車は20億圓らしい。
ホルムズ海峡情勢は混沌として、もちろん基本はトランプさんの所業なんやけど、伊蘭も内部分裂して、なかなかまとまらないそう。だから交渉が進まない。欧州は以色列とトランプさんと一線を画して、そこを除く対策交渉枠組みができているそう(日本や韓国含む)洪牙利でも新露政権が倒れました。もちろんトランプさんの支持率も下がっております。さて、日本はどうなのか。

日本のもっとも大きな貿易相手である中国の経済が危うい、そんな話題はよく伺うけれど、リアルな情報がなかなか入ってきません。不動産が壊滅的と云うのはほんまみたい、ソーラーパネルはとっくにアウト、ぼちぼち電気自動車は作り過ぎ〜それも間違いなし、大学を出た若者の就職口がないらしいのは、正確な失業率は定かではないので裏付けはありません。経済成長率の発表、借金の実態も同様らしくて正確な統計ではないとのこと。閑話休題(それはさておき)

世界を旅する伊太利人女性であるテシの「上海レポート」が最新現状を伝えて下さいました。
中国は公称人口14億人(実際はもっと少ないという説もある)広い面積に地域格差も大きいけれど、上海はもっとも拓けた都会であり、住民も誇りを以て暮らしているそう。国内からも観光客が集まるところらしい。現地に暮らす伊太利人のインタビューもあるけれど、あくまでテシは短期滞在の外国人観光客、寂れた商店街、閑古鳥が鳴くモールなど「ネット販売の影響かも」と言葉を選びつつ、やはりけっして好況とは云えぬ実態や、トイレの汚さなどがわかります。そして外国人観光客はほとんど見掛けないそう。
思い込みや先入観での決めつけは厳禁だけれど、中国の経済は事実、かなり厳しそうでした。

F00L-59022/24   14枚組3,150円 Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1970年)・・・駅売海賊盤の時代より馴染みのパワフルな演奏。10年後にアバドが録音して、そちらシカゴ交響楽団の威力を充分に、ムリなく引き出した素晴らしい完成度でした。
Georg Solti(1912-1997洪牙利→英国)が1969年音楽監督に就任間もない頃、58歳体力充分な頃、もりもり筋肉質に強引な推進力、オン・マイク、マルチマイク録音が不自然な定位、低音もしっかり効いてメタリックなサウンド全開の凄い演奏でした。正直なところ全曲聴いて疲れ果てました・・・1990年に同じ顔合わせの再録音(ライヴ)(未聴・・・と思う)
1904年初演。近現代管弦楽の精華、デーハーな四管編成による巨大なる作品。
第1楽章「葬送行進曲 In gemessenem Schritt. Streng. Wie ein Kondukt.(正確な速さで。厳粛に。葬列のように)」冒頭トランペットはアバドと同じくAdolph Herseth(1921-2013亜米利加)でしょう。金管、弦、打楽器も強烈ぎらぎら、フレージングは強引なアクセント、それはムリムリ強面、叩き付けるような威圧感に響き渡って、それを爽快に受け止める方もいらっしゃることでしょう。こちらもう華麗なる加齢にその力任せ表現には付いていけません。(11:54)
第2楽章「Sturmisch bewegt. Mit grosster Vehemenz. (嵐のような荒々しい動きをもって。最大の激烈さをもって)」作曲者の指示通り「嵐のような荒々しい」「最大の激烈さ」に溢れた強烈なサウンド、ヒステリックに乱暴な熱血に始まりました。チェロによる哀愁の第2主題も下心満載に前にめりな詠嘆、オーケストラのパワーは尋常じゃない。打楽器の存在は不自然に際立って、金管のいや増す咆哮も壮絶にアツく、若かったらこんな体力勝負の演奏も好ましいのかも。(13:45)
第3楽章「スケルツォ Kraftig, nicht zu schnell.(力強く、速すぎずに)」延々と活躍する嚠喨(りゅうりょう)たるホルンはDale Clevenger(1966-2013年首席在任)ですか?沸き立つようなリズムをしっかり刻んで、前のめりのヴィヴィッドなリズムをがっちり刻んで、ここはシカゴ響楽団の野太く輝かしい金管祭り、各々存在感たっぷりに歌って最高。ラストに向けての急いて賑やかな追い込みもショルティらしい。ティンパニのアクセントにもはっ!とするほどリアル。(16:39)
第4楽章「Adagietto. Sehr langsam(非常に遅く)」一番人気の官能的に静謐な歌。ここは意外なほどシカゴ交響楽団の弦はデリケートに鋭く、うねるような起伏に深く呼吸して緊張感が続きました。ハープの存在感も際立つ優秀録音。(9:51)
第5楽章「Rondo-Finale. Allegro giocoso(楽しげに)」ホルンからファゴットが牧歌的に、上機嫌なフィナーレの始まり。さらりと落ち着かぬ急ぎ足、沸き立つように前のめりのテンポに進行いたしました。オーケストラはモウレツに上手く、金管炸裂してパワーは充分だけれどちょっと腰が浮ついた感じ。(13:39)

Mstislav Rostropovich(1927-2007阿塞拜疆)Shostakovich チェロ協奏曲第2番ト長調(ト短調?)〜ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(vc)/ピエロ・ベルージ/イタリア放送ミラノ交響楽団(1968年ライヴ)・・・チェロ協奏曲第2番ト長調は1966年、Mstislav Rostropovich(1927-2007阿塞拜疆)により初演。金管はホルンのみ(終楽章に大活躍!)トランペット、トロンボーン、チューバを含まぬ特異な編成はソロを際立たせるためでしょうか。これは時期的に伊太利初演の記録かも。Piero Bellugi(1924-2012伊太利)はバーンスタインの助手を務め、亜米利加や伊太利に活躍したしたそう。音質はかなり良心的。ロストロポーヴィチのぎらぎらするようなアツい演奏にすっかり作品を見直しました。
内省的なソロの詠嘆が延々纏綿と歌う「Largo」ホルンの生暖かい音色がとってもイヤらしい。ほとんど無調。
「Scherzo: Allegretto」無機的な表情を湛えたリズミカルなスケルツォ。緊張感漂うチェロとホルンの掛け合いが続いて、ティンパニやシロフォンが際立ちます。オーケストラのアンサンブルはかなり危うい。
「Finale: Allegretto」切れ目なくホルンの雄弁なソロが小太鼓に乗って延々、ここはけっこう衝撃的でしょう。チェロは自在に雄弁な壮絶技巧が続いて、ハープやシロフォンとの掛け合いも効果的に、激しい変拍子と美しい旋律が続きました。呟くようなソロのピチカートが消えるように全曲を閉じました。(32:51/熱狂的な拍手30秒ほど含む)
Shostakovich 交響曲第1番ヘ短調〜ウラディミール・デルマン/イタリア放送ミラノ交響楽団(1989年ライヴ)・・・初演は1926年。二管編成+7種の打楽器、ピアノも入ってヴィヴィッドな19歳の作品。Vladimir Delman(1923?1994露西亜→伊太利)は偶然だけど怪しげなライヴ音源に登場する個性的な?指揮者。音質は曇りがちだけど、まずまず。
さっくりとした表情に落ち着かぬ快速テンポ、叩き付けるような素っ気ない推進力には緊張感がありました。アンサンブルはちょっと粗く、一本調子っぽいけれど若い作品の勢いを堪能できました。
「Allegretto - Allegro non troppo」「Allegro - Meno mosso」「Lento」「Lento - Allegro molto」(28:30/盛大なる拍手別)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日夕方、青森県では震度5、マグネチュードは7.7、北海道東北太平洋側に緊迫する津波警報→やがてすべて解除されたとのこと。被害はいかがでしょうか。2026年は不安な地震が続きます。

前日の酒はビール2杯と日本酒五勺、さほどに呑んでいないつもりだけど、いっそう眠り浅く、夢見よろしくなく、途中覚醒の挙句、早朝覚醒症状は亢進します。ヘルシー朝食、ストレッチ、短いYoutTubeエアロビクスはいつも通り、少々の体調不良は鍛えて治す!昭和の発想に市立体育館を目指しました。トレーニングルームはほぼ常連メンバーに幾人か欠けていて、まずまず空いておりました。しっかり汗が出る季節に至って、シャワーも爽快に帰り、激安美容院を目指しました。10時からのヘアカラー・タイムサービス前に入れば、待ち人数は少ないと類推。三人待ちで無事短く刈っていただいて、佳き気分転換となって体調は整いました。帰宅して洗濯、外干しに気持ちよく乾きました。今朝の体重は66.05kg▲200g。

日本の野球にはあまり興味はないけれど、米大リーグの日本人選手の活躍を眺めるのは嬉しいものです。なにもかも記録づくめの大谷翔平の動画を眺めて、いつも感心しております。打者としても投手としても超一流、常人だったらフツウ体力が保たんところ。それがデッドボールの翌日先発で10三振、更にその翌日しっかり打撃に成績を残している・・・そんな詳細データが紹介されておりました。かつての名投手、名打者が自分の経験も振り返りつつ賞賛して、その時代と違うのが試合後の身体のケア、マッサージとか入念なストレッチ、全身冷却して炎症を抑え、詳細に計算された栄養管理、睡眠のための環境整備なんだそう。一昔前は試合後、氷で肩を冷やしてビール呑むくらいが関の山、時代は変わりました。

日本でも50-60年以上前は朝まで呑んで先発、そんな武勇伝も伺ったけど、一流の大リーガーはほとんど修行僧のような、厳しく管理された生活を送っているのですね。ほんまのプロと云うのは、自由に贅沢して遊びに行って好き放題、みたいなことにはならんらしい。市井の引退爺のユルい生活には想像もつかない〜もしかして自分のほうがラクかも。収入の違いが天文学的、想像も付かんのでせめてもの負け惜しみでした。

女子バレーチャンピオン・シップ準決勝。SAGAスプリングス対ブルーキャッツ石川かほくは3-2逆転勝利。これから勢いに乗る大阪マーヴェラスとの決勝戦に挑みます。日本代表には荒木綾香、北窓彩音、栄絵里香、西村弥菜美、井上未唯奈選出。怪我から復活したセッターの籾井あきには注目しておりました。日本代表監督の時には散々叩かれた中田久美監督も応援しております。ブルーキャッツは残念だったけれど、地方ローカルなチームを応援したい。

Phoenix PHCD 117Khachaturian ピアノ協奏曲 変ニ長調(ベルリン放送交響楽団)/Prokofiev ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調/Shstakovich ピアノ協奏曲第2番ヘ長調〜ジョシュア・ピアース(p)/ポール・フリーマン/スロヴェニア放送交響楽団(1990年)・・・Joshua Pierce(1950-独逸)による魅惑の作品集めた一枚。 Paul Freeman(1936-2015亜米利加)も懐かしい。
Khachaturianは1936年の作品。この人は例外なく魅惑の民族的に泥臭い旋律がヴィヴィッドに躍動して、例外なく(ある意味)ワン・パターン。そこが素晴らしい。音質はこの時期にして曇りがち。
第1楽章「Allegro ma non troppo e maestoso」硬質に叩き付けるピアノも、オーケストラもいまいち元気や迫力に欠けて響きが軽量に薄い感じ。音質印象でしょうか。(13:56)
第2楽章「Andante con anima」哀愁の旋律はしつこく幾度繰り返され、妖しいフレクサトーン(flexatone)が省略されないも立派。(9:40)
第3楽章「Allegro brillante」ソロと管弦楽はユーモラスな変拍子に掛け合って、技術的には不足はないけれど、壮絶なピアノのキレ、オーケストラのサウンドの厚み、勢い、緊張感にもちょっと不足して、隔靴掻痒状態な演奏でした。自在なカデンツァのテクニックは聴きもの。(9:05)
Prokofiev ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調は1912年学生時代の作品。三楽章続けて演奏されます。若者らしい前向きに明るく、勇壮颯爽としたカッコよい作品。こちら音質はぐっと改善されて、ジョシュア・ピアースのテクニックのキレが堪能できました。第2楽章辺り、素朴に過ぎるオーケストラの技量はちょっと厳しい感じ。第3楽章の寂しげな緩徐楽章も繊細、快活にぎくしゃく気紛れな旋律に躍動する終楽章には冒頭旋律が回帰いたしました。
第1楽章「Allegro brioso」(3:40)第2楽章「Meno Mosso-Animato」(3:27)第3楽章「Andante assai」(3:19)第4楽章「Allegro scherzando」(4:27)
Shostakovich ピアノ協奏曲第2番ヘ長調は1957年の作品。明るい、平明、モダーンに都会的センスの名曲。当時在学中だった息子のためのものなんだそう。リリカルなピアノのノリに、オーケストラが今一歩リズム感がよろしくない印象でした。こちらも音質はよろしい感じ。
第1楽章「Allegro」(6:55)第2楽章「Andante」(5:55)第3楽章「Allegro」(5:22)

RCA VICS 1105Prokofiev ピアノ協奏曲第3番ハ長調〜ゲイリー・グラフマン(p)/エンリケ・ホルダ/サンフランシスコ交響楽団(1957年)・・・1921年初演。二管編成+ティンパニ、カスタネット、タンバリン、大太鼓、シンバルといった編成。大衆的な旋律、平易にわかりやすい作品。これはGary Graffman(1928ー2025亜米利加)が若い頃の旧録音。一応ステレオな初期音源はかなり草臥れ気味に荒れて曇って劣化して、ピアノのタッチはまずまずリアル。LP時代にはEnrique Jorda(1911-1996西班牙)による交響曲第1番も収録されていたらしい。先日聴いたBeethovenに於けるワルター・ヘンドル/シカゴ交響楽団に比べると、オーケストラはちょっぴり(かなり)落ちるかも。音質印象か。
第1楽章「Andante - Allegro」は平易にわかりやすい、粗野な躍動もカッコよい快速旋律はノリノリ。ピアノは超絶技巧の見せ所でしょう。(8:32)
第2楽章「Tema con variazioni : Andantino」緩徐楽章は途方に暮れたようなピアノがしっとり始まって、やがて快活に、時に怪しく激しく、自在に変奏して壮絶な技巧を披歴してくださいました。遠いホルンには雰囲気があり、後半に向けて熱狂のリズムが高揚いたしました。(8:51)
第3楽章「Allegro, ma non troppo」弦のピチカートとファゴットとの対話はぎくしゃくした始まり。その音型はピアノに引き継がれ、機械的にリズムは変貌して速度を上げ熱気は高まります。第2主題は一転、木管から弦へ安らぎの旋律へ、ピアノはとつとつとした静かなモノローグから幻想的に、雄弁に甘く弦と絡み合いました。やがて冒頭旋律が戻って、快活なリズムを刻んでフィナーレへとなだれ込みました。(8:45)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

また隣国はデーハーな花火を連続で打ち上げたそう。そんなカネがあったら国民にもっと食料を調達してあげて欲しいとの思いはいつものこと。ちょっと気になったのは「日本の左翼はそのことに抗議しない」との一部ネットコメント、ちょっとそれは悪意ある印象操作っぽい感じ。いったいどこに?談話でも出せばよいのか。誰もそんな行為に賛同なんかしてないですよ。意見の多様性を許さぬ風潮を危惧しております。社民党やれいわ新選組はがたがたしているようだけど。
SNSにあげられた「世界中から戦争がなくなりますように」との言葉を添えたウサギのイラストに、「絵を描いても戦争はなくならない」「自己満足」と批判が殺到し、削除を余儀なくされた〜との記事。ミサイルや戦車にウサギで対抗するのかよ、みたいなことらしい。「平和の“曖昧さ”と戦争の“単純化”の危うさ」との題名が付いておりました。なんか発言しづらい、生き辛い世の中になっているような・・・

もうしばらくずっと睡眠が浅く、途中覚醒、挙句早朝覚醒が続いて二度寝もできなくて不快感が続きます。ストレッチは入念に、YouTubeエアロビクスはシンプルな短いもの実施して外は好天、しっかり洗濯して外干ししました。昼前から圧力鍋にカレーなど仕込んだけれど、女房殿はしばらく出掛けていないので居酒屋に行きたいとの希望。昼頃のコミュニティバスに乗って梅田駅前ビルを目指しました。電車中では東南亜細亜系の若い人たちをけっこう見掛けました。

梅田駅前ビル地下居酒屋街はダンジョン(dungeon/地下牢)その迷宮に迷います。店もどんどん変わりますしね。昨日日曜も混んでおりました。こちらに転居してもう4年、何十回も通っていると徐々に馴染みの店が固定されがち、新たに雰囲気ちょっぴり高級な焼き鳥屋に入ってビールを一杯いただきました。美味しくて充分安い。もう一軒、刺身とそばの店に寄って、これは7月名古屋方面先輩来訪のための店を確認するため。店員バイトに東南亜細亜系らしき留学生?いずれも安い店だけど、平和な日本に贅沢いたしました。
最寄り駅まで戻って、歩いて昼の2時より開いている銭湯へ出掛けて、電気風呂にたっぷり肘膝腰を痺れさせてきました。重油も上がっているから銭湯の経営もますますタイヘンと想像して、日曜のせいかけっこう客は多い。歩いて帰宅したら総歩数は壱萬歩超え。今朝の体重は66.25kg+200g。

女子バレー・チャンピオンシップ。SAGAスプリングス対ブルーキャッツ石川かほくは3-2、接戦を制して一矢報いました。これからYouTubeで内容確認いたしましょう。

Otto Klemperer(1885ー1973独逸)Shostakovich 交響曲第9番 変ホ長調/Stravinsky バレエ組曲「プルチネルラ」/R.Strauss 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」〜オットー・クレンペラー/イタリア放送トリノ交響楽団(1956年ライヴ)・・・もう珍しさだけで音質状態よろしからぬ昔の音源を求めるのはやめよう・・・とは思っても、Otto Klemperer(1885ー1973独逸)のShostakovich!?が出現したら、これは興味深く一度は聴いてみたいもの。かなりオン・マイクに粗っぽい、奥行きのない平板むき出しの音質だけど、ガマンして聴きましょう。低音はしっかり効いておりました。
Shostakovich 交響曲第9番 変ホ長調は1945年初演、軽快かつシニカルな作品。これはもう二度と出現しないであろう、とんでも大カンチガイ重量級の演奏でした。作品に慣れていないのか、オーケストラはかなり苦戦しているみたい。
第1楽章「Allegro」軽妙な始まりはどっしりと腰を据えたアクセント、噛み締めるように重心低く、仰け反るほどの鈍足(6:45)
第2楽章「Moderato」はたっぷり纏綿と歌って止まりそうに重く、無機的な表情(7:55)
第3楽章「Presto」は剽軽に躍動する木管から始まって、それを追いかける弦が愉快な風情も重量級に勇壮でした(3:25)
第4楽章「Largo」は終楽章へ続く、重苦しい金管のファンファーレ。ファゴットもたっぷり纏綿と歌って音色はなにやら不気味。(1:50)
第5楽章「Allegretto」妙に雄弁なファゴットがそのままユーモラス?な旋律を不安げに歌い出して、弦、木管に引き継がれて、その生暖かい節回しはとってもイヤらしい。雄大なスケールたっぷりの重いタメ、そのままテンポを上げて精一杯の疾走のうちに終了します。(6:36/拍手有)
Stravinsky 「プルチネルラ」は擬バロック風優雅な作品。声楽なしの組曲版は1924年編曲。これも重量級アクセントしっかり刻んで、荘厳な風情が漂いました。(24:16/拍手有)
ラスト「ティル・オイレンシュピーゲル」は悠々とした歌に表情豊か、余裕と貫禄さえ感じさせる堂々たる躍動でした。(14:23)

BRILLIANT 93761  35枚組Beethoven ピアノ・ソナタ第10番ト長調 作品14-2/第13番 変ホ長調 作品27-1「幻想風」/第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」/第15番ニ長調 作品28「田園」〜アルフレッド・ブレンデル(p)(1962-64年)・・・Alfred Brendel(1931-2025捷克→墺太利)は三度Beethovenのピアノ・ソナタ全集を録音して、これは未だ知名度低かった若い頃最初の録音。LP時代廉価盤に出ていた関係で何枚かは昔馴染みでした。評判のよろしくないVOX音質にもさほどの不満を覚えません。ハデさはないけれど安定した技巧、落ち着いたタッチを充分に堪能できました。「鍵盤の新約聖書」にはなかなか全部馴染めていないけれど、この全曲録音でも充分な存在感と思います。
第10番ト長調は1798-99年、ユーモラスに小ぶりな作品。
「Allegro」は憧れに充ちた軽妙な始まり。(7:08)「Andante」はシンプルに平易な変奏曲(3:40)「Scherzo, Allegro assai」は弾むように自在に躍動しました。(3:37)
第13番 変ホ長調は1800-1801年の作品。
「Andante-Allegro-Tempo I 」穏健な始まりから上機嫌に元気良い躍動へ。そして静かに終了。(4:36)「Allegro molto e vivace」ほんの短い、哀愁の情感に揺れてリズミカル(2:01)「Adagio con espressione」しっとり落ち着いた緩徐楽章には安らぎを感じさせます(3:13)アタッカで「Allegro vivace」躍動して明るく走りだす軽妙なフィナーレ。途中精神が沈静化する静謐を挟みます。(5:55)
第14番 嬰ハ短調は著名な「月光」。1801年の幻想的な作品。
「Adagio sostenuto」は瞑想する深淵静謐なるアルペジオ。(6:13)「Allegretto」ゆったり可憐に弾む3/4拍子(2:19)「Presto agitato」激情が疾走、切迫するBeethovenらしいフィナーレ。ブレンデルの安定した技巧が堪能できます。(7:36)
第15番ニ長調も1801年の作品。平明に落ち着いた作品。
「Allegro」優しく語り掛けるような始まりから、上機嫌な情感は高まりました。(10:07)「Andante」は暗い気持ちを抱えて沈む変奏曲(7:30)「Scherzo. Allegro vivace」は軽妙にリズムが弾むスケルツォから「Rondo. Allegro, ma non troppo」快活に歩むロンドにフィナーレを締め括りました。(7:26)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日昼から長野にて震度5の地震。けっこうな揺れですよ、被害はあったのでしょうか。
眠りは相変わらず浅いけれど好天、気温はどんどん上がってきました。いつも通りのストレッチ、ほんの短いYouTubeエアロビクス済ませて、週末の体育館を目指しました、あともう少ししたらTシャツと短パンで大丈夫になるんやろなぁ。トレーニングルームはここ最近空いていて、週末常連も少なめ、筋トレマシンは自分以外誰も使っていない。しっかりいつものメニューをこなして、シャワーも気持ちよろしく爽やかに帰宅しました。途中スーパーに寄って食材補充して、昼食に野菜たっぷりのパスタを作りました。ちょっと喰い過ぎ、けっこう糖質もカロリーも高く、夕食も自ら調理した結果は66.05kg+200g。思ったより増えておりません。

女子に続いてバレーボール男子日本代表メンバー発表。前回代表を休んだ西田、関田も怪我から復活して、順当な人選でした。大宅が抜けたくらいかな?女性に大人気なイケメン高橋慶帆(パリ・バレー)も選出され、帰化したアライン(サンバーズ)も代表入りしました。高校生の一ノ瀬は次世代の育成を目指したものでしょう。
司令塔であるセッターが安定すれば日本はもっと勝てると信じております。5月から国際試合は始まるけれど、それまでに中東情勢は沈静化しているでしょうか。
女子バレー・チャンピオンシップ第2戦、レッドロケッツ川崎は大阪マーヴェラスに0-3連敗。残念。田中瑞稀キャプテン立派。SAGAスプリングス対ブルーキャッツ石川かほくは1-3。今季ブルーキャッツの躍進は著しいですね。バルデス・メリーサを応援しているので嬉しい。

ホルムズ海峡が開いたとか、いや実際は通れないとか、攻撃があったとか?原油が乱高下したり、状況は混沌としております。一日も早い混乱の収拾を願う。

BC20352 Wagner 楽劇「ラインの黄金」(抜粋)〜ルドルフ・ケンペ/シュターツカペレ・ベルリン/フェルナンド・フランツ (br)/ベンノ・クッシェ(b)/ヨハンナ・ブラッター(a)/ルート・ジーヴェルト(a)/リサ・オットー(s)/メリッタ・ムセリ(s)/ジークリンデ・ワーグナー(a)/ヨーゼフ・メッテルニヒ(br)/ルドルフ・ショック (t)/ヘルムート・メルヒャート(t)(1959年)・・・幾度も聴いている音源だけれど、写真は独逸Eterna。EMIに「Les Introuvables Du Ring(知られざる「リング」)」という4枚組CDが出ていて、その冒頭に収録されているものと同じ音源でしょう。これがかなりリアルな音質、60年以上前の骨太に貫禄ある歌い手据えて、劇場の臨場感たっぷり堪能できます。なぜ抜粋なのか?不明。ベルリン州立歌劇場の上演の流れで録音されたのでしょう。馴染の旋律や(最終盤のクライマックス「ヴァルハラ城への神々の入場」など)森の奥から響くかのような、深い野太いホルン、痺れるような金管の音色などたっぷり堪能。全部で47分程、こらえ性不足に集中力が続かぬオペラ・ド・シロウトな自分にとってはありがたい存在でした。
Szene-1
「Vorspiel」(0:47)「Weia! / Waga!」(1:25)「He He! Ihr Nicker!」(1:29)「Garstig Glatter Glitsch'riger Glimmer」(8:18)「Lugt, Schwestern !」(7:11)「Bangt Euch Noch Nicht?」(1:55)
Szene-4
「Bin Ich Nun Frei?」(4:11)「Weiche, Wotan, Weiche!」(4:57)「Furchtbar Nun Erfind Ich Des Fluches Kraft!」(3:04)「Schwules Gedunst Schwebt In Der Luft」(3:04)「Zur Burg Fuhrt Die Brucke」(1:09)「Abendlich Strahlt Der Sonne Auge」(3:02)「Ihrem Ende Eilen Sie Zu」(0:51)「Rheingold! Rheingold!」(3:17)

ONYX4101Brahms セレナード第1番ニ長調/Beethoven ロマンス第1番ト長調 /第2番ヘ長調〜オーギュスタン・デュメイ(v)/関西フィルハーモニー管弦楽団(2012年)・・・Augustin Dumay(1949-仏蘭西)は2008年から関西フィルの首席客演指揮者、2011年より音楽監督を務めて現在は名誉指揮者。自分の居住地所縁のオーケストラなのに、実演も録音も聴いたことはありませんでした。関西の篤志家が私財を投げ打って活動継続させてきたのですね。
セレナードは1857年初期若い頃(25-6歳)の作品。二管編成+ティンパニ。さすがBrahms、Mozart辺りを想像すると、とても立派な交響曲風情貫禄漂う作品でした。作品的には人気ないのかなぁ、詳細分析や言及は(日本語では)ほとんど探せませんでした。関西フィルは誠実に整ったアンサンブル、ジミなサウンドは少々薄くパワーにも足りないけれど、思わぬ雰囲気たっぷりの演奏でした。神戸新聞松方ホール収録の音質も良好。
第1楽章「Allegro molto」牧歌的に素直なホルン、クラリネット、オーボエから始まる希望に充ちた始まり。安らかに優雅なな旋律が続きいて、今一歩の躍動感と芯のある響きは欲しいところだけど、素朴な味わいにけっこう立派なスケールでした。(13:36)
第2楽章「Scherzo: Allegro non troppo」3/4拍子。哀愁に寂しげ、鬱蒼と呟くような・・・これがスケルツォとは意外。Brahmsは若い頃から、こんな後ろ向きな寂寥に揺れる音楽を書いていたのですね。トリオのちょっぴり明るい表情も寂しげ、関西フィルのアンサンブルは上出来でした。(9:27)
第3楽章「Adagio non troppo」落ち着いた風情に安らぎの緩徐楽章。切なく儚い旋律ですね。素朴に過ぎる管楽器群が歌って淡い表情は充分美しいけれど、ここはもっと弦が感傷的に、たっぷり優雅に歌ってもよろしいかも。ラストはフルートが名残惜しく消えていきました。(14:08)
第4楽章「Menuetto I-II」ファゴットのアルペジオに乗せて、木管がノンビリとしたリズムを刻む始まり。やがてト長調からト短調に暗転して、寂しげな風情の対比も際立ちました。(4:19)
第5楽章「Scherzo: Allegro」3/4拍子。ホルンが勇壮に始まって、けっこうな名手ですよ。響きはマイルドだけど元気に躍動する短いスケルツォ。(2:36)
第6楽章「Rondo: Allegro」ヴィヴィッドに躍動するフィナーレ。躍動する弦のリズムに金管は存在感を示して、木管の動きもおみごと。ティンパニのアクセントも効いておりました。(6:15)
「ロマンス」はBeethovenのもっとも美しい、優しい旋律を誇る作品。本職のヴァイオリンは色気たっぷりに安らぎの旋律を歌いました。(7:31-8:52)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日は曇りがちだけど、雨は降りませんでした。結石は動いている?ような内臓不快感はほぼ消えたけれど、背中真ん中辺り広く鈍い凝りみたいなものはあって、ストレッチを入念に実施いたしました。眠り浅く、途中覚醒は続くけれどフロ掃除、トイレ掃除、トイレカバー、シーツなども洗濯、短い10分ほどのYouTube体操済ませて体調はまずまず。風があったので洗濯物はよく乾きました。女房殿は午前中早々に戻ってきて、眼医者経由こども食堂のボランティアに出掛けました。自分は情けなくも終日引き隠り。外に出たのは朝のゴミ出しのみ。今朝の体重は65.85kg▲150g。ようやくの65kg台へ。背中の手術跡の絆創膏をはがして一段落。

上の孫は小学校に通って一週間、楽しい学校ライフを過ごしているとのこと。下の孫は大きな公立の保育所に移って、ちゃんと馴染んでいるらしい。よかった。このまま順調に、元気に育ってほしい。

ミラノ五輪金メダルに感動の渦を巻き起こした「りくりゅう」ペア引退とのこと。有終の美やなぁ、日本人が引き際を大切にするのは花の盛りが短く、潔く散っていく桜を愛する伝統でしょうか。
大学の一年先輩は70歳、経理のスペシャリストとして継続雇用中、カネのために非ず、時給も安い週四日勤務。お仕事の実戦力+相談役として期待されているらしい。本人にとっては名誉なことだし、生き甲斐だろうけど、若い後継が育っていない組織は問題でしょう。自分は4年前さっさとお仕事引退して職場を辞去したのは、優秀な若手がたくさん育っていたから。若い人たちとは上手く、愉しくやっていたと思うけれど、知らんうちに老害になっている可能性もあり得ますから。70歳迄働ける条件は提示されておりました。親しかった数人と時々呑んでいるけれど、前の職場には一切関係を持っておりません。

現在は日々な〜んもせん、ヒマな引退生活を堪能しております。女子バレー・チャンピオンシップ第1戦、レッドロケッツ川崎は大阪マーヴェラスに0-3完敗、佐藤淑乃、和田由紀子がいても勝てんのか。残念。

BrilliantBRL6324Shostakovich 交響曲第8番ハ短調〜ルドルフ・バルシャイ/ケルン放送響楽団(WDR)(1994年)・・・5年ぶりの拝聴。Rudolf Barshai(1924-2010露西亜→以色列)による全集録音の登場は衝撃でした。音質は良好、オーケストの実力にも間違いないけれど、必ずしも世評盤石でもないらしい・・・けど虚心に、自分の耳でしっかり拝聴いたしましょう。この演奏はなかなか上出来かと。音質もクリアそのもの。たしかボーンマス交響楽団との旧録音があったはず。
この作品は1943年初演。四管編成。前作交響曲第7番が勇壮な戦い!勝利!風作品であったのに対して、こちらぐっと内省的な、亡くなった方々への追悼を感じさせる作品。最近、気に入っております。
第1楽章「Adagio/Allegro/Adagio」冒頭「スパイ大作戦」風ごりごりとした低弦の迫力は抑制気味、ムラヴィンスキー入魂の表情が記憶にあれば、それは物足りないのかも。その後、延々と続く弱音は極度な緊張感に非ず、クールな風情にわかりやすく明晰、音楽の行方が迷子になることもない。徐々にパワーを上げての怒りの高揚も壮絶な迫力!迄に至らぬ抑制を感じさせました。イングリッシュ・ホルンの長い虚無的なソロも印象的。管楽器の音色、打楽器の存在感、オーケストラの厚みあるサウンドには色気有。(27:22)
第2楽章「Allegretto」晴れやかに、剽軽に、そして壮絶に躍動するスケルツォ。ここも一歩引いて冷静に噛み締めるような風情にあまり急がない。大仰な表情に非ず、クリアなサウンドに狂気をほとんど表出させぬバランスを感じさせました。(6:41)
第3楽章「Allegro non troppo (Attacca)」弦の無機的無感情な繰り返し、ヒステリックな木管、打楽器の合いの手が印象的な始まり。やがてそれは金管に受け継がれ、緊張感を高めていくけれど、バルシャイは一貫して激昂しない。中間部のトランペットと小太鼓は妙にシニカル、ちょっと人をバカにしたような?いかにもShostakovichらしいアクセントもあって、元の弦の無機的無感情な繰り返しに戻ってヤケクソ感高まりました。ここが個人的には一番好き。(6:43)
第4楽章「Largo」はPassacaglia。嬰ト短調の陰鬱かつ哀悼、安らぎに充ちた緩徐楽章。静謐な弦は油断すると流れが行方不明になる可能性もあるけれど、バルシャイの緻密かつデリケートな統率に弦、ホルンもフルートも幻想的に表現されてわかりやすい。(10:06) (Attacca)
第5楽章「Allegretto」ファゴットの牧歌的な旋律から始まって、爽やかな弦、ピッコロとホルンの囁きを経、戦争勝利を声高に叫ばない、微妙に不安な静謐が続きました。じょじょにエネルギーを高め、高らかな管や盛大なる打楽器も参入、この辺りオーケストラの技量を感じさせる厚みがありました。やがてそれは静謐に収束して、ヴァイオリン・ソロ、そしてファゴット・ソロはいったいなにを表現してるのでしょう。(13:35)

RCA LM-2396 Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調〜ゲイリー・グラフマン(p)/ワルター・ヘンドル/シカゴ交響楽団(1959年)・・・Gary Graffman(1928ー2025亜米利加)による若い頃の旧録音。懐かしいWalter Hendl(1917-2007亜米利加)はこの時期、シカゴ交響楽団の准指揮者だったそう。さすがに厚みのある魅惑の響きでした。ちょっと濁りがあるけれど、芯はしっかりとした音質。
1803年初演、Beethovenらしいパワフルに力強い作品は、とくに切迫感漂う第3楽章がお気に入りでした。
第1楽章「Allegro con brio」はピアノもオーケストラも重心低く緊張感漲って、パワフルな始まり。その旋律はMozart ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491に似ております。凛々しくかっちりと楷書の表現に余裕の技巧、スタンウエイは華やかなリズムに乗って、瑞々しい響きに鳴っておりました。カデンツァはゴージャスに豪快。(15:48)
第2楽章「Largo」しっとりと落ち着いて深淵な静謐漂う緩徐楽章。芯を感じさせるかっちりとしたピアノは優しい歌、魅惑の管弦楽が包み込んで、その響きは洗練されておりました。(9:37)
第3楽章「Rono-Allegro」冒頭の力強いリズムはハ短調のトルコ風なんだそう。それはMozart辺りをイメージするとぐっとパワフルに劇的ななもの。ピアノは充実して重心低く、音質の濁りは気になるけれど、それに応える管弦楽にも切迫した明るい緊張感が続きました。(8:37)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

前日の雨はすっかり上がって、緑の色濃い春の気候になりました。例の右腰奥や背中辺りの鈍い不快感はほぼ軽快、でも、睡眠浅く、早朝覚醒は続いております。根性入れてストレッチ、ほんの短いYouTube体操済ませて、根性入れて重い腰上げて市立体育館へ。自分は隔日だからわからんけど、最近顔見知り常連4人ほどの顔を見ません。いつも通りのマシントレーニングとエアロバイクこなしてシャワーを使ったら気分は上々。帰りスーパーに寄って食材補充、季節限定のレッドルビー・キウイを入手できました。今朝の体重は66.0kg▲550g。

自民党大会に、YouTubeでもお馴染み自衛隊の歌姫に「君が代」を制服で歌わせたのは完全に自衛隊法違反。でも榛葉さんの国会での追及「現場の隊員をもっと大切にせよ」という視点はみごと。鬼の首でも取ったような騒ぎ方に非ず、その収め方に貸しを作ったように見えました。これも大勝ちした自民党の緩みなのでしょう。高市さんが依然高い支持率を続けているのは、隣国の反日政策+中東危機の産物。個別地方選挙ではけっこう負けが続いて、リアルに生活苦は進行しております。

「北海道イエロースターズが悲願のSVリーグ昇格/フラーゴラッド鹿児島もSVリーグ参入が正式に決定」とのこと。男子バレーは2チーム増えていっそう賑やかになりそう。できるだけ地方ローカルなチームを応援したい。ヴォレアス北海道は債務超過状態を脱したようだけど、主力選手二人抜けて、その穴埋めはどうなるのか。自分は日本の野球にも相撲にも興味を失ったけれど、バレーボールは熱心に応援しております。

「日本バレーボール協会は女子日本代表チームの登録メンバー37人発表」
林琴奈が外れると記事にあったけれど、既に前回代表も辞退しておりました。
高校生も数人入って、若返りと育成、経験を積ませるのでしょう。37人選ばれても実際に試合に帯同したり、更にベンチ入りしてレギュラーや交代出場できる人数はぐっと絞られます。メインのセッターは関菜々巳(伊太利にて活躍中)と予測。中川つかさや松井珠己にも期待したいところ。なんと若い小林天音(16)も名前を連ねておりました。人妻セッター岩崎は抜けました。
キャプテンは引き続き石川真佑(伊太利の所属チームはどうなるのか)でしょうか。それとも山田二千華?
セッターの栄絵里香(35)韓国に活躍するヴェテラン島村春世(34)辺りが最年長のようです。バルデス・メリーサ(ブルーキャッツ石川/玖馬より帰化済)も練習生として合流するそう。

次期シーズンに向けて、各チームへの移籍はどう動くのでしょう。男女とも今期決勝リーグが始まります。日本の野球や相撲にはすっかり興味を失ったけれど、バレーボールは応援しております。

BerlinClassics 0032842BC Mahler 交響曲第7番 ホ短調「夜の歌」〜ヴァーツラフ・ノイマン/ゲヴァントハウス管弦楽団(1968年)・・・2017年来の再聴。Vaclav Neumann(1920ー1995)ゲヴァントハウス時代(1964-1968年)ラスト辺りの録音。音質は記憶より良好でした。1908年初演、四管編成+ティンパニ先頭に11種の打楽器、ハープ、マンドリンやギターも入る巨大なる編成。ゲヴァントハウスの深みのある魅惑のサウンドが落ち着いた味わいに、とっても怪しい作品はいつになく端正に質実に響きました。
第1楽章「Langsam - Allegro con fuoco」テノールホルンの生暖かいヴィヴラートが驚くべき存在感。つかみどころのないと感じるこの楽章も、しっかり地に足を付けた推進力を感じさせました。(20:31)
第2楽章「Nachtmusik: Allegro moderato」冒頭のホルンから伸びやかに悠々としてスケールが大きい「夜の歌=セレナーデ」(1)は生真面目な歩み。アクセントとリズムはしっかり弾んで木管も金管も深くマイルド、健全な風情でした。(14:22)
第3楽章「Scherzo: Schattenhaft(影のように。流れるように、しかし早すぎずに)」指示通り、さらさらと流れるようなスケルツォ。抑制が効いてジミなサウンドが囁くように内省的な雰囲気、細部迄曖昧さはありません。(9:36)
第4楽章「Nachtmusik: Andante amoroso」切ないヴァイオリン・ソロから始まる「夜の歌=セレナーデ」(2)。のんびりと落ち着いた風情に揺れて、ギターマンドリンもも登場する愛の歌はしっとり優雅そのもの。(12:53)
第5楽章「Rondo - Finale」せっかくのステキな風情がすべて吹っ飛んでしまう、元気よろしく明るいフィナーレの始まり。ノイマンはここも抑制気味に始めて、しっかり旋律を噛み締めるように慌てない。ラストに向けてテンポ・アップしても重心は低く、安易に走らぬ抑制を効かせて、堂々たる風情にも好感を抱きました。(18:40)

Eldorado 584.083Bach パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825/Nazareth 4つのワルツ/Schubert 即興曲 D.899〜マルセロ・ブラトキ(p) (1991年)・・・Marcelo Bratke(1960-伯剌西爾)による音源はかなり以前?10年ほど前に入手して、それはファイルのみ、他情報はまったく保存しませんでした。写真は類似の収録のCD(Eldorado 584.083)微妙に選曲が違うもの。これがデリケート、寂しげに抑制された透明なタッチは絶品、それをしっかり捉えた録音も雰囲気豊かでした。
Bachのパルティータ第1番 変ロ長調 BWV825は、微細な表情付け淡々、しっとりバランス演奏。
ゆったり安らぎの「Praeludium」(1:55)心が浮き立つような「Allemande」(2:05)喜びが付点のリズムに躍動する「Corrente」(1:59)懐かしく落ち着いた「Sarabande」(3:52)優雅にシンプル、晴れやかなリズムを刻む「Menuet I & II」(2:53)軽やかに快速に締め括る「Giga」(1:35)
Ernesto Nazareth(1863-1934伯剌西爾)の「ワルツ」は平易な作風、哀愁の色淡いChopin風、親しみやすいリズムが響きました。
Confidencias(秘密/4:12)Coracao Que Sente(感じる心/5:42)Passaros Em Festa(鳥のさえずり/5:06)Vesper(夕べの祈り/4:24)
Schubert 即興曲 D.899はお気に入り作品。力みなく、枯淡の風情さえ感じさせ、わずかに揺れるステキな演奏でした。
淡々と物哀しく、呟くような「No.1in C Minor」(9:53)コロコロと玉を転がすような疾走に陰影も豊かな「No.2 in E-Flat Major」もどこか寂し気(4:59)静かな小川の流れを感じさせる「No.3 in G-Flat Major」落ち着いて優雅に囁くよう(5:52)はらはらと桜の花びらが散って、川面に浮かぶ情景が浮かぶ「No.4 in A-Flat Major」(7:33)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日雨予報、実際に降り出したのは昼からでした。右腹部背中あたりの微妙な不快感はかなり快復しつつあるけれど、睡眠不如意早朝覚醒は続いて首肩辺りはばりばりに凝って体調はあまりよろしくない。ストレッチと短いYouTubeエアロビクスは実施して、昼間一時帰宅する女房殿はけっきょく雨模様に戻らないとのこと。食材は切れ掛かっていて、運動不足もあって一番近い(ちょっとお高めの)スーパー迄、最低限の買い物に出掛けました。往復1.5kmほど。今朝の体重は66.55kg+400g。残念。

「京都府南丹市の男児死体遺棄疑いで父親を逮捕 容疑認める供述」〜現実はなんという陰惨な悲劇。絶句。
ユニットバスが供給できないそう。他石油精製品の建材は値上げ、接着剤、塗料、シンナーなど入手困難に至っているらしい。政府によると未だ原料であるナフサは国内に前年と同水準に在庫があるとのことだけど、実際には品薄になっているらしい。今朝拝見したお医者さんのブログには医療機器や資材不足も出ているとのこと。困ったものですね。おそらく中国でも石油関係の原料は足りないだろうから、世界の製造工場としての稼働は難しくなってくるのでしょう。それは日本同様資源のない韓国でも同じこと。これからなにもかも値上がりが予想されます。トランプさんの思い付き行動には世界が困っております。この先、どう動くのか。

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それはいかんでしょ。けっこう幾度経験して、あれはなかなか鬱陶しいものです。

	Virgin(EMI) VBS2672872/CD3Best Adagio Voices 100よりCD3
Bach カンタータ BWV147より「主よ、人の望みの喜びよ」(デヴィッド・ウィルコックス/キングズ・カレッジ合唱団/アカデミー室内管弦楽団)/「マタイ受難曲」より「主よ、あわれみたまえ」(デイヴィッド・ダニエルズ(ct)/ハリー・ビケット/イングリッシュ・コンソート)/Handel 「主は言われた−De Torrente」(ナタリー・デセイ(s)/カリーヌ・ジャンス(ms)/エマニュエル・アイム/ル・コンセール・ダストレー)/Pregpresi スターバト・マーテル「Stabat mater dolorosa」(ジェラール・レーヌ(ct)/カリーヌ・ジャンス(ms)/イル・セミナリオ・ムジカーレ)/
Mozart「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K618(デヴィッド・ヒル/ウィンチェスター・カセドラル合唱団)/Handel オラトリオ「メサイア」より「Comfort ye my people」(ジョゼフ・コーンウェル(t)/アンドリュー・パロット/タヴァナー・プレイヤーズ/合唱団)/Mozart 証聖者の荘厳晩課 K.339より「Laudate Dominum」(バーバラ・ヘンドリックス(s)/ネヴィル・マリナー/アカデミー室内管弦楽団)/
Bach 「マニフィカト」より「Et Misericordia」(フィリップ・ジャルスキー(ct)/トビー・スペンス(t)/エマニュエル・アイム/ル・コンセール・ダストレー)/Mozart ミサ曲 ハ短調 K327より「Kyrie」(ナタリー・デセイ(s)/ルイ・ラングレー/ル・コンセール・ダストレ)/Bach ミサ曲 ロ短調 より「Dona nobis pacem」(ミシェル・コルボ/ローザンヌ声楽器楽アンサンブル)/Mozart 「レクイエム」より「Lacrimosa」(ミシェル・コルボ/リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団 /合唱団)/
Suppe「レクイエム」より「Recordare」(ミシェル・コルボ/リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団 /合唱団)/Bomtempo「レクイエム」より「Requiem Aeternam」(ミシェル・コルボ/リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団 /合唱団)/Mendelssohn「詩篇42」より「Wie der Hirsch schreit nach frischem Wasser」(リチャード・ヒコックス/ロンドン交響楽団合唱団/シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア)/Bruckner 「ミサ・ソレムニス」より「Agnus Dei」(カール・アントン・リッケンバッハー/バンベルク交響楽団/合唱団)/Faure 「レクイエム」より「Pie Jesu」「In paradisum」(マガリ・ダミ(s)/ミシェル・コルボ/ローザンヌ声楽器楽アンサンブル)/Durufle「レクイエム」より「In paradisum」(スティーヴン・クレオバリー/キングズ・カレッジ合唱団/イギリス室内管弦楽団)
・・・Best Adagio Voices 100(Virgin VBS2672872)は寄せ集めヒーリング声楽集。以前にCD6を聴いて、その極上の安らぎに酔い痴れた記憶もありました。こちら敬虔なる清潔無垢な宗教作品を集めました。Suppe、Bomtempo、Mendelssohn、Brucknerは初耳、ほか音楽を愛する人なら必ず聴いたことのある心洗われる旋律ばかり。古楽器系モダーン楽器いろいろだけど、エエとこ取りして違和感のない清潔な歌声が続きました。音質にもほとんどばらつきはありません。気に入った旋律を発見して、全曲拝聴に進む機会にもよろしいでしょう。Magali Damiというソプラノがデリケートなヴィヴラートにほとんどボーイ・ソプラノを連想させる天使の声、ミシェル・コルボによるFaureのレクイエムを全曲聴きたくなりました。
3:29-6:48-3:31-4:43-3:33-3:21-5:27-3:25-6:40-3:01-3:16-5:46-1:39-5:54-3:29-3:17-4:00-2:55

DECCA 4756159Gershwin ラプソディ・イン・ブルー/ピアノ協奏曲へ調〜ジュリアス・カッチェン(p)/マントヴァーニ管弦楽団(1955年)・・・Julius Katchen(1926ー1969亜米利加)とイージー・リスニングの大家Mantovani(1905-1980英国)異色のの顔合わせ、両者とも英DECCAの専属でした。マントヴァーニは1953年よりステレオ録音を始めたらしいけど、これはかなり優秀な臨場感あるモノラル録音。
誰でも知っているゴキゲンな「ラプソディ・イン・ブルー」は1924年初演。これはオリジナル・ジャズ・バンド稿(マイケル・ティルソン・トーマスの録音が有名)一般に演奏されるのは1926年Grofe管弦楽編曲版。二管編成に+ティンパニ、ベル、銅鑼、スネアドラム、シンバル、トライアングル。バンジョーやギターも入ります。あまりに人気だから、種々当時のSP収録の都合に合わせてカットして思いっきり短くしたり、伴奏も自由自在な録音が多数残っておりました。ここでもマントヴァーニの手が入って、ぐっとムーディに甘い雰囲気満載。(冒頭のクラリネット・ソロから弦がユニゾンしている)カットはないみたい。キレのあるカッチェンのピアノ最高。たしか1968年の再録音もあったけれど、こちらのほうがずっと若々しく、寛いだ風情と自在なノリと粗さを感じさせました。(15:40)
ピアノ協奏曲へ調は1925年初演。好評を得たけれど「批評家の間では、ジャズとクラシックのいずれに分類すべきかをめぐって意見が割れた」(Wikiより)時代ですねぇ、なんか笑っちゃうほどその時代にはジャンルの障壁(区別/差別?)が厳格だったんでしょう。二管編成にティンパニ、シンバル、トライアングル、大太鼓、小太鼓、銅鑼、鐘、木琴、Gershwin自身による管弦楽も熟達して、ゴージャスなシンフォニック・ジャズの雰囲気満載。
第1楽章「Allegro moderato - Cantabile - Poco meno scherzando」ティンパニも賑やかに元気いっぱいの管弦楽から、物憂いブルースのピアノが満を持して参入。切ない情感漂わせつつちょいと前のめりな快速ピアノと、管弦楽は絡み合ってカッコ良く疾走いたします。マントヴァーニのオーケストラはムーディだけじゃない、アンサンブルの技量も優秀でした。(12:00)
第2楽章「Andante con moto」たっぷり節回しこぶしの効いた気怠いトランペット極上。このテイストはクラシック系の奏者じゃムリでしょう。そしてピアノはチャールストン?しみじみ懐かしい風情と情感が緩急自在に続きました。(10:56)
第3楽章「Allegro con brio」風雲急を告げるフィナーレは、変拍子リズムもカッコ良く疾走します。第1楽章の物憂い主題も姿も風情も変えて登場、快速軽妙なピアノがテンション高く管弦楽と掛け合いました。(6:11)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

本日は終日雨予報。昨日は最高気温25度Cに至ったそう。前夜もいつもの早朝覚醒、ぼんやり小一時間ネットなど眺めてちょっぴり二度寝いたしました。ヘルシー朝食後、ストレッチ入念に背中奥の違和感を確認しつつ、短いYouTubeエアロビクス済ませて市立体育館を目指しました。葉桜ばかり、もうちょっとで短パンでも大丈夫な季節に至っております。途上、若い女性に颯爽と追い抜かれ、自分もさほどに遅い歩みでもないはずが、どんどん離されました。トレーニングルームは空いていて、バーベルメンバーは若い顔触れに変わっておりました。いつも通りしっかり鍛えて汗は盛大、シャワーも使って体調は整いました。今朝の体重は66.15kg▲300g。菓子を手許に置かない、買わない生活が功を奏しております。

数日前名古屋で先輩と呑んだけど、次回の日程の記憶がない・・・確認すると6月に非ず、7月中旬でした。大阪に4人やってくるんだよなぁ、伊達や酔狂の世界ですよ、ちょうど一年前いっしょに萩旅行に出掛けたメンバーとほぼ同じ。

安物人民中国製スマートウォッチは女房殿と交換してすっかり馴染みました。昼時点6,915歩/4.74km/816kcal消化。体育館へ出発するときに「ウォーキング」登録すると、その運動量が記録されます。ところが安物だからスマホ連動の仕組みが違う、以前のはウォーキング開始とともにスマホも動き出して終了後移動コースが記録されます。GPS連動しているのでしょう。ところが現在使用している安物スマートウォッチは歩数距離カロリーのみ、次回スマホ・アプリ起動時に同期するのみ、コースは記録されません。でも運動量はわかるし、これで充分機能は足りて通話着信(通話はできない)SNS着信内容メールなど確認可能。満足しております。

eurodiscShostakovich 交響曲第1番ヘ短調〜ユリ・アーロノヴィチ/モスクワ放送交響楽団(1964年)・・・Yuri Ahronovitch(1932-2002露西亜→以色列)1989年ライヴ音源とは別、1972年亡命前の珍しい音源。フェドセーエフのオーケストラに非ず(後継)ロシア国立シンフォニー・カペラのことらしい(確信はない)。この辺り、旧ソヴィエットから露西亜の楽団呼称は難物でした。音質は予想外にクリア、オーケストラは優秀。初演は1926年(ニコライ・マルコ)熱狂的な大成功であったそう。二管編成+7種の打楽器、ピアノも入って、栴檀は双葉より芳しく才気走った19歳の作品。不安げであり、ユーモラス、ヴィヴィッドに多彩なサウンド、わかりやすいメリハリある旋律。ノリノリのテンションも素晴らしい、粗野な金管も輝かしい演奏でした。ラスト辺りの切ないチェロ・ソロなど絶品。「Allegretto - Allegro non troppo「Allegro - Meno mosso」「Lento」「Lento - Allegro molto」(30:47)

ABC Classics 481 4565 Shostakovich 交響曲第8番ハ短調〜ニコラス・ブライスウェイト/アデレード交響楽団(1988年)・・・この作品は1943年初演(エフゲニ・ムラヴィンスキー)四管編成、ティンパニ先頭に9種類の打楽器が入ります。戦争の悲惨さを描いた作品らしい。ムラヴィンスキーの1947年録音は壮絶だった記憶もありました。
Nicholas Braithwaite(1939-英国)が濠太剌利南部のオーケストラ(1936年創立)を指揮した珍しいABC音源。以前にSibeliusの交響曲(全集)を聴いていて、意外と誠実なアンサンブルに驚いた記憶もありました。Shostakokovichにはちょっとテンションが低くて、作品個性的に難しいかも。あちこち比較するために作品を幾度聴きなおして、理解は深まりました。
第1楽章「Adagio/Allegro/Adagio」ごりごりとした低弦は「スパイ大作戦」のテーマに似て、その迫力、追い詰められたように切迫した表情には不足気味。弱音部分でのテンション維持にも苦戦して、後半戦に入って精一杯の金管の絶叫、打楽器のアクセントや高揚はなかなかの大奮闘!狂気を伴う切ない慟哭に不足するのは、音質印象だけではないでしょう。(26:46)
第2楽章「Allegretto」晴れやかな賛歌みたい?弾けるようなスケルツォ。ここも少々響きは薄く、ヒステリックな躍動とノリに足りない。(6:20)
第3楽章「Allegro non troppo 」無機的無感情な弦がリズムを刻んで、管楽器がヒステリックな合の手を入れるオモロい趣向の疾走。もっと荒れ狂うパワフルな凶暴さは欲しいところだけれど、かなり頑張っておりました。(5:42)(Attacca)
第4楽章「Largo」緩徐楽章は寂しげに静謐かつ不安げ。弱音になると音楽の流れや表情の変化が分かりにくくなるのが残念なところ。(12:22) (Attacca)
第5楽章「Allegretto」ファゴットから始まるハ長調だけど、あちこち不安げな表情を孕みつつ、気分は高揚して打楽器を伴って金管の壮絶な爆発がやってきて・・・力が抜けたような静謐に収束する・・・この辺り、元気な勝利じゃないから当局には問題視されたんだそう。やはり弱音部分での緊張感は維持できぬ、オーケストラの弱さを感じました。(16:06)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日朝は好天。たっぷり洗濯したあとに曇って、幸い雨の心配はなく夕方には気持ちよろしく乾きました。上の孫が初登校、未だ給食時間迄の授業はなくて、おそらく弁当を持って行ったんでしょう、授業後無事学童倶楽部(?とやら)に到着したとアプリに連絡があったそう。だれでも経験することなのに、我が孫にはいつまでも赤ちゃんのイメージがあるから不安なものです。
京都府南丹市の行方不明だった小学生のご遺体発見、ご家族の悲嘆心痛は想像に余りあります。日本の安全神話は確実に危機が迫っている。洪牙利では16年ぶり親露政権交代へ、さて欧州はどう動いていくのでしょうか。

ストレッチと短いYouTube体操済ませて、女房度の指示で京橋迄。使わなくなった銀行口座の解約は本人じゃないとできないそう。放置しておくと経費が掛かるのですか?往復しっかりマスクして(花粉症対策)あっという間に手続きを終え、最寄りの駅迄戻ったらちょうどお昼時。コミュニティ・バスの時間も中途半端・・・禁断のラーメンを喫してしまいました。駅前のラーメン屋はたしか3度目、ここは絶品の鶏白湯味、大評判に間違いない店、満足いたしました。総歩数は6,500歩ほど、いちおう一日の目標はクリア出来。
スマホの件学び続き。機種変更来スマホで撮影した写真が「Googleフォト」に保存されない・・・あれはGoogleのアカウントで自動で設定されるものじゃないのか。調べてみると「保存を許可する」設定が必要だったのですね。また、お勉強になりました。ほんまにスマホの扱いには慣れていない。

右腰奥の違和感は背中に移動中。軽快?しつつ微妙な不快感は続きます。今朝の体重は66.45kg▲350g。夕食を抑制したのが減量の成果になりました。

Seraphim AA5043Saint-Sae”ns 組曲「動物の謝肉祭」〜エフレム・クルツ/フィルハーモニア管弦楽団/ヘプシバ・メニューイン(p)/アビー・サイモン(p)(1959年)・・・Hephzibah Menuhin(1920-1981亜米利加)の音源がまとめて発売され、その中に含まれていたもの。これも文部省選定の音楽。自分が買ってもらった17cmLPはまさにこの演奏でした。Efrem Kurtz(1900-1995露西亜→亜米利加)だった記憶はあって、ピアニストは記憶なし(おそらく表記もなかった)Abbey Simon(1922-2019亜米利加)との二人だったことは今回ようやく思い出しました。SAN-18  2DJ-3729岡崎友紀(1953-「奥様は18歳」が懐かしい)のナレーターでかつてCDも入手しておりました。(「ピーターと狼」との組み合わせ/新星堂1000シリーズ)
1886年室内楽版初演。fl(ピッコロ持ち替え)/cl/グラスハーモニカ(チェレスタやグロッケンシュピールで代用)/シロフォン/ピアノ2台/弦5部の編成。パロディを多く含む、愉快にユーモラスな作品。
久々に拝聴して、音質はいまいち。例えばアルゲリッチの「ピアニスト」は思いっきりヘタクソ、大仰な表現を思い出せば、こちらごくごくオーソドックスな演奏なのでしょう。楽しい作品ですよ、「亀」は「天国と地獄」の「カンカン」を思いっきり遅いテンポに優雅に歌ったパロディだし、「象」はコントラバスによるユーモラスなワルツ。「水族館」は幻想的、「鳥籠」のフルートは爽やかそのもの、「化石」の骨が鳴る描写もリアルにユーモラス。「白鳥」はしみじみチェロが優美な名曲中の名曲でした。愉快な作品を堪能するには充分な存在でした。
序奏と獅子王の行進」(1:58)「めんどりとおんどり」(0:49)「らば」(0:33)「亀」(1:48)「象」(1:14)「カンガルー」(0:58)「水族館」(2:25)「耳の長い登場人物」(0:46)「森の奥のカッコウ」(1:56)「大きな鳥籠」(1:16)「ピアニスト」(1:38)「化石」(1:15)「白鳥」(2:54)「終曲」(1:54)

RCA 60786-2-RVBeethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜エーリヒ・ラインスドルフ/ボストン交響楽団(1962年)・・・Erich Leinsdorf(1912-1993墺太利→亜米利加)はボストン交響楽団音楽監督在任1962-1969年、前任シャルル・ミュンシュの熱狂に馴染んだ聴衆には不評だったそう。歴代ボストン交響楽団によるBeethoven交響曲全曲録音はこれのみ。
1804年初演、古典的二管編成+ティンパニのこの作品は彼の交響曲中一番のお気に入り。この辺りRCAのLiving Stereoの水準は健在でした。世間の玄人筋には注目の全集らしいけれど、中庸質実、重心低く地味にオーソドックスな完成度でした。
第1楽章「Allegro con brio」慌てず力まず、じっくりと腰を落ち着けて中庸のテンポは亜米利加風に非ず、欧州系落ち着きのある重心の低い、渋いサウンド。弦、木管もホルンも惚れ惚れするほどしっとり深みがありました。提示部繰り返しなし。(15:35)
第2楽章「Marcia funebre: Adagio assai」一歩引いて泣きの涙や情感に溺れず、入念な表情に歩む葬送行進曲。慌てず煽らず、厚みのある響きを維持して粛々と高揚、やがて聴き手の胸を打つ名人芸。オーボエはRalph Gomberg(1921-2006亜米利加)フルートはDoriot Dwyer(1922-2020亜米利加)でしょうか、しみじみ美しく鳴っておりました。(16:09)
第3楽章「Scherzo: Allegro vivace」軽妙なスケルツォは控えめのテンポに優しく始まって、じょじょにパワーを加えて要らぬ力みはありません。トリオのホルンも抑制が効いてあまり際立たない。(6:07)
第4楽章「Finale: Allegro molto」怒涛の始まり〜に非ず、歩みは中庸のテンポに、磨き上げられたサウンドは魅惑。各変奏も悠々と慌てずていねいな仕上げ、テンポの動きも頻繁ではない、噛み締めるような旋律の歌と流れに恣意性を感じさせぬスケール、堂々たる納得のフィナーレに仕上がりました。ラストのホルンの迫力には痺れました。(12:02)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

新しい一週間が始まって、本日最高予想気温は24度C、ほんまの春がやってきております。
前日散々呑んで体調を心配したけれど、幸いなんということもない。いつもどおりの朝のストレッチ、軽いYouTube体操を済ませて市立体育館へ。マスクを着用したのは花粉予報に「盛大」とあったため。道中、桜はほぼ葉桜へ、残り花が少々あるくらい。つつじが満開になっております。日本の四季は美しいですね。トレーニングルームはまずまず空いていて、いつも通りのMy メニュー消化は快調、しっかり汗が出る季節に至っております。シャワーを使ってちゃんと着替えて気分爽快、右腰奥の違和感はかなり軽快して、これは数週間ぶりのことでした。今朝の体重は66.8kg+150g。久々唐揚げ調理して、しっかり喰ったからね。

そう云えばスマホのバッテリーの件、朝充電して名古屋往復、帰りの新幹線でも充電できるように準備したけれどけっきょく使わず、帰宅時には35%でした。ま、一日保てば実用の範囲内かも。それと機種変更に伴うLINEの引継ぎと云うのは数日分しか残らぬことを思い出しました。事務局の先輩より9月の京都OB会の日程が案内されたのはよろしいとして、次回大阪に遊びにくるはずの6月の日程の記憶がありません。1月新年会の時もそうだったけれど、皆年寄りは早くやってきて早く帰るから昼12時スタート、前回と同じ店では申し訳ないから別なところを探さなくっちゃ。

以前にも言及したけれど、居酒屋のスマホ注文が広がっているというSNS投稿拝見。あれは店側にとっては比較的経費が掛からぬ便利な仕組みらしい。

50代おっさん「居酒屋のスマホ注文は『流れ』がぶった切られて無粋」とブチギレる
大きい声では言えないけど 居酒屋のスマホ注文で自分のリソースを使わされるのが嫌って人、器小さすぎませんか
なるほど。自分はそんなに不快じゃないけれど、爺友はそんな感じでした。紙のメニューと違ってディジタル画面は「一覧性」が弱点、「なになに(料理名)注文して」と云われてもそれがどのジャンルに入るのか確認しないと探せない。もっと困るのはLINE登録して注文、これはあとでブロックするのが面倒くさい。もちろん我がスマホみたいにバッテリーが弱っているのも難儀しますよ。

危惧した通り通り亜米利加/伊蘭停戦協議決裂、バンス副大統領は巴基斯坦より帰国とのこと。さて、ホルムズ海峡はどうなる?

米Columbia ML 5177Strauss 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(1963年)/交響詩「ドン・ファン」(1960年)/交響詩「死と変容」(1959年)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団・・・Eugene Ormandy(1899ー1985洪牙利→亜米利加)によるCBSステレオ録音。このあと1970年頃にRCA再録音があったはず。
これが音質もクリアだし、オーケストラはゴージャスに輝かしく、瑞々しく、厚みのある響きは余裕、過不足のない端正、オーソドックスな表現も最高。LP時代日本での不人気が信じられないほど、華麗な仕上げに耳を奪われました。
ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は1895年初演。輝かしく華麗な響きに弾むような躍動表現。オーケストラのパワーはあり余るほど。(15:51)
ドン・ファン」は1889年初演。独欧系とは色が違うけれど骨太豪快なホルンの「ドン・ファン」のテーマにぶちのめされました。(16:57)
死と変容」1890年初演。静謐が続く死の病床の弱音はしっかり響いてリアル、死との戦いの高揚、浄化されたラスト部分弱音の洗練も瑞々しいもの。(23:44)
交響詩「ドン・ファン」には1955年音源もたまたま手許にあって、いちおう確認してみたけど、あまり雰囲気は変わらない。モノラルでもかなりの優秀録音、でもステレオ録音があればよいかな。(16:45)

VOXBOX CDX5048Grieg 劇音楽「ペール・ギュント」 第1組曲 作品46/第2組曲 作品55/組曲「ホルベアの時代から」/トロルドハウゲンの婚礼の日/ノルウェー舞曲〜モーリス・アブラヴァネル/ユタ交響楽団(1975年)・・・ 20年ほど前に散々屁理屈コメント後処分したCD2枚組。Maurice Abravanel(1903-1993瑞西→亜米利加)のGrieg音源を半分ほど再聴できました。彼は1947-1979年長期に渡りユタ交響楽団(ソルトレイク・シティ)の音楽監督を務めました。
Edvard Grieg(1843-1907諾威)の旋律はどれも短く平易、民族風に懐かしく、情感豊かなものばかり。アンサンブルは予想外に優れ、鄙びてジミな音色も作品によく似合って、しっとり落ち着いて良く歌いました。VOX録音による音質も、低音にちょっと不足するけれどまずまず良好。
劇音楽「ペール・ギュント」は1876年上演、二管編成+8種の打楽器、ハープ、ピアノ、オルガン+声楽、ハリングフェーレ(諾威の民族楽器とのこと)も入るそう。1891年組曲版ではハープ、ピアノ、オルガン、声楽、民族楽器は省かれておりました。なんせ自分の世代は文部省選定作品、細部迄旋律は馴染んで、出会いはアーサー・フィードラーでしたっけ?筋書きはどうしようもないクズ男ペール・ギュントの放浪物語・・・らしい。しみじみとした歌と意外にリズムのアクセントもしっかりとした演奏でした。
第1組曲/清々しい空気漂って北欧の清涼な情景広がる「朝」(3:57)哀切に沈む弦が粛々と嘆く「オーセの死」(4:00)妖しくセクシーな「アニトラの踊り」(小学校のダンディな音楽の先生は「アニトラ姉さんの踊り」と説明しておりました)(2:15)「山の魔王の宮殿にて」は怪しいファゴットから始まって徐々にテンポを上げて不気味な風情が高揚する名曲。ここはパワフルな爆発でした。女声が入っている?ように聴こえるけど違うのかな。(2:25)
第2組曲/「イングリッドの嘆き」切迫する始まりから、クズ男ペール・ギュントから一夜で捨てられた富豪の娘イングリッドの哀しみが歌われます。(3:50)「アラビアの踊り」賑やかにリズミカルな躍動。ここは立派な演奏でした。(4:40)「ペール・ギュントの帰郷」彼の帰郷はあまり歓迎されていないような?風雲急を告げる劇的場面。(2:48)「ソルヴェイグの歌」これは「朝」と並ぶ一番人気でしょうか。故郷にパール・ギュントを待ち続け、中年に至ったソルヴェイグ絶品の歌。ここでは弦が静謐に絶品、寂しげに歌うけれど、女声ソロのイメージが強い。(4:44)
組曲「ホルベアの時代から」は1884年ピアノ作品として初演、1885年弦楽アンサンブルに編曲さた、バロック風情の弦楽アンサンブル。憧憬が湧き上がるようにヴィヴィッド躍動する名曲。ユタ交響楽団の弦は意外とリズミカルに、しっとり仕上げでした。
躍動する「Prelude」(2:45)しっとり落ち着いて情感漂う「Sarabande」絶品(4:01)溌剌リズムをアクセントを刻む「Gavotte」(3:07)「Air」ここはバロック風に非ず、纏綿と寂しげに歌うところ(5:00)「Rigaudon」細かい音型が剽軽な、いかにもバロック風情の合奏協奏曲+甘い哀愁も漂いました。(2:46)
トロルドハウゲンの婚礼の日」はピアノ作品「抒情小曲集」から編曲。大仰な表情に、浮き立つようなリズムに幸福感充たされた名曲。(5:21)
ノルウェー舞曲」はピアノ連弾版が1883年初演。これはHans Sitt(1850-1922捷克)の二管編成編曲なんだそう。
「Allegro marcato」は不安を孕んで急ぎ足の始まり。(5:16)
「Allegretto tranquillo e grazioso」はなんともノンビリ牧歌的。(2:39)
「Allegro moderato alla marcia」は木管による剽軽な躍動。パワフルな金管も登場します。(3:00)
「Allegro molto」は深刻深淵な始まりから、やがて愉快に明るい歩みが続きました。オーボエによる物憂い中間部も登場。(5:47)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日土曜は好天。例の如く睡眠不如意、右腰奥鈍く微妙な痛みを抱えつつ名古屋迄出掛けました。前夜、女房殿に背中をマッサージしてもらって、その時点はなかなかエエ感じだったけれど、朝起きて朝食を摂ったら元の木阿弥。せめてストレッチは入念、身体中の各関節可動域に問題なし、短いYouTubeエアロビクス済ませて、名古屋会場12時集合に間に合うようコミュニティ・バスに乗りました。

新大阪駅は相変わらずタイヘンな人出。新幹線は自由席に座れるていどの混み具合、インバウンド家族がたくさん乗っておりました。予想通り京都でかなり降りて、名古屋へはあっと云う間に到着、近いですよ。駅前は人出が多いですね。汗ばむほどの好天、駅前の寿司屋はわかりやすい場所で助かりました。いつもの名古屋、奥三河新城、岐阜多治見のメンバー自分含めて5人集合、途中一人亡くなったけれどもう13年間呑み続けていて、学生時代より51年来の知り合いでした。ちょっと料理が出てくるのが遅い感じはあったけれど、味も値段もまずまず、集合メンバー中60歳代は自分のみ、アラ古希のメンバーは元気でした。次は6月に大阪にやってくるそう。(1月の大阪新年会は大好評でした)全国メンバー集合は9月の日程調整して京都開催、そのまえに7月の京都祇園祭にやってくる北関東の先輩ご夫婦との会場セッティング予定もあります。そこそこ元気なこと、ちょっぴり経済的に余裕があることに感謝いたしましょう。

散々呑んで、帰宅は夕方5時半頃。最寄りの駅からにタクシーはなくて、自宅まで25分程歩いて、総歩数は壱萬歩超え、幸い右腰奥辺りの不快感は悪化せず、体調も悪くない。今朝の体重は66.65kgほとんど変わらない、高め安定中。これから日曜の市立体育館にて鍛えましょう。
自分はノーテンキに遊んでいるけれど、亜米利加/伊蘭交渉はどうなるでしょうか。どうも以色列が要らんことを継続しているように見えます。

GEM 114 Elagar バレエ音楽「真紅の扇」(抜粋)/カンタータ「オラフ王の伝説からの情景」より「空を飛ぶ小鳥」/創作主題による変奏曲「エニグマ」〜エドワード・ワルガー/ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団(1920-21年)・・・100年以上前の一発録り、アコースティック(ラッパ)吹き込み。英PearlによるThe Elgar EditionはLP復刻7枚出ていて、なぜか手許に.mp3音源入手済(経緯失念)。頼みのDiscosを探しても情報は全部出現しません。著名なる「エニグマ」はてっきり1926年録音と同じ?そう信じていたら音の解像度がまったく違う!わずか5-6年で録音技術は長足の進歩を遂げたのですね。
ヴィヴラートなしの弦、たっぷりイヤらしいポルタメント有、低弦はファゴットに増強して、現代の耳からするとほとんど異世界の薄いサウンド、もちろん奥行き、空間、残響など期待もできません。SP針音は除去してありました。時にピッチもおかしく、アンサンブル云々さておき、当時は「音として残す」ことが最重要だったのでしょう。しばらく聴き続けると、曖昧模糊とした音にも耳慣れてきました。資料的価値の音源だけど、これはこれでとっても貴重な時代の証言でしょう。
Edward Elgar(1957-1934英国)の作品は、それなり聴き込んだつもりだったけれど、最初の2曲は初耳かも。
神妙に可憐、優雅な「真紅の扇(4:41)軽快に弾むような「空を飛ぶ小鳥(3:27)
こんな時代にそれなりの長さの「エニグマ変奏曲」全曲録音には驚き。各変奏曲が短いから録音が可能だったのですね。1899年初演は大成功、とっても憂愁な風情の美しい作品ですよ。
神妙な主題提示(1:27)第1変奏「C.A.E.」は憂鬱に揺れ(1:55)不安げに疾走する第2変奏 「H.D.S-P」(0:42)明るく穏やかな第3変奏「R.B.T.」(1:21)第4変奏「W.M.B.」は劇的(0:34)ポルタメントに詠嘆する第5変奏「R.P.A.」可憐な木管も呼応します(2:07)穏健に優しい第6変奏 「Ysobel(イソベル」(1:27)第7変奏「Troyte(トロイト)」は颯爽としてティンパニ大活躍、金管の迫力も理解可能(1:03)第8変奏「W.N.」は牧歌的に落ち着いて(1:35)第9変奏「Nimrod(ニムロッド)」万感胸に迫ってここが白眉。でも印象はいまいち(1:58)優雅な第10変奏「Dorabella(ドラベッラ - 間奏曲)」チューバの低音が際立ちます。(226)第11変奏「G.R.S.」颯爽としてカッコ良いはず(053)第12変奏「B.G.N.」の詠嘆のチェロ・ソロにはポルタメントとヴィヴラート有(248)優し気な風情に不安も漂う第13変奏 「*** - ロマンス」(2:29)第14変奏「E.D.U. 」ラスト、テンポ・アップして輝かしく、誇らしげなフィナーレを迎えました。(4:59)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

これより朝一番のコミュニティバスに乗って新大阪経由名古屋へ、先輩と昼酒。右腰奥や背中の鈍い不快感はかなり軽快したけれど継続中、眠り浅く早朝覚醒もいつものこと。帰宅は夜となります。以前は節約してバス往復をしたものだけど、最近は新幹線が当たり前、すっかり贅沢になりました。
昨日は雨予報、ストレッチ、YouTube体操を済ませて、トイレ掃除、ゴミ出しして洗濯物は室内干し。今朝時点、ぜんぜん乾いていない。市立体育館へ出掛ける時には雨は一時上がっていたけれど、予報では十分ほどで雨雲は接近するとのこと、途中その通りに降り始めました。桜は無残に歩道に散って葉桜へ、そして赤いツツジが開花し始めました。インバウンドは桜は知っているけれど、いっせいに咲くツツジの美しさは知らんでしょう。雨模様だから自転車で通う方はお休み、一か月定期更新1,500圓也を支払って一番乗り、空いておりました。今朝の体重は66.7kg+450g、最悪。

隔日に休まず全身筋トレ9種/10回*4セット+有酸素運動エアロバイク15分(70kcal消化)これは靭帯一本切れている左膝のリハビリを兼ねております。限界まで!追い込んで、食事はささみ中心、プロテイン・・・みたいなことはまったくなくて、転居してから4年目、負荷もまったく変えていないユル筋トレ。目指すのはムキムキの筋肉質!に非ず、体調維持と健康です。10年ほどトレーニングを続けて、見た目ハラは通常(じつは未だ出ている/内臓脂肪はしぶとい)体形はそれなりに整って、なにより若々しい姿勢が維持できている・・・そう信じたい。基本は華麗なる加齢に否応なく減っていく筋肉を維持するため。精神的にも良いようです。市立体育館往復4kmウォーキングも効果的でしょう。あと何年継続できるでしょうか。

昨日上の孫の入学式。緊張気味の写真が送られてきました。すべてのこども達に幸あれ。うんと勉強できなくても、出世なんかしなくても、読み書き算盤、人間関係を学んでお友達を作って、なんとか人生をやり過ごしてほしいと望む。女房殿は平日介護泊りがけの御役目終えて、昼前に帰宅。夕食は精一杯のメニューを考えて、食材は無駄なく使い切ってそれなりの味に仕上がりました。

Columbia Masterworks ML 4857Scho"nberg ヴァイオリン協奏曲(ディミトリ・ミトロプーロス/ニューヨーク・フィル/1952年)/Berg ヴァイオリン協奏曲(アルトゥール・ロジンスキー/クリーヴランド管弦楽団/1940年)〜ルイス・クラスナー(v)・・・両曲とも初演者Louis Krasner(1903-1995烏克蘭→亜米利加)による録音。
Scho"nbergは1940年初演(伴奏はストコフスキー/フィラデルフィア)。ハイフェッツが初演を断ったというドデカフォニーの超難曲!なんだとか。もしかして初耳作品?聴いていても歯が立たず「聴かなかったことに」した可能性が高い。
音質はかなり良好。作品はつかみどころなく、かなり晦渋だけどクールに知的、端正な風情が感じられて美しくも暴力的な作品と感じました。クラスナーは休むことのない八面六臂の大活躍、ミトロプーロスの伴奏には厚みがあって緻密な響きでした。もうちょっと聴き込むと作品の真価は掌中に入りそうな予感がありました。
第1楽章「Poco Allegro」(12:18)第2楽章「Andante Grazioso」(7:44) 第3楽章「Finale (Allegro) 」(11:19)
Bergは1936年の初演(ヘルマン・シェルヘン)こちらもドデカフォニーだけど、天使のように美しく、演奏機会も多い作品。こちらも低音しっかり効いて音質は意外に良好。こちらは作品に馴染んで、最近の録音も聴いているから演奏個性を受け止めました。アツく、濃厚な表情豊かに前のめりなヴァイオリン、生まれたばかりの名曲へのアツい思いと壮絶な緊張感が迸る演奏でした。ロジンスキーのオーケストラも精密な仕上げ。ラストに向けて精神が浄化されるような名曲を堪能できました。
「Andante; Allegretto」 (10:38)「Allegro」(12:31)

TELARC 10040Chopin 英雄ポロネーズ 変イ長調/アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ 変ホ長調/華麗なる変奏曲 変ロ長調/マズルカ 第6番イ短調/コントルダンス 変ト長調/タランテラ 変イ長調〜マルコム・フレージャー(p)(1979年release)・・・Malcolm Frager(1935-1991亜米利加)は早くに亡くなっていたのですね。TELARC最初期のディジタル録音、べーゼンドルファーを使用、質実にジミ、素朴な音色が個性的にリアルなChopinでした。
みごとに華やかさの足りない、角の取れたサウンドはまるで古楽器を聴いているかのような「英雄ポロネーズ(6:22)
大好きな「アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ」は落ち着いてマイルドな前半、ハデさのないポロネーズの躍動リズムは微妙に揺れて味わいはたっぷり。(12:40)
華麗なる変奏曲」は題名通りの華麗な始まりから、とつとつとした疾走が続きました。(7:06)
マズルカ 第6番イ短調」このリズムの突っかかりはかなり本場っぽくて、ちょっぴり暗い旋律は素朴な音色、柔らかいタッチに似合う。(6:35)
コントルダンス 変ト長調」は優しく清潔。(1:39)
タランテラ 変イ長調」目まぐるしい旋律の躍動も、タッチに鋭さは皆無でした。(2:49)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

本日も雨模様継続中。明日に名古屋行が迫って悩み二つ。
じょじょに体調は戻ってきているけれど、未だ右腰奥、背中辺りの鈍い、微妙な不快感が残っていること。健康診断は来月なので、それまで真の要因はわかりません。診てもらうところを変更して腹部エコーも実施いたしましょう。そこは三年前に「石があるよ」と指摘されたところでした。ストレッチは入念、YouTubeエアロビクスはオーソドックスだけど効果がしっかり感じられるもの、お気に入りの流行歌に乗せたものも続けて実施しておきました。昼から曇り空、室内にじっと過ごしました。今朝の体重は66.25kg▲250g。
名古屋迄呑みに出掛けて体調崩したらシャレになりません。そういえば先日クリニックの待合室で見知らぬ爺に挨拶され、人違いだったみたい。マスクすれば爺はみな同じように見えるのかも。

もうひとつ不安なのは、sim載せ替えた旧女房殿スマホの件。使い勝手やスムースな動きは気に入ったけれど、なんせバッテリーの保ちがよろしくない。前夜寝る前に85%ほどに充電して、朝12時間後に確認したら35%。明日朝充電して夜帰宅迄大丈夫でしょうか。ま、電池切れても問題ないか、そんなに使わんし。

せっかく伊蘭攻撃は一段落〜そう思ったら、以色列の黎巴嫩攻撃に反発して、伊蘭はホルムズ海峡再閉鎖との情報。まだまだ先は見えません。トランプさん80歳、ちょっとナニじゃないの?皆、うすうす感じているみたい。

Leif Segerstam(1944-2024芬蘭)Sibelius 劇音楽「テンペスト」(全曲)〜レイフ・セーゲルスタム/オランダ放送フィル/オランダ放送合唱団/ヘレナ・ユントゥネン(s)/モーテン・フランク・ラーセン(br)/ハンネ・フィッシャー(ms)/セバスチャン・ブローウェル(t)/ゲルト・ヤン・アルデルス(b)(2009年9月19日コンセルトヘボウ・ライヴ)・・・Leif Segerstam(1944-2024芬蘭)をしばらく聴いていないと思い出して、Sibeliusの音源を探ると、こんな珍しいものを入手したまま放置していたことを発見。出目は不明、放送用音源のネット流出でしょうか。
ネーメ・ヤルヴィなどちょっぴり聴いていた「テンペスト」は組曲版、じつは劇音楽としての全曲からの再編成だったのですね。1926年初演、著名なシェイクスピアの戯曲「テンペスト」への音楽、三管編成、ティンパニ+8種の打楽器、ハルモニウムやハープ、混声合唱団に4人のソロ歌手を伴う大規模なもの。「タピオラ」とかこの辺りがSibeliusの実質ラスト作品らしい。作品の経緯、構成はWikiに譲って・・・
聴き始めたら、例の清涼なサウンドにデリケートに多彩、懐かしい短い旋律延々と続いて時に劇的かつ幻想的、しみじみと快い感銘連続・・・これは全曲演奏?deel 1(51:46)deel 2(29:30/長い長い大喝采は別)となっておりました。ヘルシンキ・フィルとのセッション録音では組曲版を採用しておりました。
オスモ・ヴァンスカの全曲録音が「67:20」となっていて、これはテンポの関係でしょうか。それとも収録が微妙に違うのか。ネットより入手したデータ・ファイルはまとめて二つのみ、詳細情報はありません。台詞もなし。短いエピソードの連続に、各曲ちょっぴり間は空くけれど、十数分ほどの差はなんなのでしょう。音質は良好、セーゲルスタムの表現は緻密に雰囲気たっぷり、声楽も充実して、美しい旋律サウンドを堪能したけれど・・・謎は深まるばかり。
この演奏会では他、交響詩「ルオンノタル」(12:15)交響的幻想曲「ポヒョラの娘」(16:25)「バリトンと管弦楽のためのセレナーデ」(7:58)も演奏されて長丁場でした。以上、聴いたというアリバイと疑問のみ。たったこれだけの文書を書くのに、しっかり音楽に集中して堪能、あちこち情報求めてネット探って・・・佳き老後のヒマつぶし、ノーミソ鍛錬と自覚しております。

La Voix De Son Maitre CVA 717Schubert ピアノ五重奏曲イ長調「鱒」〜ヘプシバ・メニューイン(p)/アマデウス弦楽四重奏団/ エドワード・メレット(cb)(1958年)・・・Hephzibah Menuhin(1920-1981亜米利加)は著名なユーディ・メニューインの妹。彼女の音源がまとめてCD化され、これはその昔、廉価盤LPで出ていた記憶もありました。
とっても平易な旋律、家庭で演奏を愉しむような風情の名曲。旋律細部迄馴染んでいるのに、演奏者の特異な個性の違いを感じとることが難しくて、いつもお気楽に愉しんでいるだけ。真ん中にピアノ、弦が左右に配置される不自然な昔風録音、奥行きは足りず、ちょっと音質は荒れ気味でした。ヘプシバのピアノは明るく、軽妙な味わいがあって、弦とよく息が合っていると感じます。ま、誰の演奏でも構わぬのが正直なところ。
作曲者22歳の作品、出版されたのは没後、初演の時期もわかっていない浪漫派室内楽の最高峰。v/va/vc/cb+ピアノの編成。コントラバスの動きが印象的でした。
第1楽章「Allegro vivace」は穏健に歌謡的な旋律が明るく、ピアノが軽やかに歌う始まり。低弦の動きに安定感があり、ピアノと弦が有機的に絡み合って愉快な対話がヴィヴィッドに進行いたしました。(9:21)
第2楽章「Andante」はしっとり情感漂う絶品の緩徐楽章。シンプルなピアノと弦は対等平等、低弦が陰影豊かに歌って淡々として歩みでした。(7:12)
第3楽章「Scherzo」は躍動して溌剌、元気いっぱいなリズムを刻むスケルツォ。トリオは優雅に上機嫌なもの。(4:01)
第4楽章「Tema con variazioni」ここが歌曲「鱒(Die Forelle)」の旋律による変奏曲。弦による優雅な主題提示から、コロコロ可憐なピアノが呼応して、しっとり歌う弦と絡み合って陰影豊かに、魅惑の変奏が続きます。ここも低弦の存在が際立ったアクセントになっておりました。(8:08)
第5楽章「Finale」露西亜風の簡単な(?Wikiによる)主題が快活に、ちょっと陰のある主題を歌って、やがて軽快に疾走、表情は晴れやかなフィナーレと至りました。終わったかな?と思ったら、また再開〜というのもオモロい趣向でした。(6:31)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日は好天だったけれど、朝のうちは気温がちょっと低い。腰奥の鈍い不快感継続中、入念にストレッチしてからYouTubeエアロビクスはオーソドックスにシンプルな10分間、面白みはないけれど充分な手応えがありました。
市立体育館への道中は桜が散りかけ、そろそろ若葉のほうが勝っている感じ。疎水のところに舞い散った花弁が集まってゆっくり流れて、それは花筏(はないかだ)そんな言葉を改めて知りました。体育館前の中学校は入学式、可愛らしい一年生と若い笑顔のお母さんが記念写真を撮っておりました。トレーニングルームはいつも以上に空いていて、ゆったり筋トレマシンを使って全身に快い手応え有、シャワーも気分は爽快でした。今朝の体重は66.5kg+150g、昼夜しっかり喰ったら減らないのですね。

伊蘭/亜米利加2週間の停戦へ。未だ先のことは予断を許さぬけれど、このまま安全なホルムズ海峡通過が継続されて欲しい。原油は下がり、円は上がっているそう。残念なお隣さんはまた祝砲を打ち上げたらしい。ムダ金使うなよ。

例の台湾有事発言以来隣国人民中国からの観光客は半減、オイル・ショックに飛行機代は上がったり、中東のハブ空港が使えなかったり、いろいろマイナス要因はあるけれど、中期的にはインバウンドは増えると予測しております。日本旅行は人気があってリピーターは多いそう。
初心者は東京、京都、大阪、博多くらいかな?北海道や沖縄も大人気、奈良、広島、仙台、熊本、名古屋から北上して白川郷、金沢方面も観光客が増えているみたい。日本はさほどに広くないし、交通の便も整って、全国各地、まだ知名度低い魅惑の田舎には各々名物料理、歴史ある名所旧跡、観光資源はたくさん存在します。

2年前に出掛けた宮崎県高千穂峡には新しいホテルができて、福岡空港より海外団体客がやってきておりました。昨年11月に出掛けた「唐津くんち」は福岡からの便がよろしいこともあって、かなりの海外観光客を見掛けました。夏に山口県萩に旅行したけれど、外国の方は皆無。ホテルも足りない。
山形県酒田のアマンディーヌちゃんは地元の観光大使、地方の魅力を伝えております。
観光客が増えてトラブルも増えることでしょう。奈良のシカを蹴ったり、桜の樹木を揺らして花を散らしたり、民家の庭にこどもの用を足す某隣国の方は言語道断。高野山では「露出の多い服装は避けるように」という看板ができたそうです。修業の場にわざわざ煩悩を増やすのはいかがなものでしょうか。

RCA BVCC37301 Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1954年)・・・なんとなくだけど、しばらくBeethovenの交響曲を聴いておりません。昔馴染みのFritz Reiner(1888ー1963洪牙利)の音源を取り出したら・・・あれ?こんな音だっけ。音の芯はあるけれど、ちょっと響きが濁って広がりが感じられない・・・そうか。これはモノラル録音だったのですね。同年録音の「ツァラトゥストラ」が仰け反るように鮮明な音質だったので、こちらもステレオとばかり信じておりました。
1804年初演、浪漫派の幕開けを告げるパワフルな名曲中の名曲は古典的二管編成+ティンパニ。これは凄い演奏ですよ。
第1楽章「Allegro con brio」恐るべきアンサンブルの縦線の合い方、明るい音色、快速テンポに、引き締まったサウンド。この時期からシカゴ交響楽団の技量は文句なしでしょう。わずかなテンポ・アップやタメは効果的に、叩き付けるような強烈にアツいテンションの高揚とノリ。提示部繰り返しなし。(14:14)
第2楽章「Marcia funebre: Adagio assai」深く沈静して情熱的な葬送行進曲は、しっかりアクセントとリズム感。悲劇性を強調したウェットな風情に非ず、パワフル。オーボエのヴィヴラート、フルートの音色はアメリカンな明るい音色に力強く熱気を高めました。トランペットも強烈。(15:06)
第3楽章「Scherzo: Allegro vivace」快速スケルツォ。これはかつて聴いたことのない前のめりの怒れる推進力、トリオのホルンは意外と軽快に、その対比表現はみごとでした。もちろんアンサンブルの縦線はぴたりと合う。(5:15)
第4楽章「Finale: Allegro molto」前楽章の勢いのまま怒涛のフィナーレは変奏曲。主題提示も快速のテンポに流れるような筋肉質、パワフルな各変奏はしっかり強烈アクセントを刻んで、途中、たっぷりテンポを落としてスケールは大きなもの。熱を加えつつノリノリに疾走を続けました。(14:14)

Julian Sitkovetsky(1925-1958烏克蘭)Khachaturian ヴァイオリン協奏曲ニ短調〜ユリアン・シトコヴェツスキー(v)/アラム・ハチャトゥリアン/ソヴィエット国立放送交響楽団(1956年ライヴ)・・・Julian Sitkovetsky(1925-1958烏克蘭)は著名なドミトリーの父親。病に早世したから、録音は少ないみたい。奥様はベラ・ダヴィドヴィチ。ネットから入手したLP復刻と思われる音源だけど、スリーヴ画像は探せませんでした。音量レベルがやや低いモノラルだけれど、予想外に良好な音質。
初演は1940年(ダヴィッド・オイストラフ)例の如く泥臭い民俗的なリズム、哀愁漂う魅惑の旋律連続する名曲。著名な「ガイーヌ」を思い出せば、そのアクのある旋律リズム風情をそのまま連想できるでしょう。ヴァイオリンは明るく洗練され、正確スムースな技巧、素直な音色に良く歌って端正、作曲者による管弦楽も息の合った伴奏でした。
第1楽章「Allegro con fermezza」は怪しく細かいリズムにほの暗い躍動に始まりました。
第2楽章「Andante sostenuto」緩徐楽章は哀しくもやすらぎの子守歌風。
第3楽章「Allegro vivace」変拍子に明るく揺れて、細かい超絶技巧音型が疾走します。哀愁の旋律を途中に挟んで、爽快に全曲を閉じました。(35:20/拍手込)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

右腰奥の鈍い痛みは移動中、不快感が治りません。熱もないし、体調もさほど悪くないけど心配です。朝一番にストレッチ入念、短いYouTubeエアロビクスは久々にオーソドックスな初心者(高齢者)向け短いもの、それでも充分な手応えがありました。
天気はどんより曇った花冷えの小雨模様押して、クリニックへ向かいました。背中手術後10日ほど経過、抜糸してもらって通気性のある絆創膏二週間ほど貼ってままにしてくれとのこと。入浴は自由。除去した粉瘤の生検結果は悪性なし。これで一段落。ちょっぴり食材買い足して帰宅して往復4q弱のウォーキングとしました。今朝の体重は66.35kg▲350g。じつはレトルトのミートソースを入手、たっぷりパスタを喫して、明らかに喰い過ぎを後悔しておりました。夕食抑制してなんとか減量へ。

幾度も書いているけれど、在留外国人からの視点による日本の価値やよろしくないところ、逆に海外に在留する日本人からの現地の報告動画を興味深く拝見しております。伊蘭攻撃の陰に隠れて、すっかり話題に上らなくなった委内瑞拉の件、当たり前に現地の人々のリアルな日常生活があって、先のWBC優勝に沸き立つ、熱狂的な市民の様子が報告されておりました。
露西亜、中国、印度もそうだけど、なにも知らぬままステレオタイプな偏見はいけませんね。それに広い国だから地域ごとにようすは(言葉も)ずいぶんと違うみたい。亜米利加のことだって、じつはよくわかっておりません。

LPデザイン/SXL2114Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調(ジョージ・ショルティ/ウィーン・フィル/1958年)/Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調(エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル/1955年)〜クリフォード・カーゾン(p)・・・久々の拝聴。
Tachikovskyは1875年初演(ハンス・フォン・ビューロー)冒頭ホルンのぶちかましから強靭強烈、個性的な協奏曲は大成功だったとのこと。いまでも一番人気の作品でしょう。
Clifford Curzon(1907-1982英国)とGeorg Solti(1912-1997洪牙利→英国)そしてウィーン・フィルとの異色の組み合わせ。音質は良好。冒頭ホルンから分厚い魅惑の響き、ショルティ率いるウィーン・フィルはいつになく強面に硬質なリズムを刻んで、瑞々しいリリカルなカーゾンのピアノも、それに煽られるように力強いタッチ。第2楽章の抑制抑制とメリハリも名人級、終楽章の堂々たるテクニックには余裕を感じさせました。露西亜風泥臭い剛直に非ず、この人の音色には気品を感じました。
第1楽章「Allegro non troppo e molto maestoso - Allegro con spirito」(20:48)
第2楽章「Andantino semplice - Prestissimo - Tempo I」(7:09)
第3楽章「Allegro con fuoco」(6:55)

甘く濃厚甘美なRachmaninovは1901年初演(もちろん作曲者自身による)これも大好評だったそう。両社ともLP時代より馴染んだ演奏だけれど、こちらモノラル録音だったとは後年知ったこと。充分に瑞々しい音質でした。Adrian Boult(1889-1983英国)のたっぷり重心の低い、渋く雰囲気たっぷりな伴奏最高。こちらぐっとオーケストラとソロは息が合ってスムースな流れ。落ち着いて、魅惑の旋律は上品に、優雅に抑制された情感がこみ上げました。自然な呼吸に優しいタッチは、ほとんどこれ見よがしな技巧を感じさせぬもの。呟くような緩徐楽章が最高です。
第1楽章「Moderato - Allegro」(10:41)
第2楽章「Adagio sostenuto」(11:12)
第3楽章「Allegro scherzando」(12:19)

Nonesuch  H 71262Dvora'k 交響曲第8番ト長調〜チャールズ・マッケラス/ハンブルク・フィル・・・Charles Mackerras(1925-2010濠太剌利)は1966-1970年ハンブルク国立歌劇場の第1指揮者を務めたらしいから、1960年代後半の録音と類推。音質は良好。表記はハンブルク・フィルとなっているけれど、Das Philharmonische Staatsorchester Hamburg、歌劇場のオーケストラのことでしょう。幾度同曲を録音して、これが一番最初のはず。
全9曲の交響曲中、ひときわ美しく懐かしい旋律際立つ名曲。1890年初演。二管編成+ティンパニ。さほどに大きな編成じゃないのに、立派に響くのは師匠筋であるBrahms譲りでしょう。
オーケストラの質は極上、やや速めのテンポにアクセントをしっかり、清潔に、郷愁の風情たっぷり歌って、このオーケストラのホルンはなかなか骨太の響きに魅惑でした。大好きな作品を久々に拝聴したけれど、これはヴェリ・ベストな演奏かも。
第1楽章「Allegro Con Brio」は郷愁の旋律から始まって、心持ちテンポは速めに若々しく颯爽としてノリノリと弾むような推進力。元気いっぱい、テンション高いオーケストラの響きには、コクと厚みがありました。(9:36)
第2楽章「Adagio」ハ短調だけど、深刻な激しさを感じさせぬ情感に充ちた緩徐楽章。中間部はハ長調、牧歌的な情景が広がって、マッケラスの表現はいっかんしてヴィヴィッドなアクセント、例のホルンも豪快に響いて金管の情熱的な盛り上がり、弦の静かな対比も熟達の表現でしょう。(10:42)
第3楽章「Allegretto Grazioso」スケルツォに非ず、甘く、懐かしく、哀愁の旋律にしっとり揺れる3/8拍子のワルツ。ここが一番人気でしょう。颯爽とした表情は継続して、中間部の旋律も優雅に懐かしい。ラストの追い込みもパワフル。(6:18)
第4楽章「Allegro Ma Non Troppo」トランペットのファンファーレから始まるカッコ良い変奏曲。チェロの悠々とした主題は浮き立つように、次第にギヤを上げて高揚、金管の豪快な大爆発へ、フルートのソロもみごとなもの。この辺り多彩な変化はDvora'kの技炸裂、マッケラスのテンポの変化にも不自然な恣意性を感じさせぬ流れでした。やがてしみじみとしたチェロとデリケートな木管の絡みに沈静化し、ラストは圧巻の金管爆発のうちに全曲を締め括りました。(9:28)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

背中奥辺りの微妙な鈍い不快感、足腰関節のわずかな痛みを抱えつつ、ストレッチは入念、各関節の可動域に問題はありません。短いYouTube体操を済ませて市立体育館に向かったら、マスクを忘れて花粉がヤバイ。風は暖かくて、桜は未だ見頃だけど、散り始めて葉が出てきました。途中大学キャンパスは新入生がたくさん、みな希望に溢れて笑顔いっぱい。市立体育館は朝一番、平日常連メンバー少数、いつものゆる筋トレ+エアロバイク15分有酸素運動済ませたら汗びっしょり、着替えてシャワーが気持ちよい季節がやってきております。でも腰辺り奥の不快感は消えません。精密検査が必要かも。今朝の体重は66.7kg▲300g、まだまだ。

恥ずかしいスマホ知識の件続き。sim載せ替えの時、ホーム画面設定で「TONEスタイル」(これが使いにくい)になってしまって、サポート窓口のお姉さんにリモートでAndroid標準に戻してもらいました。前日夕方、なんかヘンな操作をしたみたいでまた「TONEスタイル」になってしまって、にっちもさっちもいかない。また、電話しようかなぁ、面倒やなぁ、恥ずかしいなぁ、ちょっと悩んでおりました。ToneMobileのホームページを眺めても、そのやり方は探せない・・・そこで、AIに尋ねてみたら・・・一発で操作方法出現。なんということもなくカンタンに戻りました。些細なことだけど、妙に嬉しい。そういえばダイソーのマガジンタイプのカバーは売り場になくて、ゴムの側保護のを入手しました。

体育館の途中、桜があまりにみごとだったので、撮影しようとスマホを取り出したら「カメラ」のアプリがない・・・これはすぐ探せました。セブン銀行のアプリは再設定が必要でした。これはコンビニ端末が空いているときに設定作業いたしましょう。困ったのは思った以上にバッテリーが弱って、一日2回充電が必要、これはなかなか旅行や外出時は難しいかも。

London Records SPC 21094Satie ジムノペディ 第3番/第1番(Debussy編)*/バレエ音楽「メルキュールの休息」/Music Hall Music「風変わりな美女」/組曲「びっくり箱」(Milhaud編)/Milhaud 舞踊組曲「ブラジルへの郷愁」/Stravinsky ラグタイム**〜バーナード・ハーマン/ロンドン・フィル*/ロンドン・フェスティヴァル・プレーヤーズ/ロンドン・フェスティヴァル・レコーディング・アンサンブル**((p)1971/73)・・・Bernard Herrmann(1911-1975亜米利加)は映画音楽畑に活躍した人。英DECCAにいくつかクラシカルな録音も残しております。これはどれもお気楽に愉しい、小粋な作品ばかり。(写真は収録がちょっぴり足りぬもの)これはけっこう売れたんじゃないのかなぁ、中古CDをよく見掛けます。「ジムノペディ」は他の作品との組み合わせがLP時代に出ておりました。あとは録音用の臨時編成でしょうか。音質は上々・・・映画館に流れるお気軽な音楽みたいな風情。
Gymnopedies III/I」はSatieの一番人気ピアノ作品(1888年)をDebussyがさらに雰囲気妖しく編曲して気怠い風情溢れる作品。(6:34)
Les Aventures De Mercure」は1924年の作品。自在に大衆的、賑やかに、素っ頓狂にユーモラスに、次々と場面が変わっていく自由な音楽。(13:37)
La Belle Excentrique」はダンスホール向けの音楽?のパロディとか。初演は1922年(ウラディミール・ゴルシュマン)元気いっぱい、思いっきり俗っぽい、安っぽいリズムが疾走し、踊ります。「Grande Ritournelle (グラン・リトルネッロ)」「Marche franco-lunaire(フランコ・ルナ・マーチ)」「 Valse du mysterieux baiser dans l'?il (目に神秘的なキスのワルツ)「Cancan grand-mondain(上流社会のカンカン)」(4:47)
Jack-In-The-Box」は1899年のピアノ作品をMilhaudが管弦楽編曲したもの。木管がユーモラスに付点にのリズムに弾む「Prelude」小粋に躍動する「Entracte」優雅にちょっぴり荘厳かつノリノリな「Finale」へ。(6:53)
Saudades Do Brasil」は1920年のピアノ作品を、二管編成、多彩な打楽器の管弦楽に編曲したもの。リオや伯剌西爾の各都市地域名にちなんだ12の舞曲からなって、伯剌西爾の泥臭くノンビリ優雅なリズムは自在。響きは薄く、ユルいアンサンブルは大仰、なんとも味わいたっぷりにユーモラスでした。(26:35)
Ragtime」は1920年初演。fl/cl/hr/コルネット/tb/大太鼓/スネアドラム/スネアなしのドラム/シンバル/ツィンバロン/2-v/va/cbの11人編成。Wikiには「評価はあまり高くない」と要らんことを書いてあるけれど、録音も多いし、ツィンバロンが活躍、変拍子も入って素っ頓狂にヴィヴィッドな名曲ですよ。(4:42)

Dutton CDBP 9782 de Falla 組曲「三角帽子」第2番/Albeniz/Arbos編 「イベリア」より「セビーリャの聖体祭 」「トリアーナ」「港」/Granados スペイン舞曲 第6番/「ゴイエスカス」間奏曲/Turina 交響詩「ロシオの行列」/Arbos アラビアの夜/Breton 「ポロ・ヒターノ」「アルハンブラにて」/Albeniz 「ナバーラ」/Turin「幻想舞曲集」より「夢想」「饗宴 」〜エンリケ・フェルナンデス・アルボス/マドリード交響楽団(1928年)・・・Enrique Arbos(1863-1939西班牙)の音源を入手したまま失念、ある日ぼんやり聴いてみたら「音質やや落ち?」あわてて内容確認したら1928年!いえいえ、時代を勘案すると驚異的な解像度と鮮度に驚きました。ほとんど伝説的な指揮者、作曲家の記録は貴重でしょう。
de Falla 組曲「三角帽子」第2番はかなりヴィヴィッドなリズムに、オーケストラのアンサンブルも優秀。初演が1919年だからまだほやほやの記録でしょう。収録中、これが一番音質も良好、ノリノリのアツい演奏でした。「隣人たちの踊り(セギディーリャ)」(3:07)「粉屋の踊り(ファルーカ)」(2:38)「終幕の踊り(ホタ)」(6:35)
Albenizはピアノ作品として断片的には聴いていた作品、なんとなく馴染みの西班牙風情が情景が広がります。Arbosの編曲は色彩豊かでした。「セビーリャの聖体祭 」は剽軽にリズミカルな始まりから、やがて賑やかに勇壮荘厳な祭りの行進は爽快、カッコよい旋律はけっこう有名でしょう。ホルンの牧歌的な音色、鐘の音に静かに終了(7:27)快い西班牙のリズムを大仰に優雅、力強く刻む「トリアーナ」(5:24)「港」は賑やかに元気一杯の躍動!(3:40)
Granados 「スペイン舞曲 第6番(Rondalla aragonesa)は、ゆったりと緩急強弱をつけてたっぷり歌って牧歌的(3:44)「間奏曲」は詠嘆の始まりから、チェロを先頭に哀しく歌いました。カスタネットもはっきり聴こえます。(3:48)
Turina「ロシオの行列」は晴れやかな表情の躍動。情景や尋常は刻々と変化して、やがて鐘も華やかに鳴り響きました。(6:51)
Arbos 「アラビアの夜」はウェットな夜の空気が流れる哀愁、纏綿と陰影妖しく、やがて朗らかに歌って穏健に終了しました。(6:28)
Tomas Breton(1850-1923西班牙)は初耳かな?どの作品もわかりやすい、民族的な風情たっぷり。
ポロ・ヒターノ」は快活に大仰、そして軽妙な、いかにも西班牙風旋律リズム。オーボエが大活躍しました。(4:20)アルハンブラにて」これもピチカートとハープが付点のリズムに軽快、流れるよう。期待通りの優雅な哀愁の西班牙風でした。(7:08)
ナバーラ」とは西班牙北部の州とのこと。沸き立つような明るい民俗的?リズムが爆発します。(5:28)
Turina「夢想」どんな夢をみたのか、高所から思い切って飛び出して、そのまま爽快に空を滑空?(4:22)饗宴」これはカッコよい短調の旋律が躍動しておりました。(4:17)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日日曜も女房殿は未だ風邪より快復途上、午前中休んで昼から所用で出掛けていきました。朝、ストレッチした後、ユルいYouTube体操はいっしょにこなしました。洗濯済ませて雨も上がったので外に干したあと、ご近所のスーパーにちょっぴり食材補充に出掛けました。往復3kmほど、軽いウォーキング。右腰の鈍い不快感は背中に移動しつつあって、いかにも結石みたいな感じ。すっきりとした体調になかなか戻りません。今朝の体重は67.0kg+300g(涙)これから鍛えて節制生活して戻します。
前日注文したプリンターのインク(激安互換品)はなんと翌日夕方には到着!驚きました。

女優・中山マリさん(80歳)ご逝去。NHKドラマなどにも出演していた実力派らしいけど、存じ上げませんでした。すると女房殿が「サインはVに出ていた美人女優でしょ?」と。へぇ、写真だとずいぶん印象違うけど、自信満々にそう主張するので不安になりました。でも変わったなぁ、いくら年齢を重ねても面影は残るはず、そう思って再度調べたらそれは中山麻理さん、既に昨年2025年に亡くなっておりました。ま、もともと芸能界の知識には暗いし、興味も薄いし、そんなカンチガイはありがちですよ。以前にも千葉雄大は千葉真一の息子だ、女房殿はそんな主張をしておりました。亡き北海道の婆さんは岡田准一は岡田真澄の隠し子と固く信じてましたっけ。苗字が同じだけで親子にされたらたまりまへんで。

The50's THE50-09 2枚組890円Bach ヴァイオリンとピアノのためのソナタBWV1014-1019 全6曲〜ユーディ・メニューイン(v)/ルイス・ケントナー(p)(1951年)・・・20数年ぶり半分のみ再聴。CD2枚組890円だったThe50'sも懐かしい。音質はかなり良心的。

演奏にややアクとクセが顔を出す時期か、ケントナーのしっかりと安定したピアノとは対照的に、メニューインの体臭を感じさせる演奏/リズム感も昔風だし、洗練が足りない
とは当時の印象。
久々現在の耳に聴いてもさほどその印象は変わらない。Bachはどんなスタイルの演奏でも作品の骨格は変わらない、心擽る旋律の魅力は緩急際立って充分に伝わる・・・けれどLouis Kentner(1905ー1987洪牙利→英国?)のピアノが端正に正確、Yehudi Menuhin(1916ー1999亜米利加)のヴァイオリンは、古楽器系含めここ最近の流麗な技巧、セクシーな節回しや音色に慣れているから、ちょっと表現はアクが強過ぎ、硬く、不器用に感じました。ネットの評価を探ったけれど、少なくとも日本ではほとんど話題に上っていないようでした。
ソナタ第1番 ロ短調 BWV 1014はしっとり哀しみを湛えた作品。誠実だけどメニューインの不安げなヴィヴラートはちょぴり大仰さを感じさせて、リズム感も技術的にも流麗ではない感じ。
「Adagio」(4:42)「Allegro」(3:28)「Andante」(4:11)「Allegro」(4:21)
ソナタ第2番 イ長調 BWV 1015は穏健に落ち着いた風情の旋律。不器用だけど、明るく、やや昔風表現と感じます。
「Dolce」(3:58)「Allegro」(3:58)「Andante un poco」(3:30)「Presto」(3:53)
ソナタ第3番 ホ長調 BWV 1016は寂しげな風情漂って、ここでのヴァイオリンはかなり技巧的に不安を感じさせて無骨。ケントナーのピアノは淡々と抑制を効かせて正確なリズムを刻んで支えておりました。
「Adagio」(5:58)「Allegro」(3:24)「Adagio ma non tanto」(5:35)「Allegro」(4:18)

DECCA JB30Holst 組曲「惑星」〜ヘルベルト・カラヤン/ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場合唱団(1961年)・・・1918年初演された(エイドリアン・ボウルト)四管編成の巨大なる”映える”カッコよい作品。これは「惑星」ブームを導いた録音だったと記憶します。
20年ぶりの拝聴・・・のはず。当時は駅売海賊盤を聴いていて、音質に不満を漏らしておりました。久々の印象はクリアな音質とウィーン・フィルの迫力に打ちのめされました。Herbert von Karajan(1908-1989墺太利)53歳気力体力に充ちたスタイリッシュな表現、金管も打楽器強烈な迫力、弦の弱音の洗練も文句なし。これはこの作品ヴェリ・ベストかも。
「棺を蓋(おお)いて事定まる」自分も若い頃は、売れ筋カラヤンに対する反発心ばかリだったけれど、オーケストラ・コントロールの自在さ、グラマラスな表現に心奪われる機会が増えました。
初演当時は賛否両論だったそうだけど、現在はおそらく英国音楽最高の世界的人気作品。四管編成にティンパニ6台(2人)ほか9種の打楽器にハープ2台、チェレスタとオルガン、更には女声合唱も入る巨大なる編成。
火星、戦争をもたらす者 (Mars, the Bringer of War)」鳴りきったウィーン・フィルの華やかにマイルドな金管、前向きな推進力たっぷりなリズム感はノリノリ。この時期ウィーン・フィルはこの作品にあまり慣れていなかったはず、そんなことを微塵も感じさせぬ圧倒的な統率でした。(7:08)
金星、平和をもたらす者(Venus, the Bringer of Peace)」控えめなホルンから始まって、その旋律をオーボエとフルートが受け取る静謐穏健な始まり。ヴァイオリン・ソロの優雅な旋律、チェレスタも効果的に極限のデリカシーな弱音も緊張感たっぷり。夢見るように美しい。(8:25)
水星、翼のある使者 (Mercury, the Winged Messenger)」囁くようなスケルツォは極弱音に流麗に流れて、この辺り、雄弁な盛り上げかたは熟練の技でした。(4:02)
木星、快楽をもたらす者 (Jupiter, the Bringer of Jollity)」ここがカッコ良い一番人気。幻想的な木管に彩られ、圧巻のホルンが野太くヴィヴィッドに響いて颯爽、これ以上の迫力はなかなか経験できぬスケールと洗練サウンドでした。そして優雅な「我が祖国に誓う」登場、後にその歌詞を付けていっそう有名になったけれど、作曲者にはそんな愛国の意味を旋律には込めなかったそう。(Wiki英語版より)(7:41)
土星、老いをもたらす者 (Saturn, the Bringer of Old Age)」ハ長調とは思えぬ不安に暗い、重苦しい歩み。弱音での細部クリアな響きには深みがあり、重量感、そしてしっかりとしたリズム感もありました。粛々とスケール大きく高揚させて、クライマックス(fff)での打楽器も効果的に彩りを添えました。やがて宇宙の果てのような幻想的サウンドは儚く消えていきました。(8:37)
天王星、魔術師 (Uranus, the Magician)」剛直な金管と打楽器ぶちかまして、スケルツォのリズムに歩みだして「魔法使いの弟子」に似たユーモラスなところ。ファゴットのリズム感、強烈な金管と打楽器。なんと華やかにゴージャス、余裕の響きなのでしょうか。(5:51)
海王星、神秘をもたらす者 (Neptune, the Mystic)」不規則な拍子、微弱音に絡み合って浮遊する木管は宇宙の果てを連想させるところ。やがて神秘の女声ヴォカリーズが響いて、それは「合唱団は隣の部屋に置く。部屋の扉は曲の最後の小節まで開けておき、ゆっくりと静かに閉じる。合唱団、扉、副指揮者達(必要な場合)は聴衆から完全に見えないようにする」との指示なんだそう(Wikiより孫引き御免)この消えるような締め括りには優秀な音質必須でしょう。(7:37)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日は雨予報だったけれど、ストレッチ、短いYouTube体操済ませて市立体育館への往復中、なんとか曇ったまま天気は保ちました。道中桜は満開でもちょっぴり肌寒い感じ、高校の入学式なのか?正装っぽいご両親が笑顔に多くすれ違いました。微妙な脇腹とか背中辺りの鈍い痛みを抱えつつ、トレーニングルームは空いていて、ゆっくり鍛錬出来。不快感はやや継続中、風邪症状?それが胃腸に影響しているかも。早々に帰宅すると女房殿はコタツに隠って、軽く昼食を摂ったら寝込んでしまいました。そんな体調で婆さんの介護は大丈夫なのか。女房殿の希望に渋々プリンターのインクを注文。自分はもう使わないけどね。

夕食の準備をしようと思ったら、風邪の女房殿がラーメンが喰いたいとのこと。先日、出先での残念なラーメン経験もあって、雨の中、今回は間違いない味のご近所に出掛けました。今朝の体重は66.7kg+150g、せっかくの筋トレ+有酸素運動もラーメンで帳消しですよ。

スマホが上手い具合に機種変更できて、出費なし。充電がType-Cになったのも普遍性が増して使いやすいし、起動時のパスコード入力画面が(他の方一般に当たり前な)大きなものになったのも嬉しい。いままでのは通常のフリック画面が出て小さかった。後継機なので使い勝手が変わらぬのもありがたいですね。スマホケースはマガジン・タイプは100均、かなり草臥れてきたし、サイズが若干大きくなって使えなくなりました。これをどうするか、透明のカバーは付けているけれど、ゴムの保護枠みたいので済ませるのかどうか、ちょっと考え中。気のせいか、動作は若干速くなったような気もします。バッテリーの消耗は前機より速いようだけれど、日常遣いに問題なさそう。一年しか使っていないのに、こんな状態?かなりムリな負荷を掛けるような使い方だったのでしょう。あと何年使えるでしょうか。

スマホは便利だけど、なにもかもそれに頼る生活はちょっと不安です。まずモバイルICOCAへの移行が宿題。それと女房殿のも含めて三台眠っている安物スマホを売らなくっちゃ。ま、ほとんど希少金属代程度でしょう。

NAXOS 8.550627Shostakovich 交響曲第7番ハ長調「レニングラード」〜ラディスラフ・スロヴァーク/スロヴァキア放送交響楽団(1989年)・・・ NAXOSより当時の相場としては、ずいぶん安く全集が出た時にお世話になりました。現在では

「弦の音がひ弱・・・木管は技量が劣り、いかにも頼りなさげ。金管はパワー不足」
「パワーに欠ける部分があって、残念」
そんなリスナーの声がネットに残されております。もうそれはその通り、なんやけど、なんとも冴えない非力なオーケストラを率いてLadislav Slovak(1919-1999斯拉仏克)入魂の演奏、いかにも「ファシズムに対するソヴィエット露西亜の戦いと勝利」みたいな作品はどうも苦手として、しばらく避けていたけれど、昔馴染みのせいかなぁ、けっこう素朴に不器用な演奏を愉しみました。
初演は第2次世界大戦中1942年(サムイル・サモスード/ボリショイ劇場管弦楽団)同年ロンドン、ニューヨークでも演奏されて、わかりやすい旋律は大人気だったらしい。三管編成+ティンパニ他7種の打楽器、ハープ2台にピアノ迄入る大編成。音質は悪くないと思うけれど、オーケストラの響きには芯が足りない。
第1楽章「Allegretto(戦争)」人数が少ない?との声もあった薄い響き、例の馴染の繰り返し旋律は(人間の主題)なんとも牧歌的にリズムがユルく、いかにも鳴りのよろしくないオーケストラ。それでも途中からテンポを上げて煽っていくスロヴァークの熱意と根性が感じられる勇壮な始まり。打楽器のアクセントはけっこう優秀でした。(26:08)
第2楽章「Moderato (Poco allegretto)(回想)」は途方に暮れたようなスケルツォ。細かい音型の弦がしずかに歩み始めて、オーボエも妙に切ない。やがて切迫感漂うテンポ・アップに至って、やはりリズムのキレは少々甘いけど、打楽器はなかなかの名手、アクセントを際立たせました。この辺りを聴くと優秀録音なのかな、とも思う。(10:15)
第3楽章「Adagio(祖国の大地)」オーケストラの真価を問われる弱音続く緩徐楽章。穏健静謐な旋律はていねいに表現されもメリハリ弱く、印象が薄い始まり。中間部の力強い疾走は精一杯の金管絶叫に、小太鼓の連打も効果的でした。そして荘厳なコラール風弦の合奏に収束して、やはり弱音での存在感が薄い感じ。(19:20)アタッカでそのまま
第4楽章「Allegro non troppo(勝利)」へ。風雲急を告げる緊張感迸る・・・はずの始まりも、いまいちたどたどしいリズム。それでも精一杯の金管の絶叫、盛大なる打楽器の参入に熱を加えました。現主体の第2部に入ってテンポうあ音量は落ちて、弱音部分の響きは弱く、旋律印象が定まらない(フルートは良い音で鳴っていると思う)。やがてそのままクレッシェンドが続いて強烈なティンパニのアクセント登場、クライマックスを至って第1楽章の「人間の主題」に全曲を締め括って、やや情けない金管乗り越えて感動的でした。(16:42)

London SPC 21027「The Heart of Tchaikovsky」/劇的序曲「ロメオとジュリエット」(抜粋)/「トレパック」(バレエ音楽「くるみ割り人形」より)/「ワルツ」(バレエ音楽「眠れる森の美女」より)/交響曲第6番ロ短調「悲愴」より第1楽章「Allegro non troppo」/スラヴ行進曲(抜粋)/ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調より第1楽章「Allegro non troppo e molto maestoso」冒頭/交響曲第4番ヘ短調より第3楽章「Scherzo」抜粋/交響曲第5番ホ短調より第2楽章「Andante cantabile」抜粋/「ハープサルの思い出」作品2/歌劇「スペードの女王」より第2幕「Shagi! syuda idut(階段だ!奴らがこっちに来るぞ)」/大序曲「1812年」(フィナーレ)〜サルヴァトール・トゥッティ・カマラータ/キングスウエイ交響楽団(1968年発売)・・・Salvador "Tutti" Camarata(1913- 2005亜米利加)は作曲家、編曲家、トランペット奏者、レコードプロデューサー、とのこと。ウォルト・ディズニーとも関係が深かったそう。オーケストラは倫敦の録音用団体らしい。
これは当時リアルな音質を誇ったPhase4録音、抜粋と云うかエエとこ取り、編成はおそらくオリジナル通り、ピアノ曲である「ハープサルの思い出」や「スペードの女王」はもちろんカマラータの編曲。
基本「さわり」寄せ集めみたいな音楽は避けるようにしているけれど、明るく、分厚く、ブリリアントにゴージャスな響きはパワフル、雰囲気たっぷりに極上な演奏が続いて、全部聴けないのがとっても残念な隔靴掻痒状態。魅惑の旋律のエッセンス揃えてけっこう堪能できました。気が短い人に最適。
ロメオ」はいきなりクライマックス!金管も打楽器も絶叫(4:29)。快活に元気いっぱいの「トレパック」はノリノリ(1:09)晴れやかな表情に優雅ゴージャスな「ワルツ」も最高(3:32)。「悲愴」は第1楽章中盤の哀切高まるところのみ。全曲聴きたい!そう思わせるたっぷり陶酔と抑制の表情を堪能できました。(5:21)スラヴ行進曲」も金管鳴り切ってヴィヴィッドな勢い、後半のみの演奏が残念至極。(6:03)
ピアノ協奏曲は冒頭のみ、厚みのあるオーケストラ、キレッキレのピアニストのクレジットはありません(1:31)。そのまま途切れず、交響曲第4番ヘ短調第3楽章「Scherzo」はピチカートの緊張感ある妙技へ(1:39) 交響曲第5番ホ短調のホルン・ソロの技量最高、それに寄り添うオーボエ、弦もしっとりとしみじみ。(5:29)
懐かしく穏健な「ハープサルの思い出」はオーボエが活躍しました。(2:37)寂しげな「スペードの女王」のアリアは木管主体(2:08)1812年」はラスト部分、デーハーに壮麗な鐘が喧しいほど鳴り響きました。大詰めには大砲もちゃんと用意されておりました。(4:38)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

本日は終日雨模様らしい。
週末がやってきて、昨日女房殿は孫のところへ。病じゃなくて私立から公立の保育所に変わる関係のタイムラグ、お留守番でした。相変わらずの睡眠不如意、胸やけは収まったけれどやや体調不調継続中。ストレッチとYouTube体操は実施、身体を動かすべくご近所のスーパーに往復3kmほどウォーキング、兼少々食材買い物実施。ちょうど外に出た時にお隣の棟に救急車到着、救命士が階段を上がっておりました。「徳島の息子さんに連絡して!」みたいな声も聞こえました。ご無事でしょうか。女房殿はちょっと遅く、孫の御守から帰ってきてやや風邪気味とのこと。
今朝の体重は66.55kg▲250g。昼夜とかなり喰って反省していたのに減ってくださいました。右腰奥に微妙に鈍い痛み復活中、結石でしょうか。

ちょっと前に書いたけれど自分のスマホはToneMobile。2020年12月に契約してぼちぼち5年、中(低)速使い放題1,210圓/月也激安(通話別)先日200圓値上がったところだけど充分安く実用的。出先で動画は見られない。自宅ではWifiだから問題なく、もとより小さい画面に動画を見る習慣もありません。当時e20という専用機種は無料だったんですよ。機能やスペック云々は他を知らないからまったく不満なし。でもぼちぼち5年でしょ?さすがに微妙に草臥れて「050」アプリは受信できても起動できず(掛けられない)他微妙に不具合もありました。近々どこかで機種変更が必要やろなぁ、そんなことを考えておりました。

女房殿は自分とは使用頻度が桁違い、もっと過酷な使い方をしたのか?幾度故障して買い替えて、現在は楽天モバイルへ。前機はToneMobile機種はe21、一年ほど使って着信の呼び出しが鳴らない!大騒ぎして乗り換えたもの。その眠っているスマホにsimを載せ替えたら使えるのじゃないか、そう類推して朝一番サポートに電話してみました。
・・・結果、意外とカンタンに載せ替え出来。但し、初期ホーム画面設定で「TONEスタイル」を偶然指定してしまって、使いにくい!通常のAndroidスタイルへの戻し方がわからない・・・またまたサポート窓口にに連絡したら、親切にもなんとリモートで修正してくださいました。LINEはQRコードでカンタンに戻せたけれど、楽天PAYの設定にも四苦八苦、それとバッテリーの保ちは微妙かも。ま、仕方がない。しばらくこのまま使ってみましょう。一連の作業は佳きノーミソ鍛錬、ボケ防止になりました。

TELDEC WPCC-5296 Bruckner 交響曲第7番 ホ長調(1885年稿/ノヴァーク版)〜ダニエル・バレンボイム/ベルリン・フィル(1992年)・・・Daniel Barenboim(1942-亜爾然丁→以色列)も高齢に至って、活動量も落ちてきたようです。これは若い頃のシカゴ交響楽団との全集録音に続く50歳頃の再録音。ベルリン・フィルはクラウディオ・アバド時代でした。かなり以前より音源は入手したけれど、バレンボイムは好みの指揮者じゃないのでなんとなく後回し、おそらく初耳。シャウシュピールハウスのセッション録音は残響豊かに優秀な音質でした。Bruckner交響曲中、屈指の美しく、穏健な旋律を誇る交響曲は思わぬ完成度。ベルリン・フィルの艶と厚みのある瑞々しい響きを活かして慌てず走らず、落ち着いた抑制と余裕を感じさせる感動的な演奏でした。
第1楽章「Allegro moderato」冒頭夢見るようなチェロの主題が美しい。落ち着いた歩みに湧き上がる暖かい情感、ベルリン・フィルは弦も金管もマイルドに溶け合って洗練され、厚みがあり、デリケートに艶のある響き、フルートもホルンも魅惑の音色でした。テンポの動きにも不自然さを感じさせない。(21:54)
第2楽章「Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam」ここはこの作品の感動的な白眉。練り上げられた魅惑の弦が洗練されたサウンド、天上の浮遊するフルートも期待通りの活躍でした。打楽器も入るクライマックスに向けてわずかなテンポ・アップと熱の加え方、適度な力感と流れにも納得(ここではティンパニの序奏は入らない)収束するホルンの静謐もぞくぞくするほどのセクシーサウンド。(24:53)
第3楽章「Scherzo: Sehr schnell」Bruckner交響曲のキモであるスケルツォ。ここもアクセントを強調せず、抑制した風情に慌てぬ中庸のテンポ。トリオは優雅にたっぷり歌って弦や木管は官能的なテンポのタメ、金管もマイルドな響きにメタリックに響かない。ラストは余裕のパワーに盛り上げてくださいました。(10:24)
第4楽章「Finale: Bewegt, doch nicht schnell」ベルリン・フィルの痺れるような洗練されたサウンドが粛々と歩んで、冒頭は軽妙に弾むように流麗、落ち着いた始まり。やがてコラール風の金管はぐっとテンポを落として、徐々にテンポを上げて高まる情感、相変わらず余裕のパワーと厚みを感じさせました。この作品は大好きだけど、終楽章の落ち着かぬ風情にガッカリする経験も多いけれど、しっかりとした「間」、落ち着きと静謐、洗練際立ってテンポの揺れも納得できるフィナーレに追い込みました。(13:29)

NAXOS 8.553121Brahms クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調/クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 /ヴァイオリン・ソナタ イ短調「F.A.E.ソナタ」より 第3楽章 スケルツォ ハ短調/2つの歌 作品91「秘めたるあこがれ」「聖なる子守歌」〜カールマン・ベルケシュ(cl)/イェネー・ヤンドー(p)/タマラ・タカーチ(ms)(1995年)・・・指揮者としても活躍するKalman Berkes(1952-洪牙利)と名手Jando Jeno(1952ー2023洪牙利)によるクラリネットの名曲録音。自在な技巧を誇って、クラリネットは夢見るような色気、低音から高音迄ムラのない美しい音色。質実着実なピアノが重心低くそれを支えます。知名度的には低い演奏家かもしれないけれど、これは演奏、音質とも出色の完成度、Brahmsの内省的に落ち着いた室内楽の魅力を堪能いたしました。交響曲より室内楽のほうが自分に嗜好に合っていると自覚しております。
クラリネット・ソナタは両作品とも1895年初演。ヴィオラ・ソナタとしても演奏される名曲。
ソナタ第1番 ヘ短調は心の奥深く、秘めた情感が泡立つような作品。名曲。
第1楽章「Allegro appassionato」過去を深く悔いて独り内心嘆いているような、寂しげに切ない思いが迸る始まり。これがBrahmsの魅力ですよ。(8:20)
第2楽章「Andante, un poco adagio」(変イ長調)清明な精神の落ち着きを感じさせて、クラリネットとピアノの穏健静謐なつぶやくような対話。(5:47)
第3楽章「Allegretto grazioso」3/4拍子、そっと優雅に揺れる懐かしいレントラー。中間部にはピアノのアルペジオに乗せてちょっぴり不安が襲う。(4:35)
第4楽章「Vivace」表情明るく前向きに力強く歩みだすフィナーレ。途中リズム?拍子の変化も効果的な流れも、これは青春の明るいMozart風情に非ず、中年オトコの背中に苦い思いが漂って陰を感じさせました。(5:28)
ソナタ第2番 変ホ長調
第1楽章「Allegro amabile(愛らしく)」穏健な気分に遠くを眺めながら、遠く昔の思い出を懐かしむような始まり。(8:14)
第2楽章「Allegro, molto appassionato」哀愁に揺れる魅惑のの3/4拍子。ヤンドーのピアノは劇的にちょっと力が入り過ぎ。中間部には清明に朗らかな表情が浮かびました。(5:52)
第3楽章「Andante con moto - Allegro」しっとり落ち着いた旋律。クラリネットが前向きに、色彩豊かに歌い上げる変奏曲。(7:31)
以下いずれもKalmanによるクラリネット編曲作品。ちょっぴり珍しい作品を織り込むのが当時のNAXOSの趣向でした。
Scherzo in C Minor」は快活に弾むような躍動。(5:35)
Gestillte Sehnsucht」はクラリネットの低音がオブリガートして、Tamara Takacs(1950-洪牙利)は愛の歌をしみじみ。(6:05)
Geistliches Wiegenlied」は情愛に充ちた子守歌。控えめなクラリネットとピアノは女声との距離感が好ましい。(5:41)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

前夜は呑み過ぎやなぁ、反省しております。量的にはさほどではないけれど、あまり体調万全ではなかった自覚はありました。例の如く早朝覚醒して、しばらくぼんやりしてちょっぴり二度寝、ストレッチはしっかり。YouTube体操は時間調整に失敗してサボり、そのまま市立体育館に出掛けました。雨はすっかり上がって、花散らしの風は少々、未だ桜は見ごろです。朝一番にトレーニングルームに入って、常連メンバーは休まずに鍛えておりました。自分も負けられない。いつもどおりしっかり鍛えて帰宅しても、すっきりと体調は戻らず、珍しく胸やけもあって不快なまま。マシになったのは夕方でした。今朝の体重は66.8kg▲650g、一日で元には戻せません。

もうどうでもよい話題がマスコミに報道されます。田久保前市長のその後の所業とか、坂口杏里「サンドイッチ万引き容疑で逮捕」いずれ話題にするのも空しい自業自得。知らんがな。もう過ぎた人たちですよ。そういえばウィットに富んだ「エイプリル・フール」ネタは見掛けなかったなぁ、現実が冗談じゃ済まされん状態だからか。

インドネシア沖でM7.4の地震発生とか、津波とか被害状況はいかがでしょうか。
トランプさんは「イランの新体制の大統領がアメリカに停戦を求めてきた」とし、「ホルムズ海峡が開放されれば検討する」と表明。伊蘭側は否定していて、この人はまったく信じられない、思い付きで「言ったもん勝ち」なんでも有なんですね。NATO脱退を検討とか、かき回すだけかき回して、あとは知らん。やることなすこと裏目に出ているみたい。他人様のお国のことだけど、史上最悪の亜米利加大統領ちゃうかな。
さて、我らが日本はこの国難をどう乗り切るのか?今のところドラッグストアにはトイレットロールは潤沢にありました。じわじわと物価は上がるだろうけど、いまのところ落ち着いている感じ。

DENON COCQ 84649Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調/Ravel ピアノ協奏曲ト長調〜エレーヌ・グリモー(p)/ヘスス・ロペス=コボス/ロイヤル・フィル(1992年)・・・Helene Grimaud(1969-仏蘭西)23歳、DENONへの録音を久々に拝聴いたしました。音質極上。Jesus Lopez-Cobos(1940-2018西班牙)は伴奏の名人なんだそう。
Rachmaninovは1901年全曲初演、甘美憂愁な旋律を誇る名曲、小学生時代にリヒテル/ザンデルリンク(1959年)のモノラルLPに出会って一発で痺れたものですよ。作曲者の自演含め、古今東西名演奏録音犇めく名曲中の名曲。
これは驚きの完成度、しっとりと落ち着いた音色、叩きつけたり濃厚に表情を強調しないピアノ。「第一楽章冒頭の和音の連打部分において、ピアニストは一度に10度の間隔に手を広げることが要求されており、手の小さいピアニストの場合はこの和音塊をアルペッジョにして弾くことが通例となっている」そう、ここでもそんな感じに始まって、余裕のテクニックは暑苦しい濃厚露西亜風に非ず、常に抑制と品を感じさせる表現。ロペス=コボス率いるロイヤル・フィルはデリケートにきめ細かい響きにピアニストをフォローしておりました。これは最近聴いた中でもヴェリ・ベストの完成度。
第1楽章「Moderato - Allegro」(10:51)第2楽章「Adagio sostenuto」(11:20)第3楽章「Allegro scherzando」(11:42)
Ravelは1932年初演(マルグリット・ロン)変幻自在、ジャジィにファンキーな名曲。ここでは曖昧な雰囲気に流さず、ちょっぴり硬質なタッチに正確な技巧、やや前のめりなノリ。リズムがようわからん緩徐楽章はぐっと静謐に抑制して、両端楽章との対比もみごとでした。ここでもロペス=コボスの伴奏はテンション高く、優れた伴奏でした。Ravelのこの作品に、これほどクリアな音質はかつて聴いた記憶はない。
第1楽章「Allegramente」(8:27)第2楽章「Adagio assai」(9:22)第3楽章「Presto」(4:03)

DG 477 9055Mozart ヴィオリン・ソナタ第17番ハ長調K.296/第18番ト長調K.301(293a)/第21番ホ短調K304(300c)/第22番イ長調K305(293d)/第23番ニ長調K306(300l)〜ヴォルフガング・シュナイダーハン(v)/カール・ゼーマン(p)(1953-55年)・・・いずれも1778年 マンハイムにて、Mozart22歳の優雅極まりない連作となります。この時代、あくまで鍵盤中心にヴァイオリンはオブリガートという扱いから、対等平等の作品として浮き立つような明るい旋律が躍動しております。
ウィーンの名手Wolfgang Schneiderhan(1915-2002墺太利)Carl Seemann(1910-1983独逸)による、しっとり落ち着い良く歌う上品優雅なヴァイオリン、ピアノもデリケートに息もぴたり。音質はモノラルでも自然な潤いのあるもの。どれも希望に溢れた青春の輝きが続きます。
(旧呼称第24番)ハ長調ソナタK.296はなんの屈託もなく、晴れやかに弾むようなリズムに乗った始まり。緩徐楽章のしっとりとした落ち着きも印象的、終楽章の躍動に、わずかに陰が差すところはいかにもMozart。
「Allegro vivace」(6:35)「Andante sostenuto」(5:25)「Rondo: Allegro」(4:29)
(旧呼称第25番)
ト長調ソナタK.301(293a)は優雅に歌うよう、そして溌剌軽妙なピアノとの対話に始まりました。「Allegro」はシンプルな3/8拍子から始まって暗転も印象的、以下2楽章で終わるのはJ.C.Bachに倣ったそうです。
「Allegro con spirito」(7:39)「Allegro」(4:13)
(旧呼称第26番)
ホ短調ソナタK304(300c)は、ほの暗い魅惑の旋律に、激情が走る始まり。「Menuetto」はピアノの詠嘆から始まって、ヴァイオリンと交互に哀しみが走ります。中間部の安らぎの対比も魅惑でした。
「Allegro」(6:36)「Tempo di Menuetto」(5:11)
(旧呼称第27番)
イ長調ソナタK305 (293d)は一点の曇りもない、快活シンプルに躍動疾走する始まり。「Andante grazioso」は弾むような付点の旋律が典雅に陰影もある変奏曲でした。
「Allegro di molto」(4:49)「Andante grazioso」(9:05)
(旧呼称第28番)
ニ長調ソナタK306 (300l)これは3楽章制。ピアノが元気よく始まって、ヴァイオリンがオブリガートする始まり。すぐに主役は交代して対等平等のスタイルへ歌う可憐な作品。淡々と落ち着いた緩徐楽章を経、細かい音型に溌剌と躍動するフィナーレへ。途中で拍子が変わるのも印象的。
「Allegro con spirito」(4:56)「Andante cantabile」(4:56)「Allegretto - Allegro」(6:08)

(ついでに)
Bach 無伴奏パルティータ第2番ニ短調 BWV1004〜ヴォルフガング・シュナイダーハン(v)(1955年)・・・彼のBach無伴奏作品はこれ以外の録音を探せません。音質は良好。たったヴァイオリン1挺に巨大な宇宙の広がりを感じて、泣かせる「シャコンヌ」。その関係でこの作品は拝聴機会が多い作品でした。正直なところBachの無伴奏作品はどんな演奏を聴いても、その感動の質はさほどに変わらない。端正なテクニックに煽り過ぎぬ表現に怒涛の感銘をいただきました。
Allemanda(4:22)Corrente(3:23)Sarabanda(3:46)Giga(4:06)Ciaccona(14:51)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

相変わらずの早朝覚醒継続中。それでも抗アレルギー剤を服用中止したので不快感はなくなりました。朝のストレッチ、短いYouTube体操を済ませてご近所のスーパーへウォーキング往復3kmほど。外に出るとうすら寒い雨模様、これを「花冷え」と呼ぶのでしょうか。終日降り続きました。最低限の食材を補充して、菓子は買いませんでした。しばらくガマンするつもり。先日数年ぶりに喰ってけっこう美味く感じたカップ麺に心動いたけれど、これもやめておきました。
花粉症とか背中切ったりなんなり一ヶ月ほどご無沙汰、雨の中昼から軽く呑みに出掛けました。コミュニティバスは120圓に値上がり。ほんの気分転換のつもりが・・・爺友と馬鹿話しが過ぎて、けっこうしっかり呑んだ挙句やや二日酔い状態、今朝気分はよろしくない。体重は67.45kgわずか一日で1.25kg増は自業自得。深く反省してこれからしっかり鍛え直しましょう。

日々拝見するブログに「弥生ついたち」とあって、はて?弥生とは3月のことじゃなかったっけ。調べてみたら、

旧暦3月(現在の3月下旬ー5月初旬)を指す和風月名で、春になり草木がますます生い茂る様子を表します
とのこと。正しい使い方だったのですね。「弥」は「いや増す」の「いや」、どんどん草木が成長するという深い、めでたい意味であることを知りました。

自分は使う機会はないのだけれど、いよいよ「自転車も青切符時代」へ。ここ数日の報道に注目しておきましょう。歩道通行などのマナー問題定着には時間が掛かることでしょう。スマホをいじりながらの自転車運転など毎日散々見掛けますもの。信号待ちにトラック運転手がスマホを眺めているのはかなり危うい・・・けど、けっこう目撃します。

DHM HMC901868Mendelsshon 弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20/協奏的変奏曲 作品17*/無言歌 ニ長調 作品109*/アルバムの綴り ホ短調(Assai tranquillo)*〜アンサンブル・エクスプロラション/ロエル・ディールティエンス(vc)*/フランク・ブラレイ(p)*(2004年)・・・Ensemble Explorationsは古楽器アンサンブル(独逸?)活動期間1995-2010年。
16歳天才少年の作とは信じられぬ傑作、弦楽八重奏曲 変ホ長調は1825年の作品。複弦楽四重奏の編成。(メンバーは クリスティーネ・ブッシュ(v)/リディア・フォーベス(v)/チャン・チャン(v)/フランシス・ルーセンス(v)/マルガレーテ・アドルフ(v)/グース・イェケンドリュプ(v)/マルテン・ベーケン(va)/ロエル・ディールティエンス(vc)/ゲールト・ドビエーヴル(vc)とのこと)馴染の湧き上がるような希望に溢れた旋律は、ちょっぴりジミにくすんでマイルドに響きました。
第1楽章「Allegro moderato ma con fuoco」憧憬に充ちて明るく躍動して、シアワセ胸いっぱいに膨らませた始まり。(14:09)
第2楽章「Andante」楚々とした哀しみを湛え、デリケートな緩徐楽章。(6:58)
第3楽章「Scherzo: Allegro leggierissimo」トスカニーニの拡大された編成でも有名なスケルツォ。ちょっぴり辺りの様子を伺うような不安を浮かべて、そっと躍動しました。(5:00)
第4楽章「Presto」ここのテンポはかつて経験したことのない快速!ごりごりとした低音から始まって、マイルドな響きのまま疾走躍動する希望と元気一杯のフィナーレでした。モダーン楽器のテクニックそのままに、滋味深い音色が個性的でした。(6:01)
Variations concertantes」は1829年の作品。懐かしく素直な旋律から優しく、ちょっぴり陰のある素直な変奏曲が続きました。ピアノは1874年のスタンウエイとのこと、素朴だけれどバロック時代のような粗野な響きに非ず、洗練されて溌剌。ディールティエンスのチェロは内省的にヴィヴラート控えめ。雄弁にぎらぎらとした表現とは無縁な音色でした。(9:32)
Lied ohne Worte」は1845年晩年の作品。ゆったり揺れるような安らぎの旋律から、途中ちょっぴり情感が高揚します。(4:14)
Assai tranquillo」は1837年の作品。途方に暮れた哀しみが広がりました。(3:42)

DECCA POCL 1238Shostakovich 交響曲第1番ハ短調/バレエ音楽「春の祭典」〜 ジョージ・ショルティ/コンセルトヘボウ管弦楽団(1991年ライヴ)・・・Georg Solti(1912ー1997洪牙利→英国)がシカゴ交響楽団の音楽監督を降りた頃のライヴ。世評盤石、英DECCAの優秀な音質もに支えられ、録音も数多い人だけど、自分との相性はあまりよろしくないと自覚しております。このライヴの音質はいまいち、残念な水準と感じました。
Shostakovich 交響曲第1番ハ短調は1926年初演、栴檀は双葉より芳しい20歳前、自在に才気煥発な作品。二管編成に7種の打楽器+ピアノも入ります。全14曲の交響曲中、もっとも好きな作品でもあります。コンセルトヘボウはリッカルド・シャイー時代(1988-2004年)の客演。ヴェテランらしい落ち着いて神妙な表現でした。
第1楽章「llegretto - Allegro non troppo」冒頭ファゴットがとぼけた味わいの始まり。メリハリある対比がユーモラスな始まり。オーケストラは厚みのあるマイルドな響きに落ち着いて重量級でした。(7:57)
第2楽章「Allegro」スケルツォはショルティらしい前のめりの始まり、ピアノも活躍します。途中優雅な表情に分厚くゆったりとした部分を挟んで、ファゴットのノンビリとした歌から再びテンポを上げて緊張感たっぷり。低音もズシリと響きました。(4:26)
第3楽章「Lento」オーボエの哀愁たっぷりなソロに始まる緩徐楽章。それはチェロ・ソロに引き継がれ「ジークフリート牧歌」の引用らしいけど(Wikiより)ド・シロウトにはよう理解できません。情感は高まって第2主題は「葬送懇親曲」なんだそう。悲痛なヴァイオリン・ソロ登場、分厚いアクセントと金管の強奏はいかにもショルティらしい。(7:24)
アタッカで第4楽章「Allegro molto」へ。不気味な低音が蠢く始まり。やがてクラリネットとピアノに導かれて緊張感を高めて熱を加え、ヴァイオリン・ソロがそれを沈静化させました。やがて爽快な金管がマイルドに分厚く響き渡ってクライマックスへ、ティンパニのソロから弱音のチェロ・ソロも神妙、やがて爽快なトランペットから重心の低いの締めくくりに終了いたしました。(9:02/拍手有)
お気に入り作品だから月に幾度も拝聴している、原始の暴力炸裂する名曲「春の祭典」は再録音。「Ritual of Abduction(誘拐)」の部分で「ティンパニ2小節がごっそり落ち、続くホルンソロの箇所で叩かれる」タイヘンなミスがあるそう。(ネットからの情報)
第1部「大地の礼賛」冒頭のファゴットの音色がシカゴとはずいぶんと違う素朴さを感じさせる音色。神秘の木管も独欧系の深みがあって無機的な音色にならず雰囲気たっぷり。「春の兆し」の激しいリズムにもムリムリな力みを感じさせず、ティンパニの迫力は充分だけど、ショルティも年齢を重ねたのか、ちょっと物足りない。「誘拐」はティンパニ大活躍のところだからミスはつらかったやろなぁ。ショルティは1974年録音でもミスをそのまましているから(やはり「誘拐」トランペット落ち)編集修正を許さぬ(ミスを気にせぬ)人なんでしょう。第1部終盤に向けてティンパニは立派に持ち直します。金管の鋭くならぬマイルドな厚みはかなりの迫力でした。
Part I「Adoration of the Earth(大地の礼賛)」
「Introduction」(3:12)「The Augurs of Spring - Dances of the Young Girls(春の兆し(乙女達の踊り))」(3:21)「Ritual of Abduction(誘拐)」(1:20)「Spring Rounds(春の輪舞)」(3:09)「Ritual of the River Tribes(敵の部族の遊戯)」(1:54)「長老の行進(Procession of the Sage)」「Adoration of the Earth(長老の大地への口づけ)」(1:02)「Dance of the Earth(大地の踊り)」(1:12)
第2部「生贄の儀式」導入から「乙女の神秘的な踊り」は静謐な不気味、生暖かい風情。木管の響きもホルンも深いですね。「生贄への賛美」から一気に打楽器炸裂して暴力的な興奮へ、低音も効いて金管も文句なしの実力。「祖先の儀式」中盤からの金管の絶叫も以前のショルティのような力任せに非ず、ラスト「生贄の踊り」の追い込みも前のめりにならず、慌てず一歩引いた重量級の余裕を感じさせました。
Part II「The Sacrifice(生贄の儀式)」
「Introduction」(4:14)「Mystic Circles of the Young Girls(乙女の神秘的な踊り)」(3:25)「Glorification of the Chosen One(選ばれし生贄への賛美)」(1:32)「 Evocation of the Ancestors(祖先の召還)」(0:40)「Ritual Action of the Ancestors(祖先の儀式)」(3:36)「Sacrificial Dance(生贄の踊り(選ばれし生贄の乙女))」(5:18/大喝采有)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

4月に入りました。花粉症も山場を越えたでしょうか。寝る前に服用する抗アレルギー剤の副作用がきつくて、翌日朝から午前中ずっと身体と頭が重く、不快な気分が続きます。昨夜服薬を中止したら、気分はマシだけど洟水は出て眠りにくい。昨日も朝一番、ストレッチ、短いYouTube体操済ませて市立体育館を目指しました。前夜の雨は上がって曇り空、傘は必要ありません。道中桜は満開です。トレーニングルームは常連メンバーのみ、順不同だったけれどマシン使用を譲り合って、いつものメニューをこなして汗びっしょり、そんな季節になりました。久々にシャワーを使って下着も替えて、帰り身体が冷えることもありません。帰宅して洗濯実施。ようやく重苦しい体調は軽快いたしました。今朝、右脚痙攣して目覚めました。体重は66.25kg▲200g、ちょうど食材も菓子も切れていて、間食しないと減るのは自明の理。

春の選抜、地元(すぐご近所)大阪桐蔭決勝戦優勝。圧勝でした。
自分は女子バレー、もちろん男子バレーも大好き。弱そうな地方チームを注目しております。 和田由紀子のファンなのでレッドロケッツ川崎を応援しているけれど、来季より伊太利へ移籍するそう(関菜々巳も所属するブスト・アルシーツィオ/彼女も大ファン)。エース佐藤淑乃も伊太利(ミラノ)へ。そういえば既に伊太利リーグに参戦している石川真佑はノヴァーラを退団とのこと。どこへ行くのでしょうか。
ならば本来は地元大阪マーヴェラスを贔屓にすべきところ。ところが来シーズン、オポジットのリセ・ファンヘッケ 、ミドルブロッカーの小川愛里奈 、アウトサイドヒッターの宮部愛芽世 、他主力選手がかなり抜けてメンバーチェンジするみたい。
野球選手のトレード経緯はわかりやすいけれど、バレーの移籍はわかりにくいですね。外国人選手は自国に戻るかも知れないし、他の海外に行くかもしれない。小川、宮部はどこか別のチームに既に内定しているんでしょうか。どのように打診をされ、条件提示され、契約が進むのか外野からはその流れが理解できません。

Sony Classical SMK89497 Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ピエール・ブーレーズ/クリーヴランド管弦楽団(1969年)・・・Pierre Boulez(1925-2016仏蘭西)の名を一躍高めた録音。中学生だった自分も初めて「春の祭典」に出会い、このLPに痺れました。爾来、幾度聴いてきたでしょうか。10年ほど前に聴いて曰く

完璧な技巧、リズムの正確さ縦線の合い方、デフォルメ皆無、各パート理想的なバランス、聴こえぬところはない各声部、洗練されきった知的サウンドにノーミソ痺れますよ。ジョージ・セルの薫陶によるクリーヴランド管弦楽団のアンサンブルは、当時最盛期を迎えていた・・・
我がオーディオ環境は高品質云々とは無縁の安物、それでも半世紀を超える昔のアナログ録音は優秀、上記称賛の印象は寸分も違わない。更に当時40歳代のブーレーズの尖り方、勢い、アツさをしっかり感じさせて、とくに「選ばれし生贄への賛美」辺り、オーディオ的に打楽器の低音をデフォルメして強調しないバランス、強烈なリズムのキレに痺れました。1963年、1991年、どの録音もブーレーズの演奏は気に入っております。これぞ「20世紀の古典音楽」のリファレンス、参照の基準でしょう。
Part I「Adoration of the Earth(大地の礼賛)」 「Introduction」(3:37)「The Augurs of Spring - Dances of the Young Girls(春のきざし(乙女達の踊り))」(3:20)「Ritual of Abduction(誘拐)」(1:26)「Spring Rounds(春の輪舞)」(3:53)「Ritual of the River Tribes(敵の部族の遊戯)」(1:59)「長老の行進(Procession of the Sage)」(0:45)「Adoration of the Earth(長老の大地への口づけ)」(0:44)「Dance of the Earth(大地の踊り)」(1:20)
Part II「The Sacrifice(生贄の儀式)」「Introduction」(4:07)「Mystic Circles of the Young Girls(乙女の神秘的な踊り)」(3:18)「Glorification of the Chosen One(選ばれし生贄への賛美)」(1:32)「 Evocation of the Ancestors(祖先の召還)」(0:39)「Ritual Action of the Ancestors(祖先の儀式)」(3:38)「Sacrificial Dance(生贄の踊り(選ばれし生贄の乙女))」(4:37)

NAXOS 8.553582Scriabin 交響曲第3番ハ長調「神聖な詩」/第4番「法悦の詩」〜イーゴリ・ゴロフスチン/モスクワ交響楽団/ドミトリー・ロカレンコフ(tp)(1995年)・・・Igor Golovschin(1956-露西亜)率いるMoscow Symphony Orchestraは1989年創立された新興オーケストラ。以前交響曲第1番ホ長調を聴いて少々ガッカリした記憶もありました。素朴なサウンドに骨太だけれど、金管はあまり器用じゃない感じ。最近聴いたリッカルド・ムーティのScriabinに感銘を受けて、再聴仕切り直しを思い立ちました。世評を探ってみたけれど、ほとんど話題に上っておりません。彼の全集録音には珍しい管弦楽作品がいくつか併録されておりました。
1905年初演(アルトゥール・ニキシュ)四管編成、ハープ2台、打楽器はティンパニのみ。収録音量がやや低く、残響豊かな音質。全編Wagner風甘い旋律が延々、サウンドの芯は少々曖昧にメリハリ、色気も不足気味と感じました。それは音質印象なのか、オーケストラのサウンド個性なのか判断は付きません。
序奏「Lento」重厚な金管による短い序奏。このモットーが全曲に渡って出現します。(1:36)
第1楽章「Luttes(Struggles/闘争)」魅惑の旋律は平易、弦と金管の勇壮雄弁な表現、木管にメルヘンの安らぎも感じられる濃厚浪漫な始まり。アンサンブルに破綻もなく、それなりの迫力もあるけれど、各パートは個性不足か。長丁場を構成感を以て組み立てる演奏に非ず、やや散漫、弱い印象がありました。(25:37)
第2楽章「Voluptes(Delights/悦楽)」甘美に妖しい緩徐楽章。とってもイケない感じのトランペット、金管の切ない絶叫もも登場して高まる官能、いや増す幻想的濃厚浪漫の世界が囁き続けました。これはほとんどWagnerの世界。ここもちょっと響きは薄いというか、サウンドの芯は弱く感じるけれど、そう悪くない。(13:45)
第3楽章「Jeu divin(Divine Play/神聖な遊戯)」リズミカルなトランペット・ソロが幾度しつこく繰り返され、弦が弾むように、優雅に歌い続けるフィナーレ。高揚を続け、やがて打楽器を伴って爆発〜クライマックスの壮麗華麗サウンドは不足気味でした。オーケストラの技量問題か、弱音でのテンションの落ち具合も気になります。(11:06)
Le poeme de l'extase」は1908年に初演された人気作品。短い単一楽章だけど、四管編成に多種多様な打楽器、グロッケンシュピール、チェレスタ、ハープにオルガン迄入る大編成。寄せては返す官能の波がとってもエッチ、全編に雄弁なトランペットが活躍する「神秘和音」(?)作品とのこと。こちらは旋律に馴染んでいるせいか、響きの不足云々をさほどに感じず、ラストしっかり盛り上がりました。伸びやかなトランペットも最高。音質もこちらのほうがクリアな感じ。(24:13)

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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