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ERMITAGE/BBC/ANF/AURA

勝手にライヴ御三家と命名。なんの意味もありません。


 ライヴは好きなんですよ。会場のノイズも悪くないし、アンサンブルの乱れも好ましい。あんまり関連はないのですが、ライヴが多いこの三つのレーベルをテキトーに組み合わせてしまって、勝手に分類。(他のレーベルも思いつきで入れました)


☆アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(p)「知られざる録音」(1939〜1941年)

☆Bach 「シャコンヌ」/Scarlatti ソナタ集ほか(アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ)

◇Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調(ブルーノ・マデルナ/イタリア放送ミラノ交響楽団1973年ライヴ)

○Beethoven 交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱」(クラウディオ・アバド/ウィーン交響楽団1981年ウィーン・ライヴ)

□Grainger/Delius「ブリッグの定期市」(ガース・ロバーツ(t)/BBCシンガーズ/アシュリー・ローレンス/BBCコンサート管弦楽団)

☆フリードリヒ・グルダ(p)ルガノ1968年ライヴ

☆Bach ゴールドベルク変奏曲 BWV 988(ブルーノ・カニーノ(p))

□Elgar チェロ協奏曲ホ短調(コリン・カー(vc)/ヤン・パスカル・トルトゥリエ/BBCフィルハーモニック)

□BBC PROMS CENTENARY1895-1995

☆Dvora'k チェロ協奏曲ロ短調 作品104〜ピエール・フルニエ(vc)/シェルヘン/スイス・イタリア語放送管弦楽団(1962年ライヴ)

☆ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1961年ルガノ・ライヴ)

☆Bach 作品集(ジャック・ルーシェ・トリオ)

☆Beethoven ピアノ協第4番ト長調(グルダ(p)/クリュイタンス/スイス・イタリア語放送管弦楽団1965年)

☆Mozart ピアノ協奏曲第15番 変ホ長調K.450/ピアノ四重奏曲 変ホ長調K.493(アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ)

☆ヴィトルド・マルクジンスキ(p)(1963年ロカルノ・ライヴ)

☆サヴァリッシュ/スイス・イタリア語放送管弦楽団(1964年ライヴ)

☆Brahms 交響曲2番ニ長調/Beethoven 交響曲第8番ヘ長調(クナッパーツブッシュ/ミュンヘン・フィルハーモニー)

☆Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ長調(ヴァン・クライバーン(p)/ピエトロ・アルジェント/スイス・イタリア語放送管弦楽団/1962年ライヴ)

□Mahler 「嘆きの歌」(ロジェストヴェンスキー/BBC交響楽団)

☆アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ1949年ブエノスアイレス・ライヴ

☆Debussy 前奏曲集第1巻全曲(アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ1977年ヴァチカン・ライヴ)

☆Schubert 八重奏曲ヘ長調D806(ボスコフスキー(v)/ウィーン八重奏団)

○Franck 交響曲ニ短調〜リッカルド・ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団(1984年パリ・ライヴ)

☆Brahms 4つのバラード 作品10/パガニーニ変奏曲 作品35(アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(p)1973年)

○Shostakovich 交響曲第5番ニ短調 作品47(バーンスタイン?/ウィーン・フィル?1979年5月28日ライヴ)

☆ギレリス1984年ライヴ

☆ナタン・ミルシテイン(v)/バルサム(p)1957年ライヴ

□「モルダウ」(トースキー/BBC響)「イベリア」(レパード/BBC北部響)「ノルウェイ組曲」(アシュリー・ローレンス/BBCコンサート管)

□Bruckner 交響曲第8番(バルビローリ/ハレ管弦楽団)

☆アンチェル/チェコ・フィル(アスコーナ・ライヴ1958年)

○Beethoven 交響曲第6番(アバド/ロンドン交響楽団1984年ライヴ)

○Bruch ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調(ムター/カラヤン/ベルリン・フィル)

○Rimsky-Korsakov交響組曲「シェヘラザード」(チェリビダッケ/シュトゥットガルト放送交響楽団1975年)

◇Jsquin Desprez ほか「マニフィカト」(マデルナ/南ドイツ放送交響楽団/合唱団)

◇Mahler 交響曲第7番(マデルナ/ウィーン交響楽団)

◇Mahler 交響曲第3番(マデルナ/イタリア放送ミラノ交響楽団)

☆リヒテル1966年 ロカルノ 聖フランチェスコ協会ライヴ

□10月革命(マーク・エルダー/BBC交響楽団/合唱団)

☆Beethoven ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(シューリヒト/バックハウス/スイス・イタリア語放送管1961年)

○ロマンティック序曲集(様々な演奏家によるライヴ)

○Handel 「水上の音楽」「王宮の花火の音楽」(シッパーズ/BBC交響楽団)

○Sibelius 交響曲第1/2番(マルケヴィッチ/ペシュコ)ライヴ

□ナショナル・ユース・オーケストラ50周年記念


 ☆ERMITAGEが「活動を停止した」とか。本当でしょうか。PILZもそうですが、私が気に入ったレーベルはすぐに消えていく運命なのでしょうか。いまのうち頑張って残りを買い占めるか。それとも、処分・投げ売りを待つか。(当然後者でしょう)かなり手元にありますしね。

 メールで情報をいただきました。ERMITAGEは、別な会社に音源を譲って新しく発売されるとのこと。〜本当でした。AURAレーベル。

 スイス・イタリア語放送の音源を中心に使った、演奏の質・音質とも素晴らしい廉価盤の宝庫でしょう。目に付いためぼしいものは、価格が安いということ(900円くらいが相場)もあって、たいてい買うようにしていました。タワーレコードの相場は高い!

 ANFはいまや駅売りの廉価盤に欠かせないレーベルです。相場は一枚500円。たしかこの会社は、以前ふつうの輸入会社だったはずで、8年くらい前にC.クラウスの「リング」を買ったらその輸入元がANFでした。

 ○ANF「ライヴ・クラッシック」は、1994年くらいかなぁ2枚組2,000円くらいでスタートしています。いくつかの録音はべつなレーベルでも出ていて(代表例がクライバー/VSOの「大地の歌」)、おそらくすべて海賊録音(本当のブート・レグ臭い)という徹底したもの。内容はまさに玉石混淆で、大博打状態がマニアにはたまりません。

 途中で1回ライン・アップが変わっているはずで、アルゲリッチ/デュトワ/スイス・ロマンド管のTchaikovskyのピアノ協奏曲(凄い名演との噂!)は、一度見かけましたがここのところしばらく発見できません。

 最近は1枚ものになって、相場は500円。有名どころの演奏家ばかりですが「SP復刻より音が悪い」水準の録音が時々あるので要注意。ワタシも「ええい!」とばかり数枚売り払いました。(ムーティのケルビーニのレクイエムなんか、泣かされました)

 ワタシ自身はだいたいめぼしいものは買ったな、と自覚していますが、先入観(カラヤンはやめとこ、とか)抜きでもう少し買い足してもいいかな、と思い直したりもしています。どこでも売っていますので、いまのうちです。(そういえば最近ちょっと見なくなりつつある)

 □BBCのCDは、国内盤でも1,500円くらいで出ていますね。
 有名なイギリスの国営放送の音源を豊富に使った、魅力あるライヴ録音中心のレーベルです。1999年、新しいシリーズがリリースされるとの宣伝が出ているようです。(バルビローリのMahler 交響曲第3番なんて興味ありますね。高いけど)

 ワタシは個人輸入で格安で手に入れています。(0.99$〜2.99$)もともとは「BBC MUSIC」という雑誌の付録だったもの(の余りかな?)、そのうちIMP、最近はCarlton Classicsの発売となっているものが手に入りました。つまり、なんとなく3種類あるらしい。深い理由はわかりません。雑誌の付録はいまでも存続しているのかな、と想像していますが。

 いろいろと契約関係がむずかしいと思うのですが、じつに多彩な演奏家が登場していて、楽しいですね。イギリスの地方のオーケストラや、珍しい作品の数々、興味深いレーベルと思います。(以上2000年頃執筆か?)


【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi