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音楽日誌◆日々の反省◆日々の反省 花
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◆2010年1月某日の反省

いつもの早朝覚醒。休日。でも体調は悪からず。注文した新しいモニターは昨夜船橋にて集荷されたことは確認できるから、うまくすれば本日到着か。期待しましょう。出張用ミニノートをいつもの机に乗せて代替しているが、こうしてみるとノートは便利。女房用のやや大型ノートを久々借りたりしてみたけれど、使い易いですね。昨年、デスクトップマシンがイカれた時、ノートにすべきだったか?その時には液晶ディスプレイが健在だったし、今回の追加購入含めても出費はノートよりずっと少ないけれど。

Beethoven 交響曲第2番ニ長調(1956年)/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版/1958年)〜ピエール・モントゥー/フランス放送管弦楽団・・・棚中すっかり存在を忘れていたライヴ也。ヴィヴィッドで躍動に溢れ、オーケストラは明るく華やか軽快です。この往年の名匠は1964年に亡くなっている巨匠世代だけれど、けっこう状態のよろしい音源が残っているのがありがたい。全部は聴いていないが、期待を裏切られたことはないんです。Beeやんの交響曲中、このニ長調交響曲第2楽章「ラルゲット」がもっとも美しい、安らぎの旋律でお気に入り。英DECCAの録音では1911年版だったが、ライヴでは編成の少なめの1947年版を使っていたのは、演奏上の実用的な意味合いでしょうか?

Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調〜グレン・グールド(p)/カラヤン/ベルリン・フィル(1957年ライヴ)・・・著名な録音だけれど、初耳。「協奏曲100枚組」中、楽しみにしていた一枚です。意外とまとも、オーソドックスな演奏でしたね。音質も意外によろしい、当時のベルリン・フィルは後年ほど流麗に洗練されていない。(音質印象かも)ザラリとした感触のオーケストラに+ニュアンスに富み、抑制の利いたピアノが端正に響きました。まともで美しい演奏でした。CBSのスタジオ録音とそう時期は離れていないのに、印象はずいぶんと異なります。

フィル・アップはコリオラン序曲〜ヨゼフ・カイルベルト/バンベルク交響楽団(1956年)でして、TELEFUNKEN録音でしょう。寄せ集めっぽい収録だけれど、続けて聴いてほとんど違和感なし。期待通りの硬派なサウンドと表現也。

さて、次の更新はデスクトップ・マシンでできるでしょうか。

金曜夜にモニターの不調に気付き、オークション2,500円に入札するか、それとも新品を注文するか悩んだ挙げ句(テキトーに)新品注文したのが夜の11時頃。翌朝には受注確認が入り、夕方には出庫連絡がありました。そして日曜日午前には無事到着済。便利過ぎ。Samsung SyncMaster B2230H \15,980(税送料込)21.5型ワイド。でかすぎ。前のんが19型だったから3年で半額ということか。スペックのことは全然わっかりまへん。テキスト表示をでかくしたのは老眼でのせいではなくて、通常ではテキスト表示が横に長くなり過ぎるんです。説明書は読まない性格故、いろいろ勝手に画像調整いたしました。試しにHDMI端子で本体と接続してみたけれど、意味合いを理解しておりません。そのほうが簡単だったので、それだけ。本体設定は変わっていないので、使い勝手は変わりませんね。但し、モニターは見た目主体なので別もんに思えます。ついでにキーボードを「メカニカル」(10キーなし)→「パンタグラフ」(10キー有)に戻しました。Delキーが小さいのと、BSキーの位置が悪くて別なところを押してしまう使い勝手を思い出しました。

昨夜、NMLを眺めていたら、Cheskyレーベル登場!待っておりました。たしか、英DECCAのチームが録音を担当してましたよね。早速(どーしても聴きたかった)http://ml.naxos.jp/album/CD-3Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜ジョン・バルビローリ/ロイヤル・フィル(1962年)を拝聴。TESTAMENT盤を購入しようかな?と考えていたところ。ハレ管との新旧録音も大好きだけれど、なんせこちらオーケストラが上手い。サウンドの切れ味、リズム感の鋭さが違います。ハレ管も好きですよ。特別なマジック発生していることは間違いないんだけれど、改めて再聴比較したらなんとも牧歌的な”緩さ”(あながち悪くもないが)を感じさせて、技量、テンションの差は一目瞭然。

音質印象の差もあるのでしょう。ゆるゆると横流れの叙情〜的バルビローリの印象とはひと味違って、雄弁な歌とクールに引き締まったサウンドは特別な魅力でした。満足。


◆2010年1月某日の反省

これから出勤。懸案事項いくつか消化できるでしょうか。ま、いずれ土曜出勤で差し迫った宿題がない(ほんまはあるんだけれど・・・)というのはお気楽なもんです。大トラブルさえなければ、出勤者はほとんどいないし、お取引先からの電話も少ないし。今朝、この更新はノートパソコンにて。モニターは昨夜通販にて発注しました。(2,500円オークション出物に入札する勇気は出なかった・・・)明日届くかな?自分の性格か、あるべき環境が整わないと凄いストレスなんです。

Mahler 交響曲第9番ニ長調〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ放送交響楽団(1993年ライヴ)・・・いちおう全部聴いてからネットで世評を拾ったが、母国を出て16年ぶりの演奏の評価は高くないようですね。ワタシはとても気に入りましたよ。オフ・マイクで残響豊か、CD一枚に収納されているからテンポはそう遅くはないんだろうが、かなり落ち着いてクールな印象であります。熱狂とか情念を求めるとスカみたいな印象になるんだろうか。たしかに第3楽章「ロンド・ブルレスケ」(きわめて反抗的に)といった作曲者の指示から考えると少々おとなしい(というか、リズムやアンサンブルがもたついた感じがある)かも知れません。

終楽章もサラリとしている。ネットでのコメントで「オーケストラがよろしくない」との話題もあったが、作品に慣れていないとか、ライヴ故の不如意もあったかも知れぬが、そこは気になりませんでした。深い呼吸、悠然とした間を感じさせる美しくも静謐、スケール大きな演奏。

けっこう出勤者が多く、午前中に週報やらデータチェックなど早々に終了したし、挙句、月曜から正式着任の新上司も出てきたので、昼から休みを取って職場を逃げ出しました。やることさえやれば、これで通るんだからエエ職場だ。

朝昼と飯を喰い過ぎて反省。女房殿はこれより実家なので、ゆっくり音楽でも聴いて寛(くつろ)ぎましょう。できればサイト用原稿を執筆したいもの。新しいディスプレイは明日、なんとか届いてくれんか。


◆2010年1月某日の反省

明日留守居役のための代休先行取得。お仕事作業進捗的には悪くない感じです。昨日、ケータイ持参を忘れたのは幸いとくに支障はなかったんだけれど、充電器が職場にしかないんです。帰宅してみると電池残少々怪しい。大トラブルなきことを祈りましょう。左膝(それを庇うムリな体制からか?)+左足首激痛で2週間休んだスポーツクラブ再開を検討しております。いつものボディ・ヒーリング(ハード過ぎ)ではなくて初心者エアロビクスで小手調べ。ほんまは寒くて出掛けるのもメンドーなんだけど、いつまでも部屋に引きこもって音楽の缶詰ばかり喰っていてもしょうがないからね。久々西宮のBOOK・OFFをちょっと覗いてみたいし。CDを買うつもりはないんだけれど。

サイトはなんとか、辛くも定例更新済み。

YEDANDCLASSICS YCC-0116Beeやんは”戦うぞ!”的前向きの正しい姿勢に正面から向き合いたくない、Brahms の管弦楽作品は鬱蒼と暗鬱で立派な旋律から逃げたくなる〜そんなこんなの音楽生活でも、先人の偉業にケチ付けるつもりはありません。時にちゃんと聴いております。Brahms ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調/Schumann チェロ協奏曲イ短調〜ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(v)/ボリス・グートニコフ(v)/ボリス・ハイキン/ソヴィエット国立交響楽団(1963年)・・・グートニコフって誰やねん。1962年チャイコフスキー・コンクールで優勝して、1970年代には来日もしているらしい。ここでの主役はロストポーヴィチであって、その圧倒的な存在感と華やかさ、艶、スケールに驚くばかり。グートニコフも立派でっせ。ネットで情報探しているウチに、Schumannのほうは管弦楽をSCHOSTAKOVICHが編曲したもので、その初演という恐るべきライヴだそう。

聴き手が凡手であるため、ははぁいつものよう知っている作品だな、見事な演奏だな、とフツウに聴いていただけ。心身ともの健康を維持せぬと音楽もちゃんと愉しめません。音質まぁまぁ、ハイキンのバックは充実しております。

行ってきました初心者エアロ〜風呂〜BOOK・OFF(書籍11冊購入)〜整形外科で左膝のマッサージ。至福です。医院は混んでいたので一冊しっかり読めましたし。充実した休日でした。ケータイに届いた転送メールはたいした内容ではなかったし。橋本治「乱世を生きる〜市場原理は嘘かも知れない」(集英社新書)・・・2005年の出版だけれど、2008年のリーマンショック、世界同時不況、2009年の政権交代を(ある意味)予見したような著作です。最近の相次ぐ百貨店の閉店、巨大流通行の赤字も。「勝ち組」「負け組」という言葉の真の意味合い(または空しい意味)、既にピークを越えてしまった経済社会(主に人口減老齢化による成熟化した理由)、バブル崩壊後、なんの反省もせずに「なんとかぶら下がってきた」階層の行く末・・・これを読むと、2度と景気の回復はあり得ないこと、かつての日本と同じ道を歩んでいる中国の近未来も予想できます。歯応えたっぷりの一冊也。

TIM 205697-303Elgar ヴァイオリン協奏曲 変ロ短調〜ユーディ・メニューイン(v)/エルガー/ロンドン交響楽団(1932年)・・・作曲者自演による有名な録音、音質かなり良好。メニューイン当時16歳でっせ。ちょっと信じられない落ち着きと、大きなスケール。ほとんど50分って、少々テンポ遅くないですか。例の如しのけっして美音とは言えぬヴィヴラートだけれど、晩年のクセは(当然)少なくて、素直で爽やかな表現となっておりました。馴染みの黄昏っぽい旋律であり、人気のチェロ協奏曲よりこちらのほうがずっとお気に入りです。

例の「協奏曲100枚組」に含まれるものだけれど、じつはダブり買いでして「Masters of the Strings」10枚組にてかなり以前より旧知の演奏でありました。写真は旧プラケース仕様のもの。

上記一文を更新後、メインマシンのモニターにチラ付きが・・・いろいろ調整しているうちに・・・消えました。電源消して、再度付けたら映りました〜でも、数秒で消えちゃう。パソコン本体再立ち上げしてみるが症状は同じです。岡山よりご当地・尼崎に転居直前新品購入、わずか3年弱の寿命だったのか。29,800円パーでっせ。いくら酷使しているとはいえ、同時期に購入したbyD:signのディジタル・ハイビジョン・テレビはぴんぴんしていおるのに。

さてどーする?職場の倉庫に眠っているのをガメて来る(窃盗業務上横領)か、それとも通販で探すか。オークション見てみるか。


◆2010年1月某日の反省

いつもの睡眠不如意+体調云々より少々精神的にややスッキリしていない・・・雨模様だしね。本日狙いの宿題作業(提案資料作りだけれど)2発で、明日ムリヤリ休みなのは土曜日留守居役が回ってきてしまったので。スポーツクラブ(カルいやつで)を再開しようかと考えております。ここのところ読書も全然しておりません。ノーミソ機能が落ちている感じ。ドーパミン出ておりまへん。

KING KICC374なぜこんなCDあるんだ?といった棚中発掘(借りたまま失念?ヤバい)で、Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調「悲愴」〜西村智実/ロシア・ボリショイ交響楽団”ミレニウム”(2002年)・・・20年ほど前のブーニン現象もそうなんだけど、こういった”ブーム”大歓迎であります。音楽聴取人口の幅を広げて下さるといった意味で。けっきょくこのオーケストラとは5枚分のCDを作っているんだな。たしか”ボリショイ”というのはロシア語で「大きい」といった意味で、この団体とボリショイ歌劇場とは無関係だそうです。ソヴィエット崩壊後雨後の竹の子の如く登場した新興団体のひとつでしょう。特筆するほど上手くもなく、聴くに堪えぬような水準でもなし、けっこうオーソドックスにきちんとして、素直な演奏であります。古今東西個性的名盤犇めく超有名曲に存在を示すには少々個性不足だけれど、ファンの期待を裏切るようなものではないでしょ。けっこう、それなりにエエですよ。フツウっぽいが。

雨模様だったので音楽持参せず。本日かなりお仕事進捗して明日休み。懸案のトラブルもとうとう一件解決。かなり大事お仕事(こなせばよい、といった種類ではない。呻吟し、苦悩してアイディアひねり出すべきもの)残っております。さて、明日はどうしましょうか?スポーツ・クラブを再開するか、様子を見るか。

帰宅してBizet 歌劇「カルメン」〜アンドレ・クリュイタンス/パリ・オペラ・コミーク国民劇場/マルタ・アンジェリシ(s)/ソランジュ・ミッシェル(ms)/ラウール・ジョバン(t)/ミシェル・ダンス(br)(オペラ・コミーク版1950年)・・・ようワカランが台詞がちゃんと入っているってこと?やや音質は草臥れたが、なんせ初演の小屋ですからね。仏蘭西語はサッパリ理解できんが、言語、言葉の美しさ(怪しさ)、みたいなものは理解可能です。昔の映画のサントラ風。ネットでも拾える音源だけれど、ワタシのはTHE50'sという怪しげ復刻盤、オリジナルはEMI録音也。ワタシ如きにオペラ云々できんが、ロス・アンヘレス(ビーチャム盤)とか、デル・モナコの強烈な歌を聴き付けているので。その辺りの刷り込みはあるんです。

クリュイタンスは作品が進むつれて、けっこうアツく盛り上がっていて、不朽の名演との噂も納得できる凄まじい熱気であります。歌い手も往年の名手なんだろうが、デル・モナコ辺りを念頭に置くと、少々色男っぽいヤワな感じ。カルメンの靴音、壮絶なテンポアップは強烈!原作に忠実なのかも。なんせ数少ない、細部旋律まで馴染みのオペラなんで、エキゾチックな旋律を堪能いたしました、たっぷり。


◆2010年1月某日の反省

例月月末は苦しい(商談諸会議集中する)んだけれど、いちおう昨日で一区切り、本日午前中宿題を消化して、不良中年の作業指示して、次の宿題に取りかかります。例月の”次の準備”+”内部体制合理化のお仕事作業分析、仕分け”+これに来週より来年度予算の実務作業が乗っちゃう(たいしたことはない)。来週正式赴任する新上司との人員配置問題折衝(メンバーチェンジ)も大きい〜これは既に前上司に問題提起済みです。ちょっと胃腸の調子がよろしくない感じ。昨日、オークション落札CDをポスト投函したんだけれど、包装がちょっとヤワでムリヤリポストに入れるとき破れたかも、と少々不安です。無事届くよう祈るしか道はないけれど。

昨日移動中音楽の件、Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ロジャー・ノリントン/シュトゥットガルト放送交響楽団(2006年ライヴ)・・・第2番「復活」はなんど聴いてもぴん!とこない(音質状態印象もあると思う)演奏でした。ノン・ヴィヴラートの涼やかな弦を基調に、良くコントロールされたクリアなアンサンブル、さっぱりとした歌い口が作品個性と似合っていると思います。リンク先ユーザーレビューの反応もわかりやすいが、この作品にはもっと濃厚な情念とか官能を求めて然るべきなのでしょう。第4楽章「アダージエット」のサッパリとしたサウンドは評価を分けることでしょう。ワタシは支持!但し、この人は終楽章に”山”を作らない〜いっそう冷静に、細部クリアに表現して、かつての一般的方向とは道が違うんです。

ライヴとは思えぬ、素晴らしいアンサンブル。ノリントンを全面支持ではないが、切り口がまったく新しいことはたしかでしょう。

Vaughan Williams オーボエ協奏曲イ短調/10のブレイクの歌/家庭の音楽/トマス・タリスの主題による変奏曲〜ベーラ・バンファルヴィ/ブダペスト・ストリングス/ラヨシュ・レンチェス(ob)/アンドレアス・ヴェラー(t)他・・・ハンガリー勢による異色の英国音楽であって、この団体(現代楽器)は以前からのお気に入りなんです。オーソドックスで誠実、瑞々しい集中力。英国音楽の矜持をしっかり保った立派な演奏であって、前半3作品で活躍するレンチェス(シュトゥットガルト放響の主席を歴任/来日歴有)は、しっかりとした芯を感じさせる華やかなソロ。「10のブレイクの歌/家庭の音楽」は初耳作品でして、前者はテナーとオーボエという珍しい編成、後者はオーボエ四重奏曲となります。親しみやすく、ちょっぴり切ない憂鬱旋律は馴染みの味わい、ラスト「タリス幻想曲」は楽器編成が小さくて親密さひとしお。

お仕事はそれなり順調に消化が進んだけれど、ノーミソの動きが鈍い自覚有。体調微妙によろしくないが、むしろノーミソ前頭連合野の活性化問題じゃないか。新しい上司に重要事項でメールを送ったが、少々ホラが過ぎたか、説明不足だったか?と後悔しております。さっそく上司同行での出張が決まってしまう・・・帰宅してみると、メイン・マシンである「Aspire Revo」やや調子がよろしくない、というかOSのアップデートが中途半端になって起動が遅いんです。ようやく起動したら、ウィルス対策ソフトである「AVG」のアップデートが上手く行っていない・・・現在(けっこう長時間掛かって)進行中。なんかすべてが、少しずつ不調な感じ。

通勤音楽では久々、ルジェーロ・リッチの快刀乱麻的ヴァイオリンを堪能いたしました。Bruch ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調〜マティアス・クンチュ/ボーフム交響楽団/Goldmark ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 〜ルイ・ド・フロマン/ルクセンブルク放送管弦楽団 /Sibelius ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 〜マティアス・クンチュ/ボーフム交響楽団/ルッジェーロ・リッチ (v)・・・この人はハイフェッツに似て、快速。でも、もっと節回しがクサくて、精一杯なる情熱的な推進力を誇ります。ちょっと間が足りないくらい急いて前のめり、腕が鳴るようにアクロバティック!凄い。ま、何を演奏してもワン・パターンということでもあるが。録音は意外とよろしくて、バックもそう悪くはない。但し、ややソロ中心昔風録り方でありました。


◆2010年1月某日の反省

いつもより一時間寝坊。本日はそのまま金沢行き(日帰り)なのでゆっくりなんです(帰りは遅くなるが)。商談事前準備はかなり手抜きながら、”本番力”(=じっくりお相手の状況を伺って、その場で迅速な対策を実施)で乗り切りましょう。体調はまぁまぁ。先行き次期体制問題と、人員削減内部作業合理化に悩みの焦点は遷っております。自分の異動はない、というのが前提で話は進んでいるが、ほんまでしょうか。不況で経費節減だから、地域間異動はないでしょう。

昨夜〜今朝の音楽。Mozart 交響曲第40/41番〜フェリックス・プロハスカ/ウィーン国立歌劇場管弦楽団・・・1991年迄存命だったウィーンの指揮者だけれど、これは録音情報不明、おそらくは1960年頃の録音でしょう(1952年-1953年という情報はステレオ録音から考えて誤り)。懐かしいキングのGTシリーズで昔馴染み。VANGUARD録音は現在でも新鮮です。彼の経歴から考えて、オーケストラはフォルクスオーパーでしょうか。柔らかくふくよかな響き、優しい歌い口、徒にスケールを強調するのではなく、バランス感覚溢れるモダーンな感覚の演奏です。昨夜のヴァントもそうなんだけど、音楽を愉しむ、感動溢れる原点に充たされるような一枚でした。

朝9時過ぎに家を出て、夜8時半頃帰宅。フツウのサラリーマン生活と同じ出張時間ではないか。でも、往復5時間以上ほとんど居眠りしている、というのが違うところなのだね。正月にケータイを替えたこともあって、ほとんど登録ができておりません。もとより、扱いは苦手故。朝、金沢に移動中断続的に着信があった(居眠り+音楽聴取状態のため気付かず)が、誰の番号かわからない。金沢到着即返信してみると、ご当地の担当で商品が足りないという。う〜む、と悩んだわけでもなく、即職場の物流担当に連絡、昼飯喰っているうちに解決いたしました。商談は、ま、なんということもなく、大きな宿題は事前整理手続きができていたので、淡々粛々和気藹々と進行、女性担当は昨日まで韓国に行っていたんですよ、とのことで、現地ハングル語表記のチョコレートをいただきました。

自分の担当分は早々に終了したんだけれど、既に更迭が決まっている問題不良中年の商談同席は上司からの厳命であります。基本なにもわかっていないのに、知ったかぶり、エエ恰好しい、傲慢、虫唾が走るような猫なで声・・・全然わかっていない、相手の話をちゃんと聞いていないから、2ヶ月前の約束ができていない、毎回指示したことがなにもできていない・・・中年は油断せず、意識して虚心坦懐力を強化しなくては。愛される中年にならなくては。実務を担っている派遣さんパートさん(=女性)に圧倒的支持を得なければ!と、自戒しております。

音楽の件は、また明日に。


◆2010年1月某日の反省

コンピューターのデスクトップ情報によると朝マイナス1度、寒いですね。本日定例ミーティングにて現上司実質ラスト、お仕事は溜めに溜めた、といった感じで、それでも締め切りお仕事は本日(ミーティングの合間を縫って/しかも夜ラスト職場お別れ会迄)完了必須。なんとかしなくては。未だ明日の出張申請も、先週の出張精算も終わっていない。二日間自宅でおとなしくして体調快復に努めたし、元気に出掛けましょう。

CCC 0002702CCC 10枚組4,960円にてオークション入手あちこちのサイトやブログで話題の故オトマール・スウィトナーだけれど、この人はMahler やBrucknerがよろしいかと。Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリン(1984年)・・・ベルリン・イエス・キリスト教会での録音。残響が理想的な瑞々しさで鳴っていて、オーケストラが木目の質感を感じさせる暖かくも地味な響き。作品の異形性とか”人生の懊悩”的強調ではなく、もっとオーソドックスな独墺系の交響曲としてのバランスを感じさせる、”美しく、落ち着いた”演奏です。深い厚みと奥行き、鈍く輝く艶消しのサウンドはほとんど理想的であります。

今朝、ちょっと寝坊したのでここまで。

う〜む、きょうも忙しかったな。それでもいつもの日常定例業務、実績分析、上司会議用資料執筆、断続的な打ち合わせ、明日商談の準備、内部体制合理化のお仕事作業分析、仕分け・・・なんとかゆるゆるとこなして、上司ラストのお別れ会へ(次期上司も出席)。いつもの行きつけ安直な居酒屋借りきって盛り上がりました。二次会は行かない主義なので、早々に退散したが、ふだんプライヴェートではお話をしない派遣さんパートさんとお話できました。みんな、職場にの様子をよ〜く見てますね。誤魔化せん。

出勤音楽は、Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(2000年東京オペラ・シティ・ライヴ)・・・こりゃ凄い。神々しい構築物であって、あらゆる音が意味深く、深々と響きわたって、恐るべき説得力有。寄せては返す遠浅の浜べの凪いだ波〜鮮烈に光り輝く朝日が!(第1楽章)、腹の底から連打する熱狂的法華の太鼓(第2楽章)、やがて俗世界に思いを残しながら天に召される第3楽章・・・すべてのサウンドに太い芯があり、艶々とは無縁に上滑りしないサウンド。

この作品に出会ったのはもう20年以上前?原点を思い出しました。


◆2010年1月某日の反省

昨日はご近所電気屋にて、職場用のマウスやCRD購入+お隣のディスカント・ストアで女房殿に頼まれごとのお買い物をしたのみ。欲しいものなどありませぬ。せっかく購入したばかりの「ルドルフ・バルシャイ10枚組」はオークションにて無事落札されました。どーしても嗜好と合わない。お気に入りだけれど、”ちょろ聴き”状態加速させるコンピレーションものも一緒に売れました(金額の多寡に依らず)。この調子で在庫をどんどこ減らしたい・・・聴くべき音楽は、まだまだ棚中過剰在庫状態也。音楽を大切に、ていねいに聴く姿勢を取り戻さないと。

たしか先月も聴いていたと思うんだけれど、Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜ジョージ・セル/ニューヨーク・フィル(1953年)・・・著作隣接権切れの歴史的音源はネットでデータが拾えるし、.wav変換すれば自主CD化も可能。ま、今時ムリしてCDにしなくてもデータで聴けばよろしいんだろうが。子供の頃からお気に入りのSibelius であり、英国北欧系のあまり雄弁に鳴り響かないオーケストラが好ましいかと。ジョージ・セルの十八番らしいが、少々雄弁が過ぎて肌合いに合わない作品かな、とも感じておりました。(リンク先音源は正規盤入手済/どこかで再コメントしないと)録音が昔のものだし、ニューヨーク・フィルは強靱かつ明るく華やか、骨太なサウンド。もの凄いテンションの高さと硬質な表現があいまって、茫洋清涼とした北欧サウンドではありません。しかし、手に汗握る緊張感+充実サウンドに音質云々忘れる快演であります。痺れました。音が消えゆくのを待ちきれない聴衆の拍手有、自分目立ちが目的の”フライング・ブラーヴォ”ではない。

引き続き、Mendelssohn 劇音楽「真夏の夜の夢」〜ジョージ・セル/ニューヨーク・フィル(1951年)・・・数少ない、お気に入りの浪漫派音楽であります。そっと耳許で「あのね・・・」とおとぎ話を囁くような序曲は、一気にメルヘンの世界へと誘います。Sibelius もそうなんだけど、セルがメルヘンを演るわきゃない。あとは上記同様、テンション高い集中力で、少々息苦しいほどの集中力アンサンブルを実現いたしました。オーディオは門外漢なのでようワカランが、あまりよろしからぬ太古録音でもあまり聴取が苦にならぬものってありますよね。NMLにて、新しい録音を聴いてもそれは同様、録音というのも個性なのでしょう。

いずれ、5,000円(送料税込)の安物ディジタル・アンプでの(おそらく笑止千万なる)環境での感想だけれど。


◆2010年1月某日の反省

現上司のラストが近づいているが、連日お別れ会のお付き合いで苦戦中〜お仕事進捗と、体力問題で。もちろん、好みのドラマを見逃したり、音楽をちゃんと聴けなかったり、ということもあります。昨夜も途中抜けられなくて、終電ギリギリで帰宅、二日酔い気味であります。幸い、昨日一日で資料関係はかなりの進捗出来、本日のヤミ出勤はなくなりました。これより先週サボった定例耳鼻科(ババ混み)へ行かなくっちゃ。寒い時期故痛む左膝のリハビリ(左足首も)も同様。

Bruckner 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(1874年初稿)〜シモーネ・ヤング/ハンブルク・フィル(2007年)・・・これこそSyuzo師匠がボロカスに言った「版」であって、天の邪鬼なワタシは楽しみにしていたもの。なるほど、”テイストは残っているがほとんど別作品”なんですね。Brucknerは大好きだけど、第4番だけは子供時代から聴き馴染み過ぎてちょっと敬遠気味〜これだったら見知らぬ旋律、リズム頻出して(自分にとって)鮮度抜群。思わぬ記憶の裏切り状態で、たっぷり愉しめます。なんせ演奏が鮮烈そのもの。昔のハンブルク・フィルから想像も付かないようなクリアで明るいアンサンブル(よく鳴っている)、しかもライヴ?信じられない集中力。第8番も良かったが、これもその魅力に負けぬ水準であります。

別な作品と思えばよいのだよ。

あちこち(やや)持病を抱えているため、本日は病院のハシゴ。いつもより更に、異常に混んでいて朝一番に出掛け帰宅したのは午後2時であります。なんか半日以上損したような・・・仕方がない。

なんか精神的にざわついていて、音楽には全然集中できておりません。いちおう聴いた音楽にちょろっと言及を・・・先日、イマイチの感想であったシリーズより、Mahler 交響曲第4番ト長調〜ロジャー・ノリントン/シュトゥットガルト放送交響楽団/アヌ・コムシ(s)(2005年)・・・全集中、相対的にこぶりな作品は世間的に人気のようだけれど、ワタシはあまりこれといった嗜好というか、こうあって欲しいという方向が見えない作品であります。ま、どれを聴いても、そこそこにエエ感じ、みたいな。弦を中心にノン・ヴィヴラートでクールな旋律表現、Mahler にしては少々さっぱり、素っ気なさ過ぎで、あまり愉しめない・・・んだけれど、これはけっこうエエ感じ。

サウンドはさっぱりクール系だけれど、けっこう個性的な陰影深い表現となって、意外と説得力ありました。奏法が表現個性へとつながっていて、穏健な作品との相性がよろしかったのか。でも、アヌ・コムシの歌はいまいち弱い感じ。この作品は難しいですね。


◆2010年1月某日の反省

さて、いよいよお仕事切羽詰まりました。もともと風邪で一日半ダウン、取引先との契約計算再三再四(細かい)ミス連続させてそれに時間を取られた、といった自業自得。本日勝負〜最近、勝負に勝った試しがありません。そういえば本日も酒席だったか?上司との絡みで。昨日は拉致車中で断続的に音楽を聴いていたけれど、精神的に集中できるものではありません。ゆったりとした気持ちで、優雅に音楽聴きたい・・・って、たいていお休みの時は腑抜けのようになって、音楽に集中できないものです。本日、いちおうサイト定例更新・・・したが、かなりやっつけ仕事、しかも一本は途中迄。

ここ数日の音楽の件、Mozart ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488/第19番ヘ長調K.459〜マウリツィオ・ポリーニ(p)/カール・ベーム/ウィーン・フィル(1976年)・・・このCDとも20年のお付き合いなのだな。美しい演奏なのだけれど、まずベームのオーケストラは脂っ気が抜けすぎて響きに芯を欠きます。ピアノ・ソロは水もしたたるしっとりと底光りするような個性だけれど、我らがヴォルフガングの愉悦とは少々違和感ないでもない。神妙、気品があって上品。滅多に聴けない、超・個性的な演奏であって、かつてワタシは賞賛してきました。いまでも好きですよ、でも、なんか違う・・・


◆2010年1月某日の反省

(在金沢ホテル)酔っ払って寝たので空気乾燥対策忘れておりました。風邪云々は大丈夫のような気がするが、いつダイエットを復活できるか?が健康ポイント。気持ちだけ張っていきまっしょい。朝一番で取引先訪問して、大阪へとんぼ返り。

昨日移動中の音楽。Mozart 交響曲第38番(1936年)/第41番(1938年)/ピアノ協奏曲第20番ニ短調(1939年)〜ブルーノ・ワルター(p)/ウィーン・フィル/NBC交響楽団・・・「プラハ」の1938年表記はおそらく間違い。昨年2009年初頭に7-8割方処分した歴史的録音のCDだけれど、この10枚組は残しておいたもの。交響曲の音質は(かなりノイズリダクションして精気がなくなってはいるが)わりとマシな良心的音質。記憶よりずっとスリム、モダーンなスタイルに仕上がっておりました。ピアノ協奏曲はワルターの十八番だけれど、達者なソロですよ。この一枚、充分愉しんだけれど、どうしてもこれじゃなくっちゃ、とはもう感じない・・・この10枚組も処分しようかな。すっかり堕落して、わざわざ昔の録音を聴くことがツラくなっております。ネットで音源を拾うこともできるし。

とんだ災難・・・帰り便サンダーバードにて2時間以上拉致され、しかもトンネル中だったのでケータイもつながらず。昼には到着予定が2時間半ほど上司の引き継ぎに遅刻、夕方残務をこなすが、相当溜まっていてヤバい感じ。もうノーミソ草臥れきっているので早々に帰宅いたしました。明日、どーなるのか?来客2発もあって、しかも夜は上司お別れ会のメーカーお付き合い有。今月は大苦戦だな。土曜日出ましょうか。お仕事が終わらない。

移動中音楽の続き。Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ピエール・ブーレズ/クリーヴランド管弦楽団(1969年)・・・あまりに著名であり、ワタシだって子供の頃からの決定盤!としての確信に揺らぎは微塵も存在しません。あらゆるパートが明快であり、余計な味付け色付けがない。正確クールでありながらアツいリズムは洗練され、作品の本質が余すところなく表出されます。ジョージ・セル存命中のオーケストラは絶好調ですね。音質も悪くない。

ミケランジェリ10枚組(membran 223042 321 aura?)1,590円入手Bach 「シャコンヌ」(1973年)/イタリア協奏曲(1943年)/Scarlatti ソナタ集7曲(1943/1952/1969年)/Galuppiプレスト 変ロ長調/ソナタ ハ長調(1941/1962年)〜アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(p)・・・リヒテルと並んでもっとも敬愛するお気に入りピアニストであり、両者ともMozart が似合わないところも共通しております。正確な技巧を前提として、グラマラスで中低音に艶のあるピアノは個性的!「シャコンヌ」はいくらでも浪漫に煽ることが可能な作品だけれど、冷静で深遠なる広がり作って徒に走らない。イタリア協奏曲も落ち着いた味わいがあって、嗜好的にはグレン・グールドの快速演奏よりお気に入りであります。Scarlatti/Galuppiにも独特の気品がある・・・「シャコンヌ」の音質が良好だけれど、他は少々時代を感じさせます。でも、音楽を堪能するに不足はない。

Mahler 交響曲「大地の歌」〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団/キング(t)/ベイカー(ms)(1975年)・・・PHILIPS円熟のアナログ録音が、コンセルトヘボウの深みと艶のあるサウンドを理想的に捉えております。ハイティンクの素直な表現は、この作品中ヴェリ・ベスト!の手応えあるが、声楽がやや弱い。ジェームス・キングの表情が硬い、ジャネット・ベイカーは中高音の抜いて色気あるヴィヴラートが魅力的だけれど、低音が出ていない。ちょっと贅沢な要求かな?

Weber 歌劇「オベロン」序曲(1940年)/Beethoven ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」(コル・デ・グルート(p)1942年)/Mahler 「さすらう若人の歌」(ヘルマン・シャイ(br)1939年)/交響曲第5番 嬰ハ短調より「アダージエット」(1926年)〜ウィレム・メンゲルベルク/コンセルトヘボウ管弦楽団・・・時々こんな凄い歴史的に録音にぶち当たるから油断できない。 「皇帝」は苦手系作品の代表なんだけど、グルートの雄弁な表現、時に見せる”タメ”が決まっていてカッコ良い演奏でした。バックが聴いたことがないような凄いもので、ほとんど「ティンパニとピアノのための協奏曲」状態の大活躍!劣悪音質でも特異な各パートのバランス、初耳旋律を確認できます。ヘルマン・シャイの歌は少々時代を感じさせるが、その濃い味付け、大仰なる表情はメンゲルベルクの個性と拮抗しておりました。

異様な熱気と官能、ポルタメントによる快速「アダージエット」も永遠に聴き継がれるべき価値と感じました。


◆2010年1月某日の反省

本日より福井〜金沢出張。チームメンバーはおそらくご当地での宿泊はラストとなるでしょう。その資料+2010年契約関係の資料(いったいなんど修正しことか!)はなんとか出来、経費請求の稟議書も一気に仕上げました。本来(風邪で倒れて手が着いていない)先週完成すべき商談資料デッド・ラインは今週末完成必須となり、来年度職場内部体制改変(スタッフ・サポート業務の合理化=人員整理)の大仕事の完成が待っております。同職場お隣メジャーチーム(若手勢揃い)の盟友チーフ(長〜いお友達やや年下)のどら息子(大学生)、半年で自家用車2台目自損事故でお釈迦。買い換えた自慢の真っ赤なイタリア車(中古だけれど)は半年保ちませんでした。まだ子供も育ち盛り、マンション・ローンも抱えてたいへんなのに・・・もう絶対に自家用車の鍵は持ち出させない!と怒っておるやら、情けないやら・・・

RCA 82876-55708-2/ 6枚組総経費込2,400円ほど相変わらずの”音楽チョロ聴き”生活。あかんなぁ、集中力を失っております。風邪症状はほとんど快復したんだけれど。昨日通勤では、Vaughan Williams ロンドン交響曲(第2番)/アカデミック協奏曲ニ短調/「雀蜂」序曲〜アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団/ジェームス・オリヴァー・バスウェル(v)(1967〜1972年)・・・全集激安。プレヴィン30歳〜40歳代新鋭としてロンドン交響楽団を率いていたことの代表的録音也。この人はあざとい爆演とは無縁な穏健派だけれど、若々しい溌剌とした躍動、勢い、爽やかな明るさに溢れた迫力演奏であります。この時期のロンドン交響楽団は絶好調の輝きがありました。ロンドン交響曲には”茫洋として懐かしくも落ち着いた雰囲気満載”のイメージを感じてきた(それが魅力)が、前のめりの勢いがキラキラと明るくて希望に溢れております。「雀蜂」同様、というか、こちらのほうが作品の個性故ストレートに若さの魅力が放出されました。

ジェームス・オリヴァー・バスウェルって、初耳ヴァイオリニストだけれど、端正な表現前提に蠱惑的な音色を誇って、小味で上手いものでした。

他、最近聴いたままになっているもの。Bruckner 交響曲第4番変ホ長調(ノヴァーク版)〜ウラディーミル・フェドセーエフ/ウィーン交響楽団(1998年ライヴ)・・・けっこう新しい録音だったんですね。彼はこの時期(1997年〜2005年)ウィーン交響楽団のシェフだったらしい。ライヴ故の技術的破綻は一切ないが、コシのない響き、旋律線がラストで腰砕けになるような印象があって強靱さに欠けます。オーケストラはマイルドと評すべきか、芯が足りない、表面を整えること(のみ)に傾注していると捉えるべきか。いずれ、予想外に美しい演奏ではあります。でも、なんとなく物足りない。

(在金沢ホテル)敦賀って初めて訪問じゃないか。魚の鮮度バツグンの街、所要の会議報告無事に乗り越え、自分が数年やってきたことの手応え感じつつ、取引先の車で福井へ移動。小一時間ほど商談して、特急サンダーバードにて金沢へ移動。ほぼ異動が決まったチームメンバーは、もう金沢の夜はないだろうな、ということで片町まで出掛けました。金沢固有料理である「巣篭もり」、富山の名物であろう刺身の昆布締め、堪能いたしました。ぶり大根は粕汁仕立てなんですね、最高!

明日朝一番で契約関係の調整をして、昼一番の上司の引継に立ちあいます。体調云々言ってられない。


◆2010年1月某日の反省

昨日は体調最悪にて出勤、ところが打ち合わせ断続的に朝から夜まで続けていたら、なんと!徐々に快復。とうとう夜は次期体制メンバー(への説教)+異動間近い上司誘って呑みに行ってしまいました。(昨日まで寝込んでいたのに!女房超不機嫌にてお迎え/今朝も継続)昨夜はやや咳き込んだけれど、ほとんど復調状態へ。明日の出張含め本来締め切り作業は大幅に遅れている(月曜は会議が多くて実質作業不可)が、なんとかいたしましょう。送付したトランジスタアンプ(DENON PMA390-U)は無事到着したとの連絡有。

これは9枚目の写真、でも全部同じデザインです。Werner 2564 63264-2 11枚組3,829円(更に▲800)にて入手したうちの一枚今朝の音楽は、Bach ブランデンブルク協奏曲第2/3/4番〜イル・ジャルディーノ・アルモニコ(1995年シュタイヤーマルク音楽祭ライヴ)・・・FMエア・チェックMD残より。新時代の幕開けを告げる快速Bach !躍動と推進力、リズムの切れ味、イタリアの輝かしい陽光が降り注ぐ演奏であります。これは子供時代の刷り込みであるカール・リヒター(的厳格ドイツ風)からの脱却であり、ヘルムート・コッホ、カール・ミュンヒンガーも(敬意を表し、懐かしく思っても)過去のものとなった、とはっきり自覚できた演奏でした。古楽器演奏の技術的成熟はもちろん、不器用とか古雅とかいった比喩が相応しくない粗野な生命(いのち/アンサンブルに非ず)に溢れお見事。涙が出るほど感動したっ!記憶が蘇りました。そして10年後2006年に11枚組3,000円程(ポイント引き後)でボックスセットを入手したら、全曲1996年のスタジオ録音が収録されました。

ライヴ故の傷が少々あっても、熱気推進力ノリはそちらの方が上でしょう。しかし、スタジオ録音盤に基本スタイルの違いはないし、技術的にはいっそうスムースで日常聴きするにはこちらのほうが(音質的安定も含め)よろしい感じ。大好きな作品を素敵な、新鮮きわまりない演奏で!そんな歓びの中で、やはりMDに残したエア・チェック音源は聴く機会が減っていったのでした。


◆2010年1月某日の反省

咳き込んでほとんど眠れず、それでも元気(そうに)出掛けなくては。熱はない。蓄膿症(と約一年前に初めて診察された)でも、鼻水が咽に落ち込むタイプと言われたが、風邪症状のときも同様なのでしょう。ただでさえ、眠るのはあまり得意じゃなので、快復が遅れます。左足首はおそらく大丈夫。左膝も、昨年痛めて即ちゃんとした整形外科で治療+リハビリ開始していたらこんな慢性化しなかったかも。気持ちだけはしっかり保って、お仕事宿題を消化いたしましょう。気持ちの問題です。マスクが要るな。

昨夜、大改造!!劇的ビフォーアフター拝見。限られた条件の中での工夫とか細部のワザ、それは日本の佳き文化継承なのでしょう。みごとな変身ぶりはもちろんだけれど、年寄(としょ)りが感激で涙流すじゃないですか、あれはいつ、何度見ても胸がアツくなります。昨夜の爺さんも88歳、神々しいオーラが出ているのは人生が凝縮されているせいか。

ワタシはオーディオに疎いので、小さなディジタル・アンプ(TOPPING デジタルアンプM1)など、その道に造詣の深い方には笑止千万なる環境なのでしょう。音質云々もほとんど当てにならぬコメント前提にして、オーディオ・チェックするならこのCD!みたいなものを持ち得ておりませんでした。体調問題もあって、音量があまり大きくなく、楽器編成の小さななもの〜ソロとか室内楽とか、そんなもので確認したいな、と逡巡しつつCD収納棚を眺めることしばし、思い当たるものがありました。

Mozart ピアノ・ソナタイ短調K.310/幻想曲ハ短調K.396/ロンド イ短調K.511/ディポールのメヌエットによる変奏曲ニ長調K.573〜アルフレッド・ブレンデル(p)(1968年)・・・VANGUARDの名録音であって、上質なる磁器の白い輝きを連想させる暖かくも柔らかい、無垢なピアノ。短調のMozart は細部ニュアンスと抑制に富んで、しかも作られた印象はほとんどない・・・そんな空気が感じられるような、みごとな録音であります。なんどか言及したことがあるけれど、ロンド イ短調K.511はワタシのお気に入りの作品であります。静かなほほえみの中に、深遠なる哀しみが覗きます。

数日前廃棄したMD、残したのは10枚ほどで、ほとんどピエール・ブーレーズ。今朝、聴いたのはRavel 組曲「クープランの墓」/Stravinsky 組曲「プルチネルラ」〜ピエール・ブーレーズ/ロンドン交響楽団(1995年5月22日サントリー・ホール)・・・CDでは購入した記憶がない作品(でも、よく知っている)とか、馴染みの作品であっても「これ、どーもイメージとちゃうな」というのは、おそらく1980年代一生懸命FMエア・チェックをして聴いていた遺産だと思います。LPであれ、CDであれ、当時は若者が購入するほどの安直な価格ではなかったし、逆にメジャーな話題の新録音はFMで演っていたんです。それを聴いていたのだな、後年、ちゃんと比較対象の基準ができておりました。

ブーレーズの演奏は完全に自分の標準になっておりました。細部明快さ+要らぬ情感の排除、アンサンブルの集中力、そして作品本質そのものから由来する”官能”を浮き上がらせるマジック。


◆2010年1月某日の反省

阪神大震災に題材を取ったドラマ「神戸新聞の7日間」拝見。”あの日を忘れない”といった趣旨には全面賛同するが、ドラマの出来はいまひとつだったなぁ。なんせナマで経験しているし。当時、ワタシは大阪にいて、すったもんだの挙げ句(震災被災絡み玉突きで)二ヶ月後博多異動となりました。被災地には何度も入ったし、大阪で全国支援の事務局的役割も果たしました。思い出したが、この経験で人生観ガラリ変えたような〜生命(いのち)があれば他は要らぬ、【♪ KechiKechi ♪】ここ最近は【♪ Mottainai ♪】をスローガンに、シンプルライフ街道まっしぐら。ここ数年加速しているが。

トランジスタ・アンプが無事落札(3,100円)され、本日送付済。CDラック(小)も一本撤去済。パソコン/オーディオ部屋はすっきり整理されました。サイト更新用の原稿にはまったく手付かず状態。体調は一進一退で夜眠れない(咳き込んで)のがツラい。明日もヘタすると午前中様子を見て昼から帰るといった状況に至るかも。水曜から出張だから、その準備のため火曜は出勤必須だけれど。

PHILIPS  MP-124 中古@250MUSSORUGSKY/Ravel 組曲「展覧会の絵」/ボレロ〜エド・デ・ワールト/ロッテルダム・フィル(1974年)・・・1941年生まれだからもう70歳か。ほんまの実力者だと思うが、キャリアは意外とジミですね。ミルウォーキー響の音楽監督とは。33歳若き日の録音は、精密緻密なるアンサンブル、各パートがバランス良く鳴り響いて突出しない。表現的にもオーソドックス、結果的にややおとなしい、(作品に期待される)華やかさの少ない演奏であります。(「ボレロ」同様)ロッテルダム・フィルの技巧は十全だけれど、そこを主眼としない演奏に支持は得られるでしょうか。PHILIPSアナログ最盛期の録音はひとつの芸術であります。暖かく、中低音に厚みがあって、高音には奥行きを感じさせてマイルド。意外や現役で入手可能らしい。

この人の演奏はNMLにてシドニー交響楽団との録音がいくつか確認できるが、驚くほど立派な演奏であります。いやほんま。


◆2010年1月某日の反省

夜から熱が下がった自覚あって(だからインフルエンザではない)、体調改善。但し、鼻水が止まっていなくて、横になると咽に落ち込んで咳き込むからほとんど眠れない〜それでも出掛けられないほどではない。できるだけお仕事消化を目指しましょう。体調が思わしくなければ午前中にて退散予定。昨晩、ハロゲンヒーター(すっかり姿形を変えて電気ストーブ風)届きました。小さくて、個人利用スポット照射でなかなか暖かい。思えば、扇風機型が壊れて一気に風邪症状悪化したんだっけ。本日夜、オークションにてトランジスタアンプ(DENON PMA390-U)終了。今朝段階で2,080円だけれど、充分でございます。なんせ十数年使い込んだものだし、もとより安物だし。

ここ数日、ロバート・クラフトのScho”nbergやらWebernばかり断続的に聴いていて、ハードかつ難解、時に怪しい甘美な世界を堪能しております。Bach 「六声のリチェルカーレ」って、LP時代ロジェストヴェンスキーで愛聴していて、CDでも購入したつもりだったのが、棚中跡形もなし。記憶違いらしい。ここでの20世紀古典アンサンブルは技術的に完璧なのと、クラフトの表現が意外とマイルド?というか、硬派一辺倒ではないんです。けっこうわかりやすい。バランス感覚有。

でも、いくら好きとは言え、基本”新ウィーン楽派”でしょ、数日そんな音楽に充たされると、美しくも安易な旋律が懐かしくなるんです。Mendelssohn ヴァイオリン協奏曲ホ短調〜エミー・ヴェルヘイ(v)/アルパド・ヨー/ブダペスト交響楽団・・・録音年不明のディジタル。BRILLIANT各種のボックスに含まれるが、CAPRICCIO(米DELTA)原盤じゃないか。ハイフェッツがあまりにさらさらと名人芸過ぎて、素っ気ないと感じられる方には、まさにオーソドックスに端正+セクシーなソロが極上でこちらお勧め。こんな上品かつ瑞々しいヴァイオリンは滅多に聴けるものではない。

他数曲・・・出勤時間となりました。

いざ駅まで歩いてみると左足首が痛い。こりゃ、明日のスポーツクラブ強行はムリだな。熱はすっかり下がったが体調やや怪しく、来週は泊まりがけの出張もあるので、最低限の作業(といってもかなりの量目)こなして昼飯後職場を辞去いたしました。途中、床屋に寄ってスッキリ。本日明日ゆっくりして体調万全で来週に臨みましょう。定められた締め切りの資料は完成できず。

RUSSIANREVELATION RV 10064 1,290円の値札有昨夜の”美しくも安易な旋律”もう一発。Rachmaninov ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調(1955年)/第2番ハ短調(1959年)〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/クルト・ザンデルリンク/国立放送交響楽団/レニングラード・フィル・・・この第2番は小学生だったワタシの原点であって、一聴にてお気に入りとなった作品、そして演奏であります。たった今現在聴いても叩き付けるような強靱骨太なタッチ、断固として濃厚な表現は圧倒的説得力!もの凄いテクニックだけれど、最近若手の流麗かつ表層をなでるような味わいではない、漆黒濃密なる深淵に支配されて圧巻であります。露西亜系音源に文句を付けたばかりだけれど、こんな素晴らしい出会いをしているから、”出物”があれば思わず購入しちゃう〜そんな悪癖の根源であります。

今朝〜通勤音楽は、Mahler 交響曲第3番ニ短調〜ケント・ナガノ/ベルリン・ドイツ交響楽団/ベルリン放送合唱団/ハノーファー少年合唱団/ペツコヴァ(a)(1999年)・・・再発売されておりますね。大好きな作品だ(正直なところどんな演奏でもかまわない)し、ナガノはこういった大曲を聴かせるのが上手い。存分に愉しんだことを前提に、オーケストラのざらりとした響きはBrucknerに似合っても、Mahler には今一歩の洗練が欲しいところ。嗚呼、贅沢になっちまったな。ヴェリ・ベストではないが、音楽の楽しみはいっぱい詰まっているということです。


◆2010年1月某日の反省

フツウ、風邪症状も悪化するとよく眠れるものだけれど、甚だしい途中覚醒状態。如何ともしがたく起き出して、小音量で音楽聴きつつ定例サイト更新実施。鼻水激しく、ひどい頭痛有、左足首は今のところ治まっているが、ムリは禁物とのこと〜で、本日急遽お休み。明日、出勤ですし。ここに転居して3年弱、もともと一部屋減、CD段ボール一箱分収納しきれずオークション処分を加速させたが、勢いが止まらなくなりました。(本日現在)出品での高評価422件(=人)であり、常連さんは多いから1,000件(枚に非ず/おそらくはその倍?3倍?)以上は棚からなくなっている計算。別にカネ儲け目的じゃなくて、購入もたくさんしております。でも、以前ほどノーミソ前頭連合野ドーパミンは出なくなりましたね。こんなにあっても仕方がないじゃないか、人生に音楽を聴ける時間は限られている。いろいろ聴いてみるなら、NMLという便利なものもできました。所有すること、抱え込むことが生活の本旨ではないはず〜今週末に十数年愛用したトランジスタアンプを送付することになるが、先週送付した真空管アンプと併せて(おそらく)一万5千円ほど、入手した小さなディジタル・アンプ(ジョーダンみたいなサイズ)は送料込で5,000円だったから大幅黒字。ということがポイントではなく、オーディオ周りのスペースがスッキリしたということです。必要最低限の生活であることが美しい、潔い。

Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜ロジャー・ノリントン/シュトゥットガルト放送交響楽団/合唱団/ルーベンス(s)/フェルミリオン(ms)(2006年)・・・巷で話題の録音だけれど、おそらくはウチの安物オーディオと相性、それと自らの思い込みのせいか?数回繰り返しても感銘が押し寄せない。”第1、第2ヴァイオリンを左右に振り分け、コントラバスを背後一列に並べる特徴的な楽器配置。弦楽器をはじめとする徹底したノンヴィブラート奏法”とのことであり、校訂譜に忠実、細部にこだわった画期的演奏とのこと。しかも、優秀録音!・・・らしい。しかし、我が安物オーディオにて、音量の小さいところ(とくに第4〜5楽章)では、ほとんどまともに音楽を聴き取れない。オフ・マイクなのか。疾風怒濤荒々しくも激しい熱血演奏ばかりを称揚するつもりもないが、あまりにクール過ぎ、素っ気なさ過ぎて体温低くないか。楽器配置や奏法、正確な楽譜使用は重要な要素に間違いないが、旋律に魂込めて歌うという基本線での違和感有。

但し、女声ソロのヴィヴラートを抑えた唱法には、かつてなかった鮮度を感じました。これも、多くの人々のご意見(とくに高級オーディオに凝っている方)を伺いたいものです。

インフルエンザなのか?ネット検索によると【普通感冒(鼻風邪)の特徴】 ・症状は徐々に悪化・鼻水など鼻炎症状が主体。・発熱は軽度で、全身症状は軽い・肺炎などの合併症はすくない →それに対して【インフルエンザの特徴】・突然の高度発熱(38.5度以上)・高熱、筋肉痛・関節痛などの全身症状が強い(a)・肺炎などの重症合併症が多い・流行は通常12月末から4月始めまで(b)〜(b)ともかく(a)がビミョーであって、いつもよりつらい。だいたい自分はいつも元気そうに耐える(ちゃんとお仕事に行く)クセがあるんです。本日は朝完全にアウトだったもんな、でも熱はそう高くはない(37.4度)。症状は徐々に悪化した感触有。とにかく明日は這ってでも出勤せんとあかんので。最低限実務こなして午前中にて退散を目指しましょう。

断続的に起き出して、パソコン周辺+アルファを詰め込んでいるダンボールを整理しました。古いケーブルとかソフト、FDドライブ、旧マシンのHDいくつか、要らないから。MD(FMエア・チェック)も(どうしても惜しいもの10枚ほど残して)廃棄、新品のMD10枚ほど出てきて捨てるのには惜しいが、もう使いませんから。欲しい人に送料だけで送っても良いけど、そんな人はもう世間に存在しないでしょう。

ラストにCDを購入したのは昨年2009年12月初旬。「協奏曲100枚ボックス」ともかく、「ルドルフ・バルシャイ10枚組」「アレクサンドル・ガウク10枚組」には少々苦戦気味。かつてYedangClassicsオトナ買いした挙句、オークションで精力的に処分し続けたのに、同じ過ちを繰り返すのが愚か者の業なのか。つまりは主に音質問題で苦戦しているんです。もともと歴史的録音でも苦にしないほうなんだけど、金属的+粗雑で繊細さに欠ける音質に耐えられない。しかもたった今現在体調最悪だし、オーディオ部屋は寒いし。新ハロゲンヒーター到着は今晩だし。

BRILLIANT 9010/4  10枚組2,625 Mozart 交響曲第29番イ長調K.201(1963年)/嬉遊曲第17番ニ長調K.334(1968年)〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ室内管弦楽団・・・再聴挑戦。ライヴの放送用収録音源らしいが、1960年代でこんな音かよ!そんなツッコミ思わず入れたくなるようなデリカシー不足音質也。バルシャイの表現はかなり強面なる集中力があって、当時、それは稀有な推進力と評されたんだろうが、現在の耳では明らかに力み過ぎ。先日、オークションで譲ってしまったHaydnだって、あまりに巨大な世界に違和感があったんです。K.334って、もっとノンビリ優雅な世界ですよ。K.201だって同様で、最近自らの交響曲標準(リファレンス)は穏健派古楽器の極北、ヤープ・テル・リンデンですもん。

演奏スタイルには流行廃れがあります。無条件幸福なMozart だけれど、カール・ベームのCDはとっくに処分済。ディジタル時代のバルシャイだったら聴くべきものは多いが、旧ソヴィエット時代の演奏はすっかり時代遅れになってしまった、ということです。戦うMozart !だったら必要ない。異論反論求む!


◆2010年1月某日の反省

正月明けと出張連続+祝日ありということもあって、一日日程カンチガイ(じつは二日続けて手帳を持参忘れていた)、今週は本日含め未だ3日もあるではないか。昨日、かなり大物宿題消化できたから提案資料作成に集中できそうです。もしかして余禄の宿題に着手できるかも。なんか風邪症状グズグズしているが、体調そのものは悪くない感じ。一番寒い時期を迎えているが、昨夜オーディオパソコン部屋(北側で寒い!)のハロゲンヒーター(扇風機型)が逝去されました。岡山で購入した記憶があるから5〜6年ほど保ったか?今朝、ネット通販で注文いたしました。数日で到着することでしょう。既存オーディオアンプ2台処分(残り分もオークションで既に入札有)、CD収納棚も一本撤去予定、いろいろと部屋の風景が変化しております。

昨日、スウィトナーを聴いた関連で、PILZ 160 273 Hindemith 「画家マティス」/「ピッツバーグ」/「ウェーバーの主題による交響的変容」〜ミラン・ホルヴァート/オーストリア放送交響楽団(録音年不明)・・・久々確認。結論的には音質もやや曇って、オーケストラのキレもリズムも(いまいち)よろしくはない。音楽に出会いは重要でして、わかりやすい演奏で作品に一発で馴染めることもあるし、そうでない〜このCDがそう〜場合も有。もともとお気に入りの作曲家ではないから熱心に集めてはいないが、「マティス」も「ピッツバーグ」もこれしか聴いたことはないんです。けっこうハードで粗野な音楽だったんですね。購入既に20年近いCDだけれど、ようやく”聴ける”ようになってきた・・・辛気臭い旋律を愉しめるようになってきた手応え有。再コメント必須。

Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜ミヒャエル・ギーレン/バーデンバーデン南西ドイツ放送交響楽団/ヨーロッパ・コール・アカデミー/他(1998年)・・・インターコードの身売りで入手困難な全集(ウソ。格安で売っておりました)となってしまったが、NMLにて拝聴可能1981年フランクフルト・ライヴも新鮮でクリアな演奏だったが、こちら17年後の成熟がしっかり感じられて、声楽の扱い(合唱の繊細さ!)が上手く、落ち着いてしっとりとした味わいさえ感じ冴えます。”冷血ギーレン”のイメージではなく、クールではあるんだけれど、細部迄明快で(かつてあちこちの演奏に見られた)”阿鼻叫喚混沌”の世界から大きく離れてわかりやすい。録音の配慮もあるのでしょう。すっかり気に入りました。

左膝ではなく、左足首が尋常じゃない痛さ。風邪症状も悪化、頭痛もひどくなってきて、お仕事は耐え難いツラさ、でも、資料50%仕上げ、打ち合わせ数件、とにかく定時で職場を出て(いつもの)整形外科に行きました。数年ぶりに痛風発作か?と思ったが、医者の診たては関節炎とのこと。痛い注射打たれました。調子こいて、連続スポーツクラブがよろしくなかったらしい。

明日大丈夫か?資料作りが残っているんだけれど。

流石、医者の注射は一発で効いて痛みは引きました。関節から血を抜いたり、ヤクを注射したり、で「風呂はダメ」と注意されていたんだけれど、当然入りました。風呂のない人生なんて!体調よろしくないが、エエことありましたよ。先週終了のオークションを誤って別なものを送付してしまい、再送は仕方がないが、誤送したものが落札されてしまい、住所と切手を同封してそこに投函お願いしました。厚かましく。本日無事到着、快諾いただきました〜音楽愛好家に悪人なし!

そんな些細なことで、幸せを感じるものです。お礼のCDを送付しておきましょう。


◆2010年1月某日の反省

月一回の職場全体会議での現上司対応はラスト。新年度からの体制を勝手に発表してしまいました(自分が異動してから2ヶ月後のことなのに)。自分のチームは全員変更(事前相談有)、先週出張留守中に本人には話をしたらしい。あと実質2週間、あっという間に新上司着任。昨日は会議+思いっきりお仕事を溜めてしまって、逆に諦めムードの中で酒へ〜上司含、ほぼ終電迄。我がチームは先日表彰されて金一封が出ました。そのご苦労さん会の意味もあったんだけれど、不良問題中年(更迭決定)は誘っても参加せず。昨年末職場行事後の呑み会(自分は取引先と約束があって失礼したが)も欠席したらしい。困ったものだ。

本日明日はキッツイな!信じられないほどの内容の濃いお仕事しなくっちゃ。土曜も出ればクリアできるか。

昨日通勤音楽は、懐かしいセラフィム1000シリーズの LP/ネットで拾った画像ですHolst 組曲「惑星」 作品32〜レオポルド・ストコフスキー/ロサンゼルス・フィル(1956年)・・・ネットで拾った音源の自主CDだけれど、思わぬ音質の良さ+ロサンゼルス・フィルの鳴りっぷりもよろしい。表現は意外とオーソドックスでしっかりとしたものだけれど、ヘッドホンで集中すると細部はちょいとラフなんですね。悪くない味わいだけれど、金管の絶叫はGrofeの「大峡谷」を連想(つまり開放的で明るい、屈託のない響き)させました。

今週デッドラインの提案資料作りには手付かず、しかし、諸処大きな宿題は一気にクリアして一日終了。やや二日酔い(他のメンバーは金の支払いを覚えておらず、ワタシが本日案分して回収作業)。この連休に終わったオークションは、ぼちぼち到着しているみたいです。

オトマール・スウィトナー逝去はBBSの書き込みにて知りました。享年87歳。かなり以前から体調を崩して引退をしていたから、印象的には過去の人なんだけど、日本にはファンは多いでしょうね。追悼の意味を込めて、Hindemith ウェーバーの主題による交響的変容(1967年)/Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ドレスデン・・・旧東独逸系の録音は一般に良好です。Hindemithはかつて苦手系音楽だったが、ここ最近、彼(か)の辛気臭い旋律リズムが妙にしっくりしちゃうのが不思議。クールでエエ音、いつになく整ったまともな名曲に聞こえるのはスウィトナーの手腕か。「春の祭典」はけっこうファンの方が多いんだけれど、ワタシは何度聴いても”大カンチガイ”演奏としか感じられない、妙な色気、体臭、歌に味付けされて違和感ばかり〜スウィトナーは前衛的な作品を”まともに”、”美しく”仕上げようとしたんでしょう。気恥ずかしいこと限りなし。


◆2010年1月某日の反省

三連休を終え、昨夜、オークション出品分全部落札され(ありがたい)、送付に苦戦しております。大物(真空管アンプなど)があって、お仕事をちょっと遅れて出してしまわないと、明日以降送付の目処が立ちません。ちょうど、昨日ちょっぴり休日出勤しているから、その分の代休とするか・・・断続的に聴いている音楽の件は、帰宅してから。

・・・と、思ったが、送付すべきCDの荷造りを終え、ご近所酒屋が開くまで時間出来。ワタシはいつも早朝出勤、絶対に遅刻しない、どんなに体調悪くてもいったん出勤して、お仕事様子整えてから退出、という”正しいサラリーマンの鑑”のようなパターンだから、稀に遅れても(上司にはメールで連絡済)誰も不審には思わぬはず。

この三連休はあまりにいろいろ、しかも”ちょろ聴き”ばかりだったので、まともな音楽への印象を持ち得ておりません。小さなTOPPING デジタルアンプM1の様子を見るため、というか、むしろ耳慣らしか?既存ミニ真空管アンプは既にオークション落札され本日送付、別途トランジスタアンプ(DENON PMA390-U)も980円良心価格宣言!だから売れるでしょう。だから、こんな小さなアンプ(サイズわずか約7cm*3cm*12cm)で音楽生活しばらく行くつもり(既に差し引き黒字となっている)。わずか数年前、岡山時代はご近所にHARD・OFFがあって、引退して大きな家でも建てたら立派なオーディオを揃えましょうと”タンノイ”のスピーカーなんて眺めていたものです。まさかこんな結末に至るとは・・・清貧にもほどがある。清貧も国民全体過度にそんな風潮が広がれば景気に悪影響が出る、とは数日前の朝日新聞の記事でした。妙に説得力有、というか、まさに自分がそれじゃないか。

聴かなくなったCDを精力的に処分して4年目、並行して購入しているから減り方は少ないと思っていたけれど、とうとう小さな収納棚一本空に(廃棄するか)。激安ディスカウントデフレスパイラル価格で出品しても、相場というものはちゃんとあって、それなりの水準で売れるものは売れる、ということです。不況なのにけっこう(自分にしては)高額に釣り上がったものもありました。これって日本経済に効果の程は如何?売る方は死蔵された在庫を現金に替え、買う方は相場よりずっと安くCDを入手する〜基本”ECO”の発想なんですけど。日常生活は”ムダ”に充ちていて、音楽を聴くことそのものが(端から見れば)”ムダ”そのものなんだろうが、それは”生活の余裕”、”潤い”→”ノーミソ前頭連合野活性化”のため必需品と思っております。

NMLにて。CDは入手難らしいBrahms 交響曲全集(第1〜4番、あちこち寄り道しつつ全部聴きました)〜オウェイン・アーウェル・ヒューズ/シュトゥットガルト・フィル・・・たしかウェールズの中堅であって、英国音楽で颯爽とした演奏を聴かせて下さっていたけれど、独逸の(珍しい)コンサート専門オーケストラの指揮者になっていたんですね。驚くべきオーソドックスな演奏であって、オーケストラは艶々とした分厚さを誇らないが、暖かく、やや地味な響きが作品に似合っておりました。激しい爆演!強烈なる個性!を求めれば、あまりにジミな印象かも知れないが、どれも落ち着いて安定した雄弁であります。”座右に置くべき・・・”系の、ちょっと時代遅れのエエ味でした。


◆2010年1月某日の反省

早朝決起(ウソ/勝手に目が覚めて)して、サイト用原稿一本執筆。いろいろ考えていたけれど、いつもの出勤時間となったので、いつもとは異なる尼崎市バス〜阪急ルートにて出掛けてみました。誰も出ていないフロアにてちょっと気になった案件(メールファックス)処理、滞在一時間弱〜いつもの大阪市地下鉄〜JRルートにて帰宅。ま、これで明日からのお仕事を気に病むこともないでしょ。祝日ということもあるんだけれど、明らかに新ルートの方が時間節約できそうです。新年度より、これでいきまっしょい。

本日締め切りのオークションはけっこう入札あります〜って、なんつっても激安ですから。商売じゃありませんので。昨夜から連続して聴いているのはScho"nbergいろいろ、弦楽四重奏と管弦楽のための協奏曲 変ロ長調(原曲Handel 合奏協奏曲作品6-7)/ピアノ組曲 作品25/ワルデマールの歌(「グレの歌」より室内アンサンブル1923年版)/「架空庭園の書」〜フレッド・シェリー弦楽四重奏団/ロバート・クラフト/20世紀クラシック・アンサンブル/オールドファーザー(p)/レーン(s)(2000〜2002年録音)・・・この辺りの音楽はほんまツボでして、世間では全然人気ないからオークション無競合で入手可能。ハードで悲痛、無慈悲で難解、静謐な音楽が続きます。ピアノ組曲は13分程、こんなんだけCD一枚聴かされたら精神が耐えられまへん。他、室内交響曲第2番 変ホ長調 作品38(フィルハーモニア管弦楽団)も聴いたけれど、意外とこれは浪漫的甘美な味わいでした。

Bruckner 交響曲第3番 ニ短調 (1873年版)〜シモーネ・ヤング/ハンブルク・フィル・・・先日聴いた第8番の新鮮な演奏に感銘を受けての続編挑戦です。記憶ではSyuzo師匠がボロカスに評価していたはずで、天の邪鬼なワタシはぜひ聴きたい!と機会を狙っていたもの・・・(途中)

ここまで書いて夕食の準備、BBSを覗くとSyuzo師匠より「ボロカスは第4番じゃ」とのこと。たしかにクソミソ言うほどの演奏ではなかった〜が件の「タンホイザー動機」が出現する第2楽章に震えるような感動は感じなかったけれど。これは聴き手の集中力の問題でしょう。もう一回聴きます(話題の第4番も)。

じつは、先日オークション送付したCDが誤っていたとの連絡有。意気消沈。ちょうど一年前、よく似たものを送付してしまったのは2度目の経験。切手同封で正しいものを送付し、誤送付分を返送いただくことにいたしました。申し訳ない。ちゃんと訂正できれば、送料のダブりくらい屁でもない〜良心的な落札者のようですし。本日分、けっこう値が釣り上がっているものがあって、それは本意ではありません。


◆2010年1月某日の反省

途中覚醒はないけれど、睡眠時間は短くていつもの時間に目覚めてしまう・・・運動不足だけれど、風邪気味なので仕方がない。本日、スポーツクラブに行くか逡巡しております。カラダは動かさないと、精神的に滅入ってしまうんだよね。明日も休みなんだけど、お仕事絡みでヤミ出勤(30分ほど?)するか、悩ましいところ。現状引き隠り状態で、TOPPING デジタルアンプM1の音質を引き続き確認中です。なんせオーディオには疎くて、基礎知識も全然ないし、”オーディオ基準CD”みたいなものも持ち得ていないんです。それにしても”5,000円のアンプ”ねぇ・・・若い頃はステレオ・セットって10万〜15万円しませんでした?

MEISTERKONZERTE100枚組8,519円也 29枚目 232098/29Gershwin ピアノ協奏曲ヘ調/ラプソディ・イン・ブルー〜ジェローム・ハンソン(p)/ニューヨーク・シヴィック・ユース管弦楽団(1957年)・・・HMVの記事によると”MERCURY原盤”とのこと。ステレオ録音でかなり音質状態はよろしい(おそらくはLP板起こし)。ピアニストも管弦楽団も初耳でして、これが雰囲気たっぷりにスウィングしてなかなか上手いんです。”上手い”とは技術的に破綻がない、とかメカニックに優れているということを前提に、粋なノリ、リズムのタメ、そして元気一杯の疾走があるということですよ。日本人はどーしても独墺系細部生真面目に描き込んで、盤石堅牢な構成!を賞賛する傾向が多いけれど、Gershwinでっせ。ジェローム・ハンソンって、ネットで検索しても登場しないけれど、いかにも達者で軽快、さらりとストレート系、ややラフ(あくまで雰囲気、テクニックに非ず)なエエ感じのピアニストです。ラプソディ・イン・ブルーにカットがないのもありがたい。意外とないもんです。

いつだったか?「ピアノ協奏曲ヘ調はどーでもエエ」的発言がネットに載っていて激怒したものだけれど、知名度低い=それだけで音楽の価値がない、と断言される風潮(あちこち散見)には閉口気味。”ラプソディ”は15分程の素敵な作品だけれど、そのテイストが倍に膨れ上がって愉しめる!ということですよ。

Mendelssohn 交響曲第3番イ短調「スコットランド」〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1971年)・・・1970年代カラヤンのDG録音は難物で、安物オーディオでは茫洋として、音の芯が明瞭に表出されない旨のネット記事を拝見したことがあります。たしかに我が家のオーディオではその印象そのもの。ディジタル・アンプに変更した結果みごとに引き締まって、かっちりとした音の芯が感じられるように。細部の見通しがよろしくなったような気がします。演奏は、例のレガート表現が重苦しく、リズムのキレがよろしくない。但し、鬱蒼とした雰囲気たっぷりであり、濃厚甘美な味わいを好む人々には賞賛の対象でしょう。オーケストラはどのパートも良く歌って、自己主張明快、それが鬱陶しい〜あくまでワタシの嗜好であります。もとより浪漫派交響曲の佳き聴き手ではありませんし。

オークションは一通り落札分連絡有、明日締め切り分も入札するから待ってね、というのも数件ありました。

行ってきましたスポーツクラブ。ちょっと気分悪かったし(自分にとっては)超・ハードなボディ・ヒーリングだけれど、難行苦行の果て、帰宅すると気分一新です。今晩はよく眠れそうだ。DG 435162-2 13枚組 総経費込5,500円ほどにてオークション落札Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1987年)・・・一年ぶりの再聴だけれど、こんな凄い演奏だっけ?まず音質極上。一昨日来、新しいディジタル・アンプでいろいろ聴き比べをしてきたが、これがもっとも奥行と空間の広がりを感じさせて、各パートの位置関係が鮮明でした。遅く、耽溺するように、揺れ動き、時にいっそうテンポを落として、その説得力たるや半端ではない。これほど深く、艶があって迫力たっぷりウィーン・フィルだってそうそう頻繁にに聴けるものではない。

さて、おやすみもう一日。なんとか体調整えておきたいものです。


◆2010年1月某日の反省

休み。朝6時に週報(あらかじめ送付してもらっていた実績分析含)を作成して上司+関係者に送付。小一時間。EMIeminennce0777 7 64798 2 8/7枚組全集( 7243 5 65458 2 3)を2,600円入手VAUGHAN WILLAMSのCD一枚分。ロンドン交響曲(交響曲第2番)/交響曲第8番ニ短調〜ヴァーノン・ハンドリー/ロイヤル・リヴァプール・フィル(1992年)・・・小さなTOPPING デジタルアンプM1の個性を見るために、いろいろな音源を試しております。これはあまり濃厚ではない、淡彩なオーケストラ、静謐な音楽、そしてEMIの録音検証のため。まだ、あまり大音量を試していないんだけれど、基本本来その音源が持っていた個性をそのまま表出させる(ゴマ化しが利かない)ような印象です。厚みや艶、余裕が足りない、といったご意見も(ネットを検索すると)散見されるんだけれど、もとより常に安物のオーディオだったのでさしたる違いはない(のか?)。肝心の聴き手の耳がかなりエエ加減なんだけど、たしかに少々硬く”ディジタル臭い”音かもね。現在オークションに出品している12年愛用の真空管アンプ(いただきもの/申し訳ないが)には既に入札あるが、あれは発熱と電力消費が甚だしいんです。それに真空管がけっこうエエ値段。Syuzo師匠の解説によると、これはゆがみによる錯覚が”柔らかい音”を実現しているんだそう。

いずれ、耐え難いほどの音の変化、悪化ではないのでこれ(送料込5,000円)で行きまっしょい。十数年愛用した(たしか博多にて購入した)DENON PMA390-Uもオークションに出すつもり。980円程で売れんか。

話題は逸れたが、ハンドリーは繊細なアンサンブル+モダーンで洗練された表現で、淡彩なる作品によく似合っておりました。さらさとして淡泊、バランス感覚抜群。鮮明かつ清涼なるサウンド、そして音質。

昨日一昨日移動中の音楽の件、忘れぬウチに言及を・・・Telemann 食卓の音楽第3集〜ムジカ・アンフィオン(2003年)・・・Bach (管弦楽組曲)に良く似て、いっそう大衆的に親しみやすく、明るく仕上げた、といった風情の音楽也。技術的には万全の穏健派古楽器であって、こうなると現代楽器による演奏の意味を感じなくなるほど。愉悦に充ちた、上機嫌なる音楽であります。もちろん音質も極上。入手可

Bartok 管弦楽のための協奏曲(1963年)/Martinu 交響曲第6番「交響的幻想曲」/交響詩「リディツェ追悼」(1956/57年)〜カレル・アンチェル/チェコ・フィル・・・大好きな指揮者オーケストラだけれど、Bartok/Stravinskyには少々オーケストラが弱いのではないか?と不遜なコメントをしたこともありました。結論的には緊張感の持続、アンサンブルの集中力、いずれをとっても文句はない。悲痛で強靱な歌、断固とした表現の切れ味、見事な”オーケストラコン”であります。Martinuはモノラル録音(音質良好)だけれど、例のにゅるにゅるサウンドが魅力的ではないか!こちらのほうがいっそう共感が深くて、「リディツェ追悼」は初耳だと思います。棚中Martinu在庫を探さなくっちゃ。前衛的な旋律サウンドが最高。(表紙絵は誰の抽象画でしょう?素敵)

Sibelius 交響曲第7番ハ長調(1972年)/「ペレアスとメリサンド」作品45(1978年)/「レンミンケイネンの帰還」(1972年)/「エン・サガ」作品9〜パーヴォ・ベルグルント/ボーンマス交響楽団・・・久々の再聴。骨太情熱的でありながら、清涼なサウンドを失わない見事な演奏であります。こんなにエエ音でしたっけ?すっかり感心いたしました。

寒いし、風邪気味だし、どこにも出掛ける気力も起きず、女房殿は実家の母親誕生祝いに出掛けて終日音楽を・・・というより、TOPPING デジタルアンプM1の音を確認しておりました。オークションの連絡あったところはご近所酒屋にて送付済み、現在使っている真空管とトランジスタ・アンプは出品してしまいました。新しいアンプは半日使い放しでも冷たいまま、全然熱を持ちません。音質丸裸、というか、音源のもともとの味わいがモロに、そのまま出ている感じですね。もの凄くクリアだけれど、少々聴き疲れするかも。なんか、どれを聴いても高品質音源に思える、というか、知らず音質の優れたものばかり棚中より取り出しているのか。

EMI 5 74485 2 9   8枚組総経費込2,700円いろいろ”摘み聴き(ばかり)”したんだけれど、記憶に残っているのは、Sibelius 交響曲第5番 変ホ長調/第6番ニ短調〜パーヴォ・ベルグルント/ヘルシンキ・フィル(1986年)・・・ボーンマス響との旧録音も剛直でお気に入りだけれど、世評ではこちらのほうが評判よろしいですね。良く練り上げられて、繊細でしっとりとしたアンサンブルに仕上がっております。かなりテンポは揺れ動くんだけれど、ほとんど体質というか呼吸が自然で、耳に柔らかく、マイルドで瑞々しく暖かい響き。楷書の表現ですよ。金管を先頭に大爆発のクライマックスでも、必要にして充分なる力感があって、ヘルシンキ・フィルは絶好調でしょう。

第6番「銀河鉄道交響曲」の、夢見るような響きは胸にきゅっ!ときませんか。こんな冷たい季節にぴったりの素敵な音楽。清冽な星空が眼前に浮かびます。けっこう雄弁です。


◆2010年1月某日の反省

(在東京ホテル)ヤクのせいもあるのか?よう眠れました。体調はそう悪化していない感じ。なんとか一日保って下さることを祈るばかり。今朝、サイト定例更新済。昨日出てくる時に、関連ファイルを事前に準備しておきました。ケータイがないというのは、(基本)自由のような、少々不安のような・・・不思議な感触ですな。電車に乗ると全国共通、皆小さなディスプレイを睨んでおるけれど、あれはなんとかならんのか。

昨日は朝ゆっくりで左膝リハビリにも行ったあと出発だったんだけれど、その前に聴いた音楽。Bruckner 交響曲第8番ハ短調(ハース版)〜ハインツ・レーグナー/ベルリン放送交響楽団(1985年)・・・既にCDは処分済(←ずいぶんと以前のコメント)だけれど、NMLにて聴けるんです。一時の気の迷いで、”何種も同じ作品のCDばかり持っていても仕方がないでしょ”と思っていたけれど、これは特異な魅力がありますね。

快速、もの凄いテンション、熱気に充ちて一気呵成に進めた演奏であって、所為(いわゆる)重厚長大、悠揚迫らざるものではなく、もっと切迫感と推進力命!的アツいもの。この時期のベルリン放送交響楽団(旧東)は上手いですね。金管の厚み、アンサンブルは神経質に整えたものではないが、ざっくりと粗野な響きで充分個性的。音質も良好です。

Bach ブランデンブルク協奏曲第5/6番〜カール・シューリヒト/チューリヒ・バロック・アンサンブル/クリスティアーヌ・ジャコテ(cem)/レイモンド・メイラン(fl)(1966年)・・・LP時代からお気に入りでした。「超名演ですね」とのコメントをいただいたことも有。そうだろうか?時代は遷りました。まず音質がよろしくない、のは前提なんだけど、あまりに平板で奥行きがない。名手・ジャコテの使用楽器がメカニックな現代チェンバロの響きで興醒め。こんな巨匠世代が室内アンサンブルを指揮するのは珍しいし、軽快スリムなリズム感は当時新鮮だったろうが、古楽器隆盛の現代にはどんなものでしょうか・・・

(あとは帰宅してから)

思ったより早く会議は終了して、定例耳鼻科ラストに間に合いました・・・が、9時半でっせ、終わったのは、混んでいて。帰宅したら、オークション終了していて、常連さんが全部落札して下さっておりました。ありがたいが、激安ディスカウント・デフレスパイラル価格だからね。でも、聴かなくなったCDを全国の音楽ファンに!という趣旨だから、それで良いんです。

もう遅いので、明日。風邪気味です。


◆2010年1月某日の反省

寒いでんな。これより訪問する金沢は雪だそうで、積雪もあるだろうから靴が心配です。雪国出身としての知識はあって、つるつる滑るんです。経験的に大阪より3度ほど気温が低い。それに昼飯時、夕飯時移動という最悪のパターン。東京到着予定は夜11時くらいで、それでもちゃんと到着すれば文句はない。久々に左膝のリハビリに寄ってから出掛けるか。昨夜は新しいディジタル・ミニアンプの稼働が嬉しくて、少々夜更かしいたしました。オーディオには疎いのでよくわかっていないが、こんなんでもエージングって必要ですか?やや音が硬い印象有。低音云々は、そのような音源で再確認しないと判断は付かないが、いまのところ不満はない、というより、もともと小さなスピーカーで低音はあまり強調させていなかったんです。

Mozart 交響曲第29番イ長調K.201(1963年)/嬉遊曲第17番ニ長調K.334(1968年)〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ室内管弦楽団・・・これはダイニングのミニコンポにて、朝食時昨日本日と続けて聴いたもの。音量小さい聴き流しなので、ちゃんとした印象は持ち得ません。バルシャイの10枚組購入の主眼はこれだったが、まず音質がよろしくない。当時露西亜放送録音の音質水準は一般に厳しくて、鮮度低く、残響も不足。快速テンポは落ち付きなく、但し、緊張感集中力のあるアンサンブルに間違いはない。この団体は伝説的優秀なアンサンブルとのことだったが、その後西側にはいくらでも凄いのが出てしまいました。アンサンブルの精緻が音楽の愉悦に結びついていない。優雅じゃないんです。もちろん音質がその印象に影響も与えているのでしょう。

では、行ってきます。東京で先での定例更新を狙いましょう。

(在東京ホテル)金沢経由東京到着。終日、風邪気味で気分が悪く、挙句、昼夜と冷たい駅弁に閉口。遅く東京に到着して、さほどにハラも減っていないしカロリー過剰問題はあるんだけれど、とにかく暖かいものが欲しかったので東京風ラーメンを喰ってきました。取引先との打ち合わせは、かなりの難しい宿題山積〜根本的な認識の違いを再確認いたしました。大チョンボ+無手勝流だった2009年の始まりより、ことの重要性を認識して2010年スタート!のほうが良いかもね。

金沢は寒かったが、雪はありませんでした。夕方より打ち合わせ+さて金沢駅に向かおうとしたら、何人かに呼び止められて、結果ぎりぎり。タクシーの運転手さんに感謝。なんとか日本海周りの特急に間に合いました。小松から飛行機とか、名古屋に出て新幹線が時間的に速いんだけど、大阪〜金沢〜越後湯沢〜東京〜大阪一周すると運賃が安くなるんです。

大阪〜金沢はほとんど居眠り状態で、敦賀到着の記憶はあるが、気づいたら金沢に到着。そこが終点の雷鳥でよかった!音楽はずっと聴いていたけれど、その件は明日。


◆2010年1月某日の反省

寒いですね。日本海側は凄い雪だそうで、明日からの金沢〜日本海経由〜東京行きが心配です。本日はお仕事デッド・ライン一発+諸処内部内部改善作業進捗狙い。特別な飛び込み緊急トラブル対応がなければ、なんとかなるでしょう。小さなTOPPING デジタルアンプM1の件は返答がきて、4Ω向けスピーカー対応であること、6Ωや8Ωだと音量が小さくなるとのこと。当方6Ωだけれど、小さくなるにも程がある!状況でして、4Ω対応のスピーカーは別途探すとして、状況を再度送信いたしました。オーディオに詳しい人にご教授乞わないと。やっぱ、5,000円どぶか?4Ωのスピーカーを探すか。

いただきものCD続編。J.Strauss 円舞曲「美しく青きドナウ」「南国のバラ」「春の声」「千一夜物語」「ウィーンの森の物語」「皇帝円舞曲」「酒、女、歌」〜ウィリー・ボスコフスキー/ウィーン・フィル・・・1970年代迄、決定版とされた著名なる録音初耳。かつて意識的に”本場物”を避けてきた経緯もあるんだけれど、そのうち話題にもならなくなりました。この録音で円舞曲を堪能されてきた方に水を差すつもりはないんだけれど、リズムのキレ、アンサンブルの集中力、味、香り、いずれも薄味、サウンドにコシが全然ない。”音を置きに行く”といった感じ。ウィーン・フィルが上手くないはずはないんだけれど、こぎれいに、小さくまとめた印象が拭えません。駅売海賊盤故の印象?正規盤を愛聴されてきた方の感想をお待ちします。

今朝、Mahler 交響曲「大地の歌」〜クルト・ザンデルリンク/ベルリン交響楽団/フィニレ(a)/シュライヤー(t)(1983年)・・・ザンデルリンクは立派な指揮者であることに異存はないし、この演奏のオーケストラの雄弁は特筆すべき水準・・・なんだけど、いつも少々の違和感有。異形なる交響曲→ちゃんとした交響曲に仕上げようといった趣旨なのか?やたらと立派で構えが大きくて、この作品にある一種異様な怪しさが健全化している感じ。盤石で安定感抜群。シュライヤーの昂揚した声質に共感はあるが、フィニレにはいまいち魅力を感じない。

さて、出掛けましょう。

風邪気味。冷えてまんな、日本中。明日から北陸方面はどーなるのか。いちおう明日の取引先との打ち合わせ資料はできたが、次の作業の宿題を自ら抱え込んでしまって、少々悩ましい。断続的に取引先からの資料要望があって、なんせ整理整頓ができない人(=ワシ)だから誤ったファイルを送付したり、趣旨と合っていなかったり、で、苦戦しております。

とにかく、ちゃんと時間通りJRの運行を祈りましょう。

NMLにてMahler 交響曲第1番ニ長調〜ベルナルト・ハイティンク/シカゴ交響楽団(2008年)・・・なんでも聴き直しましょう。もうちょっとパソコンというか、ネットでちゃんと音楽を聴く環境を整えないと音質云々言えないな。おそらくは会場音にリアルな、これが正しい収録なのでしょう。やや渇いて、金属的な芯のあるシカゴ交響楽団のサウンド、技術的には文句なしの洗練を誇って強靭。ハイティンクは揺れ動いたり、無理な詠嘆を強調しない方向で熟練し、作為などどこにも存在せぬまま彫りの深く、スケールの大きな響きを作り出します。

作品が青春の息吹だから、熟練は似合わないか。先月も書いたが、未熟でも若々しい演奏が好ましいは事実なんだけど、ハイティンクが美しい黄昏を迎えていることはたしかでしょう。但し、シカゴ交響楽団と相性がよろしいかどうかは微妙。

自らの不行状を棚に上げて、人様に文句付けるのがもっとも質(たち)が悪い〜って、ワシのこと。昨日届いた小さなTOPPING デジタルアンプM1の件、プレーヤーの接続ケーブルの不良だったのだね。別なのに替えたらちゃんとなりました。なんせ専用ケーブルなど付いていないから。文句付けちゃった業者にお詫びしなくっちゃ。しかも、BBSでもご心配をお掛けしちゃって、申し訳ない。全面懺悔。既に真空管アンプはオークションに出品済み(入札有)。なかなかエエ感じで12年ほど愛用してきたか、夏場は熱くて使えないのと、けっこう電力消費も激しい、それに真空管がけっこう高いんです。様子を見てDENON PMA390-Uも(ちゃんと稼働しているうち)売り払うつもり。

サイズわずか7cm*3cm*12cmほど、これでまぁまぁ鳴るんです。夜遅いので大音量の作品は鳴らせないが、素の音源がそのまま鳴るような感じ。現在、テストで流しているのはPegolesi スターバト・マーテル/サルヴェ・レジナ〜ティモシー・ブラウン(or)/ビショップ、パーカー(v)/ウィスキン(va)/レヴァイン(vc)/レヴィ(ヴィオローネ)/アンガラード・グリュフィッド・ジョーンズ(s)/ローレンス・ザゾ(ct)・・・古楽器がどうかミビョーな音だけれど、シンプルで透明なバック+クセのない歌唱が絡んで極上の清潔感+透明なる悲哀をを醸し出します。これぞココロが洗われるような名曲。


◆2010年1月某日の反省

さて、2010年仕事始め。年末年始は大きなトラブルはなかったみたいだし、小さなものは偶発的発生でお仕事手抜きの結末ではない。ま、大雑把で”どう手抜きするか?”、”大切なキモはなにか?”を探すお仕事連続だけれど、モットーは”お詫びで済むミスのうちに入らない”、”フォローしてなんとかなれば、それでOK”ということです。なにからなにまで上手くいくはずないじゃないの。さて、久々の職場はどうか、上手くノーミソ働いて下さるか、少々心配です。

元旦再開したオークションは出品無料キャンペーンということで、大量にディスカウントして出してみました。まず売れんでしょ、と考えていたものに早々に入札あったりして、売れ筋は理解できないものです。いずれカネ、儲け目当てじゃありません。少々貯まりすぎた棚中在庫の整理によって、いっそう音楽に対して真摯に向き合いたい、自分はもう聴かないが、世間の音楽ファンに聴いていただきたい、といった趣旨也。小さな瑕疵に難癖を付けて、おそらくは転売目的?データだけ抜き取って?返品されたことも経験したが、大多数は良心的な人々ですよ。Syuzoさんも似たような経験をされているようです。世間には様々な人がいるもんです。

そのSyuzoさんより譲っていただいたのが、Elgar 交響曲第1番 変イ長調(1971年)/第2番 変ホ長調(1976年)〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィルでして、前者は既に所有していた(現在オークション出品中)が、後者が(たまたま)なかなか入手できずにいたもの。お気に入り作品(しかも世間では人気薄)故、ここ数年で5〜6種入手済。それでも、ヴァーノン・ハンドリー盤は探しております(あくまで廉価で)。その中に、序奏とアレグロ 作品47(1972年)が含まれ、30枚組ボックスに含まれるとはあとで思い出したが、なんという大柄!陰影深い、劇的な表現に痺れちゃいました。雄弁な弦楽合奏が、女性的優しさに充ちた弦楽四重奏が対比するといった名曲中の名曲。纏綿と歌ってその対比を強調したバルビローリ盤と味わい異なって、剛直で頑固で陰影深い。わずか十数分、ワタシのお気に入り作品であります。

交響曲本体に言及する時間がなくなりました。では、行って参ります。2010年もなんとか元気で乗り切りたい。

また、いつものお仕事が始まりました。丸五日間の休みだったが、まったくお仕事気分に変化なし。周りには「正月惚けで・・・」とか「ケータイないってエエもんでっせ」(これは本音)と言い回っていたけれど、お仕事は継続しております。トラブルのお詫びとか、ちょんぼしたメーカーをどやしつけたり、日常業務やら資料要請に対応したり、断続的に打ち合わせがあったり・・・当面のお仕事デッドラインは明日。明後日から金沢〜東京、そのまま週末休みだけれど、週報やら実績報告はメールでの自宅対応となります。

オークション(業者処分か?)にて小さなTOPPING デジタルアンプM1というのを落札して、本日到着。接続してみると音量が異様に小さい。自分の勘違いで、なにかと接続して補助として使うものか?新年早々5,000円どぶに捨てたか?と、不安げにネットで調査してみるが、どーも初期不良っぽい・・・その旨、メールいたしました。さて、どんな返事がくるか。

CBS/SONY FDCA336 いただきものWagner 楽劇「ニーベルンクの指環」より「ワルハラ城への神々の入場」(ラインの黄金)/「ヴァルキューレの騎行」/「魔の炎の音楽」(ヴァルキューレ)/「夜明けとジークフリートのラインへの旅立ち」/「ジークフリートの葬送行進曲」(神々の黄昏)〜ズービン・メータ/ニューヨーク・フィルハーモニック(1981/82年)・・・Syuzo師匠が下さったもので、クナッパーツブッシュ礼賛!本場もん一筋!の方々には笑止千万なる演奏なのかも。まず録音が鮮明リアルであること、オーケストラが明るく骨太肉厚、推進力があってわかりやすい〜ワタシはとても気に入りました。金管の高らかな響きなど明らかに独墺系とは異なった世界であって、「ありゃ、吹奏楽の世界」と認めない人も多いことでしょう。エエのんもらっちゃった。

吉例【♪ KechiKechi Classics ♪】2009年勝手に各自アカデミー賞追加更新しておきました。追加募集中です。


◆2010年1月某日の反省

正月三が日ということで、昼間っからオヤジ4人サイゼリアに集まって四方山(馬鹿?)話。一番若くても40過ぎ、一番上が50歳代後半、職業種々雑多様々にて赤ワインばんばん呑んじゃいました。異様に安いっすよ。オトコ世界は油断すると狭いお仕事価値観で凝り固まってしまう性向があるので、こんな利害関係のない集まりは貴重なんです。皆音楽好きだけれど、音楽の話題ほとんどなし、CDの遣り取りはあって、先日取り置きをお願いしたCD2枚組1,000円支払い、別途余り物CD4枚もいただいちゃいました!スキャナMUSTEK600CU/WMも無事受け渡したが、じつはOSはME、とのメール今朝有、なんとか「98」のドライバを見つけてご案内したが、果たして無事動いて下さるか・・・心配です。申し訳ないキモチで一杯。

夕方梅田に移動して女房息子と合流、あまり店は開いていなくって、それでもそれなり高級な、ガイジンさんが来るような和食の店にてしばし歓談。世間は本日より出勤、女房殿も出掛けていったが、自分はもう一日お休みです。二日後に金沢での打ち合わせが迫っており、その準備が全然できておりません。そしてそのまま、深夜東京着で翌日終日会議。ラスト休日を堪能いたしましょう。これからスポーツクラブに出掛けるか逡巡しているところ。ちょっと外は寒そうだし。ケータイ洗濯による、臨時(トラブル用)メール連絡先にはなにも届いておりません。

NIMBUS NI 5144〜8/この写真のCDはダメになって買い直し新年からバロック音楽ばかり、というのも乙なものだけれど、ちょっと雰囲気変えましょう。じつはサイト更新用原稿は全然できていないんです。Beethoven 交響曲第5番ハ短調(モニカ・ハゲット1983年)/第6番ヘ長調(ロイ・グッドマン1987年)〜ハノーヴァー・バンド・・・Beeやんは、最近もうほとんどこればっか。古楽器の粗野で古雅、素朴な味わい、リズムのキレ、ノリ、クリアでスリムな響き、威圧感皆無、豊かで瑞々しい残響・・・これだったら苦手意識は出まへんな。

NMLにて、Bruckner 交響曲第7番ホ長調〜ベルナルト・ハイティンク/シカゴ交響楽団(2007年ライヴ)・・・CSO-RESOUND音源を確認していくウチに気付いたんだけれど、音質のバラ付きかなりありますね。Mahler の交響曲第1/2番は音質厳しかった。これはかなりマシ、Mahler 第3/6番だと手応えそうとう感じます。コメントはもう少々先延ばし、シカゴ交響楽団の(かなり強靱で、メタリックっぽい)サウンドとBrucknerの音楽、ハイティンクの表現が似合っているか、少々疑問にも思います。もうちょいボリューム上げて再聴いたしましょう。美しいが、柔軟性という点ではどうか?とも(ちょっぴり)思ったもので。

朝一番にて行ってきました「ボディ・ヒーリング」30分コース(腹筋背筋運動なし)。いつもの通勤経路は徒歩〜JR〜大阪市地下鉄なんだけど、スポーツクラブへは尼崎市バス〜阪急となります。方向は逆だけれど、このルートで通勤けっこうラクかも、時間短縮?と考えました。地下鉄のPITAPAカードが使えるようだし。新年度を期して検討課題としましょう。日常の雰囲気やら気分変えるのも大切ですから。問題はバスの最終が10時ということでして、呑んだり、出張で遅くなったりしたらアウトだ、ということですね。歩いても17分位だけれど。

納品トラブルが発生してたようで、取引先担当よりメール有、ま、実務的になんとか処理完了はしていたみたい。

CSOR901701NMLにて、Mahler 交響曲第3番ニ短調〜ベルナルト・ハイティンク/シカゴ交響楽団/合唱団/シカゴ児童合唱団/ミシェル・デヤング(ms)(2006年ライヴ)・・・スタジオ録音の水準ではないが、かなりクリアな、というより、音量がしっかりとした音質であって第1/2番よりずっと様子がわかりやすい。強靭でやや金属的なサウンド、平明で虚飾ない表現はそのままスケール大きな世界に至って、感銘深いものであります。但し、半分ほど快い居眠りをしていて、細部まで集中して聴いたわけじゃないんですが。

でもさ、やっぱりコンセルトヘボウとの相性が良かったんじゃないか。(ベルリン・フィルは論外)もうちょっとしたら、コンセルトヘボウとの最近のライヴが出るんじゃないか。期待しましょう。


◆2010年1月某日の反省

昨日は女房殿と(真面目に/無神論者ながら)初詣。まずご近所に敬意を表して生島神社へ。尼崎は物価が安くて、大阪にも至近なためか?若い人、子供が多いですよね。多くの若夫婦、小さな子供連れでの初詣風景を見ていると、まだ日本は大丈夫かも、と心温まります。それからJR〜京阪で京都へ。八坂さんにでも、と京阪四条(いつの間にか祇園四条と駅名が変わっている)から東に向かうともの凄い混雑ぶり、そこは学生時代4年間を過ごして地理に詳しいから、一本北側の道に逃げて進むと知恩院の前に出るんです。

おお!そうだ。ウチは浄土宗だったはず。立派な山門は華頂山との看板が〜華頂短期大学って知恩院絡みの学校だったんですね。知らんかった。寺社仏閣は子供の頃から好きだけれど、初訪問〜というか、金閣寺の側に棲んでいたのに一度も学生時代はそこに行ったことがなかった・・・朝、デジカメの置き場所を失念して持参しなかったことを後悔するほどの、荘厳壮麗なる建築物の連続、本殿の列に並んでちゃんとお参りいたしました。信心はないが、宗教的なるものへの畏敬の念だけは失っておりませぬ。ありがたい読経サウンド(数種打楽器入/残響豊か)に包まれ、灯明というのか、ろうそくを購入して供えて参りました。

それに比べ、お隣の八坂神社の大衆的というか、ありきたりというか、もの凄い人混み!大道芸有、露店有、胡散臭いイラン人の(何でしたっけ?丸く筒状に肉を固めて焼きつつ削るやつ)店で、ものは試し+国際親善のためにひとつサンドイッチ風というか、円形のパンを半分に切って、隙間に肉とキャベツ+怪しげソース(辛くて旨い)一個だけ購入してみました。

ちょっと遅い昼飯でも、と祇園界隈を回るが、どれも高い!混んでいる!きっと観光客向けで旨くないであろう・・・と、街並みだけ眺めて河原町方面迄移動、四条から上だと先斗町で観光スポットだけれど、下に入ると風俗の店も多くて、ちょっと雰囲気変わります。そこにも店はちゃんとあって、小さなカウンターだけの食堂(定員6名)にて昼定食1,050円いただきました。蕪のスープ(極薄味/絶品!)京野菜具だくさんの味噌汁(汁少ない/けっこう味付け濃厚)煮付け(含むこんにゃく)ぶりの西京漬け焼き物、膾、香の物・・・つまり最高でありました。京都は店を選べば、安くて旨いもんはたくさんあるんです。

時間が早かったので、ゆらさん想い出の「たこ入道」は場所を確認しただけで帰宅いたしました。リンク先では明石焼きのみがクローズ・アップされているが、安直な総菜がたっくさんあっておいしくて安い、でも、ちょっぴり小汚い店であります。嗚呼、また行きたい。最近、刺身を先頭に食材の鮮度にばかり凝り固まっていることを反省。

ARCHIV POCA3046  オークションで330円程音楽はほとんど聴いておりません。一枚のみ・・・Vivaldi ピッコロ協奏曲ハ長調 RV443(ハンス・マルティン・リンデ(ピッコロ・ブロックフレーテ)ヴォルフガング・ホフマン/エミール・ザイラー室内管弦楽団1962年録音)/フルート協奏曲第2番ト短調RV439「夜」(リンデ(アルト・ブロックフレーテ)パウル・ザッハー/チューリヒ室内管弦楽団/1968年録音)/2つのホルンのための協奏曲ヘ長調RV538(ノイデッカー、シュバッハ(hr)シュタットルマイア/ミュンヘン室内管弦楽団1969年以下同じ)/フルート、オーボエ、ファゴットのための協奏曲第1番ヘ長調RV98「海の嵐」(リンデ(fl)/シュマールフス(ob)/クレバック(fg))/2つのオーボエと2つのクラリネットの協奏曲ハ長調 RV559(ヴィンシャーマン、シュマールフス(ob)/ミヒャエルス、シューネベルガー(cl))/2つのホルンのための協奏曲ヘ長調 RV539(ノイデッカー、シュバッハ(hr))・・・1960年代現代楽器による、旧スタイルのバロック演奏。しかも独逸系の名手がイタリアバロックに取り組んでいる珍しい録音。当然既に廃盤です。

しかし学究的雰囲気漂うARCHIVレーベル、やや音質的な草臥れもないでもないが、現代楽器故の違和感ほとんどなし。ソロの妙技は言うまでもなし、バック3団体のアンサンブルも充実して、21世紀散々古楽器の先鋭なるリズム感に馴染んだ耳にも”生真面目なる愉悦”ちゃんと伝わりました。RV538の第2楽章はホルンは登場しないで、チェロ協奏曲になっていて、その浪漫悲嘆の味わいは筆舌に尽くしがたい魅力有。「海の嵐」はこの時点で、他の管楽器入りの版の録音が存在していたとは・・・驚き。RV539って、クラリネットが使われている(この楽器は、実用化もっと時代が下ると思っていた)のが少々驚きの、多彩なる響き。


◆2010年1月某日の反省

本日はスポーツクラブも休みなので(遅ればせ)初詣にでも行こうかと。いつもご近所で済ませるんだけれど、京都まで行くかどうか逡巡中。寒いのはいやなんです。大幅ディスカウントしたオークションには入札が入ってきました。かなり以前に一回落札していただいた方ですね。年末年始、特に欲しいものはなくて協奏曲100枚組ボックス+露西亜往年の名匠ボックス(計20枚/少々後悔中)を購入したくらいなんだけど、ディジタル・アンプ(小さいもの)入手を検討しております。ワタシは”ECO”、”モッタイナイ”、そして【♪ KechiKechi ♪】を旨とした生活実践をしていて、”使えるものがあればそれで済ませる”、”故障してダメになって、初めて次の購入を検討する”、”機能は最低限でかまわない”ということであります。

オーディオ・アンプならDENON PMA390-U(14年選手)、友人手製の真空管エレキットTU-894(10年選手/最近眠ったまま)はちゃんと、問題なく稼働しているんです。基本、オーディオ趣味はありませんし。でもね、無駄遣いも人生の余裕として大切でしょう(程度ものだけれど)。言い訳すれば、現役両アンプともそろそろ寿命かな、といった恐れないでもないし。CD購入そのものが”無駄遣い”そのものなんだけれど。

新年はBach とその付近の音楽ばかり。Bach 「音楽の捧げもの」BWV1079〜アストン・マグナ(1995年)・・・ワタシのもっともお気に入りの作品のひとつ。とくにトリオ・ソナタの哀愁の旋律(と、感じてしまう)に痺れます。現代楽器による演奏でも全然かまわないが、ジョン・ギボンズのフォルテ・ピアノには、チェンバロより芯を感じさせ、リズムが際立って得意なる魅力を感じます。クリストファー・クルーガー(fl)はノン・ヴィヴラートで無垢な響きを実現、とは以前の感想だけれど、たった今聴いても、その鮮度はぴかぴかに維持されておりました。音質も極上。

DHM 88697 281822/50  5,800円程?2008年購入Zelenka(1679〜 1745年)7声の協奏曲「ヒポコンドリア」イ長調 ZWV187/8声の協奏曲ト短調 ZWV186/8声のシンフォニア イ短調 ZWV189/PISENDEL(1687〜1755年)ヴァイオリン、2つのオーボエ、2つのホルン、弦楽合奏と通奏低音の為の協奏曲ニ長調/2つのオーボエ、弦楽合奏と通奏低音の為のソナタ ハ短調〜ゴッドフリート・フォン・ゴルツ(v)/フライブルク・バロック・オーケストラ(1994年)・・・久々DHM50枚BOX(追加発売されたらしい)より。大Bach が1685年生まれだからほぼ同世代ですね。ともにドレスデンで活躍した人らしいが、PISENDEL(ピゼンデル)は初耳。Bach のスタイルに良く似て、しかも変化に富んで多彩、溌剌とした躍動を感じさせるのは、音楽の魅力そのもの+演奏の力量の反映もあるのでしょう。もちろん古楽器だけれど、かなり硬派できっちりオーソドックスな表現であり、大見得とかテンポの激しい揺れ動きを伴わない。リズムを盤石に刻んで、しかも推進力+躍動に欠けない。ソロの技量にも文句ありません。イタリア系とはまた異なった”色気”、”艶”がちゃんとありました。


◆2010年1月某日の反省

既に昨年、一昨日ラスト(けっこうキツい)お仕事後に半年ぶりのスポーツクラブへ。その時点で完全に気分が切り替わっていて、今更新しい気分転換ができておりません。数年ぶり?体調良好なる正月。昨日も連続で「ボディ・ヒーリング」に通って、二日目は流石に様子もわかって(思い出して)難行苦行を堪能いたしました。痛めている左膝も、動かして一定の負荷を掛けたほうが調子よろしいみたい。近況は少々力みすぎだな、まだ枯れていないことを自覚。

2009年12月31日を以て、オークション出品を(再び)休止いたしました。CDは6枚分売れ残ったが、何故か旧スキャナは入札あって、Syuzoさんのお友達、クラシックのネットの関係の方。ありがたいことです。いくら使わないといっても、動くものを捨てるのは精神的によろしくない。値段じゃないんです。あと、【♪ KechiKechi Classics ♪】 やら「音楽日誌」のデザインをちょっぴり変更してみました。元旦早朝(なんとか)サイト定例更新成。

BRILLIANT 93102/128 CDV-22  Bach 全集より昨年末はクリスマス関係の音楽は全然聴きませんでした。「第九」はけっこう聴いたけれど。これじゃあかん、ということで、Bach クリスマス・オラトリオBWV248(前半半分)〜ハリー・クリストファーズ/ザ・シックスティーン合唱団/管弦楽団(ネットを検索したが録音年がわからない)・・・クリスマスから新年に向けて連続して演奏されるべきものなので、趣旨としてはよろしいでしょう。2004年の生体験を思い出します。(岡山ポリフォニー・アンサンブルは2009年「メサイヤ」を演ったのか、意欲的だな)〜清明でクリア軽快なる声楽陣、ちょっと頼りないくらいの柔らかい管弦楽(古楽器)はほぼワタシの理想であって、伝統のマルティン・フレーミヒ(ドレスデン・フィル1974年)とはずいぶん遠く隔たった世界だな、といった感慨ありました。しみじみと汚れた精神を洗い流して下さる・・・〜とは昨年2009年「音楽日誌」のコメントだけれど、少々印象が変わりました。

清明でクリア軽快なる声楽陣、ちょっと頼りないくらいの柔らかい管弦楽(古楽器)はほぼワタシの理想に間違いはないんだけれど、あまりに上手く、清明、素直、おとなしくて、すっきり灰汁(あく)がなさ過ぎ。耳あたり良すぎ。過激な古楽器リズムを称揚するわけじゃないんだけれど、現代の標準スタンダードではあってもヴェリ・ベストとは感じない。もっとヴィヴィッドであれ!音質は良好です。

Bach ヴァイオリン協奏曲イ短調BWV1041(1986年)/2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043(1984年)〜ヴィクトール・トレチャコフ(v)/ヴィルトゥオージ・オブ・モスクワ/オレグ・カガン(v)/ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048(1957年)/Vivaldi ファゴット協奏曲第4番ハ長調 作品8RV474(1963年)〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ室内管弦楽団/ボゴラド(fg)・・・2004年頃ごっそりオトナ買いした韓国YedangClassicsは貴重なる旧ソヴィエット放送音源を格安(10枚組3,500円程)で放出して下さって、姿を消しました。現在ではBRILLIANTにて(かなり)入手可能。音質演奏にかなりバラ付き有、この一枚に見られるよう収録に整合性も欠く場合がある・・・つまり玉石混淆状態也。う〜む、実際は八割方”石”かな?ずいぶんとオークション処分し、現在残はざっと70数枚。年末売れ残ったのもほとんどこれです。

トレチャコフ、カガンのデュオなんて、ほんま貴重だと思うし、ヴィヴラートたっぷりの美しいヴァイオリンの腕もたしか。でもね、もうこんな(現代楽器による旧態なる)スタイルのBach は改めて聴く必要を感じない。オイストラフのがあれば要らないんじゃないの、と不遜なる考えに至りました。バルシャイ/モスクワ室内管は、かつて超絶的なアンサンブルを誇った!との記録は残っているが、この大柄はなんなの?ゆったりめのテンポ、悠々としたスケール、たしかに立派なアンサンブルだけれど、これも時代の変遷をしっかり感じさせました。結論的にVivaldiのファゴット協奏曲が、賑々しくて一番愉しめました。つまり馴染みの作品ではないから、というだね。ソロは上手いもんです。凄い技巧。

ボディ・ヒーリング」3日連続通ってへろへろ。たくさん来てましたよ。帰って昼寝しました。健全でエエ正月だ。ちょっと考えを変えて、元旦を以ってオークション出品を再開いたしました。

 

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi