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音楽日誌

津山・聚楽園
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●2009年11月某日

甥の結婚式。息子撮影。若いって素晴らしい。後ろ姿の禿は親父。行って参りました、埼玉県越谷まで甥の結婚式。兄夫婦と会うのは十数年ぶりか?両親とも健在で、とくに2ヶ月前に倒れた親父の様子が心配だったが、思ったよりずっと元気で禿の艶もよろしい。息子も喜んでおりました。相変わらず毒舌鋭く、惚けの心配もない。ちょっと足腰が弱ったけどね。ワタシは頭髪方面健康で白髪も少ない(ほぼ黒髪)のが自慢なんだけど、4つ上の兄も染めていないそうで、これは遺伝だったんですね。甥は息子より6つ上だけれど、落ち着いて立派でしたよ。スペイン語に堪能で、中南米よりの留学生が披露宴に参列されておりました。大学の助手では喰えないから、昨年教師に転職したとのこと。奥様とはホンジュラスにて出会ったらしい。彼女もあちこち海外で働いた国際派であり、現在教師です。若いって素晴らしい。当たり前だけれど、葬式よりずっと楽しい。

ワタシと兄とは性格正反対だけれど(親父云うところの”静の兄、動の弟”)、息子が見ればよく似ている、やや気むずかしくて笑顔が少ないだけ、とのこと。そんなものか。やや稼働が怪しかったが、先日入手のデジカメ大活躍。旧のやつを息子に預けたが画素数低く、フラッシュの光も弱いのにズームを多用するから全然まともに撮れておりません。ピンも全然合っていない。場面の切り取りもセンスなし。いずれ、ずっと息子と一緒だった女房殿はご機嫌です。

帰り、秋葉原に寄ってみて、BBSにておすすめの怪しげiPod風オーディオを探るが、どーも購入する勇気が出ません。(メジャーで高価なメーカー品には食指が伸びない)そこらの露店で中古ポータブルCDプレーヤー(もちろん愛する中国製)300円(裸・イヤホン含め付属品一切なし)購入、駅で荷物を預けたロッカー代500円の方が高う付きました。ちなみに新品は800円で、要らぬ包装、使えぬイヤホンは要らない、ということだね。それに乾電池式というのがキモなんです。本日通勤より活用予定。

東京埼玉往復には音楽持参せず、というかプレーヤー壊れておりましたから。今朝、Spohr ヴァイオリンとハープのためのソナタ・コンチェルタンテ ニ長調 作品114〜ソフィー・ラングドン(v)/ヒュー・ウェブ(hp)(2000年)・・・2004年7月10日@89で購入したとのメモが封入されているが、入手の経緯記憶まったくなし(検索すれば出てくるかな?少なくともBOOK・OFFではない)華やかで大柄な旋律が魅力たっぷりであって、第2楽章「アンダンテ」はMozart 歌劇「魔笛」の主題による「ポプリ」となります。

もう一発、Mahler 交響曲「大地の歌」〜ハンシュ・シュミット・イッセルシュテット/北ドイツ交響楽団/ヴンダーリッヒ(t)/メリマン(a)(1961年)・・・やや音質ぼんやりとしているが(ライヴ?モノラルか)鑑賞に支障なし。録音はあまり多くなかったが、このコンビはなかなか優れたアンサンブルであり、硬派で芯のある立派なサウンドですね。表現は細部迄きちんと描き込んでオーソドックスに飾りのないものであって、やや四角四面に生真面目な感じ。ヴンダーリッヒは巨匠世代の無頼を感じさせる歌唱であり、ナン・メリマンも同様の”怪しさ、深刻さ”風情は時代でしょう。

さて、今週よりお仕事次のステップに。気分を変えていきまっしょい。


●2009年11月某日

早朝決起して週次報告書上司に送付済み、というより、自分の来週宿題モレがないようにするのが第一義的目的也。さすがに今週は呑み会が多くてオツカれ気味、挙げ句、本日より甥の結婚式で埼玉方面行き〜ま、親父はもう酒は呑めないほど老いたし、兄はもとより下戸、儒教的矜持を(少々)持っているワタシは親の前で酒をグイグイ呑るつもりはありません。それより、両親、兄夫婦一家、ウチの息子も揃うのは15年ぶりくらいかも。仲の悪い兄弟じゃないんだけれど、もう十数年声も聞いたことありませんね。巷ではインフルエンザ大流行、例年この時期風邪で寝込むのに、今年はなんともない!というのが不思議でもあり、ありがたい状況です。今月は略礼服も買ったし、モウレツなる出費だ。

PHILIPS 442 050-2  10枚組3,050円(中古)にて購入(5年愛用ラストお役目となったポータブルCDプレーヤーにて)移動中の音楽の件。Mahler 交響曲第6番イ短調第4楽章/交響曲第9番ニ長調〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1969年)・・・次々と艶々の新録音が出てくるMahler だけれど、音質的にも表現的にも特筆すべき水準ではない〜かもしれないが、この人の表現はムリムリが(ほとんど飾りも)ない楷書。オーケストラのマイルドで厚みのあるサウンドに支えられ、日常座右に置いて長く味わうべき録音であります。両曲ともそうとう深刻で、ものものしいスケールを誇る作品だけれど、聴き進めるとじょじょに、じわじわと快感が高まってくる”美しい”演奏也。但し、イヤホンより部屋のコンポで聴いたほうが、いっそう全体状況が理解できると思います。第9番最終楽章、圧巻の感動が待っておりました。

Bach カンタータ「われは神の御胸の思いに」BWV92/「われはわが命運に満ち足れり」BWV54/「彼らはおまえたちを追放し」BWV44〜ぺーター・ヤン・リューシンク/オランダ・バッハ・コレギウム/ホルトン(s)/ブヴァルダ(ct)/ショック(t)/ラムセラール(b)(あれ?155枚全集には録音年クレジットがない。たしか1999/2000年辺り)・・・不遜な聴き方だけれど、宗教的行事やら独逸民衆の歳事が一体となった裏付けを全然調べておらず、純・旋律としてカンタータを愉しんでおります。古楽器アンサンブルも、声楽もやや粗く、録音もオン・マイクっぽいが、ワタシ如きド・シロウトには過ぎた価値を持ったカンタータ全集であります。(LP時代には所有することすら想像できんかった!)ジャケット絵も美しいな。

Respighi 交響詩「ローマの松」/「ローマの噴水」/「ローマの祭り」〜リッカルド・ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団(1984年)・・・作品指揮者オーケストラの個性が融合して相性もよろしく、華々しくも引き締まったサウンド最高!もともと好きな作品だけど、心身とものテンションが上がってないと受け付けないのも事実。この時期、Stravinskyとか「展覧会の絵」とか、オーマンディ時代の華やかさ、オーケストラの優秀さを維持したまま、若々しく引き締まったサウンドを実現したムーティ(在任1981-1992年)の手腕を賞賛すべきでしょう。当時43歳壮年の勢い有。音質も悪くない〜やや軽量だけれど。

これにてポータブルCDプレーヤー(Panasonic SL-J905)お役御免。サイト定例更新は一本のみ(しかもとうとうNMLにて)実施。今週はさすがに追い詰められて、原稿執筆不如意状態続きました。


●2009年11月某日

帰宅。昨日の会議は有意義で手応えのあるものとなり、夜の酒席も楽しかった。もちろん旨いモンたっぷりいただきました。夜、ほとんど眠れなかったが、体調は悪くない・・・ついに、職場にてインフルエンザ患者が出たが、ワタシここのところほとんど出てばかりおりましたから、きっと大丈夫。本日の行事はチーム・メンバーの資料やら準備の手抜きに怒ったが、まずは本日のところは「ご苦労さん」で済ませました。来週ミーティングでしっかりどやしつけましょう。

移動中の音楽の件は風呂上りにすることとして、おそらくは5年ほど前に購入したポータブルCDプレーヤー(Panasonic SL-J905)が壊れちゃいました。正確には本体は大丈夫だけれど、乾電池愛用の外付けキットがダメに。さて、どーするか。激安で代替を購入するか(たいてい一年くらいで壊れるんだよね)それともi・Pod(的なもの)に本格的に乗り換えるか?悩みます。CDには執着あるが、出張に持参するには少々ジャマ臭いんだよね。でも、出張のたびにデータ・コンバートするのもメンドーか。


●2009年11月某日

これより早朝金沢行き。なにごとも準備八割でであって、本番には強い性格(状況とか空気を読みながら、次々とその場で対策を繰り出す/実務担当者への根回しも万全)故、昨日で実際上お仕事は終わったも同然。時々、自宅側駅から大阪へ向かう電車がぎりぎりとなって、挙げ句駅構内を全速力で走る!(心臓が危ない!)といった悲惨なことになるので、余裕を持って出掛けましょう。体調ちょっと怪しいんだけれど、大丈夫、ちゃんと眠れました。きょうも暖かいみたいです。いただきものののスキャナEPSON GT-9300UFは多機能であって(もちろん)全部を使いこなせない。商品開発というのはほんまムズかしくて、ワタシは一般に機能は絞ったほうがよろしいかと思います。但し、何に絞るか、が問題なのだね。

本日夜も遅くなることはわかっている(忘年会)ので、パソコン持参いたしません。明日は定例サイト更新日だけれど、対応不可。もとより、原稿はできていないから。明日夜か、明後日早朝になんとか・・・と考えております。移動中音楽はしっかり聴きますよ。

今朝、Brahms ホルン・トリオ 変ホ長調〜ナッシュ・アンサンブル(1991年)・・・ホルン担当はフランク・ロイド。1952年イギリス生まれのヴェテランです。明るい音色、スムースな技巧を誇って、Brahms の絶品室内楽を楽しげに、ラクラクと吹いております。弱音のデリカシーなど絶品!Brahms の作品は一般に憂愁の念溢れて、中年の悲哀みたいな印象が強いんだけれど、交響曲やら管弦楽作品、大型声楽作品に比べ、室内楽、ピアノ・ソロはどれもしっとりと心情にフィットしますね。とくに晩秋から冬が似合う感じ。

では、行ってきます。


●2009年11月某日

さて、本日は今週唯一の職場出勤日。最低限通常業務(これをしておかないと日常業務に差し支えあるもの)消化しつつ、明日会議の資料完成いきなりデッドライン。但し、考える、アイデアをひねり出す作業は終了しているので、ノーミソ空にして、ひたすら馬鹿になって執筆するのみ。昨夜寝る前に鼻水ひどくて、風邪かな?とも思ったが今朝は大丈夫みたいです。いずれ、あと数日、この山を乗り切りましょう。手応えのあるお仕事させて下さることに、感謝。

一昨日、NHKにて「立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む」拝見。凄いドキュメントですね。この人の問題意識は、いつもモウレツなる知的興奮をもたらして下さる。”がん”は結局、人間の再生機能そのものであって、半分エイリアンであって、半分自分であると。がんを叩けば、本来機能もダメになってしまう。がんには幹細胞があって、それが残っていれば他全部切除してもまた復活する。立花さんは自ら患者として、おそらく近い将来に”がん撲滅”は不可能だろう、自分はムリムリな(副作用ばかりで数ヶ月延命する)治療より「QOL」(生活の質)、人間としての尊厳を選ぶ、と。

予想通り、興味はホスピスへと移り、徳永先生の野の花診療所が登場します。徳永先生の本は、読むといつも泣けるんだな。先日の「プロフェッショナル」福井県名田庄の中村先生の奮闘(地域医療への献身)も凄かったが、医療崩壊現状は、少数の先鋭から全国に改善が広がることを願いましょう。

Vaughan Williams 交響曲第2番「ロンドン交響曲」〜クリストファー・シーマン/メルボルン交響楽団・・・ことし2009年6月以来の再聴であり、印象はまったく変わらない。素直で淡彩な表現が、茫洋とした作品に似合って、希有な相性を感じさせるということです。強引に叫ばない、抑制されたユーモアさえ感じさ、少々弱々しくも淡々とクセのない世界がワタシにはツボであります。

ほら、ちゃんと資料もできたじゃないの。(先月も先々月もそんなことを書いた記憶がある)一週間分の実務作業も一日で一気に終え(つまり、遊んでたまに出勤しても大丈夫なわけだね)明日早朝よりサンダーバードの人となります。今週2度目の金沢へ、これでいったい何週連続なんだ?明日はご当地取引先幹部と忘年会で、思いっきり旨いもん喰うけど、既に月曜に呑んだしね。体調のほうが心配なんです。

【♪ KechiKechi Classics ♪】読者より、「7」対応スキャナ拝受。ありがたいですね。長くこんなサイトやっていると余禄はあるもんですな。深く感謝。Warner 2564 61730-2通勤音楽はVaughan Williams 交響曲第6番ホ短調/トマス・タリスの主題による幻想曲/舞い上がるひばり/グリーンスリーヴスの主題による幻想曲/「すずめばち」序曲〜アンドルー・デイヴィス/BBC交響楽団/タスミン・リトル(v)(1990〜96年)・・・地味なオーケストラ、地味な録音だけれど、集中して聴くとかなり細部鮮明で繊細なサウンドであることに気付きます。第6番はかなりハードで暗い音楽ですね。管弦楽作品のほうはバルビローリ辺りを思い出せば、ずいぶんと冴えない、大人しい印象だけれど、これが英国の端正な味わいなんです。

後半は静謐すぎで、通勤電車中ではよく聞こえないこともありました。こんな音楽が、好き。


●2009年11月某日

無事お役目を果たして金沢を後にしました。4時過ぎの雷鳥に乗れたので、8時前に帰宅出来。明日、一日掛かって資料を仕上げてようやく一ヶ月分の難行苦行終了〜あとは明後日再度金沢に向かい、午前中一発会議(というか説明会)、昼から取引先エラいさんと定例会議、夜、忘年会(泊)、翌日ご当地にて行事対応(この準備もけっこうたいへん!)。週末提出の週報は実績数値を私メールに送付お願いして、土曜自宅でこなします。つまり、ほんまの休み。で翌日曜は甥の結婚式で埼玉行き前泊(息子も含め家族揃って)。もとはといえば、そんなスケジュールが入ったから「OE金沢/Mahler 交響曲第3番演奏会」チケットを泣く泣く譲らなくっちゃいけなくなったんだっけ。

来週は、上司会議用資料執筆(はたいした仕事ではない)、週末もう一回金沢で来年度の詳細すり合わせ作業有(金沢)。毎週、金沢。んもう悲惨。エエところだけれど、遊びにいくわけではないからね。幸い昨夜は東京本丸エラいさんとの関係で、ちゃんと旨いもん喰ったけど。金時草の酢の物、治部煮大あじのいしる干し、加賀野菜の蒸し鍋・・・

移動中音楽。Bach (Mahler 編)管弦楽組曲(第2/3番より自由な抜粋)〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/レニングラード・フィル(ライヴ)・・・これはモウレツに分厚く、怪しく、イヤらしい濃密さに充ちて傑作!フル・プルト(?)っぽい弦はもちろんだけれど、オルガンの効果絶大。ライヴなのにチェンバロもしっかり聞こえるのが不思議です(音量巨大なる現代楽器か?)。Mahler 世代(19〜20世紀前後)の人々って、Bach をこのような巨魁なる浪漫として捉えていたのだろうか?続く、Mahler 交響曲第3番ニ短調(第1楽章)〜キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル(1961年)・・・露西亜、そして時代という条件を考慮すると、音質は立派なものか。おそらくはコンドラシンの一連のMahler 録音中もっとも初期のもので、むき出しの迫力骨太金管が躍動して、やや洗練されない。この人は、センスとして意外とモダーンなはずなんだけどね。

帰宅して、Bruckner 交響曲第7番ホ長調〜パーテルノストロ/ヴュルテンベルク・フィル(2000年)・・・再聴。結論的に、誠実であり、正攻法であり、素朴なオーケストラの味わいを賞賛すべき出来でしょう。しかし、前回評価は変わらない〜演奏者の技量をモロに表出させてしまうんじゃないか。弱音でのテンションのダウン、神々しい旋律(第2楽章「アダージョ」)に於ける艶、色気の不足、渾身の大爆発時にはオーケストラの”鳴らないこと”が気になります。あまりに素朴に過ぎて・・・う〜む、以前のワタシなら賞賛大キャンペーンを張るところなんだけどな、堕落したか。ベルリン・フィル、ドレスデン、バイエルン、そしてコンセルトヘボウばかり聴いているからね。残響豊かな会場は素晴らしい音だと思います。


●2009年11月某日

さて、祝日休みだけれど、夕方より金沢へ。東京より入る幹部を夜8時に現地お迎えとなります。本来上司の仕事だったのだけれど、お父さんの調子が悪いとのことで東京に戻っているらしい。昨日、女房殿は年に一度ほど発症する目眩症状にて終日寝込んでしまって、ようやく夕方快復、ご近所馴染みの寿司屋にて(贅沢)てっちり堪能、ま、いちおう結婚記念日だからね。長男である弟が嫁さんの母親(九州在住)を引き取ることになった関係で、義母との同居を検討しなくてはいけなくなった、との相談有。幸い元気でここから小一時間のところに住んでいるが、もう80歳だからね。次男次女(姉も有)、しかもダンナは故郷からは離れて暮らしている理想的夫婦だけれど、そうも言っていられませんな。子供が小さいうちは学校の都合で居住地を選定したものだけれど、こんどは年寄りの人間関係も配慮して家を買わなくっちゃ。

人生いろいろ、悲喜こもごもだ。

CBS/SONY FDCA 339CBS/SONY FDCA 339珍しくBBSが賑わったDebussy 交響的素描「海」の件だけれど、ピエール・ブーレーズ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1966年)を久々拝聴・・・昨日も言及したが、体感的に自宅オーディオが改善されている感触があって、LP時代よりの記憶ではもっとオン・マイクで奥行きも分離も足りなかったような?ブーレーズの表現印象もあるのでしょうか、サウンドが非常に明晰クリアであって、雰囲気もクソもない、あらゆるものが白日の下にさらされて、各パートは曖昧に融け合わず各々の存在を主張します。録音爾来既に40年を越え、未だに衝撃的な演奏であって、それこそアンセルメのほんわかとした世界に馴染んでいれば、反発は相当なものでしょう。雰囲気で聴かせることへの、決然たる拒否。オーケストラのアンサンブルは正確無比。非情でドライ。新録音(1993年クリーヴランド管弦楽団)のほうを聴きたくなりました。

Wagner 楽劇「ラインの黄金」〜シモーネ・ヤング/ハンブルク州立歌劇場(2008年ライヴ)/ファルク・シュトルックマン(ヴォータン)/ヤン・ブッフヴァルト(ドンナー)/ラディスワフ・エルグル(フロー)/ペーター・ガイヤール(ローゲ)/ヴォルフガング・コッホ(アルベリヒ)/ユルゲン・ザッヒャー(ミーメ)/ティグラン・マルティロシアン(ファーゾルト)/アレクサンドル・ツィムバリュク(ファーフナー)/カーチャ・ピーヴェック(フリッカ)/ヘレン・クォン(フライア)/デボラ・ハンブル(エルダ)/ハ・ヤン・リー(ヴォークリンデ)/ガブリエーレ・ロスマニト(ヴェルグンデ)アン=ベス・ソルヴァング(フロースヒルデ)・・・若い現役世代の音楽を聴かなくっちゃ、とは思うが、世界的不況で新録音はなかなか出ないし、出ていてもCDは【♪ KechiKechi Classics ♪】価格ではない・・・でもNMLにてちゃんと聴けるのはありがたいもの。

昔のイメージではどんんよりして鳴らない地味なオーケストラ(=ハンブルク・フィル)、だったが、モダーンで洗練された響きに変貌していることに驚きます。そうかぁ、カイルベルト時代から50年、もう二世代分回ったんだもんな。「指環」の中では比較的短いし、わかりやすい作品だけれど、かつての大仰茫洋なる響きではなく、親密であり、細部まで明快、そして軽快なサウンド。歌い手が大時代的でないのは当たり前、但し、聴き馴染んだ圧巻の歴史的録音(フルトヴェングラー、とまでは言わぬが、ショルティやらベームに比べれば)爆発やらエグい迫力が足りぬか・・・というより、そもそも”そんなもの”を目指していないのかも。

ホテルに入るのが遅くなるので、パソコン持参しません。音楽は聴くけどね。今週、職場出勤は水曜のみ。ここで一週間分の通常業務(最低限)こなすのはもちろん、月一回の会議資料一気執筆予定。一昨日”粗筋”(これができればあとはラク)上司に提出済みなので、なんとか体調維持して乗り切りましょう。


●2009年11月某日

貴重なる日曜日休日。ま、世間一般のサラリーマンよりずっとラクだ、と自覚しております。職場で問題を起こすやつはほとんど「自分がもっとも苦しい、たいへんだ」と主張するものですよ。評価は自分でするものじゃなくて、周りがするもの、苦しい状況が続いたときほど、一歩引いてクールに自分の位置を客観的に見る努力をしなくては。けれども問題は、本日の”結婚記念日”〜完全に失念していて、昨夜来女房殿ご立腹甚だしく修復困難状況也。昨日、なんとか定例サイト更新追加したが、その件関連でいろいろと感慨深いことが・・・

カラヤンDG38枚組」は正直2/3ほどの聴取消化だけれど、1970年代のBeethoven 始めとして、音質的にどーも散漫な印象があって、噂によれば再生が難しい録音らしい。「音楽日誌2009年6月」には「この時期のDG録音は茫洋として芯のない、散漫な残響過多録音だと思います。なんどかハイ・グレードな音質を売りにしているCDで発売されているから、高価高級オーディオを前提とした音質なのでしょう。我が家の安物環境では神髄が引き出せていない可能性大」との自らコメントもありました。ところが・・・

2009年8月にORION製DVDプレイヤー(CDプレーヤー代替)のリモコン受光器がイカれ(100円にて処分)、DVDプレーヤー(東芝製SD-3500)をオークションにて入手。CDプレーヤー専用機はけっこう高いし、こちらのほうが”ぶつ”は多くて安く入手できるんです。オーディオ関係は門外漢であることを前提として、音質が地味にしっとりとして、深みが出たような?ヴォリュームを上げても喧しさが減ったような、そんな印象を得ておりました。昨夜のTchaikovsky 交響曲第5番ホ短調は、(一連のボックス収納で聴いてきて)ずいぶん音質印象が変わりました。さっそく、Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調(1976年)第1楽章、Beethoven 交響曲第5番ハ短調(1976/77年)第1楽章を再確認。やはり”茫洋として芯のない、散漫な残響過多”とは感じない。音質印象で音楽の感じ方を変えちゃうのも安易だけれど、”どれも7分”的手抜き?みたいな印象だったんだけれど、宗旨替えを宣言しておきましょう。

素材発信 ザ・ダイソー CD-8 @100 Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調「悲愴」だったら、【♪ KechiKechi Classics ♪】初期にいくつか記事が残っております。「Tchaikovsky 交響曲第6番「悲愴」聴き比べ」「その2」〜稚拙で独りよがりのコメントさておき、みごとにCDは処分済みですね。カラヤンの1964年盤、大野和士/ザグレブ・フィル、コヴァチェフ/ソフィア・フェスティヴァル管、ラインスドルフ/ロサンゼルス・フィル・・・どれも棚中に存在しなくて、生き残りはザンデルリンクとカラヤン/ウィーン・フィル(1948年)のみ。(ま、ずいぶんと別のものを購入してはいるが)今朝から、カラヤン/ウィーン・フィル(1948年)を聴いているが、颯爽として甘美、後の過ぎた耽美的表現は控えめだけれど、ゴージャスな厚みはこの頃からのもの。昨日の第5番には少々テンポの揺れが鼻に付かんでもなかった(でも、決まっている!)が、こちら若き表現はストレートであります。音質も記憶よりずっとよろしい。100円の贅沢だけれど、ダイソーで現役ですか?


●2009年11月某日

いつもの睡眠不如意。午前中通院〜昼から出勤で資料完成を目指します。なんやらキッツイなぁ、ここ最近。まずは来週二山くらいの苦行有。日常業務との折り合いが難しい・・・出ずっぱりだから。

昨夜の移動中音楽続き。FIEELD 夜想曲集(15曲収録)〜バルト・ファン・オールト(fp)(1995年)・・・COLUMNS 0189 1995年録音(オランダ・ハールレム) $2.99で個人輸入ずいぶんと久々の再聴也。←【♪ KechiKechi Classics ♪】 最初期の更新であって、ずいぶんとシンプルなコメントだけれど、10年ほどを経た現在でもそう印象は変わらない。Chopin に比べればずいぶんと陰影とか官能に乏しいけれど、優しい味わいに充ちて素直で端正な旋律続きます。これも充分甘美であって、オールトの古楽器は既に熟練して、素朴さばかり目に付くこともない、練り上げられた表現を誇りました。世間的には知名度の低い作品ながら、もっと演奏機会が多くあってもおかしくない・・・そんな名曲揃い。

Mahler 交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」〜エミール・タバコフ/ソフィア・フィル/リュドミラ・ハジエヴァ、マリア・テメシ、ダリナ・タコヴァ(s)/タマーラ・タカーチ(a)/ボリアーナ・ラバコヴァ(a)/ヤーノシュ・バンディ(t)/パル・コヴァーチュ(br)/タマーシュ・シューレ(b)/ブルガリア国立“スヴェトスラフ・オブレテノフ”合唱団/ブルガリア国立放送合唱団/ブルガリア国立放送児童合唱団(1991年6月)・・・数年前、さっくりと全集コメントしていたけれど、あれから4年、5種の全集をオークションにて処分し、4種新たに購入いたしました。この全集は「もともと安いし、知名度低いからどーせ売れんし」ということで棚中に生き残っておりました。当時のコメントはやや辛口ながら、音質的な不満はないし、現在の耳で聴けば清涼な響き、ストレート系飾りの少ない誠実表現は魅力的に響きます。オーケストラは非力だし、スケールとか雄弁さ、洗練にはやや欠けるが、かつてのような”混沌”印象ではない。これは聴き手の馴染み深化の成果でもありましょう。テンポは第1部24:54だからやや早め、でもそうは感じない。

第2部聴きどころであるバリトン・ソロ(パル・コヴァーチュ)は、粗野な語り口が、まるでオペラの一場面のような印象でした。

いつもの耳鼻科は女房殿が早朝決起して診察カードを置いてくれたので、わりと早めに終了、バスにて血圧の内科へ移動。2週間のヤク服用は成果があったみたいで(なんせ酒席が多かったので心配したが)やや下がり傾向とのこと、同じ処方で進めることになりました。床屋に寄ってそのまま職場へ。昼ちょっと前〜土曜定時まで集中作業、懸案の宿題は全部消化出来、月曜半日分出勤は不要となりました。夕方直接金沢に向かえばOK。朝、上司よりメールがあり、お父さんの調子が悪いとのことで、火曜日の取引先対応はムリかも知れない可能性が出てきました。

通勤音楽はBernstein ミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」〜ケネス・スカーマーホーン/ナッシュビル交響楽団(2001年)・・・映画音楽じゃなくて、オリジナルのミュージカル版とのこと。(歌手詳細はHMVへ)どれも馴染みの旋律ばかりだし、美しいバラード有、変拍子有、激しいリズム有、んもう最高っす!遠くGershwinが木霊するし、師匠であるCoplandのテイストもある。バーンスタイン自身の録音は一度FMで聴いたっきりで記憶は薄いんだけれど、こちらのほうがヴィヴィッドで”いかにも本場!”的躍動があるんじゃないか。

ネアカな世界を堪能いたしました。

川人明「正直な誤診のはなし」(ちくま文庫)・・・1999年の発行だからもう売っていないかな?たった今ネット検索をして気付いたけれど、再読でした。医者も学校の先生もそうなんだけど(政治家も?旧態な)、昔ほど人格者はいなくなって、世間並みに自分の失態を隠すご時世なのでしょうか。なんせ人様の命を預かるお仕事だから、やはり川人先生みたいに正直で誠実であらねば。もしかして、ワタシみたいなフツウのサラリーマンでもいっしょかも。日常、失敗とちょんぼばかりだけれど、それを隠さず、ちゃんと善後策を講じること、大きなトラブルであれば元になった仕組みをちゃんと見直すこと。

なんとか定例サイト更新、もう一発出来。来週分も準備しておかなくっちゃ。なんせ金沢滞在計2泊4日(間一日大阪)だから。


●2009年11月某日

(在東京五反田ホテル)さて、これより終日会議。これは扱っている商品の正確な情報を確認するためのもので、ま、ほんまに頭の良い人はデータのみでなんとかするんだろうが、ニュアンスとか他のエリアの現状とか、それは実際に伺わないとわからない。締め切り迫る諸実務(作業/資料作成)をこなすためには、一日東京出張はキツいんだけれど、充電なしで走れないからね。現在検討しているのは月曜祝日昼から(ヤミ)出勤、金沢には8時迄に到着必須なので、4時間くらい取れるか。いやぁ、ほんまにツキいっす。

連日(やや不本意なる)酒だけれど、今朝は体調大丈夫。昨日よりずっとよろしい。この時期ホテルでは空気乾燥が心配だけれど、昨夜雨模様だったし、カッターシャツ(襟袖)を洗濯して部屋干ししたので対策大丈夫。昨夜、酒席は9時前に切り上げ、五反田BOOK・OFFへ。CD一枚、書籍2冊購入。帰りはしっかり音楽聴きますよ。サイトの定例更新をすっかり失念していたけれど、そもそも原稿もできていない。ほんまは夜通院日なんだけど、明日午前中となります。(だから出勤不可)

な〜んもネタのない「音楽日誌」であります。

贅沢にも新幹線グリーン車中。夕方会議ラスト、ご無体な指示に声を荒げてしまった(大人気ない・・・)ことを反省しつつ、品川駅で座席指定を取ろうと思ったら・・・全然空いていない。駅員さんに、なにかあったんですか?と訊けば、「三連休前ですから」と。で、数千円で時間を買いました。ここ数日散財続きだ。先ほど上司と連絡を取り合って、明日(午前中は病院なので)昼から休日出勤、更に月曜祝日昼から出ていって懸案の宿題を一気に消化することに。そのまま金沢へ。

SONY SRCR 1513呑み続けだし、喰いすぎだし、ハラも苦しいが、なぜか体調維持しております。昨夜五反田BOOK・OFFにて購入したCD早速拝聴。J.Strauss ウィンナ・ワルツ集〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1959〜66年)・・・1970年辺りのRCA録音にはギブ・アップして処分したんだけれど、こちらCBS旧録音は@250だったので思わず買っちゃいました。重低音が効いて堂々と貫禄有、細部まで明晰に歌い、思いっきり金管が鳴って明るい、リズムの刻みが華やかに野暮ったくて・・・こりゃ、ウィーン風情じゃないわな。収録は盛り沢山でして、「美しく青きドナウ」「ウィーン気質」「アンネン・ポルカ」「トリッチ・トラッチ・ポルカ」「ウィーンの森の物語」「新ピツィカート・ポルカ」「春の声」「ピツィカート・ポルカ」「電工と雷鳴」「南国のバラ」「狩のポルカ」「酒・女・歌」「皇帝円舞曲」文句なし。軽快なポルカが多いんだけれど、けっこう重厚なる世界に至っております。

「ウィーンの森の物語」のツィターが担当する序奏は、オーボエ〜弦の二重ソロ〜ハープと弦楽合奏に引き継がれて、思いっきりゴージャスに幻想的でしたよ。でも、ラストへ向かって「酒・女・歌」辺りにたどり着くと精神的にとても疲れます。処分対象かどうかビミョーな、超個性的演奏也。

車中で執筆したら、酔いました。あかん。(帰宅後更新)


●2009年11月某日

寒くなりましたね。昨日は終日内部野暮行事(?)に拘束され、その合間に最低限実務作業+夕方よりチームメンバーと打ち合わせ(指定の資料はまともにできていない)・・・ここまでで(精神的に)疲れ果ててしまって、いつもの呑みトモダチと酒へ。冷えてきたのと、空気が乾燥してくることを失念していて、ちょっと咽ヤバいっす。本日の東京会議一日目は上司の了承あって、夕方より前泊(先に訪問しているチームメンバーと打ち合わせ予定)約一日の余裕をいただいて、懸案の宿題(ノーミソに汗をかくお仕事)一気に終わらせましょう。これで土曜休日出勤はなくなりました。経緯がいろいろとあって月曜祝日の夕方前泊にて金沢入り、翌日会議へ同行+不祥事ヴェテランの営業担当に同行(上司指示)。そんなに残業もしていないし、世間のサラリーマンに比べて全然ラクとの自覚あるが、正直パツンパツンにテンパっていて、それは時間を掛けて残業すれば消化できる性質でもないんです。

ま、今月はずいぶんと久々、予算達成だけれど。

BBSにて宿題いただいたRavel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲〜ベルナルト・ハイティンク/シカゴ交響楽団(2007年ライヴ)・・・1989年、ボストン交響楽団との録音が極上であって、どうしてもそれとの比較になってしまう・・・こちら誠実繊細なる表現、(ほとんど驚異的)優秀なアンサンブルと集中力+切れ味、じっくり耳を澄ませばけっして凡百の演奏ではないこと明白。しかし、いまひとつ”雰囲気”とか”色気”、”目眩く色彩感”、”潤い”が足りない。それは旧録音には存在していて、おそらくは(かなりドライな)録音印象が影響しているんじゃないか。じつは(部分聴き含め)数回繰り返して聴いているんだけれど、途中で印象が散漫になってしまう・・・残念ながらヴェリ・ベストの出来に非ず。

EVEREST EVC 9010/14時節にはちょっと早いが、Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱」〜ヨーゼフ・クリップス/ロンドン交響楽団/BBC合唱団/ジェニファー・ヴィヴィアン(s)/シャーリー・ヴァーレット(ms)/ルドルフ・ペトラーク(t)/ドナルド・ベル(br)(1960年)・・・ワタシには威圧感のない、優しいBeeやんが一番・・・おっと時間切れです。まだ顔も洗っていないし、出張準備もできていない。東京ホテルでの更新を狙います。

(在東京五反田ホテル)昨夜も呑んだけれど、今夜もチームメンバーと東京で(行事の純実務的)打ち合わせ(秋田料理の呑み屋で/スケジュールが取れないので)の流れで、お付き合い。事前に胃薬服用〜なんじゃこれ。ツラいサラリーマンであります。せっかく時間をもらったのに、狙いの資料は完成せず。とうとうヤミ出勤を考えなくてはいけないかも。今月はほんまに苦しいな。

夕方、新幹線中ではほとんど眠っておりました。パソコン雑誌を購入したが、ほとんど目を通していない。大阪/金沢と東京行きはほとんど時間は変わらないんだけれど、新幹線のほうがずっと快適です。 明日終日会議。


●2009年11月某日

当面の作業に向けてピークの時期なのに、本日ほぼ終日某野暮行事(と言ったら叱られるが)で時間がツブれ、朝と夕方のわずかな時間で通常業務のみ最低限消化しなければいけない。明日朝からの東京行き(〜翌日迄)の会議だけれど、初日半日をサボらせていただくよう懇願してみましょうか。ほぼ一日分の余裕が出ちゃう・・・うん、そうしましょう。それよりなにより、まず体調維持だな、問題は。今朝も大丈夫みたい。

昨日移動中音楽の件。Ravel ボレロ(1963年)/逝ける女王のためのパヴァーヌ(1967年)/スペイン狂詩曲/組曲「マ・メール・ロワ」/道化師朝の庭(以上1968年)/「ダフニスとクロエ」第2組曲(1964年)〜ジャン・マルティノン/シカゴ交響楽団・・・評判悪かったらしいマルティノンのシカゴ音楽監督時代だけれど、録音で聴く限りほとんど驚異的な演奏技量+硬質切れ味あるサウンド+明晰華やかなる表現+お仏蘭西の粋が一体化して惚れ惚れする演奏です。読者ご指導によりハイティンクの「ダフニス」ちょろ聴き始めているが、こちらのほうがずっと充実しているのでは?といった手応えです。(RCAの録音技術も秀逸)1970年代パリ管弦楽団との再録音も素晴らしいんだけれど、”強靱なる粋”サウンドに痺れました。

ちなみにこれは、以前所有していた似たような収録CDを処分して再購入したもの。

RCA(新星堂) ARC8 1958年録音  1,000円Tchaikovsky イタリア奇想曲/Rimsky-Korsakovスペイン奇想曲/KABLEVSKY 組曲「道化師」/Khachaturian 組曲「仮面舞踏会」〜キリル・コンドラシン/RCAヴィクター交響楽団(1958年)・・・久々の拝聴は、やたらと左右分離を強調する時代物ステレオ録音ながら、その鮮度はまったく落ちていない。おそらくはクライバーンの帰国凱旋公演に同行したコンドラシンの記念碑的録音(ニューヨークの録音専門オーケストラ/上手いよ!)だけれど、なまなましい活力と熱気溢れる演奏であります。おそらくはハードスケジュールの合間を縫って録音されたものであって、緻密なアンサンブルではないが、骨太、一気呵成な勢いは希有な魅力に溢れたもの。ちなみに「仮面舞踏会」の(哀愁の)ワルツはテレビCMなどで馴染みの旋律であります。安直で賑々しい”泣き”最高。

では、行ってきます。


●2009年11月某日

ちょっと寒い朝ですね。これから金沢だけれど、ここも現地もずっと雨模様らしい。ちょっぴり風邪気味で心配だけれど、暖かくして出掛けましょう。温度調整が微妙だけれど。

YEDANGCLASSIC YCC-0084  10組3,500円くらいだっけ?昨夜聴いた音楽。Schumann アダージョとアレグロ イ長調 作品70(1986年)/Brahms 歌曲集「4つの厳粛な歌」作品121(チェロ版1985年)/Shostakovich ヴィオラ・ソナタ(チェロ版1977年)〜ダニール・シャフラン(vc)/アントン・ギンスブルグ(p)・・・1923年露生まれ露西亜の名匠シャフランは、ロストロポーヴィチに比べずいぶんと地味な存在となるが、実力者であります。ワタシは小学生の頃より彼の演奏を17cmLPにて聴いておりました。(Boccheriniのチェロ協奏曲/アルヴィド・ヤンソンス/レニングラード・フィル)質実堅実なる表現であり、ロストロポーヴィチのぎらぎらと華やかな世界とは一線を画す品があります。この一枚はよく知られているSchumannともかく、いずれ地味で内省的な作品ばかり。Shostakovichに至っては暗鬱で苦い味わいもあって、両作品ともシャフラン自らの編曲によるものらしい。技術的にはまったくスムースだけれど、やはり”質実堅実なる表現”に間違いなく、ちょっと”通”のための音楽、みたいな地味な味わいありました。真剣に聴くと精神的に落ち込みそうなので、時を改めましょう。

BBSにて「NMLにてハイティンクを聴け」とのご指導があったので、早速Poulenc 「グローリア」〜ベルナルト・ハイティンク/シカゴ交響楽団/合唱団/リヴェラ(s)拝聴・・・ことし2009年初頭の来日が話題になっておりました。NMLの唯一不便なところは録音情報が出てこないところ。これも録音年場所がわかりません(2007年シカゴ・オーケストラ・ホールライヴとのご教授有)。録音イメージ(実際にこんなサウンドなんだろうか?シカゴ・オーケストラ・ホールは残響が少ないらしいから)からか?かなり硬質で明晰サウンド、白熱の演奏となっていて、シカゴ響との相性はよろしいようですね。(ワタシのクセで)聴き比べはミシェル・ピクマル/シテ島管弦楽団/イル=ド=フランス・ヴィットリア地方合唱団/ボルスト(s)(1992年)・・・こちらは”雰囲気で聴かせる”残響たっぷり、少々細部のツメが甘いような感じ。オーケストラも上手くないが、慣れですからね。耳馴染んでおりますから。ハイティンクのほうは、いわゆる硬派シンフォニック、立派な演奏です。

では、行ってきます。

充実した3本の商談+個別打ち合わせ+ご挨拶あちこちこなして(少々肌寒い)金沢を後にしました。途中、上司と連絡を取り合って、来週もう一日金沢出張が増えました(つまり2泊4日)。困ったね、全然資料を作る時間がない。禁断の土曜休日出勤するか。ここまでなんとか間に合わせたが、大きな行事+会議資料二山分が残っている・・・通常業務はそれはそれであるからね。時間との戦いだね。

移動中音楽の件は明日へ。


●2009年11月某日

体調は(この季節、いつになく)良好なんだけど、どこにも出掛ける意欲なし。久々、スポーツクラブでも、とご近所コナミスポーツのメニューを調べたが、なぜか休館だったり、お気に入り(初心者向)メニューがなかったり、状態。出張用ノートパソコン(AspireOne「XP」)なんか不調で、OSは安定しているんだけれど、表示設定(クラシック表示やらマウス・ポインタ)が起動のたびリセットされているのがへんだ。珍しくメールが届いて、以前からの読者が、ワタシの窮状を見かねてか、「7」で稼働しそうなスキャナをプレゼントして下さるとのこと。ありがたいことです。ネットでつながっている、と実感させて下さる事象です。メインのデスク・トップ(AspireRevo)は、USBメモリを利用して「レディ・ブースト」というのを試してみたけれど、なかなか快調みたいです。設定簡単だし。

昨日も断続的に音楽を聴いていたけれど、もっとも歯ごたえがあったのは(NMLにて)Prokofiev 歌劇「三つのオレンジへの恋」〜ボーゴ(ボゴミル)・レスコヴィチ/スロヴェニア・ナショナル・オペラ(1956年)・・・歌手名はどーせ読めないし、そもそも知らん人々なのでリンク先で確認下さい。レスコヴィッチは1909年生まれのヴェテラン(おそらくはもう現役ではないでしょう。1970年代イタリアでの録音が確認されます)、旧ユーゴ、おそらくはスロヴェニアの出身でしょう。管弦楽組曲に馴染みなので、知った旋律があちこち頻出して、全108:38たっぷり、楽しめます。もともとどこの音源かは知らぬ(LP板起こしと想像する)が、音質も上々、例の如しモダーンで硬質ハードな旋律リズムが、予想外に上質に引き締まった管弦楽で見事に表現されました。声楽陣はまったく充実していて、合唱ソロとも文句なし〜って、ワタシにオペラのコメント不能だけれど。(あらすじはこちら参照のこと)

では行って参ります。

本日はよう働いた?そんな手応えもあり、今週はほとんど出ずっぱりでまともなお仕事できそうもないので、出来るだけ本日消化いたしました。残業少々。ここ数ヶ月、ワタシはずっと暑いんです(熱いに非ず)通勤電車に乗ると常に汗だく、もう冬なのに制汗剤は欠かせない(でないと汗クサおじさんになってしまう)。でも、乗り換えのホームはけっこう冷えているので、風邪をひきやすいのだね。気をつけないと。明日は金沢日帰り往復です(けっこう重い宿題連続)。一日空いて(でも終日要らぬ行事があって、身動き取れない)東京〜って、先週のパターンに似ているじゃないの。水曜寸暇を惜しんで最低限の仕切り作業を消化して、もう一気に週末だ。いくつかデータをメールで飛ばしてもらわないと週報が書けません。

SONY SX10K 89765/3購入したきり聴いていない・・・CDはまだまだ棚中より新規発掘されております。今朝、Beethoven ピアノ・ソナタ第8番ハ短調/Debussy 前奏曲集第2巻より3曲(第4曲 妖精は良い踊り子/第5曲 ヒースの茂る荒地歌/第6曲 風変りなラヴィーヌ将軍)/Chopin 練習曲ハ短調 作品10-12「革命」/嬰ハ短調 作品25-7/スケルツォ第1番ロ短調 作品20〜ウラディーミル・ホロヴィッツ(p)(1964年)・・・こりゃ、エッチな演奏やな。いつもながらの質実強固なBeeやんの「悲愴」だったはずが、妙に艶があって流麗であり、細部自在なる味付けをして、その圧巻の効果に痺れました。Debussyにもまったく怪しい脂粉の香気と色気がある。Chopin の「革命」って、安っぽい学園ものドラマでエエとこのお嬢さん辺りが出てきて、いきなり華々しくも激しくピアノを弾いたり、もしくは「柔道一直線」で白鳥が(華麗に)足でピアノを弾いたり(近藤正臣役)、ちょうどそんな感じの妙な衝撃と雄弁がある。

音色がいやらしいくらいセクシーなんですよ。妖術みたいな世界だ。これを聴いちゃうとありきたりの「ピアノ名曲集」がツマラなくなるマジック有。


●2009年11月某日

よく眠れました。昨夜は遅く迄パソコンをいじっていて、AspireRevoは結論的に「XPモード導入」不可であることがわかりました。残念。ロートルだけれどしっかり動いている旧いスキャナはノートパソコン(XP)にて稼働中。少々不便だけれど、使用頻度を考慮に入れるとたいしたことはない。オークションで狙っていた”「7」で稼働しそうなスキャナ”は結局入札しておりません。それにしても「XP」って長持ちOSですねぇ。「VISTA」があまりに重すぎて、不出来だったのか。そのうちLinuxに挑戦したいな。ノーミソ退化しないように。

福田健「『場の空気』が読める人、読めない人〜『気まずさ解消』のコミュニケーション術」(PHP新書)・・・結論的に、いかにもPHPらしい説教臭い、浅薄なる著作。リンク先カスタマーレビューのご意見とも違っていて、逸話やノウハウ本としては、それなりに読めるんだけれど、もっと社会的背景やら、学術的分析が欲しかったところ。気軽には読めます。こんな書籍の存在自体が「空気が読めていない」典型かと・・・衣食足りて礼節を識る、というのが現代の基本でっせ。

香山リカ「老後がこわい」(講談社現代新書)・・・彼女は同郷同世代(ちょと下)でして、テレビで有名だけれど著作は初見聞かも。「負け犬」(なんか哀しい言葉だ)「おひとりさま」女性の老後をリアルに語って、誰もが見て見ぬふりをしている”大切な事実”を抉(えぐ)り出しております。話は逸れるが、昨日の朝日新聞だっけ?生涯独身比率は男性が圧倒的に多い、とのこと。ワタシは昔から算数に弱かったので、ま、基本的に結婚って男女でするものだから、だいたい男女比同じではないか?と思っておりました。

生物学的には男性は弱いそうで、途中で亡くなることを前提に5%ほど多く生まれてくること、ところが医療技術の発達でちゃんと成人しちゃうんですね、現代は。さらに艶福家(?)は再婚しちゃうんです。そういえば、職場でも2回離婚して3回結婚しているのがいるな。そうか、計算上も実感も合う・・・閑話休題(それはさておき)日本という国は高齢者にとっては住みにくいところだし、それが女性だともっと厳しい。リカさんも独身だというだけで、ちゃんと職も収入もあるのに貸しマンションを(実質上)追い出されたとのこと。それに老後、悠々自適で暮らせる人、あくせく働かなくっちゃいけない苦しい人、みたいな話題は男性目線であって、女性だとそんな悠長なことじゃない・・・実例も分析も的確、文章も(時に女性執筆者に散見される)情緒が過ぎることもなくて、手応え充分の一冊でした。

CENTURIONCLASSICS IECC10006 10枚組 1,990円今朝の音楽。Debussy 「海」(1947年?スイス・ロマンド管弦楽団)/小組曲(パリ音楽院管弦楽団1948年)/Chabrier 「シュラミの女」(シュザンヌ・ダンコ(s)/スイス・ロマンド管弦楽団/女性合唱団1945年)〜エルネスト・アンセルメ・・・一昨日の更新記事関係で、久々BBSに書き込みがあったので再聴確認したもの。ジュネーヴ放送録音らしい「海」には1948年との情報もありました。この10枚組は意外と愛聴盤になっていて、モノラルでも気になりません。「海」の楽譜問題はいろいろあるようだけれど、もとよりド・シロウトにはあずかり知らぬこと、先の1957年ステレオ盤の魅力にそう負けるものでもない(あちら音質が優秀だけれど)。これも雰囲気も自信もたっぷり、パリ音楽院との「小組曲」も同様で、こちらオーケストラの響きがいっそう華やかであり、木管のピッチが少々怪しいのも堪らぬ魅力。「シュラミの女」は副題「メゾ・ソプラノと女声合唱のための抒情的情景」となっていて、題名の由縁(旧約聖書の「雅歌」に登場する恋する乙女のことだそう)は知らぬが絵画作品も存在するようだから、欧州では周知の歴史的事象なのでしょうか。これが気怠い粋とでも言いましょうか、絶品の美しい旋律を誇りました。


●2009年11月某日

4時頃目覚めて、二度寝したのが運の尽き、目覚めたら7時半でふだんなら出掛ける時間、開き直ってゆっくり朝食を摂り、新聞を読んで出掛けました。それでも、職場のタイムカードは9:03也。フレックスタイムなので遅刻ではない・・・そんなこんなで定例朝の「音楽日誌」更新サボりました。やっぱり朝の30分は貴重であって、出足のエンジンが暖まるまでお仕事ピッチが上がらない。昼までに終える予定の資料作りは結局2時半くらいまで掛かり、その後、定例の作業小一時間(これは予定通り)、お仕事締め切りデッド・ラインにはちゃんと間に合いました。あと月次10%程の資料が残っていて、これは月曜の昼から消化します。ちょっと”ノーミソで考えるお仕事”ができるかも知れません。ようやく、当初のスケジュールに接近しつつある・・・

そんなこんなで自主ルールである「定例サイト更新2本更新」残り一本に手が着きません。これから風呂にでも入って気分転換しましょうか。

無事、一本分サイト定例更新追加しておきました。ここ数年、とくに今年サイト更新に四苦八苦しているのは、ずばり集中力が落ちているから。あんなヘロ駄文書くんでも、最低連続2度聴きしますからね。ちょろ聴き一回して、これエエじゃないか、と思っても2度目には飽きて集中できない・・・そんなことばかり。体調が悪かったり、お仕事で気に掛かることでもあれば、もうあきまへん。このサイトは、すべての更新記事の「書式」が決まっているから、まず作品名演奏家録音情報CD番号を書き込みます。たったそれだけの行為(本文着手前)に苦慮することもある今日この頃。

参考資料を探したり、【♪ KechiKechi Classics ♪】過去記事で関連情報を探したりするけど、(恥ずかしいことに)思わず昔の文書に引き込まれ、すっかり忘れていたことを懐かしく〜そんなこんなで、さきほどの執筆意欲は雲散霧消状態へ。そんな毎日なんです。今夜はちょうど女房殿が実家に帰っているし、一人、しっかり音楽に集中できました。お仕事もおおよそ先が見えてきた、というか、ようやく本丸っぽいところに着手できそうな目処が付いた、ということも。暖かいが、それなりに深まる秋に英国音楽はぴったりでしたよ。

PHILIPS 442 2812 オークション総経費込1,100円帰宅して聴いた音楽は、R.Strauss 交響詩「ドン・ファン」(1973年)「英雄の生涯」(1970年)〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団/ヘルマン・クレッバース(v)・・・この辺りの音楽にもようやく慣れてきた感じ。「英雄の生涯」といえばカラヤンの壮絶ゴージャスな演奏を連想するが、こりゃまたずいぶん素直で、地味だな、と、そんな印象でした。でもね、パソコンのキーボードを叩きながらぼんやり聴いていたら、やがて・・・じわじわ感銘が〜これがハイティンクのパターンでして、とくに特異でオーバーな表現ではないのに、オーケストラの魅力を素直に引き出して、やがて怒涛の感動がひたひたと押し寄せるんです。クレッバースのヴァイオリンも、シュヴァルベみたいな甘美はないけれど滋味深い味わいたっぷりです。


●2009年11月某日

いろいろとお仕事段取りで思い悩むせいか?いつもの睡眠不如意。ま、体調は大丈夫でしょう。本日明日しっかり乗り切りましょう。

購入したのイヤホンはエクセルサウンドEH-A120でして、もともとカートリッジの会社だったみたいですね。製造は海外に委託しているんだろうが、日本の会社だったとは・・・耳へのフィット感いまいちでして、つまりワタシの左耳穴は少々小さいらしい。低音はよく鳴ります。音量も大きい。Wagner ジークフリート牧歌(1961年)/Mahler 交響曲第9番ニ長調(前半/1967年)〜オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団・・・クレンペラーは巨匠世代だけれど、センスとしてはモダーンで、けっこう緻密な構成を誇ります。後者はワタシがかつて聴いたなかでは圧巻の説得力を誇ってヴェリ・ベスト!と確信しているが、このイヤホンだと”爆演”に聞こえるのですね。骨太でメリハリがあり、迫力充分。繊細なる集中力が後退したような?そんな錯覚を覚えました。

NIMBUS  NI1748 7枚組3,000円Chopin ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 作品58/マズルカ ロ短調 作品33-4/夜想曲 変ニ長調 作品27-2/マルズカ 嬰ハ短調 作品63-3/夜想曲ホ長調 作品62-2/ホ短調 作品72/アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ 変ホ長調 作品22〜シューラ・チェルカスキー(p)(1985年)・・・76歳の時の録音。もとより技巧のキレなど求めてはいない、なんという”間”、得も言われぬ味わい。ムリのない枯れきったタッチは自然体のニュアンスに至って、細部のやや弾き流しもふくめ熟練表現の粋と評して良いでしょう。聴くほどに滋味深い。

いちおう一本のみサイト定例更新済み。

あまり高望みせず、それなりの水準にて一日のお仕事終了。おそらくは明日、土曜の出勤で当初狙い通りの消化となるのではないか。念のため、月曜の上司向け会議は延期(というか、個別対応に)していただきました。これで、更に半日の余裕ができます。本来やるべき、本筋の”考えるお仕事”に着手できるか。金曜は(いつものように)早々に職場を出て通院のハシゴ〜ようやく一週間が終わった・・・って、明日も残っていたか。毎週、青息吐息状態。

昨夜の音楽の続き。Copland 市民のためのファンファーレ/アパラチアの春/リンカーンの肖像〜ズービン・メータ/ロサンゼルス・フィル/グレゴリー・ペック(語り)(1976年)・・・最高です。ワタシ、Gershwin、Copland、Bernstein辺り、亜米利加の音楽は大好きでして、とくにCoplandには”旧き良き開拓時代の亜米利加”(スタインベックとか、ちょっと時代は違うけどO.ヘンリーとか)そんな世界を連想させます。荘厳で敬虔なる大自然への畏敬、暖かい家族、開拓精神、神への感謝・・・とくに「アパラチアの春」にそれは顕著であります。「リンカーン」には「人民の、人民による、人民のための〜」という馴染みの演説も登場。瑞々しい前向きサウンドを誇るメータ/ロス・フィルは黄金時代でしょう。ちょっと、しみじみ、じーんとしちゃいました。

通勤で先日の「自主制作CD」しっかり再聴。Bartok 管弦楽のための協奏曲〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1953年)/弦、打楽器、チェレスタのための音楽〜フェレンツ・フリッチャイ/ベルリンRIAS交響楽団(1953年)・・・新品イヤホンとの相性か?両者とも音質抜群。フィルハーモニア管弦楽団は滅茶苦茶上手いっす。基本、ベルリン・フィルとの再録音(1965年)の路線ながら、オーケストラがクリアに響いて躍動感はこちらが(おそらく)上。若いということかな?後者のRIAS響って、そんなに技術的に特筆すべきオーケストラではないと思っていたけれど、驚異的な集中力+熱気に溢れたノリがヴィヴィッドで驚くほどでした。ブーレーズのクールで緻密な世界も素敵だけれど、こちら作品への入れ込みが尋常ではない。通勤車内で興奮したら、危ういオジサンになっちまうので、抑制に必死でした。

これも先日の続編だけれど、Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調「悲愴」〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1981年)・・・コンポで聴くより集中できるんだけれど、基本「?」状態継続。デッドでおとなしい音質印象かな、ずいぶんと枯れた演奏です。よ〜く集中するとオーケストラの技量やら、オーソドックスな表現はけっして悪くない、けど、妙に静かで淡々とした印象ばかり、露西亜のクサみやらアクは全然足りない。このコンビなんだから、あまりムツかしいことを言わず、オーケストラの華やかなるきんきらド・迫力で演って下さっても良いと思うんです。悪くないが、求めて聴くほどでもない・・・それとも「”悲愴”極めて行き着く先」的究極の価値に気付かないだけなのかも。

さて、サイト定例更新原稿、もう一本なんとかしないとな。


●2009年11月某日

(在東京五反田ホテル)よく眠れました。体調も大丈夫。昨日打ち合わせの取引先では風邪大流行でしたからね。会議では(一昨日、風邪で倒れて自宅でお仕事、なんどもケータイで連絡が来ていた)女性担当のお隣でしたし(マスクはしていたけれど)。カラダが暖まりそうな商品サンプルを送付しておきました。本日、東京本丸にて終日会議、自分は最ヴェテランのほうなので立ち位置やら、発言をどうするか、で逡巡しております。前向きに、でも独りよがりで現場の若者にばかり負荷を掛けるやりかたを指摘しなくては。

体調を慮って、どこにも出掛けていないのでネタは増えておりません。纒向古墳から新たな遺跡が出土した件、興味津々。じつはワタシは30年に渡って「邪馬台国=九州説」論者であって、畿内論者はますます勢い付いちゃってますね。九州、畿内ともに2世紀には大きな勢力があったことはまちがいなくて、九州勢力が遷ってきたのか、九州勢力が畿内に吸収されたのか、その辺りが焦点なのでしょう。ほんまにどーでもエエようなもんだけれど、興味尽きません。

(朝食後、これより出掛けます)Googleのデスクトップ・サーチ+ガジェットを削除いたしました。やはりAtomマシンではパフォーマンスが低下したり、動画ソフトが稼動しなかったり?で、残念ながら実用に耐えません。また、Atokをオン・ラインで入れていたけれど、どーも辞書設定で失敗したらしく、いったん削除いたしました。帰宅したら、CDROM版で再度トライしましょう。こうしていろいろとソフトをいじるのも、パソコンの楽しみです。

無事、体調も崩さず帰宅できました。終日会議室は妙に空気が澱んで暑苦しく、会議内容は予想よりマシ、ヴェテランとして前向きな発言をしたつもりでして、やや意見も通ったと自負しております。またまた新しい宿題を抱えちゃって、明日いろいろ八面六臂の活躍をしなくっちゃ。土曜完成デッドラインの資料作成が滞っていて、月曜昼からの”上司向け報告会議”延期願ってみるか、月曜半日空くとぐっと助かります。月末に向けて、またお仕事の山がやって参ります。少々ツラいが、五里霧中なほどではない。来週は金沢日帰り+東京二泊三日の会議(これは参加するだけ)が連続するんです。

新しく購入したイヤホンは妙な音なのだな、どれも”爆演”っぽく聞こえて困っちゃう。Mozart ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調K.595〜クリフォード・カーゾン(p)(1972年ライヴ)/Faure バラード 作品19〜ロベール・カサドシュ(p)(1962年ライヴ)/Ravel 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調〜ダニエル・ワイエンベルク(p)(1967年ライヴ)〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団・・・購入10年を経た14枚組ライヴ・ボックスより。ちょうどカーゾンを聴いている最中にイヤホン左耳不調に、そして東京秋葉原で新しいのに替えたんだけれど、印象一変!奥行き浅く、低音強化されて、全体として繊細に欠ける印象に・・・もっと神経質な演奏だと思ったんだけれど・・・カサドシュのはモノラルですね。いずれ雰囲気たっぷりであり、「左手」はかなりの迫力で聞こえたことは、自宅コンポでの再聴確認必要です。


●2009年11月某日

(在金沢ホテル)昨日更新よりどこにも出かけていないし、音楽も聴いていないのでネタなし。ネット・ブック(XP)に「Googleデスクトップ・サーチ」+ガジェットを入れてみました。パソコンに多機能を求めていないので、使い続けるかはビミョーです。今朝からテレビは森繁久彌さん逝去で一色、よく知っているはいるが、この人の作品はほとんど見ていないんじゃないか。なんどかテレビで拝見した軽妙洒脱な話術には感心しておりました。薄っぺらい若手芸人にはあり得ない、高邁な味わいありましたよ。合掌。

市橋達也容疑者逮捕、結婚詐欺女、鳥取の連続殺人?女とか物騒な話題連続だけれど、ケーサツはいったいなにをやっておるのか?予算削減人員削減問題なのか、団塊の世代が引退して基本的な”技量”が引き継がれていないのか。ちょうどI.T.技術の普及期と、世代交代がいっしょにやってきて、悪しき慣習の排除と普遍的なもの、ミソもクソもいっしょに流してしまったのかも。

昼には会議打ち合わせは終わるので、ゆっくり昼食を摂って東京へ移動します。ほんまに出張が続くと日常業務には支障をきたして苦しいな。体調は大丈夫。外は大雨。今朝、無料朝食をいただきに1階にいったらもの凄い混雑!道理でネット予約できなかったワケだ。

(在東京五反田ホテル)午前中お仕事は順調だったし、金沢駅迄のバスの時間がちょっとあったので取引先側の中華料理屋(中国本場の人が調理)の麻婆豆腐も絶品!無事、西向きの特急に乗ったんだけれど、この辺りからどーもおかしい。左肘付近の神経痛(30年来、希に出る症状)発症、いつもの左膝痛+右ふくらはぎ昨日朝痙ってしまったところも筋肉痛、つまり腕も足も痛い。なんじゃこれ。

さて、音楽でも・・・とCD2枚済んだところで3枚目へ〜ここでイヤホン左がアウト、おそらくは3年弱、とうとうイヤホンも寿命か。越後湯沢経由上野で下車、秋葉原のヨドバシでイヤホン購入。ここでいつもの「Kechi」+「天の邪鬼」体質発揮してしまって、見ず知らずのメーカーのものを購入・・・早速、CD拝聴してみるが妙にオンマイクっぽく、音の肌理が粗くなったような、そんな気が・・・仕方がないなぁ。

秋葉原にはBOOK・OFFもあって、一応CD売り場覗いてみましたよ。Coplandの2枚組が500円だから、と購入したら、自宅棚中にある「ドラティ6枚組」の3曲ダブってました(涙)。あちこち痛いんだけれど、五反田BOOK・OFFにもちゃんと出かけて、ここではCD入手は自粛。本は6冊購入いたしました。ちゃんと読むぞ。酒は抜き、牛丼のみ。でも、持参の常備ヤク一日分しっかり忘れました。ついでに折りたたみ傘が破損、但し、未だ使えます。大阪に戻ったら捨てましょう。

WPCS22053気を取り直して〜移動中音楽の件。Smetana 交響詩「ターボル」/「ブラニーク」/歌劇「売られた花嫁」〜「序曲」/「フリアント」/「道化師の踊り」〜ヴァーツラフ・ノイマン/ゲヴァントハウス管弦楽団(1967年?1965年じゃないのか)・・・これはTELDEC盤だけど、BerlinClassics盤と同じものでしょう。チェコ・フィルも素朴でマイルドな味わいが素晴らしいが、ゲヴァントハウスはもっとどっしりとして響きが少々暗くて、ノイマンの時にヤワ過ぎる穏健表現と似合って相性抜群!どしりとした迫力もちゃんとありました。

Stravinsky バレエ組曲「ペトルーシュカ」(1947年版/1960年録音)/バレエ組曲「プルチネルラ」(1965年録音)/バレエ組曲「火の鳥」(1945年版/1967年録音)〜作曲者/コロムビア交響楽団・・・ペトルーシュカには少々アンサンブルに乱れはあるけれど、かっちりしていないのも味わいのうち、オーケストラは上手いもんですよ。どれも表現上の飾りやら、そつのなさとは無関係、ヴィヴィッドな躍動に溢れます。「火の鳥」1945年版って、けっこう全曲の味わいが残ってエエ感じですね。


●2009年11月某日

昨日は午前中(かなり)順調なるお作業進捗、昼から上司の会議報告(膨大なる資料+このあとの作業組み立てが必要)、夕方よりチーム打ち合わせ、上司よりチームメンバーの不祥事というか、規定外の営業対応(日々新しい事実が発見される)について詰めた論議有。遅くなりました。来年度、出張手当やらホテルの出費規定が大幅改訂されるみたいで、出張回数そのものの制限削減と併せて経費節減の大波止まるところを知りません。本日夕方より二泊三日日本半周の旅だけれど、あまりのストレスに上司+4人で酒、けっこう遅く迄。今夜も金沢でお付き合いありそうなんだけど。ドリンク剤でも飲んで頑張るか。本日も夕方出発までハードなスケジュール満載!

DELOS DE3015通勤音楽はTchaikovsky 交響曲第5番ホ短調〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1981年)・・・5種ある彼の録音中、最晩年のDELOS盤。もともとケレンのない素直な表現+優秀で輝かしいオーケストラが特徴であったと思うが、ますます枯れて、彼(か)の甘美なるクサい旋律が淡々と表現されております。おそらくは優秀録音なのだろうが、残響少なく、低音の強調もなく、音量ボリュームレベルも低くて、乾いたイメージとなりました。けっしてキライじゃない!が、ここ最近ノーコー露西亜系(代表例;ムラヴィンスキー)ばかり聴いていたせいか?いまいち感銘は深くない・・・という罰当たりな感想でした。

では、行ってきます。なんとか金沢ホテルで更新狙います。

(在金沢ホテル/ネット予約では満員で、直接電話予約したら1,500円も高いのだね)来年度の予算作成準備、取引先との関係組み立て準備が始まってしまい+上司との打ち合わせ、データの整理+小さなトラブル処理、更にヴェテラン・チーム・メンバーの度重なる不祥事再々発見・・・あっという間に夕方。今週末デッド・ラインの月次定例提案書作成(これが本業)の進捗率40%に届いていない。

挙げ句、サンダーバードに乗って、音楽でも・・・と思ったら電池切れ。居眠りして金沢到着、酒席は流れて旨い飯を喰って(昨夜もたっぷり呑んだし/予定より値の張る)ホテルに入って、鞄を開けたら替えの電池出てきました。間の悪いときはとことん悪いのだね。財布が草臥れてきていて、新大阪駅でよさげなものを入手したが、デカ過ぎ。女性用だな。男性のお尻ポケットやら上着には使えません。女房殿にあげましょう。

移動中断続的に目覚めてパソコン雑誌を熟読していたので、いくつか実践してみましょう。


●2009年11月某日

降圧剤の副作用なのか?それとも風邪症状の一種なのか、終日外出せずに休日を終えました。気分がそう悪いわけじゃないが、どんよりノーミソ重い感じがあります。今週は資料作り完成のデッドラインが(いくつかデカいのが)あって+金沢経由〜東京〜大阪戻り日本半周の旅(別に米原迄戻って新幹線往復でも良いんだけれど、旅費節約+風情で)二泊三日のスケジュールもあります。本日午前中、明日終日(前泊出発有)で飛躍的な進捗狙います。大きなトラブルなきことを祈るが、先週会議を終えた上司から膨大なる(新たな)宿題が押し寄せることは折り込み済、土曜は志願の留守番出勤役。

問題は体調維持のみ。

音楽はいろいろ聴いておりましたよ。Mahler /Scho"nberg編 交響曲「大地の歌」〜マーク・ウィッグルスワース/プレミエール・アンサンブル/ジーン・リグビー(ms)/ロバート・ティア(t)(1993年)・・・室内楽版であって、弦楽5人+フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、ティンパニ+打楽器3人、ハープ、ピアノ&チェレスタ、ハーモニウムといった編成となります。巨魁なるサウンドを誇る大曲が、そのテイストそのまま、威圧的絶叫を止めて音楽の骨格が透けて見えるような鮮度であります。ちょっと陳腐で、おもちゃのような味わいも聴き慣れた世界から遠くて、妙にイヤラしい感じ(=ほめ言葉のつもり)。歌い手もいつもの”詠嘆”ではなくて、もっと室内楽的緻密でモダーンな表現に至っているのは、バックの人数が少ないからでしょう。ウィッグルスワースって、Mahler のスペシャリストなのかな?けっこうあちこちで録音を見掛けます。

では、行ってきます。本日も暖かそうだ。


●2009年11月某日

昨日夕方、家でごろごろしていても仕方がない、ということで、女房殿を誘って「あま湯」へ。以前はよくこの類の大型浴場に通ったものだけれど、ご当地転居後クルマを処分したので、行動範囲が狭くなっておりました。これ以上寒くなったら、帰宅するまでにカラダが冷えちゃいそう。けっこう料金が高いが、ほんまもんの温泉(沸かしなし)なんですね。たまにはエエでしょう。タオルバスタオルも支給されるから職場帰り、出張帰りに、女房殿留守とわかっていれば寄るのも悪くないかも。側の居酒屋で好物のサカナ料理をいただいて(贅沢)帰宅。これはこれで有意義な休日也。

サイト更新用原稿執筆未着手。どーもあきまへん。ま、音楽はそれなり聴いているがぜんぜん集中できていない。YedangClassics YCC-0139  10枚組3,900円ほど?Lutoslawski 管弦楽のための協奏曲/管弦楽のための後奏第1番/Scho"nberg 交響詩「ペレアスとメリサンド」〜ロジェストヴェンスキー/ソヴィエット国立放送交響楽団(1971年ライヴ)・・・モノラルだしオフ・マイクっぽくてあまり冴えない音質。旧東独逸系にはけっこう優秀録音が存在したのに、旧露西亜系の放送録音って音質不備が多いですよね。前者は知名度低いが、21分程の緊張感漂うハードな音楽であって、けっして難解晦渋なものではない。なんとなく擬バロック的、合奏協奏曲テイストもあります。粗野な迫力はロジェストヴェンスキーの表現だけれど、作品には似合います。「ペレアス」は後期浪漫の厚ぼったくも、噎せ返るような甘美溢れる作品であって、ま、この辺りもワタシの嗜好のツボであります。全33分程トラック分けがないのも、ちゃんと集中して全部聴け!といった配慮でしょう、きっと。これもメリハリはっきりしていて、かなりハードな演奏でした。

武満徹 ノヴェンバー・ステップス/アステリズム/グリーン/弦楽のためのレクイエム/地平線のドーリア〜小澤征爾/トロント交響楽団(1967/69年)・・・1990年頃2,000円也で購入したCD。たしか「トゥーランガリラ交響曲」と一緒に購入したから出費4,000円也、当時の金銭感覚はどーなっておったのか。まさにバブル時代。それだけ枚数厳選してしっかり聴いていた、ということでしょう。表現が安易で申し訳ないが、幻想的和テイスト作品は子供の頃から(もっぱらラジオ経由だったが)大好きでした。「ノヴェンバー・ステップス」の琵琶、尺八の渋い響き、(その作品に限らず)幽玄の間、みたいなものは日本人特有の静謐なる呼吸を感じさせます。久々の拝聴だったが、音質極上なんですね。ネットで過去記事を検索していたら、こんな遣り取りも出てきました。その後、棚中CDはあまり増えておりません。


●2009年11月某日

メタボを指摘され、職場でも一同(とくに口さがない妙齢女性軍)より「太った」との悪口にも慣れたが、コレステロールも血糖値も正常、但し、血圧が上がっていて要注意となってしまいました。昨夜、昨年しばらく漢方を処方してもらっていた(いつも空いている)医院へ(データが残っている)。原因不明(要因対処は様々とのこと/遺伝ではないと思う)なので、とにかく2週間まずは穏健なヤクで様子を見ましょうということに。血圧計買ってこなくっちゃ。ここ一年の悪化は、激しいお仕事ストレスだろうな、きっと。酒はすっかり弱くなったので、さほどに呑んでおりません。それと睡眠不足か。朝一番の腹筋運動が直接の要因ではないらしいので、今朝から復活いたしました。半ブリッジ+腰の柔軟体操は継続していたけれど。お仕事先行き不安抱えつつ、本日土曜休み、休日(ヤミ)出勤も許されんのです。そのくせケータイにメールはがんがん飛んでくるし、先週みたいに”クライシス”発生だと当たり前のように出勤となるんだけれど。その代休で、お仕事段取りがいっそう苦しくなる・・・いずれ11月が最大山場になるのは予定折り込み済。

この間の読書への言及少々。速水 敏彦 「他人を見下す若者たち」 (講談社現代新書) ・・・とくに後半、あまりの共感に付箋紙を大量に付けておりました。出張中に取り出したら、上司が興味を持って譲ったので手元にありません。若者ばかりではなく、若者に集中的に出現している事象は、じつは職場の中年にも発症している・・・カスタマーレビューは超・辛口ですね。たしかに”発生要因”、”その対策”は明示されず、現状分析に止まっているのは事実かも知れないが、こうして事実毎日直面している事象を分析、解明して下さるだけで、ワタシにはけっこう救いです。どーして何の裏付けもない”妙な自信”があるんだろう?それは「仮想的有能感」だったんですね。

自分探すな、職探せ
そんな名言を(ちょっぴり)思い出しました。

築山 節「脳と気持ちの整理術〜意欲・実行・解決力を高める」(NHK出版生活人新書)・・・とびとびで読了時間が掛かったんだけれど、内容的にはきわめて実践的、しかも安易なる”ノウハウ本”の水準を超えて、思わず膝を叩きたくなる!規則正しい時間に起床し、朝食を摂り・・・毎朝「音楽日誌」執筆、この生活パターンが良いらしい。休みの日は精神的にかなり弛緩している(とくに体調があまりよろしくないとき)が、出勤日は起床時より”一日のお仕事段取り”ずっとシュミレーションしていて(細かいですよ/ほとんど実際は崩れ去るが/実際はどんどん状況変化するので)、朝一番トータルの仕事量を見切って、即答できるもの短い時間でこなせるもの、(内外)他人に回すべきもの、モウレツに机上清掃(伏魔殿状態の宿題一掃)いたします。そうするとノーミソのエンジンが掛かってくるものです。その辺りのロジックが明示されておりました。

ワタシはお仕事手順合理化の魔術師(自称)だけれど、ちゃんとマニュアルも作ります。なんせ記憶力がダウンしているので。先日も、派遣さんにお願いしている定例資料に”データ期間ずれ”を発見し(こちらの指示ミス)即自分でやり直したんだけれど、思わず自作マニュアルを呼び出しましたもの。「脳をリフレッシュさせる技術」という項目があって、ははぁ、なるほどと納得。お仕事ではムリできない(けっこうやっている/不評)が、プライヴェートだったらどんどん目先を変えたい〜飽きるから。飽きると精神的鮮度もノーミソ効率も落ちてしまう。少々の不備や不充分なところがあっても”変化を付けること”が重要なんです。

昨日触れた、VISTA→7への移行もまさにそれ。一昨日まで機嫌良く動いて(ムリヤリ動かして)いた”9年ものスキャナ”は、にっちもさっちもいかなくなりました。お気に入りブラウザから、お気に入りHTMLエディターが呼び出せない。使い勝手は整理されているが、慣れていない(VISTAにも慣れていなかったが)OSゆえ、様々なる調整に四苦八苦しちゃう・・・でも、あちこち調査したり、1000円+送料で「7で動くスキャナ」をオークションで探したり、そんな行為がノーミソを活性化させるのでしょう。ムダといえばムダだけれど。

「年齢(とし)いくと記憶力が落ちる」件はご同輩皆経験されているだろうが、築山先生によると「努力不足。若い頃はもっと集中していたはずだ」とのこと。励ましの意味かな?お仕事では、超整理手帳に付箋紙、職場パソコンでは起動とともに「メモ」が立ち上がって(つまり危うそうな宿題は、そこにメモするクセを付けている/保存動作が必要ないフリーソフト)、デスクトップの付箋紙は最終手段(これ皆やっているでしょ?20枚ほど貼っているアホも存在する)〜記憶は「マジカル・ナンバー7」だから、たった今即処理!分だけ貼ります。終了させたら、次の手順者に引き継いだら撤去する・・・記憶力は落ちたが、おそらくは若い頃より格段にお仕事の幅は広がったかな?(はず)と思います。

そんな辺りの自分の日常行動も、トータルでは言及あるように読み取りました。

ところで、今朝からCDが棚中より探せない。お気に入りの「ニューイヤー・コンサート」、たしかリッカルド・ムーティのを入手していたはずなんだけど・・・もしかして、オークションで狙っていて途中断念したのに、その記憶のみが残っているのかも。(30分後無事発見。2000年のEMI盤でした)ズービン・メータはどうだっけか?情けない。

血圧のヤクを初めて服用したが、みごとに副作用が出て、曰く”めまいや立ち眩み”とのことだけれど、さほどでもないにせよボンヤリとしております。ご近所コジマ電気に出掛けて血圧計を物色するが、どれがどれやら様子がわからんし(予想通り)けっこう値が張ります。即帰宅し、ネットで検索。まずオークションから〜これも商品の様子が理解できていないし、一見安くても、送料やら消費税やら代引きやら決済手続きとか、よく考慮しないと判断できない。商品を熟知していれば大丈夫なんだけど、初めて買うものだし。

似たような機種を通販検索していたら、ユーザーレビューが付いていてこれが参考になります。結局、丸いゴムマリみたいなもので手動空気注入(表示は当然ディジタルで)のが評判良く、値段も安かったので注文済。楽天トラベルを利用している関係でそのポイントも、決済も使えるんですね。便利なものです。一週間ほどで届くらしい。

PHILIPS UCCP-9413 @250博多駅前BOOK・OFFにて入手今朝は、棚中CD探索をしていたけれど、その間「2002年NEW YEAR CONCERT」〜小澤征爾/ウィーン・フィルを聴いておりました。発売当初大ベストセラーだったので、結果、現在はBOOK・OFFにて大量在庫が確認できます。ま、副作用状態だったし、ほんの聴き流し。「神経質に細部アンサンブルを整え、間が足りず、優雅ではないし、”自然なリズム感”とも言えない。が、生真面目で一生懸命、オーケストラ・コントロールに優れて集中力があり、悪くないな」というのが購入当時の感想です。

Sibelius 交響曲第5番 変ホ長調/第6番ニ短調/第7番ハ長調〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団(1973/74年)・・・全集復活してますね。LP時代より馴染みの”熱(苦し)い、粗野な迫力満点!”の演奏であります。所謂”爆演”であって、基本ワタシの嗜好からは大きく外れるから、滅多に聴かないCDであります。ずいぶんと久々の拝聴だけれど、ヤクの副作用ボンヤリ状態にはまことに快く、わかりやすい。頭痛があるわけじゃないからね。エグい金管のヴィヴラート、クサい弦の節回しも、妙に感銘深く響きます。万人にはお勧めできないが。ロジェストヴェンスキーなりに細部ニュアンスを込めて演奏しております。洗練は足りないけれど個性的。

昼食を摂ったら体調やや快復。愛用ブラウザであるGraniの「ソース表示」で起動出来なくなった件、Sleipnirにすれば回復するかと思って、アップグレードしてみるが状況変わらず。I.E.8はどーも動作が気に喰わない(おそらくカスタマイズ方法があるんだと思うんだけれど)。スキャナMUSTEK600CU/WMは、ネットブック(AsipreOne)にて(いちおう)使えるようにしておきました。こうしてみると10年前の製品なんだな。オークションは未だ入札していないので、ぎりぎりまで様子見のつもり。


●2009年11月某日

結論=「7でもVISTAでもあまり変わらない」。起動はやや速くなり、使い勝手の整理はされたような気もするが、もとより「Atom1.6gh」は非力です。自分なりに不都合は2点、絶対愛用のソフトはいくつかあって、HTMLエディター(EditHTML)は既に改訂を止めているし、これが動かんと困るんです。無事、動いたけれど、愛用ブラウザであるGraniの「ソース表示」で起動出来なくなったのが不思議、というか不便。使いたくもないI.E.8だとちゃんと使えるのが悔しい。QTClipFFFTPもまったく問題なし。

覚悟はしていたけれど、「2000迄対応」のスキャナMUSTEK600CU/WMを「VISTA」迄引っ張ってここまで使ってきたが、さすが堅牢なる「7」ではにっちもさっちもいかない。レジストリをムリヤリ「Microsoft Windows 2000」に書き換えても勘違いして下さらない。VISTAからのアップグレードの挙げ句、デバイスで確認したらドライバは認識されなくなりました。なんというムダ!この際XPに戻すか?な〜んちゃって。ノートにつないで使うしかないか。

そんなこんなで「7」+「I.E.8」表示+HTMLエディター(EditHTML)で更新しております。【♪ KechiKechi Classics ♪】サイト定例更新は完了。たまたま画像ファイルは過去流用だったので問題ありませんでした。

では、行ってきます。週末はPC周りで愉しめそうだ。


●2009年11月某日

自分の性格は自分にしかわからないのか、それとも自分ではわからないのか。すっかり弛緩した二日間だったが、今朝からお仕事段取り考えて精神的に引き締まっております。女房殿は義妹の父親の葬式に小倉まで出掛けることになりました。で、昨夜は急遽喪服(冬用)を購入。今月はいろいろ冠婚葬祭絡みで大出費連続。それでも問題は”傘がない”〜ではなくて、お仕事消化の時間が足りない。ぞっとするくらい宿題溜まっております。どれから消化していくか、いかに抜け漏れをなくすか、優先順位がポイントなんです。手を抜いても良いのはなにか、も大切。

EMI 7243 5 67299 2 6 5枚組 2,280円也サイト更新ネタにと考えているので、ほんのちょっぴり言及だけれど、Schumann 交響曲第1番 変ロ長調「春」(1955年)/Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」(1957年)〜ルドルフ・ケンペ/ベルリン・フィルハーモニー・・・昨日、Webern辺りを一生懸命聴いていたでしょ、ノーミソがこんな真っ当な、フツウの音楽にちょっぴり違和感あるんです。(Bach /Mozart 辺りになると突き抜けて別格なんだけど)未だ、カラヤン臭少ないベルリン・フィルはずいぶんとジミで実直というか、所謂”独逸ローカル”の響きがして、ちっとも楽しくはない・・・のではなくて、楽しみ方のツボが違うんでしょう。前者は意外と熱気孕んだ推進力があるんだけれど、後者はずいぶんと落ち着いてテンポも遅め。

今朝、R.Strauss アルプス交響曲〜ルドルフ・ケンペ/ロイヤル・フィル(1966年)・・・ドレスデンとの1971年録音が有名だけれど、こちらオーケストラの個性もあって粗野な金管もヴィヴィッド、浮き立つような明るさと勢いたっぷりであります。録音もよろしい。但し、ワタシ所有の一枚にはトラック分けながないのが残念無念。

では、行ってきます。いつもよりちょっぴり緊張しております。

通常より20分ほど早く出勤して、所謂レギュラー作業は通常始業時間迄に完了。いろいろ小さなトラブルがあり、月末行事の作業を進め、それをクリアしていたら、本来自分がこなすべきお仕事には手は着かない・・・明日も打ち合わせだし、これ以上休日出勤はできないし、来週は出張連続だし、で、デッド・ラインの直前来週の土曜を出の番に変更してぎりぎりクリアを狙いましょう。問題は体調のみ・・・これが怪しい。ノーミソ酷使する作業は残業してもはかどらないので、さっさと帰りました。

女房殿は小倉の葬式より未だ戻らず。Windows7アップ・グレードようやく届きました。台湾からからの発送だったんだね。現在、セットアップ中(この更新はネットブックにて更新中)。先月、逝ってしまったデスクトップ・マシンだけれど、315円で入手していたDVD-ROMドライブ(外付けに非ず)が役に立っております。これに(かなりエエ加減)USB変換機器を接続して稼働中。

さて、どーなることやら。明日はもう金曜日だ。


●2009年11月某日

無為無策な休日取得。昨夜はやたらと眠い一日であったな。”枯れる”というのはほんまによろしくなくて、日頃お仕事に(少なくとも精神的には)忙殺され、自由になるお金も限られ(って、ほとんどの日本人がそうだけれど)「休みが取れたら、お金が貯まったら!」という熱望願望があってこそ人生は楽しいんじゃないか。体調なんとなくどんよりして、欲しいもの、やりたいことがない、というのは空しいもの。なんとか、ほんのちょっとした些細なことに感動を見出したいものです。精神的後退か?たんなる怠惰か。

昨夜、お気に入りウィンナ・ワルツ拝聴。J.Strauss 円舞曲「酒・女・歌」/ポルカ「クラップフェンの森で」/円舞曲「ウィーン気質」*/「シトロエンの花咲く国」/「仲良しワルツ」〜ロベルト・シュトルツ/ベルリン交響楽団/ウィーン交響楽団*・・・この人の「12枚組」は、まとめて、続けて聴くとオーケストラのガサツなサウンドとか、金属的な音質が気になってくるんだけれど、お気に入りをぼちぼち拾い聴きしていると悪くない感じ。ベルリン響って、ザンデルリンクの旧東のオーケストラじゃなくて、旧西ベルリンにあった(あまりぱっとせん)オーケストラであります。馴染みの旋律を聴いていると、ツボを押さえて、ややエエ加減なユルいアンサンブルでも、手慣れて安易な雰囲気たっぷりに愉しめます。このサイトに更新した一枚は、どこでも、たいていのBOOK・OFFにて@250入手可能。一枚あれば充分かな?

EMI ZDMB 5 65727 2 3   2枚組購入価格失念Respighi 交響詩「ローマの松」/Khachaturian 交響曲第2番「鐘」/Frescobaldi 「ガリアーダ」/Palestrina「アドラムス・テ(キリストをたたえよ)」〜レオポルド・ストコフスキー/シンフォニー・オブ・ジ・エア(1958/59年)・・・トスカニーニ引退/逝去により解散したNBC交響楽団の残党が自主結成したオーケストラだけれど、とても上手い。旧米ユナイトによるステレオ録音(カーネギー・ホール)だけれど、かつての印象一変!現役で通用する鮮明な音質+柔軟なるサウンドとなります。ワタシは2枚組を入手しているが、10枚組が出ているとは・・・半分ほど所有しているので今更買えまへん。「ローマの松」は時代を感じさせぬモダーンで引き締まった集中力がありました。「鐘」はこれしか聴いたことがないが、おそらくカットとかデフォルメがあるんでしょう。露西亜(アルメニア?)風クサい旋律が延々と続いて40分、ストコフスキーの体質に似合って飽きさせない。イタリアの昔の旋律はストコフスキーの編曲にて極上の浪漫に変貌しておりました。

話題変わって「VISTAの検索不如意」の件。他、いろいろフリーの検索ソフトを探してみたけれどどれも気に喰わない。XPの検索でなにを使っていたか、というと、主にCDジャケット写真の検索なんです。なんせこのサイトも11年以上継続していて、過去の記事など記憶落ちぼろぼろだし、*ワイルドカードでおおよそのファイル名を検索すると、画像が出てくるでしょ。そこで発見した画像ファイル名をコピーして、こんどは「そのファイル名が含まれる*.htm」を検索すると過去記事が出現して、そこには購入金額含め情報は揃っているんです(忘れているが)。これが「VISTA」だとできない、ことはないと思うが、ヒジョーにやりにくい、鬱陶しい。ちょっぴり悩んでおりました。

で、本日解決策をひとつ発見。【♪ KechiKechi Classics ♪】トップ・ページにGoogleを利用したサイト内検索があるけれど、あれで画像検索すれば良いじゃないの。けっこう使えます。本日は、上記ストコフスキーの2枚組は(おそらく)過去に登場していないことを発見できました。

終日引き隠り+ぼんやりテレビ眺めたり、居眠りしたり・・・体調よろしくありませんので。なんのための休みか。何通かケータイにメール届くが、あっと驚くようなものはなし。明日明後日と盛りだくさんのお仕事が予想されるのみ。なんとかなるでしょうか・・・きっと、なんとかなる〜はず。

ロバート・クラフトが1950年代に録音したWebern全集(作品番号有作品1〜31+六声のリチェルカーレ、ピアノ五重奏)がNMLにて拝聴可能。CBS時代のモノラル録音であり、ピアノにLENARD STEINという人が参加していて和訳レナード・バーンスタイン!ほんまか。どちらが正解なのか。いずれ我らがSONYはんにはブーレーズの録音が存在するし、CD復刻しても絶対に売れ筋にならんと予想されるから、この音源はもの凄く貴重です。スタジオ・オーケストラって、想像だけれどコロムビア交響楽団とかなんとか表記になっていたんじゃないの?まだ一枚分しか聴いていないが、どれも静謐で神秘、甘美であって、けっして晦渋ではない。どの演奏も絶妙に上手くて、音質もそれなりです。こういった音楽はツボなんです。

クラフトはディジタル時代に至って(いくつか)新録音もしていて、これもNAXOSにて聴けます。便利な時代になった、というか、これじゃCD売れないな。熱心に中古を探す、という行為もなくなっていくのでしょう。安易かな?ありがたみがなくなっちゃうか。


●2009年11月某日

ようやく季節に相応しい気温になりつつある・・・昨夜は神戸方面で働いている女房殿が「礼服をさがす」とのことで、三宮迄行って夜合流。おいしい魚料理を喰ってきました。最初に案内された席が、もの凄いチェーン・スモーカーの真後ろで閉口〜場所を替えていただきました。昨日はなんとか通常課題をこなしたが、先行き作業手つかず、挙げ句、上司の厳命で絶対に代休を消化せよ(月次締め迄に取らないと買い取りとなって、つまりは経費削減也)、との厳命で本日明日と連休になりました。但し、その後の宿題消化がモウレツに厳しい。今週、打ち合わせで金沢に行くべきが、お相手の担当都合で延期になったのは幸いでした。

通勤移動中音楽は、ストコフスキーの「惑星」再度。ポータブルCDプレーヤー+イヤホンで聴いても、印象変わらず。立派な演奏、厚みのある瑞々しくも明るいオーケストラの響き。但し、「著名なる「木星(快楽をもたらす者)」はスケールたっぷりに、グラマラスに歌います」というのは少々違っていて、さほどでもない。そんな大見得でも、タメもなくて、それなりの表現でありました。カラヤンの「フィンランディア」(1952年)は、イヤホンで集中すれば颯爽とカッコ良い演奏と感じたものです。クーベリックとジョージ・セルはそのまんまですね。こんなかっちりとメリハリのある(ヴィヴィッドな)ウィンナ・ワルツも珍しい。

さて、有意義な休みにしないと。ここ最近感動が少ないんだよなぁ。そういえば、(オークション処分した)Aspire Revo付属の無線キーボードとマウスは無事到着したとのこと。無理矢理ポストに投函したんだけれど大丈夫でした。土曜投函して、月曜に東京着とは上々の成績であります。

所用があってご近所セブンイレブンまで散歩しただけで、終日引き隠り。ここ最近のお休みはこのパターンが増えました。あきまへんな。本を読む意欲も、オモロいテレビ番組もない。街に出掛けてなにか買いたいものもない。枯れきって、まるで隠棲しているみたい。ノーミソ前頭連合野の活動低下して、ドーパミンも出方足らんのか。ケータイにデータ一件送付要望が届いて、明日早朝ヤミで出勤してCDROM焼こうかな、と一瞬考えたが、辣腕ヴェテランのパートさんにメールでお願いしておきました。きっとクリアして下さることでしょう。

VENEZIA CDVE04241 12枚組 割引も活用して4,000円程だったか音楽は断続的に、ぼちぼち聴いておりました。Shostakovich 交響曲第13番 変ロ長調「バビ・ヤール」〜キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル/ヴィターリ・グロマツキー(b)/アカデミー・ロシア共和国合唱団 (1962年ライヴ)・・・初演の二日後のライヴとのこと(歌詞改訂前らしいが、全然ワカラン)。なんせ作品がずず暗くて晦渋そのもの。言葉の壁もある。しっかり身につけるには根性要りまっせ。バルシャイ盤を聴いていたが、その全集を処分したのは、27枚組ボックスが格安にてオークションにて出現、入手狙って競り負けたという情けない結末です。でも、苦手系作品だから後悔はない。コンドラシン全集ひとつあったら充分なんです。

音質は予想外に良好であり、重苦しい臨場感たっぷり。起承転結とか、息の長い甘美な旋律とか、鮮やかなる色彩とは無縁な世界が続いて、聴き手を鬱々とさせるに充分なる音楽であります。なんせ重厚なる男声のみだからね。骨太、リアルなオーケストラのリズム感迫力(とくに金管)+強靱なる低音の効果に驚きます。ま、音楽なんて慣れの問題でして、さすがにLP時代以来の長いお付き合い作品、後ろ向きの躍動、みたいな感銘がじわじわと迫ります。これが絶望的な現代の世相ととよく似合う・・・


●2009年11月某日

一昨日の休みはお仕事でツブれたが、考えてみれば明日祝日。休日出勤は絶対に代休取れ!という業務指示なんだけど、月次締め迄に取れる可能性はきわめて低い宿題満載の日々。まず、本日の段取りが重要です。昨日は一歩も外出しなかったが、よく眠れたし、体調も悪くありません。さて、重苦しいお仕事をなんとかしなきゃ。自分の直接配分はどーとでもするんだけれど、チームの不祥事(内部だけれど)落としどころに悩みます。ここで扱いを誤ると、中年ヴェテランは出勤しなくなる可能性有。

今朝、Mozart ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330/第11番イ長調「k.331「トルコ行進曲付」/第13番 変ロ長調K.333/第15番ハ長調K.545〜ワルター・ギーゼキング(p)(1953-54年)・・・親愛なるMozart 作品中、ピアノ・ソナタは相対的に聴かないほうだし、それはギーゼキングも同様。さっくり淡々としているが、神経質な印象はありません。テンポは着実で、ハ長調K.545などずいぶんとゆったりと落ち着いているが、テクニックは細部まで磨き抜かれて曖昧さはないんです。こんな演奏がおそらく日常聴きに相応しいのでしょう。音質もそう悪くはない。数年前バルト・ファン・オールト(fp)によるピアノ作品全集(BRILLIANT14枚組)を入手して、これはこれで個性的な世界を堪能したが、もうちょっと現代楽器による演奏を聴き込まなくては。これはEMI録音の駅売海賊盤也。

自主制作CDもう一枚、Bartok 管弦楽のための協奏曲〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1953年)/弦、打楽器、チェレスタのための音楽〜フェレンツ・フリッチャイ/ベルリンRIAS交響楽団(1953年)・・・エエ組み合わせでしょ。昨日分でカラヤンのシベリウスに難癖付けて(おそらく)ファンに不快を感じさせたであろうが、これは後年のステレオ録音の解釈同様の壮大で豊かなスケール+フィルハーモニア管弦楽団の軽快で明るい響きが反映して、美しい演奏です。オーケストラも技術的に上々。フィリッチャイの緊張感には文句ありません。

では、行ってきます。


●2009年11月某日

毎日毎日は苦しいけれど、毎年一年間が短く感じられるのも当たり前、自分の人生対比占有率がどんどん短くなっていくわけですから。今年ももうあと2ヶ月、恐るべきスピードですな。今週はお休み一日臨時出勤でツブれてしまったのは残念至極。巷では新型従来型問わずインフルエンザが猛威を振るっているらしい。ワタシはいまのところセーフです。ちゃんと音楽聴いてサイト更新用原稿執筆貯めておかないとな。貴重な休日を楽しまなくっちゃ。

SEEM AM-019  CBSコロムビア録音Mozart ピアノ協奏曲第10番 変ホ長調K.365(2台のための)〜ルドルフ & ピーター・ゼルキン(p)/アレクサンダー・シュナイダー/マールボロ音楽祭管弦楽団(1962年)・・・ピーター当時15歳。おそらくはデビュー録音だと思われるが、このCD(駅売海賊盤)貴重です。ゼルキンのマールボロ録音はいくつか復刻なっているが、この音源はLP(CBSコロムビア C-OS698)以来他では見掛けたことはない。微笑ましい父子の競演であり、素朴というか、飾りとか作ったところのない楽しげな演奏です。シュナイダーのバックは少々柔軟さに欠けます。怪しげLP板起こしだろうから音質云々はできないが、ま、鑑賞に差し支えない程度、といったところでしょう。記憶では1990年頃、定価2,000円表示880円くらいで入手したんじゃないか、今となっては珍しいCDとなってしまいました。

歴史的音源を大量に、おそらくは7〜8割方今年2009年前半にオークション処分したことはなんどか触れているが、パブリック・ドメインの音源はネット上で拾えるんです。(Public Domain classic (パブリックドメイン・クラシック)/無料クラシックmp3ダウンロード著作権切れ、パブリックドメインの歴史的音源など)音質に神経質でなければ、データ・ダウンロードしてそのまま聴くことができるし、ワタシみたいにCD好き(部屋のコンポで鳴らしたい!)場合は.wav変換してCDRに焼けば出来上がり〜CDRは20〜30円のものだし、ちょっとしたパソコン上の知識と手間暇掛ければ音楽はちゃんと愉しめます。

Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜ジョージ・セル/ニューヨーク・フィル(1953年ライヴ)・・・この人とSibelius は少々肌合いが違うような印象があるけれど、この音源はいずれ初耳。(コンセルトヘボウとの1965年録音は正規盤入手済)清涼感に不足し、ぎっしり内容が詰まってテンション高く、ヴィヴィッドにアツいんです。音質少々厳しいが、手兵クリーヴランド管とはガラリ変貌して、ニューヨーク・フィルだと骨太でとくにその印象強化されるのはWagnerでも感じておりました。賑々しくも明るいSibelius だけれど、その集中力を賞賛したい感じ。

(これ1曲ではCDR収録もったいないので)Sibelius 交響曲第7番ハ長調〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1955年)・・・モノラル/ステレオの端境期にEMIに録音した旧録音です。この時期の壮年カラヤン(47歳)は後年に比べれば清涼としている・・・と考えてきたが、御大ジョージ・セルに続けると上手いし悪くないが、流したような演奏に聞こえます。いかにも手慣れて、雰囲気で聴かせている感じ。こちら正規音源がちゃんと復刻されているから、それで聴けば感じ方が変わるかも知れませんが。

少々、睡眠不如意なんだけど、体調も悪くない・・・でもスポーツクラブへ出かける気力はない。雨模様だったしね。女房殿は礼服を買いに百貨店に出かけて留守、終日、自主CD作成(著作隣接権消失音源にて)+昨日、職場で偶然に発見した”故障”デジカメの修復(を口実にいただいてきたもの)です。現在のデジカメはCASIOのEXILM(初代?)、画素数が少ないのは気にならなくて、薄型携帯に便利だし、ケータイで写真を撮るのは恥ずかしい行為と感じているから、けっこう愛用はしてきたんです。さすがに最近バッテリーは弱り気味だけれど。

今回拾ってきたCANON PowerShotA70・・・最近人気薄のコンパクト・フラッシュなのだね。単三乾電池4本というのも気に入っております。”故障”というのはUSB接続ケーブル本体側の穴が破損してつなげない、ということらしくて、本体本来機能はちゃんと使えそう。だったらコンパクト・フラッシュ・リーダーを使えば良いのだよ。段ボールには「PRD-DUL」というのが眠っていて、XP迄しか対応していない。試しにVISTAマシンにドライバを入れてみたけれど、認識しません。(「7」だったら「XP」モードで動くかも)

でも、女房用ノートもAspreOneも「XP」じゃないの。ちゃんとつながりました。カメラに入っていたのは128mbだから、1gbくらいのコンパクト・フラッシュ買ってこようか。しっかり説明書を読み込んで使いましょう。

懐かしいセラフィム1000シリーズの LP/ネットで拾った画像です自主制作CDは、Holst 組曲「惑星」 作品32〜レオポルド・ストコフスキー/ロサンゼルス・フィル(1956年)+Sibelius 交響詩「フィンランディア」〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1952年)+Dvora'k 伝説曲 作品59〜ラファエル・クーベリック/フィルハーモニア管弦楽団(1950年)+J.Strauss 円舞曲「春の声」/「美しく青きドナウ」〜ジョージ・セル/ウィーン・フィル(1934年)・・・盛りだくさんでしょ。ストコフスキーの「惑星」はステレオ録音で、けっこうエエ音で鳴っております(米Capital録音)。じつは初耳。なぜかLP時代より入手の機会を得なかった。

ロサンゼルス・フィルって、1962年以降ズービン・メータ時代に腕を上げたと信じてきたが、この時期でも充分上手い。華やかで骨太、明るい響きが効果的です。あちこち楽譜に手を入れているみたいだけれど、表現そのもは(意外や)オーソドックスであり、リズム感もヴィヴィッドに躍動しております。「天王星(魔術師)」がまさにそれ。著名なる「木星(快楽をもたらす者)」はスケールたっぷりに、グラマラスに歌います(*後述)。ストコフスキーって時にスカみたいな演奏もあるから要注意なんだけど、これは噂に違わぬ立派な演奏でした。

カラヤンの「フィンランディア」は、昨日の交響曲第7番ハ長調と同印象、クーベリックの「伝説曲」はフィルハーモニア管弦楽団が絶品に美しい。ジョージ・セルのウィンナ・ワルツは少々硬派に過ぎる感じでした。

 

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi