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音楽日誌◆日々の反省◆日々の反省 夏の冷しゃぶ提案/7年程前某スーパーにて
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◆2010年7月某日の反省

さて、7月ラスト。本日土曜出勤でお仕事進捗を狙いましょう。きょうも暑くなりそうだ。月曜から(予算外人員配置)若者赴任、体調を崩し、実家のある大阪に東京より戻して再起をさせる、といった趣旨となります。机とパソコンの移動をチームメンバーに指示し、きちんとぞうきんがけをしておけ、と厳命したのに、あちこち細部(でないところも)が全然キレイになっていない。キーボードも埃だらけ、つまり自分の机を標準としておるのだね。電話機を右に置いてあるのも言語道断(彼は左利きではなかったはず)。お仕事でもなんでもそうだけれど、お相手の立場や様子、使い勝手を配慮できんのか!と、思わずオヤジの説教が出そうになる・・・

昨夜の続き。R.Strauss メタモルフォーゼン(変容)〜オトマール・スウィトナー・/シュターツカペレ・ドレスデン(1966年)・・・緻密な集中力と構成を要求されるべき難曲と思います。速めのテンポ、神経質な緻密さより、オーケストラの深みのある響きを生かして、自然な流れを重視している・・・と、ここ迄書いてネット情報を検索していたら、EDEL 0002612CCC 1962/66年録音自らのサイトが出現いたしました。

Mahler の最終楽章は昨日の評価と変化しておりますね。ちゃんと、もっと集中して音楽を噛み締めないといけない。

さて、ぼちぼち出掛けましょうか。

いつもよりゆっくり家を出たんだけれど、土曜は道中空いていて結局いつも通り無人の事務所に早く到着。とにかく、当面の宿題をすべてこなしました。どうも体調がよろしくない。今週はとうとう創造的な提案資料に手が付きませんでした。自分的には3日サボった感じ。全部来週再来週に回してしまった・・・あまりの暑さに本日も通勤音楽持参せず。

バテバテにて帰宅。夏風邪かなぁ。Mozart 交響曲第35番二長調K.385「ハフナー」/第36番ハ長調K.428「リンツ」/第38番ニ長調「プラハ」K.504〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ドレスデン(1968年)・・・これって昔EMIの廉価盤LPで出ていて、CD化もされたと思うが、現在はBerlinClassics盤が入手可能。けっこうファンが多いですよ。ワタシはちょっと敬遠気味だったが、久々の拝聴に痺れました。

表現としては真っ当というか、特別に溌剌としたり、キレのある今風の古楽器系とは無縁なオーソドックスなんだけど、ドレスデンの音自体に魅力有。アンサンブルも物凄い集中力じゃないんだけれど、ブルー系の深いサウンドがしっとり快い。時代遅れ?いえいえ永遠の価値と呼びたいほどどこにもムリはない。音質は年代を考えるとかなり良好です。

猛暑のまま7月終了。明日より8月盛夏也。


◆2010年7月某日の反省

せっかく洗濯をしたのに、雨模様だったり、ちょっとの晴れ間にベランダに出したら、また雨に降られたり、ナマ乾き状態。あきまへんな。昨夜は扇風機のみで夜を過ごしました。昨日サボったから本日はかなりの集中力を以てお仕事消化必須ながら、体調余りよろしくないのは夏バテでしょう。ノーミソ中には、かなりの宿題締め切りが思い浮かんでおります。相変わらず児童虐待(幼児置き去り/ネグレクト?)、30年前に亡くなった長寿ご老人隠蔽・・・ため息が出るような陰惨なる事件ばかり。やはり根本原因には経済的逼迫があるのでしょうか?”気持ちの持ち方”、”ココロの問題”では済まされぬ闇があるのでしょうか。

サイトは毎週定例更新済。その後テレビは順調、無線LANは一時間ほど使用していると事実上使えなくなる事象があって、これは都度電源を切って再立ち上げをしてクリアしておりました。これも熱がこもっちゃうのが要因?(テレビの真下だし)と診立てを付けて、風通しのよろしいところに場所移動済。いまのところ大丈夫みたい。完璧でなくて良いから、だましだまし使えれば、という周辺状況を望みましょう。スピーカー位置を調整した(激安)オーディオ環境も、その後順調です。あきらかに以前より良好な音質へ・・・

Telemannの食卓の音楽(ムジカ・アンフィオン)、Mahler の交響曲第1番ニ長調(マゼール)の件に言及する時間がなくなりました。

夏バテ状態、体調よろしくありまへん。回りで数人夏風邪にて咳込んでおりました。当面の(けっこうデカい)宿題のみ、とにかく片付けて職場を辞去いたしました。最寄りの駅から歩きたくなくて、ちょうど到着したバスに乗って帰宅。明日は誰も出勤せず、自分も本来仕事が残っておるのでたった一人留守番出勤いたしましょう。朝から体調イマイチだったので、鞄も音楽も持参せず。

激安オーディオながら、スピーカー反響のテストなどいろいろ実施、場所移動を繰り返してほぼ落ち着きました。Telemann 「食卓の音楽」第4巻〜ムジカ・アンフィオン(2003年)・・・レミー・ボデとか山縣さゆりが参加している古楽器団体による演奏であります。(BRILLIANT 92177 4枚組1,396円 ベルダー/ムジカ・アンフィオン(2003年)4枚組1,396円/2005年6月16日購入とのメモ有)もともと大好きな作品であり、ちょうどBach のテイストそのまま、もうちょっと愉悦と楽天を付加したような作品なんです。手練れの奏者が軽妙軽快、躍動に充ちて掛け合う姿を彷彿とさせる鮮明なる録音、堪能いたしました。少々深刻なるBach の管弦楽組曲より、気安くて好みかも。この愉しさ、並じゃない。

Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル(1985年)・・・たしか以前一枚物を持っていた記憶有(当然処分済)。例の如しの不自然なるテンポの揺れ、間、ワザとらしいメリハリ、それを完璧にコントロールしたアンサンブルと指揮者の統率力はお見事であります。これも弱音の艶、各パートのしっかりとした位置関係を理解できる音質でした。

帰宅して、同じ作品をオトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ドレスデン(1962年)・・・LP時代よりけっこう馴染み(たしかDGで出ていたような?)、購入後ずいぶんとなるが当時はあまり共感できなかった演奏也。ちょっとネットを探ってみたけれど、評価は割れておりますね。久々の再聴は、意外と音質は悪くないし、粛々と端正な演奏ぶりに好感が持てました。細部をいろいろいじるというより、ざっくりとオーケストラの豊かで渋い響きを生かして素直に表現したものでしょう。壮絶とか異形とか、そんな方向とはほぼ無縁。但し、アンサンブルは機能的ではない感じ。上手いヘタとかという意味ではなく、整って縦の線が揃っているから価値があるなど、そんな考えは毛頭ありません。でもね、先ほどのマゼール辺りの印象が脳裏に残っていると、やや牧歌的、緩いテイストを感じないでもない・・・とくに終楽章。


◆2010年7月某日の反省

雨模様。気温もやや低めだけれど、無理矢理エアコン付けて就寝しました。湿度が高いのは堪らんので。来週、土日と休日出勤にて行事対応があって、その代休消化(月内消化必須指示)に苦慮しております。いつでも休んだらエエものだけれど、お仕事遂行は誰でも代替して下さらない・・・が、やっぱり休みましょう、雨降っているし。たった今関係者にメールを入れ、ケータイに入っていた取引先からの質問メールを転送いたしました。これで明日、来週とまた苦しむんだよね、自分が。

昨夜の音楽。Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1953年)・・・これもネットで拾える音源也。CDで買っても充分安い、米DECCA録音でして、そこでは”スタジアム交響楽団”となっておりました。1962年ステレオ録音も粗削りでエネルギー抜群の演奏だったが、この最初の録音もそれとほとんど様子が変わらない。溌剌と早めのテンポ、前向きの熱気が作品に相応しい迫力横溢。明るい響き、骨太なオーケストラの魅力。音質もそう悪いものではなくて、「英雄」「悲愴」同時期の録音はどれも若々しく魅力タップリなものばかり。

ネット・フリー音源利用自主CDなので、フィル・アップ自由自在なんです。Saint-Sae"ns 交響曲第3番ハ短調〜シャルル・ミュンシュ/ニューヨーク・フィル(1947年)・・・ボストン交響楽団とのステレオ録音(1959年)が著名なため、忘れ去られた音源でしょう。なんせ音響効果も重要なポイントとなる作品ですし。スタイルは12年後とほとんど変わらぬ熱気情熱推進力系であり、音質印象か?アンサンブルの親密さに少々欠ける感じ。第2楽章第2部冒頭のオルガンハ長調の和音は情けない響き。好事家の世界かも知れません。

既に2サイクル3サイクル目に入っているEMIによるMahler 16枚組より、Mahler 交響曲第4番ト長調〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ロンドン・フィル/マーガレット・プライス(s)(1970年)・・・ネットで情報検索すると「LP廉価盤時代が懐かしい」との声多し。ワタシもその一員でございます。たしか廉価盤ではこれしかなかった(セラフィム1000シリーズ?)記憶があります。当時は知名度低い、かなりマニアックな音源が流用されていて、若者(含む当時のワタシ)はそんな刷り込み体験だったんです。ホーレンシュタインはMahler スペシャリストであって、第3番もとても良い演奏だった・・・前回久々の拝聴はほんの聴き流し状態だったので、しっかりと再確認。

ゆったり、シミジミとしたテンポによる味わい演奏也。ワタシがあちこち聴いた中では一番長いんじゃないか?先日のウィンナ・ワルツはかなりモダーンかつ個性鮮明なる硬派演奏だったが、ここでは、アンサンブル細部の精緻な磨き上げより、やや茫洋としてノンビリとした歌を主眼にしたような演奏であって、神経質な集中力とは少々異なりました。しかし、なんともいえぬ快さと深み、スケールが感じられます。力みはどこにもありませんよ。第3楽章「静かに、少しゆるやかに」ラスト辺りの大爆発は爽快です。ぼんやりとした音質なのかな?と思っていたけれど、そういうサウンドだったんですね。

マーガレット・プライスは知的真面目でクール、ちょっと作品のイメージから外れるような・・・というのはワタシの感触です。いずれ、なかなか難物である第4番のヴェリ・ベスト也。

朝一番にいつも整形外科にて、左膝+両腕のリハビリ。昼から二時間ドラマの再放送を拝見するが、よく見知った筋であって、居眠りの最中にケータイ・メールで目覚めるのもハラが立つ、無為無策なる休養日也。明日、がんばります。

ヒマさえあればネット上のフリー音源にて自主CD作っているが、できるだけ日誌の掲載しておきましょう。でないと、存在を忘れるんです。当然聴いていない。数日間の成果をメモしておきましょ。

Bruckner 交響曲第7番 変ホ長調〜オットー・クレンペラー/バイエルン放送交響楽団(1956年)、交響曲第8番ハ短調〜クレンペラー/ケルン放送交響楽団(1957年)・・・期待の音源なんだけど、少々存在が重いのでじっくり、ゆっくり・・・と思っているいるうち失念しそう。Franck 交響曲ニ短調〜ロジェ・デゾミエール/パリ音楽院管弦楽団(1951年)・・・じつは苦手系作品でして、ま、いろいろ聴いてそれを脱却しようという趣旨です。未聴。

Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調〜ディミトリス・スグロス(p)/ロペス・コボス/ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団1984年ライヴ)・・・スグロス14歳!これはちゃんと聴きましたよ。驚異的に安定した技巧、堂々たる貫禄とスケール、クールでクリアな表現とテンポ。放送録音らしくて、前後にアナウンスも入っております。音質抜群。贅沢な毎日です。


◆2010年7月某日の反省

昨日は一本目の会場をカンチガイして資料送付(なんとか辛くもクリア)、二本目の会議は5時からだったし、金沢発最終のサンダーバードにて大阪に戻りました。宿題は少々大物でして、お盆を挟んで今月も苦しみそう。本日休みたいくらいオツカレ気味だけれど、そうも言っていられない。いろいろ行事も目白押しで、その事務局も担当しておるので気が抜けぬ・・・こんなヴェテランにお仕事を任せて下さる状況に、感謝。

昨日移動中の音楽にいくつか言及。A Far Cry(ア・ファー・クライ〜遠い叫び?)という弦楽室内団体がありまして、ボストン辺りの手練れのメンバーを集めて2007年創立されたらしい。NAXOSからCDも出ているんだけれど、クナイゼル室内楽音楽祭2009年のライヴがめっぽうオモロい感じ。(NML加入済みの方は是非確認あれ)iTunesにてデータ・ダウンロード→それを自主CD化といったメンドーな手順を経て人民中国製CDプレーヤー(300円/イヤホンは3,000円程)で聴く、といった酔狂であります。

Bartok ルーマニア民族舞曲 BB 76/Holst セント・ポール組曲 作品29-2/Piazzolla 二つのタンゴ/Dvora'k 弦楽のためのセレナード ホ長調 作品22/そしてSapo Perapaskero(arr. O. Golijov and Ljova)トゥルケアスカ〜ア・ファー・クライ(2009年)・・・かなりオン・マイクで乾いた音のライヴだけれど、これは相当のテクニック+ノリを誇る団体であります。冒頭のBartokからソロ・ヴァイオリンを弾き崩していて、それがいかにも”民族的”土俗的な雰囲気を醸し出していて尋常ではない。著名なる「セント・ポール組曲」、Dvora'kのセレナード辺りは良く歌って気持ちの良い演奏だな、と即気付くはず。ところが問題はラストでして、途中のPiazzollaなんて大人しいもの、「トゥルケアスカ」23分?いえいえ、あまりの興奮、演奏者の絶叫にアンコールでもう一回繰り返しているんです。まるで即興演奏(の風情)であって、チェロやコントラバスの胴を叩いてリズムを取ったり、掛け声がノリノリで乱入したり、アンコールを繰り返さなかったら「ほんま即興演奏でっか?」的ラテンのリズム連続!(時間切れ)

そろそろ次の月次サイクルのお仕事開始なんだけど、昨夜遅くて(主に精神的に)疲れていたし、ノーミソ前頭連合野を駆使お仕事ダメ、”延髄”仕事(=条件反射的)ばかり〜いつものパターン。また、目前に粛々と消化せざるを得ない実務仕事(馬鹿になってやりきる!)は(それなりに)あるんです。当初予定よりまるまる一日分遅れております。なんとか今週中に戻さないと。本日はちょっと曇り気味で不快は不快だけれど、気温はいつもより上がらなかったみたい。

通勤音楽は、Mahler 交響曲第3番ニ短調〜第3楽章〜終楽章迄〜サイモン・ラトル/バーミンガム・シティ交響楽団/ユース合唱団/女声合唱団/ビルギット・レンメルト(con)(1997年)・・・再々聴。前回はぴん!と来ませんでしたね。今回は好印象でしたよ、とくに第5楽章「天使たちが私に語ること」に於ける女声+少年合唱団の軽快かつ清涼なるリズム感にはココロ洗われる思い。あちこち旋律表現は素直でムリがないし、アンサンブルもお見事と評価して良いでしょう・・・でもね。やはり、オーケストラが弱いのかな。技術的にどうの、縦の線やテンション云々じゃなくて、各パートの洗練された響きみたいなものはもうちょっと欲しい・・・これは、マゼールのウィーン・フィルを聴いたばかりで、その贅沢なる比較印象かも知れません。嗜好問題だけれど、音質的にもいまいちな感想も有(ま、安物オーディオの誤解かも)。

Avie AV2150昨日出張移動中の音楽もう一枚言及しておきます。Sibelius 交響曲第3番ハ長調(2008年)/第6番ニ短調/Stravinsky ヴァイオリン協奏曲ニ長調(以上2007年)〜トーマス・ツェートマイヤー(v)/ノーザン・シンフォニア・・・けっこう辛口の凄い集中力演奏でして、交響曲の怜悧なタッチとリズムのキレはかつて経験できなかったもの。オーケストラの響きはいかにも地味でスリムだけれど、作品とツェートマイヤーのムダを削ぎ落としたような表現が似合っておりました。途中にハードなStravinskyを挟んだのも一興、彼のヴァイオリンの切れ味は落ちておりませんよ。ヒステリックかつ妙に牧歌的な旋律が交錯する名曲をみごとに表現して下さいました。


◆2010年7月某日の反省

昨日はなにも書いていなかったが、本日これよりの金沢出張会議資料に手が着いていなくて、少々憂鬱でした。ま、夕方迄にはカルく、ちょちょいと完成、コピーして現地へ送付。ところが先週金曜夜(フクツウメール便にて)送付した別資料が、月曜夕方時点で相手先に未着みたい。土日挟むし大丈夫と思ったのが、甘かったかも。一応原紙を持参して、本日3時開催迄に届いていなかったら現地印刷いたしましょう。一見、それなり意欲的にお仕事消化しているように傍目には見えるかも知れぬが、猛暑にて全然やる気出まへん。先行きノーミソ前頭連合野を駆使すべきお仕事を避けて、身辺の”延髄”仕事(=条件反射的)ばかりでお茶濁し。夜、いつもの職場スリー・アミーゴスにて酒、それでも9時には切り上げました。

昨日通勤音楽。DG GCP-1028 @250にて入手Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜クラウデォ・アバド/シカゴ交響楽団(1980年)・・・

じつはベルリン・フィル時代以降現在に至るまで、彼の録音はほとんど聴いておりません。最近、古楽器系に傾注しているとの噂にはおおいに興味有。閑話休題(それはさておき)ショルティ時代のシカゴ響だけれど、ジュリーニとかアバドとかシェフとは正反対の個性で脇を支えておったんですな。強靱なるサウンドと、アバドの飾りの少ない表現がぴたり!相性であって、威圧感サウンドが強圧として鳴り響かない。金管の切れ味鋭い個性そのまま、弦だって無機的に響かない。現代機能の精華を見せつけられるようなオーケストラに酔いしれ、しかもショルティのような体育会系(ノーミソは筋肉でできている!)ではない、歌心に溢れ爽快そのもの。

第4楽章「アダージエット」は抑制され、静謐を極めて、官能を強調しない。終楽章は叫ばず、馬力あるオーケストラは余裕であります。まさにヴェリ・ベスト。

とは、ちょうど2年前2008年7月「音楽日誌」のコメント。シカゴ響の”スピーカーから風が吹き出るような”サウンドとの言及もあって、これはほんまに凄い演奏です。13年後1993年のベルリン・フィル再録音含め、彼のMahler はほとんど未聴。(貴重なるライヴはMDそのものを廃棄してしまいました)上記にほとんど語り尽くされていて、オーケストラの圧倒的強靱なる技巧、アンサンブルが空虚に響かない。ほとんど恣意的な旋律表現が存在しない。一昨日マゼール全集到着したばかりだけれど、アバドの全集も3,000円程で登場せぬか?

SONY  SB14K87874 /14枚組 2,724円会議開始が昼からなので、いったん出勤するには少々中途半端な時間、自宅にてゆっくりしております。Mahler 交響曲第3番ニ短調〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル/国立歌劇場合唱団/ウィーン少年合唱団/アグネス・バルツァ(ms)(1985年)・・・長大なる第1楽章「力強く、決然と」拝聴中。一昨日来、音質の変わってしまったオーディオ調整が主眼でして、スピーカーを壁際に(それなり)接近させたら以前の量感が戻って参りました。つまり、スピーカー後ろの穴(なんて呼ぶのか?)から抜ける音が後ろの壁に反響して戻っておるのだね、おそらく。以前は(処分した)電子ピアノに反響していたのが、それを取り払ってスピーカー後ろに空間ができてしまい、後方音響が散逸していたのかも(だから妙にエエ感じの)鮮度よろしく、奥行きも分離も自然な音にはなったが、”(芯が)弱い”といった印象に至ったのか。

まだ第1楽章〜第2楽章辺りのみの印象だけど、マゼールは自分の個性やら細部の彫琢を徹底せずにはいられないのだね。テンポは微細に揺れ、アクセントを付け、それは絶妙の効果を上げるべき成果ではなく、あくまで個性の表出に止まっていて自然ではない。オーケストラは美しいですよ、厚みがあって、アンサンブルのコントロールも徹底されおります。自然な熱気とかノリは期待でないが、さほどに違和感はありません。立派な演奏だと思います。


◆2010年7月某日の反省

さて、ブルーマンディの始まり。明日、出張会議本番だし、その準備云々より、まずこの猛暑の中出掛けるのが鬱陶しい。電車は通学生がいないだろうから空いているとは思うが。それでもサラリーマンは出掛けなくてはいけないんです。

昨日(ヘロ)オーディオの後ろにひっついて置いていた電子ピアノを撤去・・・すると、音が変わってしまいました。専門外だし、もとより安物機器が前提なんだけど、透明感や奥行きが増して、音量が小さくなってしまった感じ。昨日の「復活」(マゼール)もそんな印象でした。昨晩、次々といろいろな音源取り出して、かつての記憶と比較したが、おおよそそんな雰囲気。悪くはないんだけれど、迫力に不足する〜非力なアンプ、小さなスピーカーの特徴モロ、といった感じ。置き場所とかいろいろ工夫してみましょう。

Deutsche Grammophon 463 666-2Shostakovich 交響曲第10番ホ短調〜カレル・アンチェル/チェコ・フィル(1955年)・・・先日、シップウエイの思わぬ立派な演奏を聴いて、棚中より探し当てたもの。珍しいDG録音、音質的には期待できぬ収録年代だけれど、辛口で緊張感漂う演奏であります。いつもの牧歌的暖かいチェコ・フィルとはひと味違う粗野な集中力、かなり劇的演奏か・・・というほど集中できておりません。この前にはStravinsky ヴァイオリン協奏曲〜ヴォルガング・シュナイダーハン(v)/アンチェル/ベルリン・フィル(1962年)が収録され、そちらが音質的、作品的にも、そしてオーケストラの圧倒的技量に於いても鮮烈な印象であって、 その比較ではちょっと苦しかったかな、と。

仕切り直します。


◆2010年7月某日の反省

昨日はスポーツクラブへ難行苦行心身鍛練に行ったし、もう一日週末休みを静かに過ごしましょう。これより「電子ピアノ引き取り」に業者到着のはず、玄関先に移動させておきました。ちゃんと鳴りましたよ。これにてオーディオ付近の風景スッキリいたしました。なんせラックの後ろを占有しておりましたから、誰も弾かないのに。無事引き取って下さるでしょうか。できれば負担なしで。

こうして身辺整理が進むのは精神衛生上もよろしい。まだまだ大胆に捨てたいもの(恥ずかしい過去も!)有。

音楽はいろいろ聴いていて、大のお気に入りBach ブランデンブルク協奏曲あちこち、いろんな演奏にて摘み聴きばかり。コンチェルト・イタリアーノ、バッハ・コレギウム・ジャパン、そしてヤッシャ・ホーレンシュタイン/ウィーン交響楽団等々・・・やたらと種類を持っていて、それはそれで幸せなんだけど、子供の時の感動(カール・リヒター)、そして1985年、フランス・ブリュッヘンの古楽器による演奏を初めてFMにて聴いたときの新鮮な驚愕が蘇りません。棚中からはネヴィル・マリナー最初の意欲的な録音も、マックス・ポマーのCDも既に消えております。ノーミソは瑞々しい感性を失うばかり。

人相悪すぎ、もっと美しい写真あるでしょうが/10枚組970円Mozart ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415〜クララ・ハスキル(p)/フェレンツ・フリッチャイ/RIAS交響楽団(1953年)・・・まったく同じ作品+バックにて1954年ライヴ録音が存在していて、タイミングから見て別音源らしい。もちろん1960年ルツェルンのステレオ録音(DG)とは別物。この人の演奏は不思議でして、女流らしいニュアンスはちゃんとあるんだけれど、けっこう明快強靱なタッチは”雰囲気で”聴かせるスタイルに非ず。強靱=強面ではない。快活、陰りのない溌剌とした旋律を颯爽と演じて、音の旧さを忘れさせて下さいました。

続いてSchubert ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D960(1951年)・・・これはPHILIPS録音でしょう。音質はあまりよろしくありません。40分程掛かる大曲だけれど、ここでは33分弱、意外と速いテンポ、情感の揺れも頻出する、アツい演奏也。(第1楽章繰り返し問題もあるのかな?)若い頃の刷り込みは絶対であって、LP時代この茫洋とした大曲はパウル・バドゥラ・スコダ(p)の演奏にて目覚めました。現代楽器による(おそらくは現在発売されていない旧録音)ゆったりと落ち着いた演奏であった・・・

クララ・ハスキルは第1楽章から溌剌メリハリあるスタイルであり、第2楽章「アンダンテ」に沈溺した落ち着きはない。第3楽章「スケルツォ」は充分軽妙であり、終楽章の朗らかなる推進力はまるでMozart !でありました。

電子ピアノ、引き取りに来ました。5年以内のものだと値段が付くのだけれど、残念ながら6年前2004年製造、無料引き取り。廃棄物だと処分費用が掛かるし、0円引き取りでも充分でございます。部屋の景色はスッキリしたなぁ、あとは膨大なる(〜といっても、マニアの収集にはほど遠い)CDの存在が気になるところであります。

数日前のマッケラスに続き、亜米利加西海岸よりロリン・マゼール/ウィーン・フィルによるMahler 交響曲全集到着、14枚組2,724円也。なんせウィーン・フィルですから、マゼールともかく興味のある全集がこんな激安にて・・・ところが我らがSONYはん、例の如しで録音クレジットがないのだな。いちおうネットで調べておきました。第1番(1985年)/第2番「復活」(1983年)/第3番+「亡き子をしのぶ歌」(1985年)/交響曲第4番(1983年)/第5番(1982年)/第6番(1982年)/第7番(1984年)/第8番(1989年)/第9番(1984年)/第10番「アダージョ」(1984年)〜とまぁ、ざっとこんな感じ。既にニューヨーク・フィルを降りたマゼールだけれど、そこでも全集演奏(録音)しております。但し、時代はCDリリースじゃなくてデータ・ダウンロードなのだね。

早速、Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル/国立歌劇場合唱団/ジェシー・ノーマン(s)/エヴァ・マルトン(s)(1983年)・・・繊細な音質だろうと類推するが、おそらくは激安ディジタル・アンプとの相性はよろしくない。鮮度よろしく、奥行きも分離も自然だけれど、弱音時に様子がわかりにくくなる。演奏はところどころ、やや不自然かつ強引なるテンポ設定が顔を出すけれど、オーケストラのコントロール抜群であって、細部よく考えられ、練り上げられた、美しい演奏だと思いますよ。


◆2010年7月某日の反省

夏らしい夏、続いております。これはこれで正しい夏なんだけど、猛暑熱中症で亡くなった人が出ているとは・・・職場では風邪が流行っていて、体調管理が難しい毎日です。ワタシは大丈夫。さて、スポーツクラブに出掛けるかどうか、逡巡しているところ。

出張移動中音楽の続き。リヒテルの世評定まった録音と同じ頃の録音だけれど、Mozart ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466〜スヴィァトスラフ・リヒテル(p)/ヴィスロツキ/ワルシャワ・フィル(1958年/カデンツァはBeethoven )・・・リヒテルは大好きだけれど、彼のMozart はどーもヘンな感じ。抑え気味な演奏ながら、やはり硬派硬質なタッチが基本であって、軽快な流れの良さが感じられない。ちょっと考えすぎな演奏っぽい。引き続き、Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調〜リヒテル(p)/クルト・ザンデルリンク/ウィーン交響楽団(1962年)・・・こちらはソロの体質に似合って先ほどの違和感はなし、馴染みの強靱なタッチであります。でも、なんかぴん!と来なかったなぁ。オーケストラもよろしいとは思えない。列車中疲れ果てていたせいでしょうか。両者ともあまりぱっとした音質ではありません。

J.StraussU 喜歌劇「こうもり」 序曲/無窮動 /皇帝円舞曲/トリッチ・トラッチ・ポルカ/「ウィーンの森の物語」/「芸術家の生活」 /喜歌劇「ジプシー男爵」 /アンネン・ポルカ/「酒、女、歌」 (ここ迄第1集1962年)「千夜一夜」/「南国のバラ」/「雷鳴と電光」 /「シトロンの花咲くところ」/入り江のワルツ/「朝刊」/「春の声」/「ウィーン気質」/「美しく青きドナウ」(以上第2集1969年)〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ウィーン国立歌劇場管弦楽団・・・「ウィーンの森の物語」はLP時代からお気に入りでした。これが凄い!やや速めのテンポ、キビキビ進めて安直な弛緩(これも悪くないんだけれど)なし。所謂、”本場”のオーケストラであってサウンドやら、時に優雅な節回しが顔を出すんだけれど、指揮者がそれを許さない感じ。けっして違和感たっぷり野暮な力み演奏じゃないんです。颯爽としてリズミカル、引き締まったアンサンブルと推進力、結果、馴染みの旋律が抜群に新鮮!ウキウキとした音楽の愉しさ満載!に響き渡りました。これは拾いものだな。

夕方、猛暑とダルさを押してスポーツクラブへ。夏に負けていられませんよ。午前中、居眠りしつつ音楽を聴いていたら郵便が来ていたみたいで、夕方不在通知に気づきました。亜米利加西海岸からのCDでした・・・明日、再配達お願い済。

聴いていたのはRameau 組曲ト短調/ト長調/クラヴサン小品集〜マルセル・メイエ(p)(1946年)・・・2枚組を処分し、17枚組を入手したもの。プレイエルでしたっけ?ちょっとコシの軽い、ほんわか味わい深い音色。タッチは明快で細部曖昧さはないのに、粋な風情漂う演奏に全17枚例外なし、これは10枚目、どれも絶品であります。技巧の曖昧さも皆無。Rameauはあまり熱心に聴いていなかったというか、仏蘭西バロックは少々肌に合わない先入観ありました。作品の真価は、それに相応しい演奏によって目覚める、といった自明の理であります。


◆2010年7月某日の反省

昨夜はちょっと呑んじゃったな、久々。ほんまに暑いですね。朝駅までの16分程がキツかったし、昼休み職場スリー・アミーゴス(含自分)で”暑い夏こそ熱いラーメンを!”と、汗まみれにてラーメン屋に突入、ニンニク入りで更に汗だく、職場に戻ってニンニク+激しい汗+オヤジの加齢臭で職場大迷惑だったことでしょう。多少の制汗剤などほとんど無意味。夜は同じメンバー+若者一人にて西宮北口で会食〜また飽食の日々だ。遅く帰宅して、一日電源を切っておいたテレビは症状快復しておりました。部屋も冷やしておりましたし。もうちょっと様子見。

今朝、定例サイト更新済み。10年ぶりの加筆(「悲愴」2本)というのも凄くて、棚中在庫はすっかり変わっております。更新原稿中、生き残っているのは1/6枚Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」〜カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー(1948年録音/素材発信ザ・ダイソーCD-8 @100)のみ、というのは「売りようがなかった」という理由のみ。

贅沢というかなんというか、亜米利加西海岸より一発目到着して、チャ−ルズ・マッケラス/プラハ室内管弦楽団によるMozart 交響曲全集(1986-90年)・・・HMVでは廃盤、リンク先の値付けよりかなり安い2,884円(総経費込)也。早速、交響曲第28番ハ長調K.200(189k)/第31番ニ長調K.297(300q)「パリ」(アンダンテ別稿付)/第32番ト長調K.318/第33番 変ロ長調K.319拝聴。溌剌ヴィヴィッドで軽快なリズム、そして颯爽と強靱なアンサンブル、集中力を誇ってエエ演奏です。音質も最高。

もともと単発2枚分処分して、全集購入予定が3年ほどインターヴァルが空いてしまったもの。昨日、一昨日の聴取音楽に触れる余裕がなくなりました。

DG 429 918-2  3枚組1,380円にて正規盤入手済(2000年)昨日来一件のミスを発生させ、それが気掛かりなんだけど、それ以外は順調なお仕事進捗状況。昨夜少々呑みすぎ、猛暑の真っ最中でも体調はそう悪くありません。早々にお仕事を切り上げ、職場を後にしました。月曜祝日、途中出張など入ったから一週間はあっという間。週末休みへ。

(昨日移動中音楽の一部に言及)Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調〜スタニスラフ・ヴィスロツキ/ワルシャワ・フィル(1959年)/Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調(1962年)〜ヘルベルト・カラヤン/ウィーン交響楽団/スヴャトスラフ・リヒテル(p)・・・久々の拝聴。大好きな作品であって(とくに前者)、種々さまざまなる演奏で聴いてきたが、やはりリヒテルが最高!1959年ザンデルリンク盤はいっそうオーケストラの威力が凄いんだけれど、あちらは残念ながらモノラル録音でした。

重心低く、暗く、深く硬質な響き。タッチは強靭であって完璧な技巧、作品を選ぶだろうが説得力ある、うねるように巨大、かつ個性的なピアノであります。ワルシャワ・フィルもいつになく雰囲気たっぷりで音質も良好。Tchaikovskyのほうはカラヤンが上手いのだね。但し、ウィーン交響楽団の音色がツマらない感じないでもない。リヒテルはこちらややクールで余裕です。

本日通勤の音楽は、 Bach 音楽の捧げもの BWV 1079〜ヘルマン・シェルヘン/ベルリン放送交響楽団(1949年)・・・ことし2010年4月に言及があって曰く”技術的にかなりヤバいですねぇ。リズムが柔軟ではない。やや四角四面、ヘルマン・シェルヘンは舞曲としてのバロック音楽ではなく、まるで現代音楽に対峙するように冷静に、真面目に奏しております/残念ながら、この音源は資料的価値しかないでしょう。残念です。時代は変わりました”と散々の酷評。朝の忙しさに紛れて偶然棚中より取り出したCDだけれど、これがけっこうエエ感じ。軽妙さには欠けて、やや立派すぎる節回しが時代を感じさせるが、作品の価値を貶めるような演奏に非ず、”技術的にかなりヤバい”とは誤った聴き方でありました。トリオ・ソナタが大好きだけれど、管楽アンサンブルで聴かせる三声/六声のリチェルカーレが最高。ちょっと見直しました。

自主CDなのでフィル・アップは自由自在。Bach 管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067(1946年)〜フリッツ・ライナー/ ピッツバーグ交響楽団/セバスティアン・カラテッリ(fl)(1949年)・・・けっこうモダーンなセンス、引き締まって響き、現代の耳で聴いてもそう違和感のない演奏であります。但し、音質があまり芳しくないのと、それこそフルートが少々技術的に苦しいのだな。いかにも難曲!的雰囲気たっぷり醸し出しておりました。どなたか自分の耳で確認してコメントいただけんでしょうか。


◆2010年7月某日の反省

一晩眠って昨日商談の情報漏れ、追加を夢の中で整理、ほんまの夢でないのは起きてからもちゃんと覚えていることで、朝一番に出勤してクリアいたしましょう。昨夜は”除湿エアコン”入れて就寝、寝入り端は快適なんだけど、冷えすぎるんですよね。ま、よく眠れました。マズいのはテレビでして、この間の不具合は”異様な発熱”要因らしい。どこか故障しているのか。頻繁なる”チャンネル調整中”症状+画面の乱れが出て参りました。購入3年5ヶ月かぁ・・・なんかパソコンの寿命と良く似ている感じ。32型で当時十万円は格安でした。(勝手に)外付けオーディオスピーカーとの相性も抜群だったんだけどな。保証期間3年は切れていて、修理出すにも梱包がたいへんだし、いくら、いつまで掛かるかわからぬ。新しいのを買うことは吝かではないが、それなりに使えるものを見捨てるのは胸がいたむし、そもそもそう簡単に捨てられる時代じゃない。”下取り”みたいなことしてくれんのか。調べてみましょう。

昨日移動中、途中下車したおとなりのオジサンが日経新聞を置いていきました。これがオモロい。田中辰雄慶応大准教授「IT潮流、日本勢に追い風」〜結論のみの題名はツマらんが、内容はこの間肌で実感していることの分析であって、興味津々。i・Pad成功の前提に「オープン・モジュール化」の終焉があると。なるほど。ここ30年、表計算、ワープロ、、メーラー、ブラウザといった突破的魅力的ソフトが次々と開発され、それを”後から”ユーザー自らが取り入れることを前提としたこと。これが専用機(例えば市場から消え去ったワープロ専用機)だと”後から”魅力的機能を取り込めない。しかし、時代は既に突破的魅力的ソフトを生み出せなくなって”とにかく使えりゃエエ、安く、簡単に、不具合なく”となりました。

日本型ケータイのガラパゴス化と揶揄されるが、これは基本ソフトやら通信機能の汎用性問題であって、統合型商品の機能洗練は日本のお家芸ではなかったか・・・自分も、昨年散々部品(パーツ)を入れ替え、追加したマシン(もとより女房の元職場にてダメになったパソコンを譲り受け修理したもの)のマザーボードがイカれ全部アウト。どう考えても分解したり、内部パーツ追加できそうもない小型マシンを激安にて購入しましたもの。時代は”統合型商品”であって、機能最優先の時代になったんだろうな。

・・・音楽に言及する時間がなくなりました。本日はメーカーさんとお付き合いの日なので、ちょっと遅く帰宅する予定。


◆2010年7月某日の反省

さて、これより金沢行き日帰り出張。いつもの通勤より一時間余裕の出発となります。先ほど小さな地震があったようだけれど・・・ネットのポータルサイトには出ていないみたいですね。昨夜も暑さ(だけでっはない?)にて途中覚醒、小一時間ほどぼんやりして再就寝いたしました。道中居眠りしていきましょう。Yahoo!の星占いによると「51点」(判断力がにぶく、空回りしがち)、Gooogleだと6位(仕事運◎集中力をもって事にあたれば、どんなことも成功に近づけます)〜うむ、どちらも当たっていそうな気がするが、一時間後には忘れているでしょう。体調はイマイチ状態継続。準備不足なので不安なんです。営業大ヴェテランも本番前はいつも緊張するもの。

Documents 233018 10枚組1,000円也Rachmaninov ピアノ協奏曲第4番ト短調 作品40〜アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(p)/エットーレ・グラチス/フィルハーモニア管弦楽団(1957年)・・・第2番をピークにして作曲者の霊感は徐々に枯渇していった?感のある作品(失礼)ながら、ミケランジェリの強靱かつ光り輝くタッチにて、目も覚めるような演奏に仕上がっております。彼が第4番しか録音していない(おそらく演奏も)のは”作曲者の立派な演奏があるから”とのこと。このEMI録音自体も気に入っていなかったらしいが、これを聴く限り圧倒的説得力也。音質は初期ステレオでそれなりのもの。

その作曲者自身によるピアノ/オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1941年)がCD一枚に収録されるのも考えられた企画でしょう。最晩年ながら68歳、技巧の衰えを云々する年齢に非ず、グラマラスな貫禄に溢れます。但し、音質やら演奏スタイルの鮮やかさを比較すると、ちょっぴり苦戦かも。ぴかぴかのエエ音質で作品自体をまず再聴しなくては。

いつもは阪急にて通勤だけれど、金沢出張時にはJRを利用します。朝から人身事故とやらでダイヤ乱れまくり、大阪駅にてサンダーバードに乗車するが、それは一時間前に出発すべき便、ツアー客もいたみたいだし、ご苦労だと思います。ワタシはちゃんと座れていつもより小一時間ほど長く乗車時間を堪え忍びました。商談はほぼ狙い通り、和気藹々と終了、これで長く苦しかった一ヶ月一区切り、あまりの暑さと(精神的)疲労故、駅の行きつけの店でビールを一杯のみいただきました。大阪迄たどり着いたけれど、まだダイヤは乱れていて、尼崎駅での接続が全然上手く行っていない、十数分待たされました。

明日より、次のサイクル開始。毎月のことだけれど月末はスケジュールがタイトなんです。それでも精神的にはラクラク。

Hanssler Faszination  93001 道中長かったのでしっかり音楽聴いたけれど、一件のみ言及しましょう。Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜ミヒャエル・ギーレン/バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団/オイロパ・コール・アカデミー/バンセ(s)/カリッシュ(a)(1996年)・・・最高。ギーレンはムダを削ぎ落としてとことん低体脂肪/低体温的音楽を演る人だと思っていたけれど、ここで聴く限り壮麗なるスケールで迫力満載。旋律表現に前時代的誇張は存在しない(やや素っ気ない)のは事実ながら、響きの豊満に不満を感じません。細部、いままで気付かなかったような配慮でエグりだし、あぶり出して作品の真価を余すところなく伝えて下さいました。録音極上。

オイロパ・コール・アカデミーの壮麗なる響きに痺れ、少なくとも合唱に於いてこれ以上の水準を聴いたことはない。瑞々しく、厚みがあって整然、二人のソロも文句ない充実ぶり。おそらくは数々聴いた「復活」中のヴェリ・ベスト也。

 


◆2010年7月某日の反省

昨夜は禁断のエアコン就寝。但し、除湿のみ。これでもけっこう冷えます。購入4年目を迎えるディジタル・ハイビジョン・テレビ32型(by d:sign)だけれど、数ヶ月前のカード認識しない事件(一晩電源切って冷やしておいたら快復)に続き、”突然チャンネル調整状態”多発しております。楽しくドラマを見ていると突然画面が消えて”チャンネル調整をしております”警告数秒、再び画面が付くと6チャンネルになっている・・・こりゃなんだ。昨夜はけっこう頻繁に発生したしました。暑さのせいか。早くも寿命か?画面も音質も良好なんだけど。但し、購入当初より”大音量のところで落ちる〜即戻る”症状(これはby d:signの特徴みたい)はあるけれど。

Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調「悲愴」〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1955年)・・・ネットにてダウンロードしたもの。この時期の録音はけっこうお気に入りでして、後年の流麗豪華表現の方向は出ているが、オーケストラの響きが清涼だし、若々しくもヴィヴィッドな演奏になっております。音質はそれなり、というか、圧縮音源(.mp3)ですからなんとも正確なコメント不可。

数日前、ネットにて情報検索を掛けていたら偶然、ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団による1950年代Beethoven 交響曲全集へのコメントを拝見。曰く、”演奏も録音も中途半端な印象”〜これ、気持ちが良く理解できます。後年ベルリン・フィルと3種の全集比較では、”演奏も録音も中途半端”というのはその通りでして、なんせ第8番以外はモノラル録音(しかもあまり評判のよろしくないEMI)ですし、オーケストラの重厚艶々の響きに適わない〜というか個性が違うでしょう。駅売海賊盤にて集めた全集は早々に処分済(ネットからいつでもダウンロード可能)。専門筋の方によると、もともとはかなり優秀録音らしくて、いつか機会を見て再聴を果たしたいな、と考えております。

さて、明日金沢出張に向けての資料最終調整。久々の出勤なので日常調整作業も膨大、猛暑を乗り切らなくっちゃ。豪雨で家を、家族を失われた方々も多くいらっしゃいます。自分はこうして、元気で日常生活を送れることを感謝いたしましょう。

職場では風邪が流行っていて、一人2週間ほど咳き込んでいたからなぁ、伝染されました。金曜午前中にて早退したが、上司もその晩より(数年ぶりに)発熱して苦しんだとのこと。いつものように打ち合わせ、ミーティング、通常業務こなして、その合間に明日の商談(3本)資料最終加筆〜ほとんどできていないどころか、4日挟んだら趣旨を忘れました!んもうぶっつけ本番、商品情報一発検索できるノートパソコン(私物)持ち込んでその場で即答いたします。商談とは”伝える”前に、まず”訊き取る”ことだ、とはワタシの日常説教であります。体調いまいちにて定時退社、通院いたしました。

EMI 50999 6 089852 4 /16枚組3,962円通勤音楽。Mahler 交響曲第7番ホ短調〜サイモン・ラトル/バーミンガム・シティ交響楽団(1991年)・・・これは彼の主張、この作品に対する方向性をはっきり理解できました。この怪しくも妖しい交響曲は重苦しく、どんよりと演奏されるべき〜これは初めて出会ったハンス・ロスバウト(1952年)による刷り込みであります。現在の耳で聴けば、ベルリン放送交響楽団(旧東?)のアンサンブル、技量には相当の問題があって、全面賞賛ではありません。それでも、この作品は”怪しくも妖しい”ものだ、というイメージ抜き差しならない・・・

この作品をきちんとした、立派な交響曲として聴かせようとしたのがバーンスタイン(1965年)だと思います。これがサイモン・ラトルに至ると、怪しさ妖しさはふっとんで軽妙軽快、細部肌理細かく描き込んで、楽しく聴かせる意欲満々、第1楽章に於けるテノールホルンの生暖かいヴィヴラートも清潔に響くし、最終楽章の唐突な疾走と爆発にも空虚を感じさせない。両セレナード(第2/4楽章)をここまで自在なテンポ設定の変化を付けて、面白おかしく愉しませて下さったのは初体験でした。まさに新機軸、耳新しさ抜群!


◆2010年7月某日の反省

金曜は早退したので、”連休四日目”といった感じ。一日お仕事の計算間違って、明後日商談本番(金沢にて)故、明日はモウレツな集中作業必要でしょう。本日、夕方にはスポーツクラブへ行くつもり。パソコン/オーディオ部屋のカーペットを洗濯(安物薄手2畳なので洗濯機に入らんこともない)、オーディオのプレーヤーとアンプの位置替え(掃除が主眼)実施、パソコンのキーボードは定例となったパンタグラフ→メカニカル・タイプへ交換、気分転換したしました。使っていない電子ピアノは来週日曜に業者が見に来て下さることに。良くて無料引き取り、カネを払って持って行ってね、ということもあり得ます。

ここ最近、いや増すコラエ症のなさにて集中力低下、せっかくの音楽も”なるべく音の状態のよろしいもの”を求める安易さ、歴史的録音を避けるような状態であります。でも、大量に、クサるほど”自主CD”棚中にありますから。Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調〜ニコライ・ゴロワーノフ/全同盟ラジオ・テレビジョン大交響楽団(モスクワ放送交響楽団?1948年)拝聴・・・これは入手可能な3枚組通販で購入してもけっこう安いではないか。(自主CDなら原価20円+手間暇のみだけれど)旧ソヴィエット系の音源は一般に、ほとんど劣悪なんだけど、これはそうとうに、予想外に良好な音質でした。(圧縮音源.mp3→.wav変換でも)

テンポの唐突かつ不自然なる揺れ、極端なる対比、クサい節回し、エグい金管ヴィヴラート大爆発のド迫力、典型的”爆演”の好例也。第3楽章「スケルツォー行進曲」の快速テンポ、素晴らしいアンサンブルの集中力は爽快だけれど・・・突然のストップ、入念なる(しつこい、濃い)味付け〜また元のテンポに戻るわざとらしさには参りました!ラスト、ダメ押しのルバートも(ある意味)決まっております。終楽章の”泣き”の徹底にも脱帽。”爆演は称揚しない”という基本姿勢なんだけど、たまには悪くないか〜体調は快復している証拠かな?

数日前コメントしたShostakovich 交響曲第10番ホ短調の件。”コンヴィチュニー、ザンデルリンク、そしてコンドラシン(これは全集)が棚中に眠っている”とコメントしたが、フランツ・コンヴィチュニー1954年録音(初演の翌年)の地味、かつ滋味深いサウンドを聴きつつ棚中を探っていると・・・出てきました。カレル・アンチェル/チェコ・フィル(1955年)、さらにベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1985年ライヴ)、恐ろしいものですな、この記憶力の減退。意味のない収集。更には2台ピアノ版(作曲者+モイセイ・ヴァインベルク1954年)なんてのも有。物欲は減退しているとの自覚はあるが、聴いていない、または聴いていてもすっかり失念しているCD存在の空しさ・・・反省の日々であります。

猛暑にぐったり、なにもしたくない体調〜でもね、ここで一発奮起せんと!最寄の駅まで17分直射日光に苦しみながら到着、一駅でスポーツクラブへ。例のボディヒーリングでしっかり、苦しみつつ、体の真髄より汗を流しました。その後ビールの旨いこと!これで明日からまた頑張れます。

先日、ジョージ・ショルティの独逸語版で楽しんだPuccini 歌劇「トゥーランドット」の件。棚中のラインスドルフ全曲盤(1959年)を聴こうと思っていたけれど、ネットで凄いのを発見、そちらをデータ・ダウンロードいたしました。アルベルト・エレーデ/聖チェチーリア音楽院管弦楽団/テバルディ(s)/デル・モナコ(t)(1955年)・・・英DECCA伝説的なステレオ名録音也。CDに落として一枚半ほど。

おお、BRILLIANTでも出ているんですね。テバルディは優しげ、デル・モナコは強靭で輝かしい、まさに”黄金のトランペット”。「誰も寝てはならぬ」の劇的旋律に涙が出ました。音質は(.mp3ダウンロードだし)それなり、録音時期を考えると出色とみるべきでしょう。


◆2010年7月某日の反省

梅雨明け、本格的な夏へ。子供の頃、若い頃は夏が好きだったんだけどね、もうすっかりあきまへん。昨日は体調の様子を見つつ、時々居眠りしつつ、部屋にこもって終日音楽を聴き、サイト用原稿を執筆しておりました。ああ、朝一番で左膝+両腕のリハビリ・マッサージ、夕方帰ってきた女房殿と焼き鳥屋に行きましたけどね。これより映画「踊る大捜査線」へ。なんせ夫婦50歳以上二人で2,000円なもんで。ネット予約で便利になりましたし。ご近所だし。

サイト更新ネタは避けて別話題、EMI 50999 6 089852 4 /16枚組3,962円EMIによるMahler 16枚組はほぼ聴き終わって、個別課題(印象曖昧な演奏の再確認)に入っております。いまや世界の盟主であるサイモン・ラトルは、バーミンガム・シティ交響楽団を率いて「嘆きの歌」「第3番」「第7番」を担当しております。第10番はベルリン・フィルであって、個人的嗜好としてはボーンマス交響楽団の旧録音(1980年)を収録して欲しかったところ。ところが第3/7番がいまいちな印象であって、長大なる前者(1997年)をしっかり再聴。交響曲第3番ニ短調〜サイモン・ラトル/バーミンガム・シティ交響楽団/ユース合唱団/女声合唱団/ビルギット・レンメルト(con)・・・

クリアな音質であり、細部見通しよく、迫力もあるのに、弱音で著しくテンションが下がって音楽の様子が見えなくなる〜そんな印象。オーケストラの技量に不満はないのだけれど、響きにコクとか味わいとか足りない・・・キレイだし、良くまとまっているんだけれど(時間切れ)

行ってきました映画「踊る大捜査線」〜いやぁ、オモロいでんな。珍しく手抜きのない和製エンターティメント。真の悪役(ま、キョンキョンなんだろうが)や、エグい暴力シーンがないこと、全編にユーモアが漂うこと(とくにクラッキングされたセキュリティを解除するには、電源をいったん落とせ、とか)、セクシーなシーンがないこと・・・いろいろ配慮ありますよ。深津絵里って全然美人じゃないと思うし、やや年齢を重ね痩せ過ぎな印象もあるけれど、すっごく素敵。織田裕二も草臥れた感じないでもない。元気なのはスリー・アミーゴスの面々であって、でも今回で所長は引退なんですね。朝一番に(ご近所映画館へ)出掛けたので、一日が有意義に使えました。

オーディオ/パソコン部屋には転居以来数年、一度も緩衝材を剥がしていない電子ピアノがあって、岡山時代一年ほど女房がご近所のお友達に習いに行った名残。これがじゃまでじゃまで・・・ワタシ、CDは相当溜め込んでおるが、基本、身辺整理が趣味なんです。書籍は頻繁にBOOK・OFFに持ち込んじゃうし、職場でも何でも同じだけれど、意味もなく現状を維持していることがキライなんです。どんどん捨てちゃう。女房殿はもう弾かないというし、オークションをみても(CASIO/PX-100なんて)ほぼ出現しません。ネットで調べてピアノ業者にメールしたが(即)丁重にお断りされました。

視点を変え、不要品処分(遺品整理とか)そんなところにメールして、返事を待っているところ。カネは要らんので、とにかく引き取っていただければ良いんです。

今朝の続き。当時42歳、爽やかな溌剌演奏だと思います。オーケストラも巷間話題になるほどの弱点ではないでしょう。しかし、この演奏はEMI録音個性嗜好云々(けっして悪い音質に非ず)を計算に入れても「なにか」が足りない。さらさらと流麗であり、細部配慮もあり、上手い演奏なんだけど・・・どーも弱い。○×と比べて、というのは御法度だろうが、クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィル(1979年)の第1楽章と比較いたしました。けっしてワタシ大推奨演奏ではありません。

これが入魂というか、作品に対する姿勢が根本から違って凄い迫力!音質云々では説明の付かぬテンション、聴き手のココロをざわつかせるマジックがありました・・・最近のラトルは変身しておりますか?


◆2010年7月某日の反省

相変わらず睡眠不如意、体調もイマイチ、そのせいか両腕の痛みも気になります。リハビリに行こうかな?スポーツクラブはちょっと様子を見なくちゃ。女房殿は土曜なのに数ヶ月間の研修中、本日も終日お勉強だそうです。せっかくの連休なので、明日朝の映画を予約しました。無為無策、変化のない毎日だな、ボケちまいそう。この間連続して注文をしていたCDだけれど、HMVより10日間発売延期の連絡有。フツウなんでも到着遅れは不快なものだけれど、CDに限って遅れたほうが”未聴CDの消化”(不遜な態度だな)にはありがたい。但し、あとから注文した分、既に亜米利加を出発したとの連絡があったから、同時に到着する可能性はある・・・

TESTAMENT UCCN-1024昨夜の音楽はVerdi レクイエム〜トゥリオ・セラフィン/ローマ歌劇場管弦楽団/合唱団/シェイキー・ヴァーテニシアン(s)/フィオレンツァ・コッソット(ms)/エウジェニオ・フェルナンディ(t)/ボリス・クリストフ(b)(1959年)・・・なぜか1939年旧録音ばかり話題で、こちらステレオ録音はほとんどネットにてコメントを発見できません。宗教的畏敬の念より、ほとんどイタリア・オペラ風声楽が雄弁に活躍する作品、ワタシは大好きです。若く謙虚だった頃、”演奏云々より、まず作品を!”と、あまり著名でない演奏を聴いていたのも今は昔(←リンク先CDはとうに処分済)。(やや)金満中年に至って著名な演奏も遠慮なく堪能する日々へ、自分のこの作品に対するイメージ一新!豪華絢爛たる声楽陣の活躍に驚かされました。

ローマ歌劇場のオーケストラがどんなものかは知らぬが、ここでは立派な迫力ですよ。もう、ほとんどオペラのクライマックスにて、主役達の絡みを聴かされている感じ。よく知った旋律が別ものに響きました。音質はかなり良好。

【♪ KechiKechi Classics ♪】にて駄文を定期的に更新するのは、音楽に対する緊張感を維持するためです。できるだけ、安易に聴き流さない、自分なりの感じ方をしっかり記録しておきましょう、という趣旨なんです。これが年々、馬齢を重ねる度に苦しくなってくる・・・今朝もサイト更新ネタに取り出したCDは〜Chopin ピアノ協奏曲第1/2番〜アレクシス・ワイセンベルク(p)/スクロヴァチェフスキ/パリ音楽院管弦楽団(1967年)・・・ネット検索すると一年ほど前の自らのコメントが出てきて曰く

独墺系愛好者には支持があるんじゃないか。強烈でテンション高いタッチが連続、表情はクールだけれど正確な打鍵がどこまでも疾走する・・・男性的というよりサイボーグのような味わい。”粋”の欠片もない。抜いて流したり、ちょっとセクシーに歌ったり、詩情とか、そんな姿勢は微塵も感じられず、ひたすらバリバリ猪突猛進に弾き進む(ある意味)恐るべき完成度。オーケストラのバックも万全。/でも、こりゃChopin じゃないな。全然別なもの。鮮明だけれど、オン・マイクで奥行きが感じられない音質もワイセンベルクには似合っているかも
・・・なるほど。じつはここ数年のオークション処分にてけっこうな枚数彼のCDは処分していて、駅売海賊盤(しかもスリーブなし)が一枚のみ残ったもの。揺らぎや躊躇いのない、サイボーグのように正確なタッチ、不純物のない世界。整っているものが美しい、といった価値観はけっこう世間に存在するみたいだから、支持者はいらっしゃることでしょう。ある種の快感はありますよ。


◆2010年7月某日の反省

昨夜、呑みに行く気分じゃなかったのは体調不良、風邪気味のせいらしい。本日にて、当初狙いの提案資料完了の予定、これでようやく四苦八苦の月次ワン・サイクル(の準備)完了だけれど、次のサイクルが開始いたします。現職である限り永劫回帰の繰り返しだ。ほとんど休むべき体調、できれば午前中で帰りたいくらいだけれど、おそらくはそうもいかない。今朝、毎週の定例サイト更新済。一昨日に続いて、昨日もアマゾンを眺めていた数ヶ月様子を見ていた某全集ボックス一気に500円下がったので、これが底値と判断、亜米利加に注文出しました。これで未到着分3件、50枚程?アホでっせ。

Shostakovichの前奏曲とフーガ 作品34/87〜ロブソン、ベルタッチ、リーベンステッド、ブリーマー様々なピアニストによる演奏にて全曲ネットから拾えます。じつは数曲データ不正で.wav変換不可なんだけど、それでも自主CD2枚分に仕上げて拝聴。音質もピアノの音色も様々(アップライト?みたいな音色も有/まさか)ながら、聴きたいと思い立ったら即確認できる時代になったことに感慨有。なかなか素敵な旋律ばかり、しかし、続けて聴いているとかなり、そうとう鬱陶しい雰囲気に包まれました。体調不良のせいかも。

EMI 50999 6 089852 4 /16枚組3,962円Mahler 亡き子をしのぶ歌(5曲)〜キャスリーン・フェリア(con)/ブルーノ・ワルター/ウィーン・フィル(1949年)・・・記憶とは曖昧なもので、かなり以前CDを処分して以来、手元にはなかったことにようやく気付きました。曰く

”冒頭のオーボエ、ホルンが始まったところから、オーケストラの絶妙な美しさに心奪われます・・・フェリアの存在感のある声質も明快にとらえられています。ウィーン・フィルの練り上げられた繊細な響きが絶品で、もう現代では望めない個性のぶつかり合いがなんともいえない”、”ワルターも絶品だけれど、ここであらためてフェリアの「気品」を確認した思い。声そのものに「力強いドラマ」がある。「亡き子をしのぶ歌」は何度も聴いているはずだけれど、こんなに重く、心打つ名曲であったことに気付きました。(正直言ってマーラーの魅力にとり憑かれそう)”
・・・とは、かなり以前のコメントだけれど、なるほど。

フェリアはそうとうに濃い、個性的な太い声だけれど、気品と深さ、静謐を感じさせて、美しさ圧巻!今朝の更新の一本はクレンペラーの「大地の歌」だけれど、もう一方の雄ワルターの1952年録音を確認したくなりました。

体調よろしくなく、とくにかく出勤。最低限のチームの打ち合わせ、実績数値を拾って定例の報告書、メールへの返答とメーカーさんへのお願い事ちょちょいとこなして、職場を辞去いたしました。帰り、思い立って床屋さんへ。帰宅して昼食後、ボンヤリして二時間ドラマの再放送にも集中できない。未聴CDはこのさき次々と到着予定なのに、自主CDまた作っておりました。そういえば月曜も休みで連休ではないか。

Wagner 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」全曲〜ハンス・クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル/国立歌劇場合唱団/シェフラー/デンヒ(br)/ギューデン(s)/トレプトウ(t)(1951/52年)・・・著名なる英DECCA録音だけれど、現役ではないみたい(NMLでは拝聴可能)だし、意外なほどネット上にて話題になっていない(凡演との評価も有)。ワタシはシルヴィオ・ヴァルヴィーゾ盤(1974年バイロイト・ライヴ)の熱気がたいへん気に入って、ずいぶんと聴き込んだものです。ワタシ如きにオペラの善し悪しなど判断できるはずもないが、まず音質最高!モノラル、しかも.mp3→.wav変換させても、音源の良好さ、明快さはしっかり理解可能。”この時期にしては〜”などという保留条件なしに鮮明な音質。

意外なほど速めのテンポで颯爽と進めていて、重厚方面ではない。ウィーン・フィルのアンサンブルは(おそらく歌い手も)絶好調であって、いつもの”乱れまくるユルいアンサンブル”、”異様に巨魁なるものものしさ”みたいな先入観を一掃させて下さいました。溌剌として、雄弁なサウンド・・・だけれど、あまりの長さ(CD4枚分)故、第1幕CD1枚目→いきなりラスト4枚目第4幕迄すっ飛ばして聴いちゃいました。

よい連休にいたしましょう。何とか体調を整えないと。


◆2010年7月某日の反省

自然の猛威、豪雨被害は凄いですね。こちらフツウの梅雨模様だけれど、テレビでみても息を呑むほどの悲惨なる迫力、死者行方不明者も出ているとのこと。せめてお見舞いを申し上げましょう。湿度は高いが、夜は気温が下がってエアコンのお世話にならずに済んでおります。それなり、まぁまぁ眠れました。本日は職場の研修で昼から(全員にて)外出、そのまま呑み会でしょう。基本、エエ職場だと思うんだけどな、北海道に帰ったワタシの師匠格の方が鬱病で休み、職場復帰しても営業には戻れないそう。

しばらくCD入手は止めて、自主CD作り(ネット音源をダウンロードしてCD化)ばかりしていたけれど、ここ数ヶ月(日本の消費不況を見るに見かねてウソ)CDボックスもの購入再開しております。来週にはHMVより大物到着予定なのに、昨日職場昼休み、ぼんやり「アマゾン」を眺めていたら、かねてチェックを入れていた某セットものが一気に500円ダウン、ここが底値と見極めて注文しちゃいました。おそらく8月上旬到着。どーせ全部、きちんと聴けないのにね。

ワタシは世代的に子供の頃は未だ”貧しい”時代だったんです。小さい頃、家に(白黒)テレビ到着の日を覚えてますもの。若い頃、ボーナスの度に家電を買い足す歓び、みたいなものもありました。息子が大学に行って一人暮らしするにあたって、洗濯機冷蔵庫電子レンジテレビエアコンパソコンネット環境ケータイバイク(もちろんフロ)全部揃っていること(しかもそれなり安い)に感慨がありました。つまり、我ら”ビンボー世代”は、もったいない、贅沢品であるCDは全部きちんと聴かなくっちゃ、みたいな強迫観念があるんです。食べ残し(=聴き残し)に罪悪感有。

いまや”ケツを水で洗う時代”(必須/最強の水圧にし、毎日幸せを噛みしめております)。先日も言及したが、10枚組ボックスを購入するでしょ?その中で一枚でも心の琴線に触れるものがあればOKでしょ、隅から隅まで、全部堪能できなくても。昨日のDOCUMENTS 233019/10枚組1,000円Shostakovich10枚組の件、交響曲第10番ホ短調〜フランク・シップウエイ/ロイヤル・フィル(1995年)・・・第5番はミトロプーロス、第7/9番がチェリビダッケの歴史的録音(大御所)を揃えたのに、また、安易な音源を準備したな、そう思っていたけれど、これが大カンチガイ!番狂わせ、予測大外れの快演!音質極上(時間切れ)

予定変更。大きなトラブル重なり、職場全員で出掛けること適わず、研修は中止。ワタシは午前中みっちり(別室にて)中独連メンバーの資料に大説教(だって数ヶ所修正を指示すると半分忘れる、他の部分は指摘されたことの類推で修正できない/明日本番なのに)に疲れ果て、それでも資料の残りを仕上げ、定例実務作業(月一回分)を鬼神の如き集中力にて完遂後、若い者を連れて神戸迄商品展示会へ。本来は酒でもおごってあげなくっちゃいけないんだけれど、少々疲れが溜まったのと、試食連続でハラ一杯になったので帰宅いたしました。凄い雨でしたし。

今朝の、Shostakovich 交響曲第10番ホ短調〜フランク・シップウエイ/ロイヤル・フィル(1995年)・・・この作品はなんどか聴いたはずだけれど、印象に残っておりません・・・って全集入手して何十年経ってるの?(LP以来)カラヤンが好んで複数回の録音をしたのは何故でしょうか。重苦しく長大(23分)なる第1楽章「モデラート」は、意外にもクリア、すっきりとした響きでどんよりとした世界から救われております。これだったらShostakovichを聴くのも苦渋に非ず。第2楽章「スケルツォ」は、(スターリンの暴政を表現したらしい)激しい切迫感溢れる快速楽章、オーケストラが鳴り切って金管の迫力が快感であります。

第3楽章「アレグレット」もいかにも彼らしい途方に暮れた雰囲気で始まり、旋律リズムは馴染みの乾いて無機的であり、不気味なもの。途中のホルン・ソロは「大地の歌」よりの霊感だそうです。(ほんまかいな)終楽章「アンダンテ-アレグロ」は、例の如しの暗鬱なる開始だけれど、木管の響きは清涼そのもの。アレグロに入ると、やや明るい(のかどうか怪しい)風情に変化して、木管や弦のリズム、アンサンブルも見事な統率ぶり、推進力も颯爽と素晴らしい。スーパーオーディオ(とかなんとか)仕様でCDにて出ているらしく、このボックス収録の一枚でも相当明快な音質と迫力。ユーザーレビューも絶賛です。

ちょっと作品に目覚めたので、他の演奏も聴いてみなくっちゃ。記憶ではコンヴィチュニー、ザンデルリンク、そしてコンドラシン(これは全集)が棚中に眠っているはず。


◆2010年7月某日の反省

いつまで続く梅雨模様〜鬱陶しいもんです。洗濯物が乾きにくい。本日で当初狙いの提案資料作りは一気に目処を付ける予定。そう簡単に、うまくいくだろうか?諸処トラブルは発生し、そのトラブル処理に追われております。来週金沢商談の5日後には次のサイクルの訪問が続いて、休まる時がありません。これがサラリーマンだ。

久々、Haydn 交響曲第94番ト長調「驚愕」/第98番 変ロ長調〜デニス・ラッセル・デイヴィス/シュトゥットガルト室内管弦楽団(1995-2006年ライヴ)・・・HMVユーザーは絶賛!ほんの流し聴きだけれど、ほぼ全部聴いて(摘み聴き?)して、ワタシの嗜好に合わない理由はデッドな音質によるものと思われます。(けっして悪い音ではない)指揮者は雰囲気ではない、乾いて明晰なサウンドを望んだ結果かも。所謂古楽器系、素朴かつヴィヴィッドな躍動リズムではなく、ゆったりめのテンポ、じっくり細部描き込んで落ち着いた味わいが全体を支配して、どの作品に於いても表現に揺らぎはない。一貫しております。悪くないんだけれど、妙に知的というか、頭の良い人が良く考えた演奏だな、と。アンサンブルは優秀、どこにも乱れはない。こんなスタイルに慣れていないだけか?せっかくの37枚全集なので、しっかり聴き続けますよ。

正直なところ、演奏スタイルやら音質、アンサンブルの水準にややバラ付きのあったアダム・フィッシャー全集のほうが好みか・・・やはり慣れなのかな?

一日職場にこもって、机にてディスプレイとにらめっこ、というのは性格的に似合わないんです。お仕事は狙いの70%程、粗々にて仕上げました。明日午前(昼から職場全員で外出/研修/おそらくその後酒)、明後日の午前中展示会で外出、昼から職場行事はせいぜい途中挨拶で顔を出す程度だから、今週でキレイに仕上げたいもの。来週、本番直前はクールな目で、頭を冷やして点検のみというのが理想。日常諸作業(これが通常のボリューム)は、ついでに消化いたしましょう。本日、職場を出る直前に一気に、そうとう量片付けましたから。

DOCUMENTS 233019/10枚組1,000円通勤音楽はShostakovich 24の前奏曲とフーガより第1番ハ長調(1954年)/第5番ニ長調/第24番ニ短調(1955年)〜エミール・ギレリス(p)/ピアノ五重奏曲ト短調 作品57〜ヴィクター・アラー(p)/ハリウッド弦楽四重奏団(1952年)・・・前者はいつかは聴かなくちゃ、と思いつつCD入手の機会を得なかったもの。わずか3曲、しかも1955年録音の2曲の音質はあまり芳しいものではないが、想像以上の美しい作品でしたね。ギレリスの硬質な芯を感じさせるタッチの妙もあるのでしょう。

ピアノ五重奏曲ト短調は先日聴いたばかり。ハリウッド弦楽四重奏団って、レナードのお父さんであるフェリックス・スラットキンが主催していた亜米利加西海岸往年の実力派です。旋律はすっかり馴染み、というか、旋律のパターンがいつもの怪しげ神妙なる交響曲旋律と一緒なんです。音質は年代相応+αでまぁまぁ聴きやすい。弦は良く歌って、繊細なる”泣き”もあります。リズムの緊張感もエエ感じ。ヴィクター・アラーってよう知らんが、たしかピアノ協奏曲の録音もあったからShostakovichのスペシャリストだったんでしょう。堂々として、自信と力強さに満ちたタッチがけっこう貫禄たっぷり。前回聴取のベルリーニ弦楽四重奏団より、良く練り上げられた完成度を誇ります。けっこう好きですよ、この作品。


◆2010年7月某日の反省

説教は止めて(土曜挟んで)丸二日、職場ではワタシの怒号が響かなくなって、雰囲気改善したことでしょう。堪え忍ぶのもけっこうタイヘンっす。本日、提案資料の内部中間点検日だけれど、自分担当分は完了しているが、本来引き継ぐべき分野も含め大量宿題故完成は半分程、明日にはほぼ完了できると思います。いずれ本番金沢行きは来週ですし。昨夜は職場いつもの(中年ヴェテラン)メンバー3人で酒、一人ずっと風邪と咳で苦しんでいたので、久々。9時頃辺り健全な時間にて退去いたしました。

先日、HMVユーザー・コメントを見ていたら「ヴインタートゥーアのオーケストラがヘタ過ぎで」というクララ・ハスキル協奏曲録音への言及がありました。これなんかがそうだけれど、ヴインタートゥーア交響楽団って、コレギウム・ムジクムと同じなんでしょうか。「鎌倉スイス日記」に詳細コメントがあって、ワタシもほぼ全曲ダウンロード(+自主CD化)しております。それを聴く限り於いて”ヘタ過ぎ”には聞こえない、けっこう立派なアンサンブル。

確認しようとANDROMEDA(ANDRCD-5003)3枚組/1枚目Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調(1950年WESTMINSTER録音)を聴こうとプレーヤーに乗せたら・・・無音。あれ?故障かな、と別なCDで試すとちゃんと鳴ります、って、これ不良CDじゃん。メモによると2008年4月14日着総経費込2,000円ほどで入手、2年以上放置していたもので、それはこの曲が”ダブり”でそれを処分できるまで放置していたということです。いずれ時効成立、返品もできません。ちょっとショック。ヴィンタートゥーア・コレギウム・ムジクムへの言及を考えていたんだけれど・・・断念。

午前中打ち合わせ、昼からぼちぼちと未完成分の資料を埋め、明日、残り分を一気に一本分仕上げるつもり。残りで細部の調整をしてなんとか、来週本番に間に合うでしょう。もちろん日常業務は粛々と消化予定。少々ダレ気味だけれど、これも蒸し暑い気候故でしょう。耳鼻科+左膝/両腕のリハビリに行くため、早々に職場を出ました。

通勤音楽は今朝の続き。Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調〜クララ・ハスキル(p)/ヘンリー・スヴォボダ/ヴインタートゥーア交響楽団(1950年)・・・今朝、ダメだったCD?いえいえ、人相悪すぎ、もっと美しい写真あるでしょうが例の10枚組にも入っているんです。オリジナルがどんなものかは与り知らぬが、記憶通りのぱっとしない音質。でもね、粒の揃った音色のピアノ、思わぬ強靭な打鍵と繊細さの共存〜オーケストラの弱さ?そう情けないとは感じさせない・・・ま、滅茶苦茶上手いとは言わぬが。

・・・ところで。関連情報をネットで検索すると【♪ KechiKechi Classics ♪】 が出現するではないか!しかもANDOROMEDA盤で聴いた、と。???今朝、愛用のプレーヤー(DVDプレーヤーにて代用)との相性だったのかな?(後述;アンプの線が抜けかけていただけでした!)帰宅後、ポータブルCDプレーヤーで確認するとちゃんと聴けましたよ。なんかこちらのほうがゴリゴリした(ちょっとリアルな)音質でした。それにしても2年間未聴だった、なんて忘れているだけで、けっこう聴いておるもんですね。記憶ないんだったら一緒だけれど。

もともと話題はコレギウム・ヴィンタートゥーア・ムジクムの件でした。Mozart 交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」〜ハインリヒ・シフ/コレギウム・ヴィンタートゥーア・ムジクム(1999年)・・・彼のBeethoven はなかなかハードでしたね。ライヴ故か?ハードな集中力と、けっこうアツい生き生きとしたノリを感じさせます。オーケストラはけっこう上手いっすよ。メジャー・レーベルでCDが出ていないけれど、それだけの理由で実力は図れるもんじゃない。


◆2010年7月某日の反省

う〜む、自民党が第1党ねぇ、他の野党や民主党の減った分は”みんなの党”にいっちまった感じ。議席的にはかつての小泉自民党〜ラストと同じ状況になりましたね。比例で有田さん、三度目の国政挑戦で当選されました。ああいった真面目な人が人物本位で選ばれることを喜びましょう。(大学の先輩だし)党派云々ではなく、旧態なる政治屋然とした旧世代は退場していただきたい。若い人に任せればよいのだよ。タレント候補も難しくなりました(三原じゅん子は当選したのだな、岡崎友紀、庄野真代はもはやタレントとは言い難い/神取忍落選は当然のこと、八代英太次点?もうエーでしょうが)。これも衆議院で圧勝した民主党に強引な政権運営をさせない、といった国民のバランス感覚でしょうか。いずれ旧自民党政権的土建屋談合官僚支配体質再来は御免です・・・って、政治やら選挙に首は突っ込まないほうだけれど。

台風の目”みんなの党”人気は短命ですよ、おそらく。期待だけ。他の新党は消えていきますよ、じきに。それよりなにより、全国各地での大雨被害が心配です。自分の当面のお仕事もクリアしなくては。

昨日はスポーツクラブをサボって、一日中音楽+居眠り三昧(外出せず)。CAPRICCIO C10472Mozart セレナード第10番 変ロ長調 K.361(370a) (370a)「グラン・パルティータ」〜リノス・アンサンブル・・・名手クラウス・ベッカー(ob)率いる団体のアンサンブルは極上です。お気に入り作品故、ずいぶんとあちこち聴いてきた作品だけれど、リズムの緊張感、ノリ、躍動、そして技量的に図抜けているんじゃないか。もちろん音質的にも。コントラバスがこれほど明快に存在を主張しているのも、あまり他に記憶はありません。先日、パイヤール室内管弦楽団(1980年)の柔らかい響きに感心したものだけれど、こちら独墺系の硬派な響きを誇って凄い説得力。

Rachmaninov 交響曲第2番ホ短調〜ヴァーノン・ハンドリー/ロイヤル・フィル(1994年)・・・DOCUMENTS10枚組入手決意のひとつとなった音源也。露西亜風濃厚ではなく、甘美嫋々たる方向でもない、カッチリとして激甘旋律を甘さ控え目、端正なスタイルで聴かせて下さいます。オーケストラの調子もよろしいんじゃないか。音質もそれなりのもの。RPOレーベル音源でしょう。

Mahler 交響曲第9番ニ長調〜グスタフ・クーン/マルキジャーナ・フィル(2004年ライヴ)・・・昨年?聴いたものだけれど、HMVユーザーの「オーケストラが下手過ぎ」とのコメントが気になって、最終楽章のみ再聴。その後、お二人からフォロー入ってましたね。オーケストラの技量がスムース、耳あたりが良い演奏が必ずしも良いとは限らぬし、ましてやここでもマキジャーナ・フィルのアンサンブルはそんなに酷いもんじゃない。たしかにホルンの深々とした響き、弦の磨き上げられた色気、みたいなものは期待できぬが、絶望と詠嘆、陶酔のひとときはちゃんと堪能可能・・・ワタシの耳はそう間違っていないと思うんだけれど・・・

さて、お仕事遅れ気味を回復しなくては。愛すべき我がチームの中年への説教指導は、先週末で止めました。結果発生したトラブル、実績の低下は甘受する決意。


◆2010年7月某日の反省

昨日はいつもの朝一番誰もいない職場に到着、と思ったら、お隣の若いメンバーがヤミ出勤しておりました(すぐ帰りますからっ!と)。いくつかメールの返信をして、ここ数ヶ月溜まった横机上の資料を整理(半分程廃棄)、席後ろの棚を整理して移動。提案資料作成にちょっぴり着手しつつ、関連情報を収集、いくつかあわてて急ぎのものを発見して取引先に送付(といってもほとんど休みなんだけど)。本来の目的である”留守番役”としては、3年前に担当していた別な取引先担当より電話あり、代理にて無事用件をこなしました。昼にて予定通り帰宅。

最近睡眠不如意続いていて、昼からモウレツに眠いんです。Beethoven 交響曲第1番ハ長調/第2番ニ長調〜ウィレム・メンゲルベルク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1940年)・・・久々新たな全集を注文したばかりだけれど、こういった個性ある歴史的録音はネットにて無料で拾える時代に至っております。個性的でかなりワザとらしい表現が窮屈・・・って、ほとんど眠ってしまって悪夢にうなされつつ(内容忘れた)聴いていたので、自信ありません。じつは”自主CD”にて全集ができあがっておりまして、その反動にてDOCUMENTS10枚組は既に処分済み、880円でもなかなか売れんかった・・・

自主CDフィル・アップにぶち込んだWagner 歌劇「タンホイザー」〜「ヴェーヌスベルクの音楽」〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1954年)・・・こちらぐっと響きが洗練され、わかりやすくスケールも大きい。

EMI 50999 6 089852 4 /16枚組3,962円Mahler リュッケルト歌曲集〜トーマス・ハンプトン(br)/リーガー(p)(1996年)・・・ピアノ伴奏で聴くのは初めて。世間の例に漏れず・・・というか世代の問題か?ワタシの刷り込みはフィッシャー・ディースカウ(1963年/ベーム/ベルリン・フィル)であります。ピアノによるバックでも作品本質の魅力は損なわれないことに気付きました。ディースカウの表情付けは完璧なんだけど、ハンプトンの端正な歌いぶりにも好感が持てますね。第5曲目「私はこの世に捨てられて Ich bin der Welt abhanden gekommen」これをハンプトン含め、8種収録しているのがこのCDのミソでして、ピアノとオーケストラ伴奏交互に収録されるのも配慮。ジャネット・ベイカー(ms)(1967年/バルビローリ/ハレ管弦楽団)/クリスタ・ルートヴィヒ(ms)(ジェラルド・ムーア(p)1957年)/クリスタ・ルートヴィヒ(ms)(1964年/クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団)/フィッシャー・ディースカウ(br)(1978年/バレンボイム(p))/トーマス・アレン(br)(1988/9年テイト/イギリス室内管弦楽団)/ブリギッテ・ファスベンダー(ms)(1980年/アーウィン・ゲージ(p))/カタリナ・カルネウス(ms)(1998年/ヴィニョールズ(p))にてラスト。それがどうの、といった聴き分けられる耳を持っているわけではないが、壮観であります。

EMI16枚組には、8枚目ジャネット・ベイカー(ms)/ジョン・バルビローリ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1969年)による「リュッケルト歌曲集」全曲が収録されるから、全部合計で9種ということですね。ボックスを購入すると全部聴ききれなくて、結局ムダになる〜といった考え方もあろうが、こんな発見が全16枚中数枚存在するだけで元は取れた感じ。静謐、深呼吸のように同じ旋律を続けていると、精神(こころ)が落ち着きます。


◆2010年7月某日の反省

女房殿は数ヶ月間の福祉関係の研修中であって、土曜日もお勉強に通っております。実際の就職につながるか別にして、社会的広がり、人との出会い、視野を広げるのは大切なことでしょう。ワタシなんかほとんど職場のみ、稀に音楽、ネット関係でのお付き合いですもん。引退後はどーなっちまうのか?本日、休日出勤(職場お留守番)にて午前中のみ対応。ちょっと涼しくて過ごしやすい気候、こちら雨は降っていないが、全国あちこちでは豪雨で大被害らしい。

明日、参議院選挙。民主党苦戦だそうな。自分も含め、日本国民の政策論議の曖昧さが政治選択の甘さを幅を狭めているように思えます。国民が一番望んでいるのは景気対策なので、管さんの増税持ち出し(政治資金、普天間を争点にできないので)はちょっと、苦しい感じ。筋道ていねいにやればよろしかったが、唐突感がまぬがれない。でも、従来の土建屋談合政治に戻るわけにもいかず、基本、日本は高齢化+人口減が続いているわけだから市場が縮小するのは当たり前。新たな成長戦略を組まないといけないが、資源のない日本は人材育成しか道はないんじゃないのか。自民党時代の失策は数々あるけれど、教育の混迷は最大の損失でしょう。貧しくても勉強すれば立派になれる!時代は過去の神話か。(ちょっとエラそうなこと書いちゃいました)

昨夜、聴いた音楽。Bach クリスマス・オラトリオ BWV248(第1/2部)〜カール・リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団/合唱団/クロエ・オーウェン(s)/ヘルタ・テッパー(a)/ゲルト・リュッツ(t)/ホルスト・ギュンター(b)/キース・エンゲン(b)(1955年)・・・今年購入したジョン・エリオット・ガーディナーの1987年録音(もちろん古楽器)を好ましく思うが、ネットでご意見を拝聴すると「スッキリしすぎ、物足りない」「付いていけない」旨ご意見けっこう有。このリヒター旧録音は購入数年、棚中に寝かせていたけれど、ゆったりとしたテンポ、微妙に緩く、スケールが大きい、立派・・・に感じるのは、ディジタル時期以降の古楽器系演奏に耳馴染んでいるからでしょう。世間的にはこちらのほうに馴染んでいる人は多い(もともとはワタシもそう)だろうし、ガーディナーの”物足りない”といった受け止め方も理解できんことはない。

バロックの演奏スタイル変遷はここ50年程急激であって、子供時代にリヒターの新録音は聴いていた記憶有(作品初体験)。歌い手ソロ、合唱団も含め、上手いヘタとかじゃなくて、スタイルが違うんです。雄弁であり、大柄、立派、”粗い”(これはおそらく誤解)と感じるのは、それはおそらくロ短調ミサBWV 232〜ジョシュア・リフキン(1981年/声楽一パート一人にて担当)に衝撃の出会いをして以来、嗜好が変化したのでしょう。しかし、しっかりと地に足の付き、誠実な味わい溢れて、しっかりCD一枚分感銘をいただきました。

CBS/SONY  30DC 351  100円 Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック(1961年)・・・前のめりで混沌とした厚みと濁った響きがアツく語りかける、濃〜い演奏。ニューヨーク・フィルって芯はあるが、どこか明るめの違和感がタマらない。「ここニューヨークでも本場の音を聞かせます。今夜は燃えまっせ」(意欲)的演奏で、推進力はモウレツ。日常座右に置いて楽しむべき演奏ではないかも知れぬが、とことんエンターティメント〜なんか満腹感最高でした。全集聴いたらたいへんだろうな・・・とは、2004年6年程前の感想。なるほど。古楽器系スリム・クリアな嗜好が基本ながら、この時代の亜米利加の演奏はけっこう好みだな、と気付いたのは一連のパブリックドメイン音源をネットで拾えるようになってから。

独墺系重厚なる”いかにも”世界を避けたいのは、生来の天の邪鬼性格故。素晴らしい集中力と勢い+暑苦しいくらいのテンション勢い。劇的で前向きの希望に溢れ、素晴らしい。細部仕上げの粗さもなんのその、時あたかも我らがSONYはんが全集再発して下さったので、(禁を破って)昨日注文しちゃいました。この第5番はダブっちゃったな。

しょうもないことだけれど、嬉しかったこと。ブラウザはシンプルなGraniを愛用しているんだけれど、なぜかOSを「7」にアップグレードしてから、ソース表示より愛用のHTMLエディターが呼び出せなくなっておりました。(ソフトの相性か?エラーとなってしまう)このたび、4.3にアップ・グレードしたら不具合解消。サイト更新の環境が久々に元に戻りました。


◆2010年7月某日の反省

お仕事苦戦しております。

物理的日程的には未だデッド・ラインにには達していなくて、しかも日常作業はなんとか回している状態、一番の心痛は自分が狙っている提案資料作成が当初予定の半分しか進捗していないこと。我がチーム愛すべき誠実中年のお仕事スキルがあまりに(想像を絶して)低すぎ、そのフォロー、指導(ほぼ説教)に時間とエネルギーを割き過ぎ疲れ果ててしまっております。昨夜もド残業にて大苦戦。資料作成指導(文字通り手を取り足を取り、微に入り細を穿つ指導状態)は別室で行うようにして、(結果)激しい説教は他に聴かれないようにしているんだけれど、どうしても日常作業の不備、取引先への意味不明な連絡、トラブル処理純実務作業漏れの指摘・始末をしていると、イライラ声を荒げてしまう・・・自分の堪え性のなさ、人徳不足、職場回りへの悪影響(とうとうパート派遣さん女性軍より「林さんたいへんですね・・・」と声を掛けられる始末)、雰囲気の悪化を招いてしまう・・・

来月には新たな(病を抱えた)若者が合流するし、お隣のメジャーチーム(若者中心)ではエースと期待された二十歳代の新婚君が鬱症状(激しい不眠状態を新妻にも話せない)へ・・・これ以上我がチームのことで、全体に迷惑掛けられんのです。なんせ、取引先との関係も含め”お仕事それなり回している”のは我らB級チームのほうなので。システムやら仕組み、作業段取りを(それなり)確立させているんです。それでも、昨日も取り扱い商品にて中程度のトラブルが発生し、その対応に(やや)追われ、疲れ果ててしまう・・・お隣メジャーチームのチーフ(=お友達)と帰りにちょっぴり呑んで(愚痴合戦して)しまいました・・・深夜帰宅。まだまだ元気でっせ。

もう限界、との自覚有。メンバーチェンジも安易に期待できぬ現状、もう最低限の分野を彼に任せて(=その部分は実質捨てる)、お取引先担当には先に詫びて、彼の日常フォローを止めるべきか、と決意を固めつつあります。どんな日常行動も見て見ぬフリをする。結果発生するトラブルは甘受して、ケツ拭いに徹する、事前フォロー点検は一切しない・・・

通勤音楽はBartok ピアノ協奏曲第2番〜イディル・ビレット(p)/テオドール・グシュルバウアー/ゲヴァントハウス管弦楽団(1985年ライヴ)・・・デビューのライヴ(1963年)も良かったが、こちら評価を確定させ、盤石の技巧にて”いかにも彼女向け”的作品であります。技巧の切れ表出、やや叩き過ぎ、硬質なタッチは好みとは言えぬピアニストなんだけど、作品に個性がぴたり!似合って硬派な作品が結構愉しい。オーケストラに厚みがあって、管楽器のみの第1楽章伴奏、第2楽章は前半ほとんどティンパニのみ、そして弦の静かな参入(ここでは金管不参加)、賑々しい大爆発な最終楽章〜弾き手にとっては相当の難曲らしい・・・がビレットは易々すいすい溌剌と演奏しております。音質も良好。

明日も出勤・・・なのは、巡り合わせで一人しか留守番がおらず、自分が買って出たことによるもの。午前のみ諸トラブル対応に備えることと、自分の作業進捗(+身辺整理)をするため。なんとか追加サイト更新を狙いましょう。

体調フツウだけれど、朝からどーにもノーミソのテンションが上がらない。昼休み、ぼんやりしたままHMVにCDの注文を掛けちゃいました。日常諸雑務(というか定例作業)をこなしていれば時間は過ぎるし、昼からちょっとしたイレギュラー2件処理(じつはかなりの荒技)したら、もう精神的に切れてしまって早帰り実施しました。当面のトラブルはクリアしている(つもり)だし、日常作業に滞留は一切なし、ノーミソ前頭連合野を酷使するお仕事に着手したくない。明日午前中、横机に山積している資料類を整理し、周辺資料の整備収集をしてスケジュール練り直します。週明けから気分も新たに仕切り直し(予定)。

通勤音楽。Ambroisie AMB9993Beethoven 交響曲第7番イ長調〜ジョン・ネルソン/アンサンブル・オルケストラル・ドゥ・パリ(2006年)・・・以前第3/4番をちゃんと拝聴済。パブリック・ドメイン音源をネットで拾えるようになってから、1950年代亜米利加の元気前向き演奏を好んで聴くようになっておりました。こちら、所謂今風古楽器奏法の影響を受け、軽快で粘らないリズム、颯爽としてさっぱりとした旋律の節回し、弦が薄く明るく、木管が華やかに目立ち、金管が軽快なのは仏蘭西の個性も入っているのでしょう。威圧感皆無な小編成。独墺系重厚サウンドに慣れている人には耐えられぬ演奏でしょう。

アンサンブルはけっこう緻密だけれど、神経質な印象を与えません。一般にちょっと頑張り過ぎちゃう名曲だけれど、汗水とは無縁モダーンな世界であります。気に入りました。音質は極上です。

さて、ゆっくりして明日〜来週に備えましょう。いよいよお仕事デッド・ラインに入ります。


◆2010年7月某日の反省

昨夜はいつもアマオケのチケットを手配して下さるヴィオラ奏者の方と十三で歓談、といってはほとんど自分がおしゃべりしていただけ。やはり同世代なんだな、不思議だけれど【♪ KechiKechi Classics ♪】の読者には同世代が多いみたい。お仕事のほうは、とにかく異動ぼちぼち3ヶ月になる中年が(人間的には素直でエエ奴なんだけど・・・)使えない。お仕事は毎日、大小いろいろなユニット作業の積み重ねなんだけど、完遂できない。残しちゃう、放置しちゃう。5分で終わるものを明日に回そうとする。この問題をいったん抑えたら、次の手を打っておかないと、また同じトラブルが倍返しで繰り返しちゃうことに思い至らない。

昨夜は職場を出る直前に、昨夜発生していたトラブル(各所ご尽力フォローいただきつつ)の最終決着処理に手が着いていない、というか、その処理することを理解してない。希望的観測を実質関係ない部署担当と電話で雑談して”済んだ”と思ったらしい・・・じつは、そんなストレスを昨夜の酒席で晴らしておりました。

昨日通勤音楽。DOCUMENTS 233013 /10枚1,000円Puccini 歌劇「トゥーランドット」(独逸語版抜粋)〜ジョージ・ショルティ/ケルン放送交響楽団/合唱団/ゴルツ(トゥーランドット)/ホップ(カラフ)/スティヒ・ランダル(リュー)他(1956年)・・・音質がかなり良好、ショルティの強靱明快な表現が素晴らしいこと、旋律の美しさ(馴染みの「誰も寝てはならぬ」先頭に)独逸語だと少々強面な印象が強まるが、音楽の説得力に変わりはない。カラフは端正であって、伊太利亜系朗々とした高音とは印象違って、生真面目な感じです。なんか、伊太利亜歌劇に目覚めそうな手応えあって、次は全曲版(ラインスドルフ)に挑戦いたしましょう。


◆2010年7月某日の反省

昨夜は”除湿機能”を入れて就寝、快適なんだけど、途中冷えすぎて止めました。上手くいきまへんな、なにかと。朝はけっこう涼しいですよね。本日は狙い通りのお仕事進捗狙い、早々に職場を出て、この間ご招待ただいているアマオケの方と十三で酒予定、これも浮き世の縁。男世界はどーしても自分の狭い社会(会社への束縛は減りつつあるとはいえ)価値観に凝り固まる性癖があるので、こうして利害のない人々との交流は大切なんです。その点女性はバランス感覚もあるし、共感を求める点でノーミソ柔軟だと思います。

Shostakovich ピアノ五重奏曲ト短調 作品57〜Carmelo Giudice(p)/the Bernini Quintet・・・ネットで拾った音源(ライヴ拍手入)をCDRに保存した自主CD也。先日、入手するまで未聴作品であったもの。交響曲第8番の頃かな?旋律テイストは一連の交響曲にテイストが良く似ていて、室内楽だったら深刻大仰に響かない、作品旋律の風情がよくわかりやすい・・・って、Brucknerの弦楽五重奏曲ヘ長調を思い出しました。5楽章制であり、第3楽章「スケルツォ」(3:37)のあと、次はフィナーレ、と思いきや「間奏曲」(6:55けっこう長い、深遠)が入るのが一筋縄ではいかぬ彼らしさ。

演奏は壮絶な、とか凄い集中力!といったものではなく、日常の演奏会風景といった感じ。作品を味わうといった点で文句ありません。音質も悪くはない。


◆2010年7月某日の反省

この時期当たり前だけれど、蒸し暑くて寝入り端が苦しい、結局途中覚醒しばらくボンヤリ〜二度寝の繰り返し。ほんま休みたいくらい。どこかでまとめて休みたいな。職場では数人風邪をひいているが、自分は大丈夫。体調自体はそう悪くないので。ただ、精神的にサボりたいだけ。

TELDEC 8573-83563-2昨日、通勤音楽は、「ニューイーヤー・コンサート2001」〜ニコラウス・アーノンクール/ウィーン・フィル・・・たしかオークションにて入手したものだけれど(記録紛失)2枚組か?と思ったら2枚目はわずか3曲収録のアンコールのみボーナスCD。「ラデツキー行進曲」(オリジナル版)はノンビリとしてゆったり、Lanner 「シェーンブルンの人々」「狩人の喜び」、Lanner「シュタイヤーの踊り」、Straussの「朝の新聞」「電磁気のポルカ」「起電盤」、喜歌劇「ヴェニスの一夜」序曲(ベルリン版)、JOSEFの「道化師のポルカ」「オーストリアの村つばめ」、再びStraussで「観光列車」「諸人手を取り」「いたずらな妖精」「暁の明星」、そしてアンコールはJOSEFの「憂いもなく」、ラストいつもの「美しく青きドナウ」「ラデツキー行進曲」(これは例の如し拍手入)となります。

リズムにパンチが効いていて、オーケストラの扱いも極上、なにより”本場”の粋+揺れに溢れ、これほど美しい「美しく青きドナウ」にはそう出会ったことはない・・・

今週終了予定の資料作成1/4完了。種々トラブルをクリアしながらの進捗だから上々でしょう。トラブルに間違いはないが、落ち着いて関係部署と情報共有しつつ処理すれば問題ないんです。こちらヴェテランですし。それよりなにより、朝一番にパートさんから「はやっさん、人事出てますよ」って?我が職場に一人東京本丸より転入有。ちょっと遅れて出てきた上司より「忙しい?」と別室に呼び出され、早速その件であります。新卒2年目の若者、病を得て療養中であり、実家の大阪に返すとのこと。つまり、我がチームにて予算外配置お仕事馴らし+快復させる趣旨。う〜む、更に対人関係は苦手らしく(ウチは営業部署でっせ、最前線の)なんとかお仕事を作ってやってくれ・・・絶句。

一人、どーしょーもないのを抱え、あと一ヶ月で更にもう一人。アホ息子とほぼ同い年でっせ、桁違いにエエ学校出ているみたいだけれど。息子はアホ学校出て、現在立派にバリバリ働いて自活してますよ。学力、就職試験の成績と、ほんまのお仕事力、生きる力は別モンでしょう。それに20歳代だったら女性にモテるということが一番重要!と思います。そして、精一杯、体力の続く限り遊ぶことも。

オジサンは疲れてきました。Vaughan Williams 音楽へのセレナード(1969年合唱+ロンドン・フィル)/イギリス民謡組曲(1970年ロンドン交響楽団)/ノーフォーク狂詩曲第1番(1968年ニュー・フィルハーモニア管弦楽団)/グリーンスリーヴスによる幻想曲(1970年ロンドン交響楽団)/湖沼地方にて(1968年ニュー・フィルハーモニア管弦楽団)/舞い上がるひばり(1967年ニュー・フィルハーモニア管弦楽団/ヒュー・ビーン(v))〜エイドリアン・ボウルト・・・最高。なんという安寧と落ち着き、万感胸に迫る旋律の妙。爆発ではなく囁き。雄弁ではない語り。人生を慈しみ、生真面目なるユーモアもあります。胸がきゅっとする静謐清涼なる床しい感動が待っておりました。

音楽は嗜好品です。帰宅してからサイト更新用にSchumannの協奏曲系作品を聴いていたけれど、どうしても入り込めませんでした。


◆2010年7月某日の反省

どうも寝苦しく、睡眠が不規則になりがち。途中覚醒して、二度寝したが朝がツラい、できれば休みたいくらい・・・そうもいきまへんな、シガないサラリーマンは。本日より、次のサイクルお仕事(一ヶ月単位)実務上開始、その前提準備は一週間前から始まっていて、取引先との調整のため先週出張しておりました。昨日は終日、断続的に音楽を聴いてどこにも出掛けず。

Wagner 楽劇「ヴァルキューレ」〜エーリヒ・ラインスドルフ/メトロポリタン歌劇場/アストリッド・ヴァルナイ(s)/メルヒオール(t)/ショル(bbr)/トローベル(s)(1941年12月6日ライヴ)・・・伝説のヴァルナイ・デビュー(リハーサルもなく、ロッテ・レーマンの急遽代役とか?)がパブリック・ドメインにてネットで拾えます。音質は時代相応のものだけれど、熱気が素晴らしい。ラインスドルフは1950年代にMozart の交響曲全集を録音しているでしょ?あの素っ気ないストレート系快速表現が、ライヴにて方向そのまま、叩き付けるような迫力、推進力となってアツく燃えております。歌い手のやる気、鬼神の如き集中力ヴィヴィッドな生命力!ヴァルナイがジークリンデねぇ、なんでも若い頃は演れるということですよ。著名なる「ヴァルキューレの騎行」も尋常一様なる演奏に非ず、いったいどうなっちまたんだ?的興奮に溢れます。こんな音源が無料とはねぇ(復刻状態云々言わなきゃ)・・・そりゃ、商売はむずかしくなるでしょ。

Schubert 弦楽五重奏曲ハ長調 作品163〜クラシュマリニク/ペルネア(v)/タットル(va)/フォリー/パブロ・カザルス(vc)(1953年)・・・プラド音楽祭でのライヴ音源で数年前高価購入していたもの。ちゃんとプラド音楽祭 MUSIC & ARTS CD-1113   8,590円(13枚組) サイトに明細保存してありました。(時間切れ)

きょうも諸雑務+ミーティング+打ち合わせ+説教(但し別部屋にて)にて空しい一日終了。明日から4日間、しっかりノーミソ前頭連合野を使用する提案資料作り、根性入れてやりましょう。今朝の続き・・・

Schubert 弦楽五重奏曲ハ長調〜カザルス(v)はヴェーグ弦楽四重奏団との1961年ステレオ・ライヴを愛聴しておりました。さすがにそちらでは技巧の苦しさが聴き取れます。こちら77歳の録音はまだ技巧に衰えが目立っていなくて、(プラド音楽祭の一連の演奏は)どれも生き生きとして貫禄充分。クラシュマリニクとは見知らぬ名前だけれど、明るくスムースな技巧を誇って、名曲を楽しげに悠々と表現しておりました。音質もそう悪いものではない。

フィル・アップはMendelssohn ピアノ三重奏曲二短調 作品49〜カール・エンゲル(p)/シャンドール・ヴェーグ(v)/パブロ・カザルス(vc) (1960年)・・・これはなんと可憐で美しい旋律+濃厚なる浪漫の味わい。7年後、先の1961年録音とはほぼ変わらぬ時期ながら、カザルスの技巧にそう問題を感じません。カール・エンゲルのピアノは控えめながら、全体の味わいを支配しておりました。軽妙であり、優しいタッチ。

帰宅してBruckner 交響曲第8番ハ短調(改訂版)〜ジョージ・セル/コンセルトヘボウ管弦楽団(1951年ライヴ)・・・うーむ、大失敗。オーケストラは上手い(ライヴ故の乱れ有)し、速めのテンポ、セルの清潔なるフレージング、引き締まったアンサンブルは集中力たっぷりだけれど、なんせ音質が苦しい・・・ヒステリックじゃないから、そう苦ではないんだけれど、薄ボンヤリとして曖昧模糊な響きであります。日常わざわざムリして聴きたいとは思わぬ・・・といっても、ネットで落としたフリー音源ですから。自主CDはどなたかにプレゼントいたしましょう。


◆2010年7月某日の反省

朝方涼しくなったが、湿度高く寝苦しい日々。昨日は雨中ながら充実した一日だったし、本日は家でゆっくりいたしましょう。今朝、なんとか毎週定例サイト更新2本目遅れて執筆更新。CDに刻み込まれたディジタル・データに変化はないが、聴き手ノーミソ前頭連合野の変遷は甚だしいもの有。つまり、音楽の受け止め方は日々変化するということでしょう。売る方は止めてしまったオークションだけれど、いくつか入札はしていて(けっして深追いしない/物件ごとに上限を決めてそれを越えれば潔く撤退する)、昨夜相次いで敗北。「今、汝の掌中にあるものをしっかり聴きなさい」といったご神託(無神論者だけれど)なのでしょう。

Bis  BIS632Mahler 交響曲第9番ニ長調〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ放送交響楽団(1993年ライヴ)・・・著名なる里帰り公演也。NMLにて拝聴可能。人気作品故、ネットでは種々様々感想が拾えますよ。HMVのユーザー・レビューは好意的だけれど、なかには「オーケストラのアンサンブルが粗い」「縦の線が合っていない」「終楽章に工夫が足りない」など酷評も散見されますね。

アンサンブル云々すればもっと酷いのを聴いたばかりだし、ライヴならではの尋常ではない切迫した熱気、(良い意味での)肌理の粗さ骨太さ、露西亜風金管の迫力タップリ。アンサンブルの縦線が合わないことを気にされる方はいらっしゃいますよね。バルビローリの第3番(1969年ライヴ)もそうなんだけど、ワタシはその辺りは全然気にならない、むしろ流れとか勢いを重視したい。第2楽章レントラーのヤケクソ的爆発を絶賛したい。洗練ではない野暮ったいサウンドが快い。表現としてはスヴェトラーノフ辺りと一線を画して、もっとモダーンだと思いますよ。

終楽章はざっくり速めのテンポで流している感じはあって、それが「工夫が足りない」と受け取られるのかも。ワタシは情念とか感涙ではない、狙いとして”ざっくり速めのテンポで流している”と聴き取りました。じっくりと腰を据えて念入り表現ばかりが道じゃない。ライヴ故のアンサンブルの乱れ、傷は前提です。気に入りました。そうそういつも、日常座右に置いて聴くべきものではないかも。


◆2010年7月某日の反省

これより土曜出勤、但し午前にて終了予定。昨夜は湿度が不快で全然眠れず、いかにも梅雨真っ最中といった風情のしとしと雨模様であります。昼から演奏会、夕方スポーツクラブといったタイトなスケジュールを考えているが、日和っちゃうかも知れません。従って、サイト定例更新分もう一本の目処が立っておりません。原稿は「何を取り上げるか」で80%決まるんです。それが、いつも、迷いに迷って決まらない。それだけ。

昨日出張中音楽の続き。「協奏曲100枚組」より、フリードリヒ2世 フルート協奏曲第3番ハ長調〜ヴェルナー・タスト(fl)/ペーター・ギュルケ/ベルリン室内管弦楽団(1978年)/C.P.E.Bach フルート協奏曲ト長調〜タスト(fl)/ハウシルト/シュターツカペレ・ヴァイマール(1976年)/Quantz フルート協奏曲ニ長調「ポツダムのために」〜エバーハルト・グリューネンタール(fl)/ハインツ・シュンク/ベルリン室内管弦楽団(1974年)・・・貴重な収録だし、旧東独逸系名手をソロに据えているが、演奏スタイルが旧態としていて作品を堪能させて下さいません。録音もアナログ最盛期のしっとり感を期待すると、ガッカリするほど乾いて落ち着きのないもの。残念。

Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジョン・バルビローリ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1969年)・・・EMIの録音には時にクレームを付けたくなるが、これは文句なしの鮮度、自然なる音場を形成して文句なし。バルビローリのMahler は、旋律の甘美やら官能をとことん強調するスタイルであって、厳しい構成とか汗水激情方向とは一線を画すものでしょう。聴き方によってはゆるゆる、メリハリの足りない演奏に聞こえるかも知れないが、彼の個性に同調できればウェット叙情的な世界に没入可能。ニュー・フィルハーモニアは清廉な響き+極上の技術で指揮者を支えます。

お気に入りの作品は?10年前にまとめたものの続編?改訂版を目指しているが、ふだん忘れているものです。Mozart 弦楽五重奏曲ハ長調K.515/第4番ト短調K.516〜グリュミオー/ゲレッツ(v)/ヤンツェル/ルズール(va)/ツァコ(vc)(1973年)・・・懐かしいPHILIPSの紙ケース仕様国内盤1,700円を、まさにその定価にて購入したのは既に20年前か?一点の曇りもない晴れやかな希望のハ長調K.515、しっとり静謐な嘆きの(しかもセクシーな)ト短調K.516、ヴィオラが一挺加わるだけで室内楽に厚み深みが増すんです。これが”大のお気に入り”でした。グルミュオーの華やかなるヴァイオリンは大好きで、長く愛聴してきた一枚ながら、久々の再聴感想はアンサンブルの親密さに少々不足?といった不遜なものでした。いえ、無条件幸福になんらの疑念やら留保条件はないのですが。

”タイトなスケジュール”完遂。お仕事は当初狙い100%完了して(と、いうのはウソ。職場を出た後に一件残務思い出しました)、昼からアマオケ演奏会(伊丹)へ。終了後、阪急で西宮北口まで移動してスポーツクラブへ。何故か女房殿といっしょの電車になりました。更に更に(苦しい)ボディヒーリング後、ご当地の素敵な呑み屋にて女房の愚痴訊き。

明日、なんとかサイト更新狙います。本日はもうへろへろ。


◆2010年7月某日の反省

金沢出張から戻りました。さすが本番力は健在!といったところ。少々の宿題は明日午前出勤でクリア可能でしょう。昨夜は旧知の(真面目な)方と情報交換、先週散々経費で呑んだのでこれは当然自腹です。2年間お仕事ご一緒させていただき、今年度から異動されたんだけれど、実務はきっちりされているし、細部神経質、筋を通される誠実な方・・・って、なぜそんなことを強調するかというと、お父様、親戚筋の男性はすべて認知症を患っていらっしゃるとのこと。それってポイントなんじゃないか。ワタシなんかエエ加減だし、テキトーに手を抜くワザを知っているし、いやなことはそのうち忘れます。性格基本明るいし。ジョーダンばかり言っているし。きっと大丈夫なんじゃないか。

それと自覚なかったんだけれど、自宅、職場ではかなりコテコテの大阪弁で話しているが、外ではまったくの標準語なんですね、指摘されて気付きました。ワシってバイリンガル。さすがに蒸し暑いが、体調は悪くありません。早朝、左足ふくらはぎが攣った激痛で覚醒(ただでさえ眠りは浅いのに・・・)、先ほど、今週2度目の左膝+両腕のリハビリついでにマッサージしていただきました。サイト定例更新は一本のみアリバイ実施。

往復(自宅から含めれば)6時間、しっかり音楽聴きましたよ。

Berg ヴァイオリン協奏曲〜ヨゼフ・シゲティ(v)/ミトロプーロス/NBC交響楽団(1945年ライヴ?)・・・これは思わぬ拾いもの。音質かなり良好だし、やや広がりも付加されて聴きやすい。演奏は例の如し、柔軟性に欠ける硬質なボウイング、ヴィヴラートに魂宿る!的、壮絶なる集中力に溢れるもの。なんと美しい世界なんだ。フィル・アップはカナダCBC放送録音から、Scho"nberg ピアノ協奏曲 作品42〜グレン・グールド(p)/ジャン・マリー・ボデ/CBC放送交響楽団(1953年)・・・彼の十八番でして、音質はそう悪くはないけれど痩せて正真正銘のモノラル録音也。聴き手が作品の神髄をしっかり受け取るには相当の集中力が必要です。ワタシはもうちょっとお勉強が必要だな。更に、Webernのピアノのための変奏曲 作品27(1954年)に至って、油断するとあっという間に終わってしまう4分半程の儚くも繊細なる世界でした。

TELDEC 0630-18964-2 2枚組1,090円Stravinsky バレエ音楽「火の鳥」(1910年全曲版)〜イリアフ・インバル/フィルハーモニア管弦楽団(1990年)・・・インバルとは肌合いが合わない印象があって、所有していたほとんどのCDを処分中。けっこう大量だったんだけどね。先日、同じオーケストラによる切れ味鋭い演奏に感心したが、こちら微妙にテイストが異なります。オーケストラは上手いし、音もよろしい、迫力もメリハリもスケールもある。でもね、なんか華がないというか、地味というか・・・けっしてキライな演奏ではないけれど。

Beethoven エロイカ変奏曲 作品35/32の変奏曲ハ短調 WoO.80/6つの変奏曲ヘ長調 作品34/ジョヴァンニ・パイジェッロのオペラ「水車屋の娘」の二重唱「心のよろこびは失せ」による6つの変奏曲 WoO.70 〜イェネ・ヤンドー(p)(1992年)・・・一昨日、最終的にオークションにて売れ残ったCD也。別に気に喰わないとかそんなんじゃなくて、聴く頻度的に「748作品全集(87CD) 」があるからエエかな、と。しっかりと手堅い技巧、明快なタッチ、余計な色付けのない立派な(でも、ちょっぴり地味な)演奏です。しかも名曲揃い。

Sibelius 組曲「レンミンカイネン」(四つの伝説曲)作品22〜ネーメ・ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団(1985年)・・・何度聴いても、再確認しても、音質はもちろんオーケストラの迫力厚み、アンサンブルは超一流。録音のマジックじゃないと思うんですけど。あまりに著名なる第2曲「トゥオネラの白鳥」のみならず、残りの「レンミンカイネンとサーリの乙女たち 」「トゥオネラのレンミンカイネン」「レンミンカイネンの帰郷」どれも名曲中の名曲、「迫力厚み」と言ったって独墺系重厚なる響きでは作品のテイストは台無しです。贅肉を殺いだ切れ味ばかりでもいけない、冷涼であって、しかも清潔感が必要なんです。


◆2010年7月某日の反省

7月、盛夏に入りました。ここ数日体調が思わしくなかったのは、呑み過ぎ、喰い過ぎ、睡眠不足、(珍しく)激務だったからではない、じつは風邪症状だった?と気付いたのは昨日。午前中、頭痛に耐えつつ提案資料作成に集中していて昼食後、バファリン飲んだら一発で快復!これより金沢へ出張一泊二日。会議2発、別途打ち合わせ一発、夜のお付き合い(これは事実上プライヴェートなお誘い/当然自腹)そのまま週末、土曜は半日出勤して残務処理予定。来週からようやく通常サイクルのお仕事に復帰可能。ここ2週間苦しかった!さて、出張の準備しなくっちゃ。

昨夜聴いたのは、Rachmaninov パガニーニの主題による変奏曲 作品43〜アルトゥール・ルービンシュタイン(p)/フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1956年)・・・Documents 233018 10枚組1,000円也DOCUMENTS10枚組に収録されるものだけれど、立派なステレオ録音。じつは正規RCA盤といろいろダブって300円処分済、こちら10枚組で1,000円でっせ、困った時代になりました。音質は遜色ない。大好きな作品であり、ルービンシュタインのぽってりと暖かい、豊満なタッチが似合っております。ライナーのバックが引き締まって、砂糖甘さに堕することを避けて厳しいテイストを付加いたします。技術に曖昧さはないが、冷たく機械的なものとは無縁、ゴージャスな雰囲気溢れます。

フィル・アップは交響詩「死の島」作品29〜エルネスト・アンセルメ/パリ音楽院管弦楽団(1954年)・・・こちら英DECCAのマニアックな音源也。ステレオでっか?(オヤジギャグ)名前のみでナント初耳作品(と、思う・・・)、まだまだ修行が足りまへん。劇的暗鬱甘美な旋律のうねり、演奏の善し悪しなど初めての出会いは判断不能。なんとなく弦が頼りなく細い感じはあるけれど。

Rachmaninov 交響曲第3番イ短調〜ニコライ・ゴロワーノフ/全ソヴィエット放送管弦楽団(1948年)・・・ゴロワーノフにしてはかなり良心的な音質、所謂”爆演”でしょう。金管の突出させた絶叫、あちこち執拗なるルバート。ま、話のネタに@100だし、といったところか。ちゃんと作曲年代を調べていないが、ピアノ協奏曲第4番ト短調がツマらくなるように、この作品も第2番程に美しいとは感じない、甘美で耳辺りのよい旋律残滓が響くのみ。晩年に霊感が枯れていったのかも。あまり作品が、演奏が、と云々せずに聴く機会の少ない作品をちゃんと身につけましょう、ということで。

では、行ってきます。出張にパソコン持参せず、故に「音楽日誌」一日お休みいただきます。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi