音楽日誌
岡山県ドイツの森。1999年4月撮影。嗚呼もう5年も経ったんだ。感無量。美しい春の景色だね。
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2004年4月某日


どんよりとした不安感を抱えたままの一ヶ月。これから広島、夜お付き合いがあってそのまま泊まろうかと思ったが、最終のぞみが遅くなったみたいだから帰りましょ。たしか、数回の経験ではすんごく混むんだよね。それに今回はGW絡みだし。

さて気を取り直して昨日出張移動中のSchumannについて。あっさりと。交響曲第3番 変ホ長調「ライン」〜まず御大カラヤン/ベルリン・フィル(1971年)で。いつもと同じレガート系、といえばそうなんだけど、彼にしてはずいぶんと抑制されているし、オーケストラがシミジミ美しい。おそらく大音響で鳴らせば響きは濁る作品という自覚があったんじゃないかな。たいへん聴きやすい演奏でした。これは悪くない、どころかたいへんなる完成度でした。

Mahler 盤全集〜チェッカート/ベルゲン・フィル(1987年。サイト掲載文は削除したいくらいポイントがずれたコメント)で。例えば、いつもであれば全体の響きに中に隠れてしまうホルン、オーボエの旋律がとても美しく、明快に響きます。正直自分にとって、少々重苦しく「いかにも」風苦手な浪漫的旋律がずいぶんと親しみやすい。カラヤン盤とは別な意味合いで、整理されすっきりとした演奏に仕上がっていて、オーケストラの弱さも感じさせない。録音も良好。

で、話題のジンマン/チューリッヒ・トーンハレ管全集(1993年)〜さっぱりと粘らない旋律表現は支持。ティンパニなど明快な古楽器的使用法もよろしいでしょう。しかし「Schumann特有の響きの濁り」は温存されている(わざと?)されているようでもあり、全体として混沌とした状態がわかりにくい。上手いんだか、どうなんだかわからないオーケストラ。素朴なサウンドではあるが、表現そのものはスタイリッシュを目指したようでもあり、正直これらの作品を少々苦手とするワタシに新機軸を示して下さってはいないかな・・・。

今朝、ベイヌム・ボックス三枚目。R.MENGELBerg(指揮者メンゲルベルクの従兄弟)「サルヴェ・レジナ」(1939年。訳わからず。軟膏女王?ソプラノはスリュイ)、Franck 「プシシェ」(1941年)、Ravel ピアノ協奏曲ト長調(1940年。グルート)、Debussy「海」(1941年)〜良心的な音質で、コンセルトヘボウの暖かいサウンドはちゃんとわかります。とくにコル・デ・グルート(往年のオランダのピアニスト・・・だと思う)のRavel の熱気というか、オーケストラの豊かで多彩な響きは魅力的です。「海」の厚ぼったい響きも同様。そろそろ歴史的録音もちゃんと聴けるようになってきたかな。

さて、行って来ます。4月もきょうで終了。

2004年4月某日


爽やかな春空です。エエ格好しいで、祝日出張なんて入れなければよかったなぁ・・・しかたがない。ぼちぼち出発しましょう。鈍行乗り継いで、移動時間が長いから音楽でも聴きながら楽しみましょう。初めて行く街でもあるし。

昨日引き続き聴いていたリヒテル〜1960年頃のDG盤で、Scriabin ピアノ・ソナタ第5番 嬰ヘ長調 作品53(じつは単一楽章)は、まったく凄い。10年前にロベルト・シドンのピアノ・ソナタ全集(1971/72年DG)にはまったく歯が立たなかったが、この破壊力、集中力、鋭利な切れ味の説得力でこそ作品の真価を一気に明らかにして下さいます。シドン盤をついでに確認したが、こちらは幻想的で別な味わいが美しい・・・ことにようやく気付きましたね。

つまり、リヒテルは名曲を名曲として認識させる、偉大なる演奏と言うことです。これはかなり以前、1966年スイス・ロカルノ・ライヴでも気付いていたことです。続くProkofiev ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 作品84にしても同様。シャンドールの全集(VOX 1960年代の録音。半分購入したところで難解で途中中断)で理解できなかった世界が、リヒテルならすべて氷解して・・・これは聴き手であるワタシの変容かも知れません。

ほかの方のサイトBBS絡みで、Bach 平均律(全曲)を昨日来聴いております。ピアノ盤では唯一の所有であるエドウィン・フィッシャー盤(1933-36年録音)を〜LP時代からお気に入りでした。だけれど、ドライで素っ気ない印象でした。ところがやはり「聴き手であるワタシの変容」か、妙にココロに染みます。テンポが速いのはSP収録の都合なのかな。細部まで入念に配慮・味付けされ・・・方面の演奏ではないにせよ、一見淡々としながら、じつは微細に変化する表情、推進力、流れの良さがひたすら快く、途中で止められません。

気付いたけれど、平均律全曲盤はピアノではこれしか持っていないことに気付きました。グールドのは購入したとばかり信じていたけれど、LP処分以来聴いていない(フランス組曲、イギリス組曲はちゃんと聴いているけど)ことになります。LP時代からお気に入りでした。も同様。FM(エア・チェック)で散々聴いたシフも。チェンバロでは、ジャコテ、ヴァルヒャ(旧録音)、レオン・ベルベン(1999年BRILLIANT)とか数種持っているのにね。不覚でした。

・・・帰ってきました。遠い。行くべき先が中途半端な場所にあって、鈍行だったんです。ラスト徳島ではお迎えがあったが、高徳線の途中でしょ?やっぱり鈍行で乗り継ぐことに。天気は良かったし、爽やかだったし、居眠りしながらじんわりしておりました。持参したCDはオール・Schumann交響曲。

ちょっとコメントしようと思って書き始めたら、いきなりエディターが落ちたので書く気失墜。明日です。でも、明日も広島へ出張。

2004年4月某日


出張先のホテルにしてはまぁまぁよく眠れたほうかな。以前に比べるとずいぶんと楽になりました。いつものスーパーホテルはようやく「ウォシュレット」を入れて下さって、快適。これから会議、さらに商談〜岡山に戻って資料作成。明日は徳島方面へ。明後日は広島・・・なかなか休みにたどり着けません。

昨日新幹線+在来線移動中に聴いた音楽追加・・・PILZの北欧二枚組で「ホルベアの時代から」〜ペシェク/スロヴァキア・フィルにて。これはやや音質がボンヤリしているが、擬バロック的な楽しい作品であり、しっかりとした語り口の立派な演奏です。Griegは「ペール・ギュント」より、こちらのほうがずっと聴き応えがある。ピアノ作品(イエシュコ?)との組み合わせも爽やか。

二枚目のSibelius ヴァイオリン協奏曲(ツヴィッカー?名義)は、スケールには少々欠けるが、ちょっとコクとクセのある個性的な演奏でした。かなりの高水準。かなり以前に書いたサイト情報は加筆しないと・・・。

では気分も重く、本日もお仕事しましょう。

山口で会議、商談〜岡山へ戻って諸作業、少々。本来であれば「GW開始!」の前日であるが、そうもいかない。但し、資料はできた(・・・というよりデッチ上げた)し、しょうもないトラブルは(いちおう)収めたし、ま、ココロの憂さの95%くらいは当面回避!いいんじゃないの?こんなもんで。贅沢言ったらキリありまへんで。ね?

新幹線戻りで聴いたのは、Brahms 交響曲第2番ニ長調〜ペシェク/ロイヤル・フィルを。これは音質といい、ムダのないしっかりとした歩みといい、なかなか立派です。こうしてみるとPILZもなかなか良いもの(も混じっている)だね。リリング指揮の「愛の歌」作品52〜ワタシ、たいへんお気に入りの歌だけれど、久々聴くと合唱がどうももっさいというか、キリリとしてません。なにかお勧めCDをご紹介いただかないと。

引き続き「大学祝典序曲」「悲劇的序曲」〜ブッヒャー(誰?)/ミュンヘン響(名義)の演奏だけれど、オーケストラはかなり薄く、粗い印象です。そういえば↑上記「北欧二枚組」で「悲しきワルツ」〜(これは収録クレジットもなく、演奏家もわからない)これはしっとりとして繊細な演奏でしたね。

帰宅して、リヒテル〜1960年頃のDG盤で、Schumann「アベッグ変奏曲」やらDebussy、Scriabin、Prokofievなどの(いつものように)コンサートピースそのまま収録スタイル。音質良好。ワタシはこの人の硬質なタッチが大好きです。とくにDebussyは絶品!絶対にホンワカさせないぞ!という決意みなぎる緊張感。

2004年4月某日


しとしと雨。昼からはあがるらしい、と期待しましょう。

ちょうど昨年の今頃購入したMahler 交響曲全集〜アブラヴァネル/ユタ響/ユタ大学合唱団。第8番(c)1966の第1部を聴きました。祝祭的気分に溢れた作品は、素直で考えすぎない、そしてオーケストラの迫力が威圧感に走りすぎない、こんな演奏が楽しめます。

ここ半年くらい苦戦しているHistoryレーベルの歴史的録音10枚組ボックスだけれど、久々ビーチャムで楽しめました。Deliusは「音楽の姿」がわかりにくいことが多くて、ましてや戦前の音質では・・・しかし、「アパラチア」〜ビーチャム/ロンドン・フィル/BBC合唱団(1938年)はその陶然とした、そして勇壮な変奏曲〜は、音の古さを忘れさせて下さいました。イギリス音楽には特別なる「ツボ」が必要なのでしょう。(もちろん後年ロイヤル・フィルとのステレオ録音も文句なく素晴らしいが)合唱が控えめに囁きだすと、暖かいものがこみ上げました。

Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜同じ演奏家で1946/47年録音。いっそう音質状況は厳しいが、自信に溢れた語り口と清涼なる風情はちゃんと理解できました。さて、これから山口ツァー。差し迫った会議資料に手が着いていない。CDはなにを持っていきましょうか。

(在湯田温泉のホテル)朝出勤して少々お仕事〜早々に岡山駅へ。エコノミー・チケットを買おうと思ったら「きょうから使えませんよ」と売り子のお姉さんが・・・そうか。で、新山口に止まらないひかりに乗って広島乗り換えのハズが・・・意識が戻ったときには既に徳山駅通過中。新下関でUターン、大幅遅刻でもう開き直ってゆっくり昼食をとってお客様へ。商談予定4人中一人不在でこんなもんかな?と思ったら、また全然別件のトラブルでケータイに追い回されちゃう・・・数日前の本部自己保身爺が相変わらず、な〜んもしていなくて、シリがこっちに来ちゃう。

温泉に入って(なんせ寒いから。風邪職場で流行ってます)ちょっとだけ飲んで、「プライド」見て(小川直也最高!)・・・って、そんな最中にケータイに追い回される空しさ、ツラさ。数日後に迫ったは資料な〜んもできてません。

移動中は、貴重なる美しく青きドナウ〜ゲルハルト/ウィーン・プロムナード・管弦楽団/合唱団・・・つまり合唱付きです。いや、もう痺れました。続くSIECZYNSKY(ジーツィンスキー)「ウィーン、我が夢の街」(パトリシア・クラーク)も涙はらはら・・・状態。

雨は続いております。

2004年4月某日


さぶいでんな。今週よりGWだけれど、出張連続+休日出勤二日、ということになっちまったし、その前に本日の資料作りがテンコ盛りでどうしよう?状態か。なんとかなるっしょ。

昨日はなに聴いたかね?BRILLIANT「Romantic OBOE CONCERTOS」引き続きと、NAXOS「イタリアのオーボエ協奏曲」(キャムデンのソロ)(←これは書き換えないとね)を再聴。いろんなオーボエ寄せ集め(BRILLIANT二枚組)だから、かえって微妙なる音色の違いを楽しめます。バルビローリの作品がひときわ甘く、美しい。

Beethoven 交響曲第8番〜カラヤン/ウィーン・フィル(1948年)を。ダイソーの100円CDだから、もしかしたらピッチ問題とかいろいろあるのかも知れないけど、基本情報は明記されているし、なにより演奏が颯爽として若々しい。音質も出色の聴きやすさ、と思います。今朝、Bach のイギリス組曲を少々〜キース・ジャレット(1991年)によるチェンバロ演奏だけれど、フツウ、というか特筆すべき個性は感じません。楽器も現代楽器っぽいし。

では、行って来ます。

(5行ほど書いたところでエディターがダウン・・・気を取り直して)あるべき姿の40%、自分の見込み100%のお仕事をこなして帰宅。どーしょう、もう一本の資料が必要な会議は週末に迫っている・・・明日、湯田温泉(泊)だからホテルで作業する手はあるな〜うむ。ノートパソコンにデータを落として・・・と。ああ、いやだ。

通勤ではRavel ピアノ協奏曲〜フランソワ/クリュイタンス/パリ音楽院管(1959年)にて。ああ、このピアノ、プレイエルだ。ほんわかと暖かい、丸い響き。違いますか?ちょっと音質的に粒が粗いような気もするが、それを補って余りある”粋”溢れました。味わいとか、馥郁たる香りとか、そいうのってどんどん時代から取り残されるんだろうか・・・

2004年4月某日


休日。良い天気だけれど風強く、少々肌寒い。昨夜半以来CD棚の整理をしておりました。100枚処分したら、棚に隙間ができたことがキッカケ。で、やればやるほどいろいろ感じることもあって、更に200枚ほど処分することに・・・経過は既にサイトに更新済み

ピーエル・ブーレーズには二種「水上の音楽」録音が存在して、いずれあまり評価は芳しくないかな?旧録音(ハーグ・レジデンティ管弦楽団。録音情報不明)はLP時代からお気に入りでした。ことはありませんでした。録音悪過ぎの記憶有。ごていねいにCDでも買っていて(PLANETA-AGOSTINI GEP 41-2)棚奥から出現。速めのテンポ、引き締まったアンサブルはなかなかです。音質良好!とは言いかねるが、ガマンできる水準か。「古楽器的アプローチ」の先駆けでしょうか。新たな発見。

お昼は、女房とご近所「生パスタ屋」(旧焼き鳥屋全面改装)へ。若者と女性で満杯でした。750円のサラダ・パン・ソフトドリンク付きのランチはお徳用です。ようやく岡山にもちゃんとしたパスタ屋が・・・と感慨深い。

Vaunghan Williamsの管弦楽曲集〜ノーマン・デル・マー/バーミンガム・シティ交響楽団/合唱団(1980年)を。管弦楽と合唱のための「未知なる地を前に」が珍しいかな?デル・マーは例のBeethoven 交響曲全集の楽譜校訂で有名なジョナサン・デル・マーのお父さんで、じつは名人なんです。DGに「エニグマ」「威風堂々」の録音があって(ロイヤル・フィル 1975年録音)が存在して、密かな愛聴盤。ここでもしっとりよく歌う演奏に不満はない。「ラザロと五つの異版」なんか、泣かせる作品だねぇ。

なぜか一曲のみチェクナヴォリアン/フィルハーモニア管による「フィンガルの洞窟」(1980年)がフィル・アップされていて、これが意外、引き締まった緊張感いっぱいの、ぐっと盛り上がる快演でした。(Kravier KCD-11034)

2004年4月某日


昨夜10時過ぎには眠くなり、一時頃いったん目覚め、ぼ〜っとサイトを眺め、再度就寝。爽やかな休日の朝は快晴。掃除機でも掛けて、ほんまにスポーツをしないと。朝食時にはSchumann チェロ協奏曲イ短調〜クリーゲル(vc)/コンスタンティン/アイルランド国立響(1994年)を。クリーゲルはNAXOS専門の録音で、メジャーな世界で評価されていないのかも知れないが、技術的表現的に立派で、まさしく師匠のロストロポーヴィチの世界に近い雄弁さを感じさせます。Schumannの作品は、交響曲以外ならたいてい、素直に楽しめますね。

朝から大交響楽団!というのもなんなので、Mozart ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K.279/第2番ヘ長調K.280〜クラーラ・ヴュルツ(p)にて(1998年)。この人のしっかりとした技術に裏打ちされた、自然体で流れの良い演奏はほんまに素晴らしい。BRILLIANTでは浪漫派の新録音が続いているが、できればMozart のピアノ協奏曲を録音していただけないか?デレク・ハンの立派な全集が既に出ているから難しいだろうが。

無為無策な一日が過ぎていく。思い付いてCD100枚ほど処分(BOOK・OFFへ)〜もちろんカネのためじゃありません。なんというか、在庫の活性化みたいな感じ。「いつまでも聴きもしないCDに執着しちゃいかんよ」という自戒でもあります。こんなものでも喜んでかって下さる方が存在すれば望外の幸せです。聴いた音楽は●ある日、しっくり来る音楽(外伝)に執筆済み。

たしか持っていたはず、だけれど見あたらない・・・と一週間ほど悩んでいたProkofiev「キージェ中尉」は、モグレリア/スロヴァキア国立フィル(コシツェ)で発見。(1989年NAXOS)端正なるアンサンブルだけれど、やや元気がありません。

山田風太郎「あと千回の晩飯」(朝日文庫)〜新聞連載の頃から楽しみにしていたもの。こうしてみると、その部分はごくごく少なくて、ほかの連載からの集成になっております。いずれ晩年の飄々たる老人の風情になっていて、無粋というか、粋でダンディとはほど遠い本音がとても楽しい。

2004年4月某日


昨日早朝よりお客同行でメーカーへ表敬訪問。昼食後、バスで松山へ移動。二時間半。座席が狭く、空調悪く、圧迫感と不快感でツカれちゃう。大急ぎ、タクシーで二店訪問。ここでお客を広島へ送り出して、全日空ホテルで某祝賀会へ。市長さんも来てました。ワタシの最初の職場(人事交流で現在の職場に移籍)の上司(当時。現在トップ〜じつは仲人)も来ていて、挨拶などあちこちして早々に退散。

親しい地元の取引先の方と待ち合わせて酒席。毎度、奥様も同行という不思議なパターンが定着しております。楽しくってヘロヘロ。音楽などぜ〜んぜん聴いてません。朝一番のバスで帰岡。そのまま残務処理、地元お客様へ。来週の会議の資料も全然できていなくって、どーしょう。

バスにて帰岡。さすがに連続酒席と睡眠不足でウツラウツラ状態で音楽聴けません。そのまま職場→昼休みもつぶして諸作業早急処理継続。昼過ぎにいったん帰宅し、重すぎる荷物を下ろしてそのまま地元取引先でご商談を。上記、来週分のお仕事滞留気に掛けつつ今週はもうお仕事終了にしましょう。あ、そうそうBOOK・OFFに寄ったらグルダのBeethoven ピアノ協奏曲第4/5番が@250だったので購入・・・さっそくクルマで聴こうと思って蓋を開けたら内容はベームのSchubert ・・・で即返品。値引き50円券出力済みで、更にお詫び代100円の商品券下さって、なにもせず150円の儲け。

帰宅してHandel 歌劇「イメネオ」を。興行に失敗〜破産直前の作品らしい。ルドルフ・パルマー/ブリューワー(醸造所?)室内管弦楽団(1986年録音VOX原盤)いったいどこの団体なんだか?小編成の古楽器が床しい響きだけれど、歌い手は意外と雄弁。カウンターテナー・パートはメゾ・ソプラノで代用しているみたい。牧歌的な味わいを、虚心に楽しむべき作品なのだろうが、アンサンブルが技術的にやや稚拙で緊張感とか、メリハリ足りません。

ま、それにしても貴重な音源です。大切にありがたく拝聴しないと。

2004年4月某日


昨日早朝広島へ。早々に商談し、広島のお客様と一緒に岡山経由(バス)にて高知に夜入る。二店ほど視察。予定より早めに広島を出発できたので、豪華広島お好み焼きスペシャルを。爽やかな、春らしい天候でした。

高知は大好きな街で、なんせ喰いもんが旨い。翌日も酒席が続くし、先週も連続していたかし、お客様同行だったし、で、酒は抑制気味・・・って、まぁ、メーカーさんのお勧めもあって少々飲んじゃったが。カツオの刺身、たたき、ウツボの唐揚げ、添え物のトマトの甘さが印象的で、ありゃフルーツだね。

ホテルはコンフォート・ホテルで、いつも広島で利用しているところ。外資系らしいけど、左前になった既存ホテルを買い取って改装しているんですね。高知も第一ホテルとかいう地元ホテルだったらしいが、もともと格式あるところだったみたいで、立派です。全室ウオシュレット、無料朝食(スーパー・ホテルよりずっと豪華)、無線LAN端末貸し出し・・・(前夜出払っていて、今朝借りたもの)格安料金〜これがビジネス・ホテルの標準です。

自宅〜広島まで音楽を。(それ以降はお客と一緒だったのでお話し優先)Grieg(フュエルシュタード/ロンドン交響楽団)/Brahms 第2番(クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル)〜カーゾンのピアノ協奏曲は、ハラの奥底、脳髄のどまんなかに響きわたる”芯”のある濃密なピアノが凄い。この人はセクシーだと思います。

最近、@500を越えるCDを買うことには勇気を要するが、彼のCDはやや割高でも買わざるを得ません。引き続き、岩城宏之/メルボルン響にて武満徹を。甘美で幻想的な世界にヘロヘロ。

さて、これからメーカーさんの工場へ〜昼から松山へ移動。夜までスケジュールいっぱいだけれど、気持ちよい天候続いてます。

2004年4月某日


朝晩は爽やかだけれど、昼間は早くも気温が高く、汗っかきとしてはツラい季節になりつつある。仕事的には平穏な一日で、それでもへんな夢を見るのは一昨日のトラブル絡みかな?元上司でエラいさんが東京から来たので、上司のお供で酒席〜ま、こんだけ好き勝手言えるのも良い人間関係でした。本日から広島→高知→松山→岡山に週末戻りでそのまま地元お客様と商談、という予定。

昨日から断続的にFaure レクイエム〜フルネ/ロッテルダム・フィル/オランダ放送合唱団/アメリンク(s)クリュイセン(br)コルゼンパ(or)を。1975年録音。これは1990年頃に1700円で購入したもので、意外と手に入らないかも。(コンセール・ラムルーの旧録音は手に入る〜LP時代はこちら所有)清明かつコクのある表現、なにより合唱団の充実ぶりが素晴らしいし、二人の独唱者も宗教音楽にふさわしい敬虔さに溢れ、ありがちなオペラティックな歌唱ではありません。録音極上。コルゼンパのオルガンに痺れました。(フル・オーケストラ第3稿による)

引き続き「パヴァーヌ」(ここまでフルネ)+「ペレアス」(6曲)収録〜ジンマン/ロッテルダム・フィル(1979年)が収録され、こちらはいっそう音源としては入手しにくいかも。ずいぶんスッキリとした表現だと思います。やはり昨日来少しずつ聴き続けている「英雄」〜朝比奈/大阪フィル(1985年)を。

数年前に購入したCDだけれど、ここ最近ようやくBeethoven をココロ安らかに聴ける心境に。オーケストラの技量、厚み、潤いの不足を指摘することはカンタンだけれど、それを越えて拝聴すべき、味わい深い演奏です。基本遅めのテンポだけれど「爆演系」でない。もっとオーソドックスであり、時にここぞ!というキメは存在するが、無用なるアッチェランドやらテンポの揺れは存在しません。大阪のシンフォニー・ホールでの収録だけれど、良い感じの音質です。

では、週末まで。

2004年4月某日


昨夜、遅くまで読書。椎名誠がどうしても止められません。「新宿熱風どかどか団」は、筋やらエピソード的にはたくさん知っていて、でも、全体として未知の部分も多い・・・という感じ。彼がFM番組をやっていた放送を、当時聴いていた記憶があって「ああ、あの頃か」という感慨も深い。

手許にはたくさんたくさんCDがあって、なにをどうやって聴こうか・・・というのはけっこう問題です。ま、これは性格。九州時代の友人やら、親父なんかもそうだけど、順繰り、きっちり手順を踏んで〜という人いますよね。新しい電気機器とか、パソコン・ソフトでもいいや、まずじっくり事前解説説明書熟読して納得ずくで順を追って・・・初めてスイッチを入れる人→ワタシは正反対なんです。まず、やってみる。失敗しても良いからやってみちゃう。いい加減。

だから、新しいCDを買うのもひとつのキッカケだし、BBSに出てきた話題を追いかけるのも一法。けっして「Bach のカンタータを第1番〜順繰りに、ぜ〜んぶ」なんつう発想はないんです。ほかの方のBBSでDvora'kの交響曲第3/6番が話題になっていて「持ってないよなぁ、後期の有名な作品しか」・・・と思ったら、棚にBRILLIANT全集があるじゃない。(1〜7番迄コシュラー、第8番はメニューイン、第9番はパーヴォ・ヤルヴィ・・・というヘンな収録。なぜオール・コシュラーじゃないのか?)

さっそく第6番ニ長調を。スロヴァキア・フィルの洗練されない、素朴な味わいがたまらない。40分弱というBrahms サイズの作品だけれど「交響曲」といった従来のイメージから考えると、旋律がずいぶんと親しげで「楽しいエピソードの連続」みたいな味わいでしょうか。交響詩「水の精」「真昼の魔女」も含まれたお徳用収録でした。

2004年4月某日


雨。岡山は雨の少ない地域なので、いっそう鬱陶しい。久々の職場だけれど、どのくらいお仕事溜まっておるのか?少々心配です。数値的には完敗の一ヶ月確定済み。さ、キモチ引き締めて!

昨夜、BBS書き込み関連でKodaly「ガランタ舞曲」〜リーパー/スロヴァキア放響(1991年)を。大衆的で少々泥臭く懐かしい旋律だけれど、この演奏は少々頼りない。じつは10年以上前に購入したCDだけれど、当時からそう思ってました。Boismortier ファゴット協奏曲ニ長調〜ジョージ・ズカーマン(fg)は、ソロの鮮やかなテクニックはもちろんだけれど、フェルバー/ヴュルテンベルク室内管のアンサンブルが豊かでたっぷりしていて楽しめます。

Couperin 二本のファゴットのための協奏曲ト長調は伴奏なし。+ユルゲン・ゴーデのノンビリした味わいの作品でした。DEVIENNE ファゴット4重奏ハ長調 作品73-1も珍しいですね。ラウテンバッヒャーのサポートが見事でして、これはMozart の優雅な世界にとても近い(第2楽章アダージョ・カンタービレなど、ホルン協奏曲にクリソツ!どっちがマネしたんだ?)。さらにCORRETTE「フェニックス」〜4本のファゴットと通奏低音のための・・・これってCDによっては「4台のチェロのための」になっている場合もあるけど、楽器指定はどうなっているんでしょうか。

いずれ、VOXのLP時代の(ジャケット絵も含め)かなり正確なCD復刻で、1996年にCarltonで出されたシリーズです。音質良好。

占いなど信じない質(たち)だけれど、今朝出掛けに見た通りいろいろ(よろしくないことが)ありましたな。ボロボロの数値状況はもちろん、本部のタイコ持ち爺からクレーム付けられて、それが(せっかく信頼関係築いている)お客にまで飛び火するからワタシに回って来ちゃう。で、上司に相談したら本部の別部署と大喧嘩になっちまって、あ〜あ・・・ま、久々に職場に出ると(ありがたいことに)なにかと忙しい。

通勤ではFaureのヴァイオリン・ソナタ集〜これLP時代からお気に入りでした。で見つけたときには嬉しかったもんですよ・・・(海賊盤で申し訳ないが)〜本日はドン=スク・カン(v)/パスカル・ドヴァイヨン(p)によるNAXOS盤(1995年録音)。カンのヴァイオリンは地味だけれど、しっとり味わいがあって素敵です。雄弁じゃなく、美音でもない。でも、ちょっとハスキーな声(例え話として)で正統派の歌唱を聴かせるような魅力なんです。

ドヴァイヨンのピアノは意外と雄弁で、幅広いがもちろんリキみはどこにもない。ドゥカン(v)/コシェ(p)盤は名演だと思うが、奥行きと広がりを堪能できる録音と、ソナタ二曲+子守歌+ロマンツェ+アンダンテの三曲が収録されるのがお徳用。コレは買い!だと思います。

「出た本はすべて読んでいる!」はずの椎名誠「新宿熱風どかどか団」(朝日文庫)〜記憶がない。おもろい。ぐいぐい引き込まれて、元気が出ちゃう。きょうは椎名誠とFaureに救われました。

2004年4月某日


精神的に休まらない。昨夜もその前も「ああ、飲み過ぎちゃった明日仕事なのに・・・」(ほんまは日曜)みたいな夢を見て、とんでもない時間に目覚めました。こんなにキモチ良い天気なのに、どこにも出掛ける気もしない。スポーツをする気力もない。

引き続きBrucknerを。第2番〜リッツィオ(名義PILZ)は、初めてモノラル録音であることを発見。そんなに悪い音質ではないが、後半になればなるほど演奏はツマらなくなっちゃう。音質的なハンディが耳に付きました。アドルフ名義→じつはホルヴァート/オーストリア放響の第4番〜こちらは奥行きと残響豊かな録音も雰囲気タップリで、オーケストラが素直で、ややおとなしすぎるが、立派な演奏です。第2番とは格が違う。

無為無策な一日、いや実質上二日間か。へんな時間に目覚めたし、昼寝もしちゃいました。いつもは朝一番で行く床屋さんも、夕食後というへんなリズム・・・なんか精神的なテンション上がりません。この間、少々ハズれっぽいCDを買ったりして、例えばBeethoven 交響曲第7番〜クナッパーツブッシュ/ベルリン国立歌劇場管(1933年だから、プロイセン、が正しいのか?)・・・いまいちピンとこない。(TAHRA TAH309)ヴァイオリン・ショウピース〜NAXOS(8.553509)の寄せ集め演奏家ばかりだけれど、一番期待したVaunghan Williams「舞い上がるひばり」〜デヴィッド・グリード(v)/ロイド・ジョーンズ/イギリス北部フィルが全然ぱっとしない・・・ほかはとても素敵だったのに。こんな時も有。千円損した。

ビニール・ケースからプラ・ケースへの復活作業をしているが、いろいろ掘り出し物(!自分の在庫なのに?)あります。トリオ・アヴェンナ(クラリネット、オーボエ、ファゴット+ホルン。ベルギーの団体らしい)による Mozart KAnh.299(439b)〜管楽の嬉遊曲(1991年 DISCOVER)ですね。なんともノンビリして、キモチよ〜く、眠〜くなるような音楽です。オリジナルの編成ではないらしいが。

2004年4月某日


さわやかな週末。じっくりまったりしたいが、野暮用があって出掛けなくちゃいけない。ま、ゆっくりだから、会場までお散歩がてら音楽でも聴きながらいこうかな?

昨夜メール確認して、今朝、お洗濯しつつお返事でも・・・とメーラーを開いたらウィルス・メール5件ほど。いやはや、もうこの広がり方は異常だね。6年前にメール・アドレスを公開して数年、ウィルス・メールなんて一度もこなかったのに。(当時はアウトルックを使っていたし、ウィルス対策もしていなかったね。ま、ダイヤル・アップのナロウ・バンドだったけど)で、出張中の音楽聴取備忘録を。

Sibelius 交響曲第2番/トオネラの白鳥/悲しきワルツ/アンダンテ・フェスティヴォ〜マリス・ヤンソンス/オスロ・フィル(1992年)から。これは驚くべきパワフルな演奏で、オーケストラの集中力、金管の激しい鳴りっぷり、ヤンソンスのオーケストラ・コントロールの実力を思い知らされるものでした。そうだなぁ、イメージとしてはマゼールに近い。「荒涼とした大自然」みたいなものとは無縁で、ひたすら近代管弦楽の精華を余すところなく表現!的アツい演奏。若いなぁ。はっきり言って一般的Sibelius とは無縁なるものだけれど、若者はコレでよろしい(と、いうことにしておきましょう)。

Hummel、Stamitz、Weberのファゴット協奏曲集〜中西祥之(fg)/ニコラス・スティーヴン・クレオバリー/ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ(1995年録音)。ユーモラスな音色の楽器だけれど、中西さんの技巧は”超絶”でして、軽々と、楽しげに曲は進んでいきます。Mozart くらいしか聴かれない協奏曲だけれど、マンハイム楽派の音楽はもともと大好きだし、Weberは言わずもがな。バックが少々ヒステリックで薄く聴こえるのは録音問題でしょうか。

Brahms 交響曲第3番(1972年)4番(1973年)〜ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル・・・ともにライヴ。図書館貸与品なので早く聴かないと・・・ということで。オーケストラの厚み、重量感が並じゃない。ライヴ故のアンサンブルの乱れは少々あっても、その暴力的なまでの威圧感に押しつぶされます。これはライヴだったら、貴重なる体験だったろうな。CDで聴くには、一種異様な集中力の強要には耐えられません。音質は比較的良好。ワタシにはベイヌム/コンセルトヘボウの第4番の温もりが忘れられない。

ということで、4年前に購入して放置してあったBrahms 交響曲全集(500円)〜第2番ニ長調はスヴェトラーノフ/ソヴィエット国立アカデミック交響楽団(1982年)を。これは不思議な演奏で、まったり緩い味わいながら、金属的な響き(とくに金管〜当たり前か?)は健在で、いままで聴いたことのないような個性的サウンドが堪能できます。ま、巨大なるヒグマが水の中をすいすいと器用に泳いでいるようでもあり、奥行き、深み、余裕もあって、前記ムラヴィンスキー盤よりずっと楽しめます。引き続き第1番ハ短調(1982年)を聴くが、こちらは予想通りというか、作品の個性と演奏者のマッチング問題ですか?牧歌的な第2番ほどは楽しめませんでした。(最近SCRIBENDUMにてCD復刻済)

おそらくは10年以上前に購入したVILLA・LOBOSの自演6枚組〜「モモプレコチェ」(1954年。タリアフェロ)、ピアノ協奏曲第5番(1955年。ブルーメンタール)、交響曲第4番「ヴィクトリア」〜フランス国立放送管弦楽団を。もう記録も記憶もないけど、きっと高かったんだろうな、このCD。当時、音質問題とエキゾチックな旋律展開が理解できず、放置しっ放しでした。けっして良好なる音質とは言い難いが、残響豊かで幻想的な味わい溢れて、いまなら楽しめます。なんか、南洋の孤島を舞台にした古いSF映画音楽みたい。

サイトに駄文を更新しているウチに、昼前にやや遅刻気味で出発。これまた広い道に出た途端バスがきて、結局歩かず。上手くいかない。おつきあい会議に出て、昼食ごちそうになり、夜も少々つきあって(これは自腹)早々に帰宅。音楽聴いてません。最近再評価しているBruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜いえいえ作品はずっと愛しているが、演奏がショルツ/南ドイツ・フィルハーモニカ(指揮者、オーケストラとも幽霊変名)・・・これはほんまにストレート系の立派な演奏で、ここ一週間で何度聴いているでしょうか・・・

ここ数日、終楽章が耳から離れず、さきほど確認してほんまに満足しました。サイトは書き直さないと。

2004年4月某日


東京から戻って参りました。昨日の今日だけど、ウィルス・メール計43通+フツウのメールが三通。いやはや。昨夜は飲み過ぎたし、ちゃんと本日会議消化して、新幹線で帰ってきたのでツカれました。音楽のお話はまた明日に。

井上一馬「自由が丘物語」(朝日文庫)〜33歳の父親日記。ま、インテリゲンチャだし、お金持ちだし、時代もバブルっぽいけど、サリナちゃんとユリナちゃん二人の娘に対する限りない愛情というか、親も子供を育てることで自ら育っていく、という自明の日常を淡々と語って感動しましたね。じつは同世代で、当時4歳だったサリナちゃんももう17歳の娘さんだよね、すっかり。いや、それにしても子供ってほんまに可愛い。その存在そのものがすばらしい。

2004年4月某日


ええっと、これから東京です。正確には埼玉へ〜東京で会議。これにて一週間終了・・・と思ったら、土曜は野暮用有。

Durufle(デュリュフレ)のレクイエムって、幻想的でほかの高名なる宗教曲とは一風違った魅力ですね。官能性さえ感じました。(ピクマル指揮。1994年)さて、新幹線移動に何を持っていきましょうか・・・

2004年4月某日


結局、昨日はバス停に「やや早め」に行ったら、その前のバスが「やや遅れて」即到着、あまりいつもと変わらず職場に到着。お仕事上の数値の悪さは全国的な症状らしくて、本部長より特別対策指示が出ておりました。これからが正念場だな。昨夜は地元のお取引先の(親しい方二名)と急遽飲んでしまって、いつものように9時前に辞去しようと思ったら、離して下さらず数年ぶりにスナックというか、女性がいるような店へ。ああ、飲み過ぎ。でも、体調悪くない。最近、頭痛が気になるもんで。本日はOKです。

昨日通勤(行きのみバス中)では、Bruckner 交響曲第4番 変ホ長調〜アドルフ/フィルハーモニア・スラヴォニカ(名義。実際はホルヴァート/オーストリア放響)を。すっきりサッパリ系の演奏で、低音こそ弱いが奥行きある録音もそう悪いものではない。もしかしたら「低音が弱い」のは、もともとそういう演奏なのかも。先日来聴いていた第5番〜ショルツ/南ドイツ・フィルとの同質性を感じないでもないが、諸先輩諸氏のご意見を賜りたい・・・って、こんなん真面目に聴いている人なんて滅多にいないか。

雨模様です。本日これから広島行き。明日から東京出張で二日間会議。スケジュールいっぱいでレコード屋にも行けそうにありません。

(雨も上がり早々に広島より帰宅)なんかお仕事に興が乗らない毎日だったが、久々ちょっと手応えか?自宅から岡山駅〜広島駅〜在来線で更に30分+徒歩12分ほど・・・という移動長丁場(しかも往復)出張なので、その気になればしっかり音楽聴けます。Brucknerモードなので、交響曲第8番ハ短調〜スクロヴァチェフスキ/ザールブリュッケン放響(1993年ライヴ?)を久々。これはまったく凄い。優秀なるアンサンブル、地鳴りのするような厚みはないが、細部まで指揮者の意志が透徹して、正攻法で細部まで明快そのもの。オーケストラにコクは欠けるが、終楽章に向けて集中力を高めていって、ラスト圧倒的大爆発。新世代のクール・Brucknerです。(毎度ながらサイト文書はもう削除したいくらい。「Apocalyptic」って表題が付いているのは社長の趣味か)

第9番〜これは若杉/ザールブリュッケン放響(1994年)にて。たしかARTE-NOVA(なんか今はレーベルが変わってOEHMS CLASICCSとか)では、若杉の第2/9番も入れて「全集完成!」のつもりが、スクロヴァチェフスキの演奏がエラく評判良くて、追加録音したんじゃなかったっけ。で、この若杉盤はお役御免状態。スクロヴァチェフスキとは違った意味で、細部までていねいなるお仕事ながら、旋律の歌わせ方がなんかウェットで巧まざる色気有。崇高とか、神に近づく(「Dem lieben Gott」って、なに勝手に表題付けてんの?)〜といった雰囲気じゃなくて、一生懸命、真面目に、ちゃんと歌います!的好感が持てます。

さらに、アメリカン・クラシック Bernstein「ウェストサイド・ストーリー」(全曲)〜スカーマーホーン/ナッシュビル交響楽団(2001年NAXOS)を。最初に苦言を・・・録音がやたらとオン・マイクで、オーケストラはそれなりだけれど、歌い手がべったり前方に貼り付いたような定位の不自然さ、音量のアン・バランス(強すぎ)で聴きツカれします。閑話休題(それはさておき)。

もう知っている旋律ばかり、管弦楽抜粋(交響的舞曲)はなんども聴いているが、原作のミュジーカルは映画も含めて見たことはありません。カレーラス/テ・カナワ/作曲者盤はFMで聴いた記憶はあるが、歌い手に違和感があった記憶もあります。いやぁ、もう楽しくて楽しくて、ベツィ・モリソン(マリア)とかマイク・エルドレッド(トニー)とかいう歌い手がどんな人々かは知らぬけれど、もっとオペラ的ではない我々日常馴染んでいる味わいですね。ちょうどStravinsky「火の鳥」組曲版でもの足りず、全曲版聴いたみたいな感じか。全75分あっという間です。

これ冷静に聴いてみると、けっこうな変拍子で旋律も一筋縄ではいかない変化に富んだもの。「Tonight」なんかシミジミ泣けます。「Manbo」のノリはまったく凄い〜ワタシが子供の頃NHKで楽しんだ「ステージ101」の熱気を思い出しますね。ちなみに音質の件は、自宅のコンポで聴くと違和感全然ありませんでした。オーケストラも歌い手も上手いなぁ、Beethoven やらWagnerが似合うとは思えんが。

2004年4月某日


きょうも爽やかな気候。いつも早く職場に到着しすぎる(しかもほんまはフレックス・タイムなのに)ので、朝、30分遅らせてバスに乗ることを決意〜音楽聴きながらパソコンで遊んでおります。昨夜、壱万円パソコンは無事、甥のところに到着した模様。そういえば、いくつか借りている「フリー・ホームページ・スペース」のウチのひとつである、「AAA!CAFE」(ココなかなか表示が早いし、トラブルが少ない)が朝日新聞の朝刊に載っていて、和歌山大学の学生さんの会社なんだね。すばらしい。

Brucknerは大好きだけれど、ここ一年ほど自らの評価(というか、どんな演奏が好き?程度)に混迷を深めていて、やや聴く機会を減らしておりました。CDは出物があれば買っていますけどね。第5番 変ロ長調(おそらく一番お気に入り)〜ショルツ/南ドイツ・フィルハーニカ(ONYX CLASSIX) を。正直、少々評価を変えております。良い方に。サッパリ系ストレート演奏であることは間違いないが。音質はかつて聴いた印象よりずっと良い感じ。

2004年4月某日


すっかり春だけれど、ことしはお仕事がうまく進まず、ま、悪慣れもあってどうも精神的にどんよりしている・・・というか、見込み通り仕事は進まない、逆目に出ているようで、体調の悪さ(目の疲れも)と相まって、どうもいけません。風邪もすっかり抜けたろうから、少しスポーツ再開を検討しなくっちゃ。

さすがにここ最近、Beethoven 、Brahms 、Schumann辺りの交響曲ばかり、大曲には食傷気味になりつつあるので室内楽を。Beethoven 七重奏曲 変ホ長調 作品20〜これはデュモン(v)レオン・パスカル(va)ランスロ(cl)クールジェ(hr)オンニュ(fg)ら往年のフランスの名手によるもの(1961年)。ま、嬉遊曲やらセレナードの世界でして、こんな上機嫌なBeeやんも珍しいでしょ。このCDしか聴いたことはないが、軽々と楽しげで幸せです。

久々、コレギウム・アウレウムでMozart の室内楽。クラリネット五重奏、オーボエ4重奏、ホルン五重奏(1976年)〜演奏者の写真が載っていて、古楽器(のレプリカ)なんだけど、演奏そのものは現代風というか、まったり穏和なものでして、粗野だったり素朴だったり、なんて言う特有の響きとは無縁です。折衷的な、中途半端な演奏、との評価で消えてしまった団体だけれど、なんと美しい。耳当たりがよろしい。サイトにも早期から掲載したが、ちゃんと書き換えたいという意向はずっとありました。

じつはCD収集初期(1990年代前半)、コレギウム・アウレウムのMozart はほとんど全部集めたが、一時の気の迷いで全部売却済。全部、再収集したい!Beethoven の交響曲第3/7番も欲しい!(CD化されないか?)

さて、気分も重く出勤。

朝出勤時、天候も爽やかで40分弱歩いて出勤しようかな、と思って、荷物なにも持たずに出発。ところが、道に出たとたんバスがやってきてそのまま乗ってしまう、というダラしなさ。だから通勤で音楽聴いてません。お仕事では現実の厳しさを数字で具体的に確認し、愕然となる。先月までの数年間に渡る快進撃は幻だったのか?言い訳無用。昼間は暑かったな。

帰宅しても「非管弦楽モード」が続いていて、まずHandel 合奏協奏曲 作品6-1〜ジョージ・マルコム/ノーザン・シンフォニア・オブ・イングランド(1986年録音)を・・・というか、有名なるこの作品は全曲としてはこれしか持っていないんです。(カラヤンのは数曲有)クールでこじんまりして、なかなか良いじゃない。食事・入浴後、Corelliの合奏協奏曲 作品6を半分だけ〜ヤーノシュ・ローラ/フランツ・リスト室内管(録音年不明。1980年頃)にて。

数年前にワタシのサイトに掲載しているが、同じコメントなのに評価が異なるのは、おそらく自分の変遷なのでしょう。いまとなっては、この几帳面なる集中力が気持ちよろしい。コメント書き換えます。引き続き、Verdiの弦楽四重奏曲ホ短調〜カルミレッリをリーダーとするマールボロ・フェスティヴァルのメンバーのライヴ(1969年)。Bridge 910/A/Bの二枚組には、カザルスの指揮などの著名なる作品録音は含まれないが、地味な室内楽やら現代曲を往年の名人たちが腕を競います。

セシル・リカドとホルショフスキーがピアノ4手でご一緒したり、ゼルキン、ヴェーグ(指揮)、ハロルド・ライト(cl)、現代音楽の大家ジークフリート・パルム(vc)・・・等々。

2004年4月某日


休み。ゆっくりまったり。新しいCDを買うと関連在庫CDを確認するのがクセでして、Handel 関係聴いてます。「Handel はあまり聴いてない」なんて、じつはそれなりにCDも存在して、ああこりゃボケ症状だ、ということで、そういう一文を認(したた)めてサイト上梓。お気楽なもんです。

その中で、Schumann 第3番 変ホ長調「ライン」〜デ・ブルゴス/イタリア放送トリノ響(1975年ライヴ。LIVE CLASSICS LCB-053)・・・少々音質難有・・・と書いたけれど、ま、たしかにそうといえばそうだけれど、改めて確認するとそう聴けない音質でもないか。なかなか勇壮でスケールのある演奏でした。「聴取百遍、意自ずから通ず」の精神で、苦手「ライン」はここ数日で何度聴いたことか。この暑苦しい混迷サウンドは手中に収めつつあります。

いままで数回聴いて、意外とお気に入りのDebussy〜ティオリエ(p)の第二集を。以前の「音楽日誌」で検索すると〜選曲が「子供の領分」「おもちゃ箱」「古代のエピグラフ」でお気に入り〜とか、クセもの的演奏でしょ。いろいろな変化ワザ、小技が頻出するが、クールな音色。技巧が達者で、乙に澄ました演奏は充分個性的。が、音楽全体の姿はわかりにくいか。(録音良好)〜とか。一枚だけ@250で売っていた(当然中古)ので購入したが、全曲出ているみたいだし一度聴いてみたいものだね。(NAXOS 8.553291 1995年)

最近聴いてないなぁ、ということでWagnerの管弦楽曲集〜オーマンディ/フィラデルフィア管(SONY SRCR 1512 1959年)を。「タンホイザー序曲」「行進曲」、「ローエングリン」第三幕前奏曲、「名歌手」前奏曲、「トリスタン」前奏曲と愛の死、「森のささやき」、「ヴァルキューレの騎行」〜これも選曲が良いね。録音も信じられないくらい良好。アメリカのオーケストラでWagnerなんて、マーチング・バンドじゃあるまいし・・・なんつう先入観を持つと大間違いでした。

アンサンブルの並じゃない充実度、オーケストラの圧倒的な威力、テンポの最低限の揺れが生み出す説得力の素晴らしさ(陰影はともかく)・・・この人はオペラは振らなかったと思うけど、こんなクリアで美しいWagnerを聴いたのは、久々のような気がしますね。「ヴァルキューレの騎行」を聴くと、ストコフスキーとの違い〜正攻法の魅力がひしひしと理解できます。これで@250円!ありがとうBOOK・OFF岡山今店様。

2004年4月某日


良い天気。休み。酒を飲むと早朝に目覚めるクセがあって、本日も例外ではありません。Mahler の交響曲第7番〜クーベリック/バイエルン放響(1970年)を音量小さく聴きながら、「Handel MasterWorks 40枚組(収録のみ)」(ダブり買いの告白)とか、友人の旅のサイトを更新したりしてました。

先週から女房は毎土曜「学校」に行っていて、働きながらだし、たいへんみたいです。ようワカラんが「ライフ・プラン云々」とか年金なんかの国家試験用のお勉強みたい。老若男女集まって熱心らしい。宿題もあります。パソコンの知識は必須みたいです。(当たり前か)女房居ぬ間にワタシのパソコンの100円スピーカーと、女房用ステレオ・スピーカー(安物。オマケでもらったもの)を交換〜ま、たいした音じゃないが、いただいた「.wmp」データ音楽とか、サイト上に上梓されている音源なんかはこれで、それなりに確認できるようになりました。

Handel 「イタリア語カンタータ」〜ザードリ(s)の声は可愛いらしく、古楽器のバックは躍動するよう。晴れやかな、明るい旋律にココロ奪われました。 Schumann交響曲全集〜ジンマン絡みで、コンヴィチュニーの第3/4番を久々・・・というか、ほとんど初めてというくらい購入(2001年)以来の記憶なし。がっしりガンコな姿勢は胸を打つことと認めるに吝(やぶさ)かではないが、録音もアンサンブルも少々状態悪過ぎませんか?

なんかパソコン関係のウィルス対策とか、そんなんばかりに一日過ぎ去ったような気もしますね。状況は悪化しているか。グリモーのBrahms ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調(1991年)を聴くが、このメランコリーな旋律は若い女性に似合わない感じ。マーティン・ジョーンズ(1989/90/91年)〜で聴き直し。この人、演奏には時に叩きすぎで気になるところもあるが、安価な全集で助かります。それにしても人相が(残念ながら)よろしくない

2004年4月某日


さ、きょう乗り切れば週末休み。休みがこんなに楽しみとは・・・でも、就職できない人々もたくさんいらっしゃるし、ぜいたく言っちゃいけません。

CDネタだけれど、じつは史上最悪のダブり買い(ちょんぼです。確信買いではない)6枚分発覚!〜いまここに書く気にもなりません。被害2,000円くらいかな?こういうのは金額の多寡じゃないんです。自らの迂闊(うかつ)を嘖(さいなむ)むばかり。完全ボケ症状か。ここ数日、「Hiroshima'96」(MD&G)二枚組(250円)聴いてます。日本でもお馴染みモーシェ・アツモン/ドルトムント・フィル(貴重なる録音!)のライヴだけれど、なぜその後あまり話題にならなかったか、理解できるような演奏でして・・・ちょっと元気ないというか、やる気不足というか、聴衆の拍手も熱狂的とは言い難い感じ。

話題のSchumann交響曲全集〜ジンマン/チューリッヒ・トーンハレ管(2003年11月録音)聴き始めました。まだ、聴き込みが足りないが、ワタシは「支持」としておきましょう。ウチのBBSの自らの書き込みで

問題は大きく二つに分かれます。
1) Schumannの交響曲がそもそも好きかどうか、という問題
2) ジンマンの表現をどう考えるか、という問題
としたが、ワタシの場合「1) そもそも論」が大きい。LP時代のセムコフ盤以来のおつきあいだけれど、どうも「うるさい、やかましい交響曲」(ごめん!)と感じます。ま、Beethoven は「強い交響曲」、Brahms は「大きな交響曲」といった個人的印象の範疇ですが。

だから「うるさくない、やかましくない」演奏が好ましい。ジンマンのは、元気は良く溌剌としているが、その概念に入る。響きの混沌として混迷に陥らない。すっきりしていますね。ただ、Beethoven ほど革新的な演奏か、と問われれば、意外とオーソドックスと答えるが。サイト、定例更新して出勤です。

(中華料理屋で歓迎会後、帰宅)けっこうお仕事で苦戦しました。気持ちを引き締め、切り替えないと。なんか一日中眠かった感じ。早めに9時過ぎには帰宅〜でも紹興酒おそらく一本分ほとんど自分で空けている・・・楽しかった。嗚呼、これで週末休みだ。助かった。

今朝はHandel 〜お気に入りの「王宮の花火」〜ヘルムート・コッホ/ベルリン放響(旧東。1974年+ベルリン室内管)これはちゃんと1994年に国内盤で出たときに1,000円にて購入したもの。ヴェーツ(ob)のオーボエ協奏曲第3番ト短調、フンケ(v)のヴァイオリン協奏曲 変ロ長調、二つのホルンのための協奏曲ヘ長調・・・聴きながら思い出したが、いつ聴いても聴き流してしまうキモチの良い音楽・・・

引き続きHandel 合奏協奏曲 作品3を少々〜懐かしいレイモンド・レパード/イギリス室内管/マンロー(リコーダー)/ブラック(ob)これは1971年の録音。彼は1960年代〜70年代は「バロックのスペシャリスト」でしたね。作品6なんかほんまに端正で楽しかった。更に更にオルガン協奏曲 作品7-1 変ロ長調〜これはソコル(or)/ヴァルハル/スロヴァキア室内管(録音年不明。でも状態良好)を(これも)少々。Bach は別格に愛しているが、Handel の根明さは気軽で良いかも知れない。

通勤ではR.Strauss「ばらの騎士」ワルツ〜レーグナー/ベルリン放響(旧東。1977年)ああ、いいね。ウィンナ・ワルツとしてではなく、勇壮なるR.Straussの交響詩のテイストたっぷりの豊さと豪華さ。帰宅して、Schumann交響曲は更に第3/4番〜ジンマン/チューリッヒ・トーンハレ管でダメ押し。

酔っているせいか、いっそう明快で、こんなにココロ軽い「ライン」って初体験でしょ。人生の、日常の混沌を音楽にまで引きずりたくないじゃない。これでOK。

2004年4月某日


昨日出掛けはお天気だったのに、出張先の広島で途中からかなりの雨。数件、現場まわりをして、ラストのところで親しい担当にクルマで送っていただいた後、帰るまで少々楽しい酒席有。岡山帰着時には雨は上がっておりました。遅く帰宅。

ルート的にいつもの中古屋を通るので、素早く在庫確認。広島Groovin'ではWagner 交響曲ハ長調+ジークフリート牧歌〜レーグナー(1978年)の国内盤が@190(税込み)ながら割引券で結局無料。大手町BOOK・OFFにはまともな在庫はもうないはずなのに、何故か朝比奈/大フィルの「第九」(1997年)が@250(税込み)マイナス150円の割引券で@100〜コレ、帰り聴いてきたけど、信じられないくらい立派な演奏で、オーケストラの弱さを感じさせない。声楽は少々弱点だけど。なにより大阪シンフォニー・ホール(残響二秒!)の音質最高で、ライヴとは俄に信じがたいものでしたね。

「第九」で理想的な録音、ってなかなか出会えません。それにしてもこの値付けはナニを勘違いしたのだろうか?そこでは唯一の拾いものでしたね。Wagner 交響曲ハ長調は、いまいちボンヤリとした印象で録音もボンヤリ〜これは国内プレスの問題か。ジークフリート牧歌は良いですね。誠実で、滋味深い。録音もこれだけ良好。

新幹線移動中に聴いたCD。「トリスタン」抜粋〜ベーム/ヴィントガッセン/ニルソン/バイロイト(1968年)。歌手が強靱!立派。オーケストラの響きがコリャ旧東ドイツ系だねぇ、地味だけれど充実しきっていて、驚異の臨場感録音と併せて77分間痺れました。ここ最近、イタリア・オペラばかり聴いていたので、馴染みの「愛の死」でさえ理屈っぽい旋律に感じられる今日この頃でした。引き続き、Mahler 交響曲第5番〜ハイティンク/ベルリン・フィル(1988年)を。

これはまったくオーケストラの威力が凄い。先日のアバド/シカゴ響の迫力にも度肝抜かれましたが、そこに更に深みと細部へのこだわり、若干の陰影が加わったような味わい深さか。第1番、第4番とこの組み合わせに少々疑念を持ってきた(どうも理想的な成果を上げていない・・・)が、これは満点!って、一番最初の1980年代録音なのね。後になればなるほどダメになっちゃうのか。

それにしても不況で「全集完成予定なし」(ウィーン・フィルとのBrucknerも)とは・・・残念。

(帰宅後)ま、それなりにお仕事しているが、どうも今月はワタシの経験上もっとも数字が悪く、敗北決定気味。ようはするに競合に負けた、ということですな。この落とし方のリカバリーは並の努力ではできそうもない。帰宅して、今年から初めて一人暮らしのビンボー学生二年生となった甥に、女房がパソコンをあげたいという。デスクトップは安いのでいろいろ物色したが、ディスプレイがじゃまだし、液晶は高いし、やっぱノートでしょ、ということで、女房用壱万円ノートパソコンをプレゼントすることに。

部屋にインターネットを引く余裕はないだろうから、データ持ち出しにはCDRが必要だろう、ということで外付けCDRもあげることにしました。それらセット・アップに二時間くらい・・・これから風呂入ります。音楽はほとんど聴く余裕なし。明日、地元お得意さまエラいさんとの会議〜異動者の歓迎会有。

2004年4月某日


どんより曇り。少々寒いくらい。自分の気持ちみたい。本日広島だけれど、手帳を取りに行かないと。(電話して確認。地元取引先へ取りに行きました)

昨夜、遅くまで「駅売海賊盤」の整理に勤(いそ)しみました。ビニール袋止め、プラ・ケースに収納し直すが、それでは場所を取りすぎるので、「関連CD」を勝手に決め、無理矢理もう一枚不織布の袋にスリーブと一緒に収納してしまう〜はやくもどこにナニが入っているかわからなくなりつつある・・・

「The 50’sレーベル」のCDは(結果として)かなり買ったが、ホロヴィッツの二枚組が凄い(有名な音源なんだろうな。これも海賊盤か)。Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調〜ライナー/RCAヴィクター交響楽団(1951年)のバックで。これはまったくもの凄い壮絶な、浪漫の香りムンムンするような演奏で、1930年のアルバート・コーツ/ロンドン響の録音と同傾向か。(1978年最晩年のオーマンディとの録音は未聴。メータとのDVDもあるらしいね)ワタシはレーゼルの清廉潔白・盤石・厳格・明快演奏方面が好き(ザデルリンクのバックも極上)だけれど、こういうのは少数派ですか?録音の鮮明さも欲しいところなんです。

ウワサの「展覧会の絵」(1951年ライヴ)は、ようやく聴きました。ホロヴィッツ版だそうで、なるほどまったくかつて聴いたものは音楽の姿が違う。「ラヴェルの編曲をそのままピアノにアレンジした」とのこと。楽譜の違い(シロウトのワタシでも容易に理解できる)はもちろんだけれど、楽しく聴かせるための手練手管、みたいなもの横溢でややイロもの的印象、と言ってはファンに失礼でしょうか。とにかくその圧倒的個性に驚くばかり。

で、この演奏を聴いて初めてリヒテル(1958年ソフィア・ライヴ)の価値を理解したような気になりましたね。もっと真っ直ぐ、正攻法に厳格に音楽に集中していて、その説得力に驚きます。「面白く観客に奉仕しよう、とことん」(これも立派!)という姿勢ではなく、もっとひたすら楽譜に奉仕!という禁欲的な世界に、これはこれで胸打たれるものでした。

2004年4月某日


慣れたものとはいえ、OSの再設定はメンドー臭い。これを疎んじるようになってはボケが近いような気もします。今朝、日本語設定にATOKを設定〜パソコンに触るようになってから、もうこれ一本!MS-IMEなんてバカで・・・どーしょーもない。(慣れの問題かな?)さっさと削除。あとは、HTMLエディターの設定と、JPEGファイルのVix関連づけをして・・・そんなところかな?

それにしてもちゃんと「AVG」を常駐させ、しかも毎朝定期スキャンさせ、スパイボットで点検し・・・旧のアドレスはふだん使っていないが、タマにそちらに送ってくださる方もいるので、数日に一度は開けてみると60通ほどのウィルス・メールばかり・・・自動で削除するんだけれど、ときに「AVG」警告が!どうも削除手順を誤ったみたいで、ま、アウトルックじゃないから「いろんな方にウィルス・メールを送り続ける」ことはないんだけれど、どうも様子がおかしい・・・動作が不安定になっているわけじゃないんだけれど、気持ち的に。それでOS入れ替えとなりました。

それにしてもこの作業の度に不満は多い・・・あとは別途サイト上にまとめましょう。旧メール・アドレスは正式に解約手続きを取りました。

昨日の通勤に持っていったのがSchumannの弦楽四重奏曲第1番イ短調/第2番ヘ長調〜アルバーニ・カルテット(1976年)。ワタシにとって、この辺りの作曲家は室内楽やらピアノ・ソロが馴染みやすい。気紛れで変幻自在な旋律が、響きの混沌に埋められることなく、わかりやすく表現されます。これはBRILLIANT7枚組のありがたいボックスだけれど、3,000円でお釣りがくるはず。

OSをセットしながら聴いたのが(時間を計る意味も有)Beethoven 交響曲第9番〜クーベリック/バイエルン放響(1975年)。相当に期待したが、音質に乾いた印象有〜つまり、この組み合わせに期待すべき奥深い、暖かいサウンドが感じ取れない・・・のは、ワタシの集中不足か、それとも国内盤の音質問題か、貧弱真空管アンプとの相性問題か。(今朝、同じ演奏家の「真夏の夜の夢」を確認するが、こちらは期待通り!1964年の録音・・・ながら)

深夜、Windowsのセキュリティ上のアップデート作業に延々と時間を食いながら、Handel ヴァイオリン・ソナタ集 作品1〜グリュミオー/ヴェイロン・ラクロワ(1966年)の名盤にて。これほど清廉なる官能性を完璧に味わうことのできる音楽は、希有。一点の曇りも疑念もなく、気高く上品であり、完璧な歌。ワタシ手持ちはFICの海賊盤1,000円だけれど、数年前に正規盤1,000円(1,050円か)で出ています。まだ店頭に見掛ける場合もあるし、中古で売っている可能性だってあります。

やや睡眠時間少な目ながら、いつも通り目覚めPaganiniの「24のカプリース」〜ルジエーロ・リッチ(1959年)にて。この曲、LP時代はミンツ(最近どこへ行った?)、その後、五島みどり、千住真理子なんかで聴く機会を得たが、このリッチ盤は印象がまったく異なります。「いかにも難しいよ!」的アクロバティックな雰囲気溢れて、ややお下品・・・と言っちゃ失礼か?これが本来のPaganini的演奏かも知れません。五島みどり盤なんて、ほんまにスラリとして洗練され、美しかったが・・・

これもFICの海賊盤・・・この類のCDの整理・確認を続けているものでして・・・10年ほど前に(これも)1,000円で買ったはずだけれど、購入直後に英DECCAの正規盤(の中古)を500円だか、800円で見掛けて少々ショックを受けた記憶有。たしかVOXBOXで再録音が出ていたましたね。

本日は地元取引先に直行です。そちらかなり人事異動有。少々苦手な相手復活・・・ま、なんとかなるでしょ。

(帰宅後)お客さんのところに手帳を忘れたみたいで、往生しております。明日、取りに行かなくちゃ。困ったね、明日広島行きなのに。相変わらずお仕事の意気上がらず。

溜まりに貯まっている「歴史的録音」消化を〜ということで、Brahms 交響曲第3番(1928年)第4番(1933年)〜ストコフスキー/フィラデルフィア管にて。第3番のほうが音質はずっと良好でした。ゆらさんのサイトに書いているように、意外とオーソドックスというか、表現的に「ぎょっとする」ようなものではなくて、端正な表現した。第4番は最晩年のスタジオ録音も、ライヴも詠嘆する旋律が素敵だったが、こちらは少々おとなし過ぎか。

じゃ、「ぎょっとする」やつを・・・ということで、交響曲第2番(1947年スイス・ロマンド管)第3番(1942年ベルリン・フィル)〜こちらはクナッパーツブッシュで。とくに第2番の音質がなかなか聴きやすい。ミュンヘン・フィルとの録音(1956年)ほどデフォルメはしていないが、引きずるような粘着質激遅いテンポ〜しかし素朴な味わいは説得力充分でしたね。第3番は、こちらも少々音質が落ちるが、オーケストラの重さの違いがちゃんとわかるのもおもろい。

話題のSchumann交響曲全集〜ジンマン/チューリッヒ・トーンハレ管(2003年11月録音)購入。二枚組税込み1,050円は良心的価格だと思います。最近、Beethoven もBrahms も抵抗なく聴けるが、Schumannの交響曲も大丈夫か?貸していただいたボウルト全集(1956年 PRT TECC-23037/8 TEICHIKU発売)が燃えるような快速だったので、その印象が残っておりますが。楽しみにして聴きましょう。

「蝶々夫人」〜ローズクランス盤はようやく三枚目へ。これで「スカラ座版」終了(トラック8迄)。とにかく旋律と、それに対応する気持ちの変化がわかりやすく劇的です。三枚目残りと、四枚目は「ブレシア版」と「パリ版」の補遺となります。残りは順番的にややムリがあるが、ブレシア版の第1幕ラストなど涙ちょちょ切れそう!さて、あと一枚のみとなりました。Pucciniはいいぞ、なかなか。

2004年4月某日


だらだら精神的に堕落というのか、くつろいで、というべきか、ごろごろ休日は過ぎ行きてまた月曜の始まり。どうも、メリハリがない。新年度の予算進捗のシステム更新中で、毎日の様子がわからないのがツラいところ。おおいに不安。昨日の成果「大文字ファイルを小文字に変換」〜これはけっこう密かに悩んでいたので、ひとつ賢くなったようで嬉しい。どーでもよいことにこだわって、その対策発見に感動するのも楽しい毎日です。

精神的な緊張感が緩んでいるせいか、音楽には集中できず。同じような音楽ばかり聴いているせいも有。「展覧会の絵」〜ドホナーニ/クリーヴランド管(1985年)を。購入時には「上手くて機能的で、ストレートで〜そして味がない」と散々な評価だったが、いまだったらもう少し別な評価有。機能美、みたいなものかな。Brahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜ワイセンベルク/ムーティ/フィラデルフィア管(1984年)を。

これもそうか。先日、ムーティのバックがエラく薄い〜サウンド的に薄い、という意味ではなくて味付けが〜と思ったし、ワイセンベルクの技巧的な冴えとBrahms に求めたい味わいに齟齬がある、と思ったが、あまり抵抗なく楽しめます。美しい。いつもいつもカーゾン/セル/ロンドン響みたいな緊張感を強要されたら、聴き手はたまらんわい。でも、ゆったりとした余裕の味わいの演奏、ではないけれど。じゃ、バックハウスの第2番 変ロ長調では如何か。

有名なる英DECCA録音(ベーム/ウィーン・フィル)はいままで聴く機会を得ず、手持ちはシューリヒト/スイス・イタリア語放送管弦楽団(1958年ライヴ)のみ。やや、痩せ気味ではあるが良質なる音源で、なによりバックハウスの重心の低い、ジンワリ味わいが滲み出るような、強靱なピアノが素晴らしい。盤石。ワタシはほんの5・6年前迄、これはお手本であり、定番であると信じて(敬遠して)いたけれど、そうではなく”ひとつの強烈なる個性である”ことに気付きました。

今朝、Mahler 交響曲第1番〜ワルター/ニューヨーク・フィル(1954年)〜ようやくこの演奏の良さに気付いた感じで、CD購入(駅売海賊盤)から既に10年経過。特別なテンポの激しい変化ワザやら、エキセントリックなところはなにもないのに、その説得力の深さは並ではない。第2楽章のテンポ・アップは不足して大人しすぎるが、それがどうした、という感じ。オーケストラはステレオ録音のコロムビア響よりずっと骨太く、暖かい。

夜、旧のメール・アドレスがウィルスかスパイウエアを拾ったみたいで、いろいろ手を尽くしてみるが、どうも様子がすっきりしないのでOS全入れ替え。ま、主要なるデータはすべて別ハードディスクに避難させているので、カンタンなのだね。明日あたり、ゆっくり日本語設定とか、HTMLエディターとの関連付けなどやりましょう。

音楽はSchumannの弦楽四重奏曲とHandel のヴァイオリン・ソナタ集作品1・・・その件はゆっくりと。

2004年4月某日


昨夜、女房は飲み会予定のハズが、体調悪く寝込み。昼飯遅かったせいもあって、夕飯も食わず音楽聴きながら「音楽日誌」執筆〜稲垣吾郎君の「犬神家」を見ていたら、女房無事復活・・・。それにしても「砂の器」「白い巨塔」〜などリバイバル多いですね。行き詰まりか。それとも、古典落語やらクラシック音楽をいろいろなパターンで楽しむみたいなものか。昨夜の三田佳子の演技は壮絶でしたよ、人間の奥底にあるココロの醜さ、エグさ、みたいなものをアウラとして放出しておりました。

R.Strauss「ドン・キホーテ」〜カラヤン/ベルリン・フィル/メネゼス/クリスト(1986年)を。DGの正規盤ですよ。(@250だったが。あるんです。こういうのタマに)この作曲家は、好き、嫌い以前にようワカラん!というのが正直なところだけれど、この演奏はとてもわかりやすい。もうカラヤンも晩年モードに入りつつあったのか、以前ほどの旋律語尾の媚びとか、過剰なる甘味漬けなどはほとんどなくて、オーケストラの艶も(豪腕ぶりも)控えめで抑制気味です。これは美しい。ほとんど拒絶反応も出ません。「ティル」も同様の印象有。

昨日の朝、出張先のホテルで毎日新聞一面「Bach のカンタータ自筆パート譜発見!」〜ピアニストの原智恵子さんの遺品らしいが、この「結婚カンタータ」がよくわからない。本日ネット検索するとasahi.comでは「BWV216」となっているが、それだったら、カンタータ第216番「満ち足れるプライセの都よ」(断片)/216a 祝賀のカンタータ「選ばれしプライセの都よ」(音楽消失) じゃないのか?(1728年)なんて別サイトでは出ているから、作曲年代は合います。それを「結婚カンタータ」と通称するんでしょうか?フツウ「消え去れ、悲しみの影よ」BWV202のことだよね。ワタシだけか?知らんのは。ちょっと不親切な記事〜というか、書いている記者がわかっていないんだろうな。全然。

午前中、ほぼ10年ぶりにMahler 交響曲第9番ニ長調〜バルビローリ/ベルリン・フィル(1964年)を。定評ある名盤。抑制された、美しい、ひたすら美しい演奏でした。ま、自分ではよく「人生の懊悩とか煩悩とか・・・」勝手なことをMahler 演奏に要求するが、これはそれを乗り越えたところにある神々しい演奏だと思います。第5/6番(ニュー・フィルハーモニア管)と比べてオーケストラの厚み、重心の低さは明瞭だけれど、いつものベルリン・フィルよりずっと官能性は抑制されている、というか、清明で、清潔な響きでした。素晴らしい。

昼から、春夏のスーツ購入。年中行事・・・というのはシーズンごとに太ってしまってズボンが入らなくなるから・・・初めてそれなりに高い、生地のしっかりとしたものを購入しました。当たり前か。帰り、常連BOOK・OFFに寄るが、クラシック@250コーナーは完全にダメ。年末に自分が処分したものしか残っていません。500円コーナーの1/4くらいもそうじゃないかな?それでも月に数枚出物があるから油断できない。

どんより曇って、ほとんど雨模様。もう桜は終わりですか。

2004年4月某日


山口より帰宅。ツカれているし、精神的にも週末を迎えほっとしております。山口では快晴で、もう桜は散り始め・・・岡山は夕方曇っております。

出張移動は若い者と一緒だったので、行き帰りの新幹線のみ席が別(彼は喫煙席なので)で音楽に集中、ほか細かい在来線などの移動中はお話をしていたのでそれほどたくさんのCDは聴けませんでした。持参CDは、ここ最近久々マイ・ブームのBeethoven 交響曲中心で。まず、交響曲第5/1番〜ムーティ/フィラデルフィア管(1985年)にて。彼の(ニュー)フィルハーモニア管時代も含め、フィラデルフィア管時代の録音もやや忘れ去れた感有。

引き締まって、集中力があって、これは美しい演奏だ。特徴は、美しくて明るい、ものものしい感じではない、陰影に乏しい?〜これは「アメリカのオーケストラだから」というより「イタリアの指揮者だから」という印象かな。オーケストラは技術的に優秀であり、モダーンな響きであり、アンサンブルも優秀。たしか全集になってましたよね。どこかのレーベルで格安で出ないかな?でも、もうこれ以上買えないか、たくさん手許にありすぎて。

これもワタシにとってなかなか手が出ない作曲家であるMendelssohn「スコットランド」〜マーク/ベルン響(1986年)にて。彼が生涯三度録音した得意の作品です。彼は晩年メジャーなオーケストラとの録音に恵まれなかったが、いえいえベルン響なんて滅多に聴けないからありがたいものです。ネットで検索すると「ペーター・マークの資料室」という立派なサイトがあって(ありゃ、これ飯守さんのサイトじゃないの)それによると「Carlton倒産で入手困難」だそう。(ワタシはかなり以前どこか大阪の中古屋で@500入手。どこにでも見掛けましたで、何度も)

ややオフ・マイク気味過ぎでオーケストラの線が細く感じるが、清潔で美しい演奏です。生来の自然な歌心があって、カユいところに手が届きそうな、細かい配慮あちこち+軽やかにハズむリズムが特色〜終楽章が典型。フィルアップは序曲「静かな海と楽しい航海」のみは贅沢ながら、これはシミジミとコラール風旋律が味わいのある作品でした。

ワンパターンながら、Beethoven 交響曲第3番「英雄」〜フェレンチーク/ハンガリー・フィル(録音年不明+第8番。350円・・・と値札が残っていて、先日もそう書いたけれど、じつは「6枚1,000円のセール」で入手したことが判明)の演奏。新山口で聴き始め、ひかりが岡山到着とともに第8番終了(途中居眠有)。更に、本屋で立ち読みを少々〜バスで自宅到着迄に第5番終了、第4番第1楽章途中でストップ。残念。

ちょっと洞穴を連想させるようなボワンとした不自然金属的な残響もあるし、分離もあまりよろしくない録音・・・とはいえ、ワタシは音楽の様子がよくわかる音質だと思います。ま、ナント言いますか、古武士のような飾らない、ガッシリとした演奏はけっして”美しい”とは評価できないが、この頑固一徹、この道一筋〜手抜きは許しませんぞ、Beethoven を舐めちゃいかんけんね、、着飾るなんてもってのほか、的満足感があって、最近ガンコ親父が貴重品!みたいな感動もあります。

中低音がしっかりしていること、リズムがごりごりと曖昧さがなくて、どっしりしてます。推進力というか、一生懸命チカラ一杯真面目にお仕事やってます!姿勢ひしひし感じること必定!第7/1番聴く時間切れで残念。海外では5枚$15弱くらいでカンタンに手に入るみたいだけれど、ワタシのは貴重なるMADE IN JAPANでして(日本コロムビア製造)、あと二枚、いつの日かで会える日を楽しみしております。

出張前に駅本屋で 山本義行「関西赤貧古本道」(新潮新書)購入〜朝日新聞の宣伝で見掛けて気になっていた一冊。「自慢じゃないが、金はない。しかし、365日古書店通い。ねらうは安い、面白い、珍しい。これぞ関西流儀の超絶技巧!」・・・ワタシと同世代だし、京都左京区在住かな?出てくる古書店の住所やら、じっさいによく知っているお店も沢山出てくるし、だいたい行動的には「古書」→「クラシック音楽のCD」に替えるとほとんど精神構造は一緒。読んでいて、共感の渦に胸アツくする思い有。

そして、まったりと本を読みたくなる。かつての(現役か?)読書少年としての文学に対する情愛を呼び覚ましてくださる。

ま、歴史と教養と博学度の桁というか、クラシックのCDなんて、まだ歴史も新しいしね。それに、同じものをなんども買わない・・・とか違いはあるけど、激安拾いもの探しの流儀はほとんど同じね。但し、古書界では「古書の評価」はある程度定まっているみたいだし、なにより純日本産だし、海賊盤なんかないだろうし・・・。クラシックCDは手持ちでは外国製が過半をしめる、というより大多数が外国製だけれど。

昨日、ラストの訪問地であるお店で(気になっていた)「ドラフト・ワン」(108円)を一本購入。味も香りもないビール、砂糖味の付いていないサイダーですな。もしくはチューハイにジュース入れ忘れた、みたいな。昨夜は鯖や太刀魚の刺身を堪能〜本日、行事のお手伝いという肉体労働系お仕事にツカれ、帰りの新幹線で飲んだ「モルツ」(250円)が旨かったこと・・・ワタシはビール苦手系なので、こんな経験一年に一二回のみ、です。

2004年4月某日


今朝早く雨が降ってたみたい。でも、これから晴れ、とのことであります。出張時に雨はやりきれないからね。

昨夜、Brahms 交響曲第1番ハ短調(日本でもっとも人気曲!とのアンケート結果有。ふ〜ん)〜ミュンシュ/ボストン響(1956年)を。これはRCAのステレオ録音(でも駅売海賊盤で所有・・・いつもながら)だけれど、有名なるパリ管とのEMI録音は聴いたことはない。この旧録音だって典型的な「煽り系」の燃えるような演奏で、まったくもの凄い。が、流石に若い頃のように無条件賞賛はできませんな。これは聴き手の問題であって、ミュンシュさんの責任じゃありません。オーケストラは上手いよね。最近、ボストン響には(但し、小澤就任以前の)驚かされるばかり。VOX4 7525 ローズクランス/ハンガリー国立歌劇場

ローズクランス盤「蝶々夫人」二枚目へ。これほど旋律がわかりやすくて、しっくり来るオペラは(自分にとって)珍しい。スパカーニャの白装束で血糊の付いた短剣を首筋に当てて・・・というジャケット写真は少々異様で、もう少し東洋趣味の美しい着物姿でも見せてくださったら良いのにね。ま、録音もとても良くて、得難いCDと思っております。

2004年4月某日


無料サイト・スペースを愛用しているので、時に調子が悪くなりますね。今回は更新不能。ファイルをアップロードするとサイズが0に修正されてしまう。幸い、数時間で回復したが。先日サイト関係者と飲んだとき「そんなに高くないし、有料サイトに移そうかな?」と相談したら「そんなの【♪ KechiKechi Classics ♪】として意味がない」と強く宣言されてしまいました。そうか・・・。それに有料サイトでも、サーバー不調はあるでしょ?程度問題だけれど。

シューリヒトのBruckner(第7/5番)を聴いていて、かなり自分のサイトっていい加減!との自覚を深めてしまう。どんどん感じ方というか、音楽の好みも変わっているみたいで、ある意味悩みます。ハーグ・フィル(レジデンティ管)との第7番は、昨年イアン・ジョーンズ・リマスター盤を購入。第5番(ウィーン・フィル)は「音質に不満」とか(当時)書いていたけれど、DG復刻に比べれば不備はある(乾き気味、奥行きが浅い)のかも知れないが、その後の様々歴史的録音を聴いてきた耳には、むしろ良好な音質方面に思えるから不思議。

ちゃんと書き直さないといけないね。

2004年自宅マンション前の桜 ポカポカと春の陽気で仕事の意欲が起きませんね。本日は消費税絡みの価格表示問題で、地元お店回り〜これはちゃんとお仕事・・・だけど、ついでに(いつもは行かないほうの)BOOK・OFFに寄ってしまう。で、1・2枚それらしきCDを購入して即出よう・・・と思ったら、レギュラー価格コーナーに「蝶々夫人」があるじゃないの。VOX4 7525 ローズクランス/ハンガリー国立歌劇場/マリア・スパカーニャ(蝶々夫人)レンツィ(ピンカ−トン)らによる1995年録音4枚組(1,250円)〜一時、「スカラ座版」「ブレシア版」「パリ版」すべてを収録して話題になったもの。だけれど、驚いたことに日本語サイトでは検索を掛けてもなにも登場しない!

チャールズH.パーソンズ推奨を、ネット翻訳(そのまま)しておきましょう。

VOX 4 7525(4cd)これはオペラに作られたすべての修正プッチーニのプログラム可能な録音です。一つはオリジナル(ラ・スカラ)、ブレーシアのための修正、パリ、今実行されている版をプログラムすることができます。それは万能の最良の録音ではなくそれです、非常によい、またオペラの歴史の魅惑的なビット。マリアSpagna(バタフライ)リチャードDi Renzi(ピンカートン)シャロン・グレアム(スズキ)エリックParce(Sharpless)ハンガリーの国立オペラ座はチャールズRoskransによって導かれました。
(綴りの間違いそのまま)

お恥ずかしいが、このオペラはほとんど初耳(一枚目のみ聴きました)〜カラヤンの抜粋を聴いているはずだけれど、親しみやすく、気高い旋律。日米両国歌も登場し、筋は誰でも知っているお涙頂戴物。ワタシにこの類の演奏の良し悪しなどわからないが、とても楽しめました。

明日、またまた山口。正確に言うと新下関→宇部→湯田温泉。明後日は朝から行事のお手伝い。

 

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi