●To Top Page●
音楽日誌
倉敷美観地区。アイヴィ・スクエア 2003年12月撮影
△上方に新しく更新いたします△

2003年12月2003年11月2003年10月2003年9月2003年8月
それ以前の音楽日誌 ●最新の「音楽日誌」はこちら


2004年1月某日


状況はかなり改善しているが、念のためもう一日お休み決意。そのかわり、誰もいない明日出勤して一気作業やるつもり。

2000年頃に出たBRILLIANTのMahler 全集より第8番〜ヤルヴィ(1994年ライヴ)、第4番〜ヘンヒェン(1991年)を。期せずして優秀録音、スッキリ・クール系が嬉しい。第3番〜ホーレンシュタイン(1970年)は定評ある演奏だけれど、ワタシは「わずかに重い」印象がありました。数年前からの宿題であるR.Strauss〜まずは「ドン・ファン」「ティル」〜ジンマン(2001年)はオーケストラの響きが豊かでない、と感じ不満を感じてしまいました。(安易な判断未だできず)

これは食堂リビングの真空管コンポで聴いたもので、PC/コンポ部屋が寒いのと、DENON PMA390-U(トランジスタ・アンプ)がそろそろ限界か?〜ブーン・ノイズが入ってきて気になることもある故。もしかして10年は経つかもね、そうとうに使い込んでいるから。買い換えようかな?贅沢は敵か。とにかくおとなしく自宅に籠もっていましょう。

Sibelius 交響曲第2番〜セル/コンセルトボウ管(1965年)完全再聴。かつての印象とはまったく変わりました。更に、ヴァイオリン協奏曲〜カラヤン/フェラス(1964年)これも、印象一変・・・ちょっと感服しちゃいました。サイト既掲載文は書き直ししないと。Mahler 「復活」〜ワルター/ニューヨーク・フィル(1957/58年)の自分なりの評価について、まだ悩んでおります。どうも、パッとしない。

ああ、な〜んも仕事しないで、休んでばっかりの一月が空しく過ぎ去っていく・・・

2004年1月某日


まいったなぁ、また風邪かよ。(いきつけの藪)医者の話だと、急速にインフルエンザが流行っている、とのこと。尾籠な話しだけれど、寒気と下痢がある。でも、きょうはどうしてもトラブルがあって休めない・・・昼から出勤しようかな?

コタツに籠もって旧式ノートパソコン(Akia 「T501V」)〜CDドライブもない、LANカードを認識させようと思ったら「Windows95のフロッピーを入れてくれ」(んなものとっくに存在しない)で、悩んだ挙げ句、ハードディスクを抜いて、外付け状態にして「Windows98」をコピー、戻してアップグレード作業開始!と思ったら、なんと空き容量が足りない!

で、当面不要不急のソフトやら、ファイルをとことん削ったら、動作が不安定になって(つまり、必要なものまで削ったと言うことだね)結局、すべてがアウト。ちゃんとWindows95が動いていたのに、それさえダメに。最悪。

今朝、ミトロプーロス10枚組(History)で、未聴分のFranck ニ短調交響曲を取り出したら、ナント不良品!数カ所、傷というか、なんか汚れていて読みとり不可能・・・って、一年以上放っておくなって、か。

(結局休み)ケータイ駆使して当面のトラブルを乗り切り。中途半端に出ても仕方がないから。前回の症状とは明らかに違って、食欲が落ちているし、下痢症状が止まりません。昨日は肩がバリバリだったし。ほんまは明日出て、締め切り仕事を消化したいんだけれど、ヘタに外出して悪化させたり、人に伝染してもいけないな。

音楽にも集中できず。暖かくしてパソコンの改造に精を出してました。新しい内蔵CDR付けちゃった。

2004年1月某日


さて、珍しく一週間くらい出張を入れていない・・・それもこれも、年に一度の締め切り迫る内部仕事のため。きょうは午前中、いつもの宿題(日常業務)をこなしつつ、ひるから本格作業に入ろうかな?

昨日までの出張に持参CDは、ハイティンク/コンセルトヘボウ・ライヴ5枚分。なんせ移動距離が長かったり、一部徒歩移動時間がそれなりにあったり、で、全部きれいに消化して余りありました。2000年に購入した14枚組(Q Disc)〜Mahler 交響曲第6番(これは1969年で、スタジオ録音と同時期かと類推)、Bruckner 交響曲第7番(1972年)・・・この大物ふたつは、例の如しの虚飾や見栄とは無縁の演奏だけれど、出先で集中できるような音楽もないか。ちょっと、いつもより楽しめない。細部味付けの人だからね。

なんといっても新鮮だったのが、Debussy 古代のエピグラフ(ESCHER編 1993年)〜楽曲のそのものが珍しいし、編曲の妖しい雰囲気(とくに銅鑼)はえもいわれぬ魅力。「遊戯」(1968年)、Ravel 「シェヘラザード」(ハーパー 1972年)「ドンキホーテとダルシネ」(シャーリー・カーク 1972年)ともども、密度の濃い説得力有。Mozart ピアノ協奏曲第27番(カーゾン 1972年)、Faure 「バラード」(カサドシュ 1962年)、Ravel 「左手協奏曲」(ワイエンバーグ 1967年)〜各々ソロの個性的な、カーゾンはライヴならでは硬質で透明な、カサドシュは優しく幻想的な・・・味わいが楽しめました。

「BOXで買わないと絶対に聴く機会はないだろう」現代物一枚。HENZE「Antifone」(1960年作品)〜これは壮大なる打楽器群の幻想的な響きが美しくて、その道のプロの人に楽器の特定をお願いしたいもの。LGETI「Lontano」(1967年作品)は、ほとんど各パート短音の長い音が、順繰りに交差して分厚い響きを作り出しました。これは非常に印象的で初めて聴いたときから記憶に残っていて(但し、なんの曲かはすっかり忘れて)久々の納得。

武満徹の「ノーベンバー・ステップス」(1967年作品)〜日本人以外の録音は珍しいんじゃないかな?LGETI 「SanFrancisco Polyphony」(1973〜74年作品)、Lutoslawski 「Mi-parti」(1973年作品)も、破壊と晦渋とは縁遠いリリカルな美しさがありました。

(帰宅後)順調にいろいろな作業を消化していくが、細かい(または大きな)トラブル絶えず。久々、商品が足りない!ということとなり、調達をなんとかせんとあかん。引き続き、取引先の人事異動があって、ちょっと心配な人が担当に・・・しかたがないなぁ。

昼から非常に体調悪く、どうも山口〜広島の旅で再び冷えちゃったみたい。ホテルはこの時期もの凄く乾燥するからね。早々に職場を出て、女房に迎えに来てもらって病院へ。まいった。明日は休めんぞ。

2004年1月某日


山口のホテルではFTPできず。いろいろな人とお会いし、山口〜広島〜岡山へと戻ってきました。他人との調整はツカれる・・・でもそれがワタシのお仕事。いよいよ、地域間異動の肩叩き始まり、ワタシは上司の前で肩を前面に出しながら待っているが、本日はまだなにもありません。

移動中たっぷりたっぷり音楽聴いたけれど、もう眠いので明日辺りに・・・接触不良のポータブルCDプレーヤーはストレスが大きすぎるので、買い換えようかな?

2004年1月某日


きょう(山口)明日(広島)〜岡山に戻って夕方メーカー商談と、少々窮屈ながら、それが一段落すれば予算作成やら、まとめ提出、レポート作成と事務所仕事ばかりとなる。(日常諸実務は当たり前に存在するが)締め切りまで少々余裕があるし、お相手との葛藤のない作業は自分で時間調整がどうとでもなるので、ある意味楽と言えば楽でしょうか。また児童虐待(幼児ではないが)事件有。どうなっているのか、日本は。暗鬱なる気分。

せめてMozart でも。ピアノ協奏曲第23番イ長調〜シュナーベル/ロジンスキー/ニューヨーク・フィル(1946年)にて。急いたような快速テンポ、ロジンスキーの硬質なバックで始まるが、甘い甘いアンダンテの表情はさすがの貫禄。淡々とした足取りのなかに、そこはかとない哀愁が漂います。(HISTORY SCNABEL10枚組VOL.2の一枚だけれど、メモが挟んであって第21/23番がダブリ〜Mozart DELUXとでしょう〜とのこと)

ハスキル、なんていう例外もあるけれど、Mozart の協奏曲やら交響曲は、わざわざ劣悪な音質の歴史的録音で聴かなくても良いかも知れない・・・なんて思いながら、最終楽章に入ったら音楽の流れは至福の世界となりました。バックとのアンサンブルはずれることもあるし(相変わらずテンポ早い)、ときに驚くような「パウゼ」が出現!って、ラスト拍手があってライヴだったんですね。

昨夜、ずいぶんと早く寝たので、早朝覚醒〜Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調(ずいぶんとヘヴィーな!)ティントナー/スコティッシュ・ナショナルにて。珍しく全曲聴取。初めて出たときにずいぶんと感動したし、ワタシのサイト初期辺りで一番はまってました。(この曲に限らずBruckner全般)でもさぁ、最近聴き返すと少々「?」状態なんだよね。情けない。最終楽章は切なくなりました。

2004年1月某日


精神的には保っているのか、翌週の仕事を慮って憂鬱で眠れない・・・ということはない。だからといって、さぁっ、頑張るぞ!といったテンションでもありません。寒くて、とにかくしばらく眠っていたい。渋々起床。きょうは早く出掛けないといけないしね。

昨夜、寝る前にRavel 「マ・メール・ロワ」「ラ・ヴァルス」〜ジュリーニ/ロサンゼルス・フィル(1979年)を。大好きな指揮者だけれど、ブーレーズ(新旧)、クリュイタンス、パレーほどの無条件支持演奏ではないかな。わずかに指揮者の体臭が前面か?今朝、Mozart コロネーション・ミサ K.317〜デローグ/ヴィルティオージ・ディ・プラガ(1994年)で気分を爽やかに。

さて、R.Strauss 「ばらの騎士」〜第三幕ワルツ(ベーム)+「死と変容」(アバド/ロンドン響)を聴きつつ+洗濯の水(残り湯を使っているため)を気にしつつ、少しずつ精神的高揚を図りましょう。

(帰宅)はは・・・午前中のご近所会議は日程間違い、昼休みの会議はお流れ、で、午前中からバリバリ資料作成が進んで、さっさとお仕事は終わりました。いやはや人生はわからない。女房には「夕飯は要らぬぞ!」と言ってあったので、飲みに行ってしまいました。で、いよいよ毎年苦行の予算作成作業(パズルみたい)が始まって、データが提示されました・・・。

通勤移動時間にはBeethoven 交響曲第4/8番〜シェルヘン/スイス・イタリア語放送管弦楽団(1965年ライヴ)にて。いわゆる爆演系の極致みたいなみたいなもので、テンションやら推進力は筆舌に尽くしがたいし、存分に楽しんだけれど、これを”座右に”とは思いませんね。それにしても第8番の快速ぶりには驚愕とだけでは語り尽くせない驚き。

明日から山口(泊)〜広島。山口のホテルでサイト更新できると良いのですが。

2004年1月某日


もう明日は半徹夜仕事覚悟(早朝資料作成〜9:30迄、それからご近所に会議〜12時には戻り、昼休みも会議、昼から更に会議。夕方から翌日+翌々日の会議資料作成二本分。日常諸業務当然有。)で、きょうはしっかり休むぞい!〜で、朝から床屋さんに行ってきました。あとは体調まだまだで寒いし、ということで自宅で静かに・・・というか、うるさくガンガン音楽鳴らしてます。

昨日のBBS書き込み関連でSibelius 交響曲第2番在庫を確認。ナント計21種類でした。ひとはこれを”ヲタク”と呼ぶ・・・全集だけでね、え〜っと、ベルグルンド(ボーンマス、ヘルシンキ・フィル、二種)、サラステ(新のほうね)、リーパー、サカリ、アブラヴァネル、計6種か。アホやなぁ。

それでも、セル/コンセルトヘボウ管(1965年)の再発見がありました。コレ、LP時代からお気に入りでした。数年ぶりに鳴らしてみたら、いや、もう驚愕のテンションと盤石の自信溢れる輝かしさ。これはいったいどういうことだろう。

数年前に女房の職場の若い人にもらわれていったノートパソコン(Akia 「T501V」)が里帰り。余っているLANカードなど認識させようといろいろやったが、Windows95(FD版でセットアップ〜もう売っちまったぜ!)ではにっちもさっちもいかず。半日潰す。インターネットしないなら、液晶画面もきれいだし充分だと思いますがね。でも、CDもUSBも使えないんじゃ、どーしょーもない。

2004年1月某日


帰ってきたダイニチ・ブルーヒーターの調子が悪い。5分くらいで「換気必要」になってしまう。ダイニチ宛にメールを送信しておきました。こんな寒い、間の悪いときに故障しては困るよ。

昨夜、Mozart 協奏交響曲K.364〜オイストラフ父子/コンドラシン(1963年)の演奏で。今時存在しそうもない、骨太でコクのある演奏がたまらない。DECCA LEGENDで再発されているんだね。音質も見事。

チェリビダッケ10枚組(History)の消化が進まない。1950年くらいまでのベルリン・フィル/ロンドン・フィル音源だけれど、音質云々やテンポは別として晩年と変わらない明晰さに感心します。Hindemith ピアノ協奏曲(1949年録音 プヒェルト)など、明快でリリカルな辛気臭さを感じさせて、楽しいんだか、なんだかわからない。

Mozart 交響曲第25番ト短調(1948年ロンドン・フィル)も、フレージングがきっちりしているクセに、妙に窮屈というか、不思議な味わいがあります。続くHaydn「驚愕」(1946年ベルリン・フィル)の印象も同じ。メリハリ、入念な味付け、精密なアンサンブル〜だけれど愉悦感に欠けるんじゃないの?終楽章の猛スピードは初体験。音質は抜群です(歴史的録音としては)。

さて、これから取引先へ一軒訪問。(休日出勤)じつは、来週早々の連続取引先会議の資料はまったくできていません。手も付いていない。どうしよう。

(昼くらいにお仕事終了)寒いのでどこにも出掛けず、ずっとコタツのなか+時に居眠り。1990年頃、まだCDが高価で中古LP中心だった時代に購入した「廉価盤」=PILZを再確認。「瞑想の音楽」(1)(2) (3)(4)を断続的に確認〜5年間もいい加減なコメントでサイト上に放置したことを反省して即更新。結構、楽しめます。

Mahler 交響曲第6番〜ホルヴァート/フィルハーモニカ・スラヴォニカ(実体はオーストリア放響か)を久々再確認。再コメント済み(そのうち更新予定)〜ずいぶんとクールな演奏だと思います。

BBS書き込み関連でSibelius 交響曲第2番の第4楽章冒頭部分のティンパニを確認。改めて手持ち在庫CDひっくり返したが14種あるんだねぇ、アホみたい。ほかにバルビローリのモノラル盤があったはずだし・・・でも、これだけ続けて聴くと演奏の違いハッキリで、サラステ盤とか、意外とアブラヴァネル盤も気に入りました。

2004年1月某日


昨日また広島へ。会議対応とご商談。広島県内あっちこっち移動で、とにかく今冬もっとも寒い!雪も降ってますっ!状態で、夜、お客様異動者お別れ会+新年会(少人数)までお付き合い(実質プライヴェート)で、遅くに岡山帰着。やっぱり寒い。でも、帰宅したら待望の灯油ファンヒーター復活で助かりました。

広島でタクシー移動中、20秒ほど左胸(というか、腕の付け根?心臓じゃないと思う)辺りが激痛で、うぁっ、どうしよう、と思っているウチ治まりました。それと右足が鈍く痛い〜この症状初めて。左足は時に痛んだけれど。なんだろう?痛風?不摂生続いているからね。週末はスポーツクラブだな。あれ?商談入っていたか。

移動中はMahler 交響曲第1番(1962年)/2番(1968年)/3番(1966年)/4番(1967年)〜ハイティンク/コンセルトヘボウの旧録音。10枚組の全集をリュックに入れて、大曲が楽しめるという感慨有。だって、LP時代だったらでかい箱を持参!なんてムリだし、せいぜいカセットで聴くくらいか・・・って、そういえば1980年代はやっていたか・・・でも、全集はさすがになかったよね。

演奏は素直で虚飾もクセもなくて、オーケストラの響きがしみじみ深くて、ジミだけどワタシ、好きです。こういう「な〜んもしない」風。とくに「復活」最終版の声楽の静謐さ〜スケールや奥行き充分だけど。ああ、ソロはモーリン・フォレスターじゃない。声質に気品があります。どこにも「推薦盤!」みたいな扱いはされないけど、中古3,250円(昨年2003年だったか)は良き買い物でした。

今朝、ちょっと(訳あって)朝ゆっくりなので、早朝からじっくり定例サイト更新〜音楽聴いてます。某サイト常連からの宿題でSibelius 交響曲第2番〜ゾルタン・ペシュコ/イタリア放送ローマ響(1980年)のアツいライヴを第3/4楽章。ハンガリーの指揮者がイタリアのオーケストラを・・・といった先入観からは想像でき得ないような萌え萌えの演奏。ワタシのそれなりの経験中でも屈指のおもしろさだと思います。

比較対照のため同曲をアシュケナージ/フィルハーモニア管にて。(なんという乱暴なるコメント!)現代売れ筋の人なんだろうが、正直あまりちゃんと聴けておりません。骨太な熱気はあるが、細部の完成度やアンサンブルの洗練ではまだまだ、といった印象。せっかくのフィルハーモニア管なのにね。

(帰宅後)今朝も咳き込んで早く起きてしまったので、少々眠い。帰宅すると女房不在・・・ついに出ていったか?・・・というわけでもなく、きっとご近所でのエアロ・ビクスだったはず。ちょっとまだ公言できないが、職場のNOTESを開いたらちょっと嬉しいことが・・・閑話休題(それはさておき)。

通勤で再度「春の祭典」(1973年)そして、実質上集中して初めて「ペトルーシュカ」(1911年版。1970年録音)〜ラインスドルフ/ロンドン・フィルを。「ペトルーシュカ」がいっそう衝撃深い。とにかく、いままで聴いたことのないパートが細部まで聞こえて、ある意味「聞こえるハズのない音」迄分離して鮮明に出現します。いや、もう、打楽器なんかの鮮度(例えばタンバリン)は衝撃的。木管の内声部やら、金管の大絶叫の渦から「おおっ!」というくらい初体験の旋律が浮き出たり、で、もうたいへん。

不自然かつ人工的な世界だけれど、なんやらドキドキするのは、もちろん演奏が素晴らしいからです。しっかり、きっちり、全部鳴らすべき音は鳴らしますよ、といった、腕利き職人指揮者のワザでしょう。もちろん、それに輪を掛けているのが録音だけれど。

明日も、お客の都合で出掛けなくっちゃ。

2004年1月某日


灯油ファンヒーターが故障修理中と言うこともあって、寒い。昨日は広島で雪もちらついたし、こんな温暖なるエリアで悲鳴を上げていたら、東北北海道へ異動になったらどうするんだろう・・・

Stravinsky 「春の祭典」「ペトルーシュカ」(1911年版)という定番的名曲をラインスドルフ/ロンドン・フィル(1973/1970年)にて。コレ、DECCA録音の精華みたいな素晴らしき録音で、驚くほど細部迄音が聞こえます。マルチマイクの人工的な世界なんだろうけど、ここまでやってくださると脱帽!ポータブルCDプレーヤーでも、自宅のメイン・コンポでも、食堂真空管コンポでも、各々味わいが異なるが、新しい発見が次々、状態へ。演奏はクールで過不足なし、といったところか。ロンドン・フィルが気持ちよく朗々と鳴っているのは滅多に経験できません。

Tchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調〜オルソップ/コロラド響(NAXOS 2000年)〜NAXOSの新録音シリーズだそうで、期待の女流指揮者はなかなかの実力です。オーケストラの響きがやや素直すぎるが、明るくてよく鳴って予想以上のアンサンブルであり完成度。(ライヴ)ワタシはこの作品に云々コメント付けるほど、聴き込んでいないのでもう少しお勉強します。

以前から気になっていたSchubert 交響曲第9番ハ長調〜クリップス/ロンドン響(1958年)を。これはBeethoven 交響曲全集(EVEREST 全曲所有せず。欲しい)と同時期の録音でしょうか。これほど優しく、しかも説得力に溢れたノーブルな演奏には滅多に出会えません。

2004年1月某日


ああ、なんかこの時期っていつもいつも憂鬱だなぁ。仕事の意欲が上がらないし、寒いし、体調もいまいち(でも、今年は風邪の山場は越えちゃったけれど)。集中力失っているなぁ、新年早々。

数日前から断続的にMozart ピアノ協奏曲集(ヤンドー盤)を聴いているが、引き続き第7/10番(二台ピアノ用)を。これは、しっとりとした情感漂う完成度の高い演奏だ。ちょっと古い(18年前?)の音楽雑誌を見ていたらバレンボイムの旧録音が評価高いのに驚きました。(既にその件もサイトにちょっと触れたが)それに比較すると、なんと自然体で静かな音楽だろうが。

これから広島。

肉体系労働〜やや移動して商談予定だったが、予定キャンセルで明日、再度広島で仕切りなおし。疲れて、移動中はほとんど居眠り状態・・・帰りの新幹線でちょっとビール飲んだら、ああ、もっと飲みたいな、と、岡山のいつもの飲み屋へ、少々。(明日も酒席が決まっているのに!)寒いし、広島では雪は降るし。

ポータブルCDプレーヤー断続的に調子悪く、片方が聞こえなかったりして集中できません。出張持参の「復活」(ワルター)〜第1楽章のみもピンとこない。なんか「スカスカ」(音質的にも音楽自体のテンションも)で自分なりの印象が揺れ動きます。先日、あれほど感動した「英雄」(セル)の音質が気になるのも、自分の精神状況かな?

出張すると幾ばくか「日当」出ます。ま、昼食代だね。ところが肉体系労働に弁当が付いてきたりで、まる儲け!(実際は飲んだので大幅マイナス!だけれど気分的に)で、移動途中の広島駅前Groovin'にてCD探索しました。ここ、そんなに安くないがココロの琴線に触れる在庫があるんです。結論的に8枚購入。ま、世間的にはずいぶん安い買い物だけれど、廉価盤のエキスパートとしては少々大胆なる単価でしょうか(ナイショ)。

最大の出物は「MEDITATION〜CLASSIC RELAXATON」(LASERLIGHT 15 686〜690 5枚組 1,780円)〜ケーゲルの「Albinoniのアダージョ」とか、かなりダブりはあるが、寄せ集め音源ながらヒーリングの極致みたいな選曲で、演奏家も珍しいし、で、移動中に2枚分終了しました。Budapest Stringsという団体が一番怪しい。(借り音源の偽名っぽい)。

明日、またまた広島。会議とプレゼンテーションと、打ち合わせと、新年会も有。ちゃんと帰ってこなくちゃ。

2004年1月某日


昨夜、断続的に咳き込んでヤクの処方などしたため、あまり眠られず。どうも、お仕事のリズムができません。もう1月も末だというのに。きょうは職場机の上横下整理清掃だな、かなりの乱れ故。

ティモラ・ロースラーは二枚組CD(2001年)なので引き続き。彼女はイスラエル生まれで、生年は記載されないが、コンクール入賞歴から類推しても30歳迄、と思われます。配慮された選曲で、de Falla、Debussy、Britten、BERTOKとヴュルツ姉さんとのデュオ、二枚目がSaint-Sae"nsの協奏曲をメインとした、協奏的作品集(ベネット/チェコ・ジリナ室内管)。落ち着いて、地味ながらしっとりとした表情が好ましい。浮ついたり、線がほそかったり、とは無縁でしょう。もちろん、ヴュルツの行き届いたピアノのチカラも大きいか。

そういえば、一昨日のBBSネタ絡みでMozart ピアノ協奏曲第15番+第7/10番(二台ピアノ用)をヤンドー(+ヴァールヨン。1991年)にて。聴けは聴くほど・・・といった味わいがあって、作品の牧歌的な味わいも、演奏の素直さにも、まっすぐに納得できます。ほんまにハズレのない全集か。

しょうもない話しですが・・・音楽日誌はGoogle検索(用語「音楽日誌」入力にて)で第1位回復。なんか、移転のどさくさに紛れて、誰かの「音楽日誌」が一位になってしまい、第1位の座を滑り落ちて約一ヶ月・・・件の第1位サイトは行方不明に・・・って、どーでもいいことけど、嬉しい感じ。でも、題名がなぜか「To Top Page」になっているが。

それと玉造温泉に行っている最中に灯油ファンヒーターが故障したそうで、修理中。十日ほど掛かるそう。その間は贅沢にもエア・コン暖房〜っつうか、コレ暖気が上に溜まってあまり暖かくありません。嗚呼、今朝も寒い。

(帰宅)体調良くなく早々に帰宅。割と暖かい。明日、早朝から(ほんま早朝のぞみで)広島へ。

帰宅してサイト検索で「HTML」のお勉強を少々〜やっぱ、ワタシのHTML記述はそこはかとなく表示されてはいるけど、ヤバいらしいね。上記「Google検索すると表題がおかしい」理由わかりました。

<HEAD> <TITLE>音楽日誌</TITLE> </HEAD>

この記述が揃ってこのページの題名と認識されるらしいね、検索ロボットは。ところが<HEAD>と<TITLE>の間にCSSの記述を入れちゃったもんだから、ま、表示に問題はないが、本来の文法からおかしくて、題名が認識されないらしい。慌てて修正しました。人生、勉強です。

2004年1月某日


どうも疲れが抜けない。1月の数値は12月から一転〜最悪・・・って、トータルでは辻褄合わせているが、なかなかたいへんです。全然、お仕事の意欲起きず。上司、本日にて終了、定時業務時間が終わってそのまま東京に帰ってしまったので、あっさりお別れ。ウチの職場の一番偉い人(専務)がやってきて(二年ぶり)、詳しい2004年度の方針を伺うが、これがもう抱腹絶倒のおもしろさで感心〜さらにみんなで飲みに行って、昔の思いで話やらお客様の悪口ネタで大盛り上がり!

音楽、全然聴いておりません。ああ、ティモラ・ロースラーという美人チェリストの小品集(BRILLIANT)を少々。伴奏は、ヴュルツ姉さんです。

2004年1月某日


結論的に、玉造温泉(二度目)のグレードは高く、美しく、無給のお付き合いボランティアながら、アゴ・アシ付きだし、ぞんぶんに人々との交流は楽しかったし、お湯は最高だし、食い物も上々だし、体調は回復するし、景色は美しいし、って、文句はないでしょ。休み潰しても。(途中で喰った松江ラーメンもまぁまぁ。ちょっと出てくるのが遅かったけれど)

これが松江ラーメン。太めの縮れ面。薄味しょうゆ味、ちょっとだけ背脂。文句なし!伯耆大山の偉容。

2004年1月某日


飲むと翌日早朝に目覚める、といった癖止まず。それにしても昨日の宴会の料理はひどかったな。たしか、昨年まで「ふぐ屋」さんだったはずが、入り口のみ改装して価格大幅ダウンのフツウの宴会有飲み屋にリニューアル・・・って、客入っていなかったし、タマに行くと高かったからね。でも、楽しかった。頭痛有。風邪の復活でないことを祈るばかり。

チェリビダッケ/ベルリン・フィルにてBrahms 交響曲第2番ニ長調(1949年)〜イマイチ様子がよくわからない。おそらくテンション高い、流線型の解釈か。ライヴですね。続く第4番ホ短調(1945年!音はこちらのほうがヨロシ)も、入念なる味付けで、テンポは別として、この人晩年までスタイルが変わらないような気がしますね。早朝で音量小さいし、ノーミソがぼ〜っ、としているので集中できず。後年のイタリア録音との比較もしたいところ。

そういえば、ワタシのサイト順調なカウント増・・・って、じつはGoogleの出現を調べていてわかったが、旧サイトへのアクセスが毎日かなりあるみたい。当然、「移転しました」って書いてあるだけだから、こちらに飛んでいるんだろうけど、移転したときのカウント数の記憶からは一万は増えている?かんじ。どういうことなんだろう。一ヶ月に一度しか見て下さらない読者なのか?それとも、情報検索で各ページ(旧のはその時点の原稿はそのままになっている)が表示され、トップ・ページに戻ったらじつは移転していた・・・みたいな感じかな?

一人、朝食をいただきつつ(女房お仕事休みのため熟睡中)「英雄」〜セル/クリーヴランド管(1957年)を(購入以来ようやく!)確認。先日聴いた第4/7番と結論的にはまったく同じ、で、これほど峻厳で高潔でストレートで正しい演奏は滅多に経験できない。名曲が名曲として、文句なく、余すところなくその真価を聴衆に伝えるワザがすべてここに揃っています。すごい。

これから、島根県玉造温泉に野暮用で出掛けます。

2004年1月某日


さて、と。お仕事再開。土日野暮用でお呼びが掛かっている(島根県)が、本音ではサボりたいところ。本日、昼くらいまでに体調と精神状況を見て判断しようかな?でも、人間関係的には行くべきなんだろうなぁ・・・本日、新旧上司お別れ・歓迎会。こういうときに、妙に張り切る奴もいてハナ白む思い有。昨夜はあまり眠られず。今朝、定例サイト更新。寒い。

毎朝起きて、朝食時の音楽選定はほとんどアット・ランダムにCDを取り出して・・・状態だけれど、今朝は「復活」〜それも最終楽章を聴きたかった。Mahler 好きのワタシだけれど、この第2番に目覚めたのはもっとも遅くて、たしかテレビで偶然見かけた朝比奈千足さん指揮の終楽章・・・ほぉ、「復活」ってこんなわかりやすい音楽だったんだ・・・と。

ここ一ヶ月凝りまくっているワルター(ニューヨーク・フィル)の演奏で。文句なく感動するが、自分なりの評価についてまだ悩んでいる・・・

(帰宅後)ほんまに、久々、メ一杯仕事した(これが日常の正しいサラリーマンなんだろうね)、といった感じ。でも、夜から新旧上司の歓送迎会だったので、残業したわけじゃなし。明日からの野暮用は「どこに迎えに行ったらいいですか?」なんて連絡が来て、文句言えません。いやおうなく、明日早朝からお出掛け、これで週末の休みはパー。嗚呼、これも浮き世のお付き合い?

それと、引っ越していく上司が「明後日の夜、空いているんだけど」なんて言うし、そうしたら若い奴が「ケータイに連絡しますね!」なんて有り難く言って下さるし、で、浮き世の義理はどーしょーもありません。へろへろで、それでも10時くらいには帰宅。

通勤(行きのちょっと間だけど)では、クリュイタンス/ベルリン・フィルでLiszt「前奏曲」、Schubert 「未完成」〜これ、記憶通りステレオ録音でした。極上だ。正直、ウィーン・フィルとのもう一枚より完成度は高いんじゃないかな?・・・なんか疲れちゃった。

2004年1月某日


北海道は酷い天候(冬台風!)らしい。ワタシはピーカンの宇部空港から羽田へ。さすがに(掲示板でお声を掛けたのが)昨日の今日で誰も夜つき合って下さる人はいない・・・って、気を遣って下さって「すみません」という連絡数人有。五反田BOOK・OFFをちょっとだけ覗いて文庫本を二冊〜安直な飲み屋で一時間ほど。体調はもう大丈夫でしょう。数年ぶり、というくらいちゃんとホテルで眠れて、しかもヤクなしでも咳き込まず・・・。

「20th century classics」という5枚組持参して、岡山〜山口〜宇部空港、羽田〜五反田移動中にしっかり聴きました。結論的に、全部聴いたのかな?印象に残ったのは「春の祭典」(フリューベック・デ・ブルゴス/ニュー・フィルハーモニア管 1963年?)〜知情意バランス取れ、しかもオーケストラが上手い。次に収録のBartok「管弦楽のための協奏曲」(小澤/シカゴ響 1969年)〜これは「小澤7枚組」とダブリ〜清潔で正確で几帳面で、シカゴ響の良い面が表出されて気持ちがよろしい。

驚くべきは「ツァラ」(1962年)「ボレロ」(1971年)〜マゼール/フィルハーモニア管/ニュー・フィルハーモニア管の録音で、これほど色気のない、ある意味機能的な演奏はそう出会えない。(ものすごくおもしろくない)プレヴィン/ロンドン響のGershwinとか堪能しました。なんやら、いつのまにか珍しい音源になっちゃったものもあります。

そういえば、新山口(旧小郡)にて、タッチの差で空港行きバスに乗り遅れて浮いた一時間強〜ご当地にHARD-OFFがあって@480クラシックコーナー充実してました。「大地の歌」(バーンスタイン/イスラエル・フィル)があったけど、悩んでけっきょく買わず仕舞い。ほら、どんな田舎だってその気になったら安いCDはあるんだよ。

翌日、昼から早々に会議終了したので、いちおう渋谷HMVと、レコファン、タワーレコードを覗くが購入意欲が湧き起こらない。ああ、レーグナーBOX二種廉価で集成されましたね。でも、八割持っている。VOXのスクロヴァチェフスキBOXも値下げされたけど、九割り所有済み。「知られざるBeethoven 9枚組」〜安かったし、買うべきだったんだろうな、でも、知的意欲がトーン・ダウンしている・・・

結局、フランスEMIの二枚組みシリーズでデルヴォー(うち一枚はコンセール・コロンヌとの待望久しい復刻〜LP時代からお気に入りでした。もう帰りの新幹線で聴いたけど痺れました。音質も良好で、こんなに朗々と明るく、軽く鳴る金管は久々。クリュイタンスの初CD化されたベルリン・フィル/ウィーン・フィルの二枚組は、とくにウィーン・フィルの「有名交響曲部分楽章寄せ集め」がファンの待望久しい復刻で、たしか「交響曲の楽しみ」みたいなステレオ版入門用録音だったはず。

録音がね、いつもの各パートが溶け合わない、奥行きのない、肌理の粗いEMI 録音というか、いかにも「左右の分離強調!」で時代を感じさせるが、演奏は「その楽章を聴いただけで全曲類推可能!」といった説得力溢れるもので、「新世界」(第二楽章)「悲愴」(第三楽章)辺りは「おおっ!」と身を乗り出しましたね。(各1,390円)

あと、調子に乗ってHistoryチェリビダッケ10枚組(3,490円はちょっと高いか?でも、手持ちダブり一枚もなし)を。Shostakovich 交響曲第7番〜ベルリン・フィルとの1946年録音だけれど、音質の劣悪さを乗り越えて、これほど整然として、重量感があって、見通しの良い演奏は初めてか。まったく「知」が勝った演奏で、こういう方向だとワタシはアレルギーが出ません。(帰宅して再聴)

買った本は藤堂志津子さんのエッセイです。ワタシと同郷の札幌の方。8歳上なんだなぁ、でも執筆当時は同じくらいか・・・妙に共感しました。

 

2004年1月某日


朝は昨日と同じ状況。冷夏、暖冬ときて、ここに至って厳しい寒さ。きょうは山口で会議対応〜そのまま東京。体調を推し量って昨夜BBSに東京の夜のお誘いを掛けてみるが、さすがに昨日の今日じゃ、ね、ムリか。おとなしくしていましょう。

メールをいただいた関係で、Bruckner 交響曲第9番〜ホーレンシュタイン/ウィーン響(1954年)を久々。サイト初期に掲載していて、途中書き換えようと削除してそのままになっていたもの。音質はともかく(それでも、音楽の姿はちゃんとわかる)立派な演奏で、しかもどことなくざわついた怪しい雰囲気がある。まだ、戦後の混乱から完全に復活していないような、時代の証言のような記録か。

ヤンドーのMozart 協奏曲全集着々と消化〜第17番ト長調K.453(1989年)を。おそらくワタシがもっともお気に入りの音楽のひとつで、演奏の質は一連の様子と一緒。日常楽しむに相応しい、誠実で個性主張の強すぎないもの。この録音、少々濁るような気がするが盤質問題か、それともワタシのオーディオ責任か。

昨年12月に購入した「RUSSIAN ORCHESTRAL MasterWorks」(NIMBUS 7枚組 2,940円)〜Prokofiev/Tchaikovsky「ロメオ」を。誰の演奏かな?って、なかの説明書をひっくり返さないと、どこにも演奏家クレジットがないという不親切さ。手堅くて、地味だけど、しっかりしているな、と思って楽しんでいたら、尾高/BBCウェールズ響でした。

2004年1月某日


寒いのと体調回復過程のせいか、朝、床を離れるのがツラい。しばらく眠っていたい・・・なんていう状況は数年ぶりのような気もします。休日中は手帳は見ないことにしているが、明日、山口で会議〜そのまま東京会議(地元ではお客様と会議なので、その資料は本日中に完成させる必要有)〜帰ってきて新上司歓迎会〜週末休日潰してヤボ用(正直キャンセルさせていただこうかな?)・・・休みが多かったから、諸作業予想外にあるだろうし。嗚呼!(出張申請も出していない)

BBSで話題になったので、カルロス・クライバー/ウィーン・フィルでBeethoven 交響曲第5番ハ短調(1974年)を。もしかして10年ぶりかな?これは霊感溢れる怒濤の推進力演奏だ。「ジャジャジャ・ジャーンはもう飽きた」なんつう馬鹿者(含むワタシ)を一蹴するに足る、新しい地平線を切り開いたBeethoven 也。(但し、ワタシのは駅売海賊盤ながら)

昨夜、これも他のサイト絡みでBach ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調BWV1017を〜「主よ、哀れみ給え」によく似た哀愁の旋律は、たまたますぐ棚から出てきたメニューイン/ケントナーの録音で。これは人類普遍の本質的な”哀しみ”を連想させます。

今朝、出勤時間までMozart ピアノ協奏曲第21番ハ長調〜カサドシュ(p)/セルで。おそらくこれ以上望み得ない清潔で高潔なる演奏。さらにベーム/ウィーン・フィルでBruckner 交響曲第7番(1976年)・・・これは主に第2楽章「アダージョ」を。ようやく日常のリズムに戻すべき時期となりました。

(帰宅)出先からではなく、ちゃんと就業時間いっぱい職場にいたのも久々か?結局、資料はまともなものはできず、後輩に丸投げ、成績の良かった12月の経験をきちんとまとめろ、とのお上の通達あるもしばらく無視。とにかく体調が通常に回復する過程は無条件に嬉しい。広島のお取引先の担当が既に異動になってしまって、日程調整して「お別れ会」しよう、なんて電話来たりしました。「風邪、大丈夫?」とか。

Bruckner 交響曲第7番(ベーム/ウィーン・フィル)を通勤行き帰りも含めて断続的に聴いていて、この人の価値を再発見する思い有。カッコよくない、もっさりしている、誠実、リキみがない、飾りもない、自然体。ウィーン・フィルの最上の部分が素直に表出していて、ああ、ここがワーグナー・チューバね、なんてあちこちの音色がつくづく楽しい。(コレも駅売海賊盤で10年ほど前に購入したもの。DG録音)

2004年1月某日


連休も本日で終了。風邪でダウンしたりして、結局正月休みが実質一週間延長したような気分。Mozart ピアノ協奏曲全集(ヤンドー盤)との比較で、バレンボイム盤(1967-1974年)を数曲比較確認。第21/27番は細部に特異な思い入れがあって、逆に「ちょっと作っているかな」と反発を少々覚えたが、初期の第5/6/8番はしっとりとした味わいがフィットして悪くありません。この人、浪漫的な表現に寄りすぎていますかね。

彼の全集は初期の第1〜4番も収録しているし、コンサート・ロンド ニ長調K.382も収録して下さっているが、もう一曲のコンサート・ロンドも欲しかったところ。でも、ま、10枚組2,500円(中古)で購入したし文句言えないね。(EMI 5 72930 2)

ちょっと間が空いてBrucknerへ。某サイト絡みで交響曲第4番〜ヨッフム/シュターツカペレ・ドレスデン(1975年)を確認。ああ、これは素晴らしいオーケストラだ。しかし、肝心の聴き手の意識が変容しています。ちょっと違和感有。このサイト開始頃、ティントナー、スクロヴァチェフスキがブームだったんですよね。いまやワタシはハイティンク/ウィーン・フィルが一番!って感じるもの。インバル全集経験も大きかったかな?

同じ作品を、ケンペ/ミュンヘン・フィル(1975/76年)で久々(7年ぶりくらいか)。録音問題(やや落ち?)や、オーケストラの響きが素直すぎること、で、最初のウチはボンヤリとした印象だけれど、やがて音楽の自然な流れに没頭できるようになる・・・アクとかムリとか、煽りとか、そういうものとは無縁の演奏でした。

2004年1月某日


眠いが、夜半に咳き込んでしまって慌ててヤクを。ずいぶんと体調改善のつもりだけれど、まだまだ本調子じゃないな。連休開けると(風邪ダウンで溜めまくった)諸資料作成(残業覚悟)〜東京出張〜週末野暮用で遠方へ〜更に肉体労働系深夜作業(おつきあい)+ちゃんとした(?笑かせるなよ)プレゼンテーションへと続く。上司も交代。歓迎会も有。あまり面識ないので、前上司のような信頼関係を築けるかどうか、だね。

Mozart フルート四重奏曲第1/4番+嬉遊曲第17番ニ長調K.334(フルート盤)〜ランパルにて(RCA 1979年)を。これは来日時の録音で、ホルンに田中正大、一色隆雄の日本人チームが加わっています。コメント不可。Mozart 演奏に蘊蓄傾けられるようになったらホンマモンでっせ。ああ、楽しい。

ハイティンクのスタジオ録音(1969年)でMahler 交響曲第6/9番を。「名盤100」とか、その類の書籍には顔を出さない演奏なんだろうけど、過不足のない、というか、ていねいに仕上げているというか、真正面な真面目な表現+優秀なオーケストラで表現されるMahler の満足感!先日、クーベリック/バイエルン放響で第3番(1967年)を確認して、素っ気ない、虚飾ない表現に驚きを感じたが、それに似ているか。

Mahler の素の魅力、というか本質問題を考えさせられるような気になります。いずれ、ワタシはMahler が好き!ご近所BOOK・OFF(レギュラープライス・コーナー)で気になるセット有。じつは昨年から。どうしようかな。単価は@250とはいかないが、相場で言えば高くはないし。

結論的に購入し、数枚聴いて一気にサイトに駄文掲載。なんせ短気だから、ワタシは。でも、やっぱMozart って最高。いつものように少々昼寝。昼寝ができるのはいつもの体調に戻りつつあるためか、それとも風邪薬の副作用か?

2004年1月某日


体調かなり改善していて、もう熱はないし、ノドも痛くはない、肩はバリバリ状態(珍しい)〜念のため病院へ行ってみると、相変わらずノドは真っ赤だそう。油断大敵。昼からの「こうもり」はどうしようかな?

自分にとっての宿題を少しずつ消化。フォンクのTchaikovskyワルツ集(LASERLIGHT)とか、ワルター/ニューヨーク・フィルの「復活」(SONY)とか。自分なりの印象がまとまらなくて、とうとう越年。「復活」は大曲なので、なかなか集中して聴く機会もないんです。いずれ立派で、繰り返し聴取すべき価値高い演奏だと思います。

・・・「こうもり」行ってきました。始まって即咳き込んで困ったけど、なんとか治まってけっこう楽しめました。こりゃ、大人のお伽噺だね。プロの歌唱はまったくもの凄い。日本語歌唱だったけど、ほとんど意味はわからないし、原語でも良かったかも知れません。演出の水戸岡さんが、途中、ワタシの真後ろ(つまり最後列の後ろ)に陣取って確認しておりました。演奏会形式でも、ちゃんとした最低限の舞台演技になっているんですね。

終了したのが6時頃〜本来であれば女性なんかと正装して同行、終わったあと、感想なんか語りあいつつお食事(焼酎じゃなくてワイン系ね)・・・なんつうのが正しい姿なんでしょう。体調悪いし、駐車料金は気になるし、で、早々に帰宅しました。ビンボー症は一生治らん。そういうスタイルとは縁が薄いのが我ながら情けなし。(哀)

「マタイ」関連で貴重なる情報いただき、早速掲載BBSは昼過ぎから断続的に調子が悪く、さすがに誰も書き込んでいませんね。

2004年1月某日


二日寝込んで(含むコタツこもり)、昨日から昼寝熟睡、夜も眠くて、今朝も眠い〜これがようやく回復方向なんだろうなぁ。ほんまはまだ休みたいが、さすがに今日はお客との約束があります。中途半端な状態で出ていくのもなんなんだけど。咳の症状は昨年に似ていて、でも、全般にことしのほうがカルい、というか、昨年はムリムリ東京に出張して飲んだりしていましたからね。音楽もちゃんと聴ける症状だったし。

それと、ヒマに任せてサイトの一部に「リンク下線の出ない」「マウスを持っていくと色が変わる」という「CSS」を入れてみました。カンタン。いかがなものか。

休みを良いことに、CLASSIC ちょろ聴き(25)なんて書いたけれど、じつは数枚「聴いていないもの」が含まれていて、今朝からBeethoven 交響曲第4/7番〜セル/クリーヴランド管(1963/59年録音)を確認。

結論的にワタシはセルが好きなんです。「美しく聴かせよう」とか「しみじみ歌いましょう」ということではなく、正確に、明快に、誠実に演奏すれば、自ずから名曲としての真価は表出する、ということでしょうか。第7番終楽章は燃えるよう!以前聴いたBrahms Mahler とまったく同じ思いに、この度も襟を糺される思い有。

(出先より直接早々に帰宅)さすがに、お客様の元に出掛けると気持ち的にしゃんとします。お仕事、諸実務的にはたいしたことはなくて、但し、来週からの会議資料に手が着いていない。(正直考えてもいない)これは連休明けに。まだ、バス中で咳き込んだりしているが、あきらかに回復過程で、症状がぶり返さないように気を付けなくては。明日、昼からのオペレッタ「こうもり」(演奏会形式)行けるかな?

通勤でJanacek(ロジェストヴェンスキー)を聴こうと思ったが、数分であえなくバッテリー切れ、これは、まだピン!と来ていません。帰宅して、昨年12月に痺れて(途中まで)聴いていたケンペ/ドレスデンのR.Straussボックスより 「メタモルフォーゼン」(1973年)「アルプス交響曲」(1971年)〜やはり文句なく痺れました。

「やや苦手」なんて公言していたR.Straussだけれど、「メタモルフォーゼン」は以前からお気に入りの作品だったし(クレンペラーにて)、ケンペはミュンヘン・フィルと以前に録音していた(1968年)んですね。「アルプス交響曲」はロイヤル・フィルとの録音(1966年)がある。このボックスの主役はシュターツカペレ・ドレスデン〜透明で涼やか、地味で底光りするような響きが素晴らしい。

こういった、一見オーソドックスで”なにもしないよう”な演奏を聴いちゃうと、「爆演系」の価値について深く考えてしまいました。名曲を名曲として素直に表出させる、極限の芸術性。細部への配慮、オーケストラの響きそのものの魅力。録音も自然で概ね良好。(金管の爆発で少々濁るのは残念)

2004年1月某日


ヤクで咳を止め、久々(今年初めて?)熟睡。しかし、まだ回復途中で「いくらでも眠れまっせ」状態か。もうお客の都合を変更いただいて、もう一日休むか。中途半端な状態で出勤しても、まわりにご迷惑を掛けるばかり。有休はクサるほどあるし、仕事はあとでカバーできますから。新年早々なんてこったい。

全身の倦怠感、ノドの痛み、鼻水、咳、やや熱、といった症状(結果、昼寝さえ難物であった)、それに、あまり食欲が落ちない、というのは(意外と)いつものこと。頭痛がなければ音楽は聴ける。とは言っても集中力失ってますからね。心身共のテンションが落ちれば、音楽をゆったり楽しむこともままならぬ。(とくに音質ヨロシからぬ歴史的録音は)

狭いマンションの中とは言え、、寒い部屋でウロウロしたくないので、出し放しになっているCDを何度も・・・ユージン・リスト(p)を数回。Liszt三曲になると俄に精気が表情に充ちてきて、納得します。ところが(三枚組ラスト収録である)Tchaikovskyの盛り上がらない(オーケストラだけの責任じゃないでしょ)こと、やはりMozart では味が薄い・・・

本来、明日が定例更新日だけれど、無理矢理休み、ということで本日更新。年末年始に購入したCD(計5,000円ほど20枚分)を整理(全然聴いていないもの2枚は有)し、掲載する。体調が優れないので、精神的に音楽はあまり楽しめない。週末にコンサートがあるが、それまでに完全回復できるだろうか。昼から倒れ込むように熟睡。

2004年1月某日


半日おとなしくしていたけれど、咳が止まらない。明日はどうしても地元取引先に出掛けなくちゃいけないし、きょうもう一日休みをいただきましょうか。参ったね、風邪がこんなに長引くなんて。コタツでじっと・・・状態。

動けない、ヒマたっぷり状態を持て余して、先日の高校クラス会写真の整理。数枚友人から来ていたけれど、自分のサイズのでかいものを整理してメール添付送付するのもメンドークサイので、この際「ホームページ」に仕上げ、データ・アップロードして、アドレスのみ幹事役友人に「転送してくれ」と。

夜半、早速別な友人から「感激した」とのメール有。そう言えば遠方の幼なじみから「驚くべきWeb年賀状。本職は?」とのメールも。そういえば、なにが趣味でなにが本職かわかりにくい内容であったか。

ユージン・リスト(EUGENE Liszt 1918-1985)協奏曲三枚組(VOX CDX3 3504)はMozart を聴いていちおう消化。この人、1962年にアメリカ人初のチャイコフスキー・コンクールの審査員になっているし、ホワイトハウスでも演奏しているから、名を為した方だと思います。でも、Googleの検索に引っかからない。日本語はもちろん、英語表記でもね。忘れられたピアニストなのだろうか。

一通り聴いた感想は(昨日と同じ)「指は良く回るが、薄味」。有名どころTchaikovsky、Rachmaninov 、Griegはもちろん、「いかにも」的レパートリーであるLiszt三曲〜一転、Mozart 二曲。ドキドキするような、個性的な味わいを感じません。ああ、もう一度聴いてみたいな、と思わせるような。

バックのオーケストラが珍しくて、クンシュ/シュトゥットガルト・フィル、トポルスキ/ウィーン・トーンキュンストラー管、トポルスキ/ウィーン室内管、ランドー/ヴェストファリャ響(リックリンハウゼン)など超渋系。でも、正直あまり上手くないね。

2004年1月某日


ああ、そういえば「Great Voices of Opera U」(40枚組HISTORY ワタシは5,990円で購入)〜札幌のタワーレーコードで@1,000で投げ売り状態だったな。過剰在庫発注しすぎでしょう。別なセットだったら買ったのに。「展覧会の絵」〜ジュリーニ/シカゴ響(1976年)を確認。上手いオーケストラだね。ジュリーニは細部までカッチリ、ていねいに歌う人で、この輝かしいヴィルティオーゾ軍団と組合わせると、尋常でないテンションと効果が持続します。いや、もう、切れ味抜群。

ショルティが、シカゴ響との契約を更新するにあたっての条件のひとつに「ジュリーニを主席客演とすること」というのがあったそうだけれど、その理由わかりますね。「味」が出るんですよ、上手いだけじゃなくて。欧州伝統系の名人と、アメリカの名人オーケストラとの組み合わせの妙だと思う。続く「マ・メール・ロワ」「スペイン狂詩曲」はロサンゼルス・フィル(1979年)との録音。この陽気な西海岸のオーケストラが、ここまで繊細でしっとりとした響きに変貌するのも驚くばかり。

咳き込んでほとんど眠れなかったが、とにかく一度出勤します。最低限、仕事の目処が付けば帰ろうかな?

(昼で帰宅)最低限諸実務のみ処理して帰宅。息子は大学に戻ったらしい。ユージン・リスト三枚組(タワーレコードのポイント・カードを使ったので、実際に支払ったのは200円ほど)彼のテクニックの切れは爽快だけれど、なんか薄味っぽいかな?それにオーケストラの味が薄い・・・例えばクンシュ/シュトゥットガルト・フィルなど。まだ、速断は禁物。

2004年1月某日


息も絶え絶え・・・・状態で帰岡。(さっそく病院へ)クラス会以外はほぼ「寝たきり帰省」だったような・・・。親父が理事長を務める「自主泉源」組合の温泉は最近調子悪いみたい(湯の量が・・・)で、悩んでおりました。そういえば親父にパソコンを教えるが、意外と飲み込みがよろしい。

では、元旦から数日間に購入したCDは・・・計10枚。ワタシはコレクターではないので、これからどう聴いていくか、が問題ですな。岡山空港までの行き帰りに聴いたのが、Beethoven 交響曲第5/8番〜クレンペラー/フィルハーモニア管(1959/57年 もちろんEMI正規国内盤・・・の中古333円)。これはまったく明晰で、細部まで主張が明確な、ややゆるり目のテンポが快い。重量級の演奏だけれど、重苦しくはないんです。但し、録音の尻軽さ、乾き気味なのは気に食わない。(いつものEMI録音の典型)ちょっと感動しました。苦手方面作品だけれど。

ミシャ・エルマンのお気に入りアンコール集(VANGUARD 輸入盤 1959/66年 中古333円)〜コレ一部図書館で借りたことがあって、ワタシにとっては中学生時代以来の忘れじの演奏。技術的な危うさ、ワンパターンの甘い風情なんのその、無条件でじ〜んと来ちゃいましたね。あとセルのBeethoven 交響曲第3/4/7/8番、MacDowellのピアノ協奏曲二曲(ヴィヴィアン・リフキン〜コレ、昔持っていなかったかな?記憶曖昧不安)、ロジェストヴェンスキーのJanacekなど未聴、これから。以上BOOK・OFF岡山今店にて。三枚1000円セール。

北海道樽前山2004年1月4日登別BOOK・OFFで購入したのが「展覧会の絵」「マ・メール・ロワ」「スペイン狂詩曲」(ジュリーニ DG録音)〜ざまぁ見れ!という会心の@250ゲット。これはFMエア・チェックでなんどもお馴染み文句なし演奏でしょ?札幌タワーレコードの半額ワゴンセール三枚1,145円はユージン・リスト(という名前のピアニスト〜名前が凄いでしょ)の協奏曲三枚組(VOX)〜いま聴いてるけど最高です。バリバリに決まったテクニックの冴えと、バックのマイナー無名加減が。Liszt「ヘクサメロン幻想曲」なんて、意外と楽しめる(勇壮でノーテンキで)のは、ワタシ精神的にヤバいんだろうか・・・。

2004年1月某日


一昨年は「行き岡山→千歳」「帰り千歳→大阪」だったが、本年は素直に「岡山→千歳」往復なので、岡山空港まで名車セルボにて。精神的なタガが外れたせいか、なんとなく→ものすごく体調悪い(モロ風邪)感じ。千歳空港で息子と両親(女房は実家両親今年はやや病気気味ということで不在)と待ち合わせ。実家にて二日間ほど、ソファの上でほぼ寝たきり状態でした。

北海道は、今年はうんと雪が少なく、とくに苫小牧白老登別方面は北海道でも温暖なところに違いないが、ワタシでも運転可能状態。親父のクルマ借りてちょろっとドライブで、登別BOOK・OFFへ。ほら、ちゃんとクラシック@250コーナーあるじゃない。でも、ほとんど所有音源で、一枚のみ購入。ちなみに札幌でいつも寄るBOOK・OFFは相変わらず相場高い!それに寒いで。

札幌まで移動〜高校のクラス会。4年ぶりか。息子同席。ちょうど息子の年齢時に同級生だった人々ばかり。卒業以来、というやつもいるが見た目(体重、毛髪方面)変化はしかたがないが、精神的にはまったく変わらない。ワタシは大学で変身を遂げた、という自覚があるが「おまえは容積は倍になったが、一番変わらない!」と言われ少々ショックを受けましたね。もっとおとなしくて、恥じらいのある紅顔の青年だったはずが!

声も出ないほどの風邪症状にも関わらず、三次会までお付き合い。(ものが喰えないのはまいった、というか、ダイエットによろしいか)ああ、楽しかった。大散財。(メールで写真が届いたけれど、いやはやなんと嬉しそうなことか・・・)

2004年1月某日


元旦。BOOK・OFFのセール(@500*3枚1000円とか)があって、数枚目を付けていたけれど、@250の声楽もの3枚大晦日に売れてしまっていました。やられた。昨日贅沢にも、オウルテックのメカニカル・キーボード(メンブレンのへなちょこタッチとは雲泥の差!)に、光学マウスまで購入してしまう。まことに快調〜体調以外は。一昨日の酒は控えめで、しかも日本酒は自粛したのに頭痛がひどいんです。風邪復活か。緊張感一気に切れたためでしょうか。

いつも代わり映えしない絵だけれど、2004年元旦のご近所今村宮ボブ・サップの勝利は予想通り。紅白は膳場アナ宇働アナの大ファンなので、ちょっとだけ晴れ姿を確認。TOKIO(城島リーダーのファンなんです)はちゃんと見ました。Mozart 嬉遊曲ニ長調K.136〜ヴェーグ/カメラータ・ザルツブルク(1986年)を聴きながら新年へ突入。体調不良なんのその、ご近所今村宮へ初詣へ。

ああ、やっちまったい。新年早々web年賀状を数件案内したはいいが、サイトにアップしたファイル名違い。「見られませんよ」という「ご挨拶」で気付きました。ことしはこんな感じなのかな。華麗なるスタートか。朝からBach ゴールトベルク変奏曲〜グールドの新盤で聴こうと思ったら、棚から見つけられず、旧盤で聴いています。これとて新年に相応しいが。

これから、飛行機で北海道へ帰省。

 

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
▲To Top Page.▲

written by wabisuke hayashi