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音楽日誌●サラリーマン生活土俵際な日々

サラリーマン生活土俵際な日々
2004年6月岡山にて
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2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
体調はずっとグズグズしていた6月も終わり。連日梅雨らしい気候続きます。体調不良から二週間休んだスポーツクラブ水曜夜(土曜は継続)再開、エアロ・バイク45分は汗が流れても消費カロリーはさほどでもない(基礎代謝が落ちている?体重やや増傾向)エアロビクスは男性インストラクター交代(この人も教え上手)参加メンバーも男性陣6-7名に増えて様子が変わっておりました。結果、体調は改善してよう眠れましたよ。今朝の朝日新聞、いつもながら「論壇時評」(小熊英二さん担当)はめっぽうオモロい。選挙に政治活動実績関係なし、狙いは高齢層、しかも高学歴ほど投票率は少ないんだそう。若者には(日米問わず)「社会主義」「リベラル」「保守」の区分けは通用しない、組織依存、閉鎖的かどうかを見ている、とのこと。低い投票率の理由が理解できるし、現状の投票行動は国民のほんの一部を代表しているのでしょう。カタい頭をクリアにして、切り口を変えなくっちゃ。

Disky DB70708 Beethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」(1972年)/第7番イ長調(1971年)〜ルドルフ・ケンペ/ミュンヘン・フィル・・・十数年前、岡山の図書館で借りたCDへの言及が残っていて、「自然体演奏」がBeethoven には理想だと。激昂とか煽りとか力み、そんな風情とは無縁、中庸なテンポ、自然なフレージングとリズム感、淡彩なオーケストラの響きは澄んで濁らない。21世紀の古楽器系演奏も好きだけど、こんなオーソドックスに安定して、じわじわ感銘が伝わるのも悪くない、というか、ほっといたしました。ここしばらく、Beeやんへの苦手意識は消えました。フクザツ難解な音楽もノーミソ刺激に良いけれど、時に基本に立ち返るのも大切なことでしょう。

ヤフオクに季節遅れの小夏(日向夏/ニューサマーオレンジ)が出ていて、まずまず安かったので北海道の両親に送付。90歳の親父は食がますます細くなって、それでも小夏は好物だから到着早々数個おいしくいただいたそう。では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
妙な鼻炎から咳を発症した6月も月末へ、咳き込んでも熱はなくて体調それなりだったのに、とうとう体調悪化(微熱、腰の痛み、倦怠感)を自覚、困ったものです。逆に咳は治まっているので、今週あと三日間乗り切りましょう。来週訪問予定の鹿児島(〜福岡)は連続大雨、新幹線も遅れたらしい。自分の出張はさておき、現地の状況はいかがでしょうか。震災とW被害の方もいらっしゃるかも。

懐かしいコンサートホール盤Berlioz 幻想交響曲〜ピエール・モントゥー/北ドイツ放送交響楽団(1964年)・・・一番最初に入手したCD(記憶では2,800円)はやがて処分済(後悔)、手頃な価格での再入手を狙ってとうとう出会いがなかったもの。仕方がなくこれはyoutube(おそらくLP音源)から音源抜き出して作成した自主CD也。覚悟して聴いているせいか、音質云々は気にならない。最晩年89歳のモントゥーはハンブルクの北ドイツ放送交響楽団と数枚の録音を残して、衰えの微塵も感じさせぬ上品な演奏であります。第1楽章提示部繰り返しなし、第2楽章にコルネットが加わらないのは残念、バランス感覚と歌心に溢れて、お気に入りの演奏也。

Paganini ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調〜マイケル・レビン(v)/ロヴロ・フォン・マタチッチ/フィルハーモニア管弦楽団(1955年)・・・夭折の天才(1936-1972)は一点の曇りもない爽快な技巧を披瀝して、のびのびと逡巡を感じさせない。19歳かぁ、作品そのものはちょいと大衆的見世物風、陰影とか考慮する必要はないでしょう。モノラル録音らしいけど、音質も良好です。

では、行ってきます。FTP(サイト更新のアップロード)になかなか苦労しております。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
薄ら寒い梅雨時、湿った朝であります。もう一ヶ月?咳は残ってもかなり復調か、夜はよう眠れても体調はイマイチ。毎日刺激の少ないお仕事に飽きて、さすがに4年目(しかも若い者に1/3ほど持ち分担譲って)お仕事合理化(効率化)とことん進めた成果、すごくヒマです。激遅ネット環境(128kbps)は朝の「音楽日誌」更新くらい、あまりの遅さにぼんやりネットを眺めることもなくなって、硬派な書籍などしっかり読み進めております。不自由さもそれなり愉しみましょう。EverNoteが開けない(ほど遅い)のには閉口気味だけど。

英国のEU離脱決定後、早くもバラ色の公約(見込み)が崩れて動揺が見えているそう。おおきな決断には責任がつきまとって、すべてが良い結果とはならんでしょう。民主主義の伝統ある国の”収め方”に注目。不幸な民主党政権の結末を思い出しました。あの時は無能なトップ+東日本大震災+原発事故=羹に懲りて膾を吹くように自民党政権に揺れ戻して現在に至る・・・限られた財政はこども優先(=未来への希望)に使えないものか。

クアドロマニア 222125-444 4枚組1,380円(総経費込)ほどで入手Debussy 牧神の午後への前奏曲/交響的素描 「海」(海上の夜明けから正午まで/波の戯れ/風と海との対話)/管弦楽のための映像(ジーグ/イベリア/春のロンド)〜ルイ・ド・フロマン/ルクセンブルク放送管弦楽団(1972年)・・・概ね以前のコメントから変化なし。但し、音質には問題有。このシリーズVOX原盤のライセンスが怪しいとの噂はあって、もとより優秀録音は期待していないけれど、それにしてもかなり、そうとう音質的に情けないもの。そこをこらえて思いっきり妖しい、情けないような味わいアンサンブルを愉しみましょう。昨日のヤン・パスカル・トルトゥリエの明晰さとは対極を求めて取り出したCDは昔馴染み、おそらくは誤った刷り込み(これぞ仏蘭西!風)ゆらゆらとアバウトなアンサンブルを愉しむのも一興。冒頭の「牧神」から思いっきりアンニュイ、「海」の後半戦、リズムはきりりと引き締まらない。「映像」のカスタネット(これがキモ)も弱々しく妙に浮く・・・大切なのは個性ですから。ほとんどこれが作品との出会いですし。

他、Wagner 管弦楽作品(リエンツィ/ジークフリート牧歌/ローエングリン/マイスタージンガー)〜カール・シューリヒト/バイエルン放送交響楽団(1961年)・・・じつは音質(よろしからぬ)つながりで取り出したもの。これはほとんど最高。では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
爽やかな新しい月曜開始、今週はなんとか体調維持して過ごしたいもの。昨日は久々のBOOK・OFF(歯応えありそうな5冊入手)〜数度喰って美味いと思ったことはない「あんかけスパ」ご近所新規オープンしたのでトライヤル(評価変わらず)混んでました。20世紀並み激遅ネット環境(128kbps)もあと数日でリセット、不便な状態をいろいろ工夫したり(ヤフオク連絡のYahoo!メールが表示なかなか苦しいのには閉口気味)安易にネットに頼らない生活を愉しんでおります。3年契約かぁ、2019年迄これでなんとかせんとアカンから。はっきり云って失敗だったけど、これはこれで仕方がない。その時点の自分は想像できません。

CHAN10144-47XDebussy 管弦楽のための映像/遊戯/カンマ〜ヤン・パスカル・トルトゥリエ/アルスター管弦楽団(1991年)・・・世間的には話題になっていないけど、これはお気に入りの演奏也(管弦楽すべてを録音)。ベルファストのオーケストラは明晰クリア+整ったアンサンブルであります。音質良好、淡いサウンドにはほのかな色気も感じさせて、ヤン・パスカル・トルトゥリエは母国の作品を上品に表現して文句なし。「遊戯」「カンマ」辺り、ワリと馴染み薄い(初期?)作品も繊細緻密な味わいに仕上げて、たっぷり愉しめました。

では行ってきます。先週ボロボロだったので、なんとか今週は乗り切りたいもの。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
原因不明の洟水〜痰が絡んで咳症状は、劇薬服用にもかかわらず継続、体調そのものは悪くないので昨日昼のスポーツクラブは強行、しっかり汗を流しました。散歩がてらディスカウントストア(お気に入りヨーグルトなど仕入れ)にも坂道アップダウン繰り返して往復40分ほど、完全に車社会であるご当地(滅多に歩く人を見掛けない)自家用車なしの生活は不便でっせ。昨夜お仕事していた女房殿は激遅ネット環境(128kbps)に激怒しておりました。使用パケットには制限があって・・・みたいな説明は一切理解不能(聞く耳持たず)事務所だったらカンタンに見られる、ファイルも開けられる!と(そりゃそうでしょ)。

今朝の朝日新聞・平成落首考に

あなたから私も離脱決めました
時事ネタのどさくさに一句、秀逸です。

SRCR2027 Scho"nberg 浄められた夜(弦楽合奏版/1973年)/抒情組曲(1974年)/ヴァイオリン協奏曲(1984年/ロンドン交響楽団)〜ピエール・ブーレーズ/ニューヨーク・フィル/ピンカス・ズカーマン(v)・・・新ヴィーン楽派を好んで聴くようになったはたしかLP時代、ホーレンシュタインあたりがキッカケか。バーンスタインの熱狂の後、ニューヨークを任された(1971-1976)ブーレーズはマネージメント会社の都合だったのか、あきらかにアン・マッチだったのでしょう。アンサンブルの水準は上がっても、彼のレパートリーでは幅広い音楽ファンの人気を得るのは難しかったかも。彼(か)の粗っぽいニューヨーク・フィルは洗練され、クールな浪漫を感じさせる官能に至って文句ない「浄められた夜」。抒情組曲は分厚い響きと甘美に充ちて、自在にオーケストラをコントロール・・・彼だったらいっそう緻密、しっとりとした風情が可能だったはずと、ニューヨーク・フィルをちょっぴり恨みますよ。息詰まるような緊張感と美しさが同居するヴァイオリン協奏曲はズカーマン36歳の記録。淡々と抑制された表現+ブーレーズの緻密なバックはオーケストラの技量の違いを見せつけました。

UCCD-7106 Schubert 交響曲第9番ハ長調〜ヨーゼフ・クリップス/ロンドン交響楽団(1958年)・・・左第1ヴァイオリンがせり上がり過ぎるのと、木管の定位がおかしくて時に前に出過ぎ、金管の爆発にやや響きが濁るのは時代の劣化でしょう。それでも英DECCAの録音はみごとなもの。クリップスはほとんど自然な息遣い、優しい歌に充ちてテンポ設定にもムリがない中庸。シンプルな歌謡性に溢れた作品旋律を過不足なく表現して、かつての手兵(1950-1954)であったオーケストラの相性も抜群です。ヴェリ・ベスト。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
週末休みも梅雨らしいどんより湿っぽい天気。昨日は早朝一番から昨日お休み分のお仕事フォロー全開、とにかく全部仕上げて週次の報告書も上司に提出、昼から取り先へ定例商談、数ヶ月前までは金曜昼からの運転は(やや遠方)睡魔との戦いでした。今じゃ運転は若い者だし、途中雑談などして退屈しません。夕方、体調を考慮して自宅マンションにて降ろしてもらって直帰させていただきました。じつは未だ体調はよろしくなくて(処方薬の力で)身体全体の活性を失わせて咳を抑えている?といった感じ。世間は英国のEU離脱(≒円高、株安)の話題一色。輸入原料価格は安くなっても、輸出産業は苦戦でしょう。どの方向かよろしいのか、判断する材料は持っていないけど、右傾化、移民排斥の動きは不気味であります。

7gb使い果たして激遅ネット環境(128kbps)その契約はYahoo!プレミアム会員強制加入義務、先週CD2件ほどヤフオクに出品しておいたら今朝、1件落札有。ありがたいことです。追加出品しておきましょう。送付手続きのために「クリックポスト」画面を開いたら、激遅ネット環境に大苦戦!冷や汗。水曜夜断念したスポーツクラブは強行するつもり。

SUPRAPHON SU 3880-2  11枚組6,581円(ポイントも活用)にて2008年入手Mahler 交響曲第1番二長調(1979年)/第10番嬰ヘ長調「アダージョ」(1976年)〜ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル・・・メモによると2008年大枚6,500円ほどにて全集入手、しばらく聴いておりませんでした。前回拝聴のコメントは

素朴なテイスト味わい深い、懐かしさいっぱいの演奏であります。子供の頃から馴染んだ作品故、滅多なことでは感銘を受け取れぬ作品、若いころの想い出がつぎつぎよみがえるような、練り上げられた優しい語り口、爽やかに生真面目に刻まれたリズム感の良さ。つやつやした響きに非ず、弦の美しさはもちろん、金管云々にとくに問題も感じません。威圧感皆無、淡々とした穏健派演奏。音質だって自然そのもの
う〜む、これがどーもいけん。サウンドがぜんぜんスカっぽくて薄いんです。我がミニマリスト・オーディオとの相性か。それとも体調絶不調のせいか。ちゃんとCD一枚分、ぜんぶ聴いたんだけどなぁ。仕切り直ししましょう。クーベリックと並んで屈指のお気に入り全集だったんだけどなぁ。不思議。

LP時代のデザイン今朝拝聴したのは、Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版/抜粋/1954年録音)/バレエ音楽「春の祭典」(1955年)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団・・・後者は唯一の録音、前者はステレオ再録音があって旧録音はネットから拾えます。曲間をつなぐ太鼓など入ってない全23:28のエエとこ取りの抜粋だけど、唐突感やら不足を感じさせません。音質はかなり良好、華や豊かにオーケストラは鳴りきって瑞々しいサウンド、各パート余裕に上手いこと!表現的にはストレート飾りの少なくて、まさに現役!歴史的録音も悪くないじゃないの、と勢いづいて・・・(自主CD連続拝聴)

Stravinsky 交響詩「ナイチンゲールの歌」/Chabrier たのしい行進曲〜ユージン・グーセンス/シンシナティ交響楽団・・・録音年不明。Eugene Goossens(1893-1962)がこのオーケストラのシェフだったのは1931〜1946年だからその辺りか。当時最先鋭だったはずの作品は、驚くほど精緻なアンサンブルで演奏されておりました。自主CDには続いてIbert バレエ音楽「ジュピターの恋」〜作曲者/パリ・オペラ座管弦楽団(1956年)・・・小粋な風情漂うたのしい作品をたっぷり堪能しました。33分ほど。いずれ歴史的録音としては極めて良好な状態です。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
本日は毎週定例の作業+取引先への商談もあって休めません。今月一ヶ月に2日ほど有休消化して、ほんま役に立たん困ったオッサンでっせ。咳き込んで周りに迷惑はさておき、体調は悪くなかったのに、強力なヤク処方で症状ムリヤリ抑えても全身倦怠感を発しては本末転倒、たまに咳き込むと目眩有。手足は冷たいし。にっちもさっちもいかず、昨日は一日ぼんやりテレビ眺めたり、ネットを見たり・・・結果、契約わずか一週間でリミットの7gb超えました。とうとう月末迄「128kbps」(激遅)制限に。なんか昔懐かしい、動画やら音源データ・ダウンロードなんぞ知らんかった、昔の速度になりました。Gメールは通常表示不可、簡易HTMLモード必須なほど。あちこち馴染みのブログは大きな画像がなかなか開かない。今朝、トップページのYahoo!がなかなか開かない。【♪ KechiKechi Classics ♪】がなぜテキスト主体で軽いのか、それはBB(ブロードバンド)普及前に開始した配慮でした。

今朝、FTPソフトでサーバー上のファイル一覧表示できず、更新不可(途中タイムアウト)。こりゃ深刻かも。(これはLinuxマシン/WattOSにて更新したもの。そちらのほうが動きは相対的に軽いみたい)

今朝の朝日新聞コラムは力作が多くて曰く経営の失敗について。やらないで失敗しない人が評価され、トライヤルして失敗する人に責を負わせる〜これじゃ企業はダメになるでしょ。(SHARPの悲惨な結果、カネボウ化粧品の再生)ノーミソは慣れてくるとルーティンになって、思考停止するらしい。環境を変えたり、手順を変えて工夫したり、自戒しなくっちゃ。人気コラム「おやじの背中」、そして父の日関連の読者投稿はいずれも涙もんでっせ。

BRILLIANT BRL94111Frescobaldi (1583-1643)「イン・パルティトゥーラ」(38のカンツォンによる曲集第1巻 /19曲)〜ロベルト・ロレジャン(org/cem)/Ensemble ConSerto Musico(アンサンブル・コンセルト・ムジコ)・・・ Vivaldi(1678-1741)よりほぼ100年遡って、イタリア初期バロックとでも言うのか(当時はイタリアなんて国なかったけど)。ゆったりのんびりとした通奏低音(チェンバロ、ポジティヴ・オルガン、チェロ?ガンバ?)+ヴァイオリン+素朴なトランペット?静かに穏健に、眠くなるほど起伏少なく流れて、いつまでも終わらない。最高っす。

CBS/SONY FDCA333Mahler 交響曲「大地の歌」〜レナード・バーンスタイン/イスラエル・フィル/ルネ・コロ(t)/クリスタ・ルートヴィヒ(ms)(1972年)・・・嗜好系統としてはちょっと方向が違うんだけど、旧録音(ウィーン・フィル)ほど人気のないこちら、盤石の自信に溢れてヴィヴィッド、なかなか良いではないか。たしかカラヤンと同じ歌い手でしたよね。かつてはウィーン・フィルの艶のある響きに比べ、イスラエル・フィルは・・・なんて不遜なことを感じて、音質的にも少々不満があったけれど、そんな記憶もウソのようにオリエンタルな旋律を堪能いたしました。

今朝はGlazunov バレエ音楽「ライモンダ」〜アレクサンダー・アニシモフ/モスクワ交響楽団(1995年)拝聴中。甘く平易なメルヘン旋律が続いております。では、行ってまいります。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
体調は悪くないけど、周りが引くほどの咳継続、再び通院したら”必殺”ジスロマック処方有。3日連続服用、6年ほど前肺炎を起こしてお世話になりました。咳止めパッチも初体験(ほんまに効くのか?)咳はそれなりに抑制されているけど、体調はむしろ悪化して副作用のほうが優っているのかも。脚が冷える、全身倦怠感、目眩、喉の渇き、幸い胃腸への影響はなさそうな”鉄の胃袋”はセーフ。昨夜はさすがにスポーツクラブ行き中止、水曜は二週連続お休みとなりました。お仕事お休みを検討しましょう。いくら有給休暇たくさん残しても、こんなんではアカンなぁ。記録的大雨に西日本は被害有、こちらは適度なお湿り程度、東日本に雨は遷って水不足解消を願うけど、降り過ぎるのも困ったものです。

Membran 232867/CD1Debussy 交響詩「海」(1954年)/管弦楽のための「映像」(1954/57年)〜デジレ=エミール・アンゲルブレシュト/フランス国立放送管弦楽団・・・スリーヴ裏の「1958」は誤り、EMI往年の歴史的録音らしい。近現在の繊細な管弦楽作品は、できるだけ良好な音質で聴くべきと思うけど、彼は別格。Desire-Emile Inghelbrecht(1880-1965)この時期はオーケストラのシェフだったんですね。かなり明晰+雰囲気が両立して・・・SONY(ここで力尽きました)

他、Bach ゴールドベルク変奏曲〜グレン・グールド(p)(1981年)・・・など。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
どんより曇って蒸し暑い季節に参院選公示。こちら耳鼻科を替えて5日間、投薬を続けて鼻炎痰咳症状相変わらず、薬が切れたのでまた通院必要です。もう一ヶ月ほど?困ったもんです。症状はわかったけれど原因不明、なんかのアレルギーみたいな感じ。お仕事は優秀な若者登場とともにますますヒマになって、トラブルらしいトラブルもなし、職場内横の連携も3年掛けて驚くほど良好になりました。さて、あと半年で還暦、継続雇用するにしても、どんな職場立ち位置を目指すか考えないと。権利としての継続雇用→職場ではおじゃま虫(そんな人いるんです)それじゃ毎日が愉しくないでしょ。

Yahoo!Wifi(401HW)は接続安定、日常使いに問題はないし、相対的に安価なネット環境と思います。但し、自分の使い方(大量の音源ダウンロード)には似合っていなかった、今更そんな反省しても3年契約でっせ。生活を変えるしかない。「当月ご利用のデータ通信量が7gbを超えた場合、当月末まで最大通信速度が送受信時128kbpsに制限されます」(通常は下り最大112.5Mbps /上り最大37.5Mbps)とのこと。月末まで残1gb切ってます。3日で1gb制限ってのもあるらしいけど、これは適用された気配はありません。試しに「128kbps」も経験してみるつもりだけど、音源ダウンロードは厳選月一回だな、これからは(今までは毎日)。潮時だったんですよ、怒涛の音源収集も。尼崎時代のケーブルネットが3,000円/月(電話付)制限なしというのが安かったなぁ、今思えば。

SONY 88697776582Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1974年)・・・ヴァントが名を上げた最初の全集より。62歳の記録。2010年に全集ボックスを入手して、爾来Brucknerのリファレンス(参照の基準)はこれになりました。全曲中屈指のスケールを誇る一番のお気に入り作品、やや速めのテンポ、飾りも、要らぬ詠嘆も少ない硬質かっちりとした表現は、茫洋とした巨大さとは異なった世界になっておりました。ヴァントは、ここから先20年更に円熟を深めていくのだな。やや素っ気なく、カンロクもちょいと足りんかもしれないけど、最初っから最後までテンション高く、終楽章「Adagio - Allegro moderato」のフーガに怒涛の感銘がやってきました。

Membran 232867/CD2Debussy 前奏曲集第1巻〜ヴァルター・ギーゼキング(p)(1954年)・・・1990年頃EMI4枚組(たしか6,000円!)に歯が立たなかったもの。太古モノラル録音はSACD化されているんですってね。これは激安Membran復刻(一般に要らぬ色付けしない、良心的な音質)細部技術的な曖昧さがないこと+昔の音質が妙に雰囲気たっぷり、これぞDebussyといった個性的な旋律をたっぷり堪能させて下さいました。第1曲目「デルフィの舞姫」から夢見心地。

では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
梅雨時らしい湿っぽい日々が続いております。予報通り九州ではモウレツな雨だったそうな(またまた被害が出たらしい)7月に鹿児島〜博多出張を予定して、その時期には大丈夫でしょうか。鼻炎と痰、咳は相変わらず、体調は悪くないんだけどなぁ、困ったものです。昨夜のテレビ番組、著名なスーパードクター福島孝徳先生の手術風景、ストイックな生活を久々に拝見して感動。いっぽうで医療全体の水準の底上げ、若手の育成の必要を痛感したものです。もちろん頑張っている現役医者もいっぱいいることでしょう。厚労省の政策は基本、医療費の抑制のために医者減らし政策ですから。医療の偏在化無視、引退したであろう年齢の医者もカウントして資料(医者は足りている!)作ってますから。

LP時代のデザインRespighi 交響詩「ローマの松」/「ローマの噴水」〜ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1968年)+組曲「鳥」〜ネヴィル・マリナー/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1976年)・・・Rafael Fruhbeck de Burgos(1933-2014)西班牙系独逸人、当時35歳。1960年台、EMIは次世代の巨匠を探していろいろ録音させていたんだな。オーケストラの清潔、明るいサウンドを活かして、若々しく華やかな溌剌演奏也。近代ゴージャスなオーケストレーションを堪能して、音質も悪くないけど、特殊な録音手法らしく自然な空気とは云えぬ感じかも。それは次の「鳥」との比較で明らか、親密かつ入念な描き込みアンサンブル、ユーモラスな作品に心躍る感銘を受け取りました。(DCL 707222)

先日のBrahms絡みBBSに書き込み有、若いころの出会いがよろしくなかった件を再自覚しました。わかりやすく平易に明るい表現は精神性に欠ける?みたいな論調はかつてありましたよね。 Beethoven ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜ヨゼフ・シゲティ(v)/アンタル・ドラティ/ロンドン交響楽団(1961年)・・・さすがに最近話題になっていないようだけど、精神性の代表格(とくにBach)と云われていたはず(ワタシもけっこう好き)。久々の拝聴は思いの外鮮明な音質に、当時シゲティ69歳技術的には相当ヨレヨレ、枯れ切った風情はたしかに懐かしい。しかし彼(か)のBeeやん屈指の美しい旋律を、美しく受け取れない贅沢ものに至った自分、第2楽章「Larghetto」迄で拝聴断念いたしました。

終楽章「Rondo, Allegro」はナタン・ミルシテイン(v)/エーリヒ・ラインスドルフ/フィルハーモニア管弦楽団(1961年)へ・・・こちら安定した技術のキレ、端正上品なフォルム、美しい音色に満足。Capital録音8枚組にはなぜか1955年モノラル(スタインバーグ)が収録され、これはたしかyoutubeからデータダウンロードして自主CD化したもの、それでもかなりの音質で愉しめます。勢いづいてR32C-1014山下和仁(g)/手塚幸紀/新日本フィル(1982年)へ。

いまや稀少盤でしょう。小編成のオーケストラに支えられ、Beeやんはいつになく親密かつ、小ぶりで粋な風情に仕上がりました。雄弁にスケールの大きなヴァイオリンに非ず、息長く続くトーンをアルペジオに置き換えたり、ダイナミクスの不足は表現のニュアンスにて補って、新鮮そのもの。

では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
新しい月曜はどんより曇り、全国あちこちで激しい雨模様ともこと。こちら昨日雨でBOOK・OFFには行けなかったけれど(エエ加減読書在庫が切れている)今朝は降っておりません。鼻炎+咳症状はあまり状況変わらず、もうぼちぼち一ヶ月?体調はそう悪くないけどね。昨夜はそれなり眠れました。困ったものです。

FRP-1070Berlioz 幻想交響曲/序曲「ローマの謝肉祭」〜チャールズ・マッケラス/ロイヤル・フィル(1994年)・・・驚きの価格+音質で有名なRPO音源、出会いは小学生時代?オーマンディ/フィラデルフィア(「悲愴」と2枚組LP)長じてすっかり苦手系作品になってしまって、心安らかに拝聴できるようになったのは最近です。噂通りの快い奥行き、自然な広がりを感じさせる音質?弦は対向配置、各パートの旋律が浮き立ちます。第1楽章繰り返しを、第2楽章にはコルネット希望、後者は叶いました(超絶技巧)。奇を衒わぬバランス表現はフツウといえばフツウ、オーケストラは鳴りきって(ロイヤル・フィルの金管炸裂)作品の美しさを堪能させてくださる演奏也。若いころは第3楽章「野の風景」辺り、退屈で仕方がなかったのに、気怠く静謐、遠雷を連想させるティンパニなどに好みは遷りました。

CSOR901701Mahler 交響曲第3番ニ長調〜ベルナルト・ハイティンク/シカゴ交響楽団/合唱団/児童合唱団/ミシェル・デヤング(ms)(2006年ライヴ)・・・Mahlerはどれも好きだけど、とくに長大なる第3番は大好き。ハイティンクはこの時期、音楽監督じゃなくて首席指揮者(次期へつなぎ)だったのですね。(2006-2009)オーソドックスなまま円熟を迎えて、硬質金属的なシカゴ・サウンドは気品を以って鳴り響いております。(時間切れ)


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
指原莉乃連覇!(息子の彼女と同い年)正統派・渡辺麻友に7万票差で圧勝、松井珠理奈は19歳とは思えぬ大人びた落ち着き(凄い別嬪はん)・・・知っている顔はほんの幾人、他はほとんど知りません。さしこはぜんぜん美人じゃないのに、存在感、しゃべりの上手さ、度量の広い性格(類推)が人気なんでしょう。噂によれば中国に支持者が多いとか(隣国和解の起爆剤となるか)〜ま、ラスト数分テレビを見ただけのオヤジでした。上記三人、Google日本語変換一発で出てくるのも凄い。都知事選は蓮舫さん(これも一発変換される)は出ないそう。彼女はモデル時代からファンでして、政治家になってもエラソーな感じがしない。自民党の某議員が似非ネット情報を信じて人種差別モロな発言をして撤回、そのニュースにまた匿名アホ差別者頓珍漢コメントが火に油を注ぐ・・・匿名だから恥ずかしくないのか、安倍ちゃんを結果として利することに気付いているのでしょうか。

新しい投薬も効果なし、相変わらずの咳込みに睡眠不如意継続。体調は悪くないのでスポーツクラブ強行、床屋〜大型温泉風浴場行き、そんな贅沢いたしました。足腰の痛み雲散霧消。自前となっYahoo!Wifiはデータ通信量が見られて、自分の使い方だと「一日1gb」越えがフツウ、3日間3gbはあっという間に超えるし、月間7gbなんて1/4週で終わってしまう・・・女房殿のスマホも接続しますし(+DropBoxデータ同期)。大阪(尼崎)時代よりケーブルテレビ接続無制限な使い方がクセになっておりました。怒涛の如き音源データ・ダウンロードは自粛することにしました。もう散々貯まってますし。そろそろ潮時だったんです。

Briliant/Ottavo原盤Brahms ヴァイオリン・ソナタ 作品78「雨の歌」/第2番イ長調 作品100/第3番二短調 作品108〜ジョルジ・パウク(v)/ロジャー・ヴィニョールズ(p)(1990年)・・・一昨日夜の演奏会の流れ、復習です。作品的にはすっかり苦手意識を払拭して、但しこれは秋冬の音楽かなぁ。とくに第1番ト長調ソナタの(Brahmsにしては)明るいシアワセな風情が気に入りました。(未亡人となっていたクララへの思慕とか)Gyorgy Pauk (1936-)はハンガリーのヴェテラン、やや細かいヴィヴラートはあまり好みの音色じゃないにせよ、作品を追想するに充分な感銘有。生体験は圧巻ですね。平光真彌さんのヴァイオリンは豊かな響き、ニュアンスに充ちておりました。

LP時代のデザイン Philips ?? 6580 036Bartok 管弦楽のための協奏曲/舞踏組曲〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1960年)・・・数年前の拝聴時には、”当時31歳。ストレートで飾り(工夫)がない、アンサンブルの仕上げが甘く、粗削りな感じがある、スケールも足りない・・・”とまぁ、散々なコメント。5年経てば印象一変、時代を感じさせない音質は良好。ストレートで飾り(工夫)がない、スケールも足りないのはその通り、但し、アンサンブルの甘さ荒削りは感じさない、若々しい推進力をたっぷり感じさせて爽快、コンセルトヘボウの威力も充分、立派なアツい演奏でした。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
好天の土曜休み。

昨日自分主催の行事対応は無事、好評のうちに終了、終日立ちっぱなし(+坂道速歩)だったので足腰が痛くって・・・夕方、いつもと逆方向の耳鼻科へ。カメラを鼻から咽へ、左側に多く粘液(洟水)が発生して、気管に流れているとのこと。新しい薬を処方していただきました。ちょうど空いていた時間にあたって思わぬほど早く終了(けっこうな医療費取られましたよ/カメラ代か)そこから速歩15分ほど、長久手市文化の家ホールへ。Brahmsのヴァイオリン・ソナタ3曲の演奏会へ(当日券入手)。1曲目途中で咳がガマンできず周りに迷惑を掛けたので、休憩中に服薬して後半乗り切りました。昨夜まずまず眠れて、今朝方咳き込んで早朝覚醒〜体調は(咳以外)悪くないんです。

TOCE-8909 Prokofiev 交響曲題1番二長調「古典」(1977年)/第5番 変ロ長調(1974年)〜アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団・・・@250の値札有。Prokofievはここ数年、もっとも熱を入れている作曲家の一人だけど、これはそんな”目覚め”の先駆けとなったもの。ロンドン交響楽団の音楽監督時代(1968-1979)の実りある日々を感じさせる爽やか、ヴィヴィッドな演奏です。露西亜臭さ皆無、颯爽とモダーンに洗練されてカッコ良い。(ロジェストヴェンスキー辺りも好きだけど)第5番終楽章「Allegro giocoso」わかりやすい旋律に各種打楽器とかユーモラスにキラキラ輝かしいサウンドは幾度聴いても愉しいもの。このオーケストラがほんまに腕の立つアンサンブルに仕上がったのは、この時代だったんだそう。マルティノンも流れの良い粋な演奏だったけれど、オーケストラの技量は歴然と違いますよ。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
体調は悪くないけど、洟水が咽に落ちて咳き込み継続、夜眠れないのがツラいし、昼間も断続的に咳き込みます。もう症状は一週間を超えました。転居来通っている耳鼻科を替えることを決意、本日(自ら主催の行事対応本番後)別な耳鼻科に通うことにしました。風邪というよりなにかのアレルギーっぽい感じ。先週の音楽会は強行したけど、これじゃ演奏会も周りの迷惑になって行けません。じつはご近所音楽ホールにて今夜、Brahmsのヴァイオリン・ソナタ3曲の演奏会、苦手作品のクリアを当日券で狙っていたけれど・・・間に合うか、時間も体調も。

VOX CDX2-5519Bach ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ウィーン交響楽団室内管弦楽団(1954年)・・・当時団員だったアーノンクールも参加してるらしい、これぞ古楽器演奏の嚆矢。この辺りの著名バロックはピカピカの新録音目白押しだから、モノラルはちょいと苦しいかも(かなり良好)。1960年代辺り迄、往年の巨匠がレパートリーにして録音は残って、とくに太古時代の大仰なスタイルには違和感いっぱい!そんな時代の古楽器(?)録音は技術的にも演奏スタイル的にも旧さをまったく感じさせないもの。中庸にあわてないテンポ、素朴だけれど痩せ過ぎない響き、ホーレンシュタインのバランス感覚に感心いたしました。例の短い第2楽章はチェンバロのカデンツァ(この音色が懐かしいメカニカルなもの)、あっさり2つの和音のみ。

VOXBOX CDX5001 Prokofiev 交響曲 第1番 ニ長調「古典」作品25/交響曲 第5番 変ロ長調 作品100/ロシア序曲 作品72 〜ジャン・マルティノン/フランス国立放送管弦楽団(1971年頃)・・・久々の拝聴。←予言通りカラヤンの再聴には痺れましたよ。これはEMIに全集録音を申し出て蹴られた(らしい)VOXの全集より、いろいろと感慨有。最近再聴して”意外と聴ける音質”に驚くことの多い往年のVOX録音は、埃っぽくてあまりよろしくない。現代の優秀なアンサンブルによる緻密な演奏に慣れたのか、こちらざっくりとラフ、流れと雰囲気を重視しているように感じます。もちろん露西亜風泥臭い風情に非ず、都会的、これはこれで個性的、粋な演奏なのでしょう。やはり貴重な、価値ある全集かと。

では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
曇り空継続。体調も同様、断続的な咳症状に睡眠不如意続いて、いつまで続くのか?この症状、先週休んだのでお仕事休めません。挙句自業自得(これは仏教用語)事件発覚・・・朝、「音楽日誌」更新が滞ったのはWifi環境の切り替えが要因です。

固定電話を止めて、無線Wifi導入を検討したのが2015年春?業務上出先で使うWifiが支給されていたので、当面それで・・・そのまま(都合よく)忘れ、ガンガン音源データなど日々ダウンロードしておりました。これがとうとう”使い過ぎでっせ!”警告、摘発されてしまいました(業務上横領!)。あわててYahoo!Wifiを注文したのは、安易に安そうだったから(プレミアム会費含めればさほどに非ず/初期費用は3,000円だからたしかに安い)、ネットで申し込み翌日即到着するらしいし、そしてなによりYahoo!のIDとカードに登録があって、速攻ボタンひとつで注文、決済できるから。これってけっこう重要でしょう。

プレミアム会員は必要な時に登録したり、解約したりを繰り返して時々オークション出品しておりました。今回契約必須、費用分は毎月赤字にならんようにCD処分を続けましょう。

昨夜定例、夜のスポーツクラブは強行するつもりで着替えタオルなど荷造りしたけど、やはり咳が気になって断念。本日(これを執筆している日)Yahoo!Wifi到着予定なので、一日ネット環境なし、それも安閑としてよろしいなぁ、日常ネット中毒っぽいので。本日、女房殿誕生日(こちらと違って)いつも変わらぬお仕事忙しい生活であります。ネット環境が途切れているので、一生懸命スマホをいじっておりました。パソコンと環境は同期させているので。

夜半にブツは到着、自宅のパソコン3台+女房殿のワイモバイル・スマホの設定はカンタンでした。(スマホとのセット割がある・・・らしい)噂では接続が不安定になることがあるとか、使い過ぎ容量オーバー(3日で3gb/一か月で7gb?)したら速度制限が掛かることが気掛かり(これは他社でもいっしょ)とにかく仮にどんなに劣悪な結末でも3年これでいくしかない(2019年6月迄)。さて使い勝手は・・・ちょいと遅いような感じせんでもないけど、なんということもなくネットにつながっております。

DG UCCG4096 良いデザインだStravinsky バレエ音楽「春の祭典」(1913年版)/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)〜レナード・バーンスタイン/イスラエル・フィル(1982年)・・・「ペトルーシュカ」はやや編成の小さい違いを知っているけれど、「春の祭典」のオリジナル?後の数回改変の微妙な違いはド・シロウトには理解できません。久々の拝聴は、音質がかなり良好なこと、イスラエル・フィルがけっこう上手いことに驚き。おそらくはゲネプロ含め数回の演奏会から編集したものなのでしょう。まったりと厚みのあるサウンドはウェット、語り上手であり迫力も重みもある。現代音楽の古典としてのスリリングな緊張感みたいなものとは遠く、悠々とスケール大きく歌います。 基本はクールなブーレーズだけど、こんな豊かなStravinskyもなかなかエエではないか!

Bach ゴールドベルク変奏曲〜カール・リヒター(cem)(1958年)・・・LP時代、DG新録音は高くて買えず、モノラル旧録音だったら1,000円廉価盤入手可能でした。21世紀を迎えた頃には嗜好が古楽器に遷ったので、リヒターのBachはほとんど聴く機会を失いました。久々の拝聴は予測(記憶)通り、骨太金属的豪快に鳴リ響く現代(というか昔の風情とは異なる)チェンバロ、もうそれだけで違和感いっぱい。繰り返しがないのは録音収録への配慮か。ちゃんとした古楽器チェンバロによる録音だって、ピアノのニュアンス豊かな響きに比べて不満を感じて、こちら更に時代錯誤を感じさせる・・・


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
やや涼しめの梅雨らしいどんより曇り空、通院投薬から一週間、咳症状はぜんぜん収まりません。昨夜はほとんど眠れない。前年2015年は5月に体調崩して、今回は咳のみ、睡眠絶不調なのが困ります。夜のスポーツクラブを逡巡しております。マスゾエさん、ぼろぼろになって残念、辞任されるらしい。あともうちょっと叩かれたほうが参院選の宣伝になったのに・・・次は誰か。それより首都圏の水不足が深刻になるかも。

SONY SK44558Grieg 劇付随音楽「ペール・ギュント」〜エサ・ペッカ・サロネン/オスロ・フィル/合唱団/バーバラ・ヘンドリックス(s)(1987年)・・・廃盤済。あちこちネットを探っても出現しないのは(今時)人気のない作品なのでしょうか。小学校の教科書選定音楽だったし、同級生の家(今思えばオカネモチっぽい)に遊びに行ったら、たしかトマス・ビーチャムの30cmLPがありました。いつまでもビーチャム、バルビローリじゃ代り映えしないけど、CD時代になって入手したのは(当時一番安かった)モーリス・アブラヴァネル/ユタ交響楽団の2枚組(1975年/もしかして二度購入したかも)ややユルいアンサンブルは味わいあるもの、選曲もよろしい。こちら、サロネンは音質極上だし、ヘンドリックスの歌は気品高く、アンサンブルはキリリと引き締まって、オーケストラの響きにも故国の誇りを感じさせる親密な風情有。ほとんど馴染みの旋律にほっとしました。

Schubert 交響曲第8番 変ロ短調「未完成」〜ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1981年)・・・これも意外、全集としては現在廃盤みたいですね。小学生時代、バーンスタインに出会って以来「未完成」って誰のを聴いても同じ、そんな考えを払拭したのはギュンター・ヴァント/ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)1993年ライヴをFMで聴いて以来。深淵静謐な響き、集中力、厳しいコントロールに痺れました。(CD入手可能)基本その路線と変わらぬ、味わい深い演奏であります。

では、行ってきます。途中、のど飴買っていきましょう。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
断続的な咳症状はもう一週間以上、夜は眠れないことはないけど、熟睡不可、体調は万全ではありません。それにお仕事ヒマで・・・これは周りの協力体制が当たり前の状態に至って、純粋にこなすべきお仕事(作業)物量が減ったということです。所謂マネージャー的なお仕事なんだけど、残念既にマネージャーに非ず、取引先との窓口になって矢面に立っても、諸会議とか出張+頻繁な報告書提出などありませんから。なんでもかんでも一から十まで自分で処理していたものが、これはこうしたら?概ねの方向性をお願いしたら、若い人がやってくれる・・・皆優秀ですし。これが引退への道なんやなぁ。

東京のマスゾエさん、もうちょっと頑張ってくれんか、参院選に影響たっぷり出るように。

WPCS-21015Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)〜イエリアフ・インバル/フランクフルト放送交響楽団(1985年)・・・なぜか第7番のみ手許に見えず、youtubeにて拝聴したもの。Mahlerに比べ少々冷や飯っぽいBruckner全集より。全編流麗に美しい旋律、第2楽章「Sehr feierlich und sehr langsam」(非常に荘厳に、そして非常にゆっくりと)の陶酔が最大の聴きもの、クライマックスにティンパニが入って、ハデハデしいトライアングルとシンバルは加わっていないのは珍しいかもしれません。クールなオーケストラのサウンド、かっちり几帳面な(素っ気ない?)重くない表現は、一般に茫洋として大きなBruckuner表現とは一線を画すものでしょう。アツく煽る表現(例えばオイゲン・ヨッフム)は好まないけれど、インバルにはやや窮屈さを感じるほど。第3楽章「Sehr Schnell」(非常に速く)スケルツォは軽快、最終楽章「Bewegt, doch nicht schnell」(運動的に、あまり速くなく)の唐突な違和感(作品全体後半が軽い)は解決されません。

作品の美しさはたっぷり堪能いたしました。

他、Bach 平均律クラヴィア曲集第1巻〜アンジェラ・ヒューイット(p)(2007年)・・・前半のみ。新録音のほう。ファツィオリの音色は地味にマイルド、柔らかいもの。ほのかな浪漫演奏であって、ニュアンスは豊かでも色付けの濃さを感じさせぬもの。

Prokofiev 交響曲第5番 変ロ長調〜ヴァルター・ヴェラー/ロンドン交響楽団(1974-79年)・・・Walter Weller(1939ー2015)昨年逝去、ようやくの追悼のつもり。1990年初頭にCD入手して、歯が立たなかった記憶有、当時はProkofievの硬派シニカルなユーモアを理解できなかったのだな。久々の拝聴はまず目の覚めるようなリアルな(アナログ)録音。金管がぶりぶり爆発しても、露西亜系クサみ(失礼)なし、オーケストラは鳴り切っても響きは濁らない。よう歌って美しいProkofievでした。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
新しい月曜は梅雨らしい湿っぽい天気、これで良いんです。咳の状況は相変わらず、昨夜は断続的な咳に苦しむ夢を見ておりました。熱も咽の腫れもないので、症状はそれだけ。昨日は【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新〜お気に入りディスカウント・ストアで買い物〜紫陽花のようすを再確認長久手フィル定期演奏会は咳き込むと周りに迷惑なので遠慮するつもりだったけれど、咳止めシロップ+のど飴3個で乗り切りました。徒歩15分位のところですから。若い女性指揮者というのも素敵な演奏会也。夜は馴染みの爺婆の店で美味しいお料理+酒は少々、充実したお休みでした。

そういえばボーナス出たのかな?残りはあと一回。個人積立の見直しも否応なし、使う一方の生活が近づきました。

オリジナルLPデザイン今朝、Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調〜マルタ・アルゲリッチ(p)/シャルル・デュトワ/ロイヤル・フィル(1970年)・・・一番最初の録音。ちょいと有名になりすぎた作品は、この演奏が一番好き。流麗な技巧と自在さにあふれて、テクニックのキレが表層を撫でることもこともなし、強面な威圧感も見当たらない。若々しい情熱とノリ、爽やかな演奏也。デュトワ当時34歳、売れる前の頃、ソロとの息の合わせ方、響きの美しさを既に感じ取ることは可能です。音質も良好。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
どんより曇って夜半から雨の予報、いかにも梅雨らしい気候であります。昨日、朝の薬効もあって咳も止まって昼から(恒例)スポーツクラブ行き強行、体調事態は悪くありませんので。結果、夜半に症状悪化して、今朝、首筋の痛み+咳+全身倦怠感有、しっかり汗をかいて快復!戦術は失敗だったかも。本日昼から、地元・長久手フィルの定期演奏会、女房殿友人の義理で買ったチケットも咳が収まらなければ諦めるかも。Tchaikovsky/Borodin/Beethovenといった(ありがちな)演目は少々敬遠気味、それでも生体験は貴重で大切ですから。

DOCUMENTS(aura) 224095/CD1  1968年録音 10枚組1,731円Haydn アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ(アンダンテと変奏曲)ヘ短調 Hob.XVII-6/Mozart ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310/Schubert 即興曲 作品90 D.899 第1番ハ短調/第2番 変ホ長調/第3番 変ト長調/第4番 変イ長調/Beethoven ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」〜フリードリヒ・グルダ(p)(1968年ルガノ・ライヴ)・・・久々の拝聴、【♪ KechiKechi Classics ♪】にコメントを残したことも失念しておりました。Haydnの変奏曲はほの暗い風情の名曲!(以前の自分曰く”珠玉の、ほとんど(哀しい)夢見るような名曲中の名曲”)哀しみが迸るMozart、懐かしい風情とノリが同居するSchubert、道路工事のドリルを連想させる「ヴァルトシュタイン」、どれも演奏会の感興に充ちて、以前のコメント(7年前)と変わらぬ感銘をいただきました。「GREAT PIANISTS」10枚組は現役ですか?久々に棚から取り出して、チェルカスキー、ベルマン、シフラ辺りの記憶が抜け落ちていることに気付きました。

Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」/ 序曲「わが故郷」〜ネーメ・ヤルヴィ/ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団(1986年)・・・今月はDvora'kを多く拝聴して、その人懐こい旋律を堪能しております。先日偶然ネットを検索して(云々相談室みたいのがあるでしょ)某Dvora’k交響曲全集を買ったけど、著名な第7-9番以外はツマラなかった、みたいな内容。その回答も(ほぼ)第5番以前は価値がない、みたいなものでした。「馴染みがない」「知名度がない」=「名曲に非ず」〜そんな哀しい残念な音楽の聴き方ってあるでしょうか。交響曲第4番二短調は知られざる名曲と思うし、他の作品も各々味わいある旋律ばかり。おそらくは「馴染みがない」「知名度がない」=「三流演奏家」という図式につながって、ローカル地元にしっかり脚を据えて活躍されている指揮者とか、録音は少なくても特定の分野にしっかり個性を発揮するピアニスト、なによりこれから活躍するであろう新人とかいらっしゃいますよ、きっと。閑話休題(それはさておき)

(父)ヤルヴィの在任期間は意外と短かった(RSNO/1984-1988)けれど、録音はけっこうありました。清涼かつ線の細いオーケストラの響きに、思わぬアクセントを付けて表情も濃厚、著名な名曲を充分満足させてくださいました。

CPO999359-2Krenek 交響曲第1番 作品7(1921年)/交響曲第5番 作品119(1949年)〜浮ヶ谷孝夫/北ドイツ放送フィル(ハーノーファー)(1995年)・・・こんなマニアックなCD(交響曲全曲4枚)売れるんかい!(売れんやろな)NMLは立派なものでっせ。エルンスト・クルシェネク(Ernst Krenek/1900-1991/クレーネクが正しいらしい)はミトロプーロスの歴史的録音に収録され、ちょろ聴きした程度、馴染みの名曲ばかり聴いていると、音楽に対する緊張感が薄れてしまう・・・自己鍛錬(ノーミソ刺激)のための拝聴也。交響曲第1番は墺太利時代初期の作品、9つの部分が連続して演奏される30分ほど、調性は消滅してもわかりやすい(でも、つかみどころのない)辛気臭い風情はちょっぴりHindemithを連想させるもの。交響曲第5番は5楽章22分ほど、既に亜米利加移住後、かなりの不協和音に素っ頓狂な旋律は、破壊的ではなく穏健。歌劇「ジョニーは弾き始める( Jonny spielt auf)」(1926年)以降、これといった代表作、売れ筋が見当たらない作曲家の貴重なる録音であります。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
咳さえ止まればなんというこもない体調、通常通り出勤、いくつか(ちょっぴり)難関クリアして、やっつけ仕事でも当面の宿題クリア。本日土曜出勤すべきところ、昨夜帰宅したら微熱と咳復活(ヤクの効能効果で)ちゃんと眠れても体調は心配です。本来出勤すべき当番は、他のメンバーに任せてお休みいたしましょう。本日昼からのスポーツクラブもお休み必要かも。北海道の母親より女房殿にお手紙有。90歳の親父は自宅で徐々に寝たきりになりつつあるらしい。幸い兄夫婦はクルマで20分ほどのところに在住、一週間に一回は様子を見て買い物に来てくれているそう。旅行とか出掛けるのが好きな母親は凄いストレスでしょう。自分だってあちこち不調が出ている年齢(6つ下)だし。その日は近づいているんやろなぁ、切ないっす。

LONDON KICC 9320/2 3枚組総経費込1,190円にてオークション入手昨夜、最近拝聴機会の減った自主CD、いろいろひっくり返しているうちにRavel ボレロ(二台ピアノ版)発見。エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1963年)を聴いたら、その3枚組ケースに一緒に封入されていたもの。精緻精密色彩豊かなRavelは大好き、ボレロは小学生の時に聴いたアンセルメ(17cmLP)が刷り込みです。現在の耳で確認したらきっとへろへろ?そんな予測は外れて、個性的な(薄っぺらい、明るい)木管の音色も愉しめて、小粋な風情を堪能いたしました。その流れで二台ピアノ版へ。

クレッシェンドしていくサウンドの迫力、各パートの色彩は期待できない、そんな予測も裏切られて、ピアニストの微妙なニュアンスの変化やリズム感を新鮮に受け止めました。サウンドの色彩はノーミソ内で補強しているのか、けっこう興奮しました・・・問題は・・・演奏者のコメントがない。どこから持ってきた音源なのか、6年以上前のこと記憶が抜け落ちております。次にStravinsky 「火の鳥」のラスト部分(デニス・プルタロフ(p))の超絶技巧を配置して(聴衆大熱狂にオーラスをアンコール)そのことから、Piano Sciety(Free Classical Recordings)を類推したけれど、検索できず。Stravinskyに「火の鳥」もないから定期的に音源を入れ替えているのかも。それとも、どこかぜんぜん違うサイトから持ってきたのか。

BVCC38425温故知新連続。Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団(1957年)・・・これも自主CD作成初期のもの?LP時代より馴染みの音源也。1960年前後著名な演奏はかつて集中的に聴いて、ここ最近、できるだけ新しいものを聴くように心掛けて御縁が薄くなっておりました。こりゃ凄いですね、音質も演奏も。あわててネットを検索すると高品質CDがかつて発売され、大絶賛のものだったらしい。こちらネット上どこからでも入手できる音源より.wav変換、CDRに焼いたもの(おそらく.mp3/320kbps)そんなエエ加減な自主CDでも、ほとんど不満を感じさせないもの。ド迫力+切れ味、熱狂的な推進力に溢れた「英雄」也。やや速めのテンポ設定(第1楽章提示部繰り返しなし)、オーケストラのサウンドに厚みと艶もあって、ボストン交響楽団はひとつの最盛期を迎えていたのでしょう。第2楽章「 Marcia funebre: Adagio assai」は深く沈溺した葬送行進曲、再び疾走する第3楽章 「Scherzo: Allegro vivace」は蒸気機関車を連想させ、終楽章「Finale: Allegro molto」変奏曲のテンションの高さ、輝かしさに息を呑むばかり・・・


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
医者の診立ては”風邪”、但し咽は腫れていないそう、だから身体はあまりキツくないのか。いろいろヤクをいただき、洟水咳の諸症状は比較的収まって睡眠も可能、本日は差し迫ったお仕事、打ち合わせも、昼から健康診断もあります。一日休みをいただいて明日、出勤土曜当番なのは幸い、先延ばし処理可能。体調万全にサボる、遊ぶのが人生の醍醐味なのに、ほんまの体調不良はあきまへんで。某著名人の若奥様が乳がん闘病とか、健康こそ基本のキなのは当たり前。

音楽はぼちぼち拝聴。Chopin ノクターン集〜イディル・ビレット(p)(1991年)・・・断続的にほぼ全部聴けました。CDが未だ2,000円以上だった時代(1990年前後)に@1,000以下で衝撃の登場をしたNAXOS、現在では笑っちゃうほど激安なルービンシュタインは買えなかったけれど(当時)名前も知らぬビレットだったらChopinの著名作品は、新しい録音で聴けたんです。たしか全集14枚分(ヘンレ版とか)それは憧れ、久々甘美な旋律はクールな音色で堪能いたしました。ゆったりとした作品での歌はなかなかの聴きもの、但しこの人は快速パッセージ、細部入り組んだところでタッチが無機的になったり、無用に叩いたり・・・やはりメカニック的に少々危ういのかも。一番のお気に入りは(切なくも哀しい)第20番 嬰ハ短調(遺作)、ドラマ「風のガーデン」にて平原綾香さんが「カンパニュラの恋」として歌っておりました。

VCD72009Jerome Kern 管弦楽のためのシナリオ「ショウ・ボート」/Copland 「我等の町」/Gershwin 交響的絵画「ポーギーとベス」〜モーリス・アブラヴァネル/ユタ交響楽団・・・これも1990年前後、円高ドル安時代、亜米利加にFAXを送って通販したもの。もともとデッド・ストック+円高メリット、送料入れても安かったなぁ。珍しいマイナーレーベルものをいっぱい買いましたよ(その後ほとんど処分)。「ポーギーとベス」は誰も知っているけど、「ショウ・ボート」は著名なミュージカルであり(2016年6月10日時点、Wikiでは作詞者と作曲者が入れ替わっている)Jerome David Kern(1885-1945)の代表作のひとつ、「オール・マン・リバー」(Ol' Man River)辺りお馴染みでしょう。静謐平易なCoplandの商品を挟んで配慮ある一枚、ゴージャスなオーケストラの響きを堪能しました。じつはもう1曲、Weil「三文オペラ」序曲(チャールズ・アドラー/ウィーン国立歌劇場管弦楽団)が1:40収録される不思議なコンピレーションであります。

では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
体調はそう悪くなくて、昨夜のスポーツクラブもクリア(たっぷり汗)ところが、花粉症?のような洟水と咳に苦しめられてほとんど眠られず、出勤不可〜これより耳鼻科に行きましょう。なんかのアレルギーなのか。転居してからずっと調子よろしくないな、空気環境は改善されたのに。古いマンション(室内改装済)のカビ?朝一番に職場にメールを入れておきました(ブラウザにて職場のメール送受信環境有)。差し迫った宿題はクリアしているつもり、というかもともとたいしたお仕事じゃありませんし。

熱もなし、体調そのものは悪くないので音楽は聴けます。

LPデザイン OS-265Brahms 交響曲第1番ハ短調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1960年)〜後年の再録音(ウィーン・フィル)には興味を持てず、拝聴機会はありません。旧録音は10年ほど前に駅売海賊盤で聴いていて、その印象、感想とまったく変わらない。明るい響き、速めのテンポ、ヴィヴィッドな熱気に溢れたアツい演奏也。鬱蒼と重厚〜この作品のご立派威圧感な従来イメージとは一線を画して、こういった風情に元気出ますよ。提示部繰り返しなしは残念。10年前の記録によると、当時ニューヨーク・フィルを中心とした旧録音は系統的に再発売されていなかったんですね。

ネットから拝借画像。番号不明Brahms 交響曲第2番二長調〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1967年)・・・ジョージ・セルのCBS(米Epic)録音は音質がよろしくない・・・つぎつぎSACD化されているから、それは誤解なのでしょう。残念ながらワタシの手許にある音源は大多数、旧来イメージを崩せません。バーンスタイン(ニューヨーク・フィル)とは天と地ほどアンサンブルの精緻、ピッチの正確さは違って、こちら正統的なBrahmsっぽい雰囲気有。よく歌って細部ニュアンスも入念、でもどーも音質が気になる・・・のは聴き手の精進が足らんからでしょう。

では(病院に)行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
降ったりやんだりの梅雨時は雨不足っぽい?首都圏ではダムの水位が下がり気味とのこと。今朝も爽やかな気候であります。中期予報では雨量も気温も昨年を上回るとか。なんとなく洟水継続なのは季節外れの花粉症?花粉じゃなくて、別な要因なのかも。昨年我が家にLED導入開始、ここ数日残った場所(トイレとか浴室など)も含めて着々と交換を進めて、旧態とした白熱球、蛍光灯はほぼなくなりました(ふだん使わぬところに残っているけど)。10年保つってほんまかいな。

Bartok 舞踏組曲〜ユッカ・ペッカ・サラステ/BBC交響楽団(2012年ライヴ)・・・これは数年前ネットから入手した音源、音質かなり良好。泥臭いオリエンタルな旋律リズム頻出!なカッコ良い作品。かなりヴィヴィッドな血沸き肉踊る演奏であります。サラステは未だ60歳(1956-)現在は中部ドイツ放送交響楽団(ケルン)首席指揮者なんだそう。活躍してますね。

ここ最近「歌」を聴いていない・・・

ANDRCD9114Wagner 舞台神聖祭典劇「パルジファル」〜アンドレ・クリュイタンス/ミラノ・スカラ座管弦楽団合唱団/シャーンドル・コーンヤ(パルジファル:t)/リタ・ゴール(クンドリー:s)/ボリス・クリストフ(グルネマンツ:b)/グスタフ・ナイトリンガー(アンフォルタス:br)(1960年ライヴ)・・・これも以前ネットより入手した音源よりCD1枚目のみ拝聴。Wagnerのオペラは主旋律を知っているから年に一度くらいちゃんと聴きますよ。ところが「パルジファル」だけは管弦楽作品を数十年聴き続けて、どーもぴん!ときません。茫洋としてつかみどころがなくて・・・最近誰のだっけ?管弦楽名曲集みたいを聴いていて、”茫洋としてつかみどころがな”い、荘厳な旋律に(ようやく)感銘がありました。たまたま保存用データDVDを取り出したのがこれ。噂より音質はマシ(モノラル)時代を考えればかなり苦しい。粗筋によると、老いてしまった騎士グルネマンツが、城の近くの森の中で配下の小姓たちにこれまでの経緯を物語る場面か、ボリス・クリストフと云えばボリス・ゴドゥノフのイメージから離れられず、アクの強い声質は圧巻でもあり、やや違和感も・・・といった程度の印象也。クリュイタンスのオーケストラは明晰にわかりやすいけど、ちゃんとした音質ものを聴かなくっちゃ。

UCCP-1128Beethoven ピアノ・ソナタ第28番イ長調/第29番 変ホ長調「ハンマークラヴィーア」〜内田光子(p)(2007年)・・・内田光子さん(1948-)はウィーンで教育を受けて英国籍、現役最高のピアニストの一人でしょう。研ぎ澄まされた技巧は無機的に非ず、冴え冴えとした快感を聴き手に与えるもの。大仰に巨大な「ハンマークラヴィーア」は意外と好んで聴くけれど、第1楽章「Allegro」冒頭の壮大な主題は「皇帝」を連想させて逃げ出したくなるところ、そこを乗り切れば、その緻密な作品全貌が見えてくる・・・この演奏はいままで聴いた演奏中、もっとも細部知的クールに洗練され、作品をわかりやすく表現したもの。音色の美しさ(とくに弱音のニュアンス)ラストまで逡巡なく、一気呵成に聴かせてくださいました。

では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
豊川リレーマラソン参加メンバーは元気に出勤してきました。皆、健康やのぉ、こちら今週金曜健康診断を控え、一週間切れていた血圧尿酸値対策の薬をもらいにいってきました。投薬で血圧を下げる是非さておき、ときどきスポーツクラブで測る血圧数値の上下変動と要因が理解できません。昨夜は150超え!いつもの粛々と課題遂行する一週間始まりました。先週末報告書を上げた取引先との組織的問題を上司は重く受け止めて、10年ほど放置というか、見て見ぬふりをした課題を明らかにしつつあります。やはり同じ人がずっと同じ担当を継続することはよろしくない、今年2016年度新しい上司に頼んで体制を変えていただいたけれど、自分だってもう担当4年目、例外じゃありません。

沖縄県議選「オール沖縄」勝利、野党(自民党系)も議席を伸ばしたけけど、参院選が愉しみな動きとなってきました。今朝の朝日新聞。「日本国憲法第25条 」1 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の 向上及び増進に努めなければならない〜これはGHQの憲法草案に含まれなかったものだそう。戦後の混乱期、食うや食わずの食糧事情から追加されたものらしい。現在に至る迄、これのみが国民生活を支える条項になっているのも不思議、一億総活躍して皆働くとこどもやお年寄りはどーなる?旧態とした福祉のあり方に問題提起して、ちょっと切り口を変えた特集がありました。

VIRGIN 724356185326/8枚組Dvora'k 序曲「オテロ」/交響曲第4番二短調〜リボル・ペシェク/チェコ・フィルハーモニー(1987-89年)・・・第7-9番という屈指の名作はもちろん、じつは第4番も知られざる美しい旋律溢れるもの。(現在入手難な)全集は オーケストラを振り分けてこちら(本場)チェコ・フィル。第2楽章「Andante sostenuto e molto cantabile」は夢見るような変奏曲、第3楽章「Allegro feroce」のスケルツォは「アメリカン・サリュート」を連想させる勇壮なもの。リヴァプール・フィルの清涼な響きもよかったけれど、こちら草が香るようなローカルな響きも作品に相応しい味わい深さ。

DG2530055Gershwin ピアノ協奏曲へ調/MacDowell ピアノ協奏曲第2番二短調〜ロベルト・シドン(p)/エドワード・ダウンズ/ロンドン・フィル(1970年)・・・技巧派シドンのピアノはGershwinに意外と似合ってなくて、硬派というか重い感じ、もっと自在なくつろいだ風情が欲しいもの。なんせJazzテイストを取り入れた最高傑作ですから。Edward Alexander MacDowell (1860ー1908)はRachmaninovばりの甘い浪漫作品、こちらは文句なし。ネットから入手したけど、珍しい音源でしょう。たしかヴィヴィアン・リフキンのCDを持っていたはずなのに、棚中に見当たらないから(一時の気の迷いから)処分したのでしょう。もったいないことをしました。

では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
新しい一週間の開始は好天、やや洟水頭痛有。豊川リレーマラソンに我が職場から出場チームは(ネット情報によると)無事規定時間内に完走しておりました(拍手!)こちらオモロない「音楽日誌」など書いて、マンネリ極めた生活ぶりは明らか。ちょっぴり梅雨らしい季節となってツツジも終わり、紫陽花が盛りを迎えております。自宅より徒歩10分ほどの某所に群生地を発見したのは昨年2015年の夏は残念、もうしおれていた頃。ご当地転居(懲役)4年目、この時期到来を楽しみに待って写真撮影してきましたよ。なんかとても嬉しい。こんな感じ↓(写真が重くてすみません)

2016年6月長久手市の紫陽花

TactVivaldi 協奏曲集 作品8/1-4「四季」〜ヴォイチェフ・ライスキ/ポーランド室内フィル/ダニエル・ゲーデ(v)(2008年)・・・真空管機器を使って録音したとか、せっかくのSACDもこちら圧縮データ拝聴環境、それでも音質鮮度は充分体感(類推)可能です。モダーン楽器によるオーソドックス溌剌とした表現、ヴィヴラートは少なめ、アーノンクールの登場(1977年)以来、すっかり過激なメリハリ演奏に慣れて、これは清潔な穏健中道派でしょう。やや悪慣れした「四季」も、こうしてたまに聴くのも悪くない・・・詳細データ探してこんなコメントに出会ってびっくり!この方は団塊の世代?「イ・ムジチの四季」(フェリックス・アーヨ/1959年)がリファレンス(参照の基準)ライスキ/ゲーデ盤の”過激さ”がお気に召さないらしい。その気持は理解できんでもないけど、音楽芸術は嗜好品、こちらアーヨ盤のあまり平和な風情には、ちょいと遠慮したくなります。

懐かしい国内盤LP時代のデザインBeethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団(1961/62年)・・・1955年Capital録音もあるそうな。これはネットより拝聴したもの。ソフト必要なし、ブラウザのまま拝聴可能のも便利ですね。ハイ上がりのメタリック・サウンド、そのわりに低音が弱い、響きは薄め〜といった音質は勝手知ったる覚悟の上、再生時にLPジャケットが出現するからLP音源なのでしょう。CD時代(この作品だったか記憶曖昧、MCAから数枚CD化されていた)に比べて(記憶より)刺激少なめ、マシでっせ、というか、ほとんどその辺り気にならない。響きは明るくても重量級のサウンド、快速に疾走するストレート系演奏はテンション高く、半世紀以上前なのに新鮮そのもの。思わせぶりなタメとか間も存在しない、テンポの揺れも少なめ、第1楽章提示部も繰り返さない(そこは残念)スッキリとしたものですよ。Beeやん連続聴きなんてふだんムリなのに、一昨日のBrahms同様これだったら幾度繰り返しても、続けて聴いても大丈夫なのはこどもの頃からの刷り込みなのでしょう。

では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
風邪症状を一掃すべくスポーツクラブで汗を流して、しっかり音楽も聴いて、音源データ整理をして、夜は恒例ご近所の店順繰りに外食、美味しくいただいて体調も快復傾向、贅沢な週末休也。なのに久々、パターンの悪夢に目覚めました。自分は大学を4年で卒業して、証書もちゃんとありますよ。でも、ぜんぜん授業に出ない、お勉強不熱心な学生でした。夢のなかで自分は学生に戻って、嗚呼、こんなんじゃ卒業できんから授業に出なくっちゃ、そう思って焦っても、なんの授業?教室はどこ?ぜんぜんわからんのです。見知った友人に出会ってもことは解決せず・・・そこで目覚めました。もう卒業して三十有余年、こんな冷や汗な夢、ときどき見るんです。

昨日の懐かしいウィリアム・スタインバーグ(William Steinberg/1899-1978)の件、Beethovenの交響曲全曲もyoutubeにて拝聴可能です。便利な時代となりました。

8501066 Lutoslawski 交響曲第1番/シロンスクの3章(オルガ・パシェチニク(s))/ヴェネツィアの遊び/花の歌と歌のお話(オルガ・パシェチニク(s))/トリュード I〜アントニー・ヴィト/ポーランド放送交響楽団(1997年)・・・Witold Lutoslawski(ルトスワフスキ 1913-1994 ポーランド)生誕100年記念の録音が(自演含め)いろいろ出ておりました。気にはなっていたけど、拝聴機会はほとんどなくて今回初耳。交響曲第1番は Allegro giusto/Poco adagio/Allegretto misterioso/Allegro vivaceの4楽章制、調性もなく不協和音連続なのに、不思議に軽妙な洗練を感じさせて響きは濁らず明晰、迫力はあっても暴力的でも晦渋でもない25分。とても気に入りました。(今朝二度目拝聴中)ヴィットは緻密なアンサンブルがみごとと思うけど、他を聴いたことはありません。ソプラノが入る作品はぐっと親しみやすい旋律リズム連続、パシェチニクは知的な抑制があって、言葉は理解できなくてもメルヘンな情感は伝わりましたよ。「ヴェネツィアの遊び」はおもいっきり前衛的かつ難解(13分ほど)めまぐるしく絡みあう繊細な各声部旋律が突然ストップ!静かにうごめいて神秘的に継続・・・やがて壮絶な不協和音が打楽器を伴って爆発、と云った作品。「春の祭典」を連想しました。

Dvora'k チェロ協奏曲 ロ短調〜エンリコ・マイナルディ(vc)/フリッツ・レーマン/ベルリン・フィル(1955年)・・・Enrico Mainardi (1897-1976)って、なんかもの凄い昔の人!といったイメージだったけど、意外と最近迄存命だったんですね。たしかDG録音、モノラル時代末期の音質は現役の鮮度であります。Fritz Ludwig Lehmann(1904-1956)はパブリックドメインの音源を漁っているとたくさん出てくるけど残念、ステレオ時代の前に早世されたのですね。この演奏には驚愕!郷愁の旋律を朗々と歌う〜といったイメージの名作はロストロポーヴィチの刷り込みが大きいのですね。マイナルディは親密に、しっとり誠実、上品に美しい音色・・・そして・・・びっくりするほどスケールが小さい、悠々朗々と歌わない、室内楽的な演奏でした。ほとんど別作品印象。

BRL93847

Dvora'k スラヴ舞曲全曲〜ジョン・ファラー/ロイヤル・フィル(1989年)・・・John Farrerって誰やねん?生年調査付かず、43年間ロズウェル交響楽団(ニューメキシコ州)の音楽監督を務めたヴェテランらしい。これはASV原盤です。たしかBrilliantのDvora'kボックスに収録された音源、ロイヤル・フィルの金管を強調したサウンドはちょっぴり安っぽいかな?表現的には日常聴きに相応しいオーソドックスな、フツウの演奏です。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
昨日午前中昼休みに掛けて、解熱鎮痛剤を服用しつつ一気に諸課題クリア(じつは一件月曜に先延ばし)昼から辞去いたしました。周りではけっこう風邪が流行って隣席の若手も取引先の若手も一週間ほど症状継続、こちら熱はないので一気快復を狙って大型温泉風浴場施設にてサウナ(しっかり発汗)今朝、結果は一進一退微熱有、睡眠不如意だったのも残念、昼からのスポーツクラブは強行するつもり。北海道にて一週間ぶりにこども発見!ことの是非はさておき、まず命こそ一番大切なものです。日本中の人々が無事を祈って、彼は健やかに成長することを祈ります。社民生活も含め野党統一名簿(その方向が正しいとも思えない)は参院選で断念、一人区の成果を見守りましょう。改憲しても生活は良くならんでしょうが。

日々ネットを通して世界より音源検索、ダウンロード保存の日々。比較的新しい録音やら、次世代の演奏もできるだけ拝聴するよう心掛けております。

MCA	MCAD2-9817一方で昔懐かしい音源も聴きたいな、と。細々と【♪ KechiKechi Classics ♪】 を開設したは1998年、その最初期更新に(恥ずかしい)Brahms交響曲4曲〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団(1961-62年)有、1990年前半これが一番安いCDだったから。やがて似非金満中年に成り果ていろいろCD入手するようになったので、それは処分済。このCDは再発されず、今となっては貴重品かも。( Memoriesの復刻盤有/音質は期待できなとのこと)これがyoutubeから拝聴可能です。パソコンからデータを愛用コンポに飛ばす仕組みは一緒ですから。youtube音源はアップロードした人の良心に任されて、音質水準は玉石混交、これは画面を見る限りオリジナル?LP復刻(一部針音有)は意外と状態良好(マシ)でした。眠れぬ夜に第1番ハ短調、第3番ヘ長調拝聴、第3番は山本さん所有のLPがオフ・センターにひどいものだったようだけど、こちら大丈夫みたい。MCAのCDは一部左右逆、音質(サウンド)ヒステリックに深みのない記憶があって、それが処分の一因となったはず。記憶よりかなり聴きやすい音質、亜米利加風メタリックなサウンド印象は控え目、ストレート系速めのテンポ、飾りの少ない表現は躍動してさっぱり味に味わい深く、かつ強靭、意外なほど肌にフィットして、ここ最近敬遠していた作品のリハビリとなりました。今朝、交響曲第2番ニ長調をしっとり継続拝聴、Brahms交響曲連続聴き!なんて久々。

Nuova Era 6804Bach ゴールドベルク変奏曲BWV988〜イエルク・デムス(p)(1989年)・・・旧録音はさておき、こんな再録音が存在することを初めて知りました。Jorg Demus(1928ー)当時60歳、来日演奏のFM放送とかCDでの拝聴には一部技術の危うさ、リズムの乱れが気になるものもあったけれど、これは大丈夫(かな?)さほどに気になりません。反復実施、落ち着いてデリケート、オーソドックスに味わい深い演奏に感銘深いもの。やや浪漫寄り、楽器はベーゼンドルファー?少なくともスタインウエイの華やかな音に非ず、どの変奏曲も安心してラストまで拝聴可能。

VIRGIN 724356185326/8枚組Dvora’k 交響曲第7番ニ短調/交響曲第8番ト長調〜リベル・ペシェク/ロイヤル・リヴァプール・フィル(1987年)・・・これは久々の拝聴。どこかのブログに「CDは寝かせるほど良い」とあって、初耳印象にいまいちであっても、やがて聴き手の耳の熟成に従って印象が変わるといった趣旨か、それは一理も二理もありまっせ。まず、目も覚めるような鮮度のよろしい音質、記憶ではリヴァプール・フィルの響きが薄く、味わいが足りない?それはカンチガイだったのか、清涼に整ったアンサンブルと、郷愁適度に感じさせるペシェクの歌にも感銘深く受け止めたものです。Dvora’kも少々スランプ気味だったので、これでクリアできそう。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
風邪ひいたかなぁ、洟水+肩こりがひどい。気合が足りんのだな、午前中はいろいろ締め切りとか用事があるから昼からの撤退を考えなくては。せっかくの週末休みなのになぁ、なんとか一日でクリアして明日のスポーツクラブは強行したいもの。そういえば昨日(正確には一昨日昼過ぎから)どーもお仕事の速度というか集中力、粘り強さに欠ける自覚があって苦しんでおりました。いかんなぁ、職場の連中は日曜(2016年6月5日)の豊川マラソンに参加(2km単位リレー形式)に参加するのに(自分は100m保たぬ可能性有参加ご遠慮)。今朝の新聞も熟読から遠く、いくつか気になる記事にも散漫な印象ばかり。保守派の論客・佐伯啓思さんによる純和風の哲学・西田幾多郎と夏目漱石への言及は、ドン詰まった日本の現状に一石を投じている・・・ような・・・考えがまとまりません。

音楽の方は(珍しく)発見有。Warner Classics	2564664674Glazunov 交響曲第3番ニ長調/第9番ニ短調(未完)〜ホセ・セレブリエール/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(2009年)・・・Glazunovはかなり以前から聴いていたはずなのに、交響曲第3番イ長調ってこんなに甘く、美しく、わかりやすい作品でしたっけ?露西亜五人組の泥臭い民族的な世界から一線を画して、Tchaikovskyの影響が大きいとのこと、ワタシはRachmaninovの先駆を感じ取りました。爽やかに暖かくも優しい第1楽章「Allegro」、第2楽章「Vivace」は耳元でメルヘンを囁くよう、第3楽章「Andante」に懐かしい甘美な世界溢れ、第4楽章「Allegro moderato」堂々たる構えもあくまで親密、セレブリエールの表現も洗練されてわかりやすいもの。後人(ガヴリル・ユーディン)により補筆完成された第9番二短調(一楽章のみ)も、ほのかな露西亜風情漂う懐かしい旋律でした。

記憶はすっとんでいても聴いていないはずはない!棚中音源を探ると・・・Glazunov 交響曲第3番ニ長調/第9番ニ短調(未完)〜アレクサンドル・アニシモフ/モスクワ交響楽団(1997年)出現・・・モスクワ国立交響楽団に非ず、モスクワ響也。露西亜らしい時に炸裂する金管に惑わされて、その実、意外とオーケストラが鳴っていない。弱音部分が様子曖昧になるんです。アンサンブルも少々肌理が粗く、作品印象は泥臭い感じ。これはこれで好きな人はいるんじゃないかな?

今朝(体調不良から)早朝に目覚めて音楽聴いておりました。Mozart 交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」/交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」〜カール・ベーム/ウィーン・フィル(1950/54年)・・・昔懐かしい端正生真面目、整ったアンサンブルに分厚い響き・・・この辺りはデータ拝聴なのでベルリン・フィルとのステレオ録音前、コンセルトヘボウとの録音にこんなのあったっけ?訝りつつ聴いておりました・・・ネット情報を検索すると英DECCA録音だったのですね。モノラルでもずいぶんと状態はよろしい感じ。

では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
今週前半はいろいろ目先の宿題に追われ、時間のスピードが速い感じ。国会終わって消費増税再延期、参院選まで一ヶ月ほど、選挙モードに突入です。昨夜のニュースは安倍ちゃんの記者会見延々と流れて食傷気味、増税延期したから国民に痛みをガマンと云うけど、増税してもガマンを強いるんでしょ?頼みの綱の経済回復だって、なかなかムツかしくて、問題はじゃ他の選択肢は?ということなんでしょうね。既存の権力にモノ申すには、それなりの生活の余裕がないと、というのも矛盾。弱者切り捨ての政治に、ほんまに日々の生活に追われている人は反対票を投じることにさえ余裕がない。一人区の野党統一候補に注目、社民と生活の統一名簿は議席を生むでしょうか。

昨夜、定例スポーツクラブ。前半のエアロ・バイクで210kcal過去最高消費、45分の初心者エアロは新しい男性インストラクター登場、この人もなかなか指導上手(音響うるさ過ぎだけど)昨年2015年7月より10ヶ月ほどお世話になった女性インストラクターはわかりにくかったなぁ、それともその時の試練があったから(それなり)動きについていけるよう成長したのか。昨日、新規参入男性ご同輩二人、後方にてまったく動きに追いつかず、かつての自分を見るようでした。くじけず、頑張れ!次週も参加してね。

SONY 88725420582Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調〜レイフ・オヴェ・アンスネス(p)/マーラー・チェンバー・オーケストラ(2012年)・・・Leif Ove Andsnes (1970年ー)ノルウェイ出身の次世代ピアニストを確認したくて拝聴したもの・・・が、大失敗。別に演奏がどーのじゃなくて、聴き手がBeeやんには珍しい上機嫌に若々しい作品に求めるもの(こんな表現が欲しい!)がはっきりしない。オーケストラの意欲的な表現、爽やかなピアノ、優秀録音・・・二度拝聴して、更に仕切り直し必要です。

Virgin 5622422Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調〜メルヴィン・タン(fp)/ロジャー・ノリントン/ロンドン・クラシカル・プレーヤーズ(1988年)・・・こちら古楽器代表として棚中に在庫しているもの。正直なところソロのバランスが低すぎると感じて、あまり佳き印象を得られなかったもの。オーディオ環境の変化故か、作品への感じ方が変わったのか、デリケートなニュアンスに充ちて、素朴なサウンドに不満はありません。古楽器を聴くといった聴き手の構えが、先のアンスネスとは別耳印象を作っているのかも。ほぼ30年を経、鮮度抜群。

今朝はドミトリー・バキシロフ(p)によるBach、Mozart、Ravelの協奏曲など拝聴。では、行ってきます。


2016年6月某日/サラリーマン生活土俵際な日々
やや薄曇り、春真っ盛りの6月に入りました。あじさいもぼちぼち開花しております。ヤフオクは当初予定通り通り5月末を以って店仕舞い、昨日まとめて落札されたCDは女房殿に頼んで郵便局に持ち込み、先週先々週分送付したものは到着連絡ぼちぼち。今サイクル合計74枚棚中減、知識や経験、体験、出会いは大切に、身辺はできるだけ整理したいものです。

DG 463766Schubert ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D960/ピアノ・ソナタ第3番ホ長調 D.459〜ヴィルヘルム・ケンプ(p)(1965-69年)・・・2005年3月1,650円(税込)入手と記録が残る7枚組、ちゃんと全部聴いた記憶がありません。音質印象もあるのか、いささか茫洋とした雰囲気たっぷり、往年の老巨匠(Wilhelm Kempff/1895-1991)に敬意を評して、しっかり拝聴いたしました。変ロ長調ソナタは43分の大曲、静かに息長く歌う作品はLP時代からお気に入りでした。第1楽章 「Molto moderato」、過去の行状に深い悔恨を感じさせる第2楽章「Andante sostenuto」、一転軽やかな第3楽章「Scherzo, Allegro vivace con delicatezza」、終楽章「Allegro ma non troppo - Presto」は明るく、希望と未来を感じさせる名曲。クララ・ヴュルツ(2000年)の爽やかな演奏を愛して、こちら老練というか、老獪?まさに”茫洋とした雰囲気たっぷり”、世評の高いもの(テクニックが少々甘い?)。それは理解しつつ、以前ほどの感銘にはいまいち。

Supraphon SU3942Bach ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV1046/第2番ヘ長調BWV 1047/第3番ト長調BWV1048〜マレク・シュトリンツル/ムジカ・フロレア(2006年)・・・これは一時、ネットにて音源公開されていたんです。おそらくは.mp3音源から自主CD化したと思うけど、音質鮮度充分。快速!粗野な躍動溢れる古楽器演奏、ホルンのド迫力に仰け反って、アンサンブルの集中力にも文句なし。この辺りはやはり古楽器演奏ですよ、十把一からげにしてもあかんけど。爽快。

では、いってきます。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi


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