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音楽日誌●サラリーマン生活土俵際な日々 サラリーマン生活土俵際な日々
2015年4月ご近所
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2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

好天、爽やかなGW最中、今週はずっと一日ずつ曜日を間違えて、お仕事もあれ?なんか進捗サイクルが違う、帰宅してからもテレビ番組違う・・・本日土曜出勤、本来昨日こなすべき案件は即終了のはず、ほんまのヒマな留守番であります。トラブル発生せぬことを祈るばかり。昨日はオーディオ関係の配線整理掃除(なんとなく音質に陰りを感じたので→キモチ効果有)女房殿マシンの分解予行演習(OK)+内外クリーニング、自分のノートパソコンも久々、外付けディスプレイ、エルゴノミクス対応のキーボード外して大掃除。明日明後日だったらバスもホテルも取れるから富山にでも、女房殿を誘ったら土日関係ないお仕事都合で不可とのこと、夜、せめて最寄り駅近く行きつけの「富山料理」を堪能してきました。混んでましたよ。ぶり最高!おいしかった。

今朝の朝日新聞「ひととき」〜ご近所の小さなこどもを預かって、甘いカレーを作ったらよみがえる40数年前の想い出。泊まりがけの出張前日、カレーを作るのが定番、それを察知した娘は必ず熱を出す・・・誰も持っている宝石のような想い出に、朝から感慨がありました。

RCA 63303Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)〜ピエール・モントゥー/ボストン交響楽団/バーナード・ジゲラ(p)(1959年)・・・CDを処分してしまって、ようやくデータ再入手した昔馴染みの音源也。音質水準は現役でしょう。著名な音源だけにあちこちコメント(世評)は拾えて、ある人曰く”オケが上手くない”〜現代の機能に優れたアンサンブルが念頭なのか、シャルル・ミュンシュ時代のボストン交響楽団はアンサンブルの精緻にやや難があったかもしれないけど、”上手くない”なんて!縦線をぴたり揃えること、インテンポに正確なことがすべてではないでしょう。微妙に味わいある旋律の扱い、美しくゴージャスなオケの響き、昨今の演奏に比べると優雅な余裕さえ感じさせます。唯一、つなぎの小太鼓が略されているのが残念。

これはLP時代のデザイン R.Strauss 交響詩「ドン・キホーテ」〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団/ピエール・フルニエ(vc)(1960年)・・・おそらくは6年ほど前?作成した最初期自主CD。セルは録音に恵まれない〜そんな印象は例えばスラヴ舞曲(1962−65年)、先日聴いた「家庭交響曲」(1964年)辺りの印象か、たまたま悪いマスターにあたっただけかも。この「ドン・キホーテ」はみごとな音質です(かなりエエ加減な自主CDでも)。これは驚くべき集中力、名手フルニエもアンサンブルの一部として有機的に機能して、アンサンブルの精緻は、音楽表現のために存在するのは当たり前のこと。 変幻自在な旋律はとてもわかりやすい、一気呵成に30数分、説得力に充ちた美しい音楽に充たされました。

Gershwin ラプソディ・イン・ブルー〜ジークフリート・シュテッキヒト(p)/クルト・マズア/ゲヴァントハウス管弦楽団(1975年)・・・大好きな作品、CD時代に入って最初に入手したものは棚中現役です。旧東独逸勢による珍しい演奏は、ゴージャス硬派厚みのある響き、協奏曲としての立派な構えに至って感慨深い(おそらくカンチガイ)演奏です。昔馴染みだし、けっこう好き。

NAXOS 8.570759Debussy 牧神の午後への前奏曲/交響的素描「海」/バレエ音楽「遊戯」/子供の領分(Caplet版)〜準・メルクル/フランス国立リヨン管弦楽団(2007年)・・・山本さんのブログを拝見して、準・メルクルのDebussy持っていたっけ?そんなことを思い出しました。曰く”軽く薄い響きのスポーツドリンクのような味わいの音楽がひたすら鳴っている”と。仏蘭西のオケは(パリも含めて)ローカル特有の個性を期待したいところ、ましてや(国際的な首都に非ず)リヨンでしょ?アンサンブルは優れても、さらさらと湧き出る清水に非ず、スーパーで特売しているペットボトル入のミネラル・ウォーターか。無味無臭素直、もっと陰影とかアクセント、色、匂い、色気、強さが欲しいところ。さて、現在のレナード・スラットキンではいかがなものでしょうか。

では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

昨日もなんというトラブルもなくヒマ、なんだったら午前中で帰りたいたいくらい。なんのトラブルもなく安閑としていることを喜びましょう。被災地にお仕事、生活不如意な皆様に申し訳ない。昨夜は遅くまで「アイアンマン3」を観て休日前日を堪能、明日は留守番役で出勤、断続的なMy GWをどう有効に過ごすか逡巡中です。ゆっくり寝坊するつもりが、目覚ましをそのままにしてしまいました。

eMachines E732Z女房殿のお仕事用ノートブックeMachines E732Z(Windows10/64bit/メモリ4gb)のキーボードがいくつか剥がれてしまって(扱いが乱暴なんやな)なんとか使っているけど、オークションでキーボード部分のみ落札、但し英語配列〜というのも日本語は8,800円という法外、こちら送料込1,600円でしたから。べつに完全に同じ型番じゃなくても使えるらしいけど、どれがOKかわからんので。うまく交換できても、キー配列問題で女房殿は使えないかもしれない・・・例えば日本語入力を有効にする「全角/半角」キーは「Alt」+「~」で代用とか・・・1,600円ドブに捨てることになる予感有。到着を待ちましょう。

LPは収録が少ないFriedrich Gulda Live at Birdland Vienna Discussion/Intros/Scruby/ Dark Glow/A Night In Tunisia/Dodo/Air From Other Planets/New Shoes/Bernie’s Tune( Friedrich Gulda&His Sextett/1956年)・・・先日のキース・ジャレットでも書いたけど、Jazz演奏スタイルの変遷、基本的な約束事(どこまでがFixなのか、どんな幅で各奏者自由なのか)みたいなことを知らぬ門外漢、バードランドはニューヨークの著名なライヴハウスらしい。1956年だったらグルダ26歳、既にクラシックのピアニストとして名を成して、英DECCAにBeethovenのソナタ全集を録音していた頃でしょう。ド・シロウト耳にはオーソドックスに馴染みなノリノリのスタイルであって、会場の熱気モロに伝わるライヴを堪能いたしました。管楽器とか超絶技巧に聴こえるんだけどなぁ。音質も良好、ワタシがネットから入手した音源は(厳密には不正?)は収録が少なくて、現在出ているCDはこの倍くらい入っておりました。

  POCL4544Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜キリル・コンドラシン/ウィーン・フィル(1979年)・・・美しいオケ、呼吸の深い悠々とした歌、音質、三拍子揃った最高の「新世界」也。惜しい人を亡くしました。1981年アムステルダムにて急逝。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

雨。昨夜はずっとお世話になったインストラクターのラスト・エアロビクス、内容はいつも通り後方黒一点、まったく指導に付いていけないけど、凄い汗が快いもの。明日祝日休み、土曜は懇願されての留守番というまだら休みとなります。想像通り、九州地方はGW前に閑古鳥状態のようですね。三菱自動車も受注半減とか、自然災害はいかんともしがたいけど、不正隠しで自滅、下請け孫請けも含め従業員の生活に影響を与えるのは困ったものですよ。大企業には大企業なりの社会的責任があるのは当たり前でしょう。

今朝の朝日新聞のコラム、労働の効率化について。一生懸命やる=長時間労働に非ず、自分は若い頃からホワイトカラーの労働効率化について考えていて、お仕事合理化のためには徹夜も辞さず!みたいな努力で残業を極力減らしてきました。ぐずぐずムダな作業(本来のお仕事に非ず)を苦労してこなすことを称揚することは未だありますよ。一部大きな取引先には、相手に負担を掛けることがステイタス、みたいな風潮もまだあるかも。就任一ヶ月の若く優秀な相棒は、ハヤっさんはお仕事合理化に熱心でよかった、と云ってくれました。時代はコンピューター、ネット時代でっせ、それをしっかり活用しないと。浮いた時間は(自己満足に留まらない)本来のお仕事、そして私生活の充実に使うべきなんです。

昨夜はスポーツクラブだったので、あまり音楽を聴く時間はなし。Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1958年)・・・第1楽章提示部繰り返し有。引き締まったテンポ、集中力、思わぬ表情の濃さもあって悪くない・・・けど、音質が芳しくないなぁ、オケの薄さ、がちゃがちゃした濁りがモロな感じ。木管のぴ〜ひゃら感は悪くないと思いますよ。Beeやんの交響曲はいろいろ聴いて、サウンドが美しいことが大切と気付きました。

Olympia OCD191今朝、Prokofiev ピアノ協奏曲第3番ハ長調〜ムーラ・リンパニー(p)/ワルター・ススキンド/フィルハーモニア管弦楽団(1958年)・・・記憶では十数年前、BOOK・OFFに持ち込んで引取拒否されたもの。よかったですよ、手元に残して。かなり鮮明なステレオ録音、キレある技巧と暖かい味のある風情が両立して爽快!テンポもけっこう速くて、推進力有。

では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

VWの燃費偽装の記憶も新しいのに、三菱自動車で似たような事象を十余年隠し続けたとのこと。東芝もそうだけど名のある大企業が、ずっと不正、隠蔽をする体質を改善できないのは驚くべきことですよ。コンプライアンス(法令遵守)はあたりまえのこと、なのにオトコ社会は視野の狭い「常識」に固執するのですね。他には通用しない特殊用語を内部で共用し、妙な連帯感を作る恥ずかしさ、ちょっとおかしいなと思っても”和”を重視して円く収める風潮の定着。なんせ巨大組織ですから、こうして外野から評論しても、内部では苦しいでしょうねぇ、いろいろ。自分がお世話になっているところは、幸い、不正発生を防ぐ手立てはかなり整っております。

今朝のYahoo!ニュースのトピックス8本に「震災関係」登場せず。目新しい「ニュース」はなくなっても、厳然と被害と被災者は存在して、復旧作業は日常となって継続します。報道のあり方、受け止め方にはいろいろ宿題ありますよ。さて、自分にはなにができるのか。

BRL93081/1Arensky(1861-1906) ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 作品32 /弦楽四重奏曲第2番イ短調 作品35 (v,va,2vc)〜ジェローム・ロウェンタール(p)/クリスチャン・ボー(v)/ナタニエル・ローゼン(vc)/マティアス・マウラー(va)/ゴドフリード・ホーヘフェーン(vc)(1989年)・・・”Treasures of Russian Chamber Music”と題する6枚組。Arenskyは知名度さておき、いくつか拝聴する限り、適度に甘やかな劇性、美しくも懐かしい旋律が魅力的。ピアノ・トリオは第2楽章「Scherzo: Allegro molto」第3楽章「Elegie: Adagio」辺りまさにそれ。濃厚から遠いやや薄口の表現も悪くありません。チェロ2という変則的なカルテットは、終楽章「Andante sostenuto - Allegro moderato」は古典的(古代風?)に荘厳な主題から躍動するフーガに至って素敵な作品でした。

Prokofiev 交響曲第5番 変ロ長調〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1964年)・・・一年ぶりの拝聴、ユルいリズム、ヘロヘロのアンサンブルに驚いて、これを以って自主CD作成をラストとした曰く付き。今回は似たような印象+色彩的なサウンドに個性を感じました。更に

LP時代のデザインBeethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1960年)・・・これは正真正銘パブリック・ドメインとして音源入手可能。これも一年ぶりの拝聴、前回通りの充実したサウンドを堪能したしました。提示部繰り返しなしは残念。英DECCAの録音は明晰+低音がよく効いて響きに厚みがあって、それでも基本(木管が際立つ)華やかな風情、重苦しくならぬ軽快さ爽快さが基本でしょう。テンポは中庸、旋律の語り口はさっぱりとしたもの。アンサンブルの精緻云々はあまり気になりません。これを機会にほかの交響曲作品も聴いておきたいもの。

では、行ってきます。昼から雨だそうな。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

月曜からどんよりした体調ではあかん・・・昨日、午前中は忙しく週明け残務+ミーティングをこなして昼からヒマ。震災影響で調達できなくなった商品の差し替えなど、するべきことは終えて、持ち分減った(元に戻った)分時間が余って、お仕事の彩りというか変化というか、幅が狭くなってオモロない。お隣の若手は優秀ですから。報告書やら東京本丸提出案件、先週の経費精算とかちゃんとやっても即お仕事は終えてしまう。困ったもんでっせ。昨夜も眠りが浅い自覚有。

FOOL-23070Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜ウラディミール・アシュケナージ/フィルハーモニア管弦楽団(1979年)・・・5年ぶりの拝聴。お気に入りSibeliusは幾種音源手元に取り揃えて、アシュケナージの全集を忘れておりました。以前のコメントはオケのコントロールとかアンサンブルの精度を気にして(ジョージ・セルが基準)辛口の評価、現在なら表現意欲が勝って、清潔なザ・フィルハーモニアから、いつになく粗野な迫力サウンドを引き出していることに感心いたします。指揮者として初期の録音、ピアニストの余技かと思っていたら、この人の録音はどれもよく歌って”オモロい”演奏に仕上がって意外とお気に入りに。この演奏も前のめりのアツさ、スケールと情熱を感じさせて聴き応えたっぷりな成果を上げております。音質も良好。

 UCCG1737Ravel 「シェエラザード」序曲/ツィガーヌ(レイ・チェン(v))/クープランの墓/ピアノ協奏曲ト長調(ユジャ・ワン(p))/ボレロ〜リオネル・ブランギエ/トーンハレ管弦楽団(2014-2015年)・・・ジンマンが勇退して、若いリオネル・ブランギエ(1986-)がトーンハレ管弦楽団のシェフに就任したとのこと。お仕事でも政治でも若返りは必須、未来のためにヴェテランはフォローに回るべきなんです。ユジャ・ワン(1987-)とのピアノ協奏曲は先に出ておりました。レイ・チェンは1989年生まれでっせ。メジャーレーベル、いきなりの4枚組登場・・・おとなしく整ったアンサンブル、ジミなオケの響き、協奏曲も特別な感興を感じ取れない・・・昨夜は体調もいまいち、仕切りなおしが必要でしょう。

では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

4月ラスト週=GW突入へ。祝日は交代で出勤して、土曜は上司要請で出番となったので(若い人の休み優先)”連休取得”は難しい・・・けど、どこにも出かける予定もありませんから。昨日はご近所ディスカウントストアへ気になっているもの購入へ、佳き散歩になりました。先日の焼肉屋行きの件、ちょっと早めに到着したので駅のコンビニで時間をつぶしました。ちょっとしたイート・インがあってコンビニ100円珈琲初体験、安いですねぇ。するとお隣に中年労働者風作業服二人、第3のビール缶+豆菓子一袋で語らってました・・・なんかちょっと寂しい風景やなぁ、駅だから電車が出るまで時間を決めて一杯といったところか。我らは贅沢モンでっせ。

mercury SR 90184Mozart 交響曲第39番 変ホ長調 K.543/第41番ハ長調K.551〜ハンス・シュミット・イッセルシュテット/ロンドン交響楽団(1958年)・・・受け取る側にとって揺れ動く昔馴染み、ある時はこんな昔話、もうエエじゃないの、と。またある時はオーソドックスに重心の低いのも悪くない、カール・ベームの世界かな?とも感じます。昨日は前者っぽかったかも。

MS-1033-EVKhachaturian バレエ音楽「ガイーヌ」(抜粋)〜アナトール・フィストラーリ/ロンドン交響楽団(1959年)・・・先日、ヤンスク・カヒッゼを聴いて興奮したけど、コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズの上品な演奏を忘れておりました。音質良好、フィストラーリのツボを押さえたバランス演奏に+ロンドン交響楽団の優秀なアンサンブルが光ります。バレエの筋に関係なく、純音楽効果的に並べ替えた配列、本来後半に登場する一番人気「剣の舞」を冒頭に配して、緩急上手にLP一枚分、愉しく聴かせる配慮有。「レズギンカ」の小太鼓は正確にリズムを刻んでリム・ショットなし、彼(か)のアクセントはアド・リブだったのでですね。

F35L-20085Holst 組曲「惑星」〜シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団(1986年)・・・このオケとの黄金時代(在任1977-2002)の記録、英DECCAの音質も評価に寄与したことでしょう。英国音楽としてではなく、色彩的な名曲を細部解像度高く、彩り豊かにしっとり描いて、比類のない、美しい完成度であります。カッコ良い「木星」ばかり話題になるけれど、静謐に囁くところの明晰さ、よく歌うわかりやすい表現に打ちのめされました。

テンションの下がり気味なGW、被災地のことを思って頑張りましょう。北海道3区の野党共闘は残念でした。町村さんの地盤だからね。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

甚大なる被害を受けた南阿蘇辺り、水が美しいところ、温泉もあって家族で幾度訪れたお気に入りの場所でした。水が濁ったとか、出なくなったとかとの情報も有、また復興して、訪れる日がやってくることを祈りましょう。たしか「再春館製薬所」もあの辺り、ドライブ途中で見かけた記憶が・・・昨日は朝一番にて通院(ナント!血圧は正常値)昼一番にてスポーツクラブ(超・初心者向けでラクだけど、汗はいっぱい)そのまま床屋へ(短くソフト・モヒカンだったはずが、出来上がりはただのボウズに)ドラッグストアでお買い物〜【♪ KechiKechi Classics ♪】定例サイト更新(データ圧縮音質劣化問題を幾度か言及したもの)・・・前日呑んで+焼き肉後のワリに体調もよろしく、充実しておりました。たまの肉食も悪くないのかも。

昨夜は雨、今朝は上がっております。

VOXBOX  CDX 5055昨夜、Mozart「フリーメイスンの音楽」〜ペーター・マーク/ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団/合唱団/一枚目拝聴。リンク先では「K.479a (477) 結社員のための葬送曲」(フリーメイスンのための葬送行進曲)迄。フリーメイスンってなんやねん!ま、それはさておいて、久日の拝聴にはシミジミ感銘を受けました。言語がどーのとか我らがヴォルフガングには関係なし。なんせLP時代からの愛聴盤ですから。どれも細部旋律熟知して隅々身に付いておりますから。

おそらくは十数年ぶりの拝聴、

録音水準は、乾き気味で、残響も奥行きも足りません。アンサンブルもややラフ
この印象一変!合唱もちょいと粗いかな?そんな記憶は誤解だったみたい。VOX時代のアルフレッド・ブレンデルをCD再聴した時にも感じたけれど、目の覚めるような優秀録音!とは云えぬけれど、別に問題ないフツウに聴ける音質であります。オーディオ専門筋の方は「変わらない」と書いていたので、オーディオ環境の改善なのでしょう。いずれMozart指揮者としての面目躍如、愉悦に充ち、収録も変化に富んで(管楽器による室内楽も静謐に味わい深い)たっぷり堪能しましたよ。

00028947883449今朝の音楽は、Beethoven ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」/Schubert「さすらい人」幻想曲/Stravinsky 「ペトルーシュカ」からの三章〜イレーナ・ヴェレット(p)・・・Ilana Vered(1943-)はイスラエルの女流、1970年台に英DECCA録音があって、最近噂を聞きませんね。Phase4録音はいま聴いても現役、なかなかスゴイ曲を揃えてしっかりとした技巧必須、明晰なタッチは”テクニック一辺倒”に非ず、「さすらい人」第2楽章「Adagio」の詩情に溢れた表現はしっとり優雅そのもの(先日拝聴したマルティン・ファン・デン・フックよりもっとエエ感じ)。超絶技巧を以てスカッと弾いた「ペトルーシュカ」も悪くないけど、こちらややテンポも落として細部明晰に旋律の揺れを歌うのも味わい深いもの。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

3年お付き合いのある取引先と商談後、初懇親会、若手相棒を連れて、上司も参入して焼き肉でした。滅多に肉は喰わんからな、今朝、血圧上がっているんじゃないか。刈谷から電車乗り継いで11時半頃に帰宅しました。楽しかったな。よく、呑んで親しくなると云う人がいるけど、逆と考えていて、親しいから呑める関係になるということでっせ。刈谷ってけっこうなメーカーの本社が集まっていて、素敵な呑み屋も多い〜昨夜は週末花金、新人歓迎会であちこち満杯、取引先の若手が場所を取ってくださったけれど、苦労だったみたい。お仕事がないと一生行かないだろうなぁ、いつもはクルマで商談だけど、電車いくつも乗り換えて〜というのは意外とメンドーなものですね。慣れていないし。

SONY SICP 4260今朝は「Keith Jarrett/Expectations」(1972年)・・・いくらド・シロウトでもクラシック系だったら時代の流れ(Bachと同時代の伊太利亜とか、20世紀初頭の仏蘭西とか)を理解して、更に交響曲とか室内楽、歌劇とかピアノ・ソロとか、それなりの基礎知識的ないでもないけど、Jazzは門外漢。聴き込んでいる幅は狭くて、昔のマイルスとかウェザー・リポート、そしてキース・ジャレットのインプロヴィゼーション(サンベア・コンサートくらいかな?純粋に流れてきた音楽を堪能したのみ(演奏の決めごと、みたいなものがわからない)もう44年前だもんな。詳細はネット情報を借りましょう。リンク先によると”アヴァンギャルドなタイプのミュージシャンが多く参加している”んだそう。ポール・モチアン(ドラム)とかアイアート・モレイラ(パーカッション)のリズムがフクザツかつノリノリ(Jazzだから当たり前か)サム・ブラウン(g)のエレキギターの音色が昔風だなぁとか、チャーリー・ヘイデン(b)のベースは超絶技巧やなぁ、そんな感想ばかり。ま、20世紀の新ヴィーン楽派辺りを聴き馴染めば旋律リズムに”難解な前衛性”など微塵も感じない、わかりやすいPopな音楽だと思いますよ。もちろん、キース・ジャレット(p)のピアノ旋律は自在かつ懐かしい風情に充ちて、当時27歳、現在に至るまで息の長い音楽家であります。

先日のBeeやん噺じゃないが、耳馴染み(正確にはノーミソ前頭連合野)ってあるんですよね。デューイ・レッドマンの(それこそ)前衛的サックス・ソロを聴いて(坂田明を思い出した/そういえば一時山下洋輔も聴いたなぁ)いろいろ多種多様に、ノーミソを柔らかくする努力の 大切さを感じたものです。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

ようやくたどり着いた週末、本日は取引先との商談後、我らがエース若手の紹介兼ねて懇親会です。電車を乗り継いで出掛けないといけない。昨日は上司と定期面談、もう来年は正規雇用から引退なので評価は必要なし、目標は目先の数値をクリアすること+自分が推し進めてきた合理的お仕事の普遍化、若手の育成です。お仕事変わっていただいた3年間苦しめられた自己流頑迷なド残業先輩は、次のお仕事でさっそく我流を出し始めているらしい・・・わずか一ヶ月、こちらはお仕事のオーソドックスな進め方に(予想外)あっという間に改善され、あちらあっという間に自分のクセを出すのですね、担当のスタッフ女性が嘆いておりました。いずれ、こうして通常フツウにお仕事できることに日々感謝。九州地方の苦しみはいつまで続くのか。

数日前、安易にパブリック・ドメインと筆を滑らせて、BBSへの質問から冷静に考えて、じつは音源不正入手であったかも、と自覚しました。ま、それで商売していないのでなんとかカンベンいただけぬか・・・だめか。反省しました。

 BIS2124Prokofiev 交響曲第5番 変ロ長調/スキタイ組曲〜アンドルー・リットン/ベルゲン・フィル(2014年)・・・噂ではものすごく良好な音質らしいけど、データ拝聴+我がエコ・オーディオ・システムの責任か残念、ただの薄い響きに感じます。先日のカラヤンのゴージャスな余裕に耳が毒されたのか。表現的にも平板でオモロないかんじ。このオケは最近腕を上げたと感じていたけれど、素直で大過ない演奏ではProkofievの秘めたる粗野な暴力性は表現できないのか。今朝、かなり音質的には難のあるレオポルド・ストコフスキー/モスクワ放送交響楽団(1958年ライヴ/LP復刻)を聴いたけれど、ヴィヴィッドかつわかりやすい表現に打たれるものがありました。

ま、聴き込みが浅いだけなのかも。再度、時期を改めて拝聴してみましょう。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

先の見えぬ被災地の惨状、観光に行っていたご夫婦がご遺体で発見されたり、せっかく震災から命を永らえたのに、避難所でエコノミークラス症候群で倒れた方もいらっしゃいます。こちらゆるゆるとした毎日、少々の商品の不足、遅れは勘弁していただきましょう。昨夜は恒例の水曜夜、スポーツクラブへ。気温も上がってきてエエ具合に汗を流せるようになりました。9ヶ月に渡ってご指導いただいた妙齢の女性インストラクターはダンナの転勤、来週限りにて交代とのこと。一向に上達しなかった出来の悪い親父(=ワシ)は残念無念です。相変わらず黒一点状態続いております。

DG POCG1798今朝はMessiaen 彼方の閃光〜チョン・ミュンフン/バスティーユ歌劇場管弦楽団(1993年)・・・拝聴中。ちょいと馴染みの音楽ばかり連続したので、ノーミソの切り替えです。比較的馴染みの「トゥーランガリラ」に比べると響きはずいぶんと刈り込まれて、おそらくは大きな編成全体が爆発する機会は少ない感じ。あちこちのパート群が分担して、繊細、静謐、神秘なサウンドが連続する11楽章、起承転結に非ず、自在なサウンドの変化に心奪われます。オケの技術、音質の鮮明さは前提のこと。

では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

熊本地震はこちらの商品調達にも影響が出始めて、工場稼働が大丈夫だとしても従業員が出勤できないとか、物流が回復しない(商品を出せない)とか、これはヴェテランとして阪神大震災、東日本大震災2度に渡って経験済、取引先も以前のようにムリ難題は云わなくなりつつあります。例えば缶の蓋、ペットボトルの栓とか思わぬものが手に入らなくなって、商品が製造できないこともあるんです。テレビから眺めるだけだけど、度重なる余震やらクルマに寝泊まりしてエコノミークラス症候群発症とか、被災地の苦しさは伝わってきますよ。こちら、少々の商売上の不如意はガマンして凌ぎましょう。

人生ってほんの巡り合わせ、6年ほど前には息子も熊本にいましたから。こちら東南海地震云々の発生可能性を警告されつつ、他で先に大きなのがきてしまいました。でも、明日発生するかもしない。100-200年とか、大自然にとってはほんの誤差でしょうから。

KICC3545Beethoven 交響曲第1番ハ長調(1992年)/第3番 変ホ長調「英雄」(1989年)〜ハインツ・レーグナー/読売日本交響楽団・・・ここしばらくネット入手できるBeeやん連続聴き状態。Heinz Ro”gner(1929-2001)も懐かしい名前ですね。会場は各々違うところみたいだけれど、残響少なめ、リアルな響きはいかにも日本風〜というのは先入観かな?中庸なテンポ、オーソドックスな表現、アンサンブルは立派になって技術的に優れても、個々のパート(例えばホルン)に色気が足りない、サウンドにちょいとコシが足らんような薄いような・・・青春の憧憬に充ちたハ長調交響曲、浪漫時代への幕開けを告げる巨大なる「英雄」は実直誠実、これも悪くないけど、歴代数多くの個性のひとつにカウントするには少々フツウ過ぎかも。

MLP 434301今朝はCopland アパラチアの春/ビリー・ザ・キッド(以上ロンドン交響楽団1961年)/キューバ舞曲/エル・サロン・メヒコ(以上ミネアポリス交響楽団1957年)〜アンタル・ドラティ・・・往年のMercury録音がパブリック・ドメインとなって・・・ませんでした。この時期にこんな臨場感たっぷり、半生記を経ても現役で聴けるサウンドに感謝。ビリー・ザ・キッドの銃撃戦を模した打楽器のサウンドに仰け反りますよ。

では行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

昨夜、職場歓迎会(新規参入4人)すっかり失念しておりました。会場はワリとご近所、馴染みのお気に入りのところ。我が職場は昨年新卒の若い女性を除いて、全員既婚者でした。意外と結婚が早い人も多い。九州地方の災害を尻目に、こちらお気楽で申し訳ない感じ。二次会ご遠慮、10時過ぎに帰宅してしばしぼんやり、風呂に入ってそのまま就寝しました。

Acer Aspire5750今朝、どんより起きだして朝食しつつ新聞熟読〜「音楽日誌」執筆しようと思ったら、ノートパソコンACER Aspire AS5750(Windows10/6gb/2011年10月入手)の起動が微妙におかしい。仕掛り途中だった音源データ整理解凍、再圧縮作業などやっていたら、途中フリーズしました。パソコンからデータ飛ばして聴いていた音楽(リヒテルのBachなど)も途中ストップ。再起動掛けて、種々クリーナー処理、無事稼働復旧したけれど、この間拝聴した音楽の落ち穂拾いへの言及意欲萎えました。

こんな日もありますよ。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

熊本市は大きな街だけど、阪神大震災のように都市型直下じゃないし、東日本のように大津波が根こそぎさらっていく、みたいな派手さはないけど、テレビで拝見する限り強烈な被害が明らかになっております。大自然の中に住民が点在すれば、被害実態やらその救済、支援も難しいでしょう。度重なる余震の大きさも驚異、日常淡々とした生活がいかに貴重なものだったのか、あらためて思い返しております。トイレがたいへんなんだよなぁ、これは阪神大震災で知りました。列に並べないお年寄りに食料が行き渡らないというのも、哀しい出来事であります。海の反対側、エクアドルでも大きな地震があったとのこと、明日は我が身でっせ。

昨日は雨模様、前日の疲れもあって(例の如し)引き隠り、【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新は途中力尽きて尻切れトンボみたいなアリバイ作りでした。昨夜、抗アレルギー剤を服用した後、俄に胸焼けを感じて、ここしばらく胃腸の不調は副作用であることに(ようやく)気付きました。地震のこともあって鬱々とした週明け、今朝の朝日新聞を読んでいたら”老後の備え”、山は60歳再雇用(収入激減)65歳(収入は年金のみ)とのこと。60歳で退職金が出て、収入半減、1/3になっても生活パターン変わらず貯金取り崩し、65歳には▲500万目減りする計算らしい。我が家が夫婦共浪費家に非ず、資産はないけど借金もなし、息子が独り立ちした9年ほど前から質素な暮らし(老後の備え)してましたよ。さて、来年からどーする?

CD/8887510858-2Sibelius 交響曲第2番ニ長調(1972年)/悲しきワルツ/トゥオネラの白鳥(1973年)/フィンランディア(1972年)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団・・・これは新しいRCA録音のほう。旧録音(1957年)とあまり変わらない、あちらもけっこう良好な音質でした。作曲者激賞だったらしいから、こんな豊かに朗々と鳴り響くスケールは理想的なあり方のひとつなのでしょう。輝かしい厚み、瑞々しいサウンドは基本ストレートな飾りのない表現、ふだん好んで聴く北欧英国系清涼な演奏とは姿は違っても、この演奏に違和感はありません。著名な小品集含め、ほとんど盤石な印象を得ました。音質も良好。

Grieg ピアノ協奏曲イ短調〜レイフ・オヴェ・アンスネス(p)/マリス・ヤンソンス/ベルリン・フィル(2002年)・・・北欧系の音源整理したら出現したもの。世評も高く、充分な技巧+ヤンソンスの立派な伴奏に支えられ、清涼感溢れる北欧の旅情を愉しみました。しかし、大昔に聴いたアントルモンとか(当時)若手の新鮮さを感じないのは、音質いまひとつな印象もあるのでしょう。仕切りなおし、再聴が必要です。

先週来、ぼちぼち出勤時間を30分遅らせております。それでも職場一番に変わりなし。若い相方が優秀だから、お仕事がスムーズにクリアできるんです。ムリムリ早朝出勤は必要なくなりました。では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

昨日は昼過ぎ迄、肉体系労働。ふだんは机にしがみつくお仕事なので疲労感は半端に非ず(ワタシは世代的に半端ない、といった言葉は使えない)夕方帰宅後、即フロに入って膏薬を貼って・・・って、まるで爺さんじゃないの。昨日、”地震の規模のワリには・・・”と失礼なことを書いた九州地方の大地震、じょじょに被害の全貌が見えてきて、更に度重なる余震、更に大雨の予報が・・・九州博多在住時代、熊本にはお仕事、阿蘇山方面は幾度遊びに行ったお気に入りエリア、数年前には息子が一時転勤して様子を見に行ったものです。熊本城、阿蘇神社、歴史的建造物が無残な姿を晒すテレビ報道にも胸痛むものですよ。大学のキャンパスがあったとは知らず、若い人が亡くなったことにも衝撃でした。

さて、自分にはなにができるのか。気分は鬱々と、せめてお見舞いの気持ちを心のなかで祈るのみ。

DG 4795059 Shostakovich 「パッサカリア」(歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」より)/交響曲第10番ホ短調〜アンドリース・ネルソンス/ボストン交響楽団(2015年ライヴ)・・・2017年のシーズンからゲヴァントハウスのカペルマイスターに就任するネルソンス(1978-)世代的にこれからが愉しみな存在です。ボストン交響楽団との兼任は大丈夫なんでしょうか。Shostakovichは苦手系、じょじょに拝聴機会を増やしているのは、音質水準の向上、オーディオ環境の(自分なり)改善なのでしょう。暗鬱、延々と続く静謐に内向きな旋律サウンドはド・シロウトにとって苦痛であります。これは「パッサカリア」の強烈悲痛な爆発を冒頭に配して、第1楽章「Moderato」つかみどころのない、ずず暗い開始との対比をうまく配置して絶妙。

種々深遠なる暗喩に充ちた作品(とか)、音楽知識に造詣の深い人はそんな愉しみ方もあるのでしょう。こちら極東亜細亜場末のマンションの一室、この作品幾種も(ちょろ聴き)経験して、ようやく延々と続く(いつ終わるんや?風)静謐に動きの少ない部分の旋律(第3楽章「Allegretto」に於けるホルン・ソロは「大地の歌」の変形?ま、そう聴けばそう思える・・・程度 )にちょっぴり納得し、近代オーケストレーションの精華、大音響になる部分を堪能いたしました。それにしても暗い。オケの洗練された響き、品のあるサウンド、ライヴとは俄に信じがたいアンサンブルの集中力、恐るべき次世代の巨匠の実力を垣間見ました。

UCCG-90384Prokofiev 交響曲第5番 変ロ長調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1968年)・・・帝王カラヤンも亡くなってぼちぼち一世代、残された膨大な音源をじっくり愉しめる時代がやって来ました。この作品は駅売海賊盤(たしかMade in Korea)にて25年ほど前入手、そのユルくも盛り上がらない風情にガッカリしたものです。当時”巨人カラヤン卵焼き”と云われ、野球にすっかり興味を失った現在、それでもジャイアンツが負ければ溜飲を下げ、卵焼きはけっこう好きだけど、アンチ権威としての”アンチ・カラヤン”も昔話となりました。ここ最近、拝聴機会のあった音源はどれも、ほとんど納得できます。

やがて幾星霜、この作品はすっかりお気に入りとなりました。Prokofievの乾いてシニカルなユーモア、みたいな風情を好ましく感じるように。荘厳なる決意や夜明けをイメージさせる第1楽章「Andante」から例のレガート奏法全開、分厚くセクシーなベルリン・フィルのサウンドはゆったり余裕に雰囲気たっぷり。若い頃、こんな表現を”ユルい”と勘違いしたのか。第2楽章「Allegro marcato」は切迫したスケルツォ楽章、もともと妙にユーモラスな風情を感じさせる楽章に、カラヤンはいっそう優雅に、美しく対峙しておりました。第3楽章「Adagio」の甘美(過ぎ)な弦の雄弁さにベルリン・フィルの威力を見ました。第4楽章「Allegro giocoso」はゆるゆると流したような・・・全然盛り上がらないうちにストンと終わる・・・ように記憶しておりました。これが、あまり力まずに各パート極上の技量に聴き惚れてしまう・・・

ちょいと”カラヤン節”全開な味付けに、作品より指揮者の個性前面を感じてしまうけど、耳の贅沢もエエかな、と宗旨替えでございます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

週末土曜は時々出勤当番が回ってくるけど、本日は朝一番より取引先行事対応へ。否応なく、朝一番の出勤となります(肉体系労働)。大災害が発生するといろいろ自粛ムードが出て、ムツかしいものですね。被災者を思えばそれは仕方がないのかも。地震の規模の割に怪我人亡くなった人の数は比較的少ないようだけれど、いずれ当事者には悲惨なことに間違いないでしょう。大切畑ダム決壊の恐れ、阿蘇大橋が崩落か 、宇土市 市役所が倒壊の恐れ 、地震 益城町で66人閉じ込めか、八代市で火災 広範囲で炎上、すべて今朝のネットニュースの見出しです。未だ余震継続、九州には商品を製造委託してるメーカーも数多く、工場が大丈夫でも労働者が出勤できないとか、ぼちぼち情報が上がっておりました。こちら午前中に最低限業務クリアして、昼から歯医者に行きました。申し訳ないような・・・ノンビリしたものですよ。

	Br Klassik 	900119Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(2012年ライヴ)/Shchedrin ハイリゲンシュタットの遺書 - 管弦楽のための交響的断章(2008年)〜マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団・・・佳き演奏ですね。中庸保守的に過ぎず、奇矯革新的に過ぎないバランス、南独逸のオケの響きは豊かに暖かみがあって、充実したテンションの高さ、リズムの良さ、勢いを感じさせます。フレージング処理は意外と素直に、さっぱりしているのに重量感や響きの厚み、迫力に不足なし、詠嘆を強調した重苦しい「英雄」に非ず。惚れ惚れするような管楽器の音色に、21世紀の標準を感じさせる演奏です。これでライヴねぇ、編集してあるとはいえ。

Shchedrinの作品は聴覚を失ったBeethovenの絶望を表現して、適度な不協和音が効果的、劇的な響きでした。新作を委嘱する意欲も賞賛すべきでしょう。

Henssler 98009Bach 管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066〜ヘルムート・リリング/オレゴン・バッハ音楽祭管弦楽団(Oregon Bach Festival1992年)・・・他、チェンバロ協奏曲など数曲拝聴。2年ほど前、あまりに保守的に過ぎて、もう聴かないかも、と罰当たりな感想を抱いたこともありました。表現はやや四角四面、豊かに鳴り響くBachに間違いなく感動を受け取りました。では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

あまりに平々凡々、毎日平穏無事なお仕事+生活にネタがないのぉ、なんて罰当たりなことを思っていたら、九州地方で大きな地震発生!幾度余震もあって現地はたいへんらしい。建物倒壊、死者も出ているようだし、怪我人多数とのこと。帰宅困難者も発生していることでしょう。阿蘇山大噴火してましたからね、その流れなのか。明日は我が身でっせ。被災された方々にお見舞い申し上げます。唯一稼働している川内原発のそばで揺れるのもちょっと”天の声”っぽい、即”大丈夫”との情報が出ていたけれど、詳細調査継続お願いしますよ。出勤したらおそらく、商品手配のトラブル対応に追われることでしょう。

今朝、歯の詰め物が取れて困りました。本日夕方なんとかできんか、予約を入れてみましょう。昨日朝痙攣した左脚、ずっと不調です。明日は取引先行事対応なので、スポーツクラブはお休み。とんだ週末だ。

OPMC001 Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ヤコブ・クライツベルク/モンテカルロ・フィル(2010年)・・・残念2011年に亡くなったクライツベルクのCD3枚分Stravinsky音源、入手したきり忘れておりました。昔馴染みのこのオケ、BeeやんとかBrahms辺りは似合わぬ明るい、楽天的なサウンド印象有、この「春の祭典」も硬派暴力的なゲンダイオンガクの古典!といった風情に非ず。技術的には意外とちゃんとしたアンサンブル、木管が際立って歌に溢れた、わかりやすい仕上げになっておりました。リアルかつ自然な会場の空気を感じさせる(打楽器をやたらと強調しない)録音も優秀、厳しい集中力とか大爆発を求めるとちょっと方向性は違う、優しく、愉しい”ハルサイ”也。気に入りました。

これはLPデザイン DECCA SXL2277Stravinsky 詩篇交響曲/カンタータ「結婚」〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団/ローザンヌ青年合唱団/ローザンヌ放送合唱団/バシア・レチッカ(s)/ リュシエンヌ・ドゥヴァリエ(a)/ ユーグ・キュエノー(t)/ ハインツ・レーフス、ヴラディーミル・ディアコフ(b)/ ルネ・プテール、ドリス・ロシオー、ロジェ・オーベール(p)/ ジュネーヴ・モテット合唱団(1961年)・・・かつてはStravinskyの権威として、その普及に尽力したアンセルメ(1883-1969)、ジョージ・セル辺りとは真逆に英DECCAの録音技術に恵まれ、多くの良質な音源を残して下さいました。聲明(しょうみょう)を連想する荘厳かつ宗教的畏敬溢れた「詩篇交響曲」、4台のピアノ、打楽器群+声楽という特異な楽器編成、野蛮かつ怪しい叫びが衝撃的な「結婚」、大好きな作品です。

21世紀の耳で聴くと、リズムのユルさ重さノリの悪さ、技術の怪しさ不正確さ、途中で止めたくなるような・・・これはいつものこと。覚悟の上。CD8枚分に及ぶ彼のStravinskyには、なんともクールな味わいというか、とぼけた風情というか、時に危ないもの見たさ、みたいな期待も込めて聴きたくなるもの。

今朝もゆっくりして、Brahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調〜ギャリック・オールソン(p)/トーマス・ダウスゴー/デンマーク放送交響楽団(2014年ライヴ)をゆったり拝聴中。被災地の方々には申し訳ない、ノンビリした時間であります。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

昨夜は定例スポーツクラブ。3月は風邪+花粉症に苦しんで休みがちだったけれど、黒一点頑張ってエアロ・ビクス継続しております。今朝、起床時に左脚の痙攣にしばらく苦しみました。頑迷なクセのあるお仕事先輩(ド残業)→優秀な若者に交代して、信じられないくらい、あっという間に日々のお仕事は整理され=本来狙った水準のスピードへ。致し方なく請け負っていた膨大データ処理も分担ごっそり減って、ま、ありがたく、いっそうヒマになりましたよ。わざわざ人様より一時間早く出勤してこなすべきお仕事物量じゃなくなったし、継続雇用(現在逡巡中だけど)になったら9時ー5時Fix勤務形態、ぼちぼちその生活スタイルに合わせましょうという趣旨。

試しに昨日出勤を30分遅らせてみました。(それでも職場一番に変わりなし)すると・・・朝からちゃんと音楽一区切り聴ける、余裕です。

	Br Klassik 	900119Beethoven 交響曲第1番ハ長調〜マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2012年サントリー・ホール・ライヴ)・・・使用楽譜はベーレンライター版(ド・シロウトにはほとんど詳細意味不明)たしかにフレージングのさっぱり感はあるけれど、基本重量級サウンド、リズムのキレ、推進力と厚みたっぷり。指揮者もオケも満を持して〜といった録音なのだろうな。現役世代のBeeやんは残念(古楽器系を別として)嗜好から外れることが多かったけれど、これは伝統と現代の研究成果が融合した充実の演奏ですよ。暖かい南独逸のサウンドはいっそう色彩豊かに、 ヴィヴィッドに響いて青春の希望に充ちた交響曲に相応しい躍動であります。これだったら全曲拝聴が愉しみ、委嘱した現代作品も佳きアクセントとなることでしょう。

EMI Classics / 7 54522 2 Bach ゴールドベルク変奏曲〜ペドロ・ブルメスター(p)・・・リリースは1992年とのこと。(録音年詳細不明)ネットで数少ない言及を検索すると「グレン・グールドにクリソツ」「指が回っていない」とのご指摘有。なるほどなぁ、57分というのも似ているかも。但し、グールドほどの決然としたタッチやらリズムの対比、切れ味に不足する穏健派→衝撃はやや薄い感じ。「指が回っていない」と厳しく指摘するほどの技巧的な弱さは感じないけれど、聴き進むほどに身を乗り出すほどの感興の高まり、といった演奏に非ず。でも努力賞ですよ。なんせ古今東西老若男女、入魂の録音犇(ひし)めく名曲中の名曲ですから。作品はしっかり堪能いたしました。

今朝、DECCA 4782659Mozart ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412(386b)/第2番 変ホ長調K.417/第3番 変ホ長調K.447/第4番 変ホ長調K.495/セレナーデ第8番ニ長調K.286「ノットゥルノ」〜バリー・タックウェル(hr)/ペーター・マーク/ロンドン交響楽団(1959/60/61年)・・・拝聴中。ホルン協奏曲としてダントツの人気作品、名曲中名曲、いろいろ聴いてきたけどこれが一番のお気に入り。名手タックウェルの朗々としたホルンはもちろんだけど、ペーター・マークの愉悦が素晴らしいんです。冒頭のオケが登場する一瞬からはっとして理解可能。

では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

体感薄ら寒い小雨模様、やはり花粉症の一種?痰の絡み(咳)はぐっと癒えて今朝、一時間早く目覚めました。北海道京都、自分には馴染み深い土地にて衆院補選、自分は自民党独裁的政策運営がキライなので、野党を(せめて気分だけでも)応援しておきましょう。候補者の資質は知らぬし、仮に通った後の身の振り方も問題だけど。お仕事はあっという間に整理されて+優秀な若者到来、せっかくの時間的余裕(ヒマ)なので過去の遺物の洗い直し、異様な経費比率(それが安々と通ってきたのが不思議な)分析とその対策など、ほんまのお仕事らしいお仕事に着手しております。継続雇用の決意は未だ、いずれ本年ラスト一年間でブラックボックス化していたお仕事や対応、慣習をすべてクリアにするつもり、前任大ヴェテランがなぜあれほどのド残業をしていたのかまったく?わかりません。

HCD12825Mozart ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415/第27番 変ロ長調K.595〜デジェー・ラーンキ(p)/ヤーノシュ・ローラ/フランツ・リスト室内管弦楽団(1985年)・・・音楽に集中できぬ日々、せめて馴染みのお気に入りを拝聴いたしましょう。ハンガリーの若手三羽烏も皆還暦を超えました。これは31年前、ほんまの若手だった頃の録音は良好。溌剌とシンプルなハ長調協奏曲K.415は弦楽のみの伴奏、解脱しきって清明な変ロ長調協奏曲K.595も、素直、清潔かつ瑞々しいタッチが光ります。ま、我らがヴォルフガングの音楽はたいてい、どんな演奏でも心洗われる経験になりますよ。

EMI今朝5時に目覚めたので、静かに音楽拝聴。Bach パルティータ第6番ホ短調BWV830/「主よ人の望みの喜びよ」/「来たれ異教徒の救い主よ」/「目覚めよと呼びわたる物見の声」/トッカータとフーガ 二短調BWV565〜ペドロ・ブルメスター(p)・・・ネットより音源入手故詳細情報不明。2011年というのは発売年?既に来日も果たしている葡萄牙の俊英(・・・らしい)軽快なテクニック、軽妙なタッチと明るい音色が特徴、往年の巨匠たちの演奏に比べ淡々とした風情が個性なのでしょう。Bachはどんな編曲にも耐えうる!けど、トッカータとフーガ 二短調BWV565はオルガンじゃないとなぁ、空間を埋め尽くす巨大な残響、スケールは欲しいところ。あわててヘルムート・ヴァルヒャ(or)を取り出したものです。

では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

もっとも憎むべき幼児虐待の記事に心痛みつつ、一日休んだ新聞にこれといった記事を発見できぬ朝、世界の偉いさんが広島に集ったとのこと。ご当地のお好み焼きは喰っていないだろうなぁ。桐野夏生さんのインタビューには気骨を感じたけれど、昨日週の始まりはあまりに穏健+お隣の若い相棒も優秀、終日眠くてヒマ過ぎ、抗アレルギー剤の副作用か終日眠いんです。昼も夜も朝も、但し就寝時は微妙に眠りが浅い感じ。精神的に緩んでおるのだな、こんな時もありますよ。

RP007「Johann, I'm Only Dancing」Bach プレリュード(無伴奏パルティータ ホ長調BWV1006)/アンダンテ(フルート・ソナタ ホ短調BWV1034)/トッカータとフーガ ニ短調(BWV565)/プレリュード(無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012)/ラルゴ・エ・ドルチェ(フルート・ソナタ イ長調 BWV1032より)/プレリュード ト短調(平均律クラヴィーア曲集第2巻第16番ト短調BWV885)/プレリュードとフーガ ハ短調(平均律クラヴィーア曲集第1巻第2番ハ短調BWV847)/アレグロ(フルート・ソナタ ハ長調BWV1033)/ソナタ イ短調(フルート・ソナタ ト短調BWV1020)/アリオーソ ( チェンバロ協奏曲ヘ短調BWV1056)/ブーレ(イギリス組曲第2番イ短調BWV807)/サラバンド(イギリス組曲第3番イ短調BWV807)/イントロダクションとジーグ(トッカータ ニ長調BWV912)/メヌエット、バディネリー(管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067)/ラルゴ(2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV1043/ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048〜レッド・プリースト(赤毛の司祭)/ピアーズ・アダムス(リコーダー)/ジュリア・ビショップ(v)/アンジェラ・イースト(vc)/ハワード・ビーチ(cem)(2009年)・・・既に来日も果たしたバロック”パンク”バンド?Vivaldiのニックネームを冠して、超絶技巧+ノリノリの快速リズムのバロック音楽であります。すべて編曲だし、オリジナルの姿からがらり変貌、しかし、たしかにちゃんとした過激溌剌なバロックであって、旋律は変えていないんじゃないか。この熱気、勢いはライヴ向けか、原曲を知っていれば愉しさ倍増。但し、個人的嗜好ではジャック・ルーシェのJazzより共感は薄いかな?これだったらオリジナルを聴きますよ、ってな感じ。

Beethoven 交響曲第9番二短調「合唱付き」〜ズービン・メータ/ニューヨーク・フィル(1983年ライヴ)・・・記憶ではほかに「英雄」くらい、Beethovenの録音はほとんど見ないメータだけど、実演はあるのだろうな。第1楽章「Allegro ma non troppo, un poco maestoso」のみで拝聴を止めたのは、あきらかにオケが不調であって、アンサンブルは散漫に集中力を欠きます。ここ最近Beeやん聴き連続、音質含めてなかなかこれといったものに出会えません。どんな演奏でも、心清らかに名曲を堪能できる瑞々しい精神+耳が欲しい!

では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

抗アレルギー剤の副作用か、終日眠くて、音楽聴いても、読書しても、テレビを眺めても途中で居眠り状態へ。amazonのDVD-R100枚は(通常配達でも)あっという間の翌日到着、大阪と北海道に手配しておいた小夏もおいしく届いたとの連絡がありました。なんや意気の上がらぬ、肌寒い、どんよりした週の始まりであります。

PTC5186310R.Strauss 交響詩「ドン・ファン」/「死と変容」/「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」/歌劇「インテルメッツォ」より「暖炉のほとりで夢想」〜マルク・アルブレヒト/ストラスブール・フィル(2007年)・・・Marc Albrecht(1964年 - )はドイツの中堅、ゲオルグ・アレクサンダー・アルブレヒト(1935-)の息子さんだそうな。現在オランダ・フィルの首席らしい。アラン・ロンバール時代の(ちょいと粗い)記憶があるオケも上手くなったなぁ、腕利き揃いな一流オケの録音に遜色ない溌剌アンサンブル、これは指揮者の薫陶の成果でしょうか。優秀ぴかぴかなPentatoneの録音もあって、馴染みの旋律もいきいきとサウンドしております。収録が急緩急緩の構成になっていて、勇壮雄弁な旋律リズム、高鳴る金管が活躍する作品の次に、静謐な風情が続く配慮あるもの。前3曲は著名、「暖炉のほとりで夢想」は元のオペラを聴いていないからどんな場面かわからぬけど、静かに瞑想する風情を味わい深く拝聴しました。

Hyperion眠れぬ夜に静かに、続けて今朝聴いているのはBach 平均律クラヴィア曲集第1巻〜アンジェラ・ヒューイット(p)(1997年)・・・旧録音はスタンウエイ使用(新録音はファツィオリとのこと)作品刷り込みはリヒテルの浪漫性の強い演奏、際立って明晰にリズムを刻むグレン・グールドかなぁ。いずれ弾き手の個性前面、こちらBachの知的に美しい旋律和声を優しく、明晰に響かせて曖昧さのないもの。ペダルを多用せず、歯切れのよいタッチはグールドほどの奇矯さに非ず、もちろん響きは濁らない。心身とも長い作品を続けて聴けぬ今日此頃、Bachの平均律だったら(ゴールベルク変奏曲でもいいや)心落ち着かせて拝聴可能であります。

では行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

定例土曜のスポーツクラブにて汗をしっかり流しても、前日の酒?滅多に出掛けぬ人ごみに酔ったのか、花粉症の一種なのか、咽も体調もいまいち。一生掛かっても聴ける可能性のない物量に至った音源データ保存のためのDVD-R、ぼちぼち切れてきたのでamazonへ注文〜しようと思って愕然!そうか、2,000円以下送料有料となったのですね。100枚1,980円より2,040円(送料無料)のほうが安く付くということか。なんかビミョー。

昨日昼過ぎ、京都を舞台にした二時間ドラマ再放送をぼんやり眺めて、舞妓はん(役)のヘンな京都弁に閉口。高知東生が西陣の(あまり上品ではない)社長役、京都弁とは云えぬけれど、大阪弁っぽい言葉遣いは絶妙、彼はたしか高知の人でしたよね。感心いたしました。彼は義父の介護で俳優引退したんだっけ。

SONYBeethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」/序曲「レオノーレ」第2番〜ブルーノ・ワルター/コロムビア交響楽団(1958年)・・・懐古的昔懐かしい往年の豊満な演奏とはこれのこと、十数年前幾度全集CD入手を逡巡したことを振り返って(とうとう買う勇気は出なかった)パブリック・ドメイン時代に至ったことを感謝しました。世代から考えると(1876-1962/フルトヴェングラーは1886年生!)こんな音質状態のよろしい音源を残してくださったことに感謝。噂によるとSACD辺り、もっと凄い!とのこと。オケの明るい響き、上手いけど微妙に散漫なアンサンブル印象さておき、じっくり歌って、ゆったり余裕、まったりと重心の低い豊かな歌に、ほっとするような「田園」の刷り込み演奏であります。これを標準とすれば昨今の古楽器系など笑止千万(軽薄短小)かも・・・ワタシは両方愉しませていただきますよ。幾度聴いているはずの「レオノーレ第2番」にも驚きの感銘を受けたものです。

Beethoven 交響曲第1番ハ長調/第3番 変ホ長調「英雄」〜ミヒャエル・ギーレン/南西ドイツ放送交響楽団(1986-94年)・・・昨日連続。重量快速、詠嘆とか豊満とかまったく縁のない、厳しくも怜悧な集中力に打たれます。耳慣れたせいか、作品の個性ゆえか「運命」「田園」よりいっそう硬派ギーレンの演奏に共感を覚えました。Beeやんばかり聴くと耳が”Beeやん化”して、いくつか気になっていたMahler音源など再確認しても、集中できず、部分部分をちょろ聴きしたのみ・・・

一晩置いてようやく今朝。Mahler 交響曲第10番 嬰ヘ長調(Wheeler版)〜ロバート・オルソン/ポーランド放送交響楽団(2000年)・・・NAXOS 8.554811 1,050円(高い!税込み)11年前のコメントが残って、当時は新しいもの、珍しいものへの真摯な姿勢に溢れておりました。じつは昨日、Cook版ハーディング(2007年)を聴き始めて、嗚呼美しいなと感じつつ、第1楽章途中で集中力を維持できなくなったものです。要らぬ付加や虚飾を感じさせぬ、Wheeler版はなかなか良いと思うけれど、オケが慣れていないせいか、いまいち演奏は凄みとか重み、迫力、緊張感に足りないかも。終楽章は「殉職した消防士の葬列」の大太鼓 連打も衝撃的なところ、ここはずいぶんとさっぱりと清浄な風情を感じさせて、テンポもやや速め。NAXOSも貴重な録音を残してくださったものです。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

昨夜諸先輩との酒席は一人所要、一人病で欠席、まずまず愉しかったけれど、酒も喰う方もすっかり弱ったことを自覚しました。呑み過ぎに気分悪いとか、喰い過ぎとかじゃなくて、そもそもさほどに呑めないし、喰えない・・・これが華麗なる加齢ということかいな。週末のお仕事はさしたるトラブルもなくて、所定の狙いをさっさとクリアしてヒマ、平和でしたよ。

EMI 昨夜は音楽は聴いていなくて今朝、早朝覚醒。Beethoven 交響曲第5番ハ短調/第6番ヘ長調「田園」〜ミヒャエル・ギーレン/南西ドイツ放送交響楽団(1986-94年)・・・旧録音。速めのテンポ、落ち着きのない間、整って切り詰められた響き、素っ気なくもとことん歌わない旋律扱い。昨今の古楽器系とも一線を画す体脂肪低い重量級演奏に、彼らしい個性を感じさせます。おそらくは左右両陣営から支持されぬ演奏でしょう。もともと古楽器系支持、ここ最近懐古的昔懐かしい往年の豊満な演奏を好ましく感じる今日このごろ、現役世代の意外と中途半端な(しかも一流オケを使って、響きに美しさを感じぬ)録音成果にガッカリ、それに比べあらゆる音楽に硬派な姿勢を取り続けるミヒャエル・ギーレンの極左的姿勢断固支持!なにごとも中途半端はあかんのです。贅肉すべて削ぎ落として、作品真髄(こどもの頃からとことん聴きこんだ「運命」「田園」)を新鮮に受け止めたものです。テンション高く、青白く燃える炎はぜんぜん熱を発しない凄さ!

SU4017-2 勢い付いてBee連続拝聴。Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調(1964年)/第3番ハ短調(1969年)〜ヤン・パネンカ(p)/ヴァーツラフ・スメターチェク/プラハ交響楽団・・・Jan Panenka(1922-1999年)はチェコ往年の名ピアニスト。先のギーレンとは対照的、バリバリ技術を披瀝!とは無縁の世界、どの旋律フレージングも慌てず、暖かい味わい系仕上げ、溌剌とした25歳若者のハ長調協奏曲は、ゆったりと耳をくすぐりました。緊張感溢れる(いかにもBeeやんらしい)ハ短調協奏曲は、冒頭から肩の力が抜けて、しっとり”癒し系”演奏也。こんな優しい風情のピアニストも最近見掛けんなぁ。スメターチェク(1906-1986)のオケも牧歌的な響き満載、名人たちのツボをお押さえた・・・そんな余裕と間をたっぷり感じさせて、立派過ぎない親密な演奏最高っす。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

適度な緊張感、トラブル回避、イレギュラー処理、小さな危機乗り越え、純実務的には若いもんが呑み込み早く優秀故ヒマ、まずまず順調に週末を迎えました。おそらくは花粉症からくる咽の不調はそれなり続いて、投薬で乗り切っております。本日は大学時代の諸先輩との酒席、職場ではロートルでも人生においては若輩者、遅刻は許されません。フレックスタイムを活かして早々に職場を出ましょう。本日の天候はまずまずだったけれど、昨日の雨で桜は盛りを過ぎたことでしょう。7&Iの鈴木会長退任へ、83歳。この方はほんまに立派な方と思うけれど、後継者育成に失敗したのでしょう。お仕事でも政治でも70歳過ぎたら引退でっせ、自分は60歳前でもノーミソ危うい(柔軟さを欠く)と自覚しますもの。

Dclassics HR703862  4枚組1,510円 Sibelius 交響曲第7番ハ長調(1972年)/劇音楽「ペレアスとメリサンド」(1978年)/レンミンカイネンの帰郷(1972年)/エン・サガ(1974年)〜パーヴォ・ベルグルント/ボーンマス交響楽団・・・先月来の”ベルグルント再発見!”の流れ、一番最初の交響曲全曲録音から拝聴しました。かなり以前からお気に入りだったはず、驚いたのは雰囲気たっぷりな音質、1970年台円熟期のアナログ録音でしょう。前任だったシルヴェストリ(1962−69年在任)の印象か、骨太に粗いオケといった先入観は記憶違い、適度な剛直さ+幻想的な雰囲気溢れて骨太、コクのあるサウンドに魅了されました。迫力、躍動に於いてヘルシンキ・フィルを上回るかも。ま、個性味わいの違いはどちらも甲乙付けがたいけど。「レンミンカイネンの帰郷」の躍動はかつて経験しなかったもの(って、以前に聴いているはずなのに)

Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調/第2番ト長調〜エミール・ギレリス(p)/ロリン・マゼール/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1972年)・・・初耳。世評も高い元気な頃のギレリスがバリバリ弾いて、クールなマゼールもいつになく燃えております。これはずいぶんと賑々しくもデーハーな演奏、自分の嗜好からはちょいと外れるかも。ま、爽快といえば爽快。

今朝は、ユーディ・メニューイン(v)のモスクワ音楽院大ホールのライヴ(1945年)アラム・マカロフ(p)(←情報正しいですか?なんせ怪しい露西亜製.mp3/224kbps音源故)想像以上に”聴ける”音質、「序奏とロンド・カプリチオーソ」とか「ツィゴイネルワイゼン」など、テクニック披瀝系作品連続、この時期は未だテクニックはそれなり安定して、どれも味わい深い歌に充ちて聴衆大受け!

では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

残念な雨、週末は佳き花見ができるよう願いましょう。桜は中国人観光客にも大人気なんだそう。昨夜の初心者エアロビクス、とうとうオッサンは自分一人が定着して、ほか数人の同志は全滅しました。後方に目立たぬよう配置して黒一点、乗り切ったものです。(自分にとっては)激しい運動後、夜、睡眠不如意に至ることをようやく自覚〜なぜでしょう?ご当地選挙区の山尾しおりさん、金で苦戦してますね。党派を問わず、不正の有無を問わず、きちんとした金計算、会計処理は一般社会では当たり前のこと。どんぶり勘定しかできぬ人にお仕事はできまへんで。

DEC 4759111 Haydn 交響曲第96番ニ長調「奇跡」/第94番ト長調「驚愕」〜クリストファー・ホグウッド/アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(1984年)・・・途中頓挫した(売れなかったらしい)”全集”録音前に、たしか4曲ほど録音されていた後期作品也。古楽器による録音も増えたけれど、きりりと引き締まってメリハリ抜群!躍動感溢れる演奏は、モダーン楽器とは異なったコクのあるサウンドにはけっこう厚みもあってヴィヴィッドそのもの。粗野でも異形なテンポ設定でもない、この時点古楽器演奏の技量は洗練され、軽快なリズム感に久々シンプルなHaydnの魅力を堪能しました。世評を探ってちょっぴりショック!数少ない言及は絶賛の内容、但し”録音は古くなった”って、そうか、もう32年前なのか。ホグウッドも昨年鬼籍に入ったしなぁ。美しいディジタル録音ですよ。

睡眠不如意に深夜、いったん起きだして聴いたのは、Franck 前奏曲、コラールとフーガ〜スティーヴン・ハフ(p)(1996年)・・・眠れぬ夜に相応しい妖しい旋律を堪能しました。

では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

ぽかぽか佳き天候に体調も快復傾向、週末まで桜は保ってくださるでしょうか。昨日、週次のデータ処理の山場は若い相棒が優秀故、わずか2週目にして信じられぬほど順調です。鬱々とした3年がウソのよう。本日、娘の入学式でお休みなんだそう。羨ましいなぁ、そんな時代が遠い昔自分にもありましたよ。幼い我が子の成長と、若い親の微笑ましい姿を想像していたら、ご近所の公園に桜をバックにした家族の写真を見せてくださいました。

昨夜、ドラマ「素敵な選TAXI」2時間スペシャル(バカリズム脚本)、奇抜なアイデアとありがちな事象散りばめて豪華配役、どんでん返しはほとんど抱腹絶倒!先日、.mp3/128kbps音源(シュロモ・ミンツのVivaldiが意外と聴けると書いた件、CDもう一枚分聴いてやはり音質の肌理の粗さに閉口、あれはほんのカンチガイだったのですね。ミニマリスト・オーディオ環境で云々するのもナニだけど、やはり.mp3は320kbps欲しいところ。もうちょいまともなのを再入手しました。

スプラフォン COCO-80404→05 5枚組3,990円Beethoven 交響曲第6番へ長調 作品68「田園」〜パウル・クレツキ/チェコ・フィルハーモニー(1965年)・・・ナント16年ぶりの再聴。これがなんというか虚飾とか颯爽とか、そんな言葉とは縁のないような質実、誠意誠実、チェコ・フィル(カレル・アンチェル時代)のローカルな響きとあいまって、聴き馴染み過ぎた名曲がシミジミ胸にしみる演奏なんです。中庸なテンポ、淡々として稀に見せる自然な呼吸のような旋律のタメも効果的!大絶賛・・・前提に

噂では全集はSACD化されたとのこと、オリジナルは優れた音質なのかもしれないけど、手持ち音源はやや殺伐として乾いた音質。Beeやんだから、そのあたりは致命的な弱点にはならぬけれど、長く敬遠していた要因のひとつだったのでしょう。

では、行ってきます。今晩は難行苦行、夜のスポーツクラブの日也。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

週末に居眠りしたせいか、微妙に風邪症状というか喉に違和感有。季節の変わり目、新体制となったお仕事は抜本的なトラブルはなくて基本順調、それなり充実しているけど、微妙に不安な毎日でもあります。ここ数日、新聞では景気への疑問が報道され、壱万円札増刷?はタンス預金対策とのこと、これじゃますます市場活性化はムリ。庶民はない袖は振れまへんで、といったところ、自分だってとくに欲しいものはないもんな。

SBT-1066Chopin ピアノ協奏曲第1番ホ短調/12の練習曲集 作品25/バラード ト短調 作品23〜ゲザ・アンダ(p)/アルチェオ・ガリエラ/フィルハーモニア管弦楽団(1956年)・・・BartokとかMozartのイメージばかり、甘美なChopinのイメージはありません。アンダ35歳の記録は技術的なキレに優れ、芯のしっかりとした打鍵、詠嘆に揺れる〜みたいなものに非ず、やや四角四面なほど生真面目に細部を描いてストレートなもの。淡麗辛口なChopinも悪くないものです。音質はまずまず。

LP時代のデザイン Saint-Sae"ns 交響曲第3番ハ短調〜エド・デ・ワールト/ロッテルダム・フィル/ダニエル・コルゼンパ(or)(1976年)・・・サンフランシスコ交響楽団との1984年録音は早くに入手済、こちら若い頃、FMから心ときめかせて拝聴した旧録音をようやく入手したのは一二年前?(他にシドニー交響楽団とのライヴがあるらしい・・・)1941年生まれ阿蘭陀のヴェテランも現在ミルウォーキー響の音楽監督、2016年よりニュージーランド交響楽団の音楽監督とか、ややジミな役回りとなっておりました。35歳の記録は、オルガン、2台のピアノを伴う華やかな作品を細部クリアに表現してオーソドックス、ロッテルダム・フィルの響きも思わぬ厚みと艶に溢れるもの。往年のPHILIPSアナログ録音も全盛期でしょう。オルガンと管弦楽のバランスは難しいそうで、別録音合成もけっこうあるみたいですから。

今朝はオッターヴォ・ダントーネ/アカデミア・ビザンチーノによる「Settecento Veneziano」(十八世紀ヴェネツィア)など拝聴中。GaluppiとかAlibionniとか、その辺りです。では、行ってきます。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

Inspiron N5110 せっかくの花見時にしとしと雨、昨日は天気も体調もイマイチ(咽の不調+両太ももの筋肉痛)引き隠って遊んでました。ノートパソコン/4gbDELL Inspiron N5110(赤/2011年9月入手)は幾度OSを入れ替えて先月よりLinuxBeanの最新版、ここ一ヶ月WSPオフィスを立ち上げるたびに落ちたり、【♪ KechiKechi Classics ♪】の手直しに秀丸エディター(Wine)を使うと、やはり落ちてしまう、日本語変換Mozcの挙動もおかしい・・・もう、にっちもさっちもいかんのでOS入れ替えを検討、気分転換にwattOS(日本語化済/64bit=Chrome最新版が入る)導入してみました。ま、いくらド・シロウトとは云え、それなりLinuxを使えるようになりましたよ。もう20年以上愛用しているEdithHTMLはWine導入しても、相性悪く落ちてしまってアウト。

NI2500 Vivaldi ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV208「ムガール大帝」/ハ長調RV186/イ短調(「調和の霊感」作品3/6)RV 3/ホ長調RV 271「恋人」/ハ長調RV 171/ニ長調(「調和の霊感」作品3/9)RV2〜シュロモ・ミンツ(v)/イスラエル室内管弦楽団(1992年)・・・バロック音楽は基本大好きなので伊太利亜辺りの音源もたくさん、シュロモ・ミンツのVivaldiもCD10枚分ほど?データ収集済。ややラフな小編成モダーン楽器アンサンブルに+ミンツの美音はよう映えて、馴染みの旋律を堪能しました。残響少なめ、表現は生真面目に清潔なもの。じつはこの音源.mp3/128kbpsなんです。CDを処分しつつ、じょじょにデータ移行し始めたのが6-7年前?当時、.mp3はファイルサイズが小さくて便利やな、ビットレートのことも知らなかった・・・やがて、.flacとか.apeとか可逆圧縮ファイルの存在を知って、.mp3も320kbpsが最高(これだとそれなりに聴ける)とか贅沢な知識が付きましたよ。

198kbps音源は手元に少々あって、これはさすがに音の薄さに不満を感じます。まして128kbpsなんて・・・しかし小編成だから?もともとの音質水準の高さもあってか、さほどに不満を感じさせません。

ZZT343Ravel 組曲「マ・メール・ロワ」/MussorgskyーRavel 組曲「展覧会の絵」〜ジョス・ファン・インマゼール/アニマ・エテルナ・ブリュッヘ(2013年)・・・Ravel編曲が1922年、その当時のオケの様子を復元したものなのでしょう。1957年録音のフリッツ・ライナーでも金管炸裂!こちら木管主体の柔らかい響き、冒頭のトランペットもマイルドなバランス、色彩豊かではあるけど切れ味鋭い〜ことはない木目なサウンド也。よう歌って、バランス感覚抜群、管楽器のポルタメント的扱いにセクシーさが漂います。いくらお気に入りでも幾種聴きすぎて馴染み過ぎた作品、これを鮮度たっぷり、肌にしっとりフィットする「展覧会の絵」でした。

では、行ってきます。新しいお仕事の進め方に、佳き緊張が続いております。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

睡眠不如意明けの日曜、昨日【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新(いちおう)実施、スポーツクラブでは左脚太ももに痛み(筋一本)を感じ、終了後には右脚太ももにも痛み(筋一本〜かなり痛い)有、昼からご近所”芝桜”撮影(一昨年のように密集していない)。夜、女房殿と最寄りの駅前にて待ち合わせ、新規開拓(金沢料理の店?)煮物はあきらかに電子レンジ使用、まばらに冷たく、大根に筋がある・・・刺身の鮮度は良かったけれど二度と行かないでしょう。早々に店を出ました。

お気に入りの二時間ドラマは最近劣化甚だしく、BS/D-Lifeの海外ドラマに興味は遷って、それでも一昨日夜映画「白ゆき姫殺人事件」拝見、これはオモロかった!さすが湊かなえの筋立ての複雑さ、いけずな美人がすっかり板についている菜々緒(殺られ役)、軽薄な契約ディレクターを演じて綾野剛は秀逸、主役?である井上真央は役柄からちょっと違和感ある可愛らしさ、幼馴染の貫地谷しほりもようわからない・・・原作読んでいないからなぁ、それとの比較はわかりませんが。

一昨日かなりガッカリした作品再聴、 Verdi Records20年近く前に入手した廉価盤は現在BrilliantのBrahms60枚組ボックスに収録され、再入手済。Brahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15/ワルツ集 作品39〜カーリン・レヒナー(p)/エドゥアルド・マルトゥレット/ベルリン交響楽団・・・未だネット上での有意義な論議が盛んだった頃、メールをいただいたこともありましたよ。Karin Rechner(1965-アルゼンチン)おそらく1990年前後の録音でしょう。検索しても最近彼女の噂を聞きませんね。久々の拝聴はしっかりとしたテクニックのキレ、明るく華やかな推進力に溢れて爽快!最近、新しい録音を見ないBerliner Symphoniker(1966〜旧西)は思わぬ安定したアンサンブルを以て支え、若者らしい溌剌とした演奏であります。侘びしげな中年の後ろ姿を髣髴とさせるピアノ小品はいつになく浮き立つような情感、第15番 変イ長調の懐かしい旋律は、名残惜しいニュアンスと含羞に充ちて涙モン!な名曲であります。

OEHMS OC667Tchaikovsky 交響曲第5番ホ短調/歌劇「スペードの女王」序曲〜ドミトリー・キタエンコ/ケルン・ギュルツニヒ管弦楽団(2011年)・・・Dmitri Georgievich Kitaenko(1940-)って、いつの間にこんな凄い巨匠になったのでしょう。Prokofiev、Shostakovichの全集、いずれも手応え充分でした。レニングラード生まれ、もちろん旧ソヴィエットの教育を受け、モスクワ・フィルの芸術監督(1976ー1990)を歴任した露西亜正統派、ところがこのTchaikovskyはむしろ独墺系交響曲として端正に整ったもの。第2楽章 「Andante cantabile, con alcuna licenza〜」冒頭のホルンは露西亜風激甘ヴィヴラートに痺れるところ、これもオケの個性かあくまで全体バランス重視であります。立派な演奏だけど、オーソドックスな方向にやや期待外れ、もうちょっと聴き込みましょう。

他、Mahler 交響曲第1番二長調〜ティエリー・フィッシャー/ユタ交響楽団(2014年)・・・昔懐かしいアブラヴァネルのオケに、新しい血を・・・そんな期待虚しく、あまりにフツウな第1楽章「Langsam, schleppend」に拝聴ストップ。贅沢になったものです。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

待望の週末休み。天候も体調も快復しました。充実したお仕事に、自分の縄張りのみ辻褄合わせればよかった孤独なお仕事→若い相棒へのわかりやすい引き継ぎ、励まし、整理、相談、取引先への同行は愉しいけど、気を使ったり、手間が掛かったりするのも事実。いろいろ動けば種々トラブルやら失敗発生はいつものこと、微妙に不安な毎日に夢見もよろしくありません。ま、よう眠れているけど。昨日、雨の中昼からずっと取引先二箇所移動中、あちこち桜が満開になりつつありました。

昨日の朝日新聞インタビュー、ウルグアイ前大統領(現上院議員)ホセ・ヒムカの清廉な人柄、行動(かつて左翼ゲリラとして投獄されていた)に感銘を受けました。”南米の瑞西”ウルグアイって佳い国みたいですね。

8.554088 Brahms ピアノ協奏曲第1番二短調〜イディル・ビレット(p)/アントニー・ヴィト/ポーランド放送交響楽団(1996年)・・・お気に入りの作品は種々ネットより音源拝聴して、これには少々凹みました・・・最近は見掛けなくなったけれど、廉価盤=内容(演奏、録音)も安物、廉価盤レーベルに登場する音楽家=B級といった図式を堂々とブログに書かれている方に閉口したこともあります。音楽はひたすら自分の耳で確認すれば良いこと、【♪ KechiKechi Classics ♪】は結果頓珍漢であっても、そのことは基本のキ。でもね

クリフォード・カーゾンにて出会った名曲、その厳しい集中力に慄いた刷り込み有、こちらビレット/ヴィト組の散漫さ、響きの薄さ、緩さに愕然といたしました。ビレットはChopinでも感じたように、技術的な自在さにちょいと欠けるようなところがあって、難しい打鍵部分が空虚になりがち。全部聴き通すのに苦労して、もちろん第2番変ロ長調を続ける意欲は起きません。NAXOSは1987年その登場時から贔屓のレーベルだけど、先月来不調続き・・・

Bach イタリア協奏曲/カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」変ロ長調BWV992〜クレール=マリー・ル・ゲ(p)・・・仏蘭西の別嬪ピアニストClaire-Marie Le GuayによるBACHアルバム(MIR 264)をほんのちょっと、口(耳)直し拝聴。これがかつてないモダーンな粋に充ちて、予想外に爽やかな演奏でした。上記Brahms疲れもあって途中迄拝聴、仕切り直し予定。

他、ネットから入手した珍しい音源はErato / STU 71 384Debussy 選ばれた乙女〜モンセラ・カバリエ(p)/ウィン・モリス(1929-2010)/シンフォニカ・オブ・ロンドン/アンブロジアン女声合唱団(1977年)・・・CD化もされたらしいけれど、いずれ貴重なもの。(ロンドン交響楽団に非ず)Mahlerが懐かしいモリスは声楽作品の扱いに才能を示して、あまり人気の出ないDebussyの幻想的な作品を雰囲気豊かに表現しておりました。音質も良好。


2016年4月某日/サラリーマン生活土俵際な日々

名実ともに春を感じさせる4月突入はどんより曇り空〜やがて雨、気分的にもいまいちなエイプリル・フールであります。気の利いたウソを考える余裕もありません。大学時代の諸先輩からのお誘い酒席は一週間延期、昨日職場辞去際、飛び込んできた残務が気になる週末を乗り切りましょう。体調はほとんど戻って、微妙に咳き込んでいるのはご指摘があったように”喘息”っぽいのかもしれません。お仕事も狙った、望んだ方向に進んでいるのに、晴れやかな気持ちに至らぬのはなぜでしょう。

UCCG50012Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜レナード・バーンスタイン/イスラエル・フィル(1986年)・・・1962年旧録音の荒削りな熱気と推進力に比べ、こちらあまり評判よろしくなさそうな”激遅”演奏であります。テンポ設定は個性のひとつ、冒頭序奏の極端な弱音、纏綿と歌う第2楽章「Largo」(ご存知「家路」旋律)は18分を超える・・・のも彼らしくて悪くないと思いますよ。但し、全体にオフ・マイクっぽくて響きに充実感を欠く(≒薄い)と感じるし、親しみやすい作品の魅力より、指揮者の個性前面!な記録なのでしょう。あまりに聴き馴染んだ作品を、入念に濃く、彼なりの味付けをして存在感抜群。NAXOSのガンゼンハウザー全集は、せっかくのローカルなオケの個性を活かせず、あまりにフツウに流した演奏であったこととほぼ対極、これはこれでたっぷり愉しめました。第3楽章 「Scherzo. Molto」は通常のテンポ、意外と計算されているのかも。

今朝はリチェルカール・コンソートのヴィオールなど拝聴中(RIC 93005)では行ってきます。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi


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