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音楽日誌●後始末と発想転換の日々

後始末発想転換の日々

大阪時代職場側の素敵な呑み屋にて。安かった

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2015年10月某日/後始末発想転換の日々

安物の赤ワインがよろしくなかったのか(チリ製/おいしかったですよ)昨日はせっかくの休みも終日体調よろしくありません。例の如し引き隠って音源整理やら内向きのヲタク趣味ばかり、本日で10月は終了です。別になんということもない日々やったけど、長く感じたな。偽装手抜きマンション、建築物問題は底なし、といった状態。某社某担当のみの問題ですか?他の会社はいかがでしょうか。自分には(現状)関係(縁が)ないけれど。

宮部みゆき「天狗風〜霊験お初捕物控」 ・・・「震える岩」の続編はけっこう分厚い長編です。超能力のお初ちゃんに+言葉を理解して変身”猫の鉄”も大活躍!時代劇FSに馴染めるか、素直にそれはそれとして愉しめるのかがポイント。周囲のメンバーはお馴染み、すっかりキャラも固まって人間関係、情景が浮かんでワタシは数日間堪能いたしました。女性の描写の詳細なこと、筋立ての上手さは相変わらずです。(テレビドラマ「ぼんくら2」第2回目放送失念して残念)

 VDC-1372Bruckner 交響曲第8番ニ短調(ハース版)〜カルロス・パイタ/フィルハーモニック交響楽団(1982年)・・・カルロス・パイタ(Carlos Paita, 1932年または1937年 - )は南米アルゼンチン出身の指揮者、一時けっこう話題になった爆演系指揮者って、若い世代はもう知らんのとちゃうか。この重量級作品は速めのテンポ、深淵、重厚に非ず、快活、高らかに明るく鳴り響く爽快演奏であります。金管爆発前面、あまり日の目を見ない木管旋律など浮き立って、こう表現したい!と云ったパイタの意思主張はよ〜くわかります。旋律表現は素っ気ないというか、サウンドに陰影も足りないけれど、Brucknerらしからぬ馬力と勢いを愉しみたい・・・オケは意外と上手く、録音会場はキングスウェイ・ホール、英DECCA系の録音?音質もまずまず。

  UCCD-5021Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜リッカルド・シャイー/コンセルトヘボウ管弦楽団(1997年)・・・続けての「第5」拝聴。ショルティの鼻持ちならぬ強烈乱暴に呆れ、バーンスタインの入念微に入り細を穿つとことん演奏に感心し、現役世代ここ数年拝聴の中心に至った音源の確認であります。英DECCA録音、ここではティンパニの低音を強調することもない、表現意欲のバランス感覚に優れ、美しく歌って素直、オケの上質な響きを活かした余裕演奏也。耳あたりの良い、これがモダーンな標準なんでしょう。ホルンなどゾクゾクするほど深く、美しい。バーンスタインのわずか10年後、いずれMahler 縁のオケ、メンゲルベルク(「アダージエット」のみ)→ハイティンク(1970年)→シャイー(1997年)→ヤンソンス(2007−8年)と歴代指揮者には必須のレパートリー、次代ダニエレ・ガッティもMahler 指揮者ですよね。

健康診断は肺活量が足りない・・・生涯無煙主義者なので、こどもの頃病で肺の一部に癒着有、華麗なる加齢はついに基準値を割ったということでしょうか。頑張って有酸素運動を続けましょう。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

来週の祝日やら土日の取引先行事対応の関係があって、本日お休み。昨日お仕事中からおやすみモードに入って、これは休日ラストも逆パターンで愉しめないのと同じ。サラリーマン引退直前になったら凄いやろなぁ、精神(キモチ)の切れっぷり、お隣の来春引退一年先輩の緩み方はヒドいもんでっせ(ド残業は変わりない)。昨夜は先々週入手していた赤ワイン(小さい瓶)開けて、対照的に毎日忙しいお仕事一段落ついた女房殿と家で呑んでおりました。

93166Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜ロジャー・ノリントン/シュトゥットガルト放送交響楽団/ライプツィヒ放送合唱団/シビッラ・ルーベンス(s)/イリス・フェルミリオン(ms)(2006年ライヴ)・・・昨日取引先商談往復時車中にて拝聴したもの。カーオーディオは音源相性甚だしく、これはほとんどアウト。細部旋律よう知っているから、速めのテンポ、素っ気ない、落ち着かない表現、素朴なサウンドのみ認識して、噂ではすばらしい音質!サウンドもほとんどそう感じられない。じつは2010年5年ほど前に拝聴して、その時にもぱっとした印象を得ておりません。もしかして、かつてない切り口に先入観捨てて挑むべき演奏なのか、ネット検索してもほとんど言及がない(HMV、amazonにもレビューなし)不人気ぶり。

時を改め、自宅コンポにてボリューム上げて再挑戦いたしましょう。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

お仕事は順調に粛々と進行、しばらく前にデータ仕込んだものに、隠れた大きなミスが潜んでそろそろ発覚?みたいなことはあるのかも。体調はあまりよろしくない・・・というのは、昨夜定例水曜夜のスポーツクラブにてエアロバイク45分+初心者エアロビクス45分(後半まったく動きに付いていけぬ恥ずかしさはいつものこと)最初っから汗のかきかたがいつもと違う〜前半でカロリー消費はご飯茶碗一杯分、ここで中止を考えたほど。それでもエアロビクス、ラスト迄お姉さんの叱咤激励に耐え抜きました。相変わらず眠りが浅い自覚有。

DG 436162-2/13CDMahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1987年)・・・昨日の続き。久々の拝聴は世評圧巻のものであります。全集を2008年オークションにてかなり安く入手したもの(傷が多いジャンク品/再生に問題なし)。サイト内検索すると

遅く、耽溺するように、揺れ動き、時にいっそうテンポを落として、その説得力たるや半端ではない。これほど深く、艶があって迫力たっぷりウィーン・フィルだってそうそう頻繁にに聴けるものではない。(「音楽日誌2012年」)
なるほど。ショルティは体調整えて再挑戦するつもりだけれど、こちら入念深淵、しつこいほどのニュアンス表情(だから、テンポが遅くなる)爆発と抑制のバランス、色彩の変化、対比が絶妙表現。その味付けの濃さに(どちらと云えば)敬遠気味というか辟易、今回は好感を以って拝聴いたしました。ショルティとバーンスタインでは天と地ほど印象異なって、もしかしたらこれはシカゴとウィーンの違いなのか。両者とも世界最高峰のオケに間違いないけれど、作品相性があるのかも。Bartokだったらシカゴか。(アバドとかブーレーズのMahler はとても良かった記憶があるけれど)

いずれバーンスタインの入れ込み熱血系表現、お腹いっぱい満喫いたしました。種々多様にMahler 演奏を聴けるようになったのは最近のこと、旧全集の熱狂+荒々しいエメルギーにちょいと飽きて、21世紀若手現役のすっきり、洗練された演奏ばかり聴いておりました。世評侮るべからず。

一昨夜〜昨日昼休み(職場)にて探していた音源をネットにて発見、数年前にデータ保存したものの音質状態がよろしくなく(圧縮しすぎ)再入手狙ってネット探索数日のこと。せっかく入手してもしっかり聴かんとな、自覚しております。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

この時期は取引先の諸行事+年末年始のイレギュラー処理準備があって、何かと忙しい時期に入っております。それでもこちら幾度苦しい経験を重ねた大ヴェテラン、危ういツボや段取りは事前に押さえて、むしろヒマなくらい。あまりに粛々とコトは進んでオモロない。営業数値は10月度も絶好調です。本来休みの土日に出勤が続くから、先に代休を取得することも折り込み済、今週は金曜が休みとなります。先ほど、プラスチックゴミを出しに外に出たけれど、雨上がりの空気は爽やか、スポーツクラブ再開以来休止している早朝ウォーキング復活を考えました・・・

MMS-87 Mozart フルート協奏曲第2番二長調K.314〜オーレル・ニコレ(fl)/ヘンリー・スヴォボダ/ヴィンタートゥール交響楽団/ホルン協奏曲第4番 変ホ長調K.495〜ヤン・ツヴァヘルマン(hr)/オットー・アッカーマン/オランダ・フィル(1950年前後)・・・旧コンサートホール音源の自主CD。この前に声楽作品を聴いてエラく感動(これは機会を改めて)、続けて拝聴したもの。録音詳細は不明、ニコレがベルリン・フィルの首席に転出したのが1950年だから、その前でしょうか。 1926年生まれは北海道の親父と同い年(誕生日も近い/閑話休題(それはさておき))20歳代、溌剌と禁欲的な集中力ある音色、オーボエ協奏曲の改変であるこの作品は、驚くほどヴィヴィッドに演奏されました。オケも上手いし、音質も日常鑑賞に耐える水準でしょう。天翔ける名曲やなぁ、フルート協奏曲って、あまり気に入ったものはなくて、結局ここに戻っちまいます。

余談だけれど、ニコレは1959年にベルリン・フィルを退団、次はツェラーですか?豊満甘美レガートなカラヤン・サウンドの軸を作ったんでしょうね。”その前”のベルリン・フィルの音のひとつ也。ホルン協奏曲のほうは(聴き手がド・シロウトなせいか)フツウな印象、オケのサウンドもやや散漫でした。

Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1987年)・・・一昨日のショルティが不本意な印象だったので、往年の横綱登場。昨夜から今朝に掛けて拝聴中・・・(時間切れ)


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

いつも通りの週の始まり。ところが業務用パソコン端末にアクセス不可、シン・クライアントはサーバーがダウンすればアウトなんです。せっかく定時より一時間早く出てもなすべきこともなし、にっちもさっちもいかず、復旧は2時間半後でした。それでもお仕事はほぼ定時にて終えるよう、お仕事処理速度アップさせましたよ。ま、自分が努力すればなんとかなるお仕事ですから、取引先との阿吽の呼吸はできております。眠りがずっと浅く、熟睡できていない自覚有。

昨夜のNHK「プロフェッショナル」お笑い芸人の岡村隆史が玉三郎を訪ねたり、なかなか深い内容でした。名人は皆、ストイックなんですね。驚異的な集中力と継続力、そしてクールな観察と発見。

F00L-59022/24   14枚組3,150円Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1970年)・・・駅売海賊盤以来のお付き合い(著作隣接権改定前)、正規全集も入手して〜久々の拝聴也。ここ数年、一世代二世代後の”スッキリと上手い””スムースな”演奏ばかり(もちろん音質良好)聴いていたような?1969年に低迷していたシカゴ響に就任、この作品の圧倒的成功で録音に至った(つまり最初の評価を得た)と記憶します。おそらくは(自分なり)オーディオ環境改善後初耳、なんて粗っぽい!乱暴な演奏なんだ。

おそらく生で聴けば圧巻の迫力に押し倒されるのでしょう。美しい旋律はヒステリックに咳いて、落ち着きが感じられない、突き刺さるような切迫感ばかり。この作品はこんな暴力的なテイストじゃないですよ。英DECCAのマルチマイク録音はひとつの成果と思うけれど、ここではやたらと力んだ各パートがバラバラに浮き立つばかり、上手いけど融け合う歌(ハーモニー)がない。縦線がきっちりと揃っていても。甘美静謐な第4楽章 「Adagietto. Sehr langsam」は前後の対比から美しく際立つけれど、これがベストとは思えぬもの。

若く元気、体力と意欲満々な人じゃないと聴けない演奏かも。先月来、どーもジョージ・ショルティとは相性がよろしくありません


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

いよいよ秋から冬の気配濃厚な今朝、寝坊しました。昨夜、FMラジオのタイマーを調整した時に一時間間違ったみたい。昨日拝聴した音楽のコメント不可。(以下、帰宅してから加筆)

Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜エド・デ・ワールト/オランダ放送フィル/シャルロッテ・マルギオーノ(s)/ビルギット・レンメルト(a)/オランダ放送合唱団(1993年)・・・この全集が復活しないのが不思議、オケの知名度?第10番が抜けていることが理由か、RCAはSONYに吸収権利が移っているはずだから、廉価盤名曲ボックスみたいので復活せぬものか。奇を衒(てら)ったところ皆無、仕上げは細部ていねいであって、声楽オケとも美しく緻密、スケールの大きな演奏であります。熱血入れ込み系とは真逆、それがオーソドックスに過ぎるバランス感覚といった評価になるのかも。

音質も(おそらく)極上、ワタシの拝聴したデータは圧縮し過ぎ(やや苦しい)類推の世界ですけど。

IDIS6666Mahler 大地の歌〜ロリン・マゼール/ヴェニス・フェニーチェ劇場管弦楽団/リチャード・ルイス(t)/シャスティン・マイヤー(a)(1960年ライヴ)・・・放送録音らしい?モノラルはまずまずの音質。ラストまで聴き通すのに苦痛なし。当時マゼール30歳、既にバイロイトに登場、ベルリン・フィルとの録音もあったんじゃないか。飛ぶ鳥を落とすが如き若手の活躍、熱気が聴き取れます。オケは作品に慣れていなかったと類推されるけれど、目隠しで聴けばまさか!イタリア・オペラのオケとは思わぬ充実した、細部明晰、ヴィヴィッド+整ったアンサンブルであります。ルイス(ウェールズ出身の往年の名テナー/Richard Lewis 1914-1990)はライナーとかオーマンディとも「大地の歌」を録音して十八番(おはこ)だったんでしょう。ワルターとかジョージ・セルとも演奏していたみたいですね。46歳全盛期の溌剌と若々しい歌に感心します。マイヤーの詳細情報は探せなかったけれど、1960年前後バイロイトにて活躍した由、その流れでマゼールと共演したのでしょう。いかにもWagner歌いらしい、決然として雄弁、堂々たるスケールでした。

 TACET104 Bach 平均律クラヴィア曲集第2巻より〜エフゲニ・コロリオフ(p)(1998-99年)・・・驚きました。1946年露西亜出身のピアニスト、1985年第1回グレン・グールド記念トロント国際バッハ・ピアノ・コンクールにて入賞した時のエア・チェック・テープを聴いておりました。けっこうエエ年齢(とし)やったんやなぁ、当時。粒の揃ったクールな音色で魅了します。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

相変わらず、ここしばらく熟睡感がない、鼻詰まりがひどい、眼の調子がよろしくない(とくに左)〜けど、スポーツクラブでしっかり汗をかいて(エアロビの音楽は「フライング・ゲット」)体調は悪くありません。オモロいテレビというか、お気に入りの二時間ドラマ(再放送含)そのものが少なくて、いつものデータ音源整理+読書に勤しんでおります。阿部真大「地方にこもる若者たち」(朝日新書)・・・2013年第1刷。甲南大准教授は1976年生まれだから若い、というか現役世代そのもの。イオンのショッピングセンターを舞台に、地方都市の若者たちの「微妙な満足度幸福度」を分析して興味深い一冊。自分でもここ十数年、東京に特別な価値を感じなくなって(もともと好きじゃなかった)転勤で経験した地方都市の暮らしやすさを体感しておりました。唾棄すべき閉塞的な田舎に非ず、そこで生まれ、育ち、学び、就職し、結婚し、こどもが生まれ、生活していく〜その安定感についての詳細な分析となります。反発も憧れもエレルギーやったんやな、そう思います。

BOOWY(ボウイ)→B'z(ビーズ)→Mr.Children(ミスチル)の歌詞から読み解く、若者の発想の変化分析は卓見、バンドも歌もよう知っているし、社会学の切り口としてオモロいけれど、ちょいとムリムリかな、と。

【♪ KechiKechi Classics ♪】 不遜なやっつけ更新も実施済。CDはもっと処分したいなぁ。

宮部みゆき「震える岩〜霊験お初捕物帳」・・・「ぼんくら」2(NHK)始まりましたね(「日暮し」買ってこなくっちゃ)。お初の超能力+100年前の忠臣蔵の霊を絡めて、題材的にはムツかしい、ウソ臭い要素をみごとに長編に仕上げて、その説得力に感心いたしました。女性の機微とか身成、立ち居振る舞い、こどもの描写など、女性視点の描き方秀逸。わかりやすく美しい日本語、ちょいと昔風の粋な言葉。馬齢を重ねると時代劇が好ましい〜のか。水戸黄門とか暴れん坊将軍はずっと敬遠して(ほとんど見ていない)仕掛け人梅安(イメージは緒形拳やな、最近の渡辺謙もぴたり)など池波正太郎、藤沢周平辺りかな、若い頃から好きでした。

SBT21390Wagner 楽劇「ラインの黄金」〜ヨゼフ・カイルベルト/バイロイト音楽祭/ハンス・ホッター(ヴォータン;br)/ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィツ(フリッカ;ms)/ルドルフ・ルスティヒ(ローゲ;t)/グスタフ・ナイトリンガー(アルベリヒ;br)/パウル・クーエン(ミーメ;t)/トニ・ブラッケンハイム(ドンナー;br)/ヨーゼフ・トラクセル(フロー;t)/ヘルタ・ヴィルファート(フライア;s)他(1955年ライヴ)・・・こんな音源もパブリック・ドメインですから(TPP合意でどーなるのか?既に解禁されたものは大丈夫なのか)。「リング」4夜CDで12枚ほど?若いころは超・贅沢品でしたよ。これは実験的にステレオ収録された幻の音源也。オペラはいっそうド・シロウト故、ネットより音源データ入手以来、音質水準を恐れて放置していたもの。レビューの厳しい評価に驚きます。

当時の限られた条件から(機器の水準、マイクセッティングも自由にならなかったと類推)か、歌い手中心、管弦楽はやや奥まっていること、後半断続的にノイズが入ること(レビューによると実際に舞台上で炎を燃やした音じゃないか、とも)さておき、想像以上に充分な臨場感に溢れて聴きやすいもの。これはもうハンス・ホッター圧巻のヴォータンに打ちのめされ、バランスのよろしくないカイルベルトのオケだって、その説得力に感銘深く拝聴したしました。ラスト「神々のヴァルハラへの入城」に(永遠の初心者は)深い感銘たっぷり受け止めましたよ。2015年最新のペトレンコに集中できなかったのはどーして?

音楽って、”歌が入ってほんまモン”みたいな先入観から抜けだせません。久々にしっかりとした手応え有。

membran 222198-444 4枚組980円 Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜ダグラス・ボストック/カールスバード交響楽団(1996年)・・・8年ぶり再聴?母国初演した由緒正しいオケとか。なんとも鄙びた”上手くない”オケは誠実であり素朴、妙に懐かしいもの。弦の存在が薄く、結果管楽器の相の手が浮き上がって、馴染みの作品旋律が初耳のように新鮮に響きます。この作品は「新世界」側=亜米利加圧巻のパワーで聴くことも多いから、こちら知名度的にも(もちろんオケのサウンド的にも)弱い、ジミなオケの存在感は霞みがち。それでもこどもの頃から聴きすぎた名曲をたっぷり堪能いたしました。クーベリックよりずっとよろしい感じ。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

代わり映えせぬ一週間も終わり、日々微妙な、些細な充実感続いております。ドライアイが悪化していて、目薬では追いつかぬほど、昨日も取引先へのドライブ中、眼の不調+眠気に参りました。夜、女房殿と待ち合わせてご近所のコ汚い、老夫婦がやっている抜群に美味い、安い店へ。ビールは中ジョッキ1杯+日本酒2合、早々に帰宅したのはいつものこと。午前中、皮膚科に通院(早く行かぬと混みます)昼から定例スポーツクラブへ。

CDVE04399車中音楽は Tchaikovsky 交響曲第5番ホ短調/第6番ロ短調「悲愴」〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団(1972年)・・・例の如しリスナーのご意見も一興、曰く

まさにソヴィエト的であり、そこにはロマノフ王朝の絢爛も無ければスラブ臭も無い。もちろんチャイコフスキーの感傷や甘さとも無縁の、極めて怜悧な指揮ぶり
あっと驚くような奇抜さを求めて購入したがとても正統な演奏だ
とても素直な演奏です。ロシア風の素朴な雰囲気はきちんと持ち合わせつつ、口当たりの良さも持ち合わせています
比較的普通です。変な期待をして聴いてはいけません・・・あまり無茶をしないというか、できないのかなって
・・・なるほどねぇ。リミッター外して割れんばかりの粗野な金管に惑わされちゃいけん。Sibelius だったら路線的にちょいと個性的に過ぎるけれど、ご本家Tchaikovskyはこれで問題なし、ということか。たしかにド・シロウト耳+車中環境でも馴染みの旋律は細部わかりやすく、期待通りというか、耳目を驚かすような奇異なデフォルメではありませんね。ヴィオラを活かしたくぐもったサウンド、甘美憂愁な旋律の歌に不足はない。例の下品極まりない、暑苦しい強烈金管でしょ?お腹いっぱいに満足しまっせ。ゴロワーノフ(1891-1953)のような前世代とも異なって、表現は普遍性を持っているのでしょう。第5番冒頭のクラリネットとか、第2楽章「Andante cantabile・・・以下略」のホルン・ソロなど、ビロビロのヴィヴラートがイヤらしくもエッチに魅力的。

Tchaikovsky 幻想序曲「ロメオとジュリエット」〜ピエール・モントゥー/ロンドン交響楽団(1963年ライヴ)・・・例のウィーンでのライヴ(の一部)。驚くほど鮮明な音質、そしてライヴとは信じられぬアンサンブル。ロジェストヴェンスキーをたっぷり堪能したあと、オケの上品な色気、クリアに細部を歌わせる気品、洗練された力みのない表現にひっくり返りましたよ。ここしばらく劇的な起承転結がコンパクトにまとまった「ロメ・ジュリ」は、お気に入り作品となっております。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

昨日は残務整理とか資料整理とかエア・ポケット的な一日、本日は差し迫った案件を午前中に数件処理、昼から取引先へ行って商談、一週間は終了です。大型建築物の建築偽装、改竄は底なしといったところ。ご当地愛知県が圧倒的ですね。数年前食品偽装が話題になった(商売柄、ずいぶんとその影響やら対処に苦労したもの)けれど、ほかにもあるんじゃないの?日本全国、あちこち。コンプライアンスとか内部告発とか、日本は成熟した先進民主主義国とは云えぬ部分有。日本品質は揺らいで、信頼をつくり上げるには長年の積み重ねが必要、しかし崩壊は一瞬でっせ。

Mercury 434 380-2今月初頭拝聴分を再聴。Brahms 交響曲第2番ニ長調〜アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1957年)・・・不本意な印象はちょろ聴きのせいかな?念のための確認でした。劣悪ではないけれど、やはり時代を感じさせる音質、ミネアポリス交響楽団のサウンドには色気が足りず、ドラティの表現も同様に素っ気なくて歌が足りない。この作品はもっとシミジミと穏健な風情が広がってほしいものです。じつは他の3曲(ロンドン交響楽団)からどれかを聴こうと思って、偶然同じものを取り出したもの、この作品だけですか?他のもちゃんと聴かなくっちゃ。

Orpheoの一枚物デザインBrahms 交響曲第3番ヘ長調〜ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1983年)・・・こりゃまたジミな演奏やなぁ、以前拝聴した印象と変わりません。引き絞った矢が満を持して飛び出るような第1楽章 「Allegro con brio」のエネルギー、甘美極まりない第3楽章 「Poco allegretto」、いずれも飾りというか、パフォーマンスには縁のないようなジミな表現、でもね。

オケのサウンドそのものに深みというか、色気というか、しっかりあって、これは先のドラティ(ただしミネアポリス交響楽団)とはずいぶんと違うものです。(ここで時間切れ)


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

昨日は充実したお仕事、細かい懸案事項やら当面の危機クリアをしたつもり。先週サボった初心者エアロビクス再開、しっかり心肺運動+発汗は(相変わらず)後半のフクザツな動きに全然付いて行けない冷や汗込みであります(音楽は「レディオ・スターの悲劇」)。お姉さんたちは皆、上手いもんでっせ。東京ジャイアンツ選手賭博とか、マンション建設手抜き工事とか、相変わらずオモロないニュースばかり、安倍ちゃんは逃げの姿勢で問題山積内閣の追及をかわす決意みたい。TPP合意で内閣支持率は上がった?ようワカラン、まだ実際どーなるか見えんのに。また農業に補助金ばらまくのか、どーせ「農道」とか云って要らんもの作るんでしょ。ほんまに日本の農業のためになるもの(国際競争力をつけるか)に税金が活かされるのか。

BVCC624Rimsky-Korsakov交響組曲「シェエラザード」/序曲「ロシアの謝肉祭」〜ユーリ・テミルカーノフ/ニューヨーク・フィルハーモニック(1991年)・・・(昨日言及できなかったもの)テミルカーノフは1938年生まれ77歳、レニングラード・フィルとの関係も30年継続・・・西側のオケとの録音もけっこうあって、聴いた限りどれも注目すべき出色の完成度であります。オケを朗々と鳴らせてメリハリたっぷりに歌う風情はたしかに”露西亜風”、しかし、これはかつてないモダーンなセンスに溢れて語り口は(濃厚だけど)粘着質に非ず、馴染みの甘美な旋律はいつになくカッコ良いもの。ニューヨーク・フィルは出来不出来の差が大きいとの噂、明るい響きのオケは緻密なアンサンブル、颯爽として色彩豊か、実タイミングさておき、なんとなくテンポも速いような体感ありますよ。

おそらくヴェリ・ベスト。あまり新しい(と云ってもディジタル以降)録音を聴いていなかったかも。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

年末絡みのイレギュラー処理いろいろあって、ちょっぴりお仕事混乱しております。ま、たいしたことはない、屁みたいなもの。数年前は毎日もっと忙しかったですよ。テレビ番組だっけ?数十年毎日何百と同じお惣菜を作り続ける80歳のおばあさん曰く「ずっと同じことが続けられることはシアワセです」〜そんな言葉に重みがありました。体調はかなりよろしくない(とくに眼)けど、夜のスポーツクラブは行くつもり。先週サボったし。

懐かしいLP(ヘリオドール)Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン・フィル(1961年)・・・いつでも聴けるワイ、そう思って結局初耳?またはLP時代FMで聴いて以来かも。ブーレーズの”史上最遅”演奏(1968年)が出た時、レコード芸術投稿欄に繰り返しを勘案すればフリッチャイのほうが遅い、とあった記憶も鮮明です。思えば「速い遅い」だけで論議するのもシンプルな時代でした。未だ40歳代とは云え既に晩年、カラヤン時代に至ったベルリン・フィルから渋い、異様に暗い、重苦しい響きを導き出して、これも時代の証言なのでしょう。昨今のリズミカルに軽快な「運命」とはとことん異なって、藤圭子(もの凄く上手いけどド暗い演歌)と宇多田ヒカルみたいなもんでっせ。細部精緻を極め、噛みしめるようなゆったりしたテンポはクールに非ず、絶望的な情熱に溢れて、聴き手を異様な集中に誘います。とてもだけれど続けて第7番聴けまへんで。音質もかなり良好。

Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調/第5番ハ短調〜ブルーノ・ワルター/コロムビア交響楽団(1958年)・・・温故知新。「第九」の印象はイマイチでした(とくに終楽章)。先のフリッチャイとの関係で聴き比べを試みたもの、まず第4番始まりしました。驚くほど低音が効いて、奥行き空間たっぷりな音質に驚かされます。まったり語り口の上手い穏健中庸バランス表現、西海岸のオケは優秀だけれど、響きが明るいというより、例えば管楽器の安っぽい響きが独墺系とは違和感有、細部のツメの甘さはご高齢の指揮者故でしょう。しかし、世評ほどに「運命」も悪くない、滋味深い味わい有(第1楽章提示部繰り返しなしはLP片面収録の意図か?)これも実質上初耳というか、少なくともちゃんと集中して聴いた記憶もなし。先のフリッチャイと併せ、パブリック・ドメインに至って自由自在に聴ける、良き時代となりました。

Rimsky-Korsakov交響組曲「シェエラザード」/序曲「ロシアの謝肉祭」〜ユーリ・テミルカーノフ/ニューヨーク・フィルハーモニック(1991年)・・・(時間切れ)


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

いつもの代わり映えせぬ月曜を(いくつかちょんぼクリアしつつ)乗り切ってたら、上司の定例報告書に自分への賞賛が〜上からの指示で「毎週良かった点をひとつ挙げよ」とのムリムリな指示があって、きっとネタ切れだったんでしょう。いずれ有り難いことです。密かに決意したこと〜それは減量、過去最高値を更新して、別に見た目云々今更気にもしないけど、健康のため。ムリムリにストイックなことを狙っておりません。さて、成果如何、そもそも続くか、といった問題もあります。マンション傾斜問題、住民は凄いストレスだったんでしょうね、なんせ一生一番の買い物が不良品だったんですから。大きな会社、日本の成長を支えてきた著名な法人の不正が次々、これは「昔からあって表に出た」ものか、それとも「ここ最近発生した新たな不正」なのか、いかがでしょうか。お役所の審査もカンタンにクリアできるものなのですね。

BRL93091Vivaldi 「人間的情熱」〜ヴァイオリンのための5つのヴァリアント曲/ホ短調 RV.277「お気に入り」/ニ長調 RV.234「不安」/ハ短調 RV.199「疑い」/ホ長調 RV.271「恋人」/ハ長調 RV.180「喜び」/ト短調 RV.153「変わり者」(弦楽合奏用)〜ジュリアーノ・カルミニョーラ(v)/ソナトリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ(1994年)・・・穏健派爽やかな古楽器、デリケート軽快に柔らかいリズム、適度な残響、少人数に濁らない響き、効果的に存在を主張するテオルボ。ノン・ヴィヴラートでも洗練の極めて流麗な技巧、ひたすら耳あたりの良いVivaldi・・・BRILLIANTが再発してくれた隠れた名盤3枚組も既に廃盤のようですね。「恋人」ってカラヤンの録音ありましたっけ。こちら清楚、若々しい「恋人」であります。

BRILLIANT BRL92884 2枚組580円Mozart ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218/第5番イ長調 K.219〜ジュリアーノ・カルミニョーラ(v)/カルロ・デ・マルティーニ/イル・クァルテットーネ(1997年)・・・このあとに(大好きな)「アダージョ」「ロンド」が続くけれど、不遜にも第5番途中で中断。ヴァイオリン協奏曲全部揃えて2枚組580円也。こちらモダーン楽器なんだそう(グァルネリ)伴奏アンサンブルはややラフだけど、小編成はまるで室内楽風に親密、各パートの動き(右の第2ヴァイオリン)よく聴こえて新鮮です。奏法はほとんど古楽器風、往年の艷やか優美な演奏とは一線を画して、各々個性を堪能できるのがMozart の愉しみ方。音質は先のVivaldiよりちょいと落ちるかも。

では、行ってきます。

 


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

秋晴れの月曜、今週はなにが予定にあったっけ?代わり映えせぬ一週間の開始であります。家に隠ってばかりじゃ健康にもよろしくないので、往復30分ほど散歩も兼ねてBOOK・OFFへ書籍仕入れ〜ワタシはもう10年以上「100円」(+税)ばかりセレクト、一定の時間が経過したものは価値が定まるというか、意義あるものがしっかり見える〜とくに新書ものは賞味期間の少ないノウハウものが多いので要注意。奥付の発行年はけっこう重要でして、”10年後の日本!”みたいなものが、じつは15年前の発行であった!(そのハズれぶりを確かめるのもマニアか)逆におそるべき先見の明があった!可能性も稀にある、かも。

今朝の朝日新聞、価値がなくなって売るに売れぬ不動産に課税されたり(現物納付も断られた)すでに亡くなった爺さんの遠い山林の税金が回ってきて、その権利関係は38人の親類に渡って、合意を取り付けるだけでも固定資産税何年分も経費が掛かる・・・既に相続者もいない(価値のない)土地の扱いに地方自治体も困惑しきり・・・少子高齢化人口減社会って、リアルな社会問題なんですね。

宮部みゆき「ぼんくら」一気読了。先月拝読した半村良「どぶどろ」にインスパイアされた作品とのこと、ぜひ読んでみたかった!「どぶどろ」には江戸落語のような絶妙な会話のやり取り、情景が眼前に浮かんだものです。こちら、筋立てはわかりやすい、女性の機微の描き方絶妙、こどもの描写の詳細なことも女性らしい視点なのでしょう。テレビドラマ化されていたことは気づかず、井筒平四郎に岸谷五朗!余人を以って代え難い個性と納得しました。

ヒューストン交響楽団の自前CD?Prokofiev 交響曲第5番 変ロ長調〜クリストフ・エッシェンバッハ/ヒューストン交響楽団(1994年ライヴ)・・・これって意外と希少な音源?ネットを探っても出現しません。一般にピアニスト上がりの指揮者に対して妙な偏見があって、ほとんど彼の演奏を聴く機会はなかったけれど、華麗なポストを経、現在はワシントン・ナショナル交響楽団とか。44分とはちょいと贅沢な収録、これがライヴとは思えぬ緻密な演奏、ヒューストン交響楽団ってこんな色彩豊か+迫力たっぷりに鳴るのですね。打楽器の使い方が絶妙にポップな作品、かつてはそのウケ狙い風情に反発を覚えたけれど、現在はお気に入りです。音質も極上。

RCA(SONY) 88697760992Brahms ピアノ交響曲第2番 変ロ長調〜アルトゥール・ルービンシュタイン(p)/ヨゼフ・クリップス/RCAヴィクター交響楽団(1958年)・・・この作品との出会いはコレ、久々の拝聴はまず音質に驚愕。ルービンシュタインは巨魁に難物な作品を、色気豊かな味わいに表現して、カンロクやら余裕を感じさせるほど抜きん出た個性であります。(ここで時間切れ)他、Mozart ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調K.456/第19番へ長調K.459〜ダニエル・バレンボイム(p)/イギリス室内管弦楽団(1972年)・・・など。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

秋晴れにどこにも出掛ける意欲なし、スポーツクラブへ行ったのみ。体調は悪化せず、通常に復しております。数日前、古代史研究に一石を投じた古田武彦さん逝去の報有。享年89歳、北海道の親父と同い年だったんやな。最初の著作はたしか邪馬台国はなかった、古代九州には畿内ヤマト政権とは別の「邪馬台国」があった、万世一系に非ず、別系統並立、むしろ九州政権こそ主流であった・・・その多元的発想に心躍ります。後の著作に「磐井の乱」への言及があって、アメリカ大陸はコロンブスに発見された、みたいな論議と同じ、制圧した側の理論、描き方なんじゃないのか。勝てば官軍、磐井からみれば侵略されたということでしょう。ノーミソ硬化、思考のステレオタイプ化には気をつけないと。合掌。

Mahler 交響曲第9番ニ長調〜マリン・オルソップ/ボーンマス交響楽団(2008年ライヴ)・・・延々と継続しているネット入手音源在庫整理中、発見したもの。(第10番クック版も同時に)ネット情報探ったけれど、これについてはとくに探せません。89分はCDだったら一枚に収まらぬ落ち着いたテンポ、シルヴェストリ(1962-1969)、ベルグルント(1972-1979)時代の記憶が懐かしいボーンマス交響楽団、粗野な暴れ馬的印象雲散霧消、おそるべきていねいな、緻密なサウンドに仕上がって、スケールも大きい。ラストの拍手でようやくライヴであることを思い出したほど。諦念と不安を美しく表現して、怒りに充ちたパワフルサウンドは健在。どのオケも上手くなった、こんな大曲を悠々と仕上げられるようになった、40年経った感慨に耽っておりました。音質もそれなりのもの。

現在のシェフはキリル・カラビッツでしたっけ、たしか34歳。世代交代ですよ。

Telemann トランペット協奏曲ニ長調/トランペットとヴァイオリンのための協奏曲ニ長調/トランペットと弦楽のための組曲ニ長調/トランペットと弦楽のためのソナタ ニ長調〜オットー・ザウター(tp)/ニコル・マット/マンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団(2004年)・・・BrilliantのTelemann Edition(29CD)に収録されるもの。同時代のBach より現役時代は人気と世評は高かったそう。ニ長調協奏曲は有名ですよね。作風はBach に似て、旋律は素直のびのびして、陰影や劇性はやや薄味か、この素直な風情が当時は人気だったのでしょう。音楽なんて流行り廃れですから。速めのさっぱりとしたテンポ、小ぶりな親密柔らかい(上手い)トランペット、小編成の伴奏(モダーン楽器か)Brilliantにはお馴染みの指揮者、オケであります。けっこう味わい有。知名度は高くないのでネットで情報探ってみると・・・  BRL92402

・・・トランペットは短い楽器を使っているようで、響きが浅く、音色の魅力に乏しい。録音は、協奏曲のアルバムなのに、主役のトランペットが引っ込んだ感じに聞こえる。オケも荒削りでお世辞にも上手とはいえない・・・(某ブログより)
人様の嗜好はさまざま、それでも「安物買いの銭失い」とは・・・”短い楽器”(?)って、彼(か)の聴き手は現代の鋭い、刺激的な音色を求めているのでしょう。ワタシはマイルドな響きがオケとウェル・バランスと聴きました。”オケも荒削りでお世辞にも上手とはいえない”ねぇ〜この方は、ほんまにヒドいオケを聴いたことがないんでしょう。ソロもオケも充分な技量、耳目を驚かせるような鋭いリズムや爆発はないけど、これはノンビリ端正親密なバロック音楽ですから。

NOTA BLU  93.5135 9/10  (処分済) Brahms ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調 作品102〜ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ウィリー・ボスコフスキー(v)/エマヌエル・ブラベッツ(vc)/ウィーン・フィルハーモニー(1952年ライヴ録音)・・・歴史的音源はここ8年に及ぶCD処分中、最初に送り出したもの。これも音源整理中に”Menuhin MP3 Collection”とやら露西亜の怪しげなサイトより入手した音源、内容確認していたら”ダブル・コンチェルト?”出現、これメニューインと関係ないやないの。以前所有していた伊太利製粗悪CDは音質ヒドかったですよ、非常識に低音強調して異様に鮮明さを欠いて劣悪そのもの。.mp3/224kbpsの音源は記憶よりずっと鮮明に分離のよいもの、驚異的。わずかにステレオ・プレゼンスを加えて聴きやすい。閑話休題(それはさておき)

フルトヴェングラーとかトスカニーニとか、その辺り歴史的音源をしっかり聴いたのは久々?特別希少な音源、よりよき状態を求めて出費厭わず!みたいな趣味性癖はもともとなくて、もう良いじゃん、もっと新しい音質状態の整った音源を聴きましょ、そんな安易な姿勢。107枚組「レガシー」ってきっと売れたんやろなぁ(レビューも絶賛)。ほとんど魔術のような揺れというか、自在な呼吸に惚れました。ウィーン・フィル往年の名手はオケと一体化して親密、甘美な音色を堪能させて下さいました。少々苦手な作品(とくに第1楽章「Allegro」冒頭の押し付けがましさ)はスムースに耳に入ります。

続けて(本来のメニューイン音源である)Brahms ヴァイリン協奏曲ニ長調 作品77〜ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ユーディ・メニューイン(v)/ルツェルン音楽祭管弦楽団(1949年録音)・・・これもまずまずの音質。先日(ワタシとは天と地ほど異なる実演家としての)メニューインへのコメント(Mozart )に頷いたことがありました。曰く”テクニックが悲しいほど聴き劣りがする・・・生き生きとした躍動感の中にも憂いを含んだ郷愁のようなものが感じられる・・・好ましい”と。なるほど

LP時代、初めてメニューインを聴いたのはたしかこの作品(ルドルフ・ケンペ/1957年)、ボウイングが汚いことに閉口したものです。それでも”聴ける”、浪漫濃密な作品旋律はけっこう胸に迫る〜メニューイン33歳、後年ほど技術のクセは感じられないし、清涼な響きのオケとフルトヴェングラーのスケールの大きさ、表現の幅広さに感銘は充分。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

待望の週末休み。健康診断の正式な結果はしばらくあとに届くけれど、検診ラスト老医師の診立てによると、どの数値も微妙によろしくないのが継続、痩せれば快復する、と。左目の視力が落ちていること、聴力は高音がやや怪しく、耳鳴りの悪化を自覚しておりました。久々に名古屋中心街に出たせい?頭痛がひどくて、職場にもどって残務消化後、さっさと帰宅しました。番組改編時を迎え、見たい番組はありません。やや風邪症状押して、昼からスポーツクラブは行くつもり。

学園祭時期、職場の仲間が(50歳単身赴任/ギター担当)がレベッカのコピーバンドを組んで、本日出演するとのこと。キーボードが足らんので部下の女性を誘って臨時参加するらしい。ほんまは応援に行くべきと思うけど、ちょいと離れた女子大に出掛ける元気も勇気もありません。でも立派やな、お仕事と異なる世界、人脈をちゃんと持っているなんて。そういえば一ヶ月前、息子と二人、仏蘭西伊太利亜一週間ほど旅行に行っていたっけ、マネージャーしつつ価値観の多様性を維持するなんて!なんか、自分が情けない。

UCCG-4919Bruckner 交響曲第5番変ロ長調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1976年)〜アナログ録音の技術、カラヤン−ベルリン・フィルとも最盛期也。スケールと余裕、低音の迫力、レガート表現が基本なのにアクセントは明瞭、とくにティンパニの活躍が凄い。響きの艶、どれだけ大音響に至っても響きが濁らず、力みがありません。時に流して緩いようでも要所を締めて、決然とした対比が文句なくカッコよい。テンポの動かし方が絶妙(第3楽章のスケルツォ)語り口が絶妙、テンポは中庸に慌てない、ホルンだって痺れるほど深く、終楽章のクラリネットの声の力強さ!(カール・ライスターですか?)こんな雄弁なクラリネットは初めて聴きましたよ。

カラヤン唯一のこの作品、正規録音らしい。ここ最近のリファレンスはギュンター・ヴァントだし、チェリビダッケを好んで聴くけれど、カラヤンも凄いな。これだけ聴いていなかったっけ、6年ほど前はけっこう厳しい聴き方をしておりました。それともオーディオ環境、聴き手の受容の変化か、聴力は落ちているけれど。

Mozart クラリネット協奏曲イ長調K.622(ハンス・ダインツァー(cl))/オーボエ協奏曲ハ長調K.314(ヘルムート・フッケ(ob))〜コレギウム・アウレウム(1985-86年)・・・古楽器人気の嚆矢、コレギウム・アウレウムの活動時期はこの辺りがラストか。使用楽器や演奏様式が折衷というか中途半端、みたいな評価もあるようだけど(学究的なことに縁のない)ワタシは穏健派マイルドなサウンドを愛しております。録音会場(キルヒハイムにあるフッガー城/糸杉の間)による瑞々しい音質も特筆すべきでしょう。ダインツァーのスムースな技巧は驚異的、フッケは楽器のせいか少々流麗さを欠くけれど、それも味わいのうち。ややノンビリと爽やかな愉悦を堪能いたしました。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

週末。小さな職場なので健康診断はお出掛けとなります。昼から職場に戻って残務処理、朝ゆっくり云々健康センターとやらへ。昨夜9時以降絶食、生活リズム狂っております。昨夜はよう眠れ、今朝の寝覚めは爽快です。ちょっと風邪っぽいかな、そんな自覚もあったけれど大丈夫。

Inspiron N5110ふだんテレビを眺めつつコタツ上にいるDELL Inspiron N5110(赤/LinuxBaen/4gb)は2011年9月入手、元女房殿マシン(どーしてもWindowsじゃないとダメとのことでこちらに回ってきたもの)。先月丸4年を迎えました。入手数ヶ月で不具合が出て交換、やがて左上のUSB一穴が接続不良(現在もそのまま)3年ほどでブルー画面が出現、その際「7」→(お勉強用に)Linuxマシンに衣替えさせました。順調です。軽快そのもの。スペック的には「10」で使えますよ。見た目もデザインも草臥れておりません。外付けキーボード(クリック感の良いメカニカル)で使っております。しばらく延命を願いましょう。

MELCD1001797Prokofiev 交響曲第6番 変ホ短調/第7番 嬰ハ短調〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団(1965-67年)・・・暑苦しい金管前面、わかりやすい個性を贔屓にしていて、彼も1931年生まれ84歳だもんなぁ、録音歴もずいぶんと長くなりました。Prokofievもお気に入りなのに、交響曲は著名な第1番第5番、その辺りから抜けだせません。わかやすくカッコ良い(ウケ狙いすぎ?)第5番に比して、かなり難解っぽい”暗→明へ”といった3楽章からなる第6番。暗いのにどこか剽軽なシニカル漂う第1楽章「Allegro moderato」、牧歌的に見せて暗鬱な風情が美しい第2楽章「Largo」、終楽章「Vivace」快活軽妙に躍動する約40分ほどの大曲、これは第5番第2楽章のスケルツォ「Allegro marcato」によく似ております。

第7番は(ジダーノフ批判を受けて?)わかりやすくモダーンなセンスに溢れておりますね。終楽章は静かに終わるパターン採用。旧ソヴィエットの録音は一般によろしくない印象があるけれど、これはかなり良好に”暑苦しい骨太サウンド”捉えて期待通り。30歳代中盤、若き日の記録、統率力を堪能いたしました。ビロビロに甘いヴィヴラート金管強烈、最高。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

今朝11度C、最高気温が24度Cらしいから、素直な秋とするべきでしょう。昨日は寝不足、ぼんやりしていたから(あとで問題になる)お仕事実務チョンボあったかもしれません。体調はさほどに悪くなかったけれど、ここのところ睡眠不如意が続いていたのでムリせずスポーツクラブはサボり、7月を以って開始した週二回皆勤(旅行などを除く)初めて途切れました。ここが正念場、土曜は復活、来週以降も継続させましょう。免震ゴムで話題となった会社に、再び偽装発覚〜過ちを繰り返すのは会社の体質というかDNAというか・・・偽りで大きくなった会社って?真面目に働いてきた社員は毎日苦しいやろなぁ。なんか切ないっす。

 UCCD-3720Beethoven 交響曲第3番変ホ長調「英雄」/「エグモント」序曲〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1973年)・・・WagnerやらBartokはよろしいけれど、一般に好みから遠い巨匠ジョージ・ショルティ(英国籍なのでジョージが正しい)、先月に第1番ハ長調を拝聴した印象と変わらない。かっちりイン・テンポ、頑ななくらい神経質な縦線・・・そして色気もなにもない、強烈で硬い響き、リズムもスウィングしていないなぁ(前回コメントのコピペ)・・・シカゴ交響楽団って、もっと美しいサウンドだったはず。全9曲を拝聴するときの基準は「英雄」と考えていて、名曲に敬意を評してラスト迄拝聴したけれど、けっこうツラかった・・・支持者も多いと思われるので、この演奏の美点や個性ポイントをご教授願いたいもの。

KICC-3645Beethoven 交響曲第7番イ長調〜ヘルベルト・ブロムシュテット/シュターツカペレ・ドレスデン(1975年)・・・耳直しに独逸伝統の音を〜見栄で素敵なデザインの画像を掲載したけど、ワタシのはさほどに状態がよろしくない?音源也。それでもドレスデン魅惑のブルー系サウンド、響きそのものが快く、先のシカゴ交響楽団とは雲泥の差でしょう。こどもの頃クリュイタンスの演奏に心奪われた感激、やがて感性摩滅した中年に至って苦手作品へ〜昔の感激が蘇る上品なサウンドであります。

では、行ってきます。本日は今週お仕事一段落、予備日みたいなもの。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

かなりひどい睡眠不如意から、夜半に起き出して山本一力「損料屋喜八郎始末控え」ラストまでドキドキ拝読。田沼時代後の引き締め政策と武家の借金生活、札差が絡む金融事件?の筋立ての上手さ、解明のカタルシス、庶民の生活のリアル、喜八郎はスーパースターですね。これがデビュー作とか、シリーズを探さなくっちゃ。ちょいと冷える朝、眠いっす。

マイ・ナンバー制、ご老人の被害がぼちぼち、なんて心配していたら、官僚の収賄が出てきましたね。これから先がますます心配、大丈夫か日本。

これはfestival FC460 LPStravinsky カンタータ「結婚」/「プリバウトキ」/「猫の子守歌」/4つのロシアの歌/4つの農民の歌〜ピエール・ブーレーズ/パリ・オペラ座管弦楽団/合唱団のメンバー(1965年)・・・悪名高きコンサートホール・レーベル録音。音質乗り越えLP時代からお気に入りでした。リズム、数日前からノーミソ中に鳴り響いて、もっと音質状態のよろしい音源は手許にあるのに、幾度幾年これを聴いて興奮、飽きませんね。「結婚」は声楽、ピアノ、打楽器だけでっせ。美しい旋律、整ったリズムとは無縁なフクザツ粗野な世界、それをわかりやすくクリアに、迫力と熱気たっぷりに統率するブーレーズ当時40歳。最高。

POCG10021Pfitzner 歌劇「パレストリーナ第1幕への前奏曲/第2幕への前奏曲/第3幕への前奏曲/歌劇「心」〜愛のメロディ作品39/劇音楽「ハイルブロンのケートヘン」序曲/R.Strauss 歌劇「グントラム」第1幕への前奏曲/歌劇「カプリッチョ」前奏曲(弦楽六重奏曲)/歌劇「火の危機」愛の場面 作品50〜クリスチャン・ティーレマン/ベルリン・ドイツ交響楽団(1995年)・・・36歳の録音。ほとんどちゃんと聴いていない作品ばかり、Pfitznerは生前R.Straussに匹敵する尊敬と人気だったらしいけど、隠微な美しさを誇る旋律は暗く、重苦しく、20世紀前半の独逸の世情そのまま反映したような?ド・シロウトはそう感じました。それに対するR.Straussのわかりやすく、華やかなサウンド!「カプリッチョ」前奏曲って「メタモルフォーゼン」によく似て、こちらもっと平易で涙が出るほど可憐です。演奏云々は他をほとんど聴いたことがないから、なんともコメント不能。

では、行ってきます。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

3日続くと流石に”休んだ”感満喫有、スポーツクラブとご近所居酒屋以外な〜んもせず、どこにも出掛けなかったけれど。代わり映えせぬ、いつもの週次サイクルお仕事始まります。ぼやぼやしていると、速攻に2015年の終わりが見えつつある・・・先週入手した時代小説が当たり!ゆっくり、味わいながら拝読中。

EMI 4042962Bruckner 交響曲第6番イ長調〜オットー・クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1964年)〜後期の傑作揃い中、旋律馴染みでも地味?拝聴機会は少ない作品也・・・激遅、ド・シロウト耳にもカット?に気付く第8番短調終楽章「Finale. Feierlich, nicht schnell」に嘆息していたら、第1楽章「Maestoso」ヴァイオリンの付点リズムが静かに始まりました。巨匠世代の中では、クール明晰な表現を旨とするクレンペラーの個性、技術的に優れ軽快クリアなオケを率いて、大きくごりごり重いBrucknerであります。音質的にはやや不満(肌理が粗い)というか、時代相応というべきか。この作品の大きさ、第2楽章「Adagio.Sehr feierlich」の陰影の深さ、葬送行進曲の悲痛に初めて目覚めました。他の演奏も聴いてみようかな?

CARAS PB11-11121Brahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調/ラプソディ ト短調 作品79-2〜アルトゥール・モレイラ・リマ(p)/オットー・マイヤー/ベルリン交響楽団(1999年)・・・ここ最近、巨大深淵暗鬱なるBrahms の旋律がノーミソ中鳴り響いて(宿題である)バレンボイムの再聴に非ず、知名度的にはちょいと薄いブラジルの名手(1940-)を数ヶ月ぶりに拝聴しておりました。オケも予想外に好調(ザンデルリンクのオケに非ず)技術的に安定し、ウェット哀愁な旋律を端正に歌わせて、必要以上にスケールやら重厚さを強調しない。ヘンなクセがない。交響曲風偉容を誇る4楽章制、第2楽章「Allegro appassionato」って「スケルツォ」ですよね。諧謔曲って訳されるけど、ほんま立派な、仰ぎ見るような荘厳な劇性に打たれました。ノーミソ中に出現するのはいつもこの部分。

では、行ってきます。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

余録の月曜休日、天気も最高。体調もまずまず、週2回の有酸素運動の成果でしょう。月壱萬円の価値ありますよ。我ら同世代ご同輩は腰痛で苦しんでいる記事を拝見いたしました。病的な問題やら腰椎分離じゃなかったら、たいていは腰回りの筋肉劣化、廃用性萎縮、柔軟性の欠如、運動とストレッチで快復する!とエラソーに云ったけど、自分もそうですから。左膝は靭帯一本切って、油断すればひどい痛みが出たこともあったけれど、しっかり運動すれば寛解状態に過ごせます。精神の健全は心身から、たしかに体調悪いとキモチ萎えますよね。欲しいものはなにもないけど、昨夜は至近の居酒屋にておしいもの+お酒少々、週末の贅沢であります。親父の腕はたしかなんだけど、二人の娘の客あしらい、注文がドン臭い(注文が取りづらい、なかなか出てこない)のが難点でした。カウンター隣の煙草にも閉口気味。

祝日の月曜は大きなニュースは少ないのが常、朝日新聞は「空き家問題」に焦点を当てております。不動産神話、持てるものは幸いといった団塊の世代の更に上、戦後派は真面目に、一生懸命高度成長時代を働いて、一軒家を建てました。やがて当人が退却したら、次の世代は別なところに生活があって、空き家に。税制優遇もなくなって、不動産過多の時代になりつつあるんでしょうね。北海道の両親にその典型を実感して、ゴミ屋敷じゃないにせよ、彼(か)の世代は”物持ち”+大切に捨てませんから。持てるものは幸いな価値観から抜け出せない。その処分に四苦八苦。ご当人以外にはゴミなんだよなぁ、残念ながら。先日、テレビを見ていたら「タンスに眠る和服は数兆円」資産とか、新しいリサイクル事業が始まっているようです。若い人現役世代は和服着ないからなぁ、着付けや手入れたいへんだし、高いし。

これって特殊な例じゃなくって、空き家比率13.5%(全国平均)けっこうな社会問題、だって1/10軒以上でっせ。少子高齢化のリアルって、理屈で知っていても十数年前、想像もできんかった。

Warner2564698899エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(Evaristo Felice dall'Abaco,1675-1742)4声のための教会協奏曲集 作品2〜第1番ニ短調/第4番イ短調/第5番ト短調/第7番ハ長調/複数楽器のための協奏曲集(合奏協奏曲)作品5〜第3番ホ短調/第5番ハ長調/第6番ニ長調/第5番ト長調/第11番ホ長調〜コンチェルト・ケルン(1998年)・・・誰?dall'Abacoって。音楽はもちろん、名前も正しい読み方もワカラん。大Bach が1685年の生まれだから、ちょいと先輩か。Vivaldiは1678年だから同時代かも。ヴェローナに生まれミュンヘンにて活躍したらしく、たしかにイタリア・バロックの陽光とは雰囲気ちょいと異なって、軽妙さに+陰影豊かな風情に溢れます。4声のための教会協奏曲集 作品2は弦楽合奏、複数楽器のための協奏曲集 作品5は名前の通り、管楽器が入ったり(入らなかったり)もうちょいと多彩な響きも。忘れ去られるにはあまりに惜しい、愉悦に充ちた旋律リズム続きました。

演奏は想像通り、切れ味と軽快さが同居して、ノリノリのリズム、通奏低音(チェンバロ、テオルボ?)自在な躍動活躍が快いもの。古楽器の技術は洗練を極め、ノン・ヴィヴラートなヴァイオリン・ソロもたっぷり(薄味に)美しい味わいあるもの。誰でしょう。

ERATO WPCS-22071/2もうひとつ、こちら昔馴染み。Bach ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調/第2番ヘ長調/第3番ト長調〜クルト・レーデル(fl)/ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団/バルヒェット(v)/アンドレ(tp)/ピエルロ(ob)/ヴァイロン・ラクロワ(cem)他(1962年)・・・懐かしいERATO1000シリーズ音源も既にパブリック・ドメインに(そういえばTPP合意で知的財産権保護はどうなるの?)。記憶ではカラヤンの第3番(17cmLP)を聴いて(兄の友人からの借り物)、全曲が聴きたくなって入手だっけ、御大カール・リヒターの西独直輸入盤銀色レーベル豪華布張2枚組4,600円!(これは音楽好きの知人のオジサンよりプレゼント。剛毅なもんでっせ)との前後関係は記憶曖昧。こちら廉価盤(1,000円也)はなんや音質薄っぺらいなぁ、当時はそんな感想でした。第2番へ長調にはレーデル自身の達者なフルートが〜これも時代やな、リコーダーというのは録音のマジックっぽいけど。

40余年ぶりの邂逅、瑞々しい音質に驚きました。少ない人数の弦+仏蘭西系の管楽器(表記以外独逸名みたい)の明るい、軽い響きが快い。最近の古楽器系の自在ノリノリなリズムとは異なる、ちょいと生真面目な刻み。それでも当時、大昔リヒターの厳格立派重厚なサウンドに比べヤワじゃん、響き薄いと思っておりました。現在なら、この優しい風情にほっと共感を覚えます。第3番ト長調はリズム感の緊張感に少々不足するかな?


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

薄ら寒い小雨の日曜であります。ここ数日、オモロかったニュースは

自衛隊滋賀地方協力本部(滋賀地本、大津市)自衛官の募集案内を印刷したトイレットペーパーを滋賀県高島市内の中学校に配布
快く思わぬ人もいるので回収とか、既に水に流した分はどー回収するのか・・・大切な自衛隊の未来を担う若者のシモの世話を・・・って、よう考えついたもんでっせ。この際、希望者に抽選で一年分進呈!など如何。ワタシはありがたく、しっかり使いますよ、そして毎日水に流します。昨日はちゃんとスポーツクラブへ。自転車30分ゆっくり、超・初心者エアロビクス30分、エエ感じです。昨日は我らオッサン比率比較的高く、奥様に導かれて来訪したらしいダンナも微笑ましい。

ちょいと旧聞、忘れそうなのでメモしておきますね。朝日新聞コラム 稲垣”アフロ”編集委員とのお別れ

2015年9月10日付朝日新聞コラムはアフロ・ヘアも印象強烈な稲垣編集委員担当。なんと朝日新聞を辞めるとのこと。会社に絶望してということじゃなくて、自分のこれからの生き方をしっかり考えてのことらしい。一年前から執筆が始まって、アフロで人気が出たとか、節電して冷蔵庫やめたとか(別な人でしたっけ?)けっこうオモロかったですよ。ところが、その思いにはバックヤードがあったんですね。

ちょうど誤報、隠蔽、池上さんのコラムの掲載拒否など、朝日新聞の体質について世論風当たりが厳しい時期、何を言っても書いてもウソ臭い、ならば自分をさらけ出して(アフロでモテキ)〜締切ギリギリに原稿を出して押し通したらしい。結果、記者人生で一番反応があった(受けた)記事、あちこちで”朝日の人ですよね”と声を掛けられるようになったそう。

キレイごと絵空事に非ず、自分の肉体、真髄から発する声の大切さ。力強さ。

先日の失礼な印象を払拭すべく再度挑戦。DG UCCG-1707Brahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜ダニエル・バレンボイム(p)/グスターボ・ドゥダメル/シュターツカペレ・ベルリン(2014年ライヴ)・・・拝聴時の心身状況による受け止め印象には要注意。第2番にはビンボー臭いと無礼千万な感想を抱いたけれど、今回はしっとりジミな響きを好ましくさえ感じます。音質的な問題もなし。技術的な衰え(引き崩しはない)+自己主張の存在感は、例えば第3楽章「Rondo: Allegro non troppo」に顕著(貫禄はあっても推進力に欠ける)第2楽章「Adagio」の孤独なモノローグには絶品!でしょう。好き勝手に朗々と歌うソロ(大先輩)を慮って、33歳の若者はやや遠慮気味に伴奏、協奏に非ず、慎重にピアノの様子を伺います。それでも美しい演奏と云うべきでしょう。

第2番を再聴しなくっちゃ。仮にどんな嗜好から外れる演奏や音楽にも、なにかしら美点を見つけるのがモットーだったはず。

BVCE-38087Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調/第4番ト長調〜イェフィム・ブロンフマン(p)/デイヴィッド・ジンマン/トーン・ハレ管弦楽団(2004年)・・・賛否渦巻く交響曲は最初発売時からの支持派だった(ここ最近拝聴機会はない)のに、ブロンフマンとの協奏曲を聴く機会を得ませんでした。もしかして一部”ちょろ聴き”する機会があって、期待外れ(意外とフツウ)だったのかも。テンポ設定も聴き馴染んだもの(現在のバレンボイム云々さておき)こちら安定した技巧、しかもやたらと切れ味を強調して表層に流れるものでもなし。音質のクリアなこと、トーン・ハレ管弦楽団は爽やかなサウンド+極上繊細な木管ソロの音色、アンサンブルに心奪われます。

特異な個性を発揮すること=立派な芸術に非ず。これは思わぬバランス感覚に溢れ、強面にならぬ美しいBeethoven でした。第3番ハ短調第3楽章「Molto allegro」の決然としたロンドってカッコ良いですよね。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

どんより曇った土曜の朝、なんとか順調に、お仕事のケジメを付けて週末を迎えました。今日は月一回の床屋さんやな、こちら転居して散髪はやや不便になりました。前居住地では通勤途中の乗換駅構内にQBハウスがあって、いつもでも、思い立ったら行けましたもの。こちら徒歩十数分、しかも待ち時間有。ま、たいしたことはない。スポーツクラブにも行きます。昨日、取引先に打ち合わせで行った帰り、BOOK・OFFにて書籍も入手済。昨夜はBS無料のD-Lifeにて海外ドラマ連続堪能いたしました。DVD音源整理もヤケクソ気味に強行中。ご近所いつもお世話になっている「サークルK」「サンクス」ファミマに統一とのこと。ご当地ユニー・グループは苦戦してますね。名古屋の商売は堅いとの評価だったはず・・・小売の主戦場はコンビニかな?再編進んでおります。

若い人のブログを時々眺めては衝撃を受けております。”尖った”イケハヤさんのブログにアシスタントが投稿しております。

入居者が選ぶ「ここが変だよ!沢田マンション」10選。大家&建築者の沢田裕江さんに話を聞いたよ

2000年初頭7年間も毎月、営業で通った大好きな高知、知識としては知っていたけれど、ほんま凄い構築物らしい。7年通ったといっても、そこは(いちおう)お仕事、薊野(あぞうの)迄出掛けなかったなぁ(訪問先には近かったけど)残念。お店には行ってみたいけれど、居住スペースを覗くのも失礼でしょ。女房殿のお仕事関係でこの街(長久手)からしばらく抜け出せないのはさておき、ムリヤリ転居して棲んでみたい!とは今更思わぬ、後ろ向きな年齢に至りました。

閑話休題(それはさておき)人生の深みというか楽しさというか、そんなことを考えさせるドラマですね。もし高知に学生時代を過ごすのだったら、絶対ココ!でしょう。自分でマンション造るなんて。凄い意欲とスキルやなぁ、自分はいったいなんや、どんなカス野郎やねん・・・

もう一発。Google Mapに載っていない、この秘境の「空き家」をどう活用する?「ゼロの家」をこんな家にしたい

環境は最高、いまどきネット時代だから少々の不便もなんとかなる・・・若ければ。「完全オフグリッド化」〜自家発電のみを目指すというのも潔し、行ってみたいなぁ、興味あるなぁ。ここで生活したり、自活する勇気はないけれど。

それと、やっぱり気になるのは「トイレ」。きっとバイオトイレにするんでしょう。ウォシュレット偏愛者はトイレが最大難関。今年2015年夏休み朝一番にホテルから上高地に出掛けて、結局松本駅に戻る迄ガマンしましたもの。

先日、失礼なコメントを残したBrahms リベンジ(日本語の使い方は正しくない)。「なんやねん、この音質。ライヴだからって手抜き過ぎちゃうか?と、訝るくらいぱっとしない音。質実な木目のサウンドのはずが、ただビンボー臭いように聴こえる」との(こちらビンボー臭いオーディオ環境さておき)コメントも、世評コメントを探すと音質を賞賛するコメント有。演奏の個性のみならずオーディオだって嗜好の世界とは理解しても、この違いは?あながち”ウソ!”とも云えず、自分のささやかなオーディオ環境変更の結果、音質評価は逆転!そんな経験ないでもない。

懐かしいTOCE-13173のデザインBrahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調〜ダニエル・バレンボイム(p)/ジョン・バルビローリ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1967年)・・・ 4年ほど前のコメント(「音楽日誌」)には

この頃のバレンボイムはほんまに良かった。爽やかな若さの勢い+入念な描き込みがあって、後年の”やっつけ仕事”的印象とは異なるていねいな仕上げ。あきらかに主導権はバルビローリにあって、清涼、やや薄味(?)なオケを、遅めのテンポ(印象)濃厚纏綿に歌わせて浪漫な旋律強調の成果たっぷり、堪能いたしました。
・・・なるほど。当時25歳、大ヴェテラン・バルビローリの濃密ゆったりとしたテンポとの相性もみごと。あまり技巧云々気にするほうじゃないけど、凄く切れる怜悧なテクニックに非ず、ミスタッチもそのまま、流れや迫力を大切にしたんでしょう。Brahms の甘美な旋律をたっぷり、お腹いっぱい聴いた!満足感有。

オモロイのは(やはり)音質評判。音が良くない!ちゃんとマスタリングしてSACDで出せ!との声もあって、これは先の2014年録音印象と真逆、音質云々は気になりませんでした。新しいのも再聴再確認しなくっちゃ。

Brahms ピアノ協奏曲第1番ニ短調〜ガブリエラ・モンテーロ(p)/エイヴィン・グルベルク・イェンセン/北ドイツ放送フィル(ハノーファー/2014年2月13日のライヴ、ネット音源)・・・昨年来の再聴。ベネズエラ出身亜米利加の(既に)中堅と云ってよい存在のピアニスト(1970-)。昨年来の再聴(自主CD)この作品は濃厚甘美第2番に比べ、ちょいと強面な出足、油断すると力みが表に出ちゃう可能性もあるけれど、彼女の手に掛かればスッキリ流れの良い、重苦しさの欠片もない清々しい風情に感じます。オケのサウンドは素直過ぎて少々オモロないけど、完成度の高い、聴き疲れのしない演奏でした。テクニック最高、ラストの拍手でライヴであることをようやく思い出したものです。

ヘップバーンが素敵今朝、アンドレ・プレヴィンの「マイ・フェア・レディ」拝聴中。別にJazzを敬遠しているわけじゃなくて、若い頃はウェザー・リポート、チック・コリア、キース・ジャレット辺りお気に入りでした。ま、クラシック音楽は時間を取るからね、アンドレ・プレヴィンの若き日の名盤だったら聴いてみたい!2度めの録音(カルテット)とのこと、ゴキゲンなノリでっせ。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

村上春樹残念、って、じつは彼の著作はまったく読んだことはないのはメジャーを嫌う性癖が基本にあるから、いつでも読めるワイといった油断もあります。

昨日はヒマやったなぁ、職場の他の人はどんなんでしょう、マネージャーをしている時は部下のお仕事課題やら進捗を点検して、時間を掛けること=お仕事していることに非ず、そんなことを見抜いておりました。かなりの実務作業物量を担っていると自覚するけど、とにかく快速処理しないと飽きてしまうんです。取引先からのお仕事依頼やら資料提供やら、どんだけ瞬時に返せるか勝負!(だから腱鞘炎に)、さっさと職場を出るけど、その夜半に届いた依頼は朝一番(8時台)に返答している、といった具合。即効な宿題は付箋紙メモ(終わると次々剥がして、なくなるまで完遂)数日に渡るもの、もうちょっと長いスパンはメモソフトでPC立ち上げる度に確認、期日まで動けないものはスケジュールソフトに入れ込みます。記憶力は弱まっているから、文明の利器の助けを借りるんです。

目標!定時帰宅を目指して、お仕事段取り組んでますよ(その代わり一時間早く出勤/誰も居ないから効率抜群!)。結果、素早くお仕事終えてヒマになる・・・こともある・・・。もう週末になりました。昨夜、女房殿の寝言三連発!途中覚醒して睡眠不如意也。

TeldecBerlioz ラ・マルセイエーズ/幻想交響曲〜ダニエル・バレンボイム/シカゴ交響楽団/合唱団/ドミンゴ(t)(1995年)・・・作品との出会いはオーマンディ(小学生時代)、CD時代最初に買ったのがピエール・モントゥー/北ドイツ放送交響楽団(1964年)の「幻想」。やがてこの作品に苦手意識増大して、拝聴機会は減りました。バレンボイムは「どれもそれなり、どれもイマイチ」みたいな印象が多くて、この音源は偶然在庫から発見したデータでした。

繰り返し実行、コルネット入りが希望、前者は叶いました。宣伝文句に曰く「圧倒的な迫力」とは全然思えない。音質も時代を勘案すればたいしたことはない・・・けど、この演奏はとても気に入りました。子供の頃の感銘が蘇った感じ。抑制とバランス、内声部旋律の浮き上がりが好ましい。「圧倒的な迫力」というと異様な爆発!みたいなイメージだけど、けっこうフツウなバランス感覚とオケの上手さ際立ってますよ。とくに前半3楽章が好ましい。第4楽章「断頭台への行進」 (Marche au supplice)第5楽章「魔女の夜宴の夢」 (Songe d'une nuit du Sabbat)は意外なほど抑え気味な表現に不満も感じません。

「ラ・マルセイエーズ」の賑々しい盛り上がりに文句なし、これは交響曲の後、アンコールにして欲しかった。

では、行ってきます。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

お仕事も順調というか大過なくいつもの宿題(けっこう創造的なんだけど)をクリア、夜のスポーツクラブにもちゃんと通いました(いつも以上にインストラクターのフクザツな指示にまったく付いていけない)。しかし、夜半にいきなり鼻水が出て覚醒、なんかアレルギーっぽいのかなぁ、ヤクはちゃんと服用しているんだけれど。篠原菊紀「不老脳〜40代からのアンチエイジング」(アスキー新書)はぜんぜんオモロなかったけれど、60歳過ぎたら3年毎に新しいトライヤルをすべき、という提言には納得。お仕事現役中は否応なく新しいことが発生したし、自分は現状の手法を替えるのが好きですから。現状のお仕事3年目、もう来年度は引退のための引き継ぎ(自分の分のみ非ず、おそらく来春引退する隣席の人がいっさい他人に引き継げない人だから、その分の整理もあることでしょう)勝負は定年後だ。

先日ぼんやりネットを眺めていたら「NECウルトラブック バッテリー不調でリコール」って、自分には関係ないじゃん〜って、昨日業務メールに「バッテリー交換します」とのお知らせが・・・そうかぁ、我が業務用マシンがそれやったのか、知らんかったな。私用では最低限機能と価格優先、著名メジャー・メーカーのマシンはあまり使ったことはないんです。要らぬ宣伝ソフトいっぱい入って、それを取り除くのもメンドーだし、Windowsマシンなんて皆同じですよ(スペック別として)あと、どれだけ保つか、目標は4以上年。現在メインに使っているAcer_Aspire5750(10/メモリ6gb)は来月11月で4年経過、途中メモリ足して、OSは7-8-8.1-10と4回変更したんやな(OSの新規入れ替えは記憶がないほど?)ディスプレイ、無線マウス、キーボード(エルゴノミクス)外付けの成果?これだけハードに使ってどこにも不具合はありません。

昨夜音楽を聞くヒマはなかったので昨日途中になった分、CAPRICCIO 49 288  13枚組2,817円Mozart 交響曲第31番ニ長調「パリ」K.297 (300a)〜ハンス・グラーフ/ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団(1989年)・・・過不足のないバランス演奏。1990年代前半、レコード屋で見掛けた全集は庶民には手が出ぬほど高かったような?それが2005年6月30日2,817円(13枚組)入手、かつてのCD一枚分でっせ。ここ8年ほどCDは精力的に処分、Mozart 交響曲全集はこれと古楽器代表としてヤープ・テル・リンデンのみ残して数年・・・ネットよりのデータ入手音源溢れかえっております。オーソドックスかつジミなグラーフ全集の存在をすっかり忘れておりました。

「パリ」は聴衆受けを狙って強弱を強調した華やか、わかりやすい作品。大昔カール・ベームの終楽章の遅さに仰け反った記憶も鮮明(旧Mozart 全集のテンポ指示ってほんまですか?)こちらオケの質実な響き、適度な躍動とメリハリ、違和感のない適正なテンポ、音質は自然、快いこと、どこをとっても満足できるもの。いろいろ聴いて、原点帰りか。ちゃんと「アンダンテ」も別途収録されておりました。

では、行ってきます。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

ちょい風邪症状継続中、季節の変わり目はいつもこうなんです。昨日、いつもの週次定例の宿題(お仕事というより”作業”が主眼)少々苦戦いたしました。データ到着が遅れたのと、集中力落ちて細かいミスの修正連続のため。今晩のスポーツクラブは強行するか、お休みにするか悩ましいところ、ここでサボれば一気にリズムが崩れるような・・・?さてどーする。世間ではノーベル賞の話題で持ち切り、オリンピックもそうなんだけど、日本の価値を世界に!みたいな喜び方には同感できず、各々の研究者に対する畏敬の念のみは忘れぬようにしたいものです。

Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)/バレエ音楽「春の祭典」〜トゥガン・ソヒエフ/トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団(2011年)・・・このオケはプラッソンの「仏蘭西伝統」イメージが強いけど、1977年生まれ若いオセット人が跡を継いだんですね。昨日朝、今朝と二度目拝聴中、聴き手の体調のせいかフツウに上手い、整った演奏(に感じる)。もともとハードな技巧をウリにするオケに非ず、世代的にも”難曲に挑む”みたいな感覚はないでしょう。新しい個性、若手の演奏はできるだけ聴く機会を持ちたいけれど、特別に新しい切り口を感じませんでした。「春の祭典」最終版のアツい盛り上がりはおみごと、音質も良いし細部明晰だし、悪くないけど。

SONY 88697103112/CD7Stravinsky バレエ組曲「ペトルーシュカ」(1911年版表記となっている/1960年録音)/バレエ組曲「プルチネルラ」(1965年録音)/バレエ組曲「火の鳥」(1945年版/1967年録音)〜イーゴル・ストラヴィンスキー/コロムビア交響楽団・・・6年前にけっこう詳細なコメント付けていましたね。当時は真面目やったなぁ、ここ最近集中力落ちっ放し。自作自演22枚ボックスは発売当時あまり売れなかったらしく、急ぎ入手後一年くらいしたら大幅値下げを見掛けて泣いた記憶有(今でも在庫有)スリーブにはペトルーシュカ(2011年版)となっているけれど、CD7は「Ballets(Suites)」と題されているから3管編成の1947年版でしょう。先の”フツウに上手い”ソヒエフの流れ、こちら例のブルーノ・ワルターのオケ(ハリウッド録音/ときどきニューヨーク録音があるからそれは別オケ)は”けっこう上手い”。そこはプロの指揮者じゃないから、細部の処理が甘かったり、表現が乾いて素っ気ないのも、いかにも作品そのものの個性を表出して興味深いもの。メルヘンに賑々しい、華やかな「ペトルーシュカ」はすかすかな響き(薄いワケじゃないけど)、珍しい版の「火の鳥」の乾いたクールな風情も他では聴けぬもの。

Mozart 交響曲第31番ニ長調「パリ」K.297 (300a)〜ハンス・グラーフ/ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団(1989年)・・・過不足のないバランス演奏など。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

どーも精神的に散漫、集中力が足りません。お仕事はいつも通り淡々粛々と宿題をクリアしたけど、やや風邪症状継続、昨夜は薄い布団では寒くて深夜、押入れから布団を出しました。今朝の新聞はノーベル賞+野球賭博+TPP、明暗の比較くっきり、TPPは明暗が見えぬ感じ。さて実運用や思わぬ社会への影響はどーなるのか。アベノミクスとかなんとか、結局お給料は上がらず、雇用は改善せず、デフレ状態に戻っているみたい。不要不急なものは買わないからね。先日、職場で新しいスマホを買った人がいていくら?と訊いたら「安いですよ、4万円ほど」って、この類ってその倍くらいが相場なんですって。(高い)スマホは必須アイテムなんやろなぁ、現代社会の。なんかようワカラン。

Mahler 交響曲第3番ニ短調〜ジェームズ・レヴァイン/ボストン交響楽団(2001年ライヴ)・・・音源整理していたら出現したもの、これは放送録音?転倒して肩を傷めたのは2006年だから、それなり元気な頃。シカゴ交響楽団との1975年録音は明るく、なんの逡巡もない爽快なスケールに好感を抱いておりました。そこそこの音質印象もあるのか、オケは豊かに響いているのに微妙にユルい、時にテンポが弛緩してノリがよろしくない・・・第1楽章のみ拝聴して以降聴く意欲が萎えました。大好きな作品なのになぁ。

Brahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調〜ダニエル・バレンボイム(p)/グスターボ・ドゥダメル/シュターツカペレ・ベルリン(2014年ライヴ)・・・バレンボイムも72歳、テクニックは細部少々怪しいのは予想は付いたけれど、なんやねん、この音質。ライヴだからって手抜き過ぎちゃうか?と、訝るくらいぱっとしない音。質実な木目のサウンドのはずが、ただビンボー臭いように聴こえる・・・これも第1楽章のみで拝聴ストップ。聴くのがツラくって・・・

NAXOS 8.559280Bernstein バレエ音楽「ディバック」〜アンドルー・モグレリア/ナッシュビル交響楽団(2005年)・・・名前くらいしか知らなくて、初耳作品也。これは音質も良いし、このオケけっこう穴場に上手いんですよ。3つのパート45分からなる「ユダヤ教のさまよう霊をモティーフにした不気味なバレエ音楽」(宣伝文句)とやら、例のリズミカルな変拍子はたしかにBernstein風、でもこのズズ暗さはなに?姿は違うけれどBartok「マンダリン」の陰惨さを連想しました(あちら、暴力的破壊的な魅力あるけど)。これは、もうちょいと聴きこんだから好きになりそうな感じ。体力的気力的に(著名な)「ファンシーフリー」に到達できず。お粗末。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

調度良い季節、名残惜しく週末休みも終わって新しい一週間の始まり、昨日は珍しくご近所ディスカウント大スーパーに(当面不足しているもの)買い物、徒歩片道15分位かな、新興の大きなお寺境内墓場など抜けて、なかなか愉しい。これといって見たいテレビ番組もなし、DVDに無定見に保存した音源の再整理(余人に理解できぬヲタク趣味)に没頭しておりました。今回入手のDVD-R絶好調でフツウにデータ焼き込みできるのも、あたりまえに有り難いものです。昨夜遅くに【♪ KechiKechi Classics ♪】毎週定例更新、アリバイ的に実施。安易に昔馴染みを語っただけ。

江 弘毅「『うまいもん屋』からの大阪論」(NHK出版新書)・・・優れて詳細な関西文化論(含む京都神戸。大阪も多種多様)になっていて、所謂オモロい大阪本(これも捨てがたい魅力)の範疇に留まらない。京都に4年学び、大阪(北河内)には若い頃17年、尼崎に6年ほど居住、土地勘はあるし、類似の店の風情も体験しているから、強烈に共感しました。名古屋にも別の文化はあるんだろうけど残念、こちらもう郊外の新興都市に引き隠って中心街に出掛ける意欲体力残っておりません。安くて旨いもんが当たり前、居酒屋(立ち呑み)の流儀を外様の若者(自分は北海道出身)は学んでいったんやな、その歴史と伝統、絶妙の人間関係を。今流行のコーヒー・チェーン店はファスト・フード、老舗の珈琲屋はゆったりとした時間を味わうところ、スマホやタブレットは似合いませんよ。(amazonのレビューはツマラんな、すみません。自分で書け!って?)

そういえば小牧市の図書館TSUTAYA委託の関する住民投票、反対が過半とのこと。住民パワー健在也。音楽はちょろ聴きばかり、言及するほどに集中しておりません。本日はここまで。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

爽やかな休日の朝、体調良好に久々、ちょろウォーキング〜コンビニにてコーヒーフレッシュ購入。昨日はムリせず定例スポーツクラブもお休みしよかいな、一瞬思ったけれど、そこは生活のリズム。ヤクはよう効いて、3日前のひどい疲労違和感はありません。エアロ・バイク30分+エアロ・ビクス30分、しっかり汗をかきました。一昨日の天海祐希主演ドラマ「私という名の変奏曲」は見応え有、筋立て、キャストの個性細部造り込みは入念、久々に”二時間ドラマ”フリークとして堪能いたしました。原作も良いのでしょうね。シリアスなのってムツかしいんですよね、お約束のボケた息抜きがあるようなのが好み。天海祐希の滑舌の良さ、美しい日本語発声は快感。

あとは膨大にDVDに溜まった音源の整理整頓(内容確認ファイル名定例パターン変更)余人には理解できぬヲタクな喜びなのだなぁ、新しい発見次々(記憶落ちているだけ?)廃棄すべき音源(主に音質問題+ダブり)不良データもありました。整理後元のDVD廃棄しても、出費50枚1,000円ほど、知れてますよ、それ以上の喜び達成感有。

Weill 管楽合奏とヴァイオリンのための協奏曲 作品12(1924年)〜コーリー・セロセック(v)/ガードナー室内管弦楽団・・・入手先はここ、クレジットはないけれど指揮はダグラス・ボイド(?または指揮者なし)2000年頃の録音でしょうか。かつて背伸びして拝聴した音楽、ずず暗く重苦しく難解な記憶ばかり残って再聴必要です。(珍しく棚中生き残りCD有)Corey Cerovsek(1972-)はカナダのヴァイオリニストらしい。なんせこちら録音が新しいし、ソロもオケも技術的に極上、ラストの拍手で初めてライヴと気付くほど。第2楽章「Notturno」に登場するシロフォンの怪しい掛け合いもドキドキするほど新鮮、”重苦しく難解”に間違いはないけれど、ずず暗いと感じぬのはセロセックのスムースな技巧のせいでしょうか。皆、上手くなったものです。

RCABruckner 交響曲第8番ハ短調〜ギュンター・ヴァント/ベルリン・フィル(2001年ライヴ)・・・同じ顔合わせで1986年の旧録音ってありましたっけ?こちら最晩年、SACDが出ておりました。若い頃、ヨッフム辺りメインで聴いて、やがてゲオルグ・ティントナーと出会った最近、ちょいと見なおしておりますBruckner、あまりに世間が持ち上げるからほとんど聴いていなかったギュンター・ヴァント。ケルン全集を拝聴したら、すべて(今までの嗜好は)ひっくり返ってしまいました。いろいろ聴くけど、彼が基準に。あとはチェリビダッケくらい?あれは別格の個性ですから。

盤石の構成感、墨痕鮮やかな太字の楷書、止め、ハネに曖昧さ一切なし。朗々と鳴り渡るベルリン・フィルは当代最高の実力派オケ、アバドもラトルも自身の個性を発揮できたんでしょうか(あまり量は聴いていないけれど)。たいていはオケの個性に負けて、先月拝聴したクーベリックの「新世界」にもそんなことを感じたものです。ヴァントだからここまでのコントロールができる(どや顔が浮かぶよう)。最初っから最後迄、納得できぬところはない。最高の演奏也。

その流れでBruckner 交響曲第8番ハ短調〜クルト・マズア/ゲヴァントハウス管弦楽団(1978年)〜第1楽章のみ拝聴。RCA 82876-60395-2  9枚組(すべての経費込みオークションで)3,500円ほどか8年前に全集を拝聴し、既にCD処分済、今回はデータ拝聴也。印象変わらず、せっかくの伝統のサウンドを活かせず、旋律に音圧(筆圧)が足りない。ファンには申し訳ないけど、ヴァントとの違い顕著、こちら”音を置きに行っている”、オケに任せ過ぎというか、な〜んもせん感じ。(それが良いという評価も有)1980年代?FMにて第4番をベルリン・フィル客演で聴いたけれど、これはオケの実力を引き出した立派な演奏だった記憶が・・・四半世紀に渡って(1970 - 1996)カペルマイスターを務めた人だから、ド・シロウト云々すべきことでもないか。

早朝音量低く(しつこく)Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜カール・ベーム/ウィーン・フィル(1976年)・・・世評絶賛、日本でのベーム人気健在か。これは聴き流しなので、安易なコメントすべきではないことを前提に、ヴァントのを聴いたばかりでしょ?もっさりしていまいちカッコよろしくない感じ。スミマセン。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

昨日一日のお仕事を予定通り終え、タイムカード押したところで受発注部局より連絡有、基準外の日付の商品を納品させて欲しいとのこと、コトによっては受ける場合もないではないけれど、金曜の晩に月曜早朝納品の了承を取引先に取ることは極めて困難(今回はちょいと経緯もあって不可能)鹿児島のメーカー担当からもケータイに連絡もらって厳しく拒絶、一週間の終わりとしてどーも不快。というのは、自分のものの言い方にもうちょっと工夫や配慮があっても良かった?そんな反省です。引退も遠くないヴェテランなのに、やんわり丸く拒絶できなかったのか(例えば)もう半日早く連絡いただければなんとかしましたのに(って、なんともならんけど)とか、申し訳ないけど勘弁してね、とか。修行が足らん。

そんなこんなで週末休み、体調不快の原因もわかってノンビリ週末を迎えました。本日予定通りスポーツクラブへ。気分転換して、身体を鍛えましょう。芸能界は結婚ブームっぽくて、めでたいじゃないっすか。

今朝、懐かしい音源を拝聴。Beethoven ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調/第5番 変ホ長調「皇帝」〜シュテファン・ヴラダー(p)/バリー・ワースワース/カペラ・イストロポリターナ(1988年)・・・1990年代初頭、とうとうLPを諦めて全部処分、CDで主要な作品を集めて最初に入手した全集3枚、当時33歳の若手期待の演奏にガッカリして、やがて処分したはず。なんせLP時代は超・個性的なグールドでしたし。悪くはないけれど残響過多に芯がはっきりしない録音、響きの薄いオケ、現在の自分ならスタンウェイではない(ベーゼンドルファーとの説も)キレと華やかさはあまりないピアノを好ましく、美しく思うけれど、おそらく前提にはケンプ/ベルリン・フィルがあったんじゃないか。ライトナーのオケはゴージャス艷やかでしたから。「皇帝」第2楽章 「Adagio un poco mosso」の静謐親密な変奏曲〜威圧感のない軽快な終楽章「Rondo Allegro - Piu allgero」を堪能いたしました。

ORFEOR494001Mahler 交響曲「大地の歌」〜デートリヒ・フィッシャー・ディースカウ/シュトゥットガルト放送交響楽団/イーヴィ・イェニッケ(a)/クリスティアン・エルスナー(t)(1996年)・・・これは驚き。端正、細部配慮された、ていねいな仕上げ、明るいサウンドは充分聴き応え有。彼の指揮は余技かなぁ、と思っていたけれど、これだけオケをコントロールできれば立派なもの。但し、あまりに立派過ぎというか優等生的、声楽も(そりゃ大先生の前ですから)かっちり正確に歌って、太古ワルター盤に於けるフェリアとかパツァークに馴染んだ耳には、この正確生真面目な美しさには逆に違和感を覚えるほど。音質も良く、完成度の高い、繰り返して拝聴すべき「大地の歌」でした。

RCAもう一発。R.Strauss 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」/交響詩「英雄の生涯」〜ロリン・マゼール/バイエルン放送交響楽団(1996年)・・・若いころのウィーン・フィル、クリーヴランドとのCBS録音にもR.Straussにはあまり感心しなかったけれど、こうしてみるとバイエルン時代(1993-2002)オケとの相性は良かったのですね。恣意的ムリムリな表現に非ず(テンポは遅くなっている)、オケには色気と馬力、重心の低さはあっても、ベルリン・フィルほどツヤツヤに非ず、サウンドにはもっと暖かさがありました。 「ティル」に於ける目の覚めるような躍動とユーモア、「英雄」には盤石のカッコ良い貫禄とデフォルメの少ない表現にすっかり感心いたしました。音質極上なのも特筆。


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

一週間はあっという間、この調子だと2015年の終わりも速いかもしれません。こちらもう雨は止んで、東や北日本方面は大荒れらしい。昨夜、耳鼻科に久々寄って鼻詰まり+左耳の詰まり感?を診てもらったら、風邪とのこと。念のため聴力検査も実施したけれど、左耳がとくに悪いわけでもないらしい。抗生物質は気に喰わんが仕方がない、ちゃんと前回文句を云った(副作用が自分にはキツい)抗アレルギー剤の代わりに漢方薬が出ました。たしかに久々、鼻が通ってちゃんと呼吸ができた感じ。一昨日夜スポーツクラブのいつにない、いっそうの疲労感は風邪だったのか・・・自分で自分のことはわからんもんです。

今朝の朝日新聞。保守派の論客・佐伯啓思さんの「そもそも平和とは何か」との問題提起には考えさせられました。新・安保法製の論議の中で、反対派も賛成派も「平和」と言っていましたよね。ワタシは今回の法案の進め方には問題は多いと考えるけれど、反対派の画一化された物の言い方にもちょっぴり違和感はありました。時流や勢いではない、自分なりの考え方の軸をしっかり持ちたいものです。姫路市、催し中止指示は憲法違反と自ら認めた、とのこと。潔いですね。

昨日、取引先訪問時車中音楽はNaive OP30412 Bach ブランデンブルク協奏曲 第1番ヘ長調 BWV.1046/第2番ヘ長調 BWV.1047/第3番ト長調 BWV.1048/シンフォニア(カンタータ第174番「われ心より至高なる神を愛する」より)/第4番ト長調 BWV.1049/第5番ニ長調 BWV.1050(カンデツァ短縮版部分別添)/第6番変ロ長調 BWV.1051〜リナルド・アレッサンドリーニ/コンチェルト・イタリアーノ(2005年)・・・所謂古楽器系の先鋭、ほとんど(もう)そのことを意識させぬ軽妙、自在、しかしエキセントリックやらアクロバティックではない愉悦なリズムに充ち、技術的には完全に洗練されたもの。ボウルトとかクレンペラー、カラヤンは時にゴージャスに大きな演奏を拝聴するけれど、往年の横綱・カール・リヒターの頑迷演奏は立派過ぎ、生真面目過ぎでもう聴けまへん。”シンフォニア”は第3番第1楽章の管楽器入り違稿、若いころクルト・レーデルのLP(カンタータ)を聴いて仰け反った記憶も鮮明、全曲中白眉な第5番第1楽章のチェンバロ・ソロに短縮版(初稿?)を別途準備し、詳細なインデックスも親切な収録となっております。

子供の頃から大好きな作品(出会いはカラヤン)ブランデンブルク協奏曲は20種ほど?聴いてきたけれど2010年これに出会ってから、これが一番と思えるようになりました。

0011342BCBartok ヴァイオリン協奏曲第1番 BB.48a/ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.117〜トーマス・ツェートマイヤー(v)/イヴァン・フィッシャー/ブダペスト・フェスティヴァル管弦楽団(1995年)・・・ 8月に聴いたギル・シャハム(v)/ブーレーズの洗練に驚いたものだけど、こちらのクールさも悪くない。但し、なんというか愛想と色気が少々足りぬ正統派、辛口な感じか。イヴァン・フィッシャー/ブダペスト・フェスティヴァルの組み合わせは先月のBrahms やらBeethoven にすっかり関心したけれど、既にその10年前、けっこう上手いオケだったんですね。

昨夜はヤクの影響?睡眠不如意、途中覚醒してDVD音源整理しておりました。悪戦苦闘した激安DVD-Rのロットを終え、ほんの少々上質なものに替えたら、焼きこみ作業は快調です。

 


2015年10月某日/後始末発想転換の日々

いっそう秋の色濃い10月の朝。昼から雨とのこと。ひどい鼻詰まりと左耳が閉塞した感じもあって(相性よろしくない)耳鼻科に行く決意を固めました。昨夜は宣言通り9月9度目のスポーツクラブへ、45分エアロ・バイク後、いつもの(永遠の)初心者エアロビクス45分、しっかり心肺鍛えて汗流して〜というのは大切なことだけど、疲労感がハンパに非ず、今朝、どこか病的に痛むということはないけれど。世間では福山吹石大物カップルの結婚話で盛り上がっているのはたしか、ウチの職場の女性陣もそうでしたもん(但し既婚者ばかり)。菅さんコメントは”国家に貢献”が余計でした。せめて出産に費用が掛からぬようにして、むしろ祝い金など出したらどうか。将来稼ぐんだから。

Mercury 434 380-2疲れ果てて帰宅、音楽を聴く意欲と体力気力失せました。今朝拝聴しているのはBrahms 交響曲第2番ニ長調〜アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1957年)・・・音源(データ)そのものは2年半ほど前に仕入れて、そういえば聴いていなかったかな?音質は期待ほどでもなく、年代を考えれば驚異的と考えてよいのでしょう。演奏は想像通り、色気とか飾りの少ない、素のままの過不足のないBrahms というか、ミネアポリスのオケも技術的にはさておき、サウンド的には少々面白みに欠ける印象もありました。悪くないけど、求めてこれを聴こう!といった個性はないんじゃないか。

相変わらず不遜な聴き方ばかり、本日は昼から取引先へ行くので車中音源を選択いたしましょう。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi


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