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音楽日誌●後始末と発想転換の日々

後始末発想転換の日々

2015年8月京都にて

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2015年9月某日/後始末発想転換の日々

昨日、お仕事それなりのミスというかトラブル2件、隠蔽せず、先延ばしにせず、取引先に状況を正直に話して淡々と次善の処理しつつあります。いつもの週次の定例作業をクリアして、昨日は”業務や通勤で運転する機会のあるもの”対象に安全運転講習(ネットにて)切り口の変わらぬお話だったけれど、それはそれで時にこういった振り返りや緊張感はたいせつでしょう。時代のせいか、スマホ絡みの前方不注意も増えているようですね。自分は安全運転のつもりでも、眠くなる癖があって気をつけなければ。一流F1レーサーは公道運転するとき、驚くべき慎重な運転とか。プロ意識なんでしょうね。

今朝、いよいよ涼しく秋は深まって9月終了。上記の話題含め、いかにもオモロない日々やな、自覚しております。夜、今月ラスト9回目のスポーツクラブに通う予定、皆勤賞也。

SDG159 Bach (三位一体後第17日曜日のための)カンタータ第148番「主に向かってその御名の栄光をたたえよ」/第114番「ああ、愛するキリスト者よ、心安ぜんよ」/第47番「みずから高ぶるものは、いやしめらるべし」/第226番「聖霊はわれらの弱きを助けたもう」〜ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ/モンテヴェルディ合唱団/キャサリン・フーゲ(s)/チャールズ・ハンプリーズ(ct)/マーク・パドモア(t)/シュテファン・ローゲス(b)(2000年)・・・”三位一体後〜”とかエラソーにコピペしても、なんのことやら?(これでも幼稚園はカトリックだった)おそらくは1980年前後と類推されるモダーン楽器によるリリングもなかなかよろしかったが、こちら古楽器奏法も熟練し、技術的洗練、声楽の上手さ、リズムの軽快な躍動も爽快です。これでライヴ!ほんまか。第148番に於けるトランペットのスムースな響き、第114番のフラウト・トラヴェルソ、惚れ惚れするほど声楽ソロと快く絡み合いました。モンテヴェルディ合唱団の上手さは文句なし、もう少し作品そのものの意味合いを学ばんとあきませんね。純粋に旋律サウンドを愉しんでいるのみ。

では、行ってきます。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

気の重い月曜日、朝一番にメールを見ると更に気の重い、遣る瀬ない案件がひとつ(即クリア)先週残した宿題も一時間ほどで終えました。あとは毎週の職場ミーティング、別件の重い個別案件打ち合わせ(これも毎週)上司と〜たいしたことありませんよ。お隣の来春定年退職の人、いよいよお仕事態度投げやり発言、もともと優しい方と思うし、お仕事実務水準にもさしたる問題ない(でもド残業はよろしくない)けれど、20年前からのやり方を一切変えない。職場内、お仕事範囲すっかり削られ、完全に浮いても独自の世界を崩さない。歴代上司も腫れ物に触るように放置して、とうとう「もう引退だから」といった時期に至りました。

人間って、それでも自分は正しい(悪くない)と思うのかも。でもさ、シアワセなんでしょうか。彼はやや遠方、地元故郷から通って、ワタシみたいな外様からみて羨ましいジモティ、お仕事環境を変えてあげられなかった組織がよろしくないと思います。自分は定期的に異動転勤があって、それは「使いようがある」ということか、いずれ同じ人が長く同じ仕事をするのはよろしくない、ブラックボックスになりまっせ。必ずいるんだよなぁ、各職場、こういう人。巡り合わせかなぁ。

昨日、毎日拝見する「電網郊外散歩道」に「過剰に収集すると使わなくなる」との記事を拝読、おおいに同感、というか反省。一定の範囲にせよコンプリートを目指すと、揃ったところで満足というか醒めてしまうんですよね。例えば巨大なBach カンタータ音源を手許に揃えても、すべて熟聴に非ず(←リンク先の記事は14年前!)聴く条件が整ったという満足感のみ。前向きの意欲と自分なりの則(のり)範疇との兼ね合いなんでしょうね。【♪ KechiKechi Classics ♪】を眺めると多種多様な音源が出現して、かつてはたいへんな出費もしておりました。それはここ8年位のオークション処分にてほぼ回収(気分的に)、ここ最近はほとんど経済的負担はありません。もっと身辺整理は必要やな、ここ最近、極端なミニマリズムに憧れております。

J.Strauss 喜歌劇「ジプシー男爵」入場行進曲/円舞曲「ウィーンの森の物語」/常動曲(無窮動)/皇帝円舞曲/ラデツキー行進曲/加速度円舞曲/ポルカ「風車」/円舞曲「美しく青きドナウ」〜エドゥアルド・シュトラウス(1910-1969年)/管弦楽団・・・LP板起こし音源をいただいて、これはこどもの頃から愛聴していたもの。道を極めた山本さんの分析によると、かつてワタシがLPで集めた音源(Fantana?)は別物だったらしい。これは墺Amadeo原盤とのこと。音質は良心的なステレオ、編成は小さく、響きは薄い、あまり上手いオーケストラとは云えぬけれど、ウィンナ・ワルツにそんなもの必要でしょうか。ノンビリ暖かく親密な雰囲気、例の突っかかるようなワルツのリズム訛り、「ウィーンの森の物語」のツィターにはいつも泣けますよ。

贅沢病極まった後期中年サラリーマンは、ラデツキー行進曲辺りから、嗚呼、アンサンブルがちゃがちゃ、音質も含めてちょっぴり聴き通すのがツラくなったものです。罰当たりでっせ。

では、行ってきます。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

せっかくの佳き気候も、肝心のやる気が出まへん。爽やかな月曜の朝、今週もがんばるぞ!みたいな意欲なし。もう10月やなぁ、今週半ばで。2015年も半分過ぎたと感慨に耽っていたら、あっという間に残り三ヶ月でっせ。近いぞ、引退迄。スポーツクラブ意外なことにも出掛けていない、欲しいものはなにもない(あってもネットで注文可能)数少ない趣味である音楽拝聴のための音源はクサるほど在庫有、データ音源点検整理したら、不良やらダブりやら〜という話題は千度繰り返しました。つまりちゃんと聴いていない、虚しい・・・テレビ(とくにドラマ)は大好き、番組改編期には特番ばかりでオモなく、いざ新番組が始まっても質はどんどん落ちていくばかり。昨夜の天海祐希主演「緊急取調室」スペシャルは最高!筋立てと配役の個性の相性なんやな、斉藤由貴は上手い具合にアイドルから転身したと思いますよ。松下由樹も名演技、けっこう壮絶。

ここ数日、CS無料放送に気付いて探せば「絶対零度」(彩ちゃん魅力的)とか「剣客商売」とか上質な過去放送コンテンツを堪能しております。ますます引き隠りやなぁ、よろしくない傾向だ。

昨日の【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新は、音楽日誌そのまま流用の手抜き。いくつかCDを聴いたけれど全然集中できんのです。どんな状態の宜しくない音質、ぱっとせん演奏も心より愉しんだ若き日々が懐かしい・・・今朝、haBach カンタータ32番「いと尊きイエス、わが憧れよ(LiebsterJesu, mein Verlangen)」(アーリン・オジェー(s)他)/第155番「わが神よ、いつまで、ああいつまでか(Mein Gott, wie lang, ach lange? )」(インゲボルグ・ライヒェルト(s)他)/第3番「ああ神よ、如何に多き胸の悩み(Ach Gott, wie manches Herzeleid )」(アーリン・オジェー(s)他)〜ヘルムート・リリング/シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム・・・市井のサラリーマンには贅沢なBach カンタータ全集は数種音源揃えて(ほとんど聴けていない)史上初全集録音はモダーン楽器使用、これしか所有しておりません。音楽の質や感動と使用楽器は別物、真摯なスタイル、亜米利加の名花オジェー(1939-1993)のしっとりとした声質に朝からうっとりしておりました。

カンタータ32番「いと尊きイエス、わが憧れよ」に於けるオーボエが涙が出るほど美しい〜たしかこの全集にはギュンター・パッシンが多く参加していたはずだけど、記憶の明るい音色とはちょっと違う・・・クレジット探したら我が宮本文昭さんでしたよ。ケルンの首席時代かな?

では、行ってきます。今週もなんとか乗り切りましょう。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

すっかり秋めいて9月ラスト日曜、昨夜はご近所「冨久助」にて美味い刺し身、串焼き、サラダ(どれも絶品)お酒少々堪能して、睡眠不如意。やや年配のご夫婦がやっているせいか、ネットにはほぼ登場しません(長久手 冨久助で検索すると記事少々有)。昨日は週2回恒例のスポーツクラブにてしっかり汗、いつものお兄さん代理で新人登場、いかにも不慣れなところが初々しくてよろしい感じ。9月は週周りの関係で合計9回通って壱萬円也(+税)、これだと夜+週末会員のほうが安いけど、いちおう契約替えてみるか。7月スタート三ヶ月皆勤賞(旅行除く)ちゃんと通えば安い、ということでっせ。いつまで続くかな?

板東興「心臓外科医」(岩波新書)再読。10年ほど前に拝読して棚中保存版としたけれど、今回の印象はまったく違うものに〜1980−90年代、心臓疾患の新しい術式(心臓移植の術後管理含)の黎明を目の当たりにして、若手医師が意欲的にその技術、医療のあり方を吸収していく記録。亜米利加の医療制度は「どの保険に入っているか」で医療の質が決まって、一方で医療研究技術開発の世界は驚くほど民主的で妙な閉鎖性はないという驚き。10年前の自分は新しい知識や世界に憧れがあったのでしょう。現在なら山本晋「心臓外科医の覚悟〜医師という職業を生きる」〜修行僧のような技術の鍛錬と、オーソドックスな医療組織のあり方に共感を覚えたものです。

ちょっとわかりにくい職場の話題恐縮。金曜日、某システム(実績を詳細便利に検索できる)を使う必要に急遽迫られて、その辺り周りから”はやっさんは得意”と思われているけれど、実は苦手。どんよりしておりました。前・大阪の職場には辣腕パートさんが存在して、出張先より「こういった条件で」とメールすると戻るまでにデータが届いておりました。こちらの職場は個人任せ、ほんまサービスがよろしくない、久々に渋々それを起動させたら・・・動かない。そういえば半年前にバージョン・アップするから云々メールあったような・・・あわてて検索すると「2月中に実行してね」ってもう9月末じゃん。正直に本丸システム担当にカミング・アウトしたら「ああ、指示通りそのまま実行すればすぐ使えますよ」とのこと。無事稼働して、使い方を思い出すのに15分ほど呻吟(苦しんで呻くこと)、自在に使いこなす技量には程遠いけどそこはヴェテラン、基本的なことは大丈夫、無事必要なデータは取り出せました。どんなもんだい。

Chandos CHAN8510Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」/序曲「わが故郷」〜ネーメ・ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(1986年)・・・ヤルヴィ(1937-)も既に息子が大活躍するようになった大ヴェテラン、録音の多い人ですよね。現在はニュージャージー交響楽団とハーグ・レジでンティ管弦楽団のシェフとして現役とのこと。先日、定評あるクーベリックの演奏にちょっぴり空虚さを感じて、こちら世評やら話題に上らぬ全集より拝聴しました。このオーケストラは線が細くて押し出しが足らぬ〜そんな先入観だったけど、ヤルヴィはバランスというか、まとめ方がほんまに上手い。物足りない→爽やかな、重苦しくないサウンド、適度な歌と節回し、中庸なテンポ設定、第1楽章提示部の繰り返しも自分好みであります。誰でも知っている第2楽章「Largo」に清涼な懐かしさ溢れ、賑々しい第3楽章「Scherzo. Molto vivace」も終楽章「Allegro con fuoco」にも暑苦しい大爆発はないけれど、躍動に不足を感じさせません。音質極上。

誰でも知っている馴染みの作品を、鮮度を以って聴かせるのは、けっこうムツかしいもんでっせ。亜米利加辺り”新世界より”馬力ある演奏を好む人も多いでしょうね。息子パーヴォの若々しい演奏も良かったけれど、こちらオトナの風情に好感を抱きました。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

シルヴァーウィークの流れ、休みが多かったし、あっという間に週末へ。昨夜は雨、今朝はどんより曇って適温は快適です。昨夜は咽に痰が流れこむ症状悪化、咳き込んで睡眠不如意でした。頭痛有、体調よろしくないのはちゃんと眠れていないからでしょう。若い頃からあまりぐっすり眠れるほうじゃなかったな。愛知県下、小牧市の市議選公示は本日、争点は図書館のTSUTAYA委託なんだそう。住民投票も行われます。 公営施設を民間委託することがすべて×でもないけど、先例もあったことだし、その是非やら運営問題についていろいろ調査はしたんでしょうね、きっと。なんせ50億円でっせ。今朝の朝日新聞(地方欄)には議員が当選(賛成多数)=”白紙の小切手”状態に非ず〜って、先の新・安保法制と似たような市民の動きみたいですね。一度流れができると責任所在不明なままコトは進んで〜というのは東京五輪諸問題を連想させるし、第2次世界対戦の戦局拡大も思い出してしまいました。

市民運動は国会前のみに非ず、ワタシはじっと引き隠っているけど、陰ではモノ申す市民を応援しますよ。

ここ一ヶ月ほど上手くDVDが焼けなかったり、読み取れなくてのべ20枚ほどムダにしましたよ。激安だったDVD-R品質問題?ノートパソコンの機械的な不備かOS「10」の問題か・・・昨夜、ひとつの結論(仮設)が〜光学ドライブを開けると汚れっぽい(レンズは大丈夫と思うけど)それはキレイに拭って、軸のところがちょっぴり浮いている?(そういえば軸が外れたこともあったっけ)もしかしてDVDをしっかりはめ込めていない?微妙に浮いている?焼き込み/読み取りもこれが不安定の要因か。軸のところを意識的にしっかり押しこめば状況改善するんじゃないか。今朝一枚焼いてみて成功、現在2枚目も無事成功、現在連続3枚焼きに挑戦中。(成功・・・しませんでした)

半村良「どぶどろ」(扶桑社文庫)・・・読み始めたら連環のない人情話短編の寄せ集め?登場人物の風体をテレビ時代劇風に想像しつつゆっくり読んでいたら、ラスト長編「どぶどろ」にようやく主人公”この字の平さん”(銀座の実質岡っ引き)登場、前の逸話がぜんぶ繋がって、悲劇的な救いのない結末へ〜読み応えありました。しっかり一週間堪能、もう一回読むつもり。田沼時代後を舞台にした時代小説の傑作也。

CPO 999251昨日取引先行き車中音楽はSchulhoff 交響曲第1番/第2番/第3番〜ゲオルグ・アレクサンダー・アルブレヒト/フィルハーモニア・フンガリカ(1993/94年)・・・今月はBeeやん辺りオーソドックス王道な音楽ばかり聴いていたけれど、基本嗜好としてはこちら方面。 Erwin Schulhoff (1894-1942)に系統的な録音を残した(マニアックな)CPOレーベル、NMLを検索してびっくり!この音源の影も形もない。

交響曲第1番 作品25(1925年/エーリヒ・クライバー初演)。第1楽章「Allegro ma non troppo」はStravinsky風+軽妙なリズム(「ナイチンゲール」を連想、あちこち中華風旋律っぽい)シンプルな繰り返しはわかりやすい。第2楽章「Andante con moto - Allegretto alla marcia」は高音ファゴットの哀愁浪漫甘美な旋律に導かれて幻想的、不安な陰はあるけど平易な緩徐楽章であります。やがて声を潜めるような行進が始まって(「ローマの松」を連想)不協和音っぽい弦に導かれて駆け出します。そのまま馬鹿騒ぎな大盛り上がり、打楽器も大活躍。第3楽章「Molto allegro con brio e agitato」は擬古典的というか民族的(オリエンタル)な旋律にノリノリの打楽器リズム(これは全編)が愉しいもの。とくにティンパニ大活躍。ラスト華やかな(ややありきたりな)金管の盛り上がりの結末です。

放送用交響曲第2番 作品81 (1932年)の経緯は調べが付きませんでした。「放送用」とは?第1楽章「Allegro ma non troppo」はリリカル淡々とした風情+第1番に共通するリズムの刻みはそのまま。勇壮な旋律のわかりやすさ、ティンパニ、ファゴットの活躍も健在です。第2楽章「Andante con moto」は粛々とした情感に不足する静かな音楽はやや期待外れ。第3楽章「Scherzo a loa jazz. Allegro assai」はジャズの影響を受けたらしい。たしかにトランペット、サキソフォーンの音色はそれ、出足はKhachaturianっぽいけど、あとはほとんどWeill でっせ。妖しく、色彩や動きのない音楽。第4楽章「Finale. Allegro con spirito」新古典的な風情はHindemithを思い出しました。全体にやや暗く、第1番ほどの溌剌さがないのはプラハ時代の苦境の反映なのでしょう(その後ずっと苦境なまま亡くなるけど)。

交響曲第3番 作品85 (1935年)も苦しい時代の産物。第1楽章「Moderato」は暗く重いファゴットのモノローグというか足取り重い行進から開始。これが絶望的な風情なままズズ暗く、重く行進は延々続いて妙に盛り上がるんです。第2楽章「Grave, ma deciso」もほとんど「地下生活」風暗さばかり。悲痛な盛り上がりも前楽章同様、第1番の明るく美しい旋律はどこに?第3楽章「Allegro ma non troppo」はHindemithによく似て、ティンパニの決然とした繰り返しに乗って、決意を感じさせる勇壮な旋律が続きました。それでも、やはり、暗い。ラストはRespighiバリに、力強く盛り上がりました。

末期のフィルハーモニア・フンガリカのアンサンブルに不足もなし、G.A.アルブレヒト(George Alexander Albrecht )って、てっきりヴェルナー・アンドレアス・アルブレヒト(1935-)と混同しておりました。同い年だったんですね。

ほか、色々聴いたけれど執筆ツカれました。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

しとしと雨模様に気温20度C切れな朝、連休もあって、あっという間に週末へ、事前にスケジュールを組んでいた当面のお仕事宿題クリアは予定通り進んでおります。ドライ・アイは目薬でしのげても、鼻詰まり喉の不調は思い立ったら吸入器を使うのみ、耳鼻科にいかなあかんかな、耳もなんとなく調子悪い感じ、耳鳴り別として。激ヤセで話題になっていた川島なお美(54歳)逝去、もったいないなぁ、人生これからという年齢でっせ。胆管ガンって親父が10年ほど前に手術したっけ、親父はヘヴィ・スモーカーやったな(自分は生涯無煙主義)彼女煙草は吸ったんでしょうか、ワイン好きというのは聞いていたけれど。要因原因はそんなシンプルじゃないんだろうなぁ、きっと。

こちら激フトリをなんとかしなくては。痩せれば体調改善するのかも。

London POCL-9436R.Strauss 交響詩「英雄の生涯」〜ズービン・メータ/ロサンゼルス・フィル(1967年)・・・1970年頃のベストセラーでっせ。1992年製造国産CD(POCL-9436)を久々拝聴して愕然!これ孫マスター使用?とにかく音質曇って最悪、往年の英DECCA録音のはずが無残なもの、20年以上前だけど「これが新時代のCD!」堂々と売られていたかと思うと愕然とします。それが気になって、音楽にも集中できません。念頭にはカラヤンがあるのか(←駅売海賊盤のほうが音質良好とは・・・)オーケストラの技量、細部のツメの甘さ、間とかタメが足りない〜かつての記憶では荒削りでも、若さ(31歳)の勢いに好感を抱いたはず。

なんかすっかり贅沢になっちまいました。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

日本を代表する大企業の不正経理に続き、独逸では世界第1位の自動車会社が排ガス規制不正、日本も独逸も世界的に真面目な評価を受けていると思うけれど、なにかおかしい。実態のないものを糊塗しても、いつかバレるじゃないの。大多数のちゃんとした他の企業に悪い評判立つやないの・・・昨夜はいつものスポーツクラブ(そのかわり最近、朝のウォーキング+ストレッチサボりがち)、今朝から通常お仕事サイクル復活、職場の鍵を忘れたのでいつもの早出ができません。一日分遅れた週次のお仕事を落ち着いてクリアいたしましょう。昨日音源データ焼いたDVD2枚分、ちゃんと成功確認したうえで元データを廃棄したのに、今朝(メインのAcer Aspire5750にて)読み取れません。データ印刷は/4gb(LinuxBean)でちゃんと内容読み取って実施、もちろん安物DVD-Rの品質問題も有、マシンの光学ドライブやや不調の可能性も高いですね。さてどーする?

こんなしょうもないことで憂鬱な朝。

ことし2015年5月に居住拠点を白老→札幌に戻した両親は80歳代後半、親父は来年早々に90歳。未だ(長男にナイショで)車を運転しているみたいだけど、足腰はすっかり弱って、ノーミソは健在みたい。白老の温泉付き住宅(2階建)は温泉が出なくなったし、札幌マンションを改装して遷ったんです。嗚呼、これが日本の空き家問題なんやな、と思っていたら、売れた(もちろん二束三文)とのこと。ところが問題は「荷物」〜我が両親は世代からみるとモダーン、開明的な考えの持ち主と思うけれど、日本が貧しかった頃の人=”ものが捨てられない”(大切にする、溜め込む)性癖なんですよね。

親父は土木の人(専門は橋梁とかトンネル)母親は鋼鉄労働者の娘で商売とは無縁、折衝加減とか交渉事にも少々疎い。業者は旧宅2階建の荷物を片付けてくれ、と。力仕事戦力にならぬ老夫婦に、んなことできるワケないじゃん。どーせ二束三文なんだから、荷物片付けも含めて(実質値段つかなくても良いから)不動産屋に売れば良かったのに、今更ヘンな苦労をしている。近所に住んでいる立派な長男は高級官僚(天下り二回目)商売柄その辺りにはいっそう疎くて(生真面目一方、ちなみに酒一滴も呑めない)そもそも、そんな話題を両親は相談さえしない。遠方の出来の悪い(もうちょい浮世の世情に長けた)次男坊にばかり愚痴を云う・・・(時間切れです)

朝、時間切れで音楽への言及できませんでした。

2PM434331Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)/「春の祭典」〜アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1958年)・・・前者初耳、後者はLP時代よりの馴染み、これもちゃんとした(それなり)オーディオ環境で聴いたのは初めてでしょう。Bartokでは飾りのない表現が成果を上げていたけれど、こちらStravinskyでは色気もなにもないドライ、すかすか硬質サウンドに驚かされました。音質は例の如く優秀、オーケストラの技量も悪くないけれど、素っ気ない速めのテンポ、旋律に歌がないんだよね、ぜんぜん。ドラティの表現がもともと要らぬ詠嘆を加えぬものだし、ミネアポリス交響楽団のサウンドには味わいが足りない・・・もう半世紀以上前だもんなぁ、この時期にこんな硬派な(乾いた)演奏を実現してたことに驚きましたよ。

Saint-Sae"ns 交響曲第3番ハ長調「オルガン」/交響詩「死の舞踏」(ジャン・マルティノン/フランス国立放送管弦楽団/マルー=クレール・アラン(or)/1970年)/ピアノ協奏曲第2番ト短調(フランソワ・ルネ・ドゥシャーブル(p)/アラン・ロンバール/ストラフブール・フィル/1982年)・・・前者は旧録音懐かしいERATO1000シリーズでしたっけ。独墺系の厚みのあるオーケストラや、アメリカ辺り馬力のあるサウンドに比べ、響きは淡く上品、音質はそれなりでも爽やかな演奏に好感を抱きました。仏蘭西音楽ですから。オルガンの存在感も自然。ピアノ協奏曲2番は冒頭「ドン・ジョヴァンニ」風ぶちかましが強烈、ワタシは抑制の効いた演奏が好きですよ。ドゥシャーブルは粋なタッチ、第2楽章はユーモラスな風情もあって、終楽章のラッシュに於ける技巧もみごと。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

昨日はいつもの時間(定時より一時間早く)留守番出勤、通常定例業務+けっこうなトラブル発生(イレギュラー商品の不足)して絶体絶命、それを辛くも次善の策に収めて関係各部署に指示いたしました。夕方は一段落、もう一人の留守番を置いていつもより早く帰ったのは体調がよろしくないから。季節の変わり目に風邪?やや微熱もあります。本日連休ラスト休み。外はどんより曇ってますね。昨夜DVD一枚焼いて無事完了、今朝先ほど一枚失敗して、ワンロット50枚分激安DVDはもう(精神的に)諦めました。女房殿がお仕事で毎日使うノートパソコンeMachines E732Z/Windows10/メモリ4gbeMachines E732Z/Windows10/メモリ4gb)のキーボード三箇所ほど緩んで(使えぬことはない)ネットで交換キーボードを安く探したけど日本語のはみつからず、我がACER Aspire AS5750(Windows10/メモリ6gb)は光学ドライブの稼働がちょっぴり怪しい〜一瞬、贅沢にも2台一気買い替え!考えて、amazonを眺めたけれど価格/機能スペック/デザインにバランスの取れたものは探せない。未だメモリ2gbなんて大手を振って現役で売っているんですね。

仮に新しいのを揃えてカスタマイズ、軌道に乗ったら、旧マシンを処分しなくっちゃいけない。使わぬものを記念に残すといった発想はなくて、オークションで必要とする人に売っちゃう。6年ほど前?ダンボールに溜まった旧式周辺機器まとめてHARD・OFFに持って行きましたよ、二束三文でも押し入れの中で眠っているより、ましてや粗大ごみにするよりずっとマシ。話戻って仮にノートパソコンを処分するとしたら、私的データやクラウド・ストレージへのリンクやら、あまり一般的ではないフリーソフト辺り全部クリアにして、Windows10だったらログ・インとOneDriveがリンクしているから、その辺りの処理作業もメンドーやなぁ、とか。すっかり不精に、後ろ向きの考えになりましたよ。

ああ、そういえばWindows10にしてから「タスクバーが自動的に隠れない」ことを不便(ストレス)に思っておりました。ググレカス(←大笑い!)とはネット界では著名な罵倒、思い立ってネット検索してみるとそんな症状(バグ)はあちこち出ていて、検索の窓をクリック、的裏ワザとかタスクバーに常駐するアイコンを順繰り停止してみろ(OneDriveとかGoogleドライブ、Mega、DropBoxとかいろいろ有)など助言有、無事後者を試して快復いたしました。

(輸入元エコー・インダストリー)CC1091(1973/74年 DG録音)  1,000円で購入(高い!)Dvora'k 「スラヴ舞曲集」作品46/72(全曲)〜ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1973/74年)・・・7年前に絶賛し駅売海賊盤(すまぬ!)、先日3曲ほど再聴して感激、ジョージ・セルもよろしかったけれど手許のCDの音質に不満有、久々(棚中数少なく生き残った)駅売海賊盤再聴でした。

おそらくLP板起こしなんやろなぁ、やや解像度は落ちてももともとが優秀録音、重心の低い艶やか迫力サウンドが響き渡りました。クーベリックって若い頃から一流オーケストラとの共演をして、ローカル泥臭い表現よりかっちりメリハリのあるモダーンな人だと思いますよ。リズムの躍動や哀愁の旋律の歌に不足なし、一流オーケストラの厚み、色気を堪能いたしました。好きな作品だから種々聴いてきて、これがヴェリ・ベストか、エエ加減ちゃんとした正規音源聴けよ!ってか。第2巻第2番ホ短調(泣ける哀愁の旋律)は二時間ドラマに安直に使われるんだよなぁ、昨夜の再放送にも登場してました。

UCCP-9461Bartok 管弦楽のための協奏曲(ロンドン交響楽団1962年)/舞踏組曲/2つの肖像/「ミクロコスモス」より2曲(フィルハーモニア・フンガリカ1958年)〜アンタル・ドラティ・・・著名なMercury録音、かなり系統的に音源探して聴いていたつもりだけど、おそらく初耳。相変わらず凄い音、臨場感ですね。先の「ショルティのリング」もそうだけど、ここ半世紀「テクノロジーの進歩」とは別の枠というかワザというか、そんなものがあるんでしょう。馴染みの「オーケストラコン」は初めて聴く内声部旋律とか、各パートの隠れた活躍をたくさん発見いたしました。これがドラティのバランス感覚か、モントゥー時代のロンドン交響楽団は、プレヴィン時代以降のキレのある洗練とはちょいと色合いが異なるけれど、充分な技量と迫力であります。ドラティはほとんど素っ気ないほどに旋律を雄弁に引きずらない、飾りがないけど、アツいといったところ。後、Haydn交響曲全集を完成させるフィルハーモニア・フンガリカ(Philharmonia Hungarica)は残念、2001年解散とのこと。ここでも、やや色気不足でも整ったアンサンブルを聴かせてくださいました。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

Acer Aspire5750本日出勤、世間では云々書き始めた途端、フリーズ。データで音楽を拝聴していたけれど、それも止まりました。2011年11月入手、Acer_Aspire_5750(メモリ6gb)はメインにしていたネットブックAspireRevo(R3600/32bit版7)はAtomが非力だったけど、2014年1月に4年3ヶ月愛用して基盤の電池切れ(交換不可/それ以外問題なし)処分しました(送料込7,000円也)。それ以来メインにしてOSは「7」→「8」→「8.1」そして先々月7月末に「10」へ。OSのアップデート以来DVDデータ焼き込みがおかしいんです。「音楽日誌」に書いていないけど、焼きこみ失敗はぼちぼち20枚ほど?必ず焼き込んだら、即、読み込みを確認するけど成功率ほとんど50%か、昨夜無事焼けた一枚は/4gb(LinuxBean)にて読み込んでデータ印刷済。ところが今朝Acer_Aspire_5750にて焼き込めない。激安DVD-Rの可能性もあるけど、前回同一のDVD焼き込みは100%成功(「8.1」時代)この辺り、少々微妙な不快となっております。

OSを入れ直すべきかなぁ、ちょいと悩みます。ハードの不調かも。

リング4部作。デザインも名作Wagner 楽劇「ラインの黄金」〜ジョージ・ショルティ/ウィーン・フィル/Wotan: George London/Fricka: Kirsten Flagstad/Froh: Waldemar Kmentt/Donner: Eberhard Wachter/Loge: Set Svanholm/Mime: Paul Kuen/Erda: Jean Madeira/Alberich: Gustav Neidlinger/Fasolt: Walter Kreppel/Fafner: Kurt Bohme(1958年)・・・言及の時間がなくなりました。行ってきます・・・

・・・(加筆)2015年キリル・ペトレンコのライヴ音源に全然入れ込めず、安易に定評ある馴染の音源確認(自主CDですが)。ほぼ60年前の録音芸術は文句なし、ウィーン・フィルの音色が深々として(とくに弦とホルン)往年の歌い手の貫録も桁違い〜って、ジョージ・ロンドンにキルステン・フラグスタートでっせ。音楽の姿がとてもわかりやすいのは、単なる慣れですか?期待通り、記憶通り、華やかに美しいWagnerの旋律をしっかり受け止めました。

たんなる音の印象?念のためカール・ベーム/バイロイト(1966年ライヴ)の「ラインの黄金」ラスト辺り確認したけれど、こちらの熱気、推進力も凄い!あきらかにショルティ盤より音質条件は落ちると思うけど、こちらから受け取る感銘の大きさに不足はありません。現役ぴかぴかのペトレンコに再度挑戦しなくては。「リング」4部作、いちおうネットより音源保存してあるんです。

今朝、出掛けに思い立って読み込まなかったDVDを女房殿のマシンeMachines E732Z(Windows10/64bit/メモリ4gb)に入れてみたら、ちゃんと読み込むじゃないの。Acer_Aspire_5750の光学ドライブそのものが物理的に不調なのかも。悩ましいですね。安物ばかり買っているけど、機械というのは当たり外れでしょうか。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

祝日。休みも三日続くと手応えありますよ。昨日は終日引き隠り、明日は出勤当番、いつもの週次定例お仕事が待っております。今朝の朝日新聞「大和言葉」の美しさ、やわらかさについてのコラムがあって、なるほどなぁ、もっと意識して使わんと、反省しきり。ネットを探ると類似の記事はあるのですね。そこに載っている例を挙げると

・非常に → このうえなく、こよなく
・意外と → おもいのほか
・感動した →胸を打った、心にしみた
・恐縮です → 恐れ入ります
引き隠っていつものDVD保存音源整理(いちどハードディスクに読み込んで、内容確認、ファイル名整理、場合によっては廃棄、そして関連音源集めてDVD焼き直し)作業、あまりにご馳走(多彩な音源)が並ぶと、かえって聴けなくなる・・読書はヒットしましたよ。山本晋「心臓外科医の覚悟〜医師という職業を生きる」(角川SSC新書)・・・川崎幸病院動脈瘤センター長現役の著作は2011年、おんぼろと書かれていたけれど2012年新施設になったみたいですね。読みながら付箋紙を付けたのって(業務上のお勉強を除いて)久々。天才という言葉はキライだけれど、テキサス・ハート・インスティテュートのクーリー先生は天才だと。見た目極めてゆっくり進むように見えるのは、動きにいっさいのムダ、迷いがないから。まさに「スロウハンド」〜結果、恐るべき短時間で手術は終わるそう。心臓外科手術はシンプル・オーソドックスな基本の繰り返し、その人が去れば医療の質を維持できぬ病院にスーパードクターは必要ない。一定の技量があれば誰でも正しい術式が可能な体制を目指すべき。(院内感染を防ぐ手立ての工夫、人材育成についても眼からウロコ状態。看護師軍団の動き=育成なんてびっくり)ディジタル化が主眼に非ず、大昔感度の低いモニターの警報音が鳴れば患者に駆け付けるのは当たり前、現代の優秀な機器は警報鳴りっ放し、それはBGMに至って医療事故につながりかねない。じゃ、患者一人一人の状態に合わせて機器調整を行うなんて、体制的にムリとのこと。

”最後は胆力”というのも凄いなぁ、8時間の手術がまさに終わろうとするラスト10分に気が抜けて、なんらかの事故が発生すれば、ゴール寸前のマラソン42.195kmもう一回走る可能性もあるんだそう。効率一辺倒ディジタルな時代だからこそ、ほんまに大切な真髄をみつけることが重要なんですね。これ永久保存版。

カスタマーレビューも絶賛!☆ひとつな人は困った人だ・・・10年ほど前に拝読した板東興「心臓外科医」(岩波新書)も(数少ない)保存版、こちら1999年第1刷、再読いたしましょう。

もう一発、加藤仁「定年後〜豊かに生きるための知恵」(岩波新書)・・・2007年第1刷。いつも発行年を気にするのは、ものによっては、あっという間に時流に合わなくなる可能性があるから。8年前、団塊の世代(これって素晴らしい造語)がいっせいに引退する時期に出されたものですね。明るい老後が語られております。2015年だったら”下流老人”(将来含)が話題なんでしょう。もの凄く取材量が多いですね、ひとつひとつの事象を掘り下げるのではなく、主題に合わせて次々と短い事例を挙げる手法はわかりやすく、いっぽうで掘り下げが足りぬ印象も有。そんな典型的、都合の良い絵に描いたような事例はない(作り物めく)ということか。引退夫婦のあり方を某新聞社の募集から知り(筆者は審査員)受賞時に夫が亡くなっていた、という逸話には胸を突かれました。

SONY SRCR2640 中古500円Dvora'k 「スラヴ舞曲集」作品46/72(全曲)〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1962〜65年)・・・先々月拝聴して、音質問題に閉口したもの。クーベリックの色彩豊かな3曲にココロ打たれて再挑戦いたしました。”弦がきめ細かく、低音楽器の立ち上がりが速い。セルの録音はSACDを聞くとCDには戻れない”との投稿を見ると、国内盤(SRCR 2640)を恨むけど、それはジョージ・セルのせいに非ず。肌理の粗い、平板な音質はガマンして峻厳かつノリノリなリズム、静かなバラードに於ける豊かな歌、その対比を74分たっぷり味わって、今朝再び聴き入っております(覚悟して聴いているせいか、音質は気にしない)。出会いはカラヤンの17cmLP(数曲収録)、これがすっかり気に入って全曲分アンタル・ドラティ/バンベルク交響楽団入手(たしか1,200円)したけど、なんやぱっとせえへんかったな。音質問題かも。CD時代に入って駅売海賊盤入手したラファエル・クーベリック(CC-1091)が基準となっておりました(1990年頃入手1,000円)。これは棚中現役・・・ってもう10年は聴いておりません。

Brahms ハンガリー舞曲全21曲〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリン(1989年)・・・これも第5番第6番辺り、こどもの頃カラヤンが出会い。これはオーケストラのマイルドな響き、音質極上で文句なし。思いのほか全曲揃った佳き演奏ってないものですよ、この曲は。眉間にシワ的作品に非ず、気軽に愉しむべき作品でしょう。中学生時代?ハンス・シュミット・イッセルシュテット/ハンブルク交響楽団(表記)の全曲入手(パルナス1000シリーズでしたっけ)を愛聴しておりました。(CD化されたことも)どんな音質(おそらくモノラルか疑似ステレオ)演奏だったか記憶もありません。

Wagner 楽劇「ラインの黄金」〜キリル・ペトレンコ/バイロイト音楽祭/Wotan | Wolfgang Koch/Donner | Daniel Schmutzhard /Froh | Lothar Odinius/Loge | John Daszak /Fricka | Claudia Mahnke 他(2015年7月27日ライヴ)・・・話題のペトレンコ(実質)初聴き。リングはたしか2013年から担当、これから忙しくなることを見越してか2015年今年でラストとのこと。先日、ちょろ聴きして反省、しっかり全曲拝聴しました・・・

が、放送録音のエア・チェック?ブートレグみたいな劣悪不快な音質じゃなく、それなりフツウなんだけど、2時間余とうとう集中できません。ショルティに感じた仰け反るような耳の快感が刷り込みか、おそらくはド・シロウトの不養生なんだろうけど、それなり聴き知った「ラインの黄金」が見知らぬ音楽に聴こえるのは、聴き手の集中力問題なのでしょう、きっと。ラスト「神々のヴァルハラへの入城」に圧巻の感銘はついぞやってこない・・・

そういえばゲヴァントハウスの次期カペルマイスターはアンドリース・ネルソンス(1978-)なんだそうですね。ボストン交響楽団と兼務?大丈夫かいね。ゲヴァントハウスって、コンサート、歌劇場、聖トーマス教会全部担当している大組織でっせ。いずれ、かつて一世を風靡したヴェテランがつぎつぎ逝去して、時代は若手に遷っております。これで良いんです。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

今朝の朝日新聞によると、今回の新・安保法制の採択にあたっての主要各紙の報道姿勢が大きく異なっていた由。これで良いと思いますよ、どこも横並び=”中立中庸”な報道なんてオモロないですもん。日本の報道の良心、池上さんはどうコメントされるのか愉しみです。いずれ、すべてこれからでっせ。場末の晩年サラリーマン(=ワシ)は忘れませんよ。

女房殿のスマホ(Y!モバイル)の容量が足りないとの警告有。どーしたら良いの!と詰め寄られても、こちらスマホは使ったことはないし、もちろん日常どんな使い方をしているのかも関知しません。タブレットのAndroidを記憶に、いくつか使いそうもないアプリケーションを削除しようとしたけれど不可(あとでお店のお姉さんに訊いたら、契約の関係で削除できないようになっているものがある)とのこと。よう見ると画像動画で3-4gb使っていて、それを削除整理すべく”ファイラー”みたいなソフトが入っていない?・・・PlayStoreからダウンロードしようとしたら”容量が足りない”〜仕方がないからいくつか削除できるアプリケーションをムリヤリ削除しました。せっかくGメールとかGoogleカレンダーとか同期させているんだから、パソコンに取り込むとかそんなことを考えたら良いのに、どんどこ本体に溜め込むからそうなるんです。お仕事の.pdfファイルなんて間違いなくメール添付ファイルなんだから、閲覧したら捨てればよいのに全部保存してありました。使いこなせないんだよね。

手持ちのドスパラタブレット(A07I-D15A)は2012年12月発売、入手は2013年1月。純正カバー付き壱萬円ほど、液晶画面のスペック違反ということで1,000円分のクオカード送ってきました。Andoroidは4.1、Wifiしかネットとつながらないけれど、Fonだったら外でも使えるかもと考えて、実際はほとんど使う機会はなかった。PlayStoreがないのには閉口したものです。

ネットで調べてPlayStoreを使えるようにしたけど、結局壱年ほどで「Nexsus7」化したものです。内容全部入れ替え、ドスタブ本人はNexus7と信じているはず。Andoroidは4.2とかなんとか?その後もネットに接続するたび、一生懸命自動アップデートしようとするけど容量が足りないみたいで不可。ぼんやりネットを眺めたり、メールやスケジュール確認したり(日常使いのパソコンと同期済)SmarTalkいれてみたり、けっこう遊びましたよ。

中古でも全然値段がつかない機種らしくて、ヤフオクにも見かけません。売るに売れぬといった状態、でもね。たまに家電量販店に行って最新型のタブレット(含むiPad)で遊ぶじゃないですか、そりゃ動きは俊敏、反応も速いけど、我がドスタブが日常使いに耐えぬほど鈍いとも思えない。充分実用的。現在自宅のネット環境はPocketWifiであって、以前出張が多かった時期には業務用パソコンとともに、これにつないで(外で)使っておりました。

こういった流行のマシンって、どんどこ値下がりするんですよね。壱萬円払えばそれなりのものが手に入る〜Simが使えるかどうかがポイントと考えていて、500円/月くらいのはあるでしょ。外出が多いのなら必要かもしれないけど、たった今現在、至近の職場と自宅を往復するのみ、ほとんど引き隠り状態ですから。後ろ向きだけど2012年製ドスタブで充分かも。なんせあるものはムダなく使う、Kechi(似非?)ミニマリストですから。

これはLPの画像Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜ラファエル・クーベリック/ベルリン・フィル(1972年)・・・おそらく十数年前BOOK・OFF@250入手したもの、著名な録音もちゃんと聴いておきましょ、といった趣旨でした。当時58歳、カラヤン時代全盛期のベルリン・フィルとの相性はよろしくない。音質良好、技術的、パワフルな迫力においても文句はないけど、妙にメタリック空虚に響きます。この作品旋律に期待される憧憬とか、ウキウキするような希望、懐かしさに欠ける演奏〜クーベリックであれば!という期待もあるでしょう。フィル・アップであるスラヴ舞曲第1集第1番ハ長調/第3番 変イ長調/第2巻第2番ホ短調(泣ける哀愁の旋律)(1973/4年)のヴィッヴィドかつ艶やかなサウンドに、やはりこの人は手兵バイエルン放送交響楽団との演奏が一番と感じたものです。

SUPRAPHON 33C37-7702Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル(1981年)・・・8年前のコメントが残っていて、久々の拝聴はベルリン・フィルとチェコ・フィルとの技量の差は歴然!はっきり云ってチェコ・フィルって全然上手くない!鳴りが足りない、サウンドの芯が甘い?けど、この草原のような香り漂う味わいあるサウンドは出色、技術的に立派であればすべてが解決するほど音楽はシンプルなものじゃないでしょ。

CLD4010今朝、Mahler カンタータ「嘆きの歌」(最終稿2部構成)/交響曲第10番 嬰ヘ長調「アダージョ」〜アンドラーシュ・リゲティ/ブダペスト交響楽団/ハンガリー放送合唱団/カラチン・センドレニ(s)/クララ・タカーチ(con)/デネーシュ・グヤーシュ(t)・・・久々の拝聴也。1993年ディジタル録音、鮮明な音質であることは初めて気付きました。Mahler はどの作品も大好き!唯一「嘆きの歌」は聴き込みが足りないのか、出会いがよろしくなかったのか、心より堪能できません。最近、初稿3部とも演奏されることが多いみたいだけれど、こちらド・シロウト永遠の初心者は短いほうが馴染みやすい。ていねいな仕上げにオーケストラのアンサンブル、声楽の水準も上々、もうちょっとで作品の真髄に入れそう。「アダージョ」は文句なし、24分は中庸なテンポ設定か。NMLにて拝聴可能


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

新・安保法制可決。意見の違いとかなんとかさておき、わかりにくい、すっきりしない法案やったなぁ。昨年だっけ?機密保護法もそうだけど、実運用、効用、実際の結末をしっかり見ていきましょう。あとはカウンター民主主義、若者のエネルギーをどう維持継続するか、脱力感などの反動を生まぬことを祈りましょう。選挙で勝てばなにやってもOK、というのはおかしい。な〜んも言わず考えず、唯々諾々と執行部に従った薄っぺらい議員は落とさないといけないけど、じゃ代わりに誰がやるか、ってことでっせ、問題は。

そんなこんないつもの週末迎えました。今朝【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新済。昨夜の男子バレーはイランに逆転負け、女性ファンに叱られるだろうけど石川君(19歳)サーブ・ミス多過ぎ。イラクは高くて強いけど、サーブでもっと崩さないと。その後、ハモネプもしっかり見ましたよ。皆、上手いなぁ、昭和歌謡が多かったのが意外、最近の歌はアカペラに向かないのか。

昨日昼休み、ぼんやりネットを眺めていたら「地方移住」の記事が〜毎日、眺めて刺激を受けているイケハヤさんのブログから。自分は都会育ちで、田舎暮らしはムリかな?地方都市はOK。それでも山間部への移住記事にはちょっと興味有・・・高知って最高。40歳代の7年間、営業で毎月通いましたよ。楽しかったなぁ、よう呑んで美味いモン喰いました、人柄も大好き。

でもね。トイレのところでもうアウト、小学校4年生から水洗一筋、ここ十数年はウォシュレット偏愛(最強設定の刺激好む)和式ぼっとん式はアカンのです。(膝の問題も有)バイオ・トイレというのは考慮に値するけど、ウォシュレットはムリでしょ?

残念。

Rachmaninov パガニーニの主題による変奏曲/Tcherepnin ピアノと管弦楽のための10のバガテル/Weber ピアノ協奏曲ヘ短調〜マルグリット・ウェーバー(p)/フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団(1960年)・・・温故知新。パガニーニ変奏曲はLP時代名曲全集的ボックスに含まれ、甘美な旋律を心震わせて初体験したのはこの演奏だったはず。音質勘案しない(知識もなかったし、そもそもタダやし)6-7年ほど前?のCDR、LP板起こし音源らしいけど音質にさほどの不満もなし。

マルグリット・ウェーバー(Margrit Weber, 1924-2001)は瑞西の女流、1950-60年頃DGにいくつか録音が残って、Tcherepnin(1899-1977)とかモダーンなものもあります。強烈とか濃厚甘美とかそんな方向に非ず、流麗な技巧は力みもなく、美しいバランスを誇って、昂揚部分にあざとさ、ケレン味がない。フリッチャイのバックはキリリとして、カッコ良いのも特筆すべきでしょう。作品そのものを久々に聴いて、涙出るほど感動いたしました。

「バガテル」はこれで初めて聴いたもの、Tcherepnin(チェレプニン)も他の作品は聴いたことはないでしょう。泥臭いリズムのわかりやすい、剽軽な作品、短いの10連発、愉しいでっせぇ、日本昔話みたい。Weberはもともとシンプルな作風が大好き、この作品も久々拝聴したもの。あまり数を聴いていないけど、初期浪漫風情溢れて、こんな親密な演奏は滅多にないでしょう。なんかChopin みたい。最高っす。

LPジャケット・デザイン。リヒテルの髪がすだれ状に残っている今朝(例の如し)音源整理中DVDに「Brahms _Richter_LP.rar」という怪しげなファイル名発見。拝聴するとBrahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調4楽章分の.flacファイルが圧縮してあって、画像情報内容情報一切なし。タイミング調査した結果エーリヒ・ラインスドルフ/シカゴ交響楽団との1960年RCA録音と類推しました。CD廉価盤時代初期に入手、あまりの音質に処分した記憶有、ところがこの(ファイル名類推LP板起こし)びっくりするほど音質良好、重心の低い、切れ味たっぷり、貫禄のリヒテルはアツく語って最高。オーケストラも上手いっすねぇ、長大なピアノ協奏曲4楽章全47:22あっというまに終わります。

さて、昼からスポーツクラブに行くか。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

新・安保法制は委員会強行採決、参院採択は本日へずれ込み、牛歩戦術(今回はやらんやろなぁ)みたいなのはパフォーマンスっぽくてあまり好きじゃないけれど。種々意見は出ていて、曰く国会前で「皆さんそろそろ帰りましょう」と集会のケジメ(正しいと思う)に異を唱える人、ニュース番組報道が偏向しているからスポンサーを止めるという社長(屈するな、報道ステーション)とかいろいろ。それが当たり前、ジョーシキと思ったらもう危うい、論議は自由闊達にあるべき、いずれ安倍ちゃんは多数で押し通す、長いものには巻かれろ、忘れやすい、醒めやすい日本人の性質を期待しているのでしょう。

新しい動きは出ていると思いますよ。団塊の世代が担っていたヘルメット学生が今回は主体じゃないでしょ。閑話休題(それはさておき)と云っちゃ叱られるかもあっという間の週末、世間ではシルヴァーウィークへ。ワタシはお仕事の都合で一日出番となります。どこに出掛ける予定もなし、充実した休みにしたいもの。(ここ迄、パソコンの動きが妙に鈍いな、と思ったらOS自動更新していたのだね)

世の中には知らぬことがいっぱいあって、先日の悲惨な鬼怒川決壊の件、朝日新聞の朝刊に、自然とひたすら戦い続ける(堤防の高さを競う)ことへの疑念が専門家から出されておりました。先日、昼休みにニュース動画を見ていたら、その関連の紹介が〜鬼怒川温泉って行ったことはないけど、著名な温泉でしょ?ところが凄い廃墟になっていたんですね。バブル時の投資、団体客当て込んで時代はそんな流れじゃなかったし、挙句足利銀行の倒産、大きな建物がそのまま残っているんですね。そこも被害に遭ったらしい。

DECCA 4783511Beethoven 交響曲第2番ニ長調/第4番 変ロ長調〜ダニエル・バレンボイム/ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団(2011年)・・・その立派な志や意義はさておき、純粋に音楽のみを拝聴いたしましょう。シュターツカペレ・ベルリンとの全集は未聴(というかバレンボイムの録音には手が伸びにくい)、噂ではフルトヴェングラーに影響受けた懐古的な表現とのこと、こちら若者との演奏はそんなことはない、素直に誠実なもの。

我が貧者のオーディオ環境ではあまりよろしからぬ音質、技術的な不備はないけど、味が足りぬのはユース・オーケストラにありがちなパターン、但し、若者を慈しむようにていねいなバレンボイムの指示は悪くないと思いますよ。第2番は”Beeやん苦手”時期にもお気に入りだった作品、とくに第2楽章「Larghetto」に心奪われる美しい旋律、仕上げは上々です。第4番終楽章「Allegro ma non troppo」はあまり急がぬテンポ設定に好感を持ったものです。

昨夜男子バレーを眺めつつ(良いねぇ若者の活躍は。イケメンの活躍は女性ファン大喜びでしょう)いつものデータ音源整理、ラベルを印刷して今朝所定の場所に収めたら、まったく同じものが・・・ダブってダウンロードするのはありがち、しかし、整理しなおして再度DVDに焼き込む時に同じ作業繰り返すとは・・・我ながら呆れました。

では、行ってきます。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

参院にて新・安保法制大詰め、大勢に無勢、多数決採択されるのは間違いないけれど、国会内外ラストの抵抗は国民の意思表示なのでしょう。このエネルギーを”次”に昇華できるか、1960年安保の時には高度成長+寛容と忍耐の政治で自民党は復活し、分裂した社会党(当時野党第1党)は敗北。今回も大きな野党である維新が分裂って、状況は似ているとは今朝の朝日新聞のコラムにありました。あれだけ原発問題が話題になっても(現在も厳然として事故現場はそのまま存在する)それを社会のうねりにできんのだな、残念。

次の選挙をなめんなよ、安倍ちゃん。名古屋郊外場末に逼塞した晩年サラリーマンにだって、そんなキモチはありまっせ。

昨夜はお仕事午前中の山場、順調に終えてしまい、昼からヒマというかやる気全然出ず、夜は定例スポーツクラブにて自転車38分(ゆっくりこぐと消費エネルギーが大きいことを発見/時間が中途半端なのはトイレに行きたくなったので)+地獄の初心者エアロ45分、妙齢のインストラクターにもすっかり(いつまでたっても熟練しない)顔を覚えられました。都度利用会員(月会費1,000円+都度1,000円)は週2回休まず真面目に通うと割高、平日夜+週末祝日のみ会員に変更検討しましょう。

SONY 88883737152(昨日言及時間切れ)Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1963年)・・・たしかにドホナーニ+クリーヴランドの引き締まった第4番は良かったですよ。しかし、2代前の中興の祖ジョージ・セルの「運命」のテンションと要所要所のタメ、その反動に弾ける圧巻集中力の凄さ、この人の録音を聴いて凡庸な印象を得たことは一度もなし、残る課題は音質のみ・・・

Beethoven 交響曲第7番イ長調〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1964年)・・・先日の印象とほぼ変わらず。豊満なオーケストラの響き、力みがなさすぎてテンション緩いとさえ感じる自然体?淡々と静かなココロで聴きましょう、的演奏、これを好む人もいらっしゃることでしょう。本日も出勤時間がきてしまいました。

一日のお仕事終えて・・・新・安保法制云々の話題は他の方に委ねて身近な話題を。

HP Photosmart Wireless B110aプリンター使うのはほとんど音源整理保存用DVDのラベル、数か月前まで自主CDのラベルでしたけどね。あと年に一回の年賀状(含む北海道大阪両方の親の分も)+稀にネット予約した宅配分のコンビニ持参とか、旅行の時の予約番号とか、そのくらい。いまや女房殿が印刷のメインですよ、お仕事用の(ほとんど白黒)。HP Photosmart Wireless B110aは入手丸2年ほど(2013年9月総経費込3,400円オークション入手)似たような前機種が上手く稼働せず、再入手したもの。無線機能は即ダメになっちまいました。(もしかして上手く設定できないだけかも)ま、使用頻度的にUSB接続で充分ですよ。スキャナも女房殿はなんとか使っているみたい(ソフト連携はうまくいっていない)。時々、急いでいるときに限って妙にご機嫌斜め、印刷指示してもウンともスンとも云わぬ・・・しばらく後に再開したら前のがまとめて印刷されたり、困ったものです。怒り心頭に発した彼女のために、一発新しいのを買うか〜amazonを眺めてびっくり!

新しいのは各社インクの形状が(いつのまにか)変更になっている!(ここ数年見ていなかったし)これは困る。購入検討中止。

ま、本体さておき純正インクがバカ高いんですよ、油断すると2回くらい買い替えると本体価格を超える!みたいなことになりがち。だから「178互換インク/チップ無」激安にて入手、ここ最大ポイント、但し、チップ張替えも4-5回目くらいになると認識しない事件(最悪のタイミングに発生すること)もないでもない・・・そこはガワを開けてカートリッジはめ直したり、だましだましなだめなだめ動かしております。今回赤と黄色がインク切れました。印刷できるけど色あせた昔の雑誌みたい、色が足りないから。

この前のがCANON、その前がEPSON、全部互換インク使ってました。メーカーはインクで儲けるのがパターンらしいから、人民中国製互換インクは憎いでしょうねぇ、きっと。それでインクカートリッジ形状をリニューアルしていくのだな、きっと。eco(kechi)user(=ワシ)は困りまっせ。昨日【HP178 ヒューレット・パッカード互換インク】4色セット×2パック(計8個)【ICチップ無】470円(全部込)届きました。1個わずか@59円。慎重にチップをはがして貼り直し、無事認識しました・・・でも、相変わらず赤と黄が出ていないのはインクが詰まっているのでしょう。本体の小さいディスプレイをいじって「プリンターヘッドのクリーニング」実行→無事、キレイに印刷できるようになりました。インク残量表示は不可(純正じゃないので)なんか印刷色がヘンだな?と思ったらインク切れということ。

無線接続はアウト、印刷指示しても稀にウンともスンとも云わぬ、ときどきインク・カートリッジを認識しない〜そんな不備があっても、なんとか使い続けましょう・・・これが(自称)ミニマリスト(kechi)の矜持でっせ。節約の楽しさ、別に新しいのを買えないワケじゃないが、もったいないじゃないですか、なんとか動くし。前機種CANONは散々働いてある日突然、逝去されたものです。潔いこと。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

お仕事は週単位で回っていて、昨日火曜が最大ピーク(祝日でも休めない)本日水曜がそれに次ぎます。ここの作業を合理化高速クリアするためにほぼ一年掛かりました。ヴェテラン・サラリーマンとしての経験、取引先からのデータ受け取り事前点検の流れ、パソコンソフト(とくにMS-Access)の活用に知恵を絞り出してここまできたけれど、引き継ぎはどうしようかなぁ、真髄や精神思想は引き継げても、ムリでっせ快速処理は。あまりに膨大なお仕事押し付ける(便利に使う)上司もいかんよね、来年早々に異動だろうけど。毎週、この辺りが両腕マウス腱鞘炎の症状ピークとなります。

新・安保法制の採択いよいよ大詰め、安倍ちゃんの横暴にモノ申す老若男女の動きは頼もしいけど、多勢に無勢、与党は押し通すことでしょう。これから先の課題は”実際の運用”(抑止)と”エネルギー”をどう次につなげていくか〜原発事故やら再稼働、貧困格差問題、少子高齢化、悩ましい隣国関係、そして海外派兵?、問題課題はそのまま、参院選は来年2016年?総選挙はちょいと先やなぁ、次の選択肢をみつけなくては。

なぜか続いているBeeやんシリーズ。 CD80200Beethoven 交響曲第4番 変ホ長調〜クリストフ・フォン・ドホナーニ/クリーヴランド管弦楽団(1985年?)・・・ネット検索して驚いたけれど、TELARCの全集ってもうほとんど出現しない。人気なかったのかな、この人(1929-)。フィルハーモニア〜北ドイツ放送交響楽団のシェフを歴任した実力派でっせ。色気も素っ気もないといったイメージだけど、やや速めのテンポ、飾りのないストレート系表現、オーケストラのテンションの高さ、リズム感の良さ。終楽章「Allegro ma non troppo」に於ける快速パッセージはもちろん、ファゴットによる再現も難なくクリアして、上手いオーケストラやなぁ、ほんま。自分の嗜好は浪漫に味付けしたものより、こちらですよ。

(ここで愛用のエディターが突然落ちて数行アウト) Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1963年)
Beethoven 交響曲第7番イ長調〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1964年)
言及する時間がなくなりました。行ってきます。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

お仕事はいつも通りの(それなり)順調な開始、お隣の来年定年の先輩(どんなにお仕事少なくても魔法のようにド残業する)は最近、休みが多く、地域活動に忙しいようです。大きなお仕事ミスも起こしました。彼特有の問題(少ない持ち分は引き継ぐ気配さえ見せない)もあるけれど、キモチわっかるなぁ、自分はテンション維持できるでしょうか、引退半年に迫ったら。昨夜の「Vaio typeC」問題で驚愕のトラブルが!じつは大切なデータが入っていたんだそう。依頼主は電話で絶句しておりました。まともに起動しない、稼働しないパソコンに大切なデータ入れておくなよ!前提には「一番クリアな修復とはOS入れ直し」→「データは消える」ことを知らなかったみたい。申し訳ないことしたなぁ。

今朝、左膝(昔スキーで靭帯一本切ったまま)に違和感有。痛むとかじゃなくて、外側の腱に力が入らぬ感じ、歩けるけど踏ん張れない。現在、出勤まで膏薬を貼って、膝をたたんでおります。このまま快復してくれよ、明日のスポーツクラブまでに。

SICC-1510Beethoven 交響曲第1番ハ長調(1965年) /第3番 変ホ長調「英雄」(1962年)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団・・・たしか小学校5年生のクリスマス、オーマンディの「運命」「合唱」2枚組お小遣い貯めてレコード買いました。Beeやんとの出会いはオーマンディでっせ。やがて人生の山川越え幾星霜、中年に至って「運命」「田園」「合唱」の廉価盤CD入手したけれど、ちっとも良いと思えなかった・・・第1番と「英雄」は初耳です。

これがガッカリ。先日、コリン・デイヴィスの「英雄」に不遜な感想抱いたけれど、それに似て、音質イマイチな(サウンドが痩せている)分、いっそうオモロない。フィラデルフィアの豊満に厚みのあるサウンドも愉しめない。もの凄くフツウというか、旋律やリズムの組み立てはバランス感覚溢れて穏健(過ぎ)陰影とか個性とか足りない、ちょいとユルいんじゃないか。精神性とかムリムリな変化ワザを求めないけど、あえて”この演奏”を求めて聴こうとは思わない・・・きっと聴く耳持たぬ不遜なオッサンなんやな(=ワシ)。

では、行ってきます。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

今朝も17度C、肌寒いくらい。昨日はBOOK・OFFにて書籍処分(混んでました)ちょいと気分転換に時代劇の文庫2冊ほど入手、うどんチェーン店に寄ってから帰宅すると(置きっ放し)ケータイに着信が〜女房殿お仕事関係の方(とても真面目で信頼の置ける方)より電話有、もう使っていない娘の旧いノートパソコンを見てくれないか、とのこと。早速届けていただきました。きれいに使っているけどVista時代のVaio typeC、メモリ1gb、HDD100gbはいかにも物足りない。これってパターン?自動起動ソフトとか、要らぬソフト(云々体験版とか)いっぱい入って、異様に起動も稼働も遅くて実用に耐えません。もちろんウィルス・ソフトの期限は切れておりました。順繰り不要なソフトを削除してもキリがない、なんせ遅いですし。「ダメだったら廃棄しても良いですよ」とのことだったので、作業30分後、Zolin-Linux-lightに入れ替えました。ほら、これだったら速度フツウじゃないの、英語版King-OfficeのFree版入れておきました。ブラウザはChromeへ。壁紙はMacに。さて、使っていただけるでしょうか。

DG 4776545Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜グスターボ・ドゥダメル/シモン・ボリバル・ユース管弦楽団(2006年)・・・一昨日のバルビローリの流れ、久々に若手の演奏を拝聴いたしました。1981年生まれでっせ、この録音時点25歳!ユース・オーケストラってたいてい”上手いけど味が足りない”パターンが多いんだけど、ま、老熟した最晩年のバルビローリとは真逆、ストレート系(工夫が足りない?)溌剌として爽やか、テンションの高い演奏であります。この作品特有の官能とか怪しさとか、そんなものは彼らに求めませんよ。「アダージエット」にエッチさが足らんけど、これで良いんです。

Beeやんシリーズもついに「第九」へ。Beethoven 交響曲第9番ニ長調「合唱」〜ブルーノ・ワルター/コロムビア交響楽団/ウェストミンスター合唱団/エミリア・クンダリ(s)/ネル・ランキン(ms)/アルバート・ダ・コスタ(t)/ウィリアム・ウィルダーマン(b)(1959年)・・・もしかして初耳?ワルターの全集中聴いた自覚があるのは「英雄」くらいか。(←恥ずかしい昔のコメント)この時期としては出色の音質、まったりとしたタメのある勇壮なスケール、明るい響きのオーケストラも好調(難所第3楽章のホルンもみごと)、いかにも巨匠風な落ち着きと雄弁に溢れます。

第4楽章は別録音、オーケストラはニューヨーク・フィルとか。もともと作品的に(前3楽章との)違和感があって、声楽ソロは伊太利亜オペラ風、合唱にも深みが足りない(というか、ほとんど理想的なものに出会わない)。聴き手の勝手な都合だけど、最終楽章に至って聴き疲れ、音質の肌理の粗さがじょじょに気になるように・・・往年の巨匠たちの演奏に敬意を評しつつ、やはり昔の録音は難物やな、そんなことを感じました。

では、行ってきます。また新しい一週間を乗り切りましょう。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

昨日、【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新、念願の床屋さんへ(短くすっきりソフトモヒカンに仕上げるのは大好き)、昼に作った残りご飯の炒飯は思いの外出来がよろしく、定例週末のスポーツクラブもサボらず、夕方BOOK・OFF行きは疲れ果て居眠り断念・・・夜は女房殿と最寄りの駅までバス移動、牛タンの店は美味しかったけれど出てくるのが遅いのと(さして混んでいないのに)一品の量目がメニュー写真イメージより少ない(=高い)のが難、ま、ノンビリとした週末ですよ。足の筋肉が張るのは納得できるけど、二の腕方面の筋肉が痛むのは謎?膝腰に異常なし。夜、睡眠不如意にはまいりました。ちょっとでもアルコールが入るとこうなんです。

午前中にBOOK・OFFへ行って、書籍処分してきましょう。徒歩往復30分くらいかな?散歩にちょうどよろしい。書籍は数冊同時並行して拝読しております。一冊だけ言及しておこうかな?山田玲司「非属の才能」(光文社新書)・・・山田玲司さんて著名な漫画家ですか?所謂、ありきたりの王道を歩まぬ異端的存在へのアツい賞賛であって、これはこれで現在”出口なし”状態に苦しんでいる若者への希望でしょうか。人の話を聞かぬ上から目線な若者への批判もちゃんとあって、「意味不明」とかコミュニケーションを閉ざしてしまうことの虚しさ。イケハヤさんとか井上さんとか、この間読んでいる”尖った”ブログに共通するものを感じました。いずれこの方たちにはバランス感覚がちゃんとあって、意外と器用なんですよね。山田さんは艱難辛苦凄く努力しみたいだけど。書籍でも音楽でも☆の数評価は好きじゃないんだけれど、これは☆☆☆くらいかなぁ。

Octavia Exton KJCL-6 Beethoven 交響曲第3番変ホ長調「英雄」(弦楽五重奏版)/「エグモント」序曲/「プロメテウスの創造物」序曲/「フィデリオ」序曲(以上弦楽四重奏版)〜エンシェント・コンソート・プラハ(1999年)・・・仰け反りました。毎日できるだけ多くの音楽を聴いて、最初っから最後迄文句なし!なんてことは滅多になし。音楽の素の骨組みがリアルに表出され、もちろん管楽器の色彩やらオーケストラの厚み、打楽器などで強化された迫力皆無。それでも昔馴染みの作品、ノーミソ中でそれを理想的に補っているのか、溌剌躍動に充ちた理想的な「英雄」が鳴り響きます。少人数のアンサンブルになれば当然テンポは速めに、キレのよいクリアなサウンド。古楽器らしいですね、一気呵成にラスト迄拝聴中、そのことに気付きませんでした、というか、そんなことを意識させぬ新鮮さ。こどもの頃の無垢な感性を失って以来、Beeやんの序曲にこれほどの新鮮な感銘をうけたのも久々、ほとんど初めて。イロモノに非ず。

EMI CDM 7 69186  1969年録音Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジョン・バルビローリ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1969年)・・・21世紀はMahler の時代、オーケストラも録音技量も上がり、若手は”昔からあった名曲”を素直に表現し、聴衆は巨大長大な音楽を当たり前に愉しめるように〜ぼちぼち半世紀前の音源は未だMahler が特別であった時代のもの。音質極上、オーケストラも清潔なサウンドを基調にみごとなアンサンブル。もしかして当時のEMIはクレンペラー+バルビローリで全集録音(フィルハーモニア管弦楽団1960年代)を狙っていたのかな?第1/3/4/8番が抜けたまま、時代はテンシュテット(ロンドン・フィル1970年代)へ遷ったのかも。閑話休題(それはさておき)

ゆったり、まったり横流れ、粘着質甘美な旋律の歌を聴いていると、この個性は稀有な存在であったことに驚かされます。その流れで昨日の更新に至ります。バルビローリはどれも同じ、溌剌切れ味リズム感とは別世界の表現、すべての作品が似合うわけじゃないだろうが、このMahler の豊穣な(濃〜い)成果に打ちのめされました。「アダージエット」のエッチさ最高。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

昨日もお仕事充実して週末へ、予定通り取引先からの帰り、職場側の眼科に寄りました。2ヶ月に一回の眼圧検査は正常値、ここ一年のドライアイは改善しておりません。終日(帰宅してからも)パソコン睨んで、姿勢とかディスプレイの距離とか気をつけても、これは職業病(趣味病)+華麗なる加齢かもしれません。北関東や東北の悲惨な水害をテレビでみて、女房殿は東日本大震災の情景を連想するといっておりました。台風直撃通過したご当地にこれといった被害はなくて、「50年に一度」の降雨が他の地域を襲うのですね。幾度経験しても自然の圧倒的な威力に弱い人間〜安易な言及さえできない・・・

休みはたいてい早朝覚醒、これってこどもの頃からの性癖です。なんと17度C、一昨年辺りまでの残暑はどこにいったのか、比較的過ごしやすかった昨年でさえもっと暑かったはず、ことし2015年は素直に秋になりました。被害で苦しんでいる人を尻目に、こちらテレビをぼんやり〜「剣客商売」(池波正太郎原作)2012年より秋山小兵衛は北大路欣也なんですね。藤田まこと(長身)より役に似合っているけど、原作イメージそのままの中村又五郎とは大違い、小柄、飄々とした初老にしては色男過ぎ、演技や殺陣(たて)の技術からそんな配置になるのかも。おはるの貫地谷しほりは可愛らしいけど原作では大女だから、これも違う。佐々木三冬の杏はかなりエエ感じ(彼女なんでもできるねぇ。強くて頑なで、色気もある)、最近女性にに大人気らしい斎藤工の秋山大治郎も生真面目朴念仁ぶりは及第点、個人的には高嶋政宏がイメージなんだけど、彼も年令を重ね、重厚無頼になってもう似合わんかもしれません 。

いずれ平和に、ノンビリ時代劇を堪能しました。原作を読んでいるから、いっそう愉しめます。なんか申し訳ない。

BC0013802昨日昼から取引先往復車中音楽。Mozart 交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」/第33番変ロ長調K.319/第36番ハ長調K.425「リンツ」/第40番ト短調K.550〜ルートヴィヒ・ギュトラー/ヴィルトゥオージ・サクソニエ(ザクセン・ヴィルトゥオーゾ - Virtuosi Saxoniae)(1990年前後?)・・・CD2枚分。旧東独逸の名トランペット奏者であるギュトラー率いるアンサンブルはほとんど話題になっておりません。時代的に古楽器隆盛になった余波?けっこう録音は多くて、できるだけ入手拝聴するよう気をつけております。ドレスデンに特有の涼し気ブルー系のサウンド、整ったアンサンブル、細部まで生真面目な描き込みに正確なリズムは軽快なイン・テンポ、流れもよい。音質良好、迫力充分。まるで佳きMozart のお手本のような演奏也。端正に過ぎて、愉悦とか熱気に充ちたノリに欠けるかもしれません。

いずれ名曲揃い。やや知名度の劣る変ロ長調交響曲K.319第1楽章「Allegro assai」にジュピター音型(C-D-F-E)登場、終楽章「Allegro assai」の躍動は演奏会アンコールに使われることもあります。ワタシは「プラハ」の湧き出るような愉悦が大好き。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

鬼怒川決壊のようすは凄いですね。温泉も流されたらしい。生命永らえても家を流され、これからの暮らしをどうするんでしょう。東北北海道方面は雨継続〜きっと原発事故現場の水も溢れているんやろなぁ。ようやくたどり着いたような、すぐだったような週末。昨日は昼から夜半、頭痛(眼の奥)に悩まされました。久々、ご当地転居後初(品質保持期限怪しい)鎮痛剤服用、久々だったせいか速攻快復いたしました。そういえば大阪時代は頭痛頻繁、辣腕パートさんと鎮痛剤融通しあっていたなぁ、お互いに。こちらジェネリックの安い鎮痛剤(バファリンならぬバッサリン、みたいなの)を買うから、時々いやがっていたけれど。本日は昼から取引先へ、別に急ぎの用事でもでもないんだけど、上司の指示がありまして・・・ま、気分転換〜そのままサボって帰る途中眼医者に行くつもり。

結果的に9月はBeeやん交響曲集中拝聴となって、コメントしていないものもあるから残りは「第九」のみ。SICC-20140/6 これはBlu-Spec CDとやらBeethoven 交響曲第8番へ長調〜クリスチャン・ティーレマン/ウィーン・フィル(2009年ライヴ)・・・一年前に第4/5番を聴いて、必ずしも佳き印象を得ませんでした。今回はウィーン・フィルが美しいと思いつつ、やや遅めのテンポに入念な味付け、微妙なテンポの動き、タメはやはり自分の嗜好から外れるかな、と。この作品は溌剌と元気よく、一気呵成に流れを大切にしてしていただきたい作品。以前ほどの違和感はありませんでしたよ。オーケストラのコントロール技術はたいしたもの。

EMIBeethoven 交響曲第7番ニ長調〜サイモン・ラトル/ウィーン・フィル(2002年ライヴ)・・・ 昨年2014年12月に「英雄」を聴いて、その時のコメントは散々だった記憶が〜それにしても上記ティーレマンと同じオーケストラとは思えぬ”古楽器風(というかその傾向)”サウンド、但し響きに厚みはありますよ。自分は古楽器系演奏支持派だけど、ウィーン・フィルで?といった違和感(前回拝聴時には)バリバリでした。今回はその表現意欲に感心もしたし、これもひとつの方向と拝聴いたしました。しかし、ウィーン・フィルが美しくない、という印象はやはり変わらない。自分の標準はクリュイタンスの”優雅なイン・テンポ”かな?

ここで、時間切れです。本日一日乗り切りましょう。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

朝の風情はすっかり秋ですね。雨台風は東日本東北にて余波とは言いがたい影響継続中、こちらはさほどでもなくて(一番風が強い時期に事務所に隠っていただけ?)帰宅時には雨も上がっておりました。お仕事はいくつか手抜き露見したのを修復しつつ、基本は順調、誰よりも早く出勤して(早朝誰もいない一時間がキモ)定時で上がるパターン継続、勇んでスポーツクラブへ。エアロビクス45分前に、準備運動としてエアロバイク40分(年齢標準に設定)このカロリー消費が今迄で最高、ごはん茶碗一杯分を超えました。どういうロジックになっているのか?心拍数からの計算でしょうか。半分に到達する前に汗と疲労感かなり、本日はエアロビクス休止にしようか・・・一瞬考えたほど。あとはいつも通り、後半のコンピレーションにぜんぜん付いていけず、雰囲気のみ合わせて、それでも鈍って緩んだ身体をいじめるのは爽快です。

Eva-Maria Westbroek故に音楽拝聴、ほとんどできておりません。今朝、R.Strauss 最後の4つの歌〜エヴァ=マリア・ウェストブロック(s)/ダニエル・ハーディング/ミラノ・スカラ座フィル(2007年ライヴ)・・・このソプラノはバイロイトの常連、検索してみるとWagnerとかR.Straussの録音に多く参加しておりますね。黄昏情景が眼前に広がるお気に入り作品は、なかなか理想の声に出会えません。強靭に過ぎるところがいくつか・・・でも、ほとんどの演奏にそう感じるから自分の嗜好なんでしょう。ウェストブロックさんも立派だけど、マイルド柔らかい美声のはないんか。(これもネットより入手音源/音質良好)

他、話題のキリル・ペトレンコのバイロイト2015年ライヴ「ワルキューレ」とか「神々の黄昏」ほんの一部、ネットより4部作全部音源入手出来、但し.mp3/128kbps、ま、昔カセットでFMエアチェックしていた水準の音質です。往年の歴史的音源よりずっとマシと考えるべきか。演奏内容云々言及できるほど聴いていないし、元よりオペラ通でもなし。

では、行ってきます。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

台風接近、本日より職場数人仙台にて会議、無事たどり着けるでしょうか。職住接近過ぎというのもオン/オフの切り替えが難しいとか、通勤途上の寄り道とか有効な時間の使い方といった意味で悩ましいものはあるけれど、荒天時にはベンリなのは事実。ご当地の天候なのか、それとも地球温暖化(ほんまか)のせいか、こちら転居して2年半、激しい土砂降りとか雪とか猛暑とか・・・通勤に苦痛はありません。女房殿昨夜より大阪の老母の元へ、なんの連絡もないところを見ると無事到着してたんでしょう。昨夜、北海道の母親よりケータイに連絡有、ちゃんと使いこなせないから即切れて、親父が倒れたのか?あわてて掛け直してみたら、なんのことはない札幌のマンション改装して5月本拠地移転済、20数年居住した白老の2階建てうまいこと処分できて(ほとんどカネにはならない/それでも充分)中の家具など要らんか、とのこと。な〜んも要らんよ、こちらミニマリスト目指していますから。

いずれ、社会不安のひとつである”空き家問題”ひとつ解決しました。相変わらず89歳の親父は高速すっ飛ばして札幌白老往復しているみたい。危ない危ない。

DECCA 4759090Beethoven 交響曲第1番ハ長調〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1972-1974年)・・・ショルティはあまり熱心に聴いていなかったし(メジャー王道な人だったから当時LPCDは高かった)比較的最近ではWagnerとかBartok、Mahler くらいかなぁ、ああStravinskyには生理的快感がありました。Beeやん交響曲全集に2種有って初めて知ったくらい、こちら旧録音なんですってね。かっちりイン・テンポ、頑ななくらい神経質な縦線・・・そして色気もなにもない、強烈で硬い響き、リズムもスウィングしていないなぁ。録音と実演印象は違うのか。要らぬ飾りが少ないのは良いけれど、ちょいと嗜好から外れるかも。美しいと感じられない(とくに弦)・・・(でも、ちゃんと全部聴きましょうね)

Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」/「エグモント」序曲〜コリン・デイヴィス/シュターツカペレ・ドレスデン(1991-1993年)・・・先日、失礼なことを書いて反省(なんせ世評も高いですし)しっかりボリューム上げて再聴しましたよ。先に聴いたショルティとは真逆なんやな、ゆったりと細部ニュアンス仕上げ、エッヂを立てずにフレージングあくまでマイルド。オーケストラはシカゴ交響楽団とは正反対のしっとりウェットな木目の質実、おそらくは我が日本ではショルティより人気高いですよね、きっと。でもね

違和感の理由がわかりました。ちょいと入念な味付けし過ぎ(薄味でも)リズムにキレがないというか、まったり昔風というか、カッコよろしくない。決然としたメリハリがもっと欲しい!って、これも人それぞれ、好き好きでしょう。ここ10年ほどBeeやんは古楽器系ばかり聴いていたからなぁ、イヴァン・フィッシャーなんか凄くカッコ良かったし。

昨日朝から体調不良、寝冷えでもしたかなと思っていたら、不思議に昼から快復、お仕事も無事乗り切りました。今晩は定例スポーツクラブの日、こんな天候やったら参加者少ないかも。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

女房殿が眼の不調を訴えて眼科へ。網膜剥離寸前、レーザー治療を受けたらしい。2年前「7の倍数8の倍数」を乗り越え、あちこち不調も出てくる年頃であります。自分も6年ほど前より一部視野欠損、眼圧が高いとの診立て、幸い点眼薬にて眼圧はコントロールできております。節制したり、鍛えたりして健康を維持するのは当たり前、でも眼とか歯とかいろいろムツかしい年齢に至りつつあります。一昨日、千葉方面で竜巻発生のニュースを見ました。今週、台風接近、人智の及ばぬ自然の猛威に戦(おのの)きつつ、季節は一気に秋へ。夏物商材の処分に四苦八苦する毎日、季節の変わり目に体調不良であります(微熱っぽい?)。今朝22度C、雨模様也。

昨夜、そしてここしばらくの落ち穂拾いも含めて音楽に言及しておきましょう。 CCSSA30710Beethoven 交響曲第4番変ロ長調/第6番へ長調「田園」〜イヴァン・フィッシャー/ブダペスト・フェスティヴァル管弦楽団(2010年)・・・先日Brahms の新鮮さに驚いた記憶有。こんな新しい録音続けて聴くなんて、すっかり贅沢になっちまったな。なんせネットからあっという間に拝聴可能なので。オーケストラの優秀さ、バランスの良い鮮度表現〜どのパートを主張させるのか、一番効果的なのか明確な指示、楽譜のことには疎いけど「田園」最終楽章ヴァイオリンの主題がソロに置き換わったり種々趣向満載。テンポは中庸、テンポの動きにも抑制と矜持有、落ち着きはあってもリズムあくまで軽快、響きはクリア、センスは洗練モダーン、粋であります。小学生の時から聴きすぎて、食傷気味だった「田園」はなんと美しいこと。

Dacapo  6220540Mozart 交響曲第15番ト長調K.124/第16番ハ長調K.128/第17番ト長調K.129/第18番ヘ長調K.130〜アダム・フィッシャー/デンマーク放送シンフォニエッタ(2006年)・・・ こちら(ほとんど話題にならぬ全集)お兄さんの演奏、拝聴機会の少ない16歳頃の作品也。現デンマーク国立室内管弦楽団って、知名度から想像できぬような技量を誇る(上手い)けど、洗練とかクールからかなり遠い、粗野でヴィヴィッドな躍動溢れました。(アンサンブルが粗野なワケじゃない) ほとんど古楽器風素朴さ、快活なリズムに充ちて、これが21世紀のMozart でっせ。同作品をカール・ベームにて確認する勇気が出まへん。ホグウッドだってもう35年くらい前ですから。

先のBeethoven 含め、細部分離の良い音質に関心しました。その意味でも往年の名演奏からちょいと耳が遠のきます。

Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調〜ロナルド・ブラウティハム(p)/アンドルー・パロット/ノールショピング交響楽団(2007年)・・・これも贅沢新しい音源也。顔ぶれからてっきり古楽器かと思ったら、冒頭オーケストラからコクのあるモダーン楽器の響き、ブラウティハムもスタインウエイ使用とのこと。例の如し、こんな北欧の地方オーケストラも上手くなったなぁ、感慨しきり。Beeやんの勇壮なスケールから掛け離れた親密、繊細デリカシーに溢れた素晴らしい演奏です。これも新時代の手応えたっぷりありましたよ。ここで時間切れ。

 


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

昨日はひどい雨、車もない我が家は当然どこにも出掛けられません。三重県あたりの警報がテレビに出ていたけれど、被害はどうだったんでしょうか。今朝の新聞やネットにはあまり言及がありませんね。引き隠って(いつもの)音源データ整理、二時間ドラマ再放送ハシゴ(珍しく二本とも秀逸)、女子バレー最終戦中国戦は予想通り完敗、郎平監督っておっかなそうなオバハンですねぇ、戦慄の重戦車・王一梅はもういないんですね、未だ27歳なのに。選手の層が厚くてもっと凄い長身選手が出てきているんでしょう。日本もよう頑張った!中国チームの絶叫プレイに敗北。

さて気分を切り替えて、新しい一週間に臨みましょう。

CBS Odyssey MB2K 45616Bach チェンバロ協奏曲ヘ短調BWV1056/2本のリコーダーとチェンバロのための協奏曲ヘ長調BWV1057*/ト短調BWV1058/オーボエとチェンバロのための協奏曲ニ短調BWV1059**〜イーゴル・キプニス(cem)/ネヴィル・マリナー/ロンドン・ストリングス(1967-1970年)・・・LP時代懐かしい2枚組中2枚目、オーケストラの実態はアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズでしょう。*はブランデンブルク協奏曲第4番の異稿、**はカンタータのシンフォニアから復元した(所謂)第8番、自分が探せないだけかも知れんが久々に拝聴機会を得たような?既に半世紀ほど前、使用楽器は当然モダーンなもの、しかし、キプニスは”異様に鳴りの良い金属的な!”響きのソロに非ず、マリナーな控えめな伴奏とのバランスも抜群、これは録音のマジックというか、これが録音で音楽を愉しむということなのか。実演を経験するとチェンバロって、とても音量は小さいもの。

イーゴル・キプニス(Igor Kipnis, 1930-2002)は装飾音も効果的な個性的なソロ、作品の愉悦をたっぷり感じさせてくださいました。嗚呼、しばらく作品そのものもちゃんと聴いていなかった、かつてお気に入りだった・・・そんなことを思い出しました。

ここで時間切れ、では行ってきます。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

外は小雨、気温は秋風情。昨日は朝から【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新、読書、スポーツクラブでのエアロビクス有酸素運動(三ヶ月目に入ると自分より慣れていない人を見て妙な溜飲を下げたり)〜夜は高級中華・王将へ。小さいこども達一杯!元気で可愛いこと。お隣では1歳位の女の子が前掛け付けられるのを懸命に抵抗して、微笑ましくて、若いお母さんお父さんもたいへんだろうけど、この時期が人生で一番シアワセ、こちら過ぎ去った後期中年夫婦はシミジミそう思います。すっきりボウズな男の子は小さかった頃の息子を思い出します。

昨夜の女子バレー、長身亜米利加に完敗、惜敗に非ず。残念。

音楽もいろいろ聴けました。季節が佳いからなぁ。 Mussorgsky/Ravel 組曲「展覧会の絵」(1958年)/交響詩「禿山の一夜」(1965年)〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル・・・ニューヨーク・フィル時代最初期の録音は音質良好、スケール大きくオーケストラの技量、アンサンブルも上々でした。ミトロプーロスの薫陶が生きていたから?先日カラヤンの色気に惚れ惚れしたけれど、こちらもさほどに負けていない華やかさ有。ところが世評では”イマイチ”評価らしい。名人・山本さんによると「各曲の描き分けは、いくぶん中途半端な印象」とのこと。なるほど。勉強になるなぁ、この前年1957年フリッツ・ライナーのは圧巻のオーケストラの技量に息を呑んだ記憶有。

かつての長い”Beeやん苦手時代”を克服して、いろいろ聴いております。交響曲だったらまず「英雄」かな?第1楽章 「Allegro con brio」に於けるヴィヴィッドな躍動、第2楽章「Marcia funebre: Adagio assai」葬送行進曲はやや苦手なのでさっぱり仕上げが好み、第3楽章「Scherzo: Allegro vivace」はまるで蒸気機関車の疾走を連想させ、終楽章「Finale: Allegro molto」はBeeやんお気に入りの主題(プロメテウス終曲)による変奏曲がカッコ良い!

4756883Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」/「エグモント」序曲〜コリン・デイヴィス/シュターツカペレ・ドレスデン(1991-1993年)・・・好きな指揮者、オーケストラだし、世評も高い、もう圧倒的。でもねぇ、音楽ってほんま嗜好品、ゆったりどっしりとした超・オーソドックス演奏にすっかり困ってしまいましたよ。ここ最近、快速溌剌推進力たっぷり、しかも技巧キレキレ、スリムなのばかり聴いてきたせいか。なんかもの凄くフツウ、身を乗り出して聴くような印象に非ず。昔風のがあかんと言っているワケじゃなくて、クリュイタンスとか(最近ようやく目覚めた)コンヴィチュニーとか、なかなかエエじゃないのとか、思うことも多いんです。同じオーケストラなら、ブロムシュテットとか。コリン・デイヴィスさんとは仕切りなおしいたしましょう。

平和博「朝日新聞記者のネット情報活用術」(朝日新書)・・・ネット系の書籍はあっという間に賞味期限が切れるから要注意。2012年初版にしては内容は現役でした。内容は基本というか、至極真っ当なもので、おそらく筆者の性格を反映して生真面目、参考にはなってもオモロないなぁ、というのが正直なところ。植島啓司「偶然のチカラ」(集英社新書)・・・植島さんって宗教学者?ワタシはその深遠な内容(ほとんどわかりやすい哲学書)に考え込んで二度繰り返して拝読いたしました。例のごとくボロカスなコメントも有(必ずいるんですよ、んな人は)ワタシ同様いろいろ考えさせられた人は多いみたいですね。世の中の巨悪には目をつぶっても、眼前のバス5分遅れが許せない社会。そんな神経質に後ろ向きな世情とは裏腹に、好色一代男〜日本一の無責任男(植木等)〜高田純次やら所ジョージへのあこがれ。偶然ではなく確率の問題、妙な選択をしているのは自分でしょ?人生をもう一度やり直しても、やっぱり同じ、そこそこなんじゃないか・・・ワタシもそう思いますよ。最近、達観しておりますから。

秋元康「趣味力」(NHK生活人新書)・・・例のAKBを作った人の”生き方指南”(話題は逸れるけど”生き様”って汚い日本語ですよね。”死に様”の流用でしょ?往年の著名ロッカー辺りから広まったのか。”生き方”でほとんど意味は通じるし、それに”凄み”を付けているつもりなのか)趣味の話題もあるけど、自分の好きなこと、趣味をそのまま仕事にしたとのこと。彼は同世代、中途半端な社会規範に対する感覚、革命を信じた団塊の世代とは異なって、団塊ジュニアほど達観していない(「僕らの時代は思想がない」)〜ようわかります。全力で駆け抜けた彼の成功譚には不思議なほど嫌味な自慢とかお金の臭いを感じさせませんでした。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

なんと爽やかな朝は20度C、久々朝の(ちょろ)ウォーキングを愉しみました。もうタオルケットだけでは朝方寒いくらい、それでも昼は30度を超える週末休みであります。昨日の女子バレーは主力スパイカーを温存して、控え選手の実践カンを戻すべく配置しておりました。アルジェリアにストレート完勝なのは当たり前、たしか平均年齢は20歳以下、まだまだ経験が足らんのです。アフリカの若い娘達には日本のようすを堪能してしてもらいたいな。

左奥歯上下違和感(おそらく知覚過敏)発生よりぼちぼち一ヶ月(以上)「シュミテクト」にて日々いっそう熱心に(平均4-5回/日)歯を磨いております。気のせいかも知れんが、症状やや改善!少なくとも以前ほどの苦しみはなくなりましたよ。残る課題は後鼻漏やな、ご当地で通った耳鼻科は症状を訴えても、通常の抗アレルギー剤を処方するのみ(この副作用が自分にはツラい)吸入器は自分で買いました。ちなみに耳鳴りを訴えても「仕方がない」と。実際そうなのかも知れないけど。(失礼やけどヤブかな?混んでいるけど)

LSO0598昨日昼から(眠気覚ましに)取引先へ用事を作って往復、車中音楽はBeethoven 交響曲第7番イ長調/ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲 ハ長調〜ベルナルト・ハイティンク/ロンドン交響楽団/ニコリッチ(v)/ヒュー(vc)/フォークト(p)(2005年ライヴ)・・・幾度か聴いているはずなのにサイト内検索に出現しない・・・バービカン・センターのデッドな響きに閉口した記憶ばかり。演奏音質ともユーザーレビューのご意見は割れて”再製装置の善し悪しによって聞く側の印象はかなり変わるような気が”〜このコメントが正しいかと。今朝、自宅コンポにて交響曲第4番変ロ長調/第8番ヘ長調(2005/6年)を確認すると、昨日車中ほどの音質違和感はありません。

演奏は76歳とは思えぬ溌剌ヴィヴィッドな躍動に充ちたもの。奇を衒ったテンポの変化や特定パートの突出を感じさせぬバランスといった意味では”オーソドックス”、1980年代コンセルトヘボウとの録音(この豊かな落ち着きもGood!)とは異なる、いっそうの踏み込みと熱気、テンポは速め、快活なリズム感に溢れた鮮度たっぷり。ライヴならではの感興(ノリ)と優秀なアンサンブル、各パートの歌を堪能いたしました。Beeやんの交響曲はオーケストラにとって基本となる骨格演目なんだそう、それは聴き手にとっても同様でしょう。そのことに合点がいったのはごく最近でした。(トリプル・コンチェルトは端正清潔な語り口に好感有)

懐かしいLP時代のデザインMussorgsky/Ravel 組曲「展覧会の絵」/ボレロ〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1965/6年)・・・LP時代懐かしい音盤、CD時代以降は聴いていなかったかも。【♪ KechiKechi Classics ♪】に載っているのはフィルハーモニア管弦楽団との録音(1955年)でした。記憶ではあまりに手慣れ、ムーディな雰囲気満載に反発、ボレロも元気が足りない(おそらくミュンシュの情熱演奏が念頭にあったはず)→ところが幾星霜、オーケストラの分厚いセクシーな響き、どこにも力みのないエッチな語り口に魅了されました。ボレロも上手いなぁ、オーケストラが。この辺りがカラヤン/ベルリン・フィルの最盛期か。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

あっという間の金曜日、先週京都に遊んだのが遠い夢みたい。鼻詰まりと左手のこわばりに気になります。一昨日布団乾燥機到着(エアマット欠品中古2,980円也税送料込/前機種のエアマット流用)さて、何年保ってくださるでしょうか。音楽と読書(+二時間ドラマ)はワタシのささやかな趣味。流れというか、当たり外れの波があるんですよね。もちろん受け手の心身状態問題も有、音楽は時間を置いて再聴したら印象ガラリ変わることもあります。ここ数週間書籍はややスランプ状態か。

大宮知信「ひとりビジネス〜転身・独立で幸せをつかむ」(平凡社新書)・・・2008年第1刷だからさほどに時代錯誤な情報じゃないと思うけれど、これって一斉引退を迎えた団塊の世代へのエールだったのか。都合の良い成功譚ばかりじゃない、リアルなのは良いけれど、いまいち”ふ〜ん”みたいな感想、想像では出版後7年の現在継続できている例は少ないかも?そもそも商売を目指していない例もあるし。自分は書籍に即効性実用性ノウハウは求めないのは前提として、考え方切り口にいまいち共感を覚えませんでした。他、数冊読了分は改めてコメント予定。

CCSSA28309音楽の方も前月8月は集中力散漫、ぼちぼち季節がよろしくなってきました。Brahms ハンガリー舞曲第14番ニ短調/交響曲第1番ハ短調/ハイドンの主題による変奏曲〜イヴァン・フィッシャー /ブダペスト・フェスティヴァル管弦楽団(2009年)・・・もしかしてここ数年、目の覚めるほど音質鮮明なBrahms の交響曲を聴いたのも久々、このオーケストラびっくりするくらい上手い(対向配置)。第1楽章提示部繰り返しは当たり前、センスはモダーン、リズムに重さはなくやや速めのテンポ、細部明晰と厚みある響きが同居します。旧態とした暗鬱な重厚さを強調せず、基本姿勢はクール、微に入り細を穿つニュアンスに富んで、弦のちょっぴりポルタメント風テイストも泣かせますねぇ。”ハイ・バリ”を名曲と感じさせてくださったのも初体験、昔馴染みの”ぶらいち”のヴェリ・ベスト也。

*もう一発!ヴェリ・ベスト出現。Chopin ピアノ協奏曲第2番ヘ短調〜レギーナ・スメンジャンカ(p)/ヴィトルド・ロヴィツキ/ワルシャワ国立フィル(1959年)・・・昔から(知る人ぞ知る)著名な音源・・・時間切れです。

(昼から眠くて眠くて・・・夜の眠りが浅いんやな)Chopin の協奏曲は甘美な旋律に溢れた名曲中の名曲、いくらでもピカピカの新しい録音入手可能。ピアノ協奏曲第1番ホ短調〜ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(p)/ロヴィツキ/ワルシャワ国立フィルも1959年の録音、この時期にしては充分過ぎる音質水準でしょう。”昔から(知る人ぞ知る)著名な音源”今朝そう書いたけれど、ネットにて検索すると意外と入手しにくいのですね。NMLが一番お手軽かな?ワタシのは山本さんも言及されていた「ショパン全集」(但しデータ入手)より。NMLのレビューには「第4回ショパンコンクールの優勝者であるチェルニー=ステファンスカが演奏した第1番の方がピアノの音が粒ぞろいで美しく、全体の出来栄えに一日の長がある」とのこと。一理有。これもなかなか。

でもね。スメンジャンカに昨今の種々演奏に見られる、キラキラ華やかな技巧にはちょっぴり足りないけど、それがなんなんだ。優しい揺れ、歌、リズム感(第3楽章 「Allegro vivace」に於ける躊躇いがちのマズルカ)。豪快にばりばり弾き進んだり、スカッとキレ味テクニックとか、そんな世界とは別次元の(やや地味系)味わいに、聴き手はココロ揺さぶられるんです。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

昨日もお仕事それなり、若い頃から運転すると眠くなる癖有、昨日も昼からの取引先訪問時難儀しましたよ。今朝の曇り空は涼しく、秋の風情色濃く迫ります。休み明けから体調イマイチだったけれど、定例週半ばスポーツクラブ行き強行、いつもながら尋常ならぬ汗+心臓が口から飛び出そうな有酸素運動にヘロヘロ、なぜか睡眠不如意、今朝はミニ・ジョギング+ストレッチ中止です。

今月の近況に触れた若いブロガーの記事を読んでいると偶然か、ふたりともスマホは要らないと言ってますね。イケハヤさんはZenphoneをなくし(過去記事より)、井上さんは充電器故障がキッカケとか。こちらケータイ歴20年(業務用ガラケー一筋)オジサンにはお仕事トラブルしか連絡はないから、佳き印象を持てません。引退後スマホは必要かな?と考えていたけれど、様子見だな。スマホ・タブレットPCは閲覧とかカンタンなメモとかメール返事には充分だけれど、それなり、まとまったお仕事こなすにはパソコンでしょ、やっぱり。QWERTYキーボードを使えぬ若者が出現しつつある、とやら、ちょいと心配な情報でした。

EMI 5729232Beethoven 交響曲5番ハ短調〜リッカルド・ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団(1985年)・・・現在シカゴ交響楽団のシェフ、現代を代表する巨匠の一人、オーマンディの後1980-1992年のフィラデルフィア時代の記録、音質は時代の期待からやや落ちるけれど、引き締まったフォルムと高いテンション、分厚いオーケストラの響き、この快感は1960年代カラヤン全集と双璧をなすものじゃないか。楽譜は旧態のものかもしれないけれど、この人は楽譜に忠実を基本によう歌って、細部明晰に明るい。終楽章のタメも決まっていて、カッコよい演奏でした。

他、移動中音楽としてBruckner 交響曲第8番ハ短調〜オットー・クレンペラー/ケルン放送交響楽団(1957年ライヴ)など。時間切れです。

スケジュールのめぐり合わせ的に本日明日はヒマ予測(切羽詰まった締め切りがない)やや外れて午前中はいろいろありましたよ、ありがたいことに。昼からは昨夜の睡眠不如意、眠かったなぁ。ゆるゆるサラリーマンですから。あちこち知っている人を頼って、種々トラブル対策やら情報をうまいこと収集して宿題をクリアしました。

Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜オットー・クレンペラー/ケルン放送交響楽団(1957年ライヴ)・・・ワリと著名な音源、これはパブリック・ドメインだからネットから入手、自主CD化したのは6年ほど前?当時クレンペラー72歳、テンポは速め、CDR一枚に余裕で収まりました。音質印象か、極めてドライ、素っ気ないテイスト、情緒、詠嘆、歌心とかそんなものとは縁の薄い、不機嫌かつ硬質な演奏でした。さほどに悪い音じゃないけど。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

気温は落ち着いても、この不快な湿度はなんやねん。布団乾燥機の到着は本日、毎日すっきり乾燥させるべき布団も不快です。体調なんとか戻って、昨日は週次の山のお仕事作業もクリアいたしました。女子バレーは長身美女軍団セルビアに惜敗し、五輪エンブレム取り下げの混迷は競技場問題と併せ、土建屋行政推進派の浮足立った、品と抑制を欠いた”いけいけどんどん”の結末も不快です。関係者の統治能力ってもしかして国民総和の反映?違いますよね。新・安保法制もそうだけど、世論を甘く見ちゃあきまへんで。

BC0233Bartok ヴィオラ協奏曲 BB 128(シェルイ補完版/1966年録音)/ヴァイオリン協奏曲第2番 BB 117/Sz. 112(1961年録音)/MEYER(1905-1988) 詩曲/Hindemith ヴィオラと弦楽のための葬送音楽(以上1966年録音)〜ダーフィア・ビンダー(va)/ジェルジ・ガーライ(v)/ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団・・・15枚組ボックスは入荷の可能性有?どういった巡り合わせか、ケーゲルの音源って一般に音質がよろしい。ソロはオーケストラのメンバーですか?(Davia Binder)ガーライはコンマスでした。暗く怪しく硬派な作品連続、ってまさにケーゲルの個性にぴたり!おそらくヴィオラの作品集に+ヴァイオリン協奏曲を加えて一枚にしたものでしょう。近現代作品を得意とするケーゲルは「暗く怪しく硬派」+「明晰非情」サウンドは痩せぎすに非ず、これはこれでけっこう豊かに鳴るんです。久々の拝聴は辛気臭い旋律をたっぷり堪能させて下さいました。

昨夜から今朝に掛けてNAXOS	8.554269Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ハース版)〜ゲオルグ・ティントナー/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(1997年)・・・恥ずかしい15年前の記録さておき、オーケストラの実力がものを云うBruckner、先日第8番を再聴して予想外の感銘を受けた流れです。この虚飾のない演奏もけっして悪くない(版のことには疎いけど)デーハーな打楽器の入らぬ第2楽章「Adagio」にもシミジミ感銘を受けたもの・・・ここで時間切れ。


2015年9月某日/後始末発想転換の日々

外は大雨、体調絶不調最悪。これまでの症状はどれだけ気分悪くても基本、睡眠不如意、ところが今回とにかく眠いんです。昨日、溜まったお仕事一気クリアすべく午前中を乗り切って、あまりの気分の悪さに昼から職場辞去、しっかり昼寝。夜、贔屓の女子バレー応援して(韓国戦に完勝)二時間ドラマというゴールデンコース、夜もしっかり眠れて朝迄、今朝も不調引きずっております。

こんな時に限って10年ほど愛用した布団乾燥機(無名メーカー/オークション1,500円ほど?)逝去、困ったものです。あわててamazonに注文しましたよ、一番安そうなのを。アベちゃんは新・安保法制を粛々と通すつもり、それに対する国民やら久々若い世代の動きは頼もしい。さて、このエネルギーをどう「次」につなげるか。厳然として存在する”原発事故”の後始末、日本を代表する超・大企業 東芝の不始末、いまや日本の根幹的小売業態に至ったコンビニの再編成(亜米利加型の大型スーパーは日本に似合わなかったのか)・・・な〜んもせん市井のオッサンはせめて事実をしっかり注視いたしましょう。

EMI 4640042Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜オイゲン・ヨッフム/ロンドン交響楽団(1977年)・・・二年半ぶりの拝聴、この人のBrucknerは世評ほどに良いとは思えず、好みから外れるけれど、Beethoven はオーソドックスにヴィヴィッドでなかなかよろしい。特異な揺れとか煽りに非ず、ロンドン交響楽団のアンサンブル、オーケストラの鳴りっぷりにも文句はない。前回拝聴時に気になった音質問題は、ま、こんなもんかな、と。

時間切れです。昨日半日サボったので、これから復旧してきます。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi


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