■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
昨夜、ちょっぴり夜更かし、体調は悪くないけれどなんとなく気分優れません。映画「虹をつかむ男 南国奮斗篇」拝見〜抱腹絶倒!小泉今日子若い!(小籔が出ていたのには驚き)今朝、いつもより一時間早く自然覚醒、時間は短いけれど眠りはそれなり深かったような・・・寒いですね。今年がいっそう寒いのか、それとも前居住地(尼崎)よりこちら・長久手のほうが気温が低いのか。夏はあきらかに暑かったと思います。もうちょっと様子を見て、早朝(ちょろ)ウォーキングに出掛けるつもり。ノンビリとした土曜休み。今朝一番にてオークションは締め切り、結局ここ数日様子変わらず、以前のように締め切り直前の競合とか一気に入札有!みたいなことはなくなりました。懸案だった2枚(久々拝聴したら、散漫な演奏に耐えられなったもの)入札あったので、それなり成果有。
早朝に相応しい音楽狙いFaure ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調/第2番ホ短調〜クリシア・オソストヴィッチ(v)/スーザン・トムス(p)(1987年)・・・この二人は”ドーマス”のメンバーですね。甘美に落ち着いた旋律は深夜向けかな?Faureはどんな作品を聴いても馥郁たる気品を感じさせるもの、かなり以前から室内楽を聴いておりました。(←コメント日付がないから20世紀中の文章か/多分に感傷的)VOX盤2枚組を処分したのはBRILLIANT5枚組を再入手したため、その中に含まれる一枚也。(2005年7月5日1,344円入手とのレシート有)ピエール・ドゥカン(v)/テレーズ・コシェ(p)往年の名演奏は棚中に残すべき、落ち着いてセピア色、粋な演奏でした。
こちら浮き立つような華やかなさ、作品に対するイメージを少々変えました。先のドゥカンが刷り込み、もっと鼻歌っぽい?そんな”抜いた”雰囲気なのか、と。こちらのテンションも悪くありません。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
冷える日々にいろいろ佳きこと有。週末を迎え、精神状態は体調にも良い影響を与えているようです。取引先との商談(月次単位)はそれなりの手応え有、なんせつかみ所のないお相手だからなぁ、準備もムツかしいというか、ワケわからんというか。昨日は体調重苦しく、運転も帰り暗くなって少々危うい(机仕事用の度数弱い眼鏡使用)中、恒例HARD・OFFにて途中休憩。そこのジャンク品コーナーにて数年前より欲しかった(値下がりを待っていた)「ディジタル・フォト・フレーム」中くらいのと小さいの、2個発見、しばし悩んで計1,600円ほど(税込)両方入手。無名ブランド(まったく気にしない)+ジャンク品(稼働補償なし)、昔のSDカード(640mb)はあったはず、8gbのSDカードも買い足しておきました。帰宅して、写真ぶち込んで電源入れてみたら・・・みごとに動き出しましたよ。ひとつは女房殿母親にあげましょう。
オークションにもぼちぼち入札有。先週終わっていたKarajan Symphony Edition(38枚組DG4778005)無事届いたとの連絡有「いいですね。十何年ぶりかで聴いたカラヤンとベルリンフィル」との暖かい伝言がありました。商品現物金銭の遣り取りもちろん「音楽に対する気持ち」が大切なんです。
年末ラスト土曜は出勤当番だけれど、昼にて辞去させていただき(トラブルなきことを祈る)博多へいくつもり。友人より「空いてるぞ!」とのFacebookメッセージ有(←正直、ほとんど使っていないし、使用方法も自信はない)。女房殿はそのまま大阪だけど、自分は北海道へ〜大晦日の便とホテル取れました。ま、両親とも矍鑠、でも高齢ですから。ホテルは予約したけれど(両親同行/大浴場+スポーツジム施設有)大晦日の食事場所の確保に自信がありません。とくに友人との連絡は取っておりません。来週、金沢行きもあって贅沢散財の年末年始也。
Wagner 楽劇「ワルキューレ」(第1幕)〜ジョージ・ショルティ/バイエルン州立歌劇場管弦楽団/マリアンナ・シェッヒ(s)/フランツ・フォルカー(t)/フレデリック・ダルベルク(b)(1947年ライヴ)・・・ここ最近(円安にて)値上がり甚だしいDocuments10枚組より。想像以上のリアルな音質、臨場感。そしてテンションの高さ、切れ味、推進力。クナッパーツブッシュ健在の時代に、これほどモダーン明晰な演奏を実現していたとは驚き!もともと第1幕のみの音源?(ORFEOから出ていた)CD一枚にお釣りが来るのも永遠のオペラ初心者にはありがたい存在です。ここでの成功評価が英DECCAの「リング」録音へとつながるのですね。
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本日も大過なく、ドラマもない一日、言及することもなし。一週間終わってほっと、一ヶ月過ぎつつあります。ここ最近、Wagner/Brucknerばかり聴いているような・・・「マイスタージンガー」第1幕への前奏曲ノーミソ中に鳴り響いております(かなり耳鳴り伴いつつ)。先日聴いたのはクナッパーツブッシュの隈取色濃い快速演奏・・・エイドリアン・ボウルト(ニュー・フィルハーモニア管弦楽団1971年/音質ぱっとせんなぁ、立派な演奏!)とか、他カール・シューリヒト(バイエルン放送交響楽団1961年/第3幕前奏曲〜徒弟たちの踊り〜第1幕前奏曲へうまくつなげている)聴いておりました。CD時代の愛聴盤はゲオルギー・ロベフ/ソフィア・フィル(他、寄せ集め抜粋盤。素朴に愉しんでおったな、当時。そのCDは処分済)
こどもの頃から聴き知った旋律、ちゃんと意識して聴いたのはLP時。カール・バンベルガー/フランクフルト歌劇場(コンサートホール・レーベル/オペラ抜粋。CDになっておりますね。1956年録音とのこと)の中古盤。懐かしいなぁ、先日HARD・OFFで現物見掛けましたよ。その音源を偶然ネットより前奏曲のみ入手できました。これが〜泣けるほどショボい演奏(音質)、そして泣けるほど懐かしい。(似たような経験されている方もいらっしゃる。偉大なる影響力)
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
熟睡感のなさ、疲労感継続、困ったもんです。風邪をひいていないだけマシか。昨日、正月休みはたっぷり一週間あることに気付いて女房殿と旅行を検討、大阪の母親のこともあるし年内京都泊を検討したけれど、ホテル予約(狙いの水準探せない)上手くいかず、博多のホテルを取りました。新幹線の予約必要やな。北海道行きも検討しなくっちゃいけないが、は既にに格安LCC満杯でした。ま、来週末、母親の墓参り同行にて金沢行き(大阪の息子日帰り同行)もあるし、昔なじみの場所を順繰り訪問、といったところか。
Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエット国立文化省交響楽団(1985年)・・・こんな露西亜風色彩モロの演奏を喜んで聴いているから、独墺系硬派愛好家から馬鹿にされる・・・かも(ショルティのも気に入ったし)。世評高きオイゲン・ヨッフムの新旧全集も、彼(か)のテンポの揺れ、疾走、煽り表現にどーしてもついていけない。こちら露西亜勢の演奏は、じっくり腰を据え、粘着質陰影がわかりやすい(所謂、”語り上手”)表現、木管のぴ〜ひゃら派手な存在感、金管のむき出し大爆発も凄い。オーソドックス王道に非ず、しかし、これほど変幻自在にノリノリな演奏も稀有でしょう。サウンドも音質も録音も荒削り(アンサンブルのことではなく)なんとも云えぬ、クサいスケールを堪能いたしました。
もう一発。Debussy 交響的素描「海」〜カール・シューリヒト/南ドイツ放送交響楽団(シュトゥットガルト)(1952年ライヴ)・・・6年以上掛けて歴史的音源の9割ほど処分、なぜかシューリヒトは半数ほど残しておりました。おそらくは低音強調やや広がりを付加した音源マスタリング、かなり聴きやすい音質であります。全体に軽快見通しのよろしいサウンドは前提、けっこうアツい、濃厚な表情と迫力、推進力に驚かされました。作品的にシューリヒトから遠い、みたいな先入観あったけれど、さに非ず。今朝続けてStravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版/1957年録音)拝聴・・・これも上記同様。ややボンヤリ気味のモノラル録音も分離よろしく、さっぱりとした風情+細かいニュアンスを堪能いたしました。
では、行ってきます。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
月曜休み、火曜からの週の始まりは順調です。寒いけど体調もまぁまぁ、気分的にも落ち着いております。「特定秘密保護法案」衆院強行採決ねぇ、残念だけれどもう通っちまうのか、参院にて有意な修正あるのか、実運用はどうなるのか、心配です。日本人は必要以上に自粛するのが常だからな。これがほんまに国民生活を豊かにするものなのか、優先順位高いのか、ようわかりません。
ここ数年、”データにて音楽拝聴”増えつつあって、それはラトックシステムCR2-RXB05のお陰、パソコンから無線でオーディオに飛ばすんです。音楽生活のメインじゃないけれど、膨大に備蓄中のネットより入手音源の確認に使っております。圧縮ファイルを解凍せず、閲覧のみ状態で。問題になるのは再生プレーヤーでして、.flacだったらFoober2000、.apeだったらMonkey's Audio〜というのもいちいち面倒、しかもAsipreRevo(7/32bit)に入れたMonkey's Audio不調・・・コレ入れると標準のWMPで再生できるようになりまっせ、という某ソフト発見!無事クリア〜そんな素晴らしいソフトなら紹介してくれ!・・・じつはあまりオススメできず。
と、いうのは某ソフトを入れると、ワケのワカらん別ソフト7個位入っちゃうんです。うち2個は「入れますか?」(英語で)問い合わせてくださるから未だ良心的。ほかは否応なく導入される、油断するとブラウザのトップページまで書き換えられるからほとんどウィルスでっせ。ま、「コントロールパネル/プログラムと機能」から日付を見て削除したら良いんだけど、フツウの人はそんなことは思いつかぬでしょうし、ほんまに大切なソフト迄誤って失ってしまったらたいへん!
さらにセット・アップ時に「あきまへんでした」的警告も出て不安感が凄い。結果、とにかく.flacも.apeもWMPにて拝聴可能になりました。結果オーライ。(導入後ウィルス対策再度実行)昨日昼休みに某サイトにて巨大音源発見、しかもダウンロード良心的にラクだったのでまとめて入手(時間が掛かってもお仕事中、知らぬうちに完了)、いくつか登録してあるフリーのストレージ(5gb分)にアップロード、帰宅後取り出しました。それも含め、DVD焼き込み実施、これがなぜか2枚失敗=ムダに。AcerAspire AS5750(8.1ノート)は概ね安定稼働なのに、こりゃどうしたことでしょう。焼き込み途中で止まってしまうんです。
ま、そんなこんなヲタクな趣味というのも、ストレス解消によろしいようで。(←昨夜拝見、映画「しゃべれどもしゃべれども」の影響)
Wagner 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜ハンス・クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル/パウル・シェフラー(ハンス・ザックス)、ギュンター・トレプトウ(ヴァルター)、ヒルデ・ギューデン(エヴァ)他(1950/51年)・・・玄人筋によるとエラく評判の悪いセッション録音らしい。自主CDに凝りだした初期のもの、どこから音源を入手したか記憶もなし、いかにもLP音源!的音質は音像が揺れたりするけれど、極めてリアル鮮明であります。根性なし一枚目のみ拝聴。こちらド・シロウト第1幕への前奏曲から速めのテンポ、濃厚な色合い、重いサウンドに痺れました。そのまま合唱に入るのが当たり前であって、管弦楽版の終結はいつも不満でした。歌い手の出来云々は専門外、わかりやすい明るい勇壮な旋律を堪能いたしました。
今朝はBruckner 交響曲第8番ハ短調〜ヘスス・ロペス・コボス/シンシナティ交響楽団(1993年)・・・世間のサラリーマンとは異なって通勤時間5分ですから。早起きだし、こんな大曲を朝から〜この件は帰宅してから。
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超ヒマということはなくなったけれど、ツマらぬ毎日であることに変わりなし。ま、新しい職場環境一年目(草臥れて鮮度ない)新参者ですから。熟睡感はなくて、昼からの疲労感は相当〜なんもしていないのにね。早速、今朝の続きBruckner 交響曲第8番ハ短調〜コボス/シンシナティ響・・・帰宅して中途になった最終楽章聴いております。シンシナティは独逸人が多く移民して造った街とのこと、独墺系音楽の需要も多いことでしょう。ヘスス・ロペス=コボス(Jesus Lopez-Cobos, 1940ー)は西班牙出身、いかにもラテン系の名前という先入観さておき、けっこうオーソドックスな演奏をする人と記憶します。(CDはあまり聴いていない)ここでもCD一枚に収まる速めのテンポ、オーソドックス、要らぬ飾りのない表現+整ったアンサンブル+颯爽とした推進力は世評も高い・・・らしい。
しかし、ワタシはこのオーケストラのサウンドをどーも好きになれんなぁ。高らかに鳴る明るい金管も悪くないけれど、ずばりオーケストラが上手くない?いえいえ、パーテルノストロ/ヴュルテンベルク・フィルだってけっして上等なオーケストラじゃなかったはず。違うのは残響か、こちら微妙に”安っぽいサウンド”に感じてしまう。
どこかのサイトに”ショルティと間違えるんじゃないか”とのコメント有。飾りの少ないストレート系表現、鳴り渡る爽快なる金管〜ショルティを好まぬのに、彼のBrucknerには快い感銘を受けたものです。オーケストラの技量、各パートのニュアンス配慮、響きの厚み、全然水準が違いますよ。英DECCAの「それらしい」サウンド・ポリシー成果もあるのかも。独墺系ばかり賛美するつもりもいけれど、ロペス・コボスの第8番には宿題が残ってしまいました。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
いつもの週末より一日ズレの休日は”休んだ”という手応え有、ポイントは外出(気分を変えること)なのでしょう。昨夜は凄い雨だったけれど。今朝は上がって雲ひとつなし、ストレッチ公園鉄棒も濡れておりませんでした。昨日は通院ハシゴ、視神経乳頭陥凹拡大の指摘は数年前、尼崎時代の眼科はあまりに混んでいて、二度ほど通ってサボり。今回も正常眼圧範囲内ではあるが、やや高めの眼圧を下げる点眼薬処方、一ヶ月経過して効果は出ているようです。血圧の方は正常値にコントロール中、尿酸値も上限ぎりぎり、といった感じ、華麗なる加齢に至るといろいろありまっせ、ほんま。「特定秘密保護法案」なんかヤバそうですね。不都合な真実が隠されるようになるのでは、そんな懸念があります。こんな場末のサイト【♪ KechiKechi Classics ♪】にウカツなこと書いて摘発されるのか。むしろ時代は”情報公開”でしょうが。なんや世知辛い時代やな。
今週残り4日間、お仕事宿題目白押し、ありがたいことです。
Mozart セレナーデ第11番 変ホ長調K.375/第12番ハ短調K.388 (384a)〜レジナルド・ケル・チェンバー・アンサンブル(1951年)・・・K.361 (370a) 「グラン・パルティータ」ばかり著名だけど、こちらも小粋素敵な作品。オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット各2本=八重奏となります。往年の英国の名手(亜米利加で活躍)率いるアンサンブルは、鮮明な音質(ネットから拾った音源でも)、溌剌明朗なアンサンブルを聴かせます。この人はちょっぴり甘いヴィヴラートが個性的、ここでは彼一人が突出することもなく、バランスの良い響きとなっておりました。ハ短調K.388 (384a)は弦楽五重奏曲ハ短調K.406 (516b) と同じ旋律、こちらがオリジナルだったんですね。
”彼一人が突出”で思い出したのが、ヤッシャ・ハイフェッツ(v)。どんなアンサンブルでも例の前のめり艷やかな個性前面なんです。その昔、Chausson ヴァイオリンとピアノ、弦楽4重奏のためのコンセールニ長調 作品21〜ヤッシャ・ハイフェッツ(v)/サンロマ(p)/ミュージカル・アート弦楽四重奏団(1941年)を(FMエア・チェックにて)愛聴しておりました。たしか自主CD化してなんどか懐かしく再聴したはず・・・ところがあちこちひっくり返しても探せない・・・半日悩みぬいて、とうとうMEISTERKONZERTE100枚組に含まれていることを発見!記憶力の落ち方というか、カンチガイ甚だしい今日このごろでした。(ちなみに自主CD化していたのはFranck ピアノ五重奏曲ヘ短調1961年でした)
では、行ってきます。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
本日代休。体調万全にてサボる!というのがサラリーマンの醍醐味、残念ながら本日は内科+眼科に通院しなくては。やや肌寒く、雨になるらしい。午前中通院ウォーキングなので、早朝の部はお休み。昨日は昼、先日発見したラーメン屋目指して徒歩20分ほど?坂道なのでけっこうな運動量、結局、別途和食レストランも新たに発見して、女房殿の希望もあってそちらでの昼食となりました。ささやかな数日遅れの祝・結婚記念日かな。長久手市・文化の家方面は美しい、お洒落な住宅街でした。
購入丸4年を超えたAcer AspireRevo(一応メイン・マシン)、ここ最近種々アプリケーションの起動が遅い・・・もともと非力Atomマシン、速度は求めていないけれど(グラフィック性能は一人前)、例えばFTPソフトでもアイコン・クリックから起動までやや間が長過ぎる感じ・・・寿命は接近しているのか。レジストリのクリーナーはマメにやっているつもり、HDDの余裕も未だ1/3残有。Windows標準のディスクのクリーンアップ、エラーチェック、最適化を実行いたしました。これはほんま、久々・・・結果、状況は改善されたような手応え有。
キカイというのは当たり外れあるからね。このマシンも購入即故障〜修理に送付した記憶有。密閉型だからハード内容(なかみ)いじっていないのが長寿の一因かも。その後は順調なパソコン人生でした。(OS入替のべ3回)オークションは更に追加出品済。出品料負担がなくなって、気が向いたらいつでも出品再出品可、というのはお気軽。昨日落札れた分、無事落札者から連絡有、本日送付です。エエ感じに収納棚に新たな空間生まれました。
Bruckner 交響曲第9番ニ長調第4楽章(1986年サマーレ=マッツーカ完成版)(1988年録音)/交響曲ヘ短調(1863年版/所謂第00番)(1983年)〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエット国立文化省交響楽団・・・前者はインバル、後者はゲオルグ・テントナーにて(かつてCD所有)拝聴しているはず・・・う〜む、まったく記憶がない。第9番終楽章補筆完成の件、知識としてはかなり以前より知っていたので、若い頃FMエア・チェックのカセット・テープにて拝聴していた可能性も大。「アダージョ」にて完了する第9番に馴染んでいるので、こうして別途CDに配置するのは配慮ですね。(CD一枚に収まらぬし)自筆草稿がどのくらい残っているか知らぬけれど、第1楽章の素材も登場しつつ、第5番、第8番の手法を活かして再構成、それなりの仕上がり〜但し、どーも有機的なまとまりに非ず、エピソードの羅列+それらしいサウンドといったところか。悪くないっすよ。ロジェストヴェンスキーは”語り上手”だし。
第00番ヘ短調は、繰り返し実行52分。神秘的な原始霧、”ブルックナー・リズム”(3連符+2連符、またはその逆)はあまり出現せず、素直でわかりやすい叙情的な旋律は意外と親しみやすいもの。ここでも”語り上手”な本領発揮、かつて拝聴したティントナー盤は(繰り返し実行なし)わずか37分だったそう(NAXOS8.554432/1998年録音)。しかも金管抑制顕著であったとの情報有、だから印象が全然異なったのでしょう。こちら例の金管らしい金管えげつなくも大爆発〜わかりやすさ抜群。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
昨日迄の連続諸行事対応無事クリア、気分的にスッキリ、昨夜はよく眠れ、目覚めは爽快なる休日。現在洗濯中。今朝のウォーキング時、ラスト公園鉄棒にてストレッチ、ゆうき君のカッコ良い赤い手袋が落ちておりました。お母さんに叱られているだろうな。本日、遊びにきて発見されることを祈りましょう。休日の公園は子どもたち(男の子)たくさん遊んでおります。そういえば、昨日の行事対応にて古典的な、”こどもらしいこども”に数多く出会いましたよ。未だ、日本は大丈夫だ。
オークションは今朝締め切り、結局昨夜の状態のまま落札されました。棚中CD在庫がちょっとずつ減っていく(隙間が空く)快感、今回の成果は▲39枚也。わずか数年前迄は”新しいものを入手する悦び”から〜どこで大転換したの?ま、自主CDも含め”聴くべき音源”はたくさんありますから。所有枚数=音楽に深く集中することじゃないっすから。
昨夜、数日ぶりに集中して音楽拝聴。Mahler 交響曲第6番イ短調〜ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1967年)・・・1990年代初頭、一番最初に(贅沢壱万円以上)入手した全集を20年ほど愛聴しております。74分CD一枚楽勝に収まる快速テンポ、この作品は怪しい粘着質、みたいな先入観を持っていると、素っ気ない出足に失望するかも。ストレート系揺れも飾りも少ない表現、これが聴き進むにつれ「嗚呼、原点はコレ」的快感高まってまいりました。
まず、音質がよろしい。もちろん(千度言及してるように)ワタシのオーディオ評価は大甘、最新マスタリングがどーの、高級仕様CD云々の世界とは無縁なのは前提。南独のオーケストラ、暖かいサウンドたっぷり堪能させて下さる自然な音質、各パート(とくに打楽器)の自然な位置関係。クーベリックは大好きだけど、Dvora'kの全集はベルリン・フィルだったでしょう?上手過ぎ、洗練が過ぎて、立派なんだけどややツマらない。どのパートも耳に鋭く突き刺さらぬ、聴き疲れしない音、とくに金管の味わい深さは特質すべきものでしょう。作品を聴き進むと、やがて飾らない表現にアツさが加わり、終楽章に至って満足感たっぷりであります。大好きMahler 中、ここ最近第6番を敬遠気味だったけれど、素晴らしきリハビリとなりました。
今朝は数日前の流れSibelius いろいろ拝聴中。交響詩「エン・サガ」〜ミッコ・フランク/スウェーデン放送交響楽団(1999年)・・・ミッコ・フランク - Mikko Franck (1979-)フィンランド期待の若手は現在フィンランド国立歌劇場の芸術監督だそう。爽快な切れ味、鮮度を感じさせる演奏、オーケストラも上手いし、音質も極上です。交響詩「ポヒョラの娘」〜トゥオマス・オッリラ-ハンニカイネン/タンペレ・フィル(1995年)・・・Tuomas Ollila-Hannikainen (1965-)この人もフィンランド?(名前がいかにも・・・録音は多い)年齢的には中堅でしょう。タンペレ・フィルも聴く機会の少ないフィンランドのオーケストラ、キレとか馬力を求めると、それとは少々異なる個性。やや線が細く、リズムも甘いけれど、それらしい清涼な雰囲気、味わいも感じられました。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
昨日は午前中鋭意資料整理、取引先に情報送信、昼からやる気を失って肉体系労働に逃げました。これより祝日仕事、取引先の某行事に出発、先日類似の対応は手を抜き過ぎて叱られたので、本日はちゃんとやりましょうね。ま、お付き合いなんだけど。地方のメーカーさんが前泊されていて、上司ともども酒席、ちょっと呑み過ぎました。夜半〜早朝、”寝坊した?”と心配になって数回起きだして時刻確認、眠りは浅い感じです。やや二日酔いっぽいし。一日なんとか乗り切りましょう。
それにしても上司の話はオモロない、人間的な魅力もあまり感じないなぁ。所謂官僚的(紋切り型)、ま、かなり自由にさせてくださるし、悪い人ではないけれど、大過なく名古屋の2年を過ごそうというのが見え見え、ああいうのがエラくなるのだろうな。
そんなこんなで本日も音楽拝聴なし。今朝、Mendelssohn 無言歌集第1巻作品16〜レナ・キリアコウ(p)(最初のリリースは1962年と表記/1960年前後の録音か)ちょっぴり拝聴。懐かしくも麗しい珠玉の旋律延々と続きます。ギリシアの女流 Rena Kyriakou (1918-)なんて誰も知らぬことでしょう。Chabrierは時に思い切った浪漫に揺れる表現も素敵だったけれど、こちらは如何でしょうか。しっとりと親密であり、淡々と作品のニュアンスを伝えている・・・って、じつは「無言歌」は他の演奏を聴いたことはないんです。音質まぁまぁ(VOXにしては)
では、行ってきます。
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朝7時半から夕方迄、無事取引先行事を務め上げました。数週間前、類似の行事対応にてちょいと手抜きをしたのが問題?となって、上司は監視の意味か、同行して、昼時点撤退いたしました。当たり前じゃん、ちゃんとやればできるのだよ。けっこう楽しかったですよ。但し、肉体系労働はキツいなぁ、身体中節々というか、腰というかケツ上部の筋肉が痛む感じ。もちろん、持病である左膝も。ま、たまにはこんなのもよろしいでしょう。気分は爽快です。
オークションは明日朝一番にて締め切り、Karajan Symphony Edition(38枚組DG4778005)入札ありました。カラヤンDG時代の主要交響曲全集揃えて2009年英国より入手、狙いはBrucknerとTchaikovskyの全集でした。いくつかわかりやすい表現に好感を得た(Tchaikovskyも)りしたけれど、全体に”常に7分ほどの力、悪くないけど〜”的印象が多く、Mozart に至ってはビミョーなコメントしてますね。ひと通り聴いて、もうええかな、と。
Beeやんも、Brahms もたくさん棚中に音源ありますから。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
明日、行事対応にて休日出勤だったり、週の途中大きな行事で一日つぶれたり、感覚が狂っております。本日、もう週末の金曜日。毎週心身ともに青息吐息状態(ラクなお仕事なのに)こうして粛々と日々過ぎていくのだね。毎日を誠実に対応して、この職場での余生をなんとかクリアいたしましょう。あと一週間経ったら(いろいろあったような?な〜んもなかったような)2013年ラスト月、光陰矢の如し。
昨夜プリンターHP B110aは無事、親父殿の年賀状宛名を印刷完了。完全復活かと思って、いくつか自主CDのスリーブ印刷試みるが、写真が斑になったり、文字印字も一部かすれます。互換インクの成分相性で詰まるのか。とにかく、それなりに使えてムダにならなかったことを喜びましょう。そんなこんな+圧縮ファイル破損修復などやっていたので、昨夜音楽拝聴できず。
今朝、Sibelius 交響曲第6番ニ短調(1967年)/第7番ハ長調(1965年)〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル・・・お気に入り作品故、全集数種(多数?)棚に揃えて、何故か拝聴機会少ないのが不思議な状態です。第2番ニ長調(1967年)の熱血演奏は気に入って、他の作品も入手して印象は”いまいち粗い”。とくに冷涼たる幻想溢れる第6番「銀河鉄道交響曲」(そんな連想しませんか!)の腰は落ち着かぬ感じ。単一楽章勇壮な第7番は粘着質、ややゆったり雄弁な仕上げにかなり説得力ありました。後半はかなりアツく盛り上がります。音質はそれなり。本場北欧系とか英国系ばかり賞賛するつもりもないけれど、馬力と厚みのある上手いオーケストラがすべてを解決しない、そんなところがSibelius のオモロいところでしょう。これは作品よりBernsteinの個性を味わうべき録音か。冬にはピッタリの作品也。
では、行ってきます。キレイに一週間のお仕事整理付きますように。明日は早朝より肉体系労働です。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
昨日、親父より「年賀状宛先」校正戻り、入力データ一覧は職場より(コッソリ)ファックスにて送付、なんせ高齢夫婦はネット関係には無縁(25年前のワープロ愛用)メールは使えんのです。逆にこちら、自宅にファックスなし、郵送にて届きました。さて「筆王2003年版」起動(これも10年選手だ)試し印刷を掛けると〜印字されない?慌てて確認すると、先日互換インク入れ替えた分「黒」「青」が印字されず、「黄」「赤」のみ。替えたばかりだから残量たっぷり(のはず)、事実、ソフトウエア上では満杯表示となっておりました。青は在庫があって交換、黒は再度(別な)互換インク注文して一晩、今朝、思い立って(前回移植失敗)チップなし互換インク「黒」にチップ移植(成功)〜印字するが、やはり印刷されない・・・こりゃ本体に問題有(インク詰まり?)かも。累計ムダな散財いくらか・・・って、たいした金額じゃないにせよ、”ムダ”の悔しさ、ストレスは金額の多寡に非ず。
せっかく、お仕事(それなり)順調なのに気分は鬱々と優れません。寒いしね。(昨日は何故か?眼の疲れも酷かったし)いちおう「黒」インク到着を待って(おそらくダメでしょう→キャンセルしました)もう一台入手するか、ここ半年で3台目を。巡り合わせは悪いなぁ、CANON前機種は5-6年保ったのに。科学的根拠はないけれど、HPのは二度と買いまへん。
昨夜の音楽。Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調〜ゲザ・アンダ(p)/アルチェオ・ガリエラ/フィルハーモニア管弦楽団(1953年)・・・こうしてみるとアンダってレパートリー広かったんですね。モノラル期EMIに録音があったことも知りませんでした。全32分ほど、テンポはフツウ、音質も良好、美しいピアノのタッチを堪能可能。甘美濃厚な旋律サウンド素敵な作品、リヒテルだったら図抜けて深淵漆黒な響きに圧巻の感銘を呼ぶけれど、こちらアンダは淡々とスッキリとした、むしろ乾いた情感表現であります。ところが、意外なほど”甘美濃厚な旋律サウンド”は浮き立つという事実。素っ気ないのではなく、揺れ動かずニュアンス付けは隠し味程度、ガリエラも自己主張前面の人に非ず、精錬清潔なフィルハーモニア管弦楽団とぴたり寄り添って、新鮮な感銘がありました。
昨日、取引先商談外出(眼の調子が悪くて運転難儀)時の音楽。Mahler 交響曲第6番イ短調〜パブロ・ゴンザレス/カタルーニャ国立バルセロナ交響楽団(2011年1月23日ライヴ)・・・放送録音をネットより入手したもの。そうかぁ、もう2年経ったんだな、当時Mahler のライヴ音源ガンガン自主CD化しておりました。これは細部の彫琢云々別にして、情熱と勢い溢れるアツい演奏です。1975年生まれ西班牙の(英国にて教育を受けたらしい)若手は昨年2012年NHK交響楽団、ことしは京都市交響楽団に登場しております。2年前は”粗い、オーケストラの技量はやや落ちる”風印象だったはずが、少なくとも車中ではヴィヴィッドなスケールを爽快に受け止めました。自宅コンポにて再確認いたしましょう。
本日明日と内部仕事、狙いの資料作り一気に仕上げましょう。週末、取引先行事対応にて地方より来訪されるメーカーさんと酒席予定、上司と同席です。
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狙いのお仕事は全然進まなかったけれど、いくつかエエことありました。昼休み「プリンター HP B110a インク詰まり」で検索したら、いっぱい出ました、解決策。分解掃除はさておき、ヘッド・クリーニングという手があった!じつは昨夜、ソフトウェアから探して見つけられなかったんですよ。その在処、発見。帰宅して実行!即、快復いたしました。現在、親父の年賀状印刷中(含む自分へのもの)、遅いのと、音がやや大きいけど、用は足ります。ちょっと手書きで各々書き足したいから、と、まとめて北海道に送り返す予定。製品をボロカス云う前に、ちゃんと説明書読めよ!ってか。
もう一件、某よさ気な音源(かなり巨大サイズ)職場にてダウンロード、いつも途中でアウトになって、おそらくはサーバー側の元ファイル問題か、中途半端な.zipファイルは解凍不可。たとえ全部でなくても、いくつか聴きたい録音有、圧縮ファイル修復ソフトを探したらあるもんですねぇ、ちゃんと修復できました。内容は3本の圧縮ファイル.rar形式、うち一本が破損しているみたい。更に解答していくと、その破損分が解凍ならず(通常愛用のソフト「Lhaz」では)、ところが「File Extractor」(ファイル・エクストラクター)は強力、これもちゃんと解凍して下さいました。結果、音源部無事、.cueファイルのみ破損でした。楽章の大きな大曲だから大丈夫、使えます。
昨夜、インクの色が出ずに絶望的だったのがウソのように気分爽快であります。ヤケになって一本無実の黒インクを捨てました。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
昨日の行事は無事、大きなトラブルもなく、東京本丸からの多数応援も得て順調にクリアできました。最近自信を失っていた中、お取引先ご担当と和気藹々、久々”本番力”発揮。滅多にない肉体系労働、しかも終日立ちっ放しの結果は足・腰の痛みであります。持病の左膝もかなり。帰宅後、ケータイにトラブル連絡有。関係各部署とお話しているうち、ことの経過を思い出したけれど、翌朝一番でクリア可能であることにほっといたしました。誰のミス云々とやかく言うつもりなし。クリアできればよろしいんです。今朝、昨日寝坊にてサボったウォーキング再開。ご当地最低気温4度とのこと、寒いですね。
昨夜、ぼんやりとBBSの過去履歴眺めていて「ジョージ・セル/フルニエの”ドン・キホーテ”」(1960年)言及有〜これがまったく記憶なし。パブリック・ドメインだから自主CDしたのか、サイト内検索を掛けると感銘の記録有、自主CD「CBSコーナー」を取り出すと・・・ありました。この記憶の飛び方は大丈夫か。前半ちょっとだけ再確認、引き締まったアンサンブルはもちろん、音質もかなり良好だったんですね。今朝は同じフルニエ(vc)でも別音源、R.Strauss 交響詩「ドン・キホーテ」〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1965年)拝聴・・・カラヤンは是々非々、R.Straussは概ね圧巻のゴージャス、オーケストラの厚みを活かして華麗なるサウンドに感銘を受けたものです。この作品も少々難解(”ツァラ”もそう思う)、スッキリ全貌を自分なり見通せるようになったのは意外と最近でした。優雅、オーケストラの技量に余裕たっぷり、力みもなし。”抜き方”も絶妙。例のカッコつけたフレージング処理もこの作品には決まっていて、サウンドに(たっぷり)艶と色気有。ピエール・フルニエは(いつもながら)品がありました。音質も極上。
お恥ずかしい駅売海賊盤、おそらく1992年960円(値札残)入手の贅沢CDも価値ある出費だったのでしょう。写真はネットから拾った正規盤のもの。
昨日、途中迄拝聴したMahler 交響曲第7番ホ短調〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル(1984年)・・・第3楽章からラスト迄。この作品の白眉は第2楽章〜第4楽章、この辺りが「夜の歌」(セレナーデ)の所以でしょう。ギターなど入って、Scho"nbergにまっすぐつながっていく〜そんな手応え有。その辺り、かなり緻密、分析的な表現も悪くないと感じたものです。しかしなぁ、終楽章をこれほど徹底的に、強靭にゆったり目のテンポ表現されちゃうと、かなりツラい。もっと流して、そこそこに終わらせてもよろしいかと。難しい作品ですな。
では、行ってきます。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
タイマーにしているラジオのボリュームなぜか0に、数十分寝坊してウォーキング断念、寒いですね。本日は自分主催の年2回の行事対応、本番。今回は早め早めに準備していたつもり、あとは当日運営の臨機応変なる対応のみ。かつては”本番力”を自慢していたのに、ここ最近自信がないなぁ。体調まぁまぁ。できれば朝一番に通常業務少々こなしたいところ、なんとかなるでしょ。大阪時代は金沢まで商品送ったり、段取り資料準備はチーム全員で進めたもの、こちらほんま呆れるほど個人商店ですな。例の20年ヴェテラン相方、担当分担変更公式発表から一ヶ月、引き継いだ分野相変わらず手放さず、その頑固ぶりに驚きます。諸実務はもうムリヤリ引き剥がしているけれど、いろいろ肝心のところを隠し持っている感じ。自分なりのやり方を崩さない、普遍化一般化して組織的にお仕事分担するといった概念なし、全部自分で抱え込む〜丁寧だけど実務能力は決して高くない。わずかな売上のためにド・残業しちゃう・・・ま、あわてませんよ。もう彼の職場での存在感消えておりますし。もうちょっとのガマン。
以上、後期中年サラリーマンの恥ずかしい愚痴でした。
昨日のエド・デ・ワールト絡み続編。Mahler 交響曲第7番ホ短調〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル(1984年)・・・CD収録の関係から変則的に第6番(終楽章1982年)〜第7番(第1楽章第2楽章)拝聴。素っ気ないデザインともかく格安だった全集より。ディジタル初期の録音は鮮明であり、各パートの分離存在感抜群(噂ではLPがもっとマイルドで素晴らしかったらしい)。この人は情念系に非ず、知的分析が勝ってやや強引、結果意外とオモロない、といった印象強くないっすか。ここでは”どんな細部パートも忽せにしない”といった意欲が、作品そのものが本来持っている”怪しさ”を浮き立たせていると思います。オランダ放送フィルのアンサンブルはみごとでしたよ。でもね、ウィーン・フィルの連中はもっと”各自の色重視”というか、整うことより各パート個性が前面に出ていて〜そして溶け合わない。それはマゼールの意図なのか、録音印象なのか。いずれ、凄く新鮮に受け止めました。もう30年前のこと。
今朝、Tchaikovsky 大序曲「1812年」/バレエ組曲「くるみ割り人形」〜ロバート・シャープレス/ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団(1963年)・・・LP時代懐かしいPhase4録音、現在の耳でも(少々劣化しても)ゴージャスな雰囲気のみしっかり感じ取ること可能。大砲と華々しい鐘入り。あまり晦渋フクザツなる音楽ばかり求めないで、こんなシンプル爽快な音響に身を委ねるのもよいものです。
では、行ってきます。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
さて気分も晴れぬ新しい一週間、週末迄明日をピークに行事対応連続です。過去の些細な成功体験(?)から抜けられぬから、いつまでも現在の我が身を客観的に見られぬ毎日、キレイさっぱり忘れ、誠実に日々過ごすことに傾注いたしましょう。ちょっとお仕事舐めていたからな、この間。結局、昨日も昼頃曇ってしまって出掛ける気運に至らず、引き隠り継続。夜半、女房殿は大阪よりご帰還。昨夜もyoutube「フラッシュ・モブ」検索して、いろいろ眺めて楽しんでおりました。昨日は「第九」二種言及したけれど、結婚式最中に急に踊りだして、それがノリノリで上手いこと!プロ雇ったの?それともお友達の練習なのか。「第九」では昨年2012年クリスマスの羽田空港「東北支援」、制服も麗しいCAさんのハンドベルから始まって、やがてオーケストラが結集して合唱に至る〜これが凄い、パソコンの小さな画面でも泣けるほど。
なんども「第九」終楽章抜粋聴いたので、せめて最終楽章全部拝聴を。Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜ルドルフ・ケンペ/ミュンヘン・フィル/ミュンヘン・モテット合唱団/ウルズラ・コスズート(s)/ブリギッテ・ファスベンダー(a)/ニコライ・ゲッダ(t)/ドナルド・マッキンタイア(b)(1973年)・・・たまたま最初に取り出したCD、もちろん特殊処理?高級盤に非ず通常のもの、音質もさほどに際立ったものでもなし(と、我が家の環境では聴こえる)、誠実オーソドックスな表現、オーケストラの響きもどちらかというと淡白〜それが妙にココロに染みる今日この頃でございます。前3楽章と最終楽章バランスはよろしくないとか、最終楽章の声楽音域云々要らぬ蘊蓄などどーでもよろし、素直に「喜びの歌」変奏曲を堪能いたしました。
Mahler 交響曲第7番ホ短調〜エド・デ・ワールト/オランダ放送フィル(1994年)・・・第10番と「大地の歌」を欠き、オーケストラの知名度的にもあまり話題に話題にならず、消えていった「全集」より。我らがSONYはんに激安再発売望む。ライヴとは俄に信じられぬみごとなアンサンブル、音質。会場はコンセルトヘボウだそう。作品との出会いが相当に怪しいハンス・ロスバウト盤、21世紀の耳には音質的にもオーケストラの技量的にも厳しいものはあるけれど、妙な刷り込みなっております。他、音質良好なる比較的最近の音源、どれを拝聴しても”怪しさ”を感じ取れない。デ・ワールトの統率力に疑念なし、バランスよろしく、美しく長丁場を聴かせて爽快です。あとは作品になにを求めるか、でしょう。ワタシは情念派を好まぬけれど、この作品にはやはりその方向も必要か、とも感じました。
では、行ってきます。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
きょうは良い天気だし、ちょっとは外に出掛けましょう。昨日もな〜んもせん、ムダな一日やったなぁ。10年ほど前岡山時代は必ず、毎週BOOK・OFFに通ってCD出物と書籍を隅々まで点検したものですよ。散歩がてら、という時もあり、クルマの時には2〜3軒回るといった意欲もありましたよ。ネット通販も未だ本格的じゃなかったし。数日前、仏プレイエルがピアノ製造中止との記事、Chopin が愛し、サンソン・フランソワの録音で聴かれるほんわか柔らか、温かい音色。不況でピアノは売れんから、残念やなぁ。今朝、朝日新聞「Global」はピアノ特集であって、スタインウエイの(投資利害を超えた)企業価値、世界に進出(とくに東南アジアに)するヤマハ、カワイ。独ベーゼンドルファーはヤマハの傘下に入っていたのだね。そして少量生産の希少価値路線を採る新興メーカー伊ファツィオリ(チッコリーニが愛用/新しい録音はこれ)の驚異。コンクール・インフレを産むメーカーの弊害にも触れられております。
ヤマハ、そこから派生したカワイの本拠地は浜松、というのは知っておりました。電子ピアノ・メーカーであるローランドも浜松(もともとは大阪発祥)だったのだね。人口80万人の大都市は楽器の聖地でんな。一度も行ったことなし。息子が就職時、一年上、音楽学校出の彼女を追いかけて浜松迄就職面接へ〜みごとに討ち死にしたものです。(彼女との関係も)
R.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」/ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら〜エリアフ・インバル/スイス・ロマンド管弦楽団(1995年)・・・2008年5月@220オークション入手、とのメモ有。まとめ買いしたのかな?音質重視で。これがまったく心の琴線に触れぬ虚しさばかり、音質も良好、オーケストラもアンセルメ時代と大違い、かっちり整ったアンサンブル〜おそらくは聴き手の精神状態でしょう。作品の”晦渋さ”ばかり際立ちました。もう一曲交響詩「マクベス」(1996年)も収録されるけれど、CD途中拝聴中止。例えばフリッツ・ライナーの恐るべき強引かつ輝かしい集中力(1954年)、カラヤンの華やかゴージャスなサウンド(1959年ウィーン・フィル)、その記憶興奮追体験ならず。いつか仕切り直しましょう。(今朝、カラヤン盤を確認〜圧巻の陰影表現力に打たれました)
ワタシはウィンナ・ワルツ大ファンを自認して、数カ月前久々音源整理再開して中途半端更新、そのままになっておりました。反省しつつ今朝拝聴。 Johann Strauss I (1804-1849) 小鳩のワルツ作品1/Alpenkonig-Galopp(アルペンケーニヒ・ギャロップ) 作品7-1/Doblinger Reunion-Walzer(ドブリンガー親睦会のワルツ)作品2 /Alpenkonig-Galopp 作品7-2/ワルツ「ウィーンの謝肉祭」作品3/シャンパン・ギャロップ 作品8/ケッテンブリュッケ・ワルツ 作品4/ギャロップ「ため息」作品9/Gesellschafts-Walzer(協会のワルツ)作品5/Alte und neue Tempete(新旧の嵐?怒り?)/Wiener Launenwalzer 作品6(ウィーン風ワルツ?)/Schauer-Galopp(震動?ギャロップ)/Stelldichein-Galopp(逢引き?ギャロップ)〜クリスティアン・ポラック/カメラータ・カッソヴィア(1996年)・・・これはまた随分と素朴、息子(U世)の優雅ゴージャスな世界とは一世代異なって庶民的な味わい。ほとんど弦はひとりずつ、笛はいまどきの豪華フルートではないでしょう。控えめなトランペット、時にティンパニを加え、なんとも牧歌的な(踊るための)実用音楽。ちょうどMozart の舞曲辺りを連想いたしました。時にこんなノンビリとした世界も悪くない・・・けど、全24巻拝聴する勇気体力集中力に足りません。(翻訳はネット検索苦心惨憺の結果〜誤訳修正ご指導願う)
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誰も興味ないであろうプリンターの互換インク交換話題その後。交換したばかりの「青」に”残量少”の警告有(数度印刷後消滅)、「黒」と「赤」には”HP製に非ず”との警告有〜当たり前じゃ!やかましいわい(青はHP製と認識しているらしい)。親父の年賀状宛名印刷(現在鋭意校正中/なんせ準備中続々と喪中連絡有〜場合によっては宛先本人も?)控えております。
昨夜、今朝と「第九フラッシュ・モブ」に感涙ウルウル状態。安易な自らの音楽に対する姿勢を深く反省しております。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
狙いのお仕事クリアし、微妙に不快なこともありつつ久々のお休み。実質上半日出勤でも、休みとは気分は異なるもの。冷たい空気のなか(恒例ちょろ)ウォーキングしてきました。昨夜、素敵な長澤まさみ主演「都市伝説の女」など眺めて夜更かししたのに、通常より更に早起き(自然覚醒)。気取らない、大カンチガイから真実を導き出すストーリー、肩のこらない作りに好感有。なんといってもまさみちゃんの(コスプレ)魅力前面作品ですから。昨日、一週間ぶりに連絡あって無事送付できたオークションCDは、駅売海賊盤2枚100円+送料メール便80円也。数ヶ月前売れ残りの再出品だった案件はエルネスト・アンセルメ「展覧会の絵」+「ローマの松・噴水」、お気に入りではあったけれど身辺整理でっせ。ま、パブリック・ドメインだから、その気になればいつでも聴けますし。こんなものでも安ければ未だ動いてくださるんですね。
昨夜は襟を糺して(自分なり)積年の課題であった録音拝聴。Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜エーリヒ・ラインスドルフ/ボストン交響楽団(1967/8年)・・・RCA時代もCD全集は安かったし、昨年2012年に出た全集は1,500円ほど?レビューは絶賛!連続。ほんまか。”「運命」の製盤上、重大な問題を抱えている”とのコメントも有、そこから攻略のつもり。燃える情熱ミュンシュは好きですよ、12年後どれだけ違うサウンドに至っているか、その辺りも興味津々でした。”重大な問題”かどーか知らんが、21世紀贅沢病極まった耳には芳しからぬ(ときにやや濁る)音質、それでもBeeやん拝聴には影響少ないでしょう。金管の鋭さ健在ながら低音重視、”欧州の音”≒ハデさ控えめなサウンドに変貌して、テンポ設定は中庸、整ったアンサンブルにバランスよろしく、歩みは着実、細部忽せにしない正確かつ入念なる描き込み。恣意的な動き皆無、メリハリも必要にして充分、軽量でもなく、陰湿鈍重に非ず、情熱推進ではなく生真面目なる冷静が基本でしょう。迫力に不足はない。第1楽章提示部繰り返し有。
オーケストラは技量に優れ、但し(音質印象もあるのか)響きにもう少々洗練を求めたくなるのは、最近の古楽器演奏を聴き慣れているからでしょう。もちろん華やかさとは無縁。久々”「運命」ってこんな作品だった!”〜原点回帰した鮮度、手応え、満足感有。こどもの頃より聴き馴染んだ作品には、こんな内声部旋律が隠れていた、といった発見もありました。
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先日、道に迷って否応なくウォーキング時、ラーメン屋を発見!本日、昼に散歩がてら行ってみようと考えておりました・・・しかし・・・寒いし・・・即席ラーメンに変更。佗しく一人すすっておったら、エエ天気に暖かくなっても後の祭り。画面幅の狭い昔のドラマ眺めつつ、転(うたた)寝しておりました。最悪の休日也。せめて【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新、昔馴染みの音源も安易かな。もう一件、9月に入手したプリンターhp eAiO Printer B110aのインク切れ、以前ケチって”チップ無”互換インク入手して大失敗(チップ移植完全失敗)、既に”チップ付”互換インク入手済。捨てずに取ってあった”チップ無”インクに”チップ移植”再試行〜本日カッターナイフ見当たらず、果物ナイフ(!)にて実施。
結果的に「黄」一個のみ成功!次回交換時、再々度”チップ移植”にトライいたしましょう。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
よっしゃぁ、本日にて連続お仕事完了、週末休みへ。ま、お仕事体調いろいろ凸凹ありつつまぁまぁな11日間でした。本日も(ありがたいことに)諸実務満載なる一日。昨夜は旧知の地方メーカー社長さん(先代からのお付き合い)が来訪され、最寄りの駅にてちょっぴり酒、もともとはシステム系のお仕事をされていたことは承知していたけれど、美術の学校出ていたとは・・・芸術の話題でした。自分は人様に音楽を語れるほど造詣深くないからなぁ。ほそぼそと継続している(動き鈍い)CDオークションは今朝、一件落札有。先週来未連絡だった落札者から無事返答ありました。よかった。
寒いですね。夜半に小雨だったらしく、今朝のウォーキング時地面は濡れておりました。結局、風邪にて寝込まぬまま年末迄2013年クリアできるでしょうか。なんとなく前向きに嬉しい週末であります。女房殿本日より所用にて恒例大阪行き。
昨夜は酒席にて音楽拝聴なし。ここ数日の落穂ひろい。Dvora'k チェロ協奏曲ロ短調 〜ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(vc)/ボリス・ハイキン/国立放送大交響楽団(1957年)・・・LP以来の再会盤、音質はそれなり、この時期の露西亜としては上出来かも。ロストロポーヴィチ得意の十八番作品は若いほど技術が優れているのは当たり前、濃厚雄弁かつ微に入り細を穿つ入念ニュアンス表現に唖然とするばかり。フェドセーエフのオーケストラと類推する(露西亜のオーケストラ名は難物です)団体は、ホルンのヴィヴラートが尋常じゃなくエッチでして、ま、1968年カラヤン率いるベルリン・フィルも凄いけれど、ロストロの個性に張り合うには、このクサいサウンド必須であります。
それにしても凄い色気と”抜き方”の巧さ〜はっきり言ってお下品、ロストロポーヴィチはキライ、という人がけっこういるのも納得。ワタシはヴェリ・ベストとの手応え有。手許には小澤征爾とのラスト録音以外全部揃えて、再聴機会を伺っております。(1995年NHK音源は失ってしまいました)
では、行ってきます。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
ちょうど一年に2回、春秋の内部行事準備の真っ最中ということもあって、毎日充実しております。お仕事超速には自信があって「本日中にという依頼は1時間以内」「今週中、というのは本日中」返答をモットーとして、絶対にお仕事溜めないことを旨としております。お仕事終了目標は定時、今の職務は夕方ぎりぎりに飛び込み案件、ということは少ないのでたいていクリアできるんです。大阪時代は昼休みも弁当使いつつお仕事継続だったけど、いまはそんな必要なし。些細な瑕疵はあっても、じょじょに”如何に以前のお仕事スタイルがおかしかったか”周知になりつつあると感じます。恵まれたOAやらネット環境を活かして、お仕事合理化すること、そして営業取引先に寄与するかでしょう。少しずつ噛み合ってきたかな?あと数ヶ月でスマートな実務洗練に至ること、営業実績への反映を狙いましょう。毎日、やることがなくて(というか、あっという間に終えてしまって)苦しんでいた日々が夢のよう。以上、後期中年シガないサラリーマンの愚痴でした。
11日連続出勤出張行事対応も明日にて一区切り、やや疲労はピーク状態、”石”も体内残存しているみたい。ちゃんと(意地で)ウォーキングは継続中。(先々週風邪症状、先週出張続きで休みが多かったし)この辺り、高級住宅街+マンションは空気も澄んで美しいところなんです。ほんまは。日々、本格的な冬へ。
昨夜、我慢しきれずとうとう自主CD化したのは(先日来の)・・・Mozart 歌劇「後宮からの誘拐」序曲(オーケストラ録音年調べつかず)/Vivaldi 2本のトランペットのための協奏曲ハ長調(フレッド・ハウスドエルファー、ハリー・セヴンスターン(tp)/オランダ・フィル/1954年)/Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」(1951年)〜オットー・アッカーマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団・・・データのまま数回「新世界」を拝聴して、ま、例の如したいしたことはない音質(分離は悪くないけど)、飾りの少ないストレート系、推進力もあってやや速めのテンポ、オーケストラの意外と清涼な響きを愉しみました。繰り返しがないのは時代かな?音源入手先よりアッカーマンの音源を選んで2曲追加、スリーブ印刷のため情報確認していたら、なんと!自分のサイト出現。VivaldiはCD持っていたのだね(完全失念)。曰く”やや粗い現代楽器アンサンブルに大音量現代チェンバロが絡みます/好んで取り出して聴こう、といった気分にはなりません”〜再聴していないけれど、大音量現代チェンバロがちゃんと聴こえるというのは、音質的にはかなり良好ということかも。今回はそんな悪い印象に非ず。
CDR余白が29分ほどあったので、フィル・アップはChopin ピアノ・ソナタ第3番ロ短調〜ステファン・アスケナーゼ(p)(録音年調査中)・・・やや音質古びて、揺れ動く風情ある演奏であります。バリバリ弾き進んで技巧にキレがあるといったものではなく、セピア色の懐かしい情景のようでした。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
いろいろ細かい不満や問題はあっても、充実したお仕事継続はありがたいことです。数日前から胃が重い、腰奥が鈍く痛むと思っていたら、未だ腎臓〜尿管尿路結石の残存継続らしい。健康診断の腹部エコーで2個見えた、といっても、ほんまに2個だけだったのか?一個は放出したと類推できるけれど、もう一個は排出途中なのかも、怪しい風邪症状はなんとか悪化せず、昨夜はずいぶん早く就寝してそれなり睡眠取れました。数ヶ月に一回皮膚科に行っていて、おおよそ職場より徒歩20分、日常行かぬ北部方面、昨夜道を間違えて40分坂道(迷いつつ)ウォーキング、これが身体に良い影響を与えたかも。今朝もいつものウォーキング実施、秋乗り越え一気に冬の風情しっかり感じます。
・・・とまぁ、オモロくないフツウな毎日やなぁ。もうちょっとドラマとは言わんけれど、起伏のある日常にならんのか。出品無料となったオークションでは全然売れんかったCD継続しているけれど、まったく動きなし、どころか先週落札された分一件、連絡がありません。最近、こんなのが多いような・・・
Berlioz 幻想交響曲〜ピエール・ミシェル・ル・コント/パリ・オペラ座管弦楽団・・・往年の通販コンサート・ホールに馴染んだ人には懐かしい音源也。ネットから音源入手可能、一年半ほど前iPodにて拝聴していて、今回はyoutubeをオーディオに飛ばしてしっかり確認いたしました。問題は”ほんまステレオ?”と訝るほどの曇った音質のみ。びろびろヴィヴラートのホルン先頭に、いまや絶滅しつつあるお仏蘭西風明るく浮ついて軽いサウンド、華やかなサラサラとした流れが快いもの。ここ数年、贅沢病極まって歴史的音源水準の音質気にするようになっちまって、それでも、この演奏の粋を堪能いたしました。
今朝、Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)〜ロベルト・パーテルノストロ/ヴュルテンベルク・フィル(2000年)・・・ことし6月にスピーカーを替えてからたしか初耳、たしか豊かな残響百難隠す!状態であったはず。音質改善印象著しく、残響の足が長すぎて細部曖昧に至るとは感じません。落ち着いて、オーソドックス、刺激的鋭角にならぬ表現、さほどに著名ではないオーケストラに”弱さ”を感じません。ヴァント/ケルン放送交響楽団全集をリファレンスとして定めて、他処分を進めてきたけれど、こちらの全集のほうが聴き疲れしないかも。作品の美しさをシミジミ堪能させて下さる演奏です。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
昨日狙いのお仕事は順調に進捗、夕方(休みをとっている)相方担当のワリと大きなトラブル発生、その対応にてちょっぴり残業、それはそれでクリアしたからOK。しかし別件、これは自分の不徳の致すところのクレームが取引先より上司に有、ま、起こってしまったことは仕方がない。ちょっぴり鬱々としつつお詫びして済ませましょう。お仕事を舐めて掛かった天罰やね。時間を掛けて修復するしかない。できれば本日、当初狙い通りのお仕事完了一区切り、できますように。
退屈することはなくなったのは僥倖、しかし、どーもお仕事ツマラぬことに変わりはない。それなりお給料いただいて、種々作業改善も、取引先担当との関係も改善しつつあると自覚するけれど、もっと充実して、なんとか存在感を示せるようにならぬものか。内部合理化のみ、あと3年半、かも。
音楽には相変わらず集中できず。Dvora'k スターバト・マーテル〜ヴァーツラフ・ターリヒ/チェコ・フィル/合唱団/ドラホミーラ・ティカロヴァー(s)/マルタ・クラーソヴァー(a)/べノ・ブラフト(t)/カレル・カラシュ(bs)(1952年)・・・不遜にも一枚目のみ拝聴。第1曲「Stabat mater」は21:18と長大(テンポ遅め)、もう24年ほど前廉価盤初期に抜粋版を入手して以来、すっかり馴染みの悲嘆に暮れる旋律であります。彼(か)の感動は何処?お気に入り作品だったはず、他コシュラー/スロヴァキア・フィル(録音年不明)とか、ラハバリ/スロヴァキア放送新フィル(1992年)など棚中取り揃えておりました。まったく集中できぬのは心身とも聴き手の責任でしょう。
ほか、ジュリーニ/シカゴ交響楽団の「新世界」(1977年)・・・これもさっぱり?ピンときません。あかんなぁ。行ってきます。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
さて、11連続お仕事も後半戦、これより5日間通常業務+来週主催の行事対応用資料完成+最終点検となります。お仕事退屈せず、ちゃんとあるというのはありがたいこと、なんとか体調整えて乗り切りたいもの。夜半、布団がズレ寒さにて断続的に覚醒、どーも疲れが取れておりません。ウォーキングは実施。雨は上がりました。
Berlioz 幻想交響曲〜ポール・パレー/デトロイト交響楽団(1959年)・・・噂ばかり、パブリック・ドメイン、いつでも聴けるワイ、と思いつつ数年経過、ようやく自主CD化(Mercuryは音質に間違いはないので)しっかり拝聴いたしました。快速テンポ44分、繰り返しなし。繰り返し有+コルネット必須という価値観から云うとナニだけれど、スッキリとした飾りの少ないストレート系表現、さっぱりとして軽快な勢い、ノリ、オーケストラのニュアンス色彩に溢れた演奏。ミュンシュ辺り熱狂的馬力を思い出せば、ずいぶんと異なって飄々と粋、当時のデトロイト交響楽団の技量にも驚かされました。苦手系作品も快く拝聴できました。オリジナルに収録される管弦楽作品は好みじゃないので、別途歴史的音源を準備。
Chopin ピアノ協奏曲第2番ヘ短調〜ステファン・アスケナーゼ(p)/フリッツ・レーマン/ベルリン・フィル(1952年)・・・Stefan Askenase(1896-1985)はやや旧世代、一部ステレオ録音は残っていてようやく全貌が拝聴できるようになりました。(廃盤みたいだけど)これが最近聴けぬような、濃厚甘美な表現、しかし時代掛った異形に非ず、ゆったりとした余裕とスケールを感じさせるもの。安定した技巧は前提、クリアな音質も大切だけど、それだけで済まされぬ暖かい風情を感じたものです。
では、行ってきます。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
さて、これより日曜取引先行事対応、残念ながら雨模様らしい。こんな経験は随分としているけれど、これほど個人勝手任せ、個々人の動きや働きを(精神的に)全体共有できない職場も珍しいですね。昨日終日不調(二日酔い)乗り越え熟睡、今朝、久々のウォーキング再開。
ご紹介いただいたサイトより無料音源入手の件、以前ほど”なんでも!聴いちゃう”みたいなことはないけれど、意外な発見が・・・「ReDiscovery Catalog Musical Mysteries」のコーナーは、いかにも怪しげ変名指揮者演奏家ばかりと思っていたら、半分ほど往年のコンサート・ホール音源(かなり大量)が含まれておりました。ヘンリー・スウォボダ、オットー・アッカーマン、ワルター・ゲール、うんと若い頃のフィリップ・アントルモンとか、キモは音質なので、自主CD化は慎重に・・・まずは音源そのままデータをオーディオに飛ばして拝聴。Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜オットー・アッカーマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団・・・オットー・アッカーマン(Otto Ackermann/1909〜1960)1951年モノラル録音也。CDにもなっておりました(廃盤)。音質は時代相応(充分な鑑賞対象)、オーケストラの響きは爽やかでありオーソドックス、時代掛った重い表現に非ず、意外によく歌って集中力も充分也。
いつもより一時間以上早く出発しなくっちゃいけないので、これにて一旦中断、頑張ってまいりましょう。初訪問地ナビ頼りですし。
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雨の中、早朝荷物搬入。いろいろ経緯があって、自分の持ち分はさっさとなくなったので、昼にて辞去、といというか、皆忙しそうなことを良いことに勝手にサボったんです。休日出勤やからね、連続出張+遅くまで酒(これは自己責任)+薄ら寒い雨=なんとなく胃も重い感じ。昼から自宅にてぼんやり、ゆっくりしておりました。Respighi ボッティチェリの3枚の絵(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ1976年)/リュートのための古風な舞曲とアリア〜ネヴィル・マリナー/ロサンジェルス室内管弦楽団(1975年)・・・ムーティの「ローマ三部作」と2枚組580円也BRILLIANT盤は、音質上問題有とのこと(借りたEMIマスター音源問題らしい)。「ボッティチェリ」のキラキラ華やかな輝き最高!「古風な舞曲」は第3組曲ばかり賞揚されるけれど、擬古典的な味わい深い落ち着きが魅力であります。ロサンジェルス室内管弦楽団も手兵に負けぬ、立派な、練り上げられたアンサンブルでした。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
久々の自宅。昨夜帰宅は午前様(ラスト最寄りの駅からタクシー帰宅)、6時半から呑み始めて居酒屋計3件ハシゴいたしました。なんせ先輩(今回は男女5人)とは38年のお付き合いですから。このここまでくると、並の関係じゃないっすよ。親しい親戚みたい。前回呑んだ時、名古屋の喰いもんマズい!と大騒ぎしていたので、”ハヤシを納得させるためには、どんな店がよいか”ずいぶんと悩んだそうです。名古屋駅付近のお店は美味しかったですよ。もの凄くエラくなった人、心の病で既にお仕事引退されたり、昨年末ガンの手術を受けたり、熱心に政治活動していたり、ワタシみたいなフツウのサラリーマンとして晩年を迎えたり、いろいろ〜でも、こうして呑むと学生時代に戻ってしまうのだな。楽しかった。今朝、さすがに少々気分爽快に非ず〜ゲロ出そうなほどではないにせよ。これからお仕事なのに。
世代的な悩みも似たようなものでして、今年親を喪ったひとが二人、認知症の介護に施設がどーのという話題は3人、あとは本人の健康問題だな。自分も先週風邪、今週は腎臓〜尿路結石排出にて苦しんでおりました。
昨日帰りの音楽(iPod拝聴)は、Wagner 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲/Liszt ピアノ協奏曲第2番イ長調/Schubert 交響曲第9番ハ長調〜アレクサンダー・ギブソン/ダゲナム音楽祭管弦楽団(Dagenheim Festival Orchestra)/レナード・ペナリオ(p)・・・音質キメの粗いライヴ(会場リアルなノイズ有)、”バーキング・アンド・ダゲナム・ロンドン特別区 は、ロンドンの北東に位置し、ロンドンの特別区を構成しているアウター・ロンドンの行政区画”とのこと、どこかのオーケストラの変名か?オーソドックスな解釈、祝祭的な明るさとスケール、勢い、やや緻密さと厚みに欠けるアンサンブルも悪くない感じ。1960年前後かなぁ。手兵のロイヤル・スコティッシュ管弦楽団かも。
では、行ってきます。4日分机上の残務処理(メール分は完了)+明日の行事荷物積み込み=午前中が目標。CDオークション再トライ(やや値下げ)は、2件計13枚落札がありました。
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午前中、机上の書類+珍しく(久々、名古屋着任初?)わずか半日で溜まったメール案件処理+社用車に明日行事用荷物運び完了。きっちり昼で帰ったのも、二日酔い症状たった今現在も継続しているので。気分悪いっす。
出張往路に聴いていた音楽詳細+コメント。Handel アン女王の誕生日のためのオード 「神々しい光の永遠の源」HWV 74〜オナー・シェパード - Honor Sheppard (s)/アルフレッド・デラー - Alfred Deller (ct)/マーク・デラー - Mark Deller (ct)/Richard Rudolf (tp)/ハロルド・レスター - Harold Lester (cem)/Oriana Concert Choir/Orchestra/アルフレッド・デラー - Alfred Deller /Bach BWV 170 (BC A106)「喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜」/ミサ曲ロ短調 BWV 232〜 Agnus dei/BWV 54 (BC A51)「いざ、罪に抗すべし」〜アルフレッド・デラー - Alfred Deller (ct)/レオンハルト・バロック・アンサンブル - Leonhardt Baroque Ensemble/グスタフ・レオンハルト - Gustav Leonhardt・・・アルフレッド・デラー(1912 - 1979)はカウンター・テナーの先駆者であり、レオンハルト、アーノンクールとともに古楽器復興を担った往年の名人。居眠りiPod拝聴も失礼な態度、それを前提に、音質云々別として(一部モノラル)声楽、器楽アンサンブルともスタイルが旧いというか、表情やや濃厚です。リズムに軽快さを欠く印象も有。古楽器系の音楽はほとんど20世紀末〜21世紀に入ってからの録音ばかり聴いていて、やはり30-40年の差は大きいですよ。先人の偉業に敬意を払うけれど、少々現在の耳にはキツいものがありました。(充分感動した、ということを前提にして)
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
(在東京ホテル3日目ラスト)昨日も終日内職充実(資料順調に完成方向へ)。若い人が育っていること、この部局は成績がよろしくて、会議内容にも勢いがありましたね。今朝、コンビニにて650円の折り畳み傘を入手したのはムダ遣い、帰り雨はすっかり上がっておりました。会議後、夕方、ようやく(濁った)赤ワイン(風)症状脱却、憎っくき石は既に腎臓〜尿路を経、無事脱出されたのか、それとも膀胱辺りに滞在されているのか・・・いずれめでたいな、ということで、馴染みの五反田、久々の野菜刀削麺セット(ビール+単品料理+餃子三個付)1,300円也にてひとり祝杯。最高っす。
さらにBOOK・OFFにてじっくり新書コーナー睨んで、「全部50円引き」CDコーナー拝見、3年前なら絶対買っていた豪華出物多数、4枚組250円=200円とか、他いろいろ。でも、書籍も含め一時間粘って、とうとうな〜んも買わず仕舞い。読書も音楽も、我が家に在庫多数有。久々、ノーミソにドーパミン放出を感じたものです。高級ホテルのレストランに端を発して、デパ地下惣菜やらクソ高いお節、原料虚偽記載次々、これで百貨店やらホテルの年末商戦はアウトやろなぁ。なんでそんな虚勢張るのか、原材料正直に表示して、それなりにおいしいものでエエやないの。小金を惜しんですべてを失う典型例、しかも、虚偽ではなく誤表示との強弁、ウソはあきまへんで。世界の嗤いもの、なにが食文化だ。自分の食生活にはほとんど関係ない世界だけれど。
耐震偽装以来の衝撃な日々、まだまだ隠れていることでしょう。本日会議終了後、急いで名古屋駅前にて諸先輩と酒席が待っております。疲労はピーク〜ではない、明日も出勤、明後日日曜も取引先行事対応が待っております。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
(在東京ホテル二日目)あともう一泊かよ。しかもこれから雨模様らしい・・・傘忘れました。昨日会議中内職上出来。当面狙いのもの、すべて実務的に完了しました。大きな爆弾(直前に)カンが働いて、未然に回避。昨夜半ハラ奥底からの不快な痛みは、やはり”結石”でした。先月健康診断のエコーで発見されたのは二個、その数日後、激しい痛みに一個放出したらしく、初めて赤ワイン(風)を目撃。もう”持ち球”はなし、と勝手に判断しておりました。未だ在庫があったのか・・・本日昼以来、赤ワイン状態は少々濁って継続中・・・痛みは消えつつあります。これにて打ち止めを願う。酒も嗜まず、基本体調悪くないけれど、睡眠不如意なのはいつものこと。
終日会議はツマらんかったなぁ、それでもヴェテランが顔を出すことに価値有?自分は(内職に熱中しても)勉強になりました。あと二日続く・・・ま、今週当面の宿題をクリアしたはずだから、気分はラクでっせ。少々居残りして関係部署とお仕事地雷不発弾の後処理後、床屋に寄って喜多方ラーメン喰って・・・ホテルでぼんやり。ささやかな至福也。
出張直前、ネットより入手したユリアンナ・アヴデーエワ(p)音源はショパン・コンクール2010年の覇者、その時の音源だったらしい。CDになってない?いや、これかも。。骨太堂々たるパフォーマンスであって、繊細とか緻密とかちょっと違う世界みたい。演目明細は右の通り。CD2枚分ほどの分量也。ホテルのネット環境と我が業務用パソコンとの相性はビミョーであって、自由自在に非ず。当たり前か。これは共用パソコンに更新用セット仕込んだUSBメモリにて実行中です。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
(在東京ホテル)ここ指定の定宿は便利やけど、室内環境はあまりよろしくない・・・ま、室内でネット環境が使えることを喜びましょう。久々、業務用パソコン(富士通LIFEBOOK)持参。こうしてホテルにて遅くにお仕事しているのは最悪のパターン!のはずが、半年間異様にヒマな時期を経、なんとなく忙しいのもうれしい。本日午前中(ミーティングもあって)時間切れ、ほとんど実務作業途中、完了できず。しかも東京移動後仕上げた(難物)週次データ照合作業、ラスト点検時に元データ抜本間違い(涙)一からやり直し。
そのまま東京へ向かうので(社用車使わず)昼飯なしバス停へ〜取引先へはネットで調べた公共交通機関にて。ところがラスト乗り換え間違えて逆方向へ、あわてて降り立った駅辺りにタクシーもなし、11月とは思えぬ強い日差しの中google検索頼りにかなりの徒歩、辛くも到着できました。(やや遅刻+汗だく)新しく自分の縄張りとなった女性担当ともしっかり誠実にお話を伺い(じつは全然準備できていない)雰囲気は上々なんじゃないか。帰りはちゃんと当初予定通り、相対的ご近所の駅から名古屋駅〜そして品川へ。岡山や大阪在住時のイメージがあるので、”東京は近くなった”と感じます。本ちょっぴり読み掛けて、音楽拝聴しつつ快い眠りへ・・・
ホテルでお仕事していたので、夕食はコンビニでおにぎり買ったのみ。USBメモリは使えぬ、もちろんFTPもアウトな業務用パソコン、さてこれでどーやって「音楽日誌」更新するか。ま、googleドライブとか、添付ファイルにして私用メールに送付、ホテル備付(劇遅)共用パソコンにてUSBに仕込んだ「更新セット」という手でしょうね、情報漏えい対策もクソもないっすよ、もう。このホテルのパソコンがFTPソフトとの相性悪くて更新に四苦八苦いたしました。キーボード汚いし。
この間、読書はハズしました。茂木 健一郎「すべては音楽から生まれる」 (PHP新書)〜悪くないけど、脳科学と云々じゃなくて、ワタシゃ音楽すきでっせ、ということを上手いこと、読みやすく並べた、といった一冊。
鈴木 淳史「わたしの嫌いなクラシック」 (新書y)〜レビュー「読みながらわざわざ一冊の本として発表するほどの内容なのだろうかーと思う瞬間が」に賛同。やはり、音楽は”好きなもの”じゃないと書くに値せず、ということでしょう。
移動中音楽はユリアンナ・アヴデーエワのChopin とか、アルフレッド・デラーのHandel とか・・・本日、上手いこと残務内職クリアできればちゃんとコメントしましょう(ムリかも)。昨夜来、妙な腹痛に悩まされ、ようやく風邪症状癒えたのに?不思議に思っていたら、おそらく、先月の「石」が生き残って、降りているのだね、きっと。ヒドくならぬことを祈るばかり。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
三連休終え、これから怒涛の11連続で出張、出勤、行事対応、そして出勤、風邪症状ほぼ癒えて乗り切りましょう。本日午前中がひとつの山(昼から取引先〜そのまま東京へ)であって、その緊張感からヘンな夢見も久々の感触。ここ半年、まったくユルユルかつヒマだったからね。三泊分の出張準備を考えなくては。以前と異なって夜の予定を全然入れておりません。4-5年前は東京ならではの最底値相場輸入CD入手(その店ではもうCDを扱っていない)とか大量品揃えのBOOK・OFFとか、東京のお酒とかけっこう愉しみだったけれど、もうそんな興味を失っております・・・そうか、夜ヒマだから演奏会は有、かもね、久々。
昨日体調を見計らって、転居後初映画行き、なんせ夫婦50歳以上一人1,000円ですから。このテレビ再放送やネットを駆使して全部既存分拝見した「Spec」の劇場版「結(クローズ)〜 漸(ゼン)ノ篇」〜、これから「爻(コウ)ノ篇」があるワケだから中途半端な内容は予想しておりました。荒唐無稽な超能力もの、筋書きもそう説得力あるものじゃないけれど、登場人物のキャラの活かし方、際立て方、小ネタ一杯のジョーク最高。コレ、再放送分を見てもツッコミどころ満載、ワザと少々旧い、クサいネタを仕込んだり、医者がバナナを喰っていたり、大島優子のしゃっくりだったり。戸田恵梨香先頭に栗山千明、香椎由宇、福田沙紀、真野恵里菜、有村架純等など魅力ある若手女性陣も見どころ。
ま、名古屋近郊エエ環境に引きこもってばかり、というのもナニだから、ということでっせ。開演前に喰ったラーメン「笑(すまいる)」のつけ麺(平太縮れ麺)最高!女房殿は本格的な博多系(細麺)ラーメンでした。嗚呼、博多に行きたい。
音楽には集中できず。Mozart 歌劇「フィガロの結婚」序曲(1958年)/交響曲第28番ハ長調K.200(189k)(1965年)/第33番変ロ長調K.319(1962年)〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団・・・ジョージ・セルにはコメント不可。引き締まった集中力にぐうの音も出ず。音源整理中に思いついてGoldmark 交響曲「田舎の婚礼」〜モーリス・アブラヴァネル/ユタ交響楽団・・・拝聴。2006年7月16日五反田BOOK・OFFにて入手、とのメモ有。贅沢500円也。集中できなかったのはこちらのほう。穏健でわかりやすい変奏曲、厚みのある響きは良さげなんだけれど・・・1970年前後の録音か。
業務用パソコン持参(これも久々)、WiMaxも充電済(使用頻度が落ちているので来年度は返納予定)、iPodへの音源仕込み完了。では行ってきます。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
連続三連休の月曜。昨夜は睡眠不如意にて一旦深夜に起きだしたものの体調快復傾向の朝、久々のウォーキング復活。せっかくのお休み2/3日を養生に費やすのも悔しいが仕方がないでしょう。昨夜、歓喜のゴールデン・イーグルス日本一!とにかくアンチ・ジャイアンツ・ファンなので、とても嬉しい。震災復興に苦しんでいる東北にエールを送ったことでしょう。阪神淡路大震災のオリックスと同じパターン、驚異的活躍した主要メンバーが翌年大リーグに行くのもいっしょか。当然選手一同仙台夜の街に繰り出したことでしょう。敗者も(時間的に)仙台泊だろうけど、ゆっくり呑める店はあるのでしょうか、要らぬ心配してしまいました。
Bach マタイ受難曲〜ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ/モンテヴェルディ合唱団/ロンドン・オラトリー少年合唱団/アントニー・ロルフ・ジョンソン(福音史家)/バーバラ・ボニー、アン・モノイオス(s)/アンネ・ソフィー・フォン・オッター(a)/マイケル・チャンス(ct)/ハワード・クルーク(t)/オラフ・ベーア(br)/コルネリウス・ハウプトマン(bs)(1988年)・・・根性なし一枚目のみ拝聴。「マタイ」といえばカール・リヒター(1958年抜粋盤)、メンゲルベルク(1935年NAXOS盤)が著名、ほか数種のセットは棚中現役、しかし作品が作品故そうそうなんども聴けるものではありません。2003年テレビ放送されたBCJの演奏にエラく感動した、と「音楽日誌」に掲載したら、ありがたくそのDVDを送って下さった読者もいらっしゃいました。そうか・・・ちゃんとしたオーディオ環境にて鑑賞できるようになっていたんだっけ。閑話休題(それはさておき)
Archiv時代のBach 作品を集めた22枚組を英国より輸入したのが2010年2月(送料経費込5,102円也)、当時はCD整理のピーク(作品リファレンスを決めて処分再入手繰り返し〜現在は整理一辺倒)、大Bach の四大宗教作品はこれに集約させよう、といった趣旨と記憶します。ワタシはヴィヴラートのキツい合唱を嫌うし、もとより軽快リズム古楽器派、著名声楽陣の表情豊かな歌に、爽やかな好感を得たものです。世評は必ずしも高くないらしい、”木管が上手くない”というコメントはド・シロウトの耳に理解できず。但し、濃厚劇的なリヒター、そしてメンゲルベルクとは遥かに隔たった、スッキリ薄味(素っ気なくクール?)な世界であるのはたしか。感心するが感動しない、という方の基準はそちらに有?(ジョシュア・リフキンのロ短調ミサ1981年にも似たような言及有)
初めて拝聴した時の〜合唱の透明なる洗練はもちろんだけれど、ソロの表情付けニュアンスの細かいこと!そして器楽アンサンブルは颯爽としてあまりにスムースなリズム感。日常座右に置いて、判断基準の標準として盤石の価値〜この印象に揺るぎありません。美しい旋律の連続に陶然としておりました。
Beethoven ロマンス第1番ト長調/第2番ヘ長調〜ナタン・ミルシテイン(v)/アナトール・フィストラーリ/フィルハーモニア管弦楽団(1964年)・・・ICON8枚組入手したのが2010年12月、かなり昔からの愛聴盤と別録音である(らしい)ことはたった今、気付きました。いつもは眉間に皺の強面Beeやんもこんな優しい一面を持っていたのですね。端正に背筋の伸び、細部曖昧さのないヴァイオリン・ソロ、オン・マイクな音質、てっきり同じ録音と信じておりました。(ワルター・ススキンド/コンサート・アーツ管弦楽団)
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
昨日一日おとなしくして夕方外食に出たけれど、今朝のウォーキングはもう一日様子見、明日より復活予定。耳鼻科のヤクは劇的に効いております。昨日の発見、いくつか。「天声人語」に「放く」(こく、と読むそう/google日本語変換に出現せず。登録しました)へぇ、放屁って”屁を放(こ)く”ということだったのだね。土曜夜「関ジャニの仕分け∞」〜「カラオーケストラ」のコーナーが大好き!この件について「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜」に言及有、なんと「ジョージ・セル」〜曰く
”スコアに忠実に歌うことは大前提ですが、そこに加えてその作品が持っている美味しい部分を上手く表現”
なるほどね。ほぼ同意。但し、歌の説得力=高得点ではないのだけれど。昨夜ラスト、May J.(メイ・ジェイ=大ファン)が香寿たつきに点数的に勝利するんだけれど、ハヤシ採点では後者の勝ち。端正な歌唱力+圧巻の声量。
毎日曜は朝日新聞の書評を楽しみにして「ぼくのともだち」発見。元ネタは「Maru in Michigan」〜猫派にも柴犬の可愛らしさ、幼児への全幅の信頼感が伝わりました。野球にすっかり興味を失ったアンチ・ジャイアンツ・ファンは、田中ま〜君敗北を心より残念に思います。
昨日、ネット音源保存DVDの情報確認作業(ヲタクな趣味)相変わらず継続。解凍パスワード不明ファイルけっこう有。元ファイル名変更していなければ、それを元に検索できる可能性有(発見一件のみ)、しかし掟破り(ダウンロード)サイト(ブログ)は閉鎖されたものも多いし、わかりやすくファイル名変更したものは検索不可。DVD焼きこみ日付を確認すると2011年とか、2年経ってどこから持ってきたのか?記憶も消えたものばかり。それでも、まだまだ聴くべき貴重な音源目白押し発見!多数在庫していることに変わりなし。
昨日【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新済。音楽拝聴やや不調?体調いまいちやからなぁ。Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)〜リボル・ペシェク/チェコ・フィル(1986年)・・・本年2013年5月再発成、新録音当時FM放送エア・チェックしてカセット愛聴しておりました。1933年生まれだからもう80歳かぁ、スロヴァキア・フィル〜チェコ・フィル〜リヴァプール・フィルのシェフを歴任したワリに地味な存在やな。全60:33〜速いテンポ印象を受けないのは、この演奏とかシューリヒト(ほぼ同じタイミング)を聴き慣れているからでしょう。淡々として飾りの少ない解釈も記憶通り、洗練された爽やかなサウンド・・・に少々不満有。全体に線が細いというか、とくに弦の繊細な響きが作品に活かされない、金管が細身に突出印象もあって、全体バランスというか、厚みに不足しておりませんか。
今朝第3楽章「アダージョ」(この作品白眉に美しいところ)再聴。これはこれで朝に相応しい爽快なテイストを堪能いたしました。もしかして、ここ数ヶ月、チェリビダッケの超・微速前進(1992年ベルリン・フィル・ライヴ/1994年ミュンヘン・フィル・ライヴ)演奏聴き過ぎて、薄味演奏じゃ満足できないカラダになっっちまったのかも。
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売れ行き鈍いCDオークションにて先週、NAXOSのCD7枚分棚中より消えました。通常プラケースは厚み約1cmなので計7cm隙間空いて、アルファベット順に詰めていったらBruckner 弦楽五重奏曲ヘ長調〜ファイン・アーツ弦楽四重奏団/ジル・シャロン(va)(2007年)出現。プリスカ弦楽四重奏団の音源(1937年)に特別に思い入れたっぷりだったワケでもなくて、あくまで作品中心、たまたまネットより拾えたことが印象的であったことのみ、偶然です。
LPCDを盛んに入手していた頃から、基本情報(演奏者、録音情報)のみ欲して、要らぬ作品の薀蓄を嫌っておりました。思い入れたっぷり主情的なる賞賛も辟易、だから【♪ KechiKechi Classics ♪】はド・シロウトの感想文であることを心掛けてきました・・・って、周りくどいこと書いたのは(wikiによると)「間奏曲ニ短調」がある。第2楽章「Scherzo」の異稿、とのこと。さらに習作である弦楽四重奏曲ハ短調も存在すると〜妙にことのことは記憶はあって、聴いたこともあるんじゃないか、訝(いぶか)っておりました。
このファイン・アーツ盤には全部収録された配慮ある一枚。米EVERESTに録音が残っている往年の団体の流れを汲むものか、さすがにメンバーは変わっているかも。+BRILLIANT音源にて大活躍!ジル・シャロンがヴィオラで加わっているのも興味深いところ。これからゆっくり再聴いたしましょう。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
毎日、どーやって時間を潰そうか?悩んでいたのがウソのようにここ数日、お仕事充実しております(内容水準さておき)。所謂、”バタバタしている”状態〜それは常に、定時にてお仕事終えることを目標として物事を組み立てるから〜物事の締め切り優先順位を決めて先手を打つから。三連休に入って、週明け東京連続出張〜週末取引先行事対応(これは仕方がない)、更にその先内部行事が待っていて、その準備は現在進行中です。課題クリアに思い悩むほど、やや歯応えのある状況をシアワセに思います・・・問題は体調でっせ。昨日、やや気分が悪いのと鼻水症状がヒドくて(+咳)とうとう耳鼻科へ。混んでいたなぁ、こどもいっぱいで。「眠くなりますよ」と警告のあったヤク服用したら、夜10時過ぎに睡魔がやってきました。(二時間ドラマはあまりにツマらなかったし)そして早朝覚醒は(なぜか)休日の性癖です。こんなんじゃウォーキング不可〜休場続き。珍しく咽がそう腫れていないのが救いか。
昨日、昼から取引先へ往復2時間ドライブ(ナビ頼り)、帰り体調不快もあってパソコン屋さんにて休憩。状態のよろしい中古ノートパソコンや、怪しげなタブレットが安くて、現状我が家のマシンは完全稼動状態だから購入予定はないけれど、もしなにかあっても大丈夫、妙にほっとしたものです。毎日、弁当記事を楽しみにしている「やまおやじの弁当通信」にて、「No Display MacBookAir」の話題があって、こんなムダのない流用って大好き。震災以降の対策にて、職場のマシンは全部モバイルとなって、机上ではディスプレイ+キーボードマウス外付けとなりました。丸4年稼働愛用AspireRevo(非力Atomマシン)がアカンようになったら、格安それなりスペックのノートに現在の愛用ディスプレイ、キーボード・マウスを組み合わせるのもよいかも。
車中移動音楽には自主CD持参。Mozart セレナード第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」/ドイツ舞曲K.605〜コリン・デイヴィス/フィルハーモニア管弦楽団(1959年)・・・若いころのEMI音源は魅力的ですね。これに+序曲集≒LP時代懐かしいセラフィム1000シリーズとなります。若く貧しかった音楽愛好家は知らず、こんな瑞々しい演奏を堪能していたのですね。音質も悪くないし、フィルハーモニア管弦楽団の清潔な響きもいつも通り。古楽器系編成の少ない演奏に耳慣れたら、こんなゴージャスなサウンドも新鮮でした。「アイネ・ク」はワタシと”クラシック音楽”(小学生以来音楽ジャンル分けの意識はなかった)との出会いです。(カール・ミュンヒンガー/シュトゥットガルト室内管弦楽団=17cmLPおそらく1960年録音)
更にMozart 交響曲第29番イ長調K.201/第39番 変ホ長調K.543(1959年)/オーボエ協奏曲ハ長調K.314(1960年)〜コリン・ディヴィス/シンフォニア・オブ・ロンドン/レオン・グーセンス(ob)・・・出典は(いつもお世話になっている)「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜」より。こんな魅力的音源がネットに転がっているからCDを購わなくなって久しい。このオーケストラはスタジオ専用だったらしくて、1960年前後迄盛んにEMIに録音しておりました。けっこう上手いっすよ。21世紀の耳にて拝聴しても違和感ない、しっとり落ち着いて引き締まったサウンド、例の如しオーソドックスな仕上げは魅力たっぷり。妙な重さ、柄の大きさもありません。音質まぁまぁ、というか年代を考慮するとほとんど驚異的(.mp3→ムリヤリ.wav化自主CDでも)。英国往年の名手レオン・グーセンス(1897-1988)のステレオ音源は少ないから貴重でしょう。ややノンビリ牧歌的な風情もあって、久々に名曲を堪能したものです。
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上記執筆後、滅多にない二度寝。これも風邪症状でしょう。やや寝坊してヤク服用、症状は劇的に緩和されております。この調子で一気快復!狙いましょう。ネットより合法非合法(ネット世界に国境はないので、各国法律が異なる)数多くの音源を入手し、DVDに保存しております。その数100枚のオーダーを遥かに超えました。初期の作成物はいろいろ不備が多く、こりゃいったい誰の演奏?(とくに昔の放送音源)わからないもの、(もうわからない)別途パスワード必要なもの有。ここ最近は知恵がついて、ファイル名をわかりやすく変えたり、詳細情報を別途整えて一緒に保存したり、後者だったらパスワードを入れて一旦解凍、再圧縮して保存するようになりました。
数年前保存DVDを取り出して、音源確認、情報再記入しておりました。(ヲタクな趣味)例えばIves ニューイングランドの3つの場所〜ピエール・ブーレーズ/クリーヴランド管弦楽団・・・アナウンスより演奏者特定。たしか1970年来日演目だったから、その辺りのライヴ放送音源かも。かなりオン・マイクな肌理の粗い音質だけど、貴重な音源であることはたしか。でも、一回聴いたらもうエエか、ってな感じ。
■2013年11月某日/変化と雌伏の日々
2ヶ月分表示のカレンダーも本年ラストへ。ネクタイ復活。風邪気味継続、ムリせずウォーキング休止3日目、なんとか明日より復活考えております。今週来週ややタイトでして、まとまった資料整理が上手く進みません・・・半年遊んだから、ノーミソ鈍っておるのだね。自分のお仕事スタイルは一定のパターンを見つけたら、いっきに作業合理化しちゃう、といったところ。それを未だみつけられぬ部分も・・・なんとかしまっせ。お仕事がある、というのはありがたいことです。いずれこれ以上、事務所に座りっ放しに耐えられぬ、昨日は昼から(未完成資料抱えつつ)取引先へ。本日も新たに担当となったところに向かいます。ナビを頼りに少々遠方へ。
オーディオは音楽以上にド・シロウト、ということは前提に・・・Beethoven 交響曲第7番イ長調/ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調〜ベルナルト・ハイティンク/ロンドン交響楽団/ゴルダン・ニコリッチ(v)/ティム・ヒュー(vc)/ラルス・フォークト(p)(2005年ライヴ)・・・約1年前に拝聴していて、本日取引先往復ドライブにて再拝聴。車中って意外と音楽に集中できるんですよね、他にすることないし。これがオーソドックス表現を基本として、フレージングにムダもムリもない、そしてテンションは一貫して維持されメリハリも個性もたっぷり、最終楽章に向けみごとなクライマックスが形作られる・・・でもね。音質は乾いてデッド過ぎ、ティンパニがぼよよんと鈍く低音響きすぎ、あまりバランスはよろしくない。
ところがユーザーレビューによると、”再生装置のレベルによって評価が大きく分かれる録音”とのこと。”録音は持っている5000枚以上のCDで最高”という評価もあり、基本は”デッド”、音質評価は割れております。そこで(全国音楽愛好家中おそらく最安値オーディオ利用≒合計壱万円弱)であるワタシからの(僭越ながら)一言。帰宅して自宅にて再聴したら〜
車中と印象がらりと変えました。デッドに間違いないけれど、ティンパニがぼよよんと鈍く濁らない、バランスもそう悪くない。内声部もクリアに響いて、好感度増しました。オーディオ印象って、影響大きいんですね。第7番も三重協奏曲も拝聴機会はずいぶんと減ったけれど、久々の感銘有〜Beeやん聴けるということは、体調いまいちとしても精神は快復しているということかも。
Brahms 交響曲第2番ニ長調〜エーリヒ・ラインスドルフ/ボストン交響楽団(1964年)・・・ラインスドルフは大衆的人気やや落ち、音源CD復活は遅れ気味、というか、こんな録音あったことも知りませんでした。他の交響曲はないのか。なんというか過不足のない、特異な個性発揮!に非ず、テンポは中庸、オーケストラの響きに厚みがあって落ち着いております。前任の燃える!ミュンシュに比べると人気出なかったろうなぁ、想像つきますよ。こういった演奏が長く愛聴するに相応しい、飽きない演奏なのかも。
では、行ってきます。