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Carl Schuricht〜カール・シューリヒトの手持ちCD(1)


 シューリヒトは、たしか小学生の時に「ジュピター」「プラハ」〜パリ・オペラ座管弦楽団〜コンサート・ホール・レーベル(通販)入会記念価格@380LP以来のつき合いです。このレーベル、異常に録音が悪いのが不思議で、有名無名取り混ぜたマニアック音源は、それこそマニア垂涎!詳しくは「安田さんのサイト」へ。実物載ってます。

 LP時代からそうだけれど「全部集める」という習慣はありません。「より良い音の状態を求めてCD(LPでも)を買い直す」ということにも縁がない。安く売っていれば、その時の懐具合と相談して購入するのみ。硬派の方々には批判もされるが、海賊盤や、その海賊盤を中古で激安で売っていれば購入します。音楽を聴ければ良いんです。シューリヒトも大ファンだけれど、意識して集めているわけじゃない。

 昨年2002年〜今年に掛けてやたらと彼のCDが貯まりました。ちょっと、整理しておこうかな?

●もともと持っていたもの●

EMI CZS 7 62910 2 Beethoven 交響曲全集  パリ音楽院管弦楽団(1957年〜58録音)
* 第9番のみステレオ。昔から定評ある有名な録音。音質はイマイチながら、飄々たるノリと味わいがある。しかし、同じEMI系音源でクリュイタンスがベルリン・フィルを全集を録音しており、フツウ、オケが逆ではないか、と思うけど。5000円くらいで買ったかな?記憶曖昧。

EMI CZS 25 2925 2  Bruckner 交響曲第8番ハ短調  ウィーン・フィル(1964年録音) *1500円!
EMI CZS 25 2924 2  Bruckner 交響曲第9番ニ短調  ウィーン・フィル(1962年録音) *700円!
* 名演の誉れ高いもの。ワタシも大好きです。なぜか第3番の購入機会に恵まれません。LPでは持っていたんですけどね。

EMI 7 64904 2 Mozart 交響曲第38/41番ハ長調/ヴァイオリン協奏曲第3番 ボスコフスキー(v)/ウィーン・フィル(1964年ザルツブルグ録音ライヴ)
* これは借り物でした。

英DECCA録音  Mozart 交響曲第35番/Schubert 交響曲第8番「未完成」 ウィーン・フィル(1956年録音)
* LP時代の愛聴盤で、いつでも買えるわい、なんて思っていたら、何時までも買う機会を得ないのが残念。欲しい。

FIC ANC65   交響曲第9番ハ長調D944   シュトゥットガルト放送交響楽団(1960年録音)
* コンサート・ホール・レーベルの海賊盤。688円。だれかにあげちゃいました。

MEMORIES HR4582  Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調  ウィーン・フィルハーモニー(1963年録音)
* DGでも出ていた。

Ad'es 14.185-2 Disque 5 Mozart 交響曲第36/40番  パリ・オペラ座管弦楽団  (1960年前後の録音)  5枚組8,000円で購入
* これもコンサート・ホール・レーベル録音。正規のライセンスと思う。

PRELUDIO PHC2140  Mozart ピアノ協奏曲第19/9番  シュトゥットガルト放送交響楽団 /ハスキル(p)
* 録音年不明。価格も失念。けっこう高かったような気がする。演奏は素晴らしい。モノラル録音。

ERMITAGR  ERM144-2 Beethoven ピアノ協奏曲第5番/Mozart 交響曲第40番/Mendelssohn「フィンガルの洞窟」  バックハウス(p)/スイス・イタリア語放送管弦楽団  1961年ルガーノ・ライヴ  $2.99
* 今回購入したVIRTUOSO盤に流用。おそらくこちらが正規ライセンス盤。演奏はまったくアツく素晴らしい。

BERLIN CLASSICS 0090732BC Debussy「牧神」/Mozart 交響曲第34/23番/Brahms 大学祝典序曲  ドレスデン・フィル(1943/44年録音)
* 9枚組9,000円で買った「ドレスデン・フィル125周年記念ボックス」より。オケが変わっても、シューリヒトの雰囲気はほとんど変わらない。

あと、1990年前半に一時復活したコンサート・ホールのCDでMozart 交響曲第38/40/41番(パリ・オペラ座管弦楽団)、Wagner管弦楽曲集 なんかも持っていたが、誰かにあげたみたい。手許に見当たらず。英DECCA録音のBeethoven 交響曲第1/2番(ウィーン・フィル)やSchumann交響曲第2/3番もLP以来、手に入れる機会なし。

●2002年〜今年に掛けて怒濤の購入●

HISTORY 20 5639 「カール・シューリヒトの芸術」 Maestro Agile 10枚組 2,290円にて購入

Beethoven
交響曲第1番 ベルリン市立管弦楽団(1941年)
交響曲第2番 スイス・ロマンド管弦楽団(1946年)
交響曲第3番「英雄」 ベルリン・フィル(1941年)
序曲「コリオラン」 プロイセン・シュターツカペレ(1942年)
交響曲第4番 ベルリン・フィル(1942年)
交響曲第5番ハ短調 パリ音楽院管弦楽団(1946年)*

交響曲第6番ヘ長調 ベルリン・フィル(1943年)
交響曲第7番イ長調 ベルリン・フィル(1937年)

Mozart 交響曲第34番 ベルリン・フィル(1936年)
Brahms ヴァイオリンとチェロのため二重協奏曲、ゲオルク・クーレンカンプ/エンリコ・マイナルディ /スイス・ロマンド管弦楽団 (1946年)
Bruch ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26、ゲオルク・クーレンカンプ/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(1946年)

Bizet 「アルルの女」から第1組曲 ベルリン・フィル(1935年)
OFFENBAVH 喜歌劇「天国と地獄」曲 ベルリン・フィル(1937年) 
Franck  交響詩「呪われた狩人」 ベルリン市立管弦楽団(1940年)

Bruckner
交響曲第7番ホ長調 ベルリン・フィル(1938年)
交響曲第9番ニ短調 ベルリン市立管弦楽団(1943年)

Schumann マンフレッド序曲 ロンドン交響楽団(1948年)
Wagner 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲 ベルリン・フィル(1929年)
R.Strauss 家庭交響曲作品53 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1940年)
Mahler 交響曲「大地の歌」 ケルステン・トルボルク(トルィボリ、が正しいか)/カール・マルティン・エーマン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(1939年アムステルダムにおけるライヴ)

* Beethoven 交響曲第5番は英DECCAの1949年録音と同一音源らしい。とにかくこのヴォリュームと価格で揃えられると、感覚がマヒしてくるくらい凄い収録。10枚で一枚分の価格ですよ。かつて存在した「悪魔のレーベル=NOTA BLU」 ほどではないが、音質は必ずしも万全ではない・・・・が、拙宅のような安物オーディオには映えるような工夫がされているようで、意外と聴きやすい。(Beethoven の第7番は音源が揺れて気分が悪くなるが)演奏は玉石混淆だけれど、七割くらいはかなり感動しちゃうもの。

で、Tre'sorというレーベルに出会います。(トレゾアとか、トレゾーって読むのかな?宝物という意) Historyもそうだけれど、海賊モロっぽい雰囲気有。表記がすべて正しいとも限りません。3枚組1,990円で第5集〜つまり15枚分の収録。一部既存音源とのダブリが発生します。

「カール・シューリヒトの芸術」(1)FTS 0104-3
Mozart  レクイエム  ウィーン・フィル(1962年)
Brahms ドイツ・レクイエム シュトゥットガルト南ドイツ放響(1959年)
Mahler 大地の歌  コンセルトヘボウ管(1939年)
* 早くも「大地の歌」がHistory盤とダブり。ラスト辺りで「世界に冠たるドイツ!」とおばさんの掛け声が入る有名なもの。それにしても重量級の選曲3枚。

「カール・シューリヒトの芸術」(2)FTS 0105-3
Mahler 交響曲第2番「復活」  ヘッセン放送交響楽団/合唱団(1960年)
Beethoven
交響曲第3番  ベルリン・フィル(1964年)
エグモント序曲
Mozart 交響曲第35番「ハフナー」
Beethoven 交響曲第7番
Mendelssohn 「スケルツォ」〜「真夏の夜の夢」より
以上 ウィーン・フィル(1956年)
* 「英雄」はHistory盤とは異なる録音。エグモント序曲以下は1956年1月26日ザルツブルグ・ライヴで、その圧倒的成功によりウィーン・フィルとの密接な関係が確立した伝説的演奏会より。英DECCAの「ハフナー」交響曲録音はこれがキッカケだったかも。

「カール・シューリヒトの芸術」(3)FTS 0106-3
Beethoven 荘厳ミサ曲  ハンブルク北ドイツ放響(1957年)
Brahms 交響曲第1番  スイス・ロマンド管弦楽団(1953年)
Bruckner 交響曲第4番  シュトゥットガルト南ドイツ放響(1955年)
* 後述VIRUTIOSO盤とBrahms がダブる。困っちゃうね。

「カール・シューリヒトの芸術」(4)FTS 0107-3
Brahms 交響曲第4番/悲劇的序曲  バイエルン放響(1962年)
R.Strauss アルプス交響曲  シュトゥットガルト南ドイツ放響(1955年)
Mozart
協奏交響曲 変ホ長調K297b(1952年)
「フィガロ」序曲(1962年)シュトゥットガルト南ドイツ放響
* このBrahms はコンサート・ホール・レーベル音源の(おそらく勝手に)流用。でも、後述イアン・ジョーンズ盤の表記が間違っていて、こちらのほうが正しい。

「カール・シューリヒトの芸術」(5)FTS 0108-3
Tchaikovsky 交響曲第4番(1954年)/「ハムレット」序曲(1952年)
Debussy 「海」(1952年)
Stravinsky 組曲(1919年版)「火の鳥」(1957年)
R.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」(1953年)
Schubert 交響曲第9番ハ長調(1956年)
Weber 「オイリュアンテ」序曲(1962年)
以上 シュトゥットガルト南ドイツ放響
* 1956年表記のSchubert が非常に怪しい。もしかして1960年のコンサート・ホール・レーベル音源か?演奏も音の状態も悪くない。* 別録音とのこと。

〜嗚呼、疲れました。一旦ここまで!次回は「イアン・ジョーンズ盤」BOXと、クロアチアの怪しげレーベルVIRUTIOSOボックスの収録紹介です。ま、こういうのはいちどまとめて情報にしておかないと。

(2003年3月21日) 


【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi