●2011年12月某日の振り返りと後悔
いよいよ本日にて2011年ラスト。
年守(としもる)や乾鮭(からざけ)の太刀(たち)鱈(たら)の棒 与謝蕪村
嗚呼、日本人やなぁ。年守とは”大晦日から元旦にかけて家中の者が集まり、潔斎して(身を清めて)夜明かしし、新年を迎える習俗”とのこと〜なるほど、所謂冠婚葬祭で宴会する風習の原型みたいなものなんだな。正月は徹夜で元朝参りしたり、その名残がちゃんとあります。沖縄では現在でも日常沢山の”祭り”生き残っているんですよね。荒巻鮭は東日本では必須のものだし、棒鱈は総菜でしか残っていなくて、自分で戻す人なんてもう存在しないでしょう。現物を見た人も少ないかも。
昨日は無為無策?いえいえ、一杯音楽聴いたし、「相棒」数本見て、夕方買い物(小さい注連飾り+夕食)購入して、録画しておいた「容疑者Xの献身」見て、自主CD数枚作成して・・・充実しておりました。(読書は読み始めて数頁〜じつは読了済みであることを発見/仕切り直し)息子からプレゼントが届き、夜母親から豪華海産物+漬物(これがクサい)届き、贅沢毛ガニ喰いました。トドメは女房殿着払い化粧品到着(カネ返せ)。女房殿不在、年末年始禁酒週間に入っております。おお、そういえば【♪ KechiKechi Classics ♪】 1本更新済み、勝手に各自アカデミー賞も自分の分執筆済(未更新)。
これより恒例早朝ウォーキングを兼ねて、早朝銭湯に行ってみるか。休みに入ったのに睡眠不如意続いております。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜イーゴリ・マルケヴィチ/シンフォニー・オブ・ジ・エア(1956/57年)・・・数日前御大フルトヴェングラーの貫禄演奏を拝聴していたけれど、こちらリズム切れ味鋭い、テンポ速めなモダーン演奏也。この人は時に叩き付けるようなタッチが乱暴というか強靱な印象があるけれど、アンサンブルは雑ではない。トスカニーニ引退後のオーケストラ(旧NBC交響楽団)はこの時点、まだ実力充分、テンション高く、燃えるような推進力、明るい響きで魅了いたします。
(中断)
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朝一番の銭湯、最高っすよ。爺さんばかりか?と予測したら一人だけ、他はけっこう若い人が入っていて、夜勤明けなのかな、ご苦労様です。明日(=来年)も行こう。わずか400円也の贅沢。自宅に戻って洗濯やら【♪ KechiKechi Classics ♪】 の更新しておりました。Mussorgsky/Ravel 編 組曲「展覧会の絵」〜セルゲイ・クーセヴィツキー/ボストン交響楽団(1943年)を聴いてみたら、立派な演奏なんだけど「古城」「ビドロ」が抜けているのが玉に瑕。ちゃんと全曲聴きたくて(できれば音質よろしい方がベター)久々、エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1959年)拝聴・・・十数年前まで愛聴盤だったんですよ。ところが、こんなに音質クリアなのに、それらしい柔らかい響きなのに、なんか全然ユルい感じ。緊張感とか切迫感とか、迫力が足りない。ずばりオーケストラは上手くない、というのは(知識として)折り込み済。わかっていても、やはり”上手くない”、この作品に相応しいアンサンブルに非ず。
それは技術的なことではないのでしょう。「クールで鮮やかな色彩。どこをとっても色気を感じさせる各パート」と聴いたんだけどなぁ、以前は。ロンドン響との1947年録音も再確認しないと・・・不安です。
Rachmaninov 交響曲第1番ニ短調(1950年)/第2番ホ短調(1956年)/第3番イ短調(録音年不明)〜クルト・ザンデルリンク/レニングラード・フィル・・・EVERESTの「ステレオ」LP3枚組音源をネットよりダウンロードしたもの。第2番はDGでCD化されていたけれど、3曲とも揃っていたとは・・・第3番は録音年調べがつなかった(音質一番落ちる)が、1958年来日時には演奏しております。ネット上のディスコグラフィにも記載はない・・・第2番は”優秀録音”らしいが、なんせ無理矢理「ステレオ」にしちゃったでしょ、EVERESTのLPって時に盤質悪かったような記憶もあるし、やや金属的なボワンとした音質。でも、それなりちゃんと聴けます。
演奏は絶品。所謂露西亜風暑苦しい風情ではなく、分厚く鬱蒼とした雰囲気のまま、盤石の貫禄、甘さ控え目で表現される世界。オーケストラも上手いですね。やはり音質状態が一番整っていて、大好き激甘旋律第3楽章「アダージョ」を含む交響曲第2番ホ短調が一番か。
年の瀬だし、休みでヒマだし、思い立ってちょっぴり身辺変更。PCメインマシン(Acer AspireRevo)のスピーカーを戻しました。音質の悪いCDラジオにつなげていたんだけれど、それは買い替えましたから。(女房殿の婆さん宅へ)CDプレーヤーは数台前からDVDプレーヤーを使っている(なんせ中古が激安)が、東芝CD-3500の動きが少々怪しく、夏場はトレイがちゃんと閉まらなくなったりしておりました。ちゃんと再生はしているけれど、時に異音、表示がおかしくなることも・・・こりゃアカンとSHARP DV-SF10を1,575円(+交通費240円)にて入手したのが数ヶ月前、状態良好筐体堅牢デザインGood・・・ところが。
自主CD=CDRを再生しないんですね、これ。ネットで検索するとけっこう有名な話題らしくて、迂闊でした。仕方がないので東芝CD-3500とWつなぎ(息子がこどもの頃使っていたゲーム切り替え採用)で乗り切ってきました。寒くなってきたせいか、調子もそう悪くなく動いておりました。でも一年の区切り、思い立ってお隣駅のHARD・OFFへ。SONYのDVP-NS715P 840円(+交通費240円)也。数ヶ月でいっそう相場下がったんだね。誰もDVDプレーヤーなんて買いませんよ。まさか、CDプレーヤーの代替にしている人もそう多くはないはず。
好調です。自主CDも立派に再生。ディスプレイのデータ表示も親切。課題一応クリア。問題は、東芝CD-3500はもう諦めて分解廃棄するとして、見た目ぴかぴかのSHARP DV-SF10をどーするか。いちおうそのまま、オーディオ配置してあります。(SONY DVP-NS715Pの下)欲しい人にあげるんだけどな、必要あれば(東芝CD-3500も)。嗚呼、もったいない!
kechi道を極められず 今年も暮れていくか(林 侘助。種田山頭火風)
●2011年12月某日の振り返りと後悔
本日より正月休み6連休。これよりぼちぼち早朝ウォーキングに出掛けましょう。昨日は午後2時に外部研修に出るけっこうギリギリ迄お仕事しちゃって、なんかいつまでも精神的に休まらん一年となりました。朝いつもより30分遅く出たら、我がチームの若いモンに職場一番乗り先越されました。昨日ミーティングで「周辺キレイに清掃せよ!」と厳命したので、机の下に潜っていろいろやっておりました。6時半頃職場に戻って、最低限のメモを整理してラスト忘年会、我が職場は年柄年中酒ばかり、せめて年末年始は禁酒しましょう。もとより晩酌の風習はないので。昨夜帰宅は11時頃、風呂入って残り湯で洗濯しました。ちょっと夜更かしして「相棒」のビデオ拝見。
連休中は(久しく中断している)読書再開いたしましょう。どーせ年末年始はアホ番組ばかりのテレビだし。女房殿は本日昼より一人暮らしの母親宅へ(恒例)元旦に戻って参ります。連日の酒席+過剰カロリー摂取ともかく、風邪もひかず体調良好なる年末〜但し、昨日職場で右肩にちょっぴり違和感有。毎日、ストレッチ欠かさず対処していたのに・・・今朝は大丈夫みたい。
通勤音楽は(掟破りっぽいから少々ヤバいんだけれど)Mahler 交響曲第3番ニ短調/終楽章〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル (1972年)・・・映像から音源を抜き出して自主CD化したもの。通勤往復繰り返ししっかり拝聴いたしました。「ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて」(愛が私に語ること・父様はぼくの傷口を見てくださる)息の長い、ややつかみどころのない、静謐かつ壮大なるスケールの終楽章。やはりお気に入りMahler のヴェリ・ベストはこれか。自分はこの世からおさらばしたら直葬でけっこう、葬式戒名墓石も必要なし(宗教的畏敬の念はあるけれど、仏教徒ではない)、若い人のために献体を希望したい。散骨してくれ、と考えているが、もし仮に親しい人が偲んで下さるのなら、この音楽を流していただきたい、そう考えております。
生気溢れるバーンスタインの演奏は素晴らしいが、誰のでもかまわない。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
就寝わずか3時間で覚醒してしまい、どーも睡眠リズム崩れております。本日、最終残務点検+チームメンバーの清掃点検、昼から職場全員にて外部研修〜戻ってレポート仕上げて2011年終了のラスト忘年会となります。体調悪くないし、風邪もひいていないから大丈夫(例年この時期咽をいためちゃう)、おそらくは”残務”の抜けが気になって、精神的なものでしょう。土壇場トラブルは(小さなものなら)毎日発生しているが、無事クリアできることを祈るばかり。
昨日一昨日の出張音楽続き。R-KORSAKOV 交響組曲「シェラザード」〜ルドルフ・ケンペ/ロイヤル・フィルハーモニック/アラン・ラヴデイ(v)(1967年録音 TEATAMENT SBT12 1281)・・・結論的に音質極上、オーケストラは絶好調だし、端正で細部明晰、スケールも色気も充分!凄い演奏やなぁ、とネット情報を確認していたら自らのサイトが出現いたしました。(記憶完全失念)曰く
巨匠・ケンペに似合わない作品のような気もするが、堂々として浪漫的な説得力深い演奏であります。ビーチャム以降のロイヤル・フィルの全盛期はこの時点か、オーケストラは絶好調の緻密さと華やかさ、迫力を以て燃えております。録音もよろしい。ラヴデイのヴァイオリンは(特別)魅力的です。
なるほど。2006年末在庫中”ベスト”と評価しておりました。わずか数年前だけど、連続聴きしてちょっとずつコメント、みたいなワザ、もうできんな。すっかり集中力が落ちてしまって・・・わずか5年前なのにかなり処分していて、棚中生き残っているのは、ベイヌム、カラヤン、アンセルメ2種、マタチッチ、シルヴェストリ、小澤(最初の録音)、ストコフスキー(RPO)、チェクナヴォリアン+このルドル・ケンペ計10種、半分処分したということだね。追加入手はない・・・はず。なんかのボックス・セットに入っている可能性はあるけれど。(オッテルローの懐かしい演奏はネットで拾えるが)
このCDにはWEINBergER 歌劇「バグパイプ吹きシュヴァンダ」〜「ポルカ」「フーガ」(ロイヤル・フィル1961年)/Dvora'k スケルツォ・カプリチオーソ(ベルリン・フィル1957年)が収録され、めっぽう楽しいリズム躍動しております。ベルリン・フィルの厚い響きはさすが。
Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」〜ジャン・マルティノン/パリ管弦楽団/パリ・オペラ座合唱団(1974年)・・・お気に入り作品なのに、なかなか嗜好にぴん!と当たる演奏がない〜マルティノンがあったじゃないか!いつもはボロカスに言っているEMI録音だけれど、上記ケンペも、そして、この一枚も極上のアナログ録音であります。ホンワカとしたイメージの作品であり、ぼんやり聴いていると”ま、そのような”演奏なんだけど、じつは細部明晰であり雰囲気もある。エッヂが立っている、といったら言い過ぎだけれど、パリ管の個性的な木管とか打楽器が際だって、聴きどころ満載!正確緻密クールといった方向ではないが、この作品にそんなものを求めても仕方がないじゃないか・・・
●2011年12月某日の振り返りと後悔
なんとか、辛くも金沢より戻って参りました。早朝決起、ほぼ通常時間の業務に復帰〜なんせ、宿題いっぱいもらっちゃったので。ま、昨夜思いっきり旨いモン喰って、呑んだからね。年末ギリギリまで報告書、残務整理(当面の宿題返答、けっこうたくさん)、そして年末ラストのチームミーティング(基本出張の内容伝達調整)〜フロアのミーティング・エリアじゃなくて別フロアの会議室にて・・・じつは、お隣チームからずっと苦情が出ていて、我チームの中独連二人+若い者は痰の絡んだ咳き込み、激しい独り言が喧しく、サウンド的に不快不潔・・・とのこと。ま、お仕事のことじゃないから、と放置していたけれど、年内ラストということで説教しておきました。さて、明日どーなるか、年内ラスト出勤。キレイに一年終わりたいね。
酒席とか暴飲暴食のせい?+華麗なる加齢か。夕方に胸焼けがするんです。昨夜は取引先との約束だったし、大きなドラッグストアで薬剤師に「なんのヤクが効きますか?」と伺ったら即座に「ガスター10!」とのご推薦有。スカっと効き目抜群。
出張往復音楽充実!棚中CDほぼ処分を終えた歴史的音源だけれど、少々残っていて、それはプラケースの内部破損で売り物にならぬ・・・Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(RAIローマ交響楽団/1952年1月19日)/レオノーレ序曲第3番(RAIトリノ交響楽団/1952年3月3日)/Wagner 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(RAIトリノ交響楽団/1952年6月6日)/交響曲第5番ハ短調「運命」(RAIローマ交響楽団/1952年1月10日)/ピアノ協奏曲第4番ト長調(ピエトロ・スカルピーニ(p)/RAIローマ交響楽団/1952年1月19日)〜ウィルヘルム・フルトヴェングラー・・・珍しいでしょ【♪ KechiKechi Classics ♪】 に登場するのは。会場ノイズ+針音盛大。第5番ハ短調交響曲はそのノイズも取り除いて(聴衆ノイズもない)いっそう音質悪い。ま、ガマンでっせ、やがて慣れますから。じつはLP時代からお気に入りでした。源也。
馴染みではないオーケストラのサウンドはやや明るく、軽く、燃えるようなフレージングの入魂、アツいノリは記憶そのまま。とくに「英雄」は絶品!ま、その道の専門の方々には他の音源に比べて云々、ということなんだろうが、けっこう凄いっすよ。ピエトロ・スカルピーニのカデンツァだって、こんなゴージャス壮絶なのは滅多に聴けない・・・こんな太古録音(しかも状態よろしからぬ)たまにはエエじゃないか。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
今朝出張はややゆっくり出発だし、女房殿は腰が調子悪くてウォーキングはムリ、目覚まし用タイマー掛けずにちょっぴり寝坊したろう、と考えていたら、いつもより早く覚醒〜冷たい空気の中、強行してきました。明日朝、金沢ではムリだからね。体調は快復、お仕事はもちろん、今晩の現地忘年会に無事臨めそうです。ぼちぼち半年継続して、最初は猛暑の頃、朝はけっこう涼しくてエエじゃないの、なんて記憶もありました。四季の遷り替わりを肌で感じた半年間。肺炎やらマウス腱鞘炎対策で始めたカンタン早朝スポーツだけれど、金も掛からぬし、素晴らしい健康対策となりました。
なるべく音楽は幅広く拝聴するよう気を付けているつもり、それでも嗜好はあってBach 付近のバロック音楽は気になるところ。そういえば今年はクリスマス・オラトリオを聴いていないな。出張に持参するか。
昨夜〜今朝に掛けてBach ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調/Vivaldi ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品3-9/RV230「調和の霊感」より/Handel 「水上の音楽」組曲第3番ト長調HWV350/Vivaldi 2台のヴァイオリン協奏曲イ短調 作品3-8/RV522「調和の霊感」より/Gluck バレエ音楽〜「オルフェオとエウリディーチェ」より「復讐の女神の踊り」「精霊の踊り」/Vivaldi ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 作品3-7/RV567「調和の霊感」より/Handel シンフォニア「シバの女王の到着」〜ポール・ダイアー/オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団 (1992年)・・・オーストラリアの古楽器演奏というのも初耳、注目すべきは 鈴木秀美(vc)、山縣さゆり(v)、 若松夏美(v)等日本人名手が参加していることであり、日本でもお馴染みスタース・スヴィールトラ(va)の名前も見えて、この辺りは皆お友達なのかな?技術的に文句なし、軽妙軽快なるリズムは現代の古楽器スタイルだけれど、至って穏健、ひりひりするようなエキセントリックなデフォルメはありません。地味というか滋味というべきか、オーソドックス、ちょっとくすんでウェットなテイスト有。Bach ともかく、こんなに抑制されたVivaldiは聴いたことはない。
Gluckが一番激しい音楽ですね。(例の)ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調第2楽章には、2分ほどポール・ダイアー自身のチェンバロ・ソロが入ります。(フランス組曲第5番より「サラバンド」)素敵ですよ。粋な趣向です。
では、行ってきます。帰宅は明日夜。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
本年ラストの”ブルー・マンディ”って、明日出張の資料はできあがっているし、本日締め切りの印刷物出稿(ほんまは来年なんだけど、溜めても仕方がない/これはこれでハード)、残り残務点検軽度。昨夜三日連続、大型銭湯(徒歩十数分)へ出掛け、そのまま贅沢(回らぬ)寿司屋へ。しかも高級魚クエ鍋喰いました。贅沢三昧なる三連休也。昨夜、恒例「クリスマスの約束」11時半より、区切りの良いところで寝ようと考えていたら、区切りがないんです(延々メドレー)。とうとう夜更かし、しかも睡眠不如意。今朝も(当然)ウォーキング実施。
小田さんも山本潤子さんも還暦過ぎたと思うんだけれど、声に衰えの陰なし、鍛えて精進しているんでしょうね。昨年のメンバーに+ワタシの大好きなCrystal Kayとか平原綾香(彼女は別嬪はんやなぁ)、夏川りみ、続々登場して、ほんまに楽しそう!若手もヴェテランも勢揃いして素晴らしいライヴでした。何度でも繰り返して見たい!
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キツいなぁ、寒いなぁ、どんより胃が痛むし、眼の奥が痛い・・・風邪?睡眠不足だからな。本日も一日頑張りました。意欲的に眼前の宿題をこなしましたよ。とにかくやるべきことは終えて、早々に職場を出て帰宅したら、女房殿(久々やや)ぎっくり腰発症。寝込むほどではないが、病院に行ってマッサージ、そろりそろりと歩いております。明日のウォーキング同行はムリでしょう。明日、朝ゆっくり金沢行き。無事到着することを祈るばかり。電話によると現地の雪はたいしたことはない、とのこと。
通勤音楽は数日前の”掟破り”音源、再聴。Debussy 夜想曲〜カルル・エリアスベルク/レニングラード交響楽団/合唱団(1962年ライヴ)・・・ちょっとコメントが乱暴だったな、と反省しました。ライヴに間違いなし(咳がたくさん入る)。但し、針音+ノイズがあるからLP板起こしだと思います。しかも、おそらくは疑似ステレオ、不思議不自然なる奥行きと、肌理の粗い金属的な響きで印象損をしているのでしょう。レニングラード交響楽団(フィルハーモニーに非ず/演奏会に行ったこと有)技術的に問題のあるオーケストラではなく、怪しい厚み、粘着質な雰囲気充分(な「雲」)であります。硬質極太な木管、というのも味なもの。
「祭」に於けるノリと迫力はなかなか。ちょっと途中音が遠くなったりして残念なんだけど、硬質極太な木管にプラスして金管のイヤらしいヴィヴラートたっぷり満喫可能。途中縦の線がちょっぴり行方不明に〜すぐ立ち直って、アツいサウンドの熱気いや増すばかり。「シレーヌ」って女声合唱を準備するのがたいへんなのか、省略する人もいたんです(ピエール・モントゥーの1961年録音)。表現としては意外と真っ当でして、木管の複雑な旋律を浮き立たせて、女声と上手く絡み合っております。
いずれ音質問題にて、好事家の世界に近いと思うけれど。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
いつもの時間に目覚め、女房殿とウォーキング。寒いですね。明後日出張予定の金沢はひどい雪らしい。大丈夫か、ちゃんと行けるのか。それより商品ちゃんと届いているのか、いまのところ呼び出しはきていないようだけれど。昨夜はクリスマス・イヴ〜サンタさんからのプレゼント(スポンサー=ワシ )は紳士靴と電気シェーバー〜って、色気ないなぁ。なんせ一番の愛好物は素敵な音楽と旨い喰いモンだから、特別な日に別途欲しいとは思わんのです。伊丹イオン経由つかしんの温泉に回ったのは計画通り。帰りの送迎バス中わずか15分ほど、うつらうつらするのも至福〜ワインとクソ高いチーズ(ミモレット)買って、前夜録画しておいた「すべらない話」堪能。小籔千豊「だんじり男の行く末」MVSは順当な結論でしょう(繰り返し見て〜笑ろた)。アンガールズ田中は、芸能界に生きていること自体が不思議なほど”話芸”に程遠い。東国勢元気がなくて、いまいち不満でした。
今朝、【♪ KechiKechi Classics ♪】 一本更新したが、ほぼ3時間執筆に掛かりました。しっかり音楽を聴くこと(当たり前)繰り返し細部を確認すること、作品情報の裏を取ること・・・当たり前のことをしっかりやるとそうなっちゃう。ここしばらく、音楽への集中力を欠いて、通勤音楽のみ”ノン・ストップ40数分間!”が唯一の救いでした。ちょろ聴き、摘み聴き、罰当たりな行為ばかり。LP時代は片面連続聴きが常識だったし、CD時代に至っても、少なくとも楽章全部聴き通す、というのが大切な基本姿勢でしょう。最近の音源、しかも長大なる作品、早朝や深夜に音量を低くして聴くと、音量低いところだけで集中力尽きて、様子がワカラン!てなことになりがち。
反省。Mahler 交響曲第3番イ短調〜ベルナルト・ハイティンク/ベルリン・フィル/ヤルト・ヴァン・ネス(a)/エルンスト・ゼンフ合唱団/テルツ少年合唱団(1990年)・・・こんな長大なる作品、しっかりボリューム上げて、最初から最後まで集中して聴く!根性ですよ、大切なのは。この人とベルリン・フィルとの相性は必ずしもよろしくないと感じる(どこかよそよそしく、暖かさにも色気にも欠ける?)が、誠実、ムリのない表現+とことん上手い迫力オーケストラ=完成度に充分感銘を深めました。作品に相応しい旧PHILIPSの録音にも文句なし。弱音部分で音が痩せるのは我が貧者のオーディオの個性ながら、ボリュームたっぷり上げれば良いんですよ。ヤルト・ヴァン・ネス(a)の表情は少々硬い。少年合唱団とオーケストラのバランスはお見事。こういった飾りも情念もない、淡々とした演奏がじつは一番聴き厭きない演奏なのかも。
Mahler ナマ体験は残るところ第3/4/7番のみ。数年前甥の結婚式とダブって聴き損ねた、この第3番は来年2012年1月22日に聴きに行きましょう。ご近所日曜マチネ無料大好きな作品!理想的条件が揃っております。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
昨日朝、ご近所銭湯を検索していたら、徒歩十数分にて朝6時〜夜中2時迄開いているのを発見。朝風呂は贅沢の極み、ということで女房殿と早速訪問、所謂ほんまの銭湯やや大型版400円也。草臥れた感じではあるが電気風呂が不調なる両腕には快感。薬草入り露天風呂もありました。キモチ良かったんだけれど、一日中ボンヤリ〜これじゃ日常生活は営めぬ・・・反省、体調悪くはないんだけれど、どーも夢見もよろしくない。【♪ KechiKechi Classics ♪】 サイト更新一本実施、あとは”自主CD”数枚作ったり、音楽しっかり聴いておりました。嗚呼、集中力が年々落ちていくな、といった自覚有。
Debussy 夜想曲〜カルル・エリアスベルク/レニングラード交響楽団/合唱団(1962年ライヴ)・・・おっと、てっきりパブリック・ドメインかと思ったらアウトじゃないの、ヤバかったな。エリアスベルクは1907年生まれ、露西亜の指揮者であり、Shostakovich 交響曲第7番ハ長調「レニングラード」の1942年レニングラード初演(独逸包囲中)を指揮したとのこと。そのわりに知名度低くて、ワタシはリヒテルの協奏曲バックでしか聴いたことはありませんでした。こうしてCDになりそうもない貴重な音源、ということで、なんとか許容願いましょう。
演奏は予想通り、隈取りはっきりした大柄、遠慮会釈ない露西亜風脂ぎった金管炸裂!(「祭」)的わかりやすいもの。デリカシーとか繊細な味わいとはほぼ無縁(怪しい雰囲気は満載)、しかも悪名高い露西亜の録音でしょ?オンマイクで収録音量やたらと大きいし、ほぼ好事家の世界といったところか。省略されることも多い「シレーヌ」(女声ヴォカリーズ入)がちゃんと演奏されているのが流石・社会主義ソヴィエット!
・・・ここまで更新してウォーキング実施。ご近所のご老人が公園でラジオ体操しておりました。寒いですね。足下が冷える感じ。これから整形外科(膝肘リハビリ)に行かなくっちゃ。世間ではクリスマスだから靴でも買おうかな。
Mozart クラリネット協奏曲イ長調K.622(ロバート・マルセラス(cl)1961年)/協奏交響曲 変ホ長調K.364(ラファエル・ドルイアン(v)/エイブラハム・スカーニック(va)1963年)〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団・・・とにかくジョージ・セルを聴く度に驚きを禁じ得ない。各パートを突出することを嫌うから印象は地味なんだけど、アンサンブルの縦線が合っているとか、そんな水準じゃなくて、あらゆる細部に指揮者の意向が反映され、完成されているのが凄いんです。ロバート・マルセラスはクリーヴランド管往年の首席(1973年45歳、病にて引退)だけれど、ノン・ヴィヴラート、低音から高音まで均一ピュアな音色、完璧な技巧=アンサンブルと完全に一体化して、磨き上げられた静謐無垢な世界が(たっぷり)堪能できます。当時の弦の首席を従えたK.364も同様。
我らがヴォルフガングの音楽は一杯聴いてきたつもりだけれど、これほどまでの感銘は久々。まちがいなくヴェリ・ベスト。蛇足ながら、セレナーデ第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」(1968年)を続けて拝聴。余りに有名、少々手垢にまみれた名曲を、これほど新鮮に厳しく磨き上げたアンサンブルは希有なる存在!と聴き取りました。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
昨日朝一番から精力的に狙い通りの速度にて、資料関係進捗。(昨夜取引先ととことん呑んだらしい)上司10時出勤とともに年内ラスト関門の課題打ち合わせ開始、準備もよろしく2時間で目処が立ちました。その他月末諸資料含め、昼休みも含めすべて精力的に消化。夕方、ついにすべての当面懸案事項をクリアいたしました。これで3連休決定、月曜に定例の印刷物出稿執筆(毎週難行苦行)火曜に取引先との2発商談打ち合わせ出張本番+忘年会あるけれど、準備はすべて終えて(先行資料送付済)いるので、これで一年終わったようなもの。
いつもの3患部にて呑みに行きましたよ。なんせ今月予算達成完全勝利ですし。(上司は連日だけれど、流石若い!体力充分)行きつけの呑み屋が満杯で新規開拓〜というか、たまたま行ったことのないすぐ側の店が昭和テイストのエエ感じ、料理も旨くてけっこう安い。ワタシは9時抜け、残り二人は”止まらん”と呑み続けておりました。
通勤音楽はCarl Orff「カルミナ・ブラーナ」(1952年)「カトゥリ・カルミナ」(1954/55年)〜オイゲン・ヨッフム/バイエルン放送交響楽団/合唱団/エルフリート・トレッチェル、アネリーズ・クッパー(s)/パウル・キューン、リチャード・ホルム(t)/ハンス・ブラウン(br)・・・この旧録音も音質良好。広がりはないが奥行き充分、瑞々しい録音です。やはり作品的には「カルミナ・ブラーナ」はバックに金管も入って華やか、土俗的ヴィヴィッドな旋律リズムもわかりやすい作品、(三部作中)一番人気なのも理解できます。LP時代(おそらくこども時代)ストコフスキー/ヒューストン交響楽団(1958年)にて出会った作品、キンキラ・ゴージャスな刷り込みは強烈でして、ヨッフムには端正と貫禄、落ち着き、自信を感じてしまうほど。
ヨッフムって旧世代の巨匠、的印象あるけれど、こうして同時代の作曲家を養護し、レパートリーとして定着させることに精力を注いだのでしょう。ストコフスキーも新しい音楽の普及(録音)に熱心だったんですね。「カトゥリ・カルミナ」は伴奏が打楽器、4台のピアノのみ、金管が抜けた分、どうしてもド・シロウトには華やかさに欠ける、と聴いてしまいがち。リズムの強烈さ、旋律のシンプルな繰り返しの効果は強烈!筋書きはカトゥルスという詩人の愛の歌(恋人レスビアに浮気されて別れる)といったことらしいが、ワタシは純粋に激しいリズム(変拍子ではない、意外とシンプル)サウンドとして堪能いたしました。カスタネット全編大活躍!音質はこちらのほうがいっそうよろしい。馴染みが進めば、こちらも充分愉しめる作品っぽい。
・・・と、ここまで書いて、ネット情報を検索していたら、オイゲン・ヨッフムのステレオ再録音は「カルミナ・ブラーナ」+「カトゥリ・カルミナ」のみだったのですね。「アフロディーテの勝利」はモノラルだけだったんだ。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
昨夜、入浴中に小さな資料要請対応を失念していたことを思い出しました。帰る直前にメール到着していたもので、やっちまおうぜ、と考えつつ、なんせ記憶力激減症状顕著なので、他の電話が掛かってきたり、誰かに声を掛けられると、あっという間に忘却の彼方〜思い出したので、未だセーフか。朝一番にて対応いたしましょう。なにか大きなトラブルやら計算違いがなければ明日、明後日とお休み、ありがたい三連休となります。昨日は胃腸の症状、首回りの痛み中心に調子余りよろしくなかったが、今朝のウォーキングは爽快でした。
M-A.Charpentier 聖母マリアの夕べの祈り〜エルヴェ・ニケ/ル・コンセール・スピリチュエル(1995年)・・・おそらくは入手10年以上前、ぼちぼちと拝聴していたけれど、じつはマルク・アントワーヌ・シャルパンティエ(1643 - 1704)は大好き。大Bach が1685-1750だから一世代前、こちら仏蘭西バロックはテイストずいぶんと異なって、もっと軽妙、粋な世界となっております。時代、宗教宗派的な背景や楽長として奉職した教会の声楽器楽アンサンブルの都合もあって、音楽のスタイルは決まっていくのでしょう。
”ヴェスプレ”といえはSONYに吸収diを思い出すけれど彼(か)の劇性ではなく、もっと静謐敬虔なテイスト溢れて、冒頭+合間に配置される女声による「アンティフォナ」の透明な安らぎ、各々詩編からの各楽章はリュート、ポジティヴ・オルガン、そしてヴィオール?をバックに色彩豊かに、優雅に歌われました。演奏云々、聴き手はコメントする技量知識水準に非ず、教会での収録は素晴らしい雰囲気に溢れ、心洗われる音楽であります。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
お仕事が切羽詰まって早めに出勤したのと、息子にパソコン部屋を占領されていた(本日熊本に帰還)せいで、今朝の「音楽日誌」更新不可。もとよりネタはなかったしね。大ピンチ続きだったお仕事は本日ようやく、当初スケジュールにほぼ追いつきました。明日のミーティング含め、狙いのお仕事は概ねすべてクリアできるんじゃないか。右手完全に痺れていて、整形外科にリハビリ・マッサージに行く予定が、電車中で居眠り〜とんでもないほうに・・・間に合いませんでした。眼もしょぼしょぼ。あかんなぁ、華麗なる加齢だなぁ。
通勤音楽はVivaldi ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 「お気に入り」 RV 277 /トリオ・ソナタ ハ長調 RV 82/トリオ・ソナタ ト短調 RV 85/ギター協奏曲ニ長調 RV 93 /Bach チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV 1052 (以上ガルシアによるギター編)〜ジェラルド・ガルシア (g)/カロル・ペトロツィ(v)/パヴォル・ギムチク(vc)/マリア・リコヴァ(cem)/ピーター・ブレイナー/カメラータ・カッソヴィア (1990年コシツェ)・・・これもNAXOS初期録音であって、馴染みの作品旋律がギターに似合って素敵です。オリジナルっぽいのはトリオ・ソナタとギター協奏曲ニ長調でして、ま、フツウの現代楽器による演奏。ちゃんとしたアンサンブル、イロモノじゃないっすよ。Vivaldiの屈託のない世界の後に大Bach が続くでしょ?その圧倒的な”重さ”、”暗さ”〜それは重くて暗い、という意味じゃなくてシリアスで重厚ということ。
Bach 作品中、ニ短調協奏曲はやや大柄で好みからちょっぴり外れる(最近グレン・グールドにてすっかり目覚めている)けれど、ギター版だったらずいぶんと軽快に響きます。オリジナル!と見まがうほどの完成度。ガルシアの技巧はたいしたものですよ。ブレイナーって編曲ものばかり演っている印象があるけれど、きっとちゃんとした人なのでしょうね。音質も悪くないが、実演だったらこんなバランスなんだろうか、もっとギターの音は小さいんじゃないか。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
息子が熊本より出てきて我がパソコン/オーディオ部屋占拠中。音楽生活は不如意であります。暦上では2011年大詰めを迎えており、事実年末体制の作業やらトラブル対応継続中、しかし自分は4月準備(本日完了予定)、5月先行打ち合わせ(明日準備明後日内部論議来週出張)、その合間に月次定例の数値評価や先行き予測〜ま、ヴェテラン・ロートルを有難くも酷使して下さいますよ、まったく。世間では年末クリスマス迎春雰囲気なんだろうが、例月にも増して緊張続きます。胃腸の調子がイマイチでして、やたらと屁が出ちゃう(職場ではちゃんとトイレに駆け込んでおりますよ)胃腸にガスが溜まっている感じ。
ま、とにかく風邪大流行の職場にあって、体調維持こそ一番大切!早朝ウォーキング+ストレッチ継続中。今夜は職場近くで息子女房と旨いモン喰いに行く予定です。故に今朝は音楽に言及なし。
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女房殿息子と一緒に旨いモンをたらふく喰い、旨酒をいただき、へろへろになりつつ帰宅。息子は明日熊本へ戻ります。お仕事は大苦戦、自らの資料も、周りのトラブル処理も一緒くたになって、にっちもさっちも行かぬ、身動きが取れぬ・・・明日一日でなんとかならないか!ならんなぁ、きっと。おそらく。宿題更に一本背中に乗ったし。残念。
通勤音楽は(しつこく)Janacek シンフォニエッタ/管弦楽のための狂詩曲「タラス・ブーリバ」〜チャールス・マッケラス/ウィーン・フィル(1980年)・・・BOOK・OFF@500也の値札有(西独逸製)、でもまったく購入の記憶なし。この時期未だゾフィエン・ザールの録音なんだな、素晴らしくクリアつやつやな録音。管楽器の息遣いがリアルに聞こえます。1959年の熱気にあふれた演奏、それなりの音質も魅力たっぷりだけど、なんせこちらウィーン・フィル。金管の炸裂がモノを言う作品ですから、厚みたっぷり余裕さえ感じちゃうほど。更に伝説の英DECCA録音ですから。耳が爽快!
「タラス・ブーリバ」を聴いていて、旋律に凄く馴染み有〜記憶蘇りました。1990年頃、NAXOSが廉価盤をガンガン出していて、5枚買ったら1枚プレゼント!「シンフォニエッタ」+「タラス・ブーリバ」も買ってちゃんと聴いておりました。(オンドレイ・レナールト/スロヴァキア放響)記憶に間違いがなければ、もんの凄くヘタクソでへろへろな演奏であったような・・・定評ある、メジャーな演奏もちゃんと聴かんとあかんね。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
さて、ブルーマンディ、なんて言ってられぬお仕事待ったなし、締め切り。金曜祝日、土曜を出ないようにするためには4日間一気にクリアすべきお仕事けっこうあります。実際上はミーティングやら事前打ち合わせ+αにて毎日半日はツブれてしまう・・・これ以上の大型トラブルが発生すれば土曜出勤必須、来週火曜が出張本番だからギリギリ前日まで苦戦〜というのだけは避けたいもの。体調は大丈夫。
昨日朝、ご近所回転寿司の検索をしていて、いつもと別な(クルマだったらすぐ近所)大型銭湯(ほんまの温泉だそうです)の送迎バスの存在を発見。即、女房殿と「つかしん」へ。いつもの毎朝通勤通路に待ち合わせ場所があって、バスは満員(我らはぎりぎりラスト)でした。昨日訪問先より(電車賃考慮)+100円価格なんだけど、こちらのほうが施設や泉質はエエみたい。通勤経路途中駅からのバスもあるし、時間を合わせて帰りに入るのも良いかも。毎日贅沢じゃ。帰り送迎バス時間まで「つかしん」のショッピングセンター拝見も楽しいもの。
HMVよりCD届きました。Janacekの10枚組ボックス。注文翌日に100円ほど値下がったのには少々凹みました。閑話休題(それはさておき)シンフォニエッタ+4つの序曲(マクロプーロス事件/カーチャ・カバノヴァ/死の家から/嫉妬)〜チャールズ・マッケラス/プロ・アルテ管弦楽団(1959年)・・・パブリック・ドメインだからネットでも音源拾えますよ。自主CDばかり作って聴いていると、音楽聴取の幅が狭くなる自覚あります。こうして、しっかり馴染みのない作品も揃えて耳にしておく、これが大切な姿勢なんです。
リンク先には「ハチャメチャとしか言いようのない混乱ぶり」となっているが、それはジョージ・セルを基準にしてのこと。オーケストラの実態はわからぬが、専属契約が厳しかった当時のオーケストラ変名か?それとも録音用臨時編成なのか、いずれ、かなり馬力と熱気溢れるアツい演奏であります・・・(時間切れ/他バカラ/ブルノ放送響による「グラゴル・ミサ」など拝聴)
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きょうもよう働いたなぁ。スケジュール通り、狙い通りお仕事は進捗。明日、大物一段落させ、明後日更にデカいものをクリアして、内部打ち合わせに臨みましょう。山はもう少しでクリアできる・・・はず。職場、風邪大流行!伝染すなよなぁ。
HMVより届いたCDもう一セットはCarl Orff ちゃんと通勤で聴きましたよ。「アフロディテの勝利」〜オイゲン・ヨッフム/バイエルン放送交響楽団/合唱団/エリザベート・リンダーマイヤー、エリザベート・ワイズ・ランゲ、アネリーズ・クッパー(s)/ラトコ・デロルコ、リチャード・ホルム(t)/クルト・ベーメ(b)(1955年)・・・「カルミナ・ブラーナ」は大好きな作品でして、三部作はヘルベルト・ケーゲルにて早く入手していたけれど、残り2曲には(正直)歯が立たないまま十余年・・・ヨッフムの録音は機会があればぜひ聴いてみたかったもの。
1951年に作曲、1953年にミラノのスカラ座で初演、古代ギリシア・ローマの婚礼の宴なんだそうです。「カルミナ・ブラーナ」みたいな華やかな金管はないし、激しく強烈野生なリズムのみ、旋律らしい旋律もない。朗々たる詠唱が続きます。ま、色彩の感性が違うんでしょうね、日本人と。モノラルながら音質良好、往復2回聴いたらノーミソすっかり痺れて、ちょっと麻薬みたいな、ま、ハラというか、ケツで聴くような、けっしてノーミソで聴くような音楽に非ず。
・・・今朝、途中になったが、マッケラスのJanacekの件。ちょっと粗野、元気の良い演奏は旋律の美しさを際立たせておりました。音質もかなり良好。「グラゴル・ミサ」〜ブレティスラフ・バカラ/ブルノ放送交響楽団/リブシェ・ドマニーンスカー(s)/マリー・ユレノヴァ(a)/ ヨゼフ・ヴァルカ(t)/ヤロスラフ・フロマツカ(br)(1951年)・・・これも見事な音質、そして演奏。ド・シロウトには「シンフォニエッタ」によく似た元気の良い、金管高らかに鳴り響いて、亡き人を弔うような音楽の湿っぽい雰囲気じゃない。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
お休みでも生活リズム崩さず、早朝ウォーキング。時間はあるのでやや遠回りしてきました。昨日、昼頃女房殿ご帰還、母親の炊飯器20年ものが壊れた、とのこと、さっそくamazonにて注文いたしました。便利ですね。お買い物というのは(とくに女性にとっては)愉しみなんだろうが、足腰弱って買い物不如意、油断すれば相場よりずいぶんと高いものを買わされてしまうことを考慮すれば、こうして速攻にてちゃんと最安値相場で(もう本日、つまり注文翌日)到着!エエ時代になったものです。昼からお隣駅大型銭湯(沸かしているのだろうが、ほんまの温泉?らしい)行き。嗚呼、ささやかな贅沢。
本日夜遅く息子熊本よりご帰還、のはずが、忘年会が入ったとのこと。明日になるのかな?嫁候補の紹介はまだまだ先の夢物語でしょう。
Bartok 管弦楽のための協奏曲〜グスターボ・ドゥダメル/ロサンゼルス・フィル(2007年ライヴ)・・・怪しげ高価海外海賊盤CD(R?)にて発売されていたようだけれど、i-Tunesのみでの正規リリースか。CDにはなっていないようですね。まだ30歳ちょい過ぎでっせ、まさに次世代の巨匠候補No.1!しかし、この演奏はなんとも曰く言い難い、評価しにくい演奏と感じます。エサ・ペッカ・サロネンによって鍛え上げられ、洗練されたロサンゼルス・フィルのアンサンブルはたいしたもの。ライヴとは俄に気付かぬほどの仕上げの美しさ、繊細丁寧神経質な味わい。1960年前後、アルフレッド・ウォーレンシュテインの(荒々しい粗野な)録音を聴いた耳としては同じオーケストラとは信じられぬし、1960−70年代ズービン・メータ黄金時代のグラマラス瑞々しい厚みとも異なるサウンド。
もの凄く上手いオーケストラになったけれど、このクールさ、素っ気なさ、情熱とか凄みとか、超・難曲に挑む決意というか、そんなものは一掃されました。各楽章の性格描き分けも、力強さにも欠けないが、どれもさらさら流れて、ブーレーズにも似る(もっとそちらには緻密さに凄み有)が、どうも表層にのみ流れた演奏に聞こえます。これが時代か、それとも若さなのか。ファンの方、ごめんなさい。
自主CDは増え続け、音源整理に苦戦しております。スリーブを統一し、わかっている情報はすべて印刷して挟み込んである・・・問題は分類でして、もとよりビンボー症故余白に(目に付いた)音源を詰め込むから、んもう滅茶苦茶。分類は半年ごとくらい毎に(一部)整理直しているが、性格がエエ加減だから、思いつきで収納しちゃうと行方不明に・・・昨夜から某音源が聴きたくて、あちこちひっくり返したが、半分以上取り出して未だ出会えぬ悲劇、たった今現在もどんより疲れ果てております。
Brahms クラリネット五重奏曲ロ短調〜ウィリアム・マッコール(cl)/オルフォード弦楽四重奏団(1988年)・・・リンク先にて” Quintet for Clarinet and Strings, Op. 115” を検索して下さい。音質良好、演奏絶品。William McCollという方の明細はこちら参照のこと。微笑んだような柔らかい音色、わずかなヴィヴラート、低音域の豊かな響きが魅力であります。かなりスケールは大きくて、愛聴のヨースト・ミヒャエルス盤に比べ明るいのが個性でしょうか。”草臥れ中年男性(親父)寂寥の後ろ姿”的作品雰囲気ではなく、もっと快活、精力に溢れて、ヴィヴィッドであります。
こんな音源がフリーで拾えるから、こんな趣味は止められまへんな。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
冷えてきましたね。ちょっと早朝(いつもよりは寝坊)ウォーキングはツラい感じ。でもね、職場では風邪大流行なのに自らはセーフ、日々勤行(ごんぎょう)の成果でしょう。さて、ぼちぼち【♪ KechiKechi Classics ♪】 サイト更新せんとな、真面目に。
Debussy 舞踏音楽「遊戯」/牧神の午後への前奏曲/交響的素描「海」(1966年)〜ピエール・ブーレーズ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団・・・以前拝聴していたもの。曖昧模糊として深遠なる雰囲気たっぷり(例えばカラヤン)も悪くないと思う、というか、その先入観を打ち破って明晰そのもの、すべてが白日に晒されたような演奏です。陰影がない、40数年経っても未だにトンガって新鮮そのもの。クリーヴランド管弦楽団との新録音(1991-93年)の洗練された入念なる表現、油脂分が完全に抜けたような完成度も素敵だけれど、こちら壮年の意欲的な記録も価値を失なっておりません。
しょうもない話題だけれど、愛用のamazonPBの100枚組CDR、300円値上がって1,680円となりました。先週買っておけば良かった!中国での人件費も徐々にあっているのか、円高も効果なしか。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
昨日、相対的小さな課題の締め切りがあって内部論議、無事クリアできそうで本日ワタシが清書調整して取引先に提出、いよいよ来週の大きな締め切りに向けて最終段階となります。肝心なプレイング・マネージャーとしての「プレイ」部分の自らの実務担当資料作りがまだ1/4に届いていない・・・なんせ毎日の激しいトラブル処理、日常業務の物量そうとう、鬼神の如き集中力と”ゴッド・ハンド”(と誰からも呼ばれない)スピーディなキーボード捌きを以てしても、その消化に四苦八苦な毎日・・・でも、基本定時にお仕事終了を目指し(それは流石にムリ)わずかの残業にて乗り切っておりますから。その代わり一時間早く出ているが、昼休みも実質ない(弁当喰いつつメールチェックしている)が。
なんといっても職場風邪大流行!な中、ことしは体調維持できておりますから。明日も休み。床屋さんに行きましょう。【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新不可状態は常態化いたしました。
Saint-Sae"ns 交響曲第3番ハ短調〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団/パワー・ビッグス(or)(1962年)・・・このCDも発売以来のお付き合いだから既に15年ほど経過?入れ替わり激しい我がCD棚には珍しい古参です。4種ある彼の録音中、これが一番出来がよいと感じます。朗々と瑞々しく厚みのあるオーケストラ、素直でストレートな表現、スケール・・・但し、音質はどんよりとして一連のオーマンディCBS時代の録音としては、あまり鮮明とは言えぬ・・・のは国内CD化時のマスター問題?LPではもっと輝かしく、壮麗であった、とのネット記事も拝見いたしました。
〜と比べて、というのは失礼な言い分かも知れぬが、ロリン・マゼール/ピッツバーグ交響楽団(1993年)にて、ちょっぴり比較対照いたしました。ヤンソンス時代のイメージ?もの凄い大音響にて鳴り響くオーケストラかと思ったら、地味で色彩感のないサウンドに失望いたしました。音質はもちろん良好、アンサンブルやら統率力に問題あるワケじゃなし、でも、このツマラなさはなんだ・・・音質云々乗り越え、オーマンディに軍配。
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嗚呼、きょうもよう働いたなぁ(ま、ああヒマヒマ、なんて電話対応しているけれど)。いろいろあった。まだ、それなり決着の目処は立たんなぁ、でも、とにかくこれで週末休み。月曜からいや増す締め切り接近!当面忘れましょう、なにもかも。やや元気のない我がチームの中独連メンバーと、ちょっぴり焼鳥屋にて話を訊きました。女房殿は実家に行って不在也。
違法音源多すぎ!とのご批判は当然、ちゃんと自粛しているんだけれど、既に一度掲載している分(今更誤魔化しても仕方がない)Mahler 交響曲第3番ニ長調〜ピエール・ブーレーズ/シュターツカペレ・ベルリン/デ・ヤング(ms)/ウエストミンスター交響合唱団/アメリカン少年合唱団(2009年5月8日カーネギーホール・ライヴ)・・・なるほどなぁ、今時はカセットテープじゃなくてICレコーダーなんだな。21世紀ブートレグ。ま、売り物にはならぬ水準ながら、こうしてイヤホンで拝聴すると(時にややノイズさておき)ワリと自然な奥行きを感じさせます。ま、低音も広がりも足りないけどね。
終楽章ラストも尻切れトンボ。でもね、力みのない淡々としたムリのない流れ〜何もしていないように見えて、やがてゆっくり潮が充ちるように音楽は聴き手を包みこむ・・・ライヴだし、技術を売りにするオーケストラじゃなし、ミスタッチけっこうありますよ、それがなんだ。ソフトタッチ、地味目の渋いサウンドが快い。こうして(お気に入りの作品だし)なんども聴くうちに真価が見えてくるのだな。
昼休み、お仕事ストレスもあって、久々HMVの通販からCD注文しちゃいました。自らへのクリスマス・プレゼント。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
吉越 浩一郎「デッドライン仕事術」という名著があって、年末恒例書籍BOOK・OFF処分にも棚中保存に指定してあります。ワタシの仕事哲学は基本コレ。朝早く出勤して、昼休み机で弁当喰いつつお仕事継続しても早く帰りたい。正確にはさっさと職場を出たい。野口先生の「『超』整理」(手帳は初めての出会い以来愛用)と並んでの基本指針であります。もちろんご批判もあるようで、リンク先では「スタートダッシュ仕事術」を提唱されております。これって趣旨はほとんど変わらないんじゃ?自分ってこちらに近いかも、とも思います。
処世術とか自己アピールに弱く、ヘンなところで意地を通す、ムダと思えばぜったいにやらない、さっさと職場を出る、できるだけ休む、これだけ揃えば出世とは縁遠いサラリーマン生活。飛び込み案件は「30分で処理可能」と踏めば即こなしてしまう(または関係者に振ってしまう)、依頼者から「本日中」と指定されれば一時間以内、「今週中に」だったら本日中に処理を終える、絶対に溜めないことを旨としております。微妙に残った案件はメモソフト(スタートアップでパソコン立ち上げと同時に出現する)に書き込み、同時に終えたものを削除していく・・・だから、これがいつまでも消えないのはまるで悪性の便秘(我が人生に無縁也)のように感じちゃう・・・
また、ご批判覚悟だけれど、おそらくはパブリック・ドメイン?こども時代懐かしい音源、ネットで発見いたしました。Khachaturian バレエ組曲「ガイーヌ」〜アナトール・フィストラーリ/ロンドン交響楽団・・・ EVEREST優秀録音、現役水準。コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズって、けっこう凄い音源使っていて、虚心無心にそれが自分の音楽生活の基本として刷り込まれた・・・ということでしょう。同時期に聴いていたロジェストヴェンスキーに比べると、緩いのではないけれど、上品洗練された、露西亜(アルメニア?)土俗系とは無縁なる演奏。「レズギンガ」に於ける”リムショット”も出現せず、生真面目正確に小太鼓はリズムを刻んで、ま、ツマらないといえばツマらない。でもね、優雅なサウンドは純音楽として継続して聴かれるべき完成度なのでしょう。
では行ってきます。週半ばの疲労ピークであります。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
昨日は職場に居るうちから、ちょっと体調よろしくなかったし、夜中に小一時間ほど覚醒にて睡眠不足、それでも早朝ウォーキング時にはそれなりに快復しております。ことしもあと2週間ほど、お仕事段取りに苦戦していて、迂闊に休めないからね。別に世間のモウレツ・サラリーマンみたいにド残業していないが、心身ともに余裕がない。ゆったりとした気分で音楽を聴けない感じ。昨日お仕事、ひと山クリア(自分の担当に非ず/前面フォロー役)本日、もうひとつ、これは自分の担当分(+α)進捗させましましょう。朝一番からの作業段取りシミュレーション脳内で組み立てております。
ネットにてMUSICA CLASICAという1950年代と思しきLP音源発見〜アーサー・フィードラー/ボストン・ポップス管弦楽団・・・収録作品は、
01 Beethoven : Sinfonia no 5 (1er. Mov.)
02 Schubert : Sinfonia no 8, “Incompleta” (1er. Mov.)
03 Verdi: Aida (Acto II: Marcha Triunfal)
04 Tchaikowsky: Concierto no 1 para piano y orquesta (1er. Mov.)
05 R. Strauss: El Caballero de la Rosa (Valses)
06 Dvora'k: Sinfonia no 5 (9), “Del Nuevo Mundo” (3er. Mov.)
07 Sibelius : Finlandia
08 Tchaikowsky: La Bella Durmiente (Vals)
09 Mascagni: Cavalleria Rusticana (Intermezzo)
10 Rachmaninoff: Concierto no 2 para piano y orquesta (3er. Mov.)以上西班牙語ご容赦
てな感じなんだけど、一部除いてみごとに5分ほどの抜粋。「運命/未完成」辺りはうっかりしていると、それとは気付かぬうちに、あっという間に終わってしまう(みごとな編曲)・・・音質も悪くないし、演奏もオーソドックス、でもね、こんな音楽の寄せ集めを愉しむ習慣って、もう失せてしまったんじゃないか。時間の都合やら、自らの集中力の減退から”つまみ聴き”しますよ。でもなぁ、最初っからこんな中途半端なのを聴かされても困っちゃう。そんなことはわかっていたのに、フィードラー/ボストン・ポップス!懐かしい名前に惹かれて、自主CD13.8円ムダにいたしました。
仕切り直しだ。
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きょうも一生懸命、よう働きました。大小種々トラブル、宿題次々とこなして、マウス腱鞘炎ますます悪化!目も霞む!ほどの酷使、心身とも・・・って、3度目。でも、実務進捗はかなりあってちょっぴり先が見えてきました。本日、我らがチームメンバーである中独連二人共出張でいなかったしね。留守中の机、キーボード、等々雑巾にてしっかり磨いておきましたよ。
通勤音楽はきょうも大当たり!BERIO フォルマツィオーニ(1988年)/フォーク・ソング(1989年ヤルド・ヴァン・ネス(ms) )/シンフォニア(1989年エレクトリック・フェニックス :コーラス)〜リッカルド・シャイー/コンセルトヘボウ管弦楽団・・・ドキドキするほど不協和音が新鮮でクリア、旋律ではなく、サウンドの色彩とリズム強弱で目眩く世界を作り上げる「フォルマツィオーニ」。懐かしい粗野な旋律満載の「フォーク・ソング」。そして、精密な仕上げなのに即興性を感じさせるスキャットが痺れるほど効果的な「シンフォニア」。ベースにMahler 「パドヴァの聖アントニウス」を据え、がっちり硬派にリズムを刻んで、そこに自由に飛遊する(そう聞こえる)合唱が複雑に、クリアに絡み合います。
結局、ワタシの嗜好ってこの辺りなのだな。文句なし。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
ここ一週間というか、4日間がお仕事の山場。大小締め切りが複雑に入り組んで、もちろん日常のサイクルで回すお仕事だってあります。それだけこなしているメンバーもいるけどね、残業なんて必要ない!と思うんだけれど、5分の仕事一日に引き延ばせる才能を持っているんです。ワタシにはトラブルの尻ぬぐいもある(ほぼ毎日)。年末ほぼラスト日程で金沢出張日程が決まっていて(その2本の商談+打ち合わせ資料に四苦八苦中)昨夜、件のご担当(実務担当)から電話が・・・会議の後、忘年会やろう(先週エラい人々とやったばかりでっせ)泊まれ、と。自腹で宿泊して早朝一番(6時前)のサンダーバードで戻れば通常業務だな、上司と呑み屋で雑談していたら、良いじゃないの、出張扱いにしたら、とのご神託出ました。エエ職場ですよ。今月予算達成が見えていることもあるけど。
昨日より体調マシか。今朝は布団を蹴飛ばして、寒さで目覚めました。ちゃんとウォーキング実施。今朝の音楽はVaughan Williams 舞踏のための仮面劇「ヨブ」〜エイドリアン・ボウルト/BBC交響楽団(1940年)・・・1932年舞台上演形式初演はボウルト御大が担当したとのこと。最晩年1972年の映像が残っているらしいし、1953年(ロンドン・フィル)の音源もあり、ステレオ録音はなかったっけ?アルカイックな風情満喫できる優雅な40分ほどの作品。【♪ KechiKechi Classics ♪】 にも作品言及ありました。御大のは音質も想像以上に良好だし、豊かで貫禄充分であります。
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きょうも一生懸命、よう働きました。大小種々トラブル、宿題次々とこなして、マウス腱鞘炎ますます悪化!目も霞む!ほどの酷使、心身とも・・・って、昨日のコピペっす。ちょっぴり残業してギリギリ通院間に合わせました。耳鼻科+リハビリ・マッサージへ。最近自覚あるんだけれど、自分のお仕事は早朝〜午前中しかできないんだよね、昼から夕方は打ち合わせとか、フォローとか、点検とか、トラブル処理とか、そんなんばかり。
今朝通勤に持参したCDは当たり!やったなぁ。Janacek グラゴル・ミサ(オリジナル版初録音)〜チャールス・マッケラス/デンマーク国立放送交響楽団/合唱団/ペア・サロ(org)(1994年)・・・王立なんじゃないの?デンマークだから。閑話休題(それはさておき)いやぁ、こりゃ格好良い作品ですね。著名なる「シンフォニエッタ」によく似た、健康的朗々たる金管炸裂!打楽器爆発!音質最高。いつもながら誰の演奏、どこのオーケストラ?合唱団か、気付かずに全40分経過して職場到着、このオーケストラってこんなに鳴りっぷりよろしかったっけ?声楽の充実ぶりも涙出るほど。オリジナル版が以前所有していたラディスラフ・スロヴァーク盤とどこが異なるのか記憶も薄いが、こんなヴィヴィッド素敵な作品だったとは!オルガンのアクロバティックなソロにどきどきしました。最高っす。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
体調どうの、ではなく、ちょっとした生活リズムなのか、今朝は起きるのがツラかったですよ。ワリと眠れた感じはあるんだけれど、久々夢見が悪い。学生に戻って、単位一杯残してもう卒業できん〜絶望的な気分に。以前は”試験日程が発表されたが、ふだんサボているからどれを受けたらよいかワカらん”、といったパターンなんだけど、今回はサボりすぎでどの授業に出るべきかすっかり様子が見えぬ・・・といった感じでした。実際はちゃんと4年で、ぎりぎり卒業しているんですよ。卒業証書もあります。しかも大昔。現在の仕事進捗状況の反映か、また苦しい一週間が始まりました。
ここ数年音質を気にするようになって、歴史的音源を聴く機会が少なくなりました。それでも聴いてみたいもの有、なんせパブリック・ドメインから音源拾えますし。
Vaughan Williams 交響曲第6番ホ短調〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン交響楽団(1949年)・・・これは英DECCAに残した旧録音(1953年)よりさらに以前に残した初演翌年のもの(EMI?)。最晩年のステレオ全集があれば事足りるんだろうが、英国往年の頑固親父ボウルトの音源だったら聴いてみたい!彼の演奏に失望した経験皆無、ほの暗い激情と怒り、不協和音が連続する(第3楽章)ハードでカッコよい作品です。妙にユーモラス(シニカル)なリズムも登場します(第1楽章)。どの楽章もヴィヴィッドな熱気に溢れ、白眉は第3楽章(破壊的)「スケルツォ」。意味と経緯は理解できんが「オリジナル・スケルツォ」というのも収録されております。改変があったのかな。
では、元気、意気軒昂に出勤いたしましょう。
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きょうも一生懸命、よう働きました。大小種々トラブル、宿題次々とこなして、マウス腱鞘炎ますます悪化!目も霞む!ほどの酷使、心身とも。お隣のチームの打ち合わせで、上司激怒。ワタシは夜力尽きて呑みにいきました。途中から若い者呼んで、自分は9時で帰ったが。自分で決めた締め切り次々迫るし、前上司(引退直前)は本丸実務担当になっているが、お仕事大チョンボ(自分も被害有)して、そのフォロー対応手抜きぶりを(いままで自分が経験した中でも)最大限の罵倒で関係幹部より激批判されておりました。逃げまわる性癖、責任を回避する人生はどこかでツケがくるものです。学んじゃったな、いろいろ。
通勤音楽は、Weber コンチェルシュテック〜ロベール・カサドシュ(p)/ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1952年)・・・モノラルだし、.mp3を.wav変換した自主CDなのに、驚くべき鮮明なる音質!じつは、エエ加減な寄せ集めCDを作っていて、ヴラド・ペルルミュテールのMozart ピアノ・ソナタ全曲をCDに収めていて、余った1曲分にいろいろ埋めたなかに含まれておりました。う〜む、この素敵な作品、気品のあるピアノ、繊細なバックはなんなんだ!と考えつつ、職場に到着して確認したら、この作品、演奏でしたね。驚いた。
帰りは、Vaughan Williams 交響曲第6番ホ短調〜ブライデン・トムソン/ロンドン交響楽団(1988年)・・・たしかにボウルト太古録音の貫禄は拝聴すべき価値有。ただし、この迫力は音質が素晴らしい!ことにとどまらぬ爽快魅力横溢しております。圧巻の金管爆発+打楽器の更なる激打!サウンドは悲劇的に絶叫するが、響きは濁らない。痺れました。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
ちょっと寒いですね。早朝ウォーキングはわずか15分ほどだし、薄着でも精力的に動けば苦痛になるほどではない。昨夜、BSにて映画「南極料理人」(何度見たことか)堪能して、その起承転結のないゆるゆるな世界に浸っていたら、あくせくするのが空しく・・・【♪ KechiKechi Classics ♪】 の更新もメンドーに〜それでも今朝思い直して一本のみ実施いたしました。”音楽を聴く”行為を→しっかり(自分なりに)文書に残すといった作業は、大切な楽しみである音楽との緊張感には必須と自覚しております。
昨日、ニコライ・マルコの珍しい音源に言及したが、このサイトでも記録はあることを発見。今朝はDvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜フィルハーモニア管弦楽団(1956年)を聴いていて、ややボンヤリしているが、かなり良好なるステレオ録音。ローカルな風情より、アンサンブルをきっちり整えて、テンション高い集中力で一気呵成に、飾り少なく聴かせる立派な演奏。露西亜出身〜デンマークで亡くなった人だけれど、寿命が1961年ステレオ録音の恩恵を余り受けなかったから知名度は低いでしょう。指揮法の指導者として著名らしく、若手の登竜門コンクールの名前になっておりました。
英EMIって、昨日ちょっと触れたジョージ・ウェルドン、エフレム・クルツ、ルドルフ・シュワルツとか隠れた音源がけっこう眠っていると思います。CDにはならなくても、できればネットで公開〜期待します。音楽は狭い範囲で隠蔽されるより広く聴かれることこそ望ましい。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
一昨日夜が睡眠不足だったこともあって、よく眠れ、そしていつもの時間に自然覚醒。寒いですね。ようやく本格的な冬到来。そういえば数日前まで暖房機なしで過ごしていましたもの。もうちょっとしたら意を決してウォーキングに出掛けましょう。これが現在体調維持の源泉也。まずはお仕事のことを忘れてゆったり週末を過ごしましょう。
Mozart ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412/ 514 (386b)(ロンドは初稿+Sussmayr版両方収録)/第2番変ホ長調 K.417/第3番変ホ長調 K.447/第4番変ホ長調 K.495/第0番変ホ長調(K.370b & 371)/断章 変ホ長調 K.494a〜バリー・タックウェル(hr/指揮)/フィルハーモニア管弦楽団(1990年)・・・名手タックウェル(1931年−)4度目の録音(Collins原盤)。我らがヴォルフガングに駄作なし、但し、この作品演奏の良し悪しもほとんどわからない粗忽者。管弦楽作品に登場するホルンの音色には敏感と自覚するが、ソロになると、ほとんど”なんでもエエじゃないか”状態なんです。ザイフェルトでも、あまり著名でない演奏でも、それなりの満足があり、逆に鉄板名盤(らしい)デニス・ブレインは”そんなに?”と感じるほどド・シロウト。
タックウェル59歳の記録は、一番最初(1961年?1959年?)の鮮烈極まりないテンションに比べると、円熟と丸みを感じるけれど、スムースな技巧、茫洋とした歌に溢れて快い世界であります。
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寒いし、疲れも溜まっているし、ということで、な〜んもしたくない一日。いちおう年末ということで、エアコン(冬は暖房用)清掃、蛍光灯の交換実施。ご近所の電気屋に行ったら、LEDのが大特売12,000円也。安い!しかし、限定売り切れ、残念。フツウの蛍光管大小計4本買ってきました。来年以降の課題だな。
先月久々オークション処分復活させCD計42枚処分出来、棚は40cmほど余裕ができました。プラケースは幅約1cm弱あるからね。それに代って徐々に増殖しているのが(先日BBSでもご批判あった)”自主(海賊)CD”〜これは薄いビニール収納袋に入れているから、さほどに幅を取らぬ・・・できるだけ著作隣接権クリアを心掛けているが、本来ちゃんと売り物であるべき(相対的に新しい)音源も一部入手しているから、法律違反か。日本の。ダウンロードしているのは海外サイト(西班牙が多いな)ばかりだけれど。警察が踏み込んだら、現行犯でつかまるのか?それとも商売したわけじゃないから、説諭程度で許されるかも・・・閑話休題(それはさておき)。
数ヶ月前、管理人から英語の書き込みがあって驚いた「Muisc Parlour」は、おそらくは正真正銘(ほぼ)著作隣接権クリア(LP音源だから)。感涙モノの音源勢揃い。かつていろいろ調べて情報がわからなかった「アンドレック・ジューヴ」だって、ちゃんと出てきます。(Andre Jouveというのが正解らしい)ジョン・プリチャードの「兵士の物語」(1954年)なんて文句なく渋い。
本日自主CD化したのは、Tchaikovsky 大序曲「1812年」〜ニコライ・マルコ/フィルハーモニア管弦楽団(1953年)・・・文句なく音質がよろしいし、あまり広く認知されているとは言い難い、露西亜出身往年の巨匠のワザがしっかり確認できます。溌剌とした勢い、しっかりとしたアンサンブル、上手いオーケストラ、立派な演奏であります。更に、Elgar 序曲「南国にて」〜ジョージ・ウェルドン/ロンドン交響楽団(1954年)なんて、ほとんど涙モンでっせ。
病膏肓に至る自主CD作り、100枚CDR1,380円ほどのささやかな贅沢はやめられまへん。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
新たに加わった大きな宿題を二日間にて当面クリア+更に日常基本実務作業(今週かなり膨大/これをしないとエラいことになっちゃう)終え、本来課題に(予定より数日遅れようやく)本日より着手予定、もとより大小次の問題+トラブル処理は待っているけれど。昨夜は東京本丸より上司の元部下、ワタシの持ち分野直担当が出てきて(一日空いて)酒席連続、遅く帰宅となりました。ま、職場の若い者もかなり参加、そのスポンサー役ですよ。立場的に断れないのがツラいところ。気分的に緊張しているのか、体調悪くなく早朝覚醒、明日出勤当番だけれど、なんとか本日中先行きの目処を一気に付けて休みたいところ。
ゆっくり音楽を聴いたり、【♪ KechiKechi Classics ♪】 に駄文執筆したりする精神的余力がありません。一昨日出張移動中に拝聴した音楽の件、ちょっぴり言及。Brahms 交響曲第2番ニ長調(1959年)/第4番ホ短調(1963年)〜ヴォルガング・サヴァリッシュ/ウィーン交響楽団・・・速いか遅いか、辛いか甘いか、全然わからない・・・こどもの頃より馴染みの作品故、細部旋律馴染んでいるし、楽しい時間を過ごしたことに間違いはないんだけれど、コメント不能状態。柔らかいオーケストラの響きに色気少なく、オーソドックスな表現であることのみ理解可能でした。
Bach ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042/オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060(1966年)/Vivaldi ピッコロ協奏曲ハ長調RV443(1958年)〜レナード・バーンスタイン(cem)/ニューヨーク・フィルハーモニック/アイザック・スターン(v)/ハロルド・ゴンバーグ(ob)/ウィリアム・ヘイム(pic)・・・このCDにはもう一曲グレン・グールドの協奏曲が収録されるが、それは既にほかで拝聴済み。このような大オーケストラ(編成は小さめだけれど)が取り上げるバロックというのも、現在では珍しくなったことでしょう。明るくゴージャスな響きは、さほどにデリカシー不足と感じません。ホ長調協奏曲BWV1042は難物でして、牧歌的旋律の繰り返しがややしつこい・・・リズム感が緩いととくに気になるもの、最近の古楽器系とは大きな違いだけれど、ヴィヴィッドな躍動感はあります。(名曲!)ハ短調協奏曲BWV1060は、テンポ遅く、やや重く、いかにも浪漫的な仕上げ(それこそBrahms 風)となっていて、それは事前に想像が付いた方向性でしょう。むしろをそれを期待して、充分な手応えある流麗な演奏也。但し、ゴンバーグ(ob)のヴィヴラートは好きな音色ではありません。
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寒いし、呑んで遅く帰ったし、睡眠不足だし、まさに”風邪発症”環境揃ったが、早朝ウォーキング+ストレッチの成果か?大丈夫。メンタルヘルス対策で残業は制限されていて、先月は上司の許しを得て基準オーバーしたので連続許されず、それでも今週緊急作業で基準を超えてしまう・・・ことはアカンので早帰り実施。結局、内部ミーティング+αにて今週の作業終了、明日は休みます。体調維持のほうが(スケベ根性でお仕事消化より)大切なので。
通勤音楽は先日ちょっと思い出した「頑固親父の棒読み朗読みたい」なMozart 交響曲第39番 変ホ長調K.543/交響曲第40番ト短調K.550/交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」〜カール・ベーム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1955年)・・・LP時代懐かしく、CDも既に処分済だけれど、ネットで音源拾えます。久々の拝聴感想はこんなに音質良かったっけ?(もちろんモノラル)驚き。会場の適度な残響、豊かで暖かいオーケストラの響きは充分堪能可能。ベーム当時61歳、几帳面で細部曖昧さのないアンサンブルに、溌剌テンションの高いエネルギーを感じさせます。最晩年の緩みというか、枯れ過ぎというか、聴くに耐えぬ世界とは大違い!繰り返しなし、ほとんど飾りのないストレートな表現は、ある意味「頑固親父の棒読み朗読みたい」かも知れぬが、生真面目なアツさはビンビンと伝わりまっせ。
色気やら、お洒落からとは程遠いけれど、たまにはこんなスタイルも悪くないか、と。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
さて、今週は火水と出張だったので、あっという間に木曜日。土曜出勤の番であり、事実明日迄に締め切り作業終えられそうにもない(内部ミーティングにも時間が取られる)が、疲れが溜まっているしできれば(最低限)午前までの対応としたいもの。一日(出張宿泊故)サボったウォーキングも今朝は復活。体調、膝も大丈夫でしょう。
昨日出張中の音楽に言及する時間がなくなりました。精神的な余裕が欲しいところですね。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
無事帰ってきました。儀礼的な取引先幹部との会議に非ず、かなり切った張ったの遣り取りがあって、喫緊の宿題ごっそり。夜忘年会だったが、値段の割にたいした料理でも酒でもなかったですね。朝一番のサンダーバードで職場に戻って、まずその宿題待ったなし。バカになってこなすべきお仕事ではない、ノーミソ前頭連合野に汗水流して+しかも締め切り既に過ぎております。出張報告やら精算、通常業務まったく手付かず。明日さらにもう一本緊急宿題作業追加消化して、通常業務もクリアしましょう。肝心の自分の持ち分野営業資料まったく未着手。そのあとに更に大きな(新たに付け加わった)月次提案資料作成が待っております。
年末ギリギリ迄、働かせてくれまっせ。もう一回金沢で(今度は親しい直接の実務担当と)忘年会じゃ!安くて旨いもん喰うぞ。今朝はホテルの温泉風大浴場堪能して、ウォーキングなし。体調は大丈夫、というか、風邪をひくような気温でもないでしょ。
de Falla 歌劇「アトランティーダ」〜ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス/スペイン国立管弦楽団/合唱団/Vicente Sardinero (br)/ Anna Ricci (ms)/Enriqueta Tarres(s)/ Eduardo Gimenez (t)(1960年頃?)・・・まだちゃんと身についたということではないんだけれど、アルカイック静謐な旋律が続いて、なんとも不思議な、素敵な作品。馴染みの「はかなき人生」辺りのリズムとは少々違って、例えばグレゴリオ聖歌、または(全然方向違って)オリエンタルな非西洋的風情になっております。ここ最近de Fallaを聴く機会は多いけれど、「三角帽子」風西班牙のリズム横溢!というのは前提として、20世紀緻密な作風、集中力に驚いております。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
さて、お昼頃出発までに資料完成(残り加筆のみ)印刷、トラブル2件(1件自らのチョンボ、もうひとつは天産物故の致し方がないトラブル)フォローをしなくては。睡眠時間少なめだけれど、よく眠れました。今朝のウォーキングはちょっぴり寒かったな。いずれ体調にそう問題なく、金沢へ出発です。年内更にもう一回出張有。昨夜の通院マッサージにて左膝も軽快しております。年内、なんとか保たせないとな。来週、熊本の息子が出てくるそうです。年末年始はお仕事だから、その前に遊びにくるのか。
de Falla 歌劇「アトランティーダ」〜ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス/スペイン国立管弦楽団/合唱団他(1960年頃?)・・・Ernesto Halffter Escriche(ハルフテル)補筆完成版。まだ途中なんだけど・・・(ここで時間切れ。続きは明日の夜?)
●2011年12月某日の振り返りと後悔
さて新しい一週間、明日昼から金沢行き、夕方会議〜忘年会へ。もともと左膝が悪くて、数年前エアロビクスをしていて悪化、整形外科に通って軽快・・・途中で右肘の違和感発祥、それがどんどん悪化して両腕に来たのは”マウス(パソコン)症候群(腱鞘炎)”であった・・・ことは幾度も言及済み。じつは夏場左膝(そして左膝をかばうから右膝も痛む)はかなり快調だったんです。ところがここ2週間ほど痛むのだな、歩くのにそう不安はないのだけれど、黙っていても痛みます。冷えるなんて、大阪/尼崎辺りの気温なんて知れてまっせ。ウォーキングもストレッチも継続していて、関節の柔軟性にはかなり自信有、整体を担当して下さるお兄さんも「よく曲がりますね」と驚かれるくらい〜でも、痛い。
下半身はもともと左膝の問題から来ているか、と考えていたけれど、それに+マウス(パソコン)症候群もあるみたいですね。毎朝必ずストレッチしていて、それはそれで職場自宅でのハードなコンピューター生活を、辛くも維持できる保証になっているのでしょう。挙げ句左眼に問題が・・・これは華麗なる加齢かな?自覚症状はないんです。眼圧も正常なのに、専門医(妙齢の女医さん)によると”だからこそ危うい”(そのロジックはよう理解できなかった)とのこと。
ま、風邪も悪化しなくなってすぐ快復するし、ウォーキングの効果顕著な毎日であります。
Gershwin パリのアメリカ人/ラプソディ・イン・ブルー〜クリストファー・オライリー(p)/バリー・ワーズワース/ロイヤル・フィル(1993年)・・・どちらかというと音質に期待、ネットで検索してみるとけっこう賞賛の声もあります。でも、そうかな?事前にわかっていたことだけれど、スウィングとかノリとか、軽妙粋なリズム感とか、全然ダメ。これは作品になにを求めるか、という嗜好問題なのでしょう。アンサンブルとか響きの厚みとか、立派ですよ・・・(時間切れ)。
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・・・ミーティング3本、全部実務を伴うもので日常作業+明日への会議準備(先週ほぼできていたけれど)、更には帰る直前に大きな(自らの)チョンボ発見!左膝も痛いしリハビリ・マッサージ、耳鼻科にも寄ろうと思っていたんだけれど・・・でも、無理矢理明日へ対応引き延ばして職場を早々に出ました。なんせ明日は出張(取引先幹部との定例会議+忘年会〜泊)なので。とにかく強行。明日、昼頃の出発だけれど、それまでにはすべて目鼻が付くでしょう。
今朝の件、続き。音質かなり極上(我が貧者のオーディオ〜更に中古ポータブルCDプレーヤーでも確認)、しっとりとして厚みと奥行き充分。ロイヤル・フィルもオライリー(p)も上手いもんですよ、ワーズワースは誠実で正確、アンサンブルを整えることに文句はない。でもね、管の音色が亜米利加じゃないと思うんです。バーンスタインのリズム感が最適かどうかは微妙だけれど、少なくともブルージィな怪しい憂鬱感はちゃんとありますよ。品行方正、襟を糺したGershwinがお好きな方もいらっしゃることでしょうが。
ま、嗜好の問題でしょう。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
早朝覚醒したが、二度寝してやや寝坊、女房殿とゆっくり(いつもより時間を掛けて)ウォーキング+ストレッチ実施。いつもは真っ暗なんだけど、朝日の中はまた気分が変わって気持ちの良いもの。一昨日辺りから風邪?頭痛が心配だったが、昨日の大型銭湯(サウナなども)+酒+毎日の規則正しい運動効果にて悪化はしていないようです。
いつも拝見する同世代ブログにインスパイアされ、Beethoven ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」/第18番 変ホ長調/第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」/第19番ト長調〜アルフレッド・ブレンデル(p)(1962-64年)拝聴・・・全曲ではないが、1970年頃コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズ、そしてVOXのCDにて馴染んできた録音也。現在はBRILLIANTの35枚組ボックスにて全曲入手済み・・・だけれど(もちろん)ちゃんと聴けていない。ぴんぴんの新録音に比べることもできぬが、音質印象改善顕著、少なくとも(かつて悩まされた)劣悪音質云々は感じさせません。
ま、どれも目が覚めるほどの知的構成、美しい旋律に驚いたということですよ。「テンペスト」の終楽章「アレグレット」って彼(か)の可憐なる名曲「エリーゼのために」を彷彿とさせ、それに激しい情感を盛り込んだ感じ。第18番 変ホ長調の第1楽章の名残惜しさを振り切って、軽快に走り出す快活表情の爽やかなこと。「ヴァルトシュタイン」を「道路工事」と喝破されたのは転妻よしこ様だったと思うが、narkejpさんは「あけぼの」とコメントされておりました。ブレンデルはずいぶんと知的抑制され、後者が似合うと感じたものです。
昨日、今朝とようやく【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新2本完了いたしました。趣味はお仕事よりちゃんと、熱心にやらないとね。ワタシの場合、お仕事も趣味でやっているけど(趣味的に非ず)。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
単なる加齢と嗤われるかも知れぬが、ワタシの睡眠不如意はけっこう若い頃から筋金入り。ここ数年は体調に影響なし、と割り切っております。休日はいつにも増して早朝に覚醒しちゃう・・・小雨模様の中、ウォーキング強行。昨日職場でチームメンバーをどやしつけたことで、鬱々としております。サラリーマンを長くやっていると、仮に彼が異動したとしても別な問題が必ず発生することを知っております。2年前彼の替わりに出て行った奴は、ある意味もっと悪質でしたもん。まだマシか、悪気はないから。お仕事スキルの低さ+とにかくちゃんと出てこない、複数課題があればひとつしか実務処理できない・・・そんなメンバーを任される光栄な立場と自覚いたしましょう。もっと優しい言い方はできなかったのか・・・昨日の頭痛は軽快いたしました。
昨日通勤音楽(年末の正しい日本人故)。Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団/モルモン・タバナクル合唱団/アマーラ(s)/チョーカシアン(con)/ アレグザンダー(t)/マカーディ(b)(1964年)・・・これこそ小学校6年生のクリスマスに購入した(+第5番、2枚組2,500円)LP以来の再会みであり、「運命」「合唱」との出会いであります。いつまでも旧懐ばかりでは・・・と先日オークションに出品したがついに売れ残り(@300のべ3度出品しても)「運命」「田園」、「英雄」はちゃんと売れたんですよ。なぜかこれだけダメ。なんせこどもの頃、盤面すり切れよ!とばかり聴き込んだ(すり切れなかったけれど)ので、細部迄馴染み、違和感はないんです。これで作品旋律細部覚えたんだから。
もとより独墺系音楽(演奏も)指向ではないので、明るく豊満なる響きにも不満はない。深遠なる雰囲気ではなくて、虚飾のないストレート系スッキリとした旋律表現だって悪くないと思います。恥ずかしながら長じて”Beeやん苦手”に至って、第九なら第1〜第3楽章迄だな、と考えてきたが、前半戦からどーも共感できんのです。とくにヴィヴラート過多のアメリカン木管が好きじゃない。上手いけどね。第1楽章「アレグロ」には神秘は足りない。第2楽章「モルト・ヴィヴァーチェ〜プレスト」には陰影と切迫感がもっと欲しいところ・・・ところが第3楽章「アダージョ」弦を主体とする長大なる変奏曲+ホルンの上手さにけっこう感銘がありました。(すっかり苦手となった)終楽章だって(フルトヴェングラーのデモーニッシュとは無縁ながら)声楽も充実し、明るく幸せな世界がエエじゃないか、と感じるように。
なんせ昔馴染みですから。
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ここ最近、休日の大型銭湯(温泉?)通い。昼間っから行くのが贅沢気分最高なんだけど、女房殿は映画に行きたいと言います。で、行ってきました、映画〜大型銭湯〜(この辺りでは相対的に)旨い魚を喰わせる呑み屋。映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」〜舞台が富山地方電鉄なのだな。富山には年に2回ほどお仕事で訪問するし、7月には件(くだん)の電車にも乗りました。南富山駅からも電車に乗りましたよ。定年ぎりぎりお仕事一筋の親父(三浦友和)と看護師として再び自分の存在価値を見出したい妻(余貴美子)のすれ違い、ほんまにビミョーな(ありがちな)物語。主役は野暮ったい地方電車と田園風景、そして美しい山並みか。
驚いたのは封切り即かなり入った客筋でして、我ら夫婦と見事に同世代の親父とオバハンが揃っておりました。おそらく十数年前だと主役は高倉健なのだろうな、三浦友和だとどーも二枚目過ぎ。ほんまだったら2時間ドラマの脇役性格俳優が似合う役柄だけれど、婦女子には支持は高いでしょう。余貴美子、最高。この人はタカビーな役割から無縁なんです。等身大を感じさせて素敵。ややアフター団塊の世代にも”恋は遠い昔の花火ではない ”的、高校時代の同級生(仁科亜季子もエエ感じ)との再会(ときめき?)もちゃんとあります。
映画「剣岳」でも一山当てた富山県は、うまい具合に方向性を変えてお国自慢をしておりますね。富山県に行きたくなった。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
自ら決めた【♪ KechiKechi Classics ♪】 毎週金曜2本更新パターンは完全に崩れ去っております。ま、さほどに膨大なる読者がいるわけでもなし、自分のペースにてぼちぼち、ゆっくりと継続を志しましょう。両腕の腱鞘炎は悪化しているみたいで、朝痺れて指が動きません。ストレッチすれば戻りますけど。職場自宅キーボードマウスを”エルゴノミクス”に替えた以外は、お仕事物量や生活パターン(パソコン多用)は変わっておりませんし。このサイトを借りている無料ホームページは昨日付けでサーバー運用を変更したらしく、ftpがつながらぬ・・・設定変更があったんですね。ワタシのような無料利用者には500mbの制限が付いた(以前は無制限)らしいが、既に制限を超えている(と思う)・・・いったいどーなるのか。いまのところなんの痛痒もないが・・・
昨日の通勤音楽は Mahler さすらう若人の歌(ヨゼフ・メッテルニヒ(br)1915-2005/レオポルド・ルートヴィヒ)/亡き子をしのぶ歌(ロリ・ライル(ms)1904-1978/ロルフ・クライナート)〜ベルリン放送交響楽団(おそらく旧東)・・・URANIA URLP7016というLPからのネット音源で1950年頃の録音(発売は1951年)と類推されます。中古LP凄い値段付いてますね(時間切れ)
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朝一番より精力的に宿題消化〜そして昼で力尽きました。ビルの空調は節電モードで19度推奨、20度迄しか上がらぬようになっていて、一定の気温になると冷たい風が直撃するんです。頭痛久々発症。挙句、昼からゆっくり重役出勤(死語)してきた我が中独連メンバーの某トンデモ仕事ぶりを発見!思わず声を荒らげてしまいました・・・アタマ痛いし膝も痛いし・・・さっさと帰って膝肘リハビリに行きました。なんかぱっとせぬ週末也。明日は雨かな?
(今朝の続き)メッテルニヒ(br)もロリ・ライル(ms)も往年の独墺系(ライルはスウェーデンの人?)の歌手であって、いかにもWagnerした重厚な貫禄たっぷり、重々しい声質となります。こうしてみると、やはりフィッシャー・ディースカウが表情豊か、強面ではない新たな表現を切り拓いたのだな、と実感できる(比較)記録となりました。ルートヴィヒもクライナートも知る人ぞ知る、といった存在。コアなファンがいらっしゃることでしょう。
●2011年12月某日の振り返りと後悔
さて、ぼんやり迂闊にに一年過ごしてあっという間に12月。月が変わってもどんよりとした気分風情は変わらぬのだな。どーも睡眠不如意状態が久々復活していて、眠りが浅いのと早く目が覚める症状続いております。昼過ぎ眠いが、お仕事に支障あるほどじゃない。生活のリズムは成り立っておるので、これでよしとしましょう。明日、【♪ KechiKechi Classics ♪】 の定例サイト更新日だけれど(いつも通り)原稿執筆に手が着いておりません。先月42枚処分してちょっぴり隙間が増えたCD棚を眺めつつ、嘆息しておりました。
昨日通勤音楽。Dvora'k 交響曲第7番ニ長調/第8番ト長調〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1957年)・・・ここ最近、通勤音楽選定は上手くいっていて、これも往復堪能いたしました。既にパブリック・ドメインに至ったネット音源よりの自主CDは立派なステレオ録音(.mp3→.wav変換しても)。かなり以前はCDを所有していて、居たたまれなくなるほど恥ずかしいコメントも残っておりました。曰く”音の状態が芳しくなくて、響きが濁ります。そのせいでしょうか、ややアンサンブルにまとまりがありません”、”流れに不自然さがある”と。たまたまそのCDの状態がよろしくなかったのか、それとも聴き手の耳が腐っていたのか(その可能性が高い)、こんな@13.8自主CDでもそうとう明晰な音質+アンサンブルもかなりみごと!ハレ管頑張ってますよ。充分テンション高いっすよ。
厚みとか馬力は少々足りぬかも知れぬが、燃えるような情熱に溢れて聴き応えたっぷり。ジョージ・セル辺りの演奏を聴き馴染んでいると云々したくもなるが、各パートよく歌って手に汗握るような集中力と歌に溢れました。往復でCD一枚半ほどの時間なんだけど、ここ最近帰りは(疲れてしまって)音楽なしだったが、昨日は第8番も聴きたくなりましたもの。(写真はLP時代懐かしいジャケット/山本さんのブログより勝手に拝借/ごめんなさい)
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相変わらずお仕事テンション上がらんな。しかし、自らの宿題工程表に従って粛々と(いやいや)消化していきました。スケジュール通り、でもね、どーも今一歩ノリがよろしくない。とにかく明日、当面の課題全部乗り切って(来週取引先幹部会議との資料も仕上げて)週末休みへ。膝も(風呂上がりに転倒して傷めた左足甲も)鈍く痛みます。でも、ウォーキングは継続予定。