●2011年10月某日の振り返りと後悔
月曜は一週間のお仕事リズムの開始、そして今月ラストの日。長く苦しい一ヶ月であった。じつは週末連続久々睡眠不如意症状が出てしまって、これはけっこう苦しいんです。ま、休日だったら昼間うとうとすれば良いけれど、お仕事は如何ともしがたい。パソコン・オーディオ部屋を久々一部模様替え、なんのことはないパソコン机の位置方向を元に戻したのみ。伏魔殿のような配線をいちど全部外して清掃の意味もあります。もちろん気分転換が主眼。先日購入したノートACER Aspire AS5750(N32C/KDW/2011年春モデル)が快調な(しかも使いやすい、見やすい)ので、前回デスクトップが逝った時にノートに全面変更すべきであったか、とちょっぴり反省しております。いずれ一年半前だけど。
Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調〜マルタ・アルゲリッチ(p)/シャルル・デュトワ/ロイヤル・フィル(1970年)・・・29歳、若さの勢いだけではない、後のコンドラシン、アバドとの競演より、こちらのほうが全体バランス、細部仕上げ、トータル完成度では上か?と感じます。今月初め、チェルカスキーのところで触れたが、リヒテルの後にアルゲリッチで新録音を果たさなければならなかったDGの狙いが理解できたような気持ち。彼女にしては(やや)冷静さが目立つ演奏だけれど、こうして久々の拝聴でも充分興奮できる”初々しさ”を感じます。もちろん壮絶な技巧のキレなんだけど。若きデュトワ(34歳)は当時無名な存在だったが、緻密なサポートぶりはお見事。音質もよろしい。
さて、クサい言い訳止めて今週3日間、狙いの資料の目処を立てましょう。なんせ木曜から4連休だ。美術館巡りをしたいな。
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先週末、職場でかなり暴れたので、意識して抑制の一日。寝不足で体調イマイチだったこともあるけれど。日常定例の業務+飛び込み作業、いつもの全体ミーティングは少々長引いたけれど、一番苦戦予測の資料着手できました。この調子ならあと二日で80%程進むんじゃないか。それとは別格の大きな宿題が月末までになんとか!苦戦が待っているけれど。
今朝の通勤音楽は、Mozart セレナーデ 変ロ長調K.361/370a「グラン・パルティータ」・・・愛するヴォルフガング中でも極め付けのお気に入り作品也。演奏者は〜不明。というのも「モォツァルトほぼ全曲ぜんぶタダ.wma」サイトからダウンロードした自主CDなので。演奏者クレジット、録音情報一切なし。不可逆圧縮.wmaなので無理矢理.wavデコードするとやや音質劣化するけれど、ぼんやり聴いていれば俄には気付かぬ立派なサウンド。演奏はどうひっくり返って聴いても一流そのものであって、例の管楽器群の技量抜群(とくに深々としたクラリネット極上/独逸系だと思うんだけれど、違いますか)+控えめなるコントラバス1本。テンポは中庸で愉悦に溢れます。素晴らしい車中過ごしました。
しかし、帰り我が人民中国製ポータブルCDプレーヤーのご機嫌悪く、自主CD(amazonCDR)は2度と認識しませんでした。残念。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
昨日夕方、女房殿と隣駅の大型銭湯へ。なんせクルマなしECO生活故、季節がよろしくないと行けないんです。暑いと帰り汗まみれ、寒いと風邪をひいちゃう・・・眠りは浅くて、しかも早朝覚醒、ちゃんとウォーキングへ行って、ちょうど雨がぱらついてきたので急ぎ戻って洗濯物を室内に収納したところ。大型銭湯の帰り、居酒屋に寄ったんだけれど、一昨日呑んだばかり故、ほとんどソフトドリンク系ちょっぴりでお茶濁し、たいへんな繁盛ぶりの某居酒屋(チェーン店)のメニューは意欲的。しかし、ぶり大根の魚鮮度明らかに悪く、店員さんに”ごめんね、これ喰えない”と申し出たら、ちゃんとお詫び有(値引き金券もいただいた)、伝票からも引いて下さった。立派!誤りミスは丁重なるフォローで修復できる好例です。
女房殿のノートパソコン買い替えて2ヶ月ほど、Cor i5?(意味は理解できない)のCPUは快速であり、なにより赤い色が素敵。Dellの通販そのまま注文したら、無線マウスが付いていて、もしかしてこれは選択制だったんじゃないか、2,000円ムダだったんじゃないかと気付いたのは到着後、箱も開けずに放置し、忘れておりました。ようやく、重い腰を上げて設置してみると、これがとてもよろしい。じつは愛用のAspireRevoも当初から無線マウス・キーボードが付いていたんだけれど、オークションにて処分済み。これは動かなかったから(形状、使用感も気に喰わなかった)。なんか設定要るのかな(なんせ説明書なんてまず読まんし)と思っていたけれど、おそらく初期不良だったのでしょう。(事実購入数ヶ月で起動しなくなり、修理に出した)今回の無線マウスは、家にある3台のマシン、どれに使っても、あっという間に認識しましたもの。
Mahler 交響曲第10番 嬰ヘ長調「アダージョ」〜ロリン・マゼール/フィルハーモニア管弦楽団(2011年9月29日ライヴ)・・・メールにてご指導があったように、会場海賊録音なのでしょう。その昔は靴の踵にマイクを仕込み(ブート・レグ)カセット・テープを使ったのだろうが、時代は胸ポケットにペンのように収まるヴォイス・レコーダーですもん。こちらすっかり時代遅れ親父だから、んなもの見たこともさわったこともなし。
会場雑音、リアルな隣席(?)聴衆の会話も至近にて収録、相変わらずオーケストラが遠いオフ・マイクだけれど、それなり聴ける、まぁまぁの音質。例の如し激遅テンポ、じっくり描き込んで聴き応え充分です。ま、好事家の世界。わざわざ求めて日常聴きすべきものでもないかと。思い出した(おそらく会場海賊カセット収録?)のが、Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜ピエール・ブーレーズ/ニューヨーク・フィル(Recorded Avery Fisher Hall, New York February 14, 1974)でして、第2部のみ再聴。
やや厳しい音質乗り越え集中すると、相当に集中力と洗練+ヴィヴィッドな(彼らしからぬ)アツさもある演奏です。しかし中後半、断続的に入る激しい電気ノイズは心臓によろしくない。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
どんより。職場で中独連メンバーに説教(ほとんど罵倒)し過ぎ、どーせワタシが全部ケツ拭う結末になるのだから、もう少しガマンすればよいのにね。(周りに悪影響有/反省)なにもかもあまりにお仕事ぶりが酷すぎる、あちこち迷惑を掛ける、遅れて出てくる、毎週(突然)半日休む、早く帰る(ちゃんとお仕事すればかまわないけど)30分ごとに煙草部屋に行く、誤り間違いを指摘されると直後に煙草部屋に逃げる(他、パソコンが使えない、暗算が不得手〜)・・・ま、組織に10人いれば1-2人はそんな人はいるものですよ、と理屈では(経験的にも)理解しております。彼のお仕事フォローでド・残業。自分のお仕事は遅々として進捗しない。挙げ句自棄酒。酒席にて偶然座ったのが、お隣のビルの職場の二人(初対面)でして、流れで同行(旧いお友達)と一緒に愉しく談笑いたしました。
休日の今朝、いつもの時間に目覚めウォーキング。昨日の健康診断詳細結果は一週間ほどで来るのだろうが、血圧は下がりましたね。ほとんど正常。あとは痩せるだけだ。
通勤音楽はStravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1964年?ネットで1962年とのクレジットを発見したが、それだったらフィルハーモニア管弦楽団のはず)・・・やや低音不足だけれど、充分鮮度ある音質。キレがあって、細部明晰、若々しい、立派な演奏です。野生熱血系でもない、クール知的な方向でもなし、バランスと迫力が両立し、オーケストラの技量も優秀。EMIはイーゴリ・マルケヴィッチ−フリューベック・デ・ブルゴス−リッカルド・ムーティ−サイモン・ラトルと新録音を重ねていった作品だけれど、これのみほとんど忘れられた存在みたい。知名度問題か。
昨日更新の原稿、職場で確認すると途中までのが誤ってアップされておりました。深夜帰宅後、更新し直し。お見苦しいものを見せてしまった。
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なにもせず、無為無策なる休日、どこにも出掛けておりません。ここのところ、深酒しても翌日に残りません。ま、毎日呑む習慣はないんだけれど。一ヶ月ほど前に更新したウィン・モリスのMahler 音源、ようやくダウンロード元を発見!残り、交響曲第1番、第2番、「嘆きの歌」を探しております。どれもゆったりめのテンポ、朗々と歌って素晴らしい演奏也。
Chopin ピアノ協奏曲第1番ホ短調(1968年)/第2番ヘ短調(1978年)〜マルタ・アルゲリッチ(p)/クラウディオ・アバド/ロンドン交響楽団/ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ/ワシントン・ナショナル交響楽団・・・もう大昔の録音となってしまったが、泣く子も黙る著名なる演奏。27歳の第1番はリズムが跳ね飛ぶように躍動して、やや粗削りなほどのスピード感(速い一方じゃない)、ウキウキ感、ヴィヴィッドな情熱を感じさせます。35歳のアバドも盤石のサポートぶり。10年後はちょっと成熟して、浪漫的な”揺れ”が味わい深い。こちら痛々しいほどのデリカシーも有。流麗だけれど、上滑りしない、時に激しい疾走を見せるアルゲリッチの技巧に痺れました。オーケストラと指揮者の個性の違いも愉しめるでしょう。ナショナル響って、たいしたオーケストラじゃないと思うけれど、なかなか立派なサポートぶりでした。ヴェリ・ベスト、文句なし。あまりに常識的な選択か。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
昨日、お仕事の段取りを横目に見て、昼から休日出勤分代休取得。半日分どーしようか、考えておりました。昨日朝、ウォーキング時に「ちょっと寒いな」と感じたのが運の尽き、やや風邪気味です。健康診断(人間ドック)の関係で、夜9時迄にヤクを服用しておきました。今朝、若干のどんより感はあるけれど、いつもの日課ウォーキング+ストレッチ実施。ちゃんと【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新も実施、2本。久々。なんせ朝食抜きなので、時間は余裕です。直接、検診専門の医院へと向かいましょう。午前中には終了する予定。
ここ数日、今朝更新の音楽2本通勤で確認しておりました。Shostakovich 交響曲第5番ニ短調(ロリン・マゼール/ニューヨーク・フィル2006年ライヴ)は自主CDだけれど、我が愛用の人民中国製ポータブルCDプレイヤーは機嫌がよろしければ、希にちゃんと読み込んで下さる。但し、職場からの帰り、二度と同じCDRが鳴ることはありませんでした。この音源、CDで出ているのかな?いくら探しても出現しません。リンク先の写真にDGのマークは付いているんだけれど。
今朝の音楽は、Scho"nberg 交響詩「ペレアスとメリサンド」〜ロバート・クラフト/フィルハーモニア管弦楽団(1999年)・・・濃厚なる後期浪漫の残滓たっぷり甘美な作品也。大規模な4管編成であり、濃密サウンドが延々40分以上継続するが、じつは交響曲の形式を踏んでいる・・・と、ド・シロウトには俄に理解できまへんで。R.Strauss辺りと似たようなパターンなのか。ロバート・クラフトはいつも通り、頗る明晰で正確、わかりやすく、オーケストラも実力充分。作品の性格上、このような表現でちょうど中和されるんです。もっとムーディ・ゴージャスな演奏はあり得ると思いますよ。これでも充分官能的。ワタシの縄張りは、やはりこの辺りかと。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
もともと若い頃から朝は早かったんだけれど、華麗なる加齢を重ねその傾向いっそう加速。そのリズムで適度なスポーツ継続して、夜はよく眠れます。なんせ6-7月は肺炎でエラい目に遭いましたし。明日、人間ドックにて成果は現れているでしょうか。ダイエットは目指していないけれど。今朝はさすがにちょっぴり寒かったな。
ロリン・マゼールの新しいMahler 全集(フィルハーモニア管弦楽団2011年ライヴ)音源の件、メールいただきました。
「マゼールの録音の件、私も少し前から存在を発見しており、第1番のみ拝聴しておりました。1番の録音なんて、終楽章途中で尻切れトンボとなっております。これって、明らかに客席の隠し撮りですよね?隣席の拍手、咳が入っています。おそらくヴォイスレコーダのワンポイントステレオマイクでの収録ではないかと。ですので、席の位置とか、マイクの置き方、マイク自体の性能でこういう音になっているのかと思います。(ひょっとして、オーケストラ後ろの席でしょうか)演奏自体は…、言わずもがなのマゼール節なんですがね。バイエルン/NYPOとの全曲演奏とも変わらない姿勢かと存じます。このスタイルが大好きな私としてはいずれ正規録音か、も少しましな海賊版がでないかと期待しています」
なるほど。だから一作品一ファイル(楽章分けなし)になっているのか。第5番の印象は滅茶苦茶オフ・マイク+ティンパニ突出でしたもん。近現代、華やかな管弦楽作品はやはり整った音質で拝聴すべきものでしょう。今朝は、朝一番よりMahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜小澤征爾/ボストン交響楽団(1990年)・・・賛否様々(おとなしい、平板、金管が亜米利加etc・・・)だけれど、この時期の録音は緻密精密誠実なアンサンブルが成功を収めていると感じます。オーケストラの技量も高い。この神経質な細部配慮、わかりやすい表現こそが持ち味だったんじゃないか。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
昨夜、終電にて帰宅。朝一番の特急サンダーバードにて一発目の会議、資料は土曜に仕上げて先にクロネコメール便にて送付していたけれど、じつは中二日での到着保証なし、少々心配だったが無事先方にありました。上司が追いかけてくる夕方からの会議前、勝手知ったる取引先事務所にて空いているパソコン借りてメールチェック(USBメモリにファイヤ・フォックス・ポータブル仕込んで業務用メール環境を再現してある→クローム・ポータブルに変更予定有)、更に大きな案件に付き先方ご担当と問題提起、意見交換〜その途中にて上司到着。会議資料は一発のみ不備というか不足があったものの、肝心の問題提起(全然まとまっていない原案、構想みたいなもの/じつは上司とも茶飲み話程度打ち合わせ)が大好評でして、それはそれで大きな宿題を抱え込んでしまった?そんな感想です。
上司は上機嫌にて終電迄金沢駅中にて酒(先週末はクソ不味い酒ばかりだったので、思いっきり旨いの)、という結末也。帰りは熟睡して、気付くと新大阪通過でした。今朝、ちゃんとウォーキング+ストレッチ実施。生活リズムに乱れなし。これより書類棚整理他、身辺整理+スケジュール調整しなくちゃ。余裕です。一段落。
Schubert ピアノ・ソナタ第7番 変ホ長調D.568/第5番 変イ長調D.557/第6番 ホ短調D.566〜ウィルヘルム・ケンプ(p)(1968年)・・・購入10年ほど(実質上)放置してある全集より。やや音質草臥れたかな?という不遜なる感想抱きつつ、優しく滋味深いタッチに癒される気持ち。彼(か)のピアノ作品集はLP時代、若い頃からのお気に入りなんです。放置していたのはたまたまの巡り合わせ。
Bach コンチェルト・トランスプリクションズ〜ピーター・ディルクセン(cem)(1999年)・・・先月グレン・グールドの凄い演奏を聴いていたけれど、ほか著名なるVivaldiの協奏曲からの鍵盤編曲作品。オルガン版は何度も聴いていたけれど、チェンバロは初耳なんじゃないか。すこぶるヴィヴィッドであり、堅牢な作品に変貌している(馴染みの旋律そのまま!)ことに驚きました。
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深酒(但し8時半迄)したワリに、列車中+夜もちゃんと寝たせいか?体調はフツウです。しかし、いつもどおりの出勤しても、お仕事エンジンが掛かりません。=やる気が出ない。さしたることもない細かい処理ごとは、いつもだったら順繰り精力的に消化するんだったら、どれも中途半端でいつまでも終わらない。仕方がないので座席後ろ棚の書類の整理(月毎に大封筒に入っている+印刷物も月別にクリップで留めてある)、ようはするに大量に廃棄。コピー裏紙に使用できぬ(詰まるんです)カラーコピーは持ち帰りました。(自主CDの情報ラベル印刷に使うんです)身辺をすっきりさせて、なんとかお仕事へ復帰。
途中トラブルもあったが、クリア。ま、当初狙いの宿題はほぼ消化できましたよ。通勤音楽は【♪ KechiKechi Classics ♪】サイト更新に使うつもりなので、昨日出張音楽の続編。Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル/国立歌劇場合唱団/エヴァ・マルトン、ジェシー・ノーマン(s)(1983年)・・・素晴らしい完成度。この人は時に”いじり過ぎ”といった不自然さを感じるが、ウィーン・フィルとの相性なのか、極上に磨き上げられたアンサンブル、迫力、余裕の表現に文句を付ける筋はありません。音質極上。もう30年前なのに、ディジタル録音は劣化せんのだな。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
さて、新しい一週間の始まりです。当面、明日朝一番に金沢に出掛けるべく、2発分の会議資料を仕上げないと。それさえクリア出来れば、今週はやや余裕のはず。月曜は定例のお仕事でもフツウにタイトだけれど。昨日は無為無策にて自宅引き隠り+歯医者は”やや知覚過敏”らしく虫歯などはない、ということで一安心いたしました。なにもせずボンヤリというのも大切なんですね、久々の休みを堪能いたしました。毎週2本セットの【♪ KechiKechi Classics ♪】更新復活は一本のみにて断念。
Bach カンタータ第130番「主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め」/第67番「死人の中より甦りしイエス・キリストを覚えよ」/第101番「私たちから取り去ってください、主よ、まことの神よ」〜ピーター・ヤン・リューシンク/オランダ・バッハ・コレギウム/オランダ少年合唱団/ルース・ホルトン(s)/バス・ラムセラール(b)他(録音年情報はBach 全集ボックスになってから消えてしまった/21世紀の録音のハズ/あちこち収録を探して拝聴)・・・昨日のアンセルメの再確認となります。軽妙軽快なるリズム、速めのテンポはほとんど別作品を聴くよう。アンセルメは往年の英DECCA録音故音質にそう不足はありませんでした。演奏スタイル問題さておき、こちら少年合唱団の不安定さ、響きの薄さ、粗さが気になります。声楽ソロもアメリング先頭に比較対象にならぬかも・・・それでも清涼なる響きをたっぷり堪能いたしました。第130番/第67番は喜ばしい、明るい作品だけれど、第101番は「主、まことの神よ、私たちから厳しい罰と大きな苦悩を取り除いて下さい。大きな苦難から、犠牲多き時から守って下さい」〜マタイ受難曲を連想させる劇的かつ多重に複雑な声楽の絡み合い、内容的に震災の慰霊にも多く引用されたようです。
これはあきらかにアンセルメ盤(3曲のみの抜粋ながら)に説得力有。こんな重い内容はどーしても浪漫を求めてしまうのか。声楽の薄さは(それだけ聴けば、そう気にならぬのかもしれぬが)スッキリさっぱりし過ぎに感じてしまいます。
では行ってきます。
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明日、朝一番のサンダーバードにて金沢行き、朝、時間がないのでちょっぴり加筆しておきましょう。明日の会議2発で今月分サイクル終了、先程資料をひと通り仕上げてきました。もちろん定例の月曜作業も。明日本番だけれど、準備さえ完了すれば終わったも同然、そのために休日出勤したんですから。思えば苦しい一ヶ月であった。来月上旬には4連休もあります。熊本の息子のところにでも、と思ったら、女房殿が未だ喪中なので、とのこと。残念。
通勤音楽は昨夜の続き、Bach カンタータ第130番「主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め」/第138番「汝なに故にうなだるるや、わが心よ」/第81番「イエスは眠りたもう、わが望みはいずこにありや」〜ピーター・ヤン・リューシンク/オランダ・バッハ・コレギウム/オランダ少年合唱団/ルース・ホルトン(s)/バス・ラムセラール(b)/シツェ・ブヴァルダ(ct)/クヌート・ショッホ(t)/マリオン・ストーク(s)・・・もともとがこれでCD一枚分。声楽(とくに合唱)に不安があるとか、古楽器の技量がいまひとつ、とかなんとか、いろいろケチ付けるのは可能ながら、例えば細かい音型のヴァイオリン・ソロなんかなかなか素敵なものでっせ。Bach はほんまにメロディ・メーカーですね。シツェ・ブヴァルダのカウンター・テナーは相当に個性的。アクが強い感じ。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
待望の”休日”。前回休みは21日前でっせ、勘弁して。休日もリズムが必要なんだな、引退したらどーなるんだろう?その前に生活のことを心配しろ、ってか。今朝もウォーキング実施。上手い具合に雨は上がりました。肩は凝っているし、相変わらずのマウス腱鞘炎パソコン腱鞘炎ならがら、体調は良好です。体調万全にて休む、サボる、遊ぶというのが大切なんです。
自主CD作成昨日久々復活したが、じつは気になる音源は次々ダウンロードして、一定溜まるとDVDに移して保存しております。たいてい関連ファイル、演奏、録音データも含まれているんだけれど、希に音源データのみというのがあって、元サイトに戻らなくっちゃいけない・・・が、どこから持ってきたのか既に記憶がない。ウィン・モリスのMahler なんて、いくつか出所は未だに思い出せません。もっと酷いのは解凍にパスワードが必要な場合があって、そのサイトに情報があるのはわかっているんだけれど、どのサイトかさっぱり思い出せぬ・・・にっちもさっちもいかない。
こんな書き出しになたのは、Bach カンタータ第130番「主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め」/第67番「死人の中より甦りしイエス・キリストを覚えよ」(+第101番「私たちから取り去ってください、主よ、まことの神よ」より3曲/第1/6/7曲)〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団/放送合唱団/ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団/エリー・アメリング(s)/ヘレン・ワッツ(a)/ヴェルナー・グレン(t)/トム・クラウゼ(br)/アンドレ・ペパン(fl)(1968年)・・・CDでは再発されているが、パブリック・ドメインに非ず、おそらくはLP音源のサイトから落としたんじゃないか。LP(写真/英DECCA 0825)の収録と同じなんです。閑話休題(それはさておき)
豊かで旧態としたBach 、柔らかくまったりサウンド、そして真摯。ほんまに感動いたしました。スイス・ロマンドのクールなサウンドも思わぬBach との相性、近現代作品では技量に疑問ないでもないトランペット大活躍しております。ま、やや緩い感じもあるんだけれど、カール・リヒターの厳しい表現よりずっと豊かであり、親密に感じて、古楽器派のワタシも連日ココロ震わせて感涙に咽せておりました。大Bach はどんな演奏でも音楽の骨格が崩れないのだな。アンセルメの管弦楽組曲を聴いたのは中学校の音楽室(担任が音楽の先生だったので、音楽室私物化していてた)以来。そのうち聴く機会を得るでしょう。
近藤 誠「がんは切ればなおるのか」(新潮文庫)・・・おそらくは出版された頃含め、数度拝読している名著。きわめて理論的な問題提起であり、仮説提示(所謂「がんもどき」〜この命名が揶揄される一因になったのでは)。症状緩和、延命のための手術はあって然るべき。しかし成功率1%の手術を強行し患者本人への著しいダメージ、結果寿命を縮めてしまっては元も子もない。(「なにもしなかった」事例も有/これが意外と平穏であったりする)がん細胞の分裂速度と転移の可能性、”目で見える”サイズ(=摘出可能)に育ったがん細胞は既に転移している可能性が高く、転移がなかったガンはもともとそういう性質のものだったのではないか(=「がんもどき」)。
それも鼻で嗤い、無視する医療業界体質〜って、「原発に事故はあり得ませんから」というのといっしょじゃないか。乳がん手術法が確立しても、人口当たりの死亡率は変わらない(=手術してもしなくても治る人は治る、その逆も有)事実。先月別な著作を拝読したが、そのカスタマーレビューに酷いのを見つけました(削除済?/医療関係者か)。曰く
先日、オランダの医師に「がんもどき」の話しをしたら鼻で嗤われた
(1) そのオランダの医師というのは、なにが専門なのか。どのようなキャリアなのか (2) 「がんもどき」理論を客観的に、少なくとも私見を交えずに概要を伝えたのか、その上での反応なのか。最初っから「日本にはこんな荒唐無稽な主張するアホがおりまして」的な話題であれば、結論は見えているでしょう。日本じゃどうして真面目な論議がちゃんと熟成されぬのか。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
雨模様にてウォーキング不可。ちょっぴりダンベルでお茶濁しました。
一昨日金沢から戻ったばかりだけれど、数日後にはまた訪問せねばならぬし、その資料の決着もあります。本日午前中休日出勤にて、その決着を付けましょう。集中力を高めて一気に消化するつもり、昼から待望の”お休み”也。なんせ3週間ぶりでっせ。昨日、午前中のミーティング報告は65点の自己採点(前々日一時間で仕上げたとは思えぬ!)、但し他のメンバーが20点くらい(ぼろぼろ)自分の事前指導が問われました。昼からの職場研修(外出)〜それから怒濤の予算達成祝賀呑み会は上司+お隣部局責任者の激しい説教全開、雰囲気ある居酒屋だったが日本酒4種ほど試して激マズ(500円という価格設定で全国各地より集めたんでしょう)、喧しい説教(+喫煙者のケムリ)と併せ閉口いたしました。途中抜けられず苦痛そのもの。端のほうで若い者と大人しくしておりました。我がチームの中独連メンバーには酒席でも説教継続!しない主義なので。
音楽はほとんど聴いていないんだけれど・・・Beethoven 七重奏曲 変ホ長調 作品20〜ウィーン室内合奏団(1992年)・・・ゲルハルト・ヘッツェル(v)を中心にウィーン・フィルのメンバーで構成されると思われるアンサンブル。Beeやん若い頃作品、著名なる第3楽章「メヌエット」を始め(珍しく)上機嫌な明るい作風です。セレナーデ。ノルベルト・トイブル(cl)の優雅な音色が耳を離れません。エリック・ターヴィリガー(hr)も同様。この辺りの名手になると、楽器固有の色だけで作品全体の価値を高めていると感じます。40分間の至福。
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ここまで書いて雨が上がっていることを確認、ウォーキング+ストレッチ(こちらが主眼)決行。エラいね毎日、と自分で自分を褒めてあげたい・・・
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職場一番出勤はいつものこと。精力的に予定の宿題を消化して、月曜の目処を付けたのが11時半頃。心身とも休みを求めていて、もう限界〜途中、床屋さんに寄って帰宅いたしました。晴れたのはほんのわずかの時間であって、夕方前には激しい、鬱陶しい雨となりました。また大雨らしい。ぼんやり昼飯喰って、二時間ドラマ再放送眺めて(「山岳救助隊・紫門一鬼」は一番お気に入りのシリーズ。なんと言っても山岳風景が爽快)ちょっぴり居眠りして・・・最高っす。
久々の自主CD作成。Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ロリン・マゼール/フィルハーモニア管弦楽団(2011年5月5日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール・ライヴ)・・・う〜む。う〜む・・・もの凄いオフ・マイク、奥行きばっちりだけれど、全体の音量が弱々しい(悪い音ではない)。ティンパニのみ妙に突出してバランスが悪い。しかも、微妙にリズムがズレているんじゃないか。遅いテンポ、恣意的不自然なテンポの揺れ、集中できない、散漫なる印象ばかり。これは聴き手の疲労、安物人民中国製ディジタル・アンプの責任でしょうか?
リンク先を示したので、ぜひ音楽愛好家のご意見乞う。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
20日ぶりにサイト更新一本のみ。本日明日(休日出勤/なんとか午前中で終わらせる決意)乗り切って、音楽生活への復活目指しましょう。ずっと休みなし3週間(途中葬式含)疲労ピークは一昨日であって、昨日金沢出張は精神的にはラク、本日明日は先が見えているので既に心身ともに快復傾向。本日残務処理、来期に向けてのミーティング、夕方〜職場全員で外出、そのまま(恒例)予算達成祝賀呑み会(一部経費負担)です。呑めない人に強要するようなことはないが、我が職場では(三患部先頭に)酒場でのミーティング必須、ほぼ全員それなりに呑めるんじゃないか?(煙草のケムリには閉口するが)
Mahler 交響曲第3番ニ短調〜キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル(1961年)・・・第4/5楽章は露西亜語だけれど、ご丁寧に1975年に独逸語版を再録音して下さっております。拝聴は第1楽章のみ。全集に至らなかったコンドラシンの露西亜時代の録音はこの作品で始まったんですね。驚くべき程鮮明な音質、ヴィヴィッドでアツい、金管など例の暑苦しいヴィヴラート満載だけれど、センスとしてはモダーンで洗練されていると思います。スケール大きく、爽快でオーケストラも優秀、泥臭い(所謂)露西亜風とは明らかに異なる感じ・・・
●2011年10月某日の振り返りと後悔
金沢へはサンダーバードにて2時間半、駅中に取引先があるわけじゃなし、往復6時間以上掛かるということですよ。商談時間設定の関係で一度出勤します。資料も職場に置いてきたしね。それに、昨日帰る時に上着を忘れたんです。今朝、秋風情の中上着なしで出勤するのも恥ずかしい。昨日は膝肘のリハビリへ。エルゴノミクス・マウス、キーボードはあくまで症状を悪化させないためのもの、毎日のストレッチが少々効果現れてきたのか、ちょっぴり快方なような?気分的に。
Bach /Mahler 管弦楽組曲〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/レニングラード・フィル(ライヴ)・・・第2番と第3番を自由に組み合わせて大編成、分厚い響き+だめ押しのように壮麗なるオルガンが加わるといったスケール大きな作品です。バロックを現代風に演奏、じゃなくて、この際、とことん世紀末濃厚浪漫でいきまっしょい!といった開き直り、おどろどろしい雰囲気満載。最高です。なにごとも中途半端はあかん。(写真はLP時代のもの。どなたか録音年情報をご教授下さい→1977年4月3日のライヴ、とのこと。情報感謝)
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行って来ました、遠路はるばる金沢へ、って、ここ最近毎週行ってますけど。来週も訪問予定。商談そのものは和気藹々(なんせ20年来の旧知だし同世代だし)ながら、あきらかに商売ネタが足りぬ、震災で失われたものは色々と多いんです。数ヶ月後、営業数値を作れるかどうかは微妙です。閑話休題(それはさておき)エエ天気ですな、暖か過ぎ。帰りゆっくり半分居眠りにて帰宅、明日打合せの資料も96%完了済、明日朝一番で仕上げます。いよいよ難関大きなウェイブの端が見えてきたぞ!
音楽はとことん身に付く迄、といった精神に則り、通勤〜出張にはガリー・ベルティーニ/ケルン放送交響楽団のMahler 交響曲全集持参いたしました。全部は時間的、精神的に聴けないけどね。交響曲第9番ニ長調(1991年東京)/第10番嬰ヘ長調「アダージョ」(1991年)/第7番ホ短調(1990年ケルン)/大地の歌(1991年東京)/第3番ニ短調(1985年ケルン)・・・(本日聴いていない)第6番が1984年で一番最初の録音なのだな。次の第3番はその後の東京録音とは感じが違います。もっと奥行きがあって地味な感じ。それはともかく、まぁ、なんと緻密なアンサンブル、上手いオーケストラなんでしょう。細部までクリアな響き、完璧なバランス、無理のないテンポ設定、自然な動き、控えめな明るい歌心・・・ワタシのリファレンスはクーベリック(セッション録音)ハイティンク(最初の録音)ノイマン(旧録音)辺り(どれもちょっと昔だなぁ)、ベルティーニもその候補に入れても良いでしょう。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
今朝、15分の寝坊にてウォーキング実施。とにかく本日、すべての資料決着付けます。なんせ明日、金沢商談本番ですから(今月は毎週北陸方面出張だ)。自分のチームの売り上げ予算は辛くも達成(のハズ)。儲けのほうがヤバいんですよ。予算上の問題というか、構造上の変化なんですけど。いずれ言い訳禁物。
昨日通勤音楽は、Mozart 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527〜シギスヴァルト・クイケン/ラ・プティト・バンド/ヴェルナー・ヴァン・メヘレン(ドン・ジョヴァンニ)フーブ・クレッセンス(レポレッロ)クリスティーナ・ヘーグマン(ドンナ・エルヴィラ)エレーナ・ヴィンク(ドンナ・アンナ)マルクス・シェーファー(ドン・オッターヴィオ)ナンシー・アージェンタ(ツェルリーナ)ナンコ・デ・ヴリエス(マゼット)ハリー・ヴァン・デル・カンプ(騎士長)/カペラ・コンポステラーナ(1995年)・・・もちろん全曲に非ず、前半のみ拝聴。古楽器派のワタシだけれど、数回聴いてこの演奏には少々?状態。ライヴ故、音質が万全ではなく奥行きが足りない。古楽器オーケストラの木管など味わい深いが、ヴァイオリンが薄い。なにより歌い手が小粒で女声が少々硬すぎませんか。徒に懐古趣味ではないつもりだけれど、ヨーゼフ・クリップス/チェーザレ・シエピ(1955年)を懐かしく思い出したものです。お粗末。
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よーやく大きなトラブル決着の方向へ〜上司立ち会いのもと、純実務処理はオマエがやれ!との指示有(首謀者二人はお詫びも、正確な次善の処理もできないんです)。苦しみ抜いた営業提案資料もついに完成、もう一発残宿題資料も明後日打ち合わせ前に完成するでしょう。来週火曜定例取引先幹部との会議資料が残っているけれど、土曜休日出勤で消化いたします。そして本日、自分のチームの売上予算達成が確定、プレイング・マネージャー(っぽい)自らの持ち分野も土俵際ギリギリで達成!めでたい。
通勤音楽は、Stravinsky 組曲「カルタ遊び」/小管弦楽のための組曲第1番/小管弦楽のための組曲第2番/協奏曲ホ長調「ダンバートン・オークス」〜ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団(1973年)・・・良いですね。作品も演奏表現もウェットな浪漫とは無縁、大音量で威圧するわけじゃないのに強烈なインパクト充分。色気もクソもない、淡々としているのに妙にテンションが高い。新古典主義?乾いた情感みたいなものがビンビン伝わる。緊張感たっぷりの演奏です。オーケストラはけっこう上手いんだけれど、ほんまに色気がない。
ここ最近、【♪ KechiKechi Classics ♪】更新もまともに出来ぬほど、精神的物理的に余裕がない=音楽に集中できておりません。当然、病膏肓に至ってた「自主CD作り」もほぼ休止中です。昼休み、弁当を使いつつネットを眺めていたらロリン・マゼールの新しいMahler 全集(フィルハーモニア管弦楽団2011年ライヴ?)発見しました。聴くのはまだまだ先でしょうが。ウィーン・フィルとの全集は現役CDだけれど、他にニューヨーク・フィル全集の音源がネットで拾えるし、バイエルン放送交響楽団のもあったんじゃないか。でもね
昔(自分がこどもの頃、そして若かった頃)レコード、CDは高く、貴重品だったから、じっくり、ていねいに、”身につく迄”しっかり、なんども聴いたものですよ。やがて幾星霜、華麗なる加齢を重ねれば集中力も記憶力も落ちます。しかし、CDは安くなり、安易に入手可能となり、挙句、ほぼ無料にて自主CDで聴けるような時代に〜すると素晴らしい音楽に対し粗雑な姿勢になっちまって、つぎつぎ”摘み聴き”ばかり。ほんまに堕落したなぁ。なんか疲れているなぁ。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
本日、待ったなしトラブル処理、今週ぱつんぱつん+中期的な宿題抱えて、ノーミソ限界オーバー状態。余裕というものがありません。気分転換できていないが、体調維持できているのが幸い也。ま、別に深夜残業しているワケじゃないっすから。昨夜も二時間テレビドラマぼんやり眺めつつ、新しいノートパソコンいじってました。もしかしてそれなりスペックのマシンって、初入手じゃないか。メインのAspireRevoもCPUはATOM(1.6gh)ですし。数年前はAMDとかサイリックスとか”非インテル系”ばかり狙って購入してました(無条件で激安だった)。最近はほとんど選択肢がないんです、マイナー・マシンの。
WindowsかMacか、そんな図式もじょじょに意味がなくなって、その気になればLinuxをいつでも導入できるし、そもそもOSを意識し(関係)ない時代がやってきました。これが”パラダイムの転換”ということか。音楽の価値は不変なんだけどな。オーディオ機器の姿形は変遷しても、聴き手の精神は退化させたくない・・・のに、愛する音楽に対して少々疎遠になりつつあります。
Beethoven 弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」〜スメタナ弦楽四重奏団(1979年)・・・凄い名曲!全30分、わかりやすい構成、旋律、明晰かつヴィヴィッドな熱気にて一気呵成に聴かせて下さる、明るい作品。これだったらBeeやんも安心して聴けちゃう。
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引き続きトラブル処理があり、大苦戦中(朝、早く出勤したんですけど)〜って、チームメンバーである中独連(全日本中年独身者連盟)幹部がしでかしたことなんですねど。一連のトラブル処理(の基本的対処)はもちろんのこと、お詫び、それに関連する種々細かい作業も一切できない。午前10時に4ヶ月先の提案書すり合わせが上司隣席のもとに始まり、午前中で時間切れ。自分の資料は2/3しか出来ていない(ことは上司に上申済)昼からは自分らのみで定例の実績確認(久々大躍進!)夜、定例初作業処理も手を付けぬまま提案書完成を目指すが、時間をかければ良い、といったものでもない(ノーミソ駆使なので)力尽きました。
隣のチームの責任者と呑みにいきました(彼も明日昼から大舞台ギリギリなんすけど)、おそらくは旧友のいらいら状態を見兼ねたのでしょう。女房殿は母親の調子悪化、とのことで出掛けて不在。お隣チームの若い者が相談に来たが無碍に断って、明日へ持ち越し。明日朝一番で上司とトラブル処理最終判断するが、とにかく自分は宿題を終わらせましょう。
音楽の件は明日。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
さて、朝起きた時点、ノーミソ中では細かい抜け漏れお仕事含め、作業手順を計算始めております。爽快に早朝ウォーキング実施、この継続が体調維持につながっているのかも。先日、葬式に来ていた息子より、彼女の写真到着。成人式前の衣装(着物)合わせ?つまり、19歳っちゅうことか。女性もいろいろだろうが、写真で見る限りベビーフェイス、いかにも幼い感じ。若者達の好き好きにコメントしても仕方がないけれど。
出張移動中音楽は行きのみ、帰りはあまりの疲労にぼんやり半眠り状態だったので。Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団/合唱団/Victoria Elliott(s)/Eugenia Zareska(con)(1959年ライヴ)・・・再度、ラスト迄。前任だったニューヨーク・フィルはMahler のオーケストラ、彼の作品を振れないと話にならぬ、ということでしょう。期待に違わずスケール大きく、アツい、縦横無尽にテンポを揺らせてとことん歌う!といった凄い演奏。ユージェナ・ザレスカ?の太い声質も説得力存在感充分。ハレ合唱団も〜つまり声楽の扱いも上手いということですよ。これでちゃんとしたステレオ・セッション録音であったらなぁ、歴史的名盤の一つになり得たと思うんだけれど。
Bach ゴールドベルク変奏曲 BWV988〜ピーター・ヤン・ベルダー(cem)(1999年)・・・この作品はピアノで聴くことが多いんだけれど、おそらくはチェンバロではこの演奏が一番好み。ゆったりとしたアリア(繰り返し有)から、各変奏は控えめで地味な古楽器(レプリカ)にて淡々、粛々と継続されます。現代チェンバロの豪華メカニカルな響きでは興醒めだし、例えばレオンハルトの演奏には透明感が足りぬ、と思いました。この静謐感、落ち着いた味わいも一つの理想であります。
さて、待ったなしで、あと三日乗り切らぬと。
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んもうお仕事ぼろぼろ。いつも通り8時に出勤し、意欲的に狙いの宿題を消化していくが、イライラ募って周りに当たり散らし、罵倒し放し。ぜんぜんお仕事していない連中がいて(ま、ありがちなパターンだけれど)、挙句、とうとう取引先と大トラブル発覚!そのフォローで自分の宿題が遅々として進まぬ・・・(というのがクサい言い訳)明日朝10時より某課題のミーティング(その資料は半分しかできていない)、昼から定例の実績確認ミーティング。更に残り一日、営業商談本番迄に(なんとか)仕上げましょう。こんなシガないサラリーマンの愚痴書いても、しゃーないな。
Corelli トリオ・ソナタ(教会ソナタ)作品3−1〜9〜レミー・ボデ、山縣さゆり(v)/アルベルト・ブリュッヘン(vc)/ダヴィド・ファン・オーイェン(アーチリュート)/ピーター・ヤン・ベルダー(or)(2004年)・・・茫洋として静謐、ほとんどひっそりと深呼吸するが如き音楽。殺伐とささくれだった魂に、染み入るような癒し。ヤン・ベルダーのポジティヴ・オルガンがしみじみ温かいのだな。囁くようなリュートも味わい深いもの。
もうこんな音楽ばかり聴いて、激しい音楽には馴染めぬ心境であります。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
二泊三日富山の旅より戻ってきました。早くから準備していた行事対応は無事なんとか(辛くも)クリア、初日の前日準備から大汗、その夜は上司+今回助っ人お隣チーム3人+義理で付き合って下さったメーカーさん3人で(慰労の意味で)懇親、散々旨いモン喰いましたよ。白エビとか。初日終えてご当地取引先(今回の行事主催)幹部と懇親、上司と自分は連日だけれど、助っ人若い者は交替です(末席でちゃんと給仕してましたよ、エラい)。なんせ地元の人確保の店、間違いありまへんで、前日よりいっそう旨い!モン勢揃い。贅沢三昧やなぁ。初対面数人いらっしゃったが、すっかり和やかな酒席になりました。Nさんとは4年の顔見知りであり、お仕事ではいつも実務調整していたけれど、親しく隣の席で呑んだのは初めて(同い年でした)、もう一軒行きましょう、と誘われて断る勇気なし(ワタシは二次会はほぼ行かないんです/親しい人は皆知っております)「ここは行きつけですか?」と訊いたら「いや、初めて」・・・???・・・じつは娘さんが働いているとのこと、とても仲の良い父娘でした。微笑ましい。
先週からずっと休みなし(含む葬式)で疲労は極致(しかも酒ばかり呑んでいるし)、しかし意外と体調は崩しておりません。あすから怒濤の宿題一気クリアするべき週突入。ちゃんと音楽を聴ける状態に非ず。【♪ KechiKechi Classics ♪】 更新はいつ再開できるのか。そういえば無料で借りている、このサイトスペースの規約(みたいなもの)が大幅変更になるらしく、メールが届いておりました・・・が、現状から実際どうなるのか、まったく理解できまへん。もしかしてやる気ないんか?こんなサービス。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
2週続けて【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例サイト更新不可。いつになったら生活リズムを取り戻せるでしょうか。本日、富山へ。朝一番にて残務点検、最低限処理段取りのみにて出発します。2泊3日分の着替え+気力体力必要、ところが昨日睡眠不如意症状出ちまって、2時半覚醒、ぼんやり、更に小一時間ほど二度寝して、いつものウォーキングに出掛けました。ま、富山まで3時間半、しっかり眠っていきましょう。列車中の居眠りでは疲れは取れないが。
新しいマシン(ACER Aspire AS5750)はキモチ良いですね。なんせ速い。キータッチが快適、画面も美しい。HTMLエディタ(EditHTML)の表示がおかしくて、パラフレーズごとの行間が一行→5行くらいになっちまう件、64bit版の秀丸エディターにて表示させると大丈夫なんだな。やはり、OSのバージョンによる相性か。とうとう12年愛用したソフトともお別れが近づいてきたようです。残念。希有な使いやすさを誇ったのになぁ、もう時代はド・シロウトがタグを打ち込んでHTMLファイルを自分で作る時代じゃないから。
Saint-Sae"ns 交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」〜シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団(1959年)・・・こんな作品を”聴ける”のは心身とも体調よろしいのかも(出張にBeeやん持って行けるかも)。おお、パブリック・ドメイン音源になったのだな。
ヴィヴィッドでアツい、テンション高いストレート系、オーケストラの爆発力も尋常ではない。問題は音質のみでしょう。LP時代からお気に入りでした。ジタル・アンプに替えてからは初めて?)は、まぁまぁの水準、かつてのどんよりした記憶ではありません。もしかして"音質重視高価CD"では凄い音なんじゃないか。この演奏に対抗できるのはマルティノンくらい?(発想が旧いか)妙にオーケストラのゴージャスな厚みを強調するばかりでは、この作品の魅力半減なんです。
出張中更新不可。帰宅は日曜夜遅くとなります。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
たった一日休んだだけなのに、祝日絡んだり、で、溜まった通常業務をこなすので精一杯。昨日はそんなこんな、バタバタで終了いたしました。明日、ちょろりと職場に出て、即富山行きなので、懸案の営業提案資料作成時間は(実質上)本日一日のみ、とてもだけど完了の目処はなし・・・なんとなくお疲れ気味だけれど、そう酷い状況に非ず、今朝もいつものウォーキング+ストレッチ実施。昨夜も膝肘(マウス腱鞘炎?)のリハビリ・マッサージを受けてきました。最近、担当している施術士は強烈でして、とくに両腕の痛いこと!ようやく女房殿が帰ってきて、疲れ果てているのか、今朝も寝坊しております。母親のところにぼちぼち通って、後始末するらしい。
ACER Aspire AS5750 届きました。Linux練習専用のはずが、予定が変わって36,800円(送料込)激安入手、でもスペックはたいしたもの(らしく)体感速度が凄く速い。通常愛用するソフトは皆ぶち込んだ(QTClip、FTPソフト、オープン・オフィス、Chrome、そしてもちろんPanda)が、愛用のHTMLエディタ(EditHTML)の表示がおかしい。パラフレーズごとの行間が一行→5行くらいになっちまうんです。メインのAspireRevo(「7」の32bit版では大丈夫なので、62bitでの相性か?なんせ旧いソフトなので)、日本語変換はGoogleのを入れました。(ちなみに女房マシンには「Baidu」入れてみました)ブラウザはGoogleのIDにてデータ同期させていて、(メイン・マシン)お気に入り登録がいきなり、そのまま表示されたのには驚き!
未だ音楽生活に戻れず。今朝、Dvora'k 伝説曲 作品59〜ヴァーノン・ハンドリー/西オーストラリア交響楽団・・・ちょっぴり拝聴。世界一美しい街と言われる、パースのオーケストラですね。思わぬしっとりとしたサウンド、しっかりとした配慮のあるアンサンブル、小編成親密懐かしいサウンド、そして旋律、作品です。ハンドリーはオーストラリア迄出張していたんだな。昨日は出勤にも音楽持参せず、本日より復活予定。
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ただでさえキツい日程に+祝日+休日行事予定連続、それに葬式が一日加わったのが致命的、モウレツに作業混乱していて、未だ”お仕事に追われている”感じ。周りには余裕と見られていると思う(そんなフリしているだけだ)けれど。種々様々宿題が到来して、それはほとんど自ら起案したものなのに、ひーひー言って(周囲には罵声を浴びせて)おります。来週がピーク。現在5合目くらいでしょうか。物事は本番より準備でほとんど決まるんですけど。
通勤音楽はTchaikovsky 交響曲第5番ホ短調 作品64〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1959年)・・・これは以前所有していて処分済CD、現在はネットよりダウンロードした自主CD。通勤用プレーヤーは無事稼働、驚いたのはけっこう良質な音であること。時代的にやや分離を強調しすぎる感じはあるけれど。オーケストラの響きはやや軽量でさっぱりしたものだけれど、アンサンブルはかなりの高水準、バルビローリは燃えるような推進力で良く歌っておりました。大昔の恥ずかしいコメントでも、意外と褒めてましたね。
じつはこれとの組み合わせ(自主CD化)音源が凄くて、Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団/合唱団/Victoria Elliott(s)/Eugenia Zareska(con)(Free Trade Hall, ManchesterMarch 12, 1959年ライヴ)・・・放送録音のエアチェックらしい。第2楽章「アンダンテ・モデラート」でテープがもつれたような乱れ有。これはライヴ故のアツい推進力に溢れた演奏であって、冒頭からもの凄い集中力、第3楽章「スケルツォ/魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」に至っては爆発し、叫び、揺れ動き、優しく陶酔する・・・(途中)
●2011年10月某日の振り返りと後悔
昨日、葬式、火葬、ついでに初七日迄終え、一連の葬祭(いちおう)終了。婆さんが可哀想だったな、親がこどもの葬式出しちゃあきまへんで。一人息子(甥)も「長い闘病生活だった」としみじみ述懐しておりました。息子+息子世代の成長を確かめたイヴェントでもありました。婆さんはちょうど退院したところだったが、すっかり足腰弱まったなぁ、こんどのことが引き金になって弱気にならぬことを祈りましょう。帰り、近親者一同で婆さんの家に久々訪問したが、抱え込んじゃう、捨てられない世代なのだな。4年前に亡くなった爺さんの「感謝状」なんかも飾ったままなのは仕方がないが、もっと断捨離せんとあかんな。
じつは午前中、HARD・OFFに行きました。半分散歩、そして中古パソコン(ジャンク・コーナー)の相場見。どれも壱萬円程度、自分の評価の倍〜3倍以上。高過ぎまっせ、あの程度の年式スペック、状態では。ジャンクでないネット・ブックに至っては、新品より高いじゃないの。ざけんな。遅く帰宅したら、注文していたノートパソコン配達の不在通知が!ほんまに一日で到着するんですね。驚き。
さて、いつもの生活に戻らなくっちゃ。お仕事も、【♪ KechiKechi Classics ♪】 更新も。本日、一気にお仕事リズムを戻せるか?
●2011年10月某日の振り返りと後悔
斎場は自宅より一時間くらいのところで、遠方の親戚も友人も呼ばず家族だけで通夜。婆さん、泣き崩れておったな。遺された一人息子(甥27歳/喪主)を励ますべく、ウチの息子(26歳いとこ)も熊本から駆けつけ、女房殿(+故人)の弟の長男(23歳)は来年に結婚を控え、フィアンセ(小柄で可愛らしい、なにより性格が明るい)を連れてきておりました。高校一年生の妹とも仲良し、つまりは若い人が多く明るい雰囲気だったということ。通夜が終わって、喪主を除いて若者ばかり、夜の居酒屋で奢ってあげました。愉しく談笑し、帰宅は12時頃。
本日、午後から葬儀なので、午前中出勤を検討したけれど、目覚めたのは8時頃!(もちろんウォーキングはサボり)もとより上司に休みを申請してあるし、出勤意欲は一気に萎えました。ふだんは6時以前に目覚めるんだけれど、さすがに疲れておるのか。そういえば息子にも彼女がいるらしい(整理整頓片付けが出来ない息子の部屋を掃除してくれているらしい/料理はあかんとのこと)〜ほんまか!早よ、連れてこい。婆さんはかなり足腰が弱っている感じだけれど、無事退院とのこと。介護続きだった女房も一区切り、ゆっくりしていただきましょう。(息子「近況」だけ見ているらしい。マウス腱鞘炎、パソコン腱鞘炎の件も知っておりました)
あとは明日明後日二日間で一日分お仕事のフォローを入れるだけだ。金曜朝より富山へ〜そのまま週末日曜迄。
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出張音楽の落ち穂拾い。Holst 組曲「惑星」〜エイドリアン・ボウルト/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団/アンブロジアン・シンガーズ(1966年)・・・ボウルト翁77歳、十八番(おはこ)の記録。写真にて見るように駅売海賊盤入手であり、おそらくはLP板起こし。イヤホンにて確認すると音質劣化、散漫な響き甚だしい・・・10年後ロンドン・フィルのCDは入手しやすいが、こちらは入手難、オークションで売り払おうか、一瞬考えたが、自宅コンポ(人民中国製極小ディジタル・アンプ)にて再確認、思い止まりました。
音質は改善するはずもないが、少なくとも散漫な印象、細部音の劣化は目立たない。ボウルトのヴィヴィッド+横綱相撲的盤石の貫禄スケールたっぷり堪能出来ます。著名なる「木星」(平原綾香ちゃんの「ジュピター」原曲)は、これがもっとも勇壮に、悠々と歌って一番の出来なんじゃないか。
午前中、お仕事のことを忘れ、ゆっくり音楽でも聴きましょう。思い出したが、10日ほど悩んで、とうとうノートパソコン注文いたしました。ACER Aspire AS5750 (15インチ液晶/Core i3/メモリ2GB/HD320GB/DVDスーパーマルチ)スペックのことはようワカラん。メモリがそれなり積んであればOK。送料込36,800円ですから。できればOS抜き(Linuxお勉強のため)を探したかったんだけれど、かなりスペック落ちのショップ・ブランドでも送料込値段が変わらんのです。中古でそれなり状態の良いのを探しても(送料込)2萬円ほど、上記ACERと変わりない・・・ご近所持ち帰りで1,000円くらいのないか。午前中、散歩を兼ねて(というにはかなり歩くが)隣町のHARD・OFFに行ってみるか。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
休日。本日夜、通夜。明日、14時〜葬式。明日は休まなくっちゃいけない(上司には先ほどメール/事前に経緯は説明してあった)し、自分が一日くらい休んでもお仕事影響など屁の突っ張りにもならぬが、自分実務主催のミーティング2本は中止乃至延期、自分が持っている資料締め切り(営業日であと一週間)作業も少々ピンチ。先週サボるからこんなことになるんです。本日出掛けて実務調整、と言う手はあります。明日午前中出るといった、選択肢もないではない(出たくもないが)。今週、福井にて現場作業(自分はいかない/段取り準備のみ)、週末金土日は富山で行事対応だけれど、幸い実務準備各部署調整はほぼ終了しており、この点のみ多くの人々にご迷惑を掛けないことでひと安心。
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今朝、6時過ぎ起床。全身疲労、カラダの節々の痛みを自覚(機能的には問題ない腰も珍しく痛い)しつつ、ウォーキング+ストレッチ実施。すっかり習慣化いたしました。体調は悪くない感じだけれど、微熱有?
出張移動中音楽の件、Saint-Sae"ns 組曲「動物の謝肉祭」〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/器楽アンサンブル/ポストニコヴァ、エッセール(p)(1990年)・・・各パート一人による室内楽編成であって、親密さひとしお。嗚呼、愉しい作品やなぁ。名曲揃い。「亀」が「天国と地獄」のカンカンでしょ?油断していると気付かぬシニカルな趣向。水族館の幻想、華やかなるフルートにて表現される小鳥、スケルツォに相当する「化石」のユーモア。おもっきりヘタクソに、ズレて演奏するピアノ連弾による「ピアニスト」(Mozart 「音楽の冗談」K.522と並ぶ名曲じゃないか!)、白鳥は音楽史に名を残す名旋律・・・こども向けの作品とされ、馴染み深い音楽だけれど、冷静に聴くと細部作り込んだ工夫に驚かされました。
フィル・アップはVIERNE(ヴィエルヌ1870-1937年)ピアノ五重奏 ハ短調〜ジャン・ユボー(p)/ヴィオッティ弦楽四重奏団(1983年)・・・視力を失い、オルガンの大家として名を残した人だけれど、一聴”Franck !”といった官能の甘美なる渦溢るる作品であります。直接の指導を受けていないようだけれど、フランキストの系譜を受け継いでいるのでしょう。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ドレスデン(1962年)・・・先日第2番「復活」(1983年)を聴いて少々違和感有、これは更に20年前、ドレスデンには素朴さを感じました。方向性は同じ、サウンドの地味さ加減もエエ感じなんだけど、微妙に緩い、細部絞めまくっていない、まったりとした(ややノンビリ)アンサンブルが特異に魅力的な個性と感じます。ここから50年、オーケストラの技術は洗練され、最近の若手はアンサンブルを整える技術に於いて”進化”しているのかも知れぬが、なんともローカルなサウンドがひたすら快い。こども時代から馴染みの作品だけれど、ひさびさに新鮮な気持ちで作品接しました。このティンパニが噂のゾンダーマンですか。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
石川県輪島より帰宅。サンダーバード中より帰宅時間を女房殿にメールしたら、たった今、姉が亡くなりました、との返答有。未だ若いのになぁ、婆さんは参っているだろうなぁ、親より長生きするというのが最低限の親孝行なのに。病だから仕方がない。数ヶ月、猛暑の夏も含め看病し続けた女房殿には、ご苦労様と声を掛けるしかありません。
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こんな時に不謹慎っぽい話題だけれど、昨日、午前中狙いのお仕事無事消化して、昼から無事金沢に出掛けました。連休だし、エエ季節だし、ということでサンダーバードは混んでいるかな?と予測したが、そんなことはない。ラクラク。でも、さすがにホテルは混んでますね。最近のビジネスホテルには温泉風大浴場有、待ち合わせの時間迄ゆっくりサウナなど堪能いたしましたよ。最高。親しい取引先ご担当と旨い酒、たっぷり堪能いたしました。(この部分試しにGoogle Docs利用して文書保存。パソコンは持参していないが、いまどき無料でパソコンとかネットとか使えるでしょうが。便利な時代になりました)今朝は5時40分にお迎えが来て、能登半島の先、輪島へ。初訪問。好天、素晴らしいところ、けっこう拓けているが、大阪から余りに遠すぎる・・・(それに一日中、安物弁当というのは苦痛)
移動中音楽はSaint-Sae"ns 組曲「動物の謝肉祭」〜(残りは明日へ/お仕事段取りがたいへんだ)
●2011年10月某日の振り返りと後悔
昨日東京往復。全国の若い営業(とくに女性)の活躍には刮目すべきものがありました。あかんなぁ、時代遅れオジサンは(=ワシ)。自分がこの間作った成果物も全体報告の注目すべき事例として取り上げられて光栄でした。夕方、終わったらさっさと新幹線に乗れば良かったんだけれど、単なるお仕事会議往復じゃツマらんじゃん、ノーミソ活性化にならぬ、ということで、秋葉原へ寄りました。大島優子やともちんに会いに?それとも本場アキバのメイド喫茶初体験!(路上でいっぱい客寄せしていたな)、じゃなくて、ノートパソコン(中古含)の相場、品揃え、怪しげメモリーオーディオ(かなり減っている)やらポータブルCDプレーヤー(完全消滅)の視察が主眼です。
結論的に中古の品揃えもたいしたことはない(業務用レッツノートの中古が多かったな/自分もお仕事はその機種だ/絶対に買いたくない)、新規の価格も(品揃えも)ネットと変わらない、ということ。自作する人用パーツなんかは別なんだろうけど。情報化、ネット社会というのはとても便利だけど、ある意味ツマラんな、とも感じます。知的興味さえ維持すれば、地方都市でも文化的生活は可能ということですよ。
結果的にこの小一時間が大失敗、金曜夜でしょ?しかも連休前、新幹線ババ混み。ちゃんと座席指定をしなかったので、名古屋まで立ち放し。ツラいなぁ。今朝、ちゃんとウォーキング(ストレッチ)したけど、疲労感はそうないかな?本日、午前中残務処理一気、昼から金沢前泊(酒席)明日、終日(立ち放し)行事対応。【♪ KechiKechi Classics ♪】 サイト更新執筆の目処立ちません。
自主CDを再生しないポータブルCDプレーヤーの件だけれど、昨日、10回ほどのエラーを繰り返した挙げ句、再生なった2枚分。Mahler こどもの不思議な角笛〜ジャネット・ベーカー(ms)/ゲライント・エヴァンス(br)/ウィン・モリス/ロンドン・フィル/さすらう若人の歌〜ローランド・ヘルマン(br)/ウィン・モリス/シンフォニカ・オブ・ロンドン・・・1970年代の録音かなぁ。ベーカーは言うまでもない(優しい歌声だ)が、エヴァンスの押し出しの良い貫禄、やや遅めのテンポ、明晰なモリスの伴奏は驚くべき水準です。4曲が男女デュオ歌唱というのも新機軸でしょう。ロンドン・フィルも好調。「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」(ジャネット・ベーカー担当)を聴くと「復活」全曲を聴きたくります。(シンフォニカ・オブ・ロンドンとの音源はネットにて未だ探せない/たしか未CD化?)ローランド・ヘルマンも剛直なるWagnerを連想させる歌い口、こちらシンフォニカ・オブ・ロンドンの技量はロンドン・フィルに劣りません。時に極限までテンポを落として陶酔させます。両作品とも音質極上。第1番(たしかハンブルク稿?未CD化?)を聴きたいものです。
Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ウィン・モリス/シンフォニカ・オブ・ロンドン(1977年)・・・東京〜名古屋迄のツラい立ち放しを支えて下さったのがこれ。遅いテンポ、細部じっくり描き込んで、時にテンポは更に落ちていくが、語り口は粘着質ではない、明晰クールなもの。流れより、各楽章いくつかに分けて、しっかり入念に仕上げていくことを重視しているみたい。金管はそうとうな技術であり、モリスの遅いテンポ設定にしっかり応えております。唯一第4楽章「アダージエット」のみ、むしろ速めのテンポで”泣き”ニュアンスで弦が歌います。オーケストラは鳴り切っているし、音質も良好。但し、LP板起こし?(かな)自主CDなので最強音にてちょっぴり音が割れるのはご愛敬。
本日、明日とサイト更新不可。明日、遅くに帰宅いたします。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
一日おきなんだけど、昨夜はちょっぴり残業、お隣のチームの作業大山一段落(この間、お隣で見ていてもそうとうキツかった)、ということで、9時くらいまで酒お付き合い。帰宅したらLinux練習用に、と狙っていた中古ノートパソコン、オークションにて競り負けておりました。ま、もとより自分なりの金額を決めて、それを越えたら諦める、と決めておりましたが。本日、東京本丸会議(といっても、大学の大講義みたいな感じ?スケジュール見ているだけでツマらなそうな・・・)、大阪日帰り往復はけっこうキツい(朝も早い)んだけれど、冷静に考えると金沢往復よりラクなんですね。明日、午前中出勤して、そのまま金沢前泊、日曜更にクルマで2時間ほど?(贅沢送り迎え付き)行事対応となります。自分で決めた宿題資料は50%進捗、さらに別途でかいのが控えております。これから段取り考えます。
右腕左肩がかなり痛むのは別格として、基本体調良好。先日の風邪は悪化せずにクリアしたと信じましょう。今朝、しっかりウォーキング+ストレッチ実施。
そんなこんなで音楽全然聴いておりません。【♪ KechiKechi Classics ♪】 更新やら「音楽日誌」はそのことが前提だから、まともに執筆できないのは当たり前。本日明日明後日サイト更新不可。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜ジョージ・セル/コンセルトヘボウ管弦楽団(1966年)・・・この人はCBS(米EPIC)でもPHILIPSでも、あまり音質に恵まれない人だったなぁ。通勤にこんな激しい、厳しい音楽聴いちゃあきまへんで。テンポの適正なこと、各パートのバランスが優れていること、細部旋律の味付けが徹底していて、アンサンブルの集中力も全体構成も強力!聴き手のテンションがかなり高くないと、聴き疲れするほどの厳しい作品であり、演奏です。たしかに馴染みの厚み、暖かみのあるコンセルトヘボウ管弦楽団サウンドだけれど、ジョージ・セルはそのことに依拠しない。クリーヴランドでもどこでもセルはセル、ヤワな甘美皆無だけれど、本質はけっこう浪漫じゃないか、と聴き取りました。
正規CDしか再生しない、自主CDは再生しない残念な(安物)ポータブルCDプレーヤーは、不良品だったのかな?半年くらいしか保たなかった前機種(これも激安)は、再生はちゃんとしていたけれど、ちょっと乱暴に扱うと物理的に壊れてしまいました。昨年まで2年間使っていた中古300円のは、ベース形状が現在使用しているのと同じものではないか、と思います。最終的に読み取り不能となった(故障した)が、すべてのCD(R)をちゃんと再生しておりました。
本日、出張にCD持参するが、自主CD選定できないというのはストレスなのだな。時代はメモリー・オーディオ全盛でして、時代遅れ親父の愚痴だし、新幹線移動中、中国製激安CDプレーヤー取り出してCD取り替えるというのも珍しい(恥ずかしい?)風景ながら、データへの音楽生活移行を決断できません。まず、ダイニングの音質劣悪CDラジオを交換してデータも使えるものにして手探りしてみようかな。自主CDもそろそろ1,000枚に届きそうな物量になってきたが、”データで音源を所有する”(CDRだってデータだけれど)というのは、どーも心許ない、音源を整理できない感じ。所詮、物欲なのかな?形あるものを求める、という先入感に過ぎないのかも。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
雨模様にて、朝のウォーキング中止。一年半ほど前に購入、お気に入りの運動靴はとうとう踵がすり減って、穴が空いて寿命、昨日は雨が染みこみました。明日、東京日帰り、明後日週末の残務処理してそのまま金沢へ前泊、更に送り迎え付きで能登半島(遠いよ!)迄行事対応。本日、懸案の資料作りを半分ほどクリアしないと。パソコン腱鞘炎、マウス腱鞘炎は悪化の一途みたいで、昨夜のマッサージも痛いのなんの・・・本日サボったが、毎日ストレッチも欠かしていないんだけどなぁ、運動不足ではないはず。キーボードもマウスも買い替えたんですけど。肩の凝りもそうとうで、もともとその辺りで苦しんだことはなかったんですよ。サラリーマン生活、まだまだ元気で乗り切りたいし、引退したって元気であるに越したことはない。
Mahler こどもの不思議な角笛〜ジャネット・ベーカー/ゲライント・エヴァンス/ウィン・モリス/ロンドン・フィル(録音年不明)・・・ネットよりダウンロードした音源だけれど、IMP PCD1035にてDDD表記?おそらくディジタル録音ではないでしょう。音質は良好。4曲ほどデュオになっているのが珍しく、演奏そのものは立派で押し出しの良いもの・・・(時間切れ)
●2011年10月某日の振り返りと後悔
昨日、1月以来の営業数値の悪化がわかり(事前予測はしていたんだけれど)、先行き不安、準備不足の反省、見通しの暗さを感じて、呑み屋にて反省会。上司も合流したが、お仕事の話しはほとんどせず、中年おっさん同士の愚痴合戦でした。ま、早々に帰宅したし、今朝もウォーキング実施。本日は朝一番で年2回の上司面談(いわゆる査定評価でっせ)〜これが一番苦手、ずっとテキトーに対応してきたからいつまでも出世せんのか。いや、実力相応にやってきたということか。休日出勤が続くので、本日昼より強制代休取得。当面の資料は昨日1/4進んだので、なんとか半分まで半日消化したいところ。
EMI Mahler COMPLETE EDETION通勤音楽は、Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団/合唱団/シュヴァルツコップ(s)/レッスル・マイダン(ms)(1961年)・・・世評高く、事実こうして聴いて立派な演奏との手応え充分。しかし、自分なり求めるものとなにかが違う。なんやら不思議な音質印象もあるのか、(カルい/対向配置?コントラバス左奥、ヴァイオリン旋律は右からも聞こえる/左右逆っちゅうことはないでしょうね)第9番ニ長調(1967年)、大地の歌(1954/66年)ほど圧巻の感銘を受け取れない・・・サウンドの充実というか、ここ最近若手というか、後年の世代による緻密な演奏ばかり聴いて耳馴染んだせいか。CD一枚に収まっているが、テンポに急いた印象はないんです。これは聴き手責任なのかなぁ、世代に比べクレンペラーにはモダーンな印象をもっていたんだけれど、”昔の演奏”的印象から抜け出せない・・・
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朝、通勤途上にて昨日記入した”面談カード”の致命的ミスに気付きました(急に思い出した)・・・朝一番にて修正済。和気藹々と面談は済んで、次期の大きな宿題について論議に時間を費やしました。ま、お仕事を実りあるものにするための努力工夫を惜しむものではありまへんで。もうこどもも大きくなったし、無借金無財産家計故、ほとんど趣味でお仕事してますし。結局、代休消化すべく昼から帰宅したが、午前中諸作業実務処理していたら、ほかな〜んもできませんでした。お粗末。帰宅してうつらうつら昼寝。
通勤音楽は、Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1981年)・・・”クーベリックはライヴで燃える”みたいな世評だけれど、ま、たしかにその通り。但し、質実で飾りのない表現、オーケストラの響きはスタジオ録音(1971年)と基本同じじゃないか。これも(例えば)ジョージ・ショルティ(1970年)やら、シノーポリ、最近の機能的な演奏を聴き馴染んでいると、ずいぶんと素朴というか野暮ったいように聞こえなくもない・・・帰宅して第4楽章「アダージエット」そして終楽章を再確認したら、印象かなり変わりました。厚みと深みを感じさせる暖かいサウンド、恣意的な表現など一切存在しない〜手応え充分。
我が人民中国製激安ディジタル・アンプには作品相性がありまして、大規模管弦楽はあかんのとちゃうか、そう思っていきました。ところが、ここ最近Brucknerなんかもかなりエエ感じに拝聴したし、先ほどのクーベリックも然り。昨日のクレンペラーを自宅コンポにて再聴してみました(途中ながら)・・・散漫なる音質印象一変、低音も良く出ているし、奥行きも芯もしっかり感じさせるサウンド。どちらがどうと言うことじゃないんだけれど、イヤホンで直接音を感じ取ること、スピーカーで部屋に音を充満させるのとでは、かなり様子が異なります。「復活」は推進力と切れ味を増して聴き取りました。
これより通院のハシゴをいたします。なんせマウス腱鞘炎とか微妙な症状ありまして。
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かなり以前だけれど「本で聴く音楽」というサイトを【♪ KechiKechi Classics ♪】 と同時並行して開いていて、一生懸命更新しておりました。ま、ヒマっちゅうか体力も根性もあったんですね、かつては。もう更新ストップして6年経ったが、いちおうサイトは生きていたんです。ところが無料で借りていたサイト・スペースが今年末にて閉鎖になるとのこと。このサイトと同じフォルダに移転させました。一斉テキスト置き換えを実施したけど、リンク関係がおかしくなっているかも。もし、そんなのありましたらご一報を。お粗末。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
体調はイマイチどんよりとしているが、早朝ウォーキング(+ストレッチ)継続中。今朝はいっそう空気が冷たいですね。正しい秋日和也。金曜東京なので、あと3日で月次定例の営業提案資料仕上げる決意です。日常諸作業次々発生するのは前提の上、大きなトラブルさえなければなんとかなるでしょう。週末休みが2週にわたって吹っ飛ぶ関係で【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新はすっ飛んで仕舞う可能性大、以前はノートパソコンをホテルに持ち込んで更新!なんて根性ありましたけどね。根性も私用ノートパソコンも既になし、業務用のは持っていきたくなくて、あれはがちがちにカスタマイズされて、ほんまお仕事にしか使えないからね。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜カルロ・マリア・ジュリーニ/シカゴ交響楽団(1971年)・・・この人がシカゴ響を振ると響きが柔軟に、マイルドに仕上がっちゃう・・・まったりとした歌に溢れ、アンサンブルの精緻な集中力は期待通り、オーケストラは鳴りきって壮麗なる響き・・・なんだけど、この演奏にはいつも違和感があるんです。勝手な思い込み、先入感なんだろうが、この作品には青春の懊悩、甘美な痛み、憧憬みたいなものが欲しいところ。充分美しいものの、”まったりとした歌”がヴェテランの余裕を感じさせて完全ジュリーニ節、微妙に粘着質(バルビローリとは印象違うんだけれど)な旋律の扱いに、微妙なる違和感有。仕上げ、完璧なんですけどね。これは嗜好の問題です。
昨日よりネクタイ締めて出勤したが、クールビズは継続だそうです。いずれ、もう冷房なんて必要ないけれど。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
週末が休みだった関係で本日出勤より、本格的な10月開始の実感。女房殿に強要され昨日はズボンを買いに出掛けました。お仕事は本格的な月次サイクル作業着手、諸行事目白押し、今週来週2週続けて土日休日出勤対応となります。たしか東京本丸会議(日帰り)もあったはず・・・季節の変わり目、体調維持が難しい時期なので気を付けましょう。
Mahler 交響曲第10番 嬰ヘ長調(クック版)〜クルト・ザンデルリンク/ベルリン交響楽団(1979年)・・・そういえばベルリン響って、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団に名前替えたんでしたっけ。第10番全曲は最近若手が次々と録音をしているが、一昔前はこの録音が代表的存在だったんじゃないか。盤石の構成、メリハリ強弱をはっきり付けた貫禄演奏であり、終楽章大太鼓の迫力も並じゃない衝撃。この人が指揮するとあらゆる作品が立派に再構築され、かつてのイメージ一変!硬派の作品に変貌いたしました。オーケストラの質実な響きもあるんでしょうね。但し、第1楽章「アダージョ」は時にサックリした表現も散見され(他でも見掛ける)やはり纏綿とことん歌ったウィン・モリスが良かったな、そんな感想を抱きました。
昨夜〜今朝に掛けて聴いたのはMahler 交響曲第9番ニ長調〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1969年)・・・ハイティンクが唯一完成させた全集、最初期の録音は、飾りもスケールも足りないのかも知れぬが、聴く度にけっこうな感銘がありますよ。第9番は唯一の録音でしたっけ?バーンスタインに代表される情念と厖だの汗水系演奏ではない、すっきりとしたフォルム、オーケストラのコクのある響きを素直に活かして、作品そのもの素の姿をストレートに伝えて下さいました。こういうのが長く聴き続けるに相応しいオーソドックスなのかも。
では、行ってきます。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
昨日は梅田往復して、ヨドバシもちょっと覗いたからまるっきり無為無策じゃなし。姉介護より戻った女房殿が寿司食いたいとのことで、夜贅沢もしましたし。昨日だけで自主CD5枚作成(ウィン・モリスのMahler 中心に)とか、相変わらずの休日ではあります。夜の二時間ドラマも激・ツマラない。いつもの早朝ウォーキングは空気が完全に秋。いよいよ本格的秋到来ありがたいが、明日からの出勤スタイルが問題です。まともにフィットする上着あるのか?完全に夏太りだし。
あかんようになったノートパソコンを再(々々??)購入するか、Linux練習用として。少々逡巡しております。それとも、しばらく様子を見るか。
Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜ウィン・モリス/シンフォニカ・オブ・ロンドン/New Philharmonia Chorus/London Bruckner-Mahler Choir/Ambrosian Singers/Orpington Junior Singers/Highgate School Choir/Finchley Children's Music Group/Joyce Barker, Elizabeth Simon, Norma Burrowes, Joyce Blackham,Alfreda Hodgson, John Mitchinson, Raymond Myers, Gwynne Howell(1972年)・・・ネットにてダウンロードした自主CD也。この時点、こんな大作の録音はほとんどなかった?バーンスタイン、ショルティ、ハイティンクくらいか。話題にならなかったのが不思議なほど。遅めのテンポ、テンション高く、しかしクールに仕上げた立派な演奏であります。合唱指揮者としての経歴が生きて、声楽の扱いはみごと。巨魁なる作品はわかりやすく、祝祭的な雰囲気もスケール充分、細部明晰に響き渡っておりました。音質良好。
シンフォニカ・オブ・ロンドンって、モリスが自ら創設したオーケストラだと思うんだけれど、けっこう上手いですよね。昨日来、第5番(1973年)、「角笛」、第9番(1978年)などちょろ聴き確認。どれも遅めのテンポによる入念なる仕上げに手応え充分。探せていない音源は第1番(初稿)、第2番(LP時代所有していた)、嘆きの歌(改訂版だったはず)か。昨日更新した第10番にはほんまに感銘いたしました。
●2011年10月某日の振り返りと後悔
昨日、金沢往復。昼から夕方までの会合(ありがたい御法話拝聴)だったが、取引先知り合いにご挨拶、他知っているメーカーにも雑談などしたあと、大人数故、会合途中で(こっそり)抜けて早々に大阪に戻りました。まともに付き合ったら、また酒など誘われて遅くなるからね。耳鼻科の診療に間に合ったが、2歳くらい笑窪が可愛い女の子がにこにこ、自分の順番になった途端、大泣き!大暴れ。でも、戻ってきたらまたにこにこ復活、こどもってほんまにオモろい。
先日出張の音楽にもまともに言及していないんだけれど・・・Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調〜シューラ・チェルカスキー(p)/レオポルド・ルートヴィヒ/ベルリン・フィル(1951年)・・・これは音質も良好だし、剛直かつ細部入念なる描き込み表現が凄い演奏です。老舗メジャーレーベルが売れ筋作品のステレオ録音にリヒテル/カラヤン(1962年)を準備しなければいけなかった理由が理解可能。当時42歳、脂ののりきった技巧の冴えと余裕、グランドマナーかつ神経質ではない落ち着き、こどもの頃より馴染みの旋律があちこち新鮮な装飾音(?)さえ聞こえてくるような錯覚に彩られて新鮮です。
フィル・アップがLiszt ピアノ協奏曲第1番〜シューラ・チェルカスキー(p)/アナトール・フィストラーリ/フィルハーモニア管弦楽団・・・これは録音年を探せぬEMI録音。Lisztは滅多に聴かぬが、これはこどもの頃から馴染みの作品です。音質演奏とも極上也。(トライアングルが存在感抜群)ワタシの所有はTHE 50'sの2枚組(935円)。このシリーズはいろいろ揃えたが、レーベルは消えております。(写真はDGのオリジナル)
もう一枚のみ言及。Ravel 逝ける女王のためのパヴァーヌ/スペイン狂詩曲/ダフニスとクロエ第2組曲〜マニュエル・ロザンタール/パリ・オペラ座管弦楽団(1957-59年)/水の戯れ/スカルボ〜ジャン・ドワイヤン(p)/マ・メール・ロワ〜フェヴリエ/タッキーノ(p)・・・2003年に入手した2枚組より。ロザンタールは細身、ゆらゆら頼りない響きがいかにも”お仏蘭西”、管楽器の薄っぺらく、ピッチのやや怪しい響きに痺れます。香気漂うような繊細ニュアンスに溢れて、これは希有な個性でしょう。ここ最近、緻密な演奏ばかり聴き過ぎたか。ピアノも連弾も同様、極上なるコンピレーション・アルバムでした。
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わざわざ梅田まで持っていったノートパソコン、店員さんに「ここが・・・」と言い掛けた途端「あきまへんね」。つまりマザーボード全部入れ替えるしかない、とのこと。あきらめました。持って帰ってHDとメモリを抜いて(泣く泣く)捨てました。残念。たしか実働6-7年。岡山のパソコン工房で買ったんだもんな。電源部分以外は全部正常なのに・・・うまくいかんもんですね。ちょうど女房殿にDELLの通販にて新しいのを買ったのも潮時だったんだな。10年は保たないのかな?パソコンって。