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音楽日誌●日々の振り返りと後悔●日々の振り返りと後悔 ●今月の近況
2004年8月広島行き道中
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●2011年8月某日の振り返りと後悔

未だ被災地には苦しんでいる方々、全国各地にお仕事不如意な方もいらっしゃるのに・・・昨日朝一番で資料仕上げて金沢行き、2時半より一発目の会議対応(一時間しゃべり詰め/エアコン効き悪く汗だく)、引き続き上司と合流して現地取引先幹部と定例会議、暑いし終電迄駅で呑みましょう、ということに。すると相手先幹部勢揃いとなってしまって、8時半に終わるはずもなし。上司は「ホテル取るよ、明日は休め」との指示有、三次会までしっかり12時前迄呑みました・・・着替えは持ってきていないし、下着靴下カッターシャツ全部シャワーとともに洗って、朝には乾きました。

ホテルより職場にメール飛ばして、来客一件お断りの調整お願い。左膝両腕のリハビリに寄って帰宅いたしました。なんというノーテンキなサラリーマン!罰当たるで。

昨日朝10時過ぎには職場を出たんだけれど、相次いでエルゴノミクス・キーボード、マウス到着。キーボードはペコペコのメンブレンなのは残念だけれど、キー配置や角度に配慮があって、エエ加減なままヘンなクセの付いた指運を強制的に修正して下さるという優れもの。左右に分かれているから左側にあるキーは左手、右側は右手、自然とそうなるんです。まだ使い込んでいないので、腕肘肩への影響云々はわからない。気になったのは”多機能キー配置”、メールのボタンやらブラウザの起動やら、メディアプレーヤーのコントロールなど必要なし(ソフトがないから連動していないし)。「F」lockとかいう、ファンクションキーの多機能化に至っては、誤って解除してしまったら通常作業に支障が出て、再起動せざるを得ない為体(ていたらく)。

シンプルで良いのにね、付加物は必要なし。

マウスのほうは出掛ける直前到着だったので、ちょっと使ってみたけれど〜動かない。光の具合で机では希に反応しない場合ってありますよね。書類の上だとちゃんと動く・・・自宅より(最近出番のない)マウスパッド持参いたしましょう。右手のフィット感はなかなかのもの、そう感じました。

ま、ムリムリで遅くまで遊べる体調に戻った、ということにしましょう。急遽外泊に女房殿は起こっているでしょう。

ここまで書いて、とくに右手首の痛み耐え難くいったん休止。丸一日くらいキーボードから離れても、即快復はムリ。正しい姿勢、マメにストレッチが重要なんだそうです。

LONDON F00L-59018/21  14枚組3,150円 定価40,000円!出張往復、新CDプレーヤー大活躍。PHILIPSのイヤホンは変更していない(付属の安物イヤホンは捨てた)ので、さほどに音質印象の変化はありません。Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜ジョージ・ショルティ/シカゴ交響楽団/ウィーン歌劇場合唱団/ウィーン楽友協会合唱団/ウィーン少年合唱団/オージェ、ハーパー、ポップ(s)/ミントン、ワッツ(a)/コロ(t)/シャーリー・カーク(br)/タルヴェラ(b)(1971年ウィーン・ゾフィエン・ザール)・・・言わずと知れた超・著名なる名録音(演奏も)といった世評、評価盤石!西独逸製F00L-59010/24(全集定価40,000円也/2009年中古3,150円にて入手したもの)結論的に、以前の魑魅魍魎阿鼻叫喚怒濤混沌の渦、みたいな印象に非ず、シカゴ響のメタリック艶々サウンド、惚れ惚れするような金管の上手さ、声楽陣の充実に感銘深く拝聴いたしました。

1980年代のCDと類推するが、音質が気に喰わないなぁ。マルチマイクで各パートをしっかり録音しておいて、あとで自在にミキシングしているんでしょ?特にイヤホンで聴くと、「今度はこの楽器、次はこのパート」みたいな焦点の当て方になって不自然極まりない。低音の強調も妙に人工的。おそらくはコンポで部屋にて鳴らせば上手い具合に響くんじゃないか。とくに我がディジタル・アンプは非力だし、相性良いかも。閑話休題(それはさておき)、ずいぶんとクール(というか素っ気ないというか)、そして明るい演奏と感じます。パワーはあるし、充分盛り上がっているが、情念とか念力(?)とか、そんなものとは無縁な演奏かと。声楽ソロ人は絶品!ほとんどWagnerを聴いているかのような印象でした。少なくともこの演奏に対するアレルギーは雲散霧消いたしました。

ぼんやりしていて、本日にて8月終了を失念しておりました。「近況」も次月向け「音楽日誌」準備未着手。明日、帰宅後の作業となります。ボケボケ。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

爽快な朝、ウォーキング実施。ネットでの調査によると両肘(を中心とする)痛みは、やはり肩要因とのこと。しっかりストレッチを実施しておきました。本日職場に寄ってから資料印刷して、早々に金沢出発、昼から2発分の会議対応。エルゴノミクス・キーボードとマウス到着のはずだけれど、使える時間があるかどうか?正しい姿勢と、局部的に知らず負担が掛からぬようにするのが主眼とのこと。眼と肩凝り症状の自覚がなかったので油断しておりました。どーかんがえてもパソコンだよね、原因は。ちゃんと症状に病名が付いたことでほっとしております。

Poulenc 牝鹿/オバド(Aubade)〜アナトール・フィストラーリ/ロンドン交響楽団/ファビエンヌ・ジャッキーノ(p)/ウエストミンスター交響楽団(ロンドン)(1953/4年)・・・所謂幻のLP音源であって、山本さんが言及しているのはさすがのマニアぶり。牝鹿はすこぶる溌剌と愉しい作品であり、演奏。ロンドン響も上手いもんですよ。ずいぶんと昔から馴染んでいたような?・・・ああ、こんなCDも聴いていたが、棚中にないところを見ると処分済みか。たしか、プレートル盤があったはず。オバドは初耳で、小粋なピアノ協奏曲ですよ。ちょっぴり劇的、そしてユーモラスに元気がよろしい。ジャッキーノはCDではまず見掛けたことはないから、幻のような存在でしょう。NMLだったらまとめて彼女の演奏を拝聴可能です。

こういう方向の音楽聴いていると、ますます独逸BBが縁遠くなっちまう・・・では、行ってきます。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

今朝は眠りが浅い(短い)感触があったので、早朝ウォーキングは中止。ちょっぴりダンベルしておきましょう。今朝の空気は爽快みたい。昨日もどこにも出掛けず、いつもの引き籠もり休日だったものが、夜女房殿待ち合わせにて隣駅側の大型銭湯(ほんまの温泉とか)で外出成りました。さて、本日には明日金沢会議(2本分)の資料完成へ。(いちおう)予算達成の職場祝勝会(自主参加)もやるんだろうか、あまり気は進まぬが立場上出ざるを得ない・・・明日終日出張、明後日にはエルゴノミクス・キーボード+マウス職場に届くでしょう。自宅では当面、昨日大きめのマウスに替えたのと+ディスプレイの位置を4cmほど(本をかませて)上げたのと、キーボードを(キータッチの深い/ほんまはこれが好み)メカニカルから、指に力の入りにくいパンタグラフに(定期)交換しておきました。少しは症状マシになるか?

昨日は断続的に音楽を聴いていて、しかも(珍しく)集中できました。Bruckner 交響曲第7番 変ホ長調〜オットー・クレンペラー/バイエルン放送交響楽団(1956年)・・・CDはこれかな?パブリック・ドメイン音源なのでネットよりダウンロード。この作品は難物でして、大好きな作品なのに、これといった好みの演奏を探せないでいる・・・骨太、優秀なオーケストラを操ってテンポ速めなのにそうは聞こえない。がっしりとした構築、スケールながら、旧態とした茫洋曖昧とした巨匠時代の表現に非ず。明快なサウンド、センスはモダーンだと思います。甘美なる第2楽章「アダージョ」にはシンバル、トライアングル、ティンパニの打楽器参加なし(ハース版?)。音質もかなり良好、久々、この作品に手応えを感じました。

Mahler 交響曲第6番イ短調〜サイモン・ラトル/バーミンガム・シティ交響楽団(1989年)・・・第5番→第2番→第9番と聴いてきて、各々オーケストラは違うんだけれど、どれも似たような感想が・・・語り口の上手さ、オーケストラのコントロールも上々、この第6番も長大なる4楽章を聴き通すに苦はない耳当たりの良さ。迫力も繊細も充分・・・なのに、どーも物足りない。もしかして音質印象のせい?サウンドに芯がない、焦点が定まらない。緩徐楽章を第2楽章とするパターンだけれど、これは通常パターンと一長一短でしょう。

さて、気分も新たに一週間が始まります。

朝、出掛けにカバンを点検するとCDプレーヤーのふたが壊れている・・・先週金曜夜、帰宅した時に荷物と一緒に落としてしまって、その時に割れたらしい・・・ショック。COBYとかいう(おそらく)人民中国製品(amazonにて購入)はわずか半年の命でした。昼休みにネットでいろいろと調査するが、どれもぴん!と来ない。明日は出張だし、毎日使うものだし、ということで職場帰り、梅田のヨドバシに寄りました・・・が、驚き!ポータブルCDプレーヤーが広いフロア中探せない。当たり前の事実、時代はメモリー・オーディオへ。ま、iPod的なものですな。それも廃れ気味でiPhoneに遷っているんでしょ?時代は。ほんま、とことん時代遅れ親父になった・・・ついに総理大臣は同い年ですもん。

ようやく探し当てて、(やはり)人民中国製参千円弱のブツを入手いたしました。明日からしっかり活用いたします。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

熟睡。よう眠れました。少々寝坊して、ウォーキング(+ストレッチ)に出掛けたが、既に日差しがキツイ。昨日夕方は凄い豪雨でしたね。両腕両肘指の筋肉の不調原因は、新現代病ともいえるマウス腱鞘炎やパソコン腱鞘炎との情報は、あまりに自分の症状にぴったり。(レントゲンで確認しても機能異常が見られないことも)原因が見えてきたことで少々ほっとしております。自分は手が小さくて、マウスは小さめなんだけど、これがかなりツラい印象は最近あったんです(当面大きいのに替えました)。オークションで落札したキーボードとマウス、既に決済は終わって合計4,000円弱の贅沢〜ま、一昨日夜の酒席で壱万円ほど使っているし、その辺りの自粛すれば財源はあるんです。(理論的には)

ここ数年、サイト更新がツラかったのはこの症状問題要因もあったのかも。

ERILLIANT 93102/57Bach カンタータ第172番「歌よ、響け」/第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」/第90番「怖ろしき終わり汝らを引きさらう」〜ペーター・ヤン・リューシンク/オランダ・バッハ・コレギウム/オランダ少年合唱団/ホルトン(s)/ブヴァルダ(カウンターテナー)/ミール(t)/ショホ(t)/ラムセラール(b)(1999/2000年)・・・昨日(ちょろ)言及のガーディナー盤との比較。リューシンク盤全集(世俗カンタータ除く)でCD60枚分、つい10年ほど前ほぼ市井のサラリーマンには入手不可能だった代物であり、こうして安価に全曲、座右に常備できるようになった時代に感謝しなくては。プラケース盤全集他、いろいろダブり処分してBRILLIANT全集(←これとは内容収録がちょっぴり異なる)をオークション入手したらお釣りがきたものです。(カンタータはおそらく全部は拝聴できていないのが情けない)

ぴかぴかのディジタル録音でしょ。作ったところのない、かなりリアル、鮮明なる音質。小編成のアンサンブルの様子が良く理解可能。第172番「歌よ、響け」は全体としてリズムが甘い、緩い感じ(ティンパニなど顕著)、洗練が足りぬ素朴さ有。これは好みの世界でしょう。流麗なるトランペットよりこちらのほう(ちょっぴり粗野、かなりの技量)を好まれる方もいらっしゃるかも。でもね、声楽の技量には歴然たる相違有。(少年)合唱団の不安定なアンサンブル、声楽ソロに至っては時にかなり厳しい・・・BRILLIANTの自前録音は全集目指して一気に録音したものらしく(粗製濫造気味といっては失礼かも)仕上げに少々難有と言わざるを得ません。

それでも、なおかつ、愉しい。第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」→引用先の葛の葉さんによると「支離滅裂な曲という感じ」とのこと、キモはアルトのアリア(ここではカウンターテナーのシツェ・ブヴァルダ)だそうで、リコーダー(+通奏低音)が緊密にオブリガートしております。いつもは少々個性(アク)が強すぎる彼も神妙に歌っているけれど、これが”真の魅力”かどうかは言及できる耳に非ず。第90番「怖ろしき終わり汝らを引きさらう」の冒頭短いシンフォニア(?)そのままテナーのアリアに入る弦楽は魅力的ですね。トランペット大活躍にて絡むバスのアリアは快活で表情豊か。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

土休。まだ8月だけれど、夏休みは遙か昔な感じ、蝉ももうおりません。エアコンは通常29度にて設定後、就寝。これがどーにも寝苦しいことがあって、途中起き出して28度に設定し直し、更に朝方ストップして窓を開けました。ま、睡眠不如意なんだけど、朝、ちゃんと(いつもの時間に)ウォーキングしております。昨日話題の「農家の嫁の事件簿 +(ぷらす)」って全国人気No.1ブログなんですってね。埼玉出身で岩手の農家の嫁なんて、安易に想像出来ぬ転身也、どれも読み応えたっぷり、充実した内容・・・こちら全国ランキング末席をを汚す泡沫サイト【♪ KechiKechi Classics ♪】 〜選挙速報を真似れば「独自の戦い」であります。絵が上手いとか、文章がどうの、という前に、その人の生き方、魅力の問題なんだな。

Archiv 22cds 4778735 英国より5,102円(総経費込)にて入手昨日通勤音楽。Bach カンタータ第172番「歌よ、響け」/第59番「人もしわれを愛せば、わが言を守らん」/第74番「われを愛する者は、わが言葉を守らん」/第34番「おお永遠の火、おお愛の源よ」〜ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ/独唱者いろいろ(1999年)・・・BRILLIANTのペーター・ヤン・リューシンク全集との聴き比べをぼちぼちと(忘れた頃に)行っております。当たり前といえば当たり前、こちら古楽器の技量が素晴らしく洗練されているし、それ以上に声楽陣が充実しております。ワタシはカソリックの幼稚園に通い、小学校低学年までは日曜礼拝に行っていたけれど、長じて無信心なる無神論者に成り果てました。ま、どの宗教宗派を問わず宗教的畏敬の念は保持しているつもり。(社会的融和の図れない新興宗教は別として)

だから「精霊降臨祭主日カンタータ」と言われても、豚の耳に念仏でっせ。小学生時代、初めて出会ったBach はブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048?(カラヤン)それとも管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068(マゼール)だっけ。爾来、Bach の旋律の魅力に目覚め幾星霜、声楽でさえ(なんせ独逸語など不如意だし)サウンドとして愉しんでおります。トランペットは滅茶苦茶上手い!ヴィヴィッドに躍動するバロック・ティンパニの乾いた打撃が絡むと既に素敵なバロックの世界へ。歌い手の表情は豊かだし(言語意味が理解できぬでも)情感は理解可能。

毎月末は会議資料関係集中的に締め切り、両腕肘指の筋肉(とくに右)に疲労を覚えます。左にも来ているから、キーボード(マウス)操作の悪影響でしょう。なんせ8時間くらい連続ですから。(帰宅してもこうしていじっているし)上質なメカニカル・キーボード使用、幸い眼には苦痛を感じていないし、肩凝りもないんだ(時に頭痛有+耳鳴りも)が、リハビリ施術をして下さったお兄さんによると「やはり肩、しかも左」との診立てでした。なるほど、マッサージすると左肩あちこちの筋に痛み有。本日は朝一番にて通院、かなり混んでいたけれどなんとか早々に終えました。

ALDRIDGE クラリネット協奏曲(2004年)/サンバ(1993年)Copland クラリネット協奏曲(1948年)〜デヴィッド・ジンガー(cl)/ア・ファー・クライ/上海弦楽四重奏団(2008年)・・・しばらく前より注目していたCDでして、Coplandは著名だけれど、Robert Livingston Aldridge(1954〜)は初耳、アメリカの作曲家らしい。ジンガーは軽妙かつ抜群のテクニックを誇って、作風はわかりやすい、耳当たりの良い旋律連続で楽しく聴かせます。ま、クラシック音楽なんだけど、もっとポップでノリノリの躍動を誇ります。こりゃ楽しいもんでっせ。27分ほど。「サンバ」は上海SQとの競演、即興的テイストの5分半ほど。

Coplandは例の如し、旧き佳き亜米利加、敬虔なる市民の安寧たっぷりな開始+やがて自在なるジャズへと行き着きます。あくまで前向き、明るい世界。A Far Cryってオモロい名前のオーケストラ、上手いっすよ。自然な奥行きと濃密な空気感のある素晴らしい音質であります。

かなり初期のMSエルゴノミクス・キーボード左膝不調はスキーで靱帯を一本切ったのが要因だけれど、両腕の件ははっきりとした原因をつかめておりません。ネットで検索してみると、これらしい。こちらも同じ。一週間くらいキーボード、マウスに触らなかったら治るのか、温泉でも入りつつ。お仕事では会議以外(最近はペーパーレスで会議中もノートパソコン使用)8時間使い放し、帰宅しても趣味がコレじゃないっすか。休日も。そりゃ治らんわな、絶対に。右がとくに酷いのはマウスのせいでしょう・・・

・・・ということで、エルゴノミクスのキーボード+マウスを入手いたしました。ま、高いものなので、まずはオークションにて安いものを落札、今時PS2接続なんだけど変換ケーブルがあるから平気、おそらくはペコペコのメンブレンと思われるが1,000円(送料別)ですから。数日後、両方ともまず職場に送付お願い。調子良好であれば、ちゃんとしたものを自宅用に購入します。職場の機器は支給されるんだけれど、もう10年ほど自前のキーボードを(転勤異動しても)使用してきました。それは主に快適なクリック感を求めてのことなんだけど、こんな体調不良に至るとそれだけでは済まなくなるんです。

ちょっぴり贅沢。エルゴノミクス・マウスはそう高いものじゃないので、現物試してよろしかったら即追加購入するつもり。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

昨日は結局降らず仕舞い。お仕事は順調です。本日で残務すべてクリア(再点検含め)狙います。今朝はちゃんとウォーキング実施、夜半に小雨が降ったらしく、道は濡れておりました。なんとも空気は爽やか。【♪ KechiKechi Classics ♪】珍しく2本、定例更新しておきました。毎日お邪魔している「電網郊外散歩道」の舞台は山形だけれど、そこにご紹介があった「農家の嫁の事件簿 +(ぷらす)」サブタイトルは「北国岩手の山の中、釜津田暮らしも丸10年。農家の嫁の毎日を絵日記風にお届け中。」とのこと(旧ブログも残っております。2004年開始〜最初の記事を確認すると「三度リニューアル」更にその前史があるらしい)。岩手は福島と並んで日本で行ったことのない数少ない県だし、釜津田がどんなところかも、とんと見当が付かぬ。ネットにて検索すると・・・凄いとこ!みたい。

絵がほのぼの上手いですよね。日常さりげない話題をヴィヴィッドに描いて秀逸。書籍になったり、テレビ番組になったり、才能ある人はどんな境遇でもちゃんと力を発揮するんだな。こちら、ありきたり、どこにでもゴロゴロしている中年メタボ系役立たずサラリーマンの愚痴咄とは大違い。

ARENSKY ピアノ三重奏曲ニ短調 作品32/Tchaikovsky フィレンツェの思い出〜リンカーン・センター室内楽協会・・・ネットよりダウンロード(Chamber Music Society of Lincoln Centerで検索のこと)、但し、全楽章ひとつのファイルになっております。2年ほど前に自主CD化したが、当時根性がなくて楽章分割せずにそのままになっておりました。録音年不明のライヴ、音質良好、ようワカランがニューヨークのリンカーン・センター所属の集団なんだろうか、若手辺りの。技術的に優れ、かなりヴィヴィッドな表情の演奏であります。哀愁のARENSKY、劇的かつ優雅なTchaikovsky、即、こうして音楽を愉しめるエエ時代がやってきました。

偶然この記事を見た方が、リンク先で.mp3音源ダウンロード、そのままiPod持参で出掛ける〜LP時代はうやうやしく捧げ持って埃拭き取って、そっと針を落とす・・・なんて儀式みたいなもので、女房殿やら子供には触らせませんでしたもの。ましてやARENSKYなんて、なかなかLPにて入手難でしたし。

所定のお仕事+αをこなし、いつもの職場三患部とともに「まとめ会議」を某所にて、と考えていたら、女房殿より「婆さんが倒れて入院」との知らせ有。ただでさえ、姉の入院看護もあるのに、一大事!というところだけれど、いったん入院して症状は治まったとのメールもあり予定通り敢行。どーせ晩飯はないし。燃えるような愚痴を拝聴(応酬)しつつ、遅く帰宅。女房殿は(予想通り)不機嫌でした。現在洗濯をしているところ。

朝、せっかくの【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新だけれど、リンク・ファイル先が間違っておりました。メールにてご指摘有、ふだん疎遠でも十年選手のネット仲間は律儀ですよ。あわてて修正いたしました。ありがたいものです。明日、休み。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

今朝どんより曇り、どーも体調重くウォーキングをサボり。歩くだけだったら毎日通勤でけっこうな歩数稼いでいるんだけれど、更に上半身のストレッチがキモなんです。これより終日雨らしい。ちょっぴりダンベルしておくか。

BIS372先日出張音楽の落ち穂拾い。Sibelius ヴァイオリン協奏曲ニ短調〜シルヴィア・マルコヴィッチ(v)/ネーメ・ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団(1987年)・・・情熱に溢れ、暗めの音色で仕上げた極上の演奏であります。美音に頼らず、さらさら技巧ばかり目立たない、浪漫なこの作品は難曲だと思うが、屈指の完成度と聴きました。ヤルヴィのオーケストラもSibelius に相応しい荒涼としたサウンドで厚み、迫力充分。発売当時、まったく無名だった北欧のオーケストラ+エストニアの指揮者の技量、優秀な音質に新鮮な驚きがあったことを思い出しました。中古でかなりCD集めたが、標準小売価格\3,600!となっております。ちょうどCD出始めの頃なんだな。

種々様々なSibelius を聴いてきたが、父ヤルヴィの旧交響全集が一番だという手応えありますよ。(新録音は聴いていないが)

さて、本日も計画、予定、目論見通りのお仕事進捗を目指しましょう。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

気温は低かったが、湿度が高いのと昼間の熱がこもって睡眠不如意、途中起き出してエアコンを付けました。朝の空気は爽やか、それに徐々に夜明けが遅くなっている印象ありますね。朝の段階で本日のお仕事段取り、優先順位が思い浮かばず、少々不安です。昨夜の印象あったニュースは島田紳助(55)の芸能界引退(収録済番組の放映キャンセルにはどのくらいの違約金が科せられるんでしょう)〜なかなかの話芸であり、頭も良い人だけれど、一生喰うぶんには困らぬほど稼いだろうし、潮時と思ったんじゃないか。これからはビジネスマンとして生きていくんでしょう。もうひとつは天王寺区の一斗缶バラバラ死体容疑者逮捕。もうDNA鑑定が出ているらしいから、これで決まりか?殺伐とした事件やなぁ、6年も事態が発覚しないというのはどういうことか。類似の事件はいっぱい、あちこちあるのとちゃうか。

こちら60歳〜65歳迄のお仕事探さなくっちゃいけない(やがて喰うに困る)のに。もちろん年金絡みの収入問題もあるけれど、人間としての生活リズム、健康問題、生き甲斐問題もあります。だから、お為ごかし時給云々で職場残留は絶対イヤ、親しいメーカーさんへの”天下り”も(数人見てきているが)ご遠慮申し上げたい。いままでの経験とは全然異なる世界でなんとかならぬか、自分はあまりに世間知らずかも。そろそろ準備しなくちゃ。

昨日出張音楽の件追加。Delius フロリダ組曲/北国のスケッチ〜ヴァーノン・ハンドリー/アルスター管弦楽団(1985年)・・・繊細、安寧、静謐。懐かしい旋律が広がります。アルスター管弦楽団(ベルファスト)って、爽やかでエエ音で鳴ってますよ。BeeやんとかBrahms 録音じゃなく、こうしたお国ものに適正を示せばそれで良いじゃないの。ヤン・パスカル・トルトゥリエとのDebussyも立派な演奏でした。

本日も粛々淡々と一日のお仕事終了。一ヶ月で一番忙しい時期を迎えているが、ほぼ狙い通りの宿題進捗でしょう。明日、一気に残りを終え、金曜日は予備日として余裕を持ちたい・・・のが理想。きょうも蒸し暑かったな。全然別な話題だけれど、ここ数日、朝日新聞のディジタル版が気になっております。新聞を取っていれば+1,000円なんですね。朝飯を喰いつつ、じっくり隅々まで読む、というのが性癖なので、全部ディジタルというのは困りものだけれど、紙媒体がメインじゃなくなるのは時間の問題でしょう。ディジタル専用で1,000円になったら、それで決まりか。最近電車中にて、書籍や漫画を専用端末を使って読んでいる人を見掛けるようになりました。

ケータイの普及、メールの日常化のスピードを考えるとあながち遠い将来でもないような・・・こんもりとしたCRTディスプレイはあっという間に消えたでしょ。テレビも彼(か)のブラウン管テレビなど風前の灯火(風物詩?)ケータイもスマートフォンばかりになるのも、もうすぐ。現在のケータイもまともに使えぬワシの立場どーなるのか。やはり、iPad風なマシンが必要なのか。真鍋監督カッコ良いですもんね、コートの隅に抱えて指示するなんて。

通勤音楽。WBERN パッサカーリア 作品1/軽やかな小舟に乗って逃れよ 作品2/「第7の環」による5つの歌曲 作品3/5つの歌 作品4/5つの楽章 作品5/6つの小品 作品6/2つの歌 作品8・・・嗚呼、キリがない。〜ロバート・クラフト/スタジオ・オーケストラ/合唱団/マルニ・ニクソン(s)/グレイス・リン・マーティン(s)/レナード・スタイン(p)/ドロシー・ウェイド、ワード・フェンレイ(v)/ミルトン・トーマス(va)/エメット・サージェント(vc)他(1957年)・・・全部パブリック・ドメイン音源としてネットにて拾えます。1959年に国内盤LP(コロムビアRL140〜3/おそらくCBS録音)にて「全集」が発売されていたそう。当時は「コロムビア交響楽団」とかなんとかなっていたんじゃないか。バーンスタインというのは間違いで、NMLでもLENARD STEINをそう訳しておりました。閑話休題(それはさておき)

かなり良質な音質、緊張と不安、静謐が支配する繊細な音楽であり、こんな音楽ツボなんです。じつはディジタル時代の再録音がNAXOSから出ており、それもほとんど拝聴済み。それとの比較再聴も一興。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

二日サボったウォーキング(+ストレッチ)復活。本日は直接出張行き、朝は余裕です。今にも降りそうな曇天也。猛暑とまでいかんが、それなりの残暑。体調は一時のことを思えばずいぶんと快復、でも絶好調じゃない。体重減が最大課題。最近(珍しく)肩が凝っているのも気になります。

Bruckner 交響曲第8番ハ短調(ハース版)〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1957年)の自主CD(2枚)出てきました。早速懸案だった第2楽章「スケルツォ」再確認。「独逸の野人」(Bruckner談)にしては、ゆったりレガート効きすぎ〜というより、ほとんどゆるゆる、メリハリも精気もない?これは確信犯なんでしょう。これ以外の楽章は、悠然たるスケールと余裕のオーケストラのサウンドが(ゾクゾクするほど)魅力的なのに(この楽章だって基本そうなんだけど)あまりにカラヤン臭充満で、作品の在り方と違和感有。なんせBrucknerのキモはスケルツォですから。そこを除けば、貴重なる価値ある録音に間違いない。この耳当たりの良さは貴重であって、若い頃にこんなわかりやすい演奏に作品と出会っていれば、もっと簡単に馴染めたかも。

DG 423287Mozart ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488/ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調K.333(315c)〜ウラディミール・ホロヴィッツ(p)/カルロ・マリア・ジュリーニ/ミラノ・スカラ座管弦楽団(1987年)・・・かつてFMなどで拝聴していたけれど、久々の再会、熟聴。ホロヴィッツの個性満載であって、速いテンポ、流麗洗練されたタッチ、完成度は極めて高いが〜作品より演奏者が前面に出てしまって、必ずしも自分の嗜好に非ず。無条件幸福なはずの我らがヴォルフガングに素朴な愉悦を感じない。異形なるMozart と言っては失礼か、これはベネデッティ・ミケランジェリにも感じたことです。

この録音には別な思い入れもあって、ワタシが伊太利亜に11日間出張に行ったのが1990年(バブル円高の頃)。ラストはミラノでして、リコルディ(楽譜屋さん?)にてジュリーニとすれ違ったのも衝撃、お昼のレストランに入ったら、このCD録音時に滞在していたホロヴィッツが食事をしたそうで、写真が飾ってありました。今は昔。その時には既にホロヴィッツは鬼籍に入っておりました。

大阪ー金沢を結ぶ特急サンダーバード往復だけで5時間以上、自宅やら取引先への移動時間を含めると6時間を超えます。ま、移動中は音楽聴いたり居眠りしたり、で休んでいるみたいだけれど、年々キツくなってくる・・・岡山時代は一泊二日で岡山→四国転戦(夜酒席有)→そのまま岡山にクルマで戻って、新幹線に飛び乗って山口へ移動、夜商談〜夜行バスで東京へ移動、なんて平気だったんですけど。もうあかんね、そんなムリできませんよ。過去ばかり振り返るようになって、精神的にも後退するばかり。

ほぼ決まっていた”大物”案件、土壇場でアウトに(ガッカリ)。少々宿題もいただいて、明日より怒濤の資料締め切り、一週間後ふたたび金沢会議となります。9月は祝日が多くて、お仕事段取りがムズかしいっす。

出張移動中音楽、今回は手応えありました。TELDEC WPCS6053Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜ヨーゼフ・カイルベルト/ハンブルク州立フィル(1956年)・・・十数年前の素朴なコメントが残っていて、10年以上聴いていなかった録音也。これが木訥無骨なオーケストラの響き、堂々たる硬派の表現は盤石の貫禄であります。音質も驚くほど良好。50年後、このオーケストラはずいぶんと洗練された響きになりました。細かい技術上の傷、無骨かつスムースではない各管パート(+弦も薄い)乗り越え、いかにも独逸!といった手応えの緊張感と集中力、絶妙の間にひたすら感銘深い。

Mozart 交響曲第33番 変ロ長調K.319(1954年)/36番ハ長調K.425「リンツ」(1955年)/第39番 変ホ長調K.543(1954年)〜オイゲン・ヨッフム/バイエルン放送交響楽団・・・CD化されているが、パブリック・ドメインなのでネットよりダウンロードした自主CD也。これが驚きの音質、バイエルン放送交響楽団は極めて上質なサウンドであり、なによりヨッフムが端正でオーソドックス、メリハリたっぷりでヴィヴィッドであります。DGはカール・ベームじゃなくてヨッフムで全集作れば良かったのにね。特別な個性ではないんだけれど、細部忽(ゆるが)せにしない、バランス感覚充分、手応えある演奏でした。名演。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

凄く長かったような、なんもせんかったような、断続的夏休みは涼しくなって終了。一気に精神的緊張感高まっております。このまま素直に秋になって下さるでしょうか。今週来週は怒濤のお仕事締め切り+出張が続くんだけれど、事前にできることはすべてこなしているつもり。本日朝から残務処理+資料の最終点検して、明日金沢へ出張予定。カラダが重くて、本日ウォーキングをサボり、ちょっぴりダンベルいたしました。

EMI Classics昨日はたっぷり音楽聴きましたよ、昼も涼しかったし。Mahler 交響曲第9番ニ長調〜サイモン・ラトル/ウィーン・フィル(1993年ライヴ)・・・ベルリン・フィルとの再録音も出ているんですね。不遜な感想に至りました。EMIは(全部ではないが)例の如し妙に焦点の定まらない、芯が足りない?薄い?音質(ラトルのせいではない/劣悪音質には非ず)そして、ウィーン・フィルのMahler といえば子供の頃から馴染みの「大地の歌」(ブルーノ・ワルター1952年)の濃密サウンドが刷り込み、20年を経、ウィーン・フィルってこんなさっくりとした音だっけ?的感慨です。技術的にも上々、語り口も上手いと思うけどね。たしかサイモン・ラトル、ウィーン・フィル初登場だったはず。いずれ(復活成った)貧者のオーディオとの相性、そもそも「第九」に自分なりの機軸を持った聴き方ができていない自覚有、バーンスタイン(1979年)もバルビローリ(1964年)も世評ほどに感心しておりませんもの。

じっくり(環境変えて)再聴必要です。

もうひとつ大曲、Bruckner 交響曲第8番ハ短調(ハース版)〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1957年)・・・(時間切れ)

ずいぶんと久々のお仕事のような気がする〜本日でサイクルが戻った感じで、夏休み取るために8月上旬ムリしていたような気もしますね。本日、宿題完了率95%、ほんまは100%のつもりだったが、職場を出た後ひとつやり残しを思い出しました。締め切りにはまだ余裕があるけれど。昨夜の女子バレー対露西亜戦、痺れました。巨人ガモア不調などいろいろ理由があるのだろうが、石田瑞穂絶好調。凄いスピード、速攻。山本愛のサーブも魔法のように決まりました。

今朝、言及途中だった、Bruckner 交響曲第8番ハ短調(ハース版)〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1957年)・・・念のため帰宅後再確認(第2楽章「スケルツォ」)しようと思ったら、(自主)CDが見つからない。どこに仕舞ったんだ?そのうち見つかると思うけど・・・1957年にしてはワリとちゃんとした音質(焦点の定まらぬ芯のない感じはあるけれど/.mp3音源よりの自主CDながら)奥行き深みは充分。ベルリン・フィルの余裕の力量を存分に活かした悠揚迫らざる演奏であって、常に七割くらいの力の込め方でも充分にオーケストラは鳴る!耳当たり抜群、快いサウンドが延々と続くが、後年の流麗なるサウンドに比べると甘さ控えめなのも好感が持てました。第2楽章「スケルツォ」を再確認したかったのは、例のレガート奏法がハードな音楽に似合っていたかどうか。記憶ではワリとよろしかったような・・・


●2011年8月某日の振り返りと後悔

昨夜は京都にて大学時代某団体のOB会。30年ほど続いていて、全国各地から20名ほど集まって、懐かしいし、学生時代の想い出は大切にしたいんだけれど・・・どーも気分的に重い。学生時代ほんまに親しくしていた先輩、同輩、後輩、いろいろいるんだけれど、こうして旧交を温め続けている人たち、一度たりとも連絡をしてこない人々、様々です。同時代に似たような経験をしていても、受け止める感性はさまざまなのでしょう。自分もここ数回は(諸先輩には可愛がっていただいているものの)気分が少々重く、盛り上がっている連中にどこか溶け込めない、前回も今回もラスト部分こっそり抜けて帰宅いたしました。大きな宴会が苦手であった学生時代を思い出しました。

昨日、オーディオ・トラブルの件、急展開。人民中国の技術を云々する失礼な言及を反省〜昨夜、遅くに帰宅、その後、以前に録画したドラマなど遅くまで拝見、一昨夜来涼しくてエアコンなし、ということもあってムシムシして熟睡できず、断続的に夢のお告げが・・・右チャンネルが鳴らない、というのは必ずしもアンプのせいじゃないかも。この間、時にトレイがうまく閉まらぬことがあるDVDプレーヤー(東芝製/CDプレーヤーとして使っている)のヘタりかも。さっそく、目覚ましに使っているCDラジオに外部接続してみると、たしかに半分鳴っていない・・・犯人はこいつか!筐体を開けて内部を覗いてみるが、ド・シロウトの哀しさ、ワケわからん〜とにかく内部清掃、ほこりも取って、接続部分もクリーニングいたしました。結果〜

〜状況変わらず。いえいえ、まだ接続ケーブルの可能性もある!念のため、段ボールより別の接続ケーブル取り出し・・・結果、復活!犯行はアンプとプレーヤーを結ぶケーブルと自白有。一番疑っていなかったところに潜む真犯人〜まるで上質(安物?)なミステリーの謎解きじゃないか。あわててamazonに注文のキャンセルしておきました。要らぬ出費もなくなった。

嗚呼、よかった!これにて日常音楽生活への復活!めでたい。

(昨日オーディオ・トラブル前に聴いていた)Bach 音楽の捧げもの〜ヘルマン・シェルヘン/ベルリン放送交響楽団(1949年)・・・ネットにてダウンロード可能。1951年ウィーン交響楽団との録音(WESTMINSTER)はワリと有名だけれど、これは別録音(出目不明/旧東のオーケストラでしょう)らしい。2年ほど前自らの(傲慢なる)言及では”技術的にかなりヤバいですねぇ。リズムが柔軟ではない。やや四角四面、ヘルマン・シェルヘンは舞曲としてのバロック音楽ではなく、まるで現代音楽に対峙するように冷静に、真面目に奏しております。音質はそう悪いものでもないが、現代古楽器演奏の主流は軽快にハズむようなスタイル・・・残念ながら、この音源は資料的価値しかないでしょう。残念”と。

久々の再聴にて、”まるで現代音楽に対峙するように冷静に、真面目”な演奏が気に入りました。第1曲目「三声のリチェルカーレ」はオーボエ2+ファゴットにて表現され、怪しい魅力満載。ラスト、六声のリチェルカーレには+ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが加わります。3人の演奏者に指揮が必要なんでしょうか。監修ということかな?おそらく当時、お気に入りのトリオ・ソナタのリズム感(少々重い)に不満があったんでしょう。別にそう違和感はない神妙な表現に聞こえます。音質は予想以上に良好。

断続的な夏休みいよいよ終了して、明日より通常出勤。ここ数週間、うんうん唸りながら、数ページ読んでは頁を閉じて上を見上げ(怒りを噛み締め)たり、なかなか読了できなかった一冊。近藤 誠「大学病院が患者を死なせるとき〜私が慶応大学医学部をやめない理由」(講談社+α)・・・旗幟鮮明にしておくが、ワタシは近藤先生が最初に文春に論文を発表した時からの支持者です。そのストイックなまでの徹底した思想と行動には感銘を受けるばかり。内容は医者を志したころ、研修医時代、アメリカ留学で学んだこと、旧態とした”医者の都合本意”の手術、非科学的態度・・・そして、”白い巨塔”の中で孤立の道を決意した経緯。内容はぜひ読んでいただきたいが、じつは偶然拝見した某医者(近藤医師に批判的)のブログで驚くべきことが書いてありました。

近藤医師の書籍を読んだ患者が怒鳴り込んできたとのこと。迷惑千万、批判的な口調、でも「彼の書籍は読んだことはない」。つまり、表面的な風評(噂の類)、患者側は近親者を救いたいばかりに、都合の良いところばかり選んで読んでしまいがちだし、結果、ご近所の医者に文句を・・・って、まるで伝言ゲームじゃない。かなり状況は変わってきているらしいが、医局制度のヒエラルヒーは絶対らしいし、誤った判断を批判することは難しいらしい。ちゃんと読んで、批判、論議すればよろしい。なかなか難物ですよね。本文中にも乳がんに於いて「乳房温存療法」はハルステッド療法(乳房全摘)でも回復、存命率は変わらない(ここを「日本で」クリアするのに何年も掛かっている!)というのは、「温存療法」だから治る、ということじゃないですよ。同じくらいの効果がある、もちろんダメな場合もある、ということを意味しております。

近藤先生は数々の失敗、後悔を率直に書いていらっしゃいます。失敗したら速やかに退却する大切さ(近藤先生がアメリカ留学した「パイ中間子」研究も、あっという間に廃止された)旧態とした治療方針姿勢を批判されても聴く耳持たぬ、それで患者が死んじゃったらどう責任取るの。そういえば「がん告知」も近藤先生が先駆だったんですね。告知があって、初めて真正面から治療できる。お年寄りに告知は酷だ、とする一方で、高齢者に無理矢理手術を強行したり、副作用ばかりの抗がん剤で寿命を縮めてしまう現実。(抗がん剤にも放射線治療にも各々適正がある)がんは治癒していたけれど、患者は亡くなったでは済まぬでしょうが。

”がんもどき理論”なんか、少々センセーショナルに取り上げられすぎたかな?カスタマーレビューでも手ひどい批判をしている方がいらっしゃいますね。でも、批判になってない、ほとんど感情的なもの。近藤先生の誠実な生き方に共感をいたしました。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

涼しいですね。朝のウォーキングも爽やか。本日は夕方より京都にて大学のOB会(少々気分的に重い・・・のがここ数年正直なところ)、昼から雨模様らしい。本日明日は通常の週末休みだから、いちおう夏休み終了。第2次夏休み前に週報を出しておいたけれど、昨日お仕事メールを確認した(自宅でねぇ・・・)ら、上司の上司より珍しく「予算達成ご苦労様」とのメール有。ヒマなんか。せっかくの気温なので、ここ数週間、あまりに重い内容にて遅々と進まぬ某書籍の読了を狙いましょう。

(昨日迄)これだけ暑いと音楽への集中力を失います。断続的に(居眠り込)ちょろ聴きばかり、大曲でも部分楽章のみ、とか。Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜サイモン・ラトル/バーミンガム・シティ交響楽団(1986年)・・・第1楽章のみ(聴けよ!ちゃんと全曲)。とんでもなく遅いテンポ、噛み締めるような細部の描き込み。一気呵成な勢いと切迫感で聴かせる方向とは異なる、悠々としたスケールを感じさせ、オーケストラも上手い・・・が、聴き手の集中力はここまで。

4766220 4766220Mahler 交響曲第6番イ短調〜マーク・ウィッグルスワース/メルボルン交響楽団(2006年ライヴ)〜これは第1〜3楽章のみ。イギリスの気鋭48歳は新世代のMahler 指揮者ですね。オーストラリアのオーケストラは日本では人気薄いが、英国系の清涼なサウンドだと思います。ライヴとは思えぬアンサンブルの集中力、スケール、そして清潔クリアな響きに充ちて、オーケストラの実力も充分。但し、怪しい、イヤらしい演奏に非ず、健全健康的か。音質も自然な会場空気を感じさせて極上であります。

怪しい、イヤらしい演奏といえば、Mahler 交響曲第6番イ短調〜ジュゼッペ・シノーポリ/フィルハーモニア管弦楽団(1986年)・・・終楽章のみ拝聴。この間、ライヴばかりを称揚してきたが、セッション録音もエエですね。カスタマー・レビューは評価割れております。各パート細部迄鮮明に存在を主張する優秀録音、シノーポリは旋律をとことん歌わせて、しかし基本はあくまでクール知的な佇まいを崩さない。ライヴに比べて”緩い”といった評価をどこかで拝見したが、優秀なオーケストラの技量を存分に引き出し、鮮烈な印象を与える、どこかイっちゃった演奏と聴き取りました。久々、興奮した。

TOPPING MI朝、音楽を聴いていて左チャンネルしか鳴っていないことに気付きました。接続とかスピーカーとか、いろいろ試した挙げ句、ディジタル・アンプ本体(内部)がアカンようになっているらしい・・・TOPPING MI〜2010年1月に購入、実稼働二年半か・・・人民中国製の製造技術問題なのか、それとも、たまたま当たり外れなのか。電気製品の寿命は様々ですね。我が家のオーブン電子レンジ(日立)など20年以上経て現役であります。

にっちもさっちもいかないので、早速ネットにて検索。基本、この系統の音質は気に入っていたのでTOPPINGで検索したら、けっこうあるんですね。「M1」は廃番済みらしく姿見せず。amazonにて一番安いの(TP10-Mark4)を注文しておきました。到着は一週間後くらいか。それまで音楽はポータブルCDプレーヤー+PHILIPSのアンプのみとなります。しばらく音のない生活もエエではないか。(自分で分解修理できる方に「MI」送料のみで差し上げましょう)


●2011年8月某日の振り返りと後悔

どんよりとして気温やや低め、昨日夕方には雨もあったし、関電のキャパシティも大丈夫だったそう。問題は週明け以降製造業の本格稼働からだな。今朝(珍しく)【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新2本成。ま、お休みでヒマだからね。珍しくメール着、岡山時代の知人からで「三部で呑みに」〜偶然誤変換ネタでは?ちゃいまっせ。なんども使っていて、幹部なんてエラそうなこと言って、所詮職場の患部でしかない、といった自戒+羞恥心であります。ネタは解題すると価値を失うんだよね。阿吽の呼吸にて瞬時に理解いただけぬか、なんとか。海外読者は日本語変換ソフトにて、このサイトを見ている人(実在する)には理解不能、難物な表現でしょう。(実際は誤字脱字、ムダな繰り返し表現削除、毎日校正しております)

日本語というのはいろいろムツかして、2ちゃんねる用語ってあったじゃない、「逝ってよし」とか。狭い範疇で特殊な言い回し(外では通用しない)を多用するのは、日本ではありがちなことでして、ワタシの職場でもありますよ。先日、テレビをぼんやり見ていたらAKB48には「推し変」とかいうのがあって、贔屓筋を替えることなんですってね。似たような(ヘンな)言い回しをすることが「同化」という意識なのかなぁ、某大物評論家のコメントをそのまま言い回し(価値観も?)マネているものをネットで拝見するけど、恥ずかしくないんだろうか。しばらくなりを潜めていたけれど、スポーツ時期になるとインタビューで「〜になったら(できたら)良いな、と思います」言い回しも復活。あまりに貧相な定型決まり文句。ましてや日本語ってあっという間に陳腐化するし。

芸能リポーターが「熱愛発覚!」って、安っぽいなぁ。もっとほんわか、じわじわした関係だってあるでしょうが。全部が全部”熱愛”かよ。

Debussy 牧神の午後への前奏曲(1954年)/夜想曲〜「雲」「祭」(1955年)/三つの交響的素描「海」(1954年)/「聖セバスチャンの殉教」より「百合の庭」「法悦の踊りと第1幕への終曲」「受難」「よき羊飼い」(1954年)〜グイド・カンテッリ/フィルハーモニア管弦楽団・・・惜しい人を早く亡くしたな。1956年わずか35歳飛行機事故にて逝去。「クラシック音楽mp3無料ダウンロード 著作権切れ、パブリックドメインの歴史的音源」(移転済)にて音源拾えます。これが(例の如し).mp3→.wav変換自主CDでもけっこうな上質音質、うかつに聴き流せばモノラル録音とは感じさせぬ細部解像度であります。

颯爽とカッコ良い演奏!繊細なる雰囲気充分ながら、ホンワカとは聴かせないメリハリ、細部描き込み充分+ぐいぐい勢いを感じさせて若々しい。オーケストラが上手い。アンサンブルの親密な完成度は指揮者の薫陶のたまものでしょう。ちょっと驚きました。

世代というのはオモロいもので、【♪ KechiKechi Classics ♪】にコメント下さる人は見事に同世代であります。親父りゅうさんの「静かな場所」、懐かしい世界の名曲1000シリーズ2004年の記事にて恐縮だけれど、見事に同じ時期に同じ経験をしております。ウィリアム・スタインバーグのBeethoven 全集(米COMONND)が眼前に安価にて出現したら即!買う〜かどうかは既に微妙ながら、先日BBSにて紹介あった米CAPITAL音源出現には動揺しましたもの。選択肢が多い、自由自在に音源入手可能な経済力がある・・・ことがすべてのシアワセを保証して下さるとは限らない。貧しき者は幸いなれ、ほんまに必要なのは音楽に対する無垢な姿勢と、集中力なのでしょう。

写真は懐かしいキング世界の名曲1000シリーズ〜Beethoven 交響曲第5番ハ短調/交響曲第6番ヘ長調「田園」〜ウイリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団。1960年代の録音でしょう。きりりとしたスピード感、金属的なサウンドが印象的でした。「田園」はこの演奏で出会ったんです。後ろ向きの旧懐ばかりではあかんのやろうが、似非金満中年音楽ファンは、せめてその精神だけでも振り返るよう虚心に音楽と向き合いましょう。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

第2次夏休み開始。じつはトンデモ勘違いをしていて、先週先々週上司や東京本丸へ送付した報告書スケジュールには、本日より(再び)休み明記されておりました。一日分記憶が誤っておったのだね。昨日はモウレツなスピードにて諸作業こなしたなぁ、自分でもびっくりするほどの物量。ある種達成感ありましたよ。フロアでは未だ休みも多くて、上司含む三患部で呑みに行ってしまいました。呑んでいるウチに上司が”明日用事ないから休み!”〜営業数値が好調だとなんでもできまっせ。

通勤ではポータブルCDプレーヤーの電池切れでな〜んも聴けず。ちょっぴり別な話題を・・・現在、小さい音量にてBeethoven ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 作品90〜ウィルヘルム・ケンプ(1951年)を拝聴しているが、これはネットからダウンロードできるもの。非可逆性圧縮音源である.mp3より.wavファイルに戻して自主CD化したものだけれど、音質劣化をそう感じさせない聴きやすいもの。我が貧者のオーディオとの相性も抜群です。ここ数日、他、第30番ホ長調 作品109/第31 変イ長調 作品110/第32番 ハ短調 作品111など何度か繰り返し、厭きずに愉しんでおりました。作品そのものにもう少しお勉強しないと言及できないが、音質の件でいろいろ考えさせられることが・・・

BRILLIANT 99549-3/4 1970年録音(Unicorn-Kanchana原盤)Mahler 交響曲第3番ニ短調〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ロンドン交響楽団/プロクター(con)/アンブロジアン・シンガーズ/ワンズワース学校少年合唱団(1970年録音)・・・このCDに言及したのが2005年、未だDENONのトランジスタ・アンプ乃至ELEKITの真空管アンプを使用していた頃、当時「まず録音が上質であることを特筆しておきましょう。繊細な響きと奥行きがクール。サウンドが濁らない」との音質コメント有。ずいぶんと久々7年ぶりの再聴、演奏そのものが素晴らしい(メリハリあるリズム感、ティンパニの衝撃、そしてよく歌う。爽快なるスケール、オーケストラが優秀/なんと97分)ことは前提として、クリアな音質にまちがいない。

ところが一番お気に入り、全曲中の白眉である(第5楽章〜)最終楽章が(記憶より)”弱い”(特に終楽章前半)・・・印象なのは、これこそオーディオ相性なんじゃないか。以前はそんな風に受け止めませんでしたから。棚中在庫ではMahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィル(1981年セッション録音/EMI全集より)との相性ひときわ悪く、(もとより優秀録音とは言い難いらしいけれど)これも、もしかしたら然るべくパワフルなオーディオ環境にて拝聴すれば印象一変!なのかも、と思います。

でもさぁ、オーディオに金を掛けるつもりはないんだよね。キリがないし、そもそも部屋の問題もあるし。そこそこ、それなりであったら良いじゃん。プレーヤーに使っているDVDプレーヤーSD-3500(中古オークションにて入手)はトレイの収納が機嫌良くできなくなりつつあるけれど。

膝肘のリハビリ行き、出遅れて爺婆占領状態、しっかり昼いっぱい時間掛かってしまいました。朝は昨夜遅かったし、ウォーキングをサボり。ちょっぴりダンベルしたのみ。昼は先週も行った「ヒマラヤ」にて辛口カレーおいしくいただきました。あとはビデオのHDよりBLに移したり、この間気になっていたネット上の音源を連続してバリバリとダウンロード、パソコンHDにかなり溜まってきたのでDVDに保存し直し(これがけっこう時間が掛かっちゃう)。ほんま無為無策な猛暑・第2次夏期休暇開始。女房殿は介護通院より遅くなるとのメール有。

Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜サイモン・ラトル/ベルリン・フィル(2002年ライヴ)・・・こうしてこんな著名メジャーなな話題録音を聴くようになるとは・・・ほんのちょっと前まで怪しげ無名激安音源ばかりの【♪ KechiKechi Classics ♪】だったのに、すっかり宗旨替え、転び伴天連か。踏み絵踏んじゃったか。まぁ、オーケストラの上手いこと!スピーカーより空気吹き出るような圧力厚みがあって、昔懐かしいカラヤン時代とガラリ変わってモダーン洗練薄味化されております。正直、物足りなく感じるほど。表現は徹底した細部描き込みで、アクセントを明示したら、あとは徹底的にテンポは揺れに揺れて浪漫〜それでもバルビローリのような粘着質を感じない(良し悪しに非ず)、どれだけ激情に叫んでもサウンドはすっきり、怪しくはない。ま、予想通りなGood!これがヴェリ・ベストかというと少々嗜好方向は違うかも。ワタシ、怪しいのが好きですし。

我が人民中国製極小激安ディジタル・アンプとの相性もばっちりみたいです。ま、超豪華パワフル・オーディオだとガラリ印象を変えるのかも。会場の空気、各パートの自然な位置関係が見えるエエ録音です。いずれ新時代、バーンスタインの若い頃の熱血演奏からは遙か遠方に到着しちゃったな、という感想です。ショルティのクールとも違う。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

本日の”でんき予報”は95%を越えないそう。猛暑の山もぼちぼち終わりだろうが、結果的に日本全体節電意識が高まるのは良いことでしょう。本日、お仕事の段取りをなんとかつけて、一日前倒し”第2次夏休み”突入希望、ムリかも。そういえば自宅にて唯一のAspireRevo故障修理一周年だな。かなりハードな使用を続けているが順調です。最低あと2年は機嫌良く動いてくれんか。そのあとは、いよいよ”さらばWindows”作戦を具体化しなければ。

ここ数日「HMV OnLine」落ちてますね。システム不備か、それともクラッカーの仕業か、自分のカード情報も入っているから少々心配です。数日で何億といった損失でしょう。受注途中の配送はなんとかなっているのか。

昨日通勤音楽追加。Vivaldi ふたつのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品1-2〜12〜サルヴァトーレ・アッカルド、フランコ・グッリ(v)/ロハン・デ・サラム(vc)/ブルーノ・カニーノ(cem)(1977年)・・・途中迄。一枚目と寸分違わぬ印象。室内楽なんだけど、馴染みの協奏曲と同様のスケール+楽しさに溢れて親密です。昨今の古楽器系ハードなリズムと装飾音多様も素敵だけれど、オーソドックスな弦の魅力をストレートに表出して下います。かりっとした歯切れの良い二人のヴァイオリンはもちろん、通奏低音担当の二人がぼんやり聴いていても、思わず身を乗り出すほどノリノリ、自在。エキセントリックじゃなく、オーソドックス。

Debussy 三つの交響的素描「海」〜カルロ・マリア・ジュリーニ/ロサンゼルス・フィル(1979年)・・・こりゃエエなぁ、ゴージャスでしっとりとした気品有。細部迄とことん(ゆったり?)歌い込んで描き込んでいるのに、リズムがもたれない。仏蘭西系とも独墺系とも違う、亜米利加西海岸のオーケストラとも思えぬ仕上げの丁重さ、サウンドの瑞々しさ。ほとんどヴェリ・ベスト。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

さて4日間の夏休み(今週末も休むが)終了。昨夜は病院介護から戻る女房殿を誘って、ご近所駅側の大型銭湯〜お好み焼き屋へ。昼はずっと気になっていた、いつも通勤に使う駅前ラーメン屋に行ってみて、失望もいたしました。出掛けるのが億劫で昼は自宅で過ごしたからね、ずっと。ジャンクフードばかりでまた体重増傾向也。今週はわずか三日間の出勤だけれど、所謂実務仕事ばかり、ノーミソ前頭連合野を駆使すべきお仕事は盆前に(いちおう)完了させ、気楽なはず。今朝、つぎつぎとこなすべき宿題の記憶が蘇ってきました。良い気分転換(第1次)休暇だった。

人相悪すぎ、もっと美しい写真あるでしょうが/10枚組970円Mozart ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415〜クララ・ハスキル(p)/フェレンツ・フリッチャイ/RIAS交響楽団(1953年)・・・membran10枚組に収録されるものだけれど、他資料によると1953年3月30日の録音とされるもの。ぼわんとして(疑似ステレオっぽい)、さほどに良好な音質ではありません。ところがこの日程でフリッチャイはケルンに行っており、録音もあるとのことだから、少なくとも指揮者は彼ではない・・・そうなると日程、オーケストラ、そしてハスキルというのも怪しくなる理屈で、困ったもんですな。1960年(DGバウムガルトナー/ルツェルン)の録音は有名だけど、2002年作成の労作ディスコグラフィにこの音源は出現しません。親密で瑞々しく、可憐な音色、時に力強く、静謐、清明なピアノ・・・ここでも(少々の音質不備乗り越え)そう聞こえるんだけれど・・・

ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459にいくつか同一変名音源が存在する、との研究結果もあるから、この1953年録音(?)も1960年録音の焼き直し(ワザと音質劣化させる)ということはないでしょうね。あれはほんまに美しい演奏だった記憶がある。そして管楽器を含まない弦楽器のみのバックであったことは共通しております。

では行ってきます。

お仕事には月次サイクル週次サイクルというのがあって、本日出勤としたが、明日に回しても良かったかなぁ、別に。逆に明日で概ねの実務作業を終わらせて一日早く休む、といった手もあるけれど。本日はいつものように朝8時に職場に出たが、出ているメンバーがとても少ない。月次サイクルの大きな取引先からの計画書をチェック始めたが、2時間経過したところで「絶対にデータが間違っている」ことを確信、取引先担当に電話を入れるが、どーも彼のミスではないらしい・・・結局、データ照合基礎作業を行っている我がチーム若い者が「列ズレ」を起こしていたらしい・・・返せ!貴重なる午前中を。

朝はいつも通りウォーキング+ストレッチしてから出勤したんだけれど、駅までの17分間がやたらとツラい、暑い。電車はガラガラにて座っていけました。カラダ+精神が休み惚けしておるのだね。さっそく持病の頭痛発生しヤクを服用・・・そして咄は最初に戻る・・・昼から、同じ作業(けっこう頭脳労働+修正データ入力は新年度からの合理化により自分でやる)を繰り返し、週次の実績評価をし、東京本丸に報告したら定時がやってまいりました。本日は当初より残業などする予定もなく、耳鼻科を予約していたんです。嗚呼、ツマらん中年サラリーマンの日常也。

通勤音楽はクララ・ハスキルの続き。Schubert ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D960〜クララ・ハスキル(p)(1951年)・・・これはPHILIPSの太古録音であって、もとよりあまり良好なる音質ではなかったような記憶が・・・ましてやmembran10枚組の激安復刻、なんだったらパブリック・ドメインにてネットから音源拾うことも可能です。全32分、長大、息の長い静謐な旋律が延々と続く作品だけれど、ワタシは大好きです。LP時代バドゥラ・スコダの演奏(現代楽器だった)にて、何度も聴いていた記憶有。若い頃身に付けたものは一生もんでっせ。鬱蒼とした憧れを感じさせる第1楽章「モルト・モデラート」、暗鬱であり、途方に暮れた歩みである第2楽章「アンダンテ・ソステヌート」(ここが一番好き)、一番短く儚い諧謔である第3楽章「スケルツォ」、哀しいのか、明るいのかわかりにくい終楽章「アレグロ」。ハスキルのタッチは明晰を極め、洗練と骨太!が同居しているような充実したタッチでありました。陰影、静謐と熱情の発露がバランスして絶妙であります。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

巡り合わせが悪いというのか、関西電力の堺港発電所2号機故障とのこと。おそらく明日明後日は通常業務に世間は戻るだろうから、相当ピンチみたいですね。どーなるのか。昨日も暑かったなぁ、昼間自宅に居る時にはエアコンを付けずにいるんだけれど、あまりの暑さにボンヤリしてしまって、結果としてなにもできず、どこにも出掛けず無為無策な一日になってしまいました。大失敗。さて、第1次夏休みラストをどう過ごしましょうか。金曜の夜遅く、5月に購入したCDR100枚分、在庫が払底してきたのでamazonに注文、凄いスピードにて昨日昼には到着。3ヶ月で90枚消化(一日当たり一枚)?けっこうな物量。

昨夜AKB48をテレビで拝見して、嗚呼、元気の良いお嬢さん達だな、女性は売れると美しくなるんだな、世間の若い娘達があれを目指しているのか、と感心いたしました。(息子の嫁になるべき世代)プロデューサーの秋本さん(同世代)も出演していて、売るための工夫とか、コンセプト・ワークが凄いな、とも。大人数は嗜好の多様化に応えるためにあるんだそう。しかし、オジさんは顔と名前は数人しか一致しません。お仕事でもそう。モーニング娘。同様、きっと寿命は長くはない・・・メンバーチェンジしてやっていくんでしょ、使い捨てっぽいなぁ、芸能界だから仕方がないけれど。浮き沈みが激しい世界だから。高橋みなみのAKB売れない頃の逸話に感心いたしました。(身長148.5cmなんだって)

EMI 7243 5 67299 2 6 5枚組 2,280円也音楽は断続的に、ボチボチ聴いているんだけれど・・・朝、夜フロ上がって気分転換してからしかまともに聴けない・・・ことに気付きました。昼からはあかんね、暑いし、眠いし。Sibelius 交響曲第2番ニ長調(1966年)/第3番ハ長調(1969年)〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団・・・彼の全集が原点であり、一方をもっとも放置してあるCDかも。ずいぶんと久々の拝聴となります。ロイヤル・フィルとの1962年録音にすっかり感心し、オーケストラの威力と音質問題について考えさせられた記憶も鮮明。

曰く”オーケストラが上手い。サウンドの切れ味、リズム感の鋭さが違います。ハレ管も好きですよ。特別なマジック(北欧冷涼なる雰囲気が)発生していることは間違いないんだけれど、改めて再聴比較したらなんとも牧歌的な”緩さ”(あながち悪くもないが)を感じさせて、技量、テンションの差は一目瞭然”〜失礼な言い種。音質については”良い時のEMI”特有の自然な響きがあって悪くはない、こちら手兵ハレ管を駆使して纏綿横流れの詠嘆徹底して、甘美粘着質な個性もなかなか良いではないか、とおもいます。但し、アンサンブルには微妙なもたつきがあるのも事実、しかし、それは嗜好の範囲内でしょう。雄弁であり、オーケストラは鳴りきって自信に溢れた歌をたっぷり堪能可能。これがSibelius の標準とは言い難い超・個性的な演奏と思います。いずれ得難い個性、21世紀には消滅したスタイルであります。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

無為無策、猛暑夏休み半分消化。昨日は昼に全粒粉でパンを焼き(発酵大失敗/かなり硬い)、夕方より3ヶ月ぶりにスポーツクラブへ。ソフト・ヨガ的ボディー・ヒーリングの更に短い45分コースへ。ここしばらく毎朝ウォーキング+ストレッチしているが、やはりプロの指導だと思わぬ関節可動やら、インナーマッスル駆使の強制指導にて驚くべき自らの体躯劣化を実感します。へろへろ、ぼろぼろ。そして爽快。2ヶ月ほど体調不良にて”ほぼ寝たきり”だったからね、休日は。(食欲のみ落ちないから太る一方)夜、女子バレー亜米利加戦を拝見しつつ夕食はジャンキーに。ボロ負けだったなぁ。残念。

兄の所の初孫(女の子)、両親にとっては曾孫、札幌にて食い初めの写真が届きました。可愛い!この愛おしさは遺伝子のなせるワザか。熊本の息子にも送っておきました。両親兄夫婦甥夫婦+赤ちゃん全員で撮った写真の左端に不吉な者が・・・4つ上の兄、正月にもケンカしたガンコ者だけれど、ワタシにクリソツ(ショック)〜子供の頃は全然違う顔をしていたのになぁ。そういえば息子が小さい頃、初めて兄に会った時「パパと間違えた」というほど雰囲気は似ているらしい。ぞっとするね。勘弁してくれ。

クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜という立派なサイトがあって、yungさんとも10年来のお知り合い(というほどの交流はないが)膨大な量のパブリック・ドメイン音源入手可能です。(味わい深いエッセイも有/【♪ KechiKechi Classics ♪】とは天と地ほど違う)ここ最近、.mp3、.flacファイルのフリー分ダウンロードさせていただいたけれど、そういえばしばらく前にちゃんと登録したな、とメール検索したら出てきました(パスワードなど)。利用登録すると、もっとたくさん.mp3音源ダウンロード可能(一週間に50本の自主制限付)なんだけど、じつは登録時、ダウンロードの仕方がわからなかった(なんせ説明読まない人だから)んです。そのうち調べようとしているうちに、すっかり失念・・・こうして夏休み時期に遅れ馳せコツ発見。(でも、ほんまに欲しい音源に辿り付くまでけっこうタイヘン!ごめんなさい)そこでいただいた音源が

Mozart 交響曲第35/36/38/39/40/41番〜アンドレ・ヴァンデルノート/パリ音楽院管弦楽団(1957年)・・・河出書房とかなんとか名曲集付録17cmLPで(一部)聴いた以来の再会じゃないか。仏パテ・マルコーニ録音?でしたっけ。ぎりぎりモノラル録音なのと、ヴァンデルノートそのものがメジャー路線から外れて母国ベルギーでの活動に集中したということもあって、日の目を見にくい音源でした。売れないからね。CDでも再発されました。ワタシは子供の頃、ワルターやらベームで馴染んだ口、やがて幾星霜、硬派の古楽器(系)派に至りました。ま、巡り巡って最近ゴージャスな演奏もちゃんと聴きますけどね。

所謂、響きの厚い旧態としたスタイルだけれど、まず、音質は良好。広がりはないけれど奥行きと豊かな残響があって瑞々しい。仏蘭西のオーケストラだから響きは明るく、重くない、木管の活躍が目立つサウンド作りになっておりますね。のびのびと歌って、アンサンブルは神経質に整えたものではない、おおらかな雰囲気に好感が持てます。想像より古臭さを感じない。エエもん聴かせていただきました。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

今朝5時半にウォーキングを実施、ところが蝉の声がない。しばらくして、ようやく若干弱まって合唱が始まりました。

せっかくの休みだというのに、なんのこともない、フツウのお籠もり・音楽三昧(久々自主CD一杯作成)な一日。外出はダイエットコーラを購入にご近所スーパーに出掛けたのみ。ほんまは「よさこい」(高知)に出掛けたかったんだけれど、思い付いた時点でホテルが取れなかった(厳密に言うと、思い描いていた水準の)し、女房殿の姉介護の都合もあります。ご近所、京都のやや高級ホテル(大浴場有)宿泊も提案したが、却下。そこで昨日夕方、女房殿が通っている病院にもワリと近い(自宅からは電車乗り継いで一時間ほど)30年以上前独身時代に通った超・高級うどん屋へ久々訪問を決意、3年ぶりです。

163号線沿い、けっして閑静な住宅街とは言いかねる場所、店構えもカウンターのみ、しかも(おそらく)40年以上経過(ややコ汚い)。何故?超・高級うどんかというと、その価格。昨日、あげ、わかめ、肉のトッピングを頼んだけれど、1,900円でっせ、二人分で3,800円。(+交通費〜駅からかなり歩く)今時の激安居酒屋並か。日本一高い。ということは世界一贅沢なうどん屋っつうことでっせ。口こみに「B級グルメ」とあったが、価格帯がちゃうでしょうが。でもね、甘めの出汁(だし)が旨いんです。手打ちのうどんもほとんど絶品。30年前よりは値上げしているだろうが、昔からけっこう高かった記憶有。それでも30年生きてきた、支持されてきた、ということでしょう。結婚するんで両親を呼んだ時だったかな?連れてきた記憶があって、親父が洗面器のような大きなどんぶり、巨大なるエビ天に驚いて土産話に自慢していたらしい。もう親父は大阪辺り迄出てこられない年齢に至ったから、もうご馳走できないのは少々寂しい感じ。

Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1971年)・・・再度、しっかり拝聴。結果的には数日前印象と変わらぬが、ほんまに素直というか、飾りも工夫も足りない〜それこそ演奏会生体験だとこれで深い感銘なんだろうな、といった感慨有。ヴァントの凄い演奏も聴いちゃったしね。1988年にウィーン・フィルと再録音を果たし、これはFMで拝聴(おそらく同時期の定期演奏会ライヴ)して怒濤の感銘、作品そのものの魅力に目覚めた記憶もあります。

BMG BVCX-37008Mahler 交響曲第3番ニ短調〜マイケル・ティルソン・トーマス/ロンドン交響楽団/合唱団/サウスエンド少年合唱団/ジャネット・ベイカー(ms)(1987年)・・・今年2011年6月以来の再聴、但し第1楽章のみ。恐るべき細部の磨き上げ、クリアな響き+オーケストラの技量の素晴らしさに(おそらくは)ヴェリ・ベスト。未聴ながら2002年の再録音(サンフランシスコ交響楽団)も評判高いですね。第2楽章以降は、キリル・コンドラシン/モスクワ・フィルハーモニー/モスクワ国立合唱団/児童合唱団/ヴァレンティーナ・レヴコ(ms)(1961年)・・・概ね旧ソヴィエット系の録音水準は低く、ましてや1961年、コンドラシン最初のMahler 録音でしょ。これがかなり明快な音質だし、モスクワ・フィルの強靱硬質骨太な迫力サウンド+コンドラシンのモダーン明晰クリアな表現と相まって、聴き応え充分。MTTに続けて聴いても、そう違和感はない。ま、所謂ロシアの泥臭さ皆無とは言えぬが。4-5楽章が露西亜語なんですよ。珍品。西欧でのマーケットを意識したか?ラトヴィア国立フィルハーモニー合唱団/児童合唱団/イルガ・ティクヌセ(ms)(1975年)にて独逸語再録音分収録して下さっております。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

さて、猛暑の夏休みの始まり、前夜祭はアジアン料理「ヒマラヤ」のほうれん草カレー(やや辛口)+ナン+インド風酢豚(みたいな。いや鶏料理、酢でもないが、形状似ている/旨い)にて華麗なるスタートです。エアコン付きでも途中覚醒しつつ、6時には起き出してご近所ウォーキング、そういえばここ一ヶ月雨で断念したのは一日のみ、朝はずっと外歩き可能でした。【♪ KechiKechi Classics ♪】サイト定例更新日だけれど、一行たりとも執筆できておりません。これより、ゆっくり考えましょう。出腹、体重増は気になるが、体調良好であります。

PHILIPS 456185-2昨夜の音楽。Vivaldi ふたつのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品1-1〜6〜サルヴァトーレ・アッカルド、フランコ・グッリ(v)/ロハン・デ・サラム(vc)/ブルーノ・カニーノ(cem)(1977年)・・・イ・ムジチによる「Vivaldi全集」(作品番号ある分のみ)はLP時代宝物でした。(たしか鮮やかな朱色布張高級ボックス)こうしてみると、凄い顔ぶれだな。この「全集」には歴代リーダー、フェリックス・アーヨ、ロベルト・ミケルッチ、サルヴァトーレ・アッカルド、ピーナ・カルミレッリ迄(この辺り迄がイ・ムジチのピークでしょう/ディジタル時代以降は古楽器趨勢)録音が揃うが、見事に演奏の質やら、かりっとした伊太利亜の陽光のように歯切れの良いサウンド個性似通っております。

作品1は12曲から成って、その半分約50分(ずいぶんと久々)拝聴いたしました。”かりっとした伊太利亜の陽光のように歯切れの良いサウンド”そのもの、アッカルドはもちろん、フランコ・グッリも名手中の名手。穏健でどこかで必ず聴いたことがあるように思わせる、親しみ深い旋律連続、わずか4人による愉悦溢れる世界が続きます。嗚呼、シアワセ!カニーノも著名だけれど、バロック・アンサンブルのキモは通奏低音であって、ロハン・デ・サラムの確かな手腕で全体を引き締めております。在籍はどのくらいなんだろう。彼(か)の著名なる「四季」(1959年フェリックス・アーヨ(v))でも、一番気に入ったのは通奏低音のチェロの存在感でした。

そろそろ「四季」再聴しようかな?おっかなびっくりなんだけど。6年前はその”穏健リズム”に耐えられなかった記憶有。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

朝刊によると”でんき予報90%”とのこと。早朝ウォーキングも蒸し暑かったですよ、湿度も高いみたい。明日から休み、本日中に待ったなし締め切り作業+お休み前に懸案の資料完成を目標としている(目処は立っている)が、性格的根性なしはどーもあかん、今朝既に精神的に萎えている感じ。睡眠やや浅いが、体調はまぁまぁ、先月くらいのことを考えれば猛暑に至ってお休み前、通常生活のシアワセを噛み締めております。帰りに床屋さんにいきましょう。

Mozart ピアノ・ソナタ第1〜第6番〜グレン・グールド(p)(1967/68年)・・・クララ・ヴュルツの素直で軽快な演奏に感心したのは、昨年2010年12月。乾いて異形なるマニエリスム表現であるグールドで聴くと、別な作品なように響きます。優雅とか愉悦とか、んなものどこ行っちまった?的リズムのノリ重視、淡々と達観した情景、おそらくは二度と出現せぬ超・個性的演奏が刷り込みなんです。昔は何種も棚中にCD揃えられませんでしたから。現在の耳では突出した個性に驚くばかり。

さて、通勤音楽にはなにを持参いたしましょうか。

土日も含めてわずか4連休(来週3連休追加するが)、一応狙いのお仕事目標はすべて消化いたしました。いくつか大小トラブルおまけ付き。それも辛くもクリア(しつつある)。所定のお仕事終えて早々に職場を出、途中床屋さんに寄り短くカット〜姉の介護より戻った女房殿と待ち合わせて、辛いカレーとナンを喰いました。なんせ猛暑だからね。おまけのトラブル処理を巡って、やや不快であり、完全にはスッキリとしておりません。大きな問題はクリアできているんだけれど・・・ま、自分の言動の反省であります。とにかくお休みへ。

通勤音楽はBruckner 交響曲第9番ニ短調(ハース版)〜朝比奈 隆/大阪フィル(1976年)・・・この間数曲全集中より聴いてきて、ワタシのような新参者、ちょろ聴きにて云々するのは苦しいが、正直なところ”聴くに堪えぬ”演奏也。アンサンブルがたがた、木管のピッチがおかしく、全体に響きが薄い。これを賞賛される人は多いだろうから、ワタシの戯れ言など無視していただきたいが、希有の生体験をノーミソで補わないと感動できぬのでは?と思います。縦の線がぴったり合っているとか、いないとか、そんなことを言っているんじゃない。ミスタッチがどうの、というのでもない、記録に残すのは少々マズいんじゃないの、と。

”最後のころの大フィルとくらべて、下手だし、音も美しくないのですが、聴いていると、それ、すぐに慣れてしまい、その熱気ムンムンにやられます”、”これほど、情熱に満ちた、そして生命力にあふれたブルックナー、ほかにないです。本当にすばらしい全集”〜これはファンによる心よりの激白なんでしょう。ワタシはその仲間には入れてもらえそうにありません。

すみません。ごめんなさい。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

関電は昨日95%迄達したらしい。暑かったからね、盆休み前に工場も含め、あちこち頑張ったんじゃないか。本日明日くらいが山かも。突然停電になったら、どんな感じなんでしょう。信号機も止まっちゃうのか。稼働中のコンピューターもデータはアウトか。もちろん街中のエアコンもレジも(スーパーコンビニの冷凍庫も)アウト、電車も全部ストップ〜仮にすぐに復旧しても、即原状回復にはならぬのでしょう。昨夜もエアコン付けて就寝したが、睡眠不如意甚だしく、途中覚醒、ちょっとパソコンいじって、再び床に。それでもいつも通り早朝ウォーキング+ストレッチ実施。睡眠不足著しく、体調ともかく意欲モロ落ちで、本日も出勤時間調整。本日お仕事頑張って明日一日前倒しで休もうか?一瞬そう考えたが、明日盆絡み怒濤の締め切り作業があったのを思い出しました。残念。

PHILIPS 4756740昨夜、Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1971年)・・・旧録音全集ラスト時期の音源也。云々と比べて、というのは演奏芸術コメントには失礼な言い方とは思うが、念頭には先日拝聴した朝比奈隆(1978年)盤があったのは事実。ハイティンクはお気に入りだし、なんせBrucknerをナマで体験しているのが自慢でっせ。1970年代に入り、そのムリのない穏健表現のまま円熟を深めていく時期、この演奏もずいぶんとスッキリ、虚飾も工夫もなさそうな淡々とした演奏ぶりでしょう。しかし、オーケストラの響きは洗練され、マイルドに暖かく響いて余裕、迫力にも不足はない。テンポはあくまで中庸、アンサンブルの仕上げは(一聴気付かぬが)入念を極めます。

結局、こういうのが飽きがこないというか、座右に置いて然るべき音源なのでしょう。再録音全集が整わなかったのは残念至極。この全集も廃盤みたいです。

内部的に期日に出来ていない資料を説教して、横に付いて完成させたのが余分くらいで、なにごともなく粛々とした一日終了。営業数値進捗はいっそう良好、懸案の資料は90%、お盆絡みの明日締め切り資料準備にも着手して、明日完全完了の展望が拓けました。本日明日から休みのメンバーもいて、いちおう祝勝会ちょっぴり、猛暑だしビールなど少々。この間、かなり激しい説教ばかりのお詫び、フォローでもあります。でもね、若い頃から締め切りにお仕事をちゃんと仕上げる、そのために時間配分をするよう鍛えるのは当たり前のスキルなのだよ。中年迄曖昧に育てられると、ほんまに使い勝手がなくなってしまう・・・世間を甘く見ちゃいかん(というのは自戒でもあります)。

通勤音楽は凄かったですよ。Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜ギュンター・ヴァント/ベルリン放送交響楽団(現ドイツ響1991年ライヴ/1993年に改称)・・・昨夜〜今朝に掛けて聴いたハイティンクとは大きく方向の異なる、あらゆるフレーズに魂を込めて全力で爆発!執拗に繰り返される第1楽章第1主題を入念に歌うから遅くなるんです。テンポはメリハリを以て揺れるが、恣意的な浪漫ではなく、あくまで誠実端正な表現として響きます。このオーケストラには”質実”といった印象があるんだけれど、艶々スムースなサウンドではないにせよ、木管の音色など見事に洗練されておりますね。(ギュンター・パッシンと思しき透明な美音に痺れます/1994年退団)そして壮絶な盛り上がり、驀進へと至って声も出ないほどの感銘有。

イヤホンで聴けば細部の描き込み+厚みある響きを堪能可能だけれど、我が貧者の(人民中国製超小型ディジタル)オーディオだったら、迫力不足。思いっきりボリュームを上げる必要がある・・・けれど、響きに濁りは出ないんです。ハイティンクを同様の条件で再確認せぬと。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

さて、本日明日と出勤調整続けましょう。ここ一ヶ月は体調不良、出張もフツウにこなしたので、そんなに残業は溜まらなかったはずのなに・・・どこで調整間違ったのか。途中断続的にお休みが入るが、一番大きな資料が2/3くらい迄進んでいるので、明日で一応目処が付くかも。本日明日と通常の定例業務がかなりの物量なんだけど、そこはヴェテランのワザ、お相手の絡まぬ自らの努力でなんとかなるものは、なんとかせぬと。猛暑のピークに体調改善なのはありがたいこと、両肘(指まで影響出ている)の症状も、じつは肩(とくに左)から出ているらしい、と目星が付いて、ここ数日集中的にストレッチを実施しております。

Vivaldi リコーダー協奏曲集/ハ短調 RV441/ハ長調 RV444/ヘ長調「海の嵐」 RV433/ハ長調 RV443/ヘ長調 RV434/ト短調「夜」 RV439〜ダン・ラウリン(リコーダー)/ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル(1991年)・・・BRILLIANTによるBISのライセンス盤。先に更新したもののシリーズ也。Vivaldiは偉大なるワン・パターンなんて揶揄する人がいるけれど、上質な演奏で聴くと初耳でも馴染み、しっとりとしたフィット感があって、気楽に聴けるのがよろしい。(ま、「海の嵐」「夜」、ハ長調RV443辺りは著名ですけど)スウェーデンの名手ラウリンによる軽妙自在のソロ、控えめだけれどリズム感のしっかりとした古楽器アンサンブルはメリハリあって、上質のアンサンブルであります。

HMVに一件のみレビューがあって「合奏は相当アグレッシブ。おまけに低音部がブンブン,ゴツゴツと唸りまくってます。リコーダーをかき消さんばかりの威圧的なバランスは,いかがなものでしょうか」〜人様の評価は種々様々あって然るべし。しかし、これには少々誤解+悪意が感じられます。少なくとも激安BRILLIANTライセンス盤では合奏とソロのバランスは見事だし、むしろバックはマイルドで控えめ。”低音部がブンブン,ゴツゴツと唸りまくって”〜というのは、我が貧者のオーディオが非力なせいかも?適度な、かなり理想的な音質であります。事実ではない。それともBISオリジナルではマスタリングがまったく違うのか。

いずれ著名無名論評、人様のご意見は参考に拝聴しつつ、音楽は自分の耳で聴き、自らの言葉で語るのが前提でしょう。とくにネット時代、我らが日本人の根性は100年ほどでカンタンに変わらぬから、風評被害には充分気を付けないと。ワタシは”言い放し/断片情報”のツイッターを好みません。日本古来の芸術である”俳句”水準に昇華して下されば別だけれど。

上記更新して、ゆっくり音楽でも聴きつつ出勤時間調整〜のつもりが、けたたましくケータイが!若者のケータイには楽しいことが一杯届くのだろうが、中年おっさんにはお仕事トラブルと相場が決まっているんです。昨夜届くべきものが届かない〜それを専門に対応する東京本丸部署は8時より出勤、とにかく早々に自宅を出て途中で連絡を入れ、職場に到着すれば詳細情報調査の仕様もある・・・結果的にいつもとさほどに変わらぬ出勤(誰もいない)。ま、無事なんとかなったから良かったけど。けっこう修羅場はキライじゃないんです。なにもなくて退屈するよりよろし。

午前中、資料は3/4迄進み、あと(夏休みに入る迄)二日間にて完成の目処立ちました。昼から断続的なミーティング、営業成績は見込み通り(よりいっそう)良好、夕方チームメンバーの資料二本ほど、上司とともに点検論議。ここで時間切れ、早々に職場を出て耳鼻科+膝肘のリハビリに。なんせ残業時間制限一杯ですから(残業代はもとより付かぬが)きょうも暑いですね。まさに猛暑。

BBCL4243 通勤音楽。Mahler 交響曲「大地の歌」〜レイモンド・レパード/BBCノーザン交響楽団(管弦楽団だけれど、CD表記はそうなっている)/ジョン・ミッチンソン(t)/ジャネット・ベーカー(ms)(1977年ライヴ)・・・ややオン・マイクながら音質かなり良好。このオーケストラは現在のBBCフィル(マンチェスター)、エドワード・ダウンズとの演奏でも感じたが、このオーケストラはかなり優秀でっせ。ジャネット・ベーカー別格の貫禄として、(往年のバロック演奏で)懐かしいレパードのオーケストラは緻密に細部コントロールが行き渡っておりました。ジョン・ミッチンソンはホーレンシュタイン盤(1972年)にも参加していたから、この作品を得意としているでしょう。

雄弁で声量があり、ヘルデン・テノール(で、合ってますか?)っぽいが、どーも作品の厭世観とは無縁の違和感有。陽気に過ぎるというか、朗々とし過ぎというか。上手いけどね。レパードは端正でオーケストラは力量充分だなんだけど、脳裏にはウィーン・フィルとか、最近ではベルリン・フィルが先入感として刷り込まれたせいか、個々の管楽器の音色にはやや不満を感じます。

往復、かなり不快だったから?一回聴いたくらいで安易な判断は下せませんよ。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

きょうも暑くなりそう。本日は東北電力管内の電気供給がヤバい予測が出ているらしい。結局昨日は朝ウォーキング、昼前にご近所スーパーにダイエット・コーラ(最近こればっか)を買いに行った他は終日室内にて過ごしました。(エアコンなし)一瞬、スポーツクラブ行きを考えたが、ボンヤリしているうちに狙いのメニュー時間に間に合わない。夜、姉の病院から戻った女房殿と駅前焼き鳥屋へ。今週は金曜から第一次夏休みをいただきましょう。手足の痺れともかく、体調快復はありがたいことです。残り50%の資料消化を狙いましょう。

DOVORAK 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン・フィル(1959年)・・・パブリック・ドメインとなった往年の録音だけれど、音質かなり良好。昔馴染みのはずだけれど、LP時代の記憶は曖昧です。もしかして初耳?驚くべき迫力、厚み、剛直と緻密が両立している演奏であり、歌心、時にタメばっちり決まって効果抜群の説得力。所謂、独墺系がっちりとしたシンフォニック盤石な構成で仕上げていて、これほどこの作品が立派に聞こえるのも希有な経験でしょう。ベルリン・フィルは抜群の技量だけれど、後年カラヤンの甘美優雅なサウンドとは一線を画して、一昔前の頑固頑迷さが木霊しました。凄い。

自主CDなので、フィル・アップ必要。フツウは「モルダウ」なんだろうが、既に自主CD化済。Tchaikovsky 弦楽セレナーデ ハ長調〜ジョージ・ショルティ/イスラエル・フィル(1958年)・・・選択。これは中学校時代の音楽室にあったんじゃないか(主眼は「アイネ・ク」だった?)。硬質、集中力ある演奏であって、オーマンディ辺りでこの作品に馴染んだ耳には、少々キツ過ぎ、といった手応えはあるし、「世界一の弦」と力むほどの演奏かね、とも思います。一方で、ショルティって若い頃から方向性は変わらないんだな、感心いたしました。

ここ数ヶ月、この時期になると「残業時間調整」にて、遅出早帰り必要です。本日はいつも通り、職場朝一番出勤やっちゃったので、とにかく早々に職場を後にしました。体調良好にてサボって帰る、これが理想パターンであります。ヤミ仕事を自慢げに言う奴は軽蔑の対象でっせ。鬼神の如き集中力で定められた課題をこなしたらよろしい。取引先とのトラブル発生は別格として。あと二日、調整必要。今朝、東北電力心配の件を朝刊で読んだけれど、我らが関西電力は午後1時頃に90%に達したとのこと。そういえば原発再稼働ならぬ分+火力発電2基故障で休止とか言っていたっけ。主たる問題はなにか?生産工場稼働問題か、オフィスなのか(月曜日は出勤率高いですからね)、それとも夏休みを迎えた家庭か。様子がようわかりまへん。

DG 4778770通勤音楽は、Ravel 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調/ピアノ協奏曲ト長調/組曲「鏡」〜ピエール・ロラン・エマール(p)/ピエール・ブーレーズ/クリーヴランド管弦楽団(2010年)・・・辛口の論評もあるようだけれど、ワタシとしては音質演奏ともほぼ理想的な手応えを得ました。クリーヴランド管弦楽団は痺れるほど上手い。エマールのピアノは精緻を極め、しかも無機的に非ず、味わい深い柔らかさを感じさせます。論評の中に「ブーレーズが自らソロを執っているよう」そんな旨あったが、その通り。クール緻密であり繊細、Ravel の神髄を余すところなく表現して完成度は極めて高い、ある種官能さえ感じちゃう〜こんなメジャーな、しかも新しいものを聴くのも贅沢病か。

DG UCCG-70026 Ravel ボレロ/スペイン狂詩曲/「マ・メール・ロワ」全曲/亡き王女のためのパヴァーヌ〜クラウディオ・アバド/ロンドン交響楽団(1985年)・・・”オーケストラは技術的に優れて緻密だけれど、華やかさとか色気とか全然足りないんじゃないの?”〜これが5ヶ月ほど前の感想です。その後、「ダフニスとクロエ」には感じるところがありましたね。音質含め、細部極めて明晰、真面目、正確、四角四面に柔軟性を失っているワケじゃない、充分なるエモーションさえ感じます。ロンドン交響楽団はほんまに上手い。各パートの音色個性を存分に発揮して、ヴィヴィッドに出番を飾ってますよ。けっしてキライな演奏じゃないけど、感動もするけれど、(東洋の片隅で音楽を聴いているド・シロウト先入感的)お仏蘭西の香りではない・・・


●2011年8月某日の振り返りと後悔

なんか久々によく眠った感じ(エアコン付き)。今朝も気持ちよくウォーキング済。昨日昼からはな〜んもせずに、断続的に居眠りしつつテレビなど拝見(エアコンなし)、音楽も断片的ばかり。夜、女子バレー韓日戦を堪能したが、いまやほんまに楽しみにしているスポーツはこれのみ(女子サッカーにも興味なし)。なんせヴェテラン世界最小最強セッター竹下が頑張っているからね。迫田さおりが急成長して、なんと25得点!立派。アウェイにて圧勝。最高っす。韓国チームにも数人日本で人気出そうなタイプが・・・

じつは久々、大ファンである古内東子(といっても昔の音源ばかりだけれど)をCD2枚分くらい聴いて、感涙に浸っておりました。個性的、中低音にアクセントのある声質、バックのリズムの鮮烈さカッコよさ、小味の効いた編曲が素晴らしくて、我がオーディオとの相性も抜群です。ありきたりだけれど名曲「誰より好きなのに」(これSoweluのカバーも淡々とした味わいで悪くない/Tiaraのはもっと軽快)これを聴いちゃうと青春に戻る思い。「銀座」の静謐かつ深い味わい(手許には3パターン有)、「宝物」はノリノリのリズム感のキレ、「ルール」〜ま、どれも女性の情念というか、少々重い、濃い”想い”がびんびん伝わります。

最近、シャンプーのCMで彼女音楽が流れた(Beautiful Days)が、良い意味で変わっていないな、全然。少々草臥れおっさんでも泣けます。

ちょろりと聴いたBeeやん、Brucknerへの言及意欲失いました。

反省して、今朝再聴。Beethoven 交響曲第5番ハ短調 「運命」〜カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー(1975年)・・・数年前にちゃんと拝聴した記録が残っております。笑止千万千円駅売海賊盤はとうに処分済、ネットより音源拾った罰当たり”自主CD”也。颯爽としてカッコ良い演奏、アンサンブルも音質もイマイチと思うが、そんな枝葉末節なことなど云々せず、アツい勢いに身を任せて聴くのが相応しいものなのでしょう。世評はけっこう割れておりますね。曰く、フルトヴェングラーの重厚に足りない、カラヤンのゴージャスに及ばない、フィリッチャイのほうが・・・〜予想通りであって、何をリファレンスとするかの問題ですよ。なんせワタシは古楽器派ですから。小編成、古雅で軽快な響きを好みますから。

第1楽章終楽章繰り返し、というのはありそうでなかなかないものです。先日BBSで話題になったウィリアム・スタインバーグの米COMMAND盤が繰り返していた記憶有。ちなみに、交響曲第7番イ長調(1976年)は(ほぼ)初耳拝聴(これも繰り返し有)、レビューでは第5番よりいっそう評価が厳しく、曰く”軽い”と。そうかなぁ。”颯爽としてカッコ良い”、”アツい勢いに身を任せて”路線は同じように聞こえるんだけれど・・・じつは苦手Beeやん交響曲中、更に最右翼の苦手作品であって滅多に聴かんのです。(ちなみに「第2楽章は古楽器的演奏の先取り」とのコメントがあったが〜はぁ?・・・といったところ)

ワタシ如きド・シロウト+縄張り範囲外の作品ながら、フルトヴェングラー、カラヤン、更にベーム辺りの呪縛未だ継続している世界なのだな、と、興味深く論評を拝見いたしました。嗜好問題で済ませちゃアカンでしょうか。古楽器別格にして、ワタシが聴きたいのは弾丸ライナー、ジョージ・セル、ルネ・レイボヴィッツ、そして現役若手の演奏です。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

昨日は家を出て数十メール時点で雨を感じ、引き返して傘持参。夕方には激しい降雨にてとにかく湿度が高い。記憶力が極端に弱まっているので既に昨日のお仕事内容に記憶もないが、とにかく狙いの資料進捗は結果的にまったく手付かず、日常業務と当面の別資料の完成に勤(いそ)しんでおりました。それでも夕方にはひととおり、当面の宿題を完了、夜酒席への出発迄懸案の資料に着手すればよいのに、肝心のやる気が出まへん。

我が職場には盆休みというものが存在せず、皆で調整し合って有休を消化するんです。所謂”夏休み”前に懸案を解消する必要が・・・一ヶ月ほど前?節電対策?エコ?とやらでデスクトップ・マシンがノート(レッツ・ノート)に交換となりました。職場机上では、以前から愛用のモニターとキーボード(これはメカニカルの自前もの)を接続しているからほぼ状況同じ(作業環境そのまま移設したし)なんだけど、例えば会議はペーパーレスでノートパソコン持参、所定の資料(無線LANでアクセス可能)を眺めつつ進行、ということになります。ここまではOK。問題なし。

じつはWi-Fiっていうの?ソフトバンクのUSBメモリみたいのを刺すと、いつでもどこでも常時接続になるんです。つまり、出先でも自宅でもノートパソコン持ち帰ってお仕事せよと。そんなものを支給されました。現在も専用Webメールにログ・インするとネット環境さえ揃えばどこでもメールは見られるし、返答も可能。だからUSBにFireFoxポータブルを仕込んでパスワードも記憶させて、さっくりそれを刺せば、ホテルとか自宅とか、時には取引先のパソコン借りて、急ぎの返事をしたり、資料取り寄せたりしておりました。(ま、以前からケータイ・メールでも似たようなことしてましたけど)これでほぼ当面の用は足りるんです。これが専用ノート+Wi-Fiにてほぼ通常のお仕事環境が揃っちゃう・・・う〜む。

どこでもそうだろうが、システム部局の解説説明は晦渋を極め、常時ネット環境(意外とカンタンに)実現!迄はOK。次、我が社のネットワークに入り込む手順がフクザツ怪奇。じつは前回ここで挫折、どーしてもネットワークに入り込めずに断念、忘れたふり、なにもなかったことにしておりました。それでも、盆休み前にちゃんとクリアせぬとマズいかな、と。結果的に(システム部局の懇切丁寧ご指導を得て)つながったが、理由は初期パスワード設定が完了していなかっただけ。それ以外は完璧でした。パスワードといったって、現代(いま)風の”毎回変わる”やつでっせ、覚える必要はないんだけれど。積年の咽奥小骨が取れた感じ。安心して引き出しの奥にしまっておきました。(意味ねえか)

酒席は梅田にて夜10時過ぎ迄。ま、勝手知ったるお相手(メーカー)+いつもの職場三患部(含む自分)+若手担当二人(じつは主役/でも影は薄い)、ようやく体力的に苦痛でなくラスト迄お付き合い出来。でも、喰いモンが旨いと感じないのは、体調万全ではないからでしょう。湿度が高くて不快っす。帰宅して、風呂入ってエアコン(設定29度)付けて就寝いたしました。断続的に目覚め、6時過ぎにウォーキング実施。お仕事は(なんとか段取り付けて)お休みといたしました。

SONY SMK64467昨日通勤音楽。J.Strauss ワルツ「美しく青きドナウ」/「ウィーンの森の物語」/「皇帝円舞曲」/「ウィーン気質」/喜歌劇「ジプシー男爵」序曲/「もうもり」序曲(コロムビア交響楽団/1956年ニューヨーク)/Brahms ハンガリー舞曲第1/3/10/17番(ニューヨーク・フィル1951年)/Smetana 交響詩「モルダウ」(ニューヨーク・フィル1941年)〜ブルーノ・ワルター・・・巨匠ワルターの演奏って棚中5種の「大地の歌」以外、ここ最近とんとご無沙汰でした。あまり話題にならぬモノラル時代の録音だけれど、なかなかエエじゃないの。豊満でなんともいえぬまったりとした味わい有。ワルツは優雅豪華であり、雰囲気たっぷり、但し、微妙に間が足りぬというか、ベルリン生まれの彼は意外とモダーン、都会的なスタイルになっていると思います。オーケストラはニューヨークの録音用オーケストラ(優秀)。ハンガリー舞曲も語り口が上手い。「モルダウ」には印象記憶なし。全体としてモノラルながら、瑞々しい残響と奥行きが聴きやすい音でした。

朝一番で膝肘のリハビリマッサージへ。昨日の大雨、そろそろお盆と言うこともあってか、混んでましたよ。ええ施術士に当たって、なかなかのサービス、両腕肩の屈伸にはいつも気を付けているつもりだけれど、左肩が硬直しているとのこと。肩凝りの自覚なし(痛むのは両肘から指)だけれど、症状はかなりキツいそう。体調も気分もかなり改善して、そのままバスに乗ってお隣駅側のBOOK・OFFへ。CDを買うつもりもなく(もとよりその店はクラシックが弱いんです)じっくり書籍を一時間ほど選定。数年前、岡山時代は毎週通ったものだけどね。知的興味がちょっぴり戻ってきました。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

幹線通り沿いのマンション、夏は窓を開け放して就寝するから、深夜バカ者がバイクでエンジン噴かせば喧しくてしゃーない。蒸し暑い+騒音で益々睡眠不如意〜それでも早朝起き出してウォーキング実施。本日は取引先との酒席が決まっていて、昼から節食せんとあかんと自覚しております。明日は無事休めることとなり、しかも、本日より規定の残業時間調整でいつもより一時間遅く(通常時間に)出勤いたします。なんとか宿題資料は3/4迄仕上げたいんだけれど、金曜も日常定例作業が多いんです・・・定例サイト更新は一本のみ実施。

お気に入りMozart のセレナーデ/ディヴェルティメント集はBRILLIANTで(いちおう)全曲揃えているが、リファレンスはシャンドール・ヴェーグ10枚組。かつて苦労して集めたものだけれど、安くなりました。時代は遷ってネットにてダウンロードできる時代となりました。溌剌ヴィヴィッドなアンサンブルを聴いていると、現代楽器/古楽器云々論議が空しくなるくらい愉悦に充たされました。(ヴェーグはもちろん現代楽器使用)

Mozart 行進曲ニ長調K.62/セレナード第1番ニ長調K.100(62A)/4つのコントルダンスK.101/行進曲ニ長調K.215 (213B)/セレナード第5番ニ長調K.204 (213A)〜シャンドール・ヴェーグ/ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ(1990年)・・・10枚目。音質極上。このオーケストラってこんなに上手かった?と驚くほど、弦はもちろんオーボエ、ホルンの洗練された響き。ノリノリのリズムは軽快モダーンだけれど、軽量軽薄に非ず。もちろん鈍重ではない。こうしてみるとコレギウム・アウレウムって、かなりマイルドで優雅なんだな、と気付かされます(サウンドは古雅な味わい)。

名手ヴェーグに見込まれたコン・マスのソロは優雅そのもの。作品はどれも楽しく、天才Mozart に駄作なし、無条件幸福。ホルン協奏曲みたいな見せ場もあるし、4つのコントルダンスK.101〜第3番ニ長調ってバグパイプみたいなサウンドがオモロい。行進曲ばかり集めたCDもあるけれど、あれは楽隊の入(退)場だからセレナーデの前(更に後ろ)に置くのが正しいんです。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

体感だけれど、昨日もエアコンなしで就寝したから、昨年ほど暑くないんじゃないか。ま、充分夏っぽいが、殺人猛暑には至らず、これは電力不足に苦しむ(のかどーかようワカラン)業界に福音なんじゃないでしょうか。もとより”蓄電”はカンタンじゃないから、合理的ムダのない使い方は重要なこと。ピークに合わせどんどん電源開発に投資(結局消費者にツケ)というのも本末転倒。あいかわらず眠りが浅いが、本日も元気で早朝ウォーキング実施、なんとか体調をスッキリ戻したいもの。相変わらずやる気の出ない毎日〜ココロは既に夏休みです。

昨日聴いた、Mozart セレナーデ第4番ニ長調K.203「コロレド」の件、ネット検索していたら偶然BRILLIANT 92627/9 1970年録音 23枚組諸経費込みで3,500円程で購入(オークション入札)したウチの1枚自らのコメントを発見!ジル・シャロン/アマティ室内管弦楽団(1996年)〜詳細ようワカラん、おそらくはオランダの団体だけれど、すっきりとした飾りの少ない(やや素っ気ない?)現代楽器によるもの。繰り返し問題?についても言及していて、”アマティ盤は、第1楽章「アンダンテ〜アレグロ」、第2楽章「アンダンテ」、第6楽章「アンダンテ」が短い、他の演奏の半分くらい〜つまり繰り返しをしていない”とのこと。十有余年【♪ KechiKechi Classics ♪】 更新、日々棚中CD在庫をていねいに聴き進めようと心がけているつもりだけれど、記憶はどんどんすっ飛んでしまう・・・あきまへんなぁ。6年前のコメント記憶など、あるはずもなし。

では、行ってきます。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

今朝もエエ天気。見た目、フツウにお仕事しているように見える(事実、粛々と種々様々な実務作業をこなしている)が、実際は猛暑に心折れ、やる気全然出まへん。昨夜三日目の歯医者、一ヶ所欠けたところを埋め、全体の歯石取りクリーニングをして終了。どーいうことか。4年間通っていたところは歯石取りに4日掛けました(何か裏付けがあるのでしょうか)。土曜日曜夕方迄、平日は夜10時迄営業、ご近所、なかなかエエじゃないの。

今朝の朝日新聞、モリタクさんが「行きすぎた断捨離はいけない」旨、主張しておりました。生活在庫やら、自動車工場部品でも、今回のような災害が起きるとすべてがストップして成り立たなくなる、モノはあってこそ新しいモノや発想が生まれ、捨てるだけではなにも生まれない、と。考えてみれば「超・整理仕事術」「”捨てる!”技術」とか、定期的にこの類のブームは起きていた記憶もあります。なんとなく一理あるような、ないような・・・個人的には、ほんまに必要なもの(生活でも趣味でも、そしてお仕事でも)を厳選して、本来の趣旨目的を明確にする、ことだと思いますよ。

モリタクさんはミニカー含め、様々な収集、自分だったら音楽CD〜ずいぶん整理したつもりだけれど、それはちゃんと”音楽を集中して聴きたい”といった目的あってのこと。全部、なにもかも断捨離とは違うつもり。

Mozart セレナーデ第4番ニ長調K.203「コロレド」〜コレギウム・アウレウム(1983年)・・・こういった古楽器系の録音は、時にあっという間に経年劣化に至る(演奏スタイルの変化、技術の進化)ことがあるんだけれど、柔らかい響き、穏健なスタイル、そして瑞々しい音質が現役の感動を保証して下さいます。行進曲K.237(189c)も加えて50分越え、これって繰り返し問題?テンポ設定か。ぼんやり聴いていたので、他音源との比較が必要。

本日もとうとう、やる気全然出ず。夕方4時辺りで資料1/4ほど完成、ここでぷっつり緊張感切れました。ノーミソ使わぬ実務仕事でゴマ化したつもりだけれど、端から見れば結構な物量でしょう(ほんの言い訳)。体調は先日の肺炎っぽい怠さではなく、一年前猛暑の夏ばてに似ております。睡眠不如意甚だしく、それでも5時45分に起きて無理矢理ウォーキング(+ストレッチ)実施。続いてます。

Disques Jean-Jean通勤音楽は、Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調(1878 version, ed. Nowak)〜朝比奈 隆/大阪フィル(Live, 25.1.1978/大阪フェスティヴァル・ホール)・・・(現在建て直し中の旧)フェスティヴァルホールの音質はなかなかよろしいが、ここではオン・マイクで各パートがばかばらに聞こえて奥行き、広がりが足りない。先日、一度聴いて集中出来ず、今回はイヤホンでボリューム上げて拝聴いたしました。(ラストの拍手を収録しなければCDR一枚に収納可能)結局、悠然とした間、深い呼吸、しっかりとした足取りとリズム、ここぞという時の迫力、コレに尽きるのでしょう。入り込めば感銘は深淵なり・・・しかし!

(帰宅後再々確認)我が貧者の(人民中国製)極小ディジタル・アンプでは、あまりに各パートの粗(あら)がしっかり見えてしまって、響きは融け合わない。つまり、オーケストラの技量がモロに表出されてしまって、ひじょうに聴き続けるのがツラいっす。とくに終楽章。別に独墺系オーケストラ礼賛のつもりはないが、Brucknerの場合、とくにオーケストラの響きそのものがキモであることが多くないですか?朝比奈ファンの皆様、申し訳ない。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

ここ数日、気温は落ち着いているのか。なんせ昼間はずっとエアコン快適なる職場にこもっているからわからない。今朝のウォーキングも涼しかったですよ。

昨日は断続的なミーティング+定例作業(印刷屋入稿など)を終え、早々に職場を出、整形外科で膝肘のリハビリ〜歯科医へ(夜10時迄やっている)。4年ほど通った(定例歯石取り+時に治療にて)ところはヤブだったのか、昨年「左上奥歯に違和感有」と申告したら「なんともない」と。ところが、歯石取り作業中、歯科衛生技師の女性が”被せ”が外れ掛けていることを発見して下さったこともありました。つい先日も左奥歯下の詰め物修復時に、他は大丈夫といわれたばかり。ところが今回、日曜否応なく別なところに行ったら、前歯の一部が虫歯になり掛かっている、との診立て。一昨日の左奥歯上の治療もそうだけれど、昨夜も一発即終了なんです。昔の歯医者って、やたらと治療に時間掛かりませんでしたっけ?歯科医療も日進月歩なんだな。あとは歯周病のチェックと歯石取り=クリーニングのみ。歯磨きには熱心なんだけど、やはり年齢(とし)ですから。

昨日通勤音楽。「simply debussy」(4枚組)より2枚目Debussy 前奏曲集第1巻(ミシェル・ベロフ1995/96年)/映像第1集/英雄の子守歌(高橋悠治1975年?)/ベルガマスク組曲(アラン・プラネス2005年?)・・・このシリーズは一部理解不能なる音源寄せ集めながら、ベロフのピアノが華やか、そして力強い。リファレンスはベネデッティ・ミケンランジェリ(DG録音のみならず種々ライヴ)であり、その濃厚甘美を煮詰めて苦みが出たような演奏を愛してきたが、こちらDebussyの奔放自在な妖しい旋律をたっぷり、幅広く堪能させて下さって、作品そのものへのイメージを変えてしまいます。Debussyの作品って耳当たりはよろしいけれど、やはり現代音楽(これも死語かなぁ)なんだ、と。

要らぬ余談だけれど、こんな”奔放自在”なる作品を聴いていると、ほんまBeeやんがますます遠くなる感じ。他、Haydn ピアノ・ソナタ第11〜第13番(イエネー・ヤンド(p)1996年)とか、Rameau コンセール用クラヴサン曲集(第1番 - 第5番)〜アラン・カクストン(cem)他(1990年)など・・・後者はNAXOS初期の録音で、発売即入手したんだけれど、古楽器ですよね。ややリズム感が穏健に過ぎる(技術の練り上げ不足?)けれど、なかなか味わい深い。この辺りに詳しい方、ぜひコメントいただきたい。


●2011年8月某日の振り返りと後悔

8月突入。早朝ウォーキングは涼しくて、ほんまに気持ちがよろしい。尼崎は庶民の街だけれど、ご近所真剣に散歩するとけっこう立派な家ありますよ。それに、皆ぴかぴかのクルマに乗ってますね。ワタシなんて中古ばかり、だんだん小さくなってラストは軽自動車、それさえ知人に譲ってしまって大阪転居、ですもん。

昨日、姉の入院先より戻る女房殿が北新地駅で待ち合わせとのとご神託有。日曜は店あまり開いてないし、梅田界隈なんて値段高いばかり。わかってはいたけれど、別なところを考えるのもメンドーでご指示通り、少々お洒落かつ高めの店へ〜格式は高いが、値段+見た目ばかりで味はたいしたことはない。なにより、なにを喰っても旨い!そんな気力体力若さが衰えておりました。これも贅沢病の一種でしょう。学生時代って、どんなもん喰っても旨かった!(例えば「王将」)記憶有。あれは夢幻だったのか。

昨日一昨日と朝比奈隆の大曲ばかり聴いていたので、編成の小さい、静かな作品ばかり(ぼんやり)拝聴。Elgar ヴァイオリン・ソナタ ホ短調〜ヴィヴィアン・ハーグナー(v)/タチアナ・ゴンチャロヴァ(p)・・・Viviane Hagnerは別嬪ヴァイオリニストであり、ネットでフリー音源が拾えるんです。真摯でエエ音でっせ。次、カットだらけ快速テンポの「ラプソディ・イン・ブルー」(作曲者/ポール・ホワイトマン楽団1927年)を愉しんで、更に台湾の若手レイ・チェンによるBach 「シャコンヌ」(この音源も同じところからダウンロード)には宇宙的広がりを実感。Bach 「音楽の捧げもの」〜「トリオ・ソナタ」〜リンカーン・センター室内楽協会・・・これは相当のお気に入り作品故痺れました。

全部自主CD。これじゃ個人消費が伸びずに日本経済苦戦するわな。”行きすぎた清貧思想”か。昨夜、梅田で散財したから許していただきましょう。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

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written by wabisuke hayashi
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