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音楽日誌●日々の振り返りと後悔●日々の振り返りと後悔 ●今月の近況
2005年11月広島にて
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●2011年11月某日の振り返りと後悔

新しく届いたCDクロックラジオのタイマー設定がちゃんと理解できていなくて、ラジオは鳴らなかったが、”うまく鳴るか?”心配でよく眠れない。結局いつも通り早朝ウォーキングへ。女房殿同行復活です。昨夜、風呂上がりにバケツで洗濯槽へ残り湯運び時(ラストに入る者が担当/吸い出しポンプは位置関係上使えない)足を滑らして転倒いたしました。左足甲を痛打、青くなっているが骨には異常ないみたい。気を付けなくっちゃ。

NAXOS 8.572222Robert Fuchs(1847-1927)セレナーデ第1番ニ長調/第2番ハ長調/アンダンテ・グラツィオーソ&カプリッチョ〜クリスチャン・ルートヴィヒ/ケルン室内管弦楽団(2008-9年)・・・初耳作曲家。CD解説によると死語一年経つと完全に忘れられた、とのこと。一聴、不安なる世紀末に相応しくない優しく、甘い、平易な旋律連続は”時代遅れの浪漫主義者”を実感させる作風に驚かされます。Tchaikovskyから露西亜風アクを抜いて、いっそう穏健にした、そんな作品です。時代は破壊とか異形を求めていて、あまりに保守的懐古的な雰囲気という言うことでしょう。ド・シロウトにとってはひたすら聴き易い、耳当たりの良い、安寧の雰囲気を愉しめるというのことのみ。

では行ってきます。

まだ、抜いちゃいけぬ時期なのに、どーしても憂鬱感が抜けないし、睡眠不如意だし、膝は鈍く痛むし、昨夜風呂上がりに転倒した左足甲も痛い〜とかなんとか言って昼からサボりました。眼の再々検査しようと思って。なんせ凄い時間が掛かってていねいな検査、診察なんです。3時間は覚悟。結局左目視野欠損の疑い晴れず、特殊な目薬で様子見。次回は目薬が切れる頃に再診察となります。夕方6時頃にケータイに職場より着信があったみたいだけれど、検査診察の真っ最中、ケータイにメールくれと伝言してあったのにわかっていないな。どーせ明日でも間に合う用事でしょう(と、メールの点検もしていない)。

もう明日は12月じゃないか。光陰矢の如し。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

ここ数週間、睡眠不如意久々続いております。とにかく早く目が覚めちゃう。就寝時間はそう変わらぬし、昼間も苦しむほどに眠くない、それに今朝も軽くウォーキング(+ストレッチ)継続しているから体調そのものに問題はないんです。女房殿の目眩症状が完治しないのが気掛かりです。先週にて店仕舞いしたオークション、ラスト一件のみ連絡未着だったのが気になっていたけれど、今朝無事連絡がありました。最近評価で「入札者都合でキャンセル」が付いていたのが不安也。ま、よかった。さっさと送りましょう。

Vivaldi 協奏曲 作品3「調和の霊感」〜アルベルト・マルティーニ/アカデミア・イ・フィラルモニチ(1996年)・・・先日途中だったが、全曲ラスト迄拝聴。艶やかな響き、おそらくは現代楽器(それとも最近の古楽器ってこんな洗練された響きなのか)穏健、リズムにエッヂを立てない、テンポもエキセントリックではない。美しく耳当たり抜群・・・今回拝聴全体の1/3程だからエエけど、全曲続けると少々厭きるというか、変化と刺激が欲しくなる感じです。いずれ、立派で完成度の高い演奏。ここ最近、イ・ムジチ辺りの往年の横綱演奏聴いたりしているからね、ファビオ・ビオンディ辺りの過激演奏って日常座右に置くにはマズいのか。出勤にアーノンクールの「四季」でも持参してみようかな。

本日上司との打ち合わせを無事乗り切って、一段落。後は自分なりのペースで資料を仕上げるのみ。ま、諸処大小トラブルはずっと続いて、その処理作業はあるんだけれど。さすがにちょっぴり冷えてきて、膝に鈍い痛みを感じます。たいしたことはないんだけれど、一応整形外科にてマッサージ。女房殿目眩症状癒えて、明日よりウォーキング復活だそうです。帰宅するとFISHER CDクロックラジオ Z-JCDL1到着しておりました。(他の通販で入手するより1,200円安い/しかも送料込)小さなCD機能付きラジオを入手3年ほど?あまりに安物でパソコン用スピーカーとつないでいたけれど、愛用30年ほど?を誇るタイマー(AKAI製)の設定がメンドーとかいろいろ云々目覚まし意外には使っていない、といった状態。それは婆さんにあげて、コンパクトで時計機能が充実しているものを選びました。ほんまはBOSEのウェイブなんとか、というのが欲しかったが、高いのと+”CDが詰まる”といった噂も聞いたので断念。

今回のCDオークションは思ったより順調だったが、じつは2週目が偶然出品無料キャンペーンとぶつかって再出品となりました。もとより売れ残りだし、しゃぁないな、と諦めておたらけっこう売れましたね。続々と到着連絡が来ているが、【♪ KechiKechi Classics ♪】読者が含まれているみたい。そういえば、再出品の段階で「音楽日誌」に掲載したような・・・それが宣伝になったのか。ありがたい。過分なる褒め言葉をいただきました。

BELAT 450 001-2通勤音楽はHandel 組曲「水上の音楽」(ハーティ/セル編)/「王宮の花火の音楽」(ハーティ編)/「メヌエット」(歌劇「忠実な羊飼い」より)(ビーチャム編)/「ラルゴ」(歌劇「セルセ」より)(ラインハルト編)〜ジョージ・セル/ロンドン交響楽団(1961年)・・・今朝、アーノンクールの「四季」でも、と棚を探ったら「水上の音楽」が〜それならジョージ・セルをしばらく聴いていなかったな、と英DECCAコーナーへ視線を移したもの。ロンドン響がぐっと力量を付けたのは1970年以降プレヴィン時代から、とのことだけれど、ジョージ・セルの手に掛かると驚異的な迫力と切れ味、ピタリと縦の線が合って緊張感漂うアンサンブル、そしてゆったりとした部分での優雅な浪漫に至ってもの凄い!音質も完全に現役。通勤電車にて密かに仰け反っておりました・・・(BOOK・OFF@250の値札有)


●2011年11月某日の振り返りと後悔

いつものブルーマンディ。風邪の季節だけれど、5ヶ月継続しているウォーキング成果にて基礎免疫力がアップしているのか?体調維持なのはありがたいことです(パソコン腱鞘炎マウス腱鞘炎は相変わらずだけれど)。大阪府市W選挙は橋下さん圧勝でしたね。閉塞感なのかなぁ、政治についてシニカルな評論はしたくなくて、どーせ誰がやっても一緒でしょ、的考えは持っておりません。おそらくは”このまま座して旧態のまま衰退を甘受するよりは・・・”ということでしょう。民主党への政権移行にしても、期待通りではなかったろうが、とにかく一度は現状を変えてみる試みは大切と考えております。

今月は週のサイクル問題で通常月より一週間余裕(上司本丸用資料+取引先用資料)、ここで油断できぬのは”次”の大宿題が待っているから。朝一番の締め切り作業はもちろん、細かい作業スケジュール段取りを考える週となります。皆に迷惑を掛けるからね。そういえば昨日はコンビニにCD送付に行ったきり、一度も外出なかったな。女房殿目眩症状が治まらぬこともあったし。一連の法事が一段落、ちょっと緊張感が切れたのか。

FIC (英DECCAの海賊盤)   F-310Mozart 交響曲第40ト短調K.550/第41番ハ長調K.551「ジュピター」〜カルロ・マリア・ジュリーニ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1965年)・・・既に20年を超えるお付き合い(駅売海賊)CD也。現在のオーディオセットになってからは(おそらく)初耳、これが爽やか、よく歌う演奏・・・(時間切れ)

(今朝の続き)ジュリーニ当時51歳、晩年に比べテンポは中庸を維持して引き締まっており、細部明晰、朗々とした歌心に不足はない。自主団体として再出発した翌年のニュー・フィルハーモニア管弦楽団は清涼、明るいサウンドを誇って、大きなリズムと呼吸を感じさせるスケールと緻密なアンサンブル。記憶では濃密な集中力だったはずが、むしろすっきりと見通しの良い、軽快な響きに感じます。おそらくはLP板起こしの駅売海賊盤ながら、さすが往年の英DECCA録音、充分現役。大好きな作品、でもね、ト短調+ジュピターなんてここ最近滅多に聴きませんよ。これはオーソドックスなスタイルによる、ヴェリ・ベストな演奏也。

・・・お仕事は先週末の不振を継続していて、どーにも興が乗らない。そこはヴェテラン故、遊んでいるようには見えぬ(粛々と最低限の宿題をこなしている)けれど、ノーミソは回っておりません。やる気なし。体調は悪くないんだけどね。上司ともども打ち合わせしているお隣チーム横目に、さっさと職場を後にしました。今週いっぱい来週に迫った取引先会議向け(大小)資料”ちゃんと”できるやろか。(その後激しい忘年会有)

通勤音楽は数日前聴いたDebussy 交響的素描「海」/牧神の午後への前奏曲/Ravel 「ダフニスとクロエ」第2組曲(以上1964年)/ボレロ(1966年)〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル・・・早速再聴。イヤホンにて集中すると、ベルリン・フィルの各パートの優秀さ、とことん細部ニュアンスの徹底ぶりに舌を巻くほど。痺れるほど上手い!これがツェラーか、ライスターか、ザイフェルトか・・・と類推つきますね(違うか)。アンサンブルが緩いんじゃなくて、カラヤンはオーケストラにかなり任せているんじゃないか。昔、感じた”緩さ”ってなんだったんだろう?リズムの刻みは(繰り返すが)極めて正確かつ有機的。

その関連だけれど・・・Ravel ラ・ヴァルス〜ピエール・デルヴォー/コンセール・コロンヌ(録音年不明のステレオ音源/ネットよりダウンロードしたもの)・・・これが先のカラヤンとは真逆な演奏。アンサンブルはへろへろ、縦線合わせる気など元より存在せぬ、各パートの響き薄く、ピッチも少々おかしい、はっきり言って技術的には少々マズいんじゃないの?テンポも縦横無尽に揺れちゃう・・・けど、最高!小粋とはこんな感じか、ヘタウマというのか。

味わいの深さ、深遠なり。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

昨日は二日酔いっぽくて、贅沢にも午前中より隣駅側大型銭湯(天然温泉?沸かしか)へ。キモチ良かったっすよ。あとはなにをしていたか・・・記憶曖昧。そういえば【♪ KechiKechi Classics ♪】更新もう一本実施したが、パブリック・ドメイン音源故自主CD拝聴しつつ執筆しておりました。3年前?自分としては初期のものでして、”50枚1,000円”特売CDR見つけると入手したノーブランド品(現在なら100枚1,380円amazonPB愛用)〜これが(覚悟していたけれど)盤面劣化しております。途中で音飛び発生(なんとかラスト迄聴いたけれど)盤面確認するとあちこち変色が・・・微細な隙間があって水分が入り込んだ?CDRって意外と保たない、せいぜい5年くらいですよ、との助言をいただいた記憶もあります。

ところが岡山時代ご近所HARD・OFFにて@50とやらで売っていたシングルCD、寄せ集めて一枚にしたものは既に10年以上経過、ちゃんと問題なく聴けます。いろいろ巡り合わせなのか。それとも我が技術大国日本の高品質製品だったのか。ちゃんとした製品CDでも20年経過で盤面剥離のべ数万円アウトの経験済。モノには執着ないほうだけれど、哀しい経験でした。

LONDON F35-500782週間にわたったオークションCD出品処分再開は昨夜、プレミアム会員登録解除、落札後未連絡は残り一件のみ。今回売れ残り10枚のうちシャルル・デュトワが3枚。人気ないんだな。Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)〜シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団/合唱団(1980年)・・・これなど至高の名演!と評されてきたもの。いくら(p)1981西独逸製トラック分けなし一気55:57聴き強要!CDとはいえ@300でだれも買い手が付かんとは・・・定価¥3,500でっせ、ネットで調べると「ワタしゃ4,200円で買った」「4,000円でした」みたいな記事があって凄い時代だったな、と痛感いたします。しっかり拝聴しましたよ。演奏に不満があったワケじゃなくて、同じ作品ばかり10種?(全曲で)も所有しても意味ないじゃんと思っただけですので。

緻密精緻なアンサンブル、淡い色彩感に溢れ、各パートバランス完璧マイルドに響き合って明晰、どこにも恣意的刺激的な仕掛けは見当たらない。師匠アンセルメほど冷たくはなく、なんせこちらオーケストラが上手い。(当時のスイス・ロマンド管のヘロっとして腰のない雰囲気も素敵だけれど)旋律表現にムリがない、妙に雄弁だったり、煽ったりすることもなく、粛々丁寧に進めて完成度は高いと思います。音質も極上。時代は再び激辛激甘ブーム爆演を求めているのか、薄味隠し味微妙なニュアンスって流行らないのか。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

お仕事がスケジュール通り消化でき、職場の全員自主参加酒席も愉しく談笑いたしました。馴染みの職場至近の酒場で酒も喰いモンもまぁまぁ。安いしね。昨夜は痛飲し、帰り阪急電車の駅に入ったが15分待ち、しかも到着駅からタクシーでしょ?(17分歩いても良いが)駅員さんにお願いして改札通過したカードキャンセル、地下鉄〜JRという別の路線(これだと駅から10分ほど歩く気になる)へ。但し、帰り道にはラーメン屋が!ハラは減っていないのに、ふらふら入店したのは酔いが過ぎていたせいでしょう。帰宅してオークション終了のチェックしていたけれど、起きていることに耐えられず、風呂も入らずそのまま寝てしまいました。

今朝ちゃんと早朝決起、ウォーキングをこなしてからシャワー+洗濯実施。(女房不在のため)今回終了店仕舞いとなったオークションは”売れ残り処分一週間延長”だったはずが、けっこう値が釣り上がり、量的にも動きました。16枚。これで棚中在庫整理少々進捗!朝一番より、連絡したり返答到着分の送付作業〜自分なり手順があって、宛名の印刷、現物点検、同送分確認、送料確認、梱包作業(職場裏紙印刷使えぬカラーを持ち帰り使用)にもECOな哲学があって、最低限できるだけ軽く、送料に要らぬ負担を掛けぬよう・・・って、わずか6件ほどの送付作業がちょっと苦痛、というか要領悪い。やや二日酔いっぽくてノーミソ前頭連合野が稼働状況いまいち・・・連絡あった分は先ほどご近所セブンイレブン+郵便ポストに投函してきました。

出品中売れ残り決定的!と宣言していた一枚もラスト入札ありました。在庫整理進むと”こりゃ絶対要らん!”というものは少なくなって、それでも数枚品揃えで出品するんだけれど、それもみごとに完売。売れ残りわずか10枚であって、これは手元に置いてしっかり聴きましょう。これもなにかのご縁也。

DG 477 7161Debussy 交響的素描「海」/牧神の午後への前奏曲/Ravel 「ダフニスとクロエ」第2組曲(以上1964年)/ボレロ(1966年)〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル・・・LP時代以来の再聴か。どんよりとした音質、曖昧で重苦しい、リズムが緩い・・・そんな記憶だったはずが、かなり印象変わりました。音質かなり鮮明、LPの再生技術って難しかったのか、当時もとより安物オーディオ環境だったけれど(現在も)。”曖昧で重苦しい、リズムが緩い”というのはカラヤンの個性としてあるけれど、かなりメリハリもスケールあって、なによりオーケストラに厚みがあって、上手い。仏蘭西ものとしてクリア軽快な響きは足りないかもしれぬが、雰囲気はたっぷりあって悪くないと思いますよ。カールハインツ・ツェラーのフルート絶品。ボレロに於けるリズムは極めて正確な刻み、それでいて充分な昂揚を感じさせて秀逸。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

さて本日のお仕事段取りはどうだっけ?昼から外出して職場研修、というのだけは記憶有。大小宿題漏れを見逃さず、一気に完了させましょう。特別なトラブルがなければ一気に消化できるかも。明日、女房殿の姉の納骨、昨夜は甥が泊まりにきました。今夜は女房殿が母親の所に泊まり、ワタシは研修後、職場恒例の全員自主呑み会(自腹で全員参加するからエラい)〜但し、クソ不味い酒呑まされれるのだけはカンベンね。今朝【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新一本のみ、昨夜深夜仕掛原稿にちょっぴり加筆したもの。いつも通り、安易な感想文也。

昨夜から締め切りがきているオークションは今晩終了。売れ残り処分(運がよけりゃ)一週間だったはずが、けっこう入札ありますね。先週と併せて計37枚処分成。全部一枚物プラケースだから約35cm棚が空いたということですよ。自分は安くて品質が良ければいいや、ということでBOOK・OFFに放出された「名曲全集」(内容は一般メジャー音源)CDを多く入手したものだけれど、こういうのは人気ないんですよね。内容関係なく。昨夜、そんなのが2枚動いて下さったのもありがたい。今月で店仕舞い。また、じっくり棚中在庫見極めて再出店の時機を伺いましょう。

出品中売れ残り決定的!一枚拝聴。Sibelius 交響曲第4番イ短調(1970年)/Tchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調(1971年)〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエット国立放送交響楽団・・・メロデイアのSibelius は1971年となっているから別録音?Tchaikovskyのほうは種々録音があって調べは付かず、いずれライヴではなく放送用録音みたいで音質良好です。先週、ヴォルメルの意外と繊細なSibelius に驚いたばかりだけれど、こちらたっぷりノーコーであついオーヴァー・アクションの代表例〜とされてきたもの。アンサンブルやら細部描き込み、仕上げは意外なほど丁寧であって、乱暴乱雑なる演奏ではありません。ある意味わかりやすいというか、例の金管大爆発が快感なる演奏であります。

Tchaikovskyはネット検索すると同年のレニングラード・フィル・ライヴ(BBC)ばかり登場して、セッション録音への言及はありません。以前ロンドン響との録音を聴いていたはずだけれど、既に記憶の彼方。Sibelius と同一方向の演奏だけれど、こちら熱血泥臭い(といってもアンサンブルはお見事)金管大爆発に似合う作品であります。聴き応え充分。オーケストラはとても上手い。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

さて、本日はこの間の不調一気に快復なるか?ポイントの一日となります。いろいろと巡り合わせがあって、お仕事上手くいかぬこともありますよ。それでも粛々と日常のリズムを変えない、継続することによって、状況から逃げぬことが大切。ここ数日眠りが浅くて、夢見もよろしくないが、いつもように早朝ウォーキング実施、体調OK。女房殿は持病の目眩が出てお休み。あと1日と締め切り迫ったオークション出品は、意外やけっこう入札入っておりますね。基本は在庫整理が趣旨だから最低価格で全部クリアランスが希望〜でもそうもいかぬ売れ残り有。それでも”これだけは売れてくれぬか!”(どーも気に喰わぬ演奏)2枚分入札あってほっとしております。

CCC 0002172CCC-6数日前に拝聴していたBeethoven 交響曲第6番ヘ長調〜フランツ・コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管弦楽団(1960年前後)・・・昨年再聴したこともすっかり失念、情報確認のためネット検索したら自らのサイトが出現いたしました。子供の頃、LP時代より馴染み、このセットを入手したのは10年以上前だと思うが、【♪ KechiKechi Classics ♪】 読者から賞賛を声をいただくほどに良い出来とは感じませんでしたね。当時はデイヴィッド・ジンマンとか古楽器系の演奏に心奪われておりましたから。(現在でも基本その通り)昨年時点で印象は変えていて、地味で質実なサウンドがようやく理解できるような年齢(とし)に至りました。金管を強調しないんですよね。じわじわ滋味深いサウンド+虚飾とは無縁な表現+やや遅め?のテンポ。録音はLP時代の記憶とは違って意外と良好であり、但し、リズム感の重さ、キレの不足にやや不満を感じぬでもない・・・半世紀前のですから。

Vivaldi 協奏曲 作品3「調和の霊感」〜アルベルト・マルティーニ/アカデミア・イ・フィラルモニチ(1996年)・・・半分ほど聴き進んでおります。現代楽器じゃないかな?練り上げられて美しく、しっとりとして穏健、奇を衒っていない表現にも好感が持てます。但し、かなり以前NAXOSにてVeraciniを聴いたときにも感じたんだけれど、変化に乏しいというか、ずっと聴いていると眠くなるというか、もっと変化を!刺激を!といった感慨に至らぬでもない。そんな贅沢感想を抱きました。

お仕事はようやく質的に一段上がりました。大きなトラブルもなく、こうして論議と資料に集中できる状況もありがたいもの。いったんできあがったもの(第1次)を取引先に送付したら、早速返事が来て、かなりの好評手応え有。このまま一気に次の段階に、つまり特別なことではなく、日常作業になるように仕上げないと。寒さつのって膝肘体調ちょっぴり気になったので、職場帰り整形外科にリハビリに行ってきました。

通勤音楽はMahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ジエイムズ・レヴァイン/フィラデルフィア管弦楽団(1977年)・・・恐るべきデザインセンスの悪いボックスを入手したのは昨年?ま、内容とか演奏に変わりはないけどね。ここ最近、第4番→第6番→第3番と聴き続けてきて、オーケストラが変わってもキレがあるな、若い勢いが凄いなと。

オーマンディ時代のフィラデルフィアでしょ。モウレツ強烈朗々と鳴り切って、ほとんと体育会的スポーティな快感バリバリです。明るく爽快豪華なサウンドですなぁ。じつは未だ途中でして「アダージエット」に到達しておりません。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

昨日、さらに上司の打ち合わせで(更に、いっそう)ぼろぼろ(明日仕切り直し)、夜は馴染みの小さな料理屋さんで女房殿と食事、若い大将はクエの一品をサービスして下さいました。本日は朝一番のサンダーバードにて金沢行き、取引先直接担当と詳細商談、八番ラーメン喰ったあと、車が迎えに来て福井に移動しました。ここで小一時間ほど(いつもの)テキトーなホラ話。福井駅まで送ってもらったら即帰りの特急が到着いたしました。

嗚呼、疲れた。充実した、というべきか、ま、無為無策なる祝日休みよりエエか。代休あるし。

Mahler 交響曲第2番「復活」ハ短調〜ブルーノ・ワルター/ニューヨーク・フィルハーモニック/ウェストミンスター合唱団/エミリア・クンダリ(s)/モーリン・フォレスター(a)(1957/8年録音)・・・リンク先は8年ほど前のコメントだけれど、その後多くの演奏を聴いてからは、そうそう無条件での賞賛はできかねます。第1番は文句なし!だったけどね。

音質は”この時期にしては”云々すべきものでもなし。但し、ここ最近鮮明な新しい録音ばかり聴いていたから、どーも不満に感じます。フォレスターの貫禄、個性は圧倒的存在感、他声楽陣も充実。全体として構成組み立て立派な、豊満なスケールを感じさせる”穏健”演奏でしょう。しかし、唯一無二といった存在とはちょっと言えなくなったかな・・・全国のワルターファンの皆様スミマセン。

Mozart ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」〜ダヴィッド・オイストラフ(v)/フランツ・コンヴィチュニー/シュターツカペレ・ドレスデン(1955年または1954年)Beethoven ロマンス ト長調/ヘ長調/Wieniawskiヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調〜イーゴリ・オイストラフ(v)/フランツ・コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管弦楽団(1956年?)・・・2000年頃に入手した11枚組より。この辺りの録音情報ははっきりしないんですよね。ロマンスはちゃんとしたステレオ?録音、いずれ音質はワリと良好。父オイストラフの豊満優美なヴァイオリンは圧倒的魅力であって、ドレスデンがまた厚みのあるエエ音で鳴っているんです。

息子のほうは当時20代、とろりとして艶やかな音色は親父譲りながら、若者の端正さも感じさせるでしょう。ネットでも音源拾えます。ワタシはヘ長調のほうが好き・・・って、ほとんどBeeやんでは唯一無二お気に入り作品でした。Wieniawskiは超絶技巧を堪能すべき作品だけれど、テクニックの切れとしっとりとした美しいタッチが両立しております。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

本日結婚記念日。女房殿お気に入りの小さな料理屋さんを予約しております。明日、金沢〜福井へ日帰り商談+会議対応だけれど準備済み。昨日の打ち合わせではぼろぼろに作成資料を批判され(保守的旧態過ぎ、と)本日も難しい課題(本日締め切りにて取引先提出)あるけれど、ま、なんとかなるでしょ。営業成績はギリギリで達成、自分の持ち分はあかんのだけれど。今朝のウォーキングは中途で行う、鉄棒(鉄柵とかいろいろ)にて下半身ストレッチ時、手が冷たくて参りました。そろそろ手袋が必要な季節となりました。

オークション落札分は無事全部連絡有。職場のメールを連絡先に使っている人がいるのだな。月曜にならないと返事が来ないわけだ(送付先も職場/一人暮らしなのかな?)。再出品分は(一部追加有)みごとに”売れ残り!”オーラ出していて、今週末締め切りまで苦戦が予想されます。これにて今回店仕舞い。

昨日通勤音楽。Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ブルーノ・ワルター/コロムビア交響楽団(1961年)・・・泣く子も黙る鉄壁評価盤であり、ワタシのMahler 受容原点でもあります。まず特筆すべきは驚異的に鮮明なる音質(SONYのマイクでしょ?)現役!まったりとした旋律(とことん)歌わせかたの妙、絶妙なる”間”、マイルド先鋭に至らぬ表現は温微とか変化が足りぬとの評もあるようだけれど、なんせ子供時代からの刷り込みですから。オーケストラの暖かい響きに厚みも不足はない。ほとんどこれしかない!という妙な安心感に溢れて、一気に保守化するワタシ。人間引退が近づくと故郷を懐かしく回顧する、的感慨に近いか。

買うかどうか微妙だけれど(ダブりがけっこうあるから)、mercuryのボックスセット出ているんですね。現在でも人気あって先週オークションに2枚(ワリと地味めな存在)出品したが、ちゃんと売れましたもの。きっと売れるんだろうな。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

お仕事のことを全然考えなかった週末、良い気分転換となりました。せっかく誘われていた演奏会はサボっちまったけどね(反省)。

昨日の「卒業記念舞踏会」によく似たパターンなんだけど、J.Strauss バレエ音楽「美しく青きドナウ」(デゾミエール編)〜ジャン・マルティン/ロンドン・フィル(1958年)・・・パブリック・ドメインなのでLP復刻専門のサイトよりデータ・ダウンロードしたが、CD復刻なっておりました。でもね、例の馴染みの旋律はなかなか出現せず(15分過ぎにようやく登場!)。あちこち聴き覚えのある旋律種々拝借して、粋な作品に仕上がっております。マルティノンもロンドン・フィルもヴィヴィッドで上手いですね。音質も悪くない。こんな素敵な音楽、最近は流行らんのか。

さて、朝一番からのお仕事段取り考えつつ出勤いたしましょう。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

「音楽日誌」にてとくに言及しなかったが、ここ一週間オークション復活しておりました。リンク先は売れ残り(これももうじき消します)でして、おおよそ数ヶ月に一回「出品無料キャンペーン」を狙って、気が向いたら「CD在庫削減計画」を実行中。全部一枚物で25/49枚の落札有(一枚出品漏あとで発見)、@300開始、すべて最低価格でクリアランスされるのが理想だけれど、ま、時代遅れになりつつあるCD故上出来と評するべきでしょう。倒産したPILZのEGRシリーズがこんなに人気あるとは!本意ではないが、けっこう競合して値が釣り上がったものもありました。商売的には300円10枚と3,000円一枚は一緒なのだろうが、目的は”聴かなくなったCDを全国の音楽愛好者に譲りましょう”ということですから。棚を空けるということですから。

もとより廉価盤愛好者、もともと安物ばかり、ところがCD収集も20年を超え、入手困難となったものもあるのでしょう。オークションを継続するには日常生活に余裕なくて、次回はいつになるか・・・但し、CDはどんどん売れなくなるから少々不安。とにかくトラブルなきよう無事送付まで終わらせたいものです。何度も言及しているが、音質的に苦しい、またネット上でも音源無料入手可能な歴史的録音はほとんど処分済みなんだけど、今回は売れ残っていた懸案の一枚が無事落札(300円)されました。嬉しいなぁ。

【♪ KechiKechi Classics ♪】 昨夜一本(遅れ馳せ)定例更新一本のみは、彼(か)のPILZのEGRシリーズでした(今回の売れ残り)。残りの人生掛けても聴き切れない棚中CD在庫を整理するのは、より充実した姿勢で音楽を聴こう、といった趣旨であります。さて、ウォーキングでもするか。

【♪ KechiKechi Classics ♪】もう一本更新して、昼からお隣駅近くの大型銭湯へ。贅沢やのう。オークションは落札されたもののうち未連絡が2件、いつもイライラさせられます。これで一段落、今回終了と考えていたけれど、明日よりまた「出品無料キャンペーン」あるとの情報、売れ残り分を一週間再出品いたしましょう。ま、いくつかでも動いてくださればめっけもん。

MERCURY 434 365-2J.Strauss(ドラティ編)「卒業記念舞踏会」/Offenbach「パリの喜び」(ロザンタール編)〜アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1957年)・・・前者はドラティが若い頃にバレエ音楽として編んだあまり知られていない作品に+「加速度円舞曲」「常動曲」など組み合わせて、一本のバレエ音楽に仕上げた楽しい作品。ウィーン・フィルとの録音(1976年)が有名だけれど、こちらは稀少盤か。”演奏的には少々潤いに欠け、仕上げは少々粗く落ち着かない。もっと優雅、ゴージャスであって欲しかった・・・”とは2005年自らのコメント。久々の再聴は、オーケストラの個性や残響の少ない音質に潤いは欠けているが、仕上げそのものはけっして粗くはないと感じました。少々生真面目ながら、たっぷりバレエの楽しみ堪能できます。

賑々しい「パリの喜び」もヴィヴィッド。音質そのものはかなり鮮明です。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

睡眠不如意途中覚醒、うつらうつらして朝、小雨模様の中をウォーキング強行。継続が大切なんです。さて、雨だからゆっくり引き籠もって音楽でも聴きましょう。そういえば朝一番にて眼科にいくのだったっけ。昨夜、女子バレーは亜米利加にストレート勝ち!こうなると中国戦の惜敗が残念至極だけれど、若手の成長見事でした。なんせミドルブロッカー二人怪我で欠いていたからね。次は男子バレーだ。強烈な迫力スピードも楽しみ。

ERATO 0630-18971-2Saint-Sae"ns ピアノ協奏曲第2番ト短調〜フランソワ・ルネ・デシャーブル(p)/アラン・ロンバール/ストラスブール・フィル(1982年)・・・1952年生まれ、既にヴェテランの仏蘭西のピアニスト。オモロい人みたい(褒め言葉のつもり)ですね。ワタシはこの作品にぴん!と来なくて、ルービンシュタインの昔の録音(1952年/CD再入手済)にて目覚めた記憶があります。彼(か)の「ひたすらお客様のウケに大出血全面奉仕」的姿勢に比べ、全然ツマらぬ・・・というか、こちらがフツウなんでしょう。23分ほど、う〜むと呟くばかり。この2枚組(ERATO 0630-18971-2)に収録される「動物の謝肉祭」(ロジェストヴェンスキー)はダブっていることを新発見いたしました。購入10年ほど?う〜む。

Bach ゴールトベルク変奏曲 〜グレン・グールド(p)(1981年)・・・月並みな選曲で恐縮だけれど、現在手許に同作品録音4種、どれも微妙に彩りが異なり、いずれ個性的で厭きさせない。このラスト録音は音質が優れていること、細部仕上げニュアンス配慮が徹底されていること、一部繰り返しを実行してテンポはゆったり(時には快速に)入念を極めます。例の如しリズム感には独特のノリがしっかり刻印され、タッチは鮮烈そのもの・・・その完成度に敬意を表しましょう。

ご近所、いつもオークションのCDを送付するのに使っていた酒屋が(いつの間にか)閉店致しました。ま、酒屋としてはほとんどやる気なし、ヤマト便の代理店(?メール便の配達など)みたいなことをしておりました。老夫婦は立派な家を建てたし、もう引退なのだろうな。4年ほど前一度診てもらった眼科はナント土曜休診、もう一軒、ご近所の医院へ行ったら混んでおりました。検査+診察でたっぷり2時間以上、ま、懇切丁寧とといえばその通り。強度の近眼に視神経はかなり疲れており、視野欠損の疑い(左目)は五分五分で再々検査へ。自覚症状はないんです。嗚呼不安。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新日だけれど、原稿まったく未着手状態。精神的余裕がないんです。昨日は(ついに)というべきか、我がチームの全日本中年独身連盟幹部(露英語堪能真面目一方堅物)の一人から「相談が・・・」との申し出有。ここ一ヶ月全然お仕事回っていないな、と観察していたけれど、3年間同じお仕事、慣れもスキルアップもあるはずなのに、どうしてこんな物量のお仕事が順調にこなせない?との悩みでした。鬱病の初期症状か。但し、お仕事量が劇的に増えているわけでもなし、世間に比べて残業が異様に多いわけでもなし(むしろ残業は厳しく制限されている)。「同じ物量の作業で残業が増えている」ということ、本人も自覚ありました。朝、起きられないとか、職場に出るのがツラい、といったことではないそう。

早速上司には報告相談したが、東京本丸担当と相談して通院という方向もあるでしょう。しかし、そうなれば”鬱病”との診断となり、現在のお仕事からは無条件で外されます。この年齢で閑職に回され、彼は父親との関係(健在元気でご近所に住んでいる)で大阪からは離れられないが、職場は合理化進んで”次の仕事”はなかなか、そうそうないんです。そうなればかえって心痛なんじゃないか。ま、上司もワタシもボロカスに言うほうなので、ちょっと配慮いたしましょう。

もう一人の中独連は相変わらずほとんどお仕事を任せられる状態じゃない(狭い範囲をやらせているが、そのフォローに四苦八苦)し、よう休むし、頼みの優秀な若手は「明日休んで良いですか、じつは痔でして・・・トイレが恐怖」〜さっさと休め、すかっと切ってこい!

昨日は午前中一気に懸案の資料を片付ける予定が、取引先ご担当よりケータイが・・・すまんけど云々資料明日迄にできません?とのお願いが・・・これで予定は破綻いたしました。先日出張の詳細レポート提出したが、これは自分のするべきこと、来年度の作業スケジュール+当面の締め切り(わずか数日後)を確認するためのもの。明日、出張続きのカラダを休めるべく、本日も集中力が要求されます。バカになって消化する実務作業、アイデアを絞り出して当面のトラブルを丸く収めること。もっと大変なノーミソ前頭連合野に汗かいて創造的な提案すること〜ラストのが残っちまった。残業して時間掛ければできる!ってもんじゃない。

残念ながらノンビリ音楽拝聴すべき余裕なし。それでも明日は休むぞ!本日帰り、床屋さんにいくぞ。

ほら、ちゃんとクリアできたじゃないの。本日迄にこなすべきこと95%完了、残り5%は月曜朝一番、余裕で消化できます。いつも早朝出勤だし、さっさと早帰り、予定通り床屋さんで短く刈ってきました。ま、来週からハードな日々が待っているんだけれど。

さて、ゆっくり音楽を聴きましょう。明日は検査で引っ掛かった眼科行き。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

おお、今週もあっという間に木曜、本日こなすべきこと盛り沢山、但し、咽に小骨が刺さったような小さなトラブル課題(諸実務も)は昨日ほぼクリアしているので、大きな宿題に傾注すべき二日間、手順は未だ考えておりません。職場到着迄にノーミソ内で整理いたしましょう。営業数値も今週一気に予算が見えてきました。今朝も早朝ウォーキング、かなり冷えてきた(北海道ではドカ雪が降ったそうな)が、外出が苦痛になるほどに非ず。風邪症状もすっかり治まりました。

出張中音楽の件、続き。Mahler 交響曲第9番ニ長調〜ジョナサン・ノット/バンベルク交響楽団(2008年)・・・カイルベルト時代を思い出せば、オーケストラはずいぶんと洗練され、整ったアンサンブルの緻密ぶりにも驚かされます。そこはそこ、独逸の地方都市のオーケストラは質実であり、けっして華やか軽快なるサウンドには非ず。対向配置、ゆったりめのテンポ、細部明晰にじっくり知的に描き込んで、情念系の表現とは一線を画して、これが現代のセンスなのでしょう。おそらくはバーンスタインが一番人気の日本では(海外でも)ずいぶんとクールな、そして”地味な”演奏に感じられることでしょう。ワタシはこちら方面の支持であります。

では行ってきます。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

もう今週も三日目終了。本日朝一番にて金沢を出て、昼前に職場到着、本日は実質手抜きで残務処理のみ。明日から根性入れないと。出張に”出張セット”(洗面具整髪料爪切りなど入っている)忘れ、ま、歯ブラシ髭剃りはホテルにあるけれど、整髪料はコンビニで買いました。手荒れの薬がなくて難儀しましたよ。そして今朝ホテルを出るときに下着の袋を忘れたことに気付いて〜ホテルに「すまんけど捨ててね」とメール入れておきました。

一昨日朝、いつもより早く出たのに、チームのメンバーがひとりもっと早く出ておりました(初めてじゃないか?)土曜出勤したが、締め切りの資料(出稿原稿)が未着手、というか、差し替え、というか、存在しない商品を準備してた?エエ加減にせい!締め切りギリギリでっせ。ま、結論的に鬼神の如き集中力にてリカバリー。午前2時間の研修(内職してました)、昼休みも継続〜昼からのミーティングを乗り切り、3人で金沢出発(荷物があったので車)〜6時には先行していた若者を拾ってホテルへ。そしてチーム4人揃って珍しく呑んだのは半年ぶりか。美味かったですよ、多く払ったけれど、仕方がない。

じつは風邪症状はあまり好転していなくて、体調はいまいちだったが、翌日行事本番をこなしているうちに快復。夕方、上司やチームメンバーを送って、自分は更に取引先と打ち合わせ継続〜そのご担当と酒、連夜。これは半分以上お仕事ですから。ほんまは”連続酒”しない主義なんです。金沢は喰いもんの美味しいところだけれど、たまに行くから(実際上は月3回以上行っているけど)有難味があるんだろうな。

けっこう冷えて、薄着で出掛けたのに、体調はセーフ。

BRILLIANT BRL9199中古ポータブルCDプレーヤーKENWOOD/DPC-X311(本体50円/自ら細部磨き上げ)好調です。手元ライン上で操作できないこと、揺れに弱くて音飛びすること(この辺りは最近の機種はクリアしている)以外は順調です。イヤホン(PHILIPS)はずっと一緒ですし。Bartok ピアノ協奏曲第2番 Sz.95〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/エフゲニー・スヴェトラーノフ/ソビエト国立交響楽団(1967年ライヴ/ステレオ録音?ごジョーダンを)・・・先日、知情意バランス抜群アンダの第2番に驚いたけれど、こちらリヒテル/スヴェトラーノフの方向性は真反対。荒々しい情熱、熱気、汗水系とことん泥臭い演奏也。なんせリヒテルの打鍵って強靭強烈でしょ+スヴェトラーノフの遠慮会釈ない洗練からは程遠い金管炸裂!こんな野蛮な演奏も凄い個性的な世界であります。

でも、嗜好としてはやはりアンダの知情意だな。フリッチャイの影響も甚大。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

これより(いつにも増して)早朝出勤、一気に残務終わらせて2泊3日の出張となります。時間がないので次回は二日後更新へ。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

幸い体調は快復傾向、ちょっと夜更かししてビデオに録り貯めたドラマを見ておりました。今朝もちょっと寝坊してウォーキング(ストレッチ)継続。戻ってきたら、郵便ポストに小さい荷物が〜オークションにて入手した中古ポータブルCDプレーヤーKENWOOD/DPC-X311本体50円也、本体より送料手数料のほうが高いといった(実質)ジャンク品。2000年発売らしい12年ものヴィンテージ(用語用法間違っている?/ちょっと薄汚れているが)。「オーディオ用CD-R再生能力もアップして」とは嬉しい宣伝文句じゃないの。おそらくモーターが旧式なのか、単三乾電池(今時)4本要るんですね。さっそく自主CD試してみるが、ちゃんと読み取ります・・・しかし!肝心の音楽は流れてこない、音が出ない・・・

ボリュームを色々いじっているとちゃんと鳴り出しました。但し、微妙なボリューム調整ができぬ、というか、最大ボリューム以外ではどーも接触がよろしくないらしい。片方鳴らなかったり、ノイズが入ったりで。おそらく5-6年使っていなかったんじゃないか、と類推。綿棒で細部ぴかぴかに磨き上げました。さて、どーなるか、明日から実用化なるか、数百円ドブに捨てるか。

先日入手ししたDVDプレーヤーSHARP/DV-SF10はけっこうネットで話題になっておりました。曰く「CDR非対応明記」と。なるほど。ご近所HARD・OFF在庫ではもっとも状態が美しく、リモコン、取扱説明書完備であったので迷わずそれを選択〜人生というのは一本調子に、なかなか上手くいきまへんな。

先日BBSにて叱られた話題関連、Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団(1953年)・・・EMI 0264862EMIボックスにも収録されるが、パブリック・ドメイン化されてネットでも拾えます。早速「ジークフリート牧歌」(1956年ステレオ)とともに自主CD化、今朝より拝聴開始。音質は想像通りワリと良好です。速い、明るい、ストレート、ヴィヴィッド、健全、素っ気ない、そして”重い”のはいつも通り。アンサンブルが粗いワケじゃないんだけれど、細部神経質といった印象でもありません。

Mahler の録音って20世紀後半〜21世紀に入って本格化したような印象があって、最初はブルーノ・ワルター一連のステレオ録音辺り?そんなイメージだったが、実際はヘルマン・シェルヘンが1950年ウィーンにて連続演奏会を実施しているし、第1番だったら1954年にクーベリックがウィーン・フィルと録音しているから、定期演奏会でも取り上げられたんでしょう。ルドルフ・シュワルツの立派な第5番は1958年?(ステレオ録音)だし、こうして亜米利加でもちゃんと演奏されていたんですね。伝統の積み重ねなんだ。そして現在のマンフレート・ホーネックに至る・・・


●2011年11月某日の振り返りと後悔

ほんまは一個大失敗(上司激怒/過ぎたことは仕方がない/誠心誠意フォロー)、細かいトラブル宿題案件未完成残あるんだけれど、”目処は付いた”と勝手に判断、本日お休みに(朝寝坊ウォーキング済)。月曜朝8時〜10時(10時から2時間拘束されるので)、昼休み一時間(弁当喰いつつ)にてお仕事終わらせます。午後からミーティング終了後、夕方には金沢に出掛けます。残るは行事本番+その後の大切な打ち合わせのみ。じつは風邪症状悪化していて、咽が少々痛い。体調維持を優先させました。

昨日は朝雨模様だったので音楽持参せず、阪急神戸線はちょっぴり冷房(空調?)が入っていて、気温はワリと高く湿度が高かったので快適、十三で京都線に乗り換えたらナント暖房入ってました。汗まみれ。【♪ KechiKechi Classics ♪】 更新用原稿ついに着手せず。テンション下がって入るなぁ。昨夜のセルビア戦女子バレーはストレート負け。セルビアの攻撃最高、そして長身美人揃い。山口が頑張っていたな。新鍋が出なかったのは残念。狩野舞子は腰痛で出られないとのこと。主力が怪我で次々休むのは苦しいですね。

DG PCCO-5606今朝の音楽。Bartok ピアノ協奏曲第3番Sz. 119〜ゲーザ・アンダ(p)/フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団(1959年)・・・3曲の協奏曲中、一番穏健で明るい作品。ヤワな演奏で聴くとツマラんのだけれど、この演奏は音質、ソロ(技巧の冴えが無機的に陥らない)、オーケストラとも最高の集中力とモダーンに洗練された表現が素晴らしい。所謂”お国もの”に対する誇り満喫させるべき演奏だけれど、できあがった演奏は泥臭い節回しとかリズムとは無縁、リリカル(叙情的)かつ知的に引き締まったサウンド。半世紀前の録音とは俄に信じがたい鮮度であります。LP以来の再会盤也。最高。

Kodakの激安トイカメラ(中古再生品)交換届きました。やはり、先に届いたのは初期不良品だったのだな。ちゃんとしたのを買えば良かったかな?

お昼にご近所持ち帰り寿司を買いに行ったくらい、HDがいっぱいになっちまったビデオをブルーレイに焼いたり、で、ほとんど無為無策で体調回復に務めていた一日。【♪ KechiKechi Classics ♪】のサイト更新一本のみ実施しました。テレビ見たり、音楽は聴いておりました。女房殿は実家泊まり。

R.Strauss アルプス交響曲〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(1962年)・・・LP時代より著名な録音であって、モノラル録音とされてきたもの。この時代の露西亜音源としてはかなり良好だけれど、人工的付加されたと想像される広がり含め、最近の水準ではありません。でも、オーケストラの威力は強靭!じっくり腰を据えた遅めのテンポ、牧歌的な山岳風景〜みたいな感じじゃなくて、ものものしい緊張と切迫に溢れて、クセのある金管が絶叫します。爽やか清涼なる空気ではない(音質問題もあるのか)やや耳あたりの悪い響き、なにより「アルプス交響曲って、こんな作品だっけ」みたいな感想に至りました。なんせ世評高い演奏だから、好き好きなのかな。

先日聴いたルドルフ・ケンペ/ロイヤル・フィルハーモニー(1966年)に軍配・・・というのも嗜好でしょう。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

昨日も充実した、狙いのお仕事宿題かなり進捗した一日。両肘の症状ともかく久々(元々持病である)左膝の違和感数日前より感じていたので、整形外科リハビリへ。これが混んでいてたっぷり2時間ほど、帰宅して【♪ KechiKechi Classics ♪】 定例更新の原稿執筆意欲完全に失いました。女房殿も風邪症状なんだけど、今朝小雨模様の中をウォーキング強行。本日ミーティング〜来週に本番迫った金沢での行事の荷物送付作業、資料はできあがって段取り調整のみ。ワタシは別件(その行事の夜、来年度に向けての取引先との調整)大きな宿題仕上げ(ここ数週間大苦戦)があり、通常定例業務押し出しも含め明日土曜出勤としているが、本日頑張ればなんとかクリアできぬか。チームメンバーの資料提出を待って修正、調整という作業があるので、自分だけ頑張れば!というわけにもいかんのです。営業数値は最悪。予想よりずっと悪い。

quartsBrahms 交響曲第1番ハ短調〜オウェイン・アーウェル・ヒューズ/シュトゥットガルト・フィル・・・輸入すると安価にて入手可。ウェーズルの中堅はもともと英国音楽でも柄の大きな演奏をする人だったから、Brahms との相性も良いと想像しておりました。やや遅め、じっくりと腰を据えて、落ち着いた仕上げのていねいな演奏であります。繰り返し実施。纏綿と歌ってどんどんテンポが遅くなるところも効果的。独墺では珍しいコンサート専門のオーケストラであるシュトゥットガルト・フィルがこれほど厚みのある、立派なアンサンブルを聴かせるとは意外。艶とかセクシーとは無縁ながら、ちょっと一昔前風古風なサウンドがいかにも独逸らしい渋いオーソドックスとなっております。音質も同傾向。

もっと、ゆっくり余裕を以て音楽に接しないと、な。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

昨日は狙いのお仕事進捗、本日一日諸調整、懸案事項の熟考、点検仕上げができそうです。昨日夕方、上司はお隣チームの若い者と個別打ち合わせ「水曜、患部は酒の日だからさっさとしてくれ!」と勝手に叫び、ほんまに早々に職場を出ました。帰宅は(最寄りの駅からちゃんと歩いて)10時頃だから健全なものですよ、散財は相変わらずだけれど。今朝、ちゃんとウォーキング実施、ここ最近、呑んだ翌日も全然ツラくない。あきらかに、久々、数年ぶりに体調改善はその成果でしょう。なんとなく風邪気味だけれど、ぼちぼち治まっている感じ。

昨日通勤はChopin ポロネーズ 嬰ハ短調 作品26-1/変ホ短調 作品26-2/イ長調 作品40-1「軍隊」/嬰ヘ短調 作品44/ 変イ長調 作品53「英雄」/ 幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61〜アルトゥール・ルービンシュタイン(p)(1964年)・・・絶妙のリズムのタメ、間、余裕の暖かいタッチ。余人に真似できない、若い人には縁遠い熟練ワザであって、このまったりとした満足感、安定感はなんと評したらよいのでしょう。変イ長調 作品53「英雄」なんて誰でも知っている旋律だし、ノーミソ中では”なんて俗っぽい!”と不遜な考えに支配されておりました。実際、ルービンシュタインを聴いてしまうと、そのあまりのハマりぶりに”嗚呼、名曲!”との感銘ひときわ深いもの。

至芸。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

問題は風邪だな、今回は咽にきている感じはないので、売薬+ウォーキング+ストレッチでここまで維持している感じ。6月に体調崩してエラい目に遭って以来、身体を鍛えてここまで保たせたので、今回もなんとかクリアしたいもの。本日は集中力を高めて、諸作業一気にこなします。断続的に打ち合わせがあるから作業手順というか、こなすべき順番が重要。昨日職場を出るときに抜け漏れがないようメモソフトに記入しておきました。(朝、パソコンを立ち上げると自動起動する)会議スケジュール、種々締め切りはすべて超・整理手帳に記入、純実務的に完了すれば終わり、というのものは付箋紙(終われば捨てる)。会議行事会場とかホテルは縮小コピーを貼ってあります。6週分終わるとリフィルを抜いて別途保存。超・整理手帳はサイズが大きくて持参には不便なんだけど、デカいほうが紛失の危機が少なくなる。特注(ネットで共同購入)デニム風カバーは高かった(5,000円以上?)がもう十年ほど愛用しているから安いものです。

自分が主催するミーティングにて、若い者(一部若くないもの)が手帳持参しないのに驚きました。中途半端に机上カレンダーにメモしているのも気になる(スケジュール情報の一元化ができていない)。ちょっと話題は逸れるが、お仕事メールの常識を守っている人も少ないですね。題名で趣旨が伝わるのは当たり前(***について、は不可。残念ながら云々の件はお返事遅れます、とか、OKですとか)、慇懃無礼な「平素は云々〜」的挨拶は省略しても良いから、署名にすべての発信者情報(会社名部局氏名電話ファックス/メールアドレス/もしかまわなければケータイ)アカウントが名前だけ、というのも誰から来たのかわからなくて苦痛、お願い事の返信に先に送った用件の引用がなくて、???状態なのも(検索がタイヘンで)苦痛です。

職場はフレックスタイムだけれど、意味もなく遅れてくるのも理解できない。大阪のラッシュなんて首都圏に比べればたいしたことはないし、お仕事リズム的にヤバいんじゃないか。だいたい彼(か)の机上の乱雑ぶりはなんだ・・・おっさんの愚痴はキリないので止めましょう。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

昨夜、肩凝りと微熱を感じてヤクを服用して就寝、今朝、症状悪化していないことを確認して早朝ウォーキング強行。風邪が流行っているのかな、昨日職場の若いもんが休んでおりました。気を付けなければ。本日は集中力を高めて、午前中一気に懸案事項を片付けなければ。来週再来週と取引先との協議商談本番が迫っておるので。今月は営業実績絶不調、一人事前予測激減させているものがいるのだね、稼ぎ頭であるべきところが。困ったものだ。自分の持ち分は事前に苦戦予測していたけれど。(言い訳にならん)

これはオリジナルデザインMahler 交響曲第3番ニ長調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック/マーサ・リプトン(ms)/スコラカントルーム女声合唱団/トランスフィギュレーション教会少年合唱団(1961年)・・・最近、この作品ばっか聴いている感じ。バーンスタイン43歳でっせ。粗削りヴィヴィッドな熱気と愉悦に溢れて、ここ最近主流となっている緻密な仕上げとは大きく異なる個性。この作品は長大だし、声楽を伴って編成も巨大だけれど、わかりやすい旋律で全曲厭きさせない。21世紀には、けっこう演奏機会も増えているみたいだけれど、この録音当時、ほんまの難曲、珍しい作品だったんじゃないか。ニューヨーク・フィルは当時、出来不出来が激しいオーケストラ、との評価らしいが、ここでは各パートの自発性が際だって、聴き応えのある、しっかりとした厚みと芯を感じさせるサウンド。この演奏の支持者は多いことでしょう。

ワタシも嫌いではないが、やはり”粗い”印象が先立ちます。スケールと迫力、洗練されたアンサンブルの両立は可能でっせ。既にそんな録音は(1980年代より)たくさん出現しております。彼の再録音、再々録音も比較確認したいが、なんせ長いからなぁ・・・

ほぼ予定通りのお仕事進捗、明日、猛スピードにて残務をすべて処理できれば、一日余裕ができて”考える、冷静に見直す、アイデアを絞り出す”時間ができます。体調は大丈夫か、保つか、当面。

CD総在庫削減大作戦実行中なので、新たな入手は自粛中です。歴史的録音だったらネット・ダウンロードして自主CD化可能ですし。それでもmembran walletのシリーズ見ていると”嗚呼、欲しいなぁ、聴きたいな”といった思い沸々と〜Orffなんて文句なく渋い。クレンペラーはBeethoven の交響曲全集揃うし、ユーザーが「録音が鮮明でびっくり」なんて書いてあると苦手な作品なのを忘れちゃいそうになっちゃう。例の協奏曲100枚組(これは入手済)は廃番となり、52枚組に衣替えしたんですね。この10枚組シリーズは17セットほど棚に残っているけれど、気になったのはナタン・ミルシテインEMI icon 6986672/8枚組 総経費込3,100円ほどで入手  EMIボックス(米CAPITAL録音中心)を入手済み、かなりダブるので買う勇気はないけれど、もっと若かったら、体力気力あったら、景気よかったら、迷わず入手していたことでしょう。

Beethoven ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜ナタン・ミルシテイン(v)/ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団(1955年)・・・ワリと良質なるモノラル録音。なぜラインスドルフとの1961年ステレオ録音が収録されなったのか、不思議です。(LP時代持っていたっけ?)玲瓏、クール、高貴。この人の演奏を聴くと、いつも”背筋を凛と伸ばして〜”といった連想をいたします。子供の頃から散々聴き馴染んだ作品は新鮮に、鮮烈に響きます。手許に1986年発売のレコード芸術別冊「クラシック・レコードブック1000」(協奏曲編)があって、(ラインスドルフ盤への言及だけれど)曰く「第2楽章ではやや情緒的なふくらみに乏しく、ミルシテインの様式の限界が示されている」とのトンデモ論評有。

このスタインバーグ盤での第2楽章「ラルゲット」の端正かつしっとりとした歌に「様式の限界」など微塵も感じるところはありません。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

さて、いろいろお仕事勝負ぎりぎりの週へ。まずはお休み中トラブル(2件ほど)をどう収めるか、朝一番、できれば5分ほどで方向性を決めてしまいたい。今週は土曜も含め6日間しっかり使えるから、自分で決めた宿題締め切りを(種々トラブル解決しつつ/日常定例業務こなしつつ)粛々と守ってクリアしたいもの。じつは本日明日ヤフオク再出品なし、出品料無料キャンペーンにてCDオークション復活を目指したが(なんせ日々売れなくなるからね)処分CD選定したところで、意欲萎えました。処分は処分であって、これで儲けようと思ったこと一度もなし。但し、BOOK・OFF投げ売りだけは避けたい、ということです。休み中ちゃんと事前準備すれば良かったんだけれど、出品の手間、送付の手間を考えたら今週は避けるべきかな、と。翌月くらい、再考いたしましょう。かつてCD棚は大2本、小2本、しかも溢れかえって棚上にも(セットもの)満載でした。5年掛けて大1.5本、小1本にまで在庫圧縮(棚上に在庫なし)、これを計2本に迄治めたい、当面、との狙いです。

多く所有することが幸せではないのは自明の理。本日も早朝ウォーキング実施、ここ数日女房殿も付いて来ております。相変わらずの暴飲暴食生活だ(ストイックなダイエット目指してしない)が、体調明らかに改善、これが主眼です。

オークションで落札(といっても業者だけれど)した中古再生(激安)Kadakデジカメ到着、見た目ちゃち。単4電池がなかったのでまだ試しておりません。じつはCDRが使える(であろう)ポータブルCDプレーヤー(中古激安)も落札済みでして、これは到着迄一週間くらい掛かるでしょう。これがちゃんと使えれば、現行の「時に自主CD(R)再生する(こともある)」機器処分すべきか、それとも世間より消えつつある機器を保存すべきか、ちょっと考えます。

本日も音楽言及なし。昨夜、女子バレー対中国戦、ギリギリ敗北残念でした。力でねじ伏せられた、といった感じ。ディフェンスは充分機能していたと思うんだけれど、中国のエースは凄い。

お仕事はほぼ狙い通りの〜と云いたいところだけれど、問題が氷解したわけではない。あちこち「お願いね」(課題整理して)メールしたのみ。チームメンバーのお仕事ぶりがなかなか厳しく、なんども宿題修正を命じたが、とうとうラスト上司がぶち切れました。現在の持ち分、既に3年以上やっている(年齢も)ヴェテランなんだけどな。自戒も含めて、昔取った杵柄は通用しまへんで。次々と新しいことにトライして、お仕事スキル上げていかないと、かえって悪慣れしてお仕事が雑になっちゃう。中独連ばかりじゃなく若い者も含め、パソコン不得意な人は致命的〜これはマクロ組めますとか、なんとか、じゃなくて、パソコンでどうお仕事合理化するか、の視点がずれると”パソコンでお仕事増やす”、”パソコンの前でお仕事するフリする”ことになりかねません。

ちょっと風邪兆候?肩が凝っている感じ。明日、昼からびっしりミーティングだから、午前中勝負で当面の営業提案資料仕上げます。細かい点検は来週でも良いんだけれど、大きな宿題が次待っておるので。

 Membran Wallet 233018通勤音楽はRachmaninov 歌劇「アレコ」〜ニコライ・ゴロワーノフ/ボリショイ歌劇場管弦楽団/合唱団/イワン・ペトロフ(b)他(1951年)・・・一幕もの、音楽学校の卒業作品らしい。露西亜語など一切無縁の生活だけれど、露西亜歌劇特有の低音男声主役、濃厚甘美な旋律満載、しかも一時間でお釣りが来る、といった(永遠の初心者には)ありがたいオペラであります。(あらすじはこちら)さほどによろしからぬ原音に無理矢理人工的な広がりを付加した、不思議な世界、茫洋とした奥行き(巨大なる洞穴風)例のビロビロのホルンは音程が変わるたび左右に位置を変えて、不自然なこと夥しい。イワン・ペトロフは圧巻の貫禄と押し出しであって、爆演ゴロワーノフのオーケストラと張り合って、ま、音質さえ耐えられれば、熱く滾るようなノーコーサウンド堪能!

そういえば、到着したデジカメ(トイカメラといったところ)、電池を入れてみたけれど、傾けると電源切れます。なんど繰り返しても同じ。初期不良かな?メールしたら、即お詫びと追っての対応の返答がありました。どーも上手くいかん。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

ここ数日、ケータイを放置して、ま、鳴ったことに気付けば出るけれど、ちょうど外出していたらそのまま(ケータイはよほどの緊急案件がわかっているとき以外、仕事外では持参しない)。じつは着信2件、メールが3件有(ビジネス・メールは転送されないようになったから、ほんまの緊急メール)、気付いたときには職場に誰もいないであろう時間だったから、おっとり刀で職場メールを自宅点検(震災以降可能になった)件の緊急案件は、さしたることもない(ま、出勤した人間でお願いね、水準。事実それなりにやって下さったみたい/わざわざ休みの人間に緊急入電すべき案件に非ず)。しかし、他の案件がヤバい。休みに出て行ってフォローすべき内容でもないが、事態は深刻でして、涼しい顔で結果のみをメールする内容に非ず、どう乗り越えるのか。次善の策をどうするのか、他人事のようにメールしてくる全日本中年独身連盟幹部の信じられぬお仕事スキルの低さに愕然。これで、一気にお休み気分萎えました。あかんなぁ。

閑話休題(それはさておき)、昨夜の女子バレー対アルゼンチン戦ストレート完勝!若手大活躍。新鍋、江畑、迫田、狩野、岩坂、等のびのびとした活躍、スピードに痺れます。もちろん、竹下佐野両ヴェテランの配慮指導が前提なんだろうけれど。

先日、BBSにて”掟破りネット音源”の件で叱られ(反省せい!とばかり)ポータブルもコンポのプレーヤーも自主CD(R)を再生しない、といった事態を呼び込みました(天罰?)。もちろん、著作隣接権クリア音源(パブリック・ドメイン)音源だったらOK。もとより、一般には入手しにくい音源に至っていれば、それを拝聴する機会を増やすのは悪くないのでは?といったご配慮意見もいただきました。「CDコピーはけしからん!」とCCCDが一時出回ったのはいつだったか?(現在完全消滅)「CD売り上げが落ちる要因はCDコピー」という仮説は、ネットダウンロード時代を迎えて主張基盤を失いました(というか、パラダイムがひっくり返っちゃった)。

ま、自分の行状に対してクサい言い訳しても仕方がないが、例えばウィン・モリス一連のMahler なんて”入手しにくい音源”の代表例中代表例。法律違反(どこの国の?)かも知れぬが、権利を持ている人が仕舞い込んでしまっちゃ、ほんまにもったいない!昨夜は、ちょっぴり別音源もみつけました。同時期にBBSにてご教授いただいた「Paperback Classics」は1960年前後(以前?)の痺れるような音源ばかり.mp3にて無料供給してくだるが、おそらくは著作隣接権クリア、パブリック・ドメイン音源。でも、これはそうじゃないでしょ?というものも含まれます。

ダニエル・バレンボイム1942年−Brahms 交響曲第1番ハ短調/Berlioz 劇的交響曲「ロメオとジュリエット」〜「愛の情景」/Ravel 「ダフニスとクロエ」第2組曲〜ダニエル・バレンボイム/チェント・ソリ管弦楽団・・・チェント・ソリ(またはセント・ソリ)管弦楽団(千人のソロイスト、という意)はネット情報に依れば「パリ音楽院管あるいはラムルー管のメンバーが主となりパリ・オペラ座等、他の楽団員が加わった臨時編成のオーケストラ」、他ではパリ音楽院管弦楽団の変名という噂も有、アタウルフォ・アルヘンタ辺りの録音が有名でしょうか。1942年生まれのバレンボイムが著作隣接権クリアする1960年以前の録音としたら当時18歳!まだ駆け出しのピアニスト時代。指揮者デビューは1966年らしいから、これは1975-1985年パリ管音楽監督時代の音源かも。それ以前の録音としても1970年以前。(もちろんバレンボイムである、との前提付きで)これも厳密に言えば”掟破り音源”だけれど、なんとか許していただけぬか。

なんせ.mp3→.wav変換、amazon激安CDRによる自主(海賊)CDなので安易に音質云々できぬが(しかも激安人民中国製ディジタルアンプ)、やや響き薄い、ぼんやり埃っぽい音質、それなりステレオ録音也。オフ・マイク、途中咳、ラスト拍手など入るからライヴでしょ。第1楽章出足、堂々とした遅めのテンポ、悠々としたスケール+テンポ大仰に揺れ動く浪漫的なスタイルであります。重苦しい響きに非ず。第2楽章「アンダンテ」は自然な流れ、繊細かつ雄弁な歌が聴けました。有名なヴァイオリン・ソロはそう目立たない。むしろホルンの存在感が際立ちます。第3楽章はスケルツォじゃなくて、軽快なる間奏曲なんだな。ここでの演奏にも力みなし。ラスト、そうとうにテンポ落とします。

これは終楽章の導入に雰囲気を合わせているんですね。オーケストラの厚み(のなさ)、ホルンの響きはあきらかに独逸系じゃない明るさ有。主部(第1主題≒喜びの歌)が始まると一気に軽快なテンポにアップして、物々しさはない。歩みはリズミカル、熱気と勢いが若々しい。途中(そしてラスト)、大きく旋律を引きずって雄弁であり、語り口は想像以上に上手い。Brahms の交響曲を好意を以て拝聴したのもずいぶんと久々でした。

バレンボイムが「ロメ・ジュリ」組曲版をパリ管と録音したのが1976年(拝聴の機会なし)。これはその辺りの録音でしょうか?Berliozはワリと苦手系で、この作品も”買ったまま放置”系作品。なかなか愛らしい旋律じゃないですか。幻想交響曲第3楽章「野の風景」を彷彿とさせます。「ダフニス」はたしか1981年のセッション録音ありました。華やかで緻密、溌剌と美しい演奏ですよ。(全曲拍手有ライヴ)

早朝ウォーキング時はまだセーフだったが、やがて雨模様、明日以降の(お仕事)苦戦を予見するかの如く、暗くどんよりしております。先日のご近所のパン屋をネット検索した関係で、ご近所持ち帰り寿司屋を発見。通勤路、ほんのちょっと外れれば発見できぬのですね。情報は必要な人にしか与えられない〜自明の理を感じ入りつつ、散歩がてら昼食購入に行きました。これが貧相な店構え(失礼)とは正反対に、海苔の香り高く、しゃりの炊き具合酢飯の加減が絶妙、鉄火のサビも見事に利いております。しかも安い。握りを人数分予約して、夕方取りに行くのも良いかも知れません。

東芝DVDプレーヤーは自主(海賊)CD(R)専用機となり、新たに入手したSHARP製DV-SF10は正規CD専用(というか、それしか再生しないので)へ。勘違いかも知れぬが、後者はやたらと音質がよろしい(当たり前じゃん/前者怪しげ自主CD、後者正規CDだもん)と感じます。いままで数度聴いているものでも、一皮むけた感触有。例えばMahler 交響曲第6番イ短調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1988年)・・・演奏自体も晩年の濃厚粘着質ばかりを想像するとさに非ず、切迫感緊張感推進力+美しさに溢れてもの凄い説得力なんです。数回のライヴやゲネプロからの編集とのことだけれど、奥行き音場の臨場感、鮮度、各種打楽器のリアルさに驚くばかり。終楽章のハンマーにも文句なし。

他、Haydn ピアノ・ソナタハ長調Hob.XVI:7/ホ短調Hob.XVI:47/ヘ長調Hob.XVI:23、ト長調Hob.XVI:27/変ホ長調Hob.XVI:52/ト長調Hob.XVI:11/ニ長調Hob.XVI:19/ハ長調Hob.XVI:35/ホ短調Hob.XVI:34/ニ長調Hob.XVI:51〜スタンリー・ホーホランド(fp)(2000年)・・・現役全集だけれど、2005年7月渋谷ディスクユニオンにて1,270円(10枚組)入手が自慢。これが素朴で暖かい古楽器の響きに涙が出るほど新鮮!ま、聴き手が安物の耳ですから音質の件は当てになりませんが。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

この気温の高さは異常ですね、今朝は曇りがちでちょっとマシだけど。昨日午前、耳鼻科の帰り、待望のご近所のパン屋へ。前日木曜休み?祝日休みだったのかも。エエ値段しますね。一個150円くらいか。清潔で小さい、陳列量もあまり多くない、ほんま趣味でやっている店みたい。資産家なのかな?調理パンばかり買ってきて、小豆が一杯入ったパンは女房殿お気に入りとなったが、ほかは素の、何も入っていないものを喰わんと真価はわかりません。せっかくの連休、好天なので「相棒」ビデオ見てから、京都へ。但し、迷信深い女房殿は姉が亡くなったばかりなので寺には入らぬ、とのこと。意味不明。神社なら一理ないでもないが。歴史ある寺院にて故人の冥福を祈ることはエエじゃないか、と思うんだけれど。半年以上放置していたデジカメ充電してみるが、うんともすんと云わぬ、壊れちゃったみたい。購入しなくちゃ。

阪急にて(20数年ぶり?)嵐山へ。嗚呼、やはり京都は一流洗練された観光地だな、流れている水、橋、山々の情景だけで立派な資産になっております(暖かすぎて紅葉は遅いみたい)。俗っぽいお土産屋も充実して種類が多い。古代(黒赤)米を使った団子とかちりめん山椒など、女房殿は母親向けに購っておりました。天龍寺にお参りしたかった(かつては渡月橋も境内だったですね)んだけれど、上記理由で叶わず。外人さんが一杯、とくに中国富裕層が目に付きます。彼らは漢字が読めるからね。意味はかなり違うんだけれど。

清水寺五重塔2007年12月嵐電にて四条大宮へ。なんせ学生時代4年間を過ごしているから地理には詳しいっすよ。タクシーで渋滞ギリギリ迄接近して清水寺下迄。お目当ては2007年12月北海道の母親が来阪したときに行ったお店でして、目指すは茶わん坂(こちらのほうが空いていて、ゆっくりお土産探索可能)。店名は覚えていないが、おおよその場所、売っているものの記憶はあります。これがとうとう探せない、というか、帰宅してから以前購入したものから店名検索したら、ちゃんと到着しているんです。でも、5年も経てば商品(デザイン)はすっから様変わりして、ちょっと好みから外れちゃった感じ。

そこから清水寺のお土産屋さん街を北へ横切って抜け(なんせ寺には参らぬ!との主張なので)五重塔の偉容に圧倒されつつ(写真は2007年12月のもの)、舞妓さんの美しい御姿を拝見しつつ(じつは観光客扮するなんちゃって舞妓はん)けっこう歩いて祇園を抜け先斗町へ。ここも凄い観光客。だいたい京都は観光客向けに、少々お高い店が多い(場所代?)んだけれど、時代ですねぇ。探せば、そこそこお洒落で安い店がありました。たいした料理じゃないんだけれど、セットものがリーズナブルで多彩、おいしくいただきました。鴨の小鍋は塩味利きすぎ、さんまの天ぷらはさしたる鮮度でもないが、鮮度の落ちた魚は油で揚げる、というのは王道ですから。お酒もちょっぴりいただいたけれど、ちゃんとした生もと(きもと/もとの字が出ない)のが出ましたよ。バカでもチョンでも(失礼)吟醸ばかり出すのが流行だけれど、あれは料理には合わないんです。

テーブル二つ離れた若いカップルが喫煙者で、彼はチェーンスモーカーだったのには閉口。早めに入って、さっさと料理が出てきたが、やがて大変な混雑となって待ち客が並びだしたので、早々に撤退いたしました。充実した休日だ。帰宅したら、我らが女子バレーチーム、イタリア鉄壁のディフェンス+強烈スパイクに完敗しておりました。木村沙織は不調だったが、若手の台頭楽しみですね。新鍋はいかにも飾らぬスポーツウーマン!といった感じで溌剌可愛い。更に勘三郎さんの復帰2時間ドキュメントしっかり拝見。

自分も体調維持と、積極的にカラダを鍛えないとな、深く考えてしまいました。なんせほぼ同世代ですので。以上「音楽(でない)日誌」でした。

雨模様となって結果的に昨日京都散策は正解だったということでしょう。ちょっと朝、出遅れて肘膝リハビリへ、混んでました。整体の施術所(とでも言うのか)は乱立気味でご近所でもどんどん増えておりますね。ワタシの通っている整形外科も、リハビリ(マッサージ)をする人はどんどん辞めて独立したり、他に転ったりしております。

Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調〜カルロス・クライバー/バイエルン州立管弦楽団(1982年ライヴ)・・・泣く子も黙る鉄板世評録音也。おお、否定的なご意見もあるんですね。快速スピーディ、筋肉質の快感、一気呵成のさわやかな汗、これこそがこの演奏の魅力なのでしょう。一方で「これはBeethoven ではない」とのご意見も・・・ニューイヤー・コンサートのライヴでは仕上げが粗いと感じたが、このライヴの集中力、絶好調のオーケストラのアンサンブルに絶賛を惜しむべきではないでしょう。もう30年経ったんだな。たしかカール・ベーム追悼コンサートと記憶するが、指揮者も故人だもんな、既に。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

昨夜眠りの深さに不満なく、早朝覚醒。いつものウォーキングは完全に習慣となり、気分爽快です。昨日は無為有策な一日だったが、本日お休みをいただいて連休2/4日目。これだけ休みと精神的余裕があれば【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新真面目に実施可能。昨日残念な結果となった〜自主CD(R)を断固再生しないSHARP製DVDプレーヤーの件、これ以上の違法(スレスレ)行為は許さんよ!との天の啓示か。今朝、現役復帰させた東芝プレーヤーは異音甚だしく、5分ほどして治まりました。その間もちゃんと再生はできていたけど・・・いよいよ最悪の結末が近づいているのかも。

対策は二つ。この際自主CDは諦めて、正規CDのみ元の生活に戻るのか、HARD・OFFに再出費しにいくか。前者はいつか、やがてすべての音源をデータ化して聴く生活=なのでしょう。世間の常識は既にそうですから。後者は散財することの精神的負担に耐えられぬ〜一晩眠って対策考えました。現在の東芝プレーヤーは未だ生きているじゃないか、これを大切に使いましょう。但し、使用頻度を下げて寿命を延ばさなくては。SHARP製は正規CDのみ再生、これと両方使う。じつは段ボール中に(おそらく20年ほど前息子用に買った?)「切り替え器」が眠っているんです。これを我が人民中国製ディジタルアンプにつなぎ、東芝/SHARP両方に接続、切り替えて使う。自主(海賊)CD(R)のみ東芝製(いつまで保つか・・・)で再生するのはどうか。

人生思い通りにならぬことのほうが多いのは自明の理。金さえ掛ければ(高級CDプレーヤー買っておけば)そんな労苦とは無縁だけれど、そこはワタシの”Kechi哲学”が許さぬ!数々の不如意乗り越え、なんとかすることこそ人生の楽しみ也・・・と、ここまで書いて鼻水、頭痛発症。熱あるかも

別件の話題。ここ数年、マウス腱鞘炎パソコン腱鞘炎で苦しんでいるが、その対策で「エルゴノミクス」マウス&キーボード使っております(職場自宅両方とも)。自宅マウスは感度が悪く(おそらく初期不良?/なんせ送料込1,100円ですもん)フツウのに戻したが(マウスパッドで手首保護)、キーボードは(安い)エルゴノミクスを使用しております。その前に愛用していたメカニカルとパンタグラフ・キーボードは押し入れ段ボールに投げ込んで・・・今日、上記所作中に発見。パンタグラフのがボタン二つ外れておりました。発見して再装着したが、→ボタンの内部部品破損ではまらぬ・・・いつか両肘快復時には再び使いたい、そう願ってきたのに。仮にボンドでくっつけておきました。

なにもかも微妙に壊れていくような感じ。これより耳鼻科へ行ってきます。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

昨夜遅く呑んで帰って(女房殿超不機嫌)そのまま眠って早朝覚醒、フロ+洗濯(近所迷惑)。そしていつものウォーキング。体調けっこう良好也。スウェットの上下(やや厚手)では不快なほど、この暖かさは異常だな、本日最高気温予測26度とのこと。華麗なる4連休前夜祭はいつもの職場三患部で酒、10歳若いエース部長(上司)が十三の焼き肉に行く!と宣言。肉はすぐ厭きるし、日本酒と合わぬし、もとよりあまり肉好きではない(魚好き)けれど、キライでもありません。(散財)昨日お仕事は通常延髄(=条件反射)作業は無意識にこなし、大脳前頭連合野を駆使すべき創造的お仕事は”方向性+目処が立った”という自覚有。週明けが勝負だな。ひとまず安心してお休みへ。

朝日新聞朝刊、チョン・ミョンフン(鄭明勳)による一面インタビュー掲載。南北オーケストラの交流問題が基本だけれど、謙虚で節度ある自分の立ち位置、夢、目標を語って彼の人間性の素晴らしさを感じさせます。ソウル・フィルのMahler がネットにあったはずだから、聴いてみようかな。更に読み進むと「恋文大賞」〜亡き親の深い情愛に今更気付く自分、なんと美しい情景・・・朝っぱらから涙ぽろぽろ溢れました。華麗なる加齢を重ねるとノーミソ前頭連合野の感情抑制が衰えるんです。

R.Strauss 交響詩「英雄の生涯」〜カルロス・クライバー/ウィーン・フィル(1993年5月14日)・・・これって結論的に正規盤発売されたんでしたっけ?記憶では大々的に宣伝した挙げ句、発売中止になったはず。FMエア・チェック音源にてしばらく愉しんでおりました(そのDAT→MDもとっくに処分済)。自主CD化し、久々の再聴。テンション高く溌剌昂揚、聴き手に息もつかせぬ、ぐいぐいストレート系アツい演奏であって、キラキラ華やかな目眩く世界が疾走いたします。カラヤンの超・豪華演奏も好きだけど、こちらの華やかさも甲乙付けがたい魅力。

さて、4連休を有効に過ごさないと。まず、ご近所のパン屋(週休三日しかも10:30−営業)に行くつもり。早朝ウォーキングで発見していたけれど、フツウ、パン屋って朝早いじゃないですか。全然電気が付いていないし(休みだったかも)てっきりつぶれたのか、と。なんせ、最寄りの駅から全然遠いし、メイン通りから奥まっているし。ま、話のネタに。

いろいろ失敗。件のパン屋は木曜休日とのこと。夕方、愛用のDVDプレーヤー(CDプレーヤーとして使っている東芝製)から少々ノイズが・・・ちゃんと再生するけれど。じつは数ヶ月前よりトレイの収納が甘くなって最後手で押し込まぬとピタリとはまらない・・・そんな症状が出ておりました。もうそろそろアウトか、お隣駅HARD・OFFへ。なんせクルマなしECO生活故、けっこうな散歩となって汗だく、SHARPの状態良さげなのが1,575円で入手できました。時代はHDとかブルーレイに遷っているのでDVDプレーヤーは格安で入手可能なんです。

帰宅して早速再生・・・しません。いえいえ、正規CDはちゃんと再生するんですよ。例の自主(海賊)CDRがあかんのです。ポータブルCDプレーヤーの症状に似て、こちらのほうが徹底的に、絶対再生できないところが異なります。きっといろいろな機能造り込みが徹底しているのだろうな、怪しげCDRは「ん?これは似ているがちがう」と。エエ加減のほうが良いのに。

時、あたかもちょうど「ここんところ違法サイト、音源の紹介が多いんちゃうか」との的確かつ厳しいご批判をBBSにていただいたところ。そうだよな、R.Strauss 交響詩「英雄の生涯」〜カルロス・クライバー辺りは、ご遺族の許諾なんか受けているはずもないし。結局、元々の東芝プレーヤーに戻しました。(まだ、それなりに動くし)交通費込み2,000円ほどムダになりました。せっかくなので甥に譲りましょう。


●2011年11月某日の振り返りと後悔

昨日は女房殿も実家にいって不在、ということがわかっていたので、残業〜酒のゴールデンコースを狙っていたけれど、夕方チームメンバーの作業進捗個別確認ミーティングしたらすっかり疲れてしまって(お仕事中途半端にて)早々に帰宅。最寄りの駅に到着したらバスは出たばかり、しっかり16分速歩で帰宅いたしました。アホバカテレビ番組ちょっと愉しんで軽く食事、更にビデオで録っていた「ブルドクター」〜タカビーで頭脳明晰な江角マキコさん最高!石原さとみの分厚いtarako唇素敵!ダンナ役の亀治郎さん、今回は悪役じゃなくてエエ味出しておりました。

ここしばらく睡眠不如意気味にて、昨夜は早々に就寝=(いつにも増して)早朝に目覚め、ウォーキング強行。今朝、ゆっくり音楽聴いております。http://carloskleiber.blogspot.com/2011/10/steinberg-conducts-beethoven-symphony.htmlBeethoven 交響曲第9番ニ長調「合唱付き」(Mahler 版)〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団/ピッツバーグ・メンデルスゾーン合唱団/エラ・リー(s)/ジョンナ・サイモン(a)/リチャード・ネス(t)/トーマス・ポール(b)・・・LP廉価盤懐かしい、ファンも多いスタインバーグのBeethoven 待望の音源ネットより発掘いたしました。1960年頃の米COMMAND録音LP板起こしか。Mahler 版とはジャケット写真を見て知ったものであって、ド・シロウトには詳細理解できぬ馴染みの(古楽器系ではない)スタイルであります。もともと優秀録音との噂だけれど、まぁまぁの音質、好事家の世界に至らぬそれなりの状態。

演奏は想像通り、ストレート系で推進力集中力充分、テンポは速めかと思ったらほぼ中庸、オーケストラの響きが硬質で金属的に明るく、クリアだけれど、表現そのものは重く、独墺系の貫禄充分であります。終楽章はややテンポが動きますね。アンサンブルが粗いことはないんだけれど、この人は神経質に細部を整える人ではありません。終楽章の声楽陣も充実しております。Beeやん苦手と公言してはばからぬ罰当たり者だけれど、全68:35、こんな昔馴染みだったら一気に聴いて抵抗がない。

昨日通勤音楽は、Bach カンタータ第75番「乏しき者は食らいて」/第59番「人もしわれを愛せば、わが言を守らん」〜ピーター・ヤン・リューシンク/オランダ・バッハ・コレギウム(2000年頃)・・・カソリック系の幼稚園に通っていた関係で、葬式仏教よりは親しげな世界ながら基礎知識一切なし、もちろん独逸語無縁、純粋なサウンド、旋律としてカンタータを愉しんでおります。それでも敬虔な雰囲気だけはしっかり伝わるから凄い。第75番はオーボエが大活躍、出ずっぱりのフランケンバーグの他二人の奏者が声楽オブリガートとして加わります。合唱の音程が甘い、ソロ声楽の技量がイマイチ、古楽器による器楽アンサンブルはリズムやや緩い(けどシミジミ)・・・なんどもそのことには言及していたけれど、Bach の旋律の美しさ、宗教的畏敬の念、鮮明な音質にてしっかり伝わります。第7曲コラール「Was Gott tut, das ist wohlgetan(神がなさったことは、すべて良い)」に於ける合唱に3本のオーボエが絡むところは最高(わずか1:36だけれど)続く、トランペット(粗野で素朴な感じ/後半部大活躍)入りの弦楽シンフォニア(2:28)の楽しさは筆舌に尽くしがたい・・・


●2011年11月某日の振り返りと後悔

11月に入りました。北海道にて生まれ育った自分としてはさしたることもない気温だけれど、朝のウォーキングにはそれなり季節の深化を感じます。先日来、やや風邪気味続いているが、特段悪化もせず、これは体調維持努力のたまものか。本日明日で宿題作業進捗狙いましょう。ここ1ヶ月ほど自主目標(宿題締め切り厳守)クリアできた試しがないので。

昨夜の音楽。「モォツァルトほぼ全曲ぜんぶタダ.wma」サイトから、自主CD残り分、セレナーデ ハ短調K.388/384a「ナハト・ムジーク」/アダージョ 変ロ長調K.411/484a〜演奏者不明音源。ちゃんとしたCD別途持っているのに好き者だなぁ、と自覚有。でもね、以前も書いたように、「手持ちモォツァルトCD全部処分して、これだけで生きることは可能なんじゃないか。煩悩全部捨てれば。凄い時代になりましたよ」。優しく落ち着いた木管の音色、優秀なるアンサンブル、そして意外とよろしい音質・・・これ以上何を求めるというのか。

Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜マルク・アルブレヒト/自由ハンザ都市ブレーメン州立フィルハーモニカー(1998年)・・・これもたしかMahler 専門サイトからダウンロードした音源也。先のマゼール/フィルハーモニア管弦楽団ライヴとは違って、ちゃんとしたまともな音質でした。ブレーメン・フィルなんて滅多に聴く機会はないけれど、思わぬ整ったアンサンブル、艶のあるサウンドに驚かされました。1964年生まれ独逸の次世代を担う巨匠候補、来日して馴染みの人でもあります。時に強引さも目に付く、とのネット評を拝見したが、ここではそんなことはない、かなり細部入念な仕上げ、但し、独逸人らしい生真面目さ前面、色気とか歌とか、怪しいイヤらしさ(シノーポリ!)には不足するかも。第4楽章「アダージエット」の清涼な世界にはけっこう惹かれました。

では行ってきます。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi
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