【♪ KechiKechi Classics ♪】トップページへ

音楽日誌●サラリーマン生活おまけの日々

岡山県神庭の滝
今月の近況2020年7月2020年6月2020年5月2020年4月2020年3月2020年2月2020年1月●メールはメールはこちらへへ●最新の「音楽日誌」はこちら△上方に新しく更新いたします△written by wabisuke hayashi

WWWを検索
【♪ KechiKechi Classics ♪】サイト内検索

2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

猛暑に引き隠りがちな週末を経て、新しい一週間の始まり、そして8月も終わりとなって台風も接近しているようです。土日とも朝9時と同時に市立体育館へ突入、一番乗りを競って鍛えるのも比較的気温が低いうちを狙ってのこと。スポットクーラーと扇風機しかない、美しくない環境に古臭い機器も使用料110円なら文句もありません。(シャワーは別途100円。帰宅する迄に汗をかくから使用していない。濡れタオルで身体を拭くのみ)毎日筋トレは逆効果とのことだけど、自分の鍛錬はほんのユルいもの、気分転換や生活のリズムには効果的でしょう。昨日はステアマスター(トレッドミル=有酸素運動)15分もしっかり実施、猛暑の時期にしっかり汗を出すのも体調維持にはたいせつなこと。睡眠不如意+年中アレルギー症状+肩が珍しく凝っている以外、これといった不調もない(膝はちょっぴり気になる)代わり映えのしない日々が過ぎて、今朝の定例計量は65.0kgちょうど。昼も夜もけっこう喰ったんですけどね。目標は内臓脂肪撲滅。

ネット記事というのはほとんど単発、底の浅いもの(+恣意的な宣伝誘導)が多くて、やはり新聞記事は熟読したいもの。そこに掲載されている週刊誌の宣伝見出しも看過できない、意外な”世論”動向が見えることもあります。例の安倍ちゃん退陣問題も、既に新年会で倒れたそうじゃないっすか、爾来8ヶ月隠して保たせたということでしょ?ある意味大したもんですよ、次を狙って各陣営はコロナどころの騒ぎじゃなかったということだったのか。アスリートには申し訳ないけど、オリンピック・パラリンピックは難しいやろなぁ(真夏の猛暑だし)カジノなんてとんでもない!万博も時代錯誤っぽいなぁ、それまでには騒動治まっているかも知れんけど不況は続いているのかも。

SUPRAPHON SU 3880-2Mahler 交響曲第1番ニ長調(1979年)/第10番 嬰ヘ長調「アダージョ」(1976年)〜ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル・・・旧録音。新録音全曲ならずして寿命を迎えたVaclav Neumann(1920ー1995捷克)のMahlerは拝聴するたび感慨は揺れ動くもの。リアルに艶艶した音質に非ず、デーハーに大見得を切るような雄弁でもない、オーケストラのサウンドも質実に地味め。ここ一ヶ月くらい前の印象は、ツマらん演奏やなぁ、ちっとも心に刺さらない?そんな不遜な感想に、かつての感銘何処?この猛暑に聴手のノーミソ疲れ果てているだけじゃないのか・・・

パワフルなスーパーオーケストラに非ず、隈取陰影の濃い表現から遠く、微細なニュアンス認識には集中力が必要なのでしょう。二度目の拝聴にようやく”青春の胸の痛み、憧憬”が見えてきたところ。オトナは洗練された薄味を堪能できなくては。

今月はここ迄。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

相変わらずの厳しい残暑続き。昨夜も睡眠不如意は蚊の攻撃に油断したこともありました。昨日朝一番に市立体育館へ、ストレッチと腹筋中心の鍛錬少々、ステアマスター(トレッドミル)有酸素運動は避けてほんの短時間運動は体調整える程度の心掛け。【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新は自分なりのケジメです。(1960年の音質に驚愕)しっかり高カロリーな昼食を摂って、エアコンに冷えた室内にゴロゴロ、夕方馴染みの居酒屋に久々冷たいビール+新鮮な食材を贅沢して、猛暑中自宅より速歩往復、今朝の体重増を覚悟して結果、65.2kg現状維持は意外な結果でした。

病からの復帰・池江璃花子立派。こんなにキモチのよろしい、爽やかな話題は最近見掛けぬでしょう。話題の「半沢直樹」はビデオに録ってあとでじっくり楽しんでいるけれど、悪役は大好き、歌舞伎役者だけじゃなくて、舞台出身の実力派がしっかり脇を支えているのですね。最近使い捨てジャリタレアイドルな大根役者ばかりですもんね。コロナによるコンテンツ不足に往年の名作が再放送され、「Dr.コトー」もビデオに収録して痺れっぱなし。筋書きのていねいさ、配役の妙、自然環境の美しさ、ちょっと屈折した柴咲コウも超絶かわいい!

Scribendum 859923Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜ルドルフ・ケンペ/ロイヤル・フィル(1963年)・・・英DECCAのチームが録音した昔馴染みのリーダーズ・ダイジェスト音源。トーマス・ビーチャムの後を受けて在任1961−1975時代の記録、第1楽章「Adagio - Allegro molto」からロイヤル・フィル金管の素晴らしさをしっかり堪能、テンション高く爽快なスケール演奏でした。提示部繰り返しなしは残念。誰でも知っている名曲名旋律をこれほど新鮮に受け止めたのも久々、さわさわと静謐な懐かしい第2楽章「Largo」、躍動する第3楽章「Scherzo. Molto vivace」の迫力、圧巻の勢いで駆け抜ける力強い第4楽章「Allegro con fuoco」、幾種か存在するケンペの「新世界」はこれが一番じゃないか。

BRL94392Respighi 交響詩「ローマの祭」/「ローマの噴水」/「ローマの松」〜フランチェスコ・ラ・ヴェッキア/ローマ交響楽団(2009年)・・・弱音に於いて著しくテンションが下がるのがオーケストラの弱いところ。Respighiの作品を取り揃えて全部聴けるというのが価値なのでしょう。編成にオルガンが抜けている?とか。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

週末休みを迎えて好天猛暑続き。世間のニュースは”安倍退陣”一色、政権当初の経済対策は一定の成果を見せて”いくら給料が安くても、お仕事ないよりマシ”という支持があったんだそう。自民党内対立勢力を遠ざけてからは唯我独尊、批判に耳を貸さず逆ギレ、強行採決の連続、不祥事には説明なく、閣僚任命責任は”取る”ものではなく”感じるもの”・・・どうやら最終的なキッカケは”アベノマスク”みたいで、受けると判断した政策が総スカンやった・・・気になったは立憲民主党の若い女性議員が”大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物”とのツイッター、共産党の志位委員長でさえ体調のことは慮っていたのに、先輩議員や後援会長老は若い人の指導をちゃんとしないといけませんよ。世間(日本人)はそんなことを気にするものです。

病もすべて自己管理、自己責任だったら悪しき”新自由主義”じゃないっすか。まるで仏様のような生活を送ってきた人が病に倒れるのも日常ありがちなこと、政治思考主義主張は異なっても、去りゆく人には温かい配慮も必要でしょう。(自戒も込めて)昨日週末のお仕事は四苦八苦しつつそれなり順調、ここ半年一年ほど懸案だった問題も、職場トップに打開策(というかなかったことにする矛盾一掃、かなり美しくない手法)を具申して通しました。昨夜週末のスポーツクラブにて激しい汗、今朝の計量は65.2kg、内臓脂肪減少作戦はこの辺りで足踏み状態。カンタンには次の段階に進めません。

SupraphoneBeethoven 交響曲第1番ハ長調/第5番ハ短調〜カレル・アンチェル/チェコ・フィル(1953年)・・・ネットにて偶然見掛けて(画像クリックのこと)拝聴したもの。驚きました。Karel Ancerl(1908ー1973捷克)は晩年トロントに亡命してわずか65歳で亡くなったんやなぁ、残念。これは45歳壮年の記録、モノラルでも音質かなり良好。各々7:17-6:38-3:37-5:54、8:19-10:14-5:22-9:07、青春の息吹を感じさせる第1番、硬派劇的な主張を見せる第5番は名曲中の名曲、古今東西星の数ほど録音が出揃って、こちらなんともジミな存在に初拝聴状態。これが硬派なリズム(”運命”はほんまにジャジャジャ・ジャーンとしっかり刻む)基本はトスカニーニ方向の表現に渋い東欧サウンドは身を乗り出すほどに新鮮。

・・・睡眠不如意症状は続いて、ここでちょいと疲れました。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

週末へ、今朝はどんよりしてやがて好天の猛暑は続くとのこと。昨日は引き隠りな在宅勤務、昼休みに急ぎご近所ディスカウント・ストア往復、夕方に女房殿ご帰還、89歳差の曾祖母が曾孫を抱く写真を見せてくれました。神々しい姿は感動的。夜は庶民の高級中華・王将にてビールに餃子唐揚げ=ゴールデン・メニュー(空いてました)体調なのか?店の問題か?ビールはちっとも美味く感じませんでした。昨夜は鍛錬お休み、今朝の定例計量は65.5kg+300g。しっかりお仕事したあと夜に鍛えて体重戻しましょう。夕方5時に安倍ちゃん会見とのこと、体調は大丈夫か?悪夢の麻生代理となるのか。

James Judd, 1949ー英国 Vaughan Wiiliams 田園交響曲(交響曲第3番)/Grieg ピアノ協奏曲イ短調(ネルソン・ゲルナー(p))/Mendelssohn 序曲「フィンガルの洞窟」〜ジェームズ・ジャッド/BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(2008年ライヴ)・・・Debussy 夜想曲「雲」を連想させる第1楽章「Molto moderato」、静謐に息を潜める風情は第2楽章「Lento moderato」でも変わらない。ホルンの奏でる主題は幻想的、やがて寂しげに遠く木霊するナチュラル・トランペット登場して、それはまるで軍隊の消灯ラッパ風。懐かしくも寂しげに沈溺する幻想風景が続いて、この辺りほんまにツボでっせ。第3楽章「Moderato pesante」は波に揺れるようなやや激しさもあり、慌てぬ風情はスケルツォとは思えない。トランペットのコラール風合奏はカッコ良く盛り上がります。コーダはテンポアップして快活なフーガへ。第4楽章「Lento - Moderato maestoso」はソプラノ独唱ヴォカリーズにて開始。やがて木管の力強く悲しげな合奏に金管、低弦が絡んで厳かな宗教的な祈りを感じさせます。イングリッシュ・ホルン、ヴァイオリン・ソロも情熱的に歌い、やがて全オーケストラが感動的に誠実な歌に盛り上がって・・・やがて静謐な女声ヴォカリーズが遠く響いて収束・・・ネットより入手した全39:18一本ファイル(楽章間含む)

凄く感動的。誰の演奏と云々するほど作品を聴き込んでいないけれど、暖かく優しい響き、きっとこれは稀有な経験なのでしょう。オーケストラの技量アンサンブルにも優れ、残響豊かな会場での収録も雰囲気たっぷり。Nelson Goerner(1965-亜爾然丁)のピアノも爽快なスケールでした。29:03。

 POCL-5221Telemann 3本のトランペットのための協奏曲ニ長調(フリーデマン・インマー/マイケル・レアード/イアン・ウィルソン(tp))/四重奏曲 変ロ長調(キャサリン・マッキントッシュ(v)/クリストファー・ハイロンズ(v)/トレヴァー・ジョーンズ(va)/ティモシー・メイソン(vc)) /リコーダーとフルートのための協奏曲ホ短調(ジョン・ターナー/スティーヴン・プレストン(fl))/ 四重奏曲(ポーランド協奏曲)ト長調/フルート、オーボエ・ダ・モーレとヴィオラ・ダ・モーレのための協奏曲ホ長調(クレア・シャンクス/モニカ・ハジェット)〜クリストラー・ホグウッド(cem)/アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(1981年)・・・これはオーマンディの流れで聴いていたもの。自信ないけどホグウッドのTelemannは珍しいかも、いずれこちらのほうがずっと快活にシンプル、”色気の足りぬBach”と悪口云ったけれど、ホグウッドの快活なリズム感、古楽器の名人たちの軽快な響きに魅了されました。

では、行ってきます。今朝のストレッチはこれから。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

相変わらずの猛暑続き、本日は中国本土を目指す台風の影響で曇りがちとのこと。昨日モウレツな日差しの中出勤、環境快適な職場にゆったりとお仕事をさせていただきました。いくつかトラブルになりそうな案件も無事事前クリア、ほっとしております。上司や相棒、関係者と都度打ち合わせ、確認しながらのお仕事も安心できるもの。ふだんは鋼鉄の胃袋を誇る自分も妙な膨満感にちょっぴり悩まされ、イメージとして”喰うたものがちゃんと消化されていない”感じ(んなことはないけど)昼食夕食、間食も抑制して、夜しっかり初級エアロビクス30分+ちょろ筋トレこなしても、今朝の計量は65.2kg前日比+200g。これはこれで安定した体重推移だけれど、減量努力は踊り場でしょう。両膝の調子もいまいち。食事が偏っている自覚ありますよ。本日、在宅勤務、必要資料は職場より持ち帰りました。軽くストレッチとウォーキング程度の休筋日としましょう。

本日、女房殿は一週間ぶりにご帰還。

Columbia ML4700Mussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」/Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1953年)・・・これはカイエ版に続く2度めの(モノラル)録音、しばらく聴いていないけれど1966年録音と印象は変わらない。モノラルでも音質は明快、中庸のテンポに飾りのない表現、オーケストラの上手さ優秀さはしっかり理解可能なパワフル演奏でした。「火の鳥」も1967年再録音前、これも色彩感溢れて、演奏音質とも不満を感じさせません。歴史的録音は難物やなぁ、太古往年の巨匠による蚊の鳴くような音質を喜ぶ趣味はないけれど、時に思わぬ聴きやすい音質、個性的な演奏が出現するから油断できない。

Hindemith 交響曲「画家マティス」〜ユージン・オーマンディ/ボストン交響楽団(1972年ライヴ)・・・これはかなり以前ネットより入手した放送音源?アナウンス有。彼は地元でのセッション録音、欧州でのライヴ音源など数種CD化されているから得意の作品だったのでしょう。Paul Hindemith(1895ー1963独逸)はその辛気臭いと云うか抹香臭い旋律を苦手として、作品を楽しめるように最近のこと、出会いがよろしくなかったのか。現在では作曲家の代表作を心安らかに堪能できる・・・けど、この作品演奏の善し悪しは判断不可。もうちょっとちゃんとした音質のものを探したら・・・

LPデザイン Hindemith 交響曲「画家マティス」〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団(1956年)・・・出現。当時の米Capital、ステレオ初期の音質は驚異的!粗いアンサンブル、重い金属的なサウンド、素っ気ない表現・・・そんなイメージは自分がかつて入手した怪しげ廉価盤の良心的ならぬ復刻が要因だったのでしょう。爽快に明るく鳴り響く金管、パワフルに逡巡のない勢い、優秀なアンサンブルに惚れ惚れして聴き入りました。作品そのものが平易にわかりやすい。昨夜慌てて彼の1960年位までの音源を集め直したものです。CDに続き膨大な在庫音源ファイル整理をちょっぴり考えていて、昨夜エミール・ギレリスの最初のBeethoven ピアノ協奏曲全集録音(ザンデルリンク)劣悪音源に辟易しつつ廃棄しました。

それでは洗濯物を干して、ストレッチ軽くウォーキング。在宅勤務に入りましょう。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

一ヶ月前の悪夢再び、ケリが付いたはずの商品不足の手当が必要となって、結果なんとかしたけれど、ひとり鬱々と自宅で必要数量の裏取りなどしていると気が滅入ります。要件はメールとか電話で用足りて、するべきこと為すべきことは一緒でも、孤独な作業はよろしくないなぁ、ご迷惑を掛けた人の気分感情も読み取れません。若い相棒から某重い商品在庫について、東京本丸から連絡があってその件相談有、表面的な事象じゃなくてちゃんと趣旨(裏・本音)を訊いたらどうなの、と叱りました。結果、東京方面でまとめて処分するから持っていって良いか?とのこと。在宅勤務だとその辺りのニュアンスがわかりにくい。もちろん経験もあるんだけど。

お仕事でも趣味でも、日々の生活でもそうだけど、習熟し改善し、時にガラリと趣を変えることは大切でしょう。今回のコロナは典型例だけど、社会的情勢も変わります。正直なところ現状は厳しい、身動き取りにくいなぁ、変化は望み難い・・・宿題はスマホの習熟か、昨日の職場ミーティングも途中Teamsが切れてしまって、なにが起こったのか、その対処方法もまったくわかりませんでした。30年ほど前、パソコン黎明期詳しい人に謙虚に指導を受けていたっけ、それと一緒でっせ。華麗なる加齢に謙虚さを失っております。前頭連合野硬直化が進みつつある・・・

昼夜食事節制して、朝のストレッチ+ウォーキング、そして夜のスポーツクラブに鍛えても今朝の定例計量は65kgちょうど。64kg台に突入できません。▲300gがやっと。これも新たな工夫や改善が必要なのかも。どこかにヒントはないのか。

UCCD-5019Mahler 交響曲第1番ニ長調〜リッカルド・シャイー/コンセルトヘボウ管弦楽団(1995年)・・・なかなか次が決まらないコンセルトヘボウ、Riccardo Chailly(1953ー伊太利亜)の在任は1988-2004年、主にPHILIPS→英DECCAに録音は移って、華やかに分離のよろしい音質が印象的。我がエコ・オーディオには(専門筋には評判よろしくない)こんなマルチマイクが相性良いみたい。青春の激情、憧憬旋律はパワフル艷やかなオーケストラの響きに魅了されて爽快なサウンド。前任ハイティンク時代には戦前からの猛者が揃っていたオーケストラも世代交代、このオーケストラを愛するヴェテランからは批難の声もあったようだけど、各パートの上手さ、厚みのある圧巻の輝きサウンドに惚れ惚れして聴き入りました。

1955年オランダ・フェスティヴァル・ライヴMahler 交響曲第6番イ短調〜エドゥアルド・フリプセ/ロッテルダム・フィル(1955年ライヴ)・・・Eduard Flipse(1896ー1973阿蘭陀)は日本じゃ知名度さっぱり(もちろん自分もよう知らん)1930-1962年長期ロッテルダム・フィルの首席だったそう。第8番のライヴもありましたよね。18:11-14:40-11:45-31:15、第2楽章に「Andante moderato」静かな緩徐楽章が配置される演奏。想像以上期待以上の良好な音質、ライヴとは思えぬ整ったアンサンブルとスケール大きな表現に、オーケストラの実力を再認識いたしました。巨魁に重苦しい作品はお気に入りMahler作品中ちょっぴり敬遠気味、現在ほど作品認識が進んでいなかったであろう時期のライヴ、新しい録音が似合うに決まっているけれど、全曲たっぷり作品を堪能できました。

それでは、ストレッチ〜ウォーキングしてから出勤いたしましょう。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

昨日月曜は久々の出勤、スタッフの女性群+職場トップと他部署より某案件協議したり、小さなトラブル断続的な対応も大したことはない。気になっていた残課題をクリアしても、実務処理仕事をすべて委託しているので自分のすることは限られて基本ヒマです。全体構想、問題点の指摘、連絡点検判断のみ、って、規模や範囲は小さいけれどマネージャーみたい、但しお給料は新人並かそれより少ないはず。外は猛暑でもエアコン完備(+アクリルパーテーション付き)快適な職場に人間関係良好、大ヴェテラン(=ワシ)が若い人たちと一緒に、楽しく過ごせることがシアワセでしょう。本日在宅勤務の順番、職場会議はO/L参加。

小松(息子一家の引っ越し手伝い)→大阪の母親の元へ転戦していた女房殿は木曜ご帰還、バスを予約してくれ、とのメール有。随分と便数は減りました。平日だから安くて、節約になります。職場は食材豊富、そんなに喰った記憶もなく、昼夜と抑制したつもり、夜はしっかり涼しいスポーツクラブに鍛えても、今朝の定例計量は65.3kg前日比+200g、体重増減のロジックがいまいち理解できません。偏った食事要因か。一ヶ月くらい前より1-2kg下がってここが”踊り場”かも。健康だから文句なし、安倍ちゃんはまた通院したらしいですね。コロナ感染やや減少傾向とか、ここで油断したらあきまへんで。

  MEL1002465Shostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調(ルーカス・ゲニューシャス(p))/ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 (ドミトリー・マスレエフ(p))〜アレクサンドル・スラドコフスキ/タタールスタン国立交響楽団(2016年)・・・ここ最近、ShostakovichやTchaikovskyの意欲的な録音が注目されている団体の協奏曲録音。昨年来日していたようです。とんでもなく泥臭い田舎オーケストラ?そんな先入観(失礼)一掃、ザラリとパワフルなサウンドは力感に溢れて、しっかりとしたアンサンブル。旧ソヴィエット以来の伝統に力量ある若手ピアニストが登場して、名前は知らなくても才気煥発乾いたユーモア溢れる作品をみごとに、ヴィヴィッドに表現してくださいました。

NAXOS Sostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調/第2番ヘ長調/祝典序曲/バレエ組曲「黄金時代」〜マイケル・ヒューストン(p)/クリストファー・リンドン=ジー/ニュージーランド交響楽団(1994年)・・・久々の拝聴、19年前の情けないコメント有。ピアニストはニュージーランドの人らしい、Christopher Lyndon-Geeは英国のヴェテランだけど生年情報つかめず、20世紀音楽に意欲的な録音を残しております。当時の記憶では”いまいち元気のない演奏”、現在の耳だとヒューストンの技巧にやや問題有、キレがよろしくない。選曲は意欲的、音質も悪くないし、作品を知る意味では価値のある一枚でしょう。

それでは洗濯物を干して、ストレッチしてから在宅勤務へ。気分的にはただの引き隠り。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

新しい一週間の始まりは快晴、いつもの食物繊維たっぷりな朝食済ませて、出勤迄の時間布団も干しました。俄独居(やや)老人生活に洗濯物は少なく、明日に順延、吸引力強靭なるDysonにて掃除でもするか。昨日朝の市立体育館ではストレッチ+軽く筋トレのみ、有酸素運動は抜いてお買い物して帰宅しました。食生活はラクト・オボ・ベジタリアン状態(植物性食品、乳製品、卵はOK)一週間ほど、これはたまたま自宅在庫食材の結果、昨夜新鮮な魚(動物性タンパク質)でも喰おうと居酒屋訪問を検討しつつ、猛暑+もしかして急な雨?+懐具合を勘案して自宅にてジャンクフード+一本残っていた薬局PBビール風飲料(カロリーハーフタイプ)にて代替。結果は65.1kg前日比300g増。そんなもんでしょう。

エアコンを弱く掛けて快適に過ごしたけれど、な〜んもせんぼんやり生活は来たるべき完全引退老後生活を予感させます。集中力を失って音楽はなにを聴いてもツマらない。マンション真上の方よりご挨拶、息子と同様転勤異動転居とのこと、たしかお子さんがいらっしゃらない若いご夫婦でした。体調悪そうな安倍ちゃん、最長首相在任記録達成とか、野党が四五分裂して選挙に弱かっただけ、掛け声と看板のみ、なんの成果もなし。先日の靖国参拝の報道に”一億総活躍担当大臣云々”!そんなのあったっけ?と思いましたもの。挙げ句コロナ対策は迷走(瞑想?)状態、晩節を汚すとはこのことか。後任の育成にも不熱心でした。

以下、数日前の音楽。TAHRA Tah 168Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)〜オイゲン・ヨッフム/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(1970年ライヴ)・・・恥ずかしい20年前のコメント有。1960年前後バイエルン放送交響楽団+ベルリン・フィルとのDG全集は、煽ったり走ったり風情が好みから外れたはず・・・しばらく聴いていないなぁ。ヨッフム68歳の記録、冒頭アナウンスが入るから放送録音?これは”煽ったり走ったり風情”に非ず、信頼関係の深かったオーケストラは魅惑の響き(とくに管)ムリのない表現は自然な流れと揺れ、残響豊かに大きな呼吸、重心の低い躍動に惚れ惚れするもの。20:30-24:20-10:05-12:45、悠揚迫らぬ中庸なテンポ、美しい交響曲は文句ない完成度でした。

PHLP039Schubert 交響曲第8番ロ短調「未完成」/Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜ギュンター・ヴァント/ベルリン放送交響楽団(1993年ライヴ)・・・交響曲第9番ニ短調との出会いはオイゲン・ヨッフム/ベルリン・フィル(1964年)だったと記憶します。Gunter Wand(1912ー2002独逸)は最晩年話題となって、こちら当時貧しい若者(既に中年だったか)には高いCDは入手不可、このライヴをカセットにエア・チェックしたのがヴァント初体験。痺れましたねぇ、「未完成」なんて誰の演奏を聴いても同じ、そんな不埒な考えは底知れぬ怜悧な深淵に打ちのめされたもの。Brucknerの厳しい構成、切れ味も同様、現ベルリン・ドイツ交響楽団の技量にも驚嘆、夢見るように高貴に美しいオーボエはギュンター・パッシン(Gunther Passin、1937ー2014独逸)でしょう。(Wikiによるとチェリビダッケ/ベルリン・フィル1992年公演にもエキストラで参加したとか)そんな記憶は鮮やかに蘇って、音質には今一歩の鮮度を求めたいけれど、出会い当時自分の感性からの劣化を意味しているのか、と。

では、いつものスクワット・ストレッチして出勤いたしましょう。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

昨日夕方激しい雨、時に雷鳴有。すっかり贅沢クセがついて、お気に入り居酒屋に行くつもりがムリ、ご近所にジャンクフードと薬局PBビール風飲料(カロリーハーフタイプ)を贖(あがな)って自宅に過ごしました。夜、今朝と涼しくて爽快なこと!昨日朝一番に市立体育館へ、いつものストレッチ+筋トレはほんの3種+ステアマスター15分済ませて帰宅、シャワー後の参考計量は64.4kg。ここから自宅に身動きせず昼夜とそれなりに喰って呑んだから、今朝の体重復活は覚悟、結果は64.8kg前日比▲100g!この調子で今朝も市立体育館トレーニングルームに軽く鍛えましょう。数カ月ぶりでも参加者顔見知りが復活しておりました。

一昨日蚊の来襲を受けて睡眠不如意、終日ぼんやり過ごしても【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新なんとか済ませました。ここのところ二時間ドラマ再放送も在庫払底気味、ビデオに録り貯めた「半沢直樹」再確認、なんせ大物小物悪役配置が最高!豊かに大げさな表情、クサく強い大声台詞の繰り返しはまさに歌舞伎。女性の描き方が昭和と悪口書いていたら、後半は出てきてますねぇ、しっかり悪役が。前半、南野陽子のまったりネイティヴ関西弁も良かった。「一課長」に於ける斉藤由貴とか、あの辺り往年のアイドルの熟成ぶり最高。

息子は大阪南港→フェリーで小倉→熊本へ無事到着したとのこと。一昨日、大阪の曾祖母さんに無事虎太朗の顔を見せて、転居先にはお嫁さんの両親が待機して引っ越しを手伝っております。出産時来9ヶ月ぶりの初孫は可愛い盛りの再会に湧いていることでしょう。コロナが落ち着いたら熊本の美味いもん喰いにいきたいな。

Columbia ML 4827Brahms 交響曲第2番ニ長調〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1953年)・・・これは旧モノラル録音。2年ほど前にEugene Ormandy(1899ー1985洪牙利→亜米利加)の珍しい音源集めてDVD2枚分に焼き込んだ分点検整理中に発見したもの。(ネットより入手経緯は失念)36:35.mp3一本ファイルは音質意外と良好、なんせオーケストラが上手くて、整ったアンサンブルはバランスよろしくムリのない躍動に充ちておりました。楽章分けないのは不便だけれど、田園牧歌的な名曲は流れよろしく、一気呵成にラスト迄!快く耳を擽ります。

Quartz QTZ2054Brahms 交響曲第1番ハ短調〜オウェイン・アーウェル・ヒューズ/シュトゥットガルト・フィル(2004-6年)・・・4年ぶり拝聴。Owain Arwel Hughes(1942- 威勒士)は”大きな”音楽を演る人、独逸には珍しいコンサート専門オーケストラを率いて、鄙びた温かいサウンドを聴かせてくださいます。16:55-9:14-5:05-17:25、提示部繰り返し有、堂々たる盤石の構成を誇る作品にヒューズの表現は似合ってスケールも大きい。馴染みの名曲をしっかり堪能いたしました。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

昨日引き隠りな在宅勤務は集中力必須なお仕事の週末山場(メール内外乱れ打ち)朝はストレッチと軽くウォーキング、それも含めて毎日「音楽日誌」執筆などする必要もない代わり映えせぬ、なんのドラマもない日々の生活が続きます。おそらくは本日辺り息子一家は小松→熊本へ引っ越し、詳細日程を理解していなくて、大阪の(曾)婆さんのところに寄って、曾孫の顔を見せていることでしょう。昨年3月に北海道の爺さんが亡くなった時にお嫁さんの妊娠がわかり、3人目の曾孫を楽しみにしていた婆さんも誕生の前月10月に急逝して、これは人生の巡り合わせでしょう。お宮参りに行く気満々やったのになぁ、残念。人生順番交代。大きな事件や事故、病気、哀しいこともなく健康に淡々と”代わり映えせぬ、なんのドラマもない日々”こそ貴重なのでしょう。

コロナに閉塞して、岩手県知事は堂々と”Go Toは失敗”と云い切って潔いこと。経済が25-30%も萎縮すれば、生き残っても失業やら失職に絶望して自殺が増えるのではないか、との新聞記事を読みました。昨夜、元気な蚊が部屋に紛れ込んで数カ所被害、夜眠れずに40年選手蚊取りマット、今季初稼働いたしました。昨夜勇んでスポーツクラブへ突入・・・しようと思ったら、受付で会員カード失念に気付いて、顔パスで辛くも入れてもらいました。どこでなくしたのか?帰り道ルートに探せず、帰宅したらパソコンの前に発見。いつものメニューしっかりこなして、ドライ・ミスト両サウナも使って(ここで更にストレッチ)今朝の計量は64.9kg前日比▲700g!週末も鍛錬継続します。

猛暑に集中力を失って”全然アカン”印象な音楽二題。 DG B000789002R.Strauss 交響詩「ドン・ファン」/「死と浄化」/歌劇「サロメ」より「七枚のヴェールの踊り」/歌劇「ばらの騎士」組曲〜 ロリン・マゼール/ニューヨーク・フィルハーモニック(2005年ライヴ)・・・この音源は絶賛!カスタマーコメントもいくつか。しかし自分はライヴ故の音質散漫さ、いまいち濃密な集中力に欠けるような気がしたもの。調子のよろしいときのこのオーケストラはもっと骨太の濃厚さを感じるものでしょう。聴手の集中力のせいかも。

 LP Vanguard 114.069Respighi「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲/Mozart アイネ・クライネ・ナハトムジーク/Vaughan Williams グリーンスリーヴスによる幻想曲/Pergolesi コンチェルティーノ ト長調/Sibelius 悲しいワルツ/Barber 弦楽のアダージョ〜アントニオ・ヤニグロ/イ・ソリスティ・ザグレブ/ジュリアス・ベイカー(fl)(1957年?)・・・ステキな演目揃えて、これはちょっと外れ、低音が弱い。LP復刻音源の状態よろしくなかったのか。Antonio Janigro(1918-1989伊太利亜)はパリに学んで、どのような経緯でクロアチアを第2の故郷として過ごしたのか詳しく知りません。この室内オーケストラは当時評価高く、Vanguardの録音は優秀であった・・・はずなのに、聴手は猛暑に負けておりました。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

連日の猛暑、とは云っても自分が熱波に晒されるのはせいぜい通勤往復20分ほど、あとは所用の数分ほど気分転換程度。外で働く方々、冷房が難しい環境で働く方々、苦難の医療関係者に比べれば屁でもありません。昨日は午前中快適な事務所にノンビリ過ごして若い人たちとトラブル処理など、昼から取引先へ商談。外は40度Cに接近しても車中は快適です。運転は若い相棒に任せて、直進する限り(横で)居眠りしても大丈夫(バックの車庫入れはヒヤヒヤ)気になる案件も宿題も職場を出る前に無事クリアできました。お仕事は前向き意欲まったく雲散霧消状態。

大阪の吉村知事のイソジンうがい薬発言は勇み足、何事もエビデンス(証拠・根拠、証言、形跡)が必要でしょう。今朝の新聞記事には何もしない群、イソジンでうがい群、水でうがい群比較では「水のみ」が一番健康に効果があった、つまり、イソジンは必要な口中善玉常在菌迄殺してしまう可能性が考えられる、との検証結果が出ておりました。これもひとつの意見、人類の実質初経験未曾有みぞうゆうに非ず、みぞうの事態に流言飛語が飛び交います。

昨夜は結果的に完全休筋日。朝にいつものスクワットストレッチ腹筋プランクは実施、夜の市立体育館を断念したのは猛暑のせいでした。帰宅後速攻でシャワー、ジャンクフード+冷たいビール風飲料喫してぼんやりテレビ、これでは体重減るはずもなし、今朝の計量は65.6kg昨日比+200gはマシなほうでしょう。本日夜のスポーツクラブで引き締め直します。

音楽に集中する気力失せて以下は以前の拝聴記録在庫。Music and Arts CD-1098Scriabin 前奏曲集 作品11〜ワルター・ギーゼキング(p)(1955年?)・・・これこれじゃないかと思われる、ネットより入手した怪しげ音源(露西亜より)也。Walter Gieseking(1895ー1956独逸)は知的クールなイメージがあって、”ロシアのショパン”とか呼ばれるScriabinの甘い旋律はちょっと意外な演目?これがちょっぴり掴みどころがムズかしそうな作品に似合って、甘さ控えめ味わい深い演奏が堪能できました。音質は期待以上、充分作品演奏を堪能できるもの。

RCA SICC-1494Telemann 合奏協奏曲 ニ長調 [3本のトランペット、2本のオーボエ、ティンパニのための]/協奏曲 ニ長調 [ホルン、弦楽合奏のための]/協奏曲 変ロ長調 [3本のオーボエ、3つのヴァイオリンのための]/協奏曲 ニ長調 [ヴァイオリン・コンチェルタート、トランペット、3つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、チェロ・オブリガートのための]/Handel「水上の音楽」組曲 [オーマンディ編]+[ハリス編]〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団/ギルバート・ジョンソン、セイモア・ローゼンフェルト、ドナルド・マッカマス(tp)/ ジョン・デ・ランシー、チャールズ・モリス、スティーヴンス・ヒューイット(ob)/ジェラルド・カーリス(tp)/メイソン・ジョンズ(hr)/ノーマン・キャロル、デイヴィッド・マディション、ウィリアム・ド・パスクワーレ(v)/ノーマン・キャロル(ヴァイオリン・コンチェルタート)/サミュエル・メイズ(チェロ・オブリガート)/ウィリアム・スミス(cem)/サミュエル・メイズ(vc)/ロジャー・スコット(cb)(1968年)・・・記憶では当時CBS→RCAに専属移籍して最初のお披露目録音だったはず。錚々たるフィラデルフィアの首席奏者勢揃い!「水上の音楽」さておきTelemannの作品は、同時代のBachに比べてイマイチ色気が足りない・・・それでも古楽器系溌剌リズムな演奏は結構愉しめるけれど、こちらは大きく、重く、華やかな演奏、オーマンディ+フィラデルフィアを聴くべき記録でしょう。彼らの大ファンだから、彼(か)のサウンドを堪能しつつ、バロック音楽は他ので聴きたいな、と。

では洗濯も終了し、これよりストレッチなど。ウォーキングもするつもり。在宅勤務、週末の締め括りお仕事に入りましょう。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

昨日久々の出勤、毎度のことながら職場の若い連中やらスタッフ女性との会話、お仕事連携が愉しいもの。空調は快適、おやつやドリンクも揃って・・・これが難敵、冷凍餃子のサンプルをもらって夕食に喰ったこともあって、せっかく夜の初級エアロビクス他鍛錬しても今朝の計量は65.4kg前日比+500g、カンタンには減量成りません。こんな季節だからしっかり栄養を摂ることも大切でしょう。本日スポーツクラブ休館日、市立体育館に通うか、完全休筋日にするか逡巡しているところ。

連日の猛暑に熱中症死亡多数、7割はエアコン入れていなかったとの記事を読みました。(←裏取りなし)自分は終夜エアコン設定30度C、弱めに入れております。コロナは感染者数より重症者を見よ、とのことだけど東京都は”少なめ”基準なんだそう。こんな国難に未だパフォーマンスですか?基準統一した正確な統計はムリでしょうか。政府は未だ第2波とは認めていないんだそう・・・閑話休題(それはさておき)

先日来、業務用スマホの電池切れが妙に速い、猛暑のせいか本体も熱い・・・こちらパソコンはそれなりに使いこなしても所詮スマホ初心者、ガラケー歴は阪神大震災以来20年以上でもとうとう使いこなせず、通話とメールを眺めるのみ→システム変更により昨年スマホへ。じつはO/L会議用のTeamsを使い始めて、その切り方がわからず知らずつなぎっぱなし状態!若いもんに相談したら、速攻でご指導いただけました。若い女性はフリック入力など神業のように速いし、女房殿だってその使いこなしはたいしたもの(スマホ歴6年)こちら完璧時代遅れ昭和親父は絵に描いたようなテレビCMそのもの(DocomoのiPhoneの宣伝は秀逸)。情けないもんすよ。

この数年間出張もほとんどなくなって、どこかに出かけることもほとんどない。通勤時間わずか徒歩10分、業務用スマホだから休みの外出時にも持参いたしません。仕事以外は全然使っていないんです(正確に云うと使えない設定/ネットも見られない)。そりゃ習熟せんわな、当たり前に。電車中全員小さい画面とにらめっこも情けない・・・なんて、ほんの言い訳でっせ。完全引退後の宿題はスマホとスマートウォッチ(健康管理)+電子書籍やな。

PHILIPS LPRavel スペイン狂詩曲(キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル1963年)/逝ける女王のためのパヴァーヌ(ポール・パレー/デトロイト交響楽団1962年)/ピアノ協奏曲ト長調(ヴェルナー・ハース(p)/アルチェオ・ガリエラ/モンテカルロ歌劇場管弦楽団1968年)・・・これは妙なコンピレーション、LP音源をネットより入手したもの。ポール・パレー(Mercury)ヴェルナー・ハース(PHILIPS)さておき、なぜコンドラシンの旧ソヴィエット音源が配置されたのか?わからない。音質もパっとせん感じ、演奏も特筆するほどのことないでしょう。残りは亜米利加の工業都市に奇跡の色気サウンド、ピアノ協奏曲ははっとするほど音質鮮明、早逝したWerner Haas(1931ー1976独逸)のRavel音源を入手しそこねたことを後悔させるほどの鮮烈な印象を残しました。Alceo Galliera(1910ー1996伊太利亜)は協奏曲の達人、このオーケストラってこんなに上手かったっけ?かつて聴いたしょぼいMahlerとは天地ほどの差に驚きました。

Bach オーボエ・ダ・モーレ協奏曲イ長調(アレクセイ・ウトキン(ob))/Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調(エリソ・ヴィルサラーゼ(p))/Doinikov「Dreams and Pre-Dreams」(初演だそう)*/Tchaikovsky アンダンテ・カンタービレ/Stravinsky 小さなポルカ〜アレクセイ・ウトキン/ロシア国立室内管弦楽団/*Sergei Starostin(語りと民族楽器)(2012年ライヴ)・・・これも露西亜のサイトより入手したライヴ音源。例の如し散漫な音質でした。Alexei Utkinはオーボエ録音をけっこう出しているけれど詳細情報不明、露西亜の人でしょう。BachBeethoven+現代作曲家による初演は意欲的な演奏会、しかも 名手Eliso Virsaladze(1942-草支亜)ならこれは聴いてみたいもの。結論的に音質同様、どーも散漫な印象ばかり、著名な名曲も特別な感慨も受け取れず、30分に及ぶ新作にはそれなりの感慨と、アンコールはヴィヴィッドな躍動を感じました。

では、行ってきます。洗濯終了。早朝覚醒なので出勤まで布団も干しております。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

連日の猛暑コロナ蔓延も昨日、在宅勤務だからもちろん自宅引き隠り、気になってた案件も無事クリア、新たに発生した商品不足も旧知の東京本丸当該マネージャーが先回りして手を打ってくださいました。息子一家の引っ越し荷造りに女房殿は出掛けているからにわか独居(やや)老人生活。こんな時はダイエットにはチャンス!昨日は意識せずほぼ”精進食生活”、肉魚なし、ああ卵は焼いたっけ?食物繊維たっぷりな食事は日常心掛けております。在宅勤務は身動きしない座りっぱなし(自分には珍しくこの暑さに足が冷える)朝ストレッチ後ご近所ウォーキング、そして夜はスポーツクラブへ。これで週末市立体育館含め5日連続、胸背筋トレは控えて腹筋中心+ステアマスター(トレッドミル)15分継続、今朝の定例計量は64.7kg、瞬間風速でも新記録達成へ。憎き内臓脂肪は未だ厳然としてそこに存在しているはず。

あえなく故障して返品なったPHILIPS風人民中国製シェーバー、次のが届きました。別メーカーやはりPHILIPS風人民中国製やや高(オリジナルの半額以下)前機と激似(同じ金型?)外装やや高級、USBならぬ電源直接充電方式、前回故障箇所の蓋ヒンジ辺りはていねいに扱いましょう。切れ味は快調です。

あとは例の収集音源ファイル、保存したままになっていたものの点検整理、そして廃棄はヲタク趣味。Belin Classics 0002702CCCBruckner 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリン(1988年)・・・先日のCD最終処分に生き残ったOtmar Suitner(1922ー2010墺太利)11枚組より。こうしてみると自作棚一段分残もけっこうな物量、ちょっぴり偏っても残りの人生には充分な物量かも(別途大量のデータファイル有)。中学生時代にブルーノ・ワルターを聴きすぎてこの作品は勝手に食傷気味、やがて作品に再度目覚めたのはハイティンク辺り?(←内容薄きコメントに閉口)自分の嗜好はイン・テンポ基調、オーケストラの個性を素直に活かしてムリのない演奏です。この作品は第1楽章「Bewegt, nicht zu schnell(運動的に、しかし速すぎずに)」冒頭、弦の静かなトレモロに遠くホルンが木霊する・・・この深々とした音色こそ命、スターツカペレ・ベルリンの金管はマイルドに突出しない。比較的最近の録音を聴いてもこのオーケストラは機能的に”上手い”オーケストラではないと感じるけれど、木管はしっとり柔らかい木目の肌触りを感じさせるもの。第3楽章「Scherzo. Bewegt(運動的に)」は狩りの草原を連想させる躍動のスケルツォ、ここのリズミカルなホルンも魅惑。最終楽章まで息切れせず、素朴さを失わぬサウンドに魅了される 18:36-15:39-10:40-19:44。エエもん聴きました。

SONY SBK53264スペインのチェンバロ〜イーゴル・キプニス(cem) D.Scarlatti Sonata in C minor, K 84/Sonata in D major, K 490/Sonata in C minor, K 491/Sonata in D major, K 492/Manuel Blasco de Nebra (1750-1784) Sonata No. 6 in E major/Sonata No. 5 in F sharp minor/Soler Sonata in B flat major, M. 13/Sonata in D minor, M. 8/Fandango, M. 1a /de Falla Concerto for Harpsichord(ピエール・ブーレーズ/ニューヨーク・フィル)((p)1968,1976)・・・あまりの猛暑+精神的閉塞に大音量音楽を受付けぬ状態の時に聴いた音楽。Igor Kipnis(1930-亜米利加)は未だご存命らしい。馴染みのD.Scarlattiのソナタは珠玉の名作揃い、Manuel Blasco de Nebraは初耳、二世代くらい後の作曲家みたいですね。 Antonio Soler(1729-1783 カタルーニャ)はその間の世代?神父さんなんだそう。かなり以前より躍動するFandangoはお気に入り、聖職者らしからぬノリノリの熱気に充ちたリズムに魅了されます。ラスト、de Fallaの作品は協奏曲という名前の室内楽、たしかワンダ・ランドフスカ(Wanda Landowska, 1879ー1959波蘭→亜米利加)のための作品、消えた楽器を現代に蘇らせた功労者に相応しいモダーンクールな味わいでした。

では、行ってきます。休みばかり+在宅に引き隠っていると出勤が妙に楽しみです。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

ダラダラと断続的な夏休みも終了、本日在宅勤務よりお仕事再開となります。昨日の猛暑は全国あちこち正真正銘の40度C超はほとんど風呂、女房殿は昼過ぎに勇躍孫のところに出掛けたけれど、自分は猛暑に負けてエアコンの効いた部屋に例の如し、引き隠っておりました。な〜んもせず、溜め込んだ音源データの点検整理もヲタク趣味、あまりの物量の多さに嘆息して逆に音楽を聴く意欲を失うような状態+ぼんやり菓子など喫して体重増への不安に駆られました。唯一の動き(儚く故障した)PHILIPS風人民中国製シェーバー無事返品受領いたしました、とのメールが届いたのみ。コロナ禍に社会は閉塞してGDPババ下がり、安倍ちゃんは通院検査に体調不安、自分だってそれに負けぬほど精神的に閉塞しております。

身体を動かすことは精神的にはよろしいし、久々のスポーツクラブへ、市立体育館と違ってひんやりエアコン完備、設備も新しく環境は整って、唯一マスク着用必須が苦しいもの。未だお盆の流れ?人数は少なかったですね。金曜夕方(軽く筋トレのみ)土日しっかり体育館トレーニングルームに鍛えて、そして昨夜4日連続ストレッチ+腹筋+マシントレーニング+有酸素運動+サウナ(ここで再度ストレッチ)今朝の結果は64.9kg。64kg台は数週間(一ヶ月?)ぶり、ここをなんとか維持して次の段階へ進みたい!久々のTanita詳細計測は体重筋肉量も標準、唯一”内臓脂肪やや過多”が気になります。腹筋運動が内臓脂肪を解決するわけでもないけれど、その辺り強化しているのはキモチの問題です。

Thorofon CTH2614Beethoven 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 作品59-3「ラズモフスキー第3番」/弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 作品74「ハープ」〜フィルハーモニア・カルテット・ベルリン(ベルリン・フィルのコンマスであるダニエル・シュターブラヴァ Daniel Stabrawa(v)/クリスティアン・シュターデルマン(v)/ナイトハルト・レーザ(va)/ヤン・ディーセルホルスト(vc)→これは来日メンバー)録音年は1993-2014年?NMLにも全曲は上梓されておりません。この写真センス悪いデザインやなぁ、閑話休題(それはさておき)世間に名曲と評価される作品は自分の嗜好さておき、とにかくちゃんと聴くことを旨として幾星霜、Beeやんの傑作の森(とか?)をほとんど聴いておりません。旋律は身に付いていない。【♪ KechiKechi Classics ♪】への言及も数少ないもの。妙にマニアックなものは聴いておりました)Haydn、Mozartはもちろん、SchubertやDvora'k、露西亜、DebussyRavel辺り数曲馴染みのお気に入りがあるのに、ほんまにこちらは無縁。

初耳ではないと思うけれど、印象は”なんと立派な構築物!”。やはり苦手系のピアノ・ソナタ(←これは馴染みの作品旋律はたくさんある)に近い感慨、盤石な充実サウンド、緊張感溢れて(おそらく)傑作!との感慨深めました。若い頃に集中して身に付けておけばよかった、華麗なる加齢に集中して旋律を記憶する根性が足りません。猛暑だし。演奏云々音質どーとやら、判断は付きません。嗚呼、情けない。

Musical Masterpiece Society MMS-36Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜オットー・アッカーマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(1951年)・・・Otto Ackermann(1909ー1960羅馬尼亜)はシュヴァルツコップの喜歌劇などに録音を残して、コンサートピースは珍しいでしょう。懐かしいコンサートホール・レーベル音源、昔懐かしむ好事家がネットに音源を上梓してくださっております。8:54-10:29-7:50-10:04、提示部繰り返しなしは時代の収録都合でしょう。ややぼんやりしたモノラル録音は想像よりずっと聴きやすく、ノリノリの熱気にオーケストラはけっこう優秀でした。

それでは朝一番のストレッチ、ご近所軽くウォーキングして在宅勤務開始しましょう。洗濯は終了しました。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

G(がまん)Wをコロナ対策特需にほとんど出勤して、その代休を7-8月に寄せて、本日月曜その消化ラストお休み。心配な案件数件発覚(主に自分の単純ミス)土曜に業務用ノートパソコンをつないで、善後策(ヤミ)対応手を打って、本日その結果を待っております。不安でっせ。

昨日は結局朝9時に市立体育館へ突入。根性入れていつものメニュー(猛暑ルーム中ホット鍛錬)をしっかりこなしました。そのままお気に入りディスカウント店へ牛乳野菜ジュース卵など入手して帰宅、これが荷物抱えてけっこうな坂道、さらに佳き運動となりました。昨日昼段階の参考記録は65.8kg(朝から▲400g)鍛錬や減量効果の真偽はわからぬけれど、朝一番の運動は気分爽快です。昼間この暑さに引き隠って、夕方最寄りの駅側先週発見した新しい居酒屋にて再び贅沢(政府並み財政均衡崩れっぱなし)。盆絡みにメニュー一部欠品(カツオが喰えなかった)客足もぐっと少なく、この猛暑に冷たいビールは至福。帰宅は7時過ぎ猛暑中自宅往復は50分ほど、しっかり汗をかきましたよ。今朝の定例計量(起き抜け朝食前を基準)は65.3kg前日比▲900g、あちこち歩いたのも効いているのか。

本日より女房殿は小松の息子夫婦の許へ引っ越し手伝い、そのまま大阪老母のところへ回って、孫の虎太朗受け入れ準備、クルマにて移動数時間の滞在に3人目の曾孫の顔を見せます。現在9ヶ月、よう笑って日々可愛さ激増中。

昨日DVDに保存した某音源某協奏曲最終楽章途切れていることにショック、1-2ヶ月ほど前?幻想交響曲(トーマス・ビーチャム)第4楽章「断頭台への行進」ラスト途中アウト同じ症状。保存確認時、全部は聴きませんから。

SU4017-2Beethoven ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」(1969年)/ヴァイオリン、ピアノとチェロのための三重協奏曲ハ長調(1973年)〜ヤン・パネンカ(p)/ヴァーツラフ・スメターチェック/プラハ交響楽団/ヨゼフ・スーク(v)/ヨゼフ・フッフロ(vc)・・・Jan Panenka(1922-1999年捷克)貴重な全集録音より。メンバー的に世間の耳目を集めるスターに非ず、チェコ共和国往年の名演奏家を揃えて、やや牧歌的サウンド、立派過ぎない緊張感、大仰に構えがちの「皇帝」も親密に響いて力みがない。カラヤンと露西亜往年の3巨匠録音によって妙に有名になったトリプルコンチェルトは、作品的にはちょっと素朴、若手のびのびとした演奏が似合うでしょう。ここでは作品に対して”大きすぎる”表現と感じました。

LPデザインBeethoven 交響曲第7番イ長調〜グイド・カンテッリ/フィルハーモニア管弦楽団(1956年)・・・Beeやん連続。Guido Cantelli(1920ー1956伊太利亜)わずか36歳飛行事故での逝去はあまりにもったいない!キングスウェイ・ホール録音とか、他のEMI録音とはかなり雰囲気の違うかなり良質なステレオ音質。対向配置。11:22-8:31-7:59-7:03。適正なイン・テンポ、一貫するテンションと躍動する歌心、じつはこの週末休みに彼の録音+放送音源ごっそり集めました。さてこの素晴らしい遺産をどう聴きましょうか。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

全国あちこち40度Cに迫る連日の猛暑に身動きが取れません。政府の無為無策に非ず、”ババ外し対策”にコロナの勢いは衰えず+熱中症の被害も甚大です。営業再開に喜んで昨日も市立体育館へ、なんせエアコンなしの施設、朝食後朝一番に行くしかない。いつものストレッチ+マシントレーニングは3種ほど(もともと種類が少ない)+ステアマスター15分、汗を拭いて急ぎ帰宅徒歩10分、シャワーを浴びて計量は参考記録は65.5kg→これが今朝の定例計量は66.2kgへ。昼食欲有、猛暑に身動きせず引き隠り、しかも菓子など喫して夕食を抑制してもこの結末、わずか数日で+1kgですよ。平日は軽い夕食後にスポーツクラブへ、そのあとは朝まで絶食状態なので体重は減る一方、朝一番の鍛錬はタイミング的によろしくないのかも。

本日も鍛錬に通うか逡巡しているところ。家でゴロゴロしているよりエエやろな、きっと。本日目標▲500g。(ムリかな?)

DECCARespighi 交響詩「ローマの祭り」/「ローマの松」/Rimsky-Korsakov 歌劇「金鶏」より4曲〜ロリン・マゼール/クリーヴランド管弦楽団(1976年)・・・これは猛暑中、締め切った部屋にエアコンたっぷり効かせて爽快に鳴らすべき音楽。偉大なるジョージ・セルの後を受けてマゼール46歳気力体力充実していた頃の記録、オーケストラの威力は絶大でっせ。+英DECCAアナログ末期の名録音、ちょっと変わった組み合わせの一枚も、近代管弦楽の精華という点で考えられたものでしょう。クリーヴランド管弦楽団はバランスよろしく上手過ぎて、ある意味どれを聴いても”それ”を気付かせないような印象だったけれど、マゼールの統率に唖然とするほどの効果を上げて爽快、これは素晴らしい成果でしょう。英DECCAのマルチマイク録音は、我がエコ・オーディオに相性よろしいのかも。(後年のピッツバーグ交響楽団よりこちらのほうがよろしい)

LP時代のデザイン Grofe 組曲「グランド・キャニオン」「日の出」「赤い砂漠」「山道をゆく」「日没」「豪雨」〜フェリックス・スラットキン/ハリウッド・ボウル交響楽団(1956年)・・・米Capitalの優秀な音質、オーケストラの艷やかな響きも一流、少々コシが軽くて重量感に欠けるけれど、「豪雨」辺りの迫力は「春の祭典」演っても良いくらい。レナードの親父Felix Slatkin(1915ー1963亜米利加)は早く亡くなったんやなぁ、立派なヴァイオリニスト、室内楽に多く録音を残して、ステレオ初期に注目すべき録音もありました。これは代表作でしょう。現在手許にない、レナード・ペナリオのGershwinはなんとか再入手したいところ。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

相変わらず猛暑の日々、昨日も職場にて快適に過ごしてお仕事進捗も順調でした。昼休みネットにて長久手市立体育館の情報検索して驚き!先月7月途中よりトレーニングルーム再開していたのですね(スポーツクラブが利用できない)土日祝日も使えたのか・・・お仕事早めに切り上げて、執拗に追ってくるケータイに対応しつつ急ぎ帰宅して久々の施設利用は5ヶ月ぶり?使用料110円也(女房殿同行)エアコンのない部屋は灼熱地獄、ホットヨガならぬホット鍛錬でっせ。消毒セット渡されてマシン使用都度にクリーナー、マスクはしなくても良いんだそう(なんせ暑いし)入念ストレッチ+かなり草臥れたマシン5種+腹筋40回、ステアマスターは避けました。滂沱の汗とめどなく、濡れタオルで身体拭いて着替えて帰宅即シャワー、そして冷たいビール!(風飲料)気分爽快にたっぷり呑み喰いした結果は今朝、65.8kg前日比+300gに後悔なし、本日明日も市立体育館は利用できますから。快く健康に猛暑を乗り切ることが肝要ですから。

「秘密のケンミンSHOW極」という愉しい田舎自慢の番組があって、時々眺めて笑っております。たしか前週は「名古屋グルメ」(異論かなり有)そして今週は「福岡博多グルメ」→これには大賛同、”野菜巻き”とか?NewWaveが出現しているのですね。うどんは美味いっすよ、自分は札幌出身、そして25年前に3年福岡市南区に住まって、各々グルメ評価第1位第2位、個人的には博多に軍配を上げたいところ。7年住んだ岡山、そして現在の居住地である名古屋は喰いモン的には厳しいなぁ(スミマセン)庶民が日常口にするものを基準として。第3位に位置する大阪に一番長く過ごしたけれど、第3位(?)というのはピンとこない・・・あそこは値段と味がバランスしている正直なところ。グルメとは思えない。

LPデザインMussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」〜アルトゥーロ・トスカニーニ/NBC交響楽団(1953年)・・・これは意外にも初耳?サイト内検索を掛けると11年前、1938年録音へのコメントが残っておりました。自分はフルトヴェングラー以上にトスカニーニを聴いていなくて、ちゃんと拝聴すればそのテンションの高さ、オーケストラの優秀なアンサンブルにいつも驚かされるもの。数日前にアンタル・ドラティを聴いて、飾りのないストレート系演奏のお手本はここに有、確信いたしました。31:53。このテンポが特別に速いわけでもないけれど、ストレート系表現でもよう歌って朗々、高揚する緊張感の維持にドラティほどの”素っ気なさ”に非ず、決然ととキレをたっぷり感じさせるもの。

Muza SXL 0845Bartok バレエ組曲「不思議なマンダリン」/Kodaly 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」〜ボフダン・ヴォディチコ/ポーランド放送交響楽団(録音情報不明/これは1978年発売のLP)・・・これは珍しい音源をネットより拾ったもの。Bohdan Wodiczko(1911ー1985波蘭)という名前も初耳、音質はまずまず。暴力的な迫力を誇る「マンダリン」、民族色豊かにユーモラスな「ハーリ・ヤーノシュ」、ローカルなサウンド、意外に整ったアンサンブルに作品をたっぷり堪能可能でした。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

昨日は猛暑のことも、埼玉東京でのびっくり集中豪雨の件も言及漏れ、ボケておりました。今朝も日差し強烈!先日買ったばかりの”PHILIPS”風人民中国製シェーバーの蓋が壊れて、絵に描いたような”安物買いの銭失い”そのもの(返品手続き中/本日の髭剃りが困った)。閑話休題(それはさておき)職場は環境快適そのもの、ようやく机も落ち着きました。ウチの職場には夏休みはなくて、三々五々都合を調整しあって有休取得、さすがに今週出勤者は少ないから、本日は在宅勤務→出勤としました。歩いて通勤時間10分だし。

お仕事進捗も商売も順調、この時期心配な商品緊急調達案件トラブルもなし、本日の定例業務に集中いたしましょう。昨日朝、夜とスクワットストレッチ腹筋など定例メニューこなして、今朝65.5kg前日比+100g、かなり食事抑制してこれですよ。基礎代謝低いんやなぁ、油断すれば速攻で太ってしまう華麗なる加齢です。スポーツクラブ復帰迄残り3−4日、なんとか65kg台を維持したいもの。

猛暑に集中力落ちてぜんぜんぴん!と来なかった音楽2題。Elgar ヴァイオリン協奏曲ロ短調(ユーディ・メニューイン(v)1965年?)そして、Beethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」(オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団1957年)・・・馴染みの名曲にちっとも感銘が押し寄せません。乾いたサウンドが耳元を虚しく過ぎるばかり。

LP時代の録音Beethoven ピアノ協奏曲第1番/第2番〜アルトゥール・ルービンシュタイン(p)/ヨーゼフ・クリップス/シンフォニー・オブ・ジ・エアー(1956年)・・・3種あるルービンシュタイン全曲録音の一番最初のもの。この時期にしてちゃんとしたステレオ、まずまず現役音質でしょう。Beeやん20歳代青春の作品、69歳のルービンシュタインのピアノは馬力と、燃えるような勢いに溢れてバリバリ。この時期バッファロー・フィルの首席であったクリップスは、NBC交響楽団が自主運営化したオーケストラを率いて素晴らしい相性でした。やれピアノとのバランスがよろしくないとか、凡庸な伴奏とか悪評も一部あったようだけど、実力充分一流のアンサンブルとバランス感覚、ソロの熱気を支えて文句ありません。

さて、洗濯してからストレッチ、そして週末ラストの出勤へ。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

久々の出勤は不安だけれど、ほとんど信じられぬほど残務もトラブル処理も少なくて、そして職場の雰囲気が愉しいもの。外の猛暑さておき、職場の空調は快適です。避難所風ダンボールパーテーションは撤去され、テレビ番組でお馴染みな透明のが到着。3月末に事務所移転して、自分の席は”ソーシャル・ディスタンス”(←この言葉なんか虚しい)確保に着席不可、この対策により初めて落ち着きました。本日は在宅勤務だったけれど、取引先の商談が本日ずれ、出勤者も少ないお盆時期に連続出勤いたしましょう。職場には試食用に余った菓子など豊富、その誘惑に負けて今朝の計量は65.4kg、スポーツクラブ休業初日にして+400gは危うい、自宅ストレッチ・スクワット・腹筋鍛錬くらいでは追いつきません。職場往復は一生懸命歩けばいつものウォーキング並みの負荷にはなります。

樋野興夫「がん哲学外来へようこそ」(新潮新書)・・・これは佳き書籍やなぁ、樋野さんは立派な病理の先生だけど、”がん哲学外来”(←この命名はちょっとおカタい)を無償で、患者や家族の思いを傾聴しているのですね。安易な解決策やらご教示に非ず”傾聴”、がん体験によりその人が生きてきた証、家族や人間関係が一気に顕になる・・・今の世界には”コロナ哲学外来”が必要なのでしょう。今やがんは国民病、自分だっていつその渦中に立たされるかわからない。慄然と襟を糺して拝読いたしました。

磯田道史「日本史の内幕 - 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで」(中公新書)・・・最近、手を抜いて読書コメントをサボるからこうなる・・・って、数ページ読み進んでここ一年くらいに拝読済であった記憶鮮明に蘇りました。読了したらまとめてご近所BOOK・OFFに持ち込んで、また購入パターン、これは自分が売り払ったそのものかも。歴史はオリジナル原典資料にできるだけ近いものを読み解き、学び、判断すること、ディジタル・コピーが容易な時代への警鐘です。磯田先生の発見と感銘の連続を熱く受け止めました。

HMU807393DITchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調/イタリア奇想曲〜ダニエレ・ガッティ/ロイヤル・フィル(2004年)・・・Daniele Gatti(1961-伊太利亜)はコンセルトヘボウを馘首され、2021年よりぼちぼち復帰するとこのこと。これはロイヤル・フィル首席時代(1996ー2009)の記録、これはあまり期待せずに聴き始めて驚き!なんせ音質がよろしい、ロイヤル・フィルの金管が激しく鳴り響いて爽快、憂愁骨太な露西亜風に非ず、適正なテンポ設定によう歌って明快なTchaikovskyに仕上がりました。17:01-8:12-5:47-8:35。幾度聴いている馴染みの作品は思いっきり新鮮に響いて、これはヴェリ・ベスト。

MercuryMussorgsky 組曲「展覧会の絵」〜バイロン・ジャニス(p)(1961年)/Ravel編 アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1959年)・・・これも爽快な演奏。相変わらずMercuryの録音も凄い。月に2−3回は聴きたいお気に入り作品、Byron Janis(1928ー亜米利加)当時33歳、明晰な技巧に力強いタッチは爽やか、それにリアルな音質が華を添えてダメ押し、泥臭い露西亜の旋律の魅力全開です。(途中Chopinの小品2曲アンコール風に挟んで)アンタル・ドラティはLP時代より馴染みの演奏でした。

乾いてやや平板だけど、これも優秀録音。ミネアポリス交響楽団の技術は立派だけど、弦も管も音色がツマらない。上手いけど素っ気ないのは、ドラティの個性でもあって、速めのテンポ、ほとんど飾りも色気もタメもない淡々とした旋律処理、これはこれとして立派な個性と思います。

これよりストレッチしっかりして出勤。盆時期に出勤者が少ないから、明日も在宅勤務変更して出勤しようかな?


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

土日祝日+代休消化=4日間のお休みをいただいて(カネもないし、コロナだし無為無策)久々の出勤日を迎えました。メールは断続的に確認して、幸いさしたるトラブル案件もなし。世間ではこれより本格的な盆休み、全国あちこち40度Cの声を聞く猛暑の夏、夜もほとんど30度Cに迫るとか、昼過ぎ〜朝迄エアコン必須、電気代云々云ってられませんよ。この炎天下、高校球児の奮闘にも残念ながら興味薄く、プロ野球も10年以上まともに見ていないから選手の顔も名前もわかりません。大相撲も似たようなもの。ライヴができない苦戦中アイドルは誰を見ても同じに見える・・・これを精神の老化と呼ぶのか。香港に自由の危機が迫っても為すすべがない・・・

日航機墜落35年、亡き親父の還暦祝いに1歳の息子を連れて北海道に行ったのは事故直後、盆時期に飛行機は空いてましたよ。あれから一世代、時代は回りました。

昨日朝ストレッチ+軽くウォーキング、夜は盆前ラストのスポーツクラブへ。人数は少なかったなぁ、いつもの顔ぶれも少なめ。入念なストレッチ+マシントレーニング6種(各々40回)+ステアマスター15分(252kcal消化)〜更にサウナにてバックランジ40回。昼に菓子を喰いすぎた自覚あっても今朝は65.1kg、体調良好。これから5日間来週月曜迄トレーニングに通えません。なんとか65kg台と健康を維持するのが目標です。

SONY 88985497332Visee リュート、テオルボのための作品集より組曲ヘ短調(ヴィオラとテオルボ)/Bach 無伴奏リュート組曲第3番ト短調 BWV.995(ヴィオラとテオルボ)/無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011(無伴奏ヴィオラ)/Bach-Weise 組曲 BWV.1025よりロンド(ヴィオラとリュート)/Lambert「Vos Mepris chaque jour(あなたの蔑みはいつも私を苦しめる)」「Ombre de mon Amant(愛する人の影)(ソプラノ、2本のヴィオラ、テオルボ、ヴィオローネ)/Bach いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV.659(ヴィオラとリュート)〜ニルス・メンケマイヤー(va)/アンドレアス・アレント(リュート、テオルボ)/ドロテー・ミールズ(s)/サラ・キム(va)/ニクラス・トルステット(ヴィオローネ)(2017年)・・・Nils Monkemeyer(1979−独逸)は次世代のヴィオリスト、古楽器ということでもなくて、作品によってガット弦など使用しているらしい。Bachの2作品は各楽章交互に演奏、密やかに静謐に歌うヴィオラのジミな響き、テオルボとリュートの区別もつかんド・シロウトだけど、実演で聴いたリュートはとても音量が小さいものでした。仏蘭西バロックの作曲家らしいMichel Lambert(ミシェル・ランベール,1610ー1696)はおそらく初耳、デリケートなソプラノが華を添えました。

LPデザインRimsky-Korsakov 交響組曲「シェヘラザード」〜ワルター・ゲール/オランダ・フィル(1950年代)・・・Walter Goehr(1903ー1960独逸→英国)ネットより入手した音源は198kbps/mp3、モノラル録音だけど、やや広がりを感じさせてかなり聴きやすい音質。近代管弦楽の精華、絢爛豪華たるオリエンタルな旋律とサウンド、わざわざこんな太古録音(しかも知名度的に劣る演奏家)・・・これは音源整理中に出現した懐かしいコンサートホール音源、予想外の力強い熱演でした。前のめりの旋律節回し、たっぷりと歌って細部描き込みに優れ、オランダ・フィル(現在の放送フィルの前身)は優秀、リズム感や細かい音形に曖昧さはありません。8:38-10:45-7:10-12:04、全曲聴き通して満足できるもの。

では、根性入れて出勤しましょう。残務処理と昼から商談もあったはず。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

何もしないことが大切と開き直った夏休み連休も最終日、本日はお仕事サイクル的に緊急電話があると覚悟しております。テレビでは閑散とした新幹線と、渋滞予測も出ない高速道路+猛暑(あちこちほとんど40度C)そして若い人たち中心にクラスターが発生して広がるコロナ感染・・・小松より熊本に異動となった息子夫婦は小さな赤ちゃんを抱え、大阪の婆さんのところに曾孫の顔を見せに寄るとのこと(クルマ〜フェリー利用)女房殿も当然のように合流します。(今朝は目眩症状にひっくり返って心配)

ドラマ「半沢直樹」が話題になって、自分はいちおうビデオに録って気が向いたら・・・程度の興味でした。ここ4話で途中一区切り、筋書き的では7年前のほうがようできていたと思うけれど、ツッコミどころ満載、けっこうオモロいですね。大中小悪役の絶妙なこと!歌舞伎役者に相応しい大仰な表情アップと台詞デフォルメの妙、かなりアドリブが入っているとか。大逆転がわかっている勧善懲悪(これはほとんど時代劇)+内助の功的女性の描き方が昭和、と思ったら、後半に江口のりこ(←この人大好き)が出てきて期待が高まります。蓮舫さんのパロディー?南野陽子のネイティヴ関西弁も悪役に相応しい、ねちこいイヤらしさ最高。

昨日、朝夜いつものスクワット+ストレッチ+腹筋+プランクニ回実施、ご近所ディスカウントストアへウォーキング兼ねて買い物結果、今朝の体重は65.4kg。本日夜のスポーツクラブ迄なんとか保たせました。明日からの6日間ブランクをどう乗り切るか、悩ましいところ。

DG 4836090Dvora'k チェロ協奏曲ロ短調/私にかまわないで/ラルゴ「家路」/我が母の教え給いし歌/ロマンティックな小品 作品75より第1曲「アレグロ・モデラート」/森の静けさ〜キアン・ソルターニ(vc)/ダニエル・バレンボイム/シュターツカペレ・ベルリン+チェリストたち(2018/2020年)・・・ロストロポーヴィチ/カラヤンがどんなに凄い演奏であっても半世紀前、Kian Soltani(1992-宜蘭)未来ある若者を聴いてあげましょう。抜群にセンス悪いデザインさておき、音質、ソロ、オーケストラとも完成度の高さを堪能いたしました。

Dvorakの豊かにわかりやすい旋律は大好きだけど、ピアノ協奏曲ト短調、ヴァイオリン協奏曲イ短調は、どんな名手が演奏しても作品としてどーもツマらない。このチェロ協奏曲は郷愁の息の長い旋律がチェロに似合って、ロストロポーヴィチはぎらぎらするほど表情豊か、カラヤンも最盛期のベルリン・フィルを煽って一歩も引かない・・・こちら、ソロは明晰な技巧と余裕ある歌心にバレンボイムのオーケストラも美しいバランス演奏、久々に作品そのものを堪能いたしました。

フィル・アップはチェロ・アンサンブルを従えて、しっとり珠玉のメロディ続きました。

Exclusive EX92-T62Ravel 組曲「マ・メール・ロワ」(ロンドン交響楽団)/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲(フランス国立放送管弦楽団)/「クープランの墓」(シュトゥットガルト放送交響楽団)/「道化師の朝の歌」(フランス国立放送管弦楽団)〜セルジウ・チェリビダッケ(1969ー82年)・・・息子の許諾により多くライヴ音源が出ているけれど、海賊音源が出現するのはチェリビダッケの運命。これは保存在庫点検中に”ravel_celibidache.zip”発見、ファイルに情報一切なし、画像も添付されず、もちろん記憶雲散霧消状態、それから数時間、情報検索に時間を費やすのもヲタク趣味の醍醐味でっせ。幸いよう知った作品ばかり、Exclusive EX92-T61-62(2枚組2枚め)と確定。音質ややばらつきはあるけれど比較的良心的、どのオーケストラを振っても統率、細部入念な描き込みに変わりはない。繊細かつメルヘン香る名曲は、時にやや粘着質を感じさせても、その完成度は一流でした。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

月曜祝日も好天(なんの日か知らん)猛暑となることでしょう。台風5号接近して、西日本にはこれから大雨の予報。松江の寮にて高校生+教師集団感染80人とか(後に90人越え?)コロナは着々と地方にも伝播しているようです。どのように収束していくのか、先行きが見えません。どうディフェンスするのか、自分を守るのか。当初目の敵にされて、休業を余儀なくされたスポーツクラブは現状槍玉には上がっていないのは幸い。マシントレーニングもエアロビクスも息苦しいマスク着用必須ですよ。2-3週間顔をみた若者二人(学生?)マスク顎に”なんちゃって”着用していたのも消えました。注意されたのかな?スタジオ・メニュー参加者は減っているけれど、それなりの客数は健康維持に大切な役割を果たしております。自分は本日まで利用できぬ契約、明日利用再開後、施設は5日間盆休みへ。試練でっせ。

昨日、朝一番ストレッチ後、ウォーキングを兼ねて最寄りの駅迄馴染みの床屋へ往復。オヤジは黙って出家剃髪風髪型へ。言い訳も要望も無用です。昼も夜も食事抑制しても猛暑に引き隠って身動きせず、今朝の定例計量は65.5kg、微増傾向続きます。油断できない。な〜んもせん退屈な日々、昨日DVD保存音源半分アウトだったショックな件、再度ネットより再入手して再保存、こんな趣味ほんまに内向きと自覚しております。【♪ KechiKechi Classics ♪】ようやく定例更新、作品にも演奏にも情愛が感じられぬコメントと自覚しております。

ネットより入手Brahms 交響曲第4番ホ短調〜オイゲン・ヨッフム/ニューヨーク・フィル(1978年ライヴ)・・・Eugen Jochum(1902ー1987独逸)76歳の記録、亜米利加のオーケストラに客演、ズービン・メータ就任の年。ロンドン・フィルとの録音が1976年、この辺り集中的にBrahmsに取り組んでいたのでしょう。音質は怪しげ音源のワリにはまずまず良心的、オーケストラが変わっても彼の個性は微動だにしない・・・13:22-12:04-6:22-10:23(楽章間含む)落ち着いたてテンポに細部迄デリケートに描き込んで悠々と剛直、呼吸深いテンポの揺れも表情豊か、燃えるように効果的。彼のBrucknerは煽ったり走ったり表現を好ましく思わなかったけれど、晩年スケール大きなライヴには感銘が深かったもの、その印象に近く、ニューヨーク・フィルも厚みのある響き、好調でした。

Schumann 交響曲第4番ニ短調〜セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1986年東京ライヴ)・・・Schumannの交響曲は苦手系。昨日バーンスタイン(ウィーン・フィル)アルド・チェッカート(ベルゲン・フィル)と聴き進んで、全4曲聴了するのも珍しいこと。マニアには人見記念講堂の素晴らしい音質との評価だけど、こちら安物のオーディオではなんとなく茫洋として大味に聞こえるのも情けない。結論的に細部描き込み、入念に計算された表情付け、千変万化する色彩に”苦手系”などと有無を云わせぬ緊張感続く32:19。チェッカートの演奏に四苦八苦していたのは、やはりオーケストラの技量、指揮者の統率問題が根底にあったのか、と。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

昨日連休初日も猛暑。朝一番にスクワット+ストレッチ+ご近所ウォーキング、前夜遅くにメール着信音が気になってスマホを覗きました。職場トップより自分が関連する某案件の課題連絡漏れ、さしたる内容でもないけれど東京本丸への報告が必要です。業務用ノートパソコンは職場に置いてきたからヤミ出勤しようかな?一瞬考えて、実務分担しているスタッフ女性が出勤日だったことを思い出しました。スマホからメール転送して電話、趣旨を説明してデータ点検報告を依頼・・・って、なんて素晴らしい職場なんでしょう!高いスキル、情報共有、信頼関係で成り立っているお仕事でっせ。これを阿吽の呼吸と云う。

職場より持ち出した生ラーメンのサンプルは日持ちしないので昼に調理、野菜たっぷりに仕上げて消化。どこにも出掛ける予定もなし、往復歩いてウォーキングも兼ねて、夜は贅沢にもご近所最寄りの新しい居酒屋の開拓、自粛ムードに空いている?と類推して、新しい店を発見しました。メニューが潤沢、アルバイト従業員の教育も行き届いて(ここのみ)けっこう混んでおりました。(お隣の店は寂しげな爺が一人)鮮度、味良好、そこそこに安い。女房殿と二人、少人数なので許してください。ここ最近、同じ店ばっかり(間違いないけれど、少々高い)知らず華麗なる加齢に思考が保守化していることを反省しました。完全引退したら自前スマホ+スマートウォッチ活用が目標です。

ラーメン(野菜強化/スープ残しました)+夜の居酒屋=今朝の定例計量は65.3kg前日比+300g。油断大敵。

昨日今朝に掛けて【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新狙って、数年前保存音源DVD取り出して唖然!4.4gb弱中、半分がデータ読み取り不可。ちょっとショックでした。DG UCCG90585Schumann 交響曲第3番 変ホ長調「ライン」/ピアノ協奏曲 イ短調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル/ユストゥス・フランツ(p)(1984年)・・・ピアノ協奏曲さておき、交響曲は苦手系作品故滅多に拝聴機会のないもの。悠々と雄弁多弁な旋律はどーも気恥ずかしい・・・このCDはほとんど一度も聴かぬまま手放したっけ?これはLeonard Bernstein(1918ー1990亜米利加)66歳、欧州を活動拠点としてすっかり評価も定まった盤石な演奏。ウィーン・フィルとの相性もよろしく、美しい旋律が自然に際立つ立派なスケール演奏でした。オーケストラの味わい深い音色も聴きもの、喰わず嫌いはあきまへんな。ピアノ協奏曲も思わぬ充実したノリノリなもの。ピアニストの情報はこちらの参照お願い。

Virgin TOCE-55731Schumann チェロ協奏曲イ短調/Bruch コル・ニドライ/Bloch シェロモ〜トゥルルス・モルク(vc)/パーヴォ・ヤルヴィ/フランス放送フィル(2003年)・・・勝手な先入観だけど、Truls Mork(1961ー諾威)は正確な技巧に暗めの知的な音色・・・Schumannの旋律は気儘に気紛れ、自在なもの、演目も考えられた配置、暗い情感が漂う佳き演奏でした。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

昨日も猛暑、夕方より断続的な雨はいかにも夏の夕立、気温はかなり落ち着きました。前日に定例のお仕事をクリアしていたので、週末の山場に朝一番より集中、連休(実質上の夏休み)前のお仕事を締め括りました。夕方早めに上がらせていただいて歯科医へ、左下ブリッジ部分の違和感を診てもらうため。ていねいな診療治療に思うように予約が取れないところ、診立てはとくに悪いところはない、噛み込みがきつ過ぎるのではないか、ひと通り歯石掃除をしてもらって終了。日々熱心なブラッシングの成果(高級歯磨き粉をまとめて入手済)が出ているようです。2,990円の治療代も高いとは思わせぬ爽快感をいただきました。

夜は定例のスポーツクラブ、本日より3日利用できぬのでしっかり根性入れて鍛え・・・たけれど、両膝とも調子イマイチ。とくに(健全な方の)右膝、スクワットも両脚マシントレーニングもやや苦戦気味、それでもストレッチ+マシントレーニングは6種+ステアマスター15分=いつものフル・メニューこなして、今朝の定例計量は65kgちょうど。一週間前より▲700g、いったりきたり。機械的な計算による標準体重まであと5kg、そんなことは狙っていないけれど目指すは健康、内臓脂肪”やや過剰”はなんとかしたいもの。自宅ストレッチ+ご近所ウオーキングは続けましょう。

コロナの件は感覚麻痺して、とてつもない発生件数、ぼちぼち”Go To”始まって2週間、PCR検査抑制してこれだからね。職場にダンボール・パーテーション導入(災害避難所風)これは閉塞感ありますよ。

CASCADE am@do clasiccs 01001〜01040 通販セール2,982円にて購入Mozart ピアノ協奏曲第7番ヘ長調K.242/第10番 変ホ長調K.365(316a)〜カルメン・ピアッツィーニ/アルフレッド・パール(p)/ミハエル・ガントヴァルク/レニングラード・ソロイスツ(1990年?)2台のピアノのための協奏曲は「Mozart Pemium Edition 40枚組」より。Carmen Piazzini(1932-亜爾然丁)は日本じゃ知名度ないけれど、これは立派な協奏曲全集。溌剌として明晰なタッチ、速めのテンポに飾りの少ないストレート系演奏が続きます。Alfredo Perl(1965-智利)もBeethovenのピアノ・ソナタ全集を録音している立派な腕前とのこと(これしか聴いたことはない)。Mikhail Gantvarg(1947ー露西亜)率いるモダーン楽器アンサンブルは残響豊か(過ぎ)やや素っ気ない表現はシンプル、ヴィヴィッドなピアノとMozartの愉悦をたっぷり感じさせます。

Henssler 98009Bach 管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066/第2番ロ短調BWV1067〜ヘルムート・リリング/オレゴン・バッハ音楽祭室内管弦楽団(1992年)・・・Helmuth Rilling(1933ー独逸)はご存命なのか。ネヴィル・マリナー、アーノンクールもホグウッドも皆鬼籍に入ってしまって、この人はBachのカンタータ全集を初録音した立派な先駆者でした。木管に装飾音有、立派なオーソドックスな演奏に間違いないけれど、モダーン楽器使用云々さておき、あまりに実直で躍動する古楽器リズムに慣れた耳には少々退屈でした。申し訳ない。それでもBachはBach。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

当たり前の夏に当たり前の猛暑続き、昨夜はとうとうエアコン終夜営業(29度C設定)今朝若干ダルいけれど、眠れないよりはよろしいでしょう。昨日はヒロシマの日、この街にはかつて7年ほど営業に通って人々の個性、街の風情も大好きでした。奇跡の復興だよなぁ、コロナに疲労した社会・人々もやがて復活しますよ、きっと。本日は出勤、但し夕方早退して歯科医へ予約、昨年ブリッジを付け直した左下、どーもヤブかったぽくて、ずっと違和感有、毎日熱心に3−4回磨いても歯茎の調子よろしくない、ちゃんと診てもらいましょう。

昨日在宅勤務もゆるゆる、懸案の先行き提案資料を完成させて、結果的に当初予定通り、取引先と相棒に送付しておきました。(速攻で返答有、リモートで商談しましょうと)ほとんどトラブルらしいトラブルなし、メールも少ない珍しい一日、夕方メーカーさんよりケータイに連絡有、商品が日程通り届かないとか、当該部署につないで、きっとなんとかしてくださるでしょう。昨日朝、いつものダンベルスクワット+バックランジ+ストレッチ+腹筋+プランク30秒、そしてご近所10分ほどウォーキング、コロナ閉塞時に毎日走っていたコースでした。昼はピザ、夜は料理を嫌がった女房殿の希望に庶民の高級中華・王将にて餃子唐揚げニラレバ黄金のメニューに瓶ビール一本のみ。今朝65.2kg前日比+100gは上々の成果でしょう。

現在、小松在住の息子一家、古巣・熊本に転勤とのこと。天草の爺婆は大歓喜しているやろな、初孫を毎週見に来るかも。熊本も大好きな街、喰いもんの美味いところ、コロナが治まったら遊びに行きましょう。

DECCA 4832562Stravinsky 葬送の歌 作品5/花火/幻想的スケルツォ/組曲「牧神と羊飼いの娘」作品2/バレエ音楽「春の祭典」〜リッカルド・シャイー/ルツェルン音楽祭管弦楽団(2017年ライヴ)・・・2019年12月以来の再聴、じつはこれもちょっと前に聴いていたもの。ライヴ会場のリアルなのか?英DECCAらしからぬ素朴な音質に違和感があったもの。作品選定はありきたりに非ず、演奏も虚心に聴けば世評通り立派なのでしょう。でも散漫な印象ばかり、この寄せ集めスーパーオーケストラを好きになれない。再々挑戦が必要です。

温故知新。懐かしいLP時代のデザインStravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ピエール・モントゥー/パリ音楽院管弦楽団(1956年)・・・幾度聴いている自分の原点のひとつである初演者の記録。英DECCAステレオ初期特有のボワンと洞穴の奥で鳴っているような音質、へろへろの怪しいアンサンブル、軽くひょろひょろの音色、それでもこの演奏は妙に気に入って、聴くたび妙に嬉しくなる・・・

では、これよりストレッチ、時間があればウォーキングなど。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

在宅勤務と代休続きで数少ない出勤日である昨日、やはり職場の連中との対話は愉しいものです。コロナが蔓延する世間の当たり前は困ったものだけど、こういったいつもの生活の”当たり前”は貴重なもの。誰が見ても政府の施策は迷走して呼びかけは空疎、各自治体トップの訴えは悲痛でも(帰省しないでちょうだい!)強制力もなし、ほんの一部の”自分は大丈夫”な人々が感染を広げております。症状怪しくてもなかなか検査してくれないそうですね。自分の生活には直接変化はないけれど、気分的閉塞感は強まります。8月に入って日々日差しは強烈、職場のエアコンは快適、しかし夜に入っても昼間熱したコンクリートのマンション室内は不快なまま、夜は不快さ極まって途中覚醒、二度寝しても眠りは浅い。でも、日々鍛えてますから。

昨日夜は週一回のエアロビクスの日。筋トレもしっかり加えたけれど、胸筋マシンのみ順番待ちが上手くいかず断念。昼間職場で菓子とか冷凍食品のサンプル喰ったワリに体重しっかりコントロール出来、今朝の定例計量は65.1kg▲200g。来週(スポーツクラブ)盆休みを控えて、自宅ストレッチ+ご近所ウォーキングを検討しております。膝に負担が心配なジョギングより、短時間であってもウォーキングは有効な有酸素運動なんだそう。いま一歩ハラ回りを鍛えたいもの。

米EpicのLP Rachmaninov パガニーニの主題による変奏曲/Frank 交響的変奏曲〜レオン・フライシャー(p)/ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1956年)・・・Leon Fleisher(1928ー2020亜米利加)追悼、これは28歳若き日の記録。当時はイケメンでしたよ。レコード会社の都合かも知れないけれど、彼は著名なピアノ協奏曲第2番とか、Tchaikovskyも録音していないのですね。音質はこの時期にしてはかなり良心的、この作品はとろり甘美な変奏曲、これがオーケストラ・ソロとも正確無比、辛口硬派なタッチに描き込んだ異色な完成度、これはジョージ・セルの主導権なんでしょう。そういえばセルのRachmaninovというのもこれだけかも。Franckの作品もこれだけ手応えのあるしっかりとした演奏は聴いたことがない。レオン・フライシャーのSONYボックスには+Delius 歌劇「イルメリン」前奏曲が入ってこれも1956年録音、静謐デリケートな作品、演奏でした。(わずか5:23)

他、 Mozart ピアノ協奏曲第24番ハ短調/第27番 変ロ長調/Schubert 交響曲第5番 変ロ長調(1986年ライヴ/ギュンター・ヴァント)/Stravinsky カプリッチオ(ルドルフ・バルシャイ録音情報不明)〜クリスチャン・ツァハリアス(p)/北ドイツ放送交響楽団・・・ネットより入手音源拝聴。前者はセッション録音と同時期のライヴかな?立派な演奏でした。各作品楽章分けなし一本ファイル。

それではストレッチ+ご近所ウォーキング(≒散歩)して在宅勤務開始。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

さて久々、4日ぶりの職場へ。定例の業務、トラブルの処理、指示のあった新しい案件はこなすけれど、先行きのお仕事に手がつかぬやる気まったくなし、猛暑の8月であります。コロナの感染件数には感覚麻痺して、重症者、医療関係の切迫度が問題なんだとか。大阪の軽症者滞在ホテルを勝手に抜け出してコンビニにおやつ買いに行ったとか、そりゃそんな悪気も(自覚も)ない困った人もいるやろなぁ、想像つきますよ。注文したDyson掃除機はネット注文翌日に千葉県より到着!そんなムリせんでも良いにね。吸引力が強すぎて、カーペットの床は扱いにくい!と女房殿、そりゃ前のがもうモーター弱っていたんでしょうが。

昨日も終日引き隠り的身動き微塵もせぬ在宅勤務ゆるゆる、昼のざるそばはけっこう糖質高いのか?その辺り女房殿は未だわかっていない、というか、”太りたい!”というヤセ体質もうらやましい。晩飯軽くしても体重増覚悟、夜のスポーツクラブは胸背筋トレ抜き、腹筋鍛錬中心の日、それでもステアマスター有酸素運動15分こなして、今朝の定例計量は65.3kg前日比▲200g、なんとかなりました。

Leon Fleisher(1928ー2020亜米利加)逝去。享年92歳、昨年亡くなった親父とほぼ同世代だったのか。今晩にでも彼の追悼をしましょう。

 DG UCCG1401Beethoven 交響曲第4番変ロ長調 /Mussorgsky-Ravel編 組曲「展覧会の絵」〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1988年5月4日、東京文化会館ライヴ)・・・亡くなる前年最後の来日公演の拝聴機会を得ました。この演奏会に実際に接した方の絶賛も数多く、じつは「展覧会の絵」冒頭の致命的なミスは修正されているんだそう。両作品ともカラヤンの十八番的作品、残されたセッション録音は颯爽として、オーケストラの分厚い響き前面!感動の記憶も鮮明でした。

きっと数多くのファンから叱られることを覚悟して、これは優秀なオーケストラを率いてゆうゆうと枯れた演奏かと。”流した”というと語弊はあるけれど、細部の彫琢より流れ重視、ムリせずオーケストラに任せて、自ずとカラヤンの個性が浮かび出るといったところ。Beethovenはツボを押さえて上手いけれど溌剌躍動が足りない、Mussorgskyはオーケストラの重量感たっぷりだけど、ちっとも昂揚しない・・・カラヤンは1960年代までが良かったんじゃないか。

では、行ってきます。出勤時間までストレッチでもしておきましょう。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

夏らしい気候が続いて、石垣島に台風も接近したとか。ことしはお盆帰省も商戦もあかんやろなぁ、もとより自分には関係ないけど。

昨日ゆるゆるとしていつもどおりの猛暑、コロナ感染拡大、そしてヒマなお休み(代休)継続。ちょっと気になるお仕事案件があって業務用スマホにメールを確認しようとしたら、見事にバッテリー切れ、どおりで静かだと思った。業務用ノートパソコンをオン・ラインにしてメールチェックしたら人事部より”ご希望伺い”(?)有。来年2021年度より継続雇用内容改定されたとのこと。たしか70歳まで働ける?(カンベンして)そういえば職場の若いやつがそんなこと言ってったけ?内容読み込むとじつにビミョー。

定年時にマネージャークラスだったら、上司のお墨付きをもらって、フレックスタイム(これは望んでいた)人事考課有?(これはどどちらでも良いけど)ようはするに今まで一律だった扱いをちゃんと戦力化する位置づけに不満はない。でも、現状と年収はほとんど変わらない、ちょっぴり賞与は出るかも、ってけち臭いなぁ、でも事態は動いてますよ。お仕事内容まったく現役の自分、我が職場にちゃんと別途”妖精さん”も存在して(来春引退)待遇扱い位置づけがほぼいっしょというのはおかしい。継続雇用してあげるから、おとなしくしておけ、そんな時代じゃないでしょ?スタッフ嘱託途中採用の正規登用も始まっております。

コロナがコロナだからもう一年様子を見ましょうか、新天地に移動するのは時期的にはナニだし。これよりしっかり在宅勤務、定例職場会議O/L開催も有。

9年ものSharp製掃除機不調を受けて、昨日朝刊にDysonのセール全面広告有、女房殿大英断!とうとう注文しました(別途ネットにて。ポイントが付くので)。型が旧いのか、それとも世界的な不況で売れていないのか、価格もこなれて英国製電気製品は初めてです。人生ほとんど人民中国製激安品愛用でしたから。(少々怪しくても値段のみ優先)到着は明日かな?

まる二日身動きせず(正確には昨日更に+半日)待望のスポーツクラブ、いつもの自分なりフルメニューこなして小一時間、今朝の定例計量65.5kg前日比▲400gは狙い通り。来週はお盆だから5日間鍛錬お休み(息子プレゼント・スニーカー着用して)ミニ・ジョギング必須です。ここで負けられない。

 The Art of Alicia de Larrocha DECCA 473 813-2Soler 3つのソナタ/Turina サパテアード 作品8-3/Granados スペイン舞曲第4/5/6番/わら人形/Montsalvatge イベッテのためのソナチネ/Monpou 前奏曲第7番/Albeniz タンゴ 作品165-2/イベリア第1集(エボカシオン、港、セビリャの聖体祭)/de Falla アンダルシア幻想曲〜アリシア・デ・ラローチャ(p)・・・あちこちの録音を西班牙括りで集めた一枚に音質的ばらつきなし。猛暑+精神的弛緩により大音響は避けて、Alicia de Larrocha(1923ー2009西班牙)の優しい笑顔を思い出しました。SolerはD.Scarlattiを連想させる躍動から始まって、南欧のまったり熱気漂う濃厚リズムに充ちて哀愁のステキな作品ばかり、Granadosの旋律は誰でも知っているでしょう。(ギター作品としても有名)演奏云々は作品を聴き込んでいないからわからない、けど、きっとこれは至福の時間でしょう。

SMK46248Mozart セレナーデ第10番 変ロ長調K.361(370a)「グラン・パルティータ」〜マルセル・モイーズ/マールボロ音楽祭アンサンブル(1975年)・・・これは数日前に聴いたもの。フルートの神様Marcel Moyse(1889ー1984仏蘭西)は最晩年マールボロに登場して、若者には神様より直接指導を受けるシアワセな機会だったのでしょう。但しこの編成にフルートは含まれない。これは傑作揃い我らがMozart作品中、屈指の名曲、誰の演奏でも感動保証100%、この演奏は若く貧しかった頃にカセットFMエア・チェックして愛聴した自分のリファレンスのひとつ。(CD時代に至ってストコフスキーを入手)独墺系とは異なるヴィヴラートな管楽器は亜米利加風、音色の好みは作品の魅力の前にさしたる問題ではありません。とくに第3楽章「Adagio」に於ける陶酔、恍惚、悦楽、最高。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

7月最終日辺りから夏らしい猛暑がやってきて、昨日も昼からエアコンが必要でした。コロナ感染は泥沼状態、世の中観光旅行帰省どころじゃないでしょう。こちら代わり映えせぬマンネリ生活、完全引退後の退屈生活が想像できます。9年前に入手した掃除機(Sharp製)が挙動不審、次のをどーするか?激安路線を継続するか、この際Dyson狙いか、Makitaはメインとして実用に耐えうるのか、逡巡中。

5月GWにお仕事した関係で本日連続月曜代休、しかし取引先受注イレギュラー調整があるのはわかっていて、その対応が必要です(ヤミ仕事。このあとO/Lへ)。怪しくも微妙な仕掛けばかり、余人には対応できぬ小さなワザ、でも大切な日々のお仕事を誰かに引き継がんとなぁ、そもそも論として自分の引退とともに全部やめるという選択肢もあって、そうなると別な矛盾が生まれる・・・そんなこんな、昨日の完全引き隠りも筋金入り、昼も夜も自ら自宅内食材在庫でエエ加減な料理を仕立てて節制、運動抜きで今朝の定例計量は65.9kg昨日比+100g、上々の出来でしょう。今晩はスポーツクラブが待っております。その前に二日サボった自宅ストレッチ、ご近所散歩して気分転換いたしましょう。

NAXOS8.554387Sibeliusu 交響曲第6番ニ短調/劇音楽「テンペスト」第2組曲/交響曲第7番ハ長調〜ペトリ・サカリ/アイスランド交響楽団(1996-2000年)・・・夏に相応しい音楽を聴きました。Petri Sakari (1958-芬蘭土)のNAXOS全集録音は、このあとに出現したピエタリ・インキネンニュージーランド交響楽団に押されてちょいと不遇、その前のエイドリアン・リーパーは完全に忘れられてしまいました。Sibeliusには思わぬオーケストラの相性有、NAXOSも目の付け所がマニアック、アイスランド交響楽団は金融危機から2008年来日公演中止は残念、やや線が細いサウンドも作品に似合って繊細でした。作品の配置も配慮あるもの。

満天の星空に旅立つ交響曲第6番ニ短調は「銀河鉄道交響曲」、清涼かつクリアなサウンドに幻想的風景が広がって、オーケストラの技量云々は感じさせぬもの。途中に「テンペスト」暗鬱静謐デリケートな短い8曲を挟んで、交響曲第7番ハ長調は冒頭「ドレミファソレシド」の音階から無限に荒涼たる風景が広がる名曲中の名曲、もはや楽章分けもない正真正銘の幻想曲。Sibeliusは亜米利加のパワフルな演奏も似合うけれど、英国北欧系の涼やかなサウンドが一番似合うもの。

Mozart ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415(ルドルフ・バウムガトルナー/ルツェルン音楽祭弦楽アンサンブル1960年)/ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466(ヘンリー・スヴォダ/ヴィンタートゥーア交響楽団1950年)〜クララ・ハスキル(p)・・・前者がDG、後者はWestminster録音。Clara Haskil(1895ー1960羅馬尼亜)はLP時代より馴染み、Mozartの名曲はほとんど彼女の演奏で出会ったかも。やがて一生懸命CD集めて、パブリックドメインに至った音源データは全部揃えて・・・挙げ句5−6年寝かせっぱなし。”入手した”だけで安心してしまう悪い癖、久々の拝聴はかなり明晰に芯のあるタッチ、最晩年病がちであっとことを感じさせぬピアノ。ルツェルンの弦楽アンサンブル(K.415は管楽器抜き)は現在の耳にはかなりラフな水準、両者とも音質まずまず、我らがヴォルフガングの愉悦をたっぷり感じさせるのは、これが作品の刷り込みだからでしょう。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

一気に猛暑がやってきて、昼過ぎには耐えきれずエアコンを稼働させました。そして全国最高値を更新し続けるコロナ感染・・・”Go To”の結果待たずしてこの勢い、きっと未だ増えますよ、他人事じゃない。専門家の提言を無視して強行する経済復興政策は無謀で逆効果でしょう。昨夜は女房殿と馴染みの居酒屋に、岩牡蠣とかカツオの刺し身とか思いっきり美味いもんを喰ってきたけれど、帰宅が健全な7時頃でもウィルスをどこでもらうかわかったもんじゃない。これじゃ身動き取れんなぁ、せっかくのお盆、短い夏休みも台なしでしょう。

・・・と、まぁ、代わり映えせぬお仕事、コロナ関連、月に2回位通っている居酒屋、いつものマンネリな毎日。人生こんなもんですよ、毎日ドラマはありません。そこそこ健康であればそれがシアワセなのかも。昨日はひたすらネットより音源検索大量ダウンロード、そんなにたくさん溜めても聴けないのにね。身動きせず完全休筋日、ストレッチさえしておりません。夕方居酒屋まで往復50分ほど歩いたのみ。昼節制して夜呑んで結果、今朝の定例計量は65.8kg+100gは上々の成果。勝負は本日でっせ。

Accord 4761076Ravel 道化師の朝の歌/スペイン狂詩曲/バレエ音楽「マ・メール・ロワ」/ラ・ヴァルス/ボレロ〜マニュエル・ロザンタール/パリ・オペラ座管弦楽団(1957−59年)・・・Manuel Rosenthal(1904ー 2003仏蘭西)は日本では知名度薄き存在。幸いRavelDebussyまとめて録音を残してくださいました。昨日、Ravelの精密機械風緻密に夢見るような音楽は、硬派正確+そこはかとない色気が漂う〜のが理想と書いたばかり、これはほとんど、その対極にある魅惑の演奏。ステレオ初期?または一部モノラル、音質にはばらつき有。パリ・オペラ座のオーケストラはコシのない、ふんわりと明るい音色、ラフな(かなりエエ加減な)アンサンブル、もの凄いエッチな雰囲気満載、これは21世紀に消え去ってしまった個性なのでしょう。1981年のパリ管だってもっとアンサンブルはかっちりしてましたよ。こちら名古屋郊外賃貸マンションの一室に引き隠って”お仏蘭西”を勝手にイメージするド・シロウト、そんな先入観にぴたり!寄り添う味わい演奏でした。14年前に一部聴いておりました。

 Acoord 4761679Debussy こどもの領分/Faure 即興曲第2番ヘ短調/第3番 変イ長調/Ravel 高雅にして感傷的な円舞曲/クープランの墓〜ニキタ・マガロフ(p)(1988年ライヴ)・・・Nikita Magaloff(1912ー1992露西亜→仏蘭西)も往年の名手。硬派正確+そこはかとない色気が漂う〜とはまさにこれのこと。これは76歳の記録、ライヴでも正確無比なテクニックは日々の精進の証、それがあってこその”そこはかとない色気”、作品の味わいは深く表現されるものでしょう。


2020年8月某日/サラリーマン生活コロナ自粛の日々

不快に湿っぽい気候が続いて時に大雨だった7月を抜け快晴、本日より恒例猛暑の夏となるらしい8月に入りました。朝は過ごしやすい気温ですよ。追加アベノマスク配布を諦めたらしい安倍ちゃんは最近、表舞台に顔を見せませんね。国会を召集する気配もなし。ここへきてマスク転売禁止を廃止とか、流れとしては以前ほどの不足感はないけれど、日々最多感染者を更新するご時世にこそ、念のためこんな施策が必要じゃないの?どーも頓珍漢にずれているような気がします。なにが”Go To”だよ。埼玉県では感染入院している人が抜け出して大型浴場へ行ったり、職場へ行ったり、困った人が事態を悪化させているようです。閑話休題(それはさておき)

八方塞がりな2020年もあと5ヶ月。お仕事まったくやる気出ず、昨日午前中集中して眼前の課題クリア、若い連中に後を託して、昼からお休みをいただきました。だらだら職場に過ごすのは耐えられない、残務は来週の宿題としましょう。昨日一昨日、喰い過ぎを自覚(炭水化物系)昨夜根性入れてスポーツクラブに鍛えても今朝の定例計量は65.7kg、昨日より現状維持がやっと。土日に66kg台出戻りは必須な情勢です。息子からのプレゼントである(やや高級)スニーカーで走ってみるか、食事抑制は前提として。健康さえあれば、欲しい物、やりたいこと、スケベ根性も、な〜んもありません。なんか妙に枯れてきたなぁ。ここ最近、眠りも浅い。

EMIRavel 道化師の朝の歌/スペイン狂詩曲/クープランの墓/ラ・ヴァルス〜ヘルベルト・カラヤン/パリ管弦楽団(1971年)・・・シャルル・ミュンシュの急逝を受けて、カラヤンがパリ管の音楽顧問を務めたのが1969−1971年、その後がジョージ・ショルティですよ、仏蘭西ローカルに非ず、インターナショナルを目指したんやろなぁ、きっと。当時Franck 交響曲ニ短調がベストセラーになったことも含め、若い世代はそんなことは知らないでしょう。この録音は出始めの頃から(おそらくはFMエアチェックにて)幾度聴いていた録音、久々の拝聴は・・・

明るく軽快なデリケート・サウンドは独墺系とは異なるもの、カラヤンのまったりレガートな表現は変わらない。どんなオーケストラを振っても語り口の上手いカラヤンはカラヤンでっせ。Ravelの精密機械風緻密に夢見るような音楽は、硬派正確+そこはかとない色気が漂う〜マルティノン/シカゴとかピエール・ブーレーズが理想、これはカラヤンを聴くべき演奏、その個性をたっぷり堪能いたしました。

CBS Masterworks MK 34557Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ズービン・メータ/ニューヨーク・フィル(1977年)・・・この作品はメータの十八番。演奏会では幾度取り上げて、録音は3−4回?この41歳の記録はたしか音楽監督就任最初のもの、不遇な存在になっているようです。これは10年ほど前?オークションに某CDを入手したら内容が違ってこれであった・・・お詫びがあってそのまま拝借したもの、外側がないので処分もできません。贅沢これ一曲収録。

演奏音質とも世評さておき、余裕の豊満サウンド、パワフルなオーケストラの迫力と色彩、この作品に必須な音質にもまったく不満を感じさせないアナログ録音最盛期。大胆なテンポの動き、疾走、スケールに溢れて作品を堪能させていただきました。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
▲To Top Page.▲