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音楽日誌●サラリーマン生活おまけの日々

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2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

一週間のお仕事一区切り、なすべきことをしたつもりでも気分は鬱々として楽しまない。現在抱えてるいくつかの大小課題は解決の糸口が見えなかったり、見込みとまったく異なって先送りとなったり・・・世間では最悪の状況になりつつある新型コロナ・ウィルス問題はトイレット・ペーパーやティシュ買い占めが出たり、コロナ・ビールが避けられたり、21世紀にデマや迷信が蔓延するのも困ったものです。”不安の時代”の反映なのでしょう。本日夜約束していた私的呑み会も無期延期となりました。”東日本大震災・原発事故の対応に民主党政権の脆弱さを見たけれど、今回の対応を見て自民党政権だって同じ”〜そんな声を聞きました。すべては初動の遅れ、春節(旧正月)のインバウンドを受け入れたのが誤りだったと今更に思います。

具体的には書けないけれど、自分のお仕事にも影響が出始めてこれから先、ほとんど東日本大震災並みの対応に至ることでしょう。昨夜のスポーツクラブはぐっと参加人数は減って、ダンベル・スクワット+全身筋トレ+ストレッチのみ。有酸素運動は避けてさっさと上がりました。じつは筋肉痛(とくに右半身)が気になっておりました。今朝の定例計量は67.8kgあいかわらず危険水域接近。幸い体調は良好です。(花粉症の洟水以外)本日明日は市立体育館は改装閉鎖中。

Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調〜グレン・グールド(p)/ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1957年ライヴ)・・・数日前拝聴、端正に弾こうとするソロと、オーケストラの出番に流麗に歌う表現の違和感バリバリ+音質の悪さに辟易。ネットより入手した音源データは廃棄しました。今更珍しいものを喜ぶような年齢でもないでしょう。

Leonard Bernstein(1918ー1990亜米利加)Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1972年ライヴ)・・・前日に続き、これも映像音源より。音質はイマイチ薄くても、これは貴重な記録でっせ。バーンスタイン54歳、亜米利加から活動の拠点を欧州に移して数年、オーケストラも作品に慣れていなかった頃でしょうか。彼らしい粘着質な表現、入念なる細部描きこみ、自在なテンポの揺れにオーケストラは付いていけない、壮年のバーンスタインがムリムリ強引にコントロールする姿が眼前に浮かぶよう。この暑苦しさ、重さは好みに非ず、それでも個性に敬意を評して堪能いたしました。

Brilliant BRL92132Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調/第2番 変ホ長調〜エミール・ギレリス(p)/クルト・マズア/ソヴィエット国立交響楽団(1967年ライヴ)・・・Emil Gilels(1916ー1985露西亜)三種目の全集はライヴ、練習なしで・・・見てきたようなコメントはあながち法螺に思えぬほど、スリリングにアツい、凄い演奏でした。音質は旧ソヴィエットの正しき伝統を受け継いで粒も粗い、バランスもよろしくないけれど、そんなこと忘れさせてくださること請け合い。”鋼鉄のピアニスト”とは重厚長大産業華やかな時期の安易なキャッチフレーズだけど、強靭な打鍵はまさに”輝かしい鋼鉄”。ユーザーレビューには「ピアノが壊れるほど」とあったのも一理あるコメント、馴染みの初期ピアノ協奏曲はひたすら熱く、客演したマズアも煽られて必死に食らいついて、まさに一期一会的壮絶な仕上がり。アンサンブルはかなり粗いけどね。残り3曲も聴きたくなったけれど、日常座右に置いて〜といった記録に非ず。

以上、あまりよろしからぬライヴ音源三題。若い頃は昔の音源が廉価盤に多く出ていたので、音質など二の次、ここ最近は不遜にもその辺り、重要なポイントとなりました。本日は軽く自宅にてストレッチのみ、鍛錬は完全休養日。2月は終了です。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

えらいことでっせ、全国で公立小中学校休校へ、卒業式もやらんところが出ているとか。目に見えぬからね、コロナ・ウィルスとやらは。映画「ドラえもん」新作公開も延期とか、そりゃそうですよね、映画館は密室空間だし。あちこちコンサートやイヴェントは中止になって、その社会的影響、経済的打撃は計り知れません。陽性反応が明らかになった人の感染経路は不明でも、その人との濃厚接触から感染するのは事実、市井の我らはどーしたらよろしいのか。本日、一週間の締め括りにスポーツクラブに行くつもりだけど、参加人数は減っているでしょうか。設置された消毒薬は使うつけれど、ポンプ部分に感染者が触れていたらどーなる?なんて、疑念にキリがない。

昨日、午前中営業実績確認やら取引先へ商品切り替えの実務連絡、サンプル商品の整理をして昼から定例打ち合わせに出掛けました。マスク必須指示により小一時間報告、息が切れましたよ。原因不明の全身筋肉痛、とくに右腰下半身が鈍く痛んで、昨日一日鍛錬休養日にしても今朝快復しておりません。風邪?初期症状やないやろなぁ、カンベンして。今朝定例計量は67.7kg、+1kg高め安定を嘆きました。

Telarc CD80548Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜ヨエル・レヴィ/アトランタ交響楽団/合唱団/バーバラ・ボニー(s)/メアリー・フィリップス(ms)(2002年)・・・お気に入りのリッカルド・シャイーでも印象イマイチだったMahler不調症状、「惑星」に不満を感じたヨエル・レヴィにて再挑戦しました。Telarcの優秀録音に支えられ、視界良好、明快明晰素直な表現、整ったアンサンブルに爽快な印象を得ました。一番のお気に入りは第3楽章「Scherzo: In ruhig fliesender Bewegung(静かに流れるような動きで)」。「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」でっせ。冒頭のティンパニはいかにリアルに立ち上がるか、そしてユーモラスにリズミカルにスウィングするか、ここは合格。そして終楽章「Im Tempo des Scherzos(スケルツォのテンポで、荒野を進むように)」の壮麗な盛り上がりにも不満はありません。

贅沢に難を云えば弦の響きがつまらない。管楽器も時にコクがないというか、魂が抜けたような?音色を感じて、これは技術アンサンブル云々じゃありません。個性と嗜好の問題でしょう。

Leonard Bernstein(1918ー1990亜米利加)Mahler さすらう若人の歌〜トーマス・ハンプトン(br)/レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1990年ライヴ)/こどもの不思議な角笛〜ルチア・ポップ(s)/ウォルトン・グレーンルース(br)/レナード・バーンスタイン/イスラエル・フィル(1984年ライヴ)・・・これは映像になっているものの音源。Thomas Hampton(1955-亜米利加)の「若人」はDGから出ているものと同時期のものでしょう。当時35歳若手の端正な歌唱に満足。先の「復活」と素材が同じ「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」や「原光」を含む「角笛」はDG録音とは別物。Lucia Popp(1939ー1993斯洛伐克)さておき、Walton Gronroos(1939-1999年芬蘭土)の表現がちょいと大仰過ぎて昔風、イスラエル・フィルも万全とは言い難い感じ。ハンプトンはヴェテランとなって現役みたいだけど、他指揮者も歌い手も皆鬼籍に入っちまったなぁ。バーンスタインのMahlerは唯一無二、その入魂、粘着質に徹底した表現は嗜好を超えて価値あるものです。

では、行ってきます。本日のお仕事も盛り沢山の予定、年度末も迫って危機感を強めております。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

昨日昼頃は17-8度に至って春の風情、今朝は冷え込んで行ったり来たり、一本調子なのは新型コロナ・ウィルスの広がりのみ。”罹患したら首だ”そんなご無体なパワハラがまかり通っているらしい。テレワークは我が東京本丸の一部にテスト導入されているけれど、サービス業やら製造業、教育福祉の現場ではムリでしょう。自分も半分以上自宅お仕事は可能です。客が来ないから、もう必要ないと云われた人の生活はどうなる?多くのイヴェントは中止となり、プロ野球オープン戦は無観客対応とか、北海道では小中学校の休校を決めたとのこと。経済は停滞必至。本日昼から取引先へ打ち合わせに伺うけれど、小一時間報告するのにマスク必須とのこと。困ったもんです。

昨日次期相棒35歳男性独身(餃子好き)訪問。明るく適度にユルい佳きキャラクターと見ました。まったく畑違い12年選手、お仕事に対する基本的姿勢がちゃんとしていれば大丈夫。佳き職場内外人間関係、取引先との関係も抜群だから、正直誠実に、失敗トラブル手に負えぬ宿題は隠さないでくれ、なんとかフォローするからと助言のみしておきました。同世代が3人(含む元相棒)酒に誘っておりました。きっとワシの悪口で散々脅していることでしょう、ウヒヒ。

お仕事は順調に進行して、本日昼からの資料も無事完成送付、いくつか心配のネタも無事ディフェンスしました。早々に帰宅して定例初級エアロビクスの日、スポーツクラブ入り口には仰々しい掲示有、全体として人数の雰囲気はいつもどおりでも、エアロビクスの参加者は半減しておりました。自分もマシンを使うたび、手を消毒しておきました。ばりばり菓子など喰うた記憶もないのに今朝の定例計量は67.8kgの危険水域接近!メーターなどを見なくても、ストレッチ前屈時にハラのたるみ具合で自覚できておりました。

WernerTchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調〜ジョージ・リー(p)/ヴァシリー・ペトレンコ/ロンドン・フィル(2019年)・・・見た目東洋系らしい若者によるピカピカの新録音。昔懐かしいクライバーンとか、リヒテル辺りさんざん聴き込んだ馴染みの作品、よほどのことがないとフツウに感じる不遜な聴手であります。これは久々に新鮮な感動押し寄せる爽やかな演奏、テクニックの鋭さは表層にとどまることなく、冒頭衝撃のホルン・ユニゾンに呼応する力強いピアノ和音、勇壮かつ美しい旋律を心ゆくまで堪能いたしました。ヴァシリー・ペトレンコのバックも充実して、なんせ音質がよろしい。ロンドン・フィル客演時の成果かな?若い世代の活躍は嬉しいものです。

Profil PH18080Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調〜ヴァン・クライバーン/キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル(1958年)・・・こちら懐かしいVan Cliburn(1934ー2013亜米利加)の記録。同年著名なRCA録音に非ず、モスクワでのセッション録音とのこと。音質はあまりよろしくない旧ソヴィエット水準だから、ムリして求めるものでもないでしょう。こちらも若々しく、瑞々しいニュアンスに充ちたもの、力みそうな場面であえて抜く!効果も絶妙。モスクワ・フィルのホルンのヴィヴラートも魅惑の響きでした。この豊かな才能がわずか10年ほどで消耗されてしまったことを嘆かずにいられません。

では、行ってきます。本日スポーツクラブ休館日、市立体育館も再び改装閉館中。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

この辺りが季節の変わり目、寒いような微妙に春が接近したような・・・幸い風邪もインフルエンザにも今季縁がなくて、あとは話題のコロナ・ウィルスをなんとか避けるのみ、目には見えぬ敵をどう察知したら良いのか。来週に予定された職場異動者お別れ会は自粛へ、共有休憩エリアか会議室にて軽く実施することになりました。今週土曜誘われている呑み会も延期させてもらおうかな?

昨日は一日遅れのお仕事週次サイクルの開始、大きなトラブルもなく、先週来悩んでいた大きな問題課題(正確な現状分析と手に負えぬ対策)も職場ミーティングにて全体の共通認識としました。打つべき手を打って最大限努力してもクリアできないこともありますよ。もとより自分のミスに非ず、半年前の東京本丸やら当該直接担当の見込み違い、自分のお仕事はここ迄。いつもの定例事務処理はクリアしたけれど、肝心の資料作成には手がつかず、あと半分残っております。締切は明日の午前中、但し、明日昼からの定例打ち合わせはなくなる可能性もあります(コロナ・ウィルス配慮)。本日、次期相棒職場訪問(家探し兼)本年度の残念な若者より引き継ぎ(引き継がれても困るものも多い)フクザツなお仕事だし、すぐに大幅変更も待っていて、自分が全体概要をさっくり説明するつもり。走りながらフォローするしかない。

千葉県市川市スポーツジムにてコロナ・ウィルス感染3人、濃厚接触者は600人とか、大丈夫か?我が街のスポーツクラブは、なんせマシンには直接手を触れますから。今夜は定例初級エアロビクスの日。昨日の参加者は心持ち少なかったような?胸背筋トレ中心にステアマスター15分、ストレッチに加え、最近は軽めのダンベルを持って+スクワット40回(前後2回)たっぷりしっかり汗を流しました。今朝の定例計量は67.5kg。あと500gなんとかならんのか。

ML 4101Shostakovich 交響曲第1番ヘ短調〜アルトゥール・ロジンスキー/クリーヴランド管弦楽団(1941年)・・・これはジョージ・セル前のクリーヴランド管弦楽団の記録。Artur Rodzinski(1892ー1958)は波蘭人両親より生まれた墺太利出身、主に亜米利加にて活躍したけれど、ちょうどステレオ録音に切り替わる頃亡くなったワリにはけっこうな録音が残っております。激烈な性格であちこちのオーケストラと衝突したらしい。若書き才気煥発な作品は先日、マリス・ヤンソンスの演奏に違和感がありました。若さ、躍動とシニカルなユーモア必須な作品、こちら意外と音質はよろしいし、オーケストラのアンサンブルも上々、初演からわずか15年、同時代の共感に充ちたヴィヴィッドな演奏でした。

PHILIPSShostakovich 交響曲第12番ニ短調「1912年」〜オハン・ドゥリアン/ゲヴァントハウス管弦楽団(1967年)・・・Ogan Durjan(1922ー2011以色列)はよう知らん指揮者だけど、この作品は「音楽日誌」登場わずかに二度目、サイト内検索したら6年ほど前にハイティンクを聴いておりました。第1楽章「革命のペトログラード」/第2楽章「ラズリーフ 」(湖の名前)/第3楽章「アヴローラ 」(巡洋艦の名前)/第4楽章「人類の夜明け」、27:32ー15:02(ネットより入手した音源はLPの裏表でしょう。本来は続けて全曲演奏される)。人気のない作品らしいのは、当時の権力に阿(おもね)った内容故か、わかりやすい旋律が続くのも第4番に於ける硬派な前衛性と比べて、安易な大衆性狙いと思われたのかも。

この音源はのちにCD化されているけれど、LP廉価盤ユニヴェルソ・シリーズにて発売された”幻の音源”なんだそう。この頃のカペルマイスターはヴァーツラフ・ノイマン、先日聴いたMahlerよりオーケストラはずっと上手く聴こえます。信じられぬほど音質は鮮明クリア、わかりやすい旋律はいっそう明晰に、第3楽章ラストあたりの打楽器乱舞も迫力たっぷり、作品の魅力をたっぷり引き出す立派な演奏。

では、行ってきます。昨日の残務点検、本日定例作業はさっさとクリアして資料は本日中完成を目指しましょう。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

今週のお仕事は火曜スタート、昨日断続的にお仕事トラブル連絡有、週末発生分処理も含め本日定例業務+ミーティングもずれ込んで苦しい一日が予想されます。コロナ・ウィルスで散々だった2月も最終週となりました(現在進行中)。昨日朝、市立体育館にてストレッチ+腹筋+エアロバイク15分、しっかり鍛えました。ここの公共施設は環境不如意、夏モウレツに暑く、冬は寒い、やや気温は上がってきたけれど小さな電気ストーブ3台ではその効果は知れております。なのに!

細身に鍛えた強面オジサン一人(その筋が似合う悪役俳優激似)入り口扉を開け放ち、がっちり固定、ランニングマシンの前の窓も開けて”風通しよろしく”設定、ほか爺さん数人(自分含む)寒さに耐えつつ鍛えているのに。素知らぬ顔して入口ドアを閉めたら、速攻でまた開けてました。文句云って戦ったら絶対負けそうな怖い顔だったのでガマンしましたよ。人生には耐えることも時に必要です。

そう云えば一昨日は目の不自由な方(女性)が手助けされつつ、マシントレーニングをされておりました。脳梗塞?後遺症の爺さんリハビリとか、そんな姿にはほんまに励まされますよ。

今朝の計量は67.8kg最悪状態継続中、休みはほとんどコタツ前でテレビ眺めたり、オーディオパソコン部屋でも身動きしませんもんね。食は通常通り+アルファだから体重増から抜け出せない。記憶をたどれば体重減は平日、お仕事している時でした。昨夜は女房殿と最寄りの駅まで足を伸ばして、馴染みの居酒屋に旨い魚+ちょっぴり酒。いくら至近で安くても高級中華・王将連続は避けたかった。贅沢しました。

PHILIPS 464 950-2Bruckner 交響曲第9番ニ短調〜エドゥアルド・ファン・ベイヌム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1956年)・・・山本さんのブログを読んでいたら懐かしい音源に触れられておりました。Eduard van Beinum(1901ー1959阿蘭陀)のBruckner4枚組はかつて、その音質故にちょっとガッカリした記憶有。たしかにこの時期、期待のPHILIPSにしてはちょいと残念かも。こういった大規模管弦楽には音質必須条件、それでも深淵なるラスト交響曲は神々しく鳴り響いて、コンセルトヘボウの深みのある柔らかい響きを堪能いたしました。前任の反動か、詠嘆に大見得を張るような表現とは無縁、煽ったり走ったりせず、大きな世界をムリなく形作っておりました。寄せては返す静謐神秘な波を想起させる第1楽章「Feierlich, misterioso(荘重に、神秘的に)」、第2楽章「Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell(スケルツォ。軽く、快活に - トリオ、急速に)」には法華の太鼓の熱狂、未完成なはずの第3楽章「Adagio. Langsam, feierlich(アダージョ。遅く、荘重に)」は大きく深呼吸するように消えて、充分”完成”された作品。名曲です。

CANYON OVCL00530 Shostakovich 交響曲第5番ニ短調/祝典序曲〜エフゲニ・スヴェトラーノフ/ロシア国立交響楽団(1992年)・・・この人は最晩年、日本でもけっこう人気があったのに、自分は偶然、ほとんど彼の録音を聴く機会を得ませんでした。「革命」(この題名もなんだかなぁ?)はわかりやすく平明な作品、困難と戦って勝利へ!それ故、ずっと苦手としてきた作品(ほかの作品も苦手だったけれど)ここ最近心置きなく聴けるようになりました。美しい音質、アンサンブルは整って、たしかに硬質な金管は露西亜だけれど、かつての暑苦しい”音も割れよ!”的異形な爆発演奏風情に非ず。意外とていねいな細部緻密な描き込み表現でした。

では、行ってきます。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

昨日は予定通り昼一番に市立体育館へ、胸背筋トレ+ステアマスター15分+前後にストレッチ配して、そのまま女房殿のクルマで大型温泉風大浴場へ。あちこち気になる関節に電気風呂たっぷり堪能しました。今朝、快い筋肉の適度な疲れを感じております。体調も柔軟性も膝の調子もよろしいけれど、体重は戻せず、今朝の定例計量は67.9kg、ほとんど緊急警戒水準へ。何故かなぁ?意識せずにけっこう喰ってしまっているのか。ストイックに絶食するつもりはなくて、規則正しい食生活を続けて、やはり休日は身動きが少ないからでしょうか。

今朝の朝日新聞は人生100年時代を見据えた「70歳雇用延長問題」。兼ねての自分の主張と同様、65歳に至れば人それぞれ、まったく現役な方と介護が必要な方も、一律に語るのはムリでしょう。厳しいことを云えば、お仕事実力が伴わない現実もあります。磯野波平の設定は54歳、それは当時55歳定年、引退直前、寿命は60歳代だった時代の反映だったそう。記者の主張は”働けるるうちは働け”、年金支給を遅らせて支給金額を上げよう、と。もし、さっさと死んでしまったらどうする!という問いに対しては”低い年金をもらって後悔するのは生者”、”支給を遅らせて後悔するのは死者”、これは至言だと思います。それにしても状況や考え方は人それぞれ、自分の選択もしっかり考えましょう。

SONY SICC30550Classic Tchaikovsky 白鳥の湖/Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番第2楽章/Lucio Dalla「カルーソー」/Bach 管弦楽組曲第3番「G線上のアリア」/Tchaikovsky バレエ音楽「くるみ割り人形」より「パ・ド・ドゥ」/Mozart クラリネット協奏曲「アダージョ」/Chopin 夜想曲ハ短調/ Macani 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲/Yiruma 「リヴァー・フロウズ・イン・ユー」/Handel 歌劇「リナルド」より「涙の流れるままに」/James Last 「孤独な羊飼い」/Mozart ピアノ協奏曲第21番第2楽章/Bolodin 弦楽四重奏曲第2番〜第3楽章「夜想曲」/Puccini 歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」/Mozart レクィエムより「涙の日(ラクリモーサ)」/Barber 「弦楽のためのアダージョ」/Saitn-Saens 「白鳥」〜ステファン・ハウザー(vc)/ロバート・ジーグラー/ロンドン交響楽団(2019年)・・・Stjepan Hauser(1986-)はクロアチア出身のチェリストなんだそう。こうしてメジャーレーベルから録音が出るくらいだから、欧州ではきっと人気なんでしょう。たっぷり豊かな美音を聴かせてくださいます。こういった”寄せ集め”は嫌いじゃないが、隔靴掻痒に至る可能性もあります。しかも中低音楽器、華やかさに欠けるんじゃないの?そんな心配をよそにロンドン交響楽団というゴージャスなバックに、これってオリジナルか!(じつは「白鳥」のみ)じみじみココロ震わせる深い甘美、至福の時間が過ごせる素晴らしい一枚!どれも知った名旋律ばかり、一番気に入ったのは”River flows in you”、Yirumaって「冬ソナ」の音楽を担当した人らしい、メドベージェワさんが使ったんだそう。題名は知らなくても誰も馴染み、映画音楽かな?と思っておりました。

BRILLIANT 99549ー6Mahler 交響曲第5番嬰ハ短調〜ヴァーツラフ・ノイマン/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1966年)・・・極度のMahlerスランプに陥っております。かつての感銘が忘れられず昔馴染みの音源を拝聴・・・初めて聴いた第4楽章「Adagiett」のエッチな官能に打ちのめされたのは誰の演奏だったのか・・・久々の拝聴は音質が意外とまともであったこと、そしてオーケストラのサウンドが素朴に過ぎて技術的にイマイチ・・・かつてどんな演奏でも”味わい系”とか勝手に理屈をつけて喜んで頃が懐かしい。自分の耳は堕落しました。

連休三日目。祝日は開ける市立体育館へ行くつもり。連日の筋トレよろしからぬ云々さておき、しっかりストレッチして気分転換は心身ともに重要ですから。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

昨日は無為無策引き隠りの日、連日の筋トレ(ほんの軽い我流ですが)完全休養日、それも身体には大切なんだそうです。膝の調子がよろしくなくて意識して鍛えていたけれど、いつだっけ?利用すべき施設がお休み偶然続いたあとに状態改善したこともありました。昨夜ご近所焼鳥屋チェーン店は安いけれどマズいのでここ一年ほど敬遠、久々に行ってみたら激混み状態。お別れ会とか時節柄?家族連れも多かった。不況っぽいけれど、時勢に相応しい庶民のお店もあるのでしょう。結果結末は今朝計量=67.6kg昨年末辺りより+1kg状態、最悪。本日は所要で出掛ける女房殿の帰宅を待って昼から市立体育館〜温泉風大浴場へ出掛けるつもり。しっかり鍛えましょう。筋肉ムキムキには程遠いけれど、脱いでも恥ずかしくない程度の体型にはなっております。

小路田泰直「邪馬台国と”鉄の道”(日本の原型を探索する)」(歴史新書Y)・・・古代史ファンならリンク先@1(送料別)だからぜひ読んで欲しい一冊。古文書や遺跡のみならず、古代交易品(鉄と硫黄)ルートに着眼を置いて古代史を洗い直す新しい視点となります。現在地名に残る「金屋」が古代製鉄の歴史を持っていて、大陸との交易ルートになっていること、それは「ゆや」と読み、熊野も「ゆや」、高野も関係するとのこと。そこから導き出される邪馬台国=畿内説、記紀との関係の分析。当時の先進国であった中国との窓口は日本海側、魏志倭人伝のルートも日本海側をたどれば矛盾はないとの分析でした。頑迷な九州論者である自分にも説得力ある展開、但し、冒頭の「ゆや」の証明は当時の読み方含め、もうちょっと論証が必要でしょう。

Decca 470283Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」/交響詩「葬礼」〜リッカルド・シャイー/コンセルトヘボウ管弦楽団/プラハ・フィルハーモニー合唱団/メラニン・ディエナー(s)/ペトラ・ラング(ms)(2001年)・・・幾度聴いているお気に入り演奏。Riccardo Chailly(1953ー伊太利亜)はまだまだ現役の世代、コンセルトヘボウ在任は1988ー2004年既に十数年経って、ダニエレ・ガッティ辞去後の後任が決まりません。世界的人材不足なのか?声楽入り巨大なる名曲はお気に入り、先日ヤニック・ネゼ=セガンによる第8番を聴いて、まったく作品に入り込めぬ悲惨な経験有。シャイーの「復活」は幾度聴いて、自分なり好印象を得ていたもの。今回自覚したのは、心震えるような感銘がやってこない・・・馴染みの旋律・サウンドを(初稿である)「葬礼」も含め全部拝聴して、悪くはないんだけど、2019−2020年初頭に掛けて自分のノーミソ前頭前野はMahlerモードに入っていないということなのでしょう。しばらくお休みして時間を置くことにしましょう。

Melodiya 74321198402Shostakovich 交響曲第4番ハ短調〜キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル(1962年)・・・その逆にここ最近急激にお気に入り度を深めているShostakovich、若い頃最終的にLPを諦めたのは Kirill Kondrashin(1914ー1981露西亜)による全集「第2番にキズを付けた」事件でした。正直なところ、その頃のノーミソでは(第5番以外)歯が立たんかった。この第4番なんて難解の極み、ところが幾星霜を経、”怪しい作品”はここ最近連続聴きするほどのお気に入りに至りました。先日ゲルギエフのすっきりとした演奏にも感じるところがあって、コンドラシンこそ真打ち!みたいなユーザー・レビュー言及発見、しっかり再聴すべき時機到来を自覚いたしました。

賞賛礼賛世評の中、”音質さておき”という声は常に前置きがあって、なんせ旧ソヴィエットの1962年。結果的には最終楽章部分金管大爆発辺り、響きは混濁する以外、それなりに聴ける音質でした。第1楽章「Allegretto poco Moderato - Presto」の呻くように重苦しい歩みは骨太筋肉質に表現され、初演者の矜持なのかとても作品がわかりやすい。そして第2部「Prest」のモウレツなスピード、テンション、弦のアンサンブルの素晴らしさ、初演直後の演奏とは思えぬ完成度、オーケストラの技量指揮者の統率に文句はありません。第2楽章「Moderato con moto」途方に暮れたスケルツォも説得力抜群。第3楽章「Largo - Allegro」フィナーレは葬送行進曲からシニカルな風情満載、やがて静かに収束し、長大なるコーダで爆発的な躍動がやってきて、静かに終焉を迎える・・・わかりやすく説得力抜群。

平易平明な第5番ニ短調もここ最近、心安らかに楽しめるようになったけれど、作品としてはこちらのほうがずっとオモロいでっせ。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

週末連休へ。祝日がどんな意味を持っているかほとんど自覚しておりません。たまたま半分現役サラリーマンの自分は”お休みが増える”=”お仕事段取りに困る”だけ。来週末、若い元相棒に誘われて旧知のメーカー担当さんと私的呑みに名古屋駅付近に久々出掛けるけれど、職場とご近所以外、ほとんど人混みにも出掛けないからウィルスとの接触は可能性少なく、日々鍛えているので風邪もひいておりません。”人様の目”を異様に気にする日本社会、日本への渡航禁止は既に16カ国になったそう。もちろん一番のお客様である中国からの観光客はほとんど皆無でしょう。風頼みの観光地観光業は脆弱、ムリして投資したところは資金繰りが回らなくなる可能性もあります。マスクや除菌衛生商品は既に逼迫して、先は見えません。

困ったもんでっせ。ある方の予想では2月末がコロナ・ウィルス発症のピークとか。3月春とともに収束してくださるのか。入試、卒業、入学、就職、入社、転勤シーズンへ、ただでさえ人手不足な時代に追い打ちを掛けるような冷水(ひやみず)を克服できるでしょうか。

迷信深くはないと自覚するけれど、なんせ”八方塞がりの歳”、お仕事は自分の努力工夫とは関係ないところでの苦戦が続きます。職場では営業エリアとは別に重要課題の対策専任担当、某案件はにっちもさっちもいかず、最悪の事態結末迄あと一ヶ月と迫って日々苦戦しております。状況を見極めて職場トップに具体的に報告しないとなぁ、以前から警告していた通りの結果になりつつあって、自分の責任ではないとは云え、自分の智慧では課題をクリアできそうもない、鬱々として一週間のお仕事を終えました。

夜は気分転換にしっかりスポーツクラブ。腹筋用マシンはひとつずっと故障中なのが気に喰わない。腹筋縦横それなりに鍛えて、ステアマスターに向かったら2台共使用中、仕方がないのでエアロバイク15分にて有酸素運動としました、膝にもよろしいし。昨夜なぜか深夜二時半頃途中覚醒して二度寝。今朝の体重は最悪の67.6kg、高め安定が続いております。体調や健康に関係ないけれど、気持ちの問題でっせ。

ORFEOR748071Mahler 交響曲「大地の歌」〜パウル・クレツキ/ウィーン交響楽団/オラリア・ドミンゲス(a)/セット・スヴァンホルム(t)(1954年ライヴ)・・・Paul Kletzki(1900ー1973ポーランド)には1959年ウィーン・フィルとのステレオ録音があるから、ムリしてモノラル旧録音を求めなくても良いかも・・・なんて拝聴機会を得たら、これがけっこう緊張感に溢れてよろしい感じ。得意作品だったのかな?Oraria Domingues(1925-2013)は墨西哥出身の往年の名歌手らしい。暗いめの声質がMahlerに似合って、スヴァンホルムはあちこち録音していて期待通り。音質もまずまず。

もう一発。DG SLPEM 136032Bizet 歌劇「カルメン」(抜粋)〜フェレンツ・フリッチャイ/バイエルン州立管弦楽団/オラリア・ドミンゲス(ms)/マリア・シュターダー(s)/ヨーゼフ・シマーンディ(t)(1958年)・・・ドミンゲスって独墺中心に活躍していたんやろな。1960年代辺り迄伊太利亜仏蘭西オペラの独逸語上演が頻繁だったそうで、その時期の録音のひとつ。Ferenc Fricsay(1914ー1963洪牙利)は世代的に残された録音はパブリック・ドメインに至って、たいていネットより拝聴可能となりました。独逸語「カルメン」と云えばヘルベルト・ケーゲル(その後全曲入手)その硬派ストイックな風情に違和感とオモロさ満喫、こちらフリッチャイはそこまでヘンとは感じない、馴染みの旋律とリズムのキレが続きました。ドミンゲスの声質はカルメンに似合っておりますね。音質はやや遠目に薄い感じが残念。

この三連休は減量が課題です。週末休みには必ず体重が増える。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

昨日は職場トップと取引先エラい方々にご挨拶+6月からの新規企画の打ち合わせ、本番まで様子というか本音が見えず、不安な訪問だったけれど、こちらとしては結果的にそれなりの対応ができたかな、と。むしろ先方に色々宿題があって、それを自覚されているのか不安です。いずれ残念だった若い相棒異動転出迄3週間、そこからワン・オペはおそらく5月連休迄、次にやってくる人の様子は見えないけれど、まるっきりの新人に非ず、ちょうど取引先再編に伴う諸実務大幅変更もあって、引き継ぎ含めお仕事は根性必要です。なんせ今年は”八方塞がりの歳”らしいし。自分より、世界各地日本のほうが”八方塞がり”っぽいけれど。

いずれすべての基本は身体、健康でっせ。コロナ・ウィルス、インフルエンザはもちろん、風邪にも気をつけて、体調万全に臨みましょう。昨夜はスポーツクラブ休館日、市立体育館へ女房殿同伴、両膝胸背筋トレ+エアロバイク15分+前後にストレッチはいつものパターン、それでも昼に喰い過ぎの自覚はあって、今朝の定例計量は67.3kg。66kg台、ましてや昨年夏瞬間風速65kg台は夢のようです。

PHILIPS UCCP-9511Mozart 交響曲第39番 変ホ長調/第40番ト短調/第41番ハ長調〜カール・ベーム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1955年)・・・これはLP時代懐かしいグロリア・シリーズ900円!(だったと思う)旧モノラル録音。3曲一枚に収録してくださったのも貧しき若者(=ワシ)にはありがたい存在でした。1960-70年代、Karl Bohm(1894ー1981墺太利)のMozartは決定盤!やがて社会人となって、LP交響曲全集を中古で入手した時には感激と達成感たっぷりありましたよ。やがて幾星霜・・・

時代は古楽器へ。老巨匠のMozartは(とくに初期作品に於いて)もっさりと重く、著名な後期作品は生真面目過ぎて愉悦感に欠ける(かも)そんな印象に変化し、21世紀には世評からもちょいと忘れられた感じとなりました。これはモノラルながら音質もそう悪くない、コンセルトヘボウの柔らかい響きも健在です。繰り返しなし、少々堅苦しく生真面目に細部を描き込んで、どなたかのブログに”オヤジの棒読み”とは言い得て妙、飾りも色気もない表現は、名曲の素の姿、出会った頃の原点を思い出させるもの。特別な感慨もなく、最後まで聴き通して違和感はありません。

RCA 55781 2Tachiakovsky 交響曲第1番ト短調「冬の日の幻想」/バレエ音楽「白鳥の湖」より〜ユーリ・テミルカーノフ/ロイヤル・フィル(1989-93年)・・・これはサンクトペテルブルグ・フィルとの再録音とは別の全集より。SONYより廉価ボックス再発売されておりました。この作品は知名度さておき、懐かしい民謡風旋律頻出する名曲でしょう。Yuri Temirkanov(1938ー露西亜)はお気に入りでして、この演奏も雰囲気豊かに悪くない・・・けれど、ややテンションが低いと云うかいまいち盛り上がりに欠ける感じ。ロイヤル・フィルだったら遠慮会釈もない金管の爆発!みたいなものを期待しておりました。

では、行ってきます。本日は一週間の締め括り、先週に続きかなりの荒業を繰り出すことになるでしょう。会議が早まった資料作成も必須です。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

前日の深酒を反省、それでも数年前と比べて体調の改善早く、翌日に残らなくなりました。昨日午前中、お仕事の目処を目処をつけて昼から年度末に向けて有休消化、それも悪化する花粉症対策のため、通院してお薬処方していただくため。女房殿は久々にひどい目眩症状に寝込んでしまって、数時間で状況は改善したみたい。そして昨夜は定例エアロビクスの日、軽く胸背筋トレをして参加、若い女性インストラクターの指導は容赦なく、なかなか休ませてくれないもの。終了後いつもの我流ストレッチをワン・セットして仕上げ、身体は引き締まった自覚あるけれど今朝の定例計量は67.2kg、もう66kg台に戻せぬのか?不安です。

コロナ・ウィルス騒動を尻目に亜米利加ではインフルエンザが猛威を奮って、いや、あれもコロナなんじゃないの?みたいなネット記事を見たけど、ほんまでしょうか。裏付けあるのかな?日本各地観光地ガラガラというのは、ほんまのことらしい。自分の周辺ではお仕事上の大きな集まりが中止となったりしても、周辺の日常生活は変わりません。昨夜のスポーツクラブも大勢の来客、エアロビクス後の筋トレマシンは満杯順番待ち状態でした。

ELAN CD82412Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調〜サンチャゴ・ロドリゲス(p)/ポール・アンソニー・マックレー/レイク・フォレスト交響楽団(1994年ライヴ)・・・Santiago Rodriguez(1952-玖馬→亜米利加)はこの作品を十八番(おはこ)として別途録音をしておりました。世の中には知名度さておき、凄い実力派ピアニストはいるもんでっせ、けっこうネットで絶賛の記事が検索できます。数年前のセッション録音以上にライヴの感興溢れて、しっとりとした歌心とモウレツな技巧を駆使して突進する熱血熱狂の対比、作品の価値を存分に引き出す凄演!オーケストラがナニだし、ライヴ故の前半のラフさは散見されても中盤〜後半へ向け、手に汗握り、息を呑んで聴き入る集中力。15:33ー10:23ー13:54。他、幻想的小品集 作品3、前奏曲5曲分収録されて、これも濃厚甘美な旋律たっぷり堪能させてくださいました。最高。音質もかなり良好。

DECCA UCCD7062Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」(1969年)〜ズービン・メータ/ロサンゼルス・フィル・・・大ヴェテランZubin Mehta(1936-印度)30歳代次世代の巨匠と期待されていた頃の録音。定位がやや不自然でも英DECCAのアナログ録音は現役水準と聴きました。西海岸のパワフルなオーケストラは、若者らしい前のめりの勢いと迫力にあふれて、血湧き肉躍る興奮をたっぷりいただけました。ここのところ音源選定に”ハズレ”続いていたけれど、久々に”当たり!”連続。

では、行ってきます。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

昨日夕方頃、朝から取り掛かっていた種々営業用データ処理を終え、次期体制のお仕事引き継ぎスケジュールなど熟考していたらワルいお友達が呑みに行こうとのお誘い有。彼は大阪より単身赴任まる3年(住まいは神戸東灘区)組織改編と定年退職絡みもあって、来月には戻ることになりました。不動産を3件ほど所有してローンもほぼ終わり、六甲アイランドにマンション2件(ひとつは長年貸出中)現在住まっている高級マンションも貸し出して、手作り改装中大阪府南部の一戸建てに転居する構想とか。娘さんに障碍があって、彼女が生活に将来困らぬよう資産運用が必須と考えているようです。先日は日生(ひなせ)辺り、海の見える家に住みたいとか云っていたはず、今回は萩の一軒家に出物がある、とかネットにていろいろ研究しておりました。

いずれ、奥様のお母さんが一人、その関係がすべてに優先して勝手には決められないんだそう。我が家と一緒ですね。大阪の義母はことし90歳を迎えます。一ヶ月ほど前、職場トップから次期体制について早々と相談があったのは、前回呑んだ時に”女房も仕事辞めたし、北海道の両親も逝っちゃったし、孫も生まれた。若い相棒の育成もできずに自信を失った。もうお仕事辞めようかな”なんて、愚痴ったのが伝わっていたらしい。へろへろになって10時頃帰宅、最寄りの駅より徒歩15分ほど、風呂も入らず寝てしまって深夜2時半頃咳き込んで覚醒、入浴して、海外ドラマ一本眺めて二度寝。今朝一番の定例計量は67.6kg、呑んで喰って運動もせずに体重が減るはずもなし。

本日はお仕事余裕なはずなので昼から有給休暇消化予定。年中の?アレルギーに+本格的な花粉症季節が加わってどーしょーもありません。朝から洟水全開。仕方がないので耳鼻科に行きましょう。夜は一日サボってスポーツクラブへ、初級エアロビクスの日。

そんなこんなで昨夜は音楽なし。昨日朝出勤前に聴いていたのはWerner 2564641592Brahms 交響曲第3番ヘ長調/ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜クリストフ・フォン・ドホナーニ/クリーヴランド管弦楽団/トーマス・ツェートマイヤー(v)(1986-88年)・・・Christoph von Dohnanyi(1929ー独逸)は未だ存命でした。クリーヴランド管弦楽団の音楽監督在任は1984ー2002年、いくつか録音の印象は”ドライで色気も素っ気もない”といったところ。あまり拝聴機会もなかったけれど、これは驚くべき筋と芯の通った硬派な演奏、優秀なアンサンブルを生かした辛口充実演奏最高。第3楽章「Poco Allegretto」の甘美な旋律も甘さひかえ目な表現が決まっておりました。ツィートマイヤーの怜悧な技巧も冴えております。

では、行ってきます。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

本日最低気温0度C、冬へ逆戻り。コロナ・ウィルスの広がりに不安な世情、せめて一気に暖かくなることを願っていたのに残念な寒さが復活しております。昨年末既に景気失速していたらしい結果が出て、インバウンド頼みの消費も今回の事件ですべてが崩壊していることでしょう。手堅い商売をしている自分のお仕事も影響は避けられません。安倍内閣支持率41%に急落!って41%も存在することがちょっと信じられないほど、彼(か)の誠実さの欠片もない不遜な態度にも”寄らば大樹の陰”的時代なのか。それとも自分の知らぬところでトランプさんみたいな熱狂的な支持層が存在するのか、いずれコロナ・ウィルス対策は失政失策でしょう。患者受入を表明した立派な大病院は”国難”と言っておりました。

昨日、職場にも”大きな集まりには出席ご遠慮せよ”との通達有、自分もなんとなく微熱があるような、洟水も・・・って、本格的花粉症シーズンの到来なだけか。昼、東京某部署の情報不備を罵倒しつつ(反省。但しそれは職場の若いものを守るため)夜、しっかりスポーツクラブ再開して腹筋中心の鍛錬+ステアマスター15分、そして前後にストレッチ実施。それでも今朝一番の計量は67.6kg、戻せません。広島に転出する息子世代が住居探しのお土産(ありがちなもみじ饅頭2個)喰うたのが要因か。

Nimbus NI1725D.Scarlatti ソナタ集K.1-15〜リチャード・レスター(cem)(2003年?)・・・カークパトリック番号順番に収録して下さる全集第1巻CD1枚目。チェンバロは実演を聴くと音は儚げに小さいもの(厳密には仏蘭西、伊太利亜各々楽器の趣はまったく違います)。自宅オーディオではボリューム大きく、はっきりニュアンスやリズム感を確認できました。Richard Lesterは英国の人?情報は探せなくてNMLによると多くの録音があるみたい。なんせ全38枚分、この若い番号作品はよう知った旋律が多いけれど、どれもほんの短い珠玉の逸品ばかり。ピアノほどの個性の違いを理解できぬ不遜な音楽ファンはヴィヴィッドな躍動をしっかり感じ取りました。

その流れ、Alberto Urroz(アルベルト・ウロッズ?)ピアノによる演奏も再確認。一年前には”もっと元気があっても良かった”とか、失礼なことを書いているけれど、なんせ音質良好、表情の豊かさに感服。念の為、先日よろしからぬ印象を得たカルロ・グランテもちょっぴり再聴したけれど、あれは音質がよろしくないのですね。それこそ淡々とこじんまりしてツマらない。

他、CimarosaとかMonteverdiのオペラなどちょっぴり、ほんのちょろ聴きにコメントするほどの根性はありません。では、行ってきます。本日もお仕事なんとか乗り切りましょう。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

行ったり来たり、今朝は少々気温は低いようで春への道は一本調子に非ず。目に見えぬ脅威・コロナ・ウィルスは既に広がり続けて、政府の見込みを悪い方に裏切って、経済活動に大きな影響を与えております。大イヴェントは中止乃至縮小、大丈夫か?オリンピック。若いアスリートたちには敬意を評しても、行事そのものにはあまり興味が持てません。冬季は札幌に決まりそうだとか、大阪の万博とか”高度成長の夢よ、もう一度”的、安易な発想が続いて不安になります。

新しい一週間の始まり、いつものお仕事の連続・継続であり、新年度に向けて人員入れ替え準備が始まっております。たいへんなようでもあり、こうして職場環境の新陳代謝が進んでいくという手応えもあります。先週今週辺り、異動者は転出先居住探しに出掛けておりました。昨日朝、緊急警報発令を受け、朝一番勇んで市立体育館へ。まずはじっくりストレッチ(これのみ真剣にやってもけっこうな負荷)両膝胸背筋トレ+エアロバイク負荷を掛けて15分(お隣のリハビリ爺さんに励まさつつ)そして再びストレッチにて締め括る小一時間、かなりの汗でも冬場施設にシャワー稼働せず、身体が冷えぬよう急ぎ帰宅して風呂に入るのも至福。しかしこの時点、朝食しっかり摂って、出すもん出して、更に身体鍛えても朝一番と変わらず68kgちょうど(涙)カンタンには減らぬもんでっせ、ハラの脂肪は。

昼から懸案のBOOK・OFF行き、5冊ほど古代史、健康、日本語関係を入手。手許には最低限の在庫、常に読み進めたのは処分しております。彼(か)のビジネス・スタイルは曲がり角、読書人口は減って、更に電子書籍化へ、需給バランスは崩れつつあるのでしょう。おためごかしの電子機器中古販売もムダに売り場を占拠して中途半端(経営方針の迷走)。スマホ事業はどーなったのか?自分が生きている間はご近所に存在して欲しいお店です。

今朝一番の定例計量は67.5kg。なんとか500g戻して、本日更に▲500g削減させましょう。

DG4837871Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜ヤニック・ネゼ=セガン/フィラデルフィア管弦楽団/ウェストミンスター交響合唱団他(2016年ライヴ)・・・若い頃FM放送にて出会ったバーンスタインには閉口して歯が立たなかったけれど、やがて巨大なる作品は細部旋律手中に入り、お気に入り作品へ。どんな演奏でも、その巨魁さ故に自分にとって特別な祝祭的感慨があるもの、ところがなんということでしょう・・・

馴染みの旋律サウンド、例の伝統的明るいオーケストラのサウンド、充実した合唱団・・・これがちっとも愉しめない。空虚に音楽は耳を過ぎゆくばかり、第2部のバス・ソロ(瞑想する神父でしたっけ?)もぜんぜん気に喰わない。これは聴手の責任なのか、最近このパターンが増えつつあります。

では、行ってきます。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

緊急警報発令。今朝の計量結果は68.0kg、わずか二日間で+1kgの脅威。やれコロナ・ウィルスがどーのとか、筋トレは毎日しないほうがよろしいとの言い訳に終日引き隠り、微塵も身動きせず。洗濯時の風呂の残り湯バケツ搬送や脱水終了一時ストップ、洗濯機蓋がセキュリティ上開くまで十数秒待ち時間のスクワット程度ではお話にもならず、昼夜振り返れば高カロリーばかり食した結末は悲惨でした。四の五の言わず朝一番に市立体育館に突入して、有酸素運動も含めしっかり鍛えましょう。

そのコロナ・ウィルスの広がりは続いて、ド・シロウトの考えだけど、政府の対策は後手後手じゃないのか。広がっていく経過の類推思慮が足りなかったのは結果論とは云い難いかも、タクシーの運転手とかバスの関係者には入念な警告・対策が必要だったことでしょう。和歌山県の医者の不養生は、院内や来院した患者に影響を与え、大きな病院の機能不全を招きました。罹患した当人は悲惨でっせ。高級クルーズ船の”閉じ込め作戦”も、亜米利加政府より”感染者を増やしただけ”との厳しい批判があったようです。

昨日定例更新実施。10枚組「From Paris to Vienna」/「Unforgettable Melodies From The Golden Age of Light Music」は自分のCD入手ラスト辺り、既に5年前となりました。昨年秋に久々大量処分して厳選在庫へ、その残もどの時期を見切って全量整理するか逡巡する日々、時代はほとんどデータ拝聴へと変遷しました。大きな30cm四方のジャケットデザインを愛でる時代は遠くなりました。

Oehms OC624Bruckner 交響曲第3番ニ短調(1983年初稿)〜シモーネ・ヤング/ハンブルク州立フィル(2006年)・・・Simone Young(1961ー濠太剌利)はハンブルク州立歌劇場の総支配人を経、現在どこで活躍しているのか。彼女はWagnerとかBrucknerを得意として、明晰な響き、モダーンな表現に感心しておりました。このオーケストラは半世紀以上前のヨゼフ・カイルベルトの録音イメージ、茫洋として柔らかい響きにその片鱗は残っても、端正に洗練されているリズム感は時代でしょう。第2楽章「Adagio: Feierlich」に「タンホイザー」に引用がある初稿の新鮮さ、テンポは大きな詠嘆を伴うような変化もなく、ゴリゴリとした力みもない。一部ユーザーレビューに金管云々のご批判もあったけれど、スムースに大炸裂することがBrucknerに相応しいのか、緻密な集中力が良い結果を生むのか、そこは微妙です。Bruckner中第3番にあった苦手意識を一掃させてくださるような新時代の演奏!そんな手応えたっぷり。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

年度末は3月だけど、大ヴェテラン(=ワシ)は12月年越ししたら1−3月は風のように過ぎゆくことを知っております。人事異動発表があった途端、職場は浮足立って、当の本人は”死に体”に至ってしまう・・・自分がほんまの完全引退を迎える少々前の時期はどんなんやろか、今から不安です。職場至近ということもあって昨日も外套の類は必要なし、通年ノータイをよいことに常に日常普段着で出勤しております。目に見えぬ驚異コロナ・ウィルスはご当地・愛知県でも発症が確認されたとのこと、潜伏期間はなんの自覚症状もないらしいから不安です。中国の発症は公式発表の10倍との噂もあって、密接な関係のある北朝鮮ではもっと情報隠蔽、事態は悲惨でしょう。

昨日も充実した、と云うべきか、かなりの物量のお仕事消化、待ったなしの(ほんまに荒っぽい!)荒業繰り出して、その指示メールはいちおう職場トップに同送してあるけれど、これほど判断決断任せていただいてもよろしいものか?不安になるほど。周りもそれが当たり前のように扱っております。取引先からの種々連絡は夕方締め切りギリギリ、それを辛くもクリアしてさっさと職場を辞去しました。なんかマズいことがあったら業務用スマホに連絡あるやろ、見切り発車ですよ。週末締め括りのスポーツクラブ、お気に入り腹筋用マシン1台ずっと故障中なのは残念、それでもそこそこに鍛えて、ステアマスター(ステップマシン=膝に負担の掛からぬ有酸素運動)266kcal、しっかり消費してストレッチにて締め括りました。けっこう間食もしたので残念、今朝の定例計量は67.1kg、なかなか66kg台を維持できません。

さて、貴重な土日休みをなんとか有意義に過ごしたいもの。

Steinway and Sons STNS-30094Haydn チェロ協奏曲第1番ハ長調/第2番ニ長調〜ズイル・ベイリー(vc)/ロビン・オニール/フィルハーモニア管弦楽団(2015年)・・・Zuill Bailey(1972-亜米利加)現在活躍中、旬の中堅チェリスト。昨今流行りの古楽器系演奏に非ず、Haydnに必須な明朗快活、ヴィヴィッドな躍動溢れる熱気ノリノリの演奏でした。音質も極上。Haydnはこれとトランペット協奏曲 変ホ長調が一番好き。素っ気ないコメントなのは・・・

じつは他、いくつかちょろ聴きして、どれも手応えぱっとしなかったため(主に音質問題)。上記が唯一のゴキゲンな印象でした。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

北陸は小松へ行って、孫に会って美味いもんを喰うたのも既に一週間前、祝日もあってお仕事は切羽詰まった処理が続きました。本日は一週間の締め括りのような定例の点検判断作業、昼から残務はきれいにクリアできるでしょうか。予報は外れて昨日昼過ぎ、取引先へ向かう頃には雨も上がって日差しはすっかり春風情でした。新型コロナ・ウィルスは国内で拡散しているようで、とうとうご高齢の方が亡くなったそう。中国渡航経験もなし、インバウンドとの濃厚接触も考えられない人に症状が出て、これは間接に感染したということでしょう。今のところ自分は”他人事”だけど、油断はできないということですね。

昨日はいつも通り取引先より早々に直帰、市立体育館は久々に開いて、女房殿同行久々にしっかり鍛えました。両膝+胸背筋トレ+エアロバイク快速15分+前後にストレッチ配して、今朝の体重はようやく66.8kgへ。このまま66kg台を維持して、もっと暖かくなったら更に▲1kgを目指しましょう。今一歩ハラを凹ましたい。これからお別れ会、歓迎会、個別のもあるし、飲酒機会は増えそうな時期となります。体調は上々です。いつもの某アレルギー症状(洟水)以外は。

Gennady Rozhdestvensky(1931-2018露西亜)Holst 組曲「惑星」〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ロシア国立シンフォニー・カペラ(2013年モスクワ音楽院大ホール・ライヴ)・・・これはBBCとのライヴに非ず、珍しいかもしれぬネットより入手した音源。国策オーケストラ旧ソヴィエット国立文化省交響楽団の成れの果てがロシア国立シンフォニー・カペラとか。古巣への客演だったのですね。全編一本ファイル、拍手とか間を入れて58:58、ずっしりと重く遅いテンポにたっぷり纏綿と細部描きこむ貫禄演奏でした。スケールも大きく、英国紳士の音楽としては異形でも、表情豊かに、オモロく聴かせるサービス精神は健在。先日のヨエル・レヴィよりずっと愉しめました。音質は珍しく良好、こんな音源ばかりネットを日々探るヲタク趣味でっせ。

では、行ってきます。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

今朝は雨模様だけど、比較的暖かいですね。このまま春になるんだそう。昨日は祝日を挟んでお仕事モウレツに忙しく、モニター付箋紙(残務)いくつも残しました。本日午前に繰越し。

昨夜、一日空けてスポーツクラブは定例初級エアロビクスの日、ほんの30分でも自分には充分な負荷、ちょっぴり筋トレ+ストレッチもして気分爽快、早々に眠くなって早朝覚醒、今朝の計量は67.4kgのまま、体重は高値安定が続いて減量できない。コロナ・ウィルスのピークは今月末、4月収束予定とか、その裏付けは不明です。マスクのみならず衛生用品関係の逼迫はとうとう自分の担当エリアにも広がって、しかも言い訳できぬ”単純処理ミス”によるトラブル、そりゃ取引先は怒りますよ、”八方塞がりの歳”とはこのことか、自分の努力やら配慮に関係ない類似のトラブルが続くのか。世間では経済活動の停滞も深刻でしょう。

しっかり運動して精神(キモチ)を上げておかぬとお仕事テンションがもちません。一年で東京転出となった若者は営業ならぬ管理系部局へ、彼が出ていく辺り年度末、そして次の人がやってきても実務処理習熟に時間は掛かるし、しかも作業手順全面改編の時期に掛かります。心して掛からぬとタイヘンなことになる・・・まずは体調をしっかり維持しましょう。

ARTIA  ALP-167  (MELODIYA D 4984-5)Shostakovich 交響曲第6番ロ短調〜アレクサンドル・ガウク/モスクワ放送交響楽団(1959年)・・・ 最近拝聴機会の多い連続Shostakovich、Aleksandr Gauk(1893ー1963烏克蘭/旧ソヴィエット)は世代的にあまり知られていない実力派なんでしょう。これは珍しくも臨場感のあるモノラル録音、ちゃんと聴ける音質水準でした。第1楽章「Largo」”苦悩と煩悶を描いた長大な楽章”とはWikiよりの引用、正直なところ若い頃はここで挫折しておりました。静謐な緩徐楽章は”苦悩と煩悶” に充ちて理解の外、これが妙に骨太でわかりやすいもの。第2楽章「Allegro」はスケルツォ、終楽章「Presto」も明るく快速、ここのノリとオーケストラの勢いが素晴らしい熱気。作品そのものにちょっと目覚めた感じ。

では、行ってきます。昼からの取引先との定例打ち合わせでは、相棒の転出をご挨拶しなくては。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

昨日祝日も(いつも通り)一歩も外出せず、身動きもせず、外が寒いのかどうかも定かに非ず、ネットから拾った大量の音源データの整理ばかりしておりました(どーせほとんど聴けぬのに)。メインマシンであるHP Omni 220-1140jpの光学ドライブはとっくに壊れてUSB外付けのを使っているけれど、なんせ酷使しているのでぼちぼち挙動が怪しくなっておりました。身動き微塵もせずにフツウに喰っているから、今朝の体重は67.6kg増傾向を維持したまま。野村克也さん逝去(84歳)虚血性心不全はおそらく昨年逝った母親と同じものでしょう。沙知代さんもそうだったっけ。

さて、お仕事再開。一日休んだからお仕事は押せ押せになっているけれど、朝一番に全国の地域間人事異動を見ておかなくっちゃ。我が職場には二人ほどやってくるはず。コロナ・ウィルスの影響は想像遥かに超え予想以上、身近に接近しているかも。感染拡大への心配はもちろんだけど、製造、観光、そして消費に甚大なるマイナス要因となって、これはオリンピックどころではないような?大丈夫か、日本。そして世界。

EMI 3653002 Shostakovich 交響曲第1番へ短調(ベルリン・フィルハーモニー1994年)/交響曲第15番イ長調(ロンドン・フィルハーモニック1997年)〜マリス・ヤンソンス・・・最近亡くなってしまったヤンソンスの全集より。ワリと縁が薄そうなオーケストラとの録音、一番最初の若書き才気煥発な第1番と、意外と軽妙な味わいのあるラスト交響曲との組み合わせ。最近拝聴機会の多いShostakovich、若さ躍動する第1番はかなり以前よりお気に入りでした。ところが・・・ベルリン・フィルの録音はおそらくこれのみ、実演でも演奏機会はおそらく少ないことでしょう。ヤンソンスとの関係もスムースとは云い難い硬さ、重さを感じます。この作品だったらもっとパワフルな爆発、疾走感が欲しいところ。

交響曲第15番をはじめて聴いたのはFM放送のロジェストヴェンスキー?Wagnerの引用に驚きつつ、心象風景のわかりにくい、掴みどころのない軽妙さを感じたもの。ロンドン・フィルの金管は絶好調、表情豊かに指揮者の意向自在に反映して、たっぷり愉しめる演奏に仕上がっておりました。

MercuryMussorgsky/Ravel 組曲「展覧会の絵」/Bartok 弦・打楽器・チェレスタのための音楽〜ラファエル・クーベリック/シカゴ交響楽団(1951年)・・・Mercury驚異の優秀録音は1960年中盤くらい迄、ほとんどパブリック・ドメインに至ってネットより自由に聴けるようになりました。これは初期のモノラル録音、クーベリック37歳の記録、1950-1953年不幸なシカゴ交響楽団音楽監督時代の録音。マルティノンも然り、ニューヨーク時代のバルビローリもそうなんだけど、残された録音を聴く限り立派な水準だと思いますよ。若者らしいやや速めのテンポ、テンション高い集中力、オーケストラの上手さ、フリッツ・ライナー時代のレパートリーは既にここで定着していたのですね。さすがに音質はやや昔を感じさせても、サウンドの芯はしっかり感じさせるもの。

では、気持も新たに行ってきます。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

寒い祝日の朝、しがない継続雇用は時給制度だから、お給料は出んのです。ま、けっこう時給は高額だし、自由にお仕事任せてもらって有休も消化して、毎日手応えもありますから。昨日も朝一番のお仕事をクリアして、スタッフさんとの打ち合わせも順調、定例職場ミーティングでも全体課題についてしっかり発言しておきました。人事異動時発表の日だけど、定時に帰宅するまで正式発表間に合わず、但し職場内のことは皆知っております。息子と同い年の優秀なエースはその昔、自分が担当していた中四国地方のマネージャーへ昇進栄転、残念だった若い相棒はわずか一年で東京某部局へ異動、自分の指導が至らず追い出したようなもんでっせ。職場トップの話では、東京のまったく畑違いの30歳代が自分の担当相棒として赴任するとのこと。さて、どんな資質の持ち主なのか。不器用でも着実、誠実正直真っ直ぐな性格希望。(=自分と真反対)

先日お参りした安宅住吉神社によると、自分も女房殿も(お嫁さんも)”八方塞がりの歳”なんだそう。初めて知りました。危機感を煽って商売にするのは世の常、しっかりお守りを買わされ、カバンに付けております。自業自得とは云え、人生には妙に巡り合わせがよろしくないときもあることでしょう。ことしは新しいことにチャレンジするな、様子を見よ、ということか?健康に留意して気持も新たに新年度に臨みたいもの。昨夜は4日空けて久々のスポーツクラブへ。膝の調子よろしく、しっかり我流フルメニューこなして、ステアマスター(ステップマシン有酸素運動)15分もいつになく身体が軽く感じます。但し、体重は67.5kgのまま変わらず、2ヶ月ほど前から+1kg状態継続しております。昨年夏以来、減量は停滞気味どころか悪化しております。体調は良いけどね。

PHILIPS 4708422Shostakovich 交響曲第4番ハ短調〜ヴァレリー・ゲルギエフ/キーロフ歌劇場管弦楽団(2001年)・・・初演迄苦難の道を歩んだらしい重苦しくも晦渋な作品は、ここ最近すっかりお気に入りです。3楽章だけど16:05-12:54-8:02-6:23-13:23-7:26、6つの詳細なトラック分けも親切。評価が大きく割れているから興味深い。アカデミー賞受賞云々は端っから叙勲とか名誉とかには興味のない性癖、旧ソヴィエットの教育を受けて風貌もそれらしい、荒々しい暑苦しさを期待すると、時代故かずいぶんとクリアな演奏かと。ごりごりパワフルな爆発や悲痛な叫びに非ず、第1楽章第2部「Prest」は激動の聴きどころ、ここもすっきりと”前衛的”な旋律サウンドに響いて暴力的ではない。オーケストラの技量はまずまずかな?作品になにを求めるか、ということでしょう。ユーザーレビューには初演者のコンドラシンを称揚するコメントも見られました。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

金曜昼からの北陸往復の疲れが出て、昨日は例の如し引き隠り、夕方食材不足分を仕入れにご近所ドラッグ・ストアに行ったのみ。身動きせず、朝から所要で出掛けた女房尻目にひとり、冷蔵庫在庫一掃してしっかり喰い過ぎ、結果は67.5kg最悪。体調は悪くないことを幸いとしましょう。本日お仕事再開、夜のスポーツクラブは久々、しかし明日は祝日なので利用できぬ契約、頼みの市立体育館も改装休館中でした。

そういえば息子夫婦の住まう北陸は小松の住宅地、至近にスギ薬局、高級中華・王将、BigMotor(中古車屋さん)、これはこちら長久手市の風景と同じ、なんやどこも同じというのはなぁ、全国チェーンがあちこち制覇して、ローカル色が薄れていくのはオモロない。コンビニが全国配置されて、必要なものが入手できるというのはたいせつな生活インフラだけど、便利なことが豊かなんやろか・・・「ポツンと一軒家」が高い支持を得ているのは、その反証かと。都会育ちな自分には、そんな生活ムリだけど。

北側のパソコン・オーディオ部屋は寒いので、昨日朝の「音楽日誌」+定例更新がやっと。昼から夜までコタツ中に居眠りしておりました。音楽はほとんど聴いておりません。今朝拝聴中なのはNaive V5068Mussorgsky/Ravel 組曲「展覧会の絵」/Tchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調〜トゥガン・ソヒエフ/トーゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団・・・Tugan Sokhiev(1977ー)北オセチア出身はゲルギエフと同郷、2008年よりこのオーケストラの首席、2014年よりボリショイ劇場の音楽監督を務めている期待の俊英です。HMVのサイトを見ると既に廃盤、それより録音情報が探せません。(p)2006みたい。デビュー録音らしい。旧ソヴィエット・露西亜の流れを受けた現役、若手は多く世界で活躍しているけれど、かつてのの暑苦しい金管炸裂!異形にパワフルな世界とは世代が変わっております。

ミシェル・プラッソンに長く薫陶されたオーケストラはマイルド(在任1968ー2003)その個性なのか、ソヒエフの狙いなのか、柔らかくバランスのよろしいサウンドに「展覧会の絵」はフツウといえばフツウ、弱いわけじゃないが、この作品はテンション高くパワフルに仕上げてほしいところ。脳裏にはオリジナル・ピアノによるリヒテルの壮絶な1958年ライヴが刷り込まれて、いま一歩満足感を得られない。交響曲の方は表情豊かにウェットな旋律も爽やか、金管の炸裂も精一杯、昨日言及したアンタル・ドラティより陰影はしっかり描き込まれて流麗に洗練され、完成度は高いと聴きました。第3-4楽章の快速ノリノリの勢いは素晴らしい。あとは好みの世界、このオーケストラにはサウンドの芯が足りぬような?

では、行ってきます。朝、一発目に締め切りギリギリ作業有。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

昨夜、雪は積もっていなかった北陸の小松より初孫のお宮参りより帰宅。虎太朗は未だ3ヶ月に届かないのに、おっぱいたくさんのんで既に6kg、固太りにずっしりと重くて、腕がぷるぷるするほど。あちこち連れ回しても機嫌よろしく元気いっぱいです。お嫁さんはしっかりとして若く美しい、虎太朗を溺愛する息子息子の生まれてきた長男への溺愛ぶりは驚くほど。自分もこんなだったかな?昨年逝った母親はその昔、息子が生まれて駆け付けてきた時に、たしか”あんたがこんなにこどもを可愛がるとは思わなかった”と感慨深そうに云っていたはず、人生は繰り返し、愛情の連鎖でっせ。

ホテルは”大型浴場付き”が必須条件、インター側の少々年季の入った施設は安いのが取り柄、観光客は便利な駅側の新しいところに集中しているのでしょう。地元民にも愛されている湯は快く(沸かしているけれど)宿泊客は工事関係者・ビジネスマンっぽい男性ばかり、女性観光客はほとんど皆無、朝食もまずまずといったところ。夜は息子夫婦のアパート近所、個室が取れるところを予約して北陸の美味美酒たっぷり堪能。ホテルに戻って熟睡、朝一番の計量は69.95g。

翌朝、安宅住吉市神社にて本格的お祓いと巫女さん?の舞、勧進帳の弁慶で有名なところ、北前船の寄港地として栄えたところだから、金毘羅さんも祀ってありました。(自分の出目も北前船ルートに乗って柏崎より北海道・瀬棚に落ち延びてきたらしい)虎太朗をくるんだ家紋入りの着物は、息子のお宮参りに亡き両親が設(しつら)えてくれたもの。小雨模様に風が寒かったなぁ、すぐ前の海もちょっぴり荒れておりました。風情を感じさせる街並み、歴史的遺産を観光誘致に活かせていない残念な印象少々。その後は若い家族でごった返すイオンモールに移動、女房殿の孫への意気込みに驚かされる大量消費出費、昼も地元高級ネタ揃えた寿司をたっぷり堪能、ついでに自分の靴など入手、バス待ち時間に床屋さんへ。名古屋・長久手に戻って遅めの牛丼など喰った結果、今朝の定例計量は67.1kg、これくらいなら戻せるでしょう。

息子がフツウに育って、ちゃんと就職して、若く可愛らしく賢いお嫁さんと結婚して、孫が生まれて、皆そこそこに元気。さんざん美味いもん喰うて、人生、これ以上なにを望むでしょうか。

LP時代Fontana廉価盤のデザインTchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調〜アンタル・ドラティ/ロンドン交響楽団(1960年)・・・オーケスト・ビルダーとして著名だったAntal Dorati(1906ー1988洪牙利→英国)はこの作品正規録音を3回録音していたはずだから、得意だったのでしょう。噂のMercury録音、ドラティは概ねこのオーケストラとミネアポリス交響楽団を使っていて、鮮明な音質に技量の差をはっきり感じたもの。ロンドン交響楽団はアンドレ・プレヴィン時代(1968ー1979)に一気に技量を上げとたの評価らしいけれど、当時シェフ不在の時期、金管を逡巡なく鳴らせて力強い爽快サウンドであります。第3楽章「Scherzo: Pizzicato ostinato. Allegro - Meno mosso」ピチカートの正確さ+テンションも凄い。陰影とか憂愁をTchaikovskyに求めるなら、やや筋違いマッチョなストレート系乾いた演奏か、17:25-9:14-5:26-8:36、テンポは適正を感じさせ、明晰そのもの。アンサンブルは見事に整っバランス、クリアな表現に共感を得ました。かなり以前ほぼ全6曲を聴いて、たしか素っ気なくも賑々しい表現に違和感があったはず。聴手の嗜好は勝手に変遷しております。終楽章「Finale: Allegro con fuoco」の畳み掛けるような熱気とノリに圧倒されました。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

今更の冬到来。本日昼からのバスは無事、雪の積もる小松に到着するでしょうか。暖かくしていかなくては。バス中ではマスク必須でしょう。

昨日の有給休暇消化は寒いし、市立体育館は改装中、終日いつもの引き隠り。洗濯と昼食を軽く作ったのみ、夜は平日空いているご近所高級中華・王将にてちょっぴりビールなど。あとは完全引退後を予想させる、音楽+テレビドラマ三昧(最新医療事情も)=無為無策の一日。宣言通りダンベル・スクワットをちょっぴり実行いたしました。今朝、朝食前の定例計量を失念しました。

夜、女房殿の堅牢なノートパソコンLenovoG575LenovoG575 2017年9月30日入手19,900円税抜(Windows10/メモリ4gb)はどーも非力で稼働が遅い、お仕事引退してWindowsでないと動かぬソフトも必要なくなったということで、Zorin-Linuxー12にOSを置き換えました。ところが思わぬ苦戦!光学ドライブが不調みたいでセット・アップ途中でクラッシュ!USB外付けドライブにてようやく完了。データ関係はUSBメモリに避難させて戻して、文書も表計算もLibreOffice(標準搭載)にてちゃんと表示出来、もちろんChromiumは前Chromeからの環境移行完璧です。ところが、日本語入力不可、ソフト表示が日本語一部不可、言語サポートのセットアップが不十分だったみたい、FcitxとMozcが出現せず四苦八苦、深夜ようやく完了。

OSの入れ替えというのは心を無にして集中、ストレス解消に一番!一年に一回はやっておきたいですね。これで自宅3台のマシンはメインのHP Omni 220-1140jp(モニター一体型/メモリ8gb/2TB)のみWindows10が残った形となりました。Zorin-Linuxー15が出ているらしいから試してみましょうか。

DG Four Seasons「春」Vivaldi ヴァイオリン協奏曲ホ長調「春」(ギドン・クレーメル(v)/アバド/ロンドン交響楽団)/Vaughan Williams「舞い上がるひばり」(ピンカス・ズカーマン(v)/イギリス室内管弦楽団)/Goldmark 演奏会用序曲「春に」(アーサー・フィードラー/ボストン・ポップス管弦楽団)/Mendelssohn 無言歌より「春の歌」(バレンボイム(p))/Sibelius 「春の詩」(ネーメ・ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団)/Copland 「アパラチアの春」より「素朴な贈り物」(オルフェウス室内管弦楽団)/Schumann 交響曲第1番 変ホ長調「春」より第2楽章「Larghetto」(バレンボイム/シカゴ交響楽団)/Mahler 交響曲第1番ニ長調より「花の章」(小澤征爾/ボストン交響楽団)/Grieg 「過ぎゆく春」(ネーメ・ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団)/Piazzola 「ブエノスアイレスの春」(イョラン・セルシェル(g)/パトリック・ガロワ(fl))/Anderson 「春が来た」(フレデリック・フェネル/ロンドン・ポップス管弦楽団)/J.Strauss.jr 円舞曲「春の声」(ロリン・マゼール/ウィーン・フィル)・・・春夏秋冬の「春」を集めた所謂コンピレーション・アルバム。DG中心の有名所音源に一流どころの演奏、音質にばらつきはありません。各々の個性の違いも愉しいもの、Goldmark「春に」、Piazzola 「ブエノスアイレスの春」、Anderson 「春が来た」が初耳作品、いずれ浮き立つような憧憬を感じさせる作品が続きました。

Unicorn RHS-356Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)〜クルト・ザンデルリンク/デンマーク放送交響楽団(1977年)・・・これはたしかCD化されていない?LP音源をネットより拾ったもの。オフ・マイクに残響豊か、クールなオーケストラのサウンドもあいまって、頑強な構成力を期待したい父ザンデルリンクにしては”弱い”、物足りない印象がありました。20:36-21:37-9:46-12:45。美しい作品旋律、虚心に耳を傾ければ悠々としてスケール大きな世界がやがて見えてくる・・・には少々聴手の集中力が不足気味です。

では、行ってきます。午前中は昨日の残務処理+週一回のお仕事山場が待っていて、昼からお休みをいただいております。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

予報通りの寒い朝。日本海側では雪が降っているのでしょう。予想外に昨日お仕事はそれなりに立て込んで、来週取引先会議用資料も完成先行送付、職場トップと(プライドのみ高くて対応難儀している)取引先幹部との打ち合わせ日程調整したり、来期からの取引先連合変更(ケンカ別れ)に伴うフクザツな諸実務変更各部署調整など一気にコトは進みました。今月は残業がぼちぼち警告危険水域、締日まで残り少なくなったので、本日有休消化を宣言!なにかあればケータイに連絡あるでしょ。明日はもともと半日出勤、早出残業もできんのでちょいと苦戦予想、午前中の集中力が試されます。

昨夜途中覚醒してちょっぴりネット記事を眺めておりました。若い世代は新聞を読む習慣はないとのこと(カネもないことでしょう)自分周辺の興味ある記事ばかり載るネット記事はほとんど”一発芸”+”噂咄”の水準、底が浅く、オモロないものが多い。何事も身につくまで時間がかかる「ザ・潜伏期間」の大切さ(談慶の筋トレ道)〜この記事はちょいと奥が深い。師匠・談志の教えと筋トレの話題を上手く結びつけて秀逸です。コロナ・ウィルスの話題じゃありません。観光地は色んな意味で悲惨やろなぁ。倒産も多くなるかも。

昨夜は週一回の初級エアロビクスの日。両膝脚腹筋の鍛錬はお休み、胸背筋トレ3本素早く済ませて参加、ほんの30分でも”自分なり”に非ず、若く美しい女性トレーナーの指示に従って動き続けるのは、ふだん動かしていないところに負担が掛かるものです。おっさんはわずか4人、圧倒的なお姉さま軍団に埋もれて汗を流しました。終了後、入念にストレッチ実施。本日より4日間スポーツクラブには通えないので、自宅ストレッチ+ダンベル・スクワットでもするつもり。今朝の定例計量は67.1kg。もう一歩。

 Tlarc PHCT-5180 Holst 組曲「惑星」〜ヨエル・レヴィ/アトランタ交響楽団/女声合唱団(1997年)・・・Yoel Levi(1950-羅馬尼亜→以色列)はまだまだ現役年齢、このオーケストラ在任は1988−2000年、その時の録音でしょう。血湧き肉躍る大好きなスペクタクル作品、Telaracの優秀なる録音、亜米利加の明るく、パワフルなサウンドを期待して拝聴して、たしかにそのとおり。ところが・・・

ここ最近しばしば発生する事象だけど、さっぱり”血湧き肉躍”らない・・・前のめりなウィリアム・スタインバーグ/ボストン交響楽団(1971年)の感銘や何処(駅売海賊盤ですんまへん)。聴手の集中力、気力、心の余裕が足らんのか。馴染みの力強いリズム、美しい旋律は虚しく過ぎるばかり。これも仕切り直しましょう。残念。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

ようやく本格的な寒気がやってきて日本海側はこれから大雪なんだそう。週末の小松行きは積もって、冬景色が見られることでしょう。こちら春の花粉症状が始まっております。

ファミリーマートの時短実験店結果にも興味はあったけれど、いよいよ雇用安定法改定案閣議決定が身近な話題。このまま通れば2021年4月施行、自分も偶然(種々様々選択肢有)70歳迄延長の対象に入る。詳細運用については論議が必要なことは以前にも言及しました。人それぞれ状況が違う、生活のためにどうしても働かなくてはいけない人(事態は深刻だけれど、そこに話題が集中しがち)この年齢に至れば健康状態も様々、お仕事内容だって昔取った杵柄の賞味期間は5年とか、日々スキルアップを目指さないと邪魔(やっかい)者扱いへ。少々のお小遣いと健康保険は負担するから大人しくしておけ!そんな誤解をしている方々は現在でもいらっしゃいます。

このチャンスに”ヴェテランの戦力化”を真剣に考えるべきなのでしょう。偶然、現在の職場は若手が自分を同志として扱って下さって、毎日相談があることも幸いです。(別途妖精さんもちゃんとおります)残念ながら、ご当地は縁も所縁もないところ、愛着はなくてジブリパーク開園(2022年)迄住まう予定はありません。次を考えなくっちゃ。

毎日身体を動かすことの大切さを実感して、昨夜は両膝肩胸背筋トレはお休み、腹筋中心+ステアマスターやや弱設定252kcal+ストレッチは入念に体調を整えました。体重は67.3kgから動きません。

Music and Arts CD-1236D.Scarlatti ソナタ ニ短調K.1/ト長調K.2/イ短調K.3/ト短調K.4/ニ短調K.5/ヘ長調K.6/イ短調K.7/ト短調K.8/ニ短調K.9/ニ短調K.10/ハ短調K.11/ト短調K.12/ト長調K.13/ト長調K.14/ホ短調K.15〜カルロ・グランテ(p)(2009年)・・・Carlo Grante(1960ー伊太利亜)がピアノによる全集を録音しているとか。珠玉のお気に入り作品に期待を込めて初めて聴いてみました。ベーゼンドルファー使用、質実な響きは好みなはずなのに、こちら聴手の勝手な都合なのか、どーもフツウにジミでオモロくない演奏。脳裏にはとろとろに甘く、色気たっぷりなホロヴィッツが木霊しております。どこかで仕切り直しが必要でしょう。

このデザインはKICC-3664Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ヘルベルト・ケーゲル/ドレスデン・フィル(1979年)・・・2年ぶりの拝聴。印象はそのまま、硬質なオーケストラのサウンドは絶好調、よう歌ってテンポの揺れも効果的に緊張感が持続するもの。音質も良好でした。

では、行ってきます。本日はヒマなんだよな、きっと。先行きの資料を一気に完成させましょう。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

パンデミック・フルー(感染爆発)」とは2008年に放送されたNHKドキュメンタリー、芸能人不倫ネタはそこそこにして、こんな番組の再放送をお願いしたいところ。職場では若い連中が数人やや発熱にマスクをしておりました。ま、フツウの風邪なんでしょう。職場ではスタッフ女性の小さなこども経由でインフルエンザが入ってくることもあります。自分は2年ほど前、一週間ほどひどい症状に襲われて身動きできず、ウィルスが治まってからからも体力が戻らなくて難儀した記憶もありました。いまのところ例の如し盛大なる洟水症状のみ、これは某アレルギー症状です(ほとんど通年)。風評とかデマとか、マスク争奪戦(これは我が商売にも影響あった)今回のコロナ・ウィルス感染スピードは爆発的、数年前のSARSの比ではないそう。潜伏期間にまったく症状がないのも怖いですね。インフルエンザは例年より少ないとか。

いつもの週次単位のお仕事が始まって、ずっと継続してるお仕事作業見直しの提言をまとめておきました。先週末提出した懸案事項(マスター登録実務)あちこちの部局が間違いを指摘して下さって(もともと自分が誤りを修正していたものに+)これは期待通りの動きでした。補い合い助け合ってお仕事は進めるもの。マスク対応にバタバタしている職場をさっさと辞去して、夕食後スポーツクラブへ鍛錬再開。両膝脚、腹筋縦横、肩胸背筋8つのマシン+ステアマスター有酸素運動270kcal+前後入念なるストレッチ実施、今朝起床時のあちこちやや筋肉痛が快いこと!但し、炭水化物昼夜たっぷり喰った自覚はあって今朝の計量は67.4kg、微妙に増加傾向継続中。女房殿が買ってきた恵方巻きは美味かった。今年は自爆営業とか廃棄は減ったでしょうか。

PHILIPSのLP The Last Night of The Proms 1969−1971−1972 Highlightes/Elgar 演奏会用序曲「コケイン」(首都ロンドンにて)作品40/行進曲「威風堂々」第1番/Wood イギリスの海の歌による幻想曲/Parry-Elgar編 エルサレム/ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン/Berlioz Hail, all hail to the Queen(歌劇「トロイアの人々」より)/Wagner「ヴェーゼンドンク歌曲集」より「悩み」「夢」(ジェシー・ノーマン(s))/Mendelssohn スケルツォ(弦楽八重奏曲変ホ長調 作品20より)/Walton 「大市長のテーブルのための歌」より「コントラスト」「韻」(エリザベス・ベインブリッジ(ms))/ Elgar 行進曲「威風堂々」第1番/Williamson The Stone Wall - A Cassation for Audience and Orchestra/Arne-サージェント編 ルール・ブリタニア/Parry-Elgar編 エルサレム(エリザベス・ベインブリッジ(ms))/ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン〜コリン・デイヴィス/BBCコーラス/BBCシンガーズ/BBCコラール・ソサエティ/BBC交響楽団(1969−1971年)・・・テレビで眺めただけだけれど、ベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサートとか、このプロムスの寛いだ熱気、心の底から音楽を愉しむ風情に驚きました。日本ではクラシック・コンサートはお行儀良いからね。Colin Davis(1927ー2013英国)が未だ壮年期だった頃の”ラスト・ナイト”数年分寄せ集め、聴衆の喝采、歌も大切な要素なのですね。排外主義ではないナショナリズムには、極東片隅のド・シロウトにも素直な共感を呼びますよ。

ロンドンへの情愛溢れる「コケイン」先頭に、馴染みの”Pomp and Circumstance”(威風堂々は先人の名訳!)第1番は当たり前に聴衆は唱和していや増す歓喜。他、仮に曲名は知らなくても誰も知っている賑々しい作品ばかり、ジェシー・ノーマンも死んじゃったなぁ、なんか寂しいですよ。歴代BBC交響楽団のシェフが担当なんやろうけど、ピエール・ブーレーズ(在任1971-1975年)は演ってないでしょう。いかにも似合わなそうな感じ。

では、行ってきます。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

目に見えぬコロナ・ウィルスの不安に怯える新しい一週間のはじまり。せめて気持ちは切り替えてお仕事に励みましょう。観光客は激減、お店によっては”中国人お断り”の張り紙もあるとか、せっかく来日された方々も不快な思いに日本に良からぬ印象を持つことでしょう。中国経済の停滞は世界に影響を与えることはまちがいない。こちら土日の鍛錬は施設改装中にて不可、言い訳程度の自宅ストレッチでは体調よろしくない、今朝腰痛やら肩方面の不快極まっております(運動不足による筋肉痛?コリ)。昨夜、比較的ご近所の安い居酒屋でモツ鍋など、お隣の若いご夫婦に可愛らしい赤ちゃん同行、ちょうど一歳なんだそう。機嫌よろしくニコニコとポテトフライを食べておりました。今週末金曜午後からお休みをいただいて小松行き、初対面初孫のお宮参りとなります。

身動きしないので体重は体重は67.3kg引き続き増傾向、本日夜より3日連続スポーツクラブにて引き締めましょう。木曜〜日曜迄4日間鍛錬はお休みとなります。ここはなんとかしないと。

Ars Produktion ARS38256Shostakovich 祝典序曲/ピアノ協奏曲第2番ヘ長調/交響曲第9番 変ホ長調〜エーリヒ・ポルツ/北西ドイツ・フィル/ザビーネ・ウェイアー(p)(2007年)・・・Erich Polzは墺太利の若手らしい。なかなかイケ面でっせ。NMLリンク先のErcih というのはスペルミスでしょう。Nordwestdeutsche Philharmonieというのは戦前の帝立ブルックナー管弦楽団やプラハ・ドイツ・フィルのメンバー生き残りを源流として、ノルトライン=ヴェストファーレン州ヘルフォルトに本拠を置く・・・とはWikiからの引用です。知名度は低いけれど、NMLにはマニアックな音源が並んでおります。

明るく賑々しい「祝典序曲」、都会的に洒脱なピアノ協奏曲第2番、一連の重厚長大とは趣ひっくり返って軽量なる交響曲第9番、そんな趣向の録音でしょう。演奏はいまいちサウンドに芯も元気も足りない感じ。若々しい破天荒な勢いはもっと欲しかったところ。

Brilliant 99671Haydn ピアノ・ソナタ変ロ長調Hob.XVI:41/変ホ長調Hob.XVI:16/変ロ長調Hob.XVI:2/ロ短調Hob.XVI:32/変イ長調Hob.XVI:46〜バルト・ファン・オールト(fp)(2000年)・・・5人のピアニストが分担した古楽器によるピアノ・ソナタ全集の一枚目(Brilliant)。各々の作品個性を聴き分けるほど作品に馴染んでいないけれど、素朴な味わいに溢れて、シンプルな旋律リズムは躍動しております。

では、行ってきます。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

じつは木曜スポーツクラブ休館日+土日祝日に愛用している市立体育館トレーニングルームは改装に入ってお休みでした。坂道往復30分ほど、ディスカウントストアへお買い物くらいでは運動のうちに入りません。自宅引き隠り+冷蔵庫在庫一掃+自分調理+お気に入り惣菜購入の結末はみごとに67.3kg、しっかり一日で500g増えました。インフルエンザ流行の時期+ぼちぼちご近所にやってきそうなコロナウィルスも心配で、人混みに出掛ける勇気も意欲もありません。潜伏期間は自覚症状ないんだそう。この不安はいつまで続くのか、暖かくなれば消えるのでしょうか。

Orfeo ORFEOR724071Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜ヨゼフ・カイルベルト/ケルン放送交響楽団(1966年ライヴ)・・・カラヤンと同年生まれのJoseph Keilberth(1908ー1968独逸)はわずか60歳で亡くなったのかぁ、もったいない。音質は意外と良好、音楽を堪能するのに不足はない水準でしょう。後1974−1981年に全集録音をしたギュンター・ヴァントの緻密な演奏とは風情が異なって、こちら大掴みな剛直さ、ライヴならではの勢いもたっぷり。細部アンサンブル云々を気にされる方はいらっしゃることでしょう。重心の低い、名曲への共感たっぷり感じさせるスケール、ものものしい悲劇の予感漂う第1楽章「Allegro moderato」、スケルツォと呼ぶにはあまりにあまりに巨魁に重厚な第2楽章「Allegro moderato」、第3楽章「Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend」は、まさに荘厳な陶酔を感じさせ、終楽章「Finale. Feierlich, nicht schnell」の疾走する迫力に打ちのめされました。この時点のオーケストラも実力充分と思うんやけどなぁ。

他、Altarus AIRCD9074Busoni 対位法的幻想曲〜ジョン・オグドン(p)(1985年)・・・これはセケイラ・コスタのBachがいちまいちな印象だったことから、思い出して聴いたもの。Bach馴染みの旋律があちこち散りばめられ、濃厚な浪漫溢れる名曲。こちらピアノの音色タッチに色気を感じるもの。


2020年2月某日/サラリーマン生活おまけの日々

サーバーダウンより一週間、今朝とうとう復旧いたしました。ブログみたいなアクセス解析のない昔ながらのサイト【♪ KechiKechi Classics ♪】、カウンターは一応付けてあるけれど、Googleのロボットが訪問しているだけかも、誰も見ていないかも、ま、仕方ないやと忘れた頃に”これ間違ってますよ”メールがある程度な閑古鳥状態。今回は更新不能中もちゃんと執筆はしていて、但し正真正銘”誰も見ていない”状態が続きました。無料だから文句も云えない、仮に有料であっても打つ手はないでしょう。

本日より2月に入り、ネット上の話題は東出不倫とコロナウィルス、後者は世界的に深刻な影響がこれから出てくるでしょう。

こちら半引退サラリーマンは充実した週末のお仕事、気になる中期的な宿題もすべて一旦クリアして一週間を終えました。正式人事発表は未だ、それでも既に職場の雰囲気は浮足立っております。夜しっかり胸背筋トレ+ストレッチ+ステアマスター(有酸素運動)15分260kcal消化、両脚膝のトレーニングはマシンの調整が上手くいかず中途半端に。今朝久々に67kgを割って66.7kgへ戻しました。太もも辺りパンパンに張って、本日の市立体育館はお休みして筋肉を労(いたわ)りましょう。自宅にてストレッチは継続できます。幸い体調も崩さず2月を迎えられました。

MS6010Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」(1958年)/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版/1969年)〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル・・・久々に拝聴。第1回目40歳の「春の祭典」は、まず音質がリアルなことに驚きました。ヴィヴィッドなエネルギーに溢れ、後のニューヨーク・フィルにありがちな粗さも見られない充実したアツい響き。勢だけではない色彩豊かな緻密なアンサンブル。11年後の「ペトルーシュカ」も同様、バーンスタインは再録音でも1947年版を採用しておりましたね。これも遊園地の喧騒と賑々しい楽しさいっぱいの演奏でした。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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