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音楽日誌●サラリーマン生活おまけの日々

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2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

無料で借りているサーバーの不調により、更新不能も一週間、とうとう週末、そして月末を迎えました。いつもどおり執筆していても所詮自己満足の世界、ま、慌てても仕方がない。10年前の自分なら一日くらいのサーバーダウンでもイライラしておりました。毎日ストイックな筋トレはかえってよろしくないとか、昨日はお休み。たしかに両膝の調子はそのほうがよろしいと自覚ありました。ここ数日暖かくて、昼には職場のエアコンを切っていたほど、昨日はジャンバーなしで通勤しました。夜半に女房殿大阪よりご帰還、朝6時にアレクサに起こされて小一時間、未だ起きてきません。昨日夜冷凍食品(高カロリー)カルボナーラ喫したら、しっかり体重は増えて67.3kg、最低です。今晩は根性入れてしっかり鍛えましょう。

コロナウィルスは症状自覚なし、つまり潜伏期間のまま帰国している人有、知らず蔓延している可能性があるということですね。もちろん中国から来訪された人の中にも、似たような人はいらっしゃるでしょう。バスの運転手、ガイドさんの感染はそんな経緯かと。世間ではちょうどインフルエンザ最盛期、ようやくそれを乗り切ったら→コロナへ、という可能性はないのか。観光地はただでさえ雪不足なのに+中国客ツアー中止となれば被害甚大。この苦しみはどのくらい続くのでしょう。要らぬ心配だけど、頻繁に行き来がある北朝鮮はどーなるのか?衛生状態やら医療体制が整っていない貧しい国、しかも徹底した情報統制、行き着く先はきっと最悪でっせ。

お仕事はいつも通り、本日も一週間の山場となります。慌てるような宿題やトラブルはない(ハズな)ので、ゆっくり出掛けましょう。

SWR10351Shostakovich 交響曲第6番ロ短調〜ハンス・ミュラー=クライ/シュトゥットガルト放送交響楽団(1958年)・・・Hans Muller-Kray (1908-1969独逸)は1948ー1969年長期に渡りこのオーケストラの主席を務めた人。あまり録音には恵まれぬ実力派でした。先日クルト・ザンデルリンクを聴いた第6番は長大なるLargo、そしてAllegroーPrestoの3楽章。以前は延々鬱々とした第1楽章途中で精神(きもち)が萎えてしまって、途中断念ばかりでしたよ。これがやがて苦い世情には苦い音楽が似合う〜的感慨に至って、辛口の音楽もちゃんと味わえるようになりました。音質まずまず、演奏は知的に整って引き締まったもの、露西亜風暑苦しい情熱の発露!みたいなものに非ず。第1楽章の緊張感はテンション途切れず、第2楽章第3楽章は一気呵成な勢い有。基本、こんなスタイルのShostakovichが好みです。

DG 410509-2Shostakovich 交響曲第5番ニ短調〜ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ/ワシントン・ナショナル交響楽団(1982年)・・・このオーケストラの音楽監督在任は1977ー1994年、けっこう長かったのですね。大昔発売当初FMにて聴いたきり、幾度BOOK・OFFにて見掛けて入手可能だったのに、なんせ苦手意識先行作品、ようやくの拝聴でした。オーケストラは思わぬ立派なアンサンブル、雄弁に歌って表情豊か、あちこち効果的なアッチェレランドがアツく、金管の咆哮も愉しい”露西亜風”。しかし亜米利加首都のオーケストラですから、暑苦しくも異様に甘いヴィヴラートや響きの濁りなど存在しません。音質も良いですね。著名な作品をサービス精神たっぷりに聴かせてくださる佳き演奏でした。他の録音も聴いてみたくなりました。

では、行ってきます。とうとう更新できず1月終了です。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

ぼちぼちサイト閲覧不可〜更新不可状態一週間。今回のサーバー不調は長いですね・・・ネット上では一週間前の状態で止まっていても、いつもと変わらぬ生活は続きます。新型コロナウィルスはにっちもさっちもいかぬ状態、中国当局の初期対応云々あるのかも知れんが、自由な人の往来、それが国際的な動きとなっている時代に蔓延を防ぐのは難しいでしょう。日常対策はインフルエンザと同じなんだそう。それもいつもどおり流行って、幸い周辺には出現しておりません。自分は謎の年中アレルギー症状盛大なる洟水症状のみ、昨日は耳鼻科へ通っていつもの抗アレルギー剤処方してもらいました。ちょっぴり効いたかな?程度。

夜は軽く腹筋鍛錬後、週一回の初級エアロビクス。顔だけ数年馴染み体格よろしい中年より”痩せましたねぇ”と声を掛けられて嬉しかった。今朝は67.2kg、体重が戻せないのは筋肉増強故?いえいえ菓子の喰い過ぎでしょう。本日夜、女房殿ご帰還。バスでの移動にウィルス感染を懸念しておりました。

本日お仕事は取引先定例打ち合わせ。夜の市立体育館はお休みするつもり。毎日脚膝の筋トレを欠かしたことはなかったけれど、お休みしたほうが調子はよろしいことに気付きました。ストレッチだったら自宅でもできます。目的は健康ですから。

NAXOS 8557531Webern Bach「音楽の捧げもの」より「六声のリチェルカーレ」/2つの歌 作品19(百合のように白く/羊の群れが立ち去って)/5つの楽章 作品5(弦楽オーケストラ編)/2つの歌 作品8(あなたには言わない/あなたは私を孤独にする)/オーケストラのための5つのヴァリアント 作品10/4つの歌 作品13(公園の草地/孤独な女/見知らぬ土地で/ある冬の夕べ)/6つの歌 作品14(太陽/黄昏の地1/黄昏の地2/黄昏の地3/夜に/囚われのつぐみの歌)/5つの宗教的な歌 作品15(彼に負わされた十字架/朝の歌/神の御名において/過ぎ来たりしわが道/いざ行け、魂よ汝の神に向かって)/眼の光 作品26/オーケストラのための変奏曲 作品30/第2カンタータ 作品31〜ロバート・クラフト/トニー・アーノルド(s)/クレア・ブース(s)/デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(b)/サイモン・ジョリー合唱団/21世紀古典アンサンブル/フィルハーモニア管弦楽団(2008年)・・・これは幾度聴いているお気に入り。数日前半世紀前の音源を聴いてこちら再録音、一番著名な「六声のリチェルカーレ」は旋律はBachそのままに、サウンドは妖しくも官能的なWebernに変容する驚き!21世紀古典アンサンブルって常設の団体だったのか、それともロバート・クラフトの録音用団体?NAXOSには彼の指揮で音源がたくさんあって(どこかのレーベルの買取か)どれも緻密なアンサンブル、わかりやすい演奏です。声楽作品は雰囲気を味わったのみ、サイモン・ジョリー合唱団って超絶技巧だと思います。

DENON COCO75510Shostakovich 交響曲第5番ニ短調〜エリアフ・インバル/フランクフルト放送交響楽団(1988年)・・・後にウィーン交響楽団と全集録音をする前のもの。ウケ狙いっぽい人気作品を敬遠して幾十年、ようやく虚心にこの作品を聴けるようになりました。刷り込みはキリル・コンドラシン、こちら露西亜風粗々しい金管サウンド熱血から遠い、知的バランスと恰幅のよろしいクールな演奏でしょう。オーケストラは重心の低いサウンドも実力充分、緻密なアンサンブルに”20世紀のようできた名曲”風情を堪能しました・・・世評は割れているようで、一部”たいしたアンサンブルではない””作品に対するなにかが足りない”と。往年のムラヴィンスキー/レニングラード・フィル辺りが念頭にあるのでしょうか。

では、行ってきます。小さな職場に人事異動情報はほぼ伝わって、浮足立った雰囲気になっております。この時期はいつもそうだ。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

薄ら寒い朝の独居俄(やや)老人生活、これからあたたかくなるそう。謎のアレルギー洟水痰の絡みに悩まされて夜半に覚醒、味わい深い時代劇など眺めたあと二度寝しても著しい寝不足です。本日お仕事様子を見て昼から耳鼻科にいくべきか逡巡中。あちこち豪雨があったらしいけれど、続報が探せません。そして安倍ちゃんの名言”募ってはいるが募集ではない”〜これはトレンド入りでしょう。

アップロードできないけど【♪ KechiKechi Classics ♪】更新は粛々と・・・自分の生活のリズムですから。無料でサーバーを借りているから文句も云えまへん。Yahoo!のリアルタイム検索では、利用者がブースカ怒っている人はいなくて、頑張って早いとこ復旧を願う声ばかり。お仕事関係では案の定マスクが足りん!(商品は彼(か)の人民中国から入っている!)状態を除いては、とくに大きなトラブルもなし。これからかなぁ、原料不足が顕在化するのは。正式な人事異動発表は未だ、でもぼちぼち様子はわかって、組織変更を伴ってかなり大幅なものとなりました。取引先との関係とか毎日定例のお仕事は続いているけれど、この時期職場の雰囲気は浮足立っております。

そういえば取引先の若い女性担当がお仕事辞めたとのこと。はっきり云ってお仕事はどん臭かったけれど、性格はよゐこだったんやけどなぁ、現代の職場に余裕は少ないのでしょう。我が若い相棒は予想通り職場トップに声を掛けられて別室に消えたから、わずか一年でどこかに異動、基本は自分の育成指導配慮が及ばなかったことを反省、取引先との人間関係はよそよそしく、諸実務お仕事ぼろぼろ状態から改善できませんでした。若者の未来に水を指すような一年となって、内心忸怩たるものがありますよ。彼に相応しいお仕事部局に配置されることを祈りましょう。

ノートパソコンAcer Aspire 5750Zorin-Linux化は順調、稼働軽快そのもの。WPSオフィスを入れ、Dropboxでメインマシンとデータファイル同期完了、無線プリンターも無事開通しました。他、細かい愛用ソフトも移行完了、残るはHTMLエディターのみ。愛用しているWindows用のがWineで動くのか、前回の記憶ではあかんかったような?(→やっぱりダメでした。閲覧できるけど更新すると落ちてしまう→Bluefishが使えそうです)

昨夜は有酸素運動をサボって、両脚膝胸背筋のマシントレーニング+ストレッチのみ。体重は67.0kgやや増傾向続きます。

Hyperion CDA67820Lekeu ヴァイオリン・ソナタト長調/Ravel ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調/第2番ト長調/ツィガーヌ/子守唄〜アリーナ・イブラギモヴァ(v)/セドリク・ティベルギアン(p)(2010年)・・・Alina Ibragimova(1985-露西亜→英国)は現役若手の代表でしょう。やや細身で神経質な音色だけど、妖しく美しい旋律をしっとり表現するヴァイオリン。選曲がよろしくて、Guillaume Lekeu(1870ー1894仏蘭西)は師匠Franck譲りのセクシー甘美な旋律で魅了します。Ravelのヴァイオリン作品を集めて、これもありそうでなかった趣向、知的緻密な作風と小粋が同居する傑作揃い。

では、行ってきます。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

今朝【♪ KechiKechi Classics ♪】アクセス復活。但し、この時点ダウン前の状態は閲覧できても新規更新は不可。

サーバーがしばらく落ちていても日常生活は続いて【♪ KechiKechi Classics ♪】も粛々と更新しております(更新データはアップロードできない)。なんというドラマもないのが生活、いつも通りお仕事をしていつもどおりスポーツクラブへ行って、淡々と過ぎていくもの。いよいよ職場トップのところに人事部よりメールが届いたらしくて、異動者は別室に呼ばれました。予想通りのメンバー、発表はあと一週間ほどでしょう。ボーナスと並んで自分にはもう縁のなくなった行事でっせ。今朝の定期計量は67.2kg。せっかくの抑制した食生活も夜半の菓子ですべてが帳消しとなりました。

ノートパソコンAcer Aspire 5750不調極まって、Windows10初期化もエラーになって打つ手なし。筆王2003の賀状データのみ避難させて(残りはDropBoxでHP Omni 220-1140jpと同期させている)一年ぶりZorin-Linuxへ載せ替えました。現在の版がどうなっているのか知らんけど、数年前DVDに焼いておいたのを利用、セットアップ中にいっぱいエラーが出て冷や汗かいたけど、なんとか稼働いたしました。標準ブラウザであるChromiumは同期できて、まず日本語環境を整えたところ。久々にWindowsとは思想の違うOSを順繰りカスタマイズしていきましょう。動作は軽快です。

RCA BVCC20002Brahms 交響曲第1番ハ短調〜シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団(1956年)・・・数日前、パリ管との再録音を受けての再聴は久々。かつて感動して聴いていた駅売海賊盤は処分済、パブリック・ドメインだからネットより音源を探したけれど、.mp3/256kbpsのをようやく見つけて残念、これがかなり音質芳しくないもの。演奏スタイルの基本構造は一緒だし、オーケストラはパリ管より上手いはずだけど、どーもサウンドに重みと艶が足りないのは音質印象故でしょうか、彼(か)の感動は何処?・・・念の為、復活したサイト内検索を掛けてみると「2017年11月音楽日誌」にて似たような感慨を抱いておりました。(と、云うことは同一音源はDVDに焼いてあるはず?)

ReDiscovery Stereo RD 083Bach 2台のピアノのための協奏曲ハ長調 BWV1061/ハ短調BWV1060〜アブラム・チャジンズ(p) (Abram Chasins 1903ー1987亜米利加)/コンスタンス・キーン(p) (Constance Keene 1921ー2005亜米利加)〜エマニュエル・ヴァルディ/カップ・シンフォニエッタ(1950年代)/Liszt ピアノ協奏曲第2番イ長調〜フィリップ・アントルモン(p)(Philippe Entremont 1934ー仏蘭西)/ワルター・ゲール/チューリヒ放送管弦楽団(1950年代)/Dohnanyi 童謡の主題による変奏曲〜ヴィクター・アラー(p)(Victor Aller 1905-1977亜米利加)/フェリックス・スラトキン/コンート・アーツ管弦楽団((p)(c)1959)・・・Lisztは往年のコンサートホール音源(←これはいつもの定位曖昧な音質)Dohnanyiは米Capitalでしょう。BachはKappレーベル音源だけど初めての経験、題して”A Stereo Piano-and-Orchestra Extravaganza!”けっこう鮮明な音質でした。無定見なコンピレーションはどれも愉しい!作品ばかり。

Bachの演奏スタイルには時代変遷を危惧させたけれど、愉悦に充ちて快活な演奏、Emanuel Vardi(1915-2011)ってヴィオリストでしたっけ。もちろんモダーン楽器アンサンブルも同様です。若き日のアントルモンの技巧の冴え、Dohnanyiの童謡の主題とはABCの歌、ユーモラスな風情はやがて超絶技巧へと発展していきます。父フェリックスのオーケストラもゴキゲン!音質も最高。

では、行ってきます。やや咽のあたりが怪しいけど、本日も頑張って乗り切りましょう。ネットへのアップロードはいつになることでしょうか。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

新しい一週間が始まった薄ら寒い雨の月曜、借りているサーバー不調(らしい?)にて更新はできていないけど、日常は淡々と過ぎ去ります。武漢の日本人は専用機にて脱出とか、思わぬパニックが全世界に影響を与えております。これがリアルな国際化社会なんでしょう。こちら昨日日曜は朝、一日空けて午前中市立体育館へ、両脚膝胸背筋トレ+エアロバイク有酸素運動15分+入念なストレッチ〜そのあと贅沢にもご近所温泉風大浴場にて全身リラックスの極楽生活。両脚膝マシントレーニングは毎日、これもよろしくなかったのか。先週三日ほどお休みしたらかなり状態はよろしいみたい。なにごともやり過ぎはあかんのでしょうか。今朝の定例計量は66.7kg。

毎月の俄独居生活。一昨日「ぽつんと一軒家」再放送を眺めていたら80歳代後半のお爺さんが一人家を守っていて、神経質なほど家の中を清潔に保っておりました。これはもう性格なんでしょうか。自分も見習いたいものです。今週にて1月も終了、正月やらつい10日ほど前の博多旅行が遠い日のように感じます。

一年ほど前に中古入手して毎日激しく使用しているノートパソコンAcer Aspire 5750不調(税抜6,000円入手/前機オークション処分にて相殺)。起動異様に遅く、稼働は実用に耐えぬほとんどフリーズ状態、クリーン状態復旧を狙ったが途中エラーで不可、HDDが物理的にヤバい状態かも。なんとか騙し騙しあちこちいじって日常作業可能なほどに戻したけれど、お釈迦は時間の問題でしょう。残念。

VOX-7804Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)/バレエ音楽「春の祭典」〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/南西ドイツ放送交響楽団(1957年)・・・これはおそらくLP音源のネット入手。「春の祭典」第1部途中でファイルが分かれるのはLP裏返しの関係かと。Scho"nbergと同時期の録音でしょう。録音は微妙な時期だけど、おそらくは状態のよろしくないステレオ(乃至疑似ステレオ)音質問題はこの作品にとって影響大きいですよ。そこさえガマンできれば、旋律を美しくバランス良く扱って、この人のレパートリーの広さ、技術の確かさを物語るもの。Scho"nbergにはちょいと”昔の浪漫”を感じた記憶があるけれど、こちらは60年以上前にしてセンスはかなりモダーンでしょう。

他、20世紀辺りの音源をかなり整理点検して、代表してちょっぴり言及。CBSのLPWebern パッサカリア 作品1/軽やかな小舟に乗って逃れよ 作品2/「第7の環」による5つの歌曲 作品3/5つの歌 作品4/5つの楽章 作品5/管弦楽のための6つの小品 作品6/4つの小品 作品7/2つの歌 作品8/6つのバガテル 作品9/5つの小品 作品10/3つの小品 作品11/4つの歌 作品12/4つの歌 作品13〜ロバート・クラフト/コロムビア交響楽団?/合唱団/マルニ・ニクソン(s)/グレース・リン・マーティン(s)/レナード・スタイン(p)他(1954年)・・・これはごていねいに作品1−13迄揃えてくださったもの。音質良好。NMLリンク先では”スタジオ・オーケストラ・コーラス”となっておりました。やがてブーレーズの録音が出たのでこれはお蔵入り音源、Robert Craft (1923-2015亜米利加)は別途NAXOSに再録音を果たしました。

ひんやり怜悧濃厚な浪漫を感じさせる静謐甘美、100年前ってどん詰まって凝縮した前衛が音楽となっていたのですね。演奏は精緻を極めたものでしょう。

では、行ってきます。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

昨日は市立体育館への鍛錬はお休み。昼前に女房殿を最寄りの駅迄送って、あとはわずかに発熱を感じて引きこもっておりました。これより48時間のインターバルを取って、薄ら寒い雨の中、市立体育館へ出掛けて鍛錬するつもり。ずいぶんと長く十数年借りている無料サーバーが久々に不調、昨日朝の更新はなんとか辛くも実施、そのあとアクセスはできなくなりました。別に世間様は【♪ KechiKechi Classics ♪】が見られなくても屁でもないでしょう。この更新分もいつアップロードできるかわかりません。

今朝、定例計量は66.5kg。しっかり元の水準に戻しました。人民中国発新型コロナ・ウィルスはどーなるのか。まず、団体客出国禁止から観光に影響が出るでしょう。中国からの製品も入ってこなくなったら、甚大なる経済混乱も予測されます。他人事じゃない。

ここ最近、急に話題となっている”妖精さん”の件、朝刊に特集されておりました。けっこう高いお給料をいただいて職場にふわふわしてしている存在、一律に語れないと思いますよ。形を変えた”追い出し部屋”なのか、マネージメント工夫の欠如なのか、本人の努力不足なのか、いくつかの投稿もぜんぜん噛み合っておりません。”やる気も実力も充分なのに、お仕事をさせない””若い人を採用していないから、引退ギリギリ迄、出張の連続”とか。自分だってその類い、雀の涙賃金で精一杯(いえ、じつはそれなりに)働いて日々職場内外人間も愉しいもの。ほんまの”妖精さん”も職場内にちゃんとおります。ま、お給料は安いけれど、年金迄の救済策+健康保険のためでしょう。団塊の世代が引退し、年金やら医療やら問題になっているけれど、ポスト世代が静かに現役から去っていくのを待っているのでしょう。

人手不足(正確には人材不足)時代だから、元気な高齢世代を戦力活用するのは当たり前、女性登用も同じでしょう。

Warner 8709997426Mahler 交響曲第8番 変ホ長調「千人の交響曲」〜ヴァレリー・ゲルギエフ/ミュンヘン・フィル/オルフェオン・ドノスティアラ合唱団/アウグスブルク大聖堂少年合唱団/ジモーネ・シュナイダー(s)/ジャクリーン・ワグナー(s)/レグラ・ミューレマン(s)/クラウディア・マーンケ(ms)/カタリーナ・マギエラ(ms)/サイモン・オニール(t)/ミヒャエル・ナジ(br)/エフゲニー・ニキーチン(b)(2019年ライヴ)・・・これは数日前第1部のみ拝聴。Valery Gergiev(1953ー露西亜)は、1988年以来キーロフ劇場をベースにロンドン交響楽団(2007-2015首席)現在はこのミュンヘン・フィルにて活躍中。再録音は細部明晰、声楽の扱いバランスは抜群に上手いもの。しばらく聴いていないけれど、若い頃出会ったバーンスタイン(1966年)の阿鼻叫喚混沌の渦は何だったのでしょう。高級オーディオ化されているらしいけど。

Berlin Classics 0002342CCC  16枚組 4,980円Shostakovich 交響曲第1番ヘ短調(1983年)/第6番ロ短調(1979年)〜クルト・ザンデルリンク/ベルリン交響楽団・・・昨年末の大量CD処分時、真っ先に手元に残した代表的のボックス16枚組。Kurt Sanderling(1912ー2011独逸)の手に掛かると、どんなお気楽な作品、難解晦渋な作品もきっちり雄弁に仕上げて立派な構築物へと変貌します。若書きの才気走った第1番も重厚盤石にに仕上がっておりました。ふだんなら第1楽章「Largo」に聴手の緊張感が続かないところ、これも有無を云わせぬ骨太の表現に説得力充分。第2楽章「Allegro」第3楽章「Presto」は重量級の勢いを以て一気呵成に聴かせます。旧東のベルリン交響楽団(現コンツェルトハウス管弦楽団)が仄暗い重心の低いサウンドで魅了しました。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

さてようやくの週末休み。昨日は体調不良っぽかったし、早出して午前中かなりの量のお仕事集中して消化出来、職場内+取引先との連携もうまく行ったので週報を提出して”有休消化!”宣言、昼から帰りました。なんせお気楽な立場ですから。体調維持も大切。それでも有給休暇はクサるほど残ってますよ。帰宅してもとくにやることもなし、ぼんやり過ごして夜スポーツクラブにて自己流フルメニューこなしただけ。今朝の定例計量は67.0kg、もうちょっと絞らないといけません。

筋トレは毎日ムリしてはダメよ、筋肉を休めることが大切とのこと、本日の市立体育館はお休みするつもり。自宅にてストレッチでもしておとなしくしておきましょう。女房殿は昼頃のバスで大阪へ、自分はBOOK・OFFに書籍仕入れにいってきましょう。

EMIBrahms 交響曲第1番ハ短調〜シャルル・ミュンシュ/パリ管弦楽団(1968年)・・・1956年ボストン交響楽団との録音も凄かった!(←駅売海賊盤ですんまへん)こちらオールド・ファンなら誰でも知っている音源だけど、おそらくは初耳。Charles Munch(1891ー1968仏蘭西)最晩年77歳でも、燃えるようなエネルギーはなんら変わらない、情熱みなぎるもの。おそらくは手持ち音源+我が貧者のオーディオ環境問題のせいか、音質かなりよろしくない感じ。(ハイクオリティ仕様みたいのが出ているらしいからオリジナルはもっとよろしいものか)アンサンブルの細部仕上げなど気にせず、サウンドも”お仏蘭西”を強調したものに非ず、それでも最終楽章冒頭のホルンにヴィヴラートはたっぷりでした。入魂のハイテンション!かつてフルトヴェングラーの現代版と評価されてませんでしたっけ?凡百な表面を整えただけ、上手いけど無個性な演奏よりずっとよろしいけど、華麗なる加齢を重ねた自分の嗜好からはちょっぴり外れつつあります。ちょっと暑苦しいかな?

BRILLIANT 93554/2  60枚組総経費込4,200円ほど?Brahms 交響曲第2番ニ長調〜ヤープ・ファン・ズヴェーデン/オランダ放送フィル(2002年)・・・9年前に聴いていたもの。今や現役中もっと旬な指揮者の一人Jaap van Zweden (1960ー阿蘭陀)録音比較的初期のもの。技術的アンサンブル的には立派でも、オーケストラの音色はやや素直におとなしい。よう歌ってテンポの揺れも自然な表現に感じます。上記35年前の録音より肩の力が抜けてモダーンな演奏に好印象を得ました。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

出たとこ勝負の取引先へのプレゼンを無事クリア、夕方職場に戻って新年会、出張二人を除いて女性スタッフも含め出席者は多かったですよ、自己負担もあるのに。佳い職場だと思います。今年定年を迎える旧知は継続雇用の待遇を巡って逡巡中(車通勤の高速代が出ない)若い独身男性諸君には取引先の誰それはどうだい?可愛いじゃないの、なんておおいに呑んで喰って語って、止めは超ハイカロリーなアイスクリーム+いちごジャムてんこ盛り厚切り食パン、喰う気はなかったけれどちゃんと切り分けてくれたし、酔った勢いで思わず・・・→結末は今朝67.3kg。最悪です。昨日はスポーツクラブ定休日、市立体育館は9時にて終了ですし。

本日一週間中お仕事の山場。体調かなりよろしくない。自業自得。

MEL1002470Shostakovich 交響曲第12番ニ短調「1917年」〜アレクサンドル・スラドコフスキー/タタールスタン国立交響楽団(2016年)・・・昨日の交響曲第14番は18年ぶり?こちら第12番は6年ほど前にハイティンクを聴いておりました。いずれ拝聴機会は少ないもの。第1楽章「革命のペトログラード」第2楽章「ラズリーフ」(湖の名前)第3楽章「アヴローラ」(巡洋艦)第4楽章「人類の夜明け」なからなるレーニン礼賛!12:39-14:08-3:56-10:08、途切れなく続く平易な旋律作品。つい最近その存在を知ったタタールスタン共和国のオーケストラは意外なほどの技量+粗野な迫力を誇って、全集録音を完成させております。ド・シロウト耳には一番短い第3楽章「アヴローラ」に於ける打楽器と金管炸裂がわかりやすい魅力でした。終楽章は例の如くやや型通り・・・といった立派さ。

では、行ってきます。女房殿は明日より大阪行き(老母の様子見)とのこと。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

今朝も寒いけれど、雪の降らぬ冬、ご当地ではほとんど新記録とのこと。昨日、午前中一気呵成にお仕事消化して、昼から有休消化を決意、なんせ毎年一ヶ月ほど捨ててますから。自慢にもならんけど。ぼんやりして音楽など聴いて、夜はエアロビクスの日、昼喰い過ぎた自覚あって夕食控えめにしても、今朝の定例計量は67.1kg増傾向続きます。昨日は腹筋中心のマシンをちょっぴり使ったけれど、筋トレは毎日すると疲労回復せずよろしくないとのこと。胸背筋・腹筋中心と交互にして気をつけているつもりだけど、毎日ヒマだからしっかり身体動かして気分転換が主眼になっております。昨夜は両脚膝の鍛錬はお休み。ストレッチは入念です。

職場の10歳下、人格穏健温厚なヴェテランが体調を崩して、脇腹が異様に痛むとのこと。二日前に休んで通院検査、類推される要因は心臓?肺の気胸?帯状疱疹?ガンだったら急に痛みだすことはないでしょう。一日ムリムリ出勤して、昨日朝やはり痛みに耐えかねて再検査しても原因は不明だそうです。サルサ(ダンス)が趣味で運動不足はないし、身体は引き締まって健康そうに見えます。未だ息子は大学に通っているし、ここで倒れるわけにはいかん!世代ですよ。

自分は数年ごとに尿路結石の発作に苦しんで、腎臓に数年間居座ったは昨年11月頃に無事排出されたはず。彼も結石なのか、単なる筋肉痛であることを祈りましょう。

DENON COCO70766Shostakovich 交響曲第14番ト短調「死者の歌」〜エリアフ・インバル/ウィーン交響楽団/エレーナ・プロキナ(s)/セルゲイ・アレクサーシュキン(b)(1993年)・・・この作品を聴いたのは18年前以来じゃないか。どこが交響曲やねん!「大地の歌」が交響曲なら、これもそうなんでしょう。言語不如意さておき、ズズ暗く重苦しくもシニカル作風連続なShostakovich(例外はいくつもある)の音楽は、”ズズ暗く重苦しくもシニカル”な時代の反映なのでしょう。以前聴いたのはいささか昔の音源、こちらインバル/ウィーン交響楽団という”らしからぬ?”演奏家によるディジタル録音、明晰なサウンド、作品印象はいっそうわかりやすく”重苦しい”もの。

DG 4775082Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜クラウディオ・アバド/ルツェルン音楽祭管弦楽団/エテリ・グヴァザヴァ(s)/アンナ・ラーション(ms)/オルフェオン・ドノスティアルラ合唱団(2003年ライヴ)・・・9年ほど前に一度聴いておりました。リアルなライヴ録音、一般的なセッション録音よりやや落ちる印象有、著名一流演奏家を集めたオーケストラは弦の響きがいまいち?Mahler中屈指の規模を誇る大曲、アバドの表現は飾りのない自然体、旋律末尾も詠嘆に揺れることはない。どこにもムリなく、作品を真価を引き出してやがて大きなうねりに至る・・・久々の「復活」たっぷり堪能いたしました。

では、行ってきます。本日(建前上若い相棒主催の)行事対応はほとんど出たとこ勝負、夜は職場新年会となります。本日はスポーツクラブ定休日だし、酒席後の筋トレもお休み。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

ようやくの寒い日々、今朝の最低気温は0度Cらしい。お仕事は細かい瑕疵のお詫び修復の連続でも、基本問題はないでしょう。若い相棒は本来お仕事に慣れる時期にむしろミスは増えて、同じ間違いを幾度繰り返して取引先に迷惑を掛けております。相変わらずの重役出勤、おそらく自分がなにをしでかしたのか理解していないでしょう。人事異動のことは秘密事項なので、あと10日ほど経たぬと明らかにならぬけれど、彼は他部署(おそらく東京本丸某部局)に転出でしょう。現場にはお仕事分担種類の幅がないので。自分の指導力の限界を痛感しております。一件気掛かりな残務というか取引先へのお詫びが残って、本日朝一番はそれから、あとはお仕事余裕のはず。

コンビニは店数減へ。乱立し過ぎでしょう。この辺り、人口増加若いエリアでも開店閉店繰り返して整理されつつあります。生活に必須なライフラインだし、全国どこでも”必ずそれがある”大切さ、但し、大手3社に集約されややマイナーなチェーンは希少、地方で頑張っているセイコマートのみ気を吐いている・・・のも寂しいもの。全国どこにいっても同じ、というのはなあ、旧ソヴィエットじゃあるまいし。先週博多に行ったときもコンビニはどこも同じ、それは虚しく感じたもの。365日24時間営業も必要ないでしょう。

昨夜はストレッチと胸背筋トレーニングのみ、有酸素運動をサボったら今朝の定例計量は67kgちょうど、やや増傾向(涙)職場には菓子サンプルなど常に豊富なんです。別途料理提案の試食残も喰ってしまった結末です。

TACETS252Mozart クラリネット五重奏曲イ長調 K.581*(ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ 白井 圭(v)/エミリー・ケルナー(v)/ヤニス・リールバルディス(va)/横坂 源(vc))/ラウラに寄せる夕べの想い K.523/クローエに寄す K.524(鈴木優人(fp))/クラリネット協奏曲イ長調 K.622(SWR交響楽団メンバー/白井 圭(v)/指揮 鈴木優人(fp))〜ディルク・アルトマン(バセット・クラリネット* cl)(2018年)・・・Dirk Altmann(1965−独逸)はシュトゥットガルト放送交響楽団〜現SWR交響楽団の首席を数十年継続中とか。Mozartのクラリネット2作品は黄金の組み合わせ(途中挟まる2曲は歌曲からの編曲)出会いはLP廉価盤ジャク・ブライマー/トマス・ビーチャム+メロス・アンサンブル(ジェルヴァース・ド・ペイエ)でしたっけ、爾来ココロ洗われるお気に入り中のお気に入り作品。正直なところ誰のでも良い!録音記録として残す人に個性の違いはあっても、技量不足などありえない。例えばレジナルド・ケルのヴィヴラートには稀有な色気を、カール・ライスターには端正正確な深みを感じたもの。

アルトマンは表情豊かに当たり前にスムースな技巧。このオーケストラには日本人が多く在籍しているのですね。コンマスも白井さんか。協奏曲に於ける伴奏にフォルテピアノが入り、ほとんど古楽器奏法なオーケストラが味わい深いものでした。

5枚組(NI 5144〜8 1982-8年録音)愛蔵家ナンバー954、定価9,000円Beethoven 交響曲第5番ハ短調(モニカ・ハジェット1983年)/第6番ヘ長調「田園」(ロイ・グッドマン1987年)〜ハノーヴァー・バンド・・・史上初の古楽器全集録音とか、これは恨みのCD、かつて泣く泣くCD劣化により廃棄したもの。久々の拝聴、こうしてデータ音源を聴けるようになるのもパラダイムの転換と云うのでしょう。ハ短調交響曲は第1楽章第4楽章繰り返し有、茫洋として残響豊か、ややオフ・マイク。古楽器だから弦の響きは薄く、管楽器のバランスが強い、サウンドの芯が弱く威圧感はない。21世紀の成熟した古楽器演奏に比べると稚拙と云うか古拙というか、素朴な味わいが強く技量的にも未だこなれていない感じ。7:35-9:10-7:39-10:59。CDで初めて買ったBeeやん交響曲全集、これが刷り込みだからなぁ、重厚長大劇的なモダーン楽器アンサンブルとは大違いな鮮度を(いまでも)たっぷリ受け取りました。

「田園」は10:48-11:43-4:54-3:59-9:13、速めのテンポ。 第1楽章「Allegro ma non troppo」ホルンの粗野な突出がエエ感じ、ここも提示部繰り返し有。印象は上記第5番同様。自分の古楽器好きの原点はこれか、更に遡ってLP時代のコレギウム・アウレウムにあるのかも。

では、行ってきます。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

寒いですね。職場ではインフルエンザは流行っておりません。

いつもの月曜が始まって、出勤したらさっそく職場トップより次期体制の相談。営業所のわずか7%の売上取引先担当、手間ばかり掛かる歴史的経緯の挙げ句今年6月に分裂、その最終調整(種々変更有)に難しい時期、誰もが嫌がる”整理合理化”に6年ほど、このまま続投、人員体制+スタッフのフォローも保証してくださるとのこと。自分はいつ引退しても良いと思っているけれど、体調も職場内外の人間関係も良好、このまま雀の涙賃金でもうちょっと頑張りましょう。”余人を以て代え難い”体制ではなく”誰でもできる標準化”をいっそう目指しましょう。いつものミーティング2本こなして、問題点もわかりやすく共有化したつもり。

しっかりスポーツクラブへ腹筋中心の鍛錬+ステアマスター有酸素運動15分+入念なストレッチ=今朝の体重はようやく66.8kgに戻しました。油断すると1kgくらいすぐに増えてしまう。先週訪問した博多の件(正確には福岡市)なんせかつて3年住まった街はそれなり馴染み、住宅街にも親しみを感じたもの。中古マンションを買ってもよいけれど、当たり外れ、管理組合の状態など、一度買ってしまえば身動きならず、いちおう賃貸物件の標準を見るため、博多駅筑紫口方面のUR営業所を訪ねました。やはり人気な街、北九州より3-4割家賃が高い。比較的新しい物件や無印良品リノベーションはとくに高くて、現在の賃貸マンションと変わりません。名古屋郊外の人気エリアだけど、比較的安いのかな?こちらは。

London LPBrahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調〜ウラディミール・アシュケナージ(p)/ベルナルト・ハイティンク/ウィーン・フィル(1982年)・・・1980年頃ディジタル録音以降は”新しい録音”なイメージだけど、もうぼちぼち40年前、ソロも指揮者も引退いたしました。ハイティンク当時53歳、急激に成熟を深め、たしかBruckner 交響曲第5番 変ロ長調の再録音もこの辺り、FMにてウィーン・フィルのライヴを聴いて心底驚いた記憶も鮮明です。アシュケナージ45歳、数々一流コンクールの優勝者に技巧云々するのもナニだけど、この人はバリバリ弾きまくる技巧派に非ず、手は小さいんだそう。豪快な腕利きピアニストによる男性的巨魁なる作品!そんな先入観イメージはまず、ハイティンクのムリのない、オーケストラの個性を引き出す表現に魅了されました。冒頭の茫洋たるホルンから魅力たっぷり、ウィーン・フィルはエエ音で鳴ってまっせ。

この協奏曲は巨魁に間違いない長大なる4楽章、田園的牧歌的旋律に充ちて、時に切ない詠嘆もある名曲中の名曲。よう歌うピアノは威厳や威嚇に非ず、誠実なものでしょう。

EOTVOS EJ01Bach ゴールドベルク変奏曲〜ヨージェフ・エトヴェシュ(g)(1997年)・・・以前に「フーガの技法」を聴いておりました。ギターへの編曲はおそらくは至難、これが全曲聴き続けて違和感まったくありません。Bachはどんなに変容させてもBach、骨格は揺らがないもの。この演奏はほとんどオリジナル?そんな風情に至っておりました。

なんか、狭い範囲でお気に入り作品ばかり聴いているような・・・元気出して行ってきます。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

寒い朝、また新しい一週間が始まりました。今週は木曜に大きな取引先対応があるし、その夜は職場新年会(若い奴らは熱心だこと!)体調まずまず。気持ちを新たに乗り切りましょう。

昨日は朝一番に市立体育館へ、しっかり鍛錬・・・はいつものこと、土日唯一の外出、微妙に精神(きもち)的に後退しております。それ以外身動きしていないから今朝の定例計量は67.4kg、66kg台に戻すには今一歩の努力が必要です。日曜夜は「ポツンと一軒家」〜この番組は老若男女、都会田舎に限らず支持が高いそう。島根県の山奥、参加(主催)者わずか7名?(だっけ)神社のまつり・原点に心打たれました。ご高齢化が進んでいるから10年、いや五年保たんかも。これは貴重な映像遺産になるかもしれません。沖縄のイザイホーは1978年を最後に途絶えてしまって、かつて一部映像を拝見したけれど、その荘厳さ、土着のエネルギーはもの凄い衝撃でした。

自分は母親の納骨も兄に任せてしまった親不孝者だけど、自然や先祖に対する畏敬の念だけは引き継いでいきたいもの。自分も次の定住先をしっかり考えましょう。

PHILIPSStravinsky バレエ音楽「春の祭典」/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)〜コリン・デイヴィス/コンセルトヘボウ管弦楽団(1976-77年)・・・LP登場時に大きな話題となって、やがてほとんど忘れられたような存在かと。粗野でスリリングなエネルギー爆発、遊園地の喧騒華やかな名曲中の名曲、アナログ末期PHILIPSの録音は、コンセルトヘボウの温かく厚みのあるサウンドを余すところなく伝えて快感です。各パートの音色、歌、Colin Davis(1927ー2013英国)の統率はオーソドックスにバランスよろしく完成度は高い、迫力にも欠けていない。但し、贅沢云えばあまりに常識的に安定して盤石、きっちりしていて面白みには欠けるかも。

しかし、おそらくこういった演奏が息長く生き残るのでしょう。自分の好みは先日のピエール・ブーレーズだけど。

では、行ってきます。一週間元気で乗り切りましょう。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

週末土曜朝一番に皮膚科へ。急ぎ戻って市立体育館へ、腹筋中心の鍛錬+エアロバイク(有酸素運動)しっかり15分もクリアしました。体調は悪くない?けれど、終日眠くて身動きが取れぬ状態、昼にカロリーたっぷりな冷凍麺(前回経験済)+菓子など喫して終日コタツに引き隠ってぼんやりテレビを眺めて居眠り状態・・・=驚愕の67.8kgへ。最悪、1kg減らすにはタイヘンな苦労だけれど、増やすのはあっという間でっせ。本日、Mahlerの交響曲第7番演奏会があるけれど、繁華街に出掛ける気力体力意欲が湧きまへん。(CDに続き)ほぼ10年に渡って貯め続けた音楽データの整理廃棄を決意して、主に歴史的音源から大胆に廃棄開始しました。こどもの頃よりなんでも”貯め込む”性癖は変わりません。

繁華街に出掛ける意欲はないけれど、せめて市立体育館へ出掛けましょう。菓子は厳禁。風邪ひき掛けなのかも。

昨日朝、ご近所デニーズが改装閉店していることに気付きました。喫煙エリア廃止、完全禁煙へ。受動喫煙対策は不十分、抜け穴だらけみたいな批判もあるけれど、日本の風土ってオモロいな、と。おそらくは10年ほど前だったら、先進国中もっとも喫煙対策は遅れ、二時間ドラマの再放送見ても喫煙シーンたっぷり!ここ数年急に愛煙家の立場は苦しくなりました。これは例の”空気”、”世間様”、”忖度”か、一気に流れができるのですね。職場でも喫煙者は3人のみ(ウチ一人は電子タバコ。若者は誰も吸わない)、時々通り掛かって覗いたデニーズの喫煙エリアはいつも空いておりました。逆に完全禁煙をウリにしていた”串カツ田中”は苦戦気味とのこと、ま、禁煙が広がった理由だけじゃないでしょうが。揚げ物を好まぬので行ったことはありません。そういえば博多の馴染みのホテル(全面改装済)は完全禁煙になっておりました。

比較的暖かいとは云え、寒いパソコン・オーディオ部屋に入る気力もなし、音楽はほとんど聴いておりません。 ネットより入手したLP音源。The Bach GuildBach ゴールドベルク変奏曲BWV988〜ジェームズ・フリスキン(p)(1956年)・・・これは2年ほど前に聴いていた珍しい音源。James Friskin(1986-1967蘇格蘭→亜米利加)は知らぬ名前、作曲家、教師とか。世代的にも本格ステレオ録音に間に合わなかったピアニストでしょう。CD復刻になっていない?LP音源は繰り返しなし、淡々と速めのテンポ、乾いたタッチとノリ、グレン・グールドにも一脈通じるモダーンなセンスでした。音質かなり良好、名曲を一気呵成に全曲堪能いたしました。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

昨日は朝職場2番くらいに出勤、溜まりまくったメールの点検、要らぬもの(一応念のため同送しときますわ、的なもの)はさっさと削除、アクション判断が必要なものを付箋紙に書き込んでモニターに貼り付け、処理が終わればそれを捨てます。職場に付箋紙いっぱい常時貼り付けしているのがいるけど、あれは延々と宿題が残っている証拠。なくなるまでお仕事は続きます。なんせ今週は2日しか職場に出ておりませんからタイヘン。夕方迄に当面の宿題を終えたのも、博多の旅を見越して先に資料など完成させていたため、来季予算の考え方も前週には職場トップにメールしておきました。充実していたなぁ、突発トラブルがなければ週2日出勤でもお仕事可能かも、あり得ないけど。

夜はスポーツクラブ再開、但し筋トレストレッチのみ、有酸素運動はサボったら今朝の定例計量は67.2kg逆戻り。残念。

伊方原発3号機運転差し止め決定へ。忖度とか阿吽の呼吸とか、もう止めましょうよ。腐敗と利権の温床、核のゴミ放射能を処理する技術はなんとか人材育成も含め、研究拡大は必要です。閑話休題(それはさておき)カウントダウン始まっているMy完全引退(正確には執行猶予)博多へ遊びに行ったのは移転先検討の意味もありました。早朝福岡空港到着(激減してるとは云え、地下鉄座席両隣は韓国の方々)そのままJRにて小倉迄(初訪問)、駅付近商店街ビジネス街の立派なことに驚き、旦過市場は建物的にはほとんど廃墟風、しかし魚肉惣菜ホルモン、クジラ専門店が軒を連ねて平日昼でもかなりの活気がありました。すっかり観光ナイズ・アニメ化した錦市場とは天地ほどの違いでした。食材の豊富さ、鮮度、喰いもんの美味さは文句なし。物価も安い。

モノレールに乗ってネット検索しておいた”やや郊外”UR物件のある駅迄脚を伸ばしたけれど、街並みはちょいと殺伐とした無機的印象やったなぁ、慣れていないだけか。

博多に戻って、勝手知ったる街も住んでいたのは既に四半世紀前。2年に一度くらい訪問していても、ほとんど浦島太郎状態、もともと博多は全九洲沖縄辺りからも人が集まるところ+隣国からも近い。駅施設もすっかり様変わり、お土産も進化中、ホテルも建て変わりました。筑紫口隣接の2ホテルはもう全面改装が必要でしょう。自分がいつも愛用するホテル(温泉付き)は美しく改装されておりました。食材豊富なこと、安直に安く上げられる工夫もされて、それは若い人やインバウンドへの対策なのでしょう。我ら愛知岐阜組諸先輩(←いつも呑んでいるメンバー)+地元の2年後輩女性は馴染みの店でクエを堪能いたしました。(この件続く)

Arte Nova BVCE-38077Bruckner 交響曲第4番 変ロ長調(1874年初稿)〜デニス・ラッセル・デイヴィス/リンツ・ブルックナー管弦楽団(2003年)・・・この作品はBrucknerとの出会い、ブルーノ・ワルターにて。Dennis Russell Davies(1944ー亜米利加)はHaydn交響曲全集とか何故かマニアな全集録音を続けている人。これは馴染みの優雅に牧歌的な馴染みのものとはかなり様子が違う(版のことはフクザツ過ぎて理解できない。第2稿?)粗野な印象の初稿。とくに第4楽章は"Volksfest"(民衆の祭り)と呼ばれて全然別のもの、ゲオルグ・ティントナーは別に録音もしておりました。

作曲家の名を関したオーケストラは、戦中のオーケストラとは別系統らしい。クルト・アイヒホルンの録音にはかなりガッカリして(オーケストラが弱い)D.R.デイヴィスはクール怜悧な表現を旨とする人、それが逆に”粗野な版”との相性よろしく、聴き応えのある演奏に仕上がってわかりやすく、かなり満足しました。

Disques Jean-Jean JJGD2001Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜朝比奈隆/大阪フィル(1976年8月23日神戸文化ホール)・・・第1回目Disques Jean-Jean全集より。1908(明治41)年生まれだから朝比奈さんも未だ60歳代じゃん(ー2001)。気持ち速めのイン・テンポ、剛直でアツい推進力、粗いアンサンブル、弦は薄く、金管も上手いとは云えぬ水準、はっきり言ってかなりへろへろ・・・でも、作品に対する真摯な入魂の勢いにけっこう胸打たれて時々に聴きたくなる・・・16:13-16:49-27:10-24:14。長大な作品をたっぷり堪能いたしました。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

行ってきました早朝旅立ち、昨夜11時半頃帰宅博多〜小倉の旅。散々美味いもん喰うて呑んで(糖質ダイエットに控えていた寿司も復活)散財して今朝の計量は66.9kg、なんとか維持できました。ちょうど寒い時期、到着日には頭痛薬を入手したけれど、風邪もひかず体調維持、悩ましい案件は数件スマホにて閲覧済、本日お仕事復活させてなんとかクリアいたしましょう。

本日、阪神大震災25年目。当時自分は大阪にいて震度4だっけ?本棚上段のCDなど崩れ落ちて、電車は止まって出勤不可。テレビの報道を眺めているうちに尋常ならざる事態であることをじょじょに理解したものです。その後、数ヶ月に渡ってその対策、現地の商品在庫確認、全国からの支援の受け入れ、タクシーにて帰宅することも日常、夜10時終礼なんてことも当たり前の日々を経験。明日、新居に転居という方が震災に遭って全壊、ローンのみ残った、という話も伺いました。

でもね、一瞬にして6,000人亡くなったんですよ。爾来”生命さえあれば”〜人生観は変わり、物欲はなくなりました。(ささやかな煩悩はいっぱいあるけれど)そんなこんな、東京に異動が決まっていた人のマンションが半壊、その修復の関係もあって単身赴任は不可、玉突きで自分は博多へ転勤・・・これが愉しかった!今回の訪問の件はまた明日以降へ。

数日前しょうもない音源に時間を費やしてしまって、精神(きもち)的に落ち込んでいた音楽趣味。久々に新しい発見がありました。

DACOCD732Delius 歌劇「コアンガ」(4曲)/ 「アパラチア」古い黒人奴隷の歌による変奏曲/海流〜ボー・ホルトン/オーフス交響楽団/合唱団/オーフス大聖堂合唱団/ヘンリエテ・ボンヌ=ハンセン(s)/ヨハン・ロイター(br)/シモン・ドゥース(br)(2011年)・・・Bo Holten (1948-丁抹)とは初耳指揮者、デンマークのオーフス交響楽団もおそらくいままで聴く機会を得なかった団体、これが静謐かつ渋く、美しいDeliusの声楽作品を扱って絶品でした。これは声楽を伴う傑作揃い、前2作品は亜米利加に題材を採った作品(「海流」もそうなのかも)いずれ人懐っこく一度聴いたら忘れられぬ名旋律、例のごとく静謐な感動に包まれる作品ばかり。丁抹の演奏家達がいかにしてこんな暖かい共感を以て、この録音に至ったのか経緯は不明、知名度的にも注目はされないと思うけれど、隠れた味わい深い音源が存在するのですね。

では、行ってきます。残務処理根性入れて全部クリアして、夜2日空いた鍛錬を復活させましょう。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

久々のお仕事は当初狙い通り、順調に進捗してトラブルもなし。体調は悪くないけれど、腸にガスが溜まって幾度トイレに駆け込みました。日々食物繊維たっぷり、ヨーグルトも欠かしたことはないのに、この腸の不調要因はなんでしょう。風邪なのか。早朝一番の飛行機で福岡空港へ、なんか凄い特売で往復壱萬圓おつり有、早朝出掛けて遅く戻る段取りとなりました。

これより二日お休みをいただいて酒と(+おそらくラーメン)なので、昨夜はしっかり縦横腹筋+ステアマスター280kcal消化、鍛えておきました。夜半に途中覚醒してしまって、今朝の体重は66.9kg。

MusicBank 4701-2J.Strauss 円舞曲「美しく蒼きドナウ」(ゲオルグ・リヒター/ロンドン交響楽団)/ウィーン気質/トリッチ・トラッチ・ポルカ(アルベルト・リッツィオ/ウィーン国立歌劇場管弦楽団)/春の声(ロベルト・アシュリー/ハンブルク交響楽団)/ラデツキー行進曲(アルベルト・リッツィオ/ウィーン国立歌劇場管弦楽団)/南国のバラ/朝刊/ウィーンの森の物語(ロベルト・アシュリー/ハンブルク交響楽団)ここまでCD一枚目/アンネン・ポルカ/芸術家の生涯/皇帝円舞曲/もろびと手をとり/ハンガリー・ポルカ/羽のように軽い/愛の歌/ペルシア行進曲/レモンの花の咲くところ/ポルカ「高級列車」(ハンス・スワロフスキー/オーストリア放送交響楽団)以上CD2枚目・・・ネットよりビンビー臭く音源集めて大反省。いちおう演奏家はそうクレジットされているけれど、ほんまか?Spcectculer Classicという怪しいシリーズ、昔のPILZ音源?自分のリファレンスである「ウィーン・フォルクスオーパー」3枚組と比較しても微妙に選曲が違うし、著名作品も誤差とは言い難いタイミングの差があって、音質も演奏もかなり粗っぽい(とくに一枚目)ヒスっぽい音質に一枚分聴き通すのが苦しい。Georg Richterはいくつか音源を見掛けた記憶はあるけれど、Alnbet Lizzioは架空指揮者っぽい感じ。Robert Asley(1930ー2014)いちおう亜米利加の作曲家(かなりヒドい音質演奏)。名伯楽であったハンス・スワロフスキー名義の2枚目はかなりまとも、ちゃんとした演奏(音質)でした。が、ほんまに彼の指揮であるかどうか確証はありません。

ちゃんとした演奏を聴けよ!(自戒)怪しげなものを喜ぶ歳ではなくなりました。二度と聴きません、人生の残り時間は少ない。

それでは博多北九州の旅へ行ってきます。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

三連休明けて本日お仕事一気消化予定。明日早朝より博多行き、移住候補地である北九州市を見学して、夜は諸先輩とクエを予約しております。次の出勤は金曜日、今週は二日のみ職場お仕事。昨日は朝一番市立体育館行き、ストレッチと胸背筋中心のトレーニング、有酸素運動はお休み。昼夜としっかり喰って(今年初・餅も2個喰った)終日襲いかかる睡魔に負けてコタツにてうつらうつら・・・結果67.1kgに逆戻り。1月末より工事とかで10日ほど閉館だそう。土日は運動不可。

雇用安定法が改定され、2021年4月より70歳迄の雇用が努力義務となるそう。残念ながら自分もこの日程に引っかかります。7種の選択肢云々さておき、論議の筋道考え方は種々様々、雇用側からだと人手不足人材不足、すべてが要る人ではないだろうから差別選別して+現役中高年の賃金カーブ見直しして財源確保も必要でしょう。政府は年金財源を民間に移動させる意味もあり、肝心の当人たちは”元気だったら働きたい”、こどもの学業やら蓄えの問題もあって”働かざるを得ない”(野党は後者ばかり強調する)自分の場合、ここが本拠地でもないし、持ち家でもありません。もうちょっと若い頃は”そのうち、家でも買うか”そんな考えもあったけれど、なんせ負動産時代、無印がリノベーションしたURでも探そうかと。ジモティには申し訳ないけれど、ご当地はあまり好きなところではない・・・身辺整理も進めてますし。その前に大阪の義母ひとり暮らし問題も有。

いずれ大切なのは健康であること、元気が最優先でっせ。

DG UCCA9019Mozart ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調K.456/第19番ヘ長調K.459〜マルコム・ビルソン(fp)/ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(1983-88年)・・・古楽器による先鋭的な全集も既に30年以上前。初めてフォルテピアノを聴いた時には”おもちゃみたい”そう感じたもの。やがてこれこそオリジナルという嗜好に至って、現在はモダーン楽器であれなんであれ、まず作品を愉しむこと、そんな考えに至りました。変ロ長調協奏曲K.456第2楽章「Andante un poco sostenuto」の物哀しい変奏曲のしっとりとした風情、ヘ長調協奏曲K.459第1楽章「Allegro vivace」は春の野辺を軽快にステップするような喜びに溢れました。ビルソンのピアノには親密を思いっきり感じるし、ガーディナーのオーケストラの溌剌な躍動!久々に堪能いたしました。

IDIS6729Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」/4つのエチュード/カンタータ 「星の王」/管楽器のためのサンフォニー/カンタータ「説教、説話、祈り」〜ピエール・ブーレーズ/フランス国立放送管弦楽団/合唱団/ヨハンナ・ペータース(a)/ハーバート・ハン(t)(1963年ライヴ)・・・音質残念なる1963年のセッション録音はLP時代からのお気に入り、ライヴ音源が残っていたとは知りませんでした。これがかなり状態のよろしいもの、こちらのほうがずっとリアルであり、若きブーレーズ+ライヴでの勢いがあいまって、アツい演奏に仕上がっておりました。あまり上手くない?オーケストラを叱咤激励して”新しい音楽”を知的明晰に仕上げていく彼の技量に感銘を受けました。

では、行ってきます。明日は朝6時のセントレア行きのバスに乗らなくっちゃいけないので「音楽日誌」更新は微妙です。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

いよいよ例のごとく無為無策な三連休終了日。月曜祝日はスポーツクラブは契約上使えず、市立体育館が開いているので三日連続鍛錬予定、昨日朝は入念なストレッチを前後に配置して、両膝のマシントレーニング(40kg*40回)腹筋40回〜エアロバイク15分〜再び腹筋40回、昼飯は控えめに、夜はポテトフライ+ベーコンなんていう黄金のジャンクフードメインに据えて(冷蔵庫内在庫整理)ビール風飲料少々・・・今朝の定例計量は無事66.7kgに戻りました。あとは引き隠って二時間ドラマ再放送(途中居眠り入って筋書きが読めない)音源データの点検整理など内向きにヲタク趣味ばかり。

後藤眞「老化は治せる」(集英社新書)・・・衝撃的な題名は内容とは一致しない、けっこうオーソドックスな分析、対策。老化とは大小様々な炎症のことであり、主たる要因はストレスと塩分糖分のとり過ぎにあるらしい。自然の森の恵みのみで生活すれば動脈硬化も歯周病もないんだそう。天然物以外の糖分を摂らぬ人もおりますもんね。アスピリンの発明が炎症を抑えるのに効果的とか。歯・咀嚼、便通の大切さ、関節痛、アルツハイマーなど日々テレビCMを賑わせている話題について、淡々と要因が分析され対策に言及されているもの。

一度も行ったことがない(肉をあまり喰わないので)”いきなりステーキ”失速、要因は”いきなりフケーキ”とのこと(上手いことを云う)。2,000円の立ち食いはワリに合わん、庶民の感覚ではないでしょう。

Orfeo ORFEOR454971Handel オルガン協奏曲第6番 変ロ長調 作品4ー6 HWV294(ウルズラ・ホリガー(hp))/Bach オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調 BWV 1055(マリー=リーゼ・シュプバッハ(オーボエ・ダモーレ)/Handel 合奏協奏曲ロ短調 作品6ー12 HWV330/Haydn ノットゥルノ第3番ハ長調 Hob.II:32/Mozart 天の女王(レジーナ・チェリ) K. 127(アグネス・ギーベル(s)/ショーンガウ市合唱団)〜ハンス・シュタットルマイヤー/ミュンヘン室内管弦楽団・・・季節外れ「クリスマス協奏曲」と題した一枚。Hans Stadlmair(1929ー墺太利)は1950ー1995年ミュンヘン室内管弦楽団の首席指揮者を務めたから1990年頃の録音か。前半のHandelBachは誰でも知っている美しい安らぎの名曲。既に古楽器演奏は主流になっていた頃だけど、しっとりとマイルド、オーソドックスの極み、みたいな保守的演奏が美しく安心できるもの。HaydnMozartは知名度的に薄いと云うか初耳作品、安寧に心安らぐ作品にラスト声楽も入る名曲!こんな大人しい抑制された世界も時に悪くないでしょう。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

今年も無為無策な日々、朝一番に市立体育館トレーニングルームへ。しっかり鍛えてステアマスター(有酸素運動15分)含めしっかり筋トレ+ストレッチ実施、そのまま職場へ寄って社用車のキー返却、ついでに気になっていた残務15分ほど消化。持ち帰った冷凍麺サンプルが運の尽き、かなりのハイカロリーは自覚して夕食はフツウ→結果今朝一番の定例計量は67.6kg!最悪の結末にショックを受けております。本日明日と自粛せんとアカンなぁ。息子より無事自宅アパートにやってきた孫の動画到着、人様にはどーでも良いことでも、自分の孫のことは遺伝子のなせるワザか、表情豊かな幼児は未来への希望を感じさせるもの。天草より爺さんがクルマで福岡空港へ、小松行き便に乗った途端○ンコして難儀したらしい。来月お宮参り。

烏克蘭旅客機墜落は伊蘭の誤射であったことを正式に認めた由。全面戦争には抑制気味でも、現代の武器の威力は壮絶でっせ。無辜の民が一瞬にして生命を奪われる悲惨な事件。台湾の総統選は独自路線・民進党圧勝、香港情勢の余波が大きいし、74.9%という投票率が凄い!世界に出掛けていた人たちが選挙のために帰国したとのこと。日本の無力感とは大きな違いです。

Everest原盤 JXCC-1092Shostakovich 交響曲第5番ニ短調〜レオポルド・ストコフスキー/ニューヨーク・スタジアム交響楽団(1958年)・・・これはLP時代コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズで聴いていたもの。期待のEverest録音はたいしたこともなくてフツウ、このオーケストラは契約上ニューヨーク・フィルの変名とのこと。ちょうどミトロプーロスからバーンスタイン時代へ入る頃、なかなか立派なアンサンブルに、ウケ狙いに大仰な表現が似合う作品・・・のはずが、意外とフツウ、クールなオーソドックスな仕上げは悪くないけれど、ストコフスキーならもっとデーハーにいろいろ仕掛けてほしかったものです。

SPデザインShostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調〜アイリーン・ジョイス(p)/レスリー・ヒュアード/ハレ管弦楽団/アーサー・ロックウッド(tp)(1941年)・・・Eileen Joyce(1908ー1991濠太剌利)は往年の別嬪ピアニスト。1933年の作品だからこの時期ほかほかの新作!SP復刻?にしては驚愕の音質水準、Leslie Heward(1897ー1943英国)も初耳っぽくてなんせ戦前世代だからなぁ、初耳演奏はバルビローリ前苦戦中だったはずのハレ管も意外なほどの好演でした。おそらく先入観だけど、最近の怜悧な切れ味とは時代が違う熱気を感じさせるもの。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

週末、既に正月休みが遠い昔に感じられるわずか一週間を経、三連休となります。当初月曜は出勤予定だったけれど、当面の宿題はクリアできたので暦通りお休み。昨日午前中のお仕事は順調、他のスタッフから流れてくる一連の定例業務は遅れて半分ほど残、それは連休明けになんとかしましょう。昼から取引先に出かけて(年末降って湧いた東京本丸からの)某取り組み説明(上司=悪友同行)時間限定があってさっさと終えて、事務所戻りはちょうど5時。そのまま社用車を置いて予定通り酒へ出発。

長いお付き合いになる悪友のバカ息子はわずか3年で離婚、可愛い盛りの孫娘動画を見せられても切ない気持ちですよ。親子関係は否応なく毎日積み重ねていくものだけど、爺婆と孫は遠方に生活しているし、意欲的意識的に関係築き上げないと成り立たぬものでしょう。自分は若い頃大阪 - 北海道と定期的に往復して、息子は亡き両親とは親密な関係に至りました。亡くなる前年にお嫁さんを連れて札幌に挨拶に行ったし、小さな結婚式には婆さんを呼びましたよ。通夜葬式にもちゃんと北海道札幌迄駆け付けてお別れをしました。孫の虎太朗は写真と動画でしか出会っていなくて、未だ実感は湧きません。母親似だしね。息子は根性足らんかったんちゃうか。

昨夜はそうとう呑んで、最寄り駅より速歩帰宅(正規雇用引退以来タクシーは使っていない)9時頃帰宅、スポーツクラブ行き強行、軽くストレッチして、両膝、腹筋縦横マシンのみわずか30分ほどでさっさと帰宅、ゆっくり入浴いたしました。職場もスポーツクラブもわずか3分至近という恵まれた立地に感謝。今朝の定例計量は67.1kg、夜に酔った勢いでパンを二個も喰ってしまったことをシミジミ反省。今朝、少々酒は残っております。

烏克蘭旅客機墜落は”誤爆”だった可能性有、とのこと。静かな、限定的な戦争とやら、AIの怖さ、一歩指示操作、認識を間違うと大事に至って、無辜の市民を一瞬にして抹殺してしまう恐ろしさ。

DGBach 二台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調/Beethoven ロマンス ト長調/ヘ長調(以上ユージン・グーセンス/ロイヤル・フィル)/Vivaldi 二台のヴァイオリンのための協奏曲イ短調 作品3/8(ダヴィッド・オイストラフ/ロイヤル・フィル)〜ダヴィッド・オイストラフ/イーゴリ・オイストラフ(v)(1961年)・・・David Oistrakh(1908-1974烏克蘭)は生誕100年をとっくに超えたのか、息子のIgor Oistrakh(1931ー)は存命らしい。美しく豊満陰りのないしっとり瑞々しい音色、テクニックに不満もなくテンポはゆったり目、それは常に余裕と適正を感じさせます。Beeやん作品中もっとも親密を感じているロマンス最高、バロックは21世紀の耳にはあまりに栄養と肉付きが良過ぎだけれど、オイストラフ父子の美音を堪能すべき完成度でしょう。音質も良好。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

当たり前に今朝も寒い冬真っ最中、それでも今年は比較的暖かいほうでしょう。週末を迎え、休み明け今週は体感長かった!本日昼から取引先某案件説明訪問に上司(じつは悪友)同行、そのまま呑みに行く約束となっております。彼は2020年度いっぱいで引退を決意、神戸へ戻ります。いつもの”老後をどーする!”激しい論議(説教)になるんやろなぁ。昨日昼喰い過ぎ+職場菓子サンプル大量放出、夕食を少なめに抑えて市立体育館に筋トレしても今朝の体重は67.1kgに逆戻りでした。

お仕事は当初予定通りの進捗、なんせ来週は(博多旅行もあって)出勤日二日しかありませんから。伊蘭亜米利加問題は”寸止め”状態、在イラク米軍基地攻撃はほんまに死者が出なかったらしい。お互い全面戦争は避けたいとの意向のようです。

ようやくお嫁さんは天草の実家より孫を抱いて夫(息子)の待つ小松へ到着とのこと。来月のお宮参りの段取りについてメールをしておきました。

ME1020-24Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調〜クラウス・テンシュテット/ニューヨーク・フィル(1980年ライヴ)・・・これはKlaus Tennstedt(1926ー1998独逸)が残したBeeやんの交響曲ライヴ音源をあちこち集めて全集としたものより。音質はこの種の海賊的な音源としては良心的なものでしょう。演奏は凄まじいテンションに燃えるような入魂!激演!これは20世紀に絶滅を運命づけられたようなスタイルだったのでしょう。アンサンブル細部を整えるとか、バランスを配慮するとか、そんなこととは無縁、最初から最後まで全力で駆け抜けるもの。他の作品ライヴも凄いのが揃っているらしい。

Hungaroton HRC113Beethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」/「エグモント」序曲〜ヤーノシュ・フェレンチク/ハンガリー国立管弦楽団(1975年)・・・これって懐かしい廉価盤を所有していたハンガリー・フィル全集(Laserlight)と同じ音源でしょう。知名度的にも世評でも(音質評価も)あまり芳しくないもの、ところが若い頃の刷り込みなのか?オーソドックスにムリのない表現、オーケストラの技量、そして音質水準にもまったく不満がない。繰り返しなし、過不足のないテンポは中庸、オーケストラのサウンドにはそこはかとなく色気も漂う。9:43-13:19-5:29-3:37-9:47、あまり好んで聴かぬBeeやんの交響曲中「田園」はもっとも苦手として、それでも聴けば必ず、間違いなく感銘押し寄せる名曲中の名曲。テンシュテットとは別な行き方だけど、昨日は両者ともたっぷり感銘いただきました。

では、行ってきます。本日もゆっくり出勤いたしましょう。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

昨日早朝降って湧いた”商品未着事件”、とっても豪雨の中職場に出ても当該部署(東京正確には埼玉)が出てくる迄電話は無反応、それ迄発生案件の状況情報整理しっかりして準備、ようやく対応を引き継げました。ところが結果連絡がない・・・首都圏は交通混乱していたようで出勤者少なく、苦戦が続いていたそう。誤って他に行っていた商品不足分は転送され無事に間に合いました。なんせ残業自粛な身分、本来ゆっくりできる定時出勤日だったはずがトンデモ早朝出勤となってしまいました。通常業務〜昼から取引先商談(朝早かったし)さっさと直帰させていただきました。

本日はゆっくり出て、先行きの資料仕上げるつもり。閑話休題(それはさておき)イランは在イラク米軍基地攻撃へ。トランプさんは「誰も死んどらんぞ」と強気の発言だけどほんま?これは既に戦争状態、原油価格は高騰するでしょう。これでも安倍ちゃんは自衛隊出すのか?全面戦争に至るのか、不安を抱えつつ自分はいつものスポーツクラブへ。腹筋鍛錬後初級エアロビクス30分、今朝の定例計量は66.8kg、ここ半年くらい行ったり来たり減量は遅々として進みません。筋肉は付いたけどね。

RCA Copland バレエ組曲「アパラチアの春」/組曲「入札地」〜アーロン・コープランド/ボストン交響楽団(1959年)・・・Aaron Copland(1900ー1990亜米利加)つい先日迄存命だった現代音楽の人、その親しみやすい作風、亜米利加の古き佳き良心を感じさせる旋律サウンドにいつも癒やされます。「アパラチアの春」はそんな代表作でしょう。RCAの音質最高、ステレオ初期に驚異の水準、21世紀に現役であります。自演の録音は米コロムビアにまとまって、こちらミュンシュ時代のボストン交響楽団別録音、オーケストラは抜群に上手く、響きに深淵を感じさせるもの。”The Tender Land”って入札地と訳すのか、知りませんでした、開拓地のことか。オペラからの組曲でしょう、この親しみやすい旋律も同様の好印象でした。

BVCE-38095Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調/第4番ト長調〜イェフィム・ブロンフマン(p)/デイヴィッド・ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(2004年)・・・一連の交響曲録音はお気に入りだけど、なぜかピアノ協奏曲は初耳演奏。優しい風情な第4番から聴き始めて、オーケストラ、ピアノとも極限の抑制、さっぱりスッキリとした風情は古楽器風?”なにがいいたいのかワカラン!”といったカスタマーレビューを見掛けたけれど、それも一理有。内省的と云うか内向きな”強いBeeやん!”とは程遠い粛々とした、詠嘆も節回しも(ヴィヴラートも!)ない表現、第3楽章「Rondo Vivace」に至って、春の訪れを感じさせる躍動が待っておりました。

劇的躍動する第3番ハ短調はすっかり耳慣れたせいか、速めのテンポ、軽快に躍動疾走する演奏に納得。カデンツァは誰のか知らんけど、各々素晴らしく劇的、効果的であることに気付きました。

では、行ってきます。昨日は昼から雨は上がって暖かかったけれど、今朝はちょっと寒い感じ、体調維持に気をつけなくっちゃ。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

新しい年が明けてわずか二日目、早くも”やる気”が失せつつある・・・そこは大ヴェテラン、日常業務やら種々飛び込んでくる大小課題は粛々とこなして遅滞はないはずだけど、自分のことは自分が一番わかってますって。自分が現在営業担当している小さい取引先は昨年来ゴタゴタがあって正式分裂は今年春、その余波要らぬ対応は余人を以て対応できず、とにかく次の人へ丸く引き継げるようにすること、なんせ十数年間積年の矛盾とその放置収斂ですから。途中で辞められんのです。偶然サラリーマン人生のラストに相応しい宿題をいただいた気分でっせ。年末商戦の実績は”消費増税後の消費落ち込みは収まった”感じ、さて2020年はどーなるのか。財界トップの景気予測は強気とのこと、オリンピック後も落ち込みはないと。

立場的に積極的前向き発言と受け止めましょう。ここに一発泥沼中東絡み戦争やらテロが起こったら目も当てられません。閑話休題(それはさておき)昨日一昨日と職場夕方にはかなりの疲労、要らぬウィルスでももらったのかな?不安を抱えつつスポーツクラブへ、昨日は胸背筋中心のトレーニング、ストレッチと両脚膝のマシンは毎回、エアロバイクは強設定10分のみ、今朝の定例計量は66.9kgでした。

(ここで早朝納品トラブル連絡有。大雨の中出勤処理、以下あとで更新) VOXBOX CDX3 3502 3枚組2,000円ほどで購入Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調(ヴィルフリード・ベッチャー/シュトゥットガルト・フィル1967年)/ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調(ハインツ・ワルベルク/ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団1966年)〜アルフレッド・ブレンデル(p)・・・数回(3回?)にわたる全集第1回目マイナーレーベル(VOX)へ録音、35-6歳若手だった頃の記録。なんといってもバックのオーケストラも指揮者も渋過ぎ、若きBeeやんの溌剌とした作品に、ブレンデルの技巧は颯爽としてエエ感じのピアノです。音質クリア良好に程遠くクセ有、でも妙に会場のリアルな雰囲気があって、ソロの定位は広がり気味、オーケストラの素朴ローカルな響きも今時ない!新鮮さ。南独逸のオーケストラと維納の個性の違いもわかりやすく、一周回って新しい発見がありました。

Supraphon 110 2097Mozart セレナード第7番ニ長調K.250「ハフナー」(ヨゼフ・スーク(v)/リボール・ハラヴァーチェク/プラハ室内管弦楽団1969年)/ディヴェルティメント ハ長調 K.188(チェコ・フィル・ウィンド・アンサンブル1976年)・・・おそらくLP時代より聴いていた演奏でしょう。Mozartにしてはやや冗漫な作品?いえいえ演奏次第でっせ、我らがヴォルフガングに駄策など存在しない!第4楽章「ロンド」は名曲中の名曲、往年のチェコの名手Josef Suk(1929ー2011)のキリリとした清潔なヴァイオリンに、管弦楽は少々物足りないかと。音質もイマイチっぽい。ディヴェルティメント ハ長調K.188は管楽アンサンブル+ティンパニというオモロい編成。ノンビリとしてお気に入り作品でした。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

寒いですね。昼からは雨とのこと。

カジノを巡っての中国企業からのカネは数人の議員へ(野党・維新含む)成長戦略ならぬ利権の巣窟、絵に描いたようにありがちのテレビドラマ風疑獄事件でっせ。もう止めにしましょうよ、公認博打場は。オリンピックもそうなんやろな、青天井みたいだし。トランプさんの安易な思いつき強行策で中東情勢は一触即発、オリンピック迄なんとか乗り切っても”その後”は最悪でしょう。安倍ちゃんは間違いなく政権を投げ出しますよ。二階さんも麻生さんもそろそろ引退年齢、我が亡き後に洪水よ来たれ状態か。大盤振る舞い借金まみれのオリンピック後には解散総選挙でしょう。

閑話休題(それはさておき)2020年お仕事始まって、相変わらず盛り沢山の宿題対応目まぐるしく、正直なところようワカラんものもあって、それは夢に出てきました。職場の横のつながりやり取り相談は頻繁、こうして職場内外に存在感あることを感謝いたしましょう。この緊張感充実感はサラリーマンの誇りでっせ。正月明け、ディズニーランドとか帰省先、台湾などお土産のお菓子盛大、ばりばり喰うて+珈琲紅茶ココア抹茶もたっぷり喫して反省、夜腹筋中心のトレーニングは本年初スポーツクラブにて、今朝の体重は67.0kg。いま一歩。間食したワリに増えていないとすべきか。

Oehms Classics OC646Mahler 交響曲第1番ニ長調〜マルクス・シュテンツ/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(2011年)・・・独逸の中堅Markus Stenz(1965-)がこのオーケストラの首席を務めていた時代(2003-2014年)の全集録音より。キタエンコのShostakovichとかProkofiev、意欲的な録音が続いております。音質良好、対抗配置だけどコントラバスは右奥、こちらのほうが音響的にバランスはよろしいかと。あまり話題になっていない?一連の録音っぽくて、なんせあちこちスター指揮者が録音続けてますから。ケルンのオペラハウスのオーケストラのイメージはギュンター・ヴァント(在任1945ー1974年)その頃の録音に比べ、抜群に上手くなり、サウンドは洗練され、音質演奏ともていねいな仕上げに”バランス感覚”抜群、青春の胸の痛みをたっぷり堪能いたしました。彼固有の表現個性についてはもう少し聴き込んでみないと、なんとも云えません。

NAXOS8.554423Bach 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV1006〜ルーシー・ファン・ダール(v)(1996年)・・・ピッチはa''=415Hz。もうぼちぼち四半世紀前の録音とは感慨深いもの。Lucy van Dael (1946-阿蘭陀)は古楽器の名手、いつのまにか70歳超えていたんやな。若い頃LPにて初めて古楽器ヴァイオリン・ソロを聴いて、あまりの素っ気なさに閉口した記憶もはるか彼方(セルジュ・ルカだっけ?)残響豊かな空間に味わい深く練り上げられた重音が深淵であります。Bach旋律の多彩さ、美しさ際立って、語り口も素っ気なさとは無縁。チェロの無伴奏組曲には少々説教臭い重さを感じさせて、こちら朗々とした歌心に無限の広がりたっぷり堪能できます。「シャコンヌ」は宇宙でっせ。誰でも知っている「ガヴォット」の親しみ深いこと。

では、行ってきます。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

さて、な〜んもせずたっぷり休んで2020年お仕事再開、2019年度残りはあっという間のはず、長いサラリーマン生活の経験則であります。昨日久々の身体鍛錬再開、朝8時半一番乗りならず、2番めに市立体育館トレーニングルーム入り。前後に入念なストレッチ挟んで全身筋トレ、いつもは胸背筋と腹筋交互一日おきに鍛錬するけれど、今回は5種あるマシン全部使って各々40回ずつ、腹筋は40回*2回、ステアマスター(有酸素運動)も16分(1分オーバー)その刺激は快感です。すっかり日々の生活習慣に至りました。

お休みラストだし、贅沢してそのまま大型温泉風大浴場へリラックス、帰りお買い物に寄って食材入手、昼も夜も自分が仕立てて軽くしたつもりでも今朝の定例計量は67.1kg、とうとう増傾向でお休みを終えても体調はよろしい感じ。早々に眠くなって、睡眠もたっぷり早朝覚醒。世間では風邪やらインフルエンザ最盛期、ここ2ヶ月位が一番寒い時期でしょう。気をつけて乗り切りましょう。

年末年始、ワリと最近の人気連ドラ一気再放送!(本放送のときは見ていない)ちょっぴりしか見ていないけれど「逃げるは恥だが役に立つ」は新垣結衣の可愛らしさ爆発!「カルテット」後半かなり集中して眺めて、実際に演奏はしていないけれど(QUARTET PAPASが担当とのこと)左手などかなり雰囲気出ていて、ウソ臭さは少ない感じ。松たか子さんの品のよろしいこと、満島ひかるの個性的奔放さも魅力です。筋書きのどんでん返し、軽井沢の風景も美しい。椎名林檎の「おとなの掟」も名曲!

LP LONDON CS 6025Berlioz 幻想交響曲〜アタウルフォ・アルヘンタ/パリ音楽院管弦楽団(1957年)・・・ステレオ初期英DECCA特有のぼわんとした、それなり聴ける音質。これはダニエル・バレンボイム以降完全に消えてしまった「往年のお仏蘭西の管」エッチなヴィヴラート、色気満載なサウンドを愉しむべき記録です。Ataulfo Argenta(1913ー1958西班牙)早世の前年44歳の記録、もったいないなぁ、力みもなく流れの良い演奏は細部云々する前に終わってしまいました。

仏Capital P8244/稀少LP盤なんだそうですSatie「ジムノペディ」/Ravel 「クープランの墓」/Honegger「夏の牧歌」/Milhaud「屋根の上の牝牛」〜ウラディミール・ゴルシュマン/コンサート・アーツ管弦楽団(1953年?)・・・温故知新連続。これは以前に言及しておりました。米Capitalは優秀な音質。コンサート・アーツ管弦楽団これはユニオンの強い亜米利加に於ける変名乃至臨時編成のオーケストラでしょう、上手いもんでっせ。Vladimir Golschmann(1893ー1973仏蘭西→亜米利加)セントルイス交響楽団在任は1931ー1958年、これは長期政権やなぁ。濃密繊細な響き、雰囲気たっぷりな選曲、そして演奏。どれもお気に入り作品ばかり並べてくださって選曲的にも斬新なもの。「夏の牧歌」には高原を吹き抜ける涼風を感じさせ、「屋根の上の牝牛」ってサンバのリズムですか?テンポは自在に揺れて愉しいこと限りなし。

では、引き締めて出勤いたしましょう。既にメールにたくさんの宿題がやってきております。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

長かった(無為無策な)年末年始休みも本日にて終了。既に建前上出勤日に入っている職場よりぼちぼち(要らぬ)メールも入っております。性格上”次”を考えてしまう短気だから気分的には既にお休みは終わった感じ。昨夜、女房殿といつもの馴染みの魚が美味い居酒屋に訪問、お仕事再開?+親子三代家族など予約で満杯状態、早々に辞去いたしました。美味しいものをちょっぴりいただく、というのが肝要、帰りコンビニにてコーヒーゼリーなど入手、今朝の定例計量は67.0kg。本日より市立体育館トレーニングルームが開くのでしっかり鍛え直して体重を戻します。5日間のブランクは辛かった。自宅にて自力更生する根性はありません。

昨日、抗アレルギー剤を服用しても洟水症状最悪状態、副作用で眠いしぼろぼろ。これはいったいなんなんでしょう。掃除行き届かぬ自宅ハウスダクト?そんな類推したけれど、先月富山に出張したときも症状は変わらず、理由は不明です。

ABC ClassicsR.Strauss 交響詩「英雄の生涯」〜エド・デ・ワールト/シドニー交響楽団(1996年ライヴ)・・・Edo de Waart (1941-阿蘭陀)はその実力のワリにポストに恵まれない人、ぼちぼち80歳だもんなぁ、現在はニュージーランド交響楽団の音楽監督らしい。シドニー交響楽団首席在任は1995-2004年、このライヴはオーケストラの実力をいかんなく引き出して迫力もスケールもたっぷり。一気呵成にラストまで流れよく、収録は例のカッコ良いオペラハウス(世界遺産)音響もよろしいのでしょう、音質も良好です。話題にならぬのが不思議なほど。

Venezia CDVE04233Shostakovich 交響曲第2番ロ長調「十月革命に捧げる」(1984年)/交響曲第10番ホ短調(1986年)〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエット国立文化省交響楽団・・・旧ソヴィエット時代末期国家の威信を掛けて創立したオーケストラによる全集録音。伝統をしっかり引き継いで録音バランスがよろしくない悪評判音質としても有名でした。「十月革命」を聴いたのは20年ぶり?単一楽章混声4部の合唱を伴うプロパガンダ、ラスト「これこそ旗、これこそ生き生きとした世代の名称、10月、コミューン、そしてレーニン」シュプレヒコールにて幕・・・って、現役世代にとってはプロパガンダ(政治的宣伝)シュプレヒコール(政治的唱和)も死語じゃないのか。リンク先に言及あるけれど、逆に旧ソヴィエット崩壊したから純粋に音楽として愉しめるようになった時代かもしれません。金管打楽器の強烈な迫力は有名だけど、硬質な声楽も威力抜群でっせ。第10番はまだまだお勉強中の宿題残、ちょっと集中できませんでした。

他、ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレスのスペイン歌曲集など。言語不如意も含めてコメントのしようなし。彼女の瑞々しい歌声、ローカルな旋律をたっぷり堪能したのみ。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

寒い、やることがない、買い物の意欲もなし、出掛ける用事もない、睡眠リズムが崩れて断続的に居眠り、本を読んでも寝落ちしてテレビはオモロない、食事は気持ち抑制しても動いていないから体重は減らない・・・ほんのちょっぴりストレッチしてもおためごかし、結果今朝の計量は67.1kg。渋滞にバスは大幅に遅れて女房殿は昨夜ご帰還、本日土曜なんとか乗り切って明日は市立体育館へ・・・ぼちぼちどっぷり日常生活に戻りつつあります。

今朝は常識的な範囲での早朝事前覚醒。妙な夢見はよろしくなく、地域のボランティア団体に気も進まず、行事に参加している自分(それも居場所がない)。こんな引き隠り生活じゃあかん!といった危機感の反映かも。中東情勢はほんまの危機的状況、これで某隣国はちょっぴり余裕でしょう。トランプさんの戦略なのかも。

今朝一番に聴いているのはBRILLIANT BRL94111Frescobaldi(1583-1643)Il Primo Libro delle Canzoni a una, due, tre e quattro voci per sonare con ogni sorte di stromenti(1,2,3,4声のカンツォーナ集)〜ロベルト・ロレジャン/アンサンブル・コンセルト・ムジコ(2008年?)・・・チェンバロ、ポジティヴオルガンとガンバ、ヴァイオリン、リコーダー、ファゴット(?)などによるシンプル素朴な音楽延々。起承転結のない延々と夢見るように静謐、ノンビリ風情はツボやなぁ、この人ってVivaldiの100年ほど先輩ヴァネツィア作曲家ですよね。頼みのNMLもなぜか全部収録されているわけじゃないのですね。知名度さておき手練の古楽器演奏、音質も極上です。

Tudor TUDOR-7170Mahler 交響曲第3番ニ長調〜ジョナサン・ノット/バンベルク交響楽団/合唱団女声団員/バンベルク大聖堂聖歌隊/藤村実穂子(a)(2010年)・・・バンベルク交響楽団在任中(2000ー2016年)の全集は注目すべき成果、かなり聴いているつもりでもサイト内検索に第3番への言及はありませんでした。長大なる作品はお気に入り、カイルベルト辺りの印象が強い独逸の楽団は、アンサンブルの技術は向上し、洗練された響きに至っても例のジミな雰囲気は残っておりました。細部仕上げの緻密なこと、入念な表情付けにテンポ設定や流れの自然なこと。ま、たいていほとんどの演奏に感銘間違いない作品だけど、この完成度は特筆すべきでしょう。第1楽章冒頭ホルンのユニゾンぶちかましから、天使が歌う第5楽章「Lustig im Tempo und keck im Ausdruck(快活なテンポで、大胆な表出で)」に心洗われ、万感胸に迫る終楽章「Langsam. Ruhevoll. Empfunden(ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて)」は自分の葬儀に使ってほしい音楽の筆頭候補。長大なる作品はあっという間でした。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

無為無策平和で静かな年末年始休みも本日金曜、ちょうど一週間前はお仕事終了した日。昨日ディスカウントストア坂道往復、そんなくらいでは運動になりません。昼夜としっかり糖質たっぷり目の食事を摂って、結果今朝一番の計量は67.4kg、一昨日より+1kg弱しっかり増強中。自宅ストレッチ、言い訳程度のダンベルでは身体緩みっぱなし。本日夜女房殿ご帰還、きっと外食を望むと予測。市立体育館営業開始は明後日、それまでなんとか66kg台に戻さないと健康維持危うい自覚ありますよ。

ニュースはこれといった話題もないのが平和な証拠か。交通事故死愛知県連続ワーストついに返上、千葉県が首位奪還!って、こちらに越してきて思ったのは立派なクルマが多いこと、そして運転マナーがよろしくないこと。けっこう都会なのに完全に車社会ですもんね、道路も整っているし。

LP M3 42111Haydn 交響曲第50番ハ長調/第51番 変ホ長調/第52番ハ短調〜デレク・ソロモンズ/レストロ・アルモニコ(1980年代?)・・・CBS/SONYにとってHaydn交響曲全集は鬼門、マックス・ゴバーマンは指揮者の急逝により、そして1980年代のデレク・ソロモンズの全集はおそらく財政的な問題で全曲録音は叶いませんでした。クリストファー・ホグウッドに状況は似ておりますね。LPそしてCD初期には売れなかったのでしょう。(デニス・ラッセル・デイヴィス全集は2012年発売)これはたまたま偶然にネットより拝聴機会を得たもの(おそらくLP音源/CD化されていない?)amazonではあまり状態のよろしくないCDRが売られているそう。Derek Solomonsはかつて古楽器の先駆としてかなりCDを出していた記憶があるけれど、現在ネットで検索しても詳細情報は伺えません。

この選曲は偶然たまたま、アトランダム、どれも軽快に躍動する音楽。第50番ハ長調は序奏付きAdagio-AllegroーAndanteーMenuet-Prestoトランペット、ティンパニも入る溌剌快活な4楽章(19:54)、第51番 変ホ長調はVivace-Adagio-Menuet-Allegro、第2楽章に(終楽章も)茫洋としたホルン・ソロが朗々と特異な存在を感じさせます。こちらトランペットもティンパニも入らぬけれどけっこう”大きな”交響曲かと。(28:07)第52番ハ短調Sturm und Drang期の作品(とやら)編成は第51番と同じ。この時期の短調交響曲に雰囲気は似て、疾走するリズム感が劇的に魅力であります。(29:42)

音質もアンサンブルも極めて良好、引き締まった古楽器演奏は熟達しております。第51番あたりのホルン・ソロはそうとうな手練れかと。短調の第52番も力みのない表現が軽快な味わいを失いません。

ROY 6457 ROYAL CLASSICSStravinsky バレエ音楽「春の祭典」(ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団1964年?)/Mussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」(ロリン・マゼール/フィルハーモニア管弦楽団1962年・・・Rafael Fruhbeck de Burgos(1933ー2014西班牙)による「春の祭典」旧録音は現在入手やや困難。録音情報も探せなくて、一部1963年説があったけれど、それならオーケストラ名はフィルハーモニア管弦楽団のはず。これはお気に入り、鮮明な音質、ややゆったり目のテンポに間をしっかり取ってていねいに腰の座った演奏です。オーケストラは清潔に明るい、キレのあるサウンド、スポンサーが抜けて自主運営に至った苦しい頃を感じさせぬ立派なもの。マゼール32歳の「展覧会の絵」は相変わらず”上手い”、細部オーケストラのコントロールが行き届いた演奏でした。記憶では当時高齢に至ったクレンペラーを補佐していたはず。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

亡き両親を偲びつつ無為無策静かな正月休み進行中。ゴーンさんは驚愕のレバノンへ出国、劇的筋立てな映画みたいだけれど、自分はせいぜい景行天皇社(初詣)〜温泉風大型浴場施設連続訪問くらい。狭い居住地側をうろうろして基本引き隠り、食材も在庫たっぷり、本日は運動がてら濃厚野菜ジュースとかヨーグルト補充しようかな?+グラノーラの朝食は基本毎日変わりません。ストレッチ+軽く腹筋+ダンベル運動加えて今朝定例計量は66.5kg、エエ感じでっせ。

女房殿よりメール有、明日のバスで戻ってくるとのこと。本日、明日昼間は貴重気儘な俄独居(やや)老人生活を愉しみましょう。ちょっとサボっていた抗アレルギー剤を服用するとモウレツ眠くなって、さっさと就寝、そして深夜に目覚めて生活リズムがたがた、録画していた「相棒」新春スペシャルしっかり眺めて、相変わらずクオリティの高さを堪能いたしました。新聞は残念、休刊日。いつも早朝配達ありがとう。きっと人手不足でタイヘンやろな。

HMHandel ドイツ語アリア集 来たるべき日々の空しい憂いもHWV.202/たわむれる波のきらめく輝きは HWV.203/かわいい矢車草の花 HWV.204/快い静けさ、安らぎの泉 HWV.205/魂よ、神をほめたたえて歌え HWV.206/私の魂は見ながらにして聴く HWV.207/薄暗い墓穴から来たお前たち HWV.208/心地好い茂みの中 HWV.209/燃えたつようなばら、大地の飾り HWV.210/王宮の花火の音楽 HWV.351 (室内楽版)ヌリア・リアル(s)/ミヒャエル・オーマン/オーストリア・バロック・カンパニー(2009年)・・・昨日の記録は前年に聴いたもの、これが実質2020年最初の音楽だったかな。Nuria Rial(1975-)は西班牙の名花、バロック音楽に多く登場する別嬪はんでっせ。ミヒャエル・オーマンはレコーダー奏者、彼が率いる簡素な古楽器アンサンブルに乗せて、しっとりとしたソプラノに心癒される歌であります。「王宮の花火の音楽」は彼による室内楽版、オリジナルよりずっと素朴で味わい深いもの。

fontec FOCD9581Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)〜大植英次/大阪フィル(2006年ライヴ)・・・「残響2秒」シンフォニー・ホールでの録音。朝比奈翁の後を受けて大阪フィルの音楽監督を務めたのは2003-2012年、Brucknerはやりにくかったやろなぁ、なんせ朝比奈隆信奉者たくさんおりますし。ハース版ならぬこちらの版を使うのも指揮者の個性でしょう。かつてのイメージは剛直、不器用にアンサンブル粗くちょっぴり薄く、スケール茫洋に大きい・・・といったところ。大阪フィルって、あまり上手いオーケストラじゃない、一連の録音でも新日フィルとか東京都響のほうが佳いじゃないか、そんな世評もありました。ところが、びっくり

アンサンブルの集中力、ぴたり縦線の合った緻密なアンサンブル、各パートの技量はかつてのイメージを覆すもの。わずか数年でここ迄オーケストラの技量はアップするものなのですね、これでライヴ(編集はしてあるのかも)Bruckner交響曲中屈指の美しさを誇る名曲、緊張感と甘美な歌が両立するテンションの高さ、第2楽章「Adagio」の朗々たる流れの良さ+クライマックスでの打楽器爆発も大植英次らしい華やかさ。ラスト迄体力的に崩れないのも当たり前だけど、日本に於けるBruckner演奏の成熟を確認いたしました。

BRILLIANT 93102/123Bach マタイ受難曲〜スティーヴン・クレオバリー/ケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊/ブランデンブルク・コンソート/ロジャー・コーヴィー=クランプ((t)福音史家)/マイケル・ジョージ((b)イエス)/エマ・カークビー(s)/マイケル・チャンス(ct)/マーティン・ヒル(t)/デイヴィッド・トーマス(b)(1994年)・・・昨年末、年末聴くべき音楽はどれも気に喰わず”ちょろ聴き”ばかり。「マタイ」との出会いはメンゲルベルク抜粋LP一枚物(もちろん廉価盤)音質演奏とも個性的に過ぎ、CD時代に至って最初に全曲ちゃんと聴いたのが、このスティーヴン・クレオバリー。昨夜から聴き初めてCD3枚分、現在最終盤に差し掛かっております。ここのところオペラとか大曲は1枚目で終了が多かったですから。2020年はちゃんと全曲心の余裕を持って、真面目に音楽に対峙したいもの。

Stephen Cleobury(1947ー2019英国/昨年亡くなったとの情報をいただきましたは合唱畑の人らしい。この時期ケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊の音楽監督だった由。声楽ソロに名手揃えて、久々の拝聴印象はなんと素直!劇性の薄い、すっきりとおとなしい演奏かと。古楽器アンサンブルも伴奏に徹して、あくまで声楽(とくに合唱)中心の淡々とした風情、合唱の洗練は特筆すべきでしょう。もちろん太古濃厚メンゲルベルクとは天地の違い、世評高い劇的カール・リヒター(1958年)とも別世界、自分が求めていた刷り込みはこれだったのですね。クール、粛々と胸に染みる静かな”マタイ”。2020年の音楽聴き初めは佳き出会いでした。


2020年1月某日/サラリーマン生活おまけの日々

2020年新しい一年がやってきました。昨年はなんやかんや自分の手抜きやら天変地異、取引先やら若い相棒要因様々、その対応に日々追われました。それでも”なんとかなった”手応え充分、意欲的に身体を鍛えて、基本健康を維持したのが最大の成果でしょう。あまり芸能ネタには疎いほうだけど、フジモンとユッキーナの離婚、例のタピオカ事件が直接の要因ではないそう、夫婦の関係は人様が云々できぬこと、小さなこどもを抱えた若いユッキーナの過ちを世間様は叩き過ぎやな、イヤな風潮だなと思っていた矢先の報道でした。自分だって若い頃の失敗はいくらでもあった・・・しみじみ思う。

閑話休題(それはさておき)。昨日(すでに昨年)大晦日、朝一番に景行天皇社に母親の日本舞踊写真を納めにお参り、これも坂道佳き運動でした。本日もこれより新年のお参りに伺う予定です。昼、ジャンクフードを喰ったあと計量したら67.2kg(!)洗濯掃除の後、ゆったり温泉風大型浴場施設にてくつろいだあとも、妙に満腹感が続きます(喰い過ぎ後悔)。夕方計量したら66.8kg!その時点、馴染みの居酒屋行きを決意、最寄りの駅前まで速歩、チェーン店含めけっこう閉めているのは”働き方改革”の成果なのか(←妙に空疎な言葉=人手不足じゃないのか)カニとか(北海道出身の自分にとっては紅ズワイなど笑止千万!でも鮮度良くおいしかった)エイの唐揚げ(カスベと呼ぶ)も絶品、寒いので小さいビール+熱燗を2合ほど、小一時間にて退去、バス待ちの間に売れ残った唐揚げ半額だったし全部買ってあげて、アルバイトの女の子に感謝されました。帰宅して(その)唐揚げ+ビール風飲料喫して、さっさと眠りました。

なにが”年末年始はアルコール抜きが習慣”だい。未だ内臓脂肪過多、それでも昨年の努力で改善傾向、酒は翌日に残らなくなりました。あまり呑まないし、続けて毎日というパターンもないからね。今朝一番の定例計量は66.8kg。唐揚げを自粛すればあと100gは減っていたことでしょう。

昨日(年)の音楽。VOX CDX2-5504Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ウィーン・プロ・プロムジカ管弦楽団(1955年)・・・自分にとっては馴染みの音源。Jascha Horenstein(1898ー1973烏克蘭→亜米利加)はウィーンにて教育を受けた独墺系本格派の指揮者、現代音楽の熱心な支持者でもありました。特定のポストを持たなかったのは戦前当時独逸の政情もあったのでしょう。けっこうな量の録音が残されて、聴いたものはどれも立派な手応えあるもの。この巨大な第8番も例外に非ず。出目不明な臨時編成?オーケストラを率いて、音質はまずまず?テンポは中庸〜やや速め(13:40-14:59-25:28-22:34)。

19世紀生まれとは思えぬモダーンな風情、颯爽と引き締まった表現、前世代の重々しい、物々しい風情に非ず。重厚長大な作品も流れよく、一気呵成にラスト迄たっぷり愉しめる演奏でした。

オリジナル?LPデザインBeethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ロヴロ・フォン・マタチッチ/チェコ・フィル(1959年)・・・”大きな”音楽連続!これはステレオ初期のリアルな音質実現に驚き。剛直と云うか無骨と云うか、チェコ・フィルのあまり流麗ではないアンサンブル、ホルンの太い音色も魅惑の演奏です。一般に古楽器系の軽快軽妙なリズム感を好むけれど、こんな盤石、”これぞ英雄!”オールドファンを泣かせる(含む自分)昔から聴き馴染んだスケールと重量感に充分満足、ノスタルジーとか古臭いとは云わせぬ迫力を堪能いたしました。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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