2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
それなり充実したお仕事、土曜朝一番に発生した小さなトラブル(お隣メジャーチームの)も自分がもともと関係していて、無事お手伝いしてクリアできました。なんとも気分が晴れないのは、花粉症のせいでしょう。一年前の「音楽日誌」「近況」とまったく同じ症状でした。職場帰り、ご近所の医院で薬を出していただきましたよ。抗アレルギー剤は自分にとって鬼門(起き上がれないことがあった)寝る前の処方なら大丈夫、ちょっぴりラクになりましたよ。風邪じゃないので、スポーツクラブ(マシン/トレーニング45分)はちゃんと実施済。古傷(靭帯一本損傷)の左膝に違和感有、寒い時期だからでしょう。女房殿に急かされて確認、いよいよ本格的に定年退職手続きが始まりました。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調〜レナード・バーンスタイン/バイエルン放送交響楽団(1976年ライヴ)・・・これはたしかチャリティ・コンサートかなにかのライヴ、LP時代FMから流れたアツい演奏に感動した記憶も鮮明、DGへの本格的録音(ライヴ収録の編集パターン)も始まった頃のもの。なんせ30年以上前の記憶、現在の耳では・・・みたいな可能性もありますよ。バーンスタイン58歳壮年の気力充実、彼のとことん入念な濃い味付けは、バイエルン放響の暖色系重心低いサウンドと相性ぴたり、痺れるようなエエ音で鳴ってまっせ。ホルンの深い音色とか。第1楽章も終楽章も繰り返し有は納得、古楽器系速めのテンポ、弾むようなリズムも好きですよ、こちら重量感はあってもいささかの停滞感もなし、馴染みだけど久々歯応えたっぷり燃える「運命」を聴いた!手応え充分。
Hyacinthe Jadin(イヤサント・ジャダン、1776-1800 仏蘭西)ピアノ・ソナタ第1番ハ短調/第2番 嬰ヘ短調/第3番ヘ長調〜セシル・ワン(p)(1990年ライヴ)・・・これは拾い物。Beeやん世代かな?当時は著名なピアニストだったらしい。短命だったけれど、作風はMozartか機嫌のよろしいBeethovenみたい。ちょいと小ぶりで小粋、哀愁漂う親密な旋律続きました。Cecile Wangは中国系?仏蘭西で活躍しているらしい。あまりゴージャスに響かないピアノ、ライヴのリアルな手応えも拍手も有。
長かった1月も終わりです。きょうもお仕事に元気で行ってまいります。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
アレルギー症状ひどく、洟水問題から睡眠不如意、終日ぼんやりして集中力を失っております。音楽はなんとか聴けても読書が進まない。二日続けて温泉風大型浴場施設へ、女房殿の社用車があるのでお隣の日進市迄ネットを頼りに初訪問〜駐車場不足に入口大渋滞!・・・そこを抜けだしてご近所ニトリに停めさせていただきました(トイレカバー購入)。「湯楽」はいつも通う「花しょうぶ」と(土日祝日だったら700円だっけ)同料金、おみやげ食事イヴェント(マグロ解体ショウ実施中)など商売熱心、混んでました。風呂そのものはエエトコ勝負、二度と時間を掛けて行きません。
女房殿のノートパソコンは結局すったもんだ振り回されて、現状中古入手丸3年目に入ったeMachines E732Z(メモリ4gb/英語キーボード)復活、「7」初期状態にしたのみ。DropBox、GoogleDrive、そしてChromeを同期させるとあっ!という間に以前の環境に戻りました。稼働快調です。無線プリンター接続も無事回復。携帯用とやら?AcerAspire 1410は死蔵させると思いますよ、間違いなく。結果、13,500円(税込)掛けて2台分のノートパソコンの初期設定カスタマイズ=ノーミソ・トレーニング、贅沢でんなぁ。年に数回Windows、Linuxを問わずOSをすっきり入れ替えるというのは、精神衛生上はよろしいと思います。
Sibelius 交響詩「ポヒョラの娘」/交響曲第4番イ短調/交響詩「フィンランディア」(男声合唱付)〜レイフ・セーゲルスタム/ヘルシンキ・フィル(2003年)・・・シクステン・エールリンク/ストックホルム・フィルから50年後、ベルグルントとも全集を録音して、Sibeliusに特別なシンパシーを感じさせる母国のオーケストラであります。デリケートな仕上げに鬱蒼とした雰囲気たっぷり、前半は暗鬱に内向きなサウンド続いて、この寒い時期に聴き手をいっそう落ち込ませるような、難解な音楽であります。交響曲の終楽章「 Allegro」はヴィヴィッドな躍動〜ラスト、馴染みの名曲(最近人気ないかも)それも男声合唱入り!一発盛り上げて下さいました。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
体調ぼんやりなのは洟水+眼がしょぼしょぼしたアレルギー症状?風邪じゃないと思うんだけどなぁ、昨日夕方はご近所温泉風大浴場に行って”電気風呂”に痺れてきました。女房殿用AcerAspire 1410もようやく実用に至って、旧eMachines E732Zをオークションに出品すべく”初期状態”設定していたら最終版で致命的なエラー発生!つまりWinodws10での初期状態化不可、幸いバックアップディスクは保存していたので「7」にて入れ直しました。美しいものですよ。ドライバ類のみ全部更新しておきました。さて、売れてくださるでしょうか。ちゃんと実用稼働でも(メモリは4gb)英語キーボードが難物かも。CDのほうは引き続きぼちぼち入札有。(この直後、どーしても小さいのは日常使いにくい、持ち歩き専用にしたい!とのご神託有。eMachines E732Z復活させざるを得なくなりました。オークション中止、これから再設定作業しましょう(涙))
Sibelius 交響曲第2番二長調〜シクステン・エールリンク/ストックホルム・フィル(1953年)・・・Sixten Ehrlingは瑞典往年の名指揮者(1918-2005)。デトロイト交響楽団ではポール・パレーの後任(1963-1973)なぜか録音が少なくて、このSibeliusは全集になっているとのこと。こちらパブリック・ドメイン音源をネットより入手。Finlandiaレーベルの復刻自体がLP音源の板起こし?ネット上ではあちこちコメントは拾えて音質的に芳しくない評価が多かったので、拝聴後回しにしておりました。音質は想像よりずっと良好、体感やや速めのテンポ、ザラリとして荒々しい、金管強烈なサウンドは比較的最近のイメージと(エサ・ペッカ・サロネンとか)大きく異なっておりました。自信に溢れた推進力とアツい爆発演奏、未だ作曲家存命時代の録音だから、こちらが(当時の)本家解釈なのかも。どこかのサイトに”露西亜風”と書いてあって、なるほどと納得。当時の地理的政治的状況の反映?団員に旧ソヴィエット系とか露西亜で学んだ人が多かったのかも。
Schubert アレグロ イ短調「人生の嵐」 D.947作品144/4つのポロネーズ D.599作品75/フランスの歌による8つの変奏曲ホ短調 D.624作品10/フランス風の主題によるディヴェルティスマン ホ短調 D.823作品63, 84〜タール&グロートハウゼン・デュオ (Tal & Groethuysen)(p)(1994年)・・・これは3枚目/7枚組、著名な常設デュオとのこと。「人生の嵐」が始まったらよう知ったちょいと劇的作品、クララ・ヴュルツ+ヴィンケルやらイエネー・ヤンドーのNAXOS盤辺り、ちゃんと聴いておりました。溌剌と愉しい作品ばかり、さすが常設デュオの演奏はぴたり息が合っていて、著名ピアニストの余技とは異なった集中力を感じさせて立派なもの。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
土曜は月に一回出勤登板が巡ってくるけど、たいていは有休消化、本日はどうしても出ること必須となって、朝一番(定時より一時間速く)出勤、お昼には辞去するつもり。本日朝、ヤフオクCD処分締め切り、ボックスもの出品一巡して残り物ばかりにそろそろ店仕舞いを検討中〜これが思わぬ落札有、ナント4件計14枚分。激安(のつもり)でも、わからんもんですね。スキャナ画像取込作業に苦労しつつ、追加出品それなりにしておきました。
ここ数日、朝日新聞連載の越後湯沢「リゾートマンション」(下)はバブル時代を反映した固定資産税の話題。そりゃ取られる方は勘弁してよ、行政側は財政比率の高さから譲れぬところ。これで連載は終了だけど、深掘り、踏み込みが足りない感じ。バブル時代の熱狂に踊った建築ラッシュ、バブル崩壊後の悲惨な実態、そして現在の再生?現実。ぼちぼち建物も老朽化していると思うんですよね。誰も入っていない建築物=ゴーストタウンもあるんじゃないか。しっかりとした中長期を見通せない街づくりの結末に、国会議員地方議員はどんな動きをしているのか・・・この記事に興味があるのは2013年迄5年間大阪より通った金沢、ときどき東京出張と連続して日本海経由(北陸新幹線開通前)で幾度か越後湯沢を通ったんですよね。列車中から見る建物の立派なこと!ああ、これか、バブル時にスキーリゾートと温泉で流行ったところは。その記憶が鮮明だったし、なんせ落差がすごいでしょ?
Beethoven ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 作品97「大公」(スヴャトスラフ・リヒテル(p)/コペリマン(v)/ベルリンスキー(vc))/ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 作品24「春」(ローラ・ボベスコ(v)/ジャック・ジャンティ(p)1881年)・・・名曲全集的な音源のBOOK・OFF@250放出、札幌出張時に買ったんだっけ?他、Reger クラリネット五重奏曲イ長調(ルドルフ・ガル(cl)/ケラー弦楽四重奏団)など、今朝は言及する時間がありません。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いろいろぐずぐずしている間に週末へ、そして長〜い1月も終わりが見えてきました。先週今週の営業成績もちょいと動きがあって、昨日の商談も和気藹々と愉しかった。花粉症?なんのアレルギーか知らんけど、洟水+眼のしょぼしょぼ感がひどい(パソコン仕事がツラい)ので午後から取引先に出掛け、若い者にそのまま自宅に送ってもらいました。ちょいと寒さは緩んでいるみたいですね。このまま素直に春になってくださるでしょうか。昨日の朝日新聞の越後湯沢のリゾートマンションの件、連載記事(中)を読んで納得、管理費滞納のまま連絡がつかなくなっているオーナー物件を(激安)競売へ、但し、管理費滞納分込。結局落札するのはほとんど管理組合、つまり所有権の移動をしているのですね。そこで管理費滞納分をチャラにして再発売する・・・売れたものがまた管理費滞納に、なんてのもあるそうです。また、競売の結果怪しげ宗教団体に落札され、なんせ温泉付き物件、多数の若者が出入りしている・・・みたいなヤバいこともあるみたい。矛盾は深い、悲喜こもごもな「縮小社会」の一断面でした。
Brahms 交響曲第1番ハ短調〜リッカルド・ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団(1989年)・・・老将オーマンディを引き継いだリッカルド・ムーティ在任は1980−1992年、明るく華やかなサウンドのまま、筋肉質に引き締まって、しかもよう歌って充実溌剌、力強いサウンドに仕上がりました。第1楽章提示部繰り返し有、当たり前のようでこれが意外とない録音、この緊張感も最高、テンポは中庸、あまり動かさないのに”歌”をしっかり感じさせて48歳壮年のテンションしっかり伝わりました。最高。そういえば著名メジャーな作品を聴いたのも久々。
Sibelius 交響詩「4つの伝説曲」レンミンカイネンと島の乙女/トゥオネラの白鳥/トゥオネラのレンミンカイネン/レンミンカイネンの帰郷〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1978年)・・・ルーカス・フォスの少々マニアックな録音を聴いて、作品そのものに目覚めております。独墺系とは作品の話法そのものが異なるから、北欧清涼な郷愁をしっかり味わえるようになるのに時間が掛かる・・・難解と云っても良いかも。定評ある(らしい)オスモ・ヴァンスカ/ラハティ交響楽団(1999年)の第1曲「レンミンカイネンと島の乙女」を聴き始めて、悪くないけどオーケストラの鳴りがよろしくないなぁ、そんなことを感じて最晩年のオーマンディを懐かしく取り出したものです。語り口の上手さ、朗々と明るく鳴り渡るオーケストラと絶妙のバランス感覚+飾りの少ない素直な表現、ラスト「レンミンカイネンの帰郷」はアツく燃えるラッシュがダメ押しの魅力であります。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
冷える毎日にお仕事意欲ますます減退しております。ずっと眠りが浅い自覚もあって+洟水攻撃、昼から眠くて眠くて・・・今朝の朝日新聞によるとバブル期にできた越後湯沢リゾートマンションに人(都会からの転入高齢者)が戻ってきている?ほんまかいな、バブル崩壊して価格大下落、管理費のみけっこう高くてそれも滞納が続いて超・不良債権に・・・みたいな記事を読んだのが半年ほど前だっけ。買い物バスが便利との記事だったけど、実態はどうなんでしょ。温泉は暖かくても、孤独死はかなりあるらしい。空き家率全国平均13%以上?地域間格差はあるけど、いずれ家屋インフレ、なのに新築はドンドコ続いて、それがひとつの産業構造になっているのでしょう。家は新築、新しもん好きな日本人の性格か。自分は38歳の時に大阪のマンションを売り払って博多に転居、爾来借家住まいで現在に至る・・・さてこれからどーする?自分の継続雇用とか女房殿のお仕事都合(いつまで続くのか・・・)故、しばらくはご当地・長久手に居住するけど、先が見えません。
体調イマイチ、昨夜のスポーツクラブは二週連続でエアロビクス辞退、前半のマシンジムのみで退散しました。
Scho"nberg セレナーデ 作品24〜ピエール・ブーレーズ/ドメーヌ・ミュージカル・アンサンブル(1964年)・・・行進曲/メヌエット/変奏曲/ペトラルカのソネット*/舞踏の情景/言葉なき歌/フィナーレ。ギターとかマンドリンとか失恋の歌(*)が入っているから「セレナーデ」って、どこが?ドデカフォニー(12音技法)いよいよ突入!な作品とのこと、ムダを削ぎ落とした編成、サウンド、途切れ途切れの不安げな旋律、こんな音楽誰が聴くんかい!?【♪ KechiKechi Classics ♪】サイト内検索を掛けると二種も聴いていてレオン・キルヒナー/マールボロ音楽祭(1966年/SONY)とロバート・クラフト/20世紀古典アンサンブル(1994年/NAXOS)〜真面目で意欲的やったなぁ、昔のワシ。Mahlerの影響から出発して後期浪漫の残り香濃厚甘美なる初期作品を経、トンデモ難解ハードな世界にたどり着いたのですね。1920−23年辺りの作品だから、もうぼちぼち100年前でっせ。ブーレーズは一般にどんな作品もクリアに漂白して聴かせてくださるけど、39歳トンがっていた時期、響きは明晰でも容赦ない辛口演奏であります。音質は2年後のキルヒナーよりかなり落ちます。
Stravinsky 小編成管弦楽のための組曲第1番/第2番/八重奏曲〜フェルナン・ウーブラドゥ/アンサンブル(1950−51年)・・・かなり以前に「兵士の物語」を入手拝聴済。同時期録音みたい。先のScho"nbergに比べて平易、親しみやすいユーモラスな作風に感心いたしました。シンプルな新古典主義?かどうか知らぬが、使い古された馴染みの名曲にノーミソ喝!を入れるほど新鮮であります。音質もまずまず。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
寒い日々が続いて鳥取県の高速道で立ち往生?雪風景が凄くて、ここは岡山在住時代、夏に通ったかも。こちら職場は暖房が入っても足元が冷えたまま暖まりません。風邪はクリアしていると思うけれど、相変わらずひどい洟水連続、くしゃみ〜って花粉症モロ、これは季節問わないのか、それとも花粉が要因ではないのか。今朝のヤフオク、延々と売れ残った某CD2枚セットで出品、とうとう落札されてました。200円+送料164円也。いくらでも良いんです。なんだったら送料だけでもかまわない。そういえば昨夜遅く、涙の初期不良NEC Express 5800 Xeon E3-1225返品、入金したとの連絡有。
女房殿の要望にお応えして入手したAcerAspire 1410(デュアルコアCeleron SU2300/1.20GHz/メモリ4gb/Windows7/64bit)は「画面が小さい!」との(今更)我儘の件、外付けディスプレイ(昔の液晶アナログ)で解決できそうな気配。山の神のご意向伺いテスト試用中です。但し、設置すべき作業スペースが狭く(しかも整理整頓がイマイチ)配線もごちゃごちゃ美しくないのが課題。我が職場だったら机のスペースが広いし、ノートパソコンに接続すべき3本の線(電源、モニター、キーボード)はまとめてあって、朝出勤したら速攻でつなげます。
それにこのマシンは微妙におかしい・・・インターネットエクスプローラーはまともに立ち上がらなかったし(使わないけど)GoogleDriveのアプリ(ネットつながっていないと表示される)Google日本語入力もセットアップできません(致命的なエラーと表示)。DropBoxは結果的に導入成功したけど四苦八苦、プリンター(HP無線)のドライバーも難物でした。ネットで検索するとそんな事例は意外とあるのですね。自分は初体験でした。動作は速いですよ、意外と。
ここ最近連続、かつて同じ職場で机を並べ、現在はあちこち異動している同世代が職場に(所用で)やってきます。我ら世代は年金支給は5年後、定年で辞めちまうと5年間無収入、財産資産奥様の稼ぎがあればそれも良いでしょう。岡山時代8年間一緒だったSは「来週で辞める」(実際の籍は年度末まで、有休消化ですね)とのこと、昨年秋「退職者説明会」後、まったくお仕事やる気が出ないそう・・・そうだよなぁ、自分だって継続雇用を希望した(現状の職場で現在の水準のお仕事する)から、先々のことを考えつつ日々動いているけど、フツウやる気出まへんで。
Dvora'k 交響曲第7番ニ短調/Brahms ハイドンの主題による変奏曲/Koda’ly ガランタ舞曲〜ロリン・マゼール/ニューヨーク・フィル(2006年ライヴ)・・・マゼールのDvora’kなんてあまり興味なし、偶然、半ば誤って取り出した音源、第1楽章「Allegro maestoso」の暗い風情に想像通りかな?と思ったら、興が乗った時のマゼール、好調時のニューヨーク・フィルのツボ、ぴたり!彼はテンポとか細部けっこう恣意的にいじるじゃないっすか、第2楽章「Poco adagio」はシミジミとした風情がたっぷり美しく、例の懐かしさに泣ける第3楽章「Scherzo: Vivace - Poco meno mosso」冒頭弦の”タメ”がニクいほど決まって、不覚にも感動いたしました。終楽章「Finale: Allegro」はんもうノリノリの爆発、最高。ザラリとしたニューヨーク・フィルのサウンドも、ライヴの雰囲気熱気に溢れました。「ハイ・バリ」はやや早めのテンポ設定に各変奏のニュアンス描き分けが上々、そして「ガランタ舞曲」の燃えるような疾走!に会場の熱気モロに伝わりました。ラストの激走はかつて経験したことのない興奮でした。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いっそう寒い朝、いつも週次のサイクルでお仕事回しているから、いつもの月曜を無事終え、火曜の定例営業データ処理となります。昨日の定例ミーティングはあちこちから賞賛され、恥ずかしいけど、褒められるのはいくつになっても嬉しいもの。内容、結果のみに非ず、お仕事の進め方+若い人への振り方任せ方(おおまかな考え方提示→これがじつは大変換→あちこち要所、問題になりそうなところの裏押さえ→最終実務の具体化はお任せ)を評価されたのも予想外、なんせパフォーマンスで自分を大きく見せようといった意識は既に微塵もないからね。若い相棒の報告書によると、先週金曜に一件クリアしたことは年間経費100万円の節約になるそう。へぇ〜凄いね!って、自分が最初に言い出したことなんやけど。へへ。
Viotti ヴァイオリン協奏曲第23番ト長調(マウロ・ラニエリ(v))/協奏交響曲第1番ヘ長調/第2番 変ロ長調(ロベルト・バラルディ、アルベルト・マルティーニ(v) )〜アルド・シシッロ/アカデミア・イ・フィラルモニチ(1995年)・・・うっかり馴染みの第22番イ短調かと思って、鳴り出した音楽は別物の明るさ。Giovanni Battista Viotti(1755-1824)は我らがMozartと同世代、伊太利亜のヴァイオリンの名手だったそう。先のイ短調協奏曲が際立って著名だけど、こちらものびのび良う歌う旋律が魅惑の作品、複数のソロが掛け合う協奏交響曲って当時流行りだったんでしょうか。アカデミア・イ・フィラルモニチはVivaldiとかVeraciniとかいくつかの録音で拝聴していた(おそらく)モダーン楽器のアンサンブル、流行りの過激なリズムを強調するスタイルに非ず、しっとり瑞々しい落ち着きがありました。各々ソロはヴィヴラート少なめ、キンキラ華やかな音色に非ず、味わい深い穏健さであります。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
秋冬はコンサートシーズン、風邪も流行っているのに超満員の合唱コンサートに行ってまいりました。半ば義理だったのに、望外の感動満喫。途中同行した女房殿と雑談、自宅で使用しているeMachines E732Z(Windows10/64bit/メモリ4gb/2014年1月中古入手)は日常ワタシがメンテして、動きおっそいなぁと感じておりました。先日、覗いたOff・Houseに小さいマシンが安く出ていたよ(Windows7/メモリ4gb)と話したら、女房殿は小さかったら持ち出せるし、それが欲しいと。中古屋で眼をつけた出物は、たいてい次回訪問時には売れているからそのまま散歩がてら訪問、購入してきました。
AcerAspire 1410(デュアルコアCeleron SU2300/1.20GHz/メモリ4gb)2009年発売Windows7(64bit)13,500円(税込)状態は上々(初期状態になっておりました)。ポイントはメモリを4gb積んでいること+「7」だとCPUが非力でもけっこう速いだろうと類推したこと。さっそくカスタマイズを始めて、まず「7」の最新アップデート+ドライバ類の全更新、予想通り動きは快調!でも・・・各種ソフトをネットから入手すべきインターネット・エクスプローラーが起動しない?(即落ちる)これには困って、他のマシンでChromのセットアップファイルをダウンロード、USBメモリ経由で辛くも導入できました。あとはDropBoxともども女房殿の環境にログ・イン。ウィルス対策完了(Avast)WPS-Officeのfree版導入(+日本語化)なぜかGoogleDriveの同期ができません(途中ネットに接続していないと表示されてしまう)→女房殿に引き渡し。
・・・ところが今朝「画面が小さいから眼が疲れる!」苦情有、事前に訊いたじゃないの。持ち出しには良いかもしれないけど、日常作業用にはムリみたいだから現状eMachines E732Z処分はムリみたいっす・・・なんやねん。20年ほどミニノートを愛用してきた自分はここ数年、画面とキーボードの小ささに自分の加齢が似合わなくなった自覚がありました。
Rimsky-Korsakov 「ロシアの謝肉祭」序曲/Stravinsky 幻想的スケルツォ/花火/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(2011年版全曲)〜ジェラード・シュウォーツ/シアトル交響楽団(1988年)・・・優秀録音で有名だったDELOSはNAXOSに身売りしたのかな?Gerard Schwarz(1947ー)は現役で1985年より音楽監督長期政権継続とのこと。以前に彼のWagner管弦楽作品を聴いて、その響きの薄さ味気なさにガッカリした記憶有。露西亜系作品を集めたこのCDは端正に洗練された(上手い)アンサンブル、オフマイクにクールな音質のせいか、妙によそよそしい印象がありました。「謝肉祭」には熱気溢れる躍動、Stravinskyの小品には緻密な集中力と色彩、「ペトルーシュカ」には遊園地の喧騒と迫力を!求めたいところ。実演はもっとアツいのかもね。録音を聴く限り、それなりにまとめたといった水準也。
では、行ってきます。一週間しっかり働きましょう。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
寒いですね。風邪症状は癒えて、洟水症状はなんらかのアレルギーなのでしょう。睡眠不如意に悩みつつ、昨日午前中馴染みのディスカウント・ストア迄散歩、買い物して帰ったら、お気に入りの生乳ヨーグルト数日前に2個補充していたことを失念、冷蔵庫には計4個並びました・・・初期不良返品したデスクトップマシンNEC Express 5800 Xeon E3-1225無事到着して返金してくださるそう。これで一段落、一週間掛かってなにもなかったことになりました。新しい(中古マシンだけど)ネット環境作るぞ!意気込んだ気持ちの高揚何処。DVDに焼きこんで保存している音源データの管理が限界を超え、昨日もまったく同じ音源(ファイル名が微妙に異なっている)気付かずに焼き込んでしまいました。3TBほどの外付けHDDは壱萬圓でお釣りがくるけど、故障が怖いんやなぁ、すべてアウトですから。バックアップもメンドーだし。DVDだったら円盤の寿命中は大丈夫のはず。
身辺整理は意識的に、粛々と継続しましょう。ヤフオクCD処分は昨日2枚組を投函し、本日また2枚組入札入ってました。亀のような歩みをしばらく継続しましょう。今朝の朝日新聞は「女子力」論議。体の良い新手の男女差別に使われていることもあるようですね。女性が自ら愉しむにはよろしいと思います。こちら「オッサン力」(見た目を気にしない・・・とか)を提唱したい。もうじき「老人力」になっちまうけど。
Mozart 八重奏曲ヘ長調 KV App. C 17.05 and B to 370a /六重奏曲(組曲)変ホ長調/八重奏曲 変ホ長調 KV App. C 17.03 〜コンソルティウム・クラシクム・・・ケッヘル番号を見てわかるように偽作・異稿を集めた意欲的7枚組より。ド・シロウト耳には第10番 変ロ長調 K.361 (370a) 「グラン・パルティータ」/セレナード第11番 変ホ長調 K.375/セレナード第12番 ハ短調 K.388 (384a) 「ナハトムジーク」によう似た雰囲気の作品であります。おそらく音楽史的に埋もれてしまった作品やら作曲家は星の数ほど、後世の人々の誤解やら恣意的も含めMozartに擬して生き残ったのでしょう。(偽作ならぬ擬作)天才Mozartだって時代の人だから、同時代の埋もれた傑作が彼の作風に似ている・・・いずれ愉悦に溢れた愉しい作品、やや生真面目に過ぎて奔放さが足りぬ、そんな感想も「偽作?擬作?」といった先入観があるから。ディター・クレッカー率いるアンサンブルは文句ない、美しい調べを聴かせてくださいました。
Mozart 協奏交響曲 変ホ長調 K.364〜ジル・シャロン(v)/ユーリ・ガンデルスマン(va)/アマティ室内管弦楽団(1996年)・・・Brilliantの全集に出会った時の衝撃!(Bachも然り)21世紀CDの価格崩壊の一翼を担って、愛するMozartの作品を隅々迄、極東亜細亜の片隅市井のサラリーマンだって全部聴ける!そんな素敵な時代がやってきた手応えを感じていた10年ほど前、彼(か)の高揚はどこに?例えば、嬉遊曲セレナーデ行進曲舞曲全集(CD23枚分)だったら、その存在だけで有り難い存在だけど、こんな著名な、古今東西名演犇(ひし)めく名曲中の名曲、今更”無名演奏家”で聴かんでも・・・そんな失礼罰当たりな不遜リスナー(=ワシ)を嘲笑うような快演!ジル・シャロンはBrilliantに多く録音が存在して、たしか羅馬尼亜→阿蘭陀のヴェテラン、マーストリヒト交響楽団のコンマスだっけ?端正にして誠実な表現、飾りの少ないメリハリしっかりとした演奏に感銘深いもの。この作品を聴く度、二人のソロに「歌声」を感じて、溌剌と笑顔を振りまく男女歌手・・・そんな情景が眼前に浮かびました。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日はいろいろ締め切りがくる金曜日、しかも前日風邪症状を懸念してお休み、残務も含め朝一番から全開で消化いたしました。休みがちな年明け、お仕事上で内外ご迷惑は掛けていないと信じて、取引先との関係に新たな動きが見える日々。洟水ひどく、体調イマイチに早々に帰宅、ちょっぴり悩んでスポーツクラブ(マシン45分)強行、結果的にそれが良かったみたい。首筋に爺むさく膏薬貼って早朝覚醒、体調は悪くありません。咽が腫れておりませんから。ヤフオクCD処分は昨夜まさかの一件落札有、今朝5件ほど追加しておきました。なにごとも継続でっせ。
こちら快晴、全国各地、雪みたいですね。昨夜、四国松山で雪の映像が出ておりました。早朝覚醒はトランプさん就任に関係なし、日々、全世界のネットから音源を探すのが趣味みたいなもの。この類のサイトやブログは有為転変消滅の速度が速いんです。「Random Classics」というのは主に旧き佳き亜米利加のLP音源の復刻、名古屋方面転居以前大阪時代にずいぶんお世話になって、当時は自主CD化が主眼(このブログ経由の音源はけっこう残っている)現在はデータ入手してそのままコンポに無線で飛ばして聴くのが主流です。残念ながら2013年更新ストップ、今朝久々に内容眺めていたらいろいろと感慨と発見が・・・
驚くべきはダウンロード・リンクがかなり生きていること。(流石に初期のものは死んでいるけど)4-5年前と嗜好興味がすっかり変わって(当時自主CD化したもの以外)発見いろいろ貴重音源、一気20件ほどダウンロードしてしまいました。ここ最近音源貯まり過ぎて整理中故、音質など再確認して保存リストに加えましょう。例えば(5年前に既にコメントあるけれど)
Gershwin ラプソディ・イン・ブルー〜ジョイス・ハット(p)/ジョージ・バード/ハンブルク・プロムジカ管弦楽団(1960年)・・・Joyce Hatto(1928年9月5日 - 2006年6月30日)は往年の英国のピアニスト、妙な噂(偽演奏有)は預かり知らぬところ、オーケストラも含めちゃんとした、立派な技量とノリのある演奏です。ピアノが右、木管が左といった珍妙なるステレオだけれど(以上2012年12月再掲分)+交響詩「パリのアメリカ人」も久々拝聴。ジョージ・バードはたしかアフリカ系亜米利加の指揮者?録音用のオーケストラなのか、知名度から想像できぬようなヴィヴィッドな演奏であって、ジャジィに愉しい作品をたっぷり堪能させて下さいました。音質も意外と良好、LPは高く取引されているみたい。CDにはなりにくい(なっていても売れない)音源をこうしてネットから発信して下さったことに感謝。
Mahler こどもの魔法の角笛/1. 歩哨の夜の歌 2. この歌こしらえたの だあれ 3. 運の悪いときの慰めっこ 4. 起床喇叭 5. 美しく喇叭の鳴り響くところ 6. この世の生活 7. 塔に囚われ迫害うけるものの歌 8. 少年鼓手 9. 魚に説教するパドゥヴァの聖アントーニウス 10. ラインの伝説 11. 骨折り損のくたびれ儲け 12. 原光 13. 高き知性をたたえて〜クリスタ・ルートヴィヒ(ms)/ワルター・ベリー(b)/レナード・バーンスタイン(p)(1968年ライヴ)・・・この前に交響曲第3番ニ短調終楽章「ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて (Langsam. Ruhevoll. Empfunden.)」のみマンフレート・ホーネック/ピッツバーグ交響楽団(2010年)で聴いていて、万感迫る美しい音楽、骨太金属的なサウンドのまま洗練を加えたサウンドを堪能しておりました。続けて大好きなMahlerをピアノだけの声楽で聴きたいなと。
夫妻の声楽は圧巻の貫禄、この作品はシュヴァルツコップ、フィッシャー・ディースカウによる表情豊かな表現(+ジョージ・セルの厳しい統率)が刷り込み、こちらもっと端正にやや素っ気ないほどの生真面目ぶり、バーンスタインの荒々しいド迫力なピアノ(響きの濁りなんのその!)伴奏に驚かされて、全く別な世界と聴きました。管弦楽の色彩を借りない、音楽そのもの素の魅力をたっぷり堪能いたしました。
Schubert アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D. 821 (編曲 : Ze'ev Steinberg)〜ポール・ニューバウアー(va)/シムカ・ヘレド/イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団員(1998年)・・・これってあちこちの廉価盤音源としてひっそり出現いたします。甘美切ない極めつけの旋律、チェロによる演奏が多いけど、ジミにくすんだ中音、チェロほど大仰にならぬヴィオラこそ適正かと。控えめな管弦楽伴奏もオリジナルのテイストから逸脱しないもの。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一日中おとなしくしていたのに、早朝ひどい洟水にて覚醒、熱や怠さ咽の痛み頭痛もほとんどなくて、花粉症に似て、これは風邪の一種でしょう。本日はさすがに休めぬので、いつもどおり職場一番乗りで出勤するつもり。引き隠って症状が癒えるのを狙っていたので、もちろん事件やドラマはなにもありません(2時間ドラマは見たけど)。先週オークション落札され既にCDは送ったのに入金が遅れていた方より連絡があったり、売れ残り放置していた出品に新たに入札あったのことくらいか・・・現役続行となったノートパソコンAspire AS5750(Windows10/6gb)に「パスワード入れずに起動」設定したり、愛用のPCオーディオ再生ソフトfoober2000で.ape再生できるように設定したり(本家Monkey's Audioにはいろいろ細かい不満有)相変わらずヲタク趣味ばかり。
Ravel 歌曲集「シェヘラザード」(アンネ・ソフィー・フォン・オッター(ms))/クープランの墓/亡き王女のためのパヴァーヌ/古風なメヌエット/Debussy 神聖な舞曲と世俗的な舞曲(リサ・ウェルバウム(hp))/噴水(「ボードレールの5つのヴァリアントから第3曲)/フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード/恋人に捧げるヴィヨンのバラード/母の願いにより聖母に祈るためにヴィヨンが作った/パリ女のバラード/アリソン・ハグリー(s)) 〜ピエール・ブーレーズ/クリーヴランド管弦楽団(1999年)・・・大好きなRavel中、お気に入り中のお気に入り作品からスタート。妖しい憧れに充ちた「シェヘラザード」は言葉がわからなくても、オリエンタルな世界がしっかり伝わります。オッター(ms)は知的に抑制されたマイルドな風情最高!クール緻密なRavelはブーレーズの個性にフィットして、最初音量が小さい?なのに細部、どのパートも聴こえぬことはない不思議、これはバランスなんでしょう。くるくるとオーボエが最初に登場する「クープランの墓」のデリケートなこと!ほとんど何もしていないような「パヴァーヌ」の明晰かつ澄んだ世界、四角四面無愛想に正確な「古風なメヌエット」のリズムの刻みに痺れました。オーケストラの技量最高。
幽玄に静謐な「舞曲」を経、Debussyの声楽作品はほとんど聴いたことがなかった初耳作品。繊細な管弦楽をバックにしてアリソン・ハグリー(s)は暖かい声質、「ペレアス」の朗唱を思い出したものです。
Beethoven 選帝侯ソナタ第1番 変ホ長調WoO47 No.1 /第2番ヘ短調WoO47 No.2/第3番二長調WoO47 No.3(以上1783年)/幻想曲二長調 deest45 (1792年)〜ジェラルド・ウィレムス(p)(2012年)・・・Gerard Willems(1946-)はオランダ出身、オーストラリアに移住して活躍するピアニストとのこと。演奏云々できるほど作品を聴いていなくて、ここ最近ちょろ聴きばかりを反省して彼のBeethoven全集の一枚目をしっかり聴いた、ということでっせ。Beeやんは1770年生まれだからわずか13歳、神童の作品はWikiにあるようにScarlattiやらMozartに似て、例の強靭なスタイルの萌芽も感じさせる個性であります。
では行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
衝撃の結末!昨日、長々としょうもない「作業工程表」載せた(日本語変換環境の件が抜けている)挙句、アナログVGA接続端子ケーブルを職場より(誰も使っていないので)持ち帰り、電源もつないでディスプレイなど結線してスイッチ・オン・・・・・・NEC Express 5800 Xeon E3-1225はうんともすんとも云わぬ。あれ?電源が上手く刺さっていないの?それも電線ケーブル不良か、試しに別なものに替えても状況同じ・・・初期不良みたいです。善後策相談のメールを出して、結果返品。ガッカリ、ご近所コンビニまで重いの運んで、なんや気が抜けました。いったん元の環境に復しましょう。これが人生なんだな。運命なのかも。さらに咽が微妙に痛んで、微熱有・・・これだけ不本意なことが続くのは、天中殺大殺界大凶疫病神の祟りなのか。ま、「無謀なパソコン交換(出費)は止めておけ」といった(貧乏)神の啓示なのでしょう。5年以上愛用のノートパソコンAspire AS5750(Windows10/6gb)は機嫌良う、健気に稼働しております。
昨夜、微妙な体調押してスポーツクラブ強行、但し、後半エアロビクス自粛、今朝、さほどに悪化していない(やや体調怪しい程度)けれど、有休消化いたしましょう。(いちおう昨日申請してあった)本来は上記(新)コンピューターのセットアップに費やすつもりが、それは儚くも消えました。本来本日迄にこなすべきお仕事は、昨日にて完了させました。音楽の件は改めて・・・
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昨夜、思わぬ空き時間にちょろ聴き音楽。Bach 平均律クラヴィア曲集第1巻〜ワルター・ギーゼキング(p)(1950年)・・・最初の方のみ。Debussyが記憶以上に印象よろしかった(とくに技巧の冴え、キレ)ので、急ぎネットから音源入手して確認したもの。音質よろしからぬ昔のものは敬遠気味(演奏スタイルの問題も有)その存在ばかり知っていても実際に聴いたのは初めてでした。世評高いみたいですね。音質は自分の許容範囲、速めのテンポ、乾いたタッチがいかにも彼らしい。表現的にも”乾いた”感じ、テンポ変化や装飾音に主張はあって、細部仕上げが雑なわけでもないのに素っ気ないと感じるのはリヒテルの刷り込みでしょうか。念のためリヒテル(1970年)を取り出したら(同じく第1巻前半部分)夢見るような残響からうっとりするほど入念な味付け、強靭な流れに打ちのめされました。久々に聴いたけど、音質は素晴らしい。LP時代はこの深い残響を上手く再生できなかったんですね。ギーゼキングのほうは再挑戦必要です。
Smetana 連作交響詩集「わが祖国」〜ロヴロ・フォン・マタチッチ/ザグレブ・フィル(1979年ライヴ)・・・2年ほど前に拝聴。熱狂的にファンご推奨音源也。彫りの深い、よう歌ってスケールの大きな表現、著名な「高い城」「モルダウ」の美しい旋律はもちろん、残りの4曲も迫力充分に入魂の演奏であります。オーケストラの技量にも問題なし、唯一音質がやや金属的にオフマイクっぽく、それはライヴだから仕方がないでしょう。鑑賞には支障ない水準です。
他、露西亜のヴァイオリニスト、アンドレイ・コルサコフ(1946年-)拝聴(ライヴとセッション?合わせて90分ほど)ネットから入手した音源を整理していたら出現したもの。放送音源とLP復刻か。緊迫感のある凛々しい音色、素晴らしい技巧の冴えでっせ。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
連日の寒さにめげそう。昨夜風呂に入ったら全身の力が抜けてへろへろ・・・帰宅したら、デスクトップマシンNEC Express 5800 Xeon E3-1225届いておりました。最近、ウチのマンションに預かりボックスみたいのができたから便利なもんでっせ。早速、取り付けようとして〜案の定、予想通り、いきなり困難が!現状ディスプレイ(隣国SAMSUNG製)はHDMI接続、ところが到着した中古マシンにそんなソケットはないんです。懐かしいアナログVGA接続端子のみ。そうとう時代もんやなぁ、大丈夫かいな。この接続ケーブルは既に手許になし。職場でも使っていなくて、たしか会議室の箱に転がっていたはず・・・業務上横領してこなくっちゃ。それまで手が付けられない。作業は一日延期。でも、本日夜はスポーツクラブしっかり二時間コースなんだよなぁ、慌てても仕方がない。
以下、作業工程表は自らの覚書として(誰も読まんだろうし)。
<まず現行マシンAspire AS5750(2011/11-2017/01)からデータ取出し>
(1) DVD保存前の音源データ取出し。120gbほどあるから、幾度かに分けて順繰り移動させるしかない。直接データ移動できぬものか。(共有フォルダにすればよいはず)
(2) ネット・ストレージに同期させていない画像やら年賀状データ。単体で稼働するソフトの退避(そのまま移植可能)
(3) 「設定」からWindows10初期状態へ。個人情報一切合財クリアにして、キレイに掃除してオークションへ。「Endキー」欠品の「ややジャンク品」、いくらで売れるでしょうか・・・
途中いろいろ不具合の可能性もあるけれど、それをクリアしていく行為そのものが愉しみでしょう。結果、ちゃんとそれなり動けば良いんです。
<新着マシンは NEC Express 5800 Xeon E3-1225(中古だけどメモリ8gb/HDD1TB)2017/01-スタート>
(1) OS(Windows10)は既に入っているらしい。無線マウス・キーボード(エルゴノミクス)はそのまま現状を流用
ディスプレイの接続は問題ないはず(ケーブルさえあれば)OSのセットアップがないのはラクだけど、基本はクリーンに自分で入れたいもの。
(2) 無線Lanも付いているから、まずネット接続設定からスタート
(3) Windows10の使用者登録、パスワード設定〜アップデートの実施(時間が掛かるかも)。セキュリティ関係の設定(なにを入れるか逡巡中。Defenderで済ませるか。いずれfreeが基本)
(4) Chromeの導入。個人設定にログ・イン同期。標準に設定。Chromium系動画を見るためにはこれしか選択肢がない。
(5) Oneドライブ、DropBox、Googelドライブ、Megaの同期設定。【♪ KechiKechi Classics ♪】の原稿はすべてDropBoxに有
(6) QtClip(クリップボード履歴+定型文書登録済)スタートアップへ(ソフトそのものはDropBoxに有。ちなみに愛用画像ソフトVixも)皆古いソフトやなぁ、昔馴染みですよ、ちゃんと動きますし。
(7) EditHTML(ホームページ作成エディター)導入。これも古い、昔ながらの愛用ソフト(ファイル単体起動可)也。【♪ KechiKechi Classics ♪】はこれにて作成。
(8) Lahz導入。圧縮解凍ソフトの基本です。
(9) foober2000、Monkey's Audio、等オーディオソフトの導入。ほかいろいろ再検討してみましょう、WMPはあまり好きじゃない。GOM Playerの安全性は大丈夫?VLC media playerなど検討対象。もう自主CDは作成していないけど CUE Splitter(.cueシートによるファイル分割)も一応入れておくか(使い慣れております)。.wavファイル変換ソフトはもう要らないかも。ファイル結合のためUniteMovieも確保(ネット上のデータ取得に必要)。
(10) DVD保存前の音源データ戻し。120gbほど。膨大なのでこれは順繰り。(共有フォルダにすれば移動できることを思い出しました)
(11) ラトックシステム USB Wireless Audio Adapter REX-Link2S(コンポに無線で音源データを飛ばす機器)接続。→オーディオ環境の確立。
(12) WPSオフィス(free版)の導入、秀丸エディターの導入(20年来の正規ユーザでっせ/Linuxマシンでも使用。Grep機能が圧倒的に便利)
(13) 無線プリンター(HP)の設定確認。ドライバは自動で入るかな?
(14) ここでDriverBooster(free)導入。デバイス関係のドライバ一斉更新。+Advanced SystemCare 10 Free、Smart Defrag 5もついでに入れておきましょう。上記設定が終わったら一斉に実施予定。
以上。さて、結末は?結論は明日以降か、時間的に今晩は最低限接続やろなぁ。
Debussy 前奏曲集第1/2巻〜ワルター・ギーゼキング(p)(1953/54年)・・・オールド・ファンなら誰でも知っている往年の名盤中の名盤也。これは激安Membran復刻だけど、ナント!SACDもあるとか。時代を勘案すれば充分”聴ける”音質水準でしょう。静謐に妖しい第1巻、自在に荒々しい第2巻、若い頃大枚六阡圓支払って購入したCDに歯が立たなかった記憶も鮮明、いまやお気に入り中のお気に入り作品、ギーゼキングの正確クール、雰囲気に頼らぬ演奏に痺れました。幾度拝聴して、その技巧のキレに感服いたします。Walter Wilhelm Gieseking(1895-1956)世代から考えると、ずっと新しい感性の持ち主だったのでしょう。Bachの平均律が聴きたくなりました。
他、Paganini チェントーネ・ディ・ソナタ第2集(第7-12番)〜モシェ・ハマー(v)/ノーバート・クラフト(g)(1994年)・・・どっしゃーん!とデーハーなシンプル伴奏に超絶技巧な演歌旋律ヴァイオリンが前面!そんな印象のPaganiniの室内楽、こちらギターの伴奏に乗って機嫌よくのびのび、ヴァイオリンはよう歌ってテクニック披瀝系に非ず(きっと弾くのはタイヘンなことでしょう)シンプルな二楽章制の「ソナタ」続きます。これは10年ほど前?BOOK・OFFにて@250入手したもの。だから第2集しか持っておりません。音楽とは出会いでっせ。(NAXOS8.553142)
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨夜、布団乾燥機+食器洗い機(他女房殿パソコン、電気ポット)+エアコンに掃除機をちょっと使ったらみごとにブレーカー落ち、ラジオのタイマーがすっ飛んでしまって再調整、ちゃんと設定できていなくて今朝、30分寝坊しました。寒さ続きます。油断すると風邪をひきそうなので、夜しっかりスポーツクラブで鍛えてきました。阪神大震災から22年なんやなぁ、自分の人生観を変えた事件(隣県大阪より目撃)をリアルに思い出します。まだまだ使えるノートパソコンがあるのに、新たに(中古)デスクトップ入手(本日到着のはず)23,000円出費に鬱々と(こんな贅沢したら罰当たりまっせ)・・・冷静に考えれば先月(昨年12月より)処分継続したCDが順調に売れてくださって、その金額はけっこう膨大になっておりました。棚に眠っていたものを現金化したワケだから、ノーミソ刺激に少々出費も悪くないでしょう〜どーでも良いこと考えつつ帰宅すると!
ONKYO CDプレイヤー/iPodドッグ CBX-Z10不調。前機は2016年9月わずか入手2年弱で逝去(電源入らず)同年同機種11月再入手(中古1,300円也)”安物買いの銭失い”、”塀の外だけど懲りない”ワシ=絵に描いたような典型例でっせ。わずか2ヶ月ほど、CDは音飛びしてまともに読み込みません。CDプレーヤー用レンズ・クリーニングを掛けても状況変わらず、まともな再生不可。こんどこそ諦めました(涙)。三度は買いませんよ。リビングでのCD聴取(主に朝食時)はしばらく諦めましょう。やはり罰は当たりました。ガッカリ。
若い相棒は無事出てきました。奥様先週木曜夜無事に退院、土曜日には残務処理に出勤していたそう。先週金曜、昼から通院のために早帰りしたけれど、週明けびっくりするほど(処理フォローすべきものは)な〜んもない!もともとヒマ仕事担当と云うべきか、それとも先を読んで日常ちゃんとしているから?昨年末に取引先との関係で(上司連れ出して)対策いろいろ手を打っていたことが形になりつつあります。ジミだけどね。
Grieg 組曲「十字軍の兵士シグール」作品56/抒情組曲 作品54〜「夜想曲」「小人の行進」/ノルウェー舞曲 作品35/ホルベルク組曲 作品40〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリン(1976年)・・・懐かしい北欧の旋律は大好き、こんな寒い時期もぴったり似合っておりますよ。英国系のスッキリとした(やや薄め?)サウンドが刷り込み、こちら最初の「シグール」から厚手の独逸系サウンドにやや違和感有。やがて馴染みの旋律連続、陰影の深い表情、メリハリ表現に心打たれました。オーケストラは磨き上げた木目の響き、渋く輝いて重心低く鳴り響きます。最近、亜米利加の機能的上手いオーケストラを聴く機会が多くて、逆に旧東独逸伝統のオーケストラの温もりが新鮮そのもの、「ホルベルク(ホルベア?)」の弾むようなヴィヴィッドな躍動も素晴らしいもの。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
雪、続きまんなぁ。今朝氷点下、明日もそんな予報らしい。奥様入院していた若い相棒は出てくるでしょうか。自分は通勤時間3-4分(職場はご町内)故、通勤に問題ありません。逆に日常、俗世間から隔離されている状態に至っております。商品はちゃんと倉庫に入っているのかな?無為無策な週末、昨日もオークションで落札されたCDボックスを郵便局に持っていっただけ。昼から出掛け、夕方帰宅した女房殿は寒いから外食はイヤ、急ぎいただきものの白菜ベースに雑煮を作りました。この時期旬の野菜が妙に美味いこと。
やっちまいました贅沢行為。オークション即決ぽちっとデスクトップ・マシンNEC Express 5800 Xeon E3-1225 3.1Ghz(クアッドコア)/メモリ8GB/HDD1TB/Windows10/中古(送料消費税全部込)23,000円ほど。無線Lan付き。2011年製5-6年ものかな?数日で届くことでしょう。それなりの品質、ちゃんと動いてくださることを祈りましょう。ノートパソコンACER Aspire AS5750は丸5年2ヶ月機嫌良く動いてますよ。寒い朝に起動時、なんとなく動きは鈍い?けど。唯一「Endキー」のみ行方不明(掃除機で吸い取ってしまった)キーボードマウス(エルゴノミクス対応)ディスプレイは外付けで(固定で)使っていたので、デスクトップでも問題ありません。
ほんまはWindowsである必要さえないけど、愛用のEditerHTML(ホームページ作成用ソフト)、ラトックシステム USB Wireless Audio Adapter REX-Link2S(コンポに無線で音源データを飛ばす機器)のドライバがLinuxでは動かんのです(自分の力量では)。それだけ。あとは世間様(とくにお仕事)ではWindowsが標準だから、そのお勉強の(常に使えるようにしておく)意味もありました。
ACER Aspire AS5750は「ややジャンク品」としてオークション処分やな。きっと売れるでしょう。新しい(といっても中古)マシンを自分仕様にカスタマイズするのって、けっこうノーミソ鍛錬になるんです。現状の環境復元やら音源データ先頭に150gbほどのデータ移動も四苦八苦、大仕事となりますね。
昨夜、ようやく重い腰を上げて【♪ KechiKechi Classics ♪】週一回の定例更新。音楽はあまり聴いておりません。ほか演奏云々のコメントは不可、作品のお勉強でっせ。いくつか音源データの音質など確認したのみ。今朝はR.Strauss 組曲「薔薇の騎士」〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1964年)・・・旧録音。録音もオーケストラのサウンドもぴかぴか、ツヤツヤ。饒舌な歌劇を全部聴き通すのはたいへんだけど、うっとりするような美しい馴染みの旋律を瑞々しく表現してくださって豊満、最高っす。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
引き続き雪。センター試験時期は例年タイヘンなのと、お隣岐阜県では鳥インフルエンザ発症、ご当地と岐阜県は意外なほど近くて(転居ぼちぼち4年、未だ土地勘はない)パンデミックの恐怖は忘れた頃にやってくる・・・かも。昨日、ようやく落札されたCDの送付先連絡2件有、郵便局まで上り坂(運動がてら精力的に)汗をかいて逆にちょいと冷えたかも。女房殿が知り合いからつぎつぎ野菜をもらうので、白菜料理に凝っております。昨夜はけんちんホワイトシチュー也。白菜(大量)+人参+しいたけ+こんにゃく(ダイエットはキモチだけ)精進料理っぽい。一昨日夜、呑み屋で贅沢散財しましたし。冷凍庫冷蔵庫の在庫減らしばかり。
夜残りのCD送付先連絡があったので、これから雪中行軍(昨日より厳しいかも)して参ります。ついでに昨年の御札を納めに行くか。ヤフオク出品は残りカスみたいになっちまいました。【♪ KechiKechi Classics ♪】 毎週定例更新も手付かず状態。今朝の朝日新聞「現代の若者言葉」考。文献に残っているだけでも平安鎌倉時代から「最近の若いもんの言葉は・・・」といった嘆きがあるそう。ゲスい、といった言葉は江戸時代からあるらしい。日本語はつぎつぎ変貌し、外来語を受け入れ(「アモーレ」って美しい言葉と思う)あっという間に陳腐化します。身内にしか通用しない言葉で一体感を醸成するのは企業の常用手段=若者たちの仲間意識といった図式でしょう。すぐに”死語”になりますって、ほとんど。通院先の週刊誌に出ていた「仏契(ぶっちぎり)」という造語は秀逸でした。
昨日朝〜午前中音楽を聴いて・・・思い出せない(熟考中)そうか。Haydn 交響曲第104番二長調「ロンドン」(1954年)/Mozart ディヴェルティメント第2番K.131(1955年)〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団・・・既にHaydnはもう一枚分聴いていて、引き締まった筋肉質サウンドに魅了されておりました。モノラルでも音質は悪くない。「ロンドン」はHaydn交響曲ラストを飾る大曲、以前から大好き。このところ古楽器(系)編成の小さい軽快リズミカルな演奏ばかり聴いていたせいか、立派過ぎというか、堂々と厳しい力強さが眩しいくらい・・・聴き手の精神力は弱まっております。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
降ってまっせ、雪、予報通り。こちらは寒いなといった程度だけど、雪国は生活が成り立つがどうか、商売的にはこちらに商品が無事届くか心配です。3年ほど前、トラックが高速道に立ち往生して商品未着、日曜出勤エラい苦労してお詫びと調整したことを思い出しました。今回は直接自分の担当分野じゃないにせよ、ちょいと心配しております。担当の若い相棒が奥様入院中故、あとでちょっと職場に顔を出して様子をみようかな?昨日は(現在休診中のかかりつけが一ヶ月お休み中故)皮膚科のヤク切れに困り果て、比較的ご近所別医院を検索したらネット予約有(初診は不可)朝一番9時開始と同時に30人予約!ああ、こりゃ混んでいるなと類推。午前中所定のお仕事をモウレツなスピードにて消化(資料提出イレギュラー発注手配、データ登録とか)昼から辞去、夕方4時一番乗りを狙って「4番目」診療成。優しげな女医さんでした。
そのまま床屋さんへ、更に女房殿と待ち合わせて馴染みの(やや高いが美味い)居酒屋にて待ち合わせ、贅沢な散財をしました。花金なのに夜7時頃店を出るときに空いていたのは、寒さのせいでしょうか。それとも年明け、消費の冷え込みか。
今朝締め切りのCD処分ヤフオク4件落札有。ありがたいことです。送付先連絡があったら郵便局まで坂道、雪中行軍となります。
Prokofiev バレエ音楽「道化師」作品21(全曲)〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ソヴィエット国立文化省交響楽団(1985年)・・・3年ぶりの拝聴。組曲作品21b(または抜粋)に非ず、全曲らしい。シニカルなユーモアに充ちて、ドキドキするほど鮮やかなサウンド旋律リズムを誇る名曲!旧ソヴィエット崩壊が1991年、その末期に出現した国策オーケストラは上手いもんでっせ。ロジェストヴェンスキーのメリハリある表情、色彩豊かな表現も最高、ようやくディジタル録音も軌道に乗った頃、昔の劣悪音質イメージから一新、30年以上前でも充分な鮮度で聴かせてくださいました。
Debussy「再発見」/古代のエピグラフ;「夏の風の神、パンに祈るために」「無名の墓のために」「夜が幸いであるために」「カスタネットを持つ舞姫のために」「エジプト女のために」「朝の雨に感謝するために」/ベルガマスク組曲;「前奏曲」「メヌエット」「月の光」「パスピエ」/交響組曲「春」*;第1楽章 トレ・モデレ(Tres modere)第2楽章 モデレ(Modere)/「ヴィーノの門」「塔」〜エミール・デ・クー(Emil de Cou)/サンフランシスコ・バレエ管弦楽団(1999年)・・・管弦楽版(*「春」は管弦楽+ヴォカリーズ入)珍しい録音也。amazonに在庫有。指揮者オーケストラとも馴染みが薄いのはマイナー狙いヲタク趣味のツボにぴたり!ストコフスキー辺り怪しげな風情を想像すると大違い、真摯な色彩感に溢れて原曲に対する違和感もなく誠実な演奏です。オーケストラもびっくりするくらい上手くて、亜米利加西海岸のオーケストラとは信じられぬ繊細、ニュアンスに富んだ完成度也。これは掘り出し物。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
月曜休みだったし、あっという間の週末へ到達。本日、母親の誕生日、たしか85歳元気にピンピンしております。電話でもしておくか。政治経済のことには疎いほうだけど、一昨日オバマ前大統領ラスト演説の格調高いこと!昨日のトランプ大統領のはフツウ(内容も予想通り。期待外れから円高株安とか・・・)フィリピンヘ行った安倍ちゃんは滑舌悪いなぁ、品もよろしくない(失礼)。北国では数年に一度の大寒波とか。こちらも寒い時期だけど、ここ数年より比較的暖かいかも、職場では風邪が流行っております。今のところ自分は辛くもセーフ、ま、どこにも出掛けないからね、人の多いところには。
Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜シーヨン・ソン/キョンギ(京畿)フィルハーモニー管弦楽団(2016年)・・・隣国小柄な別嬪若手女流、レヴァインのもと、ボストンでアシスタントを務めていたらしい。2012年日本デビュー済、初めて彼女の存在を知って音源拝聴いたしました。これは素晴らしい成果でしょう。なんせ大曲、オーケストラの技量がものを云う作品、シカゴ交響楽団とかその辺りを念頭に置けば金管にいまいち迫力が足りないとか、もうちょっと鳴りっぷりとか艶が欲しいとか、外野は勝手な野次を飛ばせるけど、目隠しで聴いてみ!”21世紀は世界各地、どのオーケストラも上手くなった!”大原則通り、みごとな技量であります。やや遅めのテンポ、細部ていねいな描き込み、激昂せず慌てず徒に走らず、若手とは思えぬ落ち着きとスケールであります。第3楽章 「Kraftig, nicht zu schnell.スケルツォ(力強く、速すぎずに)」辺り、ちょいとテンションが維持できていないような気もするけど、第4楽章「Adagietto」も爽やか仕上げ、やや(My)マンネリ気味だった作品を新鮮に、好ましく拝聴させて下さいました。
政治的やら差別(ヘイトスピーチ!)やらいろいろあるけれど、音楽は別でっせ。とにかく仲良くやりましょう。(韓流ドラマはかつて一度も見たことはないけど)
他、Vivaldi リュート協奏曲ニ長調RV 93/オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調RV 548/合奏協奏曲ハ長調RV 558/ヴィオラ・ダ・モーレとリュートのための協奏曲ニ短調RV 540/ヴァイオリン協奏曲ト短調 作品12/1, RV 317〜イシュトヴァン・パルカニー/デラルコ室内管弦楽団・・・DDDとなっているから1980年代以降のディジタル録音なんでしょう。ネットにデータが転がっていて、四苦八苦して演奏者を特定したもの。イシュトヴァン・パルカニーって、たしかオルランド弦楽四重奏団の初代ヴァイオリニスト?ソロは自ら担当しているのかも。リュート協奏曲となっているけど、おそらくギターでしょう。オーボエ、ヴィオラ・ダ・モーレいずれもソロのクレジットなし。モダーン楽器によるまずまず、フツウの演奏です。各作品ごとに音質も違って、例えばオーボエとヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調RV 548はオン・マイク、残響少なく近接音中心の収録となります。合奏協奏曲ハ長調RV 558は賑々しくも楽しい管弦楽ですね。(トランペット、フルート、シャリュモー、マンドリン、リュート入。オリジナル編成ではないみたい)ときどき、演奏内容クレジットのわからん音源(データファイルのみ)が手に入ることがあって、いろいろ断片情報を類推してネットから出目を探すのもヲタク趣味、誰にも理解されぬ世界に入り込んでおりました。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日もお仕事は粛々と順調・・・一件のみ気掛かりなことがあって、本日フォローが必要でしょう。正月気分はすっかり消えて、日々快速に過ぎていきます。若い相棒は今週いっぱいお休み、一番寒い時期を迎え、職場は風邪が流行っております。自分は体調改善の手応え有、左首肩背中胸の鈍い痛みはほぼ解消、ダメ押しのように水曜夜定例45分のマシンジム+45分のエアロビクスは今年初、しっかり汗を流して乗り切りました。ボウズ状態を嘆いたCD処分ヤフオク、久々に入札ありました。週末には送付できそう。年末に整理したCD棚、またちょっぴり余裕ができます。
Satie バレエ音楽「パラード」/Poulenc バレエ音楽「牝鹿」組曲/Milhaud バレエ音楽「屋根の上の牛」〜ウラディミール・ヴァーレク/チェコ・フィル(1985年)・・・Vladimir Valek(1935-)はチェコのヴェテラン、指揮者もオーケストラも珍しい演目かと。素っ頓狂に無定見なSatie、カッコ良く粋なPoulenc、賑々しくもノリノリなMilhaud、どれも思いっきりヴィヴィッドな演奏ぶり。いずれお気に入り(仏蘭西系近現代)作品みごとなコンピレーション、ヴァーレクは手堅い表現が基本の人と思っていたけれど、思わぬ成果は音質極上なことも寄与していることでしょう。
Webern J.S.Bachの「音楽の捧げもの」より「六声のリチェルカーレ」/2つの歌 作品19(百合のように白く/羊の群れが立ち去って)/5つの楽章 作品5(弦楽オーケストラ編)/2つの歌 作品8(あなたには言わない/あなたは私を孤独にする)/オーケストラのための5つのヴァリアント 作品10/4つの歌 作品13(公園の草地/孤独な女/見知らぬ土地で/ある冬の夕べ)/6つの歌 作品14(太陽/黄昏の地1/黄昏の地2/黄昏の地3/夜に/囚われのつぐみの歌)/5つの宗教的な歌 作品15(彼に負わされた十字架/朝の歌/神の御名において/過ぎ来たりしわが道/いざ行け、魂よ汝の神に向かって)/眼の光 作品26/オーケストラのための変奏曲 作品30/第2カンタータ 作品31〜ロバート・クラフト/トニー・アーノルド(s)/クレア・ブース(s)/デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(b)/サイモン・ジョリー合唱団/21世紀古典アンサンブル/フィルハーモニア管弦楽団(2008年)・・・これは昼間取引先への車中音楽也。LP時代に聴いた「六声のリチェルカーレ」は衝撃でした(ロジェストヴェンスキー)。彼(か)の気高い大Bachの旋律が、思いっきり怪しくひとつの旋律を各管楽器パートが次々受け継いでいく!Webernの作品はどれも短く、やや難解でもサウンドはクールに研ぎ澄まされたものばかり。ロバート・クラフト(Robert Craft、1923-2015)はStravinskyの弟子、新ウィーン楽派の録音も数度、正確無比な表現にいつも打ちのめされます。彼がリファレンスかなぁ、この辺りは。声楽陣、とくにサイモン・ジョリー合唱団の超絶技巧には仰け反るばかり。21世紀古典アンサンブルというのがようわからんけど、いずれ優れたアンサンブルであります。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は(要らぬ儀礼的な)会議に呼ばれていて、昼から上司同行で会場に行くと誰もいない。日程場所失念?事務所に戻ってメールを確認しても間違いはなくて、その後の延期や変更案内がこちらに届いていなかったのか、別に出席せずとも支障ない会議だけど、上司と車中往復、次期体制の論議をしたのみになりました。若い相棒は奥様がとうとう肺炎で入院、幼いこどもふたり抱えて如何ともし難く今週休み、最低限の実務処理をするためノートパソコンとWifi端末を取りに職場に顔を出しておりました。こうしてみると主婦の役割は偉大!旦那が入院したほうが、まだ日常生活は成り立ちますもんね。連休明けのお仕事はそれなりの物量蓄積して+相棒のフォローも有、それでも所定狙いのお仕事を定時でクリアしました。(朝一番8時には出勤しているけど→いつまで続けるか悩みどころ)先週一日のみ出勤して、その時に職場内あちこちお願いごとをして、それがみごとに機能して、情報提供に感謝されたことも嬉しい。
左背中胸首の鈍痛ほぼ軽快(いま一歩)職場は(上司先頭に)風邪大流行、自分も危うい?(ような気がしたので)帰宅後スポーツクラブへマシントレーニング45分(上半身ストレッチ込)体重は先週より+500g。職場でいちごワッフル(おみやげ)喰いました。夕食もたっぷり。
Mussorgsky/Ravel 組曲「展覧会の絵」〜ジュリーニ/シカゴ交響楽団(1976年)/「マ・メール・ロワ」「スペイン狂詩曲」〜ロサンゼルス・フィル(1979年)・・・2004年正月登別のBOOK・OFFにて入手との記録有。強面フリッツ・ライナーから20年後、相変わらず切れ味たっぷり+色気あるヴィヴラートに痺れるハーセスのトランペット先頭にオーケストラの威力は強烈、例の如しまったり細部ていねいな描き込み、歌心に印象一変であります(もちろんショルティともぜんぜん違う)。ロサンゼルス・フィルも前任メータとは雰囲気は異なって、しっとり仕上げみごとなもの。ジュリーニは晩年SONYに多く録音が残るけど、この辺りがピークだったんじゃないか。好みの作品ばかり揃えてくださいました。
Wagner 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲/歌劇「タンホイザー」序曲/ファウスト序曲/楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と「愛の死」〜ピエール・ブーレーズ/ニューヨーク・フィルハーモニック(1971年)・・・写真はLP時代のもの。久々の拝聴、 10年前のコメントはボロカス、現在の耳ならそこまで云わぬけれど、音質もひとつ、ニューヨーク・フィルの音色がWagnerしてないのはたしか。とくに金管の楽天的な明るい響きに違和感有、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」も「タンホイザー」も”大きな”音楽だけど、湧き上がるような高揚感にいま一歩か。ブーレーズの新旧種々録音は、どれもけっこう聴きものなんだけど、これはちょいと厳しいかなぁ。残念。
では、行ってきます。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
三連休後の火曜、お仕事はちょいと押し気味でも知れております。お休み中緊急連絡2件、いずれもたいした内容じゃなくて、常識で判断つきそうなことばかり、若いころなら激怒してたろうな。左肩背中胸首辺りの鈍い痛みはほぼ軽快、平日夜のみのスポーツクラブ契約、昨日祝日だったので本日、明日と通うつもり。大根白菜が残っていたので+鶏肉、ネットにてレシピ検索して夕食を作っておきました。皮膚科休みによるヤク切れが悩み、この時期乾燥しますから。相変わらず時々ひどい洟水(アレルギー症状?)に悩まされても、体調はまずまずでしょう。連休明けの新聞に興味ある記事も少なめ。
R.Strauss アルプス交響曲/交響的幻想曲「影のない女」〜 フランク・シップウェイ/サンパウロ交響楽団(2012年)・・・以前に聴いていて、驚きのオーケストラの洗練された技量に感心しておりました。引き隠り気味の寒い日々、一発ハデな大規模オーケストレーションが聴きたかった!あまり著名ではない英国の指揮者(2014年事故にて逝去)は時々こんな大曲に成果を上げるのですね。オーケストラを素直に朗々と鳴らせて、スケール大きく構成感必須な「アルプス」を雄大に表現してわかりやすいもの。BISの録音が極上、バンダ(別働隊→オモロい記事有)の奥行きとか、大規模オーケストレーションの空間、みごとに捉えて爽快也。
Galuppi ピアノ・ソナタ ト長調「ブルネルロ氏」/ハ長調/ニ短調/変ロ長調/ハ短調/イ短調/変ロ長調「ガルッピ氏のシンバル」 /変ロ長調「Buranello All.°」〜アンドレア・バケッティ(p)(2007年)・・・バルダッサーレ・ガルッピ(Baldassare Galuppi, 1706-1785)はヴェネツィアの作曲家、Vivaldiが1678年年生まれだから、ひと世代後、時代は既にバロックを抜けておりますか?(Haydnは1732-更にひと世代後)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリがいくつかソナタを取り上げて、その珠玉の美しさに痺れておりました。こちら1971年ジェノヴァ出身のピアニスト、楽器は(収録会場も)ファツィオリらしい。硬質な音色、音数が少ないシンプルな旋律に装飾音多用、心が洗われるような穏健な音楽が続きました。
では、行ってきます。一週間なんとか乗り切りましょう。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は薄ら寒い小雨模様、左肩背中胸首辺りの鈍い痛み+微熱故身動きできず、保存した音源(DVD)に詳細情報などネット検索して印刷封入しておりました。この確認作業そのものに次々発見有、けっこう手間の掛かるヲタク仕事モロ、夜半、カラー印刷がおかしい?プリンター赤インクが切れていたので(超・激安互換人民中国製に)交換〜これがワザと腕の見せどころ、チップの貼り直しが必要です。既に数回実行して、チップも傷んだせいか認識しない、空になったものは保存してあって、その中から別チップを探してていねいに貼り直すこと数回、とうとう交換成功!おもわずガッツポーズ(小さく)。節約には工夫と努力が必須、愉しみでもあります。
今朝は好天、体調も快復傾向連休ラストを有意義に過ごしましょう。
今朝の朝日新聞。ネット時代に情報が溢れかえって、誤ったものが流布される可能性が〜これは太古、印刷技術が普及した時代、ラジオ、テレビ、電話でも各々話題になっていたそうで、電話を使って誘拐事件やら脅迫事件発生に、かつて”電話は危ない!”との論議があったとの著作を読んだこともありました。時代は否応なくネット、コンピューター時代に至って、人間の判断速度やら選別が追いついていないのだな。昨夜、NHKドキュメントは中国のネット通販の熱狂。怒涛の輸出攻勢の伸びが鈍って、沿岸部と内陸部の激しい格差、大学新設ラッシュに若者の就職難は日本より厳しく、起業に多くの人材が流れているそう。買い物に不便な内陸の田舎にもスマホは普及、老若男女皆通販で購入しているらしい。(購入代行する人も)なんせ中国は広大、日本みたいに痒いところに手が届くように小売業(しかも品質均一)が発達していないからね。ネット通販起業向けの「村」が存在して、若者は次々新しい(ネット上の)店を作り、その成功率は10%とか、リアルな挫折の様子が取材されておりました。活気と熱気はあるけど、豊かには見えないな。
こちらユルいCD処分ヤフオク、2017年が明けて売れ残りばかり、まったく動かぬボウズ状態。商売じゃなくて、余りもんの処分ですから。
Bach 音楽の捧げもの BWV.1079〜ニコラウス・アーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス(1970年)・・・ヘルベルト・タヘッツィ(cem)/レオポルト・シュタストニー(fl)/アリス・アーノンクール、ヴァルター・プファイファー(v)/クルト・タイナー(va)/ニコラウス・アーノンクール(Tenor Viola/vc)6人による演奏。ぼちぼち半世紀前、アーノンクールも40歳でっせ。カール・リヒターの峻厳なる演奏(1963年)が刷り込み、とくにオーレル・ニコレの胸に染みるように華やか透明なヴィヴラート、芯のある音色はまさにベルリン・フィルのイメージ(1950-1959年首席)そのもの、フルートは彼がリファレンスになるほどの好み(ルツェルンとの1976年録音をFMで聴いたことがあって、出会いはそれが先かも)。こちらレオポルト・シュタストニー(経歴が探せない)のフラウト・トラヴェルソは茫洋として骨太なノン・ヴィヴラート、木製のまるい響きは古雅なこと!親密かつややジミな雰囲気漂って、もの哀しい諦観を感じさせる大王の主題は変幻自在に発展し、白眉はトリオ・ソナタ!第2楽章「Allegro」のリズミカルな躍動に低弦から「大王の主題」が絡むところに感極まりました。
J.Strauss.TEdition, vol.7/ワルツ「睡眠の治療法」作品65/ギャロップ「若者の情熱」作品90/ワルツ「ペストのお土産」作品66/カチューシャ・ギャロップ 作品97/ガブリエルのワルツ 作品68/ブローニュのギャロップ 作品104/ペニーのワルツ 作品70/ギャロップ「パリの謝肉祭」作品100/虹彩のワルツ 作品75/オリジナル行進曲 作品73/ワルツ「ベルリンの思い出」作品78〜エルンスト・メルツェンドルファー/スロヴァキア・シンフォニエッタ(ジリナ/2004年)・・・J.StraussUの全集録音も偉業に間違いないけど、弟のJosef Strauss全集も凄い、でも彼は知名度の高い作品けっこうありますよね。親父J.Strauss.Tに至っては「ラデツキー行進曲」くらいか、それでも全集録音するメーカーの気概を賞賛したい。いくら”取っ払い”で安く演奏者を雇っても(著作権はすべてメーカーに帰属/二次利用自由自在)それなり資金は掛かるし、単品黒字はムリでしょう。小さな編成(残響少なめ)それなりの演奏に気軽に愉しめる作品ばかり、「第7巻」を取り出したことは偶然、他意はありません。上記、作品名(自分なり)翻訳も怪しいもの。息子はより洗練され、際立って美しい旋律、サウンドをたっぷり堪能できるのは一流オーケストラ指揮者の賜物か、こちらどれもシンプルにお気楽、軽快、屈託のない風情も悪くないもの。全26巻、おそらくどれを聴いても似たような・・・ものなのでしょう。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
不思議な夢を見て、内容詳細を覚えているのも珍しい。飛行機で亜細亜ツアー旅行中、マカオにて途中降りて勝手知ったる街を眺める三人組(ちょいと後輩のYとN〜さほど親しくはない)時間までに飛行場に戻らなくっちゃいけないのに、バスに乗り遅れ、タクシーもつかまらない・・・迫る出発時間、その辺りの住民に頼んで「三千円払うから」とお願いして移動中、Nがケータイで連絡を入れてその英語が流暢なこと!到着まで出発は待ってくださることになって、嗚呼良かった。マカオなんて行ったこともないし、興味もなし、フツウ夢では万事休す!場面で目覚めることが多いのに、なんとか間に合った、解決したパターンは珍しいと思います。こりゃなんなのか。
左半身首(ばりばり)肩背中の痛み継続、ストレッチするとごりごりしてます。微熱自覚、やはり風邪かな?昼過ぎ、女房殿が職場の軽バンを借りてきて、温泉風大型浴場施設に行きましょうと、この時期、徒歩だとせっかく温まっても徒歩20分、帰りは冷えてしまうのでありがたい。強烈電気風呂(高周波ですか?)に入って、筋肉が動くたびに背中が痛いこと!そんな体調にようやく読書読了2冊。帯津良一「楽々往生」(ベスト新書)・・・2011年初版。ヴェテラン医師はご健在のよう。なかなか味わい深い人生の達人ぶりは、辣腕外科医から東洋医学も取り入れた「ホリスティック医学」(とやら)へ、治る症状もあれば治らぬ病を受け入れる心の問題も有。冒頭に奥様の急逝の話題もああります。現代医療の及ばぬ状況に自分が置かれた時にはありがたい存在かも・・・しかし、やや説教臭いのは爺さんの著作だから仕方がない。
もう一発。里見清一「医師の一分」(新潮社新書)・・・2014年出版。相変わらず強烈な現役医師のリアルな主張。今回は本名・國頭英夫として顔を出しております。「インフォームド・コンセント」に名を借りた要はするに医者の責任放棄(訴訟を受けぬため)マニュアル教条主義亜米利加の悪しき影響じゃないか。生命に軽重なしとの建前は実際の医療現場にもろくも崩れ去って、医師がかつて勤務したERでは「労災は受ける。自殺(未遂)は断る。交通事故はその時考える。ただしこどもは何があっても受ける」との指導医からの明快な指示があったそう。鉄道自殺を図った70歳代のご老人を助けた40歳代の女性が亡くなり、当のご老人が救助されるといった皮肉は、なんとするべきか。震災直後の福島の医療機関ではトリアージに混乱があって、ガン手術直後の患者がベッドから追い出され、寝たきりに意識のない人工呼吸されたご老人が優先されたとのこと。治癒途中、社会復帰して活躍する可能性を危うくして、人工呼吸器を外せば殺人罪に問われる”患者”優先とは・・・コンピューター・ネットワーク化されたカルテは既に「患者の症状」に非ず、検査数値のコピペに至っているとのこと、こうなれば初期診断は対話型コンピューターで充分なのか。
Bach 平均律クラヴィア曲集第1巻第1番-12番(エンリカ・カヴァッロ(p)1994-95年)/第13番-24番(バーナード・ロバーツ(p)1998年)・・・長い作品を拝聴すべき気力体力は衰えつつあって、名人・山本さんだって入院中はオムニバス名曲アルバムを聴いていたらしい。こちら体調不十分でも意識して大Bachの傑作を聴きました。エンリカ・カヴァッロは情報検索できぬ、おそらく伊太利亜のピアニスト。名曲中の名曲をやや雰囲気で聴かせているような、曖昧なタッチ、風情をちょっぴり感じさせます。浪漫方面に振った表現かもしれないが、それだったら巨人リヒテルが存在しますよ。Bernard Roberts(1933-)は英国のヴェテラン、技巧のキレという点で少々難有、それでも曖昧さのない誠実明快なタッチ、美しく透明な音色、感情の起伏の少ない淡々とした流れに癒やされます。変化に乏しくて、グレン・グールドのテンポの明確な対比、微妙なニュアンスの描き分けが恋しいけれど、各々の個性でしょう。第2巻も含め全曲聴きたくなりました。
Mussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1963年)・・・パブリックドメインになっているとか、音質問題故ジョージ・セルのCDはかなり処分済、年末CD棚整理小掃除中発見したもの。サイト内検索を掛けてもコメント出現しない放置音源也。SBK 48162(Made in Austria)は音質硬く、最強音にてやや濁りもある音質。それでもオリジナルの優秀録音は類推可能です。飾りやタメの少ないストレート非情な表現、アンサンブルの優秀さ、オーケストラの上手さ、各パートの技量がモロに伝わる強烈演奏!連想したのは同郷の強面フリッツ・ライナー、そちらほど話題にならんかったのは音質とデーハー華麗な金管サウンドの差でしょうか。エエもん、再発見しました。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
長い正月休みを終え、一日出勤、即三連休、世間様に申し訳ない身分であります。お仕事も全然溜まっていない(想定の範囲内)これといったトラブルもなし・・・のは、担当する営業先が一週間休んだため、うまい具合に空白が偶然できたから。若い相棒も昨日より出勤、ところが年末より奥様が発熱で寝込んでしまい、幼い姉弟を抱え帰省はもちろん、日常生活にっちもさっちもいかぬ・・・最低限の実務処理を済ませて昼から帰りました。可哀想!職場はマイアミから無事戻った若い女性、鎌倉の実家に生まれたばかりの孫を見せに行った若手息子世代、正月は家族三人ディズニーランドで過ごしたスタッフの女性・・・自分は寂しい引き隠り正月やったけど、健康だったのは救いです。
左半身、首背中胸の痛みはやや軽快、入念なストレッチ+夜はマシントレーニングしっかり計45分、風邪なのかな?微熱を感じるのと、洟水悪化に夜中途中起きだしました。今朝、朝一番に久々皮膚科に坂道速歩片道十数分、なんと1月中休診!先生病気かな?それとも海外旅行か、ものすごく流行っている(こどもが多いのに、皮膚科が少ない)のに。薬が切れそうで困りました。至近のコンビニ、サークルKは外装さておき、品揃えがファミリーマートに替わりました。StyleOne→ファミマのPBへ。お菓子の品揃えが充実、飲むヨーグルトもようやく定番となりました。そのうちはこBOONが使えるようになるかも。
Mozart ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449/第15番 変ロ長調 K.450/第16番 ニ長調 K.451〜アルフレッド・ブレンデル(p)/ネヴィル・マリナー/アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズ(1972-85年)・・・28歳ウィーンにて売れっ子になっていた時代の勢いたっぷり、ノリノリの名曲揃い。第20番ニ短調 K.466以降の円熟とはテイストが異なった愉悦、名曲ずらりと続きます。Vanguard/VOX時代の録音ばかり聴く機会の多かったブレンデル、LP時代はこちらがリファレンス(参照の基準)だったんですよ。ソロ、オーケストラとも生真面目であり清潔、適度な歌とバランス感覚に溢れ、暖かいタッチに過不足のないオーソドックス。こういうのが結局飽きがこないものですよ。中低音が充実したPHILIPS録音もお見事。(ここ最近英DECCAに衣装替えして再発売されて違和感有、このサイトでは意地でもPHILIPSデザインを探すようにしております)
流れでMozart 交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」〜ネヴィル・マリナー/アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズ(1980年)・・・これもPHILIPS録音による全集より。LP時代のMozart全集(ほんの数巻のみ入手)はヨーゼフ・クリップスが担当だったから、マリナーの交響曲演奏を聴いたのは意外と最近、これも”清潔、適度な歌とバランス感覚に溢れ”たオーソドックスな演奏であります。ここ10年ほど古楽器系を聴いてきて、嗜好も一巡したかも。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
まるまる8日間連休を終え、本日職場通常業務復帰〜できるの?というくらい体調不良昨日より。左上半身首、胸、背中が鈍く痛くて少々のストレッチでは如何ともし難い感じ。一昨日のマシントレーニングは短めにしたし、風邪でもない(と思う)原因不明。休み過ぎかも。昨日は否応なく身動きできませんでした。休み明けのブルーな気持ちはないつもりだけれど。今朝の朝日新聞にジョルジュ・プレートル逝去のお知らせ有、享年92歳、北海道の親父と同世代だったんやなぁ、長寿に恵まれたシアワセな指揮者でした。これといった特定のポストに就かず、それでも晩年にウィーン・フィルとのニューイヤーコンサート(2008年)で話題になったりしました。合掌。
そんな体調だったので、コタツに隠ってDVDに保存したMozartの音源整理、例の如し不良音源(再生不可)部分発見、慌ててネット検索するとけっこう発見できるもんですね。3−4年前のものは.mp3/128kbpsのものがけっこうあって(廃棄対象)ぎりぎり許せるのは192kbps迄、現在なら.flacか.apeが基本、.mp3なら最大値320kbpsでガマンしたろか、といったところ。いずれ、こんなに貯めてどーするの?的感慨に浸っておりました。折しも2017年最初の不燃ごみ回収の日、DVD(≒4gb)引き続き廃棄いたしました。
そんなこんなで音楽さえまともに集中できず。Bach パルティータ第5番ト長調BWV.829〜アンドラーシュ・シフ(p)(2007年ライヴ)・・・せいぜい1曲。ゆらゆらホンワカとした旧録音とは異なって、決然としてリアルな、しかも暖かい暖かいタッチが新鮮そのもの。他、Bach 様々な作曲家からの編曲による協奏曲集〜ミケーレ・バルキ(cem)など。では、行ってきます。
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朝はバタバタして記憶が戻らんかったけれど、いくつか音楽聴いておりました。Mendelssohn 劇音楽「真夏の夜の夢」より6曲〜ジェイミー・ラレード/スコットランド室内管弦楽団(1985年)・・・最近この作品に凝っておりまして、メルヘンにウキウキするような旋律けっこう好きですよ。久々の拝聴は予想(記憶?)通り、オフマイクに遠い音像、編成小さく薄いというか、ま、爽やかで見通しのよろしいサウンドでした。ここ最近はクレンペラーとかジョージ・セルとか少々濃いのばかり聴いていたから、こんな涼しげに素直な演奏も悪くないでしょう。現在はBrilliantの40枚組に収録されております。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
本日より職場大半は出勤開始、自分は正月休みラスト、おそらくサラリーマン生活中一番長い休みになったことでしょう。どこにも出掛けず、な〜んもせず、ネットからの音源入手やら在庫整理ばかり、テレビもオモロないなぁ、読書にも集中できず。明日より社会復帰できるでしょうか。昨日はご近所ドラッグ・ストアにて切れていたたまご、牛乳+こんにゃくなど買いに行っただけ、夜は年明け最初のスポーツクラブへ。いつものインストラクターが休み、代理が(人柄は良いがドン臭い)若手だったので(言い訳)マシンのみ45分で退散しました。
世間では”トランプ景気”期待が高まっているようですね。たしかに年末商戦は自分もやや手応えがあったし、正月恒例福袋も売れているんだそう。一時的なものだろうなぁ、安倍ちゃんは解散総選挙やるでしょうか。貧困格差、矛盾は広がっているように思うのですが。
Janacek 弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」(メロス弦楽四重奏団1991年)/Bartok 「コントラスツ」(アンサンブル・ワルター・ブイケンス1990年)/Pa”rt 「ベルリン・ミサ」(ポール・ヒリアー/シアター・オブ・ヴォイシズ /クリストファー・バウワーズ=ブロードベント(or)2004年)・・・これはハルモニアムンディ50周年記念スペシャルボックス(29CD+CDROM/HMX2908250)より。昨日のCouperinはその一枚目、これはラスト29枚目。こういった記念ものは収録寄せ集めみたいになって、これも内容ばらばら、でも求めて聴かぬような作品やら演奏を確認するチャンスにもなりえます。Jamacekはその名を冠したヤナーチェク弦楽四重奏団による1963年録音(駅売海賊盤)以来の拝聴、ド・シロウト(=ワシ)にも馴染みの「シンフォニエッタ」風(土俗的)リズムも顔を出して(これがJanacekの嗜好なのだな)題名通りの激情に充ちて濃厚、時に秘めたる想いを乗せた静かな旋律を堪能いたしました。演奏云々は(おそらく、記憶にある限り)それしか聴いていないから云々不可。
Bartokの「コントラスツ」は、若い頃から馴染みのお気に入り作品。たしかシゲティ(v)/グッドマン(cl)/バルトーク(p)による太古録音(1940年)をFMエア・チェックしたもの。ムダを削ぎ落として凝縮された作品は、Stravinskyのエボニー・コンチェルトと並んで現代クラリネットの名曲、お気に入りです。もちろんこちら音質ピカピカだし、歴史的録音ならではの怪しい(妙にありがたい)風情皆無、スムースな技巧とノリがわかりやすい演奏に仕上げております。現代作曲家中、屈指の人気を誇るArvo Pa"rt(1935年ーエストニア出身)はなぜか一度も拝聴機会なし、正真正銘初耳。「ベルリン・ミサ」はオルガン伴奏に静謐透明な合唱が響きあう、魂の音楽であります。連想したのはグレゴリオ聖歌、おそらくはミサ典礼そのままだろうから歌詞内容の意味など理解できなくても、粛々と深い敬虔な哀しみは伝わります。自分の「お別れ会」に流したいほどの逸品也。
他、Sibelius 交響曲第2番二長調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル(1986年)・・・最晩年のBernsteinは重苦しい粘着質表現に辟易・・・ましてSibeliusなんて!予想(記憶?)通り重く、遅いテンポ。北欧清涼な響きを期待すれば、たっぷり豊満に響かせた”タメ”がBernsteinの個性体臭モロ!は方向性は異なっても、これはこれなりに決まった完成度でしょう。第2楽章「Tempo andante, ma rubato − Andante sostenuto」のあまりの遅さに聴き手は耐えぬいて、第3楽章「Vivacissimo」〜第4楽章「Allegro moderato − Moderato assai − Molto largamente」の雄大な風情と大団円に身を委ねましょう。音質がちょっぴり気になったけれど、これはオーディオ通の方の評価を待ちましょう。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いちおう本日より新年業務再開日、でもお仕事流れというものもあってほとんど出勤している人はおりません。更に自分は明日もう一日お休み、なんせ引退間近、マネージャーからも降りておりますし。年末年始お休み中、ケータイに一度も連絡なかったのはトラブルがなかった証拠。女房殿は一日待機して、結局メールのみで用事は済んだようです。夕方、最寄りの駅まで運動不足解消も兼ねて散歩、チェーン店は開いてるので(年末職場大勢で押しかけた)激安意外とまともな居酒屋でちょいと呑んできました。前回エアロビクスから既に一週間、今晩はしっかり根性入れて通うつもり。
無為無策なお休みが終わりつつあります。年末の小掃除ちょろ模様替えが成果かな?あと、書籍の整理と。読書も進まず、音楽はほとんど聴けておりません。今朝の朝日新聞、経済成長の呪縛と挙句、世界一の借金大国の結末に警鐘を鳴らしておりました。成長しないと生活が豊かにならない、そんな理屈は結局格差と貧困の深刻化を招いているから、説得力はないでしょう。トリクルダウン(和訳=おこぼれ)なんてあるはずもない。こちら慎ましい生活、年末年始は書籍を処分して、イオン長久手で当面必要なものを買ったら現金は+になりました。年末(馴染みの爺婆の店)年始(激安居酒屋)に行ったけれど、ことしは北海道往復がありませんから。(女房殿はたっぷりお年玉を送ったみたい)
Mozart セレナーデ第10番 変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」〜ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル(1980年)・・・作品との出会いはカール・ベーム(1970年)FMから流れた優雅な響きにノックアウトされ、やがて社会人に至って再会した時には窮屈な風情にガッカリしたもの。無条件幸福Mozart中、もっともお気に入りの作品であります。この音源は初耳、ネットで検索すると2005年の新録音(EMI)が話題、そのひと世代前のメンバーでしょう。(1989年Orpheo録音もあるみたい)ま、なんでも良いんですよ、いずれベルリン・フィルの管楽器は世界一に間違いなし、これはカラヤンが元気な頃の記録。最高の技量、明るくスムース流麗艶やかな音色にぐうの音も出まへん。第3楽章「Adagio」の陶酔最高。やや低音が軽量?コントラバス入りかどうか再確認しようとしたら、今朝保存音源データが探せません・・・
(* 情報ようやく検索出来。Basset Horn - Frank-Ulrich Wurlitzer/Basset Horn -Peter Geisler/Bassoon - Gunter Piesk/Bassoon - Henning Trog/Bassoon [Contra]- Karl-Friedrich Jungk/Clarinet -Karl Leister/Clarinet - Herbert Stahr/Horn - Gerd Seifert/Horn - Manfred Klier/Horn - Stefan Jezierski/Horn - Siegfried Schafrich/Oboe - Lothar Koch/Oboe - Burkhard Rohde・・・どっひゃー!名人揃い。やはりコントラバスはないようです)
F.Couperin 教区のためのミサ曲〜ミシェル・シャピュイ(or)(1966年)/コバルビアスの教会のオルガン・コンサート〜フランソワ・シャプレ(or)(1969年)・・・背伸びして「Messe pour les paroisses」って、仏蘭西バロックのオルガン作品に挑戦!でもなくて、これはこどもの頃から廉価盤で散々聴いて(安かったから買っただけ)妙に馴染みです。記憶雲散霧消おそらくアンドレ・マルシャル(or)(エラート1000シリーズ)かな?峻厳なる大Bachに比べ、優しく懐かしい旋律が続いて音質も極上・・・って、聴き終わったあとに録音年を確認してびっくりしました。Michel Chapuis(1930-)はBachの全集も録音しているのですね。速めのテンポ、即興的な仕上げ、ピッチも少々高いとか、これは要らぬネット情報。フランソワ・シャプレのほうは情報探せず、正真正銘初耳作品かと。こんな典雅な音楽サウンドばかり聴いていると、社会復帰ムツカシくなりそう。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
2017年二日目にしてやっちまった”引き隠り”。食材は在庫豊富、佳き天候に布団は干したけれど、掃除洗濯もなにもしない、やりたい意欲も湧き上がらない。読書にも集中できず、音楽もほんのちょっぴり。蛭子さんの「バス旅」再放送を延々と眺めただけ、夜最終回ラストも見たけれど(到着失敗!)この番組の魅力はいったいどこに?中年元アイドル+初老の天然系+ゲスト・マドンナ(今回は新田恵利というのが渋過)、ガチンコなので行き当たりばったり、当然失敗もあって予定調和に陥らないことか。ありきたりなちょうちん旅番組とは一味も二味も違う。老若男女こどもにも人気なんだそう。マドンナが毎回変わるのは旅が過酷だから?ニュース番組だったら女性メインキャスターも当たり前になったけど、番組の個性を形作る固定の二人は男性+女性は華を添えるという図式かなぁ、難しいものです。
夜、予定より一日早く女房殿大阪より帰還、お仕事都合みたいです。こちらお休み継続、スポーツクラブも本日までお休みらしい(ホームページが不親切でわかりにくい)
昨日の続き
Shostakovich 交響曲第10番ホ短調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1981年)・・・新録音のほう。カラヤンはShostakovichはこれのみ録音(おそらく実演も)。1953年初演(ムラヴィンスキー)日本初演は1954年(上田仁)アメリカ初演より前(1954年ミトロプーロス)だったから、あちこちで人気作品だったのでしょう。(例の如しうねうねとズズ暗い、そして長い)第1楽章「Moderato」、第2楽章「Allegro」は交響曲第11番”機関銃掃射”に似たハデハデしい疾走、オーケストラの爆発が快い。途方に暮れたような、無感情のような第3楽章「Allegretto」を経、最終楽章「Andante - Allegro」は鬱々とした出足(オーボエ、フルート)に不安となって・・・途中からスピードも明るさもアップ!輝かしいフィナーレ・・・とはハイティンク(ロンドン・フィル1977年)を聴いた3年ほど前の印象、それはかなり見通しのよろしいクリアな表現だった記憶があるけれど、いずれ苦手作品の典型であります。
こちら期待のカラヤン、うねうねとズズ暗い第1楽章はいつになく甘美に分厚い響きに耳あたりよろしく、第2楽章のハデハデしい疾走、オーケストラの爆発はベルリン・フィルの底力を見せつけるド迫力、第3楽章「Allegretto」には情感たっぷりに歌い、最終楽章出足の静謐からラストへのクライマックスへの持って行き方、構成はじつに上手い・・・DSCH音型(Dmitrii SCHostakowitch)どやこや、スターリン後の云々、んなこと一切抜きにして、作品を美しく聴かせるカラヤンの執念を受け止めました。音質の素晴らしさ(往年の旧ソヴィエット録音には昔、苦労させられました)オーケストラの艶やかな響きに魅了されます。
Mozart ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453〜ワルター・クリーン(p)/スクロヴァチェフスキー/ミネソタ交響楽団(1978年)/第20番ニ短調 K.466〜イングリット・ヘブラー(p)/カール・メレス/ウィーン交響楽団(1958年)・・・無条件幸福Mozart中、更にお気に入りな作品群、めぼしい音源を見かければ種々いくつも手に入れて、山積みのご馳走にお腹いっぱい〜結局、昔馴染みに立ち戻ってしまう・・・ワルター・クリーンの協奏曲3枚組はLP時代、心斎橋のYAMAHAで入手したはず。悪名高きVOX録音はさすがにちょいと響きは薄いけど、引き締まったバックにクール美音なピアノは愉悦を湛えて、弾むような足取りの作品を素敵に聴かせてくださいます。ヘブラーの旧録音はCD入手後初耳、例の優しい、暖かいタッチに昔懐かしい浪漫の香り漂う表現であります。音質も思いの外良好(VOXにしては)。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
元旦は真面目に初詣、長久手随一の知名度ある景行天皇社へ。由緒ある神社らしいけど、もともとは別なところ(我がマンションのご近所)にあったものを移設した比較的新しいものらしい。しっかり坂道を登って佳き散歩、新しい一年の健康を祈ってきました。無神論者ながら、こどもの頃から元朝参りは欠かしたことはありません。昔から寺社仏閣が好きなのは、北海道には歴史的建造物が少なかったから。
帰りちょいとルートを変えて連日BOOK・OFFへ散歩継続、会員カードを忘れたのと買うべき書籍の(在庫)確認ができなかったのでなにも買わずに帰宅しました。外食しようかな?大型温泉施設に行こうかな?一瞬そう考えたけれど、あとは自宅でぐずぐ ず洗濯など・・・昨年の冷ご飯も残ってましたし。昼食は食い過ぎ?居眠りして体重量ったら辛くも現状維持、よかった。
紅白は絶対に見ない主義、ネット記事によるとAKBは山本 彩が投票第1位となってセンターだったらしい。総選挙ではNMB苦戦続き、挙句みるきー卒業、これは大阪・関西は締まり屋が多くて、”ひとりでごっそりCD買う”みたいな行為はしないからと類推します。NHK紅白出場投票は一人一票ですか?結果NMB系躍進(←AKB通のように見えるけど、顔と名前が一致するのは数人)。昼からBS時代劇「人形佐七捕物帳」再放送連続!矢田亜希子のお粂が当たり役、若い頃からのファン、ヘンなのと結婚・出産・離婚していろいろ苦労、若い頃は誰でも美しいけど、人生これから。年齢を重ね味わいと深みが出てくるものです。第12話は佐七親分とお粂の出会いでした。
恒例、「相棒」元旦スペシャルは(やはり、予想通り)脚本の劣化顕著。全然オモロない。昔のはもっとスケール大きく、切り口も鮮烈でしたよ。過去主要出演者の相次ぐ問題に再放送もままならぬみたいだけど、終焉は近いのかも。
Respighi 交響詩「ローマの噴水」/「ローマの松」/「ローマの祭」〜ジュゼッペ・シノーポリ/ニューヨーク・フィルハーモニック(1991年)・・・2年前2015年の1月、トスカニーニに仰け反った記憶も鮮明、正月は華やかに大編成で聴きたい!ちょうどメータからマズアに移行する辺りのニューヨーク・フィルは、しっとり緻密なアンサンブルに驚かされました。音質もエエなぁ、「噴水」のオルガン(随意とのこと)もはっきり分離します。トスカニーニに比べれば、知的に抑制が効いて逡巡のない大爆発!に非ず、近代大編成オーケストレーションの華やかに+精密なニュアンスを堪能すべき演奏でした。もっとハジけてイっちゃってる演奏もエエけど、これはこれで馴染みの作品を新鮮に感じせてくださいました。
他、Shostakovich 交響曲第10番ホ短調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1981年)など。ぐずぐず晦渋な呟きばかりの苦手作品に、新たな切り口(ゴージャス、華やか、耳あたり良い響き)を期待してのこと。正月より苦手作品のお勉強中。
あとは、DVDに保存した音源データの整理、今回はWagner辺り。初期の頃は余白埋めに関係ない、テキトーなものを一緒に焼いていて、それがけっこう貴重な音源だったりする発見もありました。(忘れていただけ)圧縮しすぎの.mp3音源もあって、えらくファイルサイズが小さいことで気づきました。廃棄へ。DVD4-5枚廃棄、必要なもののみデータ取り出しました。正月からヲタク趣味炸裂。
2017年1月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は2016年の大晦日。朝一番にて女房殿は大阪の老母のところに出掛け、自分は二日連続BOOK・OFFに書籍処分、クルマはないので重い紙袋満杯、そして2冊補充しました。一昨日酒も呑んだし、ヒマなお休み中お菓子などちょいと摘み食いしたり、体重は心配だったけれど、昨夜はここ一週間1kg増えた体重をようやく戻しました。餅もガマンして、青汁とグラノーラ(カロリーハーフ)が効いているのか。それとも小掃除(ちょっぴり模様替え)肉体労働の成果かも。これから初詣に出掛けるつもり。
体調上々、昨夜は12時前に眠っていつもの6時に自然起床。起床時の軽いストレッチ(腹筋背筋腰)は欠かしません。もう10年以上になるかな?
朝食時、分厚い朝刊を眺めつつ(内容は少ない)2017年初めて聴いた音楽は Orff 舞台形式によるカンタータ「カルミナ・ブラーナ」〜ヴァーツラフ・スメターチェク/チェコ・フィル/チェコ・シンガーズ合唱団/キューン児童合唱団/ミラダ・シュブルトヴァー(s)/ヤロスラフ・トマーネク(t)/テオドル・シュルバシュ(br)(1961年)・・・写真は三部作だけどこちら「カルミナ・ブラーナ」のみネットから音源入手の自主CD也。Vaclav Smetacek(1906-1986)の音源はこれしか聴いていないかも。生命エネルギーの根源を表出するような作品は、新年に相応しいもの。精気漲る声楽に+ティンパニ(5個、ピッコロ・ティンパ二も含む)、グロッケンシュピール、シロフォン、カスタネット、クレセル、クロタル、トライアングル、アンティーク・シンバル3、シンバル4、タムタム、鐘3、チューブラーベル、タンブリン、小太鼓、大太鼓、チェレスタ・・・これだけ打楽器取り揃えて更に+ピアノ2台、心身ともに好調な時じゃないと聴けまへんで。スメターチェクは明るい響き、声楽の扱いも上手く、大編成オーケストラと合唱のバランスも整って響きはクリアなものでしょう。ま、元気さえあればどんな演奏を聴いても感銘有、ストコフスキー(1958年)は繰り返し省略に驚いたけれど。
Mozart セレナーデト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」〜シモン・ゴールドベルク/オランダ室内管弦楽団(1958年)・・・これは自主CD余白に収録されていたもの。その後、正規盤入手済。硬派な、生真面目な演奏でした。Mozart 交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」〜ハインリヒ・シフ/ヴィンタートゥーア・コレギウム・ムジクム(1999年ライヴ)・・・年末に亡くなったHeinrich Schiff享年65歳、惜しいなぁ。この時期このオーケストラのシェフを務めて、速めのテンポ、ヴィヴィッドに躍動する音楽は期待通り。これはオーケストラのサイトより無料提供された音源であります。ドイツ・カンマー・フィルとBeethovenをいくつか録音して
”怒濤の攻撃性溢れる特攻隊的演奏・・・燃えるような情熱とスピード、ノリ、舌を巻くほど完璧なアンサンブル”
このコメントはほとんどMozartにも当てはまって、嗚呼惜しい人を亡くしたもの。
昨日(昨年大晦日)に拝聴した音楽へのコメントするか、逡巡中です。