長久手市合唱団ニューセンチュリー合唱団Nagkute 第19回定期演奏会 (山本高栄指揮/2017年1月22日長久手市文化の家森のホール)
寒いし体調もやや怪しく、合唱中心の演目内容に気は進まず、女房殿の知り合いが出演する関係でチケットを買う義理があったとのこと、業務用車で連れて行っていただきました。会場は満員!イケ面若手山本さんの情熱的な指揮(お話も上手い)による、Handel「ハレルヤ」は電子オルガン伴奏(ポジティヴ・オルガンの雰囲気がよう出ている)Bach 「主よ、人望みの喜びよ」(これはチェンバロの音色に変更)Mozart 「アヴェ・ヴェルム。コルプス」は再びオルガン、著名どころ並んでなかなかエエ感じ。更にFaureのレクイエムから三曲はピアノ伴奏、「Sanctus」「Pie Jesu」(妙齢の美しい女性による透明な歌声に心打たれるもの)「Agnus Dei」〜よう知っている天上の旋律は生初体験、全曲聴きたかった!
女声7に対して男性3の少数派、しかも高齢化がちょいと目立ちます。しかし、このオッサン達がなかなか朗々とエエ声していらっしゃる。
休憩後の後半はヴァイオリン8+ヴィオラ3+チェロ2+バス3の弦楽アンサンブル登場(+ピアノ)地元・愛知県立芸術大学の4年性だそうで若い女性ばかり男性一人。馴染みの、誰でも知っている日本の歌の連作は(演目的にどーもなぁ)正直そう思っていいたけれど、不覚にも涙が出そうになるほどシミジミ感動いたしました。ラスト、長久手市民第九合唱団も加わって100人ほど?初耳作曲家S.Dobrogoszの「テ・デウム」これが圧巻!彼の名前を検索すると日本ではあちこち演奏されているらしく、現代現役の作曲家にして平易かつ感銘深い作風、劇的破壊的旋律リズムに非ず、粛々と情感が積み上がって、ノンストップ30分ほど?おそらく歌っている人々も言葉の意味を理解していない(もちろん聴き手も)けど、神への敬虔な感謝はちゃんと伝わるもの。やっぱ、人の声の魅力は格別でっせ。
アンコールは中島みゆき「糸」+とても素敵なもう一曲(すみません、知らぬ作品でした)心もほっこり帰宅いたしました。 (2017年1月23日)
【♪ KechiKechi Classics ♪】 ●愉しく、とことん味わって音楽を●
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