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音楽日誌◆日々の反省◆日々の反省 阿波踊艶姿2003年夏
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◆2010年9月某日の反省

昼間ちょっと気温は上がるが、涼しい季節を迎えてよく眠れます。深酒しなかったら(毎日呑むことはない、自宅では呑まない)ちゃんと眠れる、ということかな?臨時復活のオークションは本日一週目締め、二日前と状況変わらず、ぼちぼち入札状況で終わりそうです。目論見通りダブり完全処分はムリだな。売れぬどころか、ちょっと旧型ネットブックを入札中、首尾良く落札できればLunux練習用マシンとして専用とするつもり。ヤフオクはプレミアム会員じゃないと5,000円以上の入札できませんから。今のウチなんです。

昨夜から聴いていたのは、Mahler 交響曲第1番ニ長調〜クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィル(1977年)・・・ネット検索するとシカゴ交響楽団(そんなに良かったかなぁ、CD処分済)とか、後年のロンドン・フィルとのライヴばかりで全集中の旧録音にほとんど言及がありません。高品質CDとして発売されているので、もともとは優秀録音なのか。ボリュームを小さくして聴いていたし、ほんの聴き流しなんだけど、悲痛な緊張感漂う集中力に感銘深いもの。この人は神経質に緻密なアンサンブルを整える人ではなく、ざっくりとした流れと勢いを重視する人なのでしょう。馴染みの作品だけれど、新鮮な気持ちでラスト迄聴けました。

これも季節のなせるワザか。

ほんまは全開でにて次の課題に取り組むべきなんだけど、やる気が出まへん。不遜傲慢なる言い方で申し訳ないが、人並みに日常諸作業+小さなトラブルを次々クリアしていくが、ちっとも興が乗らない。明日、強行軍にて朝一番金沢へ、会議(報告一時間)終えて別会場へ〜これは居眠りしつつ、ありがたい御講演を拝聴すれば良いだけであり、夕方とんぼ返りの予定・・・が、その後に打ち合わせが持ち上がって、結局泊まることになりました。土曜朝一番にて大阪に戻りましょう。

CBS/SONY FDCA336 いただきもの通勤音楽は、Wagner 楽劇「ニーベルンクの指環」管弦楽曲集〜「ワルハラ城への神々の入場」(ラインの黄金)/「ヴァルキューレの騎行」/「魔の炎の音楽」(ヴァルキューレ)/「夜明けとジークフリートのラインへの旅立ち」/「ジークフリートの葬送行進曲」(神々の黄昏)〜ズービン・メータ/ニューヨーク・フィルハーモニック/ウィムベルガー(bb)(1981/82年)・・・今年2010年1月に聴いていることは、ネット検索にて我が「音楽日誌」が登場して気付きました。骨太で明るい響きが意外と作品にフィットしていて、1960年代よりあきらかにアンサンブルは上質。緊張感切迫感より、豊かで余裕の演奏ってな感じです。

さて、猛暑→一気に秋になった9月も終了。明日、朝が早いので定例サイト更新のみ実施予定、出張にはパソコンを持参いたしません。「近況」ネタも思い付かず、明日明後日の宿題となります。


◆2010年9月某日の反省

昨夜遅く帰宅。福井県にて”列車に鹿が激突”とのころで特急かなり遅れました。風邪症状をおして出張強行、結果として(気持ちが張っているのか?それとも精力ドリンク剤の成果か)体調復活、一昨日夜、金沢上司同行会議〜久々(一年半ぶり?)富山の夜はご当地旨いモン+酒+楽しい会話をたっぷり堪能いたしました。現地の講師?助言役、なんとかクリアして、再び金沢に戻り、打ち合わせ約束の時間まで一時間余裕を利用して床屋さんへ。ワリと元気で帰宅したつもりだけれど、今朝カラダが重いこと!本日も踏ん張らなくてはっ。

本日締め切りの(臨時再開)オークションはお一人3件(5枚分)の入札有、いやぁ嬉しいもんですな。とにかく最低限価格で棚中ダブりが売れて下さると助かります。

今回出張は持参CD全部聴取。全部コメントできぬが、Sibelius 交響曲第3/4/7番(1954年)/第5/6番(1955年)〜アンソニー・コリンズ/ロンドン交響楽団・・・これはモノラル時代驚異的に鮮明なる音質(英 DECCA)に驚かされます。広がりがないだけで、各パートの分離の良さ、奥行き、高音域のキレ、低音の迫力いずれも申し分なし。しかも、これはネットで拾って.mp3→.wav変換した自主CD、それでも凄い音!その印象も手伝ってか、ロンドン交響楽団のアンサンブルの集中力、ほぼ中庸+時にややゆったりめのテンポでクリアな表現がわかりやすい。第4番イ短調は暗鬱で難解な作品だと思うが、終楽章じっくり腰を据えて細部迄各パート透けて見えるほどクールに演奏されました。基本、粘着質なタメ表現とは無縁、サビでの金管の大爆発も爽快そのもの。

さて、二日職場を空けたので、机上大混乱でしょう。まずその掃除から始めないと。

ヴェテラン故、先の打つ手に抜かりはない・・・が、ワン・サイクル月末終えて、ちょっと一息付きたい頃。チームの打ち合わせ断続的に実施し、いつもだったら絶対残さない残務を明日に持ち越しました。早々に職場を出て、左膝+両腕リハビリ+切れたヤクをもらってきました。ちょっと精神的には緩んでおるが、先行き代休消化で熊本行きとか祝日連続、またまた富山での行事とか連続していて、油断すると、あっという間に締め切りがやって参ります。体調さえ維持できれば大丈夫なんだけど・・・

ARCHIV 463111-2 9枚組5,884円クーポン値引済昨日出張中+本日の通勤音楽は、Mozart ピアノ協奏曲第16番ニ長調K.451/第19番ヘ長調K.459/第21番ハ長調K.467/第24番ハ短調K.491/第25番ハ長調K.503〜マルコム・ビルソン(p)/ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(1984-86年)CD2枚分・・・まさに名曲の森。ピアノ・ソロの前にガーディナー率いる古楽器オーケストラは、涙が出るほど充実しております。単に素朴とか、柔らかい響きというんじゃなく、メリハリ+リズムのキレ、スケールに於いて目が覚めるほどの鮮度と迫力。立派な古楽系のMozart 協奏曲は数多く存在するが、オーケストラの水準の高さは頭を抜いておりました。ちょっとチープなフォルテピアノの音色は、耳慣れたヴォルフガングの旋律を切り口新鮮に響かせます。けっこうテンポも揺れるし、しっとりよく歌うんソロなんだけど、後ろ向きの浪漫とは別世界。どれも甲乙付けがたい出来だけれど、あえて言えばハ短調協奏曲K.491かな?彼(か)の劇的な世界が、力みなくスムースに、そして大きく表現されました。

これぞヴェリ・ベスト。


◆2010年9月某日の反省

さて、気持ちを張っていきまっしょい。先週のタイトなスケジュールをなんとかクリアして諸資料完成(・・・だよね?)、あとは本日、午前中定例ミーティング、その合間に飛び込み諸課題こなしつつ昼一番には上司と金沢に向かいます。夕方からの会議(上司同行はここまで)は出来るだけ早く終わることを祈って富山に移動。金沢出る前に電話してね、との伝言だったから、駅で取引先幹部が待っておるのでしょう。翌日、なんやら集まりの(いつのまにか)”講師”というか”助言役”いきなり本番であり、それが終わり次第、金沢にとんぼ返り、前日会議の詳細打ち合わせとなります。本番は地力というか、ふだんの蓄積+空気の読みですべてが決まるのでハラを固めて臨むしかない。

体力気力がすべてです。ジョーダンに聞こえるかも知れぬが、ワタシの一番の不安は”対中関係”であります。このまま進めば、屈服か戦争か、ですもん。またぞろB級週刊誌が”菅政権はダメだ”みたいなそれこそ週刊誌的な見出しを付けているが、もう評論はエエでしょうが。少々後ろ暗くても、密室手法でも”実力者待望!”みたいな世論誘導か。裁判員裁判、臓器移植の動きを見ても、もっと日本国民は成熟の可能性を持っていると信じたいが・・・問題は、本日明日ドリンク剤服用で乗り切るのみ。

ヴィンタートゥーア・コレギウム・ムジクムのサイトは音源ダウンロードし放題。ほぼ全部自主CD化完了しております。Handel オラトリオ「ソロモン」より「シバの女王の入場」(ニコラス・クレーマー1995年)/合奏協奏曲ヘ長調 作品3-4(フランツ・ウェルザー・メスト1990年)/オラトリオ「テオドラ」より「あなたに、あなたの偉大なる息子に」(ダネマン(s)/ブレイズ(ct)/クレーマー2002年)/「水上の音楽」組曲ニ長調(クレーマー1995年)+Albinoni オーボエ協奏曲ニ短調 作品9-2(クレーマー/ザバレラ(ob)2002年)/Rameau 「ボレアド」組曲(クレーマー2002年)/PEGOLESI スターバト・マーテルより冒頭部分(ダネマン(s)/ブレイズ(ct)/クレーマー2002年)・・・これでCD一枚分に仕上げました。音質も演奏も極上。今をときめくウェルザー・メスト30歳の記録も聞けます。首席就任は1987 - 1990年。立派な、颯爽とした演奏ですよ。ニコレス・クレーマーは古楽器演奏として著名(イギリスの人)だけれど、ここでは現代楽器オーケストラを率いて、穏健かつ引き締まった古楽風の演奏をしております。このオーケストラの永世客演指揮者だそうだから、バロック関係のレパートリーを一手に引き受けてるのかも。

ヴィンタートゥーア・コレギウム・ムジクムって、あまり知名度はないけれど、録音で聴く限りどれも水準の高い、洗練されたアンサンブルを誇っておりました。

では、行ってきます。夜遅くホテル入りになりそうなのでノートパソコン持参いたしません。さて、移動中音楽(CD)の選定をしなくっちゃ。


◆2010年9月某日の反省

もう年柄年中”体調不良”で、良いときの方が少ない感じ。数日前、風邪かな?と思った症状は快復しきっておらず、昨夜悪化してしまいました。一晩眠れば、と期待したが、余り変化なし。但し、食欲は落ちておりません。猛暑は猛暑でたいへんだったが、季節の変わり目もあきまへんな。せっかくの休日もおとなしく隠っているしかない。秋晴れなのに。明日はもう夕方金沢〜遅く富山宿泊(おそらくお付き合い有)なのに。

昨夜音楽は、定例サイト更新のためにBrucknerのみ聴いて(数回目)、ほとんどあとは力尽きた感じ。他、Ravel ラ・ヴァルス〜アンドレ・プレヴィン/ウィーン・フィル(1985年ライヴ)・・・仏蘭西方面から見たウィンナ・ワルツのパロディを、再度ウィーンから再構築した方向か。いつもの作品イメージより少々(いえ、かなり)まったり重くて、味わい濃い感じ。表現としては異形っぽいんだけれど、これはこれで病みつきになりそうなセクシーであります。音質も極上。

SONY SMM5054092 4枚組2,660円その関連で、Ravel 古風なメヌエット/ラ・ヴァルス(以上1974年)/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(1975年/これは途中迄)〜ピエール・ブーレーズ/ニューヨーク・フィルハーモニック/カメラータ・シンガーズ・・・新しい衣装で再発されているが、ワタシのは(c)2002年の4枚組(2,660円当時激安!にて入手)〜壮年期のバー・コード中年状態ブーレーズの写真最悪のデザインセンス(LP時代はナント素敵な!)。閑話休題(それはさておき)、演奏は緻密と明晰+αを極めたもので、バーンスタイン時代の荒っぽいNYPとは印象一変!〜なんだけど、先のプレヴィン円熟官能サウンドの直後に聴くと、オーケストラの明るい響きがちょっぴり気になります。もちろん色気など存在しない。方向としては「海」(1966年)と同一方向なのか。雰囲気で聴かせることの拒否、作品そのものの本質を正確に、漏れなく表現する意欲。それでも音楽は充分に、素材として美しい・・・ま、「海」ほど過激なイメージではないが。

ああ、そういえばもうひとつ続けて、Smetana 交響詩「高い城」/「モルダウ」〜ラファエル・クーベリック/ボストン交響楽団(1971年)・・・シカゴ交響楽団とのモノラル録音は持っていたっけ?と曖昧なる記憶を辿っているうちに棚中より発見した定評あるDG音源です。これが強烈。細部迄指揮者の意思が透徹して描き込み、微細なニュアンス溢れつつ、基本、強力なオーケストラ(ニューヨーク・フィルには申し訳ないが、歴然たる差有)の力量を生かして骨太な芯有。もともと、深く愛する作品なんだけど、これほど入魂演奏だったっけ?ヴァーツラフ・ノイマンの1975年録音も素敵だったが、あれはもっとおおらかな流れ重視、ローカルな地域性を感じさせるものだったはず。

ふだんは不眠症気味なんだけど、午前、午後と断続的に横になって眠りました・・・というか、起きていられない。そして、断続的にテレビを見て音楽を聴く・・・ここ最近我が極小ディジタル・アンプ+インチキ4チャンネル配線(小)スピーカーは快調でして、繊細クリアな音が愉しめます。ま、大規模管弦楽+合唱を伴う作品では、ちょいと迫力不足になるのは仕方がない。

Mozart セレナータ・ノットゥルナ ニ長調K.239/アダージョ ホ長調 K.261/ロンド ハ長調K.373/Beethoven ロマンス 第1番ト長調/第2番ヘ長調/Haydn ヴァイオリン協奏曲第2番ト長調 Hob.Za:4〜アイザック・スターン(v)/ヤーノシュ・ローラ/フランツ・リスト室内管弦楽団(1996年)・・・選曲抜群、お気に入りばかり。スターン76歳、技術の衰えをそう感じさせない、豊かな歌と落ち着きに溢れます。ヴィヴィッドで浮き立つような若さ!というワケにはいかんけどね。しみじみ優しい旋律を堪能いたしました。ここのところ、Mahler /Brucknerとか大掛かりな作品ばかり聴いていたような気がするので、ちょっとほっといたしました。

明日は這ってでも出勤〜北陸方面移動しなくちゃ。ドリンク剤の出番だな。


◆2010年9月某日の反省

尖閣諸島問題での船長釈放〜うーむ、なんか間が悪いというか、日本の外交ベタが一気に出た感じ(賠償請求とはやってくれるね)。野党はいろいろと非難しているが、自民党政権時代から体質変わっていない。外務省というのは意外と国民にはサービス悪いところらしいし、根底には国力の衰退があるのかも。いずれ隣国とは(とにかく、当面)仲良くするというのが大前提ながら、中華思想恐るべし、といったところか。まだ、民主主義が根付いていないお国でもあるし。食料、製造業、資源原料、そして観光でも分かちがたい関係になっておるからね、お隣は。内密ルートにて、阿吽の呼吸で、みたいなワザは外交では必要なのでしょうか。

そんな話題とは関係なく、上手い具合に一気秋の風情がありがたい。よく眠れるし、体調も一気に改善、お仕事もやっつけながら、当初の予定通り進捗、本日は悠々と宿題クリアできそうです。昨夜、ちょっぴり残業してラーメン喰って帰宅、二時間ドラマはもんの凄くオモロくない。

TELARC CD80729 10枚組2,884円通勤音楽はMozart 交響曲第34番ハ長調K.338/第35番ニ長調K.385「ハフナー」/第36番ハ長調K.425「リンツ」〜チャールズ・マッケラス/プラハ室内管弦楽団(1986年)・・・速めのテンポ、低音を強調しない軽快なるリズム、清涼クリアなるサウンド、各パートの明快なる分離(対向配置でしょう)、アンサンブルのデリケートな躍動・・・ほとんどどこをとっても理想的な世界であります。オーケストラは抜群に上手いっすね。ヴィヴラート控えめで古楽器テイスト(古楽器ではない)ありつつ、基本モダーンなセンスで洗練されております。ちゃんと確認していないが、ほとんど繰り返しを実行しているんじゃないか。

LP時代にカールベームの巨大ボックスを愛聴していて、できればCDで再入手したい思いないでもないけど、おそらくはこんな演奏に耳慣れた現在では、別物に聞こえるんじゃないか、と想像します。

早朝決起してサイト更新原稿執筆を狙ったが、果たせず。これより出勤です。ダブり処分限定復活(のつもり)オークションは、やはり不況なんだな。全然売れる気配なし。ちゃんと売れていれば、止めていなかったですもんね。マニアは狙いどころを定めて購入するが、初心者やライトな音楽愛好家が完全に離れた印象有・・・

いつもの如く、そして土曜はいつも以上に”早朝職場フロア一人”状態。昨日、思いの外宿題作業進捗できたので、そのままの勢いにて残務執筆速度を上げていきます。いくつか取引先から相談事などあったが、トラブル発生も要らぬ電話もなくて順調に、すいすいとコトは進んで資料完成。昼過ぎには帰る気分だったが、荷物引き取り(資料送付)を頼んだ宅配業者が到着しない〜とうとう待ちきれず、留守番役の他のメンバーに頼んで帰宅いたしました。いやぁ、眠くて眠くて。朝早かったし。(ウカツにも帰宅後ウツラウツラして、風邪復活?)

今朝、完成しなかったサイト用原稿をようやく仕上げて先ほど更新済。自分で勝手にやっている難行苦行(サイト更新)だけれど、これを止めればズルズルと緩い音楽に対する姿勢になりそうで、怖い。もうちょっと生活リズムとか、サイト更新のコツ、みたいなものを確立させないといけないな。”どのCDを取り上げるか”で、80%ほど決まってしまうんですけどね。


◆2010年9月某日の反省

ますます涼しくて、エエ感じに一気に秋模様。ずっと暖かい、といった予報外れました。久々、ちゃんと上着を着て行かなくっちゃ。尖閣諸島問題はますます中国側が態度硬化させて、”菅政権どーするんだ!”みたいな評論しても仕方がないくらい難しい問題に至っております。特捜問題は、団塊の世代引退後の(あらゆる職業に於いて)”お仕事質の低下”を地でいっているようでもあり、我が職場若い連中にも思い当たる節はないでもない・・・閑話休題(それはさておき)、10時より上司と定期面談〜ワタシはこれをもっとも苦手としており、数十年エエ加減に対応してきた結果が現在の立場〜の資料作り、一気に作文しましょう。3時より内部会議であり、それはこれより一ヶ月分締め切りの提案資料の基礎になるもの、それなりのツボは絶対に外せないし、遅れることも出来ない(他のメンバーに迷惑になる)。この資料は会議開始までの数時間で仕上げなくっちゃ。

わずか一日半の出張中、40件以上のメールが届いており、できるだけ留守居役諸氏に振り割った(つもりだ)が、その内容点検(追加フォロー)+未着手分もクリアしたいもの。締め切り本日、というのも多いんです。明日土曜出勤で上司の本丸会議用の資料一気仕上げ、さらに月曜夕方5時開始の金沢(また金沢だ!)取引先幹部との定例会議資料を仕上げるリミットとなります。(月曜午前は定例ミーティングで埋まっちゃう)〜見事なほど切羽詰まって、おそらくはこれに+飛び込みトラブルはあり得るから・・・人生はオモロい。

ま、昨日祝日でしっかり休んだし、風邪は軽快したし、なんとかなることでしょう。心身ともに快調であればなんとかなる!金曜サイト定例更新は一件のみ、なんとか実施いたしましょう。


◆2010年9月某日の反省

昨夜は蒸し暑かったんだけれど、夜半から急激に気温は下がって雨模様の今朝はすっかり秋の風情。よく眠れました。いつもの時間に目覚め、朝食+ゆっくり朝刊拝読〜サイト原稿を一本(なんとか)認(したた)めました。楽しみで継続しているはずのサイト更新だけれど、なんだけどお仕事の締め切りに追われているような・・・いえいえ、お仕事だって充分、たっぷり愉しんでやっておりますから。本日休み。明日、朝一番の締め切り、昼からの会議資料の締め切り、そして翌日土曜出勤にて当面、すべての締め切り宿題をクリアする予定。心身ともに元気だったらなんでもできる!

世間の動きはなかなかオモロい。というか、恐ろしいほうから言及すると札幌で起きた悪質なる事件犯人に関して、たまたま姓+職業が同じと言うことで、ネット上で”犯人の親”にされてしまった、という報道をテレビで見ました。もちろんデマがネット上で連鎖するという問題が主眼だけれど、仮にほんまに犯人の親だったとしても、本人以外の親類を云々する根性が卑しい。さらに、”興味本位で”(本人談)でそこに電話をしてくる人が信じられない。「ウチは無関係ですよ」→「それを証明しろ」(女性の声でした)って降って沸いた無実無根の事象を論(あげつら)われても困るでしょうが。

無実無根といえば、村木さん無罪。留置場に百数十日収監でっせ、エリート官僚が罪人扱いされて、ほんま不運な出来事でした。上記事件と逆に、民主党代表選結果、尖閣諸島問題、心臓移植、裁判員裁判、問題はゲームみたいに即白黒付かず、リセットもできず、紆余曲折するが、なんとなくクールな、情緒的ではない、じわじわとした日本社会の成熟を感じます。人口減、高齢化社会を基本要因として(出生率の低下からこの事態は1974年にわかっていたとのこと)急激なる円高、不況、倒産、リストラ、若者の就職難、貧困格差といった不幸な事象は一朝一夕に改善されるはずもないが、密室剛腕ではなく、多少頼りなくても公明正大にやりましょうや、方面を選んでいると言うことでしょう。

ネット情報といえば、先日偶然発見したんだけれど、「ルービンシュタインにChopin の練習曲集録音はないでしょうか」みたいな質問があって、その返答がネット・ユーザー言及有「技巧に自信がなかったルービンシュタインは、練習曲集の録音をしなかった」旨返答が載っておりました・・・う〜む。たしかに彼の全集には「練習曲集」は存在しません。でも、酷い言い種だなぁ、先のデマに等しい暴言。若い頃からヴィルトゥオーゾとした鳴らした彼は、ある時を境に技術の再訓練をして高齢に至るまで安定した技巧を誇りました。そんな事象を知らなくても、彼の一連の録音を聴けば”技巧に自信がなかった”(謙虚にそう思ったのかも知れぬのは別として)とは、聞こえるはずもない立派な演奏ばかり。

手許には1964年のモスクワ・ライヴCD(DVDも出ている)があって、練習曲変イ長調 作品25-1/変ト長調 作品10-5/第17番ホ短調 作品25-5/第4番ハ短調 作品10-4が含まれます。そりゃみごとなもんですよ、技巧云々は当たり前として、まったりとした優しい語り口が。誰も反論言及はなかったが、上記回答氏は”とんでも音楽ファン”でっせ。油断できん。

過ごしやすい気候となりました。ちょっぴり雨模様だったし、ご近所で昼夜と外食、夕方一駅となりの大型銭湯へ。もう外出しても汗まみれになりませんから。少し前、大仰に宣言して止めたオークション出品だけれど、先日予約注文したCDセットにダブりが存在することを発見、一時的に復活させました。ま、一ヶ月の様子見だな。ずいぶんと安くしているつもりなんだけど。ダメだったらすぐ止めるつもり。


◆2010年9月某日の反省

体調は悪化していないんだけれど、断続的に咳き込んでよく眠れないのがツラい。朝から大浴場でゆっくり過ごして、しっかり朝食摂って(胃腸も快調)、午前中2本の商談をこなしましょう。職場に戻って資料に着手したいが、当面の宿題が(出先にて)クリアできればそのまま帰宅して持病の耳鼻科に通いたいところ。職場のスタッフに依頼した案件は、ホテルに入ってネット環境+ノートパソコンに仕込んだデータを駆使してメーカーへ連絡済。”ノートパソコンに仕込んだデータ”というのも、厳密には職務上のデータ持ち出しでアウトなんだけど。雨模様だけれど、ホテルで傘を貸与いただけるとのこと。よかった。

大阪特捜部エラいこってすな。裁判証拠に採用されていないFD改竄ということは、事前に内部で知っていた、ということでしょう。発覚即逮捕というのは、トカゲの尻尾切かも。まるで二時間ドラマでっせ、ワタシの好きな。きっと、どーしょーもない強引傲慢な悪役なんだろうな。想像の世界だけれど。おそらくは氷山の一角なのでしょう。

SONY 88697683912昨夜は音楽を聴いていないので、この間気になった音源についてちょいと言及しましょう。Beethoven 交響曲第2番二長調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック(1964年)・・・1960年前後、亜米利加がエネルギーに充ち溢れていた頃のBeeやんはけっこう好きなんですよ。HMVでは「全集在庫有」なのに、もう写真もコメントもありません。(高い国内盤もあります)苦手系ではあるが、ワリとお気に入り作品〜ところがこの演奏はどーもよろしくない。

バーンスタインは溌剌とした推進力でオーケストラを追い立てていくが、オーケストラの反応が微妙に遅れます。やや粘着質な表現も悪くないが、ノリがよろしくない。なによりオーケストラが美しくない、とくに弦の薄さ、音色が全然ダメ。ニューヨーク・フィルって好不調、かなりバラ付きあるのは噂通りみたいですね。

トラブルらしいトラブルは存在しないし、商談も和気藹々とスムース、なのに精神的にスッキリ晴れた気分になりません。体調問題もあるんだけれど、モウレツなる量目のメール(宿題)がケータイに転送され、明日祝日、締め切りは迫っているし、ということで職場スタッフやら留守番メンバーにつぎつぎと振ります。これがどーもすっきり行かない、なんとかなっても文句が多い、一言多い。あのね、誰にも言ってないけれど、ワタシが職場に居るときにはどれだけ皆様の危急を救ってあげているか!JRは事故とやらでサンダーバード大幅に大阪到着遅れ、自宅側駅前通院はかなりズレこみ。明日とにかく休んで、明後日はお願いした分の再点検含め、タイトだな。土曜も含め、今週山場なのに(いつもの)風邪ひいちゃうとは・・・抵抗力が落ちている感じ。

出張帰り便も(うつらうつらしつつ)音楽を聴いたけれど、言及する意欲を失っております。

 


◆2010年9月某日の反省

北陸方面のサンダーバード往復にて時にモウレツなエアコンに閉口、案の定、体調を(また)崩しました。昨夜、頭痛有、今朝、微熱状態。このまま午前中タイトな残務整理〜昼より金沢にとんぼ返り〜明日、昼過ぎには全商談を終えて大阪へとんぼ返り、次の資料に着手しましょう。他、手帳には(わかっている限りの)宿題が山積して、日常業務は粛々と消化するのは前提+どんな飛び込み処理が発生するかわからぬ・・・体調問題で精神的に少々後ろ向きであり、眠りの浅い睡眠にて夢見が悪いこと夥(おびただ)しい。それでも”お気楽サラリーマン”は出掛けましょう!

昨日、通販にて茶色の紳士靴到着。職場のCDRもそうなんだけど、買いものに行くヒマ(正確には意欲)がなくて、ここのところ全部ネット通販ばかり。両親の敬老の日プレゼントは少々遅れて本日発送だそう。10月上旬の熊本行き航空券、ホテル、レンタカーもすべてネット予約、カード決済・・・これじゃ店頭小売業は成り立たんわな、自分の商売絡みでもひしひしと感じております。

Bach クリスマス・オラトリオ BWV248 〜マルティン・フレーミヒ/ドレスデン聖十字架合唱団/ドレスデン・フィル/アーリーン・オジェー(s)/アンネリース・ブルマイスター (a)/ペーター・シュライアー(t)/テオ・アダム(b)(1974年)・・・現在の古楽器系演奏に馴染んだ耳では、少々表現が旧態で緩いというか、大柄っぽい、器楽アンサンブル、合唱とも少々緻密さに欠ける?ような気もするが、この清涼なる安定感というか、自信に満ちた落ち着きというか、もちろん声楽ソロのみごとさも相まって、やがて音楽にしっくり入り込めました。音質もよろしいですね。テンポはゆったりとしてCD3枚分、宗教的安寧の世界とでもいうのか、結構説得力有。

さて、出掛けましょう。サイト更新用原稿にはまったく手が着いておりません。文書を認(したた)めるほどの集中力がもうないんです。

午前中、出張中に溜まった宿題を処理、資料に加筆して早々に職場を出ました。列車中では今朝方の悪夢の続き〜やや鼻水気味で時に咳き込むが、これは悪い病気なんじゃないか、咳でまともな睡眠も取れない・・・またまた冷房がキツ過ぎるのだね。カンベンしてくれっ!金沢も暑くて、商談はスムースに終わったが、いくつか職場に控えるスタッフに情報要請するが、上手くいかない。気が利かないというか、察しが悪いというか。

いつものホテルに入ってゆっくり大浴場にてリラックス。そしてホテルにて食事(酒抜き)。明日は雷雨を伴った激しい雨らしいが、傘を持参しておりません。困ったね。

移動中音楽。Mozart ピアノ協奏曲第26番二長調K.537「戴冠式」/第27番 変ロ長調K.597〜マレイ・ペライア(p)/イギリス室内管弦楽団(1975-84年われらがSONYはん不親切でっせ/ネットで検索しても詳細出てこない)・・・全集の価格高過ぎ。とても評判よろしいし、Mozart 無条件幸福なワタシは、この演奏にぴん!と来たことはないのが残念。美しいピアノなんだけどね。どこにも瑕疵もない、たまたま出会いが悪かったんだろうか?本日も体調よろしくなかったし。帰宅してから仕切り直ししましょう。

Couperin クラヴサン小曲集(9曲)〜マルセル・メイエ(p)・・・出先なので何年録音か不明(似たような音源はいくつか収録される/後述;1946年録音でした)。この人のピアノには独特の香気みたいなものがあって、ここではテンポはさっくりと(いえ、かなり、モウレツに)速め。馴染みの旋律ばかりであることに気付きました。往年の名手ヴェイロン・ラクロワの一枚、かなり以前に入手しワリと最近もちゃんと聴いております。「神秘な障壁」(バリケード)はモウレツなスピードで別の作品を聴く思い〜ちょっといただけない感じだけれど、これも帰宅後再確認いたしましょう。(テイク・トゥック・ショク/フランス風フォリア(ドミノ)/パッサカーユ/神秘な障壁が同じ収録作品)


◆2010年9月某日の反省

土日の行事はなんとか消化、(事前準備ともかく)今回は肉体労働のみお手伝いだったので、精神的にはラク。前夜は旧知の取引先幹部とだらだらと昔話で遅くなりました。また、ダイエットには悪いような酒+食生活・・・昨夜、遅く帰宅、あちこち筋肉が痛い・・・明日からまた金沢なんだけど、本日は貴重な祝日休みとなります。締め切り迫った宿題目白押しで、断続的な祝日もありがた迷惑と言ったところ。この一週間、ちょうど一週間後に更に金沢にて会議なので、ちょっとキツい、タイトな時期でんな。でも、自分で段取り組めるし、滅茶苦茶残業といった状態でもないから、ノーミソ内シュミレーションを粛々と具体化するのみ。

出張移動中音楽。Schumann 交響曲第2番ハ長調/Debussy 交響的素描「海」/Berlioz 「ラコッツィー行進曲」(1957年ライヴ)〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団・・・けっこう以前から有名なERMITAGE/AURA音源であって、現在はDOCUMENTS「GREAT CONDUCTORS」10枚組に含まれるもの。おそらくは人工的に広がりを付加したもので、定位ともかく広がり、奥行き感が自然でワリと聴きやすい音質となります。Schumannの交響曲は苦手系の極北なんだけど、第2番ハ長調は以前からワリと好き(亡くなる少し前のラインスドルフ/ウィーン・フィル演奏会によるFM放送がとても良かった)、更にジョージ・セルによる峻厳なる集中力+いつになくアツい推進力を以て見違えるような成果を上げております。そのテンションたるや尋常なものではない(第2楽章スケルツォが代表的成果)、アンサンブルの精緻はいつにもまして凄みを増し、つかみ所のない作品を古典的端正な名曲!として認知させる成果を上げております。

問題は「海」でして、どーも様子がわからない。表記1968年は誤りで、同じ1957年ライヴでしょう。音質も似たような感じ。アンセルメを先頭に”ホンワカ雰囲気”に馴染んできたせいか、かといってブーレーズ旧録音ほどの異様な明晰クリアさを誇るわけでもない、ちょっとコメントに困る演奏であります。ラスト、アンコールと類推される「ラコッツィ行進曲」の熱狂と爆発に打ちのめされますが。

Bach 音楽の捧げ物 BWV1079〜ヘルマン・シェルヘン/ウィーン交響楽団のメンバー(1951年)・・・WESTMINTER録音だけれど、パブリック・ドメインイン音源としてネットで拾えます。ロジェ・ヴュアタ(Roger Vuataz,1898-1988)編曲。オリジナル録音は知らぬが、ダウンロードした音源では「三声のリチェルカーレ」→「六声のリチェルカーレ」→トリオ・ソナタの順に収録され、それ以外は録音されていないみたい。じつは出張直前に部屋で聴いていて、あまりの感銘にそのまま出張に(自主CD)持参して更に再聴繰り返したもの。ちょっと自信はないんだけれど、「三声」はオーボエ、ファゴット、そしてイングリッシュ・ホルン(?これがわからない)、「六声」は登場順にイングリッシュ・ホルン(?)、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、オーボエ、ファゴットとなります。

フリードリヒ大王の主題(ハ短調)そのものがかなりマニアックなものであるし、晩年のBach の熟達した手法はほとんど謎解きのような世界に至っているらしい。古楽器、現代楽器云々とは無関係なる無垢な旋律の絡み、呼応がわかりやすく解析され、無限の広がりを感じさせる演奏であります。痺れました!今朝、再度最初から繰り返して聴いております。トリオ・ソナタはワタシがもっとも愛する作品のひとつであって、フルートは名手カミロ・ワナウゼク(当時ウィーン交響楽団の首席)。この部分はちゃんと楽器指定されております。Bach の作品は常にそうなんだけど、楽器編成と作品の大きさは無関係なんです。バロックとか、演奏スタイルが、といった論議が空しくなるような、壮大深遠なる世界が繰り広げれらます。音質も良好。

午前中、日本橋へ行って「iPed探すか」と一瞬思い立ったが、思いとどまって、結果、いつもの無為無策なる引き隠り状態也。敬老の日で、テレビでは「99歳のアスリート!」など感服するほかない凄い爺さんを紹介していたけれど、こちらすっかり若年寄状態で情けないこと限りありません。明日から、午前中ぎりぎりまで宿題こなして、また金沢だからね。できれば荷物が重くなるからノートパソコンは持って行きたくない!という不埒なことを考えております。

そういえば昨日朝、金沢〜小松まで在来線に乗ったんだけれど、中学生?の体育会系女子10人ほど、みごとに”AKIBA48”風(髪型)雰囲気に仕上げてあって、驚きました。個性の画一化はどーにかならんのか。昨夜、大阪まで戻って、自宅まで乗り換えたら、お向かいに座った女性全員6人ほど?ずらり揃ってケータイとにらめっこ、ちなみに両隣も同様、ちらりと覗き込んだらゲームやってました。異様な風景でんな。かく言うワタシもイヤホンで音楽聴取、回りはiPodかなにかで聴いていると思うだろうが、カバンの中には旧式人民中国製ポータブルCDプレーヤー(350円)有・・・そういえば尖閣諸島問題で一触即発、硬派・前原外相はいかに軟着陸させるか?マスコミもいつまでも評論ばかりじゃあきまへん。

これはTchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調 作品36(小澤/パリ管弦楽団)、でもDisky Communications BX905106 7枚組 4,990円全部同じ絵柄なので勘弁ねBizet 「アルルの女」組曲第1/2番(フランス国立管弦楽団1983年)/Gershwin ラプソディ・イン・ブルー(ワイセンベルク(p))/組曲「ポーギーとベス」〜小澤征爾/ベルリン・フィル(1983年)・・・各々「カルメン」組曲、「アイ・ガット・リズム変奏曲」を除いて2枚分を一枚に仕上げたもの。もの凄く緻密で美しく・・・ヘン。とくに前者。評判よろしいようだけれど、躍動とか、リズムとかぜんぜんツマらなくて、この作品にいつも感じる”ウキウキ”が聴き取れません。Gershwinのほうは上手すぎというか、細部描き込み過ぎな感じはあって、神経質かな?と。悪くないけど。ファンの方々、申し訳ない。


◆2010年9月某日の反省

本日は昼頃小松へ〜金沢へ。お仕事は資料最終部分がメーカーからの情報連絡が遅れ、修正は次回商談出発直前になりそうです。ま、チームメンバーのお仕事スキル問題(というより社会人としての基礎実務/来年は一年で異動だろうな)にエネルギー費やされてお疲れ気味、涼しくなってよく眠れるのに体調はイマイチすっきりしておりません。昨夜は追加でようやく、もう一本サイト定例更新実施。来週もどうなるのか、自信ありまへん。

昨日のTchaikovsky 交響曲第4番へ短調〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1957年)・・・軽量級のオーケストラながら、燃えるような情熱と推進力に溢れ、例のたっぷり横流れの節回しは控えめ、全曲見通しよくクリアなサウンドで好感が持てました。所謂、露西亜風アク方面ではないし、独墺系かっちりとした構成を誇る演奏でもなし。旋律の美しさが際立ちました。音質も鑑賞にそう支障はなし。自主CDフィル・アップは幻想序曲「ロメオとジュリエット」〜エーリヒ・ラインスドルフ/シルヴァートーン交響楽団(1940年)・・・このオーケストラってなんですか?ネットで調べてもワカラん。録音用オーケストラか(Silvertone Symphony Orchestra 銀音交響楽団!)。音質も年代から考えるとずっと良好だし、当時のMozart の全集やらWagnerオペラの印象とはちょっと違って、粘着質ではないものの、素っ気なくもハードな表現に非ず。ストレート系の爽快なものでした。

ただでさえ祝日の多い月なのに、本日明日と休日出勤、土曜も資料締め切りで休めない、ということで、ムリムリ代休を10月上旬に取りました。息子が転勤した熊本に向かいます。もともと、博多時代から阿蘇山辺りは大好きで、岡山時代も家族で遊びに行ったものです。神戸-熊本空港便が激安!夫婦でちょっぴり贅沢いたしましょう。本日出張にはノートパソコンを持参いたしません。


◆2010年9月某日の反省

最高気温は30度を超える予想だから、相変わらず高温に間違いないんだけれど、最低気温22度、朝晩は過ごしやすい季節となりました。昨夜は健やかに、久々キモチよく眠れましたよ。昨日は懸案の資料をほぼ仕上げ、本日諸残務(またトラブル発生している)処理しつつ、資料最終点検、できれば先行して取引先にデータ送付終えたいところ。なんせ明日昼より小松〜金沢(夜、30年近く?旧知の取引先トップと旧交暖め会)、日曜出勤にてご当地行事対応(ほとんど事前準備が問題で本番はオマケみたいなもの)、月曜祝日休み、火曜はもう昼から金沢にとんぼ返り(定例商談)ですもん。来週は祝日二日夾んで”次のサイクル”資料作りに土曜迄出勤体制で臨みます。当面の通常定例業務は昨日一気に終わらせました。

体調維持で乗り切らなくては。定例サイト更新日だけれど、例の如しでようやく一本のみ出来。猛暑(であった)+体調不良にて、どーしても”聴き流し”になりがち、まして文書を執筆する根性が維持できません。ようやく、心安らかに音楽を愉しむべき季節に至って、音楽の感じ方も変化することでしょう。

昨日雨模様だったので音楽持参せず。今朝、Tchaikovsky 交響曲第4番へ短調〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1957年)・・・十数年前に入手したCDは処分済み、ところが立派なステレオ録音はネット上にて音源が拾える時代となりました。(時間切れ)


◆2010年9月某日の反省

昨夜は職場での予定変更があって、職場ヴェテラン三人組にて神戸へ展示会〜そのまま三宮でしっかり呑んでしまいました。相変わらず散財続きます。話題は来年の人事への夢で、自分はどこでなにをやる!といった意欲的な決意表明、ワタシはどこでも、なんでも、しっかりやらせていただきます、と。北陸方面担当丸三年はもう飽きたけんね。前職は7年ずっと担当だったんだけど。当面のスケジュール調整確認をしていたら、じつはいろいろと勘違いがあって、今週末、来週と出張連続、定例上司の会議資料やら、取引先との定例会議(毎月日程が重なる)準備がそうとうタイトであることに気付きました。本日明日で残した資料集は一気に完成させないとヤバい。来週は祝日が二日もあるし。休日出勤の代休取得の関係で、10月上旬に連休をいただきましょう。息子の住まう熊本にでも行くか。

大雨がきて、一気に秋の雰囲気なんだけど、どーも夜が寝苦しく、相変わらず体調維持に苦しみます。(見た目、職場では元気!)両腕の疲労感がずっと抜けないんだけれど、左膝(夏場はかなり状況よろしい)リハビリの関係で両足のマッサージもあります。施術士の皆様によると、両足もぱんぱんに張っているとのこと。つまり、四肢とも不調だということになります・・・医者はストレスだ、との診立てだけれど。

BIS862 昨日通勤音楽。Sibelius 交響曲第2番ニ長調/第3番ハ長調〜オスモ・ヴァンスカ/ラハティ交響楽団(1996/7年)・・・来日もしていて、評価高い演奏を初めて聴きました。ヤルヴィのエーテボリ交響楽団もそう、サカリ率いるアイスランド交響楽団もそうなんだけど、知名度的に弱くてもSibelius に特異な相性を持つ団体が存在するものです。演奏会評を拝見しても、このアンサンブルの水準は録音の編集マジックでもないらしい・・・ジミであり、清涼なサウンドをヴァンスカは強弱やら、ややテンポに変化を付けることによって、控えめながらメリハリある演奏を実現しております。ここではテンポは中庸で、美しくわかりやすい旋律は作品個性に相応しい抑制で見事に表現されました。

評判に違和感なし。でもね、ワタシはヤルヴィとかベルグルントのほうが好きだけど。


◆2010年9月某日の反省

今朝もずいぶんと涼しい。予報では最高気温は30度に達するらしいが、連日の35度以上を体験した身としてはたいたしことはない〜週末に出張を控えている北陸方面は30度を切っているそうな。季節の変わり目には体調維持に気をつけないと・・・もう、年中調子悪いような自覚有。健康じゃないと酒呑んでも、ご馳走喰っても旨いと感じませんから。ようやく、音楽をじっくり愉しめる季節になって参りましました。

Bach ゴールドベルク変奏曲〜グレン・グールド(p)(1954年)・・・著名なCBSデビュー録音の前年、カナダでの放送録音、ずいぶんと安価でCDは入手可能です(音質期待できぬが)。基本ラインは翌年録音と変わらないようだけれど、やや暗い雰囲気に聞こえるのは音質要因だけではないのでしょう。スタッカートを多用して明快、神妙であり重苦しさを伴わないタッチ、繰り返しを実行しない簡潔な表現。それでも、沈思黙考したテイストが最後までつきまとって、これはこれで存在価値を以て拝聴すべき録音と思います。

繰り返しはして欲しいんだけどね。

DG 429 918-2  3枚組1,380円にて正規盤入手済(2000年)今朝、Schumann ピアノ協奏曲イ短調〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/ヴィトルド・ロヴィツキ/ワルシャワ国立フィル(1958年)・・・最近、音質問題とかちょっと暑苦しい表現かな?と敬遠気味だったリヒテルを久々再聴。音質はそれなりとして、硬質強靱なるタッチ+(ヤワに非ず)克明なる浪漫表現は作品に似合って、というか、喝!が入ったような集中力にて一気に聴かせる魅力有。こんな硬派なピアニストって、現役だったら誰が該当するんでしょうか。ヤワなテクニシャンばかりのような気もするが・・・

では、行ってきます。


◆2010年9月某日の反省

昨日は早々に職場を出て通院予定が、諸作業が遅れて残業へ。かなり気温は落ち着いてきたが、どうも上手いこと眠れず、睡眠不足。予報では最高気温は32度ほどだけれど、最低気温は25度を割って少しずつ秋らしくなるのでしょう。職場メンバーのご不幸は、結局葬儀は近親者のみで、ということになったようです。資料は昨日ほとんど進捗できず、本日朝一番より上司との打ち合わせだけれど、一本分未完成、というか、ほぼ手つかず状態。今週中に完成させ、本番は再来週〜来週は余裕かな?と思います(一番苦手な、毎度悩む”上司面談”があるけれど/書類体裁作りが苦痛。エエかっこして出世しようとか、そんな概念がない)。今週中は週末行事の最終準備決着とか、いろいろあって、ちょっと緊張しております。

通勤音楽は、Mozart 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜ヨーゼフ・クリップス/ウィーン・フィル/国立歌劇場合唱団/ドン・ジョヴァンニ:チェーザレ・シエピ(b)/騎士長:クルト・ベーメ(b)/ドンナ・アンナ:シュザンヌ・ダンコ(s)/ドンナ・エルヴィーラ:リーザ・デラ・カーザ(s)/ドン・オッターヴィオ:アントン・デルモータ(t)/レポレッロ:フェルナンド・コレナ(br)/ツェルリーナ:ヒルデ・ギューデン(s)/マゼット:ヴァルター・ベリー(bbr)(1955年)・・・生誕300年を記念して相次いでウィーンにてステレオ録音された著名な音源です。既にパブリック・ドメインだから激安にてCD入手可(デザイン・センス最悪)。オペラは数をこなしていないので、なんともコメントできないんだけれど、これは「ドン・ジョヴァンニ」の刷り込み(←素朴なコメントでんな)なんです。

音質はかなり良好だし、シエピの当たり役だから悪いはずもない。世評にはとんと疎いが、聴き知った馴染みの旋律連続して、なんとも楽しいヴィヴィッドな世界を堪能いたしました。現在棚中には他シギスヴァルト・クイケン(1995年)しか存在しないし、”究極の名演が抜けている!”、”ぜひ、これを!”みたいな探求心はなくて、昔馴染みに親しんだ、というだけ、なんら具体的なコメントはありません。あきまへんな。

では、行ってきます。

朝一番より、昨夜の継続にて上司との提案資料確認、ヴェテランのワタシが担当する資料は質量供に圧倒的なんだけど、自分で説明していて抜け、漏れに気付いちゃう”やや、手抜き”状態也。ま、あと実質労働日で一週間ほどの余裕はあるし、真剣にやれば丸一日で仕上げる自信はある・・・という傲慢な油断があかんのだね。昼からは通常業務にプラスして、お取引先からの資料調達要望対応、今週末の小松での行事の実務処理、調整、月末に迫った富山での行事対応準備、たった今発生している商品欠品の後始末、他月次定例のメーカーさんへのリベート要請作業(大量/作業手順があって派遣さんに引き継ぎ済/他も皆そうだけれど)、来月以降のイヴェントのサンプル調整・・・他、記憶にも残っていない飛び込み処理(処理したとたん忘れちゃう)・・・

ま、涼しくなりつつあって、楽しくお仕事しているっちゅうことですよ。昨日行き損ねた通院でリハビリ・マッサージ行ってきました。民主党党首選は菅さんが圧勝したそう〜意外でした。小沢さんって、ほんま人気ないんだな。申し訳ないが凄い悪人面だと思いますよ(失礼)。40歳過ぎたら自分の顔に責任持てって、先人が言っておりませんでしたっけ?

NAXOS 8572304 通勤音楽。Vaughan Williams 劇音楽「雀蜂」(アリストファネス組曲)/ピアノ協奏曲ハ長調/イギリス民謡組曲/ランニング・セット〜ジェイムス・ジャッド/ロイヤル・リヴァプール・フィル/アシュリー・ウエイス(p)(2009年)・・・英国の若手と思っていたジャッドも、もう60歳過ぎたんだな。ピアノ協奏曲はかなりヘヴィ、グラマラスな作品だけれど、他は親しみやすく、懐かしくもワクワク楽しい旋律ばかり。ロイヤル・リヴァプール・フィルはクセのない素直な響きで(当たり前だけれど)英国音楽に似合って清潔軽妙だと思いますよ。イギリス民謡組曲は(おそらくは)英国民だったら誰でも知っている旋律連続であって、遙か極東の日本人(=ワシ)でさえ親しみたっぷり感じますもの。

ピアノ協奏曲は”ヘヴィ、グラマラス”と書いたけれど、Vaunghan Williamsの硬派な側面が出た作品であって、重厚な豪華な技巧を誇るべきスケールであります。かなり濃密濃厚で、”遅れてきた浪漫”旋律連続。アシュリー・ウエイスは相当な技巧派であって、初耳作品をわかりやすく聴かせて下さいました。


◆2010年9月某日の反省

さて、新しい週は当面の課題目白押し〜本日待ったなしのトラブル最終決着。資料はラスト一本、若い者のお勉強のために下準備させたので、それを活用して完成させ、その経過をレクチャーしなくてはいけない。他の資料の詳細完成加筆も必要です。今週末、小松の行事対応もあって、その実務処理も残っております。(別の)若い者のお母さんが亡くなった件は、結局職場の人を呼ばなかったのか、それとも本葬は本日にずれたのか。9月も中旬というのに、昨日は一人前に気温が上がって、エアコンなしでは耐えられない〜少しずつ秋の気配はあるんだけれど、油断できぬ異常気象であります。昨夜は駅前にオープンした魚主体の呑み屋に女房殿と偵察、どーも職場側の店の支店らしく、ここはオペレーションが悪い・・・お隣は注文失念されて、ドえらく待たされておりました。夕方早々に訪問して、本格的に来客押し寄せる前に退散。味価格とも、まぁまぁの評価かな。

音楽はいろいろ聴いて、なんとかサイト更新用のネタにしようと試みるが、どれも中途半端。まともに集中できぬ心身ともの状態継続であります。Boccherini ディヴェルティメント第1番イ長調 作品16-1G461/第4番 変ホ長調 作品16-4G464/第5番イ長調 作品16-5G465/第6番ハ長調 作品16-6G466〜エカルト・ハウプト(fl)/リー、ヴァルヒャ(v)/ポッペン(va)/クアント、トイチェ(vc)/レイン(cb)(1992年)・・・現代楽器による至極生真面目なる演奏であって、そのせいか、Mozart 辺りの愉悦を想像すると、ずいぶんと立派正統なる室内楽であります。編成が大きいせいか、響きに厚みがあり、旋律は多彩で聴き応えたっぷり、フルートも端正かつしっとりとした色彩を添えております。

おそらくは、ラテン系古楽器奏者でノリノリの演奏を聴けば印象一変するんじゃないか?こちらベルリンにて、独逸系硬派の演奏なのでしょう。アンサンブルの完成度はたいしたもの。音質も極上。本来こんなジミな室内楽作品が似合うべき季節なんだけど・・・NMLにて拝聴可能

では、行ってきます。本日も一日なんとか乗り切れますように。


◆2010年9月某日の反省

本日、行きつけのコナミ・スポーツはスタジオ・メニューお休み。行事かなんかあるんじゃないか。棟方志功の板画(版画に非ず)を京都に見に行きたい(あとで調べたら来週からでした)が、ちょっと出不精極まって、動きたくないんです。これじゃ、精神的にあきまへんな。昨夜もよう眠れなかったが、体調は大丈夫。

昨夜、PuppyLinuxを外付けCDROM起動させてAspireRevoにて使ってみました。内蔵無線LANはちゃんと認識できましたよ。ディスプレイ表示OKなんだけど、Samsung SyncMaster B2230 21.50-inch LCD MONNtorが、画面フルに設定上手くいかない。動きは軽快、日本語変換、ワープロも表計算も、ブラウザ(使わないけどメーラーも)もバンドル済、日常使いに問題ないんじゃないか。但し、カスタマイズを極めたWindows環境に比べると、全然使いこなせておりません。たとえばFireFox自分の好みではないし、サイト更新するためのHTMLエディターの設定のやり方もわからない・・・って、きっとこれもお勉強と慣れの問題なのでしょう。

日常馴染んだことから一歩外に踏み出さないと。新しいことに着手しないと。

音楽の方はワン・パターンなのだな。Brahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/キリル・コンドラシン/チェコ・フィル(1950年)・・・再度、ラスト迄挑戦。もともとLP時代、ルービンシュタイン(p)/ヨーゼフ・クリップス/RCAヴィクター交響楽団(1958年)が作品との出会いであって、若くノーミソ柔軟だったワタシは、長大雄弁+鬱陶しい作品を一発で気に入ったものです(とくに第3楽章「アダージョ」に於けるチェロ・ソロ)。やがて幾星霜、この作品は苦手系の代表作に至ってしまって、大好きなリヒテル、コンドラシン、チェコ・フィル三拍子揃ったこの録音全部聴き通すのに、断続的、数日掛かって苦戦気味。旧東側往年のライヴとしては、音質状況意外とまとも。

ラインスドルフとのRCA盤(1960年)は処分済み(音質悪過ぎ/オリジナル音源の水準は不明)、マゼール盤(1969年)は未聴。硬質な音色で叩き付けるような、ハードかつ輝かしいタッチは聴き手を興奮の淵に呼び込む白熱のライヴ。リヒテル35歳、強靱なテクニック、熱狂と安寧の対比が絶妙のワザであります。チェコ・フィルには威圧感がなくてよろしい(美しい)と思います。しかし、最近のワタシには”硬質/白熱”のタッチが少々もたれる感じ。第3楽章「アダージョ」は好きですよ、チェロ〜オーボエ、フルート、弦と引き継がれ、やがて静かにピアノが水面下奥底から浮き上がってくるように参入する・・・

自主CDなので、フィル・アップ自由自在。Brahms ホルン・トリオ 変ホ長調 作品40〜フランツ・コッホ(hr)/フランツ・ホレチェク(p)/ワルター・バリリ(v)(1952年)・・・室内楽やピアノ・ソロ作品になると”威圧感”から解放されて、心安らかに愉しめます。これは往年のWestminster録音でしょう。音質かなり良好。当時ウィーンの名手たちの妙技がちょっと後ろ向き、切ない旋律をしっとり表現して文句はない。ホルンの柔らかな音色、リアルな息遣いに魅了されました。


◆2010年9月某日の反省

さて、本日は出勤当番の日。今朝もちょっと涼しい。切羽詰まった作業は少々であって、午前中に目処が付くことでしょう。ほんまは通院したいんだけれど、”朝通院して遅く出勤して残業”というパターンはキライなんです。昨夜はエアコン復活させたが、途中覚醒したときに止め、外気を取り入れました。

テレビでiPadの宣伝をやっていて、女房殿が”凄いね”と。数年でパソコンはあんなのが主流になるんじゃないか、と思います。直感的に使えて、わかりやすい、用途がはっきりしたもの。もう終わってしまったようだけれど、iPhonの宣伝には泣けましたね。孫の七五三衣装に目を細める老夫婦、娘の結婚衣装合わせに感涙の母親・・・演出なんだろうが、日本人万人の琴線に触れる、共感できる最大公約心情でした。ワタシがパソコンをいじるようになったのは、おそらく”98ノート”のころからで、人様より少々遅れました。ワープロ専用機は北海道の親父にあげてしまって(20年以上経った現在でも愛用中)、アイワのパソコンを最初(Windows3.1でしたっけ)として、次々乗り換えたが、いずれ、”できるだけカネを掛けない”、”データの互換性こそ最重要”、”旧部品はできるだけ流用する”、”フリーソフト愛用”が基本姿勢でした。

パソコンはほんまに安くなって、日常のものとなり、そしてWindowsは混迷を極めている(バージョン・アップと使い勝手の乖離/機能の複雑化と消費者不在)と思います。業務用の主流だから使っているが、問題はOSではなく”用途”であって、世間は価格下落と”専用機”復活の道へ。ワタシのAspireRevoだって分解できませんもの(故障しても自分でいじれない)。旧部品を流用するのはせいぜいHDDを外付けに変換するくらいか?それも時代は変わっていて、先日10年ぶりくらいに戻ってきた(かつて)息子にプレゼントしたミニパソコンを(捨てるために)分解したらムリムリHDD増設がしてあって、それは1gbでした・・・いまや4gbくらいのUSBメモリは680円くらいでしょ?もっと安いか。

これからお勉強するんだけれど、時代はLinuxだと思いますよ。というか、利用者はOSを意識しなくなるんじゃないか。”OSは無料”というのが当たり前になるんでしょう。iPedにも凄く興味があるんだけれど。あれはアンドロイドなんでしょ?

昨夜出張帰り音楽の追加。Prokofiev 交響曲第5番 変ロ長調〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1959年)・・・購入6年ほど放置?この作品はかつてカラヤンのCDを所有して、旋律細部馴染みなんだけど、彼の演奏との相性悪いせいか?作品そのものを敬遠するようになってしまいました。久々の拝聴は、なんと凝縮し、集中力のあるハードな演奏なんだ!作品そのものも辛口でカッコ良いじゃないの、といった感想。リズムの厳しい切れ、最高。録音は想像よりずっと良好だけれど、キラキラした鮮明さとはちょっと言えなくて、スタンダードな水準だと思います。

では、行ってきます。

いつものように職場朝一番にて出勤、連続するトラブル処理、取引先への連絡、途中経過を上司に報告したり、昨日の東京本丸会議で仕入れた情報を整理して発信したり、飛び込み依頼を処理したり、週報(実績進捗分析含)を仕上げたり・・・昼から帰りました。基本、暑さが復活して体調もやる気も起きなかったこと+お隣チームの若い者のお母さんが亡くなったとのことで、通夜の可能性有、こんなラフな格好じゃなぁ、ということで。結果的に明日以降になったらしいけれど。若いのになぁ、残念。

ERATO 0630-16164-2  6枚組2,880円通勤音楽はBach ブランデンブルク協奏曲第4/5/6番〜トン・コープマン/アムステルダム・バロック管弦楽団(1985年)・・・大好きな、おそらくは一番好きな作品なので数多く、多種多様なCDを所有中、これが自分のリファレンスであります。古楽器の粗野な響きの魅力横溢、先鋭になり過ぎない、ノリもキレもお見事であり、旋律に膨らみを作ってよく歌う最高の演奏也。ノリノリのリズムは過激ではなく、各パートの技量は最高、そして技巧のみに先走らない味わい有。カラヤン、カザルス、クレンペラー、ボウルトも好きだけど、やはりバロックは古楽器だな。音質も良好。

帰宅して、なんとか、辛くもサイトの定例更新一本分残を完了。一時話題になったデニス・ラッセル・デイヴィスのHaydnだけど、もの凄く丁寧緻密クールな仕上げなんだな。世評高いし、完成度も高いと思うんだけれど、自分の嗜好とは少々離れる感じ有。いずれ、ちょっとワン・パターンの作品更新ばかりだったので、自分なり新機軸のつもりでした。

EMIのMahler 全集は是々非々で聴いているんだけれど、前回聴取(2回ほど)でぴん!とこなかったものいくつか〜Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団(1961/2年)・・・最初の2楽章分のみだけど、ようやく”見えて”きた感じ。じっくり腰を落として盤石の貫禄、テンポは遅め(でもCD一枚に収まる)、力みやら徒な走りとは一線を画して巨大なスケール+見通しの良さ。オーケストラは上手いですね。音質もこんなに鮮明でしたっけ?


◆2010年9月某日の反省

おそらくは一ヶ月ぶり、エアコンなしの夜となりました。例年に比べまだまだ暑いんだろうが、体感的には一気に秋になった、といったところ。今朝はほんまに爽快、シアワセ。本日、これより東京行き日帰り。経費節減にて日帰りも悪くないんだけれど、問題は会議内容でっせ、どんなもんでしょうか。東京本丸の混迷には、最近目に余るものがある・・・閑話休題(それはさておき)本日定例サイト更新日(自主的決め事)。最近まともに2本ずつ更新できたことはなくて、とくにここ一ヶ月は体調不良やら、猛暑やらでまともに音楽に集中できておりませんでした。夏場に演奏会が少ないのは、季節の配慮なんでしょう。パソコン故障(修理済)など、いろいろ諸条件悪化も重なりましたし。

今朝、Brahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/キリル・コンドラシン/チェコ・フィル(1950年)・・・もちろん最初のほうのみ拝聴、こんな音源もネットで拾える時代となりました。ビロビロにヴィヴラートが利いた甘美なホルン、そして(いつもの)硬質かつ情熱的タッチのピアノ・ソロ。かつて大好きな作品だったんだけれど、最近ちょっと苦手意識が先行して、作品そのものに入り込めません。さて、東京移動中のCDを選定しなくては。

東京日帰り終了。東京は大阪より涼しいようだけれど、ほとんど外気に触れておりません。尼崎市・立花駅に戻ってきたら、どんより湿った空気がまとわり付きました。体調がよろしいというのは、ほんまにありがたい。新幹線往復は空いておりました。(帰りお隣は露西亜娘二人/日本女性に比べると肌が荒れているのだな)会議は合間に雑談ばかり+トラブル処理でケータイ鳴り放し(メールも)で、正式発言せず(半分居眠り)。得るべき情報は少ないなぁ。

体調よろしければしっかり音楽聴けます。Mahler 交響曲第9番二長調/第10番 嬰ヘ長調(1984年)〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル・・・エエじゃないの。ゆったりとしたテンポ、情念に流される方向ではなく、クール丁寧な仕上げであって、ウィーン・フィルは極上に磨き上げられて美しい。ワタシはこちら方向支持であります。これでいちおう全集を聴いたんだけれど、テンポの恣意的な揺れが見られるのは2曲ほど?後半の作品に向かうほど出来が良いのか?それとも耳慣れたのか。

Scho"nberg オラトリオ「ヤコブの梯子」〜ミヒャエル・ギーレン/南西ドイツ放送交響楽団/J.ブレッヒェラー(br)/G.ウィンスレイド、G.レナルド(t)/H.ミュラー=ブラッハマン、J.ジョンソン(br)/T.ハーパー(t)/L.アイキン(s)/ベルリン放送合唱団(1996年)・・・再度。エエなぁ、破壊的かつ濃厚な旋律、野蛮な歌。未完成作品の後人による補筆完成版であり、たしかにちょっと竜頭蛇尾的印象もあるけれど、ギーレンの仕上げはモウレツに緻密でクリアで響きが濁らない。痺れました。

Mozart 交響曲第31番二長調K.297(300a)「パリ」/第7番二長調 K.45/第7番a ト長調K.45a(Anh.221) 「旧ランバッハ」/第55番 変ロ長調 K.Anh 214(45B)〜ハンス・グラーフ/ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団(1988-90年)・・・なんというバランスの良さ、ムリのないフレージング、個性的な色気はないが、質実で暖かいオーケストラの響き・・・「パリ」交響曲は強弱が躍動する作品だけれど、中庸な表現が作品の魅力いっぱいに引き出しております。変ロ長調 K.Anh 214(45B)は、息の長いホルンが大活躍!の素敵な作品でした。


◆2010年9月某日の反省

昨夜は昔馴染みの本丸幹部が来訪、数人で呑みにいったが、経費で落ちるか?微妙なところ。本日、ワリカン回収に回らないといけないかも。久々の酒でした。ちょっと体調快復傾向かな。雨はすぐ上がってしまって、今朝も相変わらずの高温多湿ながら、やや秋の気配が感じられます。ほんま、一雨ごとに季節は深まっていくものですね。お仕事はそれなりに進んでいるが、飛び込みやら緊急対応やら、その場での決着を求められる毎日であります。

RCA BVCC-9002 中古480円そんなこんなで音楽はほとんど聴いておりません。昨日朝〜今朝に掛けて、Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜エーリヒ・ラインスドルフ/ボストン交響楽団(1963年)・・・たしか第1/3/5/6番の録音が残っていて、小澤以前ボストン響Mahler 演奏の歴史を作った人なのでしょう。メモによると2003年5月に購入していて、何度聴いてもコメントが難しい演奏であります。端正に整ったアンサンブル、オーケストラは優秀で美しい、細部明晰でバランスよく、テンポ設定はムリはない・・・どこにも瑕疵はない、ラスト迄立派な完成度。音質も良好ですよ。作品の持ち味をしっかり生かして、道を誤らない。でもね

どーしてもこれじゃなくっちゃ、みたいな個性とか、万人に支持されなくても強烈な入れ込み、情熱、じゃないのかも。終楽章のみごとな結末の付け方、迫力も素晴らしいが、どこか一歩引いたようなテイストが”感心するが、感動に今一歩”的、勝手な感想に至ります。支持者のご意見を賜りたいところ。

昨夜の酒は案の定経費では落ちず(当たり前だ)、ワリカン連絡するが、年齢的に自分が半分負担なのだな、仕方がない。旨いモンたくさん喰ったし。お仕事はそれなりに順調、帰宅前、数日前血液検査の結果を訊きに通院いたしました。想定の範囲内だけれど、中性脂肪はやはり高い、肝臓の数値が少しずつ高いのはもう30年ほど〜気をつけないと。

通勤音楽は、Bach カンタータ第100番「神なしたもうみわざこそいと善けれ」/第108番「われ世を去るは汝らのためなり」/第18番「天より雨 くだり雪おちて」〜ペーテル・ヤン・リューシンク/オランダ・バッハ・コレギウム/マリオン・ストレイク(s)/シツェ・ブヴァルダ(ct)/マルセル・ビークマン(t)/ロベルト・ゲッチェル(t)/ニコ・ファン・デル・メール(t)/バス・ラムゼラール(b)(1999/2000年)・・・BERILLINTのカンタータ全集はワタシの宝物です。数ヶ月前にジョン・エリオット・ガーディナーのBach を入手したが、それに40曲のほどのカンタータが含まれました。全部聴いたワケじゃないが。いやぁ、ほんまに上手い!声楽はもちろん、器楽アンサンブルの絶妙なリズム感、技量・・・

・・・Bach カンタータ全集を入手することなど、市井のサラリーマンにとっては夢だったんですよ、かつては。安価に、新しい良質な音質で全部聴ける、それだけで嬉しかった。しかも、古楽器によるモダーンなスタイル。素朴な(無内容な)かつてのコメントも残っております。もう既に気付いていたんだけれど、この全集はやや粗製濫造であって、リューシンクのリズム感のキレ、古楽アンサンブルの技量が(ちょっぴり)足りない。声楽に至っては個性が過ぎて、クセも感じないこともない(カウンター・テナーのブヴァルダ!)、合唱も粗さが目立ちます。

音質は鮮明だけれど、奥行きや定位が不自然でもあります。たしかにガーディナーに比べて云々ありますよ。でもね、リューシンクだって、作品を味わいにそう不足はないものでしょう。エエもんを求めればキリはない。人生には時間もカネも足りない・・・まず、名曲を味わうことを旨として充分楽しみました。


◆2010年9月某日の反省

台風接近して、久々の本格的な雨模様。かつての”正しい夏”(もう9月だけれど)というのは、夕立一雨でちょっぴり涼しく過ごせる、みたいなイメージだったんじゃないか。まだまだ気温は下がらず、秋物商戦は大苦戦だけれど、それでもじわじわ季節は動いていくことでしょう。エアコン大活躍だから、電気代はハネ上がるだろうな。体調ぼちぼち。

昨夜Scho"nberg オラトリオ「ヤコブの梯子」〜ミヒャエル・ギーレン/南西ドイツ放送交響楽団/J.ブレッヒェラー(br)/G.ウィンスレイド、G.レナルド(t)/H.ミュラー=ブラッハマン、J.ジョンソン(br)/T.ハーパー(t)/L.アイキン(s)/ベルリン放送合唱団(1996年)・・・後期浪漫の残滓を引きずった時期、未完の大作だそう。編成も大掛かりな宗教的作品らしいが、響きの混沌に埋もれる、といったこともなく、すっきりと引き締まってわかりやすいのはギーレンの技量なのでしょう。歌なんだか、語りなんだかわからぬ声楽ソロ、起承転結のわかりにくい濃密な旋律連続は、ワタシのツボであります。初耳なので、もうちょっと聴き込まないと〜いずれ、Scho"nbergって(ロバート・クラフトのCDをそれなり買い込んだけれど)どれも自分の嗜好に似合うような感触があります。

今朝、Bach マニフィカト ニ長調 BWV243〜ジョン・エリオット・ガーディナー/モンテヴェルディ合唱団/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(1983年)・・・LP時代より、ヘルムート・リリング盤(版が違っていた?)にて愛聴していた作品であり、細部旋律馴染みの作品であります。くだんのリリングもミシェル・コルボも確認したら棚中には存在しないから、処分済みらしい。ガーディナーのイメージ(先入観/とくに初期録音)は、すっきり整然と美しく、的なんだけど、こうして改めて聴いてみると、ヴィヴィッドなリズムと声楽扱いの上手さが光りますね。個性を押し殺して”すっきり整然と美しく”ということではない、声楽器楽とも技量の高さ、アンサンブルのコントロールに優れ、完成度は極めて高い、愉悦に触れた躍動が存在する・・・

では、雨の中出勤いたしましょう。音楽持参できるかな?


◆2010年9月某日の反省

いつもの如く眠り浅く、夜半断続的に目覚め、挙げ句、今朝ややお寝坊。この間分解したボロ・パソコンをゴミに出したり、で、もう出勤時間です。出掛ける前に着替えないと、もう汗まみれ、昨日より体調改善と思います。一発ドリンク剤でも使って乗り切るか。

台風が近づいて、ようやくの一雨。これから少しでも涼しくなって下さることでしょう。今朝はアリナミンなんとかドリンク剤を購入して業務に専念、ほぼ狙い通りの資料作成進捗+断続的なトラブル処理も余裕です。やっぱり体調は、なんとか維持しないと日常生活がまともに送れぬ。

今朝通勤音楽は、Mahler 交響曲第7番ホ短調〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル(1984年)・・・後半戦(第3楽章〜第5楽章)。この作品の白眉は第2/4楽章「夜曲」であって、第1楽章と終楽章はちょっと異形な感じ。バーンスタイン旧録音は、この難曲を(なんとか)立派な交響曲に仕上げた、と聴きました。刷り込みというか、出会いはハンス・ロスバウトの怪しい演奏だけれど、今となっては音質もちろん、オーケストラの水準にも不満を持つような傲岸不遜なる聴き手へと至りました。(彼のおかげで大好きな作品となったんだけど)

マゼールの演奏は、オーケストラの響きが上質、厚みがあり、アンサンブルは洗練され、美しいバランスは希有な完成度との手応えがありました。第3楽章「影のように」は、さらりと流して印象に残らないことが多いんだけれど、細部入念な仕上げ、リズムの切れ、迫力、流線型の艶やかな響き、どれをとってもお見事。音質も極上。秀逸なバトンテクニック駆使して、ムリヤリ恣意的なテンポ設定強行することも希ではないマゼールだけれど、ここではそんなことはない。美しくも怪しい演奏に仕上がって2つの「夜曲」含め、颯爽とカッコ良い、よく歌って、まとまりのある第7番となりました。

PILZ CD 160 303-5  3,600円で購入通勤帰りは、ウィンナ・ワルツ。J.Strauss 皇帝円舞曲/ピツィカート・ポルカ/もろ人手をとり/ラデツキー行進曲/加速度円舞曲/オーストリアの村つばめ/トリッチ・トラッチ・ポルカ/ウィーンの森の物語〜ペーター・ファルク/ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団・・・昔のコメントは例のごとしでエエ加減であって、なんせ購入したのは20年以上前でっせ、寝屋川のグリーン・シティで(3枚組3,600円!当時激安/現在なら贅沢)。それなり鮮明な音質だけれど、広がり奥行きともやや狭い感じ。オーケストラの編成も小さいのでしょう。上手いオーケストラではないが、なんとも言えぬツボを押さえた表現であって、妙に馴染んじゃう・・・というか、手持ちCDではこれ一番長く、多く聴いている演奏ですから。ゴージャスで洗練された響きじゃないですよ。でもね、やや鄙びて、ほとんどこれが理想。

・・・そういえば分解したパソコン+α(それなりの量)は無事尼崎市に回収いただけました。残るは息子のテレビとCRTディスプレイだ。


◆2010年9月某日の反省

昨日も昼食にご近所ファミレスに行ったのみで、終日お籠もり。なんせ京田辺市で39.9度でっせ、んもうエエ加減にしてくれっ!お仕事も趣味もすべて意欲モロにダウンしていて、カラダのみならずノーミソも退化しつつある自覚。昨夜、女房殿とのチャンネル争奪戦に負け、ノーミソの働きを高めるコツ、みたいのを実例でやっていたけれど、いろいろ感じることが・・・こうして毎朝、ワン・パターンにて「音楽日誌」(+毎週金曜2本の定例サイト更新)執筆も良い習慣なんだろうが、いつもと異なること、新しいことへのチャンレンジが大切なんだな、と痛感いたしました。例えば、ことし4月より通勤経路を変更したが、それも良いことなんでしょう。

この間、メイン・マシンの故障に伴って、職場倉庫奥よりガメてきた業務上横領パソコン、息子転居に伴う旧マシンなどいくつかいじってきたが、ま、でかい液晶ディスプレイしかない、という不自由さもあるんだけれど、結局使える状態に至らず、分解廃棄(明日、所定の分別にてゴミ出し)したのみ。米山公啓先生は、iPodの新型や関連グッズを次々と購入、使いこなすことでノーカツしているとのこと。音楽でも何でも、新しいものにチャレンジすることが重要なんだろうな。昨夜、その番組を拝見しつつ、早速PuppyLinuxをダウンロードしてCDに焼いて使ってみました。先日、おすすめあったubuntuは(旧型マシンには)重過ぎて実用的じゃなかったので。

外付けCDROMよりAspireOneにてPuppyLinux起動させたが、動作軽快。但し、内蔵無線LANの認識がどーもうまくいかない・・・でもね、ブラウザとかワープロとか表計算とか一通り入っているんですね。インターフェイスも洗練されたデザイン、日本語変換もそれなりに使えそうだし、充分実用なんじゃないか。ワタシ個人的にはお仕事ではACCSESS、個人では使いやすいHTMLエディター(これは探せばありそう)が必須なのでちょっと困っちゃうが。壱万円くらいの旧型ノートパソコン探して入れてみようか、と考えております。

とにかく”目先”を変えないと。

猛暑故、ほとんど音楽を聴いていない・・・ことはないんだけれど、集中できまへん。今朝より、Mahler 交響曲第7番ホ短調〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル(1984年)・・・まだ、前半だ(全曲聴いていない)からなんとも結論は付けられぬが、美しく端正であり、作品表現としてストレートというか、異様に重苦しい浪漫の世界から離れたもの。ウィーン・フィルは好調だと思いますよ。全集はあと第9番を残すのみとなったが、この全集の価値はオーソドックスな意味で高いと思います。通勤で全部聴こうかな?

では、行ってきます。

夏バテ極まって、職場の周りからも「元気がない」と言われる始末。通常業務を粛々とこなすが、なんとも気分が悪い。資料作りもちょっぴり着手したのみで遅々として進みません。いろいろ経緯があって、月末の金沢出張から富山へ足を伸ばすことになりました(ちょっとした集まりの助言役)。その勉強も、日常お仕事の合間にこなさなくっちゃ。早々に職場を後にして、いつもの整形外科(リハビリ)のついでに診療を受けて点滴を受けました。ビタミン剤じゃないかな。

DG 429 079-2 9枚組通勤音楽はMahler 交響曲第7番ホ短調の続き、じゃなくて、Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜オイゲン・ヨッフム/ベルリン・フィル(1964年)・・・体調悪いときに音楽を聴くのはヤバいんだよね、印象を悪化させちゃう。ベルリン・フィルはあちこち美しい音色を響かせ(オーボエ、フルート、そしてホルン)、速めのテンポ、質実で飾り、要らぬスケールの膨らませも、貫禄も存在しない。これが”カラヤンのベルリン・フィル?”といった疑念が出るくらい、色気もありません。あちこち急いたアッチェランドも落ち着きが感じられず、録音も良好とは思えない・・・

こんな体調だから、安易な結論、判断は付けられません。金曜は東京なので、あと3日で資料の目鼻付けなくっちゃ。


◆2010年9月某日の反省

今朝はかなり良いんだけれど、昨日は体調不良。それでもムリして女房と夕方猛暑中スポーツクラブへ。ここ最近、胸焼け症状顕著でして、ちょっと多めに喰うともうあきまへん。ネットで検索すると、華麗なる加齢によって胃腸の働きが弱くなる→いつまでも胃中のものが消化できない→胃液が出続ける→胸焼けする、といった流れらしい。(もちろんストレス要因も有)出す方は相変わらず快調ながら、もう”鋼鉄の胃袋を誇る!”なんて言えなくなりました。別に意識したワケじゃないがもう一週間ほどアルコールを口にしておりません。先週の梅酒を除いたら2週間?いつもだったら、西宮北口辺りの洒落た居酒屋などに行くんだけれど、自宅に戻って茶漬けなどで夕食終了。大塚寧々主演の歯応えある二時間ドラマ拝聴してさっさと就寝〜健康にも早朝覚醒。

ARTE NOVA74321 31681 2/ 3枚組583円(季節外れだけれどクリスマスもの)数年前、3枚組580円という激安価格だったので入手したものの一枚目。Schiassi(スキアッシ1698 - 1754)イエス生誕の田園交響曲ニ長調/Locatelli(ロカテッリ1695 - 1764)合奏協奏曲ヘ短調「クリスマス協奏曲」 作品1の8/Torelli (トレッリ1658 - 1709)合奏協奏曲ト短調「クリスマス協奏曲」 作品8の6/Vivaldi フルート協奏曲ヘ長調 作品10の5/RV.434(マリアンネ・ボルシェ(fl))/ Manfredini (マンフレディーニ1684 - 1750) 合奏協奏曲ハ長調「クリスマス協奏曲」 作品3の12/Corelli 合奏協奏曲ト短調「クリスマス協奏曲」 作品6の8〜ユルゲン・ガイゼ/コレギウム・モーツァルテウム・ザルツブルク・・・録音年不明ながら音質良好。3枚組は既に廃盤のようで、一枚物がカタログに生きております。やれ時代遅れの”やや旧態浪漫”現代楽器だ、学究的な意味では厳密に”クリスマス”とは関係ない最新の研究成果だ、みたいな話題は聴き手ド・シロウトには関係ないこと。

小編成の現代楽器による演奏は、リズムの強調せずしっとり、ゆったり瑞々しいアンサンブル。ワタシは溌剌とした古楽器のリズムを愛するけれど、こんなムーディー、昔懐かしいテイストも悪くありませんね。Corelliは誰でも知っている名曲だけれど、自由な装飾音が入って楽しいし、Schiassi(スキアッシ)辺りはほかではあまり聴く機会のないもの。マリアンネ・ボルシェの豊満なフルートも素晴らしい。見知らぬ団体(スクロヴェチェフスキのBruckner 交響曲第8番ハ短調のフィル・アップに使われていたけれど/最初に出たARTENOVA盤)ながら、しっとりとした耳あたりの良いアンサンブルであります。シミジミ敬虔な気分へと至りました。猛暑のクリスマスだ。


◆2010年9月某日の反省

今朝一番にて更にサイト更新一本追加。耳鼻科〜左膝+両肘のリハビリにて整形外科行き+床屋さんで午前中終了です。スポーツクラブは夕方だな。愛機AspireRevoはかなり以前の使い勝手に戻って参りました。スピーカー交換の効果は絶大で、これだったら”パソコンで音楽を聴く”行為は有かも。相も変わらぬ猛暑続き、沖縄には台風接近とのこと。

そういえば昨日、HMVにCD大量注文済。届くのが10月以降ということ、前回予約したものが発売日を待たずして廃盤になった(予定数量は予約で売り切れ?)という経験より。それまでに聴き残したものの拝聴+財源の確保に励みましょう。今朝はサイト定例更新分のCDを熱心に聴いていたので、昼食後、ようやくパソコン/オーディオ部屋をよく冷やして音楽拝聴。

NAXOS 8570716Liszt ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調〜ペン・ペン(p)/Mussorgsky 組曲「展覧会の絵」〜レナード・スラットキン/ナッシュビル交響楽団(2007年)・・・ペン・ペン当時14歳は天才の技、技巧を披瀝すべき作品を楽勝、余裕でこなしてリキみなど、どこにもなし。「展覧会の絵」は15名の編曲者による多彩なもので、この作品大好きだけど、さすがにRavel 編はやや食傷気味〜なんて思っている方にはぜひ聴いていただきたい鮮度、抜群であります。Ravel はもちろん、アシュケナージ、ストコフスキー、カイエ辺りはちょっぴり有名かな?L.LEONARD管弦楽編曲による「プロムナード」はトランペットが重なり合って幻想的、ラスト、ダグラス・ギャムリーによる「キーウの大門」には勇壮なる男声合唱が入りました。ライヴ収録とのことだけれど、このオーケストラはそうとうな技量、立派なアンサンブルでした。


◆2010年9月某日の反省

本日、サイトの定例更新日だけれど、今朝段階、結果として原稿はできておりません。なにもかも(もちろんお仕事も)やる気出ないんだな、この気候では。朝晩とか、時々風が秋を感じさせないこともないんだけれど、いずれ異常気象猛暑続き。昨日、福井行きのサンダーバードはアホほどエアコンが入っていて、寒くて風邪ひきそうでした。現地にて一時間以上しゃべり詰めで資料説明、応答、疲れ果てました。さほどに遅くならずに帰宅して、テレビをぼんやり見て、更にパソコンの設定完了(残るはスタートメニューのカスタマイズのみだ/どーも以前の使い勝手が戻らない)・・・ということで、改めて音楽を聴き直す時間がなくなりました。

SONY  SB14K87874 /14枚組 2,724円昨日移動中音楽。Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜ロリン・マゼール/ウィーン・フィル/国立歌劇場合唱団/ウィーン少年合唱団/オーストリア放送合唱団/アルノルト・シェーンベルク合唱団/シャロン・スウィート、パメラ・コバーン(s)/フローレンス・クイヴァー、ブリギッテ・ファスベンダー(a)/リチャード・リーチ(t)/ジークムント・ニムスゲルン(br)/サイモン・エステス(b)/ヴォルフラム・コロソイス(or)(1989年)・・・遅いテンポ、じっくり腰を据え、細部丁寧に、鮮明に浮き立たせて響きが混沌の渦に巻き込まれない。異形なテンポの揺れは存在せず、迫力ある全体の爆発と、静謐の対比が絶妙であって、ウィーン・フィルも声楽陣も絶好調に美しい。お気に入りMahler 中では、もっとも作品真価に気付くのが遅れた作品だけれど、それはFMで聴いたバーンスタイン(旧録音)、ジョージ・ショルティのあまりに威圧的、アツい演奏に閉口した出会いによるものだったのでしょう。

これは、いままで聴いた中で(おそらく)ヴェリ・ベスト。音質も極上です。

なんとか帰宅後のサイト更新に努力いたしましょう。

体調ぼんやりして、精神的には体調以上にテンション上がらず、傍目には粛々とお仕事こなしているように見えるかも知れぬが、全然意欲が盛り上がりません。不遜な言い方を許していただければ、人並み以上のお仕事をこなしているつもりだけれど、ノーミソ前頭連合野を駆使すべき創造的な営み不可。実務的な調整、小さなトラブルのお詫び、一銭の儲けにもならぬお付き合い行事の準備(これが鬱陶しい)を粛々とこなしたが、もうこれ以上アカン、さっさと職場を後にしました。じつは東京本丸よりお隣チームの宿題処理に知り合いが出てきていて、ぼやぼやすると”ビール”に誘われる可能性大だったので。

なんとかならんか、このクソ暑さ。帰宅して涼んでおります。明日はスポーツクラブの前に通院しなくては。帰宅して、サイト定例更新はなんとか一本のみ更新。ほとんど自分に対するアリバイです。

通勤音楽はBeethoven 交響曲第9番ニ短調〜オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団/合唱団/オーセ・ノルドモ=レーヴベリ(s)/クリスタ・ルートヴィヒ(ms)/ヴァルデマール・クメント(t)/ハンス・ホッター(br)(1957年)・・・たしか2度目の拝聴。但し終楽章まで行き着いたのは初めて。こんな立派なステレオ録音がパブリック・ドメインでダウンロードできるようになるんですね。.mp3→.wavファイル変換した自主CDだけれど、それでも音質は意外と良好、しっかりとした広がりと奥行きを実感できます。全体で72分程度ながら、テンポはゆったりと感じさせ、細部明晰で硬派な表現であり、響きは重く濁らない。硬派だけれど”遅れてきた浪漫”ではなく、50年を経てもセンスはモダーンでリズムはしっかりしております。フィルハーモニア管弦楽団は上手いオーケストラだけれど、各パートに色気とか強烈な個性を表出させず、クレンペラーの指示に従ってスケール大きな演奏に仕上がりました。

それにしても・・・第1楽章〜第3楽章迄は”凄い名曲!”との手応え充分なんだけど、終楽章の統制のなさ、唐突なエピソードの出現、無理矢理途中出てくる美しくも極上の場面・・・本来、別な作品に仕上げる構想が一緒になったんでしょ?比べる対象やら意味合いがナンだけれど、Mahler の作品完成度とはずいぶん差があるように感じます・・・Brucknerが交響曲第9番ニ短調でBeeやんのパターンを狙っていて(テ・デウムを最終楽章に配置する構想)果たせなかった、という逸話を読んだことがあります。閑話休題(それはさておき)声楽の充実も特筆されるべきでしょう。


◆2010年9月某日の反省

そうか、本日も出張だったんだな。15時福井だから昼前には大阪出発しなくては。ほぼ、メインのマシン(AspireRevo)はもとの環境に戻りつつあるが、「アップグレードDVDの操作が終わっていない」警告が煩わしい。最終の旧マシンからのデータ移行なんだけど、同じマシンですから。「前のマシンの○×を記入せよ」とのご指示だけれど、んなものあったっけ?状態。Windowsも親切が過ぎて、”テキトウにエエ加減に”というのが許されないらしい。ちゃんと動いているし、ドライバも入ったし、周辺機器も認識しているし、新品スピーカーはエエ音で鳴っているし、それでエエじゃないの。許してくれ。

それとスタートメニューの表示を以前カスマイズしていたんだけれど、そのやりかたを忘れました。動きはVISTAよりスムースなんだけど、使い勝手が戻りません。使い慣れた種々フリーソフトがなければMACやLinuxに変更したいくらい。もう、旧マシンの部品を流用することもなくなったし。設定の煩わしさを愉しむ、みたいな時代は過ぎ去ったと思いますよ。

昨日聴いたマッケラス/プラハ室内管弦楽団と、今朝聴いているハンス・グラーフ/モーツァルテウム管弦楽団のMozart 交響曲に言及しようと思ったが、時間がなくなりました。なかなか思うようになりまへんな。今週定例サイト更新はちょっと大苦戦。


◆2010年9月某日の反省

(在金沢ホテル)これよりゆっくり朝食をとって大阪に戻りましょう。「近況」「音楽日誌」とも写真(先日故障修理とともに吹っ飛んでしまって、バックアップを全部戻していない/ま、たいしたこともない、最近全然撮っていないんだけど)は帰宅してから、となります。よう眠れんかったな、鏡をみても顔色の悪さに愕然。

DOCUMENTS 233013 /10枚1,000円昨日移動中の音楽続編。Rossini 歌劇「セミラーミデ」序曲〜ジョージ・ショルティ/コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団(1959年)・・・これは英DECCA録音かな?強奏にて音がハデに割れ、それ以外は奥行きのあるかなり鮮明なステレオ録音。躍動するノリノリ・リズムが大好きな作品なんだけど、ショルティの表現は強烈!強引!ま、たまにはこんなのもエエでしょ。続いて収録されるのは、Verdi 歌劇「オテロ」(1958年独逸語版抜粋)〜ケルン放送交響楽団/合唱団/ハンス・ホップ(オテロ)/クレア・ワトソン(デズモーナ)/ヨセフ・メッテルニッヒ(イアーゴ)・・・全曲はこれかな?ショルティもオーソドックスなオペラ畑から育った巨匠であって、けっこうこんな録音残っているんですね。音質、わりと良好。

伊太利亜オペラは全然数をこなしていないから、演奏云々コメント無理なんだけど、テンション高く、(ここでも)強靭強烈な熱気を感じさせる45分(収録短いぞ!)。

昼から職場に戻り、残務処理完了。打ち合わせと若者へのレクチャー済ませ、IDE→USB変換ケーブルを(新たに)入手し、早々に帰宅いたしました。修理成ったAspireRevo「7」へのアップグレード〜けっこう時間が掛かるもんですね。いちおう作業終わったんだけれど、ラストの手順が残っているみたいで警告が出て、うるさいんです。それと、スタートメニューのカスタマイズのやり方を忘れてしまいました。

アマゾンよりスピーカー到着。テレビに付けようかな、と思ったが、ちょいと力不足。パソコンだったら充分でしょう。前のがヘロ過ぎましたし。

【♪ KechiKechi Classics ♪】トップページ落ちていたみたいです。今朝更新時に、誤って削除したのでしょう。メールにて教えていただきました。


【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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written by wabisuke hayashi