2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
波乱万丈な10月も本日終了、昨日休みは久々の無為無策完全引き隠り、夜に定例初級エアロビクス+筋トレ+ストレッチにスポーツクラブへ出掛けたのみ。CDをかなり処分して、もとより最低限在庫としていた書籍(文庫新書)を更に厳選すべく拠出選定紙袋2つ、すると耳鼻科+眼鏡屋に行く女房殿がBOOK・OFFに持っていってくれるという・・・310円也。そんなもんでしょう。昨日言及忘れたけれど、一昨日もちゃんと胸背筋トレに通って、今週はお仕事対応の土曜以外は継続できそうです。そうか、金曜夜地方から出てくる旧知のメーカーさんと呑むんだっけ?そんなに遅くならないからスポーツクラブの営業時間に間に合うでしょう。今朝一番の計量は66.5kg。
今朝、左首筋が微妙に痛んで、たんなる寝違え程度だったら良いけれど、じつは左肩奥辺りちょっぴり違和感もあります。それは左膝古傷ほどじゃないけれど、ストレッチ体操が不足しているのかも知れません。本日のお仕事宿題は既にスマホメールから全貌を理解して、早出消化禁止がツラいもの。なんとかしましょう。
Bach ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003よりアンダンテ(アリア)/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より「シャコンヌ」/リュート組曲ホ短調 BWV.1006a/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007よりプレリュード/第3番ハ長調 BWV.1009よりブーレ/プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998〜ジョン・ウィリアムス(g)/ケネス・シリトー/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ・・・これも1964〜1984年という大雑把な録音情報しかつかめない。最近この辺り情報不備が残念な傾向です。John Williams(1941ー濠太剌利)はKing of Guiter とか、名前はよう知っているけれど、こちら微妙な個性を聴き分けるほどの”ギター通”ではありません。馴染みのノンビリとしたヴァイオリン協奏曲は原曲より牧歌的な風情が際立ってお見事(あとはソロ)まるで宇宙へ無限の広がりを感じさせる「シャコンヌ」はヴァイオリンであれピアノであれ、そしてこのギターでもBachの真髄をみごとに伝えて、深い感動に間違いはない。
Mozart ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467/第27番 変ロ長調K595〜フリードリヒ・グルダ(p)/ハンス・スワロフスキー/ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1963年)・・・LP時代からの愛聴盤。LP→DATに保存、やがて10年ほど前にCDにて入手して、今月CD断捨離から棚中生き残ったもの。その昔、ぱっとせん音質やなぁと思っていた音源が、後に意外なほどの豊富な情報量に驚くことは日常。このコンサート・ホール・レーベル音源は劣悪音質にて著名なもの、久々の拝聴に音質印象はまったく変わりません。
前奏部分からから自在に自由に参入するピアノ、多彩な装飾音の付加、リズムの崩し、当初自分はそれを”即興”と理解していたけれど、それは誤りと指摘されました。これは計算されたグルダの世界なんでしょう。Mozartの愉悦、美しさが際立っているのは前提、ハ長調協奏曲第2楽章「Andante」は映画「短くも美しく燃え」(名訳!)として有名(躊躇いがちに遅れる”入り”最高)清明な境地を湛える変ロ長調協奏曲、最近話題にならんけど、これは永久保存版記録です。
では、行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一連の土日出勤代休(処理的には出勤日変更/この土曜もお仕事)のため本日も休み。週周り作業的に水曜が一番休みやすい。昨日は毎週営業データ処理の山場+一番トラブルが起こりやすい日、得意の早出不可(現役時代もこれで乗り切ってきた)体感1−2時間作業遅れを自覚しつつ、定時にきちんと収めるのはヴェテランの技でしょう。お仕事メールシステムの大幅変更があって、慣れの問題もあるだろうけれど、アウトルックはとても使いにくい、一番困るのは未読と既読の区別がつきにくい、勝手に関係者をまとめて時系列に並ばない(これは修正済)アドレスが職場内全登録が基本、後で移行追加した取引先のが探しにくい(日常はそれが主体なのに)引用やら転送、返信文面の全貌が見えにくい・・・なぜgmailの業務用にしてくれなかったのか。唯一業務用スマホにて全貌が見えるのは便利になりました。
ほか内部スケジュール管理のシステムが・・・云々、こんな愚痴しているのももうちょっと、来年度は(2019年度の残業過多を受けて)お仕事範囲を減らされるでしょうし、そもそも現在抱えている大きな課題も一区切り。”お給料変わらんからラクにしますね”〜という問題じゃない。もとより金額の多寡に非ず(職場内外人間関係)愉しみでお仕事しているのに、それに水を差される・・・半引退身分だから仕方がない。
Vaughan Williams 音楽へのセレナード(管弦楽版)/「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント/舞い上がるひばり/グリーンスリーヴスによる幻想曲/イギリス民謡組曲/トマス・タリスの主題による幻想曲〜アンドルー・マンゼ/ロイヤル・リヴァプール・フィル/ジェームズ・エーネス(v)(2019年リリース)・・・ぴかぴかの新録音と思われるけれど、ネットから情報が探せません。バロック・ヴァイオリニストとして印象深いAndrew Manze(1965ー)はイングリッシュ・コンサートのリーダー(〜2007)、ハノーファーの北ドイツ放送フィル首席(2014-)。Vaunghan Williamsの交響曲は全部録音したみたいだけど、未聴です。この一枚は英国穏健音楽の生粋集めて最高、音楽へのセレナード(管弦楽版)は初耳、声楽入オリジナルは幾度聴いて、大好きな作品
これほど優しく、懐かしい旋律は希有な敬虔でしょう。粛々とした管弦楽に一体化して、そっと歌い手達が参入する暖かくも淡い世界。後ろ向き回顧ばかりの切ないヴァイオリン・ソロ、オーボエ、フルート、そしてハープ。金管も柔らかく抑制され、時に喜ばしげな盛り上がりも、すぐに陰って不安げに〜そして平静を取り戻す世界
そんなコメントをしておきました。(声楽抜きに)いっそうサウンドは純化して美しく地味になっておりました。「5つのヴァリアント」なんて誰も知らんような作品だけど、かなり以前からのお気に入り作品
荘厳なる気品+英国の田園風景を連想させ、ハープの付加がその印象をいっそう強める・・・異版がちょっとした変奏曲の味わいになっていて、ゆったりと懐かしい雰囲気は英国の歴史と伝統に根ざしているのだな。胸を締め付けるように寂しげであり、感傷的な12分の世界
「ひばり」はどんより曇った空に広がる英国風景絶品!James Ehnes(1976ー)のソロはいままで聴いた中で最高でしょう。愉しげな民謡(当時の流行歌?)が続く「イギリス民謡組曲」はエイドリアン・ボウルトにて出会った快活な作品、一番人気「グリーンスリーヴス」や「タリス」に蛇足なコメントを付け加えることもないでしょう。(エイドリアン・ボウルトによる似た選曲もありました)
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
久々のお仕事、溜まった宿題も無事クリア出来。残業超過問題は職場トップ上司を悩ませていて(東京本丸人事よりやいのやいのと)継続雇用の勤務時間管理体系は”現役営業”向けになっていないのが根本です。それに台風被害対応とかあったらもうお仕舞い、さらに今年の若い相棒は出来が・・・お仕事倍に増えて、もっとそいつに任せたら?との話題は、努力も配慮もするけれど、もともと取引先にご迷惑を掛けるお仕事水準に彼の持ち分を減らしたもの、手の打ちようもありません。とにかく「9−5時」勤務徹底するしかない(内容濃くすること、昼休みを潰すこと、取引先外出を減らすこと)。しかしこの土曜早速、取引先行事対応7:30職場に荷物を取りに行かなくてはならないのはどーする?(若い相棒は朝早く起きられない)残された手は”偽装タイムカード”だけど、それは絶対やっちゃいけないこと。
両親も逝っちまったし、熱心なお仕事には水を差されるし、大学の先輩からのメールにはビミョーな違和感があるし・・・もう引退して隠棲しようかな?ってな後ろ向きな考えは、久々のスポーツクラブ、腹筋トレーニング+ステアマスター15分(強度アップ)+入念なストレッチに汗を流して一掃しました。天変地異の猛威に住まいを流され、家族を失った人々に比べれば安閑としたものですよ。今朝定例計量は66.3kg。体調良好。
いつまでもステキだった八千草薫さん逝去88歳。先週亡くなった母と同い年でっせ。死が身近に感じられます。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(ベルリン・フィル1954年)/第1番ハ長調(バイエルン放送交響楽団1959年)〜オイゲン・ヨッフム・・・Eugen Jochum (1902-1987独逸)はSP時代からディジタル時代迄録音を残してくださって、これは3回ある全集録音の1回目。若い頃、心斎橋の中古レコード屋にてコンセルトヘボウのLP全集は貧しくて買えなかった記憶も鮮明、最晩年ロンドン交響楽団との演奏は幾度聴いて、第1回第2回録音は音源入手したきり(10年ほど経過?)今回が初耳でした。1954年はフルトヴェングラー逝去の年、音質はまずまずの「英雄」、スムースな技術と厚みのある響きはさすがベルリン・フィル、後年のカラヤン時代に比べてやや古色を感じさせます。メリハリある表現、ムリのないテンポの動き、テンションの高さ、フルトヴェングラーをややモダーンにした感じか、散々最近の古楽器系演奏を聴いた耳にも違和感のない堂々たるスケール。むしろこのスタイルにもともと馴染んでおりました。15:15-16:42-5:54-11:56。楽譜云々のことはド・シロウトには無縁な世界。
交響曲第1番ハ長調は手兵バイエルン放送交響楽団、Brucknerでも、そして後任のクーベリックにも感じたけれど、こちらのほうが温かい質実なオーケストラの響きをいっそう好ましく感じたものです。
では、行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
先週は実質出勤していたのはわずか一日半。先週金曜の大仕事は本日に押し出して、週末取引先行事の手配も遅れております。協定違反前科者として早出禁止、さて本日どうやって乗り切るか・・・身体鍛錬も先週は3/7日休み、昨日夕方市立体育館へ、入念なストレッチ+筋トレ+エアロバイク20分かなりの強度にて実施したのは、膝の状態を改善するため。今朝の定例計量は66.3kg!ちゃんと気をつければ体重維持はできるのですね。先週葬式中日程にメールシステムのいっせい乗り換えがあって、一部データ・アーカイブできていないのも不安です。
もう10月も終わりじゃないか・・・札幌は意外と暖かく、それでも名古屋の日差しは強く、そして朝晩気温の差が大きいから今朝はけっこう冷えます。人気イケメンお笑い芸人がちゃんと納税をしていなかったとか、こちら場末の半引退サラリーマンはそれなりに働いて、しっかり税金は持っていかれます。誰かちゃんと助言やフォローする親しい人はいなかったのか。先の闇営業問題やスポーツ選手もそうだけど、専門性に優れた才能を持っていても、社会生活基本ルールを守ることは当たり前。
Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜レナード・バーンスタイン/核兵器に反対する音楽家(ワシントン・ナショナル管弦楽団/ボルティモア交響楽団のメンバー)/バーバラ・ヘンドリックス(s)/ジェシー・ノーマン(s)(1984年ライヴ)・・・Leonard Bernstein(1918ー1990亜米利加)昨年が生誕100年だったのか。これはネットより入手した珍しい音源、先日亡くなったJessy Norman(1945ー2019亜米利加)も参加しておりました。かなり良心的でも管弦楽の響きが細身なのは音質印象かもしれません。1987年録音は圧巻の説得力、それに比べると(おそらくは練習時間も充分ではない)イヴェントのライヴ、馴染みの薄いオーケストラ・メンバー故やや散漫な感じもあって、それでも例の熱血推進力は健在、会場熱気は充分伝わりました。これはMahler一連の名曲中、根性を入れて拝聴すべき大曲中の大曲、聴手はお腹いっぱいです。
Mahler Blumine(花の章)/さすらう若人の歌〜ダニエレ・ガッティ/フランス国立管弦楽団/マルクス・ウェルバ(br)(2009年ライヴ)・・・これもネットより入手音源。コンセルトヘボウを契約解除になって以来、ガッティの活動は復活しているのでしょうか。充実したオーケストラの響きは半世紀前頃のイメージとはかなり異なって、立派なアンサンブルでした。
では、行ってきます。本日一気にお仕事の遅れを取り戻しましょう。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
先日の豪雨被害地に再度大雨が降ったそうですね。こちら名古屋ー千歳、その上空飛び越えて母の葬式に行ってまいりました。ぎりぎり納棺に間に合って、ステキな薄紫家紋入り着物で覆いました。会社のエラいさんである兄は列席ご遠慮の通達を出して、親戚筋への連絡も最低限(というか正直なところ詳細わからない)今年3月父親の葬儀と同じ会場だけど、列席者はほんまに身近な親しい人のみ。馴染みの若い坊さん(浄土宗)はエエ声でしたよ。親父が亡くなった時に話し合って、こちら不肖の次男坊は相続放棄、マンションは兄名義に変更したところ。まさかこんなにさっさと母親が逝くとは思ってもいなくて、中の荷物家財道具一式整理に途方に暮れておりました。”なにか形見に持っていく?”そんな相談も受けたけれど、なにもいらない。写真だけ一枚もらいました。これより数々の諸手続きがあって、それはすべて兄に任せました。申し訳ない。
心筋梗塞だったみたい。胸のあたりが痛いと自覚して、精密検査しても異常はなかったと云っておりました。元気溌剌快活明るい人だったし、病み衰えて入院に非ず、突然寝ている最中に亡くなるなんていかにも、それらしい最期でしょう。兄夫婦が発見した時には、いつものように眠っているみたいだったそう。焼いたあとは大腿骨も頭蓋骨もしっかりとして、長患いしていなかったことを物語っておりました。総入れ歯だったとことは知らんかった!兄弟嫁とも。葬儀の司会の人より故人の様子、人となりの聞き取りがあって、兄は”母は弟をとても可愛がっていた”と。出来の悪い子ほど可愛いのでしょう。ほんの先週送った梅干し(その他もろもろ)がラストになって、親への30年に及ぶ種々定期的な贈り物は仕舞いとなりました。(大阪の女房殿の母親へは続きます)写真は昨年9月息子の結婚式に来訪時の富山居酒屋。旅行好きだった母親のラストとなりました。ビジネスクラス奮発!
昨日、兄の立派な家に祭壇を作って一段落、あるかなしかの財産?の扱いについて兄と相談、メールアドレスを交換してひと通り終了。両親の年賀状宛先はデータ化してあるけれど、”あえてなにもしない”、年賀状の時期迄にマンションは処分できそうもないので、届いた賀状にのみお知らせしておく、ことにしました。するのは兄だけど。地元の長男ってタイヘン!きっとお嫁さんも。墓への納骨は兄に任せます。兄は埼玉の息子夫婦に負担を掛けたくないので、札幌の両親の墓はやがて始末するとのこと。もともと先祖代々の墓は田舎にあって、30年ほど前に親父が新しく作ったものでした。
昨夜、息子と女房殿と北海道選りすぐりの美味を思いっきり喰って呑みました。なんせ葬儀屋の仕出し弁当三連続だったから、そのくらいの贅沢許してくださいよ。急だったのであまり佳きホテルが取れなかったのが残念。セントレア空港LCC向け第2ターミナルは非常識なほど遠く、不便。帰りも降りてから出口まで何キロメートル?というくらい遠い、足の不自由な方、年寄はムリでっせ。
(音楽は何を聴いても集中できません)
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
薄ら寒い雨模様。本日これよりセントレアより千歳へ。北海道はさらに10度弱気温は低いでしょう。通夜は6時からです。
昨日は朝、市立体育館トレーニングルームへ、なんせしばらく鍛えられませんから。いつもは土曜朝一番にマットレスエリアを専有している、爺婆体操軍団が木曜朝にも!但し、メンバー顔ぶれがかなり異なりました。一人かなり腰の曲がったお婆さんが参加されていて、亡くなった母親はもっっと元気で溌溂としていたのになぁ、そんなことを思ったものです。こちらしっかり筋トレ+ストレッチのみ、有酸素運動を控えました。そして床屋へ、もしかして閉店?そんな疑いを抱いていた腕利き爺さん復活!増税後も1,000円(税込カットのみ)で頑張っておりました。断続的にお仕事の様子はメールから飛び込んできて、職場の仲間がフォローしてくれて・・・一日サボっていたことはナイショでっせ。
本来、今夜諸先輩と酒席予定、欠席お詫びメールしておきました。
Mozart ピアノソナタ第8番イ短調 K.310 (300d) /幻想曲ハ短調 K.396/ロンド イ短調K.511/デュポールの主題による変奏曲ニ長調 K.573〜アルフレッド・ブレンデル(p)(1968年)・・・これはPHILIPS以前のVOX録音。LP時代からの愛聴盤でした。楚々とした哀しみが迸るイ短調ソナタ、慣例的に幻想曲ハ短調とつなげて演奏されていたピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457と並んで、Mozart短調ソナタ傑作中の傑作!ロンド イ短調K.511は途方に暮れ、淡々とした寂しさが溢れました。変奏曲の快活な躍動と対比されて、これはよく配慮された一枚。
昨日言及したようにVOX録音の悪印象は夢幻だったのか、しっとりとした自然な音質+ブレンデルの音色のバランス感覚〜華美にならず、鈍く輝いて、どなたかブログで磁器の白さと例えておりましたっけ。
CD(かなり)”断捨離”してから昔馴染みばかり多く聴いております。業者からメール有、ダンボール5箱で31,000円也、充分でございます。テレビの特集で親から相続した温泉付き住宅1円!なんてのがありましたし。
Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜カール・シューリヒト/ウィーン・フィル(1963年)・・・これもLP時代からの愛聴盤。数日前、久々に聴いたもの。音質印象もあるかも知れないけれど、この人がウィーン・フィルを振ると枯淡の響きになるのですね。サラサラとして流れよく、フレージングはスッキリさっぱりしてデリケートなサウンド。詠嘆の欠片もないCD一枚に収まる速めのテンポ、それでも巨大な作品に間違いない。なにか悲劇が始まりそうな第1楽章「Allegro moderato」、「独逸の野人(ミヒェル)」が登場する無骨な第2楽章「Scherzo. Allegro moderato」、天国的な安寧に充たされる第3楽章「Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend」、そして重戦車が疾走する終楽章「Finale. Feierlich, nicht schnell」・・・これが威圧感とか重量級とか、そんな風情とは無縁、軽快なノリに一気呵成に聴いてしまうもの。最高。
では、行ってきます。数日間「音楽日誌」お休み。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日お休み。一昨日、秋の謎アレルギー悪化して鼻詰まりから睡眠不如意、ぼんやり過ごして昼過ぎ、兄よりSMS到着。
母、急逝。現在遺体は検死中。
ウソやろ。
数日前に電話して元気そうだったし、来月3人目の曾孫誕生を愉しみにして、年明けのお宮参りに行く気満々だったのに。急ぎ職場に出て、しばらく休むことの報告+当面差し迫った待ったなし案件の処理して帰宅しました。マンションの新聞が二三日溜まっている、お隣の連絡に兄が駆けつけた時には、寝床で亡くなっていたとのこと。先週電話した時に「胸が痛いので病院に行った。なんともなかった」と。「お宮参りまで、あと半年くらいは元気でいてくれ」そうお願いしたら「半年?あと10年くらい大丈夫」明るい声で応えていたのに、そのすぐ後に逝ってしまったんやなぁ。結果的に通夜は明日になったので、本日も休み。出勤しても良いけれど昨日お仕事段取りして、あちこちフォローお願いしたあとですから。
親父が亡くなって半年、あの世で再会して「もう来たのかい」と声を掛けていることでしょう。享年88歳。たっぷり親孝行したつもりだけど、不肖の次男坊には悔いが残ります。生命って儚いものですね。現在小松在住の息子(孫)も通夜葬儀に駆けつけます。北海道往復の飛行機便を押さえたけれど、観光シーズン+週末+直前=三拍子揃って金額高騰も仕方がない。おそらくは今回の葬式が終わったら、もう北海道には行かないでしょう。財産なんてないけれど、親父が亡くなった時に相続放棄、すべて兄に委ねてマンションも名義変更を済ませておきました。2019年は忘れられぬ年になりました。兄は義母も亡くなって三連続葬式、契約していた家族葬会館がこんなに役に立つなんて・・・
こんな時期だからこそ体調維持は大切。昨夜は定例初級エアロビクスにしっかり汗を流しました。胸背腹筋マシントレーニング+ストレッチ入念実施もいつも通り、本日は市立体育館にて鍛えましょう。来週月曜より通常のお仕事サイクルに復帰する予定。
Mozart レクイエム ニ短調 K. 626/アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618/Bruckner アヴェ・マリア WAB 6/この場所は神が作り給う WAB 23/キリストはおのれを低くして WAB 11〜ペーター・マルシーク/ウィーン少年合唱団/コルス・ヴィエネンシス/ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団/マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(ct)/デレク・リー・レイギ(ct)/マイケル・ナップ(t)/ゴットホルト・シュヴァルツ(b)(1994年)・・・Peter Marschikはウィーン少年合唱団の指揮者らしい。主眼はMax Emanuel Cencic (1976-克羅地亜)、ソプラノ・パートを担当するカウンター・テナーは天使の声。彼もウィーン少年合唱団出身とのこと。
Mozart絶筆、清廉な声をたっぷり堪能して母を追悼したけれど、往年の劇的荘厳な演奏やら、昨今の古楽器アンサンブルに馴染んだ耳には(とくにオーケストラが)ユルい感じはありました。
以下は数時間後にそんな事実を知る前の拝聴。
Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調〜ソンドラ・ビアンカ(p)/カール・バンベルガー/コンセール・ド・パリ(1950年代?)・・・ハンス=ユルゲン・ワルター/ハンブルク・フィル(ステレオモノラル幾種か有?)とは別録音らしい。オーケストラはコンセール・ラムルー?いえいえ旧西独逸の放送オーケストラ変名との情報もありました。これは往年のコンサートホール・レーベル録音らしくて、ややぼんやりしたモノラル録音、彼女の録音はけっこう聴いていて、どれも華やかな技巧に支えられ伸びやかな演奏、期待を裏切られことはありません。Sondra Bianca (1930-亜米利加)は1950年代で活動をストップしたようで一部の好事家のみの話題になっておりました。時間は18:36-6:38-6:39、音質云々乗り越えて朗々たるスケールを堪能できる演奏でした。
Debussy 交響的組曲「春」/ピアノと管弦楽のための幻想曲(マリレーヌ・ドース(p))/サキソフォーンと管弦楽のための狂詩曲(ジャン・マリー・ロンデクス(sax))/クラリネットと管弦楽のための狂詩曲」(セルジュ・ダンガン(cl))/レントより遅く(カテリーナ・ツラトニコヴァ/ツィンバロン)/バッカスの勝利/劇音楽「リア王」〜ルイ・ド・フロマン/ルクセンブルク放送管弦楽団(1972年)・・・かなり以前からの愛聴盤、前日のギーゼキングを聴いて思い出したもの。LPCDは若者には高価な贅沢品、知名度よりまず作品をしっかり聴くことを優先して謙虚に拝聴しておりました。VOXはLP時代より音質イマイチと承知、それはCD時代に至っても同じはずだったのに、ここ10年その認識を改めております。これもピカピカのオーディオ映えせぬにせよ、雰囲気たっぷり、それは演奏も同様。
Louis de Froment(1921ー1994仏蘭西)は知名度はなかったし、オーケストラ(現ルクセンブルク・フィル)もたいして”上手い”オーケストラじゃない。やがて世評高いマルティノンとか”新しい”ブーレーズとか、メジャーなものをたくさん聴いて、こちら得も言われぬ妖しさ、味わい深い風情にいまならたっぷり感銘をいただけます。なんせ若い頃の刷り込みですから。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
台風は小笠原辺りを東北に進行中、本土直撃しなくても影響はあるかもしれません。こちら爽やかな秋の朝、本日休日出勤分代休。昨日より”必殺・早出消化!技”禁止(協定違反前科のため)自分なり盛り沢山宿題消化は体感1−2時間遅れ、昼時点でたっぷり残って定時終了に向けて大苦戦!昨日出勤時より運動靴スポーツウェア持参で速攻市立体育館目指しても残念、祝日営業は5時迄でした。日曜営業が6時迄?そんな記憶からの勘違い、俄祝日にスポーツクラブ契約が使えません。無念のトレーニング一日お休み、筋トレにはそのほうがよろしいらしいけど。今朝定例計量は66.6kg維持。昨夜汗を流しておけばもうちょっと減ったはず。
そう云えば女性スタッフがこども連れでお仕事、祝日は保育所がお休みとのこと。おとなしくして良い子でしたよ、男の子なのに。それが許される職場なのをシアワセに思います。昨日、テレビ番組にて身体に良い食物ランキングを眺めて、ほとんど上位は毎日食している好物ばかりと知りました。第1位はヨーグルト、これは文句なし毎朝欠かしたことはない。中野信子「サイコパス」(文春新書)・・・気鋭の脳科学者は妙齢のステキな女性、「サイコパス」には冷酷な連続殺人者といったイメージがあるけれど、それだけではない罪人にならなくても”その傾向”はたくさんあって、詳細分析にもしかしても自分も?・・・といった考えもよぎりました。著名な成功者にもそれは存在して、弁舌爽やか周りを魅了するとのこと。約1%存在するのは、人類の継続に必要だったからではないか。そんな分析にも妙に納得する一冊。勉強になりました。
他2冊もほぼ読了して、書籍を入手しなくては。ご近所BOOK・OFFには先日二束三文で引き取られた自分のCDが並んでいることでしょう。売り場は見ないことにしましょう。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜レナード・バーンスタイン/ロンドン交響楽団(1972年)・・・若く荒々しい熱気に充ちた1958年録音、後の老熟した1982年録音に挟まれ不遇な「春の祭典」は棚中に残しました。写真は見栄を張ってカッコ良いLP時代のデザイン、こちら名曲全集的激安中古入手CD(潔い1曲のみ収録@250)。消え去ったテクノロジーであるSQ4チャンネル録音はオーディオ通に評判よろしくなく、熱心なバーンスタイン・ファンには「ロンドン交響楽団との組み合わせはMahlerの第8番以外成功してない」との手厳しい評価も見掛けました。
10年ぶりの拝聴は、ド・シロウトにオーディオ的不備(とやら)は認識できず、充分な音質かと。プレヴィン時代のオーケストラは技術的に優れ、たっぷり熱気とスケールを感じました。リファレンスはピエール・ブーレーズの1969年録音、この知的分析なバーバリズムが刷り込み(数日前にも聴いている)こちらもうちょっとアツい風情が個性的でしょう。
Debussy 舞踏詩「遊戯」/古代のエピグラフ(Ansermet編)〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1953年)/ピアノと管弦楽のための幻想曲〜ワルター・ギーゼキング(p)/ヴィレム・メンゲルベルク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1938年ライヴ)・・・昨日連続Debussy太古録音。注目は「古代のエピグラフ」管弦楽編曲版、他パイヤールとかルドルフ・エッシャーの手によるものが録音されておりました。英DECCAのモノラル録音は充分瑞々しく、アンセルメのクールな、そして雰囲気ある味わいは得難い魅力。Debussy最晩年の「遊戯」はかなり難解な作風、初演は評価芳しくなく、しかも「春の祭典」初演の喧騒にかき消されてしまったとのこと。こちらわかりやすい暴力的なものじゃないですから。さらに古い音源であるギーゼキングのファンタジーは、想像以上に良質な音質でした。こちらオーケストラの濃厚な味わいが堪能できます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
今季幾度度重なる台風接近(21号)既に温帯低気圧に至った(台風との違いは詳細理解していない)20号は三重県辺りにけっこうな被害を与えて、こちらしっとり雨模様です。昨日は終日ゆっくりして夜は恒例のスポーツクラブは金土日3日休んで久々、胸背筋腹筋全部しっかり鍛えて、ストレッチも入念、ステアマスター(ステップマシン有酸素運動)はしっかり15分いつもより+1ランク強化しても体調良好なことを確認しました。膝の調子も悪くありません。毎日の鍛錬は必須でっせ。今朝、定例計量は66.6kg、北陸出発前の62.2kgより400g増は昨日朝の牛丼、昼のラーメンのせいでしょう(賞味期限切れた生麺が冷蔵庫にあった)。
本日、新しい天皇さんの即位行事があるとか、こちらは久々のお仕事再開、月曜休みパターンはお仕事押し出して自業自得の苦しみ、しかも先月協定違反”残業し過ぎ”を摘発されて、本日より”必殺・早出消化!技”が使えません。継続雇用嘱託(≒お情けアルバイト?)は9−5時固定おとなしくヒマしとけ、的扱いになっていて、自分みたいに趣味で一生懸命仕事(+若者指導?説教?尻拭い)しているアホは少ないようです。スマホに着々とお仕事案件が飛び込んで、気ばかり焦って気が気じゃない。
Mussorgsky 組曲「展覧会の絵」〜バイロン・ジャニス(p)(1961年)/Ravel編〜アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1959年)・・・先日のRachmaninovに状況は似て、RCAに1958年録音が存在します。途中Chopinも数曲入るお徳盤、驚異のMecury録音はLP時代より有名、これはSACDシングルレイヤーになっているとか。Byron Janis(1928ー亜米利加)当時33歳、爽快なテクニックのキレに支えられ、目眩く多彩な旋律は縦横無尽、華やかに表現されました。いくらリヒテルが壮絶なライヴでも音質は重要でっせ。
管弦楽の方はLP時代より「春の祭典/展覧会の絵」豪華組合わせで聴いてきたもの。手堅いというか、真面目というか、きっちりしているけれどイマイチおもろない演奏かと。
Debussy 牧神の午後への前奏曲(マルケヴィッチ/フィルハーモニア管弦楽団1954年)/夜想曲(モントゥー/ボストン交響楽団/バークシャー・フェスティヴァル合唱団1955年)/小組曲(アンセルメ/パリ音楽院管弦楽団1948年)・・・7年前にシンプルなコメント有。一時期ド・ハマリして聴いていた激安Membranシリーズ10枚組は8セットほど残しました。中途半端な”旧さ”から世間に忘れられた音源を上手く活用して、モントゥーはなんと!ステレオ。おそらくはLP板起こしはかなり良好な音質、しかも「シレーヌ」(女声合唱付)完全収録。ミュンシュ時代(1949ー1962)のオーケストラの上手さ、デリケートな仕上げ最高。マルケヴィッチこの時期一連のフィルハーモニア管弦楽団との小品集はどれも完成度の高いもの、アンセルメの旧録音も例の如し雰囲気たっぷりでした。
では、行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
またまた台風Wで接近中とか。2日連続の立ち仕事(非日常のお仕事はオモロかった!)3日連続の美酒と美味贅沢三昧+ホテルの温泉、そして深夜バス強行して早朝名古屋戻り、せっかく昨日まで体重維持に気をつけていたのに(昼食抑制など)今朝最寄りの駅前ですき家の牛丼を喰ってしまいました。体調維持出来。そしてラグビー日本は南アフリカに残念ながら敗北。明日から苦しいお仕事宿題が再開します。主に継続雇用のタイムカード仕様不備要因から”残業違反”指摘(継続雇用が残業して一生懸命お仕事することを想定していない)実情を知っている上司や職場トップから叱られることはないけれど、東京本丸から厳しい指導があることはよう知っております。明日よりそれに従わなくては。現役マネージャー時代はいくら残業しても手当なんか付かなかったから、できるだけ早く帰るよう努力しておりました。それは今も同じ、但し、早出が累積してしまいました。
来月誕生予定の初孫のために、女房殿は息子宅初訪問清掃(お嫁さんは実家出産準備中)息子夫婦とは定期的に連絡やら呑んだり喰ったりしているけれど、ほとんどなにもなくて殺風景な我が家に一度も来たことはありません。前回名古屋訪問時にはホテルを取っておりました。大阪老母のもとより合流した女房殿の報告によると、アパートの作りはオシャレな若夫婦っぽい感じだったとのこと。北海道の婆さんは年明け、曾孫を抱っこしてのお宮参りを楽しみにしております。大阪のほうの婆さんは年明け90歳へ突入。
Beethoven 交響曲第8番ヘ長調〜ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ベルリン・フィル(1953年ライヴ)・・・かつては泣く子も黙るWilhelm Furtwangler(1886ー1954独逸)は、最近の若い聴手にとってどんな存在なのでしょうか。ここ10年ほどほとんど意識して聴いておりませんでした。”何種の録音がある”とか”このマスターが一番音質良好”とか、そんな知識も興味もほとんどなし。この第8番録音も初耳だったかも。音質は想像以上に良好、テンポはとくべつ遅いといったこともなく(8:06-4:32-5:37-7:48)躍動とエネルギーに溢れた佳き演奏でした。この人は細部入念に味付けして個性を刻印する人、それが恣意的に感じさせないのが天才の技なのでしょう。温故知新。ありがたい記録として時に拝聴すべき価値あるもの。
Prokofiev 交響曲第1番ニ長調「古典」(1961年)/第5番 変ロ長調(1964年)〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団・・・往年の英DECCA録音の解像度はそれなり立派なもの、雰囲気豊かにツボを抑えた演奏、明るい響き、細部アンサンブルの乱れはあっても〜「古典交響曲」は悪くない。擬古典的、小粋小体(こてい)な作品だったら。
でもね。もうちょっと大柄、カッコ良い、大衆的ウケ狙いっぽい旋律リズム満載な第5番やったら、んもうヘロヘロ。聴いていられないほど。リズムのキレは緩いし、各パートのテンション、アンサンブルもヘロヘロ・・・とは4年前のコメント。たしかに”こりゃアカン!”と云った記憶も鮮明、怖いもの見たさに久々の拝聴結果は、意外と悪くないじゃないか。両作品ともわかりやすく、カッコ良い作品連続、たしかに細部アンサンブル云々、リズムのキレがどーのこーのできるけど、クールな佇まいは意外なほどProkofievの風情に似合ってけっこう愉しく聴けましたよ。印象なんてアテにならんなぁ、これも趣味の醍醐味のひとつか。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
日々深まる秋にしっとり雨も悪くないけれど、幾度繰り返される大雨に東日本東北地方はたまったもんじゃないでしょう。ネットでは栃木県に避難勧告が出ていて、それでも詳細様子がこちらではわかりません。先日の雨にまだ停電エリアもあるようだし、そもそも家を流されてはこの先どうやって暮らしていくのか・・・ずっと真面目に働いてきて、立派な家を立てて、ゆっくり老後を過ごして〜みたいな日常生活が崩れてしまったんやろな、他人事に非ず、明日は我が身、半引退の耐乏生活もそれなりシアワセを噛み締めましょう。
本日より年一回の富山での行事対応、前営業担当エリアとして楽しみに自主志願しております。こちらより気温3−4度C低い記憶有。今シーズン初、上着持参しなくては。先程3日分の最低限着替えを準備しました。最終日は大阪より女房殿、お嫁さん出産準備帰郷中の息子と金沢で落ち合います。経費節約で金沢→名古屋は深夜バスにて早朝帰宅予定。これが終われば一気に冬がやってくる・・・
昨日朝一番、当面の宿題を全部メモに書き出して一件終了ごとに消していく・・・のはいつものこと。例の如し快速処理に集中してほとんどクリア出来、昼から取引先との定例打ち合わせの資料は先週既に印刷済、報告始まったら内容切り貼り間違っていて、あちこち内容が飛んでおりました。スマホに飛んでくるメール内容確認しつつ、職場に戻って残業の必要なしと判断、直帰しました。そのまま市立体育館へ、腹筋中心+ステアマスター15分しっかり鍛錬したのも、本日より三日間出先でマシントレーニングができないため。せいぜいホテルでストレッチ+αくらいでっせ。今朝定例計量は66.2kg、これをどのくらい抑制できるか。富山は美味いもん宝庫、若い連中と呑むのは愉しいし。北陸新幹線不通の影響で観光客激減とのこと。
Haydn 交響曲第101番ニ長調「時計」/第104番ニ長調「ロンドン」〜レスリー・ジョーンズ/ロンドン小管弦楽団(the Little Orchestra of London)・・・Leslie Jones (1905-1982英国)は日本ではほとんど知名度のない、往年の指揮者・弁護士(?)とか。自分もその昔1970年前後、コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズに一枚あったのを記憶しているのみ。The Leslie Jones Collection2巻分が出ていて、その一部を拝聴いたしました。調査をすすめると彼のオーケストラにはジェームズ・ゴールェイ(fl)、アラン・ラヴデイ(v)とか錚々たるメンバーが参加していたのですね。1960年前後の録音か?まずまずのステレオ録音。彼は鍵盤を弾きつつ指揮するスタイルだったとのこと、時代的に現代チェンバロかなぁ(録音ではその音は聴けない)「Little」サイズのオーケストラを率いて大仰なスケールの演奏に異を唱えたらしい・・・けど!
現代の耳ではけっこうな「大きさ」、厚みのある響きに昨今の古楽器系との違いを痛感しました。演奏はすこぶるヴィヴィッド!キビキビとした響きに19世紀浪漫の残滓は感じられず、Haydnのシンプルな愉悦をたっぷり感じさせてくださるもの。英国の室内管弦楽団の歴史はボイド・ニールとかこの辺りから続いていたのですね。
Ravel 左手のためのピアノ協奏曲/ピアノ協奏曲ト長調(ポール・パレー/フランス国立放送管弦楽団1966年)/Bartok ピアノ協奏曲第3番(フェレンツ・フリッチャイ/ベルリンRIAS交響楽団1955年)/トランシルヴァニア地方の民謡によるソナチネ(1953年)〜モニク・アース(p)・・・かなり以前のコメントに日付なし、20年ほど前?じつはフェレンツ・フリッチャイのDG音源を点検整理していて(パブリックドメインだからネットより入手可能)思い出した”断捨離”後生き残りCD也。Monique Haas(1909ー1987仏蘭西)の音源はできるだけ聴くようにしております。ポール・パレー最晩年との録音はびっくりするほど鮮明な音質、明晰な技巧の冴えと粋が同居している素晴らしい演奏。Bartokもモノラルだけど音質良好、最晩年平明な作風にクリアなタッチが似合ってたっぷり愉しめました。
週末不在なので【♪ KechiKechi Classics ♪】一件更新しておきました。では、行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いよいよ本格的な秋風情、被災地の苦しみは想像に余りあるもの。こちらムリムリ代休の結果、お仕事がタイトになった件など屁でもないでしょう。システム改変に伴って業務用ケータイがスマホに変わって、メール詳細は自由に読み取れるようになったので、お仕事宿題の溜まり具合、自分のチョンボをみんなでカバーしてくれている様子も見えます。これも良し悪しやなぁ、せっかくの休みなのに。朝一番、洗濯したあと開診前に眼医者に到着、一番乗りしてさっさと眼圧検査(問題なし)診療、あっという間に終了、そのままディスカウントストアに野菜と切れていた消臭剤購入、あとは終日引き隠り状態へ。引っ越しかなぁ、どなたか大量のゴミを一日フライングで出していて、散らかっておりました。今朝、きっと満杯で溢れてますよ、ゴミ置き場は。
今朝の朝日新聞読者投稿欄は、カラスに荒らされたゴミ置き場を片付けていたら、ご近所の人たちと会話が生まれたとのこと。殺伐とした世情にちょっぴり温かい可能性を感じさせるエピソードでした。夜は恒例、水曜初級エアロビクス30分の難行苦行。両膝の不調が自覚できて、だましまだし乗り切りました。ほんまはちゃんとした診療、専門のリハビリが必要と自覚するけれど、ご当地の整形外科+リハビリマッサージの水準を知っているので、”鍛えて乗り切る!”決意でっせ。前後に胸背筋トレを入れて、今朝はやや腰痛→病的なものではなくて、鍛えた結果の軽い筋肉痛なのは毎度のこと。毎朝の軽いストレッチも快いもの。今朝一番の定例計量は66.7kgやや増状態。
大量ダンボール5箱分のCDを東京に送り出して(第1次)断捨離、結果 MuiscLifeになんの痛痒もありません。もとより一日24時間しかない=人生の残り時間は限られて、優先して聴くべき音楽がはっきり見えた感じ。
R.Strauss 交響詩「ドン・ファン」/「死と変容」/「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」/歌劇「インテルメッツォ」より「暖炉のほとりで夢想」〜マルク・アルブレヒト/ストラスブール・フィル(2007年)・・・イケ面指揮者Marc Albrecht(1964年 -独逸)は現在オランダ・フィル(放送フィルに非ず)のシェフでしたっけ?南独逸と国境の街のオーケストラを率いて、これはゴキゲンな演奏であります。歴代腕利きオーケストラ+著名指揮者が録音してきたレパートリーは、Pentatoneの音質にも支えられて、オーケストラの技量、華やかな勢いになんの不足もなく響き渡ります。(旧PHILIPSのスタッフ?)ホルンが勇壮に吹き上げる「ドン・ファンのテーマ」最高。いつものレパートリーのあと「暖炉のほとりで夢想」の配置も適度なクールダウンでしょう。
Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調〜バイロン・ジャニス(p)/シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団(1957年)・・・3年後にドラティと再録音するけれど、おそらく未聴(乃至記憶失念)こちら60年以上前でも音質かなり良好、ミュンシュの情熱的なオーケストラに支えられ、稀代の難曲をバリバリ弾いて爽快です。先日聴いた若手ダニール・トリフォノフが涼しげクールに表現していたのとはかなり違って、いかにも難曲!腕の冴えを聴いてちょうだい!手に汗握る演奏であります。この作品、すっかり好きになりました。
では行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
寒いですね。今朝、薄い肌布団に冷えを感じて覚醒、寒暖差が激しくて体調維持に気をつけなくっちゃ。大型台風大雨河川決壊の被害に遭われた方々も寒いでしょうね。せっかくの高級タワーマンションに住まわれている方々も、高層階なのにエレベーターが動かない、トイレが流せないと嘆いておりました。自分は1−2年後に完全引退後の住居場所を決めるけれど、自然災害はあるものとして考慮が必要でしょう。
月曜祝日(商品未着トラブル対応有)昨日火曜の定例営業データ処理はいよいよ年末モード、定例職場ミーティングも一日押し出して+若い相棒の信じられぬいつものミス+他ヒヤヒヤの水際トラブル処理即断・・・朝8時前から夕方5時迄盛り沢山のお仕事に気の抜けない充実した・・・というか目の回るような一日でした。意地でも定時で終わらせる!翌日に課題を先延ばししない決意だったのは、本日三連休出勤代休のため(断続的なので帳簿上二日間にしておいた)。半年に一回の眼医者に通うつもり、眼圧視野の定期検査。お仕事段取り上、ムリムリ休みも苦しいもの。明日明後日この苦しみが繰り返されます。
昨夜はスポーツクラブ、しっかり腹筋系(縦横)鍛錬+ステアマスターは強度+1レベル15分。今朝の定例計量は66.2kgようやくもとに戻りましたよ。男子バレーは最終戦、強豪カナダに辛勝。ラスト西田圧巻のサービスエース連続で勝利!週末より富山へ出張行事対応+女房殿息子と落ち合って金沢酒、その前二日間も職場の仲間と連日酒、三日間筋トレはできんので、せめてホテルでストレッチ+自重トレーニングを試みるつもり。昼飯抑制で体重を維持できんものか。
Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲(1961年)/高雅で感傷的なワルツ(1959年)/ボレロ(1958年)/Debussy 夜想曲(1961年)*/小組曲(1959年)〜ポール・パレー/デトロイト交響楽団/ウェイン国立大学女声グリー・クラブ*・・・Paul Paray(1886ー1979仏蘭西)は長命を保って録音にも恵まれた人でしょう。サラサラと速めのテンポ、ほとんど素っ気ない表現に軽いタッチ、半世紀以上前自動車の街に驚異のデリカシーサウンドを実現!戦禍で欧州から移住したメンバーも多かったでしょうか。優等生ではない多彩な個性に時代を感じて、なによりMercury録音の鮮度に深く感謝すべきでしょう。
数日前、フルトヴェングラーのBachを数十年ぶりに聴いて、それはそれで重厚巨大浪漫な世界に感心しつつ、記憶よりずっと状態はよろしかったけれど、CD一枚分を聴き通すと”聴き疲れ”が・・・濃厚な表現もあるけれど、やはり音質問題は重要でしょう。同じMercury録音でもアンタル・ドラティは是々非々で聴いているから、ポール・パレーの演奏に価値があるのだと思います。彼の音源は多くネットより入手可能なパブリック・ドメイン、それでも今回のCD断捨離に2枚分残しました。
東京に送付したCDは無事5箱分到着したとメール有。見積もりは10月いっぱい待ってねとのこと。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は結局通常出勤、と云っても昼前まで、ひと通りあちこち取引先に商品未着のお詫びを入れて終了、翌日納品分の可否情報を待てばキリがないので諦めました。結局三連休は3日とも断続的に出勤、天変地異だから仕方がない。悲惨な被災地のことを思えば屁でもないっすよ。東日本大震災のときは現役マネージャー、記憶では一ヶ月以上休みなしで出勤したはず。阪神大震災のときには”なんで商品を持ってこれない!”とボロカスに言われた記憶もあります。当時、未だ世間は”震災慣れ”(ヘンな言葉)していなかった頃。
月曜祝日昼頃の市立体育館はいつもとメンバーが違って女性もいらっしゃいました。(スポーツクラブ格安契約は平日夜のみ)しっかり胸背中の筋肉鍛錬して+膝リハビリ兼ねてエアロバイクは15分ほど全力で汗を流しました。帰りお気に入りドラッグストアで朝食用グラノーラ購入、するとフジ薬局PBビール風飲料「旬麦」(糖質50%off)処分価格6本398円也(税抜)自宅では呑まないという風習は、経済的逼迫(外食頻度激減)+今夏の不快な天候に修正されました。今朝は16度Cとか、さすがに最高気温も30度Cには程遠い爽やかな季節となりました。
今朝、定期計量失念。本日は大小お仕事目白押し、明日は休日出勤の代休となります。これもお仕事段取り上ちょいと苦しい感じ。昨夜、男子バレーは最強ブラジルとの決戦!惨敗に非ず、惜敗でもない1セット奪取、手の届く実力差かと。ブラジルはサーブもブロックも、もちろんアタックも高さスピード文句ない完成度でっせ。
Mahler 交響曲第3番二短調〜サカリ・オラモ/フィンランド放送交響楽団/エリク・エリクソン室内合唱団/ジーン・アーウィン(con)(2010年ライヴ)・・・Sakari Oramo(1965ー芬蘭土)は現在ストックホルム・フィルとBBC交響楽団の主席指揮者。これは写真はCD風だけどMahler Festivalとやら全曲演奏の一貫、ネットからのライヴ音源はかなり上質でした。これは爽やか、スケールの大きな演奏、ライヴとは思えぬ充実サウンドにフィンランド放送交響楽団の実力を見直しました。数少ないCDでの経験では北欧系のレパートリーにやや非力な印象もあったのに、21世紀は世界同時多発技術向上が進んで、目隠しで聴けばオーケストラを当てることは難しいでしょう。一般に気力体力が落ちて、長い作品には集中できぬ華麗なる加齢、この美しいギネス級作品は例外中の例外、今月2回めの完聴。爽やかなスケールに充ちて、陰影とか揺れを旨としないバランス演奏であります。万感胸に迫る終楽章「ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて」は感傷的詠嘆な表現ではありません。
現代最高の合唱団は 合唱の神様Eric Ericson(1918-2013瑞典)存命中の記録だけど、彼は引退していたんじゃないか。情報不備で少年合唱団や他の合唱団体はわかりません。
では、行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
あれだけ事前に警告し、公共交通機関は計画運休、小売業は休業、各家庭も各々覚悟を決めて備えていたとしても、自然の猛威には為す術もない・・・被害の大きさに息を呑んで、こちらすっかり晴れ上がった対比に愕然といたします。台風通過の影響か、気温は異様に上がって、今朝はすっかり秋風情・・・曇り空にやがて雨との予報です。
昨日はいつも通り朝一番に市立体育館トレーニングルームへ、腹筋中心+ステアマスター(強度しっかり上げて)15分、帰宅してシャワーを浴びたらケータイに電話が・・・前日とまったく同じ風景繰り返し。メーカーの女性担当より本日多摩の工場より商品が出発できないとのこと。ところがこの方、おそらく休日臨時出勤の代理だったのでしょう。商品名が曖昧(類似なのはたくさんある)とにかく職場のカギを開けて業務用ネットワークにつなげて関係取引先にお詫びの連絡・・・すると上司から(元東京本丸当該商品分野のマネージャー)”商品が違うんじゃないか”との指摘連絡、慌てて修正メール再送信しました。
もう散々な連休、じっさいに届けるべき規定の日程は本日早朝、このまま出勤すべきか悩んでおります。出勤すると代休必須、これがけっこう消化タイヘンなんすよ・・・って、台風大雨被害の方々を思えば屁でもない。ストレスから連続ヤケ喰いの結末は=67.2kg。休日前より+1kg連続。
昨日、ラグビー日本はスコットランドに歴史的勝利・・・だったそう。男子バレー対イラン戦を見ていたんです。亜細亜No.1チームに圧勝、お相手も強かったですよ。エース石川はもちろん、19歳の西田が凄いですよ、バレボール選手としては小柄なのに。彼(か)のサーブはなかなか取れない。
昨日当初予定より1日遅れ、再連絡日程より1日早くCD引き取り便到着、ダンボール5箱分ブツがなくなればそれ終わり、いくら振り込まれるかは関心の外。Mozart ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488〜マリア・ユーディナ(p)/アレクサンドル・ガウク/モスクワ放送交響楽団(1943年)・・・この人の録音は良好な状態なものはほとんどないんじゃないか。さっくりと粗く、速いテンポに流したような第1楽章「Allegro」、遅いテンポにじっくり濃い浪漫な第2楽章「Adagio」、伴奏と息を合わせる気もないみたいな第3楽章「Allegro assai」、これは好事家の世界でしょう。それも含めて愉しむ精神(こころ)の余裕が欲しいもの。
Rachmaninov 銀の鐘/ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調/ヴォカリーズ/第3番ニ短調〜ダニール・トリフォノフ(p)/ヤニック・ネゼ=セガン/フィラデルフィア管弦楽団(2016/2019年)・・・Daniil Trifonov(1991-露西亜)は才能噴出!露西亜の伝統を引き継いだ若手。自信の編曲による静謐なピアノ・ソロを冒頭、間に挟みつつ、協奏曲は緻密な表現と作品の美しさが際立つこと!甘美濃厚旋律宝庫なRachmaninov、ピアノ協奏曲第1番第4番はちょっと落ちるんじゃないの?そんな不埒な先入観を吹き飛ばすような快演!幾度聴いたはずの第1番、作品の魅力を初めて理解できました。難曲中の難曲、全曲アタッカで駆け抜ける(ピアニストに休みはない!)第3番。これも汗水滾らせて!といった風情に非ず、リリカル・スムースに洗練された響きが続く・・・とエラソーに書きながら、今なお”オッシア”と小カデンツァ(オリジナル)の区別もつかないド・シロウトであります。
さて、職場に顔出すか悩んでいるところ。頼みのスマホは業務用メールが現在データ取得できません。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
予報通り関東地方は前代未聞の大被害、現在東北地方へ大雨は遷っているとのこと。こちらはけっこうな雨、今朝はもう快晴です。小売業は多く休業したけれど、たいしたことはなかったんじゃないか、お隣三重県はタイヘンだったらしいと伺っております。「河のようすを見てくる」と言い残して行方不明になっているご老人数人、豊富な人生経験もこんな自然の猛威には及ばなかったのか。昨日朝一番に出勤して、上司からの情報も付加して”商品延着未着”連絡をメールしても取引先は土曜休みがほとんど、マネージャーのケータイに連絡し、納品先物流部局もつかまえてお詫び、そのまま市立体育館へ。しっかり胸背中の筋肉鍛錬+エアロバイクはちょっぴり10分程度、帰宅してシャワー浴びたところへ東京本丸物流部局担当(在宅ワーク中)よりメール+電話有、状況さらに悪化して再出勤となりました。
帰宅したあとも断続的にメール有、自宅でぼんやりして夕刻にはビール風飲料を喫しても、”休み”な感じじゃないっすよ。精神的に落ち着かずストレスからヤケ喰いの結果、今朝一番の計量は67.1kg、あっという間の1kg逆戻り。業務用メール全件詳細に読み取れるスマホは便利だし(現状返信は不可。二週間後にシステム通過)今回は天変地異だから仕方がないけれど、良し悪しやなぁ便利なのも。電池の減りがガラケーより速いし。本日日曜さておき、明日の祝日はいったん出勤せざるを得ないでしょう。散々な連休でっせ。これからいつもどおり体育館のトレーニングルームに向かいましょう。そういえば昨日朝、いつもの爺婆体操軍団はさすがに休み、時間が遅かっただけ?
本日地元では”ナントカ祭り”、朝から激しい鉄砲の音があちこち響いております。まったく興味はない。
そんなこんなで音楽にはほとんど集中ならず。 Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調「悲愴」〜ミュア・マシソン/シンフォニア・オブ・ロンドン(1958年)・・・Muir Mathieson(1911ー1975蘇格蘭)の本業は映画音楽らしくて、これはLP時代「名曲全集ボックス」(激安中古入手したはず)に含まれて、真っ赤な透明盤が懐かしく思い出されるもの。”いまとなっては音質ぱっとせず、それなりフツウの演奏”とは5年前の感想、これはデータ拝聴(.mp3/320kbps)だけど、音質は記憶よりずっと状態良好だし、録音専用オーケストラはけっこう上手い。マシーソンは映画音楽の人らしい、語り口の柔らかい、耳あたりのよろしい、わかりやすい素直な表現がムーディ、露西亜風泥臭いサウンドとは無縁なもの。甘美な旋律を堪能するには充分、但し、知名度的に再注目はされんでしょう。
今朝、Wagner 舞台神聖祭典劇「パルジファル」交響的抜粋(1989年)/Scho"nberg 室内交響曲第1番 嬰ホ長調 作品9(1984年)〜エーリヒ・ラインスドルフ/南西ドイツ放送交響楽団・・・歌が入らぬ入らぬ不満さておき、41分の「歌のないドラマ」濃厚な旋律サウンドたっぷり堪能、クール怜悧なアンサンブルを実現してその集中力、完成度は驚異的です。Scho"nbergはほのかに浪漫を感じさせる緻密、最高です。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
台風は関東地方へ、こちらそれなりの雨風、これから強まるのでしょうか。計画運休とか諸行事イヴェントもちろん、営業停止を決めたお店もたくさんあるようです。牛乳のみ買っておきました。本日宅配便関係は集荷中止、CDの送り出しも延期となりました。本職のお仕事にもやや影響が出て、刻々と状況は変わります。帰宅後にケータイに追加連絡があって商品調達更に難有、本日これより出勤して対応が必要となりました。正確な情報連絡とお詫びするだけ(取引先ご担当を捕まえるのに一苦労でしょう)。昨日は昼からの予定が延期となって時間的に余裕でした。
本日東京本丸物流調整部局は出勤不可、在宅ワークとの連絡有、横の連携さておきネットワーク接続できるノートパソコンがあればお仕事できんことはない。自分は職住接近、出張以外は業務用ノートパソコンを持参しないけれど、スマホは業務用メールが完全な状態で読み取れて、添付ファイルも閲覧可能、但し、システム移行途中なのでそのまま返信はできません。便利なような”ヒモが強化された”ような・・・
台風前異様に生ぬるい空気の中、昨夜は腹筋中心の鍛錬+ステアマスター通常強度15分。夜半にあんみつ+ピーナツを喫して体重は今朝一番計量結果66.6kg。これから職場経由市立体育館へ出掛けるけど(開いてますよね?)連休出足は狙い通りの減量から逆行しております。男子バレーはエジプトに辛勝、相手チームは身体も大きいしスピードもパワーもあって、波に乗ると一気に押されるのですね。
昨夜はバレーボールのあと、YouTubeで往年の流行歌ばかり聴いていてClassic Musicは聴いておりません。昨日朝出勤前に聴いていたのはBach 平均律クラヴィア曲集第2巻(なぜか第16-20番抜け)〜マリア・ユージナ(p)(1951-57年)・・・Maria Yudina(1899ー1970露西亜)は旧ソヴィエット往年の(反骨精神旺盛な)女流、スターリンが彼女のファンだったとか。彼(か)の伝統に例外ほとんどなく音質ぱっとせず、そして数々の才能が花開いていた・・・骨というか芯のある音色、集中力、力強いBachに感銘深いもの。
今朝はDvora'k スラヴ舞曲集全曲〜ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル(1985年)・・・拝聴中。これはDENON録音でしたっけ?世評は高いようだけれど、こちらの刷り込みはクーベリックとジョージ・セル、もちろんこちらオーソドックスな佳き演奏と思いますよ。作品は親しみやすい、懐かしくも美しい旋律リズムばかり。
では、ちょいと行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
ようやくたどり着いた週末金曜は週次サイクルお仕事の山場、但し、昼からの取引先との打ち合わせは来週木曜に延期となりました。昨日は当初狙いの宿題を予定通りクリアして職場辞去、市立体育館トレーニングルームは胸背筋鍛錬の日+ステアマスター15分は強度いつもより+2で乗り切ってヘロヘロ。偶然体組成検査をやっていて先日女房殿の身体年齢検査は驚異の49歳!(実年齢は62歳)顔はどないやねん、というツッコミさておき、自分の成績は56歳(同い年)。毎回検査しているスポーツクラブとは結果が違って体脂肪率は標準値オーバー、これはもしかしたら”内臓脂肪コミコミ”かも(でも内臓脂肪指数は66/警告は100以上と書いてある?)。一応体重筋肉量は標準でも、理想的には筋肉量はあと+1.5kg(基礎代謝が低い)脂肪は▲7.4kgにせよとのご神託でした。
昨夜菓子を喫してしまって今朝一番の定例計量は66.2kg。標準体重目指して日々努力改善しているつもりでも日暮れて道遠し。
明日より連休を狙って迫りくる大型台風、大きなスポーツイヴェントも中止とか。男子バレーは対露西亜金星に喝采したけれど(サッカー対モンゴル戦は差があり過ぎてオモロない)消費増税を待っていたかのように百貨店、コンビニ閉鎖、大量人員削減発表・・・地方の百貨店はもう閑古鳥状態らしいし、ライフスタイルも変わったから業態転換も仕方がないと思うけれど、今や消費の主流であるコンビニ閉店整理とは・・・(元旦休業やら24時営業取りやめも)商品増税云々の前に庶民には使うカネがありまへんで。富裕層のトリクルダウンはどこに蒸発したの?おしえて安倍ちゃん。
Ravel 亡き王女のためのパヴァーヌ/ピアノ協奏曲 ト長調/ソナチネ/組曲「クープランの墓」〜 ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼル(p)/カルロス・ミゲル・プリエト/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(2019年)・・・Vanessa Benelli Mosell(1987-伊太利亜)は若手の別嬪はんやなぁ。しかもピカピカの新録音。敬虔な精神に充ちた静謐「パヴァーヌ」から始まって、剽軽ユーモラス天衣無縫なピアノ協奏曲、変幻自在なピアノ・ソロへ続く考えられた作品配置、千年一日の如く宣伝文句は”超絶技巧!”と曰(のたま)うが、それは違うでしょう。
おそらくはスタインウエイの切れ味に非ず、ちょいと不純物の混じった音色は味わい、バリバリ乃至爽快明快なタッチに非ず、作品の風情をよう考えた表現に個性を感じさせるもの。
Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調(ウラディミール・ゴルシュマン1958年)/ピアノ協奏曲第3番ハ短調(バーンスタイン1959年)〜グレン・グールド(p)/コロムビア交響楽団・・・明日CD処分引取既に箱詰め済だけど、その前に駅売海賊盤はBOOK・OFFに持参済(その後往年の正規名盤も持ち込んだけれど一律@10に驚き!これがビジネス・スタイル)そのなかには長く愛聴していたウィルヘルム・ケンプの協奏曲全曲が含まれました。未練はありませんよ。閑話休題(それはさておき)
グレン・グールドの協奏曲はソロの個性が強すぎて伴奏と息が合わない・・・そんなふうに感じてきたけれど、久々の拝聴に驚愕!第1番ハ長調協奏曲が始まったらVladimir Golschmann(1893ー1972仏蘭西→亜米利加)の伴奏が歯切れよくピアノの明晰ノリノリなリズム感に似合って極上です。もともと全5曲中これが一番好き。若きバーンスタインのオーケストラは粗かったよね、そんな記憶とも違ってこちらもヴィヴィッドな緊張感+グールドの研ぎ澄まされたタッチ、彼の唯一無二の個性を堪能いたしました。音質も素晴らしい。
では、行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
週末に台風接近しつつ一気に秋の風情へ。吉野さんノーベル賞受賞、リチウムイオン電池という誰にもわかりやすい発明が評価されたのは喜ばしいことでしょう。新聞第1面はこれと”関電幹部辞任へ”、きっとどの新聞もそうなんやろな。ちょっと気になるネット記事は”韓国では賃金上げすぎて経済苦境になった”、”最賃上昇コンビニ悲鳴”、これは意図的に賃金抑制する誘導じゃないのか、一方でトヨタのボーナス満額回答とのこと。これはどこの国の話題なんでしょうか・・・閑話休題(それはさておき)
昨日お仕事宿題はクリアしつつ、帰宅してから細かいことを思い出すのはいつものこと。メーカーより送られてきたサンプルの情報不備にブチキレて叱責、反省いたしました。こんなんではあかんなぁ。その件とはちょっと違った夢見もよろしくない。明日の打ち合わせ資料は本日完了必須です。昨夜定例エアロビクス、左膝をかばう右膝の不調を自覚しました。両膝がっちりサポーターで固めて、若い女性インストラクターの厳しい指導を黒一点、乗り切りましたよ。今朝一番の計量は66.1kg→このまま週末は65kg台を再現したいもの。
Mozart ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K.413/ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466〜ソンドラ・ビアンカ(p)/ハンス=ユルゲン・ワルター/ハンブルク・フィル(プロ・ムジカ管弦楽団)・・・Sondra Bianca (1930-亜米利加)が活躍したのは1950年代までらしいとのこと。竹内貴久雄さんのブログにディスコグラフィが載っております。CD断捨離(荷造り済引き取りは明後日)の成果、これは7-8年前にネットより音源データ入手自主CDにしたもの、久々の発見でした(この時期使用していたCDRは良質で保ちがよろしい)。昔懐かしい1970年代初頭?LP廉価盤コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズに彼女の音源もありませんでしたっけ?記憶より音質は良好、伴奏はややもっさりとしているけれど、典雅に淡々と慌てぬビアンカの個性に似合っているかも。こんなにノンビリしっとりと歌う風情は時代なのかなぁ、激情に溢れた一番人気のニ短調協奏曲よりヘ長調協奏曲、シンプルな楽想から暗転するいつもの天才的なパターンがいっそう感銘深いもの。
Bartok バレエ組曲「不思議なマンダリン」/ピアノ協奏曲第3番/Stravinsky バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)/Prokofiev バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より「モンタギュー家とキャピュレット家」〜ヴァレリー・ゲルギエフ/ロンドン交響楽団/イェフィム・ブロンフマン(p)(2015年ライヴ)・・・6月に聴いていて、そのときは不快な気候に聴き流して集中できず、再挑戦しますとして4ヶ月経過。前半のみ拝聴、Bartokを聴きたかったんですよ、とくに暴力的な”マンダリン”。大好きな作品だから昨夜ネットより旧い音源を入手して、結局廃棄しました。このライヴは作ったところを感じさせぬリアルな優秀録音。オーディオは門外漢だけれど、所謂オーディオ映するデフォルメに非ず、会場の奥行空間空気が伝わるもの。このオーケストラ首席在任は2007ー2015、独墺系オーソドックスなレパートリーとはちょいと違うような気もするけれど、ヴィヴィッドな躍動は暴力的な”マンダリン”に似合っておりました。上手いオーケストラですね。
これよりゴミ出しして、出勤です。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
予報によると今朝16度C、最高気温は28度C、これでもけっこうな高温、夏の気温だけれど、30度C超えの日常に慣れた身体には過ごしやすい、そして季節も変わり目に体調維持が難しい時期であります。職場ではスタッフの女性がインフルエンザ罹患(こども経由かな?)若い女性営業が体調不良で休みました。自分も昨夜のスポーツクラブ、胸背中の筋トレマシンがいつもの負荷でも妙に重く、有酸素運動であるエアロバイク(膝リハビリ兼)もわずか10分で断念、ストレッチだけはしっかりしておきました。洟水盛大は秋のアレルギー?数年前の発症も今頃でしたっけ。吸入器を毎日使って早めに就寝、ちゃんと眠れたけれど相変わらず夢見はよろしくない。今朝一番の計量は66.3kg。
迫りくる今シーズン最大の台風は週末上陸、日産トップ交代、関電は会長辞任、テコンドー協会は運営不全・・・なにかと騒がしい世情に半引退の自分は粛々とお仕事こなすのみ。昨日分の定例営業データ処理は昼から外出したので中途半端、金曜に向けての資料も完成しておりません。本日明日は比較的ユルい予定なので一気にクリアいたしましょう。女房殿は朝一番で大阪へ。昨夜老母にたくさん荷物を送っておりました。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(2017年)/交響曲第4番 変ロ長調(2016年)〜アダム・フィッシャー/デンマーク室内管弦楽団・・・2006-13年録音のMozart交響曲がとても気に入りました。当時”Beethovenの交響曲全集の録音は終わっている”とのインタビューを見たことがありました。その後、このオーケストラは解散してしまったし(正確には民営化?)どーなったのか?そんなことも忘れかけた今日此頃、ちゃんとNAXOSから出ていたのですね。
「英雄」をこの間2回ほど聴いたけれど、どーもぴん!ときませんね。15:19-13:28-5:31-10:29。颯爽と速めのテンポ、所謂古楽器系の推進力、おそらくはベーレンライター版?(ド・シロウトなので自信はない)こういったスタイルはデイヴィッド・ジンマン以来のお気に入りだったはずが、おそらくはこちらの体調やら精神状況の責任でしょう。さらさらと耳を通り抜けていくばかり。オーケストラの音色にも魅力をさほど感じません。ちょっと時間をおいて再挑戦しましょう。
Elgar 交響曲第1番 変イ長調/バレエ音楽「真紅の扇」作品81〜ブライデン・トムソン/ロンドン・フィル(1985年)・・・こちら2年ぶりの拝聴、CD断捨離の成果に再発見。悠々とした古老の歩みのような作品、懐かしい後ろ向きの回顧にたたそがれる美しい、大きな旋律。一世代前にはこんな英国ローカルな名人指揮者はたくさんおりました。ロンドン・フィルの金管ぶりぶり鳴らして絶好調でっせ。
では、行ってきます。しばらく俄独居(やや)老人生活、来週末北陸方面出張〜締めに息子女房殿と金沢酒なので、減量+鍛錬に励みましょう。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
ようやく昼の気温が30度Cを超えなくなって、本格的な秋の始まりでしょう。朝夕の気温もいっそう下がって就寝時の寝冷えにも気をつけなくては。職場でもぼちぼち体調を崩す人が出てきているようです。景気判断、最も厳しい「悪化」に下方修正へ〜そもそも「下げ止まり」という判断が甘過ぎただけでしょう。こちら雀の涙の収入、半引退サラリーマンはこれ以上何を節約しましょうかね。昨日お仕事はなんとなく乗り切って、小さいトラブル(自分の責任かよ!?)乗り切って、一件気掛かりな案件をクリアしたいけれど、本日朝一番より定例営業データ処理待ったなし+昼から東京本丸より二人呼んで来季来年の重大案件の会議有。ゆっくり対策を考えるのは明日へ。
そんな場末の老サラリーマンのささやかな愚痴も健康あってこそ。昨夜も今週一発目、しっかりスポーツクラブにて腹筋中心鍛錬+ステアマスター(強度1プラス+)に汗をかきました。左膝はなかなか快復しないけれどリハビリ継続、明後日の定例エアロビクスにてレッグカール、左踵はお尻を叩けるでしょうか。今朝一番定例計量は66.3kg、9月に揺り戻した減量努力、なんとか65kg台に行きたいけれど、月末に掛けて出張酒席が続くから要注意。目指せ!出腹撲滅(エエとこ迄行っているんやけどなぁ。もう一歩)
Weber ホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ ホ短調 作品45/Lortzing(1801−1851)ホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ホ長調/Saint-Sae"ns ホルンと管弦楽のための演奏会用小品ヘ短調 作品94/Schumann 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ヘ長調 作品86〜ペーター・ダム(hr)/クラウス・ピーツォンカ、ディーター・パンサ、ヨハネス・フリーメル(hr)/ジークフリート・クルツ/シュターツカペレ・ドレスデン(1983年)・・・この間のCD整理作業中、20年ぶりに出現したもの。懐かしいなぁ、岡山在住時入手ですよ。名手Peter Damm(1937-旧東独逸)の記録、他のホルンニストはオーケストラのメンバーでしょう。豪華4本のホルンをソロに据えたSchumannは豪快勇壮な名曲、他は意外と知名度の少ない作品かも。Mozart+R.Straussばかりのホルン作品の幅を広げる品揃え、スムースな技巧はほとんど驚異的、 Siegfried Kurz(1930ー独逸)の名前も懐かしく珍しいもの。質実クールなドレスデンの音色は魅力ですよ。その重要な構成要素をたっぷり堪能できる名曲ばかり。
Schumann ピアノ協奏曲イ短調(ヴィトルド・ロヴィツキ1958年)/序奏とアレグロ・アパショナート ト長調(スタニスラフ・ヴィスロツキ1959年)/ノヴェレッテ ヘ長調 作品21-1/トッカータ ハ長調 作品7(1959年)/森の情景 作品8(1956年)〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/ワルシャワ国立フィル(p)・・・これもCD整理の結果再発見。最近聴いていなかっただけだけど。1960年前後、リヒテルがDGに残した録音はいずれも音質良好、最晩年迄技巧は衰えなかった人だけど、この当時脂の乗り切った40歳代壮年の記録、しっかり芯を感じさせる強靭なタッチは圧巻のアツい説得力。最高。いつもはぱっとせんオーケストラもソロに煽られたのかみごとな伴奏となっております。浪漫でっせ。最高。
では、行ってきます。現在洗濯中。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
さて新しい一週間のお仕事盛りだくさん、とくに連休前金曜日にピークがあって、昼からの会議資料がほとんどできていないのは先週サボっていたため、自業自得でした。その連休はまたまた大型台風接近とか。昨日朝一番の市立体育館トレーニング(胸背筋トレ中心)を終えて帰宅するとCD買取用ダンボール到着済、5箱要請は欲張り過ぎ?実際の箱詰めでは余りが出てしまって外出する女房度に頼んでBOOK・OFFへ(やはり涙の@10=覚悟の上)。部屋はスッキリとしてそれは精神も同様、厳選された在庫に”聴くべき音楽”はクリアに自覚できるようになりました。残したものもいずれ”0”を目指しましょう。
引き取りは今週土曜、女房殿は大阪行きサイクルに入ります。夜は高級中華・王将へ。ビール(期間限定▲100円)+唐揚げ餃子超豪華夕食・・・やや出遅れて凄い客待ち状態、京都・王将は不況に強い外食ですね。ここは若い街なので小さいこども連れが待ちあぐねておりました。夢見よろしくない今朝一番の計量は66.7kg、エエ感じで維持できておりました。男子バレーはアルゼンチンに勝利、第3セット落としたあとに崩れなかったことにほっとしました。女子とは違った高さと迫力を堪能いたしました。
Mahler 交響曲第3番ニ短調〜ジュゼッペ・シノーポリ/シュトゥットガルト放送交響楽団/ヴァルトラウト・マイヤー(a)/シュトゥットガルト賛美歌児童合唱団/シュトゥットガルト放送女声合唱団/ケルン放送女声合唱団(1996年ライヴ)・・・Giuseppe Sinopoli(1946-2001伊太利亜)残念な寿命を終えてそろそろ20年近く、この人は大好きでした。Mahlerは代表的な演目、この第3番ライヴはサイト内検索を掛けても言及がありません。35:49-10:18-16:43-11:15-4:19-25:08 この長〜く美しい、お気に入り作品は幾度聴いているのにね。Weitblick一連のライヴはどれも音質がよろしくて、これはとくに極上、ほとんどライヴとは感じさせぬ音質演奏とも凄い完成度でっせ。
今は亡きオーケストラ(統合されてしまった)は首席指揮者不在の時期、細部明晰クールな描き込み+いやらしいほどの歌に全曲貫く統一感、洗練された充実サウンドにたっぷり満足いたしました。ヴァルトラウト・マイヤーは圧巻の存在感+声楽のバランスも理想的、冒頭ホルンのユニゾンぶちかましから、最終楽章「Langsam. Ruhevoll. Empfunden.(ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて)」万感胸に迫る人生の黄昏、これは自分の葬式用に使っていただきたいほどの名曲。(ちなみに本年3月に亡くなった親父は「奥飛騨慕情」でした)
Hovhaness 交響曲第2番「神秘の山」(1958年)/Prokofiev 組曲「キージェ中尉」(1957年)/Stravinsky 妖精の口づけ(1958年)〜フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団・・・Hovhanessは意外と保守的な作風(富士山のことらしい)。驚異的な音質とアンサンブル+アドルフ・ハーセスのマイルドなトランペットが堪能できる一枚。時間切れです。
では行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いつものように早めに覚醒、夜更しもしておりません。昨夜は男子バレー(亜米利加に惨敗)〜ラグビー対サモア戦勝利と盛りだくさんのテレビ観戦、ようやくラグビーのルールとかオモロさが見えてきた時代遅れ親父でございます。皆、屈強で強面ですよね、そしてすごく頭を使うスポーツかと。週末恒例ジャンクフード+ビール風飲料=67.1kg(今朝一番計量結果)昨日朝一番市立体育館にて腹筋中心のトレーニング+ステアマスター15分(更に+1強度を上げて)それでも体重増なのは引き隠って処分すべきCD選定をしていたから。
結果的に在庫中3/4選り分けました。”在庫が多すぎてお気に入りを探せない”本末転倒状態からの脱却、自主CDはまだかなりの量だし、データ音源も在庫膨大です。それでもスッキリしましたよ。生来のビンボー症は”集める溜め込む”→”当たり前に音楽を聴く”行為への転換・原点回帰を狙っております。
CD選定にはかなり時間が掛かって、ずっと音楽を流しておりました。Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調(ノヴァーク版)〜朝比奈隆/大阪フィル(1978年1月25日大阪フェスティバルホール・ライヴ)・・・偉大なる朝比奈隆(1908ー2001)は明治から平成迄駆け抜けた往年の巨匠、現役時代は大阪でいくらでも拝聴機会はあったはずなのに、あまりに世間が騒ぐので敬遠しておりました。後悔先に立たず、こうして亡くなってぼちぼち20年程、あまり上手くないオーケストラ、粗いアンサンブルを堪能して痺れております。Bruckner中もっともお気に入り”巨大なる”第5番にふさわしい”巨大な演奏”。CD一枚に収まるやや速めのテンポ、逡巡ない豪快な一筆書き風、ゴリゴリと粗野に力強く、要らぬ飾りはほとんどないイン・テンポ。40年以上前だと未だ日本では一般にBruckner受容が進まぬ頃、こうして好事家の手により全集が残されたことは驚異でしょう。この時朝比奈翁は70歳!若い。終楽章「Adagio - Allegro moderato」に第1楽章冒頭のテーマが回帰して感極まりました。
他、Mozart ホルン協奏曲集〜ジェームズ・スタリアーノ(hr)/ジンブラー・シンフォニエッタなど拝聴。James Stagliano(1920-1987亜米利加)ボストン交響楽団の首席だった人。LP情報によるとステレオ?堂々として豪快な音でっせ。
では、休日恒例朝一番の市立体育館へ出掛けましょう。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日夜〜今朝、いや増す秋の風情。それでも予報は最高気温31度C、体調維持が難しい季節でしょう。
お仕事は消費増税後の営業実績苦戦さておき、ほぼ狙い通りのヴェテランの技炸裂!某案件はみごとにツボを押さえました。諸先輩との私的な行事調整に苦戦して、CD断捨離も現在(オススメいただいた)専門店引き取りダンボール到着を待っているところ。部屋はぐちゃぐちゃ、少なくとも”拠出選定”を本日中に終えましょう。
昨夜も膝不調押してスポーツクラブ、胸背中筋肉鍛錬+エアロバイク20分(膝リハビリ兼)+入念なるストレッチ実施。今朝の計量は66.7kg、昨日夜帰宅すると女房殿眼科へ通って不在、賞味期限迫る(過ぎた?)生麺で(喰いたかった!)ラーメンは自作中華スープ(中華スープ+濃縮出汁+ごま油+にんにく=カンタンでおいしい)ハイカロリー喫しても今朝は現状維持(ちなみに昼に職場で喰った冷凍パスタもカロリー高そうだった)。左膝完全屈伸迄もう少々、ほんまは温泉につかって正座すると良いのだけれど。
これから市立体育館へ土日トレーニングへ。本日は腹筋中心の日となります。昨日東京本丸より会議対応にて数年職場が同じだった”千葉在住”来訪、被害は比較的少なかったけれど、雨樋+屋根の一部修復は20数万とのこと。(保険が適用される)案の定一昨日の高知の被害はどこにも出ておりません。被害ないはずないでしょうが。
Elgar 創作主題による変奏曲「エニグマ」〜レオポルド・ストコフスキー/チェコ・フィル(1972年ライヴ)+ エレジー(アンスリー・コックス/ロイヤル・フィル)・・・これは幾度聴いて、今年2019年にも拝聴記録が残っているお気に入り。夢見るように悠々と美しい変奏曲であります。
Brahms 交響曲第3番ヘ長調〜フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1957年)・・・幾度聴いて、サイト検索してみると過去言及がないことに気付きました。Fritz Reiner(1888ー1963洪牙利)の録音にガッカリした経験は一度もなし、他ロイヤル・フィルとの第4番が残されるのみ、全曲録音がないのが不思議。テンションの高さ、切れ味鋭い明快怜悧(過ぎ)な響き、そして明晰な音質に感銘深いもの。
Brahms 交響曲第1番ハ短調〜ヨーゼフ・クリップス/ウィーン・フェスティヴァル管弦楽団(1962年頃?LP初出1964年)・・・これも幾度聴いてきたもの。ウィーン・フィルとの1956年録音に非ず、ウィーン交響楽団かトンキュンストラー管弦楽団辺りの変名?オーケストラ、記憶通りの情けない音質、LP以来の馴染みであります。いかつい偉容を誇る作品は、優しく、威圧感のないものに仕上がっておりました。これも好きな演奏です。
昔馴染みばかりやな。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
あっという間の週末、待ったなしの判断アクションを求められる毎週定例のお仕事があって、全権委任される緊張感もあります。金曜はなにがあっても(仮に祝日でも)休めんのです。昨夜もお仕事終了後(調子よろしくない)両膝しっかりサポーターで固めて市立体育館トレーニングルームにて腹筋中心の鍛錬+入念なストレッチ+ステアマスター15分、今朝の計量は66.6kg。インフルエンザが早くも流行気に入ったとか、朝晩は秋の風情でも最高気温は30度Cを超える異常気象続きます。秋物商戦出鼻をくじかれて+消費増税でしょ?
そして台風影響の大雨が高知に・・・テレビでは凄い溢れ方だったけれど(どのエリアかわらない)その後の報道含め詳細がわかりません。先日の千葉もそうだったんだよな、停電続きとかいろいろ悲惨な状況わかったのは少々あとのこと、現在も継続中。
Saint-Sae"ns 交響曲第3番ハ短調「オルガン」(1956年)/Franck 交響曲ニ短調(1953年)〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団/エドワード・パワー・ビッグス(or)・・・CD整理途中に発見した自主CD初期のもの。1962年ステレオ録音ちゃいまっせ、忘れ去られた旧モノラル録音。音質はかなり分離のよろしいもの、新しい録音でもオルガンがわかりにくいものもありますよ。オーケストラの力量の高さ、飾りの少ない直截な表現、熱気あふれる勢い、ノリに作品そものを見直した立派な演奏でした。とくに後者は苦手系だったんだけどね。
Zino Francescatti Violin Recital(ジノ・フランチェスカッティ)/Dances by Bronislaw Gimpel(ブロニスラウ・ギンペル)ヴァイオリン小品集・・・これは5年ほど前にコメントしたもの。SP復刻音源は驚異的な音質、知名度ではやや劣るギンペルの切れ味鋭い技量に驚かされました。
では、行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
異様な蒸し暑さに日々体調維持が難しい時期。お仕事はぼちぼち、自分が現在持っているお仕事分野は取引先再編中、その対応含め5-6年積み重ねてきたお仕事は(大した売上げじゃないのに)手間ばかり掛かって複雑怪奇(過去の悪例一掃)一応整理整頓完了させる来年度。自分の完全引退も近づいて次の担当はどーする?引退後の私的な悩みとは別の悩ましい事象もあって、どうやら”次”が見えてきました。旧知の幹部(3歳下)は既に役職定年して、こちら田舎に戻ってきて、自分が来年継続雇用後にやるつもりとのこと。もちろんお互い人事を決める立場にないけれど、そこは大ヴェテラン、流れは読んでますよ。職場トップ(+東京本丸)への影響力も抜群ですし。
今朝も新聞熟読、オモロい記事満載の中で興味を一番惹いたのは「偽薬ネット販売」〜悪行じゃなくて、認知症に至ったご老人が”薬をのんでいない!”と主張するのをなだめる砂糖+カルシウム錠剤とのこと。人助けにはいろいろなお仕事があるものですね。悪用されぬよう祈りましょう。こちら両膝がっちりサポーターで固めて恒例水曜の初級エアロビクス+胸背筋のマシントレーニング。今朝定例計量は66.8kg、ほぼ戻しました。職場で「肉とビールがっつり呑ったら+1kg」と嘆いたら、31歳の若手(自称89kg)が「そんなの誤差ですよ!」と、自分はそいつを「0.1tの男」と呼んでおります。
断捨離中のCDは未だ部屋に積み上げて選定中、第3回目の紙袋満載を女房殿に預けております。あと4−5回かなぁ。今週末には終了したいもの。(メールにて専門店通販引取のほうが高く売れるとの情報有)
Jessy Norman(1945ー2019亜米利加)逝去、享年74歳。もったいないなぁ、凛として強靭な声でしたよ。昨夜からWagner 楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜「前奏曲」と「愛の死」/ヴェーゼンドンク歌曲集〜ジェシー・ノーマン(s)/コリン・デイヴィス/ロンドン交響楽団(1975年)・・・彼女30歳若き日の記録を堪能しておりました。合掌。
Mahler 交響曲第10番 嬰ヘ長調(Clinton Carpenter版)〜ハロルド・ファーバーマン/フィルハーモニア・フンガリカ(1995年)・・・Harold Farberman(1929ー2018亜米利加)も亡くなっていたんやな、世代的にそんな感じか。Mahlerは交響曲全曲録音したらしい(半分聴いておりません)。作品との出会いはジョージ・セル(1958年)Ernst Krenek版第1楽章第3楽章のみ)それ以来、その妖しい旋律サウンドに魅せられて、どの補筆完成版もお気に入り作品でした。編曲の問題か、それとも演奏風情なのか?やたらと金管や打楽器が華やかに饒舌、やや速めのテンポにさっくりとして明るい風情に違和感有。解散間近だったオーケストラは快調であり、音質も良好です。この作品に求めたい倦怠感とか絶望とか、それとは随分遠いところにあるような・・・
では、行ってきます。本日昼から取引先定例打ち合わせ。若いもんは東京にて研修中なので一人で大量のサンプルを運びます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
自分は昨夜職場歓迎会に呑んだくれていたけれど、今朝の新聞では良心的保守の論客・佐伯啓思さん、20年前に自死した江藤淳を思い遣って、左右どの党派とも”ごっこ遊び”ばかり、真剣に国のあり方に向き合っていないとの厳しい指摘が耳に痛いもの。亜米利加の経済力が弱まり、実際はなんの安全保証もない米軍基地が撤退する可能性もあって、そうなれば真剣に”自らの国は自ら守る”時代がやってくるそう。閑話休題(それはさておき)昨夜イタリアン・バルとやらビールとワイン、肉類しっかり喰って、9時半に帰宅してスポーツクラブに腹筋中心のマシントレーニング30分ほど予定通りこなしても、今朝は67.6kg!昨日よりしっかり+1kg以上、本日引き締めに掛かりましょう。
ニューカマー26歳爽やかな若者は海外滞在が多い家庭育ち、二人の妹はほとんどガイジンさんとのこと。楽しかったですよ、若者との会話は。就寝前に久々吸入器を使って咽は快調、但し途中覚醒+二度寝はいつものこと。お仕事は気になる案件がいくつか、本日クリアいたしましょう。分解した大型CDラックを昨日女房殿が市の処理場へ持ち込み(費用600円)ついでにCD処理第2弾BOOK・OFFへお願いは1,920円、あと4−5回処分必要な感じです。
J.StraussU円舞曲「酒女歌」/ポルカ「クラップフェンの森で」/円舞曲「ウィーン気質」/円舞曲「シトロエンの花咲く国」/仲良しワルツ/円舞曲「南国のバラ」*/円舞曲「春の声」*/皇帝円舞曲*/Josef Strauss 円舞曲「オーストリアの村つばめ」*〜ロベルト・シュトルツ/ベルリン交響楽団/ウィーン交響楽団*(録音情報詳細不明)写真は別音源(手持ち画像流用)・・・ベルリン交響楽団はクルト・ザンデルリンクのオーケストラではありません。Robert Stolz(1880-1975墺太利)は往年の作曲家指揮者、昨今のきちんとしたアンサンブル、指揮者のしっかり個性刻印に非ず、もっとユルい粗い?というか、オーケストラも一流じゃなくて(ウィーン交響楽団は一味違うけれど)ゆったりと安易にゴージャスな雰囲気たっぷり、楽しいこと限りなし。誰でも知っている旋律が次々流れて、喜歌劇「こうもり」の旋律寄せ集めた「仲良しワルツ」最高。憧憬に溢れた「南国のバラ」も大好き。
では、行ってきます。
2019年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
10月に入って左膝(+右膝も)不調、体調全般いまいち状態継続中、週末顕著な改善から逆戻り、咳き込んで睡眠不如意なのも一因でしょう。耳鼻咽喉科に通っても対処療法ばかり(半年ほど行っていない)仕舞ってばかりの吸入器を取り出しましょう。昨日お仕事は通常業務+ミーティング二本こなして早めに職場辞去、久々皮膚科に通ってBOOK・OFFへ一日前(第1弾)処分CD代受け取って(予想通り)@10、それは覚悟の上でした。本日より消費増税、先月までの駆け込み需要ってあったのか?庶民は冷静というかクールというか、そこまでの余裕ないかも。1,000円の買い物だったら+20円だもんなぁ、一億円の買い物ができるひとは2%の影響も大きかったことでしょう。”トリクルダウン”(拙訳おこぼれ頂戴)はいつやってくるの?マネーゲームでたっぷり稼いでいる人は、海外に資産を分散させたりして節税していることでしょう。
今晩は産休中女性代用の新規採用イケメン若者(ジャニー系)の職場歓迎会。金融系からの転職だから滑舌爽やか、身のこなしもスマート。我ら泥臭い浪速商売系スタイルのマネをしないよう祈る。最寄りの駅開催みたいなので、終わった後にスポーツクラブへ行くつもり(10時半までやっている)酒の後だから心肺系に負担を掛ける有酸素運動は避けて、腹筋のみの予定です。今朝一番の計量は66.3kg、順調です。
Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜アレクサンダー・ギブソン/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(1982年)・・・Alexander Gibson(1926ー1995蘇格蘭)は英国の実力者、英国に於けるSibelius演奏の伝統を作った一人でしょう。この作品は三度?録音して、ちょいと薄い?弱いイメージのあるオーケストラも堂々たる自信に充ちて期待通りのスケール、清涼な風情もたっぷり。この人はSibeliusの主たる作品はかなり録音を残して、それでも(少なくとも日本では)忘れられた存在でしょう。残響豊かな音質も優秀、北欧の旅情たっぷり感じさせる名旋律を堪能いたしました。Sibeliusは日本では特異な人気を誇って、演奏頻度も高いもの、これは渡邉暁雄さんのご尽力だったのでしょうか。
R.Strauss アルプス交響曲〜ジョナサン・ノット/バンベルク交響楽団(2014年ライヴ)・・・Jonathan Nott(1962-英国)は現在、東京交響楽団とスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督。これはCDになっていないですよね。かつてR.Straussは誰の演奏で同じように聴こえ、饒舌多弁な作品個性も理解できなかったもの、数を重ねて聴き進むうちに近代管弦楽の贅を極めた大規模管弦楽技法、その描写力に驚き、オーケストラの技量が問われる演奏の違いも徐々に理解できるようになりました。眼前にそびえるアルプスの高峰、地味臭い独逸!なイメージのオーケストラも世代交代が進んで、質実なサウンドは健在でも演奏技量の向上をしっかり感じさせるスケール大きな、緻密な描き込みでした。
では、行ってきます。支給されたスマホはメールが完全な状態で見られるので、残務宿題はしっかり理解しております。