2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は通院(断続的に通っている。出遅れて混んでおりました)〜ディスカウントストアへお買い物、いつもの坂道を精力的に速歩、昼から市立体育館は断念、本日しっかりお掃除のあとに出掛けて、運動不足をクリアいたしましょう。朝食ちょっと喰いすぎた自覚もあるので。3月も最終日、せっかくの桜も花冷えの薄ら寒い天気であります。明日新元号発表、巷では一ヶ月間違う人が多数、気持ちはわかりますよ。元号は日本の伝統だし、大正生まれの親父が逝ったばかり、息子は昭和生まれ、お嫁さんは平成、順調に行くと11月に生まれる孫は新元号、時代の区切りをイメージするのはわかりやすいもの。但し、法制化で強制するのはなんだかな・・・国際化社会だし、コンピューター・プログラムのこともあるから日常は西暦でよろしいかと。
昨日BSで「断捨離」の再放送があって、自分の両親もそうだけど戦争、戦後の耐乏生活を経験している世代は”貯め込む”、”捨てれられない”のだな。雑誌などでミニマリストのお部屋などを拝見すると、そのスッキリとしたシンプルに美しい生活に憧れを感じます。例えば自分はかなりCDを処分して(3/4棚分)データ拝聴に移行中、ご当地でのお仕事ケリ付けて引退転居時にはCDはすっきりなくしたいもの。あまりに音源が多すぎて、なにを聴いたらよいか迷うとか、同じ音源を幾度入手するとか、本末転倒、本来の”音楽をゆったり愉しむ”趣旨から外れてますもの。その前にごちゃごちゃの日常生活をなんとかせよ!ってか。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ジェームズ・レヴァイン/ロンドン交響楽団(1974年)・・・17年前にコメント有。曰く
これ、なんというか「明るいMahler 」か。「陰影に富んで、病んだ感じ」がまったくない。かといってノー天気なアホ演奏かというとそうではなくて、歌心に充ちて、聴いていてひじょうに楽しい。オーケストラ・コントロールに優れ、LSOも快調。かなり以前の録音で、結局全集に至っていないが、これはもしかして新時代のMahler を切り開く演奏になるのかも知れません。それとも現在「巨匠」になったレヴァインは考えすぎの演奏をするのかも
James Levine(1943-亜米利加)はメトロポリタンなど栄光のキャリアを築いて、やがて健康問題(パーキンソン氏病。坐骨神経痛、椎間板、腎臓腫瘍など)、そしてセクハラ問題が明るみに出て解雇される・・・ウィーン・フィルとMozartの交響曲全集録音した人でっせ、”レヴァインは考えすぎの演奏をする”とかなんとか、そんなもんちゃいまっせ、行状と音楽は別だけど、31歳若者の逡巡のない明るさ、バランスの良さ、歌い口の上手さを聴いていると少々虚しくなるのも事実。
RCAが結局SONYに身売りする一年ほど前、第2番第8番をメトロポリタンと録音する計画(全集完成)が発表され、それは幻と消えました。現在はライヴでその作品は音源入手可能です(オーケストラは別)。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は一週間のお仕事の山場、丸一日悪戦苦闘して概ね解決の道筋をつけて一件のみ、自分のミス(データの読み間違い)からムリムリ強行策解決を図って、これが判断ミス、失敗だったか?月曜辺りに苦情が来るかも・・・終わってしまったことを鬱々と悩んで、せっかくの週末休みも気分は沈んでおります。前回の耳鼻科通院より二週間経って、ひどい花粉症の投薬も切れました。市販の薬が残っているけど、これで乗り切れるのか?ちょいと不安な土曜であります。昨夜はスポーツクラブにいつものメニュー(少々設定弱め)をこなしても、微妙な右首肩、珍しい腰痛+いつもの左膝の違和感にちょっぴり悩まされております。
しっかりと日々運動して、和気藹々とした職場の人間関係、来月以降の家計大幅収入減さておき、この不安感不快感はなんなのか。どうやったら気分は晴れるのでしょうか。
「中高年ひきこもり61万人、内閣府初の全国調査」〜中高年とは40-64歳とのこと。自分が休日に終日ぼんやり過ごす”引き隠り”とは意味がちゃいまっせ、ちゃんとお仕事してますし。地域社会のつながりはぜんぜんないけれど(これがヤバい)。なんとなくこの問題は若者、こどもの問題と考えられてきたけれど、それはちゃんと調査をしていなかったから、事態は深刻でしょう。即効な解決策、支援策、先が見えないのも社会的不安であります。男性が多いんだそう。他人事じゃないっすよ。
Haydn 交響曲第103番 変ホ長調 「太鼓連打」/第104番 ニ長調 「ロンドン」〜ネヴィル・マリナー/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ・・・1975−6年頃の録音と思うけれど、詳細情報が探せません。膨大なる録音を誇ったNeville Marriner (1924-2016)も亡くなって3年かぁ、去る者日々に疎し。おそらくは聴き手の問題と思うけれど、バランス感覚に溢れた演奏はサラサラと耳に流れて快く、そして特別な印象が残らないもの。Haydnは勉強不足を自覚するけれど、アダム・フィッシャー全集はそれなり聴き込んだはず、それに比べてヴィヴィッドな躍動が足りない?もうちょっと聴きこみが必要でしょう。NMLのリンクに第47番ト長調はレイモンド・レッパードとなっていて、これはサービス?不思議な配置と感じました。
今朝、早朝に目覚めて聴いているのはBach ミサ曲ロ短調BWV232〜ヘルベルト・カラヤン/ウィーン交響楽団/楽友協会合唱団/エリーザベト・シュヴァルツコップ(s)/マルガ・ヘフゲン(a)/ニコライ・ゲッダ(t)/ハインツ・レーフス(b)(1952-3年)・・・当時のフィルハーモニア管弦楽団の名手達、マノウグ・パリキアン(v)/デニス・ブレイン(hr)/ガレス・モリス(fl)/シドニー・ザットクリフ(ob)/ペーター・ニューベリー(ob)が参加している異色の録音也。リンク先ではウィーン・フィルとなっているけれどウィーン交響楽団が正しいみたい。ウィーンとロンドンで録音?団員が移動したのか、それとも重ね録音なのか、不思議な録音はまずまずの音質でしょう。なにかと話題となる楽友協会合唱団に違和感はないし、オールスターの声楽陣に例の如し語り口の上手いカラヤンはわかりやすい表現、後年より若く、溌剌とした印象もあります。録音時にカラヤンは病を押して指揮した、とか、そんな逸話が載っておりました。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
さてようやく、というか、あっという間の週末、先々週一週間の山場を葬式関連で否応なく断念、これがあとあと苦しむ要因となりました。昨夜は契約しているスポーツクラブの休館日、市立体育館に出掛けるか?一瞬悩んで断念、お休みした翌朝は微妙な腰痛・・・は珍しいこと。柔軟性が足らぬ筋肉痛でしょう。
今朝の朝日新聞第1面「長期欠席児童二千数百人」とか、児童虐待の可能性があるそうです。先生もほとんどブラックなお仕事実態に、その全面捕捉を期待することは難しいでしょう。しかし、これはなんとしても実態あきらかにすべき喫緊な課題でっせ。千葉県野田市の心愛さん事件、市の職員が十数人処分されたとか。暴行を奮った当人に娘の告発アンケートを渡したのは言語道断だけど、その経緯詳細(当人の言い分、マニュアルなど)が見えません。傍から見ただけの印象で正しいのか、それとも根深い別なものがあるのか。
職場編成替えに伴って場所替え一週間ほど、真ん前の席になったお付き合い長いヴェテラン、その誠実真面目なお仕事ぶり、性格はまるで仏様のよう、しかし、残業が多い。一週間眺めていると、お仕事段取り、優先順位、要らぬ案件の切り捨てができない。ドン臭いんです。世の中すべてが器用な人ばかりじゃない、個性はさまざま、ましてや誠実真面目だったらこれは使う側、マネージメントの課題でっせ。直接のマネージャーに(新人時代のマネージャーが自分)お話しましょう。呑みにいきましょう、って誘われているので。
昨日昼から取引先へ定例商談。数人いるご担当の一人、今年度就任の若い女性不在。ここしばらくお願いごとに限らず、最低限の商品マスターも修正もできておらず、お仕事いっぱいいっぱい状態なのは理解しておりました。とうとうお休みにに至ったのかな?毎週確認案件が自動ファックスされ、それには担当名が各々入るんだけど、昨日到着したものに彼女の名前はなくなっておりました。
Weber 歌劇「オイリアンテ」序曲/歌劇「オベロン」序曲/歌劇「魔弾の射手」序曲/歌劇「山霊リューベツァール」あるいは「精霊の支配者」序曲/舞踏への勧誘/歌劇「アブ=ハッサン」序曲/歌劇「ペーター=シュモールと隣人たち」序曲〜ロイ・グッドマン/ハノーヴァー・バンド(1988年)・・・現在、音源データ整理はHaydn真っ最中。ところが初期の区分では「Weber」と一緒になっていたとは記憶雲散霧消。Beeやんの生涯にまるっぽ入ってしまうCarl Maria von Weber(1786ー1826)は浪漫派?いかにも独逸民衆の懐かしい旋律横溢大好き、管楽器(とくにホルン)の上手い使い方にいつも感心いたします。世評さておき、古楽器演奏の先駆であったハノーヴァー・バンドは現役みたいですね。音質はリアルであり、たっぷり残響が瑞々しいもの。粗野な古楽器の響き(とくに管楽器)、飾りのない表現がWeberの個性に似合って絶品であります。
今朝はBeethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2009年)・・・うわぁ、これはオーケストラがエエ音で鳴っているなぁ、最初てっきりコンセルトヘボウかと思って(演奏家詳細クレジットは見ないから)けっこう渋い、重心の低い、暖かいオーケストラやなぁ、なんて。そういえば彼はコンセルトヘボウとはBeeやん交響曲全集は録音しなかったっけ?テンポはかなり動いて、それはいずれも自然な説得力を伴うもの、力強くオーソドックスな説得力に溢れておりました。今月は「英雄」三昧。
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
職場場所替え+お仕事若手相棒赴任前(研修中。前相棒臨時兼任最低限実務処理中)ということもあって、ちょっとした”空白期間”。次の課題に挑戦する意欲もありません。お隣メジャーチームの取引先情報要請に茶々入れて代行しつつ、いつもの定例お仕事は午前中にて終了、左膝症状の悪化を自覚して昼から職場辞去、じつは体調もよろしくない季節の変わり目。親父の遺産である膏薬をしっかり貼るだけですが。本日明日としっかり反省してお仕事しましょう。夜はしっかり初級エアロビクスに参加、騙し騙しだけれど膝の違和感は改善されております。そして睡眠不如意は咳き込みのせい(どーもクセになっているみたい)。
今朝の新聞記事に日本が女性参加など国際平準にいつまでも届かぬのは国内市場がそれなりに大きくて内向き志向だから、仮に英語教育を強化しても”需要”がなければ普及しない、とのこと。経済の10%ほどが輸出入、これが半分くらいになれば世界標準に接近するのかも。なるほど。
Bax 「ローグの喜劇」序曲/交響詩「ティンタジェル城」/交響曲第7番〜ヴァーノン・ハンドリー/BBCフィル(2002年)・・・Arnold Bax(1883ー1953英国)は日本ではとんと人気の薄い英国音楽中、さらに話題になることが少ない作曲家。自分も幾度かちょろ聴き程度、存在ばかり認識してほとんど実際上初耳状態でした。Vernon Handley(1930ー2008英国)は往年の実力派、マンチェスターのオーケストラも同様です。いかにも英国らしい、時代を考えると穏健派保守的な音楽、ド・シロウトのイメージとしてはVaughan Williamsか、デーハーなメリハリ爆発より微細なニュアンスの変化を愉しむべき音楽でしょう。個々の作品個性をしっかり自覚するのはこれからの課題です。”じっくり集中して取り組む”みたいな堪え性がなくなりつつある華麗なる加齢な今日このごろ。
Beethoven 交響曲第2番ニ長調〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団・・・YouTubeなどから音源を集めて聴いていたWilliam Steinberg(1899ー1978)による交響曲全集はこども以来の刷り込みのひとつ。ネットより状態のよろしい音源をみつけて、久々に拝聴。これがストレート系燃えるような推進力、オーケストラの響きは分厚く重量級+明るくメタリックな響きに心奪われました。第2楽章「Larghetto」はBeeやんが作ったもっと美しい旋律のひとつでしょう。
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
周りでは新旧担当引き継ぎの真っ最中、自分は来週より新人赴任、いつも通りヒマなお仕事に退屈しております・・・って、これといったトラブルやら重い宿題が発生していないから。自分の商売柄、相次ぐ食品の値上げラッシュを実感、原料高騰による致し方がない措置とは云え、10月消費増税前に始末しましょうという意図もあるでしょう。日銀の目標である2%インフレは達成されるのか、そもそもそれで景気がよろしくなるのか?なんかぜんぜん頓珍漢な印象はあって、急激に消費は冷え込む予感はあります。高級マンションがブームとか、ほんの一部の人だけじゃないのかなぁ、少なくとも我が家は超・耐乏生活必須な来月以降であります。101兆円の国家予算は借金まみれ、軍事関係はもっとも経済効果波及が少ない分野のはず。
昨夜、いつもの通り夜スポーツクラブへ、まず「強」設定なエアロバイク160kcal消化迄激走!途中左膝に違和感があって、騙し騙し完遂いたしました。ステアマスター15分は断念。本日夜は初心者エアロビクスの日、一年ほど担当してくださったゴツくて若い女性は今月にて退職とのこと、別の大手チェーンに転職するのか、それとも別なお仕事なのか、詳細は伺うすべもありません。ラスト、しっかりお付き合いするつもり。
Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調(アンタル・ドラティ/1960年)/Schumann クララ・ヴィークの主題による変奏曲/ロマンス 嬰ヘ長調 作品28-2/Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調(ハーバート・メンゲス/1960年)〜バイロン・ジャニス(p)/ロンドン交響楽団・・・Byron Janis(1928-)は未だご存命なんですね。この協奏曲録音はLP時代からのお付き合いだっけ?音質良好、いかにもスタインウエイ!といった明快な音色、キレのあるテクニックは前提として、甘美な旋律を誇るRachmaninovには”甘味不足”、濃厚さ深みも足らぬと感じます。ドラティのドライなバック印象もあるのかも。Tchaikovskyは文句なしの推進力、明るい風情とスケール、こちらのほうが完成度が高いかと。Schumannの小品には目眩く美しい旋律に酔い痴れました。
Herbert Menges(1902ー1972英国)は時々Mercury録音に登場しますね。
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
朝晩薄ら寒くても、昼は充分気温が上がって春めいてきております。昨日朝のミーティングメンバーは一人異動、ヴェテラン・スタッフの方が加わりました。その後の職場全体ミーティングも2018年度営業予算達成を喜んで、本格的な新体制稼働は来週若者3人赴任後となります。一週飛ばして久々の報告書提出、自分が受け持っている小さいマイナーな営業取引先の事象も、できるだけ全員の課題(参考)になるよう工夫しているつもり。日々代わり映えのしないお仕事を誠実に、ていねいに継続して、新たな切り口を見つけたいもの。
日曜は休んだマシンジム、月曜からしっかり(自分なり)ワン・クール小一時間、しっかり汗を流しました。これも倦まず弛まず継続いたしましょう。体重増傾向ますます進行中(涙)。
Debussy 古代のエピグラフ/Ravel 序曲「シェヘラザード」/Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)〜タチアナ・モネタ+ガブリエレ・ロタ(ピアノ連弾/1990年)・・・これは珍しい録音でしょう。ピアニスト詳細、Ravel、Stravinsyは作曲者による編曲、「ペトルーシュカ」は全曲版です。淡々として眠くなるようなデリケートなサウンド続き、腕利きピアニストのテクニック披瀝に最適な「ペトルーシュカの三章」とは雰囲気打って変わって、粛々と力みなく、おそらくこれだって壮絶な技巧要求されて、一台のピアノに4手入り乱れて実際はタイヘン!なんでしょう。夜に相応しい音楽を堪能いたしました。
昨夜、手持ちHaydn音源の点検整理に着手、その流れで今朝はHaydn 交響曲100番ト長調(ジェラルド・シュウォーツ/スコットランド室内管弦楽団)/第104番ニ長調「ロンドン」(ロジャー・ノリントン/シュトゥットガルトSWR交響楽団)など拝聴中。では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
新しい月曜のお仕事始まり、3月も最後の週に入ったのに寒いこと!昨日日曜はゆっくり朝寝坊、洗濯してからご近所ディスカウントストアに坂道足歩往復30分、運動は終了、あとは引き隠り2時間ドラマの再放送+音源データ整理+居眠り・・・葬式で一週間すっ飛ばした【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新も無事果たしました。自分なりのケジメでっせ。いよいよお仕事引退迄一ヶ月を切った女房殿がお仕事から戻って、ちょっぴり贅沢なお魚の美味しい居酒屋へ久々、北海道に行って以来不味い鮮度の悪いもんは喰えまへんで、間近に迫る耐乏生活、そして10月の増税・・・景気は上向くハズもなし。あったり前じゃん。さて我らが老後生活をどーする?
今朝はBritten 弦楽四重奏曲ニ長調/シンプル・シンフォニー〜ブリテン弦楽四重奏団(1989年)・・・英国音楽好きを自認する自分も、Benjamin Britten(1913ー1976)はまだまだお勉強中といった感じ。ヴァイオリン協奏曲なんてオモロないなぁ、とか、この弦楽四重奏に至っては初耳。これが意外なほど変化に富んだ旋律風情が愉しくて、もちろん”シンプル・シンフォニー”(弦楽四重奏版/おそらく弦楽4部なのでしょう)はよう知った、古典的風情ウィットに富んだ作品でした。調べてみるとCollins Classicsの再発だったのですね。幅広く、多種多様に音楽を愉しめる自分の生活をシアワセと自覚いたしましょう。
では、行ってきます。これより朝のお洗濯、弁当作り。炊飯中。今週もなんとか無事乗り切れますように。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
せっかくの桜開花宣言も”寒の戻り”(←これも美しい日本語)東北北海道では雪が降ったそうな。昨日は朝一番久々の皮膚科へ、坂道速歩往復15分ほど、本日の運動はこれで良いかな?そう思ったけれど、夕方ヒマな時間にご近所市立体育館にいつもの小一時間マシン・トレーニング実施いたしました。いつもの洗濯+久々のお掃除も実施、引き隠りに間違いないけど、満ち足りた休日でした。
Beethoven 交響曲第3番変ホ長調「英雄」〜カルロ・マリア・ジュリーニ/ロサンゼルス・フィル(1978年)・・・前日の続き。14年前の「英雄」也。亜米利加西海岸のオーケストラに独墺系オーソドックスなレパートリーを定着させたジュリーニの記録であります。瑞々しくウェット、明るいサウンドに、例の如くまったりと入念に細部描き込んで歌う、あざとい表現やらムリムリな力みはどこにもないのに、ゆったり自然と滲み出る魅惑のサウンド、これがジュリーニの個性であります。これがやがてテンションやメリハリを失っていくのだなぁ、この辺りが全盛期でしょうか。
Mozart 歌劇「フィガロの結婚」序曲/Mendelssohn 交響曲第4番イ長調「イタリア」/Ravel 亡き王女のためのパヴァーヌ/ラ・ヴァルス〜グイド・カンテッリ/NBC交響楽団(1951年12月1日カーネギーホール)・・・この辺り、パブリック・ドメインだからしっかり音源収集してもちゃんと全部聴けておりません。トスカニーニも愛した天才Guido Cantelli(1920ー1956伊太利亜)飛行機事故を恨みますよ。乾き気味の音質はまずまず時代相応、トスカニーニのオーケストラであるNBC交響楽団(The NBC Symphony Orchestra,1937-1954)のみごとな集中力、アンサンブルをたっぷり堪能できるもの。速めのテンポ+溌剌として意気軒昂、これぞ若者の推進力であります。ライヴなのかな?躍動する前半、しっとりと繊細な後半の演目選定も決まっております。
Liszt ロ短調ソナタ/巡礼の年 第2年「イタリア」〜 「ダンテを読んで−ソナタ風幻想曲」 /無調のバガテル/死のチャールダーシュ/悲しみのゴンドラ/メフィスト・ワルツ第1番〜アルフレッド・ブレンデル(p)(1958年)・・・一部の交響詩(ほとんど「レ・プレリュード」のみ)+ピアノ協奏曲(ピアニストを聴くためのもの)を除いては望んで拝聴機会のないLiszt、これはAlfred Brendel(1931-)若き日のVOX録音35枚Boxに含まれるもの。著名な”ロ短調ソナタ”はピアニストの腕が問われる超絶技巧作品(らしい・・・)、楽譜問題は微妙にあるとのこと。いずれほとんどこれしか聴いておりませんから。あちこちの宣伝を見ても、この1958年録音はモノラル?LP時代より、その価格の安さから馴染みのVOXレーベルは”音質は期待できない”ハズだったのに、こうしてまとめて復刻されたものを確認するとけっこう”聴ける”水準であります。これも(オーディオ関連ド・シロウト耳には)ステレオっぽい感じ。悪くない音質かと。
作品的にいかにも技巧披瀝優先+時に甘い旋律乱入の混沌(専門筋によるとちゃんとした構成があるらしい)、ブレンデルは端正な技巧、表現者としての色気を過度に用いず、わかりやすい清潔な音楽に感じます。彼は”技巧派”とは呼ばれなかったけれど、それはオーソドックスな表現の底流をしっかり支えていたものでしょう。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
親父が亡くなったのがちょうど一週間前、先週土曜は通夜でした。たいしたことはない半引退お仕事、それでも二日間のお休み分修復にしばらく掛かって大苦戦、それは自分個人と云うに留まらず、職場組織として混乱を与えるちょうど人事異動端境期。昨日より新顔二人、通勤時間がとても長いことに驚きました。GW前4月末に納骨が決まって、ちょうどその日に取引先行事有、なんとか代理をお願いして、AirAsia便激安往復予約出来(エクスペディアのほうが安かったけれどカード会社適用ならず)こんどは金曜夕方、取引先商談を終えてからセントレアへ、日曜に帰ってもよろしいけど、便の安い月曜遅く帰還としました。京都大阪辺り、高速バスとさほど変わらない金額。どーせGW中断続的に出勤不可避、その代休となります。
親父は93歳で亡くなり、不肖の次男坊も既に還暦超え、これで人生一段落、シミジミそう感じますよ。枯れたと云うか、達観したと云うか、妙に精神的にテンションの低い状態に至って、せっせと日々音源データの整理は継続しても肝心の音楽拝聴に集中できません。最盛期の1/5迄在庫縮小させたCDを眺めて嘆息、ある日全部叩き売って棚も捨てようかな?それでも、音源データ膨大だから日常の愉しみに不足はないでしょう。それができないのは、残された棚中在庫CDには思い入れと記憶(のみ)があるから。昨夜はしっかりマシンジム小一時間、いつものメニューをこなしました。
Mussordsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」(ベルリン・フィル1990年)/Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版/コンセルトヘボウ管弦楽団1989年)〜カルロ・マリア・ジュリーニ・・・Carlo Maria Giulini(1914ー2005伊太利亜)とはたしか1990年、ミラノのリコルディ前ですれ違いました。爾来彼の大ファンに。大きなポストとしてはズビン・メータの後を受けたロサンゼルス・フィル(1978-1984)がラスト、華やかグラマラスなサウンドのオーケストラに、独墺系オーソドックスな作品を定着させる意味があったのでしょう。最晩年、彼はSONYに集中的に録音をして、かつて聴いた印象では緊張感集中力がちょいと落ちたかな、と。
「展覧会の絵」と云えばシカゴ交響楽団(1976年)、こちら14年後の録音はオーケストラのクレジットをちゃんと見ないで拝聴、コンセルトヘボウ辺り?想像通りの遅めのテンポ、淡々と”乾いた風情”は悠々とスケールは大きくてもテンションが低い感じ、あとでベルリン・フィルと気付いてカラヤン時代の色艶を懐かしく思い出したものです。「火の鳥」もフツウの演奏。
この前にBeethoven 交響曲第3番変ホ長調「英雄」〜カルロ・マリア・ジュリーニ/ミラノ・スカラ座フィル(1992年)を聴いて、想像より悪くないな、と。但し、遅めのテンポ、淡々と”乾いた風情”は悠々とスケールは大きくてもテンションが低い、といった感想は同じでした。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
「イチロー引退」新聞トップも含めてあちこち、おそらくテレビ・ワイドショウでも似たような報道が続くのでしょう。どんな市井の、仮にジミなお仕事であっても”引退”は神々しいものです。自分はいつ迄厚かましく、元気でお仕事すべきなのか。今朝、朝食時に右胸下部に鈍い痛み発症、横になって幸い数分で軽快、なんの症状なのか(腰奥の痛みであれば結石)。肩コリなど滅多にない自分が、ここ数日右首肩に違和感があるのと関係があるのか。ストレッチに、スポーツクラブに日々精進しているつもり、煙草はやらず、酒も頻度少なく控えめなんやけど。それでも病はやってくる・・・華麗なる加齢。
親父との別れ、通夜葬式を終え、こんどは納骨に立ち会えとの母からの連絡有。GW前(設定)のこと飛行機便のことを心配していたけれど、いくら半引退ヴェテランとは云え問題はお仕事でっせ。一週間前金曜日にすっ飛ばした案件はあとあとに影響を残しました。その頃には右も左もわからぬ新人が到着しております。年寄りにはそれがわからない。昨日祝日出勤、ようやく残務案件クリアいたしました。
Bartok 管弦楽のための協奏曲〜セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1995年ライヴ)・・・
12:38-8:23-11:00-4:43-11:08(拍手除く)イメージ的に通常テンポより+10分ほど?Sergiu Celibidache(1912ー1996羅馬尼亜)晩年の微速前進スタイル、全編を貫く緊張感+細部几帳面な描き込みは若い頃から変わらないでしょう。オーケストラの名技性を全面に表出した(例えば)フリッツ・ライナーとは異なり、第5楽章「Finale,Pesante - Presto」に於けるアンサンブルの僅かな乱れなど指摘は可能なのでしょう。ミュンヘン・フィルってその辺り(20世紀Modern)あまり録音がありませんもんね。
一昔前は個性横溢なマエストロがたくさん存在して、”一聴チェリビダッケ”と理解できる個性、ほとんど例外なくカッコよい!と思いますよ。大衆的にデフォルメされた民族的な旋律、近代管弦楽技法を駆使したオーケストレーションを入念に、細部たっぷり味付けして、その徹底ぶりに凡百な”上手い演奏”とは一線を画す貴重な経験であります。
今朝はMozaer!五重奏曲 変ホ長調K.407/オーボエ四重奏曲 ヘ長調K.370/クラリネット五重奏曲イ長調K.581〜ゲルト・ザイフェルト(hr)/ローター・コッホ(ob)/カール・ライスター(cl)/ブランディス弦楽四重奏団(1995年)・・・カラヤン時代のベルリン・フィルの名手揃い踏み。
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日はすっかり春めいて暖かかったのに、今朝は小雨模様に薄ら寒い祝日の朝、定例取引先の会議があって出勤となります。いつもなら”ガッカリな休日出勤”も、昨日昼から東京本丸幹部の某課題について取引先へ同行したので全部クリアできず、”助かった”感じ。先週土・月の休みは尾を引いております。鍵当番の都合もあるのでゆっくり出勤いたしましょう。月ー水3日継続したスポーツクラブも、本日市立体育館が使えてもお休みと決めました。
現在一番気になるのは医療費出費、FPである女房殿の計算によると確定申告してもほとんど戻らず、それはもともと負担している税金が少ないからだそう。なんとなく情けないような?そんな感じ。
D.Scarlatti Sonata in D Major K435/Sonata in D Minor K9/Sonata in A Major K208/Sonata in A Major K209/Sonata in D Minor K213/Sonata in D Major K96/Sonata in G Minor K8/Sonata in C Major K132/Sonata in C Major K133/Sonata in E Minor K203/Sonata in E Major K380/Sonata in G Minor K97/Sonata in G Minor K30/Sonata in F Major K44〜Alberto Urroz(p)(2017年)・・・アルベルト・ウロッズ?読み方もわからぬピアニストの新しい録音らしい。まさに珠玉の名曲、ホロヴィッツ辺りとろりと甘い音色とタッチが好きだけど、たいていどんな演奏を聴いても、もちろんチェンバロも大好き。こちら落ち着いた風情、あまり走らず躍動を強調せず、落ち着いた味わいに淡々としておりました。もっと元気があっても良かったのかも。
では、ぼちぼち出掛けましょう。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
金曜月曜2日分のお仕事フォロー、クリアは60%ほど?本日完全クリアを目指します。明日祝日出勤、明けて新年度なので本日席変え必要、職場の雰囲気もどんどん変わっていくことでしょう。種々確定申告のために源泉徴収票入手、それにしても年収の低さに愕然、数年後の年金支給はもっと低いとのこと。蓄えは一切取り崩さぬことを前提に考えれば恐るべき耐乏生活必須、なにを生活の潤いとするか発想の転換が必要でしょう。ムダをとことん省いて清潔簡素な暮らしを目指さなくては。
体育会系にありがちな役員問題にJOC会長辞任へ(名誉職として顔を立てるらしい)一方で落語芸術家協会新会長へ春風亭昇太就任へ。まさに春風の新風也。今朝の朝日新聞にブルガリアの評論家(だっけ?)EU離脱問題は英国の無能をさらけ出し、EU内右翼は「体制内改革」に転じた、と。さて、我が日本は?
Prokofiev 交響曲第1番ニ長調「古典」(1956年)/ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調(スヴャトスラフ・リヒテル(p)/プラハ交響楽団1954年)/第2番ト短調(ダグマル・バログホヴァ(p)1963年)〜カレル・アンチェル/チェコ・フィル・・・これは少々昔の音源連続、リヒテルのは別途既に聴いておりました。どんよりと洞穴残響風「古典」は颯爽としてスタイリッシュ、やや速めのテンポに推進力が素晴らしい演奏。劣悪音質と信じていた第1番はまずまず聴ける音質、例の如し硬質な切れ味を誇るリヒテルの集中力、輝くようなタッチに惚れ惚れいたしました。Dagmar Baloghovaはいろいろ調べても情報は得られず(情報をいただきました)作曲家20歳の硬派辛口異形な作品を、怪しく美しく表現しておりました。これのみステレオ。
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
父親の葬儀を終え、そこは勝手知ったる故郷・北海道、その実ふだん口にできぬ北の幸をたっぷりいただいて贅沢もしてきました。もちろん体重増傾向、昨日自宅に戻っていつものスポーツクラブ再開、計量の結果、以前の”やや増”状態に戻りました。(自慢にならぬ)親父の遺品である”シャネルのジャージ下”(白/おそらくもらいもの)着用、これがちょっと恥ずかしい足元すぼまった1980年台仕様、一度も穿いていない新品でっせ。本日より日常生活に戻りましょう。春分の日も出勤なんです。
今朝はSmetana 交響詩「高い城」「モルダウ」〜ヴァーツラフ・ノイマン/ゲヴァントハウス管弦楽団(1965年?)・・・ほんの聴き流し。入手時の感想は重心の低いオーケストラ、そしてやや落ちの音質、そんな印象そのまま。Bach ゴールトベルク変奏曲BWV 988〜グスタフ・レオンハルト(cem)(1976年)拝聴中。以前はガチャガチャして全然愉しめなかったはずなの、押し寄せる緊張感+集中力に驚き、別な録音だったのか、数種あるそうです。
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
先週金曜朝、いつものように早めに出勤、昼から取引先との商談だし、午前中定例の「お仕事一週間の山」点検処理指示作業はタイトやな、なんてメールを点検していたら女房より電話有。”爺さん(父)が心肺停止”とのこと。既に出勤していた職場トップや関連業務のスタッフの女性に「今週はカンベンしてね」と帰宅、ふたたび急ぎ札幌へ・・・
月曜早朝に札幌に出掛けて、危うい?爺さんといつもどおりジョーダンなど話して、火曜日夕方にこちらに戻って、水、木、と通常業務、そして金曜。前々日には兄と、前夜には婆さんとそれなり、いつもどおり会話して帰宅、翌日朝には急逝だもんなぁ、いちおう婆さんが駆けつける迄挿管して蘇生措置をしてくださっていたけれど(おそらく病院の好意orパーフォマンス)兄も自分も死に目には遭えませんでした。でも、ぎりぎり迄ちゃんとボケもせずお話できたし、享年94歳(満93歳)大正15年生まれですもん、周りも(おそらく)本人も納得でしょう。兄嫁が元・看護師、幾度入院に付き合って”今回は違う”と診立てて遠方の次男坊を事前に呼んでくださったのでした。深く感謝。
息子二人+各々嫁+二人の孫も埼玉、小松より駆け付けました。皆、爺さん婆さん大好き、兄のところには二人の曾孫(可愛らしい女の子)もできて幸せな人生でした。さすが地元の強み、半世紀以上ぶりに会う親戚(小さい赤ちゃんを抱えていた若い奥様は立派なお婆さんに。一部車椅子生活)昔の職場の後輩(幼稚園児だった自分も記憶がある)老人クラブ(現役会長であった)の婆さん連中にたいへんな人気、そして兄や自分の幼馴染も駆け付けて、やたらとオモロい昔の思い出話に笑いの絶えぬ葬儀でした。
お仕事は橋梁やトンネルの設計、達筆であり掃除洗濯料理日曜大工ミシン掛けなんでもできる器用な人、若い頃はスポーツマンでもありました。生まれてすぐに父親を亡くしたせいか、二人の息子にはもちろん、親戚のこどもにも親身に優しく、その人柄はユーモラス、皆に慕われておりました。個人的には還暦も過ぎて、恥ずかしくも初めての実際上最初っから最後迄葬儀一式の経験、ま、実際は立派な兄に任せていたけれどね、地元ですし。”財産があるのかないのか知らんけど、ウチはいっさい要らんけんね”そう、伝えておきました。
兄が会員になっていたご近所の葬儀場は小さいファミリー向け、新しくてキレイなもんですよ。亡くなった夜は兄夫婦、ウチ夫婦+婆さんと一緒に過ごして、楽しく爺さんの思い出話しをしているのに、いつもは茶々を入れてくる親父は妙に静かに眠っておりました。翌日の通夜には二人の孫到着、映画「おくりびと」で拝見した湯灌を初めて間近に見て、30歳代の女性が納棺師、荘厳に美しい所作に感動もありました。浄土宗の若い坊さんの法要も神々しく、火葬場では腰に入っていた金属を発見。
大量の親戚が葬儀場に泊まる(ちゃんとした部屋がある)との情報に、別途”温泉付きホテル”を我が家親子3人分確保(二泊)、ま、なんのことはない札幌迄行ってさんざん美味いもん喰うて、呑んで温泉入ったみたいなもんでっせ、往復飛行機は事前予約できなかったし、葬儀関係、ホテル、呑み喰い含めてけっこうな出費でした。これも親孝行のウチでしょう。
爺さんが亡くなって、息子のお嫁さんは妊娠したそうです。11月が予定日、なんとか順調に行ってくれれば婆さんに新しい曾孫を見せられそうです。爺さんの生まれ変わりでっせ。人生順番交代。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
花粉症状?がひどすぎて、ちゃんと医師の投薬を受けても難儀な日々が続いております。全身倦怠感、咽の違和感、もちろん鼻水盛大、眼がショボショボなのは以前からの日常です。昨夜ムリムリ市民体育館へトレーニングルームにて通常メニューこなしました。木曜はご近所AXTOSお休みの日、毎日運動したい人はこちらへ・・・みたいな連関はなさそうでガラ空き状態(世代は若い)客階層が違うことに気付きました。18歳の青年がビットコイン(モナコイン?)1,500万円分流出させたとか、おそらくはほんの出来心、できたからやったということでしょう。簡単に捕まってますし。これが組織的だともっと規模が大きく、しかも捕まらない・・・この仕組み、実運用は未だ様子見が必要でしょう。
手持ち貯めに貯めた音源データ点検整理は本丸「歴史的音源」へ。もともとパブリックドメイン音源がネットに出現したのが収集の始まりでした。音質のよろしからぬものを好んで聴くことはないけれど、けっこうCD化されていない珍しい音源も数多い・・・これが保存大失敗。今は作成をやめている自主CD用残(激安)CDRに保存分、ほとんどアウト、読み取れません。わずか数年で盤面劣化したのでしょう。もしかしてOSとの相性?先日交換したLinuxマシンで焼いたのかも、それだったら読み取れたのかも。点検して読み取り断念、もう10枚以上捨てました(涙)もともと入手したサイトの記憶もすっ飛んでおります。
Haydn トランペット協奏曲 変ホ長調(パオロ・ロンジノッティ(tp)/Mozart フルート協奏曲2番ニ長調K.314(アンドレ・ペパン(fl))〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1957年)・・・これはちゃんと生き残っていた歴史的音源・・・ちゃんとしたステレオ。ソロはスイス・ロマンド管弦楽団の当時の主席でしょう。オーケストラがやや重いけど、華やかなトランペットが雄弁なPaola Longinotti (1913-1963)、Andre Pepin(1909-?)は有名だけど、ネットからの彼の没年情報が探せません。大好きなMozartなのに、この作品(オーボエ協奏曲と同じ旋律ですよね)拝聴は久々、10年以上ぶりかと。最近の”ものすごく上手い!”フルートに非ず、吹き手の息吹が伝わるような愉悦に溢れた演奏でした。この人のBachも良かったなぁ。
今朝は、Shostakovich Overture to Dressel "貧しいコロンブス"/Two pieces by Domenico Scarlatti/Suite for Jazz Orchestra/Tahiti Trot(二人でお茶を)Op.16〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/The ensemble of soloists from the State Academic Symphony Orchestra(ソヴィエット国立交響楽団?)・・・これは露西亜の放送用音源らしい。1960年台?滅茶苦茶愉しい、肩の凝らぬ作品ばかり、音質も良好でした。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
アポ電だかアホ電か知らんけど、お年寄りを喰いもんにして、挙げ句殺してしまった輩(やから)が逮捕されたとのこと(未確定)。事件全体は減少傾向らしいけど、なんかイヤラしいのは増えているような?あまりよろしからぬ世間風潮であります。昨夜の「相棒」ではそんな道に加担させられる若者の様子を描いておりました。北海道一泊二日とんぼ返りに体調絶不調、札幌では空気乾燥して咽が痛かったのに、こちらに戻ってみると咽は大丈夫、そのかわり強烈な鼻水鼻詰まり(花粉症)+微熱、節々の痛み=どう見たって酷い風邪症状(周りからはそう見られたでしょう)ここ数日睡眠不如意ということもありました。とにかく2日分の残務をほぼクリア、昼休み30分ほどの座席昼寝をしたら改善してきました。未だ体調怪しいけれど、水曜はエアロビクスの日、そろりそろりとお付き合いしてきましたよ。夜、よう眠れて朝かなり快調です。足腰肘の痛みはストレッチでなんとかいたしましょう。
本日、午前中残務クリアさせて昼から取引先へ、小一時間のレクチャー(先週中に資料仕上げておいてよかった)明日も昼から別なところへ商談です。こうして日常粛々とスケジュールをクリアできることを喜びましょう。若い相棒は実質上これにて取引先とお別れ、2週間後に別な若者がやってきます。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ヘルベルト・ブロムシュテット/サンフランシスコ交響楽団(1990年)・・・Herbert Blomstedt (1927-)もご高齢だから実質引退でしょうか。サンフランシスコ交響楽団の音楽監督(1985ー1995)を務めたのは、亜米利加のオーケストラに独墺系のオーソドックスなサウンドが必要だったからと類推します。中庸なテンポ、すっきり整ってキレの良いアンサンブル、溌剌として明る過ぎず、深刻に重過ぎない。古楽器の素朴な躍動も好きだけど、こんな演奏を聴いていると、これで充分じゃないか、なんの不満があるのか・・・同じ作品幾種も揃えて、限られた人生になんの意味があるのか。そんな虚しさを感じてしまいました。
今朝は、クラウディオ・アバド最晩年のMozart交響曲など、オーケストラはオーケスラ・モーツァルト。では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
急な北海道行きで言及漏れとなってしまったけれど、”3・11”は東日本大震災の日。今でも津波の映像を見ると慄然としますよ、ノンビリ水の行方を眺めている人に。自分だって、その場にいたらそんな感じだったでしょう。人生ほんの運不運でっせ、きっと放映できない悲惨な映像もいっぱい存在するのでしょう。先日の二度目の北海道地震の様子も婆さんより訊きましたよ、今回は”ドン!と一回のみ”だったそう。
昨夜、夕飯を喰ってスポーツクラブに出掛けようとして・・・どーしても体調がよろしくない。ひどい鼻水+痰の絡みに咳き込んで+北海道の空気の乾燥喉の調子最悪、まともに眠れておりません。急遽、混み合う耳鼻科へ。服薬してちょっぴりマシになっても疲れが抜けておりません。本日2日分お仕事戻さないといけない。
耳の心配もあってイヤホンを止めて既に6年以上、以前だったら移動中ずっと音楽三昧でした。札幌両親のマンション滞在中、テレビの音量がやたらと大きなことが気になったものです。ちなみにLED照明もMAX!彼(か)の世代は”明るいこと”が価値観だったのか、音も光も控えめなのがよろしいかと。今朝はVaughan Williams ヴィオラと小管弦楽のための組曲/Herbert Howells (1892-1983)エレジー/Walton ヴィオラ協奏曲(1962年)/York Bowen(1884-1961)ヴィオラ協奏曲ハ短調〜ヘレン・カルス(va)/マルコ・デシオ・タッデイ/ニュージーランド交響楽団(2005年)・・・ジミ臭い音色、ユーモアとウィットに富んだ旋律リズム、Herbert Howells、York Bowen辺り名前さえ初耳、Helen Callusは英国の若手?らしいけどしっとりていねいにみごとな技巧と仕上げでした。
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日朝2番7:50発千歳行きに乗って、午前中には大きな病院着、いくら大昔とは云え出身地、しかも高校の比較的近く、土地勘はありますよ。個室の親父は呼吸状態がよろしくなく、身動き取れない状態、食欲なし、でも意識はしっかりして、もとよりボケていないし、記憶鮮明、滑舌は悪いけれど声にハリがあって、ドラマに見るような”今際の際(いまわのきわ)”な雰囲気に非ず。断続的に意識は飛ぶのかもしれないけど、「なにしに来た。未だ早いぞ」とか、「しおりちゃんは元気か」(昨年遊びに来た孫の嫁)、爺さん曾祖父さん(ほとんど先祖でっせ)、親戚の名前や由来の逸話、プレゼントしたワープロ「CASIO HW955」(平成元年=1989年発売/6行表示/ひらがな入力/現役稼働)への感謝とか、ようしゃべるんです。
介護を受けてちゃんと自分でトイレもいきました。ま、心臓もよろしくないし、前立腺がん、かつてけっこうなヘヴィ・スモーカーだったから肺もよろしくない94歳。だからいつ逝っても不思議はないけれど、本日明日もうアウト・・・状態からは遠いでしょう。一週間?一ヶ月先?「こちらの都合もあるから、こんどはいつ来たらよいか、本人から連絡くれ」と親父に伝えておきました。病院側のフツウのラーメン屋(気取ったブランド店に非ず)にて味噌ラーメンの昼食、これが絶品!中太角麺のコシ最高。
むしろ心配なのは老老介護の母親87歳、元気だけどね。自宅ご近所の大型温泉風施設〜寿司屋でええネタばかり喰ってきました。ネタの水準を考えると思いっきり安い!空気が乾燥して夜苦しんだけれど、ビールは美味い!一泊して千歳発朝10時の便でセントレアに戻ってきました。AirAsia(マレーシア)って激安でっせ。お仕事昨日のミーティングはパス、夕方からの取引先へ職場トップのご挨拶は若い相棒に任せました。本日の定例営業データ処理は一日押し出し、残り今週のスケジュールは全部こなしますよ、明日から日常生活に戻ります。本日夜のスポーツクラブからか。
花粉症最盛期ぼろぼろです。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
夜半に母親より電話有。どーも親父が危ういらしい。お仕事すべてキャンセルして朝一番にて札幌に向かいます。とにかく中部国際迄向かって空いている便を探しましょう。いよいよ来るべき時が来たな、これが人生だ。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
名古屋近郊の迄、取引先行事対応。それなりにカッコ付けて対応できました。ふだん机仕事ばかり、わずか半日の立ち仕事がツラいもの。好天に恵まれ、鼻水ボロボロ、花粉症満開であります。若い相棒を最寄りの駅に送って(大阪で彼女とデート)職場トップは単身赴任先賃貸マンションに降ろして、自分は職場迄後片付け。疲れ果てて市立体育館にマシン・トレーニングする意欲もありません。女房殿の帰宅が遅れ、ご近所とんかつチェーン店にて夕食。
貴重な週末休みは【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新(選曲未だ)、そしてちゃんとマシン・トレーニング、食材お買い物もして充実して過ごしましょう。まずお洗濯、ちゃんと洗濯機があるシアワセな生活を堪能しております。
”Rondo' Veneziano- Concerto Per Mozart” Cosi Fan Tutte(4:09)/Don Giovanni(7:25)/Sonata (K.545)(2:24)/Serenata Part I(3:59)/Serenata Part II(5:27)/Jupiter Part I(4:51)/Jupiter Part II(7:21)/Linz Symphonie(3:12)/Die Zauberflote Part I(3:55)/Die Zauberflote Part II・・・(p) & (c) 1990 Baby Records。アレンジはIvano Pavesi。1980年台に膨大なクラシック系アレンジを出しているみたい。馴染みの題名馴染みの旋律が”ややアレンジ”されて愉しく、題名通りに始まってその実、つぎつぎ多種多様に著名別作品旋律(セレナーデ-交響曲-協奏曲-オペラ・アリア)が乱入して愉しさ限りなし。名作”フックト・オン・クラシック”ほどPopに編曲されていなくて、時に控えめにドラムも入るけれど概ねオリジナルのテイストを活かした”Classic”であります。演奏はクレジットなし、録音用臨時編成でしょう。ピアノ旋律やら歌が時にオーボエに置き換わって、それが妙に似合って上手いもんでっせ。これは肩の凝らない極上のBGM。
一昨日聴いていたのはMozart 交響曲第41番ハ長調K.551〜トレヴァー・ピノック/イングリッシュ・コンサート(1995年)・・・自分の勘違いかも知れないけれど、ホグウッドの全集より話題になっていなかったかも。Trevor Pinnock(1946ー英国)は未だ現役、いくつか聴いた彼の交響曲はオーソドックスにバランスの取れた、”練り上げられた古楽器”サウンド。アーノンクールほど過激に非ず、ホグウッドより余裕のバランス、スケールもしっかり感じさせるもの。繰り返ししっかり実施も嬉しい。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
これより早朝、職場トップ+若い相棒を引き連れて取引先行事対応。昼過ぎには終わるから、若者はそのまま大阪の彼女に会いに行くらしい。前の彼女に振られ、挙げ句ひどい風邪に苦しんでお仕事にも悩んでいた半年前が夢のようです。こちらあまりドラマのない週末のお仕事実務を終え、一日休んだスポーツクラブはラクラク、やはり休息は必要なのですね。出掛ける前になんとなくお尻にてをあてたら、微妙な・・・これって擦れて薄くなっている?!エアロバイクは強設定、お尻摩擦にジャージが寿命だったのですね。もしかしたら数回”透けパン爺”と噂になっていたかも、色気ないなぁ。
これで時間切れ、音楽はMozart辺りの音源整理を続けております。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
景気後退局面へ、との報道有。そもそも好景気の実感はなかったし、その主語は誰だったのか、疑問でっせ。二極分化していただけじゃないの?今週もあっという間に週末がやってきました。
昨日うっかりして、というか、忘れたふりをしてもじつは誕生日、62歳。白髪もないし禿げてもいない(老眼もなし)やや出腹オヤジ、溌剌として喧しいけど、じつは完全爺でっせ、孫には未だ出会っていないけれど。狙い通りのお仕事を午前中クリアして昼から取引先へ定例打ち合わせ、次の仕事へ引き継ぎが忙しい若い相棒は欠席、一人で運転して出掛けました。東京本丸より旧知の幹部来訪、彼はあと2年で定年とのこと、Facebookを拝見するとアスリートなんやな、穏健派の人格者でっせ。
女房殿のお仕事引退はいよいよあと一ヶ月ほど。もともと2年前に引退を考えていたのに、女房殿のお仕事関係で愛着のないご当地(ジモティには申し訳ない)に留まったはず、一昨日の”北九州ショック”以来、もうお仕事エエんちゃうか、惜しまれているうちにさっさとケリ付けよか、そんな考えが湧き上がっております。札幌の両親は近所に立派な兄夫婦がいることだし、残る課題は大阪の一人暮らし高齢義母、弟夫婦は近所だけれど既に嫁さんの母親を(それこそ)北九州より引き取っております。もともと女房殿引退(建前)理由は介護でした。その件があるうち北九州は夢なんやな、それまでお仕事+身辺整理を続けましょう。
Mozart 交響曲ヘ長調K.76(K.42a)/交響曲第6番ヘ長調K.43/交響曲第7番ニ長調K.45/交響曲ト長調「旧ランバッハ」K.45a/交響曲 変ロ長調KAnh214(K45b)〜クリストファー・ホグウッド/アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(1978〜82年)・・・Christopher Hogwood(1941ー2014)古楽器演奏の旗手が亡くなってもう5年経ったのか・・・彼のMozart交響曲全集録音は歌劇の序曲なども含め、その網羅は徹底したもの、後に偽作と確定した「オーデンセ」(なかなか劇的な短調作品)もありましたっけ。もうぼちぼち40年でっせ、未だせっかくの詳細収録をちゃんと全部聴いていなくて、初期作品も細部旋律に馴染んでおりません。溌剌としたリズム感を堪能したのみ、彼の演奏は初期中期が似合っているでしょう。弦が美しくない、アンサンブルが粗いと云った評価があるんだそう。このサウンドが古楽器でっせ。
Bach ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調/第3番ト長調/第5番ニ長調〜ルドルフ・バウムガルトナー/フェスティヴァル・ストリングス・ルツェルン/オーレル・ニコレ(fl)/アドルフ・シュルバウム(tp)/ヴォルフガング・シュナイダーハン(v)/ヘルムート・ヴィンシャーマン(ob)/ハンス・マルティン・リンデ(bf)/ラルフ・カークパトリック(cem)(1960年)・・・凄いオールスター名手をソロに配置、久々の拝聴でした。どんな演奏でもBachはBach、ましてや一時代を築いたRudolf Baumgartner(1917ー2002瑞西)の旧録音は昔馴染み、でもね
もう半世紀を超えてほぼ60年前の録音。音質さておき、フルートの染み入るような厳しい音色に感銘しつつ、やはりこれは”時代の演奏”かな、と。ここしばらく古楽器の磨き上げられた技量、ノリノリのリズム感に慣れた耳にはなんとも昔風、おとなしく響きます。Ralph Kirkpatrick(1911ー1984亜米利加)は古楽器の先駆者、それでも当時のチェンバロは最近聴かぬ不思議な音色(ミン、ミンみたいな)モダーン・チェンバロの流れなのでしょう。素晴らしい技量だけれど。それでもBachはBach。
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
ゴーンさんが10億円払って仮出所の件、ちょっと容疑者拘束としては長(厳し)過ぎるんじゃないの?とか、10億円って庶民には縁遠い金額やなぁ、そのくらい。金太郎飴の如くどのニュース番組も同じ報道というのはなんだかなぁ、ってな程度。
昨日昼から有休消化(体調不良もちょっぴりあった)女房殿が4月でお仕事辞める件は”辞めんでくれ”圧力が凄いらしくて、それなり給料はもらってもワリに合わぬ休みはほとんどないブラックっぽいお仕事(責任者)人生カネより健康・安寧な暮らしでっせ。自分は職場内取引先との人間関係も日々楽しく、時間スケジュールコントロールも自在、問題はお仕事内容といただく時間給(そこそこ相場より高いんやろなぁ、きっと)かつてお仕事最盛期のときは”給料半分でも良いからお仕事半分にして欲しい”なんて、カッコ付けていたけれど、いざ現実になってみるとアホらしいこと限りなし(まったく役に立たぬ人も同条件)。昨日年度末人事異動発表有、女性登用が目立つのは良いこと、そして年度末退職がごっそり、雇用延長を望まぬ人もけっこう有。要因はきっと種々様々、大阪時代の知人は介護問題だったはず。
夜、偶然眺めたバラエティ番組に北九州市の紹介有。老後の居住候補地は博多(かつて居住)最近人口集中と地代家賃上昇の噂を伺っておりました。エエなぁ!北九州市(詳細エリア情報あまり知らんけど)。喰いもんの美味さ鮮度は博多と変わらんだろうし、移住政策にも力を入れているそう。もう女房殿がお仕事辞めればここに住まう必要性なし、さっさとお仕事区切りつけて”先行き”考えようかなぁ。シミジミ考えました。
少々お疲れ気味やったけど、夜のエアロビクス(初級30分)はしっかり通いました。マシントレーニングとは動かすべき身体の部位が違うんです。
Mozart In Paris J.C.Bach 歌劇「ゴールのアマディ」序曲(シンフォニア ニ長調 作品18-6)/Simon Le Duc シンフォニア 変ホ長調/Saint-George ヴァイオリン協奏曲ト長調 作品2-1/Pierre Monningerton 新しいシャコンヌ ホ短調/Mozart 交響曲第31番ニ長調「パリ」K.297〜ラインハルト・ゲーベル/バイエルン・カンマーフィル/ユラ・リー(v)(2007年)・・・これはかなり以前より気になって、数度拝聴していたもの。大Bachの末子であり我らがヴォルフガングに大きな影響を与えたJohann Christian Bach(1735ー1782)、あとは同時代の作曲家 Saint-Georges(1745ー1799)はヴァイオリン協奏曲をかなり聴いていたけれど、残るSimon Le Duc (1742ー1777)Pierre Monningerton(1727ー1780)辺り、とんと馴染みがないもの。
かつて過激な古楽器集団ムジカ・アンテクヮ・ケルンを率いたReinhard Goebel(1952-)は、交響曲「パリ」(1778年)をメインに、その辺りの作品を集めた意欲的な一枚、躍動する有名な(パリ市民の好みを反映した強弱強調とか)「パリ」をラストに据え、どれも華やかなに躍動する作品、そして古楽器風ヴィヴィッドな推進力。バイエルン・カンマーフィルってモダーン楽器でしたよね、ド・シロウト印象ではまさに”ピリオド”、但し強靭であります。この辺り(今回は仏蘭西中心)例えばマンハイム楽派辺りも大好きな作品ばかり。
Sibelius 交響曲第6番/交響詩「タピオラ」/交響詩「テンペスト」〜トマス・ビーチャム/ヘルシンキ市交響楽団(1954年ライヴ)・・・音質は期待したほどに非ず、貧弱でした。Helsinki City Symphony Orchestraというのはストコフスキーのライヴもあるから実在らしいけど、たいして上手いオーケストラに非ず、ちょっと好事家向けかな?
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
中国の経済が失速して、全人代の様子云々〜これは世界経済にとって、そして日本にとって大きな問題なのに間違いはないけれど、やはり児童虐待の”小さな記事”が見逃せません。3歳の女児がやけどして放置、5歳の兄が助けを訴えって、御両親の言い分、言い訳を伺ってみたいもの。幾度繰り返すけれど、こどもは無条件に愛され、守られ、いつも笑顔で過ごすべき存在なんです。表に出ていない哀しい事件がきっとたくさんあるはず。
遣る瀬ない気持ちに一応お仕事は順調、但し新年度に向けて若い相棒の引き継ぎやらスケジュール問題に四苦八苦、なにかと慌ただしいけれど充実して、夜はスポーツクラブへ。これで5日連続、エアロバイク強設定160kcal消化があきらかに苦しい・・・次のステアマスター15分断念しました。時々休みの日を設けないとアカンのかな?そんなことを考えつつ就寝したら夜半に咳き込み、花粉症?の悪化なのか、やや風邪気味症状が加わったものか、季節の変わり目は難物でっせ。お仕事は渋滞気味だけど、本日は昼から(今年度ラスト)有休消化して体調整えるつもり。ヴェテランなのでお仕事の消化スケジュール調整やら、降って湧いたトラブル処理も自在にコントロールできるのが強みです。
Sibelius 交響曲第5番 変ホ長調〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ストックホルム・フィル(1979年レニングラード・ライヴ)・・・これは(おそらく)CD化されていないLP2枚組(Melodiya C10 13297)よりの音源。ほかBrahmsとかNielsenとか全部聴けないのが根性なし、このオーケストラ首席在任は1974−77年既に降りていたけれど、旧ソヴィエットのツアーは担当したのでしょう。やや曇った音質に、印象深いモスクワ放送交響楽団の全集ほどの異形にアツいスケールではない、バランスの取れたもの。それでも金管の強烈なヴィヴラートを瑞典のオーケストラにも実現して、このオーケストラってこんなサウンドでしたっけ?それにしてもSibeliusの語法って、独墺系交響曲から遠く離れた個性的なものだと思います。難解と云えば難解、こちらほとんどこどもの頃からのお気に入りでっせ。
他、Mozart 交響曲第36番ハ長調「リンツ」/第38番 ニ長調 「プラーハ」〜ジェームス・ロックハート/ロイヤル・フィル・・・James Lockhart(1930ー)はスコットランド出身のヴェテラン、これは一連のRPO録音からの一枚。音質がクリアであり、直接音の多い明晰なもの、明るいサウンド、オーソドックスに溌剌として爽快な表現、文句ありません。
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日はジャンパーなしで通勤(ご近所だし)雨模様だけど、一気に春は接近している手応えがあります。朝は暖かいし、昼事務所の暖房も切ることが多くなりました。案の定若いものは”冬場商品”を残してギブアップ、これは調達すべき時期と、実際に売る時期の微妙な違い、庶民の季節感覚を身体で理解していないから、一ヶ月前に大損出して”冬物大バーゲン”(的)投げ売りしていたヴェテラン(=ワシ)を今になって理解できたことでしょう。これが経験値でっせ。ことしはとくに暖かいし。彼らが残した在庫はなんとかしてあげました。そんなこんな細かいトラブル、取引先との関係で連絡漏れ、修正などドラマがあって、けっこう愉しく充実してまっせ。
今朝の新聞は著作権法に関連する官僚の”意見操作”(また偽装かよ)に驚いたけれど、ここ数ヶ月週刊誌の”終活”特集が多いことに時代の流れ、世代構成の変化を痛感いたします。ネットの”老後準備”の記事は4-5年変わっていなくて、けっこうな高給取りでも悲惨な結末、それは50歳頃年収のピーク、それから60歳迄下がっていって(定年でけっこうな退職金有*)継続雇用に収入半減以下、つまり”ピーク”の贅沢生活パターンを変えられなくて、不足分は退職金*を喰い潰して、年金支給迄にかなり目減り・・・これでは老後生活は成り立たぬ、生活水準のダウンサイジングが必要というもの。
我らの親父世代だったら、退職金で世界一周とか家を買う(北海道の両親は温泉付き別荘を買ったはず〜処分済。但し0円)小豆相場で全部擦った親父の友人を知ってますよ。それとは時代は違うけれど、住宅ローンが残ったり、こどもが小さくて、もう収入は激減しているのに学費のみたっぷり掛かる・・・人はフツウでっせ。こちら”年収ピーク”の頃から節約生活が趣味、住宅ローンなし、息子既に独り立ちして結婚、無借金無資産な我が家の身軽なこと!あとは心身ともの健康のみ。昨夜もいつものスポーツクラブ、金土日+月と休まず真面目に連続トレーニングしていたので今朝、足腰微妙に疲労蓄積しております。
昨夜は(珍しく)お仕事疲れ+スポーツクラブ疲れ=音楽を聴く意欲なし。今朝、Berlioz イタリアのハロルド〜フランソワ=グザヴィエ・ロト/レ・シエクル/タベア・ツィンマーマン(v)(2018年)・・・デーハーな「幻想交響曲」を思えば、こちらずいぶんと牧歌的+ジミな作品かと。パガニーニをソロとして想定したヴィオラ・ソロ、きっと凄い技巧必須なんやろけど、そこは中音域担当な楽器、印象は突出いたしません。大昔、インバルのを聴いて”いかにも作品を理解していない”雰囲気モロ、そこから一歩も前進していないことを反省して、お勉強を続けましょう。終楽章の盛り上がりは”幻想”に一脈通じますね。
では、行ってきます。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
日々季節は和らいで、本日は雨。花粉症にはよろしいでしょう。
昨日日曜、いつもは無為無策に引き隠っているけれど、前日利用登録した市立体育館有(徒歩5分)。朝一番朝食を摂って「音楽日誌」更新、いつもは洗濯もするのだけど残念、現在取寄中でした。エイヤッとそのままトレーニングルームへ突入!いつものエアロバイク+ステアマスター+ストレッチすれば汗まみれ、下着のみ替えて〜ついでに買い物に寄って帰宅いたしました。シャワーなんとかならんか。
これで先週一週間7日中6日マシントレーニング+エアロビクス実行!これからは祝日土日、途中夜酒席が入ってもスポーツクラブ休館日の木曜に市立体育館が使えます。気分的も充実してまっせ。既に処方された抗アレルギー剤は切れているけれど、夜よう眠れます。
ネットで荷物移送状況を確認、到着迄あと2日ほど掛かるはずの洗濯機は既にご近所の営業所に来ているじゃないか、昼一番に配達をお願いしました・・・なのに、待てど暮らせど到着しない。電話してみたけれど、配送車は出ているとのこと。更に一時間待って”先程のはどーした、もしかしたら未だ持ち出していないんじゃないの?”するとドライバーより連絡有、営業所内で荷物を見失ったらしい。既に夕方、溜まりに溜まった大量の洗濯物をどーしてくれる!結局当初予定より3時間以上遅れて到着、中古のSHARP製安物でっせ。故障した家電処分とあまり変わらない・・・動けば良いんです、洗濯できれば。
C.P.E.Bach 幻想曲ハ長調/Mozart 幻想曲ニ短調K.397/ピアノ協奏曲第20番イ短調K.466より「Final」〜Nazar Kozhukhar/"The Pocket Symphony"室内管弦楽団/アレクセイ・リュビモフ(fp)(2008年ライヴ)・・・他種々いろいろ続くライヴと云うか、あちこち寄せ集め音源ぽい。フォルテピアノ(古楽器)の音色やら会場残響の雰囲気が各々ぜんぜん違うので。Alexei Lubimov(1944ー露西亜)は既にヴェテランの年齢、20世紀以降の音楽も得意として、じつはこのあとBergとかSilvestrovも演奏されるんです。Mozartの協奏曲が終楽章のみというは残念、管楽器はフルートのみ?+弦楽4部各一人によるスリム、躍動する演奏でした。古楽器の素朴なテイストは大好きだけど、鍵盤楽器に限ってモダーン・ピアノの表現の幅に惹かれますよ。これはグレン・グールドの刷り込みかな?
他、Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調〜フリードリヒ・グルダ(p)/ホルスト・シュタイン/ウィーン・フィル(1970年)・・・古今東西老若男女星の数ほど録音もある名曲中の名曲、きらきら輝くようなピアノの魅力燦々と輝く最高の演奏であります。では、行ってきます。一週間頑張りましょう。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
トランプさんと金ちゃんの会談が残念な結果になったようだけど、自分の生活にあまり影響実感はないのが正直なところ。どのニュース番組も同じ一色になってしまうのが日本の哀しいところ、専門筋が見れば微妙な切り口が違うのかもね。故障した洗濯機は昨日、無事業者が持っていってくださって、注文した激安中古洗濯機(女房殿嘆息)は佐川急便の最寄りの営業所まで到着を確認、それがどーして配達迄あと2日?あとで電話を入れてみましょう。昨日午前中、懸案の市立体育館訪問、利用証発行のために係員より説明を受ける必要有、ふだん利用しているエアロバイク、ステアマスターとメーカー違いのマシンで、しっかり、ほぼいつもどおりのメニューをこなしてきました。問題は部屋が寒いこと(空調不備。夏は激暑なんじゃないの?)テレビがないこと(別になくても良いけれど、気分が紛れる)シャワーが別途100円必要(しかも冬場はなかなか湯が出ないとか。そもそも更衣室が汚い、学校の発想なんやな)汗拭いて下着だけ着替えて帰宅しました。利用料110円也。
これで休館日の木曜、契約上利用できない土日祝日もしっかりトレーニング可能に、来るべき長期GWも大丈夫、朝9時より利用可能だから午前中に行くのも悪くないでしょう。毎朝、自転車通勤にすれ違うアーティスト風(髪型が)の方が利用されておりました。市立体育館の帰り、いつものバッグにスポーツクラブの会員カード(写真入)が見当たらない・・・自分は意外とものをなくさないほうでして、それは”置き場固定の原則”を徹底しているから。ところがバッグのポケットから消えてしまった・・・どこで落としたのか?半日ほど鬱々と頭痛も有、再発行お願いしないとなぁ、悩んでおりました。夜、女房殿お仕事よりご帰還、外食することとなってジャンバーを羽織ったら・・・ポケットより出現!金曜夜、一週間の締めくくりにスポーツクラブへ行った帰り、そこに収納して”置き場固定の原則”を破ったのですね。反省。気分は晴れました。
メレディス・モンク - Meredith MONN(vo) Gotham Lullaby/Travelling/The Tale/Biography/Dolmen Music(1997年)・・・Wikiによると亜米利加の”作曲家、パフォーマー、演出家、ヴォーカリスト、映画製作者、振付家”とのこと。ピアノを中心としたシンプルな伴奏、そして美しいソプラノ、前衛的な旋律は静謐神秘的狂気を孕んだサウンド。若い頃こんなの好んで聴いたよな、と懐かしく感じたけれど、ちょっと嗜好の方向性は違ったかも?
Gershwin ラプソディ・イン・ブルー/パリのアメリカ人/ピアノ協奏曲ヘ調〜アンドレ・プレヴィン(p)/ロンドン交響楽団(1971年)・・・名手ジェルヴァーズ・ド・ペイエ(Gervase de Peyer, 1926ー2017)のゴキゲンなクラリネットのグリッサンドが始まったら文句なし、一気に愉しい世界に連れ出された気分。Andre Previn42歳、イケメン伊達男、当時の奥様は女優のミア・ファローだったんじゃないか。どんな華やかな人生もやがて年老いて消えていく運命、誰でも知っているけれど、ピアノの上手いこと!ロンドン交響楽団がゴージャスなこと!かっちりとしてシンフォニックなスタイルは堂々として、美しい演奏を堪能いたしました。最高。合掌。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一日お休みをいただいたあとの週末、たっぷりお仕事は溜まって、しかも一週間の山場+いくつか若いもんのミスやらトラブルの相談対応もあってドラマはたっぷり、懸案の宿題(手抜き先延ばしにしていたもの)もなんとか形にして盛り沢山、充実した一日でした。これだけメいっぱい濃密集中はそう長く続きまへんで、きっちり定時に仕上げて職場辞去、ケータイが追いかけてきたけれど”それでいいよ!”の一言で終了させましたよ。体調は悪くないけれど、例の花粉症?アレルギー症状に痰の絡み咳症状はちょっぴり続いて、睡眠不如意継続中、夜のマシンジム小一時間、艱難辛苦呻吟に汗してクリア、いよいよ本日より市営の公共施設をお試し予定、休日運動中断問題をクリアしましょう。
残念な洗濯機は本日午前10時引取5,400円也(税込)これが相場なのかバカ高いのか判断不能、なんせあまり経験はないもので。あと数日次の到着を首を長くして待っております。
Biber(1644-1704) ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集〜ジョン・ホロウェイ(v)/ラース・ウルリク・モルテンセン(cem)/アロイジア・アッセンバウム(or)(2001年)・・・スコルダトゥーラ(変則調弦)がカッコ良い「ロザリオのソナタ」が著名なBiber、そこに含まれぬ珍しい作品を古楽器の名手John Holloway (1948-)が録音しておりました。練り上げられた古楽器の味わい深い音色、ほとんど超絶な技巧(アクロバティックな、という意味に非ず。旋律の描き込み表現が)ミステリアスな旋律の魅惑、通奏低音とくにオルガンの静謐な響きが支えるサウンドの広がり・・・結果的に選曲のミス!週末疲れのノーミソには快い睡眠薬となって眠い眠い・・・華麗なる加齢は新しい旋律に馴染むには、少々集中力を不足させます。息子が小さい頃に気付いたけれど、こどもって幾度飽きずにお気に入り音楽やら、お話を繰り返し求めますよね。(そういえば昨年、息子は昔VHSビデオに録り貯めた怪獣映画の思い出話をしていたっけ)自分も若い頃そうだったかも。
Andre Previn逝去(1929-2019)89歳。覚悟していたけれど、寂しいもんやなぁ、本日はプレヴィンを聴かなくっちゃ。
2019年3月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は薄ら寒い雨模様の休日でした。洗濯機がイカれたので今朝より数日間、風呂の残り湯を汲んでの洗濯はなし。
月火水とスポーツクラブに通って、木曜休館日。土日祝日は利用できぬ契約だから、5月9連休はどうする?別途1回千円也(税別)の都度利用券(5枚セット)を買えと勧められるが、その時点女房殿はお仕事辞めて我が家は収入激減、贅沢はできぬ身分のはず、キモチの問題も有。で、考えました、カネがないならノーミソ使って。ご近所には市立の体育館があるじゃないか、都度利用110円。早速見学に行ってきました。平日昼、爺さん婆さん計3人のみの利用、マシンの台数は少ないし、シャワーは事前に申し出ていただかないと湯が沸くには20分ほど掛かります(んなアホな)・・・でも、月曜以外開いているし朝9時ー夜9時迄の営業時間、いつも利用しているエアロバイクとステアマスターもちゃんとありました。さっそくこの土日から試してみましょう。
なんだったら月6,480円(10月より6,600円税込)契約解除して、公営施設に替えましょか?でも、設備がショボイなぁ、スタジオメニュー(エアロビクス)もないし。5,000円/月(年6万円)ほど浮く計算は捨てがたいものでっせ、でも”熱心に通いたい!”そんな意欲喪失だったら元も子もないか。贅沢云えば毎回温泉風大浴場に浸かりたいのが望み、それはムリでしょうね。
Berlioz 幻想交響曲(1963年)/序曲「ローマの謝肉祭」/序曲「海賊」(1965年)〜コリン・デイヴィス/ロンドン交響楽団・・・繰り返し有、第2楽章「舞踏会」にコルネット入り希望、そんな原点となった”幻想”。Colin Davis(1927ー2013)36歳若き日の最初の録音、掲載写真はデザイン性を重視して往年のLPを引用したけれど、懐かしい国内盤紙パック1,700円CD(17CD-116)音質は驚愕の現役水準、奇を衒わぬオーソドックス、溌剌表現がバランスした”美しい”演奏であります。こどもの頃から聴き過ぎて、しばらく数十年単位で苦手としていた作品は、ここ最近その革新的風情に恐れ入って拝聴機会激増中作品であります。序曲の若々しい勢いも相当なもの。
Bach トッカータとフーガ ニ短調BWV565(ダニエル・コルゼンパ(or)1982年)/イタリア協奏曲ヘ長調BVW971(スヴャトスラフ・リヒテル(p)1991年)/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1006(アントニオ・メネゼス(vc)1993年)/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006/シャコンヌ(ギドン・クレーメル(v)1980年)・・・これは丸善?だったか名曲全集(懐かしいPHILIPS音源使用)寄せ集めのBOOK・OFF流出@250ごっそりまとめて入手、そのまま棚中に在庫しているもの。リヒテル(音質イマイチ)とメネゼス(今は亡きカザルスホール)がライヴ。演奏はどれも際立って根性の入ったものばかり、名曲ばかり。とくにクレーメルは速めのテンポ、モダーンに溌剌と洗練されたスタイル、切れ味鋭い美しい音色は数多い無伴奏録音中、頭抜けた魅力に溢れておりました。
他、Beethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」〜クルト・マズア/ゲヴァントハウス管弦楽団(1973年)、Orff カルミナ・ブラーナ〜ヴァーツラフ・スメターチェク/チェコ・フィル/合唱団/キューン児童合唱団/他(1961年)など拝聴。両曲ともコキゲンな作品・演奏でした。