2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日昼過ぎより顕著な体調改善を自覚、但し、頑固な痰の絡みは居座って咳多発、夜眠れないことに変わりなし。昨夜も前日とスポーツクラブで同じメニューをこなしました。このまま症状軽快していくことを祈りましょう。「戦時中の韓国人の徴用問題、韓国の最高裁判所が日本企業に賠償判決」の件、これはまことに悩ましい。戦時中過酷な労働を強いたことは事実なのでしょう、但し、それは既に政治的決着をして(個人での請求を認めない)隣国とのトータルな経済援助を前提にしたもの、つまり名を捨て実を取った当時の政権判断だったのでしょう。それも世代代わりをして、反日カードを政権維持に使うことで国民の人気を狙ったポピュリズムもろ、せっかく積み重ねた両国の信頼関係を崩すのか・・・とにかくお隣とは上手くやっていくしかない。けれど、これは難物やなぁ、観光立国を目指す政権にとっても。ちょっとお堅い話題しか新聞に載っていません。
Dvora'k チェロ協奏曲ロ短調/森の静けさ/ロンド ト短調〜ケイト・ディリンガム(vc)/アンソニー・アーモア/ブルノ・フィル(2018年)・・・Kate Dillinghamさんは写真で見る限り妙齢のステキな女性奏者、亜米利加出身、1993年より活動としか情報が拾えません。この作品はチェロ協奏曲の最高傑作、ロストロポーヴィチ/カラヤンによるギラギラするような白熱演奏(1968年)が刷り込み。こちら超絶技巧でバリバリ!とは遠く、あまり慌てぬテンポ、細部を犠牲にして疾走する表現に非ず、しっとりたっぷり歌う演奏であります。チェコ共和国モラヴィア地方のブルノ・フィルがローカル素朴な音色を維持していて、なんとも味わいのある演奏に仕上がりました。ま、ベルリン・フィルの超色気サウンドが脳裏に残ってますけどね。Anthony Armoreも亜米利加出身の指揮者らしいけど情報取得ならず。これは佳いものを聴きました。
今朝はBach クリスマス・オラトリオ第1部〜ダニエラ・ドルチ/ムジカ・フィオリータ(2017年)拝聴中。お気に入り作品なんで、どんな演奏でも可。これは古楽器、素朴に太いトランペットの音色が快く、世俗カンタータやら「マタイ」で馴染みの旋律が次々登場して楽しいこと限りなし。
さて、散々だった10月終了。明日よりネクタイ着用となります。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
体調は未だぐずぐず状態、昨日は久々まともに終日お仕事した感じ。先週否応なく押し出した宿題もクリア。夜も若干の不安を抱えつつスポーツクラブはほぼ一週間ぶり、軽くエアロバイクして様子見と考えていたけれど、ふだんの設定はマニュアル100(相当強い)→90程度(これもけっこう強い)カロリー消費160kcal目指して途中、半分いかぬうちに両ふくらはぎに痙攣を感じました。だましだましクリアしてこれにて終了、ストレッチなどしているうちに「ステアマスター」もやってみるか、と。いつもは下から二番目の「4」設定、それを一番軽い「3」にして15分完遂いたしました。ほぼいつもどおり400kcal(弱)消化出来。
古傷のある左膝に痛み復活、これは身体を動かしていないと速攻で症状が現れます。両脚膝はへろへろだったけど、帰るときには膝の痛みは消えました。まだ激しい洟水継続中、それでもたっぷり汗かいて爽快、夜もそれなりに眠れて途中、両足の痙攣に苦しみました。今朝、両脚筋肉パンパンでっせ。
Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ダニエル・ハーディング/スウェーデン放送交響楽団(2017年)・・・Daniel Harding(1975ー)は英国期待の俊英、現在はこのオーケストラとパリ管弦楽団の首席とのこと。オーケストラは上手いけど、一種冷涼な雰囲気サウンド、遅めのテンポ、入念な細部ていねいな描き込み、基本浪漫な方向だけど、とても冷めてクールな風情続きました。熱狂的な入れ込みとは無縁、この作品一番人気第4楽章「Adagietto」はデリケートに美しい集中力、但し、エッチな欲情を感じさせぬもの。完成度は高いけれど、全面賛同・・・と迄はいかない。
他(お気に入り)Scarlatti ソナタ集〜エミール・ギレリス、アレクシス・ワイセンベルク、ニコライ・デミジェンコ、グレン・グールド(p)による計21曲収録アルバムは「Promotional CD/Not for Sale」とのこと(ネットより音源入手)。ワイセンベルクはDG、グールドはCBS録音だろうけど、Nikolai Demidenko(1955-)辺りになると出目がわからない。ギレリスはライヴ録音を含め幾種も録音が残され、いっそう状況不明。いずれどれも音質良好、ほんの小さなソナタをていねいに仕上げて絶品でした。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
先週体調不良にて断続的にお休み、一昨日朝に通院して服薬開始したからこれで改善かな?・・・と思ったら大間違い。鼻詰まり、断続的な咳は続いて、とにかく夜ほとんど眠れないのが依然ツラいもの。食欲は落ちていないけれど、運動はできないから体重増傾向、朝はディスカウントストアへ往復30分強行、夕方ムリヤリ散歩がてら床屋さんへ(そのまま女房殿と待ち合わせて)美味いもん喰ってきました。予想通り運動不足続いているから左膝に痛み有。お薬ぜんぜん効いていないなぁ!
週末【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新も途中迄書き進めて、幾度も音楽を繰り返し聴けるような体調に非ず、断念いたしました。先週は諸課題先延ばしにしてもう休めません。渋い脇役として存在感があった角替和枝さん逝去、64歳、なんとももったいない!役者一家皆活躍して、人生これからだと云うのに。
今朝はChopin ピアノ協奏曲第1番ホ短調〜エルダー・ネボルシン(p)/アントニー・ヴィト/ワルシャワ・フィル(2009年)・・・Eldar Nebolsin (1974-)はウズベキスタン出身のピアニストとか。星の数ほど録音がある名曲中の名曲、美しい音色、デリケートに正確端正なピアノ、主観に揺れる個性を目指さぬ表現でしょう。とくに第2楽章「Romanza: Larghetto」は凛々しくて呼吸大きな表現に胸打たれるもの。ま、慌ただしい朝ですから、ほんの聴き流し程度。
昼間身動きでないので、ネットで話題のドラマを探して眺めておりました。「ブラック・スキャンダル」は意外にも山口紗弥加初主演?この人は以前より大ファンでした。若いだけじゃない30歳も後半に至って味わい深い美しさ、陰のある可愛らしさが溢れております。いつもはコミカルなヲタクといった雰囲気の片桐 仁は悪役として新境地、いつもは人の良い脇役な平岩紙も怜悧な悪役として凄い存在感有。売れない若手イケメン俳優が夜のバイトをして、お相手する女性社長が牧野ステテコ!(ちょい役でも衝撃的)次々と復讐を成功させる”現代の仕掛け人”が最高、ふだん深夜ドラマなんか、ムリして見ないですから。
さて、睡眠不如意押して出掛けましょう。ちゃんと働かなくっちゃ。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日朝一番に耳鼻科へ。診療開始30分前でも混んでましたよ。いつものお薬+咳止めもらって、熱や倦怠感は軽快しても、洟水と夜半の咳込みが止まらずよう眠れず、一朝一夕に快復いたしません。これより(2回スポーツクラブ断念したし)ディスカウントストアへウォーキング兼ねて出掛けるか逡巡しているところ。伸びた頭髪も気になります。
バロック悲歌集 1/Lamenti BarocchiーVol. 1 グレゴリオ聖歌 〜預言者エレミアの嘆き/Monteverdi (1567-1643)「アリアンナの嘆き」 の主題による 「聖母マリアの嘆き」/Giovanni Felice Sances (1600-1679) パッサカリアによるラメント/Luigi Rossi (1598-1653)ムスタファとバヤジェットの嘆き/ Barbara Strozzi (1619-1677) 3人の美女の女神/Luigi Rossi 穏やかな夜〜セルジオ・バルトロ(ディレクター)/カペラ・ムジカーレ・サントピエトロのソリスト達(1995年)・・・若い頃に伊太利亜に出張したことがあって、フィレンツェって欧州における京都みたいなもの?的印象を得たものです。そんなことを思い出させて、主に強靭なるテナー+バリトン、ポジティヴ・オルガン、リュート、素朴な低弦楽器?伴奏されて荘厳、ゆったりとした”嘆き”は基督教の基礎知識が薄い者にとっては、ひたすら静謐に敬虔なる気分させてくださるということのみ。日常愉しむ音楽は概ねBach(1685ー1750)以降、せいぜいBuxtehude(1637ー1707)上記に含まれるMonteverdi、Giovanni Gabrieli(1554or1557ー1612)迄遡るのがやっとでしょう。とくにGiovanni Felice Sances「パッサカリアによるラメント」は清潔なテナーに伴奏が下降和音を延々と繰り広げる馴染みのパターン(8:46)これが一番気に入りました。
Luigi Rossi 「ムスタファとバヤジェットの嘆き」は、かなり情感表情豊かなバリトン+端正なテナーが対話を繰り広げて〜途中から三重唱(最高音はカウンターテナーと類推)、伴奏はリュート+チェンバロ?+低弦(ガンバなのか?)24:47に及ぶ大曲でした。もちろん、云うまでもなく、言葉の意味は一切わからない・・・”嘆き”が延々と続きました。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
数日で快復するだろうと高を括っていた風邪症状、とうとう一週間継続。昨日も午前中残務整理当面の締切案件をクリアしていくつか先延ばして昼から職場辞去、おとなしくしていれば夜半には体調改善してスポーツクラブに・・・といった思惑外れました。出掛けること叶わず、洟水悪化、咳が続いて夜はほとんど眠れず、本日は耳鼻科に行って咳をまず止めなくっちゃ。ついでに床屋にも行ってきましょう。一旦体調を崩すと戻りまへんなぁ、華麗なる加齢症状は。
ちゃんといつもの時間に朝食を摂って(咳で眠れないし)新聞熟読、安田さん解放に絡んで例の如し罵詈雑言が飛び交っているみたいですね。巡り巡って日本にも関係のある中東情勢について、現地に”自己責任”で取材に向かうフリージャーナリストをどうして貶める必要があるのか、モノ云いにくい時代になったものです。鎖国して、お上の大本営発表を全部信じておとなしくしてろ!ってか。
障碍者雇用に関連して水増し偽装を公表した国と地方の公共団体、こんどは雇用時に「自力通勤ができて、職場介助が必要ない人」限定にしたところが(かなり)あるそう。これはもう確信犯(公然の秘密+阿吽の呼吸)というより”そもそも論”考え方が悪意に間違っているとしか言いようがない。"昔からの風習"というけれど、ちゃんと雇わなかったでしょ?人数水増ししていたでしょ?
こんな体調なので音楽など聴けません。ひとつのみ先日ネットで発見した音源もう一度!大昔流行ったYMO「Behind the Mask」(坂本龍一)エリック・クラプトンによるカヴァー・ライヴ、もともとマイケル・ジャクソンの「スリラー」に入れる候補としてクインシー・ジョーンズが検討して没ったもの。それをフィル・コリンズ(ドラムを担当してプロデュース)がクラプトンに勧めたものらしい。クラプトンのヴォーカル、ギターは文句なし、ダブル・ドラムのフィル・コリンズが滅茶苦茶カッコよい!3人のバックコーラスにも痺れまっせ。
身動き取れない(横になると咳き込むし)ぼんやりBachの音源など点検、数年前DVD一枚に焼き込んだ「マタイ受難曲」は新旧5種(うち一種はファイル未分割)別なものは無伴奏ヴァイオリン・ソナタ・パルティータ全曲が11種、そんな感じでBach音源幾十枚も!「マタイ」でも「無伴奏」でも全曲聴き通すのはタイヘン!こんなに貯めてどーする?虚しい気持ちでいっぱいになりました。精神的断捨離必須。
今朝、Jean-Marie Leclair 歌劇「シラとグロキュス(Scylla Et Glaucus)」作品11より8曲(管弦楽組曲)/Bach カンタータ第214番「太鼓よとどろき、ラッパよ響け」/Vivaldi ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品4ー4「ラ・ストラヴァガンツァ」〜ルイス・オタヴィオ・サントス/オーケストラ・バロック(2004年リオデジャネイロ?ライヴ)・・・ネットから入手した南米の古楽器演奏音源、歌い手など詳細わからず、Leclairの作品は初耳、Bachは馴染みの世俗カンタータ(クリスマス・オラトリオに流用される)Vivaldiはいつもの(愉しき)ワン・パターンであります。南米でもこんなにヴィヴィッド、立派な演奏が繰り広げられているんですね。ちょっと驚き。音質もアンサンブルも良好であります。
これより通院。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日朝一番8時に出勤、現役時代は常に職場一番でした。溜まっていたメール案件を鬼神の如き速度にて処理、関係各部署に連絡(乃至抗議)ぼちぼち出勤してきた(いちおう)上司や若い者から複数「これってこうなんだよね」みたいな会話や共感をいただきつつ、システム処理やら今週の実績確認して週次報告書を早めに作成して・・・9時には職場退去、周りのスタッフの女性に「いなかったことにしてね」と伝言して帰宅しました。体調最悪、発熱も感じたので。
帰宅して終日ぼんやりして身動きできず、夜半に背中左側に鈍い痛み発生して七転八倒、幸い十数分にて軽快、女房殿は救急車呼ぼうか、なんて云ったけれどこのまま検査入院というのもナニですから。イメージとしては腎臓の結石(毎回の健康診断で指摘される)が動いた感じ、但し、彼(か)の痛みは経験的に腰奥でした。心臓に異常が出たら腹が痛むこともある、なんてド・シロウトの知識、結石の痛みが左背中奥に影響を与えることもあるのでしょうか。
今朝は熱も咳もやや治まって、このまま出勤しましょう。夜は一日サボったスポーツクラブに行く決意。今週は散々でっせ。安田純平さん(じつは2004年来拉致は二度目)無事帰国、壮絶な虐待だったらしい。心身とも健康な状態に復すことを祈りましょう。またぞろ匿名勝手なご意見がネット上にあるらしいけど(自業自得とか。これって仏教用語?)世界の情報を集める努力は当たり前の貴重な行為でしょう。ジャーナリストは世界の正しい情報を日本へ伝え続けて欲しい。
昨日もほとんど音楽を聴く気になれず(体調も)。今朝、Stravinsky 交響曲ハ調/詩篇交響曲/弦楽のための協奏曲「バーゼル協奏曲」〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル/ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団(1975年)・・・この辺りの音楽は嗜好のツボ。カラヤンの手にかかるとこんな20世紀硬派の音楽もまったり、わかりやすくなるのが凄い手腕でしょう。交響曲ハ調は1940年シカゴ交響楽団のための作品、彼の作品はひと通り聴いて交響曲(第1番)変ホ長調 作品1と並んでイマイチな印象を得ていたもの、これがカラヤンの手に掛かると分厚い充実した響き、まったりとしたタメ、粗野な風情も感銘深く印象を変えました。詩篇交響曲はもっと凄くて、声楽の扱いが従来イメージを一変させ朗々たるスケール、ヴィヴラートたっぷり変幻自在に表情を変遷させて雄弁、硬派な現代音楽!的風情から遠い説得力、とにかくわかりやすい。「バーゼル協奏曲」は現代音楽の闘志パウル・ザッハー(1906ー1999)の委嘱によるもの。これは以前よりカッコ良い!大好きな作品でした。これはちょいと耽美に過ぎる表現か。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
ほとんど眠れないので体調最悪、昨日はいつもどおり出勤して午前中に定例業務を最低限仕上げて昼から早退。本日は遅い夏休みを取っている若い者の代理、朝一番職場の鍵を開けなくっちゃいけないので、とにかく出勤しましょう。昨夜、なんとかスポーツクラブ強行を考えていたけれど身動き取れず、音楽も聴ける体調に非ず。洟水も止まりません。吸入器をしっかり掛けて夜それなりに眠れました。本日昼からの取引との定例打ち合わせは(内容さんざんでも)若い相棒に任せて帰ろうかな?明日は休めぬ日だし。
フリー・ジャーナリスト安田さん無事解放とか、ステキな奥様はマスコミ出ずっぱりでした。振り返って今朝の朝日新聞、日本の報道の自由度は世界的に韓国の下位とか、忖度とKYの国やからな、日本は。片山さつきはもうアウトでしょう。オトモダチ内閣+自民党役員人事はあきまへんで(あまり興味はないけれど)ジャイアンツの新布陣を連想いたします。
今朝はお時間迄
Tchaikovsky バレエ音楽「眠れる森の美女」〜アンタール・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1955年)拝聴中・・・演奏云々できるほど作品に馴染んでもおらず、ま、旋律はよう知っております。音質は驚異的に鮮明(モノラル/LP板起こしみたい)完全全曲収録なんだそう。このオーケストラはサウンドがツマラんとか、勝手な感想を抱いてきたけれど、上手いもんでっせ、第1幕を聴いただけで精一杯。(NMLでも聴けます)では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
風邪なのかアレルギー症状なのか、洟水痰咳で苦しんでほとんど眠れないのが悩み。熱、咽の痛み、さほど倦怠感もないので食欲もあるし、スポーツクラブも強行しました。体重▲500g、ここしばらく酒席のお付き合いもないし、なんとか減量(元の体重)を狙いましょう。昨日、若い相棒担当の待ったなし商品トラブル、対応の筋を通すことと実際に目の前にある案件クリアのバランスが難しい。経験が少ないから想像力も働かない。メーカーからのトラブル情報連絡がルートとしてはちょいとおかしくて、東京本丸当該部署に一旦下駄を預けて数時間、反応がない。「間に合わないよ」と助言したら「筋を通せ、とさっき云ったじゃないですか」、筋を通して結果がダメだったら(間に合わなかったら)どうするの、お願いした担当がアホな可能性もあるでしょ?連絡してみたら遅い昼飯に行って不在、その段階で納品先と出庫元に動きましたよ。本日朝一番に取引先に納品確認を済ませたらクリア、結果最後迄追いかけることを若い者に教えなくっちゃ。
フリージャーナリスト安田さん解放との情報、カネは払ったのか。とにかく無事に戻ってくださることをまず祈りましょう。また、新たに免震・制振装置のデータ改竄(川金HD)発覚、技術大国・日本も実態はボロボロ?理系の人は数字に忠実と思ってきたんやけどなぁ・・・
Sibelius 交響曲第2番ニ長調 作品43〜アルトゥーロ・トスカニーニ/BBC交響楽団(1938年6月10日ライヴ)・・・ここ数年急激に歴史的音源を聴かなくなったのは主に音質理由から。言わずと知れた往年の伊太利亜人巨匠Arturo Toscanini(1867ー1957)によるクイーンズ・ホール・ライヴを偶然にネットより入手出来。音質は想像以上に良好(ノーミソ中想像で補っているかも)やや速めのテンポ、素晴らしいアンサンブルの集中力とテンションの高さ、ストレート系動きも飾りが少ないけど+よう歌ってアツい表現であります。オーケストラは初代エイドリアン・ボウルト時代、立派な演奏に驚きました。温故知新。
今朝はBeethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜アンドルー・マンゼ/ヘルシンボリ交響楽団(2007年?)・・・英国の古楽器ヴァイオリニスト(Andrew Manze, 1965ー)が北欧のモダーン楽器オーケストラを指揮して録音、これはヘレヴェヘのパターンですね。これは至極真っ当な、軽快軽妙なリズムに乗って重苦しさのない、過激でもないバランス演奏であります。重厚長大サウンドを嫌う自分としては、これが嗜好の標準、但し、新しい発見や興奮はないかも。北欧瑞典の地方オーケストラは洗練されたアンサンブル、清涼な響き、技量になんの問題もありません。フィル・アップは「12のコントルダンス WoO 14」第7曲が「エロイカ」終楽章の旋律+「プロメテウスの創造物」ラストも同じ旋律となります。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いつもの月曜が始まって洟水悪化、咽に痰が落ち込む最悪状況に睡眠不如意、それでも昨夜は久々しっかりスポーツクラブで400kcal消化して体重は一年前+2kg、最悪です。風邪かな?と考えてきたけれど、これは花粉症?なんかのアレルギーじゃないのか。ひどい鼻づまりにようやく吸入器を取り出しました。世の中にいろいろ種々ニュースはあるけれど、興味深く自分なりの感慨を持てるものはほとんどなし。そうだなぁ、中央地方官庁における障碍者雇用水増しは意識的なもの、程度の差こそあれ全国一律に発生しているところ見れば、実際は”暗黙の了解”、”公然の秘密”だったんじゃないか。実務担当者は水面下で連絡を取り合って”これくらいよろしんじゃないっすか?”足並み揃えて的了承があったと類推されます。それを上も薄々わかって見て見ぬふり・・・種々偽装と同じ。
第4回全日本実業団対抗女子駅伝予選会の”這ってでもタスキ”は、常識で考えられぬ異常な現場感覚があったのでしょう。いつだって誰だって女性が倒れたら誰かが助けて救うのが当たり前、マラソンは骨折しても別ですか?”スポ根はなんでも許される美談”〜一連の暴力指導パワハラと同根でっせ、一朝一夕には改善されぬ体質でしょう。
Brahms 交響曲第2番ニ長調〜オウェイン・アーウェル・ヒューズ/シュトゥットガルト・フィル(2004-6年)・・・Brahmsの交響曲4曲は手頃なサイズということもあって、種々色々聴いて罰当たりにもやや食傷気味。先日の英国音楽の流れ、ウェールズのヴェテランは南独逸のコンサートオーケストラを率いて、味わい深い演奏であります。第1楽章「Allegro non troppo」(21:09)第2楽章「Adagio non troppo - L'istesso tempo, ma grazioso」(10:06)第3楽章「Allegretto grazioso (quasi andantino) - Presto ma non assai」(5:38) 第4楽章「Allegro con spirito」(10:16) は中庸なテンポ、茫洋として暖かく、明るい風情の牧歌的作品をそれに相応しく表現しておりました。”21世紀世界同時演奏技術向上”の原則(林 侘助。似非理論)から外れ、作品に似合うジミ臭いサウンド+技術的にどーのということもない”ヘタウマ”アンサンブル、終楽章などあきらかにテンションが落ちて元気が足りない。それでもこの音には存在感ありますよ。
今朝よりMahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ヨン・ストルゴールズ/ヘルシンキ・フィル(2010年Concert Hall, Stockholm)・・・John Storgards(1963-)は芬蘭土の指揮者・・・て数年前に入手したネットからのライヴ音源(FMらしい)2010年にストックホルム付近でMahler全曲演奏があったらしくて、概ね全曲を音源入手しておりました。音質極めて良好、”21世紀世界同時演奏技術向上”の原則はここではぴたり!当てはまって、巨大なる難曲を悠々と美しく、迫力を以ってしっとり余裕の演奏ぶり。オーケストラは上手いもんでっせ(しかもライヴ)。こんな指揮者があちこちいらっしゃるのですね。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日久々の休日は朝一番、ご近所ディスカウントストアへ坂道往復30分ほど、ちょっぴり運動不足解消したのみ。あとは睡眠不足+やや風邪症状に引き隠り、夜、最寄りの駅前迄これも往復30分ほどの散歩がてら女房殿と恒例の外食(魚中心)居酒屋はここのところ連続に食傷気味です。帰り、左膝に痛み復活。すっかり秋は深まって気温は下がっております。今朝は12度C。昼も最高気温予測23度Cほど、過ごしやすい気候でしょう。昨夜は幸いよう眠れて、今朝風邪症状はやや悪化しているみたい。本日、新しい一週間の始まり、お仕事はなんとか乗り切って夜しっかりスポーツクラブで汗を流して快復させたいもの。
自宅ではパソコン+食卓テープルとも自分用は腰痛対策の”バランスチェア”長年愛用。別に腰痛はないけどね。ヘンな座り方をして昨日朝転倒、左肘を擦りむきました。これは華麗なる加齢かなぁ。昨夜遅く【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新、ほとんどアリバイ的。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜グスターヴォ・ヒメノ/ルクセンブルク・フィル(2017年)・・・Gustavo Gimeno(1976ー)はコンセルトヘボウの打楽器奏者だった若手筆頭。コンセルトヘボウの副指揮者を経、2015年よりこのオーケストラの首席を務めているとか、コンセルトヘボウと来日もしていたみたい。VOX廉価盤、ルイ・ド・フロマン(Louis de Froment, 1921-1994)も懐かしいルクセンブルク放送管弦楽団が現在のフィルハーモニーの前身、当時は味わい系というかあまり上手ないオーケストラだったはず。ここでも”21世紀世界同時演奏技術向上”の原則どおり、びっくりするほど”上手いオーケストラ”に変貌しております。
若手だったらこの作品を振れて当たり前、ましてや打楽器出身でしょ?ノリノリの熱気溢れる演奏に感心いたしました。PHILIPSの衣鉢を継ぐPentatoneの音質もお見事、このレーベルは常連メジャーオーケストラを使わぬところがマニア心をソソるもの。
他、Saint-Sae”ns ヴァイオリンと管弦楽作品集〜ティアンワ・ヤン(楊天堝,1987-)(v)/マレク・スーストロ/マルメ交響楽団(2014-16年)など拝聴中。では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日、取引先の行事対応を無事終え、本日日曜休みは久々、大した仕事ではないけれど12日ほど?連続出勤(途中休んだかも)。ここしばらく”やや風邪?”症状怪しく、熱や体調の怠さはないけれど、昨夜咽に違和感があって断続的に咳込んで結果ほとんど眠れておりません。途中覚醒、二度寝もちょっぴり、早く起き出して朝刊熟読+音量低く音楽を聴いたり、音源データの整理作業をしたり・・・収集した音源の点検、内容確認、未分割であれば分割再圧縮・・・これはお仕事だった苦痛だけど趣味だから愉しいもの。
本日はカルい運動+咽のケア(久々吸入器取り出しましょう)体調を整えることに専念いたしましょう。
昨夜、ドラマ「大恋愛」第1回放送をネットで検索して拝見、せっかく出会った運命の人が若年性アルツハイマーに・・・というある意味ベタな、ありがちの筋なんだけど、60過ぎのオッサン(=ワシ)にもツッコミどころ満載に興味津々。母親とともに婦人科医(しかもクリニックの雰囲気がセレブっぽい)お嬢様育ちの30歳中盤?若い頃注目を集めた小説家、現在しがない引越し業手伝いのムロツヨシ、住まいは庶民の文化住宅(コレって関西弁?)風、この対比がオモロい。オシャレな仏蘭西料理屋と居酒屋チェーン店、お嬢様(戸田恵梨香)は文化住宅も居酒屋チェーン店も気にしないのですね。いかにもエリートっぽいアルツハイマー研究者・TOKIO松岡のクールな感じ、両家のイケズっぽいセレブ母もピタリと似合って庶民代表ムロツヨシと対比が鮮やかであります。結婚を控えて転居準備に出会う二人、この辺りの急接近は女性にとって”有り得る”説得力なのでしょうか。感想を伺ってみたいところ。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1967年)・・・CD時代に至って最初に入手した入手した全集は私的リファレンス。←9年ほど前のコメントに付け加えるものはありません。虚飾のない質実な表現、南独逸のオーケストラの暖かい響き、”クーベリック53歳壮年の推進力たっぷり”。オーケストラとの共感がいまいち、音質今一歩、表現に余裕がない、ライヴのほうに真髄がある・・・とか、世間は言いたい放題、ま、これもひとつの刷り込みですから。青春の憧憬、胸の痛みを感じさせる美しい旋律、感情の爆発、大好きな作品だから、ここ最近、たいていの演奏、そこそこの音質であればほとんど無条件幸福・・・いろいろ幾種、散々聴いてきた結論であります。微細な違いや好き嫌いを強調することなど、美しい音楽を堪能することになんの意味もないじゃないか・・・
先日聴いた流れ、Giovanni Gabrieli (1557-1612)The Canzonas and Sonatas from Sacrae Symphoniae 1597〜ティモシー・ロバーツ/ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ(1997年) Canzon duodecimi toni a 10/Canzon primi toni a 8/Canzon primi toni a 10/Toccata quinti toni/Canzon duodecimi toni a 10/Canzon quarti toni a 15/Canzon duodecimi toni a 10/Toccata/Sonata pian’ e forte a 8, alla bassa/Canzon septimi toni a 8/Toccata/Canzon septimi toni a 8/Canzon in echo duodecimi toni a 10/Canzon duodecimi toni a 8/Canzon in echo duodecimi toni a 10/Canzon septimi et octavi toni a 12/Sonata octavi toni a 12/Canzon in echo duodecimi toni a 10, per concertar con l’organo/Intonazione noni toni/Canzon noni toni a 8/Canzon noni toni a 12・・・オルガンと金管による荘厳なアンサンブル、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルも立派な演奏だったけれど、モダーン楽器は輝かしく響いてちょっと違うかな?こちら古楽器による素朴な響きはド・シロウトが期待するところの時代の響きそのもの。いずれ敬虔な気分をたっぷり味わいました。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
これより早朝出勤して若い者と+応援いただくメーカーさんを拾って取引先行事へ。昨夜は散々美味いもん喰って呑んで、これじゃ体重増確定、いつもはスポーツクラブにて締め括るべき週末だったのに。
世間ではKYB免震偽装の話題で持ちきり、今回のは油圧システム、うっすらとした記憶ではゴムの偽装もあったんじゃないか?以前に、検索したら東洋ゴム免震偽装(2015年)の記事が出てきました。一連の自動車もそうだけど、”技術の日本”、せっかくそれを支える中小企業が頑張っても大手がこれじゃあきまへんで、評判ガタ落ち。信頼を積み重ねるのは長く苦しい誠実な努力が必要だけど、崩れるのは一瞬でっせ。キレイごとを並べるつもりはないけれど、散々大きな地震に苦しんで挙げ句、これはないでしょ。あちこち未だ隠れているんじゃないの?
昨夜は9時半頃帰宅して、若年性アルツハイマーの取材番組眺めて+そのままドラマ「大恋愛」第2回目へ。もとより興味をそそるドラマに非ず、眼中になかったけれど、戸田恵梨香(この人はさっぱりとした性格が好き)ムロツヨシの人間性がなかなかよろしい、ベタなストーリーだけど。
今朝はGershwin The Man L Love You/Bidin' my time/He loves and She loves〜サラ・ヴォーン(Sarah Vaughan、1924ー1990)/ハル・ムーニー管弦楽団、そしてGershwin I got rythm/Someone watch over me〜エリー・アメリンク(s)・・・前者は渋いJazzの声、後者は著名なクラシック・ソプラノの珍しいレパートリー。ほんの短い、誰でも知っている旧き佳き亜米利加の旋律を堪能しております。
他、Stravinsky 兵士の物語〜ルイ・オーリアコンブ/トゥールーズ室内管弦楽団(1962年?)など拝聴中。そろそろ出掛ける時間となりました。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
日々深まる秋に精神的なマンネリ感が抜けず、やる気も出ぬままだらだら週末へ。本日は週次作業の山場、悩ましい案件は自覚しております。明日は取引先の行事対応があって早朝より出掛けます。その応援のために地方より出てくるメーカーさん(お父さんの代より旧いお付き合い)と夜はお付き合い有。10月の営業実績は散々でしたよ、取引先側の問題が大きい(真面目な営業努力が実を結ばない)・・・のは言い訳でっせ。いずれ、若い相棒には来年メジャーなチームに異動していただくのが彼の将来にはよろしいことでしょう。既に2週間ほど風邪をひいて、散々な一年やったろな彼は、遠距離な彼女にもふられたし。
こちらも風邪を感染された?ここ数日肩の辺り+咽に違和感有、なんとか悪化させずに乗り切りたいもの。
Holst 組曲「惑星」〜ウラディーミル・ユロフスキ/ロンドン・フィル(2014年ロイヤル・アルバート・ホール・ライヴ)・・・これはネットより入手したライヴ音源、この類のはたいてい、半分以上音質に問題があって、それでも好きだから必ずダウンロードして・・・たいてい後悔の結末。Vladimir Jurowski(1972ー)はロンドンとモスクワを拠点に活躍する旬の指揮者、ロンドン・フィルの首席として10年を超えました。期待の「惑星」は雑然とした音質とアンサンブル、散漫な印象ばかり、残念な結果でした。各楽章ごとに拍手が入るのも緊張感が削がれる感じ、この後Scho”nberg、Scriabinがあるんだけど、そこまで進めません。
Gershwin ラプソディ・イン・ブルー〜ステファノ・ボラーニ(p)/リッカルド・シャイー/ゲヴァントハウス管弦楽団(2010年ライヴ)・・・耳直し(と云っちゃナンだけど)以前から気になっていたお気に入り作品へ。ゲヴァントハウスでGershwin?みたいなレパートリーだけど、かつてクルト・マズア+シュテッキヒトの録音もありました。Stefano Bollani(1972-)はミラノ出身Jazzの人らしい。ジャズ・バンド・バージョンとか、いくつか聴いていた印象とはずいぶん違って、オーケストラのサウンドはけっこう分厚いもの。軽快なリズム感でも軽妙に非ず、
ボラーニのピアノはノリノリ、カットなしは当たり前。カットされることが多い”鶯の谷渡り”部分の音形が違うのは自在な装飾なのか、Jazzの決まりごとを理解していないので経緯はわかりません。続けてCD一枚分全部聴けないのが根性なし。
今朝はR.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」〜ノーマン・デル・マー/ロンドン・フィル(1990年?)・・・Norman Del Mar (1919-1994)はBeethoven交響曲校訂に著名なジョナサンのお父さん、英国往年のホルンニスト、指揮者、音楽学者。いくつか残された録音はどれも立派なもの、これも例外ではありませんでした。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
自分は理想的な”半引退”状態、賃金云々はこの際脇に置いて、お仕事中期長期の見通し、なにより日々の小さな積み重ねが大切と自覚しても、上手く行くことばかりに非ず。一昨日の商品調達上の問題発生の要因を探っていたら、自分の実務処理大チョンボ!発見、まるまる一ヶ月日程登録を誤っていたことに気付きました。既に次善の策は済ませて、次への悪影響クリアのため関係各部署へのお願い相談・・・ぼんやりやっつけ仕事やったんやな。正直に報告して反省しましょう。打つべき手を打ったら、自分のミスは隠さずに開示することも大切、5−6年前この職場に異動してきた時に”隠蔽体質”(んな大げさなものじゃないけれど)に驚きましたもの。ミスを恥ずかしく思う(それはそれで大切)自分の価値を貶めるもの(それは間違い)文化に違和感有、次善の策を打って次に活かすこと、若い人、経験の薄い人の失敗を指摘しても責めない、救ってあげることが肝要、それは自らのことでも同様でしょう・・・
・・・と、云いつつヒマ。当面の実務とぼちぼち中期長期の見通し、来年への動きをちゃんとしなければ。取引先のキーマンと酒を呑んだりして情報収集必須です。もうマネージャーじゃない”半引退”なのにね。
昨夜は一日空いてスポーツクラブ、わずか30分の初級エアロビクスに呻吟。体重増傾向。久々に音楽に集中できる心身状態へ。
Debussy 前奏曲集第1巻〜ジョルジュ・プルーデルマッハー(p)(2003年ライヴ)・・・Georges Pludermacher(1944-)は来日もして話題になったらしい仏蘭西のヴェテラン、これは驚くべきライヴ音源でした。アルカイックに妖しい自在な旋律風情が大好きな作品、ライヴとは思えぬリアルな音質+技巧の正確さ緻密さ。タッチがデリケートに軽いこと、わずかにタメのあるリズム、小粋な風情。自分のリファレンスはアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1978年)の濃密な集中力、プルーデルマッハーを聴いてしまうとそれは少々粘着質に”重い”のかも、そんな感慨が浮かぶほど。
今朝は、Debussy 交響詩「海」(1954年)/管弦楽のための「映像」(1954/57年)〜デジレ=エミール・アンゲルブレシュト/フランス国立放送管弦楽団・・・ここ最近歴史的音源もそれなり聴けるようになりました。Desire-Emile Inghelbrecht(1880-1965)は音質乗り越え、アンサンブルのコントロールに優れて極めて明晰な表現、それはピエール・ブーレーズ(1966年)ほどに乾いて素っ気ないものに非ず、ヴィヴィッドに華やか、熱気あるものでした。若い頃から散々聴いた馴染みの名曲は新鮮そのもの。
では、行ってきます。気持ちを切り替えてお仕事に臨まなくては。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いつものお仕事をいつものようにこなして、商品調達上のトラブルに荒っぽく手を打って、やる気がぜんぜん出ない。夜早々に名古屋駅方面に出掛けて(幾度通ってもまったく方向が理解できない”迷駅”付近)11月に5-6人集まる(大阪からも)OB会の会場下見を兼ねたワインの店、雰囲気まずまず限定メニュー飲み放題喰い放題2,500円也(税抜)愉しく語らって2時間限定、大学生じゃあるまいし60過ぎの爺さん二人、飲み喰いできる量は知れているし、料理も限られてまずまずかな?ご近所だったら時々行くかも、早々に帰宅して朝、寝坊する夢を見ました・・・
1-2歳下、来春定年を迎える(はず)だった旧知、大阪時代は東京本丸の担当、幾度か呑んだことがあって自分と入れ替わりに大阪に赴任していた60歳が亡くなったとの知らせ。そういえば病に入院してるとの噂はありました。離婚して猫と暮らしていたはず。ダンディな人やったなぁ、知っている同世代が逝ってしまうのはツラいっすよ、在籍していなければ退職金も支給されぬのも当たり前、そもそも受け取る人もいないのが寂しいもの。命あっての物種、当たり前のしみじみ感慨有。
Hans Rott 交響曲第1番ホ長調〜セバスチャン・ヴァイクレ/ミュンヘン放送管弦楽団(2003年)・・・ここ最近”大きな”音楽を聴けなくて、なんか久々の拝聴。Hans Rott(1858ー1884)は早世したMahler世代(1860ー1911)の学友とか。一時話題となって、その後幾種かCDも出ているはず。後期浪漫派の雰囲気+Mahlerに霊感を与えたと類推される(第3楽章「Scherzo」が第1番にクリソツ)作品、まとまりとか完成度はいまいち、おそらくは長命を保てば改定して完成度を高めたものでしょう。Sebastian Weigle(1961ー)は旧東独出身、現在フランクフルトのオペラハウスの指揮者とか、”大きな”音楽をしっかり表現しておりました。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
週末を富山にて過ごしてそのまま、休みなく新しい一週間のお仕事始まり。二日間の肉体系労働の結末は意外にも疲労感ほとんどなし、立ちっ放しに左膝の痛みは速攻で快復しました。いつものお仕事はいつも通りクリア、差し迫った危うい案件は職場共通認識にして、当面の手を打っておきました。昨日本日と若い相棒は東京本丸にて研修、将来ある人には研修が続きます。自分はヒマだから本日夜、大学の先輩に呼ばれて夜ワインの店へ、富山にて美味しい酒をちょっぴりいただいたから、しばらく酒は良いんだけれど、断れぬ人間関係ですから。
久々のスポーツクラブも400kcal消費は辛いもの。今週もあと一回くらいしか通えぬので、覚悟を決めて汗を流しておきました。出張すると地元紙とかふだん見ていない新聞をしっかり見ることが多くて、やはり朝日新聞は慣れているのかな?コラムなど抜群にオモロいと思います。パブリク・エディターである湯浅誠さんさんが、”「自分を出す」記事 「邪道」か「新たな道」か”所謂”客観報道”、新聞記事に記者の個性は出すべきではない、内容で勝負!から時代は変わって、大所高所上から目線では共感を得ない時代に至ったのか、と感慨深く読み取りました。これはブログとかネット記事へのコメントが社会影響を与えているのでしょうか。たしかに、エラソーな”お前が統治者かよ”的なコメントは耐えきれぬし、主語が曖昧な主張も違和感ありますよ。
昨夜、女子バレーはイタリアにフルセットで惜敗。残念無念。それ故引き続き音楽ほとんど聴く意欲盛り上がらず。【♪ KechiKechi Classics ♪】継続は危機的。今朝、Rachmaninov パガニーニの主題による狂詩曲/Shostakovich ピアノ協奏曲第1番/Lutoskawaski パガニーニ変奏曲〜ペーテル・ヤブロンスキー(p)/ウラディミール・アシュケナージ/ロイヤル・フィル拝聴中。Peter Jablonski(1971ー)は瑞典出身、これからの人。これは(c)(p)1992だけれどネットで録音年が探せません。(1991年録音らしい)馴染みであり大好きな前2曲は上手いけど、全然オモロない。初耳のLutoskawaskiは例の主題そのままにラプソディック、ハードなテイストが新鮮でした。あかんなぁ、全然音楽が愉しめない。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨夜11時頃、久々の帰宅。金曜昼から富山、現地二泊三日、立詰めの行事対応は疲れました。初日は予定より到着が遅れ、ホテルにて虚しいコンビニ食+缶ビール、翌日は元相棒二人の若者といちおう現地の美味しいものを喰いに行ったけれど、彼ら呑まんのだよね、基本。(なんと夜7時に終了して、彼ら二人は吉野家の牛丼へ!若い)6年前親しかったご担当と再会、行事の合間に親しくご挨拶しました。もうひとり、どこかのメーカーさんに”久しぶり!今、名古屋でしたっけ”と声を掛けられたけれど、誰だったのか記憶雲散霧消。半分遊び気分転換、滅多にない出張を愉しんだけれど、疲れましたよ。金曜より3日空けて本日お仕事そのまま出勤、夜スポーツクラブ再開へ。明日夜、大学の先輩に呼ばれております。
出張中にヤフオク3件、CD処分落札有。こうしてぼちぼち身辺整理を継続できれば、と思います。
金曜朝出勤前〜月曜の今朝迄無音生活、久々の音楽を聴いております。The Glory of Venice ”Stephen Cleobury”/Andrea GabrieliーGiovanni Gabrieli - Canzon Primi Toni a 8/Canzon Vigesimasettima a 8/Sonata a 3/ Canzon -La Spiritata- a 4/Canzon a 6/(A. Gabrieli)Aria Della Battaglia a 8/Quem Vidistis Pastores/Canzon IV a 6/O Jesu Mi Dulcissime/Canzon Per Sonar a 4/Jubilate Deo/in Ecclesiis/Timor Et Tremor/O Magnum Mysterium/Canzon XII a 8〜 ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団/フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル((p)1983,1987)・・・この辺り、妙なる金管の響きは若い頃から大好き。息子Giovanni Gabrieli(1554年or1557年?-1612)こんな太古音楽に腕利きモダーン楽器アンサンブル、実際は機能的にも元々かなり違う、素朴な響きだったと類推されるけれど、敬虔なる気持ちだけは不変と信じたいもの。上手過ぎると云うか朗々と雄弁、古楽器による演奏は幾種か聴いているから、素朴な味わいは知っていて、これはこれで別種なスケールを堪能可能。数曲の声楽も清廉そのもの。
では、行ってきます。現在炊飯中(弁当用)
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
本日これよりお仕事午前中、待ったなしの処理をなんとかして、昼から富山行事対応二泊三日。例年夜の酒席(5年前迄担当だった取引先と)も愉しみだけれど、今回はわずか3週間前息子(遅れ馳せ)結婚式に散々ご当地の美味いもん喰っていたから新鮮さはありません。その、待ったなしの処理に大苦戦!みたいな夢に焦りつつ今朝、目覚めました。なんだよ、この不合理な処理システムは・・・なんて愚痴っていた自分。昨日のお仕事は今週実績ボロボロの営業成績に泣きつつ実務仕事は順調、取引先との打ち合わせも無事クリアしました。
帰宅後、夕食の準備をしていたら、首筋右側突然”ゴリ!っ”と来て、激しい痛み。日頃ストレッチを意識して、首肩に違和感はないはず。ちょいと下を向くと目も眩むほどの痛み・・・膏薬を貼って様子をみたら十数分にて症状雲散霧消、その後、いつもの我流柔軟体操をして今朝まで症状はありません。あれはなんだったのか。夜、女子バレーは強豪ブラジルにフルセットで逆転負け、3次リーグ進出は立派だけれど、勝てた試合だと思いますよ。残念無念。
米中の関税合戦を意識してか、世界同時株安+安全な円が買われて円高、安倍ちゃんも思惑通りになりまへんな。ここしばらく運にも恵まれていたのでしょう。消費増税を前にいっそうの不況感が強まるかも。人手不足も深刻だし。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜イーゴル・マルケヴィチ/ベルリンRIAS交響楽団(1952年)・・・フィルハーモニア管弦楽団との新旧録音がワリと有名だけど、このRIAS交響楽団(1952年)ウィーン・フィル(1952年)チェコ・フィル(1959年)ワルシャワ・フィル(1962年)のライヴ音源をネットより入手したのはかなり以前のこと。Igor Markevitch( 1912ー1983)はこの作品をレパートリーに世界のオーケストラを回っていたのですね。やがて贅沢にも(とくにこの作品は)音質を気にするように至って、すっかり興味を失って忘れておりました。時代的にオーケストラは作品に慣れていなかったのか、金管楽器など少々苦しい感じ。マルケヴィッチの切れ味ある統率はオーケストラに関係なし、立派な演奏と思うけれど、音質がなぁ・・・そう悪くないけど、音量レベルが全体に低いのが残念。好事家の世界かも。
Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(ボストン交響楽団1969年)/バレエ音楽「春の祭典」「花火」(シカゴ交響楽団1968年)〜小澤征爾・・・幾度聴いている馴染みの35歳頃の若い音源。タメとか余裕、味わいとかそんなものとは無縁、ひたすら明晰ストレートまっしぐら疾走するアツい演奏であります。両楽団ともオーケストラの上手さMAX!RCAの音質も目の醒めるような鮮度。ペトルーシュカにはマイケル・ティルソン・トーマス(当時25歳)がピアノで参加しております。若い頃は一本調子の表現と感じてきたけれど、現在ならこの若々しい輝かしさが眩しいばかり。
では、行ってきます。「音楽日誌」は二日ほど休載、【♪ KechiKechi Classics ♪】週末定例更新もお休みです。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
すっかり秋の風情に薄ら寒い・・・膝痛復活。通常歩行はほとんど大丈夫だけれど、階段下りに左、上りには右に痛みが伴います。大学病院坂道40分弱、そして夜の初級エアロビクス30分は強行、なんとかなるくらいだから大丈夫でしょう。次回診療予約は東京出張とダブってしまって、変更願いが必要なのは今朝気付きました。大阪法事、夜遅くなると思っていた女房殿は昼早々に帰宅、スマホに原稿締切が飛び込んできたらしい。自宅用と事務所はDropboxにてデータ同期させているけれど、大阪にノートパソコン持参していないし、そもそも母親のところにネット環境がありませんから。
昨夜の女子バレー、強豪長身別嬪揃いのセルビア(1セットも落としていない)に1-3で圧勝!古賀紗理那、長岡望悠絶好調、リベロ二人、井上、小幡(阿佐ヶ谷姉妹に似ている)も強烈スパイク、サーブをあれだけ拾ってくれれば文句ないでしょう。
昨日お休み、本日は昼から定例取引先打ち合わせ、午前中どのくらいお仕事が溜まっているか、読めません。ちょいと不安。
Chopin ピアノ協奏曲第2番ヘ短調〜クラウディオ・アラウ(p)/エリアフ・インバル/ロンドン・フィル(1970年)・・・Claudio Arrau(1903ー1991)は独墺系盤石の重心の低い演奏の印象が強いけれど、南米チリ出身。この人はChopinにまとまった録音を残して、縁の薄そうなイメージとは裏腹にどれも納得の味わい深い演奏にいつも感心いたします。ま、好みというか好き好きだけどね。線の細いゆらゆらとしたデリケート・タッチが好きならこれは真反対。しっかり地に足をつけて骨太、男性的に悠々たっぷり歌うChopin、これはこれで美しい世界でっせ。かなり以前クレンペラーとの劣悪音質CD(1954年)に感心して、こちら世紀録音は若き日のインバルとのちゃんとしたセッション録音。BeeやんとかBrahmsと同じ姿勢にて作品に臨んで、立派な成果を上げております。
Bartok 2台ピアノと打楽器のためのソナタ BB115〜ガーソン・イェシン(Gerson Yessin)/レイモンド・ヴィオラ(Raymond Viola)(p)/エレイン・ジョーンズ(Elayne Jones)/アルフレッド・ハワード(Alfred Howard) (打楽器)/レオポルド・ストコフスキー(1952年Newyork)・・・ってほんまか、4人のアンサンブルに指揮者が必要なのでしょうか・・・ネットでいろいろ調べているウチに写真のCDデザインが出現。Elayne Jonesってけっこう著名な亜米利加の女流打楽器奏者(ドラマー?違うか)他は調べが付きません。音質良好、どのくらいストコフスキーの意志が通っているのかわからんけど、この作品に初めて出会ったのは小学生時代、たった4人で巨大な世界が構築されて完結、別途管弦楽伴奏版を聴いたときには”蛇足”を感じたもの。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
三連休明けのお仕事再開、小さな課題+定例業務は満載、挙げ句に途中業務用ノートパソコン(ネット接続の仮想デスクトップ)不調、アクセス不能を一時間ほど挟んで大苦戦後辛くも快復、これがないとな〜んもできんし、逆に今どきこれさえあればなんでも、どこでもお仕事できるんじゃないか、シミジミそう思います。実際は職場内外のコミュニケーション、課題の進捗管理、ノウハウの共有、トラブルのフォロー、不正の防止、人材育成・・・どんな形で弊害が出るのかは予想が付きません。しかし、この先”働き方”は変わる予感有、なんせ少子高齢化、育児に追われる優秀な女性やら、障碍があって通勤が難しい人、高齢の方も含めて戦力化することは必要なのでしょう。
当初予定のお仕事は結果として定時にて終了出来、職場人間関係も和気藹々と悪くありません。若い相棒は連休中に風邪をひいてお休み(おそらく遊びすぎ)。三日挟んで帰宅後、女房殿不在を良いことにまともな夕食も摂らずにスポーツクラブへ、エアロバイク「強設定100」+回転数80をキープして消費カロリー160kcal消費まで25分ほど(この時点凄い汗)+ステアマスター下から二段階目の「4」15分、しっかり足腰+心肺鍛えてきましたよ。その後はここ最近の傾向、ほとんど音楽を聴く気にもなれず、これといって見たいテレビ番組もなし、女子バレーもお休み。ぼんやりして早々に就寝、そして途中覚醒・・・睡眠不如意。二度寝してアレクサに起こされました。
本日月一回の大学病院、もう一年になるし毎度の検査に問題なし、ぼちぼち釈放してくれんか。但し、坂道片道40分のウォーキングはけっこう愉しみにしております。どんより曇って昼から雨らしい。傘が必要かも。大学の先輩より来週、ワインの店へのお誘い有、上下人間関係は一生モンなのでお断りの術はありません。ま、強制されないと名古屋駅辺りまで出ることはありませんから。
Honegger 交響的運動「ラグビー」(1928年)/「パシフィック231」(1923年)〜ジョルジュ・ツィピーヌ/パリ音楽院管弦楽団(1953-57年)・・・BeeやんもBrahmsも良いけれど、嗜好のツボはこの辺り。初演は両方ともエルネスト・アンセルメ。スポーツやら蒸気機関車のリアルな描写がそのまま、自在に音楽に醸成されて興奮!な名曲であります。小学生時代に聴いた「パシフィック231」(エルネスト・アンセルメ1963年)には仰け反るほど感動いたしました。Georges Tzipine(1907ー1987)は往年の仏蘭西指揮者(作曲家)、残された音源から類推して、こんなに長生きしたとは知りませんでした。ネットより入手した音源は疑似ステレオ、音質かなり良好です。やや”粗い”アンサンブルは知的に整ったものより、ずっと作品に似合って破壊的に盛り上がるもの。
今朝もその流れ。Milhaud(ダリウス・ミヨー1892-1974)二台のピアノのための協奏曲 作品228/交響組曲第2番「プロテー」作品57〜ダリウス・ミヨー/ジェネヴィエヴ・ジョイ、ジャクリーヌ・ロバン(p)/BBC交響楽団(1969年)・・・BBC放送用ライヴ録音らしい。ピアノ協奏曲は幾度か聴いて「プロテー」は初耳(少なくとも記憶はない)。南仏出身+伯剌西爾での生活に影響を受けて、なんとなく自在なリズムやら明るい響きがフクザツにミックスして魅惑のサウンドであります。”12種類の調性が同時に鳴る部分を含む”とやら、そんな難解晦渋な風情はいっさいなし、憧憬に溢れて爽快な作品也。(BBC RadioClassics 1565691862)
では、ぼちぼち行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
とうとう三連休は無為無策引き隠り、いつからこんな生活になっちまったのか。思い出せば現役時代、平日はお仕事出張酒で遅くなって、お休みはスポーツとか買い物とかやりたいことがたくさんありました。現在は定時帰宅、しかも職住接近、規則正しく夕食作ってスポーツクラブ、音楽聴いてテレビもしっかり眺めて・・・土日はぼんやりしていることが多いかな。本日よりお仕事復活、明日いきなり月一回の大学病院だからお休み(正確には週末休み出張行事対応の代休)当面の懸案事項はないはず、いつもの月火定例のお仕事を一日分に圧縮してクリアするのみ。
昨夜は女子バレー、プエルトリコ戦に圧勝。黒後の出番はありませんでした。ヴェテラン荒木絵里香絶好調、彼女の重いサーブも決まっておりました。プエルトリコは今年2018年1月に大地震でタイヘンな被害が出たところ、実力ある選手は国外で活躍できるけど(出稼ぎ)国内では練習場所も確保できなくて、別なお仕事をせざるを得なかったらしい。自然災害に多くの被害を出しながら、こうしてバレーに専念できる日本に感謝いたしましょう。日々仕事に忙しい女房殿は本日姉の法事で大阪へ、残された一人息子が一昨年シアワセな結婚をして、お嫁さんのお父さん(娘二人)と仲良く付き合っているらしい。
あまりに多くの(かつてはCDR、現在は)DVDを焼いて二種あるコンピューター光学ドライブは逝去済、女房殿のを借りているけれど、読み込み用のUSB外付け読み込み専用DVDドライブ(NEC10年選手)とうとうアウトみたいです。他、DVD-Rドライブ外付けを二個揃えて不自由はないけれど、激安劣悪DVD-Rはまともに焼けた試しがない。
Through Gold & Silver Clouds-British Works/Elgar セレナーデ ホ短調/Hughes 変奏曲イ短調/Warlock カプリオール組曲/Delius 春初めてのカッコウを聞いて/川面の夏の夜/Holst セント・ポール組曲/Elgar エレジー〜オウェイン・アーウェル・ヒューズ/カメラータ・ウェールズ(2005年)・・・Owain Arwel Hughes (1942-)はウェールズ出身の指揮者、柄の大きな演奏をする人、シュトゥットガルト・フィルとのBrahmsはジミなサウンドに佳き演奏でした。もちろんVaughan Williamsも。Arwel Hughes (1909-1988)って親父さんでしょうか。オーケストラは初耳、British本国?とWalesとの歴史的微妙な関係は理解できていないけど、これはお国物と云ってよいのでしょうか。鬱蒼として曇り空を連想させ、ジミな華やぎのない作風、この辺り日本じゃ人気はないけれど、ワタシの嗜好のツボであります。初耳なはずのArwel Hughesも含めて懐かしい、遠い目で過去を懐かしむように落ち着いて激高せず、静謐な風情たっぷり漂います。とくにDelius「春初めてのカッコウを聞いて」「川面の夏の夜」は絶品!題名だけで胸がキュッとしますよ。演奏はたいてい、誰のでも、間違いなく感銘をいただけるもの。
今朝拝聴中の音楽は
Schubert 楽興の時D.780/Liszt 三つの夜想曲「愛の夢」/Mendelssohon 無言歌より9曲〜ダニエル・バレンボイム(p)(1973年)・・・Daniel Barenboim(1942ー)は30歳そこそこ、未だ若手の新進ピアニストであった頃の録音。甘美な旋律の宝庫、慈しむようにていねいな、美しくも華やかなタッチの演奏であります。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
台風過ぎ去って、無為無策引き隠りな連休ラストは快晴。な〜んもせんにもほどがある!人生に目標を失っている感じ。一件のみ、商品手配トラブル連絡があってクリアしたのも、ほんのアクセント。テレビ番組もオモロない、唯一夜女子バレーはパワフルなジャマイカ戦にフルセットで競り勝ってに感激しましたよ。引退した選手がレポーターなどしていて、現役時代よりしっとり美しくなっていることに驚きました。往年の名セッター中田久美監督って、凄い眼光貫禄。
息子よりアレクサをプレゼントされ(使いこなせていないけど)目覚ましタイマー用CD-Clock Radioは必要なくなりました。もともと激安、性能的にもたいしたことはないけど捨てられぬ性格故、ヤフオクを復活・再登録いたしました。CD処分も継続させなくっちゃ。早速激安出品に入札あってほっとしているところ。
本日はせめて散歩などせんとダメですね、運動不足だから。欲しいものはなにもないんです。健康のみ。
Sibelius 交響曲第2番ニ長調/交響詩「タピオラ」〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1963年)・・・Ernest Ansermet(1883ー1969)は往年の瑞西の巨匠、仏蘭西系音楽のイメージが強いけれど、Beethoven、Sibeliusとか意外な録音が残っていて、これがけっこう上出来なのに驚かされます。これは久々の拝聴、前回は第3楽章「Vivacissimo − Lento e suave − attacca」弦の細かいパッセージをちゃんと弾けていないのがスイス・ロマンド管弦楽団の弱さ、とか厳しいことを書いているけれど、終楽章のアツい盛り上がり含め、今回は間違いなく感銘をたっぷりいただきました。オーケストラも快調と思います。難解な「タピオラ」の推進力に違和感もなし、全体にさっぱりクールな語り口がSibeliusに似合って、英DECCAの瑞々しい音質も特筆すべきでしょう。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
台風は抜けたようだけど、あちこち被害はいかがでしょうか。季節外れの熱気を巻き込んだようで、こちらも29度Cの予報となっております。昨日はお気に入りヨーグルト入手にウォーキング兼任を考えていたら、女房殿が所要があるから車で送ってほしいとのこと、ボロ軽バンにて出掛けてそのままディスカウントストアへ。これじゃ運動になりまへんで、車社会じゃ運動不足が当たり前、公共交通機関が整っていない地方ほど(そして名古屋圏でも)歩かなくなる不条理。結局無為無策な〜んもせん虚しい土曜日休み、今朝反省して【♪ KechiKechi Classics ♪】更新しておきました。ま、”聴いた・・・”程度のアリバイ作り。
ネットより入手した膨大なる音源も、聴かなかればただの収集、点検すればファイル未分割など課題山積、整えてDVDに焼こうとしたら、今回入手のロット100枚分不良品率50%超え、もう諦めました。次回はちゃんとした品質のものを注文しようと考えて、結局最安値を探して入手結果、絵に描いたような”安物買いの銭失い”でっせ。昨夜はちょいと雨風有、ご近所焼鳥屋にてほんの少々呑って小一時間ほど、そのままコンビニにてビール追加、女房殿はデザート購入、帰宅して簡単料理仕立てて継続しました。さほど呑んでいないのに、9時前に眠くなって、案の定途中覚醒〜二度寝という最悪パターンやっちまいましたよ。
田中章夫「日本語雑記帳」(岩波新書)・・・この間、ちょろりと言及していた日本語の融通無碍についてのネタ本がこれ。題名通り主義主張に非ず、現状分析の”雑記”がまことに興味深いもの。時代歴史出目、現在当たり前に(当たり前でないものもかなり)使っている日本語のオモロさ、言葉のみならず社会背景、使用階層(からはみ出たもの)があるのですね。この本の内容じゃないけど、交通事故など後遺症で漢字が読めなくなる症状があるそう、だからノーミソ内では漢字、ひらがな、カタカナは別部位で判断してるらしくって、日本人のアニメ好きもこの辺りに一因がある・・・つぎつぎ新語が登場して、そして消えていくこと・・・”チョベリバ”って完全消滅ですよね、今使ったら恥ずかしい(自分はバブル時代も使ったことはない)。よう使う”エッチな”って現役でしょうか。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団(1956年?1953年じゃないの)・・・これはかつて激賞していたストレート系一気呵成な演奏。メジャーレーベルの出口が少なかったから過小評価されていたピッツバーグ交響楽団は、William Steinberg(1899ー1978)時代(在任1952-1976)に黄金時代を迎え、技量は既に一流でした。その筋に詳しい人によると「生贄の踊り」の1943年改訂版採用とのこと(他、オーマンディや作曲者自身の1960年録音)1947/67年版とはリズムが違うんだそう・・・こちらド・シロウトは細部あまり気にしていないけれど、勢いのある演奏を堪能して、やはり音質はもっと鮮明なほうが・・・なんて罰当たりな感想でした。
他、Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)〜レオポルド・ストコフスキー/フィラデルフィア管弦楽団(1937年)・・・これは驚異的な音質鮮度。素晴らしく上手い、華やかなオーケストラ、語り口の上手い勢いあるもの。細部は馴染みとはけっこう違うみたいで、ストコフスキーはいろいろやっていたのかな?
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
ここ数週間悩んでいた懸案事項、一昨日も取引先幹部からの小さな”揺り戻し”があって、さてどないしたろ?構えて出勤、結果的にそれも含め、なんとかクリアいたしました。他、いくつか諸課題整理出来、無事すっきりケジメが付いた週末でした。両脚筋肉違和感+左膝痛み押してスポーツクラブは強行、来月曜祝日は契約上施設利用はできんし(平日夜利用のみの格安)今週はようやく4日クリア。週末台風接近は直撃ならず韓国方面に寄って、日本海側(全然別な四国とか)にいろいろ影響あるらしい。こちらはワリと良い天気、そして気温が上がっております。せっかくの連休、懸案の”休日に続けられる運動”を模索しましょう。+体重増断固阻止!(往年の労働運動学生運動風)
昨日朝、珍しくケータイに電話があったのは(隣町に住まう)大学の先輩(夫婦)より、前回呑んだ時にご近所に佳き呑み屋があるよ、と話題にして、それってどこ?駅から北に向かって最初のコンビニの次に公園があるでしょ、そこを右折して20mほど・・・みたいな説明して、夜メール有、次男坊が久々帰ってきたのでそこに行きましたよ。エエ店ですね・・・って、居酒屋選定眼力を褒められました。安い店ばかり40余年、数々の失敗を経、ここまで鍛えました!って、人生なんの役にも立ちまへんがな。
昨夜もYouTubeで懐かしい、馴染みの音楽ばかり(主に美しい女性)聴いて、どーもClassic音楽が気持ち的に重い感じ。今朝はFriedrich Gulda ”Encores” Hndel パッサカリア (組曲 第1巻 第7組曲 ト短調 HWV432より)/Bach プレリュードとフーガ 第3番 嬰ハ長調 BWV848(平均律クラヴィーア曲集 第1巻より)/Mozart ロンドニ長調 K.485/トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331より)/Beethoven アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO57/エリーゼのために イ短調 WoO59/6つのエコセーズ 変ホ長調 WoO83/Schubert 即興曲 第4番 変イ長調 作品90の4/Schumann トロイメライ (「こどもの情景」作品15より)/Chopin ワルツ 第14番 ホ短調 遺作/ワルツ 第6番 変ニ長調 作品64の1「小犬」/Debussy 花火(前奏曲集 第2巻より)/Ravel トッカータ(組曲「クープランの墓」より〜フリードリヒ・グルダ(p)(1961年)・・・AMADEOなんつうレーベルはもう消え去ったし、油断するとFriedrich Gulda(1930−2000)という名前さえ忘れられたかも。アルゲリッチの先生のはず(卓球していただけ、という述懐も有)。おそらくはスタインウエイではない”安っぽい”音色、音質印象もあるのかな?やがて心奪われる自在に軽快な演奏、どれも夢見るように儚い、美しい旋律ばかりの短い「アンコール」。特別硬派なClassic音楽ファンじゃなくても、知っておくべき人類の豊かな遺産名曲集。こんな仕上げの録音って最近あるでしょうか。あざとい宣伝に+もっと神妙な、曰く有りげな題名付けて、コンセプト・アルバムに仕立てて・・・そして消えていく感じ。
CD処分始めて10年経過、在庫は1/5に減って、身辺整理はまだまだ継続したいところ。このCDも入手困難だから売れてくれるんやろな、きっと。
他、R.Strauss ヴァイオリン協奏曲ニ短調〜アラベラ・美歩・シュタインバッハー(v)/ローレンス・フォスター/ケルンWDR交響楽団(2017年)などちょろ聴き。Arabella Miho Steinbacher(1981ー)って半分日本人だったのか・・・正直なところ、まったく集中できませんでした。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
明日より3連休、先週連続台風接近に不穏な天候であります。一昨日からの自らのお仕事チョンボ(←これは麻雀不正行為の意だそうな)結末クリアして昨日午前中はヒマ、というか当面の課題に打つ手べき手もなし、本日出勤して結果確認→再度詰めてなんとか決着させましょう。昼から取引先へ、小一時間ほど報告してそのまま帰宅いたしました。資料は誤字脱字だらけ、内容は充実して実用的・・・と評価してほしい(希望)。昨日はスポーツクラブ休館日、一昨日夜痙攣を起こした両脚、ずっと不快感が続いております。両ふくらはぎマッサージが欲しいところ・・・んな贅沢できまへんで。
昨夜は音楽聴く気にならず、数日前に続きYouTubeにてJUJUなど拝聴。彼女大ファンなんです。「かわいそうだよね」(平井堅作詞作曲)は大人気女優・吉田羊さんとのデュエット、こんな場末の爺さん(=ワシ)にも女性の胸を打つであろう心象風景は想像できますよ。そういえばメロディが平井堅やなぁ、あんな毛深いオッサンがこんなデリケートな作品を作るのですね。吉田洋さんは歌もうまいのですね。
昨夜はワリとよう眠れて今朝やや早めに覚醒。Debussy ヴァイオリン・ソナタ/Saint-Sae"ns ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調/Ravel ヴァイオリン・ソナタ/Poulenc ヴァイオリン・ソナタ〜ドン=スク・カン(v)/パスカル・ドヴァイヨン(p)(1989年)・・・NAXOS初期録音、そして当時廉価盤CD(1,000円ほど)出現に喜んで、音楽拝聴の幅を広げていた四半世紀前頃に入手したCD。サイト内検索に出現しない(=言及したことがない)けれど、細部馴染みの旋律であります。小粋に妖しい旋律連続、かつてNAXOSレーベルにて大活躍だったDong-Suk Kang(1954-)は日本でもお馴染み、端正かつ細部を曖昧にしない清潔な旋律扱いに好感を抱きました。Pascal Devoyon (1953-)は既に仏蘭西のヴェテランでしょう。これも配慮の行き届いた伴奏であります。若い頃の嗜好って、一生モンでっせ。
他、Gershwin ”Rhapsody in Blue” 9 Anthologyなど拝聴。Black/Levant(1922)、Firman/Gibbons(1928)、Smith(1928)、Robison(1928)、Crawford(1930)、Peabody(1931)、Barnard/Cotton(1933)、Monteverditch(1933)、Davis(1953)ほとんどSP時代の復刻「ラプソディ・イン・ブルー」ずらり、音質は驚異的な鮮度!そして連続聴きは少々食傷気味。演奏者はOscar Levant(別な人かも)くらいしか知らず、ほぼ原曲(大幅カット有)や自在に抜粋編曲したもの、電子オルガン?いろいろ、こんな音源がネットから入手できる時代をシアワセに思います。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
どんより曇って雨模様、薄ら寒い朝。
昨日は本来”お仕事中休み”のハズが、自業自得(仏教用語)。現在、永年勤続特別休暇中の人から一時引き継いだ定例業務作業を自らチョンボして+スケベ根性を付加したからエラいことに!関係各部署にタイヘンなご迷惑を掛けて、終日対応に追われました。エエ加減な仕事ぶりを大反省。辛くも乗り切った・・・はず。懸案事項もほぼ先が見えてまいりました。
他、所要で外出したついでに私的な懸案事項二つクリア、愛用の眼鏡(5種有)一番気に入っている硬質プラスチック製のつるが片方破損、眼鏡屋に寄って修理不可を確認、フレームごと交換してけっこうな支出したけど、日常使う物だから仕方がない。もう一件、自宅のマイクロソフト・エルゴノミクス無線キーボードに付属する(無線)テンキーが電池切れ、これが意外と売っていないボタン電池型番、ようやくみつけて入手出来復活。USB有線のがあるから代替はできているんだけど、せっかくのオリジナル(贅沢品)を死蔵させるのも残念でしたから。
昨夜はエアロビクス30分(自分より)お姉さま軍団に混じって黒一点参加。なんかとても苦しくて、体重はようやく、久々▲1.5kg、もう一歩で2ヶ月前の水準に戻せそう。夜中に睡眠不如意途中覚醒、寝床にて屈伸をしていたら右脚痙攣に七転八倒・・・二度寝してうつらうつらしていたら今度は左脚に痙攣が・・・最悪。酒も呑んでいないのに、いったい原因はなんでしょう。
Mozart ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246「リュッツォウ」/アリア「運命は恋する者に」K.209/アリア「尊み崇めて」K.210/ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調K.238+(K.246 2つの代替カデンツァ付き第1/2楽章収録)〜アルテュール・スホーンデルヴィルト(fp)/フランシスコ・フェルナンデス=ルエダ(t)/クリストフォリ・アンサンブル(2014年)・・・Arthur Schoonderwoerd (1966-)は阿蘭陀出身、現役最高の古楽器演奏スペシャリスト。彼のMozart傑作の森ピアノ協奏曲伴奏は各パート一人、極上のデリカシーに充ちてモダーン楽器とはまた異なる個性を堪能できます。”モダーン楽器か古楽器か”みたいな狭量な価値観は持っていないけれど、演奏者の息遣いを間近に感じられて、練り上げられた親密素朴新鮮な(そしてノンビリとした)サウンドに心奪われます。「リュッツォウ」はラストに配置された「別カデンツァ楽章」を途中配してちゃんと聴きましたよ。フランシスコ・フェルナンデス=ルエダは生真面目端正な歌いぶり。
さて今週も本日明日と二日のみ、両日とも昼から取引先商談が入っております。連休は台風らしい。では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
本日迄若い相棒は東京研修、将来ある人にはお勉強が続きます。ようやく諸作業進展して、当初より4日ほど遅れて資料作成出来、これは明日の会議用でした。昨日一昨日、当面の宿題に追われて忙しく、しかも完全クリアできておりません。お仕事がすべて思うように、うまくいかんのは当たり前。本日は中休みみたいなもの、明日明後日といろいろ予定入って”待ったなし”課題山積、半引退ヴェテランが役割発揮できて、ありがたいことです。
朝日新聞の「ことばの広場〜校閲センターから」をいつも愉しみにして、今朝は「おいしいーです」という言葉のおかしさ。この用法が正しいとすると「おいしいーだ」も有?「料理の鉄人」でなつかしい「おいしゅうございます」もその流れでしょうか。現在も日本語関係の書籍を読み進めて、自分のメチャクチャなてにをは、誤字脱字さておき、正しい正しくないは歴史的変遷があること、誤用も定着すれば正しくなる日本語の融通無碍なことに感心いたします。「あたらしい」はもともと「あらたしい」の間違いだったもの。但し、語彙の少なさ、美しくない日本語はいかがかと。世間的に完全定着したとみられる「生き様」は、ちょいと斜(はす)に構えた硬派ロッカーが「オレの生き様を見てくれ!」みたいなイメージ、AKB系若い女性用語ではないような気がする、という感覚は古いのか。「大丈夫です」とか「ヤバい」という用語も定着するのか、それとも消え去るのか見届けたいもの。ま、後者はBad Companyみたいな用法かな?
ああ、この人は消えるな、と感じた一過性人気のお笑い芸人は、ほぼ間違いなく数年で忘れられますもの。ちょいと話題が逸れたか。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ジョージ・ショルティ/ロンドン交響楽団(1968年ライヴ)・・・Georg Solti(1912ー1997)の新旧Beethovenはどこかでまとめて聴こうと時期を探っているところ。昔のウィーン・フィルとの録音も然り。こんなシカゴ以前のロンドン・ライヴがあったのですね。音質まずまず、例の如し硬派な、メリハリはっきりとした力強い演奏であります。オーケストラはイシュトヴァン・ケルテスが事故で急逝してプレヴィン時代を迎えるころ。これからもっと上手いオーケストラに変身する直前か。
もう一発Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜サイモン・ラトル/バーミンガム市交響楽団(1995年フランクフルト・ライヴ)・・・Simon Rattle(1955ー)は昨年2017年よりロンドン交響楽団の音楽監督へ就任、2002ー2018年6月迄務めたベルリン・フィルはキリル・ペトレンコ(Kirill Petrenko, 1972ー)時代を迎えております・・・って、Claudio Abbado(1933ー2014)在任の1990−2002年辺りからベルリン・フィル録音を聴く機会は極端に減って、サイモン・ラトルによるウィーン・フィル、ベルリン・フィルとの全集もほとんど(もしかしてまったく)聴いていなかったかも。これはネットより入手した(音質はあまりパッとせぬ)全曲演奏のライヴ音源、すっかり忘れておりました。その後、古楽器系の鮮烈な演奏を経験した耳には、若々しく溌剌とした勢いさておき、古今東西名曲名演揃えた中で特異な個性を感じ取れぬもの。残り8曲もやがて全部聴いて再挑戦いたしましょう。
今朝は、Elgar 交響曲第1番 変イ長調 作品55〜ジェームス・ロッホラン/ハレ管弦楽団(1983年)を久々拝聴。生真面目な演奏ぶりはすっかり忘れられた音源であります。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
新しい一週間が始まって、お仕事進捗完了は60%に届かず、当面の宿題ばかりに気を遣って、大切な”次”につながる”考える仕事”を先送りして精神的に逃げました。本日完了必須、自分を追い込みましょう。台風去って、南洋には次のが発生しているらしい。自分のところに被害がなければ忘れてしまうのが人(=ワシ)の性、県内東部の豊橋では未だに停電中のところもあるらしいし、先の台風、先の地震の被害が癒えたわけでもなし。これほど天変地異が連続すると”前の被災を教訓に・・・”なんて、悠長なことを云っている暇もないほど。
本庶さんノーベル賞受賞、名前も正しく読めんほど自分は知らんかったけれど、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」研究の人だったのですね。名古屋以西にノーベル賞受賞者が多いことの不思議、大学の研究者の清貧ぶり(政府の)カネの使い方に問題有と思います。なんせ”文系は必要ない”と曰(のたま)う人たちですから。今朝の朝日新聞に、元防衛大臣・稲田朋美、いろいろ物議を醸す小林よしのり(ファクト・チェックの重要性を強調)も登場して、意見の多様性の大切さ、左右両極身内の主張しか読まない視野の狭さを嘆いておりました。
昨夜、いつものエアロバイク+ステアマスターにしっかり汗を流して、帰宅後の音楽はYouTubeにてJUJUのステキな歌ばかり聴いていてClassicの出番はなし。ドラマ「遺留捜査」二時間スペシャル(2014年8月9日)再放送、これは滅多にない極上のストーリー仕立て(いろいろあった)斉藤由貴も大ファンですし。
今朝、Ravel 逝ける女王のためのパヴァーヌ/スペイン狂詩曲(「夜への前奏曲」「マラゲーニャ」「ハバネラ」「祭り」)/道化師朝の歌/ダフニスとクロエ第2組曲(マニュエル・ロザンタール/パリ・オペラ座管弦楽団1957-59年)/水の戯れ/スカルボ(ジャン・ドワイヤン(p))/マ・メール・ロワ(4手のための/ジャック・フェヴリエ/ガブリエル・タッキーノ(p)1971年)・・・拝聴。Manuel Rosenthal(1904-2003)もすっかり忘れられたんじゃないの?Ravel直径の弟子筋でしょう。仏蘭西音楽がローカルであった頃、雰囲気たっぷりなユルい風情、最高!ピアノ4手による「マ・メール・ロワ」に色彩をノーミソ中に広げて、むしろこちらのほうに無限の可能性を感じました。
更に、Ravel ボレロ/「ダフニスとクロエ」第2組曲/ラ・ヴァルス/スペイン狂詩曲〜ヴェロニカ・ドゥダロヴァ/モスクワ交響楽団(?)・・・自らのオーケストラ(ロシア交響楽団)に非ず、1989年迄指揮者を務めたモスクワ響との録音。Veronica Dudareva(1916ー2009)ももう亡くなったんやな、表情豊かにていねいな仕上げ+露西亜パワフルな粗い迫力サウンドも期待通り。
では、行ってきます。
2018年10月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
台風はあちこち被害を引き起こして北日本へ。昨夜はこちらもすごい風でしたよ、今朝は生暖かいけど。明るいうちはさほどでもなかったけれど、どこにも怖くて出掛けられない。嵐の沖縄知事選は安倍ちゃんに一矢報いて玉城さん大勝、選挙通のスタッフは両陣営にいるだろうから事前にわかっていたんやろな、きっと。当選確実が出るのは早かったですよ。スポーツでは一番好きな女子バレーは残念、オランダにフルセットで惜敗、勝てた試合と思うけどなぁ、詰めが甘くて逆転を許したセットがありました。古賀沙理那ってエエ選手やな、黒後愛はちょっと動きが硬かった。
さて、気持ちを入れ替えて本日溜まったお仕事を一気に消化しましょう。
Rubinstein ピアノ協奏曲第4番ニ短調/Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調〜ヨーゼフ・モーグ(p)/ニコラス・ミルトン/ラインラント・プファルツ州立フィル(2011年)・・・独逸期待の新星Joseph Moog (1987-)の演奏はなかなかよろしい感じ。演奏会にてAnton Rubinstein(1829ー1894)の協奏曲が話題になって録音につながったのでしょう。Moderato assai(11:29)-Andante(10:46)-Allegro(8:52)からなる作品(ド・シロウトがなんやけど)平易でわかりやすい旋律、陰影とか深みにやや足らぬ印象(だったはず)が、たしかに清冽正確ヴィヴィッドなタッチな耳目を驚かせます。でもやっぱりRchamaninovが始まったら、そちらに心奪われる名曲中の名曲、切れ味たっぷりなテクニックが表層を流れない。往年の名手達による妖気漂うような・・・風情に非ず、”清冽正確ヴィヴィッドなタッチ”継続、作品の素の魅力を引き出したような、爽快な快い演奏でした。
濠太剌利出身のNicholas Miltonは日本でもお馴染み、あまりぱっとせん印象のあったオーケストラもここでは雰囲気たっぷり。世界同時並行技術向上傾向はここでも顕著、先日セーゲルスタムのSibeliusだっけ?その時も立派な演奏(2015年ライヴ)に感心した記憶もありました。
今朝はMahler 交響曲第1番ニ長調〜クラウス・テンシュテット/ロンドン・フィル(1977年)・・・これは”西側デビュー”録音でしたっけ?彼の悲痛な、鬼気迫るMahlerは安易に聴けない・・・ことは自覚していたけれど、久々の拝聴はやや曇った音質に驚き、せっかくの陰影深い演奏にやや不満を感じます。オーケストラはハイティンク時代?この時代は未だMahlerが日常じゃなかったのか。エイドリアン・ボウルト(1958年)以来の録音のはず、最終盤に向けての激しい爆発に心奪われる緊張感でした。
では、行ってきます。