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音楽日誌 ご近所の工場裏のドラえもん
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2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日は好天だったけれど、朝のうちは気温がちょっと低い。腰奥の鈍い不快感継続中、入念にストレッチしてからYouTubeエアロビクスはオーソドックスにシンプルな10分間、面白みはないけれど充分な手応えがありました。
市立体育館への道中は桜が散りかけ、そろそろ若葉のほうが勝っている感じ。疎水のところに舞い散った花弁が集まってゆっくり流れて、それは花筏(はないかだ)そんな言葉を改めて知りました。体育館前の中学校は入学式、可愛らしい一年生と若い笑顔のお母さんが記念写真を撮っておりました。トレーニングルームはいつも以上に空いていて、ゆったり筋トレマシンを使って全身に快い手応え有、シャワーも気分は爽快でした。今朝の体重は66.5kg+150g、昼夜しっかり喰ったら減らないのですね。

伊蘭/亜米利加2週間の停戦へ。未だ先のことは予断を許さぬけれど、このまま安全なホルムズ海峡通過が継続されて欲しい。原油は下がり、円は上がっているそう。残念なお隣さんはまた祝砲を打ち上げたらしい。ムダ金使うなよ。

例の台湾有事発言以来隣国人民中国からの観光客は半減、オイル・ショックに飛行機代は上がったり、中東のハブ空港が使えなかったり、いろいろマイナス要因はあるけれど、中期的にはインバウンドは増えると予測しております。日本旅行は人気があってリピーターは多いそう。
初心者は東京、京都、大阪、博多くらいかな?北海道や沖縄も大人気、奈良、広島、仙台、熊本、名古屋から北上して白川郷、金沢方面も観光客が増えているみたい。日本はさほどに広くないし、交通の便も整って、全国各地、まだ知名度低い魅惑の田舎には各々名物料理、歴史ある名所旧跡、観光資源はたくさん存在します。

2年前に出掛けた宮崎県高千穂峡には新しいホテルができて、福岡空港より海外団体客がやってきておりました。昨年11月に出掛けた「唐津くんち」は福岡からの便がよろしいこともあって、かなりの海外観光客を見掛けました。夏に山口県萩に旅行したけれど、外国の方は皆無。ホテルも足りない。
山形県酒田のアマンディーヌちゃんは地元の観光大使、地方の魅力を伝えております。
観光客が増えてトラブルも増えることでしょう。奈良のシカを蹴ったり、桜の樹木を揺らして花を散らしたり、民家の庭にこどもの用を足す某隣国の方は言語道断。高野山では「露出の多い服装は避けるように」という看板ができたそうです。修業の場にわざわざ煩悩を増やすのはいかがなものでしょうか。

RCA BVCC37301 Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1954年)・・・なんとなくだけど、しばらくBeethovenの交響曲を聴いておりません。昔馴染みのFritz Reiner(1888ー1963洪牙利)の音源を取り出したら・・・あれ?こんな音だっけ。音の芯はあるけれど、ちょっと響きが濁って広がりが感じられない・・・そうか。これはモノラル録音だったのですね。同年録音の「ツァラトゥストラ」が仰け反るように鮮明な音質だったので、こちらもステレオとばかり信じておりました。
1804年初演、浪漫派の幕開けを告げるパワフルな名曲中の名曲は古典的二管編成+ティンパニ。これは凄い演奏ですよ。
第1楽章「Allegro con brio」恐るべきアンサンブルの縦線の合い方、明るい音色、快速テンポに、引き締まったサウンド。この時期からシカゴ交響楽団の技量は文句なしでしょう。わずかなテンポ・アップやタメは効果的に、叩き付けるような強烈にアツいテンションの高揚とノリ。提示部繰り返しなし。(14:14)
第2楽章「Marcia funebre: Adagio assai」深く沈静して情熱的な葬送行進曲は、しっかりアクセントとリズム感。悲劇性を強調したウェットな風情に非ず、パワフル。オーボエのヴィヴラート、フルートの音色はアメリカンな明るい音色に力強く熱気を高めました。トランペットも強烈。(15:06)
第3楽章「Scherzo: Allegro vivace」快速スケルツォ。これはかつて聴いたことのない前のめりの怒れる推進力、トリオのホルンは意外と軽快に、その対比表現はみごとでした。もちろんアンサンブルの縦線はぴたりと合う。(5:15)
第4楽章「Finale: Allegro molto」前楽章の勢いのまま怒涛のフィナーレは変奏曲。主題提示も快速のテンポに流れるような筋肉質、パワフルな各変奏はしっかり強烈アクセントを刻んで、途中、たっぷりテンポを落としてスケールは大きなもの。熱を加えつつノリノリに疾走を続けました。(14:14)

Julian Sitkovetsky(1925-1958烏克蘭)Khachaturian ヴァイオリン協奏曲ニ短調〜ユリアン・シトコヴェツスキー(v)/アラム・ハチャトゥリアン/ソヴィエット国立放送交響楽団(1956年ライヴ)・・・Julian Sitkovetsky(1925-1958烏克蘭)は著名なドミトリーの父親。病に早世したから、録音は少ないみたい。奥様はベラ・ダヴィドヴィチ。ネットから入手したLP復刻と思われる音源だけど、スリーヴ画像は探せませんでした。音量レベルがやや低いモノラルだけれど、予想外に良好な音質。
初演は1940年(ダヴィッド・オイストラフ)例の如く泥臭い民俗的なリズム、哀愁漂う魅惑の旋律連続する名曲。著名な「ガイーヌ」を思い出せば、そのアクのある旋律リズム風情をそのまま連想できるでしょう。ヴァイオリンは明るく洗練され、正確スムースな技巧、素直な音色に良く歌って端正、作曲者による管弦楽も息の合った伴奏でした。
第1楽章「Allegro con fermezza」は怪しく細かいリズムにほの暗い躍動に始まりました。
第2楽章「Andante sostenuto」緩徐楽章は哀しくもやすらぎの子守歌風。
第3楽章「Allegro vivace」変拍子に明るく揺れて、細かい超絶技巧音型が疾走します。哀愁の旋律を途中に挟んで、爽快に全曲を閉じました。(35:20/拍手込)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

右腰奥の鈍い痛みは移動中、不快感が治りません。熱もないし、体調もさほど悪くないけど心配です。朝一番にストレッチ入念、短いYouTubeエアロビクスは久々にオーソドックスな初心者(高齢者)向け短いもの、それでも充分な手応えがありました。
天気はどんより曇った花冷えの小雨模様押して、クリニックへ向かいました。背中手術後10日ほど経過、抜糸してもらって通気性のある絆創膏二週間ほど貼ってままにしてくれとのこと。入浴は自由。除去した粉瘤の生検結果は悪性なし。これで一段落。ちょっぴり食材買い足して帰宅して往復4q弱のウォーキングとしました。今朝の体重は66.35kg▲350g。じつはレトルトのミートソースを入手、たっぷりパスタを喫して、明らかに喰い過ぎを後悔しておりました。夕食抑制してなんとか減量へ。

幾度も書いているけれど、在留外国人からの視点による日本の価値やよろしくないところ、逆に海外に在留する日本人からの現地の報告動画を興味深く拝見しております。伊蘭攻撃の陰に隠れて、すっかり話題に上らなくなった委内瑞拉の件、当たり前に現地の人々のリアルな日常生活があって、先のWBC優勝に沸き立つ、熱狂的な市民の様子が報告されておりました。
露西亜、中国、印度もそうだけど、なにも知らぬままステレオタイプな偏見はいけませんね。それに広い国だから地域ごとにようすは(言葉も)ずいぶんと違うみたい。亜米利加のことだって、じつはよくわかっておりません。

LPデザイン/SXL2114Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調(ジョージ・ショルティ/ウィーン・フィル/1958年)/Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調(エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル/1955年)〜クリフォード・カーゾン(p)・・・久々の拝聴。
Tachikovskyは1875年初演(ハンス・フォン・ビューロー)冒頭ホルンのぶちかましから強靭強烈、個性的な協奏曲は大成功だったとのこと。いまでも一番人気の作品でしょう。
Clifford Curzon(1907-1982英国)とGeorg Solti(1912-1997洪牙利→英国)そしてウィーン・フィルとの異色の組み合わせ。音質は良好。冒頭ホルンから分厚い魅惑の響き、ショルティ率いるウィーン・フィルはいつになく強面に硬質なリズムを刻んで、瑞々しいリリカルなカーゾンのピアノも、それに煽られるように力強いタッチ。第2楽章の抑制抑制とメリハリも名人級、終楽章の堂々たるテクニックには余裕を感じさせました。露西亜風泥臭い剛直に非ず、この人の音色には気品を感じました。
第1楽章「Allegro non troppo e molto maestoso - Allegro con spirito」(20:48)
第2楽章「Andantino semplice - Prestissimo - Tempo I」(7:09)
第3楽章「Allegro con fuoco」(6:55)

甘く濃厚甘美なRachmaninovは1901年初演(もちろん作曲者自身による)これも大好評だったそう。両社ともLP時代より馴染んだ演奏だけれど、こちらモノラル録音だったとは後年知ったこと。充分に瑞々しい音質でした。Adrian Boult(1889-1983英国)のたっぷり重心の低い、渋く雰囲気たっぷりな伴奏最高。こちらぐっとオーケストラとソロは息が合ってスムースな流れ。落ち着いて、魅惑の旋律は上品に、優雅に抑制された情感がこみ上げました。自然な呼吸に優しいタッチは、ほとんどこれ見よがしな技巧を感じさせぬもの。呟くような緩徐楽章が最高です。
第1楽章「Moderato - Allegro」(10:41)
第2楽章「Adagio sostenuto」(11:12)
第3楽章「Allegro scherzando」(12:19)

Nonesuch  H 71262Dvora'k 交響曲第8番ト長調〜チャールズ・マッケラス/ハンブルク・フィル・・・Charles Mackerras(1925-2010濠太剌利)は1966-1970年ハンブルク国立歌劇場の第1指揮者を務めたらしいから、1960年代後半の録音と類推。音質は良好。表記はハンブルク・フィルとなっているけれど、Das Philharmonische Staatsorchester Hamburg、歌劇場のオーケストラのことでしょう。幾度同曲を録音しているはずだけど、これが一番最初のはず。
全9曲の交響曲中、ひときわ美しく懐かしい旋律際立つ名曲。1890年初演。二管編成+ティンパニ。さほどに大きな編成じゃないのに、立派に響くのは師匠筋であるBrahms譲りでしょう。
オーケストラの質は極上、やや速めのテンポにアクセントをしっかり、清潔に、郷愁の風情たっぷり歌って、このオーケストラのホルンはなかなか骨太の響きに魅惑でした。大好きな作品を久々に拝聴したけれど、これはヴェリ・ベストな演奏かも。
第1楽章「Allegro Con Brio」は郷愁の旋律から始まって、心持ちテンポは速めに若々しく颯爽としてノリノリと弾むような推進力。元気いっぱい、テンション高いオーケストラの響きには、コクと厚みがありました。(9:36)
第2楽章「Adagio」ハ短調だけど、深刻な激しさを感じさせぬ情感に充ちた緩徐楽章。中間部はハ長調、牧歌的な情景が広がって、マッケラスの表現はいっかんしてヴィヴィッドなアクセント、例のホルンも豪快に響いて金管の情熱的な盛り上がり、弦の静かな対比も熟達の表現でしょう。(10:42)
第3楽章「Allegretto Grazioso」スケルツォに非ず、甘く、懐かしく、哀愁の旋律にしっとり揺れる3/8拍子のワルツ。ここが一番人気でしょう。颯爽とした表情は継続して、中間部の旋律も優雅に懐かしい。ラストの追い込みもパワフル。(6:18)
第4楽章「Allegro Ma Non Troppo」トランペットのファンファーレから始まるカッコ良い変奏曲。チェロの悠々とした主題は浮き立つように、次第にギヤを上げて高揚、金管の豪快な大爆発へ、フルートのソロもみごとなもの。この辺り多彩な変化はDvora'kの技炸裂、マッケラスのテンポの変化にも不自然な恣意性を感じさせぬ流れでした。やがてしみじみとしたチェロとデリケートな木管の絡みに沈静化し、ラストは圧巻の金管爆発のうちに全曲を締め括りました。(9:28)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

背中奥辺りの微妙な鈍い不快感、足腰関節のわずかな痛みを抱えつつ、ストレッチは入念、各関節の可動域に問題はありません。短いYouTube体操を済ませて市立体育館に向かったら、マスクを忘れて花粉がヤバイ。風は暖かくて、桜は未だ見頃だけど、散り始めて葉が出てきました。途中大学キャンパスは新入生がたくさん、みな希望に溢れて笑顔いっぱい。市立体育館は朝一番、平日常連メンバー少数、いつものゆる筋トレ+エアロバイク15分有酸素運動済ませたら汗びっしょり、着替えてシャワーが気持ちよい季節がやってきております。でも腰辺り奥の不快感は消えません。精密検査が必要かも。今朝の体重は66.7kg▲300g、まだまだ。

恥ずかしいスマホ知識の件続き。sim載せ替えの時、ホーム画面設定で「TONEスタイル」(これが使いにくい)になってしまって、サポート窓口のお姉さんにリモートでAndroid標準に戻してもらいました。前日夕方、なんかヘンな操作をしたみたいでまた「TONEスタイル」になってしまって、にっちもさっちもいかない。また、電話しようかなぁ、面倒やなぁ、恥ずかしいなぁ、ちょっと悩んでおりました。ToneMobileのホームページを眺めても、そのやり方は探せない・・・そこで、AIに尋ねてみたら・・・一発で操作方法出現。なんということもなくカンタンに戻りました。些細なことだけど、妙に嬉しい。そういえばダイソーのマガジンタイプのカバーは売り場になくて、ゴムの側保護のを入手しました。

体育館の途中、桜があまりにみごとだったので、撮影しようとスマホを取り出したら「カメラ」のアプリがない・・・これはすぐ探せました。セブン銀行のアプリは再設定が必要でした。これはコンビニ端末が空いているときに設定作業いたしましょう。困ったのは思った以上にバッテリーが弱って、一日2回充電が必要、これはなかなか旅行や外出時は難しいかも。

London Records SPC 21094Satie ジムノペディ 第3番/第1番(Debussy編)*/バレエ音楽「メルキュールの休息」/Music Hall Music「風変わりな美女」/組曲「びっくり箱」(Milhaud編)/Milhaud 舞踊組曲「ブラジルへの郷愁」/Stravinsky ラグタイム**〜バーナード・ハーマン/ロンドン・フィル*/ロンドン・フェスティヴァル・プレーヤーズ/ロンドン・フェスティヴァル・レコーディング・アンサンブル**((p)1971/73)・・・Bernard Herrmann(1911-1975亜米利加)は映画音楽畑に活躍した人。英DECCAにいくつかクラシカルな録音も残しております。これはどれもお気楽に愉しい、小粋な作品ばかり。(写真は収録がちょっぴり足りぬもの)これはけっこう売れたんじゃないのかなぁ、中古CDをよく見掛けます。「ジムノペディ」は他の作品との組み合わせがLP時代に出ておりました。あとは録音用の臨時編成でしょうか。音質は上々・・・映画館に流れるお気軽な音楽みたいな風情。
Gymnopedies III/I」はSatieの一番人気ピアノ作品(1888年)をDebussyがさらに雰囲気妖しく編曲して気怠い風情溢れる作品。(6:34)
Les Aventures De Mercure」は1924年の作品。自在に大衆的、賑やかに、素っ頓狂にユーモラスに、次々と場面が変わっていく自由な音楽。(13:37)
La Belle Excentrique」はダンスホール向けの音楽?のパロディとか。初演は1922年(ウラディミール・ゴルシュマン)元気いっぱい、思いっきり俗っぽい、安っぽいリズムが疾走し、踊ります。「Grande Ritournelle (グラン・リトルネッロ)」「Marche franco-lunaire(フランコ・ルナ・マーチ)」「 Valse du mysterieux baiser dans l'?il (目に神秘的なキスのワルツ)「Cancan grand-mondain(上流社会のカンカン)」(4:47)
Jack-In-The-Box」は1899年のピアノ作品をMilhaudが管弦楽編曲したもの。木管がユーモラスに付点にのリズムに弾む「Prelude」小粋に躍動する「Entracte」優雅にちょっぴり荘厳かつノリノリな「Finale」へ。(6:53)
Saudades Do Brasil」は1920年のピアノ作品を、二管編成、多彩な打楽器の管弦楽に編曲したもの。リオや伯剌西爾の各都市地域名にちなんだ12の舞曲からなって、伯剌西爾の泥臭くノンビリ優雅なリズムは自在。響きは薄く、ユルいアンサンブルは大仰、なんとも味わいたっぷりにユーモラスでした。(26:35)
Ragtime」は1920年初演。fl/cl/hr/コルネット/tb/大太鼓/スネアドラム/スネアなしのドラム/シンバル/ツィンバロン/2-v/va/cbの11人編成。Wikiには「評価はあまり高くない」と要らんことを書いてあるけれど、録音も多いし、ツィンバロンが活躍、変拍子も入って素っ頓狂にヴィヴィッドな名曲ですよ。(4:42)

Dutton CDBP 9782 de Falla 組曲「三角帽子」第2番/Albeniz/Arbos編 「イベリア」より「セビーリャの聖体祭 」「トリアーナ」「港」/Granados スペイン舞曲 第6番/「ゴイエスカス」間奏曲/Turina 交響詩「ロシオの行列」/Arbos アラビアの夜/Breton 「ポロ・ヒターノ」「アルハンブラにて」/Albeniz 「ナバーラ」/Turin「幻想舞曲集」より「夢想」「饗宴 」〜エンリケ・フェルナンデス・アルボス/マドリード交響楽団(1928年)・・・Enrique Arbos(1863-1939西班牙)の音源を入手したまま失念、ある日ぼんやり聴いてみたら「音質やや落ち?」あわてて内容確認したら1928年!いえいえ、時代を勘案すると驚異的な解像度と鮮度に驚きました。ほとんど伝説的な指揮者、作曲家の記録は貴重でしょう。
de Falla 組曲「三角帽子」第2番はかなりヴィヴィッドなリズムに、オーケストラのアンサンブルも優秀。初演が1919年だからまだほやほやの記録でしょう。収録中、これが一番音質も良好、ノリノリのアツい演奏でした。「隣人たちの踊り(セギディーリャ)」(3:07)「粉屋の踊り(ファルーカ)」(2:38)「終幕の踊り(ホタ)」(6:35)
Albenizはピアノ作品として断片的には聴いていた作品、なんとなく馴染みの西班牙風情が情景が広がります。Arbosの編曲は色彩豊かでした。「セビーリャの聖体祭 」は剽軽にリズミカルな始まりから、やがて賑やかに勇壮荘厳な祭りの行進は爽快、カッコよい旋律はけっこう有名でしょう。ホルンの牧歌的な音色、鐘の音に静かに終了(7:27)快い西班牙のリズムを大仰に優雅、力強く刻む「トリアーナ」(5:24)「港」は賑やかに元気一杯の躍動!(3:40)
Granados 「スペイン舞曲 第6番(Rondalla aragonesa)は、ゆったりと緩急強弱をつけてたっぷり歌って牧歌的(3:44)「間奏曲」は詠嘆の始まりから、チェロを先頭に哀しく歌いました。カスタネットもはっきり聴こえます。(3:48)
Turina「ロシオの行列」は晴れやかな表情の躍動。情景や尋常は刻々と変化して、やがて鐘も華やかに鳴り響きました。(6:51)
Arbos 「アラビアの夜」はウェットな夜の空気が流れる哀愁、纏綿と陰影妖しく、やがて朗らかに歌って穏健に終了しました。(6:28)
Tomas Breton(1850-1923西班牙)は初耳かな?どの作品もわかりやすい、民族的な風情たっぷり。
ポロ・ヒターノ」は快活に大仰、そして軽妙な、いかにも西班牙風旋律リズム。オーボエが大活躍しました。(4:20)アルハンブラにて」これもピチカートとハープが付点のリズムに軽快、流れるよう。期待通りの優雅な哀愁の西班牙風でした。(7:08)
ナバーラ」とは西班牙北部の州とのこと。沸き立つような明るい民俗的?リズムが爆発します。(5:28)
Turina「夢想」どんな夢をみたのか、高所から思い切って飛び出して、そのまま爽快に空を滑空?(4:22)饗宴」これはカッコよい短調の旋律が躍動しておりました。(4:17)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日日曜も女房殿は未だ風邪より快復途上、午前中休んで昼から所用で出掛けていきました。朝、ストレッチした後、ユルいYouTube体操はいっしょにこなしました。洗濯済ませて雨も上がったので外に干したあと、ご近所のスーパーにちょっぴり食材補充に出掛けました。往復3kmほど、軽いウォーキング。右腰の鈍い不快感は背中に移動しつつあって、いかにも結石みたいな感じ。すっきりとした体調になかなか戻りません。今朝の体重は67.0kg+300g(涙)これから鍛えて節制生活して戻します。
前日注文したプリンターのインク(激安互換品)はなんと翌日夕方には到着!驚きました。

女優・中山マリさん(80歳)ご逝去。NHKドラマなどにも出演していた実力派らしいけど、存じ上げませんでした。すると女房殿が「サインはVに出ていた美人女優でしょ?」と。へぇ、写真だとずいぶん印象違うけど、自信満々にそう主張するので不安になりました。でも変わったなぁ、いくら年齢を重ねても面影は残るはず、そう思って再度調べたらそれは中山麻理さん、既に昨年2025年に亡くなっておりました。ま、もともと芸能界の知識には暗いし、興味も薄いし、そんなカンチガイはありがちですよ。以前にも千葉雄大は千葉真一の息子だ、女房殿はそんな主張をしておりました。亡き北海道の婆さんは岡田准一は岡田真澄の隠し子と固く信じてましたっけ。苗字が同じだけで親子にされたらたまりまへんで。

The50's THE50-09 2枚組890円Bach ヴァイオリンとピアノのためのソナタBWV1014-1019 全6曲〜ユーディ・メニューイン(v)/ルイス・ケントナー(p)(1951年)・・・20数年ぶり半分のみ再聴。CD2枚組890円だったThe50'sも懐かしい。音質はかなり良心的。

演奏にややアクとクセが顔を出す時期か、ケントナーのしっかりと安定したピアノとは対照的に、メニューインの体臭を感じさせる演奏/リズム感も昔風だし、洗練が足りない
とは当時の印象。
久々現在の耳に聴いてもさほどその印象は変わらない。Bachはどんなスタイルの演奏でも作品の骨格は変わらない、心擽る旋律の魅力は緩急際立って充分に伝わる・・・けれどLouis Kentner(1905ー1987洪牙利→英国?)のピアノが端正に正確、Yehudi Menuhin(1916ー1999亜米利加)のヴァイオリンは、古楽器系含めここ最近の流麗な技巧、セクシーな節回しや音色に慣れているから、ちょっと表現はアクが強過ぎ、硬く、不器用に感じました。ネットの評価を探ったけれど、少なくとも日本ではほとんど話題に上っていないようでした。
ソナタ第1番 ロ短調 BWV 1014はしっとり哀しみを湛えた作品。誠実だけどメニューインの不安げなヴィヴラートはちょぴり大仰さを感じさせて、リズム感も技術的にも流麗ではない感じ。
「Adagio」(4:42)「Allegro」(3:28)「Andante」(4:11)「Allegro」(4:21)
ソナタ第2番 イ長調 BWV 1015は穏健に落ち着いた風情の旋律。不器用だけど、明るく、やや昔風表現と感じます。
「Dolce」(3:58)「Allegro」(3:58)「Andante un poco」(3:30)「Presto」(3:53)
ソナタ第3番 ホ長調 BWV 1016は寂しげな風情漂って、ここでのヴァイオリンはかなり技巧的に不安を感じさせて無骨。ケントナーのピアノは淡々と抑制を効かせて正確なリズムを刻んで支えておりました。
「Adagio」(5:58)「Allegro」(3:24)「Adagio ma non tanto」(5:35)「Allegro」(4:18)

DECCA JB30Holst 組曲「惑星」〜ヘルベルト・カラヤン/ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場合唱団(1961年)・・・1918年初演された(エイドリアン・ボウルト)四管編成の巨大なる”映える”カッコよい作品。これは「惑星」ブームを導いた録音だったと記憶します。
20年ぶりの拝聴・・・のはず。当時は駅売海賊盤を聴いていて、音質に不満を漏らしておりました。久々の印象はクリアな音質とウィーン・フィルの迫力に打ちのめされました。Herbert von Karajan(1908-1989墺太利)53歳気力体力に充ちたスタイリッシュな表現、金管も打楽器強烈な迫力、弦の弱音の洗練も文句なし。これはこの作品ヴェリ・ベストかも。
「棺を蓋(おお)いて事定まる」自分も若い頃は、売れ筋カラヤンに対する反発心ばかリだったけれど、オーケストラ・コントロールの自在さ、グラマラスな表現に心奪われる機会が増えました。
初演当時は賛否両論だったそうだけど、現在はおそらく英国音楽最高の世界的人気作品。四管編成にティンパニ6台(2人)ほか9種の打楽器にハープ2台、チェレスタとオルガン、更には女声合唱も入る巨大なる編成。
火星、戦争をもたらす者 (Mars, the Bringer of War)」鳴りきったウィーン・フィルの華やかにマイルドな金管、前向きな推進力たっぷりなリズム感はノリノリ。この時期ウィーン・フィルはこの作品にあまり慣れていなかったはず、そんなことを微塵も感じさせぬ圧倒的な統率でした。(7:08)
金星、平和をもたらす者(Venus, the Bringer of Peace)」控えめなホルンから始まって、その旋律をオーボエとフルートが受け取る静謐穏健な始まり。ヴァイオリン・ソロの優雅な旋律、チェレスタも効果的に極限のデリカシーな弱音も緊張感たっぷり。夢見るように美しい。(8:25)
水星、翼のある使者 (Mercury, the Winged Messenger)」囁くようなスケルツォは極弱音に流麗に流れて、この辺り、雄弁な盛り上げかたは熟練の技でした。(4:02)
木星、快楽をもたらす者 (Jupiter, the Bringer of Jollity)」ここがカッコ良い一番人気。幻想的な木管に彩られ、圧巻のホルンが野太くヴィヴィッドに響いて颯爽、これ以上の迫力はなかなか経験できぬスケールと洗練サウンドでした。そして優雅な「我が祖国に誓う」登場、後にその歌詞を付けていっそう有名になったけれど、作曲者にはそんな愛国の意味を旋律には込めなかったそう。(Wiki英語版より)(7:41)
土星、老いをもたらす者 (Saturn, the Bringer of Old Age)」ハ長調とは思えぬ不安に暗い、重苦しい歩み。弱音での細部クリアな響きには深みがあり、重量感、そしてしっかりとしたリズム感もありました。粛々とスケール大きく高揚させて、クライマックス(fff)での打楽器も効果的に彩りを添えました。やがて宇宙の果てのような幻想的サウンドは儚く消えていきました。(8:37)
天王星、魔術師 (Uranus, the Magician)」剛直な金管と打楽器ぶちかまして、スケルツォのリズムに歩みだして「魔法使いの弟子」に似たユーモラスなところ。ファゴットのリズム感、強烈な金管と打楽器。なんと華やかにゴージャス、余裕の響きなのでしょうか。(5:51)
海王星、神秘をもたらす者 (Neptune, the Mystic)」不規則な拍子、微弱音に絡み合って浮遊する木管は宇宙の果てを連想させるところ。やがて神秘の女声ヴォカリーズが響いて、それは「合唱団は隣の部屋に置く。部屋の扉は曲の最後の小節まで開けておき、ゆっくりと静かに閉じる。合唱団、扉、副指揮者達(必要な場合)は聴衆から完全に見えないようにする」との指示なんだそう(Wikiより孫引き御免)この消えるような締め括りには優秀な音質必須でしょう。(7:37)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日は雨予報だったけれど、ストレッチ、短いYouTube体操済ませて市立体育館への往復中、なんとか曇ったまま天気は保ちました。道中桜は満開でもちょっぴり肌寒い感じ、高校の入学式なのか?正装っぽいご両親が笑顔に多くすれ違いました。微妙な脇腹とか背中辺りの鈍い痛みを抱えつつ、トレーニングルームは空いていて、ゆっくり鍛錬出来。不快感はやや継続中、風邪症状?それが胃腸に影響しているかも。早々に帰宅すると女房殿はコタツに隠って、軽く昼食を摂ったら寝込んでしまいました。そんな体調で婆さんの介護は大丈夫なのか。女房殿の希望に渋々プリンターのインクを注文。自分はもう使わないけどね。

夕食の準備をしようと思ったら、風邪の女房殿がラーメンが喰いたいとのこと。先日、出先での残念なラーメン経験もあって、雨の中、今回は間違いない味のご近所に出掛けました。今朝の体重は66.7kg+150g、せっかくの筋トレ+有酸素運動もラーメンで帳消しですよ。

スマホが上手い具合に機種変更できて、出費なし。充電がType-Cになったのも普遍性が増して使いやすいし、起動時のパスコード入力画面が(他の方一般に当たり前な)大きなものになったのも嬉しい。いままでのは通常のフリック画面が出て小さかった。後継機なので使い勝手が変わらぬのもありがたいですね。スマホケースはマガジン・タイプは100均、かなり草臥れてきたし、サイズが若干大きくなって使えなくなりました。これをどうするか、透明のカバーは付けているけれど、ゴムの保護枠みたいので済ませるのかどうか、ちょっと考え中。気のせいか、動作は若干速くなったような気もします。バッテリーの消耗は前機より速いようだけれど、日常遣いに問題なさそう。一年しか使っていないのに、こんな状態?かなりムリな負荷を掛けるような使い方だったのでしょう。あと何年使えるでしょうか。

スマホは便利だけど、なにもかもそれに頼る生活はちょっと不安です。まずモバイルICOCAへの移行が宿題。それと女房殿のも含めて三台眠っている安物スマホを売らなくっちゃ。ま、ほとんど希少金属代程度でしょう。

NAXOS 8.550627Shostakovich 交響曲第7番ハ長調「レニングラード」〜ラディスラフ・スロヴァーク/スロヴァキア放送交響楽団(1989年)・・・ NAXOSより当時の相場としては、ずいぶん安く全集が出た時にお世話になりました。現在では

「弦の音がひ弱・・・木管は技量が劣り、いかにも頼りなさげ。金管はパワー不足」
「パワーに欠ける部分があって、残念」
そんなリスナーの声がネットに残されております。もうそれはその通り、なんやけど、なんとも冴えない非力なオーケストラを率いてLadislav Slovak(1919-1999斯拉仏克)入魂の演奏、いかにも「ファシズムに対するソヴィエット露西亜の戦いと勝利」みたいな作品はどうも苦手として、しばらく避けていたけれど、昔馴染みのせいかなぁ、けっこう素朴に不器用な演奏を愉しみました。
初演は第2次世界大戦中1942年(サムイル・サモスード/ボリショイ劇場管弦楽団)同年ロンドン、ニューヨークでも演奏されて、わかりやすい旋律は大人気だったらしい。三管編成+ティンパニ他7種の打楽器、ハープ2台にピアノ迄入る大編成。音質は悪くないと思うけれど、オーケストラの響きには芯が足りない。
第1楽章「Allegretto(戦争)」人数が少ない?との声もあった薄い響き、例の馴染の繰り返し旋律は(人間の主題)なんとも牧歌的にリズムがユルく、いかにも鳴りのよろしくないオーケストラ。それでも途中からテンポを上げて煽っていくスロヴァークの熱意と根性が感じられる勇壮な始まり。打楽器のアクセントはけっこう優秀でした。(26:08)
第2楽章「Moderato (Poco allegretto)(回想)」は途方に暮れたようなスケルツォ。細かい音型の弦がしずかに歩み始めて、オーボエも妙に切ない。やがて切迫感漂うテンポ・アップに至って、やはりリズムのキレは少々甘いけど、打楽器はなかなかの名手、アクセントを際立たせました。この辺りを聴くと優秀録音なのかな、とも思う。(10:15)
第3楽章「Adagio(祖国の大地)」オーケストラの真価を問われる弱音続く緩徐楽章。穏健静謐な旋律はていねいに表現されもメリハリ弱く、印象が薄い始まり。中間部の力強い疾走は精一杯の金管絶叫に、小太鼓の連打も効果的でした。そして荘厳なコラール風弦の合奏に収束して、やはり弱音での存在感が薄い感じ。(19:20)アタッカでそのまま
第4楽章「Allegro non troppo(勝利)」へ。風雲急を告げる緊張感迸る・・・はずの始まりも、いまいちたどたどしいリズム。それでも精一杯の金管の絶叫、盛大なる打楽器の参入に熱を加えました。現主体の第2部に入ってテンポうあ音量は落ちて、弱音部分の響きは弱く、旋律印象が定まらない(フルートは良い音で鳴っていると思う)。やがてそのままクレッシェンドが続いて強烈なティンパニのアクセント登場、クライマックスを至って第1楽章の「人間の主題」に全曲を締め括って、やや情けない金管乗り越えて感動的でした。(16:42)

London SPC 21027「The Heart of Tchaikovsky」/劇的序曲「ロメオとジュリエット」(抜粋)/「トレパック」(バレエ音楽「くるみ割り人形」より)/「ワルツ」(バレエ音楽「眠れる森の美女」より)/交響曲第6番ロ短調「悲愴」より第1楽章「Allegro non troppo」/スラヴ行進曲(抜粋)/ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調より第1楽章「Allegro non troppo e molto maestoso」冒頭/交響曲第4番ヘ短調より第3楽章「Scherzo」抜粋/交響曲第5番ホ短調より第2楽章「Andante cantabile」抜粋/「ハープサルの思い出」作品2/歌劇「スペードの女王」より第2幕「Shagi! syuda idut(階段だ!奴らがこっちに来るぞ)」/大序曲「1812年」(フィナーレ)〜サルヴァトール・トゥッティ・カマラータ/キングスウエイ交響楽団(1968年発売)・・・Salvador "Tutti" Camarata(1913- 2005亜米利加)は作曲家、編曲家、トランペット奏者、レコードプロデューサー、とのこと。ウォルト・ディズニーとも関係が深かったそう。オーケストラは倫敦の録音用団体らしい。
これは当時リアルな音質を誇ったPhase4録音、抜粋と云うかエエとこ取り、編成はおそらくオリジナル通り、ピアノ曲である「ハープサルの思い出」や「スペードの女王」はもちろんカマラータの編曲。
基本「さわり」寄せ集めみたいな音楽は避けるようにしているけれど、明るく、分厚く、ブリリアントにゴージャスな響きはパワフル、雰囲気たっぷりに極上な演奏が続いて、全部聴けないのがとっても残念な隔靴掻痒状態。魅惑の旋律のエッセンス揃えてけっこう堪能できました。気が短い人に最適。
ロメオ」はいきなりクライマックス!金管も打楽器も絶叫(4:29)。快活に元気いっぱいの「トレパック」はノリノリ(1:09)晴れやかな表情に優雅ゴージャスな「ワルツ」も最高(3:32)。「悲愴」は第1楽章中盤の哀切高まるところのみ。全曲聴きたい!そう思わせるたっぷり陶酔と抑制の表情を堪能できました。(5:21)スラヴ行進曲」も金管鳴り切ってヴィヴィッドな勢い、後半のみの演奏が残念至極。(6:03)
ピアノ協奏曲は冒頭のみ、厚みのあるオーケストラ、キレッキレのピアニストのクレジットはありません(1:31)。そのまま途切れず、交響曲第4番ヘ短調第3楽章「Scherzo」はピチカートの緊張感ある妙技へ(1:39) 交響曲第5番ホ短調のホルン・ソロの技量最高、それに寄り添うオーボエ、弦もしっとりとしみじみ。(5:29)
懐かしく穏健な「ハープサルの思い出」はオーボエが活躍しました。(2:37)寂しげな「スペードの女王」のアリアは木管主体(2:08)1812年」はラスト部分、デーハーに壮麗な鐘が喧しいほど鳴り響きました。大詰めには大砲もちゃんと用意されておりました。(4:38)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

本日は終日雨模様らしい。
週末がやってきて、昨日女房殿は孫のところへ。病じゃなくて私立から公立の保育所に変わる関係のタイムラグ、お留守番でした。相変わらずの睡眠不如意、胸やけは収まったけれどやや体調不調継続中。ストレッチとYouTube体操は実施、身体を動かすべくご近所のスーパーに往復3kmほどウォーキング、兼少々食材買い物実施。ちょうど外に出た時にお隣の棟に救急車到着、救命士が階段を上がっておりました。「徳島の息子さんに連絡して!」みたいな声も聞こえました。ご無事でしょうか。女房殿はちょっと遅く、孫の御守から帰ってきてやや風邪気味とのこと。
今朝の体重は66.55kg▲250g。昼夜とかなり喰って反省していたのに減ってくださいました。右腰奥に微妙に鈍い痛み復活中、結石でしょうか。

ちょっと前に書いたけれど自分のスマホはToneMobile。2020年12月に契約してぼちぼち5年、中(低)速使い放題1,210圓/月也激安(通話別)先日200圓値上がったところだけど充分安く実用的。出先で動画は見られない。自宅ではWifiだから問題なく、もとより小さい画面に動画を見る習慣もありません。当時e20という専用機種は無料だったんですよ。機能やスペック云々は他を知らないからまったく不満なし。でもぼちぼち5年でしょ?さすがに微妙に草臥れて「050」アプリは受信できても起動できず(掛けられない)他微妙に不具合もありました。近々どこかで機種変更が必要やろなぁ、そんなことを考えておりました。

女房殿は自分とは使用頻度が桁違い、もっと過酷な使い方をしたのか?幾度故障して買い替えて、現在は楽天モバイルへ。前機はToneMobile機種はe21、一年ほど使って着信の呼び出しが鳴らない!大騒ぎして乗り換えたもの。その眠っているスマホにsimを載せ替えたら使えるのじゃないか、そう類推して朝一番サポートに電話してみました。
・・・結果、意外とカンタンに載せ替え出来。但し、初期ホーム画面設定で「TONEスタイル」を偶然指定してしまって、使いにくい!通常のAndroidスタイルへの戻し方がわからない・・・またまたサポート窓口にに連絡したら、親切にもなんとリモートで修正してくださいました。LINEはQRコードでカンタンに戻せたけれど、楽天PAYの設定にも四苦八苦、それとバッテリーの保ちは微妙かも。ま、仕方がない。しばらくこのまま使ってみましょう。一連の作業は佳きノーミソ鍛錬、ボケ防止になりました。

TELDEC WPCC-5296 Bruckner 交響曲第7番 ホ長調(1885年稿/ノヴァーク版)〜ダニエル・バレンボイム/ベルリン・フィル(1992年)・・・Daniel Barenboim(1942-亜爾然丁→以色列)も高齢に至って、活動量も落ちてきたようです。これは若い頃のシカゴ交響楽団との全集録音に続く50歳頃の再録音。ベルリン・フィルはクラウディオ・アバド時代でした。かなり以前より音源は入手したけれど、バレンボイムは好みの指揮者じゃないのでなんとなく後回し、おそらく初耳。シャウシュピールハウスのセッション録音は残響豊かに優秀な音質でした。Bruckner交響曲中、屈指の美しく、穏健な旋律を誇る交響曲は思わぬ完成度。ベルリン・フィルの艶と厚みのある瑞々しい響きを活かして慌てず走らず、落ち着いた抑制と余裕を感じさせる感動的な演奏でした。
第1楽章「Allegro moderato」冒頭夢見るようなチェロの主題が美しい。落ち着いた歩みに湧き上がる暖かい情感、ベルリン・フィルは弦も金管もマイルドに溶け合って洗練され、厚みがあり、デリケートに艶のある響き、フルートもホルンも魅惑の音色でした。テンポの動きにも不自然さを感じさせない。(21:54)
第2楽章「Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam」ここはこの作品の感動的な白眉。練り上げられた魅惑の弦が洗練されたサウンド、天上の浮遊するフルートも期待通りの活躍でした。打楽器も入るクライマックスに向けてわずかなテンポ・アップと熱の加え方、適度な力感と流れにも納得(ここではティンパニの序奏は入らない)収束するホルンの静謐もぞくぞくするほどのセクシーサウンド。(24:53)
第3楽章「Scherzo: Sehr schnell」Bruckner交響曲のキモであるスケルツォ。ここもアクセントを強調せず、抑制した風情に慌てぬ中庸のテンポ。トリオは優雅にたっぷり歌って弦や木管は官能的なテンポのタメ、金管もマイルドな響きにメタリックに響かない。ラストは余裕のパワーに盛り上げてくださいました。(10:24)
第4楽章「Finale: Bewegt, doch nicht schnell」ベルリン・フィルの痺れるような洗練されたサウンドが粛々と歩んで、冒頭は軽妙に弾むように流麗、落ち着いた始まり。やがてコラール風の金管はぐっとテンポを落として、徐々にテンポを上げて高まる情感、相変わらず余裕のパワーと厚みを感じさせました。この作品は大好きだけど、終楽章の落ち着かぬ風情にガッカリする経験も多いけれど、しっかりとした「間」、落ち着きと静謐、洗練際立ってテンポの揺れも納得できるフィナーレに追い込みました。(13:29)

NAXOS 8.553121Brahms クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調/クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 /ヴァイオリン・ソナタ イ短調「F.A.E.ソナタ」より 第3楽章 スケルツォ ハ短調/2つの歌 作品91「秘めたるあこがれ」「聖なる子守歌」〜カールマン・ベルケシュ(cl)/イェネー・ヤンドー(p)/タマラ・タカーチ(ms)(1995年)・・・指揮者としても活躍するKalman Berkes(1952-洪牙利)と名手Jando Jeno(1952ー2023洪牙利)によるクラリネットの名曲録音。自在な技巧を誇って、クラリネットは夢見るような色気、低音から高音迄ムラのない美しい音色。質実着実なピアノが重心低くそれを支えます。知名度的には低い演奏家かもしれないけれど、これは演奏、音質とも出色の完成度、Brahmsの内省的に落ち着いた室内楽の魅力を堪能いたしました。交響曲より室内楽のほうが自分に嗜好に合っていると自覚しております。
クラリネット・ソナタは両作品とも1895年初演。ヴィオラ・ソナタとしても演奏される名曲。
ソナタ第1番 ヘ短調は心の奥深く、秘めた情感が泡立つような作品。名曲。
第1楽章「Allegro appassionato」過去を深く悔いて独り内心嘆いているような、寂しげに切ない思いが迸る始まり。これがBrahmsの魅力ですよ。(8:20)
第2楽章「Andante, un poco adagio」(変イ長調)清明な精神の落ち着きを感じさせて、クラリネットとピアノの穏健静謐なつぶやくような対話。(5:47)
第3楽章「Allegretto grazioso」3/4拍子、そっと優雅に揺れる懐かしいレントラー。中間部にはピアノのアルペジオに乗せてちょっぴり不安が襲う。(4:35)
第4楽章「Vivace」表情明るく前向きに力強く歩みだすフィナーレ。途中リズム?拍子の変化も効果的な流れも、これは青春の明るいMozart風情に非ず、中年オトコの背中に苦い思いが漂って陰を感じさせました。(5:28)
ソナタ第2番 変ホ長調
第1楽章「Allegro amabile(愛らしく)」穏健な気分に遠くを眺めながら、遠く昔の思い出を懐かしむような始まり。(8:14)
第2楽章「Allegro, molto appassionato」哀愁に揺れる魅惑のの3/4拍子。ヤンドーのピアノは劇的にちょっと力が入り過ぎ。中間部には清明に朗らかな表情が浮かびました。(5:52)
第3楽章「Andante con moto - Allegro」しっとり落ち着いた旋律。クラリネットが前向きに、色彩豊かに歌い上げる変奏曲。(7:31)
以下いずれもKalmanによるクラリネット編曲作品。ちょっぴり珍しい作品を織り込むのが当時のNAXOSの趣向でした。
Scherzo in C Minor」は快活に弾むような躍動。(5:35)
Gestillte Sehnsucht」はクラリネットの低音がオブリガートして、Tamara Takacs(1950-洪牙利)は愛の歌をしみじみ。(6:05)
Geistliches Wiegenlied」は情愛に充ちた子守歌。控えめなクラリネットとピアノは女声との距離感が好ましい。(5:41)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

前夜は呑み過ぎやなぁ、反省しております。量的にはさほどではないけれど、あまり体調万全ではなかった自覚はありました。例の如く早朝覚醒して、しばらくぼんやりしてちょっぴり二度寝、ストレッチはしっかり。YouTube体操は時間調整に失敗してサボり、そのまま市立体育館に出掛けました。雨はすっかり上がって、花散らしの風は少々、未だ桜は見ごろです。朝一番にトレーニングルームに入って、常連メンバーは休まずに鍛えておりました。自分も負けられない。いつもどおりしっかり鍛えて帰宅しても、すっきりと体調は戻らず、珍しく胸やけもあって不快なまま。マシになったのは夕方でした。今朝の体重は66.8kg▲650g、一日で元には戻せません。

もうどうでもよい話題がマスコミに報道されます。田久保前市長のその後の所業とか、坂口杏里「サンドイッチ万引き容疑で逮捕」いずれ話題にするのも空しい自業自得。知らんがな。もう過ぎた人たちですよ。そういえばウィットに富んだ「エイプリル・フール」ネタは見掛けなかったなぁ、現実が冗談じゃ済まされん状態だからか。

インドネシア沖でM7.4の地震発生とか、津波とか被害状況はいかがでしょうか。
トランプさんは「イランの新体制の大統領がアメリカに停戦を求めてきた」とし、「ホルムズ海峡が開放されれば検討する」と表明。伊蘭側は否定していて、この人はまったく信じられない、思い付きで「言ったもん勝ち」なんでも有なんですね。NATO脱退を検討とか、かき回すだけかき回して、あとは知らん。やることなすこと裏目に出ているみたい。他人様のお国のことだけど、史上最悪の亜米利加大統領ちゃうかな。
さて、我らが日本はこの国難をどう乗り切るのか?今のところドラッグストアにはトイレットロールは潤沢にありました。じわじわと物価は上がるだろうけど、いまのところ落ち着いている感じ。

DENON COCQ 84649Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調/Ravel ピアノ協奏曲ト長調〜エレーヌ・グリモー(p)/ヘスス・ロペス=コボス/ロイヤル・フィル(1992年)・・・Helene Grimaud(1969-仏蘭西)23歳、DENONへの録音を久々に拝聴いたしました。音質極上。Jesus Lopez-Cobos(1940-2018西班牙)は伴奏の名人なんだそう。
Rachmaninovは1901年全曲初演、甘美憂愁な旋律を誇る名曲、小学生時代にリヒテル/ザンデルリンク(1959年)のモノラルLPに出会って一発で痺れたものですよ。作曲者の自演含め、古今東西名演奏録音犇めく名曲中の名曲。
これは驚きの完成度、しっとりと落ち着いた音色、叩きつけたり濃厚に表情を強調しないピアノ。「第一楽章冒頭の和音の連打部分において、ピアニストは一度に10度の間隔に手を広げることが要求されており、手の小さいピアニストの場合はこの和音塊をアルペッジョにして弾くことが通例となっている」そう、ここでもそんな感じに始まって、余裕のテクニックは暑苦しい濃厚露西亜風に非ず、常に抑制と品を感じさせる表現。ロペス=コボス率いるロイヤル・フィルはデリケートにきめ細かい響きにピアニストをフォローしておりました。これは最近聴いた中でもヴェリ・ベストの完成度。
第1楽章「Moderato - Allegro」(10:51)第2楽章「Adagio sostenuto」(11:20)第3楽章「Allegro scherzando」(11:42)
Ravelは1932年初演(マルグリット・ロン)変幻自在、ジャジィにファンキーな名曲。ここでは曖昧な雰囲気に流さず、ちょっぴり硬質なタッチに正確な技巧、やや前のめりなノリ。リズムがようわからん緩徐楽章はぐっと静謐に抑制して、両端楽章との対比もみごとでした。ここでもロペス=コボスの伴奏はテンション高く、優れた伴奏でした。Ravelのこの作品に、これほどクリアな音質はかつて聴いた記憶はない。
第1楽章「Allegramente」(8:27)第2楽章「Adagio assai」(9:22)第3楽章「Presto」(4:03)

DG 477 9055Mozart ヴィオリン・ソナタ第17番ハ長調K.296/第18番ト長調K.301(293a)/第21番ホ短調K304(300c)/第22番イ長調K305(293d)/第23番ニ長調K306(300l)〜ヴォルフガング・シュナイダーハン(v)/カール・ゼーマン(p)(1953-55年)・・・いずれも1778年 マンハイムにて、Mozart22歳の優雅極まりない連作となります。この時代、あくまで鍵盤中心にヴァイオリンはオブリガートという扱いから、対等平等の作品として浮き立つような明るい旋律が躍動しております。
ウィーンの名手Wolfgang Schneiderhan(1915-2002墺太利)Carl Seemann(1910-1983独逸)による、しっとり落ち着い良く歌う上品優雅なヴァイオリン、ピアノもデリケートに息もぴたり。音質はモノラルでも自然な潤いのあるもの。どれも希望に溢れた青春の輝きが続きます。
(旧呼称第24番)ハ長調ソナタK.296はなんの屈託もなく、晴れやかに弾むようなリズムに乗った始まり。緩徐楽章のしっとりとした落ち着きも印象的、終楽章の躍動に、わずかに陰が差すところはいかにもMozart。
「Allegro vivace」(6:35)「Andante sostenuto」(5:25)「Rondo: Allegro」(4:29)
(旧呼称第25番)
ト長調ソナタK.301(293a)は優雅に歌うよう、そして溌剌軽妙なピアノとの対話に始まりました。「Allegro」はシンプルな3/8拍子から始まって暗転も印象的、以下2楽章で終わるのはJ.C.Bachに倣ったそうです。
「Allegro con spirito」(7:39)「Allegro」(4:13)
(旧呼称第26番)
ホ短調ソナタK304(300c)は、ほの暗い魅惑の旋律に、激情が走る始まり。「Menuetto」はピアノの詠嘆から始まって、ヴァイオリンと交互に哀しみが走ります。中間部の安らぎの対比も魅惑でした。
「Allegro」(6:36)「Tempo di Menuetto」(5:11)
(旧呼称第27番)
イ長調ソナタK305 (293d)は一点の曇りもない、快活シンプルに躍動疾走する始まり。「Andante grazioso」は弾むような付点の旋律が典雅に陰影もある変奏曲でした。
「Allegro di molto」(4:49)「Andante grazioso」(9:05)
(旧呼称第28番)
ニ長調ソナタK306 (300l)これは3楽章制。ピアノが元気よく始まって、ヴァイオリンがオブリガートする始まり。すぐに主役は交代して対等平等のスタイルへ歌う可憐な作品。淡々と落ち着いた緩徐楽章を経、細かい音型に溌剌と躍動するフィナーレへ。途中で拍子が変わるのも印象的。
「Allegro con spirito」(4:56)「Andante cantabile」(4:56)「Allegretto - Allegro」(6:08)

(ついでに)
Bach 無伴奏パルティータ第2番ニ短調 BWV1004〜ヴォルフガング・シュナイダーハン(v)(1955年)・・・彼のBach無伴奏作品はこれ以外の録音を探せません。音質は良好。たったヴァイオリン1挺に巨大な宇宙の広がりを感じて、泣かせる「シャコンヌ」。その関係でこの作品は拝聴機会が多い作品でした。正直なところBachの無伴奏作品はどんな演奏を聴いても、その感動の質はさほどに変わらない。端正なテクニックに煽り過ぎぬ表現に怒涛の感銘をいただきました。
Allemanda(4:22)Corrente(3:23)Sarabanda(3:46)Giga(4:06)Ciaccona(14:51)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

相変わらずの早朝覚醒継続中。それでも抗アレルギー剤を服用中止したので不快感はなくなりました。朝のストレッチ、短いYouTube体操を済ませてご近所のスーパーへウォーキング往復3kmほど。外に出るとうすら寒い雨模様、これを「花冷え」と呼ぶのでしょうか。終日降り続きました。最低限の食材を補充して、菓子は買いませんでした。しばらくガマンするつもり。先日数年ぶりに喰ってけっこう美味く感じたカップ麺に心動いたけれど、これもやめておきました。
花粉症とか背中切ったりなんなり一ヶ月ほどご無沙汰、雨の中昼から軽く呑みに出掛けました。コミュニティバスは120圓に値上がり。ほんの気分転換のつもりが・・・爺友と馬鹿話しが過ぎて、けっこうしっかり呑んだ挙句やや二日酔い状態、今朝気分はよろしくない。体重は67.45kgわずか一日で1.25kg増は自業自得。深く反省してこれからしっかり鍛え直しましょう。

日々拝見するブログに「弥生ついたち」とあって、はて?弥生とは3月のことじゃなかったっけ。調べてみたら、

旧暦3月(現在の3月下旬ー5月初旬)を指す和風月名で、春になり草木がますます生い茂る様子を表します
とのこと。正しい使い方だったのですね。「弥」は「いや増す」の「いや」、どんどん草木が成長するという深い、めでたい意味であることを知りました。

自分は使う機会はないのだけれど、いよいよ「自転車も青切符時代」へ。ここ数日の報道に注目しておきましょう。歩道通行などのマナー問題定着には時間が掛かることでしょう。スマホをいじりながらの自転車運転など毎日散々見掛けますもの。信号待ちにトラック運転手がスマホを眺めているのはかなり危うい・・・けど、けっこう目撃します。

DHM HMC901868Mendelsshon 弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20/協奏的変奏曲 作品17*/無言歌 ニ長調 作品109*/アルバムの綴り ホ短調(Assai tranquillo)*〜アンサンブル・エクスプロラション/ロエル・ディールティエンス(vc)*/フランク・ブラレイ(p)*(2004年)・・・Ensemble Explorationsは古楽器アンサンブル(独逸?)活動期間1995-2010年。
16歳天才少年の作とは信じられぬ傑作、弦楽八重奏曲 変ホ長調は1825年の作品。複弦楽四重奏の編成。(メンバーは クリスティーネ・ブッシュ(v)/リディア・フォーベス(v)/チャン・チャン(v)/フランシス・ルーセンス(v)/マルガレーテ・アドルフ(v)/グース・イェケンドリュプ(v)/マルテン・ベーケン(va)/ロエル・ディールティエンス(vc)/ゲールト・ドビエーヴル(vc)とのこと)馴染の湧き上がるような希望に溢れた旋律は、ちょっぴりジミにくすんでマイルドに響きました。
第1楽章「Allegro moderato ma con fuoco」憧憬に充ちて明るく躍動して、シアワセ胸いっぱいに膨らませた始まり。(14:09)
第2楽章「Andante」楚々とした哀しみを湛え、デリケートな緩徐楽章。(6:58)
第3楽章「Scherzo: Allegro leggierissimo」トスカニーニの拡大された編成でも有名なスケルツォ。ちょっぴり辺りの様子を伺うような不安を浮かべて、そっと躍動しました。(5:00)
第4楽章「Presto」ここのテンポはかつて経験したことのない快速!ごりごりとした低音から始まって、マイルドな響きのまま疾走躍動する希望と元気一杯のフィナーレでした。モダーン楽器のテクニックそのままに、滋味深い音色が個性的でした。(6:01)
Variations concertantes」は1829年の作品。懐かしく素直な旋律から優しく、ちょっぴり陰のある素直な変奏曲が続きました。ピアノは1874年のスタンウエイとのこと、素朴だけれどバロック時代のような粗野な響きに非ず、洗練されて溌剌。ディールティエンスのチェロは内省的にヴィヴラート控えめ。雄弁にぎらぎらとした表現とは無縁な音色でした。(9:32)
Lied ohne Worte」は1845年晩年の作品。ゆったり揺れるような安らぎの旋律から、途中ちょっぴり情感が高揚します。(4:14)
Assai tranquillo」は1837年の作品。途方に暮れた哀しみが広がりました。(3:42)

DECCA POCL 1238Shostakovich 交響曲第1番ハ短調/バレエ音楽「春の祭典」〜 ジョージ・ショルティ/コンセルトヘボウ管弦楽団(1991年ライヴ)・・・Georg Solti(1912ー1997洪牙利→英国)がシカゴ交響楽団の音楽監督を降りた頃のライヴ。世評盤石、英DECCAの優秀な音質もに支えられ、録音も数多い人だけど、自分との相性はあまりよろしくないと自覚しております。このライヴの音質はいまいち、残念な水準と感じました。
Shostakovich 交響曲第1番ハ短調は1926年初演、栴檀は双葉より芳しい20歳前、自在に才気煥発な作品。二管編成に7種の打楽器+ピアノも入ります。全14曲の交響曲中、もっとも好きな作品でもあります。コンセルトヘボウはリッカルド・シャイー時代(1988-2004年)の客演。ヴェテランらしい落ち着いて神妙な表現でした。
第1楽章「llegretto - Allegro non troppo」冒頭ファゴットがとぼけた味わいの始まり。メリハリある対比がユーモラスな始まり。オーケストラは厚みのあるマイルドな響きに落ち着いて重量級でした。(7:57)
第2楽章「Allegro」スケルツォはショルティらしい前のめりの始まり、ピアノも活躍します。途中優雅な表情に分厚くゆったりとした部分を挟んで、ファゴットのノンビリとした歌から再びテンポを上げて緊張感たっぷり。低音もズシリと響きました。(4:26)
第3楽章「Lento」オーボエの哀愁たっぷりなソロに始まる緩徐楽章。それはチェロ・ソロに引き継がれ「ジークフリート牧歌」の引用らしいけど(Wikiより)ド・シロウトにはよう理解できません。情感は高まって第2主題は「葬送懇親曲」なんだそう。悲痛なヴァイオリン・ソロ登場、分厚いアクセントと金管の強奏はいかにもショルティらしい。(7:24)
アタッカで第4楽章「Allegro molto」へ。不気味な低音が蠢く始まり。やがてクラリネットとピアノに導かれて緊張感を高めて熱を加え、ヴァイオリン・ソロがそれを沈静化させました。やがて爽快な金管がマイルドに分厚く響き渡ってクライマックスへ、ティンパニのソロから弱音のチェロ・ソロも神妙、やがて爽快なトランペットから重心の低いの締めくくりに終了いたしました。(9:02/拍手有)
お気に入り作品だから月に幾度も拝聴している、原始の暴力炸裂する名曲「春の祭典」は再録音。「Ritual of Abduction(誘拐)」の部分で「ティンパニ2小節がごっそり落ち、続くホルンソロの箇所で叩かれる」タイヘンなミスがあるそう。(ネットからの情報)
第1部「大地の礼賛」冒頭のファゴットの音色がシカゴとはずいぶんと違う素朴さを感じさせる音色。神秘の木管も独欧系の深みがあって無機的な音色にならず雰囲気たっぷり。「春の兆し」の激しいリズムにもムリムリな力みを感じさせず、ティンパニの迫力は充分だけど、ショルティも年齢を重ねたのか、ちょっと物足りない。「誘拐」はティンパニ大活躍のところだからミスはつらかったやろなぁ。ショルティは1974年録音でもミスをそのまましているから(やはり「誘拐」トランペット落ち)編集修正を許さぬ(ミスを気にせぬ)人なんでしょう。第1部終盤に向けてティンパニは立派に持ち直します。金管の鋭くならぬマイルドな厚みはかなりの迫力でした。
Part I「Adoration of the Earth(大地の礼賛)」
「Introduction」(3:12)「The Augurs of Spring - Dances of the Young Girls(春の兆し(乙女達の踊り))」(3:21)「Ritual of Abduction(誘拐)」(1:20)「Spring Rounds(春の輪舞)」(3:09)「Ritual of the River Tribes(敵の部族の遊戯)」(1:54)「長老の行進(Procession of the Sage)」「Adoration of the Earth(長老の大地への口づけ)」(1:02)「Dance of the Earth(大地の踊り)」(1:12)
第2部「生贄の儀式」導入から「乙女の神秘的な踊り」は静謐な不気味、生暖かい風情。木管の響きもホルンも深いですね。「生贄への賛美」から一気に打楽器炸裂して暴力的な興奮へ、低音も効いて金管も文句なしの実力。「祖先の儀式」中盤からの金管の絶叫も以前のショルティのような力任せに非ず、ラスト「生贄の踊り」の追い込みも前のめりにならず、慌てず一歩引いた重量級の余裕を感じさせました。
Part II「The Sacrifice(生贄の儀式)」
「Introduction」(4:14)「Mystic Circles of the Young Girls(乙女の神秘的な踊り)」(3:25)「Glorification of the Chosen One(選ばれし生贄への賛美)」(1:32)「 Evocation of the Ancestors(祖先の召還)」(0:40)「Ritual Action of the Ancestors(祖先の儀式)」(3:36)「Sacrificial Dance(生贄の踊り(選ばれし生贄の乙女))」(5:18/大喝采有)


2026年4月某日/引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

4月に入りました。花粉症も山場を越えたでしょうか。寝る前に服用する抗アレルギー剤の副作用がきつくて、翌日朝から午前中ずっと身体と頭が重く、不快な気分が続きます。昨夜服薬を中止したら、気分はマシだけど洟水は出て眠りにくい。昨日も朝一番、ストレッチ、短いYouTube体操済ませて市立体育館を目指しました。前夜の雨は上がって曇り空、傘は必要ありません。道中桜は満開です。トレーニングルームは常連メンバーのみ、順不同だったけれどマシン使用を譲り合って、いつものメニューをこなして汗びっしょり、そんな季節になりました。久々にシャワーを使って下着も替えて、帰り身体が冷えることもありません。帰宅して洗濯実施。ようやく重苦しい体調は軽快いたしました。今朝、右脚痙攣して目覚めました。体重は66.25kg▲200g、ちょうど食材も菓子も切れていて、間食しないと減るのは自明の理。

春の選抜、地元(すぐご近所)大阪桐蔭決勝戦優勝。圧勝でした。
自分は女子バレー、もちろん男子バレーも大好き。弱そうな地方チームを注目しております。 和田由紀子のファンなのでレッドロケッツ川崎を応援しているけれど、来季より伊太利へ移籍するそう(関菜々巳も所属するブスト・アルシーツィオ/彼女も大ファン)。エース佐藤淑乃も伊太利(ミラノ)へ。そういえば既に伊太利リーグに参戦している石川真佑はノヴァーラを退団とのこと。どこへ行くのでしょうか。
ならば本来は地元大阪マーヴェラスを贔屓にすべきところ。ところが来シーズン、オポジットのリセ・ファンヘッケ 、ミドルブロッカーの小川愛里奈 、アウトサイドヒッターの宮部愛芽世 、他主力選手がかなり抜けてメンバーチェンジするみたい。
野球選手のトレード経緯はわかりやすいけれど、バレーの移籍はわかりにくいですね。外国人選手は自国に戻るかも知れないし、他の海外に行くかもしれない。小川、宮部はどこか別のチームに既に内定しているんでしょうか。どのように打診をされ、条件提示され、契約が進むのか外野からはその流れが理解できません。

Sony Classical SMK89497 Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ピエール・ブーレーズ/クリーヴランド管弦楽団(1969年)・・・Pierre Boulez(1925-2016仏蘭西)の名を一躍高めた録音。中学生だった自分も初めて「春の祭典」に出会い、このLPに痺れました。爾来、幾度聴いてきたでしょうか。10年ほど前に聴いて曰く

完璧な技巧、リズムの正確さ縦線の合い方、デフォルメ皆無、各パート理想的なバランス、聴こえぬところはない各声部、洗練されきった知的サウンドにノーミソ痺れますよ。ジョージ・セルの薫陶によるクリーヴランド管弦楽団のアンサンブルは、当時最盛期を迎えていた・・・
我がオーディオ環境は高品質云々とは無縁の安物、それでも半世紀を超える昔のアナログ録音は優秀、上記称賛の印象は寸分も違わない。更に当時40歳代のブーレーズの尖り方、勢い、アツさをしっかり感じさせて、とくに「選ばれし生贄への賛美」辺り、オーディオ的に打楽器の低音をデフォルメして強調しないバランス、強烈なリズムのキレに痺れました。1963年、1991年、どの録音もブーレーズの演奏は気に入っております。これぞ「20世紀の古典音楽」のリファレンス、参照の基準でしょう。
Part I「Adoration of the Earth(大地の礼賛)」 「Introduction」(3:37)「The Augurs of Spring - Dances of the Young Girls(春のきざし(乙女達の踊り))」(3:20)「Ritual of Abduction(誘拐)」(1:26)「Spring Rounds(春の輪舞)」(3:53)「Ritual of the River Tribes(敵の部族の遊戯)」(1:59)「長老の行進(Procession of the Sage)」(0:45)「Adoration of the Earth(長老の大地への口づけ)」(0:44)「Dance of the Earth(大地の踊り)」(1:20)
Part II「The Sacrifice(生贄の儀式)」「Introduction」(4:07)「Mystic Circles of the Young Girls(乙女の神秘的な踊り)」(3:18)「Glorification of the Chosen One(選ばれし生贄への賛美)」(1:32)「 Evocation of the Ancestors(祖先の召還)」(0:39)「Ritual Action of the Ancestors(祖先の儀式)」(3:38)「Sacrificial Dance(生贄の踊り(選ばれし生贄の乙女))」(4:37)

NAXOS 8.553582Scriabin 交響曲第3番ハ長調「神聖な詩」/第4番「法悦の詩」〜イーゴリ・ゴロフスチン/モスクワ交響楽団/ドミトリー・ロカレンコフ(tp)(1995年)・・・Igor Golovschin(1956-露西亜)率いるMoscow Symphony Orchestraは1989年創立された新興オーケストラ。以前交響曲第1番ホ長調を聴いて少々ガッカリした記憶もありました。素朴なサウンドに骨太だけれど、金管はあまり器用じゃない感じ。最近聴いたリッカルド・ムーティのScriabinに感銘を受けて、再聴仕切り直しを思い立ちました。世評を探ってみたけれど、ほとんど話題に上っておりません。彼の全集録音には珍しい管弦楽作品がいくつか併録されておりました。
1905年初演(アルトゥール・ニキシュ)四管編成、ハープ2台、打楽器はティンパニのみ。収録音量がやや低く、残響豊かな音質。全編Wagner風甘い旋律が延々、サウンドの芯は少々曖昧にメリハリ、色気も不足気味と感じました。それは音質印象なのか、オーケストラのサウンド個性なのか判断は付きません。
序奏「Lento」重厚な金管による短い序奏。このモットーが全曲に渡って出現します。(1:36)
第1楽章「Luttes(Struggles/闘争)」魅惑の旋律は平易、弦と金管の勇壮雄弁な表現、木管にメルヘンの安らぎも感じられる濃厚浪漫な始まり。アンサンブルに破綻もなく、それなりの迫力もあるけれど、各パートは個性不足か。長丁場を構成感を以て組み立てる演奏に非ず、やや散漫、弱い印象がありました。(25:37)
第2楽章「Voluptes(Delights/悦楽)」甘美に妖しい緩徐楽章。とってもイケない感じのトランペット、金管の切ない絶叫もも登場して高まる官能、いや増す幻想的濃厚浪漫の世界が囁き続けました。これはほとんどWagnerの世界。ここもちょっと響きは薄いというか、サウンドの芯は弱く感じるけれど、そう悪くない。(13:45)
第3楽章「Jeu divin(Divine Play/神聖な遊戯)」リズミカルなトランペット・ソロが幾度しつこく繰り返され、弦が弾むように、優雅に歌い続けるフィナーレ。高揚を続け、やがて打楽器を伴って爆発〜クライマックスの壮麗華麗サウンドは不足気味でした。オーケストラの技量問題か、弱音でのテンションの落ち具合も気になります。(11:06)
Le poeme de l'extase」は1908年に初演された人気作品。短い単一楽章だけど、四管編成に多種多様な打楽器、グロッケンシュピール、チェレスタ、ハープにオルガン迄入る大編成。寄せては返す官能の波がとってもエッチ、全編に雄弁なトランペットが活躍する「神秘和音」(?)作品とのこと。こちらは旋律に馴染んでいるせいか、響きの不足云々をさほどに感じず、ラストしっかり盛り上がりました。伸びやかなトランペットも最高。音質もこちらのほうがクリアな感じ。(24:13)

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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