2026年6月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
週末に至って曇り空、涼しく快い気温になっております。西日本は既に梅雨入り、ことしは早くないですか。そしてまた台風の素が南洋に発生して日本に接近中、ことしは当たり年でしょうか。カラカラ天気に水不足も困るけれど、じゃじゃぶり連続も難物、農業の方はビニールハウスが飛ばされても、例のナフサ不足に修繕や再構築が難しいのだそう。
なんのアレルギーか知らんけど、洟水痰の絡みが続いて睡眠不如意が続きます。それでも起床時間はいつも同じ、ストレッチも短いYouTubeエアロビクスもいつも通り、微妙な背中の不快感も変わらない。朝一番に市立体育館のトレーニングルームに到着したら、顔見知りのシルバー常連ばかり、ゆる筋トレとエアロバイクも同じ、いつものメニューを消化して一日の運動量目標をクリアできました。早々に帰宅して洗濯も外干し。食材は前日入手済。野菜の質がよろしくなかったのか?思ったような柔らかさに仕上がらない。今朝の体重は66.9kg+550gなんでこんなに増えるのか原因不明。
日本じゃまったく話題にも上らぬ沿ドニエストル共和国旅行の動画が上がりました。摩爾多瓦(モルドバ)と分離した親露西亜・未承認国家は烏克蘭と国境を接しております。露西亜の駐留軍とか武器庫があって、烏克蘭侵攻とかEUとの関係で一触即発な危うそうな国だけど、ちゃんと入国できるのですね。台湾も未承認国家だけど、問題なく入れるから、そんなもんなんでしょうか。烏克蘭情報を追いかけて、この辺りの国には興味がありました。
経済封鎖?経済はかなり厳しいらしいけど、なんということもない人懐こい住民の日常生活がありました。スーパーの品揃えも悪くない。 ホテルもそれなり、治安はよろしく、日本車があり、日本語で合気道教室の看板もあるのは驚き。もちろんレーニン像は定番。Temuの看板はあるけれど、全世界どこにでもいる中国人は皆無、亜細亜人は珍しいらしく、撮影者は若い別嬪女性に声を掛けられておりました。レストランもけっこうあって、食事も美味いらしい。地元の人に奢ってもらったりしておりました。旧ソヴィエット・レストランは日本の「昭和食堂」みたいなものか、ぼったくり価格だったそうです。
無事出国したから、こうして動画がアップできるのですね。
Tchaikovsky 大序曲「1812年」/Ravel ボレロ〜モートン・グールド/彼の管弦楽団(1959年)・・・Morton Gould(1913-1996亜米利加)は作曲家、ピアニスト、指揮者として多彩な活躍をされた方。この時期のRCA/Liveing Stereoは驚異的な解像度、それがどうして1970年代には・・・みたいな印象がありました。ニューヨーク・マンハッタンセンターでの録音、当時契約関係が厳しかった紐育の著名管弦楽団のメンバーによるものでしょう。解像度のよろしい音質から、各パートの素晴らしい、パワフルな技量がクリアに浮かび上がります。
大序曲「1812年」の初演は1882年。静かな露西亜正教会の聖歌「神よ、汝の民を救い」から始まって、仏蘭西軍は「ラ・マルセイエーズ」、露西亜民謡の引用、ラストは露西亜国家が雄弁に歌われて勝利!大砲と鐘が華々しく鳴り響く〜はずが、肝心の「大砲と鐘」が入らないのは別録りした音源を失ったからなんだそう。とっても残念だけど、それはそれとして各パートの旋律はリアルに浮き立って、作品の高揚をたっぷり堪能できる、素晴らしい演奏でした。その辺りの経緯は山本さんのブログに詳しい。(15:31)
「ボレロ」は1928年の初演。現代でもバレエの演目に上って、映画化もされました。正確なリズム、旋律を担当する各パートは色気や個性的をあまり表出させず、余裕の技巧に粛々とパワフルな熱を加えました。録音のマジックなのか、小太鼓のクレッシェンドは効果的な存在感、圧巻のクライマックスを迎えました。(14:26)
Tchaikovsky 交響曲第5番ホ短調〜ラファエル・クーベリック/ウィーン・フィル(1960年)・・・
三管編成、憂愁な旋律を誇る名曲。1888年の初演は散々の評価だったそう。
Rafael Kubelik(1914-1996捷克→英国?)46歳壮年時代の記録。失意のシカゴ時代(1950−1953年)を経、バイエルン放送交響楽団に就任する前の記録。露西亜風粘着質表現に遠く、知的に抑制され、慌てず走らず、熱狂とは無縁に落ち着いた演奏でした。この方向性が一部の酷評を呼んだと類推します。自分が拝聴した音源はLP復刻?やや曇っているけれど、まずまずの解像度。高品質CDが出ているから、おそらくオリジナルはもっと鮮明な音質なのでしょう。
第1楽章「Andante - Allegro con anima」冒頭「運命の主題」からクールに激昂せぬ颯爽と誠実。厚みのある金管は余裕のパワーと清潔なフレージング、弦も魅惑の洗練に響きます。これはこれで充分な説得力と感じます。(14:19)
第2楽章「Andante cantabile con alcuna licenza」鬱蒼と静謐な弦から浮かび上がるホルン・ソロはこの作品の白眉、茫洋として奥深い(あまりスムースではない)ウィンナ・ホルンの音色は聴きどころでしょう。ウィーン・フィルの甘いサウンドは極上だけど、それに頼らぬ意外にさっぱりとした筋肉質に流れのよろしい表現でした。(自分が入手した音源は高音の伸びがあまりよろしくない)(12:14)
第3楽章「Valse: Allegro moderato」スケルツォに非ず、甘いワルツの旋律が優雅に歌うところ。甘さ控えめにしっとり、ていねい、さっくりと知的な風情を湛えて落ち着いておりました。ファゴットが茫洋として不器用な感じがステキ。(6:18)
第4楽章「Finale: Andante maestoso - Allegro vivace」「運命の主題」は達観して冷静な始まり。粛々と情感は高まっても着実な歩みに余裕、テンポはかなり動いても熱狂的ではない。燃えるような爆発や勝利!や絶叫に非ず、一歩引いて堂々たるフィナーレを迎えました。(13:02)
2026年6月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
昨日連続睡眠不如意、早々に床に就いたけれど、夜中に目覚めてしまってどうにも眠れない。しばらくYouTubeの映画など眺めてからちょっぴり二度寝して朝起きる時間はほぼ一緒、ノーミソはぼんやりしているけれど体調は悪くない。毎度のヘルシー朝食、ストレッチ、YouTube体操済ませて業務スーパー迄往復3.5kmウォーキングに出掛けました。天気は曇って涼しく、ほぼ一日分の運動量目標をクリアいたしました。米を買ったので大量出費、価格はかなり下がっております。女房殿は本日平日介護生活を終えて戻ってくるので、ちゃんと料理を考えて材料を揃えました。夜半からの雨との予報に布団を短時間外干し。今朝の体重は66.35kgほぼ変わらず。
夜のネーションズ・リーグ女子加奈陀ラウンド第1戦は対仏蘭西。夜の放送はしっかり拝見したけれど、それは録画。既に早朝に試合は始まっていて、3-1快勝したことは知っておりました。第1セットは途中迄快調、ところが仏蘭西の高いブロックに阻まれ、ぎりぎり逆転された時にはどうなることか、肝を冷やしましたよ。第2セットはミドルの荒木(ディグでも大活躍)島村(ブロード攻撃)を多用して快勝、北窓の連続サーブ大活躍、第3セットからようやく和田も覚醒して接戦を制して、第4セットも楽勝。幸先の良い第1戦となりました。司令塔の関、石川、佐藤、リベロの福留とも好調です。ンジャイエってドレッド・ヘアがカッコ良いですね。
先日の定期検査の時に指摘された(やや怪しい)箇所を治療すべく予約の電話を入れたら、なんと10日後!混んでますねぇ、人気があるのか。歯科医院はコンビニより店舗数が多いとか、前居住地のすぐ裏はいつでも空いていて、行けば速攻で治療してくれる・・・きっと評判イマイチだったのでしょう。当時はお仕事現役だったので、土日祝日でも診てくれるところに通ったものです。
4年前に転居してから通っているのは、定期的に買い物に出かける業務スーパーのお隣り、おそらく自宅より三番目に近いところでした。概ね3か月に一回定期的に点検+歯石除去をしてもらって、今回異常を指摘されました。あまり自覚症状はないけれど、残念。右下のブリッジはもう20年以上前のもの、こちら華麗なる華麗にかなり使い込んでいるから、ちょっと大掛かりな治療になることでしょう。
いつも呑みに行く66歳孤高を守っている爺友は、ちょっと浮世離れして毎度オモロい話題を提供してくれます。前にも書いたと思うけど、十数年決まった歯科医に月一回通って、そこは現在の自宅からは遠いところ。「三か月に一回くらいで良いんじゃないの?」との助言も聞き入れず頑迷に「月一回」のペースを守って・・・挙句
昨年だっけ?虫歯悪化して抜歯、インプラントにするとかしないとか、そういえば結果は訊き損ねました。なんのためにカネ掛けて「月一回」検診だったのか。抜歯したところは別な歯科医院だったらしい。爾来、長年通ったところとは決別したそう。歯科医も腕の差が出るのかなぁ、自分は素直に診立てに従って治療を受けましょう。歯の健康は体調管理の基本ですから。「自覚症状はない」そう書いたけれど、予約したとたん、なんとなくそこが痛いような気がしてきました。
Rachmaninov パガニーニの主題による狂詩曲/Franck 交響的変奏曲/Litolff 交響的協奏曲第4番ニ短調 第2楽章「Scherzo」〜レナード・ペナリオ(p)/アーサー・フィードラー/ボストン・ポップス管弦楽団(1963年)・・・Leonard Pennario(1924-2008亜米利加)による素晴らしい記録。大昔ウソ表示駅売海賊盤(アール・ワイルド名義)を愛聴しておりましたっけ。音質はまずまずでしょう。ピアノもオーケストラも楽天的に明るく、達者な技術が光りました。
Rachmaninov「パガニーニの主題による狂詩曲」は1934年初演(作曲者/ストコフスキ−)。Paganiniの「カプリース」の主題を素材に「怒りの日」旋律も登場、例のゴージャスに甘く濃密な旋律は纏綿〜そんな魅惑の作品は、憂愁な陰影に非ず「陽」一辺倒にノーテンキなほど、冴えたテクニックにパワフル、逡巡なき明快な疾走!例の切ない第18変奏「Andante cantabile」などまさにハリウッド映画音楽風。亜米利加が豊かさを享受して、シアワセだった時代の空気を感じさせました。(22:30)
Franck 交響的変奏曲は1885年の作品。伴奏は二管編成にティンパニ。例の鬱陶しい重い旋律が自在に多彩に変容して、ペナリオの明晰に元気のよろしいピアノはいかにもアメリカンに爽快。いつものFranckとはずいぶんと風情が異なるもの。(15:14)
Henry Litolff(1818-1891英国)の「Scherzo」は1960年代には人気があって、クリフォード・カーゾンとかジョン・オグドンにも録音がありました。1951-52年頃の交響的協奏曲は4楽章制だけど、これ以外は聴いたことはありません。緊張感ある細かい音型に躍動、疾走する剽軽かつちょっぴり困り顔のような魅惑の旋律は一気呵成。ペナリオの技巧の冴えは文句なしでしょう。(7:10)
Debussy ベルガマスク組曲/ピアノのために/版画/こどもの領分〜リーヴィア・レーフ(p)(1995年)・・・Livia Rev(1916-2018洪牙利→仏蘭西)による79歳!の記録。スピード感、明晰正確なタッチとリズム、技術的な危うさや衰えは寸分も感じさせない驚異の演奏でした。独逸に教育を受けたとのことらしいけど、力みのないデリケート、落ち着いて淡いタッチは仏蘭西音楽に相応しい、味わい深いピアノを堪能いたしました。CD3枚分の録音からの一枚目。音質も雰囲気たっぷり。
「Suite Bergamasque」は1890年頃作曲された初期作品とのこと。先人の影響があるらしいけれど、これは気紛れに剽軽、そっと甘い風情に揺れる魅惑の作品集。ちょっぴり切なく濃密な「月の光(Clair de Lune)」がもっとも有名でしょう。
「Prelude」(4:10)「Menuet」(3:44)「Clair de Lune」(4:32)「Passepied」(3:35)
「Pour Le Piano」の初演は1902年。表題はバロック風だけどDebussyの個性前面、大胆な躍動に充ちて華やかに疾走する「Prelude」から始まって(4:04)寂しげに消えそうな「Sarabande」にはRavelによる色彩豊かな管弦楽編曲が存在します(5:33)目まぐるしく細かい音型が疾走して流麗な「Toccata」は淡々としたテイストに揺れました。(4:15)。この作品はLP時代、ウェルナー・ハースによる明快な演奏の記憶も鮮明、こちらには沈思黙考するような落ち着きがありました。
「Estampes」初演は1904年。
「Pagodes(塔)」ガムラン音楽の影響を受けて、ペンタトニック・スケール(五音階)なんだそう。この辺り、Debussyの唯一無二の天才、神秘に妖しい風情を堪能できます。(4:54)
「La Soiree Dans Grenade(グラナダの夕べ)」は西班牙情緒たっぷり揺れて、息を潜めてそっと呟くところ。(4:45)
「Jardins Sous La Pluie(雨の庭)」これは仏蘭西の庭園に降りしきる雨の描写なんだそう。(3:56)
「Children's Corner」は1908年、3歳の娘のための、愛に充ちて微笑ましいユーモラスな作品。ゆったり目のテンポにアクセントしっかり。
「Doctor Gradus Ad Parnassum(グラドゥス・アド・パルナッスム博士)」これはつまらない練習曲のパロディらしい。夢見るような風情に変貌しております。(2:13)
「Jimbo's Lullaby(象の子守歌)」五音階にゆったりとした歩み。(3:16)
「Serenade For The Doll(人形のセレナード)」これも五音階?こちらは可愛らしい躍動。(2:39)
「The Snow Is Dancing(雪は踊っている)」窓の外に音もなく大粒の雪がふわふわ。(2:40)
「The Little Shepherd(小さな羊飼い)」ちょっぴり不安にデリケートに揺れる、呟き(2:14)
「Golliwogg's Cake-walk(ゴリウォーグのケークウォーク)」絵本のキャラクターによる楽し気な踊りは、ゆったりと躍動しておりました。(3:06)
2026年6月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
前日はなかなか眠れず、でも朝起きだすのはいつも通りの時間、凄い風の音に目覚めました。昨日朝書いたように「体育館行きはムリかな」そんなことを考えつついつもの朝食を済ませて、ストレッチしていたら風は収まって、雨も弱まってきました。短いYouTube体操済ませた頃には完全に上がって、市立体育館を目指しました。傘は持参したけれど、結局往復必要なし。トレーニングルームは常連少人数・・・と思ったら雨でグランドが使えないのかな?学生さんが大挙して来訪、尋常じゃないスピードにトレッドミルを使っておりました。自分はいつも通りの鍛錬を終えてスッキリ、帰宅するころには、洗濯ものを外干しできるくらい陽が射してきました。睡眠不足は昼寝で補えるのが引退爺のありがたいところ。今朝の体重は66.4kg▲300g。
台風や豪雨は多くの被害を発生させ、地盤も緩んでこれからも油断できないし、豪雨に避難され怖い思いをされた方もいらっしゃることでしょう。けれど、これは天の恵み。途中あちこち小川は珍しく流れはたくさん! 淀んだ空気も一掃されました。
たつの市の例の殺人事件の容疑者?は水死体で発見とのこと(身元も確認正式に確認されました)。カネもないのに、なかなか見つからなかったから、こんな結末は予想しておりました。残念。事件の全貌は解明できない。
午前中女房殿介護より一時ご帰還。Surface Goは予想通り以前のWifiルーターのパスワードは生きていたけれど、女房殿スマホの設定を眺めて愕然! なんとWifi接続がアウトになっている・・・最近楽天モバイルの料金はずっと高かったのはそのせいだったのか。女房殿は「知らん!」と強弁したけど、自動でOFFになるわけないじゃん。きっといじったんやろね、無意識に。
Beethoven 交響曲第1番ハ長調/交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ズービン・メータ/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団(2021-22年ライヴ)・・・Zubin Mehta(1936-印度)によるBeethoven交響曲全集録音。前回拝聴は2023年
遅めのテンポに落ち着いて豊満な風情はコアなファンの支持を得るのかも知れないけれど、オーケストラの技量問題、散漫なサウンド(ややオフ・マイクな音質印象も)どーもユルく怠く感じて元気が足りない、全面賛同はできぬ
・・・との印象でした。
世評では「オケの弦楽器群のよく目の詰んだ清涼な響きが気持ちよい」「輪郭のハッキリした録音も好ましい」そんな声有。音楽は嗜好品だし、他人様のことは云々できんけど、へぇ〜といった感じ。
「若い頃の前のめりのマッチョな感じは後退し、テンポはさらに落ち着き、リズムは強く刻みながらもおおらかなベートーヴェンを聞くことができる」との評価が正鵠を射ているように受け止めました。以下、聴いてみて悪くないけど、ちょっと疲れたのが正直なところ。
交響曲第1番ハ長調は1800年初演。古典的二管編成+ティンパニ、端正に躍動する爽やかな古典的交響曲。ノンビリとして素朴なテイスト、テンポはあわて走らず落ち着いて優雅、噛み締めるようなアクセントに枯れた風情さえ感じさせるサウンドでした。流行りの快速古楽器系表現とは無縁、こんな(ユルい?)表現も人気はあるのかも。
第1楽章「Adagio molto - Allegro con brio」(10:20)第2楽章「Andante cantabile con moto」(6:39)
第3楽章「Menuetto: Allegro molto e vivace」(3:50)
第4楽章「Finale: Adagio - Allegro molto e vivace」(6:33/拍手入り)
交響曲第3番 変ホ長調「英雄」は浪漫派の幕開けを告げる大曲。公開初演は1805年。二管編成をベースにホルンを三本に増強しているとのこと。これも同様、素朴なテイストに重量級のアクセント、慌てず騒がずスケール大きな歩みは味わい系。力みない表現、生気不足にもっさりして年寄臭いと云えばその通り、オーケストラは響き薄く、さほどの技量とは思えない。それでも作ったところのない音質含めて、この方向には支持が多いのでしょう。
第1楽章「Allegro con brio」提示部繰り返しなし。重心低くまったり、質実な落ち着きからムリなく高揚していくメータの手腕。こんな素朴に牧歌的なホルンも久々に聴きました。(8:15)
第2楽章「Marcia funebre: Adagio assai」アクセントしっかり刻んで、ずしりと足取り重苦しい葬送行進曲。華やかさのない木管も個性でしょう。クライマックスの金管も鋭い響きとは無縁にスケールが大きいもの。(10:01)
第3楽章「Scherzo: Allegro vivace」ゆったりと力みを感じさせぬスケルツォ。ここも噛み締めるようにアクセントしっかり、中間部のホルンの素朴な音色は悪くない。(5:43)
第4楽章「Finale: Allegro molto」巨魁な始まりからユーモラスな主題による変奏曲にも余裕を感じさせるもの。たっぷりのタメにアクセントは悠々として優雅に重い。颯爽とは無縁に慌てぬ、落ち着いた歩みが続いてスケールは大きいフィナーレでした。(10:15/拍手入り)
Wagner 楽劇「ワルキューレ」第1幕〜ロリン・マゼール/ピッツバーグ交響楽団/スーザン・ロレット・ダン(s)/クラウス・ケーニヒ(t)/ペーター・メーフェン(b)(1990年)・・・Lorin Maazel(1930-2014亜米利加)がPittsburgh Symphony Orchestraの音楽顧問/音楽監督を務めたのは1984-1996年、意外と長期でした。この顔合わせの録音をいくつか聴いて、すべてに納得できるものではなかったと記憶するけれど、これはなかなか立派な出来かと。さすが若い頃からオペラの経験をしっかり積んでいた人、おそらく演奏会形式に実演を組んだのでしょう。 音質はクリアに臨場感たっぷり。所謂亜米利加風コンサート・オーケストラ風情をさほどに感じさせぬ ”それらしい” 重厚荘厳かつ明晰な響き、Klaus Ko"nig(1934-2025独逸)など歌手も本場の人を得て立派な出来と聴きました。
この第1幕は、嵐から逃れてフンディングの館に迷い込んだ英雄ジークムントと、館の主の人妻であるジークリンデが恋に落ちる物語(じつは双子)父から与えられるはずだった名剣「ノートゥング」を力任せにトネリコの木から引き抜いて、駆け落ちする〜とかなんとか、ネットから筋書き拾っても、基礎的素養がないからようわからない。ま、Wagnerのカッコ良い旋律、整ったアンサンブルにオーケストラの分厚い、明るいサウンド、勇壮雄弁な歌声を堪能したのみ。(最近このパターンが多い)
第1幕のみだったらCD一枚分。管弦楽作品で旋律はあちこち覚えもあるし、言葉の壁を乗り越えて、根性なしの自分でも充分に愉しめました。
Act I/Prelude(3:56)Wess' Herd diess auch sei (Siegmund, Sieglinde)(8:24)Einen Unseligen labtest du (Siegmund, Sieglinde)(3:35)Mud' am Herd fand ich den Mann (Sieglinde, Hunding, Siegmund)(4:35)Friedmund darf ich nicht heisen (Siegmund, Hunding, Sieglinde)(5:15)Die so leidig Los dir beschied (Hunding, Sieglinde, Siegmund)(3:41)
Ich weis ein wildes Geschlecht (Hunding)(629)Ein Schwert verhiess mir der Vater (Siegmund)(4:20)Schlaf'st du, Gast? (Sieglinde, Siegmund)(6:42)Wintersturme wichen dem Wonnemond (Siegmund)(2:32)Du bist der Lenz (Sieglinde)(1:58)O susseste Wonne! Seligstes Weib! (Siegmund, Sieglinde)(6:10)Siegmund heiss' ich, und Siegmund bin ich! (Siegmund, Sieglinde)(3:34)
2026年6月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
昨日こちらは終日しとしと雨、新幹線は止まったようですね。夜半から今朝に掛けて凄い風、今朝早く台風は和歌山に上陸したそう。これから報道番組を確認するけれど、あちこち被害は出ているのでしょうか。本日は市立体育館行きのサイクルだけど、朝外に出るのは難しいかも。これから雨は収まるらしいから、それまで様子を眺めましょう。今朝の体重は66.7kg▲100g。
朝一番にストレッチと東南亜細亜のお姉さんが動き続けるエアロビクス済ませてからゴミ出し、冷凍庫の鴨鍋用の肉は季節外れに至ったので野菜の煮物に仕立てて、昼からの新たなネット回線契約工事を待ちました。すると・・・スマホに着信が〜正確には別室に音楽を聴いていたから、スマートウォッチに着信案内が到着、自分の安物ではそれでは通話はできないはず、操作がわからず切ってしまいました。
午後1時から3時という約束通り、午後一番にて工事の方到着。前のNuroひかりはWifiルーター一体型、新たに契約したAUひかりは自前のルーターが必要、以前のを段ボールから取り出しおくのを失念しておりました。あわててすぐに取り出したけれどAC電源がみつからず四苦八苦、箱をぶちまけて探索して無事発見! わずか30分ほどですべての作業は完了いたしました。前のルーターだからパスワードは同じ、FireStickと機種変更したスマホは新たに設定が必要だったけれど、Alexaとメインに使っているVAIOは以前登録したのが生きていて速攻つながりました。女房殿は婆さん宅より一時帰宅して不在だったのでスマホはもう一台設定必須、持って出ていたSurface Goはおそらく以前に設定が生きていることでしょう。
残る課題は支払方法(カード決済)の登録と、解約料の請求。そして義理で契約した要らん仕組み2か月無料期間終わったら解約、更に割引期間が終わったらNuroひかりに戻す(代理店の営業の方の知恵)・・・なんか悪いことをしているみたい。じっさいほんまに節約になっているのか?不安です。
以前より話題になっていたCopilot Keyboardを試しに導入してみました。数か月前、長年愛用していたGoogle日本語入力の動作が気に喰わず、MS-IMEに変えてほど不満はなかったけれど、やや長文変換に難があると感じておりました。その時点Copilot Keyboard は未だ試験運用中、いろいろ不備があるとの声もあったので導入は先延ばしにしておりました。入力方法はAtok、それはそのまま受け継がれて〜というか、設定の方法が分かりにくい。これから使い込んで使い勝手を検証いたしましょう。数日間の感想は変化にやや、心持ち時間が掛かって、これがもしかしてAI参照の影響?使い込んでいけば思うような変換出現となるのかも。例えば「ふかい」は「不快」が先に出現して「深い」があと、世の中では「不快」なことが多いのでしょう。(その後、我がWindow11の版は旧いらしく、設定にCopiletが出現しないことを発見・・・使えんことはないが・・・と云った中途半端な状態にMS-IMEに戻しました)
せっかくWifi環境も変わったし(体感なにも変わらんけど)フツウの無線キーボードから気分を変えてMSスカルプト・エルゴノミック・キーボードに変更いたしました。記録によると2016年購入〜もう10年選手。正しい指運の補助になるし、手首肘にも優しい。唯一の弱点はテンキーがないこと。付属の無線のは電池切れのまま、有線USB接続を愛用しております。
Xiaogang ye(葉小鋼/1955-中国) ソプラノ、バリトンと管弦楽のための「大地の歌」〜ロン・ユー/上海交響楽団/チャン・リピン(s)/シェンヤン(br)(2020年)・・・Mahlerの「大地の歌」に霊感を受けて同時に録音された意欲的な現代作品。晦渋さや暴力的な大仰さは皆無、幻想的にデリケートなサウンド、所謂中華風の音階や音の動きを感じさせて、静謐が基調。俗っぽさとは無縁なオリエンタルな旋律が続きます。2005年初演。作品詳細を分析するような知識はないけれど、言葉の意味は理解できなくても、心情や雰囲気はちゃんと伝わって、余隆(1966-中国)率いる上海フィルは洗練され、丁寧なアンサンブルを聴かせてくださいました。彼は独逸に学び2009年より上海交響楽団の音楽監督とのこと。
(和訳は自動翻訳/李白、王維、孟浩然等の漢詩がベースになっているらしい)二人の声楽ソロに三管編成、ピアノ。チェレスタ、琵琶、箏。打楽器には中国伝統のものが使用されております。これは見過ごせない名曲。
「Tale of Sorrowful Song(悲歌物語)」きらきらと 幻想的なサウンドに寂しげな木管。高貴なソプラノは東洋的旋律に落ち着いた情感を感じさせるところ。「月に憑かれたピエロ」の唱法がわずかに香りました。(s/7:46)
「Banquet at Tao Family's Pavilion(陶家の閣での宴)」寂しげな木管から始まる細かい音型はユーモラス、デリケートな旋律。中華風打楽器の音色がエキゾチック。(s/5:11)
「Imitation of Old Poem: Long Autumn Night(古詩「長秋夜」の模倣)」伝統的木管の響きも床しい静謐。しっとりとした女声が纏綿と歌って荘厳。(s/6:07)
「Song of Pick Lotus(摘蓮の歌)」ここは打楽器の動きも活発、一番管弦楽の動きが激しいところ。(br/6:22)
「Feelings upon Awakening from Drunkenness on a Spring Day(春の日の酔い覚めの心境)」幻想的なホルンは優秀。「春に酔える者」は剽軽な風情だったけれど、こちらはバリトンの詠嘆と爽快に躍動する金管とキラキラとしたサウンドの対比が美しい。(br/5:58)
「Staying at Teacher's Mountain Retreat, Awaiting a Friend in Vain, Farewell(師の山庵での滞在、友を待ち続けるも叶わず、別れ)」壮麗に雄弁なスケール。華やかに爆発する管弦楽。ソプラノの高笑い、中国伝統の打楽器の響きも鮮烈に終了します。(s/8:23)
Mahlerのほうはこれから聴きましょう。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ウィーン・プロムジカ管弦楽団(1953年)・・・Jascha Horenstein(1898ー1973烏克蘭→亜米利加)のMahlerやBruckerを久々に拝聴して、演奏音質ともにかつての記憶より、ずっとよろしい印象を得たのでBeethovenも聴いてみました。十数年ぶり。オーケストラはウィーン交響楽団でしょうか。
古典的二管編成なのに巨大、初演1805年浪漫派の幕開けを告げる巨魁な交響曲。おそらくはLP復刻音源はちょっと残念、LP回転数がおかしい?遅いのか、ピッチがおかしく気持ち悪い。わずかにオフセンターっぽい音の揺れもありました。音の肌理も粗い・・・オリジナルはもっと音質状態はよろしいと類推します。
第1楽章「Allefro con brio」ズシリと重く、パワフルに重厚長大系表現の滑り出し。ティンパニの音が乱暴に響いて低音も濁ります。提示部繰り返しなし。自分の嗜好だけど、最近の古楽器系の躍動やノリに足りないと感じます。(17:03)
第2楽章「Marcia funebre: Adagio assai」いかにも重苦しく神妙、低弦アクセントしっかりに足を引きずるような「葬送行進曲」。テンションは高いけど、たっぷり大仰に詠嘆する管楽器には音色に色気が足りない。相変わらずティンパニの響きは乱暴でした。(17:28)
第3楽章「Scherzo: Allegro vivace」かなりごりごりとパワフル重量級に慌てない、噛み締めるように落ち着いたスケルツォ。トリオのホルンは期待ほどの魅力的な音色に非ず。(6:15)
第4楽章「Finale: Allegro molto」フィナーレも大仰な表情に着実な始まり。変奏曲は悠々と優雅に、しっとり歌って堂々たるイン・テンポを基調に重心低く、かなり大仰な表情でした。相変わらずティンパニの反応は鈍く感じつつ、立派な演奏・・・だけど、星の数ほどあるBeethovenの名曲に特異な地位を占めるよころまではいかぬかも。残念。(13:05)
2026年6月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
台風接近して前日より沖縄空港では全便欠航とか、西日本は大荒れ、こちらは夜半よりまとまった雨模様でした。本日昼から新しく契約したネット回線の工事立ち合い。
前日は相変わらず眠り浅く、夢見よろしくなく、幾度同じパターンだけど自分は50年前の出来の悪い学生に戻って、整理整頓がよろしくないから自分が出席すべき授業の一覧が見当たらない〜うなされて目覚めました。
朝一番にお世話になった重い座りソファ二つ、女房殿と所定の場所に運びました。(今朝ゴミ出し時に確認すると無事回収済)ストレッチとYouTube体操はいつも通り、朝から快晴の空に市立体育館を目指しました。途中、電動車椅子の方の散歩といっしょになって、その性能の素晴らしさと、ちょっと凸凹裏道でもそれが使える日本の道路が素晴らしい。トレーニングルームはいつもの常連メンバーとご挨拶して、いつものメニュー消化、しっかり汗を流してシャワーも爽快、そのまま帰りスーパーに寄って食材入手して帰宅いたしました。天気が崩れないうちに洗濯も済ませました。今朝の体重は66.8kg▲400g、ようやく66kgに戻ったけれどまだまだ高水準。
名古屋にてマイクロバスが赤信号中交差点突入。若い者二人をひき殺したそう。85歳、最近は大型バスの車庫入れができなかったとか、これは運転をさせた側の責任、周りが諫めて運転を辞めさせないといけないと思います。お子さんや孫はいらっしゃらないのか。長野のマイクロバス事故があったばかり、この件の詳細続報を望む。なんの瑕疵もない、未来ある若い命はほんまに痛ましく、哀し過ぎますよ。
パリ・バレーより帰国、女性に大人気のイケメン高橋慶帆がSTINGS愛知に加入とのこと。また、盛り上がるでしょうね。世界一のリベロの一人小川智大は波蘭に移籍、高橋藍とチームメイトになるそう。サンバースはムセルスキーも引退帰国したし、どんなチーム補強をするのでしょうか。
早朝から音量低く音楽を聴いて、メモなどしていたのは・・・
Berg 室内協奏曲〜ヤンスク・カヒッゼ/トスカーナ管弦楽団/アンドレア・タッチ(v)/フォルコ・ヴィチ(p)(2001年フィレンツェ)/Berg ヴァイオリン協奏曲〜トーマス・ツェートマイヤー(v)/ハインリヒ・シフ/イタリア放送交響楽団(1989年ライヴ)・・・音質もよろしいし、しっかり集中して聴いていたら、妙に馴染みがある・・・じつはあとで2026年1月にしっかり聴いていたメモ発見。妖しく、晦渋さのない作品風情をたっぷり堪能して、いざJansug Kakhidze(1936-2002卓爾治亜)の画像を保存しようとしたら、既存の同名ファイルが存在することを発見しました。Googleサイト内検索も【♪ KechiKechi Classics ♪】はあまりにマイナーな存在なのか!出現しませんでした。印象、感想は数か月前と寸分違わない・・・というか、とっても情けない記憶消失状態。
Bruckner 交響曲第4番変ホ長調(1874年/第1稿)〜ヘスス・ロペス・コボス/シンシナティ交響楽団(1990年)・・・これはちょっと悩みながら聴いたもの。まだお勉強途中です。
Jesus Lopez-Cobos(1940-2018西班牙)は1986-2002年長期Cincinnati Symphony Orchestraの音楽監督在任。Brucknerはたしか5曲録音して、これは意欲的な1874年/第1稿録音でした。通常演奏される1878/80年稿に基づく第2稿とはまったく姿が違って、自分のように版がどーの云々もできぬ愛好家でも、素材は同じでも旋律の違いはしっかり理解可能。エリアフ・インバル辺りが最初の録音だったのかな?(1982年)21世紀に入ってこの版の録音は増えて、幾度聴いたことがあるはずが・・・まるで初耳のように響きました。
TELARCの録音印象もあるのか刺激的に尖った響き皆無、素直に洗練された暖かいサウンドが爽やかに広がりました。金管の凄みとか深み渋い響きはちょっと期待できないけれど、煽り表現は無縁。あちこち大活躍するホルンの鮮やかなテクニック、整ったアンサンブルはロペス・コボスの薫陶の結果でしょう。
第1楽章「Allegro」いろいろ細部は馴染みと違って粗野だけど、全曲通してここが一番違和感がない。(20:02)
第2楽章「Andante Quasi Allegretto」出足は旧知の旋律から、途中以降まったく馴染とは異なる旋律が粛々と、かなりしつこく歌って息長く、クライマックスも少々大仰でした。(20:06)
第3楽章「Sehr Schnell; Trio. Im Gleichen Tempo」は2/4拍子/変ロ長調(馴染の版では3/4拍子/変ホ長調)冒頭茫洋と魂が抜けたようなホルンは寂しい旋律(かなりしつこく、幾度繰り返えされる)いままではあちこち様子は違っても素材は同じだったけれど、これは記憶ののスケルツォとはまったく別もの。クリアな響きのまま緊張感を高めて疾走、中間部は優しい歌が広がりました。爽やかな草原の狩りの情景とはまったく異なる風情でした。(11:28)
第4楽章「Allegro Moderato」序奏ははまったく別物。そしていつもの素材に似た響きもあちこち散見、でもほとんど別方向に迫力の爆発を加えて、パワフルな金管はクリアに叫びました。安らぎの風情からのコラール風ファンファーレ、さらにカッコよい例のBruckner付点のリズムも登場して、高まる緊張・・・だけど、先入観のせいか印象は中途半端でした。(18:26)
2026年6月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
6月に入りました。台風は沖縄に接近しているそう。数日後、こちらにも影響は出るでしょうか。昨日日曜、女房殿は精力的に終日出掛けて夕方ご帰宅、自分はな〜んにもしたくありません。料理も食材在庫の範疇でなんとかいたしました。我流ストレッチと短いYouTubeエアロビクスを終えて、あとは昼寝などして無為無策に過ごして、ほとんど身動きしておりません。今朝の体重は67.2kg+500g。最悪。これから鍛えて減らしましょう。
ここしばらく断続的に微妙に背中に不快感もあります。ネットを探ってみると「すい臓がんの疑い」との怖い情報出現。
「すい臓は腹部の奥深く、脊椎の近くに位置する臓器だ。そのため、腹部ではなく背中や腰に痛みを感じることがある。これが筋肉由来の症状と勘違いされやすい理由」
1. 原因不明の体重減少(油断すればすぐ体重が増えるからそれは違うかも)
2. 慢性的な疲労感(腕や脚にずっと続く疲労感はないでもない)
3. 食欲の減退(食欲を抑制するのに日々苦戦中)
4. 黄疸(おうだん)(それとは無縁)
5. 消化機能の不調(快食快便が唯一の取り柄)
・・・ちょっと症状は違うかも。すい臓がんの要因は「血縁のある家族に膵臓がんになった人がいること、糖尿病や慢性膵炎(すいえん)、膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)にかかっていること、喫煙などが、膵臓がんを発生するリスクを高めること」らしいから、発生要因とはまったく違うと信じたい。ただし、膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)とやら?がなんなのかは知らんけど。
これから朝一番、十数年ぶつくさ云いつつ使居続けた座りソファ二つを大型ごみへ(邪魔臭く重い)。これが腰や背中にはよろしくなかったのかも。本日これからトレーニングルームに出掛けて鍛えてきましょう。
我が街のメインの駅であるJR住道にはスタバも、Zetteriaもコメダもセブンもあるけれど、一階の蕎麦屋は3月よりお休みのまま(店主が病らしい)。「ブックストア談/文教堂」が閉店したのは本を読む人が減ったからでしょう。さらに「フィットネスクラブ&サウナ/ルネサンス住道24」も閉店になるそう。店の流行り廃れは仕方がないけれど、次が入らないのは困る、廃墟化が始まるようで不安な感じ。少子高齢化の影響もリアルに感じます。なにか次の店入ってくれ! 以前閉店した和菓子屋さんはサーティワンアイスクリームに変わりましたっけ。
快進撃だったホワイトソックスの村上宗孝が負傷により4−6週間の休養。しっかり直して復活してほしい。7月早々に復帰できるでしょうか。
Dvora’k 弦楽セレナード ホ長調/森の静けさ(スタニスラフ・ヴァヴジーネク/ピョートル・ノウゾフスキー (vc)/2021年)/管楽セレナード ニ短調(ヴァハン・マルディロシアン/2022年)〜チェコ室内フィル・パルドビツェ・・・Czech Chamber Philharmonic Orchestra, Pardubiceとは初耳、チェコ共和国パルドゥビツェ州?の団体らしいけど、指揮者も含めまったく情報は探せません。意外にも端正なアンサンブルにメロディ・メーカーであるDvora'kの旋律を美しく表現してくださいました。瑞々しい音質も極上。
弦楽セレナード ホ長調の初演は1876年。懐かしく郷愁に充ちた旋律溢れ出る名曲。
第1楽章「Moderato」安らぎの楚々とした旋律。いかにも少人数に心を込めたアンサンブルは、ちょっぴりローカルに鄙びたサウンド、落ち着いてたっぷり懐かしい。(4:45)
第2楽章「Tempo di valse」哀愁のワルツ。響きはちょっと薄いけれど誠実に爽やか。(7:07)
第3楽章「Scherzo: Vivace」ウキウキと軽妙軽快、力みなくデリケートに走り出すスケルツォ。(5:54)
第4楽章「Larghetto」しっとり寂しいつぶやきは纏綿とした陶酔へ。(5:00)
第5楽章「Finale: Allegro vivace」快活な表情に爽やかな旋律は、第1楽章の回帰もちょっぴり、多彩に変化を続けて疾走いたしました。(6:11)
「Silent Woods」はもともとピアノ四手のための作品。チェロと管弦楽のための編曲は1894年出版とのこと。伴奏編成は1-fl/2-cl/2-fg/1-hr+弦。息を潜めて消えそうな詠嘆に、そっと歌うチェロは大柄ではない親密、Dvora’kはメロディ・メーカーの天才です。(5:54)
管楽セレナード ニ短調は1878年の初演から好評。編成は2-ob/2-fg/2-fg/コントラファゴット/3-hr/vc/cb、Mozartの「グラン・パルティータ」K.361の影響を受けているらしい。これも名曲。のびのびとした管楽器も立派な技量でした。
第1楽章「Moderato quasi marcia」土俗的な旋律はちょっぴり暗い表情に、しっかり歩みだす行進曲。(4:20)
第2楽章「Menuetto」いつも馴染みの「メヌエット」とはリズムの風情の違う穏健な旋律はボヘミアの民謡(ソウセツカー?のリズム)なんだそう。トリオはフリアントが楽し気に躍動しました。(5:50)
第3楽章「Andante con moto」イ長調。しっとりと落ち着いた夜想曲風。「グラン・パルティータ」の「Adagio」に似ているとWikiにあるけれど、どちらも甲乙つけがたい魅惑の旋律でした。高揚する場面でのホルンやクラリネットの迫力が素晴らしい。ラスト辺りのチェロやコントラバスのソロもしみじみ。(8:39)
第4楽章「Finale」ニ短調。闊達自在に動きのあるフィナーレの始まり。やがて優雅に落ち着いて、第1楽章が回帰して懐かしく、朗々たるホルンも響いて終了いたしました。(6:04)
Debussy 交響的素描「海」/Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲/逝ける王女のためのパヴァーヌ〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(1963年)・・・George Szell(1897-1970洪牙利→亜米利加)による仏蘭西音楽の代表作録音。2020年に聴いて「ガッカリ・・・色気も素っ気もない辛口のオモロない演奏」とのMy酷評でした。久々の拝聴印象は「色気も素っ気もない辛口」に間違いないけれど、それはそれとして今回は、その正確に精緻なアンサンブルと集中力、クールな佇まいのまま熱を上げていく迫力演奏に意外な感銘を受けました。悪くない音質と思うけれど、妙に雰囲気に足りない風情なのはムダを削ぎ落としたサウンド個性なのか、ほんまに痩せた音質なのか微妙なところ。
おそらくDebussyの一番人気の管弦楽作品である「海」は1905年初演(失敗)2-fl+ピッコロの三管編成、6種の打楽器、ハープ2台も入るかなりの規模。ジョージ・セルは幾度も演奏会に取り上げた得意作品とのこと。1957年のルガーノ・ライヴもありました。こちら極東のド・シロウト(=ワシ)が期待したい、お仏蘭西風曖昧模糊とした色気とかセクシーサウンドとは無縁でした。
第1楽章「海の夜明けから真昼まで(De l'aube a midi sur la mer)」つかみどころのない旋律は細部まで明晰。緻密かつ颯爽、決然としたメリハリと正確なリズムのスウィング、そしてパワフルな辛口サウンド。(8:43)
第2楽章「波の戯れ(Jeux de vagues)」息詰まるように正確無比なリズムを刻むアンサンブル、気紛れな波の動きは理路整然としてカッコよい勢いと流れ、これほどクリアな金管木管の響きはめったに経験できない。(6:24)
第3楽章「風と海の対話(Dialogue du vent et de la mer)」風雲急を告げる切迫感、冷たいトランペット先頭に金管は細身に鋭い響き。そのままヴィヴィッドにテンション高く疾走してもスリム怜悧なサウンドは継続中、速めのテンポに情感を排したような几帳面なアンサンブルのまま全曲を締め括って、オーケオーケストラは技量でした。(7:38)
「Daphnis et Chloe」は1912年初演。「海」より更に大きな三管編成に12種の打楽器、混声合唱、舞台裏のバンダも入る巨大なもの。ここでは合唱が入りません。
「夜明け(Lever du jour)」星屑が広がるような木管の微粒子音型も正確に曖昧さ皆無。華やかさはないけれど、ジョージ・セルの無慈悲なほどに冷たい明晰は、Ravelの個性にいっそうに合って、作品の神髄を堪能できるもの。(5:16)
「パントマイム(Pantomime)」仏蘭西系の腰の軽い音色や、ベルリン・フィルのように極上の厚みとはまったく異なる世界だけど、これはこれで精密を極めた名人芸の木管が美しい。(6:26)
「全員の踊り(Danse generale)」ここが「クールな佇まいのまま熱を上げていく迫力」をしっかり感じさせてノリノリのリズム感と疾走、そして爆発。驚くべき曖昧さのないスリムなアンサンブルを堪能いたしました。(3:20)
「Pavane pour une infante defunte」はピアノ曲から管弦楽化され1920年初演。二管編成、金管はホルンのみという簡素な編成。清楚な官能に充ちた名曲も正確かつデリケート。ホルンはマイロン・ブルーム(Myron Bloom/1926-2019亜米利加)でしょうか。彼は1977年にパリ管に転出、仏蘭西風とは違う彼の知的な迫力が求められたのでしょう。(6:23)