2023年12月某日/●隠居生活初心者入門の日々
今朝も5度C、最高気温予想13度Cは高い方なのかも。昨日は朝一番連続して市立体育館へ、いつも通りの筋トレ+エアロバイク有酸素運動実施。そして昼からご近所医院へコロナ・ワクチン接種、いまのことろ発熱など特別な副反応はなくて、ちょっぴり痛いくらい。せっかく外出したので食材買い出しに足を伸ばしました。先月逡巡して諦めた冷凍カキフライごっそり、ほかいつになくたっぷり、いろいろ入手して過去最高の金額でした。圧力鍋に黒豆を炊いたり、早々に夕食調理して、食事を済ませて入浴したら・・・出ました、懲りない自業自得な痛風症状幾度再発の前兆? 左足先辺りが微妙に痛みます。これは二日前の深酒が原因か。うんと悪化しないことを祈りつつ、今朝幸い痛みは消えて腫れもなし、連続運動の影響だったみたい。体重は64.6kg▲600g。本日はコロナ・ワクチン接種後運動はできないから、大人しくしておきましょう。
自民党の裏金やら、オスプレイの事故やらいろいろ話題だけど、キシダさんにはどーも逆風っぽいですね。事前予測通り万博出費青天井状態。閑話休題(それはさておき)一昨日思い立って急に昼頃トレーニングルームへ向かったら、時間帯が違うから見知らぬ顔ばかり。同世代? ダンディなスポーツウェア紳士はシルバーヘアーがよく似合う・・・けど、自分は慧眼(自称)真実を見抜く力はありますよ。彼(か)の不自然な髪型はヅラに間違いない。とくに後ろ生え際辺り怪しい。爺友と呑む度「禿げ!」お互い罵倒合戦(禿げ増す会)この年齢に至ったらそれも仕方がない、潔く晒しますよ自然のままに。ここ数年、髪の毛の腰がなくなりました。自分は偶然黒髪を維持しているけれど、鏡を覗くと情けなく毛量が減っているのもリアルな現実。
Beethoven 交響曲第7番イ長調〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1964年)・・・6月に拝聴していて、曰く
舞踏の聖化・ニ長調交響曲はニューヨーク・フィルとの再録音。前曲と同時期の録音はサウンド・アンサンブルも雰囲気は同じです。第1楽章「Poco Sostenuto-Vivace」はやはり響き薄く、粗いアンサンブルに前のめりの始まり。作品的に成熟を深めて、熱狂的な疾走はやや控えめでしょう。提示部繰り返し。(14:33)・・・と、ここ迄続けて聴いて、どうしても粗野なアンサンブル薄く濁った響きに耐えられずいったん終了。
・・・じつはバーンスタンの旧全集音源ファイルは音質が気に喰わず、音源点検整理中に廃棄済。ところがまたまたネットより全集音源出現(1曲1ファイルLP復刻音源)して、これもなにかのご縁。第7番イ長調交響曲を再拝聴いたしました。ところが情報不十分、2種あるステレオ録音のうちどちらか表記がない。1958年録音は2021年に拝聴済。タイミング的に新しい方と類推するけれど、ちゃんと比較していないので確信はありません。音質は(これに関する限り)まずまず良好、全9曲各々音質にばらつきはあったと記憶します。明るい響き、ヴィヴィッドにリズム躍動する前のめりの熱気に充ちてなかなかの聴きもの。響き薄く、粗いアンサンブル/粗野なアンサンブル薄く濁った響きに耐えられず〜ということはない。オーディオは門外漢だけど、音質印象はたいせつですね。(42:22)
Shostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調(ペーテル・ヤブロンスキー(p)/1991年/レイモンド・シモンズ(tp))/第2番ヘ長調 作品102(クリスティーナ・オルティス(p)1989年)〜ヴラディーミル・アシュケナージ/ロイヤル・フィル・・・ほぼ20年ぶりの再聴。これは眼の覚めるような音質、切れのあるソロが新鮮そのもの。Peter Jablonski (1971ー瑞典)当時20歳、アシュケナージに見出されてあまり間もない頃でしょう。才気煥発な若書きの第1番ハ短調に相応しい勢いとキレ味、鮮度たっぷり元気いっぱいな演奏、第2楽章「Lento」のしっとりとした瑞々しさも出色。トランペットもとても上手くて、第3-4楽章「Moderato - Allegro con Brio」のファンキーな熱気も最高。(6:01-8:28-8:21)第2番ヘ長調もクールな都会センスに溢れた魅惑の作品。Cristina Ortiz(1950-伯剌西爾)は当時既にキャリアを積み重ねて、淡々とした風情に硬質なユーモアも漂って陰影豊か。この時期、アシュケナージの指揮統率はかなりの完成度でした。(7:01-7:30-5:31)
2023年12月某日/●隠居生活初心者入門の日々
寒々しい師走となりました。今朝は5度Cとか。カレンダーもラスト一枚、そろそろ来年のを入手必要です。お仕事現役時代は年末、メーカーが持参するカレンダーと手帳(女房殿用)を持ち帰ったものです。引退したら当たり前に安いのを買ってこなくっちゃいけない。昨日体重増に懲りず、昼に博多ラーメン(いただきものお土産残/美味いんだなぁこれが)喫してしまって後悔、昼食後、連続市立体育館を目指しました。筋トレ軽く3種+エアロバイク15分100kcal消化して、夕食は低カロリーな湯豆腐、大根メインも効果なく、今朝の体重は65.2kg+200g。本日は根性入れて減量目指しましょう。昼からコロナ・ワクチン接種。先日インフルエンザは済ませて、万全の対策に2023年残りを乗り切りましょう。
学生時代からの長〜い知り合いの女性より喪中葉書到着。義弟が亡くなったとのこと。LINEの詳細報告によると幼稚園からの同級生は我ら同世代、優秀な営業マンであり、フォーク・ソングを愛し多くの仲間に送られたそう。67歳はあまりに早い・・・そして彼は終生独身だったらしい。一昨日呑んだ爺友も63歳孤高を守って、幸い現在健康にも経済的にも恵まれて引退生活を堪能しております。偶然だけど、女房殿のボランティア仲間は68歳独身、交通事故に遭って入院したとのこと。マンションには猫も飼っていらっしゃって、そのこともちょっと心配でした。このような話題はけっこう身近な日常になりつつあります。
Barber ノックスヴィル「1915年の夏」/管弦楽のためのエッセイ第2番/第3番/祝祭トッカータ〜マリン・オールソップ/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団/カリーナ・ゴーヴァン(s)(2002年)・・・題名のみ知って、うっかり聴き損ねていた「ノックスビル」をようやく拝聴いたしました。詩の内容はこちら参照お願い。こどもの頃の無垢な心情をしみじみ歌って胸に沁みる名曲、Karina Gauvin(1966-加奈陀)の声もしっとり懐かしい。(16:52)管弦楽のためのエッセイは両曲とも2管編成、第1番は1938年トスカニーニ初演。叙情的であり快活でもあり、いつもように平易にわかりやすい旋律がデリケートに始まり、雄壮雄弁に展開します。(11:22)第2番は1942年ブルーノ・ワルター初演。こちらかなり不穏に不安な風情が粛々とつぶやくよう。やがて優しい旋律も出現して、静謐に遠くを見つめるような美しい旋律が続きました。(14:23)「トッカータ」も初耳作品。これは雄弁なオルガンも入ってティンパニ大活躍、金管はスケール大きく、迫力がありました。(14:17)Marin Alsop(1956-亜米利加)もすっかりヴェテラン、現在はポーランド放送交響楽団の首席に就任しているらしい。スコットランドのオーケストラは当時首席客演の立場、息の合ったアンサンブルは馴染みの薄い作品を清涼な響きに、作品をわかりやすく表現してくださいました。
Beethoven 交響曲第2番ニ長調/第6番ヘ長調「田園」〜ウィン・モリス/ロンドン交響楽団(1988−89年)・・・Wyn Morris(1929ー2010威勒士)による不遇な全集録音より。2年ほど前に第4番第7番を聴いておりました。これが驚きのバランスに重過ぎず軽過ぎず、急ぎ過ぎず、力みなく中庸なイン・テンポを基調にヴィヴィッドなノリ、引き締まったアンサンブル、高いテンションを維持して驚くべき完成度でした。青春の息吹を感じさせるニ長調交響曲の溌溂した風情、田園風景とゆったりとした心情漂うヘ長調交響曲は心持ち速めのテンポに、浮き立つような明るい躍動と安寧を感じさせるもの。ロンドン交響楽団はM-T-トーマス時代でしたっけ?なかなか優秀なアンサンブルでした。(12:19-12:14-3:27-6:36/13:01-5:05-3:42-9:44)