2026年5月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
週末を迎えました。昨日はいつもの生活リズムに戻すため朝一番、トイレ掃除、ゴミ出し、洗濯して、出すべきものは出したけれど、未だ完全には排出しきっておりません。ストレッチはぼんやりして途中休止、短いYouTube体操して今季初、短パンにて市立体育館へ。連休明けトレーニングルームは常連シルバー・メンバーが揃いました。順繰りゆる筋トレ、エアロバイク15分有酸素運動完了、シャワーを使ってそのままスーパーに寄って食材を入手、空になった冷蔵庫に補充しました。女房殿はタイヘンだった連休中介護生活を終え、昼に帰宅。夕食を根性入れて作って、しっかり。味の素や大阪王将の冷凍餃子も美味いけれど、自分で包んだ餃子は格別、上手く焼けてたくさん喰った結果は66.85kg+400g。未だ例の白いナニは腹中に有、困っております。
Yahoo!のおすすめ記事に出てくる難読漢字はけっこう読めると勝手に自覚しているけれど、先日某ブログに出てきた「篩の上」が俄かに読めない。時々、掟破りの難読固有名詞が出題されて、それは出会うことも使う機会も少ないから読めないのは当たり前だけど・・・「篩」は見たことがあるのに自信はありません・・・四苦八苦悩んでそれは「ふるい」と読むことを思い出しました。
漢字の読みはOKとして、もう手書きはほとんど機会はなくなって漢字は書けなくなりました。「音楽日誌」は日々更新して、誤字脱字には冷や汗の毎日、ネタはできるだけ事前に書き貯めて、それを活用しているけれど、それは誤字脱字を点検するチャンスを増やすため。
それとキータイピングのミスが年々増えている・・・もともと正確なタッチタイピングを身に着けていない粗忽者、華麗なる加齢にノーミソで思っている言葉と違った単語を打ち出して愕然・・・なるべく文書は流れを大切にしたいので、一気呵成に打ち込むから、あとで修正するときに点検漏れが起きて恥ずかしい結末に至ります。
ま、それも引退生活のボケ防止のつもり。まったくの自己流我流暇つぶし、読んでいる人も定かではない【♪ KechiKechi Classics ♪】だからご勘弁いただきましょう。
Mozart 交響曲第1番 変ホ長調 K.16/アリア「行け、怒りにかられて」K.21 (K.19c)/レチタティーヴォ「いまや義務の」アリア「かくも偉大なるは」 K.36 (K.33i)/アリア「もし運命が説き明かすなら」K.209/アリア「従い、かしこみて」K.210/レチタティーヴォ「私の唇を信じられないならば」アリア「悲しみ悩む心」K.295/アリア「私のいとしい妻クラリーチェ」K.256/ディヴェルティメント ヘ長調K.138(125c)/アリア「お願い、私の苦しみの理由を聞かないで」K.420/ レチタティーヴォ「哀れな者よ、おお夢よ目覚めよ」アリア「まわりにそよぐ微風」K.431 (K.452b)〜クリストフ・プレガルディエン(t)/ミヒ・ガイック/オルフェオ・バロック管弦楽団(2001年)・・・Michi Gaigg(1957-墺太利)は古楽器ヴァイオリニスト兼指揮者、L'Orfeo Barock Orchestraの創立者。極上にマイルドな古楽器アンサンブルに乗せて、端正清潔なテナーが歌います。
交響曲第1番 変ホ長調 K.16は1775-76年未だ10歳にもならぬ少年の作品。栴檀は双葉より芳しい愉悦に、全部繰り返し。リズムのエッジを立てない穏健派の表現はしっとりとした風情に味わい深いもの。第2楽章には「ジュピター音型」が登場します。
「Allegro Molto」(5:50)「Andante」(5:55)「Presto」(2:11)
もちろん言葉の壁もあるけれど、オペラ以上に出会う機会の少ないコンサート・アリア。大好きなMozartの作品でも拝聴機会は少なくて、演奏会ライヴの演目として部分的に接していたのみ。ここの作品の由来も調べていないけれど、Mozartに駄作なし、Christoph Pregardien(1956-独逸)はリリック・テナー(Lyric Tenor)その言葉の意味は「オペラや声楽において、若々しく艶があり、叙情的で軽やかな声質を持つ男声歌手のこと」とのこと。強靭なWagenrが似合うHeldentenorとは対極に、清潔かつ快活な声が堪能できました。
アリア「行け、怒りにかられて」(5:46)レチタティーヴォ「いまや義務の」(2:54)アリア「かくも偉大なるは」(6:25)アリア「もし運命が説き明かすなら(3:00)アリア「従い、かしこみて」(2:53)レチタティーヴォ「私の唇を信じられないならば」アリア「悲しみ悩む心」(11:13)アリア「私のいとしい妻クラリーチェ」K.256(1:54)
ディヴェルティメント ヘ長調K.138(125c)も繰り返し全部実施。16歳晴れやかに天衣無縫な名曲は素朴に柔らかく、まったりと軽快な演奏でした。「Allegro」(5:27)「Andante」(5:57)「Presto」(2:07)
あとは再びの端正生真面目なテナーのソロが続きました。
アリア「お願い、私の苦しみの理由を聞かないで(6:11)レチタティーヴォ「哀れな者よ、おお夢よ目覚めよ」(3:36)アリア「まわりにそよぐ微風」(6:02)
Debussy ピアノと管弦楽のための幻想曲/レントより遅く/クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲/アルト・サキソフォンと管弦楽のための狂詩曲(Ducas編)/バレエ音楽「カンマ」(Koechlin編)/スティリア風タランテラ(Ravel編)〜ジャン・マルティノン/フランス国立放送管弦楽団/アルド・チッコリーニ(p)/アラン・マリオン(fl)/ジョン・リーチ(cimbalom)/ギイ・ダンカン(cl)/ジャン=マリー・ロンデクス(sax)(1973-1974年)・・・Jean Martinon(1910-1976仏蘭西)の代表的録音。残念なシカゴ交響楽団時代を経、当時はフランス国立放送管弦楽団の音楽監督でした。かなり以前からの馴染みだけれど、もっと音質はよろしくなかった記憶が・・・久々の印象はかなり薄い響きだけれど、それなり雰囲気があって悪くない。極東亜細亜のド・シロウト(=ワシ)が仏蘭西音楽に期待したい儚いデリカシーが全部揃った演奏でしょう。どれも馥郁たるお仏蘭西の芳香たっぷり漂うステキな作品ばかり。
「Fantasie」は1890年完成からしばらく経った作曲者没後1919年に初演された(アルフレッド・コルトー)ピアノ協奏曲。
「Andante ma non troppo」チッコリーニのピアノは憧憬に充ちて甘く、デリケートな始まり。(8:03)
「Lento e molto espressivo 」幻想的に静謐、消え入るように陶酔する雄弁な緩徐楽章。(8:30)
「Allegro molto」そのまま続けて軽妙快活に躍動して、リズミカルなフィナーレへ。ラストは華やかなテンポ・アップに終了しました。(7:27)
「La Plus que lente」はもともとピアノ曲。編成はフルート/クラリネット/ピアノ/ツィンバロン+弦五部。なんといってもツィバロンの妖しい音色が遣る瀬なく、切なく揺れる小粋なワルツはほとんどSatie風、魅惑の作品。(6:07)
「Premiere rapsodie」1919年に管弦楽版の初演は作曲者の死後1919年。「第1番」とあるけれど第2番は存在しないそう。Guy Dangain (1935-仏蘭西)のクラリネットは抑制され、深く秘めた官能を漂わせた極限の弱音に素直な響き、それが気紛れに自在に浮遊しました。(8:18)
「Rapsodie」はもともと1911年にサックスとピアノのために作曲され、Ducasが1919年に管弦楽化したそう。Jean-Marie Londeix(1932-2025仏蘭西)は、この作品を幾度も録音していたはず。セクシーなサックスが静かに上品に呟いてやがて雄弁に、けっこう壮大な空気、いや増す切ない気分に充たされました。(10:10)
「Khamma」の管弦楽初演はDebussy没後の1924年(ガブリエル・ピエルネ)。不気味な始まりにピアノも低く蠢いて、幾度聴いてもつかみどころがない作品と感じます。静謐が続く作品旋律は、なかなか掌中に入ってくださいません。「前奏曲(Prelude)」「第1場(Tableau 1)」「第2場(Tableau 2)」「第3場(Tableau 3)」(20:32)
「Tarantelle styrienne」はRavelの華やかな緻密な色彩マジックに、軽妙なリズムが際立ちました。(5:45)
2026年5月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
未明の関東地方に広く地震とか。被害はいかがでしょうか。全国各地不穏な動きがあって不安が続きます。
昨日も好天。朝食抜き、いつものストレッチとYouTubeエアロビクス済ませて健康診断のために医療機関を目指しました。通勤や通学の方々を横目に片道3.5kgウォーキング、健診会場での計量は64kg台に至っておりました。右腰奥や背中の鈍い違和感が心配なので腹部エコー、バリウムも三年ぶり?胃の透視はしゅわっとした粉末を飲み込んでゲップ厳禁!ぐっとこらえて台上では難行苦行だったことを思い出しました。若い頃は速攻で白いナニを放出したものだけど、華麗なる加齢に渋り腹、なかなかスッキリ一気というワケにはいかないもの。一連の検査はわずか一時間、さっさと終わってしまって結果は郵送待ち。ラストちょっぴり待ち時間があったけれど、お隣の同世代?の顔色が土色、とっても具合が悪そうに見えたのが印象的でした。
予定より早く終わったので未だラーメン屋は開いておりません。ハラも減っているし、ナニを放出するためにはなにか喰うこと必須、仕方がないので松屋の牛丼を久々にいただいて、なんかサービス券をいただいたけど残念、使う予定はありません。
帰りは駅迄歩いてコミュニティ・バスにて帰宅いたしました。一日の歩行及びカロリー消化目標はクリアできました。LINEにて爺友に「健康診断終了。身長は縮み、血圧は上がりました」そう報告すると「自分も」「明日、健康診断」との応答がありました。帰宅すると郵便受けに健康診断事前キットが遅れて届いておりました。自分なりの大きな行事をクリアした感じ。今朝の体重は66.45kg+500g。未だバリウムは出切っていないし、それから喰ったものもハラの中にそのまま。しっかり運動して生活のリズムを戻しましょう。
Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調(1988年)/第5番ハ短調(1987年)〜クリストフ・フォン・ドホナーニ/クリーヴランド管弦楽団・・・Telarcも店仕舞いして、すっかり忘れられたBeetoven交響曲全集はChristoph von Dohnanyi(1929- 2025独逸)クリーヴランド時代(1982-2002年)の録音。いくつかネット上の評価を探ったらおっそろしく評判がよろしくない。曰く「徹底的に統率、出てくる音は没個性」「これだけ感情を込めないベートーヴェン演奏も珍しい」「恐ろしく透明で虚無」「クリーブランド管の変遷に興味がある方だけにお薦め」〜なるほど。
その昔、友人がドホナーニのことを「色気もクソもない」と吐き捨ててましたっけ。音楽は嗜好品、ご意見の多様性を重視して11年ぶりに拝聴したけれど、自分なりの印象を受け止めましょう。20年続いたんだからクリーヴランドでの評価は高かったのでしょう。重厚長大表現も悪くないと思うけれど、基本すっきりとした表現が好き。
交響曲第4番 変ロ長調の初演は1807年。編成は二管編成より小さく、フルート一本なんですよね。
第1楽章「Adagio - Allegro vivace」静かに様子を伺う序奏からクールな佇まい、ていねいにバランスのよろしいアンサンブル。やがて力をいっぱい貯めての主部への導入に力みはない。速めのテンポにしなやかなアクセントにノリが疾走して、ムダを削ぎ落としたフレージングは爽やかでした。提示部繰り返し。(11:03)
第2楽章「Adagio」弦が優しく、夢みるように始まる緩徐楽章。リズミカルなアクセントはバランスよろしく効果的でしょう。フレージングにとくべつな飾りはないけれど、旋律は雄弁に際立ちます。ホルンも木管も美しい。(8:56)
第3楽章「Allegro molto e vivace」軽妙に重くならないアクセントに、リズミカルなスケルツォ。トリオの木管も優雅でした。(5:35)
第4楽章「Allegro ma non troppo」快速テンポに一糸乱れぬ、力みなく余裕の正確なアンサンブル。ここもアクセントは明快に疾走して停滞感皆無。ラスト、ファッゴットの難所も問題なくクリアいたしました。(6:20)
誰でも知っている名曲交響曲第5番ハ短調は1808年初演。古典的二管編成だけど、終楽章にピッコロ、コントラファゴットが加わります。
第1楽章「Allegro con brio」適度な緊張感に速めのテンポ、素っ気ないフレージングは詠嘆に揺れぬ始まり。提示部は繰り返して、アンサンブルは精緻を極めて、ノリとテンションは充分でしょう。(7:07)
第2楽章「Andante con moto」のリズムとアクセントはしっかりとして軽快、パワフルな変奏曲。クールに流れるような勢いも感じさせました。(9:14)
第3楽章「Allegro」ものものしい新時代のスケルツォ。冒頭の低弦はどろどろ引きずらない。ホルンと弦の歩みは前のめりにカッコ良くスタイリッシュでした。象のダンスは軽快に快速、あとはそっとデリケートに呟いて・・・(4:47)
第4楽章「Allegro」すっきりとしたアクセントに快速テンポ、けっこうノリノリのフィナーレへ。(繰り返しなし)金管には厚みがあるけれど、響きに濁りはなく、重く絶叫しない、かっちりと正確なアンサンブルは爽快、リズミカルに疾走いたしました。(8:13)
Mozart 「レクイエム」ニ短調 K.626(Sigismund Neukomm「Libera me」を含むRio de Janeiro版)〜ジャン=クロード・マルゴワール/王室大厩舎・王宮付楽団/ヒャルディス・ティボール(s)/ジェンマ・コマ=アラベール(ms)/シモン・エドワーズ(t)/アラン・ビューエ(b)(2005年ライヴ)・・・1966年より自らの古楽器団体を立ち上げて活躍していたJean-Claude Malgoire(1940-2018仏蘭西)がSigismund Neukomm(1778ー1858墺太利)「Libera me(我を救い給え)」(伝統的な典礼に必須なのに抜けている)を加えた版による録音。それは彼が1816年伯剌西爾を訪問した時に依頼され、1819年12月19日、リオ・デ・ジャネイロの聖セシリア同胞会教会にて南米初演されたときに演奏されたとのこと。
いつ誰の演奏を聴いても胸を打つMozartのラスト作品、残響豊かな会場にさっぱりと速めのテンポ、軽妙なアクセントにさらさら流れの良く、軽いい響き抑制された古楽器アンサンブル。声楽ソロは馴染みのたっぷり詠嘆の表情濃く、雄弁な説得力でした。合唱は清涼に器楽の方向性に沿って爽やかに洗練されておりす。ライヴとは思えぬ完成度に清潔な感動押し寄せて、ラスト馴染みの「Lux aeterna(永遠の光)」はさっぱりとした風情に終了して、おそらくここ迄はSussmairy版・・・
「Libera me(我を救い給え)」はかなり濃厚な旋律に、演奏も一段ギアを上げて力の入った劇的なものでした。但し、Mozartの霊感には足りない月並みな印象があって、ちょっと型通りな感じ。「Kyrie」や冒頭の「Requiem aeternam」旋律もそのまま引用されております。
Requiem aeternam(6:26)/Dies irae(1:53)/Tuba mirum(1:09)/Liber scriptus(0:44)/Quid sum miser(1:14)/Rex tremendae(1:46)/Recordare(2:52)/Ingemisco tamquam(2:33)/Confutatis(2:25)/Lacrymosa(2:29)/Domine Jesu(6:34)/Sanctus(5:53)/Agnus Dei(3:11)/Lux aeterna(4:36)/Libera me(8:13/1分を超える拍手入り)
2026年5月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
GWも明けて、本日これより健康診断だけれど、とうとう事前問診票やら検便キット(大腸がん検診用)などが届かない。一週間前に電話で申し込んだときに、住所確認が微妙に違っていることに気付いて修正お願いしたけれど、おそらくそのまま郵送〜行方不明と類推いたします・・・昨日休日だけど昼からダメもとで電話してみたら、対応してくださって送った記録はあるそうだけど行方不明。夕方に直接届けてくださいました。いつものクリニックにお願いすると腹部エコーはやってくれないので、仕方がない。二日分のナニをなんとかするのに四苦八苦、朝食抜きは生活のリズムが崩れるのでとっても不快に感じます。今朝ハラが減って仕方がない。体重は65.95kg▲200g。健診後ラーメン喰うたらぐっと増えるやろな。
昨日世間では連休最終日。いつものストレッチ、短い10分ほどのオーソドックスなYouTubeエアロビクス済ませて市立体育館へ。けっこうな量のペットボトルなど拾って脇なども使ってアクロバティックに回収できるところ迄運びました。トレーニングルームは平日常連に土日現役メンバー、更には若い学生も参入して、そろそろ仕事復帰への体調調整でしょうか。いつも通りのゆる筋トレ+15分のエアロバイク有酸素運動済ませて、帰り小雨に濡れました。体調は良好。連休中はデイ・サービスもお休み、女房殿はずっと婆さん(96歳)と付き合って、途中短時間こちらに息抜きに帰ってきます。
「ウィーカーズ」 のテレビCMを眺める度に「ビッグ・モーター」を思い出します。
前居住地至近の幹線道路沿い、「2nd Street」が閉店してそれが跡地に入った記憶も鮮明、転居後2023年に不正や陰惨な内部運営発覚、店舗周辺の街路樹を除草剤によって枯らす社会問題も発覚して、2024年伊藤忠商事が中心になって事業を引き継いで現在に至る。
自分は免許も返納してクルマとは無縁だけど、その後経営は順調でしょうか。
旧CMに出ていた佐藤隆太さんもエラい迷惑でしょう。不正行為をしていた社員や、それを指示していた中間幹部はその後新会社に移行したのか、それとも辞めたのか、その辺りのリアルな情報はつかめません。兼重前社長は資金を提供して引退、実権を揮った息子の宏一前副社長は未だ若いのに、その後どう過ごしているのでしょう。実際被害に遭った方々への補償は済んだのか、時間が経てば「News」報道の鮮度は失われ、ほとんど話題にならなくなるのはこれに限りません。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ピエール・モントゥー/大交響楽団(パリ交響楽団?/1929年)・・・その筋専門の方情報によると初演譜(1913年版)らしいけど、こちらそんな細部の違いは与り知らぬところ。復刻状態によっては「針音だらけ」とのこと、既にどこから入手したのか記憶もないけれど、さほど気にならぬほど針音は取り除かれ、大切な音楽部分情報も劣化していない良好な音源を拝聴いたしました。ほぼ100年前のSP復刻としては上出来、かなり解像度高く打楽器のアクセントも低音もまずまず明晰、全曲拝聴するのにさほどの苦痛もありません。1913年衝撃の初演を迎えたばかり、これは「春の祭典」の世界初録音なんだそう。
Orchestre symphonique de Parisは1928年から1938年までフランスのパリに存在した管弦楽団、Pierre Monteux(1875-1964仏蘭西)が1935年サンフランシスコ交響楽団に転出する迄常任指揮者だったそう。さすが初演者の自信に溢れて、これを聴く限りアンサンブルやリズムの破綻もかんじさせない。現代の耳で聴いてもモダーンなセンス、但し、弦にはポルタメントが掛かって時代の危うさも感じます。(別途the Orchestre des Concerts Straramであるとの情報有/同年作曲者自身の録音と情報混乱しているんじゃないの?真偽不明)
第1部「大地の礼賛」冒頭超高音のファゴットから管楽器は優秀な技量、変拍子のリズムは正確。「春のきざし(乙女達の踊り)」の弦の刻みも力強く、金管の反応も鋭い。打楽器の迫力も聴き手の耳の想像力を総動員すれば堪能可能。「誘拐」のテンポ・アップも熱狂的。「大地の踊り」の緊張感ある締め括りも決まりました。(15:02)
第2部「生贄の儀式」「序奏」はややオフ・センターっぽく音が揺れて気持ち悪い。神秘な風情もデリケートに粛々と、イヤらしい弦のポルタメント、フルートの音色も熱っぽくセクシー、ラスト「生贄の踊り(選ばれし生贄の乙女)」に至ってフクザツなリズムもクリアして、アツいフィナーレに至りました。(17:15)
Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)/Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲/Andrei Petrov バレエ組曲「創世記」*〜ユーリ・テミルカーノフ/レニングラード交響楽団/レニングラード・フィル少年合唱団*(1971-1977年)・・・Yuri Temirkanov(1938-露西亜)30歳代の若き日、フィルハーモニーならぬ二番手、交響楽団との珍しい記録は以前に聴いていて、やがて音源ファイル消失、この度再入手できたもの。リアルに明快だけど、そうとうオン・マイクにクセのある音質。オーケストラのパワーはほんまもんです。
「ペトルーシュカ」(1947年版)はオリジナルの四管編成から三管編成に縮小したけど、カラフルな響きなんだそう。ピアノが大活躍。メルヘンな愉しい作品だけど、いかにも若手のエネルギーはちきれて滅茶苦茶なテンションの高さ、快速テンポに力んで元気のよろしい演奏。こんなオモロい、デーハーに強面、疲れる演奏には滅多に出会えない。
「謝肉祭の市(Fete populaire de semaine grasse)」「ロシアの踊り」はかつて聴いたことがない快速、そして強引にノリノリ。つなぎの小太鼓もハイテンションでした。(9:39)
「ペトルーシュカの部屋(Chez Petrouchka)」いやらしいほどの強弱表情付け、金管のパワーは強烈!ヴィヴィッド!やかましいほど。つなぎの小太鼓は依然モウレツに叩きまくって〜(4:16)
「ムーア人の部屋(Chez le Maure)」不気味な風情漂って重苦しい風情から、打楽器のアクセントに金管の絶叫も驚くほどの対比。トランペットの妙技は期待通りの露西亜のメタリックなサウンドでした。(6:34)
「謝肉祭の市(Fete populaire de semaine grasse)」盛大なつなぎの小太鼓健在。そこから驚くべき絢爛豪華な色彩と、喧しいほどのテンションに疾走するフィナーレへ。ホルンが朗々と雄弁、期待の骨太トランペット、ぎらぎらしたトローンボーンも躍動して、賑やかさ極まる硬質な華やかさでした。(14:01)
1912年に初演された「Daphnis et Chloe」。後半の第2組曲は演奏機会が多いもの。四管編成(ここでは合唱なし)。彼(か)のデリケートに繊細な音楽は、若き強引なテミルカーノフのスタイルには絶対に似合わん!そう予測しつつ拝聴したら・・・例の精緻に細かい音型は正確なアンサンブルに表現され、沸き立つようなテンションにスケールが大きく、朗々と雄弁。淡い繊細〜とはまったく方向性違うけれど例のヴィヴラート強烈な金管、硬質な木管(フルートは名人)もなかなか濃い重量級説得力、期待通りの生々しい、パワフル強烈な露西亜風仏蘭西音楽になっておりました。ラストに向けていや増すテンションとテンポ・アップが喧しい。(16:16)
「Genesis」は1975年の作品。Andrei Petrov(1930-2006露西亜)は体制側の意向に沿った、わかりやすい音楽を多く作ったそう。これはなかなかオモロい作品。
「Chaos And Devil」はハープの穏健に安らかなアルペジオに油断させて、いきなりの不気味な金管の不協和音炸裂!多彩な打楽器も登場します。(3:42)
「Angels' Round Dance」またまた童謡のようなシンプルに優しい風情に始まって・・・そこに怪しい、素っ頓狂な金管の合の手次々と入って・・・ユーモラスかつ不気味。(5:04)
「Hymn To Eva」静謐に安らぎの弦が始まって、それは陶酔。やがて天使の声(ヴォカリーズ)が参入して感動的。ここにはヘンな茶々は入りません。(4:05)
「Genesis」これは真っ当な安寧の旋律・・・から思ったら、ベースに乗ってトローンボーン・ソロにジャズ・ドラム登場、それに弦も和して、打楽器もノリノリ、金管群も呼応して、滅茶苦茶な躍動に至って、どこが「創世記」やねん。やがてそれらしい大団円風コラールが締め括りました。(5:23)
2026年5月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
GWも本日にて終了、昨日はこどもの日。自分は明日朝いちばんの健康診断に向けての最終調整日となります。しっかり鍛えて食事も抑制いたしましょう。まるでテストの前の俄か一夜漬け勉強みたい。さて結果はいかがでしょうか。明日朝食は抜き、半日一杯検査に掛かるのは以前経験済、いつものクリニックより遠く、帰り駅側の美味いラーメン屋に寄るのを愉しみしております。昨日も早朝覚醒、ストレッチして短いYouTubeエアロビクス実施して、外は好天、布団をベランダに干しました。体調は良好だけど外出したのは朝一番のゴミ出しのみ。今朝の体重は66.15kg▲150g。
バレーボールの話題の続き。身長171cmのアウトサイド・ヒッター内瀬戸真実(埼玉上尾)が韓国・国道路公社ハイパスに移籍、日本女子代表前監督眞鍋政義さんがIBK企業銀行アルトス監督に就任したり、前年より島村春世が既に韓国リーグに活躍しておりました。弱体化している韓国バレーは日本の風を取り入れようとしているのでしょうか。
埼玉上尾は日本代表として人気があった岩澤美育(リベロ)が退団、バレー・リーグと云うのはけっこう人の入れ替わりが多いのですね。
先日爺友と居酒屋で呑んでいたら、BGMがみごとに自分らの世代1960−70年代音楽ばかり、細部旋律歌詞もすべて暗記している・・・これって懐メロ?若い頃、両親が喜んでいた懐メロを思いっきりバカにしていたけれど、いつのまにか自分がそうなっていることに愕然・・・
「水戸黄門」とか「桃太郎侍」「あばれんぼう将軍」などはまったく興味もなかったけれど、時代劇は好きですよ。先日「三屋清左衛門残日録 」再(々)放送に感銘を受けたのは、藤沢周平の原作も好きだったし、北大路欣也 の重厚な演技、伊東四朗も味わい深く、女優さんも和装がとても似合ってしっとり美しい。丁寧に落ち着いたドラマの作り、流れにも感銘を受けました。「雲切仁左衛門」も良かったなぁ。これはこれで日本の大切な伝統継承でしょう。
コンピューターもスマホも登場しない、ゆったりとした時代劇を好ましく感じるのも、華麗なる加齢なんでしょうか。
Rachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調(フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団/1962年)/ピアノ協奏曲第3番 変ホ短調(キリル・コンドラシン/シンフォニー・オヴ・ジ・エアー/1958年ライヴ)〜ヴァン・クライバーン(p)・・・久々の拝聴。Van Cliburn(1934ー2013亜米利加)若き日、そして全盛期の記録。華やかに恐れを知らぬ明るいタッチ、余裕の技巧に瑞々しい情感に溢れ、伴奏にも人を得て、音質も良好。あまりに売れて、全世界に喝采を以て迎えられ、そしてわずか数年で疲れて果ててしまうのですね。録音はなくなっても、最晩年迄亜米利加では聴衆に敬愛され、人気は揺らがなかったそう。
ピアノ協奏曲第2番ハ短調は1901年全曲初演。甘く遣る瀬ない旋律がたっぷりウェットに響く名曲中の名曲。若さゆえの急いた前のめりに慌てない、浮き立つように楽天的な歌は憧憬に溢れて爽やかでした。
「Moderato - Allegro」(10:57)「Adagio sostenuto」弦もフルート(Donald Peckでしょうか ,1930-2022亜米利加)も痺れるほど美しい。(11:28)「Allegro scherzando」(11:48)
ピアノ協奏曲第3番 変ホ短調は1909年初演。前曲に比べ、いっそうピアノの技巧前面に、その甘美な旋律は負けず劣らず濃厚な魅力に充ちておりました。こちらカーネギーホールのライヴは音質も雰囲気がずいぶん違いました。編集しているとは思うけれど、むしろこちらのほうが落ち着いた情感を感じさせる演奏。詩情に溢れて緻密なテクニックは鮮やかに、タッチは硬質強面に響かぬデリケート。落ち目だったSymphony of the Air(〜1963年)もコンドラシンの統率の元、盤石のサポートでした。
「Allegro ma non tanto」ossia使用(17:33)「Intermezzo: Adagio」(10:39)「Finale: Alla breve」(14:59/熱狂的な喝采含む)
Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調(原典版)〜朝比奈隆/東京交響楽団(1995年サントリーホール・ライヴ)・・・原典版となっているけれど?偉大なる朝比奈隆(1908-2001)はハース版を使用していたはず。そのことでしょうか。いずれ残念なド・シロウトには細部どこがどう違うのかあまり理解できておりません。どのオーケストラ関係なく、技量云々乗り越えてその骨太に根性入った表現、刻々と変化する表情と滔々たる流れに感銘深いもの。2017年のジョナサン・ノットに比べてアンサンブルの質は落ちる?!かも知れないけれど、個々のパートの技量云々乗り越えて、こちらには重心の低さと入魂のテンションを感じさせました。音質も極上。
第1楽章「Adagio - Allegro」ピチカートが奈落の暗闇に誘(いざな)って、そこには巨大なる障壁が!そんなイメージの始まりは堂々たる威容を誇って慌てず、落ち着いて噛み締めるよう。基本はイン・テンポ、安易に走ったり急いだりしない、最低限のテンポの揺れには情感込めて、たっぷりの間にいっそうの陰影は深まります。東京交響楽団の金管にもっと深みと重み、輝きを求めたい・・・など、そんな文句は云わせぬ少々のミス・タッチなんのその。ラストの追い込みにも圧巻のパワフルに神々しい説得力でした。(23:34)
第2楽章「Adagio」やはりピチカートから寂しげに始まる緩徐楽章定。副主題はたっぷり濃厚に歌う弦が情感を込めて、思わぬ遅くないテンポ設定にアクセントは明快に流れが良いもの。このコラール風旋律はもりもりと力感を加えて、輝かしい金管、期待に充ちた安らぎの弦も感動的でした。(17:24)
第3楽章「Scherzo: Molto Vivace」圧巻の重量級アクセント、躍動し、叩き付ける粗野なスケルツォ。緩急テンポにも不自然さはありません。ここの金管は絶品に爽快。(13:25)
第4楽章「Finale: Adagio - Allegro Moderato」金管など体力的に息切れするオーケストラを叱咤激励して、ティンパニ入魂のアクセントを打ち込んで、壮絶なテンションは最後まで維持され、ラストのタメもみごとに決まって感極まるクライマックスを迎えました。(26:02/聴衆の叫びは30秒ほど収録)
2026年5月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
世間ではGW真っ最中。前日の雨は上がった朝、洗濯を済ませて、ちょっと時間配分誤ってストレッチは半分以上手抜き、短いYouTubeエアロビクス済ませて、市立体育館を目指しました。途中の幹線道路は空いて、コッペ田島は朝一番より混み合っておりました。運動公園のグラウンドは誰も使っておりません。トレーニングルームは常連シルバーメンバーのみ、皆行くところないんやなぁ、自分もそうやけど。筋トレマシンをゆっくり、汗をしっかり流して、シャワーも爽快。健康診断まで節制を続けましょう。今朝の体重は66.3kg+250g。何故増えたのか?理由がわからない。
バレーボール・アジア・チャンピオンズリーグ女子2026にてレッドロケッツ川崎優勝!(決勝は3-0圧勝)試合は全然見てないけど、これから動画など探しましょう。MVPは我らが淑乃ちゃん、ベスト・ミッドブッカーは山田二千翔、ベスト・アウトサイドヒッターはヌカワロール、ベスト・セッターは中川つかさ。これで2026女子クラブ世界選手権大会への出場権も獲得したそう。でも佐藤淑乃 、和田由紀子は抜けるんだよなぁ、誰を補強してどんなチームに変わってくのでしょうか。
SVリーグ女子優勝したSAGAスプリングは大活躍したオポジットのステファニー・サムディ(27)アウトサイドヒッターのジュリー・レングヴァイラー(27) の退団が決まったそう。レングヴァイラーは出場機会が少なかったように思います。チームの姿はどんどん変わります。
SVリーグ男子は準決勝中。おそらく決勝はテレビ放映があるでしょう。6月より世界バレーが始まります。
Scho"nberg 室内交響曲第1番 作品1-9/管弦楽のための変奏曲 作品31〜ズビン・メータ/ロサンゼルス・フィル(1968年)・・・現役最長老指揮者の一人であるZubin Mehta(1939-印度)ロサンゼルス時代(1962-1978年)若き日の記録。音質は明晰、オーケストラは明るい響きに、優秀なアンサンブルでした。たいてい実演の流れに録音されるので、こんな意欲的な演目の演奏会があったのでしょう。お客は呼べたのでしょうか。
室内交響曲第1番の初演は1907年(ウィーン宮廷歌劇場管弦楽団のメンバー+ロゼー弦楽四重奏団)未だMahlerは交響曲第8番執筆中、Stravinskyの「火の鳥」も出現する前、あまりに前衛的、新し過ぎた作品は非難轟轟だったそう。LP時代よりヤッシャ・ホーレンシュタインの演奏に馴染んで、あちこち幾度も聴いていた作品。「大規模なソナタ形式を基本とした単一楽章制だが、その内部にスケルツォや緩徐楽章にあたる部分を含み多楽章制の要素も持っている」(Wikiより)んなこと云われてもこちらド・シロウト。各パート緊張感ある自在な絡み合い(対位法?)に耳を澄ませるのみ、カッコ良い!作品を堪能いたしました。
ここではロサンゼルス・フィルのメンバーが記載されておりました。名手が揃って、英DECCA録音による各パート分路よろしい録音を支えられ、時代の危うさより明快クリアな響きが勢いよく疾走いたしました。
Franklyn Stokes(bass cl)/Frederick Moritz(fg)/Kurt Reher(vc)/Kalman Bloch(cl In A)/Merritt Buybaum(cl In B)/Fred Dutton(contra fg)/Richard F. Kelley(cb)/William Kosinski(eh)/George Drexler(fl)/Henry Sigismonti(hr)/Ralph Pyle(hr)/Bert Gassman(ob)/Miles Zentner(pic)/Jan Hlinka(va)/David Frisina(v)/Harold Dicterow(v)(21:22)
室内交響曲もそうだけど、こんな時代から突出した新作初演を請け負う一流音楽家の根性も素晴らしい。
管弦楽のための変奏曲 は1928年フルトヴェングラー初演。指揮者も古参のメンバーも作品理解は追い付かず、まともな演奏ができなかったらしく、大スキャンダルになったらしい。新ウィーン楽派の連中はどこでも騒ぎを起こして、やがて音楽界を席巻して現在に至ったのですね。
巨大なる四管編成+10種の打楽器、フレクサトーン、チェレスタ、マンドリン、ハープ迄入るそう。なのに響きはさほどに巨魁だったり爆発的に響かない。こちら市井のド・シロウトには楽曲の詳細分析やら理解不可能なドデカフォニー作品、以前にローバト・クラフトを聴いていたけれど、まだまだお勉強中と書いて、それは現在も継続中でした。
これも乾いた風情に明快な音質でした。甘く、妖しい不思議な官能漂う神秘な静謐旋律、デリケートな演奏を美しく受け止めました。ラストに向けて素晴らしく明晰な響きに迫力たっぷり。
導入部(1:32)主題(1:08)第1変奏(1:14)第2変奏(1:51)第3変奏(0:47)第4変奏(1:20)第5変奏(2:09)第6変奏(1:31)第7変奏(2:46)第8変奏(0:36)第9変奏(1:00)終曲(6:07)
Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜アンドレアス・デルフス/ミルウォーキー交響楽団(2004年ライヴ)・・・Andreas Delfs(1959-独逸)とは初耳指揮者、1997年から2009年までミルウォーキー交響楽団の音楽監督を務め、現在はロチェスター・フィルの音楽監督。彼の時代にO/Lライヴ配信などを熱心に取り組み始めたらしい。これはMSO自主レーベル録音。ウィスコンシン州のMilwaukee Symphony Orchestraはズデニェク・マカールの「わが祖国」を聴いたことがあるくらい。
日本でも大人気の交響曲は初演は1902年初演。二管編成だから学生やアマチェア・オーケストラにもよく取り上げられる、北欧郷愁の旋律が劇的に美しい作品でした。音質はかなり良好。アンサンブルは端正にクール、かっちり生真面目、意外と線は細く、清涼なサウンドな味わい系でした。
第1楽章「Allegretto」テンポは中庸に悠々として、濃い詠嘆表情に非ず、激情を煽らぬ粛々とした始まり。響きは洗練されているけれど、パワーにはやや足りない感じ。(10:23)
第2楽章「Tempo andante, ma rubato」ティンパニから途方に暮れた低弦ピチカートが寂しく始まる緩徐楽章。ファゴットによる寂しい主題提示から、徐々に熱を上げていく風情は力まずデリケートな抑制が効いております。幻想的に優しい部分はしみじみ淡い情感漂って上々。(13:57)
第3楽章「Vivacissimo」荒々しい不運急を告げる弦の細かい音型疾走するスケルツォは、ちょっとおとなしい。しみじみとした中間部も優しく素朴に歌うけれど、そのメリハリやアンサンブル、テンションの対比はイマイチ。終楽章に向けての精一杯の盛り上げには今一歩のパワーが欲しいところ。(4:44)
第4楽章「Finale. Allegro moderato」しみじみと力みのない落ち着いて穏健な味わい、あまりテンポは動かさず、爽やかに誠実な情感が粛々と熱を上げていくフィナーレ。けっこう感動的でした。(16:04/大歓声有)
2026年5月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
昨日日曜はGW連休真っ最中。息子はクルマで明石大橋経由高知に向かったそう。息子が小さいときによさこい祭りに行ったことはあって、自分はかつて営業エリアとして5年間通ったものです。お嫁さん、もちろん二人の孫は初めての訪問となります。渋滞しているでしょうか。女房殿は野崎観音になんとか?パフォーマンスグループを追いかけている昔馴染みの婆友が地方から出てきて(昨年連続)ゆっくり旧交を温めたみたい。昼前に出掛けて夕方雨の中帰ってきました。
自分はいつも通りのストレッチ、10分ほどのYouTubeエアロビクスを済ませて、ウォーキング兼業務スーパーに食材補充に出掛けました。戻って圧力鍋に煮物を仕込みました。贅沢したばかりなので質素な日常に戻ります。今朝の体重は66.05kg変わらず。
コロナ感染者は激減しており、国立健康危機管理研究機構(JIHS)は「多くの人が免疫を獲得したと考えられる」と分析するそう。5年くらい掛かったのかなぁ、けっこう有名な方々も亡くなって、自分は幸い罹患経験はないけれど、友人とか息子一家とかけっこう身近に出現しておりました。未だ、高齢者には要注意な存在とのこと。ほか、いろいろ流行り病はあるようだから(はしかなど)中心街に出掛ける時、公共交通機関内ではマスクを心掛けております。
五十嵐淳子さんが急逝されたそう。享年73歳。自分とさほど変わらない。生命は儚いなぁ、ダンナは嘆いているやろなぁ。
ミツカンが6/1より納豆20%値上げとの報道。ナフサ不足によるパックが高騰しているのだそう。せっかくの庶民の味方の値上げは困るけれど、伊蘭情勢の結果だからにっちもさっちもいかない。ものがものだけに買いだめもできません。
Mozart オーボエ協奏曲ハ長調K.341/Haydn 協奏交響曲 変ロ長調〜クラウディオ・アバド/オーケストラ・モーツァルト/ルーカス・マシアス・ナバロ(ob)/グレゴリー・アース(v)/コンスタンティン・プフィッツ(vc)/ギヨーム・サンタナ(fg)(2013年)・・・Orchestra Mozartは2004年、Claudio Abbado(1933-2014伊太利)によりボローニャに設立された若手限定オーケストラとのこと。これはセッション録音みたい。ソロは団員トップのようです。残響少な目のしっかりとした音質でした。参加メンバーが明示され、それなりの人数なのにあまり大きく響かない。
オーボエ協奏曲ハ長調K.341は1777年ザルツブルグ時代に作曲されたと類推。オーボエ史上最高の天翔ける軽快な名曲。Lucas Macias Navarroは1978年生まれの西班牙人、ちょっと細身、夢見るように色気ある音色が躍動します。
第1楽章「Allegro aperto」(7:13)第2楽章「Adagio ma non troppo」(7:08)第3楽章「Rondo: Allegro」(5:36)
Haydn 協奏交響曲 変ロ長調は1792年初演。当時ロンドンでは協奏交響曲が流行していたそう(Wiki情報)Mozartの変ホ長調 K.297bが有名だけれど、こちらソロはob/v/vc/fgという珍しい編成、知名度では落ちてもその魅力に負けぬ優雅な作品でした。Gregory Ahssはカメラータ・ザルツブルグのコンマスですね。晩年のアバドは寛いで若手を自在に歌わせておりました。これは今まで聴いた演奏中のヴェリ・ベスト。
第1楽章「Allegro」のんびり牧歌的、いかにもHaydnらしい溌剌とした始まり。ソロは軽妙にデリケート、しっとりと優雅でした。名残惜しいタメも自然体に絶品。(9:30)
第2楽章「Andante」ほとんど枯れたように落ち着いた緩徐楽章。各ソロの絡み合いも、そっとお互いの息を伺うような静謐に情感を込めました。(4:56)
第3楽章「Allegro con spirito」快活な管弦楽が走り出すと、優雅なヴァイオリンがその流れを止めて、やがて各ソロが流れに乗って愉し気に疾走しました。(6:22)
Debussy 管弦楽のための映像(1961年)/舞踏詩「遊戯」(1958年)/バレエ音楽「カンマ」(Koechlin編/1964年)/舞曲(スティリー風タランテラ/Ravel編/1958年)〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団・・・Ernest Ansermet(1883ー1969瑞西)は英DECCAに膨大なる録音を残した往年の名指揮者、モノラル時代から優秀録音で有名でした。その後実演評価も含めて「録音のマジック」とか「アンサンブルやリズムがヘロヘロ」「オーケストラがヘタクソ」など評価はいろいろあって・・・自分はけっこう気に入って、その妖しくもアンニュイな雰囲気、危うい風情を愉しんで聴いておりました。音質が良好なのも好印象なのでしょう。
「管弦楽のための映像」は「英国」「西班牙」「仏蘭西」を各々表現した別な作品なんだそう。楽器編成もそれぞれ違うけれど基本四管編成の大規模でした。
「ジーグ(Gigues)」冒頭の木管群がなんとも頼りなく、曖昧な風情が堪らない。やがて決然としたリズムにトランペットも微妙にユルく、エエ加減なアンサンブルは雰囲気たっぷり。「一糸乱れぬ統率」を好む日本人には不評かも。(7:36)
「イベリア」/「街の道と田舎の道(Par les rues et par les chemins)」カスネットもかすかに響いて、決然たる西班牙風リズムを刻んでカッコ良い始まり。金管のマイルドな響きも魅惑、この遣る瀬なくも腰の軽い味わいサウンドは、なかなか他では経験できぬもの。(6:51)
「夜の薫り(Les parfums de la nuit)」濃密な闇を感じさせる官能的な静謐。この辺り揺れるように浮遊するように小粋な風情、節回しはアンセルメの熟達した表現でしょう。(7:10)
「祭りの日の朝(Le matin d'un jour de fete)」そのままシームレスに夜は明けて、ノンビリと晴れやかな空気が流れました。オーボエやバソンの細身の音色、がちゃがちゃと落ち着かぬアンサンブルも味のうち。(4:15)
「春のロンド(Rondes de printemps)」曖昧な旋律がつかみどころなく、アンサンブルはやや行方不明状態。晴れやかなメリハリはもうちょっと欲しいところ。(8:00)
「遊戯」は1913年初演。これも四管編成。この直後に「春の祭典」が初演されて話題はそちらに持っていかれたそう。たしかにデリケートに気紛れ緻密に美しい作品だけど、「春の祭典」の激しい原始のリズム炸裂!みたいな話題性には乏しいもの。ブーレーズ辺り、緊張感に貫かれた構成を感じたけれど、こちらアンセルメはちょいと雰囲気に頼り過ぎて緩い印象、前衛風情は見えにくい感じ。(17:08)
「カンマ(Khamma)」は依頼主との確執があって、弟子のCharles Koechlin(1867-1950仏蘭西)が管弦楽を完成させたそう。三管編成+6種以上の打楽器(シロフォン含む)ハープ2台、ピアノも入る大編成。管弦楽初演はDebussy没後の1924年(ガブリエル・ピエルネ)。ここでの演奏も雰囲気頼り過ぎて、作品個性が明晰に際立たない。
「前奏曲(Prelude)」は落ち着かぬ静謐(1:20)
「第1場(Tableau 1)」その流れのまま、じょじょに動きと色彩が加わって曖昧模糊な響き継続(3:34)
「第2場(Tableau 2)」フルート先頭に木管の儚い響きが剽軽に、幻想的に動いて、やがて淡いホルンやピアノが甘い旋律を歌いました。その後の高揚と疾走はいまいちノリとテンションが足りない。(11:37)
「第3場(Tableau 3)」は打楽器も入って溌剌とした締め括りへ。ラストは精神は落ち着いて、静かに収束しました。(3:08)
「スティリー風タランテラ」は1890年のピアノ曲。Ravelが熟達した技法に1922年管弦楽化したもの。浮き立つようなリズムと色彩感に、生暖かいホルンの技量がとっても危うい〜のも味のうちでしょう。(5:43)
2026年5月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
夕方けっこう揺れましたね。こちらは震度3、最大4のところもあったそう。震源地は奈良M5.7。被害はなかったのでしょうか。前日夜けっこう風が強く、北関東方面では住宅の屋根が飛ばされたそう。
昨日土曜はGW中最高の好天との予報、いつも通りのストレッチ、短いYouTubeエアロビクス済ませて目指すは市立体育館。コンビニ袋が落ちていたので途中ゴミ拾いつつ現地到着したら、こども達のバレーボール教室?大会か?にぎやかに混雑しておりました。トレーニングルームは土日常連メンバーマイナスα、マシンをゆっくり使って汗は一杯流れて気分爽快。女房殿はしっかりお掃除してくれておりました。帰宅して、息子一家との昼食出発迄の時間に洗濯を済ませて、夕方迄に気持ちよく乾きました。
GW連休中土曜の昼、梅田駅前ビル地下はけっこうな人出、事前に予約していた店は幾度か通った居酒屋、喫煙不可が重要ポイントだけど、刺身とおでんと蕎麦がおいしくて、日本酒の種類も多い。小さい孫が食べられるものもけっこうあって、息子とお嫁さんと散々喰って呑んで語って、女房殿もどんどん大きくなる孫と愉しく過ごしました。けっこうな出費だったけれど、それは生き金、価値ある散財でしょう。珈琲を喫してからJRにて最寄り駅に戻ったらコミュニティバスに間に合いました。
移動中のJR車中、身体の不自由な電動車椅子の方と一緒になって、降りる駅では駅員が待機、対応をしておりました。こんなステキな仕組みは日本だけなんだそう。
酒と花粉症の名残?それと布団がもうこの季節には暑過ぎ?久々に洟水と痰も絡んで途中覚醒したけれど、背中辺りの不快感はあまりありません。今朝の体重は66.05kg▲350g。
Schubert 交響曲第7番ロ短調「未完成」(1995-6年)/交響曲第8番ハ長調「ザ・グレート」(1992年)〜マルチェロ・ヴィオッティ/ザールブリュッケン放送交響楽団・・・こちらオールド・クラッシック・ファンは未だ「第7番」「第8番」という呼称に慣れません。Marcello Viotti(1954-2005瑞西)はオペラ畑に活躍して、日本でもお馴染みだけど残念、51歳脳溢血にて逝去したそう。後期Bruckner/Mahlerさておき、いっぱんに浪漫派の交響曲は苦手として拝聴機会はあまり多くないと自覚しております。
それでもこの辺りの作品はさすがに細部旋律聴き馴染んだ名曲中の名曲、悠々深遠な浪漫の旋律を堪能・・・なんともジミに素朴なオーケストラのサウンド、録音個性も含め派手さのないバランスに快く全曲拝聴して・・・居眠りしてしまいました。交響曲全曲(+序曲集)録音しているので、ぼちぼち聴きましょう。
交響曲第7番ロ短調「未完成」の初演は作曲者没後1865年。二管編成+ティンパニ。往年の巨匠の手に掛かると奈落の奥底からの嘆きのような巨大なる劇性が加わるけれど、こちら淡々として素朴、神妙。艶やか流麗大仰表現とは無縁に、しっとりしみじみ歌う寂寥の味わい演奏でした。
第1楽章「Allegro moderato」(15:14)第2楽章「Andante con moto」(11:20)
交響曲第8番ハ長調「ザ・グレート」も1839年作曲者没後初演(Mendelssohnによる)美しい旋律、茫洋としてスケール大きな人気作品。テンポはあわてぬ中庸、ザールブリュッケン放送交響楽団はこんなに質実素朴にザラリとした音でしたっけ。生真面目に清潔なフレージング、大仰雄弁な煽りや威圧表現とは無縁、アンサンブルはしっかりして、こんなジミなサウンドにはなかなか出会えません。
第1楽章「Andante - Allegro ma non troppo」ホルンの味わい深い旋律から、なんとも大人しく控えめ穏健な音色。特異な個性を表出させぬ自然体と云えばそう、重厚にならぬ軽快爽快なリズムと流れもありました。(13:48)
第2楽章「Andante con moto」ゆったりとテンポに弾むようなリズム、オーボエの主題は寂しげ(あちこち音型が違うような気がする・・・別な版が存在するのかも)劇的な対比もバランス感覚があって、フレージングは清潔に寂寥の風情は深まりました。最終盤の名残惜しいテンポの落とし方、そしてテンポ・アップへの揺れも自然。(15:12)
第3楽章「Scherzo: Allegro vivace」ごりごり低音を力まぬスケルツォ。控えめに優雅な3/4拍子は優し気に溌剌としておりました。ここは馴染みより繰り返しが多い?いささか長く冗漫に感じます。(12:27)
第4楽章「Allegro vivace」溌剌と疾走するフィナーレも、肩の力が抜けた素朴なテイスト。ラストに向けての熱の加え方にも颯爽として重くならない。(11:47)
Albeniz/Arbos編 組曲「イベリア」/Turina 幻想舞曲集〜アタウルフォ・アルヘンタ/パリ音楽院管弦楽団(1953年)・・・若くして亡くなったアタウルフォ・アルヘンタ(1913-1958西班牙)によるお国もの。音質はまずまず、雰囲気たっぷりの味わいある演奏でした。パリ音楽院はもっとエッチな腰のないサウンドかと思ったけれど、意外とまともにデリケートなアンサンブル。どちらも名曲。
組曲「イベリア」は12曲のピアノ曲より、Arbosが5曲選んで1925年頃管弦楽編曲したもの。三管編成に9種の打楽器、チェレスタも入る大編成。西班牙情緒たっぷりの妖しくも美しい旋律とリズムが続きました。先日、編曲者であるEnrique Arbos(1863-1939西班牙)による太古録音を聴いて作品に目覚めて、すっかりお気に入り作品となりました。
「Evocation(エヴォカシオン/魂を呼び戻す )」敬虔な気持ちが沈むような、静かな祈りと安らぎのの旋律。(5:26)
「Fete-Dieu a Seville(セビーリャの聖体祭)」剽軽な風情に始まって、やがて壮麗なる行進が歩み出すカッコ良い高揚、穏やかな情景も静かに広がって、鐘も遠くに響きました。(8:16)
「Triana(トリアーナ)」フラメンコのリズムに乗った、ちょっぴり哀愁漂う小粋な旋律(4:41)
「El Puerto(エル・プエルト/サンタ・マリア港)」は明るい西班牙のリズムがノリノリ、賑やかに躍動しました。(4:36)
「El Albaicin(アルバイシン)」寂しげに落ち着かぬ細かい音型から、タンバリンのリズムも印象的にヴィヴィッドなリズムへ。圧巻の雄弁な高揚を迎えました。そして黄昏るように寂しげに収束して、ラストは情熱的に締め括りました。(7:17)
Turina 幻想舞曲集はピアノ作品より編曲され、初演は1920年だそう。三管編成+6種の打楽器とハープ。鐘は必須なのですね。どれも明るく、華やかな旋律ばかり。
「Exaltacion(熱狂)」辺りを伺うようにそっと始まって、やがて熱気あるリズムを加えて躍動、そして雄弁壮大。大太鼓の低音が効果的でした。(5:21)
「Ensueno(夢想)」きらきらした始まりから、優雅に浮遊するような快い優しさ。やがて憧憬に充ちた旋律が爽やかに歌いました。(6:04)
「Orgia(饗宴)」豪快に賑やか、力強いアクセントを刻む音楽から、上機嫌に優し気な風情をはさみつつ、テンポを上げて熱狂の頂点へ!(4:30)
2026年5月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
GWとは云え昨日も一応平日。いつも通りの週末の朝を迎えて、朝一番は小雨、トイレ掃除、ゴミ出しを済ませてストレッチ、短いYouTubeエアロビクスを済ませて、雨は上がるとの予報に洗濯ものはベランダに干しました。昼から日差しもあって風も強く、無事スッキリと乾きました。午前中に女房殿は平日介護生活から戻って、体育館にトレーニングに出掛けました。夕食は在庫食材を活用して真面目に料理したけれど、基本はじっと室内に引き隠りました。夕食しっかり喰って今朝の体重は66.45kg+600g。一気に増えるものですねぇ。今朝、体調は悪くない。
本日これよりトレーニンルームに鍛えて、戻ってすぐ梅田へ。息子一家孫と昼食(≒昼酒/息子もお嫁さんもそこそこ呑むので)場所は一応確保しておきました。小さいのが二人いるので場所選定はけっこうタイヘンです。
例のネット環境変更の件、代理店?営業の方より電話有。結局、AUひかりへの変更契約をすることになりました。半年?一年だっけ、1,980円にしてくれてキャッシュバックも有、その期間が終わったら、また元のNURO 光に戻して(新規契約扱い)割引きになるとか(その代理店も担当しているとのこと)・・・ほんまか? 都度ちゃんと連絡も下さるそう。なんか騙されているんじゃないか・・・とっても不安です。この不安な緊張感も、面倒そうな手続きやルーターの再設定、スマホやコンピューター、アレクサのWifi設定のやり直しも、ボケ防止と考えて乗り切りましょう。おそらくは各社のキャンペーンに上手く乗った危うい仕組みなのか。スマホでも似たような事例がありそう。
またまたスマホ変更による不備の対応お勉強。Googleフォトはコンピューターでも確認できるけれど、機種交換以来新しい写真が反映されない・・・しばらく悩んでネットでその件を検索すると・・・スマホ側で「バックアップを有効にする」設定が必要だったのですね。前機種の時(それが私用初スマホ)にはそんな設定した記憶はありませんでした。無事、あっと云う間にコンピューター上でもGoogleフォト・アプリに保存写真出現、活用できるようになりました。
Rachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調/Grieg ピアノ協奏曲イ短調〜アルトゥール・ルービンシュタイン(p)/ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1939年)・・・Arthur Rubinstein(1887-1982波蘭→亜米利加)によるRachmaninov ピアノ協奏曲第3番ニ短調はたしかは唯一の録音、後年ステレオ時代に至って再録音はフリッツ・ライナーとの喧嘩別れに中断したとの逸話を伺いました。未だ50歳代、長い演奏生活中二度活動を休止して技術の研鑽に励んだ真摯な努力家、正直云えばわざわざSP復刻音源取り出さんでも〜想像よりずっと、かなり良心的な音質〜だけど1909年作曲者によって初演された難曲はぜひ彼の演奏で聴いてみたい。
濃厚な浪漫旋律疾走する名曲は、乾いた音質乗り越えて速めのテンポ。燃えるような熱気といや増す勢いに壮絶な技巧冴えて一気呵成。協奏曲伴奏に秀でるオーマンディのバックは裏方に徹して、この時期から豊かなサウンドであったことが伺えました。
「Allegro ma non tanto」ここは小カデンツァみたい。(13:44)「Intermezzo: Adagio」(8:36)「Finale: Alla breve」(11:19)
Griegは1826年初期の傑作。フィヨルドの氷壁が崩れ落ちるティンパニから始まる劇的に魅惑の作品。こちらはステレオによる再録音が存在します。こちら力強く、凛々しいタッチはいっそう際立って、音質の不満をあまり感じさせません。
「Allegro molto moderato」(11:24)「Adagio」(5:20)「Allegro moderato molto e marcato」(9:23)
Chopin スケルツォ第1番 ロ短調 作品20/スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31/スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39/スケルツォ第4番 ホ長調 作品54/子守歌 変ニ長調 作品57/舟歌 嬰ヘ長調 作品60(1976年)/幻想曲 ヘ短調 作品49/ボレロ 作品19/コントルダンス 変ト長調/タランテッラ 変イ長調 作品43(1978年)〜ニキタ・マガロフ(p)・・・Nikita Magaloff(1912-1992露西亜→芬蘭?→仏蘭西?)はChopinの全曲演奏、録音をしておりました。(ピアノ協奏曲第2番はライヴのみ?)厳しい原典主義の方からは版の問題について批判もあるようだけど、こちら市井のド・シロウトにはかっちりとした正確な技巧と瑞々しいタッチ、それがPHILIPSの状態のよろしいアナログ録音に残されたことに感謝するばかり。
「スケルツォ」はBeethoven辺りが交響曲に導入した「諧謔曲」のイメージから遠く、快速テンポに緊張感漲(みなぎ)る深い激情を発露した傑作揃い。個人的にはポリーニのあまりに怜悧、強引な切れ味と力技が印象に残って、こちらマガロフのテクニックと瑞々しい詩情のバランス、しっとりとしたタッチに爽やかな感銘をいただきました。
Scherzo No. 1 In B Minor(8:36)/Scherzo No. 2 In B Flat Minor(9:18)/Scherzo No. 3 In C Sharp Minor(7:12)/Scherzo No. 4 In E(10:15)
「子守歌」「舟歌」は優しく沸き立つような風情は夢見るよう、曖昧さのないクリアなタッチが諄々と揺れる説得力。
Berceuse In D Flat(4:20)/Barcarolle In F Sharp(8:25)
「幻想曲」は「雪の降る街を」の旋律を彷彿とさせる寂しい歩み、深刻な表情から穏やかな心情へ、そして情感が高まる絶品の表現でした。Fantaisie In F Minor(11:46)
「ボレロ」は西班牙のイメージに非ず、スケール大きなほとんど付点のポロネーズのリズム。Bolero In C(7:36)
そっと可憐な Contredanse In G Flat(2:01)目まぐるしく躍動する Tarentelle In A Flat(3:04)
2026年5月某日/●引退生活。アラ古希の壁に抗う日々
世間ではGW真っ最中、5月に入りました。これから雨は上がる予報、昨日は終日小雨模様にうすら寒く、背中辺りの不快感をなんとかすべくストレッチ入念、短いYouTube体操済ませて市立体育館を目指したら、ちょっと冷えました。傘を差しつつ珈琲空缶、ペットボトル拾うのにも四苦八苦しつつトレーニングルームに到着。GW中の平日だから常連シルバーメンバーばかり、雨だから自転車組はお休みして空いておりました。全身ゆる筋トレ、エアロバイク15分済ませて汗だく、シャワーを使って気分と体調整えた帰り、お気に入りスーパーに寄って食材を入手いたしました。健康診断は連休明け即朝一番に予約出来。今朝の体重は65.85kg▲100g。65kg台を維持できました。
現在ネット環境はNURO 光 for マンション。2023年8月にExciteから乗り換えました。2024年10月より値上がりしたけれど、とくに不満はありません。
前日、AUひかりの代理店の営業来訪、話を伺うと契約乗り換えをなんとか乗り切れば(解約費用は負担いただけるそう)少なくとも半年は安い感じ。話に乗ることにしました。現在のルーターは支給された専用機器、仕舞ってあったルーターを取り出して設置する必要があります。ちょいと面倒な手続きもノーミソの佳き鍛錬となることでしょう。さて、結果はいかがでしょうか。うまいことNURO 光の解約はできるでしょうか。
感心したのは契約確認のこと。必要事項を書き込んだものは撮影してLINEにて事務所に送付、別途契約確認担当より電話があって二重再確認するシステムでした。なんせこちら69歳なので親族確認でちょっともめましたけど。もしかして騙された?大丈夫か。固定電話(んなものは既に存在ない)セキュリティ云々契約二か月のみ抱き合わせ契約必須=無料らしいけど、その契約解除を忘れぬようにしなくちゃ。
・・・と、ここまで書いて念のため現状NURO 光の請求金額を確認したら自分の記憶違い!AUから提示された金額よりずっと、月1,000円ほど安いじゃないの。「値上がりした」そんな記憶ばかりでカンチガイしておりました。慌ててキャンセルの電話を入れたけれど、営業の方には申し訳なかったなぁ。これから確認の電話が入るそう。
タイヘンな不祥事に旭山動物園は揺れて、集客にも影響がありそうだけれど、応援するファンの動きもあるそう。
トランプ大統領を支持していた、数百万人のフォロワーを誇る大人気「金髪美女インフルエンサー」の正体は「AI」架空キャラクターだったそう。なんか怖い時代ですねぇ、多くの亜米利加人が騙されるんだから、こちら市井の引退爺(=ワシ)だったらイチコロかも。
Mussorgsky 交響詩「禿山の一夜」(1957年)/Prokofiev 交響組曲「キージェ中尉」/Koda'ly 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」(1956年)〜ディミトリ・ミトロプーロス/ニューヨーク・フィル・・・Dimitris Mitropoulos(1896-1960希臘→亜米利加)は1951-1957年ニューヨーク・フィルの首席指揮者。団員との関係はいまいちだったとの話を伺ったことがあるけれど(真偽不明)残された録音を拝聴すると、後任のバーンスタインよりアンサンブルはかっちりとしていると感じました。
交響詩「禿山の一夜」は状態のよろしいステレオ録音。骨太に明るいパワフルなサウンド、重心低く遅めのテンポにじっくり構えて表情豊かな、立派な演奏でした。(11:05)
残りはモノラル録音だけれど、低音もしっかり効いて音質は上々、クリアでした。
「キージェ中尉」は抱腹絶倒嘘っ八な筋書きの映画音楽を1934年に組曲としたもの。三管編成にサキソフォーンやコルネット、5種の打楽器にチェレスタ、ピアノも入る大規模に色彩豊かなもの。元気よろしい骨太なサウンド、けっこう生真面目にズシリと重量級に表現して時に優雅、そうであればあるほどオモロさ際立って、管楽器も名人揃えてとても上手い。
「キージェの誕生」(3:47)「ロマンス」(4:33)「キージェの結婚」(2:45)「トロイカ」(2:36)「キージェの葬送」(6:02)
若い頃のトンデモ冒険談を披露する老人「ハーリ・ヤーノシュ」はオペラから管弦楽組曲が編曲され、初演は1927年。三管編成にサキソフォーン、コルネットが入る編成も前曲と似て、10種の打楽器にピアノ、チェレスタ入り。なんといってもツィンバロンの妖しい響きがセクシーでした。華やかに泥臭い民俗的な旋律、リズム、サウンドが躍動しております。きらきらとした打楽器の輝き、しっとりとした木管の歌、ここでも名人級の金管楽器が朗々パワフルに大活躍!ユーモラスな風情を大真面目に精一杯、盛大に表現趣向も「キージェ中尉」と同じでした。
「前奏曲、おとぎ話は始まる」(3:22)「ウィーンの音楽時計」(2:09)「歌」(5:45)「戦争とナポレオンの敗北」(4:07)「間奏曲」(4:33)「皇帝と廷臣たちの入場」(2:50)
Vivaldi ヴァイオリン協奏曲集 作品8「和声と創意への試み」より「四季」/第1番ホ長調「春」RV269/第2番ト短調「夏」RV315/第3番ヘ長調「秋」RV293/第4番ヘ短調「冬」RV297/シンフォニア ト長調 RV 149/シンフォニア ロ短調RV169「聖なる墓にて」/シンフォニア ホ長調RV132/シンフォニア ハ長調RV112〜ブダペスト・ストリングス/ベーラ・バンファルヴィ(v)/カーロイ・ボトヴァイ(vc)(録音年不明)・・・十数年ぶりの再聴。The Budapest Strings chamber orchestraは1977年、フランツ・リスト音楽院の卒業生同門によって結成されたモダーン楽器アンサンブルとのこと。Karoly Botvay(1932-洪牙利)がリーダー。
知名度はあまり高くないようだけど、いくつか録音を確認する限り、オーソドックスに重心の低いアンサンブルを堪能できました。 Bela Banfalvi(1954-洪牙利)はハンガリー国立フィルのコンマスなど歴任して、バルトーク弦楽四重奏団にも参加していたそう。豊かな中音域にしっとり瑞々しい音色が堪能できます。バロックとしては過激にリズムのエッジを立てぬ優雅な風情に、ラストにタメを付ける昔風に非ず、安心して典雅な旋律を堪能できました。ソロの装飾音はほとんどありません。低音を支えるチェロの動きがなかなか有機的、チェンバロはほとんど聴こえません。
あまりに著名になり過ぎて不遜にも食傷気味と感じがちな名曲を、久々に堪能いたしました。
「春」は少々大柄な構えに慌てぬテンポ設定、優雅に落ち着いた始まりから、緩徐楽章はやや速めのテンポに寂しげ。フィナーレは力みなく、のびのびとした表情でした。
「Allegro」(3:37)「Largo e pianissimo sempre」(2:24)「Danza pastorale: Allegro」(4:29)
「夏」はしっとりと寂しげなヴァイオリンに味わいある音色、テンポ・アップも劇性を強調しない。緩徐楽章は絶品の清楚に優雅な泣き、終楽章は厚みのある響きに余裕の劇性でした。
「Allegro non moto」(5:21)「Adagio - Presto」(2:04)「Presto」(3:02)
「秋」は収穫の喜びに充ちた晴れやかな始まりから歯切れ良く、骨太のヴァイオリンが歌って、陰影も豊か。緩徐楽章はそっと囁くような風情もデリケートに極上、終楽章はしっかりとした質実な歩みに力みはありません。
「Allegro」(5:22)「Adagio molto」(2:47)「Allegro」(3:40)
「冬」は緊張感漂う弱音の始まりから、切迫したヴァイオリン・ソロは大柄にならぬスムースな技巧。暖かい室内に寛ぐ緩徐楽章にも爽やかな抑制を感じさせます。魅惑の哀愁のヴァイオリンがしっとり慌てず、力まずリズミカル、ラスト徐々に熱を加えて疾走する、みごとなフィナーレを迎えました。
「Allegro non molto」(3:29)「Largo」(2:18)「Allegro」(3:26)
シンフォニア ト長調 RV 149以下の作品は、たっぷりと分厚い弦楽アンサンブル。屈託なく上機嫌な緩急緩にはちょっとした陰影も効果的でした。緩徐楽章のピチカートもユーモラス。「Allegro molto」(1:51)「Andante」(1:35)「Allegro」(2:35)
シンフォニア ロ短調RV169「聖なる墓にて」は切なくも静謐な嘆きが粛々、そして快活な歩みに締め括りました。「Adagio」(3:37)「Allegro ma poco」(2:11)
シンフォニア ホ長調RV132は愉快に穏健なな疾走から始まって、楚々と哀し気な緩徐楽章へ。終楽章は3/4拍子、上機嫌に弾みました。「Allegro」(4:14)「Andante」(2:04)「Allegro」(2:37)
シンフォニア ハ長調RV112は素直に上機嫌な始まり、ちょっぴり影も差して陰影豊か。しっとり詠嘆の緩徐楽章を挟んで、フィナーレは着実な歩みにあっという間に終わりました。「Allegro」(1:57)「Andante」(1:52)「Presto」(0:43)