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音楽日誌 彼岸花
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2026年10月某日/● 引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

昨日土曜も好天。台風は南洋より接近中なんだそう。朝、時間を見計らって行きつけのクリニックに向かったら先日同様激混み! 判断を誤ったか?なんとか小一時間くらいで診療の合間にインフルエンザ・ワクチン接種は完了いたしました。(仟圓也)東南亜細亜辺りの若者が健康診断に通って、おそらくどこかの工場労働者なんやろなぁ、ちゃんと健康診断をさせて下さるような会社でよかった。途中食材買い物をして、そのまま予約した眼科へ。視力と眼圧の検査が先、30分待たされて診察は終了(現状維持問題なし)ところが薬局の対応が遅い! じりじりしてようやく目薬をいただいて、外に出たら眼の前をコミュニティバスは通り過ぎました。駅辺りで昼飯でも喰おうかなぁと悩みつつ、結局30分うろうろ悩んだら次のバスがやってきました。

帰宅して遅めの昼食を摂ったら、ワクチン接種の関係?妙に眠くてしっかり昼寝いたしました。それでも夕食調理にはちゃんと間に合います。今朝の体重は67.4kg+400gここ数年の最高値を記録(涙)。腰と背中の調子はよろしくなくて、これからしっかり鍛えてまいりましょう。

自分はすっかり野球や相撲への興味を失ってしまったけれど、タイガース連覇はなんとなく嬉しいもの。関西への経済効果もあることでしょう。昨日は(不祥事に揺れる)広島カープが踏ん張っけれど、優勝はしたらしい。(ちゃんと見ていない)

男子バレー対伊蘭決勝戦は地上波放送なしの冷遇ぶり。YouTubeの同時ライヴ配信に雰囲気のみ味わうのではガマンできず、途中からU-NEXTを登録して応援したけれど、3−1敗退残念。伊蘭の強烈な攻撃を止められませんでした。連戦の疲れもあったろうけど、それは相手も同じ、しかも異国の地で完全アウェイ状態だから立派。B代表も皆活躍したけれど、若手は上背(うわぜい)もあるし、これから課題を克服して伸びしろが楽しみです。
サッカーも決勝で韓国に敗れました。表彰式で韓国旗が上がらなかったそう、たんなるトラブルだろうけど、これでまた反日韓国勢は騒ぐのでしょう。要らんことせんでよいのに。名古屋大会はほんまに運営杜撰最悪、日本の恥を亜細亜に晒してしました。

他人様の容姿のこと云々するのは失礼なこと、とくに女性だったらなおさらでしょう。(クインシーズ刈谷からチーム名が変わった)アリーザ愛知所属の鴫原ひなた(OH)は優秀な日本代表、大ファンですよ。左目の上の腫れは試合中気になっておりました。この度、無事良性の腫瘍を取り除いたとの報告、ちょっと安堵いたしました。これから始まるSVリーグはどこを応援するか悩んでおります。ちょっと弱めの地方のチームを贔屓にしてあげたい。東南亜細亜辺りから出稼ぎに来ている外国人助っ人にも興味があります。

Pye UDL 3065-YSchumann 交響曲第2番ハ長調〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン・フィル(1956年)・・・初演は1846年(Mendelsshon)二管編成。苦手としてるSchumannの交響曲中、例外的にその切迫する風情が気に入っている作品でした。
往年の巨匠Adrian Boult(1889ー1983英国)はこの時期ロンドン・フィルの首席。速めのテンポ、ざっくりと剛直な演奏は絶好調に感じます。ステレオ初期の録音はまずまずでしょう。
第1楽章「Sostenuto assai - Allegro ma non troppo」静かに眠りから覚めるような、穏健な金管のファンファーレからスタート。それは木管に引き継がれ、弦の爽やかな風情も広がって、やがてテンポと切迫感が高まります。主部は明るく前向き、ざっくりと素っ気ないほどの風情にテンポは速め、提示部を繰り返していないのは残念。(9:00)
第2楽章「Scherzo: Allegro vivace」明るいはずのスケルツォは不安と推進力に充ちて快速。弦の細かいパッセージ連続は難所なんだそう。ここがこの作品中一番好きなところ。ボウルトの気合と集中力は充分、ラストに向けていや増す緊張感とテンポに圧倒されました。(6:28)
第3楽章「Adagio espressivo」もっとも美しい、至高の緩端楽章〜そう世評される緩徐楽章なんだそう。安らぎとわずかな哀愁も感じさせて、ここも粘着質な詠嘆に非ず、さらさらと飾りのない流れが続きます。ホルンは魅惑の音色。(7:04)
第4楽章「Allegro molto vivace」溌剌とした歩み、健全な熱エネルギーに充ちたフィナーレ。決然とした表情に確信に充ちて、ラストに向けてテンポをわずかに上げて気分は高揚いたしました。(8:04)

ERATO ECD 75472Bach ゴールドベルク変奏曲 BWV 988〜トン・コープマン(cem)(1987年)・・・大Bachの名曲Goldberg Variations, BWV 988に演奏云々、まともにコメントできた試しはございません。この作品との出会いはヘルムート・ヴヤルヒャの立派な、モダーン・チェンバロでしたっけ。そのあとはグレン・グールドの1955年録音に目覚めて、繰り返しがないから時間が短いこと、ピアノの表現の幅の広さに感心したもの。やがてチェンバロは幾度か実演に接して、その音量の小ささ、デリケートな響きに録音印象と違うこと、わりとシンプルな造りの伊太利製、豪華な仏蘭西製、各々楽器個性にも驚かされました。
Ton Koopman(1944-阿蘭陀)もそろそろ引退年齢でしょうか。音質はリアル、彼にテクニック云々するのは失礼、チェンバロ個性の違いはゴージャスにメタリックに堂々たるモダーン・チェンバロが理解できるくらい。聴き慣れているからピアノの表情の豊かさが好ましいけれど、チェンバロの古雅な響きも床しいものです。快いリズミカルなノリを感じさせ、表現の単調さ、幅の狭さは感じさせない。すっかり細部迄馴染んだ旋律全曲を快く陶然と聴き惚れました。
Aria(3:54)/第1変奏(1:26)/第2変奏(1:07)/第3変奏(同度のカノン)(1:34)/第4変奏(0:50)/第5変奏(1:22)/第6変奏(2度のカノン)(1:06)/第7変奏(Gigaのテンポで)(1:17)/第8変奏(1:46)/第9変奏(3度のカノン)(1:23)/第10変奏(fughetta)(1:22)/第11変奏(1:40)/第12変奏(4度のカノン)(2:29)/第13変奏(3:41)/第14変奏(1:42)/第15変奏(5度のカノン)(3:01)/第16変奏(序曲)(2:31)/第17変奏(1:53)/第18変奏(6度のカノン)(1:03)/第19変奏(1:06)/第20変奏(1:51)/第21変奏(7度のカノン)(2:02)/第22変奏(alla breve)(1:04)/第23変奏(1:58)/第24変奏(8度のカノン)(2:01)/第25変奏(Adagio)(5:33)/第26変奏(1:59)/第27変奏(9度のカノン)(1:35)/第28変奏(2:01)/第29変奏(1:52)/第30変奏(Quodlibet)(1:31)/Aria da capo(2:42)


2026年10月某日/● 引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

南洋にまたまた台風は近づいているけれど、昨日は爽やかな秋晴れ。気温も上がりました。いつも通り早朝目覚めて、ゴミ出し、トイレ掃除、ストレッチと短いエアロビクス済ませて市立体育館へ。右腰、左膝辺りに微妙な鈍い痛みはあるけれど、日常生活やゆる筋トレには支障なし、いつも通りしっかり鍛えてきました。シルバー常連はけっこう参加して、ご長老がマルチ・チェストを独占して一種使えない。女房殿は昼頃ご帰還、自分は昼夜、間食の菓子もしっかり喰ってしまって結果67.0kg+200gを反省しております。これよりインフルエンザの予防接種経由眼科へ、時間調整が難しい。眼科はいつも予約時間より1時間待たされるのが通例です。

昨日朝一番に前夜の男子バレー対華太瑠戦抜粋動画拝見。控え選手も大活躍! もう完璧ですね。そして夜は宿敵中国戦との準決勝はテレビ放送有。中国は高く、強力! 第1セット逆転され、第2−第3セットは奪い返して流れを呼び込んだけれど、第4セットは序盤よりリードされ、サーブミスも多く、終盤の猛追も時すでに遅くボロ負け、最終セットはぎりぎり勝ち切って3-2辛勝。西山、大塚、甲斐が頑張りました。さて今夜の伊蘭との決勝戦、同時地上波テレビ放送はないようです。扱いが冷たい、男子サッカーの決勝戦優先。
女子サッカーは北朝鮮をPK戦で撃破し2-2勝利、優勝。

免許返納して半年。
「返納後の生活は?」そんなネット記事があって「困らない人が46%」〜いまいち論旨が明確じゃない感じ。返納しても大丈夫、そんな呼び掛けか。結論的には人それぞれ、生活や環境によると思います。
居住地域やお仕事がクルマなしで日常生活成り立たないところだったり、クルマが大好き運転が趣味、あちこち遠出などされている方には必須、自分の運転技術や反応だけ配慮すればよろしいでしょう。

自分はお仕事引退してから大阪に転居して丸4年、一度も運転する機会はなくて、生活に不便を感じなかったので今年誕生日を期して免許返上いたしました。自家用車は前居住地時代に処分済。駐車場代、ガソリン代、保険代、税金、けっこう維持費は掛かるもの。クルマ本体購入費はもちろん、事故でも起こせば自分の怪我、お相手にも迷惑を掛けることでしょう。その悩みはすっぱりと消えました。
外出機会も引退とともに減って、徒歩、バス、時々タクシーを使って日常生活は成り立っております。自分はたまたま、そんな生活環境が揃ったと云うことのみ。人それぞれ、比べても仕方がない。

SONY S2K 45 864Bruckner 交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版)〜ズービン・メータ/イスラエル・フィル(1989年)・・・既に亡くなった某大物評論家は云いたい放題「メータのBrucknerを聴こうと思うのがそもそも間違い」なんて、そんな言葉もありましたっけ。生体の天邪鬼である自分は基本世評と逆張り、誰でも全面称賛!な演奏は疑って掛かるし、クソミソ・ボロカスなものはぜひ聴いてみたい〜とい云いつつ、なんとなくこの音源は聴かぬまま時間が過ぎました。どんな演奏にもできるだけ美点を見つけるようにしているのは、長年知名度薄い演奏家による廉価盤CDを愛聴して鍛えられたから。
初演は1892年。大規模な三管編成、ホルンは8本(ワグナー・チューバ持ち替え有)ティンパニ、シンバル、トライアングル、ハープは三台。心して聴いてみたら・・・
それなりに神妙、荘厳な雰囲気、オーケストラのアンサンブルも悪くない。慌てず、イン・テンポを基調に粛々と〜だけど、最初っから最後まで八分の力(それが悪いワケじゃないけど)旋律やリズムに、どうも魂と根性が入らない。アクセントとインパクト、キレが弱い、そっとヤワな感じに音を置くような優等生的にまとめた風情に、そのまま全曲が終わってしまいました。馴染みの作品の魅力や、真価はさっぱり伝わらない。悪くないけど、とも思えない、少々昔のパワーの足りぬ非力、鄙びた演奏でも、それなり聴きどころと味わいや個性はもっとあるものです。
続く交響曲第0番ニ短調を聴く意欲消滅。残念。Zubin Mehta(1936-印度)はけっこう好きな指揮者だけど、これはあかんかったなぁ。
第1楽章「Allegro moderato」(15:57) 第2楽章「Scherzo: Allegro moderato - Langsam」(14;11) 第3楽章「Adagio: Feierlich langsam, doch nicht schleppend」(25:37) 第4楽章「Finale: Feierlich, nicht schnell」(22:07)

Mel 03636/7Franck 交響詩「魔神」(1953年)/前奏曲、コラールとフーガ ロ短調(1956年)〜スヴィヤトスラフ・リヒテル(p)/キリル・コンドラシン/モスクワ・ユース管弦楽団・・・気のないコメントが残っているから、以前聴いていたのでしょう。記憶は消えておりました。
ゲーテの詩にインスパイアされた「Les Djinns」初演は1885年。ルイ・ディエメの華麗なピアノが大好評だったとのこと。伴奏は二管編成にチューバも入ります。オーケストラ情報はいろいろと混乱がありました。音質はまずまず。
劇的な推進力を感じさせる情熱的な作品、Sviatoslav Richter(1915-1997烏克蘭)のピアノにはしっかり芯を感じさせる明晰なタッチと技巧、コンドラシンのバックはピアノに息を合わせて、その精緻なアンサンブルと迫力は「ユース・オケ」とは信じがたいもの。(ソヴィエット国立交響楽団としたものもある)(11:35)
Prelude, Choral et Fugueの初演も1885年。評価は冷淡なものだったらしい。遣る瀬なく切なく躊躇いがち、セクシー濃密な吐息のような「前奏曲」から絶品の旋律、曇りがちな音質乗り越えて、それがかえってセピア色の懐かしい写真みたいな風情あるピアノ。デリケートだけど、重心低くていねい、曖昧に流さぬしっかりとしたテクニック。深く沈んで落ち着いた「コラール」、暗鬱に躍動する「フーガ」、秘めたるアツいものを感じさせる強靭なタッチは絶品でした。前奏曲 :Moderato/コラール:Poco piu lento/フーガ :Poco Allegro(19:28)


2026年10月某日/● 引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

台風は関東地方に接近。今回はあまり影響はなかったみたい。こちらは好天。洗濯も外干し、布団も干せました。そろそろ寒くなってきそうなのでインフルエンザ対策のワクチン接種予約して、明日朝一番に出掛けましょう。ぼちぼち点眼薬も切れそうなので、激混み眼科の予約を入れようと電話したらお休みでした。朝一番のストレッチや短いエアロビクスだけでは運動が足りないので、ご近所スーパーにちょっぴり食材補充に〜と思ったけれど、身動きしたくない。外に出る服装に悩む季節に至っております。介護生活より一時帰宅する女房殿に必要な食材を頼みました。今朝の体重は66.8kg+350g、高め安定中。微妙に右腰奥辺りの鈍い痛みが気になります。

先日問題起こした若手人気アイドルは事務所契約解除されたそう(=クビ)予想通り。既に話題にも上らなくなった不祥事お笑い芸人もそうだけど、これから先、荊の道やろなぁ。なんとかこれからの長い人生を乗り切って欲しい。
農林水産相が「自身を支持しなかった首長の自治体は、道路予算を大幅にカットした」と発言したそう。ぼちぼち困ったカンチガイ野郎が出現する頃なのですね。驕る平家は久しからず。

毎日拝見するブログに「ブログ縮小」の報告がありました。「特別なことのない時にも長文を書くのは、体力的にもドライアイもあってきつくなってきた」そう。大きな病も経験されたし、同世代の独り暮らしはタイヘンでしょう。
人生はほぼ「特別なことのない時」ばかり。【♪ KechiKechi Classics ♪】は、な〜んもない引退生活の日々をだらだら書いて、さすがに親が亡くなったり、風邪やインフルエンザ、痛風に倒れたりしたら休みますよ。人それぞれ事情もあるから仕方がない。でも、自分の場合(今時こんなタグ打ちホームページだし)誰も見ていないかも知れない(か、どうかもわからない)けれど、生活のリズムやけじめ、物理的体力的精神的に続けられるうちはなんとか、内容はいまいちと自覚しつつ、このままだらだら継続しようかな。所詮自己満足とボケ防止行為ですから。

前にも書いたけれど、思いっきり嘘っ八記事連続!なんてどうか〜例えば「カネが貯まり過ぎてガンガン使わないと腐りそう」「ロスに日帰り弾丸ツアーして大谷さんに逢ってきました!」「人気美人女優にしつこく迫られて困っている」みたいな。そんな空しい法螺も毎日思いつかんしなぁ。

男子バレーの準々決勝、華太瑠戦録画放送は夜9時から?カンベンしてくださいよ眠いんだから。その前のYouTubeライヴ配信を拝見して、危なげなく3-0勝利を確認しました。これから動画などを探しましょう。

Daniele Gatti(1961ー)Scho"nberg 浄められた夜/Mahler 交響曲第4番ト長調/Berg 組曲「ルル」〜ダニエレ・ガッティ/バイエルン放送交響楽団/クリスティーナ・ランツハーマー(s)(2018年ライヴ)・・・バイエルン放送によるDaniele Gatti(1961-伊太利)の重量級演目揃えたライヴ音源。音質はかなり良好でした。セクハラ事件にコンセルトヘボウの首席を馘首され、その後反省して再起、立派に活躍されているようです。ヤンソンス時代のバイエルン放送交響楽団は相変わらず深みのある音に鳴っておりました。
後期浪漫の残滓色濃いVerkla"rte Nachtの初演は1906年(ロゼ弦楽四重奏団+ウィーン・フィルの首席による弦楽六重奏)保守的な聴衆や評論家から大ブーイングがあったそう。これは1917年に弦楽アンサンブルに拡大、低弦強化され分厚い響きのもの(1943年改訂)。
風半音階は濃密に甘美、セクシーなサウンドがたっぷり堪能できます。リヒャルト・デーメルの詩に基づいた5つの部分に分かれるそう。心持ち速めのテンポ、揺れ動き、激昂して表情たっぷり、噎せ返るような浪漫に壮大爽快な演奏、バイエルン放響の弦の厚み、重心の低さを堪能いたしました。(33:23/拍手はカット)
Symphony No. 4 in G Majorの初演は1901年(作曲者/ミュンヘン)三管ベースに金管にはトロンボーンとチューバを欠いて、比較的小さいもの。終楽章にソプラノ・ソロ「天上の生活」が入って、夢見るように美しい、穏健な作品。
第1楽章「Beda"chtig, nicht eilen(慎重に、急がずに)」鈴が鳴って、夢から覚めるように優しい平和な始まり。テンポは動いて、基本は速めのテンポにさっぱりとした語り口、瑞々しく、暖かく深みのあるサウンドが続きます。途中ヴァイオリン・ソロやホルンがちょっぴり不安の影を感じさせて(このホルンが名人!なんとも素直に明るい音色に味がある)淡々として軽妙な風情もありました。(16:42)
第2楽章「In gema"chlicher Bewegung, ohne Hast(ゆったりとした動きで、急がずに)」例の自在なホルンから怪しいヴァイオリン・ソロ(スコルダトゥーラ/Scordatura)が歌う始まり。「死の舞踏」場面らしいけれど、ここも入念に細部描き込んで、テンポは揺れ動きながら牧歌的な風情が漂います。間をたっぷり取ったていねい仕上げ、噛み締めるような表現でした。(10:08)
第3楽章「Ruhevoll, poco adagio(静かに、ポコ・アダージョ)」そっと落ち着いて、楽園のような弦が流れるような変奏曲は表情豊かに変化し続けます。たっぷり歌う弦の響きもしっとりと絶品、不安な暗転、管楽器の高揚、入念な仕上げに雄弁でした。ラストの壮麗な爆発も、オーケストラの余裕の力量にスケールが大きい。(21:16)
第4楽章「Sehr behaglich(とても心地よく)」夢みるようなクラリネットから木管が旋律を受け継いで、Christina Landshamer(1977-独逸)がしっとり優しく、表情も豊かに登場。鈴も入るテンポ・アップは急ぎ足に極端な対比を作って効果的でしょう。全編を通して、激しい怒りとか戦い!暴力とは無縁の、平和な安らぎ風情に心洗われました。(9:18/拍手はカット)
Lulu Suiteの初演はオペラ上演前1934年(エーリヒ・クライバー)当時はナチス政権、大スキャンダルとなったそう。ドデカフォニー(十二音技法)なのに、濃厚に深淵、緻密、後期浪漫の濃密な風情をそのまま受け継いで、甘苦く不安、自在な旋律が強烈!自分のようにオラ・ド・シロウトにはこのくらいの抜粋が馴染みやすく、ありがたい。(*はクリスティーナ・ランツハーマー(s)の歌)バイエルン放響のアンサンブルの集中力、技量の高さを堪能いしました。
「Rondo: Andante und Hymne」「Ostinato: Allegro」「Lied der Lulu: Comodo*」「Variationen: Moderato」「Adagio*」(33:53)


2026年10月某日/● 引退生活。アラ古希の壁に抗う日々

10月に入りました。昨日朝は肌寒いくらい。ストレッチと短いエアロビクス済ませて体育館を目指して外に出たら、20度Cないのですね。短パンはそろそろ衣替えが必要でしょう。前日の雨も上がって、道中しっかりゴミ拾い、最初にちょいと大物袋に出会って、ついでに根性入れて道中清掃に励みました。トレーニングルームは閑古鳥状態に一番乗り、40分ほどの鍛錬が終了する迄あと二人しか来訪はありませんでした。快く鍛えて帰り秋の風も気分爽快。今朝の体重は66.45kg▲350g。

こちらは終日良い天気、関東地方の台風の影響は如何でしょうか。またまた南洋に新たな台風の卵が出現したそう。今晩は男子バレーの準々決勝、華太瑠戦です。2m超え13歳のエース・スパイカーとの対峙が楽しみ。

納豆を週2回以上食べる高齢者は軽度認知障害やうつが約37%低い傾向?
証明されたわけではなく、因果関係の検証が進んでいるそう。幼少期からの納豆好きとしては嬉しい朗報じゃないの。食品は有効成分主体のおクスリじゃないので、なかなか証明は難しくて複数の要因が絡み合っているらしい。「納豆好き」が思わぬ、まったく別な要因トリガーを引いている可能性もあります。
いずれ少々値上がったと云え、庶民の味方。これからも一日一パックの習慣は続けますよ。

Harmonia Mundi HMU 807633Bach ゴールドベルク変奏曲 BWV988(Arr.Dmitry Sitkovetsky)〜トーマス・グールド/ブリテン・シンフォニア(2014年)・・・もともとはチェンバロの作品、グレン・グールド(1955年)以来ピアノ作品として人気定着して、その他種々いろいろな楽器に編曲され、どれもBachの音楽の骨格は揺らがない。冒頭のアリアから変幻自在の変奏曲に聴き惚れ、やがてアリアに回帰して大団円を迎える名曲中の名曲。
Thomas Gould(1983-英国)はBritten Sinfonia(1992-Cambridge/モダーン楽器)のリーダー。Dmitry Sitkovetsky(1954-阿塞拜疆→亜米利加)が1985年に発表した弦楽三重奏編曲が有名。やがて、これは演奏会のレパートリーに定着して、録音も広がりました。
これは更に1993年に編成を拡大した版。ドミトリー・シトコヴェツキー自らの指揮によるものと同じと思うけれど、確認しておりません。
個別の変奏の個性や工夫、演奏の質に言及するほどの知識はないけれど、オリジナルやピアノによる感動に遜色あるものではありません。たっぷり、纏綿と歌うアリアは弦楽三重奏(繰り返しなし/トーマス・グールド自身のヴァイオリンなんだそう)各変奏はまるでバロックの合奏協奏曲風でもあり、浪漫風スケールに大きく、甘美な響きも広がりました。むしろ新鮮な切り口を感じまさせました。音質もアンサンブルも極上でした。
Aria(3:34)Variation 1(1:52)Variation 2(1:24)Variation 3 Canone All'Unisono(2:10)Variation 4(1:01)Variation 5(1:26)Variation 6 Canone Alla Seconda(1:11)Variation 7 Al Tempo Di Giga(2:19)Variation 8(1:52)Variation 9 Canone Alla Terza(1:28)Variation 10 Fughetta(1:20)Variation 11(2:01)Variation 12 Canone Alla Quarta(1:55)Variation 13(3:42)Variation 14(2:07)Variation 15 Canone Alla Quinta. Andante(4:32)Variation 16 Ouverture(2:54)Variation 17(2:07)Variation 18 Canone Alla Sesta(1:25)Variation 19(1:57)Variation 20(2:05)Variation 21 Canone Alla Settima(2:55)Variation 22(1:16)Variation 23(1:53)Variation 24 Canone All'Ottava(2:33)Variation 25 Adagio(5:51)Variation 26(2:02)Variation 27 Canone Alla Nona(1:58)Variation 28(2:10)Variation 29(2:11)Variation 30 Quodlibet(1:39)Aria(3:52)

Conifer 74321-15910-2Prokofiev ヘブライの主題による序曲/フルート協奏曲ニ長調(Sonata in D, Op. 94による/Christopher Palmer編)/交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」/大勢のヴァイオリン奏者によるユニゾンのためのソナタ ニ長調作品115/4本のファゴットのためのソナタ イ短調作品12-bis〜マーク・ステーヴンソン/ロンドン・ムジチ/ジョナサン・スノウデン(fl)/John Orford/Martin Gatt/Melbon Mackie/Meyrick Alexander(fg)(1990年)・・・London Musici(1988-2000年頃)はMark Stephenson(1957-英国)がフリーランスの音楽家を集めて、都度録音やプロジェクトを実行していた室内管弦楽団だそう。「古典交響曲」は別格として、これは珍しい作品を集めた一枚。いかにも小編成の整ったアンサンブル、ややジミに落ち着いた音質でした。
Overture On Jewish Themes, Op. 34bはもともと1919年の室内楽、1934年に管弦楽編曲した作品だそう。木管は各一本、2-hr/2-tp、大太鼓とピアノ、そして弦。エキゾチックにオリエンタルな旋律が行進曲風に始まって、いかにも編成の小さい、平明に親密な響きは粛々と進行しました。なんとなく作品構成は「中央アジアの高原にて」を連想。(9:00)
Concerto For Flute And Orchestra Sonata In D, Op. 94は1934年に作曲されたフルート・ソナタを編曲したもの。Jonathan Snowden(1957?-英国)はロイヤル・フィルの首席を務めた人。とっても華やかに美しい作品は初耳。オリジナルは聴いたことはないけれど、管弦楽は華やかなフルートを引き立てておりました。
「Moderato」胸に染みるようなステキな旋律に、落ち着いたフルート・ソロが始まって、とてもモダーンに自在なセンス、広がりを感じさせます。ホルンの合いの手とピアノが効果的でした。(8:12)
「Scherzo」ファゴットと掛け合うフルート・ソロは超絶技巧、細かい音型に疾走して躍動します。しっとり落ち着いた場面も出現。(4:58)
「Andante」幻想的にきらきらとして、落ち着いた風情に歌う緩徐楽章。(4:08)
「Allegro Con Brio」シニカルな風情にユーモラスな揺れに躍動、走り抜けるするフィナーレ。(6:24)
著名なSymphony in D 'Classical', Op. 25の初演は1918年。編成は古典的二管編成+ティンパニ、トロンボーンはありません。
「Allegro」快活軽快なリズムを刻んで、ユーモラスに親密な始まり。Haydn風だけど、思わぬ転調もあってセンスはモダーンに小粋でした。(4:36)
「Larghetto」ノンビリとして優雅に落ち着いた風情。ファゴットの動きがユーモラス、ホルンは意外と雄弁に響きます。(4:26)
「Gavotta」大仰なバロック風舞曲。後に「ロメオとジュリエット」の旋律に引用されたそう(1:27)
「Finale」息つく暇もないほど快速に疾走して、明るく元気いっぱいなフィナーレ。(4:05)
Sonata For Unaccompanied Violins In Unison, Op. 115 は1947年ヴァイオリン学習者向けに作曲されたそう。
「Moderato」明朗に溌剌として明るく躍動する旋律。(4:47)
「Andante Dolce (Theme And Variations)」平易に清明、落ち着いた変奏曲。(3:42)
「Con Brio」愉し気に躍動して優雅、時に剽軽な躍動と緊張感もありました。(5:28)
Scherzo For Four Bassons, Op. 12-bisはピアノ作品を1915年、4本のファゴットに編曲したものだそう。細かい音型とリズムに落ち着かぬ躍動は、とってもユーモラス。一息つくような中間部もちゃんとありました。(2:41)

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