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音楽日誌●サラリーマン生活延長線の日々

冬の時計台
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2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

年度末の代休消化、本日休み。そして短かった2月も本日にて終わり、体調不良続きだった1月からなんとか、それなり快復いたしました。昨日は午前中定例業務である営業データ(商品確保用)点検取り込み、昼から取引先定例商談は和気藹々とまずまず、若い相棒は異動の挨拶をさせていただきました。実質現在の体制はあと1-2週間ほど、新人(3人)到着は一週間の東京本丸研修後4月からとなります。中途半端に最低限実務を処理しつつ落ち着かない職場雰囲気。横の情報連携も風通しのよろしい、この愉しい職場をなんとか維持しましょう。お隣メジャーチームのマネージャー(元部下)と雑談していたら、継続雇用を巡るトラブルの実態をよく知っていて(前の赴任地で一緒であった)当事者はお仕事はようできるけど、職場にて完全に孤立して、上司とも要らぬ対立をしていたとのこと。”ワシも気をつけんとな!” ”はやっさんとは全然ちゃいまっせ” んなアホなやり取りしておりました。

先々週2-30年ぶりに再会した後輩よりメール有”学生時代と全然変わってませんね”〜これは喜ぶべきことなのか、なんの成長もないと云うべきか・・・と、ここ迄書いて、朝日新聞の憲法論議、日本国民は理論的整合性ではなくプラグマティックに「9条」を捉えていたこと、むしろそれを意識したのは自衛隊配備後であったこと、それを支えた議員は自民党ハト派であった・・・閑話休題(それはさておき)昨日辺りから調子がおかしかった洗濯機(まる6年稼働。SANYOの技術を受け継いだHaier製)本日完全アウト。洗濯→すすぎに進まんのです。さてこの危機をどーする?

RCA88697528602Debussy 管弦楽のための「映像」/交響組曲「春」/牧神の午後への前奏曲〜ミッコ・フランク/フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 (2006年)・・・Mikko Franck(1979-芬蘭土)は期待の若手でしょう。現在このオーケストラの首席指揮者、ヤノフスキ(1984-2000)ミュンフン(2000−2015)に鍛えられたオーケストラは洗練され、整って緻密機能的なアンサンブル、明るい雰囲気も残ってモダーンなサウンドであります。噂では遅いテンポを好むとか、ここでは通常のテンポ、但し、けっして走ったりすることはない着実な風情であります。雰囲気で聴かせるタイプに非ず、細部描き込み入念に+華やかな風情にも不足はありません。音質極上。

他、Stravinsky 組曲「プルチネルラ」/Weil 交響曲第1番〜アリアーネ・マティアク/ラインラント・プファルツ州立フィル(2016年ライヴ)など拝聴。こんな音源どこから持ってきたのか?記憶雲散霧消、ネットでもなかなか見つからない。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

半日サボって昨日は通常業務、さほどにお仕事は溜まっておりませんでした。日々、気温は上がって春の兆しが伺えます。

九州時代同じ職場で一歳上、たいへんな子煩悩愛妻家である旧知からメールが・・・継続雇用満期迄未だ2年あるのに辞めるとのこと、その温和な性格は仏様のような人格者でした。突発性難聴で片耳アウト、もう片耳は雑音とより分けて聞くべき声の区別が付かず不自由で不快な症状とのこと。健康問題は致し方がないけれど、他、同世代が二人ほど退職、これは単身赴任(手厚い補助)や転勤先居住(借り上げ社宅≒6割負担)問題がこじれたため。継続雇用だとすべて自腹なんです(一律時給)。上司や本部との情報風通しもよろしくなかったんじゃないか。ちなみに自分も収入は半減以下、そして賃貸マンションは全額自己負担となりました。

ま、働き者女房殿の収入があったから、なんということもなかったけれど、あと2ヶ月ほどでリタイヤ、頻繁に大阪の老母のところに介護に通います。残る収入は自分の”アルバイト”代だけでっせ。お仕事は趣味じゃないとやってられまへんで。ま、ここ10年ほどムダを省いて節約生活は身に付いているけれど、スポーツクラブやら週末の居酒屋通いとかけっこう贅沢していて、それもぼちぼち見直し必要か。いよいよ蓄えを取り崩すことになるでしょう。借金はないけれど資産もなし(負動産の記事を見ると内心、溜飲を下げるケツの穴の小ささ!)。転居のたびに大きな家具も順繰り処分してシンプル・ライフでっせ。若い将来ある人が、このくらいの低賃金に苦しんでいる人はたくさんいるでしょう。

LP時代のデザイン Berlioz 幻想交響曲〜ベルナルト・ハイティンク/ウィーン・フィル(1979年)・・・ 1830年の作品、Beeやん没後わずか3年の革新的作品!中学生になったくらいに入手したオーマンディの2枚組(2,500円当時消費税はなかった)は「悲愴」「幻想」→題名だけで深遠なる意味有りげなオトナの世界に思いを馳せたものですよ。やがて幾星霜半世紀を経ても人生に「深遠なる意味」は見いだせぬ煩悩に溢れた(年齢のみ)ヴェテランとなりました。この作品に求めたいのは「繰り返し有」「第2楽章にコルネット入り」、コリン・デイヴィス辺りが有名だけど、90歳になったハイティンク録音もそれであったことは初耳、この時期(50歳)一気に成熟を深めて、オーケストラの個性を素直に生かして”任せる”表現に、ひりひりするようなムリムリ自己主張なし、じわじわと作品旋律、そしてウィーン・フィルの美しさを引き出した味わい演奏であります。アナログ末期の音質も特筆すべきでしょう。エエもん聴きました。

Concert Hall  CM LE16  (1962 LP)  Ernest Bloch 室内管弦楽のための4つのエピソード〜/トーマス・シェルマン/チューリヒ放送管弦楽団 (Concert Hall CHS 1238) /Arnold Schoenberg 映画の一場面への伴奏音楽 作品34 〜チャールズ・アドラー/ウィーン・コンサート・ソサエティ管弦楽団 (Unicorn UNA1008 - 1955)/Alban Berg 初期の7つの歌〜カスリン・ハーヴィ(s)/ワルター・ゲール/チューリヒ放送管弦楽団/クラリネットとピアノのための4つの小品 作品27(ヘルベルト・ティクマン(?Herbert Tichman, cl)/Ruth Budnevich(p) (Concert Hall G.12 - c.1951) ・・・これはお気に入り自主CD(もう滅多に聴かず処分ばかり)、あちこちちょろ聴き、1962年ころのLP?そんな時代にこんなハードな作品を録音販売した硬派な経営者の心意気を称賛したいもの、商売にはなりまへんで。演奏者も曰くありそなメンバー揃ってました。

では、行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日、短いミーティングと当面の諸実務を快速にこなして、昼から有休消化、他意はありません。今週木曜に休みを入れたら、来週末休日出勤の代休となってしまって、消える有休を少しでも消化ができなくなってしまったから。職場は次期担当と席が配置が正式に決まって、お隣の若い相棒はすっかり”次”に目線が行っております。次の若い相棒は4月1日(月)就任、さてどーなるか。夜はしっかりスポーツクラブへ。気温が上がってきたせいか、汗の量が増えました。2週間分の抗アレルギー剤のせいか、夜とても眠い・・・昼も眠いけど。咳き込んで途中覚醒よりずっとよろしいでしょう。

昨日朝「音楽日誌」執筆してた頃、首都圏では公共交通機関に大きなトラブルが出ていたんやな。サラリーマンも受験生もタイヘンだったことでしょう。こちら職住接近、サラリーマン人生のラストに通勤時間3分が実現できるとは思っておりませんでした。

HM381-2Bach 6つの無伴奏チェロ組曲BWV1007-1012〜ニコラウス・アーノンクール(vc)(1965年頃)・・・Nikolaus Harnoncourt(1929ー2016)は1952-1969年迄ウィーン交響楽団に在籍したとのこと。ホーレンシュタインのブランデンブルク協奏曲録音(1954年)にも参加しております。この音源はたしかTELDECのBach全集に含まれていたような?アンサンブルに参加していても、ソロというのは珍しいんじゃないの?Bachは大好きだけど、無伴奏チェロ組曲は厳父に説教されているような・・・ちょっとカンベンしてよ、そんな苦手感ちょっぴりありました。カザルスの刷り込み?すいすいと超絶技巧に軽快な演奏求む!

今回も全曲聴く根性は残っていなくて、第4番 変ホ長調BWV 1010/第5番ハ長調BWV 1011のみ。時代的に古楽器演奏の初期、たどたどしくも素朴な演奏を期待したら、意外とフツウでしたよ。後年の過激な自己主張ではない、淡々として正確、おそらくはガット弦と類推するけれど、ちょっぴりヴィヴラートもあって色気不足な奏法に非ず。数少ないネットでの言及には、音質に不満を持たれている人があったけれど、こちら貧者のオーディオ環境になんの不満もありません。けっこうリアルなまなましい音質かと。

今朝は別嬪三人組・エロイカ・トリオによるバロック音楽(ピアノ・トリオ編曲)など堪能。では、行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

2月も最終週に入りました。1-3月というのはほんまに慌ただしく過ぎ去っていくのが実感。自分はいつものお仕事をいつもどおり消化していくのみ、消化なんて云っちゃうと罰当たり、自分なり誠実に対応していきましょう。有休がごっそり残って、年次締めまでにちょっぴり消化をいたしましょう。やれダルいとかなんとか、文句ばかりの自分に対して、沖縄では辺野古埋め立て反対7割、投票率が52%というのはちょいと不満だけど、知事選を上回る反対票とか、それでも安倍ちゃんは強行採決なんやろな、誰の意見も聴かない人だから。

美しい日本語を書かれていたドナルド・キーンさん逝去、96歳。著名な方が亡くなるのはいつの時代も同じはずなのに、最近この手の話題が身近に感じられるのは、テレビや著作で自分が馴染んだ人たちだから、そして自分もその世代に接近した実感でしょう。せめて身体を鍛えて心身ともに元気で過ごしたいもの。欲しいものはなにもないんです。

Membran 232766  Bruckner 交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版)〜ロベルト・パーテルノストロ/ヴュルテンベルク・フィル(ロイトリンゲン 2002年7月13日ライヴ)・・・おそらくは驚異のベストセラー、HMV(倒産したとか?)のカスタマーレビューでは驚異の72件コメント、そのほとんどが絶賛内容であり、自分もそれに賛同いたしましょう。CDはなかり処分して現在足踏み状態、それでもこの11枚組は大切に手元においております。ネットでも聴けるけどね。

これはヴァインガルテン・バジリカ(18世紀建設の大聖堂)の長い残響が魅力、慌ただしく走ったり、刺激的に力んだり煽ったり、指揮者の個性を色濃く刻印するような演奏に非ず、”テンポは会場によって決まる”とはフルトヴェングラーでしたっけ?油断すると縦線が行方不明になりそうな響きは、豊かな残響の中でも意外なほど各パートの解像度は明快、流れはもちろん自然。

5年前に集中拝聴して、その時(屈指の規模を誇る)第8番の印象は、

ゆるゆる淡々粛々、力みのない世界が延々と継続して・・・いまいち起伏というか変化に乏しく、枯れて薄味印象強過ぎ。もともとオーケストラは個性的な色気を誇るものでもなし、この長丁場をゆったり愉しむには聴き手の気力体力不足
・・・そんな失礼なコメントでした。今回はCD2枚分、たっぷりゆっくり堪能いたしました。残響の渦中ライヴだし、神経質にアンサンブルを整えるタイプ(状況)でもない、各パートの音色も特筆すべき技量や色気じゃないでしょう。しかし、この会場残響がすべてを支配して旋律末尾の減衰をたっぷり堪能できて、快感そのもの。一番好きな第3楽章「Feierlich langsam, doch nicht schleppend(荘重にゆっくりと、しかし引きずらないように)」に於ける天国的な陶酔、今回はしっかり受け取りました。17:13-14:24-28:37-25:18。最終楽章「Finale. Feierlich, nicht schnell(荘厳に、しかし、速すぎないように)」が終わったあと、しばらくあって、やがて暖かい聴衆の拍手がやってくる間合いさえ音楽の価値であります。

日本の演奏会に於けるフライング・ブラヴォーはなんとかならんのか。

では、行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

体調は悪くないけれど、抗アレルギー剤の副作用か?一日中眠く、怠い感じ。昨日朝は洗濯をしつつ(週末は洗濯物が多い)「音楽日誌」を仕上げたら、もう身動きしたくありません。溜まった食材の日付点検や余裕のありそうなものを整理して、大阪のひとり暮らし義母のところに荷造りました。女房殿が送付、自分は運動がてらの買い物に出かける意欲もありません。

奥野滋子「”お迎え”されて人は逝く 終末期医療と看取りのいま」(ポプラ新書)・・・治療をやめること、患者が亡くなること=医療の敗北に非ず。これはカルト的な内容に非ず、濃厚治療の挙げ句、家族から切り離された不自然な死が”お迎え”を拒んでいること。だれにも寿命(定命じょうみょう)があって、北海道の親父も94歳、前立腺がんだし、お迎えはそう遠くないでしょう。それが亡くなる直前のノーミソの仕業だとしても、安寧な看取りが大切であり、荘厳なものだと理解できる一冊。

夜、自分の咳症状やら女房殿のお仕事関係でしばらく行っていなかった、もよりの駅側やや高級居酒屋へ。美しく美味しい料理を堪能いたしました。早々に帰宅して、入浴してテレビをぼんやり眺めていたら眠くて眠くて・・・そして途中覚醒。Bruckner辺りの保存音源を点検していたら、大切なファイルがいくつか不良であることに気付いて聴取不可、ショックでした。二度寝して朝一番に【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新済。ほんのアリバイでっせ。

LP時代のデザインBruckner 交響曲第9番ニ短調〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1965年)・・・旧録音。Bernard Haitink(1929ー)36歳の記録。若者らしい前のめりな風情もあって、後年の成熟とはちょいと違うけれど、熱気と勢い、コンセルトヘボウの厚みのあるサウンドは魅力です。寄せては返す波、遠浅の浜辺を思わせる第1楽章「Feierlich, misterioso(荘重に、神秘的に)」、熱狂的な法華の太鼓第2楽章「Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell(スケルツォ。軽く、快活に - トリオ、急速に)」やや力みが空回り気味か。第3楽章「Adagio. Langsam, feierlich(アダージョ。遅く、荘重に)」諦観に充ちた終楽章も、やや落ち着きが足らず浮足立っておりました。金管に荘厳なコラール「生との決別」に圧巻怒涛の感動に至らぬ感じ。1981年に再録音したのが理解できます。でも、こんな演奏も好き。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日金曜日は一週間の山場。職場内で全権委任されている案件の判断、指示、速攻処理に艱難辛苦、巡り合わせもあって小一時間で終わる(終える?)こともあるけれど、朝一番より全力スタートして昼過ぎに終わらぬ大苦戦。商売を続けている以上、途切れることのない作業であり、型通りのやり過ごしは許されぬ、結果がはっきり出るフクザツなお仕事はノーミソ鍛錬、愉しみでもあります。夕方ようやく他部署も絡むイレギュラー実務処理も終え、来週以降取引先とのスケジュール調整をして定時終了に間に合いました。次期体制迄わずか2週間、若い相棒は次のメジャーチームのお手伝いなど始めて、現状のお仕事は手に付かぬでしょう。やがて新人がやってきて、しばらく二足のわらじ状態、最低限の実務のみこなしたらよろしい。

北海道の地震は規模のワリに、前回ほどの大きな被害はなかったそう。厳しい冬に地下鉄JRが止まってしまって、帰宅難民多数、地下街で野宿って札幌でっせ、真冬の。停電はなかったみたいだけれど、前回被害の大きかったエリアでは再び断水など発生しているみたい。両親にはまだ電話しておりません。さんまさんの師匠・笑福亭松之助さん逝去(93歳)あちこちドラマにも登場して味のある人やったなぁ。名脇役だった佐々木すみ江さんも逝去90歳、立派な長寿だし、人生順番交替だから仕方がないけど、なんか寂しいな。でも、その存在感に温かい気持ちにもなります。

昨夜はしっかりストレッチ、エアロバイク(強設定160kcal消費迄)ステアマスター15分(これは下から2番め設定)小一時間しっかりこなして、すごい汗。ここ数日比較的暖かいですから。今週は4回クリア、2019年に入って初めてじゃないの?(じつは2回目でした)

昨夜はぼんやりテレビを眺めていたら眠くて眠くて・・・早々に就寝。今朝早朝から聴いていたのがAlan Takeshi Gilbert(1967ー)Mahler 交響曲第9番ニ長調〜アラン・ギルバート/ニューヨーク・フィル(2012年ライヴ)・・・これはネットより音源入手、作った感じのないリアルな音質でした。Alan Takeshi Gilbert(1967ー)ニューヨーク・フィルの音楽監督在任は2009-2018年、今年よりハンブルクのNDRエルプ・フィル(旧北ドイツ放送交響楽団/既に首席客演であった)就任とのこと。ニューヨーク・フィルでこの作品が振れなかったらモグリでしょ。テンポは中庸27:35-15:05-13:10-25:14(概ね)。驚くべきはサウンドのバランスの良さ、洗練具合、半世紀前のバーンスタイン辺りを思い出せば、端正なアンサンブル、デリケートな仕上げに隔世の感がありますよ。明るくよく歌って、情感にも不足はないけれど、ズズ暗い暑苦しい情念に非ず、爽やかな美しい「第九」であります。数日前、どんな作品だったか忘れたけれど1960年台の元気よく、荒っぽいニューヨーク・フィルを懐かしく聴いたはず。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

北海道で再び地震、前回とほぼ同じエリアに前回ほどの被害はないようだけど、この寒空に不安なことでしょう。札幌も震度4-5くらいはあったようだから、札幌の両親にもちょっと電話してみましょう。一週間はあっという間、週末を迎えて相変わらずやる気が出ぬ毎日でございます。職場はこの時期、異動する人、新たに入ってくる人、お仕事変更引き継ぎに浮足立っております。こちら半引退継続雇用ほぼ職場最高齢、職場トップはもとより自分の超マイナー難物担当を変えるような選択肢はないようです。なんでもするし、できるんだけどね。育成すべき若手が入れ替わるのみ、性格個性力量はさまざま、けっこうな試練=ボケ防止でっせ。

昨夜はスポーツクラブ休館日、本日夜はしっかり一週間を締めくくるつもり、2019年ようやく週4回フル出場なりそう。

PHILIPS UCCP-3335Schubert 交響曲第3番ニ長調/第6番ハ長調/第8番ロ短調「未完成」〜エドゥアルド・ファン・ベイヌム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1955-57年)・・・Eduard van Beinum(1901ー1959阿蘭陀)はもったいない寿命やったなぁ、アムステルダム、ロンドン、ロサンゼルスとあちこち当時の飛行機ではきつかったのかも。ステレオ最初期にいくつか録音が間に合って、LP時代廉価盤として若く貧しかった自分には馴染みの存在でした。前任のメンゲルベルク(1871ー1951)の個性的な表現とは異なる、オーソドックスかつ骨太な表現はモダーンなセンスでした。例えば一連のBruckner辺り、彼のモノラル録音はどーも音質が気になって敬虔気味、このSchubertも気になっていて、ようやく聴いたものでした。

音質まずまず、オーソドックスかつ骨太な表現に間違いなし。重量級であり、コンセルヘボウの厚みを活かした立派な演奏。古楽器云々に非ず、Schubertの交響曲第6番辺り迄は軽快軽妙な演奏が似合うかな?ベイヌムは”骨太重量級”推進力に不足はないけど、やや生真面目に堅苦しいかも。「未完成」の深淵に文句はありません。

今朝はMartinu ピアノ協奏曲第3番/第5番(協奏的幻想曲)/コンチェルティーノ〜ジョルジオ・コウクル(p)/アルトゥール・ファーゲン/マルティヌー・フィル(2008年)・・・拝聴中。Bohuslav Martinu(1890-1959捷克→亜米利加?瑞西にて没)は多作家、ピアノ協奏曲の存在さえ初耳でした。例の如し多彩な幻想曲風、作曲者の名を冠したオーケストラはややジミなローカル素朴な響き、未だ作品全貌は受け止められる聴き込みに至っておりません。

では、行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日はずいぶんと暖かくて、昼前には事務所のエアコンを止めました。今年は春が早いかも・・・4月にやってくる新たなメンバーの発表、2年間の取引先現場研修を終え、配置される若者3人(もうひとりは東京から異動。旦那が名古屋で働いているとのこと)一年間カワイガリに鍛えた若者は、職場トップよりお隣メジャーチームへ異動へ声掛けがあったみたい(昨年就任一日目に「来季は変わるよ」と伝えておりました)すると我が衰退超マイナー難物担当は3年連続”新人育成”がほぼ確定したことになります。負の歴史、取引先同士の内紛・分裂(というほどの大げさなものじゃないけど)に対して、こちら側の撤退やら整理、再構築実務とかメンドーな一年となって、課題は未来ある若者になにを学んでいただくかということでっせ。幸い営業取引先ご担当とは人間関係良好、その辺りのご苦労は掛けないつもり。右も左もな〜んもわからん新人を一から鍛えるということは、自分自身の価値も問われるということですよ。倦まず弛まず、新しい切り口をみつけましょう。

EMI TOCE90171 J.Strauss II ウィーン気質/トリッチ=トラッチ・ポルカ/酒、女、歌/雷鳴と稲妻/Josef Strauss 天体の音楽(ヘルベルト・カラヤン1946-49年)/ピツィカート・ポルカ(ヴィルヘルム・フルトヴェングラー1950年)/J.Strauss II 喜歌劇 「こうもり」序曲/ ウィーン森の物語/浮気心/千夜一夜物語/クラップフェンの森にて(ルドルフ・ケンペ1958-60年)/ハンガリー万歳/ドナウ川の岸から/美しく青きドナウ/J.Strauss ラデツキー行進曲(リッカルド・ムーティ/2000年ニューイヤーコンサート・ライヴ)〜ウィーン・フィル・・・第して「ベスト・ウィーン・フィル100」こういったオムニバス物はあまり好まないし、ほとんど個別には既に聴いていたもの。しかし残り5枚分も含めて、Wiener Philで統一され、歴代指揮者の個性を堪能するのも悪くないでしょう。

かつてダイソーの100円CD(処分済)で聴いていたカラヤン太古録音は、音質改善に驚き!解像度低音、音の厚みが改善され、40歳頃既に濃厚な色気をたっぷり堪能させて下さいました。ウィンナ・ワルツ辺りと一番縁遠そうなフルトヴェングラーは例の如し”魔法のような伸び縮み”、こんな小品にも徹底されておりました。

ルドルフ・ケンペ(1910ー1976)以降はステレオ(しかし、前のモノラル音源との違和感はほとんどない)端正でありなんとも云えぬ”品”を感じさせる人でっせ。現役リッカルド・ムーティはディジタル録音といっても既に20年ほど前、ライヴならではの勢いにあふれて爽快。あちこち(違和感出ぬ程度の)カットがあるのは残念。「ウィーン森の物語」にはステキな前奏がありません。

では、行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

いつものようにお仕事があって、外部部局との打ち合わせに新たな発見(当たり前と思っていた案件がじつは例外的な、特別対応であった!)もあり、それでもこの時期どーも意欲が盛り上がりません。昨年より体調が維持できていることを喜びましょう。昨夜もしっかり小一時間心拍数を上げ、下半身を鍛え、ストレッチして汗を流しました。寒さはちょいと和らいだ感じ。

今朝の朝日新聞に、厚労省の統計偽装に関連して大学の先生が言及され、そもそも統計に対する基本的な考えが誤っている(軽視している)ことを指摘されておりました。大学時代に学んだことなどほとんど忘れたけれど(京都府知事だった)蜷川さんだったかな?「統計学」という著作に「統計は使う側、目的によってなんとでも操作できる」旨が書いてあったような?(自信はない)荻原博子「10年後破綻する人、幸福な人」(新潮新書)を現在再読しているけれど(じつは以前に読んでいることを失念して再び購入した)そのなかに厚労省が「年金は支払った額の2.5倍」という宣伝をして、そのモデルは男性20歳で就職、40年間働いて、妻は専業主婦(つまり積立負担なし)という現代社会にありえぬ=結果ありきの例示を持ち出しているとのこと。

PHILIPS PHCP-232Prokofiev 交響的協奏曲 ホ短調 作品125/交響曲第7番 嬰ハ短調〜ハインリヒ・シフ(vc)/アンドレ・プレヴィン/ロサンゼルス・フィル(1989年)・・・Heinrich Schiff(1951ー2016墺太利)はチェロのみならず、指揮者としても立派な活動をしてたのに残念、65歳で亡くなってしまいました。プレヴィンがジュリーニの跡を受けてこのオーケストラに在任したのは1985ー1989年、しっとり瑞々しいサウンドに磨きが掛かっております。交響的協奏曲はかなりハード、晦渋な作品、若い頃ラズロ・ヴァルガ(vc)/フロマンの演奏を聴いて歯が立たず、ロストロポーヴィチを聴いてようやく作品に目覚めた記憶も鮮明。ここでのハインリヒ・シフのテクニックは壮絶でっせ、細かいパッセージは細部までテンションを維持して弾き崩し、流したところは一切なし。ハード、晦渋な作品を間違いなくハード、晦渋に、手に汗握る緊張感、たっぷり堪能させて下さいました。交響曲もやはりハード、晦渋な作品、第5番 変ロ長調の大衆的な風情はどこに行ってしまったのでしょうか。

今朝はペーター・レーゼルの協奏曲など聴いているけれど、時間切れです。行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

時々咳症状+花粉症っぽい感じ。週明けの月曜朝一番のメールはいつもより少なく、切迫した案件もほんの数件(内容ちょいとヤバかった)午前中二本のミーティングを終えた時点で、残りごっそりな2018年度有給休暇消化を思い立って、昼から帰りました。特別に体調が悪いワケでもなし、気力(減退)のみ。転勤が決まったメンバーはぼちぼち家探しに出掛けて不在が目立ちます。こうして職場の雰囲気も変わっていくんやろな、あと一ヶ月少々で新しいメンバーが赴任します。今回異動4人中2人はヴェテラン、代わりに20歳代が入るからいっそう若返って、我ら年寄りの役割も大切でしょう。

ちょうど一年前、インフルエンザからようやく立ち直っても体調不良継続、最低限のお仕事継続しつつ昼から帰って寝込んでおりました。今年の冬は暖かくて、夜しっかりスポーツクラブへ。

ERATO2564613828Tchaikovsky 交響曲第6番ロ短調「悲愴」〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(1982年ライヴ)・・・1960年DG録音も凄いけれど、こちらの冷徹な切れ味はもっと衝撃!Evgeny Mravinsky(1903ー1988)って聴く度に新たな発見があって、通俗名曲(というのは失礼だけど)を思いっきり新鮮に、間違いなく感動を伝えてくださる存在。厳しく、冷たく、だからこそ優しいデリケートな部分のニュアンス、メリハリ対比も鮮明。たしかに露西亜の迫力(輝かしい金管!)なんだけど、泥臭くはない洗練されたサウンド、アンサンブルの完璧に戦(おのの)くばかり。

さて、昨日半日サボって本日は真面目にお仕事こなしましょう。行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

いつもの無為無策引き隠りな週末休み・・・に非ず。昨日、夕方京都に出掛けました。ネット予約のバスは変更が効かず、やや遅れて宴席参列、先輩二人(一人は山口より京都マラソン参加)、同輩一人(横浜より)、後輩三人(地元京都)、同輩とは年に数回呑んでいるけれど、とくに後輩は20数年ぶり?出会いは40年前。皆立派にお仕事して一人は有名大学教授(女性。幾度転職して民間登用)、某専門問屋の実質社長代理、人事やメンタルヘルスを扱う事務所を開いたり、皆凄い可能性を拓いて+努力勉強したんやな、感動しました。元気で健康、そこそこに喰えていれば、べつに羨ましいとか、そんなことは微塵も思わない・・・日常愉しく語らっている諸先輩と世代が違っているから、その人は知らない!事実に驚きました。自分だって一年後輩、二年後輩の区別がつかない。

一番先輩(マラソン完走)が65歳を過ぎて年金世代、ほか60歳前後、人生も落ち着いて振り返るべき時期に至ったということでしょう。逡巡していたけれど、京都迄出掛けてよかった!帰りは新幹線、自宅到着まで2時間掛かりませんでした。

昨夜は遅かったので夜の音楽はなし。昼間聴いたのは記憶雲散霧消。(データ履歴を見たらMozart ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K. 459〜ゲーザ・アンダ(p)1967年でした)今朝拝聴途中はMahler 交響曲第6番イ短調〜ジャナンドレア・ノセダ/BBCフィル(2010年ライヴ)・・・2010年マンチェスターにて全曲演奏会のライヴ、イヴァン・フィッシャーにすっかり感心して、その流れの選定でした。ステキな音楽に出会うと数日間、あちこち旋律断片がノーミソに焼き付くんです。Gianandrea Noseda(1964ー伊太利亜)は働き盛り世代、現在はトリノ・レージョ劇場をベースにワシントン・ナショナル交響楽団のシェフらしい。未だ最初のほうだけだけれど、第1楽章「Allegro energico, ma non troppo」から重苦しい物々しさより、朗々とオーケストラを鳴らせて開放的な、明るい響き、キレのある推進力、現在第2楽章「Scherzo」途中。

では、行ってきます。新しい一週間の始まりです。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

ここ2日ほど新聞を読んでも新たな発見がないのは、自分の興味範囲の狭さや意欲減退故か。【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新を済ませて、目眩以降の体調イマイチなのと寒いのを言い訳に引き隠り、朝、抗アレルギー剤を服用したらみごとな副作用がやってきて30分ほど横になりましたし。すったもんだ悩んでいた京都行きを決意してメール連絡、山口からの先輩は京都マラソンに参加する(60歳過ぎて!)流れだそう。同期が横浜から駆け付けるから、比較的近所な自分が出不精ではあかんでしょう。時間ギリギリに到着するバス(節約のため)をネットで予約したら、開始時間は30分早まって、ま、お仕事じゃないし遅刻しても良いんだけど、イヤなんですよ性格的に。前の便に変更できぬか電話で問い合わせみるつもり。

歴史家・直木孝次郎さん逝去、なんと100歳とか。若い頃「河内王朝論」を心躍らせて読んだ記憶もあります。もう一度ノーミソ鍛錬して読もうかな?これからヨーグルトを買いに(運動兼ねて)ご近所ディスカウントストアに買い物に出かけるつもり。

Channel Classics RCCSSA-26109Mahler 交響曲第4番ト長調〜イヴァン・フィッシャー/ブダペスト・フェスティヴァル管弦楽団/ミア・ペルソン(s)(2008年)・・・ブルーノ・ワルター辺り、Mahlerを愛する者だったら必須だけど、近現代大規模管弦楽の精華を堪能すべく音質は大切でしょう。第6番は胸のすくような自然な広がり、奥行きに驚いて他の作品も聴いてみました。Mahler作品中比較的小ぶり、懐かしいメルヘンな旋律横溢第4番は何故か?拝聴機会の少ないもの。オーケストラは相変わらず上手いですねぇ、イヴァン・フィッシャーは個性的な隈取を作らぬ人だと思うけれど、細部念入りなニュアンス指示に応えるオーケストラの上手さにも特筆すべきでしょう。第3楽章「Ruhevoll, poco adagio(静かに、少しゆるやかに)」ラストの大爆発にも響きは濁らない。瑞典のソプラノも「天国の歌」に相応しい美しい声。イヴァン・フィッシャーのMahler全曲は出ないのか。

Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(ピアノ4手版2010年ライヴ)〜Graziella Concas,Dario Strazzeri(p)(2010年ライヴ)・・・これはネットから入手した音源。馴染みのないピアニストだけれど、ライヴで難曲を連弾するくらいだから腕利きなのでしょう。馴染みのデーハーな管弦楽作品、「春の祭典」は幾種ピアノ版を聴いて金管炸裂!打楽器怒涛の進撃!はノーミソ中にて補完して、彼(か)のバーバリムズはちゃんと堪能可能。もともとピアノ協奏曲として構想されたらしい「ペトルーシュカ」は「3楽章」のみ、テクニック自慢のピアニスト(噂ではもの凄いクセのあるテクニック必須とのこと)があちこち録音しているけれど、こうして連弾全曲として聴けるのも貴重でしょう。これも色彩感に不足やら不満を感じさせぬもの。

SONY 88697561182今朝はSchubert 弦楽五重奏曲ハ長調 D.956〜アイザック・スターン(v)/チョー・リャン・リン(v)/ハイメ・ラレード(va)/ヨーヨー・マ(vc)/シャロン・ロビンソン(vc)(1993年)・・・チェロを2台従えて、どこまでも続く愉悦に充ちた歌は重心低く、バランスよろしく響きます。この長大なる作品も大好き。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

いつもどおりの一週間の山場を終え、週末休み。昨日はいつものお仕事に+これといったドラマはなくて、自分のカンチガイから出現したトラブルをぎりぎり救ったのみ。呑んだ翌日はちょいと体調ツラいっすよ、もっと節制すれば良いだけなんだけど。しっかりスポーツクラブで下半身鍛えました。ぐずぐず悩んで、やはり京都に行こうかな?節約のために行きはバスを予約しなくっちゃ、帰りは終電までに帰宅いたしましょう。

若手別嬪ピアニスト、アリス=紗良・オット、多発性硬化症とのこと。病は彼女の責任に非ず、誰でも可能性があること、現代の医療技術でなんとか救ってあげられぬものでしょうか。

昨夜はMahler 交響曲第3番ニ短調〜ヴァシリー・シナイスキー/BBCフィル/カレン・カーギル(a)/合唱団不明(2010年2月13日マンチェスター・ライヴ)第5楽章「快活なテンポで、大胆な表出で (Lustig im Tempo und keck im Ausdruck.)児童+女声合唱による「ビム・バム」と愉しい天使のような歌声(ここが大好き)第6楽章「ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて(Langsam. Ruhevoll. Empfunden.)」は長大なる変奏曲に万感胸に迫る”My 葬送希望作品”の代表であります。この一連のライヴ全曲音源はマンチェスター収録とわかったので、オーケストラはBBCフィルと確信(昨日分加筆済)このオーケストラはエドワード・ダウンズ時代(1980ー1991)よりキレのあるサウンドに感心しておりました。21世紀は予言どおり「Mahlerの時代」となって、こうした連続演奏会が開かれ、お客を呼べる時代となりました。

更に一昨日聴いたChannel CCS22998Mahler 交響曲第6番イ短調〜イヴァン・フィッシャー/ブダペスト・フェスティヴァル管弦楽団(2004年)・・・終楽章「Finale: Allegro moderato」再度確認。なんせ音質極上、モウレツに重厚感のある作品、大音響がにごりなく、柔らかく、スムースに細部迄鳴り渡る快感に酔いしれました。この作品ヴェリ・ヴェストかも。

今朝はBarberのオムニバス・アルバム(SONY)など拝聴。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

この辺りが一年で一番寒い季節、鼻水痰咳症状を服薬にて抑えて、なんとか日常生活を送っております。ちょうど一年前はインフルエンザ症状がひどくてなにも喰えず、ウィルスが治まったあとも体調最悪でしたっけ。豚コレラ問題で取引先はたいへんな対応を迫られて、幸い我が職場には直接関係はないので助かりましたよ、関係者には申し訳ないけど。昨日は昼から取引先へ月一回の打ち合わせ、小一時間の報告+ミーティング、更に実務幹部との経費節減のお願い(言いづらい案件を対応するのがヴェテランの役割)気分的にはラクだけど現役時代とまったく同じ水準+テンションでお仕事できることを喜びましょう。夜は来月各々横浜と仙台に転出する若者+若い相棒+職場トップと「寒ブリもそろそろ終わりだ!」とがっつり喰い呑み(出費も)・・・今朝、左足の痙攣にて目覚めました。左膝抱えて沈静化を待っていたら、ふくらはぎ→太もも右側と連続発症、痛み苦しみに耐えました、脱水症状なのか、呑むとこうなることが多いもの。

じつは日曜夜に京都へ誘われていて、しばらく会っていない先輩やら一年後輩が揃うので、ま、華麗なる加齢世代こそ人間関係は大切だから行くべきかな?迷っております。寒いからこの時期京都って最悪の時期+しかも会場が京都駅側の居酒屋チェーン店というのも意欲萎えるもの、そもそも休日出掛ける意欲減退気味、日曜京都日帰りかよ・・・本日くらいに返事しないとな。

昨夜は遅く帰って半分居眠りしつつ海外ドラマを眺めて(筋書き理解不能・・・時々寝てしまうので)音楽はなし。今朝拝聴途中なのはVassily SinaiskyMahler 交響曲第3番ニ短調〜ヴァシリー・シナイスキー/BBCフィル?交響楽団*(その後マンチェスターでのライヴと確認できたのでBBCフィルと確信)/カレン・カーギル(a)/合唱団不明(2010年2月13日ライヴ)・・・4年ほど前にネットより入手した全曲連続演奏会(オーケストラ指揮者はさまざま)BBC音源也。長大なる作品は若い頃のイメージでは”贅沢品”、レコードやCDはなかなか買えなかったので、FM放送のカセットエア・チェックにて馴染んだものです。たしかクラウディオ・アバド/ウィーン・フィルのザルツブルク・ライヴ(おそらくセッション録音と同じ1980年頃)あまり質のよろしくない120分テープだったはず。爾来、うきうきと心弾ませる大好きな作品となりました。こちら1時間35分の長丁場(楽章間含)Vassily Sinaisky(1947-露西亜)はBBCフィル(マンチェスター)との関係が深いから、曖昧なファイル情報”BBC”というのもどちらなのか判断が付きません*。アンサンブル技量やらキレのあるサウンドはBBCフィル?そんな語り上手に自然な流れに乗って現在、第4楽章「きわめてゆるやかに、神秘的に 一貫してピアニッシシモで」進行中。

時間切れです。では、行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

一昨日、久々のスポーツクラブのために早々に職場辞去、その後に地域間人事異動発令(転勤を含まぬ異動は一ヶ月後に発表)小さい職場に若いもの二人、ヴェテラン二人、思わぬ大人数、予想も外れました。他の部局もやや?っぽいのが含まれて、発表が遅れて調整難航の跡が伺えます。昨日は職場トップが出張から戻って遅れ馳せ週次ミーティングにて、先週取引先との情報報告、大きな組織改編にてどのくらい売上が減るか衝撃見込みも出しましたよ。もう2019年度の予算は決まっているから、打つ手なし。若い相棒(おそらく新年度に交代。また若いものがやってくる・・・)は「1−3月ってな〜んもできず、あっという間に終わるって、本当ですね」とシミジミ嘆息して、慌ただしい職場の雰囲気を感じ取っておりました。

本日呑みに行きましょうっ、て云ってたっけ?参加メンバー的に思わぬ第1回お別れ会になりそう。相変わらず洟水痰咳盛大、昨日夕方仕方がなく耳鼻科へ、目眩の相談もありましたし。抗アレルギー剤他3種投薬有、目眩の検査は右目に症状あるそう、三半規管の耳石がどーととか?自覚症状は軽減している感じ。昨夜は初級エアロビクスにしっかり汗を流しました。ストレッチも徐々に進んで、両足手許前にぎりぎり引き寄せて前屈、とうとう頭が地面につくように。やった!久々の成果。

Channel CCS22998Mahler 交響曲第6番イ短調〜イヴァン・フィッシャー/ブダペスト・フェスティヴァル管弦楽団(2004年)・・・第2楽章には「Andante moderato」、終楽章「Finale: Allegro moderato」のハンマーは2回、対向配置・・・それがどーした?Mahlerはもっともお気に入りの一人、油断すると偏食になってしまうし、大物作品ばかりだから意外と拝聴機会がない現状でした。Ivan Fischer(1951ー洪牙利)はお兄さんのAdam(1949ー)とともにお気に入りの指揮者、いろいろ聴いてハズレなし。まず、音質がクリアそのもの、会場の奥行き広がり空気感、各パートの定位明確、効果を強調しがちな低音高音とも自然でマイルドなバランス、惚れ惚れするような快感音響に満足いたしました。

この作品は前のめりに物々しい劇性を強調しがち。イヴァン・フィッシャーは細部入念な描き込み、ニュアンス豊かに微妙な旋律の揺れも効果的、上手いオーケストラは余裕の落ち着きがあってテンポは中庸、ムリムリな力みなどどこにも存在しません。 22:29-13:52-12:59-29:21。昨夜と今朝に掛けてしっかり全曲堪能いたしました。

では、行ってきます。自分の記憶漏れやら小さなトラブルフォローをぎりぎりで回避しつつ、お仕事は日々充実しております。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

相変わらずの鼻水痰咳症状継続。ここ数年通っている耳鼻科2軒、どーもヤブっぽくて(失礼)対処療法ばかり、尼崎の時代に通っていたところは雑誌に載るような名医、モウレツに混んでましたよ。んなこと云っても仕方がないけど。休刊日一日置いて、新聞に興味ある記事はなし。堺屋太一さんの追悼記事に彼の先見性予言というか確かな予測、例えばオイルショックも発生前にしっかり見据えていた驚き。団塊の世代の発見(ネーミングも)+先行き不安の警告も彼でした。残念ながら世代交代、時代は変遷して大阪万博がかつてのような輝きに至るのかは微妙でしょう。若く強く美しい池江璃花子、白血病の衝撃。なんとかオリンピックに間に合って欲しい。

Mark Elder(1947ー)Debussy 牧神の午後への前奏曲/Elgar 交響曲第2番 変ホ長調/Vaughan Williams オラトリオ「聖なる市民」〜マーク・エルダー/ハレ管弦楽団/ロビン・トリットシュラー(t)/イエイン・パターソン(br)/ハレ合唱団/ロンドン・フィル合唱団/ハレ青年合唱団/トリニティ少年合唱団(29 July 2015,Royal Albert Hall Live)・・・Mark Elder(1947ー)は2000年以来ハレ管弦楽団の首席指揮者を務める英国のヴェテラン実力派です。日本じゃ人気、知名度はないけどね。これはプロムスのライヴ、豊かな残響に音像遠く茫洋としているけれど、雰囲気は抜群!解像度も悪くない。デリケートな仕上げに思わず眠くなるほどの快感サウンド。「牧神」の木管のデリケートなこと(10:45)悠々としたスケールが黄昏れるElgarは慌てず、走らず、激昂せず、じゅんじゅんと語りかけるような歩み、そして演奏、最高。(58:49各楽章間に拍手入込)久々英国音楽好きの自覚高まりました。

Vaughan Williamsのオラトリオは初耳でした。ここから声楽大活躍、男声ソロ二人は凛ととして、高揚する精神は敬虔であり無垢、例の如しの変化に富んだ旋律サウンドは穏健でありながら時に複雑な和声、上記Elgarよりいっそう躍動とスケールが勝るもの。会場に響く大合唱団は幻想的に融和して美しさMax!これは名曲でっせ。(32:07)

EMI Les Introuvables 3519042Jean-Baptiste Lully(1632-1687) テ・デウム〜ピエール・キャプドヴィエル (Pierre Capdevielle 1906-1969) /Ensemble Vocal de Paris/Nouvel Orchestre de Chambre de Paris(1953年)/Marc-Antonie Charpentier(1643-1704) 真夜中のミサ〜アンドレ・ジューヴ/Ensemble Vocal de Paris/パリ音楽院室内管弦楽団(1954年)・・・これは昨日朝出勤前の時間に聴いたもの。Le Baroque Avant Le Baroqueと題された4枚組、バロック音楽というジャンルが確立される前の録音を揃えた先見者たちの記録。バロック音楽はここ数十年で演奏スタイルはガラリと変わって、ましてや仏蘭西バロックは聴き込み浅い聴手(=ワシ)の縄張り外、音質含め、恐る恐るの確認は驚くべき成果でした。

音質は想像以上に良好、時代錯誤的大仰かつ大味なアンサンブルを想像していたら、そんなことはない。当時の楽器や演奏技量乗り越え、華やかスケール大きなアンサンブルは充実したもの、もちろん宗教的な意味合い、言語は理解できぬけれど、”古いけど新しい音楽を普及させよう”といった熱意は伝わりました。

では、行ってきます。2月に入ってもお仕事充実している感じは継続しております。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

花粉症かなぁ、洟水痰咳症状継続中、前月と似たような症状もう一ヶ月ほど?だけど、風邪じゃない自覚あります。目眩症状も昨日より継続中、ただでさえ無為無策引き隠りな休日は更に、いっそう身動き取れません。外食も不可、ちゃんと昼夜料理しましたよ。今朝、咳き込んで目覚め、寝床で目眩症状入念に点検、いつもどおり腹筋背筋腰のストレッチ軽く実施して・・・やはり微妙に不快な”揺れ”が感じられます。3日も休んで待ったなし宿題残自覚有+通常の定例業務もあって休んで通院と云った選択肢(目眩は耳鼻科ですか?)はありません。今夜はしっかりスポーツクラブにも行く決意でっせ。

今朝は新聞休刊日。犯罪も交通事故も減少傾向だそう、但し児童虐待は大幅増+猟奇的な事件はなくなりません。堺屋太一さん逝去83歳、この人の先見性、人口減からくる日本の衰退予測は当たるでしょう。大阪万博はこの人の発案とか、こちらの予測では東京オリンピックも大阪万博も半世紀前の盛り上がり、経済効果も期待できず、むしろ悪影響ばかりかと。同じ発想、同じパターンで同じ効果は期待できぬ時代の違いでしょう。”未来は必ず豊かになる”確信は持てぬ時代ですから。

RicercarLekeu (1870-1894白耳義)歌劇「バルベリーヌ」第2幕 前奏曲/交響的習作第1番 「Chant De Triomphale Delivrance」(救出の凱旋歌?)/交響的習作第2番/アンジェ地方の2つの民謡による幻想曲/アダージョ 作品3〜ピエール・バルトロメー/リェージュ・フィル(1990年?)・・・わずか24歳で夭折した作曲家の残した管弦楽作品、美しいヴァイオリン・ソナタ ト長調(ウジェーヌ・イザイ初演)くらいしか聴いたことはありませんでした。Franckの弟子であり、ワグネリアンであった、どこかで読んだ記憶があるけれど、作品はまさに”素直なWagner”風。美しい旋律はほとんどクリソツ、もうちょっと失礼なことを加えれば+”気の抜けた”、これはヴェテランPierre Bartholomee (1937-白耳義)の責任か、リェージュ・フィルは頑張っていると思いますよ。

録音年を確認しようとあちこち情報を探っても、現在ほとんどCD入手困難な模様、ブームは来なかったんやな。

Vanguard KICC-7304Bartok 管弦楽のための協奏曲〜レオポルド・ストコフスキー/ヒューストン交響楽団(1959年)・・・このオーケストラは歴代ゴージャスな指揮者を据えて、ストコフスキーもその一人(在任1956-1960年)音質は現役、細部弾けていないとの厳しい評価(第5楽章「Finale(終曲)」アンサンブルのもたつき?)もあるようだけど、華やかなサウンド、隈取のはっきりとしたメリハリ演奏ですよ。但し、この時期亜米利加ではフリッツ・ライナーとかジョージ・セルとか、もっと凄いのが録音しておりました。昨日歌劇「青ひげ公の城」をちょろ聴きして、こちら大人気作品はなんとわかりやすく、大衆的な作品か!感心したものです。

では、行ってきます。体調が心配です。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

月曜祝日。先週に突然発症した朝、起き抜けの目眩症状は今朝三度目。起床する前に横を向いたらもうアカンのが自覚できて、しばらく症状治まるのを待ちました。前2回は起きてしまえばなんということもなかったのに、今朝は気分の悪さ継続中。華麗なる加齢症状はいろいろ微妙だけど、こんなのは初体験でした。いろいろストレッチとか工夫中、なんとか軽快して欲しいもの。寒空に無為無策継続、一昨日夜は膝の痛みにご近所温泉風大浴場行きはささやかな贅沢、昨夜はご近所とんかつチェーン店にて外食、例の音源データ整理は延々と続けているけどね。

本日は体調的にこの辺りが限界。今朝は(定例更新の流れ)Membran/Documents223489Bach 前奏曲とフーガ変ホ長調 BWV552「聖アン」〜ヘルムート・ヴァルヒャ(or)(1947年)など拝聴中。音楽を愛する者の基本としてBachのオルガン作品全集は手許に揃えているけれど(ちゃんと全部聴いているかどーかさておき)結局聴くのはコレ、Helmut Walcha(1907ー1991)旧モノラル10枚組。これはリューベックの聖ヤコブ教会にて録音、戦争の傷跡癒えぬ時期の録音はちょいと落ちるけれど、巨大なる感動は無条件に押し寄せました。これはCD8枚目、ライプツィヒ・コラール(BWV658ー668)などが先に含まれ、そちらカッペルの聖ペテロ・パウロ教会1952年、ほとんど音質的不備を感じさせぬ荘厳な響きであります。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

金曜夜に取引先とのお付き合いもあったので、昨日は完全休養日。油断すると風邪が悪化したり、インフルエンザをもらったり、ちょうどそんな季節ですから。いろいろ気をつけているつもりでも両膝にやや痛み有、昨年夏のような”異常”迄に非ず、寒さに萎縮している感じ。休日恒例、ご近所ディスカウントストア往復30分ほど坂道速歩は運動不足の足しにするため。痛む膝はしっかり動かしていないと悪化するんです。職場で余った生麺放出されたのが先週、日付の短いものだし、捨てるのも忍びなくここ数回「自家製醤油ラーメンスープ」(シンプルなもの)をネット検索して自作完成形に入りつつあります。偶然、材料が揃っておりましたから。

ワタシ、2時間ドラマが大好き、いつもだらだらぼんやり眺めております。某キー局が「月曜云々劇場」とやら制作中止とのこと、もうシリーズとしては新作はなくて、理由は作成費用対視聴率、視聴者は高齢化しているらしい・・・って、自分も”高齢化”の範疇か、そうだよなぁ、若手ではないか。ワン・パターン出演者の高齢化が気になっていた(例えば美しい若奥様役だって皆40−50歳)けれど、それは視聴者に合わせていたのですね。

昨夜の報道番組で、AIに東大受験させて失敗、国語英語の読解力がまったくアウト。つまり”読解力こそ人間の領域”ということになります。ところが、現在の教育では肝心の”読解力”が危機!それを克服するための授業では”オセロを正しく並べてもらう指示”を題材に実践授業をしておりました。これってネット時代、スマホ時代の影響か、”いいね!”をポチッとはアホでもできまっせ。読み取ること、伝えたいことを正しく、過不足なく伝える力、こうしてナントカのひとつ覚えのように毎朝「音楽日誌」更新もノーミソ鍛錬に有効なのでしょう。

NAXOS8.570833Erno von Dohnanyi (1877-1960) ヴァイオリン協奏曲第1番ニ短調/第2番ハ短調〜マイケル・ルドヴィック(v)/ジョアン・ファレッタ/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(2007年)・・・エルンスト・フォン・ドホナーニ(洪牙利→亜米利加)はクリストフの祖父、フリッチャイやショルティの師匠筋に当たる人。これは世代を考えるとかなり保守的、濃密な後期浪漫を感じさせる作品でした。甘く、暗く、鬱陶しい風情は時代の証言か。美しい旋律に”ハジけた盛り上がり”が足りない感じ。こうして耳慣れぬ音楽をしっかり聴くのもヲタク趣味ですから。Michael Ludwigって、JoAnn Falletta (1954-)との録音がけっこうある若手?フィラデルフィア管弦楽団員だったらしい。ミヒャエル・ルートヴィヒと読まぬのところをみると亜米利加の人なのでしょう。

今朝はDG F28G50488Messiaen「世の終わりのための四重奏」〜ダニエル・バレンボイム(p)/ルーベン・ヨルダノフ (v)/アルベール・テラール(vc)/クロード・デシュールモン(cl)(1978年)・・・これはバレンボイムのパリ時代(1975ー1989)の録音でしょう。Olivier Messiaen(1908ー1992)は難解掴みどころのないような音楽ばかり、でもトゥランガリーラ交響曲の華やかに宝石箱をぶちまけたような爆発は大好きでっせ。ちゃんと生演奏も聴いているこれは1941年収容所での作曲とか、妙な編成は収容所のメンバーだったのですね。ゲルリッツの収容所では音楽家が比較的優遇されたとのこと、詳細経緯はWikiにお願いしましょう。(その後、はドラマのよう)素っ頓狂であり、空虚であり、キラキラと煌くような静謐が続いて「イエスの永遠性への賛歌」の美しい旋律は誰でも理解できることでしょう。当時46歳だったバレンボイムもピアニストのイメージが強かった頃、ていねい、繊細な仕上げでした。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

寒いですね。東の方では雪が降って、北海道では強烈なマイナス気温らしい(自分も経験したとはない)。ようやく洟水痰咳症状癒えたら、どーも花粉症の季節がやってきたらしい。また、似たような(さほど病的な感じじゃなないけど)症状になっております。一昨日調子に乗りすぎて、取引先と齟齬が出た案件は、朝一番に力仕事、ムリムリに乗り切りました。前夜直接帰宅したから、職場に掛かってきた電話案件は皆知っていて、自分の電話応対に聞き耳を立て、無事クリアしたことに驚いておりました。他、降って湧いた若手エースからの難物案件相談、多分にラッキーも手伝って解決、実務処理は若い相棒にやってもらいました。自分は取引先とメーカーとの調整役というかフィクサーというか・・・横の連携、暖かいフォロー、風通しのよろしい職場になったことに感慨有。

定例のお仕事は一週間の山場、職場トップへの報告書も上げて、昼から取引先へ公共交通機関にて→夜の酒席に備えて。若手実務幹部は察しのよろしい人、こちらが求めている情報の意味合いをわかっていて、2020年に向けての組織の考え方、トップの意向(方針転換)をわかりやすく教えてくださいました。欲しかったは”ニュアンス”(本音情報)なんです。ま、なんせ5-6年の付き合い、若い相棒も含めしっかり喰い、呑み、語らい、9時前には終了なのは健全そのもの。しかも、彼の一人息子(15歳)が筋ジスであることを初告白、もう身体が大きく、風呂に入れられるのは自分だけ、だから呑みに行ってもできるだけ早く帰るとのこと。家族に障碍を抱えた親しい知人はけっこういらっしゃって、いつも自分の無力さやら安閑とした日常を振り返ったり・・・

レオパレスって、汚い会社だったのですね。偽装にまみれた儲け主義、これは組織ぐるみでしょ。最悪。名の通った会社に就職した(はずの)人々も苦しんでいることでしょう。もちろん被害者救済が第1だけど。

SONY 503317 2Stravinsky バレエ音楽「火の鳥」(1919年版全曲)〜イーゴル・ストラヴィンスキー/コロンビア交響楽団(1961年)・・・作曲者自身による演奏がベストとは思わぬけれど、彼の一連の録音は演奏・音質とも最高、20世紀の古典を愛するものには必須でっせ。ロサンゼルスの録音だから、オーケストラはワルター辺りが録音していたのと同じか、これはニューヨーク録音だと別物になるはず。弟子であるRobert Craft(1923ー2015)が下振りしているらしい噂もあるけれど、滅茶苦茶上手いオーケストラ、優秀録音、過不足なく飾りの少ない表現、淡々としてメルヘンが浮き立つような演奏であります。リズム感推進力になんの不満も感じさせません。

出会いはアンセルメ/ニュー・フィルハーモニア(1968年)爾来頑迷な「全曲」支持者、40分なんてあっという間に過ぎ去ります。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

寒いですね。昨年は北陸大雪で大被害、自分はひどいインフルエンザに倒れておりました。今回の北国寒波さておき、ずいぶんと暖かい冬だと思います。

ちょいとお仕事は調子に乗りすぎて、強行した案件に齟齬発生(夜、帰宅後ケータイに連絡有)反省して本日修正フォローしなくては。本日夜取引先幹部と情報交換(若い相棒同行)2020年の大幅変動に向けての変化修正が始まって、その流れを見極めるべきもの、昼から出掛けるので、それまでに宿題締切目白押し、かなりの綱渡りをクリアしなくては。毎日充実してありがたい日々と考えましょう。昨日、昼からの定例取引先との打ち合わせに新たに異動してきた女性メンバー参加、頭の回転良さげな明るいキャラクター、こうして徐々にメンバーチェンジして、会議の雰囲気も変わっております。こちらもぼちぼち人事異動発表か。

ロンドン・オリンピック金メダリスト・松本薫引退。勝負のときとは打って変わって、優しい女性の顔になっておりました。爽やかな人やなぁ。

毎日夜、時間を取って音楽を聴いて、メモを取って翌日「音楽日誌」ネタ・・・ところが今朝、昨夜の音楽が思い出せぬ危うい症状発生。呻吟すること数分、データ拝聴だったのでようやくアクセス履歴より発見できました。Supraphon 33C37-7955Suk 交響詩「人生の実り」作品34〜ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル/女声合唱団(1984年)・・・他の作品とのフィル・アップだけどこれだけで38:53、けっこうな大作でした。Josef Suk(1874ー1935)は高名なヴァイオリニストの祖父、Dvorakの娘と結婚しているそう。Martinuのお師匠さんでもあります。声楽含む壮大デーハーな雰囲気はローカルな旋律を持ったR.Strauss風情、完全に馴染むにはもう少々聴き込みが必要です。写真は単発のCDだけど、じつは「アスラエル交響曲」の前収録でして、そこに辿り着く前にけっこうお腹いっぱいになった・・・だけ。情けない。

では、行ってきます。昨日の失敗を取り戻さないと。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

未だ完全に本調子に戻らぬまま酒席にお付き合いしたためか、昨日朝より体調絶不調、呑んだ翌日に休むなど言語道断、恥ずかしいことなのでとにかく午前中所定のお仕事+アルファをこなしつつ、昼から帰ろうかな?なんて悩みつつ、昼休み(恒例)座席で30分ほど昼寝すると幸い体調軽快方向へ。なんとか昼からのお仕事もクリアいたしました。来週の定例会議に向けての資料も完成して関係取引先へ送付。若い人たちからの相談事もあって、倦まず休まずぼちぼちとお仕事継続が大切でっせ。

夜、いまいちな体調のまま週一回のエアロビクス(今週はこれにてスポーツは終了)へ。久々膝が痛い、古傷の左に非ず右側、がっちり両膝サポーターしてだましだまし乗り切りました。わずか30分ですから。ストレッチも入念にしておきました。寒空に繁華街に出掛けての酒がよろしくなかったのか。体重増傾向。明日には取引先と酒席が待っております。

今朝の記事に興味があったのは弁護士の偏在。過半は東京に、それでも地方へはここ20年の努力で配置改善されているそう。当番で地方に派遣されても、東京に戻ってからのお仕事に差し支えるから嫌がるらしい。基本自由業ですから、商売にならぬところ(事件が少ない、収入になる案件も)は難しいでしょう。大都会に集中するのも理由があるけれど悩ましいものです。他の記事では、実力もあって経営黒字な地方都市の中小企業に「後継者がいない」〜存続の危機が!家業を継ぐ時代でもないでしょう、新しい後継者をみつける努力が始まって、これは日本の屋台骨を支える大切な取り組みです。

Brilliant ClassicsBC94477D.Scarlatti マンドリン・ソナタ集/ソナタ ト長調K.91-ソナタ ホ短調 K 81-ソナタ ト短調K 88-ソナタ ニ短調-ソナタ ニ短調K 90-ソナタ ニ短調K 77ソナタ ニ短調K 89〜アルテマンドリン・バロック・アンサンブル(2012年)・・・Domenico Scarlatti(1685ー1757伊太利亜-西班牙)は膨大なるソナタが有名、チェンバロでもピアノでも重要なレパートリーとなって耳を愉しませてくださいます。正直なところ全部聴いてまへん!いくつか耳馴染んだ旋律もあるけれど、どれも同じような(ステキな)・・・オリジナルなのか編曲なのかワカランけれど(カークパトリック番号だからソナタの編曲?)こんな作品あったのですね。初録音らしい。なんせ馴染み薄い楽器、数少ない経験イメージとは程遠い雄弁!華やか!そして哀愁の旋律が色濃い(短調作品が多い)ヴィヴィッドな作品、演奏でした。楽器編成もマンドリン・ソロは当たり前に+通奏低音のチェンバロ?+他のマンドリンも入ったものか。とにかくCD一枚分、心躍る時間をいただけました。

今朝はStravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)〜マリス・ヤンソンス/ベルリン・フィル(2007年ライヴ)・・・演奏会のライヴ音源。ここ最近は1947年改訂版での録音を多く見かけるのは費用対効果?(編成が小さい割に華やかに効果的)個人的な嗜好、勝手な言い分だけど、カラヤン逝去後、アバド以降のベルリン・フィルは”上手いけどオモロない”そんな先入観ばかり。馴染みの「ペトルーシュカ」も、もちろん凡百なヘロ演奏とは水準の違う立派な演奏でだけど、どーも四角四面と云うかなんというか・・・キリル・ペトレンコ就任はいよいよ今年2019年、ガラリと雰囲気が変わることを期待しましょう。

では、行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

業務上のことなので具体的には書けないけれど、昨日東京本丸より某部局のトップ来訪してお勉強会。ジミで目立たぬけれど、じつは関連深く大切なバックアップをされており、薄っすらと内容は知ってはいても内実は壮絶!感動しました。自分のようなヴェテランでも思いを新たにしたくらいだから、若い人達は佳き経験となったことでしょう。そのまま職場約半数参加して懇親会、ちょうど人事異動転勤の時期、本日明日にも正式発表があるけれど、内辞は始まっております。お隣メジャーチームのマネージャー(元部下)らとその辺り、次の体制について勝手に、愉しく予想しておりました。自分は難物かつ超マイナーな取引先担当、ここ何十年の矛盾をモウレツ力仕事で地均し、あと2年で総仕上げの役目があって、それは唯一無二の存在・・・になんとなくなっていて、半引退ヴェテランにはちょうど似合っているのでしょう。内容的にはオモロないけど、未来ある次世代にこんな尻拭いやら大掃除仕事はさせられない。

今朝の朝日新聞の一面トップは例の女児虐待死の続報。娘に「虐待はウソ、相談員の人が不快だから来てほしくない」と無理やり書かせていたと。自分は呑んだくれて夜遅く帰ってきたけれど、朝から涙出ますよ。幾度書くけど、最も憎むべき罪悪は”児童虐待”でっせ。たった今苦しんでいるこども達を救ってくれ!

Opera3215 Gershwin ラプソディ・インブルー/パリのアメリカ人〜Willi Stech(p)(1905ー1979 )/Werner Schmidt-Boelckeヴェルナー・シュミット=ベルケ?1903-1985)/ベルリン交響楽団・・・こんな音源どこから探してきたのか?ピアニストも指揮者も読み方さえ知らぬもの、音質はかなり良好なモノラル。ピアノはノリノリ、オーケストラはそこそこに雰囲気はあって”独逸風亜米利加音楽”みたいな風情、生真面目にきっちり描き込んでゴージャス。こんな演奏をニヤニヤして聴いているようではヲタクと呼ばれても仕方がない。

では、行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

せっかく二週間に及ぶ洟水痰咳症状が軽快したと思ったのに、微熱倦怠感咽の痛み頭痛ちょっぴりぶり返し、お仕事は新たなトラブル発生してその処理対応(←若い相方分フォロー)とか、サボるワケにもいかぬ状態です。通院も考えたけれど、まずスポーツクラブでしっかり汗を流して・・・夜はしっかり眠れ今朝、咽の痛みはなし、洟水咳のみ継続、大丈夫か今夜の酒席。中二日でもう一発有。そうか、今週は水曜のエアロビクスでスポーツクラブは終了となる計算なのだね。

これは懐かしい1300円LPDvora’k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜ユージン・オーマンディ/ロンドン交響楽団(1966年)・・・噂ばかりで初耳旧録音。欧州でのライヴ音源も見掛けるから、けっこうあちこち客演していたのですね。これは珍しい録音、オーケストラの音色は馴染みのフィラデルフィアより引き締まって個性は違っても、整ったアンサンブルに逡巡なくオーケストラを鳴らせる技量、デーハーなサウンド作りに変わりなし、これが”オーマンディ・トーン”なのでしょう。繰り返し実施なしは彼らしい、基本ストレート系の表現+時に効果的なタメを駆使して語り口も上手い・・・けど、なんか当たり前過ぎてオモロないなぁ、聴き手の体調問題か。この作品に期待したいウキウキするような懐かしい風情は、どーも手慣れた扱いのように思えて新鮮に響きません。

巷のオーディオ通は、ちゃんと欧州の音、とのコメントがあったけれど、悪い音質ではないにせよ、さして佳き音とも思えぬこちらド・シロウト激安オーディオ環境でございます。

英DECCA 今朝、Dvora'k チェロ協奏曲 ロ短調 作品104〜イルジー・ビエロフラーヴェク/チェコ・フィル/アリサ・ワイラーステイン(vc)(2013年)・・・Alisa Weilerstein (1982-亜米利加)はこれからの別嬪チェリスト。おそらくは史上最高傑作のチェロ協奏曲はロストロポーヴィチを先頭に名盤目白押し、しっかりとした技巧、豊かな音色、やや速めのテンポにフレージングが清潔で若者らしい。先日亡くなったJiri Belohlavek(1946ー2017)のバックもソロを引き立てて、懐かしい旋律をたっぷり懐かしく支えて控えめなバランス。彼(か)のロストロポーヴィチ/カラヤン(1968年)のギラギラするような白熱のぶつかり合いとは世界が異なる、しっとり演奏でした。

では、行ってきます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

薄ら寒い雨模様の月曜、立春。週の始まりにテンション下がりまくりでっせ。昨日はちゃんと知事選投票(運動が主眼)投票率は35%ほど?大村さん圧勝でもほんまの支持があったとするべきか、これじゃあきまへんで。女房殿の咳もかなり癒えてきて、夜は久々安い居酒屋へ、そこそこの品質と価格バランスに納得。帰り小さな”恵方巻”をコンビニにて入手しました。食品ロス批判が多く出ておりますね。当たり前の正しい感覚かと。毎朝、起床時に軽く腹筋背筋腰のストレッチを欠かさないけれど、今朝は起き上がったら目眩で二度ダウン、別に気分は悪くないけど、なんとなく恐ろしい感じ。

CM02467-70”Stravinsky in Moscow” バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版/9曲)/バレエ音楽「オルフェウス」*/頌歌(3つの悲歌)*/バレエ音楽「春の祭典」/交響的幻想曲「花火」/ヴォルガの舟歌(管弦楽編曲版)〜ストラヴィンスキー/モスクワ・フィル/ソヴィエット国立交響楽団*(1962年ライヴ)・・・発売されているCDにはモノラルとなっているけれど、このLP(2枚組)復刻は鮮明なるステレオ音質、48年ぶりの帰国ライヴ。演奏はすこぶるヴィヴィッド!作曲者らしい飾りのない表現に露西亜のパワフルなオーケストラが反応しております。アンサンブルは予想外に緻密なもの(技量的に優れているのは当たり前)それでも昨今のクール怜悧とは一線を画したアツさ+時に露西亜風激しく、暑苦しい金管が思わぬ存在感を示して最高っす。「ペトルーシュカ」はなぜか冒頭が抜けて途中からなのは残念、録音機器の不調でもあったものか。この時代にこれだけの完成度だったら文句ないでしょ。

では、行ってきます。これから洗濯+弁当作りはいつものこと。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日朝一番に速歩・やや汗を感じつつお買い物、あとはいつもの引き隠り、寒いのと体調万全に戻すため、お掃除などして過ごしました。女房殿も似たような咳症状なので、外出外食はなし、夕食をちゃんと仕立てておとなしくしておりました。膨大なる音源データ点検整理作業は延々と続いて、それもヲタク趣味、日々発見(ダブりも)ありますよ。北側のパソコン・オーディオ部屋は寒いので音楽はほとんど聴いておりません。取り替えたばかりのAspire 5750(AS5750-F58D)は快調快速、そう云えば処分したDELL Inspiron N5110は無事到着連絡有、入金もされました。手数料10%引かれるから実質差額負担は1,000円ほど?

ことしのインフルエンザ流行は強烈みたいですね。火曜は栄にて酒席だから、しっかり暖かくマスク着用して出掛けましょう。咳風邪→高熱インフルエンザというコースは避けたいもの。昨年罹患しているけれど、あれとは型式が違うのでしょうか。

これといった興味あるニュースもなし。今度は博多でカセットコンロのガス抜き爆発、学ばんやつがいるもんでっせ。偶然、札幌・博多という自分には縁の深い街で発生して、自分も学ばんやつ?三浦知良51歳現役続行、ゴン中山もJ3に所属しているのですね。素晴らしい!身体はもちろん、精神(キモチ)が萎えていないということでしょう。

RCA 63303Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)〜ピエール・モントゥー/ボストン交響楽団/バーナード・ジゲラ(p)(1959年)・・・Pierre Monteux(1875ー1964仏蘭西)も世代のワリに良好な音質音源を残してくださった方、この人の演奏を聴いて外れた事はほとんどなし。シャルル・ミュンシュ時代(在任1949ー1962)のオーケストラは絶好調、技術的機能的な問題などあろうはずもないけれど、これは怜悧なメカニックとは一線を画す”ある意味味わい系”。カスタマーレビューに”アンサンブルの縦線が合っていない”と厳しいコメントをされている人を発見!だったら、コンピューターで打ち込めよ!と毒づきたくなるところ。たしかに、微妙にまったりとした雰囲気はあって、遊園地の喧騒、ざわめきが感じられる豊かでゴージャスな風情・・・4管編成オリジナルなのがモントゥーの矜持、各場面つなぎの太鼓が入っていないのは何故?なんせ初演した人ですから。1956年のパリ音楽院管弦楽団よりずっと上手いオーケストラなのは当たり前。「春の祭典」(1951年)もステレオ録音が欲しかった。

London F28L-28032(417694-2 )他、Handel 「水上の音楽」第1組曲/第3組曲/第2組曲〜カール・ミュンヒンガー/シュトゥットガルト室内管弦楽団(1981年)など拝聴。Karl Munchinger(1915ー1990独逸)かつてのバロック・ブームの主役も最晩年、この時期は古楽器が隆盛してきた頃でしょう。ここ50年、もっとも演奏スタイルの変遷が激しいのがこの辺り、意外なほどオーソドックス、地味めな演奏に違和感なし。独自の版らしいけれど、ほとんどハレ版、演奏順番はジミな第3組曲を中間に配置して、この収録パターンはけっこう見掛けます。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

一番寒い季節に体調はかなり改善して”時に咳”程度。昨日のお仕事の山場はかなり宿題、ぼちぼち商品の季節処分見込み+アクションを開始、この案件につき職場内外の自由な裁量を実質いただいているので、ヴェテランならではの大技荒業繰り出して大胆な決断が可能です。大小次々押し寄せる無理難題を次善の策を考えつつ快速処理、職場内部指示調整、取引先との調整クリア・・・オモロくてやめられまへんで。時給云々ではカウントできぬ趣味の領域へ。早く出勤しても定時で終える、固い決意でお仕事集中してケジメ有。夜はしっかりスポーツクラブへ、ここしばらくのストレッチの成果、柔軟性がやや回復している自覚ありますよ。

占いは信じる方ではないけれど、体調不良さておき2019年は風向きが変わった手応え有。夜中に掛けて、お気に入り海外ドラマ眺めつつ、前日の音源データ不良ファイル修復出来、誰も知らぬヲタク趣味に微妙な達成感有、但し、珍しく胸焼けして太田胃散風ジェネリック薬服用、今朝は快復しております。

当たり前に、夜眠れるのがありがたい。これより洗濯掃除、運動兼ねてディスカウントストアへお買物予定。20年ほど使った電源タップがとうとう怪しくて買い替えも必要です。

HMV ALP 1639Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜マルコム・サージェント/BBC交響楽団(1956年)・・・Malcolm Sargent(1895ー1967)往年の名指揮者、英国人だったらSibeliusが得意なのは伝統、ステレオ録音がいくつが残されてLP(ほんの中学生)時代より馴染みのもの、このステレオ録音に間に合わなかった著名な第2番は存在そのものを初めて知りました。LPだったら超高値、こうしてネットから自在に拝聴できる時代に感謝、かなり状態のよろしい”骨太な”演奏に感心いたしました。Tchaikovskyの影響を受けているとされる初期交響曲、爽やかな北欧の旅情感じさせる旋律爆発!先入観として彼のSibeliusって”ややユル、まったり”な記憶だったのに、メリハリしっかり、スケール大きく、なによりこの時期シェフであったBBC交響楽団(在任1950-57年)絶好調、このオーケストラってもっとジミな(後年の)印象だったもの。中庸〜やや遅めのテンポ、悠々として雄弁な語り口は力強く鳴り切って熱気溢れ説得力抜群、アツい完成度でした。

こんな発見もあるのですね。

今朝はStravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜デニス・ラッセル・デイヴィス/バーゼル交響楽団(2013年)・・・オーケストラの技量はまずまず。現代音楽専門っぽいマニアックな指揮者 Dennis Russell Davies (1944-)はいつも通りクール、激高せず、過不足ないメリハリで仕上げておりました。


2019年2月某日/サラリーマン生活延長線の日々

ようやく体調も落ち着いててきて、”やや咳”程度に2月を迎えました。昨日は午前中にて職場辞去、朝から体調イマイチだったのと、当面する急ぎの案件をクリアして(本番の山は本日だ!)ヤフオク落札されたノートパソコンの郵送もしたかったので、3月で消える有休もたくさんありますし。咳は治まっても2週間ほど睡眠不如意のツケが来ていて、昼からぼんやり、例の如し貯まった音源データの点検整理してDVDに焼き込んだら、珍しく2枚連続焼き込み失敗=お釈迦(涙)これは某圧縮ファイルが”閲覧可能だが、じつは不良ファイルであった”ことが理由らしくて、んなのフツウわかりまへんで。

児童虐待の父親に不適切な情報提供とか、嘆息すべきこと連続。気になったのは細野さん二階派へ、自民党入りを目指すとのこと。この人とか前原さんって、流れを読み違ったり巡り合わせが悪いのか、”持ってない”人ですよね。矜持とかケジメとか筋とかあるでしょうが、日本じゃそんなの嫌われて、次の選挙で負けまっせ。

PHCT-1246 Dvora'k 序曲「謝肉祭」/交響曲第9番ホ短調〜アンドレ・プレヴィン/ロサンゼルス・フィル(1990年)・・・Andre Previn(1929-)このオーケストラ在任は1985-1989年。もう御高齢だから、実質引退でしょうか。この人らしいオーソドックスに整った演奏は、特別な個性発揮を感じさせないもの。名曲だから、作品の邪魔をしないといったフツウの演奏也。これはこれで悪くないけれど、特筆すべきはTELARCの録音でしょう。瑞々しくもリアルな残響が自然な音場を形成して、一般に馴染みな”優秀録音”とは風情が違うもの。なんせこちら人様に自慢できぬ激安オーディオ環境+華麗なる加齢を重ねた耳も怪しいもの、これを”自然な、本来のサウンド”と呼ぶべきものなのか、TELARCの特殊な個性なのか判断が付きません。おそらくは超・優秀録音、手練の手腕を持ったオーディオ通が再現すると超絶!じゃないでしょか。想像の世界ですが。その片鱗は伺えますよ。

他、Stravinsky バレエ音楽「火の鳥」(1910年版全曲)〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1954年)・・・この時期にして驚異的な音質、豊かなメルヘン風情に感心。しかし、最終盤、盛り上がるところでの金管の情けなさには気付いて、それでも彼のユルい演奏は好きですよ。今朝は同じ作品をフランツ・ウェルザー=メスト/ロンドン・フィル(1992年)・・・こちらはオーケストラの上手さが際立って、切れ味のある演奏に感心しました。最近忘れられているような音源だけど。

では、行ってきます。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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