2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
平成の終わりとともにMy GWもラスト、本日はイオンまで速歩、床屋と黒靴入手(傷んだ3足は昨日既にゴミ回収済)の予定は残念、薄ら寒い雨模様に逡巡中です。左膝の痛み悪化は昨日、市立体育館リベンジのトレーニングで軽快しました。さっくりステアマスターのみで済まそうと思ったら、既に使用者有(マシンは一台のみ)じっくりストレッチして待っても体力ある爺さんは長時間継続中、仕方がないのでエアロバイク強設定こなしてから、ようやくステアマスターへ。結果、激しく滴る汗!シャワー使えんのが難でっせ。
昼は女房殿とご近所オープンした(正確には改装した)レストラン?と云うか、なんというか、へ。以前閉店した「小樽食堂」(名古屋の会社らしい)→さらにナントカという別業態に変更(2度くらい行った)価格まずまず味は最低といった感じ、こんどはピザ・パスタ・オムライス・チキン・ピラフなどメインの若向けファミリー向け、ご当地の若い客層を分析したのでしょう。おそらく同じ系列の会社かと。タブレットでの注文もシルバー世代はムリでしょう。メニューのヴァリエーションを広げすぎて、かえってわかりにくい印象です。味価格ともフツウ、ピザとオムライスを注文しました。おそらくは二度と行きません。オープンしたて+GWだからけっこう混んでました。
急ぎ帰宅して洗面所修理水道屋さんを到着待って結果、修理に非ず蛇口辺り全面交換必要とのこと、部品注文はGW開け、届いて設置は更にその後とのこと。ケータイには2件お仕事連絡有、いずれもたいしたことはない。
Debussy 前奏曲集(Colin Matthews編)/Mahler 交響曲第1番ニ長調(花の章付)〜ウラディーミル・ユロフスキ/ロンドン・フィル(2010年11月1ー4日ライヴ)・・・8年ほど前に聴いた記録が残っているネットより入手した音源、自主CD化したもの。あまりに多くの音源を抱え込むのも贅沢な悩み、その存在をすっかり忘れておりました。Vladimir Jurowski(1972-露西亜→独逸)は旬の指揮者、2007年以来ロンドン・フィルの首席、グラインドボーン音楽祭の兼任は理解できるとしても、2011年よりロシア国立交響楽団、2017年よりベルリン放送交響楽団、さらに2021年よりバイエルン州立歌劇場の総監督とか、どこかのオーケストラは辞めるんやろなぁ、まさに八面六臂の売れっ子でっせ。閑話休題(それはさておき)
ロイヤル・フェスティバルホールでのライヴ、音質リアルな臨場感、聴衆のざわめき最高。12月4日のライヴがCD化されているようです。(もしかしたら情報間違いで同じ演奏かも)Colin Matthews(1946-悲劇の「冥王星」作曲者)によるDebussy「雪の上の足跡」「沈める寺」「花火」は原曲遠く木霊する再創造は幻想的色彩的かつ繊細な響き。ほとんど別作品に聞こえます。
メインのMahlerの件、作品の成り立ち的に第2楽章「花の章」を配置するするのは邪道、との硬派音楽ファンもいらっしゃると思うけれど、こちら緩い聴き手は美しい音楽がたくさん聴ければそれでよろしいかと。話逸れて、数日前同作品(やはり旬の指揮者)ヤニック・ネゼ=セガン/バイエルン放送交響楽団(2014年)を聴いて、第1楽章より要らぬ咳いたアッチェレランドが気になったもの。第10番 嬰ヘ長調(2016年ロッテルダム・フィル)も似たような落ち着かなさは同様でした。こちらユロフスキは緻密な集中力と色気を感じさせて、細部描き込みは入念でした。テンポ設定も中庸を保って納得できるもの。
ロンドン・フィルと云えばクラウス・テンシュテット(在任わずか1983ー1987)その印象が強いけれど、その後のウェルザー=メスト(在任1990ー1995)、クルト・マズア(2000ー2007)歴代独逸人指揮者を揃えて、もともと上手い、荒々しい力強いサウンドにいっそう磨きが掛かったようです。しっとりとしたアンサンブルは絶品でした。
他、Wagner ジークフリート牧歌/楽劇「ジークフリートより」「森のささやき」/楽劇「神々の黄昏」より「ジークフリートへのラインの旅立ち」「葬送行進曲」〜アンドレ・クリュイタンス/パリ・オペラ座管弦楽団(1958年)・・・これってモノラル?大好きなクリュイタンスだけど、いまいちぱっとせん印象でした。ぱっとせんのは聴き手のほうか。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
(夏物商戦絶望的な)薄ら寒い、行楽地や帰省の喧騒とは無縁なるMy GWは無為無策、土曜ケータイへの度重なる着信は出先にご近所出先に持参する習慣がないので(そもそも業務用支給ケータイだし)気付いたのは日曜でした。本日出勤しているはずの当該部署に電話してみましょう。無為無策とは云いつつ、いつになくかなり入念にお掃除して(毎日しろ!ってか)午前中に市立体育館に出掛けたら「利用者レクチャーで使用できません」そこをなんとか!じゃまにならぬよう隅で利用しますから、と頼み込んでもそこはお役所、すごすごと退散しました。ガッカリして帰り、ローソン100にて切れていた消臭剤3個入手。あとは左膝の痛み+全身倦怠感+凄い眠気にて昼寝など、ちょいと風邪気味なのかも。
夕方ようやく【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新は久々。
出川哲朗の「復活の日〜もしも死んだ人に会えるなら」〜亡くなった“母ちゃん”と再会。CG再生(声は清水ミチコ)とわかっていても、出川の飾らない人柄を感じさせる述懐、懐かしいみそむすびを口にして感極まるところなど、思わずもらい泣きしました。
Wagner 歌劇「リエンツィ」序曲/「エンツィオ王」序曲/歌劇「恋愛禁制」序曲/歌劇「妖精」序曲/アーペルの劇「クリストフ・コロンブス」序曲/序曲「ファウスト」〜アレクサンダー・ラハバリ/マラガ・フィル(2002年)・・・NAXOSの矜持を感じさせる秘曲集。Alexander Rahbari (1948-宜蘭)が西班牙のオーケストラを率いて、という趣向もマニア心をくすぐるもの。馴染みの「リエンツィ」さておき、ほとんど初耳作品ばかり(序曲「ファウスト」は拝聴機会があったはず)Wagnerの初期作品でしょうか、雰囲気としてはWeberみたいな感じ+金管の扱いやら弦がむくむくと全体を盛り上げるところなど、後年の風情を予感させます。「コロンブス」序曲などなかなかの名曲でしょう。オーケストラはマラガ・セルバンテス歌劇場のオーケストラ?20年ほど前、激安CDを集めて知名度薄きローカルなオペラハウスのオーケストラに泣いた記憶もあるけれど、そんな情けないサウンドに非ず。それなりの技量で聴かせるオーケストラであります。なんせ21世紀は「世界同時並行管弦楽技量向上」時代ですから。毎年全世界の音大卒業生が世界に職を求めて広がってますから。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
北海道では季節外れの雪、薄ら寒いGW入り、My GWの二日目は二日サボったスポーツクラブへ、しっかりストレッチ柔軟体操+15分のステアマスターのみ(それでもそうとうキツい)エアロバイクはカラーステテコの薄い生地が傷む可能性があったため断念。帰りちゃんとディスカウントストアへ寄って食材お買い物もしてきました。左膝の痛み復活していて、日常生活やら通常歩行、マシンジムにも影響はないけれど、定期的な発症はどんなメカニズムなのでしょう、昨年夏辺りしばらく痛かったですもんね。あとは引き隠りなぼんやり生活、テレビ番組もほんまオモロない。そういえば祝日利用できぬスポーツクラブ契約、おおいに市立体育館を利用しようと思ったら9−5時営業とのこと。水ー金出勤なんだけど、それじゃ利用できないじゃん。
榎木英介「医者ムラの真実」(ディスカヴァー携書)・・・2013年発行。著者は現役の病理医(数少ないらしい)医療ものは大好きでして、健康ものほどハズれがないのもありがたいもの。こんな切り口もあったんやな、感心するほど”医者のリアルな内実”実態を描いて、たんなる”医者不足でタイヘン!”、”厚労省の医療政策はなっとらん!”的ありがちな書籍とは一味ちがうもの。カスタマーレビューはどれも正鵠を射て「「真実」がすべて小粒でつまらない」というのも言い得て妙であります(そんなもんでっせ、一般に)。日本人ノーベル賞で医者は山中さんだけとのこと、元・研究者としての著者は日本の”研究”の将来危機もそうとうなもの。医局制度や人材育成など従来の知識では語り尽くせぬ、奥深いものがある・・・医者って世間知らずなのですね。
Rachmaninov 交響曲第2番ホ短調〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ロンドン交響楽団(1988年)・・・これは昨日聴いて愕然としたもの。Gennady Rozhdestvensky(1931ー2018)は膨大なる録音を残して、自分の浅薄なる印象ではどれも音質イマイチな感じ。これも1960年旧ソヴィエット録音?と思ったらディジタル時代のロンドンじゃないの。世評高いらしいけれど、甘美な旋律に酔いしれるべきこの作品はサウンドの肌理粗く、乾いた表現がぜんぜんオモロない。美しい作品が心に響かない。いろいろ聴いてみて、史上最悪の印象となりました。寒かったから?左膝が痛いから?聴き手が精神的に弛緩しているか?本日再度確認必要です。
Mozart ディヴェルティメント 変ホ長調K.563〜ヤッシャ・ハイフェッツ(v)/ウィリアム・プリムローズ(va)/エマヌエル・フォイアマン(vc)(1941年)・・・温故知新は良いけれど、念のためネット情報再確認して愕然!自分にとっては馴染みの歴史的録音も、世間ではほとんど忘れ去られているのですね。「ジュピター」交響曲のわずか一ヶ月後の熟練した弦楽三重奏は6楽章、愉悦に充ちて自在な名曲中の名曲、誰が聴いても目隠しでも理解できるハイフェッツの高揚し前のめりなアツいヴァイオリン、もちろん快速。通常40-50分ほど掛かる大作も 33:10!一気に駆け抜けました。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日My GW初日。混み合う前に耳鼻科突入〜そのまま散歩がてら速歩BOOK・OFFへ新書十冊ほど処分へ、一冊未読分が残っていたし購入は5/3以降の割引を待ちました。帰宅後、玄関周り+マンション通路側窓辺り清掃、これはけっこうな運動になったけれど、早めに帰宅した女房殿が外食宣言、スポーツクラブはサボり。予想通りお仕事ケータイメール一本有、取引先へ連絡しておきました。本日これより市立体育館トレーニングルーム経由、切れているお気に入りヨーグルトなど入手に出掛けましょう。
世間ではGW突入・・・それを待っていたかのように洗面台水道給水辺り故障、水漏れしまくり〜修理は休み明けでしょう。台所にて洗顔歯磨きって、幼い頃貧しい住宅に住んでいた遠い思い出みたい。
日本体操のエース・内村航平予選落ち。2020年にピークを迎えられぬ巡り合わせ、身体を使う競技は酷使され消耗して故障だらけ、残念です。大リーグに活躍するマエケンが「練習も含め球数を減らす工夫をしている」という言葉を思い出しました。日本の体育会系は未だ「常に全力疾走」「休みなし」「気合一発!」みたいな風潮が残って、優れた身体能力の発揮を愉しみつつ休むこと、先行き引退後、経験を活かした生活展望など配慮が足らんことが多いと思います。
Mussorgsky/Ravel 組曲「展覧会の絵」〜ジョルジュ・プレートル/ベルリン・ドイツ交響楽団(2008年ライヴ)・・・Georges Pretre(1924ー2017)最晩年ウィーンのニュー・イヤーコンサートに二度登場、特定の大きなポストに就かなかったのに、実力派として敬愛された人でした。これはCDになっているのですね。こちらネットより音源入手、状態かなりよろしくて音質鮮明、なによりプレートルの表現が自在にヴィヴィッド、独逸のコンサート・オーケストラよりグラマラス色彩豊かな響きを引き出して愉しい!演奏であります。聴衆の喝采も熱狂的。
ついでに、といっちゃなんだけどMussorgsky/Ravel 組曲「展覧会の絵」〜カレル・アンチェル/チェコ・フィル(1968年)・・・音質的なイメージもあってか、こちらずいぶんとジミなサウンド、生真面目な流れを大切にしたストイックなもの。日本人好みかな?
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日午前中、実績報告を上司に上げて、ちょっと先迄の諸課題に手を付けて(GW前忙しいときにごめんね、ダメモトで・・・と他部署に連絡)相変わらず”放置プレイ”お好きな若い相棒に説教して、昼から取引先へ新人紹介+商談のお手本(に、ならんなぁ、きっと)をたっぷり見せてそのまま直帰、My GWどんより曇って始まりました。(ケータイが追っかけてくるのは覚悟)木曜はスポーツクラブお休み、いつもなら市立体育館トレーニングルームへ出掛けるところだけど、精神的に緩みきって断念。「科捜研の女」新シリーズ、ますます美しい沢口靖子さんを見たかったし。
昨日言及忘れたけれど、名伯楽・稀有な指導者・小出義雄監督逝去(80歳)つい先ごろ”指導者から引退”との報道があったばかり、=人生からの引退だったのですね。なにかと評判のよろしくないスポーツ指導者やら組織トップの高齢化の中、人柄、輝きと実績を誇った立派な人でしたよ。多くの弟子たちも立派な指導者になっております。亡くなったことは哀しいけれど、爽やかな気持ちになりました。合掌。
引退直前な女房殿はやはり毎週金曜が朝からお仕事山場(こちら本日は東京本丸のデータ更新の都合でお休み)それも本日ラスト。月末迄のお務めは建前上残っているけれど、大きな山は超えつつあります。いつも通り、洗濯してGW前の耳鼻科に行ってきましょう。なんのアレルギーか知らんけど相変わらずの鼻詰まり咳痰症状なので。書籍在庫も切れつつあるし、いつもの食材購入+草臥れ切った靴を買わなくっちゃいけないのも宿題です。もちろん夜はスポーツクラブへ。
Mussorgsky 交響詩「禿山の一夜」/組曲「展覧会の絵」(Ravel編)〜ルネ・レイボヴィッツ/ロイヤル・フィル(1962年)・・・Rene Leibowitz(1913ー1972波蘭→仏蘭西)先日音源整理をして状態よろしくないLP復刻音源在庫を確認、それなりちゃんとした状態のものを入手したいと願って、じつは4種ダブり入手済発見!ちゃんとまともな状態でした。閑話休題(それはさておき)これってケネス・ウィルキンソン(名録音技師1912-2004英国)担当ですよね?記憶、想像以上に鮮烈なる音質、そして”新しすぎる”ルネ・レイボヴィッツの引き締まった表現に脱帽。10年前だったら間違いなくボックスセット買ってましたよ。こんな特異な存在の指揮者って現代では絶滅しました。
まず「禿山の一夜」は原典版をベースにレイボヴィッツによる編曲らしくって、そのデーハーな風情はストコフスキーの上を行くでしょう。「展覧会の絵」は馴染みのRavel編曲って、生体験すると理解できるけど、もちろんベースはMussrgskyでも完全なるRavelによる創造的産物、色彩豊かでありトマス・ビーチャム逝去直後のオーケストラは実力たしかでっせ。心持ち速めのテンポ、ストレート系アツい盛り上がりに文句なし。
今朝はMozartの初期交響曲(ヤープ・テル・リンデン)、Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜ヴァレリー・ゲルギエフ/ミュンヘン・フィル(2018年聖フローリアン教会ライヴ)など拝聴中。洗濯したら通院しなくっちゃ。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
GWウィーク突入直前、商品調達はかなり危うい感じ。ギリギリ迄修正続いて+なんせ半分受け持つ新・相棒はなにがなんやら五里霧中な日々、”わからなかったら訊く”性格に非ず、”わからなかったらなかったことにする”人なので、彼に届いたメールが未処理で眠っている可能性もあるんです。前者は昨年一昨年の若者、それはそれで幾度対応して鬱陶しいけれど、現在の放置プレイも脅威でっせ。スタッフさんから点検後届いた”確定すべきデータ”を数日間眠らせていたことを偶然発見!二度注意したけれど、彼は意味を理解できないでしょう。人の個性は様々、頭は悪くないけれど、自分なり我流、まずは云われたなりに基本を身につけることが苦手みたい→自分もそんな性格な感じ。但し、こちら空気読んで”ちょっとマズかったかも”軌道修正も素早いもの。新人はコミュニケーションより”マニュアル熟読”優先(前任前々任が作ったマニュアルも怪しい)、取引先からのメール電話のニュアンス、指導役である大先輩(=ワシ)の顔色は見ないんです。時代かな?
それでも、ちょっとずつ質問が増えてきました。同じことを3-4-5回訊いてくるのはOK!と云ってあります。昨夜は週一回のエアロビクス、先月退職した女性インストラクターより男性に変わって参加メンバーは半分変わりました。顔馴染みの男性数人は全滅、自分だけ黒一点に。ヴェテラン女性群もコアメンバー不変、周辺メンバーは変わって昨夜は貴重な若い女性4人参加!さて、続くでしょうか。
夜、調子に乗ってたっぷり珈琲数杯喫したら、眠り浅く途中覚醒、気温が上がって寝間着が不快だったこともあります。いずれ、本日今週の実績確認して報告書を上げて、昼から取引先へ商談へ、ほとんどご機嫌伺い、新・相棒のご挨拶(商談はできる状態に非ず)にてMy GWへ突入。明日の定例お仕事の山場は東京本丸の作業の都合でお休みなんです。そのかわり一週間先、憲法の日は自主出勤也。
Vivaldi ギター協奏曲ニ長調 作品3-6/ホ長調 作品3-12/ニ長調/ト長調〜エルンスト・ビテッティ(g)/イ・ソリスティ・ディ・ザグレブ(1982年?発売)・・・Ernesto Bitetti(1943ー伯剌西爾のギタリスト)による協奏曲集、作品3は「調和の霊感」馴染みのヴァイオリン協奏曲からの編曲です。LP復刻モロな音質、モダーン楽器アンサンブルの老舗の音色は”昭和のサウンド”な感じ、ちょっと硬質で昔風であります。もっとも著名なのがギター協奏曲ニ長調、第2楽章「Largo」が安寧な安らぎに充ちて絶品作品、そして演奏・・・って、ワタシにギターの個性を云々できるほどの多彩な耳を持ち合わせておりません。
今朝はD.Scarlatti ソナタ集 K.98ホ短調(途中略)K.104イ短調〜リチャード・レスター(cem)(2004年)・・・やや忘れられたチェンバロ+αによる全集より。演奏者の情報不明、使用楽器はポルトガルのジョゼ・ジョアキム・アントゥネスによって1785年に制作された一段鍵盤の楽器の複製、とのネット情報でした。ややメタリックな音色(昔風ゴージャスな響きに非ず)ギター同様、残念な聴き手はチェンバロの違い云々できるほどの水準耳に非ず。偶然取り出した第6巻4枚目、これは知っている旋律馴染みのものがけっこう含まれて、冒頭ソナタK(カークパトリック)98 ホ短調はメタリックな響きに過ぎて先行き不安だったのに、やがて作品ごとのニュアンス変化+耳慣れも含めて珠玉の軽快、愉しい名曲を連続堪能できました。
では、行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
あっという間にいつもの日常に戻って、一日半の職場不在フォローを終えた・・・帰宅してから一件、未着手な案件を思い出しました。今週は後二日のみ、外出予定はないというのも記憶から消えていたのみ、本日午前中職場トップと一緒に取引先トップに「○周年記念式典ご挨拶」打ち合わせ案件に同行(運転手)明日は昼から別な取引先との定例商談(新人相棒の紹介→相変わらず表情が硬い)がありました。昨日は某商品、自分の予測の20倍!発注といった見込み違いはGW前なので辛くも在庫確保クリア、これは仮にもうちょっと真面目に事前情報収集していても5倍くらいがせいぜい、仕方がないと勝手に言い訳しております。急に春らしい、暖かい気候になったということもあるでしょう。
世の中にオモロい興味ある案件なし、コンビニの24時間営業を巡る「独占禁止法」(?)違反の話題くらいか。適用条件がちょいと厳しいような気もするけど、一歩前進かも知れません。昨夜は先週木曜以来のスポーツクラブ、すっかり暖かくなってたっぷり汗をかきました。
R.Strauss 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」/歌劇「サロメ」より「7つのヴェールの踊り」〜フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1954年)・・・これが本来同時期録音ですか?ここ最近、昔馴染み、評価の定まった音源ばかり聴いているのはいよいよ精神的退潮かも。65年前にして驚異の音質鮮度、ゴリゴリとした重量感と推進力、スパッとしたオーケストラの切れ味、技量、鳴り渡る金管は圧巻の華やかさと迫力、そして逡巡のないストレート系表現・・・これ以上なにを望むのか。こんな先人の録音が残っているとあとの世代は困りますよ。オーディオ通によると、各パートの定位とか会場全体の自然な空気感は捉えられていないとのこと、そりゃそうでしょう。オープンリールテープ2台で録音したんでしょ?マイク配置とかノウハウなどない時代ですから。Fritz Reiner(1888ー1963洪牙利)前世紀巨匠世代の記録を鮮明に残してくださったRCAに感謝。
「温故知新」連続。Berlioz 幻想交響曲〜ピエール・モントゥー/北ドイツ放送交響楽団(1964年)・・・それなりオリジナル水準の音源がネットから入手できそうで、意外と存在しない。これはyoutubeより音源引っこ抜いて自主CDとしたもの。そういえばTchikovsky 交響曲第5番(北ドイツ放送交響楽団)も入手難のはず。わざわざ音質パッとしない(ほとんど最悪な)昔の音源を追い求める趣味はないけれど、この「幻想」は一番最初にCDを入手した懐かしいもの(2,800円!残念処分済)もともとぱっとしない音質、それでもPierre Monteux(1875ー1964仏蘭西。フルトヴェングラーより11歳年上)のノーブルなバランス感覚と、音質から来るであろうくすんだオーケストラの響きが妙に心を打つもの。
では、行ってきます。ここ最近、弁当を作る意欲+弁当箱が鬱陶しくておにぎりばかり。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨夜遅く札幌より名古屋へ帰還。ほんまはもう一日早く用事(納骨)は済んで、お仕事一日休む必要もなかったけれど、AirAsiaの”格安往復”を試しみたかった!ホテルやら(母親のところに3日連続宿泊はご勘弁)外食したり、結局出費はどちらが安かったんだか?そして、一日押し出したお仕事の負担を考えればほとんど伊達や酔狂の世界でっせ。母親のマンション宿泊中は腰痛首の痛みに苦しめられたけれど、今朝は快復済、体重もほぼ維持できました。そのマンションの相続権返上、兄に委ねてきました。今回はその手続もあったんです。
墓は札幌市の一番南側(だっけ?)清田区、郊外とは云え立派な住宅街+アウトレットパーク建ち並ぶ中、納骨訪問の翌日ヒグマが出現したそう。驚きました。中心街はガイジンさん(とくに中国の方々)ばかりでした。
本日一日お休みいただいた分+先週金曜夜既に発生しているらしいトラブルの処理、今週はとくに出かける予定もなし、早くも金曜からGW開始、断続的に出勤する先取り代休です。な〜んも予定はないけれど。女房殿は大阪へ母親のもとに出掛けることでしょう。
Schubert 交響曲第9番ハ長調〜リッカルド・ムーティ/ウィーン・フィル(1986年)・・・幾度聴いているようで、意外やサイト内検索を掛けると言及なし。現在シカゴで活躍中のRiccardo Muti(1941ー)40歳代精力活力溢れる壮年の録音であります。飾りの少ない、ストレート系テンション高い表現は好きでっせ、ここでは繰り返しをしっかり実行して(第2楽章除く)それも彼らしい。テンポは中庸でしょう。16:39-15:09-14:04-15:11。レーベルの問題もあって(身売りしたEMI)ちょいと冷遇されている全集音源かな?シンプルな旋律に悠揚迫らぬスケールを感じさせる名曲中の名曲+繰り返し実行となれば聴き手にも覚悟が必要でっせ。この”ストレート系テンション”は必須条件(力強いタメも有)一部酷評のカスタマーレビューも拝見したけれど、ウィーン・フィルとの相性もよろしいかと。
では、行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨夜は名古屋駅裏新幹線口を出たところの、ちょいと良さげな魚が旨い店で取引先の実務トップ+我が職場トップと酒席。愉しく美味しかったですよ、糖質ダイエットを意識してビールの次はウィスキーのハイボール連続。ほんまは日本酒が合うけどなぁ、自粛しました。高いブランド酒ばかりだったし。健全に9時前には終えて、地下鉄はひとつ前にて下車、速歩にて帰宅しました。呑むと眠りが浅い自覚はあります。左膝が痛んで悩ましい。
本日はこれより週最大の山場のお仕事(一ヶ月ほど前親父の逝去にすっ飛ばして、後エラいことになった)昼から取引先商談、そのままセントレア→札幌へ(墓へ納骨)・・・なので午前中集中して待ったなし!できれば速めに出勤したいところ。昼休みもないかも。
Schumann ピアノ協奏曲イ長調/協奏的小品 ト長調 作品94/序奏とアレグロ ニ短調 作品134〜イェルク・デムス(p)/アルトゥール・ロジンスキー/ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1954年リリース)・・・Jorg Demus(1928ー2019)逝去、享年90歳。長寿と永く現役を務められたことは素晴らしいことです。彼のSchumann全集は稀有な存在でしょう。このサイトにも言及がいくつか・・・(1)(2)たまたま手許にあった若手時代の音源を聴いております。音質かなり良好。収録作品も配慮あるもの。”ウィーンの三羽烏”なんて昭和風ニックネームが付いた頃か、晩年気になったテクニックの衰えの陰はもちろん皆無、但し、もともとバリバリ緻密なテクニックが爽快!タイプのピアニストじゃないでしょう。逡巡のない若さと勢いはたっぷり感じさせて、それでも後年の録音からのイメージはそのまま。
では、行ってきます。数日「音楽日誌」休載。週末【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新もお休み。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
体調は快復傾向、昨夜は初級エアロビクス(先週職場歓迎会でおやすみ)しっかりこなして、参加者が少なかったなぁ、薄ら寒い雨模様だったせいか。本日酒席、明日より北海道だから4日ほどトレーニングは休止、体重増に気をつけなくっちゃ。毎年例年のことだけど新人対応には苦戦連続、当たり前に各々個性が違うもの。パソコン電卓の技量問題(キーボードワークは慣れてもらうしかない。フォルダの配置分類は滅茶苦茶。どこになにがあるか既にわからない。だからファイルを開けっ放しにするクセ有→これがいっそう作業効率を下げる)もらったメールの対応失念は深刻、こちらから問題提起宿題を送っても無視状態、忘れてしまうのでしょう。若いから当然自分より記憶力はよろしいはず、その辺りまったく自信がない自分だったらGoogleカレンダーに書き込んだり、当面の急ぎだったらメールそのものを印刷して、大きく赤字で「急ぎ」と書き込んで机の上に置きますよ。
表情が硬く、暗いのは性格もあるし、未だ緊張が続いているのでしょう。人の話を中途半端に聞くから”やらんでも良い仕事”にムダな時間を消費します。時間を決めて、こなすべき課題の優先順位をつける・・・ことは未だできんでしょう。しかも営業は次々飛び込み案件があるのは当たり前、自分の場合”30分で終わる”と踏めば一気に消化します。未だ新人は一ヶ月経たんから五里霧中やろなぁ、可哀想に、毎日ヘンに元気なオヤジに叱られて(=ワシ)。こちらも気が滅入りますよ、毎年のことだけど。
パリのノートルダム寺院消失。金閣寺炎上みたいなもの?もっと仏蘭西国民にとっては大きな精神的な影響があるのでしょう。大地震に熊本城大被害のほうが近いかも。
久々 Bach 平均律クラヴィア曲集第1巻(全曲)〜グレン・グールド(p)(1963/64/65年)・・・拝聴。彼の鼻歌も聞こえる音質最高。渇いて明晰なタッチ、スタッカートを基本とする軽快ノリノリなリズム感、完璧な技巧にテンポ変化の妙、ときに疾走したりゆったりと歌ったり、タメがあったり・・・前奏曲とフーガは各々表情に個性があって千変万化、飽きることはありません。お気に入り作品故拝聴機会は多くて、LP時代より聴いていたのは浪漫風情たっぷり+強靭なスヴィァトスラフ・リヒテル(1970年)。弾き手によってこれほど印象が変わるものか!驚きの世界であります。
では、行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一日の仕事を終えて体調なんとなく絶不調。恒例のスポーツクラブはたった15分のステアマスター(いつもより軽く設定)にて終了して、次のエアロバイク強設定160kcalに進めません。前屈柔軟性はなんとか維持できておりました。常に快食快便鉄の胃袋を誇っているのに珍しく食欲もない。微妙な風邪なのか、なんせ酷い花粉症なのでようわかりません。挙げ句、無線プリンター通信不調(自分のみ)趣味用、主には女房殿のお仕事用(今週来週で引き継ぎ終了だけど)。今年6,000円何某にて入手したノートパソコンAcer Aspire 5750(AS5750-F58D)(Windows10/メモリ8gb/BD-ドライブ/500gb)から無線プリンターの認識がどーもおかしい・・・一昨日夜とうとう印刷できなくなりました。こんな時はいったん当該プリンター設定を削除して再度検索設定したら(必殺技)・・・復活しません。ネットワークプリンター検索に出現せず。いろいろやってみて万事休す、あきらめました。
翌朝、念のために再度無線プリンターの検索を掛けてみたら、難なく出現認識。無事復活しました。こりゃなんなのか、プリンタ型式が旧すぎるのか(HP-PhotoSmart 6510)なんせ人民中国製互換インク激安なのがありがたいもの、純正の1/10でっせ。ついでにWindpws10のアップデートしっかりしておきました。スマホとの連携同期が便利になっているとか・・・残念。こちらスマホとは縁のない昭和の親父であります。
今朝の新聞地方版にみよし市は県議市議とも無投票(ご当地長久手市も同じ)「議員の給料が安い」との声があるそうで、だったら長久手市はもっと安い!両市とも名古屋市内への通勤圏、フツウに働いたほうがお給料がよろしくて、地元名士(≒地主)ではない参入組だったら全てを投げ売って地元のために!とはならんでしょう。根底には投票率30%そこそこ、地方政治に興味が薄いことがあって、議会の責任もありますよ。
Mahler 交響曲第7番ホ短調〜イヴァン・フィッシャー/ブダペスト・フェスティヴァル管弦楽団(2015年)・・・Ivan Fischer(1951洪牙利)久々のMahler録音。なんせ体調が体調(+安物オーディオ環境)だから怪しい印象だけど、妖しく官能的な作品はずいぶんと乾いて、淡々とした表現に響きました。彼の一連のMahlerはけっこうお気に入りでもっとヴィヴィッド!充実したオーケストラの上手さが光る演奏だったはず。前録音である第6番からほぼ10年ぶり、生暖かいテノールホルンから始まる第1楽章のダルさ、第2・4楽章「夜の歌」の静謐濃密な官能がすっきり胸に入りません。体調整えて再挑戦いたしましょう。
今朝はBach 2台のチェンバロのための協奏曲ハ短調 BWV1060(Lionel Salter)/ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042(Anne Rohrig)/チェンバロ協奏曲第7番ト短調BWV 1058(Rudolf Innig)/フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲ニ長調BWV1050a(Gregor Hollmann)〜ムジカ・アルタ・リパ Musica Alta Ripa((p)2000)・・・自分にとっては馴染みの古楽器、颯爽と速めのテンポによるリズミカルな演奏も、いざ詳細情報をネットで探すとなかなか出現しないもの。BWV 1060は復元されたヴァイオリンとオーボエのための協奏曲として有名、BWV1050aはブランデンブルク協奏曲第5番の初稿、第1楽章の長大なるチェンバロのカデンツァが短いバージョンでした。
では、行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
当面打つべき手、対策をすべてやりきって臨んだ月曜日は順調な開始、ぼちぼち始まった若い新人相棒への”カワイガリ”は自分への試練でもあります。新人がお仕事できないのは当たり前、呑み込みの良し悪し、器用じゃないとかいろいろ個性はあるでしょう。パソコンの技量キーボードワークだって、自分はもっとノンビリとした時代にゆっくり会得したもので。電卓が使えないことはちょっと驚き、スマホ世代に電卓は使用機会はなかったのでしょう。新人就任初日に呑み屋でマネージャー(旧い朋友)から”電話は率先して取れ!ワケわからんでも”との助言は正しくて、彼は未だ電話は一度も取らず、そもそも9時までに到着したことがありません。う〜む、それでも若い人にはとことん!叩き込まんと。既に打ち捨てられどーしょーもない中年中高年+(女房殿お仕事周りには)シルバー世代がおりますから。基礎工事を誤って+挙げ句時代はどんどこ変わるから、んもう手がつけられない!
もう半分引退(したはず)な自分だって、日々お仕事のやり方を工夫して変更、新しい試みを周囲に広げておりますもの。ボケたふりは得意技だけど、ボケてまへんで、未だ。
しっかりスポーツクラブで汗かいて、やはり最終盤苦しくて切り上げ、早々に就寝しました。オモロいテレビもないしね。ここ最近、話題の新作2時間ドラマは最悪にツマらなく、途中で止めることが多いもの。そういえば比較的ご近所みよし市議選も無投票だったそう。”議員なり手問題”は限界集落だけの話題ちゃいまっせ。
Dvora'k 管楽セレナード ニ短調 作品44/Enescu 十重奏曲 作品14/Janacek 木管楽器のための「青春」〜オスロ・フィルハーモニック管楽アンサンブル(1996年)・・・久々10年ぶりの拝聴。誰でも知っている美しいDvora'k先頭に愉しい作品が続きます。Enescuの幻想的な旋律サウンドにも酔い痴れましたよ。以前書いたように”こんな素晴らしいコンピレーション・センスを絶賛したい。音質極上。北欧のオーケストラが(管楽アンサンブルだけながら)これほど上手いとは!”BOOK・OFF@250(消費税上前)の値札が残って、当時は休みのたびにご近所BOOK・OFFへ通ってめぼしい放出品根こそぎ入手して、それはほとんど無定見に見聞を広げるためでした。(遠い目・・・)
ここ最近週刊誌には”終活”特集が多いようで(広告見出しはけっこう愉しみ)今朝は”家族にはゴミ、元気なウチに価値のわかる人に譲ること”との項目が目に入りました。その通り!さて、懐かしい思い入れのあるCDを処分しなくっちゃ。
では行ってきます。本日も精力的に乗り切りましょう。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一斉地方選後半開始、ご当地長久手市は定数18人に対して、立候補18人=無投票となりました。人口約6万人弱、たしか平均年齢38.8歳日本一若い街のはず。投票率が低い=投票者のみならず市政に興味を持って議員を目指す人も少ないということでしょう。女性議員7人は前回と同じ、この比率は高いけれど、古い歴史を持った小さな村・町から急速に発展した新興住宅(参入市民)との将来矛盾ははっきりして、けっして田舎とは云えぬ名古屋近郊の若い街にも”議員なり手問題”が浮き彫りにされております。長久手市会議員のお給料が安いということもあるけどね。
昨日は洗濯して(風呂の残り湯をムダなく使う力仕事)【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新、市立体育館トレーニンルームにていつものマシントレーニング・ワンクールにすごい汗・・・もう昼からヘロヘロ。今週は木曜酒席(職場トップと取引先)金曜商談後そのままセントレアより札幌へ(親父の納骨)月火水しか身体を鍛えられません。眠り浅く、大学の授業に行かなくっちゃいけないのに、しとしと降る雨に逡巡して時間がムダに過ぎるばかり、嗚呼もう卒業できない・・・って、こんな夢千度見たけど、もう40年前しっかり4年で卒業してますって、卒業証書ありますって。
Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)〜ロリン・マゼール/ベルリン放送交響楽団(1957年)・・・Lorin Maazel(1930ー2014)27歳の録音。若くしてオーケストラを自在に操るみごとな演奏也。この時代(現ベルリン・ドイツ交響楽団)には名手が揃っておりました。メルヘンな名曲を上手くまとめて、ヴィヴィッドな若者らしさもある・・・けれど、この人って晩年に向けて成熟し、枯れて云々・・・みたいなものとは無縁だったんじゃないか。既にこの時点で完成度の高い、”上手い”演奏だと思います。
今朝はBach トランペット協奏曲集 協奏曲イ長調BWV.1055(原曲:オーボエ・ダモーレ協奏曲)/カンタータ第148番「その御名にふさわしき栄光を主に捧げまつれ」BWV.148より第1曲/アリア「御身が共にいるならば」BWV.508/二重協奏曲ハ短調BWV.1060(原曲:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲)/コラール「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.645/カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまもて」BWV.147よりコラール/C.P.E.バッハ:協奏曲変ホ長調(原曲:オーボエ協奏曲)〜ガボール・ボルドツキ(tp)/クリストフ・バラーティ(v)/フランツ・リスト室内管弦楽団(2010年)・・・Gabor Boldoczki(1976-洪牙利)は脂の乗り切ったトランペットの名手、そのスムースな技巧、洗練された音色に惚れ惚れ・・・では、行ってきます。一週間がんばりましょう。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
ここ最近体調やや不良、べつに日常生活やお仕事に支障はないけれど、わずか小一時間のスポーツクラブが苦しい感じ。昨日は朝から洗濯、掃除、そしてお気に入りディスカウントストア迄買い物坂道往復30分すると、もう身動きが取れません。花粉症の鼻詰まり痰の絡みは服薬で症状を抑えているけれど、それでも熟睡は難しく、抗アレルギー剤そのものの副作用は自覚しております。倦怠感酷いんですよ、以前よりマシだけど。予告どおり職場に15分ほど滞在、ノートパソコン取り出して”待ったなし!”処理のみしておきました。職場トップ、前・若い相棒、新しく異動してきた新婚女性(彼女の危機をさらりと救ったばかり=カッコ良い!せめて自画自賛)が留守番していて、ちょっぴり雑談してきました。
あとはぼんやり・・・昨日朝時点体重は70kg切れ維持、昨夜はお仕事から帰宅した女房殿と居酒屋に行ったからなぁ、糖質排除はできるだけ維持したけどビール+ウィスキーのハイボールを2杯も呑んでしまってさっさと寝ました、というか起きていられない。
Respighi 交響詩「ローマの松」「ローマの噴水」「ローマの祭り」〜シモーネ・ヤング/ウィーン放送交響楽団(2008年ライヴ)・・・Simone Young(1961-濠太剌利)2005−2015年ハンブルク州立歌劇場総監督を降りて、現在はフリーなのか。世界の一流歌劇場オーケストラに呼ばれているのですね。彼女のBrucknerには興奮しましたよ。伝統を継承しつつ、新鮮な表現と構成力。これはネットより入手したライヴ音源、音質極上。驚くべきはRadio-Symphonieorchester Wien(旧オーストリア放送交響楽団/2019年よりマリン・オールソップが首席就任)の洗練された明るい響き、この近代管弦楽の精華である名作はオーケストラの技量が問われるもの。やや”芯が甘い”感じだけど優雅華やかデリケートなサウンド、たっぷり新鮮に、馴染みのお気に入り作品を愉しませて下さいました。
他、Bach カンタータ第1番 「輝く暁の明星のいと美わしきかな」/第2番「ああ神よ、天より見そなわし」/第3番「ああ神よ、いかに多き胸の悩み」〜ニコラウス・アーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス/ウィーン少年合唱団/ポール・エスウッド(ct)/クルト・エクヴィルツ(t)/マックス・ファン・エグモント(b)(1971年)・・・これが全集最初の録音。現在の耳では少々荒削りなアンサンブルだけど、それがどうした!そんな感動と感謝でいっぱいであります。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は(毎年)新人への指導に苦戦しつつ、週次お仕事の山場、この定例宿題があるので祝日でも休めません。関連部局から最新データが届かぬと状態がわからぬ玉手箱状態、先読みして動いている場合もあるけどね。いくらマイナーな取引先担当とは云え、新人は超・フクザツな処理対応+取引先との遣り取りニュアンスがわからぬからタイヘンと思いますよ。情報の入口から出口迄、その流れはまったく理解できないから(もちろん幾度も教えているけど)例えば二日前の溜めていたお仕事がどんなことになるのか、金曜昼からデータ投入すれば更新は夜、つまり関連部署に届くのが土曜、メーカーは休みだよ、商品調達連絡は週明け月曜、もうGWの二週間弱前。午前中に入れておけばデータ更新は昼12:30頃、そうしたら関連部署はその日中にメーカーへ連絡がつく計算となる・・・そんな説明耳に入らんやろな、未だ着任2週目だし。
なんせ超・フクザツな処理対応は新人に理解できるはずもなし、”なんどでも教えるよ!”、”失敗しても平気、やり直してお詫びでOK”と教育的指導するが、作業手順をメモをしない。”世の中には瞬時に全部暗記できる天才もいるけど、自分はできない”と(イヤミを)云われてあわててメモをしても、そもそも学生時代メモする習慣はなかったんやろな、ぐちゃぐちゃですぐにわからなくなる。荒利の概念が理解できず、一番シンプルな計算式を教えても幾度間違って異常値を出してしまう(電卓もほとんど日常使いしていなかったと類推)そもそもキーボード操作に慣れていなくてタイピングが遅い、間違いが多い・・・そういった世代なんでしょう。(自宅で訓練せよ)若者には迷惑かも知れんが、ショートカットキーを叩き込んで、マウスにいちいち手を戻さない・・・細かい箸の上げ下ろしまで細かく指導して、こんなクソ爺にやかましく叱られて新人はさぞ不快やろなぁ。
取引先に送ったデータ点検修正の件も、厳しく叱責して修正再送させました。メールは題名だけ見て即刻結論判断できるようにせよ、本文の儀礼は新人だから大切(ヴェテランな自分はいきなり本題要件結果のみ失礼メール。よゐこは真似しないよう)添付ファルの最重要点は別途本文に書き出せ、お相手が重い添付ファイルを開いて全部細部迄読んでくれるとは限らんぞ。その添付ファイルは要らぬものを除いて軽くせよ(パソコンの基礎知識はないから意味がわからんでしょ)大切なところ(のみ)色付けせよ、その意味を書き足せ・・・幾度でも、しつこく、嫌われても云い続けまっせ、ここで基本動作を叩き込まないと、あっという間に役に立たぬ中年に成り果てますから。ここを耐え忍べば若いし、すぐ身に付きますよ。
相手先のことを配慮する教育を受けていないんやな。これは世の中が”リスク回避”のみ(≒言い訳)を旨としているのを学んでいるから。(なぜファイルに書いてあるのに、本文に再度書くんですか?との質問有。これは前担当が”正しい提案をしているのになぜ通らないんですか”と悩んだ事例に一脈通じる)我が職場は高学歴新人ばかり、それでも個性技量はさまざま、例年まったく似たような育成を続けて、概ね半年くらいで実務処理はものになって、後半は良いところ個性を活かすような指導に変えて2020年春卒業時には立派に他の部局の役に立てる水準に仕上げる・・・自らの鍛錬試練でもあります。若者に教えることが自分の元気、勉強にもなる。自分の定例のお仕事はGW前にほぼ無理難題(自分のミス含め)クリア、若い人からの新たな相談も瞬時に解決させて、安閑とした週末を迎えました。この間、あちこち声を掛けていた取引先より思わぬ快諾連絡に感涙。(帰宅後2件ほど懸案事項を思い出して、これから職住接近な職場にヤミ出勤処理予定。よゐこは真似しないよう)シアワセな日々と自覚しております。
Bach 管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066/第2番ロ短調BWV1067〜ニコラウス・アーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムクジクス/レオポルト・シュタストニー(fl)(1966年)・・・旧録音。ソロのクレジットをなかな探せなくて、海外サイトよりようやくみつけたもの。Bachの作品は数学的な均整と情感がバランスした稀有な名作ばかり、管弦楽組曲4曲はどれもお気に入り、第2番との出会いは小学生時代(カラヤン/ツェラーと記憶←駅売海賊盤ですんまへん)ほの暗い風情のフルート協奏曲に魅せられて幾星霜。LP時代はロリン・マゼール/ロジェ・ブールダンによるヴィヴィッド陰影濃い演奏に痺れておりました。
30−50年くらい前迄は大指揮者もこの辺り、録音はフツウでしたよ。やがてNikolaus Harnoncourt(1929ー2016)辺りの登場からバロックは古楽器専有の方向へ、LP時代の記憶ではもっとリズムやアクセントを強調して、素朴粗野なサウンド・・・だったはずが、21世紀の耳で確認すると1966年!とは思えぬ完成度、そして音質水準。リズム・アクセントの異形な強調!なんて微塵も感じないし、シュタストニーのフルートにはけっこうヴィヴラート有、ま、たしかに全体に古楽器サウンドなんだけど、モダーンアンサンブルより低音の強調が少なくて、これはこれでバランス演奏と感じました。異形な強調!に非ず、リズミカル軽快な演奏であります。
他、Sibelius 交響曲第5番〜サイモン・ラトル/フィルハーモニア管弦楽団(1981年)。Sibelius 組曲「レンミンカイネン」作品22〜ヴァシリー・シナイスキー/モスクワ・フィル(1991年)など拝聴。それでは洗濯後ちょいと出掛けてきましょう。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一週間のお仕事山場でもある週末を迎え、朝はやはり寒いですね。昨日自分のお仕事一件失敗が発覚、若いものに迷惑を掛けてしまいました。正直に報告を上げておきましょう。三代目の新人相棒はぼちぼち説教=教育的指導を始めて、当たり前に各々個性が違うもの。現在基本実務習得に向け2週目を終えたところ、彼は処理(対応)が”雑”ですね、性格か。動きの速い遅い、個別のミスさておき(いくら失敗してもかまわない、隠すなと云ってある)肝心なポイントが抜けて前任のマニュアルをまじまじと熟読して・・・もしかしたら”引継書”不備?気付いたのは”そもそも論”が抜けていること、この処理は誰からなんのために情報を受け取って、こちらはなんのために点検修正処理整理データ吸い込みして、それは次の部署にどう関係するのか、そこが抜けております。ひたすら実務手順があるのみ。ま、2週目だから当たり前。
もともとこの作業手順(Ms-Access駆使した超合理化)は6年ほど前に自分が開発して日々改善してきたもの(がちがちに細部固めないので融通無碍に変更改善可能)それはFAX→手作業からの革命的なものでした。残業もミスも激減!キモは”魂”なんです。半年ほどで前任前々任はこの作業手順に熟練し、それは自分がしつこいほど純実務のみならず、本質論を叩き込んだものです。ま、2年間現場研修したと云っても実質新人、しかもパソコン技量驚くほど低い昨今の若者(これは皆同じ)”実務”と”魂”両方一気に身につけて、さらに現代の若者が最も苦手とする”取引先との良好な人間関係”へと進んでいきましょう。営業ってけっこうタイヘン、昨日昼から取引先定例商談、前担当はラスト関係者に挨拶済。(残り二箇所)
自分だって若い頃はネットもコンピューター・ワープロもなかった時代、FAXが最新機器であった時代、たっぷり”雑”でしたよ。但し、明るかったなぁ、取引先と仲良しになるのは得意でした。これが営業にとって一番大切で難しい。
Bach チェンバロ協奏曲集/ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV2050〜ファビオ・ボニッツォーニ(cem)/ラ・リゾナンツァ(2018年)・・・うわぁ、これってピカピカの新録音じゃん。颯爽として軽快リズミカルな古楽器演奏(伴奏は各パート一人)Fabio Bonizzoniって伊太利亜の人らしくて、阿蘭陀西班牙英国辺りの名だたる古楽器アンサンブルと共演していたらしい・・・ここで時間切れ、では行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
気温が上がらぬどころか冬へ逆戻り、昨夜は寒かったっすよ。例年より桜は遅めだったけれど、この時期にこの天気じゃなぁ、春夏商戦出鼻くじかれた感じ、これじゃ不況感いっそう強まることでしょう。昨夜は職場歓迎会、職場は早く辞去して耳鼻科〜床屋経由、会場へ、いつも通り愉しく和気藹々として、佳き集まりでした。若い世代とたくさんお話できたのが嬉しいこと。せっかく戻した体重はどんなものか、本日スポーツクラブ休館日、市立体育館へ行こうかな?昨夜は10時前には帰宅したけれど、音楽を聴く気持ちになれず。
安倍内閣の問題発言大臣辞任へ、もっと早よ辞めたらよかったのに、他にも辞めるべき人もいるでしょうに。地方選挙真っ最中、参院選が近いから急ぎの対処、配慮でしょうか。
今朝はMahler 交響曲第1番ニ長調「巨人」(1893年ハンブルグ稿)〜ヤン・ヴィレム・デ・フリーント/オランダ交響楽団(ヘット・オーステン管弦楽団)(2009年)・・・拝聴中。Jan Willem de Vriend(1962-阿蘭陀)の古楽器ヴァイオリニスト〜指揮者らしい。このオーケストラは阿蘭陀東部エンスヘーデ(Enschede)にあるらしい。もちろん初耳。これは所謂初稿?か、憧憬に溢れ美しい「Blumine(花の章)」を含むのはもちろん、ド・シロウト耳にもあちこち耳慣れたものとは異なる、粗野な響きが新鮮であります。もしかしてローカル非力な洗練されぬオーケストラ?との予想大外れ、音質リアルなことも手伝ってかしっかり厚みと色気のあるモダーン楽器アンサンブル、一部カスタマー・レビューには”アンサンブル云々”される厳しい声もあるようだけれど、この水準のどこに不満があるのでしょう。”21世紀世界同時演奏技術向上”がみごとに証明されております。恣意的に動きすぎず、原則に過ぎて素っ気なくなることもないバランス表現に心奪われる美しいサウンドであります。
では、行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
寒いですね。小雨模様に本日明日は気温が上がらぬらしい。昨日、いつもの定例営業データ処理を済ませ、新しい相棒への前担当からの懇切丁寧な引き継ぎは本日にて終了、いよいよ明日よりほぼ全面的に自分が対応フォローすることになります。二週間ラクしましたよ。種々細かい追加修正案件はGWに向け怒涛のように継続中、先週来の”無理難題”途中締め括りは細かい最終後始末実務中、皆こういうのをいやがるんだよな、自分は好きですけど。そして新たな”無理難題”が発生する・・・な〜んもなくてヒマ、眠い毎日よりずっとシアワセじゃないか。
恥ずかしながら・・・花粉症?に悩まされつつ強行したスポーツクラブ(やや控えめ設定)後、体重計測したら半年ぶり!70kg切れへ。一時72kg超えましたもんね。(札幌のラーメン寿司も要因のひとつ)”夢の68kg台突入”達成も夢のような昨年?一昨年?の記憶、これを目指して目的は健康ですから。本日夜は職場歓迎会、耳鼻科〜床屋経由で参加予定。
Schubert 交響曲第9番ハ長調〜フランツ・コンヴィチュニー/チェコ・フィル(1962年)・・・Franz Konwitschny(1901-1962独逸?)が亡くなる年の録音、未だ60歳でっせ、もったいないなぁ。呑み過ぎ?とか、現在の寿命ならディジタル時代迄存命の可能性もあったのに。カスタマーレビューに一部厳しい評価もあるけれど、音質はほとんど現役なんじゃないか(自分がオーディオ云々するのはほとんどジョーダンの世界だけれど)。広がり分離、各パートの定位も自然、チェコ・フィルの暖かい、ちょいとローカルな響きが魅力、テンポは中庸、表現にほとんどムリムリ強引なところもない、とにかく快い時間が流れます。時代のせいか繰り返しなし、全部まともに楽譜通り繰り返したらトンデモ演奏になるけれど、当時はもっとテンポが速かったかのかも。第8番ロ短調(所謂「未完成」第7番という呼称には慣れていない)と並んで短かった生涯Franz Schubert(1797ー1828)最晩年の深い成熟を思い知らせる傑作!は作曲者の生前はノーミソ中に響いたのみ。シンプルかつ巨大深淵、オーケストラの技量を問われ、管楽器の音色が全体の価値を高める傑作、冒頭のホルンからたっぷりチェコ・フィルの魅力を堪能させていただきました。
ここ最近旧来の名曲、昔馴染みばかり聴いていたので今朝は新基軸で。Schubert 交響曲第1番ニ長調/第8番 ロ短調 D.759「未完成」〜 レミ・バロー/クラングコレクティフ・ウィーン(2018年)・・・Remy Ballot(1974-)はチェリビダッケ最晩年の弟子(ウィーン・フィルのヴァイオリニスト?)オーケストラはウィーンの演奏者を集めたオーケストラとか(趣旨経緯不明)モダーン楽器使用。スッキリとした響き・・・演奏云々するほど集中しておりません。
では、行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いつもの月曜は盛り沢山なお仕事、内容的にはいろいろ苦戦しつつなんとかクリアいたしました。新人への実務指導は前担当がしっかり隣席で対応してくれているので、自分の出番が未だないラク勝状態続いております。過去二年は何から何まで自分が付きっきりでやっていたもんなぁ、なんか夢みたい。花粉症?悪化継続、明日職場歓迎会でスポーツクラブはお休みなので、開始前に耳鼻咽喉科で処方いただきましょう。睡眠時は眠り浅く夢見もよろしくない。挙げ句
続・家電崩壊。洗濯機に続き今度は炊飯器でっせ、たしか岡山時代に入手したから18年ほど?ここ最近、ご飯が硬いなぁ、米があかんのか、そんなこと考えつつ帰宅後”速炊き”〜これが最悪の結末に・・・毎日使うものが次々と寿命に・・・使い手とともに老いていく家電。親父のワープロみたいに平成とともに過ごして役割を終える、みたいな美しい結末になかなかならんもんやな。数日うちに新しいの(中古でもよいけど)買わなくっちゃ。
Mendelssohn 劇音楽「真夏の夜の夢」〜ジェイミー・ラレード/スコットランド室内管弦楽団(1985年)・・・数日前ギュンター・ヘルビッヒのを聴いたばかりだけど、久々の拝聴。ほとんど誰も見知らぬ演奏でしょう。もともと全曲盤からの6曲抜粋らしい。大昔初めて聴いた時には作品への思い入れもあまりなくて、エラく響きも薄いし、オフ・マイクな音像の遠さも気になった記憶有。これが自分の嗜好の変遷、エエ加減な耳に驚き!編成が少なく、スッキリとした響き、ほとんど飾りのない淡々とした”おとなしめ”表現、オーケストラにも強烈な個性を感じさせぬサワサワとしたサウンドに快い感動が押し寄せます。ホルンとかトランペットとか金管大活躍の作品も粛々として、上手すぎてスムースな感じもなくほとんど古楽器風?(恥ずかしながら最初のウチ、ハノーヴァー・バンドの演奏と信じて聴いておりました。んな録音ないって!)
女房殿は例えば麺類は連続して喰わない、そんな性癖だけど、こちら音楽も似たようなもの同じ作品連続聴きは避ける傾向が・・・ここ数日「真夏の夜の夢」連続幾度聴いたことか!それでも良いじゃないの。
では、行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
う〜む、一斉地方選前半は大きなドラマは生まれず、既定路線予想通りの結果に。投票率が低いのが気になります。地方都市の”なり手不足”も。社会構造の変化、地元の名士といった位置づけ、経済問題(とくに田舎ではお給料が安い)女性進出課題も含めて課題山積でしょう。真面目に取り組んでいる人もいるけれど、地元人脈のみ、まともに議案を読んでいない人も散見される・・・とは女房殿の情報です・・・党派問わず。花見の前に投票行きましょうよ、まず。
こちらほぼ引き隠りなややシルバー世代、洗濯して【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新して(昔の振り返りばかり)スポーツクラブならぬ市立体育館へ、ワンクールしっかり汗をかいてきました。帰りお隣の「ローソン100」にて懸案だった接着剤(ここ数ヶ月洗面台とか気になっていた)切れていた入浴剤(数年前女房殿が義理で買った巨大な缶=香りよろしくないのを耐えて消化していた)+昨日買い忘れたカレールー=計300円(税抜)入手。かなり芽の出たじゃがいも消化すべくポテトサラダ+カレー(薄味コンソメ効かせてスープカレー風)+既に賞味期限の切れた「ちらし寿司の素」を活用(メニューにバランスがない)。復活した圧力鍋も活用しました。
小さな宿題をクリアした自己満足でっせ。さらに、ここ一ヶ月ほど某仏蘭西音楽音源まとめて(たしかに収集して聴くのを愉しみしていたのに・・・)行方不明だったものが出現、ほっとしております。
花粉症にて集中力ダウン。いくつか聴いた音楽の記憶が蘇りません。おそらくほんの聴き流し。数日前の記憶ではBrahms 交響曲第1番ハ短調〜カレル・アンチェル/チェコ・フィル(1962年)同じ作品をハンス・シュミット=イッセルシュテット/北ドイツ交響楽団(1967年ライヴ)で聴いたり・・・昔懐かしいものばかり。立派な演奏+名曲に間違いないけれど、ジョン・エリオット・ガーディナー/革命的浪漫的管弦楽団を聴いた衝撃はずいぶん遠い世界のような・・・
では、行ってきます。新しい一週間を乗り切りましょう。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日朝洗濯してお掃除してお買い物に行って・・・酷い花粉症対策耳鼻科をサボった判断が誤り、昼から頭痛発症身動きが取れません。なにもできない、音楽を聴くことも、料理を仕立てることも、せっかくの圧力鍋復活出動できず。遅く帰宅した女房殿と散歩がてら激安居酒屋へ。そこそこに値段相応に美味しくて、安いところ。若い男女従業員が頑張っておりました。最寄りの駅への道は桜満開、本日職場の花見に誘われ、車で迎えに行きますよ、とのありがたい申し出はご遠慮しております。
本日は一斉地方選一発目の選挙投票日、なにかオモロい動きやらどんでん返しがないかなぁ、ないやろなぁ、きっと。
本日はしっかり市立体育館に行くつもり。
Sibelius 交響曲第2番ニ長調(1979年)+第7番ハ長調(1982年)〜ウラディミール・アシュケナージ/フィルハーモニア管弦楽団・・・これは既に以前の酷いコメントを反省しておりました。ピアニストとして著名だったVladimir Ashkenazy(1937ー露→愛撒倫)が本格的に指揮活動を始めたのは1980年代の前辺り、もう彼も80歳を超えたのですね。これはもっとも初期の録音のひとつ、人格的にとても優れてオーケストラに愛されたり、気さくに他の指揮者に具体的指揮法技術など訊いたりするそうです。著名な第2番はやや粗削りでも燃えるような情熱とテンション、壮大な歌心に溢れてこれは大好きな演奏のひとつ。「ドレミファソラシド」の単純音階開始が、やがて幽玄なる幻想曲に育っていく第7番はこどもの頃から大好き!(出会いはロリン・マゼール/ウィーン・フィル)彼の録音は膨大なもの、一般にデーハーに管弦楽効果の華やかな作品が得意みたいです。英DECCAを先頭に音質に恵まれたのもシアワセなことだったでしょう。
Shostakovich 歌劇「鼻」組曲/Mosolov「鉄工場」/歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」第1幕第3場〜エサ・ペッカ・サロネン/ロサンゼルス・フィル/Tatiana Pavlovskaya(s)/Michael Hendrick(t)/Vladislav Sulimsky(br)/Benjamin von Atrops(b)(2006-7年ライヴ)・・・これは明晰なサウンド(音質)がほとんど衝撃!例の如し晦渋シニカルな旋律リズムがド迫力、切れ味よろしく、しかも明るいから、その怪しいサウンドも白日に晒されたようにわかりやすいもの。「鉄工場」って怪優片桐はいりの音楽でしたっけ?やたらとメカメカしい騒音音楽最高。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は一週間の締め括り(土曜は特別な用事がない限り休みな身分)は佳き一日だったんじゃないか、一週間前の自らの判断ミスから不快な結末(自業自得)を招いたことを深く後悔し、反省してようやく気分的に快復しております。朝一番に出勤したら、若い者から前日帰る寸前に相談を受けた案件(なんの解決にもならんかった)を感謝され、それは解決したクリアしたということに非ず、いっしょに考えてくれた、悩みを共有したことだったのでしょう。先週辺りからいろいろ出現した無理難題はとにかく矛盾を全部吐き出してクリアランス、職場トップにも”この策で行きますから”と結果結論(損失金額)のみ報告、いったん終わらせました。早かったら昼前に終わる定例作業は大苦戦(そのルーツは数週間前の葬式・一週間分すっ飛ばしたことに有)午前11時段階で全体の1/10も進んでいないことに愕然!+種々飛び込み案件に思わず”なんじゃ!これ”と叫んだら、”はやっさん、珍しいですね大苦戦ですね”そんな周りの声有〜ワシってそんな、いつも余裕すいすいラクラクお仕事してますか?ま、たいてい上機嫌だけど。充実したお仕事、失敗フォローのチャンスに感謝。
それなりにお仕事ケジメを付けて職場早々に辞去、夜のスポーツクラブは軽めに切り上げました。圧力鍋の重りとパッキン届きました。
例の忖度副大臣辞任とか。でも、あの発言って本音でしょう。大企業でも、小さな集まりでもそうだけど、狭い価値観の中でぬくぬくしていると道を誤りますよ。あってはならぬ非常識が当たり前に定着する・・・それが文化として脈々と続いていくのが怖い。これは自戒でっせ。もうちょっとでお仕事辞める女房殿の職場周りも(伺い知る範囲で)驚愕の非常識が数十年続いておりました。
Villa-Lobos ブラジル風バッハ第7番(管弦楽;前奏曲(ポンテイオ)-ジグ(カイピラ風カドリーユ)-トッカータ(一騎討ち)-フーガ(対話))第8番(管弦楽;前奏曲 -アリア(モヂーニャ)-トッカータ-フーガ)第9番(弦楽合奏;前奏曲ーフーガ)〜ケネス・スカーマーホーン/ナッシュビル交響楽団(2004-5年)・・・作品演奏音質三拍子揃って最高。すんごいお気に入り。Kenneth Schermerhorn(1929ー2005亜米利加/シャーマーホーンという表記も多い)は何故か?Villa-Lobosのスペシャリスト、各楽章はBachの衣装を借りながら、その実南米のとろりと甘い灼熱、哀愁の旋律サウンド爆発。ホールに彼の名を冠したテネシー州のオーケストラも思わぬ上手さ、これは元気の出る音楽です。日本じゃ人気ないのか。
さらにVilla-Lobos 交響詩「アマゾンの森」〜アルフレッド・ヘラー/モスクワ放送交響楽団/モスクワ物理科学研究所男声合唱団/ルネ・フレミング(s)(1994/95年)・・・血湧き肉躍るほとんど冒険活劇映画音楽風熱気ムンムン。ロシアの暑っ苦しい金管強烈ヴィヴラートがアマゾンの風景に似合う・・・ナッシュビル響とは基礎パワーがちゃいまっせ。一度聴いたら忘れられぬわかりやすい旋律サウンド+妖しくもセクシーな女声ソロが絡み合う・・・これも最高。Alfred Hellerは情報不明(ピアニスト?)合唱団がなんか凄いですよね、南米伯剌西爾とは一切縁がなさそうなのが興味そそりますよ。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
毎朝寒いのは異常な春。今年は冷夏決定的とか(未確認情報)殺人猛暑もなんだけど、冷夏は致命的な不況を呼んで参院選に大きな影響をもたらすことでしょう。なんせ”夏物が売れない”、”農作物不作”ということですから。自分の商売にも影響出るなぁ。愛知県地元LIXILの経営迷走ぶり、そしてセブンイレブンの社長交代、某政府与党議員の忖度発言・・・閑話休題(それはさておき)あっという間の一週間、自分も一枚噛んでのお仕事混乱数件、一見表には出ていないんだけれど、矛盾先延ばしにしただけで、ほとんどなんの抜本的解決に至っていない・・・のが不安です。それとは別にGW最中の混乱の予感が・・・なんせメーカーさん休みですから。商品が足りなくなれば即アウト、GW開けにはごっそり(予備余裕を見た)商品が残る計算。
昨日、新・相棒(26歳)を連れて取引先打ち合わせ初登場。歴代若者より運転は上手くて、これは適正問題でしょう。見た目も生真面目(やや暗い昭和風)出勤数日、前担当より引き継ぎ中に緊張していたことでしょう。初めて車中往復2時間ほどゆっくり話すことができて、地域社会研究に造詣が深いこと、意外と行動派で全国48都道府県制覇しているとのこと(出身は東京西部/ルーツは大阪)。喰いもんにも興味はあるようで、これは有望かもしれません。まず、基礎実務を叩き込みましょう。メールに要らぬ儀礼必要なし、題名のみ眺めて内容掌握できるようにせよ、とか、まず初心者向け指導開始。これ、ヴェテランでもほとんど出来ていないですから。
Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲/Roussel バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第2組曲〜ジャン・マルティノン/シカゴ交響楽団(1964年)・・・一部十数年前のコメントが残って、評判やら団員との関係散々だったJean Martinon(1910ー1976)シカゴ時代(1963-1968)のもの。残された録音はほとんど絶品でして、力強く緻密なアンサンブル+馥郁たる風情がバランスして、傍から見たド・シロウト(=ワシ)には伺い知れぬ事情があったんでしょう。相性なのかな?文化なのか。各々伝統もありますから。かなり以前からの贔屓、久々に陶然として聴き惚れました。
他、Respighi 交響詩「ローマの噴水」/組曲「ブラジルの印象」〜アルチェオ・ガリエラ/フィルハーモニア管弦楽団(1956年?)・・・Alceo Galliera(1910ー1996伊太利亜)はフィルハーモニア管弦楽団の初期を支えた名匠。交響詩「ローマの噴水」はネット情報が探せません。残念ぎりぎりモノラル、明るく素直な響きのオーケストラを活かした快演でしょう。
では、行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
朝晩は季節外れに冷えるので職場にはエアコンが入って、昼前には気温が上がりすぎているのに、皆気にならんのか。温度調整したり、送風に変えたりするのは自分です。新人相棒への引き継ぎは未だ前・相棒のお仕事なので自分はヒマ・・・過ぎていつものお仕事ミス連発、取引先に送付するファイルを添付間違ったり、作業点順が途中ごっそり抜けたり、緩みきってそのフォローに冷や汗連続。生真面目若いのに昭和な風情漂う新・相棒は精神的にぱつんぱつんみたいです。他チームの若い新人女性二人もそうだろうとは思うけれど、見た目笑顔を絶やさず余裕に見えるのは偏見でしょうか。
昨夜は初級エアロビクスの日、ヴェテランのお兄さんが新担当、フクザツな動きについていけまへん。ま、それでも参加者中黒一点汗を流すことに価値有、還暦過ぎて恥じらいもありません。亡父の遺品である「シャネルのジャージ」(1980年代風裾がすぼまった絶滅バージョン)着用して頑張りました。夜、鼻水激化挙げ句咳き込んで深夜途中覚醒、明日辺り再び耳鼻咽喉科に通わなくては。
本日は若い相方を初めて取引先定例会議へ連れていきます。運転は大丈夫?歴代皆ヘタやったからなぁ、ガマンして運転させないと上手くなりませんから。会議そものはユルく、和気藹々と愉しいものです。
Villa-Lobos ピアノと管弦楽のための幻想曲「モモプレコーチェ」/ブラジル風バッハ第4番前奏曲/ブラジル風バッハ第2番「トッカータ」(カイピラの小さな汽車)/ショーロ第10番「愛情の破れ」〜ソニア・ムニース(p)/エレアザール・デ・カルヴァーリョ/サンパウロ交響楽団(1985年?)・・・Eleazar de Carvalho(1912ー1996伯剌西爾)は亜米利加で学び、活躍し、母国で教育者としても有名だったそう・・・って、一生懸命ネット検索を掛けていたら【♪ KechiKechi Classics ♪】が出現するじゃないの。内容的には以前のコメント通り、とくに「カイピラの小さな汽車」はHonneger「パシフィック2-3-1」に於けるリアルな写実とは別世界、田舎の高原を走るなんともほのぼのとした魅力であります。ショーロ第10番「愛情の破れ」は大々的に合唱も入って+例の如し伯剌西爾哀愁の旋律が最高!でもね
ライヴ拍手入り(1985年はLP発売年かも)まずまず明晰な音質には奥行きが足りない、それとオーケストラが上手くないなぁ、ピアニストの技量さておき無定見な幻想曲はバラバラな印象。後年のサンパウロ交響楽団はもっと立派なアンサンブルでしたよ。いずれ珍しい音源、いったどこから引っ張ってきたのか、LP?のレーベル番号さえ探せません。
今朝、Schubert 交響曲第8番 変ロ短調「未完成」〜ヨーゼフ・クリップス/ウィーン・フェスティヴァル管弦楽団(1962年)・・・これってLP時代「コンサートホール会員入会記念!350円」に入っていませんでした?オーケストラはウィーン交響楽団か。薄っすらとした記憶では音質(盤質)情けないほど濁っていたはずが、けっこう”聴ける”ちゃんとしたもの、演奏もメリハリがあって個性の出しにくい「未完成」を魅惑たっぷりに聴かせてくださいました。
では、行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
今朝3度Cって、4月でっせ、もう。この冷え込みはなんでしょう。一昨日ムリムリ新人との酒席に借り出されて(もう不味い居酒屋メニューはご勘弁)寒風の夜に帰宅したらどーも風邪気味、昨日午前中は頭痛に悩まされて昼からバファリン服用して乗り切りました。新・相棒は現在前・相棒との引き継ぎ中なので自分の出番はなし、粛々と日常業務を消化しつつ、職場の若い連中が持ち込んでくる無理難題をなんとかしたり、そこそこ充実した一日でした。その無理難題は無理難題でして、当面の姑息延命処理をしたのみ、ここ一二週間で最終決着が必要です。年寄りなヴェテランを休ませぬ周りの配慮でしょう。
若い者を毎年世話(カワイガリ)してきて、いつも思うのはパソコン得意じゃないなぁ、ということ。なんせスマホ世代ですから。スマホは便利だけど、それだけでお仕事できませんから。Wordは使ってもExcelはほとんど使ったことがない、まずショートカットキーの使いからから教えなくっちゃ。なんでもマウスを使おうとするからデータの捌きが遅くって仕方がない・・・鍛えるのは若いウチ、40過ぎたら身に付かんし、誰も教えてくれませんよ。そういえば一昨日こっぴどく説教された若者三人はちゃんと9時までに職場入りしておりました。
20年以上愛用している圧力鍋の重りを見失った件、メーカーに連絡すると重りも(ついでに)パッキンも在庫があるとのこと、注文しました。この遣り取りが微妙、メーカーのフォームにロットナンバーも付加して在庫確認をしたら返送有、「ロットナンバーを連絡ください」って、ロットナンバー送りましたって。ま、冷静にロットナンバー再送、すると「パッキンの在庫ございます。おいくらです(けっこう高いけど想定の範囲)」と返送有。いえいえ重りが欲しいんです・・・このご担当はウッカリ者?(パッキンの過剰在庫に苦しんでいたのか)困ったもんですね。圧力鍋の老舗メーカーはカスタマー対応の改善をしたほうがよろしなぁ、届いたらしっかり、永く愛用いたしますので。
Mozart 交響曲第1番 変ホ長調K. 16/交響曲第4番 ニ長調 K. 19/交響曲 ヘ長調 K. Anh. 223/交響曲第5番 変ロ長調 K. 22/交響曲第7番a ト長調 「旧ランバッハ」 K. Anh. 221/交響曲第43番 ヘ長調 K. 76〜ジェフリー・テイト/イギリス室内管弦楽団(1984-1993年)・・・栴檀は双葉より芳し。若々しくシンプル、無垢な愉しい作品が続きます。Jeffrey Tate(1943ー2017)は身体が不自由だったし、オペラ畑で活躍されラストはハンブルク辺りのオーケストラ在任でしたっけ。40-50歳台円熟の時期に、Mozartの交響曲全集を録音しておりました。とくに初期作品はホグウッドとかピノック辺り、古楽器で聴く機会が多くて、溌剌軽快な躍動に間違いないけれど、この人の表現はオーソドックス、オーケストラも名手揃いに印象は”フツウ”、いえいえそんなこと云ったらバチ当たりまっせ。
昨夜はしっかりスポーツクラブ。強設定のエアロバイク、160Kcal達成直前に左ふくらはぎに痙攣が来て七転八倒。やや風邪気味を配慮して早々に就寝、今朝は早めに起きて・・・Respighi 交響詩「ローマの松」〜ロリン・マゼール/ベルリン・フィル(1958年)拝聴。60年以上前、マゼール28歳の輝かしい記録也。太古録音だけど、現役でしょう。
では、行ってきます。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日新人来訪、その前に先週末の失敗はほとんど最悪の結末となって取引先・自分とも気分悪いこと、自業自得、もともとこのご担当にはちょいと問題があって、なるべく触らないようにしていたのに、自分の判断見込みが安易(ミス)でした。いったん決着は付けたし、もう忘れましょう。閑話休題(それはさておき)、若者20歳代中盤の3人(東京千葉神奈川出身関東人)はやはり(ぱっと見)女性二人が優れているんやなぁ、新しい我が相棒(男)はおとなしく神経質っぽい、昭和の匂いがする真面目な雰囲気を持っておりました。誰か要らんことを云ったのか皆9:30-10:00に出勤してきて、夜、呑みにいった時マネージャー(朋友の爺)から思っきり叱られておりました。(仕方がなく酒席お付き合いしました)
建前上から云えば正規雇用の勤務形態はフレックス、コアタイムは11:00-3:00、理屈では11時迄に職場に到着すればよろしい。でもさ初日でしょ、右も左もわからないから教えてもらう立場でしょ?自分やったら8:30には来てるよなぁ。帰りに「失敗だったね」なんて本人たちが言い交わしておりました。本日から我が新・相棒には具体的な実務作業をこなしていただいて(能力はわからない)実際に走りつつお仕事を身に着けていただきましょう。
新元号発表。安倍ちゃん菅さんは一斉地方選真っ最中に、上手いこと露出を高めましたね。祝賀ムードもよろしいでしょう。象徴天皇制というわかったようでわからぬ曖昧な制度も、日本人らしくて悪くないかと。その選挙の事前調査では、どーもどんでん返しのドラマはないようで、既定路線ってオモロないかんじ。
Boccherini 交響曲第13番ハ長調/第15番イ長調/第16番イ長調/第17番ハ短調/第18番ニ長調/第19番ニ長調(序曲)/第20番ニ短調〜ミヒャエル・エルクスレーベン/新ベルリン室内管弦楽団(1992年)・・・バロック辺りの音源点検整理をしていて久々Luigi Boccherini(1743ー1805伊太利亜)を取り出しました。バロックと自分勝手に分類したけれど、Franz Joseph Haydn(1732ー1809墺太利)の生涯にそのまま収まる古典派?この作品もギャラントな旋律、溌剌として躍動する生真面目なリズム、それはモダーン楽器を駆使したアンサンブルの個性もあるでしょう。オーケストラはMichael Erxleben (1960-)が1987年に創設した団体、ヘルムート・コッホのベルリン室内管とは別物?他似たような名前の団体もあるとのこと。これがかなり硬派でかっちり充実した音で鳴るんです。
LP時代、この辺りとかマンハイム楽派の音源はとても少なくて、FMから心躍らせて聴いてましたよ。立派な演奏をたくさん聴けるようになったのは僥倖、但し、BachVivaldi辺りほど人気はないので古楽器による演奏はあまり多くないかと。なんせ未だチェロ協奏曲(しかも一部)くらいしか一般には聴かれませんから。
では、行ってきます。いつもの定例のお仕事(新人指導はまず前任相棒より引き継ぎ)+昨日の積み残し数件、それからクリアいたしましょう。
2019年4月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一年の区切り、本日はサラリーマン(の端くれ/草臥れても)にとっての正月、新鮮な気持ちで迎えるエイプリル・フール、そして新・元号発表とか、きっとテレビのワイドショウやらニュースはこれでワン・パターンに持ちきりなんやろな。こちら、週末のムリムリ強硬策のフォローをしなくっちゃいけないから、ほんまはいつもと変わらぬ継続であります。そして未来の可能性に溢れた若者たち3人が職場にやってくる・・・
昨日は自分なりかなり入念にお掃除をして、それだけでもけっこう運動になったのかも知れないけど、昼前にしっかり市立体育館トレーニング・ルームにていつものワン・クール、しっかり下半身鍛錬+ストレッチ、心肺を鍛えて汗を流してきました。シャワーが(使え)ないのが困ったもの(お役所の非常識)。いつもお仕事に忙しい女房殿の帰りはやや遅れ、帰宅後に軽くうどんなどを仕立てました。
おそらくは20年以上愛用している圧力鍋の重りが行方不明、シンク下など一斉捜査しても発見できません。ロットナンバーを確認してパッキンと一緒にメーカーに注文してみようかな?部品の保持期間は廃番後5年とのこと、なんとか互換機の部品は残っていないものか。数千円の支出もムダではありません。
Mozart ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453(1986年)/ロンド ニ長調K.382(1990年)/第18番 変ロ長調K.453(1986年)〜内田光子(p)/ジェフリー・テイト/イギリス室内管弦楽団・・・内田さんは未だ現役を張れる年齢、これはJeffrey Tate(1943ー2017)が未来の巨匠として期待されていた時期(EMIのMozart交響曲全集録音)もう30年以上前の録音になってしまいました。音質演奏とも完全現役、浮き立つような春のステップを連想させるト長調協奏曲K.453、のんびりとした変奏曲が得も言われぬ優雅な魅惑を振りまくニ長調ロンドK.382、変ロ長調協奏曲K.453第2楽章「Andante un poco sostenuto」哀愁の変奏曲は歌謡性を誇って「フィガロ」との関係が深いもの。大好きな作品ばかり、内田さんの入念な描き込みはもちろん、テイトのバックがびっくりするほど立派でした。
数日前に聴き流したものの覚書き。Tchaikovsky 交響曲第6番 変ロ短調「悲愴」〜小澤征爾/パリ管弦楽団(1974年)・・・小澤さんは1935年生まれだから未だ活躍できる年齢だけど、最近病いがちみたいですね。これは39歳の記録。パリ管はショルティからバレンボイムに変わる頃(違和感ばかりの首席人選?)この時期、既にアンサンブルが整って充実したサウンドを聴かせているのはカラヤン-ショルティの連続巨匠登板の成果でしょうか。明るく軽快な響き、緻密な細部描き込みは小澤さんらしい表現、露西亜の憂愁に非ず、スッキリとしたメリハリ演奏でした。
これより洗濯、そして弁当作り・・・いつもと変わらぬ一日が始まります。