2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一週間はあっという間、こうして一週間を規則正しく、日々の課題、中期的な宿題をクリアして時は過ぎていくのでしょう。GWもずいぶん以前のように感じて5月も終わりです。昨日は午前中、お隣のメジャー営業チーム取引先の大きな行事、先週の自らの分と同じ内容だったし復習のつもりで参加、東京本丸担当の説明途中ツッコミなど勝手に入れて、終了後フォローに感謝されたのは意外でした。昼からいつもの取引先定例打ち合わせも充実しておりました。昨日はスポーツクラブ定休日、市立体育館に行こうか?一瞬考えて安易にフロへ・・・夕食も(気持ち)控えめにしたはずなのに今朝+500gほど、運動していないから体重戻らんのか。
幾度繰り返す高齢者の暴走運転事故。頻度上がってますか?高齢化社会の反映でしょうか。免許返納の動きが高まっているらしいけれど、自家用車以外動きようのない地方都市での生活はどうなるのでしょう。我が家は前・尼崎在住時代「都会だからクルマは要らない」生活を経験して、こちら名古屋文化圏は車社会モロ、女房殿お仕事都合で復活、それも来月には廃車、駐車場解約の予定となりました。
Mozart 交響曲第39番(1966年)第40番ト短調/第41番ハ長調(1961-62年)〜カール・ベーム/ベルリン・フィル・・・ Karl Bohm(1894ー1981墺太利)は往年の巨匠、著名オーケストラのメンバーより尊敬された立派な、真面目な人だったらしい。古典音楽に馴染み始めた中学生の頃、この音源評価は鉄板、現在ならちょっと信じられないほど。若き日、社会人となって中古LPを集めまくっていた頃ついに!彼の重い交響曲全集を入手して達成感がありました。ところが交響曲第40番第41番はなぜかDGベルリン・フィルに非ず、PHILIPSコンセルトヘボウ旧モノラル録音が封入・・・前所有者の事故?配慮フォローだったのでしょう。実際にこの録音を聴いたのはCD時代、駅売海賊盤でした。(お恥ずかしい以前の駅売海賊盤へ一部コメント有)
先週聴いたMahlerでも感じたけれど、ベームの手に掛かるとカラヤン時代のベルリン・フィルもジミに素朴質実に響くのですね。アンサンブルは誠実に整って、細部迄描き込んでも、それは”緻密な集中力”に非ず、茫洋淡々と音楽は進みます。力強い陰影!巨匠世代のスケール大柄な表現でもない、種々古楽器(系)演奏を聴いた現在の耳にはあまりに多彩な変化に乏しい生真面目四角四面な印象・・・それでも名曲は名曲。ここ最近小規模な交響曲でも3曲続けて・・・といった集中力は減少気味でも、カール・ベームに畏敬の念を抱いて、しっかり全曲拝聴してちょっぴり原点回帰の気分に浸りました。もう半世紀以上前だもんな。
今朝はHaydn 「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」作品51〜ブッフベルガー弦楽四重奏団(2004ー2008年)・・・初耳作品。これは弦楽四重奏による”受難曲”だったのですね。序奏から始まって、ラスト地震に至る間に「7つの言葉」が配置され、いつになく暗くシリアスなHaydnが聴かれます。まだまだ作品のお勉強中。
では、行っています。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
レオパレス取締役総退陣とか、閑話休題(それはさておき)お仕事それなり充実して+恒例の愚痴、この場でのストレスの発散申し訳ない。(以下、色々書いてほとんど消しました)
若い相棒には例年以上に大苦戦な試練、先週のドタキャン寝坊事件は終わったこと、周りはそう思っていないようで、引き継いだ前年の若い者より「どうですか?大丈夫ですか」と心配げに声を掛けられました。スタッフからデータ処理点検指摘も自分のミスだったら「修正しておきましたよ」、彼には冷たく「すぐ直してください」とのみ。新人がお仕事至らぬのは当たり前、一生懸命努力する姿勢、失敗したら誠実なお詫び、改善への前向きの姿勢が大切。ミスを指摘すると”やってます、わかってます!”というのが口癖、可愛げがない。
昨夜は初級エアロビクスの日。相変わらずおっさん他参加なし黒一点。その前に上半身マシントレーニング(←これが妙に快い)後にはストレッチしっかり実施。体重68kg中盤辺りの”踊り場”抜けを目指しております。敵は頑迷な内臓脂肪ですから。
Copland エル・サロン・メヒコ(ニュー・フィルハーモニア管弦楽団1972年)/野外序曲/ビリー・ザ・キッド/組曲「静かな都会」/ジョン・ヘンリー〜オーケストラのための鉄道バラード/我等の町/市民のためのファンファーレ(ロンドン交響楽団1967ー1972年)/ラス・アガチャダス(シェイク・ダウン・ソング)(ニューイングランド音楽院合唱団1965年)〜アーロン・コープランド・・・Aaron Copland(1900ー1990)は旧き佳き亜米利加そのもの、といったステキな音楽ばかり。お気に入りですよ。作曲者自ら多く状態のよろしい録音を残してくださったことに感謝。Stravinskyもそうだけど、プロの指揮者に非ず、自作の解釈を知る稀有な記録かと。明るく、弾むように軽快なリズム、安寧に心安らぐ静謐な旋律、金管ソロのウキウキするような歌連続。ラストに配置された爽快明朗「市民のためのファンファーレ」は”料理の鉄人”テーマとして有名になりました。
Stravinsky 組曲「プルチネルラ」(1924年版声楽なし)/交響曲ハ長調/ロシア農民の歌/ロシアの神聖な歌/バレエ音楽/舞踊カンタータ「結婚」〜ロバート・クラフト/聖ルカ管弦楽団/グレッグ・スミス合唱団/ロザリンド・リース(s)/カスリン・チージンスキ(ms)/サム・ハッチェソン(t)/デイヴィッド・エヴィッツ(br)/マーク・ウエイト(p)/グェンドリン・モス(p)/トーマス・シュルツ(p)/エリザベス・デ・フェリーチェ(p)/ゴードン・ゴットリーブ、ゴードン・チャーレストン、リチャード・フィッツ、ジョセフ・パッサロ、ジョン・シェリー、グレン・ヴェレツ(パーカッション)(1991年頃?)・・・久々の拝聴。というかこんなCD持っていたっけ?リンク先かつて自らのコメントにはNAXOSに復活していない音源らしい。これが最高!速めのテンポにヴィヴィッドな躍動連続、オーケストラも声楽も滅法腕が立って軽快なサウンドが際立ちます。カッコ良い作品連続!Stravinskyは大好きだけど「交響曲ハ長調」だけは妙に苦手、これも小編成スリムな響きに細部明晰に浮き立って、ようやく作品の真価を見極めたのがこの演奏です。特異な編成、バーバリズムの極致みたいな「結婚」、どきどきするほど興奮させられましたよ。音質最高。
今朝も早朝覚醒したのでMozart レクイエム〜ジョージ・セル/ウィーン・フィル(1969年ライヴ)拝聴。あまりに厳しい語り口、朝っぱらから選曲を誤りました。
では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
川崎の大量殺傷事件に絶句。安閑として平和な生活、生命こそ宝。
お仕事は小さな行き違い、自分のミス、スタッフ連携の運用ミスがあっても、それはたいしたことはない。午前中、小さな宿題が5つくらい重なって同時進行、ノーミソ容量を超えました。それも含めてクリア、これはボケ防止でっせ。嘱託途中雇用の女性スタッフが一人辞めるとのこと、よう働いてくれたんだけどなぁ、人間関係、距離感が難しいみたい。正規雇用は人事異動転勤でつぎつぎ新陳代謝するけれど、地域密着型雇用はずっと職場はここだからなぁ、自分も完全引退決意迄このままですから。
先週末、ドタキャン寝坊事件な若い相棒、フレックスタイムだから11時コアタイム迄に出勤すればよろしいのは建前、月火と重役出勤継続、失敗したことは仕方がない、それを責める職場でもないけれど、信頼を失ったことは事実(とくにバックヤードを守ってくださる女性スタッフより=ほとんど致命的)カッコだけでも良いからほとぼり覚めるまで9時に出勤しとけ、と説教しました。こちら数十年のヴェテランだって、お仕事切羽詰まったら早く出勤してますよ。周りから冷ややかに見られていることに気付かないみたい。職場トップより”次を見据えてお仕事段取り付けろ、残業前提に考えるな!”〜これは自分のモットーでもあります。
昨夜もいつも通りスポーツクラブ、ストレッチ(柔軟性増したと自覚)〜上半身マシントレーニング〜ステアマスター〜ストレッチ。体重は68kg中盤に安定、なかなか67kg台に行き着かないのは”踊り場理論”。妙にハラが目立つのは、腹部横側?上部かな、贅肉脂肪がやや落ちてほかが際立つということでしょう。筋肉ついて体重減ってますから。昨夜は残念、”美尻姉さん”はお休みでした。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」(1969年)/交響詩「ナイチンゲールの歌」(1972年)〜エルネスト・ブール/南西ドイツ放送交響楽団・・・Ernest Bour (1913-2001仏蘭西)はハンス・ロスバウトの後継、このオーケストラはいかにも現代音楽が得意といったイメージがありますね。1990年代前半に入手した高価4枚組CDは想い出深いもの、放送用音源らしくどれも音質は良好、作ったところのない自然な感じ。なんせお気に入りのStravinsky、しかも一番人気代表作、オーケストラの技量を問われる作品は”クール怜悧に燃える”演奏でしょう。ちょうどピエール・ブーレーズ二度目の録音と同時期、オーケストラは滅茶苦茶上手い!とは思わぬけれど、各パート風通しよろしい解像度の良さ、描き分け明晰なこと、リズム感は特筆すべき完成度でしょう。要らぬ余情を排した”現代音楽の古典”に相応しい完成度。歌劇短縮版的「ナイチンゲール」も同様のスタイル、但し、こちらはやはりオリジナルで聴きたいもの。
今朝早朝覚醒したのでHoffstetter (1742-1815)弦楽四重奏曲第4番変ホ長調 作品3ー4(1937年)/第5番ヘ長調 作品3-5(1933年)〜プロ・アルテ弦楽四重奏団・・・拝聴。Arte Quartetは1913年にデビューした白耳義の太古団体とのこと(→亜米利加へ。メンバーチェンジして活動継続中とか)。現代音楽の紹介に果敢に取りんでいたらしい。これは4枚組中伝Haydn作とされた余録CDわずか17分。著名な「ハイドンのセレナーデ」を含みます。とろとろのポルタメントを期待したら、さすが現代音楽のグループ、意外なほどモダーンなスタイル、そして良好な音質。のんびりのびのびした作品を気持ちよく聴かせてくださいました。
更にIves 交響曲第2番〜バーナード・ハーマン/ロンドン交響楽団(1972年)・・・わかりやすく平易な5楽章40数分拝聴中。では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いつもの一週間が始まって、ミーティングにて自分が担当する諸課題を職場の共通認識としました。先週末、若い相棒ドタキャン寝坊事件は、ことさらに言い立てるつもりもなくて黙ってフォローしたけれど、人の口に戸は立てられず”タイヘンでしたね”と数人に声を掛けられました。別にタイヘンでもなんでもなくて、想定の範囲内。じつは予想してました。出来の良し悪しさておき(新人がお仕事できないのは当たり前)失敗してもナニしても、職場内外周りに可愛がられること、愛されることが大切。これは還暦超えの自分だって同じこと、彼はそこが最大の課題でしょう。
3-4月札幌三往復して美食の限り、結果数年前水準72kg(+3kg)になってしまって、GW前後頑張って69kgに戻しました。数日前68kgちょうどくらいまで追い込んで、こりゃエエ感じやなぁと。スポーツクラブにあるTanitaの詳細計量評価では総合評価「標準」、体脂肪率は標準でも内臓脂肪過剰は問題、もうちょっとで健康体へ!〜ところが最近節制して運動しても日々69kg半ばへ行ったり来たり、これが”My 踊り場理論”。ここで挫けず諦めずに頑張れば、更に一山超えることでしょう・・・まるでおみくじ中吉のようなことを考えて曰く”怠れば危うし”〜名言でっせ。
昨夜はエアロバイク省略、ストレッチ、上半身マシンで鍛えて+ステアマスター15分(若いインストラクターの指示通りしっかり踏み込んで)汗を流しました。若く鍛えた女性が激しいマシントレーニングを日々繰り返して(毎日見掛ける)ピッタリとしたトレーニングウェアにお尻が抜群にカッコ良い!(ド・スケベ心隠してさり気なく観察)流行りの”美尻”を目指しているのか。ストイックですね。こちら負けずに”美腹”を目指したい。
Mahler 交響曲第8番 変ホ長調〜ウィン・モリス/シンフォニカ・オブ・ロンドン/New Philharmonia Chorus/London Bruckner-Mahler Choir/Ambrosian Singers/Orpington Junior Singers/Highgate School Choir/Finchley Children's Music Group/Joyce Barker, Elizabeth Simon, Norma Burrowes, Joyce Blackham,Alfreda Hodgson, John Mitchinson, Raymond Myers, Gwynne Howell(1972年)・・・数年ごとに聴いているお気に入り音源也。Wyn Morris(1929ー2010)はウェールズの指揮者。地味な存在だったけれどBeeやんの交響曲全集も録音しておりました。(未聴)Mahlerのスペシャリストだったらしいけれど、全曲録音ならず。メジャーレーベルじゃなかったから一部の好事家のみの話題でした。実演ではどんな活躍だったのでしょうか、ジョージ・セルの弟子筋?合唱が本来の専門であったとか。これは遅めのテンポにじっくり細部描きこんで解像度の高い、落ち着いてスケールの大きな演奏でした。オーケストラはおそらく”寄せ集め録音用”と思うけれど実力充分。
合唱の扱いが抜群、その昔FM放送にて出会ったバーンスタイン/ロンドン交響楽団(1966年)は熱狂的な推進力に阿鼻叫喚混沌混迷の渦に困惑しましたもの。(現在のオーディオ環境+耳にはどう届くか未確認)こちら大人数声楽と管弦楽のバランス、大規模な編成も細部各パート迄しっかり”聴こえる”統率であります。この時代、R.Strauss辺りもそうだけど多弁多様色彩豊かな旋律が溢れ出て、”どこが交響曲やねん!”的巨魁な作品は美しく、わかりやすく響き渡りました。最高。
今朝5時頃自然覚醒してMahler 交響曲第9番イ長調〜レイフ・セーゲルスタム/マルメ交響楽団(2010年ストックホルム・ライヴ)・・・拝聴。デンマークでのセッション録音とは別途、Mahler Festival2010年全曲連続演奏会(種々指揮者オーケストラが分担)の一部。Leif Segerstam(1944ー芬蘭土)は自分以上太り過ぎに健康が懸念される方、お元気で活動しているでしょうか。この作品はかつて異様な緊張感と特別荘厳な印象を抱いていたけれど、日常のレパートリーとなりました。オーケストラの響きは瑞々しく、あわてずていねいな仕上げ。ライヴ故第3楽章「Rondo-Burleske(きわめて反抗的に)」辺りにややもたつきが見られるけれど、たっぷり歌って美しい演奏であります。
では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
抗アレルギー剤の顕著な副作用か、終日眠くて眠くて・・・この時期異様な猛暑は、たしかに日差しは強いけれど、湿度は低いようでさほどに不快ではありません。昨日午前中自宅におとなしく過ごして、昼から市立体育館へ、お気に入りステアマスターは屈強なる中年男性が延々と独占して使えず、上半身のマシントレーニング中心+ストレッチしてきました。女房殿も同行したけれど前日テレビで見た”腰痛防止ストレッチ”を中途半端に我流で実行したためかむしろ悪化、柔軟性に難有。
昨夜五夜連続ドラマ「白い巨塔」最終回。いろいろ文句をつけたけれど、ようできた筋書きでっせ。前回との比較は時代故”五夜”にまとめたから、あちこち刈り込みがあったのでしょう。現代なら”権力者に愛人”は常識ではない時代、沢尻エリカに焦点が当たっておりました。野坂教授を女性に当てる(市川実日子)のも時代でしょう。患者・佐々木庸平を演じた柳葉敏郎、奥様の岸本加世子は最高、大阪の小さな繊維問屋の初老ワンマン社長をみごとに浮き立たせておりました。他の配役は”アク”が足らんのですね。鵜飼裕次医学部部長は唐沢版ではたしか伊武雅刀、松島豊に彼(か)のエグさ、いやらしさは出せません。奥様である浅田美代子はかつて野川由美子が演じて、その存在感の欠片もなし(そういうつくりなのでしょう)
先週大きな行事も終えて、お仕事一段落、当面特別な宿題はない(3ヶ月-6ヶ月スパンくらいの課題はある)と思うので有給消化を考えましょう。5月も今週で終わりだ。
Mahler 交響曲第3番ニ長調(1973年ライヴ)/Berg 歌劇「ルル」組曲(1971年ライヴ)〜ジャン・マルティノン/フランス国立放送管弦楽団/合唱団/ヒルデガード・ルトガース(ms)/マリー・リンゼイ(s)・・・Mahlerはとくに音質が重要と思うので、あまり過去の音源を追いかけておりません。Jean Martinon(1910ー1976もったいない寿命やなぁ)にはたしかシカゴ時代にも第3番の録音があって(未聴)得意の作品だったのでしょう。ギネス級長大なる作品もお気に入り故難なく全曲拝聴、爽快な旋律サウンドはこの気候に相応しい壮麗なもの。立派なスケール構成を愉しんだけれど、オーケストラがあまり上手くないと感じるのは、21世紀のアンサンブル水準に馴染んでいるからでしょう。Bergというクールな組合わせも配慮されたもの。
Mahler 交響曲「大地の歌」〜ブルーノ・ワルター/ウィーン・フィル/カスリーン・フェリア(a)/ユリウス・パツァーク(t)(1952年)・・・この前に「リュッケルト歌曲集」より3曲収録され、昨日の【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新絡みで確認したもの。これはほんの中学生時代から(もちろんLP)の愛聴盤。”ステレオではない”以外完璧クリアな音質、この時期のウィーン・フィルは戦争で疲弊して・・・云々既に鬼籍に入った世代のコメントさておき、ワルター率いるウィーン・フィルの美しさ、パツァークの無頼、フェリアの情念を感じさせる声は現代に消えてしまったものでしょう。最高。
では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一昨日終日行事対応にエアコンのよう効いた会場にいたせいか、昨日ようやく日差しのきつさに気付きました。関東地方に豪雨、そして地震もありましたね。最近悪慣れして”ものすごく悲惨な被害”が出ないと話題にならぬのもヘンな風潮です。そしてトランプさんがやってきて相撲観戦するそうな。昨日午前は通院のハシゴ、未だになんのアレルギー?症状継続中。ヤフオクCD処分復活のテスト出品して、かなり力の入った出品選定にほとんど無反応〜”CD時代の終わり”を実感したり、音源データ焼き込み用に入手したDVD-R100枚、入手後3枚連続焼き込み失敗にamazon返品手続きしてみたら、返送前に代替品が届いたり・・・どーでもよろしいことが続いた日常であります。
昨日昼から市立体育館へ、女房殿も行く!と同行、小銭(110円)がちょうどないから払ってね、そんなお願いしてサイフ忘れる大失態!(急ぎ帰宅往復)とにかく久々のトレーニング、彼女はもともと痩せて筋肉不足+柔軟性もアウト、これじゃそう遠くない時期にヤバいことになりまっせ。若い頃はスポーツウーマン(バレーボール)だったらしいけど。
Mahler 交響曲第1番イ長調〜レナート・スラットキン/セントルイス交響楽団(1981年)・・・Leonard Slatkin(1944-亜米利加)が一躍名を上げた、セントルイス時代(1979ー1996在任)未だ30歳代の録音。彼のMahler録音は少ないけれど、これは出色の鮮度を誇って、まずTelarcの録音が素晴らしい。不自然なほどの左右分離、各パートクリアな解像度の良さ。金管のレンスポンス切れ味、鳴りっぷりの良さはオーケストラの実力を感じさせ、表現そのものは逡巡のないストレート系、溌剌としたもの。爽快なる”青春の歌”を堪能させてくださいました。馴染みの作品に久々しっかり手応え有。
J.Strauss Collection/Early Recordings on 78s-CD6「Salon Concert」/加速度円舞曲:ダヨス・ベラ楽団(1928年)/トリッチ・トラッチポルカ:ケルン・ピアノトリオ(1936年)/朝の新聞:バルナバス・フォン・ゲッツィ楽団(1933年)/ウィーンのボンボン:ハンス・ブント/大ダンス楽団(1941年)/美しく青きドナウ:トミー・ドーシー楽団(1937年)/美しく青きドナウ:ジョセフィン・トゥミーニャ/ジミー・ドーシー楽団(1937年)/芸術家の生活:アダルベルト・ルッター楽団(1936年)/ウィーンの森の物語:ロードのヴァイオリンとジプシー楽団/酒・女・歌:ハリー・ホーリック(1938年)/ウィーン気質:カーメン・キャバレロ(1942年)/シトロンの花咲く国:アドルフ・ヴレーゲ(1950年頃)/南国のバラ:アルバート・サンドラー/パームコート・オーケストラ(1945年)/春の声:バルナバス・フォン・ゲッツイ楽団/宝のワルツ:パウル・ゴドウィン(1931年)/皇帝円舞曲:ビング・クロスビー/ヴィクター・ヤング楽団(1947年)/こうもり接続曲:マレーク・ウェーバー楽団(1927年)/ジプシー男爵接続曲:マレーク・ウェーバー楽団/J.シュトラウス・ワルツ集:ウィーン・ボエーム楽団(1936年)・・・日本で編まれた「ヨハン・シュトラウス・コレクション。SPに聴くシュトラウス 20世紀前半SP録音集成」7枚組は凄い!連日聴いて、思わぬ音質水準、自由な風情に痺れておりました。これは6枚目「サロン・コンサート」。名前だでけも知っているのはビング・クロスビー(Bing Crosby、1903ー1977。亜米利加往年の人気歌手)、カーメン・キャバレロ(Carmen Cavallaro, 1913ー1989。亜米利加のピアニスト)くらい?誰でも知っている旋律を巧みにリズム編成とも換骨奪胎させ、ノリノリに愉しい演奏ばかり。ウィンナ・ワルツ好きには堪らぬ魅惑の音源であります。他CD6枚分、昔馴染みのSP時代ワルツ音源もあるけれど、どれも心豊かにさせてくださる珠玉の存在。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
英国のメイさんが辞めるとかなんとか、世間の問題やら我が家の家計問題、女房殿の母親の心配など社会矛盾から目を逸らして、自分の健康とお仕事に専念している日々。昨日は通常週でもお仕事山場+半年に一回の取引先を呼んでの行事、いっそう早めに出勤して鬼神の如き集中力にて通常分は一時間ほどにて無事快速処理、前日残業して小さい宿題を残さなかったのが良かった。そして行事会場の鍵を開け、机を設定し、荷物と資料備品+サンプルを運び込み、スタッフの女性チームも所定の赤いエプロン(これが可愛らしく似合う)事前打ち合わせ通り全面フォロー、午前中若い相棒分の担当分野のお客を迎えるばかり・・・ところが肝心の担当本人が出勤しない・・・実質上自分が事前資料準備やら本番の説明は全面フォロー準備万端だけど、いつもは優しいスタッフもざわついて・・・開始30分前にケータイ有「今起きました」と。短気なワシも絶句、「わかった」と。
職場トップが心配して「ワタシから云うから」と気を使ってくれました。激怒を心配したのでしょう。実際は目の前の処理で精一杯、説教の余裕もなし、諦めました。
午前中の対応は淡々と無事問題なくクリア、短い昼休みはメール案件などいくつか点検して、昼からの自分担当分の準備、東京本丸からも3人応援を迎え、取引先担当を迎えました。昼頃相棒到着、黙々と昼からの準備に勤しんでおりました。そして幾度経験しているヴェテラン故、自分の担当分野本番は無事クリア、終日立ち通し、喋り通しにケツ辺りの筋肉痛、疲労感もピーク。中期的な宿題さておき、当面のことは全部なんとかしたんじゃないか。達成感ありますよ。2年現場研修後実質新人の指導の件は自分の試練でしょう。人それぞれ個性有出来の良し悪しさておき、毎年パターンも違って、今年は彼を可愛く感じられない、”カワイガリ”も”愛のムチ”も通用しない、やる気もなし。彼は一年で異動かもなぁ、相応しい定形事務作業部局を探してあげないといけないかも。ここは現場、臨機応変な取引先対応の連続ですから。
後片付けもスタッフやら職場の仲間に応援いただいて、いつも通り定時退社。女房殿がお仕事辞めたので夕食も準備され、夜心身ともの疲労をスポーツクラブにてフォローしました。ストレスから菓子のサンプルを夜バリバリ喰ってしまって、一日前より+600gほど?それでも減量傾向、この分は本日一日で戻しましょう。
Mahler 交響曲第1番二長調〜アルミン・ジョルダン/スイス・ロマンド管弦楽団・・・この音源はNMLにあるけれど、不遇な存在、ネットより情報を補足できません。Armin Jordan(1932ー2006瑞西)は独逸系の人。仏蘭西系瑞西の名門オーケストラは偉大なるErnest Ansermet(1883ー1969)逝去後、なんとなく違和感続きのシェフを迎えて、彼を迎えてようやくかつての栄光を期待された時代とのこと。詳細報は探せないけれど、このオーケストラ在任は1985-97年、その辺りでしょう。スイス・ロマンド管のMahler?って、過去他にありましたっけ。現役のジョナサン・ノットだったらレパートリーの中心でしょうが。
アンサンブルは端正に整って優秀なのはアンセルメより後の改善、全体にサウンドが軽く明るいのは伝統でしょう。海外レビューに一部絶賛の声はあったけれど、ゴリゴリとした陰影とか歌心とか足らんのとちゃうか、馴染みのお気に入り作品故そんな勝手な感想を抱きました。最後までさらさらと耳あたりよろしく音楽は流れて、なんとなく物足りない。
他、Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜オスモ・ヴァンスカ/ラハティ交響楽団(1996年)など拝聴。有意義な週末休みを堪能いたしましょう。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
本日自ら主催、取引先を呼んでの行事対応、最終準備すべき午前中に若い相棒の順番があって(←未だ未経験なにもできないから)実質上それに掛り切り、昼から自分の本番は不安です。昨日(ほとんど今週は早く職場出勤して〜本日も)職場の仲間全員の助けを借りて準備、夕方から取引先への商談もあって珍しく残業、それでもいくつかの課題残、本日こなすべき定例業務は朝一番に着手しても終える目途はなく、明日の休日出勤の可能性も・・・って、半引退ヴェテランを安易に遊ばせぬ充実したお仕事に感謝いたしましょう。職場全員協力的ですし。昨夜は眠れず、医療ものビデオを眺めて睡眠不足甚だしい。頭痛有。
今朝の朝日新聞に野田聖子さん登場。政治世界への女性進出のリアルな葛藤を語っております。この人、靖国参拝する”右の人”だけど、バランス感覚はちゃんとして拝聴すべき内容かと。相次ぐ維新議員+次期候補(公認停止とか)の失言、自民党は「失言防止マニュアル」を作ったとか、それは手の問題じゃなくてそもそもの本質問題なんでしょう。
Mahler 交響曲第7番ホ短調〜ダニエル・バレンボイム/シュターツカペレ・ベルリン(2005年)・・・Daniel Barenboim(1942-亜爾然丁)もヴェテラン、現在はベルリン州立歌劇場のシェフでしたっけ(1992年来。長期政権)。ブーレーズをMahler演目で呼んだのはこの人だったのですね。Brucknerの交響曲全集は三度、Mahlerは少なかったと記憶します。ファンには申し訳ないけれど、この人の印象は”どれもそれなり、どれもいまいち”、ジャケットの写真が気に喰わぬ(顔がイヤらしい)のはさておき、これは意外なほど立派な演奏でした。
このオーケストラも上手くなったなぁという感慨と、その昔オトマール・スイトナー(1922ー2010/在任は1964-1990)時代の質実なサウンドから随分モダーンになって、ローカルな色合いを失ったかな、それは時代もあるでしょう。いずれ思いっきり怪しい作品も整理され、洗練され大きく響きました。先日、イヴァン・フィッシャーにイマイチな感想だったけれど、さほどの違和感もなし。「夜の歌」楽章の美しさ、最終楽章のまとめ方も上手いもの。
では、行ってきます。なんとか今日一日乗り切れるでしょうか。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日一昨日と今週は毎日同じ、いくつか自らの判断ミス(=ちょんぼ)+持ち込まれる降って湧いた無理難題、とにかく飛び込んできたもの目先のものから次々と”なんとか”して、最悪の結果のみ回避しております。もっとスマートにこなしたいなぁ、妙に充実しているけれど。明日は自ら(若い相棒も)主催の行事対応、本日はその最終準備となります。世間様の消費不況余所に、営業成績はここ最近よろしい感じ。夜は週一の初級エアロビクス・黒一点参加、おっさんの同志求む!体重は順調に微減中。課題は”内臓脂肪”と見極めました。
昨夜はドラマ「白い巨塔」岡田准一主演初回。唐沢寿明版はもう16年前だったのか、ていねいな作り、現代に違和感ない修正色付けを加えていると思うけれど、キャストが薄いと云うか小さいと云うか・・・不満は募ります。存在感的には花森ケイ子役の黒木瞳→沢尻エリカくらいが頑張っているところ。財前の妻役の若村麻由美→夏帆ではまったく歯が立たぬ感じ、存在感も(いまのところ)ほとんどなし。東教授の娘・佐枝子に矢田亜希子→飯豊まりえはただ若くて可愛らしいのみ。男性陣はなかなかの存在感だけど、全体として”善人”マイルド化したのは時代でしょうか。義父・財前又一は西田敏行→小林薫、重厚感に於いて遜色ないけれど、彼(か)のいやらしさ下品さが足りません。良い役代表の里見脩二は江口洋介→松山ケンイチでは個性方向違い過ぎ、カッコ良さストイック不足と云ったらファンに叱られるかな?
Bach 平均律クラヴィア曲集第1巻より〜ロバート・コスティン(or)(2014年)・・・第1巻前半のみ拝聴。こんなオルガン版があったのですね。事前予想通り想像通り、まったく違和感なく馴染みの旋律和音がスケール大きく響き渡りました。Robert Costin(1971-英国)は意欲的な現役オルガニストみたい。
他、Glie're コロラトゥーラ・ソプラノのための協奏曲 作品82〜エフゲニア・ミロシニチェンコ(s)/マルク・エルムレール/ボリショイ劇管弦楽団(1974年)・・・これはCD有、名曲再確認。あちこち探しても現役音源ではないような・・・ちょっと線が細くて、ジョーン・サザランドの偉大さを再確認する結果となりました。
では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
毎日ヒヤヒヤの綱渡りに危機をクリアして、お仕事妙に充実している日々。なにか大きな、後々後悔するようなことを知らず勢いでやってしまっているかも。こんな時は一度休んで冷静になったほうがよろしい、もう花粉症の季節は終わりなはずなのに、相変わらず鼻水痰の絡み咳症状有、昼から通院するか。こんな時に限って”飛び込み案件”があるんだよなぁ、きっと。今年の医学部合格女性比率が上がっているそう。例の”ヘンな忖度”もろ女性差別の改善がなされたものか、内容詳細はわかりません。一斉地方選でも組織バックボーンを持たぬ女性候補の高位当選が目立って、これは社会の大きな動きでしょうか。
土日に市立体育館に行ったきっかけ、空いているので上半身を鍛えるマシンを今月より(初めて)使ってみました。昨日一昨日のスポーツクラブでも軽く実行、下半身のステアマスターは継続して+これがなかなかよろしい。体重は昨夜夕食後の計量では+500gになっても、今朝、朝食前空腹時には戻っておりました。タニタの詳細計量によると”やや肥満”、筋肉量体脂肪もほぼ標準、残る課題は積年の内臓脂肪のみ、カッコつけるとかじゃなくて、ひたすら健康のためであります。我が職場がある賃借建物(他の使用者も有)はついに”喫煙エリア”完全廃止へ、当たり前じゃ。職場では現在喫煙者残二人、一人は電子タバコでっせ。
Glie're コロラトゥーラ・ソプラノのための協奏曲 作品82/Stravinsky パストラーレ/Cui 5つのメロディ 作品54より第5曲「この世で」/Gretchaninov 子守唄〜ジョーン・サザランド(s)/Glie're ハープ協奏曲 変ホ長調〜オージアン・エリス(hp)/リチャード・ボニング(p)/ロンドン交響楽団(1968年)/Glazunov ヴァイオリン協奏曲イ短調〜ヨゼフ・シヴォー(v)/ホルスト・シュタイン/スイス・ロマンド管弦楽団(1971年)・・・Joan Sutherland(1926ー2010濠太剌利/「サ」にアクセントが正しいとのこと=Wikiより)は往年のベルカント・ソプラノ。夫君であるRichard Bonynge(1930ー)健在なのでしょうか。こんな音源あったとは!Reinhold Glie're(1875ー1956烏克蘭)は「イリア・ムーロメツ」辺りが有名だけど、この2作品もかなり以前から聴いておりました。(若い頃からマニアだったので→じつは売れ残りCDが安かっただけ)人懐こい哀愁旋律はわかりやすく、サザランドは思いっきり雄弁!女声ヴォカリーズのための協奏曲なんて前代未聞だし、ハープ協奏曲は種々聴いた中で最高傑作じゃないか。初耳小品(ボニングはピアノ伴奏)も珠玉の名作であります。
Josef Sivo(1931ー2007洪牙利)というヴァイオリニストは初耳でした。Glazunovはハイフェッツの乾いてサラサラの演奏が刷り込み。特別な美音というわけじゃないけれど、作品の価値を再発見するようなウェットな情感に充ちて、シュタインのバックもお見事。これは気に入りましたよ。
では、行ってきます。本日一日無事乗り切れますように。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
今朝はどんより雨模様。昨日は種々お仕事溜まって、締切も多数な山場、ほぼクリアできたと思います。ちょっとほっとしております。ガンコな若い相棒も遅れ馳せ、ようやく先週の宿題をクリアいたしました。相変わらず朝は遅れてきているけれど。お仕事激務より引退した女房殿は精神的に気が抜けたのか体調不良、目眩の持病が出て眼科へ。自分は二日掛けて土曜夜の酒席分+500gをクリア、二週間ほど前?節食しているのになかなか体重が減らん!と嘆いていた件、数度に渡る積年のダイエット経験(=挫折)から”踊り場”があることを忘れておりました。昨夜、いつものスポーツクラブで我流ステアマスターしていたら、インストラクターの若いお兄さんより正しい踏み込み方を指導修正されました。
輸入が減り輸出はもっと減って見掛け上GDPが上がる(逆だっけ?)って、幾度新聞を読んでもロジックが理解できまへん。イオンは昨年10月より2月迄連続前年割れ、GWレーワ喧騒を余所に不況感は深まっていると思いますよ。だって、収入は上がらず、将来不安は強まるばかりですもん。東京オリンピック景気は地方に波及せず、少子高齢化若い働き手=旺盛な消費者は減るばかり。自分だっていかに節約するか、いっそう知恵を絞ってますもん。
James Price Johnson(1894-1955)Yamekraw-A Negro Rhapsody(William Grant Still編) ゲイリー・ハモンド(p)(2005年)/ Harry Reser (1896-1965) Suite for Banjo and Orchestra(Don Vappie編) ドン・ヴァッピー(バンジョー)(2009年)/Gershwin(1898-1937)A Rhapsody in Blue(Ferde Grofe編) タチアーナ・ロイトマン(p)(2008年)/ Dana Suesse (1909-1987) Jazz Nocturne(Carroll Huxley編) ピーター・ミンタン(p)/Concerto in Three Rhythms(Ferde Grofe編) マイケル・ガート(p)(2009年) 〜リチャード・ローゼンバーグ/ホット・スプリング・フェスティヴァル交響楽団・・・アーカンソー州にHot Springs National Parkとい景勝地があるらしくて、旧き佳き亜米利加音楽を愉しむイヴェントがある・・・のでしょう。例えがワン・パターンだけど「トムとジェリー」の音楽みたい、初めて聴いても懐かしい旋律ばかり。とくにドン・ヴァッピーのバンジョーは超絶技巧、常動曲みたいな味わいでっせ。オーケストラはかなり上手いと思うけれど、やや音像が遠い感じが残念、会場の問題でしょうか。もっとリアルな直接音、ライヴ感が欲しいところ。
誰でも知っている「ラプソディ・イン・ブルー」は小編成オリジナル・ジャズ・バンド。タチアーナ・ロイトマンは残念、ちょいと技巧にクセがあって細部カタい印象があります。なんせ競合盤は星の数ほど、”やや音像が遠い感じ”が疎遠な印象を与えました。もっとボリューム上げて聴くべきだったのか。
今朝はBartok 歌劇「青ひげ公の城」〜ヤーノシュ・フェレンチーク/ブダペスト・フィル/カタリン・カサ(s)/ジョルジ・メリーシュ(br)/ハンガリー放送合唱団を拝聴中、幾種もあって詳細は帰宅してから調査しましょう。(↑帰宅後詳細調査結果)
では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
さて新しい一週間の始まりはどんより薄曇り、昼から雨らしい。一年に2回ある自ら主催の行事を週末に控え、自分の最終資料整理も未完成なのに、ほとんど未着手の若い相棒分がなんとも(日常業務さえ回っていない)・・・本日昼からスタッフのとの実務打ち合わせがあって、それまでに諸準備完了必須。ちょいと緊張しております。継続雇用3年目のヴェテランにスズメの涙銭でこんなお仕事させるなよ、って先週末に発覚した大トラブルの報告もありましたっけ。
以前から噂になっていた政府(自民党だっけ?)の「70歳迄雇用」案が出始めたとのこと。あと2年以内に実現したら、自分に間に合うかも。雇用延長には2つの側面があって、まず身も蓋もない「年金支給遅延対策」を民間にツケを回すこと。これだけだと、年金の代わりだからお仕事しなくてもかまわない、という次世代に大迷惑アホが出てくるでしょう(我が職場にも有)。もう一方は人手不足(正確には人材不足)によるヴェテラン人材の活用、自分もそれに当たるのか、だったらもうちょっとスズメの涙銭改善望む・・・今どき一世代前の八掛けの年齢体力らしいから、生き甲斐のある規則正しい毎日、ノーミソ刺激を受けて日々改善するお仕事に意味もあろうかと。
昨日は昼前に市立体育館トレーニングルームへ、そのままディスカウントストアへ食材購入。昼も夜も自分が食事を仕立てました。今朝の計量では500g戻らず残念。女房殿はスマホの契約見直してきました。次は自家用車の処分やな。
Haydn 交響曲第94番ト長調「驚愕」(1982年ライヴ)/Mozart 交響曲第36番ハ長調「リンツ」(1988年ライヴ)〜カルロス・クライバー/ウィーン・フィル・・・去る者日々に疎し。Carlos Kleiber(1930-2004独逸)は唯一無二の存在やったなぁ。この音源は若い頃FMエア・チェックにて一生懸命聴いていた馴染みのもの。音質まずまず、昔のカセット記憶のままでっせ。レパートリーは厳選して狭かった人、両作品とも躍動してヴィヴィッドな明るい作品、そして演奏スタイル。流麗かつスタイリッシュ、颯爽とテンション高く、ニュアンス豊か。作品の価値を高める表現だけど、まずカルロス・クライバーの個性を聴くべき記録でしょう。心浮き立つものを感じます。
では、行ってきます。まず、本日しっかり乗り切りましょう。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
夜半に咳き込んで覚醒は二夜連続。昨日は市立体育館で30分ほど鍛えてから(節約のため)バスにて京都へ。床屋さんで短く刈ってから、早めに出発地に到着、時間つぶしに大型電気量販店にて「4K?テレビ」「有機ELディスプレイ」の目にも鮮やかな画像を見学、欲しい人はいるやろなぁ、高くても。別途特別な回線契約も必要らしい。一階入り口は一番売れ筋のスマホ売り場、契約方法が変わって次々と新しい機種に買い換える時代は終わるでしょう。パソコンと同じ運命か、通話回線契約の関係でもっと動きは劇的かも。各メーカー撤退は加速されることでしょう。
あまり思い入れもなく大学OB会へ参加、それでもバスが大津辺り〜京都南ICに差し掛かって馴染みの景色が広がると、心泡立つものがありますよ。ガイジンさんばかりだけど、この街好っきやなぁ。京都駅前京都タワー裏東本願寺迄の間、昔風の宿屋が生き残っているのは観光客が多いからでしょう。安直な呑み屋も多くて、会場はちょっとオシャレ、料理も充分美味。ほとんど引退世代に至った旧知のメンバー、参加できるのは生活に余裕があって健康であること。最年長96歳の大先輩は矍鑠、声のハリは落ちたけれど、胃潰瘍?十二指腸潰瘍?からの出血治療手術したら、積年の腰痛治ったとのこと。先日亡くなった親父の2歳上、大正13年生まれでっせ。東日本在住のメンバーは別途渋谷で集まっているらしい。名古屋でも年に数回呑んでますもんね。”その後”の人生経験を伺うのはいつも新鮮です。
そして予定通り10時の新幹線にて名古屋に帰還、地下鉄終点駅の一個手前にて下車、タクシーを使わず自宅迄15分ほど歩きました。体重+500g、じつは数日前2年ぶりに”夢の68kg台”に至って、北海道往復3回美食の限りを尽くした1-2ヶ月前より▲3.5kg。本日、その500gを戻しましょう。
今朝の音楽はChopin ピアノ協奏曲第1番ホ短調〜エマニュエル・アックス(p)/ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1980年)・・・現在は古楽器を扱うことも多いEmanuel Ax(1949-亜米利加)31歳の記録。もちろんモダーン楽器、粒の揃った音色繊細なるタッチ、しっかりとした技巧、しかし大仰な表現に非ずおとなしく控えめ、誠実そのもののソロ。最晩年のオーマンディのバックも盤石でしょう。浮き立つような華やかさはないけれど、こういうのが美しい旋律を際立たせて飽きないのかも。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
犬も喰わぬお仕事愚痴連続。
昨日朝一番に驚愕のトラブルを発見して、自分が数週間に実務的に指示したものが他部署にて処理間違い、悲惨な結末となりました。当該部署トップより我が職場トップへ顛末書を出すようお願い。自責ではないけれど、自分の守備範囲にて発生したことは不快・・・これが一日中引きずって・・・案の定、若い相棒は”重役出勤”、職場内は各種行事連続に殺気立っていて、いつもはゆっくり目の人もいち早い出勤+最ヴェテランの自分が電話にて声を荒げたものだから雰囲気いっそうよろしくない・・・ことを深く反省いたしましょう。新人にはまず欠かせぬ最低限実務よりスタート、今週遅れているのは月曜休んで火水と本部会議だから仕方がない〜という理屈は取引先には関係ないこと。その実務は”最低限”というか”ベース”、その前の”そもそも論”営業活動についてまったく考えが及ばぬ現状(それは仕方がない)わからぬもの=無視態度(放置)に内外ぼちぼち批判が高まっている旨、厳しく叱責いたしました。言い訳だけは一人前なんです。申し訳ありません、という言葉も(おそらく気持ちも)もない。
これは自分にとっての試練やなぁ、歴代数々出来の悪い新人後輩に説教してきたけれど、みな可愛く感じましたもの。ここで彼がモノにならんかったら引退の危機(≒ノーミソ機能寿命)と自覚、覚悟しております。本日、夜から京都へ親しい大学先輩同輩後輩らとOB会、以前は自分の中では大イヴェント、京都行きも特別だったけれど、格安バスで出掛けて夜終電前の新幹線で名古屋に戻ります。ホテルをいくつか探したけれど、インバウンド激増!人気観光地は高いんです。ヘロヘロになるまで呑む体力も、カネもないし。
昨夜は不快な一日を振り払うべくしっかりスポーツクラブへ。たっぷり汗をかいて気分転換しました。そういえばGW前にダメになった洗面台、蛇口のみならず全面新品に取替え、家主負担というのが賃貸マンションのありがたいところ。人生あちこち転居して、洗面台が壊れたというのは初体験でっせ。
Mozart ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482/ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413〜イェネ・ヤンドー(p)/マーティアス・アンタル/コンツェントゥス・フンガリクス(1990年)・・・自分の音楽拝聴にも”流れ”、”流行り廃れ”があって、これはずいぶんと久々おそらく十数年以上ぶり。Jando Jeno(1952ー洪牙利)は珍しく実演を聴いております。メジャーレーベルに非ず、知名度的にナニだけれど膨大なる誇る実力派でしょう。我らがヴィルフガングに駄作なし、その中でもお気に入りはピアノ協奏曲集、変ホ長調協奏曲 K.482/ヘ長調協奏曲 K.413は愉悦に充ちた傑作!前者は映画「アマデウス」にて遊んで朝帰りする場面に終楽章「Allegro」が使われて、この楽章を聴くたびに連想いたします。そして第2楽章「Andante」に於ける管楽器を主体とする”まるでセレナード”風情の美しいこと!
自分は情けなくも”聴くだけ”、実演には無縁の人生を過ごしたけれど、”Mozartは技術的には比較的容易だけれど、上手い下手がモロに出る”との話を経験者から伺ったことがあります。ヤンドーはおそらくスタインウエイ、しっかりとした技術に端正な表現はむしろジミ、洪牙利の室内オーケストラも特筆すべき色気個性を伴わぬ伴奏に、作品そのものをたっぷり堪能させてくださいました。
Britten ヘンリー・パーセルの主題による変奏曲とフーガ(1961年)/歌劇「ピーター・グライムズ」より「4つの海の間奏曲」/パッサカリア(1973年)/イギリス民謡組曲「過ぎ去りし時…」作品90 美果と美酒-にがいヤナギ-まぬけのハンキン-リスを追え-メルバーン卿(1976年)〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル・・・誰でも知っている「青少年のための管弦楽入門」は初心者向けに非ず、冷静に聴けば先人の主題を借りて多種多様な変容、むしろ劇的ハードな作品かと。オーケストラの技量はモロに出て、ここでのニューヨーク・フィルは腕利きばかり、従来の作品イメージとはかなり違って、バーンスタインは”大きく茫洋”に仕上げてものすごい説得力。ハープ担当の幻想風情〜そしてフーガの熱狂的な迫力が白眉。この一枚中音質もこれが一番よろしい。
「4つの海の間奏曲」は緊迫感溢れ、カッコ良い緊張感に充ちておりました。ところが十数年後のオーケストラは少々粗く、音質もちょっぴり落ちます。人気絶頂だったけれど、オーケストラはじょじょに技量が落ちていた時期なんやろなぁ。
午前中市立体育館〜お買い物、京都に出掛ける前に床屋に行くつもり。”AKB卒業最大の成功者” 川栄李奈結婚出産とのこと。彼女は人生の大きなスパンをしっかり見据えている人なのかも。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
さて一週間の締め括り、お仕事定例業務の山場〜昼から取引先定例訪問(ほとんどご機嫌伺い)、来週末に迫った行事準備はほぼ自分の分は先が見えて、問題は若い相棒分、これがなかなか難しい。職場全体の空気を読んだり、”ようわからんけど、自分の状況はマズいかな?”みたいな類推のできない人、”これをやってくれ”と先週東京会議中に送ったメールも”どうすればよいでしょう”の返信もなく、理解できないから放置プレイ→忘却状態。怖くってしょうがない。そして昨日は予想通り”重役出勤”(理屈上はフレックスタイムだから問題ないけど、彼は一度も定時に出勤したことはない)職場全体が慌ただしい状態の中、一番遅く出勤しました。昨日、昼から取引先打ち合わせ、帰りの車の中で”明日朝一番にその件教えてあげるから、出てこい”と云ってあるけど、さてどーなるか?
別に便法で云ったわけじゃなくて、こちらもお仕事切羽詰まって目白押しなんすよ、ゆっくり彼の出勤を待っていられないのが正直なところ。朝刊は自衛隊元トップの”踏み込んだ発言”について本人より聞き取り一面分、記者の訊き方がちょっとナニだけど、海外での機雷掃海作業を起点に当事者の”言い分”しっかり理解しました。世間の主張の別れている鋭い社会的論点は、こうした自由な発言論議が大切でしょう。ネット記事コメントに尻馬に乗った”朝日新聞だから”みたいな紋切り切り捨て批判に非ず、浅薄なる揶揄が目立つのも不快でっせ。Huaweiへの亜米利加からの部品輸出、ついに制限が掛かるとのこと、これはトランプさんのみならず民主党も賛成しているそう。
Melodia Sentimantal - Villa-Lobos 5つの前奏曲集/ギター協奏曲/感傷的なメロディ(「アマゾンの森」より)〜クシシュトフ・マイジンガー(g)/ホセ・マリア・フローレンシオJr./アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(2011年)・・・これはまさに絶品!”Melodia Sentimantal”次々息を潜め静かに心を泡立たせる、ほの暗い哀愁の旋律連続技。Heitor Villa-Lobos(1887ー1959)は多作家、音源見かける度、どれを聴いても期待を裏切らぬ魅惑の旋律続きます。オーケストラ以外見知らぬ演奏者ばかり、これは久々の新しい、素晴らしい出会いでした。
今朝は、Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜朝比奈隆/大阪フィル(1976年ライヴ)・・・某音源の情報検索にカスタマー・レビューが言及していたので(曰く40年前のオーケストラの水準)久々に再聴したもの。彼が存命時代(1908ー2001)は大阪在住、生演奏を聴ける可能性があったのに世間があまりに騒ぐので敬遠していた罰当たり者。たしかにアンサンブルは粗く(とくに終楽章に疲れが見える)お世辞にも上手いオーケストラとは思わぬけれど、明治のおっさんの粗野な気骨・推進力、やや(彼にしては)速め、テンポの動きは有機的、走ったり煽ったりしないイン・テンポが基本、これが怒涛のような感動を生む不思議であります。やや間を置いて鳴り止まぬ聴衆の拍手。
なんか、凄いものを聴いた!手応え充分。では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
じつは今週初めから大きなお仕事ミス2連発、けっこう涼しい顔で当面の対策を打って乗り切っております。若い相棒不在(東京本丸会議)自分で努力だけすれば良い状態はラク、彼の分フォローも進んで職場内連携も悪くない感じ。きっと久々の出勤に溜めに溜めたお仕事があっても、彼は”重役出勤”するんやろなぁ、信じられない。こちら40年のヴェテランだって切羽詰まったら早く出ますよ。昨日職場に可愛らしいお客様が・・・月火とこどもの病で休んだスタッフ女性、もう治り掛けでも保育所行き叶わず、旦那のお仕事調整もアウト、溜まった定例作業に5歳の息子同行。こんなことがフツウに許される職場をシアワセに感じますよ。職場皆「こんにちは」「いくつ?」と笑顔、大騒ぎしそうな年齢なのにおとなしくお絵描きなどして、昼過ぎ旦那のお迎え迄過ごしました。
夜は週一の初級エアロビクス(先週は東京出張でお休み)参加は例の如し黒一点。人数は新顔含めかなり増えました。ワン・パターンのマシン・トレーニングに適度な刺激が快いもの。そして夜半に女房殿大阪よりご帰還。婆さんはウェットティッシュ、きな粉と練乳希望とのこと、安いもんばかりだから買ってあげれば良いのに。スルガ銀の組織ぐるみ不正、RIZAPの経営危機、21世紀にはこんなひどい事例もあるのですね。
昨日宿題残Mahler 交響曲第3番ニ短調〜パーヴォ・ヤルヴィ/hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)/ライプツィヒMDR放送合唱団/リンブルク大聖堂合唱隊/ヴァルトラウト・マイアー(ms)/ゲニア・キューマイアー(s)(2007年ライヴ)・・・ラスト迄。第5楽章「Lustig im Tempo und keck im Ausdruck.(快活なテンポで、大胆な表出で)」(3:59)ー 終楽章「Langsam. Ruhevoll. Empfunden.(ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて)」(21:35)。第5楽章は天使の歌声が響く少年合唱団、ここのテンポが相当速く、アンサンブルも乱れがち、サラリと流して万感胸に迫る最終楽章へ流し込みたかったのでしょう。そしてラストもかなりテンポ速め、諄々滔々とした思い入れ表現に非ず、颯爽軽快に音楽は流れます。この”軽さ”が21世紀なんやな、万感胸に迫る最終楽章に間違いはないけれど、重苦しく大仰にならぬのがモダーンなのでしょう。オーディオは門外漢、それでもこの会場空間の柔らかい風情は魅力的。
Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調〜内田光子(p)/サイモン・ラトル/ベルリン・フィル(2010年ライヴ)・・・ベルリン・フィル定期にもっとも出演の多いソリストである内田光子さんの全曲ライヴをまとめたものらしい。内田さんの技巧の切れ、逡巡のない推進力に文句なし。凄いのはベルリン・フィルの威力でして、ひと世代前の記憶からすると”上質な生地そのまま、デザインを現代に仕立て直した”印象、弾むようなリズム感、微妙にスタイリッシュなテンポの揺れ動き、カッコ良い!云々と比べて、というのも失礼な言い方だけど先日のジェラルド・ウィレムスとは、はっとするほど申し訳ないほど世界が違います。ワリと好きな作品はいっそうの魅力を放ちました。
では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日はいきなりの豪雨。お仕事は狙い通り進捗して職場内連携も順調、問題は本日まで東京本丸会議出席の若い相棒の課題のみ〜彼は”わからないもの、できないものはなかったことにする”癖があって、困ったものです。送ったメールになんの反応もありません。他、上司やら取引先担当やら似たような苦情が寄せられております。そういえば、お隣大阪の営業所では新人女性がほとんど出勤せず、そのまま退職扱いとか(残念)。世間では米中関税合戦先行き不安、製造業に陰り、そして戦争発言議員は辞めない・・・じわじわ自分に預かり知らぬところで世情は動いているのでしょう。俄独身生活も本日女房殿帰宅にていったん終了(のはず)質素な食生活のはずなのに体重は減らず、ま、現状維持を喜びましょう。昨夜もしっかりスポーツクラブにて汗を流しました。
Verdi 弦楽四重奏曲ホ短調/Borodin 弦楽四重奏曲第2番ニ長調〜サルヴァトーレ・アッカルド(v)/マーガレット・バーチャー(v)/トビー・ホフマン(va)/ペーター・ウィリィ(vc)(1986/93年)・・・Salvatore Accardo(1941ー)は伊太利の名ヴァイオリニスト。これは円高の頃に個人輸入したCD、今じゃ考えられませんよ。Verdiの作品はPuccini「菊」と並んでお気に入りの伊太利亜室内楽、知名度低いけれどゾクゾクする遣る瀬ない甘美旋律に溢れてこれは名曲中の名曲。馴染みのBorodinもワン・パターン(に素晴らしい)彼の作品中最高傑作!第3楽章「Andante(夜想曲)」は誰でも知っている懐かしさに溢れます。伊太利亜のアンサンブルは独墺露西亜とは異なる開放的な明るいサウンドでした。
Mahler 交響曲第3番ニ短調〜パーヴォ・ヤルヴィ/hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)/ライプツィヒMDR放送合唱団/リンブルク大聖堂合唱隊/ヴァルトラウト・マイアー(ms)/ゲニア・キューマイアー(s)(2007年ライヴ)・・・これは映像音源?入手経緯は問わないでください・・・長大なる作品故、まず第1楽章「Kraftig. Entschieden(力強く、決然と)」のみ昨夜拝聴、それでもたっぷり33:02。どきどきするほどリアルな音質、オーケストラは上手いなぁ、優秀なアンサンブル+ライヴであることが理解できるほんのわずかなノイズ、中庸なテンポに流れの良いヴィヴィッドな表現・・・ようやく息子・ヤルヴィ(1962-)の実力を実感いたしました。この楽章賑々しい「メーデーの行進」は大好きなんです。
今朝引き続き、第2楽章「Tempo di Menuetto」第3楽章「Comodo. Scherzando」第4楽章「Sehr langsam. Misterioso. Durchaus ppp」静かな楽章拝聴中。残りは帰宅後に聴きましょう。ギネス級の大きな作品はどこをとっても懐かしい旋律に充ちて大好き。
では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いつもの一週間が始まり、若い相棒がお休み取得。月曜は休むなとは云ってあるけれど、東京(実家)に先週末から行っていたのでしょう。労働者の権利に文句はないけれど、本日明日と東京本丸会議、木曜は溜まった定例作業消化、昼から取引先と定例会議、更に翌日も別な取引先と商談有(←これは日程連絡忘れたかも)そして二週間後に迫る自ら主催の”大きな行事”準備は未着手、というか当人が納得できるほど準備説明しておらず、本来その打ち合わせをするつもりでした。日程延期も含めて調整をしなくては。例年のことながら、毎年新人の個性は違って、ことしは人の話をほとんど訊かない、云われた実務表面のみ実行という性向顕著、説教するヒマもありません。ミスは構わないけれど、本来の趣旨を理解していないから同じ間違いを繰り返して、それを自覚しない。
ことしはな〜んもしていないし、同時に就任した他2名の女性より実務的には習熟が進んでいるとは思います。(指導者=ワシが優秀だから→ウソ)自分への試練と自覚しております。世間ではついに”景気後退”と正式に認めるみたい。大型連休の狂騒はなんだったの?やはり二極分化なのか。そして安倍ちゃんの支持率アップとの世論調査もありました。なんかビミョー。維新議員の「露西亜と戦争」発言って、相変わらずトンデモ議員があちこち、戦争放棄は憲法の基本でっせ。
連日昨夜も(もちろん昼も)質素な食事、スポーツクラブは短縮版≒主眼はシャワー(俄)単身生活だから。体重は不思議に減らんもんですね。
Wagner 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(1841年版)/ヴェーゼンドンク歌曲集(Felix Mottl 管弦楽編)/歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(最終稿)/ジークフリート牧歌/ヴェーゼンドンク歌曲集 第5番「夢」(ヴァイオリンと室内オーケストラ編)/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕 前奏曲〜トーマス・ダウスゴー/スウェーデン室内管弦楽団/ニーナ・ステンメ(s)/カタリナ・アンドレアソン(v)(2012年)・・・なんか薄ら寒い痩せ過ぎサウンドには記憶がある・・・「真夏の夜の夢」を以前聴いておりました。そういえばSchubertの交響曲にも感心せんかったような・・・「オランダ人」序曲に改定前版があったとは初耳、残念ド・シロウト耳には「なんとなく元気が足りない」程度の印象、少ない人数でWagner?ヴェーゼンドンク歌曲はソプラノが絶品でして、作品的にも違和感がありません。ジークフリート牧歌はもちろんサラサラとさっぱり、速めのテンポも悪くないもの。(8:49)
選曲含め新時代の演奏スタイルなんやろなぁ、ヴァイオリン版「夢」もたっぷり美しい。勇壮壮大の代表格である「マイスタージンガー」前奏曲は颯爽とスリムに躍動してクリアに響きました。(8:55)
Smetana 歌劇「売られた花嫁」序曲/Brahms ヴァイオリン協奏曲ニ長調/Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜アダム・フィッシャー/ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団/ヴィクトリア・ムローヴァ(v)(Basingstoke, ベージングストーク 2015年Live)・・・ネットより入手したライヴ音源。ややオフ・マイクっぽく、音量ボリューム低めだけれど、会場の空気やら解像度はそれなりリアルな自然さ有。ティンパニのみ突出して、そういう意図なのかランスなのか不明です。所謂古楽器、テンポの揺れなど飾りの少ない表現、素朴な、鈍い?演奏に聴こえて、管楽器などあちこちミスタッチも多いもの。弦楽器も薄い・・・と悪口ばかりだけれど、妙に惹かれる味わい色合いがあって全曲通すのに苦痛はありません。別嬪ヴァイオリニストViktoria Mullova(1959-露西亜)もぼちぼち還暦か、ここでは古楽器使用してデーハーな協奏曲イメージ一変、いつもの流麗さ皆無、作曲家存命時代はこんなサウンドだったのか、と。
馴染みの「新世界」も繰り返し有、うっかり聴くと”オーケストラがヘタ”みたいだけれど、音色が現代のものとは違う。これは個性であり(おそらく)楽器演奏も至難なんでしょう。けっこう新鮮に愉しみました。
では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日日曜。市立体育館経由ディスカウントストアにて食材購入、金土日とトレーニング継続出来。食事は最低限、調理がメンドーなのとダイエットも意識して、ここ三日間はほとんど精進生活、女房殿ご帰還迄継続予定です。あとはひたすら”音源データ点検整理”、いただきものの某全集音源DVD-R、10年を超えて読み取り不完全(涙)廃棄しました。貴重なものに間違いないけれど、聴かなければ意味がない、コレクションとして”所有している”だけの満足感なんて不健康でっせ。
朝日新聞の第1面は小麦アレルギーの話題だったから(←これはこれで重大課題だけれど)大きな世情の動き、大災害被害はなかったということでしょう。自分はお仕事締切目白押しにちょっと緊張しております。若い相棒のフォローも考えなくっちゃ。お隣のチームに今年赴任した若い新婚女性、めでたく妊娠、しかしつわりがひどくって体調絶不調。職場は女性への配慮(休暇含め)ができているところだけれど、待ったなしの毎日のお仕事フォローをどうするか?難題でっせ。誰かに負担が掛かることですから。自分が遊んでいたら、即戦力でフォローに入るんやけどなぁ。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜クラウディオ・アバド/シカゴ交響楽団(1981年)・・・Claudio Abbado(1933ー2014伊太利)もう彼が逝って5年も経ったのか、当時アバド40歳代でっせ。なんか時の流れを感じるなぁ、この人はベルリン・フィル以降の音源をあまり熱心に聴いておりません。Mahler全集も結局第4番以降まともに聴いていないかも?その昔、第1第2第5番シカゴ交響楽団との止まってしまっております。
アバドはムリムリ特別あざとい表現をしない人、なのにいつのまにか大きな流れに酔いしれる・・・そんなイメージ。ジョージ・ショルティ黄金期のオーケストラ(在任は1968-1991)を従えて、ショルティの筋肉質強引な表現とはまったく異なるピュアな響きを実現して、例のパワフルなサウンドも自然な流れに洗練されております。最弱音の集中力からパワフルな金管迄デリケートであり、よう歌って美しい。あまりに馴染みすぎた旋律は久々新鮮に響き渡りましたよ。
今朝はJ.Strauss 円舞曲「美しく蒼きドナウ」/円舞曲「ウィーン気質」/Josef Strauss ポルカ・シュネル「投書欄」/J.Strauss Tシュペール・ポルカ/J.Strauss 「新兵さんの行進曲」/円舞曲「ウィーンの森の物語」/J.Strauss T円舞曲「ローレライラインの調べ」/J.Strauss ポルカ・シュネル「狩り」/山賊のギャロップ〜アントン・パウリク/ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団・・・不明モノラルLP復刻(.mp3/198mbps)。Anton Paulik(1901ー1975墺太利)は1939-亡くなるまでフォルクスオーパーのカペルマイスターだったそうな。肩の力の抜けた、小粋な風情漂いました。
では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
咳をしても一人(放哉)
屁をこいても一人(侘助。)
女房殿不在の土日休みは尾崎放哉状態。昨日朝自然覚醒して朝食+朝刊熟読後「音楽日誌」執筆して、すっかり馴染みとなった市立体育館トレーニングルームへ(自宅より徒歩5分。ちなみにスポーツクラブは3分)その前に職場に寄って(徒歩3分)ノートパソコンと(ちょっと重かった)食品サンプル収納に寄りました。軽くストレッチとステアマスターに汗を流して、あとはいつもの引き隠り。ご近所コンビニに夕食を物色に出掛けて、どーしても不味そうで買えません。本日、これより市立体育館経由お気に入りディスカウントストアへ食材購入に出掛けましょう。呑みいく意欲元気も(カネも?)ありませんよ。
昨夜遅くまでYouTubeにて好きな歌など愉しんで(誰もいないからしっかり歌って)今朝も自然覚醒。ワンパターンに朝食(グラノーラ+濃厚野菜ジュース+ヨーグルト+珈琲は年中同じ)+朝刊熟読後、【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新いたしました。お嫁さんより女房殿に「母の日」プレゼント到着(内容未確認)ありがたいことでっせ。
Debussy 交響的素描「海」/夜想曲〜エドゥアルド・ファン・ベイヌム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1957年)・・・自分には懐かしいLP時代グロリア・シリーズ(900円也)。Eduard van Beinum(1901ー1959阿蘭陀)は短命やったなぁ、心臓が悪かったのにロンドンやロサンゼルスへの旅は当時キツかったことでしょう。メンゲルベルクの後、ハイティンクの前任、いくつかぎりぎりステレオ間に合って、このDebussyもこうして聴いてみると現役水準音質でっせ。分厚く濃密な響き、表現は前任の反動か?恣意的なテンポの揺れを伴うものに非ず、オーソドックスに豊かな浪漫を感じさせる演奏でしょう。音質のみならず演奏だって現役そのもの。
他、Chopin 夜想曲〜マリア・ジョアン・ピレシュ(p)(1992年)など拝聴中。彼女、もう引退したんやなぁ、ステキなお姉さんでしたよ。自分の中では若い頃のMozart印象のまま時間が止まっております。美しい、唯一無二のChopin、文句なし。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
二日間の東京滞在を経、昨夜8時頃帰宅。女房殿は大阪の老母のもとへ不在、自分のみ分風呂を準備するのもナニだし、体調もよろしいのでスポーツクラブへ。入念なストレッチ(二日間座りっぱなしの会議に身体は鈍っている)+ステアマスター15分にしっかり汗、そしてシャワーは爽快。試食ばかり(+初日前夜は昔馴染みのネット友人と酒)だったのに体重維持できました。いつもスポーツクラブ滞在は規則的に夜7-8時、その後の景色、参加メンバーの人数の多さ色合いの違いを眺めましたよ。半年の一度の東京ではいつもながら自分の息子世代(さらに下の若い人たち)の奮闘に感心し、愉しく過ごしました。気温はかなり上がったらしいけれど、昼間はずっと空調の整った会議室だったのでわかりません。
5-6年ほど前?より会議は基本”ペーパーレス”、ノートパソコン持参にメール対応+内職も可能です。通常仕事はできるだけこなして、”宮崎にて地震”の情報も飛び込んできました。ところが現地の被害有無?程度がわからない。マグネチュード6.3といえばかなりのもの、人的被害はなかったらしいとの報道をあとで確認しました。ド・シロウトの考えだけど、”揺れ方、方向、そして発生時間”で被害が違ってくるのものか。
昨夜、邪馬台国の番組など眺めた後(自分は頑迷な九州派。そして大和政権は東遷した、乃至、縁者が別に侵攻したという考え)ゆっくり眠って、今朝の音楽はBeethoven 序曲「レオノーレ第1−3番」/歌劇「フィデリオ」序曲/「レオノーレ・プロハスカ」葬送行進曲/「献堂式」序曲/マイズルの祝典劇「献堂式」への合唱曲「若々しく脈うつところ」*〜スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ/ミネソタ管弦楽団/*フィリス・ブリン=ジュルソン(s)/ミネソタ・バッハ・ソサエティ(1970年台)・・・女房度お不在を良いことに、朝食時ポータブルのかなりボリューム上げて堪能しましたよ。Stanislaw Skrowaczewski (1923ー2017波蘭)このオーケストラ在任は1960ー1979、当時日本じゃぜんぜん知名度なかったけれど、長期政権だったのですね。CD2枚組、序曲+その他珍しい管弦楽(+合唱など)作品を揃えた企画は”全集もの”以外では珍しい存在でしょう。こちら一枚目は歌劇「フィデリオ」関連の序曲を集めた”ありそでない”企画中心、ふだんBeeやんの序曲なんて求めて聴かないのに、たっぷり硬派な音楽堪能いたしました。
引き締まった集中力、上手いオーケストラやなぁ、前任のアンタル・ドラティとオーケストラ・ビルダー連続した成果でしょう。経緯はよう知らん三種の「レオノーレ」序曲の個性の違い、そしてそれをまとめて結論に導いた?「フィデリオ」序曲、そして馴染みの薄い作品もたっぷり堪能いたしました。
現在は「音楽日誌」執筆しつつChopinを聴いております。ゲーリー・グラフマン、サンソン・フランソワ、そしてタマーシュ・ヴァーシャリ。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
GW明けのお仕事思わぬトラブル発生を恐れて、久々7時台出勤、セキュリティ解除+鍵開けを覚悟していたら職場トップが出てきておりました。(単身赴任。GW中はずっと東京にて会議対応)種々案件は想定の範囲内、GW最中に発生した某ヤバい案件をミーティングにて報告、職場共通認識にしたのは似たような案件があちこち発生しているから。当該案件は事前に手を打って(実際の実務作業は別部局なので、その成果を祈るだけであった)結果、夕方までにはケリが付きました。他、いくつかヒヤヒヤ案件があって、締切迫る資料作成はちょっぴり手を付けたのみ、本日夜東京に出掛ける迄に半分くらいはなんとかしたいもの。
新聞一日休んで世間にこれといったニュースなし、久々のスポーツクラブは明るく清潔、空調完備、もちろんシャワーも有(当たり前じゃ!)参加者の身なりがオシャレ(自分除く)。エアロバイク強設定160kcal+ステアマスター15分に呻吟して計300kacl消化=ヘロヘロ。
Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜レオポルド・ルートヴィッヒ/ロンドン交響楽団(1959年)・・・Leopold Ludwig(1908ー1979)はモラヴィア出身の往年の懐かしい指揮者。オペラ畑の人みたいですね。大昔(当時)激安CDを所有していた記憶も薄っすら、それは劣悪音質でしたよ。彼の1960年前後一連の(優秀音質で有名であった)Everestだったのですね。詳細楽譜のことはド・シロウトに預かり知らぬことだけど、繰り返しなし。誰でも知っている郷愁の旋律は迫力たっぷり、ほとんどテンポを動かさぬストレート系演奏は愛想なしな勢いに溢れました。ロンドン交響楽団シェフ不在、やや低迷期かと思うけれど、残された音源を聴く限りけっこう上手いオーケストラかと。
Mahler 交響曲第7番ホ短調〜イヴァン・フィッシャー/ブダペスト・フェスティヴァル管弦楽団(2015年)・・・先月来再聴再挑戦。この作品との出会いは劣悪音質によるLP激安全集(チェコなんとか、という見知らぬ演奏家)に歯が立たず、CD時代に至ってハンス・ロスバウトの怪しい演奏(1953年)が刷り込み、すっかりお気に入り作品となりました。今現在聴いたらどーなの?ちょっと不安でもあります。
この作品は両端楽章(第1楽章 「Langsam (Adagio)ーAllegro risoluto, ma non troppo」第5楽章「Rondo-Finale. Allegro ordinario」)が未整理、掴みどころのない印象があって、とくに冒頭テノールホルンの生暖かい音色がなんとも不安げ。イヴァン・フィッシャーはここが明晰、不健康を感じさせぬところに勝手な違和感有。終楽章は「未整理、掴みどころのない」まま、きっちり仕上げてラスト、フィナーレのみムリヤリ盛り上げて決めた!そんな感じ。上手いオーケストラですよ、第2−4楽章(「夜の歌」含む)の仕上げは入念、美しさは際立って音質優秀、細部デリケートさに感心いたしました。
では、行ってきます。「音楽日誌」は二日ほど休載。以前はホテルに自由に使えるパソコンが設置され、USBメモリに「サイト更新キット」仕込んで、出張途中イヤホンで聴いた音楽更新したものですよ。持参の業務用ノートパソコンはUSBメモリ不可、がちがちにセキュリティ強化されて私用には使えません。スマホ時代に至って、ホテルからネット閲覧用パソコンもほとんど消えました。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
とうとうGWは終わって、今週は明日夜から東京会議、すっかり出不精になりました。昨日午前中市立体育館トレーニングルームへ4日連続、GW中はずいぶんお世話になって、今夜久々のスポーツクラブへ。今週は出張しちゃうのでもう利用できません。GW最終日、ご近所大型温泉風施設へ久々、高周波(通称電気)風呂に膝をたっぷり当ててきて、今朝は状態悪くありません。毎度若いお父さんと小さいこども連れが微笑ましいもの。帰り、食材仕入れて鶏のから揚げ+ポテトサラダなど仕立てて+缶ビール大一本、以前だったら居酒屋で女房殿のお仕事愚痴を訊いていたけれど、そんな贅沢生活は卒業です。
続々「家電崩壊」。こんどは食洗機、既に正月には不調になって、騙し騙し各工程を区切ってON/OFF使っていたけれど昨夜とうとうアウト、にっちもさっちも行かなくなりました。中古激安入手わずか9ヶ月、収納場所的に廃番済中古機種(象印)しか使えなくて、前回(中古)購入も一年で逝去、もう手洗いに変更いたしましょう。30年ぶりか。当時女房殿の手荒れがひどかったからと記憶します。撤去後の対面キッチンは広々スッキリ、見通しがよろしい。
Beethoven ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」〜ジェラルド・ウィレムス(p)/アントニー・ウォーカー/シンフォニア・オーストラリス(1990年台?)・・・NMLリンク先第4番に 14 to 15 June 1971, Recorded at the House of Artists, Prague, Czech Republicとなっているけれど、別な情報紛れ込みでしょう。ピアノ・ソナタ全集が1997-1999年だから、概ね同時期かと。Gerard Willems(1946-阿蘭陀→濠太剌利)は濠太剌利にて活躍するヴェテランとのこと、濠太剌利のピアノ・メーカー豪華スチュアート&サンズ(Stuart&Sons)という楽器使用が話題になっておりました。
誰でも知っている勇壮溌剌作品、やや苦手系なのはさておき、キラキラと都会的洗練されたピアノに非ず、かなり質実に骨太豪快な音色が特徴でしょう。力強いタッチに細部の仕上げがちょっと甘い演奏? Sinfonia Australisというあちこち調べても団体はようわからない。おとなしく伴奏に徹して特筆すべきものはありません。
ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調「告別」も聴いておきました。馴染みの旋律は洗練された風情に非ず、力感に溢れ、やはり細部の詰めが甘い印象がありました。せっかくのソナタ全集ほかを聴くべく意欲が盛り上がりません。
Tchaikovsky 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」/幻想序曲「ロメオとジュリエット」/戴冠式祝典行進曲〜エフゲニ・スヴェトラーノフ/ロシア国立交響楽団(1994年)・・・露西亜好きな自分もEvgeny Svetlanov(1928ー2002)はあまり聴いておりません。あまりに”爆演!”とか”超弩級!”とか世間は騒ぐから遠慮していたかも。これは日本のチームが現地に出かけてたらしい、自然な会場空間空気を感じさせ、オーケストラも好調。1991年ソヴィエット崩壊を受けて、かなり混乱があったはずの国立団体、以前のものと比較できないのでナニだけど、意外なほど洗練されたアンサンブル+迫力たっぷりに歌うバランス演奏に感心いたしました。甘美劇的な旋律堪能、一部ルバート掛けすぎやろ!みたいなところはあるけれど、これは驚くべき完成度でした。
Bach ブランデンブルク協奏曲第1番第2番第3番〜クラウディオ・アバド/ミラノ・スカラ座管弦楽団/ブルーノ・カニーノ(cem)(1975/76年)・・・旧アバド42歳頃の記録。21世紀自在に揺れ動く古楽器演奏に馴染んだ耳には生真面目過ぎ、少々おカタく感じて、”大きな”風情も気になりました。
では、行ってきます。お仕事は通常以外溜まっていないはず。ミーティングが本日にずれ込んでいることでしょう。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
いよいよ本日にてGW終了、どこにも出掛けないので大渋滞とも無縁。自分もたっぷり休んでやがて来るべき”な〜んもせん老後”予行演習みたいな感じ(4年間ほとんど休みのなかった)女房殿も家におりますし。BOOK・OFFに新書数冊処分、そして数冊入手、昼から市立体育館トレーニングルームにも行きました。本日締め括りに通いましょう。明日よりお仕事再開、稀な東京出張が迫って、種々先送りした宿題も目白押し。性格的に”休み明け前”は既に休みとは感じないのがせっかちなところ。世間では某隣国のミサイルくらいしか話題はなし、あれはパフォーマンス、瀬戸際外交なのでしょう。
いただきものの里芋の土を落として皮むき(これがタイヘンな作業!)とろり精進カレーに仕立てて、質素な夕食としました。おもりパッキンを先月入手して圧力鍋復活の威力確認いたしました。あとはヲタク趣味である音源データ点検整理作業は露西亜辺り、その流れで・・・
Rachmaninov 交響曲第2番ホ短調〜アレクサンダー・アニシモフ/アイルランド・ナショナル交響楽団(1997年)・・・ノーミソに甘美極まりない第2楽章「Largo - Allegro moderato」歌謡的旋律鳴り響いて取り出した演奏は13年ぶりの拝聴。Alexander Anissimov(1947-露西亜)いささか知名度的にはナニだけど、実力派みたいです。旧ソヴィエット崩壊の流れを受けてダメージを受けたモスクワ・フィルを立て直したのはこの人、とかなんとかどこかのサイトに書いてありましたっけ。そのワリに経歴はジミやなぁ、このオーケストラ在任はわずか1998ー2001年、Wikiにも登場しません。音質演奏アンサンブルとも文句なし、以前はちょっぴり保留条件付けたけれど、目隠しでダブリンのオーケストラとはにわかに気付かんでしょう。憂愁濃密な風情、ちゃんとした露西亜風情に充ちて、けっこう分厚い響きに充たされます。BOOK・OFF@200入手の出会いを喜びましょう。
Rachmaninov 交響的舞曲/交響詩「死の島」〜エンリケ・バティス/ロイヤル・フィル(1991年)・・・更にその関連。半年ほど前猛暑の季節に聴いていた記憶は雲散霧消、先程サイト内検索にて偶然発見しました。病もタイヘンやけど、セクハラはあきまへんで。ロイヤル・フィルのパワフルな金管を活かして少々粗くても元気な演奏を堪能いたしました。緊張感溢れる作品は大好き、これって立派な交響曲でしょう。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
断続的とは云えここまで連休が続くと飽きてくるもの。あまり熱心な労働者生活ではなかったけれど、遊び方は得意じゃないんです。東京では異様な熱気、横浜辺りでは豪雨に雹も降ったそう。こちら外は生暖かく、自宅賃貸マンション特に北側パソコンオーディオ部屋は薄ら寒さ継続。昨日朝一番に市立体育館トレーニングルームへ(利用料110円也)入念なストレッチの成果、前屈はここ十数年最高の柔軟性へ(おでこがムリなく床に付く)+ステアマスター15分しっかり220kcal消化+再度ストレッチにて締め括って小一時間。ご老人達の熱心な体操サークルに負けていられませんよ。そのままディスカウントストアへ寄って食材購入してきました。
先月までは外食の雰囲気だったけれど、今月より困窮初老夫婦家庭故、夕食前コンビニにてビールを買ってきました。酒はもともと量は呑まんのです(お付き合いは別)。あとは溜息が出るほど貯まりに貯まった音源データの点検整理はいつものヲタク趣味。今朝【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新・・・昔の焼き直しです。変わり映えせん毎日やなぁ。
断続的な休みにドラマ「救命病棟24時」(第2シリーズ)いくつか再放送拝見。これほど気骨あるドラマを21世紀に作れないのは何故?男女差別っぽいけれど、松雪泰子、木村多江が若くって思いっきり美しい!伊藤英明、谷原章介は未だ線が細くて主役を張るのはこの先です。江口洋介が圧巻にカッコ良くて(嫁はんも別嬪はん)このシリーズは全部ドリカムが音楽担当、最高っす。
「相棒」も益戸育江の大麻問題が一応ケリが付いたとの判断でしょう。初期名作が再放送されて嬉しいことです。昨日は長門裕之津川雅彦兄弟が重要なゲスト出演、両者とも故人となりました。
Mozart 交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」/第40番ト短調K.550〜オットー・マツェラート/フランクフルト交響楽団・・・ここ最近温故知新ばかり。Otto Matzerath (1914-1963独逸)は日本で亡くなったそうな、若いなぁ。フランクフルト放送交響楽団?だったら在任は1955-1961だから1960年前後の、優秀なステレオ音質であります。明るく平明な輝きに充ちたハ長調交響曲「リンツ」、哀愁の陰影深い旋律を誇るト短調交響曲K.550、堂々としてオーソドックス、オーケストラの技量になんの問題もない。
Beethoven 交響曲第7番イ長調(1971年)/第8番ヘ長調(1972年)〜ルドルフ・ケンペ/ミュンヘン・フィル・・・これも久々の拝聴。これほど音質が良かったとは!そういえば高級オーディオ高価再発売されてましたもんね。ゆったりとしたテンポ、じっくりと落ち着いた暖かいサウンド、その対比に終楽章「Allegro con brio」の追い込みのアツいこと!文句なく感動をいただきました。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
昨日は無事午前中にて狙いのお仕事終了、ほんまは次の資料作りが残って(未着手)それはGW開けに押し出しました。ヤバい案件有、当該マネジャー+職場トップに急ぎ状況報告+対応策連絡済。昨年度前相棒が出勤していて、超マイナー取引先(=ワシの担当)→本年度メイン担当へ転出したけど内容的にはたいしたことはない、むしろ前のほうがいろいろオモロかったと云ってくださいました。ちょっとしたトラブル連絡(相棒担当取引先より)有、対応を助言して無事乗り切りました。お勉強になったんじゃないのかな?昨日はかなり気温も上がって、ただし朝晩がちょっと冷えてよろしくない感じ。
お仕事辞めた女房殿は4年間の反動で引き隠り状態、自分はちゃんと市立体育館へステアマスター220kacl消費+入念なストレッチ実施、本日も決行予定です。
Boccherini チェロ協奏曲第9番 変ロ長調 G. 482 (F. Grutzmacher編)〜ダニール・シャフラン(vc)/アルヴィッド・ヤンソンス/レニングラード・フィル(1966年)・・・Daniil Shafran(1923-1997旧ソヴィエット)による演奏、これは半世紀前中学生の頃、”新世界レコード17cmLP”を入手した音源也。懐かしくネットより入手音源を拝聴・・・たしかに作品旋律細部迄記憶していて、ただし、印象はまったく異なりました。Boccheriniの最も著名な作品だけど、実際はフリードリヒ・ヴィルヘルム・グリュッツマッハー(Friedrich Wilhelm Grutzmacher 1832ー1903独逸)のほとんど創作、素材を流用したということらしい。浪漫の香り漂うかなり雄弁な作品、シャフランの演奏もそれに相応しいスケールと揺れ動くテンポ、豊かな表情を湛えて立派な演奏でした。音質もよろしい感じ。もっと素朴な作品、演奏だと思っておりました。マリスの親父・Arvid Jansons(1914-1984拉脱維亜/旧ソヴィエット)も懐かしい。
Schumann チェロ協奏曲イ短調〜ダニール・シャフラン(vc)/アルヴィッド・ヤンソンス/ソヴィエット国立交響楽団(1974年)・・・これはネットより情報を得たもの(モノラルらしい。音質まずまず)入手した音源データには「レニングラード・フィル」(期不明)となってエエ加減なもんでっせ。これも上記同様”スケールと揺れ動くテンポ、豊かな表情を湛えて立派な演奏”に間違いない。もとより変幻自在な浪漫作品、同世代のロストロポーヴィチ(1927ー2007)に比べられてジミな存在だけど、その技量は間違いなく一流。残された旧ソヴィエット時代のどれも聴き逃せないもの。
更に、Tchaikovsky ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜ルーベン・アラゴニアン(v)(?Ruben Aragonyan)/アルヴィッド・ヤンソンス・・・オーケストラなど詳細情報不明。ヴァイオリニストもわからない。おそらくはこの音源入手したと類推したサイトを検索しても出現せぬ音源也。やや細身だけれど、熱演です。あまりに有名だから滅多に聴かぬ作品、けっこう堪能いたしました。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
一昨日の集中で一気呵成にGW休み分のフォローを終えていたので、昨日はゆったりとしたお仕事、一件危うい案件をクリアしたり芳しくない営業実績を分析したり・・・昼から取引先へ定例打ち合わせ、祝日関係なく動いているんです。道は空いていて、帰りは若い相棒に送ってもらってそのままお気楽な直帰、彼は昨夜から新潟経由(バス)〜在来線を使って東京の実家に帰るそう。そうか4連休なんやな、未だ。こちら緊張して本日2週間分のお仕事山場、なんとか午前中に目途を立てて昼から帰りたいもの。二日休んだマシントレーニング再開するため、調子の悪かった左膝のためにはインターバルも悪くなかったかな、と。
大阪府寝屋川市でのロープ張り事件(バイク女性転倒重症)あれって、若い頃15年ほど住んでいたところなんです。左側に写っていた床屋さんは息子が生まれて始めて髪を刈ってもらったところ、柄の悪い中学生?高校生が屯(たむろ)していたよなぁ、ローンも終えた中古マンション全面改装して、その半年後に阪神大震災が起こって博多に転勤、売り払って現在に至る。本日憲法記念日。朝日新聞の世論調査によると「未だ改憲機運熟成せず」との結果、産経新聞とか読売新聞はどうなのか。ネットを見てもようわかりません。
Brahms 交響曲第1番ハ短調〜ハンス・シュミット=イッセルシュテット/北ドイツ放送交響楽団(1967年ライヴ)・・・温故知新。LP時代から全集出てましたよね、放送音源らしい。第1番のみモノラル(音質かなり良好)。Hans Schmidt-Isserstedt(1900ー1973独逸)は英DECCAのプロデューサーとなった息子エリック・スミス(Erik Smith,1935−2004)の尽力か、ステレオ時代を迎えたウィーン・フィルとのBeethoven 交響曲ピアノ協奏曲任されて著名、21世紀に聴いても新鮮ですよ。実際の活動は北ドイツ・ハンブルクがメインだったらしい。Brahmsの交響曲は4曲しかないし、時間的にも手頃故けっこう聴いて、不遜なる聴き手(=ワシ)にはやや食傷気味な罰当たり。とくに第1番は堂々と構えが大きくて威圧感有、2管編成は実演でみると意外なほど小さい感じ。
これがド・シロウトがイメージするところの朗々とした表現がいかにも”独逸的”、ほのかな浪漫を感じさせるスケール。13:52-9:39-4:38-16:52、テンポは中庸からやや遅め?ライヴとは思えぬ落ち着きもあって、細部描き込みに納得できる”ややジミサウンド”、オーケストラはこの時期から上手いと思います。
更に今朝朝食時に温故知新。昨夜歴史的音源在庫整理してみつけたもの。Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜フリッツ・ブッシュ/ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団(1950年)・・・他オーストリア交響楽団とかウィーン交響楽団とか情報錯綜。速めのテンポに颯爽とした表現。時に音質あまりよろしからぬ歴史的音源をしっかり聴くのも悪くないかな。13:19-13:26-5:13-10:06。
では、行ってきます。職場では若い者二人留守番のはず。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
薄ら寒いGW、夏場商戦絶望的、農作物にも影響が出ることでしょう。朝刊は薄く、これといった大きな事件がないということか。5日休んで久々の出勤、職場ほとんど全員出勤しておりました。取引先も休日が多いせいかメールは65件(半数以上は”念のため同送”)これは少ないほうでしょう。定例業務+追加修正フォローに終日費やして、ついでに二週ほど前の自分のチョンボを発見!冷や汗を流しつつ一気に修正いたしました。自分がお休み中、前週連続見込み予測外して商品大幅不足、北海道より商品横持ちを掛けたそう。言い訳できまへんで、ま、なんとかなったから良いけれど。こんな余裕のない毎日だったらイヤだなぁ、精神的に疲れ果て、スポーツクラブは使えず、TV番組はオモロなく、早々に就寝してお仕事続きの夢を見ておりました。
女房殿はお仕事辞めて緊張の糸が切れたみたい、ぼんやりしております。体調崩さぬよう祈るばかり。
Chopin 幻想即興曲嬰ハ短調 作品66/スケルツォ第3番嬰ハ短調 作品39/バラード第1番ト短調 作品23/バラード第4番ヘ短調 作品52/練習曲変イ長調 作品25-1、ヘ短調 作品25-2、作品10-8/ワルツイ短調 作品34-2、嬰ハ短調 作品64-2、ワルツ変ニ長調 作品64-1「小犬のワルツ」/幻想曲ヘ短調 作品49/夜想曲ロ長調 作品62-1、夜想曲嬰ヘ長調(1999年)/子守歌変ニ長調 作品57(1995年)〜ミヒャエル・シュトゥーダー(p)・・・Michael Studer (1940ー)は瑞西のヴェテラン、放送たいです。2008年4月入手とメモ有、10年掛けてたっぷり在庫減らしたCDも、棚中まだまだ聴くべき音源が残っております(これはちゃんと聴いた記録有)。+データ音源は膨大。音質はまずまず、凄い切れ味美音超絶技巧!みたいなものに非ず、味わい深い作品旋律を活かした表現、ちょっぴりラフなほとんどライヴの自然な風情に名曲を堪能いたしました。
今朝拝聴中。Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜ロジャー・ノリントン/シュトゥットガルト放送交響楽団/合唱団/ルーベンス(s)/フェルミリオン(ms)(2006年)・・・9年ぶり。弦は対向配置、ほとんどノン・ヴィヴラート。当時は素っ気ない速めのテンポに共感を抱けなかった記憶が・・・収レベルが低いといった当時の印象は?再確認すればそんなことはない、けっこうな優秀と。いくらでも詠嘆に雄弁に大仰に語ることが可能な作品、”詠嘆・雄弁・大仰”を拒否したさっぱりすっきり演奏なのですね。その道に詳しい人によると細部楽譜に忠実な描き込みなんだそう。わずか十数年前ののに、このオーケストラは南西ドイツ放響と合併して別物になってしまいました。諸行無常。
では、行ってきます。
2019年5月某日/●サラリーマン生活延長線の日々
息子は昭和生まれ、平成になった時には未だ小さくてふだん見ているこども向け番組も自粛され、あわててビデオ屋さんに借りに行ったら人気薄い海外アニメ「英語版日本語字幕」しか残っていなくて、字は読めぬから理解できませんでした。FMは延々とクラシック音楽流していたっけ、今回の改元はお祭り騒ぎっぽくてよろしいですよ、平和で。いまのところ大きなテロ事件もなくて、ヘルメットかぶった過激な連中も高齢化を迎えたことでしょう。若い人はもう知らんかも。My GW終了、薄ら寒い曇り空にお仕事再開。いつにない念入りなお掃除+断続的にスポーツクラブへ出掛けて、それなり充実しておりました。昨日はご当地イオンへ散髪(靴は買う勇気がどうしても出なかった)女房殿の業務用パソコンから”同期設定”解除(+各種データなどクリーン・アップ)作業、幾度修理やら設定したけれどあとのことは預かり知らぬこと。本日より女房殿はフリーな立場(無収入)に。昨夜贅沢料理屋に”4年間激務ご苦労さん”散財しました。
Mahler 交響曲第10番 嬰ヘ長調(Wheeler版第4稿1997年改訂版)〜ロバート・オルソン/ポーランド国立放送交響楽団(2000年)・・・14年ほど前にエエ加減なコメントが残って、断続的に聴いていたお気に入り作品・版。Joseph Wheeler(1927-1977英国)1966年版に指揮者であるオルソン等数人が更に手を入れたとのこと。こちら市井のド・シロウトMahlerファンにとってはちゃんと5楽章完成聴かせてくだされば満足、音質オーケストラの技量に問題はないと思えます。表現的にはややさっぱりと素っ気なく、”ニューヨークの殉職した消防士の葬列”(大太鼓連打が衝撃)である終楽章もさらさらと流れます。(23:53)第1楽章「Adagio」の怪しさ、破調へと枠をはみ出る狂気っぽいものが維持できていないような・・・いずれ、第1楽章第3楽章のみ聴け!的原典主義に非ず、ぜんぶ聴きたい!ことが先決、たっぷり美しい旋律を堪能いたしました。
Mahler 交響曲「大地の歌」〜大植英次/ミネソタ管弦楽団/ミシェル・デヤング(ms)/ジョン・ヴィラース(t)(1999年)・・・ 目の醒めるような音質オーケストラの響き切れ味。大植英次のリズム感の良さ、ノリ、熱気。 Jon Villarsって亜米利加出身のテナーらしいけど、こちらパツァークとかヘフリガーで聴いていた(残念な)オールド・ファン、どーもこの人イマイチな感じが残念でした。
では、行ってきます。かなりお仕事溜めている自覚もあって、これを一気にクリアしたいもの。+反応薄き新人の点検も有。