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音楽日誌

徳島・祖谷渓谷
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2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

一年過ぎるのはあっという間、一ヶ月も速い、一週間はもっと速く感じます。本日にて8月も終了、夏休みも夏もぼちぼち終わってお仕事は年末に向けて走り出しました。

昨日朝出勤途中にメール着、定例実務作業をお願いしてるスタッフさんはヴェテランの同世代、親御さんの御不幸に急な休み、自分が3年前に作ったマニュアルは記憶の彼方、恐る恐る手探り状態で資料作成をしたものです。いろいろ細かいチョンボに関係各部署から苦情有。そして取引先ご担当がコロナ感染のご報告有、たしか小さいこどもが3人いらっしゃって、奥様も陽性、タイヘンやろなぁ、今のところは症状はほとんどないらしいけど。(ワクチンは1回目接種済とか)よう知った人が感染した経験は初めて、もう他人ごとじゃないっすよ、じわじわとわが身にに接近している感じ。

自分は相変わらず布製ヨメノマスクを愛用しているけれど、出勤者を確認すると周りは全員不織布マスクじゃないか、自分だけでっせ効かないマスクしているのは。職場には不織布マスク常備されているから、それを使えばよいんだけどね。夜、スポーツクラブに出掛けたら従業員は全員不織布マスク、お客は七割くらいかな?世間は情報に敏感ですね、ワクチン接種もブツさえあれば急激に進むことでしょう。重症化は怖いですから。

誘惑に負け職場にていろいろ飲み喰いしすぎた自覚有、夕食控えめにストレッチ+筋トレ8種こなしても今朝の体重は67.5kg前日比さらに+300g最悪。

RCAのLPMozart 交響曲第28番ハ長調 K.200/第35番ニ長調 K.385「ハフナー」〜小澤征爾/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1969年)・・・34歳若き日の記録。拝聴したのはLP復刻音源、もしかしてLP時代より聴いていたかも。正直なところ聴き通すがツラいほどに陰影やら緩急に足りない硬い、明るく優雅な作品に余裕が感じられぬもの。アンサンブルが整っている云々の話じゃありません。音質印象もあるのかも。21:11-19:53。

Capriccio C10709Albinoni 5声の協奏曲集 作品5/変ロ長調/ヘ長調 /ニ長調 /ト長調 /イ短調 /ハ長調 /ニ短調 /ヘ長調/ホ短調 /イ長調/ト短調/ハ長調〜ベーラ・バンファルヴィ(v)/ブダペスト・ストリングス(1992-1994年)・・・これはかなり前に聴いてメモのみ残っていたもの。カーロイ・ボトヴァイが指揮となっているけれど、たしかチェリストでリーダーだったんじゃないか。まったく知名度は薄いけれど、ブダペスト・ストリングスは極上にマイルド、ムーディに雰囲気たっぷりなモダーン楽器アンサンブル、Vivaldiはオーソドックスな演奏がお気に入りでした。Albinoniの旋律は表情豊か、こんな演奏スタイルも21世紀には珍しい(妙な)完成度が耳に快い。”Bach以外”伊太利亜バロック作品も心安らかに愉しいものです。

これより洗濯、ご近所一周ウォーキングしてから在宅勤務です。昼から若い相棒のO/L商談にも横から参加予定。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

無為無策ワン・パターンな週末休みを終えて、好天の月曜朝を迎えました。最高気温予想は36度C、朝一番の商品トラブルお詫び、処理からいくつか宿題を自覚して、8月はもうちょっとで終わり、マンション前の公園で遊んでいるこども達の夏休みも終了してコロナが心配な学校に集まります。東京方面の感染者数の微減評価は分かれているようです。池田市長選はサウナ前市長の元秘書である維新の女性が当選(大阪府では初女性首長とか、びっくり)直前に副代表が問題起こして辞任しても大阪では維新人気抜群。自宅療養やら死亡率?では東京首都圏を上回るとされる大阪でも、イケメン知事の人気はゆらぎません。ま、イケメンではない金メダル好きな名古屋市長も選挙には強いから、世間はわからんもんでっせ。閑話休題(それはさておき)

現在居住する長久手市は”住みやすさNo.1”とか(大東建託による)人口6万人ほど、愛知医大、大型ショッピングセンターやらイケアもあってたしかに環境もよろしいのかも。でも、なんかアテにんらんな、全国一若い街だから若い人にも人気ですか?マンションの前の公園風景はまるで一世代前の風景ですよ。高級住宅高級車外車が多くて、車上荒らしとかも多いらしい。新しい街だから歴史的風情とか老舗とか、そんなものが足りないかも。いずれ自分はあと半年ほどで縁が切れる街です。

昨日はいつもどおり朝一番に市立体育館へ、スクワットストレッチ+筋トレは控えめに5種のみ+久々、心臓の調子様子見にエアロ・バイク15分有酸素運動も加えて、とくに変調は見られません。ディスカウントストアへお買い物に回って坂道重い荷物抱えて上り下りするのも佳き運動でしょう。夜ご近所高級中華・王将へ出掛けてノンアルコール・ビールは不味いから避けて、天津飯などご飯物を加えたせいか、今朝の体重は67.2kg前日比+200g。今晩のスポーツクラブにて身体を絞りましょう。本日は出勤。

RCCSSA34213Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜イヴァン・フィッシャー/ブダペスト・フェスティヴァル管弦楽団(2012年)・・・テンポは噛みしめるように遅めに冷静緻密な演奏。とくに第3楽章「Scherzo」の遅さは異様です。一番人気第4楽章「Adagietto」も官能性強調に非ずクール、技量高いオーケストラと思うけれど、この作品に期待したいパワフルな暴力とか爆発のワクワク感から遠い演奏の評価は難しい。12:59-15:09ー19:39-10:42-15:44、音質は極上。

DG POCG-3607Beethoven ヴァイオリン協奏曲ニ長調(1962年)/Mozart ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219(1967年)〜ヴォルフガング・シュナイダーハン(v)/オイゲン・ヨッフム/ベルリン・フィル・・・CDはハイフェッツを最初に入手したけれど、LP時代はこれが作品との出会いだったと記憶します。鉄板と云うか王道というか、名手Wolfgang Schneiderhan(1915ー2002墺太利)による、これ以上ない!しっとり美しい音色、落ち着いて安定した技巧・・・ティンパニも入るオモロいカデンツァ(ピアノ協奏曲編曲版用)も聴きもの。その昔ギドン・クレーメルの演奏をFMから聴いて衝撃を受けたけれど、数十年一周回ってこんなオーソドックスに美しい演奏に心奪われるものです。Beethoven 24:35-10:48-10:55、Mozart 9:11-10:20-8:40。

これよりお洗濯。それから久々の出勤です。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

”Stay Homeというけれど、家に居場所がない若者も”〜そんな記事がありました。半引退な自分だって閉塞感があるのに、活動的な遊び盛りの若者は日々苦痛なことでしょう。繁華街やら大きな駅の人出は減っていないとのこと。異物混入は泣き面に蜂、東京の若者向けのワクチン接種会場は予約券に1kmの列とか、この猛暑中ですよ。昨日はいつもの【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新済ませて午前中市立体育館へ。スクワットも久々、ストレッチ+筋トレ7種、エアロバイクは2分ほど様子を見て取りやめ、心臓の鼓動が異様に上がるのが怖くって。

あとはいつもの終日引き隠って身動きもせず喰ってばかり、今朝の体重は67.0kg現状維持。取引先メーカーよりトラブル連絡有、若い相棒より相談の電話も有、打つ手もないので月曜に処理連絡は押し出しました。

マスクはウレタン製のはほとんど効果がない(見た目オシャレだから女性が多く愛用)自分はずっと手作りヨメノマスクを愛用して、スポーツクラブでも布製を使って毎日洗濯しております。ところが・・・それもあかん!とのことらしい。不織布マスクかぁ、なんかあれはキライなんだよね、息苦しいし(だから効果あるのか)使い捨てだし。そんなワガママ云っちゃいかんけど。なんかオモロない日々やなぁ、ほんま。

EMIBruckner 交響曲第4番 変ホ長調〜オイゲン・ヨッフム/シュターツカペレ・ドレスデン(1975年)・・・1990年代前半クーベリックのMahler全集をCDにて購入して、次はBrucknerだ!清水の舞台から飛び降りるようにEugen Jochum(1902ー1987独逸)による再録音、高価国内盤ボックス入手しました・・・けど、なんかガッカリ、音質的にも収録楽章配置もムリムリ押出しだったような?Bruckner作品そのものに苦手意識が・・・それを克服したのは誰の演奏?いつでしたっけ、ハイティンクだったかな?シューリヒト?チェリビダッケあたりか。爾来約30年ぶりの再聴、茫洋として爽やかなホルンから始まる名曲との出会いはブルーノ・ワルター、ほんの中学生の頃ですよ。当時そればかり聴き過ぎて、やがて苦手な作品に至りました。分厚い響き、根性入ったパワフルな爆発、テンション高いアッチェレランド、ルバート、頻繁なテンポの揺れ、これが標準と考える人も多いことでしょう。そのようなレビューもいくつか拝見いたしました。音楽は嗜好品、ドレスデンの充実した響きに敬意を払いつつ、自分はその押し付けがましい方向に耐えられない。ゆったりと構えたイン・テンポこそ基本(速い遅いは別)旧バイエルン/ベルリン・フィル全集も含め、煽って疾走するスタイルはカンベンしてね、状態でした。17:53-16:44-10:01-20:21。

懐かしい廉価盤LPBruckner 交響曲第4番変ホ長調(ハース版)〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1965年)・・・

既に虚飾も作為もない、自然体の落ち着きが感じられます。ウィーン・フィルとの1985年録音にも感動したけれど、こちらコンセルトヘボウのくすんで、柔らかい奥行きも負けておりません。楽章ラストややアッチェランドが若いというか、青いで!と言う感じも微笑ましいけれど、練り上げられたオーケストラの響きそのものが魅力的。ホルン、弦、トランペット、フルート・・・嗚呼キリがない。スケルツォは若々しい爆発がむしろ好ましい・・・最終楽章の熱気と勢いは希有な魅力
・・・とは16年前のコメント。ウィーン・フィルとの1985年録音には曖昧なコメントをしたのが19年前、こちら聴いた記憶さえ消えておりました。第1楽章「Bewegt, nicht zu schnell(運動的に、しかし速すぎずに)」後半戦、各旋律の末尾押さえの甘さを感じるけれど、概ね上記と印象は変わらず、咳いたアッチェレランドもヨッフムほどの強引な押し付けがましさを感じぬもの。ハイティンク36歳だもんなぁ、表現が若いのは当たり前ですよ。18:20-15:54-9:50-19:45。

昨夜ちょろりと見掛けたテレビ番組に所ジョージさん”自分はこんなもんだ、そう思えば悩みはない”〜至言。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

すったもんだしつつ、ユルい一週間のお仕事終了して週末休み。水害絡み工場被災の関係で商品調達諦めた某商品はぎりぎり逆転調達できたり、小さなドラマはありました。そして夜はスポーツクラブ、ストレッチ+時間の関係で筋トレは5種、初級エアロビクス30分は週一回の有酸素運動、心臓が心配なので動きは抑制して、鏡に映る自分の姿に覇気が足りません。昨夜今朝と微妙な頭痛有、なんとなく微熱も感じて時期が時期だけに不安を感じて計測しても通常通り、気のせいみたい。ここ数日鼻水症状が若干マシ、よう眠れます。今朝の計量は67kgちょうど前日比▲400g、佳き天候にご近所ウォーキング+市立体育館に鍛えて66kg台に戻しましょう。

在宅勤務だったり、職住接近5時定時に職場をさっさと上がるから、往年のテレビドラマ再放送を幾度か確認〜「サマーレスキュー 天空の診療所」に感動いたしました。現在テレビから干されている能年玲奈ちゃんもデビュー辺り、菅田将暉も駆け出しの脇役、尾野真千子も若いなぁ。大自然の爽快な空気と、誠実なストーリーに心打たれます。こうしてみると最近のドラマの”内向き”なこと、作りの薄ペラさを感じたものです。

週末に不要不急な居酒屋通いが愉しみなのに、緊急事態宣言とか?それは叶わぬもの。学校や保育所幼稚園も危ういとされて、取引先もいよいよ商談制限強化、来週の商談はすべてO/Lになりそうです。リモートで営業というのもナニだし、自分はもう引退だから仕方がないけれど、若い連中への商談会話を見せることができないのも残念。これがお仕事スタイル、と信じたら”アフター・コロナ時代”はいろいろ難しくなる・・・こんな発想も時代遅れな昭和なのかも。

VOXBOX CD5X-3609Mozart ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488(ワルター・クリーン(p)/ペーター・マーク/ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団1968年)/第10番 変ホ長調K.316a(ルドルフ・フィルクスニー(p)/アラン・ヴァイス(p)/デイヴィッド・ジンマン/ロチェスター・フィル1978年)/第19番ヘ長調K.495(イングリット・ヘブラー(p)/カール・メレス/ウィーン交響楽団1958年)・・・VOXBOX3枚組中の2枚目。ケース内部が壊れて処分しそこねた数少ない残CDとなります。 Alan Weiss(1950-亜米利加/ワイスじゃないのか)とジンマン以外はすべて引退乃至故人となって、自分にとっては懐かしい演奏ばかり。Walter Klien(1928ー1991墺太利)のクールに甘いVOX録音はLP時代の愛聴盤、フィルクスニー/ヴァイスによる、愉悦に溢れた2台ピアノ協奏曲は珍しい音源でしょう。ヘブラーの旧録音はちょっぴり音の肌理が粗いけれど、浮き立つような作品を品よく仕上げて絶品でした。音質はばらつきがあってもまずまずちゃんと聞ける水準。

DGBeethoven ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜ミヒャエル・バレンボイム(v)/ダニエル・バレンボイム/ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団(ごく最近の録音か)・・・Michael Barenboim(1985-仏蘭西?)は エレーナ・バシュキロワが母親、WEDオーケストラのコンマスだそうです。すっきりと細身に洗練されてスムースな技巧、センスはモダーンに神経質過ぎない個性が魅力。名曲揃いなBeeやん作品中、穏健極まる優しい旋律はかつてMy”Beeやん苦手時代”真っ最中もお気に入りの筆頭でした。25:00-9:37-10:07。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

コロナに罹患して、それを自覚しても誰にも言えない、自宅にじっとしていたりいなかったり、自覚せずに無症状だったらもっと悲惨にウィルスを拡散させ、もちろん感染者数にカウントされない。情報を捕捉する保健所も体制が取れなくて・・・その結果が東京の前週割れなのでしょう。モデルナ社のワクチン異物混入廃棄もこんな時期に最悪の事件、人気のなかったアストラゼネカもけっこう求められて、事態は切迫しているのでしょう・・・こんな話題はどこにでも転がって、自分が云々することでもありません。頑迷な”反ワクチン主義者”もいるんやろなぁ、けっこう(若年層の二割とか)それは自由だけど、感染して広げるのはカンベンしてほしいし、重症化してもカンタンには治療受けられませんよ、現在は。

昨日は朝一番にゴミ出ししてご近所一周ウォーキング、あとはずっと引き隠って昼からはエアコン三昧。猛暑が戻りました。在宅勤務中いくつか情報漏れ≒ボケに気づいて肝を冷やしました。マックス・ロスタル(Max Rostal, 1905ー1991墺太利→英国)の往年の録音をネットより入手してBartokBergあたりを聴いて嘆息。想像よりずっと音質はましだったけれど、もっと状態のよろしい、美しい演奏は手許にあったよね、残された人生にムリして求めるものに非ず、そんな感慨に至ってデータファイルを廃棄いたしました。これは堕落かなぁ、それとも断捨離の思想か、ちょいと考え込んでおりました。CDの断捨離は完了したけれど、次はデータファイルの断捨離が必要です。潤沢=シアワセに非ず、身の丈に似合ったもので充分。安倍ちゃんは富裕層の”トリクルダウン”(おこぼれ頂戴)経済波及効果に期待したけれど、持てるものはますます”持つことがヲタク趣味”に至って市場に反映しませんでした。格差の拡大へ。

終日身動きせず休筋日、昼に冷凍食品のあんかけラーメンはいかにも高カロリー高糖質、夜ビール風飲料を喫して今朝の結末は67.4kg前日比+800g!最悪。本日夜のエアロビクスに賭けましょう。本日も在宅勤務。

PentaTone PTC5186860Beethoven 交響曲第7番イ長調〜マレク・ヤノフスキ/WDR交響楽団(2019年)・・・2020年10月に拝聴して曰く

旧来の重厚長大路線に非ず、21世紀古楽器系軽快躍動でもない、手堅い表現にさらりとした感触、流れよく仕上げて録音を聴く限りぴん!と来ておりません
・・・と。イン・テンポを基調として、繰り返しの実施、重心の低い充実したオーケストラの響きに、オーソドックスな名曲の手応えをしっかり感じておりました。13:46-7:43-9:21-8:40。

Orfeo C264921BR.Strauss 交響詩「英雄の生涯」〜カール・ベーム/バイエルン放送交響楽団/ルドルフ・ケッケルト(v)(1973年ライヴ)・・・ Karl Bohm(1894ー1981墺太利)の十八番。ウィーン・フィルとの1976年録音への恥ずかしい言及が残って(しかも駅売海賊盤)それは18年前、記憶も曖昧です。ちょいとかつての人気から落ち気味?いくらでもデーハーに演れそうな作品を、手堅くジミに、力強く表現して充分な説得力がありました。音質はまずまず、名手Rudolf Koeckert(2013-2015捷克→独逸?)のソロはゲルハルト・ヘッツェルに負けぬ魅力たっぷり。

現在洗濯中。ご近所ウォーキングしてからO/L。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

ようやくの夏復活、本日最高気温予測は36度Cとか。昨日はエアコン快調な事務所に過ごしました。(但し、窓は開けてある)ガースーは「明かりは見え始めている」と曰うけれど、東京感染者の増加停滞は検査体制が崩壊しているからとの説もあります。

定期的に営業情報を発信して下さる東京本丸の女性担当より「緊急メール」有。保育所に通っている息子が”濃厚接触者”になってしまい、しばらく出勤できないとのこと。既にかなり在宅勤務化していても、小さいこどもがしばらく外に出られない事態に通常業務は不可、当面の実務処理を周りに委託したようです。せいぜい時々急ぎのメールを点検するくらい、怖いリスク社会となりました。高齢者のワクチン接種が進んで、焦点は保育所幼稚園、小学校なのですね。

出勤時には毎朝ご近所の小さい子が可愛らしいマスクをして制服姿、お母さんと小さい弟と一緒に送迎バスを待っております。せっかくお友達との集いの場が感染源クラスターになるのもツラい話、そして家庭にウィルスを持ち帰る可能性も・・・なんとかならんもんでしょうか。残念ながらそうカンタンに明かりは見通せぬみたいです。

昨夜、いつものスポーツクラブ。ストレッチしながら”昨日は体調が悪かったのだな”そう自覚いたしました。珍しく筋トレマシンは狙い通り順繰り空いていて8種クリア。本日休筋日、明日週一回有酸素運動エアロビクスの日、いつになったら通常復活できるのでしょう。上室性期外収縮は日常生活に問題はありません(服薬中)。今朝の計量は66.6kg前日比+100gは職場でいろいろ喰うたワリに上出来でしょう。本日(ユルい)在宅勤務。

LPデザインStravinsky バレエ音楽「春の祭典」(1967年)/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版/1969年)〜ズービン・メータ/ロサンゼルス・フィル・・・ Zubin Mehta(1936ー印度)も85歳、これは30歳そこそこ若き日の鮮烈な記録。定位やら奥行き空間は少々不自然でも、英DECCAの音質は21世紀に現役です。オーケストラはパワフルな華やかさがあり、力量充分だけど、緻密なバランスに非ず、粗野なエネルギーに充ちて、それが作品のバーバリズムに相応しく似合って聴手をたっぷり興奮させます。若い逡巡のない勢いは。後年の幾度ある録音に失われてしまったものでしょう。ピエール・ブーレズの知性も素晴らしいけれど、”音楽を愉しむ”原点を思い出しました。

PHILIPS DMP213Ravel ボレロ(1963年)/Chabrier 狂詩曲「スペイン」(1966年以上スペイン放送交響楽団)/Borodin 歌劇「イーゴリ公」より「ダッタン人の踊り」(合唱付き/コンセルトヘボウ管弦楽団/オランダ放送合唱団1964年)/Rimsky-Korsakov スペイン奇想曲 (ロンドン交響楽団1962年)/Tchaikovsky大序曲「1812年」(コンセルトヘボウ管弦楽団1964年)〜イーゴリ・マルケヴィッチ・・・作品もオーケストラも寄せ集め、懐かしい廉価盤CDは15年ぶりの拝聴にびっくり。音質は極上、そしてマルケヴィッチはマルケヴィッチ、がちがちの厳しい硬派演奏でっせ。「ボレロ」はオーケストラの技量云々感じさせぬ緻密な集中力(14:50)ヴィヴィッドな熱気愉悦溢れるはずの「スペイン」も息苦しいほど(5:43)「ダッタン人」はスケール大きく(11:14)、オーケストラのコントロール自在なる「スペイン奇想曲」(15:00)大仰にドラマティックなはずの「1812年」も辛口の風情漂う・・・(15:20)。前世代の巨匠たちは個性明快でした。

現在洗濯中。ご近所ウォーキングしてから在宅勤務に入りましょう。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

相変わらずの降ったりやんだりの気候に蒸し暑さ復活。笑福亭仁鶴やら千葉真一、ストーンズのチャーリー・ワッツ、いずれそれなりの年齢とは云え”存在して当たり前の人”が亡くなってしまう喪失感有、両親を亡くしたり、大学時代の親しい先輩があっけなくあちらに逝ってしまった感覚に似ております。鍛え上げたアクション・スターもコロナには敵わないという現実に慄然といたします。昨日、ユルい在宅勤務はそれなりの混乱案件有、なんとかして乗り切って夜はスポーツクラブ、ここ最近全身すっきりと疲労感が抜けずストレッチ+筋トレわずか5種。今朝の体重は66.5kg前日比▲100g。65kg台は夢のよう。

業務用メールはOffice365(業務用スマホも同様)私用では基本はGメール、カードとか種々登録連携はYahoo!メールに役割を分担させております。スマホでも同じように使えて、きっとスマートウォッチを使えばもっと便利なのでしょう。ま、お仕事引退すればメールなんてほとんど来ませんよ、要らんSNS更新連絡+登録ソフトの更新くらいかも。この度、Yahoo!メールがリニューアルとか、それを適用してみたらOffice365にかなり似ている感じ。使い勝手もよくなったと思います。時代はいつのまにかWebメールになりましたね、Gメールの普及がキッカケかな?メーラーを使って自分のHDに情報を残す時代じゃないんでしょう。

CCT 676Mahler 交響曲第6番イ短調〜ハルトムート・ヘンヒェン/フィルハーモニカ・スラヴォニカ・・・おそらくオランダ・フィル(1989年録音/CAPRICCIO音源)と同じものと類推(でもタイミングが違う?80分を超えない)14年ぶりの拝聴。先日「アルプス交響曲」を聴いて力みのない飾りの少ない自然体の構えに感服したものです。ほとんどそれと様子は変わらない、ものものしい切迫感に非ず、悠々と余裕の演奏、オーケストラの技量に不満はありません。重厚にパワフル、キレのあるオーケストラじゃないけれど、トータルのバランスが快い質実なサウンド、21:53-12:35-15:29-28:56。先日、マルクス・シュテンツの演奏をしっかり聴いて、怪しくも巨魁なる作品に再開眼しております。ここでは第2楽章に「Scherzo(重々しく)」が配置されております。

米DECCAのLPBeethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜イーゴリ・マルケヴィッチ/シンフォニー・オブ・ジ・エア(1956-57年)・・・モノラル録音だけど、自分が聴いたのは疑似ステレオ化、音質はまずまずだけど、同時期のMercury録音などに比べるとちょいと残念大味な感じ。昔から知っている演奏のはずが、意外だったのはじつは重量級の勢い、情熱的なアツさ、そしてこの人は窮屈なほどの集中力、オーケストラの統率にいつも驚かされます。14:41-15:36-5:28-11:47。ここ最近、Beeやんは「英雄」ばかり、幾度繰り返して感銘新たな作品であります。

本日出勤。感染増を受けて在宅勤務を増やせ、との指示でした。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

昨日昼過ぎようやくまずまずの好天へ、前日朝も一瞬ものすごい雨が降って、天候は不安定でした。あちこちコロナ蔓延の関係で夏休み延長とか、こども達は微妙でしょうね、こんな対応。また猛暑が戻るとか、それでも経験則的に夏場商材はもう動きません。それに関連して自分の判断ミスが一件あって、対応が一週間遅れたことを反省。海外より調達している商品がコロナで工場稼働停止したり、先日の水害で被害を受けたメーカーの商品が製造不可になったりしたけれど、国内の地方メーカーでもコロナで工場従業員にクラスター発生して影響が出ております。東京本丸のビルでも毎日一人くらい感染者は出ていて、おそらくはご自宅家族関連からの影響でしょう。自分と女房殿はワクチンを接種済、息子も一回目を済ませても、妊娠中のお嫁さんは未だ、幼い孫のことも心配です。

都知事と厚労大臣が、改正感染症法に基づき病床確保を要請、理由なく従わなかった場合は病院名公表、って朝刊を読んでもいまいち趣旨がわからない。実効性ないパフォーマンスなんじゃないの?野戦病院作ったら良いのに・・・場末の引退直前オヤジがつぶやいても仕方がない。昨夜のニュースにてコロナ訪問診療、あちこち入院断られてたらい回しの映像拝見、その患者は翌日亡くなったとのこと。衝撃でした。

自分はユルいお仕事に引き隠りの在宅勤務。出勤率30%が目標、お仕事あまり役に立たんけど自分が罹患せず周りに迷惑を掛けぬことが肝要でしょう。昨夜もスポーツクラブにしっかりストレッチ+筋トレ7種(8種目マシンは長期専有されて断念)あちこち微妙な筋肉痛はやり過ぎ?膝の調子はまずまず、今朝の体重は66.6kg前日比▲100g。有酸素運動の本格的再開は来週の大学病院診療後の判断となります。

Membran 600551R.Strauss 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」/歌劇「影のない女」より間奏曲(フィルハーモニア管弦楽団/1960年録音)/交響詩「死と変容」(ロサンジェルス・フィル/1961年)〜エーリヒ・ラインスドルフ・・・旧EMI+Capital録音か?かなりクリアな音質鮮度。こんな録音あったのですね。情熱のシャルル・ミュンシュの後を受けたボストン時代(1962-1969)も人気イマイチ、オーケストラへの厳しい要求にトラブルも連続していたらしい・・・そんなことは聴手にとってはどーでも良いこと。端正なアンサンブル、バランス、途中珍しい演目を挟んでユーモアと沈思黙考する激情作品はクールに躍動して立派な演奏と聴きました。

 PH05039Mahler 交響曲第4番ト長調/子供の不思議な角笛より「浮き世の暮らし」「ラインの伝説」「この歌を作ったのはだれ?」〜クラウス・テンシュテット/エヴァ・チャポ(s)/バーデンバーデン南西ドイツ放送交響楽団(1976年ライヴ)・・・この人は根性入っていると云うか、悲痛な集中力に稀有な成果を上げて、客演のライヴでも様子は変わりません。ロンドン・フィルとのセッション録音よりこちらのほうが良いかも。15:44-8:51-19:47-8:20。歌曲は2:27-3:22-2:08。

現在洗濯中。先週幾度ウォーキングを狙って急な雨に断念したけれど、本日は大丈夫でしょう。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

8月も月末を迎えて、どんよりとした空に新しい一週間が始まりました。横浜市長選は野党系知名度のない候補が圧勝、ガースー肝煎りの地元三代続く政治家は及ばず、現職はもっと酷い結末、これを雪崩現象と呼ぶのでしょう。事前予想情報通り、投票締め切り夜8時に当確が出るのもオモロない。災害予報にも似て、最近は精度が上がっているのですね。昨夜のニュース番組特集、首都圏では渾身のコロナ訪問診療の工夫、SNSの呼びかけに全国から35人の医師が参集したとのこと(自分のクリニックを2週間閉めた人も)。自発的良心は素晴らしいけれど、それだけに頼ることもできんでしょう・・・閑話休題(それはさておき)

病はコロナだけに非ず、これじゃうかつに風邪もひけない。どこにもいけない。職場と自宅の往復、月に1-2度取引先商談、スポーツクラブ+市立体育館に通う狭い行動範囲、馴染みの居酒屋にも酒は出ない、ご近所個人経営焼き鳥はずっと閉めたままのようです。昨日は朝一番に市立体育館へ、入念なストレッチ+筋トレ6種、ラスト腹筋マシンは長時間専有したオジサンに遠慮して、今朝の体重は66.7kg前日比+200g。一昨日、ファミリーマートのスウィーツにプロの評価番組があって、感心して眺めていたら、案の定ご近所の店は棚すっからかん!第1位になった商品に似た別味のを女房殿に買ってみたけれど、きっと不人気で売れ残ったものでしょう。

 CC72550Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調/第6番ヘ長調「田園」〜ヤン・ヴィレム・デ・フリーント/オランダ交響楽団(ヘット・オーステン管弦楽団)(2008ー09年)・・・Jan Willem de Vriend(1962-)は阿蘭陀のヴェテラン指揮者、これは阿蘭陀東部エンスヘーデ(Enschede)にあるオーケストラとのこと。放送フィル、オランダ・フィルとも別団体。モダーン楽器?と思うけれど、古楽器のように洗練されぬ粗野素朴な味わいのサウンド、弦はノン・ヴィヴラート、音質は作ったところのないリアルさ、ティンパニの迫力も満点に仰け反ります。提示部繰り返し有、誰でも知っている名曲中の名曲に際立つ個性を刻印して、たっぷり聴き応えがありましよ。(第4番)11:48-8:20-5:41-7:09(第6番)11:32-11:51-5:08-3:52-9:14。

Riccordi原盤Bach ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV1049/第5番ニ長調 BWV1050/第6番変ロ長調 BWV1051〜クラウディオ・アバド/ミラノ・スカラ座管弦楽団/ブルーノ・カニーノ(cem)(1975/76年)・・・Claudio Abbado(1933ー2014伊太利亜)40歳そこそこの記録、たしか伊Ricordi録音、行きましたよ1990年頃ミラノのリコルディ(楽譜屋さんというかレコード屋)外に出たらジュリーニとすれ違ったっけ・・・おそらくFMエア・チェック時代より馴染みの音源は幾度聴いたかわからんほど。名手Bruno Canino(1935-伊太利亜)のチェンバロは現在の耳には少々メタリックだけど、リズムのノリ、ベースラインというか対旋律がカッコよい!第5番第1楽章のカデンツァ最高!・・・なんだけど、全体としてはフツウというか、21世紀溌剌の古楽器リズムに慣れた耳にはなんか当たり前の演奏に聞こえました。フルートも古楽器の滋味深い音色が恋しいところ。

ARTS47715-8Bach ブランデンブルク協奏曲 第1番ヘ長調 BWV1046/第2番ヘ長調 BWV1047/第3番ト長調 BWV1048/第4番ト長調 BWV1049〜ディエゴ・ファソリス/イ・バロッキスティ/ドゥイリオ・ガルフェッティ(v)(2004年)・・・これは少々前に拝聴して忘れそうになっていたもの。疾走躍動リズムのキレ、古楽器技量の向上顕著な文句なく素晴らしい演奏でした。昔馴染みばかり追い掛けても仕方がない。

これより洗濯、出勤となります。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

朝一番に「音楽日誌」そして【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新、珍しくお気に入りの朝の連ドラ「おかえりモネ」をBSにて一週間分まとめて見たあとに、市立体育館へしっかり筋トレ7種(ストレッチも)〜なんの変化もドラマもないワン・パターンな週末休み。昼には野菜たっぷり季節外れの雑煮を作ったあと、二時間ドラマ再放送を眺めていると異様に眠くて本格的昼寝2時間ほど、あっという間に夕方になったのでテレビ宣伝に煽られてスシローへ。混んでくるぎりぎりに間に合って(緊急事態宣言とやら)酒は供されないので女房殿と二人でも激安、高級魚が市場に余っているせいかネタも上々、昼夜と炭水化物=糖質摂り過ぎて体重増覚悟しましたよ。

今朝の定例計量は66.4kg前日比▲500g、このロジックが理解できません。昼寝も大切なのか。

先日、”パソコンの台数を減らす”というブログを拝見して、そういえば我が家じゃデスクトップ・マシンはかなり以前(10年以上前?)に処分済、現在ディスプレイ一体型のデスクPC(もともとはテレビ機能付き)ほかノート3台となりました(女房殿分2台)。全部中古激安OS自力更生。主力は10年選手、安定稼働していております。ポイントは日常使っている、ということかな?家電には寿命があって洗濯機冷蔵庫掃除機、ここ最近交換したところ。昨日、3年ほど愛用してるTanitaの体重計を女房殿が持ち出して”体脂肪もわかるんじゃないの?”と再設定に挑みました。中古980円入手、それ以来電池も替えておりません。

結果、やり方が悪いのか、それとももともと故障したものを処分したものか、その機能はアウト。ちゃんと体重がわかれば充分、毎日起床とともに定例計量して愛用しております。佳き買い物でした。本質は価格の多寡に非ず、ちゃんと使い込むかどうか、平成元年に親父にプレゼントしたCASIOワープロ HW955(6行表示/ひらがな入力)亡くなる前月迄稼働継続、30年間生活をともにしたことを思い出しました。我が家には1984年下期製造日立電子オーブンレンジが現役稼働しております。一人息子が生まれたのは1985年でした。

NIMBUS NI 5322Rachmaninov 交響曲第2番ホ短調/ヴォカリーズ〜尾高忠明/BBCウェールズ・ナショナル交響楽団(1991年)・・・15年ぶりの再聴。尾高 忠明さん(1947ー)は現在大阪フィルの音楽監督、このオーケストラには1987年に首席就任、一躍実力を上げました。鬱蒼として甘く、濃厚にカッコ良い作品はお気に入り、たいていどんな演奏だって感動間違いないけれど、これは頭抜けた魅力満載な表現、切々とした説得力はパワーやデーハーな技量がすべてではない!ことが理解できるもの。甘い素材に甘い表現を被せない、ウェット控えめな世界にたっぷり魅了されました。18:48-10:03-15:39-15:13。絶品「ヴォカリーズ」は5:52。

NAXOS 8503294Bach ブランデンブルク協奏曲第2番へ長調 BWV1047*/Handel 合奏協奏曲 ト長調 作品6-1 HWV319(シアトル交響楽団2008年)/Handel メサイア HWV56「Rejoice Greatly」/リナルド HWV7「涙の流れるままに」/アレクサンダーの饗宴 HWV75「The Prince, Unable to Conceal His Pain」/BachーRespighi 3つのコラール P167/いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV 659/わが魂は主をあがめ BWV648/目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ BWV645/パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(P159)/BachーElgar 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537(作品86)〜ジェラード・シュウォーツ(tp)/デヴィッド・ショスタク(fl)/アラン・フォーゲル(ob)/マルジョリー・クランスバーグ(v)/ロサンジェルス室内管弦楽団(1980年)*/アーリーン・オージェ(s)/モストリー・モーツァルト音楽祭管弦楽団(Handel1984年)/シアトル交響楽団(1990-91年)・・・もともとはニューヨーク・フィルのトランペット奏者であったシュウォーツの素晴らしき技量が確認できるBach、Arleen Auger(1939ー1993亜米利加)との録音は別途DelosのCDをかつて聴いておりました。バロック名曲を現代の会場に相応しく再現して、意欲あふれる立派な成果、寄せ集め音源、オーケストラもバラバラだけどたっぷり音楽の愉悦を堪能できるものでした。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

降ったりやんだりヘンな天気が続いております。在宅勤務も空気と風景のよろしい大自然に環境が変わればナニだけど、自分はご近所の自宅に引き隠っているだけ、不要不急な行為やムダ使いこそ人生の余白と潤い、なんか殺伐としたコロナ感染爆発〜医療関係大苦戦な日々を不安に過ごしております。幸い昨日昼くらいには体調戻って、夜は心臓の調子様子見な有酸素運動=エアロビクス30分は久々、なんせ鼓動がずっと高くて怖いんですよ、ストレッチ+筋トレは4種ほどこなして、気分も悪くならず、息も上がらずまずまずフツウに乗り切りました。今朝の体重は66.9kg前日比▲300g。脚全体少々筋肉痛有。

朝刊の書評は週末の楽しみ。辻田真佐憲「超空気支配社会」(文春新書)著者へのインタビューによると、五輪開催へ反対の論陣を張ってけっこう支持もあったのに、いざ開会すると空気はガラリと変わって日本人の祭り好きは筋金入りとのこと。これは読んでみたいですね。最近読んだのは近藤誠「がん治療で殺されない7つの秘訣」(文春新書)・・・これは究極のノウハウ本。抗がん剤は(いくつかの例外を除いて)効果なく副作用ばかり、ムリな手術はせっかくの寿命を縮めるだけ(欧米では良性として手術対象にらないものも)症例相談に明快な回答も出しております。両親はもう亡くなってしまったけれど、自分が当事者になったときにここまでドライに対応できるか正直微妙、そのまま鵜呑みにはできません。なんにせよ書籍は”自分が直接経験できない参照参考”、その主張は充分傾聴させていただきました。かつて近藤先生の理論に共鳴された医師が、スピリチャルまがいな?方向に走ってしまった残念なる言及も印象的でした。

Eloquence 4827223Tchaikovsky バレエ音楽「眠れる森の美女」(パリ音楽院管弦楽団1952年)/交響曲第4番ヘ短調(ロイヤル・フィル1971年)〜アナトール・フィストラーリ・・・恥ずかしながら「眠れる森の美女」全曲通して聴いたのは初めてかも、バレエ音楽と協奏曲伴奏のイメージしかないAnatole Fistoulari(1907ー1995烏克蘭→英国)の交響曲録音も初耳、モノラル録音のバレエ含め音質は良好でした。フィストラーリがほんまにバレエの伴奏をしていたかは別として、優雅に洗練された風情は文句なし、美しい旋律堪能させていただきました。交響曲の方はかなり効果的デーハーな金管炸裂!(とくに終楽章。その前の第3楽章「Scherzo」のピチカートも興奮させられる)作品、ここ最近かなり強烈な演奏を聴いていたせいか、ややおとなしいバランス演奏と聴きました。20:18-11:06-5:58-10:10。

DG 4835494Wagner ワルキューレの騎行/森のささやき/夜明けとジークフリートのラインへの旅/ジークフリートの葬送行進曲/フィナーレ/歌劇「さまよえるオランダ人」序曲/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲/ラ・クルティユからの帰り道〜ダニエル・バレンボイム/パリ管弦楽団(1992-03年)・・・一般にバレンボイムの印象はどれもベターとした一律表現に陰影に乏しい、そんな勝手な先入観を抱いているけれど、なかなか立派。オーケストラとは縁が薄そうなWagnerの著名旋律揃えて、パワフルに鳴りきった爽快に力強い演奏が続きました。パリ管の実力はほんまもんでしょう。珍しいのは「ラ・クルティユからの帰り道」これはもともと合唱曲?選曲にも一工夫有。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

一昨日の朝方、寒気がして覚醒、このコロナ時代にどーも風邪をひいたみたい。昨日在宅勤務、昼から若い相棒が迎えに来て取引先と定例商談、これは無事乗り切って帰宅したあとも体調はよろしくありません。食欲が変わらないのはいつものこと、今朝モウレツに身体重く、首あたりが凝って、微熱を感じてもじつは平熱、今朝の計量は67.2kg前日比+400gは昨夜のビールのせいか・・・今朝は久々の佳き天気に見えて、これからの雨が予報されております。商売関係では夏物在庫消化計画壊滅。本日も在宅勤務、宿題目白押し。

コロナ感染報告は昨日全国で二萬五阡人超え、体調に不安を感じつつ(または無症状で)外出される方は多数いることでしょう。自分だってもしかしてどこかで知らず”もらいコロナ”、ワクチンが必死に戦っている(そして感染広げている)可能性もあります。ひとごとじゃないっすよ。打つ手なし、アベノマスクやらGo To、そして五輪強行、その財源とエネルギーをすべて医療に向けていれば、これほどひどくはならんかった・・・そう思うのはド・シロウトの浅い考えでしょうか。挙げ句にこの豪雨連続は泣き面に蜂。高校球児も難儀しております。自分は気合で乗り切りましょう。

(以上、な〜んのネタもないので以下追加)取引先訪問頻度は減っているけれど、一昨日サンプルなど持参ついでに様子伺い・・・帰り、途中休憩兼ねてHARD・OFFへ、一ヶ月ぶり?訪問。前回密かに狙っていた税抜2,000円也のデスクPCジャンク品は売れて残念、中古ノートパソコンは一気に値下がりして台数品目が増えたのは予想通り、Windows11非対応スペックの影響でしょう。日本語版が正式リリースされたらもっと値下がりしますよ。既にネット情報に”ムリムリWindows11を入れる方法”は検索できるし、MS社の思惑通りさせたくない!自分も手持ち環境でなんとか試してみたいものです。もっとハードル下げてド・シロウトにも手が出せる(ヤミ)パッケージ出ないものでしょうか。

Dutch-Concert-Rostrum_1986Bruckner 交響曲第1番ハ短調〜セルジウ・コミッシオーナ/オランダ放送フィル(1986年ライヴ)・・・これは珍しいLP音源、音質も演奏も良好です。Brucknerは第1−3番(0番00番)+6番を苦手として拝聴機会は少ないもの、Sergiu Comissiona(1928ー2005羅馬尼亜→亜米利加)はこの時期、放送フィルの首席だったのですね。レパートリー的に縁が薄そうだけれど、ライヴとは思えぬ端正パワフルなアンサンブルはオーケストラ・ビルダーの面目躍如、Brucknerの個性発揮が未整理な印象の作品をしっかり、魅力的に聴かせてくださいました。作品そのものに開眼。12:47-13:40-9:08-14:12。

もう一発珍しいの。ネットより入手Bruckner 交響曲第8番ハ短調(オリジナル版)〜マルティン・ジークハルト/北オランダ管弦楽団 (Noord Nederlands Orkest)(2019年ライヴ)・・・ネットより入手したライヴ音源は一本ファイル1:34:18楽章間拍手含む。音質はまずまず。オーケストラはその存在さえ初耳、やや散漫に軽いサウンド(音質?)だけど、立派なものですよ。壮大巨大な名曲中の名曲、オリジナル版は誰が聴いてもわかりやすい通常版との違い、あちこち旋律担当するパートが違ったり、第1楽章「Allegro moderato」ラストは「死の予告」に非ず、ハ長調デーハーに締め括ります。旋律やリズムの扱いがモダーンに洗練され、重厚長大に非ず、とても新鮮に堪能いたしました。

二日続けて朝一番のウォーキングは突然の雨に断念、今朝は大丈夫でしょうか。現在洗濯中。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

今朝は曇り、早朝タオルケットだけでは寒くて目覚める異常気象、未だこちらも含め西日本には大雨が残るとのこと。そしてコロナ感染爆発継続中、”いいかげん感染者数を追いかけるんじゃなくて、重症者を見るべき”と主張してきた方は沈黙して、両方とも増えて医療逼迫は恐ろしい現実。”五輪は成功、感染拡大とは関係なし”と言い切って、パラリンピックも無観客決定、小学生を動員すると東京都は主張して、教育現場は反対しているようです。少なくとも景気浮揚にも、ガースー支持回復にもならんかったのは自明の理・・・って、オモロない当たり前ありきたりの話題を書いても虚しいばかり。

久々の出勤に食材豊富な職場に環境に負けていろいろ間食、体調はいまいちのままお仕事こなして、夜のスポーツクラブはダンベルスクワット40回+ストレッチ(腹筋運動プランク含む)はいつもどおり、この時点で体調怪しく筋トレはわずか4種にて終了しました。今朝の体重は66.8kg前日比+100g。本日在宅勤務〜昼から若いもんが迎えに来て取引先定例商談となります。

昨日、業務上ネットワークへのログ・イン・パスワード定例変更、職場出勤時に実施しろとのこと。これは順調に完了して次は業務用スマホのメール設定へ〜ここで躓きましたよ。自分の名前で再設定したら”そんな利用者は存在しない”と。東京本丸部局の指導を得て、アプリを削除して全部入れ直し、なんたら証明書削除して再発行、半日掛けて辛くもクリアしました。もしかしたら自分の単純入力ミスだったかも、冷や汗かきました。

それとは天と地ほど話題の規模が違うけれど”デジタル庁”のこと。各自治体独自のシステム開発が各々独自過ぎて”囲い込み”に横の連携不可、経費高止まりの要因にもなるけれど、全国一本化も寡占化と不正腐敗の温床になる可能性も孕んでいる(地方と結びついた中小システム会社全滅)政府はマイ・ナンバー推進庶民の貯蓄を丸裸にしようという趣旨と、効率化(?)がないまぜになっているかも知れない・・・そいえばここ最近、コロナ追跡システムCOCOAの噂を聞きません。いずれトップの思想や考え方の基軸がしっかりしていないと”丸投げ”、”青天井”に至る可能性はあります。例えば全国でフリーのOfficeを導入したら”兆”の単位で経費は浮くことでしょう。

Pentatone PTC5186332Mussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」/交響詩「はげ山の一夜」/歌劇「ソロチンスクの定期市」〜序奏/歌劇「ホヴァーンシチナ」〜モスクワ河の夜明け/ペルシャの女たちの踊り〜カルロ・ポンティ/ロシア・ナショナル管弦楽団(2007年)・・・Carlo Ponti(1968-伊太利亜)はソフィア・ローレンの息子、録音はこれ以外見掛けたことはありません。たしか旧PHILIPSのスタッフが主力?のPentatone録音、この作品はできればクリアな音質で聴きたいもの、中低音の充実した素晴らしい録音でした。露西亜の新興団体は技量充分に洗練された技巧、かつての泥臭さから遠く、表現は直截、雄弁に煽ったりしない、モダーンな緊張感が続くもの。

LPデザインFaure レクイエム〜エルネスト・アンセルメ/ ジェラール・スゼー(t)/シュザンヌ・ダンコ(s)/スイス・ロマンド管弦楽団/トゥール・ド・ペイルス合唱団(1955年)・・・美しい天国のような旋律連続、”自分の葬式にはこれを”人気No.1作品(勝手なイメージ)合唱団の技量を巡って評価が割れる(ある意味)有名な録音です。ソロは最高!アマチュア合唱団は”怒りの日”とのレビューはあちこち同じ人が同じ文書を書き込んで、ちょっぴり嘆息気味。自分は合唱の技量を云々できないけれど、敬虔な風情が溢れ出て、胸を打たれましたよ。組曲「ペレアスとメリサンド」/歌劇ペネロープ」序曲/組曲「マスクとベルガマスク」(1961年)も収録。これは駅売海賊盤時代からのお気に入り、妖しい風情満載クール・セクシーな作品演奏でした。

今のところ晴れているのでいまのうちご近所ウォーキングへ。やがて雨模様の予報となっております。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

コロナと豪雨Wパンチ、往復ビンタ+湿度は高いけれど低気温は異常でしょう。昨日、とうとう佐賀県の取引先工場が被害を受けて稼働できず、商品手配が不可能になって、納品予定先にお詫びを入れました。農産物にも影響出てくるんじゃないかな、雨と低温で。昨日は朝一番のご近所一種ウォーキングは外に出た途端の雨にて断念、終日引き隠って在宅勤務はトラブル処理の連続にキモを冷やしました。本日出勤、一週間ぶりの職場です。徒歩10分ほどの職住接近、通勤そのものは”密”とは無縁でも、職場の人数を減らすことが肝要な在宅勤務制度、いくらメールやらスマホ、O/L会議を駆使しても孤独を感じるのは昭和の発想でしょうか。とくにトラブルがあるとそれを強く思います。

昨夜のスポーツクラブはとても人数少なく、ストレッチ+筋トレはわずか6種のみ。今朝は66.7kg前日比▲200g。

HP Omni 220-1140jp自宅メインで使っているHP Omni 220-1140jp(モニター一体型/メモリ8gb/2TB/Windows10→11へのアップデート不可)はぼちぼち10年もの、ここ1-2年メカニカル・タイプ・キーボード(有線20年もの)を使用しておりました。一昨日思い立って電池切れとともに仕舞ってあったMSスカルプト・エルゴノミック・キーボード無線に戻しました(「ハの字」12度の角度/2013年発売→写真のもの)。ほんの気分転換。そしてリビングで使っているノートパソコンに搭載しているZorinーOS-12-Liteには「Zorin OS 16が出ました」とのメール有、昨年大晦日にZorin OS 14入れて再起動したらディスプレイ真っ黒!?あわててもとに戻したものです。Lite-editionが出たら試してみましょう。

そういえば業務用ノートパソコンDynabook、シン・クライアントの版が変わったみたいで、自宅Wifiは一度パスワードを入れたら次回より自動認識、以前は毎回再認証が必要だったのでとても便利、ほか色々改善されておりました。

NAXOS 8.554732Hamilton Harty (1879-1941) ワイルドギースとともに/アイルランドにて/アイルランド交響曲〜プリンシアス・オ・デュイン/アイルランド国立交響楽団(1996年)・・・Proinnsias O Duinn(1941-愛蘭土)も「水上の音楽」編曲に名を遺すHartyの作品も初耳、ともに愛蘭土の人なのですね。隣国英国だって種々地方特色があって、一緒くたにしては失礼だけど強烈デーハーな個性に非ず。ジミに鬱蒼として落ち着いた風情には共通したものがある、極東亜細亜のド・シロウトはそう聴きました。これも一ヶ月以上前に拝聴して忘却していたメモ、再聴が必要です。今回は”聴いた”という記録のみ。18:17-8:16-11:35-2:46-7:18-9:22。

COR16183Mozart ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216(2017年)/第4番ニ長調K.218(2020年)/協奏交響曲 変ホ長調K.364(2018年)〜アイスリン・ノスキー(v)/マックス・マンデル(va)/ヘンデル&ハイドン・ソサイエティ・・・これが古楽器?ライヴ収録とは信じられぬ緻密な技量と躍動、パンチそして切れ味。天翔けるヴォルフガングの魅力は余すところなく伝わりました。Aisslinn Nosky(1978-加奈陀)はこのオーケストラのコンミス、風貌はまるでパンク姉ちゃん、それに相応しい演奏個性であります。

現在洗濯中、そして久々に職場に出掛けましょう。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

今朝もどんより曇って西日本では引き続き大雨に警戒が必要なんだそう。帰省やら旅行の自粛は政府の呼びかけより、異常気象が人流を抑制しているのでしょう。帰省して土石流に流された悲惨な災害もありました。”人流”もここ最近聞いた初耳言葉でっせ。自分には縁が薄いけれど、デパ地下にクラスターが発生して入場制限を掛けているとのこと、かつてのパチンコ屋叩きはなんだったのか、そういえばスポーツクラブも一ヶ月くらい閉まっていた時期がありましたっけ。著名芸能人にも多く感染が報告され、日々話題となって、せっかくのワクチン接種も感染大爆発抑制にはならない・・・ほんまに自分は”コロナとともに職場を去っていく”ことになりそうです。

数ヶ月に一度お世話になるご近所皮膚科は居抜き物件、数年前に医院が撤退して、この辺りはこどもの多いエリア、付近の住民は困ったことでしょう、やがてその建物のまま新規オープンしたものです。昨日朝一番に訪問したら、なぜか空いていて一番乗り、張り紙があって9月より一ヶ月閉院して改装するとのこと。美しく新しいフツウの建物に見えるけどなぁ、内実は重大なる劣化欠陥でも隠れているんやろか。耳鼻科は止めました。所詮対処療法だし、深呼吸意識した運動+夜の蒸気吸入は効果あると思います。これでしばらく様子をみましょう。

夜はスポーツクラブ再開、顔馴染みのオジサンたちにご挨拶してストレッチ+筋トレ8種(のみ)。今朝の計量は66.9kg現状維持、有酸素運動を自粛しているのでなかなか減りません。音楽と読書三昧なお盆休みは終了して本日お仕事再開は在宅勤務。いろいろ悩ましい残務を自覚しております。O/L会議も有。

ABC 9800465Beethoven ピアノ協奏曲第4番ト長調〜アントニー・ウォーカー/シンフォニア・オーストラリス/ジェラルド・ウィレムス(p)(2012年)・・・2年ほど前に第5番を聴いておりました。Gerard Willems(1946-阿蘭陀→濠太剌利)は豪華スチュアート&サンズ(Stuart&Sons)という楽器使用。なんと云いますかしゃりっとした倍音が含まれるような、やや芯の甘い?それでいてゴージャスな不思議に個性的ピアノでした。Beeやんには珍しい、春の訪れを感じさせる穏健な優しい協奏曲を堪能。18:48-5:09-9:57

Brilliant 95655Kalinnikov セレナーデ ト短調/Janacek 牧歌〜マッシモ・ベレ/フェルッチョ・ブゾーニ室内管弦楽団(2014年)・・・小学生より音楽に親しく接してきたフリークとして、未知の音楽に接するのは無上の愉しみ。KalinnikovもJanacekも、これが代表作に非ず、弦楽による初耳旋律は懐かしく美しく響きました。オーケストラは伊太利亜の団体らしくて、指揮者ももちろん初体験、保守的に昔馴染みばかり追いかけるとノーミソ劣化しますから。

これより洗濯、ご近所ウォーキング一周してからO/Lへ。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

コロナと豪雨散々なるお盆を終えて、自分は本日代休、本来明日も代休だけど9月早々の大学病院心臓診察日に変更いたしました。昨日も朝一番市立体育館へ、ストレッチは深呼吸を意識して+筋トレ7種=30分ほどの滞在、帰宅してシャワーと洗濯、そのままバスの時間を睨みつつ大型ショッピングセンターの床屋さんを目指しました。空いてましたよ、意外と。帰りは雨も上がってしっかりウォーキングして帰宅、併せて壱萬歩くらいにはなるのですね。昼そばを茹ですぎて完食、夕方ご近所の(安い不味い)焼き鳥屋チェーン店にて(まんぼう対策)ノン・アルコールビール+うなぎ釜飯中心にしっかり喰っても今朝の体重は69.9kg現状維持できました。

本日は皮膚科と耳鼻科ハシゴ、毎日鍛えてもあちこち微妙に不具合の出る華麗なる加齢世代であります。

姜尚中「逆境からの仕事学」(NHK出版新書)・・・2016年意外と最近の著作でもコロナ前。編集者がつけたであろう題名は”ノウハウ本”を想像させ、事実それを期待したであろうレビューには(想像通り)”期待はずれ”とありました。テレビで拝見する著者の風貌は尋常ではないものを感じさせます。在日韓国人二世、張本選手に憧れて野球に挫折、早稲田に進学して就職できず大学院へモラトリアム生活、非常勤講師で食いつなぎつつ、国際基督教大学の助教授になったのは40歳前であった・・・独逸留学時に希臘出身の友人に出会い”在日は世界にいる”ことに愁眉を開いたそう。若い世代は生まれたときから”省エネ合理化効率化”の時代、安倍ちゃんだっけ?大学に文系は要らぬという実学主義に対して、もっと裾野の広い人智を身につける必要性を説いた著作でした。狭い実学範囲にのみに邁進すると、たまたま時代の流れからその分野そのものが社会から必要されなくなった時に行き場を失う。お仕事は食い扶持をなんとかするものだけど、それだけに非ず、それを通して自分を確認するものだと。だからどんな小さく見える狭い範囲のお仕事でも(例えば靴磨き)それを極める輝きの大切さ。人生を豊穣にさせる文学とか古典、芸術の大切さ、人間の深み。

なんか元気出ました。読書は底の浅い、寿命の短い一発芸じゃありまへんで。自分はたった今現在地方営業所の小さい取引先を担当しているけれど、その担当範囲を”極める”大切さ、迫る引退後に例えばシルバー世代に相応しいアルバイトをするにせよ、その中での工夫やら信頼やら、それは時給云々だけにとどまらぬ世界を拓くものでしょう。(ブラック企業に絡め取られた若者は悲惨だけど)

LPデザインMahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1971年)・・・これは一ヶ月以上前に聴いてコメント漏れ。2020年7月に拝聴して曰く

ぴかぴかではない音質印象もあるのか、粗野で力強い、ザラリと粒が粗い(ローカル)サウンドも魅惑、この時期のバイエルン放送交響楽団って、後のスーパーオーケストラではなかったような?11:43-13:58-17:22-9:45-15:27は速めのテンポに咳いた印象はありません。ほとんど要らぬ飾りをつけぬストレートな、力強い表現、終楽章「Rondo-Finale. Allegro giocoso」デリケートな部分でそっと、躊躇いがちにテンポを落とすのも自然な風情、肩の力も抜けております。この作品一番人気第4楽章「Adagietto. Sehr langsam」甘さ控えめに歌って素敵でした。
これ以上、付け加えることはない、自分にとっての原点みたいなもの。

BMCCD141Koda'ly 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」/夏の夕べ/「孔雀」変奏曲〜アダム・フィッシャー/ハンガリー国立放送交響楽団(2007年)・・・勘違いしていたけれど、1990年旧録音とは別物らしい。Adam Fischer(1949ー洪牙利)は現役旬の指揮者の一人。泥臭い、大衆的な旋律リズムはBartokよりずっと平易にわかりやすい作品ばかり。ホラ吹き農民による抱腹絶倒ウソ噺最高、ツィンバロンの妖しい響き全編に活躍して「ハーリ・ヤーノシュ」のオモロさMAX ! やや知名度の薄い管弦楽だって多彩な響き、ヴィヴィッドな世界に魅せられました。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

昨日は朝一番に「音楽日誌」と【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新、そして小雨降る中市立体育館へ。こんな時期だけどどこにも出掛けられぬコロナ蔓延+大雨にけっこう人は入っておりました。入念ストレッチ+筋トレは7種、そのままお気に入りディスカウントストアへお買い物済ませて、あとは引き隠り。ずっとNHKの全国被害状況番組を眺めておりました。ここ最近、気象庁の大雨予報は外れたことはない、必ず大きな厄災が発生しております。こんな状況だと悲惨だった熱海の土石流も忘れられてしまう・・・未だ数日雨は続くそう。お仕事商品調達に影響あるかも知れません。こちら今朝も断続的に降り続いております。

今朝の体重はようやく67kgを切って66.9kg前日比▲300g。ヒマだけど湿度の高い気候に集中力を失いつつ久々の読書は村田幸生「スーパー名医」が医療を壊す (祥伝社新書)・・・2009年、既に12年前”コロナ前”の著作。馴染みの人気医療ドラマを引用しつつ”んなのありえないよ”的ツッコミ、むしろ医療崩壊を助長する現実との大きな乖離を縷々語って説得力有。医局制度の衰退、新・研修医制度がそれをいっそう速めて+ネット時代に”医者性悪説”を流布させている・・・例の如しレビューに注目、全員が全員絶賛も、アウトも信じられない、但し「諦めの早い無能な医者の愚痴とい訳(ママ)を羅列した本に、賛同のコメントを投稿する馬鹿医者がこれほど沢山いることに驚愕」これはちょいと言い過ぎな例外か、「具体策を声高に述べて、問題解決を図る、といった意図はない」これは書籍に即答即解決ノウハウを求める風潮でしょう。

現在コロナ感染最盛期に医療機関大奮闘大苦戦、数年後、収まったあとは更に荒涼たる世界が待っていると予測できます。歯応えを感じさせるリアルな現場よりの声、わかりやすい著作でした。いつもお世話になっております。

 BRL93005Mendelssohn ヴァイオリン協奏曲ホ短調(ウラディーミル・フェドセーエフ/モスクワ放送交響楽団1984年)/Brahms ヴァイオリン協奏曲ニ長調(ユーリ・テミルカーノフ/レニングラード・フィル録音情報不明)〜ヴィクトル・トレチャコフ(v)・・・米Pipeline原盤旧ソヴィエット・ライヴ音源はまず”音質がちゃんとしているか”が最大ポイント、時々泣けるような聴くに耐えぬ水準もありますから。Viktor Tretyakov(1946ー露西亜)はぼちぼち引退年齢に入って、日本では知名度イマイチな名手でしょう。チャイコフスキー・コンクールの審査委員長も務めております。これは両作品ともかなりリアルな音質、代表的名曲、演奏個性を堪能するに不足はありません。甘美哀愁の旋律を誇るMendelssohn(12:33-8:40-6:31)爛熟した浪漫に技巧の限りを尽くして”大きな”Brahms(22:37-9:14-7:47)も立派な完成度に間違いない(伴奏も)。但し、例えばオイストラフのたっぷり豊満なる美音、シェリングの端正なる集中力を思い出せば、これが自分の嗜好のヴェリ・ベストに非ず、ちょっぴりワガママを言いたくなりました。

Avi Music 8553487Beethoven 序曲「コリオラン」(2020年)/交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(2019年)〜アルトゥール・スホーンデルヴルト/クリストフォリ・・・一連のBeethoven、Mozartのピアノ作品に意欲的な古楽器演奏を繰り広げていたArthur Schoonderwoerd(1966-阿蘭陀)がわずか19人の古楽器オーケストラを率いて交響曲を録音しました。協奏曲だったら切り詰められた素朴な響きに共感があったんだけど、これはサウンドが痩せ過ぎなんじゃないのかな、古楽器好きの自分も未だこの演奏に集中できません。

ま、湿度の高い不快な気候に体調もいまいちな中での印象ですから。アテになりません。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

広島北部の増水報道を眺めつつ、現在九州地方の大雨警報も継続中、こちらもけっこうな降り方に昨夜業務用ケータイがけたたましい警告を発しておりました。そして重症者急増のコロナ感染に打つ手なし。入院抑制は対策に非ず、結果結末ですって。西村さんあきまへんで、こんな時期に靖国神社にお参りしちゃ、いえいえ英霊に敬意云々の是非論議さておいて、コロナ対策の責任者が神頼みしちゃいかんでしょう。平日夜契約のスポーツクラブは値上がりして月5,500円/月(税込み)也。今時毎週木曜休みというのも珍しいし、盆正月休みもしっかりあります。昨日盆休みに入っているのを失念、施設に接近したら灯りがない・・・大雨で緊急休みだっけ?なんて、すごすごと帰宅しました。

結果、終日身動きしない二日間(在宅勤務)体重は67.2kg前日比+200g日々順調に増加中。昨夜は湿っぽいけど気温は低かったですよ。これから市立体育館トレーニングルームへ体調整えに行くけれど、居酒屋も閉まっているみたいだし、週末休みはな〜んの予定もない・・・のはいつものこと。引き隠り生活に最適なネットより音源探索は趣味の世界、昨夜10年ほど探していた某音源をとうとう入手いたしました。但し、”聴く”ほうの集中力は著しくダウンしております。

SPデザインWagner 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲/楽劇「ジークフリート」〜森のささやき/歌劇「ローエングリン」〜第1幕への前奏曲/歌劇「ローエングリン」〜第3幕への前奏曲/楽劇「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行〜フリッツ・ライナー/ピッツバーグ交響楽団(1940-41年)・・・戦前、ライナーはシカゴの前、そしてピッツバーグ交響楽団はスタインバーグ時代前の記録。パブリック・ドメインの関係でかなり以前より馴染んでいた音源は音質まずまず、指揮者もオーケストラも後年のイメージとさほど変わらない硬派硬質パワフルな演奏、サウンド、テンポはやや速めの印象。動静を繰り返して締め括りは金管炸裂の「ワルキューレの騎行」、作品配置も配慮されているもの。

Ondine ODE913Sibelius 劇音楽「カレリア」(J. Kaipainen補筆復元版)/報道の日祝賀演奏会のための音楽〜トゥオマス・オッリラ/タンペレ・フィル/合唱団/テルー・ヴィルッカラ(s)/アンナ・カイザ・リーデス(s)/ユハ・コティライネン(br)(1998年)・・・ 3月に初めて聴いたとばかり信じていたけれど、じつは記憶雲散霧消して2017年2月に聴いていたことに気付きました。劇音楽「カレリア」全曲復元はKalevi Aho補筆完成版と別物、こちらのほうが初録音とのこと。組曲はほんの10分ほど3曲だけど、馴染みの美しい旋律があちこち散りばめられて、たくさん楽しめます。Tuomas Ollila(1965-芬蘭土)率いるタンペレ・フィルはラハティ交響楽団よりずっと上手いオーケストラ、「報道の日祝賀演奏会」ラストが「フィンランドは目覚める」≒「フィンランディア」(最終場面などかなり違う)オリジナルなのですね。これが滅茶苦茶カッコ良い!聴手の胸熱くさせる根性と魂入ってまっせ。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

昨日来雨続きに湿度は高く気温は低め、制御不能なコロナ感染拡大に医療の危機、”自分の身は自分が守るしかない”って、”自助”を掲げるガースーの思い通りになったんじゃないの?なんて、恨み言も言いたくなりますよ。大多数の国民はちゃんと自粛して、動きを抑制しているみたい、それでも市中蔓延していつ我が身に降り掛かるかわからぬ怖さ。ワクチン二回打っても半年くらいしか保たないとの研究もあって、それも重症化しないだけのこと。若者だけの要因じゃありませんよ、一部高齢者はマスクもやめて集まっている記事もありました、”もう大丈夫”と、そうじゃないんだなぁ。

昨日もユルい在宅勤務後、夕方ご近所庶民の高級中華・王将に行ったら、ちゃんと”まんぼう”守ってアルコール供給はなし、不味い、薄いノン・アルコール・ビールを喫して、今朝の体重は67kgちょうど前日比+300g最悪。心臓と相談しつついまや週一回となった有酸素運動=エアロビクス30分は今夜、そこでしっかり身体を絞りましょう。その前に真面目に在宅勤務しなくっちゃ。

自民党のヴェテラン議員、伊吹文明氏(京都1区)大島理森氏(青森2区)相次いで引退表明、思想信条党派云々超えてこの二人は良識派であったと思います。自分は政治家やら指揮者ならば未だ若手だろうけど、美しき引き際についてシミジミ考えさせられました。某老害党幹部に規範を示したのでしょう。先日、断舎離の番組を眺めて、年老いた母親がどうしてもいろいろ溜め込んで捨てられない、挙句話し合って一旦捨てた棚も拾ってくる始末?これってやはりノーミソ老化じゃないか、自分も知らず似たような、そんなふうになっているんじゃないか・・・

正しいと思ってもいつのまにか、狭い価値観に拘泥して廻りに迷枠を掛けているかも、自戒を以て残り短いサラリーマン生活、我が身を思い遣りました。同世代、お仕事様子を横で眺めて切なくなるような人はいましたよ、皆引退しちゃったけれど。

DGFaure 劇音楽「ペレアスとメリザンド」/夢のあとに*/パヴァーヌ(合唱付)/エレジー*/組曲「ドリー」(Henri Rabaud編)〜小澤征爾/ボストン交響楽団/ロレイン・ラインハルト(s)/ジュールズ・エスキン(vc)*/タングルウッド音楽祭合唱団(1986年)・・・自分の嗜好どんぴしゃ!じゃないけれど、これは価値ある個性的な音楽でしょう。遣る瀬なくも切ない旋律連続、かっちりと正確、ウェットな風情に表現されて、完成度は高いと思いますよ。ボストン交響楽団の首席を53年間務めたJules Eskinは2016年85歳にて逝去、ここでの2曲も雄弁に大仰な表現に非ず、抑制の効いた控えめな美しさが光ります。もうこの録音も一世代前となりました。

DECCA 4731212Mozart 交響曲第39番 変ホ長調K.543(1951年)/第40番ト短調K.550(1953年以上ロンドン交響楽団)/第41番ハ長調K.551「ジュピター」(イスラエル・フィル1957年)〜ヨゼフ・クリップス・・・ハ長調交響曲には恥ずかしい昔のコメント有。ちゃんとした音質の再録音があるのに、わざわざ太古録音を聴かんでもといったところだけど、この人の穏健に力みのないバランス感覚はお気に入り。誰も知っている三大交響曲は音質もまずまず、フツウと云えばフツウ、中庸の美を堪能いたしました。(第39番)8:54-8:20-4:13-4:06(第40番)7:58-7:38-4:08-4:32(第41番)8:29-7:56-5:06-6:37。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

青森で大雨の被害、こちらも昨夜より断続的な雨、九州西日本には幾度繰り返す大雨が予報されておりました。お盆は梅雨の再来らしい。こちら引き隠った在宅勤務+不快なる猛暑続きに気分はほとんど夏休み、定例の業務やらケータイへの問い合わせをそつなくこなして、お盆に向けての商品調達も問題ないようです。自分の直接の担当分野じゃないけれど、タイやヴェトナムの工場より輸入している商品原料がコロナ影響で工場稼働できず、半年ほど年末に向けて調達できないとのこと。エラいことでっせ。こちら一日中身動きせず、途中菓子など喫して夜スポーツクラブにストレッチ+筋トレ8種こなしても今朝の体重は66.7kg前日比+200g。本日スポーツクラブはお休み。

業務上愛用しているDynabookがやや不調、半日ほどネットワークに入れず四苦八苦調整しておりました。先週末の在宅勤務中、出勤当番のスタッフさんより電話有〜”代わりのが届いてますよ”とのこと、連休明け火曜の朝、さっそく荷物確認、箱はVAIO(最近皆この機種→がっかり)フタを開けると、やった!同じDynabook(カメラ機能なし)先日東京に相談したシステム部局ご担当に”カメラは要らないよ”なんて雑談したっけ。これはバッテリーの保ちがよろしい。自分の設定問題かも知れないけれど、音声機能もアウトでして、結果的にカメラ+マイクを外付けしないとO/L会議には参加できません。

シン・クライアント環境なので、ネットワークにさえ入れば以前とまったく同じ、同じ機種なので外側も一緒、ちょっぴり拍子抜けしつつほっとしたもの・・・微妙にネットワークに入り込む手順が変わって、もう一段階パスワードが増えておりました。

LPデザインMendelssohn ヴァイオリン協奏曲ホ短調(オットー・アッカーマン/オランダ・フィル1952年)/Franck ヴァイオリン・ソナタ イ長調(エレーヌ・ピニャーリ(p)1954年)/Barber ヴァイオリン協奏曲(ワルター・ゲール/ミュージカル・マスターピース交響楽団1950年頃)〜ルイス・カウフマン(v)・・・Louis Kaufman(1905ー1994亜米利加)は西海岸で活躍した往年のヴァイオリニストとのこと、知名度としては薄いかな?モノラル時代の録音が残って、この3曲は良心的な状態でした。

達者な技巧にちりめんヴィヴラート、Franckはいささかさっくりと浮ついて、落ち着きと色気に足りないけれど(5:31ー7:15-6:00ー5:52)哀愁のMendelssohnはノリノリに勢いを感じさせて愉悦に溢れたもの(11:26-7:24-6:10)。Barberは濃厚な(遅れてきた)浪漫に相応しい濃厚に肌理粗く、ちょっと時代掛かって前のめりな表現、旧い映画を眺めているようなセピア色の風情でした。もちろん音質印象もありますよ。第3楽章「Presto in moto perpetuo (無窮動によるプレスト)」はほとんど無調、疾走するカッコ良い音楽でした(11:28-8:58-4:07)

NAXOS 8503294Brahms 交響曲 第1番ハ短調(2009年)/ハンガリー舞曲 第5番 嬰ヘ短調/第6番 変二長調/第7番 ニ短調/第16番ヘ短調(1996年以上シアトル交響楽団)/Webern Langsamer Satz「緩徐楽章」(クィーンズランド交響楽団2012年)〜ジェラード・シュウォーツ・・・シアトル交響楽団音楽監督在任は1985ー2011年、四半世紀以上に渡って評価は高かったのでしょう。かつてBeethovenだっけ?Wagnerだったか、技術的な問題さておき、硬くメタリックなサウンド、余裕のない表現(そう感じた)に拝聴意欲を失った記憶有。独墺系有名な作品は録音の有無さておき、日常演奏会として必須、このボックスには全4曲が収録され、ライヴ(放送)音源?セッション録音なのか不明、拍手はカットされております。これが堂々たる重心の低い表現、オーケストラのサウンドはやや明るいけれど、Brahmsにふさわしいオーソドックスな落ち着きとスケールに驚きました。(各楽章タイミングは今音源が探せなくてカウントできず)濠太剌利のオーケストラへの客演は珍しい演目?初耳なのか、なにか別な作品からの一部なのか確認できておりません。しっとりとした風情溢れる緊張感たっぷり。

この雨ではご近所ウォーキングもできません。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

久々の出勤、職場トップは夏休み中、これより奥多摩に行きます、ケータイ通じないかもとメールが入っておりました。半分くらいは出勤して、仲間の顔を眺めつつお仕事するのも良いもの、今週は時期的にいっそうヒマ(トラブルさえ発生しなければ)本日より在宅勤務連続≒実質上お休みたいなものですよ、最低限やることさえやれば。昨日職場にて昼飯喰い過ぎ自覚(カップ麺の試食味見)夜根性入れてストレッチ+筋トレは久々8種フルメニューこなして(有酸素運動はお休み中)今朝、全身に筋肉疲労感有。今朝の体重は66.5kgなんとか現状維持。昨夜は痰がひどく絡んで睡眠不如意。

ネット記事は短くて内容薄いものが多いけれど、寸鉄人を刺すこともあって数日前の投稿者コメントに感心、抱腹絶倒いたしました。丸川大臣の暴言*を受けて追加再掲されたのでそれを思わずコピー!(勝手に引用ごめんなさい)曰く「帰省はお控えください」と政府の呼びかけに

国民1「中止の考えはない。強い警戒感を持って帰省に臨む」
国民2「バブル方式で帰省する。感染拡大の恐れはないと認識している」
国民3「帰省を中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。帰省に挑戦するのが国民の役割だ」
国民4「安心安全な帰省に向けて全力で取り組む」
国民5「コロナに打ち勝った証として帰省する」
国民6「(帰省は)今更やめられないという結論になった」
国民7「『帰省するな』ではなく、『どうやったら帰省できるか』を皆さんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います」
国民8「帰省が不要不急かどうかは本人が判断すべきだ」*
・・・素晴らしい。アンビヴァレントとかカッコ良い言葉じゃなくて、二枚舌とか天つばというのが相応しい。それに例の金メダル噛み事件の河村市長、思った以上の反感の広がりに進退問題に至っているとのこと。誰も養護しようがない。些細なことみたいに見えて、あれは非常識を超えてそうとうキモチ悪いっすよ、女性支持者は消えたな。国政復帰もムリ。

PHILIPSSchubert 交響曲第9番ハ長調〜フランス・ブリュッヘン/18世紀管弦楽団(1992年)・・・世評高いヴォルフガング・サヴァリッシュ/シュターツカペレ・ドレスデン(1967年)の第1楽章「Andante - Allegro ma non troppo」を聴いて、もう音質が全然アカン!(自分のオーディオ環境さておいて)そんな勝手な感想に至りました。そしてブリュッヘンに変更、まずピッチが低いことに驚き、テンポは中庸、素朴淡々と飾りなく素っ気ないフレージング、練り上げられたサウンド、やはり古楽器はエエなぁ、Frans Bruggen(1934ー2014阿蘭陀)の表現はいつも一生懸命に力強いもの。15:29ー13:41ー13:12-13:42。

Oleg Boshnyakovich,1920-2006Schubert 即興曲 作品90ー1-3-4/ピアノ・ソナタ第14番イ短調/第21番 変ロ長調〜オレグ・ボシュニアコーヴィチ(p)・・・1970年代の録音と類推、Oleg Boshnyakovich(1920-2006露西亜)(出目も音質も)怪しげな音源は4年ほど前にネットより入手して一度聴いていたもの。これが淡々として枯れた味わい深い。どれも大好きな作品だけど、とくに長大なる変ロ長調ソナタはお気に入り、第2楽章「Andante sostenuto」の途方に暮れたような寂しい歩みには、若い頃の出会いから打ちのめされましたよ。第3楽章「Scherzo: Allegro vivace con delicatezza」に於ける軽快な明るい対比にも救われます。

洗濯は終わって在宅勤務の前に、ご近所一周ウォーキングしておきましょう。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

昨日朝一番に市立体育館へ、曇り空に油断していたら突然の激しい雨、小走りに駆け込んでほんの30分ほど、ストレッチ+筋トレは6種、オーソドックスな腹筋運動の復活は10日ぶりほど?心臓ドキドキ症状に有酸素運動は金曜エアロビクス30分のみ、様子見です。今朝の計量は66.5kg+100gは猛暑にエアコン効いた室内に終日引き隠って身動きしなかったワリに上々の成果でしょう。夜は涼しくて、エアコンなしに眠れました。本日は出勤。連休明けの残務整理。豊川市で突風被害、あちこち大雨増水の被害はどうだったのか、遠方の情報は見えぬものです。

今週は職場トップも含め夏休み多く、自分は業務の都合上休めないけれど、在宅勤務増やして、ま、休みみたいなもんですよ、毎日。盆明けに代休を取得して連休になるけれど、例えば京都とか信州・松本(上高地)とかいろいろホテルなど検索しておりました。条件は朝食大浴場付きツイン、夜はご近所の居酒屋など探すつもりで、こんな押し迫った時期に空きがあるのは、皆旅行自粛しているのでしょう。数日悩んで日曜に帰宅、熊本〜大阪と転戦してきた女房殿も疲れていると予想して、諦めました。ご近所に美味いもんでも喰うて過ごしましょう。心臓の調子も心配ですし。

DG4000612Ravel ボレロ/埋ける女王のためのパヴァーヌ/ラ・ヴァルス/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲〜ダニエル・バレンボイム/パリ管弦楽団/マイロン・ブルーム(hr)/ミシェル・デボスト(fl)(1981年)・・・現代を代表する指揮者であるDaniel Barenboim( 1942ー亜爾然丁→以色列)最初の本格的キャリアであるこのオーケストラ首席在任は1975−1989年。とても緻密に慎重な仕上げは繊細と云えば繊細、音質も極上。デボストは仏蘭西の名手だけど、ブルームはクリーヴランドより移籍した”仏蘭西風(ビロビロエッチな)音色”とは無縁の名手、立派な完成度の高い表現に名曲を堪能するに充分・・・なんだけど先のシャルル・デュトワの話題じゃないけど、もっとアンサンブルがユルくてエエ加減でも、小粋とか色気とかそんな節回しを期待したいのは聴手の勝手な思い込み、先入観なのでしょう。

PSC1182Beethoven 交響曲第7番イ長調/劇音楽「エグモント」〜トーマス・ダウスゴー/スウェーデン室内管弦楽団(2000年)・・・20年を超えるThomas Dausgaard時代 (1997〜2019在任)に意欲的な取り組みをしてきたオーケストラは、サウンド、録音の音質個性?なのか、数種音源拝聴してもサウンドが少々硬くて好みではありません。このままBeeやん交響曲全曲聴いてみたい!とはならぬもの。古今東西演奏個性犇めく名曲は小編成に引き締まっても、聴手の胸に響かない。13:39-7:49-8:40-8:17。作品の組み合わせはセンスよろしくて、イ長調交響曲は馴染みだけど「エグモント」はフツウ序曲だけですもんね、聴くのは。こちらは作品表現に先入観がないせいか、新しく愁眉を開いた手応え充分の力強い、引き締まった表現でした。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

西日本に台風接近・上陸、大雨の警報も出されておりました。こちらもけっこうな雨が降ってやがて収まりつつある・・・「五輪閉幕、未来へ遺産 コロナ禍乗り越えた底力」(産経新聞)競技そのものはテレビ観戦した国民を熱狂させても、”乗り越えた底力”とはちょいと言い過ぎ、ムリヤリ札幌に持っていった競歩マラソンも不運にも猛暑に見舞われて棄権者続出、連日の感染者増に・・・エエ加減半引退オヤジな【♪ KechiKechi Classics ♪】が云々すべきこともないけど、パラリンピックはこれからですよ。

昨日多治見で40度C超えたとか、朝一番に市立体育館へストレッチ+筋トレわずか4種、滞在時間は30分を切って帰宅、シャワーを浴びたら終日エアコンの効いた室内に滞在しました。昼、冷凍クロワッサンの解凍+発酵時間を見極めて、おそらくは10回目くらいでようやくちゃんとしたパンとして焼けたのが成果、掃除を済ませて、昼過ぎ女房殿は熊本〜大阪の長期ツアーを終えて帰宅、”まんぼう”最中ではあるけれど、馴染みの居酒屋に電話して営業していることを確認(7時迄?満員でした)。猛暑中20分ほどウォーキングして訪問、小一時間冷たいビール+むぎ焼酎のソーダ割り+鮮度最高の魚介類+サラダ+夏の天ぷらを喫して贅沢、孫の可愛らしさ、賢さ、老母の元気な様子を伺って、ようやく心臓の病の報告もしたものです。今朝の体重は66.4kg前日比▲100g。

「音楽日誌」の画像やらリンク先がアウトになっていることに気付いて、しばらく四苦八苦、どうやらエディターの操作ミス「リンク先ファイルを大文字にする」誤った処理をしたみたいで、ようやく元に戻せました。

NAXOS 8503294R.Strauss 劇付随音楽「町人貴族」〜ジェラード・シュウォーツ/アキ・ショウコ(v)/アンドレー・エメリアノフ(vc)/ニューヨーク室内交響楽団/合唱団(1989年)・・・ Gerard Schwarz(1947ー亜米利加/シュワルツとは読まんと思うけど・・・)の音源を集めた30枚ボックスが出ました。これはふだん管弦楽組曲版ばかり聴いているけれど、Wikiで調べてみると全曲版(改訂版?)らしい珍しい音源はもちろん初耳。

「第1幕」1. 第1幕への序曲 - Ouverture zum I. Aufzug/2. ジュルダンの登場 - Auftritt des Jourdain/2a. ジュルダンのクプレ - Couplet des Jourdain/3. 音楽的会話 - Musikalisches Gesprach/4. メヌエット - Menuett/5. 剣術の先生の場 - Szene des Fechtmeisters/6. 仕立て屋の登場と踊り- Auftritt und Tanz der Schneider/7. 第1幕の終曲 - Schlus des I. Aufzuges「第2幕(前半)」8. 第2幕への前奏曲 - Vorspiel zum zweiten Aufzug/9. クレオントの登場 - Auftritt des Cleonte「第2幕(後半)」10. 間奏曲 - Intermezzo/11. 晩餐 - Das Diner/12. カノンの形式によるクーラント - Courante (in Canonform)/13. 第2幕の終曲 - Schlus des II. Aufzuges「第3幕」14. シチリアーナ風前奏曲 - Vorspiel (alla Siciliene)/15. メロドラマ - Melodram/16. トルコの儀式 - Die turkische Zeremonie/17. 第3幕の終曲 - Schlus des III. Aufzuges
二管編成を基本に弦の人数も少なく、打楽器は7種+ピアノ、ハープが加わるもともと歌劇「ナクソス島のアリアドネ」の劇中劇とか。元オペラも筋書きにも全然縁がなくて、短い組曲版ばかり断片的に旋律は馴染みでした。ド・シロウト感想だったら雰囲気的にはStravinskyの「プルチネルラ」かなぁ、またはde Falla「ペドロ親方の人形芝居」とか、親密にわかりやすいノンビリ風情連続に声楽も入る・・・音質良好、アンサンブルも上手いもんでっせ。

HCD32757Beethoven ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調/第3番ハ短調〜デーネシュ・ヴァーリョン(p)/アンドラーシュ・ケラー/コンチェルト・ブダペスト(2014−15年)・・・Denes Varjon(1968-洪牙利)は初期NAXOS若手の時代より知名度気にせず拝聴しておりました。ケラー率いる室内管弦楽がヴィヴィッドに元気よろしく、ピアノは巨匠然とした風情に非ず、熱気溢れて、青春の爽やかな変ロ長調協奏曲、充実した緊張感に充ちたハ短調協奏曲、いずれも一気呵成に少々前のめりに聴かせてくださいました。

本日祝日挟んで明日より職場トップ含め、実質上お盆休み。出勤してもノンビリとした日々が続きます。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

今朝早朝は快晴、涼しいけれど台風接近とか。殺人猛暑が続いて+コロナ感染猛威に身動きが取れません。”参加することに意義がある”はずだった謙虚さを失った五輪も本日夜閉会式とか、開会式同様見るつもりはありません。復興もEcoもクソもない青天井浪費(+ワイロ?)は国威発揚にも経済効果にもならず(発想が半世紀以上遅れて、ごく一部の特権階級が潤うのみ/そして膨大なる借金が残る)”五輪やっていない外国だって感染者は増えているから関係ない”〜そんな理論振りかざしても納得できませんよ。幾度繰り返すけど、日々鍛えてきたアスリートたちへの称賛はあたりまえ、それはメダル云々とも別、”開催反対してきた連中は見るな”みたいなケツの穴の小さい行事だったんでしょうか。パラリンピックは応援してあげたい。

”ワクチン接種後に心臓疾患”〜そんな小さな記事を拝見して、因果関係は未だはっきりしないとのこと。じつは自分の上室性期外収縮発症も二回目接種直後、副反応のひとつなんじゃないかと思い当たりました。もちろん真偽不明、ただの華麗なる加齢要因かも知れません。それと激しい運動は1-2週間控えたほうが良いかも、そんな話題もあって、自分の場合”激しい”かどうか別にして、二回目接種翌日にはスポーツクラブに様子見鍛錬しておりました。なんせ人類初の経験やからなぁ、日々全国で過去最高感染記録を塗り替えて、そんな話題はスポーツだけにして欲しいものです。

昨日朝一番にエアコンない市立体育館へ。ダンベルスクワット・ストレッチ入念+筋トレは5種のみ30分で退散、ディスカウントストアへ日常食入手して帰宅、終日引き隠り生活は殺人猛暑故。今朝の体重は66.5kg前日比▲100g。本日夕方女房殿久々に全国ツアーよりご帰還、メールによると居酒屋に出掛ける意欲満々みたいだけど残念、名古屋市は”まんぼう”、居酒屋は酒を出しちゃいけないんだそう。掃除でもしようかな?その前に市立体育館へ行ってきましょう。ドラマ「アンナチュラル」再放送連続拝見、石原さとみちゃんの魅力爆発!「檸檬」最高。

Capuriccio C49545Shostakovich 交響曲第4番ハ短調〜ドミトリー・キタエンコ/ギュルツェニヒ管弦楽団(2004年ライヴ)・・・目の覚めるようなクリアな音質、パワフルなオーケストラの迫力、鮮やかなオーケストラの技量。Shostakovichの重量級かつ狂気の大爆発作品には理想的な状態の音源でしょう。第1楽章第2部「Presto」の疾走にはいつもドキドキ、第2楽章「Moderato con moto 」の途方に暮れたようなスケルツォとの対比も最高。自分がShostakovichに感動するようになるなんて!30:38-9:50-28:38。

DECCA UCCD5222Saint-Sae"ns 交響曲第3番ハ短調 「オルガン付き」〜シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団/ピーター・ハーフォード(or)(1982年)・・・山本さんのブログに「少しも面白くない。磨きあげられた美しさは感じられるけれどもただそれだけ」とのこと、ならば自分の耳で確認してみないと。当時”もっとも仏蘭西らしいサウンドは加奈陀の仏蘭西語圏にある”と云われ、その洗練された演奏は話題になったものです。自分の刷り込みは師匠筋に当たるエルネスト・アンセルメの1962年録音、古典的端正な旋律構成+オルガン「ドミソ」和音のぶちかましも衝撃的な名作は”磨きあげられた美しさ”に間違いない。アンサンブルや、オーケストラの技量はずっと上。

但し、どれを演っても同じ、と云う声にも一理有。山本さんの比較対象はシャルル・ミュンシュ(1959年)あれは旋律の高揚に魂が入ってましたよ。あとは作品になにを求めるか、嗜好の世界でしょう。カドの取れたバランス演奏は時代の要請なのかも。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

いくらヒマなユルい身分+在宅勤務とは云え毎週金曜は忙しくて、定曜日で回っている業務故祝日も休めません。昨日の暑さもモウレツ、昼からエアコンを入れて設定は29-30度C、結局朝迄入れっぱなし、そのほうが電気代は節約できるんだそうです。炎天下酷暑の中奮闘しているアスリートたちに敬意を評しつつ、金満青天井いまや経済効果も薄い大借金五輪にあまり興味もありません。挙げ句”五輪とコロナ感染拡大は関係ない”と言い切るバッハさんやらガースー、ノーミソの専門家は言ったもん勝ち状態。相変わらず”夜の街一本槍”対策もどうかと思うけれど、百貨店とか郵便局にクラスターが発生して、”職場当該の郵便局も集配体制がタイヘン、到着が遅れるかも”との連絡があったそうです。

Acer Aspire 5750(AS5750-F58D)番組穴埋めに使う二時間ドラマは在庫払底して20年以上前の幅の狭い画面、亡くなった方が多かったり、現役ヴェテラン女優も若々しく肌艶美しかったり(←これは拝見する価値有)眺める意欲を失っております。挙げ句、夜ノートパソコンAcer Aspire 5750(Zorin-OS12)が起動しない・・・たしか大晦日にOS入れ直してから7ヶ月、もともとキーボード部分が破損したジャンク品6,000円(外付けキーボード使用/2019年1月22日入手)前使用者が物理的にキーボード上に重いものを落とした可能性もありました。迷わずOS再セットアップを決意、慣れたもんでっせ(恒例日本語環境mozc設定に四苦八苦)。デフォルトのブラウザはChromium、Googleアカウントで同期させて・・・そのやりかたがわからない。あれ?ボケたかな、とネットにて方法を探索したら2021年3月にその機能は廃止されたそうです。あわててChromeをダウンロード、Dropbox、WPS-Office(free版)も入れて、現在使わぬソフト(ゲームとか)削除中。

OS入れ替えはノーミソ気分切り替えに最高のシュミでっせ。先日眺めた中古2,200円のデスクPCジャンク品が気になります。(置く場所ないけれど)

心臓の鼓動亢進は相変わらず(と、思う/SmartWatch必要)昨夜は一日休んでスポーツクラブ、エアロビクス開始までの30分にストレッチ+筋トレ(4種ほど)こなして、久々の有酸素運動30分、途中気分が悪くなったり、異様に息が上がったりしないのはやや抑制したせいか、大丈夫みたいです。顔見知りオジサン二人は夏休み?連休中も市立体育館へ出掛けるつもり、今朝の計量は66.6kg前日比▲600g。有酸素運動すれば減ります。

POCA-1148Schumann 4本のホルンとオーケストラのためのコンツェルトシュテュック ヘ長調/交響曲第3番 変ホ長調 「ライン」〜ジョン・エリオット=ガーディナー/ オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク(1997年)・・・ロンドン交響楽団との新録音が出ているようだけど、こちらは20数年前古楽器によるライヴ、スパッとした切れ味、引き締まったサウンドと優れた技量に痺れました。有名な録音なのでユーザーレビューも種々様々「どうしてこんな切り詰めたサウンドにしてしまうのか」とお嘆きの声も理解できますよ。Schumannの交響曲になにを求めるのか、自分は厚ぼったい響きが耐えられなかったから、こんな爽やかに軽いサウンドに共感を覚えたけれど、”浪漫派は重厚長大”嗜好のほうが多数派かも知れません。4本のホルンが躍動するコンツェルトシュテュックは超絶技巧(7:06-5:03-5:37)悠々たる雄弁な「ライン」の旋律はあくまですっきり、ザラリとした古楽器サウンドに素朴な躍動もありました。求めていたのはこれでっせ。(8:50-5:54-4:37-4:55-5:37)なんせ音質がよろしい。

 Musical Heritage SocietyBeethoven 交響曲第2番ニ長調/第5番ハ短調〜ワルター・ウェラー/バーミンガム市交響楽団(1988年)・・・かつてウィーン・フィルの名コンマスWalter Weller(1939ー2015墺太利→英国)も指揮者としてはジミな存在のまま鬼籍に入りました。サイモン・ラトル時代(1980-1998)のオーケストラを率いて全集録音していたことは既に忘れられていることでしょう。音質もよろしいし、オーソドックスに明晰な演奏はオーケストラの技量も安定して湧き上がる愉悦、芳醇な響き、名曲を充分堪能できる立派なもの。(第2番)12:43-11:50-3:36-6:33(第5番)8:21-10:15-5:26-9:03。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

河村市長の金メダル噛み事件は、話題にするのも情けない下品な行為、きっと”受ける”と信じていた森さん辺りと同類、知らず世間感覚とのズレ、そして選挙に強いというのも遣る瀬ない感じ。五輪強行とアスリートたちの奮闘に敬意を表することとは次元が別だとしても、贔屓の種目が終わって自分は既に食傷気味、毎日猛暑だしね。東京の感染者5,000人超えは予想通り見込み通り、若者は診察もせず自宅にじっとしていたり、してなかったりみたいだから、その数倍はあるのでしょう。”感染””発覚”、まるで罪のような風潮もありますから。受診しても打つ手もありませんし。気持ちはわかります。閑話休題(それはさておき)

昨日は散々!朝一番早めに業務用パソコンにネットワークをつないで急ぎのメールのみ点検しようと思ったら・・・エラー発生、ネットワークに入れない。東京本丸のその筋専門部局に連絡しても埒が明かぬまま大学病院へ。検査診療中も断続的にケータイは鳴って、急ぎ自宅に戻って再度システム部局の指導を受けても、ハード系の故障っぽい感じに出勤を決意しました。ところが出勤してもやはり無線LANからネットワークに入れず、その辺りが故障?ほぼ確定、当面有線接続にて乗り切りました。数日して代替マシンが届くことでしょう。お気に入りDynabookは職場では一番旧い(カメラなし)マシン、ぶつけたり、ちょっぴりお茶こぼしたり、知らず虐待した記憶ないでもない。(現在なんとなく復旧済)

そして心臓の再診。帰りあまりの暑さにめげてタクシー使用、それでも行きの坂道と+職場往復12,417歩。24時間ホルター心電図の結果は鼓動数がずっと高い、血液検査は甲状腺の異常に非ず、心臓にどこか異常な電気信号が出ているみたいです。メインテート/交感神経β受容体遮断薬の量を増やして次の診療は一ヶ月後、診察前の血圧は115-77正常。

血液検査結果に驚き!尿酸値が高いのは予想通り、中性脂肪が405H(朝食後/基準上限が146H/前日昼に冷食豚まん喰い過ぎ影響?)そうかぁ、この間体重高止まり(+1ー2kg常態化)腹囲増っぽい自覚有、反省やなぁ、夜は12時間断食を意識継続しているけれど、昼の間食には覚えないでもない・・・少々の運動では帳消しにならず、ここしばらくの心臓の不調に有酸素運動も減らしておりました。昨日職場にて焼肉カルビ・ライスバーガー2個(+栄養ドリンク)喰ったせいか?今朝の計量は67.2kg+400g。昨日は休筋日。なんとかせんと!決意固めましたよ。

(以下二つはかなり以前に聴いて、メモが残っていた音源) CENTURIONCLASSICS IECC10006-10Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)/バレエ音楽「火の鳥」組曲(1919年版)〜アンセルメ/ロンドン・フィルハーモニー(1946年)・・・これはこの時期にして驚異の音質。アンセルメは21世紀の演奏技量を勘案するとかなりアンサンブルはヘロヘロ、それでも新旧Stravinskyはけっこうお気に入りですよ。14年ほど前のコメントが残っておりました。前者は編成の大きなオリジナル、後者は短い組曲版、ロンドンのオーケストラでもいずれ色彩豊かに解像度の高い、雰囲気豊かな演奏を堪能いたしました。

VEL-3044Beethoven ヴァイオリン協奏曲ニ長調/ロマンス第1番ト長調/第2番ヘ長調〜マンリコ・パドヴァーニ(v)/ボリス・ペレヌ/モスクワ・ロシア・フィル(1999年)・・・Manrico Padovani(1973-)は瑞西のヴァイオリニスト、ヘルマン・クレッバースの指導を受けたとか?来日もしているけれど、詳細情報は探せません。少々馴染み過ぎた優しい名曲は甘い音色に歌われて、最近聴いた中では出色の完成度でした。

これより在宅勤務。昨夜我がマシンは無事ネットワークに入れることを確認したけれど、今朝はいかがでしょうか。あかなんだら出勤となります。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

猛暑とオリンピック、コロナ感染増は続きます。こちら心身ともに夏バテ気味、昨夜は久々に睡眠不如意、途中覚醒、ビデオに撮ったドラマなど小一時間ほど眺めておりました。昨日細々としたお仕事処理しつつヒマなのはいつものこと、夕方大きなトラブル処理対応が発生して驚きましたよ。夜はスポーツクラブにストレッチ+筋トレは7種、昼喰い過ぎた自覚もあって体重は66.9kg前日比+100g、これより猛暑炎天下大学病院へ再診、坂道片道40分以上、体調確認と運動のつもり。昼よりお仕事復帰予定(在宅勤務)。

職場にはできるだけ早く出勤してお仕事消化、そして早く帰りたい。数十年間概ね朝8時には出勤していたけれど、2年前新しい事務所に引っ越したらセキュリティ解除が8時30分、仕方がないので到着後1ー2分待って事務所建物に入ります。先日、いつものように入口前、背の高い若い女性がマスク越しに満面の笑みでご挨拶、誰だっけ?と思ったら職場の新人でした。髪型を変えたらもうわからない、のも情けない。スポーツクラブでも顔馴染みの同世代オジサンが、なんとなくいつもと態度が違う・・・よう見たら似たような世代体型髪型の別人であった、なんてマスク時代の話題でした。

FUG769Shostakovich/Barshai編 室内交響曲 ヘ長調 作品73a(弦楽四重奏曲第3番ヘ長調 作品73)/ 室内交響曲 ニ長調 作品83a(弦楽四重奏曲第4番ニ長調 作品83)〜ジョシュア・ワイラースタイン/ローザンヌ室内管弦楽団(2019年)・・・Joshua Weilerstein(1987ー亜米利加)は現在このオーケストラの音楽監督とか、若いですね。苦手系作品の代表であったShostakovichをカッコ良い!と感じるようになった自らの変貌に驚いております。弦楽四重奏は交響曲以上に疎遠な存在、ルドルフ・バルシャイによって交響曲に仕上げた作品はすっかり市民権を得て、録音も増えてまいりました。辛口シニカルな旋律はメリハリと緊張感たっぷりにわかりやすい、ここから本家の弦楽四重奏に戻って馴染みとしたいもの。

PHILIPS4757306Mozart ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459/第22番 変ホ長調 K.482/第23番イ長調 K.488〜内田光子(p)/ジェフリー・テイト/イギリス室内管弦楽団(1985-1990年)・・・これはもう30年以上の前の録音となってJeffrey Tate(1943ー2017英国)も鬼籍に入りました。深く沈溺するような暗さ、落ち着き、緻密な湿度を感じさせるピアノ、この人は英国籍になってしまったけれど、これが日本人のウェットなのか。明るく優雅、溌溂とした名曲揃えて、古今東西名演奏揃えて、この湿っぽい肌触りはなんとも個性的な存在でしょう。無条件幸福大好きな作品を堪能いたしました。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

引き隠って孤独、ヒマな在宅勤務を経て本日は出勤。自らの体験も含め体調を気遣ってくださるメールも届いて恐縮至極なありがたいネットのつながりを感じました。昨夜もストレッチ+筋トレわずか5種のみ、明日大学病院に心臓再診、しばらく有酸素運動は金曜のエアロビクスのみにしようかと。終日身動きしないせいか今朝の体重は66.8kg+100g。昨夜はエアコン止めて扇風機のみ、それでもモウレツに身体が重い。

五輪もコロナももう言及する意欲を失って、いよいよ入院制限へ。あれは対策ではなくて、結果結末棄民でしょう。なんせ自助、自己責任が基本政策ですから。

我が職場は多士済々な若者多数、30歳独身くわがた大好きなのがいて、シーズンは有り金すべて叩いて南方面に出掛けます。まとまった休みを取るため、日常業務は内外誰からも批判されぬよう努力して信頼関係づくり、それも素晴らしい人生観と思いますよ(女性には絶対モテない)。自分は都会育ちのせいか虫は苦手、昨日も玄関ドアを開けたらセミが休んでいて、いきなり啼きながら飛び去って驚愕!今が最盛期に日々喧しいけれど、生命短く、路上亡骸はあちこちころがって、つぎつぎ交代しているのでしょう。自分だってお仕事分担実質上交代して、もう少しで消え去ります。

DHMBarber「アダージョ」/Elgar 弦楽セレナーデ/エレジー/R.Strauss メタモルフォーゼン〜ケネス・スロウィック/スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ(1994年)・・・かつてちょっぴり話題となって、現在は入手困難みたい。題して「鎮魂」、ガット弦を採用して滋味深い個性的な音色、20世紀前半の音はこんなだったと類推できます。深い哀しみを湛えた「アダージョ」、くすんで静謐な詠嘆を感じさせるElgar、そして諦念諦観溢れる「変容」、最近精神後ろ向きにこればっかり聴いているような・・・

Accord ACD073R.Strauss アルプス交響曲〜カジミシェーシュ・コルト/ワルシャワ・フィル(1989年)・・・Kazimierz Kord(1930ー2021波蘭)がつい先日亡くなったとは知りませんでした。この音源はネットで探ってもほとんど情報なし、この作品はオーケストラの威力がモノを云う夏の音楽、非力で鳴らないイメージのワルシャワ・フィル?そんなイメージ一掃させる素晴らしい爽快サウンドでした。金管の鳴りっぷり、広がりたっぷり感じさせる音質。リアルな登頂風景、天候異変、自然描写音楽、ここのところお気に入り作品は、猛暑の季節に相応しいこともあるのでしょう。

では、行ってきます。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

猛暑続き、できればエアコン止めて扇風機のみ就寝したいけれど、昨夜は昼の熱気冷めやらず気温設定高く一晩過ごしたら、今朝モウレツに身体が重い。昨日はいつもどおりのお仕事一週間の始まり、猛暑にますます意欲減退、スタッフさんとの実務ミーティング+今月分取引先打ち合わせの資料を辛くも仕上げて送付(盆明け)商談日程調整に入りました。体調はフツウと云えばフツウ、ネット情報によれば上室性期外収縮は治療の必要はない、とのことだけど、自分の場合ずっと鼓動が亢進している自覚があって、昨夜もストレッチと筋トレ7種のみ、有酸素運動は再診まで抑制しております。今朝の体重は66.7kg前日比▲100g。有酸素運動がないと体重は減りません。

女子バレーはドミニカ共和国に破れ予選リーグ敗退残念。土壇場大切なところでのツメの甘さが実力なのでしょう。エース古賀紗理那、途中負傷欠場を経て頑張った!相手チームは高身長高い跳躍が強靭パワフル、オシャレですよね。女房殿は長期ツァーを終えて大阪より日曜ご帰還とのこと。

世間ではかなり旅行が復活しているとか。函館は亡き親父の故郷の近く、青春を過ごした街。北海道にしては温暖な気候に雪も少なく、上手いもんも温泉もあります。青函連絡船があったころに数回通り過ぎたり、出張で出掛けたことはあったけれど、ゆっくり旅行したり、なんだったら移住の候補地にしても良いくらい。先日土曜朝のテレビ番組を眺めていたらご当地出身の女優さんの旅番組、これが昼食に6,000円ほどのうに丼とか、夜は1万8,000円ほどの会席料理とか、庶民に縁のない話題ばかり・・・もっと安くてちょっぴりこ汚い庶民のお店はあったはず、コロナで苦戦しているのか。まともに営業できていないのかも。それじゃ”テレビ映え”しないのかも。

秋に母親の三回忌、この間コロナで兄に任せっきり、花を送ったのみ、その頃には旅行再開できるでしょうか。相変わらずの感染者増、そして医療逼迫、ちょっと苦しいくらいなら自宅でじっとしていろ、とのこと。

AngelSchumann 交響曲第3番 変ホ長調「ライン」/「マンフレッド」序曲〜パウル・クレツキ/イスラエル・フィル(1956年)・・・Schumannの交響曲は自分にとって苦手系の極北、暑苦しく盛り上げる旋律、雑然と濁る各パートの響き、スッキリ整理された演奏もぜんぜんオモロない・・・ 結果、細部馴染んだ旋律でもここ最近ほとんど拝聴機会はありませんでした。きっかけはBBSにて紹介されたカール・シューリヒトの1952−54年録音、久々に第1楽章を聴いてそのテンションの高さと(自分手持ちの音源に限って?)高音キンキンに濁った音質に閉口したもの。こちら Paul Kletzki(1900ー1973波蘭)によるイスラエル・フィル草創期に録音したモノラル録音はテープ復刻音源、とくにショルティ辺り”管楽器がぜんぜんアカン”とされた時期の録音。音質それなり、悠々と余裕の旋律語り口、管楽器云々技量問題も感じさせぬバランス演奏。ちゃんと全曲聴き通しました。交響曲は31:33、序曲は12:16。

ChandosTchaikovsky 交響曲第5番ホ短調〜マリス・ヤンソンス/オスロ・フィル(1984年)・・・ヤンソンスのオスロ時代(1979ー2002)最高傑作との世評高い全集録音より、第1番ト長調と並んで甘く懐かしい旋律がお気に入りの作品です。ヤンソンス41歳の溌剌と立派に雄弁な演奏に間違いなし、但し、茫洋とした音質個性がどーも好きになれないもの。オーディオ水準的なものとは別かも知れないけど。13:54-12:29-5:27-11:22。

洗濯終了。干してからご近所一周ウォーキング、在宅勤務開始します。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

夏休みの色濃い新しい一週間の始まり。気分を新たに出勤いたしましょう。ゴミ出しの日。

心臓のドキドキ感は少しずつ薄れてきたように思えるのは気のせいか。昨日は朝一番にストレッチ+筋トレ4種のみ、ちょっと怖くて有酸素運動はできないけれど、夕方カツオを喰いたくて居酒屋まで猛暑中3,955歩(帰りはバス)ウォーキングしても体調に問題はありません。オリンピックは男子バレー、イランに勝って決勝リーグ進出を見届けただけ、基本引き隠りな生活が続きます。昼冷凍クロワッサンを喰い過ぎ(何度工夫しても上手く焼けない)夕方に少々ビールをいただいて今朝の体重は66.8kg。昨日はきっと体重増だったけれど、一昨日比+100gへ。有酸素運動を控えているから体重は減りにくい・・・

福岡県の5歳児送迎バス取り残された事件は悲劇、ご両親ご家族の哀しみは底なしでしょう。運転手やら関係者の処遇がどうなるかこれからだけど、きっと一生重い後悔を抱えることになる・・・2歳児を車に放置した事件があったばかり、ちいさいこどもはいつも笑って上機嫌が当たり前の社会であるべき、孫の写真を眺めて心よりそう思います。両隣は若い夫婦に小さいこどもふたり、ここ最近声があまり聞こえないのは、どこかに出掛けているのでしょう。

SONY SICC2032Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調/交響曲第7番イ長調〜ダニエル・バレンボイム(p)/ベルリン・フィル(1989年ライヴ)・・・ベルリンの壁崩壊記念、ベルリン・フィル慈善コンサートの記念碑的ライヴ。協奏曲から完璧の技巧にノリノリ、なんという高揚感でしょう。15:36-12:19-9:56。そして熱狂的な聴衆の拍手は温かい。交響曲の方は音質がやや上滑りっぽいのは自分のオーディオの責任の可能性有。木管の美しい響きが浮き上がって、いつになく根性が入った第1楽章は提示部繰り返しなし。バレンボイムのBeeやんはあまり熱心に聴いたことはなかったけれど、これは一期一会の熱気に包まれて感銘有。12:11-9:06-7:43-7:43。あれからもう32年。

Virgin 00946 3913460 2 5Dvora'k ピアノ協奏曲ト短調(クレア・デセール(p)/テオドール・グシュルバウアー/ストラスブール・フィル)/静かな森(ティモシー・ヴェルデン(vc)/リボール・ペシェク/リヴァプール・フィル)/ヴァイオリン協奏曲イ長調(クリスティアン・テツラフ(v)/リボール・ペシェク/チェコ・フィル)・・・いろいろネット情報を探っても出現しないVirginレーベル音源は不遇、テツラフのヴァイオリン協奏曲くらいかな?痕跡が残るのは。他ソロイスツの名前も初耳、1990年代の発売のようです。ずっと苦手だったピアノ協奏曲(ちなみにヴァイオリン協奏曲も同様)はすっかり宗旨変え、しっとりウェットな旋律の繰り返しがわかりやすく、お気に入り作品となりました。演奏云々できるほど聴き込んだ作品でもなし、充分作品を堪能いたしました。

では、行ってきます。


2021年8月某日/サラリーマン生活コロナとともに去りゆく日々

8月に入った日曜日、木曜から在宅勤務とか急遽大学病院に心臓検査、断続的にお仕事もこなしていても体感連休っぽい日々もラスト。

女房殿は熊本より大阪へ転戦、こちら代わり映えせぬ俄独居(やや)老人生活は引き隠っていつもどおり。朝一番に「音楽日誌」、【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新済ませて市立体育館へ。服薬わずか2回めで快復するはずもないだろうけど、心臓様子見のつもりでした。入念なストレッチ+筋トレは4種のみ、ディスカウントストアへ寄って日常食購入、昼飯は意地汚く喰い過ぎましたよ。有酸素運動は抜いたけれど、重い荷物を抱えて坂道登ったから充分でしょう。今朝、計量を失念したけどかなり増えていると類推します。

夕方冷たいビールを呑みたいなと思ったけれど、お腹いっぱいなのと急な夕立にて外出断念。オモロないワン・パターン生活だけど体調万全じゃないから仕方がない。五輪に関係なく(ガースー談)コロナ感染者は東京は4,000人超え/日、女子バレーは宿敵・韓国(日本戦にはド根性が入っている!)に惜敗、古賀の復活に歓喜!彼女の勇姿を見られれば満足ですよ。脚の負傷はもう大丈夫なのか。痛み止め服用してガマンしていないのか。

RCAのLPSibelius 交響詩「フィンランディア」/悲しきワルツ/組曲「クリスチャン二世」作品27より「エレジー」「ミュゼット」/組曲「ペレアスとメリザンド」作品46より間奏曲/Grieg「 2つのノルウェーの旋律」作品63より「羊飼いの歌」「農夫の踊り」/2つの悲しい旋律 作品34より「傷ついた心」「過ぎし春」/トロルドハウゲンの婚礼の日(「抒情小品集」第8集作品65より)〜チャールズ・マッケラス/ロンドン・プロムス交響楽団(1958年)・・・LPデザインにはRCAとなっているけれど、英DECCA録音とのこと。オーケストラも怪しいけれど音質演奏とも驚異的な鮮度!Charles Mackerras(1925ー2010濠太剌利)33歳の記録、爽やかであり濃密な集中力と両立する素晴らしい演奏。ここ最近、21世紀ワリと最近の録音でも気になって、ぱっとせん音質に閉口気味でした。

London POCL-3912Mozart ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488/第24番ハ短調K.491〜クリフォード・カーゾン(p)/ヨゼフ・クリップス/ロンドン交響楽団(1953年)・・・録音嫌いだったClifford Curzon(1907ー1982英国)に残された音源はどれも絶品!優しい浪漫香るイ長調協奏曲、劇的なハ短調協奏曲、ソロ・オーケストラとも上品に抑制が効いて音質もクリア、かつてCDを入手して聴いていたっけ?あまりに期待通りの美しさに驚きました。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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