■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
睡眠不如意、睡りが浅くて、明け方に妙な夢を見ました・・・ここ最近、タイマーのFM放送より先に目覚める傾向だったのに、本日は気分が優れず、身体も重い感じ。一昨日のテレビによると起床即の腹筋運動などはよろしくないとのこと(詳細理解できず/もう5年ほどやっているんですけど)左右バランスの脚運動はよろしいらしい、もちろん膝抱えての腰のストレッチも。どんよりノーミソ鈍いけれど、ウォーキングに出かけました。ちゃんと朝日を浴びるのは生活リズムにはよろしいそうです。凄い蝉の声絶好調、被災地避難区域でも蝉は啼いているんだろうな、そんな想像を思い遣りました。渡り鳥が放射能を浴びてあちこちに・・・なんてもことも。
夏ばてなんでしょう。それでも昨年一昨年に比べれば信じられぬほど!体調良好。これより(当初スケジュール通り)午前中に宿題一気仕上げて、お昼休みには金沢に出掛けます。夜遅く、東京入り。iPodに新しい音楽仕込んだけれど、ここ数年、出張はほんま苦痛です。とくに今回は移動距離が長いし、時間配分的にちゃんとゆっくり飯を喰うのもムリ。昼夜とも車中移動中なんです。
Bach /ストコフスキー編 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565/前奏曲 変ホ短調 BWV853/ゲッセマネのわが主イエスよ BWV487 (「シュメッリ歌曲集」から)/コラール前奏曲「われらは唯一の神を信ず」 BWV680/コラール「キリストは死のとりことなれり」 (カンタータ 第4番 BWV4)/パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582〜レオポルド・ストコフスキー/チェコ・フィル(1972年ライヴ)・・・初耳。そうかぁ、昔から存在ばかり知っていてが、これは晩年の録音だったんですね。馴染みの多彩、ゴージャス・サウンド、でもね、こどもの頃から馴染んできた音楽(編曲版も)だし、特異な世界ではない、まったく日常の音楽として身に付いております。ストコフスキーはオーケストラを選ばなかった、というか、アンサンブルの仕上げは少々甘いですよね、どれも。それも味のうち、音質も良いし、チェコ・フィルという珍しい組み合わせだといつになく少々渋いサウンドに感じるのも一興です。
さて、これにて青息吐息な7月終了。明日からの8月分「近況」「音楽日誌」準備する時間がありません。おそらく本日東京着は夜10時過ぎ、明日の東京会議終了は夜8時くらいと想像しております。カンベンして、内職はできるけれど。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
さて、今週のお仕事段取りはどんなんだっけ?明日明後日と(例の如し)金沢〜東京(記憶では遅く迄会議だったような?)、来週、金沢での会議用資料は(残りの空き日程にて)今週中に仕上げなければ。むしろ本日+明日出発迄に資料の最終仕上げ+定例の印刷屋出稿(通常の倍物量か?)不安です。ほんまは先週、残業して半分ほどでも消化すべきだったんだけれど、精神的に保ちませんでしたから。せっかくネットによる聴取環境教えていただいたのに、オリンピックはほとんど見ておりません。なんやら期待の星が不本意なる成績だったらしい・・・日本人は本番に弱いのか、いずれ若者の奮闘努力に拍手。
オークションにて未連絡残り一件=例の法外なる額に競り上がったCDの件、ようやく連絡到着(今朝確認)。これが「盤面小傷再生問題なし」表記でして、現在念のため再聴しております(問題なし)。ネットで検索すると半額以下で新品入手可能でして、中古ながら日本語解説付きが欲しいといった趣旨なのか、それにしてもあまりに高すぎる!売れて文句言っちゃいかんが。泡銭(本来あるべきではなかったお金)と自覚して、久々CDボックスでも入手しようか、と考えております。
Schumann ピアノ協奏曲イ短調(ジョルジュ・ジョルジェスク/ソヴィエット国立交響楽団1958年)/Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ長調(キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル1968年)〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)・・・音質イマイチなライヴ、ほかにいくらでも状態のよろしい音源あるでしょ?的感想を抱いていたけれど、久々の拝聴はなかなかよろしい感じ。(音質改善もちろんせぬが)とくに(例の如し)硬質なタッチ+緊張感溢れる推進力Schumannには手応え充分でっせ。Tchaikovskyのほうも悪くはないが、ステレオ?ながら散漫なる音質印象故か、さほどの感銘に非ず。残念。
では行ってきます。未だ戦闘モードに至りません。
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自分はサラリーマンとして実務量を推し量って案配するのは上手い方だと(勝手に)思うけれど、本日は計算外に種々順調、というか、先々週来蓄積したトラブル関係は順繰りクリア出来、+早々に本日分予定お仕事は狙い通り完了いたしました。明日、午前中印刷屋への入稿を終えれば一区切り。おそらく大丈夫でしょう。土曜に送付したオークション関係、ぼちぼち到着連絡が来ております。例の法外なる値が付いたCDも無事入金有、送付も完了。逆に”盤面小傷”が申し訳ないような気に・・・
こんな日もあるのですね。通勤音楽はBruckner 交響曲第5番 変ロ長調(ハース版)〜セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1993年ライヴ)・・・他、数種の録音があるそうですね。ワタシのは人様に言えぬような怪しげ音源であって(EMIと同じものでしょう)残念ながら音質はあまりよろしくない。それでも(例の如し)微速前進、じっくり間を取って、細部しっかり旋律を歌い込んで、ここぞ!というところの爆発、打楽器のピン・ポイント爆撃も絶妙。なが〜いけれど、とても音楽全体の姿がわかりやすい。もともとBrucknerではこの作品が一番お気に入り、久々そのことを思い出しました。ノーミソがしっかり浪漫の音楽を受け取れる状況に細胞変遷しているようです。
猛暑+根を詰めたお仕事にて少々頭痛気味ですが、ま、大丈夫。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
オリンピックには興味はない、昨日書いたけれど、種々過剰なる演出ともかく、各国代表リラックスした雰囲気満載の開会式にはけっこう感動いたしました。女子サッカー(引き分け残念)もけっこう堪能いたしましたよ。バレーの中継はなかったのか?真剣に番組を追いかけていないからわからない。昨日、お隣駅BOOK・OFFに出掛けて書籍処分、電子ブックの普及であの会社もあと10年くらいなんじゃないか、レンタルビデオ屋も同様、新聞の早朝配達も同様の運命かな、と思います。いずれ、新たに書籍を入手する意欲も興味もなし、一通り棚を眺めたんですけどねぇ。
売れ残りオークションCDなどもう諦めているけれど、昨日落札7件中6件連絡有、既に送付いたしました。問題は残り一件=これが法外なる額に競り上がったCDでして、どー考えても非常識(相場外)、もしかして落札者は後悔して無視を決め込んだのかも。評価の高い人なんですけど。
(本年2012年3月以来)Copland アパラチアの春/組曲「ビリー・ザ・キッド」/市民のためのファンファーレ/エル・サロン・メヒコ〜ハワード・ミッチェル/ワシントン・ナショナル交響楽団・・・今回はそれなりボリュームも上げて再拝聴。どちらかというとちゃんとした音質で聴くべき音楽、往年の亜米利加名指揮者の録音印象は、当初芳しいものではありませんでした。
おそらくは1950年代モノラルLP板起こし音源。あまり音質よろしくはない。1960年前後亜米利加(希望と矛盾に充ちた時代)演奏というのは興味津々なんだけど、演奏はいまひとつ、というか、悪くないけど・・・水準。「料理の鉄人」音楽である「ファンファーレ」にはスケール全然足りない・・・粗いとかなんとか、そんな問題じゃなくて・・・なんか、さっくりと済ませました、的演奏に感じるのは音質故でしょうか。
当時の「音楽日誌」前後を読むと出張帰り、頭痛にて体調もよろしくなかったみたい、自主CD失敗、との評価でした。もとよりお気に入りの作品、亜米利加首都の名門オーケストラは滅茶苦茶上手い!というワケでもないが、端正なアンサンブル、それなりノリもありました。音質も(年代を考慮すれば)そう悪くもなし。
けっこう堪能しましたよ。昨日来数回(部分)繰り返して愉しんでおります。自主CD余白フィル・アップはCopland アパラチアの春〜ワルター・ヘンドル/アメリカ・レコーディング協会管弦楽団・・・こんな音源、どこから持ってきたの?って、上記と同じブログでした。オーケストラの実態はわからぬが、意外と達者なアンサンブルであります。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
昨日猛暑、体調そう悪くないがキモチが切れていて、それでも当初狙いのお仕事(打ち合わせ+資料)ほぼカッコ付けて定時退社。ま、一時間早く出ておりますから。職場を出た途端資料に抜け漏れ不備を思い出して、取引先本番打ち合わせは来週のこと、慌てて自分に(忘れぬよう)メールを出しておきました。締め切り迫る大残務はちゃんと量っていて、ほんまは少々残業してもいくつか目処を付けるべきだったんだけれど、完全に精神力テンション切れておりましたから。帰宅して飯喰って呆然とテレビを眺めておりました。
世間ではオリンピック一色、ワタシはあまり興味はないんです。昨夜はよく眠れて(エアコン29度設定)、今朝もいつものウォーキング+ストレッチ実施。(公園にてふらふら酒臭いサラリーマン風情自転車オジサンはなんだったのか?)オークションCDなど今朝第1次締め切り、7件の成果(残9件)。こんなもんでしょう。某CD一枚異様な金額に競り上がっていて、15年ほど前@333中古入手したもの(良心的300円出品)でっせ、なにかの間違いじゃないか。自分的には一桁増えている感じ。あかんなぁ、この不況な時代に。もとより儲けのためではなく、手持ち眠っている在庫物整理、使うべき人に有効活用して欲しい・・・といった趣旨ですから。先日取り替えた無線LANルーター、とうとう動いて下さらぬのが残念。
昨日中途半端に言及終えたバルビローリのSibelius (1966年)の件、とくに付け加えるべき点もないけれど、今朝も数曲再確認しました。スタイリッシュでカッコ良い!ハレ管の技量云々、んなこと微塵も感じさせぬ盤石の自信に溢れた語り口でっせ。Sibelius を聴く機会は多くて、各々個性に溢れた演奏はあるけれど、これこそヴェリ・ベストの手応え充分。
ここ1週間ほど断続的に拝聴していたのは、Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ドレスデン(1986年)・・・ハース版なんだそうです。かなり長い”Brucknerスランプ”よーやく乗り越え、今月はようけ聴いとります。量だけはたくさん聴いているド・シロウトなりの結論としては、”Brucknerのキモはオーケストラ”〜つまり響きそのものを愉しむべきものではないか、ハイティンクもドレスデンの演奏に好意を抱きましたし。かなり以前より”無為の為”(というワケわからん)概念を持っていて、あまり指揮者の個性ばかり前面に出るのはあかんのとちゃうか、ブルー系の地味で深いサウンドが粛々と迫って、全曲作品の味わい素のままにて厭きさせない、味わい深い演奏也。ま、チェリビダッケ微速前進も好きですけど。
Antonio Sacchini(アントニオ・サッキーニ 1730-1786) 弦楽四重奏曲 イ長調 作品2-6/Pieter van Maldere(ピエール・ファン・マルデレ1729-1768)シンフォニア イ長調/Mozart 嬉遊曲ヘ長調 K. 138/テ・デウム K.141(66b)〜パトリック・ペイレ/コレギウム・インストゥルメンターレ・ブルーヘンス/Westvlaams Vocaal Ensemble (Eufoda 1092 stereo)・・・ネットより勝手にダウンロード音源、BRILLIANTよりTelemannの新しい録音が出ている古楽器団体(ではないそう)、パブリック・ドメインではないでしょう。我らがヴォルフガングともかく、こうした珍しい作品を拝聴するのも一興、Sacchini伊太利亜〜仏蘭西辺りで活躍したオペラ作曲家、Maldereはベルギーのヴァイオリニストらしい。Haydnが1732年生まれだから同世代か、どういった趣旨のLPなのかわからぬけれど、Mozart と並べて違和感なし、前期古典派?バロック後期?達者な古楽器アンサンブルはややノンビリとして、良い意味で粗野なテイストに溢れます。穏健派ながら完全に現在の古楽器リズムのキレを備えておりました。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
猛暑真っ最中、出ぬやる気ムリヤリ絞り出して、諸関係資料の読み込みやら、先行き営業資料提案用ポイント・チェックをしておりました。それでも切羽詰まっていないから、お気楽なもんでっせ。昼過ぎ、新人の提案資料第1次チェック(これがあるから休めなかった)前月は15点/100点、取引先前日に必死の覚悟+驚異の集中力にて(泣きながら)作り直したものです。今回評価は48点長足の進歩、未だ本番迄(夏休み夾んでも)時間はたっぷりあるので合格としました。ちょっと、ほっとしましたよ。ま、お付き合いにてド残業になっちまうんだけれど。なんせマン・ツー・マン指導なので。一応本日で次の大きなお仕事一区切り予定、打ち合わせ〜来週出張の資料なんとか仕上げて先行送付、ゆっくり週末も休みたいもの。
明日朝一番にてオークションCDなど第1次締め切り、見込み通り全然あきまへん。今週初めからぜんぜん動かず、残念。
猛暑に涼やかなSibelius 、これが今夏聴けておりませんでした。交響詩「フィンランディア」/組曲「カレリア」/交響的幻想曲「ポヒョラの娘」/悲しきワルツ/Heming/レンミンカイネンの帰郷〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団(1966年)・・・彼の十八番(おはこ)演目ながら、ハレ管との交響曲など詳細確認するとリズムが甘い、オーケストラが上手くない(とくにロイヤル・フィルとの1962年演奏を聴いてしまうと)・・・要らぬことを感じてしまうこと、ないでもないけれど、コレ盤石の自信と味わいに溢れて、ツボをぴたり!押さえて納得いたします。(ここで時間切れ)
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
昨日はこちら主催の行事が事務所ビル内にあり、関西北陸のみならず中四国エリアの取引先も対照、懐かしい顔見知りの連中が揃いました。5年以上経ってもほとんど変わっていないんだなぁ、顔ぶれは。昨年に比べると体調はまったく良好なんだけど、この時期はやる気出んなぁ、昨日上司が定例東京本丸会議出発直前に資料不備(というか手抜き)見つかってしまい、ギリギリ迄修正。この先、いつものように大物会議+そのための資料作成が待っていることを自覚しつつ、まったくその着手意欲わきません。本日だって、新人の営業資料点検がなければ休みたいくらい。事務所内ともかく、外はモウレツなる猛暑、湿度。今朝、ウォーキング時ご近所公園を通ったら盛夏の蝉・最高潮でした。
今朝の朝日新聞に森達也さんの寄稿があり、大津いじめ問題にて、その行為者がネットにて特定でき、徹底的な嫌がらせやら電話が続いているとのこと。先日の報道では、たまたま類似の(例えば)名字、職業なので誤解され、全然関係ないところに「死ね」とか嫌がらせが続いている!って、これ、イジメですよね。発生したもともとの事件と寸分違わぬ事象ですよね。なんの解決にもなりませんよね。日本社会って、どーして縦割り、密室状態での価値観、画一化が顕著なんでしょうか。情けない。哀しい。
昨日通勤音楽は(珍しく)Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調(1962年)/第5番ハ短調(1961年)〜レナード・バーンスイタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック・・・第4番はヴィヴィッド明るいな熱気に包まれ、木管が骨太に突出しており、弦は濁って美しくない。音質が広がり強調しすぎ、木管云々もその印象なのでしょう。しかし、この推進力は猛暑に相応しいテイストだと思います。第5番のほうは録音会場が異なるのか、さほどに良い音質ではないが奥行きが深い。やや遅めのテンポ、ホルンは遠方から朗々と響き(但し、独墺系とは異なる明るい音色)スケールが大きい。提示部繰り返しもワタシ好みであります。この集中力や馬力を愛する人は多いことでしょう。自分には響きそのものへの違和感とアンサンブルの仕上げの甘さが気になります。
こんなエラソーなことを書いたけれど、もっと若い頃はこんな粗野な演奏を堪能できたものです。すっかり贅沢になっちまった。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
とにかく毎日のお仕事、組織として課題は遅滞なく消化しているつもり、しかしけっして良い雰囲気に非ず。新人女性(ゆとり教育第一期)ともかく、残りの若手+ヴェテランは相変わらず、我流を崩さない(他人様のことは言えぬ身ながら)というか、空気とか取引先ご担当の意向や気分感情を読み取れない。口べた、そのワリに電話が長い、ま、基本真面目な連中だし、有能ではあるので、強圧罵倒(ワシ)指示の中で良く耐えていると思いますよ、営業数値も行っているし。但し、若いもんがいつまでも新人に引き継がず、任せないのには閉口します。毎日中小トラブルは発生していて、基本その日のウチにクリアがモットーなので、そうなるとほとんど自分の出番、諸実務作業は本来業務の数倍に膨れあがって不本意なる残業(これは世間並/若い者がマネするんだよなぁ、早よ帰れ!遊びに行け)+毎日精神的疲労が抜けません。マウス腱鞘炎状況最悪。
ほんまに苦しい!音楽をゆるゆる聴くことも叶わぬ・・・これも後期中年世代、一歩間違えれば閑職に回されても仕方がない!のに、現役で使って下さることに感謝して乗り切りましょう。こうなると収入云々も関係なし、心身ともにそれなり健康、元気で毎日働けることを感謝しなくては。以上、本日の詮ないおっさんの愚痴でした。
通勤音楽。Saint-Sae"ns ピアノ協奏曲第5番ヘ長調「エジプト風」〜スヴャトスラフ・リヒテル(p)/キリル・コンドラシン/モスクワ・フィル(1953年)・・・なんどか聴く機会があったはずなのに、エキゾチック素敵な異国情緒たっぷり!な魅力を初体験。アラブ風というか、ド・シロウトには西班牙系旋律に聴こえんこともない、といった風情であります。だいたいこの辺り旧ソヴィエット録音は音質が厳しいのが通例、ここではリヒテルの明晰かつ強靱なタッチが意外と、ワリとマシに収録されておりました。
予想通り、覚悟していたけれどオークションCD出品は苦戦気味です。売れて売れて送付手間がたいへん!だった頃が懐かしい。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
猛暑の時期、朝より蝉の声も盛んだけれど、昨年よりラクなんじゃないか?体感だけど。今朝もいつものウォーキングに出掛けたけれど、そんな滅茶苦茶汗をかくほどに非ず。昨日は狙いのお仕事ほぼクリアして、ちょっぴり達成感有。今月奇跡の大逆転営業成績達成しましたし。ちょろ残業のあと久々職場三患部酒(健全に9時前迄)、大苦戦中お隣チームのマネージャーはお父さんがいよいよアカン、それ以上に母親が看病疲れでたいへん、更に兄との相続問題が持ち上がって雲行き怪しい(ウチには縁のない話題也)・・・つまり公私ともの悩みを抱えておりました。人員▲2名、実務的負荷も大きく、できない人ではないけれど、あれは慣れと習熟が必要ですから。こちら弱小チームはもとより人数少なくて、ワタシは八面六臂に活躍(のつもり)実務鍛えられてますから。
ま、惚け防止でっせ。
もう一巡したが、オークション出品料無料、との知らせ有、いくつかCDを出品しておきました。キモは取り替えた無線LANルーターでして、これがなかなか売れんのやな。CDはそんなに売れぬ、と最初っからあきらめております。時代ですから。昨夜、数日掛けてネットよりダウンロードした某音源、じつは解凍するのにパスワード必要でして、これが四苦八苦していろいろ探索するがわからない!小骨が咽に刺さったような・・・ちょっとした不快感ありました。
今朝の音楽はマルセル・メイエ(p)。R.Strauss「ブルレスケ」(クリュイタンス1943年)/Milhaud「スカラムーシュ」(+ミヨー(p)1938年)/Chabrier「気紛れなブーれ」(1929年)「牧歌」(1925年)/Ravel 「道化師朝の歌」(1929年)/Poulenc「3つの常動曲」(1925年)/Stravinsky「ラグタイム」(1925年)等々・・・この人のピアノはいつも粋、自在な流れの良さ、華やかさがあってお気に入りです。2010年17枚組米amazon2,356円という驚異的安さにて入手、(時間切れ)。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
昨日は昼に見たテレビの焼き肉が旨そうだったので、夕方いつもの銭湯にいったあと、ご近所焼き肉屋へ。ウチは魚派であって、数年ぶりじゃないか、若者(=息子)が家を出て行ってからそろそろ十年、ほんまに久々。こんな猛暑の季節、カクテキも旨かったし、なんせ肉は多く食べられない後期中年世代夫婦、けっこう安く上がりますし。睡眠不如意は続いているけれど、ウォーキング継続既に一年経過の成果、体調は悪くありません。但し、お仕事宿題の夢を見るのはカンベンして欲しい・・・
Elgar 序曲「南国にて」/交響曲第1番 変イ長調〜レナード・スラットキン/ロンドン・フィル(1988〜1992年)・・・サイト内検索を掛けると前回拝聴は4年前2008年(入手した年)、当時は先代のオーディオ機器であって、”妙に金属的で、英国音楽に期待したい(ややどんよりしても)しっとりウェットな味わいから離れます”と手厳しい感想でした。現役の人民中国製極小ディジタルアンプならばそんな印象は一掃(プレーヤーもその後2度変更)。鮮度充分、クリアな音質であります。金属的サウンドとも思えない。(4年前のコメントにも、SONYのイヤホンだと極上に練り上げられた英国サウンド、ちゃんと広がりました、と有)もとよりお気に入りの作品、ロンドン・フィルは盤石の自信に溢れたアンサンブル、スラットキンも(ややつかみどころの難しい)作品を充分な詠嘆を以て、堂々とまとめております。爽やかな黄昏風景だなぁ。
では、行ってきます。ちょっと本日は計算ができぬお仕事なんです。先行き整理整頓しなくっちゃ。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
昨日は雨は降らぬといった予報なのに、昼過ぎかなりの土砂降り、夕方には止んで涼しくなったので久々女房殿と大型銭湯へ。その後、高級中華・王将ならぬ、ほんまの高級中華にてちょっぴりビールなどを喫しました。なんか昼過ぎから異様に眠くなって居眠り、逆に夜は睡りが浅く早朝覚醒、そのままウォーキング+ストレッチへ。女房殿も付いてきたが、帰って即二度寝しております。朝刊を見ると一日中雨のはずが、今朝も爽やかな晴れ模様、これから降るのかな?
Yahooより月会費無料だよ、とのメール有、ならばということで使わぬOA周辺機器いくつか出品+CD2枚組ひとつのみお試しオークション出品復活しておりました。今朝、終了。一番売れて欲しかった(FON導入にて余った)無線LANルーター売れ残り残念、他はCDも含め売れました。明日より「500円以内出品手数料無料」とのことで、CD本格出品しようか逡巡中。なんか一巡しちゃったなぁ、以前はダブり処分とか、これを売り払って激安セットもの再購入しましょう、的意欲に溢れていたんだけれど・・・ここ数年、売り払って結局CDほとんど買わず、3月にシモン・ゴールドベルク8枚組入手が久々、というか、ラストだったんです。未だ、棚中にたくさん残っているけれど、売るべきものは売った的手応えはあるんです。
自主CD作成(勝率50%か)や、ネット音源そのままiPod行き、というのも多くて、なかなかCDを購入する勇気が出ません。iPad的なもの、ブックリーダー導入の検討は進めていて、最有力だった楽天kobo touchはどーも評判よろしくないらしい。やはり値段相応?人民中国製怪しげタブレットも壱万円以内なら・・・といろいろ研究していたけれど、やはりあかんらしい。ずばり”安物買いの銭失い”(懐かしい格言)と。やはりキンドル待ちか?そんなこんなで(やがて)興味なくしちゃうんだけどね。
休日恒例、自主CD作成に勤しんでおりました。Vivaldi 協奏曲集 作品3「調和の霊感」(全曲)〜ワルター・ゲール/フランクフルト室内管弦楽団/サシュコ・ガブリーロフ(v)他(コンサートホールMMS-2167)・・・最近コレばかり聴いているような?(お気に入りなのは、おそらくストコフスキーとの出会い影響?)ゲールは1960年に亡くなっているから、間違いなくパブリックドメイン音源也。無罪放免。音質はもとより期待せず(結果、かなり良好なモノラル録音。低音も効いております)。半世紀以上を経たバロック演奏スタイル変遷甚だしく、とてもだけど(現代の感覚では)聴いていられない!的水準である可能性有、CDR2枚分ムダにしたか?妙な期待を以て拝聴した結果〜
ガブリーロフは生粋ドイツのヴァイオリニストなんだな、ベルリン・フィルのコンマスも務めております。録音当時30歳くらいか、(イ・ムジチ辺りにて)聴き馴染んだ明るい、かりっとした音色とは異なって、地味ながら味わい深い艶消しなヴァイオリン・ソロは充分魅力的。但し、予想通りフランクフルト室内管弦楽団のアンサンブル密度、ワルター・ゲールのリズム感が微妙に緩いというかノンビリ(テンポも現在の古楽器系に比べればかなりゆったりめ)、これは時代でしょう。表情は少々ウエット、そして生真面目。古楽器派のワタシではあるけれど、あまりにスポーティに切迫し過ぎなテンポやアクセントとは対極、今となっては逆に新鮮!と感じぬでもない。伊太利亜系健全なる陽光の下、的スタイルとも異なる個性を堪能いたしました。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
久々の土休。昨日(しょーもない)経緯があって昼から休みだったので、週末休み堪能しております。今朝一番にて自宅より上司への週報提出(最近常態化)お仕事時間中には執筆実質不可能故。メール点検して懸案事項の確認も終えております。これで気分一新いたしましょう。昨夜、湿度が高く今シーズン初めてエアコン入れて就寝、なんせ高級エアコンなのでビミョーな配慮調整不可、(28度設定なのに)朝4時頃寒くて止めて窓開け、通常時間に起床してウォーキング実施しました。お休みも生活リズムを崩さぬことが大切なんです。
昨夜、自主CD作成。著作隣接権消滅していない、法律違反音源?(ちょっとこだわりがあって)Mozart ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K.207〜ボリス・グートニコフ(v)/ニコライ・ラビノヴィチ/エインシェント・モデルン・ミュージック管弦楽団(1970年)・・・露西亜方面には知名度的にはさほどでもない実力派たくさんおります。ソヴィエット連邦で初めて5つの国際コンクール優勝歴をもったロシア人ヴァイオリニストとのこと。1970年に来日しております。のびのびとした美音であり優雅、爽快軽快なスタイルは洗練されております。オイストラフほど豊満ではなく、甘さ控え目。The orchestra of ancient and modern musicというのも初耳やなぁ、調べてみると現サンクトペテルブルク国立交響楽団(フィルハーモニーに非ず)の1985年迄の呼称らしい(露西亜のオーケストラ呼称は難物です)。ちゃんとしたアンサンブルでっせ。音質良好。
じつはほんまに聴きたかったのは、Boccherini チェロ協奏曲第9番 変ロ長調〜ダニール・シャフラン(vc)/アルヴィド・ヤンソンス/レニングラード・フィル(1966年)・・・これ、中学生の時17cmLP(新世界レーベル)を買いました。たしか550円ほど。こどもの頃からなんて渋い趣味なんだ・・・その後、そのレコードはどこに消えたのか記憶の彼方・・・Friedrich Wilhelm Grutzmacher編(1895年)でして、その辺りの知識もその解説にて仕入れたんじゃないか。作品旋律は記憶そのまま(こどもの記憶力は抜群)、但し、意外とオーケストラが重い(繊細で上手いけど)シャフランのソロが驚くほど雄弁雄大、表情豊か朗々と歌っております。これはその後、半世紀を経たバロック演奏スタイルの変遷なのでしょう。こうしてみるとシャフランもロストロポーヴィチに負けぬ立派な、凄い技巧(カデンツァなんて舌を巻くほど)ですね。第2楽章アダージョ・ノン・トロッポはGrutzmacherが勝手に第7番ニ長調G.476から引用していて、これがまた安寧に充ちた浪漫の香りも芳しい素敵な出来。終楽章はスケールも喜びも大きな、華やかなるスケールを誇ります。
これも音質極上。著作権は誰が持っているんだ?数十年前お金は支払っているから見逃してくれぬか。
更に、Bach ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049〜ダヴィッド・オイストラフ(v)/レニングラード・フィル(録音年不明/Radio Petersburg)・・・エア・チェック音源かな?これなりのステレオ録音也。フルートを使用しているし、所謂現代楽器の演奏ながら、清楚な品のある、引き締まったサウンドは時代錯誤スタイルではありません。おそらくオイストラフ自らがヴァイオリン・ソロを執っているのでしょう。華やかな雰囲気に溢れた演奏であります。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
7月も下旬に入り、さすがに夜寝苦しく途中覚醒、扇風機を回して再就寝いたしました(今期自宅エアコン未稼働)。今朝、かなり怠いがなんとかウォーキング実施、来週ともかく本日は諸課題一段落なので、ゆっくりお仕事細部整理調整いたしましょう。いろいろ心配事も多い毎日であります。明日、久々の土曜休み。
昨日一昨日出張音楽の追加。Mahler 交響曲第7番ホ短調〜小澤征爾/ボストン交響楽団(1989年)・・・彼の全集はお気に入りでして、細部の磨き上げ、誠実正確几帳面な表現は他に類例のない鮮度を実現していると感じます。このややつかみどころのない作品も、優秀なオーケストラ、キレ味ある明るいサウンドにて爽快なる魅力に変身、結局(小澤ファンには申し訳ないけれど)この辺り、ボストン交響楽団との演奏がピーク?というのが(上から目線傲慢なる)結論也。ま、数年前(少々高め)PHILIPS全集入手しておいてよかった結論となりました。
では、行ってきます。
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大ボケかましました。朝、いつものように誰もいない職場に出勤、ノートパソコンをセッティングしようとカバンから取り出すと・・・ACケーブル持参し忘れました。昨日、出張先にてバッテリー切れギリギリ迄使用、充電せんと如何ともし難い・・・取りに帰ろうか?一瞬そう思ったが、職場同機種は3台、一台分は未だ出勤していないからとにかく小一時間それで充電、立ち上げると残4時間ほど、あるだけお仕事しましょう。切れたら帰る決意を周りに伝えました。机にて昼飯喰っている最中にマシンは力尽き、おおよそ当面のお仕事完了させ(ほんまは矛盾を先送りしたのみ)用があったらメールしてね、自宅で見るから、と職場を後にしました。お気楽なもんだ。
この間、キツかったし、段取りは組んだから許して下さいよ。それに!今月、大苦戦の営業成績、先週白旗宣言を週報にて行ったが、昨日諸伝票処理しても尚かつ本日付でみごとぎりぎり達成いたしました。ちょっとカラクリ(別に不正行為じゃないっすよ)+ラッキーな条件が重なりました。この間、苦しいことばかり続いたけれど、一条の光が差すような気分であります。
夕方、婆さんの入院先より戻ってきた女房殿と寿司を喰いにいきました。猛暑だけど、ちょっと気分がよろしい。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
(在金沢ホテル)これより敦賀へ。敦賀は大阪のほうが近い、といった距離感がつかめず、いつもの金沢ホテルを予約したのが間違いでした。どーせコンビニ弁当だったら、昨夜のうちに敦賀に移動しておけば今朝ゆっくりだったのに・・・今朝一番にて出張報告書を仕上げるつもりが、ネットワーク不調で登録ならず、いちおうテキストファイルにて保存しておきました。出先での時間不如意〜こうなるとウォーキングもクソもなし、起床時の体操(腹筋腰関係のストレッチ)はいつも通り、重い出張かばん(パソコン入)利用のダンベル体操も時間的に少々厳しい・・・
数日前、BSにて映画「オーケストラ」拝見。ちょっと感動いたしました。旧ソ連時代の迫害を受けたオーケストラ・メンバー(ユダヤ人問題もあるのだね)今では種々さまざまな仕事に就いている(これが驚くようなヘンな仕事ばかり)が、清掃夫をしている元・天才指揮者が偶然受け取ったパリ・シャトレ座公演要請ファックスに対し、昔の仲間を集めてでっち上げオーケストラ公演を敢行する!ロシア共産党やらフランス共産党への揶揄(かなり笑えます)、ええ加減極まりないニセ・ビザ発行(なんの問題もなく通関する)、パリに着いたとたん雲散霧消するメンバー(見た目と違いけっこう腕は良い)そして(じつは深い関係のある)天才ヴァイオリニストとの競演・・・
映画ってなんども観るに値するものってありますよ。もう一回放送せぬか。
では、出掛けましょう。トラブル抱えてちょっと心身ともに重いっす。
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敦賀は2年ぶり?人口6万人ほどの街にしては小ぎれいだけれど、原発止まってしまって不況の色濃いとのこと。タクシーの運転手さんに伺うと、労働者用の寮なんかも閉鎖されている(もぬけの殻)らしい。本日所要で伺った取引先の人によると「原発一基可動で5,000人」とのこと、数万人単位で人が減った計算なんだそうです。原発問題は政治問題であり、それで成り立っているリアルな地域経済問題でもあるんですね。しかしなぁ、環境問題は基本でっせ、せっかくの風光明媚な景色、海の幸も観光客を呼ばぬと思いますよ、こうなっちゃ。ツラいねぇ、地元の方は。
昨日(北陸では都会である)金沢にてFONを試す機会はありませんでした。ところがっ!少々地方よりである敦賀訪問、もとより肉体労働系など戦力に期待されていおらず、「来てくださるだけで・・・(これはご挨拶)おおよそできあがったところで点検下さい」(具体的なお仕事内容ここでは言及できず)とのことで、食堂にてパソコンを開けてメールのチェックやら、その返信、カンタンな資料作りをしておりました。すると・・・FONの電波来ております、ばっちり。ご近所におるのだね、偶然。初接続経験、ところが業務用パソコンはセキュリティがキツくて、警告が出ます。(気にしないで勝手に使っていたけれど)但し、業務用システム接続は完全にアウト、パスワード入れても拒否されました、というかつながらない。
快適ですよ。自宅と状況変わりません。ましてや(勝手に)Chrome入れて同期させておりますし。猛暑中(いちおう)肉体系労働ながら、体調万全です。
帰宅すると故障癒えた女房殿マシン(DELL赤)戻ってきておりました。ネット接続設定(パスワード入れるだけ)、ウィルス対策ソフト(Panda)、Chrome、オープン・オフィスなど入れて、Googleドライブに退避させていた女房殿データをダウンロード。日本語変換ソフトは「バイドゥ」にしておきました。これで元の環境に戻ったはず。
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サンダーバード帰り便音楽。不快な熱気+暗鬱な気分を吹き飛ばすべくBeethoven 交響曲第5番ハ短調〜ルネ・レイボヴィッツ/ロイヤル・フィル(1961年)・・・スカッとして速めのテンポ、モダーン、集中力+力感に溢れる筋肉質演奏であります。繰り返しなし(残念)。ワタシの所有盤は音質も抜群でした。続いて(先日不本意なる印象であった)Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1974年)・・・第1楽章のみ拝聴、ちょっとiPodのボリューム上げました。驚くべき硬質サウンド、がっちりとした構築物のような威容、けっして悠々と悠然ではない、切迫感に追われているような緊張持続。オーケストラの威力はもの凄いっすよ、金管を先頭に素晴らしい切れ味・・・第1楽章のみで聴手の集中力・精神力使い果たした感じ。
Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)/バレエ音楽「春の祭典」〜作曲者/コロムビア交響楽団(1960年)・・・これ、もの凄く好きな演奏です。オーケストラは明るい響きで技術的には上々、必要にして充分なヴィヴィッドであります。でもね、妙に、微妙に素っ気ないというか、ドライというか、旋律に個性的味付け色付けを施したり、例えば木管が妙技を発揮して歌ったり、金管が朗々と節回しを強調したり、そんなこと皆無。とにかく譜面に書いてあることすべて!それでいいじゃん、アンサンブルもそんな神経質に整えなくても良いじゃないの、的、素朴、かつ聴き慣れた作品の本質を新鮮に描き出しました。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
抜けるような青空、蝉の声、夏ですねぇ。寝苦しく睡り浅く、朝、汗まみれにて目覚めてもエアコンを使っておりません。今朝、いつものウォーキングしつつ、犬の散歩をしているご近所の人にご挨拶受けたのはお二人ほど、これからは自分から声を掛けましょう。本日より金沢(もう毎週だな、訪問は)〜明日所用あって敦賀にて肉体系労働(のフリ)。昨日来志賀原発直下に断層有との報道、今朝の朝日新聞にて「ようこんな状態で許可が下りたな」というくらい、状況かなりマズいらしい。知っている人は知っていたんじゃないの?明日訪問する敦賀も原発の街だけど、地元には地元の言い分があって、原発が滞れば景気は冷え込むのは当たり前、しかしねぇ、”トイレのないマンション”はマズいっしょ。今更言っても仕方がないけれど、目先の効率で次世代次々世代に致命的なダメージを与えるのは困りものでっせ。
と、いうことで本日朝ゆっくり出張へ。職場にいったん出るには中途半端な時間なんです。
昨夜、”なんちゃってFON”(FON2405E)、とうとうLinus(ライナス)登録成る!英国にこのMACアドレスだからよろしくね、と送っておいて(登録メールアドレスと機器番号を強制的にヒモ付けしてもらう)、昨日職場昼休みに確認したら「位置登録してね」と案内があったのでなんどかトライしてみるけどアウト、やっぱりアカンのかな?帰宅して、登録サイトのURL途中”jp”を”en”(英国)に変更、ローマ字にて住所登録するとOK!そのあと日本語サイトに戻ると無事「あなたは現在 Linus」となっておりました。本日、さっそく出張先で試してみましょう。
これにて、ブックリーダー的なもの、スマートフォン的なもの、タブレットPC的なもの導入への展望が出てきました。ポイントは高額な接続代ですから。
Schubert 交響曲第9番ハ長調〜ヨネル・ペルレア/バンベルク交響楽団(1956年?VOX録音)・・・パブリック・ドメイン音源は好事家の興味をそそるものばかり多くて、もとよりワタシは(知名度的)マイナー好き、ペルレア(1900-1970ルーマニア出身)なんて廉価盤一筋の青春を過ごしたワタシ、またはもっと上の世代のマニアくらいしか馴染みはないことでしょう。かなりまともな音質(ステレオ!)でして、第1楽章導入部辺りは少々表情が硬く、序奏からスピード・アップな主部への突入もやや唐突な感じ、第2楽章以降はワリと速めのテンポ、堂々たるノリに溢れて立派でした。時代の趨勢か?繰り返しはなし。バンベルク交響楽団の古風な、あまりモダーンに洗練されぬサウンドもエエ感じです。
べつに自主CDフィル・アップを意識した訳ではないけれど、同時にダウンロードされたのがDebussy 「おもちゃ箱」〜ヨネル・ペルレア/RIAS交響楽団・・・こちら太古時代の廉価盤代表レーベル(だったらしい)REMINGTONレーベル、当時としては斬新な作品録音だったんじゃないか。好事家の世界であり、わざわざ好んで聴くべき音源ではないと思うけれど、CDRちょうど一枚分となりました。
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(在金沢ホテル)珍しく誰も誘わず(誘われず)健全なる夜、コンビニ弁当にて夕食を済ませました。もちろんアルコールはなし。先ほど、某限定商品の管理上のミスが発覚し(当然自分の責任)当面の危機は上司の奮闘にて回避したが、先行き3か月分の土下座が始まっております。気分も憂鬱・・・取引先との商談もどーもぱっとせん感じ、早々にホテルに戻って上司向け会議報告資料に着手するが、先行き見通し暗いっすよ。それにしても猛暑!夏だから当たり前。今夜はおとなしく風呂でも入ってテレビドラマ見て・・・明日は早朝より肉体系労働也。
出張途上列車中の音楽にもぴん!と来なかったなぁ。Dvora'k ピアノ協奏曲ト短調〜ユストゥス・フランツ(p)/レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック(1975年)・・・たしかフランツのアメリカ・デビュー時辺りの録音、けっこう珍しい音源でしょう。なかなか良さげ、しかし聴き手の心身ともの状態故?集中できません。想いはあちこち遷ろうばかり。続いて、Dvora'k 交響曲第9番「新世界」〜ルドルフ・ケンペ/ロイヤル・フィル(1962年)・・・これほど馴染んだ作品、しかも優秀録音、絶好調のロイヤル・フィル・・・なのに、これもぜんぜん旋律がノーミソに入ってきません。第1楽章提示部繰り返し、していないんだなぁ、とか、その程度。あかんなぁ、疲れが溜まっているんでしょうか。
せっかく「FON」の登録成ったのに、金沢駅周辺ホテル、取引先辺りではぜんぜん電波を拾えません。まだ、外では試せてないんです。それも残念。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
今朝、汗まみれにて早朝覚醒、ちゃんとウォーキング+ストレッチしてきました。このまま盛夏を乗り切りたいもの。
昨日出勤途上にて体調快復手応え有、精神論は好きじゃないけれど、集中力が高まると体調一気に通常状態へ。結局、いつもの時間に出掛けました。これから出張に出掛ける若い者の相談に乗り、懸案の自らの営業資料担当分は昼過ぎに無事完成(メーカーさんへの要請は祝日なので本日迄返事待ち)、週次に締め切りが来る(現在2本分)印刷屋締め切り原稿は1/2完了、本日には残り完了させましょう。途中上司(珍しく)休日出勤したな、と思ったら、現在介護休職中のお隣チーム若い女性との面談有、どーもこのまま退職するらしい。お父様(ワタシと同世代)が病篤いらしく、自分だったらこどもの将来を慮ってお仕事続けさせると思うんだけれど、家族の事情・関係は余人には計り知れませんから。
祝日留守番だったお隣チームの若い者(優秀/息子と同世代)を急かしてお仕事定時にて終わらせ、ちょっぴり酒(終了7時台)。彼なりの職場批判、自らのチームにて欠員2、マネージメント崩壊状態、そういえばお隣チーム・マネージャー(20年来のお友達)とはしばらく呑んでいないけれど、チーム内でもそうらしい。こちら毎日ぱつんぱつんながら、”お仕事こなして”おりますから。但し、あまりに”内にこもりすぎている”との彼の批判有〜なるほど。お隣チームに気軽に声掛けて云々するのって、ワタシだけですもんね。
通勤音楽はWagner 楽劇「ラインの黄金」(抜粋)〜ジョージ・ショルティ/ウィーン・フィル/Wotan: George London/Fricka: Kirsten Flagstad/Froh: Waldemar Kmentt/Donner: Eberhard Wachter/Loge: Set Svanholm/Mime: Paul Kuen/Erda: Jean Madeira/Alberich: Gustav Neidlinger/Fasolt: Walter Kreppel/Fafner: Kurt Bohme(1958年)・・・言わずと知れた超・名曲中の名曲+名演奏名歌手+名録音。これはDOCUMENTSの激安10枚組収録の抜粋、もの凄い臨場感と低音、歌手の貫禄にノックアウトされるが、抜粋では隔靴掻痒感ばかり(と、サイト内検索を掛けても似たようなことを以前にもコメント有)、改めてネットより全曲ダウンロードしたものです。
この録音を聴く度、佳き音質とは?深く考えてしまいます。凄い臨場感!に間違いなし。でもね、定位の不自然さ、会場の空気感、みたいなものではない感じ。それでもその効果たるや絶大です。
では元気で行ってきます。
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昨日祝日出勤の成果にて、今朝は余裕のはず・・・ということで予め夕方の通院予約、いちおうそれなりにお仕事カッコ付けて定時退社いたしました。周りはさぞ、迷惑したでしょうね、お仕事段取り付けるために叱咤激励(罵倒とも言う)連続だったので。なんせずっと残業、土曜も出張連続でしたんで。夏らしい猛暑、セミも啼いて、朝のちょっぴりウォーキングでも汗まみれ、せっかく着替えても、駅までの十数分で既にびしょびしょ状態。それでも昨年に比べれば体調は上々です。九州地方は相変わらず雨模様で苦しんでいるらしいし、こちらたいしたことはありません。正式に梅雨明け宣言。
通勤往復音楽。Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜オイゲン・ヨッフム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1984年ライヴ)・・・TAH 162-170 ヨッフム兄弟による9枚組全集はたしか20世紀中博多在住時に入手したはず、9,000円だったかな?当時は贅沢でした。ライヴ故のやや茫洋散漫なサウンド印象ないでもないが、いつもの煽って急いた表現より悠揚とした余裕と広がりを感じさせます。いやぁ、オーケストラの深々とした響きは極上ですなぁ、ホルンなんか痺れますよ。ヨッフムみたいなヴェテランになると、このハ短調交響曲なんか完全に身についておるでしょうね。最晩年84歳、肩の力が抜けて、必要充分なムダのないバランスに至っております。個人的には第3楽章「アダージョ」が天国的、静謐な神秘に充ちて最高。
思い出したのは先日のチェリビダッケでして、ミュンヘン・フィルじゃなくてコンセルトヘボウだったら・・・と、いうことにはならんなぁ、あのテンポに共感して従うのは手兵だけでしょうから。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
夏ばて?夏風邪?体調あまりよろしくなく、蒸し暑く、夜も睡眠不如意にて早朝覚醒、本日(祝日)出勤して懸案の営業資料一気仕上げ予定、週半ばはいつもの金沢出張〜肉体系労働(誰も手を挙げて下さらないから)クリアしたらもう一週間ほぼ終わり、そういえば先週の週報書き忘れていたので、今朝一番で送付せんとあかんのです。今朝はいつもよりゆっくり(といってもほぼ定時に)出勤するつもり。世間のサラリーマンはほぼ休み、電車も空いていることでしょう。いつもよりいっそうラフな服装にて出掛けましょう。貴重なる週一回の休日であった昨日は、元気なく自宅にてゴロゴロ、朝のウォーキング意外なことにも出掛けませんでした(今朝も実行)。先週金沢より持ち帰った「太きゅうり」、皮をむいて冷やしていただくと香りはフルーティ、爽やか。
半分居眠りしつつ音楽はけっこう聴いておりました。【♪ KechiKechi Classics ♪】も一週間サボって更新出来。”なんちゃってFON”(FON2405E)無線LAN機能としては順調です。もともと付けていた無線LAN機器は様子を見てオークションに出しましょう。他、CDのみならず処分すべき機器はいくつかあるんです。
Haydn 交響曲第94番ト長調「驚愕」/第100番ト長調「軍隊」〜ヴォルフガング・サヴァリッシュ/ウィーン交響楽団(1961年)・・・昔懐かしいfontanaの廉価盤LPにて存在はお馴染み、こうしてパブリック・ドメインへと至って拝聴できるのもなにかのご縁、初耳でした。所謂旧来型立派、大柄な響きの演奏であり、これが指揮者の個性に似合っているのか、驚くべきヴィヴィッドかつオーソドックスな説得力を備えて驚き。リンク先はLP復刻だけれど、音質も現在拝聴するに充分でした。
自主CDなので、フィル・アップは交響曲第61番ニ長調〜モーゲンス・ヴィルディケ/デンマーク王立室内管弦楽団(LPリリース1952年)・・・Vanguardにて後期作品の録音があったと記憶するけれど、これも初耳。これも、充実した響き、立派な集中力演奏也。
更に、Haydn 交響曲第94番ト長調「驚愕」/第100番ト長調「軍隊」〜デヴィッド・ジョセフォヴィッツ/ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1960年代?SMS-2407 stereo)・・・懐かしのコンサートホール音源也。オーケストラの実態はフォルクス・オーパーかな?先のウィーン交響楽団より少々水準が下がる、というか、音質印象、ジョセフォヴィッツの少々硬い四角四面な統率問題かも。弱音では弱くなり過ぎてテンション落ち気味、大音響部分では響きは少々濁ります。いずれ、連続して同じ作品拝聴、Haydnののびのびした作風を堪能いたしました。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
昨日終日、なんども途中意識を失いながら(居眠りとも言う)昼過ぎ迄、メリハリのない講師の話に耐え(られず)、残り半分ほどはグループ討論実践だったので、これはけっこう愉しんで実践できました。昔馴染みのメンバーとも久々の再開、異動しちゃうと滅多に会えないからね、まして全然違う分野に行った人々は。疲労感+一昨日はやや睡眠不足、今朝はけっこう蒸し暑い中でも眠れたが、疲れは抜けておりません。夏ばてもせず体調は悪くないけれど。世間では昨日から3連休、ワタシは(残念なお仕事段取りにて)明日祝日出勤となります。故障した女房マシン(DELL赤)は無事引き取りに来たらしい。そして「FON」が届きました。
じつはコレ、例のソフトバンクが無料で配布した”なんちゃってFON”でして(FON2405E)、自宅の無線LANには使えるけれど、外でFONに接続できるLinus(ライナス)にはなれない、というもの。(ソフトバンク製品専用)これはもとよりネットにて周知の事実、いろいろワザを使って(ネット上での情報を得)クリアしたい、という趣旨でございます。ところが!
うちのケーブルテレビのルーターにてFONルーターが認識できない、もともと使っていた無線LANルーターの穴につなぐと認識いたします。(困りもの/原因不明/設定が特殊なのか?)無事ノートパソコンにはつながって、さて今度はオーディオ部屋のAspireRevo(←これの2年前型)へ〜これがなんと!FONの電波を認識していない。あわてて業務用ノートを立ち上げてみると、ちゃんと(同じ場所にて)FONの電波を認識しております。こりゃどーゆーことか。ド・シロウトのツラいところだな、パソコン永遠の初心者であり理系ロジック皆無、KKD(勘・経験・度胸)にて乗り切ってきたコンピューター人生故、ハードルはあまりに高い、な〜んもわからん・・・といったトラブルも愉しみましょう。
仮に全部失敗したとしても経費2,000円掛かっていないし、現行ネット環境が死んだわけでもありませんので。佳きお勉強です。ノーミソ気分転換也。
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昨夜新幹線中でのエピソード。ふだん指定席を取るんだけれど、今回はメンドーで到着した便、自由席を狙いました。無事座れて即検札到来、斜め前方の若者が車掌さんに「絆創膏ありませんか」的お願いをしておりました(おそらく)。お洒落なデッキシューズ、短いソックスの踵に当たって難渋しているらしい(類推)。先日、ちょっと出先で苦労したのでサイフに絆創膏有、お節介かとは思ったが、ぽん!と肩を叩いて「絆創膏?」「ハイ」、3枚上げました。感謝され、無事踵に貼った後、振り返って笑顔+会釈。こちらはかるく手を挙げて返礼。こんな些細な行為で精神は爽やかになって、お仕事疲れも軽減するものです。2時間半の小さな幸せ。
情けは人のためならず
(要らぬ情けを掛けると、その人が人生を甘く見る〜というのはウソ解釈。情けは巡り巡って、自分に還ってくる、というのが本意也)
Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1974年)・・・ベルティーニのMahler 全集同様、オーケストラの高性能硬派サウンドが素晴らしい。ゲオルグ・ティントナー、オイゲン・ヨッフム新旧、クルト・マズア、エリアフ・インバル全集処分済、棚中に残っているものはカラヤン、そしてリファレンス(参照の基準)はこのギュンター・ヴァントとなります。先日、チェリビダッケの悠々とした第7番に久々感動を呼び覚まされ、しばらく敬遠していたBrucknerへの帰還目指して一番お気に入りの第5番拝聴は・・・
どーもいけない。厳しすぎるというか、緊張感がキツ過ぎて、お仕事疲れ、出張疲れの耳にフィットしません。ノーミソの働き鈍っておるのか、チェリビダッケならゆったり微速前進スタイルが細部迄あちこち、充分嘗め尽くすように旋律堪能できて、充足感があったんだけれど、こちら妙に”聴き疲れ”します。挙げ句、(iPod取り込みがマズかったのか?)最終楽章にて音質劣化が気になります(んなことを気にすること自体、堕落か)。とにかく本日ゆっくり精神を休めましょう。
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午前中、出張中録画ドラマなど眺めつつ、ネットワーク再構築継続。”なんちゃってFON”(FON2405E)ルーターはいろいろいじっているウチ、無事自力でつながるようになりました。お隣部屋のAspireRevoでも無事電波認識、あとは海外のFONサイトを通じてLinus(ライナス)をお願いしているから、その返事を月曜まで待ちましょう。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
(在東京ホテル)昨夜、ホテルの共用パソコンにてこの原稿を執筆、その時珈琲を喫したこと+新幹線中にて2時間ほど眠ったこと含め、部屋に戻っても眠れません。それでも起床はいつもどおり6時前、九州方面凄い雨にて被害続出(けっこう馴染みの場所で知っております)、こちらも雨模様だからウォーキング不可、部屋中にて体操+ストレッチを実施しておりました。睡眠不足だけれど、体調OK、なんとか一日乗り切りましょう。
新幹線中(半分以上眠っていたことを前提として)Bach ゴールトベルク変奏曲〜マレイ・ペライア(p)(2000年)・・・三度拝聴。グレン・グールドの呪縛(はっとした驚きばかり)が強すぎたのか?以前拝聴時には、特別なにも・・・みたいな不遜な受け取り方でした。なにごともオーソドックスというのがまず基本であって、仕上げていねい、繊細であり、安定しており、文句なく永く聴き続けるに相応しい水準でしょう。美しく瑞々しいタッチ、奇を衒ったところ皆無、お仕事疲れ+酒も入って+新幹線の揺れにて快眠に誘うには充分な魅力でございました。
さて、本日帰宅は夜9時過ぎか?早めに終わって下さらぬか、空しい願いです。昨夜「FON」への登録終了、ルーターはすでに到着しているはずだから、帰宅次第試してみるつもり。なにか特別なセッティングが必要なのか・・・ネットを熟読してみなくては。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
本日夜、東京へ。もうエエ!つう研修でっせ。先月先々月いったい何回東京に行ったの?しかも日帰りとか、前夜遅くに到着とか、余裕まったくなしパターン。体力も尽きました。来月も2泊3日の研修もあって、こんなロートルに経費のムダでっせ。今朝、いつもの時間に出勤する気分が萎えております。昨夜、電話サービスギリギリ時間にDELLサービスセンターに女房殿マシン修復依頼、いろいろやってみて引き取り修理と成りました。HDの一部に不具合があったのだね(便利な検査プログラムが付いている)。データ類はubuntuをCDROM起動させてUSBメモリに無事避難させました(更にGoogleドライブへ)。こんなところで昨年一昨年身に付けたLinux技が生きるのだね。電気製品に当たり外れがあるのは昔から当たり前のこと。
ブックリーダー乃至タブレットPC導入を睨んで、常時接続(的なもの)を検討しております。いろいろ考えて「FON」にしてみるか、自宅の無線LANをそれに替えるだけで、かなりあちこちで(フリーにて)使えるようになる可能性が高い。既にオークションにてFONルーターを落札しております。落札してみたら着払いだったので安いのか、相場なのか不明、ま、新品よりずっと安いことでしょう。現在使用している無線LANルーターはオークション復活させて処分予定。
さて、出勤時間、というより出張準備もしていないし時間切れです。久々Bruckner 交響曲第7番ホ長調〜セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1989年ライヴ)に感動したんだけれど・・・
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(在東京ホテル)本来、本日終日職場全員にて外出研修的なもの実施予定が、主にお隣チームの欠員その他の理由にて中止〜作業スケジュール的には一日分助かりました。懸案だった経費稟議5本ほど(うち1本がたいへんなトラブル苦戦/久々ワタシ激怒どやしつけ事件の発端)一気に仕上げて、辛くも上司に通しました。これで一段落、自らの担当分野営業提案書は残念ながら半分ほどの進捗、月曜休みの夢はあえなくも潰(つい)えました。日常種々さまざまの飛び込み諸作業+新人への指導(相変わらず”厳しすぎ”との外野の声喧しい)に時間は取られます。本日職場自主懇親会、東京前泊だし、ということでこっそり抜けようかと思ったら、若者ほかのメンバー残業四苦八苦、上司に無理やり連れ出され、終電ぎりぎりま迄強制お付き合いもサラリーマンの宿命でしょう。
疲れました。明日終日(更に疲れる)研修也、でもね。この猛暑中、やや倦怠感はあるけれど元気ですから。(昨年この時期ヘロヘロだった)お昼は本日出張ということで弁当なし、タイ留学一年経験者・新人とともにご近所タイ料理屋にて”トムヤムクン・ラーメン”いただきました。(辛さレギュラーにて)お隣チームの若い者は数人風邪で調子悪そうだし、我がチームはマシなほうか。
今朝のBruckner 交響曲第7番ホ長調〜セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1989年ライヴ)の件・・・これはベルリンのフィルハーモニー・ホールでのライヴであり、音質それなり良好です。かなり長期に渡るBrucknerスランプであり、聴く機会ここ数年激減状態、チェリビダッケを拝聴してようやく愁眉が開いたというか、なんというか・・・深い感銘がありました。後で話を落とすと失礼なので先に気になったことを言及しておくと・・・
弦の響きが淡彩で薄い、金管に迫力と厚みが足りない。これは好き好きだし、1970年代のルドルフ・ケンぺを聴いてもミュンヘン・フィルはそんなサウンドでした。それを前提に、馴染みの微速前進、しっかり細部まで描き込んでじっくり歌うスタイルこそ、若いころFMエア・チェックにて堪能した世界でした。”こんなスタイルはネタが割れる”的論評もあったようだけれど、悠々としてスケール大きく、優雅で深い呼吸をたっぷり堪能して、久々この作品の美しさをたっぷり、心行くまで堪能いたしました。ここ最近、集中力が続かなくて、長い作品は途中挫折ばかり、第2楽章「アダージョ」の美しさ(クライマックスに打楽器入)をこんなに実感できたのも何年ぶりでしょうか。いつまも終わってほしくない、いつまでも続いてね、と願ったものです。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
蒸し暑く、雨模様にて恒例早朝ウォーキング不可。昨夜遅く出張より帰り疲れも溜まっております。新人との商談は完全フォローしたほうは完全勝利、ほぼ任せたほうはこんなもんでしょう。取引先お相手はかつて担当した旧知であり、まったり会話して、相手の要望やら悩みやらツボやらたっぷり聞き出しました。ここがヴェテランのワザやね。先日まで引き継ぎ任せていた若い者の報告とはずいぶん様子が違って、いくら正しい主張・提案でもお相手との距離感とか、ポイント外れると結果はよろしくないでしょう。
さて、気分を切り替えて本体のお仕事スケジュール消化しなくちゃ。お隣チームは欠員2だからな、我がチームがちゃんとせんと。
昨夜帰宅したら、女房殿のノートパソコン(DELL)が起動しません。修復プログラムでも快復せず。まだ、一年経っていないのになぁ。修理に出しても良いんだけれど、保存データが吹っ飛んでしまうでしょう。Googleドライブ辺りを紹介しておけば良かった。
昨日職場迄の音楽は Vaughan Williams グリーンスリーヴスによる幻想曲/イギリス民謡組曲/トマス・タリスの主題による幻想曲〜エイドリアン・ボウルト/ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1960年前後?)・・・リンク先のCDは処分済、じつはその後、ウィーン国立歌劇場管弦楽団との「惑星」は入手出来、それには上記中2曲が含まれてダブっていたので。今回拝聴はネットより拝借したオリジナルLP復刻(時間切れ)
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世間のサラリーマンはもっとたいへんでしょう。残業も世間並み、とは思いつつ、苦しいなぁ、毎日キツいなぁ。精神的な余裕まったくなし。毎日精一杯、ぱつんぱつん、とにかく”お仕事絶対に溜めない”ことを旨に、必ずケジメを付けるべく頑張っております。面倒を見ている新人・才媛は性格も良いし、明るいけれど、驚くべきお仕事呑み込みの悪さ!相当粘り強く、なんどもていねいに実務指導をしているつもりだけれど、これはこれで人生の試練でっせ。ま、若いし、これから自分の年金を稼いで下さるべき世代だし、頑張ります!
毎日、疲れが抜けんなぁ。明日、また東京出張(前泊)、最悪。
今朝の続き。ボウルトの十八番であり、なんども録音しております。ま、なんといってもバルビローリの纏綿、朗々たる甘美な歌が素晴らしい。こちら剛直骨太ストレート、飾りのない風情に味わい有。この作品、大好きだなぁ。音質はあまりよろしくはないけれど、オーケストラ(実態ウィーン・フィル?)も充分美しい。同時期録音の「惑星」ではそうとうアンサンブルはへろへろだったけれど、作品の特性からかここではちゃんとした、美しい演奏に仕上がっております。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
自分なり、お仕事段取り工夫して、今月の艱難辛苦を予測、そこに新人担当分の全面フォローがプラス、締め切りはわずか1日〜それが昨日。早朝決起して7時半には職場到着(もう二人到着していたのには驚き)、ここ最近昼休み中もお仕事当たり前、鬼神の如き集中力にて資料を仕上げ・・・昼前、上司から「例の資料、本丸報告本日中だよ」とのお達し。ちょいと面倒な経費効率報告、しかも我がチーム・ヴェテランがトンデモ・ミスをしでかして稟議申請内容を呻吟している最中関連、後回しにしておりました(正直言えば、なにも生み出さぬ作業だし)。これを一気に一時間で片付け、定例の実績ミーティング(ぼろぼろ7月大敗北)+報告も上げて、新人の資料も点検して、すべての資料完成、明日の商談相手に事前送付いたしました。残念ながら膝のリハビリには間に合わず。
本日の出張申請(日帰)も上げていない(列車到着待ちのホームにてネットをつないで申請したこともある)、その他諸々の諸実務もあって、昨夜パソコン持ち帰るべき状態ながら、そこはケジメでっせ。これで当初予定の想定スケジュールに戻しました。忙しいこと自慢に非ず、これがフツウの日本のサラリーマンでしょう。この年齢(とし)になって、誰に言われたのでもない、自分で段取りして、周りのメンバーを叱責して(二日前は久々、大声でどやしつけた)なんとかする、できる、いまいち体調も吹っ飛んだことを喜びましょう。それなりのお給料もらっているんだから。
さすがに”涼しい顔”できんようになったということですよ。あまりの精神的疲労、緊張感(夜も眠れないほど)にて通勤時、音楽聴く気にもなれず〜駅迄の小川にたくさんの鯉が泳いでいて、更に昨日は(ご近所こどもが放したのか?)亀が3匹揃い踏み(今迄最高2匹まで確認出来)、そんなことが唯一の癒しでございます。それでも、昨夜久々に音楽拝聴、マリア・ジョアオ・ピレシュのMozart 協奏曲とか、イングリット・ヘブラー/シモン・ゴールドベルクによるHaydn/Mozart 協奏曲とか・・・詳細は今夜余裕があれば・・・
では、元気で行ってきます。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
想定外のお仕事トラブル続発、そのすべてのフォロー作業に四苦八苦、心身ともに疲れて音楽を聴ける状況に非ず。昨日もビル閉館ギリギリ迄頑張ったが、本日は(いつもより、更に、いっそう)早く出勤して、明日新人担当分の商談助っ人。がんばります。【♪ KechiKechi Classics ♪】 暫時休止いたします。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
本日明日と新人指導待ったなし(3日後、商談本番付き添いなので)+日常のお仕事+種々悩み山積であり、しかも昨日体調最悪(先週末肉体系労働の疲労蓄積か)【♪ KechiKechi Classics ♪】サイト更新も叶わず。久々、おそらく数年ぶり最悪パターンの夢(ワン・パターン)にうなされました。自分は大学4年生に戻っており、学生時代の友人も登場します。全然授業に出ていないから、単位が取れていない、そもそもどの授業を取っているかの記憶も失せていて、これじゃ絶対卒業できん・・・大学(ちゃんと4年にて)卒業して既に三十有余年、未だにこのパターンの夢を見るのだね。
女房殿不機嫌、母親、体調悪く入院。いよいよ転居のことを考えないといけないらしい。現役のこども夫婦は体調を整えて日常生活に臨まぬとあかんね。気を引き締めて新しい一週間を乗り切りましょう。
昨日、断続的に音楽は聴いておりました。Vivaldi 協奏曲集 作品3「調和の霊感」〜ミハイル・ガントヴァルク/サンクトペテルブルグ・ソロイスツ(1992年)・・・もともとARTENOVAから出ていたもの、現在はSONY(RCA)系の激安バロック・ボックスに収録されます。知名度的に弱いし、現在主流の古楽器じゃないし、ということで”廉価盤品揃え?”的印象だけれど、さに非ず。イ・ムジチに代表される伊太利亜系明るく、歯切れの良いサウンドとは異なるけれど、露西亜系豊満?をベースに現代風クール、良く整った、バランスのよいクリアなアンサンブルを誇ります。オーソドックスだけれど、ワン・パターンに単調にはならぬ魅力。もちろん音質も良好。どなたもご存じ、Bach が数曲編曲していて、おそらく自分はそちらを先に聴いたんじゃなかったか。オルガン作品とか、4台のチェンバロのための協奏曲イ短調BWV1065とか。
まったく同じ旋律から、重厚なサウンドに変身していることに驚かされました。
では、行ってきます。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
昨夜は出張疲れ、早々に眠くなったけれど、妙に夢見がよろしくない。ネットより音源取り込んだ自主CD作りの結果失敗+お仕事段取りが進まぬ(ここ数回の出張報告+精算さえ未着手)ことが渾然一体となって苦しんでおりました。眠りの浅さ+左膝をはじめ、あちこち痛むこともあって、朝起きられない!寝起き爽快なのが数少ない自慢なのにこれじゃアカン、えいやっ!と気合いを入れてご近所ウォーキングを実施いたしました。なんせ出張中2日、雨模様でサボっていたからね。
昨夜(出張の都合にて)ようやくBS再放送「蝉しぐれ」よーやく第3回目拝見。市川染五郎/木村佳乃主演役の映画より、内野聖陽/水野真紀コンビのほうが(現在よりずっと若いし)初々しい情感に溢れて素敵です。時間配分も含め、作りもていねい。江戸時代の某藩内紛を軸に、抑えた純愛が現代にも通じて、旧さを感じさせない。ま、原作本のほうがいっそう味わい奥行き深いけれど。藤沢周平の書籍は棚中に保存してあるので、再読する価値があると思います。
今朝、昨夜の”激しい音楽を!”的欲求は失せて、再度Purcell メアリー女王の誕生日のためのオード「愛の女神はたしかに目隠し(Love's goddess sure was blind)」Z.331/聖セシリアの祝日のためのオード「高らかに歌え(Raise, raise the voice)」Z.334/聖セシリアの祝日のためのオード「セシリアをほめ讃えよ(Laudate Ceciliam)」Z.329/チャールズU世の歓迎歌「かくも静謐で激しき歓びから(From those serene and rapturous joys)」Z.326〜ロバート・キング/キングス・コンソート(1991年)・・・このシリーズはたしか全8枚(これは6枚目)、なんせ言語不如意だし、仮に理解できても歴史的宗教的背景の知識薄いし、ということで純粋に無垢な声楽+古楽器の素朴な響きを堪能いたしました。ワタシ如き極東のド・シロウトがコメントすべきことはなにもない。
Debussy チェロ・ソナタ(アンリ・オネゲル(vc)/ノエル・リー(p))/フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(クリスチャン・ラルデ(fl)/コレット・ルキアン(va)/マリー・クレール・ジャメ(hp))/ヴァイオリン・ソナタ(モーリス・ラスキン(v)/ノエル・リー(p))/シランクス(ラルデ(fl))・・・仏Valois MB 438(1962年発売)とのこと。ちゃんとした良好なるステレオ。LP時代BOSCHAPSの同様の選曲LPは愛聴盤でした。それを彷彿させる甘美な官能+幽玄に溢れる名曲、そして名演奏であります。仏蘭西のフルートのイメージそのまま、太く華やかな音色、夫人との相性も抜群であります。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
(在金沢ホテル)これより取引先野暮用対応、午前中のみ。たった今雨は上がっているけれど、前夜かなりの雨量、これからも続くそうです。ちゃんと大阪に帰れるかなぁ。今朝、週次の報告書は一応提出(但し、内容はぱっとせん感じ、キレもなし)。じつは昨夜濡れたズボンが乾かず、状況最悪悩んでおります。どーしょーもない。湿った服装で午前中誤魔化して乗り切りましょう。喰い過ぎ太り過ぎは別として体調は大丈夫、左膝が痛いだけ。
現在、これはホテル共用パソコンにて更新しているが、前に使った人のブラウザがそのまま表示されており、某ゴルフ場へのルート表示〜って、この雨の中ゴルフかい!きっと楽しみにして金沢迄来たのだろうな。心中理解できんこともないけれど。
ま、しょーもないサラーリーマンの日常であります。
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無事帰宅。サンダーバードは順調に動いておりました。半分ほど眠って、二泊三日の(肉体的には)苦しい出張終了。着替えたもの、身に着けていたもの、すべて洗濯いたしました。こちらの天候は既に快復済。音楽はいちおう聴いていたけれど、どれを聴いてもツマらない。英国系穏健な音楽ばかり準備していたけれど、肉体疲労時ににフィットせん音楽ばかり。ハードなBeeやん辺り・・・それか新ウィーン楽派の破壊的不協和音とか、明日、ゆっくり聴きましょう。
出張時にはUSBメモリに、FTPソフト(設定)、HTMLエディター、それに常用語登録済QtClipを仕込んであって、共用パソコンの日本語変換をAtok風に変更すれば、ほぼ自宅と同環境となります。ホテルのパソコンは立派なものだけれど、こうしてみると自宅のパソコンは自分風にカスタマイズしてあって、随分と見やすく、そして使いやすく感じます。当たり前だけど。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
(在金沢ホテル)日差しはともかく、蒸し暑さは本格的夏接近を実感させます。我が職場ビルのガスヒートポンプは微妙な温度設定できず、先日は異様に暑く、昨日は寒すぎ、いずれ汗まみれ親父と化して、制汗剤も追いつかず、金沢までの列車中、お隣の新人女性はさぞやクサかったことでしょう。反省しております。お仕事は当面の(大仕事)締め切りクリアしたが、日々の定例+飛び込み諸作業ともかく、肝心の自分担当分野提案書(前年度に比べれば1/3物量ながら)に手が付きません。ほとんど新人独り立ちのためのマン・ツー・マン指導に時間が取られます。本日明日はご当地で行事対応、新人は本日で帰して明日資料作り継続、締め切りは迫っているぞ!自分も。
新人も(二度ほど泣きつつ)職場就任3ヶ月、夜旨いもん喰いつつ、感想を訊くと、かなり見えてきた、たいへんだけど毎日楽しい、大学同期の友人なんて毎日終電、睡眠時間3時間みたいな生活だそう、それに比べれば残業は知れているし、休みもちゃんと保証されているから・・・とのこと。よかった。全国に散らばった同期新人同士の情報によると、我が職場はダントツで呑みに行く機会が多いとのこと。なんせ三患部とも呑みますから。彼氏もいるし、夏休みは友人と東南アジアに旅行に行きたいので、夏休み調整してください、との申し出有。了解。
昨日、通勤音楽。Mozart ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537/第27番 変ロ長調K.595〜マルコム・ビルソン(fp)/ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(1983-88年)・・・ワタシはこの全集一押しでして、とくにガーディナーのオーケストラが文句なく雄弁で素晴らしい!と、思ったら世評では違う感想もあるのですね。「モーツアルトのピアノコンチェルトが血生臭すぎて余り好きでなかった」というコメントもあり、音楽演奏批評に”絶対”などあろうはずもなく、嗜好品なのだな、つくづく思います。リズム感のヴィヴィッドな軽快さ、フォルテピアノという楽器と古楽器オーケストラのバランス(現代楽器を聴きなれていると、ソロはずいぶんと遠慮がちに聞こえる)、素朴、音の余韻が少ない楽器でこそ理解できる旋律の意味合い、多くの新鮮なる発見がありました。馴染みの旋律がなんとスリムに、新しい衣装をまとって変身!ワタシはやはり古楽器派です。
もっと躍動推進力が凄いヴィヴィアナ・ソフロニツキ全集、未だ自分なり評価微妙なるインマゼール全集ともしっかり比較いたしましょう。
さて、自分はもう一泊。本日は肉体系労働だな、役立たんだろうが。
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(在金沢ホテル)朝一番より肉体系労働、夜7時迄。珍しく夜お付き合いはなし、おとなしく飯喰って、風呂入って、週次報告書でも、と思ったが、ぜんぜんまともに書けないのも珍しい精神状態なのは疲れすぎ?へろへろ、古傷左膝痛みます。明日は昼迄の対応とさせていただきましょう。夕方には家でノンビリしたいもの。先行きスケジュールを考えると憂鬱になるけれど、なんとかするしかない・・・そういえば、昨夜新人は「なんか毎日楽しそうですよ」と言っていたっけ。もう充分義理は果たしたでしょ?ご当地はすごい雨でして、下着とかカッターは替えるけれど、汗と雨でズボンはそうとうヤバい状態に至っております。
本日は音楽を聴いていないので、これにて終了。明日、帰りの北陸線はちゃんと運行してくださるでしょうか。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
一昨日夜、極端に睡眠時間が少なかったせいか?昨日は早々に眠くなり、というか、ほとんど起きていられないほどの疲労を感じて早々に就寝、今朝、いつものウォーキングを実施したが、体調万全とは言いかねる状態です。本日より、2泊3日で(今週二度目)金沢+若い者といっしょ。ま、肉体労働ですよ。実際は”顔を出す”(=義理)のが主眼。現在どんより曇って雨寸前、状態。本日、前泊出発までにこなすべき宿題それなりにあります。なんとかしましょう。そういえばブラウザのホームにしているiGoogleが2013年11月を以て廃止とのこと。Web生活スタイルは激変しているようです。
耳の状態は最悪を脱して、昨日はじっくり音楽を堪能いたしました。Rimsky-Korsakovスペイン奇想曲/交響曲第2番(交響組曲)「アンタール」/ロシアの謝肉祭〜ポール・パレー/デトロイト交響楽団(1953年)・・・2012年6月にiPodにて拝聴していたけれど、コンポにて拝聴すべく自主CD化、残念ながらぎりぎりステレオ録音に間に合っていないけれど、ちゃんと芯のあるMercury録音也。これが恐るべきヴィヴィッド+硬派なテンションであって、馴染みの通俗名曲?的印象払拭させます。「アンタール」は旋律の馴染みやすさ、「シェヘラザード」ほどの知名度はないけれど、忘れ去られるにはもったいない名曲であります。「ロシアの謝肉祭」は吉幾三「酒よ」にクリソツ。
1950年代後半、かなり良質な録音にてエルネスト・アンセルメの音源もネットで拾えます。こちら華やか、洗練され、都会的な味わい顕著。但し、歌劇「サルタン皇帝の物語(The Tale of Tsar Saltan) 第2幕間奏曲「熊蜂の飛行」(1957年)は少々技術的には厳しくて、微苦笑もの。
では、行ってきます。たしか、宿泊のホテルでは共用パソコンにて【♪ KechiKechi Classics ♪】更新可能だったはず。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
夢見もよろしくなく早朝覚醒、超人気(ばば混み)耳鼻科診察券提出(右耳不如意対策)に出掛け(ウォーキング兼用/地域のお年寄りが自主的に診察券管理をされている)、ついでにマクドナルドの朝食セットいただきました。栄養偏るので、自宅に戻って野菜ジュース+ヨーグルト+柑橘半分追加。本日休みです。休みの主な過ごし方というのが通院、というのも情けない。あと、床屋さんに行かなくっちゃ。
今朝、朝刊前広告にて「凸版印刷 電子書籍リーダー発売」。ところがネットでは具体的商品が探せません。楽天の「コボ」というのは新聞に報道されておりました。興味はあるけれど、正直なところ、使い勝手や仕組み(課金制度、ネット接続など)を理解しておりません。専用カバー込み壱万円でしょ?パソコン黎明期だったら10万円で安い!と感じたものだけれど、この壱万円拠出の勇気がなかなか出まへん。これじゃあかんね。
iPod導入は結果として有意義だったし、音源注入・管理のノウハウも身に付けました。もとより絶対にマニュアルを事前に読まぬ文系男子、お仕事も含め”カラダで覚える”をモットーとしてきた人生故、これは先行出費覚悟してどれか購入すべきか。amazonのキンドルも購入検討対象になるでしょう。最近、本屋に滅多に行かぬのも(ノーミソ活性化には)悪しき習慣となっておりました。
昨日出張音楽。右耳不調を気遣って音量抑制気味にて拝聴いたしました。Dvora'k チェロ協奏曲ロ短調/Saint-Sae"ns チェロ協奏曲イ短調〜ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(vc)/カルロ・マリア・ジュリーニ/ロンドン・フィル(1977年)・・・カラヤンとのアツい演奏から9年後、音質もオーケストラの厚みにも少々不満有。でもね、ロストロポーヴィチの雄弁なソロに変わりはないし、ジュリーニの落ち着いて暖かい、優雅なサポートぶりもけっして悪くはない。
Mahler 交響曲第3番ニ短調〜マイケル・ティルソン・トーマス/ロンドン交響楽団/合唱団/サウスエンド少年合唱団/ジャネット・ベイカー(ms)(1987年)・・・検索してみると3度目の拝聴。おそるべきクリアな細部描き込み、完成度・・・とは以前の感想だけれど、今回の拝聴は集中力が落ちていて、ああやや速めのテンポだな、と感じるくらい、体調不充分ではせっかくの名曲名演奏名録音もちゃんと受け取ることはできません。
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行ってきました耳鼻科。右耳は鼻咽の炎症で詰まっているだけとのこと、突発性難聴ではないそう。7割快復、ま、風邪の症状っつうことですよ。昨日の会議終了で一ヶ月サイクル一段落、実際は3ヶ月先行で日常回しているから連続しているけれど。無理矢理代休消化も調度良いタイミングとなりました。明日はキツいけれど。
先ほど、【♪ KechiKechi Classics ♪】の某言語の”一斉置き換え”実施(630件ほど)、ところが実行設定を誤って(大文字小文字峻別忘却)、換えてはいけぬものを換えてしまい大混乱(リンク・ミスを発症!)。再度、検索を掛けて一個ずつ確認しながら修正いたしました。200件ほどかな?たいへんだけど、こんなヲタク作業も趣味のうちでございます。
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Purcell メアリー女王の誕生日のためのオード「愛の女神はたしかに目隠し(Love's goddess sure was blind)」Z.331/聖セシリアの祝日のためのオード「高らかに歌え(Raise, raise the voice)」Z.334/聖セシリアの祝日のためのオード「セシリアをほめ讃えよ(Laudate Ceciliam)」Z.329/チャールズU世の歓迎歌「かくも静謐で激しき歓びから(From those serene and rapturous joys)」Z.326〜ロバート・キング/キングス・コンソート(1991年)・・・音楽は心を洗われるような清廉なものだけれど、ロバート・キングって、少々ヤバい行状にておそらく活動停止中?YouTubeではいくつか拝聴可能とのこと。ここ最近ハデハデしい華やか激しい作品より、こんなかそけき、静謐な作品が好ましく感じます。ま、言語理解不能、歴史的経緯不如意のため、純粋にサウンドのみ堪能しております。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
大雨にて早朝ウォーキング中止、未だ梅雨は明けていないんでしょうか。朝は涼しくてよろしいようだけれど、湿度が高いのには閉口気味、おそらくJR中ではがんがんエアコンを掛けるだろうから、上着持参しましょうか。右耳は昨日一昨日のような違和感なし、但し、左耳をふさいでみると70%くらい?突発性難聴をネットで拾ってみると、まさに症状ピタリ!但し、ひどい目眩(ちょっぴりあったけれど)や、吐き気、嘔吐はありません。明後日休みだから、再度耳鼻科に相談してみるか。
ヘッドホンはあかん、とのBBSにて書き込み有。本日iPod持参はマズいのかな?じつはノートパソコンに仕込んだiTunesの設定ファイルを(誤って削除してしまい)、音源全部チャラになっちまいました。ま、いいや。昨夜〜今朝に掛けてCD6枚分ほど新たに補充済、但し、それで聴くのは少々後になるかも。
今朝拝聴した音楽。Mahler 「リュッケルトによる5つの詩」〜フレデリカ・フォン・シュターデ(ms)/アンドルー・デイヴィス/ロンドン・フィル(1978年)・・・「さすらう若人の歌」と並んでSONYRCA系CDの穴埋めに使われて、オリジナルはなかなか入手難。女性には年齢言及失礼ながら33歳の記録、別嬪はんですから。2010年に引退しております。オペラの”ズボン役”(ケルビーノが代表例)が似合う、ヴィヴラート少なめ、知的清潔な色気に溢れた演奏であります。改めて世評を検索していると「この演奏だけはアクが強すぎて・・・」みたいな言及もありました。これが「アクが強」かったら、他の往年の名歌手による録音はどーなるの?硬派ではない、ややポピュラーな親しみやすい印象に好感が持てます。アンドルー(アンドリューに非ず)・デイヴィスのサポートぶりも緻密です。
では、行ってきます。お仕事ギリギリ締め切り決まっていて、緊張感溢れております。
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帰宅夜11時。4時からの金沢会議の準備+印刷屋への原稿は出発迄に間に合い、車中おにぎりで昼食。上司とともに会議対応後、急遽頼まれた(ちょっとした)資料を現地で仕上げるが、携帯ネットワーク接続ではこのサイズのデータは送付できず。駅迄移動してインターネット大容量ストレージ経由送付、帰りサンダーバードにて夕食弁当を使い、うとうとして目覚めると列車は止まっております。やがて車内放送有、先行列車に鹿が衝突したとのこと。
結局、大阪へは30分遅れて到着いたしました。疲れを助長させるなぁ、仕方がないが。実家の母親が調子悪いとのことで、女房殿は留守、最寄りの駅よりそのまま(やや)大型銭湯へ直行。入浴料400円+タオル+シャンプーリンスで100円也。ようやく生き返りましたよ。右耳はいつものキ〜ンといった耳鳴りじゃなく、リニヤモーターのような低音ノイズが連続しております。日常生活にはさほど違和感なし。
明日、再度耳鼻科に行ってみましょう。音楽は音量を下げて聴いていたんだけれど、本日はここまで。
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
三日前出張から帰宅後、テレビの音が聴き取りにくいな(耳鳴り、目眩も有)、と感じておりました。昨日、右の耳がほとんど聞こえていないことに気付いて愕然!今朝はちょっとマシなんだけど、右耳の聴力が弱いことに変わりなし、中耳炎みたいなもの?それとも突発性難聴か。いずれ本日はお仕事なんとか切り上げて、6時くらいには職場を出て通院しなければ。明日金沢(毎週だな)取引先との定例会議資料、本来なら一昨日出勤して仕上げるべきだったが、代休消化がにっちもさっちもいかず(今週もう一日休まないといけない)しっかり休みました。ここで体調整えるべきが、こんなことになっちまうなんて・・・本日大苦戦予想。通勤にはiPod持参できないな、なんせ片方耳不如意だから。
今朝もしっかり、というかちょとだけウォーキングしましたよ。
昨日、ハリーナ・チェルニー・ステファンスカ(p)によるChopin 小曲集+Mozart ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488(カレル・アンチェル/チェコ・フィル)(1940-50年代)の音源を自主CD化して愉しんでおりました。(出典場所失念/思い出しました。第19番表記は誤り)なかなか、しっとり味わい深い演奏に〜間違いなし。しかし、夜、テレビをぼんやり眺めながら、自主CDを整理していたら驚愕!まったく同じものが出現。一年ほど前?すっかり忘れておりました。同じ音源を2度ダウンロードし、2度自主CD化したのだね。最悪の惚け。
Marc-Antoine Charpentier(1643-1704)聖母マリアの夕べの祈り〜エルヴェ・ニケ/コンセール・スピリテュエル(1995年)・・・2004年発売すぐ購入したと記憶するが、ワタシ如きド・シロウト(しかも無神論者)にはひたすら敬虔、心を洗われるようなサウンドに浸るばかり。その道に詳しそうなユーザー・レビューにて「極めて凡庸」とのコメントあるが、なんせこちら他の演奏をほとんど聴いておりませんから。せいぜいレ・ザール・フロリサンによる「マニフィカト」くらいかな?あれにはほんまにほんまに痺れました。その流れで4枚組を購入したんだっけ・・・
では、行ってきます。
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本日こなすべきお仕事3本、緊急性のあるものから手を付けていくけれど、周辺諸作業、新人への指導、本日は(いっそう長い)ミーティング、耳を診てもらわないとあかんし、とうとう1本/3本が完了しません。明日、どーしても必要な資料、ほぼ9割仕上げ上司の検閲に預けて職場を出ました。明日の出張出発、職場を出るのが昼12時前、朝一番にて資料完成させて印刷完了しましょう。明後日締め切りの印刷屋絡みの原稿に手が付いておりません。ギリギリまで頑張って、あかんかったらデータ類を自分のパソコンに移動させて、金沢の待ち時間にて仕上げましょう。残り1本/3本は木曜か、水曜は代休なので。そういえば10時-11時Web視聴による研修があったっけ?カンベンしてよ。
調子の悪い右耳の件、名医は「たいしたことはないよ」とのこと、たしかに(いつものように)鼻から耳に空気を通してもらうとかなり状況改善。明日の日帰り出張、ちゃんとiPod聴けるかな?
■2012年7月某日/精進と愚痴の日々
梅雨空継続風なる7月突入。小雨中いつものウォーキング強行、古傷左膝の痛みは継続しております。風邪は癒えたつもり、やや頭痛ないでもない体調イマイチ。明日からお仕事仕切り直し(のつもり)なので、本日はノンビリ休息するつもりです。小野ヤスシさんとか地井武雄さんとか、こどもの頃から馴染みだった、つい先日までテレビで拝見していた人がつぎつぎ亡くなっております。なんか寂しいなぁ、こちらがロートルになりつつあるんだから仕方がないか。昨夜の(追悼)二時間ドラマは残念ながらツマらんかったけれど。
Bach ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第2番 ホ短調 BWV1023〜ミハイル・ワイマン(v)/ニーナ・オクセンチアン(or)(1976年/MELCD-10-00948)・・・ワイマンは1977年50歳という若さで亡くなったウクライナ出身のヴァイオリニスト、潮田益子さんのお師匠ですね。初耳(のはず)・・・のびのびとして豊かな音色、オルガンというのがスケールを大きく感じさせて、名曲の魅力をいっそう引き立てておりました。(CD一枚全部聴けないのが根性なし)
Walton ヴァイオリン協奏曲/交響曲第1番 変ロ短調〜クルト・ニッカネン(v)/ウィリアム・ボートン/ニュー・ヘブン交響楽団(2009年)・・・十数年ほど前?NIMBUSのCDが安かったのでボートンのCDはずいぶんと聴いたものです。(未だ一部棚中に残っている)最近どこいったの?と思っていたたら、USAコネチカット州ニュー・ヘブンのオーケストラのシェフに就任していたのだね。穏健茫洋とした英国音楽のなかでは、ややハードな佇まいを見せるWalton 、ヴァイオリンはまさに”穏健茫洋”とした雰囲気で始まり、切々とした哀愁なテイスト〜ハードでスピーディな爆発は期待通り。初耳作品?と棚を探したらトン・スク・カン盤(1997年)が出てきたから、ちゃんと聴いておりますね(記憶が消えれば意味はない)。クルト・ニッカネンは地元出身のヴェテランらしい。やや線が細く、繊細なテクニックを誇りました。オーケストラは端正なアンサンブルにちょっと驚き。(交響曲はこれから拝聴予定)
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今朝の続き、Victor Voloshinov (1905-1960) ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲〜ニーナ・オクセンチアン(or)(1976年)/Bach ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042(1968年)〜ミハイル・ワイマン(v)/ゴズマン/レニングラード・フィル(MELCD-10-00948)・・・ヴォロシノフって初耳作曲家やな。かなり雄弁、保守的な作風であり、大柄勇壮な旋律続きます。ワイマンのヴァイオリンは(今朝の言及通り)のびのび豊かな音色に間違いないけれど、やや硬質に感じるのは音質印象もあるのでしょうか。
Bach の協奏曲の方はやや音が遠く、散漫な印象がありました。