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音楽日誌

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2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

無事名古屋より戻ってきました。体調は改善傾向。2025年の最終日を迎えました。
風邪に体調を崩したら安静にして身体を休めることが基本の常識。ストレッチもYouTube体操も不可、クスリの副作用?利尿作用でもあるのか、その結果両脚痙攣も頻繁に発生、ただし熱はありません。声は出ないけどね。出発前の洗濯、風呂の残り湯汲みは途中で力尽き、浴槽洗いと干す作業は女房殿に替わってもらいました。
ホテルは予約済、大学の先輩夫婦と馴染みの居酒屋を押さえてあるし、今更止められない、その辺りの発想がビンボー症から抜け出せないところ。コミュニティバス〜最寄り駅〜乗り換えて新大阪駅は外国の方、時節柄日本人も多い。新幹線の指定席は無事取れて、もちろんマスク必須、周りにご迷惑は掛けられませんから。名古屋駅もインバウンド多数、昼食は安易にカレーにしたのは一番安くてすぐに入れたから。本格的な専門店の味は数年ぶり?ちょっぴり感激しました。

噂ばかりの大須商店街に初訪問。ものすごい人数の観光客に中国人は見掛けない。大須観音にお詣りして、なんや風情のないお寺さんやなぁ(失礼)商店街も天神橋筋商店街のディープな危うさはなくて、それでも観光客には受けると思われます。エスニックな店とか古着屋さんが多いのですね。この時点、体調は前日より改善、熱もありません。先にホテルにチェック・インして女房殿待望の温泉入浴(ほんまに岐阜県の温泉から湯を運んでいるらしい)自分は体調を勘案してじっと横になっておりました。ところで部屋にテレビがない・・・安かったからなぁ・・・なんて嘆いていたら、テレビに非ずプロジェクターだったのですね。壁一面に画像が広がっていつものYouTubeなど拝見いたしました。

夕方、藤が丘迄移動して馴染みの居酒屋、最高の富山の刺し身が喰える店に3年ぶり、大将と感動の再会に握手して、3年ぶりの寒ぶり、それを使った濃厚なぶり大根、最近はもっぱらカニカマばかりだったのにほんまのカニほんまのカニに感涙。ビールも銘酒・立山も美味しくいただいて体調も大丈夫、大学の先輩夫婦と楽しく語り合いました。年末だし、思いっきり贅沢!
名古屋駅裏のホテルに戻って、けっこう熟睡。咳き込みもなくなって朝、声が出ないだけ。待望の朝風呂もいただきました。朝の計量は66.2km▲650g思わぬ減量。

朝食は改善されているなぁ、料理の品数も多いし、どれも薄味に上品、納豆は有機でした。アルバイトの女性の国籍はわからないけど、中央亜細亜系のエキゾチックな顔立ち、日本語も流暢。喰い過ぎました。お客はたくさんいたけれど、朝食会場は皆日本人だったと思います。体調は改善傾向だけど、さっさと大阪へ帰宅、名古屋は近いですよ、日帰りだって充分、余裕で可能でしょう。今回のキモは「温泉付きホテル」でした。(女房殿の希望)

日Victor JD-287/9(JAS-521) Grieg ピアノ協奏曲イ短調〜ウィルヘルム・バックハウス(p)/ジョン・バルビローリ/新交響楽団(1933年)・・・Wilhelm Backhaus(1884ー1969独逸)壮年時代の録音。知らんかったなぁ、こんな録音。SP録音はちょっと薄いけど、けっこう良い音で鳴っておりますね。自分が入手した音源には針音もありません。バルビローリも34歳若手時代、しっとり入念な伴奏でした。収録の都合か、テンポはちょっぴり速め。
第1楽章「Allegro molto moderato」 フィヨルドから氷雪が崩れ落ちるティンパニから、決然たるピアノ登場!これは滋味深い音色がベーゼンドファーと類推。北欧の詩情を感じさせる中間部は、テクニックがしっかり冴えるピアノとオーケストラは息が合って神妙に、じっくり歌いました。(12:12)
第2楽章「Adagio」 バルビローリらしいしみじみ泣く静かな緩徐楽章の始まり。ソロの参入は意外と流麗に速めのテンポに若々しい。やがて劇的に力強い、そしてデリケートに名残惜しい詠嘆が続きました。(4:53)
第3楽章「Allegro moderato molto e marcato」切れ味あるパワフルに硬質ななソロの疾走。抜いた部分の弱音の対比も優しく、ラストは激しいリズムのフィナーレが待っておりました。(9:10)

Bruch ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調〜ナタン・ミルシテイン(v)/ジョン・バルビローリ/ニューヨーク・フィル(1942年)・・・Nathan Milstein(1903ー1992/烏克蘭→亜米利加)の初期録音。1866年初演1868年改訂版初演。この時期を代表する浪漫の美しい旋律溢れる名曲。Capital音源10枚組にはレオン・バージン/フィルハーモニア(1959年ステレオ)が収録されました。スタインバーグとの1953年録音も存在します。20年以上前に聴いておりました。 

清潔で上品なるヴァイオリン。テクニックが鼻につかず、粘着質でもない。実に爽やか。朗々と貫禄〜というより、むしろ繊細。適正なるテンポ、走りすぎず、もちろんもたれない。旋律の歌が急かな・・・どこも切々と胸に染み入るような切なさ
久々の拝聴は音質かなり良好。たっぷり浪漫香る濃厚な旋律は、相変わらず背筋の伸びた端正なヴァイオリンに表現されました。
第1楽章「Prelude: Allegro moderato」(8:15)第2楽章「Adagio」(8:37)第3楽章「Finale」(710)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

本日これより前居住地・名古屋へ(住んでいたのは長久手市)。馴染みの居酒屋での大学先輩との約束は夜6時だから、ゆっくり出掛けるつもり。新幹線の切符も取っていなくて、もしかしたら小一時間立ちっ放しかも知れません。

問題は体調。以前処方されたクスリの余り服用して蒸気吸入も入念に実施、それでも咽の不快と洟水に途中覚醒、二度寝もできず睡眠は不足しております。朝のストレッチやYouTubeエアロビクスも休止、買い物ウォーキングも断念。朝一番に女房殿が一時帰宅して婆さんの風邪クスリの余りを持参、ついでにのど飴補充をお願いしました。シーツやタオルケット、布団カバーなど洗濯して、あとは温いコタツに引き隠り。YouTubeに対策を求めて、咽や首筋を冷やすと効果的ということのこと、保冷剤を首に巻いて、水分を多く摂って安静にしていたら昼くらいにはかなり体調改善。幸い熱は出ておりません。夕方遅れ馳せ、軽い緩いYouTube体操実施。
婆さん宅には甥夫婦+曾孫娘がやってきて、女房度は夜ご帰還いたしました。本日より介護からの休暇。自分は痰の絡み洟水盛大に咳き込んでまともに眠れません。今朝は微熱もあるような・・・今朝の体重は66.85kg+500g最悪。

年末特番にはまったく興味なし。スポーツくらいかなぁ、けっこう楽しめるのは。世間では物騒な事件や事故が続いて、これから出掛ける名古屋でも刺傷事件があって、犯人は逃げているとか。困ったものです。高田馬場・エステ店女性刺傷事件は30代中国籍の男逮捕とのこと。また中国人か・・・(嘆息)
半年に一回の「オールスター合唱バトル」はけっこう楽しみにして、今回は本職「オペラ合唱団」初参戦。音程や歌唱がもっとも安定しているのは「演歌合唱団」でしょう。男女各々若手アイドル合唱団は最下位争い常連でした。今回は「ものまね合唱団」が思わぬパフォーマンスを見せて、歌唱技量のみならず、選曲、編曲、パフォーマンスによって成果効果は違うことを痛感。第1曲目はいまいちな印象だったけれど、第2曲はどのチームも熱演!たっぷり堪能いたしました。人の声のパワフルな迫力は素晴らしい。

こんな体調に音楽には集中できません。散々な年末でっせ。元気いっぱいに遊ぶ!というのが理想なんやけどなぁ、残念。明日「音楽日誌」は名古屋泊なので休止、または夕方更新。以下昔に亡くなった人ばかり。
RCA  R32C-1003 Mussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」〜フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(1957年)・・・前回コメントは2008年、これは日常いつも聴いているMy 決定版。2025年12月第2回HDD不穏な動きに残念 Fritz Reiner(1888ー1963洪牙利)音源をほぼ全部失いました。これはどうしても常備したい音源だからネットよりLP復刻音源を再入手したもの。かなり状態はよろししくて、1954年から始まるRCA Living Stereoは驚異の音質、低音、広がり、臨場感は21世紀に現役。1951年のクーベリックも引き締まって若々しい演奏だったけれど、こちらステレオ、華やかなオーケストレーションいっそう際立って、金管のキレ(明るいけれど、刺激的に響かない)打楽器のアクセントもたっぷり堪能可能でした。
冒頭「Promnade」「Schmuyle」のトランペットはアドルフ・ハーセスでしょう、細みに洗練されデリケートな音色に聴き惚れました。重量感たっぷりだけれど、イン・テンポを基調にもったいつけた表現に非ず、ストレートな推進力はラスト迄継続。緻密なアンサンブルにラスト「The Grat Gate of Kiev」はティンパニがずれない版でしょうか、圧巻のパワーに乗り切って気分爽快。馴染みの作品演奏を堪能いたしました。
Side A/Promnade〜Samuel Gldenburg und Schmuyle(19:10)
Side B/The Market Place of Limoges〜The Grat Gate of Kiev(14:00)

Venezia VN-03302Mozart 交響曲第41番ハ長調K.551/Smetana 歌劇「売られた花嫁」序曲(1940年代)/Mozart 交響曲第41番ハ長調K.551(1947年)/Beethoven 歌劇「フィデリオ」序曲(1954年)〜クレメンス・クラウス/ウィーン・フィル・・・Clemens Krauss(1893-1954墺太利)は61歳の逝去がいかにも惜しい。同世代の指揮者がけっこうステレオ録音を残しているのに、彼には一枚もありません。
天翔るスケール大きな「ジュピター」はなぜか3種の録音が残って、どれも味わいが違うのが興味深いもの。
録音情報が特定できない1940年代録音は快速。自分の甘い評価では音質はわりと良心的。
第1楽章「Allegro vivace」細部緻密な描き込みより颯爽とした勢いを感じさせる始まり。(6:24)
第2楽章「Andante cantabile」さっくりと小粋に流れるような緩徐楽章。(6:32)
第3楽章「Menuetto (Allegretto) - Trio」途中要所にルバートが掛かって、入念な表情付けがありました。(4:32)
第4楽章「Finale (Molto allegro)」快速だけど、噛み締めるようなアクセントしっかりなフィナーレ。(6:02)
1947年録音は、前録音よりタイミングはかなり遅いはずなのに、体感はそうでもない。洞穴のような妙にクセのある残響はあるけれど、低音も効いてまずまずの解像度。そのせいか重量感が加わりました。
第1楽章「Allegro vivace」勢いある快速体感はあまり変わらない。ゆったりした部分の噛み締めるような表現が時間を稼いでおりました。(7:29)
第2楽章「Andante cantabile」フルート、ホルンがなかなか深みのある音色に歌って、ここは前録音よりテンポはゆったり目だけれど、やはり速い。(7:39)
第3楽章「Menuetto (Allegretto) - Trio」堂々たる風情にちょっと重いメヌエット。途中名残惜しい間も出現しました。(5:18)
第4楽章「Finale (Molto allegro)」やはり噛み締めるように入念なアクセントだけれど、前のめりに非ず、悠々と優雅な風情が漂いました。ラス前のルバートには時代を感じさせるけれど、それも悪くない。(7:04)
売られた花嫁」序曲は、はち切れるような愉悦と勢いを感じさせてヴィヴィッド。ウィーン・フィルのアンサンブルも見事なもの。(7:01)
フィデリオ」序曲は音質もよろしいし、元気いっぱいにヴィヴィッド、追い込みもあつく、ホルンの音色も軽快でした。(6:55)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

昨日朝いつものストレッチ、短いYouTube体操済ませて、ことしラストの市立体育館に出掛けるべくドアを開けて鍵を掛けて・・・鍵が抜けない。もうにっちもさっちも動かない。仕方がないので休日管理事務所に電話を入れるべくスマホからIP電話・・・アプリが立ち上がらない(原因不明)こういうのを世間では泣き面に蜂と云う。幸い我がスマホには通常電話もあるので連絡は付きました。業者からの連絡を待って、鍵に取り付けたチェーンだけでも取外そうとしたら・・・鍵は突然するりと抜けました。また管理事務所に電話を入れてお詫びして、出発はいつもより20分遅れました。

道中、いつもより熱心にゴミ拾い、年末だから途中の運動公園には誰もいない。トレーニングルームは常連メンバー少数+いつもは見掛けぬ顔ぶれは、一年のお仕事を終えて気分転換に鍛えているのでしょう。経験則的にマシンをがちゃがちゃ音を立てるのは初心者、トレッドミルもどたばたとうるさく、案の定膝に負担が掛かったのか短時間で撤退しておりました。無事、一年の鍛錬を締めくくったけれど・・・
帰宅して洗濯、昼食を摂ったらぐったり、やはりどうも咽がおかしい。洟水も盛大、倦怠感に頭重くあきらかに本格的な風邪症状へ。爺友からの酒の誘いもあったけれど、もちろん自粛いたしました。夜が眠れないのがツラい、明日から名古屋なんやけど、本日一日で症状は改善できるのか・・・きっとムリやろなぁ。外出時にはマスク着用して気を付けているけれど、孫のウィルスをもらったみたい。最悪。きょうはもうクリニックは年末休みに入っております。今朝の体重は66.25kg+400g、そんなに喰った記憶もないけれど、基礎代謝が落ちているのか。

小遣い口座は自分で管理しているけれど、結婚以来我が家の口座管理は経理財務の専門家である女房殿に任せっきり。どこになんぼあるのやら?〜状態。ある日、ゆうちょに出掛けてくれとの指示有。たいした金額じゃないけれど、昔の定期預金が残っていて解約しようとしたらパスワード設定有、あまりにも昔なので覚えていないそう。

で、先日ご近所郵便局に自分名義になっている本人が口座 パスワード無効手続き+ついでに別口座に移動せよの御神託が・・・詳細レクチャーを受けて徒歩10分ほど、窓口に出掛けたけれど、ふだんそんな手続きとは無縁だったのし、不安でドキドキ・・・本人確認はマイ・ナンバーカードが使えました。
幸い窓口のお姉さんは優しく、要領を得ないこちらの希望をわかりやすく説明してくれて・・・別銀行に振り込みお願い・・・支店名がわからない。銀行カードには支店番号しか記載されていない・・・万事休すか!

幸いスマホにネット検索したら番号から支店名は無事判明、しばらく待機したら手続きは無事完了いたしました。 さすが街の郵便局、待っている最中いろいろとお客がやってきて「年賀状の文面のハンコはないのか。もう手が言うこと効かんから」みたいな相談とか(ないそうです)宛名はどうするの?要らぬ心配をしたものです。
手続き後の書類控えとか通帳印鑑はまとめて女房殿に返却して、無事役目は完了いたしました。佳き経験となりました。

音楽を聴くのもちょっと苦しい体調に苦戦中。
DG4636262Beethoven 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付」〜フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン・フィル/聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊/イルムガルト・ゼーフリート(s)/モーリン・フォレスター(a)/エルンスト・ヘフリガー(t)/ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(br)(1957年)・・・2017年来の再聴。ベルリン・フィル/聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊はアンドレ・クリュイタンスとわずか一ヶ月ほど前に同作品を録音しておりました。こちらLP復刻音源にて拝聴、ステレオ初期の録音はかなり良好、臨場感やバランスに不足はありません。願わくばもうちょっと厚みと低音は欲しいけれど、なんせ1957年ですから。RCAやMercuryだったらそんな不満は感じさせないからちょっと残念でした。高音質CDとして発売されているらしいから、もっとすごい音なのでしょう。
Fricsay Ferenc(1914-1963洪牙利)43歳、白血病発症直前の記録。不遜にも食傷気味だった「第九」に久々、しっかりとした手応えを得ました。
第1楽章「Allegro ma non troppo e un poco maestoso」宇宙の果てからなにやら神秘な物体が降ってくる〜そんな始まりは中庸に適正なテンポ、各パートの声部は極めて明瞭。後年のベルリン・フィルよりサウンドは艶消しに渋さを感じさせて、不自然なテンポの動きや物々しさはありません。(16:41)
第2楽章「Molto vivace」繰り返しなし、ここも同じく中庸に適正なテンポに推進するスケルツォ。リズミカルなノリ+煽りとか興奮に非ず、適度なメリハリに力みを感じさせぬ表現、アンサンブルの縦線は完璧。存在感際立つティンパニはWerner Tha"richen(1921ー2008独逸)でしょうか。(10:31)
第3楽章「Adagio molto e cantabile」シルクのように輝く弦前面に導かれる陶酔の変奏曲。木管のバランスもみごとに浮き立って、どこか一歩引いて落ち着いてクールな風情。テンポの微妙な動きに恣意性を感じさせず、感動は粛々と深まりました。この楽章はホルンに注目、意外とスムースな音色はアンサンブルに溶け込んで、もちろん盤石の技巧だけれど特別に際立たない。ここもリズムを刻みをはっきり感じ取れるところ。(18:00)
第4楽章「Finale: Presto - Allegro assai」緊張感に風雲急を告げる始まりは、ちょっと音圧が(低音も)足りない。音質印象なのか、フリッチャイの抑制表現なのか判断は付きません。「喜びの歌」旋律は弱音にさらさらとして、この辺り管楽器の参入と高揚も極上のアンサンブルでした。「O Freunde」は馴染みのフィッシャー・ディスカウの声、声楽ソロのバランス、舞台奥に位置する合唱も清潔にデフォルメされた音場ではない、かなりリアル。
alla marciaから端正なヘフリガーのソロと合唱の掛け合いの緊張そのままに、管弦楽が疾走しました。ここから全合唱による「喜びの歌」はもっと音圧が欲しかったけれど、管弦楽各パートも合唱もクリアに分離して情感は高まります。合唱を含むアンサンブルは最後迄、緻密な統率にクライマックスのアツいテンポ・アップにも満足。(23:13)

LP時代のデザインde Falla スペインの庭の夜(1957年)/Francaix ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ(1956年)/Honegger ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ(1955年)/Tcherepnin ピアノと管弦楽のための10のバガテル(1960年)/Rachmaninov パガニーニの主題による狂詩曲(1960年)〜マルグリット・ウェーバー(p)/フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団・・・2020年に聴いていて 、とくべつに付け加えることはないけれど、2025年12月第2回HDD不調事件から救い出せた音源との再会を喜んで再聴いたしました。
de Falla、FrancaixとHoneggerはモノラル、どれもお気に入りの作品揃えて盛り沢山、音質はまずまず。Margrit Weber(1924ー2001瑞西)による貴重な音源、美しくデリケートな音色、テクニックは充分だけれど、しっとりとして肩の力が抜けた風情に味わい深い。フリッチャイの伴奏も緻密でした。
ちょっと季節外れだけれど、濃密な西班牙の夜を感じさせる「スペインの庭の夜(10:00-4:38-7:55)
小粋な旋律が儚く呟くFrancois(1:56-1:21-1:50-2:25)
機械仕掛けのおもちゃのように自在、ジャズの風味も感じさせる Honegger(3:08-2:23-4:20)
泥臭くも懐かしい民謡のような旋律が気紛れに連続する Tcherepnin(12:48)
RachmaninovはLP時代、愛すべき甘い旋律たっぷり横溢するこの作品との出会い。軽妙かつ緊張感に充ちてしっとり名残惜しく自在な演奏、この作品を一発で気に入りました。(24:32)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

本日日曜、2025年ラストの市立体育館へ、明日から一週間休館日となります。これで180回目、隔日鍛錬ほぼ皆勤賞でした。
こちら昨日天候はよろしかったけど、引き続きけっこう冷えて、今朝は1度Cらしい。2-3週間前「かつてない暖かい気候」予測もあったはずなにのに、雪国では大雪が降って高速道路が閉鎖されたり、いろいろ影響が出ているとのこと。夜は早々に眠くなって早朝覚醒が続いていかにも年寄りくさい・・・けど、睡眠時間はそれなりに確保できております。咽の調子は幸い悪化しておりません。朝一番にいつものストレッチ、そして10分ほどのYouTubeエアロビクスは東南亜細亜系の女性が動き続けるもの実施。のど飴と柔軟剤が切れそうだったので、ご近所ドラッグストアへウォーキング兼ねて出掛けました。今朝の体重は65.85kg▲200gようやくの65kg台へ。
女房殿は朝早めに一旦帰宅して市立体育館経由、その後近所にある亡き爺さんの墓参りへ。本日は息子夫婦+曾孫連れて婆さん宅訪問対応。

サウジアラビアでの井上尚弥-ピカソ戦は判定勝ちとのこと。立派な勝利だけどここ2戦、KOがないのは残念。勝手なファンの言い種です。本人も調子よくなかったと自戒しております。
年末押し迫って交通事故とか、陰惨な殺人事件など発生しておりますね。なんとかこれ以上の大きな災難がないまま一年を終え、新しい年を迎えたいもの。
著名でオシャレなインフルエンサーの女性(宮崎麗果さん)が巨額脱税をしていたそう。初めてそんな方の存在を知りました。最近までインフルエンザと似たようなものかと・・・(半分ウソ)influencerとは、世間に与える影響力が大きい人物らしいから、イメージが生命線、ネットで叩かれて一気に人気は下がるのでしょうか。静かに消えて忘れられていくのか、それとも起死回生、一発逆転に盛り返す・・・のはもう難しいでしょう。ちゃんと誠実なインフルエンサーもきっといらっしゃるだろうけれど、虚業のようにも感じます。自分には縁が薄いなぁ。

HDD不調はいよいよ最終段階へ、電源を入れても認識しなくなってきました。仕方がない、これも人生のめぐり合わせ。けっこう昔の音源が多くて、それなりネットから再入手できております。どうせそんなに聴けないんだし。

Georg Kallweit(1966-独逸) Bach ミサ曲 ロ短調 BWV232〜ゲオルグ・カルヴァイト(コンサートマスター)/ベルリン古楽アカデミー/アンサンブル・ポリハルモニーク(合唱指揮/Alexander Schneider)(2018年ユトレヒト・ライヴ)・・・これはCDに非ず、音質は極上のライヴ音源。最近はネット配信のみという音源も増えているので、その流れかもしれません。Ensemble Polyharmoniqueは基本女声2名男声4名の声楽アンサンブル。ここではもうちょっと人数増強していると思われるけれど、OVPP(One voice per part)に近い、ソロと合唱は兼任しております。Georg Kallweit(1966-独逸)はけっこう有名なのに、詳細情報が意外と探せません。Akademie fur Alte Musik Berlinは過激なリズムを刻む古楽器演奏といったイメージだったけれど、ずいぶんとマイルドにバランスの取れた演奏でした。
先にフリッツ・ヴェルナー(1958年)の穏健、ちょっと豊満な演奏を懐かしく堪能したけれど、こちら60年後、きりりと引き締まった速めのテンポ、ヴィヴィッドに躍動する軽快なリズム感とアクセント、古楽器演奏は素朴に細みななサウンドに技術は洗練され、オブリガート楽器は味わい深い。ソロ歌唱は清潔なバランス、合唱は凛々しく驚くべき集中力。
ミサ曲なのに力強く、生命躍動して思いっきりヴィヴィッドに明るい作品は、冒頭から聴手の心を鷲掴みにして迫りくる敬虔にシアワセな気分に魂揺さぶられる親密なBach、ラスト迄一気呵成に堪能させてくださいました。
「キリエ(Kyrie)」
合唱「主よ、憐れみたまえ」(9:15)「キリストよ、憐れみたまえ」(4:38)合唱「主よ、憐れみたまえ」(3:25)
「グローリア(Gloria)」
「いと高きところには神に栄光あらんことを」「地には善意の人びとに平和あれ」(6:05)「われら主をほめ」(4:06)「主のおおいなる栄光のゆえにわれら主に感謝したてまつる」(2:56)「主なる神、天の王」「世の罪を除きたもう者よ」(8:16)「父の右に坐したもう者よ」(4:01)「汝のみ聖なり」「精霊とともに」(8:49)
「ニカイア信条 (Symbolum Nicenum)」
「われは信ず」「全能の父」(3:53)「唯一の主」(4:06)「肉体をとりたまいし者」(3:10)「十字架につけられたまいし者」(2:38)「よみがえり」(4:08)「聖霊を」(5:05)「唯一の洗礼を信認す」「来世の命を待ち望む」(6:33)
(Sanctus, Hosanna, Benedictus, and Agnus Dei)
「聖なるかな」「オザンナ」(7:42)「ほむべきかな」「オザンナ」(7:05)「神の子羊よ」(5:04)「われらに平安を与えたまえ」(3:10)(別途長い拍手有)

Mercury Chabrier 狂詩曲「スペイン」/田園組曲(「牧歌」「村の踊り」「森で」「スケルツォ風ワルツ」/歌劇「いやいやながらの王様」より「ポーランドの祭り」/歌劇「グヴァンドリーヌ」序曲/歌劇「いやいやながらの王様」より「スラヴ舞曲」/楽しい行進曲/気まぐれなブーレ〜ポール・パレー/デトロイト交響楽団(1957-1960年)・・・2016年以来の再聴。これはHDD不調に全滅した音源の一部をネットより入手したもの。Paul Paray(1886ー1979仏蘭西)はデトロイト交響楽団音楽監督在任中は(1952-1963年)黄金時代と称されたそう。Mercury録音は極上。どれも速いテンポ、ヴィヴィッドに躍動して、明るく小粋なサウンド、アンサンブルはデリケートに輝いておりました。
Emmanuel Chabrier(1841-1894仏蘭西)の軽妙に賑やかな作品風情にはぴったりの個性でしょう。
誰でも知っているヴィヴィッドに弾けるような「スペイン」(6:38)ピアノでは淡々とした風情に感じた「田園組曲」は快速に明るい色彩にさらさらと剽軽なリズム(4:04-4:20-2:57-4:39)「ポーランドの祭り」は輝かしいファンファーレから賑々しくも優雅なワルツ、そして大仰な変拍子最高(7:36)「グヴァンドリーヌ」序曲はちょっと不安げな疾走から金管が輝かしく雄弁(8:43)
「スラヴ舞曲」楽しげに熱気溢れる舞曲は「スペイン」にも一脈通じております(5:12)「気まぐれなブーレ」これもピアノ曲からの編曲。細かい音型が弦のアンサンブルに表現されてノリノリ、そのアンサンブルのみごとなこと、驚くべきオーケストラの技量でした。(6:15)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

やっちまったかなぁ、昨日昼過ぎくらいから蒸気吸入とか加湿器とか使っても咽の調子が微妙な感じ。日々迫りくる年末、週末は暖かくして体調を整えましょう。
昨日寒いなぁと思ったら、最低3度Cくらいだったらしい。朝一番のゴミ出しに震えました。いつもどおりストレッチと短いYouTube体操はしっかり実施、市立体育館途中の運動公園にグランドゴルフはいつも通り、ヴェテラン勢は熱心に集っておりました。さすがに年末迫ったトレーニングルームは空いて、ゆる筋トレもエアロバイクもゆったり使えました。帰り道、いつもすれ違う(自分より)お姉様が「何キロくらい歩いていらっしゃるの?」そう声を掛けられました。「4kmほど」と答えたけれど、更に別途鍛えてますよ、とは付け加えませんでした。
帰宅していつもの洗濯、天気はよかったけれど夕方迄にすっきり乾きません。女房殿は昼前に戻ってきて、美容室へ出掛けました。混んでいたでしょうね、年末だし。今朝の体重は66.05kg▲350g、エエ感じに減っております。

高市内閣支持率はご祝儀相場を超え発足2ヶ月経っても70%超え、その要因は中国への一貫した強硬姿勢にあるとのこと。嫌われとんなぁ、お隣さんは。イヤラしい、いけずな行動すればするほど反感は高まることを知らんのか。「発言を撤回する必要なし」パンダは可愛らしくて罪はないけど「ムリして貸してもらう必要はない」声が多数との世論調査でした。マナーの悪い観光客も減っているし、気持ちはわかるなぁ、でもこれも「ワン・イッシュー」わかりやすさだけが独り歩きしている感じがします。
それとマスコミ取材や記者会見を極端に減らして、SNS中心に情報発信をして、突っ込まれたり失言を防いでいるのだそう。それに隠れて、庶民への負担増がじわじわ進んでいるような流れもあって、もうちょっと落ち着いて、中期的に様子を冷静に眺めたいところ。「定数削減」は「政治資金問題」の隠れ蓑に使われたみたいですね。

第2回HDD不調はぼちぼち極まってきました。全滅した(涙)Paul Parayの音源は幸いほとんどパブリック・ドメイン。ほぼ目ぼしいものはネットより拾えることがわかりました。Frenc Fricsayの管弦楽協奏曲音源はBartok、Beethoven辺りがアウト、これもかなりネットより再入手可能だけれど、Bartokのヴァイオリン協奏曲(Tibor Varga)はなかなか出現しません。

ヒストリカル1000シリーズ廉価盤LPFranck ピアノ五重奏ヘ短調〜スヴィアトスラフ・リヒテル(p)/ボリショイ劇場弦楽四重奏団(1949年)・・・Sviatoslav Richter(1915-1997露西亜?烏克蘭?)には後年音質のよろしいボロディン弦楽四重奏団との録音があるから、こちら忘れられた音源。これはこどもの頃、ヒストリカル1000シリーズ廉価盤LPに愛聴した懐かしい音源でした。(たしか米Minitoor原盤)1880年の初演は不評だったとか、誰にもわかりやすい官能極まって、甘く切ない旋律連続する名曲。音質は記憶通り、評判よろしくない旧ソヴィエットの歴史的録音としては、作品風情とよく似合ってまずまずの解像度でしょう。
第1楽章「Molto moderato quasi lento(とても控えめに、ほとんどレントのように)」力強い弦が男性、躊躇いがちに応えるピアノは女性を表現して、リヒテルはいつもの叩きつけるようなタッチに非ず、控えめにしっとり。それでも後半に向け、かつて聴いたことがない情熱がしっかり高揚する加わるパワフルな演奏でした。(15:10)
第2楽章「Lento,con molto sentimento(とても遅く、情感を込めて)」淡々と続くピアノのアルペジオに(=女性/このピアノの重心が低い)弦の甘い抱擁は寄せては返し、執拗に延々と高まる情愛、これも切ない旋律に溢れてエッチな緩徐楽章。(12:51)
第3楽章「Allegro non troppo ma con fuoco(速く、あまり熱烈ではなく)」不安に暗い弦の快速トレモロから始まって、ピアノは断片的に、やがて弦と息を合わせて自在な技巧に熱狂的な疾走へ。Franckらしい全曲を貫く循環主題も顔を出しました。仏蘭西系優雅な演奏とは一線を画して、硬派な陰影とリズムのノリを感じさせる立派な演奏でした。(9:02)

EMI icon 6986672/8枚組 Tchaikovsky ヴァイオリン協奏曲ニ長調(1959年)/Glazunov ヴァイオリン協奏曲イ短調(1957年/以上ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団)/Prokofiev ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調(ウラデディミール・ゴルシュマン/セントルイス交響楽団/1954年)〜ナタン・ミルシティン(v)・・・Nathan Milstein(1903ー1992/烏克蘭→亜米利加)によるEMI icon 6986672/8CD分は2025年HDD挙動不審事件にファイルを失い、幸い再度入手叶いました。但し、膨大なる新旧録音他あちこち十数年ほど掛けて集めたものは残念、雲散霧消。どうせ集めるだけでちゃんと聴いていないから天罰が下ったのでしょう。日本では同世代のJascha Heifetzas(1901ー1987里都亜尼亜→亜米利加)人気の陰に隠れて人気はいまいちでした。Capitalレーベルというのもイメージ的によろしくなかったかも。
毎度同じことを書いているけれど、この人のヴァイオリンは背筋を凛と伸ばして、端正上品な音色。ハイフェッツの前のめり快速なテクニックも個性的で好きだけれど、こちらしみじみ作品の美しさを堪能せてくださって陶然と聴き惚れてしまいました。それに音質かなり鮮明、伴奏がソロに寄り添って息を合わせて美しい仕上がり、ハイフェッツの場合、あくまでソロ自己主張中心、伴奏は付け足しですから。
たっぷり露西亜風粘着質に魅惑のクサい旋律、Tchaikovskyは1881年初演。さらさらと快速に走り抜けるハイフェッツもよろしかったけれど、こちらしみじみ中庸のテンポにしっとり歌って神経質さ皆無、味わい深い品のある音色と表現、スタインバーグの伴奏とのバランスも絶妙に美しさ際立つ演奏でした。
第1楽章「Allegro moderato」(17:11)「Canzonetta: Andante」(6:28)「Finale: Allegro vivacissimo」(8:48)
Glazunovは1905年初演。かなり以前1949年の旧録音を聴いておりました。これもハイフェッツを思い出せば作品のイメージをがらりと変えるもの。あちらヘンドルの伴奏や音質印象か、もっと情感を廃してバリバリ突き進んで、テクニックを披瀝する乾いた作品〜だったはずが、浪漫の残滓たっぷりに甘美に魅惑の旋律に気付きました。凄い技巧と類推するけれど、ほとんど涼しい顔に旋律を歌って、スタインバーグの伴奏のニュアンスもおみごと。1957年時点で文句なしのステレオ音質でした。
第1楽章「Moderato」(4:03)第2楽章「Andante」(8:53)第3楽章「Allegro」(5:45)続けて演奏されます。
Prokofievは時代下って1923年初演。モノラルだけど音質はさほどに悪くありません。これもかなり前衛的に硬派な作品との記憶でした。もちろん第1楽章から自在にハードな作品に間違いないけれど、弱音のデリケートさ際立って繊細なテクニックが冴え渡って、晦渋さを感じさせない。「Scherzo」の軽快な疾走とテクニックは聴きもの。セントルイス交響楽団もこの辺り、既にみごとをアンサンブルを聴かせてくださいました。終楽章にも哀愁が漂いました。
第1楽章「Andantino」(8:39)第2楽章「Scherzo: Vivacissimo」(3:46)第3楽章「Allegro moderato」(7:21)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

今朝はぐっと冷えますね。
昨日朝は霧雨、生駒山の雲がそのまま地上に降りてきたような風情でした。朝一番のLINEで孫二人の風邪がすっきり快復せず、こんどは婆がJRで駆けつける途中報告有。婆さん(95歳)の介護継続のまま息子宅往復はタイヘンでしょう。こちらいつものノンビリとした生活、年末なので激安美容室へ、開店と同時に到着して六番札、幸い5分ほど待って短くカットしてもらいました。担当は前回記憶ある大胆に刈り上げて前衛的な髪型に仕上げる方、今回もかなりモダーンな?過激な感じに仕上がりました。ついでにスーパーでいつもの細やかな買い物を済ませました。今朝の体重は66.4kg▲150g、じつは昼飯に勢い余って糖質高そうな炭水化物かなり喰ってしまって、夕食を抑制いたしました。

前日朝で自家製ヨーグルトがちょうど切れて、生協の牛乳は到来済、種菌にするヨーグルトがなかったので婆さん宅より戻る女房殿に「業務スーパーで一番安いDANONEいちご買ってきて」LINEしたら「婆さん冷蔵庫に賞味期限4日過ぎたDANONE BIOがある」とのこと。寒い時期だから問題なしと予想、よく混ぜていつもの40度C/8時間経過。今朝、開封実食してみたら、ちょっと発酵が弱いと云うかユルい感じだけど、味風味は素直な感じ、おいしくいただきました。婆さん残DANONE BIOはもう一個あって、次のヨーグルト製造予定日には賞味期限切れ10日以上経過、大丈夫か!? 開封して味見したうえで判断いたしましょう。(結局、大丈夫なうちに喰ってしまいました)

挙動不審なHDDはいよいよ危うい。幸いクレンペラーの浪漫的交響曲を集めたファイルは無傷、フィリップ・アントルモンは全滅でした。全部は戻らないけれど、ネットに音源ファイル再入手も継続中。幾度繰り返すけれど失ったものは残念、でも入手したきり忘却していたものもたくさんあって、こんな事件があると新鮮な気持ちに再発見いたします。月並みな言葉だけど、期せずして断捨離を進めた気分ですよ。著名なアンタル・ドラティの「1812年」音源ファイルを失って(Mercury音源ほぼ全滅)ネットより再入手、いざ聴き出したらモノラル録音(旧録音かな?)に驚き、そんなこともありました。

RCA LBC-1045Gershwin ラプソディ・イン・ブルー/Grofe 組曲「グランド・キャニオン」より〜バイロン・ジャニス(p)/ヒューゴ・ウィンターハルター・オーケストラ(1953年)・・・Byron Janis(1928-2024亜米利加)が未だ20歳代若い頃の録音。Hugo Winterhalte(1909-1973亜米利加)は当時人気だったイージー・リスニングの人だったみたいで、彼のオーケストラは滅法上手く、そして音質もよろしい。亜米利加の代表的な愉しい、一番人気揃えたちょっと珍しい録音。

冴えた技巧に突っ走ってウキウキと若々しい「ラプソディ・イン・ブルー」はカット有版。伴奏はGrofeをベースにウィンターハルターがあちこちゴージャスな手を加えたようで、金管のスウィングとノリは最高の効果を上げておりました。(13:51)
グランド・キャニオン」三曲のみ収録はちょっと物足りない感じ。これが当時のLP収録AB面なのでしょう。「ラプソディ」もそうだけれど、硬派Classic系にはない輝かしさ賑やかさ、華やかなノリがあって、パワーもスケールもたっぷり。これぞ本場もんでっせ。幼い頃に日曜夜?だっけ、ウォルト・ディズニー劇場をいつも連想いたします。赤い砂漠(Painted Desert)(4:54)山道を行く(On The Trail)(7:08)豪雨(Cloudburst)(7:01)

Fonit Cetra Wagner 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲/ジークフリート牧歌/楽劇「神々の黄昏」より「ジークフリートのライへの旅立ち」/「ジークフリートの葬送行進曲」(イタリア放送ローマ交響楽団)/楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲」と「愛の死」(イタリア放送トリノ交響楽団)〜ウィルヘルム・フルトヴェングラー(1952年ライヴ)・・・Wilhelm Furtwangler(1886-1954独逸)を神格化するほど入れ込んだ世代でもないけれど、ネットに音源を見掛けると手許に入手して、拝聴するようにしております。正直どれがどれやら、かなりダブっても在庫音源点検整理する意欲もありません。「こちらの音源改善が顕著!」みたいな話題にもあまり興味はなし。世評と自分の受け止めたものとの違いはいつものこと。これはかなり晩年の伊太利亜客演の記録、まずまず聴ける音質。伊太利亜のオーケストラはちょぴり反応が鈍いと感じるのは音質のせいでしょうか。
激しい情熱と弱音の抑制の対比、寄せては返すたっぷりとした間と追い込みが効果的な「オランダ人」。オーケストラのアンサンブルはかなり厳しく、フルトヴェングラーの叱咤激励が続きます。(11:50/熱狂的な拍手有)
ジークフリート牧歌」は陶酔と幸福感に充たされてデリケート、そして息を潜めるような優雅な詠嘆は浮き立つよう。ここはオーケストラ云々は感じさせない。(18:03)
ライへの旅立ち」。この作品が自分にとってWagnerの目覚めでした。曇った音質乗り越えて、若者の決然たる眦(まなじり)を感じさせ、緩急自在なテンションと雄弁な歌に感銘を受けました。(9:47/喝采有)葬送行進曲」ここの深刻な追い込み、輝かしいアクセントも尋常の緊張感ではない。(6:38)
トリスタン」はトリノのオーケストラ担当。こちらのほうがアンサンブルの水準は上でしょうか。音質はローマとあまり変わらない。官能のうねりが濃厚に押し寄せて、切ないほどにモウレツにエッチな「前奏曲」ラストの脱力感も文句なし「愛の死」はその魔法のように自在なテンポの動きはクライマックスへ、絶頂への高揚を迎えました。(17:51/大喝采有)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

昨夜、年寄夫婦の家にはサンタさんはやって来ませんでした。孫のところにはプレゼントを持参してやってきたことでしょう。

わずか一日の孫のお守りに四苦八苦、若い息子夫婦は働きながら毎日の子育てだからもっとタイヘン! 自分が平穏な引退身分であることをしみじみ自覚して、婆さんの介護に泊まり掛けで日々頑張っている女房殿の体力気力にも改めて思い至りました。ま、小さい孫と長時間お付き合いするのも年に1ー2度のこと、6歳と3歳(もうちょっとで4歳)の兄弟が遊ぶ様子はオモロく、なんかおもちゃを隠して探す遊びに、リズムを取って合いの手を入れるのが上手、それはまさに日本人の間合い、きっと保育所で遊んでいるのでしょう。下の孫が百人一首をいくつか暗記して、さすが小さいこどもの記憶力に感心いたしました。

立派な家に新しいクルマ。昨年から気付いていたけれど、最高級家電、調理器具の数々、冷蔵庫冷凍庫は食材ぱんぱん!調味料があちこち散らばっているのには少々困りました。高価そうなおもちゃは大量!お菓子や菓子パン、ジュースがたくさんあるのは、小さいこどもがいる家庭だから。我ら老夫婦は身辺整理はかなり進んで、日々質素な暮らしですよ。YouTubeはプレミアム契約、こどもに人気らしいヒカキン等初めて見たけれど、カネに糸目を付けぬ金満企画動画には呆れました。

昨日朝、雨は上がったけれどどんより曇り。洗濯物は室内干し、今朝まったく乾いていない。いつものストレッチ、10分ほどのYouTube体操済ませて薄ら寒い道中を市立体育館を目指しました。年末迫ってトレーニングルームはガラガラ、マシン独占しそうな二人出現したけれど(スマホばかり眺めている)幸い先に筋トレマシンは消化できました。有酸素運動エアロバイク15分も済ませて前日の疲れは鍛えて治す!これがいつもの生活のリズム、気分は爽快です。今朝の体重は66.55kg+500gそんなに喰ったかなぁ、自覚はありません。
挙動不審HDD音源ファイル救出作戦は続きます。幸いCarlo Maria Giulini(1914ー2005伊太利)のDG/SONY音源はほぼ無事でした。ヤッシャ・ハイフェッツは全滅(涙)

MecuryMussorgsky/Ravel 編「展覧会の絵」/Bartok 弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽〜ラファエル・クーベリック/シカゴ交響楽団(1951年)・・・2023年に聴いたばかり。今回第2回HDD挙動不審事件に素晴らしき「Mercury」ステレオ音源ほとんどレスキューに失敗(操作ミスもあった)最初のCD6枚分以外絶滅したのも人生の巡り合わせ、一部生き残った分をしみじみと噛み締めました。Rafael Kubelik(1914-1996捷克→英国)苦戦のシカゴ交響楽団時代は1951-1953年音楽監督在任中、クソミソに批判されたらしいけれど(それはシカゴの伝統)残された録音は驚くほどの水準。音質も極上。 冒頭の痺れるようにクリアなトランペットはAdolph Herseth(1921ー2013亜米利加)でしょう。速いテンポに若々しく、ぐいぐい進むストレート系の表現、アンサンブルも縦線揃ってメリハリ完璧、テンション高く興奮極まって爽快、一気呵成に最後迄到達いたしました。
プロムナード(Promenade/1:25)小人(Gnomus/2:10)プロムナード(Promenade/0:54)古城(Old Castle/4:01)プロムナード(Promenade/0:26)チュイルリーの庭(Tuileries/1:09)ビドロ(牛車/Bydlo/2:31)プロムナード(Promenade/0:40)卵の殻をつけた雛の踊り(Ballet of the Chickens in their Shells/1:10)サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ(Samuel Goldenberg and Schmuyle/1:55)リモージュの市場(The Market-Place at Limoges/1:19) カタコンベ(Catacombae/Sepulcrum romanum/1:40)死せる言葉による死者への呼びかけ(Con mortuis in lingua mortua/1:51)鶏の足の上に建つ小屋(バーバ・ヤガー/The Hut on Fowl's Legs (Baba-Yaga)/3:05)キエフの大門(The Great Gate at Kiev/4:37)
Bartokも同様、恐ろしいほどの集中力にクール、作品の不気味な風情をたっぷり堪能できました。
「Andante tranquillo」(9:02)「Allegro」(7:15)「Adagio」(7:19)「Allegro molto」(6:49)

BBCMM468 Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜サカリ・オラモ/BBC交響楽団(2019年ライヴ)・・・Sakari Oramo(1965ー芬蘭土)は2013年よりこのオーケストラの首席指揮者。
「春の祭典」を集中的に聴いていらっしゃる方の評価は「鉄壁のアンサンブル」「録音もライブであることが信じられません」との最高評価。スコア詳細の違いも聴き取っていらしゃって、こちらド・シロウトにはその辺り、ちょっと疎い迂闊なリスナーでした。
20世紀の古典、激しいバーバリズムにフクザツなリズム、近代管弦楽団の粋を集めてデーハーな名曲。たしかに各パートはクリアに、曖昧さなく響いて濁らない、実演ライヴにもリズムの破綻はありません。しかし、一歩引いて血湧き肉躍る激しい熱気や暴力性、例えばBBC交響楽団のサウンド個性なのか、管楽器のソロに個性の刻印が足りない?ように感じました。オーディオ映えするような大太鼓の重低音の強調がないからかも知れません。聴手の集中力が足らんだけと類推するけれど、体調のよろしい時に再挑戦するつもり。 第1部「大地の礼賛」(16:02)第2部「生贄の儀式」(18:04)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

きょうはクリスマス・イブなんやなぁ。自分にはまったく縁が薄い行事やけど。

行ってきました孫の守りに明石迄。慣れぬ尼崎より西、鈍行と快速と新快速の違いを油断して、三宮で辛くも乗り換えて約束の時間に間に合いました。下の孫(3歳)も咳き込んで二人、元気そうだけどママがお仕事に出掛けていきなり!大量の「大」放出。ウチの孫はとっても少食、たしか息子も小さい頃そうだったし、自分も幼少の頃、そうだったらしい。遺伝ですね。孫は無条件に愛しいけれど男の子だからケンカも盛大、ま、すぐに仲直りするんやけど、んもうタイヘン!息子に「酒でも・・・」と誘われたけれど、ご遠慮して最寄りの駅に戻ったのは夜8時頃、冷たい小雨模様にタクシーをちょっと待って無事帰宅いたしました。疲れ果てましたよ、たった一日で。フロ入ってぐったり。ほとんど始発に乗ったので、ストレッチもYouTube体操もできませんでした。今朝の体重は66.0kg▲450g文字通り痩せる思いの一日。

往復JR中ではマスクをしていたけれど、なんせ風邪の孫二人と一日一緒だったからなぁ、体調が心配です。そんなこんなで音楽へのコメント在庫も払底して手抜きが続いております。朝出掛けに挙動不審なHDDより救出していたRene Leibowitzの音源まとめたものは、帰宅後確認すると半分ほどアウトでした。
Angel Records AA-4536Handel 組曲「水上の音楽」(Hamilton Harty編/1879-1941英国)〜ベルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1959年)・・・写真は懐かしい17cmLP。演奏会用として実用的、短くもデーハーな組曲版、この時点ベルリン・フィルの分厚いゴージャスな響き、カラヤンのレガート奏法はかなりはっきりとした個性に際立って、雄弁にスケールの大きな堂々たる演奏に仕上がっておりました。音質はまずまずかな。
Allegro(2:34)Air(6:05)Bourree-Hornpipe(1:43)Andante(4:25)Allegro deciso(3:59)
仏COLUMBIA FCX 298Ravel スペイン狂詩曲/Debussy 交響的素描「海」〜ヘルベルト・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1953年)・・・カラヤン45歳の記録。後年のステレオ録音もあるから、これは忘れられたモノラル録音、音質状態はかなり良好でした。
西班牙の濃厚に気怠いリズムに充ちた「スペイン狂詩曲」は後年の濃密表現に非ず、フィルハーモニア管弦楽団の明るく細みのサウンドに爽やか、軽めに颯爽とした演奏でした。
第1曲「夜への前奏曲」(4:55)第2曲「マラゲーニャ」(2:02)第3曲「ハバネラ」(2:33)第4曲「祭り」(6:18)
自分にとってはちょっとつかみどころのない「」はちょっぴり苦手系作品。これも意外と淡い響きに、颯爽と若々しい。第3楽章には後年の雄弁に大きな表現が既に顔を出しておりました。
第1楽章「海上の夜明けから真昼まで」(8:59)第2楽章「波の戯れ」(6:48)第3楽章「風と海の対話」(8:25)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

昨日は雨も上がっていつも通りの早朝覚醒だったけれど、それなりに睡眠は確保できました。朝一番のストレッチ、短いYouTube鍛錬済ませて市立体育館を目指したら・・・途中、親方に若い衆二人、電線に届きそうな樹を切ったり、ぼさぼさに伸びた高い雑草を刈ったりしていたれけど、高所に登った若いもんに大きな罵声に説教〜ほんまに見苦しい。もう令和の時代ですよ、昭和世代の自分だってお仕事現役時代、なんなことはやってませんでしたよ。
2km歩いて体育館に到着したら、ちょうど同世代の顔馴染みがクルマに到着〜独逸のBMW〜ええクルマでんなぁ、そう声を掛けたら、いえいえと照れてました。月曜朝一番のトレーニング・ルームは常連に空いていて、順繰り順調に筋トレマシンを使えました。お隣の体育館では高校生男女の剣士たちの掛け声も爽やかでした。

帰宅したら女房殿は洗濯中。野菜がけっこう残っていたのでカレーを作って、肉の在庫はないので冷凍厚揚げとか薄揚げで精進カレーに仕上げました。上の孫はまた熱を出したそう。女房殿は婆さんの眼科の予約や生協の配達もあるので、これから役立たん爺(=ワシ)が代打で朝一番の便で留守番に明石迄駆け付けます。音楽も聴けないし「音楽日誌」一日休むかも。自分が風邪をひかぬよう気を付けなくては。今朝の体重は66.45kg▲400g。
世界バレー決勝。大阪ブルテオンはペルージャ(石川出場なしとのこと)に0-3で敗れたらしい。YouTube辺りでハイライツを見られないものでしょうか。

以下、第2回HDDお釈迦事件中に救出できたり、別途入手できた音源。ちなみに「Mercury」音源は自分の操作ミスもあってほぼ全滅、RCAーLiving Stereoも、Fritz Reinerもほぼアウト、著作隣接権前の音源は再入手を始めております。以下、引き続き手抜きコメントが続きます。
London SLA 1014Stravinsky「火の鳥」全曲(1910年版)〜エルネスト・アンセルメ/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1968年)・・・20年ほど前は駅売海賊盤で聴いていたんやなぁ、隔世の感慨がありますよ。Ernest Ansermet(1883-1969瑞西)の音源は幸いほぼ確保できました。これは再録音(旧録音はステレオ初期1955年)素晴らしいLPデザイン、これは最後の録音。ニュー・フィルハーモニア管弦楽団はクレンペラー時代か、スイス・ロマンド管弦楽団よりアンサンブルの水準はずっと引き締まって優秀。名人ケネス・ウィルキンソンの録音はしっかり低音が効いてちょっと茫洋としているけれど、広い会場の空気臨場感を堪能できました。なんせ85歳爺さんの統率だから、颯爽とした推進力や切れ味とはいかんけど、メルヘンな風情たっぷりに浮き立って色彩感は充分・・・だけどちょっとリズムのキレが甘いと云うかユルいような、優しいような・・・それは世代の問題でしょうか。でも、なんとも云えぬ癒し系雰囲気はたっぷり。短い1919年版組曲も悪くないけど、「火の鳥」は四管編成のオリジナルが一番ですよ。
導入部(3:01)カスチェイの魔法の庭園(1:56)イワンに追われた火の鳥の出現(2:33)火の鳥の踊り(1:33)イワンに捕らえられた火の鳥(0:59)火の鳥の嘆願(7:50)魔法にかけられた13人の王女たちの出現(2:36)金のリンゴと戯れる王女たち(2:47)イワン王子の突然の出現(2:42)王女たちのロンド(2:42)夜明け(1:39)魔法のカリヨン、カスチェイの番兵の怪物たちの登場、イワンの捕獲(5:37)火の鳥の魔法にかかったカスチェイの手下たちの踊り(0:53)カスチェイ一党の凶悪な踊り(4:59)火の鳥の子守歌(5:11)カスチェイの城と魔法の消滅、石にされていた騎士たちの復活、大団円(3:19)

EMI 6483032 Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜アンドレ・クリュイタンス/ベルリン・フィル(1958年)・・・このBeethoven交響曲全集は長〜い昔からのお付き合い、この間第2回HDDお釈迦(なり掛け)事件にAndre Cluytens(1905ー 1967白耳義)のEMI全音源ファイルの救出作業は未だ未着手、せめて、何故かカラヤンより先に録音された昔懐かしいBeeやんは聴いておきたい・・・あわててネットよりダウンロードいたしました。Beeやんの交響曲はこれ!浪漫時代の幕開けを告げる大作はなんと10年ぶりの拝聴。LP時代はもっと瑞々しい音質と信じていたけれど、なんかどんよりくすんだ時代相応の音質でした。高音質CDとして再発されているから、ちゃんとしたオーディオ環境だったら驚くほどほど改善されるのでしょうか。閑話休題(それはさておき)
カラヤン時代初期、重心低いベルリン・フィルの厚み、抑制され深みのある金管に艶のある弦主体の響き、色気ある木管、マイルドなバランス感覚に流れの良い中庸のテンポ、どこにもムリな表現のない、安心して聴ける堂々たる「英雄」でした。
第1楽章「Allegro con brio」(14:27)第2楽章「Marcia funebre: Adagio assai」(16:14)第3楽章「Scherzo: Allegro vivace」(5:24)第4楽章「Finale: Allegro molto」(11:33)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

ことしもあと10日ほど、いよいよ気持ち的に押し迫って、じつはこちらお仕事完全引退身分、別に押し迫られるような用事はなにもありません。女房殿は平日介護生活だけど、今週末土日、甥一家、息子一家が婆さん(95歳)訪問なので連続対応が続きます。こちら、前日ちょっぴり呑んだせいでいっそう眠り浅く、いっそう早朝覚醒、二度寝もできぬ睡眠不如意はストレッチ、短いYouTube鍛錬に取り組んで+昼寝に引き隠って体調を整えました。今朝の体重は66.85kg+100g。数日掛けて65kg台に戻しましょう。

昨日日曜の朝は小雨模様、気分的にはどんより、朝時間はたっぷりあるから挙動不審なHDDよりSviatoslav Richter(1915ー1997旧ソヴィエット)音源DG/PHILIPS/DECCA音源分救出成功〜それは良いけれど、かつてあれほど愛聴していたピアニストも最近拝聴ご無沙汰、どうも2021年がラストみたい。他、彼のライヴ音源も残り2/3くらい眠って膨大。他のピアニスト、演奏家の録音もたくさんあるし、残りの人生で絶対に全部聴けそうもない・・・前回書いたように「イメルダの三千足の靴」状態。偶然眺めたネット記事に「一番のムダな趣味は貯金だ!」というのがあって、その内容の是非さておき、もう十数年日々ネットより音源ファイル入手して貯めに貯めて、これが正しい生き方、人生のあり方なんやろか・・・そんな連想をして気分はいっそう落ち込みました。音楽にも集中できる精神状態ではありません。音楽へのコメントも手抜き状態。

正月迫ってことしは鮭が歴史的大不漁とか、それに伴ってお正月には必須のイクラが品薄、倍くらいに跳ね上がっているそう。なにもかも値上げやなぁ。買えなくなれば食文化そのものが衰退します。牡蠣も広島では全滅状態、昆布も不作なのは水温が上がったからでしょう。もちろん、昆布漁に従事する方々の高齢化もあることでしょう。

女子バレー皇后杯決勝はレッドロケッツ川崎vs大阪マーヴェラスはぎりぎりの接戦を制してマーヴェラス優勝! 和田由紀子さんのファンなのでレッドロケッツを応援していたけれど、彼女は時々しか出ないのですね。田中キャプテン大活躍、ファンヘッケ、フランシスは大きいし強いですよ。そしてセッターの塩出が素晴らしい。レッドロケッツのヌワカロール、デイもパワフルで高い。もちろんキャプテン山田、エース佐藤も素晴らしいけれど、甲(きのえ)萌香(MB)は新しい発見でした。
男子バレー天皇杯決勝はWD名古屋vsヴォレアス北海道。これはエース宮浦要する名古屋3-0圧勝。快進撃した北海道を応援していたんやけどなぁ、残念。それにしてもけっこうイケ面選手が多くて、女性の応援が盛んでした。西田擁する大阪ブルテオンは、石川擁するペルージャと世界バレー決勝へ。

PHILIPS LPデザイン Stravinsky バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)(ベルナルト・ハイティンク/ロンドン・フィル1973年)/バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」(イーゴリ・マルケヴィッチ/ロンドン交響楽団1963年)・・・巨大な四管編成、きらきらしたメルヘンな「火の鳥」全曲版は短い組曲(1919年版)より大好き、これは旧録音。前回2021年に聴いてこれは失敗演奏かなぁ、不遜にもぜんぜんオモロくない平板な演奏と感じたもの。ベルリン・フィルとの1989年録音の陰に隠れて、ネットでもあまり言及を見掛けません。久々の印象はBernard Haitink(1929-2021阿蘭陀)による、デーハーに輝かしい煽り表現に非ず、ジミに質実に味わい深い感じたのもの。過不足なくマイルドに抑制したロンドン・フィルの響き、PHILIPSらしい中低音が充実した自然体の音質に、ようやく感銘を受け止めました。
Introduction(2:46)Kashchei’s Enchanted Garden(2:08)Appearance Of The Firebird Pursued By Ivan Tsarevich(2:30)Dance Of The Firebird(126)Ivan Tsarevich Captures The Firebird(1:06)Supplication Of The Firebird(8:36)Games Of The Princesses With The Golden Apples(2:30)Sudden Appearance Of Ivan Tsarevich(1:19)Round Dance Of The Princesses(5:14)Daybreak(1:39)Magic Carillon, Appearance Of Kashchei’s Guardian Monsters And Capture Of Ivan Tsarevich(6:14)Dance Of Kashchei’s Retinue Under The Firebird’s Spell(0:55)Infernal Dance Of All Kashchei’s Subjects(4:41)Lullaby Of The Firebird(5:28)Collapse Of Kashchei’s Palace And Dissolution Of All Enchantments(3:44)
PHILIPS 「ミューズを率いるアポロ」は1928年の初演。弦のみ、アルカイックな静謐と落ち着きを湛えた名曲。Igor Markevitch(1917ー1884烏克蘭→瑞西)の緊張感と集中力たっぷりな統率に間違いなし。音質も良好でした。
Scene 1 (Prologue) Birth Of Apollo(5:23)Scene 2 Variation Of Apollo (Apollo And The Muses)(2:52)Pas D’action (Apollo And The Three Muses Calliope, Polyhymnia And Terpsichore)(5:23)Variation Of Calliope (The Alexandrine)(1:31)Variation Of Polyhymnia(1:16)Variation Of Terpsichore(1:33)Variation Of Apollo243-Scene 2 Pas De Deux (Apollo And Terpsichore)(4:23)Coda (Apollo And The Muses)(3:20)Apotheosis(3:50)

以下はHDD挙動不審にアクセス不可。再度詳細確認ができなくなった音源。アリバイ掲載。(その後、Philippe Entremontまとめて圧縮したファイルは読み取り不能が確定いたしました)
SONY SICC1613Khachaturian ピアノ協奏曲 変ニ長調/Liszt ハンガリー幻想曲〜フィリップ・アントルモン(p)/小澤征爾/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1971年)・・・Philippe Entremont(1934-仏蘭西)も小澤征爾も若手だった頃の新鮮な記録。音質極上。Khachaturianは例のワン・パターンだけど魅惑に泥臭い民族的な旋律は、冴えた切れ味のピアノ、日仏コンビ+英国のオーケストラは端正に、極めて明晰クリアに洗練され、泥臭さ皆無。まるで別な作品に生まれ変わったかのような新鮮な演奏でした。
第1楽章「Allegro Non Troppo e Maestoso」(15:21)/第2楽章「Andante Con Anima」特殊楽器フレクサトーンが使われているようです。(11:42)/第3楽章「Allegro Brillante」(9:48)
Fantasy On Hungarian Folk Tunesには記憶がありません。(16:41)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

昨日土曜も朝から好天。いつも通り眠り浅く、早朝覚醒は変わらず、若干左腰に鈍い痛みはあるけれど内臓系ではないと類推しております。短いYouTube体操+ストレッチ済ませて市立体育館へ、道中も空気は爽快でした。トレーニングルームは平日シルバー常連+週末現役世代常連それなりの人数、順調にマシントレーニングを消化していたら、顔馴染みのいつもジャージの上に短パンという個性的な爺さん登場。胸筋を鍛えるマシンは横になるタイプ〜それを先取りは良いけど、ほとんど居眠り状態に独占されて困りました。幸いエアロバイク15分終わったところで交代できました。

帰宅したらかなりの大掃除?たくさんいろいろ洗濯進行中。そう云えば女房殿の報告によると息子は新しいクルマを買ったそう。今まで軽ボックスは6歳の孫が生まれる前から乗っていたら7年ほどか、今度のはもうちょっと大きいらしい。中古かな?熱を出した孫は無事下がったとの報告でした。昼たっぷり残った食材を消化して後悔していたところに、混んでいた眼科より女房殿ご帰還。恒例週末居酒屋に行きたいととのご所望。ちょっと雰囲気を変えて京橋に出掛けました。一軒目初めて入った北海道料理の店はちょっと高いというか、出てきた魚料理があまりに量が少なくて早々に退出(接客態度もいまいち)もう一件馴染みの安い店で寿司など喰ってビール少々〜これで数日のダイエット成果は雲散霧消、今朝の体重は66.75+900g最悪。

ミス・フィンランドの「吊り目事件」に考えること。
芬蘭土みたいな進んだ?意識の高そうな国でも、そんな亜細亜モロ差別が日常なのですね。称号剥奪、国のトップが謝罪したのは立派。日本人も残念な一部の人々が韓国人や中国人の良心的YouTubeに難癖つけるけれど、ミス日本はそんなことしないですよね。
欧州の人にとっては亜細亜東洋人全部同じに見えるのやろなぁ、中国人も韓国人、日本人、ミソも◯ソもいっしょくた、人だけじゃなくて国の区別も付かないのかも。日本人が欧州の人々や国の違いをわからないみたいなものかも。あちら欧州の自己中心発想=優位な人種発想は日本人の想像を超えるのでしょう。欧州現地在留邦人のレポートやYouTubeによると、空気のように当たり前に、仮に悪気なくてもリアルに差別は存在するのだそう。だいたい日本人には「吊り目」の人はあまりいないですよ、そこがポイントじゃないけれど。

中国政府による日本渡航自粛に伴って迷惑インバウンドが一気に減ったことは喜ばしいけれど、それは失言による偶然の産物+あちらの内部都合。それで「差別を公言してよろしい」ことにはならんでしょう。迷惑ガイコク人への毅然たる対策と、日本の礼儀と風習、法律を守って生活している在留外国人は区別して接するのが日本人の矜持。しかし、外国籍の犯罪率は日本人の1.7倍というのも事実らしい(詳細データ裏付けは見たことはない)内容吟味は必要だけど、ヤバい犯罪は増えている感触はあります。

現在苦戦中のHDD挙動不審の件、更にちょっぴりファイル救済。それには先日思わぬ感動を受け取った珍しい「クリスマス・オラトリオ」音源が含まれておりました。焦らずぼちぼち作業を進めましょう。
懐かしいfontana グロリア・シリーズHandel 王宮の花火の音楽/水上の音楽〜ロリン・マゼール/ベルリン放送交響楽団(1964年)・・・Lorin Maazel(1930-2014亜米利加)若い頃の録音。写真は懐かしいfontana グロリア・シリーズ900円也。かなり前の情報と記憶するけれど、LP時代欧州では長期間ベストセラーとして有名だったらしい。金管が活躍して賑やかな「王宮の花火」誰でも知っている前向きに華やか、平易な旋律が開放的に明るい「水上の音楽」。大好きな作品だけど、モダーン楽器古楽器問わずどんな演奏でも変わらず、いつ聴いてもこの明るく壮麗な作品の魅力をたっぷり受け止めること可能。20年以上前のちょろ拝聴メモが残っておりました。
Handelは自分にとってBachほどに「古楽器を聴きたい」ということでもない、そう勝手に受け止めて、やや浪漫に寄せて堂々たる表現だって悪くない、ま、なんでも良いんです。音質はまずまず、現在の耳にはけっこう雄弁に大柄な表現。ストレートに若々しい押せ押せの推進力と重量感、管楽器は技量高く、弦もしっとり充実したオーケストラはヴィヴィッド、かっちりとしたアンサンブルにはキレをを感じさせました。
王宮の花火の音楽HWV 351
Overture(8:49)II. Bourree(2:00)La paix(2:48)La Rejouissance(1:22)Minuet II-I(2:05)
水上の音楽が抜粋なのはLP収録都合?残念。以下オリジナルと書いたけれど、この作品に原典版ってあるのでしょうか。誰の版なのかも理解しておりません。
水上の音楽 組曲第3番 ト長調 HWV 350(オリジナルは8曲)
Sarabande(2:53)Trio(2:10)Gigue(1:35)

水上の音楽 組曲第2番 ニ長調 HWV 349(オリジナルは5曲)
Prelude: Allegro(1:43)Andante(0:21)Alla Hornpipe(2:54)

水上の音楽 組曲第1番 ヘ長調 HWV 348 (オリジナルは11曲)
Adagio e staccato(2:05)Allegro - Andante - Allegro da capo(7:05)Air(3:04)Bourree(1:03)Hornpipe(1:15)Menuet(1:47)

Angel RecordElgar オラトリオ「ゲロンティアスの夢」〜マルコム・サージェント/リヴァプール・フィル/ハダースフィールド合唱協会/ リチャード・ルイス(ゲロンティアス/(t))/マージョリー・トーマス(天使/コントラルト)/ジョン・キャメロン(司祭/(br))(1954年)・・・1900年初演。John Henry Newman(1801-1890英国)による長編詩を題材にしているそう。声楽陣、二管編成+Tim-3/大太鼓/シンバル/鈴/ベル/グロッケンシュピール/orgなど、それなりの編成だけど、意外なほど内省的でありジミに静謐、初演当時も聴衆はHandelのオラトリオ風デーハーな世界を期待して、それはちょっと外れたそう。
以前に聴いた記憶も薄っすらあって、それは1945年録音だったかも知れません。これは再録音、モノラルだけどかなり良好な音質でした。今回は第一部、病床から天国に旅立つ迄を居住まいを糺して拝聴。Gerontiusとは誰なのか、なにを象徴しているのか知識が足らぬけれど、Bachの多くの人々への普遍的な世界(立派な神様から叱責され項垂れるような・・・)とは異なって、涙涙の劇的情感のうねりを期待したら、それはかなり違う。一個人の死に臨んでの神への思い、祈り、葛藤や安らぎ、諦念を表現してるように聴きとりました(違ったらごめんなさい)
ハダースフィールド合唱協会はサージェントの声楽作品に多く登場して、その充実した声を聴かせてくださいました。ま、静謐に荘厳な「Prelude」から感銘をしっかり受け止めた・・・それだけの経験でした。(各トラック・ファイルには内容表記がなくて、以下、ちょっと自信はありません)
Part I/「Prelude」(10:11)「Jesu, Maria - I am near to death (Gerontius)」(2:47)「So pray for me … Kyrie eleison … Holy Mary, pray for him (Chorus)」(2:45)「Rouse thee, my fainting soul (Gerontius)」(3:48)Lord, Thy servant deliver … Sanctus fortis, Santus Deus (Gerontius)」(5:19)「 I can no more; for now it comes again (Gerontius)」(3:04-2:46)「Proficiscere, anima Christiana (Priest, Chorus)」(1:59-4:27)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

昨日は朝から雲ひとつない青空が広がりました。例の如く眠り浅く早朝覚醒、すると婆さん宅に平日泊まっている女房殿よりLINE有、上の孫(6歳)が熱を出して、幸いインフルエンザでもコロナでもないらしいけど両親ともお仕事を休めない、応援SOSが届いて早朝より出掛けました。
こちら体調はいまいちだけど朝食後、短いYouTube鍛錬済ませて、いつものストレッチも完了。洗濯はシーツやタオルケット、更に汚れがちなキッチンのカーペット(洗濯できる安物)も洗って気持ちよく乾きました。

そしてご近所スーパーにウォーキング(往復2km程度)兼ねて食材買い足し、平日の午前中なのにけっこうな客足にレジは並びました。グリーンキウイが相場の半額一個50円、品薄なはずの生牡蠣もさほど高くはない(生食用/岡山県産/大根おろしで洗ってポン酢に美味しくいただきました)鶏インフルに高騰中の卵は客寄せ198円セール、要らんものをけっこう買ってしまいました。女房殿は無事役割を果たして夜ご帰還、婆さんの風邪は無事癒えてデイサービスに出掛け、無事弟宅へ送り届けてくれたらしい。今朝の体重は65.85kgほぼ変わらず、ニ週間に一回売り出される柔らかくクリームの入った細長い菓子パンが気に入って2本も喰ったけどセーフでした。

我が街の最寄りの駅はJR住道。数年前一階のフロアからカード?ゲーム?みたいな店が撤退して、その後、その半分くらいにセブンイレブンと蕎麦屋がオープンしていたけれど、まだまだスペースに余裕がありました。すると来年2026年2月より有名なコメダ珈琲が入るとのこと。人通りも利用者も多いであろう一等地、いつまでも空き家というのは地域にとってよろしくない。時流に合わなくなって撤退もあり得るけれど、次の店が入らないと・・・シャッター商店街みたいになってしまいます。その階上には「Zetteria」そこが来客、売上影響受けるかも、珈琲+軽食だから。

嬉しいことちょっぴり。第2回HDDお釈迦事件(正確には挙動不審)比較的最近入手した某音源ファイル(3.8gbほどに圧縮済)これは苦節十数年熱望してようやく入手できたもの、未だCD4枚分くらいしか聴けていない・・・これが無事レスキューできました。どうも短時間なら稼働するみたい。また電源を切って休止させて様子を見ております。Simplenoteに音楽ネタを書き貯めているけれど、朝一番に四苦八苦して書き込んだものが何故か消えて(保存されていなくて)・・・ガッカリ。「音楽日誌」ネタが足りなくなっております。

DECCA 421 348-2Shostakovich 交響曲第4番ハ短調〜ベルナルト・ハイティンク/ロンドン・フィル(1979年)・・・2021年に拝聴メモ有

クールかつ明晰、乾いて洗練された迫力たっぷりの演奏。オーケストラの技量の高さ、金管も鳴り渡って最高
旧ソヴィエットとは無縁の近現代作品としての完成された表現
こうして再確認すると英DECCAのアナログ録音は最強にクリア。最近聴いてガッカリしたジャナドレア・ノセダ/ロンドン交響楽団(2018年ライヴ)は、音質印象がよろしからぬ影響を与えていたと実感いたします。この時期Bernard Haitink(1929-2021阿蘭陀)は手堅くオーソドックスなだけ(?)の指揮者から、その基本方向のまま巨匠然としたスケールに余裕を加えて、驚きの変貌をしておりました。トラック分けにも配慮有。
ズズ暗い、巨魁に怪しい狂気さえ感じさせる作品は四管編成(フルート4本に+ピッコロ2本)オーボエ4本、クラリネット6本!ファゴット4本、打楽器は12種、チェレスタもハープ2台も加わる巨大な編成の大曲。1936年作曲されたのに初演は1961年(キリル・コンドラシン)という曰く付き作品。かつてその暗さに閉口した苦手作品もすっかりお気に入りとなりました。
第1楽章「Allegretto poco moderato」重苦しい着実な歩みは濃厚濃密な響きに非ず、ロンドン・フィルは素直な明るめの響きに、ものものしい暗鬱さを強調しないクリアに明晰な虚無を感じさせるもの。オーケストラの技量、迫力は充分。(16:20)
「Prest」ここは狂気を感じさせる異様な疾走!でも慌てず一歩引いて冷静、弦の細かいパッセージはみごとなアンサンブル、正確ていねいに熱を上げていく効果は絶大でした。(12:32)
第2楽章「Moderato con moto」途方に暮れたようにとぼとぼと歩みだす緩徐楽章、粛々と不気味なフーガは各パート明快に浮き立つ響き。やがて朗々と広がりを見せてティンパニは強烈なアクセント一撃!やがて雄弁なホルンからボリューム・アップして圧巻の盛り上がり〜魂が抜けたようなラストを迎えました。(9:06)
第3楽章「Largo」ファゴットから始まる葬送行進曲は、ややおちょくったような風情に、シニカルな風情に始まります。重い足取りのまま高揚して激昂して叫んで・・・弱音に沈静化して力を失いつつ・・・緊張感を高めつつ(7:03)
「Allegro」リズム変わって悲痛な弦から疾走、やがて明るくユーモアさえ感じさせるヴィヴィッドな勢いに突進しました。ラストに向けて思わぬ前向きな高揚に、オーケストラには充分厚みがあってヴィヴィッド。そして静謐に収束して消え入るように息を潜めました。(22:35)

CBS LPデザインde Falla バレエ音楽「恋は魔術師」/Wagner 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第2幕第3幕より「愛の音楽」(ストコフスキーによる管弦楽版)〜レオポルド・ストコフスキー/フィラデルフィア管弦楽団/シャーリー・ヴァーレット(ms)(1960年)・・・2年ほど前に聴いたばかりなのに再聴したのは、第2回HDDお釈迦事件発生の流れ。わずか数日前にLeopold Stokowski(1882-1977英国)の音源を失って再入手進めている真っ最中。但し彼の一連の英DECCA音源はその直前、再点検して別HDDに移動させてほぼ偶然無事、CBS、RCA、Capitalは全滅状態(涙)・・・閑話休題(それはさておき)無事再入手できてほっとして聴いていたところ。これは音質もよろしいし、オーマンディ時代のフィラデルフィアも絶好調。作品の組み合わせも一捻りしておりました。
「恋は魔術師」は1915年初演(これは弦各一人の室内編成)1916年二管編成+ティンパニ、鐘、ピアノも加えて色彩とアクセントを増しておりました。オリジナル版は拝聴したことがある(記憶は薄い)・・・サイト内検索できるけれど、現在手許に音源はありません。Shirley Verrett(1931-2010亜米利加)は地声を活かした迫力の歌唱。大好きな血湧き肉躍る魅惑の旋律、ストコフスキーの表現は西班牙のリズムしっかりと濃厚に表情たっぷり豊かなもの。躍動する「火祭りの踊り」が一番人気、ピアノ・ソロで演奏されることもありました。
序奏と情景(0:32)洞窟の中で(夜)(2:16)悩ましい愛の歌(1:35)亡霊(0:15)恐怖の踊り(2:00)魔法の輪(漁夫の物語)(2:29)真夜中(魔法)(0:32)火祭りの踊り(悪霊を払うための)(3:20)情景(2:18)きつね火の歌(1:52)パントマイム(1:32)愛の戯れの踊り(6:44)終曲ー暁の鐘(1:19)
Wagnerはありきたりな「前奏曲」と「愛の死」に非ず、濃厚な旋律を延々と集めて、たっぷり管弦楽再構成濃縮した興味深いものでした。(26:08)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

前夜も眠りは浅い自覚はあったけれど、まずまず眠れて爽やかな朝を迎えました。前夜の雨は上がって小春日和、気温は8度Cくらいでした。第2回HDDお釈迦事件を受けて(未だ諦めきっていないけれど)朝から熱心にめぼしい音源の再ダウンロードやファイル整理をしていたら、ストレッチの時間が足りなくなりました。短いエアロビクスはしっかり実施出来、そのまま市立体育館へ出掛けて往復ともビニール袋拾って、ゴミ拾いしっかりしたのも年末らしい気分のつもり。トレーニング・ルームはとっても空いておりました。自分がラスト有酸素運動エアロバイク15分最中(自分より)お姉さん常連二人登場、おしゃべりしながらトレッドミルをゆっくり使っておりました。そんなパターンが心身ともに一番よろしい鍛錬でしょう。
帰宅して洗濯実施。今朝の体重は65.9kg+150g、食事は抑制したつもりでも増傾向、でも65kg台を維持できてよかった。血圧は正常値目標より+10ほで変わりません。

個室サウナで火災に、若く将来ある御夫婦がお亡くなりになったとの残念な報道がありました。
ドアの取手が取れていたとか、非常用ボタンの電源が入れたことはないとか、これから調査は進むと思うけれど、おそらくサウナ・ブームに水を差すと予測します。とくに個室はもうアウトでしょう。事故要因の全容が明らかになって、安全規制も強化され、事態が沈静化するころには倒産や廃業が進んでいるかも。たしか小島瑠璃子さんの亡き夫が経営していた事業も倒産したし、サウナは過剰乱立状態に至ってブームも一段落、今回の事件は大きな影響を与えること必須。やはり日本はじわじわ不況が深化している・・・
ちなみに自分はさほど好きでもなくて、機会があれば・・・程度。お仕事現役時代最終盤、職場の若い連中は「サウナ大好き」と云っていたと記憶します。あれからわずか3年、時代の流れは速いものです。

Music and Arts CD-1232Shostakovich 交響曲第7番ハ長調「レニングラード」〜レオポルド・ストコフスキー/NBC交響楽団(1942年ライヴ)・・・トスカニーニによる亜米利加初演半年ほどあとの記録。音質は弦が薄くて木管が前面なバランス、ちょっと苦しいけど、当時の雰囲気をは理解できる歴史の証言でしょう。当時は亜米利加も露西亜ブームだったんでしょうか。政治的というか国威発揚が鼻に付いてわかりやすい作品だけど、さすがオーケストラは優秀、整ったアンサンブルに硬質なサウンドに鳴り切って、パワフルな厚みもたっぷり。
第1楽章「Allegretto(戦争)」小太鼓のリズムに乗せて例の勇壮に安易?な「戦争の主題」をしつこく繰り返す始まり。これが驚きの前向きに明るいわかりやすい表現。音質条件を忘れさせて、ノリノリに盛り上がってアツく、いつもの”ソヴィエット”風情に非ず、アメリカンな賑やかさに溢れて、大仰な表情も決まっておりました。ラスト辺り、ファゴットの詠嘆から弦のしみじみ雄弁な歌はおみごと。(28:11)
第2楽章「Moderato (poco allegretto)(回想)」虚無的な木管の旋律は妙に人懐こく、ここでも明晰にわかりやすい。緊張感漲る中間部は妙に軽量級に疾走します。そして魂が抜けたようにゆったりした部分が回帰しました。(10:49)
第3楽章「Adagio(祖国の大地)」アクセントは明快、テンション高く詠嘆にカッコよく始まる緩徐楽章。やがてムーディに雰囲気たっぷり、優しく歌って、中間部のテンポ・アップ緊張感の対比ももわかりやすい表現でした。力強い詠嘆が戻って終了。(17:58)
第4楽章「Allegro non troppo(勝利)」テンション高く緊張感も増して疾走するフィナーレ。ここも速いパッセージをみごとなアンサンブルに出来立ての作品演奏とは思えない・・・けど、この明るさ、軽快さに政治的意味は感じさせない。濃厚な表情への変化もみごなクライマックスを迎えて、それはスポーティに爽快なものでした。途中から音質云々は忘れ、第1楽章の「人間の主題」が輝かしく回帰しました。(15:45/拍手有)

SONY Rachmaninov 交響曲第2番ホ短調〜アレクサンドル・スラドコフスキー/タタールスタン国立交響楽団(2021年release)・・・Alexander Sladkovsky(1965-露西亜)はShostakovichやTchaikovskyの録音を意欲的に続けている方。Rachmaninovも交響曲を全部録音済らしい。この甘い、甘〜い旋律を誇る濃厚な作品は1908年初演、三管編成、ホルンの活躍も印象的に、ティンパニ、シンバル、大太鼓、小太鼓、グロッケンシュピール入り。SONY録音?らしいけれど、CD情報が探せません。今風にネット配信だけなのかも。音質のせいなのか、それともTatarstan National Symphony Orchestraの個性なのか、響きはいまいちジミ、華やかさを欠いて、あまり器用なオーケストラではない。スケールは大きく、ごつごつ骨太に粗野、田舎臭いサウンドはたっぷり低音も効いて重量級でした。
第1楽章「Largo - Allegro moderato」夜明け前の大地から目覚めるような、暗鬱に荘厳な始まり。魅惑の旋律は堂々とした風情だけど、洗練されず、沈静化して曇った響きも作品風情には似合っているかも知れません。反応の鈍いオーケストラを指揮者がムリムリ盛り上げていく風情が感じられて、ラストは勢いに乗りました。(19:26)
第2楽章「Allegro molto」颯爽とカッコ良く疾走するスケルツォ。ホルンが効いてますね。やがて甘く、憧憬に溢れた魅惑の旋律登場して、中間部はヒステリックな緊張感に姿を変えました。そして冒頭の疾走と憧憬の旋律が回帰しました。相変わらず響きは曇っているけれど、ここはなかなかの表情豊かでした。(9:53)
第3楽章「Adagio」ここはたっぷり激甘旋律に泣ける全曲中の白眉。じつに化粧っ気のない、ざらりとしたサウンドが辛口に響きました。(14:08)
第4楽章「Allegro vivace」炸裂する金管と打楽器、パワフルに躍動する元気いっぱいのリズム。サウンドは洗練されないけれど、重量級の勢いは充分。甘い憧憬の旋律はここにも顔を出して、骨太だけどオーケストラは爽快クリアには鳴ってはくださらない・・・けど、作品旋律は堪能いたしました。(11:56)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

な〜んもしていない日々だけど、粛々と2025年の終わりは接近しております。前夜は例の如し途中覚醒、TVerにてドラマ一本眺めて再就寝、結果ちょっと寝坊しました。ヘルシー朝食後、まず短い、軽いYouTubeエアロビクス済ませて、あとは音楽を聴きながらぼちぼちストレッチ。やや頭痛有、体調を整えるために、朝日をしっかり浴びることと+ウォーキング兼ねて業務スーパーへ。年末に向けてと云ったわけでもないけど、かなり買い物をして、圧力鍋に煮物を仕込んだけれど薄味過ぎて失敗作でした。帰宅すると女房殿は戻っておりました。あとは朝ちょうど切れたヨーグルトを仕込んだり、ぼんやり過ごしました。夕方より久々の雨模様へ。今朝の体重は65.75kg▲400g、今月初の65kg台ヘ、リバウンド要注意。
世界バレーは西田擁する大阪ブルテオンが、石川擁するペルージャに2-3惜敗、最終セットはジュースの連続21-23だったそう。でも、報道もほとんどされないし、YouTubeでハイライトも見られない?有料契約のみなのか、残念。

国内旅行が減っているのは(コロナ前2019年の65%とか) もちろんインバウンド・ブームによるホテル代の高騰、有名観光地では混雑してゆっくり愉しめない、そんな理由は想像が付きます・・・その根本は実質賃金が下がり、生活に余裕がないということでしょう。今思えば現在40歳の息子が小さかった頃、正月は必ず北海道に帰省していたし、バブルの頃はソウルとかグアム、ハワイに行ったのは夢のまた夢。信じられぬ贅沢な昔話でした。

その分析はあちこちネット記事に検索できるけれど、もうひとつ考えたこと。
比較的経済的にも時間にも余裕もあって、旅行意欲もある高齢世代(≒団塊の世代)がいよいよ弱ってきたんじゃないか、もう出掛ける体力が尽きているのかも、そんな想像をしてしまいました。なんせもう70歳代後半に入っておりますから。そこの人口が日本では一番多い。もちろん元気な方もたくさんいらっしゃるけれど、年齢による衰えは致し方ない・・・

HMV LPRossini 歌劇「セヴィリャの理髪師」序曲/歌劇「ウィリアム・テル」序曲/歌劇「ランスへの旅」序曲/歌劇「セミラーミデ」序曲(ウィーン・フィル/1960年)歌劇「絹のはしご」序曲/Berlioz 序曲「ローマの謝肉祭」/Mendelssohn 序曲「フィンガルの洞窟」/Wagner 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲(ロイヤル・フィル/1960年)〜マルコム・サージェント・・・英国ではたいへんな人気を誇ったらしいMalcolm Sargent(1895-1967英国)による序曲集。一部20年以上前にちょっぴり聴いた痕跡有。この間、第2回HDDお釈迦事件発生して貴重な音源を失って呆然、再入手できるものから順繰りにダウンロードを初めております。ま、大多数は「入手したけれどちゃん聴けていない宝の持ち腐れ」状態、サージェントのEMI音源は内容を再確認すると興味深いものばかり、「失うこと」をきっかけに思わぬ再発見に至ることは経験済です。
伊太利亜歌劇系は自分にとってもっとも疎遠なジャンル、拝聴機会が多いのはVerdiのレクイエムとかRossiniのスターバト・マーテルくらい。音楽を愛する人なら必須の歌劇序曲集も、ほとんど日常聴くこともない不遜なリスナーでした。おそらくは十数年ぶりの作品との再会。音質はまずまず。
ウィーン・フィルとはこの序曲集とSibeliusの小品の録音もあるから、きっとウィーン・フィルの定期演奏会に登場していたのでしょう。誰でも知っている愉快に明るく躍動する魅惑の旋律、しっとりとした弦、たっぷり厚みのある瑞々しい金管(「セミラーミデ」のホルンの深さよ!)落ち着いた風情、しっとりとノーブルなバランス演奏。伊太利亜系軽快な疾走と躍動とはちょっとテイストが違いました。ちょっと重い演奏だけど、なんと小粋に愉しい、ウキウキな作品でしょうか。ここまでがオリジナルLPの収録。(7:42-12:35-6:47-12:53)
以下、ビーチャム時代のロイヤル・フィル担当。HMV LPオリジナルLP「Famous Popular Overtures」にはSmetana 歌劇「売られた花嫁」序曲が入るようです。こちらなかなか軽快にキレのあるサウンド、指揮者の指示への反応、意思疎通はこちらのほうが上かも。音質はちょっと低音が弱く、時に響きは濁ります。「絹のはしご」は木管の刻みが軽妙にデリケート(6:48)華やかな躍動感たっぷりに軽快ノリノリな「ローマの謝肉祭」(9:34)「フィンガルの洞窟」は寄せて返す岩礁への波の情景にメリハリと軽快さたっぷり。最終盤のアツいテンポ・アップも決まっております。(9:14)ラストはサージェントに珍しいWagner「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。思わぬ堂々としたスケールに落ち着いて、厚みのある金管も文句なし。(9:49)

Odyssey/LPBrahms ドイツ・レクイエム〜ブルーノ・ワルター/ニューヨーク・フィル/ウェストミンスター合唱団/イルムガルト・ゼーフリート(s)/ジョージ・ロンドン(b)(1954年)・・・ここ最近フルトヴェングラーを契機に、Ein deutsches Requiemに目覚めて、いろいろ続けて聴いております。これは第2回HDD死に掛け事件にBruno Walter(1876-1962独逸)全Columbia音源拝聴不可能に至って、ぼちぼちネットより再入手している中で再発見したもの。一連のニューヨーク・フィルとのモノラル録音には佳きイメージを持っていなかったけれど、まず奥行きのある瑞々しい音質に驚きました。この音源はネットに情報を求めるとなかなか出てこない、ウィーン・フィルとかニューヨーク・フィルのライヴばかり出現して、こちらセッション録音だって忘れ去られるにはもったいない立派な演奏でした。
合唱声楽ソロとも絶好調、George London(1920-1985亜米利加)と云えばボリス・ゴドゥノフの渋く重厚なイメージ、Irmgard Seefried(1919-1988独逸)もMozartやR.Straussのオペラに活躍するしっとり落ち着いた声、ウェストミンスター合唱団にも文句なし。荘厳な感動が押し寄せて、ラスト迄一気呵成に集中できました。
第1曲「Selig sind, die da Leid tragen(幸いなるかな、悲しみを抱くものは)」(8:55)
第2曲「Denn alles Fleisch es ist wie Gras(肉はみな、草のごとく)」(9:46)
第3曲「Herr, lehre doch mich(主よ、知らしめたまえ)」(4:52)
第4曲「Wie lieblich sind deine Wohnungen(いかに愛すべきかな、汝のいますところは、万軍の主よ)」(6:42)
第5曲「Ihr habt nun Traurigkeit (汝らも今は憂いあり)」(10:08)
第6曲「Denn wir haben hie keine bleibende Statt (われらここには、とこしえの地なくして)」(9:36)
第7曲「Selig sind die Toten(幸いなるかな、死人のうち、主にありて死ぬるものは)」(12:25)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

昨日は佳き天気。朝一番ゴミ出しに外に出たのは1日半ぶり、寒いですね。いつものストレッチと一日サボった短いYouTube体操も復活いたしました。そして往復4kmの市立体育館を目指して、トレーニングルームは常連メンバーのみに空いて、珍しくハードなバーベルメンバーは誰もいない。三箇所あるバーベルエリアが溢れると、筋トレマシンに移動して長時間独占されるのが困る。余裕でいつものゆる筋トレ消化できました。帰宅してフロの残り湯汲み出して洗濯も完了。体調が維持できればフツウに日常の生活が送れるシアワセ、なんとかこのまま平穏に2025年残りを過ごしたいもの。今朝の体重は66.15kg▲650g、昼いかにも血糖値を上げそうなパスタをたっぷり食ったわりには減りました。
北海道の停電はその後復旧したのでしょうか。公共交通機関が止まったり、スーパーに商品が入らなかったり、いろいろご不便な情報は断片的に伝わっております。

人気の芸能人が「ドッキリ番組」で大きな怪我を負ったそう。ちょっと前にも類似の話題はあったようで、治療費や休業補償はどうなるんでしょうか。もう「ドッキリ」企画は時代遅れ、不快でしかないという声もあるようで、自分は以前から好きじゃないのでほとんど見たことはありません。
それを前提に、おそらく番組制作はますます窮屈になる→オモロくなくなる流れかなと。ま、既にかなりオモロくないけれど。
前橋市の小川晶・前市長再出馬の意向だそう。どうも兵庫県知事以来のパターンを夢見る人が多いようです。

「クラシックおっかけ日記」によるとDaniele Gatti(1961-伊太利亜)がドレスデンの演奏会を病でキャンセル。その前にRiccardo Chailly(1953-伊太利亜)がスカラ座の「ムツェンスク郡のマクベス夫人 」公演途中心臓の不調で途中降板、自分のイメージでは若手?みたいな指揮者も病を抱えるようになったのですね。Adam Fischer(1949-洪牙利)はもうちょっと上の世代だけれど、怪我で療養中なんだそう。ガッティの代役が発表されてマリー・ジャコー 、見知らぬ名前が増えていって東洋の片隅の音楽愛好家(=ワシ)は、ますます過去の思い出に生きるようになってきました。

再びのHDDお釈迦事件発生中。以下、クレンペラーの浪漫的交響曲を集めたファイルもそこに入っておりました。もう二度と聴けないかも知れない。(その後、これは無傷で救出出来)
EMI LPBerlioz 幻想交響曲〜オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団(1963年)・・・1830年初演の革新的作品、当時から第4楽章「断頭台への行進」が大人気、巴里の聴衆は元気のよろしいメリハリある爆発が大好きなのですね。名曲に間違いないけれど、特別にお気に入り作品に非ず。あまりに世間に録音は多く、ネットに見掛けたらいちおう手に入れておくから、かなりの量貯まっております。
作品個性に縁の薄そうなOtto Klemperer(1885-1973独逸)を聴いたのは偶然、同じキングズウェイ・ホールでの収録なのに、英DECCAの臨場感とは随分異なるけれど・・・まずまず悪くない音質でしょう。噛み締めるように遅いテンポ、クールな風情に重い足取り、明晰なアクセントはとても気に入りました。対向配置採用。
第1楽章「夢、情熱」提示部繰り返し有は希望通り。じっくり神妙な足取りにメリハリしっかり、ていねいなアンサンブルに常に金管の爆発も一歩引いて、堂々たる風格、安易に走り出さない。(16:18)
第2楽章「舞踏会」不気味な低弦とハープの始まりから、色彩豊かなコルネットも入って、優雅な舞踏会風景へ。ここは意外とデリケートにスウィングするワルツを刻んで優雅・・・だけどちょっと乾いた印象はあります。「イデー・フィクス」のフルートとオーボエも美しい。(6:42)
第3楽章「野の風景」この楽章は初めて(中学生時代)聴いた時にはなんかつまらんかった記憶が・・・いまなら木管の対話、さわさわとした弦、遠雷の情景が素晴らしくリアルに感じて、延々と続く静謐を堪能できます。途中の情感の高まり、テンポ・アップもムリなく、クレンペラーの演奏はここが一番好き。(18:10)
第4楽章「断頭台への行進」テンポ遅く、不気味に抑制した始まり、ファゴットの動きはリアル、一歩引いて走らず、クールな金管の響きもキレがよろしく余裕、もちろん繰り返し有。ユーザーレビューにこの楽章と最終楽章への不満が散見されたけれど、おそらくは熱狂的な興奮と爆発を求めたのでしょう。(5:07)
第5楽章「魔女の夜宴の夢」グロテスクに変容した憧れの人「イデー・フィクス」との対比、金管の炸裂も充分な迫力と勢いを感じさせて噛み締めるように、熱狂的ではない。鐘の響きは朗々として、ファゴットとオフィクレイドによる「怒りの日」も際立つ存在感。この辺りを聴くと意外と良い音かなとも思う。重量級アクセントに金管の鳴りも充分、慌てぬ歩みに重心の低い圧巻貫禄のフィナーレを迎えました。安易なアッチェレランドも存在しません。(10:57)

HUNGAROTON SLPX11841Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜小林健一郎/ブダペスト・フィル(1975年)・・・幾度も録音している、小林研一郎さん(1940年ー)35歳、最初の録音。CDにはなっていないと思われます。今回拝聴のLP復刻の音質はいまいち細部明瞭ではない・・・それは、もともとの水準なのか、復刻問題なのか不明(針音も有)。例の如し何年版とか詳細な違いは理解できておりません。激しいバーバリズムにフクザツなリズムと、近代管弦楽団の華やかな粋を集めた20世紀の古典。
第1部「大地の礼賛」冒頭いかにも苦しそうな、あまり流麗ではないファゴット、これが「春の祭典」本来の姿なのでしょう。想像通り前のめりにアツい勢いたっぷり、オーケストラの技量はあまり器用ではない素朴、まるでライヴのような乱れもありました。熱気を孕んだ勢いにオーケストラを煽って叱咤激励。細部曖昧にせず、じっくり腰を据えて打楽器のアクセントなどなかなかの説得力でした。(16:20)
第2部「生贄の儀式」神妙に神秘の始まりから、なんとなく微妙にピッチがおかしいような?ホルンも自信なさげ、これもLP再生の加減でしょうか。やがて激しい大太鼓と金管の爆発がやってきて、ここも指揮者の叱咤激励が眼前に浮かぶほどの激しい追い込み。後半に向けて高まる緊張感・・・オーケストラには非力を感じさせつつ、賑やかに激しくラストを迎えました。(18:10)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

天気は良いけれど、寒いですね。今度は能登半島中心にM4.9の地震、津波はなかったようだけど、被害は出たのでしょうか。大雪から北海道オホーツク海沿岸?根室管内?最大三万六千戸に停電との報道、あちらの寒さは想像を絶しますよ。生命の危険を感じさせる大事件、お年寄りも乳児もいらっしゃいます。人命被害はないのか、心配です。復旧工事を担当する電力会社も悲惨でしょう。

週末は義弟宅に過ごす婆さん(95歳)は熱を出したとのこと、昨日月曜朝一番早く、女房殿は病院に連れていきました。ちょっと風邪でも高齢者にとって油断大敵。デイ・サービスにも行けないでしょう。自分は相変わらず眠り浅く早朝覚醒、鼻詰まり痰の絡みは気になって、身体中怠いけれど熱はありません。ストレッチは入念に実施しました。肩が微妙に凝って、相変わらず食欲は落ちないけれど、外出はやめてじっとコタツに隠りました。体調快復とダイエットの両立が難しい。幸いその後発熱もなく、服薬のお世話にもならず、夕方くらいには体調は落ち着きました。加湿器はもちろん冬に必須、蒸気吸入も使っております。今朝の体重は66.8kg+150g。

独逸在住二十数年のお付き合いになる日本人の方より久々メール有。Carl Schuricht(1880-1967独逸)のScribendumボックスに収録される、ウィンナ・ワルツの1曲が違うのではないか?そんな質問もそれは現在不調なHDDに収録、閲覧はできるけれど再生ができません・・・確認不可。これは困ったなぁ。安物を狙っていることもあるけれど、HDDは当たり外れ、けっこう寿命が短い。これはニ度目の経験でした。今月聴いてコメントしている音楽のうち、偶然かなりの比率がそのHDDより再生しておりました。貴重な音源は多数集めているけれど、所詮「イメルダの三千足の靴」みたいなもの、人間に足は二つしかない。音楽を聴いて集中する時間は限られております。自分の人生が終える迄に全部は聴けないでしょう。ある日「嗚呼、あれがない!」ガッカリするのやろな。既に思い当たるものかなり・・・

奥様を先に亡くされたぺこりーのさんは自分と同世代。愛犬と暮らし、精力的に呑み歩き、遊び、故障続きの中古プジョーに乗って、料理も美しく上手。そしてYouTubeを撮影し、編集・・・羨ましくその意欲に学びたいところ。紙パンツも愛用されていることは伺っていて、今回前立腺がんとの診断 ・・・衝撃を受けました。自分は未だ、偶然それなり健康生活を維持しているけれど、他人ごとじゃないっすよ。身につまされます。明日は我が身。
まだ、治療方針は決めていないそう。誰でも迷いながら生きている、そう語っていらっしゃいました。「今夜も酒が美味いぜ」と締め括っていらっしゃったけれど、抗癌剤など治療が始まったら、そうもいかんやろなぁ、なんか気分は落ち込みました。

Arte Nova Classics 74321 87071 2R.Strauss 交響詩「ドン・ファン」/交響詩「ティル・オイレンシュピーゲル」/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」〜デイヴィッド・ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(2001年)・・・David Zinman(1936-亜米利加)は未だご存命ですか?トーンハレ管弦楽団の音楽監督在任は1995-2004年、その演奏には賛否はあったけれど廉価盤愛好家であった自分には彼(か)の爽やかに軽快な演奏はお気に入りでした。そういえば久しく聴いていなったような気がする。音質はクリアに、解像度は高いもの。
「ドン・ファン」は元気一杯だけれど、すっきりとした響きに期待のホルンはずいぶんと軽量に、スリムに響きます。豪快濃密な浪漫を期待される方には物足りないかも。(16:56)
「ティル・オイレンシュピーゲル」もさらさらと屈託のない、ユーモラスに弾むような歯切れよろしく、軽妙な勢いにリズムは重くない。オーケストラの技量、アンサンブルに優れたクール・サウンド、流れもよろしいもの。(14:12)
巨大なスケールを誇って雄弁な「ツァラトゥストラ」はテンポは中庸、詳細インデックス分けがないのは残念。冒頭低音オルガン、細みに響く金管、ティンパニの分離はクリアでした。ものものしい大きさを強調しないクリアな表現、静謐神妙な部分のデリケートな味付け、湧き上がる憧憬の念はすっきりとした表現に力みなく重くなく、響きに濁りもありません。この作品も圧倒的なパワーや詠嘆の表現に押し切ることはありがちだけれど、ストレートなスウィングに高揚して、ノリノリな演奏。ラスト「Nachtwandlerlied(夜のさすらい人の歌)」は名残惜しく消えていきました。(34:39)

ETERNA 826 052Bach ゴールトベルク変奏曲 BWV988〜ハンス・ピシュナー(cem)(1968年)・・・My favorite作品第1-2位を争う最好きな名曲中の名曲。重鎮Hans Pischner(1914-2016独逸)による、最近まず経験できない特異に濃厚な音色、強音はちょいと喧しいほどに雄弁に鳴り響くNeupert製チェンバロ演奏。各変奏曲ごとに変遷する音色とタッチ、繰り返しはなし。遅いテンポに楷書の表現、朗々と重厚、巨大、謹厳実直(頑迷?)なスタイルに肩が凝ります。それでもBachはBach、とは云うけれど半世紀を経てバロック演奏のスタイルは思いっきり変わりました。なんか凄いものを聴いてしまったような、恐ろしい気分に至りました。正直全部聴き通すのはつらいもの。(2:01-1:10-1:11-2:06-0:35-0:53-1:47-1:18-1:08-1:38-1:00-0:56-2:28-3:03-1:13-2:41-1:57-1:06-0:44-0:51-1:12-1:46-0:50-1:13-2:20-4:20-1:13-0:59-1:25-1:15-1:15-2:11)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

新しい一週間のサイクルが始まって、2025年もあと半月ほど。昨日日曜は「大東第九を歌う会」演奏会・・・だったけれど、どうにも体調が重いのと、第4楽章のみ演奏というのもちょっと苦しい(1-3楽章がお気に入り)。前半のアマチュア歌い手にも興味はあったけれど、ご遠慮いたしました。なんかとっても申し訳ない。昼食を摂ったら微妙に腹痛があって、鋼鉄の胃袋を誇る自分としては珍しいこと、風邪の症状かも?コタツにちょっぴり居眠りしたら寒気と肩こり少々、要注意。
ここのところずっと眠りが浅かったり、途中覚醒が続いて、それでも朝一番にストレッチ、朝食後の短いYouTube体操済ませて市立体育館へ。雨はほとんど上がっていたけれど、地面は濡れてどんより薄ら寒くて気分は塞ぎます。日曜のトレーニングルームは空いていて、筋トレマシンは狙い通り、順繰り消化できました。(マスク着用必須)血圧は正常値より10-15くらいずっと高いまま、帰りスーパーに寄って足りない食材を補充いたしました。昼からは料理など少々、体調を整えるべくじっとコタツに隠っておりました。今朝の体重は66.65kg▲350g、高め安定中。

伊東市長選は43歳の新人・元市議の杉本憲也氏(国民民主党推薦)当選。元市長小野達也氏(自民党推薦)お騒がせ前市長・田久保真紀氏も及ばず、ながいながい「田久保劇場」混乱は収束しました。票が割れて誰も法定得票数に達しないかも、といった事前予測は外れました。市議選市長選計壱億圓の要らん経費を掛けて、大切なのは”祭りの後”=これから日常の市政運営でしょう。でも伊東市は世間から忘れられ、マスコミの話題から消えるんやろなぁ、きっと。投票率は60%を超えたのは立派。

カーリングでミラノ五輪を決めた「フォルティウス」。北海道雨竜郡妹背牛町では街を上げての応援、祝福ムードとのこと。北海道出身の自分でも初めて名前を伺う人口2,500人の町とか、立派な妹背牛町カーリングホールという施設があって「フォルティウス」の合宿場所となっていたそう。パブリックビューングには30人が応援!って全町民の1.2%。北海道の中央、札幌からはクルマで3時間で到着できるのでしょうか。きっと雪深く、とっても寒いところ。宿泊所とか食事とか買い物するところはあるのでしょうか。こちら大阪府には雪の気配もなく、遠く見知らぬ街に思いを馳せたものです。北国は大雪とのこと、空港トラブル、クルマやトラックは立ち往生や事故が発生しているそう。

Signum SIGCD254Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜チャールズ・マッケラス/エイジ・オヴ・エンライトゥンメント管弦楽団/ザ・ニュー・カンパニー室内合唱団/アマンダ・ロークロフト(s)/フィオナ・ジェーンズ(a)/ジョン・マーク・エインズリー(t)/ニール・デイヴィス(b)(1994年ライヴ)・・・Charles Mackerras(1925-2010濠太剌利)による、リヴァプール・フィル(1991年)フィルハーモニア管弦楽団(2006年)との間に位置する別録音。これは古楽器による演奏でした。年末はこれですよ。やや茫洋として鮮明さを欠いて濁り気味だけれど、雰囲気はたっぷりの音質。これは現代に於ける「第九」のあり方を示して、いささか聴き馴染み過ぎた作品はリズム感にキレがあって新鮮な手応えがありました。
第1楽章「Allegro ma non troppo, un poco maestoso」テンポは適正、素朴に過ぎず古楽器の線の細さ、弱さを感じさせぬ、しっかりとしたパワーと熱気、緊張を感じさせるパワフルな始まり。(14:13)
第2楽章「Molto vivace」ここも力強くスウィングして、ヴィヴィッドなリズムを刻むスケルツォ。繰り返し有。管の粗野な響き、ノリノリの勢いにアクセントしっかり、ティンパニのやけくそ気味の乱打がはド迫力。(13:27)
第3楽章「Adagio molto e cantabile - Andante moderato」優雅な変奏曲は快速にスッキリ、弾むようにパワフルなリズムに流れよろしく、落ち着かぬ風情ではない。ここはホルンの大活躍に注目、意外と存在感は控えめに無骨、かつ不器用な音色が古楽器の魅力ですよ。ノン・ヴィヴラートの弦もさっぱりとした木管にも優雅な味わいがありました。(13:17)
第4楽章「Finale: Presto - Allegro assai」爆発的な勢いの始まり。「喜びの歌」旋律にフルトヴェングラーの陶酔を思い出せば、こちら淡々として率直なテイストにリズムとアクセントしっかりした速めのテンポ、ストレートな勢いと高揚を感じさせるもの。器楽より声楽前面に焦点を当てて、ソロも合唱も歯切れよく、迫力と熱気、厚みは充分。
「alla polacca」の剽軽なリズムから熱気を孕んだ高揚、そして器楽のテンポ・アップ、緊張感も素晴らしい。器楽は当時流行っていたトルコ軍隊の賑やかな風情を感じさせ、「喜びの歌」は叩きつけるようにアクセントしっかり、これほど素晴らしい歌は滅多に聴けぬもの。ノリノリの勢いにクライマックスに突入いたしました。(22:43/熱狂的な拍手入)

BIS1411Bach カンタータ 第210番「おお佳き日、待ち望んだ時(結婚カンタータ)」/カンタータ第211番「おしゃべりはやめて、お静かに(コーヒーカンタータ)」〜鈴木雅明(cem)/バッハ・コレギウム・ジャパン/キャロライン・サンプソン(s)/櫻田亮(t)/シュテファン・シュレッケンバッハ(b)(2003年)・・・日本が世界に誇るBCJのBach演奏。これは世俗カンタータだけど、教会カンタータも含め古楽器による全曲録音の偉業を成し遂げて〜って、いったいこの名曲の数々をいつになったら全部、心安らかに愉しめるようになるのか・・・世俗カンタータはその親しみやすさ、ユーモラスな風情に若い頃からけっこう馴染んできたつもり。
音質は極上(彩の国さいたま芸術劇場ホール)ここでも端正に清潔な声楽、練り上げられた音色に正確な器楽アンサンブル、軽快なリズム。ヴァイオリン(若松夏美)オーボエ(三宮正満)チェロ(鈴木秀美)フルート(前田りり子)の洗練さた古楽器の滋味深い音色に痺れて・・・ド・シロウトの不遜なカンチガイと思うけれど、まるで日本食の上品な薄味を連想させて、息を潜めて床しいほどにデリケート。BWV210はちょっと哀しいほどに透明、抑制が効いてクール。BWV211のユーモラスなやり取りも大人し過ぎ。歌い手も極上の完成度なのに、なにかが足りない。
BWV210(ソプラノ)
Recitative: O holder Tag, erwunschte Zeit(1:08) Aria: Spielet, ihr beseelten Lieder(7:04) Recitative: Doch, haltet ein, ihr muntern Saiten(1:05) Aria: Ruhet hie, matte Tone(8:13) Recitative: So glaubt man denn, dass die Musik verfuhre(1:57) Aria: Schweigt, ihr Floten, schweigt, ihr Tone(4:48) Recitative: Was Luft? Was Grab? (1:34) Aria: Groser Gonner, dein Vergnugen(2:48) Recitative: Hochteurer Mann, so fahre ferner fort(1:42) Aria: Seid begluckt, edle beide(541)
BWV211(t/s/b/Chorus)
Recitative: Schweigt stille, plaudert nicht(t/0:39) Aria: Hat man nicht mit seinen Kindern(b/2:57) Recitative: Du boses Kind, du loses Madchen(b/s/0:42) Aria: Ei, wie schmeckt der Coffee susse(s/4:45) Recitative: Wenn du mir nicht den Coffee lasst(b/s/1:08) Aria: Madchen, die von harten Sinnen(b/2:58) Recitative: Nun folge, was dein Vater spricht!(b/s/0:52) Aria: Heute noch, lieber Vater, tut es doch!(s/6:30) Recitative: Nun geht und sucht der alte Schlendrian(t/0:47) Die Katze lasst das Mausen nicht(Chorus/4:56)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

週末から天気は崩れる〜はずが、昨日は未だ雨は降らず、今朝はせっかくの日曜なのに小雨模様。ちょっと調味料など不足気味だったけれど、昨日はどこにも出掛けず、暖かいコタツに引き隠りました。女房殿が家中しっかり掃除してくれました。前夜左脚が攣って途中覚醒して、身体を動かしたのはストレッチと10分ほどYouTube体操のみ。昼夜しっかり喰って、途中菓子も喫して身体を動かさなかったら今朝の体重は67.0kg+350g!わずか2日で1kg近く増えました。最悪。

中国・ロシア両軍の爆撃機が東京方面へ向かう「異例のルート」を共同飛行
中国空母「遼寧」艦隊は大東諸島の周辺海域を一周して本国に帰投

要らんことしよって・・・そんなことすればするほど高市支持派は強固になっていくのに、もうちょっと物価高対策や、生活を改善する政治に集中させてくれよ・・・中露は外敵の存在を煽って、国内の不安や不満をそちらに逸らそうとしているのでしょう。困った考えですよ。一番の迷惑は日本を愛する良心的な在留中国人や露西亜人でしょう。

渋谷区では2026年6月よりポイ捨てに罰金とか。その善し悪しは論議していただくとして「ゴミの少ない美しい日本」は自然とそこにあるわけでもなく、努力して維持するもの。油断すれば、悪質な外来植物や外来魚、生物昆虫みたいに、あっという間にゴミや落書きが広がりますよ。トイレだって汚くなるかも。歴史的建造物/国宝の壁に落書きするのも、そんな流れなんやろなぁ、日本人も伊太利亜だっけ?落書きしたことがありましたっけ。この間の流れで迷惑な中国人観光客はしばらくやってこないでしょう。日本人の観光旅行が減っているのはリアルに生活に余裕がないから。
議員定数削減は今国会では立ち消えになったようだけど、維新はブチギレているそう。

MercuryRespighi 交響詩「ローマの噴水」/交響詩「ローマの松」〜アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1960年)・・・Dorati Antal(1906ー1988洪牙利→亜米利加)によるRespighiは「リュートのための古風な舞曲とアリア」と「鳥」「ブラジルの印象」の記憶も鮮明、肝心の三部作は2017年にちょろ聴きの記録・・・あれ?「祭り」がない・・・それは「教会のステンドグラス」と並んで1954年モノラル録音だったのですね。1960年前後のMercury録音を聴く度、それから半世紀以上経って録音技術について、その進歩を疑ってしまう・・・アナログ録音だから原本テープの劣化はもちろんあるけれど、21世紀に現役音質水準。その基本思想や姿勢、テクニックをもっと継承できなかったのか、そんな残念な気持ちに至ります。オーケストラ・ビルダーとして著名だったDorati Antal(1906ー1988洪牙利→亜米利加)はミネアポリス交響楽団のシェフとして1945-1960年在任。
交響詩「ローマの噴水」は三部作の第1作、1917年初演は評判いまいち、1918年トスカニーニの再演が盤石の評価を得たのだそう。fi-1/picc-1だから比較的編成は小さめ、但しティンパニのほか、シンバル、トライアングル、グロッケンシュピール、ピアノ、チェレスタ、ハープ、さらにオルガンも任意で登場する華やかなオーケストレーションでした。緻密なアンサンブル、色彩豊かなオーケストラの響きにデリケートな仕上げでした。
早朝の薄暗い静かな空気をデリケートに、弦と木管の優しい旋律にに表現する「夜明けのジュリアの谷の噴水」(4:10)
「朝のトリトンの噴水」ホルンと弦の絶叫は夜明けの強烈な日差し、繊細な木管はその光を反射する水の輝き。ホルンは神々や女神たちのほら貝なんだそう。(2:12)
「真昼のトレヴィの噴水」もりもりと力漲(みなぎ)る金管の絶叫は晴れやかな疾走。(3:40)
「黄昏のメディチ荘の噴水」やがて黄昏に沈静化して、ちょっと寂しい心情が表現されて、消えていく・・・名曲。(5:28)
一番人気の「ローマの松」初演は1924年。三管編成、舞台裏バンダのトランペット、ブッキナ(古代ローマ兵士が使用とのこと)も登場、打楽器は9種、チェレスタ、ピアノ、オルガン、ナイチンゲールの鳥の声も登場する大掛かりなもの。当時のミネアポリス交響楽団の力量全面発揮、クリアなど迫力を堪能できました。
金管も華やかに輝かしい陽光に照らされ、こどもたちが遊ぶ描写が闊達に表現される「ボルゲーゼ荘の松」(2:43)
静謐に響く悲嘆の聖歌は、トランペット(ですか?)の抑制された歌に引き継がれ、やがて弦の荘厳な旋律の繰り返しに高揚する「カタコンバ付近の松」(5:34)
「ジャニコロの松」月夜に妖しく浮かび上がる松の幻想的な姿は静謐。ラストにはナイチンゲールの啼き声も(初演はレコードだったそう)(5:37)
「アッピア街道の松」古代ローマ執政官の軍隊がサクラ街道を前進する堂々たる幻影、それは遠方よりじょじょにその足音を強めて接近します。金管の圧倒的な爆発に+バンダも参入(実演では客席上方に陣取って立体的なものも経験)打楽器やピアノも全力爆発、壮麗なるクライマックスを迎えました。(5:25)

ERATO LPBach ミサ曲 ロ短調 BWV232〜フリッツ・ヴェルナー/ハイルブロン・シュッツ合唱団/ハイルブロン=ヴュルテンベルク室内管弦楽団/インゲボルグ・ライヒョエルト(s)/エリザベート・フェルナー(s)/レナート・ギュンター(a)/ヘルムート・クレプス(t) /フランツ・ケルチュ(b)(1958年)・・・モノラル録音だけど、音質に不満はありません。これは廉価盤LP時代、最初に入手して作品に出会った演奏。今回は前半キリエ (Kyrie)〜グロリア (Gloria)迄拝聴。
ソロにラインハルト・バルヒェット(v)、管にマクサンス・ラリュー(fl)/ピエール・ピエルロ(ob)/ジャック・シャンボン(oboe d'amore)/ワルター・グライッスル(tp)(←この方は存じあげない)など仏蘭西系名手を揃えて、水際だった明るい音色を聴かせておりました。輝かしく軽快なトランペット、フルートの色気も最高。それはFritz Werner(1898-1977独逸)が独逸の巴里占領時代、音楽家を養護した信頼関係から、そんな逸話を伺ったことがありました(裏取り不明)
信頼する山岸さんによると残念「ヴェルナーのバッハ宗教音楽全録音中もっともできの良くない」そう。ド・シロウト(=ワシ)の耳には優しく、美しく、穏健な響きに不満を覚えないのは、これが作品との出会い、刷り込みだからでしょう。ジョシュア・リフキンのクリアに軽快なOVPP(One voice per part)に痺れて以来、それが自分の基準だけれど、強面に大仰な表情や表現に非ず、マイルドに豊かに響き合う壮麗な合唱も快いものです。ロ短調のミサ曲なのに、前向きに力強く、後半に向かうほどむしろ明るい喜びに充ちた作品を堪能できました。フランツ・ケルチュ(b)はちょっぴり雄弁に過ぎ、レナート・ギュンター(a)のウェットな表情にも時代を感じさせるけれど、ほとんど違和感はありません。(蛇足/恥ずかしい話だけれど数日後、比較的新しい古楽器のライヴを聴いたら・・・その清潔なリズムとアクセントが躍動して、古楽器の粗野な音色、そしてクリアな音質に驚いてしまいました)
キリエ
合唱「主よ、憐れみたまえ」(12:43)二重唱 (s/s)「キリストよ、憐れみたまえ」(5:27)合唱「主よ、憐れみたまえ」(3:42)
グローリア
合唱 「いと高きところには神に栄光あらんことを」(2:03)「地には善意の人びとに平和あれ」(5:58)アリア (s) 「われら主をほめ」(4:59)合唱 「主のおおいなる栄光のゆえにわれら主に感謝したてまつる」(v)(3:31)二重唱 (s/t)「主なる神、天の王」(6:21) 合唱「世の罪を除きたもう者よ」(fl)(4:07)アリア(a)「父の右に坐したもう者よ」(oboe d'amore)(4:50)アリア(b)「そはひとり汝のみ聖」(hr/Corno da caccia)(5:34)合唱「聖霊とともに」(4:23)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

変わらぬ寒い日々が粛々と過ぎております。全国各地カラカラの天気に火事が続いているそうですね。例年以上に雨は少なく、中期予報ではかなり暖かい日が続くとのこと。青森沖にて余震発生、そして津波注意報発令。被害状況はいかがでしょうか。NTTのタワーが倒れそうだ〜そんな報道は既に伺っておりました。
今年の漢字は「熊」とのこと。流行語大賞みたいに政治忖度な「働」にならんでよかった。第2位は「米」だったそう。

いつも通りの早朝覚醒、朝食後にまず軽いYouTubeエアロビクス先行、ストレッチ済ませて・・・意を決して市立体育館を目指しました。平日なので馴染みの常連メンバーに空いて、順繰りいつものマシントレーニングを消化できました。前回同様、いつものユルい負荷なのに妙に筋肉に負担を感じます。

早めの昼食をしっかり摂っていたら、平日介護生活終えて女房殿ご帰還、入れ替わりに市立体育館へ。戻ってきたら居酒屋に行きたいと曰う。コミュニティバスを待って、いつものJR北新地梅田駅前ビルに出掛けて(しっかりマスク着用)自分の下着靴下など購入してから(安い店がある)ビール一杯+種々居酒屋メニュー喰い過ぎてダイエット努力は台なし。挙げ句、深夜、左膝裏辺り痙攣して激痛に目覚めました。水分の摂り方が足らんかった模様、もう年内は酒は止めにしましょう。今朝の体重は66.65kg+400g。

毎日拝見する同世代のブログに「作成するのに実は1日3ー4時間費やしている 」だから簡易化するとあって、驚きました。自分はおそらく毎日の更新執筆は十数分、細かい修正(誤字脱字)はそのあと都度しております。内容がエエ加減というのが基本だけど、ネタは事前に貯めてあって、そこに代わり映えせぬ、特別事件など発生しない平凡な日々のことを加えるのみ。

時間を掛けているのは〜それこそ1日3〜4時間費やしているのは、音楽を聴くこと。できるだけ聴き流さず、都度メモを取っております。そして「音楽日誌」に上梓する前に更に聴いてさらに補筆集成。幾度も書いたけれど、アクセス数など一切不明、ほぼそれを気にしたこともない、完全なる自己満足、自分のための生活のリズムになっております。それでも稀にメールがぼちぼち届いて、時に海外からの英語の情報提供もあります。きっと英訳しても、もともとアヤしい日本語だから、ほんまに通じているかどうかは定かではありません。

NAXOS 8.553564 Elgar 変奏曲「エニグマ」/序曲「南国にて」/戴冠式行進曲〜ジョージ・ハースト/ボーンマス交響楽団(1995年)・・・George Hurst (1926-2012英国)による名曲は3年ほど前に拝聴記録はあって、あまり佳き印象を得られませんでした。今回はオーケストラのサウンドに少々色気は不足気味だけど(録音の印象かも)立派な統率に憂愁な変奏曲をしっかり描き分けて、フィナーレへの高揚もみごとに決まる〜そう受け止めました。
「Enigma」は息も絶え絶えの主題提示(1:27)憂鬱な第1変奏「C.A.E.」(1:43)不安に落ち着かない第2変奏 「H.D.S-P」(0:45)牧歌的な第3変奏「R.B.T.」(1:22)激しく叩きつけるような第4変奏「W.M.B.」(0:32)哀しみに耽る第5変奏「R.P.A.」(1:57)優しく落ち着いた第6変奏 「イソベル」(1:15)ティンパニの躍動に疾走してカッコ良い第7変奏「トロイト」(1:00)第8変奏「W.N.」は淡々とした風情に(1:53)
期待の第9変奏「ニムロッド」はみじみ黄昏れてしっとり、ここがこの変奏曲の白眉(3:28)そっと優しく呟くように可憐な第10変奏「ドラベッラ - 間奏曲」(2:36)カッコよく金管が疾走する第11変奏「G.R.S.」(1:02)詠嘆のチェロ・ソロから切なさ広がる第12変奏「B.G.N.」(2:38)第13変奏 「*** - ロマンス」は、ほっとするような落ち着きからの高揚(2:31)第14変奏「E.D.U. - フィナーレ」は抑えていた情熱が爆発、喜びが爆発して感極まりました。(4:31)
伊太利亜への憧れを表現した序曲「南国にて」はパワフルにスケール大きく(21:01)「戴冠式行進曲」は冒頭ティンパニから辺りを睥睨するような風情に立派な歩み、けっこう重量級の作品でした。(9:06)

Concert Hall SMS 2585Bach クリスマス・オラトリオ BWV248〜ハンス・スワロフスキー/オーストリア交響楽団(ウィーン交響楽団?)/ウィーン室内合唱団(ハンス・ギレスベルガー)/ヒザー・ハーパー(s)/ルート・ヘッセ(a)/トーマス・ペイジ(t)/キート・エンゲン(b)/ヘルベルト・タヘツィ(or)(1968年release)・・・前回途中まで拝聴した分、いちおう最後までぜんぶ聴いたよ、アリバイ掲載。悪名高きConcert Hallレーベル録音中、出色の音質。LP板起こしと類推されるけれど、響きに濁りもなくバランスよろしい解像度でした。劇的浪漫な大仰濃厚に非ず、もちろん最近の古楽器系リズムの強調でもない、力みなく清楚に穏健マイルドな表現。声楽や器楽に名人を揃えて、無神論者である粗忽な聴手を敬虔な気分に誘(いざな)いました。専門筋の評価はわかならないけれど、作品の美しさはしみじみ受け止めました。CDだったら2枚分、三日掛けて全曲聴き通して達成感有。これが引退生活の醍醐味ですよ。
第4部 新年用 (1月1日)
合唱「ひれ伏せ、感謝もて、讃美もて」(5:27)レチタティーヴォ「八日みちて」(0:37)レチタティーヴォとアリオーソ「インマヌエル、おお、甘き言葉よ!/イエス、こよなく尊きわが生命よ」(3:11)アリア「答えたまえ、わが救い主よ、汝の御名はそも」(5:22) レチタティーヴォとアリオーソ「ならばいざ!汝の御名のみ/イエス、わが歓びの極み」(1:45)アリア「われはただ汝の栄光のために生きん」(4:58)コラール「イエスわが始まりを正し」(2:31)
第5部 新年後の第1日曜日
合唱「栄光あれと、神よ、汝に歌わん」(8:36)レチタティーヴォ「イエス、ユダヤのベツレヘムにて」合唱とレチタティーヴォ「この度生まれ給えるユダヤ人の王はいずこにいますか?/その君をわが胸の内に求めよ」(2:12)コラール「汝の光輝は全ての闇を呑み」(0:54)アリア「わが暗き五感をも照らし」(4:25)レチタティーヴォ「ヘロデ王これを聞きて」(2:19)レチタティーヴォ「いかなれば汝らはうろたえ慄くか?」(0:54)レチタティーヴォ「王、民の祭司長ら」(2:12)アリア(三重唱)「ああ、その時はいつ現るるや?」(5:36)レチタティーヴォ「いと尊きわが君はすでに統べ治めたもう」(0:30)コラール「かかる心の部屋は」(1:02)
第6部 顕現節 (1月6日) 公現祭#カトリック教会、聖公会
合唱「主よ、勝ち誇れる敵どもの息まくとき」トランペットの華やかな響きと壮麗な合唱(5:23)レチタティーヴォ「ここにヘロデひそかに博士らを招きて」(0:49)レチタティーヴォ「汝偽り者よ、思うがままに主を倒さんとうかがい」(0:56)アリア「その御手のひとふりは」(3:40)レチタティーヴォ「彼ら王の言葉を聞きて」(1:09)コラール「われらはここ馬槽のかたえ汝がみ側に立つ」(1:10)レチタティーヴォ「ここに神、夢にて」第61曲 レチタティーヴォ「さらば行けよ!足れり、わが宝ここより去らずば」(2:22)アリア「さらば汝ら、勝ち誇れる敵ども、脅せかし」(3:57)レチタティーヴォ「陰府の恐れ、今は何するものぞ?」(0:53)コラール「今や汝らの神の報復はいみじくも遂げられたり」トランペットの嚠喨たる響きと「マタイ」旋律の流用で全曲を締め括りました(どちらが先かは知らない)(3:49)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

昨日も未だ雨はなくて、どんより曇ったり一時晴れたり、薄ら寒い一日でした。もう週末、粛々と年末は押し迫っております。隔日の市立体育館往復4kmは継続中だけど、その間の日は寒いので外に出たくない・・・そんな後ろ向きの気分を押して朝一番、ほんの短いYouTube鍛錬、ストレッチを済ませて業務スーパーを目指しました(往復3km)。食材は揃っていたけれど、黒豆(北海道産の安いもの)とか乾麺の蕎麦など揃えたかった。他、けっこう要らんものもたくさん買ってしまいました。帰宅して大根の下茹で、黒豆を圧力鍋に煮たりしました。今朝の体重は66.25kgほぼ変わらず、けっこう喰ったけれど思いの外増えていない。
カーリング日本代表「ファルティウス」ミラノ五輪出場決定。吉村紗也香さんっていつみてもステキですね。ロコ・ソラーレを応援していたけれど、日本代表として爽やかに戦って欲しい。

大津の自宅の庭より白骨二体発見、50歳無職が逮捕、両親は行方不明とのこと。なんか哀しい事件やなぁ。どんな親子関係、日常生活だったのでしょう。

じつは現在5個ある外付けHDDのうち一個の挙動が怪しい・・・貴重な音源お釈迦経験は2024年夏に経験済み、2025年にはBrahmsフォルダごと誤って廃棄(マウスの不調要因)もありました。外付けHDDはますます値上がりしているし、けっこう当たり外れあるんですよねぇ、2度ほど初期不良に交換してもらったこともありましたっけ。悩ましいなぁ。音源ファイルはサイズが大きいのですよ。今更DVD保存にも戻れません。My膨大なる音源ファイルのうち1/5がまたまたお釈迦になるかも・・・現在いったん外して休ませているところ。覚悟はしております。

音楽は幸い、いろいろ聴ける精神状態だけれど、Bachの声楽作品を聴きだしたらノーミソが「それ」になってしまって、人の声が入らぬ音楽(管弦楽作品)はどうも物足りない・・・
Archiv 22cds 4778735Bach マタイ受難曲 BWV244〜ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ/モンテヴェルディ合唱団/ロンドン・オラトリー少年合唱団/アントニー・ロルフ・ジョンソン(福音史家)/バーバラ・ボニー、アン・モノイオス(s)/アンネ・ソフィー・フォン・オッター(ms)/マイケル・チャンス(ct)/ハワード・クルーク(t)/オラフ・ベーア(br)/コルネリウス・ハウプトマン(bs)(1988年)・・・Bachの宗教的作品中、もっともお気に入り。いつ聴いても自分の人生をシミジミ振り返って、心の底から悔恨を感じさせて胸がきゅーっと痛むような、涙涙の劇的旋律に打たれる名曲中の名曲。この演奏は幾度も聴いていて、かつての印象は

濃厚劇的なリヒター、そしてメンゲルベルクとは遥かに隔たった、スッキリ薄味(素っ気なくクール?)な世界であるのはたしか
合唱の透明なる洗練はもちろんだけれど、ソロの表情付けニュアンスの細かいこと!そして器楽アンサンブルは颯爽としてあまりにスムースなリズム感。日常座右に置いて、判断基準の標準として盤石の価値〜この印象に揺るぎありません。美しい旋律の連続に陶然
合唱は正確そのもの、響きは洗練されピッチも安定して爽快そのもの、独唱に著名なメンバー揃えて速めのテンポ。既にこのパターンにすっかり慣れて、昔風スタイル(1970年代以前のモダーン楽器)を聴く勇気も出ません。
惚れ惚れするほど上手過ぎる(とくに歌い手・合唱)というか正確端正を極めたというか、やや堅苦しく几帳面、愉悦から遠い(「マタイ」に愉悦感じちゃマズいけれど)優等生的な演奏か。もちろん音質も良好、濃厚な重苦しさから遠く、こういった”正確端正”こそ日常聴き、名曲中の名曲、美しい旋律に永くお付き合いして飽きがこないものかも知れません。
今回は1/3枚目のみ拝聴。十数年経って上記印象にあまり違いもありません。現在なら一世代前のあまりに濃厚劇的演奏も嫌いじゃないけれど、基本はもうこのスッキリと軽快なリズムに馴染みました。音質も良好。この時点古楽器アンサンブルの粗野素朴な音色、技量に優れ、声楽陣も優秀、とくにAnne Sofie von Otter(1955-瑞典)の知性を感じさせる深い声は最高。でも、もうぼちぼち40年ほど前なのですね。(タイミング記録はサボり)残りもちゃんと聴きますよ。

PROC-1092 Saint-Sae"ns チェロ協奏曲第1番イ短調 作品33/第2番ニ短調 作品119/チェロと管弦楽のための組曲ニ短調 作品16/チェロと管弦楽のためのアレグロ・アパショナート ロ短調 作品43〜クリスティアーネ・ワレフスカ(vc)/エリアフ・インバル/モンテカルロ・フィル(1973年)・・・Christina Walevska(1945-亜米利加)はピアティゴルスキーの弟子筋とのこと。若い頃活躍し、結婚して活動を休止したそう。残された録音は1970年台中心でした。かなり以前彼女の5枚組音源を入手して、ちょろ聴きした記憶では「音質の肌理が粗い」〜というのは誤り、なかなかリアルに鮮明な音質。
Saint-Sae"nsのチェロ作品は恥ずかしながらチェロ協奏曲第1番イ短調のみ聴き馴染んで、残りは初耳。骨太に雄弁、ヴィヴィッドな躍動する立派な演奏でした。未だ30歳代、若きインバルの伴奏も充実しておりました。
緊張感と浪漫風情あふれるチェロ協奏曲第1番イ短調は全曲続けて一気呵成。真ん中の緩徐部分も可憐に抑制が効いて、爽快自在なテクニックに骨太な熱気溢れる演奏でした。「Allegro non troppo -Allegretto con moto -Allegro non troppo」(18:03)
チェロ協奏曲第2番ニ短調は前作から30年語1902年の作品。演奏機会も録音もあまり見掛けません。
第1楽章「Allegro moderato e maestoso」かなり劇的な推進力に始まって、ソロは一貫して細かい音型に技巧的。よくできているけれど、第1番イ短調ほどの哀愁に不足して旋律はやや紋切り型っぽい。中盤以降は落ち着いて切々と優しく、緩徐楽章っぽい役割でした。(10:25)
第2楽章「Allegro non troppo」ここも壮絶なテクニックに激しく疾走するところ。ラストの明るい幕切れもちょっとありきたりな感じ。ソロの豊かな表情は文句なしでした。(5:43)
組曲ニ短調は詳細調べが付かなかったけれど、チェロとピアノの楽譜もあるらしい。作品番号的に若い頃の作品でしょう。これはBachへのオマージュじゃないのかな。多分に練習曲っぽい風情に、浪漫の色濃く甘い味付けたっぷり。意外なる名曲。
「Prelude: Moderato assai」(1:56)「Serenade: Andantino」(3:09)「Gavotte: Allegro non troppo」(3:21)「Romance: Molto adagio」(5:45)「Tarantelle: Presto non troppo」(3:31)
「Allegro appassionato」は魅惑の哀愁の旋律が疾走し、歌いました。(4:02)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

地震の被害や社会インフラの影響は出ているようだけれど、直接お亡くなりになった方は幸いいらっしゃらないようですね。未だ大規模余震には要注意な日々が続きます。(前夜最大震度4ほどの余震発生したとのこと)北国は雪が降っているけれど、こちらしばらく好天が続いて週末に崩れるとのことです。
眠りが浅いのはいつものこと、朝食後、短いYouTubeエアロビクスを先に済ませて、ストレッチもいつも通り。朝一番に市立体育館を目指して、トレーニングルームは常連メンバーに空いておりました。いつもどおりの負荷にゆるMyメニューをこなしたけれど、途中から妙に苦しい、身体中筋肉に効いている感じ・・・体調は悪くありません。帰りドラッグストアに寄って、切れていたティッシュとのど飴購入。ついでにアエリアルのラー油味(広瀬アリス監修/直筆)も購入。今朝の体重は66.2kg変わらず。

ドラマ「最後から二番目の恋」はことし2025年ラスト・シーズンが放送された人気ドラマ。脚本は岡田恵和。最初のは2012年放送、これがTVerに出てきたので、しっかり拝見中。当時は見ていなかったかも知れない。中井貴一も小泉今日子も若い!最新シーズンではすっかりステキな娘さんに成長したえりな(白本彩奈)も未だ思春期真っ最中のこどもでした。吉野千明+親友二人にはなんとなくバブル臭の余韻を感じるし、ガラケーが主流、ぼちぼちスマホが出現しつつあるのが見て取れます。けっこう喫煙シーンが多いのも時代でしょう。鎌倉の観光地にはインバウンド皆無、それからやがてコロナがあり、それが収まって現在へ・・・ 例のワン・シーン/ワン・テイク、長尺撮りはなかなかオモロいですよ。滅多にドラマは見ないけれど。ほぼオリジナル・メンバー、最新シーズンでは実際に出演者お二人亡くなっていらっしゃるのですね。吉田羊もシングル・マザーの端役に登場、未だ売れる前だったのでしょうか。

EMI 7243 5 73590 2 3Mozart 大序曲 変ロ長調K.311a/フルートとハープのための協奏曲 ハ長調K.299/交響曲第31番ニ長調K.297「パリ」 (4楽章版)/レチタティーヴォ「テッサリアの人々よ」アリア「不滅の神々よ、私は求めず」K.316〜フェルナン・ウーブラドゥ/フェルナン・ウーブラドゥ室内楽団/フランソワ=ジュリアン・ブラン(fl)/リリー・ラスキーヌ(hp)/アニック・シモン(s)(1955年)・・・Fernand Oubradous(1903-1986仏蘭西)はバソンの名手であり、仏蘭西室内管弦楽の嚆矢となった人。20年以上前に「Mozart a Paris (1)」を聴いていて、 これはMozartが巴里滞在時に作曲した作品を集めたCD4枚組の2枚目。一気に1955年に録音され、モノラルでも音質かなり良好。古楽器スタイルが本格化する遥か以前、浪漫の風情より明るく軽快、夢見るような音色とアンサンブルが続いて古さを感じさせません。
大序曲 変ロ長調K.311a(Anh.8) は現在では疑作とされているもの。ゆったりとした夜明けのように優しい光を感じさせ「Andante Pastorale」(1:41)から、ヴィヴィッド明るい勢いに快活に走り出す「Allegro Spirtoso」。Mozartの真作ではないにせよ、フルートとファゴットの掛け合いがとても愉しい。(6:27)
フルートとハープのための協奏曲はギャラントに優雅な名曲。華やかにウェットにならぬ、からりとした音色のFrancois-Julien Brun(1909-1990仏蘭西)は神様モイーズの弟子なんだそう。Lily Laskine(1893-1988仏蘭西)はおそらくは近代ハープ最高の名手でしょう。いったいこの作品はいくつ録音があるのか?いつものように華麗にしっとりした演奏を聴かせてくださいました。ホルンの浮き立つようなヴィヴラートがいかにもお仏蘭西風(Pierre del Vescovoでしょうか/1929-2021仏蘭西)。Allegro(11:13)Andantino(9:53)Rondo(9:42)
交響曲第31番ニ長調は本格的な二管編成にクラリネット+ティンパニも入って賑やかな作品。通常は三楽章で演奏され、ここでは「Andante」と「Andantino」ニ種緩徐楽章が録音されております。華やか軽快な勢いにヴィヴィッドな演奏でした。
第1楽章「Allegro vivace」湧き上がるような感興と跳躍に充ちて元気一杯の始まり。Mozartは巴里の聴衆の好みをわかって、演奏前から受けると確信していたそう。(7:27)
第2楽章「Andantino」こちらのほうが馴染んでいるゆったりとした緩徐楽章。ホルンは魅惑のヴィヴラートが響きました。(7:38)
第2楽章「Andante」こちら初版はシンプルに牧歌的。弾むようなリズムに陰影もあります。(4:15)
第3楽章「Allegro」細かい音型にそっと始まって、聴衆を驚かせる爆発的な躍動がやってきました。強弱の強調が巴里の聴衆に受けたのでしょうか。(3:48)
K.316はアロイジア・ウェーバーのための作品。後に妻となるコンスタンツェの姉、Mozartは彼女の歌にぞっこんだったそう。伊太利亜語歌唱、伴奏はob-1/fg-1/hr-2/b-1/v-2/va-1/vc-1。清楚なソプラノ(かなりの高音と技巧必須)が哀しく劇的なレシタティーヴォ「Popoli di Tessaglia!」(4:27)から、美しい器楽アンサンブルを挟んで(ここは夢見るよう)敬虔な明るいアリア「Io non chiedo, eterni Dei」(6:37)へと続きました。Annick Simonの詳細情報は探せませんでした。ドラマティック・ソプラノなんだそう。

BBCL40222Mahler 交響曲第2番ニ短調「復活」〜ルドルフ・ケンペ/ミュンヘン・フィル/ニュー・フィルハーモニア合唱団/シーラ・アームストロング(s)/アンナ・レイノルズ(a)(1972年ライヴ)・・・Rudolf Kempe(1910-1976独逸)による珍しいMahlerの記録。これは合唱も伴う屈指の巨大なる作品。英国への演奏旅行の記録でしょうか。少々茫洋と曇った音質だけど、バランスよろしく雰囲気はそれなりあって低音も響きました。
オーケストラのアンサンブル、指揮者との信頼関係もしっかりとして誠実、凄みのある壮絶な迫力!みたいなものとは違うけれど、Mahlerに存在する一種あざとい誇張した表情みたいなものは皆無、端正生真面目なアンサンブルに落ち着いた演奏でした。少々オモロさに欠けるけれど、作品の美しさを堪能できて、仕上げはていねいにスケールは大きい。けっこう好き。
第1楽章「Allegro maestoso」端正に曖昧さのない正確なアンサンブル、清潔なフレージングに緊張感高まる始まり。ティンパニ圧巻の素晴らしいアクセントは誰でしょう、ザドロが未だ入団する前のはず。(20:33)
第2楽章「Andante moderato」穏健な緩徐楽章。ここの入念な表情付けにも流したり、曖昧さはない。悠々として情感の高まりへ、自然なテンポの変化にも納得できる表現でした。(11:16)
第3楽章「In ruhig fliessender Bewegung」ユーモラスに揺れるスケルツォ。ティンパニの迫力は充分、ここが一番好きな「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」、ラストの追い込みもちょっとアツい。(11:48)
第4楽章「Urlicht(原光)」Anna Reynolds(1931-2014英国)登場。深みのある女声に、さわさわとした弦と静かな管が呼応して神々しい。(5:31)
第5楽章「Finale: Im Tempo des Scherzos - Langsam - Allegro energico - Langsam」は壮絶長大なるフィナーレ。音質的な印象もあるけれど、爆発的な威圧感に非ず、諄々と流れよろしく素直なバランスでした。(20:40)
「Aufersteh'n, ja aufersteh'n wirst du(蘇る、そうだ蘇えるだろう、おまえは)」神秘に抑制した合唱は静謐、荘厳な広がりにいや増す女声ソロは敬虔な空気に充たされ、遠い金管はまるで雲が切れて陽光が差し込むよう。やがて来たるべき壮麗なクライマックスも清潔感があり、力みは一切感じられませんでした。(15:10/大喝采有)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

東北北海道の地震の被害が気になります。大きな余震にも警戒が必要なんだそう。札幌の兄(4歳上)に「揺れた?」LINEしたら「それなりに揺れたけれど被害はない」そう。
寒くなるとできるだけ外に出たくはなくて、コタツに吸い込まれております。コーヒー・フレッシュが切れそうなんやけど、婆さん宅より一時帰宅する女房殿に買い物はお願いしました。そう云えば「不良品?」(到着時圧縮)と訝った安物マットレスは数日でそれなりの姿に戻って、試しに一晩使ってみたら背中の痛みはなくなったそう。ムダな買い物にならなくて良かった。いちおう、YouTube鍛錬とストレッチは継続出来。あとは終日身動きせず今朝の体重は66.2kg▲250g。

福山にて中国籍の17歳が万引きから果物ナイフで店員を刺したとのこと。外国籍、少年法、これは厄介ですね。これで高市内閣や参政党の支持がまた高まるのか・・・現在留置中の立花さん率いるNHK党辺りもそうなんやけど、時代は「ワン・イッシュー」一言にわかりやすいのが支持を受けるのでしょう。若い人の投票率が上がるのは喜ばしいことだけれど、リアルな生活への影響とか、なにかの施策を実行した後の影響とか、もっと論議を深めることがポイント・・・と思うけどなぁ。中国のZ世代は一人っ子政策の両親に生まれて、生まれたときからスマホが存在して貧しさを知らないそう。(おそらくは都市部のみ)若い人は日本が好きなんだそうです。中国国内のリアルな雰囲気はいかがでしょうか。
前橋の前市長とホテルに行っていた職員が依願退職とのこと。未だ辞めてなかったの?出勤していたら毎日針の筵だったことでしょう。役職高いし退職金はたっぷり出るんやろなぁ、きっと。54歳、再就職はなかなかタイヘンでしょう。ゲスな興味やけど独身?妻子はいらっしゃるのでしょうか。(いらっしゃるそうです)

Concert Hall SMS - 2585Bach クリスマス・オラトリオ BWV248〜ハンス・スワロフスキー/オーストリア交響楽団(ウィーン交響楽団?)/ウィーン室内合唱団(ハンス・ギレスベルガー)/ヒザー・ハーパー(s)/ルート・ヘッセ(a)/トーマス・ペイジ(t)/キート・エンゲン(b)/ヘルベルト・タヘツィ(or)(1968年release)・・・ようやく年末モードの音楽拝聴開始。こんな音源を所有していたことはすっかり忘れておりました。CD化はされていないと思います。1960年代の録音と類推、音質はまともなバランス。まず前半半分を拝聴いたしました。
国内盤LP抜粋には「ウィーン国立管弦楽団」となっているけれど、器楽担当のクレジットを確認すると概ねウィーン交響楽団のメンバーみたい。名伯楽Hans Swarowsky(1899-1975洪牙利→墺太利)統率のもと声楽器楽に名手を揃えて意欲的な録音だったようです。もちろんモダーン楽器使用。大仰な力みとか、昔風大柄な詠嘆や過度なヴィヴラートも存在しない。神聖に敬虔な作品をたっぷり堪能できる清潔オーソドックスに穏健な演奏でした。
第1部 降誕節第1祝日用 (12月25日)
合唱「歓呼の声を放て、喜び踊れ」(8:03)レチタティーヴォ「その頃皇帝アウグストより勅令出で」レチタティーヴォ「今ぞ、こよなく尊きわが花嫁」(2:14)アリア「備えせよ、シオンよ、心からなる愛もて」(5:20)コラール「如何にしてわれは汝を迎えまつり」(1:21)レチタティーヴォ「しかしてマリアは男の初子を生み」コラールとレチタティーヴォ「彼は貧しきさまにて地に来りましぬ/たれかよくこの愛を正しく讃えん」(3:59)アリア「大いなる主、おお、強き王」(5:08)コラール「ああ、わが心より尊びまつる嬰児イエスよ」(1:07)
第2部 降誕節第2祝日用 (12月26日)
シンフォニア(5:09)レチタティーヴォ「このあたりに羊飼いがおりて」(0:51)コラール「差し出でよ、汝美わしき朝の光よ」(1:11)レチタティーヴォ「御使彼らに言う」(0:50)レチタティーヴォ「神いにしえの日アブラハムに約し給いしことの」(0:55)アリア「喜べる羊飼いらよ、急げ、とく急ぎて行けや」(3:20)レチタティーヴォ「かつその徴として」(0:25)コラール「かの暗き畜舎に伏す者」(0:38)レチタティーヴォ「さらば行けかし」(0:56)アリア「眠りたまえ、わが尊びまつる者、安けき憩いを楽しみ」(914)レチタティーヴォ「するとたちまち御使のもとに」合唱「いと高き所には神に栄光あれ」(3:13)レチタティーヴォ「その調べもて、汝ら御使よ、歓呼して歌えかし」(0:31)コラール「われらは汝の軍勢にま交りて歌いまつらん」(1:18)
第3部 降誕節第3祝日用 (12月27日)毎年のネタだけど、この作品との出会いはここ。若い頃年末に入院して早朝FM「バロック音楽のたのしみ」から流れたハンス=マルティン・シュナイト/コレギウム聖エメラム/レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊(1977年)の演奏に一発で痺れました。トントントンとティンパニを呼び水に、トランペット、敬虔な合唱が始まると、もうドキドキ。
合唱「天を統べたもう者よ、舌足らずの祈りを聞き入れ」(2:16)レチタティーヴォ「御使たち去りて天に行きしとき」合唱「いざ、ベツレヘムに行きて」(1:52)レチタティーヴォ「主はその民を慰めたまえり」(0:51)コラール「主この全てをわれらになし給いしは」(8:25)アリア(二重唱)「主よ、汝の思いやり、汝の憐れみは」(1:11)レチタティーヴォ「かくて彼ら急いで」(0:51)アリア「わが心よ、この幸なる奇蹟をば」(4:24)レチタティーヴォ「然り、わが心には必ずや内に保たん」(0:27)コラール「われは御身をひたすらに保ち(1:04) レチタティーヴォ「しかして羊飼いらは再び踝を回して帰り」(0:27)コラール「喜び楽しめ」(1:02)合唱「天を統べたもう者よ、舌足らずの祈りを聞き入れ」(2:16)

英EMI 2C 151-03960Bach 管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV1066/管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067〜マルセル・モイーズ(fl)/アドルフ・ブッシュ室内管弦楽団(1936年)・・・昔馴染みの太古録音は久々、音質はこの時期にしてかなり良好。過日、フルトヴェングラーによる巨魁なスケールとモウレツな集中力Bachを聴いたけれど、こちらのびのびとして物々しさを感じさせぬ優雅な表情、ムダを削ぎ落としたブッシュのリズムは現在の耳にも違和感もありません。通奏低音はピアノ使用(ルドルフ・ゼルキン?)これもなかなか味わいがあって新鮮に受け止めました。
第1番ハ長調BWV1066はob-2/fg/弦楽+通奏低音。Paul Draper(fg)/Evelyn Rothwell(ob)かな?自信はありません。繰り返しは実行していいない模様。Bachの音楽はいつも巨大なスケールを感じさせて、それは最近の古楽器演奏でも変わりません。
「Overture」ゆったりとして落ち着いたリズムが躍動して、重すぎぬフランス風序曲。(6:38)
「Courante」ここも優雅な表情に浮き立つようなリズム。もちろん昨今の古楽器系より抑制されております。(1:19)
「Gavotte I-II」ここのアクセントも明晰だけど重くない、途中のオーボエも味わいがありました。(2:46) 「Forlane」華やかに弾む付点のリズム。(1:29)
「Menuet I-II」やや遅めのテンポに、噛み締めるような弦の扱いなどちょいと昔風に雅な風情、ていねいな仕上げでした。(3:25)
「Bourree I-II」躍動する闊達な舞曲はちょっぴり重い。(2:37)
「Passepied I-II」しみじみと回顧するように優雅極まるフィナーレ。Bachはどんな演奏スタイルでもその真価、骨格を失わない。(4:08)
第2番ロ短調 BWV1067は想像よりモダーンなスタイル、魅惑のフルート協奏曲。意外とウェットな音色、深みのあるフルートは神様Marcel Moyse(1889-1984仏蘭西)ここでも通奏低音はピアノでした。
「Ouverture」ほの暗い魅惑の緩急緩、フランス風序曲。カザルスの演奏(1964年)を思い出せば、そのリズムはぐっと軽快、弦にポルタメントもあるけれど、モダーンなセンスを感じさせるもの。(7:38)
「Rondeau」各声部の掛け合いが効果的なところ、テンポは慌てぬ中庸。(1:43)
「Sarabande」しっとりとした哀しみを湛えて、たっぷり歌うところ。ここも優雅に神妙だけど重さは感じさせない。(4:06)
「Bouree -2」リズミカルなノリを感じさせる舞曲。(2:09)
「Polonaise」ここも同様、リズムは軽くテンポも遅くない。途中のフルート・ソロは超絶技巧なのでしょう。(2:27)
「Menuet」優雅な表情に大きなメヌエット。(1:29)
「Badinerie」快速なフィナーレにモイーズの技巧を堪能できるところ。(1:26)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

群馬では山火事らしいですね。年末は火事が増えます。そして深夜、青森沖M7.5の地震発生、津波注意報も出て、東北新幹線は止まっているらしい。被害ができるだけ少ないように祈りましょう。自分はなにも知らず眠っておりました。

昨日新しい一週間が始まって、相変わらず眠りは浅いけれど、いつも通りのストレッチ、短いYouTube鍛錬を済ませて朝一番、市立体育館を目指しました。トレーニングルームは常連シルバーメンバー(含むワシ)+学生4名はバーベル中心、まずまず空いておりました。いつものMy メニュー済ませて血圧は高いまま。この間調理味付けに失敗して、どうも塩分が多いような気がする・・・帰り、スーパーに寄って食材買い足しました。圧力鍋調理は久々、思い描いたような味付けに仕上がって、女房殿は婆さんのところへお裾分けを持っていきました。今朝の体重は66.45kg▲250g、昼食を調子に乗って喰い過ぎた自覚はあるけれど減って良かった。

前日夜届いたテレビ用スピーカーは結論的にまずまず実用になりました。光接続して低音も解像度もそれなり改善、でも、長く使っていた以前の木製スピーカーに比べるとかなり劣る・・・そう感じるのは20-30年前の価格水準がノーミソにあるから。その時期のおそらく2倍以上の相場になっていることでしょう。ま、8,000円ムダにならんで良かった。

高市内閣支持率はやや落ちでも引き続き高い。濱崎あゆみの中国コンサートが中止になったり、張本智和への度を越したブーイング、戦闘機にレーダー照射する・・・ほど支持は高まるのでしょう。議員定数削減も過半の支持があるようだけど、民意反映の幅が狭まるのはいかがでしょうか。定数一割下げても歳費一割上げますよ、きっと。おそらく質のよろしくない議員が濃縮され、人口の少ない地方の声が遠くなるだけかも。いずれ、熟議を望みましょう。本丸は物価高対策、生活支援。その辺りがちっとも具体策が出てこない・・・どころか米価高値誘導っぽいのは残念。
ま、場末の爺が呟いても仕方がない、なんの力にもならないけれど。中国の暴挙記事のあとに「ガチ中華料理がブーム」が掲載されておりました。

Erato 4509 95804 2Mahler 交響曲第4番ト長調〜アルミン・ジョルダン/スイス・ロマンド管弦楽団/エディス・ウィーンズ(s)/ロバート・ツィマンスキー(v)(1990年)・・・Mahlerは大好きだけど、その巨大な圧力を受け止められない精神状態の時もあります。この作品はMahler作品中もっとも小ぶり、穏健に牧歌的、シアワセな風情が静かに、大仰さとか威圧感とは無縁な愛すべき作品。明るい管楽器、薄い弦のイメージは昔のまま、アンサンブルの精度はぐっと上がっておりました。ヴィクトリア・ホールは魅惑の豊かな残響。Armin Jordan(1932-2006瑞西)はスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督在任1985-1997年、アンセルメ以来の高い評価を得たそう。
第1楽章「Bedachtig, nicht eilen」鈴とフルートの歩みから始まる、薄く淡い響きは優しく、わずかな不安、懐かしくも夢見るメルヘンな旋律が続きます。金管が高揚する場面でも、その響きに鋭さや重量感はありません。ホルンやトランペットの明るい牧歌的な音色は魅惑。(16:48)
第2楽章「In gema"chlicher Bewegung, ohne Hast」そのホルンから始まって(この楽章も活躍中)特殊調弦したヴァイオリン・ソロがちょっぴり不気味に活躍するスケルツォ。ここも全般に抑制が効いてそっと静謐、シニカルなユーモアが漂って、淡い弦にジョルダンの優しい、デリケートな語り口は続きました。(9:34)
第3楽章「Ruhevoll, poco adagio」この緩徐楽章が弦が静かに歌いだす変奏曲。気分は刻々と変化し、弦も管も引き続き魅惑の淡い響き際立って、ここも茫洋としたホルンが印象的でした。ラストは渾身の爆発!(20:38)
第4楽章「Sehr behaglich」Edith Wiens(1950-加奈陀)登場。しっとり浮き立つように表情豊か、ステキな声質でした。夢見るような天使の歌と、ヒステリックな躍動のバランスも素晴らしいフィナーレ。(9:03)

EMI  5 75502 2 Brahms 交響曲第3番ヘ長調/大学祝典序曲〜ヴォルフガング・サヴァリッシュ/ロンドン・フィルハーモニー(1991年)・・・かなり長期に渡ったBrahms(交響曲)Myアレルギーもぼちぼちクリアできたようです。かつての印象ではロンドン・フィルの響きにかなりの不満を覚えたような記憶が・・・(当時はショルティの時代)それが久々に拝聴して独墺系堂々たるスケール風情に感心いたしました。テンポは中庸。音質も金管のパワフルな響きを捕らえてクリア、状態はかなりよろしいもの。例の如く、二管編成+ティンパニのみ、それでもとっても立派に響くBrahmsのマジックが堪能できました。
第1楽章「Allegro con brio - Un poco sostenuto」冒頭、管楽器が力を貯めて弦が跳躍する爽快な始まりには適度な力感と厚み、広がりがありました。明るく落ち着いた歩みに、余裕を感じさせる浪漫の風情たっぷり。オーケストラはとくに管楽器が優秀だと思います。(13:47)
第2楽章「Andante」クラリネットとファゴットのシンプルな呼びかけに、ホルンと弦が呼応する安らぎと安寧の始まり。それは落ち着いて沈静化しつつ、高揚も控えめ、暖かく諄々と歩みを続けました。(9:23)
第3楽章「Poco allegretto」遣る瀬ないチェロの旋律がとっても甘く哀しいこの作品の白眉。寄せては返す情感の動きは濃厚に非ず、抑制が効いた表現が好ましい。(6:31)
第4楽章「Allegro - Un poco sostenuto」ファゴットと弦による蠢くような主題から開始。やがて情熱的な金管爆発して躍動のフィナーレがテンション高く展開されました。ラスト、静かに第1楽章が回想されて終わるのは人気がないと伺ったけれど、これはこれで美しい締め括りと思うけどなぁ。(9:11)
「大学祝典序曲」ヴィヴィッドにパワフル、元気いっぱい。ロンドン・フィルの金管パワー全開。(9:59)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

昨日日曜はどんより曇ったり晴れたり気温はあまり上がりませんでした。食材を買いに出たかったけれど、テレビ用のオーディオ・スピーカーが届くかも知れないのでストレッチとYouTube体操を済ませて、じっとしておりました。結局1日中待って、宅配便が到着したのは夜6時半頃、配達の方も忙しいだろうから文句は言えません。前夜、ひどい鼻詰まりに睡眠不如意だったし、身体を動かさず、ダイエット鍛錬は本日以降に先延ばし〜の覚悟だったけれど、何故か今朝の体重は66.7kg▲650g。ちゃんと喰ったのに。

大学OB会東京忘年会写真の続き。まるで敬老パーティみたいと女房殿に見せたら、先日のこども食堂昼食忘年会の集合写真を見せてくれました。これがまた(とっても失礼やけど)みごとに◯◯◯の集まり。吉永小百合とは云わんけど、竹下景子や風吹ジュンみたいなステキな人はおらんのかい!そう突っ込んだら「おるわけないやろ」と一蹴されました。ほとんど女房殿より歳上やけど、皆エネルギッシュに元気そう。ボランティアに尽力する意欲が若さと元気の秘訣なのでしょう。その姿勢に学ばないと。

丸亀製麺はクリスマス・イブの営業3:30迄。従業員のクリスマスに配慮してのこと、これは企業姿勢として佳きイメージ宣伝になったことでしょう。イブに「うどん」というのもちょっぴりナニだしね。
話題の伊東市長選には9人が立候補したとのこと。いったいどなたがまともな市政運営を任せられるのか、わかりにくい状況ですね。誰も法定得票に届かぬ可能性もあります。NHK党の立花さんは獄中出馬せぬそう。

12月はBachと決めているけれど、なかなか着手できないのは「ちょろ聴きメモ」がたくさん残って、中途半端になっているから。年末に相応しいHandel「メサイア」は11月にまとめて聴いて、「第九」は一発目のヴァレンティン・ラドゥ/アマデウス・アンサンブル に出鼻をくじかれてガッカリ、なかなか次に進めません。

LP RCA LM-2678Rachmaninov パガニーニの主題による狂詩曲/Franck 交響的変奏曲〜レナード・ペナリオ(p)/アーサー・フィードラー/ボストン・ポップス管弦楽団(1963年)・・・ 駅売海賊盤では「アール・ワイルド?」となっていた懐かしい演奏。変奏曲つながりでオリジナルはFranckとの組み合わせだったのですね。Leonard Pennario(1924- 2008亜米利加)は早熟の天才、日本での人気はさっぱりでした。名手Arthur Fiedler(1894-1979亜米利加)の伴奏も入念に分厚い響き、RCA録音も極上、21世紀に現役水準でしょう。
「パガニーニ狂詩曲」は1934年の初演、Rachmaninovは時代から勘案するとずいぶんと濃厚、遅れてきた浪漫旋律は魅惑。ハリウッド映画のゴージャスなイメージは彼のほうが先なのでしょう。水際だった技巧の冴え、明晰な音色とタッチ、露西亜の憂愁や官能、陰影に非ず、一点の曇りや陰りも感じさせぬ爽快にパワフルなタッチでした。ピアノと伴奏はぴたりと息が合って、曖昧さや逡巡皆無。白眉は第18変奏「Andante cantabile」、ここも英短期割るような表現に非ず、これはこれで作品の真価を引き出して、明るく健全でした。いかにもアメリカン!な輝きいっぱい堪能いたしました。(22:30)
「交響的変奏曲」はWikiに「CD時代に入って急速に忘れられた」とあって、たしかに演奏会演目にはあまり見ないような気もします。Franckには一種鬱陶しいような淫靡な風情を感じて、ここでも強引な管弦楽に躊躇いがちのピアノが呼応する始まりから、5回変奏が続きます。内省的なピアノ・パートはやはり明快そのもの、デリカシーにも不足せず、フランクの鬱陶しさは控えめな健全、美しい仕上げになっておりました。(15:14)

CULTURE CCD-1027  RCAの駅売海賊盤Mendelssohn ヴァイオリン協奏曲ホ短調(シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団/1959年)/Tchaikovsky ヴァイオリン協奏曲ニ長調(フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団/1957年)〜ヤッシャ・ハイフェッツ(v)・・・2010年来の再聴。駅売海賊盤は大昔に売り飛ばしてしまったけれど、これはスタンラン(Theophile Alexandre Steinlen/1859-1923年)の「ヴィンジャンヌ産純正滅菌牛乳」宣伝ポスターでした。ネットにこのデザインのCD写真を求めても【♪ KechiKechi Classics ♪】のスキャン画像しか登場しないのは駅売海賊盤だから当たり前。(CULTURE CCD-1027)
Jascha Heifetzas(1901-1987立陶宛→亜米利加)による代表的録音。RCAの優秀な音質・・・だった記憶も、最近の録音に馴染んだ耳に確認すると、さほどでもないと感じるのは1950年代だから仕方がない。ま、悪くないけどね。これは入手したLP復刻音源の状態かも。さらさらと素っ気ない前のめりの快速テンポ、ヴィヴラートがお下品で好きになれないとの声を伺うこともあるけれど、自分は個性明快にお気に入りのヴァイオリニスト。以前の自らのコメントに

Mendelssohnの甘美浪漫、Tchaikovskyだったら纏綿たる叙情を期待(するならば)完璧快速な技巧、浪漫も叙情もクソもない、サラサラと淡々と音楽は流れて・・・素っ気ない、ツマらない、と感じるのかも・・・
久々に聴いて、これはこれでこの著名作品のヴェリ・ベストかも、そんな手応えを得ました。
Mendelssohnの初演は1845年、実質上のラスト作品でしょうか。
第1楽章「Allegro molto appassionato」ソロは快速に急ぎ足、前のめりに浮き立つように落ち着かぬ表現は甘さ控えめ。ミュンシュとの息も微妙でしょう。テンションの高さ、超絶技巧カデンツァ、魔法のようなヴィヴラートと節回しにやがて引き込まれます。(11:01)
第2楽章「Andante」ファゴットの音が続いて転調から、淡々粛々とした緩徐楽章へ。相変わらず前のめりの快速、クールな佇まいにはすっかり耳慣れて、流れの良さに身を委ねて、熱と情感は高まります。(7:01)
第3楽章「Allegretto non troppo - Allegro molto vivace」哀愁の経過部から転調して、快活なフィナーレへ。細かい音型を快速にこなしていくハイフェッツに、オーケストラが付いていくのはタイヘンそう。息も付かせぬ快速パッセージも余裕、一気呵成に疾走して軽快軽妙上機嫌、そして落ち着かない・・・けど、これが彼の個性ですから。(5:59)
Tchaikovsky ヴァイオリン協奏曲ニ長調初演は1881年。批評家エドゥアルト・ハンスリックはその豊かな民族色に辟易し「悪臭を放つ音楽」(Wikiより)と評判は散々だっけど、ある意味言いえて妙とはこのことでしょう。(自分も最初にこの作品を聴いた時にそう感じたもの)たっぷり纏綿と露西亜風粘着質表現も悪くない名曲と感じます。 こちらライナー/シカゴのアンサンブルはミュンシュよりぐっと充実してテンションが高い。音質印象もあるのでしょうか。
第1楽章「Allegro moderato」ここでも前のめりの快速表現は変わらないけど、ハイフェッツなりにたっぷり纏綿と歌って鮮やかに色彩と陰影深く、抜き方も絶妙、露西亜風粘着質表現と無縁な朗々たる表現でした。相変わらず快速パッセージは曖昧さ皆無、カデンツァも超絶みごとな技巧でした。シカゴ交響楽団の技量や各パートの美しさにも驚き。(15:52)
第2楽章「Canzonetta: Andante」懐かしくも憂愁な風情に溢れるTchaikovskyらしい内省的な旋律。ソロの抑制ぶりは絶妙な蠱惑、それに呼応するフルートもオーボエもみごとなオーケストラ。(5:32)
第3楽章「Finale: Allegro vivacissimo」風雲急を告げる緊張感たっぷりな管弦楽の始まり、それに呼応する暗鬱なヴァイオリンが参入して、速攻快速にテンポ・アップして表情は晴れやかでした。ソロはあいかわらず前のめりに蠱惑の表情を浮かべながら、完璧な技巧に全速力に、まるで軽業の如く疾走いや増す熱狂的なフィナーレ。時にオーケストラの哀愁の表情との相性もぴったり、作品の違うもあるのだろうけど、ミュンシュとは段違いの充実ぶりでした。(8:13)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

週末も冷えて、全国では大雪のところも、雪かき中にクマに襲われる事件もあったようです。幸いこちらは好天続き、前夜はまずまず眠れて朝一番のストレッチしっかり、短いYouTube体操済ませて往復4km市立体育館へ。けっこう空いていて週末お仕事現役メンバーも少なめ、ゆっくり筋トレマシンを使えました。帰り、スーパーに寄って食材を仕入れて帰宅後洗濯を済ませました。鍋の味付けにちょっと失敗、不味くはないけれど、思った味にならなくて残念。蒸気吸入をサボったら鼻詰まりひどく途中覚醒、深夜起き出して実施しました。どうも眠りは浅い感じ。今朝の体重は67.35kg+300g、増え続けて、65kg台どころか66kg台にさえ戻せない。最悪。

中国戦闘機が日本の戦闘機に対してレーダー照射を行ったとのこと。これって発射準備ということでしょ?上からの指示なのか、それとも現場の忖度なのか。マナーの悪い中国人観光客が減るのは好ましいけれど、それは結果論。勇ましい、安易な発言で隣国との緊張感がリアルに高まるのはよろしくはない。外交に於いては本音と建前を上手く使い分けないと。高市さんは靖国神社に参拝するのでしょうか。

昨日、JRよりメールが〜来年2026年SMART ICOCA廃止へ。既に昨年新規発行は停止になっていたそう。知らんかったなぁ、えらいこっちゃ、残高を使い切って解約しなくっちゃ。放っておいたら通常のICOCA(都度チャージ)として使えるのか、それともまったく使えなくなるのか、確認が必要です。代替としてモバイルICOCAに新規登録が必要とのこと、それってもしかしてスマホに入れるやつでしょ?なんか面倒、Myスマホは4年選手安物だし、なんでもスマホに頼るのはなんかいやだけど仕方がないかなぁ。クレジット・カードで直接改札通過は・・・最寄りの駅では対応していないみたい。残念。
大学の親しいOB連、東京にて関東チームの忘年会開催。写真が送られてきたけれど、これがみごとなクソ爺風貌で・・・ま、アラ古希ですから。自分も周りからそう見えているんやろなぁ、がっかり。しかも当日一人体調不良でお休みとは・・・仕方がないなぁ。

RGC-1046Sibelius 交響曲第2番ニ長調〜アンタル・ドラティ/ストックホルム・フィル(1967年)・・・写真は懐かしい廉価盤LP。今回拝聴の音源もおそらくどこかのLP復刻、第3楽章第4楽章が一つのファイルになっておりました。Antal Dorati(1906-1988洪牙利→亜米利加)がストックホルム・フィルの首席を務めていた頃(1966-1974年)意外と珍しい録音。北欧の清涼を感じさせる名曲は音質はまずまず、このオーケストラはちょっと渋い味わいのサウンドでした。
第1楽章「Allegretto - Poco allegro」ドラティの統率に間違いはない。しみじみと懐かしい旋律は明晰なアンサンブル、清涼に歌われてメリハリたっぷり。いまいち弦の鳴りはよろしくないけれど、ホルンには深みがありました。(9:31)
第2楽章「Tempo andante ma rubato」暗鬱なピチカートとファゴットが蠢くような始まり。雰囲気たっぷりに高揚して金管のコラールへ〜この辺りの盛り上げ方、自然な流れはお見事だけど、オーケストラの響きはジミ、爆発とキレには足らん感じ。(13:56)
第3楽章「Vivacissimo」細かい音型の弦は快速、アンサンブルをぴたりと揃える指揮者の技量に緊張感たっぷりなスケルツォ。トリオのオーボエは懐かしく歌い、チェロの合いの手も息が合って、息も付かせぬ快速部分との対比も文句なし。そしてじょじょに盛り上がりを見せてアタッカで
第4楽章「Finale: Allegro moderato」壮麗なるフィナーレに突入。スタイリッシュな旋律表現、魅惑の渋めのサウンド。でも迫力には今一歩、でも清涼爽やかな風情、立派な演奏に間違いはない。(計18:25)

SONY SRCS7763Mozart 「フィガロの結婚」序曲*/Boccherini 「メヌエット」(弦楽五重奏曲第1番ホ長調より)/Faure 「パヴァーヌ」/Stravinsky バレエ音楽「プルチネルラ」より「Menuetto」「Finnale」*/Vivaldi 2本のチェロのための協奏曲ト短調/Mendelssohn 「スケルツォ」(「真夜中の夜の夢」より)*/Bach ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調より第1楽章「Allegro」/Mozart アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調*/Tchaikovsky 「アンダンテ・カンタービレ」(弦楽四重奏曲第1番ニ長調より)〜ボビー・マクファーリン(vo)/オーケストラ・セント・ルークス(1995年)・・・Bobby McFerrin(1950-亜米利加)による超絶ファルセット・ヴォイスのスキャット入り。*は管弦楽のみのオリジナル演奏。彼はジャズ・ヴォーカルの人だけど、ウィーン・フィルも指揮するくらい本格的な教育を受けた人。聖ルカ管弦楽を指揮して、とても軽快に素直、スッキリとした表現を聴かせてくださいました。
のりのりの「フィガロ」(4:16)軽妙な味わいの「メヌエット」(3:38)神妙に寂しげな「パヴァーヌ」(5:21)ユーモラスに闊達な「プルチネルラ」(4:03)Vivaldiには珍しく暗い風情がしっとりとしたチェロ協奏曲はチェロとファルセット・ヴォイスの掛け合い(10:32)
「スケルツォ」は付点のリズムが寂しげに躍動して、アクセントは明快(4:23)緊張感を湛えたBachは思わぬマクファーリンの声がソロとなって驚き。スイングル・シンガーズを思い出しました(3:51)名曲「アイネ・ク」はごくごく素直にスタンダードな表情(5:44-5:39-1:56-4:08)ラストは懐かしい「アンダンテ・カンタービレ」これがまるでオリジナルかのような暖かさに包まれました。(6:33)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

寒いですね。気温は低いようだけれど、冬晴れの気候が続きます。例の如く早朝覚醒してストレッチもカンタンなYouTube鍛錬も済ませたけれど、今度はちょっぴり頭痛が・・・昨年だっけ?処方されて残った解熱鎮痛剤を服用して、30分ほど横になったら快復いたしました。(ゴミ出しを失念いたしました)風邪でもひいたらタイヘン!流行り病も広がっているので外出は控えて、コタツ(=ブラックホール)に吸い込まれました。料理はちゃんと作りました。今朝の体重は67.05kg+700g、あっという間の増加が残念。

女房殿ご所望のマットレスは無事婆さん宅に到着したとの報告。(不良品?現在メーカーに問い合わせ中。圧縮してあるので、戻るのにちょっと時間が掛かるとか・・・ほんまか?)夕方女房殿ご帰還。じつはテレビ用のオーディオ・スピーカーも注文〜数カ月前に長年使用したものが故障して3,000円ほどのものを早速注文して到着したら・・・大失敗。まったくパワーが足りない、役に立たないので息子に上げてコンピュター用にしてもらいました。今回は8,000円ほど、到着は明日。パワーはいちおう確認しております。さて、結果はいかがでしょうか。

Archiv Produktion MA 5120Mozart 「ロンドン・ソナタ」チェンバロ、ヴァイオリン、チェロのためのソナタ 変ロ長調 K.10/ト長調 K.11/イ長調 K.12(トーマス・ブランディス(v))/チェンバロ、フルート、チェロのためのソナタ ヘ長調 K.13/ハ長調 K.14/ 変ロ長調 K.15(カールハインツ・ツェラー(fl))〜ヴォルフガング・ベトヒャー(vc)/バルデマール・デーリング(cem)(1972年)・・・1764年栴檀は双葉より芳し、Mozart13-14歳頃、チェンバロが中心、それに弦乃至フルートのオブリガートが支える可憐な作品。彼に駄作は存在しません。意外と録音が少ない・・・と思って調べてみたら、現在はピアノ・トリオとして扱われていっしょに録音されておりました。1972年当時のベルリン・フィルの首席によるモダーン楽器録音。LP復刻音源は音質上々でした。
Wolfgang Boettcher (1935-2021独逸)は1958-1976年在任、Waldemar Doling(1930-?)はベルリン・フィルと多く録音がありました。皆、水も滴る落ち着いた美音に息のあったアンサンブルは寛いだ風情。少年の作品といったイメージに非ず、立派な芸術作品に仕上がりました。
K.10(Allegro-Andante-Menuetto I-II)K.11(Andante-Allegro - Menuetto - Allegro)K.12(Andante-Allegro)はThomas Brandis(1935-2017年独逸)担当。ベルリン・フィルのコンサートマスター1962-1983年在任。まさにカラヤン絶頂期を支えていたのですね。牧歌的に晴れ晴れとした表情のシンプルな作品は意外と陰影豊か、しっとりふっくらとした瑞々しい音色に表現されて、ノンビリとして闊達、気品を感じさせるもの。(27:50)
ちょうどKarlheinz Zoeller(1928-2005独逸)は首席を一時降りていた頃(ゴールウェイが退団して復帰)。こちはツェラーのブリリアントな音色の成果、ぐっと華やかな風情に変貌して、いっそう快活さと広がりを増しました。
K.13(Allegro-Andante-Menuetto I - II)K.14(Allegro-Allegro-Menuetto I - II (en carillon))K.15(Andante maestoso-Allegro grazioso)(47:43)

American Recording Society ARS-24Herbert チェロ協奏曲第2番ホ短調(バーナード・グリーンハウス(vc)/マックス・シェーンヘル/ウィーン交響楽団)/Bloch 3つのユダヤの詩(ワルター・ヘンドル/アメリカン・レコーディング・ソサエティ交響楽団)(1952年)・・・LP復刻はかなり良好な音質。
Victor Herbert(1859-1924愛蘭→亜米利加)は往年の作曲家・指揮者・チェリスト。著名なDvora'kのチェロ協奏曲に影響を与えた作品とは伺っていて、1884年の作品はぜひ聴いてみたいと考えておりました。
Bernard Greenhouse (1916-2011亜米利加)はボザール・トリオの創立メンバー。Max Scho"nherr(1903-1984墺太利)はオーストリア放送交響楽団の首席を長く務めたそう(1931-1969年?)。「Allegro impetuoso」「Andante tranquillo」「Allegro」と続けて演奏され、上品なソロは雄弁な超絶技巧を駆使してオーケストラと対等。浪漫の劇性と緊張感を湛えて、わかりやすい大衆的な旋律、忘れ去られるにはもったいほどの多彩な表情を見せました。緩徐楽章の懐かしさにはDvora'kを連想させる纏綿とした歌がありました。終楽章のソロのテクニック必須な細かい音型も雰囲気が似ている。(22:29)
Ernest Bloch(1880-1959瑞西→亜米利加)による「3つのユダヤの詩」は1913年の作品。Walter Hendl(1917-2007亜米利加)も懐かしい、なんとなく伴奏指揮者のイメージが強いけれど、同時代音楽の擁護者でもあったとのこと。オーケストラは(ようわからんけど)現代音楽の録音が多く残されておりました。
「Danse」ちょっぴりオリエンタルに神秘な風情の始まり。そして賑やか追い込みに終了(7:30)「Rite」優しく穏健、やがて妖しい風情にゆったり歌うところ(6:30)「Cortege funebre」ここもオリエンタルにわかりやすい旋律から始まって、暴力とか晦渋とは無縁に慌てぬ懐かしい歩み。(8:54)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

昨日朝のワイドショウを眺めていたら、北国中心に降雪、あちこち本格的な冬らしい冷えがやってきたようです。コタツ・ブラックホールに吸い込まれた一日を過ごして、前日かなり睡眠不如意、早々にフロに入ったら眠くなりました。ちょっと生活リズムは崩れたけれど、それなりに眠れて早朝覚醒。朝食を済ませて、まず軽いYouTube鍛錬、そして一日サボったストレッチ入念に再開いたしました。一日サボっただけで脚腰膝肩関節微妙にちょっぴり痛みはあって、これは一日じっとしていた運動不足でしょう。市立体育館目指して外に出たら快晴だけど、空気は冷たいですね。トレーニングルームは常連メンバーに空いていて、順繰り筋トレマシン+エアロバイク15分、いつものメニューを消化しました。帰りスーパーに寄って食材入手、帰宅して洗濯も終えて圧力鍋を使って調理して〜これがいつもの生活リズム、気分や体調は整いました。今朝の体重は66.35kg▲300g、身体を動かして食事を抑制してもあまり変わらない(涙)

テレビはほとんど見ないけど、女房殿が某ボランティア仲間からドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」がオモロいとの情報、TVerをいっしょにお付き合いしました。鮎美(夏帆)は詐欺に遭い、勝男(竹内涼真)はアルハラ、おにハラ(おにぎり喰え)で訴えられて職場謹慎処分に。勝男はかなりKYな堅物真面目人間(なかなかの演技)その「アルハラ、おにハラ」への経過はいらいらするほど描写が上手い。ま、ドラマだから誇張して表現しているけれど、仕事が雑、手抜き、現役時代、そんな若手は実際存在して、それなり厳しく、幾度も注意したものです。人材育成も難しくなって、現在だったらパワハラで訴えられるのかも。但し、呑んでコミュニケーション、みたいな昭和の発想はありませんでしたよ。誘われれば付き合うくらいかなぁ(誘われんかったけど)酒は仲の良い人たちと私的に愉しむものです。

DG UCCG1794Wagner っ楽劇「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲/Bruckner 交響曲第7番ホ長調(ハース版)〜アンドリス・ネルソンス/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(2018年)・・・Andris Nelsons(1978ー拉脱維亜)によるゲヴァントハウス管弦楽団カペルマイスター就任記念のライヴ。拝聴した音源ファイルはビットレートがさほどに高いものではないので、音質はあまり云々できません。オーケストラのサウンドは質実に渋く、アンサンブルの精度は高いもの。
最初に配置されるWagner「Siegfried`s Funeral March」は彼を追悼する第2楽章「Adagio」に通じていて、作品配置に配慮が感じられます。緻密な味わいを感じさせて、大仰な劇性を感じさせぬ表現でした。(9:12)
交響曲第7番ホ長調はBrucknerの作品中、屈指の美しい旋律を誇る作品。巨魁な詠嘆とは無縁のモダーン、意外とオーソドックスな演奏でした。
第1楽章「Allegro Moderato」テンポは中庸に落ち着いたオーケストラのサウンド、煽ったり力んだりしない抑制を感じさせるさっぱり表現。湧き上がる感興とか情熱には至らぬ感じ。自分のオーディオ環境の責任かも。(21:41)
第2楽章「Adagio. Sehr Feierlich Und Sehr Langsam」ここが白眉。悠然たる静謐な感動が押し寄せる緩徐楽章。入念かつていねいな表現も、大仰なうねりや詠嘆の節回しなど伴わぬ素直、淡々としたスウィング。クライマックスへの道筋も力みなくスムース、ティンパニが入るのは「ハース版」でも有なのでしょうか。ラストの遠いホルンには痺れました。(23:07)
第3楽章「Scherzo. Sehr Schnell」Bruckner交響曲のキモはスケルツォ。アクセント明晰に力みはなく、絶叫せず煽らず悠々と重量級、リズミカルなノリを感じさせるところ。トリオの弦もジミに落ち着いた風情が魅力的。(9:43)
第4楽章「Finale. Bewegt. Doch Nicht Schnell」流麗かつ穏健な弦とホルンの深い響き合い。さらりと流す静かなところと、金管の絶叫部分での雄弁の対比に違和感はありません。(13:04)

DG LPStravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)/交響詩「ナイチンゲールの歌」〜ロリン・マゼール/ベルリン放送交響楽団(1957年)・・・Lorin Maazel(1930-2014亜米利加)27歳駆け出しの頃のステレオ録音。この頃から既にオーケストラ・コントロールは完璧、若気の至り走り過ぎみたいな未熟さを感じさせぬ、これはこれで完成された才気煥発な演奏でした。今回拝聴したのはあまり状態のよろしくないLP復刻音源、広がりも奥行きもあるけれどちょっと濁り気味でした。
「火の鳥」は短い組曲版。色彩豊かにメルヘンな作品はメリハリしっかりとして入念な細部描きこみ、テンション高い演奏でした。「魔王カスチェイの凶悪な踊り」の爆発(ここで一旦休止する版)静謐に妖しい「子守歌」から「終曲」への盛り上げ、追い込みも迫力充分。フリッチャイ時代のオーケストラは高い技量を誇って緻密なアンサンブルでした。(21:01)
1914年初演のオペラを換骨奪胎して上手くまとめた交響詩「ナイチンゲール」(1919年エルネスト・アンセルメ初演)は刺激的な名曲。前曲もそうだけど、金管の威力は聴きものでしょう。オリエンタルに中国風な旋律に絶叫する暴力的サウンドは賑やかに自在。皇帝の病を治すナイチンゲール(小夜啼鳥)に対して、機械仕掛けのうぐいすは日本からの貢物という設定がオモロい。二管編成だけれど打楽器多彩、チェレスタにピアノ、ハープも入って素っ頓狂に色彩豊かな作品であり、これも鮮やかな演奏でしょう。(22:33)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

今度は函館の五稜郭の近くですか、年末は火事が増えますね。繁華街や百貨店では休業が出たようだけど、この寒空に焼け出された方もいらっしゃったことでしょう。残念ながら火事場泥棒が出ているそう。他人が苦しんでいる時にそんなことしたら、バチ当たりますよ。

自業自得だけど、前夜ほとんど眠れず、朝食はいつも通り済ませて、ちょっと横になって見たけれどやはり眠れない。ストレッチもYouTubeエアロビクスもさぼってぼんやり、二日酔いではないけれど微妙な倦怠感があって身動きしたくありません。外はどんより曇って寒そう、じっとコタツのブラックホールに吸い込まれておりました。今朝の体重は66.65kg▲250gそうカンタンには減らない。鍛え直して体調を整えましょう。
平日婆さんのところに泊まり込んでいる女房殿が、朝起きると背中が痛いとのこと。自宅にて愛用しているマットレス(安いもの)希望、早速注文しました。

流行語大賞は流行語であるが故に生命短く、ほとんど速攻忘れられ消えていきます。大賞?「働いて、働いて、働いて・・・」は「ぶっちホン」以来の忖度でしょうか。「忖度」も流行語だけど、これは立派に日常に定着いたしました。テレビはほとんどみないので「長袖をください」のオモロさを理解できません。世の中の動きに疎いのか、かなり以前よりこれほんまに流行っているの?そんな事例は多くありました。

EMI TOCE 9041-45Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調/第7番ニ長調〜ヴォルフガング・サヴァリッシュ/コンセルトヘボウ管弦楽団(1991年)・・・2年ほど前に交響曲第9番ニ短調を聴いて不遜にも

劇的な激しさ、力感とは無縁、素朴と云えば素朴、自然といえば自然、バランス感覚に優れてどこにも瑕疵が見当たらない、声楽も充実している、もちろんオーケストラの技量に疑念などあるはずもない・・・けどオモロくもなんともない。正直なところ、残り8曲に触手が伸びません
それ以来ようやくの拝聴。「響きが薄く、サウンドの芯や低音が弱い」とも、これは自らの貧者のオーディオ責任の可能性は自覚しておりました。今回拝聴の印象はやはり中低音に薄さを感じます。但し、コンセルトヘボウの個性はちゃんと堪能できる解像度。
交響曲第4番 変ロ長調はなんとフルート一本の全9曲中最小編成。明るいエネルギーに溢ちた名曲、ここでは第1楽章、第3楽章、第4楽章とも繰り返し実施とのこと。予想通り想像通りオーソドックスなバランス感覚に、特異なアクセントや動きもないけれど、中庸のテンポに作品旋律の美点やコンセルトヘボウの深みのあるマイルド・サウンドを活かして、どこにもムリがない。しみじみと味わいと熱気を感じさせる魅惑の演奏でした。
「Adagio - Allegro vivace」(12:22)「Adagio」(95:3)「Allegro molto e vivace」(5:39)「Allegro ma non troppo」(6:53)
交響曲第7番ニ長調は繰り返しなし。熱狂的なリズムを刻む人気作品、これも中庸のイン・テンポを維持して落ち着いたリズムに慌てた様子はみられない。威圧感や力みのない穏健なスケールに好感を抱きました。
「Poco sostenuto - Vivace」(12:28) 「Allegretto」(8:58) 「Presto, assai meno presto」(8:41) 「Allegro con brio」(7:15)

YRCD6010Beethoven 交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」〜ヴァレンティン・ラドゥ/アマデウス・アンサンブル/合唱団/タチアナ・ガリツカヤ(s)/タチアーナ・ラシュコフスキー(ms)/ケネス・ガーナー(t)/エド・バーラ(b)(2008年ライヴ)・・・日本人なら年末は「第九」。ちょっと珍しいのを聴いてみたくなりました。Ama Deus Ensembleは1991年創立の室内アンサンブル、フィラデルフィアが本拠地なんだそう。モダーン楽器(?自信はない)。Valentin Radu(1956-羅馬尼亜)とは初耳・・・でもなくて、以前Handelを聴いていて、その記憶はまったくありませんでした。録音はけっこう多いようですね。オフ・マイクっぽい残響豊かな音質のせいか、演奏の加減かなぁ、どうも印象は茫洋と散漫でした。人数が少ないのか、響きに厚みや低音の迫力を欠きました。全体にちょっと残念な演奏。
第1楽章「Allegro ma non troppo, un poco maestoso」快速テンポに落ち着かぬ始まり。速い遅いは表現個性だけれど、フレージングが素っ気なくて、例の宇宙の果てから神秘なものが降っている〜そんなイメージではない。(13:19)
第2楽章「Molto vivace」このスケルツォも快速軽量に急ぎ足、さっくりと落ち着かない。繰り返し有。アンサンブルはそれなりだけれど、アクセントの緊張感や迫力に足らず、ホルンは流麗に明るい音色だけど、ちょっと色合いに魅力が不足します。(12:46)
第3楽章「Adagio molto e cantabile - Andante moderato」この緩徐楽章/変奏曲のテンポ設定やや速め。今更重厚長大詠嘆表現を求めないけれど、引き続き淡々としたイン・テンポ、弦の響きがとくに薄く淡く感じます。ノン・ヴィヴラートの古楽器系奏法なのか。ここはホルンの活躍に注目、技術的な問題はないけれど、どうも音色が好きになれない。(13:20)
第4楽章「Finale: Presto」風雲急を告げる始まりにテンションが足りない。「喜びの歌」主題提示に深遠さはもっと欲しいところ。もっとワクワクするような前向きの希望を!(5:55)「Presto recitativo - Allegro assai」朗々としたテナー登場、ここからかなりテンポはさくさくと進んで声楽陣は充実。alla marcia以降も引き続き快速、アンサンブルの精度は落ちます。「喜びの歌」大合唱は一段ギアを上げてさらにテンポ・アップ。(9:58)「Allegro energico, sempre ben marcato - Prestissimo」声楽陣は奮闘して晴れやかな合唱からクライマックスへ。やたらとホルンが目立つのは不思議、そして弦が響かない。ピッコロが響いてラストは渾身のテンポ・アップに終了・・・アンサンブルはやや乱れがち。(6:36/大喝采有)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

昼はけっこう日差しがあって暖かい日々が続きます。夜は冷えるから体調管理はタイヘン、インフルエンザ変異型?は感染しやすいそう、ちゃくちゃくと広がっているようです。日々眠り浅く。トンデモ早朝覚醒が続いて、いつものヘルシー朝食後YouTube「【食後の運動】血糖値の上昇を緩やかに♪ウォーキングエアロビクスで心も体も健康で豊かに」を先に実施、睡眠が足りないけれどストレッチして市立体育館を目指しました。トレーニングルームはシルバー常連メンバー+若者二人バーベル使用。80歳絡みの小さい小太りのお婆さんが久々に復活、ちょっぴり頬が痩けた印象があって、知り合いの方々の雑談に耳を傾けると体調を崩していたらしい。無事、快復してよかった。

昼から爺友と酒はいささか呑みすぎて後悔。夜は呑んだのと+痰が絡んでほとんど眠れない。体重は最悪の66.95kg+800g、本日はちゃんと減らしましょう。

インドネシア、スリランカ、タイにて悲惨な大水害。観光客や在留邦人にも影響はあったそう。日本から医療支援などに出動するらしいけれど、現地では治安の悪化、略奪が発生しているらしい。日本だったら大地震大水害でもそれは少ないでしょう。例の原発事故の避難家屋には泥棒は入ったようだけど、避難民の食材や支援物資奪い合いみたいなことはなかったと思います。
困った時は相身互い、支援の輪が広がるように願っております。それは香港の高層ビル大火災も同様のこと。

ALP1386 Brahms 交響曲第2番ニ長調 作品73〜ルドルフ・ケンペ/ベルリン・フィルハーモニー(1955年)・・・モノラルでも音質かなり良好、Rudolf Kempe(1910-1976独逸)の演奏は絶品。痺れるほどの弦主体のサウンド、慈しむようにていねいに仕上げるフレージング、深いホルン、ベルリン・フィルは厚みがあって、落ち着いた極上の響きでした。この作品は4曲の交響曲中、もっとも穏健に田園的風情の名曲。
第1楽章「Allegro non troppo」低弦によるD−C#−Dのシンプルな動機が魔法のように成長して広がっていくBrahmsのマジック。テンポは慌てず精神的に落ち着いた風情に充ちて第2主題(子守唄)のチェロも絶品。(15:38)
第2楽章「Adagio non troppo - L'istesso tempo, ma grazioso」は切々と懐かしく、内省的な緩徐楽章。マイルドなホルンの歌は朗々。デリケートに落ち着いて、遠い目に昔を懐かしむように粛々とした歩みが続きました。(10:51)
第3楽章「Allegretto grazioso (quasi andantino) - Presto ma non assai」ここはメヌエットでもスケルツォでもない、Brahms得意の息抜きのような間奏曲風。例のシンプルな動機が種々様々に変容して、そっと小走りに、そして時に雄弁に過ぎ去るところ。ラストはちょっぴり名残惜しい。よくできた作品ですよ。(5:16)
第4楽章「Allegro con spirito」冒頭の旋律は例のシンプルなものが変化したもの。内側に貯めていたエネルギーすべて放出される勢いに始まる終楽章。輝かしいけれど渋い金管炸裂!溌溂として清潔なフレージングはカラヤンとは明らかに異なって、これはこれで決然とカッコよい締め括りでした。(9:28)

Forlane UM 3514Satie ピアノ作品集〜フランス・クリダ(p)(1980年release)・・・France Clidat(1932-2012仏蘭西)はLisztの演奏で有名だけど、Satieも全曲録音しているとのこと。日本ではPHILIPSから出ていたけれど、どうやらForlaneレーベルらしい。おそらくはアナログ録音再末期、雰囲気のある暖かい音色が収録されております。Liszt弾きと云うと鮮やかな技巧に激しいタッチ・・・そんな想像をしていたけれど、安定した技巧に明晰なタッチは意外なほどデリケート。誰でも知っている官能極まるエッチな「ジムノペディ」やら、気持ちが行方不明になりそうなくらい不安な「グノシェンヌ」~ま、たいていのSatie演奏に不満を覚えたことはありません。ワルツ「Je Te Veux」、こんなステキに心沸き立つような作品は滅多に経験できない。すべての音楽の中で一番好きかも。
ジムノペディ(Gymnopedies)No. 1(2:55)No. 2(2:27)No. 3(2:03)
夜想曲(Nocturnes) No. 1(2:40)No. 2(1:40)No. 3(2:17)
グノシェンヌ(Gnossiennes)No. 1(3:05)No. 2(1:48)No. 3(2:16)
最後から2番目の思想(Avant-Dernieres Pensees) Idylle(0:55)Aubade(1:20)Meditation(0:48)
あなたがほしい("Je Te Veux" Valse)(4:52)
天国の英雄的な門への前奏曲(Prelude De La Porte Heroique Du Ciel)(3:59)
気むずかしい気取り屋の3つの高雅なワルツ(Les Trois Valses Distinguees Du Precieux Degoute)Sa Taille(1:05)
on Binocle(0:58)Ses Jambes(0:45)金の粉(Poudre D'Or)(4:20)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

好天が続きます。昨日もいつものように眠り浅く、早朝覚醒したけれど体調は悪くない。ストレッチ、短いYouTubeエアロビクス10分ほど消化して、皮膚科へ塗り薬をいただきに出掛けて、そのまま食材入手して往復3kmほど、合わせて一日の運動量目標をクリアいたしました。クリニックの順番待ち中、とっても悪い爺友よりLINE有。本日、これから市立体育館にしっかり身体を鍛えてから第1回忘年会、梅田に出掛けます。しっかりマスクして流行り病には充分気を付けましょう。今朝の体重は66.15kg▲700g、食事抑制の成果。

日々激しく使うコンピューターはGoogle日本語入力。大昔(20世紀中)ずっとAtokを愛用していたから入力パターンはそれ、カスタマイズもそれなりしているつもりだけれど・・・いまいち変換精度や変換出現優先が定まらない。(毎度さくひん→「咲くひん」変換される)ひさびにIMEを調べてみたら、もう選択肢はほとんどなくなったのですね。MS-IME(しばらく使っていないけれど、機能改善されたのだろうか?)Atokは有料(値上げされるらしい)情報流出が懸念された中国産Baidu-IMEは消えたようです。ほかには見当たらず、これが淘汰なんでしょう。ソフト開発には手間と経費が掛かりますから。なんかオモロないなぁ、選択肢が少なくて。

年末は女房殿の介護休暇で前居住地である名古屋へ向かいます。大浴場付きホテル予約済、大須商店街には行ったことはないので、そこも覗いてみるつもり。夜は現地在住の先輩夫婦と呑むつもりで行きつけだった居酒屋に予約電話したら、転送されて・・・出ない。困りました。我が激安スマホは050番号、仕組みを理解していないけれど、なんかシステム上の不具合なのか。一日置いて再度連絡したら、つながりました。富山に魚を仕入れに行って運搬途中だったとのこと、前日は休みで留守だったのですね。無事、席の確保できてほっとしました。

ONYX4185Vaughan Williams 海の交響曲(交響曲第1番)/揚げひばり(ジェイムズ・エーネス(v))/アンドルー・マンゼ〜ロイヤル・リヴァプール・フィル/合唱団/サラ・フォックス(s)/マーク・ストーン(br)(2017年)・・・Andrew Manze(1965-英国)はバロック畑のヴァイオリニスト〜指揮者としての評価を確立したようです。ヴァシリー・ペトレンコ時代のオーケストラとVaughan Williamsの交響曲全曲を録音しました。
1910年初演、1913年が「春の祭典」初演だから、時代を勘案すると壮麗壮大なる穏健保守的作風、フルート二本+ピッコロ、チューバも入るしティンパニ、大太鼓、小太鼓、トライアングル、シンバル、ハープはニ台。挙げ句にオルガン、ソプラノ独唱、バリトン独唱、混声四部合唱迄入るけっこう大掛かりな作品。相変わらず日本では人気の薄い英国作品、この作品も演奏機会は少ない(=お客は呼べない)でしょう。Walter Whitman(1819-1892英国)の「草の葉」を使った歌詞なんだそう。勝手にネットより引用
英国版「千人の交響曲」(風/それほど人数は要らんやろ)だけど、こちらじつにジミな、ハデさのないマイルド・サウンドに落ち着いて、長丁場を飽きさせない・・・いえ申し訳ないけどちょっと飽きる?演奏。声楽ソロも端正でした。
第1楽章「すべての海、すべての船の歌(Song for all Seas, all Ships)」は合唱の国・英国を実感させる手応え充分。声楽ソロもあまりに雄弁に決まって、大海原の情景描写はちょっと気恥ずかしく感じるほど”いかにも”風、金管も壮麗に平明な旋律、前向きに高揚する始まりでした。(17:42)
第2楽章「夜、渚に一人いて(On the Beach at Night Alone)」落ち着いて静かな緩徐楽章。バリトンと女声合唱が内省的に対話して始まります。これが粛々と情感が迫り上がって雄弁、打楽器も参入。その決まり具合にはやはり、ちょっぴり気恥ずかしさを覚えるほど。後半の木管の落ち着いた静謐がとても美しい。(10:14)
第3楽章「波(スケルツォ/Scherzo: The Waves)」第1楽章に似た金管の始まりだけど、こちらは短調。細かい音型は波の揺れを表現しているのでしょうか。力強く躍動する合唱は決然として、オーケストラは力強い打楽器のリズムに情感の高まりを表現しておりました。後半にも第1楽章の名残が登場します。(7:35)
第4楽章「探求する人々(The Explorers)」最終楽章は長いなぁ。しみじみと遠い風景を眺めるように、合唱の落ち着いた始まり。それは粛々延々とゆっくり、緩い起伏に歩み続け、感銘深いオルガンのようなサウンド。やがて8分ころから明るく曲調が変化して、延々と合唱が続く体力勝負へ。やがて勇壮な声楽ソロがいかにも前向きに決然とした風情に登場して、どれも耳あたりのよろしい爽やか旋律なんやけど、Mahlerほどの万感胸に迫って押し寄せるような感銘を受け取れない。これが英国らしい含羞と抑制なのでしょう。20分辺りから剽軽な躍動に雰囲気を変えて、最後の締めくくりに向かいます。やがて朗々とした歌声が雄弁に、そして消えるように終了・・・やっぱりとっても気恥ずかしい。(27:26)
The Lark Ascending」これは姿は見えず、雲雀の啼き声のみが曇天の上空から〜そんな情景が広がる最高の作品。起承転結のない哀しげな静謐が延々と続いて、James Ehnes(1976-加奈陀)の抑制され、しっとりとしたヴァイオリンが胸に染みる演奏でした。(14:33)

LSO0832Shostakovich 交響曲第4番ハ短調〜ジャナドレア・ノセダ/ロンドン交響楽団(2018年ライヴ)・・・1936年に作曲されながら、初演は1961年(コンドラシン)という曰く付き作品。四管編成(+ピッコロ2本)13種以上の打楽器+ハープ2台に及ぶ巨大なる編成、Gianandrea Noseda(1964-伊太利亜)による録音。絶望的に重苦しい、そして狂気を感じさせる作品は、ここ最近お気に入り。宣伝文句に曰く「ものすごい迫力!」〜だけど世間は笛吹けど踊らず、ネットに言及話題はほとんど伺えません。デッドなバービカン・ホールの響きは我が貧者のオーディオではなかなか再生は難物、自分にはいまいち(かなり)鳴りが足りないと感じます。スーパー・オーケストラであるロンドン交響楽団は豊かに響かず、とってもしょぼい。かなりボリュームを上げてもその魅力を堪能できません。残念。高級オーディオでの再生ならば印象は変わるのでしょうか。しばらく寝かせて再挑戦いたしましょう。お粗末。
第1楽章「Allegretto poco moderato - Presto」(27:02)第2楽章「Moderato con moto」(9:03)第3楽章「Largo - Allegro」(28:34)


2025年12月某日/ 隠居生活もやや馴染みつつある日々

12月に入って、新しい一週間が始まりました。昨日日曜も小春日和=Indian Summer、佳き天気でした。日々の生活は、別に変わらんなぁ一日くらいじゃ。朝一番にストレッチ、短いYouTube体操済ませて市立体育館を目指しました。受付で新たに一ヶ月定期(1,500圓也)を購入して、トレーニングルームに入ったらかつてない激混み!煮染まったヴェテランは少数(含ワシ)着々と筋トレマシンを消化していたら、若者たちが続々来訪、若い女性二人はイケメン男性の逞しい肩の筋肉を、後ろよりうっとり見つめておりました。←それをエアロバイクを漕ぎつつ眺める自分。血圧は高いまま改善していない・・・帰宅して洗濯はけっこう大量、残念夕方迄にちゃんと乾かない。今朝の体重は66.85kg減るどころか、若干の増(涙)
女房殿は某ボランティアの忘年会ランチに出掛けておりました。

悲惨な香港高層ビル火災のリアル。このブログの方は香港在住が長く旦那は未だ香港在住、会社を経営されているから、きっと言及があると予想しておりました。「私の経験では警報が鳴っても香港人は避難しません」警報に不備があるのだそう。このことが被害をいっそう大きくした可能性もあって、さすが現地通の情報には説得力がありました。それにしても高層ビルの工事に竹の足場というのも仰天!しかも、作業中にタバコは当たり前なんですって。この先、日本も年末に向けて火の用心と健康で新しい年を迎えたいものです。

fontana グロリア・シリーズ FG-2Brahms 交響曲第4番ホ短調 作品98〜エドゥアルド・ファン・ベイヌム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1958年)・・・Eduard van Beinum(1901-1959阿蘭陀)はわずか58歳で亡くなったのですね。もったいない。
25年ぶりの拝聴。懐かしいなぁ、中学生の頃、お小遣いで買った900円LP、当時は消費税もありませんでした。たしかフィル・アップは「大学祝典序曲」(この音源は今回入手できず)Brahmsの作品との出会いはこれかな?カラヤンのハンガリー舞曲(17cmLP)どちらかだったと記憶します。
茫洋とした音質だけど、豊かな残響と広がり奥行き、コンセルトヘボウのマイルドなサウンドが雰囲気豊かに堪能できるステレオ。テンポは中庸乃至やや速めにヴィヴィッド、厚みのある重量級の演奏は安心して作品を堪能できるのは、なんせこれが若い頃の刷り込みだから当たり前。 ここ最近Brahmsの交響曲は苦手系に至ったけれど、久々に原点に帰ったような気分に浸りました。
第1楽章「Allegro non troppo」落ち着いてしっとりした哀愁の旋律、テンポは遅くない。分厚いウェットな響きに充たされて悠々たっぷり歌うけれど、粘着質な表現に非ず、要らぬ重さを感じさせぬもの。(11:56)
第2楽章「Andante moderato」冒頭魅惑のホルンのシンプルな旋律は、最近めったに経験できぬ色味の深い音色。やがてそれが意味深く変貌するBrahmのマジック。テンポの揺れも浪漫なんやけど、時代掛かったクサさを感じさせぬモダーンな落ち着きでした。弦のデリケートな響きに充たされた緩徐楽章は白眉。(11:21)
第3楽章「Allegro giocoso - Poco meno presto」快活な勢いに充ちて、速めのテンポに重量級戦車が疾走するようなスケルツォ。上機嫌に愉快だけどね。(6:00)
第4楽章「Allegro energico e passionato - Piu allegro」悲痛な旋律、古風なパッサカリア(変奏曲)ここもテンポは遅くはない。表情豊かに堂々たるスケールだけど、大仰さを感じさせぬもの。余裕のオーケストラのパワーは存分にクライマックスを堪能できます。(9:24)

Gennady Rozhdestvensky(1931ー 2018露西亜)Stravinsky バレエの情景/カンタータ「星の王」/バレエ音楽「アゴン」〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/BBC交響楽団(1981年ライヴ)・・・いったいどこから?いつ入手したか記憶もないライヴ音源。年代を勘案するとかなりオン・マイクに肌理の粗い音質だけど、Gennady Rozhdestvensky(1931-2018露西亜)のヴィヴィッドなパワーを実感させて隈取はっきり、骨太な迫力に賑やかな表現でした。
「バレエの情景」は1944年の作品、二管編成のバレエ音楽、ピアノも入ります。アルカイック、乾いて淡々とした旋律だけど、どこかクールにノンビリ可愛らしい風情の作品・・・だけどロジェストヴェンスキーの表情は大げさにわかりやすいもの。英国ロイヤル・バレエ団のレパートリーに定着してるそう。
「Introduction」「Danses (Corps de Ballet)」「Variations (Ballerina)」「Pantomime - Pas-de-deux」「Pantomime」「Variation - Variation (Ballerina)」「 Pantomime」「 Danses (Corps de Ballet)」「Apotheose」(17:32/拍手有)
カンタータ「星の王」はクレジット不明だけどBBC交響合唱団でしょうか。三管編成+打楽器群+チェレスタなど大きな編成・・・なのに主役はあくまでフクザツ6声部の男声合唱。露西亜語らしい。初演は1939年。これがシロウト耳にも超絶技巧の神秘な響き、浮遊する管弦楽伴奏と荘厳な風情が漂いました。歌詞はこちら参照お願い。(5:29/拍手有)
「アゴン」は1957年初演(ロバート・クラフト)ドデカフォニーの作品。かなり難解な作品と思うけれど、初演は大成功だったそう。三管編成+多種打楽器+ハープ、マンドリンかなりの大編成なのに凝縮された響きと感じます。これがロジェストヴェンスキーの手に掛かると、アクセントや各声部の動き明晰に際立って(とくに金管のスウィング感や打楽器)こんなに明るかったっけ?不思議に感じるほどわかりやすく、無感情無機的な?作品風情が情熱的に変貌! 「Pas de quatre」「Double Pas de quatre」「Triple Pas de quatre」「Prelude」「First Pas de trois: Saraband-Step」「First Pas de trois: Gaillarde」「First Pas de trois: Coda」「 Interlude」「Second Pas de trois: Bransle Simple」「Second Pas de trois: Bransle Gay」「Second Pas de trois: Bransle Double」「Interlude」「Pas de deux」「Coda」「4 Duos」「4 Trio」(25:15/拍手有)

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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