2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
10月最終日を迎えた週末休み朝、佳き青空が広がっております。婆さんの腰の手術も無事終わり退院、女房殿は明日大阪よりご帰還。いつもは独居生活中粗食に体重は減少傾向なのに、今回は粗食なりに喰い過ぎ生活を自覚、体重維持に苦労しました。昨日午前中在宅勤務は一週間のお仕事ピーク、ここ2ヶ月ほどの苦労が実ってかなりの成果、昼からノンビリとヒマでした。夕方しばらくサボっていた掃除は強力吸引力を誇るDysonにて、野菜中心の食事、昼夜とけっこうしっかりご飯餅(=糖質)を摂取して、スポーツクラブへスクワットストレッチ(15分)筋トレマシン(15分)ステアマスター(有酸素運動15分)そしてサウナを使って、今朝の体重は65.6kg前日比▲300g。10月は65kg台を維持できました。気温は下がって膝はちょいと痛むけれど、可動域、柔軟性は大丈夫。
一昨日不調に陥ったノートパソコンAcer Aspire 5750はOS再導入後、なにもなかったように稼働快調。メインマシンであるHP Omni 220-1140jpは中古入手3年半ほど、おそらくは累計9年選手と推定するけれど不具合は皆無です。電気製品には一般に当たり外れがあって、日立電子オーブンレンジ/MRO-4100は1984年下期製造、息子が生まれる前から使っていて現役!昨年親父逝去とともに処分したCASIOワープロ(平成元年製造)を上回る長命を保って、日々現役です。人間もこうでありたいもの。さて現在時に微妙に不穏な動きを見せる中古激安洗濯機はどうなるのか。
Bach フーガの技法〜ヤーノシュ・ローラ/フランツ・リスト室内管弦楽団/ジュジャ・ペルティシュ(cem)/ミクローシュ・シュパーニ(cem/or)(1994年)・・・Bachラストの作品は傑作、楽器指定さえされずシンプルな音形の変化、入れ替えのみで巨大多彩な神々しい世界を作り出すマジック。ここでは弦楽+チェンバロ+オルガン交代の演奏でした。Janos Rolla(1944ー洪牙利)率いる老舗アンサンブル、ほんまかいな、この録音年。雰囲気は1970年台、練り上げられたモダーン楽器弦楽アンサンブルは詠嘆に充ちてシミジミ表現、ラスト必ずルバートして終わる昔懐かしいスタイル(イ・ムジチの「四季」辺りが好例)時代は既に溌剌リズムな古楽器が主流になりつつある頃でした。演奏順は自在にラスト4種のカノンにて終了、未完のフーガはその前に配置、しっとり詠嘆シミジミ表現な弦楽アンサンブルも似合って、B-A-C-H旋律はラスト力強く名残惜しく途中未完のまま。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
週末を迎えました。本日在宅勤務、2ヶ月ほど苦しんだお仕事某課題はとうとう全クリアが見えてきて、最後の美しい締めくくりが大切なところ。中古激安一年半前入手した洗濯機、少々挙動不審なのが心配です。
そしてAcer Aspire 5750(AS5750-F58D)(Windows10→Zorin-OSへ/メモリ8gb/BD-ドライブ/500gb)は2019年1月22日中古6,000円(税抜)入手、激安だったのはキーボードが壊れているジャンク品だったから、外付けキーボードにして日々愛用してきました。Windowsとは思想の異なるOSを使ってみるのも佳きノーミソの鍛錬、昨夜ぼんやりテレビを眺めながら大量の音源データダウンロードしていたら突然!不具合発生。Word文書更新保存不可、印刷もエラー、USBメモリにデータ移動途中でアウト、再起動したら妙な英語がいっぱい出て二度と起動しない・・・なんか知らずヘンなことしましたか?日々激しく使用しているのは間違いないけれど。
もともとキーボード部分が壊れているのは前使用者が物理的になにか重いものを落としていたのかも。精密機械内部微妙に破損しているのかも知れません。以前一度Windowsが不具合となって修復できず→Zorin-OSへ入れ直した経緯もありました。大切な個人データはクラウドやメインマシンであるHP Omni 220-1140jpと同期させているので紛失の心配なし。迷わずZorin-OS再導入決意、致命的なハードの破損でないことを祈りましたよ。
OSをサラで入れ直す作業(+アップデート)お気に入りの環境やらソフトを整えること、これは時にノーミソ鍛錬に必須、時間が掛かってもけっこう気分転換になるもの。毎度のことだけど、Linuxの日本語環境(Mozc)導入にやや苦戦をしたのも前回作業時と同じ。Chromiumは自分のメールアドレスで同期させるとあっという間に元通り、Dropboxを導入して【♪ KechiKechi Classics ♪】の膨大なるファイルもダウンロードできました。WPS OfficeやらBluefischエディターなど導入して、ゲーム類など全削除・・・必然的に夜更し、軽快な動作に復活しました。
昨日スポーツクラブお休み、朝、ストレッチ+ウォーキングしても夜喰い過ぎを自覚、今朝65.9kg前日比しっかり+300g、ぎりぎり状態。睡眠不足著しい。若手人気イケメン俳優がひき逃げ?とか。もうアウトやろうなぁ、違約金凄いやろなぁ。女性ファンは悲鳴を上げていることでしょう。失敗したら包み隠さず周りに相談して次善の策を考えること、ってオモロない当たり前のオヤジの説教やなぁ。
Julius Klengel(1859ー1933独逸)チェロ協奏曲第3番イ短調/R.Strauss ロマンツェ ヘ長調/Schumann チェロ協奏曲イ短調/歌曲集「ミルテの花」より「献呈」*/Clara Schumann チェロ協奏曲イ短調より第2楽章「ロマンツェ」*/Brahms ハンガリー舞曲第5番 嬰ヘ短調*〜ラファエラ・グロメス(vc)/ニコラス・カーター/ベルリン放送交響楽団/ユリアン・リーム(p)*(2018-2020年)・・・Raphaela Gromes(1991-独逸)は若手実力派別嬪チェリスト。ありきたりの演目に非ず、いくつか意欲的な録音を出していることは知っていて実際の録音を聞いたのは初めて、Julius Klengelは後期浪漫派世代?もちろん名前さえ初耳、美しい秘曲でした。この作品も馴染みの気紛れに自在な旋律の名曲・Schumannも肩の力が抜けてテクニックの冴えは当たり前、ぎらぎらもりもりと筋肉質な音色に非ず、優雅かつ清潔な表現が際立つもの。現在コロナ禍でまともな演奏活動も出来ないやろけど、若手が育っていくのは音楽界の希望でしょう。
さて、ストレッチでもしてお仕事開始しましょう。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
昨日の在宅勤務は終日ぼんやり。昨夜は週一回の初級エアロビクスをこなして、朝迄ちゃんと眠れてほぼ一週間ぶり。体調は爽快です。自分はほとんどこの半年以上、繁華街人の多いところに出掛けないせいか、幸いコロナには無縁(6月末に東京に出張したけれど)”Go To”を受けて全国では微増とのこと。欧米では感染激増、仏蘭西の医療関係者のデモは医療崩壊に心が折れているとの訴えとか。さっぱり報道されないのはイスラム諸国とか阿弗利加の情勢のこと、どうなっているのでしょうか。来年のオリンピック開催は現実的ではないと思いますよ。世界から選手も観客も集まるのはムリかと。もちろん運営する側もタイヘン、日本の観客も脚は遠のくでしょう。
けっこう朝昼夜ちゃんとご飯喰うたけれど、今朝の体重は65.6kg前日比▲300g。
Mendelssohn 劇音楽「真夏の夜の夢」より「序曲 」ースケルツォ ー妖精の行進 -舌先さけたまだら蛇-間奏曲 -夜想曲 -結婚行進曲 -道化師たちの踊り - ほのかな光〜フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン・フィル/RIAS室内合唱団/リタ・シュトライヒ(s)/ディアナ・エウストラーティ(con)(1950年)・・・Ferenc Fricsay(1914ー1963洪牙利)は短い生涯に多くの録音を残した人、どれも硬派に歯応えのある演奏ばかり。メルヘンな雰囲気漂う名曲もかっちりと襟を糺したような演奏ぶり、彼(か)のそっけない仏頂面のクレンペラーだってけっこう愉しめた記憶があるけれど(←駅売海賊盤ですんまへん。CD処分済)こちら生真面目も過ぎてオモロくありません。音質も潤いに欠けるモノラル録音でした。
Mozart 歌劇「後宮からの誘拐」K.384〜フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団/室内合唱団/マリア・シュターダー((s)コンスタンツェ)/リタ・シュトライヒ((s)ブロンデ)/エルンスト・ヘフリガー((t)ベルモンテ)/マルティン・ヴァンティン((t)ペドリーロ)/ヨゼフ・グラインドル((b)オスミン)/ワルター・フランク(太守;台詞のみ)(1954年)・・・独逸語によるジングシュピール(台詞入り)オペラ方面には疎い自分でも名前は知っている豪華配役勢揃い!当時の土耳古趣味が反映された作品とか。写真は懐かしいLP時代、モノラルLPは安かったんです(更に安い中古入手だったのかも)後年アーノンクールの序曲を聴いて鳴り渡るちんどん打楽器に驚愕!これが土耳古趣味だったのか。フリッチャイの硬派に歯応えのある演奏はそれとは感じさせぬ引き締まったもの。音質も良好、第1幕ラスト太守からの求愛をはねのけるコンスタンツェのアリア「Martern aller Arten」(どんな拷問が待っていようと)は超絶技巧、長丁場の聴かせどころ最高。Maria Stader(1911ー1999洪牙利→瑞西)ってこんな凄いコロラトゥーラでしたっけ?CD2枚分堪能いたしました。続いて収録されるエクスルターテ・ユビラーテK.165(1954年旧録音)気品のある声、最高。
本日は出勤。気持ちを切り替えて出掛けましょう。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
台風が少なかった10月ももう少し。
寒さが迫ってくると洟水症状悪化、そもそも4−5年前?冬の朝に散歩に出た帰り、強烈な洟水に見舞われたのが端緒(気温変化によるアレルギー症状?)爾来花粉症季節を問わず症状継続、この時期には更に悪化する・・・昨夜吸入器を使っても息苦しく咳き込んで途中覚醒してしまいました。睡眠不如意は継続します。職場でのお仕事はそれなりに進捗して(一部トラブル継続中)帰宅後夕食をちょいと喰い過ぎた自覚有。それでも間食はしていないし、夜のスポーツクラブで筋トレ(胸背筋抜き)ステアマスター15分こなしても今朝は65.9kg前日比+200g、こりゃなんなのか。もうギリギリじゃないか。睡眠不如意連続と腸内環境やや不調が要因かも。
数週間前、数年前の保存音源DVD焼き込みミスを発見した件、昨夜偶然に同一のものがネット上に出現!現在ダウンロード途中、復元中。先日のトーマス・ビーチャムの「幻想」に続いて短期間に願いは叶いました。じつはもう一件、保存音源の不備が気になって、これもネットより出現を待っております。
もう一発。昔の思い出話に言及した件、懐かしい音源も偶然ネットより入手できました。Dvora'k スターバト・マーテル(悲しみの聖母)〜マルコ・ムーニ/リューブリャーナ放送交響楽団 /リューブリャーナ放送合唱団/コンソルティウム・ムジクム/アンナ・プサル・イェリク(s)/エヴァ・ノヴァサク・ホウスカ(ms)/ユリー・レヤ(t)/フランヨ・ペトルサネク(b)・・・これが1990年代初頭に入手した音源、歌手の読み方はエエ加減、NMLでは途中まで収録、今回入手したものは全曲CD一枚に収録されました。Marko Munih(1936ー斯洛文尼亜)旧ユーゴスラヴィア出身とか、録音情報不明、LP初出は1986年(ネット入手は違法っぽい。PILZは倒産しているけれど)まずまずの音質でしょう。オーケストラはサウンドの芯が少々弱い、線が細いような気もするけれど、敬虔な雰囲気はたっぷり、声楽ソロはいかにもオペラ!たっぷり雄弁に溢れております。
第1曲「悲しみに沈める聖母は」(19:09)ー第2曲「誰が涙を流さぬものがあろうか」(9:53)ー第3曲「いざ、愛の泉である聖母よ」(6:06)ー第4曲「わが心をして」(8:04)ー第5曲「わがためにかく傷つけられ」(5:20)ー第6曲「我にも汝とともに涙を流させ」(6:16)-第7曲「処女のうちもっとも輝ける処女」(6:52)ー第8曲「キリストの死に思いを巡らし」(5:01)-第9曲「焼かれ、焚かれるとはいえ」(5:42)ー第10曲「肉体は死して朽ち果てるとも」(7:14)。どれも微妙にテンポ速めにちゃんと80分を切りました。ズデニェク・コシュラー率いるスロヴァキア・フィル以上にローカルなサウンド、少々情けないほど。声楽ソロの雄弁さとの違和感もかなりあるけれど、これが大昔記憶にあったそのもの。旋律細部はこれで馴染んでいたんです。感銘の深さはコシュラーの方が上でしょう。
本日は在宅勤務。ちょっぴり頭痛が気になります。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
日々、寒さが募って強制代休の昨日は例の如く無為無策、牛乳ヨーグルトが切れそうなのに買い物にも出掛けておりません。休んでもやりたいことがない。睡眠不如意連続4日位続いて、なにか栄養が足らんのか(亜鉛とか)もしかして矯正用マウスピースが原因かも。夜、スポーツクラブへ出掛けてスクワットストレッチ、筋トレ一通り全部、ステアマスター(トレッドミル)15分実施、一日休むと身体がラク、というか、数週間前”やや風邪”状態の時にはやはり体調がよろしくなかったのでしょう。今朝の体重は65.7kg現状維持、減らんかったなぁ残念。本日は出勤。
世間では宮崎美子さんのカレンダーが話題、自分とほぼ同世代の美しい水着姿は衝撃!あれは日々鍛錬努力のたまもの、男性に人気なのはもちろん、女性にも励みになるんじゃないでしょうか。知的な女優さんだし、まさに知情意心技体バランスの取れた熟成とエヴァーグリーン。世代問わずスポーツクラブで見掛ける鍛え上げられた女性は
美しく凛として、オシャレなスポーツウェアをいつも(こっそり横目で)拝見しております。
Mendessohn ヴァイオリン協奏曲ホ短調(エフレム・クルツ1958年)/Bruch ヴァイオリン協奏曲第1番ト長調(ワルター・ススキンド1956年)〜ユーディ・メニューイン(v)/フィルハーモニア管弦楽団・・・Yehudi Menuhin(1916ー1999亜米利加)は教育者、社会活動家として立派な人だったけれど彼のヴァイオリンには少々クセがあって音色も美しくないと感じます。録音は数多く、多くの人々に愛されて、人気があったのでしょう。浪漫派を代表する甘美な旋律2曲はここ最近お気に入り、1958年録音は驚異的な鮮度!音質が立派。懐かしい往年の名匠に支えられて、ちょいとアクのあるヴィヴラート、スムースとは言い難いボウイングも作品を堪能するのに不足はありません。
Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜ウィルヘルム・シュヒター/NHK交響楽団(1959年旧NHKホール・ライヴ)・・・鬼軍曹Wilhelm Schuchter(1911ー1974独逸)は当時のN響をしごいて立派に育成したとのこと。60年前にこのアンサンブルの水準、音質に驚きました。懐かしい郷愁の旋律表現にオーケストラの弱さなどほとんど感じさせない、終楽章のアツいアッチェレランドはすごい効果を上げておりました。9:05-11:57-7:46-11:00。
これよりストレッチしてから出勤、お仕事残務がちょっぴり心配です。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
本日本来有休消化の予定だったけれど、土曜臨時出勤となってその代休です。昨日はとうとう市立体育館へ行きそこねて、夕方早々に風呂に入ってノンビリしておりました。ストレッチさえしておりません。とんでも睡眠不如意、左膝は痛いし、薄ら寒い月曜朝に体調イマイチ。体重は65.7kg前日比+500g、最悪。本日夜から鍛え直しです。
昨日朝、いつものように「音楽日誌」そして【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新済ませたら予約時間ギリギリ、あわてて歯科医へ走りました。一ヶ月前に型を取った矯正用Myマウス・ピースは3個、食事以外は装着して10日ごとに交換、徐々に矯正させる仕組みです。装着方法外し方を教えていただいて、料金は実質伍拾萬圓税込もっと超えました!説明が悪いっすよ、今更引けないし。胆石入院費を超える最高のカード払い!ポイント還元も盛大でしょう。自分専用だから一個拾数萬圓の計算か、さっそく装着してまる一日、意外なほど違和感はなくて、透明樹脂だから見た目にもわからない。
思わぬ副産物有、なんせずっと前歯上にマウスピース装着でしょ?ちょっとお菓子でも、なんて間食ができんのです。せいぜいお茶か水を喫するくらい。こりゃもしかすると上手いこと減量が進むかも知れません。息子夫婦より熊本のお菓子と息子が保育所時代のVHSビデオ→DVD変換2枚ほど到着、孫の虎太朗も来月一歳、お嫁さんの実家である天草で盛大な誕生会をするみたい。親戚一同のアイドルですから。そういえば母親の一周忌、札幌の兄からはコロナなど気遣ってかとくに法事の案内などありません。女房殿は花を手配してくれました。
以下、かなり前に聴いたもの含め一応記録。どれを聴いても感銘がありました。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル(1992年)・・・Vaclav Neumann(1920ー1995捷克)旧録音全集も素朴な味わい深い存在だったけれど、こちら晩年72歳の再録音はまず音質極上。青春の憧憬漂う美しい旋律は奥行き深いサウンドに響き渡って有機的、各パートの存在感際立ってとくにホルンのヴィヴラートが美しいもの。素直な表現のまま成熟を深めて味わい深い記録でした。13:01-8:28-10:26-18:25。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1977年ライヴ)・・・「クリスマス・マチネ」交響曲第5番に魂が抜けたような20年ほど昔のコメント有。入手当時は心躍らせて9枚組ライヴを聴いたものですよ。ハイティンク当時48歳、壮年の記録体力充実した頃の記録。セッションでの全集も直截な飾らぬ表現を好ましく聴いたけれど、こちら徐々に成熟を深めていった頃のライヴ。第1楽章が長いのは提示部繰り返しているから、伝説の名手が残っていた頃のオーケストラは、豊かな残響に充たされて自然体の呼吸であります。15:45-7:51-11:03-19:09。彼も引退してしまった。
もう一発。Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ピエール・ブーレーズ/シカゴ交響楽団(1998年)・・・Pierre Boulez(1925ー2016仏蘭西)も亡くなってもう4年経ったんやなぁ、以前は彼の録音やらFMでのライヴ録音は求めて、できるだけ聴いていたもの。一連のMahler録音は解脱しきって浪漫の残滓一掃!知的クール風情に驚きました。シカゴ交響楽団との録音が表現方向に似合っていたと思いますよ。細部描き込み丁寧に、これも要らぬ情感やら詠嘆を込めぬさっぱりと素っ気ない表現は充分デリケート、そしてパワフル、それでこそMahler作品の本来の趣旨は正確に伝わると云った確信、これも第1楽章提示部繰り返し有。15:57-6:48-10:39-19:26。音質極上。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
昨日セキュリティロックが解除されるのが定時30分前、いつもの時間に職場へ。大きな商品トラブルの概要は既に昨夜電話にて第一報を入れて、詳細正式文書を送信いたしました。取引先の電話は土曜休日留守電、ケータイに連絡入れるのもお相手ご担当の状況(休みかも)わからぬからウカツに連絡できず”待機”。昼時点で職場トップの了承を得て帰宅、最近在宅勤務が多いしなんかあればスマホに連絡あるでしょと予測通り、帰宅した途端連絡相談が入りました。昼食後、市立体育館へ脚腹筋トレ+ステアマスター有酸素運動15分後、当初の予定通り床屋さんへ還俗状態→剃髪へ。そして少々悩みつつ5時開店と同時に馴染みの居酒屋へ贅沢出費、小一時間ほどの滞在、酒の量も知れているのに最近酔いが回るのが妙に速い・・・お仕事緊張緩和ストレス解消の半日でした。
床屋居酒屋最寄りの駅辺り速歩往復は鍛錬後、両脚の筋肉痛自覚しつつ45分間ほど、これも佳き運動になったことでしょう。今朝の体重は65.2kg前日比▲200g。これより午前中、出来上がったマウスピース装着に歯科医へ、矯正開始となります。前歯矯正四拾萬圓(税別)余也はいつ支払うのか、カード持参で臨みましょう。市立体育館トレーニングルームへは昼から行くつもり。
今朝の朝日新聞「10代の君へ 元気に『おはよー』で変わる」人気モデルゆきぽよの聞き書きコラムは、自然体の語り口を記者は上手に再現して、過剰に空気を読みすぎるデリケートな世代の心情を素直に伝えました。自分はノーミソに弱点があるみたいで単純数値が暗記できないとか、名刺交換してもお相手の顔が覚えられない、当然芸能界の若い女性はほぼ全部同じに見えて、ゆきぽよもみちょぱも皆、可愛らしいお嬢さんやなぁ、そんな感じの情けないオッサンでした。
Liszt ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調/第2番イ長調〜ユリ・ブーコフ(p)/ラズロ・ソモギ/ウィーン交響楽団(1959年)・・・Youri Boukoff(1923-2016勃牙利)は廉価盤LP時代懐かしい名前、Tchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ長調は(サイト内検索によると)7年前より4回も聴いておりました。Lisztの音源はその存在さえ初耳、LP復刻音源をネットより入手したもの。音質はほとんど驚異的に鮮明、文句ない鮮やかな技量のピアノ、 Laszlo Somogyi(1907-1988洪牙利)率いるオーケストラも充実した厚みのある響きに充分満足できるもの。こうしてみるとブーコフは冴えた技巧派やったなやな、昨夜念願のRachmaninov ピアノ協奏曲第2番ハ短調の音源をネットより入手出来、50年前900円だったLPとの再会を愉しみにしましょう。
他、Chopin ピアノ協奏曲第1番ホ短調〜ジョルジュ・シフラ(p)/フランス国立管弦楽団(1969年ローザンヌ・ライヴ)・・・若手登竜門のショパン・コンクールでは必ず演奏されるものだし、技量爽やかに演奏されるのは当たり前、48歳のシフラは技巧派として十全なテクニックを駆使して詩情豊かに歌って凡百な”上手いだけ”の演奏とは一線を画しておりました。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
回収連絡を伴う大きな商品トラブル発生、本来は相棒の商品分野担当なのだけれど、本日より”Go To 東京”予約済、無常のキャンセルも可哀想なので代替、本日土曜休日出勤対応としました。仕方がないなぁ、苦ではないけれど生活のリズムが崩れるのは残念、定時で上がれると思うので夜市立体育館トレーニングルームへ、床屋さん行きは明日としましょう。昨日孤独な在宅勤務は午前中集中して定例の週次お仕事山場、昼から雨も上がってノンビリしていたら、職場トップより緊急連絡があって事態は一気に緊迫いたしました。
滅多に喰わないけれど妙にインスタントラーメンが懐かしく、野菜をたくさん入れて久々に昨日昼食としたら、膨満感と云うかハラが苦しい感じ。体質に合わなくなった?もしかして血糖値が急に上がったかも、あと4食分は女房殿に残しましょう。夕食控え目、夜はスポーツクラブにてストレッチ、筋トレのみ、ステアマスター(有酸素運動)はサボりました。今朝の体重は65.4kg前日比辛くも▲100g。微妙に余剰な腹回りをなんとかしたい。腹筋運動だけではなんともなりません。
Smetana 歌劇「売られた花嫁」序曲/Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」/Mussorgsky/Rvael編 組曲「展覧会の絵」〜カレル・アンチェル/チェコ・フィル(1958年アスコーナ・ライヴ)・・・もしかして20年ぶり?の拝聴か。←これは以前の印象と寸分違わぬアツい興奮をたっぷりいただきました。Karel Ancerl(1908ー1973捷克)50歳壮年の記録、演目も素晴らしい。テンション高い序曲から始まって、ストレートに爽やかな表現に懐かしい旋律溢れる「新世界」、飾りの少ない一気呵成な「展覧会の絵」はセッション録音よりずっとアツい演奏でした。オーケストラの技量云々などまったく気にならぬもの。音質もまずまず、ライヴの熱気を充分伝えております。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
昨夜半より雨、薄曇りに薄ら寒い週末の朝は在宅勤務となります。昨日は昼から取引先へ数少ない商談というか営業提案説明(一部O/Lも活用)実務処理さておき営業は顔を合わせぬと話になりません・・・という発想は古いですか?自分はヴェテランで取引先お相手と顔馴染みだけど、今年異動してきた若い相棒はタイヘンでしょう。地下アイドルと餃子が趣味の息子世代はコロナとともに東京からやってきて(出身はご当地愛知県)職場と自宅アパートの往復+ご近所のお店のみの独身生活、自分以上に閉塞感は強いことでしょう。本日、岐阜の取引先お店に支援に出掛け、明日より”Go To 東京”、学生時代より十数年過ごした街の老舗餃子屋に友人と集うそうです。
コロナ感染は停滞〜微増状況とか。人が動けばウィルスも動く。職場は皆インフルエンザの予防接種を受けるとか、自分は基本注射はキライなのと型式が合わぬと意味がない、コロナが流行ればインフルエンザは流行らないと云う理論支持。人混みを避けたり身体を鍛えたりして乗り切るつもりです。
昨夜は休筋日。朝ストレッチとご近所ウォーキング、夜は数カ月ぶりに皮膚科に通って(平日夜は空いている予測ハズレ)坂道速歩はけっこうな負荷、夜はけっこう喰った自覚はあるけれど今朝は65.5kg▲200g。本日夜の鍛錬でもっと絞れることでしょう。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜ピエール・モントゥー/ボストン交響楽団(1951年)・・・初演を担当したMr.ハルサイの音源は幾種出ているのか。自分の手元にはたしか5種ほど、初期ステレオ録音であるパリ音楽院管弦楽団(1956年)が比較的有名だけど、音質はイマイチ、オーケストラも上手くない(けど怪しい雰囲気がある)。モントゥー自身が”次の録音は別なオーケストラで”と願ったらしい逸話も残っております。
じつはこの前に久々にピエール・ブーレーズ/クリーヴランド管弦楽団(1969年)を聴いて、なんせこれがこども時代作品との出会い刷り込み、クールに洗練されたリズムの刻み、超正確な縦線アンサンブル、ピッチが正確過ぎて不協和音に聴こえない、都会的に端正な佇まいにどーも入り込めなかったのは体調故か。こちらモノラル時代の録音は残念だけどかなり良好な音質、シャルル・ミュンシュ時代のオーケストラは強烈パワフル。粗野な熱気に溢れて大爆発、猥雑な不協和音が響いて、これがもともとの作品趣旨だったんじゃないか、手に汗握るド迫力を堪能いたしました。
他、Mndelssohn 劇音楽「真夏の夜の夢」〜ピエール・モントゥー/ウィーン・フィル(1958年)・・・序曲(11:35)-スケルツォ(4:48)-夜想曲(6:50)-結婚行進曲(4:00)。この作品は大好き。音質まずまず、モントゥーの語り口の上手さに脱帽。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
やや肌寒い日々が続いて冬が近いようです。来年1月の富山旅行の正式呼びかけが大学の一年先輩よりメール有、3年先輩が身動きできぬ奥様のショートステイを頼んだとの返答があったから、もう実際上決まりでしょう。もう11月だから実質2ヶ月後だもんなぁ、鬼も笑っていられない。産業能率大スポーツマネジメント研究所による「コロナ禍のスポーツ観戦意識調査」(ちょっと前7月)によると、オリンピックは「現実問題として、来年の開催も難しいと思う」84.8%。なんとかコロナ禍が収まって開催されることを願うのは74.7%、リアルなやぁ、この数字。世界から選手が集まりにくいだろうし、観客はもっとタイヘンでしょう。欧米や途上国の感染状況を見ると、安易な見通しはムリ筋かと。巨大スポンサーへの違約金が問題なのか。
優秀な相棒やらスタッフに恵まれ(←昨年度迄全部自分が諸実務含めてこなしていた)すっかりヒマな自分はお仕事時間を持て余しております。10月度の営業実績も結果的に二桁増でした。先週は職場数人がGo To旅行に行ったらしくて、全国あちこちお土産菓子が揃って喰い過ぎました。昨夜は週一回の初級エアロビクス30分、参加は10名/うちオッサンは3名(含むワシ)終了後筋トレも実施し、毎週毎度翌日の疲労感はかなり、本日休筋日必須。今朝の体重は65.7kg、ようやく現状維持。
Bach 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001/パルティータ第1番ロ短調BWV1002/ソナタ第2番イ短調BVW1003〜ボリス・ベゲルマン(v)((p)2017)・・・エンリコ・オノフリの弟子らしい若手、詳細情報は探せておりません。もちろん古楽器、このスムース流麗な技巧、音色の美しさ、端正な表現。LP時代セルジュ・ルカだっけ?(記憶既に曖昧)ノン・ヴィヴラートはあまりに素朴、素っ気ない表現に辟易したことを振り返れば、演奏技術表現の成熟に色気は驚くほど。わずかヴァイオリン一挺から深遠なる宇宙を描き出すBachのマジック、”音で聴くな、魂で聴け!”と先人に説教されたヨーゼフ・シゲティは遠い記憶となってしまいました。
Mahler 交響曲第9番ニ長調〜ハンス・ロスバウト/南西ドイツ放送交響楽団(1954年ライヴ)・・・Hans Rosbaud(1895ー1962墺地利)のMahlerはかなり以前に第7番を聴いて以来?VOXには「大地の歌」録音もあったからそれも聴いていたかも。クール怜悧な表現雰囲気を湛えて立派な演奏だと思うけれど、こちら残念な贅沢病、音質が少々厳しいかと。太古戦前ワルターの録音(1938年)辺り、けっこう濃密な雰囲気を愉しんで聴いたのに、勝手な言い種と自覚いたします。
本日は午前中在宅勤務、昼から取引先商談となります。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
大阪の婆さん(90歳)の退院が決まり、女房殿は本日より大阪です。腰の痛みも癒えて手術後のリハビリが大切なところ、ケースワーカーのエエ加減な対応に怒っておりました。こちらユルい在宅勤務にヒヤヒヤのイレギュラー処理、終日座りっぱなし+ポテトチップなどしっかり喫ししまって夜筋トレ(のみ)しっかりしたつもりでも、今朝の体重は65.7kg一日で+300gも情けない結末。女房殿不在中は意識的に粗食に徹して減量を目指しましょう。
テレビは好きで主にドラマを見るけれど、ここ最近のCMは健康美容、そして通販ばかり。健康食品の効果は(宣伝文句も)かなり怪しいけれど、膝痛やら不眠対策は機会があれば!ちょっぴり興味ないでもない。有名健康食品メーカーの粉末青汁は「○本で激安!」日々宣伝を続けて、きっと売れているんでしょう。じつは我が家も利用していて但しネット検索してブランドなど気にせず最安値63本1,000円(税送料込)裏面表示を見る限り国産原料使用(某隣国に非ず)この値段の差はいったいなんなのか。やや不安を感じつつ毎朝グラノーラとともに喫しております。ほんまに栄養あるのか?
しょーもない趣味咄だけど、ことし5月に保存音源一部不備を発見して嘆いていたBerlioz 幻想交響曲〜トマス・ビーチャム/フランス国立放送管弦楽団(1959年)はパブリック・ドメイン、日々ネットに音源を探っておりました。2ヶ月ほど前「発見!」と喜んでいたら1957年旧モノラル録音、音質がやや苦しい。それが昨夜、とうとう再発見して入手出来!誰も理解できぬであろうヲタクな達成感有。だから?と人様から訊かれれば所詮ヲタク趣味、答えようがありません。
ややヒスっぽいけれどまずまず音質良好。ロイヤル・フィルに比べてやや明るく細身のサウンド、管楽器の色気など微妙にテイストは異なるけれど、明朗に鳴り渡る開放的な響き、中庸の適切なテンポに優雅な表現は快感です。こうしてみるとロイヤル・フィルはThomas Beecham(1879ー1961英国)のサウンドやったんなやな、そう思いますよ。幾度繰り返すけれど、この作品は第1楽章提示部繰り返し、第2楽章にはコルネットが入って欲しいのが願い、それは叶わぬけれど、数多く録音がある人気作品中かなり好きな演奏。12:45-6:45-16:57-4:06-11:56、クライマックスである第4楽章「断頭台への後進」は当たり前にラスト迄再生されて満願成就しました。
これより洗濯、ストレッチ済ませて出勤しましょう。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
最低気温が10度Cを下回るようになって、秋から冬へ季節は進んおります。加賀温泉駅前の商業施設にクマが入り込んだとか、今年はどんぐり不作、季節気候変動や山が荒れている(人の手が入らない)からも知れません。10年ほど前、乗り換え待ち時間にそのお店に入ったっけ?そんな記憶もありました。昨日は一週間の始まり、出勤者は少なかったなぁ、二代前の若い相棒はたしか同期連中と”Go To 九州”の旅をしているんだっけ。いいなぁ、遊ぶんだったら若くて元気なうちでっせ。正月明け、久々に京都にホテルを取って寺社見物でも、との提案は女房殿に拒否権発動されました。(母親優先)コロナ騒動以降、在宅勤務含めほんま引き隠ってばかり、馴染みの居酒屋には時々通っているけれど。
お仕事さっさと切り上げていつもどおりスポーツクラブ再開、筋トレ控え目にステアマスター15分、今朝の体重は65.4kg前日比▲300g。土日も市立体育館で身体を動かしていたのに、今朝あちこち筋肉痛有、挙げ句睡眠不如意、咳き込んで途中覚醒。一週間ほど怪しかった風邪?症状は大丈夫でしょう。本日在宅勤務。
Shostakovich ピアノ協奏曲第1番ハ短調 作品35(サミュエル・サモスード/モスクワ・フィル/ヴォロヴニク(tp)1956年)/ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 作品102(アレクサンドル・ガウク/モスクワ放送交響楽団1959年)/2台のピアノのための協奏曲イ短調 作品94(マキシム・ショスタコヴィッチ(p)1956年)〜ドミトリー・ショスタコヴィッチ(p)・・・この作品、演奏とも以前からのお気に入り、作曲者自身による達者な協奏曲録音はクリュイタンスとの録音が知られていて、こちらもう少々前、音質はちょっぴり落ちるかも。暗鬱晦渋巨魁な交響曲をイメージすると、2曲のピアノ協奏曲は軽快小ぶりシニカルなテイストが馴染みやすいもの。自身優れたピアニストであった見事なソロは躍動して、往年の旧ソヴィエットの指揮者との掛け合いもアツく、18歳だった息子との掛け合いも微笑ましい。
Handel オラトリオ「サムソン」(抜粋)〜フェレツ・フリッチャイ/RIAS交響楽団/室内合唱団/聖ヘトヴィク大聖堂合唱団/ キム・ボルイ (b)/マリア・シュターダー(s)/マルガ・ヘフゲン(a)/ハインツ・レーフス(b)/マリア・リース(s)/エルンスト・ヘフリガー(t)(1955年ライヴ)・・・著名な「メサイア」と同時期の作品らしい。一度聴き流したくらいでは身につかぬのは当たり前の長大なるスケール音楽、いちおう聴いたという記録のみ。独逸語ですか?音質はまずまず良好、往年の名だたる声楽名手揃えて(現代の耳には少々雄弁な詠嘆強調)硬派に引き締まった演奏、そして華やかに力強い作品でした。
さて、ストレッチしてご近所ウォーキング、お仕事O/Lへ。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
薄ら寒い曇り空の月曜の朝、なんとか出勤しても違和感のない体調に戻しました。最高気温予測はなんと16度C!秋から冬に向けて季節は深まります。昨日は昼前に市立体育館トレーニングルームへ、ストレッチ筋トレ+ステアマスター15分、毎日の筋トレは効率的ではないとのことだけど、体調維持やら気分転換には必須の習慣、あとは例の如く引き隠って夕食のカレーなど作って今朝の体重は65.7kg現状維持。ほんま来たるべき引退後、老後に不安が押し寄せております。
楠木新「定年準備 - 人生後半戦の助走と実践」(中公新書)・・・これは「定年後」に続く著作、身につまされる実例満載、リアルに自分の先行きを考えさせられる名著でしょう。カスタマーレビューは賛否入り乱れて、「Aと云うボタンを押せばBと云う結果が出る」式の安易な発想(書籍をノウハウ・マニュアルとして捉えるから)の評価なのでしょう。書籍は自分が経験できないことを見せてくれる、自らのこととして考えさせられる契機切り口とするもの。全部100%、思い願うような書籍なんてこの世にありませんよ。著者は出世街道の最中に鬱病を発症して休職、平社員に戻って著作活動と二足のわらじ(←この表現もぼちぼち時代劇)やがて定年退職から著作講演生活に移行していったとのこと。一昨年だっけ?数十年ぶりに再会した親しい学生時代の後輩は現職中に身に着けた資格を活かして、自分の事務所を開いておりました。元の職場にもコンサルタントとして入っているとのこと。
自分は口先だけで人生乗り切って、息子を大学まで出したからなぁ。年に数回あった講演依頼(有償無償)もここ最近断って、やがて声も掛からなくなりました。学ぶべき魅力ある人と出会うこと、そのままを真似るのではなく真髄を学んで次の”黄金の20年”のあり方を探しましょう。
Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜マリオ・ヴェンツァーゴ/ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(2011年)・・・種々オーケストラを替えて全集録音を果たしたMario Venzago(1948-瑞西)この人もスワロフスキーの弟子筋、巨大なるスケールを誇る作品にふさわしいオーケストラ選定の結果はどーも芳しくない感じ。なにかとてつもない予兆を感じさせる第1楽章「Allegro moderato」、Brucknerの真髄であるスケルツォ楽章の粗野な迫力満載な第2楽章「Scherzo. Allegro moderato」、天国的な陶酔を感じさせる第3楽章「Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend」、一気呵成に怒涛のフィナーレへ驀進する「Finale. Feierlich, nicht schnell」。14:46-14:25-24:46-21:27、フツウというか切迫感も迫力も不足してちょいと期待ハズレは残念無念。
Bruchkner 交響曲第9番 ニ短調〜ヨアフ・タルミ/オスロ・フィル(1985年)・・・このオーケストラは上記コンツェルトハウスに比べると、ややサウンドが淡彩だし、音質もフツウだけど、神々しい作品の風情はしっかり感じさせるもの。たしか、この後に第4楽章を加えて録音したはずだけど、ここで聴いたのはオリジナル通り第3楽章「Adagio. Langsam, feierlich」にて終了しております。こちらのほうがずっとBrucknerを堪能できる・・・
これより洗濯、ストレッチ、そして出勤となります。体調は大丈夫でしょう。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
女房殿が半年ほど前に処方され、残った解熱鎮痛剤を服用して昨日昼頃には頭痛洟水倦怠感症状は軽快、昼食後薄ら寒い小雨模様を押して市立体育館へ出掛けました。いつものスクワット、ストレッチを済ませると意外と体調良好、脚腹筋の鍛錬後15分のステアマスター(有酸素運動)も爽快にクリアできました。夜は至近の激安(激不味)焼き鳥屋チェーン店へ、これが5時に突入しても予約満員!我ら二人はカウンターに滑り込めたけれど多くの来客を断って、居酒屋の利用回復は本格的かも。糖質制限意識して、ちゃんと運動もしたのに今朝の体重は65.7kg前日比+100g。本日更に市立体育館トレーニングルームで身体を絞りましょう。
明日はフツウに出勤できそう。一昨日の自作ヨーグルトは無事出来上がったけれど、微妙に味が薄いのが不思議、今朝美味しくいただきました。昨日は朝一番に【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新、ここ最近あまりムリせず新しいものに手を出さず、見栄も張らず、昔馴染みばかり聴いているような?あとはBruckner辺り音源データ整理などヲタク趣味ばかり。読書も遅々として進みません。
R.Strauss 交響詩「英雄の生涯」〜ロリン・マゼール/クリーヴランド管弦楽団/ダニエル・マジェスケ(v)(1977年)・・・偉大なるジョージ・セルの後任として首席在任は1972ー1982年、40歳代気力体力充実した頃、ディジタル録音が本格化する辺りでした。体調イマイチな聴手(=ワシ)を鼓舞するような勇壮なカッコ良い作品、優秀なオーケストラの技量を活かしてごりごりとパワフル、一気呵成に聴かせてくださいます。バイエルン放送交響楽団との再録音(1996年)より直截、ぎらぎらとした勢いを感じました。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜マレク・ヤノフスキ/WDR交響楽団(ケルン)(2019年)・・・オーケストラ・ビルダーとして定評のあるヴェテランMarek Janowski(1939-波蘭/独逸)のありそうでなかったBeeやん全集が出ました。これを聴いたのが10日ほど前、数日前再聴したのはどーも印象に残らなかったから。旧来の重厚長大路線に非ず、21世紀古楽器系軽快躍動でもない、手堅い表現にさらりとした感触、流れよく仕上げて録音を聴く限りぴん!と来ておりません。16:11-15:23-5:42-11:04、実演だと印象変わるんやろか。なんかオモロない。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
小雨模様の土曜の朝。
昨日、在宅勤務は気になる案件2件ほど、うちひとつは夕方までに解決、もう一件は月曜に再点検が必要です。今週は体調イマイチ、ずっと睡眠不如意が続いて一昨日から頭痛自覚、昨日洟水が止まらず微熱有(それでも36.7度C)別に呼吸も苦しくもなく流行りのコロナに非ず?フツウの風邪はとうとう土俵際から落ちたみたい。全身倦怠感、咽にも不快感、まずこの症状を抑えぬと(職場決まりごと建前上)月曜出勤もできません。なんせトランプさんの息子も無症状なそうだし。ほんまは道義的にアウトなんやけど、夜スポーツクラブ強行、熱は平熱水準、洟水はマスクで外からは見えない。ストレッチ筋トレのみしっかり、短時間で上がってサウナ→シャワーはいつも通り。
今朝の体重は65.6kg前日比+100g。活動量は落ちて食欲は落ちないからこんなものでしょう。昨夜スポーツクラブでの参考軽量は66.6kgだったので一晩で1kg減った計算です。
テレビをぼんやり眺めて、自家製ヨーグルトの話題に久々、少々残ったヨーグルトの容器に牛乳を足して常温に置いておいたら、買い物から帰った女房殿が”出しっぱなしやったで!”と冷蔵庫強制収容。いや違うんだってば醗酵中、要らんことしいオバハンに文句云っておきました。今朝、未だヨーグルトになっておりません。
体調イマイチだと音楽印象もそれに引きずられて集中できない。Stravonsky バレエ音楽「火の鳥」全曲〜シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団(1984年)・・・メルヘンたっぷりな旋律サウンドはお気に入り、当時最盛期のコンビ+英DECCA録音もさらさらと空虚に耳を流れていくばかり。フィル・アップは「幻想的スケルツォ」幻想曲「花火」、色彩豊かな小品のほうが愉しめてマシでした。これはデュトワのせいに非ず、どこかで再挑戦しなくては。
Ravel バレエ音楽「ダフニとクロエ」〜ジェームズ・レヴァイン/ウィーン・フィル(1984年)・・・過去の行状+病怪我に悩まされたJames Levine(1943ー亜米利加)は活動再開しているのか。若い頃のMahlerなど新鮮明快な演奏に感心していたけれど、その容姿からの先入観、実力者として地位を固めた以降の演奏をあまり愉しめません。繊細極まりない精密な作品である「ダフニス」、亜米利加の指揮者+ウィーンの伝統あるオーケストラとの興味深い演奏は音質に違和感有(なんせオーディオには弱いので当てにならん印象)ド・シロウトが期待するお仏蘭西の軽妙洒脱なサウンドに非ず、微妙に生ぬるい雰囲気に好印象を抱けません・・・
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
一週間はあっという間、昨日は睡眠不如意から頭痛発症、午前中の新システム学習会+残務消化後昼から職場を辞去して休みました。本日、この営業所に絶大なる権限を任されている某分野の週イチお仕事山場の日、在宅勤務となります。昨日はスポーツクラブ休館日=休筋日、体調イマイチじっとしていると膝の痛みも悪化します。夜いつものスクワット+ストレッチ+腹筋+プランク30秒したのみ。今朝の体重はみごとに65.5kg現状維持、月曜から金曜迄連続。不思議なものです。
低所得者(≒ワシ)の医療費負担増とか75歳以上1割負担から→2割負担とか、高齢者が増える→医療費が増える→自助努力強制と云う安易な発想も悩ましいけれど、興味を以て拝見したニュースは”人気アニメ「鬼滅の刃」返却”。アニメとゲームには基本手を付けないので内容は理解していないけれど、どこかの宿屋で全20巻盗難、被害届は出さずにネットに”返してね”と発信したら、全国より支援の送付相次ぎ、当の本人よりお詫びの電話、現物も返却されたとのこと。日本人も未だ捨てたもんじゃない。爽やかな気持ちになりました。
昨日、東京でのコロナ新規発症報告283人?とか。やはり人が動けば感染は広がります。欧州はもっと滅茶苦茶だけど。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜ウラディミール・ユロフスキ/ロンドン・フィル(2010年ライヴ)・・・これは写真のCDとは同時期収録、別物?ネットからデータ入手だったと記憶します。この前にDebussy 前奏曲集管弦楽版が演奏され、CDにはなっていないですよね。Vladimir Jurowski(1972ー露西亜)は旬の指揮者、ロンドン・フィルの首席は来年2021年に降りるらしい。こどもの頃から馴染みの作品は久々に新鮮そのもの、カスタマーレビューの一部には音質云々の言及があったけれど、こちら庶民のオーディオ環境だったら相性よろしく、会場空気感もリアルに定位も自然、快く拝聴できました。自分が入手した音源はオリジナルをいじっていないのかも。テンポを恣意的に動かさず、ニュアンス表情付けも適切を感じさせるもの、青春の胸の痛みを感じさせる名曲中の名曲、第2楽章に美しい「花の章」も配置されて、オーケストラの響きも充実。これは満足できる完成度でした。
Vaughan Williams(編曲)8曲のフォーク・ソング(作曲者/The National Folk Dance Orchestra1930年)/10曲のフォークソングとキャロル(イングリッシュ・シンガーズ1927-28年)/歌曲集「ウェンロック・エッジで」(ピーター・ピアーズ(t)/ブリテン(p)/ゾリアン弦楽四重奏団1945年)/トマス・タリスの主題による幻想曲(ボイド・ニール弦楽合奏団1934年)・・・大昔大学受験時代に英語は得意科目(但し会話はアウト)ネットに海外情報を探るのにあまり苦労はない・・・というのは見栄(≒法螺)。稀に海外ニュースに英国の首相の会見を聞いて、King's Englishって明晰にキレいやな、いつもそう思います。このSP音源はどれもほとんど驚異的に音質は良好、最初の「8曲のフォーク・ソング」は作品的にちょっとシンプル過ぎるけれど、「10曲のフォークソングとキャロル」のアカペラはほとんど超絶、Peter Pears(1910ー1986英国)の声は端正であり、そして美しい英語が快いもの。懐かしいBoyd Neel(1905ー1981英国→加奈陀)は纏綿と息の長い、穏健な旋律を滔々と歌って最高っす。
これより洗濯、ストレッチ、ご近所ウォーキングして在宅勤務開始。どーも体調が重苦しい。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
本日は在宅勤務の順番だったけれど、東京本丸より担当がやってきて、新しい実績検索システムの稼働勉強会、出勤となります。ま、在宅でも良いんだけどね。人数が多ければ会議室に入れないし。昨日も実務作業的にはヒマ、実績点検とか課題進捗評価、トラブルやイレギュラー対応のみ、ごく狭い範囲のミニ・マネージャーみたい。夕方届いた定例データの事前処理を久々、ボケ防止のためにやってみました。もともと自分が考えた照合システム、時々こういった実務処理をしないとな〜んもできなくなって、改善点の発見もできません。
昨日は週一回の初級エアロビクス、わずか30分、これがキツい!終了後の筋トレ含め、今朝の足腰の鈍い痛み疲労感は相当なものです。参加は10名ほど、常連メンバーは更にボディなんとか、連続して参加していたから皆体力ありますよ。昨夜またまた睡眠不如意、今朝の体重は65.5kg、今週ずっと同じ体重。ホメオスタシス踊り場状態。
昨夜、人気ドラマ「相棒」新シリーズ開始、芦名星さん登場、彼女の品のある美しさ打たれました。残念やなぁ、若い生命はかけがいのないもの。
Elgar エニグマ変奏曲/Brahms ハイドンの主題による変奏曲〜オイゲン・ヨッフム/ロンドン交響楽団(1975年)・・・BrahmsさておきElgarは珍しいレパートリーでしょう。黄昏に染まる美しい英国の変奏曲、Eugen Jochum(1902ー1987独逸)の表現方向に微塵の揺らぎもない、朗々たるスケールに雄弁。ほとんどBrucknerとかあちら方面に骨太、もりもり筋肉質な力強さ、これはこれで立派な、彼らしい成果でしょう。かつて経験したことのない堂々たる”エニグマ”、オーケストラも充分上手いアンドレ・プレヴィン時代。
他Tchaikovsky 弦楽セレナーデ ハ長調(アレクサンドル・ルーディン/ムジカ・ヴィーヴァ1993年)/Dvora'k 弦楽セレナーデ ホ長調(ヤロスラフ・クレチェック/カペラ・イストロポリターナ1990年)・・・など拝聴。この3枚組は残り2枚が凝った選曲になっていて、
Kalinnikov セレナーデ ト短調(アンダンティーノ)/Janacek 牧歌(マッシモ・ベレ/フェルッチョ・ブゾーニ室内管弦楽団2014年)/Gade ノヴェレッテ第1番ヘ長調 作品53/第2番ホ長調 作品58(オヴェ・ヴェドステン・ラルセン/アルトゥス室内管弦楽団1981年)/Bartok 弦楽のためのディヴェルティメント/Ghedini(1892-1965)ヴァイオリン協奏曲「Il belprato」(ダニエレ・オルランド(v))/Nino Rota (1911-1979)弦楽のための協奏曲/Hindemith 弦楽とヴィオラのための葬送音楽(イ・ソリスティ・アクイラーニ2015年)/Suk セレナーデ 変ホ長調(ヤロスラフ・クレチェック/カペラ・イストロポリターナ1990年)/Grieg 組曲「ホルベアの時代から」(ステファン・バラット・デュー/オスロ・カメラータ2005年)/Vaugahan Wiiliams トマス・タリスの主題による幻想曲/グリーンスリーヴスによる幻想曲(ジェームズ・ジャッド/ニュージーランド交響楽団2001年)
寄せ集め有名無名演奏家も興味深いもの。音楽拝聴の幅を広げるのも佳きノーミソ鍛錬でしょう。
現在洗濯中(フロの残り湯を汲む作業有)軽くストレッチしてから出勤いたしましょう。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
昨日は最高気温29度C迄戻ったとか、季節の変わり目時期に絵に描いたような”やや風邪?”はほぼクリアいたしました。昨日在宅勤務、取引先からのデータ修正要請を受けて、当該分を取り出したら異常値発見、スタッフさんへの実務作業委託を進めてその点検精査は自分の責任、データ取り込み時に一行ずつズレていたと類推しました。修正して本番に間に合えばそれで良いんですよ。他、思わぬ小さなトラブル連続業務用スマホは頻繁に鳴って、ユルく寛いだ在宅勤務も完全にはサボれぬもの。
9月末の4連休観光客増の影響を受けてコロナ感染者増の影響を受けたのは北海道、埼玉、千葉、沖縄との報告有。年末年始の人の動きは読めんなぁ、GWやら盆より人は動くでしょうか。抑制は続いて昨年よりは在宅率が高まるのか?先は読めません。こちら商売に直結して、いまから準備しているんですけどねぇ。昨夜もいつもどおりのスポーツクラブ行き、筋トレ一通りしてステアマスター15分(有酸素運動)手抜きしました。サウナを使ってさっさと帰宅したらカギを入れている小銭入れがない・・・慌てて電話してロッカーを探していただいて無事発見!連絡したり往復したりで結局15分ほど掛かった計算でした。
シャワー後にいちおう参考計量して66.4kg、夕食後だしここから朝まで下がっていくけれど(夕食後は一切間食なし。朝まで間を空けることを意識)これは体重増確定やなぁ、そう予測して今朝は65.5kg現状維持4日目。一晩でほぼ1kg弱減るもんですね、いつもはせいぜい▲500gほど、ロジックが理解できません。
Mozart 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」〜ヨーゼフ・クリップス/イスラエル・フィルハーモニー(1957年録音)・・・昔のコメントが残ってCDはとっくに処分済。ありがたくも懐かしくネットより拝聴させていただいたもの。Josef Krips(1902ー1974墺地利)は最晩年のコンセルトヘボウとの録音をかつて愛聴しておりました。これはさすがに少々音質的に厳しいけれど、当時にまだまだ発展途上だったオーケストラをコントロールしてオーソドックス、安定したバランスよろしい演奏に仕上げておりました。この人は徒に柄を大きくしたり、力んだり雄弁に煽らぬ表現が自分の好みに似合って、意識して聴いている往年の指揮者の一人。
Bruch ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調(ハワード・ミッチェル/ワシントン・ナショナル交響楽団 1960年)/Mendelssohn ヴァイオリン協奏曲ホ短調(シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団 1960年)〜ハイメ・ラレード(v)・・・これは大ヴェテランJaime Laredo(1941ー亜米利加)デビューの頃の音源、その存在を初めて知りました。端正な技巧、美しく艷やかな音色が魅力、当時活躍していた亜米利加のオーケストラも懐かしく、馴染みの作品の美しさをたっぷり堪能させていただきました。音質も現役水準でしょう。
本日は出勤日、職場の雰囲気を愉しんできましょう。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
気温は上がったり下がったり、行きつ戻りつしつつ秋が深まります。
なにもかも自分でやるスタイルからお仕事手順整理、委託、委譲を進めて、大きなお仕事進行状況が見えなくなりつつあるのが不安。要所要所を押さえているフリ、自分の担当分野の流れを見据えているフリは見せつつ、じつはお仕事の抜け、漏れ、忘却連続、そしてヒマ、昨日も午前中忙しく週明け残務消化しつつ昼から帰ったろか、一瞬考えたところに大きなトラブル発生!昼から”待機”を余儀なくされました。週末鬱々としていた新たな悩みのタネは状況整理して、職場トップや関係者と共有、それでも解決策は見えません・・・そんなこんな当たり前のお仕事日常風景、個人請負スタイルより組織にとっては正しい姿なのでしょう。”やや風邪?倦怠感”はほぼ雲散霧消。悪化しなくてよかった。
お仕事定時で上がって夜は週明けのスポーツクラブへ(徒歩5分)。前日市立体育館にて一通り筋トレしていたので、胸背筋は省略、脚腹筋縦横鍛錬後ステアマスター15分、これがけっこう苦しいもの。昨夜はちゃんと眠れて今朝は65.5kg3日連続現状維持。本日在宅勤務。
一昨日、DVDに焼き込んだ某まとまった音源ファイル2枚分、(1)(2)の内容点検すると両方(2)・・・一年ほど前焼き込んだ時に、ファイル選定を誤ったらしい。ショック!自分のウカツと一年以上気付かなかったことに対して。この音源は再入手困難でっせ。膨大に貯めた音源はどーせ全部は聴けないんだけどね。
Mozart 歌劇「後宮からの誘拐」 K.384〜ハインツ・ワルベルク/ミュンヘン放送管弦楽団/バイエルン放送合唱団/コンスタンツェ;エディタ・グルベローヴァ(s)/ベルモンテ;フランシスコ・アライサ(t)/ブロンデ;グートルーン・エーベル(s)/ペドリッロ;ノルベルト・オールト(t)/オスミン;ローラント・ブラハト(b)/太守;ハラルト・ライプニツ(台詞のみ)(1978年)・・・Heinz Wallberg(1923ー 2004独逸)は日本でもお馴染みの懐かしい名前。作曲当時流行りだったらしいトルコ趣味の作品、序曲から賑々しい打楽器が楽しくて筋書きは荒唐無稽(たいていオペラはそんなもんです)比較的短いのもド・シロウトには馴染みやすいもの。出会いはLP時代フレンツ・フリッチャイのモノラル録音(↑上記失った音源に含まれておりました)若い頃の刷り込みは大きいなぁ、細部旋律はしっかり覚えているもの。もちろん自分にはオペラ声楽の完成度云々できるほどの技量はなくて、アライサの声が甘いこと、グルベローヴァの節回しが自在なことに感心するばかり。バイエルン放送の二番手オーケストラ(二管編成程度とか)というのも珍しくて、ちゃんとしたアンサンブルを聴かせております。音質も悪くない。
これより洗濯、ストレッチ、ご近所軽くウォーキングしておきましょう。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
台風はあちこち被害を与えつつ南洋に去って、好天の月曜を迎えました。昨日は結局昼前に市立体育館へ、ストレッチ筋トレ一通りこなしてステアマスターは抜いて30分ほど、休日のアクセントとして”やや倦怠感”継続中。熱もなく咽も痛くなく咳もないからコロナではない?とは思うけれど、なんせ未経験なのでなんともわからない。洟水痰の絡みは年中の謎?アレルギー症状に睡眠不如意連続しております。本日休みか、在宅勤務にしたいところだけど、スタッフさんとの定例打ち合わせがあるのでそうもいかない。気になる課題案件の状況整理見通しも必須、それは夢に出るほど。昼からお休みいただこうかな?今朝の体重は65.5kg現状維持。
昨夜人気番組「ポツンと一軒家」Special拝見。コロナで新しい取材ができないから過去収録の再放送+現在の様子はテレビ電話にて追加。高齢化は現代社会の縮図、アマチュア無線に人生を捧げて理想郷を山上に建設、これは現代のメルヘン、夢の実現でしょう。歴史ある古民家に住まう90歳辺りの老夫婦は、ほとんど日本昔ばなしでっせ。前世代は働き者ですね。亡くなった親父は日曜大工が趣味、料理もミシンも器用にこなしました。母親は亡くなったとき、テーブル上に頼まれた洋裁が作業途中でした。自分は都会育ち、不肖の次男坊はな〜んもできぬ木偶の坊です。
Mendelssohn ヴァイオリン協奏曲ホ短調/Paganini ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調(ジャンフランコ・リヴォリ/ジュネーヴ放送交響楽団1954年)/Paganini ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調より第3楽章「ラ・カンパネルラ」/Prokofiev 「ピーターと狼」より(ヴァレンタイン・パヴロフスキ(p)1945年)〜リカルド・オドノポゾフ(v)・・・Ricardo Odnoposoff(1914ー2004亜爾然丁)は若くして戦前ウィーン・フィルのコンマスを務めた人。この時期にして音質良好、Mendelssohnは音色が美しく上品(12:48-8:42-5:57)超絶技巧は当たり前のPaganiniの冴え(16:30-5:00-7:00)コンサート・ホール・レーベルにお馴染みなバックにも不足はありません。
Wagner 歌劇「ローエングリン」より「第3幕への前奏曲」「結婚行進曲」(編曲:フランク・ウィンターボトム)/楽劇[「ラインの黄金」より「神々のワルハラへの入城」(編曲:ダン・ゴドフリー)/歌劇「ローエングリン」より「大聖堂へのエルザの入場」(編曲:ルシアン・カイエ)/歌劇「リエンツィ」序曲(編曲:ヴィクター・グレーベル)/舞台神聖祝典劇「パルジファル」より「聖金曜日の音楽」(編曲:ダン・ゴドフリー)〜フレデリック・フェネル/イーストマン・ウィンド・アンサンブル(1959年)・・・ホルスト・シュタインの管弦楽の流れから拝聴していたもの。吹奏楽の神様Frederick Fennell(1914ー2004亜米利加)によるWagner、音質もよろしいし立派な演奏に間違いないとは思うけれど、歌抜き更に弦楽器抜きは魂まで抜けたような・・・神々しい北欧神話!?とは縁遠い明朗な響きに違和感がありました。
では、行ってきます。現在洗濯中。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
あちこち被害は出ているみたいだけれど、台風は進路を南に逸れて当初予想ほどの影響は出なかった模様。こちらは昨日昼から雨も上がって、家でゴロゴロしていても仕方がないので夕方、市立体育館へ出掛けて身体を動かしてきました。女房殿同行。胸背筋はお休み、脚腹筋+ステアマスター(有酸素運動)15分、すっかり涼しくなっても相当の汗。”やや風邪”症状も癒えて気分爽快、夜は女房殿の希望でお気に入り居酒屋へ贅沢、寒鰤や鰤大根(絶品!)鱈の白子(たち)の天ぷらなど早くも季節の食材が揃いました。
夜は洟水痰が絡んで睡眠不如意、今朝は”やや風邪”症状=肩こり倦怠感復活、明日休まないといけないかも。現在洗濯中、体調様子を見て本日の市立体育館行きを判断いたしましょう。昨日昼間身動きもせず昼食に餅2個(糖質控え目を意識して年に二度くらいしか喰わない)朝昼晩としっかり食事を摂って体重増を懸念したけれど、夕方の鍛錬+居酒屋往復速歩50分ほどの成果?今朝の体重は65.5g前日比▲100g。体調イマイチなので糖質さておき、栄養はしっかり摂らなくっちゃ。
昨日の【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新はほんの雑談程度。以下、音質あまりよろしくないものへの言及。演奏芸術表現に嗜好や時代の変遷(流行り)があるのは当たり前だけど、世間様のオーディオ評価を伺うと、見事に評価が分かれるものもあるものですね。先日居酒屋の親父に”趣味は?”と問われて”音楽はなんでも好きだけれど、こどもの頃からクラシック音楽はけっこう好きで・・・”そう答えたら言下に話題はオーディオ趣味の話題になって、自分が貧者のオーディオ愛好であることはカミング・アウトできませんでした。
Mozart 交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」〜カール・シューリヒト/パリ・オペラ座管弦楽団(1961年)・・・これはScribendumの復刻ボックスにも、Yungさんのサイトにも登場しない不遇な音源、一連のバランスも鮮度もよろしくない音質はいったいどういう経過で生まれたものか、どなたか詳細情報を伺えないものでしょうか。こども時代に出会った交響曲第38番ニ長調「プラハ」/第41番ハ長調「ジュピター」以来のお気に入り演奏、LP時代第36番+第40番をわざわざ輸入盤新品にて求めた記憶もありました。久々の拝聴は情けない音質さておき、けっこうかっちりとして厳格な表現、オーケストラの個性も指揮者もごりごり重厚を旨としないはず。平明に明るいスケールを感じさせる名曲は、意外なほど硬派な表情でした。脳裏には響きの薄い、ユルい古楽器演奏が前提としてありました。
Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調/第4番ト長調〜アルフレッド・ブレンデル(p)/ハインツ・ワルベルク/ウィーン交響楽団(1961年)・・・Alfred Brendel(1931-捷克→墺太利)30歳、メジャーになる前最初の全集録音。LP以来のお気に入りです。熱のこもった美しい演奏、緩徐楽章の優雅な世界(とくに第4番)を堪能したけれど、たしか彼はスタインウエイだったはず。これが音質印象?微妙に地味なベーゼンドルファーっぽいようにも聴こえ、最終楽章力の入るところではオーケストラがうるさく感じます。ピアノ協奏曲第1番ハ長調(ヴィルフリード・ベッチャー/シュトゥットガルト・フィル1967年)や第2番 変ロ長調(ハインツ・ワルベルク/ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団1966年)辺り、オーケストラの素朴ローカルな響きと音質がマッチして味わい深かったけれど、こちら立派なコンサートオーケストラであるウィーン交響楽団(LP時代はプロ・ムジカ管弦楽団表記)その厚みのあるサウンドが音質イマイチであることを際立たせてしまう・・・
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
台風は紀伊半島の南を東進中とか、こちらもけっこうな雨、関東地方はあちこち警報が出ているようです。こちら自宅に薄着(Tシャツ+半パン)を続けていたら”やや風邪”症状、熱もないし倦怠感+肩こりのみ、それでもこの時期風邪は厳禁、一度体調不良に通院でもすれば一週間は出勤停止(在宅勤務可)3ヶ月ほど前(情けない)痛風発症時もそうでした。昨夜のスポーツクラブはストレッチ+筋トレのみしっかりこなして、ステアマスター(有酸素運動)は省略、いつものサウナを使って快復を狙ったけれど、現状維持。あちこちやや筋肉痛関節痛は筋トレの結果、病的なものではない判断しております。本日これより、雨の中市立体育館に出掛けるか悩みどころ、別に朝一番に出掛ける必要もないけれど。
今朝一番の計量は65.6kg前日比+200g。昨日夕方ユルい在宅勤務中、女房殿久々に大阪よりご帰還。隣町の病院はかつて居住していた側、主治医の説明はわかりやすく、婆さんは手術翌日からリハビリが始まっているとのこと。入院中様子見は弟に任せて、退院したらまた大阪に出向くそうです。
Dvora'k スターバト・マーテル(悲しみの聖母)〜ズデニェク・コシュラー/スロヴァキア・フィル/合唱団/マグダレーナ・ハヨーショヴァー(s)/ヴィエラ・ソウクポヴァー(a)/ヨゼフ・クンドラーク(t)/ペテル・ミクラーシュ(b)(Opus原盤1970年代の録音)・・・知名度は薄いけれど、これは哀愁に充ちた美しさ極上の旋律連続、相次ぐこどもの死への思いが投影されているとか。LPを諦めてCDを買い出した1990年前半、マルコ・ムーニ(Marko Munih)/リューブリヤナ放送交響楽団/合唱団にて愛聴していた気に入り、CD1枚だったから抜粋だったのでしょう。どんな演奏だったか記憶もないけれど、旋律は細部しっかり覚えております。もちろん言語意味理解不明、何語なのかも知らんけど(ラテン語ですか?)深い敬虔と甘美な哀しみは、極東亜細亜名古屋郊外賃貸マンションの一室にもしっかり響き渡る・・・
第1曲「悲しみに沈める聖母は」(20:09)ー第2曲「誰が涙を流さぬものがあろうか」(10:46)ー第3曲「いざ、愛の泉である聖母よ」(7:21)ー第4曲「わが心をして」(9:06)ー第5曲「わがためにかく傷つけられ」(5:31)ー第6曲「我にも汝とともに涙を流させ」(6:35)-第7曲「処女のうちもっとも輝ける処女」(7:09)ー第8曲「キリストの死に思いを巡らし」(6:49)-第9曲「焼かれ、焚かれるとはいえ」(6:31)ー第10曲「肉体は死して朽ち果てるとも」(8:21)。足の長い豊かな残響快く神々しく、技量充分な管弦楽声楽そして声楽ソロもバランスよく溶け合って素朴、いかにもDvora'kらしい多彩な旋律は長時間飽きさせません。至福の時間が過ぎました。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
台風接近、鬱陶しくも薄ら寒い雨模様の週末お仕事ラストの日を迎えて、週サイクルで回るお仕事の山場は在宅勤務です。コロナ関連経緯があって膨大に抱えた某商品在庫モウレツ消化は残り1/3ほど、なんとなく先が見えてきました。今週は巡り合わせか?営業実績がよろしくないのはコロナ・バブルが終わったのか、それとも一時的なものか、冷静に分析が必要でしょう。
昨日は休筋日(スポーツクラブ休館日)朝のストレッチのみ。帰宅後ちょっぴり値上がりした糖質70%offビール風飲料大缶一本呑んで+種々職場より持ち帰った惣菜喰い過ぎ?今朝の体重は65.4kg前日比+400g。睡眠不如意、断続的に起き出しておりました。女房殿本日ご帰還、婆さん(90歳)脊柱菅狭窄症の手術は上手くいったとのこと。腰の痛みも癒えて心配なのは一時身動きできず、筋肉が衰えて一気に寝たきりになることのみ、リハビリが大切でしょう。
Bach イタリア協奏曲 BWV 971/パルティータ第1番 BWV 825/第5番 BWV 829/半音階的幻想曲とフーガ BWV 903〜コンスタンツェ・アイクホルスト(p)(2019年)・・・Konstanze Eickhorst(1961-独逸)は既にヴェテランの世代でしょう。古楽器を一般的に好むけれど、表現の幅の多彩さからBachの鍵盤作品は、現代ピアノでの表現を好ましく感じます。もしかしてグレン・グールドとの出会いは中学生時代、それが一生の嗜好を決めたかも知れません。ヴィヴィッド自在な旋律が並ぶ名曲揃い、彼女のピアノは原則的?かっちりとオーソドックスな表現は細部忽せに流さぬもの。
Albinoni 「アダージョ」/Handel ハープ協奏曲 変ロ長調 作品4-6(ウルズラ・ホリガー(hp))/Corelli 協奏曲ト短調 作品6-8「クリスマス」/Pachelbel 「カノンとジーグ」/Bach 管弦楽組曲第2番ロ短調(セヴェリーノ・ガッゼローニ(fl))〜イ・ムジチ(1960-1979年)・・・所謂”バロック名曲集”19年間に渡る録音寄せ集め、音質は瑞々しく良好、ばらつきはありません。独逸系とは異なる軽快さ、カリッとした歯切れの良さ、明るい充実サウンドは昔馴染みの記憶通り、Handel辺り夢見るように美しい旋律サウンドに感銘深いもの。しかし21世紀に散々古楽器系を聴いた耳には、ややリズムがゆるく、時に重く(ガッゼローニのフルート)浪漫なヴィヴラートに感慨がありました。これも悪くないけどなぁ、”家族揃ってリビングでバロック名曲を愉しむ”みたいな生活スタイルは消えてしまいました。
現在洗濯+糊付け中。室内干しのあとストレッチしましょう。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
迫る台風14号、今朝は雨模様。彼(か)の猛暑何処?しっかり秋に至っております。
昨日は経緯があって在宅勤務へ。長距離通勤や家族との関係、自然環境の良い居住地とか、バラ色のリモートワーク、テレワークが話題になって、職場の労働組合の最新の刷子を見ていたらその特集、若い世代はOA機器を使いこなして公私とも上手くやっているようです。こどもと過ごす時間が増えた、家事に主体的に関わるようになったとか。きっと首都圏の職場は通勤時間長いでしょうし。こちら女房殿は現在大阪、職場まで歩いて10分ほど、孤独な俄独居(やや)老人生活に+在宅勤務は寂しく虚しいもの。昨日は迫る台風14号、九州方面から届く商品の調整があって、ここ数ヶ月の大きなトラブル案件の処理をしておりました。精神的ストレス連続、昼間菓子などバリバリ喰うてしまって夕食抑制。
夜、週一回の定例初級エアロビクス30分(+いつもの筋トレ)の成果は今朝65kgちょうど。ようやく一週間掛けて体重を戻しました。毎週のことだけど、若い女性インストラクターの指導に身体を動かして、けっしてハードな負荷ではないはずなのに、翌日身体中あちこち疲労感が残るのも快いもの。本日、大阪の義母が腰の手術のはず、女房殿は心配なことでしょう。
Mahler 交響曲第3番ニ長調〜ハンス・スワロフスキー/ベルリン放送交響楽団/ソニャ・チェルヴェナー(a)/RIAS女声合唱団 /ベルリン大聖堂少年合唱団(1963年ライヴ)・・・数多くの後進を育てた名伯楽Hans Swarowsky(1899ー1975洪牙利)の貴重な、かなり良好な音質のライヴ音源でした。日常演奏される作品としてはギネス級の長大なる交響曲、明るく平明前向きな旋律、天使の歌声、そして万感胸に迫る人生の黄昏染まる最終楽章変奏曲「ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて (Langsam. Ruhevoll. Empfunden.)」。こんなに長大なのに拝聴機会の多い作品、しっかり全曲集中できる珍しい名曲。34:06-8:54-19:43-8:25-4:23-21:15。この人は着実なるイン・テンポが基本、第1楽章「力強く、決然と (Kraftig. Entschieden.)」は冒頭8本のホルンのぶちかましから印象的な出足だけど、途中木管のテンションがちょっぴり落ちるくらい、あとはどこをとっても充実したスケールでしっかり聴かせてくださいました。
心は晴れました。
他Shostakovich 交響曲第10番ホ短調〜エリアフ・インバル/東京都交響楽団(2012年)・・・カラヤンの演奏でかなり馴染んできたけれど、Shostakovichはまだまだお勉強中、自分の中で”この作品はこんな感じ”的軸が定まっておりません。22:27-4:36-11:40-13:26。日本のオーケストラもずいぶんと上手くなってきたじゃないか!そんな感慨に浸りつつ、作品の真髄を堪能できておりません。
ストレッチしっかり済ませて、本日は出勤いたします。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
秋晴れの朝、台風14号が週末に向けて接近しているとのこと、本日も昼から雨が降るらしい。昨日在宅勤務開始しようとO/L、これがネットワークにつながらない。四苦八苦して午前中に職場会議もあるし急ぎ出勤いたしました。当面の諸実務・会議を終えて昼から帰宅して、今度は無事ネット環境が整いました。一件、他部署との関係で連絡行き違い有、職場内に迷惑を掛けてしまいました。本日お詫びしなくては。気分的にはずっとスッキリしなくて、当面の資料を仕上げて取引先に送付しても気分は晴れません。もうTシャツ+短パンでは通えなくなった夜のスポーツクラブは胸背筋トレ抜きの日、脚腹筋+ステアマスター15分のみ、これでも充分な運動になって今朝の体重は65.5kg、前日比▲200g。
未だ本格引退前なのに気分的にはヒマを持て余して、テレビドラマを眺める時間が増えました。画面がワイド・ハイビジョンになる前、幅の狭いのは滅多に見ないけれど、先日片平なぎさのヒットシリーズドラマ「赤い霊柩車」拝見。第1作(1992年)の永遠の婚約者・黒沢春彦役は美木良介(←ロング・ブレス・ダイエットの人)第2作は国広富之だったのですね。第3作以降は神田正輝だけど、ここ最近さすがに年齢を感じさせて、設定にムリがありますよ。片平なぎさも還暦超え、いまでも充分美しいけれど初期作品(第2作)は輝くばかりの若さ、美しさ!大村崑(秋山隆男役)はぼちぼち90歳らしいけれど、この人はまったく変わらない。鍛錬努力しているんやろなぁ、きっと。
Stravinsky 管楽器のためのサンフォニー(1947年改訂版)/カンタータ「結婚」(オルフェウス室内アンサンブル/グレッグ・スミス・シンガーズ)/交響詩「ナイチンゲールの歌」(コロムビア交響楽団)〜ロバート・クラフト(LP発売は1974年)・・・この時期CBSはピエール・ブーレーズを大々的に売り出したせいか、冷や飯を喰っている感のある一連のRobert Craft(1941-亜米利加)音源、現在NAXOSから出ているものとは別物です。これが最高!音質はよろしいし、アンサンブル声楽も技量抜群、ファンキーな管楽器アンサンブルからソクゾクするほど新鮮(8:35)野蛮な祭礼である「結婚」はクール冷静にリズムを刻んでじわじわ興奮を高めます(22:10-10:35)。「ナイチンゲール」のオーケストラは西海岸?破天荒な爆発にオーケストラは充分な切れ味(19:45)この辺りが自分の嗜好のツボやなぁ。
それではこれより一運動、気分を高めて出勤しましょう。(→諸事情により在宅勤務に変更)
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
過ごしやすい秋の朝、昨日いくつかお仕事不安を抱えつつそれはそれなりに当面クリアして、珍しく出勤者の多かったメンバーとのやり取りも盛んに職場はやはり愉しいもの。いつも通り定時に職場辞去して、ご近所ディスカウントストアに濃厚野菜ジュース牛乳卵納豆など入手して帰宅、週明けのスポーツクラブへ。左膝はちょっぴりマシに、ストレッチ+筋トレマシン+ステアマスター〜更にいつもどおりのサウナ内でもストレッチ、今朝の体重は65.7kg前日比▲200g。辛くも65kg台維持出来。コロナ引き隠り時期(スポーツクラブ休業)には一瞬68kgに乗っていたから2kgくらいは減っている計算なのでしょう。ただの減量に非ず、鍛えて減らす大切さ。
トランプさん迅速に退院、ガースー首相強面を見せた学術会議任命問題にも考えるところはあるけれど、エアアジア日本撤退の報道には感慨深いもの。昨年両親の相次ぐ逝去に葬式、納骨に北海道往復して、幾度激安便にお世話になったものです。当たり前だけど経済原理って凄いな、と。例えば百貨店は徐々に衰退したけれど、コロナ禍に外資系は一気に判断(損切り)するのですね。セントレアは大赤字やろなぁ。
昨夜は睡眠不如意。体調は大丈夫、本日は在宅勤務です。居眠りしつつ乗り切りましょう。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ルドルフ・バルシャイ/モスクワ室内管弦楽団(1971年)・・・Rudol'f Barshay(1924ー2010露西亜→以色列)は旧ソヴィエット時代にBeethovenの交響曲を録音して、第9番が欠けております。その集中したアンサンブルが話題であった、モスクワ室内管弦楽団による室内オーケストラ編成の録音は当時珍しかったものでしょう。ほかいくつか聴いた印象と類似して、アンサンブルは優れても愉悦性とか瑞々しい感性は不足気味と感じるのは音質のせいか、遅めのテンポ、クールな佇まいに勢いやノリが足りないのじゃないか、と。19:01-17:37-6:13-11:51。あまり話題にならんかったのも一理有。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団(1955年)・・・これは米Command録音目の醒めるようなオリジナル音源復活に非ず、米Capitalの旧録音。陰影深く叙情たる作品には似合わぬ人だけど、当時の亜米利加の勢いそのままにパワフルな熱血演奏を見直しております。オーケストラも上手いなぁ、14:58-16:19-5:33-11:17。
これよりいつも通りストレッチしてからウォーキングして、O/Lお仕事開始。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
新しい一週間の始まりは小雨模様、ひと雨ごとに季節の深まりを実感いたします。一昨日の深酒は二日酔いではないにせよ、ずっと倦怠感有、昨夜もよう眠れました。例の如く朝一番に市立体育館へ、珍しく20分ほど独占状態、スクワット・ストレッチ+脚腹筋鍛錬してからステアマスター15分、前日の酒を飛ばしたつもり。野菜ジュースとか牛乳卵を買いに行かなくっちゃとは思いつつ、もう一日保つかな?(両膝も調子よろしくなかったし)結局引き隠って身動きせず、断続的にいろいろ喰ってしまって今朝の計量は65.9kg、わずか2日で1kg弱増えてしまうのですね。
今週よりまた鍛え直しましょう。
大阪の義母(90歳)は今週脊柱菅狭窄症の手術が決まって、それが終わったら女房殿は戻ってくるとのこと。ずっと付いていなくていいの?とメールしたら、コロナの関係で見舞いや付添いはできないんだそう。弟に様子見を頼んで、退院したら再び大阪に向かうつもりらいい。あちこち観光地人出が復活した4連休よりぼちぼち2週間、発症者の趨勢は微妙なところ、あと数日様子を見るけれど、爆発的な動きにはなっていないみたい。なかなか一朝一夕に状況は変わらんでしょう。トランプ夫妻も発症して、ホワイトハウスがクラスターになったらしいですね。
Bach 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV 1043/ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV 1041/ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV 1042/オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV 1060〜寺神戸亮(v)若松夏美(v)/マルセル・ポンセール(ob)/鈴木雅明/バッハ・コレギウム・ジャパン(1998年)・・・BCJは日本が世界に誇るBachの権威、技術的にはもちろん細部入念な緻密描き込みも文句なし・・・なんだけど、なんかあっさり静的控え目な表現がいまいち?オモロない。先月聴いたマンゼ/ポッジャーのヴィヴィッドな躍動とはかなり姿が異なって、これはもう嗜好の世界なんでしょう。これはこれでBachの名曲名旋律を楽しめるものだけど。
Mahler 交響曲第1番ニ長調(「花の章」付)〜小澤征爾/ボストン交響楽団(1977年)・・・DG旧録音。小澤征爾42歳の記録は幾度聴いているもの。通常の版にムリムリ「Blumine」を加えることは専門筋からの批判もあるようだけど、美しい夢見るような旋律はこれで初めて知りました。青春の憧憬、胸の痛みを感じさせる名曲、先のBCJにも似て細部入念な緻密描き込み、それは蒸留水のようにピュアだけど味気がない・・・こんな表現もここ最近悪くないんじゃないか、勝手な嗜好に至っております。
小雨も収まったようだからストレッチ、ウォーキングもするつもり。一ヶ月ほど前買ってきたゴーヤの種を鉢植えに埋めたら、昨日辺り黄色い花が咲きました。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
昨日は朝一番に市立体育館へストレッチ・筋トレのみ、久々に自宅掃除してから【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新。夕方散髪を済ませて二駅移動(地下鉄は6月出張以来の利用)今年単身赴任を終えて神戸に戻った朋友と、以前よう通った居酒屋を目指しました、半年ぶり。大学時代の一年先輩とは1月の博多”クエ”ツァー以来の酒、朝昼ちゃんと食事を摂ったのに、夕方時点異様にハラが減っていて(=血糖値が下がっている状態?)寒天パワー?散々呑み、喰い、語らってヘロヘロ、帰宅は最寄りの駅より徒歩20分ほど、倒れ込むように寝てしまいました。久々の大酒を自覚。コロナがもうちょっと落ち着いたら富山に魚+温泉の旅を企画することになりました。
今朝の定例計量は65.4kg前日比+400g。そんなに喰うたかなぁ?糖質は避けているし、酒で体重は増えないはず(エンプティ・カロリー)・・・これより市立体育館へ出掛けて、ステアマスター(有酸素運動)する予定。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調(1977年)/第6番ヘ長調「田園」(1978年)〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル・・・誰でも知っている名曲中の名曲、評価鉄板全集、ナント初耳。重厚長大濃厚、入念描き込み陶酔は予想通り、立派な演奏に間違いないけれど、自分がオーディオ云々するのも恥ずかしいことを前提に、この時期にして音質は期待ほどに非ず(これは高品質CDだと改善著しいとのカスタマー情報有)そのせいかウィーン・フィルの美しさが発揮されていない(響きが濁る)ように感じるのは自分の嗜好問題でしょう。(または前日の酒が残っているせいか)提示部繰り返し有。第5番は8:38-10:20-5:23-11:24。第6番は11:43-13:29-5:25-3:34-10:18、こちらは落ち着いた味わいの美しい演奏かと。
Mahler 交響曲第2番ハ短調「復活」〜レナード・バーンスタイン/核兵器に反対する音楽家(ワシントン・ナショナル交響楽団/ボルティモア交響楽団のメンバー)/バーバラ・ヘンドリックス(s)/ジェシー・ノーマン(s)(1984年ライヴ)・・・これは幾度聴いている放送録音。3日ほど前社用車にて一人移動していた時にボリュームをしっかり上げて聴いた自主CD。馴染みの薄い臨時編成のオーケストラ、おそらくはリハーサルの時間も限られた中での熱気溢れるライヴ一発録り。↑先程音質云々、響きがどーのとか書いたけれど、こちらそんな諸条件乗り越え作品と”核兵器に反対する”という思いを一致させて、長大なる作品をド迫力で盛上げてくださいました。アツい感銘をたっぷりいただきましよ。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
薄曇りの週末朝、寝苦しい夏を抜けてここ最近よう眠れて朝は床から出にくい・・・けど、決まった時間にちゃんと規則正しく目覚めて、グラノーラや野菜ジュース、粉末青汁、ヨーグルトなど”いかにもヘルシー”風朝食が習慣(+卵チーズウィンナーなどタンパク質も)ここ1週間ほど寒天づくりに凝って、それも身体には佳いことでしょう。そう云えば若い頃お仕事で二度ほど寒天屋さん大手の工場にお邪魔して、知的障碍者の雇用やら地元の売れない画家の絵を買い取ったり、当時の社長さん(たしかお婿さん。材木屋の五男坊?胸を悪くして画家の道を諦めたとか)の苦労話を伺ったものです。可愛がっていただいて二度訪問、二度酒席に楽しく語らった思い出も鮮明でした。昨日午前中は珍しく大苦戦しつつ所定をお仕事をクリアしたけれど、自分は常に趣味でお仕事していた、そう自覚します。(≠趣味的な仕事)
昨日夕方全国O/Lにて営業本部長の法話拝聴。正規雇用は減ってなくて、非正規雇用が切られていること、消費は二分化していることなど理解いたしました。本年度はバブル、2021年度予算はもう一年前をベースに組むとのこと。引き隠り在宅勤務に運動は必須、朝のストレッチ+ウォーキングはもちろん、夜のスポーツクラブにて一週間の締めくくり、ストレッチ+筋トレマシン+ステアマスター(有酸素運動)15分しっかりこなして小一時間、今朝は65kgちょうど前日比▲200g。寒天効果か、残念ながら64kg台突入ならず。
Schumann クライスレリアーナ/幻想曲 ハ長調 作品17〜クララ・ヴュルツ(p)(2001年)・・・華やか(だけではない、陰影もある)でキラキラ輝くようなタッチであり、甘美に揺れる心情を余すところなく表現して下さって、こちら充分満足であります。しっかり芯のあるピアノの響き・・・とは13年前のコメント。気紛れな浪漫派揺れ動く心情甘い旋律は、室内楽やピアノ・ソロがよう似合う、そう思いますよ。Klara Wurtz (1965-洪牙利)はメジャー・レーベルさておき、Brilliantに数多く録音して、どれも演奏音質とも立派な成果を上げておりました。
Schumann ピアノ協奏曲イ短調/ウィーンの謝肉祭の道化〜クララ・ヴュルツ(p)/アリー・ヴァン・ベーク/北西ドイツ・フィル(2001年)・・・古今東西老若男女数多くの録音が世に出ている協奏曲。指揮者もオーケストラも知名度は薄いけれど立派な演奏、瑞々しいピアノを引き立てて名曲を堪能いたしました。
これより市立体育館にて軽く身体をいじめて、本日は床屋さんの日、夜は大学の先輩と久々の酒となります。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
月曜は有休消化したから一週間は速いもの、週末を迎えました。昨日出勤して取引先実務トップ交代のご挨拶+ド厚かましく困っている最大案件のお願い、結果は希望の3割くらい?それでも0から30を叩き出したと自らを(甘く)評価したい・・・でも、残り70の結末(最終処理)をぼちぼち職場トップに道筋説明しないといけません。自分のミスに非ず、たまたまそういう役回りに当たっているだけ。一昨日発見した驚愕の自らのチョンボは昨日朝、無事クリアいたしました。なんか毎日ヒヤヒヤ、エエ加減にユルいお仕事しているからこんなことになる。
昨日は午前中に所定の実務処理を終え、昼前には社用車にて3箇所訪問、相棒より”このサンプル持っていってね”との伝言有、一箇所増えたばかりに走行距離が伸びました。半日運転していると左膝が鈍く痛んで、今朝も継続中。時々スマホのメール確認(365はノートパソコンと同じ環境)カンタンな判断は即答できるけど、”MS-Accessに更新データをインポートしたらこんなエラーが出ました!”みたいな相談はなんのことやら?幸い職場帰着後、症状をネット検索してクリアできました。お仕事は苦しいこと、思うようにならぬことが多いし、自分はシガない継続雇用身分低賃金、それでも毎日はスリリングに楽しいもの。
昨日はスポーツクラブお休み。市立体育館へ通ってもよろしいけれど、筋トレは(←ユルくても)休みも大切らしいですし。帰宅して冷蔵に缶ビール(風飲料値上げ前)2本発見、素早くシャワーを浴びて昔の二時間ドラマの再放送ぼんやり眺めつつ冷蔵庫在庫消化は粗食。たった缶ビール(風飲料)2本で酔いを自覚、自分はへべれけになるほど呑む風習なし(毎日呑まないし)前後不覚の経験はないけれど、なんか弱くなったなぁ、と。今朝の計量は65.2kgへ。本日は在宅勤務。
Tchaikovsky 交響曲第6番「悲愴」〜エフゲニ・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(1960年)・・・第4番はほんま凄い演奏でした。これも同じく駅売海賊盤にて拝聴。馴染みの肌理の粗い音質はある意味優秀録音、オーケストラのサウンドを忠実に再現しているのでしょうか。ほとんど驚異的なオーケストラのアンサンブル+強靭な金管の炸裂、ときに決然とした疾走、間、クールな抑制、どこをとっても次元の異なる完成度!露西亜風と云えばそうなんだけど、もの凄く厳しく、そしてカッコ良い!古今東西星の数ほどある憂愁の名曲「悲愴」だけど、これは幾度聴いてもヴェリ・ベストの感慨に至ります。
Dvora'k 交響曲第9番ホ短調 作品95 「新世界より」/Smetana 交響詩「モルダウ」〜カレル・アンチェル/ウィーン交響楽団 (1958年)・・・20年ほど前の薄いコメント有。アンチェルは故国の名曲を誇りを以て表現して、第1楽章「Adagio - Allegro molto」は反応の鈍いオーケストラを叱咤激励している感じ(提示部繰り返しなし)第2楽章「Largo」はサラリと流したような表現でも、どこか懐かしい。元気の良い第3楽章「Scherzo. Molto vivace」はオーケストラも勢いがついてきたように溌剌として、終楽章「Allegro con fuoco」に至ってヤワでやや鈍重なオーケストラもかなり頑張って・・・いかんせん音質がイマイチ。9:06-9:48-7:34-11:04。「モルダウ」(11:40)もせっかくの美しい旋律+演奏も音質残念。PHILIPSオリジナルからあかんかったのでしょうか。
これよりストレッチ+ウォーキング。在宅勤務だけど、本日夕方O/L全国の営業会議。営業本部長の上期まとめの評価と下期への課題、御神託を伺います。
2020年10月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
涼しげに爽快な朝、10月に入りました。女房殿が大阪の母親のもとに出掛け、俄独居(やや)老人風生活+在宅勤務に退屈しております。昨日夕方数週間前のお仕事ミス発見!メールに添付ファイル一本不足、自らのボケに青褪めました。緊張感落ちてるなぁ、こんなんではあかんですよ。朝刊の読者コラム「方言に学ぶ」に新発見!「そうかい」と云う相づちは北海道弁であったとのこと。自分はもう使わないけど、それが初めて方言であることを知りました。
買い物は気晴らしにはよろしいけれど、時間の制約とか、わざわざお店迄出掛けた挙句、思ったものがそこにないかも知れません。必要な情報を事前にネットで調べて、そのまま注文する機会が増えるのは世間の流れでしょう。基本は働く女性が増えたということかな?昨日青汁到着(これは毎朝ヨーグルトとともに食すもの→一番安いもの選定)本日紳士用ベルト到着予定、これは現在庫数本、皆よれよれになってしまったので。便利なものですよ。小売業は苦戦やろなぁ、想像つきますよ。
昨夜も左膝の痛みにちょっぴり耐えつつ初級エアロビクス30分+筋トレ一通り実施。今朝の体重は65.5kg前日比▲200g。最近身体かなり引き締まってきたと喜んでいたけれど、シャワールームにて顔見知り同世代と一緒になって、その落差に愕然。ま、以前よりマシだけど。
Brahms 交響曲第4番ホ短調〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1963年)・・・これで珍しく全4曲連続聴破。憂愁深刻古典的かなり古風に盤石構成な作品との出会いは中学生時代エドゥアルド・ファン・ベイヌム(1958年LPグロリア900円LP)ここ最近その大仰な構えに敬遠気味でした。アンセルメとBrahms?そんな先入観吹き飛ばすように、充実したサウンド、飾りや詠嘆の少ないフレージングにけっこう感銘深い、端正な演奏でした。英DECCA+ヴィクトリア・ホールでの録音も21世紀に現役でしょう。彼のBeethovenもけっこうよかった。オーケストラの技量云々も気になりません。以前に交響曲第1番ハ短調への言及有。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調(2017年)/Gossec 17声部の交響曲ヘ長調(2020年)〜フランソワ=グザヴィエ・ロト/レ・シエクル・・・今を時めく古楽器の雄。テンションの高い「運命」は速めのテンポ、思いっきり溌剌新鮮。ベーレンラーター版使用、6:56-9:02-5:12-10:33。キモはフィル・アップのFrancois-Joseph Gossec(1734ー1829白耳義)1809年の作品、フランス革命やハ短調交響曲の影響を受けたらしい力強い、聴き応えのある作品でした。
では、洗濯物を干してからストレッチ+ウォーキング、そして出勤しましょう。