2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
祝日休み転じた在宅勤務はケジメがない。最低限お仕事にだらだらと一日を過ごして、朝夜ストレッチ+ご近所一周ジョギング=今朝の体重は68.2kg、油断して夕食の餃子+ビール風飲料ちっぴりがよろしくなかったと反省。洟水以外体調は良好です。若い相棒はお休みのはずなのに送ったデータにちゃんと返答ありました。いかんよヤミ仕事は。本日”コロナ一色”以外なんのネタもない4月終了の日、ちゃんと真面目にお仕事こなしましょう。
ニュースを眺めていたら伊勢神宮辺りの電光掲示板に「三蜜」・・・壇蜜が三人分濃厚接触だったらなかなか嬉しいじゃないか。緊急宣言はもう一ヶ月延長の流れ。某隣国の130kg太り過ぎトップになにかあったとの憶測も、こんな時期に出てきております。
Schubert 交響曲第9番ハ長調 D944(チェント・ソリ管弦楽団1957年)/de Falla バレエ音楽「恋は魔術師」(パリ音楽院管弦楽団/アンナ・マリア・イリアルテ(ms)1951年)〜アタウルフォ・アルヘンタ・・・久々、ナント18年ぶりの拝聴。匿名オーケストラはパリ音楽院管弦楽団か、音質はかなり良心的なステレオ。Ataulfo Argenta(1913ー1958西班牙)はシューリヒトの弟子筋、あまりに早い定命(じょうみょう)は残念でした。師匠譲りの軽快にスッキリとした響き、美しい歌謡的旋律充ち溢れる作品にスウィング推進力はこちらのほうが上でしょう。ヴェリ・ベストな仕上がり。14:11-13:41-10:20-11:57、テンポは中庸、繰り返しなし、って、繰返し原理主義者である自分もこの作品だけはちょっとなぁ、第1楽章提示部だけで良いかな、と(噂ではハインツ・レーグナーが全部繰り返しているとか?ほんまですか)。寡作なde Fallaはアルヘンタの十八番、南欧の香りたっぷりな旋律リズムは大好きだけど、これはモノラルが残念でした。
では、これより洗濯、ストレッチしてご近所一周〜お仕事開始です。昨日の残務たっぷり残っております。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
本日祝日、G(ガマン)W真っ最中。昨日は一週間に一度の新年度相棒への実務指導(営業アクションは伝授できない)商品調達不如意分打ち合わせに苦戦して残業久々、周りの若いものから珍しい!と揶揄されました。こういったやり取りも苦しい日常に妙に愉しいもの。本日は職場トップに連絡して少なくとも午前中は在宅勤務必須、スマホに確認するとメールが続々届いております。帰宅して軽く夕食を摂ってからご近所一周ジョギング、帰り上り坂にくじけてウォーキングに至るのはいつものこと、左膝の痛み(20年以上前に傷めた靭帯古傷)も常態化して、これはなんとかならんもんか。今朝の定例計量は67.6kg。このまま油断せぬよう減量を続けたいもの。体調は悪くないけれど、精神的閉塞感はかなり、悪い夢見に深夜途中覚醒が続いております。
ネットにて新型コロナウィルス感染者情報が流布されたり、その人が潜伏期間中に通ったお店情報が流されて(ほとんどウソ)大迷惑に至っているとのらしい。あおり運転同行女性に間違われてひどい攻撃を受けた人とか、犯罪者と同名の関係ない家に非難電話が殺到したとか、人心の不安は思わぬデマに踊らされるもの。トイレットロール不足の誤った情報を流した一人(その人が発信元ではない)ケータイ情報がさらされて何千件の嫌がらせショートメールが届いたり、なんかイヤな社会になったものです。電話が普及し始めた時期に、それを利用した誘拐脅迫事件が発生して”だから電話はよくない!”意見も出たそう。悪いのは手段ではなく、その利用の仕方でしょう。健全なネット社会を目指して、少なくとも自分は冷静でありたいもの。
そういえば昨日の商品調達不如意分打ち合わせに在宅勤務メンバー、スマホのTeamsにて参加、ちゃんと論議や確認に参加できました。使いこなせば便利なもんですよ。
Mozart 交響曲第29番イ長調 K.201(1954年)/第38番ニ長調 K.504「プラハ」(1956年)/第40番ト長調 K.550(1962年)・・・オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団・・・Otto Klemperer(1885ー1973独逸)は敬愛すべき往年の巨匠。最晩年ロンドンにて大量のステレオ録音を残してくれたことに感謝。Mozartは中心的なレパートリーでしょう。我らがヴォルフガングに駄作なし、その交響曲中でもお気に入りの三曲揃えて、しっとり悠々とした演奏を・・・どーも堪能できません。昨日堪能したハインリヒ・シフの躍動する「リンツ」に比べ、昔馴染みの立派な貫禄に新鮮味を感じられぬのは聴手の集中力不足か。自分は古楽器派と自認しても、Beeやんだったら時に重厚長大往年のスタイルにも違和感なし、ところがMozart辺りはなかな難しい・・・のか、どうか、例えばバーンスタインとかカラヤンとかその辺りで再確認が必要です。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜マリン・オルソップ/ボルティモア交響楽団/ピーボディ交響楽団のメンバー(2007年ライヴ?)・・・月に最低1回は聴きたいお気に入りバーバリズム作品。Marin Alsop( 1956ー亜米利加)はボルティモア交響楽団の音楽監督就任2007年来継続中。ピーボディ音楽院もボルティモアにあるから、教育関係のイヴェントだったのでしょうか(想像)音源所以は確認できぬライヴ。打楽器が奥まって遠いのはリアルな会場雰囲気なのかも。重量級サウンド、オーケストラの統率もみごとだけれど、”やや鈍重”なアンサンブル、混成部隊の限界なのか、血湧き肉躍る知的興奮に迄至らぬもどかしさもありました。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
本日出勤。G(ガマン)Wに入って明日は祝日、今週唯一の出の番となります。きっとバタバタやろなぁ、種々実務的な打ち合わせ、各部署連絡、取引先お詫び連続で。昨日月曜は週明け、あっという間に過ぎ去るくらい諸課題宿題消化に追われました。終日コタツに座ってパソコンとにらめっこ+スマホ対応。指紋認証、しかし一定時間が経過するとパスワードを求められます。昨日朝、いくらパスワードを入れてもロック解除されない・・・必殺技・再起動したら無事解除できました。スマホ歴は薄く扱い慣れていなくて、ときどき受けても掛けてもこちらの通話が相手に届いていないトラブルも稀にあります。
在宅勤務では立ち上がるのはトイレと昼食のみ、著しい運動不足。朝夕のスクワット+ストレッチ、そしてご近所一周のジョギング必須、昨夜は女房殿も付いてきて激しく競って勝利!こちら生来のひ弱な運痴、こどもの頃リレーの選手だったのが自慢な女房殿、それでも既にちょろ・ジョギングは10日分先行してますから。今朝の定期計量は67.8kg、一ヶ月前より+1kg状態が続きます。恨むぞコロナ(スポーツ施設が休業)いつも以上に話題に広がりないなぁ。
Beethoven ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」〜内田光子(p)/サイモン・ラトル/ベルリン・フィル(2010年ライヴ)・・・オーケストラは上手いし、内田さんのピアノ表現の幅は広く自在なニュアンス・・・なんだけどオモロないなぁ。作品が好きじゃないのは自覚してしていても、あまりに予想通り予定調和な印象でした。
Mozaert 交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」(ハイリヒ・シフ/コレギウム・ヴィンタートゥーア・ムジクム1999年)/ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」(エイドリアン・オーティカー(p)2000年)・・・これは生き残った自主CDより。瑞西の伝統ある(日本では知名度の薄い)オーケストラはけっこうな実力派、かつて十年分ほどの音源を.mp3で公開しておりました。Heinrich Schiff(1951ー2016墺太利)は亡くなってしまったけれど、過激なBeethoven録音など残していて、ここでのMozartとスパッとした切れ味、引き締まった躍動に溢れます。明るく広がりある「リンツ」最高の演奏のひとつ。65歳逝去はもったいない!あと十数年は現役で頑張ってほしかったところ。Adrian Oetikerは瑞西の現役ピアニストらしくて、ニュアンスに満ちてタッチは簡潔清潔そのもの。放送用録音ですかね。拍手とか会場ノイズはありません。
これよりストレッチ、両膝にサポーターをして軽くジョギングしてきましょう。膝腰への負担をちょっぴり感じます。花粉症は最悪の症状、安眠できぬほど。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
そういえばG(ガマン)Wに入っているのですね。あまり出掛けることを好まぬ自分でさえ、この閉塞感は相当のストレス、遊びたい盛りの世代は苦しいやろなぁ。カネは使わなくなったけれど、収入商売がままならぬ人々、体調を崩した人、コロナに罹患して苦しんでいる人も多いことでしょう。おそらく緊急事態宣言は延長されるかと。医療施設、福祉施設、ゴミ袋で感染対策しているような状態では先は見通せない・・・昨日は朝一番にご近所一周走っても、毎週恒例日曜はずっと体調がよろしくない、終日起きていられぬほど。検温しても36.5度平熱、某ウィルス感染に非ず、花粉症の悪化か、抗アレルギー剤の副作用か。ますます身動きできません。体調不良でも食欲は落ちなくて、今朝の定例計量は68.4kg危険水域かなりの水準。これよりストレッチしてからご近所一周ジョギングして在宅勤務開始。
あまり種類は多くない自分の趣味である音楽関連、CD購入はもう数年縁がないし、一時凝っていた自主CD(ネットより音源データファイルを入手し、CDRに焼く)作成も5年ほど前に卒業、かなり整理してたけれど、昨日残在庫3/4ほど廃棄、先程ゴミに出してきました。身辺整理はどんどん進めたい、この間の経験でどれだけ”手持ち所有”を減らしてもMusicLifeに不便せぬ時代に至ったことに気付いております。
Mozart セレナーデ 変ホ長調K.373/ハ短調K.388〜ヘンク・デ・グラーフ(cl)/ヤン・ヤンセン(cl)/レムコ・デ・フリース(ob)/ヨハン・スタインマン(fg)/ハンス・ヴィッセ(fg)/マルティン・ファン・デ・メルヴェ(hr)/ヨス・ブールマン(hr)(2001年)・・・世間ではBeeやん生誕250年とか、せっかくのイヴェントもこれじゃ台無しでしょう。これは21世紀に相次いで登場したBach全集、Mozart全集巨大ボックス廉価発売入手の棚中生き残り、交響曲全集(ヤープ・テル・リンデン)セレナーデ嬉遊曲舞曲集のみバラ買して(外装がないし)処分できなかったもの。たしかロッテルダム・フィルのメンバーでしたっけ?
我らがヴォルフガングに駄作なし、小さい編成の管楽アンサンブルはなんともノンビリとした愉悦を感じさせるもの。ハ短調の作品はのちに弦楽五重奏曲第2番 K.406 (516b) に衣装替えして、ちょっぴり暗い緊張感がありました。演奏は極上のテクニックと音質を誇ります。ささやかなお小遣いを節約しつつLPCDを入手、日々新しい世界に馴染んでいった頃を思い出しました。
Mendelssohn 演奏会用序曲「フィンガルの洞窟」(1954年)/Schubert 交響曲第8番ロ短調「未完成」/Mozart 交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」(1956年以上ウィーン・フィル)/Beethoven 交響曲第1番ハ長調(パリ音楽院管弦楽団1958年)・・・どれもLP時代に懐かしく愛聴していたもの。1956年録音のみステレオ、音質はやや厳しいけれど、シューリヒトのすっきりスリムなサウンドが堪能できます。「未完成」第1楽章オーボエとクラリネットによる第1主題に別な楽器をかぶせている?とか。美しく”完成”された名曲は誰の演奏でも美しく、特異な個性を発揮するには難しい作品、この味わいは感慨深いもの。「ハフナー」は出足の重さからやがて興が乗って、華やかな世界に突入・・・これより時代は下っても残念なモノラル録音であるBeethovenの溌剌とした風情、技量的に難しいとされたパリ音楽院管弦楽団は快速パッセージをみごとにクリアしておりました。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
昨日朝、ほんのご近所一周ジョギング、スポーツクラブが休みだから仕方がないけれど、膝腰に負担があってやや痛みが出ております。朝夕とダンベルスクワット、ストレッチ+わずか30秒の体幹トレーニングも加えて最低限の鍛錬を続けましょう。けっこう炭水化物中心の食事に菓子も喫して、今朝の定例計量は辛くも67.9kg。午前中いつものディスカウントストアに牛乳など食材補充に向かったら入り口に長蛇の列、入店制限を始めたらしい。諦めてローソン100へ。あとは引き隠って【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新、そして無線LANを認識しないプリンターの対策実施へ。
ノートパソコンはちゃんとネットにつながっていて、ルーターとプリンターの相性がよろしくないと類推。予備のルーターに交換したら、一発でOKでした。女房殿のマシンも設定を変更しておきました。夜半に女房殿10日ぶりに大阪よりご帰還、近鉄は車両に二人のみ、最寄りの駅からのバスも二人だったとのこと。パチンコ屋は自粛要請無視、大阪府が名前を公表したらそれが宣伝になって”そこは開いているのか!”さらなる集客につながっているらしい。大阪らしいなぁ、自分としては今回のコロナ禍によって、パチンコ業界自体が消えることを願っていたのに(もちろんカジノ構想も)・・・あとあと集団発生の要因になることを憂う。タバコもたっぷり吸っているんちゃうか。ガラガラだったスポーツクラブのほうがずっと健康的だったと思います。
Brahms 交響曲第1番ハ短調〜フェリックス・ワインガルトナー/ロンドン交響楽団(1939年)・・・主に音質的な意味合いで歴史的な音源はあまり聴かない・・・そう書いたばかり。Felix Weingartner(1863ー1942墺太利)現在フツウに聴ける音源ではもっとも旧い世代でしょう。Beethoven交響曲全集は一度聴いてCDさっさと処分したっけ。これはかなりまとも、ちゃんと”聴ける”音質に驚きました。颯爽として勢いがあるアツい演奏、センスに太古浪漫の異形な濃厚は感じさせぬモダーンな表現でした。戦前のオーケストラも充実しております。11:42-9:04-4:21-14:39。もともとはSPだろうから繰り返しなし。第4楽章 「Adagio - Piu andante - Allegro non troppo, ma con brio - Piu allegro」は快速テンポにノリノリ、これは収録時間の制約結果なのか、それともワインガルトナーの意志なのでしょうか。なかなかの熱演でした。
熱演と云えば・・・Beethoven 交響曲第1番ハ長調(1964年)/第7番イ長調(1958年)〜レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル・・・数日前、現役世代の立派な表現+音質に感心して、半世紀ほど前の記録を比較確認したもの。”肌理の粗い熱気サウンド!”予想はその通り!それが意外なほど悪くない。若きBeeやんの溌剌とした傑作ハ長調交響曲はそれに相応しい躍動があり、イ長調交響曲は旧録音の方、未だミトロプーロスの薫陶(奮闘?)の成果が残っていた頃か、明るい響きに重量級のサウンド、オーケストラも技量も高いと感じました。音質も記憶よりずっと良好、肌理がやや粗いのは時代的に仕方がないでしょう。当時の彼の人気が想像できる仕上がりでした。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
土曜の朝。朝食を済ませ、朝刊を熟読し、一休みしたらご近所一周ジョギング予定。ほとんど鬱々とした(内容的には苦しいことばかり)在宅勤務なのでお仕事休みのケジメがない、昨日は定時で家を飛び出してウォーキングも兼ねて床屋探し、途中雨に濡れ、スマホにお仕事が追い掛けてきつつ3軒目、ようやく開いているところを見つけました。還俗乃至放浪生臭坊主風貌→出家僧侶風へ。自宅側迄バスを使って戻ると、いつもなら避けて通る激不味激安焼鳥屋チェーン店がガラガラに空いていて、これなら「三密」に該当しないと勝手に判断、アルコールは7時迄、ぎりぎり一人カウンターにビール一杯だけ頼んで気分を変えました。帰宅して菓子など喫したから、今朝の体重増を覚悟したけれど68kgちょうど、危険水域だけれど昨日よりちょっぴり減りました。終日身動きしない結果だから、これはこれで上出来でっせ。
この時期にこの寒さって異常じゃないのか、それとも精神的閉塞が反映しているんでしょうか。挙げ句、昨夜より愛用のHP無線プリンターがネットを認識しない・・・設定している我が家の無線LANのみアウト(ご近所のはいろいろ出てくるけれど)。いろいろ試したけれど、印刷できなくて困っております。場当たり的現場経験のみ、理論的基礎知識がないのでこんなときに困ってしまう。ネット情報を種々探したけれど、解決策は見えません。
Sibelius 交響曲第5番 変ホ長調(1915年版/1995年録音)/同(1919年版/1997年録音)〜オスモ・ヴァンスカ/ラハティ管弦楽団・・・後者が聴き慣れた3楽章版、第2楽章に「Allegro commodo」が挟まって4楽章になっているのが1915年版なんだそう。初耳です。Sibeliusは中学生以来のお気に入り、交響曲第1番第2番は劇的勇壮わかりやすい旋律だから人気のコンサート演目、第3番ハ長調からちょっと渋い内省的な風情が個性となって、第4番イ短調は暗く重くやや晦渋、この第5番 変ホ長調は対照的に明るい雰囲気となりました。「春の祭典」初演が1913年だから、ある意味保守的と云うかまったく別な道を歩んだ個性かと。
1915年版は”第2楽章が増えている”だけに留まらぬ違いがあって、あちこち馴染みの旋律エピソードは散文的。ラストのしつこいタメやダメ押しも一回のみ。1919年完成稿はムダを削ぎ落として、味わいは凝縮されております。実演ではどーの、オーケストラが上手くない、数日前勝手なことを書いたけれど、Sibeliusって独墺系音楽とは特異な話法、個性なのか、オーケストラの弱さなど微塵も感じさせぬ雰囲気豊かな演奏に聴き惚れました。分厚く重心の低いサウンドは似合わない音楽なのか。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
4月も後半に至って薄ら寒い気候が続きます。そろそろ床屋さんに行きたけれど、開いているのか不明(おそらくアウト)普段出家僧侶風なのに既に還俗乃至放浪生臭坊主風貌に至っております。買い物にも行かなくっちゃ。昨日ストレッチ+朝夕2回ご近所走っても基本、身動きしない在宅勤務、今朝の定例計量は危険水域常態化な68.2kg。心身ともに重苦しい感じ。
テレビドラマなどでお馴染み、いかにも元気に明るかった岡江久美子さん(63歳)新型コロナウィルスにて逝去。どんぴしゃ!自分と同い年、残念です。乳がんの手術をされていて、抗がん剤は免疫力を一時的に下げるらしいですね。そして医療従事者やその家族に対して、謂れのない差別的扱いが出ているそう。なんたること!社会的使命滅私奉公自己犠牲で頑張っている立派な人々には泣き面に蜂、罰当たりな、許されぬ行為でっせ。
自分は3歳の頃に重い肺炎を患って生死の境を彷徨ったんだそう。今でも健康診断で肺を撮影したら一部に癒着?を指摘されます。今回の新型コロナによる肺炎だって、快復しても後遺症は残るらしい。おそらく自分も肺が弱いのかも。今回の件では”喫煙習慣があかん”、重篤化する要因との情報もあります。既に昨年喫煙率は30%を切って更に受動喫煙防止法とやら、飲食店は禁煙が多くなりました。今回のウィルス騒動をきっかけに喫煙率はさらに、一気に減少することでしょう。なんせ直接生命の問題。ちなみに自分は生涯一度も喫煙経験なし、でも受動喫煙はずいぶんあるはず。二時間ドラマの再放送、10年くらい前のものは喫煙習慣はけっこう気になるものです。ケータイ通話しつつ(型式が思いっきり旧い!)スパスパとか、亡くなった人も数人出演されている。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調(2014年)/第7番イ長調(2015年)〜ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン/ニューヨーク・フィルハーモニック・・・ライヴ収録とのこと。Jaap van Zweden(1960ー阿蘭陀)がニューヨーク・フィルの音楽監督に就任したのは2018年より、その前アラン・ギルバート時代の録音。このオーケストラはレナード・バーンスタイン時代(1957-1969)の印象が強くて、肌理の粗い熱気サウンド!そんな先入観を一掃させる、重心の低い、しっとり厚みのある重厚サウンドを聴かせます。数日前聴いた立派なBeethovenには音質の不満があって、新しい録音を求めたもの。誰でも知っている超有名作品連続、ハ短調交響曲は第1楽章提示部、終楽章も繰り返し有(こうでなくっちゃ)7:23-9:26-5:15-10:32、中庸のテンポにオーソドックスなバランス表現、極端なデフォルメやテンポ変化は伴わなくても表情は豊か、響きは明るく旧来な物々しさも感じさせない、ライヴとは思えぬアンサンブルも充実しております。
躍動するリズム感が重要なイ長調交響曲は13:56-7:46-8:25-8:36。前曲も含め、油断すると力み勝ちになる力強い作品は、慌てず前のめりにならぬ余裕の表現。独墺系古典的作品をしっかり演れたらほんまもんでっせ。このオーケストラはずいぶんと上手くなりました。音質含め、バーンスタインのニューヨーク録音を再確認するのはちょっと怖くなりました。
では、ささやかな自宅鍛錬、そしてご近所一周走ってからお仕事突入いたしましょう。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
週二日の出勤を終え、本日よりまた在宅勤務、5日間の引き隠りへ。毎日新たな商品不足調整に四苦八苦しつつ、終日マスクということもあって息苦しさ、気分的閉塞感は強まるばかり。職場内お仕事内容に大きな状況変化もあって、GW明け引き継ぐはずだった分担を若く優秀な相棒へ・・・って、営業に出掛けられないからデータ処理のみ。取引先との関係もあって自分の負担は重くなり過ぎました。いくらスマホやメールで遣り取りしても職場内情報交換がリアルにできぬのはツラいもの。ニュアンスが伝わらない、風や空気、先行きを読むのも大切ですから。異動したばかりの相棒は10年選手だけど、今月着任したまったくの新人への指導が心配です。この状態が1-2年続くとか、オリンピック開催だって来年はムリ(そもそも五輪景気なんてもうありえない。ただのお荷物になりかねない。頑張ってきたアスリートには申し訳ないけど)人々の生活のあり方、発想、商売の仕方にも大きな影響、変化があることでしょう。
詐欺は以ての外だけど、例えばマスクを異様に高価に転売とか不良品を売り逃げするとか、皆が困っていることに付け込んだ悪徳商売の結末は悲惨ですよ。そんな発想では残りの人生をシアワセに過ごせませんよ、きっと。アベノマスクや人気歌手便乗動画投稿とか、安倍ちゃんは晩節を汚しました。ほとんど医療崩壊、病院がクラスター化したらアウト、雨合羽寄付してくれ、医療用マスクも手袋も(もちろん人員も)不足していることにほぼ無策なのも機能不全、気合と精神論、掛け声だけで乗り切れっ!というのものなぁ。自分の継続雇用はあと2年弱(の予定)おそらくは”コロナ対策”で忙しく終わるでしょう。今年度いっぱいの”妖精さん”は自宅が遠く、公共交通機関利用ということもあって100%在宅勤務、実態はカネは払ってあげるからおとなしくしておいてね、状態。少ない年金はやがて更に削られることでしょう。株安で博打運用失敗してますから。
昨日帰宅後、ご近所一周走ろうと思ったら右脚〜腰に鈍い痛み有、やや速歩ウォーキングへ。精神的にな〜んもやる気出ず、昨夜は音楽も聴いておりません。今朝の定例計量はようやく67.8kg、昨年末迄の66kg台安定が夢のよう。
Prokofiev 歌劇「ギャンブラー」より/交響的スケッチ「秋」/バレエ音楽「石の花」よりプロローグ「銅山の女王」/結婚組曲 作品126(恋の歌/女友達の踊り/娘たちの踊り/結婚/結婚の歌)/ジプシー幻想曲 作品127(序奏/ジプシーの踊り/セヴェリアンの踊り/ジプシーの独舞/全体の踊り)〜ディマ・スロボディニーク/ラハティ交響楽団(2016-18年)・・・これはかなり以前に聴いたまま忘れそうになっていたもの。今朝、再聴しております。ここ最近、昔馴染みの亡くなった人ばかり聴いていたので、現役・旬なDima Slobodeniouk(1975-露西亜→芬蘭)を。作品にあまり馴染んでいなくて、新しい音楽への見聞広がりも期待しました。ラハティ交響楽団はオスモ・ヴァンスカとのSibeliusで一躍有名になったオーケストラ、エーテボリ交響楽団と事情は似てますよね、ネーメ・ヤルヴィの。来日公演ではかなり厳しい評価も伺いました。
前回拝聴時にはそれなりの感興もあったけれど、今朝はまったく音楽に集中できず。Prokofiev特有の粗野な爆発を期待したけれど、そんな風情じゃないし、オーケストラの線も全体に細い感じ。迫力も足りない。あまり上手いオーケストラじゃないな・・・なんて。
では、これより一発根性入れてご近所一周走ってきましょう。その前に入念なストレッチしなくっちゃ。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
”10万円支給”を装った詐欺メールが出始めたとのこと。ちょっと気が早過ぎませんか?次はニセ休業補償申請でしょう。人員の少なくなった会社に、生活に切羽詰まった強盗も入るんじゃないでしょうか。貧しさが犯罪を生むものです。引き隠りにDV多発との予想もありました。ぼちぼち緊急事態宣言延長の話題が出ているようです。当たり前だけど。マスク流通ひとつとっても”な〜んもできん”政府の姿丸見え状態。
昨日本日出勤日。いくら至近とは云え職場に出るのは理由があって、不足する商品の調達分け前の打ち合わせ+その関係部署連絡+取引先お詫び+出勤しているスタッフからの質問対応、彼女らも一部在宅勤務となっていて(業務用スマホも支給されました)出ている時には溜めている懸案事項集中的に回答対応が求められます。ずっとマスクをしていて心身ともに息苦しく疲れ果て、ほぼ定時にて職場を出たけれど、クタクタ状態。本日は新・相棒が出てくるので彼からの相談が相次ぐことでしょう。もちろん通常業務も当たり前にあります。
昨日帰宅後、夜もちょっぴり走りました。いつものストレッチ+αも当たり前に実施。今朝、定例計量を失念、おそらくは現状維持68kg台そのまま。一週間前は若く元気な女性インストラクターに指導されてエアロビクスしていたんやけどなぁ、あと2週間ほどでスポーツクラブが再開されるとは思えない。
Beethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」〜アルヴィド・ヤンソンス/ソヴィエット国立放送管弦楽団(1960年)・・・Radio St.Petersburg放送用音源をネットより入手したもの。全4楽章一本ファイル46:14、ライヴではない?放送用録音か、薄くて遠い、時に音量レベルが下がるレンジの狭いモノラル録音でした。Arvid Jansons(1914ー1984拉脱維亜)は先ごろ亡くなったマリスのお父さん、旧ソヴィエット時代に活躍し、来日もしております。(もしかしてこのレコードと同一音源かも)入念な表情付け+自然な流れは立派な演奏だけど、音質がなぁ、日常効くべき水準に非ず。音質云々に文句つけるなど、自分はすっかり贅沢ものになったと感慨有。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調(1975年)/第6番「田園」ヘ長調(1976年)〜アンタル・ドラティ/ロイヤル・フィル・・・数年前突如復刻された”幻の全集”はDG録音。”幻のままで良かった”との厳しい声も一部見られて一度聴いてみたかったもの。評価は割れるものほどオモロいもんです。ハ短調交響曲は第1楽章提示部、終楽章にも繰り返し有、物故した某大物評論家の影響を受けて”繰り返しは要らない”と主張される方も一部いらっしゃるけれど、美しい音楽はたっぷり聴きたい!8:10-9:19-4:52-11:53、テンポは中庸。例の如く要らぬ余情を加えぬ筋肉質表現はテンション高く、例えば第2ヴァイオリン、ヴィオラ、ファゴットなど内声部の旋律が効果的に浮かび上がって新鮮です。弦主体に金管を抑えたサウンドもよろしいと思います。「田園」の印象も同様、11:18-12:26-5:37-3:56-9:20、久々に馴染みの名曲を堪能いたしました。
贅沢ものの録音印象。全体に音質硬く、とくに弦のキンキンする響きが濁ってちょっぴり気になります。アナログ最盛期のメジャー録音ならもっと良質な収録は可能だったはず、もしかしたらオリジナルは優秀録音なのかも知れません。
Beethoven 交響曲第2番ニ長調(1964年)/交響曲第5番ハ短調(1963年)〜ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団・・・同じく洪牙利出身往年の巨匠によるBeeやん。余情を加えぬ筋肉質表現はテンション高く・・・内声部の旋律が効果的に浮かび上がって、というのも方向似ております。但し、こちらオーケストラの技量桁違い(いえいえロイヤル・フィルだって充分立派だけれど)各パートひとつひとつの旋律フレージングに、魂のスウィングが掛かっている!わずかな息遣いの変化に浪漫の香りも漂ってアツく、快速テンポ部分のアンサンブルの精緻さも尋常に非ず。この厳しさ、正しい姿とはこれだ!という確信を感じさせるもの。
唯一の不満はやはり”音質”。自分の手持ち音源の水準+貧者のオーディオでは真価を捉えられぬだけかも。
では、行ってきます。ストレッチ+ランニングの時間は残っております。(→結局ランニングの時間はなくなりました)
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
本日久々の職場へ、本日明日一週間に出勤は二日のみ。もうこんな情勢だから在宅勤務が可能であればそうすべきなんだけど”出ていくパターン”も必須、なんせ積年のお仕事習慣ありますから。サンプルも届いてその荷造り送付もあり、FAXやら印刷物到着の内容点検もあります。昨日、朝一番より夕方迄ウンザリするような宿題もあって、それでもそこはヴェテラン+新しい相棒が優秀なのでケータイで遠隔指導ももどかしく、フツウに営業できれば立派な担当に育つのになぁ、残念に思います。
テレビやネット情報を眺めていると繁華街にかなり人は減っていて、それでも”自分は大丈夫”安易な発想の若者が遠くから出掛けてきているみたい(←こういった一律の言い方は偏見を招くとの新聞記事有。ほんの一部でっせ)。家族揃ってスーパー量販店に、みたいな混雑は自分もご近所にて経験しました。”嗅覚味覚がなくなる”という症状は一般的でもないらしくて、安易なシロウト判断はダメですね。”お湯を飲めば大丈夫”みたいなトンデモ笑止千万理論が広がるのも不安な人心の反映なのでしょう。濠太剌利第2位の航空会社が倒産したとか、日銭を稼いで成り立っている商売はあっという間に干上がって、バイトで食いつなぐ苦学生とか、お仕事不如意な方々は多数でしょう。どこにも出かけないからますます個人消費は減るばかり、それはささやかな生活の自分も同様です。
昨日朝、ゴミ出しに外に出たら雨は治まって、そのままランニングへ。ネットから得た知識によると、体調管理優先順位は有酸素運動なんだとか。昼休み時間にもちょっぴり走りました。夜は雨がひどくて外出不可、しっかりスクワット・バックランジ・ストレッチ+ラストは体幹トレーニング30秒、食事制限意識しても体重は今朝68.1kg。ちっとも減りません(涙)まだ運動量足らんのか。朝、左脚が攣って目覚めました。今朝もちょろランニング実施済、先週苦しんだ太もも痛は出ておりません。
Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」連続拝聴。ちょっと古い情報によるとBrahms 交響曲第1番ハ短調と並んで日本では人気No.1を争うとか。大好きな作品だけど小学生以来聴き過ぎ馴染み過ぎて、なかなか納得できる演奏に出会いません。出会いはレナード・バーンスタイン(1962年)その溌剌とした熱気に魅了されました。今回拝聴はカルロス・パイタ/ロイヤル・フィル(1989年)・・・勢いも迫力もあり、力強いけれど、やや細部流した印象有。第2楽章「Largo」はよう歌って濃い味出してます。ラファエル・クーベリック/ベルリン・フィル(1972年)・・・この作品の代表的録音。上質なオーケストラ+濃密な都会的サウンドにちょっぴり違和感有、なぜ手兵のバイエルン放送交響楽団じゃないのか。オイゲン・ヨッフムのBrucknerでも似たような感慨がありました。ヴォルフガング・サヴァリッシュ/フィラデルフィア管弦楽団(1988年)・・・オーマンディのゴージャス・サウンドが刷り込み。EMIの録音個性かなぁ、バランスは良いけれど全体に”淡い”印象、妙にオモロない・・・こんな感想はすべて引き隠り連続の精神的影響でしょう。
Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜コンスタンティン・シルヴェストリ/フランス国立放送管弦楽団(1957年)・・・旧モノラル録音。この演奏は数回聴いていて、メリハリの効いた表現、打楽器強調の迫力、明るい金管大爆発(ホルンはヴィヴラートたっぷりにセクシー)ラスト疾走するアッチェレランド!いわゆる”爆演系”、提示部を繰り返さぬのも彼らしい感じ。以前は”もっと郷愁+知的+美しいバランス演奏求む”とコメントしていたけれど、精神的に閉塞しているせいか、今回これが一番気に入りました。
では、行ってきます。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
月曜お仕事開始も在宅勤務継続、本格的引き隠り連続5日目。毎週土日曜にやってくる体調不良は精神的なものなのか、朝スクワット・バックランジ・ストレッチ+30秒体幹トレーニングで締め括り、これは毎日実施(気が向けば夜も)昨日は午前中それなり、ちょっぴりご近所走りました。距離的には先週と同じくらい、前回数年ぶりのランニングに太ももパンパン→歩行困難に至ったけれど、今回は大丈夫。GW開けに休業要請が終わるとは思えぬけれど、スポーツクラブに行けない分せめてもの埋め合わせのつもり。今朝、未だ危険水域68.1kg前日比▲400g、一日の変動としてはこのくらいが限界でしょう。3食ちゃんと喰うてますし。
ここ数日、朝刊が薄いのは取材体制も”出勤抑制”なのでしょう。ネタ的にもあまりないでしょうし。こんな時節を狙っての詐欺やら、小さい地震連続に”もしこんな時期に大震災が起こったら最悪!”、”会いに行けるアイドル活動危機!” そんな記事が目に付きました。昨日買い物に行った大型ディスカウント・ショップにはお客大勢、マスクをしていなかったのは自分のみ。今朝走る気満々で起き出したら無念の雨、天気予報によるとやがて雨は上がるらしいから昼休み時間に走りましょう。
音楽にはずっと集中できず。精神的に余裕あっての趣味なんでしょう。Schubert 弦楽五重奏曲ハ長調D956〜サラゴン弦楽四重奏団/カーティヤ・ポリン(vc)(2017年コンセルトヘボウ室内楽ホール・ライヴ)・・・ネットより拾った音源。Christine Busch(v)率いるアンサンブルはおそらくガット弦使用、ぽってりと温かい響きはヴィヴィッドな躍動を伴って、ヴィヴラートは少なくても充分美しい。歌謡性に溢れ延々と続く浮き立つような旋律、長大なる作品はお気に入り作品。出会いはヴェーグ+カザルスの”大きな”演奏でした。先人の偉大なる記録に経緯を払いつつ、晩年のカザルスは技術的には厳しいものがあるのは当たり前、こちら現役世代の自在な熱気をたっぷり堪能いたしました。
Brahms 交響曲第3番ヘ長調〜ハンス・キンドラー/ワシントン・ナショナル交響楽団(1940年)・・・これもネットより。Hans Kindler(1892ー1949阿蘭陀)はこのオーケストラの初代音楽監督(1931ー1949)。歴史的音源はその音質故に拝聴機会は減って、データファイルもかなり捨てております。おそるおそる聴きだしたら意外に良好な音質、当時新しかったオーケストラも明るい響きにアンサンブル良好、時代より類推して大仰大柄個性豊かすぎる表現予測は大きく外れて、しっかり着実オーソドックスな演奏でした。第1楽章「Allegro con brio」のテンションの高さ、有名な第3楽章「Poco allegretto」は適度な甘さ、終楽章「Allegro - Un poco sostenuto」緊張感も維持してラスト迄楽しく拝聴できました。
さて、ゴミ出してお仕事開始。そのまえにストレッチか。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
体調絶不調、昼間ほとんど起きていられないほど。一昨日夜、休業前ラスト筋トレにいつもなら若干の筋肉痛は馴染み、両脇の後ろ辺り背中にかけての鈍い痛みは初めて(とくに左)過去経験からインフルエンザの初期症状にもちょっと似ております。昼から雨も上がって、ご近所ディスカウントストア迄軽くジョギングして気分は軽快いたしました。(帰りは荷物もあるし当然歩き)今朝も微熱を感じて(某ウィルス?)念のため体温計出動は36.4度、平熱でっせ。全身倦怠感はあるけれど、呼吸も苦しくなく食欲旺盛、たまたま大量に在庫していたクルミをバリバリ喰うてしまったからか、今朝の体重は(ちょっぴりジョギング)虚しく前日比+500g危険水域遥か超え68.5kgは一年前、親父の葬式に札幌にて北海道の美味大量にいただいて以来。最悪です。
両脇の後ろ辺り背中にかけての鈍い痛みの要因は?腕立て伏せの姿勢に両肘を付いたまま30秒キープ(けっこうキツい体幹トレーニング)これは意欲的に続けていたけれど、それじゃないよなぁ。なにもやる気出ない喰うてばかりの休日を反省、今朝一番【♪ KechiKechi Classics ♪】の定例更新実施。音楽もほとんど聴けておりません。
Liszt 交響詩「タッソー、悲劇と勝利」/Hindemith 交響曲「画家マティス」/Bartok 弦楽のためのディヴェルティメント〜コンスタンティン・シルヴェストリ/フィルハーモニア管弦楽団(1955年)・・・2001年に購入したとの記録有。時期的にぎりぎり残念なモノラル録音、一部熱狂的な推奨のある一枚も体調故イマイチな印象でした。Constantin Silvestri(1913ー1969羅馬尼亜)はEMIステレオ初期に大量の録音もあって、ウィーン・フィルにも登場していたから当時評価は高かったのでしょう。「タッソー」は作品的に熱心な聴手に非ず、HindemithとBartokはお気に入りでも、もっと良質な音質で聴きたい・・・音楽は聴手の体調印象に大きく左右されるもの。残念。
これより逆療法、一発しっかり走ってこようかと。一週間前は太もも痛に三日ほど苦しんだけれど、昨日のはとくに脚の痛みは残っておりません。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
二日連続の在宅勤務のまま週末休みへ。相変わらずの緊急対応とお詫びばかり、職場、取引ご担当の人間関係に悩む人は多いかも知れぬが、こうしてまったく直接接触がなくなって、メールと電話ばかりというのもツラいもの。自分には未だ数年に及ぶ人間関係の蓄積があるけれど、新しく異動してきた人は悲惨でしょう。
自宅に引き隠っていたら大阪の女房殿より連絡有、先日相談を受けてちょいと調整した知り合いのノートパソコンに不具合が出たらしい。ご近所より現物持ち込んでいただいたら、Windows10 パスワードログイン自動起動設定のはずが、初期起動画面のまま自動起動はもちろん、ログインも出現しません(初体験の症状)・・・ネットより検索すると、セーフモードでやってみろ、と。なるほど、それならちゃんと立ち上がって、種々クリーナー、ドライバーの更新も実施・・・無事復活しました。亡くなったダンナはかなりの手練だったらしく、意欲的なソフト多数導入(要らぬウィルスソフトほか、ワケわからんもの)人様のものだし詳細利用状況は伺っていないので、”これは絶対使わん!”と類推できる宣伝ソフトみたいなものだけ除いておきました。その他の”意欲的なソフト”が悪さをしているみたい。我が安物+中古激安マシン(不要なものはほとんど入れない)とは桁違いの高級マシン(Fujitsu)でした。30万はしたな。
愛知県そして全国への緊急事態宣言を受けて、予想通りご近所スポーツクラブは休業へ、いちおうGW明け3週間ほど。昨夜がラストだったのでしっかり鍛えて・・・そんないつもの話題ではあまりにネタ不足。夜激しい雨の中ご近所スポーツクラブへ、途中低い鎖に躓いて転倒しました。傘とバッグ両手ふさがって、左前頭部を強打、手肘膝も打ったけれど骨に異常ないと判断(二時間ドラマだった死んでいる)眼鏡は無事でもビニール傘大破。そのまま受付に行ったら”血出てますよ”、受付のお兄さんが頭を消毒してくれました。着替えたら指、膝より出血発見、カウンターにあったセロテープを勝手に借用して応急措置、筋トレとステアマスターはしっかりこなして、ストレッチは省略。シャワーは使って、タオルで頭をしっかり巻いて出血止め、帰宅してからちゃんと消毒絆創膏など処置。血だらけになったウェアや布製バッグも洗濯いたしました。ま、たいしたことはない。引き隠りに”徹底した食事制限決意”も意思弱く儚く敗北、今朝の結果68kgは危険水域ちょうど(涙)
今朝、走る気満々で起きたのに、けっこうな大雨継続中に断念。昼から上がるらしいから、やるぞ!ランニング。昨日よりやや頭痛有。某ウィルスの初期症状でないことを祈りましょう。
Mahler 交響曲第6番イ短調〜フランツ・ウェルザー=メスト/グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団(1999年ウィーン・ムジークフェライン・ライヴ)・・・ Franz Welser-Most(1960-墺太利)は旬の指揮者。2002年より長期クリーヴランド管弦楽団の音楽監督を継続しております。ウィーンで指揮科の教授を務めているくらいだから、若い人への教育は熱心なのでしょう。Mahlerは大好きだけど、この巨大に重苦しい”悲劇的”な交響曲にはやや苦手意識有、久々の拝聴でした。音質はやや茫洋として、せっかくの瑞々しい会場残響は活かされておりません。
23:22-12:56-17:29-31:18、Scherzoが第2楽章に配置されます。テンポは中庸に入念な細部描きこみと歌、この作品は第3楽章「Andante moderato」の静謐な陶酔、そして終楽章「Finale, allegro moderato」圧巻のハンマー連打!分厚いオーケストラの迫力堪能すべき名曲。とくに前半の”重さ”が拝聴敬遠の理由だけど、バランスの良さに威圧感はありません。但し、音質のせいかなぁ、オーケストラはさほどに美しいとは思えませんよ、上手いけどね。若者のオーケストラだから仕方がないのか、先の南米オーケストラには若者のエネルギーがもっと充ちておりました。期待の怪しい圧巻の終楽章も”やや軽い”印象有。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
在宅勤務、しかも昼前には女房殿も大阪の老母の許へ行ってしまったから、自宅にひとりダラダラとお仕事しておりました。当面の資料を仕上げて取引先に送付済、もとより一見して目の醒めるようなヴィジュアルに優れ、整然理論的提案書に非ず、じっさいに会議で熱弁を振るわぬと伝わるはずもなし。でも仕方がない、生命の方が大切ですから。口先のみで人生乗り切って息子を大学迄出した自分には辛いサラリーマンの晩年、現在巣ごもり需要に潤って四苦八苦しているのもマシな業種なのでしょう。雇用も守られてお給料も全員ちゃんと出てますし。ウィルス禍に、商売干上がって喰うていけない人全国に多数。
非常事態宣言は全国に、他国みたいに軍隊の力も借りて強制ロックダウンじゃなくても、空気を読むのが日本人。自分にとっては毎日の体調管理に必須のスポーツクラブもおそらく営業停止となるでしょう。本日夜通ってラストか、昨夜はしっかりフルメニューこなして汗を流して鍛えて体重は67.8kg(▲400g)一昨日のボリューム”牛すじ煮込み定食”分を消化したのみ。馴染みの顔数人、”もうぼちぼちラストかと思って、お仕事早めに切り上げて来ました”とのこと。
本日は毎週単位のお仕事ピーク、それも自宅に引き隠って孤独な作業となります。取引先からの(遅れ馳せ)営業データが届いたらその処理作業もあります。あとは追加トラブルがないことを祈るばかり、楽勝なはず。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」/Revueltas「マヤの夜」〜グスターヴォ・ドゥダメル/シモン・ボリヴァル・ユース管弦楽団(2010年カラカス・ライヴ)・・・これは世間ではとっくに話題となっていた人気指揮者+作品音源。月に1-2回聴きたいお気に入り作品也。一部手厳しい辛口リスナーに評価が割れておりました。編集微修正しているだろうけれど、ライヴの熱気、オーケストラの技量優秀圧巻の爆発、若者たちによるパワフルな勢いは気分爽快、たっぷり堪能いたしました。Silvestre Revueltas (1899ー1940墨西哥)の作品も、愛するVila-Lobosの風情に似て、南米の濃密な風情、コンガのアツいリズムに魅了される作品、なにごとも喰わず嫌いはあきまへんで。音質も極上。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜アンタル・ドラティ/デトロイト交響楽団(1980年)・・・これは少々前に聴いて言及忘れていたもの。旧録音(ミネアポリス交響楽団1959年)の乾いてムダを削ぎ落とした風情も悪くないけれど、表現的には同じように”ムダを削ぎ落とした風情”+オーケストラの技量はこちらのほうが上?サウンドに潤いと余裕があって、どのパート旋律リズムも整然としてバランスの良さは21世紀に現役でしょう。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
昨日出勤、某印刷物の到着を待って内容点検の上、データ修正後、速攻で在宅勤務にするつもりがそうカンタンにことは進まない。相次ぐ追加情報有、取引先からの急ぎ連絡漏れ処理、種々問い合わせトラブル処理に終日職場事務所に過ごしました。東京本丸各部署とも連絡がスムースに通らぬのはあちらも在宅勤務、部署ごとに横の連携がうまくいっていないため。大きなトラブルぎりぎり状態、イライラと電話の口調も激昂して、相変わらず疲れ果てる毎日続きます。
忙中閑有。
せっかく若い新人が到来したのにまともに系統的指示指導もできず、せめて昼食出勤者6人ほどでご近所焼き肉屋へ(ほんまはアカンのとちゃうか)こちらへ転居異動して昼食外食はおそらく初体験(若い女性はビールがほしい!と叫んでおりました)安くてボリュームたっぷり定食の結果は今朝、68.2kg危険水域超え、それが常態化しております。夜、初級エアロビクス30分(参加者は前回同様5人のみ)+筋トレ+ストレッチしてようやくここ迄抑えた!(という虚しい言い訳)本日より女房殿大阪の老母の許へ。俄独身生活、徹底的に食生活を見直します。運動鍛錬は工夫して継続しましょう。本日、スポーツクラブは臨時開館日(契約に関わらず自由利用可)在宅勤務5時終了とともに突入予定。
気分は鬱々と晴れないけれど、体調は良好です。花粉症の洟水は最盛期。
Tchaikovsky バレエ音楽「白鳥の湖」(全曲)〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1958年)・・・現在では作品やや人気薄?バレエは意外と好きでして、数回の生舞台拝見経験有。鍛え上げられたバレリーナの美しい所作に惚れ惚れいたします。自分が若い頃 Ernest Ansermet(1883ー1969瑞西)の三大バレエは鉄板の評価だった記憶もありました。ちょっと忘れられたっぽい?音源になってしまって、全曲と云ってもかなりカットもあるみたい。音質は極上。
誰でも知っている「情景」のデリケートな旋律、「四羽の白鳥の踊り」はなんの変哲もないと思うけれど、舞台イメージと分かちがたく結びついて愉しめます。「王子とオデットのグラン・アダージョ」の優雅な掛け合い最高・・・出会いは渡邉暁雄/日本フィルの17cmLP・・・だったっけ?1961年録音か。Stravinskyだったらオーケストラの技量やら、アンサンブル、リズムのユルさを指摘されるのも一理有、でも甘美優雅なTchaikovsky旋律ですから。バランスがよろしい、わかりやすい、瑞々しいサウンドを堪能いたしました。
Bacarisse ギター小協奏曲イ短調/Torobba セキディーリャへの賛歌〜ナルシソ・イエペス(g)/ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス/スペイン・フィル・・・1960年代、6弦ギター時代の録音とのこと(詳細情報不明)。Salvador Bacarisse(1898ー1963西班牙)は後のDG録音とは別と初めて知りました。4年前ほどに聴いていて、曰く「月光仮面」に似ていると(第1楽章「Allegro」)。西班牙特有の匂いがやや俗っぽい作品さておき、この協奏曲は録音にデリカシーを欠いて、少々ヒスっぽいのが残念。Federico Torroba (1891ー1982西班牙)のほうが音質もよろしいし、こちらのほうが作品的にも南欧の濃密雰囲気満載!但し、イエペスの改変がかなり入っているんだそう。
では、せめて気分だけでも変えて在宅勤務に励みましょう。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
昨日出勤すると若々しい(当たり前じゃ)背の高い新人がご挨拶、残念ながら間隔を空けたフリーアドレスの職場に放置されている感じは残念、もちろん歓迎会などできません。数ヶ月後、馴染みの呑み屋は存在しているだろうか?そんな会話もありました。昼には春らしい気候に至っても気分は晴れません。
職場トップから打ち合わせ有、出勤率を更に下げよとの東京本丸からの指示があったそう。自分は現在週に2日在宅勤務、これを商品調達調整打ち合わせ出勤一日のみにしようかと考えても、スタッフさんとの業務連携が微妙です。本日、資料まとめて準備していたら、明日午前に印刷物到着とのこと、この内容点検が自宅ではできません。データ修正待ったなし!午前中出るしかない。自分は歩いて出勤故公共交通機関通勤感染リスクはありません。スタッフさんも在宅を模索、こどもが保育所幼稚園休みだったり、学校もお休みだから、可能であればそれがよろしいかも知れないけれど、スマホは当面自分のを(少なくとも受ける方は)活用してもらうとしても、業務用ノートパソコンがないのが難点でしょう。
特異な”コロナ需要”に調達不如意な商品日々増加中(自分なりデータベース構築)製造業の方々に在宅勤務は不可能だし、もし職場に発症があればアウト。そうカンタンに増産はできんのです。それを運んでくださる物流を担う方々も同様。挙げ句、取引先分裂に伴う新しい営業データ連絡処理本番の時期が来て、それが届かぬ事態へ・・・通常日程通りでもリスクがある時期、システム構築が叶わぬらしい。一週間遅れる?との連絡があっても迫るGW(このネーミングが白々しい・・・)困り果て、日々のお詫びに精神的に疲労困憊し、夕方にはヘロヘロ、わずか徒歩10分弱の自宅への坂道、足取りが重いこと!
精神的疲労は、夜のスポーツクラブにて解消。参加者は少なくて”密”な状態に非ず、消毒も入念、このまま営業継続を願いましょう。情けない太もも激痛は三日掛けて”快い疲労”水準へようやく快復、しっかり一時間以上我流フルメニューしっかりこなしました。今朝の計量は67.7kg、高水準維持(涙)
Schumann ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調/第2番ト短調(1976年)/Liszt ピアノ・ソナタ ロ短調(1975年)〜ラザール・ベルマン(p)・・・Lazar Berman(1930ー2005露西亜)は旧ソヴィエットでの待遇に苦しみ、やがて伊太利亜に移住、晩年はFazioliを愛用したそう。その風貌からごつい豪快な演奏を想像するけれど、華やかに気儘な旋律を誇る浪漫派の作品表現はスケール大きく、そして緻密。幾度繰り返すけれど、この辺りの作曲家は厳格な構成の交響曲よりピアノ・ソロ、室内楽が自分の嗜好にフィットして、自在な、かなりフクザツな歌をたっぷり堪能できました。技巧の冴え、熱気に文句なし。Lisztのほうは数少ない、この苦手作曲家馴染みの作品。腕利きピアニストの代名詞みたいな作品は、他で聴いていたものと同じだったかも知れません。旧ソヴィエットにしては珍しく音質も良好。
Schubert ソナチネ第1番 ニ長調/第2番イ長調/第3番ト長調〜ウルフ・ヘルシャー(v)/カール・エンゲル(p)(1978年)/アルペジョーネ・ソナタ イ長調〜ジェラール・コセ(va)/フランソワ=ルネ・デシャーブル(p)(1994年)・・・浪漫派は室内楽に親密を感じる・・・これはEMI音源を使った”ややジミ”な音源を集めたもの。Ulf Hoelscher(1942ー独逸)はイワン・ガラミアン門下、ちょっと知名度は薄いかも知れぬ名手でしょう。艷やかでデーハーな音色とは無縁、可憐なSchubertの旋律を質実な音色、正確ていねいな描き込みに誠実に演奏したもの。Gerard Causse(1948-仏蘭西)はヴィオラの名手、雄弁なチェロで演奏されることの多い「アルペジョーネ・ソナタ」の甘い旋律は、これも”ややジミ”内向的な風情、これはオリジナルのイメージに近いように思えました。
では、行ってきます。というか、郵便物到着して点検ができたら帰宅して在宅勤務とするつもり。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
好天の朝、相変わらず4月とは思えぬ冷え込みであります。昨日は終日、引き隠り業務。自宅でたったひとり仕事って閉塞感ありますよ(女房殿横に在)。相変わらずの”コロナ特需”に大苦戦中、お詫びばかり、どよんと薄ら寒い雨模様。大雨被害出たところもあると伺いました。
昨年2019年3月親父が亡くなって通夜葬式、4月に納骨があってセントレア-千歳を往復したものです。もう一年経ちました。納骨を済ませて夜、兄は一滴も呑まん人、さっさと帰ってしまって夜、母親と夕食にご近所の居酒屋へ。経理財務のスペシャリストである女房殿にはレシート提出必須、その時のが出現!記憶蘇りましたよ。日曜の夜はどこも混んでいて、あまりパッとせん店へ、それでも新しいもの、珍しいものが好きだった母親は、初めて喰うたちょっとしたメニューを喜んでおりました。まさかその半年後に急逝するとは・・・結果的にそれが最後の晩餐となりました。
人生って寂しくも味わい深いものでっせ。
情けない太もも痛継続、階段を降りるのにも苦労するほど。辛くも営業継続していたスポーツクラブは更に閑散として、そこで発見がありました。ストレッチ、スクワット、バックランジはもちろん、両脚膝マシンはちょっと負荷軽くしたけれど、他種々マシンもちろん、ステアマスターも全然平気、つまりランニングに使う筋肉とはまったく別ということでっせ。それなりに鍛えているつもりだったけれど所詮我流、知らず手抜きをしているのですね。これからは週末、しっかり走りましょう。今朝の計量は68kgちょうど前日より300g減、まだまだ。
Bartok 管弦楽のための協奏曲(ライオネル・フレンド/パーセル管弦楽団)/Scriabin 前奏曲 作品37ー第1番変ロ長調(カン・トミタ)第2番 嬰ヘ短調(ジェシカ・チャン)/第3番ロ長調(ムーン・ヤング・チャエ)/第4番ト短調(フィリップ・フィッシャー)/Ravel 序奏とアレグロ(パーセル・スクール室内アンサンブル)/Elgar 4つのパート・ソング(サイモン・ブラウン/パーセル・スクール合唱団)・・・これはようワカラん音源。パーセル・スクールは英国・音楽中心の高校?らしくって、そのまま音大に進む人が多いらしい。ピアニストには10歳代の天才はいるだろうけど(Scriabin)もし”パーセル管弦楽団”が高校生のみだったら、これは驚異的な水準でしょう。オーケストラの技術が問われるBartokはアンサンブルの集中力テンションとも立派なもの、もちろん個々のパートの出番に味が少々薄いのは当たり前、それでも充分”聴ける”完成度でした。おそらくOBとか教員も参加しているのでは?Ravelは妖しい雰囲気たっぷり、Elgarの馴染み薄い声楽もみごとな統率。
Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」/カンタータ「結婚」〜エリック・クジャウスキー /レッドウッド交響楽団/オークランド交響合唱団(1993年)・・・こちら正真正銘、歴史あるアマオケとのこと。意欲的な演目を取り上げているようですね。はっきり云って(当たり前だけど)アンサンブルは相当に厳しくて、作品が作品だけにオーケストラの技量モロに出てしまって、悪戦苦闘、鳴らぬオーケストラはぱっとしません。セッション録音のようで、これだったらライヴの熱気勢い取り入れた収録のほうが良かったんちゃうか?特筆べきはダイナミック・レンジの広さ、曇って小さく遠い冒頭ファゴットに油断すると、ピークである打楽器炸裂にオーディオ機器を破壊する恐れが・・・そう説明に書いてありました。こちら安物オーディオなので音源忠実再生出来ていない可能性が高く、無事でした。
では、行ってきます。本日もツラいお詫びと調整の連続でしょう。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
新しい一週間はケジメのない在宅勤務。朝のランニングもこの雨ではムリ、季節に相応しくない心身ともに冷えた日々が続きます。昨日朝、ちょっぴり走って太ももにハリと痛み継続、それなりに鍛えていたつもりだったけれど、身体の70%を占める筋肉は下半身、太りやすい体質というのはここが弱点だったのですね、情けない。昨日引き隠って身動き微動だにしなかったら今朝、あっという間に危険水域68.3kgへ逆戻り。特別に大喰いしたワケじゃない。今晩、スポーツクラブは開いているのか。
そういえば一昨日夜掟破りな回転寿司帰り、卵が切れていたのでご近所ドラッグストアに寄ったら、ちょうどマスク荷出し中。朝一番の行列を憂慮しての配慮対応に偶然行き当たりました。無事マスク入手(通常価格)大阪の老母の許に送りましょう。こちら、女房殿がミシンを取り出して手縫いマスク作成、我が職場は業務用マスク支給されているけれど、ムダにせぬよう洗濯して使いまわしするつもり。
Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜ロヴロ・フォン・マタチッチ/ウィーン交響楽団(1981年ライヴ)・・・
Lovro von Matacic(1899ー1985克羅地亜)晩年のライヴ、ネットを探っても出目詳細を探せません。豊かな残響はムジークフェライン?音質はまずまずといったところ。茫洋として骨太、大きな音楽を演る人といったイメージだったけれど、意外なほどオーソドックス。オーケストラの柔らかい響きを活かしてテンポは中庸、、ムリムリなアッチェレランドや前のめりな煽りなど皆無、緊張感漂う巨魁な作品は、優雅さが際立つ美しい表現でした。14:42-14:48-25:55-19:36(楽章間含拍手はカット)じつは続いて第9番も入手済。どんなもんでしょうか。
Brahms ラプソディ ロ短調 作品79-1/ト短調 作品79-2/変ホ長調 作品199-4〜アブラム・チェイシンズ(p)・・・これは見知らぬ往年のピアニストAbram Chasins(作曲家?教育者?)(1903ー1987亜米利加)の記録。鮮明なモノラル録音の情報は探せません。一般に中期浪漫派作品は交響曲よりピアノ・ソロ、室内楽がお気に入り、中年男性人生寂寥の後ろ姿を連想させる作品は、ちょっぴり劇的でした。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
4月中旬に差し掛かっても朝は肌寒いもの。今朝スポーツウェアを短パンにしたら、寒すぎました。あちこち桜も残っております。
昨日昼、賞味期限を超えた小豆あんこのパックを活用してぜんざい、糖質ダイエットから正月一個も喰わなかった餅一個、甘いもんはふだん好まぬけれど、稀に喫するのも悪くない。女房殿は餅をおかわりしておりました。マカデミアナッツも小さい一袋完食、夕方ウォーキングにご近所ショッピングセンターを覗いて、数年間行ったことのない回転寿司屋が空いていたので意外と美味しくいただきました。(外出外食自粛なのに申し訳ない)寿司も糖質ダイエットにしばらく食していなかったもの。
ここ最近週末は一気に68kg超え!危険水域に到達するのも土日祝日利用すべき市立体育館がずっとお休みしているため(コロナ対策)平日夜倦まず弛まず愛用しているAxtosも営業自粛の可能性が高い情勢となりました。上記、そんな食生活だし、昼間は花粉症状で身動きできないし・・・今朝夢見よろしくなく5時半起床(昨夜抗アレルギー剤を服用したらさっさと眠くなった)意を決して早朝ジョギングへ(左膝サポーター装着)我が街は坂道多く、出足やや下り坂コースを選択、けっこう走れます。この間の有酸素運動+筋トレの成果か?後半上り坂帰宅への道はウォーキングへ。今朝の定例計量は67.7g、増傾向ではあるけれど、ぜんざい餅寿司乗り越え昨日▲300g!太ももぱんぱん!ストレッチやスクワット、体幹トレーニングは自宅にて可能です。
昨日精神的に萎えた【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新は朝一番に執筆いたしました。これも一週間のケジメです。
Sibelius 交響曲第3番ハ長調/第7番ハ長調〜コリン・デイヴィス/ロンドン交響楽団(2003年ライヴ)・・・Colin Davis(1927ー2013英国)はSibeliusのスペシャリスト、これはラスト全集ライヴ録音。昔馴染みの音楽家は皆死んじまったなぁ、そんな寂しい感慨ばかり。世評は高いようだけど、一連のLSOライヴ録音は、いずれもバービカン・ホールの響きがよろしくないと感じます。Sibeliusの新機軸!淡々と平明な第3番、第7番は雄大なる北欧の情景広がる幻想曲、熟達の細部彫琢に間違いないけれど、最初のボストン交響楽団との録音を懐かしく思い出しました。
Nielsen 交響曲第4番「不滅」(1965年ライヴ)/Sibelius 交響曲第3番ハ長調(1969年ライヴ)〜ジョン・バルビローリ/ハレ管弦楽団・・・この人もSibeliusを得意として、まったりとした表現は個性的。このでの第3番もその通り。「不滅」は久々に聴いたけれど、三管編成、全編通して演奏される勇壮な作品であることを思い出しました。とくにティンパニ二人による掛け合いがカッコ良い!バルビローリは雄弁そのもの、ライヴでのオーケストラの実力はほんまもんでしょう。音質もまずまず。
他、Sibelius ヴァイオリン協奏曲ニ短調(1903/04年初稿版)〜レオニダス・カヴァコス(v)/オスモ・ヴァンスカ/ラハティ交響楽団(1991年)など。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
週末休みを迎えました。
お仕事が日々苦しい。肉体的物理的に苦しいということより”心苦しい”感じ。メーカーさんは頑張って製造していただいても、次々と商品は不足して、代替商品も全国似たような行動をするから、それもあっという間に足りなくなって入庫しない、またお詫びの連続。2ヶ月先の企画のために商品サンプルを揃えても訪問説明ならず、宅配便で送るのみ。ほとんど最低限の事務処理と調整、メール、電話でのお詫びに追われる日々。全世界こんな感じだから仕方がない、自分のキャラ的にいつも元気快活、周りからはそのように見えても精神的閉塞感は相当なもの。それでもまったく商売成り立たなくなったり、雇用を失って無収入に至った人、そして残念な感染に至った方々に比べれば屁でもない。
精神的疲労は肉体を鍛えることでクリアしたい・・・昨夜、スポーツクラブにて我流フルメニューこなして今朝、成果は昨日比わずか▲100g、67.9kg。小池さんの休業要請にはスポーツクラブがしっかり含まれて、それに準ずるであろう愛知県もそうなることでしょう。もう、これはいよいよ走るしかないかも、季節もよろしくなってきたし。数少ない佳きことひとつ、歯磨きは一日最低食後3回、時に5回位入念なブラッシングをして、調子が悪ければ速攻で歯科医へ駆け付けます。半年前に大きな治療をした左奥歯下ブリッジ、微妙な違和感のせいか、そのさらに一番奥に歯周病?っぽい自覚有(自分には珍しい症状)通院しなくっちゃとは思いつつ、こんな日々に後回して約一ヶ月、日々徹底的に時間を掛けて局部をブラッシング、ついに快復しました。
Bach 管弦楽組曲全曲〜カール・ミュンヒンガー/シュトゥットガルト室内管弦楽団/ヴォルフガング・シュルツ(fl)(1985年)・・・出会いは小学生時代カラヤン、マゼールだっけ?それ以来のお気に入り作品、小さな編成なのにもの凄く”大きな”音楽に聴こえるのがBachの凄いところ。LP時代にはカール・リヒターによる厳格立派な演奏に心酔しておりました。やがて幾星霜、時代は古楽器隆盛となって、もっと親密軽快なリズム、舞曲としての作品演奏に馴染むようになりました。昔の演奏はもうカンベンして・・・これは往年のバロック・ブームを支えたKarl Munchinger(1915ー1990独逸)最晩年の記録(たしか再録音)ディジタル時代に入って古楽器演奏スタイルはかなり世間に認知されていた頃でした。
これが驚き。一周回って感覚が変わったものか、しっとり瑞々しいアンサンブルに異形な大きさも重さも感じない。トランペットとティンパニを伴う第3番ニ長調第4番ニ長調のスケール(著名な第2楽章「Air」はBachのベスト・ヒット)第1番ハ長調に於けるオーボエの隆々たる存在感、そしてフルート協奏曲である第2番ロ短調はウィーン・フィルのWolfgang Schulz(1946ー2013墺太利)の滋味深い音色・・・軽快軽妙リズムの躍動ではないけれど、昔風厳つい巨魁さに非ず、親密な集中力は21世紀に現役であります。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
相変わらずのだらだらとした在宅勤務を経、本日週末の出勤はお仕事山場。日々、概ねトラブル連絡対応は朝一番から昼くらい迄、午後は資料作成や整理、短い打ち合わせ(在宅勤務にそれはない)メールも電話もほとんどありません。商品不足(入荷しない)の追加連絡はありますよ。昨日はスポーツクラブ休館日、朝ストレッチしっかり、そしてご近所一周速歩(大股でウォーキング)、昼にも一回、夜にも一回実施、トレーニングと云うより気分転換を狙ってのこと。土日もこのパターンを続けましょう。結局、今朝は危険水域に戻って68.0kgへ。洟水+筋肉痛(特に下半身)以外体調良好なことを喜びましょう。愛知県は独自で緊急事態宣言を出すことにして、政府によると百貨店は休業対象外とか(不要不急だと思うし、既に土日閉まっている!)なんか頓珍漢?自分の興味はスポーツクラブ継続のみ、前回2週間お休みだった時には体調悪かったもんなぁ。体重増体質もそれが影響したんじゃないか。日常トレーニング習慣のない方には”不要不急”に見えるのかも。
GW迄あと20日ほど、旅行会社は一時帰休が始まって、観光業は先が見えなくて厳しいことでしょう。自分が関わっているの商売は”巣ごもり需要”と呼ぶのだそうな、日々対応ボロボロでも基本実績好調です。それは製造現場、物流輸送の人々に支えられているから。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調(1990年)/第1番ハ長調(1984年)/第3番 変ホ長調「英雄」(1987年)/第8番ヘ長調(1989年)〜フランス・ブリュッヘン/18世機オーケストラ・・・新しい全集が出ているけれど、こちら忘れられた感じの旧PHILIPS録音。ここしばらく断続的に確認していたもの。Frans Bruggen(1934ー2014阿蘭陀)は亡くなって6年も経ったのか、アーノンクールに少々ガッカリして、こちら古楽器のヴィヴィッドな躍動と粗野でコクのある響き、熱気をたっぷり堪能いたしました。このコンビはどれを聴いても”精一杯誠実”を感じさせて、緊張感漂う稀代の名曲第5番、若さ躍動する第1番、初期浪漫派を代表する大曲「英雄」、そして新機軸革新的な第8番、どれを聴いても新鮮そのもの。音質も新全集よりよろしいと思います。
Beethoven 交響曲第1番ハ長調/ピアノ協奏曲第1番ハ長調〜小澤征爾/水戸室内管弦楽団/マルタ・アルゲリッチ(p)(2017年)・・・小澤征爾にはBeeやん交響曲全集録音がない、そう信じていたら、”ありまっせ”とのご教授有、水戸室内管弦楽団とは全集になっていたのですね。細部きっちり描き込み、ていねい神経質な仕上げはいつも通り、但し、躍動推進力に不足し、オーケストラの響きの薄さ(編成の大小所以に非ず)が気になって、Beeやん青春の歌はブリュッヘンほどの感銘を受けません。アルゲリッチの方は相変わらず元気!まったく衰えを見せないのが凄い。
では、行ってきます。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
本日在宅勤務。引き隠りお仕事に閉塞感もあるけれど、出勤したらしたで目も回るような打ち合わせ、”当面の対応”連続、スマホ大車輪に鳴りっぱなし、もの凄く使いにくい最悪メーラーOutlook365に対応漏れ送り漏れいくつか、肝を冷やしております。ついに東京本丸より”営業禁止”指示有、つまり取引先に出掛けるなということ。本日昼からの定例打ち合わせは中止(相棒は倉庫作業に動員)二週間後月一回の営業提案は資料のみ送付、商品サンプル持参不可、宅配便での対応となりました。世間では大量の一時解雇、契約止め、そして休業廃業、種々お仕事生活成り立たん人々多発、それに比べて未だ自分マシなのでしょう。この閉塞感はいつまで続くのでしょうか。GWに黄金の輝きは消え去りました。
移転した新築事務所は以前のところと大きな道一本挟んで数十メートル移動しただけ、それだけで”こんなところがあったのか!”自然公園への入り口を発見して(薄っすら知ってはいたけれど)小さなこども3人連れた父親が昼食を摂っておりました。夜、スポーツクラブへ出掛けるべく外に出たら、美しい”スーパームーン”はオレンジ色に輝いておりました。スポーツクラブ参加者はいよいよ少なく、定例初級エアロビクスの参加者はとうとう5人、非常事態宣言に至れば自粛指示が適用され、営業停止に追い込まれる可能性もあります。今朝の定例計量は67.8kgに逆戻り、これは原因不明。夕飯喰い過ぎたか。今朝もあちこち筋肉痛継続中。せっかくの春、気分転換に散歩やウォーキングをしましょう。
Rachmaninov 交響的舞曲(1982年)/ヴォカリーズ(1983年)〜サイモン・ラトル/バーミンガム市交響楽団・・・クラウディオ・アバドはロンドン交響楽団→ベルリン・フィルへと転出したけれど、Simon Rattle(1955ー英国)は逆コース、2017年よりロンドン交響楽団の音楽監督へ。若い頃は長期1980-1998年、City of Birmingham Symphony Orchestraのシェフを務めておりました。メジャーに話題なものを避ける性癖のある自分は、アバドもラトルもベルリン・フィル時代の録音をほとんど聴いておりません。
この作品はRachmaninovのラスト作品とか、内容はほとんど3楽章の交響曲、傑作でっせ。馴染みな哀愁の風情を湛えたまま行進曲風リズムが緊張感たっぷりな第1楽章「Non allegro」、第2楽章「Andante con moto (Tempo di valse)」は不安げに怪しく甘美なワルツであり、第3楽章「Lento assai - Allegro vivace」はスケルツォ風、ほの暗く軽妙なリズムから力強いフィナーレが充実しております。「怒りの日」主題も激しく登場。アンサンブル云々ではなく、オーケストラは少々サウンドに色気と厚みが足りぬ感じか。27歳、若者の音楽はちょっぴり前のめりに落ち着かない。「ヴォカリーズ」は稀代の名旋律、爽やかに歌われております。
ついでにネットより拾った同作品、ベルリン・フィルとの2014年ロンドン・ライヴを聴いてみました。やや”遠い”音質さておき、こちらのほうがずっと手慣れて、上手いオーケストラ、それでも若い頃の録音に好感を得ました。
さて、洗濯して、ゴミ出しのついで軽くウォーキングでもしましょうか。そして在宅勤務開始。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
今朝も春とは思えぬ寒さ。緊急事態宣言はGW明け5/6迄の一ヶ月、実効性はいかがでしょうか。こちら断続的な出勤、昨日新事務所での初日も終日、コロナ特需によるトラブル対応に追われました。ほぼ毎週、毎日のことになって+日常業務は粛々と続きます。幸い、新しい相棒が在宅では指導が行き届かぬ条件乗り越え、なかなか優秀なのが助かっても、新体制となった取引先にご挨拶にも伺えぬ状態です。ヴェテランのスタッフ女性がずっと休んでいて(自分もちょっぴりお手伝い)別のスタッフに代替作業が増えて、ここにきて学校が休校、新一年生一人息子は入学式を終えていきなり在宅、預け先が確保できず、お仕事持ち帰っての在宅勤務となりました。厳密にはヤバいんだけど、データ点検作業手順の省力化、省略、念の為点検すっとばしてエイ、や〜!で乗り切るしかない。結果としての少々トラブル覚悟。
自分は定時でムリムリ帰るけれど、実質昼休みもなし、現場は営業所最前線、職場全員精神的に疲れ果ててますよ。東京本丸は数人応援体制を本日から検討していただけるとのこと。経済的に世間の80%が苦境に陥っているとか、こちら偶然に20%に入っております。
昨夜もスポーツクラブへ。日々参加人数は減っている印象はあって、入念なる都度アルコール消毒の効果を信じましょう。身体をしっかり鍛えて汗を流さぬと精神的にも凹んでしまいがち。ステアマスター(有酸素運動)はサボって筋トレしっかり。今朝の定例計量は67.5kg、二日で▲800gは上々の成果でしょう。全身快い筋肉痛状態。
さっさと帰宅してもキモチ的に落ち着かず、音楽にもなかなか集中できません。Wagner 舞台神聖祝典劇「パルジファル」から第1幕への前奏曲/場面転換の音楽(第1幕)/聖金曜日の音楽/場面転換の音楽(第3幕)/ジークフリート牧歌(ロンドン交響楽団1973年)/Wolf イタリア風セレナーデ(フィルハーモニア管弦楽団1957年)〜エイドリアン・ボウルト・・・オペラ全曲は長いし、なかなか筋書き的に馴染めぬものも多いから、管弦楽のみというのも(永遠の初心者である)自分にはよろしいでしょう。幾度聴いても「パルジファル」の辛気臭い旋律には馴染めなかった・・・けれど、Adrian Boult(1889ー1983英国)の悠然たる、息の長い語り口に打ちのめされました。ロンドン交響楽団はアンドレ・プレヴィン時代、弱音主体にテンポゆったりした部分にこそ指揮者とオーケストラの真価が問われるもの。基本歌が入らぬのは隔靴掻痒状態、全曲に挑戦したくなりました。
美しい情愛に溢れた「ジークフリート牧歌」最高、優しく、深く、しっとりとした風情にかつて聴いた記憶中ヴェリ・ヴェストの手応え。驚いたのは剽軽に闊達な「イタリア風セレナーデ」、これは管楽器を伴う珍しい編曲版なんです。どこかに詳しいコメントはないでしょうか。
では、行ってきます。毎日、目先の課題を粛々と、誠実にクリアするのみ、先が見えませんから。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
朝は薄ら寒いですね。
2020/4/6時点国内で確認された新型コロナ・ウィルス感染者4,011人死者97人そして退院者575人とのこと。この退院者がポイント。東京都の昨日の感染確認89人というのも、何人受診したかの報道がほとんどない。日曜の結果だから母数が少ないだろうし、前日は土曜だから半日診療でこれだけ大量?かも知れません。「森三中」の黒沢かずこによると、なかなか検査してくれないそうですね。検査に殺到するのもよろしくないかも知れません。日本人は空気を読んで先回りするものだから、あちこち頻度の差があっても買い占めは続きます。コロナに全然関係ない紙関係不足も残念ながら続いております。本日安倍ちゃんは「緊急事態宣言」するとのこと。とっくに緊急事態だったと思うけど。欧米のような強制力は少なくて、それでも日本人には効力あることでしょう。
土日と抗アレルギー剤の副作用?に身動きできず、そして昨日は在宅勤務にコタツの上に置いた業務用ノートパソコン+スマホにてそれなりお仕事、トイレ以外ほとんど立ち上がりません。自宅での休日食はどーしても炭水化物に偏って(+菓子も喫して)体重増はもちろん、運動不足極まって精神的にもよろしくない。(ほんまに完全引退したらどーなる?)英国、そして日本にもDVが多発しているとのネット記事には信憑性を感じます。昨夜参加者も少ないスポーツクラブ再開、根性入れてストレッチ、スクワット(ダンベル付き)バックランジ、逆腹筋、体幹トレーニング、マシントレーニング胸背筋腹筋全部、ステアマスター(有酸素運動15分253kcal)実施して、ようやく体調を整えました。今朝、なんとか体重67.9kgへ、体重増より体調不如意が怖いもの。使用都度のアルコール消毒は当たり前に実施しております。
先週末遅くに発覚したミスは無事クリア、在宅勤務に充実感はあまりないけれど、それなり課題は消化いたしました。本日これより新しい事務所に出勤、荷物を解いたらフリーアドレス作業場の確保をしなくっちゃ。至近の職場だけど、気分転換に通勤経路を変えましょう。
Beethoven ピアノ・ソナタ第28番 嬰ヘ長調 作品78「テレーゼ」/第29番 変ロ長調 作品106「ハンマー・クラヴィーア」〜ペーター・レーゼル(p)(1979年)・・・旧約聖書に例えられるBach 平均律クラヴィア曲集の拝聴機会は多いけれど、こちら新約聖書には苦手意識が抜けません。聴けば必ず感動間違いなし!Peter Rosel(1945ー独逸)はちょいとジミな印象だけど実力派。5月来日公演は実現するのでしょうか。芯を感じさせ、華やかではないけれど響きに濁りはありません。可憐なる「テレーゼ」は2楽章わずか10分、巨大なる「ハンマークラヴィーア」(この通称が凄い!)は第1楽章「Allegro」の力強いぶちかましはいかにもBeeやんらしいけど、ここはあまり力まんで欲しいところ(11:31)第2楽章「Assai vivace」は軽妙にほんの短いスケルツオ(2:49)第3楽章「Adagio sostenuto」は深い瞑想と安らぎを湛えた絶品!ここはいつまで聴いていたい(17:03)終楽章「Largo-Allegro risoluto」に於ける壮大なるスケール、フーガはほとんどBachじゃないの・・・これは素晴らしい名曲、重心の低い、落ち着いた味わい演奏でした。
Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調/第7番イ長調〜ニコラウス・アーノンクール/ヨーロッパ室内管弦楽団(1990年)・・・CD発売当初FMにて拝聴した驚きは夢幻だったのか。昔から権威には疑念があった云々アカデミー賞とやらだったような記憶もあります。悠々たる重厚長大スケールへのアンチだったのか、21世紀粗野素朴ヴィヴィッドな古楽器躍動に馴染んだ耳には特別な感慨も湧きません。数日前に言及したようにこのオーケストラは個性不足、味わいも足りないように感じます。
では、行ってきます。満員電車はキライ、歩いて数分の通勤も気分転換にはちょっぴり足りぬけれど、ケジメはあります。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
月曜から在宅勤務というのもケジメがない感じ。(テレワークってヘンな用語でっせ。職場はすぐ側だし)気分的に晴れぬ薄ら寒い朝を迎えました。本日より新しい事務所へ移転・・・したはず。
昨日朝、ご近所のドラッグストアへマスクの様子を見に行って(買えるとは端っから思ってはいない)牛乳卵、柿の種など購入にちょっぴり外出、すると例の花粉症にやられて体調悪化、昼間起き上がれないほど、耳鳴りもひどい。抗アレルギー剤の副作用かも。夜寝る前に、との指示があったザイザルは自分には鬼門らしくって、8時位に服用したら9時過ぎ迄にはモウレツな睡魔に襲われてダウン(二日連続)朝迄しっかり眠ってしまいました。今朝は服薬を見合わせております。
東京では新型コロナ感染者日々発生者がとうとう三桁連続に、夜の街に集った人々の行動結果か、やはり満員電車通勤も大きい要因なのか。症状の出ない人、不安を抱えて自宅に隠っている人、仕方がなく通常出勤される方、たくさんいらっしゃることでしょう。十日ほどに迫った大学諸先輩との酒席は、ようやく中止の案内が届きました・・・って当たり前じゃん。
親父が亡くなって一年、母親が後を追うように逝って数ヶ月、我が両親もこんな混乱期の前に準備してくれたことに感謝。孫の虎太朗の誕生も然り。お宮参りはこんなひどい状況に至る直前でしたよ。助かりました。たった今、そんな状況になっている方々は全国各地に、お仕事不如意から収入が消えてしまった人々もたくさんいらっしゃる。自分は未だ恵まれている方でっせ。医療体制に困難が出れば、”それ以外の病”に苦しむ方々にも不便が出ることでしょう。なんや、ありきたり当たり前の話題ばかり。
終日身動きできず、体調よろしくなくても食欲は落ちず、今朝ついに危険水域超え68.3kg。ネットで調べても抗アレルギー剤に体重増の副作用はありません。
Tchaikovsky 交響曲第5番〜ラファエル・クーベリック/ウィーン・フィル(1960年)・・・クーベリック46歳壮年の記録。ムジーク・フェラインでのEMI録音は記憶よりずっと良好でした。14:19-12:14-6:18-13:02、テンポは中庸からやや遅め。端正に雄弁、微妙なテンポの変化がニュアンス豊かに生き生きと呼吸して、これはこれで情熱的かと。美しいウィーン・フィルとの関係は良好と聴きました。この演奏は評価が割れていて、まったく真逆なコメントもあるんですよね。所謂露西亜臭さ皆無なところ、抑制とクール表現(とくに終楽章)を嫌う方がいらっしゃるのかも。
Tchaikovsky 交響曲第4番ヘ短調〜クリスティアン・リンドベルイ/アークティック・フィル(2015年)・・・このオーケストラは2009年創立された諾威のオーケストラとか。リンドバーグ?どこかで見たようなおっさんやな、しばらく不思議に思っていたらトロンボーンの神様 Christian Lindberg(1958年ー諾威)は指揮者になっていたのですね。北極域オーケストラ?とやら、あまり期待も先入観もなく聴いて、この作品に必須な、鳴り渡る爽快な金管に驚きました。音質に定評のあるBISの新しい録音、そりゃ半世紀以上前のより鮮度ありますよ。迫力とスケール、若々しい勢いと明るいサウンド、来日公演もあったのに(2017年)CD評がネットよりほとんど探せません。日本じゃ知名度が重要なのか、それとも重厚長大神妙が未だに人気なのか。
これより洗濯、そしてネットに業務用パソコンをつなげてお仕事開始。まずは先週末のちょんぼをなんとかしましょう。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
スマホに届く業務用メールを覗いたのが運の尽き、自業自得な自分のミス別部局からのご指摘、ありがたいことだけど、もうちょっと早く云ってくれよ!金曜の4時位迄に、週末休み中だったら取引先とも連絡取れんじゃないの、と気分は八つ当たり気味。既に次善の作は考えております。明日朝一番に対応いたしましょう。閑話休題(それはさておき)昨日好天の休日朝一番、花粉症洟水の対策に耳鼻科通院外出、そうしたらモウレツな症状に一日苦しめられてティシュでは追いつかず、タオルを常備しないといけないほど。時に洟水が咽に落ち込んで咳き込んで微熱+頭痛倦怠感に一日苦しめられ、もしかして某ウィルス感染?念のため体温を測ったら36.4度、平熱でした。肺炎じゃないっすよ、味も匂いも健在、もちろん食欲も。
夕方、満開の桜を眺めつつ女房殿と最寄りの駅辺りへ(頭痛薬服用して)。以前モツ鍋屋だったところが入れ替わってホルモン屋へ、肉はめったに喰わんのでたまには良いんじゃないか、ビールもたっぷりいただきました。おいしかったですよ。けっこうお客は入って、きっとフツウだったら激混みなんでしょう。今朝の計量は危険水域ぎりぎり67.9kg。週末鍛錬なんとかせんとなぁ。
Bach ヴァイオリン協奏曲イ短調BWV1041/2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043/ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調〜ダニエル・ホープ/ヨーロッパ室内管弦楽団/マリエケ・ブランケスティン(v)/ハイメ・マルティン(fl)/クリスティアン・ベサイディンオート(cem)(2005年)・・・現在もっとも旬なヴァイオリニストの一人、Daniel Hope(1973ー南阿弗利加)のBach、同郷のKristian Bezuidenhout (1979- ベザイディンホウトと読むんじゃないのか)との共演です。ジャケットのデザインセンスさておき、ヴァイオリンの技巧最高きりりとして装飾音も多彩、馴染みの名曲は溌剌とテンション高いもの。そのことを前提に
おそらくはヨーロッパ室内管弦楽団の音色が気に喰わない。指揮者の個性に合わせて柔軟な技術を誇る団体には”味”が足らない。パーヴォ・ベルグルントの十八番(おはこ)Sibeliusの交響曲ラスト全集にはがっかりしました。ここにも似たような印象があって、上手くて勢いはあるけれど、陰影が足らんような・・・勝手な言い種ごめんなさい。
Mussorgasy/Ravel編 組曲「展覧会の絵」〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1966年)・・・旧録音、この辺りこのコンビの最盛期。中学生時代音楽室を私物化して初めて聴いたのがこのLPでしたよ。(たしかフィル・アップは「牧神の午後へ前奏曲」)チェリビダッケに負けぬ激遅演奏、しかし体感そうでもないのはこれが”作品との出会い”だったから?なんせオーケストラの技量最高、シカゴ交響楽団辺りより各団員の個性や色気しっとりたっぷり横溢、自分の出番を待ってました!的我も我もな自己主張の歌連続。カラヤン特有の当たりの柔らかい、しっとりレガート流れの良い表現、いやらしいくらいセクシーそのもの。これはチェリビダッケにはありませんよ。朗々と鳴り渡る瑞々しいサウンドたっぷり堪能してお腹いっぱい、トドメは「バーバ・ヤガ」「キーウの大門」に於ける打楽器の絢爛豪華なる大乱舞!好き嫌い乗り越えて、これは人類の至宝でしょう。自然な音質も最高。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
お仕事は思ったように進捗して、難関ほぼクリアそれなり成果はあっても相変わらずの落ち着かぬ日々、気持ちの切り替えが必要です。ネットに”こうしてオレは部屋にじっとして、それだけで世界を救っている!”〜素晴らしき発想の転換。豊かではないけれどこうして毎日喰うに困らず、元気で過ごせることをシアワセに思いましょう。
月曜より新築の事務所移転(至近)見学してきたけれど、トイレが遠い(間に合わんかったらどーしてくれんねん!)しかも狭いのが難点、自分の資料荷物やらモニターキーボードを荷作ってきたけれど、移転初日は在宅勤務でした。新しい息子世代の相棒は順調にお仕事会得中、在宅勤務というのが引き継ぎ指導には難物、しかも種々中途半端な案件(取引先新データ送付の形式書式が決まらぬまま締切迫る!)スタッフさんへの業務移管は前年度体制を引きずって目処が立ちません。挙げ句、職場トップより呼ばれて今週断続的な発熱に休んでいるヴェテラン・スタッフの女性の件、新型コロナ症状には当てはまらぬけれど出勤は抑制してもらって、来週もその分のお仕事がシワ寄せてきております。ま、ヴェテラン現役なワシはなんとかするけれど。
休んでいる方はこの道数十年の辣腕、自分より1−2歳下の同世代。ここ数ヶ月ちょっと体調を崩しているみたいで年末に小さな手術もしておりました。還暦過ぎればあちこちガタがきますよ。日々意識して鍛えているのもそのため、自分は平熱が低いみたいで、基礎代謝が低い=太りやすい痩せにくい体質なんでしょう。昨夜、一週間の締め括り今週4回目のスポーツクラブへ。やはり人数は少なく、こども達のスイミングは再開してにぎやかでした。全身しっかり鍛えて+ステアマスター(足腰鍛錬有酸素運動)253kcal分しっかり汗をかいて、あちこち筋肉痛(両膝もちょっぴり痛い)今朝の定例計量は67.5kg、前日より700g減。まだまだまでっせ。日暮れて道遠し。
Copland アパラチアの春/六重奏曲(弦楽四重奏とクラリネット、ピアノのための)/静かな都市/弦楽のための2つの小品/「ロデオ」より「ホー・ダウン」〜ロス・ポープル/ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団(1996年)・・・Ross Pople(1945-新西蘭→英国)は廉価盤レーベルに大量の録音有、最近の噂を伺えません。自身の室内(モダーン楽器)オーケストラを率いてオーソドックスな、手堅い演奏の印象がありました。レパートリーは広いようだけど、亜米利加音楽はちょいと珍しいでしょう。Copland一番のお気に入り作品「アパラチアの春」は13人による原曲版でもなくて、組曲版を弦楽四重奏、コントラバス、フルート、クラリネット、ファゴット、ピアノで演奏したものかと。(26:31)いずれ安寧と平穏に充ち、時にユーモラスに躍動するシアワセな旋律連続、旧き佳き前向きの希望に溢れた亜米利加を連想させる名曲。素っ頓狂な打楽器が入らぬのは寂しいけれど、贅肉を削ぎ落として凝縮したサウンドも充分美しいもの。先日聴いた静謐な「静かな都市」はトランペットとイングリッシュホルンが活躍する作品、こちらのほうがメリハリがあって力強い演奏でした。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
ケジメのない日々に、寒々しい週末を迎えました。本日は締め切り目白押し、事前やり溜めの効かぬ、待ったなし案件連続の日。
自分に在宅ワークは向いていないな、最低限の課題をこなして連絡したら、あとは取引先とか他の部局や職場メンバーからの問い合わせに答えるのみ、身動きもせずじっとしてときに居眠り・・・本日最終的に自分の荷物をまとめて事務所移転最終準備、昨日キーカードとかパスワードの説明メールが来ておりました。こんな生活いつまで続くのか。熱も咳もないし、味覚嗅覚も正常、食欲もあるからいまのところ大丈夫みたいだけれど、世間では日々新型コロナ罹患者(正確には診断確定)が増えているようです。おそらくは無症状の方はもっとたくさんいらっしゃって、日本人は通院好きだから、かえってそこで罹患する確率は増えるのでしょう。重症患者の受け入れ先の整備は急務〜そんな提言がテレビ報道にありました。学校再開も難題でしょうね。とにかく行動自粛しかない。
首都圏買い占め騒動の影響は商売に影響が出ていて、連日対応四苦八苦。日用品は(一時的に)売れていてるけれど、ほぼ日本経済に影響を及ぼしそうにもない自分の生活を鑑みても、”消費意欲旺盛!”なハズありませんもんね。夜の街大好きな階層だって自粛が進んで週末居酒屋チェーン店もお休みのところが出ているそう。働き口先がなくなって苦しんでいる人も多いやろなぁ+この季節外れの冷え込み。ロクな話題がない、引き隠っているから一般的な、どこにでも転がっている話題のみ、コレといったネタもない生活続きます。挙げ句今朝の体重は恒例68.1kg危険水域へ(涙)本日夜スポーツクラブで締め括って、週末はとにかく身体を動かさなくっちゃ。
Beethoven ピアノ協奏曲第1番ハ長調 /Bach ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV 1056(ヴラディーミル・ゴルシュマン/コロンビア交響楽団1958年)/Beethoven ピアノ協奏曲第3番ハ短調(レナード・バーンスタイン/コロンビア交響楽団1959年)〜グレン・グールド(p)・・・LP時代には社会人になって最初のボーナスはBach11枚組(だっけ?)入手、そしてBeeやんのピアノ協奏曲全集もGlenn Gould(1932ー1982加奈陀)で揃えたものです。ところが”どこがそんなに良いの?”・・・彼(か)の真価を理解するのに幾星霜、まず1958年録音のリアルな音質に、そしてVladimir Golschmann(1893ー1972仏蘭西→亜米利加)のバックが充実していることに驚き!自作カデンツァを駆使して、一種特有のタメを感じさせるリリカルなノリは際立つ個性、21世紀に斬新なる鮮度を維持しておりました。5曲中、この第1番ハ長調の明るい希望に溢れた風情が一番好き。Bachも完全にグールドの世界、つい最近まで”ピアノによるBachの協奏曲なんて、どれも同じ”に聴こえていた自分を恥じますよ。
第3番ハ短調は緊張感漂う名曲、とくに第3楽章 「Molto allegro」は大好き、いかにもBeeやんらしい充実した作品でっせ。こちらもけっこう優秀録音なんだけれど、バーンスタインのオーケストラにちょっぴり濁りを感じます。クール端正なグールドに対して彼はいつもアツいからね。
では、行ってきます。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
今週二日目の在宅勤務、取引先との関係はあるけれど、来週以降もこのパターンは続くでしょう。日々”コロナ特需”に商品不足、納品調整とお詫びが通常業務に加わって、ゆったり半引退の日々を過ごせません。ストレスから”一発呑みに行くか!”発散も出来ぬ日々、大学の諸先輩からは4月の呑み会の参加返答をせっつかれ、彼らは基本お仕事引退して社会の切迫感に気付かんのでしょうか、どうするか悩んでおります。うっかり繁華街の人混みに出掛けてウィルスもらったらシャレにならんっすよ。
高年齢者雇用安定法再改定国会を通りました。我らの労働組合は(若いものに伺うと)既に本年度から65歳以降、希望者には面接をして必要と判断されたら雇用延長有との適用がされているとのこと。待遇は変わらんけどね。我が職場の”妖精さん”ひとり週4日短縮出勤(時給も安い)今週から在宅ワークみたいだけど、実際はほとんど仕事はなくて本年度で引退でしょう。自分は周りの現役に絶対負けん!日々意欲を高めて(お給料安くても)頑張っているつもりだけど、博打運用している政府の年金切り下げられたら、ジョーダンじゃなく70歳迄働かんとアカンのかも(涙)
それもこれも健康が基本なのは当たり前。女房殿が一昨日、自転車から転んで膝を怪我しました、傷が塞がれば大丈夫みたい。昨夜は胸筋のマシントレーニング+初級エアロビクス30分(参加者は先週と同じ7人)+入念なストレッチ実施、今朝の計量は67.5kgなかなか減りまへんで、しぶとい内臓脂肪。本日はスポーツクラブ休館日。間食厳禁。
R.Strauss 交響詩「英雄の生涯」(1958年)/歌劇「火の災い」〜愛の情景/歌劇「インテルメッツォ」〜間奏曲イ長調/歌劇「サロメ」〜より7枚のヴェールの踊り(1947年)〜トーマス・ビーチャム/ロイヤル・フィル・・・EMIには時にこんな凄い音質が出現します。先月久々に聴いたバルビローリとか。Thomas Beecham(1879ー1961英国)は世代的にステレオ録音ギリギリなのに、けっこう良質な音源が残っておりました。オーケストラは抜群に上手くて輝かしくも華やか、厚みのあるサウンド、たっぷりムリのない余裕のスケールに惚れ惚れいたします。これはR.Strauss録音を集めて、モノラル録音は少々音質は残念でも、戦争で疲労した音楽界に私財を投げ売って新しいオーケストラを作ったビーチャムの意気に感服いたしました。自分の先入観と思うけれど、1960年前後って、どれも時代の熱気みたいなものを感じます。
Dvora'k 交響曲第8番ト長調〜チャールズ・マッケラス/ハンブルク・フィル(おそらく歌劇場のオーケストラ、州立フィルと類推)・・・録音情報不明な音源、ハンブルク州立歌劇場の第1指揮者に就任したのが1966年だから、その辺りの録音か。音質、厚みのあるオーケストラのサウンドとも良好。とくに金管、ホルン辺りコクのある響きは魅力的でしょう。このオーケストラはカイルベルトのイメージ、シモーネ・ヤング時代(2005ー2015)にBruckenerの全集とかWagner リングなど録音は盛んに、サウンドはずいぶん洗練されたなぁ、と感心したけれど、じつは昔から実力派だったんですね。
滔々と歌う民族的な旋律は魅惑、「新世界」よりこちらのほうがいっそう好きですよ。第3楽章「Allegretto grazioso - Molto vivace」哀愁の風情漂うワルツ最高。終楽章「Allegro ma non troppo」金管炸裂にオーケストラの技量をしっかり発揮いたしました。
それではストレッチしっかりしてから、在宅勤務をこなしましょう。
2020年4月某日/●サラリーマン生活おまけの日々
鬱々とした気分を抱えつつ、心身ともに薄ら寒く小雨模様な4月を迎えました。体調良好だけど、朝から洟水くしゃみ盛大なる花粉症です。
久々の職場は引っ越し荷物大整理中、感染リスクを避けるため各自間隔を空けてフリーアドレス、ノートパソコンを抱えて職場内うろうろ。諸連絡はスマホが基準となって、固定電話はこうして駆逐されていくんやろなぁ。交代で数人ずつ在宅勤務していても、いつものメンバーの顔を見ながらお仕事するのは楽しいものですよ。ヴェテランのスタッフ女性が風邪で連続お休み、電話が掛かってきて、当面停滞している定例お仕事の相談有(任せておけ!)コロナじゃないそう。なんとなく前日の在宅勤務に休んだ感はあっても、実際はそれなりお仕事消化済、溜まった案件はなし。新しい相棒の指導をしつつ、定時ですべての課題をクリアいたしました・・・って、取引先に対するご迷惑な事態はお詫びメールしただけ。引き継ぎ中の新しいメンバーに”在宅勤務”せよ、というのも困りますよ。彼はほんまにお仕事呑み込みが速い。
夜はしっかりスポーツクラブへ、目に見えて日々参加者は減っております。いつものメニューから胸筋脚辺りのマシン・トレーニングを抜いたのみ、ステアマスターの負荷をちょっと下げても232kcalほど消化、相変わらずの全身筋肉やや痛継続も快いもの。使用都度機器マットレスの消毒にも慣れて、参加者にも定着しております。今晩は定例初級エアロビクス、前週は参加者7人、さて本日は何人なのか。今朝の定例計量は67.3kg。
Bruckner 交響曲第4番 変ホ長調〜ズービン・メータ/ロサンゼルス・フィル(1970年)・・・この前にWagner 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲(1966年)が収録され、なんの知識もなく聴き始めたら、刺激的に明るくノーテンキな響き・・・「こうだから亜米利加のオーケストラはあかん!」なんて、これ天下のウィーン・フィルじゃん。当事29歳の俊英、前のめりに落ち着かぬ表現、もしかしてピッチが高いですか?音質印象もあるのか。
こどもの頃に聴き過ぎて未だ苦手意識の残る交響曲第4番、いざ音楽が流れると細部迄、馴染んだ旋律に感銘は間違いありません。世評?先入観、英DECCAの方針か、当事のこのコンビには独墺系オーソドックスな交響曲の録音が少なかったように思います。これは予想外に清々しい演奏、オーケストラの響きも瑞々しく厚みもスケールもたっぷり。そういえば昔馴染みブルーノ・ワルター(1960年)もこのオーケストラメンバーが参加?ハリウッドの録音でした。
Bruckner 交響曲第5番 変ホ長調〜タルモ・ヴァークス/フライブルグ・アカデミー管弦楽団(2001年)・・・生来のビンボー症故、ネットに珍しい音源を見かけると後先考えずに収集する癖が抜けません。指揮者もオーケストラも初耳、誰やねん?状態、それでも大好きな第5番ですから。テンポは慌てず走らず煽らず 19:36-17:42-14:16-23:56は標準的か。金管にミスタッチが多くて後半ほどアンサンブルは粗いけれど、響きに薄さやらリズムの甘さはありません。要らぬアッチェレランド表現皆無な力強い誠実演奏、意外なほどの好感を以て拝聴いたしました。朝比奈さんに聴き馴染んでいるせいか。
では、行ってきます。世間に要らぬ”コロナ関連・エイプリル・フール”など出ませんように。