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音楽日誌●サラリーマン生活延長線の日々

岡山県閑谷学校
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2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

67.0kg。休みに入って毎日100g増えていて、昨夜年内ラストのスポーツクラブ、本日より5日間鍛えることができません。自宅我流ストレッチ+ちょっぴりダンベルは、胸背腹筋両膝全身のマシントレーニング+ステアマスター(有酸素運動)250kcalの威力=爽快感に適うワケもなし。昨夜は人数少なかったなぁ、夜のスポーツクラブ。昨日は雨模様、年内最終のゴミ出し、ボロ車にて小さなしめ飾り購入、そしてドラッグストアPB激安ビール風飲料6本入手。昼に喰ったハイカロリーなピザを反省(これがなかなかの逸品)その他、女房殿が冷蔵庫にちょろ残した惣菜とか野菜など再調理して、一気消化の結末がこれ。

選定した書籍も内容・表現ともいまいち(途中断念)お休みに気持ち緩んで音楽にも集中できません。本日大晦日、雨は上がったようなので速歩は可能。2019年一年の区切りである大晦日、シミジミ振り返って来たるべき2020年の自分なり指針を決めましょう。

以下2枚は自主CD。3年ほど前に過半を整理、厳選在庫も安物CDRが劣化して都度処分、昨日年内最終ゴミの日に合わせてかなり廃棄しました。 ConcertHall SMS-2536de Falla バレエ音楽「三角帽子」-隣人の踊り Danza de los vecinos (Seguidillas) /粉屋の踊り Danza del molinero (Farruca)/終幕の踊り Danza final (Jota) (ナショナル交響楽団1945年/計11:45)+全曲(ロンドン交響楽団/バーバラ・ホヴィット(ms)1959年)〜エンリケ・ホルダ・・・Enrique Jorda(1911ー1996西班牙)は西班牙ー仏蘭西ー南阿弗利加ー亜米利加ー白耳義と活躍した往年の指揮者。コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズを聴いたのは中学生時代?生意気なガキでっせ。ナショナル交響楽団との録音は英DECCAらしくて、けっこう上質なモノラル録音(SPと思われる)全曲版はたしか音質自慢のEverest録音のはず、ネットより入手した音源は記憶より鮮度が少々落ちました。(タダで音源入手して文句言うな!ってか)

賑々しい熱気溢れる南欧のリズム、盛大なるカスタネット、これは中途半端な組曲じゃなくて全曲しっかり堪能したいところ。バーバラ・ホヴィットの太い声も迫力充分、あまり調子よろしくないはずのシェフ不在時ロンドン交響楽団も端正なアンサンブルでした。自主CDフィル・アップはStravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)〜オイゲン・シェンカー/RIAS交響楽団(録音不明)・・・誰やねん、この指揮者。Eugen Szenkar(1891ー1978洪牙利)は歌劇「不思議なマンダリン」を初演した(1927年)オペラ畑の人らしい。意外とちゃんとした演奏でした。

LPデザインRachmaninov 交響曲第3番イ短調〜モーリス・アブラヴァネル/ユタ交響楽団・・・youtubeでも拝聴可能、このLPは1963年発売らしいから1960年前後の録音でしょう。あまり話題にもならぬ音源、その筋専門の方にも評価芳しくない演奏らしいけれど、ゴージャスかつ甘美憂愁な旋律サウンド、たっぷり堪能いしました。Rachmaninovってほんま往年のハリウッド映画音楽風、どちらが先なのか。

これにて2019年「音楽日誌」お仕舞い。さぁ、気持ちを切り替えなくっちゃ。体調良好です。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

薄ら寒い雨模様の年末、俄独居(やや)老人+お仕事がない引き隠り、これって近未来のシミュレーション?丹波黒豆煮豆を持参した女房殿から「絶賛!」とのメールが届いて、こちら三度目の圧力鍋調理も砂糖の選択ミス(沖縄?有機黒糖)味にクセがあってイマイチ、なかなかうまくいきません。朝一番に運動兼ねてご近所ディスカウントストアへ、ここは坂道が多いから速歩はけっこうな負荷になるんです。左膝が鈍く痛みます。いろいろ買いすぎて、昼好みのものをたっぷり、ストレッチして夕食を節制しても今朝、定例計量は66.9kg、迫る危険水位域。更に昼からBOOK・OFFへ3冊ほど入手。

本日は年内ラストゴミ出し。昨日迄いつもの週末休み、本日よりいよいよほんまの年末年始休みへ。安くて小さなしめ飾りを買わなくっちゃ。餅は2年くらい喰っていないんじゃないか。なんせ糖質の塊ですから。いただきもののランチョンミート缶、横側をくるくる巻いて開けるのが、いきなりちぎれてしまって万事休す!ペンチなど動員して四苦八苦、缶切りは自宅にないことに気付きました。

オリジナルLPデザインTchaikovsky ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調(シャルル・デュトワ/ロイヤル・フィル1970年)/Schumann ピアノ協奏曲(ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ/ワシントン・ナショナル交響弦楽団1978年)〜マルタ・アルゲリッチ(p)・・・カジミエーシュ・コルドとの1980年ライヴは先日、イマイチな印象に感じて、一番最初の録音を棚中探しておりました。アルゲリッチ29歳の記録、デュトワだって34歳の若手でした。異様にアツいノリノリのライヴより、若々しい爽やかな推進力、バランス感覚がこちらお気に入りです。もちろん技巧的にはキレっキレ、デュトワのオーケストラもていねいなな仕上げでした。Schumannも文句なし。当時亜米利加の首都のオーケストラはロストロポーヴィチの長期政権だったのですね。(1977ー1994年)

DG  UCCG-3183/4Stravinsky 組曲「プルチネルラ」(ネヴィル・マリナー/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ1967年)/協奏曲「ダンバートン・オークス」(ピエール・ブーレーズ/アンサンブル・アンテル・コンタンポラン1981年録音)/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版/シャルル・デュトワ/タマーシュ・ヴァーシャリ(p)/ロンドン交響楽団1976年録音)/サーカス・ポルカ(ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー1970年録音・・・これはお気に入りのDGコンピレーション2枚組より。シャルル・デュトワの流れで思い出した旧録音はLP時代からのお気に入りです。英DECCA音源を借りてきたネヴィル・マリナーの「プルチネルラ」の鮮度は現役、擬バロック風音楽の楽しさ抜群。「ダンバートン・オークス」って滅茶苦茶カッコよくないっすか?しかもブーレーズのクール極まりない演奏。

デュトワの「ペトルーシュカ」はオリジナル編成、しっとりと落ち着いた仕上げが味わい深いもの。これが作品刷り込み、Vasary Tamas (1933-洪牙利ー瑞西)のピアノも貴重でしょう。カラヤンの「サーカス・ポルカ」は思いっきり賑々しくてゴージャス。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

年末正月休みに入ってノンビリ、いつもどおりの週末休みでもあります。市立体育館トレーニングルームへ出掛けたいところだけど残念、お役所関係は既にお休み中でした。【♪ KechiKechi Classics ♪】週末定例更新は昔馴染(安易やなぁ)昼頃のバスで大阪に出掛ける女房殿を最寄りの駅迄送って(高級そうな食材厳選持参)そのまま禁断の(念願の)ラーメン屋へ。もともと大好物、なんせ高カロリー高糖質高塩分故滅多に食さなくなったもの、年末年始休み特例措置として堪能いたしました。次回は何ヶ月後でしょうか?

念の為、食後計量は66.8kg、夕飯を控えめにすればセーフな体重増レベル。昼から音楽など聴きつつ、ホットカーペットで床を暖めつつ、いつもどおりしっかり、入念なストレッチ実施、これは場所も選ばず機器も必要ありません。あとはダンベルを使って、膝の屈伸と上半身の鍛錬を少々、ちょっぴり汗もかいてこれなら筋肉の維持は可能でしょう。腹筋鍛錬が足らん自覚あります。今朝の定例計量は66.5kg。これから速歩などちょっぴり努力してみようかな?体調は良好です。BOOK・OFFに本を仕入れに行きたいし。欲しいものはせいぜいそのくらい。

VOX PL12 220Shostakovich 交響曲第5番ニ短調〜ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ウィーン・プロムジカ管弦楽団(1952年)・・・広がりある(おそらく)疑似ステレオ。予想というか記憶以上に聴きやすい音質と感じるのは甘い自分の評価でしょう。オーケストラはウィーン交響楽団とか歌劇場のメンバーとのこと。世評も高くないし、ときどきアンサンブルのテンションが下がって、ホーレンシュタインがムリムリ持ち直す場面もあるけれど、とても気に入りました。

往年の巨匠はおそらく露西亜とかソヴィエット事情云々関係なく、独墺伝統の交響曲としてオーソドックスな表現、テンポ設定も中庸からやや速め、バランスがよろしい。第2楽章「Allegretto」のリズム感、ホルンはなかなかの迫力(ゲシュトップ?)と味わいあるウィーン系の音色もステキです。アンサンブル云々は作品に未だ不慣れな時期、それに臨時編成のオーケストラだからでしょう。馴染みの名曲を流れよく堪能出来、但し、第4楽章「Allegro non troppo」はティンパニがほとんど奥まって聴こえない、音質に問題を露呈して迫力不足、画竜点睛を欠きました。(15:11-5:03-15:20-10:00)

NAXOS8.572396Shostakovich 交響曲第1番ヘ短調(2009年)/第3番 変ホ長調「メーデー」(2008年)〜ヴァシリー・ペトレンコ/ロイヤル・リヴァプール・フィル/合唱団・・・次世代の現役として露西亜出身のVasily Petrenko(1976-)のShostakovichは一度聴いてみたかった!先のホーレンシュタインに比べて音質鮮度が桁違いなのは当たり前、但し、音量レベルが低くありませんか。交響曲第1番ヘ短調はハワード・ミッチェル/ワシントン・ナショナル交響楽団という往年の珍しい演奏にて出会った作品、才気走った若書きの作品はけっこうお気に入りでした。久々の作品拝聴は素直なアクのない表現、オーケストラの個性やら迫力不足を感じてまったく愉しめない。「メーデー」も久々の拝聴、こちらラストに合唱を配置して(←これがけっこう充実している)作品旋律そのものを堪能できました。演奏機会は少ないけれど、Shostakokovich交響曲全集がこれほど録音たくさん出るとは・・・時代ですね。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日午前中に所定のお仕事をすべて完了、ご挨拶して一年のお仕事終了。朝出勤時、途中の道路にクルマはほとんどないし、職場でも半数ほど既に休みに入っておりました。帰宅してから気になる細かな、小さなミスや修正案件連絡あって、本来なら”明日朝一番で”〜それは来年回しとなります。例年だったら新人を鍛えて、この時期成長を見守ってお仕事任せて、自分は相談に乗ったりミスをフォローしたり余裕な時期なんだけれど、2019年は否応なく大量の実務をこなしました。取引先の混乱もあって+自らのエエ加減な処理相まって、日々気の抜けない盛り沢山なトラブル処理続いて(よろしからぬヤミ出勤も続きました)客観的にはそうとうなお仕事物量(のハズ)自覚は薄くて中期的な宿題を睨みつつ”毎日、そこに見えている電柱まで走る”日々、辛くもクリアしてその件は忘れてしまうのは生活の知恵、おそらく華麗なる加齢に非ず。

早めの出勤、モウレツな集中力にほぼ定時業務終了させて帰宅するのも、毎日欠かさずスポーツクラブへ鍛えるため。適度な運動は身体にはもちろん、精神的にもよろしいことは証明されているそう。昨夜は筋トレにステアマスター240kcal+ストレッチ実施、おそらくお仕事帰り、たくさんの人々が鍛えておりました。本日より市立体育館はお休み、月曜がスポーツクラブ年内ラスト。次回は1/5(日)が体育館お仕事始まり、合計6日間分、どうやって運動不足をカバーするか逡巡中です。ストレッチは自宅でも可能、ネットを参照して”自重トレーニング”やってみようかな。亡くなった母親の写真を燃やしに神社まで軽く走ってみるか。今朝の定例計量は66.5kg。一昨日の暴飲暴食結末は一日でクリアいたしました。

本日昼より女房殿は大阪の老母の許へ、既に大量の食料品を送付済。自分には帰るべき北海道の両親は残念、本年2019年に他界しました。食生活に気をつけなくっちゃ。年末年始酒を呑らぬのは長年の習慣です。

足立倫行「激変!日本古代史」(朝日新書)・・・amazonリンク先によると1円也(送料別途)、街に本屋は減っているのは残念だけど、通販で手軽に入手できるようになっているのですね。需給バランスか、悪循環なのか、閑話休題(それはさておき)学者に非ず古代史好きのジャーナリストが”古代史分析の到達点”を取材するといった、意外とありそでなかった一冊。学者の著作はどうしても自説の主張になりますもんね。自分は頑迷なる”邪馬台国=九州説”(正確には九州畿内両方に「ヤマト」はあって、徐々に西に権力が移行した)しかし、考古学的な発掘成果では畿内説は有力らしい。いえいえい九州!という説、聖徳太子はいなかった説、大化の改新(乙巳の変)の真相と首謀者(孝徳天皇ではないのか)とか、古代史好きには堪らぬ内容でした。

三浦祐之「金印偽造事件」(幻冬舎新書)・・・著名なる「漢委奴國王」金印は偽造である論証。さきの「古代史分析の到達点」よりもっと衝撃!発見の経緯、発見場所とされるところ、記録、現物(畑?田んぼからぽろり、というワリに傷一つない)刻印された漢字、デザイン、篆刻技術どれをとってもこれは偽造であるという主張は説得力抜群。常識を疑うことは大切ですね。

ネットより入手Shostakovich 交響曲第5番ニ短調〜セルジウ・チェリビダッケ/イタリア放送トリノ交響楽団(1955年ライヴ)・・・あまり状態のよろしからぬライヴ音源はネットより入手、楽章分けのない全曲51:26ファイル一本。EMIより出ていたミュンヘン・フィルとのライヴには著名な第5番はたしか抜けていた?はず。若く集中力があった頃さておき、ここ最近贅沢病に至って”よろしからぬ音質音源”は避けて通るようになっておりました。数少ない例外はSergiu Celibidache (1912ー1996羅馬尼亜)スペイン放送交響楽団との”怪しい”1970年ライヴも堪能しておりました。例のケレン味たっぷり、わかりやすく勇壮な第5番をクールていねいに仕上げて絶品であります。

この時点43歳、記憶では天下のベルリン・フィルの技量が気に喰わずに離別したはずなのに、1950年代あまりぱっとせぬ伊太利亜のオーケストラに多く客演しておりました。最晩年の”微速前進”スタイルは既に出現していて、煽ったり走ったり、おそらくはオーケストラを鍛え抜いた結果、精緻怜悧、細部明晰なわかりやすい演奏に仕上がって”この作品は俗ぽくって・・・”みたいな先入観一掃させました。もしかしたら、2019年は苦手系Shostakovich覚醒の年になったのかも。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

比較的温かいとは云え、寒空の雨模様な年末。切羽詰まってお仕事している方、苦しい生活を耐え忍んでいる方、既にゆったりされている方、いろいろいらっしゃることでしょう。昨日、東京本丸からの某待ったなし案件結果を待って早朝出勤、一時間待たされて挙げ句無罪放免・・・のはずが、土壇場商品不足事件発覚!それは取引先ご担当実務ミスのようでもあり、自らの微妙な手抜きの累積結果でもあります。結論的には東京方面よりトラック飛ばして、昨夜7時迄に現地着を確認、いろいろムリムリお願いして本日に間に合っている(はず)・・・最年末迄怒涛のヒヤヒヤ事件が続きます。諸事情があって、こんなトラブル要因は本年ラスト、来年にはなくなることでしょう・・・そう祈りたいもの。

いろいろ関係各部署に手はず整えて、午前10時には職場を出て取引先へ、年内ラストの商談は来春向け。和気藹々なんとか夕方に終えて(途中刻々と荷物到着の進捗状況連絡有)いつものなら直帰だけど、そこは年末トラブル真っ最中、諸残務処理しっかりしてから職場辞去。前年度の若い相棒と呑むのは以前からのお約束、自分は床屋さん経由、馴染みの居酒屋に待ち合わせて思いっきり呑んで愚痴って喰いました。結果今朝の計量は67.1kg、本日より節制して夜のスポーツクラブで鍛え直します。一週間ほど前体調不良から65.8kgだったから、元気に呑み喰いすればあっという間に+1.3kg!人生快食快便こそ肝要。今朝もOKでした。減量してから酒席の翌日、かなり呑んでも体調はラクになりました。今朝は定時ギリギリに出勤しましょう。

Mercury434-398-2 Handel 組曲「水上の音楽」(5曲)/組曲「王宮の花火の音楽」(4曲)(以上1957年)/Mozart アイネ・クライネ・ナハトムジーク(1956年。以上ロンドン交響楽団)/2曲の行進曲ニ長調K.335/アレグロ ニ長調K.121/行進曲ニ長調K.249/メヌエット ハ長調K.409/3曲のドイツ舞曲K.605(1965年。以上フェスティヴァル室内管弦楽団)〜アンタル・ドラティ・・・これは昨日朝、スランプ継続中に聴いた音楽。期待のMercury録音もイマイチな印象、「アイネ・ク」に至っては収録音量レベルが低いのがよろしくない。Handelの名曲はモダーン楽器の演奏でもたっぷり楽しめると思ってきたけれど、妙に曲数の少ない組曲に中途半端な印象ばかり。これといった手応えを感じないのは聴き手の精神状況故かも。

今朝早朝覚醒シャワーを浴びて気分一新。DGMahler 交響曲第9番ニ長調〜ヘルベルト・カラヤン/ベルリン・フィル(1982年ライヴ)・・・1979年バーンスタインのライヴ含め、種々多様な録音が犇(ひし)めく中、カラヤン晩年の再録音はライヴ。初耳だったかな?諦念諦観に充ちた名曲中の名曲、カラヤンは入魂の丁寧仕上げ、オーケストラの官能的な厚みも見事、単なる耳あたりのよろしい演奏ではないけれど、意外なほどおとなしい?素直な印象を得ました。これって時代なのかなぁ、第6番辺り、流した感じの演奏は好きになれなかった記憶もあるけれど、これはしっかり長時間聴かせてくださる立派な演奏。もっとたっぷりレガートな鼻持ちならぬ”カラヤン節”を想像しておりました。晩年に向けて枯れてきていたのかな?

では、行ってきます。本日もうひと仕事。昨夜、足りなかった荷物が到着した段階で緊張感は緩んでおります。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

2019年の出勤もあと二日、某隣国よりミサイルは飛んでいないようだけど、カジノ推進議員は捕まって、こちらは早出必須、本日朝一番の東京本丸よりの情報待って取引先へギリギリ、タイトなアクション、そしてそのまま自ら主催の年内最終商談へ。明日も年内ラストの定例のお仕事山場、但し、そのまま年末休みに入るので職場内担当に指示するのみ。体調は数日前の全身筋肉痛、胃腸絶不調はないけれど、妙に身体が重くて完全復調ではないのでしょう。それでも昨夜は年内ラストの初級エアロビクス+胸背筋トレーニング+ストレッチ実施、お試し利用500円也(税抜)の女房殿同行、申し訳ないけれど市立体育館とは別世界、彼(か)の寒くて汚い施設とは別世界に愉しい!と申しておりました。早々に眠くなったのは抗アレルギー剤の副作用か、今朝の定例計量は66.7kg。数日掛けて+1kg、これは筋肉の復活と信じたい・・・けど、間食の要らぬ成果でしょう。

息子と同い年優秀な若手に3歳の息子、クリスマス前夜、サンタさんのプレゼントに期待は膨らんで”眠れない!”そう云いつつ、あっという間に眠ってしまったとのこと。幸せな光景が眼前に浮かびます。

昨日のVerdiは数日前の記憶から記述したもの。じつはここ二日ほどほとんど音楽に集中できません。昨夜Bach「マタイ受難曲」比較的新しい音源、古楽器スタイルを聴いても微妙に音質が気に喰わない。数日前の「クリスマス・オラトリオ」は歌い手の表情がいまいち真面目過ぎて変化に乏しい感じ。音楽に対する謙虚な姿勢を失っております。唯一ラスト迄聴けたのが

MEL1002470Shostakovich 交響曲第9番 変ホ長調〜アレクサンドル・スラドコフスキー/タタールスタン国立交響楽団(2016年)・・・偶然Alexander Sladkovsky (1965ー露西亜)の新しい録音の拝聴機会を得ました。売れんやろなぁ、CD値段高そうだし、知名度低いタタールスタン共和国のオーケストラだし。久々本場Melodiyaの全集録音に起用されるくらいだから評価高いのでしょう。21世紀世界同時並行技量向上の原則(毎年2万人の音大卒業生が世界に職を求めるとか)通り、文句なし立派なアンサンブルであります。軽妙、軽快、明るく短い作品は作曲者が「第九」のプレッシャーに耐えかねての結果だったとか。当時のソヴィエット政府の批判は「皮肉っぽい懐疑主義と様式主義」〜これも結果的に妙に当たっていて、重苦しく巨魁な交響曲全集中、息抜きのような存在でしょう。ていねいな仕上げ躍動する演奏に不満はありません。

いずれ公権力が芸術の価値云々するのは笑止千万、あいちトリエンナーレ事件を連想いたしました。

では、行ってきます。本日なんとか乗り切って、夜は若い連中と呑みに行きたいもの。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

ここ数日の不調から、ようやくの体調快復へ。当たり前に一日所定狙いのお仕事をクリアして、夜も腹筋中心のマシントレーニング+ステアマスター240kcal分+ストレッチをこなしました。寝る前にけっこうな菓子(ナッツ類)喰うても今朝の定例計量は66.3kg。昨日クリスマス・イヴ、こちら老夫婦にはいつもの生活でもスポーツクラブに若い女性はおりません。ほぼおっさんばかり+ややヴェテランの女性が多い。

お仕事は先々週頃やや強行した営業処理、関係部局情報共有不足に上司へ苦情有、大失敗でした。調子に乗りすぎて、お仕事の細部仕上げに問題有、職場トップ+上司より状況聞き取り有、それはそれでいったん収まった・・・かな、と。反省いたしましょう。なにもかも順風満帆にはいかぬもの、昨日届いたICチップ付き互換インク「黒」をプリンターに装着したら、こんどは「赤」がなぜかアウト、あわてて再注文しました。

SONY SICC-2139/40Verdi レクイエム〜ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団/ウェストミンスター合唱団/ルシーン・アマーラ(s)/モーリーン・フォレスター(ms)/リチャード・タッカー(t)/ジョージ・ロンドン(b)(1964年)・・・ほとんどオペラ、勇壮雄弁なるレクイエムは大好きな作品。若い頃、FMから流れたフリッツ・ライナーの巨魁な迫力に心底胸打たれた記憶も鮮明でっせ。Verdiは拝聴機会が少ないけれど、聞けば必ずわかりやすい、華々しい旋律サウンドに引き込まれます。こちら宗教的作品故、筋書きとか言語不如意でも畏敬の念さえ感じればOK、そんな勝手な解釈をして、色彩豊かな音楽をたっぷり愉しみました。往年の歌い手を揃えて、例の如し輝かしいフィラデルフィア・サウンドと雄弁をたっぷり堪能して、声楽ド・シロウトにはなんの不満もありません。

では、行ってきます。あと三日間、全力で宿題をクリアしましょう。ギリギリまで予定目白押し。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日は体調イマイチ継続して、午前中職場ミーティング済ませた時点で職場辞去。なんせ本日より予定目白押し、怒涛の最終4日間は休めませんから。残務は朝一番に処理したつもりでも、夕方スマホに問い合わせあり、やや細部怪しい案件、詳細記憶もあるはずなく、本日に課題を持ち越しました。夜、スポーツクラブは体調様子見、ストレッチと筋トレのみ、有酸素運動は避けて短時間にて帰宅、ゆっくり入浴して快復を狙いました。ようやく通常食に戻って今朝の定例計量は66.3kg。元気でちゃんと喰って呑んで、思いっきり鍛えての減量でありたいもの。健康のためですから。なんや一年分の疲れが出ているような・・・気持ちの問題かな。

Russin Disc RDCD11190Shostakovich 交響曲第4番ハ短調〜ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー/ボリショイ劇場管弦楽団(1981年ライヴ)・・・難解晦渋、巨大なる作品を求めて聴くようになるとは・・・専門家によるとMahlerの影響が深いらしいけど、彼(か)の甘美な旋律の雰囲気微塵もなし(じつは引用されているとか?)第1楽章「Allegretto poco Moderato - Presto」きらきら重苦しいサウンドから既に心奪われ、第2部のプレストのモウレツな疾走大爆発に唖然といたします。(26:26)第2楽章「Moderato con moto」は静かなスケルツォ?(ほんまか)途方に暮れた足取りが比較的わかりやすい旋律。熟達した管弦楽各パートの絡みが主旋律を展開させて、ここも思いっきり怪しく、ティンパニも衝撃的。(8:59)第3楽章「Largo - Allegro」の暗さ、足取りの重さ。ファゴットによる葬送行進曲は妙にシニカル、やがて管弦楽全体に広がる怒りのサウンド、ときにユーモラス、やがてテンポアップにいや増す緊張感、打楽器と金管の絶叫もカッコ良いと感じるようになりました。(27:23)

これは文化省交響楽団全集とは別のライヴ。旧ソヴィエット時代にしては例外的に良好な音質、ライヴならではミスとか(シンバルが落ちているとの情報有)そんな些細な傷さておき、ボリショイ劇場のオーケストラは絶好調、金管や打楽器の暑苦しい迫力は期待通り+全体として洗練されたサウンド・アンサンブルに感心いたしました。Shostakovichって良質な音質、オーケストラの技量と迫力必須、若い頃ムラヴィンスキー辺りの旧い録音に歯が立たなかったのも仕方がない。

では、行ってきます。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

体調は80%ほどの快復、本日含め出勤は本年あと5日、なんとか無事乗り切りたいものです。昨日は朝一番に市立体育館へ一番乗り、入念なるストレッチを前後に据え腹筋中心の鍛錬、有酸素運動+膝のリハビリ兼ねてエアロバイクも15分に呻吟して身体を温め汗をかきました。帰宅してシャワーを浴びて、今シーズン二度目の丹波黒豆を圧力鍋にて調理、KFCが喰いたくなって女房殿のクルマを借りて買ってきたり、夕食は精進クリームシーチューなど。朝食はいつも通り、いつもの食欲は完全に戻っておりません。今朝一番の定例計量は65.9kg、

通販で届いていた”やや高”外出用運動靴は、履き心地品質さておき、デザインが爺さん風にがっかり、プリンターのインクが切れて人民中国製”ICチップなし”激安互換インクに入れ替え、黒のチップ張替えに失敗したみたいで認識しません。代替入手到着に数日とか、微妙な不満と体調が重なり合って精神的によろしくありません。昨夜のM-1グランプリ、ミルクボーイの「コーンフレーク」「最中」に抱腹絶倒!彼らの話芸はたいしたものですよ。

Aura 188-2Mozart ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488(1953年ライヴ)/Beethoven ヴァイオリン・ソナタ」第7番ハ短調(1959年ライヴ)〜クララ・ハスキル(p)/オトマール・ヌシオ/スイス・イタリア語放送管弦楽団/アルトゥール・グリュミオー(v)・・・若い頃のハスキルは美少女ですよね。Clara Haskil(1895ー1960羅馬尼亜)に残された録音はどれも絶品、これは旧Ermitage/Auraが放送音源を集めた協奏曲10枚組より、モノラルでも良心的な音質ばかりでした。彼女の十八番(おはこ)、傑作揃いのピアノ協奏曲中、ひときわロマンティックに甘い旋律を誇るイ長調協奏曲はデリケートに、そして明快な技巧を以て雰囲気たっぷり。名手グリュミオーは当時38歳、気品のある艷やかな音色を堪能いたしました。

Berlin Classics 0031452BCBartok ヴァイオリン協奏曲第2番((c)1961)/Prokofiev 交響組曲「三つのオレンジへの恋」((c)1963)〜ジョルジ・ガライ(v)/ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団/Koda'ly 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」〜カール・フォン・ガラグリ/ドレスデン・フィル((c)1964)・・・ケーゲルの2曲は「レジェンダリーボックス15枚組」に含まれるもの。旧東独の音源は同時期のソヴィエットに比べてどれも音質が優れて音信して聴けます。ジョルジ・ガライは当時のコンマスでしたっけ?もともと深刻な風情に妖しい魅惑のリズムを刻む名曲、いつものケーゲルの緊張感漂う厳しい風情は最高の相性でしょう。

Carl von Garaguly(1900ー1984洪牙利)なんてほとんど誰も知らんでしょう。Sibeliusに立派な録音を残して、こちらお国もの、かなり硬派なメリハリきっちりとした演奏でした。それでこそ、作品のユーモラスが引き立つもの。

では、行ってきます。ちょっと緊張しております。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日朝、飯も喰えず午前中寝たきり状態、午前中状態かなりかなり改善して全身節々の痛みはなくなり、胃腸のみの問題となりました。ガスが溜まってほとんど下痢状態は継続、深夜迄。昼前軽くヨーグルトなどお腹に入れて、その時点体重は66.2kg、これは昨日自覚したように寝たきりに筋肉減、市立体育館にムリムリ出掛けたのは体調を確認するため。胸背筋トレ、両脚トレーニングぼちぼち+ストレッチは入念に、左膝の状態、柔軟性に問題はありません。有酸素運動不可。帰宅してシャワーを浴びて洗濯、更に冷蔵庫内全面整理清掃・・・体調は悪くないけれど食欲がありません。夜、眠れず深夜のどろどろドラマを見ていたのは、昼間断続的に横になっていたせいでしょう。

今朝、定例計量は65.8kg、昨夜喰っていないからね。筋肉は昨日トレーニングしたから落ちていないはず。朝食は豆乳+粉末青汁+グラノーラ+濃厚野菜ジュース+ヨーグルト+チーズ、これはほぼいつもの朝食パターン▲α。昨夜苦しんだ腸内ガスは大丈夫みたい、これから有酸素運動も含め、フルメニューに鍛えてみるつもり。明日よりお仕事最終週、体調万全に戻したいもの。朝刊は神奈川県HDDがすべて回収できたこと(素晴らしき哉日本人!)トランプさんの弾劾は否決の見込み、共和党内に良心的な造反はないとのこと、どこかの国といっしょやな。英国の総選挙も得票率では”EC残留”が多数派なんだそう。小選挙区制の弊害ですね。

そういえば、一昨日自分が倒れた後に発生したトラブルは昨年の相棒だった若いものがクリアした、その旨報告メールがありました。なんかすごく嬉しいし、おそらく彼もうるさ型の大先輩に褒めてほしかったんでしょう。体調快復させて呑みにいかなくっちゃ。

CBS MK 42316Schubert 交響曲第9番ハ長調〜ダニエル・バレンボイム/ベルリン・フィル(1984年)・・・Daniel Barenboim(1942ー亜爾然丁)当時42歳、カラヤン時代末期のベルリン・フィルにてSchubertの交響曲全集録音を任された期待の俊英でした。堂々とした遅いテンポ(17:55−16:29-11:38-14:06)第1楽章は繰り返し有、終楽章は快速です。フルトヴェングラーに心酔していたとか、充実したオーケストラの響かせ方には感心しても、第1楽章「Andante - Allegro ma non troppo」序奏から主部に入るテンポアップ、躍動、高揚感は往年の巨匠のワザに遠く及ばぬもの。バレンボイムって、どれも色彩の変化とかメリハリにやや足りなくて、平均点以上に上手いんだけど、どれも表現がベタっとした印象ありませんか?デザインはCBS時代のもの、これは笑っちゃうくらい駄作でっせ。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

全身節々の痛み胸、両腕、左膝、そして珍しく肩が凝っているし尾籠な話題で恐縮)”出すほう”もおかしい。これは風邪症状?・・・とは昨日朝時点。とにかく朝一番定時より一時間早く出勤して、所定の作業+あちこち連絡して11時前には職場辞去、通院したのはあまりの状態の悪さ、インフルエンザであったら周りに迷惑を掛けるためです。結果、インフルエンザ・ウィルスは検出されず。全身状態は悪いけれど、平熱、解熱鎮痛剤(とんぷく)いただいて帰宅、昼飯軽くムリムリ摂ったけれど、そのまま寝たきり状態・・・時々トイレに駆け込んで快復を待ちました。

夜、鍛えて治す!なんてとんでもない。飯も喰えず、全身の筋肉痛に起きていられません。今朝は66.4kg、これは筋肉が落ちただけで意味はない。もちろん音楽を聴くこと不可、夢の中で音源データ整理、この「エニグマ」はネヴィル・マリナーのだっけ?意味のない回想ばかりでした。「音楽日誌」は休載中。体調絶不調、本日も寝たきりです。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

怒涛の年末トラブルを辛くも日々クリアし、週末へ。営業実績悪化さておき、昨日は珍しくなんの事件もなく、とうとう山を超えた手応え有、先行きの調整作業など淡々とこなしておりました。(一件のみ若いもの、いつものお仕事失念発覚)夜、市立体育館へ女房殿同行、両膝、胸背筋の筋トレ、ステアマスター15分にしっかり汗をかいて、ストレッチも入念、急ぎ帰宅して入浴・・・今朝体調悪化しております。全身節々の痛み胸、両腕、左膝、そして珍しく肩が凝っているし尾籠な話題で恐縮)”出すほう”もおかしい。これは風邪症状?月火と富山出張して、その時バス中で誰かのウィルス?もらって数日潜伏期間だったのか。本日は”絶対に休めぬ”週末金曜、とにかく午前中は最低乗り切って、様子を見て昼から帰って横になるしかないかも。

お仕事2019年もあと一週間、なんとか元気で乗り切りたい!寝たきり正月だけは避けたいものです。できればスポーツクラブで強制的に鍛えて治らぬものか。朝食時、一昨日エアロビクス昨夜市立体育館に同行した、女房殿もあちこち痛いとのこと。たんなる筋肉痛であることを祈りましょう。今朝定例計量は66.8kg。

SP時代のデザインBeethoven 交響曲第6番ヘ長調「田園」〜ブルーノ・ワルター/ウィーン・フィル(1936年)・・・Bruno Walter(1876ー1962独逸)は長寿を保って、最晩年亜米利加西海岸にて音質のよろしい録音を多く残してくださいました。温故知新も程がある!これは戦前の著名なSP録音、幾度聴いていたのか、初耳なのか記憶はございません。実際上初耳とするべきか、驚異的な音質+ウィーン・フィルのしっとりとした美しさに惚れ惚れ聴き入ってしまいました。もとよりBeethovenは拝聴機会は比較的少なく、交響曲中第6番はやや苦手系、それでも一度音が鳴り出したらそこは名曲中の名曲、細部旋律に馴染んでおりました。優しくも順々とした語り口、戦前のウィーン・フィルの弦はとろけるような魅惑サウンド、これは懐古趣味に非ず、ド・シロウトはベーレンライター版云々されてもようわからない。最新現役若手の颯爽とカッコよい演奏も好きですよ、こちらほとんど”「田園」の原点”か、この名曲はかくあるべき確信に至る完成度に、シミジミ感慨がありました。

リンク先「20世紀の偉大な指揮者たち - ブルーノ・ワルター」には引き続きBrahms 交響曲第2番ニ長調〜ブルーノ・ワルター/ニューヨーク・フィル(1953年)が収録され、これも絶品。バーンスタイン前のオーケストラの実力、作品と指揮者との相性ぴたり、暖かく穏健な表現が胸を打つもの。

では、行ってきます。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

リアル・タイムでメールが見られる(カンタンな返答・対応も可能)けれど、二日空けての職場は種々トラブル対応連続。あれほど”一本連絡頂戴”とお願いして対応したトンデモ取引先現場よりの”大量追加発注”(発注モレ)再び!机の上FAXぱらり一枚に愕然。前回は土日休日に連絡不如意、今回は平日ですから取引先マネージャーに連絡して対応を相談いたしました。なんせ締め切り迫る時限対応、倉庫現場にも多大なるご迷惑をお掛けしつつ、それを最優先に対応完了報告しても、お礼お詫びもなし。人の道に外れていると云うか、社会常識がなさすぎる人材育成の遅れを痛感いたします。(人様のことは云えぬ自覚有)

そして残念な若い相棒の連続ミスは次々と派生して、なんせ本人に悪意も自覚も一切ないから改善するはずもなし、”なにが起こったのか”久々懇切丁寧に発生経緯説明、新人だからいくらでもミスしてもOK、幾度失敗して損失が出ても個人に負担させるような職場じゃない、でも、ちゃんと反省しろ!勉強して同じ過ちを繰り返すな、久々の説教しました。昨年までは前半毎日説教、今頃は完全に任せて遊んでいたんけどなぁ。

その対応に追われ、東京本丸担当からの大ボケ連絡+メーカーとの齟齬に対応四苦八苦+通常業務をこなしているから、一日はあっという間。こうしてメモしておかないと翌日は忘れてしまいます。それなりに一段落、昨日発覚したことはその日のうちになんとかしました。充実した年末、ということにしておきましょう。夜、一度だけお試し無料サービスなスポーツクラブへ女房殿同伴、エアロビクスに参加してきました。タニタの計量器によるともちろん”痩せ型”、筋肉量は正常(少なめだけど)、内臓脂肪驚異的な少なさ!(羨ましい)今朝、66.8kgは職場でばりばり菓子喰った結果です。

DG UCCG-6295 Brahms セレナーデ第1番ニ長調〜クラウディオ・アバド/ベルリン・フィル(1981年)・・・Claudio Abbado(1933ー2014伊太利亜)48歳、やがてカラヤンの後を受けてシェフとなるオーケストラとの記録。交響曲とは風情が違って、作品は夢見るように穏健に美しい。オーケストラは分厚い響きにセクシー、アバドはほとんど無為の為風統率に自然な流れでした。

では、行ってきます。波乱は続くのか、続いても良いからなんとか乗り切りたいもの。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

行ってきました富山の旅。充実したお勉強+取引担当4人引き連れて(北陸の美味三昧)忘年会もありました。散々美味いもん喰うて酒もしこたま、翌朝ホテルの温泉での計量は66.5kg、昨日帰宅してから要らん菓子などいろいろ喫して、昨夜のスポーツクラブは筋トレ+ストレッチのみ、じつは左膝の調子悪化、バス往復じっとしているとアカンのか、前回と状況は似ております。今朝の定期計量は66.7kg、まずまずでしょう。本来、昨日昼から出勤予定が、土日思わぬ(ヤミ)出勤から残務一掃、スマホに飛び込んだ緊急案件もその場でクリアできたり、翌日回しでも間に合うと判断しました。耳鼻科に行っておかぬと洟水盛大ですから。

昨日より年内ほぼ最終納品分最終受注開始、予定になかった商品有、なんとかなることはわかっていても、それに関連した夢を見ました。例の抗アレルギー薬服用すると一気に眠ってしまう副作用有。今朝、体調万全。ここまで風邪なしで乗り切って、このままあと2週間無事乗り切りたいもの。女房は俄独身生活の息子”ゴミ部屋”清掃して一泊で戻っておりました。断れぬ地域お付き合い済ませたら(以前のお仕事絡み)早々に大阪・老母の許へに向かう予定。引き隠り暴力中年息子を殺してしまう事件は哀しいけれど、それよりずっとマシ。女房がいないと部屋が片付けれられぬとは、ジェンダー問題世界最低水準を証明するような事例であります。

HMA1951687Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜フィリップ・ヘレヴェッヘ/シャンゼリゼ管弦楽団/コレギウム・ヴォカーレ/シャペル・ロワイヤル/メラニー・ダイナー(s)/ペトラ・ラング(a)/エンドリック・ヴォトリヒ(t)/ディートリヒ・ヘンシェル(br)(1998年)・・・旧録音。こちらもちろん古楽器演奏。第1楽章「Allegro ma non troppo, un poco maestoso」は宇宙から神々しい未知の物体が飛来する・・・風情、ここの旋律末尾がすとんとさっぱりして、往年の重厚長大演奏に耳慣れれば耐えきれぬ個性でしょう。よく19世紀浪漫の雄弁なる残滓なんて云うけれど、スチール弦が開発されたのは20世紀中盤のはず、管楽器が際立つバランス、鳴らぬ楽器に当然テンポは速め。そしてスッキリとした表現+粗野な音色+各パートのバランスはいつになく新鮮〜古楽器サウンドへの嗜好をしっかり自覚いたしました。13:31-13:19-12:26-23:02、優秀録音、もう20年以上経ったのか。

では、行ってきます。職場全員と会うのは4日ぶり?きっと残務処理目白押しでしょう。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

これより朝一番のバスに乗って富山へ。取引先のご担当のご案内、自分は顔つなぎ役だから横で居眠りしているだけ。日帰りも可能だけど、時期も時期だし取引先と地元の美味いもんをしっかり喰う予定、温泉付きホテルを予約しました。場所優先で知っている居酒屋予約、そこは昨年2018年9月、亡き母親+息子と呑んだところ。ここ数日苦労した自分へのご褒美でっせ、新たな艱難辛苦が発生しないことを祈るばかり。

昨日は朝一番、市立体育館へしっかり鍛えて15分のエアロバイクも実施、そのまま職場にヤミ出勤、やはりデータは届いておらず(もしかしたらFAXでも?そんな期待虚しく)ご担当に「データが届かぬので作業ができません」旨メールをしておいたら・・・昼過ぎに自宅でくつろいでいたらスマホに連絡有、どーも忘れていたらしい。

二度目のヤミ出勤にカギを開けて、データ処理修正粛々と・・・すると驚愕のこちらの情報案内ミス偶然発見!若い相棒が間違ったらしい。真っ青になって日曜出勤している東京の部隊(正確には埼玉県)にコトの経緯を相談、次善の手を打ちました。表面上はなにもなかったようになっているはず・・・まだ発覚していないミスが隠れている可能性も有。怖いのぉ。さすが年末、魑魅魍魎のようなトラブルが続きます。

今朝の軽量は67.1kg、最悪。ストレス太り。

CBS Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)〜ズービン・メータ/ニューヨーク・フィル(1979年)・・・CBS初ディジタル録音とのこと。なかなか良い音質ですよ。なにかと評判のよろしくないニューヨーク・フィル時代(1978-1991年じつは最長記録)自分は明るく豊満、屈託のないサウンドをけっこう気に入っております。ピエール・ブーレーズの1971年録音(1911年版)は大好きだけど、このオーケストラとの相性はよろしくないかな?と。バーンスタイン時代とはアンサンブルの集中力は桁違いだし、愉悦に充ちた喧騒感は悪くないと思います。

では、行ってきます。「音楽日誌」一日お休み。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日は天中殺(←これも死語?)某謎アレルギーに苦しんで洟水盛大、朝一番に仕方がなく耳鼻科に出掛けたら臨時休業。昼に新商品冷凍パスタ試食品残り喰い過ぎてハラ苦しく、出勤して”待ったなし”商品受注データ処理微調整しようかな?と・・・ファクス用紙が2枚机の上に・・・なんせトンデモ取引先に対応するこちらも負けぬ手練のヴェテラン営業担当、現場事業所からにっちもさっちもいかぬ”発注忘れ対応”けっこうな物量、それを黙って夜中に流すなよ!せめてケータイに一本連絡頂戴、っていつもの取引先事務所、当該現場も土曜休みで無人、電話の呼び出しは虚しく鳴り続けるばかり・・・土日荷受けの関係で開いている物流部局に連絡して、さらに発信元のシステム担当に連絡付きました。紙ではなく、データ(関連情報付き)での再送お願い、四苦八苦してなんとか八割ほどの商品手配叶いました。名人(ワシ)だから対応できる!(ウソ)偶然土曜出勤だったからね。

ところが。

本来肝心要の”午後2時にはデータ送りますね”との約束は・・・一時間待っても、二時間待ってもメールは到来せず。その連絡先事務所は土日祝日時間外は留守電に、ご担当のケータイは偶然わからない・・・とうとう事務所を閉める時間となって翌日日曜ヤミ出勤を決意しました。予備のカギ持参。しかし、昨夜そして今朝時点スマホにてメール確認してもデータは到着していない・・・困ったぞ。昼喰い過ぎ+2-3人しかいない職場事務所にストレスたっぷりのお仕事中、菓子をばりばり喫して、夜市立体育館に腹筋鍛えても夜ビール風飲料@78+冷蔵庫在庫一掃した結果、今朝定例計量は67kgちょうど、本日意識して減量必須。

それはエエけど、データ処理はどーする?明日より富山出張だし。夜、久々にご近所温泉風大浴場施設へ、電気風呂で膝を癒やしました。

そんなこんなで音楽にはまったく集中できず。数日前に聴いた記憶をたどってERATOBach ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調/第2番ヘ長調/第3番ト長調〜トン・コープマン/アムステルダム・バロック管弦楽団(1983年)・・・古楽演奏の俊英、ピカピカのディジタル録音も36年前じゃないか。Ton Koopman(1944-阿蘭陀)も75歳、録音当時30歳代だったのか。やや速めのテンポ、すこぶるヴィヴィッドに旋律の節回し軽快ノリノリ自在な躍動であります。この時期既に古楽器の技術は確立して、これがバロック好きな自分にとって一つの基準に、”もうカール・リヒターやミュンヒンガーの時代じゃねえよ!”的感慨に至った懐かしい存在でした。ホルン大活躍、狩りの風情彷彿とさせる第1番、粗野なトランペットが大活躍する華やかな第2番、弦のリズムの躍動感魅惑の第3番、例の第2楽章はしっとり哀しくチェンバロが歌っておりました。コープマン自身の通奏低音が全体リズム感のキモなんでしょう。

これより(毎日欠かさず鍛錬)市立体育館へ。そのまま職場に出掛けます。なんとかしましょう。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

一週間の宿題を終えて土曜、本日は昼から出勤して取引先と商品の受注データ微調整、これが自分の分担のラスト年末キワモノ商材対応となります。昨夜帰宅後にヤバい案件出来(しゅったい)して、その処理もあるからちょうどよかった。昨夜は胸背筋トレーニング+ステアマスター258kcal分+ストレッチして今朝、66.8kg。思ったほど減っていない、夕食に冷凍麺新商品試食サンプル残けっこう喰ったのがよろしくなかったのか。寒空に両膝が微妙に鈍く痛みます。ひどい不眠症状久々、断続的に目覚めてほとんど眠れておりません。先日の薬も既に切れて洟水ぼろぼろ本日通院が必要です。抗アレルギー剤という対処療法なんやけどなぁ、抜本的に治るワケじゃなし。

そう云えば来季の幹部人事が数日前に出ていて、順調に(旧知の)若手登用が続いておりました。自分は既に完全引退間近、組織にさほど執着はないけれど、愛着はありますよ。次世代人材育成・抜擢は順調みたい。今年我が現場に配属された未来を担う新人は3人(+半年遅れて1人)24−27歳、女性二人は職場トップ評”完全に戦力になった”、我が相棒はちょっと苦戦が続いて、自分の指導力の限界を悔やむ2019年となりました。

英国は”EC離脱”一本の主張で保守党圧勝とか。ほんまは残留派が多数だけど、支持政党が割れたとか、政局の混迷に国民は嫌気が差した、これからは経済的苦難が続く・・・との主たる論調でした。ところが新聞を熟読すると、女王国連邦旧植民地のゆるい連帯が価値を持つのではないか、一時の苦しみを乗り越えて新たな価値を発揮するかも、という論調もあるのですね。いずれ英国連合運営も難しくなるでしょう。そんな話題の前に我が日本をなんとかしないと。

naive V5258Beethoven 交響曲第1番ハ長調/第2番ニ長調〜エマニュエル・クリヴィヌ/ラ・シャンブル・フィル(2009-10年ライヴ)・・・この間、物故した往年の巨匠ばかり聴いていたので現役Emmanuel Krivine(1947ー仏蘭西)による新しい録音を聴きましょう。彼もいつの間にやら72歳になっておりました。現在フランス国立管弦楽団の音楽監督、このオーケストラは自ら設立した古楽器団体だそう。これを聴いてしまうと”耳で聴くな、心で聴け!”と説教されても、鮮度高いライヴ音質に鮮烈な印象間違いなし。21世紀の古楽器演奏技術は精緻を極めて、ヴィヴィッドな躍動はBeeやん青春の作品に相応しい熱気を孕(はら)んでおりました。古楽器特有のザラリと粗野なこくのある響きは魅惑、ライヴとはにわかに信じられぬアンサンブルの完成度と躍動。(第1番8:31-7:04-3:22- 5:40、第2番11:36-9:34-3:42-6:24)

Memories MR22311/2235Beethoven 交響曲第4番 変ロ長調〜ピエール・モントゥー/北ドイツ放送交響楽団(1959年)・・・これは怪しいMemoriesのモントゥー全集、引き続き第4番を聴いてみて、その曇った音色に甦る記憶・・・これってコンサートホール・レーベルの音源じゃないのか。←このCDはとうの昔に処分済。19年前のコメントは

”奥行きも残響が足りない、細部が聴こえない、ときどき音が濁る・・・・それでも北ドイツ放響の優秀さはちゃんとわかります”
・・・ほんまか、若造。ぴかぴかのディジタル録音を聴いた後の耳には少々苦しい・・・心身とも体調を整えて再挑戦しなくっちゃ。第2番はボストン交響楽団との1962年ライヴが収録されているけれど、どーせなら同じくNDRセッション録音を入れてほしかった。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

一週間はあっという間、週末を迎えてお仕事山場・・・というのも毎週恒例の常套句、明日は年末特別に年一回の一発データ処理修正があって出勤するけれど、週次でお仕事回している基本は変わりません。生来の三日坊主、超・短気だから中期長期を見渡してじっくり、それが出来ない性格、長い人生のマラソン、とにかく当面そこに見えている電信柱まで走りましょ、そんな日々の連続でここまでやってきました。こんな調子だったら完全引退迄あっという間でしょう。昨日もいろいろと小さいミスやら、思わぬ処理トラブルも想定の範囲内、ささっと処理して、週次報告書(自分の担当分は実績良好)途中迄仕上がったものを誤って消去してしまったのも大した事件に非ず。

テレビでよう知った俳優さんタレントが次々亡くなったり、川崎市で実刑を伴うヘイト条例が成立したり(これは重要)ヤマダ電機が自分だって苦しい業界なのに、大塚家具という火中の栗を拾ったり、世の中は色々動いているようだけど、小市民(←死語か)である自分はまず自らのこと〜先日の健康診断結果届きました。検診当日異様に血圧が高かった理由は不明、血液検査はほとんど肝臓正常値領域へ接近、20歳台より肝臓の数値が悪かったのは脂肪が溜まっているから、スポーツクラブ・タニタの計量器では”内臓脂肪やや過剰”評価(過剰より改善傾向)ここ半年の減量+鍛錬の成果が出ております。血糖値やら腎臓の機能も正常。

昨夜は市立体育館、中年ガイジンさん(若いのかも?)二人来訪、盛んに英語で会話しておりました。腹筋鍛錬+エアロバイク15分+ストレッチ入念、環境よろしくない、寒い、こ汚いトレーニングルームにて鍛えました。夜半に女房殿大阪よりご帰還。

昨日一昨日と聴いた音楽は亡くなった人ばかり、しかも著名作品連続。 SUPRAPHON 33C37-7702 Dvora'k 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜ヴァーツラフ・ノイマン/チェコ・フィル(1981年)・・・穏健派の代表のような演奏は提示部繰り返しなし。十数年前のコメント”爆演、剛力とは無縁の、かなり”大人しい”演奏です。油断すると”スカ”に聞こえるかも”と。なるほど。記憶ではアーノンクールが微に入り細を穿つニュアンス(おそらくそれが楽譜の指示)入念なる演奏だったのに比べると、こちら鋭利な味覚を以て薄味を堪能すべき聴手の試練なんでしょう。ラスト迄さらさらと風が吹き去りるように聴いて、これは心身とも体調万全なときに再挑戦いたしましょう。

Memories MR22311/2235Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜ピエール・モントゥー/ボストン交響楽団(1961年ライヴ)・・・英DECCA+第9番のみWestminsterの全集に非ず、別途ライヴを寄せ集めた怪しい全集より。(第1番のみウィーン・フィル英DECCA音源)ややデッドで粒が粗いけれど、これは想像以上に状態のよろしい音質でした。ミュンシュ時代のボストン交響楽団は絶好調、燃えるような推進力に溢れて、力強い演奏をたっぷり堪能いたしました。

PHILPS 4762814Brahms 交響曲第1番ハ短調〜クルト・マズア/ゲヴァントハウス管弦楽団(1977年)・・・Kurt Masur(1927ー2015独逸)はゲヴァントハウスのカペルマイスターを長く務め(1970ー1996年)ニューヨーク・フィルにも1991ー2002年在任、栄光の人生だったのに、自分はあまり好感を以て彼の音楽を聴いておりませんでした。このBrahmsも存在さえ意識していなかったもの。世評抜群。ゲヴァントハウスは旧東独時代、まことにジミ臭いサウンド(使い古された表現だと古色蒼然)堂々粛々たる歩み、まるで昭和歌謡への感慨のように”Brahmsはこうでなくっちゃ”的重厚さに妙に当たり前な感慨有。このサウンドだけでほとんど魅惑、提示部繰り返しなしは予想通り。

では、行ってきます。一日なんとか乗り切りましょう。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

暖冬傾向とは云えやはりそこは冬の寒空。2019年も押し迫ってお仕事不如意とか病を得たり、経済的に困窮されている方々も多くいらっしゃるのでしょう。自分はここ数日の差し迫って切羽詰まった案件を一気にクリア出来、ちょっぴり難しい今年の若い相棒の連日連続チョンボも(お詫びとカネで)なんとかして、それは自らの力量に非ず、一番佳い方法を一番できそうな人にお願いして、それを快諾してくださる職場の人々に感謝、自分は調整しただけ。昨日昼から取引先へ来春の商談に出掛けたし、けっこう膨大なるお仕事を快速処理・・・ここでヒソカに自慢しておきましょ。まだ最年末、商品を全部届ける迄油断できません。

こうして元気で愉しく、安閑と美味いもんなど日々喫しつつ、お仕事できることに感謝いたしましょう。遠い異国の地で凶弾に倒れた老医師の輝かしい生涯を鑑みて、心底そう思います。昨夜は定例初級エアロビクスの日。毎日の筋トレよりけっこうキツく(昨日も前後に胸背筋鍛錬は実施)なんせ若い女性インストラクターの指導が厳しいんです。昨日は我らおっさん同志4人参加!強力元気な女性軍団に埋もれて奮闘いたしました。いつもと異なる部位に疲労感があるのも貴重、今朝66.7kg、まずまずでしょう。

DECCA UUCD-7024Brahms 大学祝典序曲/悲劇的序曲(1957年)/Weber 舞踏への勧誘/Nikolai 歌劇「ウィンザーの愉快な女房たち」序曲(1960年)/J.Strauss 加速度円舞曲/トリッチ・トラッチ・ポルカ/Komza'k ワルツ「バーデン娘」/Zierer ワルツ「ウィーンの市民」(1957年)〜ハンス・クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィルルハーモニー・・・これも断捨離後の生き残りCD。BrahmsはたしかLP時代より聴いていて、ちょいと馴染みすぎて真剣に聴けぬ著名な名曲を茫洋と、スケール大きく聴かせてくださいました。残りは「いったい誰が気難しい老巨匠をセッション会場まで連れてきたの?」的感慨あるレパートリーばかり、練習嫌いだった人らしいから、一発録り?濃い表情とリズム感、けっこう優雅な表現が無類に愉しいもの。英DECCAの音質にも感謝いたしましょう。

他、いくつか聴いたけれど時間切れ。本日、女房殿ご帰還。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

お仕事は年末佳境に入って、朝一番に東京本丸より年末一発キワモノ商材の最終決着見込みの要望やら、若い相棒の経験不足からくる見込み間違い不足(単純見過ごし)その緊急手配など。もちろん通常週次の営業データ加工点検取り込み作業もあって、一昨日の”小骨が咽に・・・状態”も解決せず、本日以降に持ち越し。そこに取引先の無理難題オキラク連絡有、丁重にお断りしました。職場全体で取り組んでいる在庫処分、最終見込み違いが出てあわてて対応中・・・客観的に見ればタイヘンなんだけど、自分としては”思うようにコトは進まぬ”のはいつものこと〜それが人生。スッキリしていないけれど、別にタイヘンとは思わぬヴェテランであります。禁断の”一時間早出”実施、職場トップより”なにかあったの?”っと心配そうに声を掛けられました。

帰宅すると外用運動靴到着、ちょっと高いけど長保ち願ってTポイント2,580ほど使ったから結果安いもの。宅配ボックスより取り出して未開封。夜はワン・パターンにスポーツクラブ腹筋中心のマシントレーニング+ステアマスター15分はいつになく苦しいもの。ストレッチの前屈(両脚を伸ばしたままおでこは床につく)含めて、それは体調バロメーターでっせ。上記ストレスもあって、寝る前にナッツ類喰い始めたら止まらず大量摂取、今朝の定例計量は66.9kg。500gは要らん脂肪増やしたんちゃうか。残念。

Naive Voix Baroques E8933Johann Michael Bach (1648-1694) カンタータ「ああ、いかにこの時を待ち望んでいたことか」/Johann Christoph Bach (1642-1703) 独唱カンタータ「ああ、たっぷりと水さえあれば」/Johann Sebastian Bach (1685-1750) カンタータ第54番「いざ、罪に抗すべし」BWV54/Johann Michael Bach (1648-1694) カンタータ「信心は、満ち足りることを知る者には、大きな利得の道です」/Melchior Hoffmann (1679-1715) カンタータ第53番「いざ、待ち望みたる時を告げよ」BWV53/Johann Christoph Bach (1642-1703) カンタータ「おお、神よ、あなたは、なにゆえその時」/Johann Michael Bach (1648-1694) アリア「いざ、我ら主を讃えん」〜ジェラール・レーヌ (ct)/イル・セミナリオ・ムジカーレ(2001年)・・・大Bachの作品だって、うんと著名作品以外あまり馴染んでいないカンタータ、ましてや親戚筋一族の作品なんて滅多に拝聴機会はないでしょう。もちろん歌詞の内容宗教的背景など理解の外。Hoffmannの作品はおそらく、かつてBachの作品として分類されていたんでしょう。Gerard Lesne(1956-仏蘭西)元ロック歌手とか、異色のカウンターテナーであります。名だたる古楽器奏者との共演が続いておりました。彼の朗々とクリアな歌声と練り上げられた古楽器の音色に聴き惚れ・・・ただけ。極東亜細亜のド・シロウトにこれ以上のコメントは不可。

RIC289Bach 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV 53/汝平和の君、主イエス・キリスト BWV 1102/ああ主よ、哀れなる罪人なるわれを BWV 742/ああ主なる神よ BWV 714/天にいますわれらの父よ BWV 737/甘き喜びのうちに BWV 751/前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 531/神の御子は来たれり BWV 724/いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 715/いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 711/幻想曲 ハ長調 BWV 570/アダムの堕落によりてすべては朽ちぬ BWV 70/前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 549/暁の星のいと美しきかな BWV 739/イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ BWV 722/イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ BWV 723/われ汝に別れを告げん BWV 735a/ペダル練習曲 ト短調 BWV 598/前奏曲とフーガ ト短調 BWV 535/主なる神よ、われらはみな汝をたたえん BWV 725〜ベルナール・フォクルール(or)(1985−1997年)・・・ま、なんでもそうと云えばそう。オルガンの演奏って、なにを聴いても同じに感じる情けない状態。かつてR.Straussも似たような状態に、やがて種々様々”違い”を愉しめるようになりました。上記カンタータにも似て、うんと著名作品以外は馴染んでいないし、拝聴機会が少ないから”嗚呼、荘厳な神々しい旋律、響きやなぁ”そう感じるのみ。LP時代ワルター・クラフトのBachオルガン全曲を入手して、聴いたことは聴いたけれど・・・状態が情けない。山本さんは”シュヴァイツァーはなんとなく漂うアマチュアのテイスト”と、ちゃんと聴き分けているじゃないか!こちら、ひたすら教会の豊かな残響を肌で感じた・・・のみ。

では、行ってきます。年末だから忙しいワケでもないけど、周りが騒がしくって・・・なんかばたばた落ち着かない。もっとお給料上げてくれ!ムリだけど。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

それなり大きな組織(の末端)でお仕事させていただいて、しかも営業というお客との最前線、自分も含めて内外カンチガイ野郎、アホもあちこち、それも含めてけっこう愉しく調整してもミスやトラブルの発生は毎日のこと。最悪の事態に至らず、お詫びして済む水準に持っていければ御の字でっせ。昨日、昼時点で自分のミスと云うか情報の行き違いに気付いて辛くも修正、昼からの商談も和気藹々として職場に戻ったら、その情報は誤りらしい・・・いったい真実は?発見した失敗はその日のうちに修正する!というのを鉄則として、とうとう真偽明らかにならず、歯医者の時間が迫って中断。小骨が咽に・・・状態、精神的によろしくない。

左奥歯上方、やや虫歯を治療して今回は終了しました。利き歯左三箇所、これは数ヶ月前の20年ものブリッジ治療のときに発見できなかったのか。どーも日曜診療の新規開設医院はヤブっぽかったな。初期の”やや虫歯”状態だったから、各々3箇所、あっという間に終わりました。次回は3ヶ月後に定期検診となります。日々の真面目なブラッシングを続けて長保ちさせましょう。女房殿不在俄独居(やや)老人状態に夕食はささっと冷蔵庫在庫で済ませてスポーツクラブへ。胸背筋中心のトレーニング+ステアマスター241kcal+ストレッチ=今朝一番の定例計量は66.3kg、エエ感じです。かなり喰っているのに不思議。

毎日鍛錬を続けて、先週あたり某ネット記事けっこう詳細関連記事拝読。スポーツクラブは老人天国、記者の体験によると朝一番は爺さんばかりとのこと。引退してもサラリーマン時代の規則正しい生活が身に付いているのでしょう。昼過ぎには主婦らしい女性が増え、夜になってようやく現役世代が参加してくる・・・自分の契約は平日夜7時以降利用限定だけど、たしかにそんな感じ、若い男性+現役中年はとても少ない。皆、お仕事とか遊びにデートに忙しいのでしょう。(遅い時間に通っているかも)若い女性はけっこう鍛えていて、おそらくはお仕事時間の都合のつく人、例えば早朝から働いて上がりが早いとか、自分のように半引退(しかも職場至近)または元気な引退世代(男女問わず)が多く、顔見知りとなっております。

女房殿にその件話したら”それは生活に余裕のある人達のこと”。なるほどたしかに木曜夜(スポーツクラブ定休日)土日祝日朝一番の市立体育館(利用料都度110円也)とはメンバーの雰囲気が異なります。更に高齢層が多く(男女とも)時間的曜日的に比較的若い人も常連でした。但し、若い女性皆無(施設環境がよろしくない)。12/28(土)より市立体育館休み、12/30(月)スポーツクラブは年内ラスト正月休みへ、12/31-1/5一週間分鍛錬不可、寒空に外で鍛える!走る根性はありません・・・

Chesky Records  CD53Elgar 威風堂々第1番/Mendelssohn 「フィンガルの洞窟」/Mussorgsky 交響詩「禿山の一夜」/Sullivan バレエ序曲/Liszt 交響詩「前奏曲」/Tchaikovsky バレエ組曲「くるみ割り人形」〜エイドリアン・ボウルト/ロンドン新交響楽団(1960年)・・・プロデユーサーはRCAのチャールズ・ゲルハルト、エンジニアは英DECCAのケネス・ウィルキンソン、これはリーダーズ・ダイジェスト企画の録音なんでしょう。 Arthur Sullivan(1842ー1900英国)以外は誰でも知っている名曲ばかり、眉間にシワ寄せて云々すべき作品に非ず、佳き音質にボウルトの恰幅のよろしい演奏、文句などあるはずもなし。

Schubert 交響曲第8番ロ短調「未完成」D759〜ウィレム・メンゲルベルク/コンセルトヘボウ管弦楽団(1939または1940年ライヴ)・・・拝聴機会の少ない太古録音、これは久々の拝聴。ネット上のユーザーレビューによると”これを聴かずして・・・最高”評価、そうかなぁ、自分の耳がアカンのか、頻繁なテンポの揺れ微細なニュアンス付けまくり、なにより戦前音質を好んで聴こうとは・・・記憶よりずっとよろしいけど。オールド・ファンには申し訳ない。

では、行ってきます。本日、無事昨日の悔恨をクリアいたしましょう。禁断の早出を解禁するか。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

先週は断続的に半日ずつ、計1日分お休みいただいて、なんとか乗り切りました。体調は微妙、昨日朝辺り頭痛有”こりゃ、本格的に風邪?”不安に思っていたけれど、朝一番に市立体育館トレーニングルームへ自分を鼓舞して、腹筋中心+エアロバイク(かなりキツいやつ)15分有酸素運動も入れてストレッチも入念、どこにも出掛けず快復に専念いたしました。今週は土曜出勤して、年末迎春商品の受注調整本番、商談も連続して週明け富山へ出張、体調維持必須。本日より女房殿は大阪老母のところへ、今回は短くて、こちらに戻ったら即北陸の息子のところへ、年明けに赤ちゃんを迎える部屋の大掃除に出掛けるそう。

昨夜、夕食後に入浴前計量したら68kg!洗濯以外身動きしなかったからなぁ、嘆いていたら、今朝の定期計量では66.7kg。わずか半日でこんなに激動するものなのですね。そういえば夜は歯医者だっけ、前歯に続き、奥歯の”やや虫歯”治療となります。今朝は朝刊がお休みなので寂しい。安倍ちゃんは”桜問題”逃げ切るみたい。これが長期政権の秘訣ですね。

KICC3557Mahler 交響曲第9番ニ長調〜朝比奈隆/大阪フィル(1983年ライヴ)・・・保存音源Mahler部門を点検整理していたら出現、これはyoutubeより音源取り出したんじゃないか、全曲で一本のファイル(m4a)でした。音質は上々。一般に朝比奈翁のBruckner印象は”剛直・粗い・オーケストラが上手くない”、それも含めて愉しんでいるけれど、このMahlerはかなり好調。自分はアンサンブルの縦線が揃っている!とかあまり云々しないほうだけど、日本のオーケストラにありがちな線の細さ、響きの薄さを感じさせぬ”剛直な”演奏でした。悠々と呼吸深く歌って骨太、例の諦観諦念に充ちた旋律たっぷり堪能いたしました。第3楽章「Rondo-Burleske: Allegro assai. Sehr trotzig(きわめて反抗的に)」のみ、ちょいと停滞感がありました。

なぜかコンサートホール・レーベルのLPStravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)〜アンタル・ドラティ/ミネアポリス交響楽団(1959年)・・・Antal Dorati(1906ー1988洪牙利)は数多く状態のよろしい録音に恵まれた人、これも彼の保存音源を点検整理していて「春の祭典」(1959年)はLP時代より幾度聴いてお馴染み、しかし「ペトルーシュカ」は聴いたことがない?かも。オリジナルに非ず編成やや小さめ(それでも3管編成)効率的に響きが華やかな1947年改訂版採用も彼らしいもの。驚異のMercury録音はやや奥行きが足りないけれど、極めて鮮明、細部馴染みだったハズの作品、内声部旋律など初めて確認できたものもありました。

演奏はいつも通り想像通り。これ以上ない!ほど乾いて、表現に飾りや余情を廃して、この時期ミネアポリス交響楽団の音色はオモロろないのはさておき、アンサンブルは正確そのもの。オーケストラ・ビルダーの面目躍如、技術的には上手いオーケストラだと思いますよ。それでこそ作品の真の価値が浮き立つ!という趣旨なんだろうけど、程がありますよ。こんな演奏キライじゃないけど、人気は出んやろやぁ、きっと。

では、行ってきます。本日は予定目白押し、忙しいはず。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

寒さ深まる冬の週末はいつも通り、いただき過ぎて処理に困った大量の柚子をはちみつ(賞味期限2018年)に漬けたり、ジャムにしてみたり、高級丹波黒豆を圧力鍋で炊いて(既に20年以上愛用)大阪の義母向けお土産に、ささやかな日常生活は続きます。朝一番に市立体育館へ、有酸素運動は抜いて胸背筋トレ+ストレッチのみ、もちろん脚膝のマシントレーニングは毎日必須、そして意を決してそのまま職場ヤミ出勤へ。前夜ケータイに思わぬトラブル届いて、月曜出勤してからの処理でも間に合うけれど、それを気にしながらの週末休日も中途半端な気持ち、経緯説明と原因要因類推、対策処理を関係各部署にお願いしておきました。昼過ぎにはメール返答と迅速な対応返答有。

一昨日職場にてスマホに充電忘れてヒヤヒヤ、そんなときに限って着信、慌てて出ると「中国銀行でございます」〜20年ほど前、岡山時代に出張経費口座として開設して、変更メンドーなのでそのまま(引き出しはコンビニで可能な時代ですから)商売宣伝されても困ります。完全引退したら口座閉めるけれど、岡山まで行かないとダメなのでしょうか?

WEITBLICK SSS0118-2Bruckner 交響曲第7番 変ホ長調(ハース版)〜ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団(1971年)・・・Herbert Kegel(1920ー1990旧東独逸)は一時マニアな人気沸騰、現在はいかがでしょうか。これは残響豊かなセッション録音、まずまずの音質。弦管とも一種上ずったような前のめりな高揚があって、これはドレスデン・フィルでも似たような印象だからケーゲルの個性なんでしょう。この作品はBruckner作品中際立って優雅に美しい作品、第2楽章「Adagio」の弦を中心にした纏綿たる歌は白眉でしょう。勝手に類推して「ハース版」と書いたのはクライマックスにて打楽器が賑々しく参入しないため。個人的嗜好としては神々しい風情が持続して、こちらのほうに軍配を上げたいところ。全体に硬派硬質な緊張感、しっかり曖昧さのリズム感(第3楽章「Scherzo」に顕著)”優雅に美しい”演奏ではないけれど、一気呵成にラストまで聴かせる個性と魅力ある演奏です。(20:48-23:16-10:32-12:23)

これより恒例市立体育館へ。昨日ストレスから菓子などバリバリ喰うて、夜は所用から遅く戻った女房殿と、ご近所高級中華”王将”にてビール餃子唐揚げ贅沢して、今朝定例計量は66.8kg変わらず。しっかり鍛えてきましょう。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日は昼から有休消化、純粋にお休み、体調不良でもなんでもない、午前中に狙いの宿題(けっこうな物量)すべてクリアして、来週再来週の取引先スケジュール調整して、12:30時点お仕事の目処がたったから。体調万全にサボる!これが理想です。夜は一日空いて腹筋中心のトレーニング+ステアマスター(有酸素運動)15分+ストレッチも入念。よう眠れて、いつも時間に自然覚醒、今年のお仕事も残すところあと3週間、元気で乗り切りたいもの。今朝の定例計量は66.8kg。

例の前代未聞の神奈川県情報流出の経緯、オークションで安い中古HDDの落札をした人からの連絡だったそう。情報処理会社の杜撰な管理運営が招いたこととは云え、”その道のプロによる情報漏えい”ではなかったのですね。たんなるハードの窃盗、それもまた情けないこと・・・その点、数年前のオブチ娘さんの事務所パソコンは、ドリルで物理的に処理していたから万全です!

	BVCC38428Beethoven 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」〜シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団/レオンタイン・プライス(s)/モーリーン・フォレスター(con)/デイヴィッド・ポレリ(t)/ジョルジョ・トッツィ(b)/ニュー・イングランド音楽院合唱団(1958年)・・・これはLP時代よりお馴染み、聴いたのはそれ以来かも。手持ちの音源が.mp3/256kbpsなので音質確認の意味もありました。速めのテンポ(14:14-10:30-14:20-23:43)直截剛直飾りの少ないストレート表現、そして燃えるような情熱テンションは記憶通り、期待通り。オーケストラも上手いなぁ・・・でもね

あくまで手持ち音源+いつもの我が家のエコノミー・オーディオ環境前提だけど、これって音質どーもよろしくない感じ。Beeやんの音楽は、かなりのかなりの太古録音でもちゃんと聴けるけれど、なんせ”日本の冬、年末は第九”でしょ?種々多様な音源やら生演奏体験だって幾度、しかも第4楽章「Presto - Allegro assai 〜」は声楽ソロ、合唱、管弦楽のバランスが難しいところ。この時期のRCA録音は21世紀に現役水準が多いけれど、これは音の粒が粗くてアカンのじゃないか。「いえ!そんなことはない(お前のせいじゃ!アホ)」といったオーディオ通の反論求む。(今朝別音源にて再確認中)

EXTONMahler 交響曲第1番ニ長調〜エリアフ・インバル/東京都交響楽団(2012年)・・・Eliahu Inbal(1936-以色列)と云えばフランクフルト交響楽団との全集録音が印象的、東京都響と云えば若杉弘さんの全集、あれは音質が情けなかったなぁ(これはほんま)ヴェテラン・インバルさんも日本にて意欲的な再録音を重ねているのですね。一般に年齢を重ね、しかも馴染みの作品には手慣れた安易さとか恣意的な個性がつきまといがち。これは真反対の誠実、どこにもムリのない自然な流れ、静謐清廉な風情漂う素晴らしい演奏でした。

オーケストラの素直な響きは洗練され、日本のオーケストラもここまで!といった感慨深いもの。生真面目な線の細さ、淡い色彩、みたいなものはあるけれど、それはむしろ美点かと。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

月曜に体調を崩したけれど、なんとか一週間やり過ごしてお仕事の週末山場を迎えました。昨日は当面差し迫った資料を仕上げて関係者に送付済、あとは年末迫る日程調整のみ。昨日は朝に激怒した関係で女房殿超・不機嫌、市立体育館同行拒否のため鍛錬は一日休止、寒かったしね。今朝は体重67.1kgのまま、毎朝起床時のストレッチはここ十数年の習慣続けております。給紙部アウトになったプリンターを諦めて、ほぼ同じ型式HP社中古を注文して昨日到着(6,000円でお釣り)使い慣れているのと互換インクが激安、前のがそのまま使えます。早速無線LANを設定しました。状態も良好、稼働順調でっせ。しばらく保たせたいもの。

神奈川県の住民データ流出は世界的にも最大規模とのこと。ITやAIの発達に人智が追いつかぬ、そして”お仕事に魂”入らぬ業者委託丸投げが招いた惨事でしょう。その話題とは直接関係ないけれど、昨日お仕事で東京本丸からの某商品調達トラブル連絡、初期対応の失敗を隠蔽したまま結末を押し付けようとした東京本丸の某部署、こちらだって現場経験豊富なメンバー揃えて、内部データは公開されているから経過を追えばカンタンにおかしいことは気付きまっせ。結果結論は当面仕方がないにせよ、正直に、ちゃんと経過正確に”申し訳ない!”とお詫びすれば許される組織なのに。当該担当マネージャー(主犯)は年明け異動やろなぁ、きっと。

DECCA 4832562Stravinsky バレエ音楽「春の祭典」〜リッカルド・シャイー/ルツェルン音楽祭管弦楽団(2017年ライヴ)・・・相変わらず”祝祭”(→意味不明)という和訳が気に喰わないのはさておき、他、葬送の歌 作品5/花火/幻想的スケルツォ/組曲「牧神と羊飼いの娘」作品2も収録、まだ聴いておりません。というのも、世評絶賛!自分だってRiccardo Chailly(1953-伊太利亜)は以前より大好き、なのに、イマイチな印象に機会を改めて再聴・仕切り直しを決意しているから。冒頭悠々と歌うファゴットの美しい音色、各パートの分離もよろしく、優秀録音との噂も我が貧者のオーディオ印象ではやや埃っぽい感じ、ピエール・ブーレーズ先頭に各種聴いてきたつもりの「春の祭典」はもっとクールであるべき・・・勝手な思い込みからの違和感がありました。たった今現在の心身の調子に選曲を誤ったかも。

DECCA 425 990-2 今朝、気分も新たにJ.Strauss.jr 喜歌劇「こうもり」〜クレメンス・クラウス/ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場合唱団/ユリウス・パツァーク(エイゼンシュテイン)/ヒルデ・ギューデン(ロザリンデ)/アルフレート・ポエル(ファルケ)/ヴィルマ・リップ(アデーレ)他(1950年)・・・一枚目拝聴中。Clemens Krauss(1893ー1954墺太利)の音源は系統的に復刻され、ネットでも拝聴可能。ウィンナ・ワルツやR.Strauss辺り、以前より広く聴かれていたけれど、それ以外は意外とファンは少ないような?これは著名な代表的な録音、太古英DECCA録音はまずまず、馴染みの楽しい旋律に甘い声のパツァーク、表情豊かなソプラノ、超絶技巧の声の転がし方などたっぷり堪能中。

では、行ってきます。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日は通常業務、そして夜は週一回のエアロビクスの日、体重は戻らず今朝一番の定例計量は67.1kg、66kg台を維持できません。体調はいったりきたり、今朝夢見も悪く目覚めて洟水+微妙な肩こりは風邪へ突入する寸前な感じ。大丈夫か?アフガニスタンに献身していた立派な医師が射殺とか、一連の安倍ちゃんの行状とか、佐野SA騒動を見ていると”正義は勝つ”とはカンタンにいかんもんです。意見の多様性や価値を認めない社会というのは堅苦しく、これからの先の広がりは望めない・・・とかなんとか

毎日外で使用する日常の運動靴、たしか4ヶ月ほど前にシマムラにて激安購入したものの底が抜け始めました(壱阡円台だったはず)。前回購入した参阡円ほどのは一年保って、その前のは八阡円弱?これは三年保ちました。まさに安物買いの銭失い。今朝、珈琲を淹れようとして低い棚より瓶を取り出そうとしたら、女房殿がムリムリ詰め込んでいたカフェインレス・コーヒーの容器が落下して内容散乱(涙)入り切らんから数週間外に出しておいたのに、要らぬ気を利かせて悲惨な結末に・・・朝っぱらから激怒して掃除しました。

Orfeo C849121AStravinsky ヴァイオリン協奏曲ニ長調/Honegger 交響的運動「パシフィック2-3-1」/「ラグビー」/Martin ヴァイオリン協奏曲/Stravinsky サーカス・ポルカ〜バイバ・スクリデ(v) /ティエリー・フィッシャー/BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(2011年)・・・Baiba Skride (1981-)拉脱維亜出身の俊英、大活躍中とのこと。Thierry Fischer(1957ー瑞西)はこの当時BBCウェールズ響の首席、現職はユタ交響楽団(2009ー)ヨーロッパ室内管弦楽団でフルートを吹いていた人、ダグラス・ボイド(ob)と経歴が似てますね。Stravinskyはヒステリックな絶叫を伴うラプソディックな作品、やがて聴き慣れるとハードな技巧を駆使してユーモラスな世界がお気に入りとなりました。

スクリデは硬派な作品を、ちゃんと硬派に力強くバランス良く仕上げて、マイルドに軟化させぬのがよろしい。これも余裕の技巧なのかな?よう知った作品は細部明晰に美しく、解像度高く仕上げて文句なし。前半ややダルい印象のあるMartinの作品も後半に向かうほど興が乗っておりました。

バックはソロと息の合わせ方もお見事、ところが期待のHoneggerが妙な感じ。各パートをていねいに浮き立たせて、どーもリズムのノリというか推進力がギクシャクして、機関車は疾走しておりません。たしかこの人はStravinskyを録音していたから、どんな演奏だったのか確認してみましょう。

Janos Kovacs (1951-洪牙利)Tchaikovsky 交響曲第5番ホ短調〜ヤーノシュ・コヴァーチュ/ハンガリー国立フィル(2015年ライヴ)・・・Janos Kovacs (1951-洪牙利)はオペラ畑のヴェテランとか、幾度来日して日本のオーケストラを指揮しているみたい。これはネットから拾った音源、コンサートの一部となります。この作品は例の甘く憂愁な旋律たっぷりなお気に入り、オーケストラの技量はライヴでここまで仕上げれば立派なもの(バルトーク・ホールの残響も豊か)第2楽章「Andante cantabile」期待のホルン・ソロは意外とフツウの音色で期待外れ、全体に走ったり煽ったり、テンポの微細な揺れも最低限、オーソドックスの極みといった手堅い演奏でした。

では、行ってきます。本日のお仕事は余裕のはず、と予想した日には必ずトラブル対応に四苦八苦、というのが最近のパターンでした。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

いつものようにお仕事して、体調は微妙なラインを行ったり来たり、食欲はあってお仕事ストレスから要らぬ菓子などバリバリ喰うて、せっかくの夜鍛錬(筋トレ+ステアマスター15分+ストレッチ)も追いつかず今朝一番の体重は67kgちょうど。例えば自宅より職場の自分宛てお仕事備忘録メールが”スパム”と自動判断されたり、数年間愛用したプリンターの給紙がアウトになったり、4年ほど前にDVDに焼き込んだ音源データが一部不備であったことを発見したり(保存したきり聴いていない!)オモロないことも続いております。いずれ冷静に考えれば、さしたることはないことでしょう。

兄よりダンボールが届いて、半分は孫へのおもちゃ(お下がり)残りは亡き両親の遺品・膨大なる思い出の写真、捨てられませんから。葬儀にも使った母親の日本舞踊舞台姿大判写真は神社にお参りして、古い御札とともに燃やしてきましょう。おそらくは自分が撮った息子(孫)と母親のお茶の間ショットなど、ありきたりではない情愛に溢れた最高の一枚!これは息子に送りましょう。自分誕生時の母子手帳もありました。人生の締め括りとか晩年、ほんまにたいせつなことは・・・ジミジミ考えさせられるもの。

保存音源データ(不良発見)点検に時間が掛かって、あまり音楽に集中できておりません。今朝、EMI CDM7243 5 65109 2 0Vaughan Williams 交響曲第2番「ロンドン交響曲」(ハレ管弦楽団1967年)/Ireland ロンドン序曲(ロンドン交響楽団1965年)〜ジョン・バルビローリ・・・拝聴中。CD断捨離後の棚中には英国音楽かなり残、John Barbirolli (1899-1970英国)によるVaughan Williams 交響曲全曲録音はなかったはず、1957年に続く再録音でした。日本じゃさっぱりな人気だけど、これは名曲中の名曲第1楽章「Lento-」第4楽章「Andante con moto-」にビッグベンの鐘の音が静かに鳴り響いて(極東名古屋近郊ド・シロウトがマンションの一室、安易に想像するところの)薄曇りどんよりした英国風情・情景を彷彿とさせる落ち着いたテイスト作品。二時間ドラマのテーマにもかつて使われておりました。カッコ良い決然とした旋律も登場して多彩、バルビローリは過去それなりに聴いたなかでも、突出してテンション高く、燃えるような勢いに溢れて絶品でした。

シカゴに於けるマルティノン(クーベリックもそうだけど)、ニューヨーク・フィルに於けるバルビローリ(在任1936ー1943)は不評であったそう。当時の録音を聴いても信じられぬこと、やがて帰国してハレ管弦楽団の音楽監督になってからの活躍は周知の通り。まったりとしてグラマラスなサウンド、旋律をたっぷり歌わせる個性は唯一無二のもの。ハレ管の技量云々の話題をときどき伺うけれど、バルビローリの録音に不満を感じたことはありません。

では、行ってきます。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日あまりの体調の悪さに午前中、スタッフとの定例ミーティングを終え昼からお休み。帰宅して速攻で床に就いて小一時間、スマホへのトラブル連絡にて目覚めました。体調は幸い改善傾向、おそらくは本年最悪の状態は原因不明、風邪の初期症状?その後夜、第2回めの歯医者へ、まず前歯の”やや虫歯”治療(見た目も美しくなりました)次は奥歯だそうです。そしてスポーツクラブへ。体調万全に非ず、ストレッチと胸背筋トレのみ、有酸素運動は諦めて早めに撤退いたしました。今朝の体重は66.7kg、お仕事に支障ない状態、いつもと変わらぬ鍛錬なのに全身の筋肉痛ちょっぴり、やや気になります。

一昨日の職場”クリスマス会”の写真データがアップされて、そこには坊主頭太めのジジイが・・・ワシじゃん。美しくないなぁ、自分の客観的な姿を見るのはツラいもの、人生恥ずかしいことの連続でっせ。今週仕切り直して本日よりお仕事頑張りまっしょい。数年間活躍してくださったプリンターが給紙不調、とうとうアウトっぽいのが気になります。先月の喪中はがき印刷が最後のお勤めになったのかも。

追悼。RCO KKC-5100Mahler 交響曲第1番ニ長調〜マリス・ヤンソンス/コンセルトヘボウ管弦楽団(2006年ライヴ)・・・ヤンソンスのコンセルトヘボウ在任は2004ー2015年、バイエルン放送交響楽団との兼任のためか、あまり長くなかった・・いえいえ11年間はけっこうなもの。前日バイエルン放送交響楽団との演奏に(不遜にも)イマイチ空虚な印象を得て、再トライしました。彼のオーケストラは両者とも世界屈指の”Mahlerオーケストラ”、コントセルトヘボウへの録音は全集になってましたっけ?

こちら体調復調とともに印象も一変?なんせオーケストラの音色が魅惑の極上、要らぬ不自然なテンポのタメもなく自然な呼吸のように音楽が流れます。青春の胸の痛み、憧憬に溢れた甘い旋律は素直に歌われて、弱音にしっかり腰があり、最強音での爆発に響きは余裕、クリアさを失わない。優秀録音なんだそう・・・瑞々しくも豊かな残響が快いけれど、ま、オーディオ評価(嗜好)もさまざまですから。

Andre Cluytens(1905ー1967白耳義)Beethoven 交響曲第1番ハ長調/第3番 変ホ長調「英雄」〜アンドレ・クリュイタンス/ベルリン・フィル(1958年)・・・永遠の価値ある全集録音、誰でも知っている・・・と思ったら大間違い、もう60年以上前の録音でっせ。Andre Cluytens(1905ー1967白耳義)だって半世紀以上前に亡くなって、若い世代は知らない人なのかも。久々の拝聴に驚いたのは音質良好なこと!カラヤン時代初期のベルリン・フィルには前世代のメンバーが残っていたはず。クリュイタンスは洗練されクリアなサウンド、オーケストラの上手さ際立って重心は低く力強さ、勢いにに不足もない。久々のBeeやんに満足。

では、行ってきます。頑張って一日乗り切りましょう。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

昨日日曜は職場にて恒例「クリスマス会」、来年は会場の都合でラストかも。ママにしがみついていた赤ちゃんは走り回るように成長して、各々個性もあって皆可愛らしいもの。昨年生まれたてだった女の子はおとなしく、若いジャニー系独身男性は”天使”と呼んでおりました。準備段取りイマイチ、早めにようすを見に行った自分も調理を手伝う羽目になってしまいました。奥様たちは皆若く、美しく、職場の若い連中も一生懸命運営しておりました。世代的にギターが上手なのにも意外な驚き。

昨日朝一番腹筋中心に鍛えてエアロバイクは15分ほど、たっぷりストレッチして今朝全身筋肉痛?(原因不明)昼から4時位迄呑み喰い続けてヘロヘロ、夕食はすっ飛ばして今朝定例計量は66.4kg。肉と野菜ばかり喰っていたからなぁ、ケーキとか菓子、ご飯物とか糖質を避けていた?ダルいのは肝臓が弱っているからかも。

本日よりお仕事12月突入。引き締めていかなくっちゃ・・・朝刊に、マリス・ヤンソンス逝去(享年76歳)の報有。Mariss Jansons( 1943ー2019拉脱維亜)は旧ソヴィエット系の人の例外に漏れず、心臓が悪かったらしい。食生活問題、強い酒か。忙しすぎてストレスあったのか。レニングラード・フィルにてデビュー、オスロ・フィル、ロンドン・フィル、ピッツバーグ交響楽団を経、バイエルン放送交響楽団(現役)コンセルトヘボウのシェフも兼任、ウィーン・フィルの常連でもありました。現在もっとも忙しい旬の指揮者、この歳で逝くにはあまりにもったいない・・・

BR900141追悼。Stravinsky バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版/2015年ライヴ)/Mussorgsky 組曲「展覧会の絵」(Ravel編/2014年ライヴ)〜/マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団・・・誰でも知っているこの2作品はオーケストラの技量必須、華やかな作品。現在最高のアンサンブルを聴かせるオーケストラのひとつ、馴染みの作品は朗々と力強く、語り口の上手さ抜群!申し訳ないけれど、ヤンソンスの佳き聴手ではなかった自分。どの録音を聴いても高い完成度、オーケストラは鳴り切って雄弁、失望を感じたことはありません。音質にも恵まれておりました。

でもね。自分のエエ加減な耳さておき、どれも同じ”上手い”演奏に聴こえて、ヴィヴィッドな表現はどこにも瑕疵はないのに、妙に空虚に音楽は流れて”もっと唯一無二の個性を!”求めたくなりました。申し訳ない。聴手の体調問題かも。「キーウの大門」のティンパニがずれるところ、これはオリジナル楽譜通りとのこと。

EMI TOCE-9514Wagner 演奏会用序曲「ファウスト」/祝祭歌「その日が訪れた」 (男声合唱と金管楽器のための)/ウェーバーの墓前で「歌声をあげよ」 (無伴奏男声合唱のための)/ジークフリート牧歌/葬送交響曲 (ウェーバーの「オイリアンテ」の動機による吹奏楽器のための)/使徒の愛餐 (男声合唱とオーケストラのための聖書の情景)〜ミシェル・プラッソン/ドレスデン・フィル/合唱団/ウィーン楽友協会(男声)合唱団/ウィーン室内(男声)合唱団/ドレスデン青少年合唱団(1996年)・・・第して「The Others」日本語訳「秘曲集」のほうが洒落ているでしょう。「ファウスト」序曲と「ジークフリート牧歌」は”秘曲”に非ず、知名度の高いもの。「使徒の愛餐」はLP時代よりウィン・モリスの演奏を聴いておりました。いずれほとんど録音の少ない作品ばかり、Wagnerの名に恥じぬ名旋律名曲揃い、知名度+楽器編成的に演奏機会が少ないのはもったいない!Michel Plasson(1933ー仏蘭西)がこのオーケストラのシェフを務めたのは1993-1999年、旧東独逸の古豪オーケストラとの組み合わせは意外なもの、ケーゲル時代の硬質なサウンドを思い出せば、ずいぶんと丸くなって、そしてやはり”あまり鳴らない”のは録音印象もあるのか。立派なアンサンブルに”秘曲”をわかりやすく表現してくださいました。

では、行ってきます。


2019年12月某日/サラリーマン生活延長線の日々

2019年の締め括り、12月へ入りました。お仕事もあと4週分、なんとか無事乗り切れるでしょうか。今朝時点体調良好、昨日は朝一番に市立体育館にて鍛錬、帰宅してシャワーを浴びた後エアコンのカンタンな清掃2台、ようやく暖房を入れられるようになりました。あとは「近況」など執筆して、いつものデータ音源点検整理はヲタク趣味。夜、比較的安価な居酒屋に湯豆腐など、「IPPONグランプリ」の瞬発芸緊張感に感心して無為無策な一日を終えました。

今朝体重は66.5kg。これから市立体育館にしっかり鍛えて昼より(体重増必須な)職場クリスマス会。デジカメはしっかり充電しておきました。若い連中の家族こどもたちの成長が愉しみです。準備する人たちはもう頑張っていることでしょう。今朝、早朝覚醒して前日DVDに焼いた音源データをちょっぴり確認しようとしたら再生エラー警告!焼き込み失敗?いろいろ確認してみると、HDD内すべての音源データ再生不可、これはパソコン側の問題でしょう。デバイスの管理をみてもデータを電波で飛ばす設定に間違いはない、但し、本体側の機器のランプが通常緑→赤に替わって認識をしていないのはたしか。10年ほど愛用してパソコンも歴代3−4代?初めての経験に右往左往・・・幸い再起動したら復旧しました。

LP時代のデザイン EurodiscWagner 楽劇「ワルキューレ」〜マレク・ヤノフスキ/シュターツカペレ・ドレスデン/ジークリンデ:ジェシー・ノーマン/ジークムント:ジークフリート・イェルザレム/フンディング:クルト・モル/ヴォータン:テオ・アダム/ブリュンヒルデ:ジャニーヌ・アルトマイヤー/フリッカ:イヴォンヌ・ミントン/ヴァルトラウテ:オルトルン・ヴェンケル/ヘルムヴィーゲ:ルース・ファルコン/オルトリンデ:シェリル・ステューダー/ゲルヒルデ:エーファ=マリア・ブントシュー/シュヴェルトライテ:アンネ・イェヴァン/ジークルーネ:クリステル・ボルヒャース/ロスヴァイゼ:ウタ・プリエフ/グリムゲルデ:キャスリーン・クールマン(1981年)・・・CD4枚分、「リング」全曲中比較的親しみやすい第1幕辺り拝聴中です。ジークムンド(t)とジークリンデ(s)はヴェルズング族の双子、夫のフンディング(b)はジークリンデの夫であり宿敵、二人の対決を避けるためにジークフリートを逃がす・・・という筋が第1幕。独立して演奏会演目とされることもあります。ぼちぼち40年前の初ディジタル録音、ジェシー・ノーマンは先日亡くなったけれど、男声二人はご存命のようです。

こちら今更のオペラ・ド・シロウト、演奏云々は出来ないけれど、豪華配役陣であることはわかりまっせ。管弦楽はジョージ・セルにて主要旋律に馴染んで、刷り込みはジョージ・ショルティか。彼(か)の華やかな管弦楽、臨場感たっぷりのサウンドに耳慣れていると、この演奏は質実ジミに感じたのも20世紀中だったっけ。(とくに管弦楽)現在の耳で再確認すると強靭な歌い手に管弦楽はやや奥まって控えめだけど、痺れるような木目の質感を感じさせる音色、違和感や不足はありませんでした。Marek Janowski(1939-波蘭→独逸)当時42歳、この人は華やかに煽る表現を旨としない人、オペラ畑で育って、やがてコンサート・オーケストラの育成に定評もありました。

【♪ KechiKechi Classics ♪】

●愉しく、とことん味わって音楽を●
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