2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
7月も終わりだと云うのに、エアコン要らずの気温、今シーズン使ったのは雨がひどくて湿っぽかった一回のみ。
コロナ感染の広がりは沈静化の兆しなし、東京の飲食店街のクラスター発生は、ご常連が体調不調自覚しつつ5日間のべ13件呑み屋ハシゴ、これは半年ほど前の”伝染したるわ!”おじさん以上の困った行動、これだけ知識や認識、経験が広がった中での行為に慄然とします。自粛に鬱屈した若者が夜の街に感染して、自宅に持って帰って家族に感染パターンも増えているんだそう。これでも”Go To”強行、職場の若い者も先週連休に久々大阪の遠距離彼女と京都・宇治・嵐山旅行を楽しんだらしい。彼は気をつけて行動しただろうけど、全国各地”持って帰る”人々が増えて、とうとう(聖域)岩手県も二人発症とか・・・って、いつも通り、これはどこでも報道されているありきたりの内容。九州、岐阜、山形の水害被害のその後はどうなっているのでしょうか。
昨日在宅勤務は”やる気消失”、最低限のメール情報の点検、最低限アクションのみ、ぼんやり過ごしました。昼夜しっかり喰ってしまって+ちょっぴり間食に後悔、皮膚科、ディスカウントストアご近所坂道少々ウォーキング程度では体重増覚悟、結果は今朝65.7kg。今晩のスポーツクラブに根性を入れましょう。誕生日に息子からもらった運動靴とうとう発動!スポーツクラブ休業時期ミニジョギングを支えたお気に入りは靴底の修理ならず廃棄へ。新しいシェーバーは黙って玄関前に届きました。PHILIPSによう似た人民中国製(USB充電式)さて、どれくらい保つものか。
Vaughan Williams グリーンスリーヴズの主題による幻想曲/舞い上がるひばり*/イギリス民謡組曲/Warlock 弦楽のためのセレナード/キャプリオル組曲/Butterworth シュロップシャーの若者/2つのイギリス田園詩曲/青柳の堤〜ネヴィル・マリナー/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ/アイオナ・ブラウン(v)*(1967ー1980年)・・・これは幾度聴いてお気に入りNeville Marriner(1924-2016英国)の遺産。Iona Brown(1941ー2004英国)も残念、早逝してしまいました。小学生時代に自分と英国音楽との出会いを運命づけた「グリーンスリーヴズ」は胸を締め付けるような懐かしい旋律、ゆらゆらと高い曇り空を浮遊する”ひばり”を彷彿とさせるヴァイオリンのモノローグに陶然となりました。民謡や流行歌?旋律満載愉快な吹奏楽”イギリス民謡組曲”こそ一番のお気に入り、出会いはエイドリアン・ボウルト。
少々知名度的に落ちるWarlock、ButterworthだってRVWに負けぬ魅惑のジミ臭い旋律連続、マリナーはしっとりオーソドックなアンサンブルで聴かせてくださいました。マリナーは初期の英Argo辺りの録音が一番好ましい。音質も良好。
Vaughan Williams 劇音楽「すずめばち」(アリストファネス組曲)/ピアノ協奏曲ハ長調(アシュリー・ウォス(p))/イギリス民謡組曲/ランニング・セット〜ジェームズ・ジャッド/ロイヤル・リヴァプール・フィル(2009年)・・・先日不本意な印象だったジェームズ・ジャッドをしっかり再確認いたしました。賑々しくも愉しくユーモラスな「すずめばち」、かつて聴き知ったどんな個性とも異なるピアノ協奏曲の鮮度高いデリケートな叙情性と幻想、前衛性(!?)Vaughan Williamsはひと通り聴いてきたはずなのに、旋律風情に記憶がありません。お気に入り「イギリス民謡組曲」は吹奏楽なのに途中ヴァイオリンソロが入るのは空耳か、それとも微妙に編曲が違うのか。「ランニング・セット」は題名は知らんでも、誰でも馴染みのあるノリノリのアンコール・ピースでした。
7月を締めくくる最高の一枚。本日出勤して、しっかり残務をこなしましょう。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
山形地方の水害は悲惨、自分が災害に遭っていないのは偶然なのでしょう。こちら蒸し暑い曇り空〜小雨模様に7月も終わりが接近。コロナ感染者は過去最高を更新中、明らかに趨勢として増加つつ、感覚は麻痺しております。
昨日久々に出勤して、朝一番より在庫対策の打ち合わせ、自分の油断による大きなミスは職場の仲間+全国の助けにより無事クリアできました。こなすべきお仕事内容は同じだとしても、それが職場内外との連関、良くも悪くも影響を受けていることを実感できて、これが手応えかなと。取引先と思い、目線、そんなものが共用できればお仕事は愉しいものです。お仕事は順調に進捗して、取引先からの曖昧な情報も無事クリアに確認できました。本日こなすべきデータ点検も先行して時間内に終了、スタッフさんに処理委ねて本日在宅勤務はヒマ、先行きの提案資料づくりでも・・・朝一番空いているうちにに皮膚科でも行ってこようかな、と。牛乳、濃厚野菜ジュース、ヨーグルト、チーズ、卵も切れました。夕方に買い物に出掛けましょう。
昨夜は初級エアロビクスの日、所作はシンプル初心者向けだけど、女性インストラクターの指導は容赦ありません。いつもの我流とは違う部位の疲労を翌日感じます。ヘロヘロになって更に筋トレ5種追加、最近温度が上がってエエ感じのサウナ(ドライ・ミスト2種)独占、中でバックランジ40回等実施はいつものこと、たっぷり汗をかいて今朝の定例計量は65.2kg。ハラ周りの脂肪をなんとか完全クリアしたいのが願い。本日は休筋日。
Brahms 交響曲第2番ニ長調〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団(1961−62年)・・・1990年代前半、若く貧しかった自分が心躍らせて入手したCD2枚組はとっくに処分しました。(→)これはおそらくLP板起こし音源をネットより入手したもの。威圧的な前作とは雰囲気違って、田園牧歌的な風情漂う名曲は14:25-9:56-4:39-8:28、とくに第1楽章第2楽章のテンポは速くて、それ以上にストレートに飾りのない(素っ気ない)表現、パワフルな推進力。音質印象も手伝って金属的なサウンドは気になります。Beethovenではオリジナル音源にほとんど印象一変したから、Beethoven同様DGより正規音源が出ることを期待しましょう。
Brahms 交響曲第2番ニ長調〜エフゲニ・スヴェトラーノフ/スウェーデン放送交響楽団(1982年)・・・同じ作品をYevgeny Svetlanov(1928ー2002露西亜)54歳の記録を拝聴。この人の演奏はあまり聴いていなくて、なんか凄いデフォルメした異形なスケール?みたいな先入観から遠いオーソドックスな力強い演奏でした。15:26-11:12-4:46-8:37、テンポは中庸に細部ていねいな描き込み、オーケストラもあまり馴染みはないけれど、期待以上の充実したアンサンブル、あまりの上出来ぶりに、逆の意味でちょいと期待外れ、なんか信じられぬような大爆発してよ・・・と。音質も良好。
では、ちょっぴりサボってから在宅勤務開始しましょう。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
さて、これより一週間ぶりの出勤へ。昨日、自分のうっかりによる大トラブルはほぼクリア?夜に職場トップより再連絡があって、朝一番より再調整が必要になるようです。これを乗り切れば、自分の緩みへのノーミソ刺激、佳き警鐘となる・・・ことを祈りましょう。定時にて在宅勤務終了、ずっと喉の不調を感じて(痰が絡む)耳鼻科へは久々の診察、”一年中なんのアレルギーでしょうか”と質問すると、仮に詳細検査してもほとんどわからない、とのこと。医師の診立てでは大したことはない、喉が敏感になってるのみ、寝る前の服薬をいただきました。夜はいつものスポーツクラブ、スクワットストレッチ+ステアマスター15分(有酸素運動)はそのまま、筋トレは4種のみ胸背筋はお休み、今朝の定例計量は65.4kg、一日じっとしていたワリには上々の成果でしょう。
PHILIPSのシェーバーが故障して、次のが届かぬから髭面はマスクで隠しておきましょう。東北地方大雨被害悲惨、こちら愛知県コロナ感染一日110人を超えて、ぼちぼち梅雨は明けそうです。注目は”Go To”二週間後、盆前の感染拡大状況でしょう。あちこち人の移動にばらつき有、与論島にてクラスター発生とか、医療環境は整っていないだろうし、閉鎖空間に事態は深刻です。自分も怖くってうかつにあちこち動けない。
R.Strauss 最後の4つの歌(エヴァ・マルトン(s)/トロント交響楽団1985年頃)/アルプス交響曲(ロンドン・フィル1980年頃)〜アンドルー・デイヴィス・・すっかりヴェテランとなったAndrew Davis(1944ー英国)のアルプス交響曲は不遇な、ほとんど入手難しい30歳台の若き日の旧録音。オーケストラは優秀だし、そのバランス感覚を称揚する記事もネットより探せました。しかし、これはなんかぱっとせん演奏やなぁ、というのは音質?ロンドン・フィルなら、デーハーなスケールを誇るこの作品に相応しい、パワフルな金管爆発を期待したいところ、どーもジミにまとまっているような・・・「4つの歌」はお気に入り、音質はこちらほうがずっとよろしいし、劇的であり表情豊かな女声、オーケストラも悪くないと思います。
Brahms 交響曲第1番ハ短調〜ギュンター・ヴァント/ミュンヘン・フィル(1997年ライヴ)・・・この人はケルン、ハンブルクでも、ベルリン放送交響楽団、そしてミュンヘン・フィルでも様子が変わらない。85歳とは思えぬ、速めのテンポに盤石の構成感、最終楽章「Adagio - Piu andante - Allegro non troppo, ma con brio - Piu allegro」途中の急激なテンポ変化も計算つし尽くされた効果、カッコよいヴィヴィッドな演奏に感銘を受けました。但し、どーしてもミュンヘン・フィル!といった違いはさほどに感じられない・・・のは聴手の粗雑な耳が要因なのでしょう。
これよりストレッチして出勤です。なんとかトラブルは最終的にクリアできますように。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
ほとんど居眠り、退屈極まる引き隠り休日は夕方、職場トップよりのメールによって(スマホが鳴る)自分の点検漏れ大チョンボ発覚、慌ててO/L、事態詳細把握して対策を考えてお詫びのみ、そのフォローは本日在宅勤務朝一番の宿題となります。お米が切れたのと、愛用数年のPHILIPS一番安いシェーバーが故障、いずれもネット通販にて注文しました。朝一番にダンベルスクワット+ストレッチ+プランクなどいつもの所作、食事間食はずっと抑制したつもりでも夕方計量(参考のため)66.4kg連休前+2kgほど、ナッツ一缶609kcal二日で空にしたせいか?とんこつラーメン500kcalなど夢のまた夢、じっと身動きしない在宅勤務+休みは消費カロリー極めて低いと自覚しております。
夜、4日空けて久々のスポーツクラブへ、ストレッチ+全身筋トレ+ステアマスター15分+サウナ、いっぱい汗をかいて今朝の定例計量は65.6kgへ。今週金曜迄に64kg台復活を目指しましょう。佐藤純一/浜六郎/和田知可志「『脱メタボ』に騙されるな!」(洋泉社新書y)・・・これは舌鋒鋭い、厚労省エビデンスのない「メタボ健診」の批判解明。休日引き隠ってテレビをぼんやり見ているとわかるけれど、ほとんどのCMは健康関係と美容、ターゲットは健康に不安のある中年以降高齢者向けのものばかり。某CMに「食事の後にアイスクリームを食べていた」「それを云々に置き換えたら痩せた」みたいのがあって、アイスクリームをやめるだけでエエんちゃうの、とツッコミを入れたくなります。心臓死に至るリスクは”痩せすぎ”が一番なんだそう、”やや太り気味”が一番長生きする統計があって、現在の厚労省の基準はここに当てはまります。ムリムリな血圧低下や脂肪を減らす投薬はかえって寿命を縮めているらしい。亜米利加のような病的な肥満は日本では少ないそう。
自分は3-4年ほど前迄は74kg、50歳代は一番お仕事が忙しく、酒席も多くて、体調最悪。役職(マネージャー)定年〜定年継続雇用に至って暇になってから体調改善を目指してスポーツクラブ本格化へ。ここ一年半は筋トレを加えて(いちおう)上記お役所の基準をクリアするため日々努力しております。これは”健康という病”に非ず、体調良好元気に遊んだり、美味しいものやお酒をいただいて、日々愉しく過ごすため。努力もせず、カネだけ払わせてお薬やら健康食品のみで健康になろうという”煽り宣伝”が多すぎます。昨年死んだ婆さんも”黒酢なんとか”という錠剤を使っていたっけ。ちゃんとした鹿児島の黒酢を使った料理が王道、なんだったらフツウの酢でも身体に良いことは変わらないでしょう。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜アルトゥール・ローター/ベルリン交響楽団(1959年)・・・旧西側Berliner Symphonikerは1966年創立だから、現コンツェルトハウス管弦楽団(当時Berliner Sinfonie-Orchester1952年創立)のほうか。Arthur Rother(1885-1972独逸)は主にオペラ畑で活躍した往年の指揮者らしい。クレンペラーと同い年ですね。ネットより入手した音源はノイズもほとんどなし、深みのある驚きのステレオ録音(おそらくLP板起こし)但し、ネットより入手した音源は48:48一本ファイルでした。
これは驚くべき重心の低い、堂々たる完成度、中庸のテンポにオードックスな演奏。未だ前世紀巨匠時代の息吹が残っていた頃、21世紀軽快な古楽器系リズムに聴き慣れた耳にも、違和感とか旧さをまったく感じさせないもの。楽章分けがないのは不便だけれど、第1楽章から充実したサウンドに、ラストまで一気呵成に集中できます。
Bruckner テ・デウム(2005年ライヴ)/交響曲第0番ニ短調(2006年ライヴ)〜ロベルト・パーテルノストロ/ヴュルテンベルク・フィル/シュトゥットガルト・フィル合唱団/バーバラ・クラム(s)/モニカ・ヴァレロヴィッツ(ms)/マティアス・シュルツ(t)/ステファン・アダム(b)・・・お気に入りの全集より。これはCD最終処分に棚中生き残ったもの。テ・デウムには交響曲第7番ホ長調第2楽章「Adagio」が印象深く再来するし、作曲家によって正式な番号を付されなかった第0番(第1番ハ短調の次の作品)もけっしてツマらない作品に非ず。ヴァインガルテン・バジリカ大聖堂の長い残響に満ちて、やれオーケストラの技量云々、サウンドの芯が定まらぬとか、一部の声を他所に圧倒的な支持を受けてきた全集より。どの作品を聴いても、旋律末尾の息の長い残響減衰に、小賢しくも細かい表現やら力みは不可能、じっと音楽の慣れに耳を澄ませて”サウンドの海”に身を委ねて浮かんでいるような錯覚に陥りました。
さて、ぼちぼちオン・ライン。朝一番でなんとか危機を乗り切りたいもの。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
政府が企業に在宅勤務7割要請へ(旅行Go To!とか、職場に行くなとか、庶民はどないしたら?)ようやく商談再開した取引先からもまた中止の連絡有。ま、なんとかするけど、木曜祝日から金曜在宅勤務、週末休み+本日月曜はGW中の代休消化、明日またまた在宅勤務。なんかずっと職場とは疎遠になって不安な勤続41年の(年数だけ)ヴェテランです。職場の優秀な若手は大のクワガタ好き、シーズンには毎週末休みを取って南の島に出掛けております。ふだんモウレツにお仕事集中しているのもそのため、そんな生活もうらやましい。自分の趣味は?音楽を聴くこと、ウェブサイトの更新、二時間ドラマを眺めること、美味しいものに合うお酒をちょっぴりいただくこと、ストレッチ+筋トレ+有酸素運動=減量、そして節約か。読書もパソコンいじりも趣味と胸を張るほどに非ず。本日夜、鍛錬は再開するけれど、ケジメやメリハリ変化ない引き隠り生活にも飽きました。
昨日も雨模様にちょっぴり散歩、ストレッチした程度、ハイカロリーなナッツ喰いすぎて(血糖値には影響なくても太る!)他節制した食生活でも今朝65.7kg、これでも充分減量傾向とはいえ、わずか2-3日で+1kgにショック、基礎代謝の低下を痛感しております。なんせ出かける用事もないもので。
昨夜の半沢直樹はビデオに録画して、折を見て確認するつもり。第1回目放送とか、お気に入りの「警視庁・捜査一課長」でも気になるのが”内助の功”奥様が今どきあり得ぬ設定、完全な時代遅れ(時代劇との指摘も)。斉藤由貴は大好きだし、女性管理管も活躍しているけれど、床嶋佳子の清楚な奥様役が現実離れしていて歯が浮くよう。ここは一発鬼嫁登場させて、捜査現場ではエラソーにしている一課長も、自宅では嫁に頭が上がらない・・・そんな対比設定にしてほしかった。
Beethoven 交響曲第9番ニ短調 「合唱付き」〜ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団/ピッツバーグ・メンデルスゾーン合唱団/エラ・リー(s)/ヨアンナ・シモンズ(ms)/リチャード・ニーズ(t)/トーマス・ポール(b)(1966年)・・・日本じゃ人気さっぱりなWilliam Steinberg(1899ー1978独逸)は1952-1976年このオーケストラを長期率いた人、ストレート剛直な表現さておき、オーケストラの響きがキンキンしてデリカシーに欠ける・・・そう信じてきて驚天動地。米Commandの優秀録音オリジナルはUniversalに譲渡され、ようやく状態のよろしいCD復刻なりました。一部ネットを通じて懐かしく確認、第7番から聴き始めて、はっとするほど新鮮。この第9番第4楽章のみオリジナルテープ行方不明?破損?LP板起こしなんだそう。(従来出ていたものはすべてLP板起こし)これは管が倍になっているらしいMahler版とか。飾りのない表現、華やか、強靭パワフルに分厚いサウンドに間違いないけれど、金属的イメージサウンド控えめ、オーケストラの優秀さ瑞々しい響き、アンサンブルの精緻な集中力が光ります。速めのテンポに緊張感維持、16:01-11:58-16:06-24:46。インターナショナルな時代に”亜米利加のBeeやん?”的いぶかる必要もないでしょう。
温故知新連続。Brahms ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜ヨーゼフ・シゲティ(v)/ハーバート・メンゲス/ロンドン交響楽団(1959年)・・・Joseph Szigeti(1892-1973洪牙利)69歳の記録。オールド・ファン(≒ワシ)なら誰でも知っている往年の録音。若い頃FMエア・チェックしてしっかり聴いてましたよ。もともと流麗な技巧を披瀝する人に非ず、加齢による技術劣化には個人差があるけれど、これは相当に厳しい、とくに右手のボウイングが時に弱すぎ。これが”刷り込み”なのかなぁ、この演奏で作品と出会い、リファレンス(参照の基準)となっていたことを思い出しました。(1961年録音のBeethoven同様)Mecuryの名録音は音質リアル、Herbert Menges(1902ー1972英国)も渋い起用、劇的浪漫な協奏曲の第1楽章「Allegro non troppo」はかなりよれよれ、それでも第2楽章「Adagio」の美しく長大なオーボエ・ソロを受けて登場するヴァイオリンの真摯な姿勢に心打たれるもの、ジプシー風に爆発する第3楽章「Allegro giocoso,ma non troppo vivace - Poco piu presto」誠実な打ち込みに胸を熱くして聴き入ったものです。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
降ったりやんだりのどんより気候、一歩も外に出ない引き隠りも3日目。食材は冷蔵庫在庫で充分、終日居眠り状態、一日1-2回のスクワットストレッチ程度では運動の足しになりません。蒸し暑いのに足が冷たいという新陳代謝低下症状顕著、いくら食事を抑制してもナッツなど過食してしまって今朝の定例計量は65.3kg、運動していないから増加するのも情けない。雨がおとなしいウチに散歩でもしましょうかね。欲しいものはなにもないので、買い物に出かける理由もありません。
コロナ感染増加、嘱託殺人、度重なる水害、ロクなことはない日々。いくら二時間ドラマファンでも、再放送ネタ切れ気味、幅狭く画質の悪い、煙草ぷかぷか物故した俳優ばかり出演する大昔のは眺める意欲も湧きません。(ヴェテラン女優の若い頃は魅力的)今朝の朝日新聞読者投稿は72歳の開業医、紫陽花を見れば若い頃一度だけ声を掛けた、バス停での女学生を胸痛く思い出す・・・これぞEverGreenでっせ。
Beethoven 交響曲2番ニ長調(1986年)/第4番 変ホ長調(1985年)〜リッカルド・ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団・・・Riccardo Muti(1941-伊太利亜)もぼちぼち80歳、現在シカゴ交響楽団のシェフ、フィラデルフィアにはオーマンディ長期政権の後を受けて1980−1992年在任。当時未だ40歳代、この頃は景気良かったですよ。前任もそうだけど、このBeeやん交響曲全集は忘れられた存在かも。青春の息吹溢れる交響曲2番ニ長調(12:33-11:40-3:39-6:18)明るく溌剌と躍動する第4番 変ホ長調(11:08-10:02-5:27-6:48)若々しい勢いのある演奏、なんせオーケストラが上手い。よく歌う節回しと金管のぶりぶり炸裂が快感!マスタマーレビューの一部に例のEMI録音云々があったけれど、こちら最近ますますオーディオ判断に自信を失って、この音質にさほどの不満も感じませんでした。
ついでというか、先に聴いていたのは
Beethoven 交響曲4番変ホ長調〜グスターボ・ドゥダメル/シモン・ボリバル交響楽団(2015年)・・・ドゥダメルのBeethovenはあちこちライヴ音源がネットから拾えて、これは最新のまとまった全集より。11:37-10:30-5:59-6:54、これは先のリッカルド・ムーティとほぼ似たようなもの。テンション高い若々しい躍動にあふれて、オーケストラも充分な技量。オーケストラの詳細は理解していなくて、 Orquesta de la Juventud Venezolana Simon Bolivarとは違うのか、その発展型なのか、たんなる略称なのか?デビュー辺りの第5番第7番(2006年)Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調(2006年)は、いくら技術的に整っても各パートの個性とか、全体サウンドがつまらないと感じておりました。
これはほぼ10年後の薫陶の成果、そんな以前の印象微塵も感じさせぬ立派なもの。但し、フィラデルフィアの”金管のぶりぶり炸裂”とは違います。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
この連休は大雨のとのこと、観光地はテレビで見る限りけっこうな人出、2週間後にはどんな結果になってるでしょうか。こんな時期に驚きのニュース有、記事の題名は”嘱託殺人”。”安楽死”に似て非なるもの、ほとんどの人々が忘れている2006年富山県での人工呼吸器を外した件は不起訴、この医師は信頼されていて、この事件後も医療を続けていることは知られていないでしょう。病気腎移植の件も、当初極悪医師との報道だったけれど、実態は違ったらしい。今回の件はかなり危うい思想の持ち主だったみたいだし、健全な論議に水を差すものかと。阿蘭陀とか瑞西とか一部安楽死を認めている国はあって、Edward Downes(1924−2009英国)はたしか瑞西にて奥様とともに尊厳死を選んだと記憶します。自分はこの問題に真正面から向き合う余裕を持ちえません。
昨日在宅勤務、それなりに集中し、電話もあり、こなすべきことをこなして、ゆるゆる孤独に過ごしました。朝一番にダンベルスクワット+ストレッチしたのみ、お仕事終了後もじっと引き隠り、出掛ける意欲はありません。昼、職場より持ち帰ったカップ麺(そば→これがけっこうなハイカロリー)さっさと入浴して、冷蔵庫内在庫処分して軽く夕食の結果、今朝の体重は65kgちょうど前日比+100g。ここ一年以上の筋トレでそれなりの体型になっても、腹回りの贅肉は気になります。ここだけ集中的に減らせぬものか、ネットを検索しましょう。
音楽にはまったく集中できぬ精神状態。
Bruckner 交響曲第5番 変ロ長調〜ヘルベルト・カラヤン/ウィーン交響楽団(1954年ライヴ)・・・40歳代ベルリン・フィル前の記録、颯爽として立派な演奏と思うけれど、わざわざ昔のモノラル録音を取り出して集中する元気はありません。ウィーン交響楽団だったらフォルクマール・アンドレーエの立派な全集があって、それで充分でしょう。
Dvorak 交響曲第9番ホ短調「新世界より」〜ズデニェク・コシュラー/スロヴァキア・フィル(1977年)・・・Brilliantが激安交響曲全集を出した時に、第1-7番はズデニェク・コシュラー、売れ筋第8番(ユーディ・メニューイン)第9番(パーヴォ・ヤルヴィ)は別演奏だったことは残念。Zdenek Kosler(1928ー1995捷克)の第8番第9番録音は入手難、苦労してようやく拝聴機会を得て・・・ガッカリ。音質ぱっとせず、アンサンブルもヘロヘロ、オーケストラはヘタ過ぎ、これを”味わい”と呼ぶ人はいるかも知れない。この作品に必須な”新世界への憧れ”みたいなものは聴き取れませんでした。
昨日朝、音楽日誌を更新しても画面変わらず、数時間後に反映しておりました。借りている無料サーバーは怪しいのかも知れません。できれば健全な経営状態が続くことを祈りましょう。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
昨日は完全休養日=休筋日。毎日実施しても問題ないストレッチもなし、終日居眠りしておりました。朝は千年一日の如く同じ、グラノーラ+濃厚野菜ジュース+ヨーグルト(バナナ)+チーズたまご野菜など少々+珈琲。昼は、職場隣にある”野菜買ってねどれでも100円”棚(貯金箱へ入金)にて入手した(ぶかっこうに太く曲がった)朝採れきゅうり、新商品の試食材料に入手した余り。これが瑞々しく香り高くて、余ったものを持ち帰って”酢漬け”(調味酢が切れていたので鹿児島の黒酢などで自作)にしたもの、これを刻んでマヨネーズに和えたものでサンドイッチ+コーンクリームスープ(粉末)。
本日より女房殿は老母の許へ定例訪問だから、昨夜は馴染みの居酒屋へ新じゃがサラダ、サバの塩焼き(富山産小さいもの)、カワハギの刺し身肝和え+ビール酒など贅沢してきました。帰りに運動用の半パン+靴下など入手。昨日はそこへの往復のみ50分ほど、喰っちゃ昼寝では体重増必須を覚悟、ところが!今朝の定例計量は64.9kg、昨日比+100gこれは上々の成果でしょう。本日在宅勤務、あと3日間スポーツクラブは利用できません。
コロナ感染者連日最高値更新!東京では300人越え、ご当地愛知県でもほとんど100人に迫る勢い!夜の街関連、そして若い人の比率が多いとか、元気で無症状のまま日常生活や、他のエリアに戻ったら感染が広がる・・・本来東京オリンピックの開会式だったとのこと、壮大なるバブル施策は思わぬ蹉跌となって、一年後だっておそらく通常開催はムリですって。”Go To”もそうだけど、一度ぶち上げたら引っ込められない、一度行動制限解除したらもう打つ手がない。小池さんや西村さんの呼びかけも空疎に響いて、説得力を感じません。残る手は”自衛”のみでっせ。
Mahler 交響曲第3番ニ短調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場合唱団/ウィーン少年合唱団/クリスタ・ルートヴィヒ(a)(1972年ライヴ)・・・これも映像全集から抜き出した音源拝聴したもの。先日聴いた第4番と同時期ライヴ、少々響きは薄くても壮年期、前のめりのエネルギーを感じさせるたっぷりパワフルな演奏。この長大なる交響曲は夢見るような美しい旋律と天使の歌声に充ちて、最終楽章「ゆるやかに、安らぎに満ちて、感情を込めて (Langsam. Ruhevoll. Empfunden.)」の雄大安寧なる変奏曲に、万感胸迫って締めくくる名曲。一度聴き始めれば、あっという間にラストまで突き進みました。
Mozart 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」〜ケント・ナガノ/ベルリン・ドイツ交響楽団(2005年ライヴ)・・・Kent Nagano(1951ー亜米利加)は現在ハンブルク州立歌劇場の総監督、見た目日本人な日系三世、奥様は児玉麻里さんだから子孫は日本人に戻りつつある・・・閑話休題(それはさておき)首席指揮者時代(2000ー2006)の記録、オーケストラの公式サイトよりダウンロードした音源也。作品が作品だから、特異な個性を刻み込むのは至難の業、これが滅多に経験できぬほどの完成度に驚きました。もちろんモダーン楽器にそれなりの編成、これが21世紀古楽器の流れを受けたキレのある溌剌リズム感、馴染みの名曲は思いっきり新鮮に響きます。上手いオーケストラやなぁ、Mozartだったらベルリン・フィルより機動性に勝るかも知れません。
それでは在宅勤務開始。出勤日数稼ぎとは無縁、待ったなし締め切り案件(記憶にあるだけで)大小4件ほど、ちょっぴり緊張しております。その前にスクワットとストレッチ実施しましょう。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
昨日午前中在宅勤務、昼前に出勤したのは職場トップが(ロコナ絡み)在庫管理の会議に出て欲しいとの要望があったため。昼から相棒の取引先商談の準備もありました。コロナ禍中にデータ処理実務は習得して、相手の気分感情は理解できる人だけど、商品の売り込み(いわゆるプレゼンと云うか説明)は初心者、わかっていないのは当たり前。資料材料の揃え方、商品の見せ方のツボ、順番手順、相手の反応から臨機応変な方針転換は経験が必要です。本番はけっこう楽しかったですよ。皆、失敗しつつ学んでいくもの。いくつも宿題を積み残して本日はお休みです。
”Go To”始まって、コロナ感染者数全国最高値更新というのも皮肉なもの。現状沈静化への動きは見えないし、これに全国活発な人の動きが加わればいっそうの悪化は予想できます。かなり感染経路不明だから、自分だって他人事に非ず。コロナ発生は安倍ちゃんの責任ではないけれど、こんな緊急対策時に実力というか本質は明らかになって、目先の経済優先、短絡的な発想がダダ滑り政策連発へつながっております。我ら市井の民はワリと落ち着いているけれど、医療福祉関係者は切迫感を増して、飲食観光業の方々は思い悩んでいることでしょう・・・閑話休題(それはさておき)
本日より4日間スポーツクラブ使えず(契約は平日夜のみ激安月4,500円税抜)昨夜はエアロビクス有酸素運動30分+筋トレ、左足・膝の痛みにちょっぴり耐えつつ、しっかり鍛えておきました。今朝の定例計量は奇跡の64.8kg記憶にない水準、減量のテンポは速過ぎ、1ヶ月で▲2kgくらい?これはあくまで瞬間風速+追い風参考記録、この連休中(明日は身動きせぬ在宅勤務)”やや増”くらいに抑制したいもの。目的は健康ですから。
Mussorgsky/Ravel編 組曲「展覧会の絵」/Ravel ラ・ヴァルス(イタリア放送ミラノ交響楽団)/Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版/イタリア放送トリノ交響楽団)〜アンドレ・クリュイタンス(1962年ライヴ)・・・ありそうでない、あって欲しいAndre Cluytens(1905ー1967白耳義)の演目、かなり状態のよろしいライヴ音源を拝聴いたしました。低音が弱く(そんなオーケストラのサウンドなのかも)奥行きが少々足らんけど、この時期の(怪しい?)録音としては出色の水準。
露西亜の泥臭い旋律リズムはRavelによって極色彩に変貌した名曲、軽く明るいオーケストラの響き、旋律は詠嘆に揺れず煽らず、末尾短くあっさりと表現されて個性的。あまり技術的には評判のよろしくない伊太利亜のオーケストラ、ライヴでもこれだけの統率力をみせるクリュイタンスの実力でしょう。昔懐かしいフリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団辺りが念頭にあれば、各パート怪しい技巧も聴き取れれるほどのリアルな音質でした。十八番の「ラ・ヴァルス」挟んでオーケストラはミラノ→トリノへ。短いエッセンス版「火の鳥」もクリュイタンスで聴きたかった!これも同様の風情、華やかに軽快な演奏でした。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調/交響曲第6番ヘ長調「田園」〜カール・シューリヒト/パリ音楽院管弦楽団(1957年)・・・温故知新。この時期、RCAとかMercuryだったら目の醒めるようなステレオ録音を出していて、当時の仏蘭西EMIの録音技術を恨みますよ。音質故にLP〜CD時代に至っても拝聴度嘆息していたもの。時代はパブリック・ドメイン時代に至って、自由に、いつでも聴けるようになりました。快速軽快、飄々としたこの人にパリのオーケストラは似合っておりました。アンサンブルはかなりラフだけど、シューリヒトは元より入念神経質なアンサンブル彫琢を目指さぬ人、流れを重視して、要所のニュアンスを際立たせる表現に名曲中の名曲、爽やかに聴かせてくださいました。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
本日より”Go To”見切り発車、利権が絡んでいるとか、ほんまですか?どんなに値引きして考えてもコロナ感染第2波は来ていて、過去最高人数更新、感染経路不明、自分だっていつどこで罹患するかわからぬ不安ありますよ。”湯を飲めば治る”とか”10秒間息を止められれば大丈夫”みたいなデマは、もう誰も信じないでしょう。消費行動もかなり落ち着いているけれど、再び新手のデマとか不安行動が出るのか先は読めません。昨日、職場週次ミーティング、会議室に入れる人数は制限され、お隣にてネット拝聴、お仕事には週次パターンがあって、どうしても火曜に出勤集中して、職場蜜状態に至ります。月金が少ないのは土日連休の流れもあることでしょう。職場トップの要請に応えて、我が弱小チームは月金出勤として、取引先商談があるときには午前在宅勤務、昼から出勤して社用車で外出(そのパターンOK)本日がまさにそれ。
今朝の朝日新聞に真山仁さんの大型コラムが載って、曰く、オリンピックはもうムリじゃないか、本音ではほとんどの人がそう考えているのではないか、と。この7月の動きを見ていると、一年後に全世界すっきりクリアになっているとは信じがたい・・・んなエラソーなこと云って、痛風発作発症一ヶ月、情けないことに未だ左足に痺れ有、日常生活やスポーツクラブに不便はないけれど、左足をかばう不自然な動きに(古傷)左膝症状悪化、更にその関連で右膝も不調です。ご近所にはマッサージしてくださる佳き整形外科がなくて、困っております。
それでも週4回(今週は金曜祝日利用できないから3回)筋トレ+有酸素運動は欠かせない習慣となって、昨夜もしっかり鍛えました。今朝の定例計量は65.3kg、一日節制して夜のエアロビクスこなしたら、奇跡の64g台突入できるでしょうか。明日以降4日間鍛錬はお休みとなって、揺れ戻しを予想しております。
Sibelius 交響曲第5番 変ホ長調〜チャールズ・グローヴス/フィルハーモニア管弦楽団(?ライヴ)・・・これは音源ファイル保存用DVDに発見した34:10一本ファイル(拍手込)。ネットより以前入手したのでしょう。会場ノイズもかなりリアル、残響豊かなライヴ録音。今となっては”ほんまでっか?”状態な情報不明、録音年もわかりません。Charles Groves(1915ー1992英国)の表現は、彫りが深く表情も豊かに雄弁、それは独墺系濃厚重厚に非ず、爽やかな熱気と風情が広がります。暗鬱な交響曲第4番イ短調に比べ、明るく前向きな広がりを感じさせる作品を堪能、グローヴスによる交響曲正規録音はなかったような?自信はありません。
Brahms 交響曲第4番ホ短調〜ブルーノ・ワルター/ニューヨーク・フィル(1951年)・・・温故知新。その音質故に避けていた旧録音、ということは一度は聴いたということなのかな?憂愁の甘い旋律にスケール大きな作品、馴染みの骨太な厚み+やや色気の足りないニューヨーク・フィルのサウンドは音質乗り越え(雰囲気風情は理解できる)元気なワルター75歳のテンションを感じさせるもの。演奏だけ取れば再録音より、こちらのほうがずっと聴き応えのある12:12-12:10-6:08-10:48。
Brahms 交響曲第1番ハ短調〜ブルーノ・ワルター/コロムビア交響楽団(1959年)・・・こちら7年後、最晩年の録音。勇壮にカッコ良い作品は人気高いもの。久々の拝聴には発見がいろいろありました。SONY製の高級マイク使用とか、音質は21世紀に現役、この世代に数多くのステレオ録音を残してくださったことに感謝。弦の人数の少なさもわかります。現在の達者に鍛えたご老人に非ず、故国を追われ戦禍をくぐり抜けた当時83歳とは思えぬ情熱演奏に感銘を受けました。ハリウッドのオーケストラは優秀、技術的になんの問題もない・・・けど、弦も管も音色がアメリカやなぁ、デーハーきらきらした。同じ亜米利加でも東海岸ニューヨーク・フィルには芯のあるサウンドに納得できたもの。ワルターのよう歌ってスケールも大きな馥郁たる表現に敬意を評しつつ、オーケストラはしっかりそれに応えても、色彩の違和感を拭い去れません。繰り返しなし14:09-8:32-4:48-17:00。
では、定時にオン・ラインしてお仕事開始しましょう。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
今週は週末連休、金曜は在宅でお仕事必須です。昨日はGW中出勤の代休、朝一番にメールの点検と返答をしたばかりに電話が連続して、中途半端な休みになってしましました。久々に外に布団を干せる天候、昼食食材在庫不足、ご近所ショッピングセンターに軽く外食でも、と出掛けたら地下フードコード、3回の食堂街も撤退店が次々、歯抜け状態に寂しくなっておりました。ここは日本一若い街、人口増加エリア、それでもコロナ禍には勝てなかったのか、それとも後発のイオンとの競合に負けたのか。外食産業は苦戦中。地下のスーパーは流行っているようで、弁当など買って帰りました。
本日は朝一番より昨日の残務処理、昼から商談となります。土日月とちょっぴり歩いた程度、恒例週末体重増をクリアすべく、スポーツクラブへ(両膝サポーターでガッチリ固めて)根性入れて鍛えました。今朝65.7kg昨日比▲400gがやっと、なかなか一朝一夕に成果は上がらぬものです。
Mahler 交響曲第5番 嬰ハ短調〜ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1971年)・・・LP時代は高くて手が出なかったMahlerの交響曲全集、CD時代に入って最初に入手したMy Reference(参照の基準)であります。久々、10−20年ぶりの拝聴?ぴかぴかではない音質印象もあるのか、粗野で力強い、ザラリと粒が粗い(ローカル)サウンドも魅惑、この時期のバイエルン放送交響楽団って、後のスーパーオーケストラではなかったような?11:43-13:58-17:22-9:45-15:27は速めのテンポに咳いた印象はありません。ほとんど要らぬ飾りをつけぬストレートな、力強い表現、終楽章「Rondo-Finale. Allegro giocoso」デリケートな部分でそっと、躊躇いがちにテンポを落とすのも自然な風情、肩の力も抜けております。この作品一番人気第4楽章「Adagietto. Sehr langsam」甘さ控えめに歌って素敵でした。
Mahler 交響曲第4番ト長調〜レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィル/エディット・マティス(s)(1972年ライヴ)・・・これは映像全集音源をネットより拝聴したもの。拠点を亜米利加より欧州に遷して活躍を始めた頃、54歳の記録。音だけで聴くと少々薄いけれど、コンセルトヘボウ1987年録音のボーイ・ソプラノよりこちらのほうが安定していると思います。バーンスタインの粘着質表現は遠慮がち、それでも聴けば必ず説得されてしまう個性であります。
では、行ってきます。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
どんより曇って一週間のお仕事始まり。ここ数ヶ月分の代休消化(本来予定なら金沢滞在中)但し、朝一番に商品の不足についてアクションが必要です。今週は連休続いて、但し金曜は在宅にて定例業務必須です。こんな生活いつまで続けるのか、一方でこの緊張感がサラリーマンの醍醐味かも知れません。昨日は両膝の調子思わしくなく、終日引き隠り、スクワットストレッチ一回こなしたのみ、今朝一番の計量は66.1kg昨日比+700g。さほどに喰うた記憶もなくて、体重増減のロジックは理解できません。一日遅れの焼き肉効果?今夜のスポーツクラブにて戻しましょう。
世論調査も産経新聞の悪例もあるのでそのまま信じるワケにもいかぬけれど、今朝の朝日新聞によると”Go To反対74%”とのこと。賛成26%が全国に感染を広げる可能性もあります。”東京オリンピック中止を”との声は東京地区に限ると30%を超えるんだそう。原発事故汚染水問題、そして未曾有(みぞう)の国の借金問題・・・月曜はネタ枯れの日なので渾身の宿題を特集しておりました。好き勝手ばらばらな週刊誌宣伝文句もけっこう愉しめます。ネットのエンタメ記事、そしてこんな週刊誌ネタも世論をしっかり反映しております(真偽別として)。
Mahler 交響曲第1番ニ長調〜グスターヴォ・ドゥダメル/ロサンゼルス・フィル(2009年)・・・じつはここ10日ほど、この作品ばかり連続聴き、その端緒となったのが現在最も旬の指揮者Gustavo Dudamel(1981-委内瑞拉)音楽監督就任コンサート・ライヴより。2019年来日演目でもありました。生まれながらにして既にディジタル世代、ズービン・メータ時代(1962-1978)のパワフル・イメージ強いオーケストラも歴代名指揮者の薫陶を受けて、すっかり”上手いオーケストラ”になりました。意欲前向きな若者らしい、入念な細部描きこみ、やり過ぎっぽいテンポのタメも悪くないでしょう。若々しくも溌剌とした表現、この作品に青春の憧憬は必須です。
Brahms ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調〜イヴァン・モラヴェッツ(p)/イルジー・ビエロフラーヴェク/チェコ・フィル(1988年)・・・これはお気に入り作品、そして一番気に入っている演奏でもあります。Ivan Moravec(1930- 2015捷克)も鬼籍に入りました。Brahmsには一般に、スケール大きく、剛直な力強さが求められるもの。新しい録音はほとんど聴いていないけれど、チェコ・フィルってディジタル時代に至っても、ローカル色を失っていない(≒あまり上手くない)オーケストラかと。これはピアノ・ソロも含め、Brahmsのしっとり歌謡性に充ちた美しい旋律をたっぷり生かして威圧感のない、涼やかな演奏でした。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
本来なら本日バスにて北陸に向かっていたところ。蝉が啼いております。昨日、朝一番にて【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新済ませて、昼飯軽く、昼から雨も上がって夕方、坂道徒歩往復50分ほど大型温泉風浴場施設に行ってまいりました。(自家用車処分済)両膝の調子よろしくなく電気風呂に快感、但し、帰りに再び汗をかいてしまう・・・更に滅多に食さぬ焼肉屋行きを思い立ったのは、なんせご近所、最寄りの駅まで歩く元気が残っておりませんでした。ビール中ジョッキ一杯のみ(200kcal)その他夜は糖質を抜いて+肉は女房殿と二人で食べる量は知れていて+キャベツ少々。栄養のバランス的にあまりよろしくない人体実験、今朝一番の体重は65.4kgでした。ストレッチも含め、これといった運動もせず(歩いただけ)+100gは上々の成果でしょう。火曜以来65kg台6日目、瞬間風速参考記録に非ず。
爽やかなイケメン俳優自死とか、鬱病やったんかな?30歳はもったいない、夜眺めた出演映画も彼の笑顔を愉しめません。コロナの広がりは明らかに第2波へ。
Schubert 交響曲第4番ハ短調/第5番 変ロ長調〜マルチェッロ・ヴィオッティ/ザールブリュッケン放送交響楽団(1992年)・・・ネットにて拝聴NMLによると1994/5年録音とあって、同じものか。Marcello Viotti(1954ー2005瑞西)は伊太利亜系オペラの人、50歳で亡くなっていたとは・・・サイト内検索ではちゃんと追悼して、手持ちPaganiniの協奏曲録音とか、Mozart 歌劇「後宮からの誘拐」抜粋を聴いたりしていた記録有、記憶は完全に抜け落ちておりました。
疾風怒濤風のハ短調交響曲、優雅に優しい変ロ長調、あまり作品に馴染んでいない自覚はあって、オーケストラも強烈濃厚なサウンドを誇らぬもの。素直なバランス感覚演奏でした。
Beethoven 交響曲第5番ハ短調(1958年)/歌劇「フィデリオ」序曲(1957年)/Schubert 交響曲第5番変ロ長調 D.485(1960年以上ウィーン交響楽団)/Brahms 大学祝典序曲(ハーグ・レジデンティ管弦楽団1953年)〜ウィレム・ヴァン・オッテルロー・・・上記Schubertつながり、でもないけどWillem van Otterloo(1907ー1978阿蘭陀)を聴いておりました。往年の巨匠はたいへんな艶福家だったらしい。Beeやんは繰り返しなし、ウィーン交響楽団にはジミめな芯の弱いサウンド、みたいな先入観があるけれど(音質そこそこでも)ここでは解像度の高く、馴染みの名曲を新鮮に聴かせてくださるもの。Schubertだって、ヴィオッティよりずっと陰影があって説得力が深い。名曲寄せ集め、ステレオ・モノ混交でもありきたりも違和感もない、立派な演奏が続きました。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
もう7月も終盤というのに鬱陶しい梅雨空が続く週末休み、湿っぽいけど気温は低め。けっこう雨量激しく、時に雷も鳴っております。農産物に影響が出ることでしょう。相変わらずのコロナ感染増を勘案して、ということでもないんやけど、明日からの北陸旅行は中止、キャンセル。残念ながらお嫁さんが高熱に寝込んだそう(コロナに非ず)赤ちゃんを抱えてたいへんでしょう。息子はちゃんと全面フォローに入っているんだろうか?オモロない連休となってしまいました。誰がどう考えても”Go To”とか、そんな雰囲気じゃないと思うけどなぁ、出掛ける人は中途半端に増えて、観光地は期待ほどの盛り上がりに欠け、挙げ句感染をあちこち広げることでしょう。水害も多かったし。ウィルスは消えても後遺症はタイヘンらしいっすよ。旅行に行ったつもりでご近所で美味しいものでも食べましょう。
相変わらず睡眠不如意継続中。昨日もいつもどおりのゆるゆるとした在宅勤務、メールも電話も少なめ。そういえば業務用スマホの待受に、いかにも、だれもやりそうな孫の写真を配置。ダイエットには大敵な身動きせぬ在宅勤務(+菓子など喫してしまう)終え、夜はしっかりスポーツクラブへ。もう出腹とは呼ばれぬ体型に至っても、余剰脂肪は未だそこにある!自覚しております。全身マシントレーニング6種+根性入れて腹筋鍛錬付加、ステアマスター(有酸素運動)15分にて締め括り、ネット情報は色々あって筋トレ→有酸素運動の順がよろしいとの説もありました。今朝の定例計量は65.3kg!連日の新記録更新、って東京都の感染者数みたい。土日いかに抑制して乗り切るかが課題でっせ。コロナ引き隠り体重増、贅沢病・痛風発作乗り越え、ダイエットも新しい峰に進みつつあります。
Mozart フルート四重奏曲第1番 K.285/第2番 K.285a/ディヴェルティメント第15番 変ロ長調K.287〜ザルツブルク・ソロイスツ・・・処分対象から外れたMozat40枚組より。この旧PILZ?音源は演奏者クレジットが怪しく、フルート奏者クレジットなし・・・シャロン・ベザリー(Sharon Bezaly(fl))かも。(でも天下のBISが怪しげレーベルに音源貸し出すだろうか?フルート協奏曲と同じアリーフェ・ギュルゼン・タトゥか)第3番ハ長調 K.Anh.171 (285b)、第4番イ長調K.298が含まれぬ中途半端収録、しかも裏面の楽章コメントが間違っていても、音質は意外と良好。やや演奏はユルいけど華やかな愉悦を感じさせる名曲、たっぷり堪能させてくださいました。
長大なるディヴェルティメントに潔い(手抜きな)1トラック40:29。弦4人に+ホルン2本、Salzburg Soloistsは1979年ザルツブルクのバイオリニストLuz Leskowitzによって設立されたとのこと。上記より緊張感とテンション雰囲気が違うのは録音のせいか。第1ヴァイオリンの活躍が目立って、飾りのないシンプル快活な佳き演奏でした。第2楽章「hema mit Variationen. Andante grazioso」は誰でも知っている優雅な変奏曲、その昔FM放送のテーマ音楽にもなっておりました。音質良好。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
週末お仕事最終日。これからしばらく月曜は連続代休消化となります。本日在宅勤務、お仕事色々思い悩む小さなことはあって、著しい睡眠不如意続きます。本日在宅勤務、お仕事乗り切って孫に会ってきましょう。人の多いところには行きませんから。
”Go To キャンペーン”経済対策迷走中、感染拡大と世論に押され東京発着を外すとか。ニュース番組では個人消費の18%を占める東京を外せば効果は薄れる、とかなんとか、いえいえ逆に感染を広げて社会にダメージを与えたら、本丸である東京オリンピックも中止に追い込まれるかも(個人的には中止に賛成。どーせインバウンドは来ませんって)希望的観測と目先の利益に惑わされて対局を見失う政治判断でしょう。安倍ちゃんはお気に入り側近の意見しか聞かないから、庶民の生活実態が見えず、アベノマスクとか(←これは象徴的)ダダ外し愚策ばかり。ジョータン抜きに新しい生活パターン、経済活動も様変わりして、先行き予測は付きません。自分は完全引退へカウントダウンでも、若い世代は将来不安でしょう。博打年金資金運用も心配だけど。
昨日スポーツクラブ休館日(休筋日)。食事は朝しっかり摂って、昼夜間食も節制して、今朝の定例計量は65.7kg、華麗なる加齢に基礎代謝が落ちているのか、その程度では現状維持辛くもやっと。情けない。体調はここしばらくイマイチ状態。
R.Strauss アルプス交響曲/歌劇「影のない女」による交響的幻想曲〜ダニエル・バレンボイム/シカゴ交響楽団(1992年)・・・Daniel Barenboim(1942-亜爾然丁→以色列)もぼちぼち80歳に手が届く年齢に至りました。現在もっとも忙しい指揮者、ピアニスト。世評さておきパリ管弦楽団(1975-1985)シカゴ交響楽団(1991-2006)時代も、これといった決定打を欠くように思えます。1992年以降ベルリン州立歌劇場の総監督、
ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団を1999年創立以来率いて・・・みたいな経歴はさておき、これも忘れられた感ある録音。
専門筋高級オーディオなら詳細云々あるんやろけど、我が家では充分過ぎるほどの優秀な音質。フリッツ・ライナー時代(1953-1962)以来オーケストラの水準もぴかぴか、壮麗なアルプス高峰を表現するオーケストラの技量も余裕、金管の華やかさ、キレ、涼やかクールサウンドは力み過ぎ爆発表現とも無縁でしょう。かつての巨匠たちの”凄み”に足らぬと思うのは、おそらくは先入観。原曲を聴いたことはない「影のない女」幻想曲はR.Straussらしいスケールの大きな名曲(21:17)。
Holst 組曲「惑星」〜ジェームズ・ジャッド/ロイヤル・フィル(1991年)・・・James Judd(1949-)は英国のヴェテラン。実力派と思うけれど、ニュージーランド交響楽団(1999-2007)以降のポストが伺えません。ロイヤル・フィルのパワフルな金管がリアルに響く音質良好、カスタマーレビューにも好意的なご意見が多いけれど、こちら体調故?作品にまったく入り込めませんでした。この作品に必要なものは???ちょいとスランプ状態。
では、洗濯を済ませてから、入念ストレッチ〜オン・ラインへ。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
夏本番とは思えぬ涼しさ、雨は上がって、ゆるゆるとした在宅勤務を終え本日は出勤、昼から商談、数カ月ぶりの小一時間ほど(マスク付けての)報告となります。
感染拡大にも前のめりな”Go To キャンペーン”とやら、各界より厳しい批判が出ても、聞く耳を持たぬ政府の強硬姿勢、今更引っ込められるかい!って、人命よりカネ優先ですから〜んなこと云いつつ、日曜より小松の息子夫婦・孫のところに行くことになりました。新幹線開通以来激混み割高だった金沢ホテル(大浴場付き)も比較的安く、空いております。気をつけて行ってきましょう。
こなすべきお仕事、種々実務処理量は変わらぬのに、在宅勤務がゆるゆるしているのはちょっとした打ち合わせとか、顔を見たメンバーに関連業務の確認したり、されたりがないから。不要不急なものはメールにて、ということになります。逆も真なり、思わぬ発見とかニュアンスの違いは実際に顔を合わせないとわからぬもの。大切なものが抜けているかもしれません。取引先商談はもっと大切で、真意が伝わっているか、相手が本気がどうか見極めに行っているようなものです。
職場より拝借してきたキーボード・デビュー、脚が折れていたのですね。角度は必要なのでコーヒーフレッシュ(使用済)2個接着剤固定しました。終日身動きしない在宅勤務はダイエットの大敵、朝一番にダンベルスクワット・ストレッチ・プランク、昼食間食を控えても基礎代謝低迷の自覚有。夜は週一回の初級エアロビクス30分、5種全身筋トレも含め身体をいじめた結果、今朝の定期計量は65.7kg+200g也。奇跡の65kg台維持三日目は成果だけど+200gに納得が行かない。体感では最低現状維持、むしろ減少と予測していたのに、減量ロジックは理解できません。
Elgar 交響曲第1番 変イ長調 作品55(ジェームス・ロッホラン/ハレ管弦楽団1983年)/序曲「コケイン」(ロンドンの下町から)(オウェイン・アーウェル・ヒューズ/フィルハーモニア管弦楽団1989年)・・・13年前にコメント有。James Loughran(1931ー蘇格蘭)はバルビローリの急逝を受けて、1971ー1983年このオーケストラの首席指揮者でした。グラマラスに舐め回すような濃厚表現なバルビローリに比べ、あまりに誠実真っ当そしてジミ、あまり注目されぬ演奏でしょう。フィル・アップのオウェイン・アーウェル・ヒューズが雄弁であることも比較になって、オーケストラの技量や音質も個性が違うもの。
堂々たる風格、英国紳士風悠揚たる歩みで始まる第1楽章「Andante. Nobilmente e semplice − Allegro」、やがて控えめな激高がやってきます。第2楽章「Allegro molto」は勇壮な行進曲、第3楽章「Adagio − Molto espressivo e sostenuto」この作品白眉の切なくも安寧の緩徐楽章、そして第4楽章「Lento − Allegro − Grandioso」には第1楽章冒頭のフレーズも回帰して、輝かしい黄昏のフィレナーレを迎える・・・
久々の拝聴は音質がリアル、作ったところのない自然であること。奥行き、低音も充分、ハレ管もパワフルな華やぎはないけれど、実力充分でしょう。しばらくこの作品を聴いていなくて、あまりに誠実真っ当そしてジミな表現は飾らない、作品風情を味わうのに不足はない、深い感銘をいただきました。
Haydn 交響曲第100番ト長調 「軍隊」/交響曲第88番ト長調 「V字」〜ブルーノ・ワルター/コロンビア交響楽団(1961年)・・・熱心なHaydnの聴手ではないと自覚するけれど、作品細部旋律に馴染んだ名曲。この演奏は初耳?明晰な音質、オーケストラの明るい響きも好ましい。但し、21世紀種々古楽器系演奏を聴いた耳には少々”重い”、ちょっと立派過ぎか。
それではこれよりストレッチ、元気に出勤いたしましょう。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
未だ雨は今週いっぱい続くそうだし、あちこち観光地水害+コロナ感染者増を横目になんか国民感情とちぐはぐな云々キャンペーンが22日から始まるとか(内容理解しておりません)それとは別に女房殿は孫に会いたい、温泉に入りたいとの希望、自分も休みが溜まって来週早々の息子の都合を訊いているところ。名古屋→北陸はバスが便利なんだけど、ずいぶん本数は減っているようです。ここ最近、朝日新聞は渾身の児童虐待特集、あるんやろなぁ、そんな事実に慄然としてキモチが悪い。こちら贅沢病・痛風余波、腫れは引いたのに左足の痛みやや復活+左膝も痛く、至近の職場通勤(但し坂道多い)に苦しんでおりました。
相棒はオン・ライン研修とか、取引先商談は一人で訪問、しっかり濃密な打ち合わせをしておきました。昨夜もしっかりスポーツクラブに鍛えて、胸背筋トレはお休み(腹筋は連続でも大丈夫だそう)有酸素運動ステアマスターはしっかり15分、今朝の計量は65.5kg▲200g、あれだけ苦しんで汗かいてそれだけかよ!これで追い風参考記録も二日目、今週65kg台を維持できれば”瞬間風速”に非ず、立派な成果でしょう。本日、ダイエットに難敵な在宅勤務。
Beethoven ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」/第32番ハ短調〜アルフレッド・ブレンデル(p)(1962-64年)・・・20年以上前、作品に調性表記もない素朴なコメントが残って、じつは更にその前、LP時代「コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズ」以来のお付き合い演奏。ハ短調ソナタはお気に入り、凝縮された劇的な作品にBachが木霊します。
強奏部分音が濁ること、響きの広がりが狭いのはいかにもVOX録音のツラさ、それでも全体に音質印象は想像より悪くないと聴きました。慣例ニックネームである”ハンマークラヴィーア”って、凄いですよね。これぞピアノ、The Bandみたい。イ・ムジチ=音楽家たちみたいな誇りを感じさせる圧巻の40分超え。例の如し威圧感たっぷり開始はご立派な第1楽章「Allegro」、展開部フーガの説得力に感銘有。第2楽章「Scherzo. Assai vivace」はわずか2分半、躍動しつつあっという間に終わりました。白眉は第3楽章「Adagio sostenuto」の長大(16:47)静謐深淵情熱(appassionatoの指示有)〜最終楽章「Largo - Allegro risoluto」はやはりフーガなのだな。技巧はもちろんピアニスト泣かせの難物楽章とのこと。ブレンデルはテクニシャンと呼ばれることはなくて、それはテクニックを意識させることのない高い水準に至ってるからでしょう。徒に豪放であったり、扇情的に非ず、知的な構成を感じさせる演奏に結果、これは知的興奮に溢れた作品と思い込んでおります・・・とは6年前「音楽日誌」2014年7月の感想。これに加えるものもない。
D.Scarlatti ソナタ集(17曲)/Schubert アレグレット ハ短調D.915〜朱曉攻(←実は攻に非ず王偏の漢字が表記できない)(p)(シュ・シャオメイ)(1995年/1994年)・・・この人のBachは絶品。この愛らしくも短いソナタ集も、やや硬質なタッチに自在な躍動と推進力に充ちておりました。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
今週は断続的な雨に薄ら寒く、夏らしくない。
ついにここまで追い込んだ・・・それはコロナ感染者数に非ず、東京が100人ほどに減ったと云っても三桁は多いと思うし、医療機関が休むことも多い日の結果、この先の流れを見るべきでしょう。岩国の米軍基地でも発症有、高松より公的に熊本に災害支援派遣された職員が罹患していたとか、悩みは尽きません。昨日は前日睡眠不如意から体調悪く、お仕事の流れ的にもお休みをいただきたいところだけれど、”コロナ・マニュアル”から、急な休みだとそのまま一週間様子見になってしまう・・・歩いて10分も掛からぬ職場に”急遽在宅勤務に変更”というのも説得力はありません。家がそれなり遠い人が所要有、というのは皆やっているけれど。
本日取引先と秋の新商品の商談、その準備はあってもややお仕事”エア・スポット”状態、体調故集中力にも欠いておりました。夜、スポーツクラブへ、先週来筋トレ→有酸素運動の流れを逆に、スクワットストレッチ後いきなりステアマスター15分、しっかり汗をかいてから筋トレへ。体調イマイチにステアマスターが既に苦しい!脚胸背腹筋縦横などマシン5種*40回もいつになく大苦戦、サウナ・シャワーを使って帰宅したらヘロヘロ・・・結果ついにここまで追い込んだ・・・とは今朝の定例計量、瞬間風速65.7kg!ここ20年以上ぶり最高新記録樹立。たしか、昨年8月猛暑日には65.8kgだったはず。3-4月コロナ引き隠り時には68kg台頻発、そこから▲2kg以上減らしました。しかも筋肉を付けて。問題はここから、人生何事も一本調子にはいかぬもの、あちこち矛盾を抱えつつ行ったりきたり、ヘーゲルさんもそう云っておりましたっけ。(弁証法。ほんまか)
昨日不調だった20年もの愛用キーボードは無事復活、職場にて捨てられそうになっているのをみつけて、予備としました。
Shostakovich 交響曲第7番ハ長調「レニングラード」〜カレル・アンチェル/チェコ・フィル(1957年)・・・LP時代はこれ(一枚物は当時これが一番安かった輸入盤)CD時代はパーヴォ・ベルグルント/ボーンマス交響楽団(駅売海賊盤一枚物はこれしなかった)貧しく若かった頃の刷り込みは一生モンでっせ。この曇った音質(モノラル)速めのテンポ、ストレート端正、飾りも詠嘆もない淡々とした表現も20数年前の記憶どおり。もともと政治的意図モロのちょいとクサい大仰、わかりやすい旋律作品、他世評高いパワフルな演奏を聴いても好きになれない作品でした。こちらきっと大勢は”オモロない演奏”と思われるやろなぁ、25:31-10:30-18:01-16:21。なんせ若い頃の刷り込みですから、これで作品に馴染んできましたから。こんな生真面目、あまりオーケストラも上手いとは思わぬけれど、けっこう作品そのものを堪能いたしました。
Shostakovich 交響曲第10番ホ短調〜ヨエル・レヴィ/アトランタ交響楽団(1989年)・・・音質良好。遅めのテンポに手堅い演奏、26:48-4:31-13:20-13:40。この作品はカラヤンのマジックにわかりやすく聴かせてくださいました。オーケストラも優秀にクリアなサウンド、でもこの組み合わせはたいてい、なにを聴いても???状態。すんまへん。
では、行ってきます。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
7月とは思えぬ薄曇り、薄ら寒い朝、新しい一週間の始まり、月曜がやってきました。大雨の不安+コロナ感染の広がりは続いております。著しい睡眠不如意、断続的な浅い眠りにに苦戦中。昨日朝一番に洗濯して、いつものスクワット+ストレッチ後100円ショップへ、しばらく”運動靴修復ツール”を探して断念、肝心の糊購入予定を忘れました。キーボード不良故に中古激安入手ノートパソコンAcer Aspire 5750(AS5750-F58D)(Zorin-OS/メモリ8gb/BD-ドライブ/500gb)用外付けキーボードは20年選手(岡山にて購入)メカニカル仕様の愛用品は”Rキー”が反応しない・・・流石に寿命かな?在宅勤務時業務用にも使っているので悩んでおりました。毎日清掃しているけれど、”Rキー”取り外して周辺入念クリーナー、しっかり押し込んだら復活・・・でも不安やな、日々日常使うものなので代替品が必要です。職場に予備の、比較的マシななのが残っていないか確認いたしましょう。
夜は(連続だけど)お気に入り居酒屋へ刺し身、ローストポークサラダ、白エビ唐揚げなど、思っきり美味いもん喰いに出掛けました。とうとうビール復活!女房殿はしみじみご馳走を堪能したとの感想、前日庶民の高級中華・王将の4倍の出費にも後悔なし。昨日は100円ショップ+駅側居酒屋に散歩したくらい、別に節制した記憶もないけれど今朝の計量は66.3kg。昨年8月瞬間風速追い風参考記録65kg台もあながち夢ではなくなりました。
Mozart ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412/第2番 変ホ長調K.417/第3番 変ホ長調K.447/第4番 変ホ長調K.495/ロンド 変ホ長調K.371〜アラン・シヴィル(hr)/ルドルフ・ケンペ/ロイヤル・フィル(1960年)・・・これはEMIとなっているけれど、たしかリーダース・ダイジェスト録音、LP時代はRCAの廉価盤だった記憶有。Alan Civil(1929ー1989英国)はオーブリー・ブレインに学んでいるからデニスと同門、ロイヤル・フィル→フィルハーモニア管弦楽団(各々主席)という流れも一緒、その後BBC交響楽団に異動、カラヤンのブランデンブルク協奏曲録音にも参加して、熱心にベルリン・フィルに誘われたそう。
豪快かつクリア奔放なソロ、ケンペのオーケストラも快活ヴィヴィッドな精気に溢れて、なんせ音質がよろしい。(たしか英DECCAの録音チーム)およそMozartのホルン協奏曲をまとめて録音する人がヘボいはずもなし、どれも聴いても立派だけど、この爽快な気分は特筆すべき水準でしょう。エエもん聴きました。
Schubert 八重奏曲ヘ長調〜ダヴィッド・オイストラフ(v)/ヤコフ・シャピロ(hr)/スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(vc)/ヴラディーミル ソロキン(cl)/ヨーゼフ・ケルトヴィッチ(cb)/ピーター・ボンダレンコ(v)/ミハイル・ テーリアン(va)/ヨシフ・シュティーデル(fg)(1955年)・・・旧ソヴィエットの名手を集めたモノラル録音。たしかヤコフ・シャピロはモスクワ放送交響楽団の人、例の如しビロビロに甘いヴィヴラート最高です。Schubertって延々と歌が溢れていつまでも止まらない・・・長〜い作品がけっこうあって、浪漫派は室内楽に魅力有、そんな思いを深くする名曲中の名曲。現代の腕利きだったらもっと引き締まった表現なんだろうけど、ちょっぴり豊満なスタイルも悪くないもの。モノラルだけど、音質も悪くない。
では、これより洗濯。根性入れて出勤しましょう。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
休日の朝は頭痛に悩まされております。
こちら雨は上がっても、全国あちこち降り止まぬ雨、広がる被害、そしてコロナ感染の拡大は深刻、沖縄米軍基地にも・・・こちら金曜夜は毎週必ず睡眠不如意、朝一番に【♪ KechiKechi Classics ♪】定例更新を済ませて、最寄りの駅近く馴染みの床屋へ剃髪(風)・・・しばらく歩いていないしけっこう脚は痛いもの。2月に買ったお気に入りスニーカーは踵底が抜けつつあって、これはなんとか自前で修復できんもんか・・・ネットで調査してみました。けっこう実践している人もいらっしゃって、ま、やればできんことはないけど、結論的にいろいろ材料買い集めたら新しいのが買える!もともと安もんですし。なんか、虚しい気分に・・・100円ショップ2−3品なんとか工夫してできんか!見栄え一切気にしませんので。
夕方、ご近所高級中華・王将に女房殿と出掛け、20日ぶりくらいに酒ちょっぴり。餃子唐揚げ八宝菜とともにハイボール注文、アルコールだったら尿酸値への影響はどれもいっしょ、理屈ではわかっていてもビールは避けました。昼間けっこう間食した結果、今朝の計量は66.8kg、こんなものでしょう。
Beethoven ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調(フリードリヒ・グルダ(p)/ホルスト・シュタイン/ウィーン・フィル1970年)/ピアノ協奏曲ニ長調 作品61(杉谷昭子(p)/ゲルハルト・オスカンプ/ベルリン交響楽団)・・・定評ある英DECCAの名録音とマニアックな杉谷昭子さん(1943ー2019日本)の組み合わせ。Brilliantが全集音源を揃える時に”協奏曲ニ長調”音源を入れ込んだものでしょう。17年前の恥ずかしいコメントも残っておりました。実質上Beeやん最初のピアノ協奏曲である第2番は闊達な古典的風情を湛えた名曲、一時苦手だった作品もすっかり心安らかに、素直に堪能できるようになりました。ここではFriedrich Gulda(1930ー2000墺太利)の自在な装飾音は封印、全集すべてカデンツァはBeethoven自作、楽器はベーゼンドルファーか、キラキラ華やかな音色ではないけれど、端正かつヴィヴィッド自在な完成度。Horst Stein(1928ー2008独逸)のウィーン・フィルもソロに似合って、なんとも魅惑の味わい深いサウンドで聴かせます。全集全曲、聴きたくなりました。
ヴァイオリン協奏曲の編曲であるピアノ協奏曲ニ長調も名曲。カデンツァにティンパニが入って、これは冒頭の革新的な開始の反映でしょう。これが音質、音の粒が美しいソロ、そして素朴なオーケストラも含め、メジャー著名な録音演奏に負けぬ魅力を感じました。もともと優しい風情に順々たる説得力をもつ美しい作品、ソロがピアノに替わっても違和感まったくないもの。処分してしまった杉谷さん全集を今更ながら後悔して、なかなか再入手は難しい幻の音源となってしまいました。
Beethoven 交響曲第3番「英雄」〜パウル・クレツキ/南西ドイツ放送交響楽団(1962年)・・・ここ一ヶ月ほどでPaul Kletzki(1900ー1973波蘭)の旧録音、第1番第3番第5番第6番すべてネットより入手できました。今更こんな音質芳しくない昔の録音を引っ張り出さんでも・・・とは思っても、これは18歳、京都市寺町の中古レコード屋(床が抜けそうな・・・)にて入手した”初・英雄”=名曲との出会いはこれでした。一部熱狂的な支持のある演奏とか、14:53-15:48-5:56-12:20、たしかに曇った音質乗り越え、硬派オーソドックスな推進力に激賞も一理有と納得。
それでもこの音質は日常聴きできる水準に非ず。昨日の1927年録音のマジックはなんでしょう?聴手の心構えの問題か。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
九州地方に再びの大雨、これは泣き面に蜂といった諺では言い尽くせぬ悲惨。そして東京では史上最高243人コロナ発症者、もう誰も言い訳できまへんで。テレビで見かけた小池都知事の訴えは妙に空疎、無内容に響きました。夜の街批判ターゲットに国民は自主的に週末繰り出しを自粛しているそう。”発症した店に10万円”に批判があるようだけど、これは微妙でして、発症した店に罰則、頑張って発症者を出さなかった店に10万円だったら、皆隠蔽するでしょう。気持ちはわかります。それでも政府は”Go Toキャンペーン”とやら強行するらしい。これはアベノマスク以上の愚策かも。
先々月だっけ?”皆、苦しい中よう頑張った”とささやかなボーナスをいただいた件、ほんのちょっぴり一部出ている年金からその分減らされるとのこと、あまりに無情でっせ。もしかして例の10万円分も引かれるかも?自分は絶対に給料以上働いている!自覚有、但し、”働き以上に給料が出ている”人ばかりだったら会社はあっという間に潰れております。自分は楽しみ(シュミ)で働いておりますから。昨日も在宅勤務、ゆるゆるとサボりつつたっぷり働きました。
やや微熱を感じて検温しても平熱、体調はイマイチでも週末スポーツクラブは根性入れて通いました。(昼間間食の自覚有)スクワットストレッチプランクエアロバイク筋トレ・フルメニューこなして、サウナ中でもバックランジ40回。今朝一番の計量成果は66.4kg、じつに半年ぶりの減量、コロナ引き隠り最悪時期より▲2kg弱。今週、頑張ってもあまり体重が減らなかったのは”踊り場”だったのか。左足は”ちょっと痺れている”後遺症残有。
Brahms 交響曲第1番ハ短調〜レオポルド・ストコフスキー/フィラデルフィア管弦楽団(1927年)・・・
12:36-8:30-4:24-15:18。快速テンポはSP収録の都合でしょう。もの凄くアツく、勢いのある迫力演奏、全曲聴き通して”1927年”録音という事実に仰け反りました。この時期に音質極上、分離よろしくオーケストラの濃密なサウンドも当時から優秀な技量を物語ります。驚きました。
もう一発。Stravinsky バレエ組曲「火の鳥」(1919年版/1942年ライヴ)/バレエ音楽「ペトルーシュカ」抜粋短縮版(15分ほど/1944年)〜レオポルド・ストコフスキー/NBC交響楽団・・・音質もちろん、オーケストラの技量明晰に驚異的。速めのテンポによるアツく怒れる演奏、当時一斉を風靡してたトスカニーニ寄りの演奏か。色彩豊かに(おそらくあちこち手を入れている)華やかな演奏、細部曖昧さ一切ないアンサンブルに感心しつつ、ラストに拍手が入ってライヴであったことに二度驚きました。(魔王カスチェイの凶悪な踊り→途切れる版→子守歌)ストコフスキーの「ペトルーシュカ」はいつも短縮版なんですよね、でも上手く全曲っぽい雰囲気を醸し出して、語り口も上手い。
本日は還俗→出家、剃髪屋ならぬ馴染みの親父の理髪店に行ってまいります。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
情けない贅沢病・痛風発症は2週間前、その日は未だスポーツクラブ行き強行(有酸素運動不可筋トレのみ)やがて数日間七転八倒、土日を経、月曜歩けずお仕事休みタクシーにて通院して鎮痛剤処方、痛みに耐えつつ火曜水曜にはスポーツクラブ(筋トレのみ)再開したものです。木曜休館日を経、先週金曜より今週有酸素運動も含めてフルメニューこなして現在に至る。左足の腫れはほぼ引いて”かゆい”程度、本日より治療薬の服用を決意しました。お仕事は豪雨による商品調達大苦戦をなんとかして(恒例いつもの)自分の大チョンボを辛くも冷や汗クリアして週末在宅勤務へ。今年古巣の大阪へ、単身赴任解除なった朋友より”な〜んも用事はないんやけど”と職場に電話有、同世代の途中退職(継続雇用中)の話題など雑談しておりました。閑話休題(それはさておき)
悲惨な涙の豪雨被害あちこち継続中、九州地方+ほぼ全国再びの豪雨被害らしい。自分も増水真っ最中の現場に出遭えば、恐怖に足がすくんでまともな判断はできないことでしょう。家族で避難中車ごと流された人もいるとか。そして東京は最悪過去最多のコロナ224人発症(全国で350人)若い人が多い、症状が軽いから医療崩壊はおきないとか、経済優先の発想を崩さぬ行政、これは全国に広がりますよ。既に首都圏隣県には動きあるんでしょ?昨日も東京本丸から半年ぶりに二人来訪していたし、本日もたしか応援があるはず、全国再蔓延は避けられぬものか。
昨日はスポーツクラブ休館日、朝夜のダンベルスクワット+バックランジ(各々40回)+逆腹筋+入念ストレッチ+プランク30秒の成果、今朝66.7kg。
Stravinsy バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)〜ヴィトルド・ロヴィツキ/ワルシャワ国立フィル(1960年代?1975年情報はLP初出か)・・・Witold Rowicki(1914ー1989波蘭)のLP音源ネットより入手、全曲一本ファイル35:00、ちゃんと”ペトルーシュカの死”と亡霊出現で静かに終わる版、小太鼓のつなぎも盛大、わりと状態のよろしい音質でした。左右分離強調しすぎ、奥行きは足らんけど。このオーケストラには”鳴らない、ぱっとしない”印象があるけれど、名将ロヴィツキの統率はヴィヴィッドに熱気に充ちて、愉しいもの。でもオーケストラはあまり上手くなくて、微笑ましいほどローカルなサウンドがむしろ好み。先日聴いたチェコ・フィルにも一脈通じるものを感じました。
Enescu ルーマニアの詩/ルーマニア狂詩曲第1番/第2番〜イォシフ・コンタ/ルーマニア放送合唱団/管弦楽団(1980年代?)・・・東欧つながり、ここ最近メジャーな作品ばかり聴いていた反省もありました。ルーマニア狂詩曲第1番は破天荒にオモロい作品、けっこう有名だと思いますよ。中学生時代、岩城宏之の生演奏を札幌市民会館(当時はこのホールしかなかった)で聴いた記憶有。オーケストラは更にローカル道を極めて響き薄く、それでもEnescuの泥臭い旋律たっぷり堪能できました。声楽入りの「ルーマニアの詩」(30:06もちろん言語意味不明)はスケール大きな作品、狂詩曲第1番(12:22)第2番(11:48)MarcoPoloは馴染み薄い作品演奏家揃えて、こんなんで商売になるのか?心配になるほどマニアック。
これよりお洗濯(左足快復して風呂残り湯を汲めるように)そして在宅勤務、週末のお仕事山場を迎えます。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
悲惨な、無情の雨こちこち継続中。あれだけ自然を崩してきた挙げ句のインフラ劣化、今までの政治の発想の限界なのか、それとも安易な想定を超える自然の猛威(=致し方がないもの)なのか専門家のご意見を待ちたいところ。
幼児への虐待、ネグレクトによる放置の記事は不快そのもの、一番キライな不快な事件であり、氷山の一角なのかとも思います。貧困が根底にあって、助け合いの気風も消えた日本の悲劇なのでしょうか。8ヶ月になる孫の無邪気な笑顔動画を見る度、すべてのこども達に健やかにシアワセな未来を願いたくなる・・・って、贅沢病・痛風おっさんがなに云うてんねん!(=ワシ)と自虐ネタも入れて、ぼちぼち発症二週間。左足はちょっぴり腫れ+違和感のみ。日常生活に不便がないことを喜んで、治療薬開始時期を悩んでいるところ。
昨夜二週間を開けて初級エアロビクスついに再開。ほんの初心者向け30分だけど我流に非ず、インストラクターの指示に従っての所作は意外なところに負荷が掛かるものです。案の定、ずっとかばってきた(使っていない)左脚全体に疲労感かなり、マスク着用も苦しい。参加者は十数人と増えてきました。筋トレは胸+腹筋4種+スチームサウナにて締め括り。自分なり我流”なんちゃって有酸素運動”に非ず、心拍低負荷に継続して汗をかくこと、これが脂肪燃焼につながります。今朝の計量は終日身動きせぬ在宅勤務+間食有でも66.6kgへ。
Beethoven 第4番ハ長調 作品102-1/第5番ニ長調 作品102-2/「魔笛」変奏曲 作品66〜アネル・ビルスマ(vc)/ジョス・ファン・インマゼール(fp)(1998年)・・・昨年亡くなった名手Anner Bylsma(1934ー2019阿蘭陀)の記録。11枚組BOXは手許に残しました。Beeやんの室内楽はあまり身に付いていなくて、この作品もLP時代ロストロポーヴィチ/リヒテルの重心低いイメージばかり。Beeやんの作品はいつ聴いても、その強靭なる構成に圧倒され苦手意識も吹っ飛ぶもの、この作品も例外に非ず。ビルスマの古楽器は素朴な音色美しく、冴えた技巧、威圧感もありません。主導権はインマゼールのフォルテピアノでしょう。ここ最近、大音量に大規模な作品をやや敬遠して、こうした”室内”音楽に好感を抱いております。
その大音量に大規模な作品。Bruckner 交響曲第8番ハ短調〜リッカルド・シャイー/コンセルトヘボウ管弦楽団(1999年)・・・前任ハイティンク、後任ヤンソンス同様、Riccardo Chailly(1953ー伊太利亜)はMahlerBruckner両方演る人、これは全集ラストの録音らしい。数週間前に聴いて、いまいち様子が見えずに再聴しておりました。全曲中屈指の規模を誇る大曲、そして名曲中の名曲。いかついゴツゴツした作品は流麗に明るく、美しく響き渡ります。16:13-15:07-25:36-22:06、テンポは中庸にていねいな仕上げ、厚みと余裕あるサウンドはムリなく耳あたりがよろしい、金管なんて痺れるほど深い音色・・・でもね
今更、脳裏をかすめるのは朝比奈隆翁、それも1970年代の録音。たどたどしい歩み、オーケストラの響き薄くミスタッチ多く、アンサンブルはガタガタに粗いけど、入魂の演奏を懐かしく思い出したものです。
では、行ってきます。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
九州の大雨被害エリアにはお嫁さんの妹たちが住んでいて、どんな状態なのか心配です。旧天領であった日田はお仕事、プラヴェートとも幾度訪問して馴染みのところ、記憶にある風景が一変した映像を見るのも心痛むもの。史上最多雨量とか、こう毎年だと感覚も麻痺しつつ豪雨は東進中、お隣岐阜県に大雨特別警報発令中、こちらもけっこうな雨、そして風が吹いております。高速道路があちこち止まってしまって、遠距離車通勤の職場の仲間は急遽在宅勤務とした人もおりました。
昨日もお仕事愉しいけれど、これから大雨被害に商品入庫できないお詫び作業となります。こちら情けない痛風発作13日目、左足は痛み→かゆい感じ、こんなに長引いて症状沈静化も最終盤となりました。昨夜もしっかり鍛錬して大汗、入念スクワットストレッチ、エアロバイク15分(この時点で相当苦しい)筋トレは4種*40回控えめ、胸背筋はお休み。スチームサウナも使って今朝の体重は66.8kg、たった200g減らすのにこれほどの努力が必要なのでしょうか。本日在宅勤務、この雨に外に出たくはない。
Brahms 交響曲第1番ハ短調(1987年)/ハイドンの主題による変奏曲(1990年)〜イルジー・ビエローフラベク/チェコ・フィル・・・十数年前の調査によると日本での人気演目トップを「新世界」と分け合っておりました。この大仰勇壮な風情にはちょっぴり苦手意識、捷克の穏健派Jiri Belohlavek (1946-2017)の手に掛かると、優しくも情けない(と云っちゃ失礼)サウンド、みごとに肩の力が抜けております。チェコ・フィルは東欧を代表するオーケストラだけど、剛力とは縁のないローカルなサウンドが個性、亜米利加のパワフルさとは対極の存在でしょう。14:12-8:38-4:46-16:37テンポはあくまで中庸、大見得を張った表現皆無、カラヤン辺りの雄弁パワフルな演奏が念頭にあれば、これは”アカン”演奏なのでしょう。弦も管も質実な音色に耳慣れれば、それは個性と認識できるようになります。「ハイ・バリ」も味わい深い感銘有。
Bach フルート・ソナタBWV 1030-1035/BWV 1013〜ジャン・ピエール=ランパル(fl)/ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(cem)/ジャン・ユショ(vc)(1951年)・・・日本でもお馴染みだった名手Jean-Pierre Rampal(1922ー2000仏蘭西)逝って20年、存命中は華やかな音色に安定した技巧、フルートの第一人者、同じメンバーでモノラル時代EMI録音があったことを初めて知りました。オーケストラのメンバーとしてのフルートは大好きだけど、ソロはちょっと敬遠気味。それはKhachaturianとかMendelssohn辺り、ヴァイオリン協奏曲のフルート版を聴いて、いくら技巧的に優れても陰影の不足、表現の幅に苦手意識が定着してしまったことが要因でした。LP時代ペーター・ルーカス=グラーフを愛聴して以来、この名曲もほとんど敬遠しておりました。
ランパル若き日の記録は流石に音質ちょっぴり劣化、チェンバロも昔風メタリックな音色、それでも若い頃の刷り込みは細部旋律馴染み。変ホ長調 BWV1031は第2楽章「Siciliano」が物憂い旋律が一番人気、じつは息子のCarl Philipp Emanuel Bachの作?最近の研究ではそれにも異論があるらしい。いずれ大Bachとは風情の違う”新しさ”を感じるもの。閑話休題(それはさておき)ロ短調BWV1030が始まると、深い旋律美に陶然となりました。ラスト、無伴奏パルティータ イ短調BWV1013の大きな世界に打ちのめされたものです。
では、ゆったり室内で在宅勤務に入りましょう。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
ここ最近の予報は外れることがない。九州は宮崎を除くほぼ全域に大雨被害が広がって、東進しております。”せっかく営業再開できたのに、無情の雨”とは悲惨な被害を受けたホテルの声、大きな家が流されるということは、そこに長く、安定して暮らしていたということなのでしょう。毎年の大雨被害は地球温暖化が要因か・・・どこの報道を見てもまったく同じ記事が載っております。大自然の猛威は人智を超えて為す術もない、テレビ越しでも慄然とし、ましてや現地の方々の恐怖はいかばかりでしょう。
東京都で連日のコロナ感染100人越え、鹿児島の夜の街クラスターは累計で86人、明日から2週間ほど休業要請が出されるとのこと、って、それでも”行く!”人がいるのか。ちゃんと対策をしていたお店、例えば帰りのラーメン屋とか甚大なる被害でしょう。自分は情けない痛風症状既に10日超え、まだ左足ちょっぴり腫れて自主的自粛期間続いております。久々の出勤は妙に愉しく、職場内のコミュニケーションやら、取引先との情報交換スケジュール調整をいたしました。昼夜食事抑制して臨んだ夜のスポーツクラブはフルメニュー消化、根性入れて汗流しても今朝の計量は67kgちょうど、現状維持。この辺り、減量ロジックが理解できぬもの。
Mozart ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482/第23番イ長調 K.488〜ルドルフ・ブッフビンダー(p)/ウィーン交響楽団(録音情報は探せない)・・・Rudolf Buchbinder (1946-墺太利)は日本での知名度人気はいまいちな実力派、Beethoven、このMozartも弾き振りで全曲録音しております。この2曲は夢見るように美しい旋律、変ホ長調協奏曲K.482終楽章「Allegro」のノンビリ優雅な風情は映画「アマデウス」の朝帰り場面にぴったりでした。イ長調協奏曲K.488第2楽章「Adagio」は胸が締め付けられるような甘い旋律、我らがヴォルフガングの最高傑作でしょう。デリケートかつ自然な流れ最高。
Bach トッカータとフーガ ニ短調BWV565/前奏曲とフーガ ヘ短調BWV534/幻想曲とフーガ ト短調BWV542/トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564/トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調BWV525〜ヘルムート・ヴァルヒャ(or)(1956-62年)・・・およそ音楽を愛する人なら聴いて然るべき名作!なんて書いたけれど、たしかにこれはBachのオルガン作品の原点。著名な”トッカータとフーガ ニ短調”はなんて革新的な旋律なんでしょう。LP時代より膨大なるオルガン全曲拝聴にトライして(ワルター・クラフト)CD時代、そして現在に至るまで幾度挫折し、とうとうヴァルヒャ旧全集も処分してしまいました。いろいろ回り道寄り道して、結局この一枚に戻ってしまって、一歩も踏み出せない。荘厳な響きに身を委ねて、半分居眠りしておりました。(←じつは駅売海賊盤)
では、行ってきます。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
悲惨な水害も深刻、鹿児島では再びの大雨が予想され、こちらも降水確率100%。そんな中での都知事選は予言通り(というのがオモロない)山本太郎は意外と票が取れず、維新の若手は次につながる善戦、宇都宮さんは誠実真面目だけれど、いかにもジミ・・・実際にはほとんど成果を上げていない小池知事は”やった感”出すの上手いですよ。敵を作らぬということも。真正面から政策を掲げるのは基本だけれど、どう伝えるかというのも重要でしょう。相変わらず東京都での新規感染者三桁継続中。地方のあちこちでもクラスター発生。これを第2波と呼ばずして”積極的な検査の結果”と強弁続けるのでしょうか・・・閑話休題(それはさておき)
歩けず、タクシーを使って通院してから一週間、ようやく職場復帰となります。お仕事を立て直しましょう。痛風症状は徐々に軽快して、日常歩行に不便なし、紳士靴履けるでしょうか。昨日午前中ご近所ディスカウントストア買い物往復坂道40分ほど?これがけっこう痛い、鎮痛剤は残っているので服用しました。昨日は一昨日以上に喰うた自覚しっかりあるのに、今朝の定例計量は67kgちょうど前日比▲500g、歩いて+スクワット・ストレッチしたけれど、ようわかりません。
休日恒例の音源ファイル整理、かなり以前に保存したMozartの著名なパブリックドメイン、久々に確認しようと思ったら”.7z”がうまく閲覧再生できずショック、かなり以前よりWindows/Linuxとも相性の悪さを自覚しておりました。再入手、再整理、”.zip”にて圧縮しました。ヲタク趣味だと自覚しております。
Chabrier 狂詩曲「スペイン」/Ravel 「ボレロ」/Turina Rapsodia Sinfonica「交響的狂詩曲」(デヴィッド・ワイルド(p))/ La Oracion del Torero「闘牛士の祈り」/La Pajara Pinta(パハラ・ピンタ)〜ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1960年代の録音)・・・以前からのお気に入りはネットよりLP音源入手。Rafael Fruhbeck de Burgos(1933ー2014西班牙)30歳代若い頃の記録でしょう。独逸系であり教育も独逸だったけれど、録音では西班牙物を多く求められました。音質極上、オーケストラの清潔に切れ味のある響きを活かして、かなりヴィヴィッドノリノリの演奏、あまり知名度のない後半の作品も素敵なリズム感でした。
Brahms/Scho"nberg ピアノ四重奏曲第1番ト短調〜クリストフ・エッシェンバッハ/ヒューストン交響楽団(1995年)・・・原曲の室内楽もお気に入りだけれど、この”交響曲第5番ト短調”も大好き。保守旧主派の代表みたいなBrahmsの素材を使って、3管編成+多種多様な打楽器を加えて巨魁な怪しい作品に仕上げております。この時期、エッシェンバッハは交響曲全集も録音して+この作品というのも意欲的なもの。この人は”大きな”音楽を演る人、スケール大きく、オーケストラも上手い。
では、行ってきます。お仕事仕切り直しましょう。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
本日東京都知事選、コロナ感染者130人越えても午後8時投票締切と同時に選挙特番では”小池さん当選確実”出ることでしょう。オモロないなぁ。第2波に対してほとんど無為無策、大多数の国民が抑制自粛行動配慮しても、ほんの一部の人々が感染を広げることでしょう。人が動くことによって、地方に感染が広がっております。在宅勤務体制はいちおう8月迄といった職場方針だったはずだけど、延長されるかも知れません。
そこに熊本鹿児島の大水害でしょ?山崩れや河川決壊に家が流される悲惨な映像は毎年、幾度見たことでしょう。幾人も亡くなって+更に待ち受ける避難生活での感染恐怖も心配です。こちら今朝は未だ降っていないけれど、雨は西日本から北上中とのこと。左足痛風発作十日目、左足腫れも痛みもかなり治まって鎮痛剤は終わり、もう一歩でほんまの治療服薬できそうな状態、但し、雨も降って外出不可、引き隠ってせいぜい軽くストレッチ程度では体重維持はできません。今朝の定例計量は67.5kg、特別に喰った記憶もないのに前日比+600g、基礎代謝低いなぁ。天気が保ったらちょっと走ってみようかな?2月、孫のお宮参りに小松訪問時購入した赤い運動靴は、コロナ自粛期間40日連続(ちょろ)ジョギングに底がすり減ってしまいました。安物?走行姿勢が正しくないためか。
Beethoven 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」〜マルコム・サージェント/ロイヤル・フィル(1960年)・・・英国往年の巨匠 Malcolm Sargent(1889-1967)は世代から勘案すると状態のよろしい録音を多く残してくださいました。Beeやんの正規録音はこれだけ?おそらく日常演奏会では多く取り上げていたことでしょう。15:07-17:54-5:46ー13:00、第1楽章提示部繰り返しなし。この人、フルトヴェングラーの世代ですよ、重量級に重すぎず、粘着質に非ず、中庸のテンポ、颯爽と端正な充実演奏に驚きました。ビーチャム時代のオーケストラも切れのある豊かなサウンド、話題にもならぬ録音だけど、全曲たっぷり名曲を堪能できました。
温故知新連続。Berlioz 幻想交響曲〜ピエール・モントゥー/ウィーン・フィル(1958年)・・・初めてCDを買ったのはNDRとの「幻想」でした。モントゥーは新旧幾度もこの作品を録音しているけれど、このウィーン・フィルとの英DECCA録音が一番音質がよろしい。第1楽章繰り返し有、第2楽章「舞踏会」にコルネット入り希望だけど、その願いは叶わず。ニュアンスたっぷり優雅で繊細なバランス演奏でしょう。管楽器の温かい響きも、音質も素晴らしい。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
熊本・鹿児島ではタイヘンな避難指示、こちらは完全在宅業務一週間終え、やや雨〜曇りな週末休みを迎えました。東京のコロナ新規感染者120名超え(相変わらず詳細症状報告なし。若い人は多数)収まる気配もなし。地方でもクラスターとやらが発生しているとか。政府や都知事は経済再開に前のめりに打つ手なし、一度開放されたらそれを戻すのは難しいのでしょう。ほんの一部テレビ報道だけど、密だからイヤと路上で呑んでいる人々に”自粛要請”は効きませんよ、きっと。彼(か)の若者達はカネもないんやろなぁ、きっと。
左足痛風発作九日目継続中、いやはやもう痛いのなんのって・・・というほどのことはなく、歩くのにほぼ支障なし。但し、腫れているし痛いのも事実。こちら完全にフツウの足に戻るまで酒は完全自粛、若い頃から毎日呑む習慣はありませんでした。昨夜意を決してスポーツクラブ突入、ダンベルスクワット、バックランジ(左足誤魔化し手抜き)ストレッチ入念、そしてプランク30秒(左足やや浮かして)からスタート。10日振り懸案の有酸素運動ステアマスター15分へ、いつもの八分強度設定に左足は大丈夫、無事クリアできました。更に全身筋トレマシン6種いつもの強度*40本、サウナにて締め括り。今朝の体重は66.9kg、今週3度めの鍛錬だけど、フルメニューは久々、コロナ休業40日明けに匹敵する手応えを感じました。
当たり前に健康第一、元気があればなんでもできる!ダンベルスクワット、バックランジ、ストレッチ、プランクは自宅でも可能なので、土日はしっかり、コロナ自粛期間中並に実施するつもり。走れないけど。
Orff カンタータ「アフロディーテの勝利」〜オイゲン・ヨッフム/バイエルン放送交響楽団/合唱団/アンネリース・クッパー(s)/エリザベート・リンダーマイヤー(s)/エリザベート・ヴァイゼ・ランゲ(s)/リヒャルト・ホルム(t)/ラドコ・デロルコ(t)/クルト・ベーメ(b)(1955年)・・・これのみヨッフムのステレオ再録音がない。音質かなり良好でして、三部作第1作目「カルミナ・ブラーナ」に比して、ずいぶんと知名度演奏機会が少ない作品は、強烈な原始生命の炸裂!魅力に溢れた名曲であることを再認識いたしました。例の如し「イヨマンテの夜」風、朗々たる男声の迫力、打楽器の強烈なリズムに40数分痺れっ放し。こうして見ると巨匠世代(ヨッフムはその少々あと?)は同時代音楽の普及に尽力していたのだな、と理解できます ・・・とは2013年3月音楽日誌より。
Carl Orff(1895ー1982独逸)激安10枚組は最終CD処分に残しました。カルミナ・ブラーナばかり有名、こんな元気で土俗的な音楽にしっかり向き合いましょうといった決意。上記7年前は随分と前向きに受けて止めていたけれど、今回は集中力を失っていまいち全容をつかめぬのが正直なところ。
Mozart ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 K.456/第19番ヘ長調 K.459〜アンネローゼ・シュミット(p)/クルト・マズア/ドレスデン・フィル(1970-77年)・・・独逸の女流Annerose Schmidt(1936-)は未だご存命のようですね。これは30歳台の録音、ドレスデンのルカ協会での録音は極上。我らがヴォルフガングのピアノ協奏曲は傑作揃い、この2曲は浮き立つような憧憬と愉悦を感じさせてお気に入りです。同じネタ幾度繰り返すけれど、変ロ長調協奏曲第2楽章「Andante un poco sostenuto」ト短調変奏曲は「フィガロ」のバルバリーナのカヴァティーナと類似。Mozartは技術的はたいしたことはないそうだけれど、上手い下手はモロに、そのまま出てしまうんだそう。(実演の人に伺った)明晰で温かいタッチは神経質に細身に非ず、豊かに歌うもの。マズアのサポートも立派でした。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
曇りがちの朝、昼から雨らしい。
東京で新規コロナ発症者107人、これはもう言い訳できない”第2波”数字でしょう。報道内容はいまいち不鮮明、重症なのかどうか、世代的にはどうか、感染経路(これは内心自覚してもカミング・アウトしないでしょう)そして快復した人数との差はどうなのか(=現役闘病者数/もちろん亡くなった人は別カウント)医療機関への影響はどうなのか、ようわからない。若者が一気に自粛解除に走るのは洋の東西を問わぬらしいですね。原資は足らんやろから、医療機関に援助集中したらどうか。閑話休題(それはさておき)
左足痛風発作八日目継続中、いやはやもう痛いのなんのって・・・こんな決り文句もぼちぼちおしまい。未だ腫れ痛みは残っても、日常生活に支障ないほどに症状は治まりつつあります。昨夜、ダンベル・スクワット久々そろり再開、ストレッチ+プランクもほぼ以前通り実施。夜、スポーツクラブは下半身に負荷の掛かるステアマスターに挑戦できるか、もう一週間以上有酸素運動をしておりません。身動きせず、運動もしなければ今朝の体重は67.6kg、前日比+300gも当たり前の帰結でしょう。
今週思わぬ連続在宅勤務も週末、途中O/L会議も入り、職場トップのまったりコテコテ関西弁を女房殿は懐かしく横で聴いておりました。(関西の人はいくら他の地域に長く暮らしても言葉はそのまま)いくつか自らのボケや失敗発見するはもいつものこと。
Webern 夏風のなかで(リッカルド・シャイー/1989年)/Mozart ホルン協奏曲第4番 変ホ長調K.495(ヤーコプ・スラフテル(hr)1988年)/Beethoven 交響曲第3番変ホ長調 「英雄」(ニコラウス・アーノンクール/1988年)〜コンセルトヘボウ管弦楽団・ライヴ・・・Concertgebouw-Live Disk88ネットより拝聴。シャイーのWebern(1883ー1945墺太利)はたしかセッション録音もしていたもの。同時期のライヴでしょう。凝縮して怜悧、クール晦渋イメージな彼の音楽も、この初期作品は甘やか爽やかな浪漫漂います。Jacob Slagter(1958ー阿蘭陀)はオーケストラの首席(現役かどうか不明)これが目の醒めるような鮮やかな技巧と美しい音色、明るく朗々たるスケールに充ちて聴きもの。アーノンクールの「英雄」は速めのテンポに颯爽として・・・どーも愉しめない。世評高い全集録音(1990年)はヨーロッパ室内管弦楽団が好きになれなかったけれど、コンセルトヘボウの濃密サウンドでもさほど印象は変わりませんでした。
Debussy 牧神の午後への前奏曲/交響的素描「海」/バレエ音楽「おもちゃ箱」/西風が見たもの(前奏曲集第1巻第7曲)/枯葉(前奏曲第2巻第2曲)/花火(前奏曲第2巻第12曲以上マシューズ編)〜サイモン・ラトル/ベルリン・フィル(2004年)・・・現役時代のカラヤン、アバドもそうだったけど、売れ筋メジャーな録音は避ける性癖有。ようやく聴いた”現代最高のアンサンブル”にいろいろと感慨有。数日前のアンニュイな風情、腰のないクール・サウンドなアンセルメ、その対極を聴いた、といった手応えたっぷり。
「牧神」のフルートはエマニュエル・パユ(1970-瑞西)彼でさえ全体サウンドはジミに響いて華やかに非ず。しっとりとして緻密知的なアンサンブル、これがDebussyか?という勝手なイメージならアンセルメの曖昧サウンド、こちらの構築感、細部の描き込みは尋常ならず、「海」の精度はこれ以上のものはあまり聴いたことがない。「おもちゃ箱」はシリアスに仕上がって、もっとエエ加減な緩い音楽と信じておりました。前奏曲も雄弁極まりないもの。好き嫌いさておき、これはほとんど完璧な完成度でしょう。
では、在宅勤務O/Lへ。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
昨日昼から、そして今朝も快晴。左足痛風発作七日目継続中、いやはやもう痛いのなんのって・・・やや軽快しつつあります。昨日も夜スポーツクラブ強行、ストレッチ+筋トレ・マシン6種*40回、時間はほんの30分ほど、けっこう参加人数が増えてきた初級エアロビクス横目に睨みつつ終了。来週は参加できるでしょうか。亜米利加も香港も暴力タイヘンだけど、まずは自分の健康が第一。
ご近所に沖縄料理屋があって、かなり以前に2回ほど行ってみたけれど、あまり店内美しくなく常連には至りませんでした。女房殿情報ではテイク・アウト(和製英語)始めたとのこと、夕食はそれを注文してみました。これがなんということもないコンビニ弁当亜流(素材は手造っぽいけど沖縄料理に非ず)揚げ物も多くて若干胸焼けを感じるほど。昼も喰いすぎた自覚有り、今朝の定例計量は残念な67.3kg前日比+400g。本日スポーツクラブ休み、この左足では有酸素運動に減量努力もできません。
在宅勤務はまったくやる気出ず、大きなトラブルには至らなかったけれど、いろいろありました。相棒からメール有、体調崩して通院、診立ては胃腸炎とのこと。独身食生活、この季節になんか悪いもん喰うたんやないか、彼も”コロナ・マニュアル”に沿ってしばらく出勤できません。本日訪問予定だった取引先にお詫びしておきました。自ら招いた症状だけど、なんやオモロない日々やなぁ。
派遣切り契約解除=解雇3万人だっけ?(←正規解雇情報だったかも)表面に出ていないのはもっとあるでしょ。倒産もあちこち話題になって、インバウンド頼みは完全アウト、コロナ前にやや経営状態怪しかった企業は息の根を止められたことでしょう。労働者は悲惨です。東京の感染者は昨日67人判明、積極的に検査している結果との強弁、じゃ、状況沈静化していた時期は”積極的に検査していなかった”、感染者はずっと潜在化して、そのまま自粛解除したということか。ま、もとより自粛ですから。夜の街には縁がないし、カラオーケストラもやらんけど。
Respighi 交響詩「ローマの松」/組曲「鳥」/交響詩「ローマの噴水」〜ルイス・レーン/アトランタ交響楽団(1983-84年)・・・Louis Lane (1923-亜米利加)は偉大なるジョージ・セルの弟子、存命なのでしょうか。優秀録音で知られたTelarc、なるほど空間の広がりをしっかり感じさせる音質。近代管弦楽の精華である名曲は華やか、オーケストラの輝かしい技量も文句なし、でもね
先日聴いたカラヤンの刷り込みか、バランス感覚もオーケストラの統率も立派、誠実な表現はどーもオモロない。なんせ病発症中の聴き手故、音楽に対する集中力を欠いている可能性も多々有。仕切り直ししましょう。
もう一発。Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」〜ロリン・マゼール/クリーヴランド管弦楽団(1974年)・・・これも偉大なるジョージ・セル逝去を受けて音楽監督に就任した時期の録音(在任1972ー1982年)当時44歳働き盛り。緻密繊細に細部描き込んだ名曲中の名曲、これを緻密繊細に演奏して結果、どーもオモロないのは上記同様。こちらは聴き手の体調+馥郁たるお仏蘭西の香りみたいな勝手な先入観が邪魔をしているのでしょう。
こんな時もあります。それではオン・ライン開始、お仕事へ。
2020年7月某日/●サラリーマン生活コロナ自粛の日々
7月に入って鬱陶しい梅雨風情継続中、気温も上がって不快指数(最近死語かな?)増加中なのは間違いないけれど、自分は身動き少なく暑さを感じないのが不思議です。左足痛風発作六日目継続中、いやはやもう痛いのなんのって・・・いつまで続くのか、この苦しみ。
昨日の今日なので「近況」と同じネタ、出勤したら職場トップより一週間強制在宅勤務指示有。そのまま在宅勤務へ、鎮痛剤も効いて夜にはちょっぴり症状マシになって、不自由な左足引きずりつつスポーツクラブ強行。筋トレマシントレーニングはいつもの80%負荷5種*40本、ストレッチは軽く実施(柔軟性維持の確認→前屈OK)スクワット、有酸素運動は叶いません。ほんの体調様子見でっせ、なんせ左足紫色に腫れてますし。サウナには入ってきました。今朝の定例計量は引きこもって身動きしないのに66.9kg。まずまず。
お仕事は隔靴掻痒状態続くけれど、在宅勤務も仕方がない。元は自分の病要因の自業自得ですから(←仏教用語)。健康を維持して合理的に働き、目一杯遊ぶ!というのが理想です。この左足では冷たいビールでも、という気分でもないし、出歩く気分にもなれない(できない)。健全な精神は健全な肉体より、というのは出典”そうあって欲しい”願望だったらしいけれど、妙に得心がいきますよ。
Debussy 交響組曲「春」/牧神の午後への前奏曲/夜想曲/交響的素描「海」〜エルネスト・アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団(1957年)・・・技術的な甘さ、リズムやアンサンブルの緩さ云々指摘されつつ、このアンニュイな風情、腰のないクール・サウンドはひとつの個性、魅力でしょう。60年を超える昔の英DECCA録音も21世紀に現役、Ernest Ansermet(1883ー1969瑞西)近現代の音楽に熱心だったけれど、BachBeethovenなど古典音楽にも凄く立派な録音を残して、どれも畏敬の念を以て拝聴すべき水準ばかりと思います。じつは難解革新的な作品は淡彩マイルド、尖っていないDebussyへ、自分より前の世代はこれが代表的な仏蘭西音楽の姿だったと思います。
Ravel ボレロ/ラ・ヴァルス/スペイン狂詩曲/クープランの墓/道化師朝の歌〜エドゥアルド・マータ/ダラス交響楽団(1980-83年)・・・残念な飛行機事故で亡くなったEduardo Mata(1942ー1995墨西哥)。ポール・パレー/デトロイト交響楽団の先例があるとは云え、テキサス州の大都市にこんな精密かつニュアンス豊かな仏蘭西音楽が鳴り響く驚き!南米の血はバスク地方のリズム感に共感していたのか、日本ではあまり知名度は上がらなかったけれど、上手いオーケストラですねぇ、驚きました。自分にとってはDebussy以上にお気に入りの作品ばかり、「クーランの墓」冒頭オーボエがくるくる回る旋律を奏でると、もう夢心地・・・ラスト、朝帰りの道化師の破天荒な爆発に気分は爽快です。
では、コロナ対策強制在宅勤務開始。